約 2,021,088 件
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/31.html
車で家に帰る途中、いつもみたいにお姉ちゃんのわき腹をつっついてみた。 ク゛フク゛フ笑いながら反撃してくると思ったけれど、「きゃんっ」ってリップみたいな声を出してのけぞった。 バカじゃないの。バカじゃないの。バカじゃないの。 心配したのに。ふざけつづけるお姉ちゃんに私は自分の気持ちを馬鹿にされてしまったみたいで、悔しかった。 「明日菜ったら、どうしたの?」 甘ったるい舌たらずな喋り方がむかつく。思わず髪に触れた手を振り払ってしまった。 「もう、その寒いキャラやめないと口きいてあげないから。絶交だよ。」 姉妹で絶交って。でもお姉ちゃんには効果があったみたいで、泣きそうな顔してオロオロしている。 「明日菜。何か気に障ることをしたのならごめんなさい。でも、私思い当たることがなくて・・・・」 「何っゞ∫Σ&#!!!!!」 今度こそ掴みかかろうとしたら、またママが止めに入った。 「明日菜、お姉ちゃん疲れてるの。あんまりちょっかい出さないで。」 ああもう、本当嫌だ。疲れてるとか関係ない。お姉ちゃんがイタズラ好きなのは知ってるけど、今そんな空気じゃないって言ってるだけなのに。 「明日菜」 「もう話しかけないで。」 私はお姉ちゃんに背中を向けて、フテ寝することにした。 “家に帰ったら、数学の予習をしないと” “ええ、お母様のおっしゃる通りね” “うふふ” 断片的に耳に入ってくる言葉が勘に触る。ママもママだと思う。いつもお姉ちゃんばかり甘やかすんだから。ずるい。 そもそも私達姉妹がハロプロのお仕事を始めたのだって、私が大好きなモーニング娘。になりたいと言ったのが始まりだったはずだ。 なのにママは、キッズオーディションを受けるのに年齢が足りてなかった私には我慢しなさいと言って、お姉ちゃんだけ受けさせた。 私のことを待って、また別のオーディションを一緒に受けるんでもよかったはずなのに。 あの時はお姉ちゃんが「千聖どうしてもこれ受けたい!なんでも言うこと聞くからお願い!」 とママに食い下がったんだっけ。 お姉ちゃんは基本的に優しいけれど、どうしてもやると決めたことに関しては絶対に譲ってくれない。 私の一番の夢を私より先に掴んで、お姉ちゃんはキッズになってしまった。 結局私もその後エッグになれたから、もうそのことは恨んでないし今更うじうじ言うつもりはない。 でも今日みたいなことがあると、やっぱり自分ばかり損しているような気持ちになる。 ケガがたいしたことなくて、ふざけているんだったら早く怒ればいいのに。 こんなキャラで家に帰ったら、弟だって心配してしまうだろう。 「お帰りー!ちさと姉ちゃんケガ大丈夫?」 家に着いたら、よっぽど心配していたのか弟が玄関の前に立っていた。 「ありがとう。たいしたことなかったのよ。ずっと待っててくれたのね。」 お姉ちゃんはとても優しい顔で微笑んで、弟をやんわりと抱きしめた。 「え」 普段はやんちゃな弟が、お姉ちゃんの腕の中で目をパチクリさせておとなしくしている。 パパもママも、「千聖は優しいお姉ちゃんだね」とか言っている。 私はこのとき初めて、怒りではなく恐怖を覚えた。 もしかして、私がおかしいの?もともとお姉ちゃんはこういうキャラで、私が今日突然そのことがわからなくなってしまった? 「遅くなってしまったわね。お布団しいて、寝ましょう。」 お姉ちゃんの手が私の背中に添えられる。拒めない。 妙にあたたかくて、優しい手がとても重く感じた。 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/sururiru678/pages/3.html
更新履歴 取得中です。
https://w.atwiki.jp/imasss/pages/1969.html
グリP「茜ちゃんだからセーフ」 執筆開始日時 2017/01/26 元スレURL http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1485439460/ 概要 グリP「……んっ、朝か」 茜「おはようプロちゃん」 グリP「………………え?」 茜「おっ、はよー! ぷ、ろ、ちゃーん!」 グリP「うっ、耳元で叫ばないで茜ちゃん」 茜「プロちゃんの寝顔かわいいね、茜ちゃん惚れ直しちゃったぞ」 グリP「…………なんで?」 茜「にゃ?」 グリP「どうして茜ちゃんが俺の横で寝てるの?」 茜「え、まさか昨日のこと覚えてないの?」 グリP「覚えてないけど。っつーか、茜ちゃん上半身裸、……え、あれ」 茜「プロちゃんも裸じゃん」 グリP「マジっすか?!」ガバッ 茜「ほらね」 グリP「………………」 茜「………………」 グリP「うわあああああああマジじゃあああああああああああああん!」 タグ ^野々原茜 ^伊吹翼 ^周防桃子 ^佐竹美奈子 ^音無小鳥 まとめサイト アイマスSSまとめ えすえすゲー速報 えすえすりんくす えすえすMode エレファント速報 だる速 ひとよにちゃんねる ポチッとSS!! SSまとめ SSでレッツゴー SSびより SS 森きのこ! wiki内他頁検索用 Pドル いちゃコメ ミリオンライブ 野々原茜
https://w.atwiki.jp/chisato_ojosama/pages/44.html
前へ 駅ビルの中にあるカフェの隅っこで、私は千聖から舞ちゃんとの事件のことを聞いた。 「知らなかった・・・舞ちゃんここ最近はちゃんとちっさーに挨拶してたから、もう大丈夫なのかと思ってた。」 私がなっきーとちょっと喧嘩になった日の出来事だったらしい。 その場に居合わせたというなっきーのことが気になった。 いつも明るく楽しいキュートでありたい。 そう思う私は、ついレッスン中も近くにいるメンバーにちょっかいを出してしまう。 なっきーはレッスンの時は真面目にやりたいタイプだとわかっていたのに、あの日は何だか浮かれていて、振りの確認をしているなっきーに頭突きを食らわしてしまった。 しかも最悪なことに、怒られた私はつい逆ギレをかましてしまった。 愛理にも後から注意されて、あわててなっきーにメールを送ると、そっけない返事が来てそれっきりだった。 単純に、まだ怒ってるのかなと思っていた。まさかそんな修羅場になっきーが立ち会っていたとは。 「早貴さんは、スタジオに戻ってきてくださった舞美さんと一緒にお帰りになったわ。舞さんもご一緒に。」 「え・・・じゃあちっさーは?」 「父に連絡をして、迎えに来てもらったの。」 私は瞬間的に頭がカッとなった。乱暴にバッグの中に手を突っ込んでケータイを探す。 「栞菜?」 「舞美ちゃんに連絡する。それは変だよ。何でちっさーだけ」 「いいのよ、栞菜。」 「やだよ。良くない。」 「栞菜!」 千聖が珍しくお腹に力を入れて声を出した。 「・・・・ごめん。」 「ありがとう、栞菜。一緒に帰らないと言ったのは私だから。舞美さんは私を誘ってくださったわ。」 千聖は微笑んで、注文したままおきっぱなしになっていたティーサーバーから、私の陶器に紅茶を入れてくれた。ほのかなジャスミンの香りで、昂ぶった気持ちが落着いてきた。 「でもちっさー。キュートをやめた方がいいなんてことは絶対ないから。 舞ちゃんはプロレスごっことか一緒にふざける相手がいなくなって寂しいだけだよ。 今のちっさーにだってだんだんと慣れていくって。みんなそうだったでしょ。 舞ちゃんは年下だし頑固なところもあるから、時間はかかるかもしれないけど。 そうだ、じゃあさ愛理にも頼んで今度4人で遊びに行こうよ。私ちゃんとフォローもするし。 舞美ちゃんやえりかちゃんだって協力してくれるよ。なっきーも。だってさキュートは家族だもん。」 私は興奮すると、やたら早口でおしゃべりになるらしい。考えが追いつかないうちに、言葉だけがぽんぽん口を突いて出てくる。 ちっさーを引き止めたくて必死だった。 