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「あつーい。引き篭もってかがみんで遊びたいよぉ」 「駄目よ……ってか、あたしで遊ぶってなんだおい」 外に出て最初に口に出した言葉がコレだ。 この女(?)は本当にヤル気が……ないわよね。だってこなただもん。 いくら中身がアーカードだの長門だの言われても、目の前に居るのは本当にただのこなた。 地球破壊爆弾No.V-7って厄介な奴だけど、根っからの悪でもない変わった奴。 「ん?どしたのかがみん」 「だから、あたしはロリスキー……じゃなくてクールだってば」 あたしの身体にぴったりしがみついて、駄々っ子のように腕を振り回す。 きっと漫画のらきすたのキャラ達も、普段はこんな感じだったのよね。 けど、今の漫画ロワもアニロワ2ndもそんな面影はないんだっけ。 なんだか、そう考えると辛いわね。 今のあたしも、こいつやウッカリデスさんや最速の人と死別するのは嫌だ。 けれど、それが現実になっちゃうのがバトルロワイヤル…… 「ねーねーかがみーん」 「……」 「ペロッ」 「きゃあ!」 いきなり人の耳に舌突っ込んできたぞこいつ! 同性(?)とは言え、貞操を奪われたとは言え、そんな事いきなりするか普通。 ……するのよね。こいつはそういう奴よね。 「こいつは何か考え事をしている味だぜかがみん♪」 「意味分かんないわ!」 「あー怒らない怒らない。ほら、そろそろ付くよ」 あたしの腕をとって、一人ずんずんと歩いてく。 あまりのマイペースっぷりに、あたしは自然と笑みをこぼしていた。 って、どうしたのよ?そんな真面目な顔して。 「元気でたね。それでこそかがみんだよ」 「ぇ?」 ひょっとして、元気付けてくれたのかしら? あたしが暗い顔してたの見て、わざとあんなことを? 「(〓ω〓.)~♪」 まさか、ね。そんな気の利いた事出来る奴じゃないわよね。 でも、ありがとね地球破壊爆弾……じゃなくて、こなたか。 ◇ ◇ ◇ ふう。あれから結構経ったけど、最速の人さん無事かな。 と言うか、ミスターマダオさんと神行太保のDIE/SOULさんは何処まで行ってんだろ。 あれから結構経ってるけど、全然戻ってくる気配ないよ。 しっかし熱いね。仮面の中は結構快適だけど、暑いことには変わりないし。 そう言えば、マダオさん太陽の光とか平気か―― 「何だ……アレ」 目を擦って……って、今は目を擦れないんだった。 ってボケてる場合じゃなくて、もう一回確認しよう。 「あるよね」 空の隙間みたいな所が見える。あれって、何かの建物? けれど、あんな空に建物あったっけ。なかったよね。朝だってなかったはずだし。 第一、あんな大きな建物が空中に浮いてたら、誰だって気付くよねぇ。 いや、それ以前にあんなのどうやって…… (まさかッ!) あんな高い所に浮かせた建造物なんて、用途は一つぐらいしか思い浮かばないじゃないか。 恐らくアレは、主催者の本拠地……でも、なんで姿を現した? こんな言い方なんだけど、死んでしまった書き手さん達はまだ半分に満たない。 言ってみれば、序盤から中盤といったところだ。 なのに、主催者がもう介入してくるのか?こんな殺し合いをさせて?僕らを連れてきておいて? 違う。もしかしたら、正体を現さざるを得ないほど、誰かが力を蓄えたのか? いや待て、それでも姿を見せる意味が分からないじゃないか。 破られたならまだしも、そうでないのに姿を見せる必要が何処にある。 「おーい」 ならば誰かがその本拠地を発見する術を見つけたのか? けど、それなら今度は向こうからのアプローチがあっておかしくないはず。 見つけてから、かれこれ数分は経過しているが、あの建物に変化はない。 同じように、あの建物に向かって飛ぶ物体も見逃さないよう、目を凝ら続けたけど見えない。 主催も他の書き手も、見た限り動く様子はないって事か? 「おおーい」 ありえない。主催者は馬鹿なのか?それとも別の意図が? 考えろ。力のない僕に出来る事は考える事だ。 何故突然現れた。何故何も動かない。 「返事しなさいよこの馬鹿!」 「むぉ!」 な、なんだ!?いつの間に近付い―― 「ロリスキーさん!」 「あ、ちょ、何抱きついてんのよ!」 「よかった!無事でよかった!」 「ウッカリデス…」 涙と鼻水でぐちょぐちょになってるけど、見えないんだ、構うもんか! 嬉しいんだから。居なくなった仲間が戻ってきて嬉しいんだから。 カッコ悪いって言われても、僕は泣きますよ! 「全くもう……」 ◇ ◇ ◇ こっちに気付いた途端泣き出して、ウッカリデス(もうさん付けはいいや)ったら馬鹿ね。 そんなに泣いたら、何だかこっちまで涙出てくるじゃない。 しかもあんた、誤魔化してるつもりだけど仮面の下から涙がボロボロこぼれてるわよ。 「全くもう……ほら、気が済んだ?」 「あ、はい」 やれやれ、身体と同じくらい繊細なのかしら。 って、あんた何驚いてるの? 「あ、ああ……」 「(〓ω〓.)ご無沙汰~元気してた~?」 「あんた、何でこ、ここに」 「硬くなってるぞヒューマン!」 「!」 「なんちて。あ、そんな構えなくていいよ。とりあえず味方だから」 「味方って、そんなの信じられる訳ないだろ!?」 駄目だ、分かってはいたけどあたしが間に入らないと先に進まない。 ほらほら、ウッカリデスは落ち着きなさい。平気だから。 こなたも、遊んでないで真面目にしてなさい。話すすまないでしょ。 「じゃ、簡潔に話すわよ」 ウッカリデスは信用できるよね。 一応、こなたが特別な位置だって言うのは伏せておいて、後は全部話しましょ。 あ、でも本人の許可取らないとだめよね。 「いいよ~かがみんの好きにしておくれ~♪」 なんで人の考えてる事分かったのかしら。 ともかく、本人の許可も出たことだし、さっさと説明済ませましょ。 「そうでしたか」 あら、ウッカリデスって意外と冷静だったのね。 最近じゃ吸血鬼って珍しくないのかしら。 