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2003年12月14日 みかん狩りパーティ@河合健二 自邸(愛知県) 愛知県豊橋市二川にある故河合健二氏の自邸にお邪魔しました。 約40年前に建てられたこの自邸は、外観こそ多少古びているものの、その奇抜なアイデアは現代においても色褪せず、尚、輝き続けている。 建築家として、有名な石山修武がまだ20代の頃、ここに訪れ、大きな感銘を受けたというが、まさに次代の先駆けを果たしているのだろう。 そんな興味深い場所に、日球ドームを披露する機会を得た。当日は河合氏を慕う多くの方々が訪れ、一緒に設営を行った。 集まっている方の多くは建築に携わっており、鋭い指摘を受けながらも、好評を得ることが出来たのは、非常に嬉しく、また、心強い限りである。
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882 NPCさん sage 2007/01/15(月) 23 55 58 ID ??? 873 PC1以外全員女キャラでハーレムパーティーとかになる ピザデブ男率100%のセッションでそれは、 864-865 よりもある意味悲惨じゃね? どこかで見たことあるよーなギャルゲーキャラがよってたかって お地蔵さんしてたり「うぐぅ」とかばっかりしてたり 「このキャラにはこういうシチュエーションふってくださいよ。だめだ、あんたはなにもわかってない」 とか連呼されるセッションのほうがおれはいやだ。そんなセッションのPC1をやらされるなら おれはPC5でいいorz・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ でも、悲しいけど、これって現実なのよねっ!! PC1以外全員女キャラでハーレムパーティーとかになる 889 NPCさん sage 2007/01/16(火) 00 04 08 ID ??? NPCの外見がギャルゲだかエロゲのキャラの絵の流用なんで、その元絵のキャラの通り の反応をしてくると思ってたPLが、期待したのと実際のNPCのキャラが全然違うんでマスター を問い詰めたら、単にネットでたまたまみかけた画像がイメージに合ってたんで流用したが、 マスター自身、キャラの出展を知らなかったって事はあったなあ。 ……ちなみに、パーティー構成自体はハーレムパーティーだが、PL同士にそういう気が 無いため、ハーレム性を微塵も感じさせないプレイになる事もわりとあるよなあ 899 NPCさん sage 2007/01/16(火) 00 20 28 ID ??? そういや、S=Fのファラウスのリプレイはパーティー構成はもろハーレムの はずなのに、内容は全然ハーレム状態という気がしないなあw 900 NPCさん sage 2007/01/16(火) 00 21 44 ID ??? 899 奇人変人しかいないハーレムで嬉しいか? 901 NPCさん sage 2007/01/16(火) 00 21 55 ID ??? はずもなにも横島と守銭奴とまどかじゃん。 902 NPCさん sage 2007/01/16(火) 00 22 40 ID ??? ハーレムパーティってのは男キャラに多少なりとも好意を持っていることが条件なワケで。 リーンの闇砦パーティは仲間意識以外のものはもってないだろ。 905 NPCさん sage 2007/01/16(火) 00 30 33 ID ??? PC1(14歳。女) PC2(12歳、男) PC3(18歳。女。最初はまともな服装だったが、プレイ中にマスターが出した特殊アイテムや 装備を身に付ける内にメイド服、ネコミミ、眼鏡、首輪という姿に成り果てる)) と、いうパーティーに PC4(32歳。男。人相の悪いガンマン) と、いうキャラを投入したら、ある時 「なんかPC4って人買いみたいだな」 なんて言われた事はあるなあw スレ122
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フリーザってドラゴンボール? - 名無しさん 2010-12-12 00 09 28 ↑修正した - 名無しさん 2010-12-12 00 25 11 wcsを見据えた構築例や対策をして欲しい。 - 名無しさん 2011-01-11 19 33 39 編集してる奴だってポケモンやってるから今はまだ強い構成が有っても秘密にしておきたいってのがあるし、誰もやってくれないんじゃないかな - 名無しさん 2011-01-11 20 46 28 新たにゾロアークパって加えるのどお? - 名無しさん 2011-01-15 22 45 53 あれ不確定要素に頼ってるし、机上で練ってもしょうがない気がするんだよなぁ。