約 1,605,900 件
https://w.atwiki.jp/twitteringbird/pages/50.html
【タイトル】FATE/graffiti (R15) 【印刷】 【判型】A5版 【ページ】12P 【初版発行】2011.12.30 【価格】無料 【CP】言峰×ギル、ライオン×ギル、イスカンダル×ギル 【目次】 ● モノクロカバー 1 イス×ギル2P 2 コメント+イラスト(イスカンダル)1P 3 言峰×ギル1P 4 「百獣の空腹」ライオン×ギル3P 5 イラスト(ランサーとあるじのおしり)1P 6 イラスト(誘い受が過ぎる、ギル)1P 7 コメント+イラスト(ギルと言峰のアタマ)1P 【主な登場人物】 言峰 綺礼(ことみね きれい):愛いことを申すお方 イスカンダル(名はライダー、真名はイスカンダル):余裕のある態度をとるお方 ギルガメッシュ(名はアーチャー、真名はギルガメッシュ):とにかく誘い受…?! ランサー(真名はディルムッド・オディナ):イラストのみ登場。 ケイネス・エルメロイ・アーチボルト:ランサーのマスターで、おしりのみ登場 【コメント】 R15指定。CPによって表情や態度を変えてみせる(変わってみえてしまう)ギルガメッシュがまたみどころ。 【その他】 鉛筆本。ギルガメッシュ受本。半分がPixivを再録したもの。
https://w.atwiki.jp/bokuserve/pages/2922.html
【元ネタ】史実 【CLASS】ライダー 【マスター】 【真名】ロドスのメムノン 【性別】男性 【身長・体重】172cm・66kg 【属性】秩序・中庸 【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷A 魔力D 幸運E 宝具A+ 【クラス別スキル】 対魔力:D 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。 騎乗:B 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。 【固有スキル】 嵐の航海者:A+ 船と認識されるものを駆る才能。 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。 戦略:B 外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。 ダレイオス三世がはじめから彼の進言に従っていればアレクサンドロス大王は敗れていたとも言われる。 戦闘続行:A 戦闘から離脱する能力。 また、敗戦において自軍領地まで生きて辿り着く能力。 炎の抵抗者:A 雷の征服者イスカンダルと互角に抗した逸話が昇華されたスキル。 侵略の逸話を持つ英霊や宝具に対抗する時、全判定に有利な補正を得る。 【宝具】 『世の悪を討つ光明の艦隊(ポレミコプリオ・アカイメネース)』 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:5~99 最大捕捉:1000人 ダレイオス三世に預けられた大艦隊を召喚し、突撃を敢行する。 艦隊はゾロアスター教における最高神アフラ・マズダーの加護により浄化の光焔を纏っており、 アンリマユに関連する英霊・怪物に対し与えるダメージが激増する。 ちなみにイスカンダルはゾロアスター教を迫害・弾圧したため、アンリマユの手先ともされており、この宝具は天敵となる。 【解説】 アケメネス朝ペルシアのダレイオス三世に仕えたギリシャ人傭兵。 軍才に秀で、征服王イスカンダルを大いに苦しめた。 ダレイオス三世がはじめから彼の進言に従っていれば、イスカンダルは歴史に名を残す事は無かった、とも。 当時、ペルシアはダレイオス三世が即位したばかりだったものの、そこに至るまでの宮廷陰謀の傷跡は深く、混乱状態にあった。 これに目をつけたマケドニア王イスカンダルは東方遠征軍を発し、ペルシアへと進軍を開始する。 しかし、征服王の進軍は初手から頓挫する。 ギリシャ人でありながらペルシア側についていたメムノンが、イスカンダル軍の先遣隊パルメニオンを撃破したためである。 