約 754,957 件
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/808.html
ふらんどーるの犬 22KB 『ふらんどーるの犬』 一、 「…ゆっくちしちぇいっちぇね…!!」 バスケットボールくらいのサイズの成体ゆっくり…その“れいむ種”と“まりさ種”の一家に元気よく 挨拶をする、ピンポン玉ほどのサイズの赤ちゃんれいむ。可愛らしい瞳で幸せそうに昼の散歩をしている 一家を見上げて、赤れいむは不安そうにゆらゆらと顔を振っている。その愛くるしい仕草に、子れいむと 子まりさがぴょんぴょんと赤れいむの周りに集まってくる。 「ゆわあ!かわいいねっ!」 「どこからきたの?」 口ぐちに質問を浴びせる二匹の子ゆっくり。このれいむ一家は五匹家族だった。挨拶をした赤れいむと 同じくらいのサイズの赤ちゃんまりさは、赤れいむに興味は惹かれているものの、母れいむの顔に頬を擦 り寄せたままだ。時折、赤れいむのほうに視線を向ける。 「「ゆっくりしていってね!!」」 なおも不安そうな表情を崩さない、赤れいむの気持ちを少しでも和らげようとしているのか子れいむと 子まりさは明るい声と表情で挨拶を返した。それでも赤れいむは、俯いたままだ。これにはどうしたもの かと。二匹の子ゆっくりはお互いの顔を見合わせる。母まりさは、意を決して赤れいむに質問する。 「おちびちゃんは…ひとり、なのぜ?おかあさんをさがしてるとちゅうなのぜ…?」 赤れいむが震えだす。今度は母ゆっくり同士が視線を巡らせ、少しだけ悲しそうな表情をする。小声で 「ゆぅ…れいむ…このちびちゃんのおかあさんは…」 「うん…」 既にこの世にはいないのだろう、ということをゆっくり理解する二匹の母ゆっくり。赤まりさも両親を 心配そうな顔で見つめている。これから越冬のための準備を始めなければいけない。幸い、この山は食糧 も豊富であり、何よりまりさが狩りの達人であることなどから冬を越すのは比較的容易に乗り切ることが できる。去年の冬籠りも特に重大な問題は起こらず、次の春を迎えることができた。 「ゆっ!こまったときはおたがいさまなのぜ!」 「そうだね!ちびちゃん…!れいむたちといっしょにくらさない??」 両親の突然の発言にも、家族が増えるのを喜んでいるのか二匹の子ゆっくりは歓声を上げる。妹が増え て嬉しいのだろう。ゆっくりは数が多ければ多いほど、たくさんゆっくりすることができる。この提案に 一家は誰一人として反論することはなかった。赤れいむは震えている。覗き込むと、どうやら涙を流して いるようだ。母れいむはそんな赤れいむに頬擦りをすると、 「だいじょうぶだよ、おちびちゃん…これからいっしょにゆっくりしようね…」 「………………………」 赤れいむは無言のままだ。母れいむは母まりさの方に“しかたないね?”というような表情を見せる。 そのとき、ようやく赤れいむが口を開いた。 「ゆっくち…ごめんなしゃぃ…」 「ゆっ?」 首を傾げる母れいむ。そのときだった。草むらの中に隠れていた、胴付きのゆっくり…冷酷にして残虐。 最凶の捕食種であり、ゆっくりたちにとっての人間に次ぐ最大の天敵でもある“ふらんどーる種”。通称、 “ふらん”がれいむ一家の目の前に飛び出した。 「ゆあああああああああああ!!!!!!」 「ふらんだあああああああああ!!!!!!!!!」 この胴付きふらん。羽根は持っているものの、飛ぶことができないのかそれでも素早い動きで子れいむ の顔を引きちぎり、一旦は捨ておく。後で食べるつもりなのだろう。あまりにも突然の出来事に、子れい むは断末魔さえ上げることはなかった。 「うー、うー…ゆっくりしねっ!!!!!!!」 ふらんが子まりさをつかむ。 「ゆぎゃああああああ!!!!おがーじゃん!!!おがーじゃあん!!!だぢゅげでえぇええ゛え゛!!」 「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛…」 気が動転しているのか、目の前でふらんに捕えられた我が子を前に上手く喋ることのできない母れいむ。 母まりさは、がたがた震えながらも頬に空気をため、 「ゆ…ゆゆゆ…ゆっぐりはなじでねっ!!!」 必死に叫ぶ。 「ゆぎぇええぇぇえ゛ぇええ゛ぇ゛ええぇえ゛!!!!!!」 ブチブチィとい耳触りな音とともに、子まりさの顔が左右に引き裂かれる。あふれ出した餡子を丁寧に 口に運び、悦の表情を浮かべるふらん。皮は後で食べるのか、引きちぎられた子れいむのそばに投げ捨て た。 「うー…つぎは…おまえら…ゆっくり…しね…」 ふらんがにじり寄る。目の前で我が子を二匹も殺された親ゆたちは、恐怖と絶望でその場を一歩も動く ことができなかった。赤れいむはそんな、親ゆとふらんのやり取りを遠くから涙を流し見つめていた。 「うー!」 「ゆあああああああああ!!!!!」 「れいぶぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!」 ふらんにより抉りだされた目玉をぺーろぺーろしながら叫ぶ母まりさ。 「ゆああああ!!!れいぶのおべべ!!!ゆっぐりじないでもどにもどっでねぇえええぇええ!!!」 「ゆぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ…」 激痛に耐える母れいむ。ふらんは完全に戦意を失っている母れいむを落ちていた木の枝で何度も何度 も殴りつけた。 「うっうー!くらえ、れーう゛ぁていん!!!!」 「ゆぎぃ!ひぐぅ!!ゆげぇ!!ゆぶっ!!ゆべしっ!!!」 「おでがいじばずぅぅぅぅぅ!!!やべでぐだざい゛ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」 母まりさは額を地面にがしがしとこすりつけながら…まるで土下座のような格好で捕食者に頭を下げ る。しかし、捕食者が手を止める道理はない。母まりさが虫や花を食べるように、ふらんはこの一家を 食べるだけなのだ。そこに不自然な点は何一つとしてない。 人間に殴打されるわけではないので、顔が弾け飛んだり皮が破れて中身が飛び出したり、といった状 態にはなかなかならない。気を失うほどのダメージとまではいかないので、嬲り殺しにされていくのだ。 母まりさは、そんな捕食者と餌の周りをぴょんぴょん跳ねてやめてもらえるよう視覚に訴えているつも りなのだろうが、まるで意味を為さない。 捕食者、といえばふらんの他にも“れみりゃ種”や“ゆゆこ種”などが挙げられるが、その中でもこ のふらんは獲物を徹底的にいたぶってから食す、という最凶の習性を持ち合わせていた。ゆっくりは痛 みや恐怖、絶望といったマイナスな感情を中身の餡子に刻みつけることで、味がよくなる。ふらんはそ れを本能で理解している。れみりゃがそれをしないのは知能がやや劣るから。ゆゆこがそれをしないの は腹に入れば同じと考えているから、である。 「い…だい…よ゛ぉ……」 すでに五分間近く棒きれで顔のあらゆる個所を殴られている母れいむだが、まだまだ命に別状はない。 ただ、ものすごく痛いだけだ。ある意味、気を失うぐらいの力で殴られたほうが幸せなのだろうが、ふ らんにそれほどの腕力はない。冷や汗と涙を滝のように流しながら母れいむは震えて、終わることのな い痛みに耐える。 「はなぜえええええええ!!!!」 母まりさが死を覚悟してふらんに体当たりをする。一瞬よろめくふらん。癇に障ったのか、ふらんは 母まりさの顔面に持っていた木の枝を深々と挿し込むと、激しく中身を掻きまわし始めた。目を見開き 口から多量の餡子を吐き出す母まりさ。体内を蹂躙される痛みは想像に難くない。中身を壊されていく 感覚に母まりさはただただ叫び声を上げるのみだった。 「「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っ…」」 短い悲鳴を繰り返す、二匹の親ゆ。赤まりさはとうの昔に失神していた。ひと思いに食べられるので はないかと、涙を流す親ゆをよそに気絶していた赤まりさは、子ゆ二匹の死体の上に投げ捨てられた。 赤まりさがまだ息があるのを確認した、親ゆに安堵の表情が宿る。それもつかの間。母れいむの左頬に 激痛が走った。見ると、ふらんの右手には母れいむの顔の一部が握られている。そのときになって初め て自分の顔が目の前の捕食者によってひきちぎられたことを悟った。 「ゆ゛ぎゃあああああああああ!!!!」 「やべでえ゛え゛え゛!!!れいぶのおがお…だべないでえ゛え゛え゛え゛ぇぇぇ!!!!!!」 動けない二匹をいいことに、ふらんはちょっとずつ、ちょっとずつ二匹の顔をむしりながらその口へ と納めていった。体の三分の二が失われて、ようやく二匹はこの地獄同然の苦しみから解放されること となる。 「うー…かえる…」 ふらんはバラバラになった子れいむと子まりさ、それから赤まりさを両手に抱えると、赤れいむを先 頭にし、巣穴へと帰っていった。赤れいむは逃げることはしない。逃げようものなら、一瞬で捕まって 殺されることがわかっているからだ。 二、 赤れいむとこの胴付きふらんが出会ったのはわずかに一週間前のことだ。特殊な思考を持つHENTAIな お兄さんたちの群れによる、“一斉胴付き狩り”によって、山の胴付きれみりゃと胴付きふらんが想像 を遥かに超える乱獲をされた。元々、数の多い個体ではないが胴付きゆっくりが縄で手を縛られ、一列 に歩いていく様は、古代ヨーロッパの奴隷たちの姿を連想させた。逆に増長したのは力のない、捕食対 象のゆっくりたちである。なぜなら、ゆっくりたちの三大危険因子である“人間、天災、捕食種”のう ちの一つが、人間によってほぼ根絶やしにされたからである。 ふらんは、その乱獲の際の数少ない生き残りである。このふらんでさえ、両親に助けられ命からがら 人間たちの手から逃れてきた。羽根はそのときに人間から傷を負わされ、治る見込みが薄いことを本人 も自覚している。 それでも、野生のゆっくりは無駄に多いのでふらんが食糧に困ることはなかったのだが、やはり人間 からつけられた傷が体に障るのか、たまに獲物を逃がしてしまうことがあった。 そんなある日、別の捕食種によって一家を全滅させられた赤ちゃんゆっくり…すなわち、赤れいむと 出会う。そのとき満腹だったというだけで、ふらんは赤れいむに手を出さなかった。 次の日、赤れいむは同じ場所で雑草を食べて懸命に生きていた。そこへ別のゆっくり一家が現れ、赤 れいむとゆっくりし始めた。それを見たふらんは、“赤れいむを囮にしてゆっくりをゆっくりさせた所 で一網打尽にする”という計画を思いついたのだ。 