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岡田純子をお気に入りに追加 岡田純子とは 岡田純子の44%は媚びで出来ています。岡田純子の26%は時間で出来ています。岡田純子の20%は運で出来ています。岡田純子の5%はやましさで出来ています。岡田純子の2%は食塩で出来ています。岡田純子の1%はやさしさで出来ています。岡田純子の1%は毒物で出来ています。岡田純子の1%はカテキンで出来ています。 岡田純子の報道 日本国内のアートシーンを活性化する、新たなアートアワード「WATOWA ART AWARD 2021 EXHIBITION」 - PR TIMES 業界初!SDGsがコンセプトのカタログギフト誕生 - PR TIMES 資生堂ジャパン、組織の一部改正および人事異動を発表/2022年1月1日付 - 国際商業オンライン フリースタイルスキーW杯、モーグル男子開幕戦で堀島行真が3位(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 上毛新聞ご愛読ありがとう懸賞2021 感謝賞当選者発表 - 上毛新聞ニュース 岡田准一、衝撃の無精ひげ姿 原田眞人監督最新作で究極のダークヒーローに - クランクイン! “首都圏のオアシス”で芸術祭! 11月19日より「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス 2020+」開催(ぴあ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 天皇賞秋の馬体写真を見て感じたこと&追い切りで具合の良さを感じた2頭は?/細江純子(netkeiba.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 岡田准一×柴咲コウ、山田涼介×阿部純子 『燃えよ剣』絆を感じさせる、男女2組を切り取った新場面写真(ぴあ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 映画『燃えよ剣』より、主演の岡田准一演じる土方歳三の新場面写真解禁(THE FIRST TIMES) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 映画『燃えよ剣』土方歳三役・岡田准一と沖田総司役・山田涼介ら緊迫のメイキング写真が解禁!(THE FIRST TIMES) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 岡田准一主演映画『燃えよ剣』、「3分でわかる新選組」特別映像解禁 - TOWER RECORDS ONLINE - TOWER RECORDS ONLINE 2021年8月10日:本日発売のコミック新刊 - ほんのひきだし 【工藤新一・犬夜叉・ウソップ役の山口勝平さんも!】5月23日がお誕生日の声優さんは? - マイナビニュース 岡田准一主演映画『燃えよ剣』、公開日決定。最新予告映像も解禁 - TOWER RECORDS ONLINE - TOWER RECORDS ONLINE 岡田純子のウィキペディア 岡田純子 岡田純子の掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る 岡田純子のリンク #blogsearch2 ページ先頭へ 岡田純子 このページについて このページは岡田純子のインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される岡田純子に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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THE FIRST LOG THE 2ND LOG "SANJI" THE 3RD LOG "NAMI" THE 4TH LOG "GRAND LINE" THE 5TH LOG "CHOPPER" THE 6TH LOG "ARABASTA" THE 7TH LOG "VIVI" THE 8TH LOG "SKYPIEA" THE 9TH LOG "GOD" THE 10TH LOG "BELL" THE FIRST LOG 名称 ONE PIECE 総集編 THE 1ST LOG (集英社マンガ総集編シリーズ) 発売日 2005年4月1日 価格 780円 話 1~41 ページ数 914(ジャンプコミックス 1~5巻) はじまりのはじまりがココにあるッ!! 初の総集編!! ここからスタート! ワンピースレジェンド!!週刊少年ジャンプ掲載時の鮮やかさをそのままに!! 4C完全再現!!尾田先生の秘ノートも大公開!! 企画ページもお宝満載!!コミックス4、5巻分を一挙収録!! 914ページのかつてない大ボリューム!![2大とじこみふろく]・尾田先生サイン入りポスター(B4サイズ)・ジャンプコミックスオリジナルカバー(空島編までの主要キャラクター) THE 2ND LOG "SANJI" 名称 ONE PIECE 総集編 THE 2ND LOG (集英社マンガ総集編シリーズ) タイトル "SANJI" 発売日 2005年11月30日 価格 580円 話 42~68 ページ数 580(ジャンプコミックス 5~8巻) 足技と包丁さばきは超一流!!海のコック・サンジの初登場~船出までの航跡をカラー完全再現で580ページイッキ読み!!・尾田先生描きおろし!! スペシャルマンガ「REPORT TIME」・ワンピ情報 企画ページも満載!・トレなび出張版(秘)ノート大公開! 「The Great Journey」[2大とじこみふろく]・尾田先生サイン入りポスター(B4サイズ)・ジャンプコミックスオリジナルカバー(サンジ) THE 3RD LOG "NAMI" 名称 ONE PIECE 総集編 THE 3RD LOG (集英社マンガ総集編シリーズ) タイトル "NAMI" 発売日 2005年12月30日 価格 580円 話 69~95 ページ数 560(ジャンプコミックス 8~11巻) 航海士ナミを取り戻せ!! 凶悪魚人アーロンとの“東の海"最強決戦をカラー完全再現で562ページイッキ読み!!ワンピ情報 企画ページも満載! 尾田先生描きおろし!! スペシャルマンガ「OBAHAN TIME」[2大とじこみふろく] ・尾田先生サイン入りポスター(B4サイズ)・ジャンプコミックスオリジナルカバー(ナミ) THE 4TH LOG "GRAND LINE" 名称 ONE PIECE 総集編 THE 4TH LOG (集英社マンガ総集編シリーズ) タイトル "GRAND LINE" 発売日 2006年1月30日 価格 650円 話 96~129 ページ数 718(ジャンプコミックス 11~15巻) ゾロ! ナミ!! ウソップ!!! サンジ!!!!世界最強の仲間が集い ルフィ海賊団は世界最高峰の海をゆく。伝説のはじまり“偉大なる航路"への船出をカラー完全再現! 720ページイッキ読み!!ワンピ情報 企画ページも満載! 「The Great Journey」[2大とじこみふろく]・尾田先生サイン入りポスター(B4サイズ)・ジャンプコミックスオリジナルカバー(ルフィ) THE 5TH LOG "CHOPPER" 名称 ONE PIECE 総集編 THE 5TH LOG (集英社マンガ総集編シリーズ) タイトル "CHOPPER" 発売日 2006年2月28日 価格 580円 話 130~155 ページ数 560(ジャンプコミックス 15~17巻) 新たな乗組員チョッパーの過去と仲間入りまでを描いた感涙の物語をカラー完全再現! 562ページイッキ読み!!尾田先生描きおろし!! スペシャルマンガ「仁義ないTIME」。厳選ワンピ情報 企画ページも満載!「The Great Journey」[2大とじこみふろく]・尾田先生サイン入りポスター(B4サイズ)・ジャンプコミックスオリジナルカバー 2枚つき(チョッパー、ウソップ) THE 6TH LOG "ARABASTA" 名称 ONE PIECE 総集編 THE 6TH LOG (集英社マンガ総集編シリーズ) タイトル "ARABASTA" 発売日 2006年3月31日 価格 580円 話 156~181 ページ数 550(ジャンプコミックス 18~20巻) 幾多の困難を乗り越え ついにアラバスタへ!砂の国で繰り広げられる決死の冒険劇をカラー完全再現! 552ページ イッキ読み!!尾田先生描きおろし!! スペシャルマンガ「CHOPPER MAN」ワンピ情報 企画ページも満載! 「The Great Journey」[2大とじこみふろく]・尾田先生サイン入りポスター(B4サイズ、ジャンプコミックス21~22巻表紙)・ジャンプコミックスオリジナルカバー(ゾロ) THE 7TH LOG "VIVI" 名称 ONE PIECE 総集編 THE 7TH LOG (集英社マンガ総集編シリーズ) タイトル "VIVI" 発売日 2006年5月2日 価格 700円 話 182~218 ページ数 776(ジャンプコミックス 20~24巻) ついに幕を開けた麦わらの一味とバロック・ワークスの全面対決!王下七武海・クロコダイルとの最終決戦をカラー完全再現! 778ページ イッキ読み!!尾田先生描きおろし!! スペシャルマンガ「MONSTER TIME」ワンピ情報 企画ページも満載! 「The Great Journey」[2大とじこみふろく]・尾田先生サイン入りポスター(B4サイズ、ジャンプコミックス23巻表紙)・ジャンプコミックスオリジナルカバー 2枚つき!!(ビビ、ロビン) THE 8TH LOG "SKYPIEA" 名称 ONE PIECE 総集編 THE 8TH LOG (集英社マンガ総集編シリーズ) タイトル "SKYPIEA" 発売日 2008年4月10日 価格 580円 話 219~245 ページ数 572(ジャンプコミックス 24~26巻) “偉大なる航路"遥か上空に浮かぶ奇跡の“神の島"!? 待望の“空島"編をカラー完全再現! 572ページ イッキ読み!!ワンピ情報 企画ページも満載! 「New World Report」[2大特典]・3号合体ビッグポスター「ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜」「ジャンプコミックス1~17巻表紙」(A2サイズ)・ジャンプコミックスオリジナルカバー(空島) THE 9TH LOG "GOD" 名称 ONE PIECE 総集編 THE 9TH LOG (集英社マンガ総集編シリーズ) タイトル "GOD" 発売日 2008年5月10日 価格 680円 話 246~277 ページ数 688(ジャンプコミックス 26~30巻) “神"とは? “黄金郷"とは? そして“ロマン"とは!? 信念と誇りとが交錯するサバイバル・バトルをカラー完全再現! 688ページ イッキ読み!!ワンピ情報 企画ページも満載!・New World Report・READERS LOG!![2大特典]・3号合体ビッグポスター「麦わらの一味」「ジャンプコミックス18~32巻表紙」(A2サイズ)・JCオリジナルカバー(神) THE 10TH LOG "BELL" 名称 ONE PIECE 総集編 THE 10TH LOG (集英社マンガ総集編シリーズ) タイトル "BELL" 発売日 2008年6月10日 価格 580円 話 278~303 ページ数 572(ジャンプコミックス 30~32巻) 遥か天空の島。空前絶後の最終決戦。ルフィvs“神"――誓いの鐘を鳴らせ! 時を超え! 人を結び! 『おれ達はここにいる』ッ!!! をカラー完全再現! 572ページ イッキ読み!!ワンピ情報 企画ページも満載!・New World Report・READERS LOG!!・尾田先生描きおろしスペシャルマンガ「Märchen TIME」[2大特典]・3号合体ビッグポスター「ワンピーベリーマッチ」「ジャンプコミックス33~49巻表紙」(A2サイズ)・JCオリジナルカバー(黄金の鐘)
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【更新日 2008/02/26】 あ~ ア~ あ 麻里 愛 (あさと あい) 「こち亀」 灰原 哀 (はいばら あい) 「名探偵コナン」 高森 あい (たかもり あい) 「ノルマンディー」 天道 あかね (てんどう あかね) 「らんま1/2」 雲竜 あかり (うんりゅう あかり) 「らんま1/2」 藤崎 あかり (ふじさき あかり) 「ヒカルの碁」 塔矢 明子 (とうや あきこ) 「ヒカルの碁」 両津 秋冬 (りょうつ あきと) 「こち亀」 南雲 明彦 (なぐも あきひこ) 「ぬ~べ~」 塚田 明 (つかだ あきら) 「ノルマンディー」 陽神 明 (ひのかみ あきら) 「ぬ~べ~」 音石 明 (おといし あきら) 「ジョジョ4」 山口 晶 (やまぐち あきら) 「ぬ~べ~」 塔矢 アキラ (とうや あきら) 「ヒカルの碁」 玄野 アキラ (くろの あきら) 「GANTZ」 陳 亜栗 (チン アグリ) 「3×3EYES」 中村 麻子 (なかむら あさこ) 「うしおととら」 木戸 亜沙斗 (きど あさと) 「幽遊白書」 円谷 朝美 (つぶらや あさみ) 「名探偵コナン」 水乃小路 飛鳥 (みずのこうじ あすか) 「うる星やつら」 奈瀬 明日美 (なせ あすみ) 「ヒカルの碁」 諸星 あたる (もろぼし あたる) 「うる星やつら」 浦飯 温子 (うらめし あつこ) 「幽遊白書」 尾崎 網彦 (おざき あみひこ) 「こち亀」 辻 彩 (つじ あや) 「ジョジョ4」 鈴木 綾子 (すずき あやこ) 「名探偵コナン」 吉田 歩美 (よしだ あゆみ) 「名探偵コナン」 才賀 アンジェリーナ (さいが) 「からくりサーカス」 片桐 安十郎 (かたぎり あんじゅうろう) 「ジョジョ4」 葉月 いずな (はづき いずな) 「ぬ~べ~」 田中 一郎 (たなか いちろう) 「ノルマンディー」 樹 (いつき) 「幽遊白書」 川崎 伊歩 (かわさき いぶ) 「こち亀」 高槻 巌 (たかつき いわお) 「ARMS」 白 銀 (バイ イン) 「からくりサーカス」 久遠寺 右京 (くおんじ うきょう) 「らんま1/2」 飛鷹 右京 (ひだか うきょう) 「こち亀」 蒼月 潮 (あおつき うしお) 「うしおととら」 菊丸 英二 (きくまる えいじ) 「テニスの王子様」 阿紫花 英良 (あしはな えいりょう) 「からくりサーカス」 小笠原 エミ (おがさわら えみ) 「GS美神」 妃 英理 (きさき えり) 「名探偵コナン」 才賀 エレオノール (さいが) 「からくりサーカス」 日暮 起男 (ひぐらし おきお) 「こち亀」 虹村 億泰 (にじむら おくやす) 「ジョジョ4」 手塚 治巳 (てづか おさみ) 「ノルマンディー」 花咲 乙女 (はなさき おとめ) 「ノルマンディー」 爆竜 鬼虎 (ばくりゅう おにとら) 「こち亀」 おユキ 「うる星やつら」 ア セフィリア・アークス 「BLACK CAT」 ヴァニラ・アイス 「ジョジョ3」 モハメド・アヴドゥル 「ジョジョ3」 アシュタロス 「GS美神」 アリス 「ARMS」 アルメンドラ 「からくりサーカス」 イヴ 「BLACK CAT」 イヴォンヌ 「からくりサーカス」 ドミートリィ・イワノフ 「からくりサーカス」 ウイング 「ハンター2」 ヴェーゼ 「ハンター2」 ラヴィニア・ウェイトリー 「ARMS」 リンスレット・ウォーカー 「BLACK CAT」 ヴォルフ 「ARMS」 ウソップ 「ONE PIECE」 ウボォーギン 「ハンター2」 ウルド 「女神さま」 エーテス 「BLACK CAT」 リオン・エリオット 「BLACK CAT」 L(エル) 「DEATH NOTE」 エンヤ婆(ばあ) 「ジョジョ3」 オインゴ 「ジョジョ3」 メイソン・オルドロッソ 「BLACK CAT」
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Doubt Trust ◆YhwgnUsKHs 竜宮レナは迷っていた。 目の前に倒れる青つなぎの青年。 ―彼をここに残し、自分たちの仲間を捜しにいくか。 ―それとも、少なくても彼が目を覚ますまでここで待ち、返答によっては彼と一緒に仲間を捜しに行くか。 後者の方が自身や彼の身の安全を考えれば選ぶべきなのだろう。 だが、レナはそれによる時間のロスが、どうしても気にかかっていた。 もし、自分がここにいた数時間で、誰かが殺されたら……。 そう考えて、自分で身震いした。 つい考えてしまうその可能性。部活仲間が誰かに殺される光景。 前原圭一が胸を撃たれる。 園崎魅音が首を切り落される。 園崎詩音が殴り殺される。 北条沙都子が絞め殺される。 古手梨花が焼き殺される。 「嫌っ……!」 頭を振るい、想像を振り払う。 こういうとき、全てを想定してしまう自分の頭が憎らしい。 やはり、彼をここに置いていこうか……。 考えてみれば、彼がこの殺し合いに乗っていないとは言い切れない。 自身の安全を考えれば、やはり……。 そうレナが考えていた、その時だった。 外から、声が聞こえてきたのは。 「ルフィ~~……。 ゾロ~~~……。 ウソップ~~…。どこだよ~~……」 **** 数分後、市街地に二つの声が響いた。 それは、追う者と追われる者の叫び。 追われる者は、何が何でも捕まりたくない、と。 追う者は、何が何でも捕まえたい、と。 それはこの殺し合いの場で、どこで行われているかわからない、非常な現実の1つ……。 「はぅ~~! か、か、かぁいいよぉぉぉぉぉ! お、お、お持ち帰りぃぃぃぃ!」 「ぎゃああああああああ! だ、誰か助けてくれーーーーーーーー!」 ***** 「……ごめんなさい」 「いや、わかってくれればいいんだけど、よ……はぁ」 30分ほど後、レナはさっきの民家の一室で正座で反省していた。 その視線の先には、小さな体に、ピンク色の帽子。鹿のような角に、茶色い毛皮。服も着、二本足で立っている……トナカイがいた。 彼の名前は、トニートニー・チョッパー。 『ヒトヒトの実』という悪魔の実を食べてしまったトナカイ。それ故、二本の足で立ち、物を掴む事が出来るヒヅメを持っている。 そんな彼が、なぜレナに謝られているのかと言うと……。 この殺し合いに投げ出されたチョッパーにまず芽生えた感情は、怒りだった。 「許せねえ……人の命を、あんな簡単に!」 集められた場所で殺された2人の人間。 殺した1人の男。 チョッパーは悔しかった。 医者である彼は命の大切さをよく知っている。 それを簡単に、あっさりと奪い去ったギラーミン。そして、それをとめることができなかった自分自身。 「畜生……ごめん、ごめんよ……」 動けなかった。何かが自分を押しとどめていた。 それは野生の本能が動くなと告げたのか、それとも純粋な恐怖だったのかは分からない。 ただ、彼は動けなかった。それだけが事実だった。 許せない。 ましてや、殺し合いなんて冗談じゃない。 こんなの……絶対止めなくちゃ! そう決めたチョッパーは、名簿を確認し、安心と。 「ルフィ……ゾロ……ウソップ……全員じゃないけど、みんないるんだ!」 恐怖を、味わった。 「クロコ、ダイル……な、なんであいつが!」 仲間がいたことは嬉しかった。 勿論、ここはそんないいところではないのは分かっている。 けれど、仲間たちと一緒に今までどんな苦難も打ち破ってきた。 アラバスタの動乱も、空島での暴挙も、ニコ・ロビン救出も、全部できた。 仲間が足りない、なんて関係ない。 船長、剣士、狙撃手……不足なんてない。 絶対、大丈夫。 けれど、不安もある。 サー・クロコダイル。 ルフィに倒されたはずの男。 そして、ルフィを一度倒した男。 『スナスナの実』という脅威の能力を持つ。体を砂に出来るその能力は、無敵といっても差支えがない。 チョッパーは、クロコダイルは間違いなく他人を殺して回る、と思った。 自分の目的のために一国を混乱に陥れる男だ。生き残るために誰かを殺すなんて、禁忌にも思わないだろう。 「そんなことさせるもんか!また、ルフィが倒して……い、いや!会ったら、俺が……」 ルフィが倒してくれる、そんな甘い事を言っていられないのはわかっている。 できるなら、やらなければいけない。 チョッパーは今までの冒険でそれを知っていた。 それに、彼はルフィから後日、クロコダイルの弱点を冒険譚として聞いていた。 「水……それさえ、使えば」 クロコダイル唯一の弱点、それが水。 水をかけられると、砂になることが出来なくなる。 幸い、デイパックには水がいくつか入っていた。 対抗手段は、ある。 「よし!まずは、ルフィたちを捜そう! そして、クロコダイルを倒して! 巻き込まれた人たちを助けて! ギラーミンも倒す! よし、いくぞーーー!」 具体的対策とかは特になく、チョッパーは決意の元走り出した。 意気揚々と、勢いにあふれ……。 「ルフィ~~……。 ゾロ~~~……。 ウソップ~~…。どこだよ~~……」 2時間後、その勢いはすっかり失われ、彼はとぼとぼと泣きそうな声を上げながら町を歩いていた。 なにしろ、彼の本来の性分に、怖がりと言うものがある。 人気のない暗がりの街は彼の恐怖心を煽るのには充分だった。 てんで仲間に会えない、という孤独心もそれを助長する。 「だーれーかぁ……」 情けない声を上げながら、民家の前に差し掛かった、そのとき。 バァン、と音を上げ、民家の扉が開き、そして。 「おぉもちかえりぃぃぃぃぃ!」 オレンジの悪魔が、扉から飛び出してきた。 その後、追いかけるレナとレナに恐怖し逃げるチョッパーは20分近くの追いかけあいを街中で繰り広げた。 その終焉は、1周して元の民家に戻ってきたチョッパーが民家に飛びこみ、ずぶぬれの男、グラハムを発見。 そこで追いついたレナも、グラハムを目にして我に返り、今に至る。 「はぅ~……窓から様子を見てみたら、チョッパーくんがあまりにかぁいくて……つい、理性がどこかに……」 「そ、そうなのか……(こええ……こいつこええ……)」 謝るレナに、チョッパーはどうしても最初の恐怖が拭えず、適当に相槌を打つ。 そうしながら、彼は民家で見つけたタオルで、眠っているグラハムの髪や顔を拭いていた。 「チョッパーくん……その人、さっき説明したとおり、銃弾がレンチに挟まったから、大丈夫なんじゃ……」 「いや、安心は出来ないんだ。いくら銃弾が当たんなかったからって、衝撃はそのまま来るはずだよ。 そのレンチ、左胸に刺さってたんだろ? 左胸は心臓もあるし、衝撃だけだって油断は出来ないんだ。衝撃の強さによっては、骨に皹が入ってるかもしれない。 それに、水をいっぱい飲んでた、ってレナ言ったよな。だとしたら、この人いくらか呼吸ができなかった時間があったかもしれない。 もし、そうだとしたらどんな後遺症が残ってるか分からない。 ずぶぬれのままにするのだって、体温が低下するだけでも人間辛いんだ。風邪もだけど、感染症が起こりやすくなる。とりあえず、まずはずぶぬれの体をなんとかしなくちゃ。 ……どうしたんだ?レナ」 レナはぽかーん、としてチョッパーを見つめていた。 我に返ったレナは恐る恐るチョッパーに言った。 「す、すごいチョッパーくん……レナ、全然そんなこと思いつかなかった……」 「!?」 それを聞いたチョッパーは……。 「ふ、ふん! そ、そんなこと言われても、全然嬉しくねーぞ!このやろが!」 (って言いながらものすごく嬉しそうな笑顔で踊ってる……かぁいい) チョッパーは、どうにも嘘をつけない性分だった。 ***** (チョッパーくん、医者っていうの本当みたい……。 この子に、この人を任せたら……) 踊りから覚め、グラハムの看病に戻ったチョッパーを見ながら、レナはそう考えていた。 それは、酷く打算的な考え。 (けど、チョッパーくんも捜している人がいるのはさっきの声でわかってる……。 私と同じなんだ……そんな彼に、押し付けるの……?) そう考える自分が嫌になる。 けれど、仲間の命という、天秤の片方の錘があまりに重い。 つい、口に出してしまった。 「チョッパーくん……あの」 「レナ!」 言おうとしたそれを、チョッパーが遮った。 先を見透かされたのか、とレナは動揺したが。 「悪いんだけど、この人のツナギ、脱がしたいんだ。水をかなり吸ってるから、かえって体温を下げちゃう。 体も拭かなくちゃいけないし……だから、その……」 「あ、わ、わかったよ! レナ、部屋出るね!」 男性の裸を女性が見るわけには行かない。 レナはチョッパーの気遣いに感謝しつつ、チャンスとも思った。 部屋を出てそのまま家も出てしまえば……。 けれど、ここで疑問が浮かんだ。 それはさっきからのチョッパーの行動、そして今の発言。 「あの、チョッパーくん……この人の面倒、まだまだ見るつもり、なのかな?」 そう、さっきからそうだった。 チョッパーがしている処置は、すぐに済むような簡易的な感じではない。むしろ、これからまだまだ段階がある、と言う感じだった。 「うん、そうだけど。体をまず全部乾かさないといけないし、後遺症もあるかも。だから、この人が目覚めるまで俺はここにいる!」 「えっ……で、でも!チョッパーくん、捜している人がいたんじゃ……」 レナは驚愕した。 さっきまでレナが悩んでいた問題。それにチョッパーはあっさりと答えを出した。 目の前の男を優先する、と。 「うん。確かにルフィたちは捜してるぞ?」 「し、心配じゃないの? もしかしたら、今こうしている間にも……」 そういうと、チョッパーは少しくらい顔をした。 レナははっとした。自分はなんてことを言ったんだ、と。 チョッパーの不安を煽るような事をしてしまった。 「ご、ごめ… 「ルフィたちなら大丈夫!」 ……え?」 レナの謝罪が止まった。 チョッパーが表情を一転させ、笑顔でそういったからだ。 「ルフィも、ゾロも、ウソップも! みんな強いんだ! 俺たち、バラバラになったこともあったけど、最後にはみんな一緒になった! 今度も大丈夫! 3人とも、そう簡単に死んだりするもんか! 俺はルフィ海賊団の一員だけど、医者でもあるんだ! だから、俺はルフィたちを信じて、目の前の命を救う! 俺は、仲間を信じてるから!」 「っ!!」 チョッパーの自信満々な答えに、レナの体が震えた。 仲間を、信じる。 そんな単純な言葉が、レナの脳裏をぐるぐる回る。 「レ、レナ? どうしたんだ?」 「な、なんでもないよ……へ、部屋から出たほうがいい、ってことだったよね。うん、そうする」 「う、うん……」 チョッパーが不思議そうにレナを見つめた。 レナはきびすを返して、部屋を出て行こうとする。 うちに大きな動揺を押し込めて。 そして、チョッパーが呟いた。 「水を含んだ服も乾かしたいけど……『熱貝(ヒートダイアル)』もないんじゃ無理かなぁ……」 ***** (……出て、いけなかった) 少し後、レナはチョッパーとグラハムがいる隣の和室で、ドライヤーを使っていた。 その手元には、チョッパーが脱がせて部屋のふすまの隙間からレナに渡した青いつなぎがあった。 かなり水を含んだそれは、かなり重かった。チョッパーがあらかじめ台所で絞ってくれたらしいが、それでもツナギは水を含んでいて重い。 レナはそれを、民家で見つけたドライヤーで乾かしていた。 レナは気付いてしまった。 チョッパーがドライヤーに気づいていない事を。 ちょっとした事。無視しても良かった事だ。 けれど、何かがレナを突き動かした。 それはこのまま去るのは嫌だという罪悪感か。押し付けてしまうチョッパーのロス時間を少しでも減らしたいという心か。あるいは……。 いずれにしても、レナはチョッパーにドライヤーを教えたが、使い方がよくわからない、という事で、結局レナがつなぎを乾かす事になった。 レナの服も濡れていた為、つなぎを乾き終えたら乾かす手筈になっている。 乾かしながら、レナの頭の中をぐるぐると言葉が回る。 ***** 『仲間を信じてる』 レナもそのつもりだった。 けれど、揺らぐ。 自分は仲間と合流する事に固執している。 それは心配だから。仲間が殺されないかと心配だから。 そう、思いたい。けれど、さっきから片隅で誰かが囁く。 【それって、仲間の力を信じられていないんじゃない?】 (違う! いくら部活で鍛えてても、沙都子ちゃんや梨花ちゃんは幼いし!圭一クンたちだって、銃とかが相手じゃ……!) 自分の不安を煽るような声にレナは抗う。 けれど、声はそれを意に介さない。 【へー? じゃあ、何ですぐに行かないの? ほら、トナカイも繋ぎ男も見捨てて、速く行けば? 大切なんでしょ?】 (っ……で、でも……チョッパーくんたちをそのまま、なんて……) 【嘘。違うでしょ? あなたはここにいたいだけ。なにせ男2人だもんねぇ。トナカイもなんか変な能力あるし、ここでじっとしてれば自分はいくらか安全】 (違う! 違う違う! 私はそんなこと思ってない!!) 自分の闇が抉られる。 チョッパーたちを見捨てられないのは、本当は利己心から? 1人で町に飛び出すのが怖いから? チョッパーたちを体のいい……盾にしたい? (嘘だ嘘だ嘘だ! 私はそんな事、思ってない!!) 【はははは。出て行かないくせに何言ってるの? 怖いんでしょ? 捜しにいくのが。 怖いんでしょ? もし、見つけたとき】 (やめて、やめてやめて!) 【仲間が、殺し合いに乗っていたら嫌だもんね。 あんたはそれから目を逸らしたい。だからここでうじうじしてる。 なぁんだ、あんたって……】 そして声は、レナの禁忌に触れる。 【仲間の力も、心も信じてないんじゃない……さすがねぇ……『礼奈』?】 ***** 「私を礼奈って呼ぶな!!」 ガシャン!! レナが大きな音にはっとした。 気が付けば、持っていたはずのドライヤーが離れた床に転がっていた。 投げつけたのだ。 不安な自分の生み出した幻聴に耐え切れなくなったレナが、思いっきり。 (私は、圭一くんたちを……信じてない? 力も、心も……。 チョッパーくんはあんなに信じられてる、のに……) 軽い、嫉妬の心が浮かぶ。 信じているはずだ。そう信じたい。 仲間を信じられないなんて……そんなのは。 (違う! 『いやなこと』はもう、捨てた……私はレナなんだ……仲間を信じてる……はずなのに) 不安。不安がレナを支配する。 迷う。これからどうしたらいい? ―仲間を優先し、グラハムをチョッパーに任せて捜しにいくか。 ―仲間が生き残ると信じて自分の安全を優先し、チョッパーやグラハムと一緒に行動を共にするか。 ―あるいは……。 「どうしたんだレナ! 今、物音がしたけど」 ずんぐりむっくりとした体躯に姿を変えたチョッパーが、ふすまを開けてレナを見やる。 レナはそんなチョッパーに、なんとか笑顔を作った。 『レナ』としての笑顔を。 「ううん。ちょっと、ドライヤー落としちゃっただけだから……。 レナは、大丈夫……」 レナの逡巡は悪化し、もはや大きな迷いになり、混迷を極めていくばかりだった。 【B-4 市街地 民家内 1日目 黎明】 【竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に】 [状態] 健康 上半身が濡れている 不安 [装備] 小型レンチ ドライヤー [道具] 支給品一式 未確認支給品1~3 [思考・状況] 1 グラハムをチョッパーに任せて仲間を捜しにいく?2人と行動を共にする?それとも? 2 部活メンバーと合流したい(ただし、積極的に探すかは保留) 3 何とかして首輪を外したい ※グラハムの名前は知りません。 ※チョッパーから軽く自己紹介を受けました。ルフィたちやクロコダイルの情報はまだ知りません。 ※『声』が果たして雛見沢症候群によるものか、無関係の不安による幻聴かは不明です。 【トニートニー・チョッパー@ONE PIECE】 [状態] 健康 人型 [装備] タオル [道具] 支給品一式 確認済支給品1~3 [思考・状況] 1:殺し合いを止める。 2 グラハムが目を覚ますまで様子を見る。 3 ルフィたちや巻き込まれた人たちと合流する。クロコダイルは倒す。 4 ギラーミンを倒し、脱出する。 ※レナからはあまり情報を受けていません。圭一たちについての情報は知りません。 ※参戦時期は不明。少なくともCP9編以降。 【グラハム・スペクター@BACCANO!】 [状態] 健康(?) 全身ずぶ濡れ(拭かれている途中) [装備] 無し [道具] 支給品一式 確認済支給品0~2 [思考・状況] 1 気絶中 2 殺し合い自体壊す 3 ラッドの兄貴と合流、兄貴がギラーミンを決定的に壊す! ※後遺症等があるかどうかはわかりません。 ※青いつなぎは脱がされて、レナが乾かしています。 時系列順で読む Back 正義-Justice- Next 小鳥の遊び 投下順で読む Back 正義-Justice- Next 同盟 Back Next GAME START トニートニー・チョッパー 戦いへの想い グラハム・スペクターは銃弾に倒れ、ロベルタは殺戮の幕を開ける 竜宮レナ 戦いへの想い グラハム・スペクターは銃弾に倒れ、ロベルタは殺戮の幕を開ける グラハム・スペクター 戦いへの想い