その上、メムノンはこの勝利に油断せず敵の弱点を探り、マケドニア軍がペルシアを略奪しなければ明日の給金にも事欠くほどの窮乏にあることを知った。 両軍の状況を鑑みたメムノンは、ペルシア側の領土を焼き払い、マケドニア軍を干上がらせる焦土作戦を献策する。 だが、この必勝の策はダレイオス三世の躊躇いや、 ペルシア貴族たちの状況把握の甘さ、財産への執着、傭兵であるメムノンへの侮蔑などが原因で却下される。 マケドニア軍とペルシア軍はグラニコス河で激突したが、結果はペルシア側の大敗に終わった。 一説によれば、敗因はペルシア貴族らがマケドニア軍への侮りと戦功欲しさに、ギリシャ傭兵を率いるメムノンを後方に配置していた事にあるという。 この大敗を知ったダレイオス三世はメムノンの進言に従わなかったことを悔やんだと伝えられる。 大敗後、ギリシャ傭兵の多くは「ギリシャ世界の裏切り者」とイスカンダルに憎まれ、多くが殺害され、残りは鉱山で働く奴隷とされた。 しかし、メムノンは脱出に成功し、ダレイオス三世の信任を受けて対マケドニア作戦を一手に担うこととなる。 メムノンは特にペルシャ艦隊の運用に着目し、脆弱なマケドニア海軍を各地で圧倒して兵站に圧力をかける一方、 自身はハリカルナッソスに籠城し、海軍と連携しながらマケドニア軍を相手に善戦した。 ハリカルナッソスの落城後、辛くも脱出したメムノンはマケドニア軍の本領であるギリシャ本土へと艦隊を向け、 マケドニアを恨むギリシャ諸国とマケドニア本土の衝突を扇動するという大計を考案する。 これらの策略が実行に移されれば、イスカンダル率いる東方遠征軍はペルシアに孤立し、その士気を瓦解させられたかもしれない。 しかし、実行に移す前にメムノンは病死。 唯一イスカンダルに抵抗しうる逸材を失った事で、ペルシア帝国の抵抗は消極的となり、滅亡は決定づけられた。
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/5383.html
【TOP】【←prev】【PlayStation】【next→】 宇宙戦艦ヤマト 英雄の軌跡 タイトル 宇宙戦艦ヤマト 英雄の軌跡 永遠のジュラ編 遥かなる星イスカンダル映像集 機種 プレイステーション 型番 SLPS-02952 ジャンル シミュレーション 発売元 バンダイ 発売日 2000-9-28 価格 2800円(税別) 宇宙戦艦ヤマト 関連 Console Game SCD-R 宇宙戦艦ヤマト PS 宇宙戦艦ヤマト 遥かなる星イスカンダル さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 宇宙戦艦ヤマト 英雄の軌跡 PS2 宇宙戦艦ヤマト イスカンダルへの追憶 宇宙戦艦ヤマト 暗黒星団帝国の逆襲 宇宙戦艦ヤマト 二重銀河の崩壊 Handheld Game GB 宇宙戦艦ヤマト WS 宇宙戦艦ヤマト 駿河屋で購入 プレイステーション
https://w.atwiki.jp/rowamousou/pages/1570.html
【名前】荒木夢無 【出典】オリロワ4 【性別】男 【年齢】不明 【人物】 傍若無人な不良高校生。 喧嘩が得意で一人で化物を倒したり組織を潰したりするほど。 詳細なキャラ設定はこちら。 【あらすじ】 登場話で鬼の椿と殴り合った後、気が合ってコンビを結成。 鬼との因縁が強く、忌影丸とは椿を殺され幾度となくぶつかり合うが、最後は窮地を彼に救われる奇妙な結末を迎える。 仲間の摩耶香が『審判』のタロットカードで殺戮兵器化した時には、死ぬ寸前の彼女から絆のタロットを託され、それが奇跡を引き起こして摩耶香の自我を取り戻すことに成功する。 主催戦では仲間と協力して獄羅童子と激闘を繰り広げ、勝利する。 ノヴァ戦では苦戦を強いられるが、ノヴァでも唯一奪うことの出来なかった絆が、夢無達に勝利を齎す。 エピでは仲間達と生還を喜び合い、自分以外の高校生で唯一の生き残りである凜吾と高校生活を過ごす。芦塚が新しい教師になり、見覚えのある馬が理事長になったりもした。 【本ロワの動向】 再びバトルロワイヤルに参加させられた夢無は、イラつきながらも変わらず対主催を貫くことを決意する。 名簿の中に仲間たちと共に打倒したノヴァの名があることに疑問を感じながら、復活したのならばもう一度ぶちのめすだけだと考える。 