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龍鍋ユウ様発注SS ラプソディ イン ブルー いつでもどこにでもあるふつうの光景。 でもそれは過ぎ去ってから気づく黄金の時かもしれない。 そんなひとときが小笠原にも訪れる。 南国、照りつける日差しがゆるく和らぐ夕刻。 海からの風が家路をたどる若者達の間をすり抜けて行く。 陽光が小笠原分校の白亜の外壁をより一層輝かせ、幾何学模様に走る濃藍とのコントラストが、校舎を美しく彩っていた。 ほどなく校舎に掛けられたニクキュウ時計が、学生に終礼の時刻を知らせた。 「はー、今日も終わったー!」 龍鍋ユウは肩をコキコキしながら下足箱で自分の靴を履き替える。 ポテポテとピロティーを出たところに、いつもの顔ぶれが龍鍋を待っていた。 守上藤丸、比月コウ、くま、かすみ、さるにぁだ。 「ユウ、さあ帰ろう!」 かすみが待ちわびたように手を振った。 「くまっちー、お腹すいたー」 「うん、お腹すいたねー藤丸~」 くまはおどけて、守上にお腹を押さえて見せた。 かすみの隣で比月が手を振る。龍鍋にではない。その後に向かってだった。 「あ、竹内君だー!」 龍鍋は今自分が出てきた校舎を振り向く。 そこでは竹内優斗がのんびりと手を振っていた。 「やあ、ユウさん。今帰り?」 分校の制服に身を包んだ竹内は、優しげな顔に無邪気な微笑を浮かべていた。 なんとなくユウと竹内は肩を並べて、みんなのところまで歩いた。 待ってくれていた比月と同級生たちに、竹内は言った。 「みんな一緒でかえろっか、コウちゃん。」 「ちょーっとまってーほら、滋賀君が来るよ~」かすみが竹内を引き止める。 再びピロティーを見ると、地味な眼鏡をかけた小柄な少年が出てきたところだ。 「滋賀くん、一緒に帰ろう?」 竹内が滋賀に声を掛けた。 滋賀は声を掛けた竹内に目を留めた後、ぷいっと横を向いた。 竹内からそらした顔の、形のよい眉と唇が、滋賀の内心を子供っぽく示していた。 龍鍋は滋賀の態度に「あいかわらずだなー」と思いつつ、となりの竹内の肩を、チョイチョイっとつついて、小声でフォローした。 (きっと滋賀君、岩手先生が休みだから不機嫌なんだよ) 同じように滋賀の態度から事情を察したかすみが言った。 「明日は岩手先生来るよ。だから今日は帰ろう?」 「だれが、あんなやつなんか」(死ね。死ね。死ね。いや、俺が殺す。殺す前に踏みつける) 滋賀は頑なにそっぽを向いたままだ。でも会話を拒絶するようでいて、学校で美術を教えてくれる「岩手先生」という言葉にはちゃんと反応しているのだから、同級生たちを完全に無視しているわけではなさそうだ。 竹内はそんな滋賀を心配げに見つめ、一方くまは微笑ましく眺めていた。(かわいいな滋賀さん…) はたまた、そんな滋賀がいいと言うかすみという人もいるのだから、人の心は様々なかたちをしている。 まあまあ、という様子でさるにぁが滋賀の背を押した。 「滋賀さん、そんなふて腐れないで!どっか気分転換で寄り道でもしてかない?みんなお腹減ったって言っているし、買い食い買い食い!!」 「そーそーなんかおいしい物食べに行って気分転換しようよ、滋賀君?」 「いいですね藤丸さん!どこがいいかなぁ…」 守上とくまが、お互いの知っている店とメニューを挙げ始めた。 といっても狭い島内、候補となる店の数は自然と限られているのだが… かすみが笑顔とともに滋賀に手を差し伸べた。 「行こう。岩手先生はあなたの不機嫌な顔より笑顔を望むはずだよ」 滋賀はかすみの手を無視して、ぶっちょうづらのまま守上に答えた。 「アンミツだ」 放置されたかすみの手がへにゃっとしおれる。 かわいい顔をかわいくない顔にした少年は断固として宣言した。 「俺はアンミツを食べたい。今すぐだ」 けなげに気を取り直してかすみが言う。 「じゃあ甘味処にいこうか」 「お!!アンミツいいですね!」 「おしゃー じゃあ今日はあんみつー!」 かすみの様子を気にしつつ、さるにぁと 守上が元気良く場を盛り上げる。 そんな様子に竹内も再び笑みを浮かべつつ、さらっととんでも無いことを言った。 「みんなで手繋いで帰ろうか?」 (あぁ、竹内くんてこういう人だから…) 龍鍋がニッコリと竹内に笑い返して言った。「よし、三人で手繋ごう」 それを聞いたコウが突然のことに動転しつつ、でも喜んだ。 「て、手…!手ですか…!?じゃあ、竹内君真ん中で、手を繋ぎましょうー!」 龍鍋は比月の手と竹内の手を繋げて、そして自分も竹内のもう片方の手を握った。 「うん、三人で繋ごう。小助くんも手、つなぐ?」 「いらん!!」 間髪を入れず滋賀は竹内に怒鳴った。 「そっかぁ、手を繋ぐのは嬉しいし、岩手先生は喜んでいたんだけどなぁ。あ、僕は甘いの強いよ。なんでも食べれる~」 竹内は滋賀の拒絶にもいやな顔をせず、両手を繋ぐ二人に話しかけた。 滋賀はそんな竹内に更に強い口調で言葉を返した。 「なんでそこであの男が出る!」 なれあいに興味が無い風で、でも人を遠ざけることで一番傷つくのが滋賀という少年だ。心の奥で人同士の交わりを大事に思っている。そうでなければ「岩手」という名前にこれほど激しい執着を示すはずが無い。 「滋賀君…怒鳴らなくてもー…」 比月はそんな滋賀に(しょうがないなー)という思いで苦く笑ってしまった。 その一方、彼女は歩くリズムに合わせ自然に揺れる竹内と繋いだ自分の手を見て、素直な喜びを感じていた。 「手を繋ぐと嬉しくなりますねー」 「仲良しこよしだねー」龍鍋も手をブラブラ。 (仲いいねぇ…)くまはそんな三人を微笑ましく見守る。 龍鍋の後を歩くくまは、となりのかすみと話す。 「あんみついいですね。かすみさんもあんみつ好きですよね?」 「はい。大好きです~」 さらにそのとおりを歩くさるにぁは、店への道筋を思いながら提案した。 「おいしい店知っているので、皆でアンミツ食べに行きましょ!!」 寄り道は楽しい。みんな一緒ならなおさらだ。 歩道には南国の木々が内地と異なる葉を茂らせ、その根元には色とりどりの花が無造作に咲いている。 花の間を走る生き物がいる。グリーンアノールか、オガサワラトカゲか。 耳を澄ますと鳥の声、風の音、木々のざわめき。 海を見れば鯨の潮吹きをみることもできる。 自然の豊富な小笠原では、人間も世界を織り成すひとつであることを実感できる。 なにわともあれ小笠原分校の同級生たちは、そんな島の中を歩いていた。 「あんみつかー、竹内君は甘いの何が好き?」 と、竹内と手を繋いで歩く龍鍋。 (いいなぁ。手をつないでるの・・・) 守上はちょっとうらやましげに、そんな三人をぽけらっと見ていた。 「比月さんあまいのは好き?」 「はい!私は大好きですよー!チョコもアイスも好きです」 比月は歩くリズムに合わせて答えた。三人で手を繋いで歩くだけで楽しい様子だ。 (あれ?) 比月は繋ぐ手から竹内の手が消えていることに気がついた。(?!) 「僕と一緒だよ、藤丸、コウ!」 「うわぁ!?」 比月の後を歩いているはずの守上が、ヘンな調子の声を上げた。 なんと竹内が、知らないうちに後に回り込み、守上の首っ玉に抱きついたのだ。 突然の抱擁にうろたえる守上に「してやったり」とやんちゃな笑みを見せる。 なんとまぁ、人懐っこい竹内らしいいたずらだ。 「みんなで行こう」にっこりと竹内。 そして後を振り向き、相変わらずの偏屈な同級生を気遣わしげに見やった。 竹内たちから離れること5メートル。滋賀は遅れて付いて来ていた。 一緒に並んで歩く距離でもなく、しかしまったく集団から離れたわけではない微妙な距離。 いかにも滋賀らしい間の取り方だった。 「しーがさーん」かすみがそんな滋賀に気を揉んで呼びかける。 「うるさいぞ。かすみ」 すげない返事の滋賀。しかしその横着な答えはなんだ滋賀、お前はどこぞの関白宣言な亭主か。 守上とさるにぁは心持ち足の運びを緩め、滋賀の並んで歩こうとする。 (!) 二人が滋賀の隣に並びかけると、滋賀は少し速度を速め、体ひとつ前に出る。 それならばと歩みを速めると、滋賀は歩みを遅くした。 いこじになって守上とさるにぁを隣に並ばせたくないようだが、それでも竹内たちから離れてしまわないのは、滋賀の子供っぽい意地の表れなのだろう。 ややあきれて 龍鍋が言う。 「滋賀君もみんなと一緒に行かないと寂しいよ」 かすみも滋賀のあんまりな言葉から立ち直り、滋賀の隣に並びつつ(しなくてもいいのに)詫びた。 「遅れないようにといいたかっただけです。心配無用ならすみません。」 滋賀はその言葉を聞いて、守上とさるにぁに歩みをあわせた。 しかし隣を歩くかすみの肩の位置を見たとき、滋賀はかすみが近づかないように手で押した。自分の背の小ささが強調されるのが嫌だったのだ。 「(あぅー)ごめんなさい…」 かすみは(しなくてもいいのに)再び謝った。 くまはそんな二人のやり取りを背中で聞きつつ、ポン、ポンっと色のついた歩道のタイルだけを踏んで歩く。「滋賀くんも素直になればいいのにー」 ようやく滋賀と並んで歩けた守上は甘味の話題を振った。 「抹茶あんみつとか最近流行ってるみたいだよー滋賀君。食べた事ないけど」 「アンミツ以外?……ずんだもち」 「わ!私もずんだ餅大好きなんですよ!」 同じく滋賀と並んで歩くさるにぁが、意外な好みの一致に驚いた。 守上はやや眉をしかめた。ずんだ餅が苦手だったのだ。 「ずんだもち…今度チャレンジしてみよう、うん」 「メニューにずんだ餅があったらアンミツの他に頼みましょうか?」 さるにぁは滋賀に話しかける。返事は返ってこなかったが。 スキップ交じりに歩くくまは、あきらめずに滋賀に話しかける。 「ところてんもあるんじゃないかなぁ。ところてんは黒蜜と酢醤油どっちがいいかなぁ」 「黒蜜」 「私の地元も酢醤油ですよ。くまさん!!」 めずらしく滋賀が答えた。単語だけだが。さるにぁも話題を繋げる。 ようやく三人の会話らしきものが始まった。 「酢醤油と黒蜜色が似てて騙されることがありますね!顔近づけた瞬間気づいたりですよ」 くまは大いに頷きながら、滋賀の気持ちが開きつつあることを嬉しく感じた。 ここで集団の先頭を歩く三人に戻る。 「三人ででっかいパフェかなんか注文して食べるのもいいかもしれないねー」 龍鍋が言った。 「甘いの好きなの一緒なんですね!じゃあとびきり甘いの食べましょう!」 比月は竹内に話しかける。 だが答えがなかなか来ない。(?) 比月がちょいと竹内の顔を覗くと、どんよりと精彩の無い表情を浮かべていた。 「…え。ああ。そうだね…」 自分を伺う顔に気づくと、とってつけたような返事をする。 「ん?…大丈夫ですか竹内君?何か顔色がちょっと…良くないようですけど…」 比月の言葉に、龍鍋も竹内の失調を感じて言葉を添えた。 「あんみつやパフェ以外にもスナック菓子とかもあるし、色々食べるといいかもね。冷たいのばっかりも大変だし……」 竹内の微笑みは少々ひきつっていた。 そうこう三人で言っている間に、さるにぁに案内された甘味屋に到着した。 『甘味処「兄妹船」』(…) 純和風の店舗は、内地では珍しくないが小笠原では少数派だ。 こじんまりとした店舗ながら、様々な年代の女性で店内はにぎわっていた。 「ありがとー!また明日ね~!」 ちょうどおばちゃんの集団が出てくるところだった。 竹内が席を見つけた。「みんな。こっちに」 「はーい!行きますー」 比月が竹内の示す席に座ると、ウキウキした様子で顔を輝かせ、早速机の上のメニューを広げて見せた。 「メニュー見ましょうか。何食べようかなぁ。龍鍋さん何にしますー?」 「そうだねぇ、みんなでバラバラなの頼んでわけっこする?じゃあ、店員さーん、甘さひかえめでおすすめなのあります?」 「あ、分けっこ良いですねー!竹内君、何にしますか?」 竹内は思わずうめく。(うわ、逃げられない) 「きょ、今日はあんまり甘くないので」 比月は竹内の耳に顔をよせ、ひそひそ声で尋ねた。 (本当は甘いもの苦手なんじゃ…) 竹内も同じようにひそひそ声で伝える。 (ううん。みんなが甘いもの好きだから、こういうのは僕も嬉しい) (そうですか…?竹内君がそう言うならと引き下がりますけど…) (青春だね~)机の反対側に座るくまはつくづく傍観者で、そんな二人を生暖かく見守っていた。 「いらっしゃい」 音楽的な響きを持ち冷気を運ぶ声が、本来似合わない歓迎の言葉を告げる。 涼しげな作務衣に紺の前掛けをした店員がお盆を持って現れる。千葉昇だった。 竹内、滋賀以外のメンバーはあまりのミスマッチに唖然として言葉を無くす。 「なんだ、その表情は」 怜悧な表情の昇がお冷を差し出す。 しかもその後ろに、同じ服装でカウンターに立つ玖珂晋太郎がくすくす笑っていた。 「晋太朗さん!?」 思わずかすみが驚きの声を漏らす。そんなかすみを見た滋賀の眉間にしわが寄った。 比月は思う。(何かすごい甘味処…) 気を取り直して注文することにした。 「どれにしようかな…よし、私はあんみつでー!龍鍋さんは?」 「……甘さ控えめなお得セットにしようかな」 「ユ、ユウと同じのにしようかな。ぼく。あははは」 竹内はどこかうつろな微笑を浮かべた。 「じゃあ、龍鍋さんと竹内君のと、私のあんみつこうかんしましょうねー」 守上が気を利かせる。 「おしぼりとお水、まわしまーす…わけっこいいねぇ。あ、じゃあ、わらびもち下さい。」 「ずんだ餅あるや!口直しに塩昆布付きだー!店員さん!ずんだ餅をお願いします!」 さるにぁはようやく食べ物にありつけるのでほくほく顔で言う。 「あんみつについてるお餅。たくさん入れてください」 「白玉かな?くまさん」 さるにぁが答えた。 「注文は以上で…」 昇はかなり上等な店員だった。クールだが受け答えはよどみなく、メニューの質問にもきちんと答えてくれる。島のおばさんたちも放って置かないだろう。 「すごい甘味屋さんですね。どうりで女性客が多いと思いました~」 くまはぽけーっと綺麗なお兄さん達を見ていた。 昇は口元にだけ笑みを作ると厨房に消えていった。 龍鍋が比月とこそこそ小声で会話する。 (これは……ってよく考えたら、下で呼んでもらってるから友達なら下の名前でってヤツかな? ……ズバリ優斗君と呼んじゃうのかな?比月さん?) アグレッシブな龍鍋に対しオロオロと比月。 (し、下の名前で…ですか、龍鍋さん…) 「コウちゃん、何話しているの?」 竹内が妙な比月の様子に気づく。 しかし二人は、このときばかりは竹内すらもうっちゃっていた。 (友達なら、下の名前でってヤツかな?んじゃ、優斗君って呼ぶね)あくまで冷静に盛り上がる龍鍋。 (えっと、そうですー下の名前で呼んでもらってますからね…!なので下の名前で呼ぼうと、その…優、優斗君って…)負けずにぐるぐると龍鍋 (二人一緒に、せーのっ!) 「「優斗君!!」」 「は、はい、なんでしょう!ユウ?コウちゃん?」 「あ゛」名前を呼ぶことにグルグルして、続く言葉を用意していなかった二人は、顔を見合わせて笑ってごまかした。 「…なんでしょうね~アハハ」 竹内も笑った。それで丸く治まる気がした。 滋賀はかすみと隣り合って座っていた。椅子だと身長差がそれほど目立たないので気を許したらしい。 かすみがちょっとしょげた声で滋賀に謝った。(繰り返すがしなくていいのに) 「滋賀さん、なんか嫌われることしたみたいですみません。お詫びになにかおごります…」 「別に嫌いじゃない。お前の背が高いだけだ」 滋賀は意外なことを聞いたというように眉を動かしたが、口は出さなかった。救いようが無い。 「同級生なのに、俺のほうが弟に見えるから嫌なだけだ」 「そうでしたか。安心しました」 笑顔の戻ったかすみの顔を見た滋賀は、ついと茶を一口含んだ。 そしてカウンター奥の晋太郎に目を留めた。かすみが晋太郎に反応したことを思い出す。 たちまち険悪な感じに眉が寄り、またそっぽを向いた。 (ああ、またっ!) かすみは滋賀の不機嫌になる理由がわからず、どうすれば滋賀の機嫌が直るのか、頭の中がグルグルする想いだった。 くまは、相変わらずかすみと滋賀のやりとりを傍観者の視点でほんわかと見ていた。 滋賀はその視線に気づくと矛先をくまに向け、珍しくかすみ以外に干渉した。 「くま、うるさい。それより岩田はどうしたんだ」 くまは滋賀の突然の詰問にうろたえたようにおでこをテーブルにぶつけた。 「岩田はたぶんがんばってるよ…」 「ずんだ餅半分あげるから怒らないの、滋賀さん!」 さるにぁが滋賀を食べ物で釣ろうとする。 滋賀、黙殺。 何事にもよく気が回るかすみは、会話の調子を変えようとする。 「あんみつお願いします。滋賀さん何がいいですか」 そっぽを向く滋賀はそれでもかすみの言葉を聞いている。 「お汁粉」 守上も話題を変えようと滋賀の言葉に乗る。「滋賀君、黒蜜やめたの?」 「今日はお汁粉だ。気分悪い」 「じゃああんみつとお汁粉お願いします。」 かすみは店員を呼んだ。晋太郎が来る。滋賀の眉間にしわが刻まれる。 そして繰り返し。 晋太郎がそれぞれの注文した品を持ってくる。人数が多いので昇も一緒だ。 「はい、どうぞ」晋太郎は仲のよい学生達の会話に、くすくすと笑っていた。 「滋賀さん大丈夫?」 滋賀は黙って食べている。しるこを行儀悪く音を立てて飲むと、誰に聞かせるとも無くつぶやく。 「愛想のいい大人は信用ならない。絵を書く奴は特にだ」 滋賀らしい言葉にかすみは笑顔でほんわかした。 くまは求肥ばっかり食べながら頷く。 「フクザツなんだねぇ…」 「じゃあ、わらびもちあげるからお汁粉一口ちょうだいー」 守上はにこにこしながら滋賀に話しかける。滋賀、黙殺。 「わらびもちいらない?滋賀君?…」 さるにぁも挑戦する。「はい!滋賀さんにずんだ餅!」 黙殺。 さるにぁはめげない。相手を変えた。 「竹内さんには、ずんだ餅の口直しの塩昆布をあげよう!」 「ありがとう!」 竹内は大げさに手をあわせて見せた。よほど辛いものに飢えていたらしい。 さるにぁが残ったずんだ餅を食べながら舌鼓を打つ。 「甘さ控えめで美味いぃ!!」 「さるにぁさん、求肥とずんだもち一個交換してください」 「はいどうぞ!かすみさん!」 「わーい」(もぐもぐ。美味~) かすみは、かいがいしくあんみつを小皿にとって滋賀に渡す。 滋賀は「ありがとう」も言わずに黙ってもらう。 傍から見たら何様という滋賀だが、かすみには充分らしい。 二人だけに通じるものがあるようだ。 塩昆布と緑茶を堪能した竹内は、湯飲みを置くと滋賀の言葉を思い出しつぶやく。 「岩田先輩見ないよね。最近どうしたんだろう」 比月も思案げにつぶやく。 「岩田先輩…ですか…そういえば見ないですね?」 聞きとめた滋賀が突き刺すように言う。 「愛想つかしたんだろ。竹内がうざくて」 竹内は滋賀の言葉に胸が痛んだように言いよどむ。 「そ、そうかな。そんなことないと、いいけど」 比月は滋賀のあまりの物言いに 強く言葉を発した。 「滋賀君っ!う、うざいってー …竹内君はそんなことないですよ…っ。竹内君は優しいですよ。ほら、私なんて元気を沢山もらってますから!」 かばわれる竹内の肩は落ちていた。 滋賀は、自分のした仕打ちにしょげる竹内に、いらいらしつつ吐き捨てた。 「人の表情を伺いすぎなんだよ。お前は」 竹内が顔を上げキッと滋賀を見据えた。 「滋賀くんは……」こらえるように口をつぐむ。でも留められない思いが唇を振わせる。 「滋賀くんは人のことをもっと気にしたほうがいい。かすみちゃんのことを気にするべきだ。岩手先生だって!」 緊迫する店内に同級生たちははあわてた。 さるにぁが滋賀の湯飲みにお茶を注ぐ。 「滋賀さん落ち着いてー!ほら、お茶でも飲んで!」 比月は竹内の剣幕に驚き腰が浮く。おろおろと竹内と滋賀の間に視線をさまよわせる。 「け、喧嘩は駄目ですよー…!」 くまは流されずに自分のスタイルを保つため、意味も無く頷きながらお茶をすする。 「うん。竹内君気にする事ないよ。たぶん滋賀君も気にしてるんじゃないかなぁ。