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【TOP】【←prev】【PlayStation 2】【next→】 アオイシロ タイトル アオイシロ 機種 プレイステーション2 型番 SLPM-66959 ジャンル アドベンチャー 発売元 サクセス 発売日 2008-5-15 価格 7140円(税込) タイトル アオイシロ 限定版 機種 プレイステーション2 型番 SLPM-66958 ジャンル アドベンチャー 発売元 サクセス 発売日 2008-5-15 価格 9240円(税込) タイトル アオイシロ SuperLite 2000 機種 プレイステーション2 型番 SLPM-55165 ジャンル アドベンチャー 発売元 サクセス 発売日 2009-5-28 価格 2100円(税込) アカイイト 関連 PS2 アカイイト アオイシロ 駿河屋で購入 プレイステーション2
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個人情報 ふりがな:おか こうじ 生年月日:1965年1月2日 出身地:大阪府大阪市城東区 最終学歴:近畿大学 本業:株式会社ランテック 代表取締役 馬主情報 JRA馬主資格取得年:2003年 冠名:セレス 冠名の由来:不明 服色:白、赤十字襷、袖赤二本輪 配色由来:不明 重賞競走勝利数:10勝 初重賞競走制覇:2010年 サマーチャンピオン GⅠ級競走勝利数:1勝 初GⅠ級競走制覇:2021年 エリザベス女王杯 解説 九州産のアイドルホース・ヨカヨカ、運命の相手は幸英明だったアカイイト、三津谷隼人騎手ラスト騎乗で重賞初制覇をプレゼントしたマーニなど、ファンの記憶に残る名馬たちを所有。個性的な馬名も多く、このオーナーの愛馬たちが今後とも競馬界を盛り上げていくことは間違いないだろう。 登場文献・ウェブ記事 『優駿』2022年1月号「杉本清の競馬談義」シリーズ 『週刊競馬ブック』2022年1月23日号「オーナーサロン」シリーズ 【エリザベス女王杯】岡オーナー、アカイイトに引退ヨカヨカの思いも託し大舞台へ挑む(スポーツ報知) 【有馬記念】アカイイト岡浩二オーナーに直撃「今年の僕には筋書きがあるのかな」(サンケイスポーツ、アーカイブ) 【有馬記念】岡オーナー“赤い糸”で結ばれた絆 幸騎手との出会いは偶然(日刊スポーツ) 【朝日杯FS】岡浩二氏 G1でもファンに高配をオオバンブルマイ!(スポニチアネックス) 【NHKマイルC】オオバンブルマイで初のビッグタイトル奪取へ 岡浩二オーナーが牧場経営に乗り出した狙い(スポーツ報知)
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管理人紹介 名前:ルーファス 現住所:愛知県稲沢市 メールアドレス lufas@mvj.biglobe.ne.jp XboxLiveのゲーマータグはlufasです。 フレンド登録随時受付中!! 管理人が運営しているその他のサイト 「ルーファスの日記」 ブログです。毎日更新してます。 http //lufas.at.webry.info/ 「アカイイト&アオイシロ短編小説集」 PS2版百合系AVG「アカイイト」「アオイシロ」の二次創作サイトです。 http //www9.atwiki.jp/akaaonobel/ トップページに戻る
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【参加者名】血神ニェノチ 【トリップ】◆DiyZPZG5M6 【所属ロワ】ギャルゲ・ロワイアル2nd 【ロワ内性別】 【外見設定】羽藤桂@アカイイト 【特徴その他】 【書き手紹介】 パヤパヤ神話作品に登場する契約の書物。 原典たる『アカイイト』に近しい空気を纏っており、血と契約において淫靡さをおびる。 「I AM SACRIFICE BLOOD」の儀式における登場話としては最高クラスの記述様式、「生成り姫」「決意 ~誇りと思い出を胸に」における人と鬼の垣間、 「救いの言ノ葉」、「Maggot Gospel」における狂気と紙一重の理性に知性、そのほか数多くの鬼や贄、少女たちの歩みが記されている。 【主な作品】007頁【I AM SACRIFICE BLOOD】190頁【HEROES】など派手さは無いが濃厚かつ安定した記述を誇る。 【登場話:話】
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リンク 当サイトはリンクフリーです。ご自由にどうぞ。 相互リンクも受け付けています。希望者は掲示板か、画面上部の「ツール」→「このウィキの管理者に連絡」からどうぞ。 企業サイト 株式会社コトブキヤ https //www.kotobukiya.co.jp/ フレームアームズ・ガールのプラモデルの製作会社です。 株式会社ポニーキャニオン http //www.ponycanyon.co.jp/ フレームアームズ・ガールのアニメ版の製作会社です。 アニメ版公式サイト http //www.fagirl.com/ 当サイトの物語とは世界観の繋がりは全くありませんのでご注意を。 管理人が運営してるサイト ルーファスの日記 http //lufas.at.webry.info/ 管理人のブログです。 シュヴァルツェスマーケン・えくすとら♪ https //www65.atwiki.jp/schwaken-extra/ マブラヴのスピンオフ作品「シュヴァルツェスマーケン」の、別の平行世界線の話を描いた小説サイトです。 アカイイト&アオイシロ短編小説集 https //www9.atwiki.jp/akaaonobel/ サクセス製作のAVG「アカイイト」と「アオイシロ」の小説サイトです。 戻る
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登録日:2010/09/18(土) 00 00 13 更新日:2024/04/26 Fri 21 11 03NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 アオイシロ アカイイト ネタバレ項目 ヒロイン 主人公 松来未祐 百合 羽藤桂 羽籐桂(はとう けい) 『アカイイト』の主人公兼メインヒロイン。 CV 松来未祐 年齢 16歳 誕生日 9月18日(乙女座) 血液型 O型 身長 157p スリーサイズ 75-58-80 趣味 読書 好き 寄席・時代劇 嫌い レバーなどの臓物系 【容姿】 女子高生。 亜麻色の髪をリボンでツインテールにしている。制服っぽい私服を着用。縞パンを愛用しているという公式設定があるが、本編では残念ながら鉄壁である。……が、特典イラスト等ではばっちり見せてくれております。眼福。 