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イグニション 速攻魔法 相手の魔法・罠発動時に発動する事ができる。 その時相手が発動した魔法・罠の効果は 「フィールド上に存在するモンスター1体を破壊する」となる。 魔法
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イグニション LIZARD IGNITION 初登場:R4 登場作品 R4 概要 ●数あるマシンの中で、前年の大会で決勝グランプリ最終戦にまで残ったマシン。 ●突起物らしい突起物が何もない、流れるようなフロントからサイドにかけてのラインは威厳さえ漂わせる。 二段重ねに見えるエアロパーツも特徴の一つ。 ●比較的低回転から効くようになっているターボをバリバリにきかせた高回転時のパワースライドが醍醐味。 全開の走りを堪能したい。 スペック チーム グレード 使用ステージ サイズ(mm) 重量(kg) エンジン 総排気量(cc) 回転数(rpm) 最大出力(ps/rpm) 最大速度(km/h) ギア数 MMM 12 Final GP 4730×1907×1036 1200 V型8気筒ターボ 6200 8600 598/6700 219 6 PRC 〃 〃 〃 〃 〃 〃 8800 601/6800 230 〃 RTS 〃 〃 〃 〃 〃 〃 8900 606/6900 239 〃 DRT 〃 〃 〃 〃 〃 〃 8800 608/7000 246 〃 LIZARD IGNITION
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《イグニション》 速攻魔法 自分フィールドに「The big SATURN」が表側表示で存在する場合のみ、 相手の魔法・罠カードの発動時に発動する事ができる。 その時相手が発動したカードの効果は、「相手は自分フィールド上のモンスター1体を選択して破壊する」となる。
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イグニション(いぐにしょん) 概要 イグニションとは、高速回転するナイフにもう一本のナイフを投げ着火させる技のこと。 初出はレイズのエル(アスタリア)。 「ignition」は「着火」「点火」の意。 登場作品 + 目次 レイズ 関連リンク派生技 関連技 ネタ レイズ 習得者 エル(アスタリア) 高速回転するナイフにもう一本のナイフを投げ着火させる 分類 鏡装 属性 火 HIT数 9 消費CC 7 性質 射 基礎威力 685→754 詠唱時間 - 習得条件 鏡装「菫色の瞳 エル(アスタリア)」を入手 秘技 5連携目以降で発動すると「イグニションバレット」に変化 強化1 敵の鋼体を2発分追加で削る 強化2 敵ののけぞり時間+0.1秒 強化3 敵の鋼体を2発分追加で削る 強化4 ダメージが10%上昇 強化5 敵の鋼体を2発分追加で削る 強化6 MG増加量が20%上昇 ドリル状に回転しながらゆっくり進むナイフを投げ、一定区間進んだところを早く進むナイフで追撃し、二つのナイフがぶつかった地点に爆発を起こす。 エル唯一の鏡装であり、唯一の鋼体削り特化技。 ただし範囲が前方のみでモーションが長く、敵が複数いる時は横槍を入れられやすい。 敵が少ない時は始動に使えるが、多い場合はプロージョンなどで空中から攻撃したほうが比較的安全か。 台詞 逃がさない…!狙い撃ち!! ▲ 関連リンク 派生技 イグニションバレット ▲ 関連技 ▲ ネタ ▲
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《イグニション》 速攻魔法 相手が魔法・罠カードが発動した時、そのカードの効果テキストを 「フィールド上に存在するモンスター1体を破壊する」に変更する。 原作・アニメにおいて― 「明日香VSデイビット」戦においてデイビットが使用。 《強制発動》で発動された明日香の《ドゥーブルパッセ》の効果を書き換え、唯一フィールドに残っていたモンスターである《The big Saturn》を破壊しその効果のトリガーとなった。 なお、OCGのルールに乗っ取るならばこの《ドゥーブルパッセ》は《強制発動》の効果処理の最中であるためこのカードをチェーンすることはできない。
