約 2,895,159 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/7054.html
登録日:2012/01/03 Tue 22 33 51 更新日:2024/06/06 Thu 01 03 53 所要時間:約 1 分で読めます ▽タグ一覧 こっちくんな みんなのうた アフターマン クルルンチョ クロム「姉さんが壊れた…」 サンジ「ナミさん…?」 シロン「風のサーガ…?」 トラウマ ドゥーガル・ディクソン ドップンチョ パックンチョ ヘンリー「歌っちゃうよ~?」 岡村明美 杉原葉子 歌詞が意味深 矢嶋大輔 現在この項目は加筆・修正依頼が出されています。 依頼内容は「項目内容の強化」です。 加筆・修正できる方は協力をお願いします。 「アフターマン」とは、1994年にみんなのうたで放送された楽曲である。 生物系三大奇書の一つであるドゥーガル・ディクソン氏の『アフターマン』を元にしている。 作詞:矢嶋大輔 作曲・編曲:杉原葉子 ちなみに歌っていたのは『ONE PIECE』のナミ役、『レジェンズ~甦る竜王伝説~』のシュウ役でおなじみの岡村明美。 何やってんすかナミさん アニメーションでは現代に住む少年がタイムマシンで5000万年後の地球に行き、未来生物達と出会う、という内容になっている。 デフォルメチックに描かれつつも、人類滅亡後の地球を支配する未来生物達の描写にトラウマを植え付けられた当時の子供達も少なくないとか。 例えば 花に化けて虫をパックンチョし、笑うフローアーとか 闇夜をクルルンチョと飛び回るナイト・ストーカーとか 満面の笑顔でこっちを見る未来生物達はどこか不気味である。 こっちくんな なぜ楽曲化&アニメ化したんだスタッフェ… また「5000万年後の地球」をテーマにしているため、歌詞も意味深なものも多い。 著作権に関わるため多くは書かないが、現代社会への警鐘を鳴らしているような内容となっている。 大人になった時に聴いてみると、その意味が分かってくるかもしれない。 架空のものだとしても、いつしか現実に変わる可能性もあるのだから。 追記・修正は5000万年後の地球に行ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 個人的には不気味さよりもコミカルに感じた。 -- 名無しさん (2014-05-26 22 01 11) ↑笑いと恐怖は裏表つーからね -- 名無しさん (2014-08-15 20 49 54) 遥かな未来では人間が滅んでて異形の生物たちの世界に…というのはウェルズのタイムマシンでもうやってるし。みんな読もうぜ! -- 名無しさん (2015-01-03 08 51 24) マンアフターマンよりマシだろう(感覚麻痺 -- 名無しさん (2021-12-01 22 17 16) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/netbiz/pages/14.html
スターライズ 新しいスキンケア製品を実現しました!【STAR RIZE】 スターライズ プロトポリン プロトポリ... スターライズ関連ブログ記事 #blogsearch2
https://w.atwiki.jp/viprpg_sozai/pages/172.html
200X神聖魔法 神聖属性 魔法具現化 スターライトⅠ スターライトⅡ スターライトⅢ セイントⅠ セイントⅡ セイントⅢ 検索用:煮干 キャラセット 顔グラ タイプA タイプB その他 モングラ ピクチャー、その他 立ち絵(特大) 立ち絵 セット絵 コメント欄 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/moshimorpg73new/pages/354.html
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (fスターライトⅠ_O.png)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (fスターライトⅠ_N.png)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (fライチ1.png)#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (fライチ2.png)スターライトⅠ【すたーらいといち】 (ライチ、ヒカリちゃん) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (cスターライトⅠ_2.png) 神聖魔法の具現化。 旧顔倉(左2つ)の目が怖い事から幽霊・ホラーキャラ的な扱いを受けることが多い反面、 普通の女の子キャラとしても登場。表裏の激しいキャラになった。 ホラー要素を持つキャラとして登場すると「あなたのからだをちょうだい」という台詞と共に、 相手を消し去ったり、食べたり、憑依したりする。 ダークネスⅠに対してかなりべったりであり、狂気的な愛情を注ぐこともある。 ダークネスⅠは彼女の暴走に振り回される事も多いが、稀に彼女の方がダークネスⅠのノリについていけない時もあったり。 マスターがいる場合はアレックス一家の誰かであることが多い。 関連キャラ ソフィア:マスターであることがある アレックス:マスターであることがある スターライトⅢ:兄扱いしてつきまとう、もしくは本当の兄 スターライトⅡ:兄 ダークネスⅠ:友人、相方、恋人、対の関係 ウィンドⅠ:友人、瀕死ネタのためかホラーネタの標的になりづらい ウォーターⅠ:ダークネスⅠ、ウィンドⅠと併せて友人であることが多い ムーンライトⅠ:亜種、ダーク版 カテゴリ:王国・勇者軍,魔法具現化
https://w.atwiki.jp/horimiya/pages/216.html
152「アフター/息切れ」 登場人物: コメント ←151「眠り姫」 153「プール!」→
https://w.atwiki.jp/sysd/pages/7632.html
シルバーライフ 本店:東京都新宿区西新宿四丁目32番4号 【商号履歴】 株式会社シルバーライフ(2007年10月10日~) 【株式上場履歴】 <東証マザーズ>2017年10月25日~ 【沿革】 平成19年10月 東京都世田谷区に株式会社シルバーライフ設立(資本金1万円) 平成19年11月 直営第1号店を東京都世田谷区に開業 平成21年4月 「まごころ弁当」フランチャイズチェーンを開始 平成22年6月 東京都新宿区に本店移転 平成23年5月 東京都世田谷区に本店移転 平成24年6月 高齢者施設等向け食材販売「まごころ食材サービス」を開始 平成24年11月 東京都小平市に本店移転 平成25年2月 群馬県邑楽郡邑楽町に自社工場を取得 平成25年8月 株式会社ネクストコミュニティを吸収合併 平成26年2月 「配食のふれ愛」フランチャイズチェーンを開始 平成26年4月 東京都新宿区西新宿六丁目に本店移転 平成26年4月 OEM販売を開始 平成26年10月 全直営店をフランチャイズ化 平成28年2月 自社工場(関東工場)で ISO9001 の認証を取得 平成28年3月 東京都新宿区西新宿四丁目に本店移転 平成29年10月 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
https://w.atwiki.jp/viprpg_sozai/pages/151.html