【境遇】 夏休み直前に唯一の肉親であった母を亡くし、遺産整理の為、夏休みに父の実家で生まれ故郷である経観塚(へみづか)に訪れる。幼い頃に酷い事件に遭遇し、そのときのショックで当時の記憶がない。 【人柄】 前向き思考の持ち主でのんびりとした楽天家であり、備えあれば憂いなしを座右の銘とするが、その割にうっかりした性格を持つおっとり娘である。だが母譲りの強情で頑固な一面も時折覗かせる。 和の物をこよなく愛し、時代劇や落語が好きな為、会話の端にそれらのネタを折り込んでくる。また、テレビゲームはあまり得意ではないようだ。 嫌いな物としてあげているレバーだが劇中で食べるかどうか問われるシーンがあり、食べさせるとちょっといいことがある。 そして、その身に秘めた誘い受けのポテンシャルは計り知れないものがある。 【能力】 彼女自身には特別な力などなく、どこにでもいる普通の女子高生であるが、その躰には人外の者が飲むと力を増すと言われる特別な血を宿している為、妖の類に狙われる。普段の生活では彼女が持っている携帯のストラップに付いているお守りが妖魔から守っている。 そして彼女は弱い。とにかく弱い。 公式ファンブックの戦闘力ランキングでぶっちぎりの最下位(16位)とされるほどか弱い。10歳の葛に負けるって……。 そんなわけでバッドエンドは彼女が凄惨な死に方をする物が多く、それもまた今作のウリとなっている、かも? 以下本編及び後日談のネタバレ ◆アカイイト本編 後日談の桂について語る上で前置きしておかなければならないことがある。 それはアカイイトは姉妹作のアオイシロとは違い、グランドルート(一般ギャルゲーでいうハーレムエンド)と言われるものがない。 が、本編より後に出た作品の展開を鑑みるに、アカイイトの正史はどうやら、本編では見ることのできなかったグランドルートに近いものとなっている──ということである。 簡潔にまとめると 烏月(鬼切り習得) サクヤ(羅喉の力に覚醒) 柚明(柱の役目を白花と交代) ノゾミ(主の支配から解かれ、桂のお守りに依る) といった各キャラクターのハッピーエンドの展開があったことを前提に派生作は作られているようだ。(ただし、サクヤは怪しい) なお、後述するアオイシロ-花影抄-において葛は尾花と伴って現れる為、《一言主神》の力を継承していないと思われる。 ◆漫画アオイシロ-花影抄-第二巻同時収録アカイイト-花影抄- 桂の住む町で蠢く影──吸血鬼。 そして、桂に近づく先輩──益多貞子。 鬼切り部が追う吸血鬼はこの益田先輩と関係があるという。 さらに桂のお守りに依ったノゾミも桂の近くに鬼がいるという。 不安が募る中、ある夜ついに桂の前に姿を見せた吸血鬼の姿は益田先輩そっくりで──? ○上級生からも愛されている様子な桂。お凛さん以外のキャラはみんな出るが── 美味しい所は全部、烏月さんが持っていきます。 ◆漫画アオイシロ-花影抄-第三巻 夏休み中にサクヤから、旅行に行くという名目で卯奈咲に柚明と共に連れ出され、V系との戦いで力を消耗しきった梢子に《贄の血》を与えて、回復させる役割を担った。 事件終了後は保美とメールを送り合う仲となった。保美の体質についてノゾミが相談に乗ってくれるのだそう。 ○大人の事情で出来なかったアオイシロにアカイイトキャラ全員集合! だが展開がちょっと駆け足気味? ◆Webノベル「ひととせのひとひら」 ★如月 あの夏の日から半年が経ち、季節は冬に移り変わって二月となった。 そんなかじかむ寒さに震えるある日の午後のこと。桂は親友の陽子と凛にとある行事についての相談をするが──? ○桂の本命チョコを巡っての陽子ちゃんとお凛さんのやり取りに頬が緩みまくるエピソード。 ★弥生 三月三日。雛祭りでの一幕。 まだまだ外気の冷たい冬模様の学校帰り。 桂は立派な雛壇を飾っている凛の家に陽子と共に遊びにきていた。 甘酒で冷えた身体を暖め、ひなあられを齧りながら桂達はやがて来る新学期のことや将来の展望等について語り合い、春休みには保護者同伴でお花見をしようという話になって──? ○お凛さんの蘊蓄話が光るエピソード。甘酒を頬を染めながら飲む桂の姿。 挿し絵はなくとも脳内再生余裕です。 ★卯月 三年生に無事進級した桂は春先に陽子と凛とで話していた花見に柚明を加えてサクヤの車に乗って出かける。 遅咲きの桜が満開に咲き乱れるサクヤの知る穴場の桜の森で、舞い散る白い花びらにいつかの光景(ひかり)を想い重ねながら、酒池肉林の宴を始めるのだった。 ○Webノベル最終片にはついに柚明さんが登場。賑やかにしんみりに散りゆく桜を惜しんだある日の午後のエピソード。 ◆ドラマCD京洛降魔(けいらくごうま) 修学旅行で京都に行くことになった桂は、そこで鬼切り部が関わる事件に巻きこまれてしまい、なんと謎の人物(CV 田中敦子)に誘拐されてしまうのだった。 はてさて、羽籐桂の運命やいかに──? ○脇役だった陽子ちゃん(CV 能登麻美子)とお凛さん(CV 沢城みゆき)が喋りまくり、ノゾミが大活躍する。っていうか、吸血シーンなんかエロいよ! そして柚明さんのワン取りにニヤけること必至。 ◆鬼切りの鬼 アカイイトのエンディングの一つで、サクヤのノーマルエンドの一つ。 ★主により致命傷を負わされた桂を救う為、サクヤは自身の血を分け与える方法をとる。 だが、それは桂が《人》でいられなくることと同義であった。 主は覇気を纏ったサクヤに只ならぬ物を感じ、姿をくらます。 ──それから数十年後、満月に照らされた街角で鬼を狩る二人の姿があった。 桂は《贄の血》の力を自在に使い熟せるようになり、サクヤは《観月の民》の力を更に強大なものとして。 桂の様子は人だった頃とはがらりと変わり、その顔に不敵な笑みを浮かべながら《維斗》を振う。 「わたしを誰だと思っているのかな?」 不老不死となった二人は闇に潜伏した主を追い続ける《鬼切りの鬼》となったのだった。 ○アカイイトのエンディングにおいて、烏月のバッドエンドである『赤い維斗』と並ぶ、強烈な印象を残す結末。 このエンドの桂の凛々しさ──弱々しかった桂が一転して冷徹な風貌となり、闇夜に紛れて鬼を狩る! といった展開に惚れ込んだファンも多く、公式もその声に応え、アオイシロにてこの設定を元にしたミニゲームを制作するほど人気のあるアナザーエンドである。 ◆エイプリルフール 2006年4月1日に、公式HPにて「桂ちゃんのアカジル」発売! という、鬼得な通販ページが公開された。 わたし、死んじゃうよぉ、、、 ってことで実際には買えませんでしたが。 ◆抱き枕 数量限定で発売! ──とのことだったが発売から数年経った今でもVer1、2共に売れ残っている……。別に某変態さん専用ってわけじゃないと思うよ! 誰か買って上げて! それともこれは若杉グ──おや? こんな時間に誰か来たみたいだ── 葛「追記・修正は若杉グループにお任せあれっ」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] かわいい。 -- 名無しさん (2015-02-16 03 37 12) 抱き枕売れ残ってるのは百合好きさんのファンが多いからでは -- 名無しさん (2017-01-12 02 36 09) 名前 コメント