まぁ草案さえ出れば議論でそれなりの物にはなるんじゃない? - 名無しさん 2011-01-15 23 11 12 サンプルパーティのラティはめざ地なら特攻がUだからHP8特攻248素早さ252じゃないか? - 名無し 2011-01-30 21 54 53 ↑直しといた 正確にはには特攻252素早さ248HP4防御4だけど - 名無しさん 2011-02-09 21 56 15 めざ地の理想個体値は31-奇-31-30-30-31だから4-0-4-248-0-252が正解。最速捨てるならめざ炎にする。 - 名無しさん 2011-02-09 23 37 12 ごめん間違えてたわ - 名無しさん 2011-02-10 12 20 24 HP振りすると実数値156になって身代り4回張れないけど・・・ - 名無しさん 2011-04-22 03 34 44 ↑ラティのアイテムはこだわりめがねだから身代わりはらないんじゃないか? - 名無しさん 2011-04-28 10 38 31 努力値振りが安直なのは仕方ないとして、自分はシュバルゴ→モロバレルを提唱したい。トリパ・トリトドン・雨パを一気に対策できる。砂パ相手は微妙だが… - 名無しさん 2011-04-28 15 01 20 雨パまで対策できるかというとビミ用 - 名無しさん 2011-04-28 17 00 09 ↑すみません。書き込んでしまいました。雨パは暴風や冷凍B飛んでくるしトリパは高性能エスパーがいるのでバレルだけでは厳しいですね。経験談です。 - 名無しさん 2011-04-28 17 04 33 天候パのあたり色々変えてみた。天候も重要だけど他のパーティも書いた方がいい気がしたので。 - 名無しさん 2011-05-15 19 44 30 プリ - 名無し 2011-07-27 23 26 11 サンプルパ ヒードラン→シャンデラ シュバルゴ→ナットレイあたりでよくないですかナットは完璧ではないですがトリパor雨パ対策も出来るし。 - 名無しさん 2011-07-28 20 04 45 サンダーあたりキツくね - 名無し 2011-07-29 13 19 21 ↑↑賛成 ↑サンダーは大してきつくないと思う。むしろトリトドンに弱いやつが結構多い。そういう意味でシュバルゴ→ナットはいいと思う。 - 名無しさん 2011-08-09 08 22 54 サンプルパなら青スタンでも良い気がする - 名無しさん 2011-08-10 21 09 12 ↑僕も賛成ですね。 誰が使ってもある程度勝てるようなパーティですし - 名無しさん 2011-08-11 09 00 24 青スタンてナニ - 名無しさん 2011-08-14 16 20 46 ゴウカザル、ラティオス、ナットレイ、ギャラドス、バンギラス、メタグロスのスタンパーティのこと リンク張るのはまずいんで詳細はググってください - 名無しさん 2011-08-14 17 40 09 別に青スタンは - 名無しさん 2011-08-15 15 00 20 身も蓋もないことだが初心者がラティの厳選できるのか? - 名無しさん 2011-08-16 01 59 30 ラティの厳選できないっていうのはぶっちゃけ初心者のラインにすら立てて無い。 - 名無しさん 2011-08-16 09 41 51 ↑の言うとおり乱数無しは腕に自信がある奴じゃないと無理、だからダブルは人気が無い - 名無しさん 2011-08-17 13 48 51 そもそもこのwikiの配分って理想個体前提なんだから厳選とか関係ない - 名無しさん 2011-08-16 10 25 09 サンプルパーティ差し替え。ズルズキン辺りどうしてもこのメンツじゃきつくなるなぁ。 - 名無しさん 2011-08-16 10 39 20 ↑↑↑場違いな質問かもしれないけど、ダブルって人気ないの? - 名無しさん 2011-09-02 10 55 47 何処までが初心者と言うか線引きが曖昧だけど、確かに「水晶ラティ」じゃないと初心者はラティの厳選は難しいと思う。それにこれ以上は乱数調整の泥沼議論がまた始まる。 - 名無しさん 2011-09-02 17 49 02 実数値より努力値書いたほうがよくないですかね。 - 名無しさん 2011-09-03 14 00 32 実数値有れば努力値は逆算できるが、逆は性格も書かなきゃいけないし、配分の意図が分かりにくいから反対。 - 名無しさん 2011-09-03 15 21 15 若干トリパに弱くないか?ナットレイはアンチトリパとしての性能はさほど高くないし。あとゴウカザルはフェイントを切ってまもるにした方が安定すると思う。 - 名無しさん 2011-10-13 15 32 34 言ってる事はその通りなんだけど、コピーパだから下手に弄らない方がサンプルの有り様としては正しい気がする。まぁ麻痺撒き軸がトリパに弱いのある程度どうしようもない気もするってのもあるけど。拘りトリック何かがある分まだマシなほうじゃ無いかな。