200X神聖魔法 王国軍 神聖属性 魔法具現化 スターライトⅠ スターライトⅡ スターライトⅢ セイントⅠ セイントⅡ セイントⅢ 鉄道少女についてはこちらを参照。 キャラセット タイプA タイプB タイプC 他、通常以外の姿 顔グラ タイプA タイプB 他 モングラ 別衣装・通常以外の姿 ピクチャー、その他 カットイン 立ち絵 通常以外立ち絵 ゲームオーバー 戦闘アニメ コメント欄 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hshorizonl/pages/536.html
◆◇◆◇ ひかりが、昇る。 朝日が、姿を現す。 希望と絶望を乗せた、夜風が去る。 ◆◇◆◇ 飛ぶ。翔ぶ。跳ぶ。 悪魔が、空を跳躍する。 鋸の刃が、宙を舞う。 血に濡れた凶器が、街を見下ろす。 その腕に、黒色の少女を抱えながら。 ◆ 一歩。一歩。一歩。 雷霆が、地を踏み締める。 蒼き決意を胸に、廃墟を往く。 喪失と継承を経て、眼前を見据える。 その傍らに、桜色の少女を伴いながら。 ◆ 黒色の少女は、街を見下ろす。 肉塊にも似た“悪魔”の左腕に支えられながら。 “神戸しお”は、世界を見つめる。 あんなに賑やかだった街は。 あんなに騒がしかった日常は。 もう、ここには存在しない。 嵐が吹き荒れた後のように。 足元に広がる景色は、荒廃している。 破壊と蹂躙の爪痕。 廃墟と化した街並み。 そこに温もりや、色彩はなく。 ただ呆然と、死の匂いだけが漂う。 ―――“たたかうって、こういうことなんだ”。 しおは、ふいに思う。 聖杯戦争。祈りの為の戦い。 奇跡の力を目指す、主君と英霊の旅路。 そして、血で血を洗う殺戮の舞台。 多くの命を、超えていった。 多くの犠牲を、見送っていた。 立ちはだかった敵も。 親しみを抱いた身内も。 そして、実の兄も。 遠くへ往ってしまった者達が、確かにいた。 ―――“とむらくん”。 ―――“この先へと、あなたは行くんだね”。 ―――“ぜんぶこわして、とむらくんは立つんだね”。 そうして、命の華花が消え失せて。 焦土と化した大地に、“彼”は立つのだろう。 あの“崩壊”の力で、大海賊さえも打ち破り。 地平の彼方へと、“死柄木弔”は進んでいく。 ―――“私は、とむらくんにはなれない”。 ―――“私は、とくべつなんかじゃない”。 ―――“私がほしいものは、ちがう”。 しおは、見上げた。 聖杯戦争を取り巻く、この一ヶ月間。 ずっと傍にいてくれた、たった一人。 “チェンソーの悪魔”の中で眠り続ける、自らの従者(ともだち)。 鮮血の匂いの先にある“その姿”を、じっと見つめる。 「いっしょにがんばろうね、デンジくん……ポチタくん」 そして、しおは呼びかける。 気が付けば―――“ただの刃”ではなくなっていた、一人の少年へと向けて。 彼は、言葉を返さず。 ただ傍らの少女を一瞥して、跳び続ける。 しおは、想う。 この先も、きっと“何か”が起きる。 今までの短い人生で、知りもしなかった。 そんな戦いや、変化が、きっと待ち受けている。 だからこそ、抱く。 自らの願いを。自らの祈りを。 掛け替えのない、たったひとつの愛を。 ◆ 桜色の少女は、空を見上げる。 “雷霆”と共に歩みを進めながら。 “松坂さとう”は、果てしない蒼を見つめる。 長い夜が、明けた。 先程までの喧騒など、無かったかのように。 空はただ、呆れるほどに澄み切っている。 朝日はただ、穏やかに登ってゆく。 爽やかな景色が、少女を見下ろす。 ここに至るまでに喪ったものなど、知る由もないように。 さとうの隣に、“親友”はもういない。 たった一日。これまでの人生で、何よりも長い一日。 さとうに全力でぶつかり、さとうの隣に立ち。 最期まで愛を貫いて、彼女は去っていった。 そうして託されたもの。 “親友”を守り続けた、雷霆の騎士。 祈りと願いを胸に決意を誓う、一人の少年。 蒼き英霊が、さとうの傍に立つ。 “殉ずるだけではない愛”を知り。 “愛を知り得なかった誰か”を葬り。 砂糖菓子の少女は、己を思い知る。 甘さと苦さが、口の中でほんのり混じり合う。 なけなしのものを手に入れて。 多くのものを取り零して。 自らの世界がいかに脆かったのかを、現実という壁に突き付けられる。 それでも彼女は、歩を止めない。 胸の内に残る灯火に導かれるように。 さとうは、廃墟の街を歩き続ける。 ――――笑い声が、聞こえる。 何かを恐れるような。 何かを嘲るような。 そんな奇怪な哄笑が、響き渡る。 不快なまでの不協和音が、耳を劈く。 さとうは、足を止めた。 繁華街の成れの果て。 路地から姿を現す、幾つもの影。 サーベルや銃で武装した、荒くれのごろつき達。 彼らは皆、ケタケタと笑い続けている。 荒廃した景色とは不釣り合いな笑い声を、その大口から零し続ける。 “笑う者達(プレジャーズ)”。 渋谷の“殺戮”より命からがらに逃れた尖兵達。 サーヴァントの使い魔として召喚された彼らは、眼前の“敵”を認識した。 さとうは、息を呑む。 突き尽きられた敵意と殺意。 日常の延長線上とは、まるで違う。 先程の襲撃と同じ、本物の“戦争”の匂い。 少女は、否応なしに身構えさせられる。 そんな彼女を庇うように。 雷霆のアーチャー、ガンヴォルトが立つ。 その手に一挺の銃(ダートリーダー)を携えて。 無数の敵の前に、立ちはだかる。 「さとう」 そして彼は、ほんの僅かな躊躇いを経て。 ただ一言、静かに告げる。 「――ボクを、信じてくれ」 それを伝えることが。 彼にとって、どれだけの恐怖だったのか。 彼にとって、どれだけの重みがあったのか。 さとうには、僅かに強張る少年の声からしか読み取れない。 その上でなお、彼がそう告げた意味を。 その決意の、途轍も無い大きさを。 彼の横顔が、ただ淡々と―――物語っていた。 「うん」 故に、さとうは応える。 ただ一言。彼と共に往く、相棒として。 親友から託された祈りを、手に取る。 さとうは、馳せる。 ここから、きっと“何か”が変わる。 今までの道筋では、知る由もなかった。 そんな戦いや、変化が、きっと待ち受けている。 だからこそ、抱く。 自らの願いを。自らの祈りを。 掛け替えのない、たったひとつの愛を。 ◆ 『さとちゃん』 ◆ 『しおちゃん』 ◆ 二人の声が。 何処かで、重なる。 傍にいなくとも。 隣にいなくとも。 愛する者に、想いを馳せて。 《ずっと、いっしょに》 願いを、言葉に。 それぞれの道を、往く。 砂糖菓子の少女達は、愛を喰む。 ◆◇◆◇ 朝が来る。 新たな夜明けが来る。 夢なら醒めた。 僕らは、何かを成したい。 だから――――進め。 ◆◇◆◇ 中野区、デトネラット関連企業のオフィスビル。 その高層階。ガラス張りの壁に寄り掛かって、田中一はぐったりと座り込む。 彼の意識は、浮遊していた。 夢と現実の狭間を、彷徨っていた。 満足感。愉悦感。絶頂感。 ―――その果ての虚脱感。 魂が抜け落ちたように、田中は虚空を見つめる。 どこかの映画監督が言っていた。 映画館は、非日常の世界であり。 ニ時間の没入を経て、そこから立ち去る時。 観客は暫し、現実と虚構の間で夢遊する。 きっと今は、そんな感じなのかもしれない。 田中はぼんやりと思う。 先程までの高揚など、嘘だったかのように。 田中の意識は、呆然と横たわる。 あらゆる気力を失ったように、心が唖然と転がる。 祭りが終わった後のような静寂に、じわりと蝕まれていく。 ふいに孤独感が、田中の胸中に訪れる。 小綺麗に整理された部屋を見つめて、言い知れぬ不安感がやってくる。 ここには誰もいない。自分一人だけが、取り残されている。 