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「相手が風と海なら航海してみせる!! この船の”航海士”は誰!!?」 『ONE PIECE』の登場人物。ルフィの2人目の仲間である。 CVは 岡村明美 女史。同女史の休業中は 山崎和佳奈 女史(ナミの義姉ノジコ役)が代役を務めた。 また、TVシリーズ開始以前に製作・上映された短編映画『ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック』では 豊口めぐみ 女史が演じている。 + プロフィール プロフィール 所属:魚人海賊団アーロン一味幹部兼航海士・測量士→麦わらの一味・航海士 異名:泥棒猫ナミ 懸賞金:1600万ベリー→6600万→3億6600万ベリー 誕生日:7月3日(73=なみ) 年齢:18歳 身長:169cm 3サイズ:B95(Iカップ)・W55・H85 出身:ココヤシ村 夢:自分の目で見た世界中の海図を描くこと 好きな食べ物:みかん・フルーツ全般 好きな島:春島の夏 イメージ動物:ネコ イメージカラー:オレンジ 家族に例えると:長女 ニオイ:みかん(と金)のニオイ 弱点:(ある意味)お金、気味悪い系の虫、幽霊 人物 オレンジ色の髪と左上腕部のタトゥーが特徴の、容姿端麗な少女。 魚人海賊団の証であるタトゥーを付けていた頃は腕の露出を控えていたが、脚や腹など、露出度の高い服装であることが多い。 超新星編では当初、髪は比較的短く、ウェーブがかかっていたが、 原作やアニメの一部の回では徐々に直毛となり、最終的に肩の辺りまで髪が伸びた。 2年後の新世界編ではロングヘアーになり、再びウェーブがかかっている。 髪型も僅かだがよく変えている。また衣装も回ごとに変わっていることが多い。 幼少時から海図を書く能力に長けており、「自分の目で見た世界中の海図を描くこと」を目標としている。 予兆のないサイクロンを予測するなど体で天候を感じ取ることが出来るという天性の才能に加え、 航海術・気象に関する知識も豊富で、船の操舵の指揮を執るのは彼女。 ある程度の栄養学と応急手当も知識として備えており、専門家が加わるまでは担当していた。 航海術を全く持ち合わせていない麦わらの一味において重要な役割を担っており、一味の司令塔とも言える。 また、わずかな波にも翻弄される「ウェイバー」を簡単に乗りこなす(一味ではナミだけが操縦出来る)。 入団前は海賊専門の泥棒をやっており、海賊となった今もスリの腕前をしばしば発揮する。 大好きなものはお金と蜜柑。特にベルメールの蜜柑畑から移植した蜜柑の木は、ルフィにとっての麦わら帽子と同等の宝物で、 一味の男達は「手をつけたらナミに殺される」という理由で、例え飢え死にしそうになってもこのみかんを食べようとはしないらしい。 金銭が絡むと目の色が変わり、一瞬前まで怖がっていたものの存在すら眼中から外れる。 脅迫や色仕掛けを駆使した交渉にも長ける。そのため、金銭管理も彼女の主な仕事となっている。 過去のトラウマから、海賊が世界で一番嫌いだが、麦わらの一味の仲間は特別。 普段は金と身の安全を最優先にしているが、心根は優しく仲間を芯から大切に思っており、自分の友を助けるためなら全財産を注ぎ込むことも厭わない。 ルフィ達と旅を続けていく内に、戦闘面での重要性を痛感し、「アラバスタ編」以降は僅かでも戦力となるため、 ウソップ製作の「天候棒(クリマ・タクト)」を駆使して戦闘に加わっている。 天候棒を使用する以前も三節棍のような折り畳み式の棒を武器として使用しており、 最初に天候棒を使用して戦ったミス・ダブルフィンガーも、ナミのことを戦闘に関して全くの素人ではないということを認めている。 しかし超人が多い麦わらの一味においては、比較して肉体的には常人の域を出てはおらず、 優れた頭脳を持つ彼女の戦術と非力さをフォローする天候棒を組み合わせることで、戦闘での活躍を見せるようになった。 麦わらの一味の仲間のことは名前を呼び捨てで呼んでいるが、サンジにのみ「サンジ君」と君付けで呼んでいる。何故? また、一味以外でもトラファルガー・ローのことを「トラ男(とらお)君」と呼んでいたりも。 セクハラ発言(パンツ見せてください)をしてくるブルックは普通にスルーか拒否、よくバカをやる男クルー共にはゲンコツだが、 普通にナンパしてくるだけのサンジは殴る理由が無いので距離を取る意味でやっているのかも知れない。 同性であるニコ・ロビンのことも呼び捨てだが、 ロビンが加入して間もない頃に(バロックワークスから盗んだ金品で買収され)一度だけ「お姉様」と呼んでいる。 来歴 戦災孤児で、1歳の時に後の義姉となるノジコ共々ベルメールに拾われ養子となる。以後ベルメールの故郷であるココヤシ村に住み、3人で暮らしていた。 しかし10歳の時、一味を率いてココヤシ村に襲来したノコギリのアーロンにより、ベルメールを目の前で殺された上、 無理やり一味に加えられ、測量士として海図を描かされることになる。 同時に、アーロンと「ココヤシ村を1億ベリーで買い取る」という取り決めを交わしたナミは、 「村の敵の手先になった」と誤解した村民達の白い目を向けられつつも、資金集めのため「海賊専門の泥棒」を開始する (なお、村を解放するために一味に入ったことは、早い段階でノジコの口から村人に知らされていた)。 「オレンジの町」でルフィと出会い、手を組んで以降は行動を共にし、シロップ村ではクロネコ海賊団との戦いにも加わったが、 クリーク海賊団が海上レストラン「バラティエ」に来襲した際に一人お宝を持って逃げ出し、ココヤシ村に戻る。 故郷の村に戻ったナミは、早速アーロンに裏切られ、村を買い取るための資金をネズミ大佐(アーロンに買収された海軍)に没収されてしまう。 しかし、それを知ったルフィ達にアーロン一味は倒され、アーロンの束縛から解放されたナミは正式にルフィ達の仲間に加わった。 それまで左肩に入れていたアーロン一味の印の刺青を消し、蜜柑(ベルメールに由来)と風車(ゲンゾウに由来)をモチーフにしたタトゥーに変えている。 また、この時ノジコからは腕輪を貰い、家族それぞれに縁のある品を身に着けている。 余談だが、アニメ版では展開が改変されている第一話から登場しており、 アルビダ海賊団の襲撃に乗じて盗んだ金品とボートで脱出してるところでルフィと出会っている。 エニエス・ロビー襲撃後、1600万ベリーの懸賞金が懸けられた(二つ名「泥棒猫」もこの時に付いている)。 但し本人は賞金首になったことに対して非常に危機感を持っており、手配書を初めて見た際には、 カメラマンのミスで顔写真の無いサンジやペット扱い&賞金額の低いチョッパーと共にショックを受けていた。 また、手配書に掲載されている写真はルフィと同じくカメラ目線だが、これは町の雑誌の取材名義で写真を撮られたからである。 ドレスローザ編以降は6600万ベリー、ワノ国出国後は七武海級に数えられてもおかしくない3億6600万ベリーとなり、 これには狙われるリスクに怯えつつも「もはや欲しい」と欲望駄々洩れな反応をしていた。 (以上、Wikipediaより。一部加除) ゲーム『グランドバトル2』ではたしぎとの戦闘前の会話で「あんたトロそうなんだけど大丈夫?」と言っていたが、 後に原作のパンクハザード編では彼女の真剣な姿にベルメールの面影を重ね、敵の実験のモルモットにされかけていた子供達を安心して引き渡している。 また、『グランドバトル2』のたしぎの台詞の一つに、幼い頃に見た女海兵の話をするのだが「あの髪型だけはマネ出来ない」と語っており、 ナミに勝った時の台詞であることからすると、その女海兵とはベルメール(剃り込みのあるチョンマゲヘアー)ではないかと思われる。 スモーカーもウソップやサンジに勝った際に彼らの身近な人物(恐らくは父親のヤソップと恩人のゼフ)に似ていると語っている。 前述の通り気味の悪い虫が苦手で、空島編では蜘蛛も弱点に含まれていることが発覚。 『ランドランド』では触れると(ナミとサンジのみ)一定時間混乱する罠として登場している。 作中の女性陣の中でも特にストーリーが進むごとにお色気描写が増しており、 単行本の質問コーナーSBSでも声優陣宛に質問する企画の際に、 ナミの番が来た時はエロい質問ばっか来たと作者がツッコミを入れていた。あなたのせいです 「幸せパンチ!!」 MUGENにおけるナミ 海馬瀬人等も製作した樹氏(ju氏)による『ジャンプアルティメットスターズ』版のナミが存在していた。 現在は2016年のフリーティケットシアター終了によるサイト消滅で入手不可。 最終更新時(2010年4月)の完成度は75%とのこと。 天候棒を使った技やウェイバー(空島編から登場したのりもの)で突進する等、原作の動きを再現して闘う。 元が小さいので拡大して使うと良いかもしれない。標準で控えめな強さのAIも搭載されている。 この他に『ONE PIECE 大海賊闘技場』や『ジャンプスーパースターズ』のドットを用いた海外製のナミも存在している。 出場大会 現時点でニコMUGENwikiに載ってねぇ変な奴ら二番煎じ 打倒剣帝!無差別級大会 ザクロ症候群 寝ても覚めても乳ばかり 新人さんいらっしゃーい☆お肉増し増し♥パイズリ挟射トーナメント
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コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-11-25 22 06 43) もし今回の章の終わりでルフィたちとの冒険ENDだったら、最後船の中で「プリンぢゃん…ぼんどう゛にいい゛ごだったなぁ…」と涙目で結婚しなかったことを後悔してそう。もし最後までプリンがいい子だったら…の話だけど -- ルル (2016-11-29 16 56 57) 2016年はサンジの年とか尾田っち言ってたけどスポットこそ大きく当たったけど終始曇ってばっかりだった気がする。カカシイヤーほど的外れじゃないけど -- 名無しさん (2016-12-14 22 22 30) サンジ以外の3兄弟は痛覚や慈悲の心を持たないらしいがそれってとんでもない失敗作だよな。 -- 名無しさん (2016-12-14 23 14 23) ↑普通ならばそうだが尋常じゃない戦場を生き抜くにはまともな人間なんてゴミみたいなものって考えなんだろ。それと痛覚が無いかどうかは不明じゃないか?痛覚が反応するレベルで痛い思いをしてない可能性もあるし -- 名無しさん (2016-12-15 00 43 27) ( ^)3^)「キミはすくいだーケッコンしよー」 -- 名無しさん (2017-01-10 20 43 27) ↑やめたげてよぉ! 記事後半の部分はもう少し読みやすいようにしたほうがいいかな。 -- 名無しさん (2017-01-10 21 01 34) サンジのお母さんスゲェよ・・・(泣 -- 名無しさん (2017-01-19 11 25 04) とりあえずプリンは殴ろう、演技だったとしても一回は殴ろう -- 名無しさん (2017-01-19 15 32 37) ↑やめてー、サンジのキンタマが引っこ抜かれちゃう! -- 名無しさん (2017-01-19 22 29 03) 殴るならサンジは無理で、ルフィも絵柄的にキツそうだから、ナミの役目だろうな -- 名無しさん (2017-01-19 22 31 44) ルフィが殴ろうとしたところをサンジが止めそう -- 名無しさん (2017-01-19 23 35 56) 結局レイジュ除く4兄弟の中で唯一、「人間」として母に愛されていたのはサンジだけだったんだな。他の3人は父からの期待はあれどジェルマの戦力または所有物としてのものだからな・・・そういう意味ではあの3人こそが失敗作だとも言える。 -- 名無しさん (2017-01-20 00 48 12) ↑劇中描写見る限りサンジと違って井の中の蛙状態だったのが更に拍車を掛けている -- 名無しさん (2017-01-20 00 52 31) ジャッジが子供たちの慈悲の心を無くしたのって兄弟の中で未だに素性の知れないイチジの謀反フラグだったりして・・・ -- 名無しさん (2017-01-20 01 13 04) レイジュ姉ちゃんは本当にいいお姉ちゃんだなぁ…… -- 名無しさん (2017-01-20 02 12 32) 130話で病気にかかったことない発言は ギャグじゃなく失敗作とは言え改造人間だから? -- 名無しさん (2017-03-14 21 42 12) ↑×3 レイジュの中の人がオトヒメ -- 名無しさん (2017-04-24 22 50 52) あ -- 名無しさん (2017-04-24 22 53 36) ジェルマの記事はサンジの記事に統合されるのかな -- 名無しさん (2017-06-19 18 52 52) どなたか、ルフィvsサンジの項目をお願いします!あれは、見物です!!絶対! -- 名無しさん (2017-09-15 00 10 29) 記事できてないのにリンク付けたのか。読んでないから正確にはわからないけど、項目の文章も日本語がおかしいし、注釈1も全部書くんじゃなくて概要だけ書いたほうが良いよ -- 名無しさん (2017-10-04 11 30 50) 仲間でレッドラインに登った事あるのはサンジだけ? -- 名無しさん (2017-11-15 00 26 55) ここでコメントしていいのか解らんけど、ジェルマの父親、1、2、4は罰を受ける展開はないの?虐待のシーンはあまりに酷いし、2は料理長の女を殴ったし、反省もしてない。 -- 名無しさん (2017-11-18 22 03 29) 罰というかビッグマムと手を組もうとしたの知られたら世界政府から外されるしジェルマ自体存続できなさそう -- 名無しさん (2017-11-18 23 25 08) ドラゴンボールとトリコとのコラボでなぜ18号の名前を出さなかったんだろ? -- 名無しさん (2017-12-03 11 25 39) ↑3 罰も何も、124は優しさ削り取られているし、ジャッジも先祖のためっていうのは一貫しているんだよな。ソラについても道具扱いじゃなくて「亡き者の影を追うな」って言ってるあたり愛情あったからこそサンジ見ていて自分の過失見せつけられるようであんな仕打ちに走ったんだろうし。ジャッジはジェルマ復活って先祖の悲願がなければ普通の親父だったんじゃないかって気もしなくもない -- 名無しさん (2017-12-05 16 01 42) ジャッジに関しては野望を折られたのと、実の息子に「お前は俺の父親なんかじゃねえ!」と絶縁宣言されたのが罰じゃないかな -- 名無しさん (2018-03-29 21 41 29) レイドスーツはいずれ使うのだろうが、どんな経緯になるのかが気になるな。ピンチに陥ってどうしようもなくなるか、何らかの形でヴィンスモーク家への気持ちが変わるか -- 名無しさん (2018-05-02 21 00 01) 薔薇亭ってググってみたら、けっこうお高い個室のお店なんだな。 -- 名無しさん (2018-06-06 22 52 54) 初期案でパティシエ予定だったのは当時からウェディングケーキを作り上げる流れを考えていたからなのかねぇ -- 名無しさん (2018-06-19 16 21 03) 渡されたレイドスーツは足技主体のサンジ仕様なのかな?いつ仕上げたんだって話だけど -- 名無しさん (2018-06-19 18 04 26) 初登場の5巻を読み返したら、フルボディが可哀想になった。スープに虫入れて因縁付けたのは最低だけど、彼女の前でカッコ付けようと前もって注文してたのは別に悪いことじゃないし、カップルで来てるのに女の方を口説くのも酷い -- 名無しさん (2018-08-11 18 35 10) 食戟のサンジはメッチャ面白かった。もう一度やらないかな -- 名無しさん (2018-09-04 21 27 55) ワンゼ戦でのやり取り見てて思ったけど、コックキャラで食材や調理器具を戦闘に用いないのって改めて珍しい気がする。「包丁は剣じゃねえ」という台詞がその代表か -- 名無しさん (2018-11-25 18 54 53) ↑コラボもした「トリコ」なんて調理器具=武器って感じの扱いなのにな。まあ、あの世界だと「(人間含む)万物が食材」って扱いだけど -- 名無しさん (2019-01-31 21 25 52) サンジのBGM聴くと「勝ったな」って思える。あの余裕を感じさせる曲好きだわ。 -- 名無しさん (2019-01-31 22 08 31) ↑分かる、ねじまき島とStrong Worldの時のヤツが特に・・・ところで戻り方、あれで良かったかな・・・ゾロがこのことを知ったら・・・どうなるのだろう? -- 名無しさん (2019-01-31 23 06 26) 荒らしコメント削除 -- 名無しさん (2019-03-10 11 25 00) ウソップが「奇跡の星の下に生まれた」と言っていたが実際に母ソラの愛情のお蔭で優しさを失わずに生まれたのは奇跡。そして今現在家族と絶縁したものの一応の和解はしたのだからきっとソラも喜んでいるのでは -- 名無しさん (2019-06-08 17 44 37) 憤慨の意味わかってねーだろ -- 名無しさん (2019-08-03 07 55 23) 「パンは嫌い」というローの為におにぎりを作ってあげるやさしさ -- 名無しさん (2019-08-18 21 47 15) ↑5 戻り方はあれで大丈夫だと思う。ウソップの時はやむにやまれぬ心情とはいえ自分の意思でルフィと決闘・脱退したから問題だったけど、今回のサンジは本人の意思とは関係なく人質を取られてのことだから。 -- 名無しさん (2019-09-10 17 38 23) サンジ自身も不本意極まりない一時離脱だったから、ゾロも何も言わないと思う。事情を知って皮肉の一つでも飛ばしてまた何時も通り喧嘩勃発ってところじゃないかな -- 名無しさん (2019-11-08 01 10 12) ワの国でのサンジの「あの反応」....大丈夫...アレ...。だって...反応している「あのヒト」って....。 -- 名無しさん (2019-11-24 09 57 23) 提案ですが冒頭にセリフがズラズラ連なってると見栄えが悪いので一つにしませんか? -- 名無しさん (2020-02-17 12 14 56) ゾロ「お前本当に王子様だったのか。へえ…人は見かけによらねえもんだな」ってな感じかな 素性を知ったとき -- 名無しさん (2020-03-09 22 16 42) ジンベエが正式に加入したから一味で悪魔の実や武器を使用しないのは唯一ではなくなったっぽい? -- 名無しさん (2020-04-15 01 30 06) 悪魔の実の代わりにレイドスーツがある... -- 名無しさん (2020-08-01 20 54 12) 6年もゾロと映ってない間にサンジは出生とか懸賞金とか新しい能力とか立て続けにあったからそれ絡みで2人に喧嘩してほしい。 -- 名無しさん (2020-09-13 19 23 29) ゾロと相性が悪いのは根本的な性格の違いじゃないかな。ゾロは自分の野望のために動くロマンチストで、サンジは他者の為に動くリアリストだから。表面上はロマンチストっぽくて優しいけど、根っこは基本冷めてるというか現実的だよね。 -- 名無しさん (2020-09-27 21 40 59) そういえば初戦から魚人すら気づいてない魚人の弱点を見抜いたりしてたけど、頭の回転はやっぱり速いんだろうか -- 名無しさん (2020-11-04 08 07 08) 失敗作呼ばわりされてたけど特に戦闘訓練とかしてなさそうなコック時代でもあの強さだしやっぱジェルマの血はあるんだろうね -- 名無しさん (2020-12-25 20 18 36) つーか子供の時点で鉄の体を持つ兄弟にボコられても後遺症もなく生きれてるし -- 名無しさん (2020-12-26 13 34 18) 何かあった未来のサンジが下手したらジャッジと同じ事になった可能性もあると思うと…。 -- 名無しさん (2021-02-04 12 25 44) サンジはfateシリーズじゃ主人公の味方としては長生き出来んだろうな。特にCCCとかだと尚更 -- 名無しさん (2021-02-25 22 17 34) ウソップ再加入やパンクハザードの時に普段言いなりのナミに反抗するシーンが印象的 特に前者は犬猿の仲のゾロに同調する格好だし余計に -- 名無しさん (2021-06-13 14 21 29) ジャッジに絶縁を言い渡すシーンのアニメでの演技が凄い印象的。普段ルフィやゾロに対して怒鳴るのとは全然違う、怒りと悲しみがないまぜになった半ば裏返った叫び声 -- 名無しさん (2021-07-13 20 59 15) ログ化を提案します -- 名無しさん (2021-08-26 22 16 59) 成長イベントがことごとく本人嬉しくないのばっかり。不幸だ… -- (名無しさん) 2021-10-26 20 31 28 まさか悪魔風の発火も伏線だったのか…? -- (名無しさん) 2021-11-01 17 37 23 クソとかオロすぞとか言わなくなったよね最近 -- (名無しさん) 2021-12-13 09 05 09 戦闘面では何気にジャブラ以来の大金星か -- (名無しさん) 2021-12-28 16 41 31 ↑3多少は兄貴たちみたいに鉄みたいな硬さがあったってことかな -- (名無しさん) 2022-01-08 20 58 52 レイドスーツ壊しちゃったのか・・・シリュウとの透明同士の戦いを期待してたのに・・・ -- (名無しさん) 2022-01-08 21 35 54 透明だと作画面で支障が出るから破棄するしかないやろ…… -- (名無しさん) 2022-03-17 13 08 20 ヤマトとの入浴シーン最初どこいるかわかんなかったけど、鼻血ふいて宙舞ってるんな… -- (名無しさん) 2022-06-30 21 26 43 ホールケーキアイランド編のルフィとサンジの立ち位置がパズーとシータに見えている俺は末期。 -- (名無しさん) 2022-08-12 20 22 16 Prince of 不幸. -- (名無しさん) 2022-08-13 23 13 33 家族へのトラウマはもう解消したのかな? -- (名無しさん) 2022-08-15 22 29 13 ↑父親と兄弟は決して許せないけれど、もう恨みはしないってところだろうか・・・。 -- (名無しさん) 2022-08-18 21 42 09 映画ではちょい不遇気味。幹部級とバトルすることは比較的多いが、ボスはルフィ、二番手はゾロの相手になることが多いし、バトル面では「戦闘要員の一人」程度で終わることも多い気がする。ただ、「女好き」という特徴を生かした場面は多いから、端々ではちょくちょく存在主張しているが。 -- (名無しさん) 2022-08-18 22 01 50 ↑15平田さんの本気ッスね… -- (名無しさん) 2022-08-19 20 22 22 懸賞金の写真が元の落書きに戻ってどういう事なんだ…。 -- (名無しさん) 2022-08-29 03 29 19 昔はサンジの出自は後付けと思ってたけど、サンジの出自の伏線を読んで最初から考えてたのかと感嘆したな -- (名無しさん) 2022-09-03 00 12 39 クイーンとキングはほぼ同格でジェルマとのパイプも考えたらサンジが上でもいいのに4位はかわいそう -- (名無しさん) 2022-09-06 00 05 28 ↑WCIで完全にジェルマと決別した レイドスーツを捨てたことで科学力とも決別したのが響いてるんだと思う。ワノ国までの懸賞金は恐らくジェルマ込みの金額だっただろうからサンジからすれば悪くないことだと思うな。 -- (名無しさん) 2022-09-11 05 55 23 女性と戦えないという明確な弱点があるから脅威度としては他より見劣りするのはあるのだろうな。今回思いっきりロビンに助けを求めちゃったし、あれはサンジの成長とも言えるんだけど、外部の奴からすれば情けない一面にしか見えんだろうしね。 -- (名無しさん) 2022-09-23 18 57 04 ジンベエだったらどんな名前を付けただろうか? おそばマスクのネーミング -- (名無しさん) 2022-11-24 23 08 49 ニジ「サンジがやられたようだな」 イチジ「フフフ…奴は四天王の中でも最弱…」 レイジ「人間ごときに負けるとはコックの面汚しよ…」 -- (名無しさん) 2022-11-24 23 15 16 「サンジは支配を目論み戦争を望む、自由と平和を脅かす悪の組織から改造人間として産み出されながらも、人間の心を喪わなかった仮面ライダー」という解釈を聞いてハッとしたけれど、逆に言うとサンジの四つ子の兄弟達の悲劇性も際立つな……。「生まれながらに人間の心すら奪われ、死ぬ時まで自分達に欠けているものやその意味を理解すらしようがない。万が一人間の心が甦ったとしても、今度は逆に今までの自分自身の心ない行いに苦しむことになる」……。 -- (名無しさん) 2022-12-27 06 48 13 クイーンを撃破した訳だが、彼の防御力は未だに底を見せていないから強さは未知数な部分がある。 -- (名無しさん) 2023-03-01 11 54 35 ゾロはお化け耐久を仲間や敵から言われてるけど、サンジも大概だよな。確かワノ国編より言われたはず -- (名無しさん) 2023-03-02 14 45 50 そもそもウソップですら4tバットで頭殴られて普通に生きていられるので -- (名無しさん) 2023-03-13 17 44 40 魔神風脚アニメいいエフェクトと作画だった -- (名無しさん) 2023-05-07 10 01 54 アニメのイフリート、作画は素晴らしいだけに最後のラッシュからのブフバーストまで何故途中で回想入れて流れ切った… -- (名無しさん) 2023-05-07 19 26 46 人生バラ色ライダーズとかG-5の面々とかとの絡みを見ると、荒くれものの統率上手いイメージ。WCI編でのケーキ作りもリーダーだったな -- (名無しさん) 2023-06-11 11 05 42 異常に熱に強かったからディアブルジャンプやっても平気だったのね…当時から「なんで熱くねえんだよw」って言われてたけど伏線だったのか -- (名無しさん) 2023-07-15 19 23 45 ↑2 吹っ切れたサンジが改めて前を向いた上での一撃になったのだから悪くはないだろ。 -- (名無しさん) 2023-12-10 21 48 29 ↑2× ↑3⚪︎ -- (名無しさん) 2023-12-10 21 49 39 料理残すのは基本許さんけど事前に何が好きで何が嫌いか言えば食べれるものを作ってくれるし「栄養あるんだから嫌いでも食え」タイプではないっぽいね -- (名無しさん) 2024-01-12 01 39 42 今の時代に貴重なタバコ吸ってるシーンが明確に出てる喫煙キャラ -- (名無しさん) 2024-02-13 19 48 30 黄猿のレーザー蹴り上げるの、実に四皇幹部って感じで最高だ。 -- (名無しさん) 2024-02-19 21 06 22 オールブルーってまさか… -- (名無しさん) 2024-05-04 22 14 21