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イグニションバレット(いぐにしょんばれっと) 概要 イグニションバレットとは、高速回転するナイフを起点に連続爆発を発生させる秘技のこと。 初出はレイズのエル(アスタリア)。 登場作品 + 目次 レイズ 関連リンク派生技 関連技 ネタ レイズ 習得者 エル(アスタリア) 高速回転するナイフを起点に連続爆発を発生させる秘技 分類 秘技 属性 火・地 HIT数 12 消費CC 17 性質 射 基礎威力 1450→1595 詠唱時間 - 発動条件 5連携目以降でイグニションを使用 強化1 敵の鋼体を2発分追加で削る 強化2 敵ののけぞり時間+0.1秒 強化3 敵の鋼体を2発分追加で削る 強化4 ダメージが10%上昇 強化5 敵の鋼体を2発分追加で削る 強化6 MG増加量が20%上昇 イグニションから派生する秘技。本作で初習得。 ドリル状に回転しながらゆっくり進むナイフを投げ、一定区間進んだところを二丁拳銃で追撃し爆発を5回起こす。 威力が高めで派生前には無い地属性が追加されている。 モーションの長さは派生前と同じだが、こちらは秘技なので妨害される心配もない。 派生前の技は使うタイミングを選ぶが、こちらは相手に関わらずコンボの〆に使っていける。 必要連携数が5と少なめなのも地味に優秀。 台詞 これでどう? 畳み掛ける!イグニションバレット!! ▲ 関連リンク 派生技 ▲ 関連技 イグニション ▲ ネタ ▲
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画像 動作 通常時 横切り→縦切りの順。赤い火花?のエフェクト付き 炎上時 剣に着火し、機体の炎上状態が解除される 剣に着火済み時 炎を飛ばしながら薙ぎ払い。 その他 通常時にはそれほど特徴のない普通のソードだが、炎上時には炎を剣に移す事が出来る。 着火された剣は攻撃力が上昇し、着火効果が付加されるため炎上時にその真価を発揮する。 しかし炎上時は他のサブウェポンにコンボを繋げることが出来ないため、注意が必要。 また、両手にこの武器を持って使用しても1回につき片手しか着火出来ないので 意図的に両方バーニングソードにするには炎上効果付きの攻撃を進んで食らうか、ブレイズバロン系の内蔵が必要。 レビュー・コメント 着火状態なら威力上がる。 とはいっても通常時43で着火時57ぐらいの差(大体)。 おまけに着火状態は一発出し切りだから、2発叩けば通常時のほうが威力は高い。 その代わり範囲が広そうだが・・・その辺は未確認。 ほんとに消化機能の付いたブロソっていう表現が一番会う気がする。 細かいトコでいろいろ違うけど。 -- (名無しさん) 2010-05-02 21 00 56 コストがブロソ+10程度ならまだ使い道はあったかもしれんが… -- (名無しさん) 2010-05-02 22 43 23 使ってる人がいるかどうかはわからんが一応。 着火した剣はおそらく時間経過では消えない。 セントラルで着火したまま10分ぐらい放置してても消えなかったらしい<フレ曰く 着火攻撃すれば当然消える。 -- (名無しさん) 2010-05-15 14 44 17 着火後攻撃中にスタンすると炎も消える せめてもうちょっと着火威力あればなぁ -- (名無しさん) 2010-05-15 16 26 51 時間は掛かるが自分で着火出来るとか 炎上攻撃時にはフレイムピラー投げたかの如く火柱立ち上がるとか その位でないと課金武器はおろか無課金武器と比べてもコストで更に負けてて扱い辛い今の仕様じゃ… -- (名無しさん) 2010-05-15 17 59 42 ランサーシールド装備して、ブレイズバロンに持たせると もう、武器選択が煩雑すぎて操作しずらずぎる。 この辺、CBはゲームとしてよく考えられてなよな。 つかってないキーとか武器に割り振れるようにしてほしいぜ。 -- (名無しさん) 2010-06-20 03 51 00 開発当初はアセン制限的に選択できる武器なんて多くても3つ4つ程度だったからなー 武器内蔵で更に武器が持てるAMだのメインサブ複合武器だのが出て Shift押したら武器選択アイコンがずらりと並ぶ状況なんて想定範囲外だったんだろ -- (名無しさん) 2010-06-29 18 25 13 バーナーがはやっている今、バロンさん共々活躍できる・・・・か? -- (名無しさん) 2010-11-03 22 15 29 バーニング時に他武器始動でコンボが繋がるのを確認 ちなみに、コンボで攻撃した場合は着火状態を1回のみ保てる様 つまり、着火状態で2回振れる -- (名無しさん) 2010-11-03 23 36 12 イグニッションからイグニッションにコンボが繋がるのも確認 この場合は攻撃の後にイグニッション両方とも着火が解除される -- (名無しさん) 2010-11-03 23 40 33 名前 コメント すべてのコメントを見る
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プレコグニション 登場 S プレコグニション 技概要 技説明メダロットS 類似した効果を持つ技 技概要 メダロットS初出の技。 味方チーム全体にプラス症状をランダムで3種類付加する。 有り体に言えば、ハイパーセプトの強化版である。 名前のプレコグニション(英 precognition)は、予知能力の意。 技説明 メダロットS アニメ「フルメタル・パニック!InvisibleVictory」コラボメダロットとして登場したシルベリアルの技として初登場。 以下のプラス症状の中から3種類が付与される。 ハイパーセプトに対地制御と妨害クリアが追加された、と考えて良いだろう。 ヒーター クーラー レーダーサイト コンシール シュートブースト ファイトブースト モビルブースト ガードブースト 対地制御 妨害クリア 複数のプラス症状が一気に付与されるのは強力ではある。 だがエフェクトクリアや症状トラップ、スクレイプといった、プラス症状の分ダメージが高まる技との相性はより悪くなっている。 ランクボーナスは充填値と冷却値へのプラス補正。 ランク☆3時は充填・冷却プラス100。 以降プラス50され、ランク☆5時は充填・冷却プラス200。 類似した効果を持つ技 一石二鳥?複合支援技 コマンダー 切れ者指揮官の戦術眼が勝利に導く サイバーコア 電子の妖精のイタズラが敵を惑わす ハイパーセプト ハズレ無し、支援スキルの大博打 ドミニオン 電脳の聖騎士による戦場支配 シュートFC 融ける装甲は相手を全力で機能停止させる合図 ファイトFC 進化開放の反動は融ける装甲 フルチャージ改 隙を見せない改良型フルチャージ ファイターコア 冴え渡る名探偵の観察眼が拳を研ぎ澄ます シューターコア 狙撃手のタカの目は獲物を逃さない プレコグニション 三重の予知が見据えるのはその勝利 カーネル 大佐が示すは、勝利の中核 モビルクーラー 冷静に避けて素早く体勢を立て直すですの ガードヒーター 私にいい考えがある!防御を固め速攻を狙うのだ!
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プレイヤー ショーティア キャラ名 神綺/FOmarl/WHITILL/ 周回クエ VH新掃討作戦3 目標 イグニションクローク 備考 イグニを着てイグニを掘るという謎 001週目 002週目 003週目 004週目 005週目 006週目 007週目 008週目 009週目 010週目 011週目 012週目ゴラン・デトナータ:V501 013週目 014週目 015週目 016週目 017週目 018週目 019週目 020週目 021週目デル・ラッピー:ライアーノフ303SNR 022週目サテライト・リザード:連盟親衛隊軍服 023週目 024週目 025週目サンド・ラッピー:グライドディヴァイン 026週目ゴラン:スターキュイラス 027週目 028週目デル・ラッピー:ライアーノフ303SNR、サテライト・リザード:連盟親衛隊軍服 029週目ゴラン:スターキュイラス 030週目 031週目 032週目 033週目サンド・ラッピー:グライドディヴァイン 034週目 035週目サンド・ラッピー:グライドディヴァイン 036週目 037週目 038週目サンド・ラッピー:グライドディヴァイン 039週目 040週目サンド・ラッピー:グライドディヴァイン 041週目 042週目デル・ラッピー:ライアーノフ303SNR、サテライト・リザード:連盟親衛隊軍服 043週目デル・ラッピー:ライアーノフ303SNR、サンド・ラッピー:グライドディヴァイン 044週目ゴラン:スターキュイラス 045週目ピロ・ゴラン:イグニションクローク コメント ぽん用のイグニが欲しかったのでした。アルチでもう1着分回るかも。