「栞菜。・・・舞さんは、私のせいで何度も泣いているの。」 「舞ちゃんが?」 知らなかった。舞ちゃんはまだ中1なのにしっかりしていて、何があっても気丈に前を睨みつけていられるような強い子だ。私は舞ちゃんの泣き顔なんて、ほとんど記憶にない。千聖や私の方がよっぽど泣き虫だと思う。 「昨日も泣いていたわ。舞さんは私のことを考えるたびに胸を痛めている。 今もそうなのかもしれない。私の前で泣いていなくても、わかるの。・・・大好きな人のことだから。」 ちっさーの眉間にしわが寄って、声が震えた。泣くのかと思ったけれど、少し潤んだ瞳から涙は落ちなかった。 「ちっさー・・・・・それでも私はちっさーがいなくなるなんてやだよ。もうキュートにいるのは辛い?嫌になっちゃった?」 ちっさーの腕を掴む。体に触れていないと、どこか遠くへ行ってしまいそうで怖かった。 「いいえ。私も栞菜と同じ。キュートを家族のように思っているわ。 だけど・・・・・ううん、だからこそ、私がいることで傷つく人がいるなら、私は去らなければいけないと思うの。」 「やだ。お願い。どこにも行かないでよ。 舞ちゃんはちっさーがいて辛いかもしれないけど、私はちっさーがいないと辛いんだよ。 そしたらちっさーどうすんだよ。みんなだって辛いに決まってる。 ちっさーがいないと傷つく人の気持ちはどうなるんだよ」 もう自分でも何を言ってるのかわからない。周りの人が驚いた顔で私とちっさーを見比べているけれど、もうそんなことはどうでもよかった。 「栞菜ったら。何も今すぐに決めるというわけではないのよ。」 ちっさーはそろそろ出ましょうかと言うと、私のバッグを一緒に持って店の外へ出た。 知らないうちにかなり時間が経っていたらしい。もう夕暮れが近づいていた。 興奮して喋りすぎたことがいまさら恥ずかしくて、私はちっさーの顔を見ることができず、ひたすら繋いだ手に力を入れ続けた。 「・・・私から誘ったのに、楽しいお話じゃなくてごめんなさいね。でも話を聞いてもらえて嬉しかったわ。」 それきり無言で歩いているうちに駅に着き、改札の前で私達は向き合う。 「では、またね。」 「うん。」 「ごきげんよう。」 ちっさーはつないだ手を離して、私の方を一度も振り返らずに改札の向こう側へ消えていった。 取り残された私は家に帰る気にもなれず、駅のターミナルを抜け、線路沿いの小路を黙々と歩いた。 ちょうど踏み切りの前まで来ると、ホームの端にちっさーが立っているのが見えた。 声が届くかもしれない。 「ちっさ・・・・」 叫びかけた私の声は、途中で止まった。ちっさーは、今まで見たことがないほど険しい顔をしていた。その顔がふいに歪んで泣き顔へと変わる瞬間、ホームに電車が入り、私達の間を遮った。 そうだよね、ちっさー泣きたかったんだ。あんなに泣き虫なのに、私が困らないようにこらえていたんだ。 私は友達なのに、仲間なのに、家族なのに、何もしてあげられない。 ちっさーが乗った電車が遠ざかっていくのを見つめて、ただ途方にくれるしかなかった。 「私に何ができるかな・・・・」 明日は新曲の衣装合わせがあった。私は舞ちゃんと話す時間を作ろうと決心した。 次へ TOP
https://w.atwiki.jp/okaishonen/pages/83.html
私が千聖と初めて出会った日はオーディションの最終選考の日だった。 わんぱく小僧みたいに元気がよさそうな女の子がいるな、それが私の第一印象である。 オーディションでは目立った方が有利とはよく言われるから、そういう意味では千聖は目立っていた。 他の最終選考に残った子たちと比べると、明らかに千聖だけが妙に浮いていた。 みやだって茶髪で目立ってはいても、小学生にしてはやけに大人びた見た目の子だなという理由からだ。 あの中で男の子っぽい見た目の子は千聖だけだった。 まさか、ぽいではなくて本当に男の子だとは思いもしなかったけれど。 千聖が私に自分が男の子だって明かしてくれたとき、まだ誰も男の子だって知らずにいたのに、今ではほとんどの子が知っている。 皆、女の子だけの集団の中に一人だけ女装している男の子に興味津々なのだ。 事務所からは基本的に男の子と会う事事態が禁止されているから、千聖が男で嬉しいと思うメンバーがいてもおかしくはない。 それが友達の舞美だとは考えもしなかったから、あの告白には驚かされっぱなしだった。 「千聖を好きって男としてみて?」 「た、たぶん・・・うぅ~ん、わかんない。でもね、ちっさーみてるとドキドキしちゃうんだ」 「そうなんだ。舞美ってもっと長身のイケメンが好きなんだとばかり思ってた。だから、意外」 舞美はBerryz工房の選考から漏れ、残ったキッズメンバーと涙をこらえてデビューを待っていたのはよく知っている。 漏れたメンバーに千聖もいて、メジャーデビューしようとがむしゃらに努力していたのも知っている。 それだけに℃-uteのメンバーにはベリーズにはない”絆”が感じられ、まとまりが強い。 いつか千聖が℃-uteのことをこう言っていたっけ、「第二の家族だよ」と。 「いいなぁ~そんな風にグループの仲間を言えるっていうのはさ。とっても羨ましいかも」 「℃-uteやっていて辛いことや悲しいこと、怒りたかったことまでいっぱいある。℃-uteをそれでも続けてこられたのは皆のおかげなんだ」 家族同然に育っても仲間は仲間。 なのに、あの二人は私がよく知らない間に、深い関係になっていったってというのだろうか。 一人は友達で、一人は弟だと思っていた男の子。 別に強がりでも何でもなく千聖を今でも弟だって言いきれるけど、とっても寂しい気がするのだ。 今もこうして、私の向かいの席に座って食事をしている姿をみて、微笑ましく思うくらいだ。 その弟が、思春期に入って急に甘えてこなくなったときに感じる気持ちと似ている気がする。 お姉ちゃんよりも好きな女の子をとるのはわかっていても、やりきれなさは残る。 そう思っていたら、私は千聖の髪の毛をぐしゃぐしゃにかき回していた。 ←前のページ 次のページ→
https://w.atwiki.jp/83452/pages/9635.html
唯「軽音部のみんなとカラオケ行くんだけど、憂もいっしょに行かない?」 憂「えっ、カラオケ?!」ドキッ 憂(どうしよう…私の恥ずかしい曲が配信されていたら…) 唯「どうしたの~、憂?」ニコニコ 憂「あ、あのね、おいしいクッキーつくったの。軽音部のみなさんもどうかな」 唯「くっきー?どこにあるの」キョロキョロ 憂「え、えーと、」アセアセ 憂「これから作るよ!」 唯「えー、さっき作ったって言ったのに」プクーッ 憂「と、ところでお姉ちゃんはカラオケいったことあるの?」 唯「ううん。はじめてだよー」キラキラ 憂「カ、カラオケなんてね、不良さんが行くところなんだよ」 憂「お姉ちゃんは行っちゃ駄目なところなんだよ」 唯「え~、そうなの~?でもみんなよく行くって言ってたよ」 憂「澪さん達実は不良さんだったんだね!もう付き合っちゃ駄目だよ」 憂「お姉ちゃんはずっと私と過ごそう!」 唯「え~、でも~…」 憂「と、とりあえず今からクッキー作るから!お姉ちゃんは家にいてね」 唯「わかったよ~うい~」 憂「ううう…ごめんねお姉ちゃん、だってもしもあれ聞かれたら恥ずかしいんだもん…」 憂「そりゃあ作詞したのも歌ったのも私だけど…」 憂「自主制作でCD作って記念に残しておくだけのはずだったのに」 憂「レコーディングしたスタジオにレコード会社の人がいて…」 憂「ぜひCDデビュー!なんて言うからつい…」 憂「こんな大事になるとは思わなかったなぁ…」 憂「はぁ…」 憂「お姉ちゃん、クッキーできたよー」 唯「わーおいしそうだね~」 憂「もうすぐごはんもできるからあんまり食べ過ぎないようにね」 唯「うん、ちょっとだけね~あとはごはん食べてからにするよ」 唯「でもカラオケ行きたかったなー」 憂「だ、駄目だよ!お姉ちゃんにはまだ早いよ!」 唯「そうなのかなぁ~?みんな楽しいって言ってたよ」 憂「とにかく駄目!