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39 35 「ビビ!!ファル子!!」 懐かしい声。その正体は、反乱軍のリーダーであり、私たちの幼馴染のコーザ君だった。 「俺の目はどうかしちまったのか?国王が国の英雄に殺されかけている」 信じがものを見たような表情を浮かべるコーザ君。 当然だ。反乱軍が把握できる情報とこの場の光景は余りにもかけ離れている。 「イメージできる最悪を思い浮かべればいいわ」 「おれさコーザ。お前達が国王の仕業だと思っていたこと全て…わが社の仕掛けた罠だったのさ」 今更知った所で、何も変わらないとでも言うかのように。元凶は、事の真相を自白する。 ここまで言われれば誰もが気づく。 この二年間、「国のために」と思ってやったことが、全てが茶番であり__ クロコダイルの手のひらで踊らされていたことに。 結果として軍と民達は殺し合い、この国は深刻なダメージを受けている。 みるみる青ざめるコーザ君を、私は見ている事しかできない。 血が出るのも構わず唇を噛み締める。いつの間にか、目には涙が浮かんでいた。 ああ、どうして_私はこんなに弱いのだろう。 「ごめんなさい…」 ビビちゃんに。コーザ君に。国王様達に。今も争っている民達に。 消え入るような声量で、謝罪の言葉を絞り出した。 ≫26 二次元好きの匿名さん21/09/21(火) 07 31 53 ファルコンは砂上で最強のウマ娘であってほしい。 クロコダイルがルフィにとどめを刺そうとした瞬間だった。 刃のような衝撃が彼の足元に着弾し、その進む足取りを止める。 巻き上がる砂の奥、ルフィとクロコダイルの間に、新たな人影がいた。 「スマートファルコン…!」 スマートファルコンの内情をクロコダイルは理解している。 アラバスタ王国の王女ビビの幼馴染。BWの幹部に名を連ねるも、この作戦での重要性は他の幹部に比べて皆無と言っていい。 しかし、その立ち位置にいたのは、ビビやその仲間を守るために自由に動くことができるからだった。 そのアイドル性とウマ娘であることを除けば大した問題ではない、そう判断したクロコダイルは即座にファルコンを抹殺しにかかる。 「砂嵐!」 「でや!」 ファルコンは砂を力強く蹴り、そのパワーで砂嵐を強引に突破してクロコダイルの懐に飛び込んだ。 「何?!」 「帝王衝!!」 背後回し蹴りがクロコダイルの左肩に『直撃』し、彼は思わずたたらを踏んだ。 彼は油断していた。 数十年潜伏していた前半の海でロギアに攻撃を当てる者などいないとたかを括っていた。 「ダートか…!」 砂を蹴って走るウマ娘。それ故に砂になるクロコダイルの体に攻撃を当てることが出来るウマ娘だ。 「あなたは砂漠で俺に敵う人はいないと言うけど…私も同じくらい、砂の上に敵はいないの!」 「砂漠の宝刀!!」 「砂の静鈴華(デザート・ファルコン)!!」 砂の斬撃と刃のような衝撃。 その二つがぶつかり合い、刃を形成していた砂が霧散して煙幕のようになる。 その隙にファルコンは倒れたルフィを拾い上げ、砂漠を蹴って離脱した。 ルフィとクロコダイルの最終決戦。 ルフィのゴムゴムの暴風雨に対し砂漠の金剛宝刀を放ったクロコダイルだったが、この時のダメージが原因で技を放つのが遅れ、それが敗因の一つになったのは…また別のお話。 ≫126 二次元好きの匿名さん21/09/21(火) 19 56 57 テイオーとルフィの激突怪文書。 アニオリでエースがルフィに同行して黒ひげの動向を掴んだあと。 ナミ「エースさんの目的もなんとか達成しそうね、それでエースさんは?」 ゾロ「トイレだとよ」 サンジ「レディの前で汚い言葉だすんじゃねえ」 ルフィ「にしし、エースは相変わらずだなあ」 ウソップ「そういやルフィお前昔の話あんまりしねえなエースの他にも幼なじみいたんだっけか?」 ルフィ「まあな、あいつは……」 上空なにか白い影が急接近してくる。 ???「きゅ〜〜うきょ〜〜くテイオーーーステップ!!」 ドーン!! 大爆発砂漠に大きなクレーターが出来る。 ≫128 二次元好きの匿名さん21/09/21(火) 20 10 51 ナミ「何なに?」 ウソップ「ぎゃー怪物の来襲だあ!?」 そこに現れたのは幼い容姿のウマムスメで白い衣装に海軍のマントを羽織っている フクキタル「やばいですやばいですあの人間違いなく大凶です」 ルフィ「……テイオー」 スタスタ急に間合いを詰めてくるウマムスメ ドーン!! ルフィ「いたぁ!?何すんだよテイオー」 テイオー「こっちのセリフだよ何海賊なんかなってんだよルフィ!?」 ルフィ「俺達は前から海賊になるって言ってただろ」 テイオー「そんなんただの世迷言だと思うじゃないか、さあ帰るよガープさんに叱ってもらうから」 ルフィ「いてえいてえ引っ張んな」 ナミ「はあ、ルフィが圧倒されてる」 サンジ「あー、小さなレディそいつは俺達の船長なんだ勝手に連れて行くのはちょっと」 テイオー「あ、すいません僕はトウカイテイオーですルフィの姉です」 全員「「「姉!?」」」 ≫130 二次元好きの匿名さん21/09/21(火) 20 36 23 ルフィ「誰が姉だよただの幼なじみだろ」 テイオー「ルフィ!!、エースもルフィも何で僕に敬意を払わないのさ」 ルフィ「だってなあお前一番ちびっこいじゃん」 テイオー「失礼な、年齢ならエースよりも上なのに」 ルフィ「お前とエース同い年じゃん」 テイオー「僕が姉だよ」 ウソップ「何か揉めてなヒソヒソ」 テイオー「まあ、素直にルフィが言うこと聞くと思わなかったよ」 チョッパー「なら帰ってくれるのか?」 テイオー「ボコボコにして動けないようにしてから連れ帰るよ」 ゾロ「考え方似てんな」 ルフィ「最初からそう言えばわかりやすいんだよテイオー」 テイオー「皐月掌」 ルフィ「ゴムゴムの銃」 ドーン ≫131 二次元好きの匿名さん21/09/21(火) 20 38 46 フクキタル「あれはクラシック三冠の派生技!?」 テイオー「ウマムスメならわかるよねこの技をだせる意味を」 ルフィ「いてぇな前よりも強くなってんなテイオー」 テイオー「当たり前だよ僕はママから鍛えられてたんだから終わりだよルフィ」 ウソップ「ルフィいま助けに」 ルフィ「来るな!?これは身内どおしの喧嘩だ」 チョッパー「で、でもよおこのままじゃルフィが」 テイオー「へえ仲間に助け求めないんだ」 ルフィ「当たり前だろテイオー」 テイオー「じゃあそのまま倒れちゃいな」 ドーン エース「そうだな身内の喧嘩に他を巻き込むのはなしだ」 ナミ「エースさん」 テイオー「エース!?」 ここまで妄想が尽きてしまった ≫140 二次元好きの匿名さん21/09/21(火) 21 57 56 ありがとうございます、とりまプロローグだけ書きます。 ライオンの船首が特徴的な海賊船、サウザンドサニー号に乗り偉大なる航路を行く麦わらの一味。 新たに音楽家のブルックを加え、旅を続ける彼らは現在_____ 「は、腹減ったぁぁぁ……。」 …餓死の危機に瀕していた。 「魚もつれねぇ、在庫の食糧もねぇ、マジでどうすんだ…。」「つーかよぉサンジ、元々食料の管理はどうなってたんだよ…。」「そだぞサンジ~。」「テメーらが見境なくつまみ食いするからだろーがぁ!!」 「すいませ~ん…。ウソップさんとルフィさんの誘いを断り切れず…。」「ああいやフクちゃんは悪くねーんだ、わりぃのはこいつらアホ男どものせいで…」「ヨホホホ!私も断り切れずつい!」「テメーは許さん!」 そんなやり取りをしつつも、空腹のせいか彼らのやり取りにはどこか元気が見られない。 普段は彼らをいさめる航海士のナミも、空腹で何も言うことが出来ないようだ。 ゾロに関してはただ黙々とトレーニングを続け、ロビンは読書をしている。 そんな時だった。「おい、島が見えるぞ!」周囲を望遠鏡で警戒していたフランキーが報告する。 「本当!?」その言葉に先程まで顔を伏せていたナミが顔を上げると、他の船員も一斉に騒ぎ出す。 「これで食い物手に入るな!」船医チョッパーが目を輝かせる。「ヨホホホ!地獄に仏とはこの事ですね!あ、私仏っていうか骸骨ですけど!」音楽家ブルックがその言葉と共に喜びの演奏を始める。 「肉、肉、肉~‼‼」そして船長のルフィに至ってはもはや目が肉を描いている。 「ん?」だが引き続き警戒していたフランキーが疑問の声をあげる。 「どうしたの?フランキー。」本から目を離してロビンが尋ねる。 「いや、なんか島からこの船向かってすげえスピードで近づいてくんだよ…。」「近づいてくるって船?」 「島の住人か?…まさか海賊船だから迎撃しようと!?」「いや、船じゃねえよ。」 「じゃあ魚か!?メシか!?海王類か!?」「なら上陸前の腹ごしらえだ。調理頼むぞクソコック」 「誰がクソコックだマリモ!テメーの皿だけ骨多くしてやろうか!?」鍛錬を中断したゾロがそう言えばサンジが怒鳴り返す。「…魚でもねえよ。」「じゃあなんだよフランキー!」 ≫141 二次元好きの匿名さん21/09/21(火) 21 58 53 「…人だよ。」「へ?」 「人が海面走って船に向かってきてんだよ!」答えた瞬間その影は一気に加速。サニー号にぶつかる直前に海面をけってジャンプ。一同が臨戦態勢となる中サニー号の甲板に降り立ったのは、一人の少女であった。。 「そこまでだ海賊ども!このURA島を襲おうったって、このセンちゃんが許さないんだから!」 その少女は褐色の肌をして太陽マークのシャツと短パンを身に着けており、何より特徴的なのは、ウマ耳と尻尾をつけていることだ。 「…ウマ娘?」そんな疑問を誰かが口にする。サンジは目をハートにしていた。 センちゃん、と名乗った少女は一同を見まわし、ルフィとフクキタルに目を向けると、驚きの言葉を口にした。 「そこの麦わら帽子とウマ娘!あたしの仲間になりなさい!」「「はぁ!?」」 「ダメなの!?じゃあそこのアンタとアンタ!」「え~?そんな熱烈な歓迎されたら俺困っちゃ「アホか」んだとコラ!?」すると今度はゾロとサンジにそう言うもダメだとわかると残りの連中にも2人ずつ同じことを言う。 だが結局全員ダメだとわかり、その少女はガッカリしたようだ。そんな彼女にルフィ達はこの島を襲う気などない事、ただ食料を補充するために寄るだけだと伝えると、その少女は「それならいい」と答えた。 ≫142 二次元好きの匿名さん21/09/21(火) 21 59 33 「おい、いいのかよそんな簡単に信用して」「いいのよ、嘘言ってないってなんとなくわかるの。さっき誘った時もそれで乗り気じゃないってわかったもん」ウソップの問いにそう返すセン。そんなこんなで会話を続けていると、島のすぐ近くまで迫ってくる。 「それじゃあ改めて。ここはURA島。占いと水晶の加工が盛ん…ていうかそれぐらいしかない島よ。短い間だろうけど楽しんでいってね!」占い、という単語に目を輝かせるフクキタルを尻目に一同は上陸の準備を始める。 だがこの島で一同を待ち受けるのは伝説の時代を生きた海賊との戦いであった。 ≫162 二次元好きの匿名さん21/09/21(火) 23 08 52 ローはフクをなんて呼ぶんだろうってずっと考えてたところから生まれたドレスローザ編怪文書 〜シーザー引き渡しチーム〜 フクキタル「えへへへ、見てくださいよこれ!」 満面の笑みを浮かべたフクキタル。その手の中にはたっぷりのトッピングが盛り付けられた大きなクレープが。 ウソップ「うおっ、どうしたんだそれ」 フクキタル「私がウマムスメだって分かったら、お店の人がすっごくサービスしてくれたんです!」 ロー「おい、開運屋。あまり目立つ真似はするな」 フクキタル「分かってますってば〜。うふふふ。なんだかよく知らないですけど、この国ってウマムスメ族のことすっごく歓迎してくれてるみたいです!いやぁ、良い国ですね!」 ロビン「ドフラミンゴが治める国よ?」 フクキタル「うぐっ、忘れてました……」 ウソップ「ドフラミンゴといやぁよぉ、結局なんなんだ?ほら、黒い……」 フクキタル「サンカクでしたっけ?」 ウソップ「刺客だよ!」 それはドレスローザ入港前のこと。 ドフラミンゴは電伝虫での通話で、ローに対してこんなことを言っていたのだ。 『"黒い刺客"もお前に会うのを楽しみにしているぞ』と……。 確か、パンクハザードで襲ってきたベビー5も似たようなことを話していたはずだ。 ウソップ「で、なんなんだ?その黒い刺客ってのは」 ロー「……さぁな」 ウソップ「お前何か知らねェのか?」 シーザー「はっ!例え知ってても教えるか!」 ウソップ「んだとォ!」 ロビン「……聞いたことがあるわ。あくまで噂程度だけれど」 フクキタル「噂……ですか?」 ロビン「ええ。ドフラミンゴには敵対者を確実に抹殺する部下がいるって噂」 ≫163 二次元好きの匿名さん21/09/21(火) 23 09 18 フクキタル「ひっ……!?」 ウソップ「そ、そんなおっかねえ部下がいるのかよ!?」 ロビン「噂だけどね」 ウソップ「なんだ噂か……」 ロビン「目撃者はいるけど」 フクキタル「実在してるじゃないですか!!」 ロビン「なんでも……ドフラミンゴに敵対したある海賊団が、一夜にして壊滅状態に陥ったらしいわ。船長を含め船員はほぼ全員殺された。海に落ちて偶然助かった船員は、こう証言した」 ウソップ・フクキタル「……ゴクリ」 ロビン「『黒い影が追いかけてくる……どこまでも、どこまでも……』と」 ウソップ・フクキタル「ヒイイイイイ!!」 ロビン「それから"黒い刺客"の存在がまことしやかに囁かれるようになったみたいね」 フクキタル「で、でも……それだけとんでもない人なら、懸賞金とかかけられててもおかしくないんじゃないですか?」 ロビン「"黒い刺客"が本格的な活動を始めたのはドフラミンゴが王下七武海になってからみたい。だから懸賞金もかけられていないし手配書も出回っていない。"黒い刺客"が何者なのかは、誰にも分からないのよ」 フクキタル「……あの、今朝の電伝虫で黒い刺客がローさんに会いたがってるって……」 ロビン「おそらく、ドフラミンゴと一緒にやってくるでしょうね」 フクキタル「うわああ〜〜〜ん!!船で待ってればよかったです〜〜〜〜!!」 ロビン「刺客っていうくらいだから、どこかに隠れて暗殺を狙ってくるかも……」 ウソップ「やめろ!追い打ちかけんな!!」 ロー「とにかくだ。今更ガタガタ抜かしても仕方ねェ。例え奴が誰を連れてこようと、もう作戦は始まってんだ」 ウソップ「そ、それはそうだけどよ……」 ロー「……そろそろ行くぞ。もうすぐ取引の時間だ」 フクキタル「ううう、せめて出発前に占いを……」 フクキタル「…………?」 フクキタル「…………女難、注意?」 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 47スレ目 ≫9 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 01 01 15 アラバスタ砂漠越えのワンシーン フク「もう無理です~……暑すぎますよ~~!」 チョパ「おれも、ダメだ……」 ナミ「なーにへばってんのよフクキタル。薄着でドラム王国を走り回ってたあんたがそれを言うの?」 フク「ウマムスメ族は寒さには結構強いのですが、暑さには滅法弱いんですよ! かの伝説の戦士シンザン様や最強の賞金稼ぎとも噂されるナリタブライアンさんでさえ暑さにバテた話があるんですからね!」 ビビ「そうね。私の友人のウマ娘もこの暑さには辟易としていたわ。元気にしているかしら……」 ゾロ(ナリタブライアン……? どこかで聞いたような……) ここでファル子とナリブの伏線を敷けばいいかなと。一時期賞金稼ぎしていたゾロなら賞金稼ぎをしているナリブ識っていても違和感ないので。 ≫28 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 01 24 26 ありがとうございます。では、ちょい長いですがいきますね。 例のごとく、エミュが雑なのでその辺はご了承をば… ファル子がスパイになっている点、レインベースで働いている点は同じ。 アラバスタに麦わら一味が到着した時のナノハナで 「大人気アイドル(アイドルって概念ワンピにあったっけ?)ファル子の ステージのチケットだよ! さあ早いもん勝ちだ!」 というモブのシーンが差し込まれて名前だけ先に出る。 (スモーカー登場のシーンの手前くらい?) ルフィ達がレインディナーズへ突入してきたところで、 ステージで喝采を浴びながら踊るファル子の姿。 ファル子「なに、あれ?」 ここで『【1公演で6000万ベリー稼ぐエージェント】ミス・マザーズデー』 という肩書が紹介される。 場面が飛んで、ミスタープリンスがビビの前に登場するシーン。 サンジ「彼女が協力してくれたんだ」 と言ってファル子を紹介するサンジ。 ファル子だ抱きつき、再会を喜ぶ二人。二人の関係をサンジが聞いたところで、 『ミス・マザーズデー改め【ビビの幼馴染のウマムスメ】スマートファルコン』と肩書が更新。 ファル子「ごめんなさい、ビビちゃん…私なんにも役に立てなくて…」 先にフロンティアエージェントになったのに、レインディナーズから動けず役に立たなかった事を謝るファル子。 ビビ「ううん、良いの。あなたが頑張ってるって知っていたから、 私もイガラムも頑張れたの。それに、今こうして私たちを助けてくれてるじゃない」 そう言って笑うビビ。ファル子も感涙。 サンジ「二人の麗しい友情に乾杯…と言いたいところだが、今は一刻を争う」 ファル子はレインディナーズの混乱を収めたら自分もコーザ達を止めに行くと言い、二人と別れる。 ≫30 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 01 25 16 場面が飛んで、王宮にて。チャカが鳴牙を使った辺り。 クロコダイルへ追撃をしようと体勢を立て直すチャカ。 そこへ、駆け寄る足音が聞こえ、チャカがハッとするとファル子が駆け込んでくる。 ファル子「――ビビちゃん! チャカさん! コブラおじさん!」 王宮前の惨状に親しかった人達の名前を呼ぶファル子 コブラ「ファル子、ビビを連れて逃げてくれ! ビビをコーザのところへ!」 叫ぶコブラ。ファル子は一瞬ためらうが、 コブラやチャカ、倒れるツメゲリ部隊や兵士たちに視線を動かすと、 決意の表情でビビへと駆け寄り、彼女を担ぎ上げる。 ファル子「ビビちゃん、コーザ君を探すよ!」 そう言って駆けだす。そんなファル子へクロコダイルが手を掲げる。 そして、それを阻止しようとするチャカ。 ――だが、クロコダイルを傷つける事はできず、逆にかぎ爪を深々と突き刺される。 チャカの悲鳴にファル子とビビが一瞬振り返ったところで、 クロコダイルのデザート・スパーダが放たれる。 ≫31 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 01 25 50 ファル子「す、砂なら――」 砂の刃が当たる瞬間、ファル子がジャンプし、砂の刃を踏みつけて跳躍。 宮殿の屋根めがけて飛び上がった。 ――クロコダイルの攻撃を踏み越えた。 その場にいたクロコダイルとロビン以外が驚愕に目を開く。 クロコ「――やはり、ダート適正持ちか」 クロコダイルは冷静に、しかし面倒くさそうにつぶやくと、かぎ爪を引き抜き ――そのかぎ爪をチャカが無理やり抑え込む。 チャカ「行けぇー、ファル子!」 舌打ちし、チャカを砂の刃でズタズタにするクロコダイル。 ファル子は唇を噛みしめながらチャカの想いを背に王宮の屋根に着地 ――しようとして、ロビンのハナハナの能力で突き飛ばされる。 そして、バランスを崩し宙に放り出されたファル子をクロコダイルのかぎ爪が掴む。 クロコ「――ミス・マーザーズデー…いや、スマートファルコン。 てめぇがこうする事をおれが予想していなかったとでも思ったのか?」 そして、王宮の縁の部分へと叩きつけた。 ≫32 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 01 26 19 ビビをかばうように叩きつけられたファル子は、悲鳴にならない悲鳴と血を噴き出し、その場で動けなくなる。 クロコ「てめぇがこそこそと嗅ぎまわっていた事なんざとうの昔に知っていたさ。 おかしいと思わなかったのか、フロンティアエージェントになったのに いつまでもレインディナーズで働かされている事に」 必死でビビがファル子の名前を呼ぶ中、せせら笑うようにクロコダイルが言う。 クロコ「てめぇを泳がせておいたのは、てめぇが資金集めに役立つからにすぎん。 おとなしくあのまま『見世物』になっていれば、こんな目にも合わなかったろうになぁ」 クロコの言葉に、ギッと唇を噛むビビ。そんなビビの服の裾を弱々しく掴むと、 ファル子は泣きながら謝罪の言葉を口にする。 ファル子「ごめん、なさい…結局、ビビちゃんの事、なにも助けられなかった…」 ビビ「ファル子…!」 クロコ「クハハハ、泣かせるじゃねぇか。親友のためにと頑張った結果がこの有様とは。 頑張って潜入してやった事はわが社の資金源になり、 頑張って助けに来てみれば、せっかくのダート適正も宝の持ち腐れと来たもんだ」 あざ笑うクロコダイル。 クロコ「弱えやつの言う『頑張る』っていうのは『無意味』と同意義なのさ、クハハハ」 ここでコーザ登場(深刻なコーザ曇らせ) ≫33 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 01 26 44 その後は、アラバスタ編最終幕で、ボンちゃんやフジキセキ達と共に、 メリー号を匿っているところで再登場。(たぶん、電話でも話してる) 麦わら一味と脱出する二人とは違い、船には乗らずアルバーナへ戻る。 そして、王宮側にいて、ビビの真似したイガラムが踊るシーンで、 一緒に踊って拍手喝さいを受ける。 (本編登場は一旦これで〆) その後は、扉絵シリーズで 「ファル子のデザートアイドル活動日誌」(仮)を開始。 アラバスタ復興のために、アイドルとして頑張る彼女の姿を描く。 最終的に、興業が大成功して、アラバスタ復興の立役者となる。 (最終回のライブシーンでは、うちわを持って応援するビビの横で、 コブラ王がめっちゃうちわを持ってはしゃぎまくり、イガラムがくっそ困った顔をして、 チャカとペルが少し恥ずかしそうにうちわを振っている) 2年後の扉絵イラストで、 「1公演で9億稼ぐ超ウマムスメアイドル(ウマドル)ファル子ちゃん」 アラバスタの超満員の会場で踊るファル子のイラスト。 やっぱりコブラ王は椅子に座りながらもうちわをめっちゃ振ってる。 その後、アラバスタ復興の最大の立役者として、レヴェリーへ同行。 マリージョアにて、しらほしと共にチャルロスに捕まりかける。 (ここでCP0あるいは天竜人お付のエイシンフラッシュ概念がいけるかも?) ≫34 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 01 28 37 その後、レヴェリーにて。 アラバスタ復興における、ファル子の多大な貢献。 ドレスローザにて、ドフラミンゴ討伐にウマムスメ族が協力した事 (名前は伏せるが、ライス、キング、ウンス達) 二年前世紀末海賊団をルドルフが撃退した功績。 ならび、頂上決戦でウマムスメ族海兵の活躍。 それらが取り上げられて、トレセン島の世界政府加盟が正式に承認される。 ファル子の賞金額を、別の方向で表現する…というアイディアをベースにして、 史実の地方を回って活躍をしたという事から、本編にガッツリ…よりも別ルートで偉業を成し遂げ、 それが本編へすごい影響を与える…というのはどうだろうと思い、 前にあった「トレセン島の世界政府加盟国化」アイディアに繋がるルートを考えてみました。 余談ですが、ここに至るまでに、ルドルフが海列車をトレセン島に通すために アイスバーグさんへ働きかけている話とか、 それが実現する事になったのは、トレセン島でのルフィ達の活躍があったからとか、 細かくSSに出来そうなシーンを組み立ててたりします。 ≫41 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 01 56 25 40 その辺も実は考えていて、ルドルフから打診があり、アイスバーグさんが動くんだけど、 トレセン島側がそれを否定していて、難航していた。 (ルドルフが主導でも難しいくらいに根が深い問題になっていた) で、そこでルフィ達の活躍があって、その辺の問題がだいぶ軟化して、ある程度話が出来る状態になった。 (ここでルフィ達に対してルドルフが興味を持ち、ガープと共にウォーターセブンに来る事に) で、それに加えてアイスバーグさんは、地方と本島との距離問題にも着目して、 地方と本島を繋ぐ線路と高速海列車の開発も同時進行するって言う感じ。 それで、二年後についに開通して、ウマ娘レースの開催!と… こんな感じにしたかった理由として、ルドルフからウマムスメ族の事情を聴いて アイスバーグは海列車を通す事を決めたっていう形にしたかったから。 「存在する事が罪にはならねぇように、存在するだけで虐げられる事だってあっちゃならねぇ。 海列車を通す事が、それを否定する手助けになるっていうなら、俺はいくらだって手を貸すさ」 みたいな事をアイスバーグさんに言わせたかったんだ… ≫45 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 02 43 47 41 あ、すいません。ルドルフがなぜ海列車をトレセン諸島へ通そうとしたかの理由を書き忘れました… 1、トレセン諸島がワノ国のような完全鎖国にならないようにするため 2、自分の息のかかった海軍支部を中継点にして海軍本部からの路線を繋げるため 3、それらを成したうえで、レヴェリーにてトレセン諸島を世界政府加盟国として認めさせるため (4、トムさんとの交流が少なからずあった事) これが理由だと考えています。 で、ルフィ達やオペラオーの動きによって予想以上の成果を持ってこれらは達成される事となる。 なおその代償は、テイオーの離反と親友の息子の死、そしてオペラオーとの戦いで負った重傷である。 ≫104 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 13 52 05 デジタルまだ育成してないし、オペラオー持ってないからキャラ違うかもしれんが許して 世界政府の代表と、トレセン諸島代表の秋川やよい、(いい意味で)お飾りの王族であるウマ娘のファインモーションが手を取り合っていた。 そう、今日はトレセン諸島が世界政府に加盟する日だ。 天竜人の奴隷狩りや人々からの偏見から身を守るため長く鎖国していたトレセン諸島は、ウマ娘が海軍を初め様々な場所で活躍する事で徐々に人権を獲得し、多くの人に支持されてこの場にやってきていた。 そんな場の最後方の物陰に、『覇王』テイエムオペラオーの姿があった。 「ボクのしてきた事は…どうだったんだろうか…」 海賊として奴隷にされたウマ娘や人々を救出し、それを邪魔する海軍を迎え撃ってきた覇王。 やってきた事は間違っていなかっただろうかと、彼女らしからぬ沈んだ心境で呟いた。 ただの独り言。返事なんてあるわけない。そう思っていたところ、思わぬ返答が返ってきた。 「そんなことありませんよ、オペラオーさん」 「キミは…デジタルくんか。それは、一体どういう意味だい?」 「私はあなたをずっと追ってきました。奴隷の皆さんを解放するあなた。追いかけてきた海軍を迎え撃つあなた。海賊を蹴散らし、島を縄張りにして平和をもたらすあなた…。そして気づいたんです。あなたはウマ娘…いいえ、トレセン諸島のために戦ってたんだと。海軍に所属するウマ娘も多くいますが、多くの人の目に届かないところもあります。しかし海賊ならば…そうですよね?」 「…ああ、そうだとも」 呆気に取られたオペラオーだったが、デジタルの考えは正しいと頷いた。 ≫105 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 13 52 16 デジタルは有頂天になり、口角がだらしなく弛みそうになったが、それを全力で押さえ込んで真剣に続ける。 「だから私はそれに応えるために全力を尽くしました。各国の王族…天竜人にだってガープさん達と一緒に意見してきました。その結実が、今日この日なんです」 デジタルは壇上を見た。 オペラオーは彼女の瞳を見下ろして、両手を差し出した。 「勇者は戦場を選ばない…か。覇王の役目は終わった。…さぁ、勇者として、ボクの両手に手錠をかけるといい」 「…はいっ!」 デジタルはオペラオーの両手にゆっくりと、しかし確実に手錠をかける。それはさながら英雄譚の一節のような光景だった。 二人は壇上から背を向け、歩き出した。 そこでオペラオーは歌劇の閉幕を告げる。 「覇王の人生を賭けた一世一代の大オペラ!これにて閉幕!」 その瞬間、盛大な拍手が巻き起こった。 トレセン諸島が、世界政府に正式に加盟したのだった。 ≫119 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 17 33 03 フク「ライスさんはトレセン諸島出身ではない為レース経験もライブ経験もなくウマムスメ武術もできません!!」 フク「しかし!!そのどれも経験がある私がいます!!」 フク「あとはもうおわかりですね!そう!!」 フク「私がライスさんにうまぴょい伝説の振り付けを伝授します!!」(ド ン !!) ライス「よ、よろしくおねがいしまひゅ!」(噛んだ) ロー「ちょっと待て」 ≫126 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 19 06 04 今日、僕の義兄──ポートガス・D・エースが処刑される。 エースは海賊、しかも白髭海賊団の二番隊隊長という大物海賊だ。処刑されることは当然のことだし、僕も海兵だからそのこと自体は覚悟の上だった、小さい頃から海賊になると言う三人に対してボクが捕まえてやるなどと息巻いていたくらいだ。 でもエースが大々的に公開処刑されるのは彼が海賊だからという単純な理由ではなくエースが海賊王の息子──鬼の血を引く子供だからだ。 (ごめん、みんな。僕はやっぱり我慢出来ない) これからボクは海軍を裏切り、白髭海賊団と共にエースを救出する。それはどうしようもない裏切りだ。ボクを立派な海兵に育ててくれた母であるカイチョーや面倒を見てくれたガープおじいちゃん、共に海兵として切磋琢磨した仲間達、ボクを慕ってくれている後輩たち。それら全員を裏切り決別する行為だ。 それでもボクはこのままエースが処刑されるのを黙って待つことは出来ない。 「持ち場に戻れ、テイオー。今ならまだ間に合う、私たちにお前を処断させないでくれ」 「ハヤヒデ……タイシンにチケットも……カイチョーの命令?」 ビワハヤヒデ、ナリタタイシン、ウイニングチケットがエースの処刑場へと続く道を塞ぐように立塞がる。 「ああ、そうだ。戻れ、テイオー。陸の人魚と呼ばれ奴隷として扱われ続けたウマ娘族が自由に生きられるようにとルドルフ中将が今までどれだけ尽力してきたか知らないお前ではないだろう。だというのに娘のお前が海軍を裏切り海賊王の息子を助ける、それがどんな意味を持つか分からないなどとは言わせん」 「それだけじゃない! もうアンタ自身が重要な存在になっているくらい分かってるだろ!」 「そうだよ!私たち海軍に所属するウマ娘にとって……ううん、それだけじゃないたくさんの人達にとって、テイオーは憧れで希望なんだよ!」 ≫127 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 19 07 04 理路整然と諭してくるハヤヒデ。怒りを持って事実突きつけてるタイシン。涙ながら説得するチケット。 三人ともボクのことを思って引き止めようとしてくれていることが分かっている。 海軍歴代最年少中将、海軍の新しい英雄、ウマ娘と人間の架け橋。僕に対してウマ娘、人間問わず色んな人が期待してくれているのは知っているし誇らしいと思いそれに応えられるためにも努力してきた。でも、 「ごめん、三人とも。それでもボクはエースをこのまま見殺しには出来ない。それにさ、こうなってはじめて分かったんだ。ボクが憧れたのは海軍本部中将シンボリルドルフじゃなくて、海賊皇帝ルドルフだってことに」 自由でそれでいてどこまでも誇り高く自分を貫いた。そんな姿にボクは憧れた。ずっとそんな風になりたくて走ってきた。ここでエースを見殺しにしたらきっとボクは一生あの背中を追い越せない。 「ッッ!! だったらアンタはもう私たちの敵だ!」 タイシンが怒号と共に踏み込む。六式体術・剃。ウマ娘の身体能力から繰り出されたそれは一瞬で距離をつめる。 「皐月掌っ!」 ≫128 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 19 08 10 ボクはそれを何もせずに受け止める。吹き飛ばされ、後ろにあった建物の壁を突き破って建物の中の机や椅子を蹴散らしながら転がる。 うん、エースが公開処刑されるって知ってから頭に上りすぎていた血が流れて丁度いい、冷静になれそうだ。 「なんで受けた!中将のアンタなら中佐の私の攻撃くらいどうとでもなっただろ!」 「今の攻撃、ボクの受け止めなきゃいけないものだと思ったから」 みんなを裏切るボクはみんなの気持ちを受け止めないといけない。 「でも今はボクはエースのところに行かなきゃいけない。だからそこを退いて三人とも。退かないならここからはボクも押しとおる」 「上等!」 「タイシン、一人で戦うな。相手はあのトウカイテイオーだぞ」 「こうなったら久しぶりの三人の連携プレーでいくよ!」 三人が構える。あのBNWが相手だろうと引くわけにはいかない。これからボクは世界政府と王下七武海を相手にするんだ。この程度で臆していたらエースを助けるなんて夢のまた夢だ。 ≫129 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 19 09 47 「あら?可愛い後輩たちに殺気を向けるなんて随分と海賊が板についていますわね、テイオー?」 ふわりっとボク達の間に優雅に舞い降りる長い葦毛の髪を靡かせたウマ娘。 「……マックイーン……」 「ここは私に預かられていただけます?