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この先ダンゲロスオンライン、すでに命は札になし。 ◆立体駐車場 3F◆ 少々草臥れたスーツ。 すすけた革靴(ハイヒール)。 整髪料の匂い。 サメは、愛車たるビッツ(有名メーカーが作成した四輪で走る自動車の車種名。ここでは空を飛ばないものを指す)を探していた。 アルコールこそ入っていなかったが気分は良かった。 今日は同窓会の帰りだったのだ。 「よお。」 ――――五台山? そこに、先ほど別れた友人がいた。 五台山カケル、41歳。この前彼の小学校30浪記念のパーティーを一緒にした友人だ。 健やかなる時も、病める時も。彼と飲む酒はいつも旨い。そういう間柄だ。 サメとロボ。 両方ともカタカナで二文字と言う組み合わせ(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・) お分かりの通り二人は同郷の幼馴染なのだ。 五台山カケルはすごい奴だ。サメはそう思っている。 彼はロボに青春をかけているのだ。 ロボに乗るために小学生を留年し続けている。 自分はそこまで部活(メカキメラダブルヘッド魔人シャーク2)に入れ込むことは出来なかった。 部活(メカキメラダブルヘッド魔人シャーク2)に、青春(じんせい)をかけることはできなかったのだ。 ―――才能は、あったと思う。 青く丸刈りでザラザラだった丸刈りだったサメ肌を思い出す。 皆で声をかけながら、ガムシャラに浜辺を走りカップルを食べ散らかしていた青春時代。 血肉を食べ散らかしてクタクタになり、皆で夕日を背に腹を空かせて家路についていたあの頃。 ―――才能は、あったと思う。 それでもあの時サメが部活(メカキメラダブルヘッド魔人シャーク2)をやめたのは、家庭の影響だった。 父親がサメハンターに食われて以降、母は女手一つでサメを支えてくれた。 日に日にやつれていく母に心が折れた。 ただ、それだけの話だったのだ。 あのままプロのメカキメラダブルヘッド魔人シャーク2として生きていたらどうだったか。 辞めると決めていた大会で、最後に戦ったのはメカキメラダブルヘッド魔人シャーク2の本場中国からの特待生だった。 人生をかけていたあの目。気圧されていたというとそうではなかった。 ―――才能は、あったと思う。 ただ、あの時。自分の中でメカキメラダブルヘッド魔人シャーク2になにかしらの区切りがついた。 あれはそう言う出来事だったのだ。あの時競り合ったあの特待生はどうしているのだろうか。 昔の話だ。 そう物思いにふけっていると。 「―――――なあ。」 横でコ―ヒーを飲んでいたおさななじみ(五台山カケル)が 「ちょっと、付き合わね?」 そういって、横の水族館を指差した。 ◆ショッピングモール 入口前◆ 山が三対あつまった。 一 四一四(ニノマエ シーフォー) そのバストは豊満であった。 諏訪梨絵(すわ・りえ) そのバストは通常であった。 浅葱和泉(アサギ イズミ) そのバストは平坦であった。 山が三対集まれば、そう、起きるのは。 (爆発音) 女子会であった。 三人寄ればかしましきは世の必然。 理由はあったのだろう、因縁はあったのだろう、運命でもあったのだろう。 そういったものがまぜこぜになって、今。 血で血を洗う決戦が起きる。 影と女中とテロリスト。共に裏に潜む類の存在であり、性質が非常に似通っていた。 似通っている分、それは。 「メイドは家の中の生物。影は日を避ける庇があればこそ。」 「野外プレイを好む『タフ・ガイ』の相手は辛かったかもしれないわね、おぼこちゃんたち?」 破壊力の差が如実に表れる戦況となっていた。 影は爆発(ひかり)に灼かれ動きを制限され。 