わかりにくいだけで」 眉をひそめた龍鍋は二人をたしなめる。 「優斗君、滋賀君。今は楽しむ時間だし、それぞれのスタンスがあるわけで……」 さるにぁが晋太郎に泣きついた。 「店員さーん、お茶のおかわりお願いできますか?」 「はい。お茶ですよ」 音も無く現れた晋太郎は、泰然たる慈顔で若者達の短気をなだめる。 「喧嘩はめーだよ」 さるにぁは安堵に思わず涙ぐむ。 「お茶ありがとう御座います。そうです喧嘩は、めーなのですよ!!」 そしてかすみは、そっぽを向く滋賀に無言でお茶を渡した。 しかし与えられる調和を振り切るように 竹内が吼える。 柔弱に見える竹内の核にある厳然とした思いが、彼に口をつぐませない。 「好きなら好きともっとはっきり言うべきだ!」 瞬間滋賀の顔に血液が集まり、真っ赤になったかと思うとそのままぶっ倒れる。 その唐突さはさながら銃撃された兵士のようだった。 同級生は固まる。さるにぁは思わず滋賀の生死を危ぶんだ。(し、滋賀さーん!!!) 竹内は肩をいからせたまま、頭をぶるぶると振った。上った熱を散らそうとするかのようだった。 「すっきりした…」 竹内はつき物が落ちた顔だった。 龍鍋が悩ましげに顔を曇らせ、それでも竹内に話しかけた。 「優斗君、どうしても言えない人もいるんだよ……岩崎先輩もそうだったわけだし……」 竹内は龍鍋の言葉を素直に聞きつつ、それでも自分の思いを隠すことは無かった。 「前から言いたかった。この人といい。岩崎さんといい……」 さるにぁが厨房に走り、水と冷たいお絞りもらってきた。 かすみはひざの上に滋賀の頭を抱え、冷たいお絞りを額に載せその顔をぬぐった。 「まだ学校に近いから、保健室へ運んであげて!」 龍鍋が守上、くま、さるにぁに指示する。 さるにぁは滋賀が倒れた原因である竹内を見た。 「竹内さん! 貴方も手伝うのですよ!! 運ぶのー!!」 かすみに介抱される滋賀を見て、竹内は悲しげにつぶやく。 「せいぜいかすみさんに面倒見てもらえばいいんだ」 竹内は机を飛び越え、龍鍋、比月と、同級生達に小さくわびた。 「ごめん…」 店の引き戸を開けると立ち止まり、一瞬小笠原の空を見上げる。そしてそのまま走り去った。 同級生たちは、開け放たれた引き戸を呆然と見ていた。 我に返った龍鍋は比月を呼ぶ。 「よし、滋賀君のフォローはみんなに任せて、比月さん、優斗君を追いかけよう!」 「はい、いっしょに行きます!」 二人は昇、晋太郎に詫び、店の外に駆け出す。 そして途方にくれる。 甘味処から左右に伸びる道のどこにも、竹内の姿は見えなかった。 「優斗く~ん!」 比月の必死な声が響くが、潮騒と木々のざわめきに呼ぶ声は掻き消えた。 龍鍋は目をこらすが、天地に広がる青緑の境目に好ましい少年の姿は見えなかった。 (優斗君は、相手の事を考えすぎて、自分を省みなくて… 君に、もうちょっと自分見せてもいいと思うよって言いたかったんだけど、でもせっかく優斗君らしいところを見せてくれたのに、こんなのはイヤだよ…) 龍鍋と比月はあてどもなく走り出した。 二人の足元から影と共に伸びる歩道の脇には、人の気も知らず名も知れぬ南国の花々が莞爾と咲いていた。 「優斗君…」 龍鍋は腕時計を見た。 島に、同級生達に夕闇が迫る時刻だった… (文章:九頭竜川) 20070612上梓 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 最初の小笠原分校の描写に鍋の国が学校祭りで仕上げたのを思い出し、そして竹内君の行動に記憶が蘇ってきました。それにしても体験卓な呼び方、結局されなかったなぁ。 -- 龍鍋 ユウ@鍋の国 (2008-03-21 01 34 27) 名前 コメント 発注者:龍鍋 ユウ@鍋の国 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=22;id=gaibu_ita 受注者:九頭竜川@愛鳴藩国 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=111;id= 引き渡し:2007/ counter: - yesterday: -
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http //www.excite.co.jp/News/politics/20070309200657/Kyodo_OT_CO2007030901000671.html 安倍首相は9日午後の参院予算委員会で、太平洋戦争中の従軍慰安婦問題に関して、「おわびと反省」を表明した1993年の河野洋平官房長官談話を安倍内閣として継承していることを重ねて強調した。首相は「慰安婦の方々が極めて厳しい状況に置かれて辛酸をなめたことに心から同情し、既におわびしている」と述べた。 共同通信
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このページはこちらに移転しました grayzone 作詞/164スレ49 無機質に 流れる時の粒 この際に 耳を埋めてくれ 赤と青 交差する人々 安らかに 眠らせてくれ 一万年と二千年前から愛してる なんて安っぽい言葉なんざ 俺は言わない 俺はお前への愛だけで作られたんだ 俺はそのレシピだったら鶏肉のほうがいいな しじみ!しじみ! あわび!あわび! はまぐりーはまぐりー あさり!あさり! ほたて!ほたて! さざえさざえ あーなるほど トマトかなり乗せにくくなるきもする おなかすいたぷーん grayzone. 出来の良い 子守歌 grayzone. 包み込む 人形愛 grayzone. プリズムの 世界 grayzone. その顔に 変えて grayzone...
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第504話:ギルガメッシュ・ナイト ちくしょう。 フリオニールの奴、一体全体どこにいやがるんだ! だいたい一人でこんな広い森探しきれるわけねーだろうが! 早く出て来いってんだ! 風も冷たいし、くそっ。足もいい加減痛くなってきやがったぜ… おまけに、眩暈までしてきやがった。 これもそれも全部フリオニールのせいだ。せいだったらせいなんだ。 あのフラフラしてた銀髪野郎、恩義も人の情も知らないクソッタレの裏切り者。 襲撃を手伝ったはずの奴らも気になるが、それよりもあいつが先決だ。 あいつだけは絶対に倒さなきゃならねぇ! 我が友サリィとわるぼうのためにも! なのに……さっきから何なんだ? 立ち止まってるわけにはいかないってのに、この調子の悪さは。 頭に血が行っていないのがわかるし、腹が焼け付きそうだ。 クラクラして、思考や集中力が散漫になっていく。 これは、まさか…… ……モグモグムシャムシャ…ゴクゴクゴクン! パクパクガツガツ、ハフッハフハムハム…… あー、生き返ったぁ! 何か忘れてるって思ってたんだよなー。メシだよメシ。 こんなに腹が減ってるとは思わなかった。最後に食ったのいつだ? 記憶にあるのが朝だから、12時間。 …アホか。そりゃ空くわ。 銃の試し撃ちや、持ち物確認したした時に喰っておきゃ良かったな。 まー、空腹を感じるのにも周期があるし、あの時は色々と考えたり何だったりしてたからなぁ。 モグモグ。あのガキには悪いことをしたような気もするが、ザック奪っといたのは正解だったな。 俺の食料だけじゃ、明日の飯抜きが決定だ。 ゴクゴク。……ぷはー。 それにしても、こんな不味いパン支給しなくてもいいのにな。 空腹というスパイスを持ってしても微妙だぜ。 それだけ不味い。恐ろしい話だ。 エクスデス城にいた頃だって、もうちっとマシなもん食ってた記憶があるのにな。 ああ、我が相棒エンキドゥと過ごしたエクスデス城での日々が微妙に懐かしいぜ。 あいつだけは無駄に良い奴だった。エクスデスや他の連中は威張りくさってた奴が多かったんだが。 そういや、中でも一番態度がでかかった――名前が思い出せん――奴も、この世界にいたな。 性格捻じ曲がった奴ではあったが、「リヴァイアサンに瞬殺された奴」で呼ばれてたのは哀れだったな。 しかも放送でもその呼び名ってのはどうだろう。 だいたいなんで『リヴァイアサン』で『瞬殺された』なんだ? ……魔女の野郎が考えることはわからん。 まあ、あんな奴はどうでもいいんだが。 今はフリオニールだ。銀髪でターバンの憎いあんちきしょう。 あいつを倒さなきゃ、サリィとわるぼう、フライヤに顔向けできないぜ。 腹も膨れた事だし、もう一度冷静に考えてみよう。 一人であいつを仕留めるにはどうすりゃいいかを。 そもそも、一口に森と言っても、俺だけで調べ尽くせるような広さじゃないのは身に染みた。 それに奴も状況に応じて場所を移動するはずだ。 一番有効な方法は、他人に色々聞き込んでみることだが…… 話し掛けた相手が善人で、素直に教えてくれるとは限らない。 偽の情報で陥れられたり、背後から襲われたりしたら洒落にならねえよな。 やはりここは、もう少し範囲を絞り込んで自力で頑張るべきだろう。 常識的に考えれば、待ち伏せするなら人通りの多い場所だ。 ここらで拠点になりそうなのは、サスーンとかいう城と、北にあるらしい洞窟。 けれども、湖の向こうにある洞窟にわざわざ行く物好きもいないだろう。 対してサスーンは、城だ。 道具や衣服、食料に暖房。人が欲しがるような物は一通り置いてあるはず。 おまけに、サスーンへ行ったり、サスーンから他の場所へ移動する場合、限られたルートを通るしかない。 あいつはそこを狙うはずだ。多分。 そうと決まればいつまでも休んでいる場合ではない。 待っているがいい! すぐに見つけ出してその首討ち取ってやる! そしてあの世でサリィ達にわび続けろ、フリオニールーーッ! フリオニール、フリオニール、どこにいーるフリオニール…… ……… ……全然見つからんな。それにここはどこだ? 西に歩いてきたつもりだが、サスーン城らしきものはまだ見えん。 最初に東の方に行ってグルグル捜し歩いていたから……と言っても、現在位置がわからんことは変わらん。 つまり。俗に言うま・い・ご…… オ、オーケー、了承。落ち着け俺。 まずは地図と方位磁針で居場所を確かめて―― 「つーかれたぁ! 足がイターイ、もう歩けナーイ!」 「黙って歩け」 !? やべぇ……誰かこっちに来やがる。 遠くに見える銀髪――銀髪? まさか! 「ぼくはお前らと違ってデリケートにできてるんだ! ああ、靴に泥が……休ませてくれないならはたけ!」 「「……楽しいか?」」 「むきー! 被ってるのは髪型だけで十分なんだよこの銀髪ロンゲども! それともお前ら腹違いの双子ですか? ああ、きっとそうに違いない決定だ!」 残念、別人だった。 銀髪は銀髪だけど長い。二人とも。しかも片方は角付きで変な服を着ている。 しかし何なんだ? あの…ひい、ふう、みい…四人組は。 「人間風情と一緒にするな。 これ以上戯言を弄するならば、その口永遠に閉ざしてくれるぞ」 「きゃーコワイコワーイ。こーんな奴と付き合ってたなんてロックも物好きだねぇ。 ちょっと同情しちゃうかなー。するわけないけど」 「ファファファ、それ以前に腹が違ったら双子にならんぞ」 「ザンデも冗談に本気で応じるな。滑稽だ」 「どいつもこいつも小難しい言い回しばっかり、ぼくちんそういうのダイッキラーイなんだよねえ。 素直に『ネタにマジレスカコワルイ!』って言えよな」 「ねたにまじれすかこわるい、これで満足か? 満足したら早く歩け。私と…ピサロの用が済ませられなくなるからな」 「……」 ……本当に何なんだ。 新手の漫才グループみたいにふざけちゃいるが、どいつもこいつも只者じゃない。 俺も武人の端くれ、相手の力量ぐらいは一目で測れるつもりだ。 奴らは格が違う。 一番弱い奴でも俺と同等。残りは下手すりゃエクスデスに並ぶと見た。 だが、そんな『悪の魔王三人と手下Aですが何か?』みたいな連中が 顔をつき合わせてやっていることは漫才だ。 まぁ、戦っていても困るんだが。 あんな連中の戦いに巻き込まれたら命がいくつ有っても足りないぜ。 ……あ、こっち来る。ヤバイこっち来る。 こっち来んなこっち来んなこっち見んな。 おいそこ。人の気も知らずにヘタレとか言うな。 アレは明らかに物理的に勝てん相手で、四人もいるんだぞ。 それにあんな、モロ悪人な連中が、他人を見逃してくれると思うか? フリオニールを倒す前に、自決か特攻のDead or Aliveなんて冗談じゃねえ。 どっちも最終的に死ぬじゃねぇか。 俺はフリオニールを倒すまで死ぬわけにはいかないんだ。 俺のそばに近寄るなああーーーッ、とか叫びたくなるのが人情ってもんだろ! 「……っと、いつまでもおしゃべりしてる場合じゃ~ないようですねえ」 「ほう。貴様ごときでも気付くか」 !! 「ファファファ……交戦の意思がないというならば姿を見せい。 さもなければ、我々も相応の手段を取る」 ―――ッ!! やばい。完全に気付かれてやがる。 どうする? 先手必勝で斬りかかるか? エンキドゥが言っていた本物のラグナロクや、サリィが鍛えたラグナロク。 あるいは魔女殺しの剣ガンブレード、伝説の王者の剣といった、次元の狭間で耳にした名刀達。 それらが得物なら、どうにか戦えたかもしれない。 だが、俺が持っているのはただの鋼の剣……本当に、こいつで行くしかないのか……? ええいもうこうなりゃやぶれかぶれだぁッ―― 「――隠れようというつもりはなかったのですがな。 探しましたぞ、ケフカ殿」 ――っとぉ!? 「えっ!? ア、…… ココココ、コレはコレハ、パパスさんではないですか! 旅の扉で別れて以来ですねえ、ご無事そうで何よりですよ」 なんという予想外の展開…… 俺と反対の方向に、もう一人隠れてる奴がいたとは。 おまけにふざけて騒いでいた金髪が、出てきた壮年の男を見るなり、まともな態度を取り繕い始めた。 あの猫かぶりは間違いなく何か不味い事を隠そうとしている! 「……うむ。そちらこそ、元気を取り戻したようで何よりです。 あの時の悲しみ様、私もオルテガ殿も少々気がかりになっておりましてな」 「アヒャ、ヒャヒャ、大丈夫ですよぉ。ほら、私は、このとおり道化師でもありますのでね。 悲しんでいるより、笑ったり笑わせたりする方が性に合うんです、ハイ」 「なるほど、貴方はお強いのですな。 それで……そちらの方々は一体?」 パパスと呼ばれた男は、鋭い視線を三人に注ぐ。 明らかに警戒しているようだ。……まあ、当然だわな。 どっからどう見ても善人じゃねえし。怪しいし。 厳つい親父に至ってはどっかで見たような笑い方してやがるし。 「我が名はザンデ。この二人はマティウスとピサロだ。 故あって、魔道に長けた者を募っておる。 ケフカには事情を説明した上で同行を頼み、承諾して貰った」 「故……とは、どのようなものですかな」 「この世界は魔女の掌にあると同然、容易く口には出来ん。 今言えるのはそれだけよ。後は察するが良い」 回りくどいな。 魔女に聞かれてるとヤバイ事って意味なのか? 全員で魔女を倒そうとしてるとか、そういうことなのか? うーん。 確かに、見た感じ、他人の命令聞くのを嫌いそうな連中ばっかりではあるが…… 「………」 「ファファファ、やはり、そう簡単には信用できぬか」 「無礼を承知で申せば」 「…貴様が我々を信じようが信じまいがどうでもいい。 そこの男を捜していたとは、どういうことだ?」 「ここに来る途中、ユフィという少女と行き会いましてな。 ケフカ殿とラムザ殿、二人とはぐれたというので探しに参ったのです」 「ユフィ?」 「ああ……あの騒がしい小娘か。人の話を聞かん」 「ファファファ。なるほど、『悪のパーティ』に襲われかけたとでも聞いたか。 そのような先入観を抱いておれば、容易く気を許せぬのが道理というものよな」 「『悪の総帥と参謀、それに部下の三人組』と聞き及びましたのでな」 総帥と参謀、ってのはその通りだな。 だが、部下って誰なんだ? ローブを着てる方も、変な服来たツノ男も、どっちも参謀かそれ以上に見えるぞ? 「ザンデ総帥殿にピサロ参謀殿、ロックとやらが部下扱いか。 中々に上手い表現だ」 「感心するな、マティウス」 ロ……ロックだって!? あいつ、こいつらと一緒に居たのか……? それにマティウスって、確かレオンハルトが言ってた悪の皇帝とかいう奴じゃ…… 「で、当のユフィはどこにいるのだ」 「私の仲間と共に、カズスへ向かいました」 「フン。結局カインの元に舞い戻ったのか。 幸せな小娘だ。命を奪われる前に過ちに気付けばよいがな」 カイン? カインだって? どういうこった……命を奪われる? 「……話は変わりますが、一つ尋ねさせて頂きたい。 貴君らはフリオニールという男をご存知ですかな?」 !! ――フリオニール!! 「フリオニール? これはまた懐かしい名だな。 パンデモニウム……いや、最初の広間以来、とんと目にしていないが」 「そう言えば小娘が何か騒いでいたな。 ロック達が助け、しばらく一緒にいたという以外、何も聞いておらんが」 「……何も?」 「ああー、そういえばユフィが言ってましたねえ! 仲間が殺されて嘘を言われてどうとか! 色々忙しかった所為で、説明するのをすっかり忘れていましたよ!」 ……お前、わざと言わなかったんじゃねえのか? 他の連中はともかく、この金髪は怪しすぎるぞ。 こいつの言う事は鵜呑みにしない方がいいな。 「本当に忘れていたかどうかはさておき、多忙であったのは事実。 フリオニールの行方を尋ねられても我々の知る所では無い」 「ふむ。その口ぶりと態度では、ユフィが推察したような策略というわけでは無いようですな」 「我々がフリオニールと手を組み、濡れ衣を着せているとでも? 小娘らしい浅知恵だな。そんな謀略に掛ける時間より、人間どもを皆殺しにする方が速いわ」 嫌な意味で説得力あるなぁ、あの黒ローブ。 「もう少し表現を選んだらどうだ。 つまらんことで要らぬ誤解を招きたくは無いぞ」 「そうですよぉ。それでなくたってそこにライブラ狂いがいるんだから」 「む。そういえばまだ唱えてなかったな」 「ライブラ?」 「分析の魔法だ。この男の習癖らしい。 特にダメージや異常を与えるものではないが、確かに誤解は招き易いな」 「………」 うわ、本当にライブラ唱えてやがる。 ……で、フリオニールはどうなったんだよ? 「まぁ、とにかく僕はこの人達と同行させてもらいますよ。 ユフィにはカワイソーな話になりますけどねぇ。 長い目で見れば、彼らに協力することが彼女の為になるとも思いますからねえ」 「うむ。この男、信用していい性質の人間ではない。 ユフィという娘の性格を鑑みるに、彼女の身を案じるならば同行させるべきではないな」 「ななな、何言ってるんですかマティウス! 冗談にしたって酷すぎますよ! お前だって信用できるかどうかわからないのに!」 …なんだかなぁ。 『悪の皇帝』が一番まともに見えるぞ。 それとも『悪の皇帝』自体がレオンハルトの嘘だってオチか? 「承服致した。ユフィには私から話す事にしましょう。 ですがケフカ殿、ラムザ殿が居らぬようですが、そちらともはぐれられたのですか」 「……パパスといったか。事細かに説明すると長くなる。 我々も急ぐ身、割ける時間はそこまで多くない。 だが、あの男が言っていた通り、貴様は多少は信じるに足る人間らしい。 故に、伝えるべき事は伝えておく」 黒ローブの男、ピサロが進み出た。 指を立てながら、感情の篭らない声で告げていく。 「一つ。ラムザはウィーグラフという男を追っていった。 二つ。ヘンリーという男がウルにいる。貴様に会いたがっていた。 負傷して村に留まっているが、命に別状は無い。夕刻前の話だがな。 三つ。リュカという魔物使いが、娘と一緒にサスーン城内にいる。 四つ。リュカの下僕である魔物が参加者を殺して歩いている。 