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Last up date 2010-12-27 15 25 10 (Mon) ウェポン ウェポン 編集 クラス 共通 / ウォーリア / ウィザード / テイマー / バード 編集 パッシブ 共通 / ウォーリア / ウィザード / テイマー / バード 編集 クラフト クラフト 編集 目次 スキルツリー スキル一覧無 火 水 風 土 その他 スキル短評無属性攻撃系(単体)-無 火属性攻撃系(単体)-火 攻撃系(範囲)-火 水属性攻撃系(単体)-水 攻撃系(範囲)-水 防御系-水 補助系-水 風属性攻撃系(単体)-風 攻撃系(範囲)-風 防御系-風 補助系-風 土属性攻撃系(単体)-土 攻撃系(範囲)-土 防御系-土 盾スキル コメント スキルツリー 火系 水系 風系 土系 スキル一覧 +データの編集について @wikiのプラグインはソート対応ではないためデータとデータの間に新規のデータを入れる場合、現状では直接編集しか出来ません。 お手数ですがデータの直接編集をされる方はコチラより編集してください。 直接編集の方法がわかりにくい方はそのままデータを追加していくかコメントにデータを残してくださると助かります。 無 画像 スキル名 必要Lv 消費BSP 消費AP 属性 取得条件 効果内容 ルナティックショット 1 1 20 無 なし 魔力の弾を放って攻撃する魔法 ルナティックアロー 15 2 30 無 ルナティックショット(10%) 魔力の矢を放って攻撃する魔法 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (リムーブショット.png) リムーブショット 25 3 45 無 なし 特殊な弾を放って攻撃し、対象の装備を外す魔法追加効果:装備変更不可 火 画像 スキル名 必要Lv 消費BSP 消費AP 属性 取得条件 効果内容 ファイアアロー 5 1 25 火 ルナティックショット(3%) 火の矢で攻撃する魔法 ダストフレイム 10 1 40 火 ルナティックショット(5%) 高熱の粉塵を巻き上げて周囲を攻撃する範囲魔法追加効果:沈黙 ファイアボール 13 2 30 火 ファイアアロー(5%) 火の玉で攻撃する魔法 スプレッドフレイム 18 2 45 火 ファイアアロー(10%) 炎を広範囲に放つ範囲魔法追加効果:燃焼 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ファイヤーフィールド.png) ファイアフィールド 23 3 40 火 スプレッドフレイム(10%) 一定時間、ダメージを与え続ける炎陣を作り出す範囲魔法追加効果:燃焼 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (テラーフレイム.png) テラーフレイム 25 3 50 火 ダストフレイム(10%) 漆黒の炎で周囲を焼き尽くす範囲魔法追加効果:恐怖 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ラジアンヒート.png) ラジアンヒート 26 3 50 火 スプレッドフレイム(15%) 熱風を吹き上がらせる範囲魔法 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (フレイムバースト.png) フレイムバースト 38 4 55 火 ラジアンヒート(20%) 爆発を起こして、周囲にいる対象を攻撃する範囲魔法追加効果:燃焼 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (エクスプロージョン.png) エクスプロージョン 40 4 80 火 ファイアボール(20%) 爆発を起こして攻撃する魔法 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ラヴァフィールド.png) ラヴァフィールド 40 4 45 火 ファイアフィールド(20%) 一定時間、ダメージを与え続ける溶岩の地面を作り出す範囲魔法 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (イラプションalt=イラプション) イラプション 48 5 70 火 フレイムバースト(25%) 噴火を起こして範囲内の対象を攻撃する範囲魔法追加効果:燃焼 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (プロミネンス.png) プロミネンス 50 5 90 火 エクスプロージョン(25%)イラプション(25%)ラヴァフィールド(25%) 大爆発を起こして、周囲にいる対象を攻撃する範囲魔法追加効果:燃焼 水 画像 スキル名 必要Lv 消費BSP 消費AP 属性 取得条件 効果内容 スプラッシュショット 5 1 25 水 ルナティックショット(3%) 水しぶきを飛ばして攻撃する魔法 ボディキュア 5 1 25 水 ルナティックショット(3%) 対象の状態異常を回復する魔法 アイスランス 13 2 30 水 スプラッシュショット(5%) 氷の槍で攻撃する魔法。 マインドリカバリー 18 2 25 水 ボディキュア(5%) 対象のデバフ効果を打ち消す魔法 アシッドミスト 15 2 30 水 スプラッシュショット(10%) 一定時間、ダメージを与え続ける酸性の霧を発生させる範囲魔法追加効果:盲目 ウォーターシールド 18 2 35 水 ボディキュア(10%) 物理ダメージを軽減する障壁を展開する魔法 ウィッシュブレイン 20 2 15 水 マインドリカバリー(10%) 対象の敵対心を減少させる魔法 アイストルネード 25 3 50 水 アイスランス(15%) 氷の竜巻を起こして攻撃する範囲魔法 ポイズンミスト 26 3 35 水 アシッドミスト(15%) 一定時間、ダメージを与え続ける毒性の高い霧を発生させる範囲魔法追加効果:毒 アイスシールド 36 4 40 水 ウォーターシールド(20%) 物理ダメージを軽減する障壁を展開する魔法 ブリザード 38 4 60 水 アイストルネード(20%) 氷の嵐を起こして攻撃する範囲魔法 ハイブリッドリカバリー 40 4 35 水 ウィッシュブレイン(20%) 対象の状態異常、デバフ効果を打ち消す魔法 アブソリュートゼロ 5 65 水 強烈な冷気で周囲を攻撃する範囲魔法;追加効果:凍結 ヘヴンリーフローズン 50 5 70 水 驚異的な冷気で周囲を攻撃する範囲魔法;追加効果:凍結 風 画像 スキル名 必要Lv 消費BSP 消費AP 属性 取得条件 効果内容 ウィンドカッター 5 1 25 風 ルナティックショット(3%) 風の刃を飛ばして攻撃する魔法 ドッジウィンド 5 1 40 風 ルナティックショット(3%) 範囲内にいる味方の回避力が上昇する風を発生させる範囲魔法 パラライズウェブ 10 1 30 風 ウィンドカッター(5%) 一定時間、ダメージを与え続ける雷の網を発生させる範囲魔法追加効果:麻痺 ゲイル 13 2 風 ウィンドカッター(5%) 非常に強烈な風で対象を後退させる範囲魔法追加効果:転倒 ライトウィンド 18 2 35 風 ドッジウィンド(10%) 範囲内にいる味方の移動速度が85上昇する風を発生させる範囲魔法 ウィンドスライサー 20 2 30 風 ウィンドカッター(10%) 風の刃で切り刻み攻撃する魔法 ショックウェーブ 23 3 40 風 ウィンドカッター(10%) 周囲に電撃の波を発生させて攻撃する範囲魔法 ノイズウィンド 25 3 45 風 ゲイル(15%) 超音波を発生させて攻撃する範囲魔法追加効果:混乱 ダウンバースト 36 4 55 風 ウィンドスライサー(20%)ゲイル(20%) 強力な風圧で叩きつけて攻撃する範囲魔法 ヴィジョン 36 4 45 風 ライトウィンド(20%) 範囲内にいる味方に幻影を作り出し、単体攻撃を無効化する範囲魔法 ライトニング 43 5 65 風 ショックウェーブ(20%) 稲妻を発生させて攻撃する範囲魔法追加効果:気絶 テンペスト 50 5 70 風 ダウンバースト(25%)ライトニング(25%) 暴風雨を発生させ範囲内に攻撃する範囲魔法 土 画像 スキル名 必要Lv 消費BSP 消費AP 属性 取得条件 効果内容 ストーンニードル 5 1 25 土 ルナティックショット(3%) 石の針を飛ばして攻撃する魔法 ストーンアーマー 5 1 30 土 ルナティックショット(3%) 範囲内にいる味方の物理防御力が上昇する石の鎧を作り出す範囲魔法 グラウンドディソルブ 15 2 40 土 ストーンニードル(5%) 泥沼への侵入者を徐々に石化し攻撃する範囲魔法追加効果:鈍足 ディナイフィジカル 18 2 35 土 ストーンアーマー(10%) 物理攻撃を1回だけ完全に無効化する魔法 ロックアーマー 23 3 40 土 ストーンアーマー(10%) 範囲内にいる味方の物理防御力が上昇する岩の鎧を作り出す範囲魔法 ロックブロウ 25 3 45 土 ストーンニードル(15%) 岩塊を飛ばし攻撃する魔法 アースシャックル 28 3 35 土 グラウンドディソルブ(10%) 岩を纏わりつかせ行動を遅くする範囲魔法 ディナイマジカル 28 3 35 土 ディナイフィジカル(15%) 特殊攻撃を1回だけ完全に無効化する魔法 グラビティゾーン 36 4 70 土 グラウンドディソルブ(20%) 超重力を発生させ攻撃する範囲魔法追加効果:最大HP減少・最大AP減少 スリーピングガス 36 4 40 土 アースシャックル(20%) 大地から睡眠性の霧を発生させる範囲魔法 メテオストライク 43 5 65 土 ロックブロウ(20%) 上空に岩塊を作り、飛来させて攻撃する範囲魔法追加効果:スタン アースフューリー 50 5 土 70 全身を石化させて攻撃する範囲魔法;追加効果:石化 アースシールド 50 5 土 55 その他 画像 スキル名 必要Lv 消費BSP 消費AP 条件 属性 取得条件 効果内容 シールドパリィ 10 1 10 盾 ガード(5%) 物理ダメージを受け流して軽減する防御成功時、一定確率で対象に虚弱と最大AP減少効果を与える シールディングオーラ 40 3 30 盾 ガード(60%) 魔力の膜を張り、ダメージを軽減する防御成功時、対象に一定確率で沈黙とダメージを返す スキル短評 ※内部HIT回数についてダメージ表示は1回でも、実際には内部的に複数回の命中判定を行っている魔法がある。(採取物に魔法を撃てば判る) 内部HIT回数が複数ある魔法は、miss が発生した場合にはダメージが低下する。内部HIT回数が3のルナティックショットの場合、×0(全段 miss)~×3(全段HIT)までダメージがばらつく計算。 HIT数だけ対象のAPが上昇してスキル攻撃を誘発するため、ダメージが同等ならHIT数が少ない方が安全。 HIT数が複数のスキルは魔法に限らず、状態異常が付かない。ただし、アースフューリーだけがなぜか例外となっている。 ※設置型の魔法について1回あたりのダメージは低いが、一定時間をかけて複数回の命中判定が発生する範囲を設置する魔法。 もし全回数HITさせたいなら、対象を範囲内にとどめ続ける工夫をしなければならない。 