女中は爆風(かぜ)にそのスカートを煽られ動きを制限され。 道行く人ごみが無くなり周囲が荒野のごとく化す頃にはお互いの状況は明白に分かれるほどに。 一(にのまえ)とは古来より伝わるエリートの家系だ。 生まれついて異能を得ることを前提に人生を敷く。 目覚める異能に指向性を与え。異能に合わせた人生を作る。 それは『伝統』と呼ばれる何代にも重ねられた人体実験にもにた経験則。 目覚めた異能は一族に『恩恵』を与え、与えられた恩恵は『異能』をより強固にする。 血よりも濃い絆よりも更に濃い血の絆。 異能のエリートとはそういうものなのだ。 「強い、強い、強い。こんなにも、強い。それなのに・・・」 「くそったれですわよね。何をそんなに脅えていたのか(・・・・・・・)?」 「そこまでしてエリートになって、一家(ウチ)は何がしたかったのか?」 「自由にやればいいんですわ自由に・・・自由に・・・」 鬼に追われる童女のごとく、何かに脅えるように異能を輩出し続けた。 ―――才能は、あったと思う。 それでも今こうしているのは、家庭の影響だった。 父親が己の異能に食われて以降、母は女手一つで私を支えてくれた。 何かに脅えるように、己が異能に食われないように大切に育ててくれた。 そんな、日に日にやつれていく母に心が折れた。 自由になりたいと思った。ただ、それだけの話だ。 影に縛られるのも、家に縛られるのもまっぴらごめんだった。 理由はあったのだろう、因縁はあったのだろう、運命でもあったのだろう。 だが、そんなものとは関係なく。 目の前の二人の女はどうしようもなく一 四一四(ニノマエ シーフォー)の癪に触っているのだ。 人ごみが少なくなる。異能の弾がなくなる。そうすれば彼女が彼女たちに持っていた破壊力と言うアドバンテージは消えうせる。 だが、それがなんだというのだ? 今までの負傷で動きが鈍る彼女たちに彼女は迫る。打ち、払い、そして、掌。 一 四一四(ニノマエ シーフォー)の異能は対象の人数が増えれば増えるほど威力が下がる制限がかかっている。 異能としてはよくある制限である。 それは、つまり。 「―――とらえましたわ」 異能の名家たる一族が見逃さない弱点であった。 対象の人数が増えれば増えるほど威力が下がる制限がかかっている。 異能としてはよくある制限である。 それは、つまり。 能力の対象が0人だったならば?(・・・・・・・・・・) 女中(メイド)の、通常なバストに掌を。 瞬間、世界が破裂した。 ◆水族館内 バッティングセンター◆ 一振りすれば、悲鳴が聞こえる。 二振りすれば、命乞いが聞こえる。 三振りすれば、静かになる。 そう、ここはバッティングセンター。 サメはここで久しぶりにカップルの虐殺を行っていた。 時速900kmで撃ちだされるカップルたちを真芯を捉えて食べ散らかしていく。 久しぶりに頬を伝う血肉を拭う。そう言えばこんなに血を流すのはいつぶりだっただろうか? 横ではおさななじみ(五台山カケル)も悪の手先を粉砕していく。 まだ現役の彼は自分のそれよりも少々早い速度に設定してあり、粉砕の勢いもこちらよりも派手だ。 それが、少し癪に触っていた。 五台山カケルはすごい奴だ。サメはそう思っている。 親友と呼ぶには少し距離が離れている。仲間と呼ぶには目指す先はバラバラだ。恋人と呼ぶにはしていることは違うように思う。 ただ、この関係は心地よい。彼と飲む酒はいつも旨い。 彼にも、そう思っていてくれたら。サメはそう思っている。 いつしか、バッティングセンターに用意されていたカップルも、悪の手先も全て殺し尽くしてしまったようだ。 仕方がないと次は山之端一人でも打とうかと二人で山之端一人供給所にコインを入れにいくと―――― ◆ショッピングモール 入口前◆ メイドは家の中の生物である。逆説、家の中でなければメイドの性能は半減する。 ならばメイドは野外では無力な生物であるのか? 応えは、否である。 女中(メイド)は佇んでいた。 何処までも、悠然と、雄々しくその場で佇んでいた。 両の足より構え。地面にしかと吸着し、佇んでいた。 家だ。己の体を家に見立てて―――― メイドは家の中の生物である。逆説、家の中でなければメイドの性能は半減する。 ならばメイドは野外では無力な生物であるのか? 応えは、否である。 家が無ければ、建てればよい。 例えどれほど肉体を傷つけられようと。どれほど負傷があろうとも。 ボロを着てても、心は屋敷。 屋敷(たいない)に入り込んだ異能(いぶつ)を認識する。 体内の異能を的確に片づけていく。掃除し。まとめて。しかるべきところに。 それこそがメイドの能力たれば。 掃除し。まとめて。しかるべきところに。のしをつけて。お返しする。 女中(メイド)が、豊満なバストに掌をあてる。 「―――とらえましたわ」 異能が逆流する。爆絶が牙を剥く。 一 四一四(ニノマエ シーフォー)という名の爆絶が牙を剥いて笑っている。(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・) それは異能のエリートだからこそ、異能を十全に扱えるからこそ扱える一合。 異能を逆に利用されることを前提をした返し技という、異能を前提とした技術体系(ころしわざ) それが。 芸術とも言える技術が、血のにじむ修練で得たはずの技術体系(ころしわざ)が。 夜をこめて 鳥の空音は 謀るとも よに逢坂の 関は許さじ まるで影がさすように胡乱に溶けて行った(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・) この一度(しゅんかん)のために重ねてきた修練が灰燼と帰す。 屋敷(たいない)に入り込んだ影(いぶつ)が、女中(メイド)の手によって、のしをつけて、お渡しされたのだ。 世に鬼は一人に非ず。 遊びは鬼追いだけではなく。 影鬼と言う、ものもあるのだ。 瞬間、世界が破裂した。 ◆西暦1026年 日本◆ 皆さまにも御存じのとおり。 日本にはかつて、『精子王 ナゴン』と呼ばれる偉人がいた。 『精子王 ナゴン』。誰もが知る偉大なる言語マスター。 其れは『英語』に匹敵する日本古来の伝統ある『古語』を操る平安時代のトップランカー。 『春はあけぼの二の打ちいらず』とまで言われ百人一首とまで呼ばれた古語使い達の頂点に立っていたグランドマスターだ。 その体躯はか細く。 体は傷に塗れ。 縫い痕が無惨なものであり。 時折滲む血を隠すために十二単を纏っていたことは余りにも有名である。 (私は、何かの役に立てたのだろうか?) 精子王 ナゴンは一人思う。 あの時、『子行種(シコティッシュ)』から逃れようとしたとき。 タイム・精子の時空間干渉能力で千切に飛ばされていった仲間たち。 未だ精子の脅威なしの時代に飛ばされ、その時に至ることも叶わず、日々絶望を喰んで過ごしていた。 ――――それでも、彼らは地球へ向う。山之端一人の元へ向う。 何もかもを失おうとも、それだけは覚えている。 故郷を失う悲しさを、帰れない寂しさを、いつまでも覚えている。 精子チェーンソーに刻まれた己の傷跡をなぞる。 いくら転校生の無限の防御力とはいえこれほど負傷している状態では命を長らえることは難しい。 人間50年。執念で堪えはしたが・・・最早あと数日も持たないだろう。 ――――それでも、彼らは。 武器を握る。まだ、対抗できる。まだ、倒せる。まだ、勝てる。 いつまで対抗できる? いつまで倒せる? いつまで、勝つことができる? 己が伝えられるだけの技術は、この土地に撒いてきた。 この世界の『古語』の技術体系は最早数千年は先の域に達している。 それがあの精子群に対しどれほどの役に立つのかは分からない。 浅葱(アサギ)色の単衣を来た女中が、私の汗をぬぐっている。 少々人とは交わりにくい異能を持ち、物の怪と扱われていた女中。 異能を育み成長させる技術体系とともに、歴史の影で埋もれてきた彼女のような者達を助けてきた。 全ては、来たる日の為に。 撒いた種の全てが芽吹くとは限らない。別の道を歩む種もあるだろう。それらがこちらに襲い掛かるとも限らない。 ――――それでも、なお 希望があると信じて、山之端一人の元に向かうのだ。 全ては『楽園』を守るために。 故郷を奪われる人を、これ以上増やさないために。 奇跡はある。異能を持つ我らには最後まで希望は残されている。 ああ、転校生が彼女を狙っている。彼女を守る魔人たちが居る。 我らも彼女を守るのだ。例え幾たび疎まれようとも、空より白い絶望が降ってこようとも。 希望があると信じて、山之端一人の元に向かうのだ。 ただ、それだけを道しるべにして。 われらはほしをさがすのだ―――― そして。 そのイきつく果ての先で。 