ただでさえ人手が足りないというのに脱走兵一人に対してBNWの三人が捨て身など海軍にとって大きな損失もいいところですので」 「……任せていいんだな、メジロマックイーン……」 「はい、メジロ家の名に懸けて」 「……では、任せた。持ち場に戻るぞタイシン、チケット」 後ろ髪を引かれつつも去っていく三人。こちらを最後まで睨み付けるタイシンと涙目だったチケットに胸を締め付けられながもボクはマックイーンと向き合う。 「マックイーンもカイチョーの命令?」 「いいえ、ルドルフ中将からは何も。ですが、貴女のご兄弟については貴女から耳にタコが出来るほど聞かされておりましたのでこうなるのは分かっておりました」 「……怒ったり止めたりしないの?」 「勿論怒っています。貴女は皆を裏切るだけではなく私との勝負も投げ出そうというのですから……ですが、義兄があのような形で殺されるのを前に助けようと決断した貴女を見て少し安心したのも事実です。貴女は私の信じたライバル、トウカイテイオーなのだと」 嬉しそうに微笑んでくれたマックイーンを見てどうしようもなく嬉しくなってしまう。だからつい、聞いてしまった。 「……あのさ、マックイーン……もしも、もしもだよ。ボクが親のせいでエースみたいに処刑されることになったら、マックイーンはどうする?」 ボクの突然の問いかけにマックイーンは一瞬きょとんとした後にいつもの不敵な笑みを浮かべて答えてくれた。 「そのときは世界政府も王下七武海も蹴り飛ばして貴女と共に天の果てまで駆けるまでですわ」 どうしよう。これからエースを助けに行くっていうのににやけ顔が抑えられない。エースを助けだす前に泣いてしまいそうだ。 「そんのことしていいの、将来有望なメジロ家のウマ娘なのに?」 「親友を売ることの方がメジロ家の名折れですわ。それともテイオーは私がもしも天竜人の奴隷にされたら何もしてくれませんの?」 ≫130 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 19 10 56 優雅に微笑みを浮かべながら問いかけてくるマックイーン。答えなんて決まってる。 「冗談。その時は天竜人を蹴っ飛ばして大将達も振り切って君と一緒に地の果て──海の果てまで一緒に駆けてみせるよ」 ありがとうマックイーン。ボクの親友。最高のライバル。お陰で迷いが完全に晴れた。 「ボクはやっぱりエースのところに行くよ。行って伝えたいんだ。例え鬼の血が流れていたとしても──ボク達は生まれてきて良かったんだ」 ボク達を愛してくれている人達がいる。愛しいと想える人達がいる。それだけでボク達は生まれてきて良かった。生きていていいんだ。 同じ鬼の血が流れる兄妹としてそれをエースに伝えたい。 「では、私を振り切ってごらんなさい。私に阻まれるようならこの先に行っても命を落とすだけ。私は大切な親友を死にに行かせるようなことは致しませんわよ?」 「今までの戦績は互いに50勝50敗。ボクが勝ち越させて貰うよ、マックイーン!!」 ≫142 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 20 00 59 「そ、それじゃあライスが一発芸します!」 「半ライス!!!」(半分壁に隠れる) (気を遣って半笑いになるベポシャチペンギン) (一ミリたりとも表情筋が動かないロー) ≫165 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 20 32 29 捏造映画ネタ 有馬優勝バを並べてお祭りにしたかった、ただの一発ネタ ゴールドシップ「なーんか面白いこと起こんねぇかな」 <有馬記念レースBGM> それは歴史から抹消された古代兵器 ゼンノロブロイ「ウラヌス、ポセイドン、プルトン。そして『サターン』」 オグリキャップ「困った、とても困ったぞ」 マンハッタンカフェ「明日世界が終わるとしたら、貴女はなにをしますか?」 メジロパーマー「なんか雲行きあやしくない?」 サトノダイヤモンド「弱気じゃダメだよ!」 有馬記念、それは最速最強のウマ娘を決める冬の大舞台 グラスワンダー「白ひげの血族の力、ご覧あれ」 ダイワスカーレット「あたしが一番なんだから!」 マヤノトップガン「マヤちゃん頑張っちゃうからね」 その裏で紡がれる終焉の物語 ナリタブライアン「……本当にやるつもりか?」 BGMストップ 『盛者必衰』 シンボリルドルフ「すでに覚悟は決まった。すべてのウマ娘の幸福のため」 『臥薪嘗胆 』 シンボリルドルフ「私は大海賊(かれの)時代を終わらせよう」 主題歌[NEXT FRONTIER] イナリワン「てやんでい、ここで引いたら女がすたらぁ!」 キタサンブラック「ばばば、バスターコールを発動します!」 テイエムオペラオー「見せてあげよう、世紀末覇王のアンコールを!」 そして トーカイテイオー「カイチョーの目指した果ては、本当にこんなものだったの!」 『皇帝激突』 ルフィ「俺は海賊王になるんだ。お前の身勝手な正義で、俺の夢を終わらせられてたまるか!」 シンボリルドルフ「来たまえ、新たなる皇帝よ」 ONE PIECE FILM ARIMA ≫170 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 20 44 56 フクキタル修行編(トレセン諸島)で、回想みたいな形でその辺の設定を語る会話があってもいいね。 オペラオーとの戦いで深傷を負って入院するルドルフを見舞うおつる。 「自分は正しかったのか」と今までの道程を思い返して思い悩むルドルフに、おつるは 「ウマ娘最強と名高いアンタらしくないね」 と呆れたようにため息を吐くが、弱気なルドルフはそれすらも否定する。 「私よりも強い者など幾らでも居ます」 と言って、ウマ娘伝説の戦士シンザンの名前を挙げる。 「私よりも年寄りな上に死んでるヤツと比べて何になるんだい」 その言葉に「確かに」と苦笑するルドルフ。 「しかし、現役のトレセン諸島にも確かに居ますーーその者の領域では、私など歯牙にもかけぬ実力者が」 ≫171 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 20 46 04 ここで視点がトレセン諸島とフクキタルに戻る。 『例えばーー短距離を駆け抜けるスプリンター』 「さぁさぁ、それではいざバクシン致しましょう!!」 ドンッ!! 『驀進王 サクラバクシンオー』 『例えばーーダートを駆け抜ける最強マイラー』 「フクが強くなルためなラ、エンヤコラデース!!」 ドンッ!! 『最強マイラー タイキシャトル』 『例えばーー伝説の中に消えた、未だ生きる伝説』 「あな…た、はーー」 「さて、ではフクキタルさんーー」 『生涯無敗と謳われた、初代賢将刃(けんしょうば)ーー』 「ーー地獄を見る覚悟は、宜しいですか?」 今まで脱ぐ事が無かった帽子を脱ぐ『彼女』の頭頂部には、傷だらけのウマ耳が現れる。 ドンッ!! 『秘書たづな 改め 生涯無敗 トキノミノル』 to be continued 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 48スレ目 ≫41 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 22 29 15 長くなってしまいましたがマチカネフクキタル対マンハッタンカフェ妄想 ※フクキタルの強さをエイシンフラッシュ次戦で調整した関係で姉キタルネタは平行世界 サンジ、ゾロ、ウソップが アブサロム、ペローナ、ゾンビリューマと戦っているころ マチカネフクキタルはルフィと合流すべく長い廊下を駆けていた。 「シラオキ様、本当にこっちで合ってるんですか? なんだか後ろがやたら騒がしいような。いえ、いけませんねこちらが大吉と出てるんです。信じて進まねば」 「コーヒー、いかがですか?」 突然声をかけられ前方に吹っ飛び腰ひねり一回転して着地するフクキタル そこにいたのはコーヒー片手に立つ全身黒一色の衣服を纏ったウマ娘だった。 「なななっなにもの!? 幽霊、じゃないですしゾンビ、でもなさそうですし」 「マンハッタンカフェ。まあ、バリスタです」 近づいてコーヒーを渡すカフェ、状況が飲み込めないのかフクキタルは無意識にコーヒーを受け取り口にする 「バリスタ? フランキーさんみたいなサイボーグの方ですか?」 「兵器ではなく、コーヒーを淹れる専門家のことです」 「なるほど、そんな人もいるんですね。それで、バリスタさんがなにか御用ですか?」 背中に右手をまわし異形の柄をした刀を抜くカフェ。一歩も動いていないのに影が前に進み出る 「捕獲します。抵抗は、やめたほうがいいですよ。うっかり殺してしまいますので」 「あぎゃー」 後ろに飛び両拳を構えるフクキタル 空中に残ったコーヒーカップが落下する。だが地面に落ちる寸前でカフェが刀の切っ先をひっかけて拾いどこかへしまう 「敵ですか、敵ですね。相手になりますこんにゃろー!」 「騒がしいですね」 刀を脇に突撃の構えをとるカフェ (レイピアと刀で違いますが、他はエニエスロビーと同じ。先読みしてカウンターを合わせます!) だが、いくら見ようとしても見えない。脳裏に浮かぶのは"無 理"の二文字だけ 「……"マウンテンクライマー"!」 「なんでですか!? ええいこうなったら、横っ飛びジャーンプ!」 とっさにカフェの背中側へ飛ぶフクキタル、振りぬいた刀が空を切り、隙をさらすカフェ。 だが、 『嵐脚』 ≫42 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 22 29 43 攻防の末、一瞬静かになった廊下にカフェによく似たカフェでない声が差し込まれた 刀の鍔につけられた鳥のような『脚』が回転し斬撃がフクキタルに飛ぶ 「ちょ!まっ!えっ!」 転がり、飛び跳ね、滑りよけるフクキタル 「なんですかそれぇ、刀が、蹴り!?」 『ゾンビ刀の"摩天楼"です、コーヒーはいかがですか?』 「もう彼女はお飲みになりました」 ゾンビの単語に影を見てフクキタルは気づく 「(カフェを指して)影がない!、(刀を指して)そして影がある!」 「いまさら気づいたんですか」 「どうして私を捕まえようとするんです、モリアに影を盗られたのなら!」 「盗られたんじゃありませんよ」 『入れてもらったんです』 腰だめに構えるカフェ、その顔に一切の表情はない 「日光に当たったら死にますが、大した話じゃありませんね。負けたら結局死ぬんですから」 『公平に二対二というわけです』 はっとして困惑が止まるフクキタル 「そうです、私にはシラオキ様がついています。今だって無理だと教えてくれました。ゾンビ刀だろうがサイボーグだろうがどんとこいです」 「あなた余計なこといいましたね」 『ごめん、なさい』 「ふぅ、私のくせに……"レイニーデイ"」 一息に飛び込むカフェの突き。天地と両脇に嵐脚をまき散らし、フクキタルに迫る 「見えましたよ、ふんぎゃろ!」 嵐脚の隙間をぬけてすれ違う。背後をとり、脚を止めて振り向こうとする相手に拳を、 ―――叩き込もうとしたところで不幸の気配を感じ後ろに飛びのく。 距離をとってみれば、天井と壁を跳ね返った嵐脚がフクキタルのいた場所へ向かうのが見えた。 「……嵐脚」 「がふっ」 飛んだフクキタルをカフェ自身が放った嵐脚が切り裂いた。 それだけでなく当然、反射した嵐脚は振り返り踏み込んだカフェを切り裂く。 ≫43 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 22 30 43 「自分ごと!?」 「……必要経費です」 差しに徹するのはまずいと感じたフクキタルは、自分から飛び込み膝蹴りを繰り出す。 先んじて息を吐きだすカフェ フクキタルの膝がカフェの腹に入るがそのまま左手で膝裏を捕まれる。 刀を握った右手の裏拳がフクキタルの側頭部を殴り飛ばした <場面転換、他の戦闘へ> 秋水がゾロの手に渡り、ルフィの影を入れられたオーズゾンビが動き出す <視点がフクキタルに戻る> 調度品が壊れ、石畳が引き裂かれた廊下 肩で息をするフクキタル、一方カフェは"摩天楼"を左に持ち替え肩に担ぎ、右の手袋を口にくわえている。右手を閉じ、広げ、閉じた。 「なかなか粘りますね、もっと早く終わると思ってました」 フクキタルは恐怖していた 「あなたは」 生きた刀の攻撃ではなく、マンハッタンカフェというウマ娘の戦い方に 「あなたは傷つくのが怖くないんですか!!?」 「海賊ごっこでもしてるつもりですか?……どうせ負けたら死ぬんです。勝つために必要ならなんでもしますよ」 『……そういう人ですので、ご愁傷様です』 (シラオキ様、どうしたらいいんですか。占いはハッピーカムカム、不幸を受け入れている人なんて、どうしたら) 廊下に面した部屋の壁が吹き飛び、カーテンと骨付き肉がカフェに向かって飛んでくる 「調理場が吹き飛びましたか。コーヒーメーカーが壊れてたら嫌ですね」 後ろをちらりと見て、背面に刀を振るい肉を4つに断ち石畳に落とすカフェ (ハッ、これはお告げ! 肉とカーテン! 今は防御に専念し機会を待てということですね!) 顔の前で腕を交差させるフクキタル、脚は回避に、腕を防御に専念させた。 『反撃が嫌になって追い込みの真似ですか?』 「……なにか、狙ってますね。まあ別にいいですけど」 手袋をつけなおし、飛び込むカフェ。振り下ろし、横なぎ、嵐脚、『嵐脚』 猛攻がフクキタルを襲う 背後の壁を刻みながらも、回避と防御に徹したフクキタルは耐え続ける ≫45 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 22 31 32 <場面転換> 城を壊し暴走するオーズ、舵をとり船が動き出す モリア「それがなんだってんだ…海賊なんだ、海の上ならどこだろうと構わねえ」 <場面が戻る> 壁が崩れ外の景色がのぞく廊下、島は魔の三角海域を抜けようと動いている 空を背に膝をつくフクキタル、袖は切り落とされ、耳のだるまが、裾の絵馬があたりに転がる。 大きな傷は最初の嵐脚一つだが、小さく刻まれた傷からの出血があたりを赤く染めていた。 「"スタミナイーター"ずいぶん粘りましたが、耐えるだけではなにも変わりませんよ」 地面に両手を突いた姿勢はクラウチングスタートを思わせる そしてその目はまだ光が残っていた 「……まだ……です」 「最後の一撃、ですか。海賊は皆同じですね」 騎士が礼をするように眼前に刀を立てるカフェ 「これで終わりです。奥義"亜利魔祈念"これから他の海賊を捕まえなくてはならないのでとっておきたかったのですが。使ってしまいます」 絶体絶命の状況、飛び込めば即切り落とされる構え。だが、 『それを使ってしまったら他の海賊と戦ってる間に日が昇ってしまいますよ?』 自分の判断に自分が異を唱える 「それがなにか?日差しを避けて戦うだけです」 『死んでしまいますよ?』 フクキタルを無表情ににらんだまま、一呼吸の間が空く 「……別にかまいません」 『……私はかまいます』 "摩天楼"がそう呟くと、両足が柄ごと握りしめた手に突き立てられ、拵えにヒビが入りながら刀が宙を舞った 「"摩天楼"、どうして!?」 『死んでしまうのは、死んでもごめんです。"私"はここで倒されたほうがいい』 マンハッタンカフェの視線が摩天楼を追って一瞬だけ見上げた形になる。 ハッとフクキタルに視線を戻すがすでに彼女は懐に居た ≫46 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 22 31 48 「耐えて!」 左の拳が腹に突き刺さる 「忍べば!」 右の拳が顎を跳ね上げる 「大大吉!」 動きの止まったカフェの腹に両手が添えられた 「菊花掌!!」 カフェの腹に両手が叩き込まれ、吹き飛び、壁に打ち付けられる 「がっ」 異様な拵えが砕け散り、摩天楼の刀身は外へ落ちていく 力を振り絞ったフクキタルは、震える脚で歩き、4等分にされた骨付き肉を拾い食べた 外ではまだ戦いは続いている 「……死ぬことなんてどうでもいいのに、なんででしょうね。自分の影なら最高のパートナーのはずだったのに」 目を閉じて敗北を受け入れ呟くカフェ 肉を食べ終わり開運グッズを拾うフクキタルが問いかける 「自分のことを一番知ってるのは誰だと思いますか」 「? 自分自身でしょう?」 「違いますよ」 耳にだるまをつけ、まっすぐカフェを見据える 「自分のことを一番よく知ってるのは友達です! ハッピーカムカム友達を大切に!」 フクキタルは走り出す。オーズの巨体は嫌でも目に映っていた。 「……とどめはさしていきなさい、海賊ごっこ」 マンハッタンカフェはそう呟くと、壁に背を預けたまま意識を失う。 (……友人?) 朦朧とした頭にはアグネスタキオンとゲッコーモリアの影が浮かんでいた。 ≫57 二次元好きの匿名さん21/09/22(水) 22 53 45 モルモット中佐概念ホント大好き。 モブ海兵「実験お疲れ様ですモルモット中佐! 今日も七光っておられますね!」 モルモット「いやまだ実験してないから、そんなに七光りしてないから」(ゲーミングマウス並みに光ってる) ≫195 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 00 49 47 考えているシーンの一つとして、 バッシュがキョーシに不意打ちされて動けなくなっているウマ娘にチョーカーをはめて、 (ここでウマ娘が一瞬意識を失う) バッシュ「…さて、君はいったい誰かな?」 ウマ娘「…はい、しょうひんばんごう108ばんです」 バッシュ「よろしい。では108番、君は『私が命令するまでこれまで通りの生活をしたまえ」 ウマ娘「はい」 (街へと戻っていくウマ娘) というシーンが有ったり。 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 49スレ目 ≫105 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01 50 21 操られるウマ娘から逃げ回るだけのウソップが言葉巧みにバッシュから、 「怖くて逃げたいなら逃げろ」という煽りを引き出し、 それをトーンダイヤル(録音機能付きの貝@空島で入手)に一部だけを録音させて、 バッシュの握る透明なリードから「逃げろ」の肉声を再生し、命令として全ウマ娘に送信 逃げろ、の命令に従ってウマ娘は自らチョーカーを外して逃走、バッシュのホゲー顔が大ゴマに出る 「おれはウソつきだから、ウソの命令くらいお手の物だ!」とドヤ顔のウソップ ≫106 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01 50 50 すごく飛田 展男ボイスで再生される。 ルフィにぶっ飛ばされる前にフクキタルを指差しながら 「そのウマ娘を〇〇ベリーで買おう!だから見逃してくれ!」 って命乞いしてルフィに 「仲間を売るわけねぇだろうが!」 でバズーカして欲しい ≫103 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01 49 23 首輪にダミーが混ざってる展開だといくら首輪を取ろうがあんま意味ないからバッシュ本人を叩きにいく流れになるんだろうか ≫113 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01 59 40 103 ダミーの設定が今ここで出た物なのでその辺組みこめてはいないので申し訳ないのですが… 元々のプロットだと、たまたまチョーカーを切ってしまう展開が有って、そこで発覚。 街のみんなにその事を告げに行くんだけど、すでにその街の大半は「首輪付き」になっていて、 街の住民たちが一斉に襲い掛かって来る。 みたいなシーンはありました。 でルフィが仲間に向かって「お前ら絶対こいつら傷つけるなよ!」と言って仲間も「当たり前だ!」となる。 (ここで、洗脳されていたウマ娘達もルフィ達がどういう人物か知る事になる) 「ゆるさねぇぞ、バッシュー!」というルフィの咆哮。みたいな。 で、チョーカー自体は、一人操られたウマ娘を抑える役に回ったゾロが 「守りたい物を守り、切りたい物を切るのが最強の剣」という師の教えを再び思い出し、 三刀流マンバケン(漢字未定)でチョーカー「だけ」を切って救援… というのは考えてました。すげぇいいアイディアが沢山集まったので、練り直しますが。 ≫120 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02 06 47 サンジに関しては、ウマ娘相手に戦えない事を考慮して、 スズカの奪還役として抜擢するつもりでした。 どれだけ攻撃されてもウマ娘に反撃せず、 サンジ「フクキタルちゃんと約束したんだ、君を守るって おれは…レディとの約束は絶対守る!」 サンジ「それに、君はフクキタルちゃんを…おれの仲間を信じてくれた そんな君を、おれは絶対に守ってみせる」 って感じで守り抜くの。 んで、全部終わった後に、スズカにちょっと照れながら スズカ「いつか…怪我が治ったら、私と併走してくれませんか?」 なんて言われるんだ。 そんな感じのを考えてました。 ≫140 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02 35 08 ゾロとバクシンオーのトレセン諸島での出会い、妄想してみた。 ウマ娘の走法を学び、自身の三刀流に組み込もうと考えるゾロ。 “島内で最も速いウマ娘”を探そうと道行くウマ娘に声を掛けるゾロだが、 ゾロの風貌を恐れたウマ娘達に逃げられ、中々上手くいかない。 騒ぎを聞き付けたバクシンオーが異様な速度でゾロに突進するが、ゾロは何とか避ける。 彼女が“島内で最も速いウマ娘”と当たりを付け、走法が知りたいとバクシンオーに頼む。 腰の刀や只ならぬ雰囲気に警戒し、露骨に人攫いと警戒するバクシンオーだが、 「私とのレースに勝ったらいいでしょう!」とレースでの勝負を仕掛けるバクシンオー。 同じく通りかかったタイキシャトルが審判を申し出、二人はレース場に向かう。 ルールは短距離1,200m。当然、初戦はバクシンオーの圧勝。ゾロは再戦を申し出る。 二度、三度、十度。スタミナが尽きたバクシンオーを、ゾロが抜かして鼻差で勝利。 教えを乞うかと思えば、「十度も負けたなら我は通さねぇ」と言って去っていく。 ゾロがバクシンオーのスタミナ切れを狙って、連戦を続けたとタイキシャトルは思っていたが、 ゾロは常に全力疾走でバクシンオーの背を追っており、卑怯な作戦ではないとは理解する。 「久しぶりにレースが出来て楽しかったです! またやりましょう!」とすっかり笑顔のバクシンオー。 夜のレース場に忍び込み、ゾロはバクシンオーの走りを真似て、走法のコツを掴もうとしていた。 そこにはバクシンオーもいた。彼女は休止となったマイル戦のため、密かに練習をしていたのだ。 しかし、1,200mを超えた地点で急激に失速し、それでも諦めずに走るバクシンオー。 見かねたゾロが声を掛け、「斬り合いの刹那、息を入れるのと同じだ」とバクシンオーに助言をする。 実はバクシンオーは1,200mを無呼吸で走破し、逆に呼吸の間を知らないのがマイル戦敗因の理由だった。 才能溢れるバクシンオーに指導をするのは教官でも難しく、短距離レース特化とされていた。 勿論、ゾロは呼吸の間を教える方法までは解らないが、「斬り合いと同じなら、私を斬ってください!」と、 バクシンオーのトンデモ提案により、ゾロが殺気を籠めて刀を振った瞬間、バクシンオーが息を吐いて刀を避けるという、 無茶苦茶なスパルタ訓練が一晩中続き、バクシンオーもマイルの呼吸を掴み始めてきた。 ≫141 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02 35 33 「ありがとうございます、ハラマキさん!」と、すっかり教える立場があべこべになってしまった二人。 ウマ娘のレースがないのを疑問に思ったゾロが問うと、バクシンオーが悲しそうに事情を話す。 現在、行方不明者の多発により、トレセン諸島ではレースの開催が中止となり、ウマ娘同士の野良レースさえ自粛していた。 バクシンオーはレースをしたくてウズウズしており、さっきは理由を付けてゾロをレースに誘っていたのだ。 その後、二人が再会した時、バクシンオーはバッシュのチョーカーによって操られていた。 バクシンオーの瞬足による武術に防戦一方となるゾロだが、標的へ一直線に突き進んでの高速斬り上げ、 “一刀流・旗下驀進(はたもとばくしん)”を披露。疑似的だが、スプリンター走法を習得する。 この一撃でチョーカーが斬られ、バクシンオーは意識を取り戻すが、操りの反動でマトモに動けない。 反動による疲労感に支配されながら、サイレンススズカを助けるために動こうとするバクシンオーだが、 「お前はマイルレースで思いっきり走ればいい」と言い残し、ゾロはキョーシ達を倒すために移動。 (※自投稿ネタなので、この後に出来ればシンザンの大鉈を使う剣士崩れと闘ってほしい) キョーシとの戦闘が終わった宴により、急遽だが“麦わらの一味ありがとう記念レース”が開催される。 マイル戦ではタイキシャトルが一着となり、バクシンオーは五着だったが、初めての掲示板入り。 「ハラマキさん、私のトレーナーになってくれますか!?」と懇願するバクシンオーだが、 「自分より強いヤツに教えることがあるかよ」とゾロは断り、一味はトレセン諸島を後にする。 あの戦闘において、ゾロはバクシンオーの実力を理解し、操られていなければ負けていたかも知れない、と感じていた。 諸島で出会った強者の存在に自分の未熟さを理解し、ゾロはまた修行に励むのだった。 直接戦闘は避けながらも、バクシンオーが恐らくゾロより強いのでは、という匂わせを残しつつ、 この出会いだったら、二人とも格もキャラも落とさずに過ごせるかな、と思った次第。 ≫142 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02 37 42 マルゼン「はぁーい、くれはおば様。相変わらず元気そうでよかったわ」 くれは「なんだいマルゼンの小娘じゃないか。ハッピーかい?」 マルゼン「もちのロン…っておば様、小娘はやめてよ。 あたしもうキャピキャピガールって年じゃないわ」 くれは「そう思うんなら、あんな水着着てイルカに乗ってないで、 年齢相応にどこかに腰を据えたらどうだい」 マルゼン「それは嫌よ。キャピキャピガールではないけれど、 まだまだイケイケの大人のレディですもの」 くれは「あたしの半分は生きてるくせに何言ってんだいこの子は」 ≫150 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09 25 27 結構長いけど海軍シチーさん(マリンフォード頂上決戦後)を投げていきます。 / 夢、目標、理想。 それらを掲げた過去の自分は、何一つ間違っていなかった。そう信じ続けて毎日飽きもせずとにかく走る。 どんどん錨の数は増えていくが、これが自分の糧になると思えば辛くはない。どこぞの誰かさんがこっちの限界ギリギリを攻めてくるのでもの凄くキツいが、それ以上の充実感がある。 かつては、捨てると決めた“希望(いつか)”だった。諦めていた“未来(いつか)”だった。来ないはずの“明日(いつか)”だった。 それが今、当たり前のように自分の手の中にある。 その当たり前が何よりも愛しくて、だから辛さとか苦しさなんて一切感じる暇がない。 「ふぅ…5分休憩」 呼吸を整えつつ、大佐の差し出してきた水筒と携帯食糧(濃厚はちみー味)を受け取る。 アタシの上官は、とうとう簡易な執務机をグラウンドの脇に設置し、そこで書類仕事をすることにしたようだ。本人は「効率的だろ?」と満足気だが、絶対に色々と間違っていると思う。 けど、まあ。 アタシとしては大佐の監督があった方が調子も良いし?迷惑でもないから?本人がやりたがってることをわざわざ止める理由もないわけで。ハイ、この話終わり。 「ねぇ、大佐。そういえば何でアタシにあんなこと言ったの?」 小休止ついでに、唐突だが以前から気になっていたことを大佐に尋ねることにする。 ≫151 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09 26 15 急に話を振られた大佐は、手元の知恵の輪を机に置いて首を傾げた。いや、仕事は? 「すまない大尉。正直、君が何のことを言っているのかさっぱりだ」 申し訳なさそうな大佐にちょっと罪悪感。流石に言葉足らず過ぎた。 「ほら、アタシが異動決める前の。話が聞きたいー、とか。自分を捨てんなー、とか。あとアレ、ゴールドシチー少尉の直属の上官志願者だ!ってヤツも」 かつての自分がかけられた言葉を一言紡ぐ度に、何だか段々頬が熱くなってくる。落ち着けアタシ。表情に出すな。耳と尻尾、動くな。 あんまり余裕の無いアタシに対し、言った当人である大佐は「あー、あの時の」と平然としている。何かムカつく。 「あれは何と言うか、まあ私の本音だよ。君の上官に成るつもりだったし、そのためにもまずは話を聞きたかったから」 いつも通りの優しい声と微笑みを浮かべて、何でもないことのように大佐は告げる。 大佐にとっては当たり前だったその言葉に、どれだけアタシが救われているのか、果たしてこのおたんこニンジン(※ウマ娘特有のスラング)はちゃんと理解しているのだろうか? 「そっか。まあ、その…感謝してるよ。大佐に声かけられなかったら、多分だけどホントに海軍辞めてただろうし」 ──だから、ありがとう。 思っていたよりすんなりと、お礼の言葉は形になった。 大佐は一瞬呆けたような顔になって、だけどすぐにいつも通りの微笑みを浮かべて「どういたしまして」と返してきた。 その微笑みを何故か直視できなくて、アタシは思わず目を反らしてしまう。 ああ、なんだってこんなに── ≫152 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09 27 24 / ──冷たい感触で目を覚ます。 アタシは、海軍本部所属“金砂”のゴールドシチー大尉。 ここは、海軍本部訓練用グラウンド。 何をしていたんだっけ…ああ、日課の自主トレか。 徐々に覚醒していく意識に合わせて、現状を把握していく。 体が冷えている。既に夜は更けており、曇り空のため星一つ見えない。 体にはいつも通り、たくさんの錨が繋がれた鎖が巻かれている。 脚は、裸足のせいかボロボロで血が滲んでいるようだ。 そういえば蹄鉄が外れて、靴自体も破れて使い物にならないから脱ぎ捨てたんだった。 状況からして、自主トレに熱が入り過ぎてそのままぶっ倒れて寝ていたらしい。 ズボンのポケットから金色の懐中時計を取り出し、時刻を確認する。夜中の2時。15分くらい寝ていたようだ。よし、じゃあ休憩終わり。 のろのろと立ち上がり一息吐くと、そのまま再び走り出す。 新しい靴に履き替える時間が惜しい。足は痛いが、まあ別に走れるから問題ない。 体は重いが、監督役に止められていないということはまだ追い込めるということだ。 ≫153 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09 28 25 ──視界の端、グラウンド脇の指定席を見るが、目当ての人物の姿は見えない。 そう。あの人はアタシが自主トレ中はいつも隠れて見守っているから、あそこにいるわけがない。 アタシはモデルという“周囲に見られる仕事”のおかげか、見聞色に適性があるのでちょっと注意すればすぐに見つけられる。 だけど、やっぱり流石だな。今日はどこに隠れているか全く分からない。