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【マスター】 羽藤桂@アカイイト 【weapon】 なし。 【能力・技能】 あらゆる人ならざる者を魅了し惹き付ける『贄の血』を保持。 その品質は歴代の羽籐家の人間の中でも最上位であり彼女の血を啜った人外は強大な力を得ることができる。 とある妖怪曰く「非常に多くの人間の血を全て吸い尽くしても、贄の血を飲むことで得られる力には遠く及ばない」とのこと。 【人物背景】 アカイイトの主人公。16歳 たったひとりの肉親である母を病気で亡くし、遺産整理をしていたところ父親がある日本屋敷を所持していたことが判明し それを処分するか決めるため父の故郷に一人で向かうところからゲームが始まる。 贄の血という体質のせいで様々な妖怪から吸血という名の百合行為の餌食となってしまう。 なお崖から転落したり、妖怪に腹をぶち抜かれたりするなど作中バッドエンドでやたら死ぬのが特徴。 普段はわりと頼りなくのほほんとしたアホの子な印象が強いが命が懸かった場面では驚くほど気丈な一面を見せる芯の強さを持っている。 贄の血は父親の遺伝であり、母親はとある退魔組織の出身で現役時代は当代最強と呼ばるなど、何気にサラブレッドな血筋である。 趣味は時代劇と落語鑑賞。また中の人と相まって作中最強の誘い受けである。 【方針】 アーチャーともに聖杯戦争を止め、元の日常に戻る。
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アカイロ/ロマンス(Ⅲ) ◆tu4bghlMIw 「…………」 「どうしたのですか、玲二」 「……少しだけ、考え事をしていただけだ」 「そうですか」 深優・グリーアは隣を往く黒衣の暗殺者に語り掛ける。 こうして協定を結んでから数時間が経過した。 とはいえ、情報の所持の有無に関わらず、誰一人の獲物と遭遇する事もなく闇夜を彷徨っていた。 かといって二人がこの間、ずっと他の参加者の索敵を行っていた訳ではない。 丁度殺し合いが開始してから一日が経過し、彼女らは状況と道具の整理が必要だと考えたのだ。 結果として――二人は、博物館へと向かう前に手近の民家にて軽い食事を含む休憩を行う決意を固めた。 もちろん、アンドロイドである深優は睡眠や食事といった作業を数日行わずとも何の問題もない。 玲二も過酷な訓練と暗殺の中で培われた体力と精神力を持ったタフネスを持ち合わせている。 では、何故――彼らは一時的とはいえ、牙を休めるような選択をしたのだろうか。 それは放送明け、二人が博物館へと進路を取った矢先に掛かって来た――携帯電話への着信にあった。 この電話を受け、一時的に深優達は進行を停止し、情報を整理する事に決めたのだ。 電波を通して行われる会話に武力で介入する事は出来ない。 ならば、この機会に身辺を片付けた方がよいのではないか――という結論だ。 「しかし腑に落ちませんね。先程の羽藤桂達の電話の後から、心拍に多少の動揺が見受けられますが」 「……お前も、随分とお喋りになったじゃないか」 「私は最低限必要な事を話しているだけです」 そう――羽藤桂達は四回目の放送後、玲二が持つ「桂の携帯電話」へと通話を試みたのである。 彼女達が電話を掛けて来た理由はただ一つ、前回の通話時に玲二と取引を行った人間――つまり、棗恭介の死亡が裏側にある。 しかし、運命とは皮肉なものである。 取引の際、恭介は玲二に対して本名ではなく『井ノ原真人』という偽名を用いた。 が、恭介を殺害したのは玲二本人であり、対話の際の声で彼もその事実を認識している。 加えて桂達は玲二の保護対象として名前の挙がっていた『キャル・ディヴェンス』が生存しているかどうか、確かめる術を持たなかった。 彼女は『キャル』ではなく『ドライ』というコードネームとしての名前で名簿に掲載されており、しかも玲二の腕の中で彼女は息を引き取っている。 桂達が玲二に電話を掛けたのは棗恭介が死に、玲二との取引に若干の不安感が芽生えたためだった。 リーダー的な素養を強く持つ恭介の死は桂達に大きな衝撃を与えた。 そのため、この電話の目的は牽制も玲二への牽制と状況確認を主にしていたのだが―― 「しかし、彼女達は何がしたかったのでしょうか」 「……大方こちらの出方を伺いたかったのだろうな。棗恭介の死に動揺している証拠だ」 「ですが玲二。貴方もキャル・ディヴェンスの死を回帰させられ、心境に何らかの変化があったのでは」 「――何?」 淡々と言葉を重ねる深優に対して、玲二は眉を顰め不機嫌な声色で応じる。 「私の知る吾妻玲二という人間ならば、あのような応対は考え難いですから。合理的ではありません」 「ハッ、笑わせてくれる。所詮、機械人形であるお前が俺の何を知っていると言うんだ?」 「……では――何故、羽藤桂達に『死者蘇生の可能性がある』などという発言を行ったのですか」 玲二がピクリと肩を震わせ足を止めた。 死者蘇生――それは、桂言葉が死亡した自身が生き返っていたという経験から導き出した一つの可能性だ。 つまり、この催しの中核に位置する人間(もしくは、人間ではないのかもしれない)は死んだ者を生き返らせる力を持っている……かもしれない。 それこそ玲二がキャルの死後も亡霊として銃を握る最大の望みであり、現在彼の中心を構成している祈りだった。 「……アレはただの会話の引き伸ばしだ。 奴らは意見が纏まっていなかったのか、コロコロと電話を握る人間を変えていたからな……。 羽藤桂の一行は最低でも五人。残りの人間が二十四まで減った中で考えればかなりの大集団だ。 『三人』というお前のノルマに多大な貢献をしてくれる可能性もあったからな」 「もしくは扇動、ですか? しかし、話を聞く限り死者蘇生の可能性は以前の通話の時点で貴方は知り得ていた筈です。 とはいえ、カードを切ったのは今回から――つまり、玲二の中で蘇生を信じる気持ちが大きくなっている。 前回は歯牙にもかけなかった情報が現在は意味を持っている…………違いますか?」 そもそも、深優は必要のない事柄を一切喋ろうとしない。 彼女の理性は有用と無用なモノを判断し、常に最適な解答を導き出すために行動する。 そんな彼女の中にノイズとして発生したモノがつまり『想いの力』であり、HiMEとしての覚醒であった。 「黙れ」 懐からスターム・ルガーを取り出した玲二が深優の眉間に向けて、銃口を突きつけた。 黒光りする自動拳銃であるソレは.357マグナム弾を使用する拳銃としては異例なまでの頑丈さを誇る一品だ。 「深優、お前は占い師にでも転職したつもりか?」 「不可解な表現です。所詮、占星術の類の信憑性など保障出来るものではありません」 「……融通が利かないな。大体、お前の信じているモノも十分にあやふやなモノだと思うが」 深優の言葉は玲二の言質を探る事から彼の核心を推察する類のものだった。 