不確かな情報だが、リュカの指令で動いている可能性がある」 パパスの顔に動揺が走った。ヘンリー、リュカという奴が知人か何かなのだろう。 ヘンリーといえば、ロックがそんな名前を言っていた記憶がある。 だが、この調子だと、フリオニールの話題は出そうにないな…… 「これ以上のことが知りたければ、ここから西に進め。 山中にて怪我人どもが野営を張っている。ケフカ以外の名を出せば警戒を解くだろう。 身内を案じるならば、直接サスーンに向かうという手もあるがな。 確か、城に何人か残っているのだったな?」 「ああ。ピエールに殺されていなければ、セージという男がタバサ達親子と一緒に居るはずだ」 南西に怪我人のキャンプ……サスーンにセージ……か。 『タバサ達親子』ってのは、親のリュカに、娘のタバサってことなのか? ピエールって奴が人を殺して回ってる魔物なんだろうな。 まぁ、そろそろ話も終わりそうだし、見つかる前にトンズラした方が良さそうだ。 「……感謝致します」 頭を下げる壮年の剣士。 その声を背後に、俺は抜け足差し足忍び足~~~で連中から離れたのだった。 ――――。 ……ふう。これぐらい離れれば大丈夫だろう。 さて、色々手に入った情報を整理し直すとするか。 誰を信じて誰を疑えばいいのかわからなくなりそうだ。 だが、こういう時こそ冷静にならねば。 まず、あの四人組だ。 おっかねーからあまり近寄りたくないが、殺し合いに乗っているわけではないらしい。 だが、真実を話していると思い込むのは危険だな……特に金髪は。 次に、マティウス。 世界征服を企んだ男って話だったが、あまりそう見えなかった。 レオンハルトが嘘をついたんだとすれば、フリオニールと共謀したのはレオンハルトか……? カイン。 四人組が敵視していることは間違いない。 だが、奴もフライヤを失っているんだしなぁ…… あんな連中だし、そもそもカインもレオンハルトの話を聞いてたんだ。 勘違いで戦いを挑み、恨みを買ってしまったって考えるのが妥当だろうな。 ロック。 あの場にはいなかったはずだが、フリオニールを連れてきた張本人だ。 疑わしいっちゃ疑わしいが、敵と決めるだけの要素もない。 で、奴らと一緒にいたけど、今はいないってことは、どっかに置いてかれたってことで…… 山中のキャンプ。 怪我人が集まってる。流れ的に、ロックもそこにいるんだろう。 場所が場所だし、フリオニールの被害者達が揃ってるかもしれん。 だが、怪我した奴らが纏まっているからと言って、信用できる連中だとは限らないよなぁ。 ユフィ。 フリオニールの被害者と見て間違いないだろう。 誰かと一緒に、カインに会う為にカズスに向かったらしい。 カインと一緒にカズスに向かっていたけれど、フリオニールに襲われて、はぐれたってことかもしれない。 パパス。 ユフィの頼みを聞いている。殺し合いに乗っている素振りもない。 ピサロが言っていた通り、多少は信用できる相手かもしれないが…… とりあえず、今のところ考えつく手は四つだ。 1:一人で、カズスへ行く道がある方面を重点的に探してみる。 2:カズスへ行き、ユフィかカインに会って話を聞く。 3:パパスを追いかけ、フリオニールの事を尋ねてみる。 4:イチかバチかキャンプとやらに行ってみる ……うーん。 やっぱり、どれも微妙なんだよなぁ。 4番は明らかにリスクが高いし、手掛かりがあるかどうかすら怪しい。 1番は…当てずっぽう過ぎるんだよな。 2番は時間が掛かる。即ちフリオニールに逃げられる可能性が上がる。 3番は、仮にパパスが殺し合いに乗っていなくとも、誤解を受けて戦闘になる可能性がある。 ユフィが考えたように、フリオニールが他人の噂を流して濡れ衣を着せているとしたら? それがカインでなく、俺だったりしたら? 奴は卑劣な男だ。それぐらいの策謀は使っているかもしれない。 まあ、いざとなったら変化の杖で他人に化けるって手があるが…… ちくしょう。 フリオニール、一体貴様はどこに居やがるんだ! 貴様を倒す、いやその前に見つけ出すには……どうすりゃいいんだぁ~!! 【ギルガメッシュ(HP1/2程度・人間不信気味) 所持品:厚底サンダル、種子島銃、銅の剣、デジタルカメラ、デジタルカメラ用予備電池×3 変化の杖、りゅうのうろこ 第一行動方針:フリオニールを見つけ出す。それに当たり、どう動くべきか悩み中 基本行動方針:フリオニールを倒す】 【現在位置:サスーン南東の森、山脈付近】 【パパス 所持品:パパスの剣 ルビーの腕輪 第一行動方針:サスーン城かキャンプ地点のどちらかに向かい、リュカに纏わる事態を把握する 第二行動方針:ラムザを探し(場合によっては諦める)、カズスでオルテガらと合流する 第三行動方針:仲間を探す 最終行動方針:ゲームの破壊】 【現在位置:サスーン南東の森、山脈付近→移動】 【マティウス(MP 1/3程度) 所持品:E 男性用スーツ(タークスの制服) ソードブレイカー 鋼の剣 ビームウィップ 第一行動方針:カナーンに向かい、ゴゴの仇(アリーナ2)を討つ 基本行動方針:アルティミシアを止める 最終行動方針:何故自分が蘇ったのかをアルティミシアに尋ねる 備考:非好戦的だが都合の悪い相手は殺す】 【ザンデ(HP 4/5程度) 所持品:シーカーソード、ウィークメーカー、再研究メモ、研究メモ2(盗聴注意+アリーナ2の首輪について) 第一行動方針:マティウスの協力を取り付ける 第二行動方針:カナーンへ向かいアリーナを探す。可能ならば首輪を奪う。 基本行動方針:ウネや他の協力者を探し、ゲームを脱出する】 【ピサロ(MP1/3程度) 所持品:天の村雲 スプラッシャー 黒のローブ 第一行動方針:ロザリーとイザを探す 第二行動方針:カナーンでアリーナを探す。ザンデ・ケフカを監視しつつ同行】 【ケフカ(MP2/5程度) 所持品:ソウルオブサマサ 魔晄銃 ブリッツボール 裁きの杖 魔法の法衣 アリーナ2の首輪 第一行動方針:ザンデ達と同行 第二行動方針:観察を続けながらザンデに取引を持ちかけるタイミングを待つ 最終行動方針:ゲーム、参加者、主催者、全ての破壊】 【現在位置:サスーン南東の森、山脈付近→カナーンへ】
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恥知らずの破壊者たち ◆gYicWyTl/M 銃声と煙が道標になった。湖の岸辺で長いこと佇んでいたミュウツーは、我に返ると南の空を見やり、耳をすませた。 そう遠くない位置から轟音が響いていた。弾丸が飛び交う音、男たちの叫び声。そこでは戦いが起きている。 だがすぐにでも動けばいいはずだというのに、彼は動かなかった。 視線を再度下におろし、そこにあるモノを見つめる。足元に転がる少女の遺体を、彼は長いこと見つめていた。 金縛りにあったように動けなかった。死にゆく母を見送るように動かなかった。 物言わぬ少女が堪らなく不憫だった。青白い顔で眠り続ける彼女が哀れだった。 それを殺したのは他ならぬ、自分だというのに。 ミュウツーはそっと目を伏せた。結局彼は少女を埋葬せずにそこを去る。追悼も、謝罪の言葉もそこには残されなかった。 湖に溶けていくような沈黙がそこにはあり、後には少女の固く冷たい身体が転がっていた。 少女の死体は死んだように静かで、黙ってそこに横たわる。その瞳は湖の上を揺らすさざ波も、もはや写していなかった。 ★ 身体がどうしようもなく重い。心なしかいつもより超能力の効力が薄い気もする。 ミュウツーは南へ飛んだ。自慢の能力を行使し、空を飛び、戦地へ赴く。 時間が恐ろしくゆったりと流れていた。ものを考えるのに必要以上の時間がかかる。 脳裏に浮かんだのは少女の最期。手にこびり付くのは骨の感触。 眩暈がしそうだ。考えまいと思えば思うほど、今自分がやった行為が鮮明に蘇った。 そしてそれはひどく彼を参らせた。時折彼を足止めするほどに、何度も彼を振り返らせるほどに。 結局、戦いの場所に辿りついたのは、全てが終わった後だった。 狙撃されないよう離れた位置からゆっくり接近していくと、硝煙と焦げた肉の臭いが鼻をつく。 辺り一面に飛んだ血が大地を奇妙な具合に染めていた。とても静かだった。 静かで、何もかもが止まっていて、無表情で……終わりを想わせる沈黙がそこにはあった。 「よォ、アンタか」 乾いた声がミュウツーを迎える。振り向くことなく、背中越しにミュウツーに声をかける男がいた。 その声や後姿には見覚えがあった。数時間前、共に戦うことを誓った同盟者の一人。 リヴィオ・ザ・ダブルファングだ。二丁拳銃使いの凄腕ガンマン。ミュウツーすら惑わす、突出した再生力と破壊力を持つ男。 そう、間違いなくリヴィオ・ザ・ダブルファングであるはずだ。そうであるはずだというのに、ミュウツーにはそれが信じられなかった。 間違いなく同じ姿、同じ声の同一人物。それが信じられぬほどに彼の図体はどことなくすぼんでいて、丸まって、淋しそうに見えた。 まるで行き場をなくした、孤児のようだった。リヴィオはミュウツーに声をかけたっきり、しばらくの間無言のままだった。 点火音が響き、かさついたものが焦げる臭いが続いて流れた。 男はタバコをくわえると大きく煙を吸った。細い煙が立ち上る。男のくすんだ眼がそれを追う。 二人が戦うには互いに些か疲れ過ぎていた。微かな緊張を含んだ沈黙がしばらく続いたが、共に獲物には手をかけない。 リヴィオは暗く繁った森を眺め、ミュウツーは男を眺めている。 そうしてしばらくしたのち、リヴィオは胸のポケットから煙草の箱を取り出し、二、三度縦に振ってから相手のほうへ向けた。 「吸うか?」 ミュウツーは黙って首を振った。 ひとしきりの沈黙の後、喉を鳴らす笑い声。 それもそうだよな。化け物がタバコだなんてそりゃないよな。そう男は言い、しばらくの間笑い続けた。 無理に笑っているような、中途半端な筋肉の引きつりが彼の顔には浮かんでいた。しかしそれも一瞬のことで、煙のようにふと消えてしまった。 また深い沈黙がある。辺りは恐ろしく静かだ。 「襲わないのか?」 『……同盟者だからな』 「同盟か……とっても素敵な言葉だ」 リヴィオは最後にそうつけ加え、また笑った。 無表情でいるミュウツーと、無理してでも笑うリヴィオ。 一体どっちがより傷ついているのだろう。どちらがより悩んでいるのだろう、迷っているのだろう。 ミュウツーは気づく。自分は眼の前の男に同情しているのだと。からっぽに見える男に自分は自らの影を重ねているのだと。 「なんでアンタ殺し合いなんかに乗ってるんだ?」 『……父のためだ』 「父?」 三度目の質問。ミュウツーはその問いかけに正直に答えた。ほとんど反射的といってもよかった。 どこか気の抜けた様子で、リヴィオは空を見上げる。指の間に挟んだ煙草は見る見る間に短くなっていた。 肌を焦がすほど短くなったころになって、ようやく男はそれに気づき、火をもみ消す。 父親、ともう一度確認するように彼は問いかけてきた。ミュウツーはそうだ、とだけ短く返した。その断固とした言い方に、リヴィオもそうか、とだけ返した。 ミュウツーが問いかける。今度は彼が質問する番だった。 『そういうお前は……』 「……なんでだろうか」 一寸の空白。リヴィオは答える。 「殺したいから殺した。殺ししか知らなくて、沢山、沢山殺した」 『……コイツもお前が殺したのか』 「……ああ、そうだ」 ボロ雑巾のように捨て置かれた黒服の男、それを顎で指しながら問うとリヴィオは答えを返した。 リヴィオが言いたいのはなにも“ここ”に来てからのことではないのだろう。それは口調からでもわかることだった。 生まれついてか、環境がか。或いは教育が彼をそうしてしまったのかは定かでない。 だが彼は殺したのだろう。機械のように殺したのだろう。感情を持たない殺人鬼のように、殺して、殺して、殺しつくしたのだろう。 黒服の男も感情一つ動かさず、殺したのだろう。或いは嬉々として殺したのかもしれない。歓喜の金切り声をあげて始末したのかもしれない。 だがそれも終わってしまえばそれまでだ。男にとってはそれだけのことだ。 ―――だが本当にそうなのだろうか。 『満足したのか』 「……全然」 リヴィオは指にはさんだライターを長い間回し続けていた。 タバコの箱を手にとって中から一本取り出したがなかなか火をつけなかった。じっと指の間に挟んでいるだけだった。 彼の顔に浮かんだ表情は実に中途半端で、笑えばいいのか、泣けばいいのか、どちらも同時に浮かべようとしているかのように歪んでいた。 リヴィオが言った。ゆっくりと、一言一言考えながら、彼は口を開く。 「殺しても殺しても満たされなかった。この人を殺したら満たされると思った。 仇打ちをすれば、すぅ……っと気分が満たされると、そう思っていた。 この人だけは、この人だけは俺が殺してやるんだ。俺が殺さなきゃだめだ。 そうやって初めて思えた相手だったんだ。 だけど駄目だ。駄目だったんだ。そう思っていたのに、殺したら、後には……」 次第に声は小さくなり、続きはもはや聞こえない。 沈黙が二人の間を漂った。それは今までのどんな沈黙より深く、暗い、底無しの沈黙だった。 その結果が今のこの空虚さか。その果てがこのありさまか。 リヴィオ・ザ・ダブルファング。力を宿さない瞳と縮んだ背中、萎びれた煙草の臭い。 破壊の果てがこの様か。だとするならば、あまりに惨めではなかろうか。なんて不憫なことではないだろうか。 リヴィオには何も残っていないではないか。振り返る過去すらない。彼を夢見させ、支えるような思い出すらない。 もう彼にはなにもないのだ。空っぽの身体にちっぽけな矜持と、申し訳程度の殺意だけだ。 これがリヴィオだ。これがあの、リヴィオ・ザ・ダブルファングだ。 ――だがお前には殺意がある。 ミュウツーは何も言えなかった。零れ落ちかけたその言葉をとどめるのに必死だった。 彼がうらやましかった。それでも突き動かすように残るその殺意が! その執着心が! ほとんど擦り切れかけているとはわかっている。使い古しの消耗品だ。だがそれでも殺意は殺意だった。 真っ黒で、どす黒くて、だが決して振り返らないし、振り返れない覚悟。 なんと甘美な響きだろう。それをひとえに持ち得たらどれほど素敵な事だろう。 戦うための理由はある。それだけを考えてここまで来たのだ。これまで殺して、走り回って、駆け抜けてきたのだ。 今さら後悔だとか、やりなおしたいだとか、そんなことはできやしない。 だが駄目なのだ。できなかった。ミュウツーの奥底にあるカツラの存在が、レッドの笑顔が、アルルゥの声が、自分の感情がッ! ほんのちょびっとでいいのだ。殺意が欲しい。誰かに立ち向かうだけの、誰かを殺したいと思えるほどの、殺意が! 皮肉だな、そう思ってミュウツーは小さく口角を釣り上げた。 それは笑顔と呼べるものに近かった。悲しくて、醜くて、けれどもそれはどうしようもないほどに、笑顔だった。 リヴィオにはないものをミュウツーが、ミュウツーにはないものをリヴィオが。 殺意はあるのに目的はない。目的はあるのに殺意はない。 全てがちぐはぐだったのだ。悲しくて叫び出したくなるほどに擦れ違っていた、間違っていた。 修復不可能なほどに。もう後戻りはできないほどに。二人の気持ちは壊れきっていた。 一体どうしてこうなったんだろう。二人はただ守りたいものを守りたいと願っただけなのに。 風がどこからともなく音を運ぶと、幾つもの音が一つに入り混じって、淡い闇の中にぼんやりと滲んでいた。 単調な呼吸音は森の静けさに呑まれ消えていく。二人は長いこと口を開かなかった。 リヴィオもミュウツーも、口を閉ざした死体のように、長い間じっと動かなかった。 ★ 『救いを求めているんだ』 「……救い?」 唐突にそんな声が聞こえた。 問いかけるも、答えは返ってこなかった。代わりにリヴィオは伏せていた顔をあげ、改めて目の前の怪物の顔を見やる。 その奇妙に平坦な視線からは何も読み取ることができなかった。まるで何も考えていないかのようだった。 でも違うとはわかっていた。この目の前の“何か”は、今、リヴィオに『何か』を伝えようとしている。 『俺もお前も、戦うにふさわしいだけの理由を、殺すのに納得のいくだけの救いを……心のどこかで欲している』 ―――救い その三文字の言葉を口の中で繰り返す。救い。 それはリヴィオにとってこの上なく空虚に思えた。馬鹿馬鹿しい戯言だ。腹を抱えて、蹴飛ばしたくなるほどに無意味な言葉に思えた。 だがそうすることはしなかった。身体にその言葉が染みいっていくと共に、彼の脳裏には一人の男が浮かんでいった。 リヴィオは生き残りの中で唯一の知り合いといっていい男の顔を思い出す。 脇に寝そべる牧師の相棒だ。ニコラス・D・ウルフウッドの盟友、ヴァッシュ・ザ・スタンビート。全てを変えていった男のことだ。 ウルフウッドを変え、殺戮の砂漠の世界を変え、そしてこの殺し合いの中ですら、きっと彼は変えようともがき苦しんでいるのだろう。 その赤い外套の男を想い浮かべた時、リヴィオの心に走ったのは卑怯だ、という思いだった。 誰もが何かを諦め、何かを捨てなければいけないというのに、ヴァッシュだけは何一つ捨てていない。諦めていない。 何故彼だけそんな事が許されるのだ。自分だって必死で走ってきた。やってきた。全部を全部、成し遂げようと、ここまで泳いできた。 なのに、なんで。 どうして彼だけは。なんでウルフウッドは。どうしてあの、ヴァッシュ・ザ・スタンビートは。 いつの間にか手に持つ煙草の箱が潰れていた。無意識のうちに握りしめていたらしい。 リヴィオはそれを放り捨てた。唐突に湧きあがった感情が、彼の中で渦巻いていた。 燻り、消えかけた殺意がじりじりと勢いを増していた。 リヴィオは全てをなくしたと思っていた。彼にとって振り返れば、破壊し残したものは何一つないと思っていた。 だがまだあったのだ。 ニコラス・D・ウルフウッドが遺したもの。彼に受け継がれた宿り主。 ヴァッシュだ、と男は無意識のうちに零す。ヤツがまだいる。ヤツがまだ殺し損ねている……、破壊し損ねている……ッ! そこで顔をあげれば視線がかちあった。化け物と見つめあう。彼の視線は一瞬だけぶれた。 動揺からしばらくの間揺れ動くも、やがて悟ったようにその目は落ち着いた。 彼の中に殺意はなかった。リヴィオの様な、自らも焼き尽くすような強烈な想い。その代りに浮かんだのは海の底のような深い覚悟の色。 化け物もまた、戦う理由を見つけた。戦う覚悟が決まった。 救いを欲している。それはミュウツーも同じだ。救われたいのだ、彼だって。 破壊の遺伝子で生まれた生物だ。誰よりも物を上手く壊せるのは彼だ。破壊しか知らず、それだけのために生まれたのだ。 そう、破壊だけで、それだけでよかったはずだ。それだけしかしらなかったはずだ。 けどミュウツーは知ってしまったのだ、それ以外のものを。カツラが教え、レッドが与え、たくさんの人たちがいて……。 それは心苦しめる葛藤だ。人間にも成っていいのか、人間と同じように、心を持っていいのだろうか。 揺れ動く葛藤は決して何物にも属せない、そのくせどちらにも傾けない屈折した自分自身だった。 だが今、それが変わった。 なぜならミュウツーの前にいるのはリヴィオ・ザ・ダブルファング。 男がいる。破壊の化身となった、人間がいる。 それは彼に覚悟を与える姿だった。化け物と呼ばれ続けた自分だ。ポケモンにも成り切れず、人間にも成り切れず、半端ものだった自分。 それを認めてくれた人がいた。ミュウツーにとって“彼ら”は大切な人だった。守りたかった、そして守りたいものだった。 何が人間、何が化け物! リヴィオを見ろ、彼の殺意を見ろ! よっぽど彼のほうが化け物ではなかろうか! 彼を見て人間だと呼べるものがいるのだろうか! 殺しながら苦しむのは、それが苦しむ行為だと知っているからだ。自分の中でそれを悲しむ心があるからだ。 どうしようもなく自分の一部は人間で、けれども自分は同時にポケモンだ、化け物なのだ。 