約 2,269,243 件
https://w.atwiki.jp/occultfantasy/pages/1860.html
台湾 モアカカイ(Moakakai) モアカーカイとも。 台湾の先住民パイワン族の伝説に頻繁に登場する女性名。漢字表記は毛阿凱、姆阿卡凱、莫阿卡卡伊などがある。 参考文献 台北帝国大学言語学研究室『原語による台湾高砂族伝説集』218, 234, 236, 256, 269頁
https://w.atwiki.jp/achaia/pages/10.html
関連ブログ @wikiのwikiモードでは #bf(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するブログ一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_161_ja.html たとえば、#bf(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 #bf
https://w.atwiki.jp/achaia/pages/25.html
聖物運搬の心得 一、堅さに自信のない職は取るんじゃねえ 一、堅さに自信があってもスタンを防げない職は取るんじゃねぇ 一、POTをケチるんじゃねえ 一、自国に帰っても、安置するまで油断すんじゃねぇ 護衛係はホルダーを死ぬ気で守れ、命は投げ捨てるもの
https://w.atwiki.jp/achaia/pages/20.html
NPCの能力 スキル NPC兵のスキルは範囲攻撃で1000↑の高ダメージ+リカバリ不可の鈍足20秒のチートスキル 鈍足による移動低下量は相当高く、ほぼ最低速度まで落ちる。射程もスナより若干短いといった程度。 基本性能 基本性能は場所によって異なるが、警備兵の通常攻撃はそんなに痛くない。200~~500くらい。攻撃速度がトロイ。 クリスタルの攻撃は強化具合によるが、アマルカント程度ならラージPOTで少し耐えれないくらい。 フル強化のケイヒルだと2000↑はくらう。クリスタルは攻撃速度が速い。 クリスタルやNPC兵の強さはアマルカント<ジーグムント<ケイヒル 復活時間 未強化アマルで全回復に12分~15分、最沸きに40分程度 回復時間はクリスタルの最大HPに左右されず、一定と見られる。 つまり最大HPの高いクリスタルほど回復に時間がかかる。 弱点 NPC兵、クリスタルともにデバフが効く。 防御力が高いからか、防御低下系スキルで攻撃がよく通るようになる。レクイエムもかなり有効。 注意点 クリスタルに倒されると耐久力が減るのねん。ボンビー。
https://w.atwiki.jp/akane_myth/pages/246.html
[ネヴェド戦] ンカソ「なんと凄まじい毒気か…」 マー「これがネヴェドなの…?」 タンゴガンゴ「オ、オレはこんなところにはいたくないぜ」 ネヴェド「アカイア、そしてアカネか。何をしにきた」 アカネ「パパ…」 アカイア「世界は生まれ変わろうとしています。あなたはここで何を?」 ネヴェド「俺にはやらねばならぬことがある」 レッカル「何故アカネを捨てた!貴方なら抱くことができたのでは!」 マー「レッカル落ち着いて!今はその話をしてる時じゃないよ!」 アカネ「…」 アカイア「それがこの世界に関わることならば止めなければなりません」 ネヴェド「愚かな。俺のやることを邪魔するのか」 ンカソ「世界は死ぬ運命らしい。新しい世界とやらを我は成就させたい」 ネヴェド「もはや一刻が惜しい。誤解は解かぬぞ」 ネヴェド「お前達は勘違いをしている。オレはこの沼を止めにきたのだ」 アカイア「沼を?」 ネヴェド「沼は意思を持つ世界の創造主。ここで必死の抵抗を続けている」 タンゴガンゴ「必死の抵抗?ってのは何だ?」 ネヴェド「アカネの命を狙っている」 マー「アカネちゃんの!?なんで!?」 ネヴェド「アカネが新しい世界の創造主だからだ」 アカイア「なんですって…!」 アカネ「わたしが…?」 シューベルト「わたしとアカネは同時に誕生した。一人は死を、一人は生をもたらす者として」 タンゴガンゴ「なるほ…お前喋れるのかよ!!!!」 ンカソ「なんと…アカネがそうだというのか…」 レッカル「ずっと不思議に思っていた。 始火の復活、白の丘の変貌、大森林の消失―起こりえないことばかりが起きた。だがもっと不思議だったのは… お前の存在だ、アカネ。何故アカネのような悪魔が生まれたか アカネは世界を築く者なのだな」 アカネ「レッカル、でもわたし何もしてないよ…?」 ネヴェド「オレはこの沼を止める。お前たちはどうする」 シューベルト「アカネ、この沼を止め、世界を創造するのは君の使命だ」 アカネ「よくわからないけどわかった!わたしも行かせて、パパ!」 ネヴェド「レッカルといったか」 レッカル「はい」 ネヴェド「俺は娘を捨てたのではない。俺の毒気で弱る娘から離れたのだ」 アカイア「ネヴェド…」 ネヴェド「強くなったなアカネ。これなら俺も側にいられそうだ」 [ヌシ戦] 超越者「裏切り者ネヴェド。母なる沼に逆らうはいかなる思想か」 ネヴェド「この世界はまもなく死ぬのだ」 マスター「沼は新世界を許さない」 ネヴェド「拒んでも同じこと。この世界の寿命なのだ」 シジャク「あなたは娘がかわいいだけではないの?」 ネヴェド「だとしてもすることは同じだ」 キラーナイト「同じ沼で生まれし我が兄弟。殺さねばならないか」 ネヴェド「残念だが俺はここで死ぬ気はない」 ヌシ「悲しいことね、私達が闘うなんて…」 アカネ「今のはパパのお友達?」 ネヴェド「ああ、友に沼で生まれた兄弟たちだ」 アカネ「そんな…」 ネヴェド「よいのだ。俺は沼の子だが、お前の父なのだ」 タンゴガンゴ「しかしなぁ…アカネがそんな立派な悪魔だとはなぁ」 アカイア「アカネでは文句があるのですか?」 タンゴガンゴ「そ、そうじゃねえ…ですよ」 マー「ぼくはわかる気がするな!」 アカネ「う~ん、わたしはまだわかんない」 ンカソ「誰かが言っていたな、我らは集まるべくして集まったと 今はなんとなくそれがわかるような気がする」 レッカル「私はアカネに何かを感じていた。だからこそ…」 ネヴェド「次は沼との決戦となる」 シューベルト「アカネ、覚悟を決めるんだ。わたしとともに行かねばならない」 アカネ「うん。行かなきゃいけない気がする」 [沼戦]ネヴェドよ・・・ アカネ「誰!?どこから話してるの?」 レッカル「沼だ!沼自身が話しかけている!」ネヴェドよ・・・ 何故 俺の邪魔をする・・・ ネヴェド「世界の死期は貴方にもわかっているはず。何故無駄な抵抗を」世界の死を拒んではいない 俺の世界以外の世界の存在を 許せないだけだ・・・ ネヴェド「それは独りよがりというもの。この者たちを見よ。最早世界は貴方だけのものではない」理解を得ようとは思わん・・・ ただお前たちを・・・ アカネを消し去るのみ タンゴガンゴ「おっと、それ以上は許さないぜ」 マー「アカネちゃんに手を出したら許さないよ!」 ンカソ「私の役目、ここにて果たそう」 アカイア「弱い母でした。ですがもう逃げません」世界を産んだ俺の力を知らぬか それとも知っての上か・・・ ネヴェド「何もしてやれなかったな、アカネ。ここは任せてくれ」 レッカル「これが最後か。アカネを守る。そのために私は来た」 アカネ「みんな…!」 世界はとうに俺の手を離れ 大きく成長していたのだな終わりを迎えねばならんほどに… アカネ「いろんなことがあったよ。そして、いろんな悪魔さんがいた」アカネもはや気付いておろう 新しい世界はお前がつくるのだ アカネ「うん。このたびは新しい世界を作るための旅だったんだね」この世界をどう思う、アカネ。 いいや聞くまい よい世界をつくってくれ アカネ「ありがとう、沼さん」 ネヴェド「母なる沼よ。 感謝しているぞ」さあ、ここを離れるのだ アカイア「行きましょう」 レッカル「…」 アカネ「レッカルどうしたの?行こうよ」 レッカル「すまないが、ここまでのようだ」 アカネ「えっ」 レッカル「ずいぶんと水の力を使ってしまったからな」 アカイア「レッカル…」 レッカル「力を持たないアカネが作る世界を見てみたかったが どうやらかなわぬようだな…」 アカネ「レッカル!何言ってるの!」 タンゴガンゴ「おいレッカル!」 レッカル「タンゴ、お前がいて助かったぞ」 タンゴガンゴ「馬鹿野郎!お前はキレる奴だと思ってたが馬鹿野郎だぜ!」 レッカル「アカイア様、お世話になりました」 アカイア「お礼を言うのはこちらです。ありがとうレッカル」 レッカル「皆、手を貸してくれてありがとう」 アカネ「レッカル!」 レッカル「楽しかったぞ、アカネ…」 アカネ「わたしも…」 レッカル「ありがとう…アカネ…」 アカネ「レッカルー!!」
https://w.atwiki.jp/tsundereidayon/pages/428.html