その上、HIT数だけ対象のAPが上昇してスキル攻撃を誘発するため、同等のダメージを与えたいなら他の魔法の方が安全。 無属性 攻撃系(単体)-無 ルナティックショット範囲は前方縦長扇形。内部HIT回数は3。 全魔法スキルの習得条件になっているため、これを習得しないと始まらない。 再使用時間が短いため、レベルが上がってもお世話になる。 無属性のため、属性耐性によるダメージ減少が行われないのが長所。代わりに、弱点属性を突くこともできないけれど。 ルナティックアロー範囲は前方縦長扇形。内部HIT回数は5。 ルナティックショットの高威力版。 リムーブショット範囲は前方縦長扇形。内部HIT回数は1。 対象の装備品をひとつ装備解除し、「装備変更不可」の状態異常を付与する。 威力は大きいが、DTも90秒とかなり長い。装備変更不可状態の時はすべてのアイテムの装備・装備解除ができなくなる(ペットも含む)。 指・腰・首・耳およびペットは装備解除されない。 抵抗が難しく、B.AVOIDがよほど高くない限り装備変更不可状態に陥る。 火属性 攻撃系(単体)-火 ファイアアロー範囲は前方縦長扇形。内部HIT回数は3。 ファイアボール範囲は前方縦長扇形。内部HIT回数は3。 エクスプロージョン範囲は前方円形。内部HIT回数は5。 攻撃系(範囲)-火 ダストフレイム範囲は自分中心ドーナツ形。内部HIT回数は1。 追加効果は沈黙。スキルの使用禁止する。 最も低レベルで習得可能な範囲攻撃魔法で、再使用時間も短いので使い勝手が良い。 ドーナツ形のため、自分に近すぎる対象には命中しないのが唯一の欠点。 スプレッドフレイム範囲は前方円形(小)。内部HIT回数は1。 追加効果は燃焼。 ファイアフィールド範囲は前方円形の設置型スキル。 状態異常はないが、設置型スキルにしては高威力。 テラーフレイム範囲は自分中心ドーナツ形。内部HIT回数は1。 追加効果は恐怖。逃げ出すため、仕留められなかった時にやや難か。 トライアルミッションでは恐怖が掛かるとその場で立ち止まるため、非常に頼もしいスキルとなる。 ラジアントヒート範囲は前方円形(小)。内部HIT回数は1。 追加効果は燃焼。 フレイムバースト範囲は前方円形(小)。内部HIT回数は1。 追加効果は燃焼。 ラジアントヒートの上位スキル。 ラヴァフィールド範囲は前方円形の設置型スキル。 ファイアフィールドの上位スキル。 イラプション範囲は自分中心ドーナツ型。内部HIT回数は1。 追加効果は燃焼。 自分中心円形の魔法の中で最も高威力。 プロミネンス範囲は前方円形。内部HIT回数は1。 追加効果は燃焼。 火属性スキルの中で最も高威力。 水属性 攻撃系(単体)-水 スプラッシュショット範囲は前方縦長扇形。内部HIT回数は2。 HIT回数が少ないため、同種スキルに比べて敵のAPを溜めにくいのが長所。 アイスランス範囲は前方円形(小)。内部HIT回数は不明。 攻撃系(範囲)-水 アシッドミスト範囲は前方円形(中)の設置型スキル。HIT判定の発生回数は12回。 追加効果の盲目は命中率の低下。 パラライズウェブより再使用時間は短い。 アイストルネード範囲は自分中心ドーナツ型(大)。内部HIT回数は3。他の範囲魔法より範囲が広い。 その分、ドーナツ形の術者の周囲の空白の範囲も広い。 ポイズンミスト範囲は前方円形の設置型スキル。 状態異常は毒。 ブリザード範囲はアイストルネードと同じ。内部HIT回数も同じく3。 アイストルネードの上位スキル。 アブソリュートゼロ範囲は前方円形。内部HIT回数は1。 AT7.5秒、DT23.0秒。 状態異常は凍結。 凍結は7秒間。石化同様、攻撃を加えても解除されない。ただし火属性攻撃を加えると解除される ヘヴンリーフローズン範囲は前方円形(中)。内部HIT数は1。 AT8.5秒、DT25.0秒。 状態異常は凍結。 アブソリュートゼロの上位互換。 水スキルの中で最も高威力。 防御系-水 ウォーターシールド効果は自分のみ。効果時間は60~180秒。 物理ダメージを10%カットする。 ATが溜まると自動で使用。 アイスシールド効果は自分のみ。効果時間は60~180秒。 物理ダメージを20%カットする。 ATが溜まると自動で使用。 ウォーターシールドの上位スキル。 補助系-水 ボディキュア範囲は自分中心円形。効果は単体。自分にかけたい場合は未ターゲット状態で使用する。 回復可:衰弱・毒・束縛・鈍足・虚弱・燃焼・気絶・石化・凍結・行動不能・麻痺・装備変更不可等 回復不可:物理攻撃力低下・移動速度低下等 衰弱の解除が主な用法。 赤ネームにかけたい場合はPTを組む必要がある。 ペットの状態異常は回復できない。 マインドリカバリー範囲は自分中心円形。効果は単体。自分にかけたい場合は未ターゲット状態で使用する。 回復可:バードデバフ ウィッシュブレイン範囲は自分中心円形。効果は単体。自分にかけたい場合は未ターゲット状態で使用する。 ヘイト値を下げる。 ハイブリッドリカバリー範囲は自分中心円形。効果は単体。 ボディキュア+マインドリカバリー。 風属性 攻撃系(単体)-風 ウィンドカッター範囲は前方縦長扇形。内部HIT回数は5。 HIT回数が多いため、同種スキルに比べて敵のAPを溜めやすいのが欠点。 採取には非常に便利。 ウィンドスライサー範囲は前方円形(小)。内部HIT回数は5。 攻撃系(範囲)-風 パラライズウェブ範囲は前方円形(中)の設置型スキル。HIT判定の発生回数は12回。 追加効果は麻痺。モンスターを一定時間行動不能にする強力な効果。 麻痺は対モンスターと対人で効果が異なり、対人では攻撃・スキル使用不能効果のみ。 通常の攻撃魔法とは異なり、自分のレベル+11が熟練度の上限値 もう一点、通常の攻撃魔法とは異なり武器をしまった状態でも使用することができるただし、武器をしまった状態でも耐久度は減るので特に利点はない ゲイル範囲は自分中心円形(中)。 自分を中心にした放射線状に対象を吹き飛ばす。命中してもダメージが発生しない。 吹き飛ばし効果自体、AVOIDが高ければ回避することができる。 採取物に使用しても熟練度を上げることができる。 ショックウェーブ範囲は自分中心円形(中)。内部HIT回数は1。 追加効果の気絶は短時間の行動不能。 範囲に穴が無く、状態異常も強いため、対人では非常に強いスキル。 ノイズウィンド範囲は自分中心円形(小)。内部HIT回数は1。 追加効果の混乱。 ダウンバースト範囲は前方円形。内部HIT回数は1。 追加効果は無いが、命中した相手を吹き飛ばす。 ライトニング範囲は前方円形(小)。内部HIT数は1。 AT8.0秒、DT23.0秒。 追加効果は気絶。 テンペスト範囲は前方円形。内部HIT数は1。 AT8.5秒、DT25.0秒。 命中した相手を吹き飛ばす。追加効果は麻痺。 風スキルで最も高威力。 防御系-風 ドッジウィンド範囲は自分中心円形(中)。効果は8キャラクターまで。 AVOIDを固定値で20アップ。効果時間は60~180秒。 回避型には嬉しいスキル。 ヴィジョン範囲は自分中心円形。効果は8キャラクターまで。 AT5.0秒、DT180秒。 単体攻撃を1~5回無効化。(初期熟練度で1回、熟練度25%ごとに無効回数が1回増える) ディナイフィジカルやディナイマジカルと重複してかけることが可能だが、攻撃を受けると両方とも消滅する。 無効化するのはダメージのみで、状態異常には普通にかかる 多段HIT攻撃は1HITごとに無効回数が1回減少する。(ウィンドカッターが全段命中した場合、5回分減少する)残りの無効回数を上回る分の多段HITスキルが命中してもダメージは全て無効化してくれる。 補助系-風 ライトウィンド範囲は自分中心円形(中)。効果は8キャラクター(ペット含)まで。 移動速度を85アップ。効果時間は60~180秒。 数少ないペットの移動速度を上げる方法でもある。 土属性 攻撃系(単体)-土 ストーンニードル範囲は前方円形(小)。内部HIT回数は3。 ロックブロウ範囲は前方縦長扇形。内部HIT回数は3。 攻撃系(範囲)-土 グラウンドディソルブ範囲は前方円形(中)。内部HIT回数は1。 追加効果は鈍足。鈍足効果は命中が低くてもかかりやすい。 アースシャックル範囲は自分中心円形(中)。ダメージは無し。 鈍足と虚弱(行動速度減少)と二種類の状態異常を及ぼす。 鈍足と虚弱は別々に判定されどちらか一方しかかからない場合もある。 B.AVOIDは回避できるが、AVOIDでは回避できない。鈍足はAVIODを下げる効果を持つ。魔法が当たらない回避型を相手には、まずこれでAVOIDを下げるといった用法がある。 グラビティゾーン範囲は前方円形。内部HIT回数は1。 追加効果は最大HPとAP25%減少。 スリーピングガス範囲は自分中心円形(中)。ダメージは無し。 AT4.0秒、DT60秒。ディレイタイムが非常に長い。 睡眠の状態異常を及ぼす。睡眠状態は気絶と同じくダメージを受けるか効果時間が終了するまで行動不能状態が続く。 睡眠状態はダメージを受けることで解除されるため、アースシャックルやバードのデバフスキルなどを受けても解除されない。 B.AVOIDは回避できるが、AVOIDでは回避できない。睡眠中はAVIODが下がる。魔法が当たらない回避型を相手には、まずこれでAVOIDを下げるといった用法がある。 メテオストライク範囲は前方円形。内部HIT回数は1。 追加効果は気絶。 アースフューリー。範囲は前方円形。内部HIT回数は5。 追加効果は石化。 多段HITでありながら状態異常を持つ唯一のスキル。(バグの可能性あり)5HITすべてに石化判定があるため石化にかかりやすい。 石化は7秒間。攻撃を受けても解除されない。 防御系-土 ストーンアーマー範囲は自分中心円形(大)。効果は8キャラクターまで。 防御力が10%アップ。効果時間は60~180秒。 ディナイフィジカル範囲は自分中心円形。効果は単体。 DT60秒。 物理攻撃一回無効化。効果時間は60~180秒。 状態異常は無効化できない。 多段HITスキルのダメージも無効化する。 ロックアーマー範囲は自分中心円形(大)。効果は8キャラクターまで。 防御力が30%アップ。効果時間は60~180秒。 ストーンアーマーの上位スキル。 ディナイマジカル範囲は自分中心円形。効果は単体。 DT60秒。 魔法攻撃一回無効化。効果時間は60~180秒。 状態異常は無効化できない。 多段HITスキルのダメージも無効化する。 アースシールド範囲は自分中心円形。効果は8キャラクターまで。 物理防御が30%アップ。物理攻撃一回無効化。魔法攻撃一回無効化。効果時間は60~180秒。 ロックアーマー、ディナイフィジカル、ディナイマジカルの上位スキル。非常に強力。 盾スキル シールドパリィガード成功時、被ダメージを50%減少させ、最大AP減少と虚弱を返す。 熟練0%では状態異常は約5秒。 ガードと違い、成功しても相手は硬直しない。 DTは25秒と長く、一方でガード効果発生時間は約2秒と非常に短い。 シールディングオーラガード成功時、被ダメージを50%減少させ、一定のダメージと沈黙を返す。 熟練0%では状態異常は約5秒。 ガードと違い、成功しても相手は硬直しない。 DTは35秒と長い。 コメント 過去のコメントはコチラ ライトウィンド、ヴィジョン、ボディキュア、マインドリカバリー、ドッジウィンド、ストーンアーマーはすべて自分中心円形で範囲も同じ - 名無しさん 2010-04-20 21 10 49 ダストフレイムとショックウェーブの外円は同じでドーナツ型か自分中心円形の違い - 名無しさん 2010-04-20 21 14 44 ダウンバースト:範囲は自分前方円形(小)。 威力は高い - 名無しさん 2010-05-01 17 59 29 スリーピングガス 自分中心中円 ゲイルと同じ範囲 - 名無しさん 2010-05-03 18 10 23 リムーブショット:威力はロックブロウと同等。CT90秒。前方縦長扇形。BSP3。消費AP45 - 名無しさん 2010-05-26 19 56 24 リムーブショット:無属性 HIT1 - 名無しさん 2010-05-26 19 57 08 リムーブショット:武器を含め、各所装備がランダムで外れる。装備が変更されることになるため行動キャンセルが入る。 - 名無しさん 2010-05-27 07 43 30 ポイズンミストとってるひといますか - 名無しさん 2010-09-30 10 56 23 9/29のパッチでアイスシールドは30%カットだったのが20%に orz - 名無しさん 2010-10-03 00 29 34 大幅に更新しました。 - 名無しさん 2010-11-17 13 25 46 名前