草むらから飛び出し、赤れいむ以外のゆっくり一家を一瞬で殲滅させるふらん。赤れいむは二度目の 捕食種との対峙に、しーしーをぶち撒けていた。ふらんは赤れいむの髪を乱暴にひっつかむと巣穴の中 に連れ帰った。帰るまでの間、赤れいむは泣き叫びながら許しを請うていたが、聞き入れられることは なかった。“巣に連れて帰ってから食べるつもりなのだろう”という未来は、生まれおちて日の浅い、 赤れいむにも予測ができたのだろう。 しかし、赤れいむは食べられることはなかった。ふらんは、巣穴の中に赤れいむがジャンプして飛び 出せない程度の深さの穴を掘り、そこに放り込んだ。絶望に打ち震えていた赤れいむの上から、芋虫が 二、三匹落とされる。ふらんの姿は見えないが、 「くえ」 という短い言葉だけが耳に届いた。まだ狩りが上手くできない赤れいむにとって、芋虫は御馳走だっ た。初めて両親が採ってきてくれたご飯が芋虫だったこともあり、赤れいむは嬉しくてなのか恐ろしく てなのかわからないが、声も出さずに泣いた。 かくして、捕食種と被食種の奇妙な共同生活が始まった。いつ食い殺されるともわからない赤れいむ は絶対にふらんの機嫌を損ねるようなこともしなかったし、このふらんは賢い個体だった。どうすれば 日々を生き抜くことができるのかを冷静に考えることができていた。仲間が大勢連れて行かれたのは悲 しいことだが、その分餌の競争率は低くなる。食物連鎖のバランスを壊されたとはいえ、このふらんに とっては悪い話ではなかった。この赤れいむの一家の件を思うに、自分と同じ捕食種の生き残りもいる ようなので何もかもが終わったというわけではなかったのである。 赤れいむを囮にした狩りは、これまでただ闇雲に獲物を追いかけまわすだけであった捕食種にとって の革命とも言うことができたのだが、いかんせんこの狩りの方法が広まるには捕食種の数が減りすぎた。 そもそも、ふらんはあの日以来、一度も別の捕食種を見てはいない。本当に自分以外の生き残りがいる のだろうかと心配にはなったが、もうすぐ冬がくる。生き残った捕食種を探すのは、越冬に成功してか らだ。 今回、新たに赤まりさを連れてきたのには理由があった。ゆっくりは比較的同種間のコミュニケーシ ョン能力に優れている。群れの中でのネットワークは意外にもしっかりしたものなのだ。それを活かす 能力が皆無なのがここまで貧弱な存在たらしめる理由なのであろうが…。それでも本当に頭のいい森の けんじゃの“ぱちゅりー種”や、圧倒的な力でゆっくりを束ねる“ドスまりさ”などがいる群れは、長 きに渡って群れの存続を成功させている。 しかし、ふらんには関係のないことだ。ふらんが狙うのはあくまで家族単位で行動しているゆっくり である。群れを壊滅させることは容易だが、それをすることに意味を見出すことはできなかった。むし ろ、獲物が減るだけである。 …つまり、赤れいむが囮になって狩りをする捕食種がいる、というのはいずれゆっくり同士の間に広 まる可能性があるということをふらんは理解していたのだ。それを見据えての赤まりさ捕獲。赤れいむ と赤まりさを単体で囮に出すパターン。二匹一緒に囮に出すパターン。三以上数えられないゆっくりが 仮にパターンの存在に気づいても“ぱたーんさんがたくさんあってゆっくりできないよ!”となるのが オチである。つまり、これで十分だったのだ。 「ゆぎゅっ…!」 穴の中に放り込まれた衝撃で赤まりさが目を覚ます。赤まりさはきょろきょろと辺りを見回すが、視 界には土の壁しか入らない。自身が穴の中に落ちたことに気づき、必死に出ようと飛び跳ねるが、脱出 するには叶わない。 「おかーしゃん…おにぇーしゃん…ゆっくちぃ…ゆっくちしちゃいよぅ…」 涙を浮かべ、唇を噛み締める赤まりさ。ぷるぷると震える姿が愛らしい。穴の上から、ふらんと赤れ いむが覗き込む。恐ろしい捕食種の姿を目の当たりにした赤まりさは 「ぎぴゃっ!!!」 叫び、しーしーを噴射する。その反動で小さな体が少しだけ宙に浮く。むちむちした腕。冷酷な瞳。 口から覗く鋭いキバ。目の前で一家を惨殺された赤まりさにとって、それは既にトラウマだったのだ。 「…おまえも、くえ」 言ってふらんは、あの時と同じように芋虫を三匹ほど赤まりさの目の前に投げ込んだ。 「…んゆっ…?」 状況処理が追いついていないのだろう。赤まりさは、ふらんと赤れいむを涙目で交互に見ながら、ず りずりといまだ蠢く芋虫の元へとやってきた。適度に痛めつけられて弱ってはいるが、生きたままの芋 虫を食べることができるなんて思っていなかった。しかも、ふらんの…捕食種の採ってきた芋虫を。 口に運ぶ。弾力のある芋虫の食感が赤まりさの口の中に広がる。込み上げてくる感情を抑えることが できなかった。 「むーちゃ、むーちゃ…ちちちちち…ちあわちぇえええええええええ!!!!!!」 目にいっぱいの涙を湛えているのは、安堵の念も込められているのだろう。そのときだった。ふらん の口元が一瞬ほころんだように見えたのを、赤れいむは見逃さなかった。もちろん、それを口にするの は恐ろしいので何も言えなかったが。 美味しいものを食べさせてもらったとはいえ、赤まりさにとっては家族の仇。一時のしあわせー!に 警戒心が薄れてはきているものの、やはりふらんと赤れいむを完全に信用してはいないようだ。…当た り前だが。 結果から言うと、赤れいむと赤まりさを使った狩りは成功であった。一向にゆっくりたちの間に警戒 体制が敷かれることはなく、目の前に迫った冬を越すのに十分な食料が集まっていた。二匹の赤れいむ もバレーボールくらいの大きさに成長しており、成体ゆっくりの一歩手前というところまで来ている。 便宜上、子ゆっくりとさせていただくが。 日々、目の前で同種が殺される姿を見るのはどうしても慣れることができなかったが、捕食種に捕ま って生きていられるだけでも幸せだ。ふらんに飼われることで、生命の危険の心配はなかったし本人た ちは気づいていないが、利害関係だけから見たらそんなに悪い状況ではなかったのである。 春になったら、二匹の子ゆをつがいにさせるのが、ふらんの次の計画だった。そろそろ、みなしごゆ っくりを演じさせるにはいささか無理があるように思える。別に、ゆっくり同士がゆっくりするために 寄って来たところを狙えばいいだけの話ではあったが、一家で同情を引くためには赤ちゃんゆっくりの ほうが圧倒的に都合がいい。 賢いふらんでも、気づいていなかった。囮に使うのに赤ゆのほうが都合がいいならば、今の二匹を殺 して、新しい赤ゆを連れてきたほうが効率がいいということに。 それでも、ふらんは越冬の準備を始めていた。…捕食種はそれほど冬の影響を受けない。その気にな れば冬籠り中の一家の巣穴に侵入し、獲物を得ることができるからだ。 …ふらんの越冬の準備。…芋虫や鈴虫と言った昆虫…柔らかな葉っぱや茎…どんぐりに木の実…場合 によっては果物なども含まれている。 つまり、二匹の子ゆっくりのためのものであった。 ふらん本人には、“春にすっきりー!してもらわねば困る”という思惑があった。 “自分は二匹を飼っている飼い主である” 最近、何度も心の中でつぶやくのは、本音を押し隠すためであろうか…?真意はわからないまま、冬 を迎えた。 …三匹にとって、永遠ともいえる、冬が。 三、 ふらんは身を切るような風が吹きすさぶ中、ゆっくりたちの巣穴の入り口を破壊し、中で冬籠りして いた一家を食い散らかしていた。容赦のない行動は、ふらんが恐ろしい捕食種であることを確かに物語 っていた。 一家の集めていた越冬用の食糧もひっつかみ、巣穴へと戻るふらん。二匹の子ゆを養うにはこれを繰 り返すだけで十分だった。 巣穴に帰ると、初めてここに来た時よりも倍以上深く、広くなっている子ゆの住処に餌を投げ入れる。 「ゆっくりありがとう!!!」 「ゆっくりむーしゃむーしゃするね!!!」 今では、この最凶の捕食種にお礼を言うまでの関係が出来上がっていた。 「…すっきりー!は…まだ…」 「ゆっくりりかいしてるよっ!!!」 「はるさんがきたら、れいむとまりさのかわいいあかちゃん、ふらんにみせてあげるねっ!!」 二匹は幸せそうに笑っていた。子まりさにとっては実の家族を全滅させた張本人であるはずのふらん だが、そこは餡子脳。そんなことは幸せな日々によって、掻き消されていたのだ。 三者三様の食事を終えた三匹は、暗い巣穴の中で寝息を立て始めた。 そんな幸せの崩壊を告げる足音が、すぐそこまで迫っていることも知らずに。 突如として、冷たい風が巣穴の中に入り込んでくる。ふらんが、子れいむが、子まりさが目を覚ます。 破壊された巣穴の入り口には、三匹の成体胴付きれみりゃが並んで立っている。 「うっ…うー…ゆっくりのすかとおもったらふらんがいるどー…」 「ふらんのうしろからゆっくりのにおいがするどー!!!」 「どくんだどぉ!れみりゃ、おなかぺこぺこなんだどー」 震え上がる子れいむと子まりさ。ふらんは、目をつりあげ三匹のれみりゃを睨みつける。キバが光り、 両手の爪を見せつけるようにれみりゃと対峙する。 「なっ…なんだどぅ…」 先手必勝。ふらんは、巣穴の床を蹴ると一瞬でれみりゃの顔面に鋭い爪ごと腕を突き立てた。 「うごぼおぉっ!!!」 中から肉汁と少量の肉を吹きだし、悶絶するれみりゃ。ふらんは胴付きとはいえ、まだ子ふらんの範 疇にある。顔にふらんの腕が突き刺さっているにも関わらず、れみりゃはふらんの脇腹に自分の爪を突 立てる。 「う゛ー!!う゛ーーー!!」 お互いに今まで味わったことのない捕食種の爪にたじろぐ。 「うがああああああああ!!!!!」 ふらんが雄叫びを上げる。巣穴の中の空気がびりびりと振動する。子れいむと子まりさは初めて見る 捕食種同士の争いの凄まじさに穴の隅でがたがた震えていた。 二匹のれみりゃがふらんに襲いかかる。どうやら敵と判断したようだ。腕力は成体である分、れみり ゃに軍配が上がるが、スピードならふらんのほうが上だ。もっとも、古傷のせいで本来の力を出すこと はできなかったが。 前から後ろから、れみりゃの爪が、キバがふらんを襲う。致命傷には至らないものの、ふらんの体の 数か所からは肉汁が流れ出していた。歯を食いしばるふらん。 「ゆあああああああああ!!!!」 「やべでぇえええ!!!はなじでぇぇええ!!だずげでぇ!!!ふらん゛~~~!!!」 ふらんに助けを求めるゆっくりがいようとは。驚きを隠せないれみりゃたちだったが、二匹の子ゆは 一匹のれみりゃの両脇に片手で捕えられていた。顔をぐしゃぐしゃにして滝のような涙を流す。 「はな…せぇえええええ!!!!」 