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どーまんせーまん! 呪文が響き渡る。 【矢部野彦麻呂@豪血寺一族】 [状態]:健康 [装備]:不明 [道具]:支給品一式 [思考] 1:霊を成仏させる 【泉かなた@らき☆すた 成仏確認】 【高良みゆき@らき☆すた 成仏確認】 【小早川ゆたか@らき☆すた 成仏確認】
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通称: 著者:待田堂子 イラスト:堀口悠紀子 レーベル:角川スニーカー文庫 既刊 2009年4月 らき☆すた ゆるゆるでぃず ここに紹介文 名前 コメント すべてのコメントを見る
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らき☆すた プラチナパック2(にゃ~) 2008年8月16日発売。 参戦作品らき☆すた カードリスト (詳細な能力等は個別に参照してください) ユニット ナンバー 色 カード名 スター レベル 夢 希望 BP SP KDP03001 赤 リスゆたか 2 4000 1000 KDP03002 赤 タカみなみ 3 1500 1000 KDP03003 赤 ひなた&ひかげ 3 ○ 4500 500 KDP03004 赤 つかさ犬 4 ○ 2500 1500 KDP03005 赤 こなこなキツネ 4 ○ 1000 1000 KDP03006 赤 こう&ひより 4 ○ 3000 1500 KDP03007 赤 ゆたか&みなみ 4 5500 1000 KDP03008 赤 あやの&みさお 4 ○ 4500 1000 KDP03009 赤 ウサかがみん ★★ 5 ○ 5500 1000 KDP03010 赤 モーみゆき 5 4500 1000 KDP03011 赤 つかさ&こなた ★ 5 ○ 4000 1500 KDP03012 赤 ひかる&ふゆき 5 ○ 3000 2000 KDP03013 赤 ゆたか&こなた 6 1500 2000 KDP03014 赤 みゆき&かがみ 7 6500 1500 ストラテジー ナンバー 色 カード名 スター レベル 夢 希望 KDP03015 赤 らっきー☆ちゃんねる ★ 6 ○ KDP03016 赤 氷姫の話 6 KDP03017 赤 つっぱしる女 3 トラップ ナンバー 色 カード名 スター レベル 夢 希望 KDP03018 赤 花粉対策グッズ 5 ○
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どらまも~ど:こなた パートナー:(ここにパートナー名と装備) 第一戦 第二戦 第三戦 第四戦 ななこ戦 (※1) ┳着ぐるみ ━あやの戦 (※2a) ┳わかった ━パティ戦 ━━━━━━━ ━あきら戦 ━パートナー会話別ED ┃ ┗さすがにそれは・・・ ┓ ┗資材運び ━あやの戦 (※2b) ┳バイトに戻る ┻かがみ戦 (※3a) ┳手伝いを頼む ━ゆたか戦 ━ED ┃ ┗一人で頑張る ┓ ┗そのままいる ━あきら戦 (※3b) ┳バイトに戻る ┻ゆたか戦 ━終わり ┗まだいる ━ゆたか戦 ━終わり 備考 ※1 一定数ポイントを奪われると「資材運び」ルートへ強制分岐 ※2a 一定数ポイントを奪われると「さすがにそれは・・・」ルートへ強制分岐 ※2b 一定数ポイントを奪われると「そのままいる」ルートへ強制分岐 ※3a 一定数ポイントを奪われると「手伝いを頼む」ルートへ強制分岐 ※3b 一定数ポイントを奪われると「バイトに戻る」ルートへ強制分岐 獲得衣装 第一戦 ななこ:ななこの私服 ゆい(ななこパートナー時) ゆいの私服 第二戦 あやの(着ぐるみ):みなみの水着 あやの(資材運び):ひなた着物、ひかげ夏制服 みさお(あやのパートナー時 着ぐるみ):パティの水着、戦闘後みさおのメイド服入手 パティ(あやのパートナー時 資材運び):ひより夏制服 第三戦 パティ:アイテム入手なし ひより(パティパートナー時):ひよりの私服 かがみ:あきらの私服 みさお(かがみパートナー時):アイテム入手なし あきら(下ルート):こなたの巫女服 ひなた(あきらパートナー時 下ルート ):アイテム入手なし、CG2枚 第四戦 あきら(上ルート):パティの巫女服、みなみの巫女服 かがみ(あきらパートナー時 上ルート ):戦闘前にかがみとつかさの巫女服入手、戦闘後あやのの巫女服、みさおの巫女服 ゆたか(手伝いを頼むルート):あやのの私服、みさおの私服 ゆたか(一人で頑張るルート):アイテム入手なし、CG1枚 ゆたか(ここにのこるルート):こなたの私服、ゆたかの私服 みなみ(ゆたかパートナー時 手伝いを頼むルート):アイテム入手なし みなみ(ゆたかパートナー時 一人で頑張るルート):アイテム入手なし、CG一枚 かがみ(ゆたかパートナー時 ここにのこるルート):かがみのチャイナ服、つかさの美虎衣装 ※アイテム入手なし、についてはその他のフラグが開放されているのかも ※「そのままいる」選択後しばらくしてあきらの巫女服入手 ※あやの(下ルート)戦後しばらくしてこなたのメイド服入手 あやの(上ルート)戦前後に一部のパートナーに専用会話 パートナー 有無 こなた - ゆたか 無し かがみ 有り つかさ 無し あきら 無し ななこ 無し ゆい 無し みなみ 無し あやの - みさお 有り ひより 無し ひなた 無し ひかげ 無し パティ 無し あやの(下ルート)戦前後に一部のパートナーに専用会話 パートナー 有無 こなた - ゆたか 無し かがみ 有り つかさ 有り あきら 無し ななこ 無し ゆい 無し みなみ 無し あやの - みさお 有り ひより 無し ひなた 無し ひかげ 無し パティ 無し かがみ戦前に一部のパートナーに専用会話 パートナー 有無 こなた - ゆたか 無し かがみ - つかさ 有り あきら 無し ななこ 無し ゆい 無し みなみ 無し あやの 有り みさお 有り ひより 無し ひなた 無し ひかげ 無し パティ 無し パートナー別ED パートナー 特記事項(1枚絵の有無等) こなた - ゆたか 1枚絵有り かがみ 1枚絵有り、必殺2 つかさ 1枚絵有り、必殺2 あきら 1枚絵無し ななこ D.C.Ⅱ衣装入手、必殺2 ゆい ゆいの保安官服入手 みなみ 1枚絵なし あやの 1枚絵なし みさお 1枚絵なし ひより 1枚絵なし、こなた必殺2 ひなた 1枚絵なし ひかげ 1枚絵なし パティ 1枚絵なし
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音楽:フンフンフン♪だよ らき☆すた 曲データ 作曲:神前暁 ゲームにおける「フンフンフン♪だよ らき☆すた」 ゆるーいシーンのBGM。 元ネタ 「らき☆すた」のBGMのひとつ。 余談 ニコニコ動画に付けられた名もなき字幕コメントをもとに「らららコッペパン」なる歌が作られた。 内容は らららコッペパン らららコッペパン らららいつも変わらない味 らららコッペパン らららコッペパン らららジャムもバターも合う 拳銃持って 威嚇で撃って 要求はコッペパン らららコッペパン らららコッペパン 欲しいパンはいつでもこれ らららコッペパン らららコッペパン 今日もお昼はこれひとつ 大きな声で 気迫を込めて コッペパンをよこせ らららコッペパン らららコッペパン さもなくば射殺する らららコッペパン らららコッペパン らららいつも変わらない味 らららコッペパン らららコッペパン らららジャムもバターも合う アンパンでも サンドでもなく 要求はコッペパン だけどいつも 売れ残ってる 寂しいコッペパン ららららコッペパン と少し物騒なもの(*1)。 さらには「くそみそテクニック」バージョンも存在する(*2)。