猿はグロスとかナットレイとかに攻撃当てるまで死んじゃ駄目っていうパーティだし、確かにフェイントよりまもるの方が優先度高いとは思うね。 - 名無しさん 2011-10-13 21 07 05 賛成。 - 名無しさん 2011-12-05 18 15 14 おい、本当にいいのか⁇ - 名無しさん 2011-12-05 18 16 35 サンプルパーティなんだけど、ラティオスは絶対厳選がムズイ。 - 名無し 2011-12-22 23 26 22 前にも議論あった。個人的には初心者でここ見た人がダブルやりにくくなると思うんだけど - 名無しさん 2011-12-23 08 00 29 あと、ラティオスの流星群は、安定感無くない?白いハーブを持たせるわけでも無いのに。 - 名無し 2011-12-22 23 28 58 ダブルやったことあんの?最強候補の攻撃技でしょ。 - 名無しさん 2011-12-23 08 06 25 特に反対意見が出なかったのでゴウカザルのフェイントを守るに変更しました。意見等があればコメントして下さい。 - 名無しさん 2011-12-24 15 07 03 ねこだまし持ちのフェイントは、普段は安定行動になるはずの守るが択になるから通常のフェイントと比べて強い。特に隣(ラティ)がこだわりの場合など。 ただ当然↑にあるように一概にどちらがいいとも言えないため好みでいいと思う。 横幅が許すのなら、"(例)「めざ地/かみなり」、「ストーンエッジ/おんがえし」、「まもる/フェイント」「でんじは/ジャイロボール」" みたいな書き方をしてみるのはどうだろうか。 - 名無しさん 2011-12-27 22 00 22 ラティオスの厳選により敷居が高いということだが、スタンパである限り、ラティorクレセや第4教え技を必要とするバンギラスやサンダー等がどうしても必要になってくる。 動きに慣れる分にはスタンパもいいが、第5世代だけで作りやすいのは雨パ等別のパーティだという記述があれば初心者の敬遠の問題もある程度解消できるのでは。 - ↑ 2011-12-27 22 22 00 じゃあ、スカーフマンダとかでもよくね? - 名無しさん 2011-12-27 22 33 16 これって物理に偏よりすぎていて威嚇をモロに受けてしまうと思うのだが ラティオス・ナットレイ以外ほぼ物理型だし - 名無しさん 2012-02-12 22 58 07 ギャラ→水ロトムにしても良いと思う。ギャラは現状絶滅に近い。 - 名無しさん 2012-02-13 01 29 23 ur - 名無しさん 2012-02-13 12 41 28 ↑間違え ↑↑賛成 - 名無しさん 2012-02-13 12 42 34 砂に襷は・・・ - 名無しさん 2012-02-14 03 33 21 マンダをサザンにしてもいいですね。 - クレセリア 2012-09-28 14 31 16 格闘に強い、飛行の威嚇持ちは重要。外すならVS雨ピンポ気味のナットレイ→草ロトム。 - 名無しさん 2012-02-14 10 57 15 それだったらラティをマンダで良くない?上にもあるラティの厳選難度うんぬんを考えるなら尚更。あとグロスの地震を思念をすれば大分格闘に強くなれるんじゃないかな? - 名無しさん 2012-02-15 02 48 59 威嚇役としてはギャラと同じ飛行タイプなので格闘に強けど主となる飛行技がめざパと言うのがなぁ~ 竜枠で考えればめざパ粘らなければ此方の方がラティより厳選は楽。 - 名無しさん 2012-02-15 08 58 03 スタンパとしての弱点はそんなに無いだろう。そんなところより改善すべきはデスラッキーに詰んでるところ。現状の勝ち筋がナットレイでやどりぎ撒いて放置してタイムアップぐらいしか無い - 名無しさん 2012-02-15 11 22 31 ↑デスラッキーに積んでる?初手の立ち回り次第だと思うけど。 - 名無しさん 2012-02-15 12 23 56 ↑同意。そもそも全てのPTを対策するのは無理。デスラッキーはそれ程遭遇率の高いPTじゃないし緩めにして良いと思う。猫だまし+眼鏡トリック、宿り木あるし。それより遭遇率の高い天候パやクレセトリパに厚めにした方が良い。 - 名無しさん 2012-02-15 12 45 00 ナットをバレルにかえるのもいいかも。トリパは胞子連打、デスラキは怒りの粉連打で封殺出来る。 - 名無しさん 2012-02-15 14 48 08 サンプルに、グッドスタッフ入れて良いのでは?インターナショナルチャレンジの上位では結構いたよ。因みにクレセリア、メタグロス、バンギラス、ボーマンダ、水ロトム、ローブシンね。 - 名無しさん 2012-04-14 09 57 52 とりあえず追加したった。