小さい頃。 遠足の帰り道が、ひどく寂しかった。 あの気持ちと同じような。 急に自分が独りであると突きつけられているような。 そんな遣る瀬無い感覚が、やってくる。 ―――敵連合の、田中一。 それが今の、自らの肩書き。 何故だか、現実感がない。 超人たちが戦えば、街は崩れて、天地は裂ける。 まるで映画かなにかの世界だった。 あれだけの戦いが、今は巻き起こっている。 まさしく、人知を超えた戦争が繰り広げられている。 ―――なんていうか。 ―――ここに、自分が居てもいいのだろうか。 浮かび上がったのは、そんな疑問。 輪の中に入っているのに、不安感と疎外感が込み上げてくる。 自分には、大した力はないし。 もしかしたら、周りだって田中という男を場違いだと思ってるかもしれない。 結局、“混沌”を前にして歓喜したところで。 自分は結局、孤独なのかもしれない。 そんな疑心の中で、不意を付くように。 田中の携帯電話が、着信音を鳴らす。 突如訪れた振動にびくりと驚く田中。 それからじわりと冷静さを取り戻して。 懐にしまっていたスマートフォンを取り出し、対応する。 『もしもーし』 「……もしもし」 電話の主の声に、ぼんやりと応える。 敵連合の一員、星野アイ。 彼女からの連絡であると認識して。 ――――唐突に、恐怖が去っていく。 先程まで己の胸を蝕んでいた感情が、中和されていく。 その奇妙な感覚に幾ばくかの戸惑いを覚えつつ、田中は通話を続ける。 『大丈夫だった?田中』 「まあ、なんとか」 『なら良かった。やっぱ悪運強いね』 飄々と嬉しそうに喋るアイ。 その掴みどころのなさに戸惑いつつ。 田中は『じゃ、現状報告するね』というアイの言葉に頷くしかなかった。 “割れた子供達”の殲滅。 アイのサーヴァント、“極道のライダー”の脱落。 海賊同盟の一角“ビッグ・マム”の陥落。 敵連合の司令塔にして黒幕、“M”の計画完遂―――そして退場。 首領である死柄木弔の覚醒と、“霊地”の破壊。 敵連合は、少なくない犠牲を払った。 引き換えに、多くのものを手に入れた。 死柄木弔という“次世代の悪(ヴィラン)”の存在が、連合を高みへと押し上げていた。 田中もまた、ここに至るまでの経緯をアイに伝える。 光月おでんのこと。仁科鳥子と、彼女のサーヴァント“フォーリナー”のこと。 フォーリナーを狙うアルターエゴ・リンボの襲撃のこと。 幽谷霧子と、そのプロデューサーなる人物のこと。 『……おっけ、死柄木くん達にも伝えとく』 田中の報告を咀嚼するように、アイはそう答えて。 『じゃ、もう暫くしたら―――』 「あの、星野さん」 アイが話を切り上げようとしたとき。 ふいに田中が呼びかける。 先程まで抱いていた浮遊感。 そして、孤独感を追憶する。 「えっと、その」 『どしたの?』 「……変なこと、聞いてもいいですか」 『……いいよ?セクハラ以外なら』 からかうような一言に、苦笑いしつつ。 田中は、自分の感情を掘り起こす。 ひとり取り残されたとき。 脳裏によぎった不安と動揺を。 彼は、ゆっくりと手繰り寄せる。 「なんていうか……」 頭は大して回らない。 戦う力だって持ち得ない。 度胸や勇気もたかが知れている。 サーヴァントさえ失って久しい。 そんな自分が、敵連合にのうのうと居座っている。 「……俺がここに居ても、いいのかなって」 それは、田中の率直な疑心だった。 何とも言えぬ居心地の悪さが、田中の内心で燻っていた。 『連合に、ってこと?』 「まあ……はい」 ばつが悪そうに、田中は答える。 こんなこと、アイに聞いたところでどうしようもない。 田中はそれを分かっている。 彼女は連合の代表でもなければ、自分の友人や世話役でもない。 ましてやサーヴァントを失っているという意味では、自分と変わらない立場にある。 そのうえで彼は、何となしに聞いてしまった。 同じ連合に属する同盟相手に、自らの不安をぶつけてしまった。 そうすることに意味があるのかは、彼自身にも分からなくて。 それでもなお、田中は誰かに自分の動揺を打ち明けたかった。 ―――幾ら歓喜したところで。 ―――幾ら高揚したところで。 ―――結局これは、俺一人だけの感情なんじゃないか。 田中一という男は、孤独だった。 親しい友人も、気兼ねない知り合いもいない。 他人との付き合いに自信なんか持てないし。 ましてや、自分と周囲が通じ合えるのかさえよく分かっていない。 学校でも、会社でも、愛想笑いを顔に貼り付けて自分を覆い隠してきた。 本当の意味で、誰かと通じ合ったことがない。 他人についての想像力も、どこか欠落している。 そんな己を自覚しているから、田中は肝心なところで自信を持てない。 だから田中は、“何か”を確かめたかった。 それが一体何なのかを、彼自身も言葉に出来ないまま。 『……まあ』 やがて、暫しの沈黙を経てから。 アイは、ぽつりと呟き始める。 『いいんじゃない?』 どこか取り留めもなく。 彼女自身も、ありのままに言葉を紡ぐように。 『なんだかんだ言ってさ』 そして、ほんの少しの間を置いて。 彼女は、ふいに伝える。 『いちおう仲間じゃん?私達』 何気ない、そんな一言。 星野アイが呟いた、ささやかな言葉。 しかし、それは間違いなく。 田中の心の奥底に、突き刺さった。 ―――何迷ってんだよ。 ―――お前はもう連合(こっち)の人間だろ。 連合へと足を踏み入れた直後。 “写真の親父”から、己の無価値を突きつけられたとき。 死柄木弔から告げられた言葉が、脳裏に反響する。 あのときの感激と歓喜が、リフレインして。 ―――勝手にどっか行くなよ。 ―――楽しいのはまだまだこれからなのに。 そして―――あれらの言葉が、いかに価値のあるものだったのかを。 田中はこうして、思い知ることになる。 『ま、最後は敵同士だけどさ』 田中は、呆然とした表情で。 スピーカー越しの声を耳に入れる。 些細な事実であり、些細な言葉であり。 『悪くないじゃん、こういうのって』 されど、このちっぽけな男にとって。 紛れもない衝撃だった。 『私は、後悔とか一杯あったから』 ああ、そっか――――。 何かを振り返るアイの想いに、気付く余裕も無く。 田中一は、己の真実をようやく悟る。 ◆ 『田中よ。ワシの息子は何を望んでいると思う?』 『“心の平穏”じゃ。息子は生まれ持っての不幸なサガを背負っているが―――』 『それでも“おのれ自身”を肯定し、“幸福に生きる”ことを望んでいるのだッ!』 ◆ 革命を起こしたいとか。 世界を壊したいとか。 全てをめちゃくちゃにしたいとか。 色々と御託を並べて、狂気の理屈を作っていた。 本当は、もっと単純なことだったのに。 ただ、自分を肯定したかった。 自分の存在が無意味ではないことを。 ちゃんと、実感したかった。 仲間が欲しかった。 居場所が欲しかった。 夢や目標が欲しかった。 きっと、それさえあれば。 自分は無価値じゃないと、悟れるから。 だけど、自分にはそんなものが無かったから。 そんなものを見つけられるだけの勇気が無かったから。 だから言い訳を重ねて、自分を呪い続けた。 そして、己の鬱屈を周囲にぶつけることを選んだ。 自分を変えられないし、世の中も変えられない。 己の無力と怠惰を誰よりも分かっていたから、田中は八つ当たりのように世界を否定しようとしていた。 そんなものに意味はないことを、理解していたのに。 ―――なあ。誰が悪いんだ? ―――こうなったのは、誰のせいだ? ―――どう考えても、悪いのは俺だよ。 ―――俺が、俺を腐らせたんだ。 昔からそうだった。 自分が嫌いだった。 自分を憎んでいた。 自分を否定していた。 だけど、今は違う。 ほんの少し。 それでも、確かに違う。 