拳を握りしめた彼の前に現れたのは、征服王イスカンダル。 夢無が殺し合いを乗り越えた一騎当千の強者であることを見抜いたイスカンダルは 夢無に誘いをかける 軍門に下り、世界を征する愉悦を共に分かち合う気はないかと。 全て最果ての海(オケアノス)を夢みる気はないかと。 夢無ははっきりとその誘いにNOを突きつけた。 夢無「あいにくだが、俺は誰かの下で拳を振るう気はないぜ。征服王」 イスカンダル「こりゃー交渉決裂かぁ。勿体ないなぁ。残念だなぁ」 頭を掻くイスカンダルに、夢無は拳を構えた。 夢無の心意気に応じて、イスカンダルは自らの宝具を発動した。 イスカンダルと共に夢を見て絆を結んだ朋友たち、『王の軍勢』。 一人一人が一騎当千の強者たち。 晴れ渡る蒼穹に熱風吹き抜ける広大な荒野と大砂漠。 無数の軍勢を前にしても、夢無はひるむことなく、逆に笑って見せた。 拳を固く握り、兵士たちの中へと走りだす。 「征服王だか何だか知らねえが、こんなんじゃ俺の拳は止まらねえぜ!!」 剣で切り裂かれ、槍で突かれ、騎兵に轢かれ。 それでも決して歩みを止めることはない。 ただひたすらに拳を振るって兵士をなぎ倒し、征服王の元へとたどり着く。 全身が血に塗れ、刃が体に突き刺さり、立っているのがやっとの状態。 しかし拳はほどくことなく、最後にイスカンダルに一撃をかました。 「見たか征服王…こいつが、俺の拳だ…!」 自慢の拳を空に向け、笑顔と共に夢無はゆっくりと地に倒れた。 最後まで自らに屈することなく拳をかまして死んでいった夢無をイスカンダルは英霊にも並ぶ見事な漢と認め、敬意を評した。 オリロワ4では主人公格として活躍し生還した夢無であったが、オールリピでは最初の死亡者となった。 しかし死してもなお、笑顔で死んだ姿はセリューと光希には名前も知らない参加者の死に嘆き憤り「腑抜けてる場合じゃない。私達が戦わなくちゃ犠牲者が次々と出る」と元の正義感を呼び覚まさせ、ゼロには笑顔で死んでいる夢無の顔を見て「こんな風に笑って死ねるなら、もう一度最後まで抗うのも悪くはないか」と思い起こさせ、彼女たちの再起のきっかけとなる熱い漢の生き様を見せた。 夢無の決して強敵にも引かず、諦めない魂はきっと彼女たちに引き継がれたのだろう。 【称号:漢の拳は砕けない】
https://w.atwiki.jp/twitteringbird/pages/89.html
【タイトル】FATE/graffiti (R15) 【印刷】 【判型】A5版 【ページ】12P 【初版発行】2011.12.30 【価格】無料 【CP】言峰×ギル、ライオン×ギル、イスカンダル×ギル 【目次】 ● モノクロカバー 1 イス×ギル2P 2 コメント+イラスト(イスカンダル)1P 3 言峰×ギル1P 4 「百獣の空腹」ライオン×ギル3P 5 イラスト(ランサーとあるじのおしり)1P 6 イラスト(誘い受が過ぎる、ギル)1P 7 コメント+イラスト(ギルと言峰のアタマ)1P 【主な登場人物】 言峰 綺礼(ことみね きれい):愛いことを申すお方 イスカンダル(名はライダー、真名はイスカンダル):余裕のある態度をとるお方 ギルガメッシュ(名はアーチャー、真名はギルガメッシュ):とにかく誘い受…?! ランサー(真名はディルムッド・オディナ):イラストのみ登場。 ケイネス・エルメロイ・アーチボルト:ランサーのマスターで、おしりのみ登場 【コメント】 CPによって表情や態度を変えてみせる(変わってみえてしまう)ギルガメッシュがまたみどころ。 【その他】 R15指定。無料配布の鉛筆本。ギルガメッシュ受本。半分がPixivを再録したもの。 「 獅子身中の神父は獅子を食らう 」→
https://w.atwiki.jp/gods/pages/88199.html
シカンダルローディー(シカンダル・ローディー) イスラム王朝デリー・スルターン朝の一つローディー朝の君主。 関連: バフルールローディー (バフルール・ローディー、父) イブラーヒームローディー (イブラーヒーム・ローディー、息子) ジャラールローディー (ジャラール・ローディー、子) 別名: ニザームハーン (ニザーム・ハーン) シカンダルシャー(2) (シカンダル・シャー)