某氏の調整丸々でも良かったかもしれん - 名無しさん 2012-05-17 23 01 33 霊獣ランドがクレセ任せになってない? - 名無しさん 2012-10-22 22 22 44 ttp //syaron467.blog69.fc2.com/blog-entry-1197.html この記事が参考になったけど - 名無しさん 2012-10-30 15 20 12 ↑↑このシャロングッドスタッフは霊獣ランド解禁前の初期型だからね。でもロトム、マンダで立ち回り次第でどうにでもなるよ。あと追い風、暗示、滅びとか色々カテゴリー分かれてるけどトリル、スイッチ、電磁波等の型があり現環境の中心でトップメタのクレセグロスを、この際クレセグロスパで一括りにして考察しては、どおだろうか? - 名無しさん 2012-11-12 17 15 33 1212112211212211221112122112122211221121212112212 - www 2013-09-30 18 37 16 攻撃技を重視するならボーマンダも強い。しかし氷に警戒。 - 名無しさん 2014-02-05 19 51 00
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P-11 LE01-60 Cカード カードタイトル:桂ヒナギク パワー:11500 ジョブ:パーティー お嬢様 iluus:平田雄三、水巻みゆき DS 4 PS 3 このカードはあなたのデッキの枚数が5枚以下の場合にしか場に出すことができない。このカードはカードの能力に選ばれない。このカードが防御した時、あなたは2ライフ得る。 白なのかな… 場に出すための条件がかなり厳しい。また、出しても5ターン以内に決着をつけなければならないので、 デッキを圧縮しまくって出し、完全無欠→一般人を使うのが基本的な運用となりそう。 ただ、パワー、効果、DS,PSすべてにおいて申し分ないので、出してさえしまえばかなり優位に立てる。
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P-11 LE01-60 Cカード カードタイトル:桂ヒナギク パワー:11500 ジョブ:パーティー お嬢様 iluus:平田雄三、水巻みゆき DS 4 PS 3 このカードはあなたのデッキの枚数が5枚以下の場合にしか場に出すことができない。このカードはカードの能力に選ばれない。このカードが防御した時、あなたは2ライフ得る。 白なのかな… 場に出すための条件がかなり厳しい。また、出しても5ターン以内に決着をつけなければならないので、 デッキを圧縮しまくって出し、完全無欠→一般人を使うのが基本的な運用となりそう。 ただ、パワー、効果、DS,PSすべてにおいて申し分ないので、出してさえしまえばかなり優位に立てる。
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wiki建設 (1/26 22 24) 魔攻、魔防追加。(12) 新ステージ追加(得る)。(1/25) 魔法でもミスが発生するようになりました(1/29 07 04) なんだかんだで、閉鎖。@パーティーPS作成開始。(7月13日)
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【TOP】【←prev】【MEGA DRIVE】【next→】 パーティークイズ MEGA Q タイトル パーティークイズ MEGA Q パーティークイズ メガQ 機種 メガドライブ 型番 G-4107 ジャンル クイズ 発売元 セガ・エンタープライゼス 発売日 1993-11-5 価格 6800円(税別) 駿河屋で購入 メガドライブ
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第十六章 パーティ 三日間に渡って実施された二次試験が終わり、これでこの一年間続いてきた受験戦争も終わった。後は結果を待つばかりだ。試験の感想?出来れば聞かないで欲しい。一応、回答欄は全部埋めたが、それが正しいかと言われると、正直なところ全く自信がない。それに、試験直前のドタバタに全然整理が付かないまま本番に望んだため、いつもよりかなり集中力が落ちてしまったというのはもはや言い訳にしか過ぎないので、やめておく。 最後の科目が終わり試験会場を出て大学正門に向かっていた俺は、朝から切っていた携帯の電源を入れた。 着信メール:一通 from:涼宮ハルヒ 件名:SOS団緊急招集 内容:本日17時からアタシの泊まっているホテルで打ち上げパーティをするから、必ず来なさい。場所は国木田が知っているわ。重大発表もあるから、欠席は不許可。絶対だからね。 ……なんだこりゃ。打ち上げパーティだって?しかも重大発表か。 ああ、何となく想像が付くな。 例えば、大学進学を期に「恋愛禁止令を解除」とか、古泉との交際宣言とか。 あいつのことだ、自分勝手な何かなんだろう。 どうせ俺が行っても、そんなところを見せつけられるだけだろうし。 でも行かないと後が怖そうだな。 