約 3,981,017 件
https://w.atwiki.jp/boonmix/pages/86.html
4 名前: プロスキーヤー(山梨県) 投稿日: 2007/03/17(土) 19 38 30.10 ID PFwEHQpd0 男はひどい顔をしていた。伸ばしっぱなしの髭の下、生気を感じさせない青い肌。頬は削げ、荒れた肌はささ くれ立ち、右目から口元にかけて血の通わない火傷跡が覆っている。頭蓋の形が露出し、肉がなく、骨と皮だけ の見た目は、男を“人”からかけ離れた存在のように思わせた。 しかしその瞳。残された左目はたしかに生きていた。骨と骨に直接挟まれた左目は、眼窩から零れ落ちそうな 程に前傾し、そして、巨大だった。この瞳だけが他のパーツと違い、明確な意志を感じさせる動きをしていた。 瞳が動く。視線の先には、緑色の溶液を湛えたシリンダー。その中心に裸の少女がたゆたっていた。やわらか そうな質感を持った、やわな矮躯の少女。膨らみかけの胸や、幼さを残した顔立ちから、いまだ大人ではないこ とが見て取れる。長いまつ毛を閉じ、母の胎内にいるかのような安心した表情をして、少女はたゆたっている。 男が少女に向かって歩く。元は上質なものだったと思われる破れきった衣服。破れ目から、頭同様の骨と皮だ けになった手足をのぞかせている。それらは、歩く事はおろか、立っている事さえ困難に思われた。しかし、そ れでも男は歩いた。剥きだされた左目に引っ張られるかのように、体全体を引きずるようにして歩いた。 そうして、男は少女のたゆたうシリンダーまでたどりつき、シリンダーへと寄りかかるように手をついた。荒 い呼吸を整えることもせぬまま、少女を見つめる。肉のない顔に、表情は浮かばない。だが、男の顔からは悔恨 と憐憫の情が感じられた。 男はシリンダーに触れた掌を上下させ、届かぬ少女に愛撫する。少女に変化はない。それでも、男は掌での愛 撫を止めようとはしなかった。男は剥きだしの瞳を、少女の顔へと向ける。剥きだされた瞳が一度だけ細められ、 そのまま、少女にキスをするようにシリンダーへとキスをした。 透明なシリンダーに男の顔が写り、中の少女の顔と重なる。時が止まったかのように、動くものはなかった。 男が唇を離す。口の中の熱気によってつけられた唇の跡が、早回しでもしたかのように薄れ、消えていった。 その光景を、男は無表情のまましばらく見つめていたが、次第に唇が震えだし、歯茎を剥きだしにして少女の名 を叫んだ。 声を上げて泣き叫ぶその姿は、まるで、“人”のようであった。 8 名前: プロスキーヤー(山梨県) 投稿日: 2007/03/17(土) 19 40 00.76 ID PFwEHQpd0 閉じられた世界。閉じ込められた人形。 閉鎖された世界は、秩序を重んじ、無秩序を許さない。 すべては決められたこと。 定められた運びの上で、流れるままに命を散らす。 仕組まれた喜び。仕組まれた怒り。仕組まれた悲しみ。 仕組まれていることにすら気づかず、互いを傷つけ想い合う人形。 滅びとは無縁の、永遠につづきつづける、保存のための運命。 だが、だがしかし――。 秩序ある世界へ降り立った無秩序な人。 世界は人を拒絶し、運命の輪は固く、人形への干渉を許さない。 だから、だからこれは――。 世界の内側で起こる、運命の外側の物語。 無秩序な喜び。無秩序な怒り。無秩序な悲しみ。 感情のまま、思うがままに、互いを傷つけ想い合う人。 限られた世界で起こった、限られた人の記録。 人がつむいだ、人のおはなし―――― 10 名前: プロスキーヤー(山梨県) 投稿日: 2007/03/17(土) 19 41 30.37 ID PFwEHQpd0 [[( ^ω^)ブーンが世界を巡るようです]] 『 IN 運命に喧嘩を売るようです 編 』 【 想い合う 彼らのようです 】 13 名前: プロスキーヤー(山梨県) 投稿日: 2007/03/17(土) 19 42 59.96 ID PFwEHQpd0 ―― 一 ―― 今考えると、彼の説明は到底納得のいくものではなかった。というよりも、煙にまかれたと言ったほうが正し いかもしれない。説明らしい説明はなかったし、話そのものが荒唐無稽で、現実味のないものだった。あのとき、 僕はなぜあんなにも素直に信じてしまったのだろうか。いや、あのときも、信じていたわけではなかった気がす る。僕はただ、怖かったのだろう。 窓を見る。天井の重みに耐え切れず、元の形がわからないくらいにひしゃげてしまった、ガラスも網戸もない、 ただの穴あき窓。窓の横に、膝を折り曲げ、体育座りの格好で壁に寄りかかっている少女がいる。サイズの合わ ないぶかぶかのキャップを斜めに被り、つばに隠れていないほうの瞳が、先程と同じように僕を見つづけていた。 感情の読み取れない瞳。かといって、何もないかといえば、それも違う。渦巻く意思を外に露出させないよう、 瞳の表面に殻を張り、外界とのコンタクトを拒絶させている、そんな印象を受ける。しかし、それによって少女 が僕を見ている理由がわかるかと言われれば、それはまったくわからない。わからないが、少女と目を合わせて いると、僕の中の空虚な部分を覗かれているような気がするので、極力目を合わせないようにした。 窓の外の崩壊した街の景色を見て、僕は溜息をつき、思い出す。荒唐無稽な彼の話と、反論を許さない揺るぎ のない口調、別の生き物のようにくるくると交差していた指。信じる事はなくても、“もし”を考えると、容易 に動く事はできなかった。『害悪』。滅びた街。DAT。そして、僕の世界。 首を後ろに垂れ、穴の開いた天井の先、容赦のない光を浴びせつづける太陽を直視した。 まぶたの裏に赤い閃光が走った。それは途絶えることなく僕の眼球を襲った。たまらず掌でまぶたの上を覆う。 しばらく赤色が網膜に焼きつき、痛みとも痒みともつかないじんじんとした感覚と格闘していたが、次第になり をひそめ、穏やかな暗闇が戻ってきた。 16 名前: プロスキーヤー(山梨県) 投稿日: 2007/03/17(土) 19 44 30.07 ID PFwEHQpd0 掌を高く掲げ、おそるおそるまぶたを開く。光で透け、中の血管が見える手の先に、木々の隙間から顔をのぞ かせている太陽が見えた。顔ごと視線を逸らし、太陽から目をそむける。二三度意識的にまばたきをして、よう やくまともな視力へと回復することができた。 ここはどこだろう。視界の中には隙間なくそびえ立った樹木に、絨毯のように敷き詰められた扁平上の草、触 覚を上下に揺らすつぶらな瞳をした虫が見えた。なんとはなしに虫へと手を伸ばす。虫は当然逃げたが、それと は別に、ある事に気がついた。 伸ばした腕の皮膚が見える。順繰りに下の方まで目を向ける。全裸だった。急に寒気を感じ、くしゃみが漏れ 出てくる。全裸であることも驚いたが、それよりももっと重大なことに意識を働かせる。太陽にかざしたのとは 逆の手。力を込め、ぎゅっと握り締める。掌に収まる、小さな硬質の感触。安堵の息が漏れる。DATは、無事 に持っているようだった。 腹筋を使い、上半身を起こす。目の前に、この緑の森に似つかわしくない、冬の枯れ木が立っていた。いや、 違う。それは、冬の枯れ木に似ていたが、冬の枯れ木ではなかった。薄い、灰色とも茶色ともつかないボロ布が、 鋭角な山のように下部から上部にかけて尖っていた。 (´・ω・`)「おはよう」 (主;^ω^)「……お、おはようございますお」 ボロ布、もとい、男が挨拶をしてきた。上半身だけを起こした状態だからそう思うのかもしれないが、男はと ても背が高いように思えた。まさに、冬の枯れ木である。数年は切っていないのではないかと思うくらい伸び放 題の髪。その下に隠れた顔は無表情ながら、同姓の僕から見ても格好いいと思えるマスクをしていた。どこか物 憂げな、やるせなさを感じさせる。特に、ふたつの瞳からその感覚は溢れているように思えた。 しかし今、その瞳は僕を見ることなく、彼自身の手元へと向けられていた。両の手の指先を合わせ、その中か ら人差し指だけを離し、ぶつかり合わないようにくるくると器用に交差させている。なんとなく、磁石のS極と N極を思い浮かべた。 18 名前: プロスキーヤー(山梨県) 投稿日: 2007/03/17(土) 19 46 00.01 ID PFwEHQpd0 しばらく男の指を見ながら、男が口を開くのを待っていた。だが、男は一向に話し出す気配を見せない。話し かけるべき否か、少しの間逡巡したが、結局話しかけることにした。 (主;^ω^)「い、いいお天気ですね」 (´・ω・`)「そうだね」 会話がつづかなかった。それからもいろんなことを言ってみたが、男からの返事はすべて「そうだね」「さぁ」 「そうなんだ」ですまされた。「そうなんだ」に到ってはまったくどうでもいいといった口調だった。そして、 僕はもう手詰まりだった。なんて手札の少ないやつだと自分で自分を呪いたかったが、残念なことに、藁人形と 五寸釘を携帯するほど僕は用意周到な人間ではない。 どうしていいかわからず、半無意識的に男の手元に目をやる。回している指が、いつの間にか人差し指から中 指へと変っていた。 座ったままの姿勢だから頭が働かないんだと、我ながら訳のわからない理屈を掲げ、とにかく立ち上がった。 立ち上がった瞬間の股間のアレがゆれる感触が新鮮だった。クセになるかもしれない、危険な感触だった。立ち 上がっても、やはり男は背が高かった。僕の背は彼の肩ほどもないんじゃないかと思う。ただ、彼の顔と距離が 狭まったせいか、下から見上げるような事はなくなり、長い髪で彼の瞳は完全に見えなくなった。 (主;^ω^)「あの、名前は……?」 (´・ω・`)「さぁ」 取り付く島もなかった。立ち上がった所で、名案は思い浮かばなかった。 突然、男の指が止まった。回していた指同士が、衝突事故を起こしている。犯人は薬指だった。男は電池が切 れたように完全停止してしまい、残された僕は、いよいよどうしたらよいかわからなくなってしまった。 「……また、薬指」 (´・ω・`)「うん」 「……練習、しなきゃ」 19 名前: プロスキーヤー(山梨県) 投稿日: 2007/03/17(土) 19 47 30.01 ID PFwEHQpd0 男の背から、男のものでない、消え入りそうなのにいやに明瞭な声が聞こえてきた。声の主が姿を現す。非常 に小柄な少女。その小柄さは、男の半分ほどしかないと言えば言いすぎだが、そうと錯覚させるほどの小柄さだ った。 半そで短パンのラフな格好に、靴底がゴム製になっているスポーティなシューズ。サイズの合わないぶかぶか のキャップを斜めに被り、つばが片目を隠している。ショートカットの髪型に、この年代特有の性差の少ない顔 つきも手伝って、一見して少年のようにも見える。 しかし、一目見て、僕にはこの少女が“女性”であることがわかった。それも、少女然としてではなく、大人 の女性的な雰囲気で。なんというか、ひとつひとつの所作が、艶かしい女らしさを感じさせるのだ。それに、あ の唇。紅も塗っていないというのに非常に肉感的で、口元から漏れ出す息に色がつきそうな程に扇情的だ。 少女のつばに隠れていないほうの瞳と目が合う。少女は、視線を外すことはおろか、まばたきすらせずに僕を 見つづける。嘗め回すように僕を眺めるのではなく、僕の中心を射すくめるように、ただただ僕の瞳だけを見つ づけている。きれいで、かわいらしい瞳だった。けれど、そこに人間らしい感情を読み取ることはできなかった。 はじめ、僕の目が濁っているのかと思った。僕よりも、目の前の少女の方が無垢で純情に思えたからだ。自分 の事を汚れ堕ちた汚らわしい人間だと下卑するつもりはないが、少なくとも目の前の少女の方が純真な気がした。 そこには、男としての願望が混じっていた気がしないでもないけど。 しばらくして、その考えは改められた。少女の瞳はどう見ても、いつまで見ていても、感情らしきものの欠片 も感じられなかったからだ。けれど、そこになにもないようには思えなかった。感情を感じることはできないが、 そこにはたしかに感情がある。内に内包した強いなにかを、無理矢理に殻の中へ押し込めている。よくわからな いが、そんな感じがする。 僕は目を逸らした。このまま目を合わせつづけていると、少女の事を探ろうとしていた心を逆に読まれ、更に もっと深い、他人には見せたくない暗い底の感情まで見られてしまう気がしたからだ。それは、今まで味わった ことのないような奇妙な感覚だった。 20 名前: プロスキーヤー(山梨県) 投稿日: 2007/03/17(土) 19 48 59.79 ID PFwEHQpd0 (´・ω・`)「こっちには、子供がいるんだよ」 薬指同士を衝突させてから、本物の冬の枯れ木のように動かなかった男が、突然口を開いた。 (´・ω・`)「人の趣味に文句を言うつもりはないけど、少しは配慮してほしいな」 (主^ω^)「なんのこと……」 (´・ω・`)「前くらい隠せって意味だよ」 僕は、自分のアレを見た。 (*゚ -゚)「……そまつ」 少女が小さな声で呟いた。不覚にも、反応していた。 男のボロの一部を破ってもらい、原始人がするように腰蓑にして隠した。下から吹き上げる風が直に当たって、 ノーパンでスカート履いたらこんな感じなのかなあなんて、ぼんやりと思った。 男はショボンと名乗った。少女は自分から名乗ることはせず、ショボンが紹介してくれた。しぃという名前ら しい。そういえば、僕には名乗る名前がない。さてどうしたものかと悩んでいると、ショボンが「ついておいで」 と一言だけ言って、歩き出して行ってしまった。 何も考えぬままにショボンについて行ってから、このまま状況に流されていいのかと、不安を覚えた。ほんの 少しだけ考えてから、僕は、僕がここに来た理由や、僕自身のことについて話してみた。僕の世界のこと、平和 だった日常、仲の良かった友人たち、突然の黒煙、世界の崩壊、失った名前、想いの力を秘めたDAT、その欠 片、DATを奪おうとした張本人フォックス、そして、尊敬している父からの頼み。話していく内に、自分の頭 の中でも今までの経緯が整理され、DATの欠片回収に対する意欲が沸きあがってきた。 21 名前: プロスキーヤー(山梨県) 投稿日: 2007/03/17(土) 19 50 30.54 ID PFwEHQpd0 とにかくよくしゃべった。が、ショボンもしぃも、聞いているのかいないのか、まったく反応なく歩きつづけ ているだけだった。しぃなどは、ショボンを中心にして、僕の対角線上に位置しようとがんばっていた。つまり、 ショボンの体を盾に、僕から見えないように歩こうとしているのであった。足元の土の感触が敏感に感じられる のは、裸足だから、だけではないようだ。 (´・ω・`)「クルベだな」 無言で苦行の行進をつづけ、「僕が何をやったんだ、何かわるいことをしたのか。いや、少しはしたかもしれな いけど、こんな酷い仕打ちは受けなくてもいいはずだ。おい神様、これは新手の試練ですか。ちょっと面貸せやこ の野郎」と心の中で不信心な事を考えていると、またもや唐突に、ショボンが口を開いた。 (´・ω・`)「北米インディアン、ペノブスコット族の創造者クロスクルベーから取って、クルベ。きみのここで の名前だ」 (主^ω^)「それは、なんというか……」 率直に言って、身に余る名前のような気がした。よりにもよって神様の名前とは。ついさっき神様に悪態つい ていたというのに。 (´・ω・`)「それがそうでもない。クロスクルベーは、創造神という他宗教ならば絶対の存在に位置していると いうのに、それほど高い位についているわけじゃないんだ。そもそも、こいつは全能の神ではない。 はじめから地上に住んでいて、天と地を創るのに人間の手を借りているんだ。だから、人間を創っ たわけでもないんだよ。こいつの上には、形ある神よりも崇高な『天の偉大なる神秘』というもの がある。そうだね、さしずめ……、ちょっと見せてもらっていいかい?」 酷い言われようのクロスクルベーさんにほんの少しばかり同情していると、話の急な展開に気づくのに遅れ、 慌ててDATの欠片をショボンに見せる。僕からは髪の毛が邪魔でショボンの目線がどこを向いているかわか らないが、ショボンにはDATが見えているようだ。「ふむ」と満足そうに呟き、何かになっとくしたように また歩き出した。 23 名前: プロスキーヤー(山梨県) 投稿日: 2007/03/17(土) 19 51 59.83 ID PFwEHQpd0 ショボンが話し出すのを待っていたが、一向に話し出す気配がない。なんだか「もうこの話はおしまい」みた いなオーラがでている。冗談ではない。僕の名前の由来になった人の名誉と、僕自身の興味のために、それじゃ あクロスクルベーは何をした神なのかと、少しばかり強引になって尋ねてみた。 (´・ω・`)「学ぶべき事をすべて教えたのさ」 やっぱり、身に余る名前だった。 森を抜けると、木々に遮られた木漏れ日でなく、陽の光に直接晒された。まぶしさとあたたかさを全身に受け、 ひとつ大きな伸びでもしようかと思ったが、そんな気分はすぐに消えうせた。 瓦礫の街。崩壊してから、すでに数年は経っているだろう。街を取り囲む防壁は崩れ、ひび割れた箇所が風に 吹かれるたび粒子のような小石を飛ばせている。レンガで造られている家だったものは、もはや人は住めそうに ない。街で育てていた木なのか、巨大な木が根元から折れ、多くの民家を巻き込み押しつぶしている。 空気の中に質量を持った何かが張り付いているかのように、息を吸うと喉に何かが絡み付いてきた。それは、 実際の粉塵のせいかもしれなかったが、僕には、もっとおそろしく悲しいものの仕業な気がしてならなかった。 (´・ω・`)「戦争が起こった、その痕だよ」 戦争。言葉にしてしまえば、とても軽い、なんてことのない出来事のように思える。僕とは関係のない、どこ か遠くで起こった出来事。僕は、目の前の光景と、戦争という使い古された言葉を、どうにもイコールでつなぐ ことができないでいた。 ふと、自分の世界の事を思い出した。暗い闇に覆われて、消えてしまった僕の故郷。しかし、DATを集めれ ば取り戻す事ができる。もし、僕の世界が、目の前の光景のようになってしまっていたら、僕は一体どうしただ ろう。考えただけで、身が震えた。 27 名前: プロスキーヤー(山梨県) 投稿日: 2007/03/17(土) 19 53 29.80 ID PFwEHQpd0 (´・ω・`)「酷いと思うかい?」 僕は、頷く。 (´・ω・`)「その気持ちを、覚えておいてくれ」 街の中へと入っていった。家と家に挟まれた細い道が幾つもあるのだが、その数が尋常ではない。その上、舗 装された地面が砕かれてちょっとした穴のようになっていたり、崩れた民家が道を阻んだりしていた。歩いてい くうちに、3D系のRPGのダンジョンに迷い込んだような気さえしてきた。オートマッピングシステムがない のは不便だなあとか考えていた。 (´・ω・`)「ここが僕らの家だ」 ショボンは立ち止まり、そう言った。僕には、どこにも家なんか見えなかった。目の前には、あばんぎゃるど な芸術作品があるだけだ。これは半ば冗談だが、半ば本気だ。最初見たときに、ショボンが何を指して言ってい るのか本気でわからなかった。ぽかんとして、目をこすって、もう一度見直して、眉根をよせて、最後にショボ ンに向き直った。 (´・ω・`)「こっちみんな」 よーく、よおく見直してみると、それはたしかに家だったようにも見えた。ただ、半分くらい潰れていて、天 井が所々なくて、全体的に斜めに傾いているだけであって、見ようによっては家に見えなくもないこともなかっ た。たぶん、あの中のレンガをひとつでも抜き取れば、その瞬間に半壊から全壊へと変化する事だろう。 そんな黒い事を考えている僕の脇を、今まで見せなかったような早足でしぃがあの家のようなものに向かって 駆けて行った。大丈夫なのだろうか。 (´・ω・`)「きみには、ここでしぃと一緒に待機していてもらう」 29 名前: プロスキーヤー(山梨県) 投稿日: 2007/03/17(土) 19 55 00.16 ID PFwEHQpd0 僕は流れのまま「ふぅん」と呟いたが、よくよく考えてみたら、それは非常に理不尽というか、意味の分から ない指令だった。 (主;^ω^)「ちょ、ちょっと待つお! 僕はこんな所で足止め喰ってる場合じゃないんだお。はやくDATを 集めて、僕の世界を、みんなの世界を取り戻さなきゃ、とーちゃんの期待に応えなきゃいけない んだお」 (´・ω・`)「しぃはまあ、あの通り無口だけど、わるい子じゃないから。きみのほうから手を出すような事さえ しなければ干渉してくる事はないよ、たぶん」 (主;^ω^)「何で僕が待機する方向で話が進んでんだお!」 (´・ω・`)「おなかは空いてるかもしれないけど、うん、すまない。まだなんだ。朝と夜だけしか食事は出して やれないや」 (主#^ω^)「えらく生活臭丸出しなうえ切実に気になる話題だけど、人の話を聞けー!」 (´・ω・`)「ああ見えてしぃはおしゃまな子でね、僕も手を焼いているんだ」 (主#゚ω゚)「知るかー!」 (´・ω・`)「クルベ」 急に、ショボンの声に凄みがでる。冷や水を浴びせられたかのように、体の芯から震えが起きる。こうやって、 対峙しているだけで気圧されて、今にも尻餅をついてしまいそうになる。 (´・ω・`)「しぃに手を出したら……、ぶち殺すぞ」 (主#゚ω゚)「僕は発情中の厨房じゃねー!」 (´・ω・`)「体は反応してたよね」 (主;^ω^)「うぐっ!」 反論できないことが悔しい。 (´・ω・`)「冗談でもなんでもなく、しぃに手を出したら、僕はきみを殺す、ぶち殺す。いいね?」 (主;^ω^)「わ、わかったお……」 30 名前: プロスキーヤー(山梨県) 投稿日: 2007/03/17(土) 19 56 29.85 ID PFwEHQpd0 有無を言わせぬ圧倒的圧力がショボンから放たれていた。父親から叱られたときのような萎縮した気持ちにな る。けれど、僕にも言いたいことがある。 (主^ω^)「僕は、僕はDATを集めるためにここに来たんだお。