あたしなんか驚きのあまりちょっとパニくったのに。 あれ?そう言えば、最速の人がいないわね。 「ねえ、最速の人は?」 「あ。最速の人さんは――」 言いにくそうに口ごもるウッカリデスを強引に喋らせた。 けど、話を聞いてるうちに、何だか無性に腹が立ってきた。 「何それ?カッコつけてるの?自分から死亡フラグ集めるだなんて馬鹿じゃないの!?」 分かってる。最速の人が囮を買って出たのは。 分かってるけど、それを認めるわけにはいかないのよ。 だから、あたしは目一杯の強がりで本心を隠すしかない。 「帰ってきたらお灸を据えてあげないと駄目ね!」 そうだ。帰ってきたら色々言ってやろう。 な、仲間に心配掛けるだなんて、大人として恥ずかしくないのかと。 「(〓ω〓.)ニヤニヤ」 ちょっと、あんた人の顔見て何ニヤニヤしてるのよ。 べ、別に深い意味なんてないわよ!本当なんだから! 「ペロン」 「ひゃう!」 な、な、な……こいつ~。また人の耳に舌を入れやがりましたよ。 この!やっぱりさっきの悪戯もただの趣味か! 「この味は、嘘をついている味だぜかがみん」 「なァッ!」 「んちゅ~」 「ひぅ、んッ、あァ、やぁ、んくゥ」 「ごちそうさま~♪」 こいつ……白昼堂々、なんて事してくれやがる。 見てみなさいよ。せっかく穿き直したショーツに染みが……って、そんな事言わせんな! あら、ウッカリデスったら背中向けて何やってるのかしら。 「駄目だよかがみん。そういう時はそっとしておくもんさ」 なにそれ、意味がわかんないわよ。 ◇ ◇ ◇ とにかく無事で良かった。 なんか変なオマケつきだけど、今の所ロリスキーさんの言う事聞いてるからいいか。 「あ、そうだ二人とも、あれ見てください」 「あれって何よ」 「ん~見えないよ~」 は?いやいや、あそこにあるじゃないですか。 ラピュタ城に勝るとも劣らない変な建物が。 って、二人とも胡散臭そうな目で僕を見ないで下さい。 「ほら、あんた疲れてるのよ。こっち来て休みなさい」 ああ、ロリスキーさん完全に変なもの見る目でファミレスの中入って行っちゃったよ。 てか、この地球破壊爆弾さんを残されると、凄い不安なんですが。 「貴方の見たものは、他言しない方がいい」 「おわ!」 なに?なんでこの人長門になってるの? この人さっきまでこなただったよね?やっぱり僕、幻覚引き起こしてる? 「おそらく、例の一撃と貴方のその仮面の性能が上手く重なった」 「言ってる意味が、良く分からないんだけど」 「……その推論は間違っていない。けれど、今はまだその時でない」 「え、あ、ちょっと!」 何だそれ、全然分からないって。 って、人の話聞かないで行っちゃったよ。 けど……最後の言葉。あれってまさか。 (推論……あれが本拠地って事が?それとも……) ◇ ◇ ◇ さて、こなたもいる事だし、何か元気の出る料理を作ってみますか。 それにほら、最速の人だって走り疲れて帰ってくるだろうしね。 あ、いや、別にそういう意味じゃないわよ! あたしはただ、疲れて帰って来たところに食事を与えれば躾けられるかなって…… もぅ!なに自分で自分に言い訳してるのよあたしは。 「こなた~。ちょっと手伝って~」 「ん~なにぃ~」 「ちょっと料理作りたいんだけど、あんた手伝ってよ」 「(〓ω〓.)ニヤニヤ」 ニヤニヤすんな。ほら、分からないんだから色々教えてよ。 「仕方ないなぁ~♪じゃ、ハンバーグとかどうだい?」 「良いけど、ウッカリデスが食べられないわよ」 「ふふん。そんなときのために、ジャジャーン!」 「げぇ!ミキサーって、なにやらせるのよ」 思わず突っ込んじゃったじゃない。 てか、そんなもんでどうにかなるのかしら。 「ま、それは出来てからの楽しみって事で。じゃ、かがみんの愛のエプロ○始め~」 「余計な事は言わんでいい!」 全く。人をおちょくるなって言うのに。 と言うか、いつの間にあたしを裸エプロンにしたんだお前は! 「(〓ω〓.)ん~、その微妙なラインがそそりますなぁ~」 「この!いいから服を返しなさいって!」 そうだ。こんな感じで最速の人が帰ってきたら叱ってやろう。 それでウッカリデスと一緒に正座させて、マダオさんと説教しよう。 この調子なら、こいつもきっと馴染める。 神行太保のDIE/SOULはちょっと怒りっぽいけど、きっと最後は折れてくれるはずだ。 ふふ、こんな時なのにちょっぴり楽しいって思っちゃった。 けど、良いわよね……これぐらい。 「ほら、もう時間無いんだから、遊んでないで始めましょ」 「ふぃ~」 料理に自信は無いけど、みんなの楽しい顔を想像したらやる気出てきちゃった。 よし!頑張るぞ! (せっかく作るんだから、冷めないうちに帰ってきなさいよね!) 【午前】【F-6 ファミレス店内】 【忘却のウッカリデス@アニロワ2nd】 【状態】:元気、首を捻挫、腰痛、 【装備】:ゼロの仮面(蝶高性能)@アニロワ2nd 【道具】:なし 【思考】: 1:僕の推論が合っているのか? 2:あとは、マダオ氏の帰りを待とう 3:最速の人との誓いを守る ※ロリスキーを見ると、胸が高鳴ります ※ロ、ロリスキーのを……見てしまった…… ※次の放送の時には【E-7 ファミレス】にいる予定。無理なら次の放送の時に戻る。 ※ウッカリデスが見た上空に存在する建物は、今の所彼にしか見えません。 【ゼロの仮面(蝶高性能)@アニロワ2nd】 銃弾から魔法、科学兵器、核に至るまであらゆる攻撃を防いでしまう恐ろしい仮面。 ただし、守られるのはあくまで仮面に覆われた部分(頭部)のみ。 視界は蝶良好で窒息の恐れもなし、ただし一度被ると死ぬまで外す事ができない。 【地球破壊爆弾No.V-7@アニロワ1st】 【状態】:(〓ω〓.)、つやつやの元気100倍☆ 【装備】:『真紅』の衣装、シルクのエプロン 【道具】:支給品一式、着替え用の衣装(複数)、アダルトグッズ(大量)、未定支給品×1(本人確認) 【思考】:(〓ω〓.) 