約 68,558 件
https://w.atwiki.jp/alternativemind/pages/298.html
そしてやってきたエリカがウズラマ連れ帰った後。 そこにはイレヴンとステラのみが残った。 「あの…できれば…、そこの椅子まで運んでくれると…」 「ん…?ああ、それくらいならお安い御用だ」 と、彼はその小柄な体躯に見合わないほどのパワーでステラを持ち上げ、そこに座らせた。 してステラはその机に突っ伏す。 頭を持ち上げるのもおっくうなほど気だるげだったのもあるが、 これまで、そしてこの後に待ち受けることを考えると尚更突っ伏したくもなる。 化粧、メイク…そんなのは論外だ。 服が女物というだけでも屈辱的というか、何とも言えない罪悪感と羞恥心が湧いてくるというのに。 しかし男物の服は女の身体が着るように作られていない。大変困るがこれは致し方なし。 しかし化粧などしなくても生きていける。 少なくとも私はそう考える。 しかし既に運命は確定してしまったようなので、どうしようもなく憂鬱だけが残るのである。 地面に突っ伏していたが、ふと辺りを見渡すと… 「…いつまでいるの?」 イレヴンもすぐ横に座ってじっとこちらを眺めていた。 「いや、予定もなかったし、5時になるのを待っているだけだが」 「え…いや…あの…その…」 五時まではあと数時間もある。せめて一旦どっかいったりして、 後で連れてかれるものかとでも思った。逃げるのを警戒しているのだろうか? しかしそれでも、あまり知らない子がずっとこちらを一心不乱に見つめてくるというのはどうにも気まずい。 と、その時だった。 「あれ、イレヴン。アンタこんなとこで何してんのよ。」 不意にどっかで聞いた声が聞こえてきた。 「ん?こっちもう一人…。あ、アンタはこの前の…」 「あ、はい。新しくこっちに来たステラです。」 また通りかかった人はこの前にも出会った同じくV.Vのジュスマイヤ―だった。 こちらも暇そうにしてるので、イレヴン同様今日はもう空いてるのかもしれない。 「なんでアンタが一緒にいるのよ。ひょっとしてデート?」 茶化すように彼女がいる。 「んなわけ…」馬鹿らしく気だるげに返事をすることしかできない。 すると、後ろに座っていたイレヴンが代わりに返事を返す。 「なんか、エヴァレットのとこの……そう、ウズラマから、 見張ってて連れて来てくれと言われてな!」 「見張ってて…?アンタなんかしたの?」 「いや、特にそういう訳じゃ…」 「"お化粧"をすると言っていたな!!」 イレヴンが大きな声で答えた。 「ウズラマ、調整は終わったわよ」 と、調整台の上に向かって声がかけられる。 「ありがとうございます…お姉様…」ウズラマが台から身体を起こしながら言った。 「"5時に予定がある"と言っていたとエリカから伝言を聞きましたよ。何があるのです?それと、あそこまで消耗するとは何があって?」 とエヴァレットは重ね重ね尋ねるが。 ウズラマは何かを考えこむようにしていた。 「…?何?まだ調整不足?」とエヴァレットは問うも、質問に返って来たのは質問だった。 「…お姉様、私、いつかこの私の"バグ"を取り除くことは出来るのですか?」と聞いた。 「え?」 「私…怖いんです。折角…今、お姉様やエリカちゃん…それに、ステラちゃんの他にも…色んな人と仲良くしたり、話したり、出来てるのも…その、私が壊れたら…できなくなっちゃうんじゃないか…って。明日起きたら、もう皆と普通に会話もできないんじゃないか…って…」 と言い切った後に、慌てて顔を変えて 「…ぁ、いえ!な、なんでも…ないです…すいません、忘れて…ください…」 と言った。 流石のエヴァレットでも、ウズラマが言わんとすること、危惧する気持ちの内容が何かは分かった。それは自分も危惧していることだからだ。 一瞬気の利いた気休めでも掛けようかとも思ったが、そんなものは自分の柄ではないし、 ここで甘やかすのはいつもと違うので、いつもと同じように返すことにした。 「ウズラマ。私たちは企業です。この身も、この心も、企業に捧げたものなのです。 …企業が、私達の、貴女の働きを理解し、有用性を目にしたなら、貴女の存在を企業も気に掛けるでしょう。示してみなさい…これからの働きで、あの監視役にも、本社にも。貴女の有用性を。」 言い終えてから、(ああ結局柄にもない事を言ったな。久しぶりに励ますようなことを言ったな。)とエヴァレットは思った。 しかしウズラマはその発言の意味を理解したのか、ただ"お姉様"にアドバイスを貰えたことが嬉しかったのか、嬉しそうに 「わかりました。ありがとうございます。」と言った。 してアーキバス駐屯地の第2レクリエーションルーム前。 "レクリエーション"などとは無縁の集団なので、レクリエーションに使われることはほぼないのだが、入り口には使用中を示す札がかかっている。午後4時57分。 廊下から人の話し声が聞こえてくる。 「ほら、とっとと入りなさいよ。待ってても何も始まらないわよ」 「い、いやそれでも…準備が…」 「いい加減女々しいわよ。男ならもっと、自信もって!!」 「男ならメイクなんかいらないと思うけどなぁ…」小声でそうつぶやきながら、彼女は扉を開けた。 「あっ、来た!ステラちゃんにイレヴンさんに……あれ、ジュスマイヤ…さん?」 「面白そうな話を聞いたから、つい来ちゃった。別に見学しても構わないでしょ?」 「あ、はい!もちろん!拙い腕ですが!」 と一礼をするウズラマ。 「ねぇ…ウズラマ…。本当に…やらなきゃ駄目?」 「何度言ったら分かるの?女の子にとって身だしなみは命の次に大事だって! 昔読んだ本にも書いてあったし!」 「うぅ…」 あまり強く断れないので、強く押し切られるとどうにもならないところがあるこの状況。 「…ジュスマイヤ―、女にとってメイクって大事なものなのか?」と会話を見ていたイレヴンが問う。 「当り前じゃない。メイクのあるなしで女の味は思いっきり変わるわ。」 と言った。そしてニヤリと笑い続ける。 「アンタは正直魅力的な顔してるわ。私と張り合えるくらい、しっかりお洒落学びなさい」と言った。 エヴァレットは先程から少し心中穏やかでなかった。 何かが気がかりなのだ。いつもは従順で文句ひとつ言わないウズラマがつい言葉を漏らしたこと。 してその内容は、丁度自分も気にしていたこと。気になってしまうのは仕方のない事だった。 つい言葉が口をついて出てしまうのはそれも"不具合"の一つなので仕方ないのかもしれないが。 そこに同じ部屋で待機していたエリカが声をかける。 「…どうしました?お嬢様。何か気になることでも?」 「…気付いてたのね。勘のいい子だわ……。…ウズラマがどこに行ったか知らない?」 「ウズラマ…彼女なら、第2レクリエーションルームに向かっていた筈ですが。」 「レクリエーション…ルーム…?」 彼女が5時にあると言っていた予定は、おそらくそこで行われているであろうことは 想像に難くない。 「…確認しにいくのですか?」 「気になるわよ。何かあるとだけ伝えられたら」 そう聞くや否やエリカは立ちあがり、部屋のドアを開ける。相変わらずの気づかいである。 エヴァレットはエリカを連れ、レクリエーションルームへ向かった。 レクリエーションルームの前にエヴァレットがたどり着いた時、そこの廊下に一つ人影がいた。 「…?…貴女は…!」 「あら、エヴァレットじゃない。それにエリカちゃんも。二人とも呼ばれたの?」 そこにいたのは、『アーキバスの女帝』とも評される最高ランクのヴァージニアだった。 「呼ばれて…とは…?」 「あら、ここに見に来たんじゃないの?妹ちゃんの活躍を」 「は…い…?なんのことです…?私はただ、ウズラマが何をやってるのか確認しにきただけで…」 「あら、じゃあしばらくここで待つといいわ。面白いものが見られるわよ。」 と、ヴァ―ジニアはいつもの微笑みを携えてそう言った。 そして部屋の中。 「見た感じだと……の○○、輪郭は私より……じゃあ…で……はちょっとでいいかな……元が整ってるから全体的に軽くで問題無さそう……ううん、あえてリップだけは強めでアクセントを……」 「おーおー…、素晴らしい腕前じゃない…。ちょっと見直しちゃった」 「…?なんか線と唇が濃くなってるな…」 ステラは椅子に座らされ、そのご尊顔をウズラマに存分にいじられていた。 (う、うぇ…ちょっ、顔がくすぐった…今何塗られてんの!?ちょっ、顔近い顔…!) 最初はちょっと顔を一撫でしただけで声を上げたり、確認するために顔を近づけられるたびに目を瞑ったりしていたのだが、 ウズラマに「顔を動かさないで!メイクがずれちゃう!」と言われ、出来る限り声も上げず目も閉じずに正面を向き続けている。 その為、メイクの出来をちょくちょく確認しようとするウズラマに顔を覗き込まれる度に、 顔から火が出そうになるが、目を閉じる訳にはいかず逸らしきれないほど近くに顔はある。 「可愛い顔するじゃない…。お姉さん、取って食いたくなっちゃうわね。」 などと、真っ赤な顔を横から見ながらジュスマイヤ―がからかうように言う。 などと言っていると…。 「よし、完成!!」とウズラマが言うと、 「お?どれどれ? ほー、よくできてんじゃないホント。可愛いわよ。」 「ん?おお、色々濃くなったな。いつものそこらへんにいる女の人みたいだ」 と二人は思い思いの感想を口にした。 一方当の本人には自分の顔が見えていない。 「ぇえ…、ちょ…もう動いていいの?」 と座ったままのステラは言うが、ウズラマは彼女を見て、「うーん」と少し唸る。 「まだ足りないとこがある…」と言った。 「え?まだ…?…じゃ、じゃあ早く…「ステラちゃん」ステラの声は、また低いウズラマの声に遮られた。 「ひっ…!?な、何…!?」またいつぞやのごとく顔をステラの目の前まで近づけて圧をかけている。 「最初から同じくらい気になってたんだけど。その服…何?」 「えっ…そ、その服って…ただの私服だけど…」 「そんなっ!!私服じゃ!!ダメ!!!」とウズラマがまた急に声を荒げる。 「えっ、ええっ…!?」 「そんな適当なTシャツと半ズボンなんかじゃダメなの。なんか他に服、ないの!?」 「ぃ、いや……こういうのしか持ってないし…」 「ああぁ…、しょうがないかぁ…。まぁ、これで完成でいいですよ!」 