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学園都市、第10学区通称ストレンジ… 「なら俺を倒してみろ!」 「では私が。」 狐月は双真に向かって、地面に落ちていたコンクリートの塊を飛ばした。 「な!?」 しかし、その塊は不自然な軌道を描き何もない場所で止められ地面に落ちると、さっきまで何もなかった場所に廃材の山が出現したのだった。 「残念だったな…」 「正解はこっちなんだろ?」 「なに!?」 稜は知っているかのように閃光真剣を構えて障害物がある方に向って走り込むと、その障害物の幻影が消え、ただの道になった。稜はそのまま双真との間合いを一気に詰め、勢いそのままに、閃光真剣で水平斬撃の軌道を描いて双真に斬りかかった。 双真はそれをたやすく躱し、後ろに跳び退った。しかし、稜はそれに驚くことなく冷静に言う。 「《偏光塗装(トリックコーティング)》ってさぁ…《偏光能力(トリックアート)》と同じで、《見えている対象物の反対方向に実像がある》んだよな?だから狐月の飛ばした物が不自然な軌道を描いて止まった」 双真は稜に虚を突かれ、目を丸くしていた。 たった一回の攻撃で、そこまで見抜かれたのは初めてのことなのだろう。 「フッ…なら一つだけ告白して、大人しく逃げさせてもらおう」 「あ?」 「俺の以外にも、他支部にスパイがいると思え」 双真はそう言うと鏡子を連れて一目散に逃げていった。 「あ!待て!!チッ、逃げやがった」 「でも、この先にあいつらの本拠地が…」 「先に進むしかないな…行こうか二人とも。」 狐月の意見に、二人は無言で肯いた。 時は少し遡り、三人がストレンジに乗り込んだ頃。176支部では… 「大変です!スキルアウトがこの近辺で暴力沙汰を…」 「あたしが行くわ!たまには先輩らしいとこも見せないと!ほら!麗も行くわよ!!」 「了解!!」 三人の留守を狙ったかのように176支部の管轄内でスキルアウト絡みの事件が頻発していた。 「ちょっと遠いけどすぐにあたしたちだけで片付けてやるわ!」 そんな意気込みを口にすると、雅と麗は事件現場に向かった。 そして、二人が出て行ってから数分後、 ゆかりがデータの処理していたときに来客を知らせるチャイムが鳴った。 「はーいちょっと待ってください!」 ゆかりはいつもの調子で扉を開けると、そこにいたのは一人少女だった。 そして少女はにこやかに言った 「ちょっと一緒に来てもらうよん♪」 「え?う…」 少女はゆかりの腹部にスタンガンを押し込み気絶させた。 「ふふっ…いい顔で寝ちゃったね?ふぅ~、《真慈》もずいぶん慎重ね…」 そう呟くと少女はゆかりを抱えどこかへ去って行った。 当然防犯カメラはジャミングされ、カメラの中では何も起きてはいなかった。 そして、二人が戻ってきたときには無論誰もいなかった。 再び、ストレンジにて 「「はぁ…はぁ…」」 「ったくなんだってこんなに罠仕掛けりゃ気が済むんだよ…」 三人はこれまで双真が仕掛けたトラップに翻弄されていたのだった。中でも、特に難関だったトラップはワイヤーを利用したトラップだった。まず見えなくなっているワイヤーを1本踏むと、それが引き金となり無数のワイヤーが一気に三人の行く手を阻むなど、体力を無駄に消費するような仕掛けが施されていたのだった。 「とにかく、もう何も無いと言うことは、本拠地が間近ということなのだろう。」 「だな…」 「せ、先輩、あれがそうですか?」 「ん?…!?」 緋花に促され、稜が見たものは《ブラックウィザード》の印が描かれている廃ビルだった。 「目と鼻の先だったとは…」 「行くか…」 「ええ!」 三人は心の準備が整うと、一歩づつ歩き出した。 「「「風紀委員だ!!」」」 という掛け声と共に、三人は《ブラックウィザード》の本部に勢いよく乗り込んだ。 「薬物不法取引及び」 「高中毒性薬物所持によって」 「現行犯で拘束する!!お前ら全員、務所にぶち込んでやる!!」 しかし、ブラックウィザードのメンバーは誰一人ビクともしなかった。 そして、ビルの一番奥から一人の男が現れた。 その男こそが、ブラックウィザードのリーダー、東雲 真慈(しののめ まじ)だ。 「ようこそ、風紀委員の方々、戦闘の意思があることは察するが、その前に、見せたいモノがる…これだ」 「な!?」 「うそ!?」 「!?」 そこに居たのは縄で上腕拘束状態で捕まっている、ゆかりの姿だった。。 「先輩…たす…て…さい…うぅ…」 「葉原!!…。汚ねぇぞてめぇら!!!」 「どうとでも言え、俺たちはお前たちみたいにお人よしではないからな!」 「ねぇ、真慈…私があの閃光真剣のコ、殺っちゃっていい?」 「好きにしろ。そいつがお前のおもちゃになろうが、死のうが、そこまでのやつだったってことだ」 「ええ、じゃあ、そうさせてもらうわ♪ウフフ…」 女はそう言うと一歩前に出て、稜を見て言った。 「ねぇ、アナタと私で掛けない?」 「…ものによる…」 稜は女を睨んでそう言った。 「んもう、素直じゃないわね。そうね~、じゃあ、アナタが勝ったらそこのアナタのかわいい仲間を返すわ。で、アナタが負けたら、そうねぇ~、フフ…こっち側の人間ね♪」 不敵な笑みとともに女はそう言った。しかし、稜はまゆ一つ動かさずに答えた。 「ああ…分かった…あんたに勝てばいいだけなんからな…」 稜が啖呵を切るように言うと、狐月と緋花は呆れた顔になり、《ブラックウィザード》側は、「斬れー!!」「殺せー!!」などと物騒なことを喚き、ギャラリー気分と化していた。そして、女の方は一瞬だけ面食らった顔をしたが、すぐに不敵な笑みを浮かべて言う。 「フフ…この私、伊利乃 希杏(いりの きあん)の暗器を舐めないでよん♪」 「あんたも…俺を舐めないほうがいいかもよ?」 稜がそう言うと、二人はほんの数十秒間、睨み合う。そして、稜は閃光真剣を片手直剣に形成し、希杏は背中から日本刀を取り出し、お互いに構える。そして一瞬の静止。次の瞬間… 「シッ!!」 稜は短い掛け声とともに一気に希杏との間合いを詰め、勢いそのままに閃光真剣を振りかぶり、斜めの斬撃剣線を描いて希杏に斬りかかる。 「フッ」 希杏はそれをギリギリのところで躱すが、あまりの速さに受身を忘れバランスを崩してしまう。稜はそれを見逃さなかった。 稜は再び一気に希杏との開いた距離を詰め、今度は斜めからの斬撃剣線を描いて希杏に斬りかかる。しかし… 「同じ手は効かないわよ!!」 「な!?」 こんどは希杏も日本刀を構え、稜の剣が希杏の左肩に当たろうとした瞬間、希杏は稜の攻撃を日本刀でパリィ(受け流し)して見せた。そして、そのまま逆に稜にへ切りかかろうと日本刀を振り上げようとしたとき、稜が左手を背中に回し、そのまま剣を振り下ろすような気配を見せたため、希杏はやむなくその攻撃を躱すように左へ体重を掛けた。そこで、今度は希杏が隙を作る結果となった。 「あ!」 なんと、稜は《出現させてない二本目の閃光真剣を抜き撃ちする》という余りにも真に迫ったフェイント・モーションを繰り出し、その稜の動きにまんまと騙された希杏が反射的にそれを躱そうとした。その結果、希杏のバランスが崩れ、稜が一瞬の内に希杏の背後へ回り込み、閃光真剣の柄頭で希杏の背中に一撃を入れた。 「痛!!…んもう!!」 希杏は背中をさすりながら稜から距離を取るように飛び退り言った。 「ちょっと!なによ!!今のは!」 「だから舐めるなって言ったんだよ…」 その様子を見て、《ブラックウィザード》側はさっきまでとは打って変わって沈黙し、狐月は何かを確信したかのように緋花に言った。 「あ~、もう神谷君、スイッチが入ったようだ。」 「スイッチ…ですか?」 緋花が狐月に聞き返すと、狐月は解説をするように言った。 「ええ。あの目つきからして、まだ全力ではないが、本気だ。」 「へ?そうなんですか?…」 そして、緋花が視線を二人の方に戻すと、希杏が空いている左手でジャージのチャックを開け、胸元をまさぐっていた。 「アナタに接近戦は無理ってこと解ったから、遠距離から行かせてもらうわ」 「!?」 希杏が胸元から取り出したのは、ハンドガンのグロック17だ。 希杏は稜の右肩を狙って引き金を引くと、バキューン!!と発射音を発し、銃口から弾丸が一発飛び出して稜の右肩へと真っ直ぐに飛んでいった。しかし… 「…」 銃口から火花が飛び散ったのが見えたその瞬間、稜は閃光真剣を一閃させた。そして、弾丸は稜に当たらず、二箇所からカラカラン!と弾丸が床に落ちる音が聞こえた。そう、《斬った》のだ。あの高速で飛んできた小さな弾丸を一寸の狂いもなく一刀両断して見せたのだ。 「な!?え!?」 それを目の前で見せられた本人も、周りの人間も驚愕の表情が見えている。そんな中、狐月だけは、呆れた表情をしてぼそりと言う。 「はぁ~、君はどれだけ規格外な動きをすれば気が済むんだか…。」 そして、当の本人はこれ見よがしに希杏との距離を一気に詰めるようにダッシュしながら、閃光真剣を構えている。 「どうせマグレでしょう?今度は出来ないはずよ」 今まさに、自分に向かって突っ込んでくる稜の頭に銃口を向け、希杏は二発の弾丸を射出した。だがしかし、またしても稜はその二発の弾丸に当たるところか、閃光真剣のまばゆい閃光が剣線を二本描き、自分のほうへ飛んできた弾丸を真っ二つにし、そのまま勢いに乗せ、斜めからの斬撃剣線を描いて希杏に斬りかかった。 「な、なんで!?」 希杏はそれを間一髪で躱しながらそう言うが、誰にも本人以外に説明は不可能とも言える。そういう意味で、彼の身体能力は異常だと言えるのだろう。そんな彼の以上とも言える身体能力の元は、過去に稜がトラウマと言いたくなるほどの火川麻実との《特訓》の経験が、今の稜を助けているのだった。 「さぁな、環境じゃね?」 「そう…なら…」 希杏は立ち位置が変わると同時に後ろに跳び退り、右手の日本刀と左手のグロック17を投げ捨てジャージの背中の裾に両手を入れて言った。 「これで行かせてもらうよん♪」 そう言って、希杏が背中から引き抜いたのは二丁のMP5A5だ。それを見た瞬間。稜は閃光真剣の柄を強く握り、一気に希杏との間合いを詰めるようにダッシュをした。 「!?」 希杏は少し驚きながらも、真正面から突っ込んでくる稜に標準を合わせると、両手の銃の引き金を同時に引き絞った。