それがわかったならば、覚悟は決まる。心を捨てずに、心を鬼にすればいい。 カツラは泣くだろう。レッドは怒るだろう。イエローは、アルルゥは……。考えだしたらきりはない。 けれども人でありながら化け物であり続けれるならば……ミュウツーはそうありたい。 心が化け物で入れ物が人間がいる。ならば自分はその逆であってもいいはずだ。 容れ物は化け物でも、心は人間だ。人間だから苦しむのだッ! 他ならぬ、人でありたいと願ったからこそ悩むのだッ! そしてその姿こそが! 彼らが愛した“ミュウツー”なのだ! 彼らが認めた“自分自身”なのだッ! 先に立ち去ったのはミュウツーだった。 背中を向けたままの男に、一度だけ視線を向けると、音もなくその場に浮き上がる。 声をかけるべきは最後まで迷った。とても長い時間、迷っていた。 しかし最期までかけるべき言葉は見当たらず、彼はそこを後にする。 不思議と背中を撃たれる気はしなかった。何故だかわからないがそうだと言える、奇妙な確信があった。 心の中で彼に別れを告げる。できることならば彼を殺すのは自分でないことを願った。 最後にこの舞台に立つ者が自分と彼だけになるようなことは……どうしてだか、それだけは嫌だった。 白い化け物が空を飛ぶ。月は薄い影を大地にふらし、やがて森の暗さにその影は紛れ……そしてミュウツーは見えなくなった。 後に残されたのは人間でありながら化け物になった破壊者一人。胸に込み上げる衝動をこらえつつ、彼はポケットに一本だけ残った煙草を味わっていた。 時刻はほとんど12時といってよい時間だった。頭上に上った孤独な月が、まるで街はずれのわびれた街灯のように、辺りを薄暗く照らしている。 月の光はひどくくすんでいて、それにかざした手がいやに黒ずんで汚れているな、とリヴィオは思った。 それは自分の手に見えなかった。誰か知らない人の手を眺めているような違和感があった。 その手はどう見てもこの先誰かを幸せにできるような手には見えなかった。誰かを救うことができる手にも見えなかった。 孤独が彼の胸を締め付ける。男はグッと唇を噛みしめた。 覚悟は決まったのだ。もう迷わない。もう立ち止まらない。 誰も救えなくたっていい。もう自分には救うべき人はいないのだから。 誰を幸せにできなくたっていい。幸せはとうの昔に使い切ってしまった。 幸せはあの懐かしくもタフな日々で充分だ。未来に、自分の幸せはない。 鼓膜には銃声による痛みが微かに残っていた。ウルフウッドを貫いた時の銃声だ。 ミュウツーが立ち去った後には海の底のような沈黙しか残っていない。その寒々としたまでの静寂は尚更、あの一撃の音を、重さを、リヴィオに突きつけた。 容赦なく、そして慈悲もなく。リヴィオはそれを受け止めた。自分の中で、ウルフウッドは二度死んだ。そしてもう蘇らない。 吸い込む空気はどことなくざらざらしている。久方ぶりにすったタバコがまだ体内に残っているのがわかった。 リヴィオは立ち上がりかけた身体を下ろし、その場に座り込んだ。倒れ込む牧師の脇に座り、そしてそっと目を瞑った。 暗闇の中に見えるのは彼が愛した日々、彼が愛した人たち。 それが急速に色褪せていく中、男は黙ってそれを見つめていた。それが擦り切れて見えなくなるまで、ずっと。 リヴィオ・ザ・ダブルファング。彼は大きく煙を吐くと、靴の裏でタバコの火を消した。 立ち上った煙が一瞬だけ月の光を反射させ、それは見事に輝いた。 すぐに霞んで消え去った煙を、男はそれでも長いこと見つめていた。 見つめ続けていた。 【H-3/1日目 真夜中】 【リヴィオ・ザ・ダブルファング@トライガン・マキシマム】 【状態】:ラズロ帰還、両手両足にダメージ、筋肉断裂、全身にダメージ(大)、背中のロボットアーム故障 【装備】:パ二ッシャー@トライガン・マキシマム(弾丸数35% ロケットランチャーの弾丸数1/2) ラズロのパ二ッシャー(弾丸数35% ロケットランチャーの弾丸数0/2)@トライガン・マキシマム 【道具】:支給品一式×9(食料一食、水1/2消費)、スチェッキン・フル・オートマチック・ピストル(残弾20発)@BLACK LAGOON、 M94FAカスタム・ソードカトラス×2@BLACK LAGOON、.45口径弾×19、.45口径エンジェルアーム弾頭弾×2@トライガン・マキシマム ココ・ジャンボ@ジョジョの奇妙な冒険、.45口径弾24発装填済みマガジン×2、.45口径弾×24(未装填) 天候棒(クリマ・タクト)@ワンピース、ミリィのスタンガン(残弾7発)@トライガン・マキシマム 三代目鬼徹@ワンピース、コルト・ローマン(6/6)@トライガン・マキシマム 投擲剣・黒鍵×4@Fate/zero、レッドのMTB@ポケットモンスターSPECIAL、コルト・ローマンの予備弾35、グロック26(弾、0/10発)@現実世界、 謎の錠剤入りの瓶@BLACK LAGOON(残量 50%)、パ二ッシャーの予備弾丸 1回分、キュプリオトの剣@Fate/Zero 詩音の首輪、包帯、デザートイーグル50AE(0/8) 【思考・状況】 1:覚悟は決まった。参加者の排除。特にヴァッシュ・ザ・スタンビート。 【備考】 ※原作10巻第3話「急転」終了後からの参戦です。 ※ウルフウッドの死体はそのままです 【ミュウツー@ポケットモンスターSPECIAL】 [状態]:疲労(小) [装備]:機殻剣『V-Sw(ヴィズィ)』@終わりのクロニクル [道具]:基本支給品×3<アルルゥ、仗助、ミュウツー>、どこでもドア@ドラえもん(残り1回)、 第一の湖の鍵(E-)第二の湖の鍵(-5) 不明支給品(0~1)<仗助>、ひらりマント@ドラえもん トウカの刀@うたわれるもの、サカキのスピアー@ポケットモンスターSPECIAL [思考・行動] 1:覚悟は決まった。生き残り、カツラを救う。 2:E-5に行く。 【備考】 ※3章で細胞の呪縛から解放され、カツラの元を離れた後です。 念の会話能力を持ちますが、信用した相手やかなり敵意が深い相手にしか使いません。 ※念による探知能力や、バリアボールを周りに張り浮遊する能力は使えません。 ※ギラーミンに課せられたノルマは以下のとおり 『24時間経過するまでに、参加者が32人以下でない場合、カツラを殺す。 48時間経過するまでに、ミュウツーが優勝できなかった場合も同様。』 ※カツラが本当にギラーミンに拉致されているかは分かりません。偽者の可能性もあります。 ※V-Swは本来出雲覚にしか扱えない仕様ですが、なんらかの処置により誰にでも使用可能になっています。 使用できる形態は、第1形態と第2形態のみ。第2形態に変形した場合、変形できている時間には制限があり(具体的な時間は不明)、制限時間を過ぎると第1形態に戻り、 理由に関わらず第1形態へ戻った場合、その後4時間の間変形させる事はできません。 第3形態、第4形態への変形は制限によりできません。 ※概念空間の存在を知りました。 時系列順で読む Back Wの再会/天使達には羽根がある Next Sの選択/仲間はきっとそこに居る 投下順で読む Back Wの再会/天使達には羽根がある Next Sの選択/仲間はきっとそこに居る Back Next キミガタメ ミュウツー [[]] あの忘れえぬ日々に(後編) リヴィオ・ザ・ダブルファング [[]]
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旧晒しまとめテンプレ保管場所 プレイヤーナイトメア ボスクラス ハイクラス ミドルクラス ロークラス その他 基準 ギルド プレイヤー 「晒されたプレイヤー名ほぼ全てを載せて行く」という暴挙により肥大化したプレイヤー名、行動のまとめテンプレの保管場所。 管理人の独断と偏見で載せて無いor少し弄られている物もあるので、暇な方は過去ログをどうぞ。 ナイトメア 【ボスクラス】 名前 ギルド 詳細 スレ番 Augurio 升コードを配布した馬鹿。以前はダブルスクエアにいたが不正疑惑で追放。復帰後の名前は不明。 08 Leafo 晒しに近い内容を自身のブログに書いた結果、アンチと擁護でスレ炎上。IP晒しを行いBANされたが、自分が納得するまで灯に問い合わせる。自分ではなく親衛隊のせいでここまで荒れてしまったと人のせいにした。 11 MILAN 自己厨。ヒールしない、見殺しにする、自分の事を悪く言うなと3拍子揃ってる。カーソルが出てもヒールを期待するなそれはアッパートルネードだ。更にフレンドと協力してerukasuの書き込みを特定するも自分も特定された馬鹿 13 saba キャー泥棒のsabaサーン。某ギルドでレア素材借り逃げ。やめるとVIPで大口叩いてたのに帰ってきた。過去にVIPから追い出された。羅火とよく一緒の部屋にいる。 11 vindal Augurio同様升ツール使用でBANされた。復帰後の名前は不明。 08 クルーエル なんだってぇー! 常に上から目線で命令してくる。天罰喰らって死ぬ。ギルドなんだってぇー!GM。 09 たろろたん 今の名前は月曜の朝。VIPギルドに入りたいが断られ続ける。IP部屋でもVIPPERがいればお構いなくVIPのノリで話しかけそしてすぐ抜ける。ボンナス、月曜の朝と灯に名前を変えてもらってる。晒しスレ壊滅させようとageたりAAで埋めたりする 14 トモテス 風通常で他人のコンボを妨げる。決して一人で戦ったりしない。なz・zww 14 フェッテル Rolo応援し隊 PS皆無、装備なし、態度は常に傲慢、離席が多い、ミッション中テレビ見るなど常識知らず。自分よりもいい装備してる人の装備を中傷。 13 桑梓 ニコニコにルビパッチ改造動画を投稿。その後公式で的外れな逆切れ。 09 朱蒙 企業ネトゲでは30万で装備をRMTしていたと豪語する厨房。ドッヂてく()。 11 流庵 勝手に電ジェノに恋して、勝手に狂いだした。中二病と狂気の塊。ブログは消したようだが、その後も出没していた。 08 綺燐 疫病神。現在で二つのギルドを衰退させた。 07 しーぽん チームワークを乱す悪魔。仲間のHPが減ってもヒールしない。おまけに注意すると反論する。「顔でアドバイスされたので、それだけすごいテクを持っているのだと思ってヒールは必要ないと思いました^^」 18 Kaito=Shidou 自分のPSが無いだけなのに死んだら他人のせいにする。人のPSに文句ばっかりつける。 18 ボスクラス 【ボスクラス】 名前 ギルド 詳細 スレ番 【真】 ~SSLMenth~ 一回蹴るとしつこく戻り、意味不明な発言をする。 06 akiaki 「あw」等を定型文に入れている。親から呼び出されて頻繁に離席する。ブロガー。 08 Dream VIPギルドに潜り込もうとしたが失敗。升er。さらにえ晒しスレの住人でもある。以前いたギルドから追放された。コイツのいる部屋には絶対入ってはいけない。 08 erukasu 砂糖と塩 erukasu…寄生厨。アンジーニを寄生で育てたと豪語。ギルド追放され、ギルド砂糖と塩のHP担当になった。既に開き直っている。MILANを晒して逆晒しされた。 12 goddosanndoruku 寄生厨。ホストでもないのにわがまま。晒されて逆切れ。本スレ、したらば、晒しスレ、wikiを荒らす中学生。したらばから鹿児島県と思われる。最近戻ってきて初心者歓迎で初心者お断り部屋を立てている。 14 nexo 升ギルド朱月の一員。他人を見下したような口調で喋りる。PS、装備は皆無。 11 raito2 寄生厨。30レベルを4つ(その内転職2つ)全て寄生で育てた。シェアデータを他人に明け渡すバカ。 raito16が改名後という疑惑アリ。以前DoubleSquaresに所属していたが追放された。規約違反をした彼がまさかの復活。実に1年振り。 04 Roki. Brynhildr 升er。有り得ない早さでレベルアップ。ギルマス。 07 sho343 Lightning 試練部屋があるたびに寄生。職それぞれに違うミッションをしないといけないのを知らなかったバカ。遠くからハウラー連発でコンボの邪魔をしたりする。自信過剰で、発言がウザイ。しかしコンボは繋がらない。対戦で良く逆切れ。ブロガー。rollnと揉めて無言退出。小6。 12 TERUTOMO マナーが悪い、装備が粕、PSも粕と3拍子揃っている。自分が行きたいとこばかり要求。すぐ死にます。 14 YANA ホスト無視でRank2強要、1桁で転職手伝い要請、強いプレイヤー募集、初心者歓迎で初心者お断りなど、ネタとしか思えないような行動を連発する。 13 カニーDX 対戦部屋でみたら出ないと負け組。 06 クリュウ なんだってぇー! 風で飛ばしたりドレイン厨だったりハウラーマンだったりと戦力にならない。RPもするから一粒で二度美味しい。 08 シェイミ◆大蛇 ミッション中チャットして戦わなかったり妨害したりわがまま言ったりといろいろ酷い。 05 土方十四郎 BANされたと思っていたが、まさかの生存確認。 08 羅火 月喰 升er。ユパ・ミラルダ捏造説と自分で自慢してた説がある。ついでに装備の割りにPSは低い。過去にVIPから追い出された。 11 ☆銀時☆ ミッションごとに離籍を繰り返す。ひどい時はボス前のスイッチでPTを待たせるぐらいの長期離脱をする。うざかったら/kickだ。 18 sadsadasdasdasda 今時珍しいくらい露骨な荒らし。 20 つっちー コンボ割り込みは日常茶飯、他人を待たせておきながら急かすなどと迷惑極まりない。会話の大半はひらがなだったり、対戦で負けるとチャットで画面隠しなど幼さが漂う。 20 ヨツボ 何かあるたびに「ww」。大型を相手していてもチャットは止まらない。 20 ハイクラス 【ハイクラス】 名前 ギルド 詳細 スレ番 dragonfly 桑梓の中華ギルド在住 PSや火力はないが升er疑惑はあり。 11 rollin ミッション中sho343に邪魔するなと言われ激怒。もう俺ボスやんないとrollnわがままを言う。 12 rufis ホーリーウイング 横殴りが酷い。ギルド宣伝のためだけに部屋に入ってくる。ギルマス。 10 SpecialComander 若葉マークは来たら追放。初心者歓迎で初心者禁止部屋を建てる。挨拶なし。上級者と思い込んでるガキ。 07 アーティ 身内話や痛い話が多い。こいつがホストの部屋に厨が集まる。危険プレイヤー、迷惑プレイヤー、うざいプレイヤーは蹴ります。 12 からんころん なんだってぇー! 戦闘を人任せにしておいて傍観。戦わないからPSも全く分からない。 10 クロロフォルム Ghost park PS要求するくせに大型ボスに弱い。雰囲気を悪くする。迷言「「ふいんき」が悪いですね」。 08 ニャッキー二世 Victorey コンボ割り込み等で、彼がいるとパーティの総戦力が減少する。厨ギルドのGM。 13 ピヨシート にょろーん 他人を舐めきった幼児。 関わったら負けと思ってる。 06 フェイズ クライアントの分際でホストへ自分のレベルに制限を合わせるように要請し、拒否されると駄々をこねる。また装備PS共に糞であるにもかかわらず若葉に尊大。 14 プリニー神 ProjectHAGE プリニーRP。彼のブログにはキモい詩が書かれている。Lv1で転職を野良募集するなど、ネタとしては明らかにやりすぎな寄生行為が目立つ。 07 モンスーハンター ハンバーガー Lv1転職寄生。PSも装備もないのに装備を晒す子供。 14 ラビ ロビーチャットで声優やアニメの名前をズラズラ上げたりする。 10 レェツパリィィ! 回復やエンチャを無視して特攻、瀕死になると一人でPを使う。その結果PT総崩れ。大したこともないのに装備を晒す子供。 14 ろここ★ 意味不明な発言、無駄に横殴り、そして無駄に死ぬ。部屋の奴に注意されたが改善無し。 11 紅焔の翼 寄生厨。寄生できずに駄々をこねたら/report 03 鋼の錬金術師 ミッションをやらない。とにかくやらない。口調がうざい、PS皆無、ミッション中などとてもうるさい。 11 大輝 初心者に自慢する俺TUEEE厨。他の上手い方と比べたら()。俺のギルド来ればアイテムもらえるよと勧誘。 11 僕ケルベロス 挨拶もせず「ハティいこうぜ」。だがすぐに死ぬ。弟が何かしましたか? 08 竜上 うきww-軍団 単独行動の常習犯。爆走、独走余裕です。すぐ死ぬマティアを使うときもよくある。うきww-軍団のGM 11 瑠璃姫 同じくらいのLVが4人集まったのに「あー・・落ちますねぇ」と部屋を閉じ、すぐにまた同じタイトルの部屋を立て高LVに寄生 06 瀟洒PAD がっぽい親衛隊 ニコ生出身。名前からして酷い東方厨。寄生。 10 caesar カス称号カス装備低火力で横殴り。注意も無視する。 18 moth ギルメンが殆ど納金しなかったため、外部に納金してくれる人を募る。上から目線で話す。 19 ZZDX 恐らく海外組(非英語圏)で高ping。基本は無言。喋る時はリクエストの時だけ。通らないとミッション中でもR11-1等の言葉を繰り返す。蹴っても戻ってくる。 20 ミドルクラス 【ミドルクラス】 名前 ギルド 詳細 スレ番 。カイム。 レジェンドブレイブハーツ コンボの途中で妨害。名前の通りPSも皆無。 10 ☆Satan★ ProjectHAGE ろーすさまと同様長時間チャットなど。ろーすさまとよくつるんでいる。 08 15kira 部屋の全員にステ晒し求めたり、戦ってる最中にギルド勧誘してきたりする。wikiのギルドページに頓珍漢な紹介文を載せた。ハイパーテキストすら書けない。 12 666 「そんなレベルで俺の部屋に入るなバ~カ」。公式で大会を開こうとした。PSは下の下。 08 Arc. PTで画像収集し、他人がすぐに素材を取ったりすると露骨に機嫌を悪くする。月。 11 GSTR 開幕デッド 放置寄生。ドロップ画面のまま動かないこともしばしば。 13 I_want_the_name 名言「迷惑かけるくらいなら晒されたいです」といった。だがいろいろな部屋でうざい発言連呼してる。 11 mama PS皆無、勝てもしないのに滅びの谷のシルヴィルに行きたがる。 08 nao.k 部屋に入っても身勝手な理由で退出したりする。こいつが入ってもミッション中断してはいけない。 08 runa ホストで強い所に行きいきなり死にやがる寄生。酒場に終わった後「やっと終わったか」 06 Rx78 Rolo応援し隊 リクエスト部屋でもない部屋で好き勝手にリクエストをする。その際PTの力量などは考えない。横殴りが激しいがPSは無い。ボスにたどり着くと さぁ、蹴散らせ!と発言する 11 ryry Lv上げ部屋でリク。一回だけならとリクエストに答えるも、終った直後に無言退出。 15 ryuta 一人みんなと違うレベルを出し困らせる人物。対戦が大好き。 04 taka_aki こいつと2人になったら注意。ステ晒しや寄生のような行動、さらにはニコ厨。 04 tosiya 対戦厨。カニーの友達。ギルドに所属していたが追放された()笑。 07 yuu0 「このメンバーではクリアできなさそうなので抜けます。」理不尽にkickされても泣くな。 05 クリスト ロビーチャットで知らない人に部屋立ててと声を掛けて周る。PS無し。 09 グレイ・イリィア セーブデータが消えた古参気取り。PSは勿論ないです。お前は俺を怒らせたとロビーで発言それによりトモテスが食いついた。 14 こんこん 割り込み厨。コンボにどんどん割り込んでくる。 11 ひかり 寄生、自爆テロ、コンボ割り込み。味方「やめてください」→ひかり「だが断る」 05 マロキチ レジェンドブレイブハーツ 部屋コメから行動まで全てが子供っぽい。むしろマジキチ。 08 ろーすさま どうみても消防。