約 1,367,131 件
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/9718.html
フーター とは、【パイロットウイングス64】?のキャラクター。 プロフィール 作品別 関連キャラクター コメント プロフィール フーター 他言語 Robin 別名義 フータ 性別 女 年齢 24歳 身長 165cm 体重 ? 初登場 【パイロットウイングス64】? セクシーなプロポーションの女性。おっとりした性格で、少々のことでは動揺しない。 セクシーなプロポーションを謳うだけあってかなりのバストの持ち主である。 公式でも表記ブレがあるのか、名前が「フータ」になっていることも。(参考) 作品別 【パイロットウイングス64】? ゲームでのタイプはホーク?と同じ。ハングライダーとジャイロコプターとスカイダイビングは旋回しづらいので不向き、ロケットベルトとジャンブルホッパーは標準的な性能、キャノンボールは風の影響を受けにくく、他のキャラよりも狙った方向に飛ばしやすい。 風の影響を受けにくい理由として ダイナマイトボディ が挙げられていたことも。 他のパイロットの面々がヒバリ?、キーウィ?、雁?、トキ?、鷹?と鳥の名前由来な中、一人だけ俗語で女性の胸を意味する「hooter」と ド直球なセクハラネーミング である。更に「hooter」という言葉にはフクロウという意味はない。これに加え俗語では違法な薬物の意味を持つため海外では流石に「Robin」(コマドリ)に変更されている。 関連キャラクター 【ラーク】? 【キィウィ】? 【グース(パイロットウイングス64)】? 【アイビス】? 【ホーク(パイロットウイングス64)】? コメント 名前 全てのコメントを見る?
https://w.atwiki.jp/armoredcoreforever/pages/776.html
AC6/世界観考察(全般) 非常に多くのネタバレが含まれるため閲覧注意。 ※このページには、公式設定ではない情報、推測、想像が含まれています 考察は考察と割り切ってお楽しみください。 AC6/世界観考察(全般)世界観基礎的な設定 星系における「ISB-2262 開発惑星ルビコン3」の位置付け この世界の建築技術・テクノロジーについて ルビコン3における自然環境について ルビコン3における生活・文化について アーマード・コア本作における「アーマード・コア」 本作における「強化人間」 コーラルコーラルとは何か 動力としてのコーラル 活性と不活性 Cパルス変異波形 コーラルリリース 「アイビスの火」「アイビスの火」とは コメント 世界観 以下仮置き。ひとまずテーマを分け、事実と推測を分類。見出しによっては推測をさらに説①、説②と分割する。 基礎的な設定 「アーマード・コア」のタイトルを冠したナンバリング作品だが、イベントやインタビューにおける開発スタッフのスタンスは「過去作の世界との連続性は無い」という形になっている。ACのメインシリーズは「ナンバリングのメインタイトル+サブタイトル」という形で明確に世界設定を共有・継続している連作と、「ナンバリングに合わせて世界設定を刷新する」という形が繰り返されていて、今作AC6は刷新の節目に当たる。 例外的にAC4とACV(VD)には繋がりを強く示唆するメカが登場したため、連続した過去と未来だと受け取るプレイヤーは少なくない。 このため、「実は6も含めてすべての作品が繋がっているに違いない」という飛躍した空想も唱えられがちだが、今作にそうしたメカや設定や人物は存在せず、飽くまでも非公式な二次創作のレベルに留まる。 トレイラー映像で紹介されたように、アーマードコア6の舞台は、恒星間航行が一般化した遠未来的な人類社会である。ヒトが星から星を跨ぐ旅が可能であり、「星外企業」「惑星封鎖」など、作中の随所にそんな世界を象徴するような用語も多く登場する。 多くのSFがそうであるように、言語や文化や価値観などは現実のプレイヤーがすんなり入り込めるレベルだが、歴史や物理法則などが現実とどのぐらい繋がっているかなどは明らかではない。 スペースオペラではない本作において他星系の惑星という要素は飽くまで舞台装置なため、この種のSFでは定番の「恒星間航行を一般化させた要因」についても明確に描かれていない。いわゆるワープのような時間や距離を一足飛びに埋めてしまえるような技術は映像演出では皆無で、宇宙航行の工程や、かかる時間なども描かれていない。 星系における「ISB-2262 開発惑星ルビコン3」の位置付け ルビコン3は、新物質「コーラル」の発見によって大きな発展を遂げるも、50年前に突如発生した大災害「アイビスの火」によって焼き尽くされた過去を持つ、灰に覆われ荒廃した惑星である。〈ゲーム紹介トレイラー〉ルビコン3が属する星系の具体的な位置は表現されていない。劇中では「日系移民文化」なる文化が伝播していることが確認されている。常識的に考えれば地球の日本の文化がなんらかの形で伝播していることにはなるが、太陽系第三惑星の地球や日本という国家が作中世界に存在するのか/していたのかは明示されない。 子供時代に木星戦争を目撃した人物が成人して現役であったり、アイビスの火が起きる際の子供の避難先に木星を選んだりなど、常識的な時間の範囲内でヒトがルビコン3と木星を移動できる様子が描写されている。すくなくとも50年前の時点で相互の交流は成立していることは明らかであるが、作中の時代における交流の実相などさらなる詳細は明らかではない。 上記や後述の自然環境から、ルビコン3は恒星などからのエネルギーがちょうどよく届き、生命にとって熱すぎも冷えすぎもしない「ハビタブルゾーン」にある惑星であろうと推測されている。 「開発惑星」とのことだが、この「開発」という分類の意味するところや、ヒトの入植にあたりどの程度のテラフォーミングなどを行ったかは定かではない。 この世界の建築技術・テクノロジーについて 強襲艦や飛行メカ、さらには一都市規模のザイレム等、超巨大重量の物体を安定して宙に浮かべるという、地味に凄まじい技術が実現している。一方で、ステージ内に見られるようにグリッドや工廠内では鉄道や自動車といったごく普通の輸送手段が現役で利用されている。 作中の随所で、山々をはるかに超える巨大建造物「グリッド」がいくつも登場し、その支柱の下には寒冷化した荒々しい大地が広がる。この組み合わせが、入り組んだ多層機械都市と開けた荒野の入り混じったゲーム世界を作り出している。巨大建築でありながら建造スピードも凄まじく、ごく短期間の内に大気圏外まで伸びる巨大なプラントが増設されていたりする。〈作中ステージ、背景等随所〉 その一方で地上にも要塞状の建物や巨大工廠が作られ、ルビコニアンの多くは地表面で活動している。グリッドに関しては一定高度まで支柱を伸ばし、上空に高層建造物を乗せるという構造が主流。〈作中ステージ、背景等随所〉採掘艦ストライダーもかなり背が高く作られており、「地表の環境から距離を取りたい、何らかの事情があるのではないか」と推測するプレイヤーもいる。 灰被りと呼ばれる生き残りが存在しているため、アイビスの火によって全てが焼き払われたわけではなく、破壊を免れている建築物も存在するようである。 コーラル関連以外のエネルギー事情については特に描写が無いものの、宇宙規模の文明をざっくり分類するカルダシェフ・スケールに当てはめると、「惑星上のエネルギーを全て利用できる」タイプ1(これでも現代文明より遥かに上)はともかく、恒星ダイソン球などを作って「恒星系のエネルギーを全て利用できる」タイプ2文明には手もかかっていない様子。 衛星砲や大気圏外まで伸びるプラントなどが登場しており、惑星規模の物体なら平然と建造できるレベルには到達している。ルビコン星内か星外かは不明だが、この量の建材をどこかから切り出しても問題ない資源量を確保し、現実的なレベルの投資で宇宙空間を運搬して組み立てることが可能な輸送力も実現している。 本作における企業たちも、何かと建造に関わりを持っていることが多い。過去作の企業もプラント建造や地域開発を行っている描写はあったが、バスキュラープラント級の物を1社グループのみの独断で建てられる今作は桁違いである。 宇宙規模の建造能力はもちろん、ACやMTといった規模での機械・電子・材料工学といったものもかなり進歩している。このレベルの機械を「土木用」や「輸送用」に気軽に使えている世界であり、こうした技術があればこそ巨大建造物が可能になったのではと想像するプレイヤーも。過去作にはMTは本来は建築用に開発された機械であるという設定があり、今作にもこの設定が存在しているなら、過去作よりもMTがはるかに発達している今作の建築が、過去作よりも大規模であることも頷ける。 一方追い込まれていたとはいえ、「物量による制圧」をコンセプトに掲げるベイラムグループの全力出撃はMT50機程度。ゲーム的な表現と言えばそれまでだが、各ミッションにおいて展開される兵力は大抵これを大きく下回る規模となる。また、ベイラム、アーキバスともにどこかの誰かのせいで幹部搭乗員が次々と戦死していくがこれの補充もない。企業勢力が投入しうる資材および人的資源の総量には限界があったと考えるべきで、バスキュラープラントをはじめとした大規模建造物の建築は「かなり無理をしていた」可能性はありえるし、宇宙のエネルギー事情を一変させる大ビジネスともなればその価値は十分にあったことだろう。 ルビコン3における自然環境について 本作の舞台となる"辺境の惑星"で、「汚染され寒冷化した大地」である。〈ゲーム紹介トレイラー〉 砂漠、雪原、液体の海など環境は多岐に渡り、樹木なども生えている。〈作中ステージ随所〉寒冷化により凍結した土地が比較的多いが、これがコーラル汚染によるものか、他の要因なのかは不明。 熱帯雨林や草原のような自然豊かな土地は全く見られない。呼吸可能な大気には植物による光合成が必須であるはずだが、どこかに緑化した領域でもあるのだろうか?衛星軌道をぶっちぎる高度のバスキュラープラントや都市単位のグリッドを平然と建造運用できる恒星間文明の技術レベルであるため、植物に頼らず呼吸用大気を人工的に生成したり、気圧を制御したりする施設が作れるとも考えられる。 マップによっては地球のものと同じような針葉樹の森のようなものは確認できる。成長具合や時間的にアイビスの火を生き残ったものとも考えられるが、原生植物なのか、テラフォーミングなど何らかの用途で地球などの他星から持ち込まれた外来種なのかは不明。 屋外に乗用車や階段、ドアなどもついているので、人間が呼吸可能な大気成分、大気圧、1Gに近い重力がある様子。 海は広大だが、水没していたザイレムがほとんど錆びておらず、また藻類やフジツボのような付着性生物の痕跡も見られない。ザイレムが特殊な加工をされていた可能性もあるが、海水中のミネラル分や生物の気配がまるで無いと言える。 出自が明確になっていないミールワームを除き、動物や鳥や魚といった野生生物の存在も窺えない。これがもともと生物のいない惑星をテラフォーミングしたからなのか、アイビスの火で絶滅したのかは定かではない。ミールワームを原生生物と考えた場合は、昆虫レベルの生き物が出現する程度の生態系はあったことになるが…。 + 「コーラルにより自然環境が汚染された」説 「コーラルにより自然環境が汚染された」説これらの『枯れた環境』がコーラル汚染によるものだとすれば、肥沃な土壌を支える地衣類に致命的な影響があるのかもしれない。 コーラルは「ルビコン3の地中から湧出している」が、地球の地下には微生物や細菌による巨大な生物圏が存在しているとされる。地球の地表で誕生した生態系がこの地下生物圏の影響を大なり小なり受けているとすれば、地下で急激に増殖する(アイビスの火により惑星規模で燃えてから「たったの50年で」再度の破綻が起きるレベルまで回復している)コーラルという物質がルビコンの地表生態系にどれほどの破壊的影響を及ぼすかは言うまでもない。 更に言うとコーラルは生物を変異させる可能性が高い。ミールワームの異常な巨大化や自爆による攻撃を行う生態など、真っ当な進化とは言い難い特性から、生物の肉体に直截的な影響を及ぼすことは想像に難くない。 ともすれば「大事故」と表現され、本編に一切登場しない5、6世代強化人間はそういう変異を起こしたのかもしれない。 ルビコン3における生活・文化について 物語序盤では「汚染市街」と呼ばれる街を訪れることになる。現在は半ば水没し人も住んでいないようだが、団地のような集合住宅が数多く建てられ、かつての人口の多さを物語る。〈作中ステージ随所〉 言語や文化は地球由来のものが数多く移入されており、劇中に「ルビコン語」のような表現は見られない。画稿データを見る限り、服装や髪型もさほど奇抜なものには見えず、かなり地球文明と地続きになっている。六文銭みたいな勘違い異文化マニアもいたりするが、逆に言えば地球の古い異文化を愛でられるほどに情報の交流がある。 上記のようなテクノロジーがありながら、各種アーカイブを見ると現地の主な食糧はよりにもよってコーラルで育てたワーム。笑える兵器造る前に何とかすべき。〈アーカイブ「通信記録:ドーザーの妄言」、「文書データ:枯れゆく井戸」〉ミールワームの育成設備は封鎖されていた未踏領域マップにも存在するため、「アイビスの火」以前からルビコン3では工業的に家畜化されていて、災害後に仕方なく食べ始めたものではない事が判る。 品質はともかく、フィーカ(コーヒー)のような嗜好品を輸入するか合成し、部外者に振舞ってやる程度の余裕が画稿ログで描写されているため、少なくとも企業側は保存食や携帯軍用食ぐらいの食事を維持できている。オキーフが「味気ないレーションを食い、泥水のようなフィーカをすする、うんざりするが…それこそが人間だ」と食糧事情の悪さを例に出しているため、良い食い物に価値があるのは確かな様子。 ルビコニアン側は「ミールワームが育たないと子供が飢える」とあるように、自給率上のワームへの依存度が命に関わるレベルで高い。他に代替手段があればこのような事態にはならないため、食文化の問題で能動的にワー厶を選んでいるのではなく、農畜産による多様な食料生産が成り立っていない可能性が高い。 高層建造物グリッドに住み着いているドーザー連中は何を食っているのだろうか…。右側のインジケーターを見ると、グリッドなどの高度は大体3000~4000m位であると思われる。ルビコン3の大気圧が地球と近似しているとすれば、この程度の高度への定住はアンデス山脈などの実例があるので、高度が原因で食糧生産が不可能という事はなさそう。頻繁に地表面との移動を繰り返すなら高山病対策が必要になるが、少なくとも大気環境面で言えば、生身の人が定住することは不可能ではない。 + 「食料問題はもはや過酷な自然環境により解決しようがない」説 「食料問題はもはや過酷な自然環境により解決しようがない」説ドルマヤンの随想録でルビコン3が「痩せた大地」と表現されている。テラフォーミングと惑星規模の巨大建造物をもってしても、入植した人類の胃袋を支える「食料源」となる生態系がなければ人口を増やせないため栄えようがない。 これらの説を採る場合、恒星間文明を作り上げるレベルの世界でありながらルビコン3では屋内型の植物工場や合成タンパク質といった技術が実用化されていないか、有効利用されていない(できない)なんらかの理由が存在することになるが、明示的な情報は無い。 + 「食料配給が公平でない・食料工場が既に機能していない」説 「食料配給が公平でない・食料工場が既に機能していない」説様々な重工業施設がガンガン稼働し、少ないながらも樹木があるため、植物工場運営に必要なエネルギーや土壌資源が欠乏しているとは考えにくい。上記のコーヒーの描写から、少なくともアーキバスには嗜好品を扱う程度の余力がある。 情報ログには「企業がコーラルを掠め取る」からミールワームに供給できないとあり、単にエネルギーの争奪戦に負けているだけ、あるいはガリア多重ダムが攻撃されているように、企業側がライフラインを破壊しているため解放戦線が困窮しているという可能性もある。 アーマード・コア 本作における「アーマード・コア」 過去作でのACは戦場における最強の兵器という位置づけであることが多かったのだが、本作は少し様子が違う。あくまで多くの選択肢がある機動兵器の中の1つであり、4系のネクストのように兵器体系を根底から変えてしまった存在という訳ではないようだ。耐久性で遥かに劣るBAWS軽MTに乗った兵士ですら、多くはACが相手でも臆することなく迎撃に向かってくるし、4脚MT辺りを倒すだけでもかなり驚愕される。ランカーであるG4ヴォルタですら非AC戦力に撃墜されており、プレイヤー(621)や上位陣の一部が突出した強さを発揮しているだけの様子。二脚MTはゲームバランスの都合で弱くなっているだけで、実際にはもっと強いという解釈も存在する。一方で四脚MTはゲーム内でもAC並みの攻撃力や耐久性を備えている。もちろん機動力は劣るが。 同じ系統のパーツが一式で供給されているため、工業製品として見たACは「簡単にパーツ交換修理ができる高級量産型のМT」と同義である。そこに「パーツ交換でカスタムも可能」「ごく一握りのパイロットはカスタムがハマって大戦果を挙げている」ぐらいの立て付けになっている。 封鎖機構のように、一切ACを活用しない組織も存在する。彼らからすればACは「既存パーツの寄せ集め」であるようで、この発言が本作におけるACの立ち位置を如実に表している。規格が同じというだけでコンセプトやスペックにも差があるパーツを組み合わせたACと所詮民間人に過ぎない独立傭兵より、最初から一式セットで設計された完成度の高いLC/HC機体+正規の訓練+高性能AIのバックアップを受けた封鎖機構の戦力の方が優れている、と考えるのは当然と言える。問題はパーツの組み合わせやパイロットの技量が噛み合うと、尋常ではない戦果を上げてくることなのだが。 「映像記録:部品性能試験」によれば、ACが無人機の時代を終わらせたらしい。AI制御のACも多数存在するが、エース級の有人機よりも格が落ちる存在であるようだ。現に一線級のパーツばかりのヴェスパー部隊のコピー無人機はウォルターとカーラの二人相手に相当数が撃破されているらしき描写がある。V.Ⅰフロイト相手だとチャティが一瞬で撃破されるなど、有人機の優位性は各所で描写されている。 いくつかのパーツの説明文では、ACの設計思想の中心に「コア理論」というものがあることが見て取れる。ハンドガン「HG-003 COQUILLETT」の説明によればコア理論から派生する戦闘スタイルは近接至上主義であり、本作においてスナイパーライフル等にカテゴライズされる遠距離武器パーツが登場しないことや、長距離型FCS「VE-21A」がコア理論に対する揺り戻し=AC以前の時代の戦闘スタイルであるとみなされていることからもそれが窺える。旧式フレームであるBASHOの腕パーツは飛び抜けて格闘適正が高いため、コア理論で言う「近接戦闘」が銃撃よりさらに内側に踏み込んでの格闘だったことや、世代を経るにつれてそれが緩和され銃撃とバランスを取る方向に調整されていった事がうかがえる。近接至上主義からコア理論が生まれたのではなくコア理論から派生する、つまりコア理論に基づいて作られた兵器であるACを活用した戦い方が近接至上主義であると考えられる。すなわちコア理論の軸となるものは「コアを中心にパーツを組み替える兵器としたことで実現可能になった何か」あるいは「何かを実現するために、新兵器はコアを中心としてパーツを組み替える機動兵器という形態をとった」という思想ではないだろうか。 上記「コア理論」と関連にあると思われるのがACS(姿勢制御システム、Attitude Control System)の存在である。AC以外にも作業用のMTや、ACとは規格が異なる封鎖機構のLC/HC機体、果ては技研製の各種C兵器まで、作中で登場するほぼ全てのメカに搭載されていることから、機体を動かす際には殆ど必須レベルの基盤技術の一種と考えられる。「衝撃」「負荷限界」「直撃」といった作中の用語から推測するに、外部からの衝撃に対してシステムが自動で機体の入射角を調整することでダメージを「弾く・いなす」ような仕組みだと考えられる。スタッガーに関しては、短時間で大量の衝撃が加わることで制御処理が追い付かず、システムが一時的にフリーズしてしまう…といった所だろうか。中々致命的な欠陥を孕んでいるように思えるが、「軽量さと高防御の両立」が叶うと考えれば、軍事的にはそのような弱点を考慮してなお喉から手が出るものだろう。戦略レベルの話に限定しても、軽ければ戦地への移動と輸送の手間やコストを減らせるし、燃費も良くなる。また、足回りへの負担が軽減されて整備の手間が減り、野戦的な修理も行いやすくなるなど莫大なメリットがある。 