お姉ちゃん、カラオケの話は禁止だよ!」 唯(憂が本気で否定してくる…) 唯(これは今までのパターンから考えると…) 唯(…………) 唯(…………) 唯(…………) 唯(…………わかった!) 唯(カラオケってのは…) 唯(エッチな言葉だ!!) 唯「わかったよ!憂!」 憂「わ、わかってくれた?お姉ちゃん」 唯「そりゃあ私も女子高生ですから興味あるけど…」 唯「まだ早いよね~」テヘヘ 憂「そ、そうそうお姉ちゃんにはまだ早いんだよ」 唯「でもそうなると澪ちゃん達は大人だなー」 憂「え?そ、そうだね」 唯「澪ちゃんあんな恥ずかしがりやさんなのに」 憂「???」 唯「よく行くって言ってたし…色々し、しちゃってたり…キャー」 憂(よくわかんないけどごまかせたし、お姉ちゃんかわいいからいいか) 憂「じゃ、じゃあ私はごはんの準備してくるね」 唯「りっちゃんもムギちゃんも…キャー」ジタバタ 憂(悶えてるお姉ちゃんかわいい) 憂「ごはんできたよー」 唯「わぁーお腹ぺこぺこだよ~」 憂「ふふっさっきクッキー食べたのに」 唯「お菓子は別腹だよ~いただきまーす」 憂「はい、召し上がれ」 唯「おいしいよ~憂は料理の天才だね!」 憂「ありがとうお姉ちゃん、いっぱい食べてね」 唯「憂のおいしい料理が毎日食べれるなんて私は幸せだよ~」 憂「わ、私も…お姉ちゃんの妹でよかった…」 唯「憂?」 憂「えへへ」 唯「えへへ~」 唯「ごちそう様でした!」 憂「お粗末様でした」 唯「テレビ見ようっと」 憂「じゃあ私は食器を…」 ピッ チャララララーチャララララー タモリ「こんばんわーミュージックステーションでーす」 憂「!?」 憂「お、お姉ちゃん…Mステ見るの?」 唯「うん、この前ね和ちゃんがCD出したんだって!」 唯「今週ランクインするからチェックしとかないと~」 憂「そ、そそそそそうなんだ~……」 憂(たしかに和ちゃん、私と同じくCD出してたけど…) 憂(私も今週だからこのままじゃバレちゃうよぉ~!) タモリ「はい、じゃあ次はCDランキングでーす」 憂(どうしようどうしようどうしよう…) 憂「あのっ、お姉ちゃん!あのね…」 唯「あーごめん、憂ちょっと待ってー和ちゃん出るから」 憂「ううっ…」 タモリ「…以上、今週のランキングでしたー」 憂(……あれ?) 唯「あれー?なんでー和ちゃん載ってなかったよー」 憂(おかしいな…レコード会社さんの話だと私も和ちゃんもトップ10入りしたって言ってたけど) 憂(もしかして…) 唯「捏造だー捏造だー」ブーブー 憂(Mステはアニメソングを毛嫌いしてるって噂があるけど…) 唯「抗議の電話しないとだよー」 憂(………) 憂(………) 憂(………) 憂(Mステナイス!)グッ 憂「まぁまぁ、お姉ちゃん落ち着いて…」 唯「えーせっかくの和ちゃんの晴れ舞台が…」 憂「なにか都合があったんだよ」 憂「それよりお姉ちゃん私なんだか疲れちゃったからお風呂入ってもう寝るね」 唯「そっかぁー、ゆっくり休むんだよー」 憂(ほっ…なんとかしのいだ…) 次の日! 憂「ふぁ…」 憂「よく寝た…」 憂「朝ごはん作らなきゃ」 憂「ふんふーん」 憂「できた!」 憂「お姉ちゃん起こさないと」 憂「朝だよごはんできてるよ髪の毛寝ぐせってるよー」 憂「なんてねっ、ふふ」 ガチャ 憂「お姉ちゃん、朝だよーごはんできたよー」 唯「………うーん、うーいー…おはよー」 憂「おはようお姉ちゃん」 食卓! 唯「いたーだきまーす」 憂「はい、召し上がれ」 唯「あれ、憂にはゆでたまご無いの?」 憂「あ、うん。ちょうど1個しかなかったからお姉ちゃんどうぞ」 唯「じゃあ半分こしよう!」 憂「え?いいよいいよ、お姉ちゃん食べて」 唯「いいからいいから、はい半分こ」 憂「お姉ちゃん…ありがとう!」 唯「ピース、ピース!」 憂「??」 唯「なんでも半分こすれば」 唯「幸せは2倍に変わるんだよね~」 憂「!?」 憂「お…おおおお姉ちゃん、そそそそれは」 唯「憂もCD出してたんだねー、知らなかったよー。なんで教えてくれなかったの~?」 憂「え、ええええええええっ!?いや、あのそれはっ…」 唯「好き好き大好きういちゃん大好き!」 憂「え…」 唯「えへへ~、ちょっと照れちゃったけど」 唯「お姉ちゃん嬉しいな~、憂にこんなに思われてて」 憂「お姉ちゃん…」 唯「ねぇねぇ、憂に歌ってほしいなぁ~」 憂「え、今?ここで?」 唯「うん、ぜひとも生で聞きたいんだよ~」 憂「………うん、わかった」 唯「やったぁ~」 憂「じゃあ聞いてね、お姉ちゃん」 憂「スゥ~…」 ※けいおん! 平沢憂 「Lovely Sister LOVE」 唯「ういー」ダキッ 憂「わっ、お姉ちゃん…」 唯「ありがとう、うい。私の妹でいてくれて」 憂「…うん、私もお姉ちゃんの妹でよかった」 憂「でもお姉ちゃん、どうやって私のCDの事知ったの?」 唯「それはね~昨日ういが寝た後ムギちゃんが来てね、CDをくれたの」 憂「えっ…そうだったんだ…」 憂「…はっ!」 バッ! シュッ! 窓の方に目をやると望遠レンズのようなものが木の陰に隠れました もうムギさんったら… でもお姉ちゃんとこうなれたのには感謝です 唯「う~い~あったかいねぇ」スリスリ 憂「ふふっ、そうだねお姉ちゃん!」 憂「好き好き!大好き!お姉ちゃん大好き!」 おわり 戻る
https://w.atwiki.jp/ikkiw/pages/4.html
『クレヨンしんちゃん』とは、2009年まで連載された臼井儀人の漫画。またアニメも放送されており、劇場版も制作されている。略称は、『クレしん』。 概要 のんきで気ままなしんのすけと、周囲の人物が引き起こす騒動等を描くファミリーコメディ。 舞台は埼玉県春日部市(テレビでは「春我部市(かすかべし、かすがべし)」)。 当初のコンセプトは「幼稚園に通う子どもを持つ大人」の漫画で、掲載誌が青年向けの雑誌だった事もあり(『漫画アクション』)、今では有り得ないぐらい、ブラックユーモアかつ、下品だった。しかし、アニメ化された時から、徐々に子供向けになって行き、『漫画アクション』から、『まんがタウン』に引っ越した際に、完全に子供向けになった(今でもたまに、下品(?)な場合もあるが)。とにかく、そんな事があって、第1話は、単行本未収録。それ以外にも、いろいろ、未収録の話がある。 2009年、原作者が事故で死んだ為、(詳しい事は、臼井義人を参照)本作品は、終了するかと思われたが、原稿は、いくつかストックがあったため、連載は、一応、『まんがタウン』2010年3月号まで、続けられた。そして、2010年6月号から、8月号まで、『クレヨンしんちゃんメモリアル』の名で、過去の作品を載せて、そして、2010年9月号から、『新クレヨンしんちゃん』が始まった。 ちなみに、2013年末、トレーディングカードゲーム「ヴァイスシュヴァルツ」への参戦が決まり、多くの人々を驚かせた。ちなみに、ふざけているように見えるが、以外と、強力なカードばかりである。 パロディ要素 この作品にはパロディ要素がたくさんある。例えば、イトーヨーカドーのパロディで、サトーココノカドーとか、仮面ライダーのパロディでアクション仮面、ガンダムのパロディはカンタムロボ、例を挙げれば、たくさんある。あまりにも多いので、詳細は、別の記事にある。
https://w.atwiki.jp/trivia-mike/pages/1525.html