こんな所でのんびりまったりしてる暇なんて ないお。一刻もはやく世界を元に戻して、また、あの平和な日常に、やさしいみんなの所に帰りた いんだお」 (´・ω・`)「人を殺してでもかい?」 ひどく辛辣な言い方をされた。まだ、さっきのように威圧的に言ってくれたほうがマシだ。これじゃ、見放さ れたような気分になるじゃないか。ショボンの指が、くるくると回りだした。 (´・ω・`)「きみの存在はね、この世界にとって『害悪』なんだ。そこにいるだけで毒素を撒き散らし、空気を 腐らせ、地を破壊し、人を、殺す。そして、動けば動いただけ散布域は拡大し、被害も拡大する」 怖かった。話の内容も、ショボンの態度も、どちらも、どうしようもないくらいに、怖かった。 (主;゚ω゚)「そ、そんなこと言って、僕を怖がらせて、な、何がしたいんだお?」 (´・ω・`)「クルベ、この世界はね、きみが思っているより遥かに複雑な秩序の上に成り立っているんだ。すべ てのものがあらかじめ定まっている世界。寸分のズレさえ許されない、究極のシナリオ。そんな中 に、きみのような不純物が紛れ込んだらどうなると思う。秩序は、無秩序を許さない。多くのもの を巻き込み、ズレたポイントをまとめて消去し、後は……、言わなくてもわかるだろう?」 何かを言おうとしたが、何を言えばいいのかわからない。喉に重いものがへばりつき、息苦しさを感じる。声 が出て行かない。 (´・ω・`)「きみがこの街に訪れたとき、空気に重たいものを感じたと思う。あれが腐った空気、死んだ街に漂 う怨嗟の大気さ。きみは、どれだけの戦争を起こし、無辜の人々を殺し、街を、国を、幾つ破壊す るつもりなのかな」 31 名前: プロスキーヤー(山梨県) 投稿日: 2007/03/17(土) 19 57 59.95 ID PFwEHQpd0 僕が動く事で、僕以外の誰かが死ぬ。それは、とても怖い事だった。人殺しになんて、なりたくない。僕は、 みんなを助けたいだけなんだ。父の期待に応えたいだけなんだ。 (´・ω・`)「けれど、この世界ではその想いが刃に変じる。きみが、人を殺し、街を殺し、国を殺し、大地を殺 し、大空を殺し、世界を殺し、その果てに、血塗られた犠牲の果てにきみの世界を取り戻す覚悟が あるというのならば、僕はもう止めたりなどしない。そこまでの想いがあるというのならば、僕に は止める術などない」 僕は、僕は世界を取り戻したい。けれど、その代わりに、なんて、とても耐えられない。けど、でも、僕は、 僕は家へ帰りたい。 (´・ω・`)「DATも、きみと同じような存在だ。この世界にとっての異物、『害悪』だ。誰かが手にする前に、 早急に処分してしまわなければならない。だから、僕はDATを探す。探して、見つけたそれは、 きみに渡すと約束しよう。それまでの間、きみはここで待機していてくれればいい」 僕は、何も答えられなかった。ショボンの薬指が、ぶつかり合っていた。 家の中は案外広く、地震さえ起こらなければまともに生活できそうな気がした。いま家の中にいるのは、僕と しぃだけだ。ショボンはすぐに出かけてしまった。DATを探しにいったのだと思う。 ショボンは出かける直前、生活に必要な諸々の情報や、禁止事項などを手短に話してくれた。勝手に家に出る なというのと、できるだけしぃと一緒にいてくれ。それから怖い声で、しぃに手を出すなと言っていた。それと、 体を洗いたいときや、用を足したいときは、近くにある川で済ませろと言われた。 (´・ω・`)「川上で排便するなよ。いいか、絶対だからな、絶対だからな」 このときだけいやに迫力のある言い方だったので、思わず噴出してしまった。暗澹とした胸の内が、ほんの少 しだけ晴れたみたいだった。 34 名前: プロスキーヤー(山梨県) 投稿日: 2007/03/17(土) 19 59 30.37 ID PFwEHQpd0 タンスらしきものに収納されていたショボンと同じようなボロを着て、家の中のスペースの大半を占領してい るテーブルに腰掛けると、あとはもう、やる事がなくなってしまった。窓を見る。天井の重みに耐え切れず、元 の形がわからないくらいにひしゃげてしまった、ガラスも網戸もない、ただの穴あき窓。窓の横に、膝を折り曲 げ、体育座りの格好で壁に寄りかかっているしぃがいる。 しぃは僕が家に入ってきてから、視線を逸らすことなくずっと僕の事を見つづけている。物珍しさからの行動 ならいいが、「何、こいつ、一緒に住むの? うざー」とか思われてるかと思うと、やるせない。彼女にとって 僕は部外者なわけだし、自分の家に許可なく居候が上がりこんできたら、誰だって不快に思うだろう。 視線を合わさないようにしながら視界にしぃを入れていると、ショボンとしぃについて気になってきた。この ふたりは、こんな廃墟で何をしているんだろうか。まだ若い青年と少女が、ひっそりと人目に付かずに生きるよ うな理由があるのだろうか。 そもそも、このふたりはどういう関係なのだろう。お互い、仲がわるいわけではなさそうに見える。むしろ、 すごい良好な関係そうだ。ショボンはしきりにしぃの事を気に掛ける発言をしていたし、しぃもショボンと一緒 にいるときはべったりとくっついていた。カポーなのかな。それにしては年が離れすぎてるような気もする。い や、年齢差なんて関係ないのかもしれない。愛は障害があるほど燃え上がるって言うし、きっとそうに違いない。 もしかしたら、彼らがいた村は理解のないところで、ふたりの関係を認めなかったのかもしれない。それで、 ふたりで愛の逃避行を遂げ、その末に見つけたふたりの愛の巣がここなんだ。そうだ、そうに違いない。そうだ よな、自分の彼女で反応してたら不機嫌にもなるよな。しぃにしても、ふたりの愛の楽園に異物が紛れ込んだら なにこいつーって思うよな。これからはできるだけふたりのおじゃま虫にならないようにしよう。そう、固く決 意した。ただ、いじけていただけかもしれないが。 いつの間にか眠ってしまっていたようで、目を開けると真っ暗だった。一瞬ここはどこだと不安になったが、 ショボンの家で待機していたことに思い至った。辺りの暗さに目が順応していく。どうやら、この家の明かりは 天井のずっと上の方から差し込む天然の光だけみたいだった。雨の日はどうするのだろうか。 38 名前: プロスキーヤー(山梨県) 投稿日: 2007/03/17(土) 20 01 00.63 ID PFwEHQpd0 (´・ω・`)「おはよう」 (主;^ω^)「……お、おはようございますお」 目覚めざまに、ショボンから何か固いものと、更に固いものを手渡された。暗くてよく見えないので、近づけ て目を凝らしてみると、固いものはかさかさに乾ききったパンのようで、もっと固いものは木の外皮の欠片に見 えた。更に目を凝らすと、木の外皮に見えたものは干し肉だった。 これが夕飯なのだろうか。少ない、あまりにも少ない。なっとくいかず、その旨を伝えようとすると、 (´・ω・`)「しぃは文句言ってるかい?」 しぃを見ると、かさかさのパンに歯を突きたてて、一生懸命といった様子で食べ物と格闘している。僕の抗議 は口にする前に否決された。 パンはおいしくなかった。固いばかりで味気がなく、焼かれてから何日経ってるんだよと心の中でつっこみを 入れてしまうほどだった。干し肉は、歯が欠ける前に食べるのをあきらめた。 ショボンは普通に食べていた。頑丈な歯を持っているのだろう。 時計がないので正確な時間はわからないが、おそらく深夜になったであろうとき。昼寝をしてしまったからか、 他の要因が合わさってか、僕は寝付けずにいた。ぼんやりと空を見上げ、何を考えるでもなく、時間を無駄に浪 費する。 ふと思い立ち、立ち上がって家から出ようとした。 (´・ω・`)「どこに行くんだい」 39 名前: プロスキーヤー(山梨県) 投稿日: 2007/03/17(土) 20 02 32.23 ID PFwEHQpd0 突然ショボンに声をかけられ、肩が跳ね上がり、掌の中のDATを落しそうになる。てっきり、もう眠ってい るものだと思い込んでいた。 (主;^ω^)「か、川で汗を流しに」 (´・ω・`)「そ、あそこ、結構急流な場所があるから気をつけてね」 返事もそこそこに、逃げるように家から出ようとした僕に、再度呼び止めの声がかかる。 (´・ω・`)「僕としぃは兄妹だよ。使えない気なんて使わなくていいからね。それじゃ、おやすみ」 心の中、筒抜けだった。 川に着いた。川の周りだけ水に触れた空気が浄化されたように冷えていて、僕は、食いだめならぬ、吸いだめ を試みた。肺の壁面にこびりついていた汚い空気をすべて放出し、きれいな空気をいっぱいに満たす。ここにき て、ようやく一息つくことができた。 ボロを脱ぎ、前も隠さず全裸になる。外で全裸になる事に抵抗を覚えたが、すでに一度やっているし、子供の 頃はよくやっていた。周りには誰もいないだろうし大丈夫だろう。それに、解放感があって気持ちよかった。 足先から川に触れる。当然ながら、冷たい。しばらくちゃぷちゃぷと足先で掻き回していたが、意を決し、ジ ャンピングダイブを敢行する。体が固まり、心臓がきゅきゅーっと萎縮するのがわかった。どこか懐かしい感覚。 子供の頃の思い出が脳裏を過ぎていった。 川の流れは思っていたよりも激しい。踏ん張っていないと、足を取られて流されてしまいそうだ。川の中に体 を沈め、目を開けると、流れのせいで目が圧迫されるのを感じた。それでも、目を開けたまま、川の流れに逆ら っておもいっきり泳ぐ。全然前には進まなかったが、たのしかった。 尿意を催したので、川の中で排尿をする。大きいほうじゃないからいいだろう、きっと、たぶん。全部出し切 ったときは、妙な爽快感に包まれた。クセになりそうだった。 一通り汗を洗い流し、川から上がろうとしたが、体を拭く術がないことに気づく。でも、まあいいかと思い、 乾くまで裸で待ちつづけることにした。くしゃみがでた。 空を見ると星はなく、月だけがぽつんと浮かんでいた。月の周りにうすい靄のようなものが見える。雲が出て いるのかもしれない。空と地上の境界線に、連なった山々がある。天辺に繊毛のような木々が刺さっていて、毛 深い人が折り曲げた肘みたいだな、なんて考えていた。 (主 ゚ω゚)「お――――――ん!」 雄叫びを上げた。自分でも何やってんのかよくわからない行動だった。遠くの方から、野良犬が返事をしてく れた。もしかしたら、仲間だと思われたのかもしれないな、なんて、ぼんやりとした頭の中で思った。 ―― 了 ―― 2
https://w.atwiki.jp/imaska/pages/183.html
■ 雪歩さんが6歳になったようです■ゲーム設定 ■登場人物萩原雪歩 (冠名:ユキホ) 秋月律子 音無小鳥 (冠名:ピヨピヨ) 天海春香 (冠名:ハルカ) 水瀬伊織 (冠名:サイコー) 高木順一朗(社長) (冠名:ナムコ) 結城江奈 (冠名:スノー) 三馬鹿 三浦あずさ(91さん) 如月千早(72さん) 菊地真 星井美希 双海真美 双海亜美 高槻やよい 鳳雅将(鳳父) プロデューサー 三国武将の皆さん ■ネタなど(ややネタバレあり)きょうもかわいいゆきぽ<タグ> 年齢詐称疑惑<タグ> ダー○ースタリオン04全書 ○ービースタリオンを一生遊ぶ本 サン○フェ イオリとタライ スクールミズギ 芦○伝説 メイドカフェ 自重しないターフビジョン 金の針 ストロスの杖 キノコ 笑顔 馬名 協賛 チャイルドスモック 太陽拳 ■主な競走馬(ネタバレあり)萩原雪歩 水瀬伊織 天海春香 音無小鳥 高木順一朗(社長) その他 ■ 雪歩さんが6歳になったようです アイドルマスター×ウイニングポストのiM@S架空戦記シリーズ ハルウララから年度代表馬生産を目指す牝系構築プレイ き ょうもか わいいゆ き ぽ ! ■ゲーム設定 使用ゲーム WinningPost7 2008 モード 2009年スタート NORMAL 百合 なし 春香 普通 武将 登場しない ,。、_,。、 .く/!j´⌒ヾゝ ん'ィハハハj'〉 ゝ∩^ヮ゚ノ) 馬ゲーですよ、馬ゲー! .人`rォt、 クリア条件 所有馬が年度代表馬になること ルールその一、セリにおける馬の購入の禁止 ルールその二、庭先取引における馬の購入の禁止 ルールその三、それ以外における馬の購入の禁止 ルール補足、ここで言う”馬”とは競走馬、幼馬、繁殖牝馬、種牡馬の全てを指す き ょうもか わいいゆ き ぽ ! ■登場人物 萩原雪歩 (冠名:ユキホ) 萩原牧場代表。親父キラーのアイドル6歳。 プロデューサーの企画により、馬主生活にチャレンジする。 初登場…1話 秋月律子 萩原牧場秘書。芸能事務所の事務員で18歳のうら若き女の子。 プロデューサーに代わり、雪歩をサポートする。 競馬予想では一切私情は挟みません!目指すは勝利あるのみ!! 人には言えない秘密の趣味を6話で真美に暴露され、5年間石になっていました。 初登場…1話 【馬主】 音無小鳥 (冠名:ピヨピヨ) 雪歩が出演する番組の司会者として初登場。 社長が好きで、765牧場へ食事を作りに通っている。それなんて(ry 社長がいないときに社長の部屋を物色中。…大丈夫? 初登場…1話 天海春香 (冠名:ハルカ) 馬主クラブ天海レッドホース代表。 わた春香さんは黒くありません。普通ですよ、普通! お祭り大好き。ダービーと有馬記念には必ず顔を出している(それがたとえ裏開催でも)。 初登場…2話 水瀬伊織 (冠名:サイコー) 伊織ファーム及び馬主クラブ伊織DC代表。職業:ドリームガール。 萩原牧場の近所に住んでおり、度々ちょっかいをかけてくる。 でも色々と世話焼きでノリもいい、いいお姉さんです。 初登場…3話 高木順一朗(社長) (冠名:ナムコ) 765牧場代表。 とあるエ○ゲの主人公のような生活を送っているらしい。 初登場…4話 結城江奈 (冠名:スノー) ピュアスノーファーム代表。 芦毛大好き。雪歩のダービー予想にお世話になったことがある。 初登場…5話 三馬鹿 うまどる牧場でおなじみの馬鹿息子鳳雅輝(冠名:ホウオウ)、 オリヒメ冠でおなじみ織月恵里奈、 自称日本競馬界のプリンセス白嶺由紀で構成される馬主トリオ。 三馬鹿の名称はいおりん命名。面倒だから名前まで覚えなくていいわ(伊織)。 函館記念に揃って出走し、揃って惨敗。 初登場…7話 【調教師】 三浦あずさ(91さん) 温泉が大好きな、三浦厩舎の調教師のお姉さん。温泉でゆっくりしていってね! 馬主と違い、歳をとることを気にしている。 なんだかどこかで見覚えのあるような場所に行っちゃった。 …帰ってこられるのかな。 初登場…2話 【騎手】 如月千早(72さん) 中堅騎手。 名前がそれ自体千早いじめのドコマデモフラットの主戦騎手。 フラットは鉄板。どこまでいってもフラットだ! 初登場…7話 菊地真 ユキホコスモスの主戦騎手を任される。 なのに、話をちゃんと聞いてもらえない。がんばれまこちん。 ユキホコスモス引退後はユキホユキホユキホの主戦騎手を担当。でもやっぱり出番が少ない。 第6話でなんだかちっちゃい真っぽい人がいたけれど、別人だよ! 初登場…5話 星井美希 ユキホニホンチャの主戦騎手を任される。 ニホンチャ引退後はユキホスプリングの主戦騎手を担当。 いつも寝てばかりいる。でも大事なレースのときはきちんと起きてくるよ! 初登場…5話 【知人】 双海真美 ご近所さん。萩原牧場には牧童の勉強に来ている。 皆が留守のときは、律っちゃんの部屋に忍び込んでいろいろ物色中…大丈夫? 初登場…3話 双海亜美 伊織のご近所さん。伊織とは大の仲良し。 初登場…3話 高槻やよい 765牧場で牧童として働いている。 初登場…4話 【その他】 鳳雅将(鳳父) WP7のライバル馬主で、鳳凰ファーム代表(作中ではおそらく引退済)。 ダービーフェスティバルのコメンテーターとして登場。 初登場…1話 プロデューサー 3話以降出ません。 なんとなくワゴンの神様に似てる気がするけど、きっと気のせいだ。 6話にいたような気もするけど、これもたぶん気のせいだと思う。 初登場…1話 三国武将の皆さん 呂布(ゴキ)、陳宮、曹操、曹昂(シシュウ号)の4人が某所から7話にゲスト出演。 「セキトバ」なる血統不明の馬を持ち出してみたり、雪歩のパンツはプライスレスと言い出してみたり。 そして8話前編には荀彧も登場。 ゲームの設定に合わせて、調教師や騎手は歳をとる設定になっています。 き ょうもか わいいゆ き ぽ ! ■ネタなど(ややネタバレあり) きょうもかわいいゆきぽ<タグ> 初期のタイトルだったが2話投稿時に変更された。1話右下に名残がある。 赤字の部分が縦読みになっており、WinningPostを連想させるものになっている。 年齢詐称疑惑<タグ> 1話の日本ダービー予想など、時折雪歩が6歳とは思えない発言をする様子から。 とてもおしゃまな6歳さんです。 ダー○ースタリオン04全書 2話で登場。最初の繁殖牝馬と種付け相手の種牡馬リストが載っている。 元ネタはPS2用ソフト、ダービースタリオン04の攻略本。う、ういぽは? ○ービースタリオンを一生遊ぶ本 2話で登場。Pが雪歩に渡した企画書で、クリア条件などが載っている。 元ネタはFC用ソフト、ダビスタ関東版の攻略本……スティールハートマジ最高! サン○フェ 3話で登場。子供が好きな視聴者向けに小鳥さんが用意した写真集。 元ネタは1991年に発売された宮○りえの写真集。えっちなのはいけないと思います! イオリとタライ 春香さん曰く似てる。 スクールミズギ 視聴者と社長が釣れました。 芦○伝説 4話で登場。雪歩の勉強用に律っちゃんが渡した資料。 元ネタは1995年に発売された芦毛馬の活躍をまとめたビデオ。これって洗脳虎の巻? メイドカフェ 日本ダービーに出走してきた馬。 日本は萌え文化先進国です。同レースでは、ナ○ィアやハ○テと付いた馬もでちゃいました。 自重しないターフビジョン 野球場や競馬場でおなじみ電光掲示板。 毎度カオスな内容が放送されることに定評があります。 中には小さなお子様には見せられない内容が放送されていたり…ξ*'ワ'ξ うっうーうまうま♪ 金の針 某有名RPGで石化治療のお供としておなじみのアイテム。 じっさいに つかっても こうかはないよ! ストロスの杖 最近、某2画面ゲーム機で新しくなって発売された、某国民的RPGに出てくるアイテム。 この世界に本当にあるのかは誰も知りません。 キノコ どこかのヒゲの配管工が食べたら巨大化しそうな、赤白の毒々しい外観のキノコ。 なぜかりっちゃんの頭から生えてきた。 ※なんだかよくわからないキノコは「食べられそう」でも、食べちゃいけません! 笑顔 この世界のアイドルたちは、笑顔で怒るようです。 馬名 7話のライバル馬の名前に注目!凄い名前がついています。 協賛 第7話はゆP協賛でお送りしております。うわぁ… チャイルドスモック 陳宮から雪歩にプレゼントされたもの。価格は金1000。 この作品の雪歩さんは小学生だけど6歳なので、着ていても違和感がありません。やったね! 太陽拳 いおりんの太陽拳マジ最高! き ょうもか わいいゆ き ぽ ! ■主な競走馬(ネタバレあり) + クリックで表示します ネタバレに注意 萩原雪歩 ユキホコスモス 牝 2010年生 血統 ディープインパクト×ハルウララ (サンデーサイレンス系) 備考 初の競走馬。未勝利脱出に手間取っていました。 ユキホニホンチャ 牝 2011年生 血統 ハクタイセイ×ハルウララ (ロックフェラ系) 備考 4話で律子が配合を考えた馬。初出走は6番人気ながら・・・。 ユキホユキホユキホ 牡 2012年生 血統 アグネスデジタル×ハルウララ (ミスタープロスペクター系) 備考 萩原牧場ではじめてオープンに上がった馬。函館記念3着。 水瀬伊織 天海春香 音無小鳥 高木順一朗(社長) エースコンバット 牡 2006年生 血統 ホーリーブル×アストロンエルミタージュ (ヒムヤー系) 主な勝鞍 16戦11勝 スプリンターズS、高松宮記念、京王杯SC、阪神C 備考 海外から血統を取り入れる目的で購入した○外。種牡馬入り後も活躍し、リーディングサイアーに輝く。 その他 オプーナ 牡 2006年生 血統 へクタープロテクター×シーズグレイス (ミスタープロスペクター系) 主な勝鞍 NHKマイルC、ニュージーランドトロフィー 備考 2番人気で臨んだダービーは最下位。産駒は走らないらしいです。 スノーウェーブ 牡 2006年生 血統 ティッカネン×シェイクステップ (カロ系) 主な勝鞍 23戦3勝 日本ダービー、ジャパンカップ、天皇賞(春)(2着) 備考 雪歩の予想のおかげ(?)もあって日本ダービーを快勝。この動画では珍しいWPのスーパーホース。 メイドカフェ 牡 2010年生 血統 リンドシェーバー×ピースオブワールド (レイズアネイティヴ系) 主な勝鞍 皐月賞、朝日杯FS、京成杯2歳S、日本ダービー(3着) 備考 5戦5勝で臨んだダービーは距離の壁もあって3着に敗退。 ショートサーキット 牡 2010年生 血統 フサイチコンコルド×ランフォザドリーム (ニジンスキー系) 主な勝鞍 日本ダービー、皐月賞(3着) 備考 ユキホコスモスと新馬戦で対決。父に続きダービー制覇を果たす。 スワローソング 牡 2010年生 血統 ダンスインザダーク×テイエムオーシャン (サンデーサイレンス系) 主な勝鞍 弥生賞、日本ダービー(2着)、皐月賞(2着) 備考 ユキホコスモスと新馬戦で対決。律っちゃんのお気に入り。 ドコマデモフラット 牝 2014年生 血統 エイシンワシントン×フラワーパーク (ダマスカス系) 主な勝鞍 14戦9勝 エリザベス女王杯、金鯱賞、デイリー杯2歳S、函館記念、香港カップ(2着) 備考 坂が大の苦手な逃げ馬で、千早とのコンビにより復活。モデルはサイレンススズカ。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/pages/385.html