田中一は、ようやく悟る。 敵連合は、居場所であり。仲間であり。 人生で初めて見つけた、“生きる意味”だった。 死柄木弔。 彼の姿を、田中は脳裏に浮かべる。 その存在を、魂に焼き付けるように。 一人のちっぽけな男が、改めて“悪の王”に平伏す。 己に居場所と仲間を、そして夢を与えてくれた悪党(ヴィラン)に。 田中は、全てを捧げると誓ったのだ。 ◆◇◆◇ ―――雷鳴が、響き渡る。 地上に轟く、蒼い閃光。 夜明けを迎えた世界に、輝きが迸る。 けたたましい笑い声が、次々に鎮められていく。 瞬速の勢いで、ガンヴォルトが駆け抜ける。 放たれる追尾弾(ダート)が、次々に海賊を撃ち抜く。 彼らに避ける隙も、防ぐ隙も与えない。 身体に“避雷針”を撃ち込まれた“笑う者達”。 そして――――雷撃。 火花のように弾けて、飛来する雷電。 “雷撃鱗”からの放電が、海賊たちを沈めていく。 彼らなど、もはや敵ではない。 この一筋の雷光の前には、名もなき海賊達など雑兵に過ぎない。 避雷針。雷撃―――それらを迅雷の如し動作で繰り返し、敵を掃討していく。 身体が、ひどく軽い。 魔力が、研ぎ澄まされている。 ガンヴォルトは、思う。 クードスの蓄積によって、彼の霊基には変化が齎されている。 より強く。より疾く。より眩く―――。 その動きは、今までの“雷霆”とは違う。 それだけではない。 彼には、戦わねばならない理由がある。 彷徨い、喪うばかりの生き様の中で。 それでも雷霆を信じてくれたヒトがいて。 そうして託された、誰かがいる。 ガンヴォルトにとっては、それで十分だった。 敗けるつもりなど、なかった。 これ以上取り零すつもりなど、なかった。 彼は、誰よりも迸る閃光だった。 主君のためにその刃を振るう、一人の騎士だった。 ―――地響き。轟音。 破壊の風が吹き荒れて。 そして、暴威が駆け抜けた。 ガンヴォルトは待機していたさとうの傍へと即座に接近。 彼女を抱え上げて、瞬時に疾走する。 そのまま間髪入れず、先程までさとうが立っていた地点を“巨大な影”が走り抜ける。 蹂躙走破―――それはまさしく、災厄だった。 その巨躯が走り抜けた地面は。 まさに“旱害”で荒れ果てた土地の如く。 そして、駆け抜けた巨躯の怪物は。 ガンヴォルトとすれ違う瞬間。 その目を見開き、彼を見据えて呟く。 「―――お前が『蒼き雷霆』か」 見に覚えるのある“魔力の波長”を感じ取り。 蒼き雷霆もまた、確信する。 「『青龍のライダー』……その使い魔か」 鬼ヶ島撃墜によって手傷を負い、地上へと放逐され、それでもなお戦場に立つ戦士。 大看板の一角“旱害のジャック”は、己の判断で“戦闘”を開始していた。 今もなお生き延びている皮下が体制を立て直す猶予を作るための“時間稼ぎ”。 鬼ヶ島の墜落に乗じて強襲や偵察を仕掛けてくる敵主従に対する“露払い”。 それこそ旱害のジャックが戦場へと駆り出た理由だった。 皮下が生存することは、即ち総督“カイドウ”の勝利へと繋がる。 そしてカイドウを経由して認識していた“蒼き雷霆”の気配を察知し、この戦場まで姿を現した。 突進の勢いを止めて、ジャックは動物形態への変身を解除。 巨漢の姿となった彼は、一定の距離でガンヴォルトと向き合う。 「蒼き雷霆。お前は総督の障害となりうる……ここで消す」 「生憎だが、ボクには止まれない理由がある」 互いに、一歩も引くことはない。 それぞれの獲物を構えて、睨み合い。 その身から、闘志を迸らせる。 「なら、力尽くで止めるまでだ」 「やってみろ。立ちはだかるなら、この雷霆がお前を打ち抜く」 初めから、退く理由などない。 二人はそれを理解している。譲る気もない。 故に、必然の如く―――闘争は始まる。 夜の闇を超えた先で。 新たなる神話の幕が、上がっていく。 「迸れ、蒼き雷霆よ(アームドブルー)」 朝焼けの果て。 蒼天(ソラ)を背負い。 蒼雷(イカヅチ)をその身に宿し。 己が名を、己が存在を、唱える。 「ボクに力を……眩しき唄(ヒカリ)よ!」 その胸に抱く、掛け替えのない祈り。 それは四肢を駆け巡る電流(パルス)のように。 彼の魂に、鮮烈なる波動を齎す。 「猛り狂う旱害に、雷鳴の鉄槌を!!」 ◆◇◆◇ スマートフォンのパスワードは、45510。 彼女にとって、忘れるはずのない数列。 “私達、いちおう仲間じゃん”。 通話で何気なく、そう呟いたとき。 星野アイは、ふと振り返った。 ふいに訪れる感傷。 ずっと堪えていた情動。 “極道のライダー”にだけは、それを打ち明けてて。 しかしこの聖杯戦争の最中では、ずっと自分を偽り続けてきた。 強かに。狡猾に。 上手く、ズルく。 絶対に勝つために。 そう思って、仮面を被り続けた。 子供達のために。ファンのために。 生きて帰るためなら、どんな手だって使う。 その想いは、決して譲れずとも。 それが自分のエゴであることも、理解していた。 自分は“他人を蹴落として勝つ者”なのだから。 せめて言い訳なんかせずに、“悪い女”として立ち回ろう。 それが彼女なりの、せめてもの筋の通し方であり。 自分に寄り添ってくれて、勝利を約束してくれた、“殺島さん”に対する仁義だった。 ―――それでも、時には。 ―――こんな気持ちも、訪れてしまう。 敵連合とは、短い付き合いであり。 結局は、ただの利害関係でしかなく。 最終的には蹴落とし合うことになる。 そのことは、間違いない。 自分が聖杯を掴むためなら、躊躇だってしない。 だけど、それでも。 “私達は仲間”なんて言葉が、喉の奥から出てきた。 それはハッタリでも、出任せの言葉でもなくて。 ただ何気なく、そう思ったから、言ってしまった。 ―――何なんだろう、この気持ち。 皆でつるみあって。 皆で一緒に過ごして。 皆で力を合わせて、立ち向かって。 それぞれの想いを胸に、肩を並べている。 ―――B小町の皆とは。 ―――結局、上手くいかなくなって。 ―――自分の感情にも、嘘をつくしかなかった。 そこまで考えてから。 再び、意識が現実に引き戻される。 もしもし―――電話越しに、田中からの呼び声があった。 我に返ったアイは、はっとしたように思考を通話に向けて。 それから、何でもないと言わんばかりに取り繕う。 口元に、ふっと笑みを作る。 完全無欠。最強無敵。 絶対的、不動のセンター。 可憐な“アイドル”としての表情。 それは、自らの仮面を被り直した証。 「……じゃ、暫くしたら戻るね。留守番お願い」 一人待つ田中に、そう伝える。 最後に一言、付け加えたうえで。 「しおちゃん達、もう一仕事あるから」 ◆◇◆◇ 雷鳴が、轟く。 地響が、轟く。 二つの影が、交錯する。 雷霆と旱害。雷神と鬼神。 荒れ狂い、猛り狂い。 そして、刹那の応酬を繰り広げる。 銃撃。雷撃。衝撃。斬撃。 繰り返される暴威。 繰り返される激突。 激しい攻防は地面を揺るがし。 巨躯による衝撃が、コンクリートを幾度も砕き。 辺り一帯に、“粉塵”を撒き散らす。 波紋と轟音に包まれる闘争の中で。 その男は、己の目を見開く。 百獣海賊団、最高幹部――大看板。 三つの災害と呼ばれる、“百獣”の懐刀。 その一角を担う男、“旱害のジャック”。 動物(ゾオン)系悪魔の実である“ゾウゾウの実”――希少なる“古代種”を喰らった大海賊。 その首に懸けられた懸賞金は10億。 海賊の墓場と恐れられる“偉大なる航路”の果て、“新世界”に悪名を轟かせる怪物。 その名は、畏れられ。 その名は、崇められ。 その名は、忌み嫌われる。 彼の暴威によって蹂躙された大地は、“旱害”が起こったかのように朽ち果てる。 故にその異名を取るジャックは、圧倒的な力と残虐性によって多くの敵を葬ってきた。 己の実力を過信した新世代(ルーキー)共も。 