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ここはチャットした日にあったことを書くことにする 10月8日 今日はここを作った ちょっと気分がハイだったので昼からゲー部屋に行った 今日のことではないが、なんかむかついたから たつしの「調子に乗るなよ!」を「調子に乗ってすいませんでした」に変えてやった、たつしざまあw それと今日学校の作業でロウの気体を吸ってから喉と頭が痛い・・・ 解決法教えてくれw 10月8日の一言 最近の低能は、量産型 10月9日 今日は気分が(´・ω・`)ってしてる、三浦に「流し黙れ」って怒られちった これからはゲー部屋以外の時に本気で流しをして、ゲー部屋では3~4回くらいにしておこう 10月9日の一言 流しもほどほどにね 10月10日 今日はそんなにチャット出来なかったのでとくにないが部活が大変だった 10月10日の一言 廃人には勝てない 10月14日 今日はおたべとポケモンをした、結果は・・・惨敗w やっぱ第4世代では勝てないかなぁ、次の対戦までには強いポケモンを作成するか・・・ 10月14日の一言 第4世代で勝てるかああああああああああ 10月15日 ここを書いたのは実は16日であることは内緒である 15日はポケモンをあまりやらなかったがカエンと初めて4世代で対戦した 結果は惨敗・・・ 土曜日に控えている大会までには強くなろう 10月15日の一言 次は勝って見せるぜえええええええええええええええ 10月16日 今日はここが荒らされた、だから昨日ここを書かなかった よーするにここは17日に書かれたってこと コメントがあり得ないくらい投稿されてたから編集できなかった、ゴメンね まあそれはおいといて、今日は大会の名前が決まった 「ポケモンフェスティバル」だ 絶対に1位になるぜ! 10月16日の一言 ポケモンフェスティバル、参加者募集! 10月17日 今日は平日だがチャットにいった あまり出来なかったがポケモンをやった 結果は惨敗……… まあいいや、本番は一位を取るぜ! 10月17日の一言 絶対一位。 10月22日 今日は大会!頑張るぜ!とかはりきってたが 大会は延期となった、まあポケモンを育てる時間が増えたと思えばいいだろう それと今日はアメーバッピグッ♪ ができるようになった もしかしたらブログ始めるかもねwww 10月22日の一言 大会延期www 10月30日 今日は気分が重い・・・火炎が怜奈と喧嘩した・・・ 普通の討論じゃない・・・もう友達じゃない!みたいな感じだ・・・ はっきり言って俺は何もできない、てーか死にたくなってくる だが多分大丈夫だろう、火炎のwikiの怜奈の紹介文はまだそのままだ(10月30日現在) 二人がまた仲良くなることを、祈ってる 10月30日の一言 友達との絆 11月1日 今日はあれだな、来年のピアノの発表会で何を弾くか決めた 決める前の候補は「風神少女」「シンデレラゲージ」「bad apple!!」など 東方の曲が候補にあがってたw 結果は・・・「風神少女」に決定! 気になるならようつべで検索してくればでてくるお、いい曲だ! 11月1日の一言 風を操る程度の能力 11月20日 スッゲー久しぶりに更新するな・・・ってのも常連さんが最近来てなかったからなんだけど 今日は火炎と第五世代でバトルしたな、結果は惨敗w 危うくヘラクロスに三タテされるとこだったぜw まあ3タテはなんとか阻止したけどねw 次戦う時までにはパーティ強化しとこ 11月20日の一言 タイプ一致で威力225とか神すぎるだろ・・・ 11月26日 久しぶりにおたべとバトった結果は・・・2戦2敗 まあべつに試験運転だったしいいかな、結構いいとこまで張り合ったしね 一回親にDS落とされて中止になっちゃったけどw ちなみに試験運用の時点で気付いた奴もいると思うけど 新しいガチパ作ってみたんだ、「重力パ」ってやつ 「重力パ」ってなんぞ?って奴はニコニコで 「シングルガチ重力パ!」って言う動画を見ればわかるお 強いから使ってみwww 11月26日の一言 重力の神になる以外あり得ないですなwww 1月1日 火炎とバトルしたぜ、結果は1勝1敗w 俺のミュウツーがひどかったなw 次のバトルが楽しみだが負けたら色伝説進呈かあ··· パーティー構成見直すか それと今日からライデンに変なこと言えなくなった··· クッソーwww 訳は聞かなんといてwww 恥ずかしいwww 1月1日の一言 僕のミュウツーはフルアタじゃありませんよw