基本:とりあえずは、こなた&かがみという方向で…… 1:かがみんのお手伝い~ 2:お腹が減ったら、かがみんから血を吸う 3:かがみん用の血を探す(他の参加者か、輸血用血液) ※基本的に中身はアーカードで、CVは平野綾です ※変化する姿に7つのバリエーションがあるらしいです。 【1:地球破壊爆弾】【2:アーカード】【3:長門有希】【4:泉こなた】 【5:銃撃女ラジカル・レヴィさん】【6:?不明?】【7:?不明?】 ※クーガーの早口台詞が言えます! ※鎖鎌、鳳凰寺風の剣、ソード・カトラス、ノートPCの投影が可能です。 【スーパーキョンタイム】 地図氏以外の者はゆっくりとしか動けなくなります。一度使うとそれなりの時間使用不可能です。 【地図氏の地図】 参加者の位置、生死を含めた地図を投影できます。※長門有希の状態でのみ可能。 使いすぎるとアレなので、毎晩0時にのみ使うことにします。 【クールなロリスキー@漫画ロワ】 【状態】:不死者、吸血鬼、疲労(小) 【装備】:裸エプロン(キュートなシルク仕様) 【道具】:支給品一式、着替え用の衣装(複数)、『村雨健二』の衣装、日焼け止めクリーム(大量)、未定支給品×?(本人確認) 【思考】: 基本:脱出か対主催! 1:さて、いっちょ頑張るわよ! 2:仲間と無事に合流したら、今後のプランを練るわ ※容姿は柊かがみ@らき☆すたです ※何故か不死身です ※ギャルゲロワ版最速の人に心惹かれています ※地球破壊爆弾No.V-7に血を吸われ、彼女の下僕になりました 159 愛する者たちの為の書き手 投下順に読む 161 仮面ライダーよ永遠に/THE FIRSTは二度死ぬ。 159 愛する者たちの為の書き手 時系列順に読む 162 岸田洋一の誇り 149 書き手の誓い 忘却のウッカリデス 164 混ぜるな自然 147 仕事 地球破壊爆弾No.V-7 164 混ぜるな自然 147 仕事 クールなロリスキー 164 混ぜるな自然
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番号 63003 73003 種族 悪魔 読み ちゆうをかたるもの、おーでぃーん BP 30 名前 智勇を語るもの、オーディーン ウィング × 絵師 伊藤暢達 伝承 戦略の為の智謀と戦術のための武力を兼ね揃えた悪魔。戦あるところに現れては優秀な兵士をさらい、自身の大軍勢を日々拡大している。 ランク A A+ ステータス 攻撃力 防御力 生命力 攻撃力 防御力 生命力 Lv1時 2,571 2,471 3,607 5,062 2,548 5,239 LvMax時 9,185 6,680 10,020 12,980 9,440 14,160 スキル インパルスダウンLv1 インパルスダウンLv1 入手方法 所感 北欧神話の主神オーディン。戦神であるイメージからか、日本国内では筋骨隆々の偉丈夫として描かれることが多いが、原典では隻眼の狡猾な老人の姿を取るとされている。 コメント (ログはこちら) 絵師:伊藤暢達 伝承:戦略の為の智謀と戦術のための武力を兼ね揃えた悪魔。戦あるところに現れては優秀な兵士をさらい、自身の大軍勢を日々拡大している。 - 2012-08-30 19 01 11
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【出典】 『風雅和歌集』巻第十五雑歌上1450 【詞書】 『風雅集』御返し 【贈歌】 『風雅集』大蔵卿行宗「除目のころ、梅花につけてたてまつりける かくこそは春まつ梅はさきにけれたとへんかたもなきわが身かな」
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amazonで探す @楽天で #デート~恋とはどんなものかしら~ を探す! 月21フジ 2015.01.19~2015.03.23 12.5% 公式HP wikipedia 前 信長協奏曲 次 ようこそ、我が家へ Hulu NETFLIX dTV PrimeVide U-NEXT TVer Paravi GYAO youtube検索 / Pandora検索 / dailymotion検索 / bilibili検索 1 恋の仕方がわかりません!! 契約で結婚が出来ますか!? 2015/01/19 14.8% 2 あなたに寄生したい!! 高等遊民に恋出来ますか? 2015/01/26 13.6% 3 初お見合いは未知との遭遇!? 恋愛不適合女を救出せよ!! 2015/02/02 11.0% 4 彼女が恋愛できない訳、彼が高等遊民になった理由。 2015/02/09 12.4% 5 無理して実行お泊り計画!! 初キスは波乱の幕開け!? 2015/02/16 11.1% 6 彼女の実家へ初訪問!! 奇跡呼ぶ涙のレシピが恋の鍵!? 2015/02/23 11.6% 7 親の気持ちを子は知らず!? 母の終活決め手は結婚!! 2015/03/02 10.4% 8 ついに結納!! 涙の真相告白~本当の恋がしてみたい 2015/03/09 13.9% 9 恋愛できない2人が本当の恋をした 高等遊民誕生の秘密と結婚式の思い 2015/03/16 12.3% 10 こんな愛の告白、あり得ない…!? 運命の恋が巻き起こす誕生日の奇跡 2015/03/23 13.5%
https://w.atwiki.jp/full_house/pages/22.html