https://w.atwiki.jp/nenrei/pages/1017.html
【作品名】宇宙戦艦ヤマトシリーズ 【ジャンル】アニメ 【名前】サーシャ 【属性】地球人とイスカンダル人のハーフ 【年齢】1歳 【長所】イスカンダル人は第二次性徴まで異常に成長速度が速い、この人はハーフだけど 【短所】同シリーズのしかも親戚に同じ名前のキャラがもう一人いるので紛らわしい 【備考】『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』にて古代守とスターシャの間に生まれたサーシャ。 古代守がイスカンダルに残ったのが2200年の9~10月、 『ヤマトよ永遠に』が2202年なのでどう計算しても1歳。 vol.2
https://w.atwiki.jp/multiple/pages/420.html
地獄への道 ◆b8v2QbKrCM 橋の袂、川の岸。 河を流れる水の音だけが響く静かな空間。 青々と茂った広葉樹の木陰に、ハクオロはひとり腰を落としていた。 「カルラ……お前まで……」 太い幹に背を預け、低い声で呟く。 また喪ってしまった―― 「私は……!」 なんと無力なのだろうか。 ただひたすら喪い続けるばかりで、誰一人として護れない。 大切な人も。 大事な家族も。 自分を信じてくれた少女も。 ハクオロが護りたいと願った者達が、次々と掌からこぼれていく。 悔悟の念は尽きることなく湧き上がる。 広い会場のせいで再会を果たせず、そのために護ることができなかったというなら救いはある。 しかし実態はどうだ。 トウカに護られ、魅音に護られ、そして二人を喪った。 自分がもっと上手く立ち回れてさえいれば、二人は死なずに済んだのではないか。 せめて二人だけでも護ることができたのではないか。 思考の隅に根拠のない仮定が浮かぶ。 それは後悔を糧に際限なく膨らんでいき、ハクオロの心を内側から責め立てていく。 ここで、仕方がなかったのだと開き直ることが、ハクオロという男にはできなかった。 あのとき、ああしていれば。 もっと力があれば。 ――自分さえいなければ。 「駄目だ、それだけは」 ハクオロは頭を振って、脳裏に過ぎった考えを振り払う。 全てを投げ出してしまえば、悩み苦しむこともないだろう。 だがそれだけはできない。 この地に唯一残った家族――アルルゥ。 彼女は今もどこかで助けを待っているに違いない。 それなのに、身勝手な逃避など選べるものか。 ハクオロは地面に突いていた右手を握り締めた。 土と雑草が指で掘り起こされ、拳の中へと押し込められていく。 手先の動きに引き寄せられるように、肩の傷が疼痛を訴える。 だがそんなものは気にならない。 心を引き裂くこの痛みと比べれば、無いも同然の痛覚だ。 「アルルゥだけは……」 ――ハクオロは決意する。 どんな手を使ってでもアルルゥを護る。 それが己に架せられた使命であると―― 「……この身に代えても……!」 遠くから足音が近付いてくる。 かなりの大股で、重量を感じさせる歩調。 ハクオロは拳を解き、足音の方へ顔を向けた。 「イスカンダル殿か。どうでしたか」 「辺りには誰もおらんな。こそこそ隠れとる様子もない」 イスカンダルはハクオロと同じ木陰に入り、そこで足を止めた。 傷を負って動きの鈍ったハクオロに代わって、イスカンダルは歩哨の真似事を買って出てくれていた。 彼が言うには、サーヴァントの卓越した視力を以ってすれば、辺り一体を隈なく見渡すのも容易いのだという。 さすがに透視のようなことまでは出来ないらしいが、人間の枠組みを越えた視力だけでも充分過ぎるほどに有用だ。 ――サーヴァント。 イスカンダルからその奇跡について聞き及んだ際、ハクオロは耳を疑わずにはいられなかった。 偉大なる功績を残し、信仰の対象となった英雄。 『世界』なるものと契約し、力の代わりに死後を売り渡した者。 そうした者達は、死んだ後に英霊と呼ばれる霊的存在となり、時間と世界を超越して存在し続けるのだという。 サーヴァントとは、本来なら人間には御し得ない高位の霊である英霊が、条件付で召喚され使役されるときの姿。 その条件とは、ありとあらゆる願いを叶える万能の願望器――聖杯を巡る戦いへの参加権。 