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autolink DC/WE20-17 カード名:夢のような景色 カテゴリ:クライマックス 色:黄 トリガー:2 【自】 このカードが手札からクライマックス置場に置かれた時、あなたは自分の控え室の黄のカードを1枚まで選び、ストック置場に置き、自分のキャラすべてに、そのターン中、ソウルを+1。 うん、ただいま。義之くん レアリティ:C illust. CIRCUS 14/08/28 今日のカード ・対応キャラ カード名 レベル/コスト スペック 色 帰ってきた学園長 さくら 1/0 5000/1/0 黄
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ゲームに必要なもの 6面体ダイス2つ以上 普通のサイコロを最低2つ用意してください アバター(駒)になるミニフィギア6個 鑑別ができればメダルやおはじきなどでも大丈夫ですが、 メタルフィギアや使用するTCGに合わせたフィギア、アクリルスタンドを用意できるとより盛り上がるでしょう。 アバターの行動値を記録するカウンター6個 10面体ダイス6つがおすすめです ベースライフを管理する30以上を刻めるカウンター2つ 一般的なライフカウンターやスマホアプリがおすすめです TMC sysが用意したフィールドMAP そして何より、コアゲームに必要なTCGやボードゲーム1式を6人分! 本来のゲームに必要なデッキ、サイドボード、カウンターやサプライを用意してください。
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■空気のような女 作るスキルはないけどくだらない妄想だけしてみた ヒロイン:20代後半。事務OL。会社では好かれてもいないが嫌われてもいない。 趣味は寝る事と散歩と読書とゲーム。暗くはないが明るさもない。口数の少ない地味な女。 当然彼氏いない暦=年齢。特に思考に偏りもなくあまり存在感もない、空気のような女。 ライバル:主人公の数少ない学生時代からの友人。友達は多いが少し毒舌なので敵も多い。 主人公と同じく喪女だが明るさがあり、男友達もいっぱいいる。 多趣味で活動的だがそのキャラクターから男性に女の子扱いされていない。 男1:幼なじみ。同い年。10年ぶりに再会。黒髪長身。趣味は読書とゲーム。 穏やかで親切だけどちょっと天然キャラ。しばらく会わない間に売れっ子小説家になってた。 男2:会社の同僚。同い年。上昇志向があり自信満々風のキャラ。さわやかだが女慣れしている。 男3:図書館司書のアルバイト。眼鏡。2つ年上。常にエプロン姿。いつも笑顔のキャラ。 男4:近所の高校に通う男子高校生。スポーツが趣味。ガクラン。頭が悪くて成績はいつも赤点。 男5:男4の親友。美術部。金持ちのボンボン。 男6:近所の喫茶店のマスター。ガンダム00のロックオンみたいな容姿。5つ年上。 既婚者だけど奥さんとは3年前に死別。 男7:ライバルの参加している社会人趣味サークルの会長であり男友達。5つ年上。 会社を経営していて、ライバルが実はちょっと狙っている男。明るく行動的なリーダータイプ。 男6とは学生時代からの親友。 ペット:猫
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必要なもの 最低限必要なもの それなりの処理能力のあるWindowsパソコン DualCoreは最低あったほうがいいかも マルチスレッド処理しますので、4 Core以上あると効果的かも。(未確認) WindowsXP SP2以降のWindows OS + Microsoft .NET Framework 2.0 Windows2000は動作可能とは思われますが未確認 64 bit OSでもおそらく動作します。(Windows 7 64bitはOK) 対象のゲームソフト(及び対応バージョンのアップデータ) 信長の野望 革新PK Ver.1.0.0(制限有), Ver.1.0.2 信長の野望 天道 Ver.1.0.0, Ver.1.0.1, Ver.1.0.2 未コンパイル品を使う場合 Visual C# 2010 Express Edition 覚醒支援システム【カギヤマキナ】プログラムソース一括 使い方 コンパイル品の場合 コンパイルされたプログラムを適当なところに置く。設定ファイルやセーブデータ等が生成されるので、専用のフォルダを用意して使用すると吉。 プログラムをダブルクリックして起動する。 未コンパイル品の場合 Visual C#をダウンロード(VC#2010)し、インストールする。 