正義という看板を振り翳す海軍共も。 百獣海賊団に楯突く身の程を知らず共も。 “四皇”の一角たる総督の意のままに、“旱害”は嬲り殺してきた。 その凶星が、英霊と化した主君を依り代に―――この聖杯戦争に立っている。 そして。 旱害と呼ばれた男は、今。 微かな“動揺”を抱いていた。 蒼き雷霆のアーチャー。 その存在は、旱害のジャックも認識していた。 彼はライダー・カイドウの使い魔であり、それ故にその存在はカイドウの霊基や魔力と接続されている。 カイドウ側が記憶した情報は魔力パスを通じてある程度共有され、雷霆のアーチャーの戦闘能力についてもジャックは事前に把握していた。 にも関わらず、ジャックは“攻め切れていない”。 幾ら激しく攻め立てようと、機敏な瞬発力と防御機構“電磁結界(カゲロウ)”によって攻撃は次々に凌がれる。 その隙を突くように蒼き雷霆は“避雷針”と“放電”による攻撃を繰り返し、旱害の体力を少しずつだが確実に削っていく。 雷霆は、ただ闇雲に躱しているのではない。 こちらの攻撃を的確に分析し、対処し。 そしてその合間を見抜いて、確実に自らの技を叩き込んできている。 それだけではない――――攻撃の出力、火力。 そして、戦闘の技術さえも。 そのいずれも、カイドウから流れ込んできた“情報”を超えている。 ――――この男の“魔力”が。 ――――以前より、研ぎ澄まされている。 ――――この男の“霊基”は。 ――――以前より、純度を高めている。 ジャックは、それを理解する。 蒼き雷霆のアーチャーは、強くなっている。 カイドウと交戦した時よりも、間違いなく。 マスターである松坂さとうは、両者の応酬から離れた地点に立つ。 決して動かず。決して臆さず。 ただそこに――――佇んでいる。 その意味を、ジャックは悟っていた。 “あの少女”は、“雷霆”に十全の実力を発揮させるために。 戦線に割り込まず、尚且つ彼に護らせることもなく。 悠然と、その場から動かずに居る。 “雷霆”が安否を確認でき、そして即座にマスターの窮地へと対応できる―――そんなギリギリの位置で。 そして、そのために。 松坂さとうは受け入れた。 “ボクを信じてくれ”。 その一言に、全てを委ねた。 ジャックは、雷霆のマスターである少女を狙いはしない。 いや―――“狙うべきではない”。そう判断していた。 理由は単純だ。 少女へと狙いを定め、一瞬でも意識をそちらへと向ければ。 この“雷霆”はその隙を狙って、勝負を付けに来る。 荒れ狂う大海賊は、それを理解していた。 右手の曲刀(ショーテル)を、巨躯からは想像も付かぬ瞬発力で振り下ろす。 されどガンヴォルトはこの一撃を瞬間的に回避。 後方へとバックステップしながら、ダートリーダーより避雷針を次々に放つ。 同時にガンヴォルトの背後に展開された一機のビット――“オロチ”が、援護射撃によって7発の避雷針をばら撒く。 一発一発の威力はさしたるものではない。 されど、その全てが“雷撃”の起点と化す。 故にジャックは、対処せざるを得ない―――が。 「――――ナメるなよッ!!」 だが、敢えてジャックは“攻める”。 敵は今、バックステップで斬撃を回避し。 そこから避雷針の銃撃へと繋げた直後。 即ち、未だ直線上に存在している。 ならば、その瞬間を突く。 爆音。爆走。爆進。 巨象(マンモス)へと瞬時に変身したジャック。 戦車のような巨体が、猛烈なスピードで突撃する。 走り抜けた地面は、干魃が起きたように荒れ果てる。 コンクリートは、地割れが起きたかのように粉砕され。 その圧倒的な重量が、眼前のガンヴォルトへと迫る―――。 霹靂のような、一瞬。 蒼き雷霆は、刹那の動作で疾走。 狙いは―――迫り来る旱害。 接近と共に避雷針を撃ち込みながら。 疾風の如く、巨体の至近距離に迫るガンヴォルト。 猛烈な突進さえも恐れず。 雷霆は敢えて“真正面から”挑んでみせる。 そして、零距離へと迫り。 ――――眩い閃光が、轟き渡る。 迸る雷撃が、ジャックの顔面へと叩き込まれた。 ライトニングアサルト。 敵へと瞬速で接近し、至近距離から雷撃を叩き込む。 それは“鎖環(ギブス)”の物語へと至る蒼き雷霆が体得する技。 クードスの蓄積による拡張に伴い、自らの霊基に“未来の伝承”の一部が再現されたもの。 突進を雷撃によって迎撃され。 地団駄を踏むように仰け反る“旱害”。 それでも即座に態勢を整え。 “武装色”で硬化した右前足を、勢い良く地面へと叩きつける。 地割れが起きんばかりの凄まじい衝撃。 コンクリートが砕け散り、砂塵が巻き上がる。 離れた地点にいたさとうが思わず怯む程の震動。 至近距離に潜り込んだ雷霆は、もはや一溜まりもなく―――。 「―――こっちだ」 そう、思われたが。 ジャックの真上。空中に舞う影。 既に蒼き雷霆は“跳躍”していた。 巨象の脚が振り下ろされる寸前。 その足元を真正面から滑り抜け。 すれ違いざまに、胴体腹部へと真下からダートを撃ち込み。 そして、“電磁結界(カゲロウ)”によって衝撃波を回避。 そのまま滑り抜けた背後から跳躍―――粉塵に紛れるように、彼は空中へと舞い上がる。 ジャックが振り返ったときには、もう遅い。 迸る閃光。駆け抜ける蒼煌。 ガンヴォルトが纏う『雷撃鱗』からの放電。 電撃の嵐が、旱害へと殺到する。 無数の雷霆を前に怯むジャック。 それでも尚、その強靭な耐久力(タフネス)で。 雷撃に蝕まれる身体を、強引に駆動させる。 変身解除―――巨象(マンモス)から、通常時(ヒトガタ)へと戻る。 小回りの効く形態へと変化し、矢継ぎ早に両手の二刀(ショーテル)を連続して振り上げる。 “雷撃鱗”が解除。閃光が途絶える。 そして、“電磁結界(カゲロウ)”が発動。 振り上げられた斬撃を、空中で瞬時に回避。 刃が虚空を切り、直後にガンヴォルトが空中を駆ける。 「取ったぞ、“旱害”――――!」 再び旱害の至近距離へと高速で接近。 雷電を纏ったその左手を、鋭く突き出す―――。 「取ったのはおれだ、“雷霆”ッ!!」 その瞬間。 ガンヴォルトの胴体に、凄まじい衝撃が突き抜ける。 再びガンヴォルトが至近距離から雷撃を叩き込んでくることをジャックは予測し。 敢えて攻撃の隙を作り、ガンヴォルトの動きを促す。 そして敵がギリギリまで接近した瞬間。 刹那の合間に、頭部を“人獣化”。 マンモスの猛々しい長鼻による一突き―――重機関車の突撃に等しい“武装色”の一撃を、ガンヴォルトに叩き込んだのだ。 そう、直撃。その筈だった。 しかし、旱害のジャックは即座に気付く。 胴体に叩き込んだ筈の手応えが“浅かった”ことを。 そして、吹き飛ばされる瞬間。 蒼き雷霆が吐いた言葉を。 「いいや―――ボクの方だ」 ごく短時間のみ自らのダメージを大きく軽減するスキル“シールドヴォルト”。 既にガンヴォルトは発動していた。旱害が自らへと反撃を叩き込んでくることに、先回りするように。 相手の裏を読んでいたのは、何も旱害だけではない。 そして――――ガンヴォルトへの対処へと意識が集中していた旱害の肉体に、突如として“鉄”が絡み付く。 自らを囮に注意を引き、至近距離から大技を叩き込むべく。 吹き飛ばされる直前に、蒼き雷霆は既にその技を仕込んでいた。 虚空より現れし無数の“鎖”が、その四肢を捉えていたのだ。 「迸れ、蒼き雷霆よ(アームドブルー)」 ―――“閃く雷光は反逆の導”。 ―――“轟く雷吼は血潮の証”。 ―――“貫く雷撃こそは万物の理”。 魔力が、解き放たれる。 雷光が、弾け出す。 巻き付く鎖に、動きを封じられ。 猛々しき旱害は、その目を見開く。 「“VOLTIC CHAIN(ヴォルティックチェーン)”!!!」 黒鉄の雷鳴が―――咆哮を上げる。 “武装色”による咄嗟の防御さえも突破し。 まるで火花のような迅雷が、その頑強なる肉体に叩き込まれる。 襲い来る雷撃に、旱害は思わず悶え。 呻き声を上げながら、放たれる閃光の餌食となる。 熾烈に迸る雷光は、荒れ狂う災厄をも封じ込め。 やがて、終息へと向かっていく。 ―――旱害が、膝を付き。 ―――雷霆が、そこに立つ。 肉体を焼き焦がされ、荒い息を吐くジャック。 それを真っ直ぐに見据えるのは、雷電を従える蒼き少年。 象鼻の一撃で吹き飛ばされながらも受け身を取った彼は、一定の距離を保ったまま佇む。 その瞳には、怒りも憎しみもなければ、慈悲もなく。 ただ眼前の敵を前に、覚悟を秘めた眼差しを向ける。 退くつもりはない。敗けるつもりもない。 ―――そんな意志を示すような、眼差しを。 膝を付く旱害は、目の前の“敵”を思い知る。 古今東西。時空を超え、世界を超え。 その名を轟かせる存在―――“英霊”の一角たる、その少年を睨む。 皇神(スメラギ)。理想郷(エデン)。 二つの組織。理想と野望の渦巻く能力者の集団。 それらを壊滅させたのは、たった一人の少年。 “SSランクの能力者”。 “皇神の最高傑作”。 “不殺の天使”―――あるいは“同族殺しの鬼”。 数多の名が、彼という存在を示す。 雷の光輝と共に、彼はそこに立つ。 蒼き雷霆、ガンヴォルト。 其れは、新たなる神話。 慈しき詩(ウタ)を胸に、混迷の夜を裂く者。 其れは、一筋の閃光。 やがては龍へと至る、雷鳴の戦士。 例え“反英雄”と嘲ろうと、蔑まれようと。 今の彼は紛れもなく、一人の騎士であり。 ―――そして、英傑である。 クードスの蓄積による能力拡張。 亡き少女の遺志(ネガイ)――もう一つの“歌”の継承。 それらは蒼き雷霆に劇的な強化を齎した。 彼の中の欠落を埋め合わせ、その霊基の純度を高めていた。 そして、更にその先へと進まんとしている。 旱害のジャックは、生前の力を十全に発揮できているとは言い難い。 彼は英霊ではなく、あくまで使い魔だ。 霊基の質や伝説の再現性では、正規のサーヴァントよりも劣る。 その上で鬼ヶ島の撃墜に伴う衝撃で、少なくない手傷や消耗を負っている。 言うなれば、二重の制約を背負っているに等しく。 雨音の果てへと届いた小鳥の唄を魂に刻み、伝説をも超えんとする雷霆との間には、明確な断絶が存在していた。 「……まだ」 しかし、それでも。 「終わっちゃ……いねえぞ」 海賊は、その場から立つ。 焼け焦げた肉体を、気力で動かすように。 再びその二刀のショーテルを、構えてみせる。 旱害のジャックは、紛れもなく破格だ。 三騎士に匹敵する戦闘力。 生半可な英霊を上回る霊格。 かの新世界を生き抜いた、強靭なる闘志。 “使い魔”という型を破る程の力と器を、この男は備えている。 故にガンヴォルトは、目の前の敵を見据えて思う。 ――――これで“ただの使い魔”か。 ――――寧ろ“英霊”と殆ど変わりない。 例えソレが、いかに劣化していようと。 この使い魔は、かつて大海賊と称された男だ。 並のサーヴァントとは、桁が違う。 雷霆はそれを、直感のように理解する。 未だ膝をつかぬ敵を前に、その実力を悟る。 これほどの存在を使い魔として呼び寄せるとは。 あの“青龍”がいかに規格外の英霊であるのかを、蒼き雷霆は再び思い知らされる。 それでも、尚。 確固たる意志と共に。 背負う遺志(ネガイ)を胸に。 託された少女(イノリ)を背に。 雷霆は、毅然と告げる。 「これ以上は無駄だ。お前は……ボクには勝てない」 「ほざけ。“総督”の障害は叩き潰すだけだ」 負ける道理など、無い。 まだ“余力”に満ちている。 故に、蒼き雷霆は構える。 未だ闘志を絶やさぬ旱害を見据えて。 右手のダートリーダーを強く握り締める。 二人は、睨み合う―――。 ◆ 「らいだーくん」 「いたよ。あそこ」 「――やっちゃって」 ◆ 雷霆と旱害。 二人は、ほぼ同時に“察知”した。 電磁波による魔力の感知。 見聞色による気配の探知。 両者は、咄嗟に“上空”へと意識を向ける。 閃光を纏いながら、即座に集中する雷霆。 黒鉄のように肉体と刃を硬質化させ、迎撃をせんとする旱害。 コンマ数秒。その刹那に“暴威”が現れる。 ――――ぶうん、と。 上空から飛び掛かるように。 機構(エンジン)が起動するように。 けたたましい咆哮が、響いた。 そして、次の瞬間。 それはまるで、隼のように飛来し。 猛り狂う“旱害”の真横を。 瞬速の斬撃が、駆け抜けていった。 ショーテルを握り締めた左腕が、宙を舞う。 黒色の“覇気”ごと斬り裂かれ。 真紅の血液と共に、虚空を飛ぶ。 強靭な肉体の一部が、赤子の手を捻るように容易く。 乱入者の“一撃”によって、勢い良く切断された。 鉄の塊が、駆動する。 殺意の刃が、躍動する。 電鋸の悪魔が、狂動する。 抉られる肉。噴き出す鮮血。 殺意が、吹き荒れる。 殺意が、暴威と化す。 “見聞色”による察知すら超える速度で。 その悪魔は、災厄の如く飛来した。 巨象の左腕を、右手の鋸刃で切り飛ばして。 撒き散らされた粉塵に包まれながら、その場に着地し。 そして、再び“旱害”へと振り返る。 断面から大量の血を流しながら、ジャックは傷口を片手で押さえ込む。 蒼き雷霆は、その悪魔の姿を。 粉塵に覆われた輪郭を、目の当たりにし。 ―――思わず、戦慄する。 あれは、何だ。 ガンヴォルトは、目を見開く。 剥き出しの肉塊のような肉体に覆われ。 夥しい血肉の死臭を纏い、放ち。 殺意と凶気を、その身から迸らせ。 頭部のチェンソーが、けたたましい音を轟かせる。 蒼き雷霆は、驚愕する。 かつて出会った、どんな“能力者”とも。 この地で出会った、どんな“英霊”とも。 その“異形の存在”は、根本から異なっていた。 世界に撒き散らされる、禍々しき呪詛。 この世ならざる者、正真正銘の悪魔。 そう思うしかない。そう感じる他ない。 彼の中で、警戒が最大限に引き上がる。 魔力パスと念話によって、自らのマスターの安否を咄嗟に確認した。 ―――無事だ。少し離れた地点から、粉塵の巻き上がる戦場で何が起きたのかを掴みかねていた様子だったが。 少なくとも“新手が現れたこと”は、間違いなく認識していた。 『―――気を引き締めてくれ。“とんでもないもの”が現れた』 故に、ガンヴォルトは念話で一言そう伝える。 自分達が直面した事態が、如何なるものなのかを。 彼は警戒と焦燥と共に、マスターへと告げる。 瞬間―――轟音。凶風。 再び突き抜ける狂刃。 ジェット噴射のような突撃。 狙うは、仕留め損ねた“旱害”。 手傷を負ったジャックは、驚愕に目を見開き。 咄嗟にその身を逸して、回避を試みる。 そう、“防ぐ”のではなく。 “躱す”ことを選んだ。 この一撃を受ければ“死ぬ”。 百戦錬磨の大海賊は、それを察知した。 この刹那の合間に、それを理解した。 されど。 死というものは。 理性や合理よりも、遥かに疾く。 無慈悲に、襲い掛かってくるものだ。 一瞬。一閃。一撃。 必殺――――大切断。 蒼き雷霆は、目の当たりにする。 手傷を負った“旱害”の胴体が。 その内部の霊核ごと、豪快に“撥ね飛ばされる”。 嵐のような突進と、刹那の交錯。 電鋸の悪魔は、その瞬間にジャックの胴体を横一文字に両断した。 まるで巨木を伐採し、断ち切るかのように。 胴体を切断され、大量の血液を噴き出しながら、肉体が泣き別れになるジャック。 己に何が起きたのかを理解した時には―――既に“決着”が付いていた。 やがて亡骸は魔力の粒子と化して。 旱害のジャックは、跡形もなく消滅した。 ◆ 粉塵に包まれた戦場で、何が起きたのか。 離れた地点に立つさとうに、それを正確に認識することは叶わなかった。 