くそ、どうしようか。 正門前のベンチでハルヒからのメールを読みながら、妙に冷静になりつつもパーティへの出欠を考えていた俺の肩が、ぽんと叩かれた。 「お待たせ、キョン」 おう、お疲れさん。どうだった試験の方は? 「まあまあかな。あまり自信がないが、今の自分に出来る精一杯をやったつもりだ。もしこれで落ちても、後悔はしないさ」 そうか。受かると良いな。 「キョンの方こそどうなんだい?例の……ああ、すまない。あのゴタゴタが有ったせいで……」 そうだな。俺も色々整理が付かないうちに本番だったから、自信はない。 「……そうか。残念だ。折角この一年頑張ってきたのに」 それでも出来るところまでやったぜ。まあ、その、何だ。「お前の夢」とやらを実現するためにさ。 佐々木はふっと微笑むと、俺にありがとう、それで十分だよと礼を言った。 「ところで、これからどうする?僕たちの乗る夜行列車の時間までやや時間はあるが」 俺は、ハルヒからのメールを佐々木に見せた。顔が曇る。 「涼宮さんからの呼び出しか……どうするんだい、キョン?その……キミは行きたいのかい?」 俺も今、どうしようかと思っていたんだよ。以前だったら何も考えずに参加していただろうが、今はな……この前、あんな所を見ちまったしな。 「キョン、僕のことは気にしなくて良いから行ってくればいい。ただし、夜行の発車時刻までには必ず戻ってきてくれ」 複雑そうな顔をした佐々木がくるりと踵を返しバス停の方に歩き始めたのを見た俺は、国木田に連絡を取るために再び携帯を開いた。 「本当に良かったのかい、キョン?パーティとやらに出なくて」 駅構内地下の小洒落たレストランで早めの夕飯を食いながら、向かいに座っている佐々木が心配そうに問いかけてきた。 しかし、流石は古都だな。駅地下のレストラン街ですら、伝統と風格を感じるお店がいっぱいあるぜ。あとは土産物屋をひやかしていれば、発車時刻までの暇つぶしは十分に出来そうだぜ。 「キョン?!」 佐々木が少し怒ったような顔で俺を呼ぶ。ああ、聞こえているさ。そんなに怒鳴るな。 「本当に行かなくて……」 大丈夫だ。国木田に「夜行列車の発車時刻の関係でパーティには参加できない」旨を伝えておいた。念のためハルヒにもメールは打っておいた。大丈夫さ。 ……返事が来る前に、携帯の電源を切ったのはナイショだがな。 「そうか。なら良いのだが……」 佐々木は何故か煮え切らない表情を作って、再び料理を食べ始めた。 レストランを出た俺たちは、地下街の土産物屋をひやかし、親や世話になった人たちへの土産物を大量に買い込んだ。両親と妹、クラス担任や塾の講師だろ、朝倉と会長。あと誰がいたっけな?土産を買う人を指折り数え、それぞれに土産物を買っていたら、かなりの量になってしまったのはご愛敬だ。古都の名前が入った大きな土産袋を二人で抱えながら、夜行列車の到着ホームを目指して階段を上る俺と佐々木は、端から見ると新婚旅行の若夫婦に見えるかもしれんな。 「思ったよりも大量になったね」 「そうだな。でもまあ、世話になった人たちへの感謝の気持ちだから、良いじゃないか?」 「くくっ、そうだね。お土産が世話になった人への感謝の気持ちの表れだとすれば、特にキミは色々な人に買わなければいけないだろうからね」 「ほっとけ!俺もそれは十分に認識しているんだ。だからこんな量になっちまったんだ」 構内に列車到着のアナウンスが流れた。 そういえば一年位前に、俺たち家族はこの夜行列車に乗ってきたんだっけな。 あの時は始発駅から乗ったから結構乗車時間に余裕があったが、今回の停車時間は僅か1分だ。 何はともあれ、ゆっくりするのは乗り込んでからだな。 夜行列車が到着し、ドアが開く。 俺と佐々木はそそくさと乗り込んで指定された席兼簡易ベッドに腰を下ろした。ああ、これで一眠りすればもう向こうに着くのか。 夜行列車は、暖房のせいで結構喉が渇く。さっき買ってきたペットボトルのお茶が眩しいぜ。 発車ベルが鳴った。 とりあえず荷物を脇に寄せてねぐらを確保しようとした矢先、佐々木が俺を呼んだ。 「キョン、あれ……」 佐々木が指さした先には、ホームに続く階段を駆け上ってくる黄色いカチューシャが目に入った。 ハルヒ? 発車ベルが鳴りやみ、ドアが閉まる。 ハルヒは、俺たちが乗っている車両の一つ一つの窓を、まるで殺人光線でも照射するように睨みながら、こちらにやってきた。あと2つ、あとひとつ…… まるで石化魔法でも掛けられたような俺の顔を見つけ出したハルヒは、突然窓に向かって飛びついてきた。 怒り心頭で真っ赤になった顔が、俺の視界の全てを奪う。 やばい。 これは確実に殺される。 ハルヒが窓に飛びついているおかげで、夜行列車も発車できないようだ。ハルヒが何か叫んでいるようだが、残念ながら良く聞こえない。 突然ハルヒの体に何人もの手が取り付き、窓から引き剥がされた。 ハルヒの「電車の窓にしがみつく」という突然の暴挙に駆けつけた駅員と、遅れてやってきた古泉、長門、国木田、阪中、鶴屋さんたちの仕業だった。