こんなに気配を消せるって、暗殺者にでもなるつもりなんだろうか? ──ズルズルと、体を引き摺るように前へと進む。 「昇進祝い」に、自分で着色したという金色の懐中時計を送ってきた誰かさんは、相変わらずこっちの限界ギリギリを攻めてくる。 もの凄くキツいが、それ以上の充実感があるから辛くない。苦しくない。 かつては、捨てると決めた“希望(いつか)”だった。諦めていた“未来(いつか)”だった。来ないはずの“明日(いつか)”だった。 それを今、当たり前のようにアタシは享受している。 その当たり前が何よりも愛しくて、だから辛さとか苦しさなんて一切感じる訳がない。 いっつも優しい顔をして微笑んでる癖に、訓練には一切手を抜かず、アタシのことを一度だってお人形扱いしなかった。 だから、止まれと言われるまでは続けられる。喩え一見無茶苦茶に思えても、彼はできると信じた以上のことは求めないと知っているから。 「──っ、痛ぁ」 体がふらつき、脚が縺れて転んでしまう。 まだまだ足腰が鍛え足りないということか。もっとハードに追い込まないといけない。 ≫154 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09 29 00 こんなんじゃいつまで経っても強くなれない。強くならなきゃダメだ。アタシは強い海兵を目指してるんだから。 「────」 ぼんやりと曇り空を見上げる。あー、雨降ってきた。傘持って来てないや…いいか、別に。走るなら関係ないし。 ──視界の端、グラウンド脇の指定席を見るが、目当ての人物の姿は見えない。 ──見聞色で可能な限り周囲を探るが、目的の人物の存在は感知できない。 まったく。あの人は部下の監督を放り出してどこに行っているのか。 これは昇進祝いの時と同じ、とまでは言わずとも、ちょっとお高いディナーでもご馳走されないことにはアタシの機嫌は直りそうもない。 もう部隊は別だが、キタちゃんやユキノも呼んで皆で奢って貰うとしよう。ウマ娘三人分の食欲を思い知らせてやるから、しっかり反省して欲しい。 まあ、それは後で話せばいい。さしあたっては自主トレの続きだ。 携帯食糧(メロンパフェの香り)を一口齧る。うわ、甘。メロンってか砂糖の味しかしない。これはハズレだ。別にいいけど。 「──ゴールドシチー大尉」 立ち上がって走り出そうとした時、誰かが目の前に歩み寄ってきた。 長く伸びた鹿毛の髪に、三日月のような特徴的な流星。 海軍の生きる伝説にして、ウマ娘達の守護者──“皇帝”シンボリルドルフ中将。 ≫155 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09 29 43 「もうこんな夜更けだ。早く戻りなさい。これ以上やっても、君の求めるものは手に入らない」 普段の威風堂々とした態度は鳴りを潜め、今はどこか疲れきったような、“皇帝”らしからぬ草臥れた老人のような弱々しい雰囲気で彼女はアタシに語りかけた。 自分より遥かに上の階級で、そうでなくてもウマ娘ならば一定以上の敬意を称する彼女の言葉が、何故だか無性に苛立たしい。 「ご忠告ありがとうございます。ですが、まだ止めの合図が無いのでもう少しだけ続けさせてください。アタシ弱いから、少しの時間も無駄にしたくないんです」 アタシの言葉に、ルドルフ中将の表情が歪む。これは、怒っているというより…何だろ。どうでもいいか。 「大尉、君も分かっているはずだ。もう合図は出ない。君の望む言葉がかけられることはない。今日だけではなく、これからずっと」 …この人は何を言ってるんだろう。やっぱり中将ともなると激務で忙しいんだろうね。だからちょっと虫の居所が悪いのかもしれない。ま、関係ないけど。 構わず走り出そうとするが、ルドルフ中将に肩を掴まれてしまう。普通に痛いんだけど。武装色使ってる? 「ゴールドシチー大尉、今回の件について軍葬の日程が決まった。彼の──君の上官である大佐君への弔花は、君が担当することになるだろう」 …いや、ホントに何の話? アタシ時間無いんだけど。サボってるの大佐に見つかったら幻滅されちゃうじゃん。 モデルも頑張るし、海兵の訓練も仕事も手を抜かないで、全部全力でやるって約束してるのに。 約束破って大佐に嫌われて別の所に飛ばされたりしたら、そんなのアタシ耐えられない。 ≫156 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09 30 24 「大尉、君の気持ちはよく分かる。己にとって本当に大切な者を喪うのは、身が引き裂かれる思いだろう」 違う。アタシは何も喪ってなんかいない。だって、こんなにも満たされてる。 何一つ欠けてない。取り零してない。 何もかも順調、とは言えないけど、それでもかなり充実した日々を過ごしてる。 だって言うのに。 「だが、そこで立ち止まるわけにはいかない。過去は振り返ることは出来ても、戻ることは出来ない。残された者は、前に進むことしか出来ないんだ」 「…………っさぃ」 目の前の女の言葉が、妙に癪に障る。 「かけられるはずのない言葉を待ってどうする?永遠に鍛練を続けるつもりか?体を傷めつけて、いるはずのない者を探し求めるのが君の言う強くなるための努力か?」 「…………るさいっ」 分かったような口を利いてくるのが腹立たしい。 知ったような顔をしていることに反吐が出る。 ──今にも死にそうな顔してる癖に、こっちを気遣ってくるその態度が心底ムカつく。 「永遠に過去の夢に囚われ、停滞するのが君の正義か?時間を無駄にしたくない?はっきり言って、今の君の行動こそ時間の無駄だ」 「うるさいっ!!」 ≫157 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09 31 29 ──甦る情景。眼前に翻る『正義』と刻まれた白い外套。一瞬遅れて、視界が朱く染まる。 瞬間、アタシは目の前の女の胸ぐらを掴んでいた。相手が誰かとか、自分の立場など関係ない。とにかくコイツを黙らせたい。 ──崩れ落ちる背中。急速に熱を失う身体。子供みたいにキラキラと輝いていた瞳が、光を無くした暗い硝子球に変わる。 何が分かる。何も知らない癖に。アンタは圧倒的に強いから、弱いヤツのことなんか理解できないんだろう。 ──呼びかけても返事は無い。そも、こちらの声が届いていない。既に、心音と、呼気が、聴こえない。 強くなりたかった。弱いからあんなことになった。弱いままだと誰かを救うどころか、誰かが傷付くという当然のことを、未だに理解できていない甘えた子供(ガキ)だった。 ──一瞬のことだ。乱戦になって、脚を負傷したアタシが動けなくなって。目の前の海賊達からの剣を、槍を、矢弾を、大佐が代わりに受けた。 だって、楽しかったから。夢を見るのが、目標を持つのが、理想を追い求められるのが。 大人になった振りして一度は諦めたものに、がむしゃらに打ち込めるのが、本当に楽しかった。 ──酷い激戦で大佐もボロボロで、その上“覇気”使いからの集中攻撃を受けてしまえば、如何に自然系の能力者といえど一溜まりもない。それでも反撃して、その場の海賊達を撤退させたのは流石だといえる。 胸ぐらを掴まれながら、痛ましい者を見る眼でルドルフ中将はアタシを見る。その瞳に写るアタシの顔は、とても見れたものじゃなかった。 ──でも、それで終わり。そのまま崩れ落ちて、脚を引き摺りながら慌てて近寄った時には、もう意識は無かった。 吐き気がする。駄々捏ねて、当たり散らして、心配かけてばっかりで。 どうしてこんなにも、アタシは弱いんだろう。 ──大佐を背負って衛生兵を探すが、この戦場にそんな余裕は一切無い。結局、何も出来ないまま、自分のせいで命が一つ消えたという現実だけが残った。 ≫158 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09 32 11 ああ、こんなことなら。 あの時、異動なんてしなければ良かった。モデルで満足していれば、大佐は足手纏いを守る必要も無かったはずだ。 いや、そもそも海兵なんて夢を持たず、地元でひっそり暮らしていれば。 いや、せめて。 「大佐じゃなくて、アタシが、死」 「ゴールドシチー大尉。その先だけは、言ってはいけない」 厳しい視線が投げかけられる。 先程までの弱々しかった雰囲気を一変させ、“皇帝”に相応しい『神威』を纏い、シンボリルドルフ中将は語りかけた。 「その言葉は彼を、大佐君を愚弄するものだ。その尊厳を踏みにじり、その想いを汚すものだ。君だけは…彼に救われた君だけは決して、その言葉を口にしてはならない」 「でも!アタシがいなければ、大佐は…!」 「あの戦いは、誰かがどうしていれば何て次元で語れるものではない。世の部外者や後世の歴史家は好き勝手に語るだろうが、少なくとも当事者であった我々にとっては、起きたことが全てだ」 雨が強くなっている。 “皇帝”の言葉は厳格で、冷徹で、何よりも正しかったが、隠し切れない色濃い後悔が滲み出ていた。 「反省するなとは言わない。後悔もまた必要な時もある。だが、言い訳を重ねて、本質を見誤ってはいけない。 ──ゴールドシチー大尉。君の目指すものとは、何だった?」 ≫159 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09 32 46 ──君はどうしたい? かつて、全てを諦めていた自分を当たり前のように救ってくれた、とんでもないお人好しの言葉。 ポケットの中の金色の懐中時計が、酷く重く、哀しい。 「『キレイ』で、っ『強い』海兵に、なることです…!」 雨に打たれずぶ濡れになって、髪も顔もぐちゃぐちゃで、信じられないくらい掠れた声。 もう投げ捨てたくて、でも結局捨てられなくて、未練がましく後生大事に抱えた夢を、目標を、理想を口にする。 「ならば君が為すべきことは、自分を責め傷めつけることではない。まずはゆっくり休んで、傷を癒すことだ。身体も──心もね」 雨に濡れながら、アタシの眼を真っ直ぐに見据え、“皇帝”は優しく微笑んだ。 ああ、何か分かった気がする。 「ルドルフ中将、もしかしてですけど…大佐と同じ隊にいたことが?」 「…自慢の教え子の一人だ。エアグルーヴと一緒に入隊してきてね。彼はいくつかある私の誇りの一つだよ」 懐かしさと寂しさが同居した、そんな声音でルドルフ中将は目を細めた。 ≫160 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09 33 24 やっぱり。大佐の件で心を傷めているのは、アタシだけじゃなかったんだ。そんな当たり前のことも分からないなんて、本当に今のアタシはおかしいらしい。 「その、申し訳ありません。失礼なこと言ってしまって…」 「いや、構わないさ。誰だって余裕の無い時くらいある。さあ、もう帰りなさい。こう雨に濡れては風邪をひいてしまう」 ルドルフ中将の言葉に今度こそ素直に従い、体に巻き付けていた鎖を外す。靴は…もうボロボロだけど履かないよりはマシか。 帰り仕度を始めるアタシを見て、ルドルフ中将は満足気に頷き踵を返した。 「──ああ、それともう一つだけ。君に限らず、私ならばこの身一つで全てを手にできると、そう思う者は多い」 こちらに背を向けて、“皇帝”は告げる。 まるで懺悔する罪人のように。苦渋と後悔に満ちた、血を吐くような声で。 「実のところ、取り零してばかりだ。喪ったものは全て覚えているが、何一つ欠けていいものなどなかった。──それでも、全てを抱え込むには、私はあまりに弱かった」 失礼する。と、こちらを振り返ることなくルドルフ中将は去っていく。 ──海軍の生きる伝説。最強のウマ娘。永遠なる“皇帝”シンボリルドルフ。 この時、その偉大な背中がとても小さく見えた。 ≫161 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09 34 02 / 「中将、こちらを」 ルドルフが自身の病室に戻ると、真夜中だというのに副官であるエアグルーヴが待機していた。手には大きめのタオルを持っており、ルドルフへ差し出してくる。 「すまないなエアグルーヴ。まさかまだ残っているとは思ってもみなかった。分かっていれば、もっと早く戻ったんだが」 タオルを受け取り、髪を拭きながらルドルフは詫びた。 確かエアグルーヴの子供はまだ小さく、手のかかる時期だったはずだ。それなのにこんな真夜中まで待たせしまったことに、申し訳ない想いが募る。 「いいえ、中将。私も彼女のことが気になっていたので残っていただけです。少々、参っている様子でしたので」 戦死した大佐──2階級特進でもう少将だが──と同期だった繋がりで、エアグルーヴはゴールドシチー大尉によく訓練をつけていた。 そのため、大尉が自分の上官のことをどれだけ信頼していたか、そして今どれほど深い傷を心に負っているか。 間近で見てきたエアグルーヴには、それが痛いほどに理解できてしまう。 そも、ウマ娘という種族そのものが情に厚く、人間との絆を重視し共に歩むことに喜びを覚える性質がある。 仮に自分が同じ立場であったなら──そう考えるだけで、エアグルーヴは背筋が凍る想いだった。 「一旦は落ち着いてくれた。が、やはり最後は本人次第だろう。周りからどう言われても、結局は己の意志で決断するしかない」 ≫162 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09 35 01 ここ数日、ゴールドシチーは幾度となく病室を抜け出してはグラウンドを走り続けていたという。 何度連れ戻しても状況は変わらず、その話はついに療養していたルドルフの耳にも届くこととなった。 一先ず様子を見て、危険だと判断すればその時に止めればいい。そう考えていたルドルフであったが、実際にその光景を目の当たりにして、思わず息を飲んだ。 まるで死人のように生気の無い顔で、大量の錨を引いて走るゴールドシチーの姿。 自慢の髪に艶は無く、頬は痩け、目元には隈がある。 壊れた靴を脱ぎ捨てたのか裸足になっており、足からは血が流れている。 ただその瞳だけは煌々と不気味な輝きを放っており、何かを探すように必死に辺りを見渡していた。 ──雨に濡れながら、静かに涙を流すゴールドシチーの表情を思い出す。 少しだけ会話を交わしたが、完全に心が折れかかっている。 その心中を察することができるだけに、叱咤しつつも当たり障りの無い言葉を選ぶことしか出来なかった。 何か、もっと他にかけるべき言葉があったのではないか? 迷い惑い悩める若人を導くのが先達としての役目だというのに、老いた己の無力さに腹が立つ。 自身の不甲斐なさに奥歯を噛み締めるルドルフに、エアグルーヴが声をかけた。 「ルドルフ中将、お言葉ですがあまり彼女を見くびらないでいただきたい。彼女は──貴女の教え子に鍛えられたのですから」 いつも通り。“海軍の女帝”と畏怖と尊敬を込め呼ばれる彼女は、普段と変わらぬ厳しくも優しい口調でそう言った。 ≫163 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09 35 35 「彼女の根性には目を見張るものがあります。アレ(大佐)に鍛えられて、弱音一つ吐かずこれまで走り続けてきたんです。躓き倒れ、土を噛むこともあるでしょう。 しかし、それが何度あろうとも立ち上がれると──貴女の教え子である私が保証します」 ルドルフが直接的・間接的に関わり、鍛え教え導いた海軍関係者は数多い。 その中で大怪我を負い海軍を退役せざるを得なかった者や、戦死した者も少なくはない。 それでも“皇帝”の薫陶を受けた者の全員が、彼女に対し心からの信頼と尊敬の念を抱いていた。 そんな教え子の一人から日々鍛えられたゴールドシチーが、ここで終わるはずがないと、エアグルーヴは確信している。 「──は。敵わないな、エアグルーヴには。だが、少し気が楽になった。さあ、もう遅い。早く帰って、夫と子供を安心させてあけで欲しい」 「はい、それでは失礼いたします。中将も、まだ完治していないのですからご自愛ください」 分かっているさ。と、しっかり釘を刺して退室する副官に苦笑を返し、ベッドに横になる。 ──雨が強くなっている。 グラウンド側に気配が無いことに安堵しつつ、ルドルフはゆっくり瞼を閉じた。 ≫164 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09 36 24 / ルドルフ中将と会話した後、病室へ戻ったアタシはそのままベッドに倒れ気を失い、そのまま3日ほど眠っていたらしい。 目を覚ますとまずユキノに泣かれ、次にキタちゃんにも泣かれ、止めとばかり広報部隊の准将にも泣かれる始末。 周囲に多大な迷惑と心配をかけていたことを改めて実感し、青筋を立てキレ散らかしる医師の指示に大人しく従い、一週間の絶対安静を受け入れた。面会謝絶じゃないだけ温情だと思う。 脚の治療と、弱っていた内臓の治療。何より衰弱していた精神のケアを第一に、しばらく訓練もモデル業もお休みだ。 ベッドで横になりつつ、ぼんやりと窓の外の景色を眺める。 ──遠く離れた夕日に照らされるグラウンドに、かつて当たり前だった光景を幻視した。 来る日も来る日も、飽きもせず走っていた。 体は疲れてヘトヘトで、着古した訓練着はボロボロで、履いていた靴も蹄鉄もあっという間に摩りきれて。 だけど、空はわけ分かんないくらいキレイで、大佐はいつでもアタシのことを見守ってくれた。 その当たり前が何よりも愛しくて、だから辛さとか苦しさなんて一切感じる暇がなかった。 瞼を閉じて、心を鎮める。うん、きっとアタシは大丈夫。 あの時と違って、聞く者は誰もいない。聞いて欲しい相手は喪ってしまった。それでも、口にせずにはいられなかった。 ≫165 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09 37 37 「──今アタシは、ちゃんと“アタシ”だよ」 いつかの言葉を繰り返す。 そっか。と、何てことないように微笑む大佐の顔が、瞼の裏に見えた気がした。やっぱり、全部見透かされてるみたいでちょっとムカつく。 自分の妄想でしかないのに、何だか笑えてきてしまって、声を殺してアタシは笑った。どうしてか涙が止まらなくなるくらい、笑った。 ──後日、誌面に掲載された一枚の写真が世界中で話題を呼ぶことになる。 未だ復興の終わらぬマリンフォードの一角にて行われた海軍の軍葬式典。 そこで墓前に弔花を捧げる一人のウマ娘の海兵の姿。 黄金に輝く“尾花栗毛”の長髪を潮風に靡かせ、“百年に一人”と称される絶世の美貌と強い意志を感じさせる瞳。 彼女の身体には明らかに不釣り合いに大きく、補修痕の目立つ草臥れた『正義』を背負う白い外套。 その表情は、過去を悼んでいるとも、今を重く受け止めているとも、未来への希望を見据えているとも言われ、人々の間に議論を呼んだ。 だが、彼女に近しい物達はこう口を揃える。 ──あれが“金砂”のゴールドシチーの新たな一歩。その始まりであった、と。 終われ ≫170 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10 21 07 バッシュの魔の手に堕ちたウマ娘SSを書きました。 趣味十割です。お納めください。 私の名前はトコトコ。 トレセン諸島に住むウマ娘の一人。現在はトゥインクルシリーズで活躍するため、トレーニングに励む毎日です。 今日は休みの日。根を張り詰めてオーバーワークになってはいけないからとトレーナーさんからの許可を頂いてショッピングに出かけています。 「やあやあ、トコトコちゃん。なにか気に入ったモノはあるかい? 今なら特別に割引しちゃおうかな?」 「本当ですか!? 嬉しいです!」 私がいるのは外海の商人だというホソナ・バッシュさんの商船にやってきています。 外の世界から意図的に縁を切っているトレセン諸島にとって、外の品を得ることは難しいです。それこそ、海賊ウマ娘から提供されるか、海軍に入隊したウマ娘たちがお土産で持ってくるぐらいしかありません。けど、それは私達一般人にとってあまり手に入りにくいのが現実。 だからこそ、バッシュさんが外の世界の品々を売ってくれるのはありがたいことなのです。 それはさておき、何か良い物はないかしら。 陳列された商品を眺めながら自分の財布と相談しながらあっちそっちと見て回る。 ……むむ、あれはどうだろうか? 私が手にとったのは黒いシンプルな作りのチョーカー。首元のワンポイントに丁度いいかも知れない。 「ウーム、お目が高い。それは外の世界で流行りのアクセサリー。いろんな島々の若い女性が身に着けている逸品ですよ」 「本当ですか?! ……でも、少しお高いかも……」 お財布的には買えなくもないけど……それをしたら今度は購買で美味しいスイーツが買えなくなっちゃう。私達ウマ娘は甘味をとても良く好むのだ。 「では、試着してから考えてみては? 今なら減額しても構いませんよ?」 「んー……そうしてみます。えーと、試着室は向こうですね」 チョーカーを片手に試着室へと向かう。後ろからバッシュさんがついて来てる。感想を伝えるためかな? ≫171 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10 22 33 「えーと、どうやって着ければいいのかな?」 悪戦苦闘。後ろの金具で留めるタイプのこのチョーカーだが、思いの外一人で留めるのはやり難い。 「では、私が留めましょう。少しお貸しください」 「あ、お願いします」 チョーカーをバッシュさんに手渡す。チョーカーを着けやすいようにと髪の毛を持ち上げてうなじを見せる。 ──バッシュさんの顔が変貌した。 「馬鹿だな……本当に君たちウマムスメ族は愚かだ」 「え……?」 チョーカーが留められる。同時に、全身に違和感が駆け巡る。まるで、自分の身体の主導権を誰かに奪われたような、そんな不快感が全神経を震わせる。 ≫172 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10 22 43 「ワタシは奴隷商人なんだよ。なのに君たちウマムスメどもは簡単に信頼してくれた……。バーバッバッバ! シュシュシュシュシュ……これを嘲笑わずには居られるか!」 「っ、ウマ娘武術──」 「無駄だ。”君は私に危害を加えられない”」 「──アカハ……へ?」 とっさに繰り出そうと構えたウマ娘武術、その技を撃とうとした瞬間、全身がそれを拒絶した。 脱力、バランスを崩した身体は床に倒れ伏す。 「私は、チョカチョカの実を食べたチョーカー人間。その能力は能力で精製したチョーカーを身に着けた相手を支配するというもの。君はそれを身に着けた時点で私の手中に収められたのだ」 「っ、卑怯……もの……」 「……家畜風情が。”私に逆らうな”!」 「あ、ガ……ウゥ……」 今度こそ、完全に私の身体は奪われた。 「いい娘だ……やはりウマムスメというのは最高だ。卓越した身体機能に絶世の美女すら羨むその美貌……君たちは最高の奴隷だよ……」 幾つもの縛りを掛けられた。 このことを誰にも言うな。 君はワタシの下僕としてトレセン諸島に忍び込め。 月に一度、君の友人を連れて此処に来い。 ……汚された。私の、誇りも尊厳も……トレセン諸島の護りも。 「それじゃあ、ご贔屓に。また来てくれよ?」 「……はい、畏まりました」 絶望の声さえ出せずに、私はトレセン学園の寮に帰っていった。 ≫173 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10 23 10 「ん……どうしたの? 最近、惨敗が目立つけど……」 「ごめん……なさい」 私の成績はガタ落ちだ。元々優秀なウマ娘ではない私は激しいトレーニングと走るのが好きという心意気で格上のウマ娘たちと戦っていたようなものだ。 そんな中、島に仇なす者たちの下僕に成り下がったらどうなるか。 答えは簡単。精神状態が悪化した私は大好きな走ることすらままならなくなる。 このチョーカーには身に付けた相手と視覚といった感覚を共有する機能があるらしく、大浴場でみんなの裸体を鑑賞しては”あのウマムスメを奴隷にしたら最高だな……あのウマムスメを連れてこいよ? 必ずなァ!”などと耳元に囁いて来るのだ。 当然、私の全てを見られている。……もはや最悪以上に最低だ。生きることさえ苦しくなって、自殺さえ許してくれない。 校舎裏。誰にも見られていないこの場所でなら、ほんの僅かに縛りが緩み、本心を僅かに開放できる。 残酷な現実に嗚咽する。涙も、絶望の声さえ出せないこの身体にとってまるで無意味な行いだ。 ……だれかが、来た。 「トコトコ、最近様子が可笑しいわよ?」 「エレジーちゃん……」 彼女はハリボテエレジー。最近、地方からやってきたというウマ娘で、変幻自在の脚質を武器に活躍しているウマ娘だ。 「ふーん、そのチョーカー……話には聞いていたけど結構お似合いじゃない」 「……は?」 「アイツだけじゃないのよ。とっくに”私達”はこの島に牙を突き立てているのよ」 「うそ……でしょ?」 「……”私に跪け”」 「ガ──?!」 地面に頭を擦り付ける。 そんな、まさか……だって彼女はウマ娘のはずなのに……!? ≫174 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10 23 32 「私、ウマ娘じゃないのよ。正体は教えてあげないけど……私たちは貴方たち全員売っぱらっちゃうから”歓喜の涙を流しながらその瞬間を待ちなさい”」 「は、はは……わーい、やったー……ははは……」 嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ……そんなことあって良いはずがない。 みんなを守るためにこの島のウマ娘も人間たちも一丸となって外敵と戦ってきた。 その歴史に私は誇りを持っているし、そうあろうと努力だってしてきた。 海賊になった娘も、海軍となった娘もその気持は同じはずだ。 なのに、今。私達の絆を利用しようとする悪魔がここに居る。 全てを識っている私は、それを告発することも出来ない。 地獄だ、あまりにも酷い現実だ。 「ははは……わははは……」 「ぷ、キョーキョッキョッキョ! いい気味だウマ娘ども! じゃあね、今度”ジュースでも奢ってくれよ”」 「畏まり……ました……」 私の自由は、とうとう亡くなった。 ≫175 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10 24 06 ── 一月後。 「ショッピング楽しみだねぇ。何かいい商品はあるかな?」 「そう、だね……お揃いのチョーカーはどうかな。おんなじアクセサリーを着けてくれたら嬉しいな……」 「あ! それあたしも気になっていたんだぁ! うんうんそうしよう! 素敵なアクセを紹介してくれてありがとー!」 「……うん、どういたしまして」 ──わたしは、友人を地獄に突き落とした。 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 50スレ目 ≫107 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 12 07 57 ライス「ら、ライス、一発芸します!」 ロー「半ライスは面白くなかったからもういいぞ」 ライス「ええっ!?そんな……ベポさんたちは笑ってくれてたのに……」 ロー「あれは苦笑いというんだ」 ◆知らなかったのか? ≫157 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 14 03 34 過去編でコルボ山でやんちゃしてるテイオーを見てガープが「がっはっは!!若い頃のルドルフに似てきたなテイオー!」って笑い、それを聞いたテイオーが「お母さんに似てる!?やったー!!」と大喜びするんだけど、ルフィ達はルドルフのこと何も知らないからテイオーがそのまま大人になった姿を想像して戦々恐々する話。 コルボ山にやって来たルドルフが全然想像してた性格と違って驚愕する。 ライオン丸ルドルフで思い付いた。しかし父親の血を嫌うエースと母親の血を誇りにしているテイオーって凄く対照的だな…考えが合わなくて大喧嘩することになりそう… ≫158 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 14 09 16 喧嘩するたびにだいたいエースに泣かされるテイオー概念 テイオー「う゛あ゛あぁぁぁん!!」 エース「泣くなよっ!!最初に手ェ出してきたのはお前の方だろ!!」 テイオー「手じゃなくて足だもん!!」←飛び蹴りをかました エース「うるせェ!!」 ≫165 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 14 38 15 ワンピース考察系youtuberの動画見てたら、なんとなく思い付いたけど、 まだ露出の少ない原作設定の話だから、ワンピウマ娘の読者の考察くらいで流してほしい 【海軍中将シンボリルドルフはウマ娘じゃない? 幼少期の仇名の由来は……】 最新話の回想シーンで登場した『神威』は電撃を纏った雷速の一撃。 雷の出所は不明で、モブの海兵が「空気摩擦だけであの放電を!?」とウマ娘の技だとアピール。 今までに電撃を使う種族には、象編のミンク族が出てきた。 人族は毛の薄いレッサーミンク、という発言もあり、体毛の薄いミンク族もいるとして、 シンボリルドルフはウマ娘ではなく、体毛の薄い馬系のミンク族なのではないか? 海軍中将にはメジロ家のマックイーンが既におり、ウマ娘中将が二人いるのはバランスが悪かった。 ルドルフが引退した今、ウマ娘の中でも最高位の彼女に、種族としてのストーリースポットが当たるだろう。 そうなると、ルドルフの役割は何か? ロジャー世代のミンク族として、ストーリーに関わるのではないか? ミンク族は月と深い繋がりがあり、ルドルフの幼少期の仇名は「ルナ」。 今では考えられないが、かつては「ライオン丸」と呼ばれる気性の荒さを見せていた。 もうわかりますね? スーロン化です。 そうなると、ミンク族である彼女が何故、ウマ娘の振りをしてウマ娘を支援するために海軍に入隊したのか? ミンク族はポーネグリフの守護を光月家と約束しており、彼女の目的もそれではないか? そして、その為にウマ娘の振りをするのは、ウマ娘がポーネグリフと深い繋がりがある? あるいは、ウマ娘全体ではなく、あるウマ娘がポーネグリフと深い繋がりがあるから? そうなると一人のウマ娘が思い浮かぶ。……そう、マチカネフクキタルである。 作中でもしばしば予言を的中させるフクキタル。見聞色の覇気では済まされない的中率である。 ロジャーは万物の声を聴くことができたが、彼女は何の声を聴いて、予言をしているのか? そう、シラオキ様である。そして、シラオキ様の像は亡くなったフクキタルの姉と瓜二つだった・・・。 フクキタルの姉は生存し、何かを利用してフクキタルと交信しており、 その力がポーネグリフと関連し、ルドルフはフクキタルの姉を守るために海軍に入隊した・・・? ≫177 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 15 51 20 フクキタル「ルフィさん速く脱出しないと洞窟崩れますの」 ウソップ「でもどうすんだよ。どの道が出口まで繋がってるかわからねえぞ」 ルフィ「フク占いでどの道が正解か選んでくれ」 ナミ「何言ってんのよルフィ」 ゾロ「船長命令かルフィ」 ルフィ「そうだ」 フクキタル「わ、わかりました占わせていただきます脱出のための道は」 暗転鮮血のフラッシュバック 40歳 あなたの飲んだ毒の解毒薬はこの内のどれかですさあ選んで下さい 死んだ目のフクキタル 60歳 さあ生贄の人たち正しい道を選べれば生き延びれますよ。 ≫191 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 17 38 59 モブ女1「やーん、バギー様こわーい」 モブ女2「バギー様のご寵愛頂ければ私達なにもいりません」 バギー「そうか、ぐへへエルあまり新入りを驚かすな」 エル「最低でーす」 ≫192 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 17 56 15 191 モブ女3「ウマムスメ族って見た目若いだけで結構歳いってるんでしょ?あんなおばさん追い出しちゃえばいいのにー」 ≫194 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 17 58 03 192 だがその一言がキャプテンバギーの逆鱗に触れた ≫193 二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 17 57 04 191 ツインターボ「アカッバギーさーん、ターボたち仕事終わらせてきたぞー!!」 バギー「誰が赤っ鼻じゃこの青っ髪ィ!!!!」 エルコンドルパサー「ターボちゃん、バギー船長の鼻が赤いとか大きいって言ってはいけまセーン」 上へ