対戦厨。長時間放置。寄生。ヒールは自分のみ。長時間チャット。勿論のようにPSなし。 07 黄昏 ProjectHAGE 文章の頭の文字をカタカナまたはアルファベットにして話す。リクエスト部屋でもないのに執拗にリリムをリクエスト。台湾在住? 07 牛乳パスタ コメント欄に「rolo 晒し 牛乳パスタ」と書き、晒しの存在を露にする。 14 深淵の騎士 ~緑月~ プレイ中にようつべを見て立ち止まる。PSもチャットも下手糞。 08 美羽 スイッチルートを懇願し、結局道中殲滅後に他人手伝ってもらううくらい火力がない。 08 零村雨 ニコ厨、東方厨。発言が気持ち悪いブログも気持ち悪い。PSはほとんど無いが火力はそこそこある。 11 hawk 都1-10の部屋を立てるも一言もわびいれず当たり前のように途中で部屋を閉める。対戦厨。 18 kokeekok ハウラー大好きハウラー厨。ハウラーしかしない。 18 Villemin ひどいナルシスト。ミッション放置したり、他人の愚痴を言ったり。自称情報通(笑) 14 Senu サルガタナスやデスに闇精霊攻撃、間違いを指摘すると逆切れして暴言を吐いて退出。 15 niko@2 「ちゅもんさまと一心同体なのですぅ><///」装備がカスで横殴りが激しい。ニコニコでひどい生放送を行っている。 14 KEИTA 初心者だからと言ってロビーで散々やりたい放題。公式ってどこ?ねー教えてよー。そんなこと言わないで教えてよー。ねーってばー。僕初心者なんだから 14 ragna パルス。ブログで太陽の価格に関して廃人に無茶ないちゃもんをつける。過去何度も晒しスレの内容を転載しては叩いていたらしい。 19 Ratius 精錬シミュレータ作者。リスティをやたらと嫌う。他の部屋に入ってギルド員引き抜き。公式で不具合報告→勘違いor既出を繰り返した挙げ句逃亡。本スレで意図的に虚偽情報を投稿し、指摘されると開き直る。 19 ロークラス 【ロークラス】 名前 ギルド 詳細 スレ番 ★hotaru★ 寄生厨でおまけに装備皆無だったが、現在は改善されているらしい。Valkyrieは解散? 06 Aokage 華麗なる幻想郷 初心者歓迎なのにも関わらず「初心者お断り」の部屋を立てた馬鹿。ギルマス。 10 baba 対戦で自分が一方的に有利になれるルール制定。「フェルタイ」は使ってもいい。過去には奇声を発っしたりもしていた。 13 bluepoint_ps K.P.Guild 些細なことに過剰反応して「ネタバレか」と文句を言う。 08 Chelnie 指示厨、仕切り厨。プロフィールに謝罪文が載っていた。 09 Croud 初心者歓迎にコメントだけで身内部屋を建てる。 12 DORAIKUMA コメントにうざいから入ってくるな的なことを書く。しかし鍵は付けない。 12 gurei 割り込み厨。駄々をこねる無意味なハリケーンマン。 06 hiryoumi 寄生。無意味にスキルを使う。 06 kira.yamato ~SSLMenth~ 厨房。空気が悪くならないように必ず会話に草を生やす。 07 Kronus 地獄の元帥をよく募集しているが死亡が多い。 12 NEXT 寄生。 07 organ 上から目線でボスに1発も殴れず死んだ挙句この装備じゃ無理だわwとか言って即退室 12 POTEM 孤高の雲 火力が無くタゲも取れずにうろちょろ。しかも大型に弱い。 07 romania 対戦厨。自分が有利になるようなルールを定めた。 08 RUMINA Lv5なのにも関わらず、野良で探求のRank3を強制。 13 rust! 周りが弱いと戦闘中でも無言退出する。そうでなくても無言退出が多い。 12 sky-114 「並行する二つの空間はともに相まみえることはない」などと部屋コメに厨二コメントを書いている 11 TERUMOTO コンボの邪魔など。消防臭がプンプン。 06 YK 主制限がある部屋に入り、「制限を上げてくれ」と言う我侭ちゃん。ボスで雑魚無視プレイ。分かれ道は迷わず宝。 06 yossssy ~緑月~ スレでギルドページを指摘されて修正した。明らかにここを見ている。 08 zakkusu コンボ繋がってない、ダメ通ってない敵をタゲしていて助けようとしたら「コンボの邪魔すんな」「先に行ってろ」「そこの雑魚倒してろ」。PSは無い。 06 アリンコ♂ にょろーん 自己中で自慢が大好き。定型文は顔文字だらけでウザい。 08 イケメン Rank7でもPS無し。 09 ディグダ 故意にラグを起こす寄生。スキル全くなし。 06 ディライド ハウラー厨かつ典型的な地雷。大型、ボスに弱くPSは皆無。 15 バショー 防具はいつもライトシクラスやライトジャケット。もちろんティンクトゥラ不使用。 08 ゆうこりん るびぎる 誰かにカスと言われた実際にPSがカスな人。人によっては口調が気になる。 11 ユパ・ミラルダ ~SSLMenth~ 典型的な寄生厨PS無し。ウザい定型文と上から口調。晒しスレに来た痕跡もあり、迷台詞「身内がマフィアの人間」だと言い放った。 11 リーナ ネカマ。アーティのリア友 12 リュウタ センレーグ冒険隊 発言厨房コンボ割り込み開始早々トイレのリュウタ。 07 擬古猫 寄生、PS論外。コンボの邪魔は当たり前。 07 義骨天ミカエル 綺燐舟謳の擁護で晒しスレに沸いた。ブログで本人確定。 07 虎次郎 横殴り。Pを持ったまま死ぬ。無言退室。 07 三毛猫 少々口調がきつい。 06 神龍 クレクレ厨。 06 雪桜 ボス戦中に入室。「/retireって打てば戻れる」→「戻るつもりはありません」→「じゃあさっさと終わらせろ」 06 相良宗助 ロビーチャットで歌詞をずらずらと並べたりする。 11 団基地 うきwwー軍団 ウシュムで大型用と言ってスパタを装備。道中では何度も落ちても芝生のみ。当然PSは無いため一人落ちてそのまま死ぬことも。 07 萃香 口調が2chでよくいる喧嘩売るようなしゃべり方でいちいちうざい。 13 Bloody_Nails 死ぬと大抵ラグ云々言い出す。何かと言い訳がましい。 19 bonkura 自由参加にリア友限定部屋を立てる。「リア友限定←よく読んで下さい」。SSあり。 18 dyaaku ちょっと日本語が不自由なかわいそうな子。ただそれだけらしいので暖かく見守ってあげましょう。 17 GONGO 都好き。大型相手にアドレナリンラッシュ→通常攻撃しかせずにすぐ死ぬ。 20 nknk 自由参加で特化武器持ち希望の部屋を立てる。 18 Silber PSが無く、滅びの谷のシルのタゲを逃がした挙句、雑魚に倒される。 20 striker 救援支援はおろか、入退室時すら無言。糞火力低PSなのに血戦に入る。 19 SYO.KMR 条件付の部屋を条件付きの部屋以外で立てる。「制限host JPN only ATK or MATKが370以上の方のみどうぞ」ちょっとルールがわかってないかわいそうな子なので生暖かく見守ってあげましょう。 17 ЖЖ 初心者歓迎でPSの低い人NGの部屋を立てる。無論本人にPSは無い。 18 ゴトウ刑事 Lv50になってもエンチャが使いこなせない。注意したら逆に質問してくる。会話には草が生えている。 19 ぷり、ひで、DIS 三人揃って姦しい。 18 りんご ネカマ口調。若葉外れたのにも関わらずPSはどん底。 14 火丁 あまり喋らない。話しかけても無視される。喋ったら喋ったで感じが良くない。魔徒タイマンで6連続死亡。 19 太郎丸 しつこくギルドの宣伝をしてくる。 15 吊革 自分が若葉持ちなのに若葉禁止と、意味不明な部屋を立てる。 15 その他 【ドロップアイテム】 名前 ギルド 詳細 元のクラス ひろあき 画像晒しで自爆。BANされたとの報告あり。 ボス 山本 散々荒らし行為など行った結果BANされた。その後未練がましく公式で灯に復帰を求めた。 ボス ~昴~ 自爆テロ。死亡確認。 ハイ 山本 RMT、公序良俗に反する発言。シェアを200万ベロで買うという馬鹿。精神年齢消防以下。 02 【素材】 名前 ギルド 詳細 スレ番 pinky 厳しい灯の視線の中、他人のIPを晒した馬鹿。5スレ目(スレ番は7)を立てた馬鹿もこいつ。 ろろ 絶対にスルーしない。名前も言動も痛い。 テンボー タメ口以外の話し方を知らない上、自己主張がひどい。 基準 上の晒しの基準。あまり守られているわけでもない。 【ナイトメア】 まさに悪夢のような存在。関わったらストレスで死ぬ。 即キック即退出推奨。 【ボスクラス】 升er、暴言、荒らしなど、居るだけで害になる可能性あり。なるべく関わらないほうがいい。 即キック推奨。 【ハイクラス】 ボスクラス程ではないが悪質寄生、暴言、悪質行為など。 要注意。 【ミドルクラス】 寄生、発言など素行に問題あり。 行為だけならローだが注意したら逆切れなど。 問題があればキック推奨。 【ロークラス】 変な口調、軽度の寄生、装備皆無、PSなど人によっては気になる程度。 変な口調の人は生暖かく見守ってみよう。 普通にやっていてもあまり問題は無いが、気になるならキック。 【ドロップアイテム】 お亡くなりになられた方々。 ご冥福をお祈りします。 【素材】 RoLO外部での名前しかわからない人々。 ギルド 要注意ギルド名。情報が古かったり極一部のメンバーだけで判断されていたり、今では隠すことすら出来て当てにはならない。 ギルド名 エンブレム 要注意人物 傾向 砂糖と塩 塩の文字 erukasu 低PS、厨率が高い にょろーん チーズ ピヨシートアリンコ♂クロロフォルム 一部PSがある奴も居るが、大半は低水準ミッション中のチャットが多い 命運守護者 深青の十字架 中華ギルド 朱月 白豚 羅火 PS,マナー等全てが低水準そのうえ升erの集団なので入ってきたら即キック推奨 ProjectHAGE 赤いΩ プリニー神☆Satan★黄昏 三本柱が聳え立ち我々を恐怖へと導く Lightning 稲妻マーク sho343 大方は問題ないが、一部に問題あり ~SSLMenth~ 【真】 低PS、厨率が高い Victorey ニャッキー二世 ギルマスであるニャッキーを筆頭に厨揃い レジェンドブレイブハーツ 創価カラー 。カイム。他全員 消防率が高い なんだってぇー! クルーエル 発言等に問題があるプレイヤーの集団 ホーリーウィング 青ベースに黄色の十字架、赤の帽子、剣 rufis他全員 消防率が高く、寄生などを堂々とする 中華猟人工會 四葉 桑梓☆dragonfly☆ 桑梓の作ったギルド「だから私とは関係ないよ、醤油を買いに出ただけです。by 桑」 名前 コメント
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毎朝、《紅の貴婦人》が歌い始める時間になると、リリアは屋根裏部屋へあがっていく。逗留しているお客人に食事を運ぶためだ。 お客人はいつも同じ姿勢でリリアを迎える。ベッドに行儀よくこしかけ、ほとんど身じろぎもせずに床を見つめている。もっとも、お客人が本当はどこを見ているのかはリリアには自信がない。お客人の顔の半分以上を占めるのは大きな複眼で、瞳がないからだ。窓から差し込んでくる朝日を照り返して、お客人の眼は七色に輝く。とても綺麗だとリリアは思う。 リリアが部屋に入ると、お客人は軽くお辞儀をする。ちょっとした動きでも、体を覆う甲殻がぎちぎちと音を立てる。二対あるうちの下のほうの腕が伸びてきて、リリアが渡すお椀を受け取る。中身は特別に分けてもらった《貴婦人》の樹液だ。リリアの体ほどの長さがある口吻を差し込んで樹液を吸いながら、お客人はリリアと話をする。大抵は今日の天気はどうだとか、たわいもない話ばかりだ。はじめのうちこそリリアはお客人の話し方に慣れなかった。とても不思議な響きの、頭でないところから出ているような声なのだ。でも、いくらもしないうちに慣れた。決め手になったのは、お客人がリリアの翅をほめてくれたことだと思う。翅はリリアの自慢なのだ。 蜜を吸い終わると、お客人は立ち上がり、階下へ降りる。傍から見ても大変な作業だとリリアは思う。階段の幅は親父さんや女将さんさんたちみたいなホビットにあわせてあって、お客人には横を向いてもギリギリだ。しかもお客人の足は細くて、歩くのに全然向いていないように見える。手伝ってあげようかと言ってあげられなくて、リリアは少し悲しくなる。せっかく翅があるんだから飛べばいいのにとリリアは思う。屋根にあいている妖精用の窓のとなりに、お客人用の出入り口をあければいい。私から親父さんに頼んであげようか。そう聞くと、お客人は少し黙る。 「私の翅は飛ぶためにあるんじゃないんですよ」 そういいながら、苦労して階段を下りる。リリアは見ていられなくて、一足先に階下へ急ぐ。 《深森》の一階には、いつでもお客さんがいる。夜ほどではないけれど、朝だって戦争みたいになる。宿のベッドから出てきて食事をねだる交易商にパンとチーズを運んでいく女将さんの足元では、酔いつぶれた水夫たちがうめき声を上げている。港湾労働者向けの弁当を準備しながら、親父さんはエルフの助役さんとなにやらカウンター越しに話し合っている。店の前を掃除するのはリリアの仕事で、何か言われる前に陳列台を出しておくことも忘れない。《貴婦人》の歌声が終わる頃には、陳列台にサンドイッチを山ほど並べておかなくてはいけないのだ。歯切れよい声で酔っ払いたちを叱り飛ばす女将さんに、リリアはお客人が降りてくると告げる。女将さんはうなずき、お客人のために指定席をあけにいく。といっても、最近は特に何もする必要がない。《深森》の虫人さんといえばもうすっかり有名になっていて、わざわざ見に来るお客さんまでいるぐらいだ。その指定席に座ろうとする人たちなんてもういない。よろよろと降りてきたお客人が席につくのを見届けると、リリアは外に出て、ひと段落するまで弁当を売る。 お昼の戦争が始まる前に、リリアは食事を取る。蜂蜜入りのヨーグルトに、ホウセンカの花びらの砂糖漬けをまぶして食べる。《貴婦人》にはいろんな船がいろんな食べ物をはこんでくる。お金さえ払えば、いろんなものが食べられる。食事だけは贅沢するのがリリアのやり方だ。 お昼ごはんはお客人も一緒に食べる。やっぱり《貴婦人》の樹液を吸いながら、お客人はじっと店内を見ている。店内にいるお客さんの数は少ないけれど、みんなお客人に興味を示して寄ってくるので賑やかになることが多い。そんなとき、お客人は意外と饒舌になる。エルフやホビットや妖精以外にも、クレスベルグのドワーフさんやミズハミシマの竜人、大延国の獣人さんやラムールの猫人、ドニー・ドニーの海賊さんたちが相手でも頓着しない。リリアには分からない難しい話をお客人がすると、話しかけたほうは皆喜び、時にはお礼を言って去っていく。何を話しているのと聞くと、お客人は「占いみたいなものですよ」といって、少し黙る。 今日も、お客人のところに人が寄ってきた。大延国の服を着た、でっぷりと太った豚人の商人だった。 「よろしいですか」と椅子を引きながら、お客人が答える前に席に着く。バンバンとテーブルを叩いて女将さんを呼びつけ、一番高いものをもってこいとぞんざいに言うと、こんどはお客人のほうを向いて笑顔になる。リリアは一発で嫌いになった。 「私、大延国でちんけな商売をやっておりますリホウと申します。先生のご高名はかねがね伺っております。なんでも千里眼をお持ちだとか。本日は哀れな私の商売先生のお知恵を拝借したく伺いました次第でして。おい、まだ食い物は来ないのか! いや先生、私、実はですね――」 「俵物のことなら、きちんと本国まで持ち帰れればいい値がつくでしょう。ただし、躍字のうち二つはもうミズハミシマでは売れないでしょうから、支払いには当てられません。代わりの商品を仕入れておいきなさい。二日すればオルニトの方へ向かう異世界の学者が通りかかるはずですから、もうしばらく逗留して彼に売りなさい。どうせ、しばらくは風を待たないといけないでしょうし、船員も足りなくなっているのでしょう?」 リホウは黙り、かと思うと満面の笑顔になった。揉み手をしながら後ずさり、袋から金貨を出してテーブルに投げ出して去っていった。お客人はぼんやり見送ってから、金貨をリリアに押しやった。 「あげますよ」 いらないというと、お客人は女将さんに金貨をわたし、代わりに女将さんが持ってきた飾り切りりんごの蜂蜜漬けをリリアにくれた。親父さんの力作だけあって、とてもおいしかった。 その次の日から、お客人は階下に降りてこなくなった。 理由を聞いても「必要がなくなったから」としか答えてくれない。《貴婦人》の樹液をすすりながら、お客人はぼんやりすることが多くなった。リリアはさびしかった。せっかく《貴婦人》にいるのだから、観光でもしたらいいのにとリリアは思った。そもそも、どうしてお客人は《貴婦人》に来たのだろう。思い切って聞いてみると、お客人は長い間黙っていた。 「――会いたい人がいるのですよ。会うべき人、というのが正しいかもしれませんが」 まだ時期が来ていないので会えないのですがね、と付け加えて、お客人は再び黙る。沈黙が耐えがたくなって、リリアはお客人を窓のところに連れて行く。《深森》の屋根裏部屋には一つだけいいところがある。眺めだ。港が一望できる。《貴婦人》の太い根から伸びだした桟橋枝にたくさんの船が停泊している。世界中から集まってきた船だ。船は蔦のクレーンで吊り上げられた荷物を積み込んで、朝でも夜でもお構いなしに船が出入りする。《貴婦人のティアラ》が投げかける強くて明るい光は、遠くの海を照らすだけじゃなくて、根元の港街にもおこぼれをくれる。おかげで夜でも明るい。体を乗り出して《貴婦人》の幹のほうを見れば、大きな葉帆がはためいている様子が見える。あとは《貴婦人のスカート》さえ見られれば完璧なのにとリリアは思う。海中に伸びた根の間に膨らむ赤い浮嚢を見るには、《貴婦人》の頂上まで登るか、船で沖に出るかしないといけないのだ。 「まあでも、ここの屋根裏からでも、《貴婦人》のいいところはいっぱい見られますね」 そういって、お客人は笑った。リリアも笑った。 ひと月ほどたって、お客人は再び屋根裏部屋から降りてくるようになった。 変わったのは、お客人のところに寄ってくる顔ぶれだ。商人さんたちは追い払われるようになり、代わりに衛視さんや助役さん、港の偉い人が難しい顔をして集まってくるようになった。親父さんが目を光らせているので、リリアもなかなか近寄れない。一度だけ飲み物をはこんだとき、お客人は人の名前を挙げていた。リリアには心当たりはなかったけれど、集まっていた偉い人たちにとってはそうではないようだった。小さな声で罵ったり、ありえないとつぶやきながら首を振ったり。立派な服を着たエルフの人が「まさかリホウさんがそんな」と漏らして、あわてて口元を覆った。聞き覚えのある名前のような気がして、リリアは少し首をひねった。 リリアに気がついたお客人は小さくお礼を言って、樹液を受け取ってくれた。他の人たちはリリアをものすごい目でにらんでいた。いたたまれなくなって、リリアはすぐその場から離れた。あとでお客人に何の話をしていたのか聞いても、お客人は言葉を濁して答えてくれなかった。 ただ、誰の話をしているのかはあとでぼんやりと分かった。お客人が言っていた名前は、みんなこの街の港にかかわるひとたちだ。よくお弁当を買いに来てくれる人夫さんだったり、さえないお役人さんだったり。リホウはあの嫌らしい延人だ。一体何が起きているんだろうと考えると、リリアの頭は痛くなった。 そしてある日の早朝、お客人は出ていくと言い出した。親父さんも女将さんも、あらかじめ知っていたことのようだった。リリア一人が知らされていなくて、そのことが悔しくてリリアは泣いた。どうして教えてくれなかったのかとなじると、お客人は黙り込んだ。 