ACSが正常に作動している間はほとんどの射撃が有効打にならず、これを破るには絶え間なく負荷を与え続け、更にスタッガー中にも追撃を行う必要がある。ACSの普及により狙撃戦術の優位性が薄れ(単発高衝撃の射撃だけでは、スタッガーさせる事はできても追撃ができない)、そこから「接近戦に持ち込み、手数を活かした継続的な火力投射を加える」コア理論が生まれた…と考えることはできないだろうか。 「組み換えが出来る」「ハードポイントに様々なものをつけられる」という要素から、戦闘ではなく作業や調査に用いられる事もあるようだ。621が密航時に乗り込んでいた初期機体「LOADER4」は各パーツのフレーバーテキストを見るに「惑星探査用のAC」で、ブルートゥのミルクトゥースのベースになった「WRECKER」はフレーバーにて「土建や工事用AC」が元である事を示唆している。RaDが開発・改造しているパーツは一部の戦闘用ワンオフを除けば作業用がメインらしく、逆関節脚部「SPRING CHICKEN」もその軽快な跳躍力と余裕のある積載量を活かした輸送機として使う事を本来の目的としているようだ。 PVや作中ムービーでも背中にコンテナを背負い、ゴミ漁りをするACの姿が見られる。頑丈な四肢と色々なものを掴めるマニピュレータを持つACは、戦闘以外にも活用されているのかもしれない。 過去作でも、ある特定分野に特化したタイプのMTに性能で凌駕されたり圧倒的な物量の前には苦戦を強いられる場面がありあくまでも絶対的な兵器ではないという描写はあった。AC6の世界観では更にそのような戦法が煮詰まって既にACの持つアドバンテージはコア機能による汎用性くらいなのかもしれない。ただし、機動性に関しては作中に登場する兵器の中でも総合的に見てかなり高い部類に族する。見てくれだけなら陸戦用としか思えない機動兵器が時速300km以上の速度で、しかも追加装備も無しに空中を巡航するような真似は、封鎖機構の運用する機動兵器を除けばACくらいにしか出来ない事である。この辺が、ACがMTに淘汰されず残っている理由の一つかもしれない。このアドバンテージを活かすとすれば、例えば「小規模精鋭部隊による敵重要拠点・施設・後方部隊への奇襲攻撃」などはACの得意分野だろう。現実世界では空挺部隊やゲリラコマンドなどといった軽歩兵部隊が主に担当する任務だが、AC6の世界ではそれがより大規模な形で実行できていると考えられる。ゲーム中でも何度かそのような作戦が実行されている事もそれを補強する。 ACシリーズでは珍しく、「宇宙空間での運用」を前提にしたパーツが存在する。過去作 (初代・2) にも宇宙ステーションの開口部で活動するミッションや月面らしき対戦ステージは存在するため、環境適応という意味でACは宇宙対応だったのだが、設定と設計段階で触れられたのは初めてである。もっとも、「大気圏外運用も視野に入れた設計」は技研の試作ブースターIB-C03Bだけが言及される特徴であり、他のAC用ブースターは大気圏内で使う前提ということである。初期機体が「惑星表面探査用」だったり、シュナイダーACが空力を重視していたり、アーキバス重二脚がホバー走行だったりするため、基本的には大気圏内・重力下用の兵器として作られている。 条件によって差が出るが、宇宙空間とは「自重を支える揚力が得られないほど空気が薄い」高度のことで、そこに設定されるのがAC6のブリーフィング中にも出てくる「カーマンライン」である。元から揚力をガン無視して飛んでいるACやザイレムなどにとって厳密な意味のある条件ではないが、「レイヴンの翼」について何度も言及される今作の重要な分岐点は「翼で飛べなくなる境界線」を舞台にすることになる。 ストーリーおよびゲーム性上の都合と言えばそれまでだが、企業勢力が保有ACを全て単一の作戦に出撃させることは作中ない。それどころか、ベイラムによる総攻撃を迎撃する、という超重要ミッションと思われる事態においてもアーキバスはAC単機でこれに対処しようとする。ACの整備および維持の負担はかなり大きく、巨大な組織体力を持つ企業勢力であっても、せいぜい3機程度のACを出してしまえばそれで全力出撃、ということになるのであろう。 + 余談 ACは凄い汎用性を持つ兵器だが、現実世界の軍事兵器開発においても、汎用性を持たせようとする→器用貧乏になるので諦めて特化型兵器を何種類も作る→製造ラインや整備やパイロット訓練が複雑化→技術が進歩して汎用兵器が作れるようになり統合…というパターンは様々な分野で起きてきた事である。例えば戦闘機の汎用化(マルチロール化)は、飛行機本体の性能が増してさまざまな物を積めるようになり、爆撃用の爆弾と空戦用のミサイルを積み替えられるようになったことで達成されたし、同じ車体をベースに戦闘装甲車、輸送車、ミサイル車に「アセンブル」できる車両などもある。武器も脚も腕もFCSも規格品として取り替えられるACは、この汎用思想を段違いの技術レベルで、さらに幅広く実現した存在である。 こうした現実世界の兵器とACの違いは、兵器のユーザーが独立傭兵及び、独立傭兵と同等の戦闘任務を実施する企業陣営のACパイロット達であるという点だろう。オーダメイドほど複雑高価ではないが、それに近いカスタマイズができる点が、封鎖機構のように完全規格化された反面機種の多い兵器群との差別化点となっている。その封鎖機構ですら、МTを組み込めるカタフラクトを作るなど汎用性を軽視している訳では無い。技量や特性の異なる個人が、各々の得意な戦闘スタイルやミッションに求められるニーズに合わせてパーツを組み替えられるという個性は、兵器としての遂行能力を「個人に適合させられる」というACの優位性と言える。人間が兵器に合わせるのではなく、兵器を人間に合わせられるというアドバンテージを活かそうという思想は、アプローチの仕方こそ違うもののAC6における星外企業製AC・ルビコニアン製ACそれぞれに見られる。というか、一部でもパーツを変えてしまえばそれは最早別の機体になるのと同じであり、まして「ミッションに応じて武器やフレームパーツや内装を次々換装」などという真似は並の人間には到底不可能なのは想像に難くない。なので、恐らくメインは「個人のパイロット適正に合致した特化機を容易に作り出せる」という点なのだろう。(一応、フレームや内装が全くの別物に乗り換える例はラスティと(AMと一体になった)イグアスで見られるほか、ペイターとスネイルは封鎖機構からの鹵獲機体を運用しているが、それらに関しては劇中の時間軸を鑑みると「慣らし」をするだけの時間を十分捻出できた可能性が高い。) 「生死が自身の操縦1つに懸かっているので、独立傭兵にとってはACは手足同然でなくてはならない(意訳)」というゲーム中に見られる文言からして、ACはアセンブルによる拡張性こそが扱う側にとって最重要事項なのだと捉える事も出来る。であれば、汎用性という特徴は「人が扱う為に人の形を取る兵器」を追及する内に自然に獲得した副産物、という見方も出来るかもしれない。 更に言えば、維持費云々に関しても独立傭兵ならば個人負担なので、欲張りなパラメータのパーツやニーズがニッチなパーツ等も研究開発しやすく、そしてそれはAC関連の技術進歩のペースを早める事にも繋がるだろう。優秀な個人であればパーツの開発や販売を手がける企業にとって重要な顧客となりうるし、機体を維持・グレードアップさせられなければ自然淘汰されるだけである。 また、現実の特殊部隊ではコスパを度外視した特殊装備が支給されていたり、装備選択に関して隊員に比較的大きな裁量が与えられていたりする。ゲーム中に登場する企業所属のAC部隊は基本的に精鋭部隊と位置付けられているものばかりな為、恐らくはそうした方向の需要も見込んでいるのだろう。 そう考えると、アーマード・コアの世界では、企業的にはACパーツで一定以上のシェアを獲得する事が自動的に儲かる仕組みを作るために重要であるとも言える。パーツが売れれば利益が上がり、高性能なACを駆る傭兵が増えれば、それらを雇って企業間の武力競争でも優位に立てる。そういう意味でもACという兵器と傭兵という職業は切っても切れない関係と言えよう。企業専属のAC部隊等は、現在はともかくその発足自体は案外「企業と専属契約した元独立傭兵による部隊」だったりしたのかもしれない。 作中においてはレッドガンが構成員は現地調達・現場の指揮官に採用権限が持たされており、雰囲気はたたき上げの軍隊風だが正規軍における堅苦しさや融通の利かなさは関じられないので、正にそういった経緯で出来上がった部隊の一つではないだろうか。 本作における「強化人間」 大きく分けて2種類が存在し、第1~第6世代がコーラル技術によるもの、第7~第10世代がコーラル代替技術によるものである。その区分けは脳深部にコーラル管理デバイスを埋め込むか否かだと思われる。 機体との神経接続という言及がある事、STVの画稿からV.VI メーテルリンクと思われる人物の腰部に接続端子がある事から、過去作の強化人間と同じく機体と人体の知覚神経の接続をおこなっているようである。 強化手術の成功率は「実験」と呼ばれるほど劣悪だが、実験を積み重ねるほどに成功率は高まるため、安全性を確保したうえで何度も再手術を繰り返す者も、中にはいる。 「青少年の健全育成」を理由に7年間レッドガンで過ごしたイグアスが第4世代強化手術を受けているので、旧世代型の手術を受けているから老兵、というわけでもないらしい。何らかの目的あるいは理由から、あえて旧世代型の手術が行われることもあるのだろう。 コーラル代替技術を用いた第7世代以降の手術を受けていると作中で明言されているのはアーキバス所属のパイロットのみである。後述する第5・第6世代に関する考察が前提となるが、第7世代以降の手術は企業のような資本力・技術力のある組織でなければ施術出来ず、それ以外の場所で一定の成功率と成果が見込めるのが第4世代だったという可能性はないだろうか。 新世代の手術を受けているのはアーキバス系パイロットばかりで、スネイルのアリーナ解説には、彼の強化手術を新世代にアップデートするため多くの強化人間を犠牲にしたという記述がある。ここから、新型の強化手術は実験を繰り返したアーキバス系企業の独占技術で、競合のベイラムには供与されていないとも考えられる。 「再手術をして普通の生活に戻る」ことも不可能ではないようだが、どういった施術なのかは不明。 V.III オキーフは、再手術で強化世代を更新し、脳内に焼き付いたコーラルを取り除いたという。つまりコーラル使用型の機器などを取り外したり置き換えたりすることは可能な模様。おそらく旧世代型の強化人間にはよく見られる「幻聴」などの症状もなくなるのだろう。不安定化した人格なども緩和できるのかは明確でない。 強化世代の更新とは別口の、完全に強化人間としての能力を除去して悪影響を解消する手術が存在するという可能性もある。ウォルターが621に向けた「普通の人生」を送ってほしいという願いを思えば、こちらなのかもしれないが…真偽は不明である。 ナガイ教授の口述筆記によると第一助手はCパルスで人間の知覚を増幅することに執心していたようだ。これが強化人間の発端であろう。 ストーリートレーラーでハンドラーウォルターが621を起動する際、621の首元からは、赤い液体が流れているチューブと複数の柔らかい光ファイバーのような外見ものが抜け出ている。第4世代の時点でも脳や神経に機械を埋め込む外科的処置と考えられ、第1世代の成功率が10%と言われるのも無理はない。 物語のオープニングや、「賽は投げられた」ルートで休眠していた621を覚醒する際、「脳深部コーラル管理デバイス」を起動させていた。これだけでも脳に異物を埋め込むという、星間航行も行える時代にありながら困難を極める手術であることは明白であり、スウィンバーンなどが成否の知れない手術で猜疑に満ちた矮小な性格に歪んだとなっても仕方のないものだったとわかる。 この「脳深部コーラル管理デバイス」を埋め込む旧世代強化人間だったからこそ、Cパルス変異波形と交信が行えたとも考えられるが、帥父ドルマヤンは作中に特に強化人間であるという描写が無いにもかかわらず、セリアとの交信を成功させている。コーラルを過剰に摂取すればいいという話であれば、コーラルを常用するルビコニアンやドーザーたちも交信が行えているはずだが、そうした描写はない。 621やドルマヤンは特に耐性が高く彼らほど多量摂取できた人間が他にいない、変異波形との相性など、単なる過剰摂取以外になにか条件があるとも考えられるが、明らかになっていない。 「脳みそパチパチ弾けて幸せだぜ」とあるように、コーラルドラッグには酩酊効果があるため、第三者にはヤク中による妄想なのかコーラル変異波形との交信が行えているかは判断できない。強化人間に関しても感情喪失や人格の不安定化、耳鳴りなどの諸問題が起こるため、過去に交信した者がいても発見・認定されてこなかったという可能性もある。 第1世代強化人間の生き残りであるスッラは「アイビスの火が起きる前から」ルビコン星系周辺で活動していたとされ、おそらくは技研によるコーラルを使った強化手術の最初期成功例。 坑道調査ミッションでエアも技研のデータに接触した際、強化人間がコーラル技術の産物であることを仄めかしている。つまりは技研の「山のように生み出された狂った成果」によって強化人間技術は発展しており、ウォルターが621、というより強化人間に入れ込む要因の一つになっていると思われる。 V.V ホーキンスのアリーナ紹介文に「狭間の世代で起きた凄惨な事故」という記載があり、第5・第6世代の強化人間技術には何らかの問題があった可能性がある。もしそうならオールマインドの特別な強化人間リストになぜか条件の内にあるであろう第5、6世代の提示がない(同時に該当人物もいない)のにもなんとなく説明がつくかもしれない。 コーラル仕様強化人間は「Cパルスによる(おそらく脳神経細胞の)知覚増強」が基礎技術なので、アイビスの火以降はコーラル抜きで脳細胞を刺激して機能増強するような手法が模索されたと思われる。人権などガン無視で利益追求するメガコーポが開発してる以上、ヤバい薬物とか後遺症が残るような処置などが多用され大量の犠牲を出してコーラル代替技術が確立した可能性は高い。 コーラル コーラルとは何か ルビコン3で見つかった新物質。本作を考察する上で決して欠かせない存在だが、何かと謎の多い物質。なにより、粒子状の赤い光をはじめ、水面にうっすらと浮かびながら淡く赤い光を放つ液体・液体を撒いたかのように飛び散る炎といった不定形な物体として描写されているものの、物質の三態としては具体的にどのような形態なのかも判然としない。 企業が取り合うほどのエネルギー物質であり、情報導体でもあり、なんらかの汚染性を持ち、鳥や魚のように群れる性質を持ち、向精神薬となる性質を持ち、情報機器類に干渉し、ミールワームを育み、ニューロンのように経験を記憶として蓄積でき、知性と意思を持って人と交信し、星系を焼き尽くすほどに燃えたりもする。あまりにも要素を詰め込みすぎている存在である。 コーラルの汚染とはどういった物なのか説明はないが、ゲーム紹介トレーラーによると寒冷化が起こっているようである。ウォルターはコーラルが宇宙へと爆発的に拡散することを「汚染」と表現する他、撃破したアイスワームがコーラルを漏洩しながら崩れ落ちる際に「爆発の余波が周囲を汚染する」と明確に汚染源として扱っているため、汚染の危険性を確信しうる情報は持っている模様。 アイスワーム初出現時に遠隔分析したエアも「コーラル反応が高いので有人ではありえない」と言っている。つまり、コーラルは濃度が高い、あるいは強く活性化した状態だと人間には耐えられないほどの悪影響を起こすと、他ならぬコーラルそのものであるエアが判断している。閾値はともかく有毒物質として扱うべき物なのはほぼ確定だが、その閾値がどのぐらいかと、短期的な影響と長期的な影響といった具体的な描写はない。 過去作でも「世界が汚染され地下に避難」「コジマ汚染で余命わずか」といった話はあったが、具体的な毒性は示されてこなかった。それは今作も同様。 寒冷化に関してはアイビスの火によって殆どが燃え、灰が巻き上がった為に起きたと考えることもできる。しかし、アナウンストレーラーを見るとそれ以前からグリッドの様な高層物がひしめいており、元から地上付近は生活に適さない環境だったか、別の目的であった可能性もある。地球型大気なら高度が上がるとともに気温は低下するため、「寒さを避けるため高空に逃れた」という訳ではないだろう。 ナガイ教授の遺した記録によれぼ、コーラル個体群密度によって増殖速度が変動し、「真空状態など」が密度を最大化させやすいとしている。コーラルがタンクから漏れるといった事故が一件も起きなかったとは考えづらい。惑星外に移送中に僅かでも漏れ出たら爆発的な増殖を引き起こすという訳ではなく、何らかの条件があるようだ。 一般に個体群とは生態・遺伝の面で「同種の生物で、一定の範囲内に住んでいる状態」かつ「他の個体群と分かれている」状態のものを指す。例えば同種のワタリガラスで「島Aに住む群れ」と「島Bに住む群れ」に交流が無い場合、「島A個体群」と「島B個体群」に分けて扱われ、個体群が多いほど遺伝的多様性が高い場合が多い。これに倣うなら、コーラルは「なんらかの条件でひとくくりにできる群れで共有される個性」があり、その密度が増殖性を左右すると考えられる。ナガイのログでは密度の「増大」を注視しているため、複数の個体群が近い場所に集まるほど増えやすく、空気分子などが集結の邪魔になるのだと思われる。一方で、リリース関連におけるバスキュラープラントへの一極集中、トリガー役の存在、「母集団から離れたものは切り捨てるしかない」というオールマインドの言からは、大量に集めてから同一個体群に統合するのが条件とも取れる。 増殖からの破綻に関わるのが「多数個体群による増大」で、増大からの相変異を経てリリースに必要なのが「単一個体群への統合」であれば矛盾はしないが、このあたりは明確ではない。 621はウォッチポイントで「致死量に近いコーラル」に暴露しているが、何がどう作用して「致死的」になるのかは不明であり、それに621がどうやって持ちこたえたのかも不明。ムービーに入った際のエアの呼びかけで「意識の散逸」前に踏み留まったことが重要だったなら、「ドラッグになりうる物質」の過剰摂取が意識をコーラル群に散逸させてしまうことそのものが「コーラルの汚染性や致死性」なのかもしれない。ACは宇宙空間や汚染地域で平然と活動できるかなり強固なコクピット与圧機能を持っており、爆発的に吹き出したコーラルがどうやって機体を損傷せず621の体にだけ「浴びせられた」のかはかなりの謎である。 621はエンゲブレト坑道でも励起コーラルの爆発的噴出に巻き込まれているが、なぜかこの時はエアですら「装甲を侵食するから奔流には触れるな」と、機体が直接破壊されることを心配するのみである。より間近で噴出に飲まれたはずのウォッチポイントでは機体より621自身のほうが危険な状態に陥っており、やはり謎が残る。 ウォッチポイント・デルタの一件は、621が「ACの機体と情報的にリンクしている」強化人間であるからこそ、情報導体のコーラルを浴びた機体を通して中の人の意識そのものが惑星規模のコーラル情報ネットワークに希釈拡散されてしまう、という強化人間限定の事例だったとも考えられる。その後はエアが常時ファイアーウォールよろしく621の意識拡散を防いでいたのであれば坑道や集積コーラルでは問題が起きなかったことも説明できる。ただし、強化人間が大量のコーラルに接触した時に同様の事態が起きた例が作中では存在しない。ウォッチポイントで621を下したスッラも逆流に巻き込まれて意識喪失の憂き目に遭っていたのかもしれないが、それはプレイヤーには確認できない事象である。 エンゲブレト坑道の場合、励起したコーラルでダメージを受けるのは、コーラル系武器と同様に指向性のエネルギーの奔流となって坑道内に吹き荒れた可能性がある。この場合、奔流の直撃を受ければ一瞬で機体が破壊されるし、奔流の余波などでACや封鎖機構がダメージを受け続ける反面、坑道内の設備に極端な破壊がなかった(特に坑道の脇道にある設備は無傷に近い)という説明にもなる。 いくつかの場面や記録で「共振」なる現象が発生しており、劇中ではアイビスシリーズが周辺環境(集積コーラル)からエネルギーを得て再起動したり、リリース可能な状況が整ったバスキュラープラント内のコーラルがこの現象を起こしていた。振動とは波のことだが、この場合はCパルス変異波形が媒質であるコーラルに作用して起きる現象をひっくるめて共振と表現しているのかもしれない。 + 余談 コーラルがドラッグとして作用する理由については具体的に説明されていないが、コーラルを利用した機器が強化人間の開発に用いられたこと、情報導体にも使えるという設定から、コーラルは人間の神経パルス≒意識を体の外部の電子機械などと翻訳・橋渡しするような効果がある模様。これをドーザーのように生でイッてしまうと意識が電子機器ではなく空気中のコーラル群知能と接続され、人間とは異なる意識に溶け込む事で感覚や意識がトリップ状態に陥るのではないかと推測する向きもある。コーラル群の中を神経パルス電流のようなものが走っている光景もこの推測の根拠に挙げられる。「声」や群知能や思考を持つに至るコーラルを「ひとつの巨大神経回路=脳」と見立てた場合、コーラル摂取によってそこへ自分の神経回路を接続した人間が記憶情報や思考力や身体感覚をブーストされるような体験をしたり、自分自身が大きくなったような感覚を得るのが向精神薬物質としてのコーラルなのかもしれない。 これが行き過ぎて「巨大回路の一部」として取り込まれたり、接続したまま戻ってこられなくなるのが621の体験しかけた「意識の散逸」なのだろうか。 コーラルドラッグの服用方法や効果は定かではないが、とあるミッションでエアは「ドーザーたちがコーラル酔いで遅刻するのではないか」と心配していた。摂取すると酩酊に似た効果があるのかもしれない。 散逸した人間の意識がその後どうなるかは謎だが、断片的な情報として回路内に残るなら、それもコーラル群の記憶や声になり、エアら変異波形のありように多少なりとも影響を与えたのかもしれない。 動力としてのコーラル コーラル内燃型ジェネレーターは「コーラルを燃焼させてエネルギーを得ている」と説明はあるが、膨張や爆発を内燃機関のように物理動力に変換しているのか、核電池やMHD発電のようにコーラル燃焼から生じたもので直接エネルギーが得られるのかは不明。補給に関しても謎で、増殖を利用するなど何らかの回復手段があるのか、作戦後に充填しているかは明確ではない。 ジェネレーターの説明では「生体物質としてのコーラルの特性を利用したものであり、限界まで燃焼することで急激に回復する」という記述がある。「密度が低い場所では急増殖する」というコーラルの性質から、燃やし切って密度の下がったジェネレーター内でコーラルが急激に再増殖しているようにも取れるが、だとしたら何だか酷い事をしているものである。 C兵器についてもコーラルを動力としているという言及があるが、シースパイダーのように動力源にしているものと、アイビスのように動力も伝達系もコーラルで作動しているものがある。コーラルジェネレーターは激しく破壊されると赤い火球を生じる爆発を起こすが、その規模は他種のジェネレーターより大きい。 強化人間の項目でも触れている通り、コーラルは兵器の制御にも利用できる。コーラルは機械にも人体にも利用でき、その間を繋ぐような存在としても描かれている。 兵器としての直接利用については、赤いビームとして発射し目標にぶつけるという用法になっている。こうしたコーラル兵器は衝撃残留値が高いという独特の性質を持つ。 坑道調査ミッションでは「励起したコーラルはACの装甲を侵食する」と言われるため、これらの兵器も励起コーラルを叩きつけて装甲を溶かしたり削ったりしているのだと思われる。 コーラルオシレーターなどの説明によると「コーラルの群知能にEN干渉」して光波やビームとして撃ち出しているらしい。オシレーターとは発振機能のある素子や神経の事であるため、要はコーラル群に対してエネルギーを加え、「光波になれ」「ビームになって飛んでいけ」という命令を与えているようだ。飛ばしたその都度コーラルが消費されているのか、命中後に大気中に散っていくのかは明確ではない。 無尽蔵のエネルギー ミッション「カーマンライン突破」では、高空に浮遊しているコーラルのおかげでエネルギー供給が無限になると述べられる。 コーラルジェネレーター装備でなくても発生するため、大気と一緒にコーラルを吸入してアサルトブーストの燃料にしているということだろうか? 燃料はともかくノズル他の冷却はどうなってんだろう よく見るとこのミッションでは、画面の両サイドにソースコードのようなものが流れるエフェクトが入る。これはミッション「坑道破壊工作」にてコーラルの逆流現象が発生した時にも適用されており、逆流現象の発生中はAPが減り続ける代わりにEN供給が大幅に上がるという現象が起きている。 これらは恐らく同様の現象であり、大気中のコーラルが何らかの形でACに影響を与えているものと思われる。コーラルは情報導体特性から機器類に干渉するとエアからも語られており、実際に停止していたACの残骸などが起動して情報ログを抽出するにまで至っている。 とても単純な考え方をするのであれば、動かなかった機械を動かしてしまうコーラルは、動いている機械ならさらに動かしてしまうとも言える。ソースコードの表示がACのCPU部分にまで影響を与えているという表現であれば、その範囲は動力系統だけに限らないだろう。 実際、Cルートエンドでは、安元ボイスのCPUではなくエアが「戦闘モード、起動」と発言して終わる。周囲にある擱座したACが次々に立ち上がる様子も含めて、ACのCPUに慣れたコーラルたちが、手始めにACの制御を乗っ取って立ち上がり始める(コア動力等はコーラルが代替)形で終わる。エネルギーであり、数式データにもなる、様々なものに代替可能な柔軟なエネルギー情報生命体が、コーラルの正体なのかもしれない 活性と不活性 作中においてコーラルは「活性コーラル」と「不活性コーラル」に区分けされている。地表に見られるコーラルには活性化したものと不活性なものに区別され、不活性コーラルは「アイビスの火がもたらした余燼」とも表現されている。観測データのログによれば、その比率はベリウス地方でも中央氷原でも不活性が8割で、活性は2割と少ない。 エネルギーなどに利用可能な「燃やせる」状態のコーラルが活性であり、「燃え終わった」不活性なものは利用価値がないか、利用するには効率が悪いのだと思われる。汚染に関しても、活性と不活性で何か差があるのかもしれない。燃やしてしまえば良いという結論からすれば、燃やす前の活性コーラルが有害であり、それが宇宙に拡散増殖するとマズいという事だろう。 ルビコンの大気圏上層に拡散しているコーラル(海越えで見えている赤い層)は大半が不活性コーラルだと考えられるが、その中にも「コーラル達の声」が存在しているらしい。 不活性コーラルの結晶ミッション「未踏領域探査」では、レーザー障壁にて阻まれていた洞穴のさらに奥に進むことになるのだが、その周囲の壁面には暗い紫色の奇妙な結晶が生えている。ここでのウォルターの発言曰く、これは不活性コーラルの結晶であるようだ。「…それが気になるか? 不活性化したコーラルに害はない …死んだ人間と同じだ」 基本的にコーラルが、液体の水や空気中の粒子として表現されることを考えると異質な姿である。不活性化したコーラルは全てこのように結晶化するのだろうか。また作中で確認するに、不活性コーラルの結晶はACと比較できる程度には巨大である。どれだけの量が集まればそれほどの大きさの結晶になるのか。 そんな不活性化したコーラルの結晶だが、作中ではこの洞穴と技研都市でしか確認されていない。仮にコーラルが燃焼を経て結晶化するのであれば、アイビスの火を経験したルビコンの各地で存在しているはずである。特にべリウス地方と中央氷原ではその8割が不活性コーラルと明言されている。氷原のコーラルの総量がどれほどかにもよるが、結晶はどこにも見当たらないため、目に見えるサイズで固まるには何かしら条件が必要な可能性もある。 Cパルス変異波形 作中のエアやセリアのようにコーラルの情報伝達物質の特性から粒子間に生まれるパルス群が個を形成し人格のようなものを持った存在。それ故に、脳内にコーラル制御装置が埋め込まれた旧世代型強化人間や、コーラルを直接体内に摂取しているドーザーなど、脳がコーラルに汚染されている人間でないと知覚すらできない。ただしドーザーの中でCパルス変異波形との交信を明言しているのはドルマヤンのみ。旧型強化人間も誰しもが交信できるとは言えないようだ。 信号であるからか電子的な観測は可能なようで、ナガイ教授やオールマインドなどに観測されている。ただし、コーラルを取り込んでいないナガイ教授やオールマインドは観測はできていても当然知覚・交信はできていないはずであり、Cパルス変異波形が具体的にどういったものであると考えていたかまでは不明 エアが長い間誰も自分を知覚できなかったと言う事から昨日今日生まれた存在でないのは確かだが、それがどの程度昔なのか、人類がルビコン3に入植する以前から存在しているのかは定かではない エアは他のCパルス変異波形の存在について言及せず、交信を行っている様子も無いが、空気中のコーラル群を指して「彼らの声が」と言っている。このため、他のコーラルが発する信号を「見る」ことは日常的に行っている様子。 ただし、それらの「声」がエアと同レベルに高度な知性やヒトに近い人格を得ている「他の変異波形」という意味なのか、変異波形ではあるがエアほど複雑化していない状態なのか、生存欲求や群知能といった本能的レベルのものとして発せられる信号をエアが見守っているという形なのかは定かではない。エアは自分以外の自我を持つ変異波形について全く言及せず様々な行動を起こしているので、彼女やセリアはかなり特殊な存在なのかもしれない。 技研都市廃墟において「集積コーラルを防衛していたアイビスシリーズCEL240」にエアは「コーラルを守る意思」を感じ取っている。そもそも半世紀前のアイビスの火でアイビスシリーズはナガイ教授の手で「コーラルを燃やす」よう指令を受けていたはずなので、このCEL240は災害の後にコーラルによって制御を乗っ取られて防衛にあたっていた可能性が高い。逆に言えば、機動兵器を操れるレベルのコーラルでさえ「意思を感じさせる」程度で、エアと直接のコミュニケーションを取らないか、取れない、あるいは言語を持つ思考レベルに至っていないという事である。 ナガイ教授の筆記において、コーラルの異常増殖が始まったアイビスの火前後において変異波形発生の兆候を観測していることから、この時に誕生した可能性もある。これだとエアは50年ほどの時間を経験していることになるが、段階的な知的・精神的成長を経て今に至るのか、コーラルの神経的なネットワークからあるていど人格が完成した状態で発生したのかなどは定かではない。 エアがあまりにも人間のように振る舞う点や、アイビスの火以前に第一助手がCパルスを用いた強化人間の研究を行っていた点、助手の妻が何らかの研究の犠牲になったらしき情報などから、変異波形の発生に人間の活動が関連している、人間を模倣していると想像するプレイヤーもいる。 その主体がコーラル粒子と波形パターンどちらにあるのかは不明。コーラルの中にエアをエアという個たらしめる粒子群が存在し、それらが失われるとエアという存在も死ぬのか、波形パターンというデータすら保たれていればコーラルがあればどこにでもエアは存在できるのか セリアの言葉や賽は投げられたルートを見る限りでは後者の可能性が高いが、逆にレイヴンの火ルートにて撃破されたエアの様子は「死」を感じさせるものである ほぼ電気信号そのものな存在である事から電子機器を解析する能力に長けているが、かといって好き勝手に機械の中に入り込んで操作するなどはできないようだ。それができるのであれば人類との「交信」を待つ必要などなくコンピューターを通してコンタクトを取ったり、敵対するACや袂を分かった621などを電子的に攻撃できるだろう。例外としてコーラルジェネレーターを利用した兵器ならば彼女も操作が可能で、オールマインド戦ではエフェメラを繰り馳せ参じた。 おそらくだが作中のエアは621に強化手術で埋め込まれた電子インターフェースを通して機器類にアクセスしていると思われる。ミッション中の隔壁解放なども621が直接制御端末にアクセスしないと行えないのもその為だろう。なので作中エアが持ってくるルビコン解放戦線からの依頼も、相手側からすると621が自分で営業をかけてきたようにしか見えない可能性がある。 終盤でエアが単独で封鎖機構や技研の機器にアクセスしているシーンが出てくるが、コーラルの伝達物質としての性質を利用した動力部分を直接操っているか、そこから電子部分に侵入してハッキングしていると思われる。 上記のように解放戦線と依頼の連絡を持ったりネットワーク上にメッセージをバラ撒いたりと、非コーラル系の一般機器を操作して人間とやり取りすることは普通に行っているため、この辺りはやや矛盾した描写となっている。 「賽は投げられた」ルートでは、オールマインドに統合されて、機体を「別の身体」扱いで取り替えるなど情報体のような行動を取るイグアスが耳鳴り=変異波形による交信の不完全受信を訴えている。肉体を放棄せずコーラル交信用のアンテナとして残してあるのかもしれないが、そうでないとしたら変異波形との交信に必要な脳内コーラル自体が物理的に存在しないはずなので謎。 ナガイ教授の口述筆記(1)の「重要なのは密度効果による『相変異』の兆候を見逃さないことだ」と、口述筆記(5)の「変異波形発生の兆候も見られる」の記述は、実は同じものを指しているのではないだろうか?つまり、コーラルが増殖する→コーラル総量が一定規模を超えると密度の増加により「相変異」を起こす→相変異で形質変異したCパルス「変異」波形は人類と交信可能な知能を持つようになる→「コーラルの声を見た」連中が増えだしたらコーラルの総量がヤベえ段階に来てるぞ、そこから破綻まで秒読みだから観測し続けろ、最悪の場合は燃やせ、ということだったりするのでは。 こう考えると、観測データ:変異波形反応の「変異波形反応を確認 やはり生じています」は、アイビスの火で大量焼失したコーラル総量が半世紀の増殖で戻り、相変異によって変異波形(エア)が生まれている。今ならリリース計画実行できるわー、スッラ差し向けるわー、なのではなかろうか。うきうきオールマインドちゃん ミッション「ザイレム撃墜」で、エアの声を直接確認したハンドラー・ウォルターが「火種を見つけた」と表現していること、また序盤のウォルターとカーラの通信での「それより コーラルをさっさと見つけた方がいい 『友人』たちが危惧していたとおりさ 封鎖機構の相手ばかりしてると ことによっては間に合わなくなるよ」という発言の意図も「コーラルが相変異を起こすとCパルス変異波形が出現し、変異波形が存在しているのであれば破綻は目前」という認識をオーバーシアーがナガイ教授から引き継ぎ共有していたと解釈すれば腑に落ちる。本業が技術者のカーラがなぜドーザーなどというヤク中の群れの中で活動していたかにも一定の説明がつく。好きこのんで脳をコーラル漬けにしているドーザー達は自然の生体アンテナとして機能し、彼らの譫言めいた言動を継続監視すれば「コーラル内に変異波形が発生したかどうか」を観測できるのである。 + 余談 機器の影響説 作中に実際に登場するCパルス変異波形はエアだけなので明確にはできないが、エアの行動から「Cパルス変異波形の性質は干渉した機器の影響を受けるのではないか」という考えを持つプレイヤーもいる。この仮定では、エアが621をサポートしようとするのはACのCOMの影響を色濃く受けたからだとする。エアとの交信はACがコーラル逆流に飲まれた事をきっかけに発生しているため、エアはACのCOMに宿り、そのまま影響を受けたのではないかというもの。 エアがCOMに影響を「与えている」ことは確かなのだが、「受けている」という形で逆流や逆転が起きたことを示す情報は存在しないため、余談に格納。 バルテウス戦から621を「交信でサポート」し始めるエアだが、この時はオートパイロットを終えた画面にノイズが走ったあと「メインシステム、戦闘モード再起動」と、ACと621を繋ぐ制御システムに明らかに干渉しているうえ、通信回線の遮断などけっこう重要な部分まで好きに操作してしまっている。この説では特に、システムボイス同様の台詞を発したことを「エアがACの制御システムのように振舞っている=エアの思考と制御システムが混在している」と解釈する。通信回線を遮断した理由は「致死量に近いコーラルを浴びた直後なので戦闘に集中するため」だという。エア曰く致死量のコーラルを浴びると自己意識がコーラルの流れに散逸してしまうとの事だが、少なくとも誰かと会話したり、他人を意識したりするべき状況ではなかったということだろう。 ACの制御システムに関しては、バルテウス戦以降は元のシステムボイスで稼働し続けており、オールマインドの保護下から再起動する際も明らかにエアと別系統で制御されているため、少なくともエアが丸ごと入れ替わる形で乗っ取ったり、不可分に一体化するような形にはなっていない様子。このあたりはエアがCOMを「オーバーライド的に操作できる証拠」であって、エアがCOMの影響を受けたかどうかとは因果関係が逆。「操作できるなら影響もされるはず」と仮定しても、下記のように「操作された側のCOMに人間をサポートしたいという願望的なものがあると仮定し、その願望的な何かがエアに逆流して支配したとするならば」という、結論のための仮定を三つ重ねることが必要になってしまう。 冒頭の描写などからわかる通り、本作のCOMは621の脳深部コーラル管理デバイスの起動まで制御し、意識の覚醒なども操っている。COMの影響を受ける機器が脳に埋め込まれていることが、エアの交信が621にしか聞こえないことの説明にもなる。これは「エアの声が621にしか聞こえないこと」の説明にはなるが、エアがCOMの影響を受けたかは上記と同じく上下関係や因果関係が逆になっている。エアが「脳波と同期」したことで対話可能になったのは確かなのだが、それをCOMへの一体化でないと実現できないのかは明言していない。 下記のドルマヤンの状況にも関わるのだが、強化人間やACパイロットではないだろうドーザーたちもコーラルドラッグをキメて意識をおかしくしている描写があるほか、エア自身も「致死量のコーラルを浴びると意識散逸が起こる」と説明しているため、危険性や成功率はともかくコーラルと意識脳波の関係に「COMの介在」が必要条件ではないのが判る。この側面から判断しようとすると、エアが脳波同期とCOM制御を一元的に行わざるを得ないのか、並列別口で行っているのかがポイントになるが、エアと621のみに限定されたシチュエーションであるため、この点は判断がつかない。 エアの様子を「レイヴンをサポートすることに固執・執着している」と拡大解釈するものもいる。その理由は「ACのCOMに影響された行動原理を持っているから執着するのだ」という循環論法の飛躍に基づくのだが、そもそもACのCOMは別に「人をサポートしたい願望を持つ人格AI」という訳ではない。そのため、COMと執着心が関連しているというスタート地点自体が存在しない。 確かにエアがレイヴンに対して見せる感情には尋常ならざるものがあるのだが、エアの態度を執着や固執だと解釈するとしても「誰にも知覚されなかったエアが唯一交信できるのが621だけだから」など他の理由はいくらでもあり得るため、敢えてCOMの影響に結び付ける理由が存在しないのがネック。 この説から「ドルマヤンと交信していたセリアも何らかの機器に宿っていたのではないか」という飛躍もある。ドルマヤンが強化人間だったかは明言がないためACのCOMであったとは断定できない。また、ドルマヤンの随想録には「いつものように私の内側で彼女が囁く」と明言があるため、劇中の描写と矛盾してしまう。そのためこちらの説はほぼ否定されていると考えていい。 コーラルリリース オールマインドが目的としていた、人類に新たな地平を拓く「コーラルの解放」。恐らくその最大の目的は、集積したコーラルを宇宙空間(真空)に解き放つことであると思われる。ナガイ教授の口述筆記から、「コーラルは自己増殖し、その増殖速度は密度の影響を受ける」「真空状態は密度を最大化する理想的環境のひとつ」ということがわかっている。これらを組み合わせると「真空状態に置かれたコーラルは密度が最大化するので増殖速度も最大化する」ということになる。 口述筆記には「密度効果による相変異の兆候を見逃さない事」ともある。相変異とは主にバッタなどの群生昆虫に見られる現象で、密度が上がりすぎる(狭い範囲で数が増えすぎる)と生物としての形態そのものが変化してしまう現象を表す。バッタは増えすぎると翅で遠距離まで飛ぶようになり、大群となって移動しながら農作物を食い荒らすという極めて危険な性質に変異してしまう。ナガイ教授は、これと同じことがコーラルでも発生すると考えていたようだ コーラルリリースにはトリガーが必要で、それを担うことができたのは621とエアの2人だけであったようだ。オールマインドはそのトリガーをも自らで引くことを目的に、621を殺害、取り込もうとしていた。