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スレ内に投稿されたSSまとめ(106~110スレ目) ここは麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタルスレ内に投稿されたSSをまとめるページ(元スレ106~110)です。 ►トップページへ スレ内に投稿されたSSまとめ(106~110スレ目)麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 106スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 107スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 108スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 109スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 110スレ目 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 106スレ目 ≫11 二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 21 54 52 フクが調子乗ってアイアンクローされてゾロとサンジの喧嘩になるのは日常 ≫16 二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 21 58 48 11 サンジ「クソマリモ、てめぇフクちゃんの体のことは知り尽くしてるだと!? いつのまに!?許せねぇ!」 ゾロ「何勘違いしてんだ、クソコック!頭だ頭!」 ナミ「言い方」 ≫18 二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 21 59 49 16 ウソップ「フク、お前頭大丈夫か?」 ナミ「だから言い方!」 ≫69 二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 22 48 46 逃げようとするフクをスタートダッシュの速度の差で捕まえるんだよね、なおそこで逃すと中々捕まえれない模様 ≫71 二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 22 50 06 69 (方向オンチで真逆の方向に走るゾロ) (それをドン引きした表情で眺めながら逃げるフクキタル) (想像が)簡単ですね。 ≫102 二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 23 30 15 ルフィに真顔で「なんでまっすぐ走ってるフクを見失うんだよ」って言われてほしい どっかで方向音痴ツッコまれてたよね ≫107 二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 23 37 22 ルフィはなんか気合いでついてく ゾロは明後日の方向へ行く サンジはメロリン状態の足でナチュラルに着いてく チョッパーは普通に並走できる フランキーはなんかクードヴァンで着いていく ブルックもバカ速いので着いてける ウソップは最初着いてこうとするけどすぐに差が出て置いてかれる ナミはサニー号から呆れながら見てる ロビンは微笑みながら見てる、そんなイメージ ≫126 二次元好きの匿名さん21/10/22(金) 23 56 10 かの有名な「ゾロおれ今度薬作ってみるよ!!ダメに効く薬」のアレだな 「ゾロさんお願いですから秘蔵の交通安全のお守り貰ってください!!もう神様にすがりましょう!!」 「うるせえ!!俺は神に祈ったことはねえんだよ!!」 みたいな会話どう? ≫131 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 00 38 08 フク「ゾロさんの方向音痴を直すにはどうすればいいか、占ってみましょう!」 ゾロ「またくだらねぇことを…」 ウソップ「ここは素直に占われとけ、頼むから」 フク「かしこみ~…かしこみ~…んににににぃ~~――見えました!」 ルフィ「え!? ほんとか、フク!」 ナミ「うそでしょ…解決策が見つかったの!?」 サンジ「あり得ねぇ…」 チョッパー「す、すげぇぞフク! 薬は作れなかったのに」 ロビン「…奇跡ね…!」 ウソップ「おおお、おち、落ち着けみんな!」 フランキー「そ、そうだぜ、まずは結果を聞いてからだ!」 ブルック「そうですよ、驚くのはそれからでも遅くありません!」 ゾロ「てめぇらなぁ…!」 フク「迷い人――『あきらめなさい』! ダメでした! 打つ手なしです!!」ゴイーン 一味『知ってた』ヤッパリナー ゾロ「ぶったぎるぞてめぇら!!」 昔おみくじで、恋愛運のところに一言『あきらめなさい』って書かれてたのを思い出したので書いてみた。 ≫134 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 00 53 11 これ、ボンちゃん絡みでも何かあってほしい 『霧の中で運命の出会いがあるでしょう』みたいな占いから霧が出て、「おぉ、それっぽい霧が!!」からの、ボンちゃん登場!とか ≫141 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 07 11 13 134 んー個人的にそのタイミングはフクキタルはお腹を空かせすぎて調子を崩して寝込んでいるイメージだったな。 そのタイミングだと数日ほど食料がない状況だったと思うし、健啖家の多いウマ娘にはキツいと思う。 ≫142 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 07 39 44 お腹が空いて寝込んだフクキタル、変なものを受信して 「所詮……この世は男と…女、だけどアタシは……男で女」 とうわごとを歌い出してついていたサンジがこりゃヤベぇと肉を取りに行く なおルフィ、ウソップ、チョッパーがすでに頂いてました 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 107スレ目 ≫24 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 14 58 44 細かいかもだけだウマヅラハギの魚人って種族だから違くないか?アーロンもノコギリのアーロンな訳だし ≫25 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 15 01 36 考えたネタが基本設定に使ってもらえて凄い嬉しいです 24馬面(うまづら)のナックラー? ウマ娘に被ってる感じがして、呼ばれる本人は嫌がってそうw 「俺は『ウマヅラハギのナックラー』だ!」とか ≫28 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 15 08 24 つまり流れとしては フクが覚醒してナックラーを倒す→キョーシに挑むもボコされる→ルフィ登場って感じか ≫29 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 15 14 08 28 だいたいそんなところかな? フクがナックラーを倒した直後にキョーシ登場。 倒れたナックラーの頭を踏みつけてあざ笑い(お前はおれたちの”商品”に過ぎねぇんだよォ!! まったく、侵入者一人倒せねぇボディガードなんざ不良品も良いところだぜ!!)、フクキタル戦に突入。 所で、キョーシに海楼石入のメリケンサック持たせたいのですが構いませんね!!? ≫32 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 15 17 44 29 追いかけるより、そっちの方がスムーズな連戦で良いね …キョーシはゾオン系『ヒトヒトの実モデルウマ娘』の能力者ではなかったかな ≫35 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 15 21 57 32 キョーシ(獣形態)「フフフ....これこそお前ら能力者の大敵、海楼石のメリケンサック!!」どん!! キョーシ(人形態)「俺も能力者だった....」(能力全段階ダウン) キョーシ部下「キョーシさん!!厚手手袋忘れてる!!!」 ≫30 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 15 15 25 28 ピンチになって覚醒、見聞色をフルに使って完全に手玉にとって単独初の『菊花賞』でナックラーにトドメ そのままキョーシを追い、戦闘に 序盤から飛ばして追い詰めるも、キョーシが『獣型(ウマ娘)』になって同じ型を使うことで拮抗し、覇気の使いすぎで動きがとれなくなる あわやの所でルフィが追いついてきてバトンタッチ ルフィ「まかせろ、フク お前の分まで俺がぶっとばしてやる」 ≫34 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 15 18 37 30 うーん、見聞色を自覚して使うのはまだ早いと思う……。 空島のアイサみたいに、無自覚のまま使って欲しいな。 ナックラー戦で力を使いすぎて、キョーシになすすべなくやられてしまうとかそんな感じで。 あわやの所でルフィが到着、フクキタルの意思を受け継いで戦う。 そんな感じじゃだめですか? ≫38 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 15 23 41 34 いつもより、明確に視える感じか その上で、「今なら使える!」と『菊花賞』 で、ガス欠 キョーシと戦う前にフラついて「そのザマで俺様に敵うとでも思ってるのか?」って笑うキョーシにルフィが「俺の仲間を笑うんじゃねぇ」と交代 でどうでしょう ≫47 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 15 33 47 まあエネルの話題はそこそこにして、じゃあナックラーについてはここらへんでいいか? ルフィVSキョーシの流れについて。 最初はキョーシの海楼石入りメリケンサックに押されてしまう しかし、次第にルフィが巻き返していく 焦ったキョーシはドーピング剤を過剰投与、暴走形態に変身。再びルフィを圧倒する。 しかし、フクキタルの声援を受けたルフィが底力を発揮。菊花バズーカでキョーシを空の彼方へ吹き飛ばす。 こんな感じでいいかな? ≫87 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 18 45 56 ウララ「万国でわたし以外のウマムスメ見るのはじめてだよー!」 ライス「えっ?そ、そうなの…?」 ライス「(万国って色んな種族が集まってる国だって聞いてたけど…)」 ウララ「そーなの!なんか、昔の友達との約束?がどうって……なんだっけ?まぁいっか!」 ライス「あ…そ、そうだ。あのね、ウララちゃん。ちょっと聞きたいことが…」 マム「おや、どうしたんだい」 ライス「――ッ!!?(四皇のビッグ・マム!?どうしてこんなところに……!)」 ライス「(ど、どうしよう!?いきなり遭遇するなんて…に、逃げなきゃ……うう、でもウララちゃんを抱えて四皇から逃げ切れるかな……?)」 ウララ「あっ!マムちゃん!」 ライス「(マ ム ち ゃ ん !?)」 マム「そのウマムスメはどうしたんだい、ウララちゃん」 ウララ「ライスちゃんっていうの!さっき友達になったんだー!ね、ライスちゃん!」 ライス「うえぇっ!?…あ、う、うん…?」 マム「そうかいそうかい。よかったねぇ、ウララちゃん」 ウララ「うん!」 マム「…お前。ウララちゃんを裏切ったらただじゃおかねェからな」 ライス「は……はい……(ど、どどどど……どうしようローくん!!)」 こんな感じの幻覚が浮かんだ 昔の友達との約束云々は大分前に出てたマルゼンとマムの約束概念を採用 ≫92 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 19 17 40 そういえばこの世界だとウララとキングって特に面識なかったような……? ライスとロブロイ、テイオーとマヤノも絡みがないしここだと同室ってあんまり絡まない傾向がある気がする。ウオッカとスカーレットくらい? ウララちゃんが出て行こうとするのを見て激昂するマムにライスが「ウララちゃんはあなたの所有物じゃない!!」と叫んでしまった結果目をつけられ、ワノ国で「お前、あの時ウララちゃんを連れ去った小娘か!!」と言われ「ライスお前ビッグマムに喧嘩売ったのか!?」「ち、違うのローくん!これには色々ワケがあって……!」みたいなやり取りするローライス概念 ≫99 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 19 39 57 スペスズなんか一世代違うから絡めようがないしな 逆にアニメやアプリで主流のスペスズではなく、 フクスズが楽しめる場だと思うことにした ≫117 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 20 01 19 99 一応前にトキトキの実の能力使ってスペスズとフクスズを両立させるssを書いたが 本編開始以後を考えずに創ったから自分には発展させられなくてな ≫121 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 20 07 52 117 別にいいんじゃない? ルフィたちが出港したころ、スズカが 「──なんだか、あの人たちってロジャー船長みたいだったわね……」 「Wow! そういえばスズカは昔、キャプテン・ロジャーの船に乗っていまシタネ! すっかり忘れてマシタ!」 「うん、あの時は楽しかったな……みんな、元気かしら?」 ってしみじみ呟いて、そのネタバラシをワノ国でするという……16年がかりの伏線回収になるな! 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 108スレ目 ≫12 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 22 05 20 サンジ概念騙るぜ…!! 一応、妄想では疲労困憊状態(料理作りすぎ)のまま庇ってバトル開始 攻撃の反動ですらフラつくありさまだが、最後の力を込めて「羊肉ショット」を繰り出すも、キョーシがウマ娘状態になったので緊急停止 自身の蹴りの反動と、カウンターになったキョーシの攻撃でダウン アジトにて支配されて守りに着く ロビンはそれを目撃して、救助のために情報を求めて暗躍開始 フクキタルとチョッパーによるアジトへの二面作戦の際に迷子になったゾロもアジトへ入ってきて栄養剤ぶちこまれて元気になったサンジと戦闘 ロビンが水で首輪を無力化できることを突き止めて戦闘を止める 他の捕まってる人を一気に助けるために海水引き込み ウソップの活躍で一組目の操られ組が解放された後で、「まだこいつらがいるんだ」と出したところで「よぉ、世話になったなぁ…!!」とビキビキで登場 このくらいかな? ≫17 二次元好きの匿名さん21/10/23(土) 22 15 25 12 いいね。 私の概念を上げると ウマ娘誘拐犯という勘違いで一部(サンジ、ロビン、ルフィ、ゾロあたりかな)を除いて一味たちは防衛隊に檻に放り込まれてしまう。 そんな中、活動をしていたキョーシはドーベルを狙い誘拐しようとするものの、その直前にサンジが参上。キョーシと戦うのかと思いきやウマ娘に変身したキョーシにボコられる。 ドーベル「あんた……なんで!?」 サンジ「レディの零す涙が聞こえたもんで……早く逃げろドーベルちゃん!」 キョーシ「っ、させるか! ウマ娘空手、阿寒湖特別!!」 サンジ「ぶへー!!」(ガードもせずにもろに喰らうサンジ) ドーベル「な、なんで反撃しないの!?」 サンジ「おれは……たとえ中身が男でも……女は蹴らん!!」 ドーベル「巫山戯てるの!?」 サンジ「だが、足止めすることぐらいなできる!! あとは任せたドーベルちゃん!!」 ドーベル「っ……ごめん!」(全力で仲間のところへ走りだす) ドーベルに後を託してキョーシの足止めを行うサンジ概念はありですか? この後、バッシュによってチョーカーを取り付けられてしまいゾロとロビンと戦う。 そんな中で、水(海水)を浴びれば拘束は緩むことが判明。状況打開の一手を見出すとか。 ≫137 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 00 39 32 小ネタ ここだけドフラミンゴが本気でライスに愛着が湧いてしまった世界線 ロー「テメェ……ライスに一体何を吹き込んだ……!?」 ドフラ「フッフッフ……単純なことだ。コラソンを殺したのはローだと言ってやった」 ロー「なっ……!?ふ、ふざけんじゃねェ!!なんてことを……!!」 ドフラ「そしてこの手で復讐鬼として育ててやったんだ。十三年かけてな!そう、十三年……長いようで短かったような……」 ドフラ「あいつ結構マメでなぁ……誕生日とか律儀に覚えてて頭悩ませて毎年違うものプレゼントするタイプだ。去年は手作りのケーキだった」 ドフラ「厨房覗いたらちっこい手で懸命にクリームを泡立てて……ご苦労なことだ。しかもバレてねェと思ってやがる。サプライズだと。驚くフリも中々骨が折れるが、しかしおれが本気で喜んでると思い込んで嬉しそうにしてるあいつの顔は中々…………」 ドフラ「…………なあ、もしかしておれがコラソン殺ったのバレたら嫌われるんじゃねェか?」 ロー「何言ってんだお前……」(ドン引き) 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 109スレ目 ≫30 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 13 33 13 ガープに鍛えられるコビメッポを「頑張ってるなー」って遠くで立ち止まり見つめるキタちゃんを、師匠のルドルフが 「どうしたキタサン、行くぞ」 「はい!!」 ってニアミスする扉絵 あると思います ≫53 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 14 06 37 関係ないけどサブちゃんとコビーのお互いの呼び方が「コビー君」「キタさん」だと私性合 でも 「けどあたし、"キタサン"ブラックだからそれだと呼び捨てにされてるみたい」 「あっ、すみません。えっと、じゃあキタサン、さん……?」 「あはは!それ呼びづらいでしょ?キタちゃん、でいいよー」 「ええっ!?」 「ほら、呼んでみて!」 「えっと……キタ、ちゃん……?」 「なぁに?コビー君」 みたいなのも捨て難いんよな ≫58 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 14 11 50 53 コビーにウマ娘武術を教えるキタちゃんとかありそう 二人並んで「ここをこうで、ここをこう」みたいなことしてるの そのうち天皇賞春秋モチーフの技をコビーなりに再現した技とか使ってくれそう ≫102 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 16 42 52 SSは浮かばずとも雑記憶は投げていきたい ドレスローザでシーザー引き渡しチームに入るフク 街中でウマムスメだとバレてしまってビビるもドレスローザ国民からのウマムスメへの印象がよくて優しくされてホクホクのフク ロビン、ウソップと共にグリーンビットの森に隠れるもトンタッタ族に拉致られるフク 身ぐるみ剥がされ隠し持ってた開運グッズ(ガラクタ)を漁られ「ガラクタしか出てこないのれす……」と言われて「失礼なっ!!それは珍しく綺麗に抜けた人参畑の雑草!立派なラッキーアイテムです!!」と怒るフク フ ク ラ ン ド ≫124 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 19 56 50 シュガー気絶後、実は仲良くしてた住民がオモチャにされてたライスが記憶を取り戻してパニックになるんだよね それまでドレスローザを良い国にしてると思ってたドフラミンゴが今まさに国民を傷つけてて、もう何を信じたらいいのか分からなくなるんだけど、そうなると残ってるのがもうローへの復讐心だけでメンタルズタボロの状態でローへの復讐に向かおうとするんだ その途中で闘技場から王宮に戻ってきたベラミーと遭遇。ボロボロになったベラミーを心配するんだけど、ベラミーからしたらライスも顔は青褪めてるし泣いた痕があるしで尋常じゃないのが分かる ライスは震える声でもう何を信じたらいいのか分からなくなってしまったことをベラミーに伝える。短い期間ではあったがベラミーとの交流で彼がいかにドフラミンゴを尊敬していたか知っていたライスは、彼に対して申し訳無さを感じてしまう 「…ごめんね。ライスなんかがベラミーさんの上司で。ベラミーさんはドフラミンゴさんに憧れて来たのに、ライスなんかの部下じゃ嫌だったよね…ごめんなさい…」 痛々しい姿に何も言えなくなってしまったベラミーはそのままライスを見送ることに 認めてもらえたと思ったが、結局はベラミーを切り捨てたドフラミンゴの姿と、短い間だが共に過ごし、いつだってベラミーの身を案じてくれていたライスの姿が交互に浮かぶ そして、ベラミーは決断を下す。本当に信じるべきものは―― という幻覚だったとさ ≫128 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 20 16 57 オチとしては別れ際に「…おれはあんたの部下で幸せだった。達者でな、ライス」と伝えて「…!ライスもベラミーさんと会えて良かった…!元気でね、ベラミーさん…!」と涙を浮かべながらも笑顔で別れを告げるライスが美しいかな やや複雑な表情を浮かべるローを添えて ≫130 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 20 18 18 ところでバッシュら一味のアジトってどんなの思い浮かべている? 私は巨大奴隷船をアジトにしている幻覚を見ている。 バッシュ戦となったときにはもう船は出港しており、トレセン諸島の海域を出る前に決着をつけなくてはいけないという時間制限つき。 海域から完全に脱すると取引相手の大規模艦隊が待ち構えており、売り飛ばされてしまいかねないため。 なお、取引相手は接触直前に先回りしたオグリらが壊滅させる(ウルトラマンXのギンガみたいな)。 早く動力を止める/バッシュら船員を倒す/奴隷の解放を並行して行っており、トレセン諸島の防衛隊長たちと麦わらの一味が協力しているイメージですね。 ≫147 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 21 27 47 130 なら、最終バトルはカモフラージュされて隠されていた奴隷船 チョッパーの嗅覚で見つけ、上から飛び乗ったチョッパー、ウソップ、ナミ、諸島警備隊VSバッシュ、バーユ、操られている人達を甲板で フクキタルの占いで荷物類の運搬口を見つけ、侵入したフクキタル、ルフィVSナックラー、キョーシを広い船室で いつの間にかはぐれたゾロが正規の入り口から迷い込み、敵(モブ)と遭遇する間際にロビンと合流し操舵室へ 途中で守衛扱いされているサンジと会ってゾロVSサンジ始まり(ロビンが水を掛ければ良いことを突き止めて水入り)、サンジパーティーイン 操舵室を占拠したところで無線が入ってフレームアウト(オグリからの降伏宣告) ナミが雨を降らせて化粧を剥いだあとチョッパーでバーユ撃破、奴隷解放後悪あがきしようとするバッシュにゾロ、サンジ、ロビン登場で戦意喪失 トドメは…警備隊から誰かにしてもらう?もしくはクラッチ 直後に甲板を突き破ってキョーシが吹き飛んでいき、雨雲が晴れて船が沈みかける(ロビンが船に水を引き入れたのと戦闘の余波) オグリ登場、大規模艦隊の殲滅完了を告げ、皆を自分の船に乗せて諸島へ帰還 の流れでどうだろう ≫148 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 21 37 13 147 だいたいそれで良いと思う。 ただ、フクキタルは先に単身挑んで、ナックラーに敗北。檻に放り込まれてしまうのが良いと思う。 いつの間にか迷い込んでいたゾロと潜入していたロビンに救出されるもいじいじと”こんな自分なら、いっそ死んだほうが……”呟くフクキタル。 そんなフクキタルにアイアンクローするゾロ 「あいだだだ……!! なにするんですかぁ!? ゾロさん!」 「ほら、痛がっているなら少なくとも身体は生きたがっているんだ。そう悩まなくたっていいと思うぜ」 「……それに。おれはお前の占いとやらを信じたことはねェが、お前を疑ったことはねぇ……仲間ってのはそういうもんだろ」 「私もそう思うわ。昔、生きていればいいことがあるって教わったけど……もしかしたら本当かもしれないわね……」 「ゾロさん……ロビンさん……」 そんな中、ナックラー登場。 立ち直ったフクキタルはナックラーを受け持ち、ゾロとロビンを先に行かせる…… ってのはアリでしょうか!? ≫150 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 21 50 22 148 この流れなら、ルフィ、ゾロもチョッパーと一緒に奴隷船を見つける(高いところから) 「おい、あの岩おかしくねぇか?」とウソップが違和感を口にして発見 どうやって近付くかを検討中に既にはぐれていたゾロが普通に入り口に向かう様子を発見 「なにやってんのよ、アイツ!(小声)」 「俺が知るかよ!(小声)」 「よーし、俺たちも行くぞ!!」 「ルフィ、行くってまさか…」 「ゴムゴムのぉ、ロケットォ!!」(腕を伸ばして皆を巻き添え) 「「「ぎゃあぁぁぁ!!!」」」 で、皆甲板へ、同時に出航 ナレーションで『大艦隊との接触まで残り◯◯分』 着地(というか墜落)してすぐ止まりきれずに船から落ちていくルフィ、そのまま再び腕を伸ばして適当な船室へ窓を割って入り込む そのままナックラーを倒してガス欠になるフクキタルのシーンまで出番無し でどうでしょう ≫151 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 21 52 10 150 いいね、ルフィは食料庫に侵入して肉を食べたり、適当な肉をポッケにツッコんで食べ歩きながら探索してそう。 ≫152 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 21 59 40 ただ、故郷で踞るフクキタルに「なんでお前が行かないんだ」って語りかけるルフィも捨てがたい 148の励ますシーンはそこで入れられないかな? 占いで場所を大まかに特定、嗅覚でさらに絞りこんで目視で発見、の流れでロケットの時にフクキタルも巻き込んで、落ちていくのはフクキタルでルフィが拾って船室へ これなら行けるか? ≫153 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22 04 17 152 いいかもしれない。 けど、おれはナックラーが 「ナ~ナッナッナッナ! 一度はおれの魚人空手に敗れた小娘が仲間を守るだと? 嘘をつくにしてももっとマシな嘘をつけェ!!」 「……いいえ、先刻までの私と、今の私は違います。信じてくれる仲間が……運命の仲間がいる限り! 私は絶対に負けません!!」 って啖呵を切って欲しい……両立できたらしたいな。 ≫154 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22 11 24 153 故郷で踞る前に一戦交えてもらおう 「さらった皆を返してください!!」でキョーシに突っかかって脇から出てきたナックラーに妨害を喰らう 「どいてください!」と突進するも鎧袖一触 吹き飛んで海にぼちゃん 「せっかくの商品になにしてやがる!」 「ナ~ナッナッナッナッ!すみませんねぇキョーシの旦那、弱すぎてやりすぎちまいましたよ」 「チッ!行くぞ(こいつも潮時かもな)」 流されたフクキタルは故郷の地方島へ で、誘拐犯の疑いが晴れたルフィ達が合流して励ます流れ ≫156 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22 13 22 話を切るようで悪いけど個人的なルフィ15億を新聞で見た時の各ウマムスメの反応 テイオー 「フフーンボクノオトウトナンダカラトウゼンダヨニ!」 誇らしげ ウオッカ「やっぱりルフィ先輩はすげえぜ!」 目をキラキラさせながら言う カワカミ「流石は私の王子様ですわ〜」 単純に喜ぶ、そして鼻血を流す ≫161 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22 21 04 156 「ウオッカは多分4億くらいになっててもうすぐ追いつくぜルフィ先輩!」的な感じになってた所に新聞が来て「うおぉぉぉ!!ルフィ先輩すげぇぇぇ!!」って改めてなってる感じだと思う ≫164 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22 36 18 スタンピード終盤でライスが「大丈夫だよ。だって、ルフィさんは奇跡を起こせる人だから…!」とローに微笑んだらハンコックから「そなた、一体ルフィのなんなのじゃ?」と睨まれてヒェッ…ってなるシーンがあった筈なんだよな。ローの袖掴んでるのが可愛かった ≫171 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 22 51 26 「王下七武海の人たちって、怖いね…ドフラミンゴさんも王下七武海だったし、もしかしてまともな人いないんじゃ…」 「ライス。