すると、カタタタタタ!!と軽快な銃声と共に火花を散らしながら飛んでくる無数の弾丸が、稜の間近まで迫ってきていた。 「い…けッ!」 稜は自分に叫ぶとともに思い切り地面を蹴り飛ばし、右手の閃光真剣で前方を斬りつける。その瞬間、稜が描いた剣線の中でキッ、キンッ!!と音を立て、鮮やかなオレンジ色の火花を散らして複数の弾丸が落ちていった。すかさず次の弾丸も切り落とす。その動作を一瞬も休めることなく高速で繰り返しながら、希杏との間合いを詰めていく。 「う…うそでしょ!?」 綺麗なラインをした希杏の下顎がかくんと落ち、驚愕の声を漏らしながらも引き金を引く指を戻すことはしなかった。そして、二丁のMP5A5の残弾数はゼロになり空撃ちなった瞬間、稜は勢いよく飛び上がりその勢いに乗せて剣を振り抜くかのように右手を後ろにやる。 「んもう!この銃きらーい!!」 そう言いながら、希杏はその動作を見た瞬間に両手の銃を投げ捨て、素早く右手でジャージにチャックを下ろし開かれた胸の部分に左手を入れ、コルトガバメントを引っ張り出した。 「げ!?まだあんのかよ?!」 「油断したわね?この状態で避けることは不可能でしょ?」 「だろうな…避ける気ねぇけど…。シッ!!」 そう言うと、稜はいつの間にか閃光真剣を片手直剣からダガーに形成し直していて、それを逆手持ちし、短い気合とともに一気に振り抜いた。すると、閃光真剣は水平斬撃の剣線を描き、銃身をスパァン!!と綺麗に横に真っ二つにしてみせた。 「うそ?!なんで…」 稜のずば抜けた判断力と反応力。それに加え、自分はいくつもの暗器を駆使して戦いを有利に持ち込めるはずが演算という能力で作られた、たった一本の剣だけでここまで追い詰められたという事実は、少なからず彼女のモチベーションをガタ落ちさせるのには十分すぎるくらいだった。 「チッ、引け!希杏!!…。野郎ども!!そこの三人を囲め!!」 真慈に促され、希杏が煙幕を出すと、幹部以外の者は稜たち三人を取り囲んだ。 「逃がすか!!…。うわ、煙幕かよ!」 「これではエリートの私ですら追えない。」 「とにかく、この場を何とかしましょう!」 煙が蔓延する中で、三人は下っ端のメンバーを次々と気絶させていった。そして、数十分に及ぶ戦闘の末、下っ端のメンバーは全員をノックアウトさせたが、その頃には真慈を含め幹部以下構成員全員がいなくなっていたのだった。 「くそ…逃げられたか…。…そうだ、葉原は」 稜たちは慌てて周りを見渡すと、拘束されたままのゆかりが居た。稜はゆかりの近くまで駆けつけ、閃光真剣でゆかりを拘束している鎖を切断した。すると、ゆかりは解放され、脱力したのか崩れるように稜の肩に倒れかかった 「おっと…」 「ごめんなさい…神谷先輩…迷惑、掛けてしまって…」 ゆかりはそこで言葉をと切らせたかと思うと、目を閉じて寝息を立てていた。 「え?ゆかりっち!?」 「…寝てるだけだ…」 「はぁ~…よかった~」 「とりあえず。支部に戻るとしよう。」 「だな…」 三人はこのことを報告するため、176支部へと戻っていった。 176支部にて… 「詳しく話してちょうだい」 「はい、実は…」 三人は今までの経緯を雅たちに話した。 「…そう…まさかそんなことが…」 「でも一番の衝撃は…」 「風路鏡子の成れの果て…」 「嘘見たいよね?前まで誰よりも正義感が強かったのにあのバカ…」 「これじゃあ、あいつに顔向けできないよ…」 「風路 形慈(ふうろ きょうじ)ですね?あの時は、まだ証拠も不十分でしたし、何よりも、彼女があの場所にいたことすら予測外でした。」 「それに網枷も…」 不穏な空気が、176支部全体を包んでいた。 END
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Blu-ray ウィザード・バリスターズ-弁魔士セシル-1/~The Beginning Blu-ray・DVD発売日:4月2日/3月3日 ★梅津泰臣監督が贈る最新TVアニメーション作品! ★ジャケットは、梅津泰臣監督による描き下ろし! ★初回特典はスペシャルパッケージ仕様! ★各巻にスペシャル特典 ブックレットを封入! ★梅津泰臣が語り尽くす! オーディオコメンタリー収録! 2014年放送。 http //wizardbarristers.com/ 原案・監督 梅津泰臣 シリーズ構成 梅津泰臣 キャラクターデザイン 梅津泰臣 総作画監督 外丸達也、松田勝巳、梅津泰臣 メカニックデザイン Niθ プロップデザイン 横田晋一 アクション作監 阿部望 エフェクト作監 橋本敬史 美術設定 渡部隆、成田偉保、横田晋一 美術監督 小倉一男 美術監督補佐 横山淳史 色彩設計 阿部みゆき 撮影監督 和田尚之 撮影監督補佐 石山智之 3DCGディレクター 松井一樹 CGスーパーバイザー 西川和宏 CGチーフアニメーター 武田秀明 CGテクニカルディレクター 富岡孝輔 リガー 常川隆弘 CGコンポジター 柳澤宏明 CGラインプロデューサー 酒井俊治 モニターワークス 田村あず紗 特殊効果 村上宜隆 編集 瀬山武司 音響監督 清水勝則 音響効果 今野康之 効果助手 岩谷弘毅 録音調整 菊地一之 録音助手 吉田光平 音楽 小西香葉、近藤由紀夫 方言監修 有澤寛 アニメーション制作 アームス プロデュース ジェンコ 脚本 伊藤美智子 絵コンテ 梅津泰臣 神木鈴 塩谷直義 うつのみや理 神戸守 多田俊介 細田直人 大川原保豪 頂真司 安藤真裕 小林常夫 演出 梅津泰臣 さんぺい聖 工藤昌史 奥村よしあき 矢花馨 浅利藤彰 加藤顕 下司泰弘 野亦則行 西村博昭 サトウ光敏 松本マサユキ 作画監督 外丸達也 松田勝巳 梅津泰臣 阿部望 橋本敬史 高橋しんや 松本圭太 秋山一則 田中孝弘 高木晴美 工藤昌史 岩佐とも子 尾形健一郎 徳倉栄一 飯飼一幸 草森秀一 上竹哲郎 日下部智津子 西岡夕樹 Park Myoung Hun Chang BumChul よしもときんじ Kim Hyo En Eum lk Hyun Lee Ju Hak ■関連タイトル Blu-ray ウィザード・バリスターズ-弁魔士セシル-1 ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル 梅津泰臣デザインワークス ウィザード・バリスターズ-弁魔士セシル-The Beginning 木製ストラップ 須藤セシル ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル デスクマット A OPテーマ Lia/JUSTITIA EDテーマ 田辺留依/BLUE TOPAZ ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル クリアファイル フィギュア・ホビー:ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル
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2015年度後期 ナイトウィザード2nd NPC一覧 ここには、NPCの紹介を記載する。 PCと違い、並び順はバラバラ。 こちらもPLによる加筆・修正は認めます。 赤字は故人であることを示す、またはその死因。 輝明学園秋葉原校1年B組 一ノ宮 コウ、上矢 炎牙、柏崎 純の所属するクラス。本来の担任である小暮先生は、一身上の都合で休職中。 アンゼロット 小暮先生に代わり現在の担任となっている英語教師。生徒よりも年下にしか見えない。 よく帰りのホームルーム後に一ノ宮や上矢、柊を呼び出す。 坂本 ユウ(さかもと ゆう) 出席番号12番。一ノ宮のルームメイトであり、親友。 担任が変わってからは一ノ宮がよく呼び出しを食らうため、夕食当番を引き受けることが多い。 佐保田 寿(さぼた しゅう) 出席番号14番。教室にいるだけでクラスのほぼ全員が驚くほどのサボり常習犯。 涼風 鈴(すずかぜ りん) 出席番号37番。ただならぬ雰囲気を放つ転入生。なんだかんだで、すぐにクラスに馴染んだ。 柊 蓮司(ひいらぎ れんじ) 出席番号38番。この学校の卒業生だが、何故か学年が下がった結果このクラスに編入された。 彼こそ、秋葉原の都市伝説の一つである「下がる男」その人である。 その他の輝明学園関係者 輝明学園はウィザード養成学園でもあるため、各ウィザード組織との関わりも深いはずである。 荻原 宗一郎(おぎわら そういちろう) 秋葉原校の校長。この学園への転入生が多いのは、彼が新米ウィザードを見つけてはスカウトしているためである。 また、彼自身は忍者であり、そちら側のコネも持っている模様。 エミュレイター被害者の会 香山のように、エミュレイターのせいで親族や友人を失った人物の集まり。対エミュレイター組織の中では、イノセントが多いのが特徴。 煌 春鹿(ふぁん ちゅんるぅ) 煌財閥の女当主。両親をエミュレイターに殺されたイノセントで、経済力と政治力を利用してウィザードを支援する。 エセ中国人みたいな喋り方をするが、おそらく本物の中国人。 潜 敏郎(もぐり としろう) どこかの諜報機関員らしい人物。潜入を得意とし、エミュレイターと繋がっている組織の情報をかき集めている。 自身はイノセントであるため、情報を流すことで実働部隊、つまりウィザードを支援している。 絶滅社 柏崎 純の所属する大規模な傭兵斡旋会社。ウィザードも大勢登録しており、対エミュレイター戦で活躍している。 ノーチェ 柏崎の上司、というより世話役の吸血鬼の少女。彼女の持つ水晶球は、独立した意思を持っているらしい。 柏崎や水晶球に手を焼いているが、実は本人も間が抜けているところがある。
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4-149-157 IN・最前線(後半、4-151から) それは風。 強く、激しく、荒々しく――清々しき風。 悪夢たちの夜を駆け抜ける一陣の風があった。 「ちっ! いつから地上はこんな混沌状態になったんだ?!」 夜を照らし出す太陽。 暗黒の中で輝く純白。 純白の翼と白亜の装甲を纏った巨人が、剣を手に舞っていた。 「マサキ! そんニャこと言っている場合じゃニャいのだ!」 「後ろ後ろぉ!」 「ちっ!!」 背後から迫る、巨人を超える巨体の異形。 乱杭歯の顎を開き、その口内から放たれるレーザーの如き閃光を白亜の巨人は翼をはためかし、 残像が残るような速度で躱す。 躱されたと異形が理解するよりも早く、回り込んだ白亜の巨人が振り下ろした剣がそれを両断 していた。 「まったく、ラ・ギアスでもこんなに魔物が出現したことはねえぞ?!」 白亜の巨人――すなわち【風の魔装機神 サイバスター】の操者、マサキ・アンドーは吐き捨てる ように呟いた。 「ここは本当に地上なのか?」 マサキの呟きに、コクピットの脇でマサキにしがみ付いていた黒猫と白猫が呟く。 「……しかも、ニャんかチラホラ生身で戦っている人が見えるニャんだけど」 「けど、座標は確かに日本の東京ニャ」 「なのに、こんな事態だってのに連邦の連中が出てこないってのは――どういうことだっ!」 翼を瞬き、装甲の一部を開く。 そこから射出されたカトリックミサイルが、小型の異形たちを薙ぎ払う。 「まさか、地上への転移の時に起こった異常エネルギーの所為?!」 白猫の言葉に、たらーりと一筋の汗が操縦桿を握るマサキの額に浮かぶ。 「嘘だろ……まさか、異世界から異世界ってことは――」 マサキがそう呟いた瞬間だった。 