イスカンダルが口にした英雄の名は、イスカンダル本人も含めて、ハクオロの知識の中には無いものばかりであった。 だが、ハクオロにはそれよりもずっと気に掛かることがあった。 サーヴァントのような存在を召喚できる秘法。 万能の願望器、聖杯。 それらが実在するというのなら、ギラーミンのいうことも与太話では済まされなくなってくる。 最初に聖杯について聞いたときは、ハクオロも半信半疑であった。 しかし、ここまで詳細に語られてしまうと、流石に信じざるを得なくなってしまう。 「…………」 全ての願いを叶える方法は実在した。 もしかしたら、殺し合いがこうも急速に進んでいるのは、それの存在を知っていた者が多くいたからではないか。 イスカンダルが、自分以外にここにいる唯一のサーヴァントだと言う、アーチャー。 ……そして、衛宮。 不意に、ハクオロの思考をとある疑念が過ぎる。 「イスカンダル殿……貴方はこの戦いに勝ち残り、何を願う……」 願いを叶えるために、自分以外の全員を犠牲にする―― 聖杯戦争とこの殺し合いの間には妙な類似点がある。 だが、相違点も非常に多い。 その最たるものは動機だ。 イスカンダルからの伝聞だが、聖杯戦争はマスターもサーヴァントも、聖杯を必要とする者だけが選ばれるという。 願いの内容は人それぞれなのだろうが、願いを持っているということは共通しているはずだ。 対して、この殺し合いに望んで身を投じたものは誰もいない。 ギラーミンが提示した褒美に釣られて集まった者達の殺し合いとは断じて異なる。 願いを叶えられると言われても、最初から託す願いを持っているとは限らない。 その中の数少ない例外が、聖杯戦争の参加者達であるとハクオロは考えた。 「失礼な問いだとは分かっている。しかし……」 サーヴァントは聖杯という願望器を求めて召喚される。 それはつまり、イスカンダルも聖杯に託す願いを持っているということだ。 願望器を巡り殺し合った者達が、果たしてこの場における殺し合いを厭うだろうか。 だが、イスカンダルは返答の代わりに豪快な笑いを返してきた。 「願うことなど何もない。 余が聖杯に託さんとした願いは既に実現しておるからな。 見ろ、この身体を。霊体であればこんな傷はそうそうつかんぞ。 マスターからの魔力供給も必要にならんようだしな」 嬉しそうに口の端を上げるイスカンダル。 傷だらけの肉体は、いつの間にか出血が止まっていて、乾きかけの生傷を晒している。 ハクオロは、この信じがたい回復力もまたサーヴァントが特別たる所以なのだと思っていた。 しかしイスカンダルの主張を聞く限りでは、本来はもっと傷つきにくい代物であるらしい。 ――この男は弱体化を喜んでいるのか? ハクオロは一瞬だけ疑念に視線を険しくしたが、すぐに力を抜いた。 「確かに、戒めから解放されたのは喜ぶべきことだな」 「ん? いやぁ、それは別にどうでもいいんだが」 マスターによる束縛からの解放。 イスカンダルはそれを喜んでいるのだと、ハクオロは考えた。 だが、返答は否定。 いよいよ混乱の色を強めるハクオロに、イスカンダルは訥々と語る。 「サーヴァントと言ってもな、所詮は一時の客人(まれびと)よ。 地を踏む脚も、手綱を持つ腕も、魔力で模られた作り物に過ぎん。 ならば最初に望むべきは確固たる肉体に決まっておる。 それさえあれば、他の望みは自力で叶えりゃいい」 それに余のマスターは気持ちのいい奴であったぞ、と笑顔で付け加える。 ハクオロは納得と疑問の入り混じった感情を抱えたまま、傍らの大男から視線を外した。 とりあえず、イスカンダルには誰かを殺めてまで唯一の勝ち残りを狙う動機がないということは確認できた。 しかし、一つの疑念が晴れると同時に、また別の疑問が浮かび上がってくる。 「どうした?」 「いや……聖杯戦争では、サーヴァントだけでなくマスターも願いを叶えられるのだろう? あの男はどんな願いを抱いていたんだろうな、と思っただけだ」 声色は落ち着いている風であったが、内心では酷く震えていた。 衛宮という男が何を願って殺し合いに身を投じたのか。 あの雷を操る少女は、人を殺めることに慣れていない様子であった。 そんな少女に慕われていた男が、どうして。 