前回の「前書き」の続きで本編にはいります。 ココロを支配するもの ピーポピーポ。荒れ果てたカンニングシティ中に響き渡る、サイレンの音。 事件はすでに起こっていた、この事件は、ギルドFULLHOUSEをどん底に陥れる、史上最悪の事件。 その事件の名は、反逆虐殺事件。名の通り、FULLHOUSEの誰かが仲間を殺した。というもの。なぜどうしてかは、ここでは明確にしない。ただ、“気持ち”の問題だからだ。 殺された仲間の名は、アルバート=キル。かの、ビクトリアアイランドを一時期恐怖に沈めた、最凶の相手である「ネクロマンサー」を封印している一人であった。 レイ:・・・・ぐぁぁ、誰だ?俺にこんなことするのは。 ???:知らなくて結構だ。おまえはよく働いたよ。ヒッヒ レイ:何故、俺が逃げなきゃならない。何故、俺が友を殺さなきゃならない・・・! ???:フフフッ・・・。お前、何も分かってないんだなぁ。ああ、おもしれぇ人殺しだ。なぁ?レイさんよ レイ:ぐっ・・・・。ドサッ レイ=ワトソンは倒れこんだ。彼は・・・、反逆虐殺事件を起こした犯人である。 それはすでに公になっている。が、彼自身「何故このような事件を起こしたのか?」という疑問で心が支配されている。 実は、レイとキルは大の親友であって、それはギルドFULLHOUSEでも有名な事だ。現に、俺もレイとキルが一緒にクエストをこなしている場面を見た。レイがキルを殺すなんて本当に信じがたい。というか、信じたくない・・・。 俺は、そんなキルの死体を埋葬しにカンニングシティのはずれへ向かった。 紹介が遅れたが、俺の名は、ライズ=ワトソン。レイの弟だ・・。 ライズ:なぁ、マスター。俺、兄貴を殺すかもしれない。 マスターっていうのは、そのまんまギルドFULLHOUSEのマスターである。ハキュ=オウルだ。 ハキュ:でもさ、確かに、君の兄貴が、キルを殺したのかもしれないけど、なにか理由があったんじゃないか? ライズ:人殺しは、人殺しだよ。 ハキュ:そうじゃなくて、“狂気”のこと言ってんのね。 ライズ:・・・!! そのとき、俺は「あるクエスト」を思い出した。 「あるクエスト」 「あるクエスト」 内容は、モンスターからの襲撃を阻止するというもの。今のカンニングシティじゃよくあることだ。 そして、そのクエストを受けたのは、俺とキルとレイの三人だ。しかしこれは俺にとって初参加のクエスト。失敗はしたくないし、足手まといも嫌だ。 そんな俺が同行した理由は、兄貴の動きをしっかりとこの目で見るため。 俺と兄貴の差は激しすぎる、才能から、なにもかも。 でも、俺は、そんな兄貴を超えることが目標だ。その負けん気が同行させたといっていい。 レイ:やっぱり、お前は家に帰ったほうがいいんじゃないかー? ライズ:うっせぇ、大きなお世話だこのやろー! 俺はな、世のため人のために働くために力をつけたいんだよっ、兄貴には一生わかんねぇことだ!。 こいつ・・、俺が同行した理由知ってやがるな。だからきっとからかってんだ。 キル:仲良くやれよぉー、お前ら、この世にたった2人しかいない兄弟なんだからさー。 ライズ:うっ・・、キルさあああん。 レイ:ぁ、またキルに泣きついたな(笑) ライズ:ぐっ・・・ キル:そんなことより・・・、モンスターの咆哮が聞こえる。 (怖い(泣)帰りたい(涙)。でも、俺はみなきゃ兄貴にまた馬鹿にされる。) レイ:そうだな。ここまで襲撃してくるとは、予想以上だ。 本当にライズは帰ったほうがいいかもしれないな。 ライズ:いや・・・・、行くぞ!俺 レイ:よく言った。 ライズ:へへへっ やっぱり兄貴に少しでも認められるのは、すごくうれしい。それが弟というものなのだろうか。 キル:よーし、じゃあライズは、この岩陰に隠れててね。 ライズ:合点了解!任務を遂行します。・・・ササッ このとき俺は、何も分かっていなかった。本当に、すべて。 レイ:こっからが正念場っと。 レイが手裏剣を出す・・・、と一瞬にしてモンスターが消えた。やはり天才の名は伊達じゃない。 ライズ:す、すげぇ・・・。 キル:さすがレイだな。このままいけば順調だ。 キルも短剣をだし、10mは距離があろうかというモンスターを切り刻んだ。 実は、キルは、“最速”の短剣つかいだった。 (やっぱり、俺との差は激しい・・・、か。クソッ!) レイ:おい、キル。あれ見ろよ・・・。 キル:ん?・・・・!? なんで、こんなところにウェアウルフが?! レイ:異常だ。きっとあいつが、今回のクエストの発端・・・!! 兄貴は、分析も早かった。それだけ、天才の力を使って、クエストをこなしてきたからだ。 すぐさま、レイが手裏剣でウェアウルフを攻撃した。もちろん一瞬の動作で。 しかし、ウェアウルフの様子がおかしい。もう・・・、死んでる?のか?まるで生気を感じられない。 しかし、攻撃はあたった。これはどういうことだろうか。 ウェアウルフも、おかしいながらに応戦してくる。 兄貴も生気のなさを感じ取ったのか、ウェアウルフの攻撃を避けようとしない。いや、できなかった。 ウェアウルフは、かなり強い狼。何人もの犠牲者がでてる。 レイ:ぐああああ! キル:おい、大丈夫か?! この野郎!! キルが、ウェアウルフにとどめを刺した。 でも、問題はそこじゃない。レイが、問題だった。攻撃を避けきれなかったことじゃない。 ―もっと重要な問題が、このクエストに隠れていた。 狂気 狂気。そう、俺と兄貴がウェアウルフの生気を感じなかった理由。 つまりウェアウルフは、モンスターではない。今はそう確信している。 兄貴がキルを殺すまでに、性格が突然変異したのが、ウェアウルフの攻撃を食らってからだからだ。 あのウェアウルフは、“狂気”そのもの。兄貴は、その攻撃を食らったことで、“狂気”に支配されてしまった。 これがキルを殺した理由と考えて間違いない。 ライズ:わかったよ。マスター。 ハキュ:君ならわかると思ってたよ。俺も君と話すまで、確信にたどり着けなかったけど、やっぱり弟さんとは、話してみるものだな。 ライズ:事が進まなきゃ、意味がない、よな。 ハキュ:ああ、ライズ君は、これからダーク=ロードさんのところへ向ってもらうよ。 ライズ:へ?俺は一刻も早く、兄貴と話をつけなきゃいけないんだよ! ハキュ:あいつは、キルを殺したんだぜ?いつ、攻撃を仕掛けてきてもおかしくない。それに、レイには、今“狂気”が宿ってる。 俺は、自分の無力感を知った。