と言うと、 「イレヴンさん、ヴァ―ジニアさんいれてください!」と言った。 イレヴンがドアを開けると、ドアの前で待機してた人影が入って来た。 「ヴァ―ジニアさん、出来ま……お姉様!?そ、それにエリカちゃん…!?」 入って来た二人目以降の人影を見て、ウズラマは驚いた声をあげる。 「ウズラマ…、ここにいると聞いて来たけど、これは何を?」 エヴァレットは何をやっているのかと入ってみたが、ステラとイレヴンとジュスマイヤ―とウズラマが同じ部屋にいる状況が理解できなかった。 するとジュスマイヤ―がエヴァレットに声をかける。 「いやー、凄いじゃん。アンタの妹。メイクの技術じゃ負けるね」 「…メイク?ウズラマ、何を…」と言いかけた時 「いや~!!可愛い~!!!!」と大きな声が部屋に通った。 「…ヴァ―ジニア、貴女一体何を見てるのです…?」 「エヴァレット、見なさい。貴女の妹のメイクの腕は一級品よ!!」と言う。 怪訝に思いながらも、ヴァ―ジニアが見てる方を見ると、そこには椅子に座ったままきょとんとした顔をするステラがいた。 ―しかし、その顔は先程と同じようでまるで違った。 先程も整っていたが、さらに透き通るようになった顔色に、染まった頬、厚く紅い唇。 先程の子供な顔より、遥かに色気を帯びていた。 予想以上のお化粧に少し息を吞んだ後、エヴァレットはウズラマに尋ねる。 「ウズラマ…ステラに化粧をしてたの…?」 「は、はい!!!企業の女たるもの、身だしなみを整えるのは、だだ大事かと!!」 と言った。 確かに凄まじい腕だ。理解してないであろうイレヴン以外は絶賛をしている。 ―これがウズラマの個性なのか。そうエヴァレットは思った。 個性には二つある。能力の個性と、性格の個性。 企業が望むのは、当然能力で際立った個性だ。しかし、人が絶賛するのは『性格の個性』も多いのだ。 ウズラマの望むものは、姉の信望する企業の為の「能力の個性」なのか 愛する姉や、エリカやステラ、色々な人たちと触れ合うための「性格の個性」なのか。 しかし、ウズラマはこれからもステラに『企業の女のありかた』を"教育"していくのであった。 + 情報ログ:予算 「お給料はいっぱいあるんでしょ?」 「ま、まぁそうだけど…」 「特に使う用事は今の所ないって言ってたよね?」 「…そうだけど」 「じゃあ、これから給料の3割は美容、お洒落品につぎ込むこと!!」 「ええっ!?な、なんで…」 「企業の女は、美容にもお金を掛けるの!母様もそう言ってたの!!」
https://w.atwiki.jp/take112/pages/11.html
免疫の意味論 多田富雄 青土社 1993年4月20日 第1刷 第1章 脳の「自己」と身体の「自己」 episode 神経管キメラ ニワトリにウズラの卵を使って、発生途上の胚の神経管の一部を入れ替える。しかし、キメラとなったニワトリはやがて衰弱して死ぬ。ニワトリの免疫系がウズラ由来の細胞を「非自己」の異物として認め、拒絶するからである。ところが、神経管移植の際にウズラから「胸腺」になる原基を取って移植すると拒絶反応は起こらない。 命題 「自己」と「非自己」を規定しているのは脳ではなく免疫系である。 解題 「自己」と「非自己」を識別するのは「組織適合抗原」であり、MHC(主要組織適合遺伝子複合体、major histocompatibility complex)と呼ぶ遺伝子群。人間ではHLA(human leukocyte antigen)抗原と呼ばれる。MHC抗原は、細胞の表面にあるタンパク質で、人間では少なくとも6種類の分子が知られている。MHC遺伝子は、人間では第六染色体上に集合して存在する。この6種類のタンパク質とその組み合わせをリンパ球系のT細胞が認識し、排除しようとする。 第2章 免疫の「自己」中心性―胸腺と免疫の内部世界 episode B.C.409年カルタゴはシチリアのセリヌス(現セリヌンテ)を攻略した。その後、シラクサを攻撃したがペストが発生し、B.C.406年には撤退。B.C.398年に再度シラクサを攻略したが再びペスト禍に遭った。前回でペストを耐過したシラクサ軍には病人が少なかったが、新しく編成したカルタゴ軍には患者が続出し、戦闘どころではなかった。 命題 免疫系からみた「自己」と「非自己」とは何か。 解題 人間では「胸腺(Thymus)」の重量は、10代前半で35gに達し、その後密度でみると40代で50%、60代で25%に縮小する。この胸腺からサプライされる細胞が(胸腺の頭文字をとって)T細胞と呼ばれるリンパ球であり、「非自己」を強力に排除するための免疫反応の主役となる。 T細胞は胸腺から出て行く段階で役割が決まっており、以下のものを含む。 ・ ヘルパーT細胞:免疫反応を増強させる働き ・ サプレッサーT細胞:免疫反応を抑制させる働き ・ キラーT細胞:細胞に取り付いて殺す これらのT細胞は、細胞の表面に「自己」と「非自己」を見分けるTcR(T細胞抗原レセプター、T cell receptor)分子を備えている。 T細胞は直接「非自己」を発見するのではなく、「自己」に入り込んだ「非自己」を認識するらしい。 例えば、アルブミンが人間の血液中に入った場合は、 ①マクロファージ(白血球系細胞)によって捕食され、分解される ②分解されたアルブミンの断片がマクロファージの表面に出てくる ③マクロファージ表面にあるHLA抗原(クラスⅡHLA抗原)は細胞表面と内部を循環しており、この過程でアルブミンの断片と結びつき、細胞表面に浮上(「抗原の提示」) ④T細胞が、TcRによりHLA抗原に付いたアルブミンの断片を認識 ⑤T細胞が活性化し、遺伝子が活動して様々な活性分子が合成され、最終的にアルブミンに対する抗体が合成される。 という機序をとる。 胸腺でのT細胞の製造 ①造血幹細胞が胸腺に入って分裂増殖を始めると、遺伝子が動き出しTcRの遺伝子がつなぎ合わされる。 ②TcRを持ったT細胞ができると(第一段階)胸腺上皮細胞上のHLA抗原を認識できるか、(第二段階)自己のHLA抗原と強く反応して排除してしまわないか、が試される。(96~97%のT細胞がふるい落とされる) 第3章 免疫の認識論―ネットワーク説をめぐって 命題 抗体について。B細胞の選択と教育のシステムは? 解題 抗体を作る細胞をB細胞(Bone Marrow=骨髄に由来)と呼ぶ。抗体分子をレセプターとしてもち、抗原を認識すると大量に抗体分子を合成分泌し始める。抗体分子は免疫グロブリン(Immunogloblin、Ig)というタンパク質に属し、H鎖(Heavy Chain)とL鎖(Light Chain)のポリペプチド鎖を持つ。 H鎖 V遺伝子(Variability)突然変異を頻繁に起こす(人間のH鎖には数百個) D遺伝子(Diversity)多様性(4個) J遺伝子(Joining)連結(4個) ネットワーク説(ニールス・K・イェルネ) 抗体分子はお互いに反応しながらひとつのネットワークを作っている。あらゆる「自己」は、「自己」にとって新しいものではあり得ない。(チョムスキーの生成文法論を引いている) 抗体がどのようにして「非自己」と反応するレパートリーを用意できるか、という問題についての回答を与えているが、一方で、反応の大きさ、方向性(正・負)・時間・質が決定されるかという問題についての回答にはなりえていない。また、T細胞やインターロイキンの研究が進むにつれて、固有の働きを持つ分子のエスタブリッシュメントシステムがわかって、ネットワーク説は急速に力を失った。 第4章 体制としての免疫―インターロイキン王国の興亡 命題 T細胞はどのようにしてB細胞の増殖、分化、成熟、タンパク合成を助けるのか。 解題 B細胞刺激因子としてインターロイキンが脚光を浴びた。 IL(interleukim、インターロイキン)=白血球(leukocyte)間の情報伝達分子。現在11種類が認められている。また、インターロイキンと同じカテゴリーに入る分子としてサイトカイン(cytokine)と総称されるものがある。 IL1 脳の発熱中枢に働いて発熱を起こさせることなど IL2 他のT細胞についてその増殖を促す(谷口維紹) IL3 造血細胞に働いて増殖と分化を促す(新井賢一) IL4 抗体のクラス転換に関与する(本庶佑) IL5 B細胞に抗体を合成するよう指令する(高津聖志) IL6 B細胞が抗体を合成する際の後期過程を指令する(平野俊夫、岸本忠三) 1つのインターロイキンは複数の反応に関与している。これは元々同じ元祖遺伝子の重複によって生じたことで、発現制御に共通の調節性エレメントを用いるためと解される。 インターロイキンの有する冗漫性と曖昧性の上「自己」は成立している。 第5章 超システムとしての免疫―自己の成立機構 命題 T細胞、B細胞、インターロイキンという別々の免疫細胞はどのようにしてできてきたのか。 解題 すべて、1種類の造血幹細胞と呼ばれる原始的な細胞に由来する。幹細胞は、胎児発生の過程で、まず肝臓内に出現し、出生後は骨髄中にある。この幹細胞がT細胞、B細胞、マクロファージなどに分化すると、細胞表面にCD(cluster of differentiation)分子と呼ばれる、特徴のある糖タンパク質が現れる。 造血幹細胞がT細胞になるかB細胞になるかは、細胞が分化する際の環境による。胸腺に入ればT細胞に、骨髄内のストローマ細胞が指令を行うとB細胞へ分化する。TcRのレパートリーもT細胞が成熟する環境によって決定される。免疫系は、単一の細胞が分化する際の場に応じて多様化し、流動的なシステムを作る。それからさらに「自己」に適応して多様化と機能獲得を行っていく。このような変容と自己組織化を超システムと呼びたい。 その超システムが機能するための条件として 1. システムの構成メンバーが十分に多様であること 2. 多様な要素が、自己言及的なやり方で補充可能であること 3. それぞれの構成メンバーが、単一あるいは複数の役割分担を持ち、相互調節関係を持つこと この超システムは、その構成メンバーに一定以上の障害・欠落が生じたときに破滅に至る脆さを持っている。その典型例がエイズと老化である。 第6章 スーパー人間の崩壊―免疫系の老化 命題 超システムの崩壊として、老化現象を考える。 