「――一緒にきてもらえませんか」 唐突だった。でもお客人の様子があまりに真剣だったので、リリアはうなずいた。お客人もうなずいた。 階下では衛視さんたちが待っていた。衛視さんたちはお客人の腕をつかんだ。捕まえるの? と聞くと、衛視さんは苦笑いして耳を揺らした。お客人が上の手をひらひらと振った。 「支えてもらっているんですよ。私はもう、歩くのが難しくなってきましたから。さあ、いきましょう」 階段はがんばりましたけどね、と付け加えて、お客人は店の外に出た。リリアもついていった。 リリアたちは港まで歩いた。まるで何かから隠れるように、衛視さんたちは人通りの少ない道ばかり選んでいた。葉帆の影に入って薄暗い通りを引きずられるようにして歩きながら、お客人は《貴婦人》の歌に耳を傾けていた。 「前から聞きたかったのですが、どうして《貴婦人》はこんなふうに歌うのですか?」 そうリリアに問いかけるお客人の声はとても静かで、だからリリアも茶化そうとはしなかった。子供でも知っている。《貴婦人》の歌は、根っこが海から塩水を吸い上げて、濾して真水を作るときに立てる音だ。朝のうちに真水をたくさん作って浮嚢に蓄え、《貴婦人》は一日かけてそれらを吸い上げる。水が飲める喜びの歌なのだ。 お客人はリリアの説明を黙って聞いていた。聞きながら、背中の翅をきちきちと揺らしていた。リリアはふと、飛ぶために使わないのなら、お客人の翅は何のためにあるのだろうと思った。 「――すぐお見せできると思いますよ」 心の中で言ったことに返事をされて、リリアは心底あわてた。お客人はそれ以来黙り込み、衛視さんに支えてもらいながら歩調を速めた。 港では大勢の人たちがごった返していた。輪の中心にいたのは、あのリホウとかいう延の商人だった。 「どうして出発させてもらえないのか! 私の船に一体どんな不備があったというんだ! きちんと説明してもらいたい! お前みたいな下っ端じゃ話にならん! 責任者を呼んで来い!」 怒鳴り散らしていたリホウは、お客人の姿を認めると顔色を変えた。 「や、やあこれはこれは。先生のおかげでミズハミシマではいい商売ができまし――」 「ミズハミシマには行っていないはずです」 お客人がそういうと、リホウの顔が引きつった。 「何をおっしゃるのですか、私どもはちゃんとミズハミシマで俵物を仕入れてきましたよ」 「いいえ。新天地で買ったもののはずです。ミズハミシマから密輸されたもの。でもそれはどうでもいいんです。もう一つ買ったものがあるでしょう。それをいただきます」 リホウの目が泳いだ。船に乗り込もうとする衛視さんたちを目にすると、とたんに声を張り上げた。 「止めろ! こんな扱いを受けるいわれはないぞ! 勝手に私の船に上がるな! 私は大延国皇帝の許可を受けた商人なんだぞ! エリスタリアとの協定では――」 「禁制品売買の疑いがあります」 「はっ、何を根拠に! もしこれで何も出なかったら大問題になるぞ! 《貴婦人》の役人は善良な商人にいちゃもんをつけて積荷を開けるのか! これでお前らが商品を汚しでもしたらどう補償するつもりだ? 私は朝廷に人脈があるんだぞ、国に帰ったら問題にしてやるからな!」 唾を飛ばして腕を振り回していたリホウは、乗り込んだ衛視が船内から運び出した俵を目にすると顔面蒼白になった。衛視が俵を切り裂くと、リホウはしりもちをついて後ずさった。零れ落ちたのは、乾燥した虫人の頭だった。お客人と同じ形、茶色くなって輝きを失ってはいるけれど、お客人と同じ眼だった。 「しらん、そんなものわたしは知らんぞ! きっと船員が勝手に積み込んだんだ! そうだ、ここで雇った船員がやらかしたのに違いない! いや、あんたらが最初から仕組んだんじゃないのか、私を陥れるために! なんて汚い連中だ! 訴えてやる! 止めろ、さわるな!」 リホウが引きずられていった。お客人は俵のそばにかがみこむと、零れ落ちた頭を拾い上げて眺めていた。 「やっと会えましたね」 ぼそりというと、お客人は翅を震わせた。いんいんと響き渡る音に、リリアはお客人の翅が何のためにあるのかを知った気がした。 お客人とリリアは港で別れた。それきり姿を見ることはなかった。お別れらしいお別れがいえなかったことが、リリアには心残りだった。親父さんにお客人のことを尋ねても要領を得なかった。 「お偉いさんが預かってくれってじきじきに頼んできたんだ。特に世話も必要ない、ただ客を観察させてくれってさ。それだけで金貨をふた袋だ。もう二度とねえだろうな、こんなおいしい話」 女将さんはもうすこし詳しい事情を知っていた。噂で聞いたんだけどねと前置きして、女将さんは声を潜めた。 「あの虫人にはどうも不思議な力があったみたいだよ。やってきたのもどうやら船じゃなくて、小ゲートで直にやってきたんだとさ。倉庫番のピピンがゲートが開くのを見たって。普通じゃないだろ? それで、どうも衛視や議員連中と取引してたみたいなんだよ。あの虫人がどういうわけか密輸団の情報だの今後の天気の見通しだの、とにかく何でも知ってて、その情報と引き換えにあのリホウとかいう延人の運んでる荷物を押さえさせたんだって。あのリホウってのは相当悪い奴だったみたいだね。あたしゃ一目で分かったよ。まともな面じゃなかったからね。だいたい、人の死体を売り買いするだなんて虫唾が走るね。おまけにあれを食べるつもりだったっていうから大概だよ。薬になるんだかなんだか知らないけど。延人ってのはホントどうなってるんだい全く」 女将さんの愚痴はとめどなくあふれていたけれど、リリアは聞いていなかった。ただ、お客人が会いたかった人と出会えてよかったと思った。生きていればもっと良かったのかなと考えて、リリアは少し泣いた。 それ以来、リリアは飛び回るようになった。《深森》にはいろんな国の人が来るけれど、マセ・バズークの人たちだけは別だからだ。お客人の姿を探して、リリアは虫人たちのたまり場をたずねて回った。とても苦労した。話も出来ないことばかりが続いた。普通の虫人さんたちは、お客人のように声で話すことは出来ないようだった。それでも何とか身振り手振りで言葉を交わせるようになった。虫人さんたちは見た目より付き合いやすかったけれど、お客人の事は知らなかった。お客人のような虫人がいるということも知らないようだった。リリアは辛抱強く、虫人たちのもとに通い続けた。 進展があったのは、ある寒い日のことだった。お客人が姿を消してから半年ほどのことだった。 「リリアさんですか」 声に驚いて振り返った。声を掛けてきた人は他の蟻人と同じように見えた。 「伝言を預かっています。聞いてもらえますか」 お客人からだとすぐに分かった。リリアが手近なテーブルに降りると、蟻人はリリアの対面に座ってゆっくりと話し始めた。蟻人の話し方は、お客人と全く同じだった。まるでそこにお客人その人がいるかのようだった。 お客人はまず、名前をリリアに教えなかったことをわびた。自分はリリアのような名前がないのだそうだ。マセ・バズークにお客人の仲間は多くても三人しかいないし、ほかの種類の虫人と話すこともほとんどない。ただ、種族としての名前はちゃんとあって、それが自分の名前みたいなものだからこれで勘弁してほしいとお客人は言った。 「《知らせ》が私の名前みたいなものです」 お客人は、借り物の声でそういった。 《知らせ》は大地から直接生まれる。《知らせ》はディルカカの見る夢が形を取ったものだ。マセ・バズークの主神ディルカカは、途方もない思考力で常に何かを考えている。その「何か」には、この世の行く先も含まれている。ディルカカがこの世の行く末に興味を振り向けたとき、《知らせ》が生み出される。土の中で、《知らせ》はディルカカの予想する未来像に浸されて育つ。一度に三人の《知らせ》が生み出され、それぞれ違う夢を与えられる。土から出て成虫になると、《知らせ》はディルカカの開く小ゲートをくぐり、ひそかに世界中を巡る。自分たちの予想が正しかったかどうかを調べて回るのだ。人目に触れることはほとんどない。自分たちの存在が、世界の観察結果に影響を与えてはならないからだ。 そうして世界を見て回ると、《知らせ》は再びマセ・バズークに戻り、自分たちが見たものを交換する。翅を震わせて、複雑な旋律を重ね合わせてハーモニーを生み出すのだ。ディルカカは《知らせ》が奏でる歌を聴いて、自分の予想が正しかったのかどうかを判断する。そうして必要なら次の《知らせ》を生み出す。何百年もの間、この循環は途絶えることがなかったのだという。 「ところが、私の前の代になって問題が起きたのです」 一人の《知らせ》が、将来行方不明になるという予知があったのだという。 原因も、具体的には何が起きるのかも分からなかった。ただ三人の《知らせ》の意見が一致し、ディルカカもまたこのことを意識に上らせた。初めての事態に対応するため、ディルカカは特別な存在を生み出した。それがお客人だった。 「私の生みだされた目的は行方不明になった《知らせ》の回収です。私はディルカカと直接つながることを許され、きわめて精度の高い未来予知の力を与えられました。世界を巡る間に、行方不明になる《知らせ》が新天地で捕まり、エリスタリアの《紅の貴婦人》に密輸品として持ち込まれるだろうことを知ったのです。あとは、リリアさんもご存知の通りです」 お客人はどうなったの。リリアは思わず、これが伝言であるということも忘れて蟻人に問いかけた。驚いたことに答えが返ってきた。 「私は役割を終えたので、ディルカカの元へ戻りました。任務を成し遂げたので、褒美としてあなたへ伝言を残すことを許してもらったのです。短い間ですが、リリアさんには本当にお世話になりました。とても楽しかったです」 また会いたい。リリアがそういうと、お客人は借り物の体で笑った。 「それは叶わないでしょう。この伝言をリリアさんが聞くときにはもう、私は死んでいるはずですからね」 誰もいなくなった屋根裏部屋の窓に腰掛けて、リリアは夜の港を観察する。船が旅立っていく海の向こうのことを考える。世界を見て回るためだけに生み出されるのはどういう気分だろうと考える。大抵はすぐに頭が痛くなって、そういう時、リリアはお客人の翅と、それが奏でていた音の事を思い出す。《知らせ》が奏でるディルカカのための音楽はどんなものだろうと考えて、リリアはすきっ腹をさする。お昼の贅沢を止めて貯めたお金で、リリアはいつかマセ・バズークに行くつもりでいる。 終 但し書き 文中における誤りは全て筆者に責任があります。 エリスタリアのとても異世界らしい宿屋での一幕もにぎやかな流れからお客人の目的に触れるにつれ交易などの背景が見えてきて切ない空気の中で終わる。それでもリリアの中に先へと進む意欲がわいて終わったのは温かくなりましたね -- (名無しさん) 2013-04-20 19 26 46 名前 コメント すべてのコメントを見る -
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七色海鮮館(4種)-qi se hai xian guan (チー スェ゙ァ ハイ シィェン グァン) 青島海鮮を中心した鍋専門店でございます。 平均 60元 料理ジャンル - 店舗所在地 北京市朝陽区亜運村慧忠北路安慧北里秀園16号(北苑路付近) 営業時間 10 00~22 30 アクセス - 駐車情報 あり その他情報 10%割引 七色海鮮館(4種)-qi se hai xian guanはまぐりの老酒蒸し さわらの手巻き ナマコ あわび(5杯) 入 門 属 性包丁技調味技火加減 価 格(コスト) 一押し食材 初 級 中 級 高 級 2 種 207~228209~226205~230 50~55(43~48) 特 級 2 種 261~308264~310263~306 64~70(55~61) レ ア 食材Lv1 食材Lv2 キノコLv2×14、卵Lv2×4、魚Lv2×17、米穀Lv2×7 食材Lv3 豆製品Lv3×6、果物Lv3×6、魚Lv3×36 備 考 はまぐりの老酒蒸し はまぐりの老酒(ラオチュウ)蒸し中国西部「七色海鮮館」 はまぐりは中国でもよく食されています。 高級 ジャンル おかず 価格(一押し) 55(?) コスト(一押し) 48(?) 風味(一押し) 115(?) 品質 属性条件 色(一押し) 292(?) 包丁技 207 香(一押し) 303(?) 調味技 209 味(一押し) 280(?) 火加減 205 調理情報 習得条件 調理時間 1時間 習得Lv制限 Lv45 調理費用 200ドル 中級料理習得数 12 習得数 24~36個 食材 魚Lv2 10 卵Lv2 4 キノコLv2 7 × × × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 「老酒」は何と読むでしょうか?A.チューハイ B.ラオチュウ C.ロウザケ D.ロウチュウ 答え(反転) B. ラ オ チュ ウ はまぐりの老酒蒸しを編集 ▲TOP さわらの手巻き さわらの手巻き中国西部「七色海鮮館」 さわらは肉質がきめ細かく、タンパク質、ビタミンA、ミネラルなど栄養素が豊富です。 高級 ジャンル ご飯・麺 価格(一押し) 50(?) コスト(一押し) 43(?) 風味(一押し) 115(?) 品質 属性条件 色(一押し) 292(?) 包丁技 228 香(一押し) 281(?) 調味技 226 味(一押し) 302(?) 火加減 230 調理情報 習得条件 調理時間 3時間 習得Lv制限 Lv45 調理費用 480ドル 中級料理習得数 12 習得数 20~30個 食材 米穀Lv2 7 魚Lv2 7 キノコLv2 7 × × × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 薬味に使用されていたのはどの食材でしょうか?A.肉の脂身 B.タマネギ C.さわら D.葉野菜 答え(反転) D. 葉 野 菜 さわらの手巻きを編集 ▲TOP ナマコ ナマコ中国西部「七色海鮮館」 ナマコは栄養価が高く、高タンパク低カロリーな上ミネラルが豊富です。B1、B2といったビタミンも多く含んでいます。 特級 ジャンル おかず 価格(一押し) 70(?) コスト(一押し) 61(?) 風味(一押し) 145(?) 品質 属性条件 色(一押し) 356(?) 包丁技 261 香(一押し) 378(?) 調味技 264 味(一押し) 366(?) 火加減 263 調理情報 習得条件 調理時間 1時間 習得Lv制限 Lv60 調理費用 200ドル 中級料理習得数 18 習得数 20~30個 食材 魚Lv3 18 果物Lv3 6 × × × × × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) ナマコを編集 ▲TOP あわび(5杯) あわび(5杯)中国西部「七色海鮮館」 アワビは中国の伝統の貴重な食材で、四大海産物に数えられます。 特級 ジャンル おかず 価格(一押し) 64(?) コスト(一押し) 55(?) 風味(一押し) 145(?) 品質 属性条件 色(一押し) 366(?) 包丁技 308 香(一押し) 374(?) 調味技 310 味(一押し) 360(?) 火加減 306 調理情報 習得条件 調理時間 3時間 習得Lv制限 Lv60 調理費用 600ドル 中級料理習得数 18 習得数 20~30個 食材 魚Lv3 18 豆製品Lv3 6 × × × × × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) あわび(5杯)を編集 ▲TOP
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トップページ>日本>日本学研究 『日本学研究』80, 2009.8 PDF 閔丙燦「『神国神字弁論』と神代文字」 송영빈「助語的観点から見た専門用語の意味透明度」 安平鎬、田惠敬「現代日本語における「シテイル」の意味と「ながら」節」(日) 李炳萬「『破戒』における待遇表現」(日) 李承英「文化史的観点における韓日韻書の比較対照研究:『三韻声彙』と『聚分韻略』の比較対照を中心に」 정일영、정의상「2012世界博覧会開催地である麗水市ホームページ日本語観光案内文の問題点」 黄永煕「第二言語潜伏期におけるアスペクト形式の保存:韓国老年層日本語の中間言語「テオル」形」 権赫建、金泰寛、朴魯宗「夏目漱石作品に現れた近代文明受容過程の葛藤と不安考察:『夢十夜』「第七夜」を中心に」 金美廷「「片腕」の幻想性と比喩表現」(日) 金成恩「『七一雑誌』における言文一致:『天路歴程意訳』を中心に」(日) 김환기「在日コリアン文学に現れた「女性像」の考察」 李在賢、趙珉智「太宰治の『人間失格』精神分析学的考察」 이현희「夢野久作の『少女地獄』論:少女の自殺を中心に」 許坤「芭蕉の俳諧世界に現れている「生」と「死」に関する研究」(日) 河村和徳「変化する稲作農家の政治意識と投票行動:朝日・東北大調査の結果から」(日) 高選圭、安達和夫「個人IDと個人情報に関する日本・韓国の意識比較」(日) 具見書「日本アニメーションの成立と展開」 梁起豪「他文化政策の韓日比較」 『日本学研究』79, 2009.5 PDF 金英淑「漢語動詞の自他交替と対象項の性質:「決定する」の性質と関連して」(日) 朴江訓「日本語における多重否定極性表現について:その生起条件を中心に」(日) 朴用萬「日本語の「てあげる・くれる」について:韓国語の「-어/아 주다」との対照の観点から」(日) 孫在賢「日本語と韓国語の音韻」(日) 申媛善「言及領域によるポライトネスの表示:韓国語と日本語の対照」(日) 渡邊芙裕美「背景知識が読解中の予測に与える影響」(日) 李慶実「日本語可能表現の意味特徴:「可能の助動詞・可能動詞」「デキル」「得ル」を中心に」(日) 李成圭「依頼表現「てくださらないか」に関する再論:現代物を対象にして」 張根寿「評価モダリティに関する日韓対照研究」 崔廷珉「漢字の誤表記における韓国人学習者の特徴について:非漢字圏学習者との比較から」(日) 許宰碩「移動動詞の格表示と「ている」の意味解釈との関係:韓国語との対照の観点から」(日) 吉美顕「谷崎とワイルドにおける美学の表象:「ドリアン・グレイの肖像」と「刺青」「麒麟」を中心に」(日) 金昌徳「アナーキスト詩人植村諦と朝鮮:朝鮮での体験を中心に」 金青均「永井荷風の『ひかげの花』論:多義性と多声性の文学テキスト」 김효순「大岡昇平の『俘虜記』論:占領下の時代認識と戦争責任認識」 宋仁善「「二人組」が作る小説:大江健三郎の二作品を中心に」 梁智英「『白樺』と「民芸」との間の「朝鮮」の位相:「朝鮮民族美術館」を中心に」 오미정「「女性」の目で眺めた戦後米日関係:『抱擁家族』に現れた「主婦」像を中心に」 오성숙「メディア談論から見た「自然主義」」 이재성、문희언「村上春樹の主題意識「転換」についての一考察:作品中に現れた「家族像」を中心に」 黄益九「「記憶」と「忘却」の衝突:「遙拝隊長」の戦後表象」(日) 金忠永「能における義経像」 慎廷娥「韓国の神話を通してみる『源氏物語』の上巳の祓:「三月十三日」の問題をめぐって」(日) 許坤「日本文学に於ける『荘子』の受容に関する考察」(日) 金弼東「戦後日本の対外経済協力構想に関する小考:1950年代アジア「文化外交」の基盤という観点から」(日) 李健相「旧幕府機関の教育近代化についての考察:1868年以後沼津兵学校の事例を中心に」 『日本学研究』78, 2009.2 PDF 김원기「助動詞「シ・ヌ」の意味と用法についての研究」 閔丙燦「諦忍の言語認識について:『以呂波問弁』を中心に」 朴江訓「「しか」の二面性」(日) 