「全力全開! ディバインン・バスターァアアアア!!」 モニターの端、マサキが意図的に視線を外していた位置に“飛んでいる白い衣の少女”が持つ 杖から、HTBキャノンに匹敵するビーム砲キャノンが飛び出し、異形たちの群れを消滅させた。 「……OK。認めよう、ここは俺の知っている地上じゃない」 「子供が、ニャまみでビームを撃つニャなんて異世界以外にありえないニャ」 「うわー、これぞ本当に魔砲少女って奴ニャんかニャ?」 人型ロボットを操縦し、異世界で暮らす元地上人の割には常識的な反応を返すマサキ。 ――“ ” その瞬間だった。 「ッサイフォス?!」 魔装機神に宿る風の高位精霊。 サイフォスが語りかけてくる感覚に、マサキは瞬時に反応し、空を見上げた。 そこに映るのは異常事態の中心と思しきねじれた城。 サイバスターに搭載された魔術結界が悲鳴を上げ、精霊レーダーのメーターを振り切るほど 膨大な魔力を放つ歪みの根本。 その正門に――見覚えのある異形が見えた。 「あれはっ!!」 「ヴォ、ヴォルクルスニャ!!?」 ラ・ギアスを護る宿命を帯びた魔装機神。 その大敵とも呼べる邪神、その分身体。 その姿にサイバスターのエネルギー源であるフルカネルリ式永久機関が、マサキの感情に呼応 して駆動音を上げる。 プラーナコンバーターが加熱し、処理し切れないプラーナの輝きがサイバスターの全身から漏れ でていく――その時だった。 「へえ」 今にも飛び出しかけていたサイバスター。 その中で、マサキは目を見開き、笑みを浮かべていた。 「やるじゃねえか、あいつ等」 人の身では敵うはずもない邪神。 人知を超え、あらゆる魔と闇を内包せし破壊神。 破壊の権化とも言える異形に、たった二人の少年が戦っていた。 「ぐっ!?」 人間など微塵と砕かんばかりの巨大な鉤爪。 その一撃を辛うじて魔剣で受け止めるも――そこは足場無き空。 大質量の一撃に叩き落され、血反吐を吐きながら柊は落下していく。 つまり高度が下がった。 「柊!?」 空間すら歪ませるカギヅメの軌跡から逃れながら、呪符を放っていた光太郎が思わず叫ぶ。 【ルゥウオオオオオオオオオオオオオオオオ――!!!】 「まずっ!?」 その刹那、僅かに注意を逸らした光太郎に、破壊神から放たれた歌声が直撃した。 あらゆる物質を破砕し、無へと返す衝撃破。 ただの咆哮ですら高密度の魔術術式となって、顕現した破壊魔術。 「がっ!?」 その直撃に、防御用の呪符と高校中退後も着続けている制服の欠片を撒き散らしながら、光太郎 もまた吹き飛ぶ。 今まで突き進んでいた二人の少年が、今ここに足を止める…… 「来てくれ」 本当に? 「おわぁああああああ」 そんな――わけがない! 「絢爛舞踏ザサエさん!!」 光太郎の咆哮。 それと共に彼の背中に柔らかい感触がした。 誰かが抱きとめるような感触。 そして、“姿は見えないけれど”、感じ慣れた温かい気配。 「サンキューな、ザサエさん」 (コクン) 声も聞こえない。 けれども、光太郎には“彼女”が微笑んだのを感じた。 「お? 光太郎、誰だこの人?」 そして、その横でザサエさんに回収されたのであろう柊が、首根っこで宙釣りになりながら光太郎 に問いかけた。 「? 柊、お前見えるのか、ザサエさんの姿」 「おー。一応ウィザードだしな、あとザサエさんってどこの国民番組の母親なんだよ!」 「あー、彼女はザサエさん。俺の相棒な」 「しかも無視かよ?!」 何故かクスクスと笑っているような気配を感じながら、光太郎は上を見上げ直す。 そこには翼をはためかせ、血管の浮かんだ瞳で睨み付けてくる邪神の姿。 「よっしゃっ! 第二ラウンドだ!!」 「……アイツを突破しねえと先に進めねえしな。しゃーねえ、行くか!」 学生服の中身から無数の呪符を掴み取り、 血を流す手で魔剣の柄を握り直す。 「作戦は?」 「決まってるだろ! 真っ向からぶっ飛ばす!!!」 ザサエさんの力を借り、光太郎が上空に向かって飛び出した。 飛翔能力。 式神であるザサエさんの力を借りて、可能とした光太郎の力の一つ。 「だろうな。そういうと思ったぜ」 ザサエさんから手を離され、落下していく柊の体。 しかし、数秒とせずに落下は止まり、それどころか上昇を開始する。 ――常識を遮断せし異相結界・月衣。 マジカル・ウォー以来急激に力を増し、非常識の力を行使するウィザードたちが身に付けた新た なる常識の突破能力。 そして、柊は“重力”という常識を遮断する。 空が飛べない? そんな常識は無い。 空が蹴れない? そんな常識は通じない。 何故ならば、彼は“常識の通じない夜闇の魔法使いなのだから”。 「“風の如く 舞い踊れ” ――エア・ダンス!!」 “空を蹴り”、己の魔力で発生させた上昇気流に乗って柊が加速する。 瞬く間に光太郎と並走し、二人は同時に顔を見合わせ――薄く微笑んだ。 「右!」 そして。 「左ぃ!」 互いに繰り出した蹴り足で、二人が左右に飛び込む。 たった今の瞬間、自分たちが居た場所をすり抜けたカギヅメを見ながら、光太郎は叫んだ。 「絢爛舞踏ザサエさん、GO!」 ( !) 光太郎の声に気配が応じ、次の瞬間邪神の腕から青黒い血が噴き出した。 ザサエさんの攻撃だ。 畳み掛ける! 「いっけえ!!」 呪符を手に取り、願いを篭めて、邪神に向かって投げ放つ。 淡い輝きに満ちた無数の呪符は夜闇を切り裂く流星の如き勢いで、破壊神に向かって飛来し。 『ルォオ――』 「“届け 風の果てまでも” ――エア・ブレード!!」 衝撃破で迎撃しようとした邪神の咆哮よりも早く、鋭き風の刃の祝福を帯びた呪符が邪神の肉体 へと突き刺さり――爆散。 『ガァアアアア!!?』 高性能爆薬にも匹敵する爆風と輝きに、邪神が悲鳴を上げる。 「“轟け 爆炎の如く” ――エンチャント・フレイム!!」 そして、その瞬間紅い閃光と紅蓮の焔を纏った斬撃が、邪神の腹部を切り裂いた。 刀身にして一メートル弱。 高層ビルにも匹敵する邪神にとってはかすり傷にも等しい小さな刀身。 されども、その斬撃は深々と血肉を切り裂き、焼き尽くした。 『GI,GAXAAAAAAAAAAAAAAAAA!?!?!?!』 「決めるぞ、光太郎!」 「おう!!」 絶叫を上げる邪神。 それに向かって、柊は己の手を魔剣に添える。 光太郎は呪符を握り締め、己の手を掲げた。 「舞い上がれ」 烈風を帯びる。 「喰らい尽くせ」 焔を纏う。 「解放しろ――」 ポタリと柊の添えた手から零れる血に、魔剣の刀身が唸りを上げた。 それはさながら嬌声を上げる処女の乙女の如き咆哮。 刀身に刻まれたルーン文字が閃光を発し、同時に刀身の一部が変形して、普段は隠されている 宝玉が露出する。 「俺の魔剣!!」 ――魔器解放―― 「俺は進まないといけないんだ」 光が集う。 「だから」 拳が輝く。 「俺は――」 もっと。 「お前を」 もっともっともっと。 「ぶっ飛ばす!」 光輝を発す! ――少年探偵の一撃―― 走る。 疾る。 奔る。 世界に選ばれた二人の少年が、魔剣を、拳を振り翳して突き進む。 「「おぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」」 それは純粋なる願い。 「魔剣よ――」 「ぶっ飛べ――」 それは世界に選ばれし者たちの一撃。 「切り裂けぇえええええええええ」 烈風を纏わせ、灼熱を宿す炎の剣が邪神の胴体を突き刺さり―-両断。 神殺しの魔剣が、破壊”神”の因果を断ち切る。 「悪党ぉおおおおおおおおおおお!」 光輝を背負い、理不尽をぶっ飛ばす少年探偵の拳は、邪神の頭部に直撃し――爆散。 溢れ出る光が、その肉体を浄化してく。 「「ラァッ!!!」」 そして、閃光が溢れた。 異形の空は一瞬だけ、光に溢れた。 ――柊・光太郎ペア 正門突破 さて、某所でHIIRAGIを書く作業に戻るか。 なんか前スレで呼ばれた気がするので、書いてみたw 4-160、163 さて、増援部隊の第一陣のメンバーは三人 「こちらの準備は終わったわ」 戦闘用の魔女服を身につけた妙齢の女性、空色の魔女、ふみこ・O・ヴァンシュタイン 「ほっとくわけにもいかないからね。いつでもいいよ!」 ふてぶてしい猫を連れた少女、極楽台風、ニーギ・ゴージャスブルー 「急ぐのでゴザル。コウが城の主まで辿り着く前に!」 そして、間違った忍者装束を纏う青年、世界忍者ロジャー・サスケことロイ・バウマン。彼は光太郎の幼なじみでありーー 「みょ~に焦ってるわね、セプテントリオン。これってアンタ等が仕掛けたことなんでしょ?」 セプテントリオンのエージェント、RSその人である。 「この事件の半分以上が既に我々の手から離れている。それに……僕は、コウを護りたい」 「セプって身内も売るじゃない?」 「信じなくても結構!!僕はコウを護る……それだけだ!!」 真剣な面持ちで話すロイにアンゼロットは笑みを返す 「信じましょう。あなたが知らせた情報は信用に足るものですし、今は一人でも強い戦力が欲しいですから」 アンゼロットの言葉にロイは頷いた。そう、今の自分はロイ・バウマンではなく、友の盾たるロジャー・サスケなのだからーー!! 「けれど、何をそんなに焦っているのかしら?光太郎は私が見込んだ男よ。あいつならどんな敵も突破するわ」 ふみこの問いにロイは顔を歪ませた 「……今回の敵は“世界の秩序”……そして、その正体が問題なんだ」 「……どういうことですか?」 「……“世界の秩序”はコウのーー」 ロイが続けて言葉を発しようとしたーーその時 「そこから先は僕が説明しましょう」 皆の目前に突如として白い装束を纏った青年が出現した。 「お初にお目にかかります。僕の名前は玖珂晋太郎。光太郎の兄です。」 青年こそが“世界の秩序”にして玖珂光太郎の実兄である 「シン兄ぃ……!!」 驚愕するロイ。 そしてアンゼロットもまた驚きに目を見開き、言葉をもらした 「ワールド・オーダー……!!」 4-164-165 「我々が敗北するなど、ありえないことのはずだ」 その言葉は誰のものだったか。この場にいる全員の戸惑いでもあった。 彼らは人々の希望から生まれ、世界をも改変しうる力を持つ者ばかり。 だというのに、彼らの中から敗北する者が出ている。 「事実として負けた奴がいるんだ、それは受け入れるべきだろう」 真紅の魔眼を持つ少年は、まわりに向けてそう言った。 「俺も出る。負けるのは馴れてるから、問題ないさ」 彼の名はシン・アスカ、究極の一として生まれた者達のうちの一人である。 「だが、いいのか? 敗北はお前の本意ではないはずだ」 「そりゃそうさ。けど、俺は新参者だからな。それくらいはしないと」 そう言いつつも、彼の目には負ける気が見あたらなかった。 「で、八神和麻を味方にすればいいんだよな?」「ああ、数はそれだけで力だからな」 「わかった、じゃあ行ってくる」 瞬間、少年の姿が消え失せる。時空転移、彼が持つ力の一端である。 その八神和麻は、偶然にも東京に来ていた。 神凪綾乃と一緒にちょっとした仕事をこなしていたら、巻き込まれたのだ。 「しかし、見事に分断されちまったな」 突然奇襲されたと思ったら、既に綾乃は吹っ飛ばされていた。 さっきの相手は間違いなく綾乃より強い。そして、周囲には無数の敵が。 「急がないと、綾乃が危ないか」 どれだけ時間がかかるかわからないが、綾乃は確実に負ける。 ならば和麻の取る手段は一つしかない。 「こいつらを全力で潰して、最速で駆け付ける」 綾乃がそれまで無事であることを祈りつつ、彼はコントラクターの力を解き放った。 4-166 それはいつもの事だった。 「マモルー。