解題 個体の老化は分裂能力の低下だけでは説明できない(造血・免疫系細胞は老人から採ったものでもよく増殖する。試験管内で適当な条件を与えるとほとんど永久的に分裂し続ける)。老化は分裂能力の低下や老化物質のようなものが重層的に様々な臓器で起こって超システムとしての個体を崩壊させる過程。 免疫系における老化:老人の方がインフルエンザにかかりやすく治癒も遅れる。胸腺の退縮にやや遅れて、T細胞系の免疫機能の低下が起こる。この抗体の生産能力が低くなる頃から、「自己」の細胞の核と反応するような抗体が作られ始める。この結果、結成中のIg(免疫グロブリン)の量は年齢とともに上昇する。「非自己」との中和抗体をうまく作れなくなるのはこのためである。 胸腺の加齢による退縮は、偏ったレパートリーの自己増殖と幹細胞から胸腺の選択・教育を受けることなくサプライされるT細胞が増える(自己との反応)ことで、超システムの原則が失われ、「自己」の同一性が崩壊する。 第7章 エイズと文化―RNAウイルス遺伝子の謀略 命題 超システムの崩壊として、エイズを考える。 解題 エイズウィルスの粒子は、ヘルパーT細胞の表面にあるCD4(糖タンパク分子)に結合する。結合したウィルスは酵素作用で被膜を脱ぎ、中身だけ細胞内に入るが、ここで逆転写酵素を使ってRNAをDNA(プロウィルス)に読み替える。このDNAが細胞核のDNAに入り込み、遺伝子の一部となって複製を行っていく。 こうしてCD4を持ったヘルパーT細胞が血液中からほとんど消失するとエイズが完成する。抗体は作られるが、結合する被膜のタンパク質をコードする遺伝子にはインフルエンザの十倍以上の速さで突然変異が起こるため、追いつけない。 人工的に作ったCD4を血液中に加えても急速に消失してしまう(試験管内ではうまくいく)。ウィルスに直接働くジオキシニクレオシド誘導体という化学製剤だけが臨床に応用されている。私とルナール純子氏は、人間の新鮮血清中に含まれるB因子と呼ばれるタンパクが、他の血清分子との協同作用でエイズウィルスに感染したT細胞の死を防ぐことを発見した。 第8章 アレルギーの時代―あるいは相互拒否の論理 episode イタリアのジローラモ・カルダーノは1552年、セント・アンドリュース大司教の喘息を往診することになった際、白鳥の羽毛が入った枕を取り上げることで、喘息を治癒した。 また、1902年モナコでクラゲの毒の研究をしていたフランスのポルチェとリシェは、きわめて少量のクラゲ毒でショック死してしまう犬がいることを発見し、アナフィラキシーショックを発見した。 命題 アレルギー(allos<変わる>とergon<力>の合成語)はなぜ増加したのか、その意味するところは何か。 解題 アレルギーの機序は以下のとおり(花粉症の例) 1. 粘膜に捕らえられた花粉のタンパク質が溶け出し、マクロファージがそれを貪食する。 2. マクロファージ表面上に浮き出てきたタンパク質の断面に対して、ヘルパーT細胞とサプレッサーT細胞が発見し、抗体を合成する。 3. この際、サプレッサーによる抑制が働かないと、アレルギーを起こす抗体の生産が高まる。 4. アレルゲンと反応したB細胞は、ヘルパーT細胞(IL4とIL5)の指令によって、抗体(IgE)を生産する。 (アレルギーを起こす抗体、IgEと呼ばれる免疫グロブリンは、1966年石坂公成、照子によって発見された。血清中の濃度は1cc中に1/100万gしかない。) 5. IgEは体内のいたるところにある肥満細胞と血液中の好塩基球(特殊な白血球)の表面に強固に結合する。(アレルギー準備状態) 6. アレルゲンと反応したIgE抗体は、肥満細胞と好塩基球に存在する毒性を持ったアミン化合物(ヒスタミン、セロトニンなど)を遊離する。 7. ヒスタミンは平滑筋を収縮(喘息)させ、血管を拡張し(血液成分が漏れて蕁麻疹が起こる)、メディエーターと呼ばれる分子を新たに合成し、分泌する。 アレルギーの発症差は、遺伝的(アレルギーを抑制する働きの方が遺伝する/九大 笹月健彦)に決定されている。 アレルギーの増加要因として、子供の鼻や喉の感染症の変化が重要と考える。青洟には多数の細菌があり、免疫系を強く刺激していたはずである。こういう化膿菌に対してはIgG抗体は作られるが、IgE抗体の生産は抑制される。抗原によってはIgG生産を促すTh1ヘルパーT細胞が選択的に刺激されるからである。 これまで共存してきた雑菌という本来の敵を失った局所の免疫系が、過剰の拒否の姿勢を示しているように見える。 第9章 内なる外―管としての人間 命題 人間を消化管という管を内腔とした巨大な管と見たとき、消化管の免疫学的意味について 解題 消化管粘膜下の血管の周囲、粘膜固有層には多くの免疫系細胞が分布するが、中でもB細胞が一番多い(全身のB細胞の70~80%が存在)。消化管は外部と接触する場であり(腸の内部は「外界」)、それに対応するための強力な免疫学的戦略が配備されている。 粘液には共通して抗体が含まれ、それも血液中には少ないIgAに属している。IgAは一日で4g(体重60kgの人)生産される。IgGが0.034g、IgMは0.008g、IgEは2/10万gであることから、IgAが突出して多いことがわかる。 免疫グロブリンには、IgG、IgM、IgA、IgD、IgEがあり、IgGとIgMは抗原の破壊白血球の遊走、炎症などの強烈な反応を起こす。これに対してIgAは炎症も起こさず、破壊もしない。アレルギーも起こさないが、大量に存在することで抗原を中和し、抗原が過剰に増えるのを抑えるといったゆるやかなバリアーを作っていると思われる。 消化管は、外界の異物を拒否するのではなく、「寛容」(特異的に免疫反応を起こさなくなる現象)になるための働きかけをしているらしい。 第10章 免疫系の叛乱―自己寛容と自己免疫 命題 自己免疫の意味について 解題 「自己中毒の恐怖」"horror autotoxicus"(自己に対する免疫は元々起こらないようにできている)と語ったパウル・エールリッヒ(1908年ノーベル賞)にかかわらず、ほとんどすべての臓器に自己免疫性の病気がある。 これは、T細胞ほどには、B細胞の自己反応性の排除がはっきりしていないこと、B細胞では抗原の刺激を受けるとIg遺伝子に高頻度で突然変異が挿入されることがある。にもかかわらずB細胞が自己抗体を作らないのはT細胞からの指令がないからだとされている。 しかし、試験管内での培養結果からは、T細胞は自己とも反応する。自己反応性T細胞は完全には消去されていない。T細胞の指令がないという以上に複雑なメカニズムが働いているらしい。 考えられものとして以下の2つを挙げる 1. 自己反応性のB,T細胞は過剰に存在する自己抗原と反応した結果、「無能力(アネルギー)」になってしまう。 2. 自己反応性T細胞がサプレッサーT細胞を強力に刺激し、自己破壊を起こさないようなメカニズムを働かせているらしい。 いろいろな自己免疫疾患が、特定のHLAの型と強い相関を示している。自己抗原が入り込みにくいHLA分子を持っている人では、自己反応性T細胞が呼び覚まされず、そういう形での自己免疫病は起こらないはずである。 第11章 免疫からの逃亡―癌はなぜ排除されないか episode イタリアの孤島サルディニアは様々な他民族に征服されてきたが、土着の民族性は2000年にわたって維持された。この要因のひとつに風土病がある。サルディニアには悪性のマラリアがはびこり、内陸までの征服を許さなかった。しかし、島民の方は地中海性貧血という遺伝病を持ったため(発症率で20%、遺伝子保有で70%に達する)、赤血球が変形し、マラリアが感染できなかった。 命題 なぜ癌に対して免疫系は積極的な抵抗をしないのか。 解題 なぜ、有効なマラリアのワクチンが開発されないのか。 マラリアの機序は以下のとおり 1. マラリアを媒介する蚊が人を刺すと、唾液腺の中にいたスポロゾイトと呼ばれる時期の原虫が皮膚に送り込まれる。 2. スポロゾイトは血液を通って肝臓に達し、そこで形を変えて増殖し始める。 (この段階で原虫はメロゾイトと呼ばれる) 3. 1個の肝細胞から4万個のメロゾイトが血中に放出される。(激しい発熱悪寒が起こる) 4. メロゾイトは赤血球に入り込み、何段階もの変化を起こしながら増える。 やがて赤血球は破裂し、さらにメロゾイトが新しい赤血球に感染する。 マラリア原虫は頻繁に形を変えるため、抗原性を変化させる。赤血球中にいる間は(赤血球にはHLA抗原は無いので)抗体もリンパ球も触れることはできない。放出されたメロゾイトの表面のタンパク質は深く折り畳まれた形になっていて、抗体と結合できる部分は露出していない。 癌に対する免疫は存在する。「自然」に存在するNK細胞(Natural Killer Cell)がそれである。癌細胞が出現しやすい消化管の上皮などではたくさんのNK細胞が集まっていることで知られている。NK細胞は正常の細胞とは微妙に異なった部分を見つけて細胞膜に穴を空けるような物質を吹き出して殺してしまう。NK細胞の機能は青年期に最も高く、40歳代で半減し、高齢者では著しく低い。 癌抗原の一部はHLAクラスⅠ抗原とともに癌細胞の表面に現れる。癌免疫が起こるためには、まず、癌抗原とHLAクラスⅠ分子が結合できるかどうかであり、その次に、ヘルパーT細胞(CD4T細胞)がHLAクラスⅡ分子に結合した癌抗原を認識する必要がある。さらに、癌抗原によってサプレッサーT細胞が刺激されないことが必要である。 これに対し、癌細胞ではHLAクラスⅠ分子が消えてしまう例がある。また、癌抗原のいくつかは人間が胎児の頃に作っていた分子であり、「自己」と認識されてしまう。HLAクラスⅠ分子に結合し、キラーT細胞によって「非自己」と認識されるような癌抗原は、実は著しく少ない。 癌遺伝子は、実は人間にもともとあった遺伝子を、ウィルスが自分の中に組み込んで持ち出したものであることがわかった。しかし、どんな小さな違いでも免疫系は発見することができるはずである。微細な変化部分を含むタンパクを人工的に合成してうまくHLAクラスⅠ分子に結合させられないか。