無為やり引き剥がされたハルヒは、鶴屋さんに羽交い締めにされながらも、こちらに向かって何か叫んでいた。 「少々発車時にトラブルがありましたが、寝台特急○○、1分遅れで発車いたします」 車内アナウンスが流れ、夜行列車は動き始めた。 列車が動き始めるとハルヒの動きはぴたりと止まり、その場に崩れ落ちてしまった。 俺が確認したのは、そこまでだ。 夜行列車は闇の中を粛々と、目的地に向かって進んでいく。 俺は、夜行列車の窓に映る町の光を見ながら、さっきのことを考えていた。 何故アイツはあんな所にいたんだ?打ち上げパーティだって言ってたのに、わざわざ不参加の俺を連れ戻しにあんな所まで来たのかよ。まあ、アイツらしいと言えばそうなのかもしれないが。でもな、いくらSOS団その1兼元雑用係とはいえ、耐えられないことってのもあるんだぜ?だから、察してくれ、と言う意味で不参加の事を国木田に話したし、念のためお前にメールを打ったつもりだったんだがな。 そんなことを取り留めなく考えながら窓の外を見ていた俺は、佐々木の一言で我に返った。 「キョン、キミは今、携帯を切っているだろう?」 ??そうだが……何故だ? 「もしかしたら、キミは僕のために携帯の電源を切っているのかもしれない。でも、今は電源を入れておいた方が良いと思う。それが、おそらくキミのためでもあると思うよ」 ……何を言っているんだ佐々木。もし携帯の電源を入れたら、いろんな意味で大変なことになると思うぞ? 例えば、ハルヒからの罵倒の電話が掛かってくる可能性が一番高いだろうしな。 「それでも僕は、電源を入れた方が良いと思う」 そ、そうか。お前がそれほど言うなら…… 「ああ、待ってくれ。寝台車両では携帯電話の使用は禁じられているからね。携帯電話が使用できる場所に移動してから、電源を入れてくれ」 分かった。じゃあ、ちょっと席を外すわ。 「……ごゆっくり。悪いが、僕は先に就寝させて貰うよ」 随分と早い時間だが……まあ到着時刻も早いからな。じゃあ、お休み。 なにやら、色々含みのあるような佐々木の声を聞きながら、俺は寝台車両を出て車両連結部に移動した。 まったく、沈着冷静ってのは、まるで佐々木のためにあるような言葉だな。あの鬼気迫るハルヒの顔を間近に見てもこれだもんな。感心するぜ。 携帯電話の電源を入れる。着信履歴12件、メール着信28通……? 何じゃこりゃ?と思ったが、全てがハルヒからのものだった。 ああ、なるほど。怒ってたんだな。しかし、これは送りすぎだぜ。ちっとは場の空気を読めってんだ。 大体、不意打ちの打ち上げパーティなんだから、遠方から来ている俺が行けなくてもしょうがないだろう。 ……行きたくなかったから、行かなかったんだけどな。 ため息をついて俺は、ハルヒからのメールを順に読んでみた。 「来ないってどういう事!説明しなさい!」 「もう時間よ!さっさと来なさい!」 「遅刻よ遅刻!罰金だからね!」 「なんで来ないの!一生罰金だからね!」 「来て」 「お願い」 「キョン」 「キョン」 「キョン」……… 最初のうちはまとも(?)な罵倒メールだったが、最後の方は俺の名前しかない。 なんだってんだ。くそ、確かにパーティとやらに出なかったのは俺が悪かったが、人の都合も考えずにいきなり当日にメールを送りつけてくるお前もどうかと思うぞ。 これじゃまるで、俺の方が一方的に悪いみたいじゃないか。 ……やっぱり、パーティに出てやった方が良かったかな…… その後しばらく携帯を弄っていたが、新しい着信は電話もメールもなかった。 しょうがない、ここで立ちながら携帯を弄っていても意味はないな。ちょっと早いが、寝るか。 明日の早朝には、見慣れた雪景色が俺を出迎えてくれるさ。 俺は携帯の電源を切り、今夜のねぐらへと戻った。 佐々木は既に眠ってしまったようで、アイツの簡易ベッドの前にはカーテンが引かれていて、中は見えない。 急激な眠気に襲われて、おれも早速夢の国の住人になるべく、カーテンを閉めてから簡易ベッドの毛布をかぶった。 第十七章 閉鎖空間へ
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ヒャクパー とは、どうぶつの森シリーズのキャラクター。 プロフィール 作品別 元ネタ推測 コメント プロフィール ヒャクパー 他言語 Tangy(英語) 種族 【ネコ】 性別 女 誕生日 06/17 性格 元気系 口癖 みかん 初登場 【どうぶつの森】 ミカンのような【ネコ】の女性。 一人称は「アタイ」で元気はつらつな性格。 作品別 【どうぶつの森】/【どうぶつの森+】 一般の住民として登場。 【Nintendo Land】? 「どうぶつの森 キャンディーまつり」でWiiリモコンの4Pの操作キャラのコスチュームとして登場。 ゲームパッドで操作する【もんばんさん】?に捕まった時は、コスチュームのキャラクター名ではなく種族名で呼ばれる。 元ネタ推測 100%オレンジジュース コメント 名前 全てのコメントを見る?