もし、今、もっと強かったんなら、兄貴をこっちの世界へ引き戻せるのに・・。 でも、マスターが言ってることは適切だ。今の俺では、兄貴のところへいっても無意味だと、心から感じた。 ライズ:そうだね・・・、分ったよ。すぐに力つけて帰ってくる。 ハキュ:ちなみにダーク=ロードさんは、この町のカフェにいるよ。 ライズ:知ってる知ってる。 あの人、あの場所大好きだもん。 ハキュ:じゃ、行ってらっしゃい。 ライズ:おう! 俺は、すぐさまダーク=ロードさんのところへ向った。 はやく力がほしい。その一心で。 ライズ:ダーク=ロード・・・さーん?居ますかー? ダーク:お?この声は、レイの弟か? ライズ:はい!そうです。 ダーク:ふむ。ハキュから連絡があった。 んーとじゃあそこの置いてある手裏剣取って俺に向かって投げてみろ。 ライズ:はい、分りました。 どおおおおりやああああああ!!! ダーク:HAHAHA、はやく投げろって(笑) ライズ:重すぎるんですけど!! ダーク:慣れてない証拠だな。HAHAHA(笑) ちなみにレイは、すぐさまやってのけたけどなー? ライズ:?! (力がほしい・・・・・ッ !) ライズ:うおおおおおおお! ダーク:そう力んじゃ持っても使い道ないよー? ライズ:俺は、力が欲しい!!力がほしい!!! 兄貴なんかに負けるかああああ、畜生―!! ダーク:・・・。 ダーク:ぉ、もてたじゃん。 ライズ:あ、あれ? もてた(笑) (なんでだろう・・・?) ダーク:その手裏剣は強い想いを持ってなきゃ、使えない代物なんだよ。君の兄貴に負けたくないって気持ちがよほど強かったんだねぇ。 ライズ:よしっ、じゃあ早速修行をお願いします。 ダーク:なめてんじゃないよ? ライズ:え? ダーク:その手裏剣は、君にあげるけど、俺は一切修行なんぞ手伝わない。 ライズ:えええええええええええ?? ダーク:だから、俺は“手伝わない”。レイもそうだったんだから。 ライズ:わかりましt・・・。 ったく、どうすりゃいいんだ?この手裏剣だけで・・・。 ダーク:今、どうすりゃいいんだ?って思ったろ。 ライズ:は、はい。(なんでわかったんだろ・・。) ダーク:まぁ、モンスターを倒すんだけど。それじゃあ兄貴にたどりつくまで10年以上かかるかな? ライズ:1週間で追いつきます。 ダーク:その意気だ。 ダーク:じゃあ、モンスターていうか、俺の分身を殺すまで、闘ってらっしゃい。これなら、分身を倒したときに力を手に入れられる。 ライズ:で、分身というのはどこに? ダーク:ついてこいっ! 妙に薄暗い洞窟。光といったら、焚火くらいで、真夜中みたいだ。 その闇の中、うごめくダーク=ロードの影がいた。 ダーク:じゃあ、何日かかろうと構わないから、コイツを倒してみろ。 ライズ:よっしゃあああ! 吠えた瞬間、ライズは手裏剣で渾身の攻撃をする。 影は、どうやらよけもしないで、馬鹿にしているようだ。 ダーク=ロードの影が、すばやくちかずいてくる。体術の構えだった。 ライズも応戦の構え。影の蹴り、動きはそこまで速くないものの、ライズは防御しきれなかった。 (くそ・・。強い・・!) さらに影の怒涛の攻撃。蹴りが三発顔にはいり、さらに腹にも10発は入った。 (動きが、早すぎる・・・っ) ダーク=ロードは何も教えてくれない。ただ、見てるだけ。 これは予想以上に苦しい修行だった。 ―そして、影に後ろを取られ、気絶した。 目が覚めると、ダーク=ロードが目の前に立っていた。 きっと俺をここまで運んできてくれたのだろう。 ダーク:まぁ、最初はこんなもんだ。 ライズ:俺、分ったよ。あいつの対処法。 ダーク:じゃあ明日、またここでやるぞ。 ―負けたけど、心はすかっとしている。この青空がきれいだからだろうか? ダーク=ロードの課題 チュンチュンと、雀の鳴き声が聞こえる。今日もまた、ダーク=ロードの分身を倒すという、課題・・・、だけど、勝算はある。今日は負ける気がしない。 また妙に薄暗い洞窟にたどり着いた。そこにはいつも“見るだけ”のダーク=ロードがいた。 ダーク:おはよう。すぐにはじめるぞ。 ライズ:はい! (今日は、まけねーんだな、これが。) ダーク=ロードが光を放ち、分身が現れた。 すると、すぐさま手裏剣で攻撃を仕掛けてきた。ライズも手裏剣で応戦。最早、打ち合いだった。 キキンッと音が洞窟に反響し、今度はライズが分身めがけて突撃した。 体術なら勝てると踏んだのだろう。 手を交差し、地面に両手をつけて、その反動で足を鞭のように振り回し、左足を使って分身の腹をめがけて攻撃した。分身もしっかりと左手でガードする。ライズは、それを見越して次なる右足の連弾を繰り出した。しかし、分身も右手でガード。 ライズは交差していた両手を離し、つかまれた足を軸にして、分身を半回転させ、脳天を直撃した。 (よしっ・・・!) そして手裏剣でとどめを刺そうとした瞬間、分身からの反撃。気がついたら足を両手でつかまれていた。そのまんますごい力で両足を持ち上げられる。 (や、やべっ・・・。) このままいけばライズがやったように脳天直撃を食らってしまう。危機感を覚え、つかまれていない両手でスリーパーホールド。体を前に倒し、分身をなぎ倒す。 ダーク:・・・・。 ライズは自分自身で分かっていないようだが、レイ以上に天才なのかもしれない。と ダーク=ロードはそんなことを黙って考えていた。 さすがの分身も、もう両手を離し、ライズが上に乗っている状態で、身動きができない。 ライズ:とどめだ!! ライズの渾身の拳を分身の顔にぶちこんだ。 分身の体力が限界に達し、―光となって消えた。 ライズ:やったぞおお! ダーク:よくやった。お前はレイ以上に天才だよ。 ライズ:え? ダーク:手裏剣の扱いはまだ荒いが、体術だけに関しては天才的だ。俺やレイ以上だろう。 ライズ:じゃあ兄貴に認めてもらえるかな? ダーク:たぶんな・・。 ダーク:それはさておき。力を与えよう。 