Windows UpdateでVisual C#およびMicrosoft .NET Framework 2.0を最新版にしておく。 ダウンロードしたシステムのソースを適当なところに解凍する。 個別に入手したProgramListなどを該当部分に上書き保存する。 ソリューションファイル"Nobu12LimitOverSystem.sln"(革新PKの場合)をダブルクリックして起動する。 Visual C# 2010であればアップデータが開くので適当に進めて完了させる。 画面右側にあるソリューションエクスプローラから、ProgramListフォルダを選択する。 右クリックして追加→既存の項目を選択する。 ProgramListフォルダ内のファイルをすべて選択して開き直す。 コンパイル(デバッグ開始=F5キー)してみて通れば完了。リンクさせたファイルが足りなければエラーが出ます。(『型または名前空間名"(名前)"が見つかりませんでした。』というエラーはリンクさせているファイルが足りていない証拠) デバッグする場合はデバッグ開始(F5)を押して起動。特にこのまま使う場合は保存先→bin/Debugフォルダ内にコンパイルされたプログラムが出来ているので以後そのファイルを好きなところにコピーなりして起動する。(周囲に出来るファイルはデバッグ用なので不要)
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ゲームに必要なもの プレイヤー2名 ガンダムウォーは2人対戦用カードゲームです。 デッキ プレイヤーごとに以下のルールに従って作ったカードの組を用意します。このカードの組を「デッキ」と呼びます。 デッキを作る際のルール カード50枚ちょうどで作ります、49枚以下や、51枚以上ではいけません。 G以外のカードは同名のカードをそれぞれ3枚までしか入れる事ができません。(ユニットは「型番を含む名称」を使用します) 基本Gは何枚でも入れる事ができます。 特殊Gは全部で6枚までしか入れる事ができません。 プレイシート 専用のプレイシートを使用すると、スムーズなゲーム進行ができます。無い場合は、場の配置の図をイメージしながらゲームをしましょう。 コイン コインが必要なカードを使うプレイヤーは、自分が使うコインを必要な枚数だけ用意します。コインは、数が数えられるものであれば何でも構いませんが、通貨の使用は避けて下さい。
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フィールドボス ファナ、インクのノーダメソロ狩り(プリースト) 装備レベル緩和 プランの声を別の性格の声に変える。 マーキング スクロール節約術 飽和状態chへ移動 フィールドボス http //www.sgame.jp/newsinfo.php?datacd=2166&catecd=3&pageno=1&newsfrom= ファナ、インクのノーダメソロ狩り(プリースト) 何かとPT募集するのが面倒なファナ、インク狩り。 プリーストの場合は、ジャッジメントですのがあれば一人でノーダメで狩れます。 遠く離れて、レイとジャッジメントですのを判定ぎりぎりで当ててMCで、2、3歩離れます。 コレを繰り返すだけです。以上。 MOB引っ張って、元の位置に戻るとリセットされるので、人の通りにくい時間帯、chでやるのがいいよ。 他職?白茄子。 他にも、スカンタはジャッジのみで。 装備レベル緩和 ノーマルよりもスーペリア装備の方が、緩和料金は安い。 3lv緩和から失敗報告。 失敗の場合、lv1上昇。もしくは、変化なし。 今のところ、失敗による破壊はない模様。あちらの国の方では破壊あるらし。 確率の変動はない?お金さえ厭わなければ、20lv近く下げることが可能。 参考:48ノーマル26kスーペリア20k プランの声を別の性格の声に変える。 音声の音源ファイル名の変更による、簡単なただの差し替えです。 インストールフォルダ内の「Sound」フォルダの中にあります。 Windows Media Player などで普通に再生可。 ファイル名 プラン種類 CuBaby~ 幼女 SxTeen~ セクシー TfTeen~ タフ CoTeen~ 堕落 InTeen~ 知的 CuTeen~ かわいい AtTeen~ 活発 ※バックアップを忘れずに。 例: セクシーなプランだけど活発なプランの声が聞きたいーってときは、 AtTeen~.bin を SxTeen~.bin にファイル名を変えるだけでおk。 幼女時代の声がよかったよおって嘆く、危ないエルタさんの要望にもお応えできます。 