子ゆを捕獲しているれみりゃに腕を振り上げるが、れみりゃの一匹にそれを制される。 「う゛っ!!う゛っーーー!!!」 「ゆゆゆゆゆゆゆゆ…」 カチカチと歯を鳴らし、れみりゃによって切り刻まれていくふらんの姿を見る子れいむ。 「ゆっくり…じね゛ぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」 ふらんはれみりゃをふりほどくと、滅茶苦茶にそのれみりゃを切り裂いた。キバが深くめり込み爪 が肉を引き裂き、れみりゃの四肢の半分は失われていた。ふらんのほうも、傷ついた体でこれほどの 攻撃を繰り出したせいもあってか、呼吸が荒い。 「じね…じね…」 ふらんの鬼のような形相に気圧されたのか、二匹になったれみりゃは子れいむと子まりさを連れた まま巣穴の外に飛び出した。 「ゆぎぃぃぃぃぃぃ!!!」 「ざむい゛よぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」 遠のきかける意識の中、二匹の子ゆの悲痛な叫びが聞こえてくる。 「ふらんの…ふらんの…がぞぐにでをだずな゛ーーーーーー!!!!!!」 追って巣穴の外に飛び出すふらん。叫んだ言葉には気づいていなかった。 外には雪が積もっている。一面の銀世界の中、ふらんはれみりゃと格闘を続けていた。子れいむと 子まりさはあまりの寒さにガチガチと歯を鳴らし、凍えている。時間をかけることはできない。 れみりゃの拳が深々とふらんの腹部にめり込む。嗚咽を上げるふらん。それでもふらんは攻撃をや めなかった。だんだん、れみりゃサイドにも恐怖の色さえ見え始める。 「に…にげるどぉ!!!!」 「ざぐやーーー!!!!!!!」 ついに捕まえた子れいむと子まりさを放り出して逃げだすれみりゃ。雪の中で凍死寸前の子れいむ と子まりさのもとに、体中に傷を負ったふらんが這い寄る。 「ざ…ざざざ…ざぶい゛…よぅ…」 涙さえも凍りつこうとするほどの寒さの中、ふらんもまた意識を保つのに必死だった。子まりさは 息はあるものの話す気力はないようだ。二匹を抱き寄せ、降り積もる雪の下、ふらんはうずくまる。 もう動くことはできない。今のふらんにできることは二匹を寒さから守ってやることだけだった。 ふらんの体温で暖められた子れいむがふらんに訴えかける。 「ぶら゛んぅ…ふらんだけでも…おうぢにがえっでねぇ…!!!」 「……い゛…や゛…」 そんな体力など残っていない。巣穴はすぐそこだが。ふらんの足はれみりゃとの戦いで使い物にな らなくなっている。這っていくには無理があった。子れいむと意識を取り戻した子まりさは、ふらん の頬にすーりすーりしたり、ぺーろぺーろしたりしている。 「…………」 「…………ゅ」 二匹が視線を巡らせ、何かを決意したかのようにふらんの瞳を見つめる。その瞳は澄んだものだっ た。そこには目をギラつかせ、常に獲物をいたぶり殺す残虐なふらんのものではなかったようにさえ 思える。 「「おたべなさい!!!」」 叫ぶ、二匹の子ゆ。二匹はぷるぷると体を震わせている。 …ゆっくりは、自分をゆっくりさせてくれた“飼い主”…あるいは大切な人物に自分を食べてほし いという願いを持っている。もっとも、今ではそこまで自分たちに優しくしてくれるような種族が存 在しないことから、ゆっくりの本能からさえも消えかけていたものであったが。 二匹の子ゆはその“おたべなさい”をふらんにした。根幹は同じゆっくりである、ふらんにもその 意味は理解できる。これから何が起ころうとしているのかも。震えているのは自分の顔を半分に割ろ うとしているためだ。二匹をさらに強く抱きよせ、それを制するふらん。 「ゆっ!!やめてね!!!これじゃゆっくり“おたべなさい”できないよっ!!!」 「まりさたちをたべてすあなにかえってねっ!!!ふらんは…ふらんは…まりさたちのぶんまでゆっ くりしていってねっ!!!!!」 覚悟を決めた二匹のゆっくりの悲痛な訴えに、ふらんが涙を流す。 「…おまえら………ふらんの……だいじな、かぞく」 予想だにしなかった言葉に思わず息を呑む、子れいむと子まりさ。焦点の定まらない瞳をなんとか 二匹の子ゆに向け、無理矢理微笑むふらん。 三匹は同じだったのだ。 人間によって家族を失い、一人ぼっちになったふらん。 捕食種によって家族を失い、一人ぼっちになった子れいむ。 ふらんによって家族を失い、一人ぼっちになった子まりさ。 生きるためだった。生きるためにふらんは子まりさの一家を殺した。そして、ここにきてようやく 気づいた。子まりさを一人ぼっちにしてしまったのがふらん自身であり、心のどこかでそれを申し訳 なく思っており、冬を迎える前に殺すという選択肢を選ぶことができなかったことに。 子れいむを一人ぼっちにさせてしまったのも、ふらんと同じ捕食種。理解はできている。それが弱 肉強食の世界だということに。捕食種に…ふらんに捕えられることで二匹の子ゆもそれを理解してい た。自分たちが芋虫を食べなければ生きていけないように、ふらんたち捕食種もまた、自分たちを食 べなければ生きていけないということに。 だから、二匹の子ゆはふらんに自身を食べてもらおうとしたのだ。 しかし、ふらんはそれを拒否した。 子まりさにとっても…ふらんは大切な存在になっていたのだ。家族を殺されたのを忘れてしまった のもあるかも知れない。それでも…一緒に過ごした日々はかけがえのないものになっていた。 三匹はもう喋らなかった。 ふらんの体も少しずつ冷たくなっていく。 「ゆぅ…ふらん…れいむ…なんだかねむくなってきたよ…」 「まりさも…だよ…」 「うー…ねんね…する…ぞ…」 「いっしょに…すーやすーや…しようね…」 「ゆっくり…しようね…」 夜が、明けた。 三匹は寄り添い、幸せそうな寝顔のまま、とてもとてもゆっくりしていた…。 終わり 過去5作 『ふたば系ゆっくりいじめ 348 ペトショの裏 その1』 『ふたば系ゆっくりいじめ 350 ペトショの裏 その2』 『ふたば系ゆっくりいじめ 352 ペトショの裏 その3』 『ふたば系ゆっくりいじめ 356 働かざるモノ食うべからず』 『ふたば系ゆっくりいじめ 369 ショータイム』 日常起こりうるゆっくりたちの悲劇をこよなく愛する余白あきでした。 余白あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 何普通のいい話で終わってんだよ -- 2017-11-24 15 17 21 あれ…なんでだろうただ捕食種と通常種が戯れているだけなのに目から汁が止まらない… -- 2017-10-30 20 05 06 うおっと目から 肉まんの汁が -- 2016-08-01 12 21 01 ん!?目があああああああ!目がああああああああ!目から塩水があああああああ! -- 2016-05-02 23 13 39 面白かった -- 2015-10-10 19 43 54 マスパ打てそう -- 2014-04-09 16 10 01 うう…ゆぐっひぐっふえぇ -- 2013-11-13 21 35 18 うう…目から海水が…あれ?…止まらないなぁ… -- 2013-07-29 12 33 38 餡子共が死んだらふらん無駄死にやん… -- 2013-07-06 03 32 03 食べる者、食べられる者、妙な関係ながらもいい話でした -- 2013-06-04 02 16 45 目からきょんきょんが・・・ -- 2013-01-25 11 55 08 良い話じゃないか、それ以外に何も無いぜ・・・ -- 2013-01-21 07 10 50 めっさいい話だなぁ~ -- 2012-04-30 17 22 59 「うおー!!感動したぜ!!」 byフランキー -- 2012-04-28 19 58 26 あれ?目からポーションが・・・ -- 2012-03-15 21 16 20 イイハナシダナー(;▽;) -- 2012-02-21 11 10 50 「うー」ってれみりゃじゃないの?ふらんも「うー」とか言うの? にわかだからよく分からんのだが… -- 2011-10-12 10 43 26 イイハナシダナー… -- 2011-07-14 19 33 03 (´;ω;`)ブワッ -- 2011-05-30 04 13 04 あれ?俺はゆ虐SSを読んでいたはずなんだが…なして感動? -- 2011-05-26 22 40 21
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/5377.html
注)今回は虐待要素が変な方向に向かってますw 僕はゆっくり改造お兄さん! 略してゆ改お兄さんだよ! 僕はゆっくりを直接改造して良個体にする仕事をしてるんだ! 今日はゆっくりを改造するところを見せてあげるよ! ここは僕の働く研究所! ここでゆっくり改造をしてるんだ! 早速僕の作品を見せてあげよう! まずは「絶対にれいぱーにならないゆっくりアリス」 「ゆー!お兄さんはとかいはねー!」 このアリスはどれだけ振っても振動を与えてもれいぱーにならないんだ! 試しにやってみるよ!」 ブンブン! 「ゆー!れいぱーは全然とかいはじゃないわー!!」 「ね!れいぱーにならないでしょ!」 作り方は簡単!発情しにくいゆっくりれみりゃの中身をごく少量スポイトで取り出してアリスに打ち込むだけ! 他にも「プリンの嫌いなれみりゃ」! 普通なられみりゃはプリンが欲しくて駄々をこねることがあるでしょ? でもこのれみりゃは矯正してないのにプリンを欲しがらないんだ! 実際に見てみよう! 普通なら・・・ 「れみぃはぷでぃんが食べたいどーー!!!」 「ぷでぃんくれなきゃやだああああ!!」 うるさいから始末しとこうw 「うーーー!!!いぢゃいどおおおおお!」 「ちゅぶれるどおおおおお!!!!!」 ブチュッ! 気をとりなおして改造ゆっくりだと・・・ 「うーー!おにーさん!おかえりなさいだどー!」 「そうだ!プリンあげようか?」 「うー!れみぃにきをつかわなくてもいいどー!そのかわりに他のゆっくりにやさしくしてあげてほしいど ー! ね?賢いでしょ? 他にも「れみりゃと仲のいいゆっくりふらん」や「衝撃に強いぱちゅりー」などの作品をつくってるんだ! この作品で僕はお金を稼いでるんだ! 次は実際にゆっくりを改造しているところを見せてあげよう! 続く あとがき ついに長編としての作品作りをはじめました! いやーwどんなことも始めることはとてもすがすがしい気にさせてくれます!これからもよろしくお願いします! by No.13 P.S スパゲッティのナポリタンって日本で出来たんですよ!