ダーク=ロードがさっき、分身を召喚した時のように、光の錬成陣のようなものが、ライズを包む。 ―ライズの背中に影がついた。 ダーク:この呪文は「影の従事者―シャドー・パートナー―」だ。 ライズ:え、すげええええ。 ダーク:なにもかも、マネして動く。お前の体術もコイツがさらに生かしてくれるだろう。 ライズ:兄貴もこの呪文使えるの? ダーク:かなりの使い手だよ。 (これで、すこしは追いついたのかな。) ダーク:さて、そろそろ兄貴に会いたくなったころじゃないか? ライズ:う、うん。 ダーク:目撃情報によると、今は戦士の住まう町、ぺリオンにいるらしい。 ライズ;ぺリオンか・・・。よし、行く。 ダーク:闘って勝ってこい!奴に宿っている狂気を追い払うんだ。 ―運命の戦いの幕開けだ。 ☆次回作乞うご期待。 ハキュ=オウルwwwwwwwwwwwwwww -- 元帥 (2008-08-29 17 05 22) 名前 コメント
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登録日:2012/01/31(火) 16 48 00 更新日:2023/11/27 Mon 16 38 39NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 CM あぁ〜いやぁ〜←エロいシーンではない こども店長「……」 のぶ代っと店長 のるもっと のるもっとぉぉぉ!!! のるもっと店長 のるもっと転倒 もっとぉー もっとー アヘ顔 キモい キャスター ダイハツ トラウマ項目 ドラえもん「!?」 ノルモット バナナマン日村 モルモット 大山のぶ代 学園長ではない 店長 期待の超新星 画像のせいでキモさ倍増 腹筋崩壊 遂に幼女を泣かせた ノルモットォォォォッ!! のるもっと店長はダイハツ工業株式会社のとある店舗で飼育されているノルモットである。 飼育されている身でありながら店長という役職につき、日々店員達とコミュニケーションをとりながら業務(滑車を回す)に勤しんでいる。 〇性格〇 桐谷美玲店員によると性格はポジティブだけどちょっと抜けているお調子者…とのこと。お客様にも親切で人気があるらしい。 〇ノルモット〇 学名 Motto motto 2012年1月に発見されたネズミ目ダイハツカネズミ属の一種。 外見上はテンジクネズミ(モルモット)に酷似しているが体長は150〜160cmもあり、二足歩行をする。 訓練によるものかは不明だがある程度の言葉を発し、人間とコミュニケーションをとることができる個体もいる(例 のるもっと店長) 発見が比較的最近である為生態等わかっていることは少ない。 もっと追記、修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- ダイハツ工業株式会社のCM『乗るほど!木になる!試乗会「店長室」編』で使用されたキャラクター。 放送は2012年1月からでCMでは店員の桐谷美玲との掛け合いで試乗会の内容を紹介している。 みれい店員「のるもっと店長、試乗会でQUOカードをプレゼントします」 のるもっと店長「もっとー!」 みれい店員「え?じゃあ家電も!」 のるもっと店長「もっとぉー!」 みれい店員「じゃあ木でも植えます?」 のるもっと店長「のるもっとぉぉぉ!!!」 アヘ顔ドアップで叫ぶのるもっと店長には「怖い」「気持ち悪い」と言った声もあげられている。しかし逆に腹筋を崩壊させられた人も。 たった15秒のCM中のキャラクターだがそのインパクトからよくネタにされている。 因みに中の人は旧ドラえもんの声を演じた大山のぶ代。これに関しては結構話題になっている。まさかドラえもんの天敵である齧歯類を演じることになるとは。 しかし、最近ののぶ代さんは全く仕事を選ばない。だがそこがいい。うぷぷぷぷっ …というようなことは、恐らくだれしもが思うことだったのだろう。 2月期からの第2弾では、実際に試乗会に顔を出し、幼女と共演した。 「わぁ、かわいい〜」トテトテ 「のるもっとぉぉぉ!!!」(アヘ顔ダブルトゥース) 「キャーーッ!!!」 ょぅι゛ょは泣き出し、自身も控え室で「のるもっとぉぉ…」と咽び泣く様が映っている。 (みれい店員からは「気にすんな」と慰められた) つまり顔がキモいのは公式。 ちなみにそんなのるもっと店長の姿があまりに不憫だと抗議が殺到したのか、幼女が泣き出すシーンがカットされたバージョンに変更になった。 …ちなみにだがこのキャラは僅か数ヶ月で登場しなくなってしまった。 原因は不明。おそらく不評だったのだろう… 店員「のるもっと店長、BBSで無修正画像をプレゼントします」 のるもっと店長「もっとー!」 店員「え?じゃあアク禁も!」 のるもっと店長「もっとぉー!」 店員「じゃあ追記、修正でもします?」 のるもっとぉぉぉぉ!!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] すぐ見かけなくなったな -- 名無しさん (2014-02-26 22 27 17) 普通に言葉を喋った時以来何故か登場しなくなった・・・失敗したんだろうか? -- 名無しさん (2014-04-26 17 01 23) ドラえもんの声だ!と思った矢先にあの顔だよ -- 名無しさん (2014-06-12 23 59 51) 子供のトラウマになりそうなの出すなよ・・・ -- 名無しさん (2014-06-13 10 27 54) ある意味モノクマより怖い。 -- 名無しさん (2016-08-24 10 19 29) 登場して1年も持たずに消えたのはやっぱり怖いという苦情が殺到したからだろうか…ある意味黒歴史か -- 名無しさん (2018-04-30 19 01 05) 仮にこのキャラの人気が高かったらもうちょい長く登場してただろうな… -- 名無しさん (2023-11-27 16 38 39) 名前 コメント