斉藤学、崔栄殊「過去形の使用と知識管理」(日) 楊卨郞「自他両用の「漢語+化」について」(日) 李康民「『東語初階』の研究」 李尚美「日韓バイリンガルのコード切り替え:談話ストラテジーとしての機能に注目して」(日) 李承英、湯沢質幸「日韓韻書比較考:『聚分韻略』の音訓付加と意味分類を中心として」 韓静妍「動詞の自他対応と非情の受身:近代以降における非情の受身の発達要因」(日) 김환기「在日ディアスポラ文学の「混種性」と世界文学としての価値」 李在聖「川端康成文学の中に現れた救援のメカニズム」 임태균「島崎藤村の「旧主人」「藁草履」に現れた女性像研究」 金孝淑「『源氏物語』の夕霧と『篁物語』:その構造と表現の類似をめぐって」(日) 곽진오、이승렬、송백석「日本の対東アジアFTA政策:可能性と限界に関する研究」 具見書「日本における大学特性化の特徴と方向」 金愛鏡「日本社会で社会的排除が起きるメカニズム:若年労働市場の新たな分断化を中心に」(日) 박전열「日本の茶道伝統の文化産業化傾向に関する現地調査研究」 辛那炅「柳宗悦の民芸運動とナショナリズム」 林南寿「奈良時代の八角円堂について」(日) 임성모「戦後日本保守政治の「満州」表象:岸信介の内政と外交」 全成坤「鳥居龍蔵の人種論理と文学:巨石遺物と人種解釈を中心に」 鄭夏美「「韃靼」漂流の口上書の作成経緯と関連研究についての考察」 『日本学研究』77, 2008.11 PDF 権英秀「フェイス複合現象から見る「断り」表現:日韓両大学生を中心に」(日) 金栄敏「日本語の自他交替に関する一考察:『分類語彙表』の動詞を対象に」 安平鎬、金志娟「概言(presumptive)の意味を表す「~て見える」に関する研究」 李成圭「依頼表現「てくださらないか」に関する再論:時代物を対象に」 전형식「狂言集の形容詞についての一考察」 田惠敬「「~(する)代わりに」構文の意味:構文論的な成立条件を中心に」 이재성、안신영「夏目漱石の『夢十夜』に現れた「百年」の意味考察:「第一夜」と「第三夜」を中心に」 임유희「『春と修羅』第1集の色彩一考察:赤色を中心に」 조경숙「芥川龍之介と関東大震災」 韓貞淑「森鴎外「興津弥五右衛門の遺書」論:「遺書」という形式をめぐって」(日) 洪潤杓「三島由紀夫と1964年東京オリンピック:世界化とナショナリズムとの間で」 許坤「芭蕉の俳諧世界に現れている「道」に関する考察」 高選圭「日本地方選挙の特性分析」 金俸奭、李明煕「日本の中学校歴史教科書に現れた「学習方法の学習」」 金英淑「日本防共外交の転換と第2次世界対戦」 中村平「植民暴力の記憶と日本人の責任:台湾先住民族タイヤルと脱植民化運動の広がり」(日) 남상호「戦争と日本歴史学」 『日本学研究』76, 2008.8 PDF 木下直子「日本語学習者の特殊拍生成の習得:リズム型・モーラ数・リズムの複雑さの影響」(日) 森山新、水口里香「格助詞ヲ、ニのカテゴリー構造と韓中日本語学習者のカテゴリー形成」(日) 朴恩珠「日韓両学習者にみられる助詞の捉え方の相違をめぐって:「ばかり・だけ・のみ」と「만」の対照を通して」(日) 澤田信恵「日本語・韓国語の「触覚」を表す擬態語の意味領域の考察」(日) 徐洪、柳澤浩哉「韓日の国会討論の修辞学的比較分析:説得戦略の比較」(日) 奥山洋子、山根智恵「韓日高校生の非言語行動における頭の縦ふりに関する一考察:ロールプレイにおける単数回と複数回を中心に」(日) 李徳培「効率的な日本漢字学習のための教育漢字の体系化」 李成圭「依頼表現「てくださるか」に関する再論」 李埈瑞「「さえ」の多義性に関する一考察」 田惠敬「「~(する)代わりに」と「~(しない)代わりに」が代替可能な構文の成立条件について」(日) 黄奎大、金恒汨「科学技術の受容過程と学術用語制定に関する韓日対照研究:機械工学用語の借用形態を中心に」(日) 高永爛「『当世書生気質』の人物造形に関する一考察:近世気質物との関連を中心に」 権赫建、申允珠「夏目漱石の『吾輩は猫である』に現れた猫イメージの考察」 김화영「羅蕙錫の『裸婦』と藤島武二『花籠』の比較分析:モデルの視線の問題を通じて」 김환기「金逹寿の草創期文学研究:日帝強占期の日本語物書きについての模索」 朴相度「植民地朝鮮を見る三好達治の観点:『南鮮雑感』『秋日記』を中心に」(日) 辛株慧「永井荷風の「隅田川」に現れる空間の表象:作品中に現れる空間表象を中心に」 申河慶「科学と文学の「アナロジー」:モダンガールを描く川端康成、伊藤整、シュールレアリズム絵画」 임태균「島崎藤村の『海へ』考察:「海」の象徴的意味を中心に」 松本健「「物語」の定義について:『囃物語』における採録の基準」(日) 朴煕永「「目ひとつの神」の怪奇の変化:構造の再考から」(日) 吉岡浩人「説教節「松浦長者江戸版」の文学的特質」(日) 許坤「芭蕉と荘子の「自然」に関する研究」(日) Jin-O Kwak「日本と大韓民国の経済関係:初期朴正煕政権における日本を中心に」(英) 김준섭「日本における集団的自衛権問題に関する研究:日本政府の論理を中心に」 연현식「福田康夫の共鳴外交と東北アジア」 李芝英「米占領期日本の女性政策に関する研究」 이진원「日本地方分権化と「市町村」」 『日本学研究』75, 2008.5 PDF 中村夫美「明治20年代の待遇表現について:言文一致体との関わり」(日) 水口里香「日韓辞書における多義動詞「とる」の意味記述について」(日) 閔丙燦「『尋常小学読本』から『普通学校国語読本』へ」(日) 朴江訓「日本語における否定極性と否定一致現象に関する一考察」(日) 李吉鎔「韓国人学習者の日本語社会言語能力の習得メカニズム:丁寧形式と普通形式の切換えの場合」(日) 李庸悳「オーストラリア大学生の文字メッセージ使用実態分析」 李慈鎬「翻訳語句の単語化:『英和字彙』所版と再版の比較」 張根寿「「しなければならない」形式に関する日韓対照研究」(日) 鄭相美「「行為誘導機能」としてのバの言いさし文」(日) 蔡盛植「日本語の他動性と体格性に関する考察」 노영희「高見順の『敗戦日記』と戦争体験」 宋仁善「明治百年、あいまいな父親像をめぐって:大江健三郎『父よ、あなたはどこへ行くのか?』」(日) 奥村裕次「有島武郎の『親子』論:アンビバレントな表現の持つ意味」(日) 柳水晶「張赫宙の「氷解」に見る国策と朝鮮人:「氷解」を仲介する朝鮮人の話」 兪在真「堀辰雄の「春」と「郭公」:鎮魂における死者と生者」(日) 徐禎完「「伎楽」追跡考:『伎楽龍笛譜』と伎楽展開の一端」(日) 왕숙영「動く中心点:連歌の解釈と翻訳」 許坤「芭蕉の俳諧世界における「家族」が持つ意味に関する研究」 고선규「2005年体制の登場と日本政治の変化」 具見書「跳躍期の日本アニメーションと思想」 金弼東「戦後日本外交史における「文化外交」の推移と意味」(日) 朴校煕「在日朝鮮学校の「国語」教科書についての考察:「初級部」の新旧教科書の比較分析を中心に」(日) 任千錫「韓米FYAと日本の対応」 纓坂英子、内藤伊都子、泉千春、奥山洋子「韓国の日本語教育状況の変化と大学生の日本語学習:日本語学習動機と日本・日本人イメージの検討」(日) 『日本学研究』74, 2008.2 PDF 権英秀「新聞勧誘に対する「断り」表現:日韓両大学生を対象に」(日) 김양선「韓国語「VN하다/되다」に対応する日本語「VNする」:基礎的な語彙を中心に」 森川舞子「無助詞文に対する意識とその使用:中国人日本語学習者と日本語母語話者との比較」(日) 민병찬「日帝強占期朝鮮における日本語表記法について:国定教科書との比較を中心に」 申恩浄「学習者の心理類型に対する研究の必要性」(日) 奥山洋子、水口里香「韓国人大学生日本語学習者の4技能における自信とSPOTとの関係に関する研究」(日) 李埈瑞「「だけ」の多義性」(日) 李泓馥「日韓両国語における「スル」形と「hannta」形:「概念構成」の形式としての把握」(日) 千葉小百合「狂言集の「ホドニ」の言いさし的使用について」 韓静妍「知覚・認識動詞と実現系可能」(日) 許宰碩「日本語の「タ」のムード的意味用法について:韓国語との対照の観点から」(日) 金善暎「志賀直哉の『暗夜行路』考察:睦まじい夫婦に至る過程を中心に」 김환기「在日ディアスポラ文学の形成と分化」 沈修卿「大江健三郎「エヴンティーン」「政治少年死す」論:「おれ」という名をめぐって」(日) 李鉉沃「村上龍のもうひとつのベース、家族:毀損された家族と通じて見た本淵の家族像」 최순육「島崎藤村の詩研究:旧約聖書「創世記」の投影を中心に」 李一淑「兼家の人物像:『蜻蛉日記』を中心として」(日) 林瑛妵「二条の自己矛盾と執着:『とはずがたり』後篇を中心に」(日) 金英淑「外務省通商局長原敬の朝鮮出張と外交活動」 閔庚植「急速に拡大する中国-ASEAN経済協力と日本の通商戦略」 趙容蘭「茶道の精神一考察:「わび」を中心に」 崔順子「韓国と日本父母の養育態度と幼児の社会道徳性との関係」 『日本学研究』73, 2007.11 PDF 金栄敏「再帰構文の意味拡張について」(日) 김원기「助動詞「ツ・ヌ」の上接語に関する一考察」 金玄珠、奥野由紀子「対照言語分析仮説の予測再考」(日) 金熹成「「シテクル」に関する一考察」(日) 澤邉裕子「韓日高校生間の交流場面における話題と語彙」(日) 孫貞淑「「ゲ型形容動詞」の語幹について」(日) 李康民「1910年刊『日韓言語集』の日本語と韓国語」 張根寿「副詞研究における「確率」という範疇をめぐって」(日) 장원재「韓国人日本語学習者の句読点」 丁意祥「ヴォイスの下位類型の間に見られる相関関係」(日) 金碩煕「植民時期の空間と表彰」 申河慶「女性身体の「解剖」と「建築」」(日) 奥村裕次「有島武郎の『「死」を畏れぬ男』論」(日) 尹福姫「志賀直哉の和解」 윤혜영「『三四郎』の香り」 임태균「『破戒』論」 홍지형「金子光晴の『落下傘』に現れた祖国愛」 高永爛「『好色五人女』の人物評価についての小考」 金秀美「『源氏物語』紅海大納言の邸宅に関する考察」(日) 韓正美「『源氏物語』と賀茂信仰」(日) 許坤「芭蕉の思想世界と宗教に関する研究」 川上聡一「日本地方自治団体のコミュニティー・ビジネス支援事業についての一考察」 김동명「アジア太平洋戦争末期植民地参政権の展開」 金世坤、朴馹建「幼・保一元化施設運営事例の韓日比較」 南来鎮「日本投票方法多様化と投票率引き上げ効果」 南相虎「日本1940年代総力戦下の農耕生活と時間・健康」 박전열「「心の文」を通じて見た日本茶道形成期の茶道理念」 『日本学研究』72, 2007.8 PDF 木下直子「日本語長母音と短母音の知覚習得過程:韓国人日本語学習者の場合」(日) 金平江「完了の助動詞に接続した推量の助動詞の意味差異について:助動詞「けむ」を中心に」(日) 中村夫美「若松しず子訳『小公子』に見られる待遇表現について:尊敬表現形式を中心に」(日) 森山新「認知言語学的観点による日本語の連体修飾研究:連体修飾節「ノ」を用いた連体修飾を中心に」(日) 閔丙燦「1942年頃朝鮮における日本語教科書問題について」(日) 櫻井恵子、斉藤麻子「OPIのロールプレイに見る韓国人日本語学習者の断り方」(日) 송영빈「韓・英・日医学専門用語の特徴」 安平鎬、田惠敬「日韓両言語におけるアスペクト形式に関する研究:小説やシナリオの地の文に用いられる例文を中心に」(日) 전형식「日本人の韓国語研究に対する考察及びデータベース構築:開化期から日帝強占期まで」 정하준「文末「もの(もん)」の翻訳例研究」 権赫建、申允珠「夏目漱石の『それから」考察:代助の不安な暮らしの原因分析」 김환기「金吉浩文学を通じて見た在日文学の変容」 노영희「『流れる星は生きている』と女性の戦争体験」 朴愛淑「佐多稲子の朝鮮人像(2):『白と柴』を中心に」 李在聖「川端康成『千羽鶴』考察:根源的な性と「魔界」を中心に」 임태균「『緑葉集』に現れた女性に対する視線:「老嬢」「水彩画家」を中心に」 鄭炳浩「日本近代文学・芸術論争研究(3):人生相渉論争と功利主義」 許坤「『去来抄』に現れている芭蕉の「笑い」に関する考察」 高選圭「韓国における日本政治研究の現況と課題」 具見書「国際化期日本アニメに現れた思想:1991年から2000年まで」 金鍾杰「共同体企業の事例(トヨタ)」 김필동「韓国の「日本就業IT人力」送出の現況と課題」 南相虎「日本1940年代総力戦下の農村生活」 박균섭「親鸞の波長:阿弥陀仏信仰の変貌と植民教育」 이병진「植民地時期日本人が発見した「新羅」に関して:柳宗悦の場合」 河世憲「東北アジアにおける多国間安全保障協力体制の模索と日本の対応」(日) 『日本学研究』71, 2007.5 PDF 金鎔均「江戸中期以後上方語に現れるラ行下二段活用の四段化現象に関する考察」(日) 朴均轍「『五国対照兵語字書』及び仏日軍隊用語辞典が後続英日軍隊用語辞典に及ぼした影響」 朴華莉「日本の国語政策と教育認識の変化について:朝鮮総督府編集官森田梧郎を中心として」(日) 安善柱「「聞く」と「言われる」の使い分けに関する考察」(日) 山根智恵、奥山洋子、難波愛、井村多恵子「高校生の日本文化のとらえ方と異文化適応度:韓国・オーストラリア・日本の調査結果をもとに」(日) 尹楨勛「日本語CALLにおける学習支援者の評価に関する研究」(日) 李康民「島井浩と『実用韓語学』」 李成圭「「お/ご~くださる」系列の序列化及び使用可能性について」 李承英、湯沢質幸「日本の韻書と韓国の韻書:聚分韻略と三韻通考」(日) 蔡盛植「部分と全体における対格性とメトニミー:他動・使役が受身を意味する場合を中心に」(日) 崔建植「上代人名における一音節形態素:古事記・日本書紀における対比的命名法を中心に」(日) 崔聖玉「小倉進平の朝鮮語文法研究:梁柱東・金亨奎の研究との比較」(日) 黄永煕「韓国高年層に残存する旧植民地日本語からみた第二言語の維持・摩滅:可能表現を中心に」(日) 金泰暻「横光利一『旅愁』におけるナショナリズム:高有明が問いかけるもの」(日) 水野達朗「田中英光『時々刻々』におけるモダン都市「京城」」(日) 朴賢珠「坂口安吾の「閑山」論:文学方法の転換」 성혜숙「性の社会性と政治性:大江健三郎の「性的人間」を中心に」 兪在真「堀辰雄「鳥料理 A Parody」論:夢との訣別」(日) 李賢珍「太宰治の『駈込み訴え』論:錯乱するユダの独白」 朴一昊「記紀神話と肇国創業絵巻:図像による神話テキストの再生産」(日) 厳仁卿「『徒然草』の虚構性に関する考察」 具見書「ジャパニメーションに現れた思想:1980年代を中心に」 金弼東「「啓蒙思想」に関する小考:文明開化期における「国民」像と「民衆」観を中心に」(日) 李健相「蕃書調所の翻訳と教育」 柳嬉承「韓中日雷神に関する考察」 李元徳「持続と変化の中の韓日関係:安倍政権出帆と韓日関係の展望」 최범순「説話の消滅、文字の独占:日本近代小説テキストの誕生」 61-70 71-80 81-90 91-100
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701 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 00 06 35 ID Op6Nj4XYO 6のキャラじゃね? でもFFじゃあロリで三十路とかみたいなキャラあんまり居ないよな。100以上のおばさんとかはいるのに 702 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 00 06 52 ID lS1yixnt0 700 ごめんマジ忘れてたわw ちょっとストンガ食らってくる 703 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 00 08 07 ID jzmGEduT0 696 カオス「(ポンポン)」 エクスデス「おお、カオス直々に肩叩きとは恐縮だな」 カオス「いや、お前クビという意味だ」 エクスデス「サラリーマン!?」 皇帝「ククク、当然な結果だな。コスモス軍のカモにしかならぬからな」 クジャ「その方向だと君も危ないんじゃ」 皇帝「…ギ、ギリギリセーフだ!と思うぞウン」 ジェクト「ようエンペラーさん、話があんだけどよ(ポン)」 皇帝「(ビクッ)ウボァー」 704 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 00 15 20 ID av+c02tNO 673 宝塚な皇帝を想像してしまったw 705 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 00 30 14 ID SxKu+C810 私、ゴルえもん セシ太「うわーん、またクジャイアンとケフ夫にいじめられたよー」 ゴルえもん「おやおや・・・」 セシ太「ゴルえもん!なんか出してよー!」 ゴルえもん「いいですとも」 迎撃システムー ゴルえもん「ビットによる遠距離攻撃、ビットからは自動で弾丸が発射されるのだー」 セシ太「ぼくのサーチライトとかぶってるよー!うわーん」 706 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 00 35 23 ID gMmW7yqC0 703 ┬ (;∀;)ムジョウダナー 707 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 00 50 14 ID K7MZBFr50 591 ベッケンバウアー… 708 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 01 05 21 ID 2TCzTfHQ0 ベッケンウボァー 709 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 01 36 05 ID SxKu+C810 コスモス「フリオニール、あなたに話があるの・・・」 ティナ「私たち外に出てるわ」 コスモス「どうしたの?そばに来て・・・」 フリオ「こっこっコスモス、そっそっそんな・・・」 コスモス「早く来て・・・じらさないで・・・」 フリオ「・・・ゴクッ・・・」 ミシア「かかったな!!フリオニール、しね!!」 フリオ「かまわんですたい」 710 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 01 45 13 ID eNjqngDpO 709 フリオ~~www 711 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 01 48 09 ID BRnIrw1KO 709 ミシアの貞操がwww 712 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 02 27 26 ID I/uradKp0 「破壊を楽しむ化け物めぃッ!」 「化石は…引っこんでくだっさい」 「モンスターのなれの果てか」 雲→(´・ω・`) 「へっ、悪くねぇな」 雲→(*´・ω・`) 713 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 02 32 34 ID THXxTqlm0 雲かわいいじゃねーかw 714 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 02 53 37 ID l4GSLOTx0 カオス「不純異性交遊ぅ禁止ぃ~~~~!!」 