2002年8月、多摩川の丸子橋付近に出現。 新聞やニュース等でも取り上げられ、 話題となった。 そのあ過、神奈川県横浜市港北区 の鶴見川の大綱橋付近や同市西区の 帷子川の横浜駅近くなどに出没。 鶴見川や帷子川は典型的な都市河川 として水質が悪いと思われていたため、 市民から大丈夫かという不安の声も出たが、 それ自体は杞憂に終わった。いずれの河川も 海水と真水が混じり合った汽水域を持ち、 タマちゃんのエサとなるエビや魚が豊富であるため、 遡上出没したのではないかと解説された。 タマちゃんの動向が報道されることにより、 市民の関心が薄かった都市河川や東京湾の状況に関心を持たせる効果を生んだ。 近類 台場に現れた浜辺に現れた! こちらのは、アザラシというより人型?いや!猿だ! 水辺だけなく、陸も歩ける二足歩行で。 水辺と言ったが、呼吸法やあら鱗すらないため陸中心?両生類かさ! 服装、セーラー服やら身につける体服。 まだ生過18年という高齢。 制服ストレート超ロングヘアが特徴。 砂浜で早速裸足になりゆ、砂浜は暑くなり途中昼食。 「フナムシ」を恐れず食らう。 広場はガンダム詣での連中でいっぱい。 いつもは人気の無い下の停泊場がいっぱいなので船ん! 水路!み、水が流れてない! せっかくたまちゃんに浸かって貰おうと思ってたのに~。 と、思ったんだけど衣替えん、 ちょっとだけ撮影。超ミニワンピースだ。 脚なげぇ~。バカに美脚だねぇ。 タマちゃん撮影強化月間ぬまにあ! リンク タマちゃん タマちゃん タマちゃん タマちゃん
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/11170.html
404 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/25(木) 21 29 31.80 ID CYrxoFnaO [1/5] かなり昔の、俺が困と初遭遇した時の話。卓崩壊しなかったのでプチ報告。 1/5 知り合いに頼まれて、卓を立てた事のないコンベでGMをやる事になった。 閉会までの時間が比較的長いとこだったので、高レベルでキャラ作成も可の卓を立てる事にした。 よく知らない場所で高レベル卓なんてうたったら何が事故るか怖くて今ならできないんだが、 当時の俺は困スレの存在も知らず、GMとPLが善意で協力しあえば問題なんて起こらないと信じていた。 言うなれば無力な子羊だった。 当日、高レベル用のプレロールドキャラも用意したが、入ってくれたPC達は全員自由作成という頼もしい四人。そして全員初対面。 果たしてPC1に立候補して来た困はかなり自己主張の濃い生き物だった。 なんていうか常に鼻息が荒くて作成中からPCの性能設定自慢を聞かせて来る感じ。 それでもまあ、これから始まるセッションのPCと思えば微笑ましいもので… 困「僕のライフパスのライバルキャラは〇〇(公式パーソナリティー)にします!」 俺「あーいいっすねー(どうでも)」 困「〇〇は実は××で△△な奴だからPCは許せないんですよ」 俺「えっ、でもルルブにそんな設定書いてないんですけど…」 困「公式コンベでデザイナーに聞いたから間違いないです!」 俺「へーすごーい(ほんまかいな…)」 まだ楽しむ余裕があった俺はそんなウザい会話からもネタを拾う気になった。 そのライバルキャラの所属する敵対組織が今回も敵なので、 あまりPCと絡まない中ボスをそいつに差し替える事にする。 で、ちょうどプレロールドの中に同じクラスのキャラを作って来てあったから、 このデータを改造してそのライバルを出す事にするよ!心の準備しといてね!というのを伝えると… 困「他のセッションでもGMはみんなそういう対応するみたいですけどね!」 なんか知らんけど謎の否定をされた。 これだけたまたまが重なった対応をいつもやってるなんてどこのみんなだよ。具体的に言ってみろや。 ただ、普段の鳥取が濃い面子だったのや、困という概念をまだ知らなかった俺は、 セッションが始まれば一緒に楽しめるだろうと楽観的に考えていた。 405 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/25(木) 21 31 52.41 ID CYrxoFnaO [2/5] 2/5 始まってみると予想通りというか俺カッコイイ系騎士様で基本的に上から目線のRP。 困は敵組織に対するレジスタンスみたいな集団に協力を乞われて合流する導入だったんだが、 アジトにしている店だか宿屋のカウンターで、秘密の入口が奥にあるので案内しますと言うと、 カウンターのすぐ中に隠し通路があると勘違いしたらしく、 「レジスタンスの入り口をそんな所に作るなんて!迂闊すぎる!お前達は一体何を考えているんだ!」 と、NPCに対してのRPの発言なんだけどこれまた高圧的なダメ出しモード。 勘違いなのを説明すると黙ったんだけど、なるほど、こういう人なのか…とちょっと警戒する事にした。 その後、レジスタンス達に英雄として迎えられるという一幕があったが、 特にリアクションは無しで「まあよくある演出ですよね」とだけのたまった。 そうっすか… 書いてて困ったおじちゃんだな~と思ったので以後困ちゃんと呼びたい。 その後もこの調子でPC発言PL発言問わずなにかと風上に立ちたがり、 友好的なNPCにはとにかく説教。敵対組織のNPCにはとにかく下げロール。 そして出て来るNPCやらシチュエーションやらこちらのマスタリングにいちいち、 「こういうキャラはよくいますけどw」「よくある状況ですよw」「その対応は当たり前ですねw」「そういうネタもよくある話でw」 などと、重箱の隅をつつこうともせずに手当たり次第ケチをつけて来て、 考えれば意味不明なつっかかり方なんだが、これも実際にやってる時だととにかくやる気を削がれる… こちらがプレイングをミスってうっかり巻き戻しを求めるような失言をした時なんて、 しまったと思ったら困ちゃんの目がぎらりと光り…案の定、鬼の首をとったようなお説教タイムが始まったり。 おまけに他のPLのうち知り合い同士らしい二人組が、 困ちゃんが俺に突っ込んで来るのをニヤニヤ傍観しながら、 たまに困ちゃんに同調して茶々を入れたり援護射撃を飛ばして来る。たまらん。 お前らセッション中にノーパソいじってないで俺様を助けろー!いや、進行を助けてください。 406 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/25(木) 21 33 30.01 ID CYrxoFnaO [3/5] 3/5 そんな望みもむなしくだんだんエスカレートして途中から三人ともごねるようになり、 あまり意味のなさそうな行動に対してもが望む対応をGMがしないと「アドリブが効かない」「つまんないな」 意図を汲み取って対応すると「普通そう対応しますけどね」 ぶっちゃけやメタ発言で誘導しようとすると「GMがそうやってPLに頼むのはお門違い」 マスターシーンを入れれば「吟遊GMだ」 当時の俺は困ったちゃんというものを知らなかったし、気圧されていらんミスをしてしまったのもあり、 納得いかない気分でも自分が悪いのかもしれないと思ってろくに言い返せない。 でも三人に共通してたのが、嫌がらせ以上のシナリオブレイクするような困行為は仕掛けて来ない。 むしろ自分達の見せ場だけはちゃんとRPする。 困ちゃんも前述したライバルキャラとの戦闘などは、こっちが投げずに真面目にやった甲斐もあって、 ちょっと高圧的だけど普通に主人公と言えるぐらいの活躍を見せてくれた。 どうも俺tueeeee中には文句を言わないらしい。 総合すると、常にGMに対してケンカを売りつつ自分の見せ場は大人しくもらうという二刀流タイプでした。 だからスルーさえすれば進行にそこまで問題なかったのと、残り一人のPLは普通にプレイしてくれていて、 何よりこういう悪意のあるPLの相手がはじめてだったので、下手に構うより、聞く耳持たず笑顔で流して続ける事にした。 クライマックス、敵の戦艦に乗り込んだPC達。 ボスの映像が現れて「艦首で待っているぞ!」と告げると、 困ちゃん達は「敵が逃げられないように先に動力炉をぶっつぶそう!」と逆走し始めた。 そんなとこに何もねーよ! もう面倒になって来た俺は、ボス戦で出す予定だったボスの取り巻きのエネミーをそこで出して、 「伏兵を見破るとは!」的な展開にした。 何もなかったら三人がぶーたれるからオモチャを与えて黙らせよう、というのもあるが、 その取り巻きはブレイクスルーも数枚持っててある程度強力な戦力だったので、 あえて逐次投入してサクッと倒させてとっとと終わらせる、 ボス戦のリソース管理も楽になる、戦闘も短くなる、という「もう付き合ってられん」的な思考だった。 その後は取り巻きのいなくなったボスも適当に倒して勝利。 ボスは思い上がった小者タイプだったので困ちゃん達の見下しロールとは非常に相性がよかったです。 407 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/25(木) 21 36 08.19 ID CYrxoFnaO [4/5] 4/5 困ちゃんが、自分達で戦艦を壊しておいて、脱出のために回避ブレイクスルーを残しておいたとかおっしゃるので、 空気を読んで戦艦が崩壊しだして脱出しなくちゃ、みたいなシーンを演出してあげる。 その後、困ちゃんがNPC達に見送られてかっこよく去って行く最後のシーンまで俺はやり切りました。 セッション後、レコードシートにチェックを入れる時も、困ちゃんは一人でブツブツ言いながら、 良いロールプレイをした、セッションの進行を助けた、などの項目を自分で勝手に埋めて行く。 そして「NOVAだったらGMに経験点あげてないですよ」とか、 そのコンベは参加者がアンケートにGMへの評価を数項目ほど採点して書くようになってる意識高い系なとこだったんだが、 用紙を手に「GM、今回はいい点数あげられないですわー」とチラチラ見て来たけど、 「俺あんまり来ないんで別にいいっすよ」とにこやかに答えたら残念そうにしてた。 二人組の方も困ちゃんと一緒になって「アドリブきかなすぎw」みたいな事を言って来たが、 僕が君達の無茶振りに対応するためにどれだけアドリブを入れたか君達には全然わからないんだろうね…と思うと、 向こうが哀れに感じて逆に冷静な気分になった。 この時たぶん軽く無の境地に達してたと思う。 残った一人のPLが普通に面白かったですと言ってくれたのが、投げ出さなくてよかったという救いでした。 困要素のなかったこのPLが女性だったっていうのも自己顕示タイプ困をはりきらせた一因かもしれない。 最後に俺がシナリオ名を考えてなかったって話をしたら、 「僕が考えましょうか?思いつきなんですけどー」と、 シナリオ内容に即したまあまあかっこいいタイトルを考えてみせたのには、 困ちゃんなりにシナリオを楽しんでくれたのかな~とちょっと微笑ましかった。 と思うのはお子様あつかいしてればシナリオブレイクまでは行かない困だからかな。 キャラシのドヘタクソなイラストも子供の落書き(マジで)みたいでかわいかったし。 個人的な印象では困ちゃんは半分ぐらい天然もので、二人組の方に悪意を感じた。 408 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/25(木) 21 37 16.98 ID CYrxoFnaO [5/5] 5/5 書くために記憶を掘り起こしてみたら思ってたより酷かったような。 俺の対応が甘くて無抵抗で困を付け上がらせる形になったのはこのスレ的には申し訳ない。 普段は小さくネチネチ、こっちに隙ができたら文句をつける、という粘着スタイルで、 どう対応するべきだったか、どの辺から突っ込んだらよかったかいまだに悩む。 なぜかこの件以後、同席したPLの顔をあまり記憶できなくなった。 よく行くコンベで困ちゃんが卓を立ててるのを一回だけ見かけた事があるんだが、 ソードワールドでクトゥルフやらせるような感じで、募集内容も活躍させる気なさそうな、見える地雷と化してた。 (PCは驚かされ役です!みたいなコンセプト) 以上です。 409 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/25(木) 21 37 22.66 ID pY1LPka90 [2/2] お前のブログかよ 410 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/25(木) 21 38 51.40 ID Dv/dXtS70 [2/2] ほんのちょっと頑張れば半分以下に圧縮できそうな内容だな とりあえずお疲れ様 411 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/25(木) 21 39 16.30 ID iA7oSBxeO 長文は悪いことでは無いが、無駄に長くてつまらん駄文は困だ。 412 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/25(木) 21 54 37.28 ID aqVG0aa/0 まあ、ぷちではあるけどお疲れ様 天然困ったちゃんも困りものだが 悪意で便乗してきた二人組のほうがむかつくな 413 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/25(木) 22 16 35.29 ID ZoLJTRFu0 1/5まで読んだ 414 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/25(木) 22 24 52.21 ID n1BhoKqS0 困は合体してキング困になったつー感じか セッション中ずっと文句垂れてるぐらいなら お前のすべてが気にくわないとでも言やあいいもんを 415 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/25(木) 22 46 29.63 ID Zq9kE4Av0 1対3でがんばったな乙 417 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/25(木) 23 43 14.98 ID icsOn+XB0 404 文章の長さはともかく、冷静な態度と視点で頑張ったから 楽しんでくれる理解者もいたんだと思うよ。乙でした。 後遺症が気にはなるけどいいPL にもっと出会えることを願っている。 418 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/25(木) 23 58 48.38 ID bvLsYNuK0 これ単に困に「あの時のだれそれさんは対応してくれたのになー」な成功体験を与えただけなんじゃないの? 餌付け乙 419 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 00 14 29.49 ID phRuo/sM0 [1/3] 418 404の困ちゃんは素で誰にでもマウンティングをしかけるタイプだと思うし 便乗コンビは楽しみ方の根っこが歪んでしまってる性格悪い奴らでいつものプレイしただけだろ 餌付け以前の消費材になっただけだよ 420 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 01 03 21.06 ID wt8ejFdq0 [1/2] よくよめたなーえらいわお前ら! 421 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 01 03 22.00 ID vRqPSAxE0 409-411の直後に文句つけるだけという見事な困再現にワロタ 424 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 02 55 49.01 ID WNNzT2Nm0 [1/2] 面白い文章にしようとして失敗している感はあるけど、別にいいんじゃね? できれば短くまとめる方向で努力してほしかったが、読みにくいというほどには酷くはない 425 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 03 14 27.06 ID 6H0dKbTA0 テンプレに真っ向から反するネタ報告つくって投下したようにしか見えん 426 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 03 41 44.48 ID WNNzT2Nm0 [2/2] 長文のわりに微困でげんなりするのは分かるのだけど 創作にしたがっている人達は何か心当たりでもおありで? 433 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 07 02 08.20 ID 5X8MRMhQ0 [1/2] 長くて面白くもなさそうなので読む気もしない 説明能力がこうだとGMとしても察してくださいレベルなのかなぁとは思う 434 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 07 59 10.47 ID hHJSr7+cO 報告が長文な事に文句を言う人達が結構居るけれど、思い出しながら詳しく書こうとしたらこれくらいにならないか? 短くして足りなくなるとそれで文句を言う人達が居るし、報告者が補足説明すると後出し云々と文句を言う人達が居るから 文句を言われるのが嫌で報告出来ない人も居るのだろうな こっちはまとめられなくて半ば諦めているけれど 435 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 08 07 01.43 ID 6Z0f9acd0 読みもせずに説明能力について突っ込めるならお前さんにゃ説明自体が不要かつ無意味だな。 436 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 08 39 49.60 ID VuMrZg6nO [1/2] 434 長文だから文句がつくのではなく、 無駄な長文だから文句がつく 例えば出だしからして、あんなグダグダ書かずに 「昔とあるコンベで高レベル卓立てた時の話なんだけど」 の一行で纏まる 過去報告でも長くても面白いのいっぱいあるだろ 437 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 08 49 28.80 ID 70K7rsZU0 長文を書く側は自分の伝えたいことをなるべく伝えようとするから長くなるけど 長文を読む側には文章内容を解析して要点を掴む脳内作業をする気になれない人も多いから 長文はつきあいのいい人以外には逆に伝えたいことが伝わらないリスクが大きいのよね 438 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 08 51 03.42 ID K/QbsN1+0 [1/4] 今回文句が多いのは「ダラダラとした長文」だから 実際要点がつかみにくく読みにくい 多分半分くらいにできる 逆に足りないと文句が出るのは、評価に必要な情報が含まれてない場合 情報を過不足なく伝えるのは難しい技術だが、GMやるなら割と重要スキルだ 自分が知る限り、上手なGMは例外なく情報の伝え方が上手い 天才の域に至れずとも、訓練次第で磨ける能力ではあるので、日々精進よ 439 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 08 56 13.79 ID 5X8MRMhQ0 [2/2] 1つ読んでイマイチなのに残り4つなんて読まんわ、なんの苦行だよ 全てを書こうとするから冗長なんだよ、推敲しろよ 一度書いて長かったら一番言いたいこと以外簡略化するか削れよ 440 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 09 04 21.78 ID 4CjowMHE0 [1/3] 添削者様多過ぎワロタw なんのスレだよここw 441 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 09 09 35.84 ID /TQyUA620 [1/2] だってどうでもいいところの文章に稚拙な表現がくっつきすぎて読みにくいんだもの 「後ろで爆発音がしたので驚いて振り返った」で済むところを「背後から強烈な爆発音がしたので、俺はまためんどうなことになったなぁ、とかそういや昼飯も食っていないなぁとか色々な思いを巡らせつつも振り返ることにしたのである。」てな感じでくどく書かれている 446 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 09 19 15.22 ID +knE98u30 [1/2] そんなに説明能力に自信があるなら自分が読みやすくまとめてやりゃあいいのにな 話の中の困より目の前の長文の方がそんなに憎いのかねぇ 俺は読みやすくできないから箇条書き 困1 自慢したがしのくせに他人はsageるクズ やりたいシーン以外、「よくありますね」しか言わない 裁定が不満だとGMの技量のせいにして攻撃する 対応してもらったとしても「みんなそうするね」 強引に敵基地を破壊して自PCの力で華麗にみんなを脱出のマッチポンプ さんざん暴れといてレコシに勝手にチェックをつける 困23コンビ 困を止めるより便乗してセッション潰しするのを選ぶクズ セッション中にながらパソコン 三人合わさるとなんにでも難癖つけるモンスターに進化 マスターシーンも吟遊よばわり 誘導もお門違いだと無視してボスと関係ない場所に突撃 アフターセッションもあの手この手でイヤミ全開アピール こんなもん俺だってキレるわ よくある困どもが 447 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 09 21 16.15 ID UypWMFrh0 [1/2] 僕は無力な子羊でしたと終盤の困に対して憐れみを感じたあたりの齟齬 PLのうち一人は女性でしたと付け加えるあたり 初参加のコンベで困と遭遇 一人は上から目線でこちらのシナリオや設定に口出し その困に乗っかる形で囃し立ててくる ただ決定的にシナリオブレイクはして来ないし俺Tueeしてれば満足らしく 当初のシナリオに拘らずアドリブ効かせて終了 終了後もレコードシートのチェックで何か言われてたけどもはやどうでもよかった とかそんな感じの報告を このスレ向けに盛り上がるように脚色しましたと見受けられる だとしたら大成功だなとも思うけど 448 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 09 24 34.89 ID ZwKD2s/F0 [2/4] 内容の割には長いから俺が報告するならまうちょっと推敲するな、とは思ったけど、 別に日本語として崩壊してるわけでもないし、スレ違いでもないし、叩かれる必然性ないじゃん どうしても気に入らなきゃ「なげーよ、読む気しねえw」と一言書いておしまいでいいのに 449 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 09 28 43.13 ID MyG0T26f0 添削説教困見本市 450 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 09 34 59.09 ID FLHlPgQL0 434 >思い出しながら詳しく書こうとしたら いや、詳しく書こうとして長くなるならいいんだけど このひと要らんこと書いて長くなってるんだよ >言うなれば無力な子羊だった。 こんなん要らんだろ 他にも要らんところ沢山ある 報告内容自体は問題無く乙だけどな 451 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 09 39 05.27 ID +knE98u30 [2/2] その要らんだろってのがいい加減要らんだろ 452 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 09 45 22.68 ID a68vAm1R0 [1/2] 読みやすいに越したことはないけど所詮便所の落書きなんだから 意味が通ってモラル的にアレな表現がなければいいよ 453 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 09 46 25.83 ID n8/p6fTK0 単純に 無駄に長い 話つまらない 文体キモイの三重苦 加えて セルフ擁護らしいのがウザイ 困の立てた地雷卓以上に、今でも報告者が卓立てると地雷なのが伝わるって意味では なかなか良い自己紹介文だ 454 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 09 57 30.91 ID pO1qDDm40 多少なりとでも人様に見せる気で書いたんだからもう少し考えて書けよ、とは思う で、毎回添削うんぬんの時に便所の落書きうんぬんとか言う奴でるけどさ 便所の落書きだろうが誰かに見てもらいたくて書いてるんだろ?本当に見てもらう必要がないなら最初からレスなんざしないだろ?とは思う 455 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 09 58 51.47 ID JD3O4+Jd0 最小限の改変と圧縮 知り合いに頼まれて、卓を立てた事のないコンベでGMをやる事になった 時間に余裕があるため、高レベル卓を立てる事にした 入ってくれたPC達は全員初対面だが手馴れた印象だった そんな中PC1に立候補して来た困はかなり自己主張が強かった 常に鼻息が荒くて作成中からPCの性能設定自慢を聞かせて来る感じの上 困「〇〇(公式パーソナリティー)は実は××で△△な奴だからPCは許せないんですよ」 そんな設定見たことない 困「公式コンベでデザイナーに聞いたから間違いないです!」 本当か? セッションを始めると俺カッコイイ系騎士様で基本的に上から目線のRP 俺のマスタリングに対して 「まあよくある演出ですよね」「そういうネタもよくある話でw」 NPCに対して勘違いしながら高圧的なダメ出しモード こちらがマスタリングをミスってうっかり巻き戻しを求めるような失言をした時は 鬼の首をとったようなお説教タイムが始まったり PLの望む対応をGMがしないと「アドリブが効かない」「つまんないな」 意図を汲み取って対応すると「普通そう対応しますけどね」 ぶっちゃけやメタ発言で誘導しようとすると「GMがそうやってPLに頼むのはお門違い」 マスターシーンを入れれば「吟遊GMだ」 おまけに他のPLのうち知り合い同士らしい二人組が 困ちゃんが俺に突っ込んで来るのをニヤニヤ傍観しながら 同調して茶々を入れたり援護射撃を飛ばして来る 三人に共通してたのが、嫌がらせ以上のシナリオブレイクするような困行為は仕掛けて来ない むしろ自分達の見せ場だけはちゃんとRPする その後クライマックスで、ボスの映像が現れて「艦首で待っているぞ!」と告げると 困ちゃん達は「敵が逃げられないように先に動力炉をぶっつぶそう!」と逆走し始めた 俺はなんとかアドリブで対応 セッション後、レコードシートにチェックを入れる時も 困ちゃんは、嫌味を言いながら身勝手に項目を埋めて行く そのコンベはアンケートにGMへの評価項目があるのだが 「GM、今回はいい点数あげられないですわー」とチラチラ見て来て二人も相変わらず同調 「俺あんまり来ないんで別にいいっすよ」とにこやかに答えたら残念そうにしてた 個人的な印象では困ちゃんは半分ぐらい天然もので、二人組の方に悪意を感じた 俺に困に対する予備知識が無かったことで振り回された部分が大きいとも思うが どう対応するべきだったか、いまだに悩む なぜかこの件以後、同席したPLの顔をあまり記憶できなくなった 冗談抜きでカウンセリング受けた方がいいのかもしれん 報告が冗長なのも徴候なんじゃないか? 456 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 10 02 58.63 ID a68vAm1R0 [2/2] 454 その人に見せるに値するかの基準が 452と思ってるんだけどね まあ許容範囲が違うんだろうね 457 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 10 04 38.34 ID SnHZuSzZ0 [1/4] 確かに長いし省略はできると思うが特に読みづらいとは思わん 文句言ってるのは卓でもGMの説明にいちいちこんな採点してんのか?うぜえ これくらい読めないならそれこそ理解力がお察しだわ 404 天然のマウント困に餌与えやがって!とは思うが乙 悪意を知らないならよくやった方だ、鳥取のメンバーに恵まれてたんだな 対処法としてはマウントし返して「お前に対しては」大人しくさせるしかない馬鹿犬の矯正法と同じだ まともなPLさんが楽しんでくれたなら良かったな 460 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 10 18 57.87 ID ZiP+7cCS0 文章力に自信ニキの添削レスの方こそが 「読む気もしない無駄な文章」なんだよなぁ… 462 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2016/02/26(金) 10 25 45.27 ID /TQyUA620 [2/2] 内容は文句無しに気分の悪くなる胸クソ困の報告なのに 長々読ませやがってもっと端折れるだろ!と感想書く際に怒りが長ったらしい報告文に向いてしまったのだと思う あと報告文に頻繁に挟んでくる状況描写がラノベみたいに陳腐だから創作臭くなるから盛んなよ!って感じてしまうのでしょう スレ433
https://w.atwiki.jp/animerowa/pages/327.html
行くんだよ ◆M91lMaewe6 豪邸のある寝室。 そこでは君島邦彦はこの島での出来事を思い出しつつ、今後どうするかを考え続けていた。 その間、敵が近寄らなかったのは不幸中の幸いだなと、彼は安堵と自己への不安が入り混じったため息をついた。 彼は上体を起こした。 「おっ……」 身体が軽い。 疲労しうまく動かなかった身体もこれなら大丈夫だろう。 君島はベッドから離れると窓際へと歩いた。 向こうに見える光景は平穏そのもの。 安心し、更なる休憩への欲求が湧きそうになるが、慌てて自制。 彼は筆記用具を取り出し、自らの推理を紙に書き記し始める。 電車の発車時刻や、風との会話から得た情報など。 『おはよう! いい朝は迎えられたかな?』 べリッ……とペン先が紙を抉った。 突然の放送に君島は動揺しつつも、放送内容を記入しようと頭を切り替える。 禁止エリアの説明の後、死亡者の発表が行われる。 この時点での死亡者は少ないはず……君島はそう思っていた。 訃報はすぐに伝えられた。 『由詫かなみ』 君島の顔から血の気が引いた。 それでもペンを持つ手は震えさえもしなかった。 間もなく放送はギガゾンビの高らかな笑い声で終わる。 次に記入すべき情報はと……ペンを持つ手がさまよう。 彼は放送が終わるまで作業を続けられたのだ。 「あ……」 放送は終わったのだから、もう書かなくてもいいと彼は気づく。 立ち上がり、よろよろと数歩後退し、ベッドに触れ、また仰向けに倒れる。 「………………」 君島はうつぶせになり、顔をベッドにうずめた。 ★★★ どれほどの時間が流れたのだろう。 ロックは屋上のベランダに背を預けながら、この期に及んで俺は……と自嘲した。 