真っ赤な、真っ赤な部屋。 インターネットの中でしか生きられない、都市伝説。 Red Room ~赤い部屋~ 「今日も2chは楽しいなっ・・・と。」 俺はどこにでもいる大学生。一人暮らしをはじめ、気兼ねくインターネットを利用する毎日。 2chには様々な情報が飛び交う。政治、経済・・・そして、俺の趣味である「オカルト」も。 今日は古い古いネタを調べるために、このオカルト板を見ていた。 そのネタとは、「赤い部屋」 インターネットの普及と共に広がった、不思議で恐ろしい都市伝説だ。 あるURLをクリックすると、「赤い部屋は好きですか?」という声が出るポップアップが作動し・・・ 閉じようとしても何度も出てきて、最終的にそれに出会ったものは血まみれになり死ぬ・・・。 そう、自らの血で部屋を真っ赤に染めて。 よくあるオカルトネタでも中々怖いものに入る。一時期、それを模したFlashも出来た位だ。 「にしても、流石に古すぎるネタかな・・・情報が少ない。」 中々情報が見つからず頭をかいていると、ある書き込みが目に飛び込む。 【このURLの先に、赤い部屋の真実がある】 「・・・真実?」 どうせ、また悪戯か何かだろう・・・そう考えるものの、やはり気になる。 俺はスパイウェアやPCクラッシュツールの対策を施し、URLを開く。 「ゴクッ・・・」 生唾を、飲む。もしかしたら赤い部屋のURLかも―・・・しれない。 しかし。 『ポップアップをブロックしました。』 電子音と共に、このメッセージが。怪奇現象がツールに防がれるとは、お笑い種だ。 「はは・・・まぁ、こんな所だろ。」 そして新しく別のスレッドを見ようとすると、不意に。 「ちょ、ちょっと!なんでポップアップが出てこないのよっ!!」 女性の、声が聞こえた。俺の―・・・背後から。 「な、なんだ!??」 俺が振り向くと、そこに居るはずの無い女性が居た。 燃えるような・・・いや、違う。血のような、赤。 髪も服も、瞳も爪も、そしてその艶やかな唇も。全て、真紅。 「なんで赤い部屋のポップアップが、出ないのよー!!」 「・・・はい?」 その日から、俺は―・・・この、赤い部屋の主との奇妙な生活を営む事になった―・・・
https://w.atwiki.jp/galgerowa2/pages/205.html
契約、そして◆guAWf4RW62 周囲を囲む大きなビルの群れ。 普段なら夜であろうとも賑わう筈の街が、今は恐ろしい程に静まり返っている。 ビルの明かりは一つの例外も無く消灯されており、頼りになるのは月の光だけ。 わたし――羽藤桂はアルちゃんと共に中心街の一角を歩いていた。 「……駄目だな、九郎の魔力を全く嗅ぎ取れん。 普段なら造作も無く見付けられるものを……これが『制限』とやらか、忌々しい」 言葉を洩らしたアルちゃんの表情には、確かな怒りが表れている。 本人から聞いた話によると、アルちゃんは魔力の残り香から人を探し出す事も可能らしい。 けれどあの神父達が施した制限の所為で、今はそれが出来なくなっているみたいだった。 「こうなれば、魔力探知に頼らず捜し出すしか無いようだの。徒歩では効率が悪い……駅に向かうぞ、マスターよ」 「駅に向かうのは構わないけど……マスターってわたしの事?」 「汝以外に誰が居るというのだ。契約を結んだ以上、汝は妾(わらわ)のマスターだ」 案の定、マスターとはわたしの事らしい。 だけど、わたしは何が何だか未だ良く理解出来ていなかった。 アルちゃんとは一体どういう存在で、契約を結ぶとどうなるのか。 そんな事も知らないままに行動するのは、余りにも不用意なように思えた。 わたしは正確に状況を把握すべく、アルちゃんへと疑問を投げ掛ける。 「そもそも、契約って何なの? アルちゃんって一体何者? きちんと説明してくれないと全然分からないよ」 「ふむ……そうだな。要点だけ掻い摘んで説明をしてやろう。 先程も云った通り、我が名は『アル・アジフ』。アヴドゥル・アルハザードによって記された、世界最強の魔導書なり」 魔導書――名前から考えて、何かの本の一種だろうか。 だけど、わたしは改めてアルちゃんをじっと眺め見る。 吸い込まれる程に澄んだ翡翠色の瞳。 銀が掛かった長く美しい髪に、小中学生程度の背丈。 今目の前に居る少女は、何処からどう見ても人間そのものだった。 「えーと、つまりアルちゃんは、不思議な力を秘めた本だって事だよね。だけど、どうして本が人間みたいな姿をしているの?」 「ふふっ……妾を二流三流の魔導書と一緒にされては困る。妾程の魔導書ともなれば魂を持ち、カタチを持つのは当然と云えよう。えっへん」 アルちゃんが自慢げに胸を逸らす。 小さな身体で行うそのポーズは、何だかとても可愛らしく見えた。 「さて、次は契約について説明するぞ。基本的に、我ら魔導書は術者に依存している。 いかな超一流の魔導書でも、人間と契約しなければ本来の力を発揮出来ない。故に妾は人間と契約を交わし、邪悪な者共を狩るのだ。 そして汝は、一時的とは云え妾の契約相手――マスターに選ばれた訳だ」 アルちゃんは話を要点のみに絞って、順番に説明してくれた。 それでようやく、わたしは大体の状況を理解する事が出来た。 つまりアルちゃんは、わたしと契約する事で力を引き出して、殺し合いを止めようとしているのだ。 わたしは過去数回、人ならざるモノと接した経験がある。 だから、何となく感じ取れる。 アルちゃんは人間を遥かに凌駕した、本当に凄い存在なんだって。 それだけの力を持ったアルちゃんなら、この殺し合いを止める事だって出来るかも知れない。 でも、わたしは―― 「本当にわたしなんかで良いの? わたし、凄い事なんて何も出来ないよ? ドジだしアルちゃんの足を引っ張るだけかも知れないよ?」 そう。 わたしには贄の血以外、何の力も無い。 嘗て鬼達との戦いで生き延びられたのだって、皆が守ってくれたからだ。 そんなわたしが同行した所で、アルちゃんの足手纏いにしかならないように思えた。 「そんな事は無いぞ。汝は戦う為に生まれてきたに違いない。きっとそうだ。決定」 適当な口調で強引に押し切ろうとするアルちゃん。 だけど黙りこくるわたしを見て、流石にそんな雰囲気では無い事を察したのか。 アルちゃんは暫くの間沈黙を守っていたが、やがて静かに口を開いた。 「……では、一つ問おう。汝はこの催し事に抗うつもりか?」 今までとは打って変わって、問い掛けるアルちゃんの表情は真剣そのもの。 わたしは少々気圧されながらも、無言で首を縦へと振る。 するとアルちゃんは鋭い目付きになって、再び言葉を投げ掛けてきた。 「甘く考えるなよ。殺し合いを止めようと積極的に動き回れば、その分だけ汝の生き延びられる可能性は小さくなるぞ。 自分から危険に首を突っ込むという事だからな。それでも汝は、抗う意志を捨てずにいられるか?」 「――――っ」 思わず息を飲む。 アルちゃんの云っている事は事実だと思う。 只でさえ弱いわたしが保身以外の事にまで手を回せば、自らの首を締める結果になるのは想像に難しくない。 だけど。 そこでわたしは、殺し合いが始まった時の事を思い返す。 泣き叫ぶ女の子、無情にも命を奪われた強き女性。 人を人とも思わぬ狂気のオープニングセレモニー。 あんな光景はもう見たくない。 大切なものを失って悲しむ人達の姿なんて、もう二度と見たくないから――力の限り叫んだ。 「それでも、だよ! わたしはとても無力だけど、もう人が傷付き悲しむ所なんて見たくないもん!」 退くつもりは無い。 何の力も無いわたしだけど、これだけは絶対に譲れない。 わたしの視線とアルちゃんの視線が交差する。 そのまま経過する事数秒。 アルちゃんは表情を緩めると、確信に満ちた声で云った。 「そうか。ならば、やはり汝は我がマスターとなるに相応しい」 「え――――」 唐突な言葉に一瞬思考が停止する。 わたしが呆然とする中、アルちゃんはゆっくりと言葉を紡いでゆく。 「汝は素晴らしい目をしておる。己の非力を識り、死を恐れ、それでも尚邪悪に立ち向かおうという目だ。 その目、その意志こそが、邪悪を打ち破る為に一番大切なものだ」 翡翠色の瞳が真っ直ぐにわたしを射抜く。 アルちゃんの目には何の不安の色も無く、在るのは確かな自信だけだった。 出会ったばかりなのにも関わらず、アルちゃんはわたしの事を完全に信頼してくれたのだ。 なら、応えないと。 わたしもちゃんと、信頼に応えないと。 「もう一度問うぞ。汝、我と契約しこの世の悪を打ち払う魔術師となる覚悟はあるか? 」 「……うん。わたし、アルちゃんのマスターとして頑張ってみる!」 以前と同じ問い。 けれど今度はもう迷わずに、はっきりと答えを口にする事が出来た。 これが本当の意味での契約。 わたしはアルちゃんと力を合わせて、この惨劇に立ち向かってゆく。 アルちゃんはわたしの返事が気に入ったのか、満足気な微笑みを浮かべた。 「……ふん、少しはマシな面構えになったな。これから先が楽しみだ。 まあ九郎には及ばんし、契約はあくまで一時的なものに過ぎぬがな」 アルちゃんと出会って以来、九朗さんという人の名は度々耳にする。 聞く所によれば、アルちゃんが最優先で探している人物の筈。 九朗さんと面識の無いわたしは、興味の赴くままに問い掛ける。 「九郎さんって人、アルちゃんの話に良く出てくるよね。一体どんな人なの?」 「以前にも云ったが、九郎は妾本来のマスターだ。あやつとてまだまだ未熟だが、成長速度は大したもの。 一戦一戦を乗り越える度、別人のように強くなりおるわ」 九朗さんの話題になると、アルちゃんは流暢な口調で語ってくれた。 それに、と言葉を続けてゆく。 「あやつは魔術師としての素質があるだけでは無く、精神の強さが素晴らしい。 大十字九郎とは、どんな苦難にも、どんな邪悪にも、決して屈さずに立ち向かっていける男なのだ」 力強い声。 言葉の一つ一つから、揺ぎ無い信頼と強い想いが伝わってくる。 九朗さんについて語るアルちゃんの姿は、まるで恋人を自慢している少女のようで。 自然にわたしの口から言葉が零れ落ちた。 「……アルちゃんは、九郎さんの事が好きなんだね」 「にゃあっ!?」 瞬間、アルちゃんの顔が真っ赤に染まった。 これが漫画の世界の出来事なら、ボンという効果音が出ていたかも知れない。 「わわわ、妾が九郎の事を好いているだと!? い、いきなり何を申すのだ!」 「だって九郎さんの事を話してる時のアルちゃん、とっても楽しそうだよ?」 