ゆうなちゃんが変な城につれていかれたから晩御飯までに連れ帰ってきてー。」 「わかったよ母さん。」 高校生の子持ちでありながら若々しい母に言われて、 ボサボサ髪のビン底眼鏡の少年は渋々家の外に出る。 そして、一瞬で忍者装束へと姿を変える。 切れ長の目を城の方角へと向ける。 「早くゆうなを連れ帰ってゲームの続きをするか。」 彼の名は陰守マモル。 忍者の中でも最強と名高い陰守一族の少年である。 陰守一族は代々とある蒟蒻職人の一族を守る使命を帯びている。 お隣さん守り続けて400年 マモルは突如出現した城へと向かって走り出した。 当然、妨害してくるものもいるわけで、適当に蹴散らせながら駆けていく。 「陰守忍法バナナの皮手裏剣!」 人型の怪物の足元にバナナの皮を投げつける。 バナナの皮に滑って見事に転倒頭ぶつけて即死のコンボ。 一方その頃、その光景を監視していた者達は唖然としていた。 「バナナの皮でエミュレイターを倒すなんてありえない!!」 と、とある守護者のアンゼロットが唖然とするのは当然のこと。 「彼の攻撃は全て魔術効果が付与されるのでしょう。存在そのものが常識外のようですし。」 と、とある魔王のリオンが答えを導き出すのはいつものこと。 そしていつの間にか怪物の集団に囲まれるマモル。 「陰守忍法奥義 円盤カレイドスコープをみせてやる。」 「あっUFO!」 その一言で周囲の怪物たち及び監視をしている者達は停止した。 「えっUFO!?どこですか!?」 と、突然UFOを探し出すアンゼロットとロンギヌスの面々。 「えっUFO?どこどこー?」 と、つい探し出すベル&リオン他。 マモルはUFOを探す怪物達の隙をついてその場から離脱していた。 「私を暗示にかけるなんて中々やりますわねあの男。」 「大魔王ベール・ゼファーに暗示をかけるなんてやるわねあの男。」 と、同時にアンゼロットとベール・ゼファーがお怒り気味に呟くのであった。 「うぅなんか寒気がしたぞ。」 微妙な悪寒に震えながらマモルは式神の城へとむかうのであった。 一方、ゆうなはというと・・・。 「バーナナ、バナナ、バーナナ、バナナ、バナナナバナナナ、バ、ナ、ナ♪」 と、城の中の隠し通路を歩きながら、誰にも気づかれずに唄ってましたとさ。 4-180-183 ~地上戦~ 式神の城の直下。 城の外で戦うものが因縁めいたものと合しているならば。 城の中で戦うものがその指揮を執るものと相対しているならば。 STGにおいて「ザコ」と称される無数のものと対峙しているのは誰なのか。 こと侵略においては最強の敵である彼らを押しとどめなければならない。 「それこそこの世界の住人の仕事だろう!」 迫り来るのは有機的無機的シリアスコミカル巨大矮小入り混じった機械、機械、機械の群れ。 それはヴァーミスと呼ばれる機動兵器郡であったり、スカリエッティ研究所製であったり、「めいど☆いん☆わいりー」だったりした。 それらを自慢の魔剣で斬り、払い、薙ぎ倒して進むブレザーの少年。 見る人が見ればこう思っただろう。彼には柊蓮司の面影がある、と。 ~地上戦・もうひとりの参戦者~ 「ひぅっ!?」 「風音さんっ!」 「っ……こっのぉ! 好き勝手やってくれちゃってぇ!」 ひゅ、という風切り音。刹那のうちに、棒手裏剣で貫かれハリネズミのようになった機械……なのだろうか? 人間大の機動兵器が爆散した。 「空からはヴァーミス、だっけ? あの機械の。地上もワケわかんないのいっぱい出てるし。キリがないよぉ」 「ですわね……護法童子!」 ご、という鈍音に風音は振り返る。 逞しい体つきをした琴理の式神が、ヘルメットに足がついたようなメカを殴り飛ばしていた。 「ボクが後ろをとられてた!?」 「機械に気配はありませんわ!」 「そのとーりぃっ!」 さらにその後ろ。またも迫っていた機械が両断された。 「! あなたは!」 「!!! き、ききき君は!」 「「強化ちゃんはイメチェンしたというのに自分は色黒の子に出番とられて要らん子と化したまけん君!」」 「ハモるなっ! そして長い! さらには失礼だー!」 エア・ブレードで強化した射程に任せてザコをなぎ払いつつもツっこむ姿勢に二人は感銘を受けた。 嗚呼、柊の原型ここにあり、と。 ~地上戦・さらば愛しき参戦者~ 「俺はッ! 俺は要らん子じゃねえッ!」 剣を振るう。 「今! この瞬間! こんなにも世界を護っている!」 剣を振るう。だが柊ならぬ彼の限界は早い。 「例え出番がゼロだったって、俺を必要としてくれる状況が! 人が! あるならば! 俺は――」 剣を振る――えなかった。彼の魔剣は戦いの中でその寿命を全うし、折れ飛んだ。 「畜生!?」 ぎぃん、と刃の跳ねる音が、そして異音が聞こえてくる。 そう、聞こえてきたのだ、彼の耳に。聞きなれない、鈴のような少女の声が。 【宇宙の果てのどこかにいる私の僕よ――】 「! なんだ!?」 【神聖で美しく、そして強力な使い魔よ! 私は心より求め、訴える! 我が導きに、応えなさい!!】 瞬間、目の前に現れた銀色の鏡のようなものに彼は吸い込まれていった。 魔剣のない魔剣使い=魔剣使い-魔剣=使い、である。 ただこの場合は剣の折れた魔剣使いであるので、 魔剣使い-剣=魔 使い。しかしこれでは意味が通らないので空白を削除してアナグラムをする。 すると表れる単語は――使い魔。普通の地球では平賀くんが選ばれるのだが、その平行世界であるFTEの運命はこのもっとも使い魔に相応しい男を選んだらしい。 彼はその後、魔法を吸い込む古びれたおニューの魔剣とか二次大戦時に使用された三菱製の戦闘機とかに乗ったりして、 胸のない美少女と恋に冒険に大活躍することになるのだが、それはここで語るべきことではない。 ともあれ。 「えーと、消えちゃったね?」 「何をしにいらしたんでしょうか、あの方」 取り残された二人はただただ呆然とするばかり……でもいられない。 敵はまだまだわんさとやってくるのだ。 そうして、気付く。ウィザードとしての感覚が警鐘を鳴らした。城の直下、そこで膨れ上がる闇の存在に。 風音はちらり、と背後を見やる。100Mほど離れたところでピンク色の魔法少女?たちが赤い服のアバターと戦闘を繰り広げていた。 「琴理ちゃんセンパイ、あの人たちのさぁ」 「邪魔は、させられませんわ」 飛来する『ザコ』は雲霞のごとく。 それを蹴散らすため、少女たちは――駆ける。 妹と琴理ちゃんはSTG的に御札ショットと手裏剣ショットで大量のザコを駆逐中ということでいかがでしょ 4-185、187-188 みなごろしとにせもの-下っ端戦闘員vs正義の味方- 「……っ!?」 E-MIYAは息を呑んだ。 敵は赤いヒーローと魔法少女。彼の放った幻想の「矢」は、周囲の小物ごと敵を簡単に消し去れるだけの威力があった。 そして彼らにはその範囲から逃れる術はなかったはずだ。しかし、目の前の光景は想像を遥かに凌駕していた。 桃色の蟷螂怪人を左手に抱えた顔のないただの戦闘員が、正義の味方に負けるべき悪の組織の、その内さらに下っ端であるはずの戦闘員が。 右手で、その破滅の矢を握り止めていた。 戦闘員―――NO.37564は、前の赤い外套の騎士を睨みながらぽい、と抱えていた上司を放り投げて背後に向けて言った。 「レッド、魔法少女。コイツを頼む。戦闘力は弱くないはずだが、どうにも目を離すと危なっかしい。コイツと一緒にご町内を守ってやってくれ」 「へ?け、けどアンタは―――」 「俺はこの勘違い野郎の相手をしてやる。だから、さっさと行け」 「待てNO.37564!俺は、俺の中のヒーローは、コイツを許すわけには―――」 「お前らはヒーローだろ?この街にあるものを守るためにここにいるんだ、別にこいつと戦うためにいるわけじゃない。 その点、俺は戦闘員だからな。戦う相手がいて、しかもそれが正義の味方だって名乗るんなら相手をしないわけにはいかない」 ぱきん、と澄んだ音を立ててNO.37564の手の中で幻想の矢が砕け散る。 E-MIYAはさらに混乱する。 彼の生む矢は自らの意思によって強度が決まる、彼の意思こそが強度と言いかえてもいい「力」だ。 そして、彼らアバターは人間の想念が、欲望が、憧憬が生み出した幻想の塊。積み重ねられし人間の願望こそが彼らの能力にして力。 多くの人間に望まれた力が彼を形作っている、「歪なる最強の幻想」そのもの。 そんな力の積み重ねにより作られた彼の武器が、誰の幻想に支えられているわけでもない存在の手によって砕かれたことが、E-MIYAには本気で信じられない。 クロスは、決意の表情でNO.37564を見る。 「……本気なんだな?」 「なんだ、心配してくれてるのか?」 「別に心配はしてない。できるだけさっさと終わらせてくれ。お前の手も必要だ」 行くぞ、と言ってベホイミの襟を掴んでずるずると引きずっていくクロス。 ベホイミはまだぎゃあぎゃあとわめいているが、クロスはまったく意に解さない。 やがて―――赤い騎士と黒い戦闘員の間に、一筋の風が流れた。 赤い騎士が問う。 「貴様―――何者だ。この俺の偽・螺旋剣を片手で止める生き物など見たことがない」 「埼玉の所沢に『クロック』っていう悪の秘密組織があってな、そこの下っ端戦闘員だよ」 「ふざけるな。それだけの力を持つ生き物がただの戦闘員でいる組織ならば、とっくに抑止の世話になっていることだろうよ」 「って言っても俺の立場は本当にただの下っ端なんだが。向上心って奴をどこかに置いてきちまったらしくてね。 あぁそうだ、俺も一つ聞いていいか?」 無言を肯定と受け取り、悪の組織の戦闘員は赤い衣装の正義の味方に問う。 「―――お前の『正義』って、なんだ?」 シニカルな笑みを浮かべ、E-MIYAはその問いに答える。 「知れたこと。より人が幸せになれることだ」 「それで、一回世界を滅ぼすのか」 「悪の組織の構成員がその善悪を問うのか。より人が幸せになれる世界になるなら、それもまた仕方あるまいよ」 それは、本物の抑止の守護者はけして言わぬ言葉。狂った妄想の生み出せし、壊れた正義を振るう者の姿がそこにあった。 NO.37564は抑止の守護者のことを知っているわけではない。けれど、その目の前の存在が狂っていることだけは理解できた。 そして―――告げる。 「俺はこれでも正義の味方って奴と何人か会ってきてね。経験上、一つだけ言える。 ―――お前は、正義の味方なんかじゃない」 「なんだと?」 「確かに、一人の手でできることは限界があるだろう。救えないものだってたくさんあるんだろう。 俺は正義の味方じゃないから、その苦労は理解できないしその重みを考えることもないさ。 それでも―――それでもな、救えずこぼれた欠片を何度でも拾おうとする奴もいるんだよ」 思い出すのは、共に戦う戦友のこと。 赤いヒーローも、魔法少女も、子供達の夢と明日を守るためだけに戦っている。 たとえ救った子供が大人になって子供を脅かそうとも、今度はその子供をまた救おうと手を伸ばせる存在。 「何度でも、何度でも。皆が幸せになれるまで、皆が笑顔になれるまで、その手を差し出し続けられる者。 そんな存在こそが、俺の認める正義の味方だ。それ以外を、俺は正義の味方とは認めない。 なあ、自称正義の味方。 正義の味方が存在するために必要不可欠な俺に、悪の組織の下っ端に、認められない正義の味方なんぞ誰が必要とするっていうんだ?」 E-MIYAは、固い表情を崩さない。 たとえ自身の存在を否定するようなことを、たった一人に言われたところで彼を構成する妄想の群れは崩れはしない。 けれど、その言葉を否定する言葉は出なかった。 声が返ってこないせいか、NO.37564は続ける。 