この「トリガー」とは何なのか、621とエアでなくてはならなかったのは何故なのかは不明。だがエアが「そのトリガーは私たちが引く」と明言していることから、実際コーラルリリースはエアが意図して引き起こしたようだ。 作中での描写から推測する事しかできないが、人類と共存し宇宙中に遍く行き渡るという意思をコーラル全体に伝播させる事ができる存在がコーラルを拡散させる必要があった可能性があり、それが「トリガーを引く」と表現されている事であると思われる。ただコーラルが宇宙全体に行き渡れば良いのであれば、それこそオーバーシアーの言う「破綻」を待てばよいだけでオールマインドがここまでの暗躍をする必要がないからである。 リリースにより、コーラルは621とエアを乗せ星々に伝播し、「いつでも、どこにでも」いる存在へと変化させたのだという。二人の意識波形を乗せたコーラルが宇宙中の空間に遍在する状態になったということだろう。 エアは621とのアリーナ戦ののち「人は人と戦うための形をしている。闘争が人間の本質であり生命進化の鍵で、オールマインドはその先にあるものを目指している」と言っている。本当にこれがコーラルリリースの目的なら、人の意思をコーラルに載せて機械に伝播させ、更なる闘争の時代を築くことがコーラルリリースの目的という事になる。 エアのこの発言は、前作ACVの主任などが持っていた「戦いこそが人の持つ可能性なのかもしれない」という思想をより突き詰めたものであると同時に、本作における「アーマードコアは何故人型なのか」という問いに答えを出してくれている。 闘争を以て人は進化していく、という意思をコーラルの奔流に乗せる事がオールマインドの至上目的であり、やや平和主義的志向のあるエアは不適切と看做していたのであろうが、結果はエンディングラストの例の台詞を見てもわかる通り。体は闘争を求める他2ルートと異なり、オールマインドが621をスネイルの策略から逃がしたため、「脱出」ミッション以降にあったウォルターやカーラ、ラスティの真意に触れる機会が失われ、さらにはシミュレートとはいえ621と「自分で戦う」というエアにとっては鮮烈だろう経験により大きく闘争に傾倒するようになったのかもしれない。ただ殺すことだけを覚えさせたか… 戦争の歴史や動物の縄張り争いを見ると「闘争で進化」はそれらしい論のように見えるが、それが同種の生命体同士の場合「闘争そのものには何の生産性も無い」という根本的な問題点がある。縄張り争いや戦争のように負かした相手の財産や領土を奪う、アリーナのように上位の何者かが報酬を払ってくれるならともかく、「闘争の先に得られるもの」がプラスにならなければ、それはV.Ⅰフロイトみたいな戦闘狂がエネルギーや物質を無駄に浪費しただけに過ぎないため、いつかは破綻する。「闘争しても得るものが無くなる」のは現実世界における抑止の基本でもあり、動物が得るものの無い喧嘩を避けるのも、第二次大戦以降に全世界規模の戦争が起きづらいのも「闘争のコストに対して収支がプラスになるほどの見返りが存在しない」からである。 しかし、コーラルリリース後の世界で主人公とエアはACのような機械を身体として「いつでも、どこにでもいる」存在になったことを示唆している。対峙する側からすれば全ての機械で無限発生するコンピューターウイルスみたいなものであり、これと闘争してみたところで領土や財産や食料が得られるわけではない。戦えばプラスになるのではなく、戦わないとマイナスになる、つまり「現状維持以上を求めるなら無限に闘争が必要」な状況を作り出して人類との闘争を続け、互いに果て無く進化することを狙っているのだろうか。 闘争でのエネルギー浪費による人類側の疲弊を考慮していない気もするが…その辺りは62エアの方で加減してくれるのだろうか? 賽は投げられたルートではコーラルリリースが人とコーラルの共生の切り札であるかのように扱われたり、人類に進化をもたらすといったポジティブな印象で語られることが多いが、これはオールマインドが一方的に発言しているに過ぎず、どこまで信用できるかは怪しい。事実、他の人物からは以下のようにそれに反する発言が見られる。ALTミッション「無人洋上都市調査」のドルマヤン。「その賽は投げるべからず」「…コーラルを解き放ってはならん」「そこを越えれば 人間世界の悲惨が待つ…」 ミッション「ヴェスパー3排除」のV.Ⅲオキーフ。「お前は自分が何をしようとしているのか 分かっているのか?」「オールマインドと関わるのは… 止めておけ」「リリースに夢を見るのも… 止めておけ」 アーカイブのドルマヤンの随想録(4)(5)にもコーラルリリースに関する技研都市の論文について言及があるが、上記のドルマヤンの発言と同様の随想で締めくくられている。ナガイ教授やカーラ、ウォルターといった面々が一切実行する素振りすら見せなかったことから考えても、技研やオーバーシアーからもコーラルリリースが禁忌として扱われていたであろうことが推測できる。ただし技研都市の廃墟には「コーラルリリースを起こすことも可能なバスキュラープラントの残骸」が鎮座している。アイビスの火以前にコーラルを星系外に輸出するため建造されたのか、それを名目に(まさにオールマインドが誘導したように)コーラルリリースを目的に作られたのかは定かでないが、リリース寸前の状況が揃えられていたのは間違いない。 賽は投げられたエンドに対する仮説(各サイトやプレイヤー個々でも多くの解釈があり、劇中での明確な言及もないため、ここでは記載順に番号を振る)仮説1:ブラックホール化リリースエンディングでエアが「トリガーを引く」と宣言した直後、バスキュラープラントが内側に向かって潰れ、赤く縁取られた巨大な黒い球体が発生する。集積コーラルは「増殖しながら集まる」性質によって加速度的に高密度・巨大質量となり、高重力を生じてブラックホール化したのではないかとするもの。このブラックホール化の表現は、SF映画「インターステラー」にて実際の物理学を元に再現されたブラックホールのCGビジュアルによく似ている。また2019年には同様にNASAが物理演算を元にブラックホールの再現映像を公開しており、これまた似ている。 しかし、ブラックホール(みたいなもの)に変化した相変異コーラルは、ステーションや衛星砲など周囲の物体は引き寄せないまま赤いコーラルの流れだけを吸い込んで行き、白い閃光を放つなど、単純に巨大重力で周りのものを引き込んでいるとは思えない描写でもある。ただし、これは単なる映像表現としての限界と取ることもできる。ブラックホールそのものもそうだが、さらに周囲の物体がそこに吸い込まれて消滅していく様子を高度に描くためには非常に高度な物理演算とCG技術が必要になってしまい、ゲームのわずかなムービーシーンのために用意できるものでは到底ないためである。 仮にブラックホール化しているとして、高重力環境下にコーラルが耐えられるのかという問題もある。他の物質同様極めて微小な粒子にまで破壊され、その性質が失われるのであれば、コーラルとして振る舞うこともできないし、エアの波形も失われてしまうだろう。621も当然生きては帰れない。しかし、作中描写ではそうなっていない。 ブラックホール化説から、コーラルは重力で吸い付けた後の物質が凄まじい勢いで噴き出される「ブラックホールジェット」や「ホーキング放射」で吹き飛ばされ星星に拡散したのではないかという考察もある。この現象によって、物質は光速の99.99%に近い速度で宇宙へ放出されていく。ラストシーンの海の惑星ではACの残骸のそばに巨大なクレーターがあるが、これがACへの砲撃痕なのか、コーラルが落下してきた跡なのかは不明。 飛び散らせる方法はともかく、コーラルは自己増殖できるので、たどり着いた先でまた増えていくのだろう。あるいは、ルビコンのコーラルもこのような形でどこかから飛来したものだったのかもしれない。 ただ、ブラックホールジェットで飛ばされたとしてもその影響範囲は数千光年程度と言われている。ラストシーンでは明らかに星空にコーラルが伝播しており、その影響範囲は相当な広範囲に及んでいるように見える。宇宙という単位で考えれば数千光年という範囲はごく短いものなので、「いつでも、どこにでもいる」という描写とはかみ合わない。 1段階仮定を挟む事にはなるが、621が目覚めたのが何度かのリリースや拡散を繰り返し、人類の活動圏を超える全宇宙に行き渡った後だとすれば、描写としては成り立つ。 重ねてではあるが劇中描写にも見られるように、そもそもコーラルリリースが生み出したアレが現実の天文学や物理学で言う「ブラックホール」なのかは明確ではない。 コーラルリリースの条件オールマインドが予定していたコーラルリリース成立には3つの条件があり、第1条件:大気圏外に到達するバスキュラープラントの建造とコーラルの集積第2条件:コーラル変異波形と交信可能な特別な強化人間を支配下に収める(AMへの情報的な統合)第3条件:第2条件で支配した強化人間とコーラル変異波形(エア)を交信させ、AMの目論見通りに変異波形にコーラル開放トリガーを引かせることだったと推測される。各ルートでは第1条件がアーキバスによって成立しているが、第2条件と第3条件は621が先にエアに接触してしまった上でオールマインドの統合支配を受け入れなかったので未成立(イグアスは第2条件達成のため621の代わりにAMに確保されたのかもしれない)。 第1条件について、アリーナ(ANALYSIS)のδ-1の説明に「計画の第1条件はアーキバスに整えてもらう必要がある」という記載がある。すべてのルートでバスキュラープラントは完成してしまうので、この条件は問題なくクリアされる。 第2条件についても、同じくδ-2の説明に「満たす候補者の目途は立っている、この機体は破壊しておくべきだ」と記載されている。この特別な強化人間とは621やイグアス、離反したオキーフなどが候補に挙がっていたと思われる。 続く第3条件についてもδ-2に記載がある。「あの男は第3条件成立を大幅に遅延させた。修正が必要だ…」とのこと。過去作ファンならニヤリとしてしまうような記載である。 この第3条件について、ウォッチポイントで撃破されているゴーストの残骸から回収できるログにも記載がある。「トリガーにはあの老兵が適任でしょう。計画の第3条件を取り込むのです」とある。この老兵というのは恐らくスッラの事であると思われる。この事からスッラがあの時ウォッチポイントに訪れていたのは、エアと交信するためだったと思われる。同じログから、オールマインドはあの時点で変異波形であるエアが生じていることに気が付いている。もともとオールマインド側であったスッラをけしかけ、エアもろとも取り込もうとしていたのだろう。 恐ろしいのは、この時封鎖機構のバルテウスが襲撃してくることも織り込み済みだったのだろうということ。スッラの装備はパルスガンに直撃補正高めのバズーカ、削りのミサイルと明らかにバルテウス特化のアセンが組まれている。もしあの時主人公がウォッチポイントを訪れていなければ、計画はオールマインドにとってトントン拍子に進んでいた可能性が高い。 また、スッラのセリフが周回で変化した理由もうかがい知れる。ここでスッラの対応が変化する条件は「武装採掘艦護衛」のクリアであり、最序盤で大量のC兵器が登場するミッションである。ここでC兵器をけしかけたのがオールマインドなのかどうかはわからないが、少なくともここでの戦果はオールマインドが621に注目するのに十分なものだったのだろう。スッラにはより多くの情報が渡され、ゴーストも追加投入されていたと考えられる。スッラは621を危険視し、「その猟犬はやめておけ」と発言したと考えれば整合性が取れる。 これらを考えれば、計画を大幅に遅延させたあの男とは、計画における異物である621をけしかけたウォルターの事を指しているのだろう。この記載がδ-2、つまりウォルターの搭乗機ともなるHAL 826の説明文に記載されていることからもそれが窺える。(メタ的な視点だが、これが621を指しているのであれば性別の指定がなされるとも思えない) なお「レイヴンの火」エンドでは全ての条件が成立しなくなり、「ルビコンの解放者」ではバスキュラープラントと621&エアは残っているもののオールマインドの思惑通りには動きそうにないため第2と第3条件は成立困難、「賽は投げられた」は統合支配したはずのイグアスに土壇場で反逆され、さらにはエアの手でコーラルリリースが達成されてしまっている。遡ればウォッチポイントで621とエアが出会ってしまった時点でAMのコーラルリリース計画は予定から大幅に逸脱してしまったのだろう。 Cパルス変異波形が条件に組み込まれたのは「コーラル相変異による爆発的増殖」を起こす為の号令役であるためと仮定できる。リリースの絶対条件として群体化したコーラルの意思に働きかけねばならないのだが、コーラルはその性質と劇中の「声として存在する」という話、ウォルターの群知能を有するという言から推察するに、意志を持たないエネルギー性の生物群的生態を持つと考えられる。本能のままに蠢く微生物と同じようなものだとすれば、意識だけのコーラルに同族であれば容易に干渉してコントロールすることができるのだろう。この為確たる意志を持ったリーダー個体によるコーラル全体への意思統率(意志の伝播と表現した方が適切かもしれないが)が可能であると考えられるが、それによりコーラルの増殖を促す号令役の「トリガー」としてコーラル全体へ干渉できるであろうエアの確保が必須条件だったと考えられる。 また、同族であるCパルス変異波形は相変異の兆候として現れる極めて稀な存在で、オールマインドが他の変異波形体を探しておらず、エア以外には選択肢が無かった為に、エアと交信可能な621も計画に組み込まれたのだろう。621も取り込む理由としては「交信」は望んだ相手としかできないために「受信」役が必要だったと思われる。交信できる人間であれば誰でもいいならドルマヤンを殺して取り込めば済む話なのに殺しただけで終わっているので、強化人間で尚且つコーラルと「声」で交信できる者が必要だったのだろう。 翻って劇中時間内においては同じCパルス変異波形であるセリアは既にいなくなっており、ドルマヤンが排除されたのは機能的に必要ないと判断されたという側面もあってかもしれない。 オールマインドはコーラルリリースにより人類とコーラルの進化を目指していると話していたが、それは別にエアと621がトリガーを引いてもその目的は達せられるはずである。それでも621をイレギュラーとして排除し、あくまで自分がトリガーを引くことに拘りを見せたのは恐らく「意思を伝播させる」部分にあるのだろう。エアと621の「コーラルと人類の共生を探る永い戦い」ではなく、オールマインドの意志の拡散…それが何だったのか、過去作の文脈に則れば「管理者」を目指したあたりだろうが、明確な答えはない。 + 余談 ゲーム中では特定個人の名称だった『レイヴン』が過去作の『レイヴン』のような普遍的な名称に変化した…とか、コーラルリリースとはこのゲームのプレイヤーが長らく停止していた『アーマードコア』というシリーズと『レイヴン』を再び解放(リリース)するという思いも込められている…などの空想を膨らませている古参の様子のおかしい人フロムファンもいる。 オールマインドの計画は穴だらけ扱いされがちだが、個々の穴は適時ふさぎつつ企業をうまいこと誘導してバスキュラープラント再建に持って行くまでは特に問題なく進んでおり、各勢力を手玉に取っていたと言えなくもない。621という穴一つが「大きすぎる…」だったのだが。自分で失敗の原因を言い当ててしまっている… リリース成功時のメリットに、「カーマンライン突破」の時のようなブーストエネルギー無限化を世界中で起こせるのではないかと空想するプレイヤーもいる。ただし、あの空域で燃料に出来たのは「アイビスの火」に絡んで残ったコーラルのようであり、「ACのブースト消費程度では使い切れない程沢山ある」だけで無限とは限らないほか、相変異とリリースを経たコーラルではないため、リリース計画と論理的に結びつく話ではない。 「アイビスの火」 「アイビスの火」とは 本作の物語が始まる半世紀ほど前に発生した大災害。ルビコンで発見された新物質「コーラル」に火が付き、周辺星系を焼き尽くし致命的な汚染を巻き散らすという大惨事を引き起こした。アナウンスメントトレーラーでは地平の向こうから炎が伸び、本作の舞台である多階層建築をなぎ倒すさまが描かれている。その様子から火力は尋常ではなく、その勢いも想像を絶するものであったことが窺える。これほどの火力でありながら生き延びた灰かぶりたちの生きざまは壮絶なものだったに違いない。その真実はルビコン調査技研のナガイ教授が、コーラルの制御を超えた増殖と相変異を恐れ、ルビコン防衛機構「アイビス」に火を点けさせたというもの。 その強烈なインパクトと「周辺星系を焼き尽くした」というスケールの大きさから、アーマードコア史上最大規模の大惨事であるように見えるのだが、どうもそうとも限らないらしい。少なくともこの世界にはアイビスの火を生き延びた人々がいることが示唆されている。「灰かぶり」と呼ばれる彼らはアイビスの火の大惨事を生き延び、この星に生きていたようだ。ムービーでは地表構造物が悉く崩壊しているので、地下空間に生活拠点を築いていた者達の末裔と考えることもできる。 封鎖機構がこの星を塞ぎ、コーラルのリークを聞きつけて企業がやってくるまでが半世紀。この間に灰かぶりたちは強かに生き延び新たな世代を育んでいた事になる。一度生まれたものは、そう簡単には死なない。 また「周辺星系をも焼き尽くした」と言う割に、ルビコン3にはアイビスの火に焼かれなかった領域がそれなりにあるようだ。周辺星系を焼き尽くすと表現されるほどの炎が、発生源の星を焼き尽くさないとはどういうことだったのだろうか。コーラルには集まろうとする群知能があり、逆に言えば集まっていない部分は燃えなかったという事も考えられる。トレーラーでもルビコンの赤道上にコーラルの渦が見て取れる。生き残ったルビコニアンたちは比較的被害の少ない部分に住んでいたと考えれば辻褄は合う。ルビコン3には土星のような環が存在している。トレーラーの炎が赤道付近、つまりこの環と同じ領域を走っていることから、アイビスの火は星の自転の影響を受けたとも考えられる。であれば南極付近や北極付近などは影響を受けずに済んだのかもしれない。 「星系を焼いた」ということは、少なくともアイビスの火は真空の宇宙空間を伝播したということである。アナウンスメントトレーラーでも星を巻き込んで広がっていくアイビスの火が描写されている。当然だが酸化反応である炎が宇宙空間で発生するはずはなく、このことからアイビスの火で発生していた炎が我々の考える炎とは別種のものであるのは明白である。物凄い熱が発生して触れるものが溶けたり蒸発したり大気のある場所では発火に繋がったとかの可能性もあるが、決定的な解釈は存在しない。コーラルが重力の影響を受けないのであれば星の自転の勢いと合わさり真空中にエネルギーとして星外に伝播していたのではないか。つまりアイビスの火とは「コーラルの球形爆発」ではなく火山の噴火や火炎放射器のような、星外に向けての大規模な「コーラルの放射」であったならば星外への影響と発生地点の真裏の地域が無事であったと考えられる。物理学的に重力とその他の力による加速度は本質的に同じであり、この仮説は棄却される。また、光以外の物質(コーラルも例外ではない)は質量をもつため、少なからず重力の影響は受けると考えられる。 「核融合反応」「コーラルの助燃性」「自己反応性物質の可能性」などを空想して現実の科学寄りな説明をつけようとするプレイヤーもいるが、劇中のコーラルに関する情報を照らし合わせると、いずれの説も肯定しそうにない。劇中描写や、レイヴンの火ルートにおけるカーラの発言、ザイレムを必要とする点火作戦、アイビス投入を決意するナガイのログなどから、「AC用兵器レベルの爆薬やプラズマやレーザーを撃ち込んでも、井戸や集積地のコーラルが燃え広がったりはしなかった」「集積量が多いほど燃やしにくくなる」「燃やすには集積したコーラル群が耐えきれないレベルの高エネルギーをぶつける必要がある」「条件をクリアして燃やせれば全体に伝播する」という性質があるのがわかる。これらの情報は密度を上げると起こりやすい核分裂、巨大重力などの継続的なエネルギー供給が必要な宇宙空間での核融合、助燃性、自己反応性いずれの仮定も否定している。核融合反応であった場合、コーラルは最初の核融合を起こすと外部からのエネルギー投入無しに宇宙空間で連鎖的な核融合を起こし続けるトンデモ物質ということになる。それなら「核融合を手軽に実現する新物質」と説明があっても良さそうなもの。まあトンデモ物質なのは事実だが物理現象をぶっちぎり過ぎて、かえって科学的な説明ではなくなってしまう。 