( A`)スレまとめ 73 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/10/31(金) 21 21 14.94 ID yr6hkM/lO ~第2話・襲来!ニダー博士の刺客!衝撃の双子レーサー!~ ドクオとブーンはなおるよ達に連れられてモナー博士の研究所に向かった。 ('(゚∀゚∩「着いたよ!」 (;'A`)「ここが…」 (;^ω^)「すごく広いお…」 ドクオたちが連れてこられた研究所は、広い敷地内にたくさんの研究設備が置かれていた。もちろんテスト走行もするのだろう、巨大なコースも目につく。 (;'A`)「さすがミニ四駆の権威、モナー博士の研究所だな…」 \(^o^)/「博士がいるのは この部屋です」 (;^ω^)「なんだか緊張するお…」 ('(゚∀゚∩「大丈夫だよ!モナー博士は気さくな人だからね!」 ( ><)「お父さんは優しいんです!」 ('(゚∀゚∩「それじゃあ入るよ!モナー博士、なおるよです!レーサー候補を連れて来ました!」 「どうぞモナ」 (;'A`)「え?ちょ…俺達がレーサー候補?」 (;^ω^)「お、ちょっと待って欲し('(゚∀゚∩「いいからいいから!入るよ!失礼します!」 77 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/10/31(金) 21 30 17.03 ID yr6hkM/lO 有無を言わさず室内に押し込まれるドクオとブーン。そこには恰幅のいい男性が優しげな笑みを浮かべて立っていた。 ( ´∀`)「ミニ四VIP研究所へようこそ。私が所長のモナーだモナ」 (;'A`)「ど、童貞ちゃうわ!じゃない!ど、ドクオです」 (;^ω^)「ぶ、ブーンですお」 ( ´∀`)「そんなに緊張しなくていいモナよw…おや、ビロードも来てたモナ?」 ( ><)「はいなんです!…今日はドクオお兄ちゃんとブーンお兄ちゃんに助けて貰ったんです!」 ( ´∀`)「…ほう。詳しく話を聞かせて欲しいモナ」 ('(゚∀゚∩「博士、実は…」 なおるよがこれまでのいきさつを博士に語った。 84 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/10/31(金) 21 39 07.88 ID yr6hkM/lO ( ´∀`)「…なるほど。ビロードを狙ってくるとは予想外だったモナ。ビロード、怖かったモナね?すまなかったモナ」 ( ><)「平気なんです」 ( ´∀`)「ドクオくん、ブーンくん、ビロードを助けてくれて本当にありがとうモナ」 モナーが深々と頭を下げる。 (;'A`)「そ、そんな!俺達なんかちっとも役に立てなくて…」 (;^ω^)「そうですお!頭を上げてくださいお!」 ( ´∀`)「…いや、ニダーのスカウトしたレーサーは精鋭揃いモナ。それに挑んでいくなんて、並大抵のレーサーにはできないモナ。なおくん、オワタくん、良いレーサーを見つけてきてくれたモナね」 \(^o^)/「えっへん」 ('(゚∀゚∩「2人はまだまだ特訓の余地があるけど、磨けばもっと良いレーサーになりますよ!」 ('A`)「あ、そのスカウト云々の話なんですけど…」 ( ^ω^)「お、ブーンも気になりますお」 86 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/10/31(金) 21 49 19.83 ID yr6hkM/lO ( ´∀`)「そうモナね。どこから話したらいいモナか…」 ('A`)「あの、今日俺達が戦った奴らは…」 ( ´∀`)「そうモナね、それから説明するモナ。ニダーが優秀なレーサーを集めていることはもう聞いたモナね?」 ( ^ω^)「はいですお。でもどうしてそんなことをするんですかお?」 ( ´∀`)「簡潔に言うと、自分の研究所に優秀なレーサーを集めてミニ四駆界を支配する為モナ」 (;'A`)(;^ω^)「「ミニ四駆界の支配!?」」 モナーは続ける。 ( ´∀`)「そうモナ。ニダーは極端な勝利至上主義で、速ければいい、勝つためには相手のマシンの破壊も厭わない男モナ。 今はまだ、そこまで極端な思想は巷には広まってないモナ。正々堂々と戦って、勝っても負けてもお互い称え合う、それを理想とするのが普通モナ」 ( ^ω^)「おっお、当然ですお」 92 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/10/31(金) 21 58 35.90 ID yr6hkM/lO ( ´∀`)「でもその風潮が少しずつ変わってきているモナ」 ('A`)「どうしてですか?」 ( ´∀`)「去年のSGJCのウインターカップにあるひとりの無名選手が出場したモナ。…実際見てもらった方がいいモナね」 そういうとモナーは一枚のDVDを機械にセットした。 ( ´∀`)「予選はとりあえずいいモナ。早送りして…このレースモナ」 ( ^ω^)「おっお、どのマシンも速そうですお!」 ('A`)「問題のレーサーはどれですか?」 ( ´∀`)「このレーサーモナ」 モナーが指差す先には覆面を被った小柄なレーサーが映っていた。 (;'A`)「なぜ覆面…」 ( ^ω^)「ずいぶんちっちゃいですお。もしかして子供ですかお?」 ( ´∀`)「…かもしれないモナ。さあ、レースが始まるモナよ」 96 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/10/31(金) 22 14 07.14 ID yr6hkM/lO (;^ω^)「……」 (;'A`)「……」 レースを見終わったドクオたちは全く言葉が出せなかった。 ( ´∀`)「…感想はどうモナ?」 (;'A`)「いや、なんていうか…」 (;^ω^)「すごすぎますお…」 正に圧巻だった。スタート直後から圧倒的な加速。鋭いコーナリング。全てが完璧だった。ほとんどのマシンはついて行くことすらできない。 そしてただ一台だけなんとか追いすがっていたマシンは衝撃波のようなもので弾き飛ばされていた。 ( ´∀`)「別に他のレーサーが遅いわけじゃないモナ。むしろ大会始まって以来のスター選手揃いだったモナ。中でも最後まで追いすがったマシンのレーサー、ショボンくんは一番の注目株だったモナ」 ( ^ω^)「おっお、孤高のレーサーショボン!ブーンも聞いたことがありますお!」 ('A`)「そんなに有名なの?」 ( ´∀`)「ショボンくんはその年のスプリングカップ、サマーカップ、オータムカップの覇者だったモナ。ウインターカップを制覇すれば、史上初のグランドスラム達成だったモナ。さらに自身の100連勝の記録もかかってたモナ」 99 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/10/31(金) 22 23 42.14 ID yr6hkM/lO (;'A`)「す、すごい!」 ( ´∀`)「だからもちろんみんなショボンくんに注目してたモナ。だけど…」 ('A`)「覆面レーサーが勝ってしまったわけですね」 ( ´∀`)「そうモナ。あの後の騒ぎはすごかったモナ。ミニ四駆界に新星現る!あのショボンが敗れた!って。そのレースの様子を見て、圧倒的な速さと何者も寄せ付けない凶暴さに魅せられた者も少なくないモナ」 ( ^ω^)「なるほどですお」 ( ´∀`)「そしてその覆面レーサーの所属がニダー博士の研究所であることが判明したモナ。それからは速さを求めてニダーの下に集うレーサーが増えてるモナ」 (;'A`)「でも、そんなレーサーばっかりになったら…」 ( ´∀`)「ミニ四駆界が殺伐としてしまうモナ。子供から大人まで楽しめるのがミニ四駆の魅力モナ。だから相手のマシンを壊すような、そんな暴力的なレースは広まってほしくないモナ」 101 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/10/31(金) 22 31 36.17 ID yr6hkM/lO だから、とモナー博士は続ける。 ( ´∀`)「私も優秀なレーサーを集めて、ニダーに対抗することにしたモナ」 ('A`)「なるほど」 ( ^ω^)「そういうことだったんですかお」 ( ´∀`)「…というわけで、ドクオくん、ブーンくん、協力してくれるモナ?」 (;'A`)「で、でも、俺は優秀なレーサーなんかじゃ…」 (;^ω^)「ぶ、ブーンもですお」 ( ´∀`)「そんなことないモナ。2人はマシンを壊されそうなビロードの為に飛び出してくれたモナ。君たちにはそういう心意気を全国のレーサーに伝えて欲しいモナ」 (*'A`)「な、なんだか照れるな」 (*^ω^)「だおだお」 ( ´∀`)「それでは改めて、ドクオくん、ブーンくん、協力してくれるモナ?」 ドクオとブーンは少し視線を交わしたあと、 ('A`)( ^ω^)「「はい!」」 力強く頷いた。 104 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/10/31(金) 22 43 38.88 ID yr6hkM/lO ( ´∀`)「ありがとうモナ。これからよろしくモナ!」 モナーは2人と堅く握手を交わした。 ('(゚∀゚∩「モナー博士、壊された2人のマシンを見てあげて欲しいんだよ!」 (;'A`)「あ、そうだった!お願いします、俺のエンペラーが…」 (;^ω^)「ブーンのホライゾンもお願いしますお」 ( ´∀`)「どれどれ…ふ~む、ブーンくんのホライゾンは補修でなんとかなりそうだけど、ドクオくんのエンペラーはこれだけ損傷が激しいと…」 (;'A`)「な、直らないんですか?」 ( ´∀`)「直らなくはないけど、ほとんど違う形になっちゃうモナね」 ('A`)「そ、そうですか…」 ( ´∀`)「…このマシン、すごく大事にしてたモナね?」 ('A`)「はい…」 ( ´∀`)「任せるモナ!新しく生まれ変わらせて、またドクオくんと一緒に走らせてあげるモナ」 ('A`)「はい!お願いします!」 106 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/10/31(金) 22 53 02.00 ID yr6hkM/lO ( ´∀`)「じゃあ一度GPチップを外すモナね…!?」 2人のマシンのGPチップを見て驚くモナー。 (;´∀`)「き、君たち、このGPチップはどこで手に入れたモナ?」 ('A`)「え、これは模型屋の店長がくれたんです」 (;´∀`)「そ、その店長ってどんな人モナ?」 ( ^ω^)「荒巻のじっちゃんのことですかお?」 (;´∀`)「荒巻っ…!」 ハッとした表情をするモナー。 ('A`)「どうしたんですか?」 ( ´∀`)「…いや、なんでもないモナ」 ( ^ω^)('A`)? 顔を見合わせるドクオとブーン。 ( ´∀`)(そうですか、荒巻先生…この2人に先生の研究の結晶を託したモナね) それをよそにモナーはどこか嬉しそうに頷いていた。 110 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/10/31(金) 23 04 48.46 ID yr6hkM/lO そこへ室内の電話がなって、モナーが出る。 ( ´∀`)「…うん…うん…わかったモナ」 ('(゚∀゚∩「博士、一体なんの電話だったんですか?」 ( ´∀`)「う~ん…ニダー研究所のレーサーがレースを申し込んできたらしいモナ。堂々と正門から入って来たらしいモナ」 (;'A`)「な、なんですって!?」 (;^ω^)「大胆不敵ですお」 ('(゚∀゚∩「敵の本拠地にやってくるなんてよっぽど腕に自信があるのか…」 \(^o^)/「無鉄砲なのか」 ( ´∀`)「どうするモナか…相手は2人らしいモナ」 ('(゚∀゚∩「博士、僕がいきますよ!」 \(^o^)/「僕も いきます」 ( ´∀`)「任せていいモナか?…それじゃあドクオくんとブーンくんも連れて行って見学させてあげるモナ」 ('(゚∀゚∩「わかりましたよ!」 115 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/10/31(金) 23 24 15.41 ID yr6hkM/lO 4人は所内のレース場に向かった。 ( ^ω^)「それにしても博士はずいぶんあっさりとレースを許したおね」 ('A`)「それだけなおさんとオワタさんを信頼してるんだろう」 ('(゚∀゚∩「着いたよ!」 巨大なコースの前に到着した。すると物陰から… ( ´_ゝ`)「遅いぞ!」 (´ _` )「まったく、客人を待たせるとは…」 そっくりな顔をした2人の男が現れた。 (;'A`)「ふ、双子?」 ( ´_ゝ`)「いかにも」 (´ _` )「我ら流石兄弟」 ( ´_ゝ`)「兄者!」 (´ _` )「弟者!」 ( ´_ゝ`)「「2人で1人、一心同体!」」(´ _` ) (;^ω^)「息ピッタリだお!」 118 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/10/31(金) 23 32 41.26 ID yr6hkM/lO (´ _` )「さて、そちらは誰が相手をしてくれるのかな?」 \(^o^)/「オワタと」 ('(゚∀゚∩「なおるよだよ!」 ( ´_ゝ`)「ほう、楽しみだな。ところでコースはそちらの本拠地なんだ、ルールくらいこちらで決めさせてもらえないか?」 \(^o^)/「一理あります」 ('(゚∀゚∩「構わないよ!」 (;'A`)「ちょ、いいんですか?」 (;^ω^)「そうですお!どんなルールを出してくるかわからないのに!」 ('(゚∀゚∩「大丈夫だよ!」 \(^o^)/「負けません」 2人は自信満々だ。 121 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/10/31(金) 23 42 06.26 ID yr6hkM/lO ( ´_ゝ`)「それじゃあ…」 (´ _` )「2人のうちどちらか1人でも先にゴールした方を勝ちとする」 ( ´_ゝ`)「ただし!」 (´ _` )「どちらか一方でもリタイアしたらそのチームの負け」 (;'A`)「なおさん、これって…」 (;^ω^)「事実上のバトルレースなんじゃ…」 どちらか一方でもリタイアしたら負け。つまり相手のどちらでもクラッシュさせればその時点で勝ちがほぼ確定するのだ。 ('(゚∀゚∩「大丈夫だよ!」 \(^o^)/「負けません」 やはり自信満々だ。 ( ^ω^)「おっお、よっぽどお互いを信頼してるんですお」 ('(゚∀゚∩「僕がトップでゴールするから、オワタくんはゆっくりクラッシュさせられないように気をつけてゴールするといいよ!」 \(^o^)/「いやいや なおさんの古いマシンじゃ 無理です」 (;'A`)「え?」 124 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/10/31(金) 23 50 52.91 ID yr6hkM/lO ('(゚∀゚#∩「古いマシンだからって遅くはないよ!君の痛々しいマシンよりかは速いよ!」 \(#^o^)/「僕のかわいらしいマシンをつかまえて 痛々しいとは なんですか」 2人は流石兄弟をほったらかして喧嘩を始めてしまった。 (;^ω^)「この2人もしかして…」 (;'A`)「仲悪いの?」 不安に顔を曇らせるドクオとブーン。 ( ´_ゝ`)「あの~、そろそろいいかな?」 (´ _` )「レースを始めよう」 ('(゚∀゚∩「そうだったよ!オワタくんなんかと喧嘩してる場合じゃなかったよ!」 \(^o^)/「まったくです」 4人がマシンの準備を始める。 ('A`)「そういえばなおさんとオワタさんのマシンはどんなマシンなんですか?」 ( ^ω^)「おっお、そういえば助けてもらったときは良く見れなかったお」 126 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 00 00 35.99 ID W3eDTRKwO ('(゚∀゚∩「僕のマシンはこれだよ!」 ('A`)「これは…」 なおるよのマシンはタイプ1シャーシのサンダーショットだった。 ('(゚∀゚∩「古いシャーシだからってそこらのマシンには負けないよ!」 いくらGPチップによって多少補正がかかるとはいえ、マシンのスピードはシャーシの出来に依存するのだ。 一番古いタイプ1シャーシでこの自信、きっとそれを裏付ける実績もあるのだろう。そしてドクオたちはその速さを一瞬ではあるが目の当たりにしている。 ( ^ω^)「オワタさんのマシンも見せて欲しいですお」 \(^o^)/「いいですとも」 (;'A`)「これはまた…」 オワタのマシンはボディにアニメの女の子のキャラクターが印刷されたTRFワークスだった。 \(^o^)/「かわいいでしょう この娘は魔法少女へりかる☆クラウンのピンク・クラウンちゃんで…」 (;'A`)「はぁ」 オワタが長々と語り出す。 128 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 00 06 14.70 ID W3eDTRKwO ('(゚∀゚#∩「オワタくん、レース始まるよ!まったく、その話が始まると長いんだから…」 なおるよがオワタをスタート地点まで引きずっていった。 ('A`)「流石兄弟のマシンはなんなんだろう?」 流石兄弟のマシンを観察するドクオとブーン。 ( ^ω^)「お、あれは…」 ('A`)「ベルクカイザーか」 しかしよく見てみると弟者の持つベルクカイザーは普通のものと少し違う。 131 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 00 15 52.56 ID W3eDTRKwO (;'A`)「あれは…L型!」 ベルクカイザーはアニメレッツ&ゴーではコクピットが右にあるR型とL型が存在したが、実際市販されたのはR型だけだった。しかし弟者が手にしているマシンはL型なのだ。 (;'A`)(…ということはあのアニメの必殺技が…) ドクオの胸を嫌な予感がよぎった。 スターター「それではスタート位置についてください」 スターターの指示に従い4人がスタート位置につく。 スターター「レディ…ゴー!」 合図と共にマシンが飛び出した。 ('(゚∀゚∩「慎重にいくよ」 最初は4台とも大差ないようだ。 140 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 00 37 12.39 ID W3eDTRKwO \(^o^)/「少しスピードを上げましょう」 ('(゚∀゚∩「そうだね」 オワタとなおるよはマシンのスピードを上げる。しかし流石兄弟は後方のままだ。そう、2人のマシンの後ろをとるように…。 ( ´_ゝ`)「そろそろ行くか…なあ、弟者」 (´ _` )「ああ、そうしよう、兄者」 2人のマシンがコクピットを内側にして寄りそう。そして2人のマシンのGPチップと、2人の腕輪が輝き出す…!! (;'A`)「マズい!2人とも気をつけて!」 ツヴァイフリューゲル ( ´_ゝ`)「「2つの翼っ!!」」(´ _` ) 2台のマシンが凄まじい加速を見せる!!そして加速と同時にマシンの両側に風の翼が広がるっ!! ('(゚∀゚;∩「ああっ!!」 \(;^o^)/「ピンクちゃん!」 抜き去られる瞬間に2人のマシンがコースの壁際まで吹き飛ばされる! (;^ω^)「2台ともなんとか持ちこたえたお」 (;'A`)「アニメではツヴァイフリューゲルはただ加速するだけの技だったけど…恐るべし、流石兄弟!」 144 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 00 50 26.56 ID W3eDTRKwO ('(゚∀゚#∩「オワタくん!どうして気づかなかったんだい!」 \(^o^#)/「なおさんこそ」 (;^ω^)「喧嘩なんかしてたら負けちゃいますお!」 \(^o^#)/「とりあえず 抜き返します」 (;'A`)「オワタさん、一台でもリタイアしたら負けなんだからもっと慎重に…」 ( ´_ゝ`)「来たぞ、弟者」 (´ _` )「アレだな、兄者」 2台のベルクカイザーが位置を変える。 (;'A`)「あれは…オワタさん、よけて!」 ツヴァイラケーテ ( ´_ゝ`)「「2つのロケットっ!!」」(´ _` ) 流石兄弟のマシンは加速し、後方のオワタのマシンを突風が襲うっ!! 146 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 00 57 06.79 ID W3eDTRKwO 今度もなんとかギリギリのところで踏みとどまった。 ('(゚∀゚#∩「オワタくん、気をつけるよ!」 ( ´_ゝ`)「ふふふ、近寄らばツヴァイラケーテの餌食」 (´ _` )「たとえ追い抜いてもツヴァイフリューゲルでサヨナラさ」 ( ´_ゝ`)「「見たか、流石兄弟のコンビネーション!」」(´ _` ) (;'A`)「こ、これはマズいぞ!」 (;^ω^)「さすが双子、抜群のコンビネーションだお。それに比べて…」 ブーンがちらりとなおるよとオワタの方を見る。 ('(゚∀゚#∩「だからそうじゃなくて…」 \(^o^#)/「だけど それじゃあ…」 (;'A`)(まだ喧嘩してるよ…) 148 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 01 12 44.52 ID W3eDTRKwO ( ´_ゝ`)「なあ弟者、せっかくだから勝利を確実にしておこうか」 (´ _` )「そうだな、兄者」 (;^ω^)「なにをする気だお…」 流石兄弟のマシンがコーナーにさしかかる。 ( ´_ゝ`)「今だっ!」 (´ _` )「承知!」 ツヴァラケーテ ( ´_ゝ`)「「2つの翼っ!!」」(´ _` ) ベルクカイザーはコーナーを曲がりきる瞬間にツヴァイラケーテを放った!コースの壁に反射した複数の方向からの風がオワタのマシンを襲う! /(^o^)\「ナンテコッタイ」 誰もがもうダメだと思った次の瞬間! ('(゚∀゚∩「オワタくんっ!」 なおるよのサンダーショットのGPチップが輝く! ('(゚∀゚∩「サンダードリフト走法っ!」 149 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 01 21 11.00 ID W3eDTRKwO ( ´_ゝ`)(´ _` )「「なんだと!?」」 そのまま暴風域に飛び込み、わずかに残った無風地帯へオワタのマシンを押し込む! ('(゚∀゚∩「ふう…危なかったよ…」 \(^o^)/「なおさん…ありがとうございます」 ('(゚∀゚*∩「お、オワタくんがクラッシュしたら僕も負けちゃうからだよ!そんなことより勝つ方法を考えるよ!」 \(^o^)/「はい!」 そうなのだ、命びろいしたとはいえ、不利な状況は変わらない。 \(^o^)/「なおさん いいことを思いつきました」 ('(゚∀゚∩「なんだい、オワタくん!」 \(^o^)/「壁の両脇から追い抜くんです」 ('(゚∀゚∩「そんなことしたってツヴァイフリューゲルでやられちゃうよ!」 \(^o^)/「ツヴァイフリューゲルを うたせるんです」 ('(゚∀゚∩「どういうことだい?」 \(^o^)/「耳を貸してください」 154 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 01 35 51.48 ID W3eDTRKwO \(^o^)('(゚∀゚∩ウンウン (´ _` )「無駄なことを…」 ( ´_ゝ`)「最後の直線だ!」 \(^o^)/「これが 最後のチャンスです」 ('(゚∀゚∩「いくよ、オワタくん!」 \(^o^)/「はい!」 \(^o^)/「いっけー ピンクちゃんスペシャル」 ( ´_ゝ`)「やけになったか」 (´ _` )「手加減はせん」 ツヴァイフリューゲル ( ´_ゝ`)「「2つの翼っ!!」」(´ _` ) \(^o^)/「耐えるんです ピンクちゃんスペシャル」 オワタのマシンがピンク色に輝く! マジカルチアリング \(^o^)/「魔法少女の応援っ!」 (;'A`)「え?な、なにあれ?立体映像?」 (;^ω^)「ボディにペイントされた女の子が浮かび上がってマシンを応援してるお!」 156 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 01 49 22.44 ID W3eDTRKwO ~*(‘‘)*ガンバレガンバレ オ・ワ・タ!ガンバレガンバレ ワークスチャン! [#eee991a0] (´ _`;)「な、なんだあれは!?」 (*´_ゝ`)「え~、弟者知らないの?魔法少女へりかる☆クラウンのピンク・クラウンちゃんだよ?本当はお姫様なんだけど、普段はヘリカル沢近として人間界で暮らしてて…」 (´ _`#)「そんなことはどうでもいい!あのマシン、ツヴァイフリューゲルを耐えきったぞ!」 ( ´_ゝ`)「大丈夫だって、あそこまで後退したらさすがに届かないって…」 ('(゚∀゚∩「隙ありだよ!」 (´ _` )「クッ…だが弱まったとはいえまだ風は吹いている。この風の中、我々のマシンを追い抜いてゴールすることは不可能!」 ('(゚∀゚∩「それはどうかな?いっけー、サンダーショット!」 なおるよのマシンが壁を吸いつくようして走る! (´ _`;)「バカな!壁走りだと!?」 158 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 02 02 06.97 ID W3eDTRKwO (´ _`#)「兄者、もう一度ツヴァイフリューゲルだ!」 (*´_ゝ`)「ピンクちゃん…ハアハア」 (´ _`#)「兄者のクソッたれーっ!」 スターター「ゴール!」 ('(゚∀゚∩「やった、勝ったよ!」 なおるよがトップでゴールし、オワタも無事完走した。2人の勝利だ。 (´ _`;)「俺たちのコンビネーションが破れるなんて…」 (*´_ゝ`)「ねえねえ、そのマシンもっと良く見せてくれる?」 \(^o^)/「いいですよ」 (*´_ゝ`)「おお、よく描けてるなぁ」 \(^o^)/「自信作ですから」 (´ _`#)「…って兄者!なにやってるんだ!帰るぞ!」 ( ´_ゝ`)「え?もう帰るの?この研究所広いしもう少し見学してこうよ」 (´ _`#)「なにしに来たんだ!いいから帰るぞ!」 兄者は弟者に引きずられて帰っていった。にこやかに手を振って、また来るよ~なんて言いながら…。 159 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 02 08 27.84 ID W3eDTRKwO ( ^ω^)「それにしても2人とも見事なコンビネーションでしたお!」 ('(゚∀゚∩「そうでしょう!僕の華麗な壁走りのおかげだね!」 \(^o^#)/「ツヴァイフリューゲルを耐えきった僕のマシンのおかげです」 ('(゚∀゚#∩「僕が君のマシンを助けたこと忘れたのかい?」 \(^o^#)/「作戦を立てたのは僕です」 またしてもなおるよとオワタは喧嘩を始めた。 (;'A`)「また始まった」 (;^ω^)「き、きっと喧嘩するほど仲が良いんだお」 (;'A`)「そ、そうだよね」 なおるよとオワタ、2人の友情が勝ち取った勝利。だが、彼らの戦いはまだまだ続く。
https://w.atwiki.jp/textlib/pages/279.html
やる夫がソ連邦の英雄になるようです http //mimizun.com/log/2ch/news4vip/yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1255309945/ 49 名前: ◆V2ypPq9SqY [ていせい] 投稿日:2009/10/12(月) 13 05 18.72 ID DCkVzQRI0|堕| _ |世| '´ ヽ |門| ri_,.1リノ)))〉 |天| 〈「(l!゚ ヮ゚ノ|  ̄ ノ∪)水!つ (((/===ソ `/ )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ゴルリッツ突破戦はロシア軍の完敗に終わりました独墺軍は急進し、6月22日にはレンベルグを奪還。7月22日ニコライ大公はポーランドからの全面撤退を命令し、8月5日ワルシャワが陥落。ロシア軍は9万人が死傷し、24万人が捕虜となりました。この撤退戦のさなかに後のソ連軍を担う二人の重要な人物がいました一人はトハチェフスキー、もう一人はジューコフですトハチェフスキーはその活躍を認められ参戦から6ヶ月の間に勲章を6個獲得ジューコフもまた撤退戦でその活躍を認められ聖ゲオルギー十字勲章を2回受けることになります同年同月 イタリアが連合国、つまりロシア側で参戦しかし国家意識が未成熟だった当時のイタリアの兵は、同盟国軍の脅威にはなることはなく「少数のドイツ兵は多数のロシア兵に勝ち、 ロシア兵は数が同じならば、オーストリア兵には負けない。 オーストリア兵は数倍のイタリア兵を打ち破る。」とまで言われる羽目になります。50 名前: ◆V2ypPq9SqY [ていせい] 投稿日:2009/10/12(月) 13 09 33.90 ID DCkVzQRI01916年4月 ____ /_ノ ヽ\ / ( ●) (●)、 / ⌒(__人__)⌒\ そういえば今度南方軍の方でブルシコフとかいう奴が | |r┬-| | 指揮官になったらしいお \ `ー'´ /⊂⌒ヽ 〉 <´/⌒つでもまあ、こう塹壕戦になってしまうともう容易に攻撃なんて仕掛けられないお \ ヽ / ヽ / なら誰が指揮官でも同じだお \_,,ノ |、_ノ51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/12(月) 13 13 42.51 ID +6ufLWHA0この語り口、まさか……52 名前: ◆V2ypPq9SqY [ていせい] 投稿日:2009/10/12(月) 13 20 42.23 ID DCkVzQRI0 、___、____ ,.. ´ `く ` .< 、___彡. ミv'^ヽヽヽ \ 7. 〃{ 、 ゝ /; / / i ヽl\ ヽ イ /i イ `ト--ヽ‐\ ハ ∧ハィヘ{ { アも`, ヽ{ く`Y | ヽアも}  ̄ ) / ∧| と、兵のほうで評判になってるそうですがどう思います? rvヘ ハ フ __.ィノ/ 12師団長殿は? |_j ハ 人 `__ -‐ァ ノ Ⅵ / } ! _ \`マ フ / V. 〈 〈 ,i / ! \こ´_.イ >へ、 i ノ{レ' j ,.へー<ノ . < _ >=ミ、 | ( 爪Y^) \ . < (⌒Y´ /. \ | / {⌒) ()´ ____彡' /. . ハ , /\` ーァ j ( /. i. / / \ /. i .ィ/ /. ` ー‐‐‐‐一 . i ∠ / ,'. i {レ ' ,'. i アレクセイ・ブルシーロフ南西戦線総司令官 54 名前: ◆V2ypPq9SqY [ていせい] 投稿日:2009/10/12(月) 13 27 53.71 ID DCkVzQRI0 / ,イ^ヽ _米ソ_ _ \ \ 〈 /´. ,. . . .. /! ! . . .\jkヽ \ `y' . . / ,. / lノ 、 ヽ ヽ. t、__j / . . / /. / / ト、 `, ! | ! ト、 / 敗戦のおかげで発生した役職の大安売りで |. /. . /、/. . ,イ //ハ ヽ ;; ヽ| !/ . イ すでに第2騎兵軍団長になってるですぅ l/トト,! 仁ニヽ'´ , -‐< ! |{ . .| 〉V i |ヾトッソ ´トッツ7 / / ! . . | それをさておき、評判なんて結果を出せば覆せるですぅ /,.ィ´ ト、' ' ' 、 ' ' ' / , イ / . .| 日露戦争からこちら、われわれがただ寝ぼけていたのでは ,イ | |/ 、 _ 0_, .イ´7 /  ̄`ヽ ないことをオーストリアの芸術家気取りどもに教えてやるですぅ _ノ j j! \ フ/ ! | .\ ,r‐'´/ { 米| ,ィ介 | 米| ゝ、_ ./ ./ .i | //小 ! | \ `ヽ 〈 . ー‐- 、 i | // }。j 〉 ! |. 、 ヽ | \ ``ヽ| 米| // f。,リ」 /,米| . 〈ト、 i .| ,ゝュ_ j ト、 }。j / |こ〈 .\ ,イ/ . / 厂`ヾji| |7こf乙f。|乙j{ |乃 ! . . 〉-r‐rュ_ ノ /\ / / `! 米|二乃Y7;;;;;;乃〉 米厂 .`i. 厂``爪ト、 / .| カール・グスタフ・エミール・マンネルヘイム 55 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 13 38 19.91 ID DCkVzQRI0 rvヘ ハ フ __.ィノ/ |_j ハ 人 `__ -‐ァ ノ Ⅵ 機関銃、火砲の発展、塹壕陣地、障害と火力の連携 / } ! _ \`マ フ / V. 〈 〈 ,i / ! \こ´_.イ >へ、 i ノ{レ' j ,.へー<ノ . < _ >=ミ、 おかげで戦争はめんどくさい物になってしまった | ( 爪Y^) \ . < (⌒Y´ /. \ | / {⌒) ()´ ____彡' /. . ハ , /\` ーァ j ( /. i そしてその一つ一つを解決しようとすると別の場所で. / / \ /. i 矛盾が発生する。 .ィ/ /. ` ー‐‐‐‐一 . i ∠ / ,'. i {レ ' ,'. i __,´ -─‐- 、_ , -‐一'´- ====‐- 、 \_ / , イ, -‐ ─── - 、_ \_ \ 敵を奇襲するために火砲や兵力を移動させれば / //. . . . . , . '´. . . . . . . . . . . .ゝ-、ヽ \ それらの移動や備蓄自体が敵に攻勢が近いことを教えるですぅ / , . イ. /. | ヽ\ \ / . /. /. /. `ト、 l そのうえ長時間の準備砲撃そのものが敵にいつ攻撃が始まるのかを \/ . /. /. / /. i | | _」 教えてしまうですぅ /. /. /. / // ,イ. | l l/'´ \ |. /. , へ /. ;ィイ /ハ. | | i| l しかし奇襲そのものはそう難しくないですぅ |/i | \ / /'´/ /、_,, -ー‐- | | || ,r ‐一'´ 少数の兵力でやれば 事前にばれる可能性はきわめて低くなるですぅ ト、 l''ー==ーュ、, / / ,ィ仁ニヽヾ | ! !| |/ ⌒i〉 ,rr= 、 ト ヽ l ヽ いシ7 ´ ヽいソ7 / j /l /j . . . .i〉7´ ) | f ト、 ゝ, , , , , , , / // ! ! 「/ / |. { i - ', ヽ /"´ 」ヽ/ | 「/ /57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 13 39 45.32 ID nzSnkRFf0翠元帥ktkr60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/12(月) 13 47 55.84 ID g1m2NsjG0 ,. -=;;1―;;1―,;=; 、.= ゙ミミ ★ ゙ミ. 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人ミ; ===\ /==. ;゙ミ.< すごい絶望感を感じる。今までにない何か寒い絶望感を。 > | (゚)=(゚) | < 機関銃・・・なんだろう向いている後方から、ドイツ軍にでなく、俺たちのほうに。> | ●_● | < 中途半端はやめよう、とにかくベルリンまで行ってやろうじゃん。 > / ヽ < 俺たちには沢山の同志がいる。決して一人じゃない。 > | 〃 ------ ヾ | < 信じよう。そしてともに戦.おう。 > \__二__ノ < 督戦隊に撃たれたくなかったら、絶対に一歩も後退するなよ。 > YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY61 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 13 48 10.01 ID DCkVzQRI0 i ゝヽ `ニミ j州州ハ ', ,こニ二ヽ '⌒Y∧ i }ilililililililリ ,xゝ}ノi{ V{ こ..フ/ .ィ^爪{/ ヽ二 ´ . ,,,,,,|,、 | / ̄ ̄ ̄ ̄i j/ / ヽ ̄ ̄| そう、鉄条網さえつぶしていれば少数の歩兵が敵陣地に突破口を / / ヽ | 開くことは難しくない。 / / / ', l j / // ', ヽ だけれど、突破口を維持することができない 厂 /// ', ∧ ,′ ///{ / V/∧ 砲兵は歩兵に比べ遅いから突破口を作った部隊を支援することも難しい ,′ V// i{ / }//∧ , V i{ / j///∧ そして突破口を形成した部隊は滅多打ちにあうことになる iii i V// ! }//∧ iiii ii ∨ 〈 7//} iiiii ii ,′ , /////, }、 //,′ iiiii iii { ______ } \//{ |iiii ii iii <フ `ヽ >ミ//{ |iiii ii ヾ / ////刈{ \ ヾ / ///// ̄ 予備 予備 ☆ ☆☆ ☆ ☆ ★★★ ☆ ☆ ★★★ ☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ★★★ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ 独墺 ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ロシア62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 13 50 27.56 ID BsieKKPC0面白そうだし支援しとく63 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 13 57 29.58 ID DCkVzQRI0 / 〃 / / l l \ / jj / / ノ | li ヽ そして予備兵力の投入でも / -- 、 {{ ※/ ,' / / /j川 戦いながら前進する攻撃側と安全な内側を < ̄ ̄/\ {{ ′  ̄7 < / / 〃ハ | 前進してくる防御側には絶対に速度でかなわないですぅ ` / \ {{ | 斗=≠へ/ / /∧l ! つまり、何もかもの面で攻撃側が不利。 / / {{ ※| ヾ了 卞ミヾメ,. // 」l_ ; ./ ! {{ ヘ | しクj / ィ≦ハ ′ 前年のドイツ軍の突破戦の成功時、ドイツ軍はそれらを物量でカバーしたですぅ 〈 | {{ ト ヾーく fネ〉 / / 「 ̄ ̄ ̄ ̄ ‐- _ {{ ※ }}ヽ { ヽ'/'/ / できるだけ秘密裡に砲と弾薬を大量に運び込み、 ト ____ ‐< }} \ \ _ ' イ jノ 敵の集中しまた逃げられない場所を選び、 | ..... ` 、 ` \ /}/ イ ノ 敵が崩壊するまでまで砲と歩兵で交互に延々とたたき続ける消耗戦術 ヘ ..... \ ー' / 〃 ', ......\_, <,, 彳 先に耐え切れなくなった我が第3軍が崩壊 ', `</ / おかげで私の部隊も130km後退することを余儀なくされたですぅ 〉 `Y .〈 _ -‐¬冖  ̄ ̄ ̄\ しかし我々がそれを再現することはできない68 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 14 04 04.15 ID DCkVzQRI0 / ,イ^ヽ _米ソ_ _ \ \ 〈 /´. ,. . . .. /! ! . . .\jkヽ \ `y' . . / ,. / lノ 、 ヽ ヽ. t、__j / . . / /. / / ト、 `, ! | ! ト、 / ・ひとつ 準備砲撃するほど銃弾、砲弾がない |. /. . /、/. . ,イ //ハ ヽ ;; ヽ| !/ . イ l/トト,! 仁ニヽ'´ , -‐< ! |{ . .| まあこいつは日本軍から支援を受けて38式小銃が山ほど出回ったから 〉V i |ヾトッソ ´トッツ7 / / ! . . | 個人火器は何とかなるですが、砲は話にならないですぅ /,.ィ´ ト、' ' ' 、 ' ' ' / , イ / . .| ,イ | |/ 、 _ 0_, .イ´7 /  ̄`ヽ ・ふたつ ドイツ軍の塹壕は複線どころか要所でコンクリート化されているため _ノ j j! \ フ/ ! | .\ 多少の砲撃じゃビクともしない ,r‐'´/ { 米| ,ィ介 | 米| ゝ、_ ./ ./ .i | //小 ! | \ `ヽ・どちらにしろ 今までのやり方じゃ時間がかかって奇襲にならない 〈 . ー‐- 、 i | // }。j 〉 ! |. 、 ヽ | \ ``ヽ| 米| // f。,リ」 /,米| . 〈ト、 i .| ,ゝュ_ j ト、 }。j / |こ〈 .\ ,イ/ で、これをどう解決するつもりですか司令官殿は . / 厂`ヾji| |7こf乙f。|乙j{ |乃 ! . . 〉-r‐rュ_ ノ /\ / / `! 米|二乃Y7;;;;;;乃〉 米厂 .`i. 厂``爪ト、 / .|73 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 14 13 44.36 ID DCkVzQRI0 、___、____ ,.. ´ `く ` .< 、___彡. ミv'^ヽヽヽ \ 7. 〃{ 、 ゝ 普通にやったら勝てない相手には普通にやらなければ /; / / i ヽl\ ヽ 良いんじゃないかなぁ?君もわかってると思うけどさ イ /i イ `ト--ヽ‐\ ハ ∧ハィヘ{ { アも`, ヽ{ く`Y | ・まず奇襲性だけど、 ヽアも}  ̄ ) / ∧| 今まで見たいな長い準備砲撃はしない。必要な場所に必要なだけにする rvヘ ハ フ __.ィノ/ ・そして次に戦場を広く取る |_j ハ 人 `__ -‐ァ ノ Ⅵ 幅は30km以上だ。 今までは戦力集中の原則からきわめて狭い範囲で / } ! _ \`マ フ / V 作戦行動を行っていた。 これじゃ敵も集中するから、集中の利点が失われる. 〈 〈 ,i / ! \こ´_.イ >へ、 ・そして攻撃地点を増やす。 i ノ{レ' j ,.へー<ノ . < _ >=ミ 、 敵は前線が突破されれば必ず予備を投入して穴を防ごうとする | ( 爪Y^) \ . < (⌒Y´ /. \ だが、こちらの攻撃箇所が大量にあれば敵はどれが我々の本命かわからなくなる | / {⌒) ()´ ____彡' /. . ハ , /\` ーァ j ( /. i ・そしてできるだけ敵の前線に前進陣地を近寄らせる. / / \ /. i 穴を掘って呼びも隠せるようにしておくと完璧だな .ィ/ /. ` ー‐‐‐‐一 . i ∠ / ,'. i74 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 14 14 28.92 ID DCkVzQRI0呼び→予備です76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 14 16 44.29 ID 2z3C+yMJ0マンネルハイムが雪中と同じ配役ってことは同志スターリンもやっぱり同じ配役かな?支援78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/12(月) 14 21 03.60 ID pegclWbc0成長したなあエウメネス(精神的に)79 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 14 25 01.03 ID DCkVzQRI0 ,. -‐' 二二二二ニ、‐- 、 / _r‐┘ ※ ※ `^ヽ\ /r‐'´ ※ _r- ‐ヘf^^¬‐-、※\`ヽ、 / /※ _r‐┘ . . . lト、 . .、 . .  ̄ヽ} /. / l 「 _r┘ / . . l | .||l ト、 . \ . . . . V| まあ、問題はこの構成に賛成する人間が極めて少ないですぅ / ∨ . . . l . |;ノ / .l |T 弋ー ヘ . . . | | クロパトキンをはじめとするあなたの同僚たちはもちろん. く | . . . .」 イ //l /// _ `ー┤ . . ハ あなたの部下も4人の内3人は反対で、私の直属の上司も反対に回っているですぅ `゙┬| . . .´ | // ‐ / ' 、二ニ } . . / . l | .ヽ. . . .V -‐'′ , 〃__/ /l . . | そもそもアレクセイエフ参謀総長からしてこの攻勢には反対ですが. l . . .「ヽ、_ \" r-―‐1 `ーイ※| . . l どうやって解決するつもりですぅ? ト、\ } 、レヘ ̄ ! | ,.ィ′ / . . .| |_込_\小 |> 、 ヽ、_ノ ,.イ .{ } . . . .l /´ ー--ミ、 | . /l `フ ‐'´L_| ( 、レ| . . . . |. | 二ニ、∧ヽ レ‐'´ rミニへ `7 小Ln . . | rーl ,. ‐ァ'′|\\/ ,.イ^ヽ \! | | ト、 . | ト厶 } / . . . . li \ヽ//| }{ ト、 }、レ | |{ . l . | rへ、`ーグ . . . . . |i、レ i}// /l }{ | |ヽ{ 小 | | ) ト、 | | `¨´ヽ . . . . . {i小 i}イ /|}{ | | | }| ) . . .| l80 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 14 27 40.96 ID DCkVzQRI0 、___、____ ,.. ´ `く ` .< 、___彡. ミv'^ヽヽヽ \ 7. 〃{ 、 ゝ /; / / i ヽl\ ヽ ま、なんとかなるんじゃない? イ /i イ `ト--ヽ‐\ ハ ∧ハィヘ{ { アも`, ヽ{ く`Y | 僕はイタリアの勇猛なる同志たちが何とかしてくれると思うよ ヽアも}  ̄ ) / ∧| rvヘ ハ フ __.ィノ/ ま、時間の問題でね |_j ハ 人 `__ -‐ァ ノ Ⅵ / } ! _ \`マ フ / V. 〈 〈 ,i / ! \こ´_.イ >へ、 i ノ{レ' j ,.へー<ノ . < _ >=ミ、 | ( 爪Y^) \ . < (⌒Y´ /. \ ___|| / || ふふふ、 黒い黒いですねボス く ||.. | ∧ || そこに惚れそうになりそうですぅ | < > || ノ ∨ || / || / || / ||81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 14 28 59.74 ID 2z3C+yMJ0>イタリアの勇猛なる同志たち( ゚Д゚)82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 14 29 57.15 ID BsieKKPC0勇・・・猛・・・・・・?83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 14 32 29.85 ID pA80eIfm0ひでえww84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 14 36 21.00 ID wnmSbbga0勇猛? 俺の目がおかしくなったかな。85 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 14 36 36.28 ID DCkVzQRI0|堕| _ |世| '´ ヽ |門| ri_,.1リノ)))〉 |天| 〈「(l!゚ ヮ゚ノ|  ̄ ノ∪)水!つ (((/===ソ `/ )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄上司部下たちの反対にあい、うまく事が進まないかに見えたブルシコフ攻勢上司のアレクセイエフは、この計画を見て達成不可能と予測とくに攻撃幅が広く、いままでより多い人数で狭い戦線を突破できなかった事実をふまえると、失敗しか思い浮かばなかったのですしかし、ブルシコフの救いの手は南の同盟国、イタリアからやってきます r┐ _ -‐  ̄ ̄ ヽ- 、 <ヨ_7ー 、 ,/ \ !ト.  ̄`ー--┐ ,/ ;r / /ヾ ヽ. !i } .{ / / / / / ! } i V〃 ノ ロシアー 南チロルでオーストリア軍に負けて { i { / / } / } }r=ム' / 8万の損害出しちゃったー ! | | ;ハ「` .// 人 } | ̄!「 ̄`ヽ.___」 | ! { ! { ! ノ'7∠、.i ;! i LムL ゝ 山の上に陣取ってたら谷間をオーストリア軍が進んできて iハ ! { i ≡、 ' ru、V / }〈 辷.〉 包囲殲滅されちゃったー |ハ{ヾ , 辷ソi;ハ ;r〈\!ト-′ \ _ ー┐ /ノ Y!.| r‐、 / /}、 ___ ,r「i /i_ト、└ ,ノ 助けてくれないと降伏するしかないんだけど降伏していいかなぁ? / °///.レヘ/ 厂!ノ /  ̄ r o ○//{r‐レ' _,∠ ノY′ Y^ヾ_,!ノjノYr'个r┤{ } ヘタリー政府86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 14 37 09.54 ID wnmSbbga0ヘタリアwwww87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 14 39 50.48 ID BsieKKPC0ヘタリーwww88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 14 40 32.05 ID zm/nkAJj0何、このかわいいイタリア人89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 14 40 58.14 ID 2z3C+yMJ0うむ、これでこそイタリアだ安心した90 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 14 41 34.05 ID DCkVzQRI0|堕| _ |世| '´ ヽ |門| ri_,.1リノ)))〉 |天| 〈「(l!゚ ヮ゚ノ|  ̄ ノ∪)水!つ (((/===ソ `/ )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄アレクセイエフは一旦拒絶した。しかしイタリー国王は私信でニコライ二世に哀願。さらにフランスも最も丁寧に依頼を行い、最後にイタリアが勝手に休戦してオーストリアの全軍がロシアに向かって良いのかと脅迫。アレクセイエフも最後に折れることになります。再度攻撃正面の幅を狭くするよう頼んだが、ブルシロフは計画に十分な自信をもっていて拒絶。ここにブルシコフ攻勢は本格的に稼動することになります92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 14 43 17.02 ID T2B+doSo0ヘタリアはホント勝手に休戦しかねないから困るw 68そういや第一次大戦の頃は日本とロシアの仲は結構よかったんだよな93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 14 44 55.03 ID S6WA3huW0いきなり白旗掲げるヘタリアを思い出しちまったw95 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 14 48 38.46 ID DCkVzQRI0 / \ / , -‐── ─- 、 \/ /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . `丶 \ /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .`丶 \ /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ /´ ̄ `ヽ /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ∨ / ハ'⌒ヽ / . . . . . . . . . . . ./. . . . . {. . . . . /ヽ . .}\. . . . . . . . . . . . . . l .{ } ハ /| . . . . . . . . . . . /∨ヽ 八. . ./ u }// \ . . . . . . . ∧| 人 ノ 止むをえません } | . . . . . . . | . ./| i |十ー-∨ / _.xイ. . . . .{ヽ { / ` rrr┬ ノ | . . ∧ . .V干F=t-r =千て「 !. . . . . l メ |∥!| ブルシコフ攻勢の発動を認めますー< | . r‐ヘ. ヘ {i `7 {i / {. . . . . .∨ |∥!| \ . | . { ハ . ヽゝ-‐‐'  ̄´ }. . . . . . .`、  ̄` しかしこれはあくまでも西方軍に対する補助攻撃として行うのです ` ̄`} \_∧ . . u , '!. . . . . . . . ヽ ,′ . . . . . .ヘ . ト、 __ イ . . |. . . . . . ハ . .}. / ∧ . ./ヽ .∧ .K. > ._´__, <;ヘ l. . . j. . /|. / ∨ {/ ヽ/ "´ j .「 \ ____ く \/! / ' /V  ̄ ̄ \ ´ / ヽ アレクセイエフ参謀総長96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/12(月) 14 49 47.36 ID BeExzQzs0補助か…いやな予感97 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 14 59 38.11 ID DCkVzQRI0|堕| _ |世| '´ ヽ |門| ri_,.1リノ)))〉 |天| 〈「(l!゚ ヮ゚ノ|  ̄ ノ∪)水!つ (((/===ソ `/ )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄あくまで補助的な攻撃として認めたアレクセイエフでしたがブルシコフにはそれで十分でしたこの時、オーストリア軍は総兵力の7割近くを前進壕に配置していていました。西部戦線では、塹壕は前進壕と予備壕から構成されてはいましたが、オーストリア軍陣地には幅約1kmの前進壕3線しかありませんでした。東部戦線は敵味方間の無人地帯の幅が広く、敵兵が前進壕に殺到する前に遮蔽物のない中間地帯で、殲滅できると考えていたのです。それはそれまでの軍事上の常識からは完璧ではなくても悪いとは言えないかもしれませんしかし相手が悪すぎましたもちろん、それを受けてたつオーストリア軍の司令官は決して無能ではありません3倍のロシア軍を迎え撃ち、2週間の間に5万人の損害を与え、ロシア軍の攻勢を撃退したこともある名将です6月4日 ブルシコフ攻勢発動。歴史に残る戦いが始まったのです99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/12(月) 15 06 27.54 ID BeExzQzs0危険な相手か101 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 15 18 36.32 ID DCkVzQRI0 / ,イ^ヽ _米ソ_ _ \ \ 〈 /´. ,. . . .. /! ! . . .\jkヽ \ `y' . . / ,. / lノ 、 ヽ ヽ. t、__j / . . / /. / / ト、 `, ! | ! ト、 / 強襲部隊、第8軍正面だけでも敵第一線の突破に51箇所で成功 |. /. . /、/. . ,イ //ハ ヽ ;; ヽ| !/ . イ 攻勢正面合計120kmにわたりあらゆる場所で突破に成功しているですぅ l/トト,! 仁ニヽ'´ , -‐< ! |{ . .| 〉V i |ヾトッソ ´トッツ7 / / ! . . | しかしながらこれは敵の防御陣地を無視した結果に過ぎないです /,.ィ´ ト、' ' ' 、 ' ' ' / , イ / . .| ,イ | |/ 、 _ 0_, .イ´7 /  ̄`ヽ その後、戦略予備隊が突破口からの突入に成功 _ノ j j! \ フ/ ! | .\ オーストリア軍が準備する暇を与えずこれを包囲することに成功 ,r‐'´/ { 米| ,ィ介 | 米| ゝ、_ ./ ./ .i | //小 ! | \ `ヽ さらにその間に強襲部隊は敵第三線に到達 〈 . ー‐- 、 i | // }。j 〉 ! |. 、 ヽ | 現在これを突破中 \ ``ヽ| 米| // f。,リ」 /,米| . 〈ト、 i .| ,ゝュ_ j ト、 }。j / |こ〈 .\ ,イ/ まともに攻勢に耐えているのはオーストリア第七軍ぐらいですぅ . / 厂`ヾji| |7こf乙f。|乙j{ |乃 ! . . 〉-r‐rュ_ ノ /\ 、___、____ ,.. ´ `く ` .< 、___彡. ミv'^ヽヽヽ \ 7. 〃{ 、 ゝ /; / / i ヽl\ ヽ イ /i イ `ト--ヽ‐\ ハ ∧ハィヘ{ { アも`, ヽ{ く`Y | ヽアも}  ̄ ) / ∧| さすがにオーストリア軍第七軍、とほめてあげたいけれど rvヘ ハ フ __.ィノ/ その粘りが逆にあだとなったね。 |_j ハ 人 `__ -‐ァ ノ Ⅵ / } ! _ \`マ フ / V 第9軍 オーストリア第七軍の側面を打撃するんだ. 〈 〈 ,i / ! \こ´_.イ >へ、 おそらく時間の問題で崩壊するよ i ノ{レ' j ,.へー<ノ . < _ >=ミ、 | ( 爪Y^) \ . < (⌒Y´ /. \108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 15 23 02.19 ID iVFhZXnd0ブルシコフ攻勢クル━(゚∀゚)━!109 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 15 26 32.59 ID DCkVzQRI0 ,ィヘ __, / { ,r ‐ '"  ̄ < { |' /  ̄ ⌒ヽ \ ハヾ; { ヽ. / \ { /ア⌒\ ヾ; ヘ. ええい、何をやっているのですか!! ./ { / ヾ; i i fゝ { | ;{_ ヾ; } } i } .i ! { |ィァ=ミヽ ーァ≦{ノ ! ト{ 速やかに敵の主力の位置をつかむのです!! }ハ; ゙ i {乏リ y─{ {乏ハ} | f-ゝ このような攻撃が主攻撃のはずはありません {.ヾ{  ̄ ̄ . ゙ー― ;ハ;ハ}  ̄\ 冖 / 「 今しばらくのときを稼げば必ず兵站上の問題から自滅します r'´フ亡スー <;ハ{⌒ /{⌒;〉 }。「`ー┴゙ヽ. その時こそ、司令部予備師団で逆襲に転じましょう / / r;=(\{ \_( \_ 敵は戦力を分散させすぎている。我々の攻撃には耐えられません! \ \《イ[j`之 ,ノ\ /ス、 \\└' ̄/ `Y´iヾ⌒゙┴'┴、______ \\,ィ'{ ノ } ヽ;Y―‐叮‐rイ゙} ./Y ヽヽ ‐- _ } } ̄ |厂゙「i | / { \\ \ i | ∥ .}| | ,/ { ヽ;\ | |__,j|_ム/ 〈ヽ; \\ r' ノ \ 、_ i ト; ヽ { ( ゙ーミー ─ ┘|ヘ、゙ー ‐';ノ  ̄[_丁x丁  ̄ ̄ .仁ハ爻|  ̄ .仁} 'ー′ 第7軍司令官フランツアー・バルティン114 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 15 32 02.46 ID DCkVzQRI0 ', / /, `ヽ \ \ i/ // \ i . . }イ´ .{,// / / l \ ', { / l l / / / l .l ト、 .'、 V } ト l/ . / . / !. .l i \ . _ - ', . ハ } l ', /! . i . l . . j l| l >'´ト、 .. } . l| } . i \ さーて 問屋がそう易々と卸すものですか! .. /i | l l /! |l | / ヽ ,不} .| . i { }', l \ l . / l | l l. / イ ! ! i l /,ィし'ツj イ . l{ f . i ', 、丶` ー- 、_ l . l l ! .、 l .イi ノ'_! l|  ̄ /} . イj、 { l i i . 丶 - 騎兵の真の力は追撃戦でこそ発揮されるのですぅ、 i ヽ | ト ヽ {犬ヘしツ{' ' /イ厶' \i l l l ヽ ` 、 ヽ! . l i \ ヽ .、_´ _ 、 / / { V l l l \ .l . . ヽ l | `ト、二 ィ´ - ´ / /'、 \ | l ヽ .. ! . \ ヽ . ヽ ト  ̄ 下 ー -- イy' , l ヽ-| .| ', . 騎兵師団!続け敵側面を打撃する!. l . ', . \ . ー 、 \ . . . l/l{ f/\ ヽ! | . ', . . .. / } . / / 寸 .…、ヽ } . /, /lハ 〈/ \ l |i . . ', . . ../ . ! / / , r=>、 .ヽ V 」//」 {ヘ.i 「{ \ | !} . . ... l . . . .' .} / / !〈 . \ .| ハ{ノj {// ヽ} か l | l¨ヽ . .. | . . . . /´ / \ . V . . .T|{._/ イ」 }{ { | l イ} . . .. l . . . . \. / ヽ . Vォ .| !T゙ スj l | . } | ! l└i . . l . . . / . ト、 ハイ|l | {イ | | .{ | ', ! ヽ} . . | . . . 116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/12(月) 15 34 36.17 ID 523W3ZAp0ジューコフでやる夫とはw支援118 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 15 44 07.59 ID DCkVzQRI0 ,ィヘ __, / { ,r ‐ '"  ̄ < { |' /  ̄ ⌒ヽ \ ハヾ; { ヽ. / \ { /ア⌒\ ヾ; ヘ. ./ { / ヾ; i i fゝ { | ;{_ ヾ; } } i } .i ! { |ィァ=ミヽ ーァ≦{ノ ! ト{ }ハ; ゙ i {乏リ y─{ {乏ハ} | f-ゝ 側面打撃の上に騎兵がドニエストル河を泳いで渡河ですって? {.ヾ{  ̄ ̄ . ゙ー― ;ハ;ハ}  ̄\ 冖 / 「 全軍すぐに下がりますよ!!我々だけでなくハンガリー国境が危ない!! r'´フ亡スー <;ハ{⌒ /{⌒;〉 }。「`ー┴゙ヽ. あの時、すぐに二個師団を投入しておけば・・・・・・ / / r;=(\{ \_( \_ 二個師団を完全に遊兵にしてしまうとは何たる不覚 \ \《イ[j`之 ,ノ\ /ス、 \\└' ̄/ `Y´iヾ⌒゙┴'┴、______ \\,ィ'{ ノ } ヽ;Y―‐叮‐rイ゙} 後方に下がりカルパチア山中に防衛線を敷きます! ./Y ヽヽ ‐- _ } } ̄ |厂゙「i | / { \\ \ i | ∥ .}| | ,/ { ヽ;\ | |__,j|_ム/ 〈ヽ; \\ r' ノ \ 、_ i ト; ヽ { ( ゙ーミー ─ ┘|ヘ、゙ー ‐';ノ  ̄[_丁x丁  ̄ ̄ .仁ハ爻|  ̄ .仁} 'ー′119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/12(月) 15 49 24.34 ID 523W3ZAp0ソ連ってことはバラライカ大尉は出て来るんだよな支援ひょっとして雪中の奇跡の人か?120 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 15 50 09.51 ID DCkVzQRI0 _ , ー──── - 、. ,ー─  ̄ _ _ \ / /", '  ̄※  ̄ ` ̄`\ _ `!. | /,"-ー  ̄ ーー- 、 ※ \. ! !.'" / ` ‐ 、 \. i、 / / , ' " i ヽ ※ \ \ ,/ /、 / / / i | i \ `i \. / / /、 / , ' /! | | i \ ! ! \ / / /,/、 //.' // /| , |' | i | / そう易々と下がらせてやるはずがないですぅ ー,.'=ニ二~_ ,` i/.! /// , 汁 | ! | ※.}/ / | ./! | | i \`' i /,/''" 、! \ | i | } ,/ヽ { i i i、i.、l"r ,i . | / ' _, ー、─ヾ、.`i / | } / \ コサック騎兵は数百から1000前後に分割/\丶.| 、、 !` `、`_! i/ ト‐r 、 / '/ / / レ' !、` 丶、//// , 、!__`'_,/_,/ /_, ‐/‐'  ̄`i \ヽ 分散して進撃し見つけた敵には攻撃をかけて \ ,‐! , ー,--──‐、/// / /とiーーー、 ! \ 敵が戦力を集めたら撤退を繰り返すですぅ八 _ ノ、 、_\ |/ i /,/"/ ̄ \トー 、ー、 (  ̄"`!、 ̄!` \ ____ , ゙!"_て/~ | iー、 i \ K ̄`>,テト ' // i( ̄ヽ これで敵は我々の戦力を完全には掌握することができないですぅ! i、ー、 \`"ー'ー'-` ‐ト,i _ _ ー |!、_ 一人でも多くこの戦場で削り、混乱を与えるのですぅ!./ | / .\ ` ‐、t ト 、 i , / }' / /( // | \ ` ト 、 / _,/ -'、_/ ノ /"、ー─- 、 _/ / .| `\ `i 八\入三/" / ヽ / /|i i / i }121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 15 51 12.33 ID S6WA3huW0おぉ、アホの子が頑張っているw123 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 16 10 16.09 ID DCkVzQRI0|堕| _ |世| '´ ヽ |門| ri_,.1リノ)))〉 |天| 〈「(l!゚ ヮ゚ノ|  ̄ ノ∪)水!つ (((/===ソ `/ )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄『将官ブルシロフの指揮下にあるロシア軍は前日スチル川下流コルキー付近の湾曲部より ルック、ルーマニア国境に達するほとんど全正面において攻撃をかけた。 比較的短時間の準備射撃のあと散兵壕をでて無造作に前進し、 ただ僅かに若干地点において予備隊を集めて攻撃兵団を編成した これは本来の意味の攻撃ではなく強行偵察にすぎない。 たぶん同盟国のイタリーに義務を立証したいだけだろう。』オーストラリア軍は当初この攻撃をただの威力偵察程度に考えていましたその間違いはすぐに正されることになりますオーストリア軍全軍で50万 うち19万が攻勢の最初の一週間で壊滅全軍の3分の1が消滅したのですオーストリア軍第7軍もトルコの援軍の元後方のカルパチア山中に防衛線をはることに成功します。ここで完全に崩壊しなかったことは賞賛に値すると思いますまた第9軍騎兵の攻撃は非常に効果的なものになりました。敵に出会えばどれほど強力であろうと交戦し、暫くすると姿をくらまし、翌日にはまた別の場所に現れる。同時に三ヶ所に出没することもありましたロシア騎兵の動きは正確であり、歩兵との調整攻撃も完璧といっていいほどのものでした攻勢は成功したのです!124 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 16 13 27.47 ID DCkVzQRI0本日は少なめですが以上軽く次回予告おば125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 16 13 56.39 ID S6WA3huW0一週間で四割壊滅って凄いなおい126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 16 16 11.75 ID BsieKKPC0ロシア軍ぱねえ127 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 16 17 12.97 ID DCkVzQRI0 _ , -、- 、_--‐,_‐ 、 t`ー;-、_ _ノ \ニ三ハ、 .. \ マr、 `> '"´ ̄ ̄\/ 、い\ .. .丶 ぃ '´ / ,r^'; ∨,ヘ .. .. ..`ヽ // `ヽ. i V/∧ .. ..{ .} __ ,ヘ/ , ' ! i ヽ.l マv∧ . V }_ _/ . .`// / , i i ! ! ト、 i } }//}/ ' L、 ,__‐'´ . . . . . ,' ' 〃 .イ ;' ,l .i |. . . '.i. i. . . . !. . {.ニ7___ '/ // .ヽ . . . . i i !i| ト/イハ リ! ! . ;イ 川 . i r'´ . . . .ヽ./ ,. . '´ . . . . . l. ;.イハ. j从fトミ{ {、厶ム/-} リ ji | / . . . . . . . } ,. . '´. . . . . . . . . ;_j/ Ⅵ`ヽベ_マリ リ ァ示=‐ /」 ! r'; -― 、 . ;ハ . /. . . . . . . . . . . / ! .| i ^¨ノ 、 マ沙'ノマ ,' i〉 . . . . . . . V .. ', / . . . . . . . . . . . ∠ー- ^ヽ-‐/ . ! 、 ヽ ^ ̄´ / /_/ . . . . . . . /イ .. ..} ロシア軍もやりおるのう / . . . . . . . . . . . / .、`ヽ三ヘ .ヽ{ . .', \ヽー-, / ;イ´/ . . . . . . . .;' _ノ ヽ、 . . . .- 一 '´ . . . . . . . . マ三∧ .i`ヽ、ヽ { ヽご -‐/ {/,.V . . . . . . . . i{`¨「 なあ大尉、中尉 ` ‐ _ . . . . . . . . . . .V_/_ハ ! .. .. ..`ヾ、 V r' } __厶-‐` /; . . . . . . . . .ji .. .ヽ 丁 ー- __ヽV-/ハ .、 .. .. ,ヘ _いv' / ;. -―‐7 i . . . . . . . .ハ .. .. .i l |  ̄∨/ム .. .. .{ / 〃_==く _ .. .. i . . . . . . /v,'l .. .. | ! i| i マニ7i\ ¬_{辷' . . リ . } ../i| . . / /}/l .. ..l128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/12(月) 16 17 58.58 ID mtc+XZm20新作きてたーっ129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 16 17 59.59 ID BeExzQzs019万て信じられない数字だな131 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 16 22 16.04 ID DCkVzQRI0 / ̄ ̄\ / _ノ \ | ( ●)(●. | (__人__) |, ` ⌒´ノ │ } ヽ、 ソ おかげで俺たちにも仕事が回ってきたってわけか イ斗┴r┐` .; / ̄`ーゞ、 / |__ 〈ー─r、 / \ ∨\ |,ベ._ / | { . . ヽ>ー\[ ̄{ 〉\|、_ | `丶}\ __\_]~∨'\`ヽ | ._ \_}/r‐-}\ ゙,`''く l ゙, ト、 ./ / ̄`` ぐ└f'二) { ', | !,ゞ┐ `、∨ ´ ,.、-''"~ ̄}_{‐''く {_ ', _|_|_,rー'、_ }{ / _、-'''"~ ̄{_\;;;;;j;><; \ ヘ}\ }∨ / _、-''゙~ ̄ ̄ \ },之_ ヽ 〉∨ / ,.、イ;;ノ_ `ヽ} { \,/\ -‐ '" /` ̄ . }132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 16 23 18.32 ID 2z3C+yMJ0乙ー未だ未登場のナチにも負けない強烈なソ連高官の面々がどう描かれるかに期待133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 16 23 31.47 ID S6WA3huW0やらない夫誰だw134 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 16 23 34.17 ID DCkVzQRI0 ,ィ / }==-、_______ r'アイ ノ-=テ≪》ミ<》ー-- 、 F´メ |/ ======-《_≫≪. . ` 、 {´ヽ./ . . / . . . . . . . . . .` ≪. }ト、 .. . ..\. ゙y´ . . ,イ . . . . . . . ヽ . . ヽ. 》、 、. . . . . .`二ニゝ / . . . . . . . ;イ . . i ', ヽ ヽ . .》.ヽ . . . . . . .\. / . ./ . . .、/| . . . . ! . . . . . ハ. . ..ヽ ハ=}}. . .ヽ. . . .\_ゝ だが―――その活躍もここで行き止まりになる | . . l. . .i .|\! . . . . . . ト、 . . . ハ . . . .'; . Vi. 、. . ハ. . . . . \ lハ .| . . レ行バ. . . .斗‐弋、 ..ハ . . . .i .i.メ . ハ. . . ヽ. .. . _ \_, |! ';|. ! 、ヒ;リ'Vヘ;i;ネ卞心V }\r、 !. . . . .ハ. . . ..\ . \ ̄. | ∧ ! , ヒ;;ソリ|/ ノヽ}. . . . . . |ヽ Xハ. . . __ゝ V. . ` ! ヽ  ̄ ∠_,ノ、. . . .i . | 乂\リ Ⅳ!. 人 、__. , イ. . . . ノ ヽ.小.{ ノ |l ,从 . . \ イ  ̄⌒ヽ. . ハ . ..ハ. ! \. . ` ーォ__.´.イ| , ⌒ヽ!乂. ハ、 /) ', `7フ´| / |./ \ ` / ⌒ヽ \ // {{/ ン イ.{{o . \-、ノ⌒´ } , _ / ./>/ /<_|` ヘ . \---- 、 _, ィ⌒ ̄ ̄!135 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 16 26 22.93 ID DCkVzQRI0そしてーー ,.. -─‐- 、 / ヽ/ / _ ヽ / ヽ/-‐、 / ,... . ´ . . . . . .` ゙ ‐...、 / ヽ/"......_.`ヽ. ' / . . . . . . . . . . . . . . . . .....ヽ ,/-‐´ -‐ ' ゝr‐,} ,.'... . . . . .;'. . . . . . . . .、 .ヽ . . ヽ .'、 ! .. ( ` /..;.... .. i. . l!. . .i. . 、 . . 、 ヽ ヽ 、 .';. ゝ'.... ... ノ 四度目の脱走失敗 ,' . i . l . .l . . !、 . . lヽ .、ヽ;. .ヽ .;. . ,-'´ /´ l . ハ . ! . l .;.L」 、 .ヽ ヾ, 」_ . i .、! . /\. l. l l , .l . .l .l」,._、ヾ 、 '´! 、 i ! . j' .. 〉、 \ さすがに憲兵の監視も厳しくなってきたわね '; ! l .. l.. .l i'、 i !ヽヾ、 ゞ'" ! /... ノ 、 \ \ l!. ! . .ヽ .ヽ`'" , !' ,. -、_./ 、 丶 \. ヽ ヽ!.. . . l . . ゝ _ ´ // ...__ ヽ . . `、 \ヽ ノ;,;-´l ll . l´ /二'´ ̄ ` iヽ . 、 丶 `、._ / l l l. i. /' /,..、 ヽヽ . 、 \ ', `ー- /´ ̄ヽ l Lゝ/r',-、丶\ / ', 、 . 、 \ ゙、 /´ ̄_ ̄ ̄ _ -‐´ ヽヽ. j , /. l '; . 、 、\. ', / / . . . . ヽ '´ _ -ニj/‐- ..ノ. ̄ ̄ l '; . . ; `、 ヽl136 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 16 29 40.58 ID DCkVzQRI0 /'''''''\'';;;rー 、;;; ,;;,;,、-'´ _,,,,,,,,,_ ヽ、 'i <;;;,,,,,//^//'''ー、,,_,、-ー'´~ヽー-、 `"'ー、 ` ,、-' ,、 / /ヽ .|l ヾ 〉ヽ ´'フ/λl li ヽ !l l/l ヽ / ( | )l .|`'ー、_ _,、-'´ l ノ li フランス語を話せる文化人かと思えば / _,ヽ .l トT'riー=-、 iーr'ri~ノ'´lノ | /-'//\ .| `''''''´ ´''''' l l 案外肉体派でもある。実に興味深い人だね君は。 ´ ノ、 l /ー'''~~~ / l ヽ _ /;;;;;;;;;;;;;;;;;; ,、-''ヘ ヽ \ ./ ̄.l| / ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;; 面白い。ぜひ友人になってもらえないだろうか _,、'´;;;;;;;;lヽ \.\ `'ー'´/. l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ` `'---'_,ヾ、_ |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ / l `'-´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ /_ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ,,_ / \ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 16 31 07.40 ID 8bjkFese0途中で主人公が翠に変わったような気がするが気のせいだな138 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 16 31 34.15 ID DCkVzQRI0そして決断のとき ___ / ー \ / (● ) ヽ / (⌒ l ,; .''";'''"''";;"'';;;., _ ̄l__) . ,, ",.,.., ; ,;; ,,, ,,,;;..,,"' ;,_` ノ | _"' ; ,.;." トハチェフスキーはどっちにつくんだ? | _,'" Y やる夫は――――― \____,''" ̄ Y ∨ | | 、| | | | | | \| | | | l | |139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 16 32 12.06 ID mtc+XZm20 137ゲオルギー・ジューコフだったら主役を張るのはもう少し先だねこの頃はまだ若造140 名前: ◆V2ypPq9SqY [] 投稿日:2009/10/12(月) 16 32 21.12 ID DCkVzQRI0以上です 137よくある話です下っ端三等兵で戦略場面にどう顔を出せとry141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/12(月) 16 32 48.62 ID 9xRxP9li0 119ヒント:鳥一緒 123 オーストリア軍全軍で50万 うち19万が攻勢の最初の一週間で壊滅 全軍の3分の1が消滅したのです3割消滅とか「全滅」に等しい大打撃じゃね?
https://w.atwiki.jp/yaruo-schop/pages/154.html
サムネイル画像 タイトル チンピラは四畳半で生活しているようです 作者名 ◆2U5iYLS3SE 原作 オリジナル作品 ジャンル 現代ファンタジー、ホラー 主人公 ヴィルヘルム・エーレンブルグ(Dies irae) 期間 2015/05/19~2015/06/042015/09/08~2015/09/11 掲示板 やる夫系雑談・避難・投下板(やる夫板) タグ 書き溜め、完結作品 まとめサイト 様 やる夫疾風怒濤 様:【本編】 【アフター】 やる夫スレ自分チェック用 様 スレッド一覧 スレッド名 タグ 備考 開始日時 最終レス 【R-18】複眼の地位向上を目指す友の会 書き溜め #726から「チンピラは四畳半で生活しているようです」シリーズ:スタート 2015/05/13 2015/05/20 【R-18】すずかちゃん可愛いヤッター! 書き溜め #905から短編「私達の愛の形」:開始 2015/05/19 2015/05/24 【R-18】吐き気を催す邪悪なロリとは・・・! 書き溜め 2015/05/24 2015/05/30 【R-18】せめて君を温めたい 書き溜め 「チンピラは四畳半で生活しているようです」シリーズ:完結 2015/05/30 2015/06/04 【R-18】上海阿片窟 六吸引目 書き溜め #860からアフターストーリー「チンピラ四畳半アフター~月の夢~」:スタート 2015/08/19 2015/09/08 【R-18】上海阿片窟 七吸引目 書き溜め アフターストーリー「チンピラ四畳半アフター~月の夢~」:完結#584から「卑劣サバイバー2」シリーズ:スタート 2015/09/08 2015/09/13 同作者の作品一覧 異能学園都市でギャルゲ インフィニット・カニラトス お兄様の恋姫無双 お兄様の恋姫無双~萌将伝~ 愛なんて鎖のように重いペルソナ4 セージとハジメのP3 お兄様のペルソナ4 ジョジョの奇妙なデビルサバイバー2 チンピラは四畳半で生活しているようです 卑劣サバイバー2 ジョルノの愉悦探求紀~カツアゲ!無駄話!不等取引!
https://w.atwiki.jp/newgenreschool/pages/771.html
登場ジャンルより表記一例 ※注意:多少ゆがんだ観点多いです 新ジャンル「サンタ」表記一例 大サンタ ・オモチャコウジョウ=コウジョウ 上級サンタ・クツシタ=側近1 上級サンタ・エントツ=側近2 上級サンタ・ダンロ=側近3 その他の上級サンタ=サンタ 中級サンタ=中級サンタ 下級サンタ=下級サンタ 騎兵サンタ=騎兵サンタ 新ジャンル「最強の一般人」 =最強 裏新ジャンル「都市伝説」の男 =都市 新ジャンル「最強の一般人」より天使=天使 新ジャンル「最強の一般人」より悪魔=悪魔 新ジャンル「ツンサメ」=鮫子 とらいんより=不良 新ジャンル学園・サメイド他よりヴァルキリー=ヴァル 新ジャンル「居座り女騎士」=騎士 ―――なんだ?この有様は? ◇ ◇ ◇ 最強「フン!フン!」 デュクシ!デュクシ!デュデュデュ――――――クシンッ!! 『最強の一般人』 神 速 打 突 ◇ ◇ ◇ ―――私は……夢を見ているのかっ? ◇ ◇ ◇ 都市「ははははははハハ刃は歯歯歯ハハ刃派は葉覇覇ハ派波ハハハ!!!」 ゴガゴガゴガゴガゴガゴガゴガゴガゴガゴガゴガゴガ 『都市伝説』の男 電 柱 無 双 ◇ ◇ ◇ コウジョウ(コルヴァトゥントゥリが誇る武装サンタ達が、成すすべなく圧倒――否、蹂躙されているだと!? これが夢でなくて何だと言うのだっ!! …………パワードスーツの性能は確かな筈だ。現に高位の天使と悪魔を同数のサンタで無力化できた… 何より理論値とはいえ、仮にサンタ界の全上級サンタが着用した場合 1シーズンを待たず全土の人間を残らず殲滅できると出ているのだぞっ!?それが……それが…っ!) 最強「デュクシデュクシ!!」 中級1「ガホッ!」 中級2「ギヒョッ!」 サンタ7「ええい!!中級どもめ!!接近戦は控えろと言っている!!」 側近2「『距離を取って』だ!『囲む』より『離れる』方を優先だよ!!」 中級’s「meeeeeeeeerrrrrrrrryyyyyyy!!!xaaaaaaaaaamaaaaaaas!!!」 最強「む…」 側近2「いくら膂力速力が異常でも、所詮は徒手空拳!遠距離から飛び道具を使えばいずれカタがつく!!」 中級’s「hooooooooooooooooooooo!!!!」ジャキジャキジャキジャキジャキジャキジャキジャキジャキジャキジャカッ!! 側近2「構えたね!撃t 最強「ふん」デュ―― カッ―――― !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ――――――ォォォォォォォォォンンンン..... 中級’s「――――――――――――――」ピクピク サンタ7「ぬぅっ!?」 サンタ8「なんだ?今の衝撃と爆発音は……っ?」 サンタ9「パワードスーツがなければ危なかった……くっ、中級どもが軒並みやられてしまったぞ!」 側近2「全方位に複数のソニックブーム………まったく…君、本当に人間?」 最強「極超音速で拳をつきだせば誰でも出来るだろ……常識的に考えて」 サンタ7「じょうっ…!」 側近2「ホッホー!!だが音速の壁を突き破れば腕も砕けるんじゃないかい?」 最強「規則正しい生活と毎日の適度な運動で克服した。なによりそんな不完全な状態なら使わない」 サンタ7「おのれ!いけしゃあしゃあと!その技がどれだけ非常識なものかを自覚しろ!!」 最強「いや非常識なのはお前らだろ。学園襲うとか」 サンタ7(消え――待て、今後ろから声g 最強「でゅくし」 ◇ ◇ ◇ コウジョウ(いやいやいや。だがしかし『神』の戦闘力……ましてやそれを片手間で倒す存在を侮っていたわけではない その為に準備に準備を、慎重に慎重を重ね、幾つもの条件が満たされたからこそ、 今こうして動いているのだ! こちらが深手を負うのも覚悟の上だったが、それ以上に『最強の一般人』を捕らえる公算は高かった! だというのに……何故だ!?シミュレーションは万全だった!神人の登場さえ予測できたのに!! なんだアレは!!完全に想定外どころか、もはや意味不明だ!!当初の作戦が滅茶苦茶だ!! 我々の計画を笑いながら粉砕しているアイツは一体なんなんだッッッ!!!!!!) ◇ ◇ ◇ 側近2「本当に嫌になる強さだ」 最強「なら退け。そして詫びて誓え。もうこんな事は二度としないと」 側近2「それは出来ない相談さ♪」 サンタ10(良し。奴は気付いていない) サンタ11(側近2様も注意を引きつけてくれている…) サンタ12(引き続き慎重に、ゆっくりと近づいて背後をとるんだ。どんな事で察知されるかわからないからね) サンタ13(認識操作装置『レプラコーン』の強化版『ホーリーブラウニー』を全開にしてもまだ安心できんわい) 都市伝説の男(なにそれかっこいい。終わったら貸して。それ使ってるのニコ動にうpしたら神認定されんじゃね?) サンタ13(ふむ…『レプラコーン』を使用したエンターテイメントはサンタ界ではやり尽されているがのう) サンタ10(ホッホ。しかし『ホーリーブラウニー』は兵装以外には使われておらんからわからんぞ?) サンタ11(なにより人間は『レプラコーン』に匹敵する装備さえ持ってはいないから――――) サンタ’s「 !!?? 」 都市「タグ『紛れ込んでみた』を含む動画――」 クシャクシャクシャクシャッ! 都市「4件っと。危なかったな」 最強「気付いてた」 都市「死ね」 最強「お前が死ね」 都市「暇を持て余した―――」 最強「…………?」 都市(///)「死ね。氏ねじゃなくて死ね」 ◇ ◇ ◇ パウダースノー サンタ8「側近2様!緊急脱出、総員完了しましたぞ!」 側近2「よしよし。しかし困ったねぇ。 『最強の一般人』と同等の戦闘力がもう一体となると…足りないよねえ。いろいろと」 サンタ9「それにしては余裕の表情ですな……圧倒的な身体能力に加え認識操作も効かないのですぞ…」 側近2「ホッホ―――おや。始祖トナカイの拘束具が解放されたみたいだね。 やあ、大きい。でっぷりと肥っている。私も初めて見るがあれは『大食のダッシャー』かい? おっと。サンタが二、三体食べられちゃったね。凶暴だがその分頼もしい。お、突進していくよ?」 ―――――――デンチュー! 側近2「おやおや。電柱でタコ殴りだ。八体の始祖トナカイが一匹と言ってもこの程度か あらら。角が折られちゃったよ。これは自慢してたクツシタの鼻も一緒に折れちゃったかい?」 サンタ9「側近2様…エントツ様っ!呑気に構えておりますが始祖トナカイですぞ! 単体でサンタ1個師団に相当すると言われる!それが一瞬で倒されたのですぞ!!」 側近2「ホッホ。それじゃあ私が出ようか?」 サンタ9「し、しかし相手は側近3様でも倒せなかった…――」 側近2「なに。地力で大きく勝る相手は、ここを責めるものと相場が決まってるじゃないか」ポンポン サンタ9「胸…?」 側近2「ハート、さ」 ◇ ◇ ◇ コウジョウ(始祖トナカイが……ダッシャーが……) コウジョウ(運よくこちらの世界に持ち込めた……) コウジョウ(『神』との決戦の際には私が騎乗するはずだったのに………角が………折られてしまった) コウジョウ「はっ!」 コウジョウ(いや問題はそんなことではない!今のはほとんど一人だった…!もはや疑うべくもない脅威だ!あの男! くそ!くそくそくそくそがっ!! 人間だぞ!? 『最強の一般人』は特別だとしても!!そんな存在が二体も三体もあってたまるかっ!! 第一この光景は異常だ!変だ!狂っている!!シュールだ!! 人間だぞ!? 弄ばれ、なぶられ殺され泣き叫び絶叫する様をサンタに愛される!!矮小かつ不完全な生命体!! 抵抗や戦闘はあっても常にサンタが圧倒していた! シーズン外も活動可能というだけで、たまたま種の存続を許されているような生き物!! 人間だぞ!!! それが素手でたった二人でまるで片手間で冗談を飛ばしながら我々を落としかけているだと!? 有り得ん!有り得んがどう見てもあれは人外ではない!そしてサンタでもない!ならば人間だ!! 特例とはいえそんな者が生まれるポテンシャルを秘めているとでも言うのか!? そんな因により発現した果がこうして我々サンタを追いつめ、この私をも―――――――) コウジョウ(待て……私は今……何を考えようとしていた?) 側近1「コウジョウ様!オモチャコウジョウ様!!始祖トナカイが…っ!元老院からお預かりしていたダッシャーが…!!」 コウジョウ「クツシタ…」 側近1「指示をっ!もはや下級も中級も使い物になりません!そして上級も時間とともに数を減らしています!! このままでは大隊が全滅してしまいます!!命あればやがては体勢を立て直せましょう!! ここは撤退の命令を!!」 コウジョウ「ならん…」 側近1「は…」 コウジョウ「ならんぞクツシタ…… 私は誰だ?大サンタの8位、『ヴァップの夜』『労働のサンタ』の名を継ぐオモチャコウジョウであるぞ? 敵は誰だ?たった二人の人間…それも装備らしい装備もない……わかるか?人間であるぞ? 武装した、大サンタ率いる軍勢に。素手の、人間二匹。勝つのはどちらだ?負けてはいけないのはどちらだ? 撤退だと?笑い物どころの騒ぎではない……ならば死ね。然らば死ね。玉砕の方が…マシだとわからんか?」 側近1「くっ、、、メリー!クリスマス!!」 ◇ ◇ ◇ 都市(やはり化け物相手は 良 い ) サンタ14「ゴヒッ!」サンタ15「ギャッ!」サンタ16「ごは!!」 都市(命の価値ってなんだ?生きるってなんだ?) 電柱 ブォンブォンヒュォ!! 都市(生きるってのは他の命を糧にすること殺すこと。こうして都会に暮らしてたってその道理からは逃げられない) ゴゴ!!ゴガ!! 都市(命は大切?そりゃあそうだろ。だが殺さないと生きてはいけない。ならどうする?その線引きはどこで行う?) サンタ×5体「メエエエエエリイイイイイイイ!!!」 都市(命の尊重と侵害の線引きは何を基準にすればいい?知能?感性?希少性?利害の一致?) サンタ17「ホッホ!ボンヤリしている!!動かない!!これは殺れるぞ!!」 都市(違うだろ。そういうのは理屈で考えた上での話だ。 しょせん善悪ってのは都合と感性の賜物だ。結局、本当に心痛まない選択こそが正義になるんだ) サンタ17「殺ったり!どこの誰とも知らぬヒトよ!」 サンタ×4体「クリイイイイイイスマスッッッ!!!!」 ヒュ:0.11秒 都市(仲間か否かだろ…同じか否かだろっ…) ォ:0.06秒 都市(違えば違うほど、心は痛まない。同じであれば同じであるほど罪悪感は増す) ッ!:0.008秒 都市(だから、『人間じゃあない』化け物には全力を振るえる…っ!!) チッ――:0.00秒 ゴゴガ!!ビキビキビキイイイィィィ!!! サンタ×5体「ゴ、オ、、、、」ガク… 都市「化け物は殺して良い。中学の頃はそんな風に考えていました」 側近2「それは仕方あるまい。通常の人間とは違う君では、ね」 都市「…………」 側近2「人間であれサンタであれ、同族を殺すのは意外と難しいんだ。精神的に、というより肉体的にね もちろんどちらも殺傷のための武器や技は開発しているから、それを使えば、まあ造作もない けどナイフや拳銃と一緒に生まれる者がいるかい?素手で相手を殺せる技術は自然に身に付くものかい? 答えは否だ。後者は、平和を日常とする君たちの世界では特にね」 都市「で?お前の話に興味なんてない。それに言っとくが、今は考えも変わってる」 側近2「まあ聞くがいいよ。ん?背中が心配かい?そもそもこっちにはもう、そんな余裕はないんだけどね 心配ならお友達に守ってもらうといい さて。ともかく普通は素手で同種の生物は殺せない。『うっかり』という副詞をつければ尚更だ だが君はそれが出来てしまう。 イメージ通りに動く体、人間には及びも付かない筋肉、非常識なスピードを有するサンタ それを当然のごとく凌駕してしまえる君にとって、普通の人間など砂で出来ているに等しいはずだ」 都市「まーな」 側近2「『意志と武器』。同種の生物の殺害にはこれらがライセンスにしてセーフティでもある しかしそれを省略してしまえる君は明らかに日常に不在する」 都市「まーな」 側近2「『化け物は殺して良い』。先程そう言ったが、なぜ『殺す』という単語が出てくる? 簡単な話だ。平和、即ち生存を前提とする日常に不在している君は、死を前提とする非日常に在している。 故に殺さなければ殺されていた。その正当化こそが今の言葉だよ」 都市「まーな」 側近2「そして君の属する非日常とは、同時に我々のにとっての日常でもある。あー……」 都市「まーな」 側近2「『まーな』くん。一つ提案があるのだがサンタにならないか?我々にはその技術がある サンタの日常とは即ち闘争と殺傷の日常だ。君が在している非日常とピッタリ合致している 君が人間の社会で振るえなかった『全力』をいかんなく発揮できるのだ。充実した毎日だと思うが?」 電柱 シュッ! ピッ 側近2「!?」 側近2 かすり傷から血 都市「なに…勝手に決めつけてんの?今でも充分充実してるから」 側近2「…ふむ。そうは見えないが、まあ良い。話はこれで終わりだよ。そう言えばまだ名乗っていなかったね」 都市「イラネ」 側近2「私は『青サンタ』の『エントツ』。 愛情や笑顔を好むサンタに対して、死と静寂に属するとされる鬼子……ある意味、君とは『同種』だよ」 都市「………」 サラサラサラサラサラ…… 側近2「ホッホー!メリークリスマス!…―――ではないか。今は。捏造された季節はずれの雪も、もう止み時かな?」 シンシン… 不良「おい。さっきまで女二人抱えてなかったか?」 騎士「ん?そうだったか?」 鮫子「ヴァル姐から頼まれてたじゃない」 不良「おいおい、けが人だぞ。どっか落としたとかいうんじゃ…」 ヴァル「まずいな……」 鮫子「どうしたの?」 ヴァル「あの二人、意識を取り戻して工場へもどったようだ……なんらかの術で我々の目をくらまして… ――お前達は先に行っていろ!ここまで来れば私なしでも安全だ!すぐ戻る!!」 最強「おおおおおおおおおおおおお!!!!」 デュクシデュクシデュクシデュクシ!! デュクシデュクシデュクシデュクシ!! デュクシデュクシデュクシデュクシ!! 最強「―――――見つけたっ」 ◇ ◇ ◇ コウジョウ「………」 側近1「コウジョウ様!しっかりして下さい!! ―――くっ!『最強の一般人』がこちらへ…!何をしている騎兵ども!!とっとと行け!」 騎兵’s「ME,,,,MEEEEEEEEEERYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!」ドドドドド 最強「ふん」 デュクデュクデュクデュクデュクデュクデュク! デュクシデュクシ!! 側近1「くっ、、足止めにもならんか……! ――――――よかろうっ……!来い!!元老院第三近衛隊 元隊員、『クツシタ』が相手ぞ!!」 最強「!」 ガギン! ―――化け物は殺して良い ゴゴッ!ゴシャッ! ―――それでも命は大切だ。死んでしまえば、それはもう取り返しがつかない事なのだから メギャ!ゴガガ!! ―――俺は何一つ間違っていない。当時はそう思っていたし、考え方って点に限れば、まあ、今でもそうだ。 ギガッガガガガッ!ゴガン!! ―――ただ一つ。知らなかっただけだ。 都市「………」ガガガガガガ! サンタ22「ガホッ!」 クー『…………………………………………………………………ありがとう』 都市(『ありがとう』か……)ヒュガッ! サンタ23「ゴフッ!」 都市(昔は、んな言葉、言われた事なかったな……)ゴガッ! 都市(良かったじゃねーか。死なせずに済んだ。アイツに謝ることもできた。)キンッ! 都市「なによりまだ、人も化け物も一人だって殺してねえし死んでねえ。良い事尽めさ。まあ…」 ――そう。たった一つの思い込み。そいつが俺の悲劇だった プロメテウスの炎 魔王の恩恵 側近2「…楽園流超因果律式認識阻害術奥義『スネーキング・アップル』」 ――化け物と人間の境界は 星 屑 側近2「『スターダスト』射出準備完了」 ――絶対的なものだって 側近2「射出っ!」 バドン!! ――そう思い込んでいた。簡単に越えてしまうものだなんて知らなかったんだ…… 側近2「さらば。『都市伝説』の男よ。君の噂はなかなか愉快で耳触りの良いものだった。ほんの少しだが残念だよ オモチャコウジョウの手にかけるのが惜しくて認識操作で誤魔化していたのがこんな結末を招くとはね」 ―――ドッ 都市「…………まあ、殺さずってのは難しいんだな。やっぱり」ゴプ… ドサ… ≪特殊工作サンタ大隊残存戦力≫ 総数:182体 大サンタ: 1体 上級サンタ: 36体 中級サンタ: 0体 騎兵サンタ: 145体 下級サンタ: 0体 ≪新ジャンル学園生救出陣≫ 最強の一般人:戦闘 都市伝説の男:意識不明(胸部に巨大な貫通傷) ―――当時の俺にできたのは、化け物を殺すことだけで。 結局、その日の俺もいつもどおりの行動をとるだけで。 結果としてそれは、生まれて初めての友人の殺害となってしまった ―――――――――――――バドン!! 最強・側近1「!!」 側近1(今のは…『スターダスト』を撃ちだした音…?なぜこんな所で?) 最強「ボディがガラ空きだ」 側近1「ぬっ!」 ガギン!! 側近1「ハァー…ハァー……(危なかった…)」 最強「…………」 ―――――――――――――ガタン 最強「?今度はなんの…」 最強「―――――――!!」 ダッ! ◇ ◇ ◇ 悪魔「あるじ…主ぃっ!」 天使「はあはあ……ダメです…殺されちゃいますよぅ…」 悪魔「だ、だまれ…うぐ!……それでも…私は、主を…」 ◇ ◇ ◇ 側近1「なんだ?突然離脱しただと?『最強の一般人』め……どういうつもりだ?」 コウジョウ「ホッホ、ホホッ、ヒッ、ヒッヒッヒッ、、、、ヒホッ!」 側近1「コウジョウ様?」 コウジョウ「それだ…その手があった!ホッ!」 コウジョウ「その天使と悪魔を『スターダスト』で狙えぇっ!手の空いた者は足もとに転がる『人間』を狙えぁぁあ!!」 ◇ ◇ ◇ サンタ’s「メエエリイィィィ.......」ジャキン 天使「ま、マスター…」 悪魔「あるじぃぃ……」 最強「……!!」タッ! サンタ’s「射出っ!!!」 バドン!バガン!ババン!バドン!バドンバババババババババババドドドドドドドドドドドドド!! 最強「ごっ!!ががががががっあ、、ぐぅぅぅううう!!!」 天使「ま、マスター、、、やめ、、やめてください、、」 悪魔「そ、そうだ、、、わたしたちは守れる、、、じぶんで、、じぶんを」 最強「壁を背にして俺の陰に隠れてろ…あと…下手な嘘もやめ、ろ、、」フゥーフゥー… 悪魔「あるじ…!」 最強「心配するな。今のはたまたまタイミングが悪かったから食らうしかなかったが、全て弾き飛ばせる。あの程度」 コウジョウ「ホッホ。感心するね。」 最強「………」 コウジョウ「今、君が受け止めた物が何かわかるかい? 本来白兵戦での使用など有り得ない、人間どもが閉じこもった核シェルターを破るための弾頭だよ しかもそれを打ち返せると豪語している。」 最強「………」ギン コウジョウ「ホッ、、、凄まじい眼光だ。君の友人がたった一発でダウンしてしまったのと比べると雲泥の差だ が、無意味だがね。それも。――構えろ」パチィッ サンタ’s ジャキン コウジョウ「私の背後の光景が見えるね?そうだ。セント・レッドナイトの構成員だ。 さしもの君も全員逃がしきれなかったためにああして転がっている訳だが、 少しリーダーの役にたってもらおうと思ってね。説明するまでもないと思うが、『人質』になってもらったよ」 最強「………」 コウジョウ「少しでも君が歯向かう素振りを見せれば、『ズドン』だ」 最強「よせ」スッ コウジョウ「ああ。そのままそのまま。私も鬼ではない。そこをどけとは言わない 君は存分にその天使と悪魔を守ってくれていい。ただ、動くな、と言っているんだ。簡単な要求だろう?」 最強「………ぐっ」フラッ 星 屑 コウジョウ「ホッホ。『スターダスト』ならば有効であることもわかったしね? ―――しかし笑いが止まらない」 カツカツカツカツ…… コウジョウ「ふん」ゲシッ DQN13「ぐっ……」 コウジョウ「彼等はいわゆる不良だのヤンキーだのと呼ばれる人種で、社会的な評価は著しく低い」ゲスガス… コウジョウ「サンタ界で言えば下級サンタのようなものだが、 滑稽な事に人間社会の下級には、上級同様に権利が認められているらしい」ゴッ… コウジョウ「それは君の反応からも見て取れるが、我々からすればまったく理解しがたい価値観だ」ガッゴッ コウジョウ「こんな、なんの、利用価値も無い」 ガッゴッ コウジョウ「役立たずのごく潰しっ!不摂生が祟って脆弱であるばかりかっ!知性も教養もあったもんじゃないっ!」 ゴスッ! コウジョウ「ほんの一時期!行動を共にするのさえ!気が遠くなるようだった!!」 ゲスゲスガスガス コウジョウ「なにより連中と同等に見られる屈辱が想像できるか!?こんな下等な虫ケラのさらに最底辺―――」 最強「よせ!」 コウジョウ ビクッ コウジョウ 振り上げた足が止まる コウジョウ「…………ふん。まあこのぐらいにしておいてやろう 感謝するつもりは毛頭ないが、彼等のおかげでこうして『最強の一般人』を追いつめられたわけだからな なにより可能ならばサンタの素体として利用するつもりだったから、殺してしまうのは勿体ない」 最強「………」 天使「マスター」 最強「黙ってろ」 天使「違い、ます、、、これは、、天使としての、、、わたしの、、職務、、です、、、私たちを無視してください」 最強「断る」 天使「セントニコラウスの魔人、、、は、、、全人類、、の、、、脅威です、、、それを……」ガクッ 悪魔「あるじっ、、私から、、も、、、」 最強「断る。誰ひとり傷つけさせん」 悪魔「なんで、、私たちは、、、かってに、、、」 最強「まだ、理由が必要か?」 悪魔「え…」 最強「一緒に暮らしてそれなりに経つ。そろそろ無条件に守っても、おかしくない期間になると思っていたんだがな」 悪魔「…―――あ、あるじっ、、ずるいぞっ…」 コウジョウ「無駄話は終わったかね?私は終わった。では、浴びてもらおうか。星屑のシャワーを、ね!!」バッ サンタ’s「「「「「「射出っ!!」」」」」」 最強「安心しろ。理由はどうあれ、お前たちは俺が守るよ」フッ 天使「マ、スターっ」 悪魔「えっぐ…ひぐぅ…」 ズドドドドドドドドドドドドドドダダダダダダダダダ――――――――――――――………… 男が記憶喪失になったようです45(仮)← →男が記憶喪失になったようです47(仮)
https://w.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/81.html
とてもカレーが好きな国がありました。 その国は、朝にカレー。昼にもカレー。夜だってカレー。 あげくのはてには三時のおやつでさえもカレーを食べるような国柄でした。 ( ^ω^)「カレーうめぇwwwwwwww」 そんなカレー好きな国の中でも、ことさらにカレー好きの男の人がいました。 ( ^ω^)「うめえぇwwwwwwwww」 もともとはこの国の中でも平均的な(といっても、一般で考えれば非常識なほどに)カレー好きの彼でしたが、 ふとしたひらめきから、いくらカレーを作ってもこびりつかない鍋を作り出し、巨額の富を得たので、 自分に幸せをもたらしてくれたカレーをさらに輪をかけて好きになるのでした。 ( ^ω^)「マジカレーぱねぇwwwwwwwwwww」 今ではこのカレー好きの国有数の権力者となった彼ですが、そんな彼の住まいはもちろん大邸宅。 家から離れた場所にまで、カレーの食欲を誘う香りがぷんと届き、 ふと目を見遣ると、カレー粉で作られたレンガによって組まれた、茶色くスパイシーな壁。 その壁にいくつかある出窓から中を覗けば、壁と同じ色をした、天まで届くかというほどの家屋。 そして象さえ飼えそうなほどの広大な庭では、噴水からやはり茶色いカレーが吹き出ています。 その噴水を取り囲むかのように芽吹くのは、にんじんやじゃがいもなどの葉に、水田の中で風に揺れる黄金色の稲。 茶色と緑色に彩られた庭で、嬉しそうに駆け回るのは健康な鶏や豚。 そうです。彼はカレーを全て自宅で作れるほどに、カレーを愛しているのです。 そして、つい最近のことです。彼は最高級の米を生み出しました。 一粒一粒が、どれほど炊いても形を崩すことなくピンと立っていて、適度な甘みと柔らかさを保つ米です。 今まではどちらかといえばナン食派であった彼も、この米を前にしてはカレーライス派に移るしかないほどのお米でした。 ( ^ω^)「米うめぇwwwwwwwwwwwwww」 ところが、この米によって彼は深い悩みを抱くことになってしまうのです。 確かに、彼の家はカレーハウスです。 ですが、その極上の家から作られるカレーでさえも、この米には吊り合わなかったのです。 カレーライスは、カレーのスパイスを米のふくよかな甘みで受け止め、うまみをふくらませることによって味の深みを作り出します。 ですが、米があまりにも強いとカレーがただの付属品になってしまうのです。 彼はひたすらに悩みました。 朝に食べるカレーの最中でも、昼に食べるカレーの最中にも、夜に食べるカレーの最中でさえも。 充分においしいカレーを食べながらも、彼は極上の米に吊り合う極上のカレーへと思いをはせていました。 そこで彼はひらめくのです。自宅で極上のカレーを作れないのならば、国中に募集をかければいいと。 ( ^ω^)「うはwwwww僕天才wwwwwww」 彼は大々的に募集をかけました。 当然、報酬は望むだけ与えるとのことも。 すると、彼のもとへ何百もの応募者が訪れました。 彼はその一人一人のカレーを、極上の米と合わせてしっかりと味わいました。 朝も昼も夜も、間食の時間さえも惜しんで何百種類ものカレーを味わったのです。 様々なカレーが彼の食卓に並ぶ日々が続きます。 ( ^ω^)「カレーうめえええええええ」 スタンダードなカレーから、牛、豚、鳥、羊、鹿、兎、蛙、ワニなどの様々な肉を使ったカレー。 七色に変化する不思議なカレー。 マグマのような煮えたぎったカレーから、氷河のように凍えるカレー。 金粉を撒き散らした豪華絢爛カレーが食卓に並んだかと思えば、 次の食卓にはスパイスも具材も何も入っていない、水のようにしか見えないカレーが出された日もありました。 (;^ω^)「でも米のがうまいお……」 それでも、彼の望むカレーはありませんでした。 全てが全て、米の魅力に負けてしまうのです。 やがて、どんなカレーをも否定する彼の姿にあきれ果てたのか、応募者の数も日々を追うごとに減っていきました。 それでも彼は、極上の米に合うカレーを探し続けることをやめはしませんでした。 ある日のことです。 そんな彼のカレーで出来た大邸宅に、一人の白衣を着た男がやってきました。 ( ^ω^)「君はどんなカレーを持ってきてくれたんだお?」 権力者は今まで何度も抱いた期待を胸に、尋ねます。 (-@∀@)「わたしはカレーを持ってきてはいません」 男はそう答えます。 確かに、彼の両手には荷物らしきものは持たれていませんでしたし、何よりも彼は白衣です。 そんな姿でカレーを持ち運んでしまえば、はねたカレーがたちまち染みになってしまうでしょう。 その恐怖は、このカレー好きの国に住む人にとって、赤子でも知っているような常識でもありました。 キョトンとする権力者を目に、男は言葉を続けます。 (-@∀@)「わたしは料理人ですらありません。確かに、カレーは好きですが、カレーの作り方もわかりません。 ですが、極上の材料を用意することは出来ます。おたくで雇っているコックにその食材を使ってカレーを作ってもらえば、 たちまちあなたの望む極上のカレーができるでしょう」 ( ^ω^)「うはwwwww長文乙wwwww」 男の言葉に、権力者は目を輝かせます。 それほどまでに、彼の言葉には自信が満ち溢れていたのです。 きっとこの男は自分の望むカレーを作ってくれるだろう。 そう確信した権力者は、ふと気がつきます。 ( ^ω^)「ところで、その材料はどこなんだお?」 (-@∀@)「ふふふ」 やはり白衣の男の両腕には何もなく、どこにも極上の材料らしきものは見当たりません。 不思議に思う権力者に対し、白衣の男は小さく微笑むと (-@∀@)「一週間ほどお待ちくださいませ。今日はあなたの期待を膨らませるためにうかがったのです」 と言葉を残して、彼の邸宅を過ぎ去ったのです。 場面は唐突に変わります。 ここはカレー好きの国の端にある、大きな研究所。 たくさんのモニターに囲まれた部屋の中には、先程の白衣の男がいます。 (-@∀@)「……」 彼はただ、黙ってモニターを眺めるばかりでした。 (-@∀@)「……お」 すると、そのたくさんのモニターのひとつ、研究所の外の映像が映し出されたモニターに動きがうまれます。 黒塗りの護送車が到着し、中から制服に身を包んだ警官が数人。囚人服に身を包み、拘束された人間が五人。 老人や女性さえもその中に確認できまる囚人たちが、ぞろぞろと順番に出てきました。 / , 3 (*゚ー゚) ( ゚∋゚) ( A`) (´・ω・`) 彼らはそのまま研究所内へと入っていきます。 やがてまた別のモニターに彼らの姿は映し出されます。 そこは体育館ほどの大きさの丸い部屋でした。 壁も床も天井も白で塗りつぶされた空間の真ん中に、腰ほどの高さの白い机がひとつだけぽつんと存在していて、 壁際には五つの寝袋が置いてあります。 机の上には五錠の錠剤が置いてありました。 /; , 3 (;*゚ー゚) (;゚∋゚) (; A`) (;´・ω・`) ひとつしかない扉から、囚人と警官が入りました。 囚人達は、この窓も何も無いのっぺらぼうな空間に、誰一人違わず驚きの顔を見せます。 警官は特に気にすることもなく、囚人達を机の前に並ばせました。 五人が横一列に並び終えたころに、白衣の男がモニターの部屋から移動して、この真っ白な空間に入ってきました。 (-@∀@)「君らはこの国における恥部であり、死刑囚です」 白衣の男は、この五人を軽蔑の眼差しで見ながら話し始めます。 (-@∀@)「君らは、僕の実験の協力をしてもらいます。 命に関わる、というかほとんど死んでしまうであろう危険な実験のため、なかなか被験者がいなくて困っていたのですが、 あの権力者のための研究だと警察上部に言ったら、君らを簡単に差し出してくれました」 (-@∀@)「つまり、これから行われる実験が実質的には君らの死刑となるわけです」 囚人達は顔を真っ青にして、彼の言葉に耳を傾けていました。 唐突に刑務所から連れ出された時点で、ある程度の予測はついていたのですが、 それでもこの言葉は、彼らの心を脅かすには充分すぎるほどの恐怖を与えたのです。 (-@∀@)「しかし、老年の囚人、不細工な囚人、筋肉質な囚人、太った囚人、唯一の女囚人。君らに僕はチャンスを与えるのです」 白衣の男は言葉を続けます。 (-@∀@)「君らはこのまま刑に服していたらまず間違いなく死刑によって命を落とすでしょう。 ですが、君らの前にある机に目をやってください」 五人の囚人は、目の前の机に視線を向けます。 白い机に、白い錠剤が五錠。 それを見る囚人は、五人。 (-@∀@)「大体察しがついているでしょうが、君らにはそこの錠剤を呑んでもらいます。 きっと、この錠剤を呑むことによって君らはほとんど死んでしまうでしょう。 しかし、生き残る可能性もゼロではありませんし、一週間生き残れたなら釈放してあげましょう」 (-@∀@)「もちろん、拒否権はありません。拒んだ時点で君らは処せられます」 ほぼ一息で言い切った後、ですが、と白衣の男は続けます。 (-@∀@)「ですが、考えてみてもください。このまま確実に訪れる死を待つのか、薬を飲んで生き残るという賭けに出てみるか。 どちらの方が君らにとって良いのかを」 どこからともなく、息を呑む音が聞こえてきます。 五人の囚人達は、ひたすらに得体の知れないこの錠剤を食い入るように眺めるのみでした。 (-@∀@)「錠剤を呑んで一週間は水も食料もとらなくても大丈夫なようにできてあります。 寝るときはそこの寝袋を利用してください。では僕はこれにて」 白衣の男はそう言い残して部屋から出て行きます。 続くように、警官たちも出て行ってしまいます。 ただ一つしかない扉が、彼らが出て行った後に締められ、がちゃりという音を立てて施錠されました。 閉ざされた空間に囚人が五人。 彼らはただただ黙して、食い入るように錠剤を眺めているばかりでした。 / , 3「わしは飲む」 白衣の男が去ってから数分後、重い沈黙を破ったのは老年の囚人でした。 白髪を乗せた顔に、深く刻み込まれた一本一本のしわが、彼の今までの人生で積んだ経験の多さを物語っています。 彼は、カレーをトイレで食べるという蛮行のせいで死罪にされたのでした。 / , 3「今まで様々な経験をしたが、こんなことは初めてだ。だが、それでもわしは薬を飲んで生き延びたい」 かさついた口から、自分に言い聞かすように呟かれた言葉が、白い空間に響きます。 老年の囚人が一歩踏み出して、机に近づきました。 ( ゚∋゚)「なら、俺も飲もう」 筋肉質な囚人がそれに続きます。 鶏冠のように逆立つ髪を持つ彼は、五人の中で一番背も高く、がっしりとした体つきを囚人服に包んでいました。 彼は、カレーと偽って客にビーフシチューを売りつけていたために、 この場所へと来るはめになってしまったのです。 二人が前に踏み出したことで、残る三人の醜い囚人、太った囚人、女の囚人も机へと歩み寄りました。机に乗る五つの錠剤を、五つの手が掴み取ります。 こんなにも軽く小さい薬が自らの命を左右するだなんてと、囚人達は誰一人違わず身震いする気持ちでした。 誰が合図することもなく、五人はほぼ同じ瞬間に薬を飲み込みました。 その様子はしっかりと白衣の男もモニター越しに確認していました。 (-@∀@)「実験開始だ」 静かに白衣の男は呟きます。モニターには五人の姿が変わらずに映し出されていました。 (´・ω・`)「特に何も起きてないよね」 太っている囚人が辺りを見回しながら、怯えた目で問います。 背中の中ほどにまである、手入れのされていないぼさぼさの髪が、彼の頭の動きに合わせて、 ふけをまき散らかしながら揺れ動いていました。 (;*゚ー゚)「いや!」 そんな中、唯一の女性である囚人が、切れ長の細い目を驚きに広げながら老年の囚人に向けていました。 対象である老人も、恐怖に目を身広げて、口を魚のようにパクパクとさせるばかりでした。 ですが、自分の身に起きた異変への恐れと理解のしがたさに、言葉を紡げないようでした。 老人を除いたすべての目が、彼に向けられます。 / , 3「……!」 どういうことか、老人の耳からさらさらと茶色い粉が落ちていくのです。 とどまることを知らずに、ひたすらに、さらさらと。 流砂のように両方の耳から粉を落とす老人は、異変にただ怯えるのみです。 そして、やがて一向は気がつきます。 老人の耳たぶが消えていることに。 そう、老人は耳から粉を出しているのではなく、耳が粉末状に崩れているのです。 / , , ;,「あ……あ……」 粉は順調に落ち続けていきます。 だんだんと老人の耳がなくなっていきます。 耳たぶから軟骨へと侵食していき、やがては全てを粉に変えます。 一向は、老人も含めて恐怖のあまり、言葉を発することができないままでした。 白く、静かな部屋に、さらさらと茶色の粉の落ちていく音だけが聞こえます。 それはとても異様な空間でした。 / , , ;,「あ……」 耳が全て粉に変わると、今度は耳のついていたこめかみ付近から粉が落ち始めます。 元来耳があった場所には、小さく黒い穴が開いているだけでした。 こめかみが粉になっていくにつれ、変化の面積は段々と広がりを見せます。 布にたらした色水のように、じわじわと。頬へと、顎へと、喉へと。 / , ;,「い、いやだ」 ここにきて老人がやっと言葉を発しました。 ついに状況の整理がついたのでしょう。 自らの命の危機に拒絶を示した老人でしたが、ここで残念なことが起きてしまいます。 戻る 次へ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/buastbuast/pages/219.html
PL:Cyphiss 名前:レックス(Rexx) 種族:ヒーロー 年齢:20代半ば 性別:男 AA:レックス(サモンナイト3) 変身後:仮面ライダーオーズ・プトティラコンボ 種族特性:特殊なリージョンの力を得た人間。1シナリオに1回ダイス一つを選び出目を「6」にすることが出来る他、能力値割り振りを20点に増やして作成した、特殊なヒーロー技を使える姿に変身できる。 ただし変身の事を同じヒーローと機械以外の種族に知られてはならず、ヒーロー状態の時はヒーロー技以外を閃かなくなる。 また、属性の中からヒーローとしての属性と体術以外の武器を一つ決定し、選んだ属性に対する耐性を得る。この耐性は人間時も適用する。 属性:水 武器:斧(斬) ■能力値 人間/ヒーロー B(ボディ) 9/9 M(メンタル) 9/9 T(テクニック) 2/6 人間時 初期値 内訳 計算式 HP 232 (9+9+5)*10+2 【(B+T+体力技能LV)×10+シナリオ終了ボーナス】 WP 23 (9+9+4) +1 【M+B+武器技能LVの合計+シナリオ終了ボーナス】 JP 11 (9+2+0) +0 【M+T+術法技能LVの合計+シナリオ終了ボーナス】 LP 10 (9+1) 【B+1】 行動値 2 (2+0) 【T+素早さ技能LV】 物理防御 79 (9+5+65) 【B+体力LV+防御力】 術法防御 79 (9+5+65) 【M+精神LV+防御力】 変身後 初期値 内訳 計算式 HP 232 (9+9+5)*10+2 【(B+T+体力技能LV)×10+シナリオ終了ボーナス】 WP 23 (9+9+4) +1 【M+B+武器技能LVの合計+シナリオ終了ボーナス】 JP 15 (9+6+0) +0 【M+T+術法技能LVの合計+シナリオ終了ボーナス】 LP 10 (9+1) 【B+1】 行動値 6 (6+0) 【T+素早さ技能LV】 物理防御 79 (9+5+65) 【B+体力LV+防御力】 術法防御 79 (9+5+65) 【M+精神LV+防御力】 ■良い特徴 得意属性【斬】 ※0 「斬」属性に対する耐性を得る。最終的なダメージが半分 ※ヒーロー特性 得意属性【水】 ※0 「水」属性に対する耐性を得る。最終的なダメージが半分 ※ヒーロー特性 得意武器 -1 任意の武器をひとつ選び、その武器での通常攻撃と必殺技、武器固有特技の命中判定+1、技威力+1D6を得る。 【武器:ハルベルト 】 指定武器は、セッション外で5点技術点を支払うことで変更できる。 達人 【斧】 -2 武器技能か術法技能を一つ選ぶ。その技能に属する術技の消費WPやJPが1低下する。 ■悪い特徴 弱点属性【土】 +1 「土」属性に対する弱点を得る。被威力ダイス+1 弱点BS【毒】 +1 「毒」に抵抗できなくなる。 鈍足 +1 貴方は行動値に関わらず、行動が常に一番最後になる。 苦手武器【小剣】 +1 「小剣」技能の習得ができなくなり、技能0でも装備と使用ができなくなる。 苦手武器【槍】 +1 「槍」技能の習得ができなくなり、技能0でも装備と使用ができなくなる。 資質無し【魔術/妖術】 +1 術法が使える種族用、対になる術法技能を一種類選ぶ、その術法技能一対は閃かなくなる。 資質無し【心術/邪術】 +1 術法が使える種族用、対になる術法技能を一種類選ぶ、その術法技能一対は閃かなくなる。 ■技能 ・一般技能(属) Lv 判定値 腕力 (B) 5 3d6+14(選択2d) 体力 (B) 5 3d6+14(選択2d) 知力 (M) 3 3d6+12(選択2d) 精神 (M) 5 3d6+14(選択2d) 愛 (M) 2 3d6+11(選択2d) 魅力 (M) 1 3d6+10(選択2d) 素早さ (T) 2d6+2/6 器用さ (T) 2d6+2/6 ・武器技能(属) Lv 判定値 斧 (B) 4 3d6+9+4+1+1(選択2d/B+Lv+【牙のお守り】+得意武器) ・術法技能(属) Lv 判定値 ■必殺技 所属 Rank 技名 WP 技威力 対象 属性 備考 斧 1 トマホーク 1 2D 敵単 斬 遠距離攻撃 斧 1 ウォークライ 1 ― 自身 ― 戦闘終了まで命中判定と必殺技威力を+1。 ■術法 所属 Rank 術名 JP 術威力 対象 属性 備考 ■装備 属性 修正値 名称 備考 金額 武器 +20 ハルベルト 固有技:スウィング 1000Cr. 武器 武器 身体 +30 強化装甲 2000Cr. 服 +10 強化服 350Cr. 頭 +8 ミラーグラス 暗闇無効 300Cr. 腕 +9 サイバーグラブ 素手攻撃力+5 300Cr. 脚 +7 フェザーグリーブ 210Cr. 装飾 +1 牙のお守り 命中判定・武器威力+1 150Cr. ●道具 名称 説明 値段 所持数 合計 強力傷薬 メカ以外の味方のHPHP200回復+睡眠解除 Cr. 150 1個 Cr. 150 ラッキーコイン 自分の判定後に割り込んで使用、判定ダイスの目を一つ選び+1または-1する Cr. 30 3個 Cr. 90 ■設定・備考 騎士団領軍学校をかなりの成績で卒業した、有望な軍人だった。 が、とある事件により軍を退役した経歴を持つ赤髪の青年。 軍を出奔した後、そのとある事件の際に手に入れたメダルを手に旅人になる。 性格は優しく、甘い。 戦いは好きではなく、守るため戦いを心情とする。 旅をしながら、見聞を広めている。糧を得る方法がどうしても傭兵と言う形になってしまうのが悩みの種。 もっとも、暇な時に子供たちに読み書きやらを教えたりしており、その時の方が生き生きとした表情を見せている様子。 最近、大きな拾い物をしたようです。 ◆できごと。 魔女アルルの護衛を依頼される。紆余曲折の果て、代理決闘に挑み、勝利。 ■その他 及び セッション履歴(日付は終了タイミング) 所持Cr:3040 取得技術点:417 使用技術点:300 残存技術点:117 日程(終了) 内容・セッションタイトル ゲームマスター 技術点 報酬 2013.03.02 キャラクター作成 +300 +4000 成長 斧2→4 -70 + 0 成長 腕力、体力、精神2→5 -180 + 0 成長 知力0→3 -30 + 0 成長 愛0→2 -15 + 0 成長 魅力0→1 -5 + 0 2013.03.07 参加 機械少女はぱよえーんの夢をきっと見ない じゅねさん +117 +3000 買物 ラッキーコイン 1枚 +0 - 30 戦闘系メモ帳 命中 3d6+9+4+1+1 選択 通常攻撃力 (1d6+9)*5+20+5 「(1D6(技威力)+対応能力値)×(武器技能LV+1)+武器威力+腕力技能」 トマホーク (2d6+9)*5+20+5 遠距離攻撃 ''‐--- 、__ 、、 , ` ‐-、_, ``''' ‐- r..ヽ lヽ _,,,、-‐'''" ̄ ̄ `ー.、 ヽ , -‐'''" ̄ ̄ , --- ヽ ー'''ニ‐''´ ,、‐''" ,、‐'' / 、.ヽ , ‐''´ -=ニ -―‐,=''" / | `.、 --‐―'''フ´ , ' ノ i!. 、 /‐フ , .' ,ィ .// ./| ', ´./ ., ' _, -フ , ,. /// ./ , '. | |i l /,.ィ, ー.,ニニ| / , イ/ /_./'' , , __.| , l!/ /‐フ ,' /|/''''| ./| i/, '、t‐...ォ'`' / , '/_.、/ / /リ ., , | l E| i | | i .| ー''‐ /, ' ム'//レl'| , // |∧、__l i | | |、l ' l ./イ/ | V ' ´ノVV| |.| | | ヽ//| | |`''‐.メ、__'、 、____,´/レ .l l ,,/ .| `''‐- 、_ /、 .l/ / `ー-、__ `'''‐--.',,_ー-、 ,、-‐''ー‐-、 `'''‐- 、______,/ ↓ /}l / / | / / | ./ / .| / / .l / / .| / / ./ / / / ________________________ /', / / / __ ______________/ / | / /  ̄ / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | {/ ̄lノ | | / / /. \ \∧ l __ / / / __ \/ |\ | /rrrt'´7/ / / ∨ \ /¨l |_\ |/ / __/ / / ∨ \ ,イ .| ∨ ̄` ' / /./ / __________/. ∨ l/ | ヽ| / | /.// / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∨ \.|^l_ノ| / , -.、 廴l// /. ∨ |__/ハ / |彳// ./. ∨ lヽ{ `レ'/ //\ / ∠ ̄\__\\ \|7`ー一久 / 、/ rt-‐' \ `ー`ヾ__]/}/Y⌒ 〉 ヾ=-、__ |___ロロ/⌒ヽ 「¨УZ__ └一' У}ノ  ̄`ヽ_ノ__|__// / ̄ ̄ ̄`ー--、 ____// |/l__/ ̄] `ー--- ... / ̄|=ミr .__/ /|∠二二}\ `ー- .. /) /イ`フ |// ̄ ヾ .\ `ー--- ...___. ∧_/ ̄7´} _/ \ `ー=ミ、/\______ \ / ̄〉 {__/| ̄7}_ハ_,ィ´ `ー-t--、{_/ヽ、 `ー-- ...___ \ イ ̄ ̄} /|_/ |/ / \ \//}_  ̄ ̄> l /  ̄`}´ /  ̄ ̄ `ー厂]二∧\ _/ / /Y∨|コ[ ̄ ̄l ――===== ≡ ≡ニニ二二三三三三三三三三三三三 ____/./ /./ .|ノ}_>一'`´`´`´ ̄
https://w.atwiki.jp/imasss/pages/3472.html
余命幾許もないミリPを 2が看取ってくれるようです 執筆開始日時 2018/04/15 元スレURL http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/20196/1523799335/ http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/20196/1595568356/ タグ ^春日未来 ^永吉昴 ^佐竹美奈子 ^所恵美 まとめサイト wiki内他頁検索用 シリアス ミリオンライブ 佐竹美奈子 安価 所恵美 春日未来 永吉昴
https://w.atwiki.jp/yaruo-schop/pages/499.html
サムネイル画像 タイトル やる夫が獅子戦争で名を残すかもしれないようです 作者名 ◆GAjkzfocz6 原作 ファイナルファンタジータクティクス ジャンル ファンタジー 主人公 やる夫 期間 2016/12/09~2017/01/22 掲示板 やる夫板のシェルター タグ あんこ、完結作品、ダイス まとめサイト 様 スレッド一覧 スレッド名 タグ 備考 開始日時 最終レス 【あんこ】やる夫が獅子戦争で名を残すかもしれないようです【FFT】 あんこ、ダイス 「やる夫が獅子戦争で名を残すかもしれないようです」シリーズ:スタート「やる夫が獅子戦争で名を残すかもしれないようです」シリーズ:完結 2016/12/09 同作者の作品一覧 やる夫が獅子戦争で名を残すかもしれないようです