「お前が壊すのに荷担しようとしてる今のこの世界を見ろよ。本当に無駄だと思うのか。 この世界を、それぞれの理由で守ろうとしてる奴らが見えないのか」 この異常な戦場の中で、ただひたすら前を向き駆ける者がいる。 仲間のために、一つでも多くの敵を倒す者がいる。 傷ついた戦友を抱え、走る者がいる。 「なぁ、見ろよ正義の味方(ニセモノ)。お前は、この世界を守ろうと一生懸命な連中を無駄だと言ってのけるのか」 「くだらん」 問いかけに、E-MIYAはそう吐き捨てた。 「所詮は一時の感情に惑わされているだけにすぎん。この世界はもう限界だ、あちこち歪んで悲鳴を上げている」 「悲鳴を上げていようが、血反吐を吐いていようが、それでも世界は続いてる。 それを、たった一人の人間が無駄だと言って切って捨てていい権利なんかどこにだってありはしない」 「よくよく口が回るな。目障りだ、失せろ―――停止解凍(フリーズアウト)、全投影連続層写(ソードバレルフルオープン)!」 その言葉とともに、大量の刃が発生してNO.37564を襲う。 白銀の嵐。その一つが心臓をでも貫けばその場で絶命する刃金の奔流がNO.37564を飲み込んだ。 あまりの質量の落下に、アスファルトが削り取られ、粉塵がもうもうと周囲に立ちこめる。 ふん、と鼻を鳴らすE-MIYA。NO.37564は、刃から一歩も逃れる時間はなかった。あれだけの刃が襲ったのだ、命があるわけがない。 もうもうと舞っている粉塵を、突如吹いた突風が吹き飛ばす。 ―――そこには、傷一つなく剣の檻の中に立つ戦闘員がいた。 今度こそ、E-MIYAの息が止まる。 ありえない。あれだけの刃の雨を受けて、生きていられる生物など存在しない。あの密度の剣の弾幕をかわせる生物など存在しない。 ならば、ならば――― E-MIYAの足が、無意識に一歩退った。 「貴様―――一体、『何』だ!?」 恐れを含んだその声に、先ほどと変わらぬ調子で、絶対の誇りを持って悪の組織の下っ端戦闘員は答える。 「さっきも言っただろ、俺は『クロック』の戦闘員―――正義の味方を叩き潰す、悪の組織の手先だよ」 言って。 巨大ロボをローキック一発で破砕し、正義の味方の拠点を潰し、ブラックホールに単独で放り込まれても帰還すると言われた最強の戦闘員は、自身の言葉を忠実に実行した。 正直言って、37564は反則です(笑)。 なんだよ成田せんせー、「終末が来てしまうということに対する反作用存在」って。 まぁ、本人がどっちかっつーとご近所英雄(本人悪の組織だけど)派なんで城には乗り込みませんが。 4-229-230 地に伏すのは、一人の侍。 彼は満足げな表情で、本来は存在しないはずの空を見上げていた。 彼の名はリン・バウマン。かつて「青い眼のサムライ」と呼ばれた役者。 しかし、あしきゆめ―――精神寄生体がとりついた彼は、本物の侍と遜色ない実力を誇っていた。 「見事だ」 「……これでも、郷里の方では武も教える者デス」 「ごめんなさい。私は、あなたを眠らせることしかできないから……」 青い眼のサムライの賞賛に、正直な言葉を漏らす二人の勝者。 金大正と赤羽くれはもまた、無傷とは言いがたい状況だった。 くれはの言葉に、役者はくつくつと笑った。 「それでいい。死に逝く者へできることなど、人間にはほとんどないよ。 私も、妻を失ったときにそれを思い知った……。 だから、前を向くといい。若いお嬢さん」 もっとも、私の言葉などなくとも君は前を向けるように見えるがね、と目を閉じたまま彼は告げる。 それきり。「青い眼の」リン・バウマンは空に溶けるように消えていく。 ひと時だけ眼を伏せる二人。 神職のくれはと道士の金だ。二人とも死に行くものへの礼儀を尽くす。 その時だ。 大量の岩石の群れが、その空間へと次々と降り注ぐ。 「何デスかっ!?」 「は、はわっ!?」 岩石の砲弾から逃れようと、くれはと金は別方向へと跳ぶ。 金は仁王剣を振るい岩石を跳ね飛ばし、くれはは実家からの支給品である破魔弓から簡単な魔法を使って次々と岩石の軌道を逸らしていく。 しかし、岩石の雨は止まらない。圧倒的な量に対応していこうとするも、いつかは限界が訪れる。 「くぅっ!」 先に限界を迎えたのはくれはだった。 いかに連射の効く破魔弓であろうと、3本ありある程度の自律行動のできる仁王剣と違い、対応が間に合わなくなる。 自身の上に降り注いだ巨大な岩石は、すでに避けきれる位置ではない。真っ向から迎撃を果たすしかない状況。 くれはは全身からプラーナを開放し、その一発に全てをかける。 「<ヴォーテックス・トライデント>ぉっ!」 闇の三叉は、彼女の頭上に迫る岩と拮抗する。 くれはは、渾身の力を込めてさらに魔法を押し出した。 「はあああぁぁぁぁぁっ!」 青い輝きが魔法に力を与え、その威力を底上げする。 そして、結果として彼女の渾身の一撃は巨岩を打ち砕いた。 しかし巨岩は砕け散り、破片が雨のごとく降り注ぐ。直前まで魔法に全力を注いでいた彼女に、それを回避する術はない。 いくつもの破片の直撃を受け、彼女は気を失った。 それはこの岩石降り注ぐ場所では命に関わる。金も駆け寄ろうとするが、彼を襲う岩石の雨が止んだわけではない。 すでに岩塊の雨はくれはまでの道を塞ぐように壁と化している。 そして、ぷつりと岩の雨が止む。 どういう理屈かはわからなかったが、金は最後に彼女がいた場所へと駆けつける。が――― ―――そこに、赤羽くれはの姿はなかった。 金は拳を痛いほど握り締め、とにかく状況を正確に把握するため、ふみこの万能執事へと連絡とるのを優先させた。 ――― 式神の城の奥深く。 白いマントの青年が、黒く長い髪の少女を抱えて立っていた。 青年の名は「世界の秩序」。力を欲したがために世界と同化し、いまや世界の一部として世界を動かす「白い世界」。 さて、と青年は呟いて真っ白に輝く光の玉のペンダントを少女の首にかけた。 「これでいいよ。後はこの娘を蜘蛛に組み込むだけだ。それくらいは君にもできるだろう?フットワーカー」 その言葉に曖昧に頷くのは、セプテントリオンの上級コードネームを持つエージェント。 はじまりは、同じく上級コードネームを持つRSを出し抜くために上に企画を提出したこと。 それがここまで大事になってしまっている。けれど、ここまで来てしまっては後には引けない。 彼は、目の前の世界の冷たい視線に答えることはできずともなんとか自分の命をつなぐための選択をし続ける。 青年は思い出したように問うた。 「あぁ、覚えているよね?約束を」 「玖珂光太郎が最後の間に着いた瞬間、お前に身柄を好きにさせる、だったか。 他にはないのか?」 「いや、覚えているならいいんだ。 あとは、これから他の邪魔が入らないために君の集めた連中に向けて命令しておいてくれればそれでいい」 「その程度はこちらも把握している」 じゃあ、よろしく頼んだよ。僕は挨拶をしてくるから、と彼は言い、その場から姿を消した。 フットワーカーは相手の気配が消えるのを待って、大きなため息をついた。 目の前に横たえられている少女をちらりと見て、彼女の首にかかる白い宝玉の説明を思い出す。 この宝玉は世界の力を引き出す玉。そう「世界」は言っていた。 それを、この娘の力を束ねる「依代」としての体質と、かつて七つの宝玉の力を遠き地へと送り出したことで作られた「転送」のパスを利用し、彼の切り札に利用する。 それが説明の全てだった。事実、娘にその両方の力が宿っているのは事実であったため、そのこと自体に不満はない。 仕事の時間だ、と頭を切り替えて、娘をかかえながら協力者達へと最後の攻撃の命令を下す。 ―――ここに、世界の危機が始まる。 4-233-234 「おい、光太郎生きてるか?」 「…ああ、なんとかな」 何とか城に突入した柊と光太郎だったがその代償はあまりにも大きかった。 上着はどちらもほぼ原形をとどめておらずワイシャツも血で赤く染まっていた。 「クソッタレさっきの野郎で思った以上にくらっちまったみてぇだ。」 「だが、ここで立ち止まるわけにはいかない…そうだろ柊?」 だが二人の闘志は全く衰えを見せていない。 それを嘲笑うかのように現れる魔物たち。 「へっ、上等じゃねーか…!!」 「手負いだからって甘く見るんじゃねぇぞ!!」 ふたりはかまえをとるがその構えはどこか崩れていた。 度重なる激戦で二人の体力は限界に達していたのだ。 魔物たちは好機と判断し一斉に襲い掛かる。 だが・・・ 「スレッジハンマー!!」 突如現れた巨大なハンマーを持ったツインテールの少女が魔物たちはなぎ払った。 「な、なんだぁ!!」 当然の乱入者に柊たちは驚く。 「んふふ~、さすがは317ちゃん。頼りになるわ~♪」 「誰だてめぇは!!」 声の主の方に視線を向けるとそこには女性がいた。 …なんというか青少年には大変目に毒な格好をした。 「私はクラリス・パラケルスス、錬金術師よ。」 (なんだろう、アンゼロット並みに関わっちゃいけねぇ気がする。) 彼女の雰囲気に柊は警戒する。 「で、その錬金術師様が何でこんなところに。」 「はぁ、これだけ大きな城なんだからお宝の一つや二つは有りそうだしね。それに・・・」 クラリスは柊に視線を向け、 「君にすっごく興味があるのよね~♪」 「俺に?」 「そうそう、さっき君たちを助けてくれた子あれ私が作ったホムンクルスなのよ。」 「何だって。」 柊と光太郎はさっき助けてくれた少女に目を向ける。 「あたしの最高傑作なのよ~」 クラリスの言葉に柊は嫌な予感を感じる。 クラリスの笑みがなんだがどっかのロリババァと重なったからである。 「何企んでるんだ、あんた。」 柊は警戒心をあらわにする。 「ん~、その前に取引しない?」 「取引?」 「そうそう、私は君たちを完全な状態まで治療することが出来るわ。」 「つまり治療してやるからあんたに宝探しに付き合えってか?」 「そのと~り。そんでもって柊君にはちょっと私の研究に協力して欲しいのよ。」 「…研究!?」 柊は嫌な予感がした。 そしてそれは的中する。 「今度新しいホムンクルス作ろうと思ってるんだけどそのベースを柊君にしてみようと思うのよ~」 「…マジか!?」 「うんマジマジ。何たってウィザード随一の戦闘力は魅力だし美形だから結構高値で売れそうだから。」 「ふざけんな、そんな理由で俺をホムンクルスのベースにするなぁぁぁぁぁぁ!!」 思わず柊は叫んだ。 「マスター、敵です。」 待機していた317の報告どおり周囲には何時の間にか魔物が集結していた。 「ゲッ…」 「んふふ~、どうやら拒否は出来なさそうの状況ね~」 クラリスの言うとおり状況はかなり危険な状況だ。 はっきりいって今の柊と光太郎は戦力にならない。 いくら317がクラリスの最高傑作でも多勢に無勢だ。 それ故に二人が出した結論は。 「だぁぁぁぁぁ、仕方ねぇ。宝探しでも研究でも付き合ってやるからさっさと治療してくれ!!」 「交渉成立~、それでは!!」 クラリスは魔力を放出する。 すると二人の傷は見る見るうちにふさがっていく。 それだけではないボロボロの衣服も新品同様に修繕され、疲れすらも消えていた。 「すげぇ。」 クラリスの力に感心する柊。 「それでは、お宝目指してれっつご~♪」 こうしてクラリスを加えた柊たちは最深部を目指す… ← Prev Next →