おれも王下七武海だったんだが」 「……あのね、ローくん。王下七武海になる為に100人分の海賊の心臓を手土産にする人をまともって言っていいのかな」 「諭すみたいに言うのやめろよ…」 ≫184 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00 01 54 一口マルゼンライス 惚気 ライス「おばあちゃんの旦那さんってどんな人だったの?」 マルゼン「おじいちゃん? それはもう、世界で1番のトレンディでイケてる人だったわ! 離れてた時に私が寂しくて電々虫を掛けたら、すぐ後ろからコール音が聞こえて抱き締めてくれたことがあったの。喧嘩して私が走って逃げ出したら、タッちゃんで追いかけて来て『帰るぞ』って一言だけ言ってきた時は…もぉー心がキュンキュンしちゃって!! ぎゅーって後ろから抱き着いちゃったわ!!」 ライス「いいなぁ…」 ロー「(ふ、古臭ぇ…どんだけ昔の話なんだよ)」 マルゼン「顔は割とロー君に似てたり?」 ロー「ゲホッゴホッ」 マルゼン「じょーだんじょーだん。ぜーんぜん似てないわ。だからライスちゃんも顔真っ赤にしてワタワタしないの」 ライス「し、してないもん!」 ≫188 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00 49 25 バッシュら一派を捉え、宴会中の話 バッシュらは縄で雁字搦め(ウマ娘が縛った)にされ、檻に放り込まれている ナミ「それで、仲間も無事開放できて、あいつらもお縄に着いた。あとは、海軍に引き渡せば一件落着ね」 ロビン「いいえ、それは難しいかもしれないわ」 ナミ「え、どうして? 奴隷商売なんて重罪も重罪でしょう!? むしろ、こんな時代遅れの商売が続いていたことの方が驚きなんだけど!?」 タマ「そこのお嬢さんの言う通りや。……奴隷商売はまだまだ続いておる。かく言うウチも奴隷やった……あんときのことは思い出したない。それに、トレセン諸島は政府に加盟しておらん未加盟国……奴隷にされても文句を言えへん立場なんや」 ナミ「ど、どうして!? だったら早く加盟しちゃえばいいじゃない! ほら、海軍に所属しているウマ娘だって沢山いるじゃないの!」 ロビン「確か、200年ほど前のこと。ウマムスメ族が人間と国際的に認められた時に政府に加盟する話が出て、実際加盟直前まで話が進んだことがあったわ」 ナミ「じゃあなんで……」 タマ「──奴隷にされた同胞が戻ってこないからや。仲間思いなウチらウマムスメ族はそのことに怒り、加盟の話を全て破棄して非加盟の道に進んだんや。事実、聖地・マリージョアにはまだまだ多くのウマムスメ奴隷が愛玩動物として飼われておる。15年前の英雄フィッシャー・タイガーの活躍もあって幾らか開放されたけども、未だに帰ってこれへんモンも今なお多い。……せやから、ウチは革命軍に入って……ああいや、これは余談やな。気にしんといて」 ナミ「……そうだったんだ……ごめんなさい、辛い話をさせちゃって」 タマ「いいんやいいんや気にせんでええよ」 だいたいこんな感じの話をするシーンがあったはず。 なお、バッシュは魚人を奴隷にしたことを突かれて(魚人島は加盟国なため)有罪判決が出ましたとさ。 上へ 麦わらの一味 占い師 マチカネフクキタル 110スレ目 ≫15 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01 15 00 昼寝をしているキタちゃんを起こす時のルール 必ず一人で周囲(最低でも100メートル圏内)に人がいないことを確認してから相応に実力に自信がある者が起こしましょう そうでないと寝起きの苛立ちと共に放たれる覇王色によって大変なことになります ≫17 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01 16 08 ルドルフ的には覇気を制御できてないから怒られるんやろなぁと ≫20 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 01 21 20 17 「キタサン…君の将来性にはとても期待している。だから覇気を撒き散らすのはやめてくれ」 「すみません…」 覇王色で気絶した海兵たちの中心で説教されるキタちゃんの扉絵 ≫44 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 02 07 38 昼寝をしているキタちゃんを起こすコビー(二年後) ―――― "ジリリリリ" "ジリリリリ" ニューマリンフォードの正門を守護する櫓の上で、 けたたましい音が鳴り響く。 "ジリリリリ" "ジリリリリ" 「うーん、うるっさいなあ……」 "ジリリリリ" "ジリリ――バキン" 一瞬前まで騒々しい音をかき鳴らしていた、 午後三時を告げる目覚まし時計が小刻みに震えたかと思うと、派手に砕け散った。 「……すう、むにゃむにゃ」 櫓の上、時計を破壊した犯人――キタサンブラックは、 時計を指していた指を体をくるめているコートに戻すと、再びまどろみに沈んだ。 そんなキタサンブラックの後ろから、慌てた様子で駆けてくる軍靴の音が聞こえる。 ≫45 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 02 08 06 「あれ~、おっかしいなぁ、どこに行っちゃったんだろう……。(キィィン)うん、もう近いぞ。 ……あっ、いたいた。おーい、キタちゃん。もうすぐ午後の会議でしょ、そこで何してるのさー!」 キタサンブラックには、これからすぐに将校が集まる会議に参加する予定があった。 これに遅れると、海軍のお偉方からの大目玉が待っている。 彼女のピンチに駆けつけたのは、彼女と同じく、新しい時代を感じさせる気鋭の軍人、コビー大佐だ。 「おーい、キタちゃん、会議に遅れるよ―……げっ!!」 「……うるさいなぁ」 コビーはよく知っていた。キタサンブラックは、寝起きが一番機嫌が悪いことを――。 瞬間、キタサンブラックの周囲の空気が震えたかと思うと、 キタサンブラックの指がコビーに照準を合わせる。 ≫46 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 02 09 54 「ひえー!キ、キタちゃん、僕だよ、コビー!待って、撃たないで!」 命の危険を感じたコビーの必死の叫びにより、キタサンブラックの目に生気が戻った。 「え――。あ、ああっ!コビー君!?も、もう!危ないよコビー君。 もうすこしでコビー君を壊すところだったんだから!」 「ぼ……僕をこっ、壊したりなんかしたら、べっ、弁償してもらうからね!!」 間一髪、コビーは目覚まし時計の二の舞にならずに済んだ。 ――ブレブレの実の破壊能力と覇王色の覇気。 これをまともに食らえば、いかなる存在であろうとひとたまりもない。 慌てた二人は、支離滅裂な言葉をお互いに投げ合った後、 しばらくしてからようやく落ち着きを取り戻した。 「ごめんっ!ごめんね、コビー君!わたしったら、寝起きはいつもこれだよ」 「あーあ、また時計を壊したのかい?今週になってからこれで3個目だよ。 ほら、急いで準備しないと、大事な会議に遅れちゃうよ」 「……大変!いそがなきゃ、ルドルフさんに怒られちゃう!! すぐ行かないと。起こしてくれてありがとう、またね」 ――この後、大事な会議に遅れたキタサンブラックが、ルドルフから壮絶なお説教を食らったのは言うまでもない。 おわり 前スレの最後で咄嗟に思いついたので、あまり推敲できていないから文章が拙いかも ≫68 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 06 48 35 フレバンスルートのローとライスなら ライス「あうぅ、ご、ごめんなさいっ!み、峰打ち…です!」 ロー「ライス。お前の剣は両刃だ」 ライス「あぁっ!?そ、そうだった!い、痛かったらごめんなさい〜〜!」 ロー「敵に一々謝るなっ!」 みたいなギャグが見たい ≫118 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 16 55 22 あ、話ぶった斬ります 前スレのバッシュ一味のアジトの話についてですが、岩場にカモフラージュされた奴隷船と書かれていました。 バーユの能力は水に弱いので海に浮かんでいるのは違和感が生じます。 そこで、ペッジの船や白ひげの船のようにある程度陸上でも動かせる水陸両用の船にするのはどうでしょうか? それなら、バーユのメイクにより岩山にカモフラージュされていても自然だと思います。 ≫119 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 17 02 16 118 都合上船である必要があるだけなんで、そこら辺は考えてなかったです でも、水陸両用の方が出航でごたつきそうですし、ゾロが普通に入り口から入ってもばれなさそうなんでそれでいいと思います ≫172 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21 30 23 119 フクキタルの占いとチョッパーの嗅覚でキョーシの足取りを追うルフィたち。 おおよその位置はつかめたものの、アジトらしいアジトは見つからない岩山に途方にくれる一味たち。 気がつけばゾロまで行方不明になり途方に暮れる面々。 そんな中、ウソップが「ん? おいあの岩山……動いてないか!?」 って指摘して、一味全員が注目すると海岸にあった大きな岩山がゆっくりとだが動き始める。 「もしかして……生きている岩なのか!?」 「んなワケねぇだろ! っておい、あれってゾロじゃねぇか!?」 と、ウソップが指差した先には酒飲みながらうろつくゾロ。ゾロが岩に近づくと何故か岩の一部が横にずれ入り口が顕になる。 ……そして、それに気づかず岩に入り込むゾロ。 「「「な、何やってんだアイツ~~!!」」」(ゾロが喰われたと騒ぐチョッパー) そんなこんなするうちに岩が海にたどり着き、海に接した面から徐々にその姿が顕になる。 「なにアレ!? 戦艦!?」 「それにしては武装が少ないわ……もしかして、奴隷船じゃないかしら?」 「な、なんだって~~!?」 偽装が完全に解かれた岩、それは岩石などではなく無機質な鉄でできた海を往く巨大な檻──奴隷船。 「……トレセン諸島の奴らが危ねぇ。それに、サンジとゾロもあんなかにいるんだ──いくぞ、おまえら!!」 「おう! ……は?」 ──ゴムゴムのォ……ギリギリと伸びていく腕、いやな予感に一味全員の顔がサアと青くなる。 「ロケットォ!!」 「ぎゃー!!!」 麦わらの一味、奴隷船コルストン号に密航──大艦隊と接触まであと100分 一味がバッシュの船に乗るときのイメージですがお納めください。 ≫131 モリカフェの人21/10/25(月) 19 06 17 マンハッタンカフェvs求婚のローラのssを書いたのでこの後投下します 前説【新規住民のためのこれまでのモリカフェ】 アグネスタキオンが海軍所属設定になり、研究に巻き込まれる枠としてマンハッタンカフェも一緒に海軍所属に それはそれとしてカフェにはスリラーバークに居そう感が漂う ↓ スマートファルコンの設定で七武海監査というネタが出る ゲッコー・モリア担当監査官マンハッタンカフェ誕生 ↓ "お友達"の設定補完で刀の形をしたゾンビ、ゾンビ刀"摩天楼"誕生 同時にマンハッタンカフェが自分の影を武器に入れるクレイジーなウマ娘になる ↓ コント系ssでモリアにコーヒーをぐびぐび飲ませるマンハッタンカフェが生まれる スリラーバークに馴染みすぎててモリア以外は海軍だと認識してないぞ ↓ 過去に投下したssではフクキタルのスリラーバーク編の相手だったが姉キタル関係が濃厚になり時間的に連戦は厳しい ということで今回の求婚のローラ戦に差し替えてしまおうss執筆 ≫132 モリカフェの人21/10/25(月) 19 08 12 これまでのあらすじ ナミは実はナミゾウという名のオカマだった ゾンビローラから逃れるためにあからさまな嘘をつくナミ それをすっかり信じ込んだローラ(とチョッパー)は椅子に座り談笑ムード だがそれに聞き耳を立てる黒い影の姿 影は独りで「……そうだね、そうしようか」とつぶやくとその場を離れていった 麦わらの一味が三怪人に会敵し、ルフィがモリアと戦い始めたころ 島の反対側の森からは、スリラーバーグの巨大な舵から垂れ下がる鎖を掴むオーズの姿が見えていた。 ローリング海賊団やモリア被害者の会がざわめく。 「どうすんだよ、さすがにあの化け物はヤバいんじゃ」 「だけど今夜はこれまでにないチャンスだぜ、あきらめるのかよ」 ローリング海賊団の船長であるローラは、一度深呼吸をした。 「……私は決めたよ。麦わらのルフィに賭ける!」 「船長!?」 「確かにこのままじゃ無理ね、だからこっちからも協力するのよ」 「……協力、ですか」 突如聞こえた女の声に皆の目線が集まる そこに立っていたのは漆黒の装束に身を包むウマ娘マンハッタンカフェ。手には異様な装飾の刀を抜身で構えている 長年森に住んでいる者たちにとっては見知った間柄だ。 「カフェの嬢ちゃん、すまねえが俺たちは今取り込み中で」 「お黙り!!」 カフェが身に帯びた殺気に気づいてないのか、のんきに話しかける船員を一喝し、ローラが話し出す。 「どういうつもりよ、ずっと放置してたのに今更殺しに来たわけ?」 「……あなたのゾンビが用済みになったので、始末に来ました」 『つまりゾンビが手に負えなくなったということです』 「それは言わなくていいよ」 『……そうかな』 カフェの宣告に、刀が補足をする。ゾンビの体を組み込んだ意思ある刀"摩天楼" ≫133 モリカフェの人21/10/25(月) 19 08 24 目を凝らしカフェに影のないことをみとめたローラは眉をひそめた 「こいつは私が相手するわ。あんたたちはアレの用意をして! あと麦わらを探す!!」 「「わ、わかった」」 散っていく被害者の会 マンハッタンカフェはそれに視線を向けるが、特になにもしなかった 暗い森の空間に二人だけが残される 「なにか企んでますね。……まあ、用があるのはあなた一人です」 『全部を倒してたら朝になってしまいますし』 「ふん、相変わらず二人がかりね。上等よ!」 ローラは背中の二刀を抜き、カフェはゾンビ刀を右手に構える 「一つだけ聞いておきます」 「なによ、いい男なら紹介しないわよ」 「あなたにとって海賊とはなんですか?」 「自由! あと婿探し!」 誇らしげに言い放つローラと対照的に、理解に苦しむのか紅茶を飲んだ時のような苦々しい顔をするカフェ 「……参考になりました。悪い例で」 「それはどうも!」 『……類友』 「ちがうよ?」 「―――? 時間もないし行くわよ!」 一呼吸入れ、ローラがまっすぐに駆けだした ≫135 モリカフェの人21/10/25(月) 19 08 37 「花嫁武術"挨拶のシェイクハンド"!!」 「"宵猫"」 握手をするような構えで両刀を前に突き進むローラ カフェは両足を広げ体を深く沈めたかと思えばそこから体ごと刃を上に跳ね上げローラの刀を一つ払い上げる 『嵐脚』 「ちっ!」 目の高さ、ゾンビ刀の鍔にある小さな足から鎌鼬が飛びローラがステップを踏み横に避ける 「……嵐脚」 そこを狙うカフェ自身の嵐脚、だがローラは既に引き戻した刀を体の前に構えている 反撃を凌いだローラは構えた腕を交差させ錐揉み回転しながら突撃、挨拶ではなく本命の一撃を入れに行く 「"押し掛けのディナータックル"!」 「……重い」 体格差から吹き飛ばされるカフェ、ローラは再び横にステップを入れカフェの背後に迫る ワンテンポ遅れてゾンビ刀の嵐脚がローラを襲うがせいぜいかすり傷を負わせるだけだ 背後に回ったローラが二刀を内から外へ斬り広げようとする 「とどめよ!」 『させません』 「!!!」 ゾンビ刀の声と同時に刀が後ろへ振りぬかれ、カフェが見てもいないのに正確な打ち払いがローラの攻撃を半分そらした 刃がなくなったスペースに振り向きながらカフェが体を滑り込ませる 「"春天皇衝"!」 「"鉄壁のメイデン"」 身体を捻り無手から繰り出されたウマ娘武術奥義がローラのガードを叩く 体重差を無視した吹き飛ばし、両者の距離が離れた。 「……粘りますね」 「3年前とは違うってことよ! リベンジする時のことはずっと考えてたわ」 ローラの脳裏に浮かぶのはかつての敗北とフットワークを鍛えるトレーニングの日々の記憶 ≫136 モリカフェの人21/10/25(月) 19 08 47 「なるほど、なら違うことをしますか。……やりたくありませんけど」 カフェは右腕を横に伸ばし人差し指と中指を立てた。そこにゾンビ刀が"両腕"でぶら下がる 「―――?………!!!」 「"額空(がくそら)"」 スナップを効かせながら野球のアンダースローのように腕を振るいゾンビ刀を投げた。無茶な力技に右腕の骨がきしむ ゾンビ刀は不規則な回転の中で幾度か鎌鼬が宙を斬り、"腰"の捻りでローラを追尾する 『嵐脚、嵐脚、嵐脚』 「これのどこが嵐脚よ!」 交差させた二刀で刃を防ぎ、下にたたきつけるようにゾンビ刀を撃ち落とす 『後ろです』 「!!!」 反射的に背後に視線を向けるローラ。 足が止まったローラの右肩にに"正面から"マンハッタンカフェが掌底をたたきつけた 「……"菊花掌"!」 「ぐっ!」 踏ん張りがきかずに吹き飛び大木に背中を打ち付けるローラ 右手の力が入らず、刀を落とす。後頭部も打ったのか少しよろめきながら立ち上がった。 「……はぁ……はぁ、前じゃないの、いじわる」 『……敵です』 「予想以上に粘りましたが、これで終わりです……"虹星"!」 ゾンビ刀を拾い上げ、目線の高さで水平に構えるカフェ。ローラの心臓の高さである もはや跳ね回る体力がない相手を突き刺しにいく。 必殺の一撃に対し、ローラの選択は"前進"だった。 「―――ウェディング、ダーシュッ!!」 心臓に向かう刃に向かいまっすぐ突っ込むローラ そして刃がローラの体に深々と突き立てられ貫いた、かに見えた ≫137 モリカフェの人21/10/25(月) 19 08 58 「……これは!?」 『……焦りましたか』 「"情熱のハグ"!!!」 当たる直前に身をひるがえしたローラ 刃が貫いたのは右脇。痛む肩と腕を万力のように締め上げ刀を捕らえ、さらには両手でカフェを抱きしめ、持ち上げた 「捕まえたわ、絶対に話さないわよ!!」 「……なら、"春天皇衝"!」 二発目、左手、ひじから先だけ。三重に威力が減じたG1奥義を、ゾンビ刀の柄頭に叩き込む 衝撃で脇をえぐりながら抜けたゾンビ刀が木に跳ね返りローラの背後に迫る だがローラは意に介さず、勢いをつけるため首を後ろにそらす 「くらいなさい! "婚約のヘッドバッド"!!」 ローラの額がカフェの頭頂部に叩き込まれる 朦朧とする意識の中でカフェはゾンビ刀がローラの背中に突き刺さるのを感じた だがローラは意に介さず、勢いをつけるため首を後ろにそらす。再びだ! 「"禁断の、デュアル婚"!!」 二度目の衝撃はカフェの意識を刈り取った 少しの時間が経ち、ローラはカフェの体を持ち運び木陰に横たえた そばの地面に背中から抜いたゾンビ刀を動き出せないように深々と突き立てる 『……殺さないんですか?』 「命まではとらないでおくわ。そっちの都合でもクロワッサンとコーヒー、感謝してるのよ。おいしかったし」 どうせ聞こえてないだろうけどと呟き、ローラは歩き出した。希望に賭けるために。 やがて暗い森の中に「破断だ―――!!」という叫びが響いたが、それは別の戦いの話である ≫153 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 20 36 09 マムもソルソルが効かないウララを不審に思って、ペロス兄に経歴洗わせてそう ≫154 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 20 38 30 153 ペロス「こっちに流れてきた残党から聞き出した結果ーーーー気付いたらいたとのことらしい」 マム「マ~ママママ。……本当かい?」 ペロス「本当だペロリン」 ≫159 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21 04 22 154 ペロス「本人に聞きいてみたところ”チョウチョを追いかけていたら、いつの間にかオペちゃんの船のところにいたんだ~”だそうだ」 マム「マーマママママ……本当なのかい?」 ペロス「他の残党も同様の証言をしているんだペロリン」 ≫167 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21 25 32 今週のホーキンスVSキラーの前にカレンチャンがかわいいを投げ捨ててボロボロになってホーキンスの呪いのからくりを解くシーンありそう。 ≫170 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21 28 15 167 キラーとカレンチャンがホーキンス倒すんだよね。 それで 「「行け」」 「相棒」「お兄ちゃん!」という見開き ≫179 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21 55 48 スレに収まりそうなので、ユクゾー! 私が広場に戻った時には、事態は更に進行していた それも悪い方にだ 避けた大地により引き離された父 それに対するは――― 「マーシャル・D・ティーチ…!!」 船のタブーを犯し、この戦争の遠因を作った男 サッチさんとエースさんの仇 その男が、一度は耳にしたことのある最悪の海賊達と共に現れた 既に父は満身創痍だ いくらなんでも、奴らを相手にするのは荷が重い 私は一度後退し、助走距離を確保する ウマムスメ族の脚をもってすれば、あの亀裂を乗り越えるなど訳もないことだ マルコさんも獣形態へと姿を変える 恐らくは、私と同じく助太刀に入ろうとしているのだろう ほぼ同時に地面を蹴り、二人して亀裂を飛び越えようとした瞬間 「マルコォォォォ!!!グラスゥゥゥゥ!!!!」 父の怒鳴り声に脚が止まった マルコさんも能力の使用を止める 「手ェだすんじゃあねェぞ!!!!」 ≫180 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21 56 35 その言葉は長い航海の中で何度か耳にしたことがある 自分でケリをつけようとする時の声だ ああなると、何が何でも止まらない 説得は無駄で力ずくで止めてもやめないだろう 更に言えば、サッチさんとエースさんの件もある その心中を察せるからこそ、私達はただ見守るしかできなかった 始まった父とティーチとの戦闘 序盤はティーチが優位に進めていた サッチさんから奪った悪魔の実―ヤミヤミの実 その能力を以て父の地震を無効化し、近距離から拳を打ち込んでいく 薙刀での攻撃から能力を途切れさせ地震を喰らわせるも、ティーチの銃撃に父の動きが止まる 悪化する体調と蓄積されたダメージが災いし、とっくに限界を迎えていたのだ ほぼ無意識に脚が前に動いていく こんな致命的な隙をさらせばどうなるかなんてわかりきっていた ティーチの号令に合わせて一斉に動き出す黒ひげ海賊団 繰り出される無数の銃弾、斬撃、刺突―――― それらが父の巨体を打ちのめし、鮮血が舞う 余りにも一方的な蹂躙 私は口を押えて立ちすくんだ あれは駄目だ、もうこれ以上父はもたない 「オヤジィィィィィィ!!!!」 悲鳴に近い叫びをあげる白ひげ海賊団の面々 誰もが諦めの言葉を口にしかけたとき ≫181 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21 57 21 「おめぇじゃねぇんだ…」 聞こえるはずのない父の声がした もうとっくに限界を超えているはずなのに 父は息も絶え絶えに言葉を紡いだ その話には聞き覚えがある かつてロジャー船長達が口にしていたこと 失われた歴史と、この世界の秘密 ならば、父が何を言いたいのかもおのずと推測できる 即ち、この大海賊時代を作ったロジャー船長の伝説の言葉 「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)は、実在する!!!」 世界に激震を引き起こすであろう言葉を遺し 父は動かなくなった 「お父さん――――――――?」 震える指で懐にしまっていたものを取り出す 父のビブルカードだ しかし、確認する間もなく手のひらの上で燃え尽きていった それが示すことはたった一つ ≫182 二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 21 58 11 「あ―――――」 次の瞬間には足が地面に崩れ落ちていた 分かっていたはずだ 父の先は長くないことを 既にどうしようもないダメージを食らっていることを それでも、現実を信じたくなかった 「あ…ああ…あああああ…」 頭が必死に現実を否定しようとするが しかし、目の前の光景は覆らず ただ、結果をありありと示すのみだ 「ああぁアああああああああアアァ―――――――ッ!!!!!」 その日、一人の大海賊が命を終えた “白ひげ”エドワード・ニューゲート死す 死して尚その体は倒れず その背に、あるいはその海賊人生に…一切の逃げ傷無し 上へ
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ニコ・ロビン 【名前】ニコ・ロビン 【出典】ONE PIECE 【種族】花人間(悪魔の実能力者) 【性別】女性 【声優】 山口由里子 小林優子(アニメ299話 ― 319話) 永井杏(幼少期) 【年齢】28歳 【外見】 黒のセミロングヘアー。 鼻筋の通った端正な容姿。 身長188センチ、3サイズB99(Iカップ)・W59・H89 【性格】 冷静沈着で頭脳明晰。 クールで麦わらの一味の中では一番の常識人だが若干人とずれたセンスを持っている。 過酷な人生を送ってきたためか、不吉な発想をして周りを怖がらせることも多い。 【口調】 一人称は「私」 二人称は「あなた」 【有名な台詞・特徴的な台詞】 「過去にこだわらない?愚か者はきまってそういうわ。歴史は繰り返すけど人は過去には戻れないの」 「人として恥ずかしいわ」 【特異能力】 超人系悪魔の実『ハナハナの実』を食べた花人間。 身体の好きな部位を自由に『咲かせる』ことができる。 戦闘においては腕を咲かせてのサブミッションを得意とする。 能力の特性上、対人戦、特に集団戦や乱戦にはかなりの強さを誇る。 主な技 六輪咲き クラッチ:相手の体に6本の手を咲かせ、首・腕・足を掴み、体を反り返らせて背骨を極める。 六輪咲き ツイスト:相手の体に6本の手を咲かせ、コブラツイストのように絡める。 六輪咲き スラップ:相手の体に6本の手を咲かせ、連続でビンタを決める。 百花繚乱「ウイング」:背中に100本の腕を翼の様に咲かせて飛行することができる(ただしその効果時間は五秒ほどと短い。) 【備考】 以下、登場人物のネタバレを含みます +開示する ニコ・ロビンの本ロワにおける動向 初登場話 037:漆黒の瞳、歪な瞳、救われない瞳 最新話 361:共同戦線~武道家VS能力者~ 登場話数 11話 スタンス 不明(仲間集め)→対主催 初期支給品 降魔の剣@幽遊白書 現在状況 死亡 キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 モンキー・D・ルフィ 仲間 船長さん 元世界の仲間 ※本ロワでは再会していない ウソップ 仲間 長鼻君 元世界の仲間 ※本ロワでは再会していない 道化のバギー 敵対 元世界の住人だが面識は不明 ※本ロワでは再会していない 勝利マン 利用 勝利マン 妖怪化させる 037:漆黒の瞳、歪な瞳、救われない瞳 スヴェン・ボルフィード 利用→仲間 スヴェン紳士さん 妖怪化させる 074:狂える瞳、支配する瞳、決意の瞳 ラオウ 敵対 088:勝利への執念 真崎杏子 敵対→仲間 杏子 説得される 110:生き残るために ティア・ノート・ヨーコ 敵対 お嬢さん 説得される 193:夢、幻の如く マミー 敵対 193:夢、幻の如く トレイン・ハートネット 仲間 209:掃除屋達の慕情【前編】 桃白白 敵対 桃白白 杏子の仇殺害される 307:掃除屋達の挽歌 ヤムチャ 敵対 361:共同戦線~武道家VS能力者~ ブローノ・ブチャラティ 仲間 ブチャラティ 共闘する 361:共同戦線~武道家VS能力者~ スタート地点 群馬県 開幕~ 勝利マンを妖怪化させ仲間に→スヴェンを妖怪化させる→ラオウと遭遇。逃走するが勝利マンとはぐれる 第一放送~ 杏子から荷物を奪う→ヨーコ、マミーと接触。正気に戻ったスヴェンから逃走 第二放送~ 逃走中→袋田の滝でラオウと再び遭遇 第三放送~ ラオウが退く→杏子が桃白白に殺害される 第四放送~ 桃白白を追跡→ブチャラティと共闘。致命傷を負うが桃白白の右腕のジッパーを外す 最終行動 【群馬県・農村/2日目/早朝】