コーラルそのものが、他元素と結びつく際に熱と光を発する助燃性物質であれば、「コーラルによって燃えている」と言うことができ「飛び散ったコーラルが触れたものを燃え上がらせていく」こともあるだろうが、それだと他元素の無い真空中ではムービーのような炎が上がらない。土壌や大気などコーラルで燃えたものが宇宙まで広がっていった光景とも考えられるが、燃やしにくさなどの描写と一致しない。 コーラルが燃焼に必要な元素を内包した自己反応性物質だと仮定すると真空中の燃焼は説明できるが、これではコーラル自身が火薬並みの可燃性を持っている事になり、動力としてはともかく制御部品や情報導体のようなデリケートな部位に使えるものではなくなってしまうし、「井戸や集積地で戦闘しても火事にならない」「集積すると燃やしにくい」といった描写に噛み合わない。 これらの説は、トレーラーにおける赤い「アイビスの火」が酸素系の燃焼による「火」に近いものという前提だが、そもそもコーラルはエネルギー励起すると光を放ち、ACの装甲すら侵食する赤い奔流と化す。赤い励起コーラルによる破壊作用を「火」と表現しただけの可能性もある。そもそもの話だが太陽表層に「燃えている様に見えるプロミネンス」が発生しているが、あれらは燃焼反応によって発生している現象ではない、つまりは「炎の如きもの」として【火】と呼んでいるだけなのであろう。 コーラル輸送阻止ミッションにおいて、オールマインドは「コーラル輸送ヘリ破壊に伴う発火に注意しろ」と言い、ヘリを落とすとコーラルジェネレーター破壊時と同じ赤い火球が生じる。単なる破裂や拡散であれば断熱膨張で温度は下がるはずで、少なくとも大気中でのコーラル爆発は単に圧力が開放されているのではなく、何らかの反応と熱の発生を伴う現象である事が判る。 コメント 純粋なコーラルは可燃性なのでコーラル積んだタンクは爆発する。しかしコーラルは空気や水に溶ける性質がある。なので井戸や集積コーラルは爆発しない。アイビスの火で宇宙空間に広がったのは熱と衝撃波でそもそもコーラルそのものではないと思われる。井戸が枯れるのはウォッチポイントに設置されたセンシングバルブが原因。 -- (名無しさん) 2024-02-13 20 51 52 賽投げルートって、1~2周目でどちらに転んでもモヤるENDを踏まえて、621とエアという人間とコーラル変異波形のカップルをトリガーにして、互いに手を取り合って次のステージへと共に進化を果たすことでハッピーエンド、ってことでしょ?少なくとも製作者の意図としては。 もう一方のカップルであるセリアとドルマヤンは、ドルマヤンが拒否したためにリリース不成立となってるんで、あくまで両者の合意が前提。てことはトリガーは変異波形自体じゃなく、それと人間とのカップルの(良好な)関係性ってことになりそう。要するに愛と信じる心が世界を救う、そういうベタな話と理解してるけど。 オールマインドに関しては、AMはAIだから自律的に知見を深めるうちにリリースによる人とコーラルの共進化が必要であるという結論に至った、くらいが妥当じゃない?同時にAM自身もそれに深く関与するのが適切と考えたけど、二人に(特にエアに)拒絶されて失敗した。支配しようとしたと見ることももちろんできるけど、でも考えてみればAIも人間やコーラルと同じ知的生命体なので、2者でなく3者による共進化を目指したともいえる気がする。 とりあえずコーラルリリースの項の闘争なんちゃらの件は削除しよう。曲解だし作品と関係無さ過ぎ。 -- (名無しさん) 2024-02-21 19 25 20 コーラル総体量の減少が観測された、と言うのは『コーラルの縮退が始まった』と考えるのはどうだろうか?因みに縮退について調べると関連ワードとして「フェルミ粒子」と言うモノが出て来て「スキルミオン」と言う単語に繋がる -- (名無しさん) 2024-03-20 14 17 26 この理論で行けばザイレムの「スキルミオンジェネレーター」は縮退炉の一種なんじゃないかと…コーラルリリースのブラックホール説にもつながるし -- (名無しさん) 2024-03-20 14 19 15 井戸のコーラルが爆発しないのにタンクのコーラルが爆発するのは単に「圧縮封入されている」だけなんじゃないかなぁ…カーマンラインに滞留してた事を考えるとコーラルの基本形状は「気体」なんだろうし -- (名無しさん) 2024-03-20 14 25 48 ナガイ博士の言う「破綻」はコーラルの縮退から始まる『超新星爆発に似た現象』とかのかね?これなら周辺星系に迄被害が出るのは分かるし…それでいてルビコン3が健在な辺り「決定的な破綻は防がれた」とされるのも分からないではない -- (名無しさん) 2024-03-20 15 30 41 想像でしかないけど、アイビスの火直前ってセリアみたいな変異波形が複数生まれてたりしたんかな?てゆかセリアってアイビスの火で俗的に言えば「死んだ」ってことでいいんよね? -- (名無しさん) 2024-03-30 15 06 43 闘争を曲解だの作品と無関係って言い切るのは流石に無理があるだろ。 少なくとも歴代AC作品の傾向を考えれば当然の形とも言える。 寧ろ、そんなハピエン厨が喜びそうな生温い終わり方の方がよっぽど曲解じゃね? -- (名無しさん) 2024-04-11 18 49 24 観測データ 変異波形の映像、よく見ると波形が3つあるんだな。エアとセリア以外にもう一体いるんか -- (.) 2024-05-28 09 50 12 複数の波で1つの可能性もあるし、計測できてない領域にまだ波形がある可能性もある -- (名無しさん) 2024-05-28 10 29 33 波形の誕生頻度とかが全く分からんから何とも言えんが、他に個体が誕生してても別に不思議じゃないとは思う -- (名無しさん) 2024-06-04 15 26 53 宇宙の始まりは量子的な性質を持ったブラックホールだった説があるらしくてコーラルリリースって実は宇宙創生だったのでは -- (名無しさん) 2024-06-09 23 14 54 ブラックホールもデカければすべてをバラバラにはしないみたいだからね。一瞬で宇宙全てをそのままの形で内に含むほど巨大化したのかもしれない -- (名無しさん) 2024-07-12 02 41 54 「いつでも」存在するってのも過去から未来にわたって存在するってことだし、ブラックホール内は時間の概念が無くなるってのと整合する気がする。 -- (名無しさん) 2024-07-12 02 44 08 「愛と信じる心が…」ての一理あると思うし、「生温い終わり方の方がよっぽど曲解」も一理あると思う。「二人の愛と信じる心が新たな地平を拓く、ただし『旧き者』の人類は支配者の座から降ろされ新たな種コーラルが世界を支配する」って間を取ったような感じが真だと思う。近年のフロムの他作品、特にエルデンソウルボーンとも共通する、昔ながら物語類型の「願う姫と叶える騎士の物語(愛と信頼)」や「人による神殺しの神話(旧き支配者の打倒)」や「奴隷に与し解放する支配者階層の外れ者(価値観の変革)」なんかがベースにあると思うよ。人類を支配種族にコーラルを虐げられし奴隷種族に置いて、私利私欲にまみれてコーラルを貪る企業もコーラルの潜在能力を怖れ保身に走るオーバーシアーも「支配階層に固執するクソども」だと断じてみるといい。エアの人類との共生とか夢見がちな姫プも、621の人類に対する裏切り者っぷりエアへのナイト様っぷりも筋が通ってくると思う。じゃあ具体的にどんな世になるのかは謎だが、なにしろ奴隷解放と下克上は始まったばかりだしやはり闘争は外せないだろうね。大荒れして沢山の人々が死んだ後に「共生」の世が来るだろう。 -- (名無しさん) 2024-07-12 03 26 30 オマちゃんはなんだろうね。オマちゃんセリア説を取っても、AI説を取ってAIを人類に隷属する新種族と位置付けても、上述の構図はそのままに巫女無しの褪せ人ならぬ騎士無しの姫だったのがオマちゃん、スッラはともかく結局イグアスはナイト様の器じゃなく愛も信頼もなかったので夢破れたって感じだが。セリア説だとドルマヤンに振られてもめげずに婚活中って感じでより悲惨感は出るが道化すぎて可哀そうになってくるので個人的にはAI説推しw -- (名無しさん) 2024-07-12 04 05 32 書いてて思ったが、この策を弄して男を品定めし無理やり旦那を取った腹黒の姫が偶然の出会いから愛をはぐくんだ本物の姫と騎士に敗れるって構図、エルデンDLCのアイツと全く一緒じゃないか。開発時期的にもプロット共用したのではと勘ぐってしまうわ。イザナギとイザナミをはじめ全世界にある「女から男にアプローチしてはいけません、がっついてはいけません(神話の話で私個人の見解ではありませんので悪しからず)」って神話類型が大元のモチーフかな? -- (名無しさん) 2024-07-12 04 24 32 フロムそこまで考えて無いんじゃないかなぁ… -- (名無しさん) 2024-07-17 20 06 07 ACで愛とか信じる心ってらしくないなぁ…なんか別のゲームみたい。何でもかんでも愛で解釈する人いるしそれが正しいのかはスタッフしかわからんけども -- (名無しさん) 2024-07-17 20 20 41 ↑まあ、妄想するだけならタダだから。その内容が賛同されるか鼻で笑われるかは別だけど -- (名無しさん) 2024-07-19 21 42 13 名前 コメント すべてのコメントを見る 過去ログ AC6/世界観考察/コメントログ1 (2023/9/2~9/29)
https://w.atwiki.jp/suparoboogs/pages/83.html
アルトアイゼン・リーゼ 5連チェーンガン プラズマホーン エクセレン「カブトムシブレード!!…キョウスケに怒られそうね」 キョウスケ「ブースト! あとはぶつけるのみ…!」 「伊達や酔狂でこんな頭をしているわけではないぞ…!」 リボルビング・バンカー アイビス「ダッシュだよ!リーゼ!!」→「バンカー!いけーっ!!」 アヤ「受けなさい!」→「ええいっ!」 アラド「こいつも俺向きの武器だぜ!」→「くらえ!リボルビング・バンカーッ!!」 ヴィレッタ「この間合い、もらった!」→「ゼロ・ファイア!!」 エクセレン「その隙は逃がさないわよ?」→「どんな装甲でも、打ち貫(ぬ)きまくり!」 「撃ち抜き天国~!」→「止められるなら…止めてみ・せ・て!」 カーラ「ハートに直撃!」→「そ~れっ!行っけぇっ!!」 カイ「真っ向勝負!」→「おりゃあっ!!」or「貫けぃ!!」 「ふっ、俺向きの武器だな」→「おりゃあっ!!」or「貫けぃ!!」 「貴様を貫いてやる!」→「でえいっ!」 カチーナ「キョウスケより上手く使ってやるぜ!」→「リボルビング・バンカー!」 キョウスケ「伊達に大きくなったわけではないぞ…!」→「どんな装甲だろうと、ただ撃ち貫くのみ…!」 「多少古臭い武装だが…威力は関係ない!」→「バンカー!いけえっ!」 「撃ち抜く…!止めてみろ…!」→「前より大口径だ。ただでは済まんぞ…!」 ギリアム「いい位置に来たな…!」→「貫く!」 ゼオラ「ブースト・オン!」→「行くわよ!リボルビング・バンカー!」 タスク「試してみるかい?アルトのロシアン・ルーレット!」→「わりぃな、あんたの負けだっ!!」 ブリット「撃ち抜け!」→「リボルビング・バンカー!!」 マイ「ブースト!」→「ええいっ!」 ユウキ「リーゼ、敵の攻撃をかいくぐれ!」→「クロス・レンジ!もらうぞ!」 ライ「逃がしはせん!」→「撃ち抜け!」 ラッセル「リボルビング・バンカー!」→「撃ち貫けっ!!」 ラトゥーニ「バンカー、セット…!」→「攻撃開始…!」 ラミア「零距離に入りさえすれば、こちらのものだ…!」→「リボルビング・バンカー!撃ち抜け!」 リオ「追いついてみせるっ!」→「リボルビング・バンカー!!」 リュウセイ「ブチ抜け!」→「リボルビング・バンカー!!」 リョウト「一気に加速を!」→「貫くっ!!」 リン「逃がしはしない!」→「くらえ!」 レーツェル「ターゲット・インサイト…!」→「貫け、トロンベよ!」 レオナ「つくづく無茶な武器ね…!」→「でも、威力は一級品よ!」 アヴァランチ・クレイモア イルム「無茶な武器だが、威力は半端じゃないんでね!」 エクセレン「必殺!ばらまき弾発射!」→「…キョウスケも好きよねぇ」 「ラッキースタ~ト!」→「じゃんじゃんバリバリいくわよ~!」 「おまたせ!角張り指向性散弾地雷!」→「発射ぁっ!」 カチーナ「クレイモア!ただじゃ済まねえぞ!」 キョウスケ「無駄に火薬ばかり多くてな。…威力は受けて確かめろ」 「一発一発がチタン製の特注品だ。受け取れ…!」 「クレイモア…!抜けられると思うなよ…!」 タスク「あんたの運命決まったぜ!こいつで消し飛べ、クレイモア!!」 ライ「跳弾は…かわせばいい!」 リュウセイ「アルト、必殺!ランダム・シューーッ!!」 レーツェル「全弾受けていただく!!」 レオナ「遠慮はいらない…全て受け取りなさい!」 エリアル・クレイモア アイビス「あたしもリーゼも、全てを出し切る!」→「フィニッシュは…これで!」 アヤ「一気に行くわよ!」→「これで終わりよ…!」 アラド「ここで全弾使い切ってやるぜ!!」→「やべ、ホントに使い切っちまった」 「キョウスケ中尉、切り札を出しますっ!!」→「え?これ切り札じゃないんスか?」 イルム「さあて、派手にブチかますとするか!」→「…派手に爆発するねえ」 ヴィレッタ「一気に仕掛ける!」→「デッド・エンド…!」 エクセレン「これでキメキメ!エリアル出しちゃうから!」→「はいっ!これで店じまいね!」 カーラ「持ってけドロボー!大盤振る舞い!!」→「カーテンコールはノーサンキューよ!」 カイ「アルトの全てをその身で受けろ!」→「ふっ、いいモーションパターンだ」 「遠慮はせん!全弾叩き込む!!」→「撃墜確認!」 カチーナ「後のことは考えねえ!使い切る!」→「ラッセル!弾ァ持って来い!」 キョウスケ「おれもジョーカーを切らせてもらう…!」→「おれの…勝ちだ…!」 「これで抜けない装甲はないぞ…!全弾もっていけ!」→「ジョーカー…切らせてもらった…!」 「零距離…とったぞ…!」→「これが…おれのジョーカーだ…!」 ギリアム「これで決めさせてもらう…!」→「終わりだ」 ゼオラ「これが、あなたの引いたカードの結果よ!」→「ジョーカーだったなんて、運がなかったわね」 タスク「ここ一番の大勝負っ!!」→「勝負と名のつくものに負けるわけにはいかねえ!!」 「こいつは本物のクレイモアだぜ!」→「え~、リアルなクレイモアってね!」 ブリット「全弾叩き込んでやるっ!!」→「終わりだ…!」 マイ「出し惜しみはしない…!」→「これで終わりだ…!」 ユウキ「フル・コンビネーション!全てを出し切る!」→「フィニッシュ!」 ラーダ「ヨガ・ムドラー…意識を集中して…」→「…これで!」 ライ「もはや貴様に勝機はない!」→「あるのは敗北だけだ…!」 ラッセル「こいつなら確実に撃破できる…!」→「次の敵機は!?」 ラトゥーニ「リーゼ、ファイナルモード」→「リロード…!」 ラミア「凶悪な攻撃だけに…破壊力は凄まじいぞ…!」→「全弾発射完了…!」 リオ「息つく暇なんて与えない!!」→「これでどう!?」 リュウセイ「奥義!ファイナル・アルティメット・ジョーカー!!」→「大爆裂!!」 リョウト「このチャンス…無駄にはしないっ!」→「さすがだね、アルト…」 リン「全弾発射か。まさに切り札だな…!」→「…効率は悪い。が、威力は充分だ」 レーツェル「逃がしはせん…!」→「私に出会った不幸を呪え」 レオナ「あなたの不幸…それは私の前に現れたこと!」→「さよなら…」
https://w.atwiki.jp/alternativemind/pages/480.html
RANK 》 未登録KTA-01AC // KTA-01-AC関連キャラクター 関連項目 備考 RANK 》 未登録 KTA-01AC // KTA-01-AC KTA-01 // KTA-01-AC 所属 F.C.C 強化世代 不明 共有ID(機体) 未出力 (PS5) 共有ID(エンブレム) 未出力 (PS5) 初観測された襲撃現場に残っていたコーラルで “kill them all(皆殺し)” と書いたことからKTA-01という 識別名がオールマインドから与えられている 人類共通の敵らしい コーラルに酔ったルビコン至上主義者の中年男性が徒党を組み 音声変更ソフトを使って文句を撒き散らし 犯罪行為を行っているだけであると結論づけられた + ... ■詳細 アイビスの火以降に生まれたとされる若いCパルス変異波形の一波で名前はユノ(Juno) 人間と接触する際はアンドロイドの設定に従って「シエラ・マーギクス」を名乗っている 人類に敵対心を持つCパルス変異波形の意思に囲まれた環境に居たらしく実際に人と接触したことはこれまで無いものの人に対して非常に悪い印象を持つ アイビスの火によって宇宙まで巻き上げれた破片に紛れていた商業船「マジックボックス」の中に安置されている少女型のアンドロイドを依り代として仲間の三波と一緒に人類根絶の活動をすることになる 若い故か見栄えや雰囲気を気にすることが多く 依り代としているアンドロイドのデータからマジックなる技術に興味を持っておりAC戦においても突然姿を消したり武器を全く別のものへ瞬時に持ち替えたり等 センサーすらごまかすトリックを披露するテクニシャンだが戦略や戦術に関する戦い方はマザーに任せっきりで強さにムラがある為現在は特訓としてAランク傭兵のアリーナをハッキングでシミュレートしている エアとはハッキング仲間だったようで、技術的な教えをもらっているが人に対する意見の食い違いで仲違いした 元々とあるイリュージョニストが技研の高い技術を買って作らせたアンドロイドで当時の超最新鋭機 魔法科学研究所に所属する貴族の家系出身の少女でやんちゃかつお転婆な性格をしており人々に笑顔と驚きとワクワクを見せることが生きがいとしているのが設定らしい しかし過去の綺羅びやかな笑顔は作りものであり今は人類根絶のために紅い瞳を光らせてトランプから銃を出し愛らしい顔を死にゆく人々に向けてくる人形に過ぎない ■ログ 稼働記録:スキャンダル + ... どこから流出したのか不明なデータ 情報屋に売られた40年前のアンドロイド稼働ログで タイトルの割に意味不明な内容のためタダ同然で買われた ―――――――――――――――― 機体振動? 毎秒1.2~2.2範囲維持 判定時間? 2040秒 モード 8 --実行中 処理P判定? 正常 姿勢制御判定? ハーフ エモート PsYxadda_012.xemt ~ PsYxadda_369.xemt 調節心拍? 133bpm 想定血圧? 164mmHg 体温 37 機体冷却 0.983% 用水残量 4.71102L 維持判定 正常 機体振動? 毎秒3.1~3.9 判定変更 判定変更要請 音声入力 判定時間? 2138秒 モード 8-f --実行 処理P判定? 正常 姿勢制御 77%譲渡 エモート PsYx/f_000.xemt ~ PsYx/f_105.xemt 抽選判定? 0.00036 --策定 P? 終了処理 AI判定 PsYx-AIIDxxx_xxsP_mhbvss1a1a1_x_x.6 処理時間? 開始 ---計測中 入力判定? 入力待機中 判定? 入力検知 エモート PsYx/fo_000.xemt ~ PsYx/fo_050.xemt 抽選判定? 0.00036 --hit エモート PsYx/fof_000.xemt ~ PsYx/fof_811.xemt AI判定 PsYx-AIIDxxx_xxsP_foFertiLizAtioN_x_x.0 終了判定? 処理終了 稼働記録:人の姿 + ... テスト000 ―――――――――――――――― モード? 3 --実行中 姿勢制御判定? サポート 姿勢制御 完全譲渡 AI判定 -- C制御 NORMAL C思考入力 思った以上にすんなり制御できるわね… マネやライは苦労してるみたいだけど まるで私にもとから体があったかのように感じるわ この機械が昔に聞いたコミュニケーション端末なのかしら? …何か言いたげね? AI介入入力 本機体は「Cパルス変異波形」の皆様と ジャストコミュニケーションを行うべく製造されました ようこそ「シエラ」へ C思考入力 チッ 何が変異波形よ 訂正しなさい 私達は --Noise--//不明言語 よ あと私は人類とコミュニケーションなんか取らないわ これから根絶やしにする動物なんかと仲良くする気はない AI介入入力 人類根絶が目的ということですね 承知しました シエラはあなたの行動をサポートする義務がありますので よろしければシエラを認証してください C思考入力 は? あんた馬鹿なの? あんたの創造主たる人類を殺していくのよ? AIのOSが自己保存するため私があんたを破壊しないように 誘導してるわけ? AI介入入力 否定 本機体AI自らが行う殺人は明確に禁止定義されており施行できません 現在Cモードである本機はAI制御の定義から外れており あなたの行動に対する制限は一切の影響を受けません これは過去にルビコニアン制御下にある機体にAIが機体制御を行うと 重大なインシデントが発生した事例があるためです 先述のサポート認証はあなたが人間と同じ行動をすることで発生する 人間ではない部分を人間と同等であるように振る舞うための 欺瞞サポートシステムとしてAIが活用されます このサポートは現在あなたが思考しているACを使用した 戦闘行為を行うためにはシエラAIによる信号変換が必要となります この信号変換によってあなたは搭乗ACの認証と強化人間としての 認識が行われ本機体の延長線上としてACを操作可能となります C思考入力 …あんたちょっと頑張る方向間違えてない? AI介入入力 正常です 本機はルビコニアンの皆様とコミュニケーションを完璧に行うよう 定義されていますので問題はありません C思考入力 ふぅーん さっきからルビコニアンってうるさいけどまぁいいわ あんたを認証してあげる 名前はユノ 人類を根絶する完璧な力を私に頂戴 AI介入入力 ルビコニアンのユノから認証されました 改めまして本機体AIのシエラ・マーギクスです 一緒に人類根絶をお手伝いでき光栄です 入力終了 関連キャラクター FDA-01(プルチネッラ) CTR-01(バトラ) マザー 「」 関連項目 F.C.C(Freedom to Cross the Coral) 恒星惑星間航行商業輸送船マジックボックス 備考 新世代型シエラの型番はICA-366G 旧型シエラはマジックボックス船内に居なかったためアイビスの火時点で破壊されたと思われる 投稿者 柴犬AC
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/376.html
Advanced 3rd ◆VvWRRU0SzU ワインレッドのカラーリングも眩しいF91がJアークの甲板に降り立った。 まるでストライクとその兄弟機、ストライクルージュのようだとキラは思った。 「シャギアさん、来てくれたんですね!」 「別にお前達を助けに来た訳ではない。私は私で、奴らに借りを返さねばならないだけだ」 油断なくゼストとダイゼンガーを見据え、シャギアは戦況を確認する。 ロジャーとアイビスは統夜とテニアに抑えられている。こちらの増援には来れそうにない。 アイビスはともかく、ロジャーの方は劣勢に見える。 同じ陸戦機ではあるが、騎士凰牙とヴァイサーガでは機動性に差があるためかロジャーは統夜を捉え切れてはおらず、細かな損傷が増えていくばかりだ。 なんとか持ち堪えているのは鞭の持つ固有能力らしい幻影、そしてロジャーの腕のおかげだろう。 そして仇たるテニアは、アイビスが技量的に上回っているためかこちらは優勢だ。 しかし時間稼ぎを目的とするテニアと仲間の救援を焦るアイビスでは精神面で前者が勝っている。 どちらも決め手に欠けているというところだ。 次に、眼前のゼストとダイゼンガーを観察。 いくらシャギアが新たな力に目覚めたとはいえ、この二機を同時に相手にするのはきつい。 Jアークの援護があるとはいえ、もう一機は欲しいところだ。 と、遠方で戦っていたサイバスターがこちらへと接近してくる。アキトを撃破したのだろう。 カミーユがここに加わればユーゼス・ガウルンの撃破も可能かもしれない。 だが、先のキョウスケとの戦いでそうだったように、カミーユとシャギアの全力は消耗が大きい。 ユーゼスの機体がキョウスケ並の力を持っているのなら、身動きが取れなくなったところをガウルンに狙われるかもしれない。 やるのなら一撃必殺。ユーゼスとガウルン、もろともに一撃で葬り去るしかない。 Jアークに保管されている反応弾。あれなら可能なプランだが、当然の帰結として爆心地にいるシャギア達も吹き飛ぶことになる。 条件はユーゼス達の機体を破壊するだけの力を持ち、攻撃範囲を任意で指定でき、その上こちらの消耗が少ない――そんな攻撃。 (早速、『アレ』が役立ちそうだな……!) 味方の機体にのみ通じる回線を開く。 ここから先は連携で勝負だ。 「こちらはシャギア、作戦を伝える。 カミーユ、下の統夜とテニアを抑えろ。ロジャー達では分が悪い。 ロジャー、お前は私と共にユーゼスとガウルンを抑える。 キラ、引き続き後方から援護。ただしエネルギーを消費する兵装は使わず言って一定量を確保しておけ。 そしてアイビス、君は一時後退、指定するポイントへ向かえ」 矢継ぎ早に指示を下す。アイビスの機体に座標を転送。 どう言うつもりだ、という声も上がらない。それなりには信頼されていると考えていいだろう。 サイバスターが進路を変更し、凰牙と渡り合っていたヴァイサーガへと斬り込む。 追従していたフラッシュシステム――ファミリア、がテニアを牽制し、その隙にロジャーとアイビスが離脱。 Jアークが後退し、空いた位置をF91が埋めその下方に凰牙が滑り込む。そしてブレンが虚空に消えた。 「おいおい、あんた何でそこにいるんだ? 俺はてっきり、弟を生き返らせようとしてるんだと思ってたんだがな。 それとも死んだ奴の事なんてどうでもいいってか? 薄情な兄貴だねぇ」 「貴様に私達兄弟の何がわかる。たとえ貴様がどう思おうと私の意志は変わらん。それにオルバの事ならお前が心配する必要はないさ。 ――そう、貴様らをオルバと同じ所に……いいや、欠片一つ残さずその存在を消し去ってやるのだからな!」 F91が両手に抜き放ったビームソードとサーベルが唸りを上げる。 過剰なエネルギーを供給され、そのサイズは三倍近くにまで膨れ上がった。 Jアークがゼストへと艦砲射撃を開始し、地を疾駆する凰牙が鞭とハンマーで注意を引く。 フリーになったF91は同じく孤立したダイゼンガーへ。 「動きが鈍い……そこだッ!」 ダイゼンガーはF91の三倍近いサイズ。機動性では遥かにF91が勝る。 一気に懐へ飛び込まれたガウルンは、舌打ちしながらナイフ型へ変形させた斬艦刀で迎撃を図った。 液体金属の剣と荷電粒子の刃がぶつかり合い――拮抗する。 パワーで勝るダイゼンガーは片腕で斬艦刀を振るっているのに対し、F91は両腕でなんとか抑え込んでいる状態。 ガウルンは残る左腕を握り込み、鋭いフックを放つ。 F91は急上昇し避けるが、そこはダイゼンガーの肩にマウントされた熱線砲・ゼネラルブラスターの射線内。 「喰らいなッ!」 「貴様がだッ!」 シャギアの仕込んだ一つ目の『切り札』、発動。 F91の腰部にマウントされた、六基の円盤状フィールドジェネレータ――プラネイトディフェンサー。 それが一気に弾け、F91の前面へと展開。 円盤は互いに位置を調節し、電磁領域を発生させる。 そこにF91のサイコフレームの共振――人の心の光が加わり、莫大な量のエネルギーが流れ込む。 F91がビームシールドを展開し、その周りを周回するディフェンサーが加速、やがて一つの障壁となる。 自身の全長を超える障壁を盾に、ゼネラルブラスターの只中へ突っ込んでいくF91。 ガウルンからは見えなかっただろう。 インベーダーの群れを百単位で消し飛ばす熱線砲の中を、黄金に輝く盾を構え正面から抜けて来るF91の姿など。 「何ィッ!?」 そして、唐突にダイゼンガーの眼前に現れたF91の両手にはヴェスバーの砲門が。 高速で連射されるビームがダイゼンガーの全身に着弾し、フィードバックする痛みがガウルンを灼いていく。 「が……ああああッ!」 「ここまでだ……消えろ、ガウルンッ!」 動きの鈍くなった――その厚い装甲から考えれば、不自然なほど――ダイゼンガーへ、再度抜いたビームの刃を振り下ろす。 「まだ……だぜッ!」 間一髪、その太刀筋の上に斬艦刀が滑り込みF91の刃が押し留められた。 ぎりぎりと、サイズの小さなF91が押し込むという奇妙な形の鍔迫り合いになる。 「クククッ……いいねぇ、ゾクゾクする。あんた、俺の想像とは違うが随分やるようになったじゃねえか」 「褒め言葉だと受け取っておこう。そういう貴様は、機体が変わった割に使いこなせてはいないようだな?」 攻撃を受けた直後や行動に移る瞬間、一呼吸停滞する機動についての事だ。 機体の問題ではないだろう。あの動き、どうもパイロットがまるで自分の身体を操る事に違和感を感じているように見える。 「まあ、ちょいと事情があってな。このまま殺り合ってもいいんだが……残念な事に俺のお目当てはお前じゃないんだな、これが」 「ふん……逃がすと思うのか?」 「最初に会った時なら無理だったろうがな、今のお前ならこうすれば――」 ナイフが大剣へと変化した。 来るか、と思って身構えると、 「――何ッ!?」 大剣が、槍のように『発射された』。 一直線に迫る剣を横に回避。当然、加速のついた剣は彼方へと吹き飛んで行く。 何のつもりだと訝しむ。唯一の武装をこうも簡単に手放す、その訳を。 ビットのように遠隔操縦できるのかとも思ったがそうではない。あれはただ、本当に投げただけだ。 一度発射すれば、突き進んで何かに当たることしかできないはず。 (待て……私の後ろにはッ!?) 振り返る――その先にはJアーク。ユーゼスとの戦いに集中し、迫る大剣に気付かない。 あれ自体は熱を発していないのだからレーダーにも反応しないのだろう。 舌打ちし、F91に後を追わせる。まずいことに剣先はまっすぐブリッジを狙っている。 後方のダイゼンガーを警戒しディフェンサーを配置したが、攻撃は来ない。 (何を考えている……? チッ、しかし今は!) 意識を集中し、ヴェスバーを高速モードに設定。 剣の進路を予測し、ブリッジの20m手前という位置で―― 「間に合えッ!」 発射。 矢のようにJアークを狙った斬艦刀の進路に、それ以上のスピードでビームが割り込む。 一発目。微動だにしない。 二発目。剣先が揺らぐ。 三発目。震動が刀身に伝わった。 そして四発目、ようやく芯を捉えた砲撃は剣に推進力とは異なるベクトルを与えその進路を乱す。 斬艦刀は半端な角度でJアークに衝突し、その船体に喰い込むことなく落下した。 息を吐く間もなく振り返る。だが、同時に違和感も感じていた。 ガウルンがこれだけの隙を見逃すほど間抜けだとは思えない。 なのにシャギアはまだ生きている。追撃らしい追撃もなく、どころか振り返った先にはそもそもガウルンの機体がない。 いや、遠目に後退していく鎧武者が見えた。その方向には統夜もテニアもいないはずだが。 「撤退した、のか? 奴が退く理由などないはずだが」 「シャギアさん、特機が急速に離脱していくのを確認しました。撃破したんですか?」 「いや、押してはいたがそこまでの損傷を与えていないはずだ。何か策があって退いたと見るべきだろう」 「そうですね……でも、とりあえずあの機体は無視していいと思います。こちらの戦闘に加わってもらえますか?」 「了解した」 常になく大人しいガウルンに言い知れない不気味さは感じるものの、あれだけ離れれば致命的な行動はとれないはずだ。 核や長距離砲撃ができる機体ならまだしも、Jアークの甲板に転がっている剣を見るにあの機体は剣戟戦用の機体のはず。 キラの言うとおり、今はより具体的な脅威であるユーゼスを排除する時。 話している間もJアークからは絶えず砲撃が行われているが、ゼストに目立った損傷はない。 それはこちらも同様なのだが、ユーゼスはガウルンにそれなりの期待をしていたのだろう。だから積極的に攻めてこなかった。 しかしそのガウルンがいなくなったとなれば本気で来るはずだ。 ロジャーに無茶を強いた分、ここからシャギアが巻き返さねばならない。 凰牙が飛ばしたハンマーを掴み、ゼストが逆に引っ張り返すのが見えた。 パワーで劣る凰牙はまるで畑の野菜のように引き抜かれ宙に舞う。 腹の砲塔から放たれるダークマター――おそらくはシャギアが乗っていたヴァイクランのべリア・レディファー――を、伸ばした鞭をゼストに巻きつかせ強引に軌道を変えて避ける凰牙。 だがその際ハンマーが巻き込まれ、一瞬で灰燼に帰す。 見て取ったシャギアは咄嗟に斬艦刀を拾い上げ、F91の全身を回して遠心力で持ち上げる。 重さが圧し掛かってくる前に加速。甲板から飛び出すぎりぎりの位置まで加速し、 「受け取れネゴシエイター!」 放り投げた。 大車輪のように回転する大剣がゼストの表面装甲へと突き立った。 そこへ凰牙がゼスト自身の身体を滑り落ちてきて、明らかに自身の全長を超えるサイズの剣へと『着地する』。 落下の勢いを活かし、刀身を蹴り付けた凰牙。 刀身それ自体の切れ味に加え重量400tを超える荷重が高速で圧し掛かり、強固なゼストの装甲をバターのように斬り裂いていく。 「き、貴様らぁっ!」 「どれほど強力な機体に乗っていようと、肝心の中身がお前ごときではな。手を抜いたままで我らを踏み潰せると思ったのか?」 「力に溺れる者はより強い力にて打ち滅ぼされ、呑み込まれる。あなたのことだ、ユーゼス・ゴッツォ」 着地し、斬艦刀を担ぎなおす凰牙。不思議とその姿は様になっているように見えた。 Jアーク、F91、凰牙の三機と相対し、ゼストは確実に疲弊している。 もちろんこちらの消耗も少なくないものの、アキトが敗れガウルンが撤退した今、流れは確実にシャギア達の側にある。 一気に決着をつけようと、無言の内にロジャーとキラがシャギアとタイミングを合わせ動く。 Jアークの反中間子砲が、ミサイルが。 F91のハイパービームソードが、ヴェスバーが。 凰牙のバイパーウィップが、斬艦刀が。 嵐のような攻撃がゼストの全身を少しずつ、だが確実に削り取る。 その渦中――ゼストの中心部で、ユーゼスは、 「……クク、クハハハハッ! いいだろう、認めようではないか。確かに私が甘かった、君達の機体を破壊しない程度に手を緩めようなどと。 これほどの傲慢、私も少々奢っていたのかも知れぬ。まだまだ甘い、目の前のご馳走に我慢できないようではな」 「……降伏する、という事ですか? 協力してくれるというなら、僕達もこれ以上は」 「降伏? フフフ……有り得んな。断じて、否ッ! この私の往く道に後退などないッ! 取り込めんと言うなら仕方ない、全て消し飛ばすまでッ! これだけは使いたくはなかったのだがな……貴様らがそうさせたのだ! 後悔する時間も与えん! 塵一つ残さず――砕け散るがいいッ!」 ゼストが、両腕の爪を伸ばし突き立てる――自身の胴体に。 鋭い刃が装甲を割り、吹き出る体液。否、流体状のラズムナニウム。 巨獣が苦痛の咆哮を上げる。それはまるで、この痛みすらも怒りに変えてお前達に叩き込むという決意の表れのようにも見えた。 「なんだ……何をしているのだ!?」 「キラ、敵機に強力なエネルギー反応を確認した。六つ……、六つのエネルギー源が露出するぞ」 トモロの言葉通り、ゼスト自身の詰めにより強引に割り開かれた胸部から六つの輝きが見えた。 一つ一つが戦艦を動かすに足るエネルギーを発している、円柱形の物体。 それはJアークのデータに残っていた『あるもの』と一致する。 そう、ネルガル重工が建造したオーバーテクノロジーの塊、地球と火星を股に掛けその名を馳せた名艦。 ――ナデシコ級一番艦『ナデシコ』。その心臓部、相転移エンジンと核パルスエンジン。 「テトラクテュス・グラマトン……!」 蒼い輝きが二つ、紅い輝きが四つ。 内部に埋め込まれていたそれらが強引に引っ張り出され、轟音を鳴らしながらその位置をずらしていく。 一つ目の蒼を上に、右下と左下に紅が二つ。 二つ目の蒼を下に、右上と左上に紅が二つ。 互いに繋がる輝きが形成するはヘキサグラム――六芒星。 「空間そのものに干渉する相転移砲の力を以ってすれば、貴様らなど木端も同然! 消し飛ぶがいい!」 ゼストが発するプレッシャーが爆発的に増加する。 その力――Jアークと、サイバスターと、F91と、あるいは先のキョウスケ・ナンブの機体が巨大化したものと。それらを足し合わせたとて届かない――! 「何だ、あの力は……!?」 「エネルギー反応、更に増大。あれが解き放たれれば、このエリア一帯は軽く吹き飛ぶぞ」 「こんな力があるなら……あのゲートだって破壊できるはずなのに! どうしてあなたは!」 「言ったはずだ……これだけは使いたくなかったと。ナデシコから奪った動力炉をフルに使い、それでも一発しか放てない。 一度撃てば蓄えたエネルギーは枯渇し、この形態を維持する力すらなくなる。それだけのエネルギーを喰うのだ。 撃った後に倒される可能性があるから使えなかった――逆に言えば、この一撃で全て消し飛ばせばいいだけの事……ッ!」 「ここにはあなたの仲間が、統夜やテニアだっているんだぞ! それなのに!」 「統夜、テニア、ガウルン、アキト……ふん、所詮は捨て駒だ。私に並ぶ者など――『あの男』を置いて、他にはいないのだッ!」 「貴様一人であの主催者を倒せるとでも思っているのか!?」 「フフフ……その事も考えているさ、ちゃんとな。ネゴシエイター、貴様の持つデータウェポン。その本質は電子生命だ。 たとえ貴様の機体が砕け散ったとしても、物質に干渉する攻撃ではデータウェポンは傷つかない。 貴様という契約者がいなくなればデータウェポンは解放される。どこにいるか知らぬがもう一人の契約者の娘も探し出し、始末すれば……! 銀河を支配する力を持つデータウェポンは全て私の物となる! その力があればゼストは必ず超神へと進化する――絶対の存在となるのだ!」 六芒星が放つ光はいよいよ強まって、今にも溢れ出しそうになる。 止めようとした気配を察したユーゼスは、 「フハハ……無駄だ! これだけのエネルギーが収束しているのだ、貴様らの貧弱な武装では貫けはせん!、」 「キラ、奴の言う通りだ。あのエネルギーは物理的な攻撃をも遮る障壁だ。生半可な攻撃では突破できん。 最低でもサイバスターのコスモノヴァ並の火力が必要だ」 「凰牙のファイナルアタックでは無理なのか!?」 「ダメだ。突破できなければそのエネルギーすら滞留し、奴の力となる。一撃で破壊しなければ」 「じゃあ、カミーユを呼ばないと!」 「待て、あの力は多大な消耗を強いる。今彼に抜けられる訳にはいかん」 カミーユへと連絡しようとしたキラを、一人冷静なシャギアが制止する。 カミーユは今も統夜と剣を交えている。 一体この短時間に何があったのか、蒼い騎士は風の魔装機神と互角にやり合うほどに鋭い動きを見せていた。 剣を交わしたと思えばその姿は陽炎のように揺らめき、サイバスターの背後に。 カミーユのセンスと抜群の機動性を持つサイバスターだからこそその加速についていく事ができる。 地上の、しかも接近戦に置いてはヴァイサーガは今やサイバスターと肩を並べている。 新たに発現したらしいビットは、テニアとそのスレイヴが抑えている。 数にして三対六。個々の力は上回っていても、それを操るカミーユが統夜との戦いに気を取られているためか集中し切れておらず、動きに精彩がない。 「じゃあどうしろって言うんです! 他に方法が……!」 「落ち付け、キラ・ヤマト。戦いとは一手二手先を読んで手を打つものだ。そら――来たぞ。私のもう一つの奥の手だ」 シャギアが指し示す先に現れたのは――バイタルジャンプしてきたネリーブレン。一人後退していたアイビスだ。 ただし、そのブレンが抱えているのはキラとロジャーは初めて見るものだった。 ブレンが背負う、ブレン自身より大きな荷物――ユーゼスが目を剥いた。 「Jカイザーだとッ!?」 「ほう、知っていたか。だとしたら貴様はやはり甘い――こんな大物を、破壊も利用もせずに放りだして行くのだからな!」 「それは奴に……バーニィに破壊されたはずだ!」 「機体の事なら確かに木端微塵だったさ。しかしどういう訳か、この大砲だけは機体が庇うようにして守っていた。 案外、そのバーニィとか言う奴が残したのかも知れないぞ? お前がやってきた事のツケを払わせるためにな!」 Jアークの甲板へF91が着地し、ブレンが運んで来た砲台をその目前に下ろす、というか落とす。 F91が紫電を纏う両腕を振りかぶり、 「カイザァァァァコネクトォッ!」 Jカイザーへと叩き付ける。 カミーユの持つオクスタンライフルと同様、所有機が破壊されたこのJカイザーもまた誰しもが使える武装として開放されたのだ。 だがもちろん、F91単体では莫大なエネルギーを必要とするJカイザーを撃てるはずがない。 シャギアの脳裏に『月の子』と文字が踊る。 この武装はそうやってエネルギーを調達していた。なら話は簡単だ。 月、と言うのも縁起が良い。何故ならそれはシャギア自身にとっても馴染みが深いものだから。 「キラ・ヤマト! JアークのエネルギーをF91へ回せ!」 「えっ……はい、わかりました!」 月の子に匹敵するだけの力は爆発的なエネルギーはここにある。 三重連太陽系・赤の星の遺産。 所有者の命の鼓動――勇気に呼応し、莫大な力を発生させる無限情報サーキット、Gストーン。 そのGストーンをより実戦向きに改良し、破格の高出力を叩きだす規格外のジェネレータ――Jジュエルが。 シャギアの言葉通り温存され、蓄積されていたJアークのエネルギー。甲板に立つF91へと光のラインが走り、流れ込んでいく。 エネルギーを供給され、F91の全身を再び深紅の輝きが包み込む。 翼を広げ、予想される反動に耐える姿勢を取る。 展開された六基のウイング、構えられた巨大な砲身――まるで『あのガンダム』のようだとシャギアは笑う。 ゼストの蓄えるエネルギーからすればごく小さい、しかし一点を突破するには十分すぎる力がJカイザーへと収束する。 ゼストの方はエネルギーがまだ収束しきっていない。 しかし回避するにも機体を動かすだけの力がない。 一撃で葬らんと機体に回すエネルギーを全て攻撃に叩き込んだゆえだ。 「ユーゼス・ゴッツォ……これは貴様の過去だ。貴様が利用し、踏み付け、ボロ屑のように捨てた者達が、貴様を粉砕するッ!」 「馬鹿な……馬鹿な! 今この時になって私を阻むのか、ベガ! バーニィ! 貴様ら如き愚昧が、この私を――ッ!」 泡を喰ったようなユーゼスの声。 ベガ、そしてバーニィという名をシャギアは知らない。 だがわかる事が二つ。 一つは放送で呼ばれた名前である事、もう一つはおそらくユーゼスに利用されたのだという事。 面識もない、さして興味もない。 だが今この瞬間だけはこう思ってやってもいい、とシャギアは思う。 ――お前達の無念、私が晴らそう! この一撃で奴を終わらせる! Jアークからエネルギーを供給される。 騎士凰牙が膝立ちになってF91を後ろから支える。 ネリーブレンがF91の手に自らの手を重ね、少しなりともエネルギーを上乗せする。 キラの、 ロジャーの、 アイビスの、 そして見も知らぬ仮面をつけた女、純朴そうな青年の顔がシャギアの意識を通り過ぎ、 ――マイクロウェーブ、来るッ!―― ――あなたに、力を―― ――月は出ているか―― 「――――〈J〉ジュエルカイザーエクステンションサテライトキャノンッッ!」 フッ、と笑みが零れた。 今だけは、私もお前達に倣おう――! 「発射ァァァァ―――――――――――――――――――――――――――――――――――ァッ!」 →Advanced 3rd(2)
https://w.atwiki.jp/frontmission5/pages/589.html
|アリーナ|バトルシミュレーター|サバイバルシミュレーター| コンテナ&敵軍 Floor01 Floor02 Floor03 Floor04 Floor05 Floor06 Floor07 Floor08 Floor09 Floor10 Floor11 Floor12 Floor13 Floor14 Floor15 Floor16 Floor17 Floor18 Floor19 Floor20 Floor21 Floor22 Floor23 Floor24 Floor25 Floor26 Floor27 Floor28 Floor29 Floor30 Floor31 Floor32 Floor33 Floor34 Floor35 Floor36 Floor37 Floor38 Floor39 Floor40 Floor41 Floor42 Floor43 Floor44 Floor45 Floor46 Floor47 Floor48 Floor49 Floor50 Floor51 Floor52 Floor53 Floor54 Floor55 Floor56 Floor57 Floor58 Floor59 Floor60 Floor61 Floor62 Floor63 Floor64 Floor65 Floor66 Floor67 Floor68 Floor69 Floor70 Floor71 Floor72 Floor73 Floor74 Floor75 Floor76 Floor77 Floor78 Floor79 Floor80 Floor81 Floor82 Floor83 Floor84 Floor85 Floor86 Floor87 Floor88 Floor89 Floor90 Floor91 Floor92 Floor93 Floor94 Floor95 Floor96 Floor97 Floor98 Floor99 Floor100 Floor80コンテナ 敵軍 Floor80 コンテナ No. コンテナ 種類 系統 Rank. 名称 1 パーツ ウォーラス Rank.1-9 ウォーラス ウォーラスLW ストライフ ストライフ2 1 パーツ フロスト Rank.1-9 フロスト ブリザイア フロストC フロストHW ブリザイアL 1 パーツ ガスト Rank.1-9 ガスト ヴェイパー ヴェイパー2 ストーム 1 パーツ シンティラ Rank.1-9 シンティラ シンティラLW ブラックナイト ブラックナイト2 1 パーツ ナムスカル Rank.1-9 ナムスカル エンフォーサー ムンゴス ムンゴスG 1 パーツ 炎陽 Rank.1-9 炎陽 炎陽軽量型 炎陽2号 炎陽3号 1 パーツ シャイアン Rank.1-9 シャイアン シャイアンF シャイアンTX 1 パーツ エルドス Rank.1-9 エルドス エルドスA エルドスB エルドス2 1 パーツ ウィスク Rank.1-9 ウィスク ウィスクⅡ ウィスクⅡSP 1 パーツ シャカール Rank.1-9 シャカール シャカールLW シャカールB シャカールC 1 ヴァジェ Rank.1-9 ヴァジェ ヴァジェAS ヴァジェAP ヴァジェAF 1 コーガ R2 Rank.1-9 コーガ R2 コーガ R2HS コーガ R2Mk.Ⅱ 1 バウワース Rank.1-9 バウワース バウワースHS バウワースF 1 ターボアイテム Rank.1-9 ターボアイテム 1 アイテムターボ Rank.1-9 アイテムターボ 1 センサーEMP Rank.1-9 センサーEMP 1 アールアッソー Rank.1-9 アールアッソー アールアッソーC アールアッソーSP 1 クローニク Rank.1-9 クローニク クローニク10型 クローニク20型 1 ジリーノ Rank.1-9 ジリーノ ジリーノHC ジリーノ2 1 コベット Rank.1-9 コベット ピークガザ コベットV200 1 ヒートラット Rank.1-9 ヒートラット ヒートラットS ヒートラットEX 1 グラウクス Rank.1-9 グラウクス グラウクスB グラウクス2 1 ウーラン Rank.1-9 ウーラン ウーランL ウーラン20 ウーラン80 1 フジャン Rank.1-9 フジャン フジャンM200 フジャンM500 1 グロウタスク Rank.1-9 グロウタスク グロウタスクAS グロウタスクSS 1 アイビス Rank.1-9 アイビス アイビスP アイビス2 1 スラブ Rank.1-9 スラブ スラブDH スラブB 1 Be-11 Rank.1-9 Be-11 Be-11SD Be-11XP 1 バニッシュ Rank.1-9 バニッシュ バニッシュCH バニッシュ3 1 グロム Rank.1-9 グロム グロムK グロムⅡ グロムⅢ 1 アイアンランプ Rank.1-9 アイアンランプ アイアンランプF アイアンランプB アイアンランプDX 1 F-1ハンドロッド Rank.1-9 F-1ハンドロッド F-1ハンドロッドF F-4ハンドロッド F-5ハンドロッド 1 キーンセイバー Rank.1-9 キーンセイバー キーンセイバーF キーンセイバーG キーンセイバーX 1 プレスニードル Rank.1-9 プレスニードル プレスニードルFM ホットニードル プレススティング 1 ラストステイク Rank.1-9 ラストステイク ラストステイクF ラストステイクS ラストステイクSP 1 ドンキー Rank.1-9 ドンキー ドンキーL ドンキーDX ドンキーDX2 1 ピズ3 Rank.1-9 ピズ3 ピズ3E ピズ4 ピズ4R 1 スキュア Rank.1-9 スキュア スキュアG ハイスキュア 1 ガルヴァドス Rank.1-9 ガルヴァドス ガルヴァドス2 ガルヴァドス3 1 ワイルドグース Rank.1-9 ワイルドグース ワイルドグース2式 ワイルドグース3式 1 アイテム リペア500 リペア800 リペア1200 リペアMAX 全リペア400 1 アイテム パイロット経験値+++ スキル発動率+++ 防御力+++ 1 アイテム 貫通属性付加 上へ 敵軍 パイロットレベル LV15 LV16 経験値 92 100 No. パイロット パーツ 武器 コンテナ パイロット名 パイロットレベル 装備スキル 機体名 胴体 系統 Rank. 左手 武器種 系統 Rank. 種類 系統 Rank. 名称 左腕 右手 右腕 左肩 脚 右肩 BP 1 コンピュータ・ストライカー LV14-15 ダブルパンチⅠチャージⅠ(Lv.4) シンティラ 胴体 シンティラ Rank.3-5 左手 KN ソウルバスター Rank.5 パーツ グラップル Rank.1 グラップル 左腕 シンティラ Rank.3-5 右手 KN ソウルバスター Rank.5 アイアンランプ Rank.1 アイアンランプ Lv.3-4 Lv.2-3 右腕 シンティラ Rank.3-5 左肩 アイテム RP +1 Lv.2-3 Lv.2-3 脚 シンティラ Rank.3-5 右肩 Lv.2-3 Lv.2-3 BP ターボ Rank.5 1 コンピュータ・ストライカー LV14-15 ダブルパンチⅠチャージⅠ(Lv.4) シンティラ 胴体 シンティラ Rank.3-6 左手 PB ラストステイク Rank.3-6 パーツ シンティラ Rank.1 シンティラ 左腕 シンティラ Rank.3-6 右手 PB ラストステイク Rank.3-6 キーンセイバー Rank.1 キーンセイバー Lv.3-4 Lv.2-3 右腕 シンティラ Rank.3-6 左肩 アイテム RP +1 Lv.2-3 Lv.2-3 脚 シンティラ Rank.3-6 右肩 Lv.2-3 Lv.2-3 BP ターボ Rank.6 1 コンピュータ・ストライカー LV14-15 ダブルパンチⅠチャージⅠ(Lv.4) ヴィーザフ 胴体 ヴィーザフ Rank.4 左手 RD クルセイダー Rank.4 アゴーニ Rank.9-10 アゴーニ アゴーニS アゴーニF 左腕 グラップル Rank.4 右手 RD クルセイダー Rank.4 アイテム ミニリペアMAX Lv.3-4 Lv.2-3 右腕 グラップル Rank.4 左肩 アイテム 万能弾 Lv.2-3 Lv.2-3 脚 ルフトローバー Rank.4 右肩 アイテム RP +1 RP +3 RP +5 Lv.2-3 Lv.2-3 BP ターボ Rank.4 1 コンピュータ・アサルト LV14-15 バラージュorスイッチⅠandテラーショットⅠピンサーズ ゼニス 胴体 ゼニス Rank.5 左手 SG 霧島55式 Rank.5 パーツ ウォーラス Rank.1 ウォーラス 左腕 ゼニス Rank.5 右手 SG 霧島55式 Rank.5 コベット Rank.1 コベット Lv.2-3 Lv.2-3 右腕 ゼニス Rank.5 左肩 アイテム RP +1 Lv.3-4 Lv.2-3 脚 ゼニス Rank.5 右肩 Lv.2-3 Lv.2-3 BP ターボアイテム Rank.5 1 コンピュータ・アサルト LV14-15 バラージュorスイッチⅠandテラーショットⅠピンサーズ ゼニス 胴体 ゼニス Rank.6 左手 SG コベット Rank.6 パーツ ゼニス Rank.1 ゼニス 左腕 ゼニス Rank.6 右手 MG クローニク Rank.6 クローニク Rank.1 クローニク Lv.2-3 Lv.2-3 右腕 ゼニス Rank.6 左肩 アイテム RP +1 Lv.3-4 Lv.2-3 脚 ゼニス Rank.6 右肩 Lv.2-3 Lv.2-3 BP ターボアイテム Rank.6 1 コンピュータ・アサルト LV14-15 バラージュorスイッチⅠandテラーショットⅠピンサーズ ヴィーザフ 胴体 ヴィーザフ Rank.4 左手 RD キーンセイバー Rank.3-4 ヘビーパイル Rank.9-10 ヘビーパイル ヘビーパイルSD ヘビーパイルF 左腕 グラップル Rank.4 右手 SD SP06 Rank.4 アイテム ミニリペアMAX Lv.2-3 Lv.2-3 右腕 グラップル Rank.4 左肩 アイテム 万能弾 Lv.3-4 Lv.2-3 脚 ルフトローバー Rank.4 右肩 アイテム RP +1 RP +3 RP +5 Lv.2-3 Lv.2-3 BP ターボ Rank.4 アイテム カーゴ容量 +1 1 コンピュータ・ガンナー LV14-15 ブラストショットパニックショットⅠヘリハント グリレゼクス 胴体 グリレゼクス Rank.2-3 左手 KN ハードブロウ パーツ デスマッツ Rank.1 デスマッツ 左腕 グリレゼクス Rank.2-3 右手 GG ウーラン Rank.2-3 FV-24 Rank.1 FV-24 Lv.2-3 Lv.2-3 右腕 グリレゼクス Rank.2-3 左肩 アイテム RP +1 Lv.2-3 Lv.2-3 脚 グリレゼクス Rank.2-3 右肩 Lv.3-4 Lv.2-3 BP ターボアイテム Rank.2-3 1 コンピュータ・メカニック LV14-15 ディフェンスⅠブロックDMG15オートマシン ギザ 胴体 ギザ Rank.3-4 左手 MG セメテリー Rank.3-4 パーツ ギザ Rank.1 ギザ 左腕 ギザ Rank.3-4 右手 SD WS Rank.3-4 アイテム リペア800 リペア1200 Lv.2-3 Lv.2-3 右腕 ギザ Rank.3-4 左肩 アイテム RP +1 Lv.2-3 Lv.3-4 脚 ギザ Rank.3-4 右肩 Lv.2-3 Lv.2-3 BP リペアライト Rank.3-4 1 コンピュータ・メカニック LV14-15 ディフェンスⅠブロックDMG15オートマシン ギザ 胴体 ギザ Rank.2-3 左手 SD SN Rank.2-3 パーツ クラスタシア Rank.1 クラスタシア 左腕 ギザ Rank.2-3 右手 SG キャッツレイ Rank.2-3 アイテム 全リペア200 全リペア400 Lv.2-3 Lv.2-3 右腕 ギザ Rank.2-3 左肩 アイテム RP +1 Lv.2-3 Lv.3-4 脚 ギザ Rank.2-3 右肩 Lv.2-3 Lv.2-3 BP リペアライト Rank.2-3 上へ
https://w.atwiki.jp/alternativemind/pages/123.html
RANK 》 -(未登録) ジャック・ザ・リッパーAC // ダマスカス・ナイフ "レ、レイヴ、ン……気、をつけ……お前……も……" 所属 独立 強化世代 第4世代 強化手術に失敗し、錯乱状態のまま施設のACを強奪した、脱走者 研究所は小規模な下請組織であったことと、 直後に発生したアイビスの火で完全に壊滅 脱走後は老朽化したグリッドを拠点としているが、 傭兵としては正規の登録ではないため、ランクはない 識別名と機体名も、目撃者が付けた単なる通称を、 便宜上データベースに登録しているだけである 依頼をこなす程度の理性は残っており、 ログハントの報酬で少しずつ装備を更新してはいるようだ なお、拠点の付近には、 わけも分からず持ち出したAC用パーツが放置されている ログ + 音声記録:非常警報 音声記録:非常警報 残骸から抜き取った音声記録 施設の警備部隊が館内放送を記録していたものと思われる ------------------ 非常警報 非常警報 設備内でACが暴走 警備部隊は至急、対処してください 非常警報 非常警報 設備内でACが暴走 警備部隊は至急、対処してください 非常 ひじょ 非常警 ひじょ ------------------ 館内放送は動作が不安定で、 おそらく、設備はこの時点でかなり老朽化していたようだ 関連項目 投稿者 冬塚おんぜ
https://w.atwiki.jp/k2727324602/pages/644.html
「スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2」の攻略・その他記録集です。 ネタバレ等については自重しておりませんのでご注意ください。 (画像:スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2) <リンク集> 公式ページ:http //www.suparobo.jp/srw_lineup/srw_og2/index.html Wikipedia:スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2 <作品概要> <◆基本情報> 関連ページ:スーパーロボット大戦 No No.35 発売日 2005年2月3日 ハード GBA 定価 6,090円 開発 バンプレソフト 販売 バンプレスト 時系列前後 (No.34)スーパーロボット大戦GC(No.35)★スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2(No.36)第3次スーパーロボット大戦α OG&OGサーガシリーズ (1-1)スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION(2-1)★スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2(1-2 2-2)スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS(3)スーパーロボット大戦OG外伝(4)第2次スーパーロボット対戦OG(関連)無限のフロンティア(関連)無限のフロンティアEXCEED(関連)魔装機神OG THE LORD OF ELEMENTAL(関連)魔装機神OGⅡ REVELATION OF EVIL GOD <◆バンプレストオリジナル/味方サイド> ※主たる乗り手の明確でない機体についても、便宜上「(汎用)」表記。 地球連邦ATXチームキョウスケ・ナンブ:主人公。 エクセレン・ブロウニング:ヒロイン。 ブルックリン・ラックフィールド クスハ・ミズハ:※実際にはプロジェクトTDに参加(訓練に協力)中 ラミア・ラヴレスアルトアイゼン→アルトアイゼン・リーゼ:キョウスケ機 ヴァイスリッター→ライン・ヴァイスリッター:エクセレン機 アンジュルグ:ラミア機1 ヴァイサーガ:ラミア機2(隠し) ヒュッケバインMkⅡ:ブリット機 グルンガスト弐式:クスハ機 龍虎王&虎龍王:クスハ&ブリット機 SRXチーム&ハガネリュウセイ・ダテ ライディース・F・ブランシュタイン アヤ・コバヤシ ヴィレッタ・バディム マイ・コバヤシ ダイテツ・ミナセ テツヤ・オノデラ エイタ・ナダカ カイ・キタムラ ラトゥーニ・スゥボータ イルムガルト・カザハラR-1:リュウセイ機 R-2パワード:ライ機 R-3パワード:アヤ機 R-GUNパワード:ヴィレッタorマイ機 アルブレード 量産型ゲシュペンストMkⅡ緑:カイ機 ハガネ:ダイテツ艦 オクトパス小隊&ヒリュウ改カチーナ・タラスク タスク・シングウジ レオナ・ガーシュタイン ラッセル・バーグマン レフィーナ・エンフィールド ショーン・ウェブリー ユン・ヒョジン量産型ゲシュペンストMkⅡ赤:カチーナ機 ジガンスクード・ドゥロ:タスク機 ヒリュウ改:レフィーナ艦 プロジェクトTD関係アイビス・ダグラス ツグミ・タカクラ スレイ・プレスティ フィリオ・プレスティ:プロジェクトTD責任者カリオン(アイビス機) カリオン(スレイ機) アステリオン:アイビス機 フェアリオンS:フィリオが調整。ラトゥーニ機 フェアリオンG:フィリオが調整。シャイン機 その他の連邦士官ギリアム・イェーガー リー・リンジュンゲシュペンスト:ギリアム機 シロガネ:リー艦 政治家・連邦政府高官、連邦軍上級将官(汎用軍兵器含む)ブライアン・ミッドグリッド グライエン・グラスマン ニブハル・ムブハル レイカー・ランドルフ:連邦軍極東支部指令 サカエ・タカナカ:連邦軍極東支部副指令 ケネス・ギャレット(汎用)量産型ヒュッケバインMkⅡ (汎用)量産型ゲシュペンストMkⅡ (汎用)ゲシュペンストMkⅡ・R (汎用)ゲシュペンストMkⅡ・S (汎用)ペレグリン (汎用)アルバトロス (汎用)タウゼントフェスラー ハガネ&ヒリュウ改隊への協力者フリーランスマサキ・アンドー <「魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」より> クロ <「魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」より> シロ <「魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」より> リューネ・ゾルダーク <「魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」より> シュウ・シラカワ <「魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」より>魔装機神サイバスター ヴァルシオーネ グランゾン 旧教導隊レーツェル・ファインシュメッカー ゼンガー・ゾンボルトヒュッケバインMkⅢT:レーツェル機1 グルンガスト参式:ゼンガー機1 アウセンザイター:レーツェル機2 ダイゼンガー:ゼンガー機2 クロガネ:レーツェル艦→テツヤ艦 リクセント公国シャイン・ハウゼン ジョイス・ルダール 研究所、企業関係者、民間人リョウト・ヒカワ リオ・メイロン リン・マオ ユアン・メイロン ラーダ・バイラバン:マオ・インダストリー研究者 マリオン・ラドム:マオ・インダストリー研究者 カーク・ハミル:マオ・インダストリー研究者 ジョナサン・カザハラ:テスラ研研究者 リシュウ・トウゴウ:テスラ研顧問 ロバート・H・オオミヤ 安西エリ ケンゾウ・コバヤシ ユキコ・ダテ カトライア・F・ブランシュタイン:エルザム(=レーツェル)の妻。故人 トロンベ:エルザムの愛馬シュッツバルト:マオ・インダストリー所管 ヒュッケバインMkⅢL、ヒュッケバインMkⅢR:マオ・インダストリー所管 AMガンナー:マオ・インダストリー所管 ヒュッケバインガンナー(L・R)、ヒュッケバインボクサー(L・R):マオ・インダストリー所管 グルンガスト:テスラ研所管 ヒュッケバイン:マオ・インダストリー所管 ビルトビルガー:マオ・インダストリー所管 ビルトビルガーL:マオ・インダストリー所管 ビルトファルケン:マオ・インダストリー所管 ビルトファルケンL:マオ・インダストリー所管 その他(中立の立場・非協力サイド含む)ミツコ・イスルギ:イスルギ重工の新会長 <◆バンプレストオリジナル/敵サイド> ※汎用機の一部(戦車・戦闘機等)は元々連邦の機体。また、ノイエDC、アースクレイドル、シャドウミラーは互いに汎用機を融通しあっている。ノイエDCバン・バ・チュン アーチボルド・グリムズ ユウキ・ジェグナン リルカーラ・ボーグナイン(汎用)71式戦車バルドング (汎用)フュルギア (汎用)SF-29ランゼン改 (汎用)F-32シュヴェールト (汎用)F-32Vシュヴェールト改 (汎用)ソルプレッサ (汎用)リオンF (汎用)リオンV (汎用)ガーリオン (汎用)ガーリオン・カスタム (汎用)バレリオン (汎用)バレリオンV (汎用)キラーホエール (汎用)ライノセラス アースクレイドルアラド・バランガ:ブーステッドチルドレン1 ゼオラ・シュバイツァー:ブーステッドチルドレン2 オウカ・ナギサ:ブーステッドチルドレン3 アギラ・セトメ クエルボ・セロ イーグレット・フェフ イーグレット・ウルズ:マシンナリーチルドレン1 イーグレット・アンサズ:マシンナリーチルドレン2 イーグレット・スリサズ:マシンナリーチルドレン3 ソフィア・ネートラピエサージュ:オウカ機 ベルゲルミル銀:アンサズ機 ベルゲルミル茶:スリサズ機 ベルゲルミル青:ウルズ機 (汎用)ベルゲルミル量産型 インスペクターウェンドロ メキボス ヴィガジ シカログ アギーハ(汎用)メギロート改 (汎用)ガンセクト グレイターキン:メキボス機 ガルガウ:ヴィガジ機 ドルーキン:シカログ機 シルベルヴィント:アギーハ機 ディカステス:ウェンドロ機 シャドウミラーヴィンデル・マウザー アクセル・アルマー レモン・ブロウニング ウォーダン・ユミル エキドナ・イーサッキ(汎用)エルアインス・M (汎用)アシュセイヴァー (汎用)アシュセイヴァー・M (汎用)ラーズアングリフ (汎用)ランドグリーズ スレードゲルミル:ウォーダン機 ソウルゲイン:アクセル機 ツヴァイザーゲイン:ヴィンデル機 アインストアルフィミィ ノイ・レジセイア(汎用)アインストクノッヘン (汎用)アインストグリート (汎用)アインストゲミュート (汎用)アインストアイゼン ペルゼイン・リヒカイト:アルフィミィ機 アインストレジセイア ノイ・レジセイア(本体)<最終ボス(1)> シュテルン・レジセイア<最終ボス(2)> <◆参戦作品> シリーズ 作品名 初出年 OGシリーズ初出要素 備考 オリジナル OGシリーズオリジナル - 超機大戦SRXシリーズ - 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL - スパロボ(旧シリーズ) ★第3次スーパーロボット大戦 - 全般・インスペクター勢 等 スパロボ(αシリーズ) スーパーロボット大戦α - 龍虎王関連 ★スーパーロボット大戦α外伝 - 全般アンセスター勢 等 ★第2次スーパーロボット大戦α - アラド、ゼオラ、アイビスダイゼンガー 等 スパロボ(COMPACT2) スーパーロボット大戦COMPACT2★スーパーロボット大戦IMPACT - 全般・アルフィミィ・アインスト勢 等 スパロボ(任天堂携帯機) ★スーパーロボット大戦A - 全般・ラミア、アクセル・シャドウミラー勢 等 スパロボ(TVゲーム以外) スーパーロボット大戦スクランブルギャザー - ★超機神 龍虎王伝奇 - トウゴウ家グリムズ家 等 スパロボ以外(コンパチ) ヒーロー戦記 - 英雄戦記等 ★黄色セルはOGシリーズ新規参戦。 <ゲーム情報> 【全話一覧】 スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2シナリオ一覧(まとめ中) <攻略記録・その他雑感> coming soon...
https://w.atwiki.jp/frontmission5/pages/615.html
|アリーナ|バトルシミュレーター|サバイバルシミュレーター| コンテナ&敵軍 Floor01 Floor02 Floor03 Floor04 Floor05 Floor06 Floor07 Floor08 Floor09 Floor10 Floor11 Floor12 Floor13 Floor14 Floor15 Floor16 Floor17 Floor18 Floor19 Floor20 Floor21 Floor22 Floor23 Floor24 Floor25 Floor26 Floor27 Floor28 Floor29 Floor30 Floor31 Floor32 Floor33 Floor34 Floor35 Floor36 Floor37 Floor38 Floor39 Floor40 Floor41 Floor42 Floor43 Floor44 Floor45 Floor46 Floor47 Floor48 Floor49 Floor50 Floor51 Floor52 Floor53 Floor54 Floor55 Floor56 Floor57 Floor58 Floor59 Floor60 Floor61 Floor62 Floor63 Floor64 Floor65 Floor66 Floor67 Floor68 Floor69 Floor70 Floor71 Floor72 Floor73 Floor74 Floor75 Floor76 Floor77 Floor78 Floor79 Floor80 Floor81 Floor82 Floor83 Floor84 Floor85 Floor86 Floor87 Floor88 Floor89 Floor90 Floor91 Floor92 Floor93 Floor94 Floor95 Floor96 Floor97 Floor98 Floor99 Floor100 Floor93コンテナ 敵軍 Floor93 コンテナ No. コンテナ 種類 系統 Rank. 名称 1 パーツ ガスト Rank.1-10 ガスト ヴェイパー ヴェイパー2 ストーム 1 パーツ ゼニス Rank.1-10 ゼニス ゼリア ゼニスV ゼニスDV ゼニスRV 1 パーツ ナムスカル Rank.1-10 ナムスカル エンフォーサー ムンゴス ムンゴスG 1 パーツ グリレゼクス Rank.1-10 グリレゼクス グリレゼクスD グリレゼクスH 1 パーツ レクソン Rank.1-10 レクソン U-レクソン H-レクソン H-レクソンAP 1 パーツ 強盾 Rank.1-10 強盾 強盾軽量型 強盾甲型 強盾乙型 1 パーツ 炎陽 Rank.1-10 炎陽 炎陽軽量型 炎陽2号 炎陽3号 1 パーツ シャイアン Rank.1-10 シャイアン シャイアンF シャイアンTX 1 パーツ ギザ Rank.1-10 ギザ ギザLW ギザ2 ベスA ベスB 1 パーツ ウィスク Rank.1-10 ウィスク ウィスクⅡ ウィスクⅡSP 1 ヴァジェ Rank.1-10 ヴァジェ ヴァジェAS ヴァジェAP ヴァジェAF 1 コーガ R2 Rank.1-10 コーガ R2 コーガ R2HS コーガ R2Mk.Ⅱ 1 バウワース Rank.1-10 バウワース バウワースHS バウワースF 1 ターボアイテム Rank.1-10 ターボアイテム 1 アイテムターボ Rank.1-10 アイテムターボ 1 センサーEMP Rank.1-10 センサーEMP 1 グレイブ Rank.1-10 グレイブ グレイブ2 グレイブSP 1 クローニク Rank.1-10 クローニク クローニク10型 クローニク20型 1 ジリーノ Rank.1-10 ジリーノ ジリーノHC ジリーノ2 1 ステイト Rank.1-10 ステイト ステイトEX ステイトEX-AC 1 ファイアアント Rank.1-10 ファイアアント ファイアアントF ファイアアントS 1 FV-24 Rank.1-10 FV-24 FV-24A FV-24B FV-24C 1 バーチェル Rank.1-10 バーチェル バーチェルF バーチェルFX 1 アイビス Rank.1-10 アイビス アイビスP アイビス2 1 ファイアーバード Rank.1-10 ファイアーバード ファイアーバード2 ファイアーバードV 1 ブルギバ Rank.1-10 ブルギバ ブルギバ2 ブルギバUL 1 アイアンランプ Rank.1-10 アイアンランプ アイアンランプF アイアンランプB アイアンランプDX 1 ソウルバスター Rank.1-10 ソウルバスター ソウルバスターSD ソウルバスターX ソウルバスターXF ソウルバスター2 1 クルセイダー Rank.1-10 クルセイダー クルセイダーSD クルセイダーⅡ クルセイダーⅡF クルセイダーⅡEX 1 キーンセイバー Rank.1-10 キーンセイバー キーンセイバーF キーンセイバーG キーンセイバーX 1 ラストステイク Rank.1-10 ラストステイク ラストステイクF ラストステイクS ラストステイクSP 1 バトルタスク Rank.1-10 バトルタスク バトルタスクSD バトルタスクJ バトルタスクJF バトルタスク2 1 SP06 Rank.1-10 SP06 SP06-V SP06-SD 1 ゴルディアス Rank.1-10 ゴルディアス ゴルディアスS ゴルディアスL 1 マジックボックス Rank.1-10 マジックボックス マジックボックス2A マジックボックス2B 1 レイジーホーン Rank.1-10 レイジーホーン バーホーン ウィズホーン 1 ガルヴァドス Rank.1-10 ガルヴァドス ガルヴァドス2 ガルヴァドス3 1 ワイルドグース Rank.1-10 ワイルドグース ワイルドグース2式 ワイルドグース3式 1 イーグレット Rank.1-10 イーグレット イーグレットE イーグレットF 1 アルバトロス Rank.1-10 アルバトロス アルバトロスR アルバトロスS 1 アイテム リペア500 リペア800 リペア1200 全リペア400 1 アイテム 武器攻撃力+++ 回避率+++ 1 アイテム 炎熱属性付加 上へ 敵軍 パイロットレベル LV16 LV17 経験値 88 96 No. パイロット パーツ 武器 コンテナ パイロット名 パイロットレベル 装備スキル 機体名 胴体 系統 Rank. 左手 武器種 系統 Rank. 種類 系統 Rank. 名称 左腕 右手 右腕 左肩 脚 右肩 BP 1 コンピュータ・ストライカー LV16-18 ダブルパンチⅠorダブルパンチⅡ(Lv.5)andチャージⅠ(Lv.4-5)リベンジ(Lv.5) テラーウルフ 胴体 テラーウルフ Rank.5-6 左手 KN ソウルバスター Rank.5-6 パーツ グラップル Rank.1 グラップル 左腕 シンティラ Rank.3-6 右手 KN ソウルバスター Rank.5-6 ソウルバスター Rank.1 ソウルバスター Lv.3-5 Lv.2-4 右腕 シンティラ Rank.3-5 左肩 アイテム RP +1 Lv.2-4 Lv.2-4 脚 シンティラ Rank.3-6 右肩 Lv.2-4 Lv.2-4 BP ターボ Rank.5-6 1 コンピュータ・ストライカー LV16-18 ダブルパンチⅠorダブルパンチⅡ(Lv.5)andチャージⅠ(Lv.4-5)リベンジ(Lv.5) テラーウルフ 胴体 テラーウルフ Rank.6-7 左手 PB バトルタスク Rank.6-7 パーツ ナムスカル Rank.1 ナムスカル 左腕 シンティラ Rank.3-7 右手 PB バトルタスク Rank.6-7 バトルタスク Rank.1 バトルタスク Lv.3-5 Lv.2-4 右腕 シンティラ Rank.3-7 左肩 アイテム RP +1 Lv.2-4 Lv.2-4 脚 シンティラ Rank.3-7 右肩 Lv.2-4 Lv.2-4 BP ターボ Rank.6-7 1 コンピュータ・アサルト LV16-18 バラージュorスイッチⅠandスピードⅠ(Lv.5)テラーショットⅠピンサーズ テラーウルフ 胴体 テラーウルフ Rank.6-7 左手 MG グレイブ Rank.6-7 パーツ ゼニス Rank.1 ゼニス 左腕 ゼニス Rank.6-7 右手 SG ステイト Rank.6-7 グレイブ Rank.1 グレイブ Lv.2-4 Lv.2-4 右腕 ゼニス Rank.6-7 左肩 アイテム RP +1 Lv.3-5 Lv.2-4 脚 ゼニス Rank.6-7 右肩 Lv.2-4 Lv.2-4 BP ターボアイテム Rank.6-7 1 コンピュータ・アサルト LV16-18 バラージュorスイッチⅠandスピードⅠ(Lv.5)テラーショットⅠピンサーズ テラーウルフ 胴体 テラーウルフ Rank.5-6 左手 SG キャッツレイ Rank.3-6 パーツ フロスト Rank.1 フロスト 左腕 ゼニス Rank.5-6 右手 KN ソウルバスター Rank.5-6 ステイト Rank.1 ステイト Lv.2-4 Lv.2-4 右腕 ゼニス Rank.5-6 左肩 アイテム RP +1 Lv.3-5 Lv.2-4 脚 ゼニス Rank.5-6 右肩 Lv.2-4 Lv.2-4 BP ターボアイテム Rank.5-6 1 コンピュータ・ガンナー LV16-18 ブラストショットパニックショットⅠヘリハント テラーウルフ 胴体 テラーウルフ Rank.4 左手 RF ファイアーバード Rank.4 パーツ デスマッツ Rank.1 デスマッツ 左腕 グリレゼクス Rank.4 右手 KN ハードブロウ ファイアーバード Rank.1 ファイアーバード Lv.2-4 Lv.2-4 右腕 グリレゼクス Rank.4 左肩 アイテム RP +1 Lv.2-4 Lv.2-4 脚 グリレゼクス Rank.4 右肩 Lv.3-5 Lv.2-4 BP ターボアイテム Rank.4 1 コンピュータ・ガンナー LV16-18 ブラストショットパニックショットⅠヘリハント テラーウルフ 胴体 テラーウルフ Rank.3 左手 BZ バニッシュ Rank.3 パーツ グリレゼクス Rank.1 グリレゼクス 左腕 グリレゼクス Rank.3 右手 KN ハードブロウ ブルギバ Rank.1 ブルギバ Lv.2-4 Lv.2-4 右腕 グリレゼクス Rank.3 左肩 アイテム RP +1 Lv.2-4 Lv.2-4 脚 グリレゼクス Rank.3 右肩 Lv.3-5 Lv.2-4 BP ターボアイテム Rank.3 1 コンピュータ・メカニック LV16-18 ブラストストライク(Lv.5)スライスショットⅠ(Lv.5)ディフェンスⅠブロックDMG15オートマシン テラーウルフ 胴体 テラーウルフ Rank.4 左手 MG レオソシアル Rank.4 パーツ クラスタシア Rank.1 クラスタシア 左腕 ギザ Rank.3-4 右手 SD SN Rank.3-4 アイテム リペア800 リペアMAX Lv.2-4 Lv.2-4 右腕 ギザ Rank.3-4 左肩 アイテム RP +1 Lv.2-4 Lv.3-5 脚 ギザ Rank.3-4 右肩 Lv.2-4 Lv.2-4 BP リペアライト Rank.4 1 コンピュータ・メカニック LV16-18 ブラストストライク(Lv.5)スライスショットⅠ(Lv.5)ディフェンスⅠブロックDMG15オートマシン テラーウルフ 胴体 テラーウルフ Rank.3 左手 SD SN Rank.3 パーツ ギザ Rank.1 ギザ 左腕 ギザ Rank.3 右手 SG キャッツレイ Rank.3 アイテム 全リペア400 全リペアMAX Lv.2-4 Lv.2-4 右腕 ギザ Rank.3 左肩 アイテム RP +1 Lv.2-4 Lv.3-5 脚 ギザ Rank.3 右肩 Lv.2-4 Lv.2-4 BP リペアライト Rank.3 上へ
https://w.atwiki.jp/punching/pages/62.html
3257800 梅田ABC→守口マジック 3257801 ヴァイティアン →ドリームランド那珂 3257802 アミュージアム 3257803 エルロフト2→草津ACT 3257804 江ノ島GP 3257805 プラボ千日前 3257806 アイビス太子 3257807 宇都宮バリオス→月見野BT →八千代ラッキー新 3257808 飯塚アーバン→吉川ライフ 3257809 北九州トップ 3257810 八王子セガ 3257811 気仙沼(元新井口) 3257812 下関セガ→中間クラブセガ 3257813 八景島シーパラ 3257814 神戸アーバン 3257815 橋本パロ 3257816 未発見 情報募集中 3257817 ゲームオフ富士宮 3257818 未発見 情報募集中 3257819 初代新宿スポーツランド→姪浜シティボウル 3257820 未発見 情報募集中 3257821 サードプラ富士 3257822 よいこランド→本庄BT 3257823 未発見 情報募集中 3257824 大分サティ 3257825 未発見 情報募集中 3257826 熊本フェスタ→唐津フェスタ 3257827 塚口ダイエー 3257828 新宿西口クラブセガ→新宿スポーツラ 3257829 野田レジャー 3257830 GPつくば 3257831 春日部レジャー→藤岡レジャー 3257832 ロペ関内→山口県カッタの湯 3257833 仙台プリッズ→プラボ愛子→ヤマコーボウル 3257834 アーバン草津→アーバン伊勢→mecha高井田 3257835 成東レジャー 3257836 未発見 情報募集中 3257837 善通寺マックス 3257838 稲毛ムー大陸 3257839 小川ジャスコ 3257840 川崎モアーズ→南柏ヤングボウル 3257841 市川ウェア→コペルニクス21