またHLAを癌細胞に強く発現させられないか。サプレッサーT細胞の刺激を抑制することも考えられる。 第12章 解体された「自己」―再び「自己」について 命題 再び「自己」とは何か 解題 免疫系が見ている「自己」では、人間に寄生しているウィルス(内在性ウィルス)を「自己」の中に包含している。また、マラリア原虫や住血吸虫も「自己」と同様に扱う。これに対して自分の遺伝子でコードされているタンパクでも、甲状腺のコロイドタンパクなどは「非自己」として認識し、免疫反応を起こす。 免疫系が発生してくる環境に存在していた物質の総体が「自己」である、という回答もあるが、母乳タンパクなど、成熟した初めて作り出されるようなタンパク質があることから、これも否定される。 正確には免疫学的「自己」というものが存在しているわけではない。反応する「自己」、認識する「自己」、認識される「自己」、寛容になった「自己」というように、「自己」は免疫系の行動様式によって規定される。そうすると、「自己」というのは、「自己」の行為そのものであって、「自己」という固定したものではないことになる。現代の免疫学は、「自己」の行為が「自己」を規定するという部分について理解しようとしているのである。 (ねずみの同系統では移植できるが他系統には移植できないなど)移植が成立するかどうかを決定している因子は、組織適合抗原といい、最も強力な抗原を主要組織適合抗原、それを決定している遺伝子座をMHC(主要遺伝子組織適合遺伝子複合体)と呼ぶ。人間のそれはHLAである。 免疫は、ウィルスや細菌の感染防御にとりあえず成功している反面、自己免疫も決してまれな事例ではない。「自己」と「非自己」は互いに曖昧につながっている。それにもかかわらず「自己」の同一性はその時々で保たれている。その「自己」も、時とともに変貌する。
https://w.atwiki.jp/alternativemind/pages/325.html
≪さぁてさて、お次のご相談はと・・・ふむ。 ハンドルネーム『@短い尻尾』さんからじゃ!! 『丽花公主、いつも動画を見させていただいてます。 私もAC乗りの傭兵の端くれなのですが、あまり危険なことはせずに、 安全に稼ぎたいのに、何故かいつも危険な任務に呼び出されてしまいます。 ただ報酬が魅力的過ぎて危ないのは分かっていますが断り切れません。 どうすればこういう時、自分を抑えられるでしょうか。 丽花公主の知恵をお貸しください!』 ほうほう、言い方的に独立傭兵さんからのお便りかのう。 儂はずっと大豊一筋なので、細かいところは分からんが――≫ 「ウズラマ、何を見ているのです」 最近になり前よりも調子…というか安定性が低くなり、任される仕事が減って来てしまったウズラマは、 部屋で携帯端末から動画を面白そうに、すこし暇そうに見ているようだった。 部屋に入って来たエヴァレットにはステラも後ろに控えている。 こういう時横にいるのがエリカでないのは少し珍しかった。 そしてエヴァレットはずかずか進んでいきウズラマの端末の画面を見ると、溜息をついた。 「これは…。…これは大豊の動画です。アーキバスの社員が見るものではありません」 と言い放った。 そしてステラを指し、 「暇なのかもしれませんが、仕事が出来ないからといってそんな動画を見ない。 同じく暇そうなのを見張りに連れてきたので、仕事を進めなさい」と言った。 "暇そうなの"と言われたステラは苦笑するが。 「お姉様。アーキバスには、広報にこういうのってないのですか?最近流行ってるようですが。」 「こういうの…?広報にはアーキ坊やがいるじゃない。」 「いえ、そうではなく、こういった…」 と言い、端末を操作し、エヴァレットに画面を見せる。 端末には先程の大豊の「大丽花」や、そのルーツとなった、「ルリ☆ミコ」とやらが映っている。 大丽花はどう考えても不自然な尻尾や角を付けた破廉恥な衣装のコスプレ。 逆にルリ☆ミコとやらはきゃぴきゃぴした衣装に身をまとったいかにもアイドルな井出立ちだ。 どちらも、エヴァレットからしてみれば馬鹿らしい。 「そのようなもの、アーキバスにはありません」と言うが 「だったらお姉様!私達が、そういうのを――」 「却下します。監視役は連れてきました。仕事に戻りなさい。」 と言うと、ステラを置いて部屋から出て行ってしまった。 エヴァレットはウズラマがそういうものに気があるのはそのメイクの腕や好みからして 知っていたが、そんな社ぐるみでやるなど馬鹿馬鹿しいにも程がある。 所詮は子供の思いつきなお遊びだ。 ふざけた大豊や個人でやる分ならあり得るが、アーキバスが? そんなもの、どの大人も相手にしないだろう。たとえ私が承認をしたところで無駄だ。 エヴァレットはそう思考を処理すると、その案件は頭から忘れた。 「ううーー…。」 ウズラマはふくれっ面でエヴァレットが去ったドアの方を見ると、置いて行かれた ステラを見て。 「ステラちゃんなら分かるよね!?この!可愛さが!」 と迫った。 「う、ま、まぁ分かる分かる。可愛いよね。昔は見てたよ、こういうの」 と少し圧に押されながらも思った通り素直に返事をする。 「まぁーでもー…。エヴァレット…さんは、こういうのあまり興味がないんじゃない? なんていうか、直接利益に繋がることが分かるか、もしくは上の人から言われなきゃ あまり新しい不確定要素には手を出さないというか…。」 と付け加える。 「お姉様…、こういうところだけは鈍感なの…。エリカちゃんもそういうとこあるけど。 分かってくれるのはステラちゃんだけだよ。元男だけど分かってる。」 「(ま、まぁ分かってるとはちょっと違うけどね…?)」と思うが口にはしない。 ただウズラマがしたいということは分かる。 「まぁ…、それがやりたいなら一つ考えがないこともないけど」と言うと 「何!?何!?」とウズラマが即座に食いついた。 「まぁ、言われた仕事をとりあえず終わらせてよ。それが終わったら"ツテ"に連れて行ってあげる」と返した。 恐るべき集中力で一瞬で仕事を終わらせたウズラマはステラに"ツテ"へと連れていかれていた。 「あら、ステラちゃんじゃない。どうしたの?」 ナチュラルに『ちゃん』付けで呼ばれるのは今突っ込むと余計な事で話が長くなりかねないので 諦めて本題を切り出す。 「ちょっとウズラマの為にお願いしたいことがありまして…。」 ヴァ―ジニアが自分に何故か甘い目があることを見越して頼みに来た。 ヴァ―ジニア自身が優しいのと甘いのとこういう新しいことがすきそうだと思ったのもあるが。 ウズラマを前に出して、その紹介をさせる。 「なるほど…。その『アイドル』をやりたいってことね?」 「は、はい!」 「面白そうじゃない」とヴァ―ジニアが笑って言うと、ウズラマもとても喜んだ。 「分かったわ。この事については、私からエヴァレットに申し上げしてあげる。」と言った。 「エヴァちゃん、ちょっとこっち来て」 『エヴァちゃん』という妙な呼称でヴァ―ジニアに呼び止められたので、怪訝な顔をしつつもそちらへ向かう。 「何の用です?」 「ねぇエヴァちゃん、貴女アイドルに興味がないの?」 「…あの子らから聞いたんですか?」溜息を飲み込んでエヴァレットは問い返す。 「そうね。あの子らから聞いたわ。貴女は馬鹿らしい考えだと思って捨てたのだろうけど意外と馬鹿にできないのよ?」 とヴァ―ジニアは語る。 「はい、これがここ最近の大豊の売り上げデータ。そして、こっちがその噂の『ルリ☆ミコ』ちゃんの推測収入」 と言い、二つの画面をPCに表示させる。 「これが大豊のよ。実際、『大豊娘娘』が出来てから、売り上げが大きく上がっているわ。 『ルリ☆ミコ』ちゃんも個人としては馬鹿にならない収入を出してる。」 「しかし、広報係なら今の我が社にもいます」 「それってアーキ坊やのこと?あれ、可愛いけど対象がよく分からないのよね。 アイドルとかの可愛いなら男の人が食いつくだろうけど、あれって"家族向け"って感じじゃない。 家族がACのパーツ買わないわよ…」と言った。 今の所ヴァ―ジニアは全て正論で攻め立ててきている。 「…なら、私はどうすればいいのですか。私がいいと言ったところで上がと押しませんよ。」 「だいじょうぶよ。私が通すわ。貴女はとりあえず、ウズラマの好きなようにさせてあげなさい」 「…は…い…分かりました。」 数日後 「ウズラマ…ヴァ―ジニアを通すのはやめなさい。迷惑がかかるでしょう」 「ステラちゃんが…」 と言われエヴァレットにキッと睨まれるステラ。 思わず竦みかけるが我慢。 「…まぁいいです。『好きにさせろ』とも言われましたし、好きにしなさい…。」 と言うと、エヴァレットは部屋から出―― ~♬ ドアからチャイムの音が鳴った。 そのまま近くにいたエヴァレットがドアを開けると。 そこにダンボールを抱えたヴァ―ジニアがいた。 「ああ!ヴァ―ジニアさん!届いたんですね!!」 「バッチリよウズラマちゃん。丁度ステラちゃんとエヴァレットもいるのね。 エリカちゃんがいないのは残念だけど、丁度いいわ。」 と言った。 エヴァレットは「何ですか?その荷物は」と聞いた。 「ウズラマちゃんが頼んだアイドルの衣装よ。お金はステラちゃんが出してたわね。 安くはないけど、その分可愛いわよ」と答えが返ってきた。 「ステラ…貴女そんなことによく金を落としましたね」 「い、いやぁ、協力してあげたくなっちゃって…」 するとウズラマが「じゃあ、着替えてくるからちょっと待ってて!」 と言ってダンボールを持って部屋の奥に引っ込んでいった。 「速く業務に戻りたいところなのだけど…」 とエヴァレットはごちるが、ヴァ―ジニアに 「何言ってるのよ。まだ貴女のやることは終わってないわよ。」 と言われた。 「?」 しばらくするとウズラマが出てきた。 アイドルらしいフリルのついたきゃぴきゃぴした衣装とミニスカートに身を包み、 いつもより眩しい笑顔をしている。 「どうです!?お姉様!私、輝いてますか!?」 と、お望みの服を着れて嬉しいのだろうワクワクがあふれ出る声で話すウズラマ。 「え、ええ。確かにいつもよりはいい見た目かもしれませんね。…じゃあ、私は仕事に戻らせていただきますよ…」 とその場を後にしようとすると。 「え?お姉様は?」 と言われた。 「え?」エヴァレットは聞き返す。 