「にゃああああああああああ!?」 アルちゃんは猫のような声を上げると、更に頬を紅潮させた。 わたしの視線から逃れるように俯いて、肩をぷるぷると震わせる。 僅かの間、場に流れる沈黙。 再びアルちゃんが顔を上げた時、火山が大爆発を巻き起こした。 「違ぁ――――う! マスターよ、それは断じて違うぞ! 九郎はガサツで甲斐性無しでだらしなくていい加減で、オマケに大の付く莫迦だ! 対する妾は愛くるしい美貌に雪のような白い肌! 更には最強の魔導書と呼ばれるに相応しい深淵たる知識! ほれ見てみよ! まるで釣り合いが取れていないではないか! 大体千年以上もの悠久を生きてきた妾が、二十やそこらの小僧に恋い焦がれるなど有り得ぬわ!」 癇癪を起したかのように、アルちゃんはガアー!と一気に捲し立ててくる。 その姿は、思春期の少女そのものだ。 アルちゃんに対する先程までのイメージが、音を立てて物凄い勢いで崩れていく。 「とにかくだ、妾は断じて恋心など抱いておらぬ! 分かったか!? 分かったならうんと頷け!」 今にも掴み掛かって来そうな勢いで吠えるアルちゃん。 一も二も無く、わたしはコクコクと縦に頷いた。 「……分かれば良い。では、疾く駅に向かうぞ」 「わ、待ってよアルちゃん!」 アルちゃんはそう云うと、照れを隠すように早足で駅へ向かって歩き始める。 置いてけぼりにされないよう、慌ててわたしもアルちゃんの後を追って行った。 それから二十分程歩き続けて、無事わたし達は駅に辿り着く事が出来た。 駅は随分と時代遅れな造りで、自動改札機すら置いていない。 照明器具もまばらに設置されているだけで、未だ月明かりの方が頼りになるくらい。 そんな環境下で、わたしとアルちゃんは電車の到着をじっと待っていた。 「ちなみにマスター、汝の支給品は何だったのだ?」 「あっ……。そう云えば、未だ調べてなかったよ」 アルちゃんに質問されて、わたしは何を支給されたか確かめていなかった事に気付く。 『備えあれば憂い無し』を座右の銘としているわたしにあるまじき失敗だ。 勿論わたしとしては、殺し合いを積極的に行う人なんて居ないと信じたい。 けれどそう希望通りに行くとは限らない訳で、いざという時に支給品が何かも知らないのでは話にならないだろう。 わたしは慌てて鞄に手を伸ばして、中にあるものを確認する。 「これは――――」 最初にわたしが発見したのはお札の束だった。 お札は全部で六枚あって、それぞれに複雑な文字が刻みこまれている。 「ふむ……その札、多少ながら魔力を帯びておるな」 「へえ、そうなの?」 短く答えて、わたしはお札をじっと眺め見る。 云われてみれば確かに、何か不思議な力を纏っているように感じられた。 どう使えば良いのか分からないけど、状況によっては役立ったりするのかな? 「む、電車が来たようだぞ」 わたしが考え込んでいる最中、横でアルちゃんが声を上げる。 見れば、遠くから電車が走って来ている所だった。 わたしは思考を中断させて、大急ぎで鞄に札を仕舞い込もうとする。 だけど、慌てていたのが不味かったのか。 つい手を滑らせて、札を前方へ落してしまいそうになってしまう。 「ダメッ…………!」 わたしは素早く上体を伸ばして、何とか札を掴み取る。 しかし重心を前に傾け過ぎた所為で、その場に踏み止まれなかった。 ホームで電車を待っている最中、前方に転倒してしまえばどうなるか、答えは一つ。 わたしはホームから落下して、そのまま背中から線路に叩き付けられた。 「あぐっ…………!?」 「う、うつけがっ!」 衝撃に一瞬息が詰まったものの、打ち所が良かったのか、足を挫いたりはしていない。 だけど上体を起こしたわたしの目に、一つの巨大な影が映る。 線路上を進む電車が、一直線にわたしへ向かって突っ込んで来ていた。 「く、このっ――――!」 これが魔術というものだろうか。 アルちゃんの手から、バーレーボール大の光弾が勢い良く放たれる。 光弾は正確に電車へと命中し、激しい火花を巻き散らした。 しかしその程度では、電車の勢いを緩める事すら叶わない。 アルちゃんの攻撃など無かったかのように、鋼鉄の巨体が駆け続ける。 「あ…………」 電車の車体は、もう後十メートル程の所にまで迫っていた。 今から起き上がって逃げようとした所で、とても間に合わないだろう。 わたしは呆然としたまま、迫り来る死をただ眺める事しか出来ない。 けれどそこで突然閃光が煌めいて、闇夜を鋭く切り裂いた。 「これ、は……?」 視界に映る溢れんばかりの白。 わたしの身体を眩い光が覆っていた。 どういう訳か、体の節々から力が湧いてくるような感覚がする。 「翔べ、マスター!」 何処からともなく聞こえてくるアルちゃんの声。 悩んでいる暇なんてある筈が無い。 わたしは素早く立ち上がると、全力で地面を蹴り飛ばした。 次の瞬間、凄まじいまでの浮遊感がわたしの身体を襲う。 「え…………えええええええええっ!?」 わたしは飛んでいた。 それはもう、鳥のように。 高さにして三メートル以上も跳躍したわたしは、迫る電車を間一髪の所で飛び越える。 「わわっ、ととっ……」 わたしは何とか空中で態勢を立て直して、そのままホームへと降り立った。 それに遅れる形で、電車も勢いを緩めて停車する。 状況が良く理解出来ないけれど、兎にも角にも助かったらしい。 「はあ、怖かったよぉ…………」 わたしは安堵の息を洩らした後、ようやく思考を巡らせる。 多分、アルちゃんが何かしてくれたんだと思う。 あれ程の跳躍、わたしだけの力では絶対に不可能だ。 アルちゃんに聞けば、何が起こったのか分かる筈。 そう思って前後左右を見渡したものの、アルちゃんの姿は何処にも見当たらなかった。 「アルちゃん、何処に行ったの?」 アルちゃんを探し出すべく、わたしはホームの中を歩き始めようとする。 けれど、何か違和感がある。 ふと視線を横へやると、一枚の鏡が壁に設置してあった。 鏡の中のわたしの目が、驚愕に大きく見開かれる。 「な……何なの、この格好!?」 鏡に映っているのは、突拍子も無い格好をしている自分の姿。 わたしは水着のような黒いボディコンスーツを身に纏っていた。 背中には、少し歪んだ形をした翼。 目を凝らして良く見てみると、スーツや翼には解読不能の文字がびっしりと書き込まれてあった。 「これもアルちゃんの力、なのかな? それにしても……」 不意に視線が胸の辺りへと吸い込まれる。 そこに在るのは、今の格好に不釣り合いな慎ましい膨らみ。 その大きさは、サクヤさんや鳥月さんのソレと比べるべくも無い。 大人のサクヤさんはともかく、鳥月さんならわたしと同年代の筈なのに、どうしてこうも違うのか。 何だかずるい。 「誰も……居ないよね」 左右をキョロキョロと見直してみたけど、人の姿は何処にも見当たらない。 うん、大丈夫。 きっと誰も見てないよね。 抜け目無く周囲の安全を確認したわたしは、心の中に燻っている劣等感を払拭すべく動き出した。 「えいっ」 両手で膝を掴み、そのまま両腕の付け根付近で胸を挟み込んでみる。 胸を思い切り強調した、前屈みのポーズだ。 こうすれば、わたしだってちゃんと胸があるように―― 「……………」 ――お願い、答えは聞かないで。 何時の時代だって、世界は不平等に出来ている。 無いものは無かった。 どれだけ頑張っても、平地は山に見えないのと同じだったのだ。 「はあ…………」 とにかく、こんな事をしてる場合じゃない。 未だ電車が出発する気配は無いけれど、余り悠長に構えていると乗り過ごしてしまうだろう。 わたしは若干気落ちしながらも、再びアルちゃんの捜索活動へ戻ろうとする。 そこで突然聞こえて来る謎の声。 「――マスターよ、危ない所だったな」 「ひゃああああっ!?」 わたしは大慌てで顔を上げて、きょろきょろと前後左右を見渡した。 だけど何処にも人影は見受けられない。 「何処を見ておる。此処だ此処、己が足元をしっかりと見てみるが良い」 「え、足元……? あ――」 云われた通り、視線を下へと向ける。 するとそこには、手の平サイズにまで縮んだアルちゃんの姿があった。 アルちゃんは単純に小さくなっただけで無く、体型までもがデフォルメされている。 「……貴女、アルちゃんなの? 何だか凄く小さくなっちゃったね」 「ああ、妾の力を汝に与えたからな。これこそが、妾の得意とする『マギウス・スタイル』だ」 案の定、わたしを助けてくれたのはアルちゃんだったらしい。 『マギウス・スタイル』とは多分、今のようにわたしを変身させた状態の事だろう。 この状態になったお陰で、わたしは人間離れした動きが出来たのだ。 アルちゃんはわたしの肩に飛び乗った後、吟味するような目でこちらを眺め見る。 「ふむ……魔術師としての素質が無い所為か、九朗程の力は感じられぬし、肌の変色も起こっておらんな。 これでは妾が直接戦った方が、未だ効率が良いかも知れぬ」 「そういうものなの? もっと詳しく聞かないと良く分かんないや。 でも話は後にして、先ずは電車に乗り込まない? 急がないと乗り遅れちゃうよ」 話を聞くのは、電車に乗ってからでも遅くないだろう。 わたしが促すと、アルちゃんは肩から飛び降りて元の大きさに戻った。 同時に閃光が煌めいて、わたしの服装も普段通りに戻る。 「マスター、少し良いか?」 「うん? 何かな、アルちゃん」 「駅に書置きを残してはどうだ? 妾達の知っている情報を書き留めておけば、他の者達の助けになるだろう」 それは確かにその通りだった。 誰が信頼出来るか、出来ないか。 右も左も分からないこの島に於いて、そういった情報は生死を左右するくらい重要なものだと思う。 わたしはアルちゃんと共に、以下の情報を紙へと書き込んだ。 