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【作品名】らき☆すた スーパー童話大戦 【ジャンル】ラノベ 【先鋒】みゆきさん・三蔵法師 【次鋒】みなみ・金太郎 【中堅】綺麗なみなみ・金太郎 【副将】親指姫・ゆたかwithツバメ 【大将】ゆい・巨人 【先鋒】みゆきさん・三蔵法師 【属性】三蔵法師 【大きさ】女子高生並み 【攻撃力】火炎放射器:射程数m 「ばよえーん」という掛け声と共に炎を放つ 人間と同じくらいの大きさのゼリー状の生命体数体を焼き払える威力 【防御力】達人並み 【素早さ】達人並み 【長所】ありがたい 【短所】バイオレンス 【次鋒、中堅】みなみ・金太郎 綺麗なみなみ・金太郎 【属性】金太郎 【大きさ】女子高生並み 【攻撃力】ゴールドマトック(つるはし) 装備 レンガの壁を粉々にできる威力 【防御力】熊に投げ飛ばされても無傷 【素早さ】熊と相撲がとれる 【長所】色んな所で大活躍 【短所】相撲の稽古では稼げないので出稼ぎ 【副将】親指姫・ゆたかwithツバメ 【属性】親指姫とツバメ 【大きさ】親指姫・ゆたかは女子高生の掌に乗るくらい、ツバメはワンボックスカー並み 【攻撃力】親指姫・ゆたかは大きさ相応の少女並み ツバメは体当たりでビルの壁をぶち破れる 【防御力】親指姫・ゆたかは大きさ相応の少女並み ツバメはビルの壁をぶち破る体当たりをしても無傷 【素早さ】ワンボックスカー並みの大きさのツバメ並み 【長所】ツバメがでかい 【短所】ビル風が厳しいのでエスカレーターで降りた 【大将】ゆい・巨人 【属性】巨人 【大きさ】10m 【攻撃力】大きさ相応の婦警並み 【防御力】大きさ相応の婦警並み 【素早さ】大きさ相応の婦警並み 【長所】実は鬼が島の鬼 【短所】毒リンゴにやられて下界に落ちた 参戦 vol.64 942-943 vol.67 591 :格無しさん:2008/11/13(木) 00 19 55 らき☆すた スーパー童話大戦考察 熊殺しから vsARIEL 3勝2敗 【先鋒】火炎勝ち 【次鋒】先手取ってツルハシ勝ち 【中堅】ツルハシで車の体当たりと互角程度か。素の能力では有利 【副将】【大将】無理負け vsぼのぼの 3勝2敗 【先鋒】火炎勝ち 【次鋒】耐えてツルハシ勝ち 【中堅】スピードと石負け 【副将】体当たり勝ち 【大将】大きさ同等ぐらいなのでシャチ負け vs地獄少女 3勝1敗1分 【先鋒】火炎勝ち 【次鋒】速度で有利か。先手でツルハシ勝ち 【中堅】倒せない。炎のクナイ負け 【副将】先手取って体当たり勝ち 【大将】物理無効分け vsステーシー 2勝3敗 【先鋒】マシンガンのほうが早い。負け 【次鋒】【中堅】マシンガンに近寄れずいずれ負け 【副将】攻防差から体当たり勝ち 【大将】大きさ勝ち vs新撰組! 2勝3敗 【先鋒】反応差と攻撃速度から先手で斬られて負け 【次鋒】【中堅】攻撃当てられない。接近戦負け 【副将】体当たり勝ち 【大将】大きさ勝ち vsKILL BILL 2勝3敗 【先鋒】マシンガンのほうが早い。負け 【次鋒】【中堅】マシンガンに近寄れずいずれ負け 【副将】銃弾に耐えて体当たり勝ち 【大将】大きさ勝ち ステーシー>らき☆すた スーパー童話大戦>地獄少女
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卒業してから10年がたった。 あの頃一緒だったメンバーとも次第に連絡を取る回数が減っていき、 なんとなく「大人」って言葉を理解し始めた。 みんなそれぞれの道をがんばって歩いていると思う。 ちょうど仕事に区切りの付いた私は一番中の良かった5人に電話をして、同窓会でもしよう!と声をかけた。 ついでに、私の嫁がここしばらく休暇を取ってないみたいなので、無理やりにでも休ませるため、秋の京都小旅行を企画したのだ! うむうむ、我ながらGJ!すごく楽しみだ!明日のことを考えると朝からワクテカが止まらな・・・あれ、あ、し、た? ☆つっぱしる女 こなた「うおぉぉ!!!!今日だったぁぁぁ!」 つかさ「こなちゃぁーん!時間無いよー!早く早くぅ!」 こなた「うおぉ!ちょっと待ってー!」 発車イタシマース! つかさ「ギリギリだったねぇ~?」 こなた「ハァ、ハァ・・・。って、つかさ一人?」 つかさ「うん、ゆきちゃんは仕事抜けれないらしくて、途中で合流するって言ってたよ」 こなた「そかぁ、かがみんも今審理中の裁判の資料作成終われないって」 つかさ「仕方ないよね!皆忙しいのはいい事だよね~」 こなた「それは、暗に私が暇だと言いたいのかな?」 つかさ「そ、そんなことはぁ~・・・(汗」 らき☆すた ☆努力と結果 名古屋~名古屋~ あやの「久しぶり~!なんか、少ないけど、皆元気にしてた?」 こなた「おぉ!あやのさん!久しぶりぃ~!」 つかさ「久しぶりぃ!あやのちゃん、3人目生まれたんだってね?」 あやの「うん!元気な女の子だよ!」 こなた「おぉ!おめでとう!でも、元気って・・・」 あやの「うん・・・みさちゃんに似てるのが少し心配・・・(汗」 つかさ「どんだけ~」 あやの「妹ちゃんのところは二人目はまだなの?」 つかさ「うん。私は欲しいんだけど、お父さん忙しくって・・・」 こなた「ふむふむ、つかさは現在一人寝がさみしいっと」 つかさ「こ、こなちゃん!」 こなた「冗談冗談w」 あやの「でも、まさかあの人と結婚するとは思わなかったよ?」 こなた「うんうん!正直、笑えたしwww」 つかさ「えへへ。実はすごいがんばり屋さんなんだよ?今日も寝ないでテレビ収録だって言ってた」 こなた「うむうむ。まぁ、あのあきら様の下で下積み過ごしたんだから、大抵のことはこなせるかもね?w」 らき☆すた ☆いろいろな人たち 京都~京都~ こなた「さぁー、着いたよ~」 みさお「おぉーい!あやのぉー!こっち、こっちぃ!」 つかさ「あ!みさおちゃんだ!おーい!」 みさお「お、ひぃらぎ妹にちびっ子ぉ!ひさしぶりだなぁー」 こなた「あたしゃ、いまだにちびっ子ですかぃ?w」 あやの「練習は大丈夫?」 みさお「あぁ!まだ4ヶ月あるしなー。今回の大会は調整も込みだから大丈夫だぜ!」 つかさ「すごいよね~、オリンピック強化選手でしょ?」 みさお「ははは、といってもまだ一度も出場枠にひっかかってないけどな~」 こなた「いやぁ、みさきちはやるときはやる子だと思ってたよ~w」 みさお「ははは、ありがとーな!ちびっ子は未だに『萌え~』とか言ってんのかよ?」 こなた「あはは、ま、まぁね~(汗」 あやの「泉ちゃんすごい人気作家なんだよ?うちの子も泉ちゃんのアニメが始まると泣き止むくらいだもん!」 つかさ「そーそー、うちの子も!こなちゃんすごいよね~!」 こなた「いやいや、それほどでもw」 みさお「たしか、ひぃらぎは弁護士見習いで、高良は研修医だろ?