715 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 02 59 37 ID q0FpE+p00 (株)コスモス商事「ダメver」 シャントット(専務) :オッホッホ!赤字だなんて無様だこと wol(総務) :もうこの会社の結末は見えている フリオ(システム) :(この画像……)ゴクリ…… ジタン(企画) :アンケート終わったらデートしよっか オニオン(経営管理):こんな会社、燃えちゃえ! ティナ(経理事務) :どう見ても金額が合いません、ありがとうございました! クラウド(物流) :帰るぞ スコール(監査) :適当に、さっさと済ませよう セシル(健康管理) :死ぬまで働くんだ、命ある限り……! ティーダ(販促) :昼寝の時間だ!おやすみっ! バッツ(営業) :よおし!ドーンと来い!(競馬場) (株)コスモス商事「真面目ver」 シャントット(専務) :不況? ピンチも作戦ですわ! wol(総務) :組合は我らとともにある! フリオ(システム) :バグとは……なんて未熟なんだ! ジタン(企画) :さーて、リサーチに行くとするか! オニオン(経営管理):ちゃーんと売上げ考えてる? ティナ(経理事務) :これで損益は合ったかしら……ううん、油断しちゃダメ! クラウド(物流) :今日の発送は終わった、あんたもついてないな。だが、やるだけやってやる スコール(監査) :試練……だな……文書がまるで揃っていないとはな セシル(健康管理) :大切なのは、心……ストレスを溜めちゃいけないよ ティーダ(販促) :このCMで一発逆転狙うッスよ! バッツ(営業) :やるじゃん、俺!(確変突入) 716 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 03 00 45 ID CCV+bU470 バッツwwwwww 717 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 03 03 42 ID RG4MZnbx0 両方ともバッツがダメじゃねえかwww 718 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 05 28 04 ID OYu89cpj0 613 もしDFF2にこの2名がでたらどんな立場か考えてみた ラムザ・ベオルブ(16):玉ねぎを除けばまさかの最年少、でも柔和な性格とかで下っ端扱いはなさそう イメージ的にフリオやティナあたりと縁側で茶でも飲んでそうなイメージが でもたまにとんでもない冗談かましそうで怖いなこいつ。 ヴァン(17):オイヨイヨ! なんでだろうな、こっちのが下っ端扱いされそうなイメージなんだが・・・。 こっちはジタン、ティーダあたりとツルんで遊んでそうな。 719 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 05 33 26 ID TRiwcFYM0 ヴァン:カインザーン!オンドゥルルラギッタンディスカー! 720 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 06 35 16 ID jzmGEduT0 ジェクトがコスモス側、ティナがカオス側の時代 ジェクト「だからてめーはガキなんだよ」 ティーダ「言ったなクソ親父!表出ろやゴルァ!」 コスモス「あの、会議始めたいんですけれど」 ジェクト「女は引っ込んでな!」 ティーダ「コスモスは黙ってろ!親子の問題なんだよ!」 Wol「貴様らいい加減にしろ!コスモスの話を…」 ジタン「にしてもむさ苦しいな、若いレディいないのレディ?」 バッツ「だよな。やっぱ女の子ほしいよな」 ジェクト「ケッ、女々しいこといいやっがって、これだからガキ共は…」 オニオン「うわ、説教モード入ったし」 クラウド「(勘弁してくれ)」 コスモス「(不味いわ、逆ハーレムにしたはいいけどこれじゃ戦いどころじゃありませんね。 紅一点くらいは必要かも…というかあの親父、趣味範囲外だしいつも喧嘩の元だしやんなっちゃうわ)」 ケフカ「こるぁ!さっきの戦闘はなんですか!まったく破壊しきれていないじゃないですか!」 ティナ「すみません…」 皇帝「ああティナ、後で話があるから私の部屋へ来い…グフフ」 ティナ「分かりました…」 クジャ「ほらほら、さっさと椅子になれよ。君はそれだけが撮り得なんだから」 ティナ「はい…orz」 ミシア「何よあの小娘!新人だからって男共にちやほやされちゃって」 雲「これは先輩のわしらがキツくHP攻撃するしかないようじゃのう」 カオス「(…うーぬ、若い娘をよってたかって虐げるのはどうだろうか。このままじゃ自殺をやりかねん気がする どうするかな…)」 コスモス「交渉成立ですね、親父は差し上げますわ。はー親父臭いのも言い争いももうコリゴリです」 カオス「では小娘と交換させてくれ。精神的にも肉体的にもボロボロだ。どうか癒してやってくれよ?」 スコール「(どっちが悪党なんだ…?)」 721 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 07 57 55 ID BT/R/IQKO 715 シャントット様の事務服姿がすぐ浮かんだw あの腕に付けるやつとか… 722 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 09 12 14 ID u7zYVE+Q0 ファミコン セフィロス「絶望を望むなら、送ろうか」 つライブアライブ 723 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 09 46 14 ID INNMspBOO 【セフィロス・デリバリーサービス】 日用品から絶望まで、どんなものでも確実にお届け! 時間圧縮により即配達!配達通知を望むなら…送ろうか? フリオ「のばらを一つ頼む」 セフィロス「分かった」 エクスデス「おい、無を送ってくれい」 セフィロス「任せておけ」 皇帝「フレアを相手に送ってくれ、絶対に弾き返されるんじゃないぞ いいな、絶対にだ!」 セフィロス「無理だ」 ジェクト「よお、従業員の姉ちゃん可愛いな」 ミシア(くっ、なんでこの私が?) 皇帝「ウボァー」 クラウド「俺の仕事が…」 セフィロス「うちでの雇用を望むなら、雇おうか?クラウド」 現在アルバイト絶賛募集中!! 724 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 10 08 27 ID +IxM70a4O 720 ジェクト様カワイソス… ティナはなんかおっきしてしまったな。 フヒィ 725 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 10 46 34 ID NQEaWWLt0 セフィロスの何も知らない裏切り者って台詞で ジェクトがコスモス側、ティナがカオス側みたいに クラウドがカオス側とかあったのかもと思った さしあたってゴル兄がコスモス側とか 操られキャラや改心キャラは流動的な感じがする 726 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 11 03 44 ID +6c0AySHO 722 スコール、SF編を開始 スコール「(そういえば俺も宇宙に行ったりしたな)」 スコール、SF編を堪能 スコール「うわぁあああっ!?(((;゚Д゚)))」 オニオン「ねえ、最近スコールが部屋から出ないんだけど」 ジタン「一人一つクリアさせてるからなー」 オニオン「僕、早く幕末編を進めたいんだけどな」 セシル、中世編・魔王山まで進めて セシル「この人はいつ『おれは しょうきに もどった!(裏切り)』とか言い出すの?」 つストレイボウ クラウド「…お前はそれ以上進めない方がいい」 727 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 11 32 28 ID COV0GDMnO >720 皇帝、下心見え見えじゃねぇかww なんか最近フリオだけじゃなく、皇帝まで変態になってきた気が…ww 728 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 11 36 34 ID +NRsCjMR0 715 ダメver.のシャントットとフリオと両ver.のバッツがリアルすぎる フリオ荷物多いし秋葉の本屋の周辺で女に引っ掛かって版画買わされそうだな 729 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 12 28 39 ID iKlPNWHJO 726 ジタン「あれ?なんでセシルは落ち込んでいるんだ?」 クラウド「最後まで進めてしまったんだな…」 セシル「えぐっえぐっ…」 ゴル「あれしきで落ち込むとは情けない。前を見ずいつまでも過去にとらわれる者にクリスタルは輝かんぞ(泣くなよセシル…私まで悲しくなるじゃないか)」 バッツ「セシルはセシルだ。セシルはちゃんとローザさんとくっつけたんだろ?自信持てよ」 セシル「…そうだよね。ちょっとでもローザを疑うなんて僕は…ちょっとローザに謝ってくる」 ゴル(ほっ) (そして…) セシル「ただいま」 ジタン「お帰りー!ちゃんとローザさんと仲直りしたか?」 セシル「うん…バッチリね」 バッツ(バッチリ…だと…?) ジタン(あれは!首筋にキスマーク…まさか!) フリオ(ちくしょう…なんだってあんな泣き虫のブラコンのくせに勝ち組…クソッ!クソッ!!ゴクッ…ちくしょぉぉぉっ!!!!) ティーダ「セーシルー!!次のゲームはコイツっスよ!」 つバハムートラグーン セシル「おっ、面白そうだね。じゃあ早速やろうか」 フリオ(あの野郎…) 730 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 12 30 28 ID VtAGa4GeO ティナは、コスモス側の駒でも操れば(or心を壊せば)カオス側の駒にできるって意味で 実際にカオス側にいたわけじゃないんじゃ…。 731 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 13 18 01 ID EQB+Fk7WO ティーダは悪魔か 732 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 13 20 49 ID wCkibyTJ0 722 726 4の人達がベースでもっと最悪になったのが中世なんだっけ・・・ ガリはLALやればまだ自分マシだと思え…?(´・ω・)? ストレイボウのがむしろ報われてる気もしてきたんだけどガリどんだけ タシロス「絶望(あの世でガリにわび続けるRPG)を贈ろうか。」 つセシル タシロス「ぜ…」 それは 気の毒に… スコール「(((;゚Д゚)))…・(バッツ、これはお前がやるべきだろ常識的に考えて!)」 ----KILL YOU… スコール「(((;゚Д゚)))・・・・orz」 クラウド「…カードゲームとでも話してるんだな。」 733 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 13 26 12 ID wCkibyTJ0 のんびり書いてたら 更なる絶望も送られてたなw セシルは両方クリアしたらクリスタル手に入れられるor闇に堕ちるか(イカロス辞世の句) 734 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 13 57 45 ID tKFgRotuO ローザが尻軽電波だったら冗談抜きにセシルはオルステッドになってたからな ホント他人事じゃないだろ 735 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 14 05 15 ID 7S9Bve7CO むしろ自分はこうならなくて良かったwって幸せをかみしめそうなんだが。 セシル 736 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 14 14 39 ID 5iO57VAX0 セシルの中の人=ストレイボウの中の人 737 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 14 15 34 ID wMQYM44A0 533 セシルの名前に意味がある部分は名字である「ハーヴィ」 ハーヴィは「オーディン」の別名 セシルを拾って育てたバロン王が後に転生し、オーディンになる事からつけられた名前 ちなみに「セシル」は母の名前が「セシリア」だった事と関係があると思われる ……マジレスすまんw 738 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 14 49 57 ID +NRsCjMR0 720 皇帝「ああティナ、後で話があるから私の部屋へ来い…グフフ」 ティナ「分かりました…」 潮騒をzipで 739 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 14 52 32 ID mUTX5WfhO 亀だが 656にしんみりした WoLかわいいよWoL 740 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 14 55 00 ID wCkibyTJ0 ローザが三大悪女inな凄腕のビッチだったら 月の民的に兄さん以上の毒電波を受信して兄弟でミジンコで地球侵略ゲームになるのかな。 ガリがどんな目に合うのかが心配ですが。 ローザ「負ける者の気持ちなんてあなたにはわからない!!」 なんて言われたらガリ昇天できるからいいか。 ディシディアスクウェア@悪女やお留守や冷房やガリやヨヨやry 死ぬまで絶望を贈られ続ける鬱なゲームが出たらこのご時世に合う気がする。 「これよりはマシ・・・」 と 絶望を贈られたガリレイボウ系ユーザーが 現世とさよならして死ぬまでゲームをやり続ける無常だな!の輪廻。 741 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 15 15 38 ID fPNrZ/awO ローザは告白してきたガリの目の前でセシルとハグハグするくらい一途な女だぞ セシルは一生安泰で羨ましいんだぜ でも逆にセシルが浮気(と誤解されかねない行動)したら怖そう 742 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 15 21 08 ID vRXnxoimO そこで初代フロントミッションですよ 743 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 15 31 56 ID +xjMpX3XO セシルもローザ大好きだからなぁ DS版なんてほとんどローザ…って感じの台詞だし 744 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 15 40 41 ID S1PTrLap0 740 凄腕のビッチってwwwww 三代悪女だって別に売女ってほどじゃなかろw 745 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 15 50 19 ID INNMspBOO ローザ「エンタープライズより、はやーい!」 こうですか?分かりません 746 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 15 59 54 ID 5iO57VAX0 742 ルゲイエあたりがローザの脳を改造して魔神兵に移植するわけか で、ガリがその魔神兵に乗り込んで「ローザと私とで相手をしてやる!」と襲い掛かってくると アークザラッドに似た展開がなかったっけ 747 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 16 00 39 ID +xjMpX3XO コスモス先生 女の子「うわぁ~ん、風船が引っ掛かって取れなくなっちゃったぁ」 ???「ファファファ」 女の子「おじさん、だぁれ?」 ???「…ファ-!(磁場転換)」 女の子「おじさん、風船取ってくれてありがとう!良く顔が見えないけど」 ???「悲しみもまた無にするのだ」 748 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 16 07 04 ID sVJslAqr0 調和を司る神コスモス。混沌を司る神カオス。 次元の彼方に君臨する二柱の神は、数多の世界から招いた戦士達を率いて 熾烈な戦いを繰り広げていた。 コスモスとカオスの力は等しく、闘争は果てなく続くはずだったが・・・。 だが、均衡は破られた。 コスモスのもとに集いし者共が、無敵の戦闘力を開放したのだ。 傍若無人な二人の猛攻でカオスのもとに集った戦士達は次々と倒れていった。 カオス「汝ら10名は、世界に残されし最後の混沌。何としても討ち取るのだ、コスモス軍の残党を!」 ガブラス「カオス、ご報告が・・・。」 カオス「何だ?」 ガブラス「最終防衛ラインで待機していたザンデ、ゼロムス、永遠の闇の死亡が先ほど確認されました。」 カオス「嘘ぉっ!?」 ガブラス「それから、ケフカ、ヴェイン両名の連絡も途絶えています。直前に操られていたティナが暴走した旨の 報告がきておりますので、イミテーションの一軍と共に消滅したものと思われます。」 カオス「操りの輪のメンテナンスは怠るなと言っておいたのに!」 ガーランド「では、残された戦士はここに残る4名だけ。総力を挙げ、奴らを討ち取るぞ。」 シーモア「この戦いが終わったら、好きなあの子に告白するんだ。」 ガーランド「フラグ立てるな!!」 セフィロス「約束の地へ!」 ガーランド「自害するなぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」 ジェクト「おらおらおら! ジェクト様のお通りだぜ!!」 シャントット「おーっほっほっほ! 破壊の衝動ですわぁっ!!」 カオス「来たぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」 神竜「・・・次の輪廻はもう少しパワーバランスを考えて再編成しないと;」 749 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 16 12 05 ID mZwSnPiu0 カオス「と、言うわけで我々でゲームを作ることになった」 ジェクト「どういう訳だよ・・・」 ガーランド「キャッチコピーはもうきまってあるぞ」 皇帝「ほぅ?」 セフィロス「キャッチコピーは「君と絶望を輪廻しあう時間圧縮ドキドキRPG、ウボァーもあるよ☆」だ・・・」 雲「・・・絶対にうれんのぉ・・・」 750 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/21(水) 16 20 29 ID //WA/ISWO ミッシー「貴方のハートにジャンクショーン 私のハートにジャンクショ~~ン」 スコール「(…何がしたいんだ)」 最近頭から離れない これの元ネタが何だったかも思い出せないくそっG.F.のせいだ!