ゆえに、玲二はそんな深優の言動に不快感を覚えたのだ。 キャルを蘇生する事はいわば、今の吾妻玲二が生きる唯一の願望。 それに異を唱えるとはすなわち、彼の存在そのものを否定する事に繋がる。 「……アリッサ様の事、でしょうか」 「それ以外に何がある。お前が服従を誓っている相手は本物なのか? 神崎黎人は信用に足る相手なのか? 真実も確信も早々転がってなどいない。何もかもが手探りだ」 「……何が言いたいのですか」 能面のような表情のまま、深優が玲二に尋ねる。 それは自身が信じて止まない「至高」の存在そのものを揺るがすような一言だった。 しかし、彼の言葉からは彼女を揶揄するようなニュアンスは感じられなかった。その台詞の裏側に込められていたのは、 「……盲目的に何もかも信じるだけが全てじゃないって事だ」 「……その言葉、そっくりそのままお返ししたい所ですが」 ある種の――共感にも似た感情だった。 小さく、深優の身体の奥。 数億数兆のナノマシンによって構成された肉体の深部で何かが震えたような気がした。 だが、その感覚が何なのかは深優には分からない。 プログラムで動く事だけが全てではないと悟った彼女には、機械以外の別の在り方さえ模索出来るのだ。 ただ、その到達点を目指すための「支え」となる存在が決定的に欠如しているだけ。 「残念ながら、俺のような亡霊は生への執着だけが全てでな。他の事は考えられないんだ」 愛する人の――という言葉を口の中で噛み殺し、玲二は空を見上げた。 月は黄金色の天覧板。 失うために生まれて来た男は欠けて行く月に儚き願いを通わせる。 漆黒の世界は延々と続いて行く。夜はまだまだ長い。 暗殺者にとって最も好ましい時間は月が隠れてしまうまで、決して終わらない。 【B-6 市街地/2日目 深夜】 【吾妻玲二(ツヴァイ)@PHANTOMOFINFERNO】 【装備】: コルトM16A2(20/20)@Phantom-PHANTOMOFINFERNO-、スナイパースコープ(M16に取り付けられている、夜間用電池残量30時間)@現実、防弾チョッキ 【所持品】:『袋1』コンバットナイフ、、SturmRugerGP100(6/6)、.357マグナム弾(24/36)、ダイナマイト@現実×9、、トンプソンコンテンダー(弾数1/1) 小鳥丸@あやかしびと-幻妖異聞録-、コルトM1917(6/6) コルトM1917の予備弾10、ニューナンブM60(5/5)、 二ューナンブM60の予備弾9発、 5.56mmx45ライフル弾29発 『袋2』、レザーソー@SchoolDaysL×H、ハルバード@現実、コンポジットボウ(0/20)、ハンドブレーカー(電源残量5時間半)@現実、 クトゥグア(3/10)@機神咆哮デモンベイン 、ルガー P08(3/8+1)@Phantom、 『袋3』 支給品一式×11、刹那の携帯電話 、デジタルカメラ@リトルバスターズ! 、アサシンの腕、USBメモリ@現実 、 桂の携帯(電池2つ)@アカイイト、医療品一式、恭介の機械操作指南メモ、秋生のバット、おにぎりx30 野球道具一式(18人分、バット2本喪失)カジノの見取り図、ゲーム用のメダル(14000枚相当) 懐中時計(オルゴール機能付き)@Phantom、包帯、業務日誌最終ページのコピー 【思考・行動】 基本:運営者側を脅迫して、キャルを生き返らせる。その為に首輪を外す、運営者側の反乱分子と接触する。 1:他の参加者達から、首輪解除、主催者側の反乱分子に関する情報を聞き出す。返答に関わらず殺す。 2:深優と行動。3人殺して情報を得る。進路は博物館に。 3:ドクター・ウェストを発見すれば、首輪を外させる。 【備考】 ※身体に微妙な違和感を感じています。 ※時間軸はキャルBADENDです。 ※5.56mmx45ライフル弾はトンプソンコンテンダー、コルトM16A2で使用可能です ※平行世界の存在に気付きました ※ドクター・ウェストについて、烏月から話を聞きました ※防弾チョッキは一部破損しています ※深優と協定を結びました。 【深優・グリーア@舞-HiME 運命の系統樹】 【装備】:遠坂家十年分の魔力入り宝石、グロック19@現実(8/7+1/予備38)、 【所持品1】:支給品一式4×(食料-2)、拡声器 【所持品2】:クサナギ@舞-HiME 運命の系統樹、双身螺旋刀@あやかしびと -幻妖異聞録- 首輪(リセ)、 刹那の制服と下着、ファルの首飾り@シンフォニック=レイン、良月@アカイイト 【状態】:肩に銃創(治療済み)、刀傷(治療済み)、右足から出血、全身打撲、全参加者の顔と名前は記憶済み 【思考・行動】 基本方針:アリッサを救うために行動する。 1:アリッサを救うために殺し合いに乗る 2:玲二を欺きつつ共に行動。進路は博物館に。 3:できるだけ殺し合いが加速するように他の参加者を扇動する 4:ここにいるHiME(玖我なつき、杉浦碧、藤乃静留)を殺す。殺す時はバレないようにやる 5:双七の最期の願いについては保留 6:士郎、美希を警戒 7:玲二の戦闘技術を盗む。 【備考】 ※参加時期は深優ルート中盤、アリッサ死亡以降。 ※HiME能力が覚醒しました。 ※アリッサが本物かどうかは不明。深優のメモリーのブラックボックスに記録されたジョセフ神父の独白にその事実が保存されています。 現在、プログラムではなく己の意志で動く深優で在る故に検索することも可能です。 ※万全の状態で戦闘可能になるまでは若干の時間を要します。 ※なつき、双七、美希と情報を交換しました(一日目夕方時点) ※玲二と協定を結びました。反乱分子の情報は深優は持っていません。 § 「――見つけたぞ、汝よ」 ユメイの《力》を追跡し、彼女の行方を追っていたアルが肩で息をしながら、藍色の『背中』へと語り掛ける。 地図で言うAとBの横軸、そして四と五の縦軸の中央に設置された鉄橋。 ちょうど島の西と東とを区分する鋼鉄の建造物である。 「……アルちゃん」 月光を背に浴び、物憂げな顔をした女がゆっくりと振り向いた。 柱の継ぎ手、エンジュの花の少女――ユメイ。 無骨な鉄と鋼の舞台に似つかわしくない雰囲気を携え、ゆらゆらと舞う青白い蝶が蛍火のように闇夜を彩る。 「説明、してもらおうかの」 橋の袂でアルは両腕を組み、キッとユメイを睨めつける。 ユメイが立っていたのは島の東側から数十メートルほど歩いた地点だ。 つまり、橋にまで接近すれば十分に肉声でもって交信が可能な場所である。 それは逆説的に言えば「誰かがやって来るのを待っていた」とも言える。 「追って来るのは多分、アルちゃんだと思っていたわ」 「ふん、わざわざ追跡が可能なように《力》の残り香を撒き散らして行った割にはよく言うものだ」 「……こうすればアルちゃんだけがやって来ると思ったから。桂ちゃんもやって来る事はないと思ったの。 考える時間だけはあったから。自分自身と会話する時間だけは……」 「……なるほどな。