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第十六章 パーティ 三日間に渡って実施された二次試験が終わり、これでこの一年間続いてきた受験戦争も終わった。後は結果を待つばかりだ。試験の感想?出来れば聞かないで欲しい。一応、回答欄は全部埋めたが、それが正しいかと言われると、正直なところ全く自信がない。それに、試験直前のドタバタに全然整理が付かないまま本番に望んだため、いつもよりかなり集中力が落ちてしまったというのはもはや言い訳にしか過ぎないので、やめておく。 最後の科目が終わり試験会場を出て大学正門に向かっていた俺は、朝から切っていた携帯の電源を入れた。 着信メール:一通 from:涼宮ハルヒ 件名:SOS団緊急招集 内容:本日17時からアタシの泊まっているホテルで打ち上げパーティをするから、必ず来なさい。場所は国木田が知っているわ。重大発表もあるから、欠席は不許可。絶対だからね。 ……なんだこりゃ。打ち上げパーティだって?しかも重大発表か。 ああ、何となく想像が付くな。 例えば、大学進学を期に「恋愛禁止令を解除」とか、古泉との交際宣言とか。 あいつのことだ、自分勝手な何かなんだろう。 どうせ俺が行っても、そんなところを見せつけられるだけだろうし。 でも行かないと後が怖そうだな。 くそ、どうしようか。 正門前のベンチでハルヒからのメールを読みながら、妙に冷静になりつつもパーティへの出欠を考えていた俺の肩が、ぽんと叩かれた。 「お待たせ、キョン」 おう、お疲れさん。どうだった試験の方は? 「まあまあかな。あまり自信がないが、今の自分に出来る精一杯をやったつもりだ。もしこれで落ちても、後悔はしないさ」 そうか。受かると良いな。 「キョンの方こそどうなんだい?例の……ああ、すまない。あのゴタゴタが有ったせいで……」 そうだな。俺も色々整理が付かないうちに本番だったから、自信はない。 「……そうか。残念だ。折角この一年頑張ってきたのに」 それでも出来るところまでやったぜ。まあ、その、何だ。「お前の夢」とやらを実現するためにさ。 佐々木はふっと微笑むと、俺にありがとう、それで十分だよと礼を言った。 「ところで、これからどうする?僕たちの乗る夜行列車の時間までやや時間はあるが」 俺は、ハルヒからのメールを佐々木に見せた。顔が曇る。 「涼宮さんからの呼び出しか……どうするんだい、キョン?その……キミは行きたいのかい?」 俺も今、どうしようかと思っていたんだよ。以前だったら何も考えずに参加していただろうが、今はな……この前、あんな所を見ちまったしな。 「キョン、僕のことは気にしなくて良いから行ってくればいい。ただし、夜行の発車時刻までには必ず戻ってきてくれ」 複雑そうな顔をした佐々木がくるりと踵を返しバス停の方に歩き始めたのを見た俺は、国木田に連絡を取るために再び携帯を開いた。 「本当に良かったのかい、キョン?パーティとやらに出なくて」 駅構内地下の小洒落たレストランで早めの夕飯を食いながら、向かいに座っている佐々木が心配そうに問いかけてきた。 しかし、流石は古都だな。駅地下のレストラン街ですら、伝統と風格を感じるお店がいっぱいあるぜ。あとは土産物屋をひやかしていれば、発車時刻までの暇つぶしは十分に出来そうだぜ。 「キョン?!」 佐々木が少し怒ったような顔で俺を呼ぶ。ああ、聞こえているさ。そんなに怒鳴るな。 「本当に行かなくて……」 大丈夫だ。国木田に「夜行列車の発車時刻の関係でパーティには参加できない」旨を伝えておいた。念のためハルヒにもメールは打っておいた。大丈夫さ。 ……返事が来る前に、携帯の電源を切ったのはナイショだがな。 「そうか。なら良いのだが……」 佐々木は何故か煮え切らない表情を作って、再び料理を食べ始めた。 レストランを出た俺たちは、地下街の土産物屋をひやかし、親や世話になった人たちへの土産物を大量に買い込んだ。両親と妹、クラス担任や塾の講師だろ、朝倉と会長。あと誰がいたっけな?土産を買う人を指折り数え、それぞれに土産物を買っていたら、かなりの量になってしまったのはご愛敬だ。古都の名前が入った大きな土産袋を二人で抱えながら、夜行列車の到着ホームを目指して階段を上る俺と佐々木は、端から見ると新婚旅行の若夫婦に見えるかもしれんな。 「思ったよりも大量になったね」 「そうだな。でもまあ、世話になった人たちへの感謝の気持ちだから、良いじゃないか?」 「くくっ、そうだね。お土産が世話になった人への感謝の気持ちの表れだとすれば、特にキミは色々な人に買わなければいけないだろうからね」 「ほっとけ!俺もそれは十分に認識しているんだ。だからこんな量になっちまったんだ」 構内に列車到着のアナウンスが流れた。 そういえば一年位前に、俺たち家族はこの夜行列車に乗ってきたんだっけな。 あの時は始発駅から乗ったから結構乗車時間に余裕があったが、今回の停車時間は僅か1分だ。 何はともあれ、ゆっくりするのは乗り込んでからだな。 夜行列車が到着し、ドアが開く。 俺と佐々木はそそくさと乗り込んで指定された席兼簡易ベッドに腰を下ろした。ああ、これで一眠りすればもう向こうに着くのか。 