『1.千羽烏月、浅間サクヤ、若杉葛、ユメイ、大十字九郎、ウィンフィールドは信頼出来る。 2.ティトゥスは殺し合いに乗っている可能性が極めて高い。 3.ドクター・ウェストは天才だが大莫迦。信頼出来るかはグレーゾーン。 4.空港に軍用の戦闘機が放置してある。 5.この紙の筆者である羽藤桂とアル・アジフは殺し合いに乗っていない。今から電車に乗って、別の場所へ向かう予定』 ……天才だけど大莫迦って、一体どんな人なんだろう。 一抹の疑問が残ったものの、電車の発車までもう時間が殆ど無い。 わたしは紙を改札に置いてから、アルちゃんと一緒に電車へと乗り込んだ。 【B-7 電車内 深夜】 【羽藤桂@アカイイト】 【装備】:なし 【所持品】:支給品一式、ランダムアイテム×2、魔除けの呪符×6@アカイイト 【状態】:健康、アル・アジフと契約 【思考・行動】 基本方針:島からの脱出、殺し合いを止める。殺し合いに乗る気は皆無 1:アルと協力する 2:知り合いを探す 3:柚原このみが心配 4:ノゾミとミカゲの存在に疑問 【アル・アジフ@機神咆哮デモンベイン】 【装備】:サバイバルナイフ 【所持品】:支給品一式、ランダムアイテム×2 【状態】:魔力消費小、羽藤桂と契約 【思考・行動】 基本方針:大十字九郎と合流し主催を打倒する 1:桂と協力する 2:九郎と再契約する 3:戦闘時、自分で戦うかマギウススタイルになるかの判断は、後続の書き手氏任せ 【備考】 ※桂達が電車に乗り込んだのは、大十字九朗達がF7で電車に乗ったのとほぼ同時刻です。 ※マギウススタイル時の桂は、黒いボディコンスーツに歪な翼という格好です。肌の変色等は見られません。 使用可能な魔術がどれだけあるのか、身体能力の向上度合いがどの程度かは、後続の書き手氏にお任せします。 ※桂はノゾミEND、鳥月END以外のルートから参戦です。誰のENDを迎えたかは次の書き手に任せます ※魔除けの護符は霊体に効果を発揮する札です。直接叩き付けて攻撃する事も可能ですし、四角形の形に配置して結界を張る事も出来ます。 但し普通の人間相手には全く効果がありません。人外キャラに効果があるのかどうか、また威力の程度は後続任せ。 ※B-7の駅改札に、桂達の書いたメモが残されています。 043 王達の記録 投下順 045 まこまこクエスト~狸と筋肉とスライムと呪われし血脈 032 月光カプリッチオ 時系列順 021 熱く、強く、私らしく、たとえ殺し合いの舞台でも 007 I AM SACRIFICE BLOOD 羽藤桂 053 Destiny Panic! 007 I AM SACRIFICE BLOOD アル・アジフ 053 Destiny Panic!
https://w.atwiki.jp/hdlwiki/pages/18.html
サ 互換性リスト/サ/サイオプス サイキック・オペレーション 互換性リスト/サ/サイキックフォース COMPLETE (通常版) 互換性リスト/サ/SIREN2 互換性リスト/サ/THE KING OF FIGHTERS XI 互換性リスト/サ/ザ・キング・オブ・ファイターズ ネスツ編 NEOGEOオンラインコレクション 互換性リスト/サ/魁!! 男塾 互換性リスト/サ/サクラ大戦V EPISODE 0 ~荒野のサイムライ娘~ SEGA THE BEST 互換性リスト/サ/ザ・コンビニ4 ~あの町を独占せよ~ 互換性リスト/サ/THE DOG ISLAND ひとつの花の物語 互換性リスト/サ/THE BATTLE OF 幽★遊★白書~死闘!暗黒武術会~120%(フルパワー) 互換性リスト/サ/THE MATRIX PATH of NEO 互換性リスト/サ/サムライスピリッツ 天下一剣客伝 互換性リスト/サ/SAMURAI 7(通常版) 互換性リスト/サ/サムライチャンプルー 互換性リスト/サ/サモンナイト4 互換性リスト/サ/サルゲッチュ3 PlayStation 2 the Best 互換性リスト/サ/サルゲッチュ ミリオンモンキーズ 互換性リスト/サ/三国志11 互換性リスト/サ/3年B組金八先生 伝説の教壇に立て! 完全版 互換性リスト/サ/サンライズ 英雄譚3 シ 互換性リスト/サ/CR新世紀エヴァンゲリオン・セカンドインパクト&パチスロ新世紀エヴァンゲリオン 互換性リスト/サ/シークレット オブ エヴァンゲリオン(通常版) 互換性リスト/サ/CTSF テロ対策特殊部隊 ネメシスの襲来 互換性リスト/サ/ジーワンジョッキー3 2005年度版 互換性リスト/サ/ジーワンジョッキー4 互換性リスト/サ/ジーワンジョッキー4 2006 互換性リスト/サ/J.LEAGUE Winning Eleven 9 Asia Championship 互換性リスト/サ/Jリーグ ウイニングイレブン10+(プラス) 欧州リーグ 06-07 互換性リスト/サ/J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!5 互換性リスト/サ/ジェネレーション オブ カオス ディザイア 互換性リスト/サ/ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079 GUNDAM THE BEST 互換性リスト/サ/実況パワフルプロ野球12決定版 互換性リスト/サ/実況パワフルプロ野球13 互換性リスト/サ/実況パワフルプロ野球13 決定版 互換性リスト/サ/実況パワフルメジャーリーグ 互換性リスト/サ/実況パワフルメジャーリーグ2 互換性リスト/サ/実戦パチスロ必勝法! アラジン2エボリューション 互換性リスト/サ/実戦パチスロ必勝法! ウルトラマン倶楽部ST 互換性リスト/サ/実戦パチスロ必勝法! 俺の空 互換性リスト/サ/実戦パチスロ必勝法! 北斗の拳SE(通常版) 互換性リスト/サ/実戦パチスロ必勝法! 北斗の拳2 乱世覇王伝 天覇の章 互換性リスト/サ/史上最強の弟子ケンイチ 激闘!ラグナレク八拳豪 互換性リスト/サ/ジパング 互換性リスト/サ/シャイニング・ウィンド 互換性リスト/サ/シャイニング・フォースネオ 互換性リスト/サ/シャイニング・フォース イクサ 互換性リスト/サ/灼眼のシャナ 互換性リスト/サ/SHUFFLE! ON THE STAGE(通常版) 互換性リスト/サ/雀・三國無双 互換性リスト/サ/シャンテ~キミの歌がとどいたら#~ 互換性リスト/サ/シューティング ラブ。 ~TRIZEAL~ 互換性リスト/サ/獣王記 -PROJECT ALTERED BEAST- 互換性リスト/サ/Juiced~チューンドカー伝説~ 互換性リスト/サ/少女魔法学リトルウィッチロマネスク ~アリアとカヤと黒の塔~ 互換性リスト/サ/女子高生 GAME S-HIGH!!(限定版) 互換性リスト/サ/ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド 互換性リスト/サ/新 鬼武者 DAWN OF DREAMS 互換性リスト/サ/神曲奏界ポリフォニカ 互換性リスト/サ/新・豪血寺一族-煩悩解放- 互換性リスト/サ/真・三國無双4 互換性リスト/サ/真・三國無双4 Empires 互換性リスト/サ/新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド 特別編 互換性リスト/サ/新世紀エヴァンゲリオン バトルオーケストラ(通常版) 互換性リスト/サ/新世紀GPX サイバーフォーミュラ Road To The INFINITY3 互換性リスト/サ/新選組群狼伝 互換性リスト/サ/真・爆走デコトラ伝説~天下統一頂上決戦~ 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.70 THE 鑑識官 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.72 THE 任侠 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.78 THE 宇宙大戦争 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.86 THE 免許取得シュミレーション~改正道路交通法対応版~ 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.87 THE 戦娘 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.88 THE ミニ美女警官 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.90 THE お姉チャンバラ2 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.91 THE ALL★STAR格闘祭 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.92 THE 呪いのゲーム 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.93 THE 右脳ドリル 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.99 THE 原始人 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.100 THE 男たちの機銃砲座 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.101 THE お姉チャンポン THE姉チャン2特別編 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.103 THE地球防衛軍タクティクス 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズVol.104 THE ロボットつくろうぜっ!~激闘!ロボットファイト~ 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.105 THE メイド服と機関銃 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.106 THEブロックくずしクエスト~DragonKingdom~ 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.107 THE 炎の格闘番長 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.108 THE 日本特殊部隊~凶悪犯罪列島24時~ 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.109 THEタクシー2 ~運転手はやっぱり君だ~ 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.110 THE逃亡プリズナー 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.111 THEいただきライダー ~お前のバイクは俺のモノ/Jacked~ 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.113 THE大量地獄 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.114 THE女岡っピチ捕物長 ~お春ちゃんGOGOGO!~ 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.115 THEルームシェアという生活。 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.116 THE ネコ村の人々 ~パグ代官の悪行三昧~ 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.118 THE 落武者 ~怒獲武サムライ登場~ 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Vol.120 THE最後の日本兵~美しき国土奪還作戦~ 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ アルティメット Vol.28 闘走!喧嘩グランプリ~Drive to Survive~ 互換性リスト/サ/SIMPLE2000シリーズ Ultimate Vol.31 K-1 WORLD MAX 2005 互換性リスト/サ/新紀幻想 スペクトラルソウルズII 互換性リスト/サ/新牧場物語 ピュア イノセントライフ ス 互換性リスト/サ/超ドラゴンボールZ 互換性リスト/サ/SuperLite2000 アドベンチャー アカイイト 互換性リスト/サ/スーパーロボット大戦OG オリジナルジェネレーションズ 互換性リスト/サ/スキージャンプ・ペア -Reloaded- 互換性リスト/サ/すくぅ~る・らぶ!~恋と希望のメトロノーム~(通常版) 互換性リスト/サ/スクールランブル二学期 恐怖の(?)夏合宿! 洋館に幽霊現る!? お宝を巡って真っ向勝負!!!の巻(通常版) 互換性リスト/サ/ステート・オブ・エマージェンシー リベンジ 互換性リスト/サ/ストリートファイターIII 3rd STRIKE Fight for the future カプコレ 互換性リスト/サ/ストリートファイターZERO ファイターズ ジェネレーション 互換性リスト/サ/Strawberry Panic!ストロベリー・パニック!(通常版) 互換性リスト/サ/スパルタン ~古代ギリシャ英雄伝~ 互換性リスト/サ/スプリンターセル 二重スパイ 互換性リスト/サ/スペクトラルVSジェネレーション 互換性リスト/サ/スポンジ・ボブ 互換性リスト/サ/スロッターUPコア6 爆炎打! 巨人の星II セ 互換性リスト/サ/聖剣伝説4 互換性リスト/サ/聖闘士星矢 冥王ハーデス十二宮編 互換性リスト/サ/世界ノ全テ ~two of us~ 互換性リスト/サ/SEGA AGES 2500シリーズ Vol.20 スペースハリアーII ~スペースハリアーコンプリートコレクション~ 互換性リスト/サ/SEGA AGES 2500シリーズ Vol.21 SDI&カルテット ~SEGA SYSTEM 16 COLLECTION~ 互換性リスト/サ/SEGA AGES 2500 シリーズVol.22 アドバンスド大戦略 -ドイツ電撃作戦- 互換性リスト/サ/SEGA AGES 2500 シリーズVol.23 セガメモリアルセレクション 互換性リスト/サ/SEGA AGES 2500シリーズ Vol.25 ガンスターヒーローズ~トレジャーボックス~ 互換性リスト/サ/SEGA AGES 2500 シリーズ Vol.26 ダイナマイト刑事 互換性リスト/サ/SEGA AGES 2500 シリーズ Vol.27 パンツァードラグーン 互換性リスト/サ/SEGA AGES 2500 シリーズ Vol.28 テトリスコレクション 互換性リスト/サ/セガラリー2006 互換性リスト/サ/絶体絶命都市2 -凍てついた記憶たち- 互換性リスト/サ/ゼノサーガ エピソードIII [ツァラトゥストラはかく語りき 互換性リスト/サ/零式艦上戦闘記 弐 (通常版) 互換性リスト/サ/007 ロシアより愛をこめて 互換性リスト/サ/ゼロの使い魔 小悪魔と春風の協奏曲(通常版) 互換性リスト/サ/ゼロ パイロット・ゼロ 互換性リスト/サ/戦国BASARA2 互換性リスト/サ/戦国無双2(通常版) 互換性リスト/サ/戦国無双2 Empires 互換性リスト/サ/戦国無双2 猛将伝(通常版) ソ 互換性リスト/サ/ソウルキャリバーIII 互換性リスト/サ/SOUL CRADLE(ソウルクレイドル) ~世界を喰らう者~(通常版) 互換性リスト/サ/ソウルリンク エクステンション(通常版) 互換性リスト/サ/ZOIDSインフィニティ 互換性リスト/サ/速読マスター 互換性リスト/サ/卒業 2nd Generation 互換性リスト/サ/ソニックライダーズ
https://w.atwiki.jp/galgerowa2/pages/383.html
hope ◆UcWYhusQhw 雨が降っている。 ただ。 ただ絶え間なく。 僕がいる世界を隔絶しているかの如く雨は降り。 僕の見る世界はとても虚ろで儚く。 そう、僕は独りだった。 それでよかった。 僕は何も出来なかった。 シズルも救う事も。 哀しみの連鎖を止める事も。 そして ユイコを救えなかった…… 僕は何をしたかったのだろう? 大切な人達を裏切り続けて。 でもその結果がこれだ。 ねえユイコ? 君は僕を認めて傍に居続けてくれた。 でも僕はこんなにもちっぽけで愚かだ。 そして君を守りきることができなかった。 君は人であるのに。 教えてあげたかった。 知ってほしかった。 でもそれはもう無理な事で。 ただ ただ無力で。 僕は。 僕は。 ああ。 ああ。 僕はいらない。 この世界にはきっと。 いらないんだ。 そう思う事でしか。 ユイコ。 君にできる事がそれしかないと思うから。 アル。 今の僕を見て君はどう思うかな? わからないや。 僕には。 ああ。 無理だと思っても。 君の声を聞きたい。 アリエッタ 僕は…… 「……アルちゃん」 え? 今なんて? アル? 聞き間違いだろう。 でもしっかり聞こえてきた。 もう一度僕の耳に。 アルと。 僕はもう動けないと思ったのに。 その声に向かって駆け出していた。 何かに縋る様に。 必死に。 必死に。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「アルちゃん、本当に双七君達から離れてよかったの?」 「ああ、連絡を取り合う約束もしてあるし大丈夫であろう。あそこに固まっていても仕方あるまい」 「そうだけど……」 「それに……あの棗恭介……どこがおかしい……」 「恭介君が?」 「……いや杞憂であろう。汝が気にする事でもない」 あの後わたしたちは双七君達とさらに詳しく情報交換した。 千羽さんのことを知っていて今はわたしを探してるらしい。 早く会えるといいな。 細かいことを教えあった後アルちゃんが双七君達とはなれて行動することを伝えた。 一緒に行動しようと双七君、トルタちゃんはいったけど恭介君はその行動を了承した。 ただし適宜携帯電話で連絡をとり合うにと。 私たちは尾花ちゃんを探さないといけなかったし島の南部を捜索する事になった。 そしてアルちゃんが恭介君達の傷を治した後出発して今は海岸あたりにいる。 「桂、汝の右腕、慣れて来たかの?」 「……うん。だってサクヤさんの腕だもん」 「……そうか」 移植したサクヤさんの腕。 まだそんなに時間は経ってないけどもう前から使ってたような感覚に陥る。 愛してる人の腕だからだろうか? すごくロマンチックみたいな事だけどそう思う。 うん大丈夫。 サクヤさんはここにいる。 わたしは立っていられる。 だから大丈夫。 頑張って行こう。 「……ん?」 「どうしたの? アルちゃん?」 「……いや、濃い……凄く濃い魔力を感じるのだ」 「魔力?」 「ああ、多くはないが密度が凄まじく濃い……珍しいこれほどの物は……妾も滅多には見んぞ」 アルちゃんは珍しく顔をキョロキョロさせその魔力のありかを探す。 そして導かれるかのように歩き出した。 わたしはそれに置いていかれない様に慌てて付いて行く。 そして辿り着いたのは何かのホール。 そこにはこう書いてあった。 『方舟』と。 なんだろう方舟って? 何か意味があるのだろうか? アルちゃんは顔を挙げでも何処か難しそうな顔をして 「ここじゃ……しかし……」 「どうしたの? アルちゃん」 「……確かに濃いのだが……何処か……なんというか説明が上手くいかんが『暗い』のだ」 「暗い? どういう意味? アルちゃん?」 「それは……」 「アル?……アリエッタ?」 その時、わたしの質問をさえぎるように男の声が聞こえた。 その方舟から出てきた男の人の顔は何処か泣きそうな顔をしていた。 あれ? こんな顔何処かできいたような? 「今、アルっていったけどアリエッタ? でもいない……」 「汝、妾もアルだ。妾こそアル・アジフなり!」 「そう……アリエッタはいないのか……そうだ……そうに決まってるか」 「って無視をするのでない!」 あれ? アリエッタ? 何処かで聞いたような? あれは…… 『へえ アルというんだ。私の姉もアルというのよ。アリエッタ。愛称でアル』 トルタちゃんから聞いた名前。 そしてそのアリエッタという人と一緒にいわれてた名前 『姉さんとクリス……それが私の大切な人達の名前。ずっと大切にしていきたいな……』 そういってたからもしかしてこの男の人が? 深い緑の目。 そうだ間違いない 「すいません……もしかしてクリスって人ですか?」 「……そうだけど?」 「よかった……トルタちゃんが探してたんです」 「トルタ……!? 君トルタを見たの!?」 クリス君が焦ったように身を乗り出す。 やはり気になっていたようだ。 「はい……さっきまで一緒にいました」 「トルタは無事?」 「はい。大丈夫です」 「……よかった」 彼は安堵し溜め息をついた。 私はそのままトルタちゃんについて詳しい事を伝えようとするが 「……雨が酷い……中で話そう」 「……え!? 雨!?」 「振ってるじゃないか……前も見えないぐらいに」 雨が降ってる。 そうクリス君は言った。 雨なんか降っていないのに。 蒼く空が澄み渡っているというのに。 でも……私は彼女から少しだけ話しを聞いていた。 だから 「ちょっと待っててください……アルちゃん!」 「なんじゃ……こら! 引っ張るでない!」 「……?」 私はアルちゃんを近くに寄せひそひそとクリス君に気付かれないように話し始めた。 「あのトルタちゃんから聞いたんだけど……」 「ああ、雨が降ってるという幻覚を一時期みてたそうじゃな……どうやらまた再発したようじゃ」 「……どうして」 「……わからん。でもあの濃い魔力。あれは汝のものだった。もしかしたらだか何か呪いのようなものをかけられているのかもしれん」 「……なんでだろう」 「わからんがとりあえずはそれを追求してはならん。とりあえず汝にあわせよう」 「わかったよ」 そう、わたしたちは結論付けクリス君についていき方舟の中に入っていった。 空は何も代わることが無く。 蒼く。 蒼く澄みわたっていた。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「……そっか。トルタはもうそういう人を見つけられてたんだ」 クリス君が呟く。 わたしたちはただ押し黙るしかない。 あの後わたし達は彼と情報を交換をした。 そして勿論トルタちゃんの事も。 双七君から聞いたトルタちゃんと恭介君が恋人だってことも。 でも恭介君はクリス君は知らなかった。 だからここで、出逢って恋人同士になったんだと思う。 ……早いなあ。 「うん……それでいいんだ。トルタが幸せなら……」 クリス君が自問するように呟く。 それが正しい。 それが最もいいんだと。 自分に刻み付けるように。 ただ。 ただ。 繰り返した。 「僕は……なにをしてるんだろうな……本当……ねえ……ユイコ」 クリス君が呟く。 ユイコ。 それは彼がずっと一緒に行動してきた女の人らしい。 彼は楽しそうに。 また懐かしむように。 彼女といた記憶を話した。 でも。 その彼女はもういない。 亡くなったらしいのだ。 クリス君は繰り返した。 救えなかった。 ただ、救えなかったとそう繰り返した。 後悔をだけを口にする。 「クリス君……」 わたしはどうしようかとまよっていた。 彼は死に別れていたからずっとここにいたらしい。 ずっとずっとその死に悔やみながら。 ただ落ち込んでいた。 でも。 そんなことユイコさんって人は望まないはず。 そんなのクリス君だってわかってるはず。 「僕は最悪な人間だ……色々な人のことを思って……」 彼が頭を抱える。 駄目。 心を闇に支配されちゃいけないよ。 私がそうだった様に。 「クリス……汝にとって今最も思っているものは誰だ?」 「……え?」 壁に全身を傾け腕を組んでいたアルちゃんが口を開く。 アルちゃんもわかってるんだ。 このままじゃいけないって。 例えあったばっかりの人でも。 心が囚われてる人をほおっておく事なんかできないのだから。 それにトルタちゃんに頼まれた。 『クリスに会ったらよろしくね……クリス一人だったら何にも出来ないんだから』 懐かしむように笑顔でそうお願いされた。 だから約束は守らなきゃ。 アルちゃんもわかってる。 「妾は何度も主が変わった……でもその時主に対して妾は尽くしてやったきた。最も前の主も忘れているわけではない、妾の心に確かに残っておる」 アルはこっちを一回向く。 アルちゃん……あの時は有難う。 「クリスよ……汝はどうなのだ。ユイコなる者を失った。アリエッタという者も思っている。しかし今汝がもっとも思ってるものは誰じゃ? その者の為に動かねばならぬだろう……妾が言えるのはそれまでじゃ」 そう言い切ってアルちゃんは目を瞑った。 「僕は……僕は……」 彼は自問して自問し続けて。 そして 「誰か……とか今は決められない……決めるべきじゃない」 でも、と区切って。 「今、この瞬間はユイコ……救えなかった……彼女の事を思いたい」 そう言い切って。 彼の目から涙が流れ始めた。 その涙は止まる事がなく。 ただ。 ただ。 泣き続けた。 「僕は……僕は!……あぁぁああぁああああ」 彼女のことを思うように。 必死に悔やむように。 これで大丈夫かな? そう思ったときだった。 「じゃあ僕はどうすればいいのだろうか?……彼女の為に……わからない」 彼は再び心の闇に埋もれようとした。 彼女を救えなかった後悔から逃げようとして。 「このままでいたほうが……いい……僕はこのまま朽ち果てた方が……」 体が。 心が。 動いた。 「そんな事、言っちゃだめだよ! 絶対!」 私もそうだった。 サクヤさんの死に。 でも。 でも。 今は違うんだ。 きっとそう。 クリス君が言ったユイコさん。 彼女はそれを望まない。 絶対。 彼女のことは分からないけど言い切れる。 大切な人の為に自分が死んだから死んだ方がいいなんて絶対思わない! なら望む事は……? そう…… 「ユイコさんは今のクリスさんを望まないよ! クリスさん! ユイコさんの望む事をしようよ!」 きっと。 きっと。 彼女が望む事をするのを喜ぶのだから。 私はサクヤさんに護られた。 だからその分まで生きたい。 そう思えたから。 「……ユイコは僕に何を望むのだろうか」 「……知らないよ、そんなの……でもここで閉じこもってることを望む?」 ユイコさんがどう思ってるなんて誰も分からない。 でもそれでもここで閉じこもってる事を彼女は望まない。 絶対に。 でも彼は言ってはいけない言葉をつむぐ。 「生きてていいんだろうか……」 動いた。 手が。 サクヤさんの腕が。 初めて会った人なのに。 でも! 絶対! 生きてほしい! それは絶対皆望むに決まってる! しんでほしいなんか絶対思わないから! クリス君の目は少し潤んで虚空を向いた。 彼はどう思う? ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「ユイコさんは今のクリスさんを望まないよ! クリスさん! ユイコさんの望む事をしようよ!」 彼女の声が強く響く。 僕は今はユイコの事を思おうと思った。 楽しい時間をくれた彼女に。 常に支えてくれた。 でも何をすればいいかなんて思いつく訳がなかった。 朽ち果てたいと思う。 それをケイは否定した。 何がいいのだろうか? わからない。 何が正しくて、何がいいのか。 ユイコは何を望むのだろうか。 ユイコは僕に何を…… ―君を信じる―― ユイコ、君は僕を信じてくれた。 でもその結果がこの有様だ。 それでも。 それでも君は僕を信じてくれたのだろうか。 この僕を。 哀しみの連鎖が続いてく。 「……ユイコは僕に何を望むのだろうか」 「……知らないよ、そんなの……でもここで閉じこもってることを望む?」 どうなんだろうか? 僕は……何をしたいんだ? やはり僕は…… 考えてはならない。 最もいけない事を思う。 「生きてていいんだろうか……」 バシッ! え? 乾いた音が響く。 目の前には不恰好な腕を振るうケイ。 「当たり前だよ……そんな事ユイコさん望まない! 絶対望まない!」 ああ。 僕は。 僕は何をすればいい? 僕が僕であるために。 ――ユイコ。 「ユイコさんのことはわたしはわかんないけど……でもそれでもクリスさんには生きて何かをして欲しいと思う! 絶対!」 そうなのかな? 分からない。 頭の中がぐしゃぐしゃで。 ねえ ユイコ 君は…… ――その哀しみの連鎖、止めたいのだろう? 君が。誰かが哀しまない為にも―― ふと。 そんな声が聞こえた。 ユイコ 哀しいな、僕は。 でも君は僕が哀しむのを望まないのかな。 なら 僕はそれを止めなきゃいけないのかな。 シズルやなごみみたいな人の為に。 君が哀しまない為に。 僕が哀しまない為に。 分からないや。 けど 僕は 「……それでもやらないといけないのかもしれない」 分からない。 何も。 何も。 アルやトルタリセのことも。 フォルテールのことも。 考えない。 僕がユイコにとってのクリス君でいられる為に。 「哀しみの連鎖……止めなきゃ」 ただの人形のように。 今はそれだけ。 信じよう。 雨がやまない。 ザーザーと。 僕の心は癒えない。 何が必要で。 何が不要で。 考えないで 「止めなきゃ」 そう思った。 それがユイコの……僕の望みなら。 哀しくても。 哀しくても。 僕が止めよう。 僕の心が癒える事がなくても。 まだ。 雨がやまなかった。 ねえ、ユイコ。 空虚だね僕は。 こんな哀しみの連鎖を止めないとね。 空が晴れる事がなくても。 心が晴れる事がなくとも。 きっと。 きっと。 ユイコ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ あれからクリス君はわたしたちと一緒に行動する事を決めた。 哀しみの連鎖を止めたいと。 ただそれだけで言いと。 それだけ言って。 哀しみの連鎖。 大切な人の為に誰かの大切な人が死んでいく。 わたしも止めたいと思った。 「桂……クリスの事を注意せねばな」 「うん……」 彼は生きる事を決めた。 でもそれでも彼の心がいえることはなかった。 ただ目的が出来ただけ。 それ故に非常に危うく感じた。 だから傍で見てあげよう。 トルタちゃんの変わりに。 クリスくんはトルタちゃんに会う事を拒否した。 今はあいたくないと。 彼女が幸せなら邪魔はしない。 今は僕のできる事をとだけ。 それだけ言った。 だからわたしたちはしばらく恭介君達にも伏せようと思う。 クリス君といる事を。 「……ん?」 「……どうしたのアルちゃん?」 「いや……トルタに似た魔力を少しだけこの場所に感じてな……まあ気のせいじゃ」 そうアルちゃんはいうも何か気になるようで周囲を見渡してる。 あれ? トルタちゃんに魔力はないって言ってたのに? おかしいな? 「準備できたよ、ケイ、アル」 そんな時クリス君が声をかける。 どうやら準備が出来たらしい。 その時だった。 「……ううん? ここは?」 ホールの真ん中のお立ち台。 そこから光に包まれゆっくりと男の子が現れたのは。 【H-8/リゾートビーチ・屋外ステージ? “方舟”上/一日目/夕方】 【クリス・ヴェルティン@シンフォニック=レイン】 【装備】:和服、防弾チョッキ、アルのページ断片(ニトクリスの鏡)@機神咆哮デモンベイン、ロイガー&ツァール@機神咆哮デモンベイン刀子の巫女服@あやかしびと-幻妖異聞録- 【状態】:Piovaゲージ:95% 【思考・行動】 基本:無気力。能動的に行動しない。哀しみの連鎖を止める 0:目の前の男の子に対処 1:哀しみの連鎖を止める 2:静留を止める。そのためになつきを探す 3:ユイコの為にそれ以外は考えない 【備考】 ※雨など降っていません ※Piovaゲージ=鬱ゲージと読み替えてください ※増えるとクリスの体感する雨がひどくなります ※西洋風の街をピオーヴァに酷似していると思ってます ※巫女服が女性用の服だと気付いていません ※巫女服の腹部分に穴が開いています ※千羽烏月、岡崎朋也、椰子なごみの外見的特長のみを認識しています ※リセの死を乗り越えました。 ※記憶半覚醒。 ※静留と情報交換済み。 ※唯湖が死んだと思ってます。 ※島の気候の異常に関して、何らかの原因があると考えました。 ※リセルート、12/12後からの参戦です。 ※トルタに暫く会う気はありません。 【羽藤桂@アカイイト】 【装備】:今虎徹@CROSS†CHANNEL~toallpeople~ 【所持品】:支給品一式、アル・アジフの断片(アトラック=ナチャ)、魔除けの呪符×6@アカイイト、古河パン詰め合わせ27個@CLANNAD、誠の携帯電話(電池二個)@SchoolDaysL×H 【状態】:強い決意、全身に擦り傷、鬼、アル・アジフと契約、サクヤの血を摂取、微妙にふらふら(数時間で回復) 【思考・行動】 0:目の前の男の子に対処 1:尾花の行方が心配。 2:クリスの保護 【備考】 ※古河パン詰め合わせには様々な古河パンが入っています。もちろん、早苗さんのパンも混じってます。 ※魔除けの護符は霊体に効果を発揮する札です。直接叩き付けて攻撃する事も可能ですし、四角形の形に配置して結界を張る事も出来ます。 但し普通の人間相手には全く効果がありません。人外キャラに効果があるのかどうか、また威力の程度は後続任せ。 ※マギウススタイル時の桂は、黒いボディコンスーツに歪な翼という格好です。肌の変色等は見られません。 使用可能な魔術がどれだけあるのか、身体能力の向上度合いがどの程度かは、後続の書き手氏にお任せします。 ※制限によりデモンベインは召喚できません。 ※B-7の駅改札に、桂達の書いたメモが残されています。 ※桂はサクヤEDからの参戦です。 ※桂は、士郎の名前を知りません(外見的特徴と声のみ認識) ※桂はサクヤの血を摂取したお陰で、生命の危機を乗り越えました。 ※サクヤの血を摂取した影響で鬼になりました。身体能力が向上しています。 ※失った右腕にサクヤの右腕を移植しましたが、まだ満足に動かせる状態ではありません。 ※憎しみに囚われかけていましたが、今は安定しています。しかし、今後どうなるかはわかりません。 ※桂の右腕はサクヤと遺体とともにG-6に埋められています。 ※クリスの幻覚は何かの呪いと判断 ※クリスの事を恭介達にはなす気は今のところないです。 【アル・アジフ@機神咆哮デモンベイン】 【装備】:サバイバルナイフ 【所持品】:支給品一式、ランダムアイテム×1 【状態】:魔力回復、肉体的回復、羽藤桂と契約、微妙につやつや、恭介を微妙に警戒 基本方針:大十字九郎と合流し主催を打倒する 0:目の前の男の子を対処 1:桂と協力するクリスを保護 2:九郎と再契約する 3:戦闘時は桂をマギウススタイルにして戦わせ、自身は援護 4:信頼できる仲間を探す 5:時間があれば桂に魔術の鍛錬を行いたい 【備考】 ※制限によりデモンベインは召喚できません。 ※B-7の駅改札に、桂達の書いたメモが残されています。 ※アルは士郎の名前を知りません(外見的特徴と声のみ認識) ※アルからはナイアルラトホテップに関する記述が削除されています。アルは削除されていることも気がついていません。 ※アルはサクヤと情報交換を行いました。 ※クリスの幻覚は何かの呪いと判断 ※クリスの事を恭介達にはなす気は今のところないです。 ※恭介達を治療魔法を行ないました。どれくらい回復したかは光景に任せます 【菊地真@THEIDOLM@STER】 【装備】:電磁バリア@リトルバスターズ! 【所持品】:支給品一式(水なし)、金羊の皮(アルゴンコイン)@Fate/staynight[RealtaNua]、レミントンM700(7.62mmNATO弾:4/4+1)、予備弾10発(7.62mmNATO弾) 【状態】:背中付近に軽度の火傷(皮膚移植の必要無し)、傷治療中、肉体疲労(小)、精神疲労(中) 【思考・行動】 基本:誠と共に行動する。 0:ここは? 1:やよいと一旦距離を置く。 2:誠さんの行動方針を支える。 3:やよいや、他の女性を守る王子様になる。 4:巨漢の男に気をつける。 5:誠さん、本当に自重できるのかな? 6:誠さんは駄目な人だけど、それでも…… 【備考】 ※天狗秘伝の塗り薬によって休息に外傷を治療しました。大体の軽い傷は治療されました。 ※誠への依存心が薄れ、どういう人間か理解しました。 ※愛佳の死を見つめなおし、乗り越えました。 ※元の世界では雪歩とユニットを組んでいました。一瞬このみに雪歩の面影を見ました。 ※また、平行世界の可能性で若干動揺しています。 ※誠も真も、襲ってきた相手が大柄な男性(真人)であることしか覚えていません。 ※フカヒレからツヴァイの危険性、渚を殺害したことのみ聞きました。 ※平行世界や死者蘇生の可能性について知りました。 162 すれ違うイト 投下順 164 人として生まれ 165 日ハ沈ム、駒ハ踊ル 時系列順 167 know 151 羊の方舟 クリス・ヴェルティン 177 踊り場の見えざる手 165 日ハ沈ム、駒ハ踊ル 羽藤桂 アル・アジフ 149 THE GAMEM@STER (後編) 菊池真
https://w.atwiki.jp/h_session/pages/8507.html