何かあってもこまらねぇーよなーw」 こなた「みさきちはいつかきっとかがみんの力を借りることになると思うよwww」 みさお「ん?ん~?はっ!そ、そんなこと無いってヴぁ!」 らき☆すた ☆やる気の問題 ~喫茶店にて~ こなた「んと、ホテルはここで、パーティはすぐそこの居酒屋ね」 つかさ「ふむふむ」 こなた「で、泊まり組はみさきち、あやのさん、みゆきさん、つかさ、かがみ、私の6人ね」 みさお「6人て全員じゃねぇの?」 あやの「うふふ、あの後、1年生・・・じゃないわね、岩崎ちゃんやパティちゃんたちにも声かけたの、泉ちゃんの提案で」 みさお「そかー、それは楽しみだよな~!じゃあ、みんな揃ったらチアダンスやっちゃうぜ!」 つかさ「え!?」 あやの「あはは、さすがに私たちは・・・ねぇ?」 つかさ「そだねぇ~・・・(汗」 こなた「だいじょーーぶ!そこは私たちへの愛だよ!愛!やる気さえあれば産後だろうが!妊娠中だろうが!」 らき☆すた ☆名射手 ~夜 ホテルにて~ つかさ「着いたね~」 かがみ「おーい!みんなー!」 みゆき「おひさしぶりでございますー!」 こなた「おぉ!二人とも来てたんだー!」 かがみ「予定よりも早く片付いてねぇ。で、新幹線の中でみゆきと一緒になってのさ!」 あやの「よかった!じゃあ、今日の晩御飯は同窓会だね」 みさお「おっしゃー!今日は飲むからなー!」 かがみ「張り切りすぎてはめはずすなよ?w」 みさお「ちびっ子ぉ~、ひぃらぎが相変わらずだよぉ~(涙」 こなた「仕方ないよ、あれが仕様なのだよ」 かがみ「仕様ってなんだ?仕様って!人を物みたいにいうなっ!」 みさお「相変わらず強暴だよ~」 こなた「まーかせて!少しお酒飲ませればすぐにデレモードになるから、あとは私が一撃で・・・」 かがみ「デレモードって・・・何回ツンデレじゃないと(ry」 つかさ「お姉ちゃん大変だね(汗」 らき☆すた ☆夏の定番 ~晩餐~ 某観光ホテルの一室。 乙女(一部主婦)達の宴は熱いバトルへと変貌していった! こなた「だからぁ~、かがみんは私のだってぇ」 みさお「らめらめ、ひぃるぁぎぃは私のだってヴぁ~」 あやの「ちょ、ちょっと二人とも飲みすぎよ?みんなも止めてよ!」 つかさ「お姉ちゃんは私のお姉ちゃんなんらからぁ~・・・やっさいもっさい・・・Zzz」 みゆき「ZZZ・・・・・・」 かがみ「ちょ、ちょっろ、あんららち~、いいかげんにしなさいよぉ~」 こなた「うおぉー!よっぱらっらかがみん萌え~」 みさお「いてっ!わらしのひぃるぁぐぃに何をするぅ~」 かがみ「ちょ、や、浴衣が、や、やだ!らめぇ~~~~!///」 こなた「ぐふふ、いい眺めじゃのう~」 みさお「うむ。それには同感なのら~」 こなた「次はビキニでって、ぐぉー!」 みさお「自分からぬいらろー!」 あやの「あぁ!柊ちゃんが壊れt・・・」 かがみ「そんなに見たきゃ見やがれぇー!」 ゴツン! あやの「あはは(汗)、そんなに勢い良く走るから・・・みんな変わってないなぁw」 らき☆すた ☆イメージ ~京都~ かがみ「さて、今日がメインの京都観光よ!みんな張り切って・・・・って」 みさお「あう゛~、頭いてぇー」 こなた「ズキズキするぅ~」 かがみ「・・・」 つかさ「あはは、二日酔いのときはこれがいいよ?」 こなた「ば、る、さ、ミコ酢?んあー、良くわかんないけど、そうじゃない~!」 みさお「なんで、頭の中じゃなくて、外側がいてぇんだろ?・・・思い出せねぇ~!」 みゆき「ふふふ、それほどの怪我じゃないので二人とも安心なさって」 みさこな「じーーーーーーっ」 かがみ「な、なんで私を見るんだ!?だーっ!わ、悪かったよ!謝るよ!!!」 あやの「本当は酔って勝手に頭をぶつけただけなのに、悪くもない柊ちゃんが謝ってるわ(汗」 つかさ「3人が抱いてるイメージが手に取るように分かるよねw」 らき☆すた ☆私じゃなくても旺盛 みさお「でさー、3人目が私によく似てるんだってヴぁ!」 あやの「そうなのよ」 みさお「だからさ、ひぃらぎ妹も次はひぃらぎ似の子供が出てくるかもしれないぜ!」 こなた「おおぅ!それは困ったね~」 かがみ「なんでだよ!」 つかさ「お姉ちゃんそっくりなら、私ちょっとうれしいかも!」 かがみ「な、何言ってるのよ。その、あ、あれよ。きょ、凶暴になるかもしれないわよ?(汗」 こなた「自覚してるw」 かがみ「だーーーーっ!っるさいっ!」 みゆき「うふふ、その為にはまず、妊娠しなくてはいけませんね~」 こなた「でも、旦那さん忙しいんだってさー」 つかさ「うん。私がんばってるんだけど、なかなか出来なくてぇ~」 みさお「へぇー、がんばってるんだぁ~(ニヤニヤ」 つかさ「へ?あ、え?あ、そ、そうじゃなくて、あ、あの、やだ!」 みゆき「適当にやってはダメですよ!ちゃんと体温測って、ノートにつけて、ここぞという時にやらないと!なんなら私が見てあげますから! 更に男女の産み分けに関しては医学的根拠はありませんが、エクスタシーに達した際の妊娠は女子が生まれる可能性が高いらしいです!」 かがみ「み、みゆき、自重・・・」 みゆき「は!?お、お恥ずかしい・・・(汗」 らき☆すた ☆そんな感覚 みゆき「やはり、古都の情緒といいましょうか、この風情、日本人でよかったなと思いますわね」 かがみ「ほんと、そうよねー。なんか、懐かしいって感じるのは何でなのかね?」 つかさ「京都って言えば京野菜が美味しいよね~」 あやの「だよねぇ。お漬物も煮物もなんでもいいよねぇ」 みさお「三十三間堂見ると走りたくなっちゃうんだよ~w」 こなた「わかる、わかる!ついつい、いらない物にまで手を出しちゃうよね~」 かがみ「まて!日下部はいいとして、あんたは何の話をしてるんだ?誰と話をしてるんだ?」 こなた「A・HA!☆><」 らき☆すた ☆願望 こなた「おぉ、舞妓コス発見!」 かがみ「いや、あれは本物だから」 みさお「きれいだよな~。私もあんなの着てみたいぜ!」 つかさ「私も着てみたいな。どっかに着せてくれるところなかったっけ?」 みゆき「たしか、一日舞妓体験っていうのがありますね」 あやの「へぇー、そんなのあるんだー」 みさお「お!あやのいつのまに舞妓コスを!www」 こなた「あやのさん、おでこだけ舞妓プレイ!ワロス!www」 かがみ「お、おい!」 みゆき「顔は笑顔なのに、背後にただならぬオーラが・・・」 つかさ「あ、あやのちゃん?」 あやの「・・・みんな、ちょっとこの二人借りていくね?」 みさこな「「あうぅー、調子乗りすぎた~」」 ぼこ☆すか ☆いろんな聖夜の過ごし方 ~ホテルにて~ つかさ「つかれたよ~」 みさお「何言ってるんだってヴぁ!こんくらい根を上げてたら勝負には勝てネーぜ!」 かがみ「つかさは勝負なんかしとらん!」 みゆき「今夜のパーティまで皆さんゆっくり休んでくださいね」 あやの「パーティか。最近は子供達の誕生日パーティくらいしかやったことないのよねー」 つかさ「うんうん。クリスマスパーティーとかね~!あれって自分の家主催だと大変だよね~」 こなた「まぁ、かがみんよりはマシだよwww」 かがみ「なんでそこで私が出てくるんだ!?」 こなた「えー、だって、かがみんいつも一人でケーキ食べてるじゃん?w」 かがみ「ちが、あれは、その、たまたまよ!そ、そうよ!たまたまなのよ!」 みさお「ひぃらぎ、彼氏いねぇの?w」 かがみ「ちょ、直球だな。ま、まあいいじゃないか、そんな話・・・(汗」 みゆき「よろしければ、お友達を何人かご紹介しますけど・・・」 こなた「うおぉ!医者!医者!」 かがみ「なんで、いきなりあんたが出てくんのよ!?てか、違う目的なのがばればれだぞ?」 らき☆すた ☆お祭りへ行こう ~某アニメ制作会社~ パティ「ひよりん早くしてクダサーイ!」 ひより「やってるって!パティこそちょっとは手伝ってよ!」 パティ「ノンノンノン!私は私で忙しいデース!あとはひよりんの担当箇所だけ、早くしないとパーティに間に合わないデース!」 ひより「うあーっ!なんであたしっていつもこうかなー!?」 パティ「禁則事項デス!」 ひより「ごめん、今はのれねぇー」 らき☆すた ☆おいしい日 ~パーティ会場(居酒屋)~ あやの「みんなおそいね・・・」 こなた「ひよりん達は、たぶん今の仕事追い込み中だから、なかなか抜けれないかもね?」 みゆき「みなみさんと小早川さんはコンクールの帰りなので、まだ飛行機の中かもしれませんわね?」 みさお「みゅ~ん。ミートボールだけでも食っていいか~?冷めちゃうぜ!」 かがみ「まぁ、もう少し待ってあげようよ」 つかさ「あむ、んむんむ・・・」 かがみ「つかささぁ~ん?お姉ちゃんが喋ってたこと聞いてたかなぁ~?」 つかさ「う!?えへへ、お腹すいちゃって・・・えへ」 パティ「遅くなりマシター!」 こなた「うお!噂をすれば、だね!」 ひより「うわぁー、先輩方全員そろってる!」 パティ「暇人ばかりデスネ!」 一同 「おいぃっ!?」 らき☆すた ☆ひとつ屋根の下 みさお「じゃあ、ひぃらぎとちびっ子は一緒に住んでるのかよ?」 つかさ「お姉ちゃん、お母さん達と喧嘩して・・・」 かがみ「ちょ、つかさ!なに余計なこと喋ってんのよ!」 あやの「でも、寂しいから、泉ちゃんと一緒なのね?」 みゆき「昔から仲良かったですしね~」 かがみ「ちょ、あやの!みゆき!」 こなた「むふふふふ。かがみんは私の嫁なのだよw必死に訂正するかがみん萌え~www」 かがみ「あ、あんたまで!」 みさお「あいかわらず弄り甲斐があるよなぁ~ひぃらぎわwww」 ひより「あの、先輩!」 こなた「何?ひよりん?」 パティ「今度二人で百合取材に行きたいデース!」 かがみ「いいかげんにしろっ!」 らき☆すた ☆いきなりは変われない こなた「うん、うん、わかった。じゃあ、あとでね~」 かがみ「なんて?」 こなた「ゆーちゃんたち、今向かってるって。先に始めていいってさ~」 みゆき「じゃあ、始めましょうか?」 みさお「やたー!ミートボール頂きぃ~!あんむ!」 つかさ「お酢が足りないよね、んと、携帯用ばるさ・・・」ゴソゴソ ひより「と、とりあえず久々のご馳走だし、資料用にデジカメを・・・」 パティ「フライドチキンデース!唐揚げとは違いマース!」 かがみ「そこー!一度に3つも口に入れるな!調味料かけるなら皿に分けてからにしろ! 恥ずかしいから写真を撮るな!何年在日してるんだ?いい加減、和食に慣れろ! ハァーハァー(汗」 こなた「おぉ!かがみんの必殺4連ツッコミィィ~~!w」 あやの「柊ちゃんはほんとに変わってないわね(汗」 みゆき「というか、パワーアップしてるようですわね・・・(汗」 らき☆すた ☆リング ~数時間前某国土産物屋~ ゆたか「お姉ちゃんたちのお土産何にしよう?」 みなみ「このシルバーの指輪・・・ちょうど10種類ある」 ゆたか「あ!かわいいねぇー!値段も手ごろだし!これにしちゃお!」 みなみ「・・・(キョロキョロ」 ゆたか「買ってきたよー。ん?」 みなみ「・・・(キョロキョロ」 ゆたか「どうしたのみなみちゃん?」 みなみ「!・・・なんでもない」 ゆたか「女の人ばかり見て、おかしなみなみちゃん(笑」 みなみ(大丈夫、日本に帰れば、日本に帰れば・・・普通のはず・・・) ペタペタ、ペタペタ らき☆すた ☆お天道様のもと ~再び居酒屋~ ゆたか「ごめんなさいっ!私たちが一番最後になっちゃって!」 みなみ「ごめんなさい・・・チケット予約、私が手間取ったから・・・」 ゆたか「みなみちゃんは何も悪くないよぅ!私が色つけるの悩みすぎたから・・・」 みなみ「いや・・・私がゆたかの足を・・・」 ゆたか「違うよ、違うよ!みなみちゃんは悪くないよ!」 見つめ合う二人・・・。 ひより「うおぉ!創作意欲がメラメラとぉーっ!」 パティ「今こそ時代はヅカデスネェ!」 こなた「そこ二人自重wwww」 かがみ「もっとちゃんと突っ込めよ!」 こなた「あはは、あの子達、いっしょー陽の当る世界にはでれなそうだなw」 かがみ「やってることはあんたも変わらないけどな!」 らき☆すた ☆十人十色 かがみ「オホン!じゃあ、みんな揃ったことだし、もう一度、乾杯しよっか!」 こなた「うほほーい!」 みさお「ちびっ子グラス空じゃんかよー」 つかさ「あやのちゃん、結構お酒強いよね?」 あやの「うふふ、ぐでんぐでんに酔っ払った背景が主役取っちゃうと問題あるしねw」 つかさ「およ?」 あやの「こっちの話よw」 みなみ「ゆたか・・オレンジジュース・・・」 ゆたか「みなみちゃんありがとう!え!いいよ~、自分で注ぐよ~」 ひより「あぁ、あそこだけはいつ見てもネタの宝庫っす!うれし涙が止まらないッス!」 パティ「ソウデスネ!オーバー20になった私たちに怖いものは無いのデース!」 みゆき「あ、あの、みなさん、乾杯がまだ終わってませんよ?(おろおろ」 かがみ「じゃあ、行くわよ~?陵桜チアリーダーズ”LuckyStar”10周年、おめでとう~!」 一同 『かんぱ~~~~~~~~~~~い!』 らき☆すた ☆二次に本質あり こなた「私はアニメ主体の脚本家」 ひより「わたしはキャラデザがメインかな?」 パティ「萌え監督を目指してマース!」 ゆたか「なんとか5冊目の絵本を出版しました!つかさ先輩もあやの先輩も買ってくれてありがとう!」 みなみ「ゆたかのマネージャーは・・・譲らない・・・」 かがみ「主婦2、医者1、弁護士1、スポーツ選手1、二次関係5・・・偏ってるな(汗」 らき☆すた ☆夏のすごし方 パティ「でわ、今日はお誘いベリーサンクスデース!」 ひより「は、早く行くよ!監督が起きてくる前に仕上げるのよ!」 こなた「今日はありがとうね~、またぁ~」 ゆーちゃんたちは運悪くマスコミにつかまり、時間も時間なので早々に引き上げて行った。 ~ホテル内ラウンジにて~ かがみ「また私たちだけになったね」 あやの「ふー、なんか、年取った気がするね(汗」 みさお「そだな~。さすがにあいつらはまだまだ若いよなぁ~」 つかさ「2つしか違わないんだけど、なんとなくそう思うよね」 こなた「あの二人は特に騒がしかったねぇ~」 かがみ「いやいや、あんたも同類だって!w」 こなた「おひょ~!」 みゆき「ふふふ。でも、なんとなく、祭りのあと、と言いましょうか、寂しい感じですね」 あやの「うん。わかるな。夏祭りの終わった後みたいな、ちょっと切ない感じ・・・」 つかさ「今度みんなで会えるのはいつになるのかな?」 こなた「いつでも会えるさ。生きてる限りね!」 かがみ「たまにはいい事いうのねw」 ラウンジから見える紅葉が切なげで私たちの感傷を刺激してたのかな? みんなは無言で頷いていた。 らき☆すた ☆パンドラの箱 みさお「そういえばさー、修学旅行のとき、ひぃらぎ夜中にホテルの外出て行ったよな~」 かがみ「な、何言ってんのよ!?し、し、知らないわよ!?そんなこと!」 こなた「かがみ動揺しすぎだよwそれじゃ出て行ったって言ってるのも変わらないってwww」 つかさ「お姉ちゃん何しに行ったの?」 かがみ「そ、そそs、そんなのあ、あ、あんた達にかんk・・・」 こなた「実はねぇ・・・」 かがみ「ちょ、ちょっと!こなたぁっ~~~!?」 つかさ「あの二人仲良すぎだよね?w」 みさお「だな!w」 らき☆すた ☆ここにある彼方 ~新幹線ホーム~ 「じゃ、またなー!大阪国際出られたら、応援来てくれよな~!」 「うん!絶対いくよー!」 私は久々に語り合った喧嘩友達に手を振って、駅の改札をくぐる。 ゆーちゃんとみなみんは公式の記者会見があるらしい。 パティとひよりんは今日も相変わらず職場でこき使われてるんだろうな。 そして、現在は関西に拠点を構えるみさきちともここでお別れ。 新幹線は速い。すごく速い。だから、遠くの友人にもすぐに会える。 けど、別れる時は一瞬だ。ほら、もう、名古屋に着いた。 みさきちのお兄さんの仕事の都合で今はここに住んでるあやのさん。 「じゃあね、みんな!元気で!」 相変わらず清楚で綺麗だな。それに絶対領域!萌えた!w なんか、この3日間すごくたくさん喋ったはずなのに、全然物足りない。 「うん!私もそう思ってたところなのー!」 つかさが両手をグーにしてうんうんと頷く。 ふと気がつくと、”いつもの4人”だ。 ずっと一緒だった4人。これからもこの友情は変わらず続いていくのかな。 そんな感慨にふけっていると、すぐに東京駅についた。 「それではお元気で」 みゆきさんは久々の休暇らしく、しばらく実家に戻って休養するらしい。 「じゃね、お姉ちゃん!こなちゃん!」 「おーい!」 「あ!今行くよぉー!」 つかさの旦那だ。ちっちゃいつかさJr.もいる。あいつめセバスチャンのくせに私のつかさを! たぶん、これを読んでるみんなも殺意を抱いてるに違いない! でも、幸せそうだなぁ~。私も子供欲しいな。いつか、結婚できるのかな? お母さんみたいに、お父さんみたいな人と出会えるのかな? ねぇ、お母さん。 お母さんはお父さんのことどれくらい好きだったのかな? お母さんは私のことどれくらい望んでたのかな? 私はお母さんに会っても恥ずかしくない人生を歩けてるかな? 懐かしさや寂しさが織り交ざった、そんな気分だったからだと思う。 そのとき、ほんとにただの気のせいなんだろうけどね、 この少し肌寒い東京駅の人ごみの中からお母さんが微笑んでくれた気がしたよ。 らき☆すた ☆微妙なライン ~こなた邸~ やっと、我が家だ! 「ふー落ち着く~」 「ただいまー」 「おかえりー。あははw」 「疲れを癒しに行ってるのに、行きかえりで疲れちゃうのよね~」 「あははそだねーw」 かがみと一緒に玄関で座り込む。 「飲むでしょ?」 にやりとするかがみ。当然のように間を置かず頷く私。 プシュッ! 「・・・くはぁーっ!たまんないねぇ、この喉越し!」 「昔からだけど、あんたほんとオヤジだな!w」 かがみの持ってきてくれた冷え冷えの缶ビールを片手に私は頷く。うん、昔からだね。 それから私たちは交互に汗を流し、宅配ピザで簡単に食事を済ませると、お土産の整理をしながらのんびりと晩酌を始めた。 「ねぇ」 「ん?何さ?」 かがみが微妙に憂いを含んだ目で私を見てる。 こんなときの彼女はかなりやばい。察しろ!察しろ私! 「楽しかったね。京都旅行。また、行きたいね」 「そだね~」 んぁ?そんだけ? 「ねぇ、こなた。つかさもあやのも結婚しちゃって、子供も出来て・・・。幸せそうだったよね?」 「うん。あの二人は家庭的だし上手くやってるって感じだね」 「パティと田村さん、あんたもだけど、好きなことを仕事にして、やっぱ満足?」 「そだね。あの二人とは現場でよく会うんだけど、楽しそだよ。締め切り近いときは3人とも鬼のような形相だけどねw」 「ゆたかちゃんは絵本作家でみなみちゃんがそのマネージャー。あの二人仲良かったしねぇ~・・・」 か、かがみさん空なんか見上げてどうしちゃったんですか? 「みゆきももうすぐ医者になるし。みんな、すごいね・・・」 「かがみだって弁護士目指してがんばってるじゃん!十分すごいよ!」 「うん・・・がんばってる、つもり。だけどね・・・最近思うんだ」 かがみは飲みかけのビールを一気に飲み干し、少し赤くなった顔で立ち上がる。 ベランダの窓をあけると冷たい風が吹き込んできて、酔った私たちにはそれがとても心地よく感じた。 「これって、私が望んでた仕事なのかなぁ~って。本当に弁護士になりたいのかなぁって・・・」 「え?」 「ほら、3年生のときにあんた言ったじゃない?『いかにもかがみらしい、無難な選択だ』って。 もしかしたら、あんたの言うとおり、私は夢の無い人間なのかもしれないなって・・・」 「かがみ・・・」 らき☆すた ☆「未定」 「私・・・どうしたらいいのかな?」 かがみんの目が潤んでる。今にも涙がこぼれ落ちそうだ。そんなかがみんに萌え~! なんて言ってる場合じゃないよ、こりゃ!? お酒のせいもあるし、懐かしいメンバーと触れあったせいもあるのかな。でも、それ以上に彼女が悩んでいるのが伝わってくる。 私とかがみの付合いは短くも浅くも無い。つかさが嫁いだ今、私はつかさ以上にかがみの事を理解できると思ってる。そう、家族と言っても過言ではないくらい。 「こなたぁ・・・私、私・・・」 ついに涙が溢れ出した。下ろした髪の毛からシャンプーの匂いが漂ってくる。んー、やっぱりかがみんは私の嫁だ! じゃなくって!自重しろ私! 彼女はとんでもなく寂しがり屋でいじっぱりだ。だから、家を飛び出した時も、戻れずに私の家に転がり込んでる。 仕事上手くいってないんだろうな。最近、時間合わなかったしね。 みんなや私の前では強がっているけど、本当はすごい苦労してる。いつもそうだ。 それを思い出すと私まで涙が溢れてきた。 「ごめん、かがみん。かがみんのこと家族だなんて勝手に思ってたけど、そんなにも悩んでいるのに気づかなかったなんて。ごめん」 「こなたぁ」 「うん」 やれやれ、20代も後半の立派な大人の女が二人して抱き合って、泣きじゃくってる。見れたもんじゃないよね。 でも、私たちは泣いた。ほんとに涙が枯れ果てるまで泣き続けた。 泣いて泣いて、泣き続けて、涙の理由を忘れてしまいそうな頃、私はかがみにこう言ったんだ。 「うん!大丈夫、大丈夫!かがみんは私の嫁だからっ!」 「へ!?って、わ、私は真剣に悩んでるのよっ!」 もう、泣いてるのか怒ってるの本人でもわかんないようなおかしな顔しながらかがみが叫んだ。 私は私の感じるままをかがみにぶつけてみることにした。 「怒ってるかがみん萌え~」 「ちょ、こなたぁ!?」 「心配しなくてもだいじょうぶ!未来なんてどうにでもなるって!約束された未来なんか無いってよく言うでしょ? 予定はいつでも未定。ずっと、そうだったじゃん! もしも、不安なら、怖いならいつでも泣いていいよ! くよくよするのはかがみんらしくないよ!寂しいときは私に甘えなさい! ツンデレかがみんには難しいかもしれないけど、今日みたいにお酒の勢い借りればいいよ! だって、私たち親友でしょ!?かがみんは私の嫁だもん!それに・・・」 「こな、た・・・」 「ほら、これ。覚えてる?3年生の文化祭のとき・・・」 私は立ち上がって壁にかけてある”あの記念写真”の額の裏から封筒を取り出してかがみに渡した。 涙をうっすらと残したままの大きな釣り目で不思議そうに封筒を眺める。 やがて、中から1枚のカードを取り出すと、どんだけ泣くんだ!?というくらいの勢いで再び泣き始めた。 でも、先程の苦い涙とは違い、その顔は笑顔で満たされている。 「ね?」 「うん!」 鳴いたカラスがもう笑った。こういうときに使うんだな。 「さてさてぇ~、待望の百合展開いきますか!?」 「・・・ハイハイ」 呆れ顔のかがみは何故だか少しうれしそうだ。 うん。私たちはまだまだ旅の途中だ!行き先も行き方も何もかも分からない旅の途中! せっかくだし、今日は朝まで飲もうと思う。大事な、大事な家族と一緒に・・・。 らき☆すた~あき☆すた~ End
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「…。」 現在メールを打っている。 宛先をアドレス帳から選ぶ。 宛先欄に『小早川ゆたか』の名前が載る。 『明日は日曜日だから、遊ばない?』 送信ボタンを押す。 そして1分も経たずに返信が来た。 『いいよ!10時くらいでいい?』 私は喜びに浸りなから返事をした。 『いいよ。』 そう送った。 「みなみちゃ~ん」 「いらっしゃい…」 「じゃあ叔父さん、帰りにまた、よろしくお願いします。』 「おう!楽しみなよ!」 どうやら泉先輩のお父さんにつれてきてもらったらしい。 ゆたかがお辞儀をしたのを見ると先輩のお父さんは満弁の笑みで走り去っていった。 「じゃあ上がって…」 「うん!おじゃまします!」 6時間が経った。 「あ、もうこんな時間だ…」 「4時か…帰るの…?」 「家が近ければもっと遊べたのにね…」 ゆたかの家は埼玉の端にある。東京からだと数時間は普通にかかる距離だ。 「家が遠いから仕方がない…また遊ぼうね…」 「うん。ごめんね。」 「見送ろうか?」 「いいよ、みなみちゃんの家の前で待つことになってるし…でもありがとう!」 ゆたかは笑った。微笑みながら… 「じゃままた明日学校でね!」 「うん…。」 ゆたかが手を振る。 私も手を振った、小さく。微笑むのは苦手だが微笑んだと思う。 そしてゆたかは外に出た。私も自室に戻った――。 それから15分ぐらいたったと思う。居間で一服していた時だ。 ピンポーン チャイムがなる。母が出ると… 「あ、ゆたかを引き取りに来ました。」 「あ、はい。みなみー!泉さんのお父さんよ!」 私は首を傾げた。とりあえず出てみる。 「はい…。」 「あ、ゆたかはいる?」 「ゆたか…ですか?私の家の前にいませんか?」 「?いなかったが…」 電話のコールが鳴る。母が出たので気にはしなかった。 「ゆたかは私の家の前で待つって…」 「みっみなみ!」 母が慌てて来た。 「ゆたかちゃんが…ゆたかちゃんが…!とりあえず電話に…!」 先輩のお父さんはきょとんとしている。 「もしもし…」 『よぉ…岩崎みなみちゃん…?』 相手は何かで声を変えた人だった。私は察した。 「お前…誰だ…!」 『簡単に説明すると今日の朝のニュースの犯人…そしてお前の友人を誘拐した犯人だ…ヒヒヒ』 自称犯人を名乗る男が口にした朝のニュース…思い起こしてみる。心当たりはいくつもあった… 「朝のニュース…?」 『拳銃を盗んで逃走中のニュースさ…日曜の朝によくあるニュースだろ?』 「…ゆたかを返せ!」 『そうはいかないな…金が必要なんだ…声だけは返してやるよ…ほら!何かしゃべろ!』 『みなみちゃん!みなみちゃん!』 「ゆたか!」 『助け…うっ…!』 「ゆたか!!」 『気絶させただけだ…大騒ぎすんなって…』 「ゆたかは体が弱いんだ…!何かあったら…」 『だから誘拐したんだろ?』 私の心は怒りがわいた。 「お前…許さない…!」 『文句なら何度でもいえ。まぁ用件としてお前の家に500万を要求する。以上だ。もしまもらねぇ用ならずっとかえさねぇからな?放置すりゃあ死にそうだしな…ハッハッハ!』 電話が切れた。 受話器を戻す。 玄関を見ると母が途方に暮れてるだけだった。先輩のお父さんは居なかった… 「…」 静かに自室に戻る。 結局その日は夕飯も通らず、眠れず、自室で起きる事しかできなかった… 頭の中で自分の名を呼び、泣いているゆたかの声が何度も繰り返された。 「何で…ゆたかが…!」 バン! 自室の机を拳で叩くことしか出来なかった――。 今日は学校。 現在糟日部駅から降りた所だ。 しばらく歩くと見慣れた学校だ。 すると同じ学校、近所で先輩の高良みゆき先輩がいた。その周りには柊かがみ先輩、柊つかさ先輩、そして少し後からゆたかと同居している泉こなた先輩が歩いていた。 「あの…」 「あ…みなみちゃん。昨日はゆーちゃんがお世話に…」 「あの…すみませんでした…」 私は泉先輩に頭を下げた。 「え…あ…」 「私がちゃんと最後まで側にいたら…」 「でもみなみちゃんが悪い訳じゃ…だから…頭上げて…」 「はい…」 「実はかがみ達にはまだ言ってないんだ…だからまだ大事にはしないで…」 周りを見ると3人の先輩方がこちらを見ている。 「分かりました…」 「じゃあ学校…一緒に行こっか…」 私は頷いた。今日の泉先輩はいつもの泉先輩じゃ無い。当たり前だけど… とりあえず3人の先輩達には疑われたが、泉先輩が話を適当にそらし終わった。そして学校に向かう。 私は教室に着いた。時計は8時15分を指している。 HRの15分前だ。クラスメートはほぼ集まっている。 そしてあの子がもう学校に着いている時間。ゆたかの席を見る、が、いない。 あの悪夢は本当だったのか…ぼんやりとは覚えている。認めたくは無い。 しかし本当と認めざるおえなかった。噂が広まって無いのは有り難かった…。 「岩崎さん、考え事?」 田村さんが話かけて来た。 「小早川さん、遅いね?いつも一緒なのに今日はどうしたの?」 「え…」 何気ない一言。返答に困る。 「ごめんごめん。知らないはずだよね。」 自分の性格上か田村さんには『知らない』と認識された。本当の事を言いたくても言えない…とても辛かった。気付くと時計は8時25分だった。 チャイムが鳴った。 しかし先生が来ない。 ガラララ バタン そして8時37分。ようやく先生が来た。 「ではHRを始める。号令!」 「起立!礼!」 「おはようございます!」 いつも通り始まった。そして点呼が始ま… 「まず、重大な悲しいお知らせがある。」 私が予想していたのとは違う先生からの第一声だった。それと同時に一瞬で私の体は凍り付いた。 先生は話を続ける。 「非常に言いにくいが、小早川さんは停学でも退学でもありません。」 クラスが少しざわついた。 「誘拐されました。」 きっぱりと発言した先生。驚く生徒。その中で私が唯一驚けなかった。 「ティーチャー!イマ、ユタカはドコデスカ?」 パトリシアさんが質問したが、『知らない』の一言で返された。 結局それが伝えられただけで、出席確認、今日の予定が伝えられ、無情にも他の生徒に疑問が残ったまま終わった。 今日は緊急で全校集会を開き、その後一時間のみ授業をして下校するという事になった。 全校集会では私達以外のクラスも聞いていたようで、特別ざわつく事も無く終わった。 そして授業も終わった。 「明日は二時間のみ授業を行う。下校は今日と同じだ。後、まだ犯人は逮捕されていない。外では遊ばないように!岩崎は放課後会議室に来るように。以上。」 「起立!礼!」 「さようなら~」 私は荷物を持ち、会議室に向かおうとした。 「岩崎さん。」 「田村さん…」 「辛いだろうけど頑張ってね。」 「ユタカニツイテ、ナニカワカッタラコッソリ、ツタエテクダサイネ!」 「うん…でもごめん二人共…知ってたのに言えずに…」 「いいって!それより会議室にいかなきゃ…」 「うん…じゃあ…さよなら…」 「さよなら~」 「グッバーイ!」 