夜行列車は、暖房のせいで結構喉が渇く。さっき買ってきたペットボトルのお茶が眩しいぜ。 発車ベルが鳴った。 とりあえず荷物を脇に寄せてねぐらを確保しようとした矢先、佐々木が俺を呼んだ。 「キョン、あれ……」 佐々木が指さした先には、ホームに続く階段を駆け上ってくる黄色いカチューシャが目に入った。 ハルヒ? 発車ベルが鳴りやみ、ドアが閉まる。 ハルヒは、俺たちが乗っている車両の一つ一つの窓を、まるで殺人光線でも照射するように睨みながら、こちらにやってきた。あと2つ、あとひとつ…… まるで石化魔法でも掛けられたような俺の顔を見つけ出したハルヒは、突然窓に向かって飛びついてきた。 怒り心頭で真っ赤になった顔が、俺の視界の全てを奪う。 やばい。 これは確実に殺される。 ハルヒが窓に飛びついているおかげで、夜行列車も発車できないようだ。ハルヒが何か叫んでいるようだが、残念ながら良く聞こえない。 突然ハルヒの体に何人もの手が取り付き、窓から引き剥がされた。 ハルヒの「電車の窓にしがみつく」という突然の暴挙に駆けつけた駅員と、遅れてやってきた古泉、長門、国木田、阪中、鶴屋さんたちの仕業だった。無為やり引き剥がされたハルヒは、鶴屋さんに羽交い締めにされながらも、こちらに向かって何か叫んでいた。 「少々発車時にトラブルがありましたが、寝台特急○○、1分遅れで発車いたします」 車内アナウンスが流れ、夜行列車は動き始めた。 列車が動き始めるとハルヒの動きはぴたりと止まり、その場に崩れ落ちてしまった。 俺が確認したのは、そこまでだ。 夜行列車は闇の中を粛々と、目的地に向かって進んでいく。 俺は、夜行列車の窓に映る町の光を見ながら、さっきのことを考えていた。 何故アイツはあんな所にいたんだ?打ち上げパーティだって言ってたのに、わざわざ不参加の俺を連れ戻しにあんな所まで来たのかよ。まあ、アイツらしいと言えばそうなのかもしれないが。でもな、いくらSOS団その1兼元雑用係とはいえ、耐えられないことってのもあるんだぜ?だから、察してくれ、と言う意味で不参加の事を国木田に話したし、念のためお前にメールを打ったつもりだったんだがな。 そんなことを取り留めなく考えながら窓の外を見ていた俺は、佐々木の一言で我に返った。 「キョン、キミは今、携帯を切っているだろう?」 ??そうだが……何故だ? 「もしかしたら、キミは僕のために携帯の電源を切っているのかもしれない。でも、今は電源を入れておいた方が良いと思う。それが、おそらくキミのためでもあると思うよ」 ……何を言っているんだ佐々木。もし携帯の電源を入れたら、いろんな意味で大変なことになると思うぞ? 例えば、ハルヒからの罵倒の電話が掛かってくる可能性が一番高いだろうしな。 「それでも僕は、電源を入れた方が良いと思う」 そ、そうか。お前がそれほど言うなら…… 「ああ、待ってくれ。寝台車両では携帯電話の使用は禁じられているからね。携帯電話が使用できる場所に移動してから、電源を入れてくれ」 分かった。じゃあ、ちょっと席を外すわ。 「……ごゆっくり。悪いが、僕は先に就寝させて貰うよ」 随分と早い時間だが……まあ到着時刻も早いからな。じゃあ、お休み。 なにやら、色々含みのあるような佐々木の声を聞きながら、俺は寝台車両を出て車両連結部に移動した。 まったく、沈着冷静ってのは、まるで佐々木のためにあるような言葉だな。あの鬼気迫るハルヒの顔を間近に見てもこれだもんな。感心するぜ。 携帯電話の電源を入れる。着信履歴12件、メール着信28通……? 何じゃこりゃ?と思ったが、全てがハルヒからのものだった。 ああ、なるほど。怒ってたんだな。しかし、これは送りすぎだぜ。ちっとは場の空気を読めってんだ。 大体、不意打ちの打ち上げパーティなんだから、遠方から来ている俺が行けなくてもしょうがないだろう。 ……行きたくなかったから、行かなかったんだけどな。 ため息をついて俺は、ハルヒからのメールを順に読んでみた。 「来ないってどういう事!説明しなさい!」 「もう時間よ!さっさと来なさい!」 「遅刻よ遅刻!罰金だからね!」 「なんで来ないの!一生罰金だからね!」 「来て」 「お願い」 「キョン」 「キョン」 「キョン」……… 最初のうちはまとも(?)な罵倒メールだったが、最後の方は俺の名前しかない。 なんだってんだ。くそ、確かにパーティとやらに出なかったのは俺が悪かったが、人の都合も考えずにいきなり当日にメールを送りつけてくるお前もどうかと思うぞ。 これじゃまるで、俺の方が一方的に悪いみたいじゃないか。 ……やっぱり、パーティに出てやった方が良かったかな…… その後しばらく携帯を弄っていたが、新しい着信は電話もメールもなかった。 しょうがない、ここで立ちながら携帯を弄っていても意味はないな。ちょっと早いが、寝るか。 明日の早朝には、見慣れた雪景色が俺を出迎えてくれるさ。 俺は携帯の電源を切り、今夜のねぐらへと戻った。 佐々木は既に眠ってしまったようで、アイツの簡易ベッドの前にはカーテンが引かれていて、中は見えない。 急激な眠気に襲われて、おれも早速夢の国の住人になるべく、カーテンを閉めてから簡易ベッドの毛布をかぶった。 第十七章 閉鎖空間へ