他の音声ファイルと差し替えることも… いろいろな声を組み合わせて、君も自分だけのオリジナルのプランを育てようっ!m9(キリッ ファイル数の割に喋ってくれるパターンが少ない気がする。 もしかしたら、使われてない声を喋ってくれるようにできるかも? 追記: BFで堕落プランの死亡台詞はM向け。 あと、モーションは変わらないからね。だから…、堕落でセクシー声にすると コマネチしながら「たすけてぇ、あげよぉかなあ?」 …(^ω^#) マーキング PTのリーダーは、タゲってALT+1~8でA~Hのマークを付けることが出来る。 PT内限定。一度付けると、離れるまで解除不可w スクロール節約術 BFに入って、サーバー選択から入り直すと保存位置に飛べる。 裸でデスルーラ。 飽和状態chへ移動 戦争chへの移動が飽和状態で出来ないときは、レゲン帰還点近くの同盟国移動NPCへ。 同盟国移動してからゲートいくなり、自国に戻るなりすれば飽和でもだいたい入れます。 ch選択の画面でchをダブルクリックではなく、選択して「移動」をクリックする方が入りやすいとか。
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ここでは、G狩りやGでの出来事を書いてみようかなぁと・・・ って思ったけど、記録も書いちゃいますw G狩り2008/06/07 2008/05/30 日記
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‐0‐ 「わたしの初恋は、和ちゃんだったんだ」 ‐4‐ 上から聞こえるやかましい音が、わたしの意識を現実世界に引き戻す。 ガチャガチャ言ってる目覚まし時計の頭を思いきり叩く。 鳴りやんだ時計の短針は「8」を指していた。 枕元に置いてあるスマホを確認する。 11月26日の予定、特になし。会社は休み。 これならもう一眠りできると思い、布団の中に潜り込んでみる。 しかし、頭の隅でなにかが引っかかっていて、それが睡眠をしつこく妨げていた。 わずらわしい。 原因はよくわかっていた。先程まで見ていた夢だろう。 それについては、今更なにを見せてくれたのやらと呆れる反面、 結局今でも確認できていないことを、まざまざと教えられているわけで、 どうにも気持ちよく横になることはできない。 この日付も原因だ。 仕方ない。今日はもう起きてしまおう。 ささっと用意したトーストとバターと目玉焼きとをテーブルに並べ、 軽く朝ご飯を済ませる。窓の外は明るい。おでかけ日和だ。 なにも予定はなかったけれど、せっかくなので作ってしまおうかと考えた。 壁に掛けられたコルクボードをぼんやり眺める。 沢山の写真が、隙間なく留められていた。 昔通っていた学校、車窓から見えた山、大きな時計塔、夜のビル群。 懐かしい笑顔の人たち。 でもその笑顔は、わたしからそっぽを向いているように見えていた。 ‐5‐ 適当に映画鑑賞でもしようかと、電車を乗り継いで町に出る。 スーツを着込んだ仕事真っ最中の人たちとすれ違いながら、 ぶらぶらと道を歩いていく。 「あれ、和さん?」 声をかけられた。振り向くと、同じ会社で働く後輩が立っていた。 後輩も休みのため、ラフな格好をしている。 「こんなところで会うなんて偶然ですね」 「そうね。あなたは、なにか用事?」 「いえいえ暇つぶしです。どうしよーもないくらい暇だったんで」 せっかくなので、わたしたちは行動を共にすることにした。 この後輩は、わたしの一年後に入社してきた。 非常に人懐っこい性格で、同期は勿論のこと、 一通りの先輩とも入社一年目から仲良くなってしまった強者だ。 仕事については、やる気はあるが、どうも空回りしがち。 しかし人間関係は上手く構築できているため、 よく周りから手を貸してもらうことができている。 わたしも幾度となく彼女の手助けをしてきて、その度に懐かれてきた。 「そういえば先輩の私服って初めて見ます」 少しどきっとした。 「わたしも、あなたに同じこと思ってたわ」 「まあ、休日会うような機会もなかったですしねー。 じゃあ今日は記念日ですね?」 「そこまでのものじゃないわよ」 わたしは肩を竦めて、くすりと笑った。 後輩の顔にはそれ以上の笑顔が浮かんでいた。 「じゃあじゃあ、適当に服見ていきましょうよ」 「お金あるの?」 「無いので見るだけです!」 こういった潔いところも、後輩の長所。 少し遠慮が足りないといえるかもしれないけれど、 これといって嫌悪感を持つことはなかった。―― ‐2‐ ――二十歳という区切りを越えたわたしは、バスに揺られながら、 市内の多目的ホールに向かっていた。 鞄の中に入っているのは、成人式の招待状。 車内には同じ目的地なのだろうなと思しき人がちらほら見られる。 スーツに身を包んだ若い男性に、華やかな振袖の女性。 一方でわたしは黒い、パンツスタイルのスーツを着ていた。 せっかくの機会だから振袖を着てみないかと両親には言われたものの、 自分はこのスタイルが一番しっくりくる上に、 振袖は色々手間がかかるということで、今の服装になった。 若いうちにやっておかなくちゃ後悔するかもしれないと、 誰かが言っていたかもしれないけれど、 やりたくないことをやって後悔することだってある。 前の女性が歩きにくそうにしながらも、なんとかバスから降りた。 その後ろについて行って、さっと降車する。 後ろはまた振袖を着た女性が降りようとしていた。 ホール前は市内の二十歳で溢れていて、そこかしこから歓声が上がっていた。 久しぶりの再会だ、嬉しくないわけがない。 ホールの入り口に向かって歩いていると、 わたしもすぐ同じ体験をすることになった。 「おっ、和!」 走り寄ってくる女性。 その姿は、多少違う点が見られるものの、概ね変化がない。 時を重ねてもイメージ通りの彼女が目の前に現れて、 わたしは何故だか急に吹き出してしまった。 「ふふっ」 「なんで笑う!?」 「ごめんごめん、あまりに律のままだったから」 「くっそー、わたしだって成長してんだぞー!」 律は案の定スーツ姿だったけれど、 カチューシャを外し、髪は下ろされていた。 「律がいるってことは、澪も一緒に来てるでしょ?」 「ああ。ほら、あそこに」 指された方向を見ると、華やかな振袖によく似合う、 落ち着いた雰囲気をもった澪が、わたしの知らない人となにか話している。 中学時代の友人だと、律は話した。 成人式は自分の住所を基準にして会場を振り分けられる。 つまり、高校時代の友人とはあまり会うことがなく、 小中学校の友人との再会が自然と多くなる。 小中学校の友人は、高校に入ってめっきり会わなくなった人も多く、 懐かしさもひとしおだろう。 一方で律や澪とは高校で会った友人のため、懐かしさはそう大きくない。 大学に入っても一緒のお互いにとっては、尚更のことだと思う。 そして、わたしにも恐らく大きな懐かしさは感じないだろう友人が、 ここに来ていることも推測できていた。 「あぁ! 和ちゃんにりっちゃん!」 ほら来た。抱き付かれる直前に、頭を押さえて制止させた。 「はいはい、せっかくの晴れ着が崩れるでしょう」 「ぐむむむ……」 「はは、この扱い方も変わってないな。そういえば和は留学したんだって?」 「ええ、半年だけね」 「酷いんだよー、わたしに相談の一つもなしに行っちゃうんだもんー」 この子の家を訪れた、あの日を思い出す。 留学をするか決断しきれず、心の中を右往左往していた時期だった。 そんな時、ふとしたことでこの子のお母さんに家へ呼ばれ、 この子に久しぶりに会って、勇気づけられた。 本人に自覚はないみたいだけれど、本当に助けられたと思ってる。 ただ、その悩みがとても大きかったことと、 まさかこの子と二人きりで対面することになるなんて思わなかったこととで、 あの時のことを聞き出すことは出来なかったのだ。 口を尖らせているこの子――唯を見る。 今、唯は隣にいる。 いつも通りの唯が。―― ‐6‐ ――服以外にも色々見ていこうと、デパートに入る。 お金がないと言ったばかりのはずだったこの後輩は、 遠慮一つしないでそこかしこを次々と見て回る。 見たことのあるような英語の文字列を視界の隅に捉えながら、 ここ割とお値段高めのブランドよね、などとモヤモヤ考えていた。 「いつかこんなの来て、街中を歩いてみたいですー!」 「したり顔してるあなたの顔が思い浮かぶわ」 「あ、わかります」 「本人が言ってどうするの」 後輩は照れ笑いを浮かべ、頭の後ろを掻いた。 「あ、これ和さんに似合ってるかも」 「……そうかしら」 「普段の和さんとはイメージ変わりますけど、似合いますよー。 もう少し髪伸ばしたら、さらに似合うと思いますけど」 わたしは肩にも届かない自分の髪に指を通した。 無抵抗に指が髪の間を通り、そしてすぐにするりと抜けた。 少しずれてしまった眼鏡の位置を直した。 「髪は伸ばさないんですか?」 「そうね。この長さだと楽だし、それに」 「それに?」 「ずっと昔からこういう髪型だったから」 なら、余計に変えてみるのもいいと思います。 後輩はわたしと、その服とを並べてまじまじ見ながら、そう言った。 ‐7‐ 特に理由もなくインテリアショップに入っていった。 入るや否や商品に手を伸ばす後輩は、 こんな柔らかいソファがあれば、ベッドがあれば、 もう贅沢は言わないからクッションでもあれば、 すぐに暮らしは変わるんだと、しきりに熱弁していた。 買えばいいのに、と言うとお金がないと言う。 わたしの部屋には座椅子が一つある。 実家から持ってきたもので、それだけ長い年数使っているのだから、 当然のようにオンボロである。 「買い替えればいいじゃないですか」 「物は大切にするものよ。使えるうちは使っておくの」 「これはこれ、それはそれです。変えた方が結果的に経済的だった、なんてこともありますし」 「それ実体験?」 「……つい一ヶ月前に修理に出した掃除機が、再び故障しました」 「なるほどね」 買い替えの時期を見極める。それは少し苦手かもしれない。 後輩が、なら小さなものから新しくするのはどうでしょう、と言ってきたので、 小物売り場を見ることにした。 部屋の中に緑を増やす模造の草花。 適当なものをしまうのに丁度いい小柄で可愛らしいカゴ。 落ち着きのある橙色を含んだランプ。 心安らぐ香りのアロマオイルと、ディフューザー。 「へえ……」 意外なことに、初めは小さなことから始めようと思っていたそれは、 いつの間にやら部屋全体の雰囲気を変えようという段階まで進んでいた。 「ノリノリになってきましたね?」 「見るだけだから」 そうは言っても、頭の中の想像を止めることは出来ない。 本当に実行してしまおうかしら、と考えるぐらいには進んでいた。 お金に余裕が出来たら、あるいは実現できるかもしれない、 そんなことを思っていたところに、あるものがわたしの目を引きつけた。 「でも、そうね。これ買おうかしら」 「コルクボードですか?」 「家にあるのは一杯になっちゃったから」 「ははあ、なるほど……で、その家にあるものには、 どんな写真を貼ってあるんです?」 「学生時代の写真がほとんどね。風景とか、友達との写真とか」 「えー、彼氏とかの写真じゃないんですかー?」 「いないわよ、そんなの。できたこともないし」 会話が途切れる。首を回すと、後輩は目を丸くしていた。 「い、意外です。和さんって、こんなに綺麗で、仕事もできるのに」 「ありがと」 「これだけ揃っていると、高嶺の花ってことで手を出しにくいとか……?」 「勝手に想像膨らまされると困るんだけど」 「あ、和さんって女子高だったんですよね。 あれですか、和さんってボーイッシュでしたし、モテました?」 「モテちゃいないわ。友達に、そういうのが一人いたけれど」 「うはぁ~、やっぱいるとこにはいるんですね~。 でもその人がいなければ、和さんがそのポジションだったのかもしれませんね!」 わたしは苦笑いをすることしかできなかった。 つくづく遠慮のない子ね、と心の中で呟いた。―― ‐3‐ ――唯たちの大学では今日、学園祭が行われている。 大学の学園祭は、高校までのものとは比べ物にならないほどの規模で、 一つ一つの質も非常に高い。 三年生となったわたしや唯たちは、来年就職活動であくせくすることになる。 となれば今年に一番力が入っているわけで、わたしはそんな唯たちの演奏が聴きたく、 本人たちには伝えずここに来たのだった。 演奏までの時間はまだ少しある。 しばらく他の催し物を見て回ろうと思ったが、その矢先のことだった。 唯の姿を見つけた。 唯は誰かと一緒に歩いていた。 ショートカットで、後ろ姿は男性に見えなくもないが、 ちらりと見えた整った綺麗な顔立ちから、女性だとわかる。 その女性の腕に、唯が自分の腕を絡めた。 女性は迷惑そうに振り払おうとするものの、唯もなかなかしぶとい。 大学でも、唯は誰かに懐いていた。 わたしは、唯たちの圧倒的な演奏を客席から聴いて、それから、帰宅した。 唯がお父さんと同じような、海外出張の多い仕事に就いたと知ったのは、 もう唯が日本から出て行ったあとのことだった。―― ‐8‐ ――ウィンドウショッピングもそこそこに、 デパート近くにあったレストランへ足を運ぶ。 周りを見ると家族連れの人も多く、値段設定もやさしいお店だった。 向かい側の席では、後輩がメニューを広げて唸っている。 「目玉焼きとハンバーグの組み合わせって半端ないと思うんですよ。 誰なんでしょう、この組み合わせを考案した天才は……」 「そう。じゃあわたしペペロンチーノにするね」 後輩はハンバーグにすることまで決めたものの、 上にチーズを乗せるか目玉焼きを乗せるかで逡巡していた。 そういえば今朝の目玉焼き、トーストに乗せて食べるのも良かったかもしれない。 後輩は首をあっちへ捻り、こっちへ捻りを繰り返し、 また随分と時間をかけてから、メニューの一ヶ所を勢いよく指さした。 「決めました、目玉焼きにします!」 「店員呼ぶわね」 注文を店員に伝えてから、新しいお冷も一緒に頼む。 既にグラスの水は半分以下になっていた。 「和さんはそのコルクボードに、なに貼るんですか?」 「そうね……これから写真を撮る機会があれば、それを貼るでしょうね」 「じゃあここで一枚撮っときます?」 「そんな程度のことで貼ってたら、あっという間に埋まっちゃうわよ」 「地味にキツイこと言いますよね、和さんって……」 自覚はないのだけれど。 「それにしてもここから始まるんですね」 「なにが?」 「和さんの部屋、劇的ビフォーアフターがですよ」 頭の中で、例の曲が流れ始める。 「そこまでのものじゃないけれど、そうね。ちょっとずつ変えなくちゃね」 「和さんって、髪型はそうですけど、私服もあんまり変えない人ですか?」 「さすがに高校時代のものは着ていないけれど、趣味はそう変わってないわ」 「ほうほう。眼鏡も変わってないですしねー」 「一応いくつか持ってるのよ。これをメインで使ってるだけで」 「失礼いたします」 そこにピッチャーを持った店員が現れた。わたしのグラスに水が注がれる。 まだ半分以上残っていた後輩のグラスにも、同じように水が満たされる。 グラスを傾ける。中の氷がかちゃりと鳴いた。 冬本番間近とはいえ、ぬるい水よりは冷たい水がおいしい。 静かにそれを口に近づけ、喉を潤した。 喉をすっと通り抜ける冷たさが心地よい。 頭もじわりと冷えていくようだ。 その頭で、ふと先程の会話を思い出す。 「……待って。あなた、わたしの高校時代をどうして知ってるの?」 「あっ」 「眼鏡のことは一つも話してないはずだけど?」 「……あちゃー」 後輩は頭を掻きながら、困ったような笑みを作っていた。 私服のこと、髪型のことは言ったものの、眼鏡のことは一つも言っていない。 「いやまあ最後まで隠すつもりはなかったんですよ。 ほんと、どこまでバレないかなーって遊んでたっていうか」 「あなたも桜高の生徒だったってこと?」 「はい。和さんの、一つ下の学年でした」 初耳のことだった。 「今まで知らないフリをずっとしてたのね……」 「いえでも、私服とかは知りませんよ。 あと、会社に入りたての頃は全然気づきませんでしたし」 しばらく一緒に働いていて、わたしが桜高に通っていたことを知り、 最後はこの眼鏡と髪型で気がついたのだという。 「まあ、だからどうってわけじゃないけど。 よく今まで隠し通せたものね」 「ですねえ。まあわたしも、なんかの式とかで、前に立っていた和さんを見たぐらいです。 気づかれなくても無理はないですね」 しばらくして、それぞれ注文した料理がテーブルに運ばれる。 後輩はこういう性格をしていながらも、 意外とナイフとフォークを器用に扱い、ハンバーグを切っていた。 「そういえば和さんって、軽音部のあの方と仲がいいんですか?」 「軽音部の子たちとは友達だったけど、誰のこと?」 「ほら、演奏の合間のトークで無茶ぶりしまくってた人ですよ」 唯のことだ。 「ああ……そうね、結構仲良かったわよ」 「ですよね。なんか、たまにあの人が和さんに引っ付いてるとこ見ましたもん」 「あの子は誰にでも引っ付く子よ」 「なるほど。わたしもよく引っ付いてた人だったんですよー」 「あなたが?」 「特定の先輩だけでしたけど」 一口大に切ったハンバーグを、 とろっと流れ出ている目玉焼きの黄身につけて、口に運ぶ。 後輩は目を瞑り、しきりに頷いた。 「やはりエッグハンバーグにして正解でした」 「それで、その先輩とは今も会ってるの?」 「あ、はい。今でも仲良くしてもらってます。 初めは随分と迷惑がられましたが、先輩が三年生のときの学祭で、 思い切って気持ちを全部ぶつけてみたんです」 「それで上手くいった、ってことね」 「そういうことですね」 この子は上手くいった。でも、わたしはわからない。 不意にそんな言葉がわたしの脳裏に浮かび、ぐるぐると渦を巻き始めた。 わたしはわからない、とはなんだ。 上手くいかないかもしれない、ということだ。 なにが上手くいかない、というのか。 それは、あの日を境に知ろうとしたことだ。 機会なら何度もあった。それが全て流れてしまった。 だからわたしはあの日のままでいながら、 実は少しだけでも変わってしまったソレに接しながら、 そのズレに長い年月悩まされていた。 悩みは年月で薄くなり、溶けてなくなる。 しかし不意の出来事でまた凝固し、こうして眼前に表出する。 目の前の後輩を見る。珍しく、ちょっと自己嫌悪の感情を覚えた。 「でもね、唯はもう日本にいないの」 「あ、唯っていうんですか、あの人。ライブの紹介で言ってましたっけ。 でも日本にいないっていうのは、どういう……?」 「海外出張の多い仕事に就いたみたいでね。 あの子、親もそうだったから、影響されたのかしら」 「へえ。なんだかカッコいいですね。できる大人、ってやつでしょうか!」 胸の奥が、軋む音が聞こえる。 少しのズレは、もう、決定的なズレだった。―― 2
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死後も好きなものは好き 生前の首無しライダーは、生まれながらの走り屋だった。 子供の頃、三輪車で坂を下ることが好きだったし、小学生になると、三輪車から自転車になり、高校からは原チャリに変わった。 地元でも難問と呼ばれるコースを走り、かっ飛ばし、爆走する。 暴走族に所属し、よく賭けレースもやっていた。 パトロールの白バイに追われることも数え切れないほどあった。 危ない橋はいくつか渡ったが、ボロを出して捕まったことは一回もなく、逆に最高のスリルを味わえた。 「狂走男」他の走り屋から称されたあだ名だ。 他の誰よりも、群を抜いて、走り好きだったことがわかる。 地元の白バイ警官たちも、彼の走りテクのあまりの技術に舌を巻いていた。 地元では知らないものは居ない。 そんな彼の最後は、意外なほど呆気なかった。 「うおおおおおおおお!?」 「馬鹿!前見ろ!?」 「救急車呼ぶッぺ!!」 仲間たちの叫び声と怒声が、彼が聞いた最後の声。 賭けで行われたチキンレース。近所でも最難関と恐れられる急カーブありの、山中で行われたそれ。 彼は万に一つもないと考えていたミスを犯した。 凄まじいスピードで地面に投げ出され、首がもげた。 伝説になりかけていた走り屋は、走りで死んだ。 そして、生まれ変わった。 彼が次に目覚めた時、最初に思ったのは疑問だった。 ここは何処だ?俺はどうなった?あれは夢だったのか? なぜか肩から上が軽い気がした。 おぞましい死の瞬間の記憶はあった。あれで生きているはずはない。 なんともお決まりなセリフを喋ろうとした。 彼は喋れなかった。 異常なほど頭が軽い?当然な事だった。 首から上がなかったのだ。 自分が本当に死んだ事に気づき、認めたのはかなり後になってからのこと。 これが有名な都市伝説『首無しライダー』の始まりだった。 夜な夜な道を走り、夜明けとともに何処かに消える黒いライダー。 当初混乱した物の、彼は走り続けることを選んだ。 幽霊?になってしまったものの、死んだことはこれが初めて。成仏の仕方などわからない。そして頭がない状態じゃああの世の爺ちゃんが腰を抜かすだろう。 なによりも彼はまだ走りたかった。 自分を育ててくれた両親や族仲間に影から別れを言い、旅に出ることにした。 全国の高速道路や、レースコース。峠の道を駆け回る。 深夜の道を走っていたら、たまにライダースーツを着たバイカーが通り越すかもしれないが、もしかしたら彼かもしれない。 違う意味で彼は伝説になった。 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!! ほんのりと赤みのある光を反射して光る月の光が照らす中、赤い荒野に響く爆音。 それはバイクの排気音であり、その音源であるバイクに乗っている者は、生者ではない。 全身を覆うライダースーツを着用し、頭に乗っている空のヘルメット。 顔をすべて覆うそれは、表情が読めない物だ……彼に表情はないのだが。 走りに生き、走りで死に、走りで蘇っだ彼は、殺し合いの場だろうと関係なく走る。 走るのをやめるのは、彼が走れなくなるまでだ。 食べることも寝ることも必要なくなり、肉体の呪縛から逃れられた走り屋。 彼は幸せだ。死後も大好きな走りを続けられるのだから。 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド まるで爆弾が落ちたような、爆音な排気音が響き渡る。 彼は止まらないし、止まる気もない。たとえ今音を鳴らし、自分の存在をまわりにアピールすることが、どれだけ愚かなものだとしても。 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド 走ることが、彼のプライドであり、存在理由だから。 【E-9荒野未明】 【首無しライダー】 【状態】健康、爆走。 【装備】愛用バイク(自前) 【所持品】基本支給品×1 ランダム支給品×3 【思考・行動】 1:爆走、爆走、とにかく爆走。 2:とりあえず走る。 3:殺し合いについては今の所傍観。 【備考】 ※バイクは自前の品です。彼が事故死した際に乗っていたもので、エンジンに改造が施されています。 ※特性上バイクとは一心同体。あまりバイクとは離れられません。 ※E-9に爆音が響いています。だれか聞いたかも? SSリンク 「いただきます」 前話 次話 用心棒はお人よし このSSの登場人物 首無しライダー 本編SS目次へもどる トップページへ