もしも、本来は戦いなど望まないが悲痛な理由で止む無く……とでも答えられれば、この男を殺めた理由が瓦解する。 そうなればハクオロは自分の行為の重大さに押し潰されてしまうかもしれない。 ここで、仕方がなかったのだと開き直ることが、ハクオロという男にはできなかった。 皮肉なことに。 『積極的に殺し合いに関わっているかもしれない』から殺したはずが、 『積極的に殺し合いに関わっていたのでなければ』正当化できなくなっていたのだ。 ハクオロの恐れなど気付きもしていないかのように、イスカンダルはふむと顎鬚を撫でた。 衛宮の死は、先ほどイスカンダルも確認していた。 きっとハクオロの思惑通り、自然に力尽きたのだと思っているはずだ。 「分からん。他のマスターには殆ど出会わなんだからな。 ランサーのマスターの声を聞いたのが一度、セイバーのマスターと顔を合わせたのが二度、それが全部だ。 あの男の願いなど見当もつかん」 「そうか……」 ハクオロは短く息を吐いた。 それが安堵の溜息であったことに、果たしてハクオロ以外の誰が気付けたのか。 二人の会話が途切れるや否や、奇妙な静寂が辺りを包み込んだ。 川面に跳ねる魚も囀る小鳥もいない、非自然的な静けさ。 唯一、青い葉を茂らせた枝が小刻みに揺れて、漣のような音を立てている。 「今度はこちらからひとつ訊ねて良いか」 沈黙を破ったのはイスカンダルだった。 ハクオロはすぐに首肯した。 しばらくこちらからの質問が続いたのだから、次は相手に訊ねる権利があるのは当然だ。 イスカンダルは少し間を置いて、抑揚を抑えた声で問いかける。 「ハクオロよ――何故あの男を殺した」 心臓が、高鳴る。 見られていないはずだ。 気付かれていないはずだ。 それなのに、どうして……! 「あ……」 手が震えているのが分かる。 今口を開けば、声もきっと震えているだろう。 だが、何かしらの返答を返さなければならない。 沈黙を通すということは、肯定以外の何物でもないのだから。 「い……一体何を言っているんだ……」 「刺さっておったものが独りでに沈んでいったとでも言うのか? 余は貴様を糾弾するつもりなどない。その理由を聞いておきたいだけだ」 そうして、一拍置いて、 「貴様を仲間に加えるかどうか決めるためにな」 「……私は」 ハクオロは目線を伏せた。 糾弾するつもりはないという言葉に偽りはないだろう。 ならば、ここで嘘をつく意味はない。 「部下が……家族がいたんだ。 だが、みんな殺されていった……」 ハクオロの独白を、イスカンダルは静かに聞いていた。 その表情は、顔を伏せたハクオロからは窺えない。 「ベナウィとカルラは死んだという事実だけを聞かされた。 トウカは私の手で死なせたようなものだ……!」 独白は続く。 聞き手の存在など忘れたように、心の内を吐き散らしていく。 「武人が命を落とすのは当然の因果かもしれない……だが! 何故だ! 何故エルルゥまでが!」 右の拳を握り締める。 止め処ない怒り、そして悲しみ。 もしここに魅音がいれば、ハクオロはこうも感情を吐露しなかっただろう。 私情を抑え、魅音を気遣いもしただろう。 だがその少女はもういない。 ハクオロの目の前で、静かに息を引き取ったのだから。 「……すまない、取り乱した」 深く息を吸い、そして吐き出す。 右手に視線を落とせば、掌を汚す泥の中に、濁った血が混ざっている気がした。 「だが、それが理由だ。あの男が私の家族を殺したかもしれない……殺してしまうかもしれない……。 たった一人残った家族まで……アルルゥまで! そう思ったから殺したのだ。偽りなどない……それだけだ」 もうこれ以上、大切な人を喪いたくない。 それは皇としてではなく、人としての切なる願い。 イスカンダルはハクオロの独白を黙って聞いていたが、やおら歩き出すと、木陰の外へ出て行った。 そして赤毛の頭を大仰に掻いた。 「確かに我らは仲間を集めておるが、それと同時にもうひとつ別のことをやっとるのだ。 有り体に言えば、殺し合いに乗ったものを倒すことなんだが――」 そこで一旦言葉を切り、ハクオロに向き直る。 「ハクオロよ、余は貴様をどう処するべきなのだろうな」 ざぁ、と風が吹き抜ける。 梢が揺らぎ、緑の葉が旋風を描いて散っていく。 「……問われるまでもない」 ハクオロは立ち上がり、イスカンダルの目を見据えた。 