二人に別れを告げ、会議室に向かった。 私が会議室に着くと、先生、泉先輩とお父さん、眼鏡をかけた婦警さん、そして私の父母が来ていた。 空いているパイプ椅子にとりあえず腰を下ろす。 「では始めます。」 婦警さんの一言で始まった。 「今回の事件を主に担当する、埼玉県警の成実ゆいです。よろしくお願いします。」 「「よろしくお願いします。」」 「事件発生時刻は昨日、7月20日の4時15分頃。岩崎さんのお宅で、長女のみなみさんと遊び終わり、岩崎家の前で待っていて帰宅途中の小早川ゆたかさんが何者かに連れ去られた。」 静かに耳を傾ける。 「その直後、自称犯人を名乗る男から泉家、岩崎家、埼玉県警、それぞれに金額、100万、500万、600万を要求。そして4時30分、泉家と岩崎家から通報。4時45分に『女子高生誘拐事件』として捜査本部を設置し、現在に至る。」 私は昨日の事を思い出した。 「電話の発信場所は東京ですが、同時刻にそれぞれ同じ内容で来たので3人か、それ以上のグループまた、拳銃を奪った事件の同一犯と推測。以上ですが、何か他に情報はありますか?」 「特に無いです。」 泉先輩が答えた。 「私も…無いです…」 同じく私も答えた。 「分かりました。今日は確認だけなので、また新たに分かりましたらお伝えします。お疲れさまでした。」 ペコリ、と皆が頭を下げた。 すると、泉先輩がこっちに来た。 「あの後ゆーちゃんから連絡あった?」 「無いです…でも…泣いてました…」 「そっか…」 「大丈夫だよ!二人共!」 振り向くとさっきの婦警さんだった。 「とりあえず私も出きるだけこなたの家に居てあげるからさ!それにゆたかは絶対に取り返すから!ね?」 「うん…姉さんありがとう。」 「なら私…泉先輩の家でゆたかの帰りを待ちたい…」 「え…?」 「後悔してるから…あのとき…ゆたかの側にいてあげなかったの…」 「みなみちゃん…」 「俺は構わんが…みなみちゃんのご両親には伝えたのかい?」 いつの間にか先輩のお父さんがいた。 「いえ…では話してきます。」 その後、ゆたかが帰ってくるまで居候する事になった。 親は『婦警さんもいるし、そんなに友達思いなら行ってきなさい。』という事であっさり許可をしてくれた。 教科書を取りに親の車で一度戻り、その後、泉先輩と先輩のお父さんが迎えに来てくれた。 「じゃあ暫くお預かりします。」 「では宜しくお願いします。」 そして私も車に乗った。 「すみません…こんなわがままを…」 「いいって!きっとゆたかも喜ぶぞ!」 「暫くよろしくね。みなみん。」 泉先輩が恥ずかしいあだ名を付けた。まずい、顔が赤い。 「まぁ、みなみちゃんには辛いかもしれないが、暫くゆーちゃんの部屋を使ってくれ。生憎部屋が無くて…」 「分かりました…」そうして私は泉家で一夜を過ごした。 7月24日。泉家。 私も大分なれたと思う。泉先輩とお父さんは気軽に接してくれたし、婦警さんの成実さんとは意外にも仲良くできた。 そして何よりもゆたかの部屋を使ってる事や学校で田村さん、パトリシアさんと会話する事で精神的に落ち着く事も出来た。 が、完璧に落ち着ける訳でも無く、特に夜に一人でいる時はゆたかの事を考えてしまう。私は一人の時が落ち着けて好きだったはずなのに… 理由は簡単だ。陵桜に来て初めて学校が楽しいと思えてきた。その大半がゆたかとの触れ合いだと思う。田村さんとパトリシアさんとの触れ合いもそうだ。 でも改めて考えるとゆたかが一番接してくれたからこんなにも考えてしまうのだと思う。 私は寝間着から制服に着替えた。寝間着は泉先輩のお父さんから拝借している。 ふと携帯を見ると、『WIN』のロゴマークが光っていた。メールが届いてる証拠だ。 「…」 私は携帯を開いた。 【新着Eメール有り】 「…?」 受信ボックスを選択、その後4つのフォルダがあるがメインフォルダを選択する。 宛先には小早川ゆたかの名前。 「…!」 メールを開く。 『明日、7月25日、現金の受け渡しを要求。警察と共に岩崎みなみと泉こなたを連れて埼玉県警前にて行う。現金はトランクに詰める事。大人は警察以外は認めない。以上。』 拳銃と顔色が悪く、縛られて泣いているゆたかの写真と共にそんな本文が送られ来た。 「くっ…!」 もう連絡するのなら何でもいいのだろう。 それよりも知らせなくてはならない。 まずは、急いで隣の泉先輩の部屋に入った。 「泉先輩!」 「ん?みなみちゃんおはよー。どしたの?そんなに慌てて…」 「これ…!」 携帯を泉先輩に突き出した。即座に文を目で読み始める。 「これって…!」 読み終わった時には既に先輩の目が変わっていた。 「私はゆい姉さんに連絡するから、みなみちゃんはお父さんと学校に連絡して!」 「はい…!」 すぐさま行動に移った。まずは先輩のお父さんに連絡するために一階に降りた。 「叔父さん!」 「おぅ!みなみちゃんおはよう!」 「それよりもこれを…!」 先程と同じように見せる。 「この写真…一刻も早く助けなきゃまずいな。学校とゆいちゃんに連絡を…後、みなみちゃんのご両親にも…」 「いえ、成実さんには先輩が連絡してます。学校には自分で…」 「なら自分かこなたの部屋に居なさい。学校にも叔父さんがやっとく。みなみちゃんは落ち着くんだ。こなたにもそう伝えなさい。何事もテンパってたら出来ないだろ?」 「…分かりました。」 「ここまでありがとな。ゆーちゃんの為に…」 「あ…いえ。当然の事です…///」 誉められる事が苦手な私はこんな時でも赤面してしまうのか…と自分に呆れた。 とりあえず私は素直にゆたかの部屋に戻った。 しかし一人になる事でさらに不安になった。 しかも余計に考えると考えたくも無い事が次々と浮かんでしまう。 『かはっ…!』 病弱というだけで吐くゆたかが浮かんでしまう。 (考えたくもないのに…!) 体育座りでうずくまる私…その時あの写真に拳銃が写ってた事を思い出してしまった。 バン! 『はうっ…!』 『ゆたかぁー!』 (駄目だ…考えちゃ…) 自然に涙が出てきた。 「…?…泣いてる…」 気付けば私は精神が自分の想像以上にボロボロだったのかもしれない… 自然に泣き声が出てしまう… 押さえようとしても完全には押さえられない。 「みなみちゃん?」 「…泉先輩?」 泣いてる顔を見られた。でも恥ずかしいとは思わなかった。何かに甘えたいという感情かもしれない。 「大丈夫だよ…ゆーちゃんは強い子だから…みなみちゃんも良く頑張ったよ…」 先輩が私の頭を宥めるように撫でてくれた。とでも嬉しかった。私は先輩に抱きついて泣いた。先輩は私が落ち着くまで一緒に居てくれた。まるで母親の様に…。 その数分後、成実さんが来た。涙を拭き取って下に降りる私達。 「事情はお父さんから聞いてるよ。携帯のメール…見せてくれるかな?」 携帯を渡す。成実さんの手が震えている。 「…ありがとう。」 そして一つ間を置いた。 「おじさん。今日はこの二人を休ませて下さい。危険なので。もちろんですがお金は用意しなくていいです。こっちでダミーを用意してるので。」 「うむ、分かった。」 「後、二人共明日は犯人の要求どおり、貴女達を連れていくから…」 「うん(はい。)。」 私達は答えた。 その後、成実さんは私の両親の所に行った。さっきの事を伝える為だろう。 「まぁ今日はずっと二人で行動した方がいいだろう。寝る時も風呂の時もな。」 「分かったよお父さん。行こ、みなみちゃん。」 「あ…はい。」 その後、私達は先輩の部屋にもどり雑談をしたり遊んだりした。そのお陰で大分落ち着いたと思う。 そして今日は早めに寝る事にした。 「失礼します。」 「あ、気にせずどーぞどーぞー。」 今は先輩のベットの中だ。先輩の体が小さい為か私が入っても十分だった。 その日はいつもより早く眠れそうだ。そして一夜を過ごした。 次の日。私は起きた。時計は6時21分を指している。まさに今日は決戦の日とも言える日だろう。 「…みなみちゃんおはよ~」 「…おはようございます…起こしてしまいましたか…?」 「いやいや~今日は寝ていらんないよ~。絶対ゆーちゃんを助けようね!」 「はい。」 そう…助け出す。今日は死ぬ覚悟で… 1時間くらい経った。成実さんだ。 「本当は俺も行きたいんだがな…ゆいちゃん、ちゃんと守ってあげなよ。」 「分かってます…絶対にゆたかを連れて帰りますから…」 出かける前に先輩のお父さんと成実さんはそんな会話をしていた。 そして私と先輩は引き渡し場所である、埼玉県警の門で待機している。 成実さんは後ろで自分の部下に指示をしていた。 私達も軽い説明を受けた。私たちも今回に限って『協力』という形で、ゆたかを助ける役を任された。 「ゆい姉さん…本当は交通安全課なんだ。」 「え?」 意外だった。今までこの事件の担当者なのだから、誘拐事件を担当する課なのかと思っていた。 「多分、ゆい姉さんは上司に頭を何回も下げたんだと思う。この事件だけは自分で救いたいんだよ…」 「私たちもかんばりましょう…」 「そうだね…みなみちゃん。」 私達はダミーのトランクを持った。中身は石。もちろん重いのと軽いのがある。 しかし一つ気になる事があった。 犯人からの連絡では時間が設定されてなかった。 つまりはいつ来るか分からないのである。時間が延びれば集中力と体力が消耗される。しかも夏だ。熱中症だってありえる。犯人とは持久戦となった。 時刻は9時30分になった。朝食を取らず家を出てきていた。空腹のせいで集中できなくなる。 グー… 「お腹…すいたね。」 「…。」 コクりと頷く。 これではまるで戦争中の会話だった。 後ろを向くと警察官は何も食べていない。さすが、と言った所だろう。 結局、我慢する事にした。こんな事に負けてはゆたかを助ける事なんて出来ない。 「…泉先輩。あれ…」 時刻は11時24分。ワゴン車が私達の前で止まった。 「あれだ…!あれにゆーちゃんが…!」 「用意周到だな。」 中から誰かが出てきた。見た目は不良高校生という感じの10代後半だった。それが5人も… そしてそのリーダーらしき20代後半の男が拳銃とゆたかを引き連れて下りてきた。 ゆたかは手を縄で縛られているだけだった。しかし誰がどう見ても衰弱していた。こちらを見つけたが叫ぼうとしない。 「んじゃ…渡して貰おうか…」 私たちはダミーのトランクを持った。 相手からは部下の内の二人が取りに来た。警察が構える。 「うおっ…!」 トランクを渡した瞬間、石の重みで二人のバランスが崩れる。 「確保開始!」 成実さんの号令で警官が一斉に動いた。 異変に気づくリーダー。 「こいつらぁ…!」 私たちを睨む。そして拳銃をゆたかの頭に向ける。 「てめぇら!こいつを殺すぞ!いいのか!」 怯えるゆたか。再び警官の動きが止まった。 確保された二人の部下以外は警官に殴りかかり、必死に受け身を取るしかできない警官。ニヤリと笑うリーダー。 しかしその直後、犯人の持っていたリボルバー式の銃が吹き飛んだ。地面に落ちた衝撃で暴発し、ワゴン車のタイヤから空気が抜ける音がした。 「!?」 「警察をなめないで欲しいね…」 成実さんだ。構えてるのは明らかに真新しい物だった。犯人の銃とは違う。私はこれを好機と見た。 「ゆたか…!」 私は犯人にタックルを食らわした。 それと同時にゆたかが犯人から離れ、先輩が即座に受け止める。警官と犯人の攻防戦が再開した。 「このアマっ!」 殴りかかってくる。さすがに力が強く、腕で守るがヒリヒリと痛む。しかもよろける。 「あっ…!」 「もらった!」 蹴りが来る。防御は不可能だ。 すると泉先輩が目の前に飛び込んで攻撃を受け止めていた。 「大丈夫?こいつは任せて早くゆーちゃんのとこに行ってあげな?」 「…ありがとうございます。」 私は成実さんに保護されたゆたかの元に駆け寄った。 「成実さん!」 「みなみちゃんご苦労様。ありがとねさっきは。突っ込むタイミングバッチリだったよ!」 「いえ…とっさに体が反応しただけです…」 「まぁ…ゆたかは任せるね。私は指示を出さなきゃいけないし。」 「はい…。」 私はゆたかと向きあった。 「みなみちゃん…」 か細く、弱々しい声だった。 「もう大丈夫だよ…ゆたか…」 私はその体を抱きしめた。ゆたかが泣いているのが分かった。 そしてそのまま先輩のいる方向を向いた。犯人はリーダー格の男以外は確保され、署内に連行された。 警察官数名が居るが二人の戦闘に介入できず、困っていた。それは指示を出している成実さんも同様だった。下手をすれば先輩を押しつぶして怪我をするかもしれなかった。 「くっ…こんな小学生みたいな奴に…」 「…」 何一つ喋らない先輩。目がいつもと違う。 「なめんなぁ!!」 犯人が殴りかかる。しかし易々と避ける先輩。 小さい体を生かし、みぞおちに一発。呻く犯人の腕を取り、その巨体を背負い投げで決める。最後に弱って伸びる犯人に手刀を食らわせ気絶させた。 こうして犯人は確保された。 先輩は満弁の笑みでピースをしていた。 その後、私達は警察署で昼食を食べさせてもらえる事になった。 ゆたかも、時間が経てば治るだろうということだった。 警察署のとある別室。私達の前に弁当が並べられる。 「ゆい姉さんは食べないの?」 「私は仕事があるからね~。それにしてもこなたとみなみちゃんにはお姉さんびっくりだ!」 「私は大したことないよ…元々お父さんに習ったのが役に立ったし…」 「こなたお姉ちゃん、格闘技ならってたんだ~」 「まぁね~。お父さん直伝だけど…それにしてもみなみちゃんかっこよかったよ!」 「あ…いえ…///」 普段慣れない誉め言葉に赤面してしまう。 「でも本当にかっこよかったよ!助けてくれてありがとう、みなみちゃん!」 満弁の笑み。私は少しドキッとした。 「ゆたかも…無事でよかった…心配だったから…」 その場面を先輩がニヤニヤしながら見ていた。成実さんはいつの間にかいなくなっていた。 「いや~百合ですな~。こうして見てると恋人同士みたいだね~。」 「なっ何言ってるのさ!こなたお姉ちゃん!」 (私とゆたかが…恋人…) 「///」 「ん~?じゃあゆーちゃんはみなみちゃんが嫌いなのかな?それにしても二人とも同様しすぎ…」 クスクスと笑いながら先輩が言っている。 「べっ別に嫌いじゃないよ!友達として…好き…だけど…」 「私も…友達として…好き…」 「お似合いですな~。そうだ!今日はかがみ達とかみさお達、あとひよりん達を呼んでパーティしようよ!」 「うん!そうしよう!お姉ちゃん!」 「…」 私もコクりと頷く。 「よーし!きっとお父さんも喜ぶぞ!」 私は思う。この日が来てよかったと。そして願う。いつまでもこの楽しい日が続くようにと。そして決めた。これからの思いでを作り、楽しみ、そして大事にしていこうと… らき☆すた~誘拐事件~ ~完~
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※回収済みのログだけが残っていたページだったので、削除待ち。