きっと我らは。 あなたたちは。 「■さ■、い■■・・・」 「あなたは、あなた、タチは。」 「し、あわせに、オナり――――」 その日、一人の偉人が死んだ。 彼女の最後を看取った女中は、浅黄色の単衣をその場に残し和泉国へと流れたと言われている。 むかしむかしのおはなしである。 ◆水族館内 バッティングセンター◆ それは、一人の少女の、罪と罰。 なんかちょっといい雰囲気だったサメとロボ。 そんなサメとロボ、二つの残骸が散らばっている場所で、一人の少女が立っていた。 山之端一人。 数多の世界で死につづけ、数多の世界を渡り続けた一人の少女。 ――――始めは、ただ本を読んでいた。 白い白い病室の中。 閉じた狭い世界の中。 抜け落ちる自分の髪。 色鮮やかな本の世界。 外ではない、世界。 ただそれだけだった。ただそれだけだったのだ。 『どこか遠くに行く異能』という、生まれながらにしての転校生となることを宿命づけられた少女の人生は、そこから産まれたのだ。 何も分からずに彷徨い続け。 死ねば終わりと言うわけでもなく。 生きるのに不都合な記憶や肉体は削げ落ちて。 ただ、どこかどこかへと渡り続ける、転校生。 彼女は、願っているだけなのだ。 いつかの病室(せかい)のどこかの本(ばしょ)で、憧れていた。 ほしを目指して、狭い狭い世界(びょうしつ)を、せまつくるしそうにわたつている。 彼女は、恋がしたいのだ。 本にあったような、本来ならば許されるはずの、当たり前の恋が来てほしい。 処女のままでは死ねないと。山之端一人は歩いている。 無限の防御力を持った処女膜が王子様を求め叫んでいる。 無限の攻撃力を持った恋愛脳が王子様を求め叫んでいる。 積極的に、あるいは消極的に。 燃えるように恋をして、いつかいつか自分はきっとやってやるのだ。そう――― 少女は望む。 ◆ショッピングモール 入口前◆ 頭蓋が砕けたJKを見下ろし、家政婦(メイド)は佇んでいた。 空を見上げている。 「なにが起きているのかは分かりません。家政婦(メイド)に推しはかれるものではないのでしょう」 白く割れていく、あの空を。 「それでも――――私は、あの人の家政婦(メイド)ですから」 何かが溢れ出しそうな、白い白いあの空を。 そこは友人と言ってほしいんだけど?と影から揶揄う様な少女の声が響いてきた。 先ほど顔を合わせたばかりだが一度屋敷にあげた仲だ。 彼女の性質が主人に害するものではないとは分かっているし、彼女の知己でもあるのだろう。 ならばメイドとして自分から言うことは何もなかった。 今、何かが始まったのだろう。今から何かが終わるのだろう。 山之端一人は、そんな何かに致命的に関わってしまっているのだろう。 理由はあったのだろう、因縁はあったのだろう、運命でもあったのだろう。 たかが彼女のいちメイドでしかない自分は、そのお話に関わることすらおこがましい木端でしかないのだろう。 だが、そんなものとは関係なく。 「あの人と、約束しましたからね。」 家政婦(メイド)は噂が好きである なら私もご一緒しなきゃね、と影が囁きかけてくる。 そして噂には影があるものなのだ。 まずはご主人さまを迎えに行こう。 いつも目をはなすとフラフラフラフラほっつき歩いて気が気じゃないご主人さまを。 あぶなっかしくてほっとけない、妹のようなご主人様を。 あんな割れた空のことなんかとっとと片づけて、山之端一人の元に向かうのだ。 ただ、それだけを道しるべにして。 そして、いつか。いつの日か。 いつかいつか自分は主人にきっとやってやるのだ。そう――― 少女は望む。 ◆ ◆ ◆ 少女たちは望む。そう――― 「いつか友達(あなた)と、コイバナを」 一人だけでは誰にも出来ない、甘く切ないお話(コイバナ)を。 皆さまにも御存じのとおり。 女は、コイバナが大好きなのだ。 ◆ ◆ ◆ さて。 ここまで見てきた君たちにはお分かりだとは思う。 そう、これは恋の物語だ。 蝶のように死ぬ乙女の物語。 蜂のように死ぬ乙女の物語。 命短し恋する乙女の物語。 そう、お察しの通り。 この話は、彼女(やまのは ひとり)が。 世界を滅ぼす(すくう)、大魔王(きゅうせいしゅ)になるお話だ。 ―――――世界は三つで出来ている。男と女とあと何か dangerous online 『color color color』 続く