ただ二つだけ、分かることがあった。 空から悍ましい“何か”が降ってきたこと。 そして自身が、奇妙な胸騒ぎを覚えていること。 心臓の鼓動が早まる。 胸の内から、何かが込み上げてくる。 緊張。焦燥。不安。期待。希望―――。 相反する感情が、綯い交ぜになる。 そんな自分に戸惑いながら、戦場を見つめる。 あの蜃気楼の先に、何かがある。 さとうは、直感のように悟っていた。 そこに根拠というものがあるとすれば。 それはきっと、“引力”と呼ぶべきなのだろう。 その足が、ゆっくりと動く。 何かに導かれるかのように。 誘蛾灯に誘われるように。 靄に掛かったような戦場へと、歩み寄っていく。 先に待ち受ける光景を、確かめるべく。 一歩。一歩。一歩。一歩。 さとうは、近付いていく。 舞い散る塵の向こう側を、目指すように。 ◆ “チェンソーの悪魔”への変身。 その活動限界の時間は、既に迫っていた。 神戸しおとライダーは、百獣海賊団の“生き残り”を追っていた。 それは、渋谷での民衆殺戮に加わった尖兵達の残党狩りのみならず。 鬼ヶ島の撃墜によって放逐され、辛くも生き延びた者達の後始末でもあった。 墜落した鬼ヶ島本陣への突撃は回避した。 連戦の消耗や活動限界もあり、いずれ霊地乱戦から舞い戻ってくるであろう“鬼ヶ島のライダー”と接触する可能性を避けるためだった。 故に今はあくまで彼らの戦力や魔力備蓄を少しでも削り、地盤を切り崩す役目に徹した。 目ぼしい雑兵達を始末したのち、ライダーは“一際大きな魔力反応”を察知。 しおとライダーは“最後の一仕事”としてそれを追い、新宿区まで跳び立っていた。 長期戦に持ち込むことはできない。 だから、すぐに終わらせる。 強襲と共に、一瞬で決着を付ける。 しおとライダーは、言葉を交わすまでもなく判断した。 そして、“チェンソーの悪魔”は。 魔力の気配を追い、戦場を空中から確認し。 上空からの奇襲を仕掛けて、“大看板”へと攻撃を叩き込んだ。 敵もまた巧者だった。 ライダーの強襲を察知し、左手のショーテルで迎撃を仕掛けてきたのだ。 故に初手では左腕を奪うのみに留まり、一撃で斃すことは叶わなかった。 それでも、即座に二撃目へと繋げた。 全霊の瞬発力と共に、再び“敵”へと突進。 相手の回避を上回るスピードで、一閃のもとに両断を果たした。 “悪魔”は、“旱害”を断ち切った。 そして今、その場に佇む一騎の英霊へと向く。 相手は、蒼い雷電の如し魔力を迸らせ。 驚愕と警戒を滲ませながら、右手の銃を構えていた。 「らいだーくん」 電鋸を唸らせる“悪魔”を止めるように。 傍らの少女―――しおが、言葉を紡ぎ出す。 「そろそろ“時間ぎれ”みたい。帰ろっか」 百獣海賊団の殲滅は桁並み果たした。 ライダーの変身はじきに解除される。 これ以上の深追いは必要ないと、彼女は伝える。 暫しの睨み合いと、沈黙の後。 電鋸の悪魔は、その構えを解く。 雷霆のアーチャーは、警戒を解かず。 ―――そして、ふいに目を見開いた。 その視線は、神戸しおへと向けられている。 悪魔に抱えられる“彼女”を見て。 何かを確信したかのように、その表情に驚愕を滲ませる。 やがて彼は、口を開こうとしていた。 そんなアーチャーを一瞥しつつ。 しおは、自身を抱えるライダーへと視線を向ける。 ライダーは彼女の意思に呼応するように。 その場から、瞬時に駆け出していった。 ◆ ――――そして。 ――――風が吹き抜けた。 ◆ 砂糖菓子の少女は、見つめる。 桜色の髪を、揺らして。 巻き上がる粉塵を突き抜けるように。 自らの傍を横切る悪魔を、目の当たりにした。 風が吹き抜ける、ほんの一瞬の合間。 少女は、“それ”を認識する。 その片腕に抱えられた、幼い影を。 ◆ 砂糖菓子の少女は、往く。 黒色の髪を、靡かせて。 巻き上がる粉塵の壁を飛び出し。 電鋸の悪魔に抱えられ、戦場を振り切る。 彼が駆け抜けて、その勢いのまま跳び立つ直前。 少女は、僅かに振り返る。 悪魔が擦れ違った、淡い陽炎を。 ◆ ―――むかしむかし。 ―――愛を知らない女の子がおりました。 ―――少女の名前は、松坂さとう。 ―――やがて彼女は、愛に全てをささげました。 ―――むかしむかし。 ―――愛を見失った女の子がおりました。 ―――少女の名前は、神戸しお。 ―――やがて彼女は、愛する人とひとつになりました。 ―――ふたりは、運命に導かれました。 ―――至るはずのなかった世界に誘われて。 ―――辿るはずのなかった道へと進んで。 ―――ふたりは、それぞれの想いを育んできました。 ―――ずっと、いっしょに。 ―――死がふたりを分かつまで。 ―――死がふたりを分かつとも。 ―――愛に誓って。愛に導かれて。 ―――祈りを胸に、ふたりは走り続けました。 ―――そして、いま。 ―――ふたりに、朝が降ったのです。 ◆ 【新宿区(廃墟の繁華街)/二日目・朝】 【松坂さとう@ハッピーシュガーライフ】 [状態]:疲労(中)、全身にダメージ(小)、ガンヴォルトと再契約 [令呪]:残り1画 [装備]:なし [道具]:最低限の荷物 [所持金]:数千円程度 [思考・状況] 基本方針:しおちゃんと、永遠のハッピーシュガーライフを。 0:―――――――。 1:しおちゃんに会う。そこにきっと、答えが待ってる。 2:どんな手を使ってでも勝ち残る。 [備考] ※ガンヴォルト(オルタ)と再契約しました。 ※神戸しおと擦れ違ったことに気付いてるのかは不明です。 【アーチャー(ガンヴォルト(オルタ))@蒼き雷霆ガンヴォルト爪】 [状態]:胴体にダメージ(小)、疲労(中)、クードス蓄積(現在7騎分)、さとうと再契約、令呪の縛り [装備]:ダートリーダー [道具]:なし [所持金]:札束 [思考・状況] 基本方針:彼女“シアン”の声を、もう一度聞きたい。 0:あの少女は――――。 1:さとうを護るという、しょうこの願いを護る。今度こそ、必ず。 2:ライダー(カイドウ)への非常に強い危機感。 [備考] ※"自身のマスター及び敵連合の人員に生命の危機が及ばない、並びに伏黒甚爾が主従に危害を加えない範疇"という条件で、甚爾へ協力する令呪を課されました。 ※松坂さとうと再契約しました。 ※シュヴィ・ドーラとの接触で星杯大戦の記憶が一部流れ込んでいます。 ※新宿区に落ちてたミラーピースを回収してます。 [ステータス関連備考] ※クードスの蓄積とミラーピースを介した“遺志の継承”によって霊基が変化しました。 ①『鎖環』での能力が限定的に再現されています。 ②クードスに関連して解放された能力が『電子の謡精』を除いて自由に発動できます。 これに伴い『グロリアスストライザー』もクードスを消費せず、魔力消費によって行使できるようになりました。 ③強化形態への擬似的な変身も可能となりますが、魔力消費が大きいため連続発動は難しいです。 『電子の謡精』による強化形態との差異は現時点では不明です。 【新宿区/二日目・朝】 【神戸しお@ハッピーシュガーライフ】 [状態]:疲労(中) [令呪]:残り二画 [装備]:なし [道具]:なし [所持金]:数千円程度 [思考・状況] 基本方針:さとちゃんと、永遠のハッピーシュガーライフを。 0:―――――――。 1:敵連合のもとへ帰る。 2:アイさんとは仲良くしたい。とむらくんについても今は着いていく。 3:最後に戦うのは。とむらくんたちがいいな。 4:ばいばい、お兄ちゃん。おつかれさま、えむさん。 [備考] ※松坂さとうと擦れ違ったことに気付いてるのかは不明です。 【ライダー(デンジ/■■■)@チェンソーマン】 [状態]:令呪の効果によってチェンソーマン化中(じきに解除)、血まみれ [装備]:なし [道具]:なし [所持金]:数万円(しおよりも多い) [思考・状況] 基本方針:サーヴァントとしての仕事をする。聖杯が手に入ったら女と美味い食い物に囲まれて幸せになりたい。 0:??? 1:しおと共に往く。 2:死柄木はいけ好かない。 3:星野アイめちゃくちゃ可愛いじゃん……でも怖い……(割とよくある) [備考] ※令呪一画で命令することで霊基を変質させ、チェンソーマンに代わることが可能です。 ※元のデンジに戻るタイミングはしおの一存ですが、一度の令呪で一時間程の変身が可能なようです。 【星野アイ@推しの子】 [状態]:疲労(小)、サーヴァント消失 [令呪]:残り三画 [装備]:拳銃 [道具]:ヘルズクーポン(複数) [所持金]:当面、生活できる程度の貯金はあり(アイドルとしての収入) [思考・状況]基本方針:子どもたちが待っている家に帰る。 0:私は生きるよ、殺島さん。 1:私は、嘘つきなアイドル。 2:…やっぱりまだ当分は連合(こっち)だなぁ……。 3:デトネラットの迎えやしお達と共に戦線から離脱する。 4:敵連合の一員として行動。いずれは敵対するけど、今は何とかして再契約がしたい。 [備考] ※櫻木真乃、紙越空魚、M(ジェームズ・モリアーティ)との連絡先を交換しています。 【中野区・デトネラットのビル/二日目・朝】 【田中一@オッドタクシー】 [状態]:サーヴァント喪失、半身に火傷痕(回復済) [令呪]:残り三画 [装備]:なし [道具]:スマートフォン(私用)、ナイフ、拳銃(6発、予備弾薬なし)、蘆屋道満の護符×3 [所持金]:数千円程度 [思考・状況]基本方針:『田中革命(プルス・ケイオス)』。 1:敵連合に全てを捧げる。死柄木弔は、俺の王だ。 [備考] ※界聖杯東京の境界を認識しました。景色は変わらずに続いているものの、どれだけ進もうと永遠に「23区外へと辿り着けない」ようになっています。 ※アルターエゴ(蘆屋道満)から護符を受け取りました。使い捨てですが身を守るのに使えます。 [共通備考] ※旱害のジャック@ONE PIECEが消滅しました。 ※残りの大看板は少なくともライダー(デンジ)達は捕捉していません。 時系列順 Back 目一杯の祝福を君に(前編) Next 向日譚・おはようと日向に手を振る 投下順 Back 目一杯の祝福を君に(前編) Next 向日譚・おはようと日向に手を振る ←Back Character name Next→ 145 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) 神戸しお 149 難しいものですね、愛するということは ライダー(デンジ) 145 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) 松坂さとう 149 難しいものですね、愛するということは アーチャー(ガンヴォルト(オルタ)) 145 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) 星野アイ 152 ワンルームシュガーライフ 145 地平聖杯戦線 ─Why What Wolrd White─(1) 田中一 152 ワンルームシュガーライフ
https://w.atwiki.jp/cucc/pages/530.html
韓国アフター 5日目 コース:慶州→(KTX輪行)→釜山観光(マッサージ・お買い物・釜山タワー) サランチェ(宿の名前)2日目の朝もFreeの卵を調理し… トーストの代わりにご飯ではさんで頂きます!! KTX乗車までの時間を逆算して、7時半ごろ出発です。 新慶州駅のホーム。日本の電車より線路までの深さがなく、簡単に降りられそうです。 KTX到着!! 新慶州8 38発→釜山9 05着。とっても速くて興奮しましたが、あっという間すぎて輪行の旅を楽しむまでには至らず。。 韓国の電車の特徴として、改札がなく(都市部の地下鉄にはあります)、切符は車内の乗務員さんに見せるだけです。コストかからなくて良いけど、タダ乗りとかできちゃうんじゃ??撮り鉄にはホーム入り放題だからいい制度ですね~ 釜山駅で輪行解除し、よいマッサージ店のあるという西面(ソミョン)へ。何日かぶりの都会を走り、交通量の多さと路駐のハンパなさにおっかなびっくり。クラクションの連発にももう慣れたかな? 途中で道を確認中~ マッサージまで1時間余裕があるというので、釜山でも名高いロッテデパートに行きました。免税店に走るあべしを見送り、男はメンズファッションフロアを物色。 念願??のマッサージ店!写真ない! 遅めの昼食は、地球の歩き方に「ここで食べたら他では食べられない」とか絶賛されていた焼き肉のお店へ。ハングルと電話番号と写真を照らし合わせて見つけました。 平日で時間が時間だからか、意外にも客はうちらだけでした。3枚肉(サムギョプサル)だったっけ?を焼いてます。 料理の写真今ひとつなので換えちゃって下さい。 おばちゃんがとっても親切で、焼け具合とか頻繁に見てくれます。写真はハサミで豪快に切り分けてるところ。 ハサミは韓国では食事中欠かせない道具で、時にはキムチもハサミを使って食べやすいように切るんです。 カルビもうまい!! 今日の先頭は溝渕です。初日に泊まった三原荘にアタックしましたが、あいにく二人部屋が一つしかなく別の宿を探すことに。 歩き方に名前だけ載っていた「アカデミーモーテル」に乗り込んだところ、今度はOK!しかも一人1万ウォン(≒730円)と都会なのに普通に安い! しかもなんかゴージャスな感じでした。写真よろしく! ちょっと休憩した後、国際市場っていうエリアの散策に出かけました。 民芸品の卸問屋にて。なんかチャリ部にいそうな顔が… こんなのもありました。 途中で今日の先頭がダウンし、泣く泣く宿に置き去りに。。 晩ご飯はまたも食べ歩きです。ホットクはもちろんですが、今日も新しいものに手を出しました。 飲茶のお店?左下のでかいのはあんまんで、挑戦したかったんですが焼き肉がまだお腹に残っていたため、普通サイズの肉まんにしました。 韓国らしく、豆腐が入っています。 途中、アウトドアショップ街があったのでみんなで物色。モンベルであべし即決!ノースフェイスではスズケンと自分がお買い上げです♪ 普段はあまり買い物しない自分ですが、ウォン安なことと回りの雰囲気でここまで消費志向に転じるのかと驚いた宮木でした。 釜山タワーです! 夜景がとってもきれい。明日は奥の海を日本へ向かうんだなと思うとしんみりな気分でした。 今日のシメはハーゲンダッツ。チョコフォンデュっていうリッチな(でも全然高くない)デザートを頂きます。 ここで明日の美味しい計画を立てて、1日を終えました。 THE NORTHFACE -VS- THE REDFACE
https://w.atwiki.jp/moshimorpg/pages/404.html
スターライトⅡ【すたーらいとに】 (にぼし、煮干) 神聖魔法の具現化。金髪のツインテールが可愛い男の娘。 気弱な面が目立つが言う時ははっきり言う。厨二病をこじらせていたり、それが黒歴史となり突かれると弱かったり。 キャラが確立されていなかった時期はライチ同様ホラーキャラを演じたこともあった。 ダークネスⅡとは性質面でも属性面でも対となる関係だが互いに意識している事が多い。 関連キャラ アレックス:マスターであることがある スターライトⅢ:兄 スターライトⅠ:妹 ダークネスⅡ:対の関係、友人以上恋人未満 ムーンライトⅡ:ダーク版 カテゴリ:王国・勇者軍,魔法具現化