やはり、桂をここに連れて込んで正解だったようだ」 憎々しげにユメイへと言葉の刃は叩き付けるアルのその語調は明らかにただの仲間へと向けられるモノではなかった。 風は薙ぎ、真夜中特有の冷たい空気が二人の少女の首筋を撫でる。 「真ちゃんは……」 「今頃、碧と桂が弔っておる頃だろうよ。安心せい――桂には下手人が汝であることは黙ってある」 「ありがとう……全部、分かっているのね」 「過大評価されるのは悪くない気分だが、残念ながら大魔導書『ネクロノミコン』の原典である妾であっても全能ではない。当然、幾つもの疑問がある」 核心を貫く矢が放たれる。 「そもそも、殺された真の傷跡を見ればコレが人智を超えた力を持つ者の仕業だという事は容易く理解出来よう。 碧が言うに、真の死体は――綺麗過ぎた。これでは実行犯は私です、と暗に語っているようなものではないか?」 「あの時は……そこまで、考えが回りませんでした。それに……苦しんで逝って欲しくなんてなかったから」 「欺瞞だな。どのような手段であれ、仲間の命を奪う事に変わりはない」 実際に真の亡骸をアルは目撃した訳ではないが、最期の瞬間を看取った碧から事細かな説明は受けていた。 そう、既に碧は真の死体を見た時点で彼女を殺害したのはユメイではないか、という結論を下していたのである。 最も大きな理由は、つまり『死体に一切の外傷がなかった』という事だ。 真は身体のどこからも出血してはいなかったし、かといって突発的な心臓麻痺――などと考えるのは漫画の見過ぎだ。 故に帰着点として導き出されたのが、そのような能力を持った人間の仕業ではないか、という仮説だった。 そしてその能力を持つ者、として候補に挙がったのが――ユメイだった。 彼女の白花の蝶は対象の《力》だけを失わせる事が可能なのだ。 「わたしが決して赦されないことをしてしまったとは十分過ぎるほど承知しています。……でも」 「ちっ……嫌疑を否定すらせぬか。ユメイ、答えよ! 真を手に掛けたのは――」 冷静で、それでいて刺々しい言葉を投げ掛けるアルの胸中は複雑だった。 ――何故、ユメイが突然真に襲い掛かったのか? その根本的な疑問にアルは解答する事が出来ずにいたのだ。 「はい。わたしが、真ちゃんを殺しました」 淡々として、それでいて情緒的な。 それは二つの要素を兼ね揃えた声色だった。 全てを割り切り、殺人を犯した事に対して開き直っている訳でもない。 もしくは自身を被害者であるかのように抽象化し、悲しみの矜持でもって自己を正当化している訳でもない。 ソレは罪を罪として肯定し、十字架を背負う覚悟を固めた者にしか発する事の出来ない響きだった。 「くっ――解せぬっ! 何故だ、何故今更になってから他の者を手に掛けようとする!? 汝はその場の思い付きで行動するような人間ではないだろう。 なれば、これからもこの島を彷徨い罪を犯すつもりの筈だ。 真だけでなく妾や桂、碧も手に掛けるつもりなのか!? 汝はようやく桂と出会えたと喜んでいたではないか!? 何故、こんな……っ!」 アルの顔面にハッキリと、苦渋の色が浮かんだ。 形の良い眉は吊り上げられ、眉間には皺がより、口元にも歪みが生じる。 短い期間ではあるがアルは実際にユメイと言葉を交わしもした。 殺し合いが始まってからずっと一緒だった桂からも幾度となく彼女の話は聞いた。 アルは霊的な存在であるという彼女に対して、ある種の親近感さえ抱いていたくらいだった。 そして何よりも不可思議なのが、彼女がこのような犯行に及んだタイミングだ。 桂を守る事を第一とするユメイが、何故桂と再会したばかりの今、殺し合いを肯定するのだ。 漠然とした『事実』だけを突きつけられても決してアルは納得する事など出来ない。 その背後にある意志を、行動に至った理由を把握しなくては、共感する事も反感を覚える事もどちらも不可能だ。 「……アルちゃん、一つ聞いてもいいかな」 「何?」 「アルちゃんは――九郎さんと、どういう関係?」 「な――ッ!?」 ユメイのその問い掛けは、全く別のベクトルでアルの予想を遥かに凌駕するものだった。 まさか、このタイミングでこのような質問を投げ掛けられるなど想像出来る訳もない。 アルは顔を真っ赤に紅潮させ、冷静さを吹き飛ばしてオーバーリアクションで応じる。 「にゃ、にゃにゃにゃにをいきなり言い出すかっ!?」 アルが手足をバタバタさせながら可愛らしく反論する。 一方でユメイは至極真面目な表情のまま言葉を続ける。 「別にからかっている訳じゃないわ。大事な……凄く大事なことだもの」 「うううう、うるさいっ! 数十年程度しか生きておらん小娘が妾にそのような――ハッ! ま、まさかコレは妾を動揺させるための……!?」 ユメイが九郎と遭遇していた事は先程の情報交換の際に確認していたが、詳しいエピソードまでは聞いていなかった。 「わたしが聞きたいのは……アルちゃんは九郎さんを信じているのかって事なの」 「……信じているか、だと?」 「真ちゃんは真ちゃんの知り合いとは別々の世界からこの空間に来ていた――それはアルちゃんも知っていること?」 ここまで聞いて、アルはユメイが何を言いたいのか大体の予想が付いた。 そう、おそらくユメイは『アルの知っている九郎と今、この世界にいる九郎が同じである保障はあるのか』と聞きたいのだろう。 確かに、違った時間軸や並行する世界から連れて来られた人間は多く存在する。 だが―― 「ふっ……汝が何を言いたいのかは理解した。 なるほど、平行した世界から連れて来られた人間は多数存在するだろう。 同時に汝の出会った九郎が我の知っているロリコン貧乏三流探偵である証拠もない。 とはいえ――それは瑣末な事象だ。 九郎は我が主だ。その事実は悠久の時が流れ、世界中の魔力が塵に還ろうとも変わる事ではない。 信じられるか、だと? 汝よ、その質問自体が妾にとっては無粋の極みだ。そもそも『何故、信じられない』のだ? 我が名はアル・アジフ。アブドゥル・アルハザードによって記された最強の魔導書なり! 十やそこらの小娘にさえ出来た事が妾に出来ない訳がないだろう」 アルの心に、そのような事柄を気に掛ける――などという思考は存在しない。 言わずとも分かる。 語らずとも、言葉にせずとも、触れ合わずとも――心は繋がっている。 胸を張り、一片の疑いも淀みもなくアルは全てを言い切った。 それが彼女の心の有様。恥じることも、不安を感じる事もない。 それ以上のモノを彼女は持っているのだから。 「きっとアルちゃんにそれだけ大切に思われて……愛されて、九郎さんも幸せだと思うわ」 「あ、愛しているだとっ!? 何時、よくもそんな恥かしい台詞を堂々と……!」 「そして……少しだけ、迷ったけれどわたしも、そう思うの」 アルの言葉を受け、ユメイがゆっくりと語り始める。 「だから例え、こうしてここにいるのが桂ちゃんの知っている『ユメイさん』じゃなくたって、何の問題もないの。 違う世界の桂ちゃんだとしても……、あの桂ちゃんがサクヤさんの世界の桂ちゃんだとしても」 「な……に?」 彼女の言葉はアルにとって極めて意外なモノだった。 