地獄へ落ちる覚悟は決めていたはずだ。 この期に及んで、何を迷うことがあるというのか。 即座に斃されないだけ感謝をしてもいいほどだ。 「貴方達と道を同じくする資格など、私にはない」 衛宮を殺した自分が、衛宮を助けたいと願ったレッドと轡を並べられるはずがない。 ましてや、レッドはあの少女をも救おうとしているのだ。 万に一つそれが叶ったとして、どんな態度で少女に会えばいいというのか。 きっと、イスカンダルには感謝すべきなのだろう。 もし彼に看破されなければ、自分は何食わぬ顔で誘いを受けていたかもしれない。 そんな真似をしては死んでいった皆に合わせる顔がない。 「そうか」 イスカンダルは小さく頷いただけで、それ以上の追求はしなかった。 今はそれすらもありがたかった。 「助けて頂いたことには改めて礼を言う。 それと、レッドのこともお願いしたい……それでは」 ハクオロは軽く頭を下げ、自分の荷物を手に踵を返した。 たった半日の間に多くのものを喪いすぎた。 この上アルルゥまで死なせてしまうわけにはいかない。 何としても探し出し、護り抜いてみせる。 もしそれが叶わなければ――! 「ハクオロよ!」 イスカンダルのよく通る声が響き渡る。 「願望器を信じるな」 ハクオロは、足を止めた。 彼には人の心が読めるのか――そう思わずにはいられない。 もしアルルゥを喪えば、あるいは喪わずとも、最後の生き残りとなって皆を生き返らせれば。 そんな考えが脳裏を掠めたばかりだった。 ハクオロの応えを待たず、イスカンダルは言葉を繋ぐ。 「聖杯も、褒美として用意してあるという力とやらもそうだ。 誰もが血眼になっちゃあいるが、存在する保証はどこにもない」 ハクオロはイスカンダルに背を向けたままで、その語りを聞いていた。 聞き流して立ち去ってしまえればよかった。 だが、イスカンダルの言葉には、それを許さない威圧がある。 「それを忘れるなよ」 「……言われるまでもない!」 内心の焦りを隠し、ハクオロは歩き出した。 とにかく今はアルルゥを探すことだけを考えるのだ。 もしも、仮に、万が一……そんなことは全て後回しにすればいい。 天頂の太陽が、まるで地獄の底のように燃えていた。 【B-4 橋の袂(北岸)/一日目 日中】 【ハクオロ@うたわれるもの】 【装備】:なし 【所持品】:基本支給品一式×4、 コンテンダー・カスタム@Fate/Zero 、防災用ヘルメット、コンテンダーの弾薬箱(スプリングフィールド弾27/30) 、ロープ×2、消火器、防火服、 カッターナイフ、黒色火薬入りの袋、大型レンチ@BACCANO!、ミュウツー細胞の注射器@ポケットモンスターSPECIAL、双眼鏡、医薬品多数、ライター、 起源弾@Fate/Zero(残り28発)、クチバの伝説の進化の石(炎、雷、氷)@ポケットモンスターSPECIAL、 空気ピストル@ドラえもん メリルのハイスタンダード・デリンジャー(2/2)@トライガン・マキシマム 、排撃貝@ONE PIECE、 デリンジャーの残弾20 鉄パイプ爆弾×4、治癒符5枚@終わりのクロニクル 【状態】:右足と右肩に銃創(包帯処置、止血処置済み。ただし消毒なし)、左手首骨折 【思考・行動】 1:ギラーミンを倒す。 2:何としてもアルルゥを護り抜く。 3:もしそれが叶わなければ……? 4:ミュウツーに対して怒りの念。 【備考】 ※クロコダイルの名前は知りません。 ※クロコダイルの能力を少し理解しました。 ※B-4の橋が美琴の超電磁砲によって完全に崩落しました。渡る事はまず不可能です。 ※B-4木陰に園崎魅音の死体が腕を組まされて横たわっています ※B-4橋崩落現場付近に、クロコダイルの首と胴に別れた死体があります。 ※レッドの包帯は治療のために消費しました。 ※聖杯戦争とサーヴァントについての情報を一通り得ました。 ※どこへ向かうかは次の書き手にお任せします。 【ライダー(征服王イスカンダル)@Fate/Zero】 [状態]:魔力消費(小)、疲労(中)、全身に傷(小~中)および火傷(小)、出血中 腕に○印 [装備]:張維新の衣装とサングラス@BLACK LAGOON、包帯、スモーカー大佐の十手@ONE PIECE [道具]:基本支給品一式×2、きせかえカメラ@ドラえもん きせかえカメラ用服装イラスト集 イリアス英語版、各作品世界の地図、拳銃の予備弾30発、ウシウシの実・野牛(モデル・バイソン)@ワンピース [思考・状況] 1:バトルロワイアルで自らの軍勢で優勝。 2:レッドを待つ。 3:レッドを従え『ノルマ』を達成し、レナ達に自らの力を示す。 4:四次元ポケットとバイクを回収しに図書館へ戻りたい。 5:首輪を外すための手段を模索する。 6:有望な強者がいたら部下に勧誘する。 7:次の放送までに劇場へ向かう。 8:アーチャー(ギルガメッシュ)、クロコダイルを警戒する。 【備考】 ※ヤマハV-MAXセイバー仕様@Fate/Zeroは図書館入り口に停めてあります。 ※四次元ポケット@ドラえもんは図書館の中に放置されています。 ※原作ギルガメッシュ戦後よりの参戦です。 ※臣下を引きつれ優勝しギラーミンと戦い勝利しようと考えています。 本当にライダーと臣下達のみ残った場合ギラーミンがそれを認めるかは不明です。 ※レッド・レナ・チョッパー・グラハムの力を見極め改めて臣下にしようとしています。 ※『○』同盟の仲間の情報を聞きました。 ※自分は既に受肉させられているのではと考えています。 ※ブケファラス召喚には制限でいつもより魔力を消費します ※アルルゥの存在を知りました。 時系列順で読む Back ひとつ分の陽だまりに ひとつだけ残ってる Next 煌めく涙はあの日に 溢れる想いはあの人へ 投下順で読む Back ひとつ分の陽だまりに ひとつだけ残ってる Next 煌めく涙はあの日に 溢れる想いはあの人へ Back Next 静かに訪れる色なき世界 ライダー(征服王イスカンダル) Deus ex machina ―戦争― 静かに訪れる色なき世界 ハクオロ 知人の奇妙な行動
https://w.atwiki.jp/sinnerei/pages/115.html
【作品名】宇宙戦艦ヤマトシリーズ 【ジャンル】アニメ 【名前】サーシャ 【属性】地球人とイスカンダル人のハーフ 【年齢】1歳 【長所】イスカンダル人は第二次性徴まで異常に成長速度が速い、この人はハーフだけど 【短所】同シリーズのしかも親戚に同じ名前のキャラがもう一人いるので紛らわしい 【備考】『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』にて古代守とスターシャの間に生まれたサーシャ。 古代守がイスカンダルに残ったのが2200年の9~10月、 『ヤマトよ永遠に』が2202年なのでどう計算しても1歳。 vol.2
https://w.atwiki.jp/multiple/pages/223.html
◆GOn9rNo1ts氏が手がけた作品 NO. タイトル 登場人物 0172 赤目と黒面(前編)赤目と黒面(中編)赤目と黒面(後編) クリストファー・シャルドレード、北条沙都子、アルルゥ、ゼロ、グラハム・スペクター、ライダー(征服王イスカンダル) 0182 裏表トリーズナーズ(前編)裏表トリーズナーズ(後編) ラッド・ルッソ、御坂美琴 0192 すくわれぬもの(You can not save me) 北条沙都子、アルルゥ、グラハム・スペクター、ライダー(征服王イスカンダル) 0194 キミガタメ(I save you from anything) ミュウツー、アルルゥ、ライダー(征服王イスカンダル)、ラッド・ルッソ、御坂美琴 0195 かいぶつのなく頃に~讐たり散らし編~(前編)かいぶつのなく頃に~讐たり散らし編~(後編) 竜宮レナ、トニー・トニー・チョッパー、ニコラス・D・ウルフウッド、リヴィオ・ザ・ダブルファング、クレア・スタンフィールド 0202 哀愛逢ドリーマーズ 佐山・御言、新庄・運切 0208 消失証明・存在証明 ライダー、御坂美琴 登場させたキャラ 4回 ライダー(征服王イスカンダル) 3回 アルルゥ、御坂美琴 2回 北条沙都子、グラハム・スペクター、ラッド・ルッソ 1回 クリストファー・シャルドレード、ゼロ、ミュウツー、竜宮レナ、トニー・トニー・チョッパー、ニコラス・D・ウルフウッド、リヴィオ・ザ・ダブルファング、クレア・スタンフィールド、佐山・御言、新庄・運切 作品に寄せられた感想 名前 コメント