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第八十七話:(求めるものは) 「退け」 サ「嫌よ」 「・・・・」 キュウコンはゆっくりとこっちに近づいてきた。 「・・・お前も邪魔だ。消えろ」(ヒュン!) サ「!」 急にあたしに飛びかかってきた。 かなり速い。 ガッ! サ「うあっ!」 「はっ!」(バッ!) サ「ぐはっ!」 あたしは吹っ飛ばされた。 大分進から離された。 サ「ちっ!」 「どうする?お互い、炎は効かんぞ」 何とか進を連れてここから逃げなくちゃ・・・。 こいつかなり強い・・・。 「さあ、抗うがいい」 サ「・・・やあっ!!」(バッ!) 「おっと」(スッ) サ「えいっ!」(ヒュッ!) 「美しくないな」(ヒョイ) サ「今だ!」(タッ) あたしは進の首をくわえて逃げ出した。 「逃(のが)すか!」(ヒュッ!) サ「!」 九本の尻尾があたしの身体に巻き付いた。 前足、後ろ足、首、全て縛られた。 身動ぎも出来ない。 「動けまい?」 サ「くっ・・・」 「今、お前の命は俺が握っている」 サ「くそっ・・・」 「炎は効かない、かといって、噛み付いたりなどしたら血が出て汚れるな・・・。ならば」 キュウコンは少しだけ口を開けた。 そこから光がほとばしり始めた。 「壊してやろう」 サ「破壊光線・・・!?」 「終わりだ」(ヒュゥゥゥ・・・) サ「やられて・・・、たまるかぁ!!」(ガブッ!!) 「っぐぁっ!!」 あたしが首に巻き付いていた尻尾に噛み付くと尻尾が全て緩み、破壊光線も散った。 素早く進を連れてあたしはかけだした。 「・・・待ちたまえ」 サ「誰が!」 振り返らずに走る。 みんなと合流すれば何とか・・・。 「止まれ」 サ「!!」 もう先回りされた!? サ「・・・・」(ジリッ・・・) 「そう構えるな。俺の縄張りからはもう出ている。危害を加えるつもりは全くない」 サ「だったら・・・」 「・・・その男を貸せ」 サ「・・・・」 「危害は加えん」 サ「・・・・」 「・・・ん?」 キュウコンはあたしをからかうように見つめている。 あたしはゆっくりと進をその場に置いた。 信用した訳じゃない、九本の尻尾があたしの周りで蛇のようにユラユラと揺れているからだ。 「さて」 キュウコンは進をくわえると無造作に放り出した。 そっちに気を取られていると、あごを引き上げられた。 「フフフ・・・」 サ「な、何よ!」 キュウコンの顔の近い事。 「やはりな」 サ「?」 「まず名乗っておこうか。俺の名は、グリード・ヴァレンタイン。グリードとでも呼んでくれたまえ。キミの名は?」 サ「・・・サラよ。サラ・エルメンス」 グ「サラか・・・。フン、平凡な名だ」 サ「な!」 グ「まあ名などどうでも良い。俺が気にしているのは・・・、眼だ」 サ「?眼?」 グ「そう、サラ、キミの眼だ」 サ「あ、あたしの目が何よ?」 グリードはあたしの眼を覗き込んでくる。 目をそらしてもグリードの顔がすぐに追いついてくる。 グ「フム・・・、なんだこれは・・・。この光・・・」 サ「?」 グ「美しい・・・。微弱だがこの輝きは素晴らしいものだ。フフッ、是非とも手に入れたい」 サ「何が言いたいの?」 グ「簡潔に言おう」(クイッ) サ「!」 グリードの顔が更に迫った。 更にグリードは妖しい微笑をたたえている。 グ「サラ、キミが欲しい」 ≫第八十六話へ ≫第八十八話へ
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ステージ モンスター HP ゴールド 経験値 攻撃 防御力 スキル スキル名 効果 赤兎馬 336 459 ケルピー 5,370 336 459 764 ?? ユニコーン 5,164 336 459 ペガサス 5,267 336 459 ダークシャドウ 5,060 336 459 812 アカショウゾク 3,017 336 459 1,076 アオショウゾク 3,269 336 459 993 ミドリショウゾク 3,143 336 459 ヒカリショウゾク 3,206 336 459 1,014 ヤミショウゾク 336 459 ガリレオ グラビティフォース! 2,077ダメージ プラネットインパクト 2~?回連続攻撃(1回あたり1,557ダメージ) {{ 消費スタミナ: ステージ:敵レベル: 最大獲得経験値目安: 獲得ゴールド目安: ステージ モンスター HP ゴールド 経験値 攻撃 防御力 スキル
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あらすじ 登場アイドルふれあい プロローグ メイン MV(並び順) エピローグ 楽曲 その他実装日 小ネタ 前後のメインコミュ あらすじ 公演に向けて練習を続けるジュリア達。 最後はひとりで歌うと決めたジュリアに、 他のメンバーも付き合ってくれる。自分の 夢を応援してくれる仲間の温かさに胸を 打たれたジュリアは、公演の成功を誓う。 登場アイドル ふれあい ジュリア、田中琴葉、北上麗花 プロローグ ジュリア、田中琴葉、北上麗花、福田のり子、永吉昴 メイン ジュリア、田中琴葉、北上麗花、福田のり子、永吉昴 MV(並び順) ジュリア エピローグ ジュリア 楽曲 流星群(ニコニコ大百科(仮)へ飛びます) その他 実装日 2019年5月30日 小ネタ MVでジュリアをセンターにして衣装を プロローグ・ルージュにすると、ギターで 弾き語りをするMVとなる。 なお、MVのギターモーションを担当したのは ジュリアの声優である愛美さん。 前後のメインコミュ 前:第40話 指先が示すところ 次:第42話 微笑みの花 名前 コメント すべてのコメントを見る