なぜなら、『ユメイと桂、そしてサクヤは同じ世界から来ている』とアルは思っていたからだ。 平屋に移動し、吾妻玲二に電話を掛ける前の会話においてもユメイは特に激情を表に示そうとしなかった。 勿論、一人残された桂にサクヤについて説明させるのは酷であると判断した。 ユメイも桂の反応から、何かを悟ったのだろう。 だから――桂とサクヤに起こった出来事の一部始終を、アルはユメイに事細かに説明したのだ。 サクヤと桂の関係。 片腕を失った桂を生かすために、サクヤが血を与えた事実。 金色の瞳を持つ観月の民の力を手に入れた桂が《鬼》へと変貌した背景。 目の前でサクヤを殺された桂の慟哭。 そして、魔術によってサクヤの片腕を桂に移植した事―― 「わたしの知っている桂ちゃんは全ての記憶を取り戻した――わたしを『ユメイお姉ちゃん』と呼んでくれる桂ちゃんだったけれど。 でも、やっぱりわたしは桂ちゃんが何よりも大事。わたしにとってはどの桂ちゃんも大切な桂ちゃんだもの。 心の奥底で、桂ちゃんが記憶を取り戻す事を望んでいたとしても……一度帰って来た幸せが何処かへ飛び立ってしまったとしても。 見返りなんてこれっぽちも必要なくて……。 ただ桂ちゃんが無事でいられるなら。桂ちゃんが幸せなら……桂ちゃんが笑っていられる世界があるのなら」 爛々と輝く月影を背中に焼付け、『柚明』は吐き出すように言った。 青白い蝶が円を描くように彼女の周囲を飛び交う。 それは彼女の想いの表れなのだろうか。 ひらひらと舞い遊ぶ月光蝶が、どうしてここまで物悲しい雰囲気を作り出してしまうのだろう。 「たとえ違った関係だとしても、わたしがするべき事は変わりません。 だけど、桂ちゃんにとっては違う。桂ちゃんの幸せは――サクヤさんと一緒に過ごす事。 サクヤさんと共に生きる永遠の世界が桂ちゃんにとっての太陽なんです。月は、必要ありません」 「まさか……汝は!?」 月が、夜の水面のように静かに啼いている。 柚明の記憶の中で、桂は彼女の事を「お月様のようだ」と表現した。 羽藤柚明は羽藤桂の行く末を照らす月――未来を指し示す暖かな光であると。 しかし、この世界では柚明は桂だけの月ではいられない。 夜空に浮かぶ唯一無比の存在である事は出来ないのだ。 枝分かれした分岐図は、運命のアカイイトは――二人を結んではいない。 「だから、わたしは桂ちゃんのため――サクヤさんを蘇生させるために、真ちゃんを手に掛けました」 それが柚明の選択だった。 桂だけの月になる事は彼女には出来ない。 それは、サクヤの役目であって彼女が代役を務める事は出来ない。 よって奇しくも彼と同じ願いをその華奢な身体に背負う事を受諾した上で、柚明は亡霊との通話によって手に入れた情報に全てを賭ける決断を下す。 つまり――主催者が持つ死者蘇生の力によって浅間サクヤを生き返らせるため、殺し合いを肯定すると。 「死者蘇生……あのような亡霊の台詞を真に受ける気か」 「サクヤさんがいなければ桂ちゃんが本当の意味で笑える瞬間はやって来ません。 桂ちゃんに嫌われる事は本当に怖い……本当に、本当に恐ろしい。 だけど、それ以上に桂ちゃんが悲しむ姿を見る事が――わたしには何よりも耐えられない」 「っ――汝!」 柚明の藍色の着物がふわりと舞った。 彼女を取り囲み、群を成していた蝶達の頭数が一気に増加する。 それはまるで彩りで世界を飾る花吹雪のような光景だった。 月の光を反射しながら、何十もの蝶の群れが夜空のハイライトになる。 「ならば、何故桂を守ろうとしないッ! なるほど、死者蘇生……優勝という終着点を目指すのはまだ理解出来よう。 だが、それはその身を畜生道に堕とさずとも達成出来る可能性のある望みではないのか。 そして、汝が桂から離れる事であやつが危険な目に遭うかもしれんのだぞ!」 「保障が、ありません。そう簡単に手に入ってしまう恩恵ならば、この『殺し合い』という構図が崩壊します。 それに……守るだけでは進めないから。どんなに必死になっても、桂ちゃんの未来にあるのは悲しい運命だけ。 それにわたしの存在そのものが桂ちゃんを苦しめてしまう。わたしが傍にいるだけで、桂ちゃんはサクヤさんの事を思い出してしまう。 アルちゃんや碧ちゃんと一緒に居た方が、桂ちゃんは気持ちよく笑えるもの……っ」 確かに、柚明と触れ合う事で桂は浅間サクヤを思い出すだろう。 そしてどのような変化が訪れようとも彼女だけを見つめ続けるであろう事も確かだ。 それは、既に終わってしまった物語なのだ。 これ以上の発展もなく、ただ桂だけが重荷を背負い道の存在しない漆黒の闇を歩き続けるだけの孤独な作業。 未来には希望も喜びもなく、過去の思い出に愛を這わせる事しか出来ない。 六歳の子供だった桂は柚明が主を封じ込めるために鎮守の森の神木の継ぎ手となった時、深い喪失感を味わった。 そして、今。この島において、桂は人生における二度目の深い絶望を体験したのだ。 「っ……埒があかんか。ユメイよ、ひとまず汝には妾と一緒に来て貰おう。桂と約束している――必ず、汝を連れて帰ると」 「それだけは……たとえ桂ちゃんとの約束だとしても、応える事は出来ません。 アルちゃん、身勝手な頼みだとは分かっています。だけど、わたしの代わりに桂ちゃんを守ってあげて欲しいの。 その方がきっと桂ちゃんにとっても……」 「何を言って……それは汝の役目――なっ!?」 アルが反応する前に、柚明を取り囲んでいた青白い蝶が一斉に咲き乱れた。 まるで風に吹かれるように、嵐のような光の氾濫にアルは思わず顔の前で腕を構える。 閃光は数秒間続き――白靄のような光が過ぎ去った後、アルはゆっくりと目を開いた。 目の前には無骨な鋼鉄の建造物と満開の星空が広がっているだけ。 柚明は既にその場所から退避し、どこか――島の西側へ行ってしまったようだった。 「大うつけが……汝がそのような立場を取って、桂が悲しまぬとでも思っているのか……!」 このまま彼女を追跡するのはどうだろうか、とアルは考える。 しかし、流石にこれ以上の単独での追跡は相当の危険が伴う。 桂に彼女を連れて帰ると約束したものの、これ以上距離が離れてしまっては自分は完全に位置的に孤立してしまう。 事実上の説得失敗に当たるとするのが妥当だろうか。 「……妾も耄碌したものだ。こんな約束一つ守れぬとは」 ユメイがこのような選択をした、という事実はアル達にとって非常に大きな障害となる筈だ。 まずこの事実を桂に説明する、という関門が待ち受けている。 確かに、ひたすら隠し通す事も可能ではあるだろうが桂に事情を説明する機会は必ず訪れる。 もしくは、桂に事実を隠したままユメイを止める――? そのような事が出来るのだろか。 いや、そもそも桂を守り切れるかどうかさえ定かではないのだ。 「九郎よ……汝は今何処で何をしておる」 我が主もこの空を見上げているのだろうか――ただ、そんな事をアルは思った。 すべては泡沫、触れえぬ幻。 思い出せない赤い記憶、群れ飛ぶ蒼い光の蝶。 切り裂かれた永き眠りと忘れなければならない記憶。 差し出した指は絡み合う前に虚空を彷徨う。 