【BEASTBIND TRINITYオンライン用キャラクターシート】 【基本情報】 キャラ名 :一条七美(いちじょう ななみ) プレイヤー名:奏 年齢:16 /性別:女 /カヴァー:高校生 スタイルクラス:サポーター プライマリ:セレスチャル(天使・神格)/セカンダリ:フルメタル(サイボーグ) 信者数:数百人(主に学園女生徒) 基本イメージ 【ライフパス】 出自:数奇な運命/選ばれし贄 邂逅:慈愛 / エゴ:誰かを救いたい 変異:周囲に花が咲き乱れる Dエゴ:誰かを救いたい Dエゴ:七つの美徳を体現する Dエゴ:誰かと繋がりたい 世界律:なにものも貶めることなかれ セフィラ:七美との絆の繋がり・アカイイト 【能力値】 【肉 体】【技 術】【感 情】【加 護】【社 会】 基本能力値【 4 】【 5 】【 6 】【 12 】【 5 】 能力値B 【 2 】【 2 】【 3 】【 6 】【 2 】 アーマー値【 4 】【 4 】【 5 】【 8 】【 4 】 戦闘能力値 【白兵値】【射撃値】【回避値】【行動値】 元値 【 6 】【 6 】【 4 】【 13 】 修正値 【 6 】【 6 】【 4 】【 14(20) 】 最大FP値:35+41(87) 【アーツ】 名称 : 種別 :Lv:タイミング: 判定値 :対象: 射程 :コスト:効果 魔獣化 : 自動 :1: マイナー :自動成功:自身: なし : 4 :魔獣の姿となり、[[データ]]を()内に変更 アレナ展開 : 自動 :1: メジャー :自動成功:場面:シーン: 0 :アンノウンマンをエキストラ化 サポートフォーム : 自魔 :1: 常時 :自動成功:自身: なし : 0 :《魔獣化》をイニシアチブに使用可 魂の救済者 : 自回 :1: 効果参照 :自動成功:単体:シーン: 愛 :真の死を回避し【FP】完全回復。シナリオ1回 ワンモアチャンス : 自動 :1:判定の直後:自動成功:単体:シーン: 2 :判定振り直し。ラウンド1回 フォローアシスト : なし :1:判定の直前:自動成功:自身: なし : 2 :あなた以外が行なう判定の達成値+3。ラウンド1回 後光 : なし :1:リアクション:【加護】:自身:なし: 2 :ドッジを【加護】で行なう。ラウンド1回 祝福 : 支援 :1: メジャー :自動成功:範囲:シーン: 2 :シーン中、同意した対象の攻撃のダメージ+2(8)、アーマー値+2 絶対結界 : 防魔 :1: DR直後 :自動成功:単体:シーン: 4 :行なったダメージロールを−10、その攻撃でバッドステータスを与えられない。シーン1回 想念集積 : なし :1: マイナー :自動成功:自身: なし : 3 :攻撃のダメージと「種別:回復」のアーツの効果+5。シーン1回 愛の恩寵 : 回復 :1: 効果参照 :自動成功:単体:シーン: 3 :対象が愛を獲得した直後に使用。【FP】を12+2D6点回復し、バッドステータスをすべて回復。ラウンド1回 金色の玉座 : 攻撃 :1: メジャー :【加護】:範囲:シーン: 4 :重圧と放心を与える特殊攻撃。【感情】でドッジ。エキストラの場合、あなたの支配下 信仰のシンボル : なし :1: 常時 :自動成功:自身: なし : 2 :【加護】+2(修正済み) 概念神 : 選択 :1:判定の直後:自動成功:単体:シーン: 2 :判定振り直し。ラウンド1回 自然神 : 選防 :1: DR直後 :自動成功:単体:シーン: 2 :受けるダメージ−6。ラウンド1回 創造神 : 選択 :1: 効果参照 :自動成功:単体:シーン: 1 :「種別:回復」のアーツまたはアイテムを使用する際に使用。その効果で回復する【FP】+6。ラウンド1回 破壊神 : 選支 :1: DR直前 :自動成功:単体:シーン: 2 :行なうダメージロール+6(12)。ラウンド1回 祟り神 : 選択 :1:判定の直後:自動成功:単体:シーン: 2 :判定の達成値−2。ラウンド1回 性愛神 : 選択 :1: 効果参照 :自動成功:単体:シーン: 2 :対象が愛を取得または使用した直後に使用。シーン中対象が攻撃から受けるダメージ−6。ラウンド1回 繁栄の地 : 回復 :1: マイナー :自動成功:シーン:シーン: 3 :【FP】12(18)+2D6点回復、バッドステータスすべて回復。シーン1回 神の恩恵 : なし :1: 常時 :自動成功:自身: なし : 3 :《魔獣化》中のあなたが登場しているシーンで、あなたへの絆を持つ味方が行なう判定の達成値+1、攻撃のダメージ+1D6 天上界の美 : なし :1:判定の直前:自動成功:単体:シーン: 1 :あなたは【社会】による判定を【加護】で行なえる。「対象:単体」「射程:シーン」として同意した対象が【社会】で行なう判定にもこのアーツを使用でき、対象は判定値を[あなたの【加護】]で行なえる 御使いの翼 : 自魔 :1: 常時 :自動成功:自身: なし : 0 :《魔獣化》中、飛行状態になり【行動値】+6 両性具有 : なし :1: 常時 :自動成功:自身: なし : 2 :いつでも任意に性別を変更できる。両方の性別を兼ね備えた状態となることも可能。【感情】+1(修正済み) 強化処置 : 自魔 :1: 常時 :自動成功:自身: なし : 3 :命中判定とドッジの達成値+2 人造救世主 : なし :1: 常時 :自動成功:自身: なし : 4 :【加護】+2(修正済み)。ファンブル時、暴走を受ける 完全調和生体義体 : なし :1: 常時 :自動成功:自身: なし : 2 :あなたは「種別:機械」の対象に対してのみ発生する効果や増加するダメージなどの影響を受けない。【行動値】+3(修正済み) 世界律:不変 : なし :1: 効果参照 :自動成功:自身: なし : 0 :いつでも使用できる。受けているバッドステータスひとつを回復する。使用するたびに【FP】を5点失う 王の眼はすべてを映す :Dエゴ:1: 常時 :自動成功:自身: なし : 0 :あなたが行なう判定においてダイスを3個振り、その中から2個を選んで出目とすることができる 我が威光をその身に浴せ :Dエゴ:1: 常時 :自動成功:自身: なし : 0 :あなたの登場しているシーンで、あなたの味方(あなた自身は除く)が行なうあらゆる判定の達成値に+3、ダメージロールに+10、FP最大値と【FP】を+20。あなたの使徒の場合、さらにあらゆるクリティカル値を−1 我はただひとりに非ず :Dエゴ:1:セットアップ:自動成功:自身:なし: 0 :シーン内の任意の場所に、あなたと同じデータを持つ分身を未行動で登場させる。分身のFP最大値は29となり、使徒として扱う(使徒用アーツを持たせてもよい)。ドミニオンアーツの使用回数はあなたと共有。分身は【FP】が0になると消滅し、あなたは29点の【FP】を失う。1シナリオに1回まで使用できる 【装備品】 名称 : 種別 :判定値: 攻撃力 :ドッジ:G値:A値:行動値: 射程 :備考 ホーリーワード :射撃魔法:射撃値:加護15+1D6: : 5 : : −2 :シーン:セラエノ断章相当。「種別:邪神」にダメージ+5 オーラ : 防具 : : : 0 : : 2 : 0 : :ビーストオーラ相当。【FP】+6(修正済み) 【一般アイテム】 名称 :効果 鋼の相棒 :【FP】+5(修正済み)。高宮愛 通信機器 :通信ができる 部下/使用人 :エキストラとして扱う 治療キット :メジャー、【FP】2D6+10点回復。シーン1回 【一条七美の設定】 黒髪を腰まで伸ばした、非常に美しい少女。均整の取れた美しいスタイルをしている。 清楚でおとなしい容姿に反し、成績は体育にいたるまで優秀。 おっとりしたお嬢様だが、その身に宿した力により、時折暴走する。 遺伝子操作とともに、神の要素をその身に宿された「人造救世主」であるが、 市井で育てられる間に状況は変化し、処置をおこなった教団は既に活動していない。 両親は実の親である。 聖なる力が発現する時、オーラが天使の翼のように見えるが、最上の神性を持つ人間、ととらえるのが正しいだろう。 人造とはいえ、救世主‐神‐神霊の三位一体にあたり、男性的な性質も持ちながら、最上の聖女、乙女でもある。 最上の乙女であるがゆえに、彼女は高い神性を持つ。 現在は白と黒の双翼の姿。 シャルロッテ・フォン・シュベルトベルク達と非常に深い仲。 【高宮愛の設定】 七美の元親友。現恋人。容姿を含めて似ているが、親戚ではない。一般人。 マイペースだが、七美と違って言葉遣いは普通。お互いおとなしいため、交わす言葉は少なかった。 七美が暴走した時に抱いてしまった、はじめての相手でもある。 鋼の相棒にして分身。七美との繋がりにより、ドミネーターの力をその身に宿すことができる。 【セッションボーナス】 『下水街』GM:悪魔憑きさん 経験点17点 「影の騎士王」GM:悪魔憑きさん 経験点18点 「鮮血の貴婦人」GM:悪魔憑きさん 経験点26点 「未来の二つの顔」GM:悪魔憑きさん 経験点20点 対影の英国キャンペーン第四話 GM:悪魔憑きさん 経験点17点 【成長記録】 神格取得 《創造神》《信仰のシンボル》《繁栄の地》《神の恩恵》取得 《愛の恩寵》《概念神》《自然神》《破壊神》《祟り神》取得 《フォローアシスト》《後光》《絶対結界》《想念集積》取得 ドミネーター化 《王の眼はすべてを映す》《我が威光をその身に浴せ》《我はただひとりに非ず》《世界律:不変》取得 《性愛神》《完全調和生体義体》取得 【特記事項】 【コンセンサス一覧】 (是非やられたい5~NG1でどうぞ。3なら相手次第、と言う事あたりでしょうか) [洗脳]1[改造]1[尿意]2[排便]1[妊娠]1[ふたなり]4[和姦]4[羞恥]4 [触手]2[幼女]3[獣姦]2[近親]2[同性]4[寝取られ]2[強姦]3[流血]2 [[その他]]推奨・NG事項: