約 2,102,296 件
https://w.atwiki.jp/dirista/pages/109.html
第六十一話:(青空に流れるもの) その後、何をするでなくもう一日経った。 E「そろそろ行動した方が良いんじゃありません?」 歩「そうね。でも・・・」 ミ「アユ姉足折れちゃってるもんね・・・」 ペ「僕が運んでも良いんだけど・・・」 進「お前じゃすぐに体力が尽きる」 未「どうするの?」 サ「治るまで待つ訳にも行かないわよね」 ア「骨はそう簡単に治らないしね」 そう悩んでいる所にあいつが来た。 キ「・・・あの」 未「・・・なに?」 キ「自分に何か手伝えることは・・・」 進「知らん。大体お前に何が出来るんだ?」 キ「どうしたいんですか?」 歩「私の足が欲しいの。折れてるから歩けない」 キ「ああ、それなら・・・」 一瞬私の周りに風が吹いた。 そう思った瞬間・・・。 歩「え?ええ!?」 ペ「歩美が浮いてる!?」 キ「これでどうですか?」 キリクも浮かんでいる。 よく見れば、私の足下にもキリクの足下にも白いモヤがある。 歩「な、なんで浮いてるの・・・?」 キ「雲です」 全「雲?」 キ「はい。自分はこうゆう風に乗ったりすることの出来る雲を作れる。もちろん移動も出来ます」 そう言うと自分が乗っている雲をゆっくりと上下左右に移動させた。 キ「そっちも」 歩「うわっ」 私が乗っている雲も動く。 キ「あ、申し遅れましたけど、自分はクラウディのキリク・アルファータ。みんな、よろしくお願いします」 ス「キリクくんね。よろしく~♪」 進「よろしくは良いんだが、お前トレーナーがいるだろ?」 キ「はい」 進「そいつに断らなくて良いのか?」 キ「断るって言っても・・・、どうやって?」 未「自分で言ってくる」 キ「え?」 未「人間の言葉喋れるはずだよ」 キ「いや・・・、そんなことあるはず・・・、大体自分からじゃちょっと・・・」 「何してるのキリク?」 キ「あ、ご主人・・・」 「友達になったの?」 キ「えっと、その・・・」 「その子達と一緒にいたい?」 キ「え?」 「あのお姉ちゃん達から聞いた。その子達どこかに行っちゃうんでしょ?キリク、どうしたい?」 キ「・・・・」 予想だにしていなかった展開になった。 さて、キリクはどうする? キ「・・・・」 「一緒に行く?」 キ「・・・はい」(コクリ) キリクは頷いた。 「そう。じゃ、いってらっしゃい。絶対帰ってきてよ?」 キ「はい」 そう言うとその子供は笑顔で離れていった。 進「・・・随分人が良い子供だな」 キ「ご主人はなんというか・・・、ポケモンが大好きですから。自分の考えを優先させてくれたんだと思います」 進「そうそう居ないな、そんな人間」 歩「・・・・」 キリクが仲間に加わった。 これで私に足が出来た訳だ。 ≫第六十話へ ≫第六十二話へ
https://w.atwiki.jp/utaware-radio/pages/61.html
ご意見・ご要望はこちらに。 名前 コメント すべてのコメントを見る トップページ下の2ch声優総合板 "うたわれるものらじお"スレまとめ さんの出演者コメントの所で見れますよ。 -- (流れ者) 2007-03-20 20 28 08 音泉版「うたわれるものらじお」の番組紹介ページにある写真のまとめができれば見てみたいです -- (力ちゃん&柚ちゃん) 2007-03-20 19 57 03 書き込みテスト。 -- (管理人) 2007-01-24 00 48 21
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/6044.html
ネベル・オームの狩るもの 火文明 (4) クリーチャー:グリフォーン 3000 ■スピードアタッカー ■バトルゾーンに自分のヴァンパイアまたはウィザードがあれば、このクリーチャーを召喚するコストを2少なくしてもよい。 作者:黒揚羽 フレイバー・テキスト DMB-03 「メサイアの西線3-其処へ至る赤き魔法」この世は力が全てであり、戦は数が全てである。 収録セット DMB-03 「メサイアの西線3-其処へ至る赤き魔法」-アンコモン 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1119.html
「ブレス オブ ファイアIV -うつろわざるもの-」のフォウル ブレス オブ ファイア 0 前編 ブレス オブ ファイア 0 中編 ブレス オブ ファイア 0 後編 ブレス オブ ファイア 0 エピローグ
https://w.atwiki.jp/utaware-radio/pages/35.html
うたわれるもの オリジナルドラマCD ~トゥスクルの内乱~ 1. 其之一 怪しい動向 2. 其之二 夢想歌(TV size) 3. 其之三 結成 エルルゥ軍とクーヤの旅立ち 4. 其之四 幕間劇 もしもの其之一 5. 其之五 エルルゥの初陣 6. 其之六 幕間劇 もしもの其之二 7. 其之七 追われるもの、追い詰められるもの 8. 其之八 幕間劇 もしもの其之三 9. 其之九 戦いの果てに 10. 其之十 まどろみの輪廻(TV size) 11. 其之十一 アルルゥの工房(おまけ) レビュー、感想文 見つけたレビューページ(ブログ)のリンクを貼り付けていくスペース イラスト、Webcomic イラスト、Webcomicなどでレビューしているページ(ブログ)のリンクを貼り付けていくスペース 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/msc121/pages/12.html
自転車 Homepic、ドン・キホーテ、西友、生協などで買うことが出来ます。 宿舎で駐輪するためには自転車登録をする必要があります。共用棟の事務室にて手続きしましょう。 駒場キャンパスで駐輪するには、また別に学生課で登録が必要です。 台所・風呂用品 ホームセンターなどで揃えましょう。 食器 ホームセンター、100円均一店などで。味気ないものを選ぶとご飯が美味しそうに見えない、ということもあります。気に入ったものが一番。 つっぱり棒 部屋干しをする人には必須。そうでない人にもあると便利。ホームセンターなどで。 ちなみに、ベッドの奥の部分の幅は97cm、部屋の入り口の幅は86cmです。棟によってサイズが異なります。 この長さならば100円均一(ダイソーなど)にもありますが、耐用重量が低く、たくさんは掛けられません。 地図 住民票を移した人は、三鷹市役所で周辺の地図をもらえたと思いますが、移していない人でも数十円で地図が買えます。広域の地図は、大学生協で買うと1割引でお得です。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/5316.html
前のページへ / 一覧へ戻る / 次のページへ フライを使って宙を舞いながら、別の魔法を唱える。 それは熟練のスクウェアメイジでさえ困難な、突出した技術だった。 その技術を、雪風のタバサは使っている。 第21話 うたわれるもの 風竜とフライの飛行速度の差は歴然だったが、戦闘経験の差は圧倒的だった。 シルフィードはなかなかタバサに近づけず、魔法を避け回るばかり。 ルイズもクスカミの腕輪で雷を落とすが、飛行するシルフィードの背中ゆえ狙いが定まらず、 フライで小回りの利くタバサに当てるのは至難の業だった。 それに、クスカミの腕輪の威力ではタバサを殺しかねない。それは、嫌だった。 何とか戦闘能力を奪わねばならない。 「シルフィード、あんたのご主人様を止めるために、協力してもらうわよ。 いい? まず私が隙を作るから、あんたは怪我をさせないよう気をつけてタバサにぶつかって、 杖を弾き飛ばすのよ。そうしたらフライも解けるから、タバサを口に咥えて地面に下ろす」 「きゅい」 「協力してくれるのね、ありがとう。 あんたのご主人様を何とかして上げるんだから、それが終わったあと、 私の使い魔を何とかするのも手伝ってくれる?」 「きゅいっ!」 「いい子ねシルフィード。さあ、詠唱を始めるわよ!」 ハクオロは、いや、ウィツァルネミテアは楔が発動しないルイズに困惑していた。 なぜだ。契約に逆らえば、魂に打ち込まれた楔によって、五体が弾けるはず。 タバサとウェールズは契約に従って行動しているし、契約をたがえれば死ぬはずだ。 だのになぜ、ルイズだけが。 その理由に思い当たろうとした時、彼の思考は中断された。 「コノ……声ハ……」 風を切って飛ぶシルフィードの上で、叫んでいる訳ではないルイズの声が、聞こえるはずがない。 しかし、聴こえた。 フライで空中を飛び回りながら冷気の竜巻を放ったタバサも、 まるで耳元でささやかれているかのようにはっきりと聴こえるルイズの声に焦れた。 正体の解らない謎の攻撃を受けようとしている。 ルイズもウィツァルネミテアの契約者だ、ゼロだからといって侮れない。 何をするつもりだろうか。 指示を仰ぐべきかとウィツァルネミテアに視線をやったが、黒き巨人は沈黙をたたえている。 タバサは凍てつくような眼差しでシルフィードを見やった。 「シルフィード……あなたの主は私。私に従いなさい」 「きゅいっ……!」 否と風竜は首を横に振った。 「私はこのお方の剣。使い魔であるあなたも従うべき」 シルフィードは悲しそうに咽喉を鳴らす。 ようやく母親が助かって、解放されたと思った。 けれど違った。 操り手が変わっただけで、タバサは操り人形のままだ。 なのにタバサは魂から忠誠を誓っている。 母親を助けてくれた恩、そのための契約。 道理だ。しかしシルフィードの感情は納得しようとしなかった。 恩人であるあの怪異も、結局はタバサを戦いの道具として利用している。 せっかく母親が正気に戻って幸せな時間をすごせたはずなのに、 それが契約なのだから仕方ないと割り切れないのだ。 フライで飛ぶタバサの額を汗が伝う。 こんないたちごっこを続けていては、フライと攻撃魔法を併用する自分の息が切れる。 一気に蹴りをつけねば。 より強力な、契約によって引き出される、風、風、風、水。 「アイス・トルネード!」 氷の刃を孕んだ巨大な竜巻を放つ。呑み込まれれば全身を切り刻まれるだろう。 タイミングを計った攻撃は、しかし雷撃によって阻まれた。 タバサは契約によって引き出された力により、フライと攻撃魔法の併用をした。 ルイズは契約によって引き出された力により、詠唱とクスカミの腕輪の併用をしたのだ。 電熱により氷刃は溶けたが、シルフィードは竜巻を食らいきりもみ状態になる。 タバサは小さく息を吐いた。最初の目論見ははずれたが、これで致命的な隙を作れた。 竜巻が消えても、シルフィードはすぐにはバランスを立て直せない。 その隙に風の魔法で狙い撃ちにする。 詠唱開始。竜巻が消え、シルフィードは回転しながら落下していく。 好機。 その瞬間、詠唱が完成した。 「イリュージョン!」 タルブの村の上空が蒼と白の影に埋め尽くされる。 青空ではない、白雲ではない。 シルフィードの蒼い鱗と白い腹だ。 まるでイナゴの大群の如き数のシルフィードが天空を飛び交っている。 こんな魔法は見た事がなかった。 タバサはウインディ・アイシクルを放ったが、氷は幻影を素通りしてしまう。 本物はどこに消えたのか。 そもそもこの魔法は何なのか。 「――虚無ノ魔法カ」 主君の呟きにハッと振り返るタバサ。 無数のシルフィードの向こうで、ウィツァルネミテアはタバサの下方を見つめていた。 その視線が、タバサに向けて、上がっていき――。 下! 悟り、杖を向けた瞬間、シルフィードが飛翔してきた。 タバサの身長より長い杖を、シルフィードの爪が弾き飛ばす。 その衝撃を受け、タバサも回転しながら地面へと落ちていった。 「タバサ、使い魔は従えるものじゃないわ」 上下の感覚を失ったタバサの耳に、遠くからルイズの声が聞こえた。 「メイジと使い魔はね」 声が近づいてくる。 視界にきらめく桃色の髪が見えた。 「家族なのよ」 気がつけばタバサは、ルイズの腕の中にいた。シルフィードの背中の上だ。 「少なくとも、ハクオロはそう言っていた」 まるで母親に抱かれているかのような安堵に包まれ、 タバサは全身から力が抜けていくのを感じた。 あのお方のためにすべてを捧げたはずなのに。 「だから、この子の事も見て上げなさいよ」 すべてにおいてあのお方を優先するあまり、シルフィードを疎かにしていた自分。 あの方を裏切る訳にはいかない。 感謝と忠義は契約によるものではなく、本心からのものだから。 けれどタバサはもう、ルイズと戦う気をなくしてしまっていた。 「……私の負け」 ルイズはタバサを地上に下ろすと「もう少し借りるね」と言って、 シルフィードとともに天空へと昇っていった。 すでにイリュージョンは消え去り、空は元の青さを取り戻している。 その下で、タバサの周囲は、赤に満たされていた。赤い炎と、赤い血に。 だが危険は感じなかった。 トリステイン兵も、アルビオン兵も、すでに戦いを忘れ、見上げている。 黒き巨躯の怪物と、桃色の髪をなびかせる小さなメイジを。 黒きウィツァルネミテアの眼の先で、シルフィードに乗ったルイズが杖を握りしめる。 「ルイズ……」 「ハクオロ……いえ、あなたは分身の方ね」 「ソウカ……使イ魔ノ楔カ」 ルイズは黒きウィツァルネミテアと契約した。メイジとしての力を欲して。 ルイズは白きウィツァルネミテアと契約した。主と使い魔として。 互いに楔を打ち込み合った結果、 ルイズは黒きものの力を得ながら、白き使い魔と心を重ねていった。 ルイズは分身に攻撃をしたが、分身と空蝉は同一。 「空蝉ノ存在ガ、汝ヲ楔カラ護ッテイタカ」 「空蝉と分身は同一の存在らしいけど、私から言わせてもらえば全然違うわ。 空蝉は、白いのはね、私の使い魔なの。家族なのよ。 最初に契約を結んだのは分身、あなただったのかもしれない。 けれど私の家族は――ハクオロよ。 ウィツァルネミテアなんて、舌を噛みそうな名前の奴なんかじゃない。 だいたい、戦で人を高みに導くですって? これのどこが、高みに導いてるっていうのよ!」 二人の眼下では、無数の骸が転がり、家は炎上し、畑は踏み荒らされている。 戦意を失った兵士達は一様にこちらを見上げている。 「ルイズ……ドウヤラ、汝ハ我ニトッテ邪魔ナ存在ラシイ。我自ラ、汝ヲ滅ソウ」 「あんた、自分の胸がどうなってるか気づいてないの? 使い魔のルーンは……まだ消えちゃいないわ。 あんたが打ち込んだ楔……一切合財、返却させてもらうわ」 ルイズの朱唇が素早くルーンをつむぎ出す。 妨害しようとウィツァルネミテアは手を伸ばしたが、 詠唱に呼応して輝く使い魔ルーンが焼けるように痛み動きを封じた。 「ヌウウッ……ルイズ、貴様……」 黒い霧がウィツァルネミテアの全身からあふれ出し、タルブの村を呑み込む。 さらに霧はルイズを襲おうとしたが、ルーンが痛み、 分身とは違う意識が黒い霧をルイズからそらす。 そして、ルイズは天高く杖を掲げた。 「ディスペルマジック!」 白光は大空を、大地を照らし、ウィツァルネミテアの黒い霧をすべて払った。 村を焼く炎さえも消え去り、その神々しき光にすべての者が心奪われる。 タバサは自分の中から、ウィツァルネミテアの楔とともに、 契約の力が消えていくのを感じた。 「虚無……」 「そうか、彼女がそうなのか」 気がつけば、タバサのかたわらには同じ契約者ウェールズがいた。 彼は苦笑を浮かべて言う。 「参ったな……契約により永らえた命だというのに、 どうやら不死性が消えただけで、命に別状はないようだ……。 これではおいしいところだけいただいた、詐欺のようなものではないか」 「じゃあ、お母様も……」 契約が消えても、すでに治ってしまった母はそのままという事か。 タバサはホッと息を吐いてから、白光の根源を見上げた。 「まさか、虚無が実在するなんて……」 大きくウェールズはうなずき、羨望の眼差しをルイズに向ける。 「彼女はまさに、始祖ブリミルの再来………虚無の担い手。 ハルケギニアを解放せし伝説の力……」 タバサは、ウィツァルネミテアに抱いた畏怖と同種のものをルイズに抱いた。 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。 16歳の小さな少女こそが、まさしく。 「神話の時代から……人々から崇められ、称えられ、うたわれるもの」 白光が収まったその時、ウィツァルネミテアの身体は白く染まっていた。 胸に刻まれたルーンは七色に輝いてその存在を誇示している。 「ル……イ……ズ……」 「……ハクオロ、ね?」 「アア……」 白き使い魔は、鋭い牙の並んだ口でわずかに微笑んで見せた。 「ハクオロ、分身は……黒い方はどうなったの?」 「一時的ニ抑エ込マレテイルダケダ。マタ、暴レ出スノハ時間ノ問題ダ」 「そう……」 「ダカラ、ルイズ、頼ミガアル」 ハクオロは、白い手を差し出した。 ルイズはシルフィードの首を撫でてやり「タバサの所に戻って上げて」と言うと、 巨大な白き手のひらへと飛び降りた。 それを見届けると、シルフィードはタバサのいる地上へと戻っていく。 「頼みって何?」 「カツテ……我ハモウ一人ノ娘、ムツミニ願ッタ。 ソノ願イ、ルイズニナラバ……カナエラレルハズダ」 「ハクオロの願い……」 「我ノ本質ハ禍ニシテ元凶。コノ世ニ在ッテハナラナイ存在ダ。 ダカラ――我ヲ滅セヨ」 使い魔のルーンが、ハクオロの悲しみを伝えてくれている。 だから、別れの言葉は覚悟していた。 「何……馬鹿な事、言ってんのよ。あんたは私の使い魔なのよ。家族なのよ。 そんなあんたを、私に殺せって言うの?」 「解ルダロウ、ルイズ。私ハ在ッテハナラナイ存在。 眠リニツイタトシテモ、マタ目覚メテシマウ刻ガクルダロウ……ダカラ」 「永久の眠りを……あなたは望むのね?」 「ソウダ。今ノ汝ニナラデキル。イヤ、汝ト我ナラバ可能ダ。 ダカラ、ルイズ」 ハクオロは、己の手のひらに納まる小さな少女に向けて言った。 「再ビ我ト契約シ、自ラ契約ヲ断チ切リ、終止符ヲ打テ。 ウタワレルモノ、ルイズ…… 前のページへ / 一覧へ戻る / 次のページへ
https://w.atwiki.jp/compels/pages/51.html
ーーーー ひとりぼっちには飽き飽きなの 繋がっていたいの 純真無垢な想いのまま Loud out ! ーーーー 「アァアアアアアアーーッ!!!」 紅白の髪を持つ少女、ウタは泣いていた。 ずっと会いたいと思っていたフーシャ村の幼馴染み、ルフィの死は、元から追い詰められていた彼女には重すぎた。 加えて、この殺し合いに参加させられる直前、彼女は育ての親であるシャンクスに、音楽の島エレジアに置き去りにされた。 しかも、そのエレジアはシャンクスの手によって略奪され、滅亡させられていた。 音楽を愛し、歌を生き甲斐にしていたウタには耐え難い現実、そこに追い討ちをかけるように訪れたルフィの死。 明らかにウタの許容範囲を越えており、元からメンタルの強くないウタの心に耐え難い傷を与えていた。 「うぅ……グスッ、あああぁぁぁぁ--!!」 感情のままに大声で泣き叫ぶウタ。この場は無情な殺し合いの地で、泣いても何も解決せず、ただ人目を引くだけの愚策だと理解できる理性は、もはや彼女にはない。 案の定と言うべきか、やがてその場に参加者の一人が訪れた。 「やぁやぁ、君、派手にないちゃってまぁ…大丈夫?」 いつの間にか塞ぎ込むウタの横に立っていた参加者。 トップハットを被ったカートゥーン調の少女が、怯えるウタに手を差し伸べた。 ーーーー ウタは、ハムプリンセスと名乗った少女…彼?に、全て打ち明けた。 父親のシャンクスがエレジアを滅ぼし、自分を島に置き去りにした事。 見せしめとなったルフィが大切な幼馴染みで、本当に大切な相手だった事。 普通なら話さないような事も、止めどなく口から溢れていた。 初対面であるにも関わらず、少し言葉を交わしただけで、ウタはハムプリンセスに信頼を抱いていた。 「そうかそうか、パパがそんな事を……大変だったね」 ウタが落ち着くのを見計らうと、ハムプリンセスは次々と慰めの言葉を口にした。 ーー仕方なかった。 ーーあの場でできる事があっただろうか。 ーー君のせいじゃない。 涙ぐみながら語られる言葉は、思い遣りに満ちていた。 少なくともウタはそう感じた。 出会ったばかりの他人の言葉なのに、彼の言葉は不思議とウタの心に染みた。 「ル、ルフィは大切な幼馴染みで…でも、でも死んじゃった…っ!」 多少は落ち着いたとは言え、再び悲しみの渦に沈む歌をウタを痛ましそうに見るハムプリンセス。 「わ、わたし、どうすればいいの……もう、わかんないよ」 「大丈夫、方法はあるとも!」 嘆くウタをハムプリンセスは優しく抱き締め、こう口にした。 「優勝して、あの男の子……ルフィだっけ?を生き返らせれば良いんだよ!」 軽い調子で放たれた言葉にウタは固まった。 優勝、優勝とはつまり、人を殺して、願いを叶えると言うことか。確かにあの男はそんな事を言っていた気がする。 この優しい人が、そんな恐ろしい方法を口にするとは信じられなかった。 「ん?別に悪い事じゃないと思うけどなぁ。夢を叶えるためなら、手段を選ぶべきじゃないと思うよ」 ウタの同様を察知したのか、ハムプリンセスは聞き分けのない子供に言い聞かせるような口調で諭した。 「それに、人を傷つける事が嫌なら、『この殺し合いで死んだ人を全員生き返らせて』ってお願いすれば良いんだよ。それで万事解決さ」 そう言って、にこやかに微笑むハムプリンセス。 ウタは衝撃を受けた。なるほど、確かにそういう方法もある。 誰かを傷つけても、それを帳消しにできる魔法のような手法が。 「もしも、君がその選択をするのなら、俺は手を貸そう。どうする、ウタ?決めるのは君だ」 「……わ、私はーー」 プリンセスの甘い囁きに、ウタの心は確かに揺れた。 未来の歌姫の選択はーー 【ウタ(幼少期)@ONE PIECE FILM RED】 [状態]:健康、精神動揺 [装備]:なし [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本方針:未定 1:優勝すれば…ルフィも皆も生き返る? 2:どうすればいいの……シャンクス…… [備考] 音楽の島エレジアに置き去りにされた直後からの参戦です。 ーーーー 苦渋するウタ、その姿をハムプリンセスは愉しそうに見ていた。 優しいプリンセス、しかしその本性は八方美人の悪魔。 P♂はウタに対して善良で、社交的に振る舞った。 かつて自らの創造主--MJBにしたように。 しかし、その振る舞いはプリンセスの善良さからではない。 才能ありすぎて常に奪い合いの身、故に愛される身。 ハムプリンセスの目的はただひとつ、インターネットを征服し、その頂点に立つことである。 自身を生み出したMJBを取り込み、その目論みはほぼ達成したと言える。 しかし、まだまだ足りない。もっと成功を、崇拝を、栄光が欲しい。 かつて自らの親が望んだように、P♂は成り上がりたいのだ。 そうあれかしと望まれたが故に、他者を利用し踏み台とする事に躊躇がない。 だからこそ、この殺し合いでも他人を利用し、最後は優勝するつもりであった。 そうした打算もありウタと接触したのだが-- (うーん…何だか不思議な気分。この子どうも他人に思えないんだよね) ハムプリンセスはウタに不思議な親近感を覚えていた。 自身を産み出した創造主すら利用し、手中に納めたP♂が、今さら誰かを利用する事に躊躇は持たない筈なのに。 だが、それでも、もしもこの子が願いのために犠牲を選ぶならーー少しは手を貸してやろう、その程度の情が確かにあった。 ーーーー 自分の生み出したものに殺される Being killed by my own creation そんなの芸術家として本望だろう For artists, that’s our dream きゃわな Lover とびきり育む今夜も Kawaii Lover even tonight when I raise you You are master, I’m slave You are master, I’m slave 逆転する Life is strange How the tables have turned Life is strange! 【ハムプリンセス@トップハムハット狂】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本方針:優勝したい 1:優秀な取り巻きが欲しい。 2:ウタが殺る気なら手伝ってあげる。 [備考] 「Princess♂」、「Mister Jewel Box」からの参戦です。
https://w.atwiki.jp/45451919/pages/97.html
京太郎「あの、塞さん」 塞「何?」 京太郎「そのモノクルって落ちないんですか?」 塞「眼窩にはめる感じだからね。多分須賀君には付けられないかな」 京太郎「へえ…度は入ってないんですよね」 塞「うん。牌もしっかり見えてるから、安心していいよ」 京太郎「そうですか…あー、流局ですね」トン 塞「残念だったね。待ちはこれでしょ?」 京太郎「…分かります?」 塞「まあね…」クスッ 塞「須賀君の表情も、よく見えるから」
https://w.atwiki.jp/utaware-radio/pages/66.html
うたわれるもの オリジナルドラマCD 第4巻 うたわれるもの オリジナルドラマCD 番外編 〜魁!!うたわれ学園〜 ニュース 声優ウォッチ! 早くも「うたわれるもの オリジナルドラマCD 第四巻」の発売が決定したらしい レビュー、感想文 見つけたレビューページ(ブログ)のリンクを貼り付けていくスペース イラスト、Webcomic イラスト、Webcomicなどでレビューしているページ(ブログ)のリンクを貼り付けていくスペース 名前 コメント すべてのコメントを見る