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登録日:2020/03/23 Mon 00 21 30 更新日:2024/06/21 Fri 20 49 49NEW! 所要時間:約 13 分で読めます ▽タグ一覧 ONE PIECE ONE PIECE登場人物項目 カナヅチ カン十郎 フデフデの実 ワノ国 侍 夕立ちカン十郎 妖怪 山崎たくみ 希美の妖怪 忍者海賊ミンク侍同盟 悪魔の実 描いた絵を実物にする能力 画伯 獅子頭 筆 能力者 雨の日は無能 赤鞘九人男 武装色の覇気 見聞色の覇気 コメント欄ログ化項目 34歳 初登場がドレスローザ編 全世界人気投票192位 カッカッカ!!信じておったゆえヘチマの皮とも思うておらぬわ水くさい!! 『ONE PIECE』の登場人物。 【プロフィール】 通称:夕立ちカン十郎 年齢:34歳(生まれは54年前) 身長:347cm 所属:光月家家臣 肩書:赤鞘九人男 悪魔の実:フデフデの実(超人系(パラミシア)) 覇気:武装色、見聞色 出身地:偉大なる航路・新世界・ワノ国・九里 誕生日:7月21日(夏の医者) 星座:蟹座 血液型:X型(現実だとA型) 初登場:単行本76巻・第754話・『お見知り置きを』 好きな食べ物:刺身のレタス巻き、ロールキャベツ 趣味:水墨画 CV:山崎たくみ 【概要】 ワノ国の侍で、九里の大名である光月おでん直属の家臣「赤鞘九人男」の一人。 外見は歌舞伎役者のような風貌と衣装の大柄の男。 髪型は歌舞伎の獅子頭のような赤い長髪、肌は白塗り(地肌かは不明)、服装は派手な色で彩られた裃姿で巨大な毛筆を背負っている。 『ONE PIECE Magazine』やビブルカード「恐怖の支配者!ドンキホーテファミリー!!」掲載の初期案では全く違う姿で、異名も「濡ガラス」というものだった。 連載途中で変更されたのか、登場前のシルエットは雑誌掲載時は初期案のものだったのだが、コミックスでは編み笠を被った姿に差し替えられている。 【人物像】 性格は割と常識人で朗らか。 カイドウとの因縁から龍を嫌っている錦えもんと比べ、「目には目をと申す」とその姿を能力で実体化させるのを気にしない柔軟な面も持つ。 付き合いの長い錦えもんとは特に仲が良く、ゾウへの登象途中では目隠し遊びをするなど、茶目っ気を見せている。 計画がバレた動揺からローを責めるしのぶを諫めたり、その性格から喧嘩の仲裁役になる事もある。 【能力】 超人系悪魔の実「フデフデの実」の能力者。 筆で描いた絵を実体化させる能力を持ち、描き上げた動物は自らの意思を獲得し役目を終えると絵に戻る。 食べ物を描けば実際に食べられるので、ククククの実、ビスビスの実のように味方を養うことも可能。 ポテンシャルの高さは数ある悪魔の実の中でも随一。それを実力者揃いの「赤鞘九人男」、その一角が使ってるのだから強さは計り知れない。 ・・・と言いたいところだが、実際は本人の画力があまりに低いためあまり活かせておらず、 食べ物は食べれば腹を下し、描いた生物は物凄く動き辛そうで、見ているとそこはかとなく気の毒な気分になる。 せめてもの評価をするなら、描いた動物をロビンが気に入る当たり絵心はあるようだが。 猫に小判とはまさにこのこと。 また、応用の一環として自分を絵にして壁の中に隠れるなどの使用方法もある様子。 弱点は水で、濡れると絵が溶けてしまうらしい。 なお、能力を使用する際に使っている巨大な筆は「辻死梅(つじしばい)」という位列なしの刀でもある。 ◆能力で実体化させたもの一覧 萵苣(ちしゃ) レタス……のようななにか。ドレスローザで身を隠している間、食べて飢えをしのいでいた。 錦えもんにも勧めたが「腹に障るからいらぬ」と断られた。 抜け雀 ドレスローザの地下から脱出する際に描いた大きな雀。 しかしカン十郎の画力が低すぎてうまく飛べず、ゼェゼェと息を切らしながらも懸命に飛ぶ。 元ネタは落語の演目「抜け雀」から。 はしご 地下に落とされていたリク王軍の兵士たちを脱出させるために描いた歪なはしご。当然のように線が歪んでいて上りにくいと不評。 他にもドレスローザ市民を王の台地に登らせるために描いてしまったため、ウソップにボコボコにされたりもした。 ウソップ人形 ウソップに頼まれて描いたウソップの顔芸人形。これだけ元のウソップの顔が滅茶苦茶だからかなぜか微妙に上手い。 ウソップがこれをシュガーに向けて狙撃することでトラウマを再発させ、ルフィとトラファルガー・ロー最大の危機を救った。 昇り龍 ゾウの足を登るために出した龍。 「りゅー」と鳴き、ルフィ達からは「りゅーのすけ」と名付けられた。 しかしカン十郎の画力が低すぎて飛べないため、抜け雀と同様「ゼェ…ゼェ…ハー…ハー…ウゥ…」と息を切らしながら地道によじ登った。 あまりにもしんどそうで気の毒になるため、途中で落ちた錦えもんとカン十郎を拾いに引き返してくれとは誰も言えなかった。 ちなみにロビンからは「かわいい」と好評。 地道によじ登って到着した後は笑顔を流しながら絵に戻り、ローとゾロ以外はその頑張りに感動した。 ねこざえもん ゾウの足を登るために出した猫。 猫は木登り名人との事だが、やっぱりカン十郎の画力が低くてしんどそう。 噴火雨で流れて消えてしまった。 虎三郎 ゾウの足を登るために出した虎。 三度目にしてようやく錦えもんとカン十郎は登り切ったが、虎三郎は凄まじく息切れしていた。 魚 魚屋に扮して都に潜伏していたカン十郎が売っていた魚。 本人によれば「タイ」なのだが、生気がなくでろーんと垂れ下がってしまっている。 目立たないためにやっているはずなのに、変な生き物になっているせいで子供が寄ってきて逆に目立っていた。 おまけにこの魚を普通に売っていたが、買った主婦は大丈夫だったのだろうか。 【来歴】 ◆過去 元々は、希美で日銭稼ぎのために生きている者・死体を問わずに人の髪を切り奪って筆を作っていたため「希美の妖怪」と呼ばれていた。 しかしある時、死体と間違えて光月おでんの髪を切ろうとして返り討ちに遭い、それ以降はおでんの家臣となった。 それ以前の経歴は詳細不明だが、迫害を受けていたらしい。 20年前のカイドウとの戦いに敗れ、釜茹でで処刑されるところをおでんに救われ、錦えもん達と共にトキの能力によって20年後の未来に渡った。 ◆新世界編 ドレスローザ編・ゾウ編 そしてミンク族を頼るために錦えもん達と共にゾウへと船を出したが、航海術がなかったため船は大破し、命からがら流れ着いたドレスローザではカイドウと手を結んでいたドフラミンゴに追われ、錦えもんを庇って捕らわれの身となってしまう。 その後はドレスローザの地下のスクラップ場に落とされ、壁に能力で隠れていたが、麦わらの一味の助けを得てドレスローザに戻ってきた錦えもんと再会。ウソップの絶叫顔の人形を実体化させる等して戦いに協力した。 ドレスローザの戦いが終結した後はルフィ達と共にゾウに向かい、雷ぞうと合流。 忍者海賊ミンク侍同盟を締結し、ワノ国へと帰還した。 ワノ国編 ワノ国に戻った後は魚屋に扮して都に潜伏。 その中でトの康ことかつての恩人康イエに再会したが、風貌が変わり過ぎていたため気付けず、みすみす死なせてしまった事を嘆いていた。 そして康イエの遺体を預かり、丁重に供養する事をえびす町の住人に約束した。 その後遂に決戦の日を迎えたが、黒炭オロチに計画が漏れていた事で同志たちが集まるはずの常影港には誰の姿もなく、無謀を承知で赤鞘九人男たちは小舟で鬼ヶ島に向かおうとするのだが…… 以下974話の重大なネタバレ おかしいですよ…こんなの!! 作戦が漏れてるって事でしょう!? また!! それがしも……いや、皆同じ事を考えていた筈!! 考えたくなかったが……!! ───この中におそらく、敵の“内通者”がいる…!!! 正直今更知りたくない…!! 錦様!! あなたらしくないですよ!! 内通者を見つけ!! 斬り捨てて前へ進むあなたじゃなければ!! 拙者達も前に進めません!!! ──だが当人は自首などすまい!! 菊の言うとおりだ!! 錦!! はっきりさせようぞ!! おれが そう(・・)だって事を!!! 黒炭カン十郎 ▽タグ一覧 34歳 ONE PIECE ONE PIECE登場人物項目 どんでん返し みんなのトラウマ カナヅチ カン十郎 ゲーム コメント欄ログ化項目 スパイ タイムスリッパー ダブルシンク チート フデフデの実 ワノ国 二重人格もどき 二重思考 人生の大根役者 伏線 侍 全世界人気投票192位 初登場がドレスローザ編 夕立ちカン十郎 妖怪 実は可哀想な人 山崎たくみ 希美の妖怪 役者 忍者海賊ミンク侍同盟 悪魔の実 感情欠落 描いた絵を実物にする能力 武装色の覇気 気味が悪いほど忠実 濃すぎるキャラクター性 獅子頭 筆 能力者 被害者 被害者が加害者になる 被害者にして加害者 覇気使い 見聞色の覇気 赤鞘九人男 雨の日も有能 黒炭カン十郎 黒炭家 本当の名は黒炭カン十郎。 黒炭家の末裔であり、オロチの命令で光月家に潜り込んでいた内通者の正体である。 ●目次 【プロフィール】 【概要】 【人物像】 【能力】◆能力で実体化させたもの一覧 【来歴】◆過去 ◆新世界編ドレスローザ編・ゾウ編 ワノ国編 【プロフィール(真)】 【人物像(真)】 【能力(真)】◆本気の絵 ◆技 【来歴(真)】◆現代の討ち入りにて ◆アニメ版 【余談】 【プロフィール(真)】 本名:黒炭カン十郎 通称:夕立ちカン十郎・希美の妖怪 年齢:34歳 (生まれは54年前) 身長:347cm 所属:黒炭家スパイ 悪魔の実:フデフデの実(超人系(パラミシア)) 覇気:武装色、見聞色 出身地:偉大なる航路・新世界・ワノ国・九里 誕生日:7月21日(夏の医者) 星座:蟹座 血液型:X型(現実だとA型) 初登場:単行本76巻・第754話・『お見知り置きを』 趣味:水墨画 好きな食べ物:刺身のレタス巻き、ロールキャベツ 嫌いな食べ物:桃 CV:山崎たくみ 【人物像(真)】 一言で言えば正真正銘の狂人。 オロチに絶対の忠誠を誓っているだけでなく、過去のトラウマから心が壊れており「与えられた役を演じること」だけが生きる悦びという人格破綻者。 役を演じる過程で自分がオロチの手に掛かって殺されることに何の躊躇いも後悔もない最恐の諜報員。 その演技力はもはや人格の入れ替わりとすら形容できる域に達している。 “役”を終えれば知らぬガキに候 「夕立ちカン十郎」の時はひょうきんに振る舞っていたが、 本性…というか「オロチの部下」を“演じる”時は冷酷な性格。 「オロチの部下」としての一人称は「おれ」。 他者に対し侮蔑的な呼称を用いたり、康イエの死を「犬死に」と嘯くなど黒炭家の面々らしく冷酷な言動が目立ち、乱雑な口調を用いる。 また、縄を解いて抵抗したとはいえ幼子であるモモの助を血塗れで腫れ上がるほど殴るなどかなり粗暴な面がある。アニメではこの時、「この程度の暴行 黒炭家の受けた迫害に比べればどうということない」と言ってる。 しかし心が壊れているため、これらもあくまで“役作り”であり、「嫌われ役」を演じているとも言える。“黒炭”カン十郎にとっては自分を嫌い怒ってくれるならばそれは「自分の演技を賞賛してくれる最高の観客」なのかもしれない。 その一方で、錦えもんが誤読していた暗号を鵜呑みにしてオロチに報告していたり、モモの助を連行の際に猿轡と胴体は縛ったが手首を縛り忘れる(*1)など若干間抜けな面もある。 なお補足するならば、本編でのおでんへの忠誠心やおでんが処刑された事への嘆きの涙、そして赤鞘の侍達への信頼、仲間意識は演者:“夕立ちカン十郎”としてはまごう事なく本物。 カン十郎自身は黒炭家への迫害に対して強い憎しみは持っておらず(*2)、光月家の面々や仲間の赤鞘の侍達を恨むことも傷つけるつもりも毛頭なかった。 ただそれはそれとして、命じられた役に従い淡々と忠実に、オロチに赤鞘の侍達や反抗勢力に関する機密情報を送り続けただけに過ぎない。 その忠誠心と機械じみた行動ゆえにオロチから絶大な信頼を得る一方で、賞賛混じりに「気味が悪いほど忠実」と語られている。 これらのことから、カン十郎のスパイとしての技量、何よりも役への没頭の恐ろしさが見て取れる。 ちなみにこの冷酷な性格の時でさえ、おでんのことはモモの助を罵倒する際に「ただのクソガキ…!!継いだ名前があまりに偉大なだけの…」と評価してもいる。 錦えもん達への友情も「夕立ちカン十郎」としてのものであり、「黒炭カン十郎」としては何とも思っていないのだと思われたが…。 【能力(真)】 そもそも「絵が下手」という大前提が真っ赤な嘘。 実際は自分の精巧な分身を描き出す程の腕を持つ。 食事をしている時等は右手を使っているが、演じている際の絵を描いている時だけは左手を使っていたため、利き手ではない左手で描くことで絵が下手なふりをしていたものと思われる。 そういうわけで諜報員としての能力は打って変わって破格。 演技力とフデフデの実の能力によって隠密行動を容易くこなし、単独で未知の領域に放り込まれようと大抵の物資は自力で具現化し生存できる他、鳥を具現化してしまえば情報の送信を容易く行うことが可能。本編のように分身を描いて具現化し身代わりを務めさせることさえできる。 しのぶが行動しかかる前に蛇を描きあげたり、河松と交戦する前に鶴を描き終えたりと高速で描いてしまう上に、兵隊を描いて兵力をある程度増やすことも可能。 また筆だけでなく、長い髪の毛を筆に見立てて操り能力を使う術も持つ。 まさしく鬼に金棒。 しかも大雨の中だろうと具現化した絵が自由に動けていた事から、本気で描いた場合絵は水分に対する耐性がある程度付与されている(もしくは海水のみに弱い)と推察される。 ただし、能力で生み出した絵を遠隔で操作する場合はひどく体力を消耗するという弱点があり、無限に絵を描いて戦力を増やすという使い方はできない様子。 劇中でも絵に描いた兵隊を生み出しはしたが、わずか2体であった。 ◆本気の絵 分身 素性を明らかにした際に描いていた自身の分身。 外見は全く同一であり、本体と同じ人格と自我を持つため昔から連れ添っていた赤鞘の侍達ですら偽物と見破る事はできなかった。 あくまで絵なので首を斬り落とされるなど致命傷を負った場合は自動的に消滅する。 ドフラミンゴはこれに先んじて「影騎糸(ブラックナイト)」という技を披露していたため見覚えがある読者も多いはず。 蛇 しのぶの拘束に使用。 無数に描くことでロープ代わりとし、動きを封じ込めるのに用いた。 鶴 カン十郎を載せて飛行できるだけの大きさを持つ巨大な鶴。 移動用に作成。 馬に乗った兵隊 モモの助の公開処刑までの数分間、時間を稼ぐために2体ほど生み出したもの。首無しという悪趣味な姿。 ネタバレ注意 + ... 光月おでん カイドウに敗北し、何者かの手によって治療を施された赤鞘の前に突如現れた。 当然錦えもんたちは主君の生存を喜んだが、アシュラの手によって斬られても血が出ないことから偽物と判明した。 カン十郎は遠隔操作で絵を操っており、錦えもんたちを足止めする。 最後は爆弾で全員を吹き飛ばそうとするも、アシュラのとっさの行動により彼一人を巻き込んで爆発した。 「もしかしたら主君が生きているかもしれない」というささやかな希望につけ込んだカン十郎の描いた絵の中で恐らく最も悪質な作品。 外見や振る舞いはまさにおでん本人で、閻魔と天羽々斬をおでんが所持していない事を知っていたため刀も異なるという徹底ぶり。 それゆえにおでんが死んでることを知っていた筈の赤鞘の侍達も一時は信じかけてしまった。 「光月おでん」を本体が纏う 描いたものを身にまとい、当人そっくりの姿で活動するというマネマネの実のような芸当。 その性質上、カン十郎より小さい人間にはなれないものと思われる。 ◆技 浮世夕立ち絵図(うきよゆうだちえず) 髪の毛を振り回して「墨雲」と呼ぶ雲を描き、墨雲から鋭利な墨の矢を雨のように降り注がせ広範囲を攻撃する。 木箱程度なら粉砕可能なようで、単発は致命傷にはならずともまさに雨として降るのだから無事では済まないだろう。 「黒炭心中」“急” 火前坊(かぜんぼう) 根深き黒炭家の怒りは…この城を練り歩き最後には 奈落…奈落へと進み…!!行きづまる底が我らの「墓塚」よ わしらの魂を…!!鎮めてくれカン十郎!! 御意 虫の息だったカン十郎がオロチのアンコールに応えた最後の舞。 巨大な炎の中に二つの目が浮かんでいる妖怪を具現化し、辺り一面に火をつけ大火災を引き起こす。 体が炎そのものであるため触れたもの全てを見境なく燃やし、壁や天井といった障害物まですり抜けてしまう。 オロチの言葉を借りれば「黒炭家の燃える怨念」「根深き黒炭家の怒り」をカン十郎が死力を尽くして描き上げた代物。 【来歴(真)】 元々は大衆演劇の一座に生まれたが、子供の頃に黒炭家への迫害によって両親を舞台上で殺された過去を持つ。 舞台での生き方しか知らなかった事に加えてこの件で心が壊れたカン十郎は、身に付いた役者としての生き方で何者かを演じて生き永らえていた。 しかしある時、黒炭本家の末裔であるオロチに見出される。 カン十郎の両親を殺害した民衆を抹殺したオロチに、その役者としての才能と破綻した人格を買われて「本物の「光月」として生き、誰にも気が付かれる事なく光月として死ぬ」というスパイとしての役割と悪魔の実を与えられる事となった。 死に場所を探してた……… 光栄です そしておでんの元に入り込んだカン十郎は、忠実な侍としておでんに仕えながら、金と情報をオロチに流していた。 カイドウへの討ち入りの際も「役」を忠実に演じて全力で戦い、おでんと共に釜茹での刑に処されたが、元より死に場所を求め、光月の侍という「役」を完遂する事のみを目的としていたカン十郎にとっては、死すらも「役」の内であった。 ◆現代の討ち入りにて なぜおれたちを疑わなかった……!? こうなるまで!! なぜ身内を疑わなかった!!? おかしかった筈だ! ずっと!!! 何もかも!!! おでんに命を救われ、20年後に飛んだ後もその行動は何も変わらず、オロチに情報を送り続けていた。 本編での ドレスローザにてドンキホーテ海賊団に赤鞘の侍達の素性がバレていた事 20年前におでんの討ち入りが万全の準備で迎え撃たれた事 ワノ国を出国しようとしたモモの助達が発見されてしまった事 ビブルカードがなければ辿り着けないゾウにジャックが現れ、確信を持って雷ぞうを捜索した事 今回の討ち入りの計画がバレていた事 これらは全てカン十郎が裏でオロチに報告していたためである。 ジャック自身も実は周到に立ち回っており、ジャックが「雷ぞうを差し出せ」とばかり言うためにイヌアラシとネコマムシも彼がゾウへのビブルカードを持っていることには気づいたが、内通者の存在まではその時深く思い至らなかった。 この事からオロチからは情報源として信頼されているようで、20年の時を越えてきたという一見荒唐無稽な内容もオロチはすぐに信じた。 討ち入りの決起と集合場所を記載した判じ絵がオロチにばれ、康イエが命がけで書き換えた判じ絵を元に錦えもんが集合場所を刃武港(はぶみなと)から常影港(とかげみなと)へと変えた事もカン十郎がオロチに伝えたことで、常影港へのルートは全て潰され赤鞘九人男は孤立してしまった。 小舟で鬼ヶ島に向かう中、カン十郎はオロチから光月の侍の「役」の終幕を告げられた事で本性を現し、 後は呼び寄せた百獣海賊団の船に小舟を沈めさせ、自身はオロチの命令通りモモの助を鬼ヶ島へ連れ去るつもりだったが、ここで計算外の事態が発生していたことが発覚する。 実は、康イエの判じ絵は「刃武港の波止」を現していたのだが、これを見た錦えもんは素で「常影港」と読み間違えていた。(*3) このため、赤鞘の侍たちは錦えもんに従い常影港に向かったのだが、判じ絵を正しく読み取った反乱軍の本隊は刃武港から鬼ヶ島に向けてとっくに出撃した後だった。 カン十郎はこの「錦えもんが言う(読み間違えた)港」をそのままオロチに伝達したため、結果としてその情報を疑わなかったオロチは常影港へのルートを潰したものの、初動が遅れたことに加えてそもそも場所が間違っていたため、反乱軍の封殺に失敗していた。 さらに、麦わらの一味の船・サウザンドサニー号の強度を知らなかったのも誤算となり、帆を修復したサニー号と共に麦わらの一味が、さらにローとキッドがそれぞれの海賊団と共に助っ人に登場、とどめに狂死郎こと傳ジローが手勢を率いて赤鞘の救援に現れたことで戦局がひっくり返る。 カン十郎はこの事態を前に大いに焦って慌てていた。 もっとも、先述の流れの通りカン十郎が正体を明かしたのは錦えもんが無念の大号泣の後ようやく内通者の存在を疑い始めたからであり、実際それが事実である。 だが、カン十郎視点で見れば、錦えもんは初めから内通者を炙り出す策を仕組んでいたにも関わらず内通者に気付いていないフリをして凄まじい号泣をしてみせた=自分の領分であるはずの演技力で出し抜かれたも同然という状態であり、あそこまで焦ってしまうのも無理はないと言える。 その後は落ち着きを戻し、与えられた役は全うしたと鶴を地面に描いて鬼ヶ島への逃亡を図る。 その最中荒れ狂う海を泳いで戻ってきた河松と対峙。何度か切り結んだ後、鶴を具現化させて鬼ヶ島へと飛んで行った。 日和も探し出し必ず殺すぞ!! 生きてる事が分かったからな!! そして鬼ヶ島に着いたがカン十郎の予想以上に入り組んでおり、オロチの元へ中々辿り着けずにいた。 道中モモの助が逃げ出すというトラブルにも見舞われたが何とかオロチの元へ辿り着き、ボコボコに痛めつけたモモの助の身柄を引き渡すと同時に作戦の阻止が失敗した事を伝えた。 そしてオロチがモモの助の処刑を始めようとする中、カン十郎は錦えもん達が軍艦3隻程度で死ぬ筈が無いと、百獣海賊団の面々と自らが生み出した首なしの騎馬兵士を率いて裏門へと向かった。 カン十郎の読み通り、そこにはハートの海賊団の潜水艇で上陸した赤鞘達+マルコの手によって到着したネコマムシ、イゾウの姿があった。 そして赤鞘達も武器を抜いてカン十郎達に対峙。自身は菊の丞とぶつかった。 お前らのしぶとさはおれが誰よりも知ってる!!! 来い菊!!! ……その後菊の丞との対決は描かれる事無く、錦えもんと傅ジローが辿り着いた時には既に決着が付いており、菊の丞の手によって斬り伏せられたカン十郎はその場に倒れていた。 錦えもんはカン十郎と戦った皆に労いの言葉をかけ、倒れたカン十郎に自身が被っていた傘を被せて先へと進んだ。 そのまま死亡したかに思われていたが、なんと重傷を負いながらも生存しており、とある人物の絵を描いて再び赤鞘たちに襲い掛かり、爆弾を用いてアシュラ童子を戦闘不能に。 光月になりすまし……!!光月を滅ぼし…死ぬ!! 最高の終幕だ おれの人生は美しい舞台!!! カン十郎本人は遠隔で絵を操作しひどく体力を使ったたことと菊の丞から受けた致命傷により死の間近だったが、「舞台」の終幕に「黒炭(・・)カン十郎」としてモモの助を最期に抹殺しようとする。 1階の天井裏にいるモモの助・しのぶ・錦えもん・お菊のもとに姿を現し、元仲間に対して非情になり切れなかったお菊を貫いて行動不能にしたが、黒炭カン十郎も、お菊らを手にかけられたことに怒った錦えもんに斬られた。 カカ……カカカ…そうだ!!おれの舞台の幕を引くなら……!! お前がいい…!!舞台上じゃあ……親友だったも゛ん…な゛…!!! 黒炭カン十郎として生き、そして死ぬはずの彼は、最期に「錦えもんに斬られたい」という黒炭の道具としてはふさわしくないこだわりを見せ、錦えもんとの親友だった過去を思い出し涙を浮かべつつ舞台から退場した。 「心を壊しただただ黒炭のための道具となった」はずの彼が最期に見せたこだわりと涙は、役に徹しきれず心を取り戻していた「大根役者」だったということであろうか。 Donnez-moi un tréteau minable et sans chaleur Je vais me surpasser おれにボロボロの舞台をおくれ 素晴らしい演技をしてやろうVibrant d’un feu qui brûle en moi Je parle je pleure et je ris Et vis mon rôle chaque foi自分を奮い立たせて、語り、泣き、笑い、常に自分の役を演じるNe me condamnez pas sans comprendre mon cœur Je suis d’une autre race おれの心を知らずに非難しないで おれは血筋が違うのさJe suis un cabotin dans toute sa splendeur La scène est mon espace おれは素晴らしき大根役者 舞台こそがおれの居場所Selon la pièce et puis l'emploi Je souffre je vis ou je meurs Et mens jusqu'à ce que j'y croie演劇の役に応じて おれは苦しんだり生きたり死んだり 嘘を信じさせるまでやるのさ Je suis un cabotin dans toute sa splendeur Je reste fier de l'être おれは素晴らしき大根役者 おれはそれに誇りを持っているのさ シャルル・アズナヴール(1924〜2018)「Le cabotin(大根役者)」より一部引用 最大最後のネタバレ注意! + ... 決着は付いたかに思えたがギリギリの所で生きており、そんな中でオロチからの最後の「アンコール」に答えるべく自身の奥の手である「火前坊」を発動し、今度こそ倒れ伏した。 残った火前坊はオロチのアンコールに従い、火薬庫の爆破に向かうも失敗に終わる。 そうしてこれまでとは見るも無残に小さくなった体となって、今度は瓦礫に押し潰され絶体絶命のオロチと、それを睨み付ける日和の元に現れ、オロチに任務の失敗を伝達した。 貴様カン十郎か!? モハヤ…これまデ… よい所に来た!! あ…新しい舞台を与える!! あの女を焼き殺せ!!! 飛びかかれぐふははは“20年耐えた女の復讐の失敗”!!! なんたる悲喜劇!! 見たか「光月」の残党日和!! これが強者の“運”というものだァ!!! オロチ様…… ふぁー!?おい!!こっちじゃねェ!!! ギャアアアア~~~~!!! バカめカン十郎ォ 日和助けろォ!!! 熱ィアアアア!!! これ幸いとばかりに日和を焼き殺せと命じるオロチだったが、それを無視するかのように火前坊はオロチに寄り縋り、瓦礫もろとも炎に包んで消えていった。 皮肉な事に黒炭の復讐劇は、同じ黒炭の者の手で今度こそ「終幕」を迎えたのである。 ◆アニメ版 原作だと不明瞭だった菊との戦闘シーンが補完として追加。 若い頃の自分の分身を作り出して、攻撃してくる菊に「仲間なのに…何故、刀を向けるんだ菊!」と責めたり、一度攻撃を喰らったら改心をしたふりをしたりと精神攻撃や命乞いによる不意討ちによる悪質な攻撃をしてくる。 しかし、菊はかつての夕立ちカン十郎は居ないとその不意討ちを見抜いて斬り伏せた。 【余談】 伏線・布石食事や武器の使用時は右手を使っているのに絵を描くときのみ左手を使う 本来仇であるはずの龍を躊躇いなく描く 20年後の未来に飛んだコマの段階で鳥がこっそり飛んでいる 錦えもんが語る理想の戦力の面々の中で、カン十郎だけ顔が意図的に隠れている “夕立ち”とは、“月”を隠す雷雨が発生するもの など、カン十郎の異名や行動にある種の伏線が張られており、カン十郎を怪しむ読者も少なからず存在していた。 またこちらについては読者の推測だが 好物がロールキャベツ=おでんの具(=赤鞘九人男)の中で一人だけ洋物。また、人畜無害な仮面で凶暴な正体を覆い隠していることの暗示。 初登場時に食べていたレタス=レタスの花言葉は「冷たい人」 と、カン十郎の本性を表していたのではという説もある。 アニメでは、929話ではロビンやブルックたちからの諜報の報告を聞いて感謝の言葉を述べつつ頭を下げたまま顔を上げない場面が入れられたり、952話にて康イエの遺体を運ぶ際に険しい表情になっていたり、972話のおでんvsカイドウとの戦いでも彼だけ明確に敵を倒した描写が無いといった感じで、若干彼が裏切り者であることを匂わせる部分がある。 辻死梅 愛刀である巨大筆の「辻死梅(つじしばい)」の由来は、おそらく歌舞伎用語の辻芝居(つじしばい)。 道端などで簡易的な劇場設備を設けて公演する芝居を意味する。 死梅(しばい)の部分はただの当て字と思われるが、梅は古くから縁起物とされている植物であり、奇しくもそれが死すという当て字は不吉感や呪いじみた強さを連想させなくもない。 声優 カン十郎役の山崎たくみ氏は、過去にアラバスタ王国編アニメオリジナルエピソードにてカミュも演じている。奇しくもカン十郎と同じく周囲を欺く役回りのキャラクターであったが、中の人はもちろん真っ当な常識人である。 追記・修正は、人生という大舞台で大立ち回りを演じつつお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ ↑4他のメンバーの命名から察するに、戦前から戦後にかけての剣劇スター嵐寛寿郎ではないかと思われます。 -- 名無しさん (2021-06-01 22 56 41) 一流の役者は寧ろアドリブ(=想定外の事態への柔軟な対処)の方が上手い。その点この人は二重人格レベルの演技力でも虚を突かれてはあたふたするしか出来ない辺りは二流の域を出ていない -- 名無しさん (2021-06-20 08 40 20) 個人的に歌舞伎役者の市川團十郎、 もしくはそのヒトが名前の由来にしていると思う『 イモ川 短銃郎( 魔神英雄伝ワタルの敵キャラ ) 』かなと推測している。 -- 名無しさん (2021-06-20 19 34 36) 相談所に報告があったコメントを削除。 -- 名無しさん (2021-06-20 20 07 25) 能力名フデフデの実だったみたいね -- 名無しさん (2021-07-03 12 46 36) ↑私もびっくり。てっきり、栗型の悪魔の実と「クリエーター」掛けて「 クリクリの実 」、もしくは「桃「 栗( × 食べた悪魔の実の形状 ) 」3年「 柿 」8年」と「 絵描き 」に因んで「 カキカキの実 」かと推測してた....それにあの筆は刀でもあって「 辻死梅( つじしばい ) 」という名前があったのも。 -- 名無しさん (2021-07-06 22 30 46) ログ化を提案します -- 名無しさん (2021-07-09 20 57 55) ↑2 クリクリの実はオペラの持つ能力の名前になってるから… -- 名無しさん (2021-07-10 00 17 49) ↑↑2の者ですが、すみません....すっかり忘れてました....オペラの発火するクリームの能力のことを....( 汗。 -- 名無しさん (2021-07-10 22 39 37) ↑6 ただ、恩あるオロチは裏切れずともおでんの家臣として死ぬことを望んだと解釈すると、歪み果てた末路という感じで悲哀もある。死に損なったのはカイドウだけではなかったのかも知れない。 -- 名無しさん (2021-07-11 00 59 48) オロチ一派の目的がイマイチ見えてこない現状、コイツの行動も何かの仕込みの可能性が捨てきれんのよね。 -- 名無しさん (2021-08-21 06 51 16) ログ化しました -- (名無しさん) 2021-08-29 20 59 28 最期の言葉が辛いというかなんというか…… -- (名無しさん) 2021-09-08 18 09 21 声優さんの怪演ぶりが光る。夕立ちカン十郎の時と黒炭カン十郎の時で声の調子を変えてるのが良い。 -- (名無しさん) 2021-10-08 15 26 52 まだ生きてたけどこれで本当にお役御免だろうか? -- (名無しさん) 2021-11-25 00 17 58 最後ヒヨリではなくオロチを焼いたのはやっぱり大根役者だったってことなのかね -- (名無しさん) 2022-04-06 08 52 00 最後なんでオロチに反逆したの?本人も意図しない事故? -- (名無しさん) 2022-05-04 16 03 27 ↑その辺は役者だったって感じじゃない? -- (名無しさん) 2022-05-07 15 26 32 途中送信失礼。せっかく錦えもんに討たれて華々しく散ったのにアンコールとなるとそれまでの盤面をひっくり返すのは舞台として如何なものかと思うし、せっかくの父の仇を取るシーンでいきなり入ってきた奴に殺されるなんて盛り下がりもいいところ。だから折衷案で主人と運命を共にして名誉を守る忠臣役で舞台を降りたんじゃないかな。 -- (名無しさん) 2022-05-07 15 31 27 キャロットがコレの実を食べたらチートすぎる -- (名無しさん) 2022-06-16 21 23 20 実はおでんが生きてた頃から、裏切りが露見して味方に斬られることを望んでいた可能性。 -- (名無しさん) 2022-08-01 23 17 45 単に喋る炎が弱って主人に寄ってっただけじゃね -- (名無しさん) 2022-08-11 01 34 34 cp9 -- (名無しさん) 2022-08-11 15 27 27 すでにcp9に似たような幹部がいたからそれほど驚かなかったかなあ。 -- (名無しさん) 2022-08-11 15 30 07 逆にCP9がポッと出のキャラだったからこんなに時間をかけて裏切り者を描いたんだろうな。尾田栄一郎はここまでやる -- (名無しさん) 2022-11-18 20 48 29 ウソップ人形だけ妙にうまかったのは黒炭としてシュガーを倒す意味あったのかしら -- (名無しさん) 2022-12-26 21 22 31 最初の命令は「魂を鎮めてくれ」だから文字通り静めたのかな -- (名無しさん) 2023-01-20 19 25 54 フデフデの実の能力、NARUTOのサイの忍法・超獣戯画と似てる気がする。何かしら影響を受けてるのかな。 -- (名無しさん) 2023-06-10 20 12 25 ↑「描いた絵を実体化させる能力」なんて大昔からいくらでもあるわ。 -- (名無しさん) 2023-11-13 21 32 35 魂を鎮めてくれ→復讐終わらすと解釈→叛逆 -- (名無しさん) 2024-04-11 21 38 00 名前 コメント すべてのコメントを見る