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2015年度前期 ナイトウィザード2nd PC一覧 ここには、PCの紹介を記載する。 葵はNPCであるが、このページに記載する。 ヒラタ ショウモン プレイヤー:7☆ クラス:転生者→大いなるもの/キャスター 属性:冥/火 その他:16歳/男 第一話から登場。 とある史実上の人間と思われる人物の記憶を引き継いでいる転生者。人格も強く影響を受けているようで、現代の16歳男子とは思えない言動が多い。 本人曰く「自分のいるべきところへ戻ることが目的」らしい。また、異界の力に強く興味を持っているようで、それらを自分のものにしようとさえ考える。 転生元が使っていたと思われる妖刀を持ち歩いているが、直接斬らずに刀を媒体として魔法攻撃を放つ。刀の銘は思い出せないらしい。 もともと彼がいた世界では異界の力を操る者を陰陽師と称していたためか、ウィザードのことを"陰陽師"と呼ぶ。 第三話終了後に大いなるものにクラスチェンジ。彼が神の一柱であるらしいことが明らかになった。 佐々木 紅狼(ささき くろう) プレイヤー:匿名 クラス:人狼/アタッカー 属性:火/火 その他:19歳/男 第一話から登場。 人狼の孤児。龍使いの師匠に拾われ、人間社会で育った。ずっと人間社会で暮らしていたため完全に適応しており、人狼であることを隠して生活している。 力仕事が得意で、普段は工事現場などで働いている。よく面倒事に巻き込まれるらしい。 基本的に常識人なのだが、人狼の血筋ゆえか、戦闘となると人格が豹変する戦闘狂。持ち前の怪力による物理攻撃が得意。 杠葉 みちる(ゆずりは みちる) プレイヤー:助動詞にいてんろく クラス:夢使い→侵魔召喚士/ヒーラー 属性:冥/虚 その他:15歳/女 第一話から登場。 世界を守る秘密結社"天の雷"(てんのいかずち)に所属する少女。結社からの任務であちらこちらへと赴くのが日課。 ………という脳内設定を持つ、言わずと知れたあの病気の患者。周りからは変な子だと思われている。 しかし、イノセントの記憶を改ざんする能力を持っているため、ウィザードとしての仕事が多いのは事実である。 ゴスロリ等、目立つ服を着ていることが多いので見つけやすい。 第三話終了後、侵魔召喚士にクラスチェンジした。 天田 綾晴(あまだ りせ) プレイヤー:兎吊木数人 クラス:勇者/ディフェンダー 属性:天/天 その他:17歳/男 第一話から登場。 輝明学園青原校の高等部3年生。自分がウィザードとして覚醒したことに気付いていない。 最近、「外見年齢14歳くらいの銀髪の少女によって、自身が"世界を守るため選ばれた存在"だと告げられる」という夢をよく見るらしい。 平凡な学生だが困っている人を放っておけない性格で、道に迷った女の子を助ける程度のことは彼にとって当たり前のことである。 第二話にて、魔王パール=クール直々に"下僕になる権利"を与えられた。 藤本 悠(ふじもと ゆう) プレイヤー:キャラメル猫 クラス:魔剣使い/アタッカー 属性:地/火 その他:20歳/男 第一話から登場。 両親がウィザードで、自身もウィザードとして覚醒している。ずっと一緒にいる葵とは一番の仲良し。 幼いころに両親が魔王ベール=ゼファーの陰謀に巻き込まれて命を落としたという経歴を持ち、それ以来ウィザードとして力をつけるため葵とともに旅をしている。 両親の仇としてベール=ゼファーを強く憎んでいるが、気持ちが強すぎるために一周回って愛になりかけているかもしれない。 彼女のことになると、あるじさま大好きな葵がどん引きするレベルで変な表情になる。 葵(あおい) 種族:付喪神? 属性:地/火 その他:20歳/女 備考:NPC 第一話から登場。 藤本 悠の刀の人格。元は悠の父親が使っていた日本刀であるが、悠の力によって人の形をとることができるようになった。 恥ずかしがりやな性格である。
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【作品名】ウィザードリィ外伝Ⅰ 女王の受難 【ジャンル】ゲーム 【先鋒】ホビット 【次鋒】ノーム 【中堅】ドワーフ 【副将】エルフ 【大将】人間 【共通設定】 【攻撃力】ガングニールスピア:槍、少なくとも数mはある、一撃でティルトウェイト並みの威力 カンティオス:人間、人外、動物、耐性がないと幽霊や骸骨も混乱する魔法 一度に成人男性9体を巻き込める効果範囲、射程数十m、瞬間発動 4回使える ロクド:人間、人外、動物、耐性がないと幽霊や骸骨も石化する魔法、4回使える 一度に成人男性9体を巻き込める効果範囲、石化サイズはヒグマ並みの大きさ、射程数十m、瞬間発動 ティルトウェイト:成人男性9体を一度に巻き込める雷や炎でも巻き込めないぐらい離れてる敵グループを3つ纏めて吹き飛ばす爆発魔法 成人男性やそれ並に大きい動物×24体ほどを巻き込めるので十mほどの範囲、射程数十m、4回使える、瞬間発動 ラダルト:ヒグマが即死する冷気で包む魔法、4回使える 成人男性9体を巻き込める効果範囲、射程数十m、瞬間発動 バディ:敵一体の心臓に血栓を起こして即死させる魔法、4回使える 心臓や血が流れてないと効かない、射程数十m、瞬間発動 【防御力】ヒグマが即死する炎や冷気に包まれても3度は耐えて戦闘続行可能 ティルトウェイトの直撃に2発ほど耐えて戦闘続行可能 マディ:HPを全回復する魔法、瞬間発動、4回使える 【素早さ】クモやムカデやハチより早い反応速度 数mのクモやムカデやハチから逃げ出せる移動速度 【名前】ホビット 【属性】ホビットロード 【大きさ】成人男性並み 【名前】ノーム 【属性】ノームロード 【大きさ】成人男性並み 【名前】ドワーフ 【属性】ドワーフロード 【大きさ】成人男性並み 【名前】エルフ 【属性】エルフロード 【大きさ】成人男性並み 【名前】人間 【属性】人間ロード 【大きさ】成人男性並み 参戦 vol.114 74
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2015年度後期 ナイトウィザード2nd 第四話 "混沌の申し子" GM KAZZ-I 予告 最近、秋葉原で不審者が目撃されている。 最近、ウィザードが何者かに襲撃される事件が起きている。 この2つの件に何らかの関わりがあることは、想像に難くないが・・・。 ナイトウィザード『混沌の申し子』 空に昇る紅き月、それこそが混沌の象徴。 ハンドアウト 一ノ宮 コウ コネクション:“辻斬り” ホームルームにて、秋葉原周辺で不審者が現れたとの注意喚起があった。 キミは用心しつつ用事を済ませ、その帰り道で・・・不運にも、出くわしてしまった。 秋葉原の不審者――――辻斬りに。 上矢 炎牙 コネクション:荻原 宗一郎(おぎわら そういちろう) ホームルームにて、秋葉原周辺で不審者が現れたとの注意喚起があった。 その件について、キミは校長である荻原に呼び出される。 不審者についての対処、それがキミに下された指示だ。 柏崎 純 コネクション:緋室 灯(ひむろ あかり) ホームルームにて、秋葉原周辺で不審者が現れたとの注意喚起があった。 それはそれとして、キミは絶滅社から“ウィザード襲撃事件”の対処を指示される。 なお、相棒として同じく絶滅社エージェントの緋室がこの任に就くとのことだ。 香山 トキオ コネクション:グィード・ボルジア エミュレイター被害者の会を訪ねてきた聖職者風の男、グィード。 なんでも、“ウィザードばかりを襲撃する不届き者がいる”とのことだ。 そんな輩はエミュレイターしかいない、そう言って彼はキミに協力を求めてきたのだ。
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《プロテクション・ウィザード》 効果モンスター レベル4/光属性/サイバース族/攻撃力100/守備力2000 ① このカードとリンク状態になっているリンクモンスターは戦闘では破壊されない。 ② 自分のサイバース族リンクモンスターが戦闘で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
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#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (エルフウィザード) エルフウィザード 精霊と人間の中間に位置する古代魔法の伝授者エルフウィザードは世捨て人のような神秘の存在として認識されてきた。 しかし暗黒神バルラックと邪悪なドラゴンとの戦争が始まり、自分たちが長い時間をかけて身につけてきた古代魔法をつかい戦いに尽力した。 肉体的な限界はあるがエルフウィザードがあつかう古代魔法はいかなる武器よりも破壊力を持ち、カドル大陸では誰もが一目おく強力な存在感を固持している。 役割 精霊と大気中のマナの力を扱う古代魔法の伝承者であるウィザードたちは、強力な魔法を使うことができます。しかし肉体的な限界があり、大部分の武器と防具の使用ができません。 注意 MPの自然回復が非常に遅いため、スキルの使用は原則としてレベルアップ直後の全回復後、また緊急時のみと考えた方がよいでしょう。 能力 項目 基本設定 カスタム 固定値 ボーナス 最低値 ボーナス 腕力(STR) 8 0 ? 8 敏捷(DEX) 12 ? 知力(INT) 21 ? 体力(CON) 9 ? 能力値合計 50 48 キャラクター作成開始時、ステータス項目のチェックを基本設定からカスタムに変更することで能力値の変更が可能です。ただしカスタムを選択した場合、能力値の合計は基本設定と比較して2低くなります。 スキル イメージ レベル スキル名 解説 6 マジックミサイル(I) 魔法で構成されるミサイルを敵に発射してダメージを与える。 40 マジックミサイル(II) 46 マジックミサイル(III) 6 シールド(I) 自分の周りにバリアを形成して防御力を上昇させる。 12 テレポート(I) 自分の位置をランダムに移動する。 12 ファイアーボルト(I) 火の塊を敵に発射してダメージを与える。 41 ファイアーボルト(II) 47 ファイアーボルト(III) 18 アイスニードル(I) 針のようにできた氷の塊を敵に発射してダメージを与える。 43 アイスニードル(II) 49 アイスニードル(III) 18 ライトニングボルト(I) 電気の球を敵に発射してダメージを与える。 43 ライトニングボルト(II) 49 ライトニングボルト(III) 24 ポイズン(I) ターゲットを宣伝させて継続的な苦痛を与える。 24 アーマーブレイク(I) 対象の鎧を破壊して、一定時間防御力を減少させる。 30 デジタルニーズクラウド(I) 対象を病気にゴルリゲヘ持続的な苦痛を与える。 30 スリープ(I) 対象を一定時間眠らせ作る。 36 スロー(I) 対象を鎖で縛って移動速度を減少させる。 36 コールライトニング(I) 対象の頭上に雷を召喚してダメージを与える。 44 コールライトニング(II) 50 コールライトニング(III) 42 パラライズ(I) ターゲットを硬い石のように固くて、いかなる行動もできないようにする。(性向-300減少) 42 サイレンス(I) 対象が魔法の本を使用できないように呪いをかけた。 45 メスコールライトニング(I) 対象とその周辺に雷を召喚して強力なダメージを与える。 48 メスコールライトニング(II) 51 メスコールライトニング(III) 48 エンタングル(I) 大地から芽吹いた蔦が対象の足を縛り、移動不能にする。 48 メテオ(I) 対象の頭上に大きな隕石を召喚して、火性の膨大なダメージを与える。