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88 :想いを込めるもの、愛を込めるもの:2015/02/14(土) 22 05 44 ID rr5V7JAk 「私の計算では、この甘さがベストなはず……あ…あの……このチョコレート、どうぞ…………」 私は勇気を振り絞ってチョコレートを愛する人…私の旦那様に渡しました。 想いが通じ合う夫婦の関係でも、こういう時は緊張するものです。 「ありがとう」 彼はそう言ってすぐに箱を開け、チョコレートを口にしました。 「………………」 「………………」 沈黙が流れました。彼の口に合ったでしょうか…… 「……おいしいよ、ありがとう」 「…よかったぁ……」 彼の喜んだ顔を見て私も思わず笑顔になっちゃいました。勇気を振り絞って渡した甲斐がありました。 別に夫婦なのですから特別勇気を出す必要なんてありませんけどね。 でももし口に合わなかったらと思ったら勇気を出さざるをえないでしょう。 「でもごめんなさい。私の手作りじゃなくて如月ちゃんに作ってもらったものですから」 「それは仕方ないよ。君は出産したばかりでまだ万全じゃないからさ」 「そうよ。それにレシピを考え、私がその通りに作ったものを食べて最終的な判断したのはあなたよ」 「でも如月ちゃん迷惑だったでしょう」 「気にしないで。私の方こそあなた達に迷惑をかけたし」 「おあいこですよ。私も似たような事で仕返しをしたわけですし…」 「まあ二人とも落ち着け。ああいう事があろうとなかろうと如月は作ってくれていただろうさ」 「そうですね…」 「ごめんなさい司令官。見苦しい争いを致しまして」 「いや、わかればいいさ……ん?電も欲しいのか?」 「いえ…」 遠慮しながらもチョコを欲しそうに見つめているのは 私達がいない間に秘書艦を勤めていた電です。 あの人が司令官になって最初に出会った艦娘でもあります。 「じゃあちょっとだけ食べてみるか?」 「鳥海さんが司令官さんのために作ったチョコレートですから…」 「いいんですよ。私も如月ちゃんも味見として結構食べましたから」 あの人の為に作ったチョコレートですから本当は全部あの人に食べてもらいたいです。 けどそんな考えは少し大人気ないかもしれません。 それに電ちゃんは秘書艦として私の代わりに頑張ってくれましたから少しは労わないといけません。 「いいんですか?……それじゃいただきます……」 そう言って電ちゃんは恐る恐るチョコレートを口にしました。恐る恐るなのは味がどうこうではなく、 『司令官の為に作られたチョコレートを自分が食べていいのか』という気持ちなのでしょう。 「……おいしい…ありがとう……」 本当においしそうに食べていた電ちゃんの素直な笑顔を見ていたら 私の小さな悩みもどこかへ吹き飛んでいきました。 「このチョコレート、なんていうか…… お母さんを感じるような味でしたけど、どんなものを入れたんですか?」 その言葉に私と如月ちゃんは一瞬言葉に詰まりましたが…… 「鳥海さんの愛ですわ」 「ん…そうですか…」 「お母さんの味って言うくらいだからミルキードリンクでも入れたんじゃないのか?」 「そ、そうですよ、よくわかりましたね!」 如月ちゃんの言葉やあの人の思い込みでなんとかこれ以上の詮索は避けられました。 私達の態度が少しぎこちなかったのもなんとか怪しまれなかったかもしれません。 楽しい時間はあっと言う間に過ぎていくものです。 「あの、司令官さん、そろそろお時間ですよ」 「わかったよ電。じゃ、行ってくる。如月、後は頼んだぞ」 「まかせてね」 そう言って彼らは部屋を出てまた仕事に向かいました。 「ふぅ…………でも鳥海さんって不思議ね。大胆なのは格好だけかと思ったら 司令官に渡すチョコレートとして 母乳で作ったミルクチョコレートを作っちゃうなんて……」 「ッ…………」 考えたのは自分なんですけど、他人に指摘されると流石に恥ずかしいです…… 「あら、赤くなってる。そうそう、そこが不思議なの。 大胆な格好や行動とかするかと思ったら急に恥ずかしがったり… というかなんでチョコに母乳を入れたのかしら?」 「私は出産したばかりで母乳が出るということでちょっとだけ試してみたかったんです。 試してみたら意外とイケました…それに母乳だったら愛がたっぷりな気がして…」 「そうね。母乳って母親が子供に与える無償の愛が形になったものですからね。 でも赤ちゃんにちゃんと飲ませないと司令官怒りそうですよ。 あの人妙な所でこだわる癖がありますから」 「赤ちゃんにはちゃんと飲ませてますよ。 使った母乳は赤ちゃんが飲まなかった分を使っていますから大丈夫です」 「……で、来年はどうするの?」 「来年は……」 「流石にまた母乳ってのは無理と思うわ。あなた達が頑張るのなら別だけど」 「来年のことを言うと鬼が笑うって言いますからね。来年のことは来年考えますよ」 「そうね。来年のチョコレートはあなただけの想いを込めてあげてね」 「如月ちゃん……」 少し寂しそうな顔をしていた如月ちゃんの姿が印象的でした。 私はこれから子育てと作戦立案と戦闘と大忙しになるでしょう。 でも私には希望があるから頑張れます。 私が生まれた日を祝ってもらう、あの人やあの子が生まれた日を祝ってあげる、 そして今日みたいな特別な日に大切な人へドキドキしながら想いを伝える…… そういうことを楽しみにしながら毎日を頑張っていきたいです。 人間、楽しみがないと生きていてつまらないですからね。 ―終― +後書き 91 :名無しの紳士提督:2015/02/14(土) 22 10 03 ID rr5V7JAk まずは鳥海のSSを投下しました 最初は書く予定がありませんでしたが バレンタイン限定ボイスを聞いて閃きました シリーズで鳥海を子持ちにしていたのでこんなネタにしました 母乳でミルクチョコレートが作れるのかどうかいくら調べてもわからなかったので もし間違っていたらその時はごめんなさい これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/