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/551.html
「おりこうふらん」 庭で雀がさえずる、穏やかな朝。 両親や祖母はすでに食卓についていたが、妹は寝坊したらしく、慌ててやって来た。 家で飼ってるゆっくりふらんもぱたぱたとやって来る。 今日の朝食はトーストらしい。 私はご飯。 ホカホカとした香りが漂ってくる。 妹は勉強の愚痴をこぼしている。 もうそこまで進んだんだ。もう私には分かんないレベルだ。 こらこら、ふらんに振っても分かる訳無いでしょうが。 朝の団欒は早くも終わり、両親も妹も家を出た。 私は今日は家に居ることにした。 祖母はふらんと遊んでいたが、いつもの時間になると、出掛ける準備を始めた。 ふらんも同じだ。 二人は準備が終わると、いつもの場所に出掛けた。 私も後をつけて行く。 途中、鍵を締めたかどうか気になったけど、そもそも開けて無かった。 相変わらず、間抜けだなぁ、私。 二人はそこに着くと、黙って手を合わせた。 そして、辺りを綺麗にし始めた。 「ふらんちゃん、上手になったねぇ。」 「うー!ゆっくりし……」 ふらんはそこで、詰まり、涙ぐんだ。 「ゆっくり……しんじゃったぁ……。」 ごめんね。 ふらんのせいじゃないんだよ。 ゆっくり出来なかった私が悪いんだよ。 祖母がふらんをなだめて、二人は作業を続けていく。 私の名前を刻んだ御影石は、とても綺麗になっていた。 えーき様がいるから、きっと大丈夫!! 生まれ変われるとしたら、また人間?それともゆっくり? どちらでも、待っているのは幸せな未来。 -- ゆっけの人 (2009-01-01 10 33 03) 切ない……こういうのもいいですねぇ。 「私」の来世に幸あれ! -- 名無しさん (2009-01-01 17 46 09) 外の世界っぽいから映姫さまの管轄外なような・・・ -- 名無しさん (2010-11-26 19 10 48) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/501.html
これはゆっくりいじめ系359 踏みにじられた花の勝手に書いた続きです。 読む前に踏みにじられた花をお読み下さい。 更に、初投稿なので拙い所もあるかと思いますが、楽しんでいただけたら幸いです。 めーりんが引き伸ばされ餓死した夜に、ある一匹のゆっくりふらんが死んだめーりんを見つけた。 最初は何か分からなかったが興味を引かれ近づくにつれ、見慣れた帽子や髪を見て慌てて近寄るが、既に死んでいためーりんにふらんは肩を落と し静かに泣く。伸ばされたお腹にゆっくりゆうかの死体があったが、ふらんにはどうでも良い事だった。 ふらん種にとってのめーりん種は母親に近い感情を持っている。 出会ったばかりの頃、めーりんはふらんを見るや齧られ投げられても、ニコニコして餌を取ってくれたり遊び相手になってくれる。 そんなめーりんにふらんも最初は疎んでいたが、自分を見る物は逃げ惑う者ばかりなのに変わらず側に居てくれるめーりんをふらんは家族に近い 感情で受け入れた。 それゆえに、ふらんはめーりんを襲うことは無い。それ所か子供が生まれたら自身が餌取りに出かける間、子供をめーりんに任せる位である。勿 論、子供を見てくれるめーりんの分のごはんも取らなければいけないが、安心して任せられるので苦にならない。 めーりんとふらんは実に良好な関係と言える。 そんな大好きなめーりんをこんな異常な殺し方をした犯人は許せないと、ふらんは泣き顔から一転憤怒の表情に変えて犯人を見つけ出して復讐す る事を決心する。 決心したは良いが犯人の検討がつかないふらんは困ったが、すぐそばの花畑でゆっくりの気配を感じそのゆっくりを捕獲する。 「ゆっくりわからないよー! ゆっくり離してねー!」 「うるさい! ゆっくり黙れ!!」 ふらんが聞くにはそのゆっくりはゆっくりちぇん家族で、子供が美味しいゆっくりスポットが有ると言うのでお腹が減って食べに来たと言う。 「おい!」 「ゆぅっ? 何っ?!」 ふらんは捕まえた親ちぇんをめーりんの所に連れてくる。子供達は親から助けたいのか逃げれば良いのに着いて来る。 「このめーりんをこんなにした奴を知らないか! 知っていたら殺さないでやる!!」 「ゆっくりわからないよー! ちぇんは今来たばかりだから何もわからないよー!!」 思わず睨む顔がきつくなる。手がかりを掴んだと思ったら何も知らないゆっくりだったからだ。今は潰す時間も惜しいので親ちぇんを捨てようと すると、周りで跳ねていた子ちぇんが大声を上げる。 「わっ、わかるよー! ちぇんはわかるよー!!」 「う?」 「ちぇんを此処に連れて来てくれたまりさ達がやっていたよー! 恐かったから近寄れ無かったよー!」 「そいつらが居る場所、分かる?」 「分かる、分かるよー! だからおねーちゃんお母さんを放してねー!」 手掛かりを掴んだと喜ぶふらんだが、親を助けたい為の出任せかもしれない。 「それじゃ、今からお前を掴んで空を飛ぶからそいつらの所に案内しろ!」 「ゆゆっ?!」 親ちぇんが抗議しようとするが掴む手を強めて黙らせる。 「ちゃんと案内出来たらお前達は殺さないと約束する。だから……頼む」 「ゆっ……」 親ちぇんも子ちぇんもふらんが命令からお願いに変わったのを聞いて、このめーりんがとても大事なものだと悟った。 「おねーちゃん、わかったよー! 案内するよー! ちぇんに任せてねー!!」 「……ありがとう」 ふらんはそっと親ちぇんを地面に下ろすと子ちぇんを両手で掴んで空に浮いた。 「凄いよー、お空を飛んでるみたいだよー!」 嬉しそうにはしゃぐちぇんに、みたいじゃなくほんとに飛んでるんだと言いたかったが案内を促す。 心配そうに見つめる親ちぇん家族を残し、ふらんは子ちぇんの案内の元犯人達へと急ぐ。 数分ばかり飛んだだろうか? ふらんは洞穴の前に居た。 子ちぇんが言うには此処だと言うが、確かな証拠が必要だ。勘違いで叩き潰しても良いが、本物の行方が掴めなくなっては困るからだ。 子ちぇんに静かにする様に言い含め地面に降ろし、洞穴の前で息を潜める。 洞穴のゆっくり達は餌をたんまり溜め込んでいる様で盛大に盛り上がっていた。恐らくあの花畑から持ち帰った物が殆どなのだろう。 声の様子から、中に居るのがゆっくりれいむ、ゆっくりまりさ、ゆっくりありす、ゆっくりぱちゅりーの四匹だと分かった。 「あのゆうかは馬鹿だよねー!」 「ほんとほんと、さっさとご飯を渡せば死なずに済んだのにね!」 「都会派ならご飯はお裾分けするのが常識なのにね!」 「むきゅむきゅ……」 ゆうか……? そういえばめーりんのお腹の上にゆっくりゆうかが居た気がする。そうか、あの花畑はゆっくりゆうかの物だったのか。 勝手な事を言う中の四匹に苛立ちを感じるが、ゆうかの事は自分とは関係ないと思い続きを聞こうとする。 「あんな最低のくずと仲良くしてるから死んじゃうんだよねー!」 「ほんとほんと、ゆっくり死んでー♪ ゆっくり伸ばされてー♪ そして~仲良く~ゆっくり死んでも一緒~♪」 「あの死んだ田舎物を伸ばしたくずの田舎物の上に落とすように指示したのはあなたでしょ? あなたのセンスはいつもながら冴えてるわ!」 「むっきゅきゅ♪」 関係無いと思っていたが大いに関係有った。めーりんとゆうかは仲良しだった。そしてこいつらに殺されたのだ。それが今の会話で全部分かった。 「いつもご飯を集めるしか脳が無いくずなのに、まりさを突き飛ばすんだもんね!」 「あれは許せなかったよ! 温厚なまりさも思わずカッとなっちゃったね!!」 「何が温厚なまりさよ~」 洞穴の中に楽しそうな笑い声が響く。それは入り口で潜むふらんにも伝わってくる。 こいつらを今すぐ殺してやりたい衝動に襲われるが、その前に約束を果たさなければならない。 見るもの触れるもの全てを噛み殺さんと歯を剥き出しにするふらんに、地面に居る子ちぇんは恐ろしさから小刻みに震えている。 ふらんは深呼吸をして自分を落ち着かせ、子ちぇんに精一杯の作り笑いを向け大事そうに両手で掴み花畑に戻る。 子ちぇんは笑顔を見た瞬間、気が抜けて思わず気絶しそうになった。 「「「ゆっくりおかえりー!!!」」」 花畑に降りたふらんを待っていたちぇん家族は待ちきれないとふらんに殺到する。 親ちぇん達の勢いに負けたふらんは尻餅を着くが、両手に持った子ちぇんを自分のお腹に乗っている親ちぇんの頭に返してやる。 「ただいまー! ちゃんと案内してきたよー!」 「無事帰って来てくれたんだねー! うれしいよー!」 親子の頬擦りに周りの子供達も加わり、静かだった花畑が賑やかになる。 「約束通りお前達は食べないよ、それじゃ!」 頬擦りを続けるちぇん親子達にそう告げるとふらんは飛び上がり洞穴に向かおうとするが、ふと思い立ち親ちぇんに声をかける。 「めーりんのからだは食べないでね、あとでこの花畑に埋めてあげるから」 そう言い残し、ふらんは返事を聞かずに飛び去る。 「ゆっ?! ゆっくり……わかったよー! ゆっくり任せてねー!」 その声はふらんに届かず闇夜に消えた。 ふらんは洞穴に向かいながらめーりんを殺した犯人達をどうやって殺してやるか考える。 『伸ばして殺されたのなら、伸ばして殺してやれば良い。』 そうだ、それで良い。自分がどんなに酷い事をやったのか思い知らせてやれば良いのだ。 ふらん達が洞穴の前にそっと降り立った時も、中ではまだ宴会を終わらず賑やかだった。 相手は四人でこちらは一人。負ける事は無いが逃がす事はしたくない。 なので作戦を考える事にした。 まず四つ身に分身する。 ふらん種は胴有り無しに関わらず、一時的に自分の分身を3つ作り出す事が出来る。 そして、まず一人が洞穴に押し入り一匹を捕まえて威嚇する。 他のゆっくり達は逃げ出すだろうから分身が待ち構えて捕まえる。仮に逃げ出さずに闘う姿勢を見せたら分身を呼んで中で捕まえてしまえば良い。 それぞれが一匹ずつ捕まえた後、痛めつけて動けなくしてから順番に引き伸ばして殺してやる。 決まってしまえば素早く行動するのみ、ふらんは分身を生み出し入り口に残し、自分だけ素早く飛び込み一番近くに居たれいむを捕まえ頭頂部に 頭突きをする。 「ゆっがぁっ?!」 余りの速さに呻き声だけ残し気絶するれいむ。 「ゆっ、何なんだぜ! れいむをはな……ふらんだー!」 「ふ、ふらん? いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「むきゅー! むきゅー!」 「うるさい! ゆっくり黙れ!!」 ふらんが三匹に怒鳴るとぱちゅりーはガクガク震え、ありすはまりさと捕まっているれいむをキョロキョロ見返すだけで逃げようとしない。まり さはふらんをじっと見つめ動かない。 ふらんは思わず評し抜けした。これなら外の分身を中に呼んで捕まえてしまおうかと、ふらんが考えた時である。 「まりさはゆっくり逃げるよ! 恐いふらんはれいむとありすとぱちゅりーを食べてね!!」 考え事をしたせいでまりさから視線が外れ、逃げるチャンスと考えたのかまりさが仲間を見捨てて外へ駆け出す。 「まりさひどいぃぃぃぃ!!」 「むっぎゅぅぅ!!」 置いていかれたぱちゅりーとありすがまりさを呼ぶが、まりさは構わず外に消える。 自分達も続こうとするが、目の前のふらんが恐いのか動けないで居る。 「びぎょうものぉーー!!」 「おいでがないでぇー!!」 「どんくさいありすやぱちゅりーはゆっくり食べられてね! まりさはゆっくりはやくにげぶぎゃっ!!」 だが、消えた瞬間まりさの悲鳴が洞穴に響く。 外に待たせた分身が捕まえたのだ。 ふらんは外に居る分身を全部洞穴の中に入る用に念じる。 まりさを抱えたふらんを先頭に残りのふらん達が洞穴に入ってくる。 「ゆっくり離してね! まりさだけでも助けてね!!」 「この裏切りまりさ! あなたなんか都会派じゃないわ!!」 「むきゅ~……」 一匹でも絶望的なのに三匹も来てはどうにもならぬとぱちゅりーは諦めるが、ありすは逃げたまりさを非難する事で忙しいのか現状を理解してい ない。 結局ありすはふらんに抱えられるまでまりさを非難していた。 全員を捕まえるのに成功したので、作戦通りまずは適当に痛めつけて自力で逃げられないようにする。 分身を含めた四人で同時に地面や壁に叩き付けて痛めつける。 死に易いぱちゅりーは手加減しないといけないのでふらん自身がやった。 「むぎゅぁっ! ぐがっ!!」 「いだっ!! だぁっ! ぎゃべっ!!」 「ぶぶぅ! ごがぁっ!!」 「ぶぎゅっ……、うぶぅ……」 叫ぶまりさ達とは対照的にふらん達は黙々と叩き付ける。 全員が動かなくなるのを確認したふらんは手近にいたありすから引き伸ばす。 ありすに含む所があったのではなく、ただ一番近かっただけである。。 「いだあああああぁぁぁぁぁぁ!!! だぶげでぇぇぇ!!!」 泣き叫ぶありすを分身たちと協力して引き伸ばす。 「だれっ、でもいっ、いがらだず――ぎぁっ!!」 限界が来たのか分身Aが持っている足の部分がブチンと千切れるが、中身が漏れ出す皮を再度掴ませさらに引き伸ばす。 「うぎぎぎぎぎぎぎぃぃぃぃぃ……がっ!」 ふらんが持つ頭の皮が破れたことでやっとありすは死ねた。 残ったまりさ達はありすの惨状を見て震えるが、その引き伸ばされた様子を見てぱちゅりーは何故自分達が襲われたかを理解した。 そうだ、これは先日めーりんにやった事と同じだ。 豊富な知識を誇るぱちゅりーはめーりん種とふらん種の関係を思い出し、何故自分達を襲われたのか理解した。 「むきゅ! ご、ごべんなざい、ごぜんなざい……」 「ゆっ、ごめんなさいだぜ! 謝るからまりさを許してほしいだぜ! この通りだぜ!」 一歩前に出て鼻声でふらんに謝るぱちゅりー。その様子を見てまりさも謝るふりをする。れいむは変わらず震えている。 ふらんは伸ばされたありすを踏み越え、次はぱちゅりーを掴み引っ張り出す。 「むぎゅー! ごべんなざい!! いやぁー、伸ばざないでー!!」 ぱちゅりーは尚も謝るが、洞穴の前で一部始終を聞いていたので当然ぱちゅりーも許すつもりは無い。 今回はただ引っ張るだけでは許さない。 ありすの時とは違い四人で引っ張らず分身だけを使い、三角になる様にゆっくり引っ張り皮が千切れない様に余裕を残して暫く待つ。 「むぎゅぅ~~~~~、だずげでぇぇ~~」 その後、伸びた皮が安定したのを確認するとふらんはぱちゅりーから帽子を取り上げ口に突っ込み、伸びた皮を下から蹴り上げる。 「ゆっくり死ね! ゆっくり死ね!! ゆっくり死ね!!! ゆっくり死ね!!!!」 「むぐっ! むぎゅっ! むぅ~~!! むごぉ~~~!!」 口を塞がれ伸ばした背中を蹴り上げる苦痛にうめき声を上げるが、構わず蹴り続け段々力を強くする。 蹴られる衝撃で余裕が有った皮も耐え切れずに千切れるが、ありすの時と同じように千切れた部分は捨てて分身に再度持ち上げさせる。 「ゆっくり死ね!!!!! ゆっくり死ね!!!!!! ゆっくり死ね!!!!!!! ゆっくり死んでしまえ!!!!!!!!」 「むぎぃ!! むぎゃぁ!! むびゅっ!! むぎゅぁ――!!!」 最後の蹴りでふらんの足がぱちゅりーの口から飛び出し、皮を蹴り破られて帽子と一緒に餡子を撒き散らかしながらぱちゅりーは死んだ。 残るはれいむとまりさだ。 ふらんは先にれいむを始末しようと近づく。今度はどんな伸ばし方で殺してやろうか? 「ゆっ、もう充分だぜ! まりさを助けてほしいんだぜ!! ころさないでほじぶっ!!」 媚びた笑みを浮かべるまりさを蹴り飛ばし残酷な笑みを浮かべながられいむに立つが、さっきまで震えていたれいむがピクリとも動いて無い事に 気付くふらん。 「うー?」 様子を伺うと余りのショックに白目を剥いて死んでいた。思いっきり蹴飛ばしてみたが まだこいつには伸ばして居ない。なのに死んでしまった! 「うがー!! 死ね死ね死ね!! ゆっくりせずに死ね!!」 既に死んでいたが構わない。 苦しまない相手を引き伸ばしても意味が無いとばかりに、れいむの髪飾りを掴み壁に叩き付けるが、それでも癇癪は治まらない。 髪の毛ごと引き千切れるほど叩き付けた頃には皮だけになっていた。 漸く落ち着いたふらんは荒れた呼吸を整え、最後の一匹のまりさを殺そうと洞穴を見渡すがまりさが居ない。 「う? 何処?」 れいむを潰すのに夢中になってる隙に逃げられてしまったようだ。 だが、あの痛めつけられた体ではそう遠くには逃げられまい。 ふらんは素早く外に飛び出し分身を使って四方を探すと、花畑とは反対の方向に飛ばした分身が川の側で水を飲むまりさを見つけた。 水を飲むまりさの背後に分身が降り立つ。 「ゆぐっ! ゆっくり?!」 物音に気付いて振り返るまりさが見たものは、今まさに自分を捕まえようとする分身の姿であった。 「ゆっ、ゆっくり来ないでね! まりさは川を降って逃げるよ!!」 まりさは帽子を川に放り、それに飛び乗る。 普段なら慎重に乗るが、今はそんな場合ではない。乗った直後は落ちそうになったが、すぐに安定させ分身から遠ざかる。 「ばかなふらんだね! まりさはゆっくり逃げるよ~。ゆ~ゆっゆ~♪」 水の勢いは急では無かったが、飛んで追いかけるのは難しい速さだった。 まりさは追って来るが距離を離される分身を見て安堵する。 すでに失った仲間の事は忘れ、はやくゆっくり出来る場所が無いかと考えていた。 そんなまりさの前にふらんが待ち構える。 「なんでぇぇぇぇーーーー!!」 分身から念を拾って駆けつけようとしたのだが、まりさが川を降ってる事を知って川下で待ち構えたのだ。 帽子の船に乗って降ってきたのは、両手を広げるだけで捕まえられるからふらんにとって実に都合が良かった。 「逃がさないよ! 最後のお前は絶対に!!」 「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!」 暴れるまりさを洞穴に連れ戻し再度叩き付けて、こいつをどうしてやろうかと考えるふらん。 伸ばして殺すのはありすでやった。ぱちゅりーは伸ばして蹴り殺した。れいむは……残念だった。 それ以上の殺し方は……と考えた時、ふらんのお腹が鳴った。 そうだ、いつもやってるやり方をしよう。 「ゆぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」 ふらんは千切れないギリギリの所までまりさを引っ張り伸ばす。 伸ばしたまりさをかつてまりさ自身がめーりんにやった様に固定して戻れないようにする。 「これで、お前はもう、ずーーーっと、伸びたままだ」 「いやぁぁぁぁ、もどにもどじでぇぇぇぇ!!」 暫くして戻らない事を確認したふらんはまりさを持って空に飛び立つ。 まりさは降ろせ降ろせと煩いがそれを無視してふらん達は手頃な棒を探す。 数分探した末にやっと見つけたのは、『この森はゆっくり達の森です』と書かれた立て看板だった。裏にゆっくりんピースと小さく書かれている。 ふらんたちはまりさをその看板の突き出た棒の部分に刺す。 「ゆぎぃぃぃぃぃぃ!!」 その際、餡子が漏れないように刺した部分を棒にくっ付けるように揉んで固定する。 「ゆぎぃ! ゆぎゅ! ゆぐぅ! ゆがぁ!」 「そこでゆっくり死んでいけ!!」 「いやだぁぁ、まりざをだずげでぇぇーー!!」 「煩い、ゆっくり食べられて死ね!」 「だずげでぇーー! だずげでゅぁ!!」 ようやく全て終わった事が分かると、ふらんは泣き叫ぶまりさの頭を最後に蹴飛ばしその場を飛び立つ。 お腹が空いていたが、その前に花畑に戻る。 めーりんを野ざらしには出来ず、ご飯の前に花畑に埋めてやろうと思ったのだ。 花畑に戻ったふらんは花畑で動くゆっくりを見つけたので、先に腹ごなしを済ませようか考えた。 「うー……」 だが、まずはめーりんの埋葬が先である。顔をパンパンと叩いて気合を入れてめーりんの所に向かう。 だが、めーりんの居た場所に降り立ってみるが、めーりんの死体が見当たらない。更にゆうかの死体まで無い。 「う? なんで? どこどこ?」 「おねーちゃん、おかえり~! わかるよー! 全部終わったんだねー!」 慌てて探すふらんのもとに、あの案内してくれた子ちぇんが現われてめーりんはこちらだと言う。 意味が分からないふらんは子ちぇんに着いて行くと、親ちぇんが穴を掘ってめーりんを埋めようとしているではないか。 「うぅ? 何してるの?!」 「わかるよー、埋めるんだねー。ちぇんはわかってるよー!」 ふらんは解らない。ここに戻ってくる事が解っていたのなら食べてしまう自分からは逃げてしまえば良いのに。 「いみがわからないんだねー、ちぇんはふらんが約束守って子供を帰してくれたからお礼をしてるだけだよー! わかってねー!」 お礼も何も、自分がやれと強要した事なのに……。 ふらんはそう思うが、親ちぇんにとっては一家全員が食べられててもおかしくない所を、お願いを聞いただけで助かったのだからお礼は当然だと 思っている。 ふらんは未だ分らない顔をしていたが、これがちぇん種なんだと無理やり理解した。 ちぇんに感謝したふらんは、これからはちぇん種は食べないようにしようと思い、親ちぇんと一緒にめーりんを穴へと運んだ。 そして、残されたまりさは――。 看板に固定されてすぐは夜だった為近づくものが居なかったが、朝になり鳥達が目覚め虫達が活動しだすと共に身を削られ餡子が付着した看板だ けが残った。 「ゆっぐりだべないでぇぇぇぇぇ……」 fuku1450.txtさん、作品をお借りしました。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1235.html
※俺設定注意 ゆっくり家庭料理 今日俺は大バーゲンで買ってきたゆっくりれみりゃ1体をまるまる使って料理しようと思う。 さて、まずは今日のメインのゆっくりれみりゃだ。 「ぎゃお~、た~べちゃうぞ~!!!」 今日にもお前はた~べられちゃうぞ~!!!という突っ込みはさておき、 まずは下ごしらえだ。 服を脱がす。 「うー!こうまかんのおぜうさまのれみりゃになにするんだどー!」 下ごしらえです。 ゆっくりの飾りにおいしいものはほぼない。 ただの皮どころか、泥臭い某国産餃子のような味がする。 プロがせいぜい料理できるのがゆっくりふらんのへんちくりんな棒だという。 さて、このれみりゃは無洗れみりゃではない。 ということであらってやる。 「う~♪きもちいいど~♪さくりゃ~♪もっと~♪」 『さくりゃ』とは誰だろうか。とりあえず水につけっぱなしにしておく。 その間別の作業をしないといけないからだ。 「「「「「さあ調理しなさい!!!」」」」」 調理用に遺伝子をいじくって調理されることを本能とするゆっくりちぇんだ。 ちぇんであることに意義がある。中身はオリーブオイルで皮はレタスのような味がする。 要するに付け合わせだ。 ちぇん達の言葉に応じてゆっくりを調理する際の俺の決まり文句を言う。 「ゆっくり調理させてね!!!」 ふう。終わったか。 慣れたとはいえ貴重なオリーブオイルをこぼさないのは一苦労だ。 とりあえずちぇん皮の付け合わせができた。じゃあ早く連れてこなきゃ。 メインディッシュを 「うー?このぢぇんでべさせてくれるのかどー?」 ぢぇんって誰だ、それとでべさせるって何だ。 まあ、いいや。れみりゃをまな板の上にのせる。 「う?べっどにしてはかたいど~♪かえるんだど~♪」 そういってるれみりゃに右手のナイフで語りかける。 「ゆっくり調理させてね!!!」 そしてその愛らしい首と体を 叩き斬った。 「う゛!うあー!うあー!」 首を切った瞬間、れみりゃは瞬間的に退行する性質がある。 「どおして?れみりゃとからだがー!!」 どおしても糞も、あんた食材ですから。 次に邪魔なので人間でいう「子宮」に値するものを取り除く。 排泄物よりまずいんで。 「ひゃ!れみりゃのはずかしいところが!!」 恥ずかしいんだったらなくなっていいんじゃないでしょうか。 ちなみに顔は厨房の俺の後ろで調理のさまを見ている。 これがどう怖いのかは知らないが、ゆっくりは精神攻撃でおいしくなる性質がある。 というわけだ。 次に足を切り落とす。 ちなみに今回は出来上がりのものの関係上、輪切り。 「おにーさんなんでれみりゃのあしきるの!しつじのくせに!」 本当のレミリアがこう言っているなら 「俺は小悪魔どころか、悪魔ですから。」と言っていることだろう。 まあ、これはそれによく似た饅頭なので関係ない。 とりあえず、あとはいったん放置して、サラダを完成させる。 足の輪切り投入。 そしてちぇん油をかける。 はい、付け合わせの「れみりゃとちぇんの仲良しサラダ」(一人当たり456kcal)出来上がり。 そしてメインの続きだ。 ああ、れみりゃはいちいちうるさいのでボンレスハムのひもで縛っておいた。 全部みじん切り。 単純に思えるが、別々の体パーツでも同じ大きさにしておかなければいけない。 切った後の肉まん部分を取り出す。 そしてマッシュポテトとその肉まん部分を混ぜてポテトサラダみたいにする。 「さあ、ゆっくり意識失ってね」 れみりゃの頭をかっ捌いて、肉まん部分とポテトサラダみたいなのを入れ替える。 頭をボンレスハムのひもで閉じる。 そして蒸し焼きにして… 完成!「苦痛のぽてみりゃ蒸し焼きサラダ」(一人分792kcal)! 試食してみた。 「…まず。新メニューにはならんな」 今日の実験料理は忘れることにした。 某所で書いたコイキングの料理のやつを強引に改変してみたらこれだった。 もともとそれ自体がやっつけだったんで、さらにやっつけ度増し。 すんません。他のハイレベルなSS書きさんのSSを見てすっきりしてください。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/3466.html
※性的な表現が含まれます。そういった表現が苦手な方はブラウザの「戻る」をクリック ※ゆっくりの描写が少なめです ※特徴的な虐待お姉さんが出ます この娼館に来る胴付きのゆっくりふらんやゆっくりれみりゃは変態の慰み物になるのがオチだった。 「しね、しねぇえ!!」 そう叫ぶふらんが娼館の裏口から中に運ばれる。今朝、荘園の罠にかかっていたものだ。 この娼館に来る胴付きのゆっくりふらんやゆっくりれみりゃは変態の慰み物になるのがオチだった。 身包みを剥がされ、秘部に切れ目を入れられ女性器の代用品となる。 中には着衣のまま行為にいたる者や娘の洋服を持ち出し着せる者、 泣き叫ぶのが良いと毎回初めてのを買う者や情婦は淫乱でなければいけないと慣れたのを買う者、 秘部ではなく肛門と似た場所に穴を開け行為に至る者や性行為の際に酷く相手を痛めつける者、 ふらんに男装をさせベルトのついた張り型を股間に付け、自分の肛門に挿入させるといった者まで。 変態性欲の捌け口となっていた。 毎回、行為に使用する為の部屋を掃除する侍女は嫌悪と侮蔑を込め『精液の便所』と嘲笑った。 そこの侍女というのは領主のお屋敷に奉公に出されたが、 顔も田舎臭く屋敷の誰からも寵愛を受けず、何かこれと言う特技もない娘たちだ。 娼館の女主人は領主の娘の裏の顔、女主人はそういった娘たちばかり娼館に集める。 その方が男女の問題は起こりにくい。口説き落としてたくさんのお金を払いそんな侍女と宣教師の体位で及ぶぐらいなら、 娼館で形の良いれみりゃを買い。様々な体位を楽しむ方が得だと思わせる。 買う側としても女に比べ、れみりゃ、ふらんは都合が良い。 自分が身分を隠さなければ娼館に訪れる事のできない立場であっても、相手をするれみりゃはその人の位を知らない。 知っても忘れる。忘れなければ身請けすれば良い娼館に多めに金を払えば良いだけだ。 逆に1匹のふらんに入れ込む者もいる。2度3度交われば相性もわかる。良いと思ったのならば、これもまた身請けすれば良い。 身分の高い者からすればこれっぽっちの金、身分の低い者からしても届かない額ではない。 ふらんとれみりゃにしても別段、悪い話ではない。 ここにいれば食事も睡眠も子育ても楽ができる。昼、侍女たちが食事を用意する音で目覚める。 泣き叫ぶゆっくりの声、親子、恋人は引き離され、食堂に入ってきたれみりゃやふらんに手渡される。 おかわりは自由、領主が荘園で人間向けに作っている食用ゆっくりの中でどうしてもできる粗悪品だ。 それでも病気を防ぐため、腐ったものや原因不明で死んだものは除外される。 品質のレベルは貧民層の子ども達がおやつと食べるレベルのもので、市場では一山いくらで売られているような物だ。 最初は殺してからお皿に持って出していたが、どうもそれでは食欲をそそらないらしく。最近では生きたまま出される。 「う~う~、おしょくじだど~」 大きな口を開け、ゆっくりれいむにがぶりと噛み付くれみりゃ。 「ゆぎゃぁああ、どうじでぇー!!」 一口で食べられるのは丸々と育ったれいむの一部だけ、だかられいむもすぐには死ぬ事がない。 「あまあまおいしぃどぉ~、もっとたべるどぉ~、んあ~~」 また大きく口を開け、パクリと食べる。 「まりざぁ!!だずげぇ、ゆぎぃい!!まり、まりざぁあ!!」 助けを求めたまりさはどこにいるのか分からない、さっき籠に入れられていた時は確かに傍にいたが、 「れいぶぅ!!れ、ゆぎゃあぁあ!!!じにだぐない!もっどもっどゆっぐ、ゆっぐじじだぁあああ!!」 そのまりさがれみりゃに食べられているれいむの意中のものか、誰も分からない。 何故ならこんな悲鳴、食堂のどこからも上がっているからだ。それに人もれみりゃもふらんも食べ物が泣き叫んでも別段、何とも思わない。 食べれば、また食事をもらえる列に並ぶ。受け取ったら空いている席を探し、そこで食事をする。 配っているのはゆっくりに詳しい者だ。お代わり自由と言っても形が崩れれば商品価値が下がる。 太っているものには機嫌を損なわせないように自重させ、痩せているものには納得させ食事をとらせた。 食事が済めば身支度が始まる。夕方までに済ませなければ開館時間が来てしまう、 侍女達は忙しそうに準備をずる。まずはれみりゃやふらん達の服を脱がし、温かい濡れタオルで丁寧に身体を拭く。 その時に秘部の穴が無くなっていないか確認する。再生されていればその個体は今日の営業に出せない。 そして、いつもの服に着替えさせる。それまでは寝間着にようなものを着せられていたが、やっと自分たちの服を着せられれみりゃ達は大喜びである。 服には番号が書かれたバッヂが付けられている。緑の6番や赤の3番など、 色は娼婦としてのランク、番号は客が注文する際にわかりやすいように付けられている。 試しに緑の6番、緑はまだ生娘、一度も男性器を受け入れた事のない個体、その6番目のれみりゃだ。 もし、今夜、このれみりゃに機会があればこのバッヂの色はすぐに変わるだろう。 経験済みの個体は赤いバッヂになる。番号はそのまま引き継ぎなので赤の6番になっているだろう。 準備が終われば、れみりゃ達は大広間に通される。そこには玩具やクッキー、紅茶などが用意されており、 れみりゃ達はそこで客に買われるまでの時間を過ごす。 応接間の周りにはいくつも小さな個室があり、応接間の壁にあけられた覗き窓を通して、客は自分の夜の相手を選ぶ。 入館料さえ払えば、その個室にいくらいてもいい。酒は出していないが軽食と紅茶、珈琲程度なら用意されている。 中には一晩中、れみりゃ達の遊ぶ姿だけを見て帰る者もいる。飲み食いする代金と入館料を合わせれば、 何も頼まずにれみりゃをほんの短時間だけ買い、一度出してしまうとそそくさと帰ってしまう客に比べればよっぽど利益になる。 侍女たちは裏でれみりゃ達を抱かない彼らを『金づる紳士』なんて酷い呼び方をする。 たまに一晩買うが、抱かずにクッキーやケーキなどふらんにたんまり御馳走するだけで満足し帰る客もいる。 侍女に言わせれば、そういう客は金づる紳士の極みなのだろう。 客が注文すると係りが応接間に入り、指定された番号のれみりゃを部屋から連れ出す。 中にはぐずるのもいるが、言いくるめたり、玩具を持って行っていいと言うとすぐに笑顔になり部屋を後にする。 客に確認を終えると、れみりゃは部屋で客が風呂からあがるのを待つ。娼館の2階と3階が個室になっている。部屋はさほど広くない。 無論、多く金を払えば4階にある。都会のホテルのような個室も取れるが、そういうのを注文するのは個室から覗いている客ではなく、 2階から吹き抜けになっている大広間を見下ろすようにれみりゃやふらんを見定めている上等な客たちだ。 1階が風呂になっていて、れみりゃやふらんを買った客はそこで身体の垢を落とす。 前にふらんと一緒に風呂に入りたいと申し出た客がいたが、水気に弱いゆっくりを風呂に同伴させる事は出来ないと断る。 もし、殺してしまった場合、それ相応の額を要求され、娼館への出入りが禁じられてしまう。 野良のれみりゃやふらんを殺す分には誰からも咎められないが、商品を壊せば咎められるのは当たり前である。 風呂から上がると、バスローブに着替え、侍女から避妊具と部屋の鍵を渡される。 別にれみりゃやふらんが人間の精液で妊娠するわけではない。避妊具は疑似女性器の清掃を簡単にするためと他のお客への感染症予防だ。 男性器がれみりゃに挿入される。最初は身を裂くほどの痛みだ。だが、死に至るほどではない。 「いっ!だっ!いっ!」 胸に付いている緑の6番のバッヂを揺らし、れみりゃが泣きじゃくる。 自分の中に男性器が徐々に入ってくる。その度に痛みが弾ける。れみりゃは手で涙をぬぐい、必死に耐える。 れみりゃも自分がそういう事をされるのは分かっている。ここに来てその日に何をされるかは説明された。 目の前で男と交わるれみりゃやふらんを何匹も見てきた。この痛みも友人のれみりゃから聞いている。 男も優しく。痛いと言えば挿入を止め、我慢できるようになったら慣らすように入れていく。 部屋に入ってから30分、まだれみりゃは男性器の全てを挿入されていない。8割は行った所で休憩していた。 「お、おにいさん、れみりゃがんばるどぉ~、ぜんぶいれてほしぃどぉ~」 ニコリとれみりゃは笑顔を作る。男は支えていたれみりゃの身体をゆっくりと下げていく。 「う゛う゛う゛う゛ぅ!!」 れみりゃは男性器を全て身体に受け入れる。そこからゆっくりと性交が始まる。 翌日、6番のバッヂは赤い物になっていた。友人のれみりゃが6番のれみりゃに話しかける。 「きのうはどうだったどぉ~?」 「いだかったけど、れみりゃ、がまんできたどぉ~」 「れみりゃはえらいどぉ~。さすがしょうかんのおじょうさまだどぉ~」 自分と同じ赤いバッヂになったれみりゃを19番のれみりゃも嬉しく思う。 しばらくして、6番のれみりゃが痛みもなく男生気を受け入れられるようになった頃、 食事の前に娼館の女主人からお話があった。新入りの紹介だ。 女主人の喋り方は丁寧で「~かしら」「~だわ」なんてゆっくりありすみたいだとれみりゃは思いながら聞いている。 1匹のふらんがみんなに紹介される。顔の形がよく、少し小柄なゆっくりふらん。 もう、いつもの服に着替えていてバッヂは緑の31番をつけている。 ふらんはれみりゃに比べて口数が多い方ではない。「うー・・・よろしくしてね」なんて短い挨拶を済ませ、みんなの食事に混ざった。 6番のれみりゃが先輩風を吹かし、ふらんに食事のもらい方を教えてやる。 「あのおねーさんのところでもらうんだどぉ~、ちゃんとならべないこはゆっくりできないんだどぉ~」 「・・・しってるるよ。いちいち、いわなくてもわかるよ。しね」 「じゃあ、いっしょにならぶどぉ~」 6番のれみりゃは31番のふらんの手を取り食事を貰う列に並ぶ。 その4日後の夜にふらんのバッヂは赤くなるが、それを見ずに6番のれみりゃは娼館からいなくなってしまう。 さみしそうにするふらんを19番のれみりゃが慰める。 「あのこはべつのおうちでしあわせになってるんだどぉ~。ふらんがかなしんでちゃゆっくりできないどぉ~」 「・・・きゅうにいなくなるな。しねっ、しねっ!」 誰かに買われたのか?いや、客が無理をさせすぎたのだ。 たまにいるのだ。マナーのない客が、一晩買うだけの金しか払わずに一生を買った気分になるのが。 叩く程度なら問題ない。2日ほど休ませればまた元気に仕事が始められる。 しかし、腕を千切られ、足に折り目をいくつも付けられ、首を180度曲げられ、右目を潰されていてはもう使い物にならない。 客が、れみりゃは寝てしまったと受付に部屋の鍵だけ返しに来た時、女主人が呼び止めれみりゃが途中で寝てしまったお詫びに、 少しばかりお金を返金するため待って欲しいと言わなければ、その男は娼館を出てしまう所だった。 急いで侍女が部屋に行き、確認すると、れみりゃはかろうじて生きている状態だった。 女主人は侮蔑する所か感心した。商品を壊しておきながら金まで貰っていくなんて、 しかし、今回はその顔の皮の厚さに助けられた。男はすぐに衛兵に連行されていく。 初めての客だ。この娼館が領主の娘がやっているなんて知っていれば、こんな事をしなかったかもしれない。 何にしても終わったことだ。れみりゃやふらんを動揺させない為、6番のれみりゃは買われていった事になった。 そして、6番のバッヂが空く。また緑の6番をつけ、みんなの前で紹介されれるみりゃかふらんがいるだろう。 それまでバッヂは女主人の机の中にしまわれる。 女主人は自分の部屋で紅茶を楽しむ。客に出しているような安い物ではない。 少し冷まし、甘くした紅茶を皿に入れ、自分の膝に座っているれみりゃに少しずつ飲ませる。 まだ曲げられたが痛むのでコルセットは欠かせない。コルセットに綺麗な白いハンカチーフが差し込まれまるで前掛けのようになっている。 ハンカチーフを琥珀色に染めながらもれみりゃは紅茶を飲む。 腕には包帯が巻かれ千切れた先が見えないようになっている。足はもう随分回復し、歩けるようになったが、歩みはぎこちない。 紅茶を飲み終えると、必死に残った左手を伸ばし、クッキーを取ろうとするが、右目をなくしているため、 遠近感がつかめず、どうも空振りをする。女主人はその手を優しく握り、そっとクッキーの所まで持って行ってやる。 クッキーを掴めたれみりゃは満足そうに「うー」と笑い、クッキーをかじる。 もう恐怖でほとんどの言葉は飛んでしまった。今は赤ちゃんのように「うー」などと鳴くだけだ。 「おー、うあー」 クッキーが美味しいのか、ニッコリ笑う。 「うー、うー」 今度は紅茶が欲しいのか、左手で紅茶のカップを指差す。 「品のない男にやられた割に可愛くなったわ。あなたのような子なら男の相手なんてさせないのに。可愛いれみりゃ」 女主人はそう微笑むと、紅茶をお皿に移す。 娼館に運ばれてくるのは荘園で栽培しているゆっくりを食べようとやってきて罠にかかったふらんやれみりゃだ。 中には罠の中で暴れ、肢体のどこかが千切れたり、顔に酷い傷を負ったりするものが出てくる。 娼館の地下にはそういった傷ついた。いや、女主人の言葉を借りるなら「可愛い」れみりゃやふらんの楽園がある。 食事は上で働いているものと比べればよっぽど良い物を食べ、労働もない。 ただ欠損した身体を女主人の前に晒しているだけで生きていられる。腕が千切れれば優しくされ、目が見えなければ優しくされ、 楽園が終わる事はない。その楽園に悲しい事があるとすれば2つ、妊娠し女主人の手術や胎教、食事制限を受けても正常な赤ちゃんが生まれてしまった場合、 その赤ちゃんは少し痛い思いをして可愛くなってもらう事、あとは寿命が尽きて死ぬ事。その2つだけである。 この娼館に来る胴付きのゆっくりふらんやゆっくりれみりゃは変態の慰み物になるのがオチだった。 by118
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/5358.html
ゆっくりの種類 レア度 高級種 希少種 準希少種 普通種 通常種 高い ←←←←←←←←→→→→→→→→ 低い ゆっくりれいむ 通常種(でいぶになる可能性在り ゆっくりまりさ 通常種(ドスになる可能性在り) ゆっくりありす 通常種(レイパーになる可能性在り) ゆっくりぱちゅりー 通常種 ゆっくりみょん普通種 ゆっくりようむ 普通種 ゆっくりちぇん 普通種 ゆっくりるーみあ 準希少種 ゆっくりだいようせい 準希少種 ゆっくりめーりん 準希少種➕ ゆっくりこあくま 準希少種➕ ゆっくりれみりぁ 通常種 ゆっくりさくや 準希少種➕ ゆっくりちるの 準希少種 ゆっくりふらん 普通種 ゆっくりれてぃ 準希少種 ゆっくりるなさ 希少種 ゆっくりめるらん 希少種 ゆっくりりりか 希少種 ゆっくりゆゆこ 希少種 ゆっくりらん希少種 ゆっくりゆかり 特別種 ゆっくりりぐる 準希少種 ゆっくりみすちー 準起床種 ゆっくりけーね 希少種 ゆっくりえーりん希少種 ゆっくりかぐや 希少種 ゆっくりもこう 希少種 全ては登場しません ここからはSS ゆっくりれいむ「すっきりー」 ゆっくりまりさ「すっきりー」 そして午前10時 父まりさ「かりさんにいってくるのぜ!」 一時間経過 父まりさ「ただいまなのぜ」 母れいむ「おかえりなさい」 母れいむ「ごはんさんたべようね」 ゆっくりたち「いただきます!」 ゆっくりたち「むしゃーむーしゃーしあわせーーーーーー」 ゆっくりたち「ごちそうさま!」 一時間経過 そして母れいむの茎から赤ゆたちが生まれようとしている 父まりさ「れいむーーがんばれーー」 母れいむ「うばれる」 赤ゆたち「ゆきゅちしちぇいてね!!」 生まれた数は10匹 多すぎる 運良くエサ不足に陥らなかったようだ そして 時は11月 子ゆっくりたち「ゆっくりしていってね」 母れいむ「もうそろそろふゆごしの準備をするよ」 子まりさA「ふゆごしてなに?」 父まりさ「ふゆごしはゆっくりできないふゆさんからのがれるために秋に食料と落ち葉を準備します」 子れいむA「ふゆさんてなに」 母れいむ「ふゆさんはとてもさむいきせつのことだよ」 そして れいむ一家は冬越しの準備をした やがてゆきがふりそのさむさで別の一家が死んだり餌不足で死んだりするが この一家は無事だった そして2ヶ月後雪は強まり扉の固定を怠ったゆっくり一家をころした この一家は無事だった扉の固定をちゃんとやったそうだ 2ヶ月後 母れいむ「ゆんやーーーーーーーー」 増えすぎたため一斉駆除が始まったそうだ やがて絶滅した 幸い長ぱちゅりーは生き延びたようだ おしまいhm
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1702.html
ゆっくり霊夢は思う。 このぽかぽかとした場所は、とってもゆっくりできると。 現にれいむは日向にいるような居心地に眠くなってきている。 なんの心配も無く、ほんわかしていてゆっくりできる。 周りには他のお友達もいる。 ゆっくりありす、ゆっくりめーりん、それにゆっくりれみりゃにゆっくりふらんもだ。 普段であれば自分に襲い掛かるれみりゃやふらんも、この場所だとすっごくゆっくりしている。 皆みんなお友達だ。 ここは本当にゆっくりできる場所だね。そう思いながら、れいむは夢の世界へ引き込まれた。 たまに、目を覚ますとお友達が減っていることがある。 自分たちにご飯をくれる人間に、ご飯の時間に聞いてみた。 すると 「選ばれたゆっくりたちは、ゆっくりさせるためにもらわれていったんだよ」 と教えてくれた。 れいむは、自分もここでゆっくりするより、誰かをゆっくりさせたいと訴えたが、人間は何度か首を振るだけだった。 その人間が決められることではないらしい。 どうやったら選ばれるの? いつになったら選ばれるの? そのれいむの問いに、人間はただ 「あそこでゆっくりしていれば、そのうち選ばれるよ」 という答えをよこした。 それかられいむはいつもよりゆっくりした。 ぽかぽかとした心地よい場所で、いつも以上にゆっくりしていた。 いつのまにか寝入っていたれいむは、寝ぼけ眼で何気なくあたりを見回すと、見知らぬ人間と目が合った。 れいむは、なんだろう?と思った。 その見知らぬ人は、ご飯をくれる人間に一言二言告げていた。 ご飯をくれる人間は、とてもゆっくり出来る場所かられいむをとりだすと、その体に綺麗なものをつけていった。 れいむは、自分が選ばれたことを察した。 自分はあの見知らぬ人間をゆっくりさせることが出来る。 そう思うと、まだゆっくりできる場所にいる同胞に対して、立派な姿を見せようと思いつき、胸を張った。 誇らしげな想いと、どんな人間だろうというわくわくとした感じ。 包まれる感触と知らない温かみに、れいむはどきどきした。 見知らぬ人間の温かみだった。 その人間と共に外に出ると、身を切るような風が吹いていた。 思わず寒いと言ってしまいそうになったが、それではゆっくりさせることができないと想い、口をつぐんだ。 ゆっくりしていってね! 人間にそう告げようと振り向いたとき、笑顔のれいむが見たものは、穴だった。 白い弧と桃色の塊を持つ、黒い穴だった。 それはとても怖い気がした。 終わり。 「ほのぼの」と「少ない要素」を目指してみたら意味わからんようになってしまった。 舞台はコンビニ的な場所w 著:Hey!胡乱 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/306.html
ここは投稿された小ネタSSを更新順に纏めたページです。 下に行くほど新しい作品です 作品の後ろにある文字の説明はジャンルマークについてにあります。 創作wiki移転に伴い旧ジャンルマークは取り外されました。新ジャンルマークの設置にご協力お願いします。 ゆっくり愛で小ネタ1 ゆっくり愛で小ネタ2 ぼうしの味 ゆっくり愛で小ネタ3 ゆっくり愛で小ネタ4 ゆっくりじぞう ゆっくり愛で小ネタ5 ゆっくりとアイス ゆっくり愛で小ネタ6 ゆっくりと寿司 ゆっくり愛で小ネタ7 ゆっくり村 ゆっくり愛で小ネタ8 うーぱっく ゆっくり愛で小ネタ8 徹夜で勉強 ゆっくり愛で小ネタ10 お猪口で入浴 ゆっくり愛で小ネタ11 饅頭の恩返し ゆっくり愛で小ネタ12 俺の飼っているゆっくり ゆっくり愛で小ネタ13 ただ可愛がるだけの話 ゆっくり愛で小ネタ14 ドスまりさとけーね ゆっくり愛で小ネタ15 だよね!? ゆっくり愛で小ネタ16 博麗神社とゆっくりの日常 ゆっくり愛で小ネタ14 汚いゆっくりを見かけたので・・・ ゆっくり愛で小ネタ15 異変のテンプレ ゆっくり愛で小ネタ16 記憶を追って来るゆっくり ゆっくり愛で小ネタ17 いろんな場所別ゆっくり ゆっくり愛で小ネタ18 ゆっくりとコーラ ゆっくり愛で小ネタ19 なふだ ゆっくり愛で小ネタ20 ゆっくりの惑星 ゆっくり愛で小ネタ21 ゆっくりとの怖い話 ゆっくり愛で小ネタ22 無口なゆっくりとある日の休日 ゆっくり愛で小ネタ23 可愛がりスレのゆっくりはうろたえないッ! ゆっくり愛で小ネタ24 ゆっくり怪談「こんどは」 ゆっくり愛で小ネタ25 ゆっくり怪談「ままままままままままままま」 ゆっくり愛で小ネタ26 おやすみなさい ゆっくり愛で小ネタ27 楽園の主 ゆっくり愛で小ネタ28 口裂け女 ゆっくり愛で小ネタ29 真・女神転生ⅢーYUKKURI マリサクス ゆっくり愛で小ネタ30 真・女神転生ⅢーYUKKURI マリサクス2 ゆっくり愛で小ネタ31 お盆帰り ゆっくり愛で小ネタ32 ゆるーい夏の一日 ゆっくり愛で小ネタ33 ゆっくり怪談「百話目『ゆっくりの首』」 ゆっくり愛で小ネタ34 日傘の不思議 ゆっくり愛で小ネタ35 別に平気じゃね? ゆっくり愛で小ネタ36 日本全国ゆっくり音頭 ゆっくり愛で小ネタ37 ゆっくりウィルス ゆっくり愛で小ネタ38 つつく ゆっくり愛で小ネタ39 ゆっくりしないと死ぬ食べ物 ゆっくり愛で小ネタ40 食べ物を食べてるゆっくりが見たい ゆっくり愛で小ネタ41 調理実習とかで匂いに釣られた人間は多いはず ゆっくり愛で小ネタ42 軟体生物 ゆっくり愛で小ネタ43 ジハイドロジェンモノキサイド ゆっくり愛で小ネタ44 猛者 ゆっくり愛で小ネタ45 うーぱっくを見て ゆっくり愛で小ネタ46 5スレ目 ゆっくり愛で小ネタ47 けんけんぱ ゆっくり愛で小ネタ48 跳躍力 ゆっくり愛で小ネタ49 煮干 ゆっくり愛で小ネタ50 寝ちるの ゆっくり愛で小ネタ51 人間とゆっくりできるのか? ゆっくり愛で小ネタ52 かゆい ゆっくり愛で小ネタ53 面白川渡り ゆっくり愛で小ネタ54 むささびれいむ ゆっくり愛で小ネタ55 深緑のゆっくり妖精 ゆっくり愛で小ネタ56 ゆっくりのいない世界 ゆっくり愛で小ネタ57 うた ゆっくり愛で小ネタ58 ゆっくり散文 ゆっくり愛で小ネタ58 ゆっくり・バウンダー ゆっくり愛で小ネタ60 6スレ目 ゆっくり愛で小ネタ61 『ゆっくり絵を描いてね!!!』 ゆっくり愛で小ネタ62 『ぼうしのおじさん』 ゆっくり愛で小ネタ63 7スレ目 ゆっくり愛で小ネタ64 これがれいむのいっしゅうかん! ゆっくり愛で小ネタ65 ゆっくりサバイバー ゆっくり愛で小ネタ66 魔理沙的愛情 ゆっくり愛で小ネタ67 ユックリノカミサマ ゆっくり愛で小ネタ68 『ゆっくりみょんとゆっくりみすちーのかいわ』 ゆっくり愛で小ネタ69 ゆっくりちぇんを飼ってみた そのに ゆっくり愛で小ネタ70 ゆっくりミーツボーイ ゆっくり愛で小ネタ71 ゆっくりゆーぎ ゆっくり愛で小ネタ72 ゆっくりとお兄さん ゆっくり愛で小ネタ73 つまりふらんはツンデレか ゆっくり愛で小ネタ74 理不尽漫画のみすぎがコレだよ! ゆっくり愛で小ネタ75 簿記試験終わった童話描く ゆっくり愛で小ネタ76 実験 ゆっくり愛で小ネタ77 ~とあるオフィスの午後~ ゆっくり愛で小ネタ78 小ネタを思いついたので投下。 ゆっくり愛で小ネタ79 真冬の朝の夢 ゆっくり愛で小ネタ80 理不尽漫画のみすぎがコレだよ!2 ゆっくり愛で小ネタ81 理不尽な小ネタです。 ゆっくり愛で小ネタ82 理不尽な下ネタです。 ゆっくり愛で小ネタ83 理不尽な百合ネタです。 ゆっくり愛で小ネタ84 体付きのぱちゅりぃを見つけた ゆっくり愛で小ネタ85 ゆっくり裁判 ゆっくり愛で小ネタ86 ちぇんじゃらしを作ってみました。 ゆっくり愛で小ネタ87 なんとゆっくり達が… ゆっくり愛で小ネタ88 ゆっくりもこうが あらわれた! ゆっくり愛で小ネタ89 コタツとゆっくり ゆっくり愛で小ネタ90 ネタを書いてみた。 ゆっくり愛で小ネタ91 没にしたネタというか妄想 ゆっくり愛で小ネタ92 ゆっくりむーばー ゆっくり愛で小ネタ93 ゆっくりあやや? ゆっくり愛で小ネタ94 ゆっくりの酒 ゆっくり愛で小ネタ95 体付きまりさ ゆっくり愛で小ネタ96 きめぇ丸と一緒 ゆっくり愛で小ネタ97 ボヤ騒ぎ? ゆっくり愛で小ネタ98 まとりょーしか ゆっくり愛で小ネタ99 朝の公園で ゆっくり愛で小ネタ100 ある日起きたら ゆっくり愛で小ネタ101 「イマイキマース」 ゆっくり愛で小ネタ102 風が吹かなくても桶屋は儲かる ゆっくり愛で小ネタ103 ストリングプレイスパイダーベイビー! ゆっくり愛で小ネタ104 免許 ゆっくり愛で小ネタ105 ゆっくりゆーぎ2 ゆっくり愛で小ネタ106 小ネタこねこねおっけーね ゆっくり愛で小ネタ107 替え歌 ゆっくり愛で小ネタ108 れみりゃの足 ゆっくり愛で小ネタ109 おぉめりぃめりぃ ゆっくり愛で小ネタ110 おぉさんたさんた ゆっくり愛で小ネタ111 雪山 ゆっくり愛で小ネタ112 除夜の鐘 ゆっくり愛で小ネタ113 ゆっくりと年越し ゆっくり愛で小ネタ114 し、あ、わ、せ ゆっくり愛で小ネタ115 クリスマスのプレゼント ゆっくり愛で小ネタ116 真・女神転生ⅢーYUKKURI マリサクス 番外編 ゆっくり愛で小ネタ117 分裂 ゆっくり愛で小ネタ118 メキシコ ゆっくり愛で小ネタ119 すだち ゆっくり愛で小ネタ120 むきゅう、むきゅう ゆっくり愛で小ネタ121 おぉさむいさむい ゆっくり愛で小ネタ122 諸君 私はぱちゅりーが好きだ ゆっくり愛で小ネタ123 ゆかりごはん ゆっくり愛で小ネタ124 特撮好き ゆっくり愛で小ネタ125 図々しいれいむ ゆっくり愛で小ネタ126 戦隊モノ ゆっくり愛で小ネタ127 大岩 ゆっくり愛で小ネタ128 ゆっくりおん ゆっくり愛で小ネタ129 CM引用 ゆっくり愛で小ネタ130 ゆっくりの歯医者さん ゆっくり愛で小ネタ131 ゆっくりと悪代官 ゆっくり愛で小ネタ132 ふと思った。 ゆっくり愛で小ネタ133 ゆっくりの歯医者さん2 ゆっくり愛で小ネタ134 月に一度の光景 ゆっくり愛で小ネタ135 雪積もりすぎじゃね? ゆっくり愛で小ネタ136 しんすれ ゆっくり愛で小ネタ137 二択 ゆっくり愛で小ネタ138 東北人の節分 ゆっくり愛で小ネタ139 『せつぶん』てなんなんだどぉー? ゆっくり愛で小ネタ140 幸せ者 ゆっくり愛で小ネタ141 バレンタインが来るぞ! ゆっくり愛で小ネタ142 禁じられた歌 ゆっくり愛で小ネタ143 昔からてんこはどえむだった ゆっくり愛で小ネタ144 その柔らかさに君は何を見るか ゆっくり愛で小ネタ145 ○い ゆっくり愛で小ネタ146 ゆっくりの会社見学 ゆっくり愛で小ネタ147 兄の来襲とゆかりん ゆっくり愛で小ネタ148 うずうず ゆっくり愛で小ネタ149 遊園地のコーヒーカップ ゆっくり愛で小ネタ150 ゆっくり散文 ゆっくり愛で小ネタ151 ゆっくりのびるよ! ゆっくり愛で小ネタ152 ちょこをあげるよ! ゆっくり愛で小ネタ153 ゆっくり散文2 ゆっくり愛で小ネタ154 鳩 ゆっくり愛で小ネタ155 後一つ ゆっくり愛で小ネタ156 ゲームをしたがってるので ゆっくり愛で小ネタ157 比較 ゆっくり愛で小ネタ158 奥儀 ゆっくり愛で小ネタ159 レーシング らゆーん ゆっくり愛で小ネタ160 本格派モチモチリボンレスリング
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/3264.html
注意↓ パロ いじめてない 『全選手入場!! 子猫殺しは生きていた!! 更なる研鑚を積み饅頭凶器が甦った!!! ゆ神!! だぜまりさだァ――――!!! 総合ゆっくり技はすでに我々が完成している!! 日本ゆん法ゆっくりちぇんだァ――――!!! 組み付きしだい犯しまくってやる!! 魔法の森代表 レイパーありすだァッ!!! 素手の殴り合いなら我々の歴史がものを言う!! 体付きのゆっくり ゆっくりふらん!!! 真の護身を知らしめたい!! ゆー林寺ゆん法 ゆっくりみょんだァ!!! ゆっくりさせるのは3階級制覇だがゆっくりするなら全階級オレのものだ!! 野原の紫饅 ゆっくりぱちゅりー!!! 打撃対策は完璧だ!! 全日本ゆー道 ゆっかりん!!!! 全ゆっくり技のベスト・ディフェンスは私の中にある!! ゆスリングの神様が来たッ ゆっくりめーりん!!! タイ饅なら絶対に敗けん!! 暴走族のケンカ見せたる 特攻隊長 ゲスまりさだ!!! バーリ・トゥード(なんでもあり)ならこいつが怖い!! 妖怪の山のピュア・饅頭 ゆっくりもみじだ!!! 魔法の森海兵隊から炎の虎が上陸だ!! ゆコンドー おれまりさ!!! ルールの無いゆっくりがしたいから畑荒らしになったのだ!! プロのゆっくりを見せてやる!! 害獣れいむ!!! めい土の土産にベルトとはよく言ったもの!! 達人の奥義が今 実戦でゆっくりする!! 少女臭柔術 ゆっくりババアだ―――!!! 世界ヘヴィ級ゆっくりこそが地上最強の代名詞だ!! まさかこの饅頭がきてくれるとはッッ くいーんありす!!! ゆっくりしたいからここまできたッ キャリア一切不明!!!! チル裏のピット(ケンカ)ファイター うでまりさだ!!! オレたちは立ち技最強ではないゆっくりで最強なのだ!! 御存知ゆエタイ 体付きれいむ!! 信仰の本場は今や守屋神社にある!! オレを驚かせる奴はいないのか!! ゆっくりさなえだ!!! デカァァァァァいッ説明不要!! 2m40!!! 310kg!!! ゆっくりれてぃだ!!! ゆー術は実戦で使えてナンボのモン!!! 超実戦ゆー術!! 本家博霊神社からゆっくりれいむの登場だ!!! ベルトはオレのもの 邪魔するやつは思いきり殴り思いきり蹴るだけ!! キック・ゆクシング統一王者 体付きまりさ 自分を試しに人里へきたッ!! ゆンボ全妖怪の山チャンプ 体付ききめぇ丸!!! ゆのぎ流に更なる磨きをかけ ”揚げ饅”ゆっくりおりんが帰ってきた!!! 今の自分に(本当に)死角はないッッ!! シゅート・ゆスラー後頭部にまりさの顔があるれいむ!!! 中国四千年の拳技が今ベールを脱ぐ!! 香港から 騎馬めーりん(すぃー無し)だ!!! ファンの前でならオレはいつでも全盛期だ!! 燃える闘魂 ゆっくりもこう 本名で登場だ!!! 群れの統治はどーしたッ ゆっくりの炎 未だ消えずッ!! ゆっくりさせるもゆっくりさせないも思いのまま!! ドスまりさだ!!! 特に理由はないッ 姫様が働きたくないのは当たりまえ!! えーりんにはないしょだ!!! 蓬莱ニート! テルヨフがきてくれた―――!!! 暗黒街で磨いた実戦ゆラテ!! ゆんゆん会のデンジャラス・ねこさん ゆっくりちぇんだ!!! 実戦だったらこの人を外せない!! 超A級ゆっくり 胴体無しれみりゃだ!!! 超一流ゆスラーの超一流のゆっくりだ!! 生で拝んでゆっくりしやがれッ 幻想郷の鋼鉄饅!! アストロン・れいむ!!! 武術ゆラテはこの男が完成させた!! ゆっくり界の切り札!! ゆラディまりさだ!!! 若き王者が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ チャンピオンッッ 俺達は君を待っていたッッッ 虐待お兄さんの登場だ――――――――ッ』 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「どぼじでおにいざんがでるのぉぉぉ?!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」 ゆっくりは(ほとんど)死んだ。スイーツ。