「え? いや、その…お姉様。お姉様は試着しておかないのかな…って」 「は?」 硬直した後ステラに問い詰める。 「これはどういうことですかステラ。好きにしろとは言いましたが聞いてませんよ。 私は着ませんよ?」と怒気を含んだ声で。 「い、いやいや!知りません知りません!ウズラマが一人でやるんじゃないの!?」 とウズラマの方を向き直って聞くも。 「え?…あれ、エリカちゃんも含めたお姉様の所のAC乗り全員でやるって…」 「「はぁ!?」」 「ヴァ―ジニアさんが…」 「「はぁ!?!?」」 といきなり訳の分からない事態に巻き込まれたエヴァレットと監修、資金出しをしているだけあり 責任が向くのが嫌なステラがヴァ―ジニアの方を向くが、対する彼女は涼しい顔。 「ヴァ―ジニア、どういうことです。説明しなさい。」 とエヴァレットは問い詰めるが、ヴァ―ジニアは 「『ウズラマの好きなようにさせなさい』って言ったじゃない?そしたら彼女、 どうやらグループでやりたかったらしくてね。だから、エヴァレットにやってもらえるって言ってあげたわ」 「ヴァ―ジニア…私は私の仕事があるのですよ…。いくら貴女でも流石に…」 「問題ないわ。上の許可は取ってあるの」 と言うと、ヴァ―ジニアは懐から紙を取り出した。 そこには、『アーキバスルビコン支部における新規広報活動の許可』と言った文面が並んでいた。 かいつまんで言えば、 『エヴァレット本人を含むウズラマ、エリカ、ステラとかエヴァレットたちのとこで広報活動していいよ』 という許可証である。 たしかに、許可が降りたなら、これを理由に仕事を多少ならすっぽかしたりすることも出来てしまう。 エヴァレットは膝から崩れ落ちた。 ステラはその姿とその許可証を見つつ、 「な、なるほど…。大変だと思いますが、頑張ってくださいね…」と言いながら そそくさと部屋を出ようとした。 しかしドアの前にヴァ―ジニアが立ちふさがる。 「あ、あの…私はこれで…」 「ウズラマちゃんが選んだ衣装、ステラちゃんのサイズもあるらしいわよ。」
https://w.atwiki.jp/gods/pages/30813.html
ウズ オーディンの別名。 「波」の意。
https://w.atwiki.jp/omotojikkyo/pages/95.html
AA解説 AA ウ 」.L ズ . || || \|l|痕|l|/ || || _〔|(》lw+|〕. ||;|| ぐはっ! ..(=}(=十=){=)つ[][] U.[〔(0)〕] /d| く/U/ U ./ж|  ̄~ 主なコンボ ウズ キマシ タワー
https://w.atwiki.jp/alternativemind/pages/408.html
強化人間という技術には闇がある。 ルビコン調査技研がこれを確立して以来の数多の凄惨な事故、失敗、その上に今がある。 実際、一般人同然から過酷な実験に耐え、強化人間として生まれ変わり、 驚異的な速度でAランクにまで登り詰めた彼女の足元には、 使い捨てられた数多の実験体の屍が積み上がっている。 そしてそれでも…… 「小鳥さんがお菓子ばっかり食べちゃダメだよって戻るから、 草むらに大きいけど子供がいっぱいいる事を頑張るからね? 大丈夫だったかもしれないけど、寂しく触ると綺麗だなって思ったことなの」 未だに初期の不具合を解消しきれていない。 「エリカちゃん、小夜お願い」 「了解」 だからなのだろう。 こんな調子のウズラマが自ら長と広告塔を勤めるアーキバスCA部門は 発足間もない事を考慮に入れて尚、業績は芳しくない。 「すー………………はー………………メディカルチョップ・改」 エリカはウズラマの席の背後に立ち、目を閉じ、深呼吸して精神統一する。 少ししてカッと目を開き、ウズラマの背後から垂直に手刀をくれてやる。 「でも寒くなってもお外で遊べるから大丈夫なもっッ!?」 頭を押さえて机で丸くなるウズラマ。 身内たるアーキバス社員には最早日課であり、微笑ましいとすら 言われる様になったこのやり取りも、ステラには辛い光景だった。 ステラ自身は彼女の事情を知っているから応援しているし、協力している。 だがそうでなければ正直……あくまで客観的に見れば、彼女は 「未知の改造の結果頭がおかしくなってしまった人」である。 そんな人に「貴方も改造を受けてみませんか?」と言われたとしたら、 ステラは恐怖におののいて逃げるだろう……。 はっきり言ってしまうと、メディアにもこの不具合の存在を知られている彼女が 「人間の体内に精密機器を埋め込む手術」の象徴に最初になってしまった時点で、 売れる訳が無い事はわかっていたのだ。 「あ………………ッ……りがと…… ……でも……エリカちゃん、やっぱりその、最近ちょっと力が強い気が……」 「いいえ、力加減は以前と変わっていません」 「…………」 苦笑しながら眺めるステラだが、常々思っていた事がある。 彼女の意識、強化人間という概念に対する価値観についてだ。 ◆ 場所は変わって食堂。 レナとエリカは故あって営業部との交渉に行っている為、先にランチを済ませる。 今日のランチはAセットがボロネーゼ、Bセットがシーフードリゾット。 ステラはAセットを完食し、食後のコーヒーに手がかかる。 ウズラマはBセット(小)を完食したが、最後の強化の影響で食が細くなってしまった為、 以前は頼んでいた食後の一杯は無い。 こんな所にも、ステラは辛さを感じる。 いい加減慣れてしまいたいと思いつつも、それはそれで人としてどうかとも思う。 ウズラマ……鶉丸小夜の親、鶉丸咲と鶉丸洋と、皆で食事をしたことがある。 最初、この二人は強化技術の発展の為に実の娘を生け贄に捧げた狂人だと思っていた。 だが実際に会ってみると、研究の成果を愛でる科学者ではなく、 至って普通に娘を愛する親……それどころか、 娘の友人である自分にも隠す気の無い親馬鹿っぷりではないか。 その後、以前は恐ろしくて聞く気にもなれなかったこの親の事を ウズラマに聞いた時は、嬉しそうに自慢していた。 「親馬鹿子馬鹿」という言葉を聞いた事があるが、思わず意味を調べてしまった程だ。 ちなみにこの親子には当てはまらなかった。 とにかく、「アーキバスの為」「お姉様」と言っていた彼女の健気な姿に闇は感じない。 単に世間一般とは思考がずれているだけなのだろう。 ……しかしそれにしたってずれ方が激しすぎる。 「……あの、ステラちゃん? どうしたの? さっきからじっとこっち見て……」 「……え? あ、いや……」 もしかして、世間の人達は強化改造に抵抗が無いと思っているのだろうか? いや、思ってる。 この子絶対思ってる。 その辺の意識を改めないとCA部は多分ずっとこのままだ。 ……よし。 「あのさ………………その、聞きたいことがあるんだけど」 「聞きたいこと?」 「…………強化手術を受けてない人って、どう思う?」 遂に聞いた。 答えは大体わかっているが、確認するべきだ。 実は意外とちゃんと考えていて、茨の道を上手く進んでいく秘策か何かを 既に見付けていたりとか、なんかあるかもしれない。 「どう思う……って……勿体ないなーって思うし、 受けたくても受けられない理由とかあるのかなーって思うな」 「はは……ですよね、うん、知ってた」 「……? ふふ、今の答えで合ってたかな?」 やはりそうだ。 この子の中では人間はどんどん強化されるべきであり、誰もがそれを望んでいるのだ。 確かに人間を機械化すれば様々な場面で利便性が向上するし、 怪我や病気にも耐性を得る事なんてことも出来る。 これも人間の一つの理想なのだろうが……。 「うん……あのね、ちょっと、違う所があると思うんだ……」 ここは私がちゃんと教えてあげないと……。 傷付けないように、冷や汗をかきながら慎重に切り出す カクカクシカジカ。 マルマルウマウマ。 「………………そんな……嘘……」 見事に青ざめている。 強化の影響で普段から青白い顔はしていたが、今はその比ではない。 「レ……レナさんからは何もなかったの?」 「あったけど……」 「あったんかい」 あったらしい。 待て待て、よもや慕っている姉の言葉をスルーしたというのか? お姉ちゃんLOVEなあのウズラマが? 「だ、だってその時はお姉ちゃんも冗談言えるようになったんだなって思って……!」 なるほど、スルーしていたのだ。 お姉ちゃんLOVEを維持しつつも。 マジで万人強化至上主義を信じてたんだな……。 外部の声を聞く機会はあったはずだが、 ここまでショックを受けているのはもしかして自分の口から聞いた言葉故か? この物凄い罪悪感だが背に腹は代えられない。 今この「CA」を提唱し牽引する立場にあるのはウズラマ。 そしてそれを肯定したのはヴァージニア、レナ、エリカ、ステラ達だ。 話を聞いた時は、理性が飛ばしてくる反対意見を「理屈じゃない」とはね除けてやったし、 いきなり広告塔をやると言い出した時も、アイツの呪いを光に変えるつもりなら…… 底抜けに優しい彼女ならそれも出来ると信じたのだ。 これまでも、その誰にでも見せる表裏の無い優しさと思慮深さを、多くの仲間達が認めた。 ファンの多くが見ているのだって、恐らく実力だけでなくその人柄。 「私が勝てたのは強化に携わる皆さんと応援してくれる皆さんのおかげ、私は恵まれている」 と、過酷で残酷な実験に耐えた自分の強さを鼻に掛けない人柄だ。 だからこそ、その勘違いを正さないといけない。 ウズラマにはちゃんと現実を理解してもらわないといけない。 「残念だけど君も知っての通り、犠牲者あっての今だからね…… 強化人間そのものに嫌悪感を懐く人だって沢山いる。 私だって、アーキバスのやり方そのものには賛同できない」 実際、アーキバスの業を背負った彼女には冷たい視線も注がれる。 レナの立てた犠牲者達の墓標に祈りを捧げる姿は、外からは見えない。 例え厳しい言葉になってしまったとしても、それが彼女の為なら。 なんだかアイツみたいで自分に腹が立ってしまうが…… 「……そ、それじゃあ私は――」 「でも、」 ……しまうが! 私は、アイツじゃない。 何かを言いかけるウズラマを遮り、ステラは続ける。 「それでも誰も止めなかったってことは、それを覆すだけの何かを 君が持ってるって、みんな思ってるんだと思う。 