過去と現在、夢と現、少女の記憶と少女の血。 縁の糸が絡まりあい、寄り合わさってひとつの絵を成す。 縁の繭を解くのは小さな糸車。そして紡ぎ出される――アカイイト。 運命が、廻り出す。 【B-4 市街地/一日目 黎明】 【羽藤柚明@アカイイト】 【装備】:アヴァロン(エクスカリバーの鞘)@Fate/staynight[RealtaNua] 【所持品】 『武器』 :メガバズーカランチャー@リトルバスターズ!、電磁バリア@リトルバスターズ! 騎英の手綱@Fate/staynight[RealtaNua]、金羊の皮(アルゴンコイン)@Fate/staynight[RealtaNua]、 レミントンM700(7.62mmNATO弾:4/4+1)、予備弾10発(7.62mmNATO弾)、包丁@SchoolDaysL×H、 『服飾品』:メルヘンメイド(やよいカラー)@THEIDOLM@STER、ドリルアーム@THE IDOLM@STER、 地方妖怪マグロのシーツ@つよきす-MightyHeart-、光坂学園の制服@CLANNAD 『その他』:支給品一式×5(一つ水なし)、ドッジボール@つよきす-MightyHeart-、縄、 木彫りのヒトデ1/64@CLANNAD、情報の書かれた紙木彫りのヒトデ4/64@CLANNAD、 ガイドブック(140ページのB4サイズ)、ギルガメッシュ叙事詩、 【状態】:《力》増加中(贄の血)、肉体的疲労(中) 【思考・行動】 1:浅間サクヤを蘇生させ、羽藤桂と再会させるために殺し合いを肯定する。 2:桂が心配 【備考】 ※理樹たち、深優と情報を交換しました。深優からの情報は、電車を破壊した犯人(衛宮士郎)、神崎の性癖?についてのみです。 ※エクスカリバーの鞘の治癒力は極端に落ちています。宝石などで魔力を注げば復活する可能性がありますが、幾つ使えばいいのかなどは不明です。 ※ユメイルート終盤、桂が記憶を取り戻す『パンドラ』以降、ケイがオハシラサマになる『代わりの柱』以前より参戦。 【B-6 鉄橋/2日目 黎明】 【アル・アジフ@機神咆哮デモンベイン】 【装備】:サバイバルナイフ 【所持品】:支給品一式、ランダムアイテム×1、情報の書かれた紙 【状態】:羽藤桂と契約、魔力消耗(小) 0:一端、桂達の元へ。ユメイを止める。 1:高槻やよいを探し出して保護する。 2:首輪解除の有力候補であるドクター・ウェストを探す。 3:一人でも多くの人間を仲間に引き入れれる。即座に同行出来ないようならば、第六回放送時にツインタワーに来るように促す。 5:第六回放送頃、ツインタワーでクリス達と合流する。 6:九郎と再契約する。 7:戦闘時は桂をマギウススタイルにして戦わせ、自身は援護。 8:時間があれば桂に魔術の鍛錬を行いたい。 【備考】 ※アルからはナイアルラトホテップに関する記述が削除されています。アルは削除されていることも気がついていません。 ※クリスの幻覚は何かの呪いと判断 ※クリスの事を恭介達に話す気は今のところないです。 ※第四回放送の頃に、カジノで恭介たちと合流する約束をしています。 ※『情報の書かれた紙』に記されている内容は、本作の本文参照 【B-5 市街地/2日目 黎明】 【羽藤桂@アカイイト】 【装備】:今虎徹@CROSS†CHANNEL~toallpeople~ 【所持品】:支給品一式、アル・アジフの断片(アトラック=ナチャ)、魔除けの呪符×6@アカイイト、 古河パン詰め合わせ27個@CLANNAD、情報の書かれた紙、誠の携帯電話(電池二個)@SchoolDaysL×H 【状態】:困惑、悲しみ、全身に擦り傷、鬼、アル・アジフと契約、若干貧血気味、サクヤの血を摂取 【思考・行動】 0:アルとユメイが帰ってくるのを待つ。真を弔う。 1:高槻やよいを探し出して保護する。 2:烏月を止める。 3:首輪解除の有力候補であるドクター・ウェストを探す。 4:一人でも多くの人間を仲間に引き入れれる。即座に同行出来ないようならば、第六回放送時にツインタワーに来るように促す。 5:機会があれば、通り道にある施設を調べる。 6:第六回放送頃、ツインタワーでクリス達と合流する。 【備考】 ※桂はサクヤEDからの参戦です。 ※サクヤの血を摂取した影響で鬼になりました。身体能力が向上しています。 ※桂の右腕はサクヤと遺体とともにG-6に埋められています。 ※クリスの事を恭介達に話す気は今のところない。 ※第四回放送の頃に、カジノで恭介たちと合流する約束をしています。 ※『情報の書かれた紙』に記されている内容は、本作の本文参照 ※真を殺したのがユメイであるとまだ気付いていません。 【杉浦碧@舞-HiME運命の系統樹】 【装備】:FNブローニングM1910(弾数7+1)、リンデンバウムの制服@舞-HiME運命の系統樹 【所持品】:黒いレインコート(だぶだぶ)支給品一式、FNブローニングM1910の予備マガジン×4、 恭介の尺球(花火セット付き)@リトルバスターズ!、ダーク@Fate/staynight[RealtaNua]、 拡声器、情報の書かれた紙 【状態】:戸惑い、十七歳 【思考・行動】 0:正義の味方として生きる。 1:美希のことが心配。合流したい。 2:助けを必要とする者を助け、反主催として最後まで戦う。 3:玖我なつきを捜しだし、葛のことを伝える。 4:後々、媛星への対処を考える。仲間にも、媛星に関しては今は内緒にしておく。 【備考】 ※葛の死体は温泉宿の付近に埋葬しました。 ※理樹のミッションについて知りました。 ※理樹と情報交換しました。 ※遊園地で自分達を襲った襲撃者はトレンチコートの少女(支倉曜子)以外に少なくとも一人は居たと思っています。 ※『情報の書かれた紙』に記されている内容は、本作の本文参照 217 アカイロ/ロマンス(Ⅱ) 投下順 218 DEAT SET/イグニッション 時系列順 214 団結(Ⅰ) 羽藤柚明 227 悲劇の果てに、夜は絶え 杉浦碧 222 幻視行/Rasing Heart 羽藤桂 アル・アジフ 菊地真 深優・グリーア 220 It is mysterious./少女よ、大志を抱け 吾妻玲二
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読み: ここに紹介文 作品 アカイイト 絆の記憶 名前 コメント すべてのコメントを見る
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登録日:2009/09/08(火) 18 25 47 更新日:2024/06/12 Wed 13 16 32NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 2008年 Nintendo Switch PCゲーム PS2 SUCCESS Steam たまごふわふわです アオイシロ アカイイト アヤイシロ ゲーム サクセス ナミちゃんは可愛いです 百合 百合ゲー 月の満ち欠け 潮の満ち引き 水面を乱す宿命の周期―― 瑠璃の宮処にまどろむ龍の いざなう嵐に私はあらがう ――むげんのなみは わだつみのこどう―― ◇ 『アオイシロ』(AOISHIRO)とは、サクセスから2008年5月15日にPS2にて発売されたゲームである。限定版、通常版、廉価版が発売され、後に演出強化、ルート追加等がなされたPC版が発売された。原画家はHal。CEROレーティングはC(15才以上対象)。 ジャンルは和風伝奇ホラーアドベンチャーゲーム。 ホラーとは言うものの、そこまで怖い表現は無く、某地獄先生のシリアスな部分だけ、と言えば伝わるだろうか。 また、日本神話等からの引用が多く、説明の会話が若干多いので好き嫌いが分かれるか。 OP曲 闇の彼方に ED曲 水面まで 挿入歌 海つ波 OP・ED Rita/霜月はるか 挿入歌 みとせのりこ また、PS2版発売に先駆けコミック化された。 コミックラッシュ 「アオイシロ―花影抄―」 百合姫 「アオイシロ―青い城の円舞曲―」 花影抄の方は本編をなぞり、オリジナルの結末にたどり着くシナリオ。全3巻。 円舞曲の方は前日談で、本編ではあまりスポットのあたらない百子が主役を務めている。全1巻。 本編の後日談を描いたドラマCD「青城奇譚」も販売されている。 尚、同SUCCESSから発売されているアカイイトとは姉妹作で、世界観を共有している。 【システム】 今作には緊急回避ボタンが搭載されている。 これは人目には恥ずかしいシーンの最中、予期せぬ来訪者(ママとか)が現れた場合、ボタン一つで全くゲームに関係ない映像を呼び出し、文字通り緊急回避する機能である。 sneg? これを設定することによりミニゲーム「鬼切りの鬼」という、アカイイトのキャラを用いたSFCチックなアクションゲームが遊べる。 緊急回避ボタンでは1面のみだが、本編である条件を満たせば3ステージ+隠しボスに挑めるようになる。 また、サクセスコマンド(↑←→↓↑↑)をタイトル画面やプレイ中に入力すると――? 【主要登場人物】 ◆小山内 梢子(おさない しょうこ) CV 日髙のり子 主人公。通称 オサ。 青城女学院二年で就任したての剣道部部長。 エースで実力は全国クラス。 真面目で律儀な性格。弄られ役もツッコミ役もこなす忙しい人。短めに切り揃えられた髪とホットパンツ姿が凛々しい。何げにスタイルもいい。 夏合宿で卯奈咲の咲森寺にやってきた彼女は初めて来たはずの場所に奇妙な既視感を覚える。 そんな中、梢子は浜辺に打ち上げられた人魚のような、人形のような少女と出会い―― 一般的な女子高生から見たら充分強いが、巻き込まれる事態が事態なので、前作主人公同様選択肢一つで溺れたりして天に召されるスペランカー。 ただし条件を満たすと最強キャラに化ける。 ◆相沢 保美(あいざわ やすみ) CV 山口立花子 青城女学院一年で剣道部のマネージャー。ふわふわな栗色の髪を持った癒し系。 運動は苦手だが事務的な仕事は得意で、合宿中の料理当番も彼女。まさに縁の下の力持ち。 意外と嫉妬深い所も。 綾代や梢子のせいきを吸って昇天させるルートがある。 ◆喜屋武 汀(きやん みぎわ) CV 藤村歩 青城女学院剣道部より先に咲森寺に寝泊まりしていた少女。髪が梢子よりも短めなので男に見えなくもないが胸元を強調した服を着ているため、それを感じさせない。 飄々とした性格で中々底を見せないが、運動神経は抜群のようで、初めて剣道に興じる際もなかなかの腕を見せ、さらに伝説やオカルトな知識も多く持っている。 ◆ナミ CV 佐藤利奈 咲森寺近くの浜辺に打ち上げられていた少女。地面に擦れんばかりに伸ばしたふわふわな白髪が特徴的。 見た目は小さく、10〜12歳程度に見えるが、口がきけないために年齢氏名住所と何から何まで不明である。 寺の和尚によって着せられた着物が良く似合っている。彼女のHAPPY ENDではこれまた和尚自作のかわいい服を着て登場する。 かわいい。 ◆カヤ CV 清水香里 封じられていた神器である〈剣〉を持ち、自身の因縁の地を目指す黒衣の剣鬼。 容姿は20代前半から半ば程の女性である。 今作のおっぱい担当。 ◆コハク CV かわしまり…瑞沢渓 幼げな容貌だが、口調は物々しく、口調にみあった貫禄を持ち合わせる性別すら謎の人。 赤い椿を彷彿とさせる着物を着こなし、腰には二尺七寸の刀をさげ、常に左の目を閉じている。 ◆秋田 百子(あきた ももこ) CV 大久保藍子 青城女学院一年の剣道部所属。剣道についてはまったくの素人だったが、持ち前の運動神経等で次期エースと目されている。ハイテンション娘。 保美とは百合とまではいかないまでも仲が良く、寮では同室である。 咲森寺の食生活に不満を抱き、あっという間に肉欲(食欲的な意味で)の虜に。 祖父がアカイイトに登場している。 公式HPでは発売前に放送されたwebラジオでパーソナリティを務めた。 ◆桜井 綾代(さくらい あやしろ) CV 吉成由貴 青城女学院二年で、梢子と同時に就任した剣道部副部長。柔和で優しいお嬢様で、平安時代のお姫様のような髪をしている。 真面目な部長が"鞭"、優しい副部長が"飴"と、梢子とは良いコンビ。可愛いもの好きなようで、ナミを甘やかしたがる。 PS2ではあまりイベントが無かったが、PC版では彼女のイベントが追加された。 ◆葵 花子(あおい はなこ) CV 鈴木麗子 青城女学院剣道部顧問。 教職は聖職であるという考えで、教師になりたてなので中々熱い先生。シリーズでは貴重な眼鏡キャラ。 古典教師であり、学生時代の専攻は民俗学だった等の事から、伝説、オカルトに妙に詳しい。 前作のとあるキャラと親交が深い。 鈴木佑快 CV 秋元羊介 梢子たちが宿泊する寺の住職。 葵先生の父親の友人であり、その関係で寺を合宿所として提供した。 意外にも副業として裁縫を嗜んでいる。劇中でのナミの服は彼の作品。 またPC版での追加CGでは和尚の漢ぶりが見られる。 【余談】 2008年2/20日に発売された週刊サンデー12号の裏表紙に本作の広告がでかでかと載り、知らない人からすればエロゲの広告に見えたそうな。 シナリオライターの麓川智之氏は京極夏彦のファンのようで、本作そしてアカイイトの用語辞典や氏のブログにおいて、京極作品ネタがちらほら見られる。 また、アカイイトは「絡新婦の理」をアオイシロは「鉄鼠の檻」を読んでいるとストーリー中にはっとする所があるかもしれない。あと「どすこい。」も。 2022年9月15日、アカイイトと共に本作のHDリマスター化が発表された。 機種はSteamとSwitch。 綾代「追記・修正するとどうなりますか?」 梢子「項目が充実して、アニヲタが満足する…かな」 綾代「しますします。追記・修正します」 綾代「ナミちゃんはかわいいです」 梢子「そこだけ追記するのもどうなんだろう…」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント