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世界観 世界観 [#y8a16e62] 詩ノ月町 [#bc05dafb] 詩ノ月中学校 [#qa435e65] 新入学級 [#md1f0a0a] 桜並木 [#xec3ce04] ムーンフェイズ [#u9fbb36e] 河川敷(詩ノ月町側) [#t8336ed5] 倉木川 [#y7fa6795] 詩ノ月町 覇雄、稔、和音たちがすむ町。読みは『うたのつきちょう』。 隣町とを隔てる川があり、川沿いに1キロも歩けば海がある、海沿いの町。 なんとなく関東のあたり? 都会でもなければ田舎でもない、でも少し田舎寄りの、どこにでもあるような町。 詩ノ月中学校 物語の舞台。読みは『うたのつきちゅうがっこう』。 私立か公立かは未定だが、自由な校風ということは私立なのかもしれない。 汐月家が守る桜並木のそばに私立中学として設立したと名言 (第七話) 生徒数は知らないが、各学年数クラス程度の中堅規模と思っておけばよい? 校長は箱山百道(はこやま・ももち)。 教師は若い人が多い? (第一話) 新入学級 主人公たちの学級。クラス番号は未定。 桜並木 学校の周りに並んでいる。春には満開になってとても綺麗。 この中に二本だけ、特に力を持った桜があり、その桜がつけた花びらには触れたモノをかわいくする(=TS)力が籠もるのだとか。 ムーンフェイズ 葉山家のある住宅団地。家賃はお手ごろ、階数不明。 河川敷(詩ノ月町側) フットサルやゲートボールなどのフィールド、砂利道のトラックなどがある。ほかにも描かれていないスポーツフィールドがあるかも? 倉木川 詩ノ月町と隣町の間を流れる川。読みは「くらきがわ」。 梅雨に大反乱を記録した年もあったらしい。流れが穏やかなときは、近所の子どもたちが飛び込んでいる。
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昆虫、動物、魔物etc…様々な人外や、普通の人間が共存して住む世界。 舞台になるのは超安賃貸のボロアパート『人外荘』である。 風呂も共同電話も共同、ましてやトイレも台所も共同なこのアパート。 この世界観を広げ、物語を作っていくのは君たちだ! 人外荘 人外荘周辺 その他1 その他2
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世界観 トレーナーは存在しません。 原型・擬人が住んでいます。 擬人は第一形態、第二形態とあり、 第一形態は能力は微力だが使え、普段の人間と変わらない格好で 第二形態は興奮・戦闘等の場合に力を存分に発揮できる形です。 種類によっては第一形態・第二形態が無い者も居ます。 第一形態は力が安定している者が使いこなせるので、 安定していない者は第二形態のままです。 技は公式と同じ一人4つまで。 現代の施設・職等もあり、普通に働いてたりします。 ジョウト・カントーなどごちゃまぜ種族です。 PR
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世界観 年号『精暦』です。今の所、名称だけでゲームには関連は無いようです-年童話王国の一年は7ヶ月。リアル時間で1週間金月→木月→水月→火月→土月→光月→闇月 メンテ明けの水曜15時から金月が始まります。 月童話王国の一ヶ月は60日。リアル時間で1日-日童話王国の一日は24時間。リアル時間で24分0時〜23時昼 6時-21時夜 22時-5時| | | | | | | |CENTER 天候と曜日の関係|h 金 木 水 火 土 光 闇 花びら ○ ○ 雨 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 落ち葉 ○ ○ 雪 ○ ○
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世界観とか各国の関係とかについて書いていくといいと思います ↓みたいな感じで・・・ お茶国 綾鷹が治める国 ジュース国 炭酸国 情報や修正箇所は下のコメントフォームからお願いします! 名前
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世界観 人が命を尊重するのは唯一無二のものだから。 失ったら取り戻せない。 止まったら動き出せない。 無くしたら見つけ出せない。 では命の価値が下がったら世界はどう変わるのだろう 失っても買いなおせて、 止まっても治せてしまい、 無くしても悲しむ必要もない、 それはまるで命が安売りの愛に変容していくようで CLでは命を売買できます 命には価値と個数が設定されています 基本的には命の価値を高めていき、それを売って行動を起こせます
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世界観 4人の神がいた 4つの神はそれぞれ各地に link_anchor,page=設定(jinki){神器 を地上に落とし、それを見守った。 その理由はまだ誰も知らない…。欲望のままに願いを叶えていた。 人はこれを進化と呼ぶ。 知能をいち早く手に入れた人類はこれを管理し始めた。 管理された 背物はみずからの } 編集
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世界観 舞台 舞台となるのは世界的なパンデミックが発生してから2年後のアメリカ太平洋岸北部 人類のほとんどは死滅していて、感染者(Freaker)は知性を失い、凶暴な怪物と化している 運よく感染せずに生き延びている少数の生存者たちは感染者たちに追われながら危険に満ちた日々を過ごしている アメリカ北西部には様々なロケーションがあり、原始的な森(pristine forest)や雪原(snow field)、青々とした牧草地(lush meadow)や砂漠(desert field)などがゲームの舞台として用意されている 主人公 主人公は流れ者のバイカー、ディーコン・セイント・ジョン(Deacon St. John) バイクで各地を転々としている コメント
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「………。 …は、少々危険ではないのか?」 「何がだ?」 「先の闇の書事件に関わったとされる異世界の者の事か?」 「そやつよ、こちら側に引き入れて問題が起こると思うかね?」 「ただ個人での戦闘力は類を見ないほどだぞ。 あの闇の書相手に互角に戦っていたようだし、 最後を看取ったようだしな…」 「資料によるとそやつの世界では『英雄だった』らしいぞ…」 「なかなかの逸材のようじゃな…」 「ふぅむ…。 …だが、我らの手に負えない事態になった場合どうする気だ?」 「無論、消すしかあるまい。 我らには使える手駒があるし…な」 「『奴』に動いてもらうか… ふふふ、それも一興かもしれぬな」 「では、この件は後々動くとしようか…」 ミッドチルダのどこかにある空間で暗闇に浮かぶ「何かの容器」に入っているモノたちが 鳴動し、光ったり消えたりを繰り返していた… そして話が終わると同時に鳴動は止め、僅かに光っていた光源も消えうせた… 『ではシュウジさん、用意はいいですか?』 「いつでもどうぞ…」 何も無い平原と澄み渡った空… 風に乗って聞こえてくるのはクロノの声。 それを聞き流しつつ目の前に出現するナニかに向かって、 シュウジは展開した【孔鬼】を構えたのだった… 事の始まりは、闇の書事件から約1週間後の事だった。 元の世界に帰還、事件の事後処理に追われていた。 シュウジはある日、時空管理局に呼ばれた… 通信先に現れたのはクロノ=ハラオウン執務官とリンディ=ハラオウン艦長の両名だ。 そして、以下の内容が書かれた書類が添付された。 ―――シュウジ・ウォルサム殿 貴殿の部隊と連携を取る事によってより 正確な次元犯罪を摘発できるようにするためにシュウジ殿を 臨時であるが本局の嘱託魔導師として招き入れる事になりました。 ですが、臨時とはいえ魔導師ランクを持ち合わせていないとなると いろいろと不便なのでこちら側に来て試験を受けていただきたいのです ですので、近日中にこちらへお越しください 時空管理局本局 アースラ艦 艦長リンディ=ハラオウン――― まぁ似たような辞令が来ると云う事は前々から予測できていたので、 特に慌てる事無くシュウジはミッドチルダの『海』へと向かったのであった。 時空管理局の本局と呼ばれるここは、次元の海に浮かぶように設立された時空管理局という 組織の前線基地と呼べるような場所である。 そのため、ミッドチルダに本部を置く『地上』と不仲だという事は周知の事実である。 ただその情報も今のシュウジには知りもしない事だし、特に興味もなかったので、 こちらの世界の情報は無視していた。 到着したシュウジを出迎えたのはクロノとリンディさんをはじめとするアースラ艦のメンバー。 その中には当然のようになのはフェイトもいた。 しかし、先の事件の(ある意味で)被害者の八神はやては事情聴取などの手続きなどで 席を外していた。 もちろんヴォルケンリッターの面々も同じだった。 到着の挨拶もそこそこにして時間を惜しむようにクロノがシュウジを先導して ある場所へと向かった。 ―――本局 医療室 兼 検査室 本局のデバイスマイスターであるマリエルさん立会いの下、シュウジの能力検査が始まった。 今回調べるのはシュウジの基本パーソナルデータを収集するという作業から始まった。 なお、データの方は利用後、速やかに処分するという約束でこちら側での検査を承諾した。 これには色々と理由があるのだが、その一つがシュウジの身体に関する事なので 規制をしないといけないという理由からである… 【検査1.リンカーコア】 簡易的な室内の中央にあるベッドに寝そべるような体勢で長椅子のようなものに寝て、 CTスキャンのような機械に入る… 部屋の外の窓から技師たちがなにやら機械を操作すると全身を光が走り、 心臓に近い部分で強く明滅するもその光は段々弱くなって消えていく。 技師たちは同じ操作を何度も行うも結果は同じだった… 『あれ、どうして??』 「ん、どうしました?」 マイク越しに聞こえたマリエルさんの声に反応するシュウジ。 リンカーコアが見つからないという事らしい… 「あぁ、それはしょうがないですよ(笑) オレの魔法はリンカーコアを介さずに行使しますから…」 シュウジの説明に驚く技師官たちと見ていたクロノたち。 ちなみになのはたちも(いつの間にか)同席していた。 それに対しての説明をすると… 元々シュウジのいる第九十七管理外世界のもう一つの世界… つまり並列世界の地球だが、その世界ではさまざまな世界との組み合わせが 世界/地球規模で発生しており色々な違和感が発生している。 例えば、ある国ではモビルスーツ(ガンダム作品)が主力戦力となのだが、 とある国ではアームスレイブ(フルメタルパニック作品)が主力となっているという所がある。 もしくは、ある国家間では戦争がしているが、ある国は魔法主体、ある国は質量兵器主体… どこかおかしい世界であるけど、それでも安定している世界で生きていた。 どうしてそんな事になっているのかと云うと、シュウジや彼の所属する部隊が原因なのだが、 それは別問題になるのでここは伏せておこう。 さて、リンカーコアが無い理由はその世界にあった。 魔力は『マナ』と呼ばれ、大気中に混じって世界中に溢れている。 魔法を使える者たちは大気中の魔力をそのまま行使しているのだ。 自身の魔力容量ぐらいまでの分しかチャージできないという難点があるけれども… シュウジたちの世界の住人の魔法の発生は『混沌の言葉(カオスワーズ)』を元にして 世界に働きかけ、その神秘たる力を自身の言霊で発現させてカタチと化すのだ… そう、『魔法』と呼称するが厳密には『呪文(詠唱を用いての発動)』と、位置づけているのだ。 現にシュウジが使う魔法の殆どは『身振り手振り』と『詠唱』を組み合わせている場合が多い。 無詠唱魔法に関しては彼の持つ剣―――『孔鬼』がそれを代行して唱えているに過ぎない。 だが、フェイトやクロノたちのようなミッドチルダ世界の住人は 魔法の発現を自らのリンカーコアを介して魔力をチャージ。 相棒であるデバイスの補助を受けてそれを発動させる。 もちろん例外として「なのは」や「はやて」のような異世界の住人もいるのだが… シュウジの世界の場合、その例外中の例外に該当するためリンカーコアは存在しないようだ。 ただ闇の書事件でリンカーコアを診たシャマルが彼に回復魔法をかけていたが、 あの戦いでは擬似的にリンカーコアの代わりになるものを形成してたに過ぎない。 彼の心臓部にあたる部分のある永久機関にリンカーコアの能力を持たせていただけだ。 (この世界ではマナが薄い事で、大気中から蒐集するのが困難なため一時的に この方法をとったらしい…) 現在は世界との協調も進み、リンカーコアを介さなくても魔力を行使できるようになったようだ。 その結果が最終決戦時に使用したあの大技である。 ―――対極輝衝砲(ソルナールライトニングバスター) 魔力と闘気を混ぜ合わせて一つの気合玉を作り上げる代物である。 魔力は限界以上のそれを消費し、闘気は寿命の一部を消費する程度 ただシュウジは魔力を持っていてもその許容量が少ないため、 擬似リンカーコアから魔力を放出したぐらいでは到底チャージが間に合わない。 なので、世界にある魔力をそのまま行使した。 もちろんあの世界にも限りはあるし、急速に集められる要領もたかがしれている なにせ全員が持てる最大の攻撃をしたあとだからだ、一帯に残っている魔力も少なかったし 足りない分を彼が得意とする【亜空間領域】を併用する事で補っている。 ―――【亜空間領域】 彼の移動手段や通信システムなどはこの空間を介して行っている。 亜空間に対する理論などははしょるが、この空間を使用する事で結界による 通信不可異世界への移動手段が無い場合手荷物の出し入れ…などが可能となるもの。 もちろん上記に挙げたもの以外でも『管理外世界外』にあるものならば 空間を通して出す事が出来る。 もちろん、『マナ』でさえも…だ。 話を聞き終えたクロノたちは呆然としていた。 それはそうだろう、今までの概念が通用しない世界からの説明だったため混乱しているのだ… ここにリインフォースのような様々な世界を渡り歩いた者がいれば話は別だが… まぁ納得はして無いが本人からそう説明されたのではそれを信じるしか今のクロノたちには 選択肢が無いので検査は早々に切り上げて次の検査へ向かう事になった… 【検査二.身体能力】 これも既存の身体測定をしたのでは詳しいデータが判らなかったので、 彼から提示されたデータを元にしている… 身長:180cm 体重: 85kg 血液型:O型 誕生日:5月21日(地球の暦) 年齢:37歳 (肉体年齢は20代後半) 視力:両目とも2.5(広角ズームも可能) 握力:約60kg (左:75kg 右:63kg) 利き手:左 【(特殊)能力】 魔力保持 (リンカーコア無しだが、「亜空間領域」使用でほぼ無限となる) 闘気 (運用によって肉体能力を変化) 気配察知 (「気」による察知) 魔力察知 (あまり得意ではない) 重火器技術 (主に片手で扱えるものが主とする) 近接武器技術 (主に刃物系を得意) 異世界移動手段(「亜空間領域」使用) MS(モビルスーツ)及びAS(アームスレイブ)操縦技術 その他運転資格所持 (上記二つは正式なものではなくあくまで我流 ライセンスは偽造) その他諸々…(公開制限あり) 【その他特記事項】 戦闘用アンドロイド (肉体のほとんどを機械骨格で構成、筋肉は人工筋肉繊維で編みこまれている 心臓部は永久機関■■■■■■■■■■(閲覧不可)で、脳は生身の時と同じ) 「「「……」」」 提示されたデータを見ていたクロノマリエルリンディの三名は言葉を失っていた。 その中でも特記事項だけが類を抜いていた。 「(これって…戦闘機人?)」 マリエル技官の声に出せない声が響く… ある知り合いの子供たちとその計画を知っていたために出てきた名称。 生身の身体に機械を埋め込む事で生身よりも強靭な肉体や魔法を操る事が出来る。 その被害者たる子供たちを思い出していた。 「あの、シュウジさん… 特記事項に関する事なんですけど…」 「……。 あ~、説明してやりたいんだけどそれについては話せない… うちの上司からは「最重要機密だから話すな」と言われていてな まぁ詳しくは言えないが、ソレを行わなければオレは死んでいた… という事だけだ」 「そうですか…」 マリエル技官の疑問ももっともだが、それに答える権限も今のシュウジには無い。 それくらい重要なのだから… 「他の質問なら大丈夫だが…」 「あ、わたしからいいかな?」 手を挙げたのはなのは。 どうぞ、と切り出してから話し出す。 「能力の欄にある【MS及びASの操縦】ってあるけど、これって何??」 「あ~、こっちの世界じゃ馴染み無いからか… …簡単に言うとマンガとかゲームとかに出てくるでっかいロボットの操縦だよ まぁいつかお目にかける時が来るかもしれないからその時に教えてやるよ」 「う~ん、判ったような判らないような… でも教えてくれるならそれでいいや」 まぁこればっかりは実物を見せないと理解できないし… 今度お披露目する機会ができればいいのだが… 最後に試験と言うカタチで魔導師ランクを決めるらしい… まぁ魔導師じゃないけど…、これがあるのとないのとでは 行動範囲がガラリと変わるらしいのでクロノの指定するAランク試験を受ける事にした… ―――本局 訓練室 室内であるにもかかわらずそれなりに広い部屋に通されたシュウジ。 部屋の外にはクロノたちが控えている。 本当なら他次元世界で行うはずなのだが、 突発的なものなのでそこを使用する許可が下りなかったので、訓練室を使用する事にしたのだ。 リンディの判断で一番大きい場所を借りることが出来た 『ではシュウジさん、用意はいいですか?』 「いつでもどうぞ…」 何も無い平原と澄み渡った空… 部屋の中央に陣取って瞑想して時を待つシュウジ。 風に乗って聞こえてくるのはクロノの声、それを聞き流しつつ目の前に出現する。 ナニかに向かってシュウジは身構えた… 目の前に出現したのは巨大なビルのような障害物がみえる。 大きさから見て大体三十mくらいか? それと、所々に光って見えるターゲットの数々…見えるだけでもざっと五十程度か? 邪魔するように守護者(ガーディアン)がターゲット1つにつき四体いる… (…守護者といってもプレシア=テスタロッサが時の庭園で扱っていたものを 小さくしたものと思ってくれ) 「(となると敵は最低でも三百体くらいか?)」 『聞こえますか、シュウジさん』 「あぁ」 『今回は簡単に貴方の戦闘力と判断力を測定します そこから見えるビルの数あるターゲットの中の最重要ターゲットのみを救出、 それ以外を行動不能にしてください。 中にはダミーも含まれますので注意してください。 時間は30分で完了させてください』 「…一つ質問だ… 行動不能と云うのはどのような手段でも良いのか?」 『貴方が考えうる全ての方法を使ってください』 「了解した」 『では……始めッ!!!』 ―――試験開始 始まってもシュウジはその場から動かず、気配を探る… 「(最重要と名乗っている以上最深部にいるか、 見える位置にいるかのどちらか… だが、この場合目視できる位置に居るのは違うな… だとすれば…最深部というところか… だが、最重要ターゲットが『一つ』とも言っていない だとすると….複数か?)」 考えるだけドツボに嵌っていくような感じもある… 「(ここは直感を信じて動くとするか….)」 そう決意し、まずは目の前に居る標的を『敵』と判断。 射程範囲内に50~65体くらい… 相手が攻撃に移る前に撃破、のちに移動… プランが決まる、この間約三秒… 「孔鬼、斬貫刀から双竜剣へ」 『応、双竜剣!』 利き手で構えた孔鬼が光に包まれその身を二つに分かれる。 長さはちょうど小太刀サイズに変更され、左手である利き手は順手、逆腕は逆手に持ち変える。 「我流奥義 刃速! 覇ァァッァァアア」 同時に奥義発動、黒き風となって疾走する。 音もなくターゲットに肉薄し、傍を通り過ぎた後には斬り刻まれた残骸だけが残った。 「絶技 漆嵐」 破壊したターゲットには目もくれず次の標的へと疾走する… まずは周辺の敵を掃討した後、内部へ侵入する… これが作戦プランだ これをモニターしていたクロノたちは改めて彼の戦闘力がハンパではない事を 思い知らされていた。 特にフェイトなんかは近接戦闘になったら勝ち目が無いかもしれないとまで呟いていたが… なのはもあんなに速いんじゃ攻撃が当たらないと言っていた。 総合的に見るクロノは戦略を組めばなんとかなるのではないかという感想。 それぞれが違った感想を述べていた。 ―――3分後 遺跡表層部分に見える敵は全て一掃した… 全て剣撃による一撃離脱攻撃にでだ… 遺跡をもう一度見上げてみる… 高さはかなり…だが跳んでいける程度。 「飛ぶ」ではなく「跳ぶ」距離… 「(まずは上から攻めるか…) はッ!」 その場で軽く跳躍する…しかしその跳躍はジャンプというよりも飛翔に近いほど… 難なくビルの最上階まで辿り着く。 そこにはいかにもこれが最重要ターゲットです、とばかりに 守護者たちに囲まれた目標の姿が… 「(だが、あからさますぎる。 ダミーか…)」 長年の直感からこれをフェイクと判断。 …なら本物は何処だ? 答えはビル内で一番侵入しにくい場所… ビルの中腹付近…この建物で云うならば十五階前後だろう。 ならば目標をまず奪取、その後全てを破壊する… これが最善だ… 孔鬼を腰に留めてある鞘に収め、拳を固めて足下の床を叩き付ける 「孔鬼破砕掌ッッ!!」 殴りつけた床がヒビ割れて下の階が露になる。 そこでまた鞘から孔鬼を抜刀し、元の斬貫刀に戻す。 戻したそれを牙突の構えで構え突撃姿勢のまま一気に粉砕する 「必殺 カラミティセイバー!」 金色の魔力刃を付加した斬撃で次々と床と天井を破壊し、中央付近まで貫きながら進む。 もちろん途中の障害は全て無視、目の前に出てきたのなら破壊… 中央階付近で気配察知すると微弱ながらも反応があった。 それを頼りに近づくとやはりターゲットがいた。 護衛は少ないが守護者から放たれるプレッシャーは 今までのソレとは及ばないくらいの高さを醸し出している… 「(当たりだな…)」 標的であるターゲットも彼の接近には気付いていたらしく警戒を強めている。 ならば…、何も持たずに守護者の前に躍り出る。 孔鬼も持ってはいない、完全なる丸腰だ… そんなシュウジをみて守護者は不審に思わず攻撃を開始する。 そもそもそんな思考すら持ち合わせていないんじゃないかと思うくらいに…… 手にした槍斧で襲い掛かるもシュウジはそれを人差し指と親指の間で受け止める。 素手といってもその手には魔力強化がされておりその手に怪我などは全く無い。 受け止められた事を驚くという感情は無いので再度攻撃しようとするが、 シュウジは受け止めた槍斧を完全に掴んでおりそれを解放する気は無いようだ。 それを見た僚機はチャンスとばかりに左右からシュウジに襲い掛かる。 だが、掴んだ右手を軸にして両足の二段蹴りで攻撃を退けるが、 つい力を入れすぎたために槍斧を破壊してしまい守護者を吹き飛ばしてしまった… 「ちっ、だが…標的からは離れてくれたし… ちょうど良い」 ニヤリと口の端を歪めながら孔鬼とは違う武器を『亜空間領域』より取り出す。 「ヴァニシングランチャー!」 出てきた2mクラスの巨大な銃を片手で器用に振り回して腰溜めに構える。 「ヴァニシングランチャー、『Buster』モード!」 銃身より収束されるビーム、臨界まで溜まったそれを一気に発射! 直撃を受けた守護者は跡形もなく溶けて消えた… 撃った後の硬直もなく少しだけ仰け反った後がある程度で済んでいる辺り、 この銃はほぼ無反動なのだろうと推測できる… それをまた亜空間にしまうとターゲットを捕獲し、そのままビルの窓からソレを抱えて飛び出す。 地上へ重力のまま降り立つ、降り立つというよりも落下したという表現の方が適切か もちろん飛翔魔法は付加してないために地面と激突の際は少しばかりクレーターが出来ていたが ターゲットを地面に下ろし、今飛び出してきたビルをもう一度見る。 まだ中にはまだ百数体近くの守護者とターゲットが残っているはずだ。 だが、時間はまだ10分を超えたあたりだろう。 シュウジならばもう一度中に突入して全滅させる事は可能ではあるが、 何が残っているのか判らない状態なのでソレは却下する。 だとすれば、この場でビルごと破壊する… この方法ならば跡形もなく全てを無に帰することが可能だ… ターゲットを離して置いていてから少し距離を置いてある呪文の詠唱を開始する… 『黄昏よりも昏きもの 血の流れよりも紅きもの 時の流れに埋もれし 偉大なる汝の名において 我、ここに闇に誓わん 我らが前に立ち塞がりし 全ての愚かなる者に 我と汝が力以て 等しく滅びを与えん事をっ!』 部屋の外で観戦していたクロノたちは彼が唱えている詠唱がこの世界のモノでないことに気付く そして初めて見るであろう異世界の魔法というものを前にして何が起こるか少々不安な表情で モニターを凝視していた… 「詠唱に時間が掛かりすぎている…、広域爆撃魔法か?」 「多分、『スターライトブレイカー』か、それに類するクラスの魔法… もしくは、闇の書が使っていた『デアボリックエミッション』クラスじゃないのかな?」 クロノとユーノの会話はほぼ的を突いている。 __”亜空間領域”から魔力(マナ)を取り出し、ソレを混沌の言葉(カオスワーズ)に乗せて 呪文を構成、マナを元にして魔法の方向性を指示する。 そして完成するその魔法の名は… 「竜破斬(ドラグスレイヴ)ッッ!!! 」 シュウジの両手より放たれた紅い閃光がビルへ到達すると同時に 遺跡と周囲の空間までも巻き込んで大爆発する… 爆発と煙が収まるとそこには瓦礫として残っているだけの空間だけが点在していた。 「任務完了…」 『そ、それまで!』 呆然としていたクロノだったが、シュウジの声で慌てて試験終了の号令を出した。 そこで周りを見てみると呆然としていたのは自分だけでなかったという事が判り、 内心ホッとしていたクロノであった… ―――その後 結局のところ試験には不合格、あの中にもう一体最重要ターゲットがいたらしい。 それごと破壊してしまったため、Aランクの試験は不合格となった。 しかしその能力を吟味した結果、ギリギリでBランクの魔導師ランクを修得するに至り リンディさんの計らいで嘱託の魔導師扱いで管理局に登録される事になった… ―――ミッドチルダのある場所 「どうだ? ヤツのデータは?」 「……しい…」 「?」 「素晴らしい、これが量産できればよい守護者となるな…」 「ではこのデータはどうする? 『彼』に回してみるか?」 「そうだな、今後の地上の治安はこいつがしてくれると助かるな」 「そうだな、ふふふふふふ…」 『お呼びですか? ■■■■■の皆さん』 「キミにぜひともこの人物の情報をとね」 『ほう、私の目にも止まるものでしょうかね… ………。 なかなかの戦闘力だねぇ、■■■■■はこれを量産するつもりで? 私の娘たちと同じように??』 「貴様にそれを答える必要は無い 研究を続けたければ黙って云う事を聞いていればよい」 『やれやれ…判りましたよ では、失礼…』 出現した時と同じように突然現れて消えるモニター映像。 その厭な笑みを毎度毎度見ている彼らは毎度思う事を言ってしまう。 「やはりヤツは危険じゃぞ」 「今はまだ大丈夫だろう 研究が続けられるかはワシらの匙加減次第じゃからな…」 「そういえば地上はどうなっておるのじゃ?」 「グレアムが失脚したおかげで地上の発言力も強まっておるな ただ、最近レジアスという者が幅を利かせておるようじゃ」 「彼の者もこちら側に引き入れれば我らの地位も安泰かの?」 「そうなるじゃろう… その時が楽しみじゃわい…」 やはりというかこの者たちは平和というものに興味はなく、 自らの娯楽のために善悪の判断すら行わないようである。 『彼』のデータを流用して何を造るのか? そして何を求めるのか? それは現時点では解らない。 ただひとつ言える事は 彼を敵に回した事だ。 いつか鉄槌を下すその時までのお楽しみだが、その日が来るまで 束の間の夢物語でもみさせてあげようじゃないか………
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世界観 舞台 近未来の日本。 現代の世界と異なるのは、いわゆる超常的な能力が存在することが公に認知されていること。 そうした超常的な能力の所持者を能力者と呼ぶ。 また、十数年前からいわゆるモンスターが公然と現れ始めたことも現実世界とは異なる。 SRC島 約三十年前、伊豆大島南西約200kmに朱雀院・九重・水無月という世界屈指の三つの財閥が共同出資して創った人工島。 一応東京都管轄だが、実質先にあげた三つの財閥が管理している。 SRC学園を創設することが目的だったので、SRC島と命名された。