私もそうだしね……だからさ……」 まだ俯く彼女に応援の言葉を……と、声帯を震わすその時に、 ステラはただならぬ悪寒を、「ゴゴゴゴゴゴ……」という謎の効果音を感じた。 わかる、このプレッシャーは……。 「ステラ……貴様小夜お嬢様に何を言った……?」 「あ、エリカちゃん」 「へ…………」 ウズラマが見上げた先、ステラが振り返った先には、 「こんにちは、私が地獄の番人です」とでも言わんばかりの形相のエリカが立っていた。 顎の下にライトなど無いのに、影の付き方がおかしい。 「あー……おかえりエリカ。 多分なんか誤解してるね」 「……………………」 エリカは無言でステラのコーヒーを没収し、その場で一気飲みした。 そしてその空のカップを…… 「あっ、ちょっ、あの……それ私のぃいッーったッ!!!!」 ゴツンと一発。 やたら重厚感溢れるコーヒーカップはこの為にあったのか。 ルビコンで生きる者には常に危険が付きまとう。 「だから午後も……頑張ろう、ウズラマ…………」 「な、なんか、ごめんね……ステラちゃん」 痛みに悶えながらウズラマを励ましたが、何故か謝られてしまった。 せっかくちょっとかっこいい感じになるかと思ったんだけどな……まあいいか。 「行きましょうお嬢様、このオトコオンナに貞操を奪われる前に」 「ま、待ってエリカちゃん! 私摘出済みだし……」 「いやウズラマちょっとそのエグい勘違いやめよう!」 ステラがこんな姿でここにいるのも、モノのように扱われた 忌まわしきあの過去を乗り越えからだし、 ウズラマも、エリカも、レナも、それぞれが重いものを引きずらずに しっかり背負って進んでいるなら、企業の闇を晴らす楔にだってなるかもしれない。 そんな壮大な事をちらっと考えながら、 ウズラマの顔を少しでも曇らせてしまった自分を殴ってくれたエリカに感謝していると…… 「三人ともどうしたの!? ステラさんどうしたんですかそのたんこぶ!?」 「あ、お姉ちゃん! あのね、えっと、これは多分私が悪くて!」 「悪いのはステラです」 「いやそれは……まあ、私が悪いかな」 「「「え?」」」 いいところでレナが来た。 いつもならゴチャゴチャしたこの状況を大体なんとかしてくれるが、 今はその役を自分にやらせてほしい、。 「ごめん……さっき言った事を忘れて、とは言えないけど、 見てくれてる人はちゃんと見てくれてるし、一先ず今まで通り…… さっきも言ったけど、午後も頑張ろう」 きょとんとする姉妹達だったが、ウズラマの顔はすぐに笑顔に戻った。 「うん! 頑張ろう!」 これだけ愛されてるなら、まあなんとかなるか。 なんとかしてやろう。 私達こそが、強化人間なんかじゃない、彼女の力だ。 監視から見守り役になったステラは、改めてそう思うのだ。 (手始めにエリカと仲良くさせて欲しいけど……まあ今すぐには無理かな) 登場人物 V.N ステラ ウズラマ E413-K09 -エリカ- L404-EN4 -レナ- 関連項目 情報ログ -文章データ:鶉丸小夜の日記- 情報ログ -文章データ:被験体番号E128-YL2経過観察日誌- 投稿者 ガリ・カオス
https://w.atwiki.jp/blastermaster-zero/pages/12.html
超巨大ミュータント体内エリアの最深部に待ち受ける、ミュータントの王。 他のミュータントにはない高い知能を有しており、その強さや戦闘能力は未知数。 エリア8のボスにして、ラスボス。 原作では「ゴウズ」の形態のみ登場。ラスボスとして、エリア8のボスであるスケルベノン撃破後に連戦となっていた。 なお真エンド到達条件を満たしている状態でゴウズを撃破すると、そのデータでは二度とエリア1~8へは戻ってこられなくなる。 自由に探索したいという人は、事前にデータのコピーを忘れずに。 余談だが、原作海外版では説明書のボス紹介ページに 「But we cannot show you the "Master Boss" in stage8. He is most powerful of all.」と書かれているものの、 スケルベノンの方がミュータントの親玉扱いなので、ラスボスでありながら正体は不明。続編でも特に触れられていない。哀れ。 真の黒幕だったのだろうか? 宇宙の魔王(THE GALAXY MASTER) ゴウズ(GOEZ)(アンダーワールドロード(UNDERWORLD LORD)) ジェイソン(とにかく、機動力ではこっちの方が上だ。 離れすぎないように動き回って 攻撃チャンスを見逃さないように戦おう。) 弱点はウェーブ。 攻撃はワンパターンなので、軽くのして差し上げよう。 攻撃 接触事故[1] 雷撃[2] ゴウズの手から直線状に雷撃が放たれる。 雷撃はかなり正確にジェイソンを狙ってくるため、何も考えずに逃げ切るのは難しい。 ゴウズの雷撃は片方の手からしか放たれない。 ゴウズの下にいるときは左(ゴウズの右手)からしか放たれないため、右(ゴウズの左手側)に逃げると雷撃が届きにくくなる。 同様にゴウズの右にいるときは上(ゴウズの左手)から来るので、下(ゴウズの右手側)に逃げると避けやすい。 従って、ゴウズの右下を行ったり来たりしているだけで、ほとんどの攻撃は避けられる。 あとはゴウズに突進されないように、適度に距離を保ちながら攻撃しよう。 テキスト + 戦闘前 ジェイソン: これが、ミュータント・ロード…! この威圧感、今までのミュータントと全く違う! イヴ: 気を…けて…ジェイ…ン…! …何…か………! ジ…………う……の…! ジェイソン: イヴ? くそッ、通信がつながらない… ミュータント・ロードの力のせいなのか…!? ソフィアで待っているイヴやフレッドのことは心配だが 俺は、俺が今やるべきことをやるだけだ。 ジェイソン: ミュータント・ロード! 貴様を倒し、全てに終止符を打つ! + 戦闘中 ジェイソン: くそッ…! 通信がつながらない… とにかく、機動力ではこっちの方が上だ。 離れすぎないように動き回って 攻撃チャンスを見逃さないように戦おう。 + 戦闘後(真エンド条件達成時のみ) イヴ: ダメ…通信がつながらない… ジェイソン…お願い、無事でいて… えっ、これは… ミュータントの反応…? ……これは…ミュータント・ロードと同じ… ううん、それ以上…!? ………そんな…ウソ、でしょ…? デストロイヤーモード なんと全ての射撃が無効。サブウェポンでしかダメージを与えられない。 サブウェポンの回復手段はなく、そのうえリモートブラスト+グレネードボム×10+イグニッションボム×8でようやく倒せる耐久力なので、無駄撃ちは厳禁。 タレットはベズ・ゴウズにとっておきたいが、至近距離に置いてフラッシュボムを併用する事で大ダメージが狙える。 ベズ・ゴウズ戦ではウェーブをふんだんに活用するため、ゴウズ戦はノーダメージで乗り切ること。 ガンヴォルト ガンヴォルトであっても雷撃は普通に喰らうので、ちゃんと避けること。 えころ PVではゴウズちゃんにドキドキフィールドを仕掛けていたが、実際はゴウズの雷撃に阻まれてほとんどダメージを与えられない。 電撃を避けつつ、チャージショットを撃ち込もう。エンジェルグレネードでメロメロにさせるのもよい。 シャンティ ゾウで突進するだけの簡単なお仕事です。無敵を利用して電撃も回避できる。 ショベルナイト 電撃を避けつつショベルで殴る。ショベルナイトは火力が高いのですぐ終わる。 超次元の覇王(THE ULTIMATE METAFIGHT) ベズ・ゴウズ(BEZ GOEZ)(マルチディメンショナルオーバーロード(MULTIDIMENSIONAL OVERLORD)) ジェイソン(ミュータント・ロードの色が変化すると攻撃も変化するみたいだ。 もしかしたら、攻撃ごとに適切な対処方法やガンレベルの切り替えが必要かもしれない。) ベズ・ゴウズは体の色を変えながら、色に応じた4種類の攻撃を繰り出してくる。 弱点はゴウズの色によって異なる。 今回はボス本体にはウェーブが全く効かないため、適宜効果のあるガンレベルに切り替えて戦うこと。 ただし、ウェーブがあると対処が楽になる攻撃があるので、ガンレベルは最大を維持したい。 アイテム補給は青色(と緑色)で可能。ガンエネルギーの出現率は低め。 攻撃 赤色[2] ジェイソンの足元に巨大なトゲを生やして攻撃する。 移動しているだけで避けられる。 弱点はペネトレーターとディフュージョン。 青色[1] ゴウズはふらふら動きながら目の前に爆弾を設置する。それを3回繰り返す。 爆弾は一定時間がたつと八方に弾を散らす。弾はリフレクトで跳ね返せる。 爆弾はストライカーなら一撃で破壊できる。 弱点はリフレクトの反射弾。高威力だが当てるのは難しい。 ストライカーでもゴウズをマヒさせることが出来る。こちらの方がおすすめ。 黄色[2] 真っ黄色ではなく、赤みが強めで橙色に近い色をしている。 ジェイソンのすぐ近くに突如現れ、強力な衝撃波で周囲を攻撃する。 ゴウズの出現を確認したら、すぐに距離を取ること。 弱点はストライカー。 緑色[惑星 1,本体 1] 巨大な惑星を4つ召喚する。 惑星は次第に大きくなりながら画面周囲を公転する。 惑星が公転している間、ゴウズが逃げ道をふさぐようにジェイソンを追いかけてくる。 非常に避けづらい。油断すると惑星の攻撃を連続で喰らい、一気にガンレベルとHPを失ってしまう。 巻き込まれたらそのまま嵌め殺されることも十分あり得る。 惑星はウェーブなら楽に破壊できるが、それ以外のガンレベルで破壊するのは不可能に近い。 実は画面左上と右上の角が安置になっている。 惑星は必ず時計回りなので、惑星が配置される時に左か上に向かい、動き出したら合わせて角に入ろう。 反応が遅れて安置に入れず、ウェーブも使えない場合はタレットでゴウズを隔離して画面中央のスペースを確保すること。 攻撃を終えてワープした時、そのまま角にいるとゴウズ本体が直撃してくる。左右の端の中央には出現しないようなので移動しておこう。 弱点はオート。 なおゴウズに一定以上のダメージを与えると、瞬時にすべての惑星が消え、ゴウズの攻撃が中断する。 テキスト + 戦闘前 先ほどよりも圧倒的な威圧感。そして――その異形の姿。 これが知性を手に入れ、変化を経たミュータント・ロードの本来の姿なのか…!? ジェイソン: けど…俺は負けるわけにはいかない! 地球とイヴを守るためにも! + 戦闘中 ジェイソン: やっぱりイヴと通信がつながらない… 俺1人で何とかするしかないか…! ミュータント・ロードの色が変化すると攻撃も変化するみたいだ。 もしかしたら、攻撃ごとに適切な対処方法やガンレベルの切り替えが必要かもしれない。 + 戦闘後 ジェイソン: イヴ…イヴ、聞こえてるか? イヴ: ……ジェイソン! うん、聞こえるよ! よかった、無事だったんだね… ジェイソン: なんとかな。通信が切れて心配だったけどイヴも無事みたいだな。 イヴ: うん、ソフィアが頑張ってくれたから。 それで、ミュータント・ロードは… ジェイソン: あぁ、なんとか倒せた…と思う。 俺の目の前で消滅するのも確認した。 念のため、そちらでも反応がないかのチェックをしてくれるか? イヴ: やっぱり…それじゃあ… ジェイソン: イヴ? どうかしたのか? イヴ: ……ううん、なんでもない。 こっちでもミュータント・ロードの反応が消えたのは確認できたよ。 ジェイソン: そうか… これで、ミュータントとの戦いは終わったんだな… イヴ: うん…終わったんだよ。 ジェイソンがこの星を救ったんだよ。 ジェイソン: いや、それは違うよ。フレッド、ソフィア…それに、イヴがいてくれたから地球を守れたんだ。 俺だけじゃなにもできなかった。 イヴ: ふふっ…そう言って貰えて嬉しいな。 でも、それが私たちの使命だから。 ジェイソン: イヴ… イヴ: ジェイソン、ソフィアが地上へのルートを割り出せたみたい。 すぐに出発できるから。待ってるね。 ジェイソン: …わかった、すぐに戻るよ。 デストロイヤーモード 全ての形態でブラスターとウェーブが効く。第1形態からノーダメージの必要があるが、ウェーブを維持できれば楽に戦える。 赤 弱点はディフュージョンとウェーブ。 青 弱点はリフレクトとウェーブ。リフレクトは当てられる機会がそうそう無い割りにダメージも少ない。ウェーブが無ければブラスターを使おう。 爆弾はストライカーなら一撃で破壊できる。爆弾を破壊するとアイテムが出ることがあり、サブウェポン回復がでたらリモートブラストをおみまいしてやろう。 黄 弱点はストライカーとウェーブ。 緑 弱点はオートとウェーブ。安地に入るのが確実だが、ノーマルと同じく一定ダメージでの攻撃キャンセルも可能で、オートかウェーブなら十分間に合う。ブラスターでもできない事はない。厳しそうな時はタレットを使って回避。 ガンヴォルト 緑に注意。使えるのなら、緑は迷わず惑星召喚と同時にVCを使ったほうが良い。 惑星を召喚する時に、一瞬動きが止まるので霆龍玉をぶち当てるのも有効。 惑星+ゴウズを3ロックで攻撃できれば問題ないので、EPの残量には気を配ること。 SPはロックオン雷撃をすることですぐに回復する。 えころ 緑が危険。惑星を破壊する有効な手立てがないため、右上・左上の安地に逃げ込むのが最も確実。安地に逃げ込んだらホーミングショット連射で大ダメージを与えられる。ゲージは攻撃していればすぐに回復する。 緊急回避にエンジェルグレネードやえころキックを使えるようにしておきたい。 シャンティ 相性の悪い相手。シャンティは飛び道具が使いづらい上に、敵は頻繁にワープする。 また、ゾウの突進で赤を攻撃すると突進後の隙に攻撃を喰らいやすい。 ゾウに変身したままだと移動速度が落ちるので、基本は変身を解除したまま戦い、攻撃チャンスのみゾウに変身すること。 赤:回避に専念したほうが無難。ゾウに変身したままだと敵の攻撃の餌食になる。 青:隙をみて攻撃。敵の弾を破壊するとアイテムが出ることも。 黄:攻撃チャンス。ゴウズの上の方には衝撃波が来ないので殴るなりゾウで左右往復なり。 緑:最大の攻撃チャンスゴウズが中央に出現した場合は、画面中央スペースでゴウズをゾウで左右に往復すれば一気にダメージを与えることが出る。 ゴウズの出現の位置が悪くて左上と右上の安地に逃げ込んだ場合は、ゴウズが近づいてきたら半月刀で攻撃する。 緑の惑星はゾウの突進2ヒットで破壊できる。 多少のダメージは覚悟でクラミートルの火力でゴリ押すのもあり。緑の時に安地で爆撃すれば大ダメージを与えられる ショベルナイト フェーズペンダントで無敵になって強引にショベルで殴る。 無敵の持続時間に注意。効果が切れた時にゴウズに接触は避けたい。 撃破後 条件を満たしていない場合は、偽エンドに到達。 + 偽エンド イヴ: キレイだね… ジェイソン: あぁ… 地上へと戻った頃には夜になっており 空には無数の星が光り輝いて、俺たちを照らしていた。 イヴ: ……… ジェイソン: ……… イヴ: さてと… 私、そろそろ行かなきゃ。 ジェイソン: ……もう、行くのか? もう少し休んでからでも… イヴ: ううん。もしかしたら、こうしている間にもミュータントが、どこかで… …だから、行かなくちゃ。 それが私の使命…作られた存在理由だから。 ジェイソン: ……… イヴ: あと…フレッドをジェイソンに渡しておくね。 本来は禁則事項に抵触するんだけど… 今までのお礼として受け取って欲しいの。 フレッド、ちゃんとジェイソンの言うことを聞くんだよ。 フレッド: ゲコゲコ。 ジェイソン: イヴ… イヴ: …ジェイソン。今まで本当にありがとう。 あの時、あなたが私を助けてくれたから、今こうしてここにいる… 今度は私があなたのように、他の誰かを助けてあげたい。 だから、私は行くね。 ジェイソン: イヴ、俺は…君と出会ったことを忘れない! きっと、また必ず会えるって信じてる… イヴ: ……… ジェイソン…うん、待ってる。 あなたなら、きっと… (ジェイソンとフレッド) (スタッフロール) …イヴ。 君は今、この広い宇宙のどこで、何を見てる…? もし、また会えるのなら、俺は、君に伝えたいことがあるんだ… (何かに浸食されたイヴ) ―――せめて、もっと装備やデータがそろっていれば、もしかしたら…別の結末があったのかな…? …ううん、きっと変わらない。 彼をこれ以上巻き込むことはできなかった。 ミュータント・コア… 情報もない、今まで見たこともない個体。 わかったのは、その力はミュータント・ロードをもしのぐ、圧倒的な強さを持っているということ。 コアを倒さない限り、地球は滅亡の危機から救われないということ。 そして、今のソフィアの力ではかなわないということ。 今、私たちにできるのは…もう、この方法しかない。 イヴ: ごめんね、ジェイソン… あなたが住むこの星は…あなたは…私が守るから… そして…私はソフィア-IIIの自爆スイッチを――― 再びデータを選択すると、ゴウズ撃破前に最後にセーブした地点に戻る。ゴウズは撃破されていないまま。 条件を満たしている場合は、ゴウズ撃破後にイヴのイベントが挿入され、ベズ・ゴウズ撃破後は偽エンドっぽい展開に。 + 偽エンド? イヴ: キレイだね… ジェイソン: あぁ… 地上に戻ると、夜空に輝く無数の星々が俺たちを出むかえてくれた。 イヴ: ……… ジェイソン: ……… イヴ: …ジェイソン、今まで本当にありがとう。 あなたが助けてくれたから、力を貸してくれたから 今こうして私はここにいることができたと思う。 ジェイソン: 俺は自分のやりたいようにやっただけさ。 でも…それがイヴの助けになったなら、良かった。 イヴ: うん…もう十分過ぎるほど助けてもらった… だから、これ以上は受け取れないよ。 ジェイソン: イヴ…? 急に柔らかくて、暖かな感触が伝わる。 それが、イヴに抱きしめられていると理解するのに少し時間がかかった。 イヴ: ジェイソン。 あなたの住むこの星を、あなたを守るために…私は行くね。 ジェイソン: イヴ…? 何を言って…あ、れ…? 突然身体に力が入らなくなり、目がかすんでいく。自分の身体を支えられない。 ジェイソン: いったい、なに…が… イヴ: 心配しないで。少しの間だけ、気を失うだけだから。 ジェイソン: どう、いうこと、だ…? なん、で… どんどん意識がかすんでいく。暖かいぬくもりに包まれて、意識が水底へ落ちていく。 イヴ: ―――――― そうして、俺が最後に見たのは。初めて、泣きそうな顔をしているイヴだった。 (暗転) イヴ: ごめんね… きっと話せば力を貸してくれる。それはわかってた。 けど、新しく見つけたミュータント・コアは 情報もない、今まで見たこともない個体。 反応の強さから、全ての装備が揃ったソフィアでも勝てるかどうかわからない。 そんな危険な相手にジェイソンを巻き込みたくなかった。 全部、自分勝手な考え方だってわかってる。でも、今度は私がやらなきゃダメだから。 イヴ: 行ってくるね、ジェイソン。 (ジェイソンが目覚める) ジェイソン: ……んん、ここは…俺は…なにを………そうだ、イヴ! さっきの出来事を思い出す。星を守るため、俺を守るために行くって… それに、最後のイヴの泣きそうな顔。思い出すだけで、何故か胸が苦しくなる。 見回すとイヴとともに、ソフィアがなくなっていた。 …通信もダメだ。つながらない。 あの時の、イヴの言葉… あの言い方は、まるでまだ地球に倒さなければいけない「何か」があるかのようだった。 フレッド: ゲコゲコ。 ジェイソン: フレッド? お前も…イヴにおいて行かれたのか。 フレッド: ゲコ。 ジェイソン: ……どうすればいい? 俺にはもう、何もできないのか…? フレッド: ゲコッ。 フレッドが、まるでついて来いと言っているかのようにこちらを振り返りながら先へと進んでいく。 ジェイソン: どこに行くんだ…? フレッドを追ってたどりついたのは、フレッドと俺が最初にワームホールに飛び込んだ場所だった。 ジェイソン: フレッド…いったい何を… フレッド: ――――――――!! フレッドが口を開けると、周りの大気がふるえ始める。 ジェイソン: !? な、なんだ…? 更に大気が大きくふるえ始める。 すると、目の前に謎の穴が出現する。 ジェイソン: この穴は…ワームホール!? フレッドが持つ機能の1つ、ソフィアの元へ帰還するために使われるはずのものがなんで… ワームホールはどんどん拡大していく。 最大まで広がった瞬間、「それ」は姿を現した。 ジェイソン: これは……! (ソフィア-Zero) ジェイソン: ……ソフィアと似てるけど、違う。 近づくと、コックピットが開く。 フレッドと共にコックピットへ乗り込む。 ジェイソン: 機体名は「ソフィアゼロ」…ソフィアの後継機か? 各機能や装備が大幅に強化されてる… けど、基礎部分はソフィアと一緒みたいだな。それなら、キーライフルがあれば… ソフィア: 「キーライフルの認証を確認」 「自動操縦から手動操縦へ切り替えます」 ジェイソン: よし、これで…ん…? これはメッセージ…? ……………… ……そうか、そういうことなのか。 わかりました。必ず、果たしてみせます。 フレッド、もう一度ワームホールを開いて 俺をソフィアの…イヴの所まで連れて行ってくれ! フレッド: ゲコ! ジェイソン: 頼んだぞ。 イヴ…無事でいてくれ…! →エリア9 繰り返しになるが、真エンド到達条件を満たしている状態でゴウズを撃破すると、そのデータでは二度とエリア1~8へは戻ってこられなくなる。 自由に探索したいという人は、事前にデータのコピーを忘れずに。
https://w.atwiki.jp/ymeconomy/pages/865.html
QMA7 理系学問 生物 ページ1 / 2 / 画像問題 / ニュースクイズ 問題文 答え 次の昆虫を大きい順に選びなさい カブトムシ→クルマバッタ→アシナガアリ 次の人間の体の部分を五十音順に選びなさい 咽頭→食道→肺臓 次の文字列を順に選んで脚を広げると約20cmほどになる世界最大のクモの名前にしなさい ゴライアス→バード→イーター 次の文字列を順に選んで英語で「エンペラー・エンジェルフィッシュ」という、色彩が鮮やかな海水魚の名前にしなさい タテジマ→キン→チャク→ダイ 次の文字列を順に選んで体長約1cmと、世界で最も小さいチョウの名前にしなさい エキ→リス→チビ→シジミ 次の文字列を順に選んで北京原人の学名にしなさい ホモ→エレクトス→ペキネンシス 環境省が公表する『鳥類レッドリスト』に登録されている次の生物を、絶滅の危機の度合いが大きいものから順に選びなさい ヤンバルクイナ→マナヅル→ウズラ 環境省が公表する『哺乳類レッドリスト』に登録されている次の生物を、絶滅の危機の度合いが大きいものから順に選びなさい イリオモテヤマネコ→アマミノクロウサギ→シナノホオヒゲコウモリ→エゾオコジョ 次のアルファベットを順に選んで「心的外傷後ストレス障害」の略称にしなさい P→T→S→D 次の生き物を脚の本数が多い順に選びなさい 百足→烏賊→蜘蛛→山羊 次の海の生物を一般名の五十音順に選びなさい 海驢→海月→海鼠 次のオーストラリアに棲む鳥を、体の大きい順に選びなさい ダチョウ→エミュー→ヒクイドリ 次のオーストラリアの動物を体の大きい順に選びなさい カンガルー→ワラルー→ワラビー 次の化石人類を平均的な脳の容積が大きいものから順に選びなさい 新人→旧人→原人→猿人 次のカニの成長過程を生まれてからの順に選びなさい プレゾエア→ゾエア→メガロパ→稚ガニ 次の体の一部分を表す言葉を頭に近い順に選びなさい 項→頤→鳩尾→膕 次の体の一部を表す言葉を頭に近い順に選びなさい おとがい→ぼんのくぼ→きびす 次のカンガルーを体長の大きい順に選びなさい アカカンガルー→クロカンガルー→ネズミカンガルー 次の環境省が用いている動植物に関する用語を絶滅のおそれが大きい順に選びなさい 絶滅危惧種→危急種→希少種 次のクジラを体長が長い順に選びなさい シロナガスクジラ→マッコウクジラ→セミクジラ→ミンククジラ→ゴンドウクジラ 次のクラゲの幼生を成長する順に選びなさい プラヌラ→ポリプ→エフィラ→メテフィラ 次の血液型の種類をはやく発見された順に選びなさい ABO式→Rh式→HPA 次の植物に関するものを大きい順に選びなさい ココヤシの実→松ぼっくり→ヒマワリの種 次の植物の部分を通常、気孔の数が多い順に選びなさい 葉の裏側→葉の表側→茎 次の植物を五十音順に選びなさい 公孫樹→万年青→仙人掌→百日紅→蒲公英 次の精神分析学者を早く生まれた順に選びなさい ジグムント・フロイト→カール・グスタフ・ユング→ヘルマン・ロールシャッハ→エリック・エリクソン 次の生物地理区を範囲の面積が大きい順に選びなさい 旧北区→新北区→新熱帯区→東洋区→南極区 次の生物地理区を範囲の面積が大きい順に選びなさい エチオピア区→オーストラリア区→オセアニア区 次の生物の分類単位をくくりの大きいほうから順に選びなさい 界→門→目→科→属 次の生物の分類単位をくくりの大きいほうから順に選びなさい 網→目→属→種 次の生物を1分間の脈拍数が多い順に選びなさい カナリア→ヒト→フナ→カメ 次の生物を脚の数が多い順に選びなさい ゲジ→ダンゴムシ→フジツボ→クモ 次の生物を一般に産卵数の多い順に選びなさい イセエビ→ザリガニ→ペンギン 次の生物を染色体の数が多い順に選びなさい アメリカザリガニ→ニワトリ→ウマ→ハツカネズミ→ヒキガエル→ミツバチ 次の生物をより低い周波数の音が聞こえる順に選びなさい ヒト→ネコ→イルカ→コウモリ 次の絶滅した動物を最後に確認された年代が早い順に選びなさい ドードー→ブルーバック→オオウミガラス→クアッガ→ハワイクイナ→エゾオオカミ→リョコウバト 次の絶滅した鳥を最後に確認された年代が古い順に選びなさい ドードー→ジャイアントモア→エピオルニス→ワライフクロウ 次の手の甲にある感覚点を数が多いものから順に選びなさい 痛点→圧点→冷点→温点 次の動物を体の大きい順に選びなさい ヒグマ→カピバラ→コアラ 次の動物を体の大きい順に選びなさい マッコウクジラ→コビトカバ→アライグマ 次の動物をより高い音が聞こえるものから順に選びなさい イルカ→イヌ→ヒト 次の動物をより高い周波数の音が聞こえる順に選びなさい イルカ→ネコ→イヌ→ヒト 次の名前を魚のコノシロの呼び名の変化の順に選びなさい シンコ→ナカズミ→コノシロ 次の名前を魚のスズキの呼び名の変化の順に選びなさい コッパ→セイゴ→フッコ→スズキ 次の人間の体内の組織を小腸で吸収されたブドウ糖が肝臓に送られるまでに通過する順に選びなさい 柔毛→毛細血管→門脈 次の人間の体内の部分を口や鼻から入った空気が通過する順に選びなさい 気管→気管支→肺胞 次の人間の体毛を表す言葉を頭に近い場所に生えている順に選びなさい 眉毛→胸毛→脛毛 次の人間の骨を頭の方から順に選びなさい 肋骨→寛骨→足根骨 次の人間の耳の中の部分を音の刺激が伝わる順に選びなさい 外耳道→鼓膜→耳小骨→うずまき管→聴神経 次の発光する生物を大きい順に選びなさい ホタルイカ→ゲンジボタル→ウミホタル 次の花を日本で主に咲く季節が春、夏、秋、冬の順になるように選びなさい サクラ→ヒマワリ→キク→ヤツデ 次の花を日本で主に咲く季節が春、夏、秋、冬の順になるように選びなさい チューリップ→アジサイ→コスモス→サザンカ 次の花を日本で主に咲く季節が春、夏、秋、冬の順になるように選びなさい アブラナ→アサガオ→ヒガンバナ→ヤツデ 次のハムスターを体の大きい順に選びなさい ゴールデンハムスター→ジャンガリアンハムスター→ロボロフスキーハムスター 次のビタミンの別名をA、B、C、Dの順になるように選びなさい レチノール→チアミン→アスコルビン酸→カルシフェロール 次のヒトの小腸の部分を消化した食物が通過する順に選びなさい 十二指腸→空腸→回腸 次のヒトの耳の中にある骨を音の震動を伝える順に選びなさい つち骨→きぬた骨→あぶみ骨 次のヒトの目の部分を外部から光が入って視神経に至るまでに通過する順に選びなさい 角膜→水晶体→ガラス体→網膜 次の病気を日本人の死亡原因に占める割合が上位のものから順に選びなさい ガン→心臓病→脳卒中 次の物質をpH(ペーハー)の値が小さい順に選びなさい 胃液→尿→血液→涙 次のヘビを体長が長い順に選びなさい アミメニシキヘビ→アナコンダ→ボア→アオダイショウ
https://w.atwiki.jp/magi-motoneta/pages/47.html
『ジャミル・ビン・マアマル・アル・ウズリ』 アラビアの詩人。 ①ジャミールが悲恋の恋を歌った詩をシャルルカンがアブリーザ姫に歌っている。 ②『ウズラー族の恋人たち』の語り手。 出典表記:ジャミール、Jamìl b. ‘Abd Al-läh b. Ma‘mar al-‘Uddhrì. ジャミル・ビンマアマル・アル・ウズリ 名前由来:「美しい」という意。 【出典】 『千夜一夜物語』 ・バートン版『シャルカーンとハルドゥーブ王の娘アブリーザ姫との話(第48夜 - 第51夜)』 『アラビアンナイトストーリー』 『146 ウズラー族の恋人たち(第688夜 - 第691夜)』 ■『ウズラー族の恋人たち』 ジャミルには思い焦がれている人がいて、その女性に逢うために旅をしていた。 その旅の途中に従弟に出会った。聞いてみると従弟にも思いつめている恋人がいるが、その恋人の父は従弟の結婚の申し込みをはねのけ、恋人を他の男に嫁がせてしまったという。それ以来二人は不倫の仲で密会しているという。 ジャミルは二人に、駆け落ちするようにけしかけ、恋人も今夜、恋人が来たら-と計画を立てた。 しかし、恋人はその夜、テントに来る途中、ライオンに食い殺されてしまった。 従弟はライオンに立ち向かい恋人の敵を討つが、自分も恋人の後を追って死んでしまう。 ジャミルは従弟と、ライオンが食い残したその恋人の骨と布を一緒に葬った。 ジャミル、従弟、恋人がみなアラブ人のうずらー族であったので、この物語は『ウズラー族の恋人たち』と呼ばれる。 (参照:『アラビアンナイトストーリー』他) 『アラビアン・ナイト3』前嶋信次/訳〈東洋文庫85〉 平凡社〈平凡社東洋文庫 『アラビアンナイトストーリー』實吉 達郎/著 新紀元社
https://w.atwiki.jp/genesis-ticket/pages/179.html
【個体名】 ウズィ 【契約者】 葵・喜美 【系列】 ウズメ 【登場巻】 第1巻上 【人物】 芸能系の主神であるウズメの走狗。 お面を阿弥陀被りした3頭身の少女型走狗。 アニメ放送に伴い、その姿が明かされたが、どことなく契約者である喜美に似たデザインとなっている。