子供の泣き声は小さくなったものの未だ止んでいない。 ロックはどうすれば泣き止ませることができるのか、まともに考えることさえできそうになかった。 彼は足音を殺しつつ、下へ続くドアへ向かった。 後ろから撃たれるかもなという残酷な予測が浮かんだが、そうなってもしょうがないよなと、ロックはまた自嘲し、下へと降りた。 ★★★ キョンはもしやと焦った。 彼とトウカが向かっていた図書館は放火による全焼と崩壊は免れたものの、 大部分が煤に覆われたような建物へと変化していた。 キョンは冷静になろうとする。 一方、トウカは近づき、ざっと建物の損傷具合を確認してから言った。 「キョン殿、たぶん長門殿はここにはいない。鎮火してから大分経っている」 「……そうですか」 だったら長門がここに留まることはないだろうと、キョンは結論付ける。 「ハルヒ殿はどうするのだろうか?」 どうだろう? 彼女達はもう既に図書館に来たのだろうか?まだ来てないのか? ここに残って待つか、別の場所に行くか。 どっちにしようかとキョンは迷った。 平賀さんのように犠牲になった人が図書館内にいたなら、放っては置けない。 だが今は生存者の方が先だ。 地図の内容を思い出し、あることに気づいた。 近くに病院がある。 「トウカさん。近くに病院があります。もしかしたらここに誰かが避難してるかも」 「……確かに」 「もしかしたら、使える薬品も置いてるかも」 「エルルゥ殿か」 キョンは頷いた。 「図書館は後で調べませんか?」 二人は図書館に多少の未練を残しながら、病院へと足を運ぶ。 ★★★ ロックは疲労に耐え切れず、またも背中を壁に預けた。 病院から抜け出すつもりは最初からなかった。 ヘンゼルを庇っていたあの男の子……しんのすけと呼ばれていた彼を放置することなどできなかったから。 このクソッたれな状況を少しでもマシな物にしようと、自分を落ち着かせ奮い立たせようとし、病院内で探索を始めたのだ。 結果、首を折られたあの少女の他に二人の年配の男の死体を見つけた。 本当は三人とも埋葬してやりたかったが、それを行うだけの体力や気力や道具は彼にはなかった。 布を被せてやるのが精一杯だった。 利用できるだけの道具は大体回収した。 その間、幸いにもこの病院に人が入ってくる様子もなかった。 もし敵が入ってきたとしても、今のロックではどうすることもできなかっただろうが。 「放って置けない……か。それで俺はどうしろってんだ、え?」 ヘンゼルの前歴がどうあれ、しんのすけの目の前で友達を罵倒し、 殺す様を見せ付けたのは他ならぬ自分だ。 双子を歪ませた要因のひとつであろう残虐行為を行った奴を、 あの男の子が許すはずがない。 今ならわかる、首が折れたあの少女を殺したのはヘンゼルではないということを。 あの双子なら死体を遊びと称して、もっと損壊させているに違いないからだ。 そして、あの時のやり取りを見る限り、少なくともヘンゼルがしんのすけに危害を加えた事実はないだろう。 何故、ヘンゼルがしんのすけを殺さなかったのか? その理由はロック自身も興味があったが、もう知りようがない。 ただ……レヴィ辺りには切って捨てられるであろう推測、 裏世界に入り込む前の自分なら、それほど珍しいとは思わなかった、他人への情が芽生えたからという理由。 それはかつてグレーテルに対して、彼が期待していた光明だったのに。 なのに彼はその奇跡を否定してしまったのだ。 「駄目だ……疲れたな……」 エルルゥという少女と出会ったのが原因かも知れない。 だが彼女の所為にはしたくはなかった。 ここに来る前から既に狂っていた可能性も、今では否定できないのだから。 ロックは屋上への階段を上がり、ドアより一メートル足らずの所で腰を下ろした。 この状態だと、しんのすけがドアを開ければ転がり落ちる可能性が高いが、それでも構わなかった。 ロックはデイパックの中身を覗き見る。 一つは黒色の重い篭手のようなもの。 もうひとつは。 彼は目を細めた。 「……ゲームに乗った奴にだけは、渡す訳にはいかないな」 ゲームの流れに埋もれ、自らが消える前にすべき事はしようと、 ロックは支給品の隠し場所を求める。 その最中、見つけた。 電話を。 ★★★ 君島は何度も何度も、早く深く呼吸を繰り返す。 走る。 肺が痙攣したような感覚がした。ついでに目の下が痒かった。 我慢して走る。かなみちゃん達が味わったであろう苦痛に比べればそれくらい、と。 病院が見えてきた。 だが、彼の目的地は病院ではない。 図書館だ。風を探すために。 病院を横切ろうと走る―― 「……!?」 出口の近くに人がいる。 向こうにいる男女の二人組も当然それに気づき、君島を凝視した。 思わず足を止めてしまい、まじぃ……と君島は思った。 急な運動をしたため、ぜーぜーと荒息のまま二人と対峙。 妙な耳の形をした和風コスプレ女?が刀の鞘に手を伸ばそうとするのが見えた。 君島は慌てて、支給品を取り出そうと身じろぎする。 「…………」 女は構えを解き、君島をじっと見つめる。 君島がリアクションをする前に、女の隣にいた学生らしき男が声を掛けた。 ★★★ 「……………………」 しんのすけは涙に濡れた顔で、周囲を見回す。 心身ともに重く気だるい。 彼は泣き疲れていた。 それでも尚、悪夢のような現実は未だ彼の目前にあった。 ひらりマントを顔に掛けられたヘンゼルの遺骸。 いつの間に布を顔に掛けられていたのか? 下手人である『怖いお兄さん』であるロックはどこにいったのか? それらを疑問に思う余裕はしんのすけにはなく。 ただ一つの想いが、彼を行動に移させる。 「ヘンゼル……オラがお墓を作ってやるから……な」 彼は友人の死体の足を掴み、引きずるようにドアへと向かう。 本当は背負いたかったけれど、うまく運べないし、何より顔を見るのが辛かった。 ズルズル……となんとか、ドアまでたどり着く。 疲れた身体に鞭打ち、ドアを開け、ヘンゼルをドアの向こうへ移動させようとした。 「えっ……?」 足を掴んでいた手がすっぽ抜けてしまった。 しんのすけは体勢を整える間もなく頭を床にぶつけ、失神した。 ★★★ ロックは椅子に座り、今後自分が取るべき行動を考え始めていた。 留守電は既に聞き終えていた。 ホテルに向かう気はロックにはなかった。 今の自分が『彼』の手助けができるとは思えなかったし、屋上にいるであろうしんのすけを放置できなかったからだ。 だが彼にとって、この電話を聞く価値は充分すぎるほどあった。 ギガゾンビ打倒を誓える程に。 そもそもこのゲームフィールド内のものは、ギガゾンビが用意したものだ。 通話内容は盗聴されているとロックは確実に断定できた。 ロックは自分を歪ませたであろう、あの出来事を思い出そうとした。 あの時、エルルゥが差し出した飲み物は支給品だったのだろうか? もしそうなら、扱いようによってはいくらでも殺人者を増やせる事ができる。 そうなるとギガゾンビのゲームに対する姿勢に、倫理的な考えを排除した上においても、 ある疑念を抱かざるを得ない。 奴はこのブラッド・パーティを何の目的で開催したのだろうか? 理由の一つは容易に見当が付く。 開始時の奴の発言からして、二番目に見せしめで殺された少女達への報復だろう。 残りの連中は、殺し合いの中に放り込むことで、じわじわと嬲り殺しにするつもりなんだろう。 奴と無関係だった他の参加者は、身勝手な復讐劇の前菜としてしか見てないのかも知れない。 それが真相なら、奴がゲーム運営にそれほど真剣でなくても理由がつく。 参加者を変心させるものを支給品として配布するのも、どこか妙な話だし。 あの少女以外にも、無関係の男を殺害している。 見せしめは一人で充分なはず。 レヴィやロベルタを知らず知らずの内に拉致出来る程なら、 わざわざ参加者を減らさずとも、何らかの方法で取り押さえることも容易に出来たはずだ。 目的が復讐と残虐趣味の満足程度であれば、あの少女の知り合いが全員死亡 すれば、 用済みとみなされ残った参加者全員が爆死させられる可能性が高い。 もっともそう結論づけたとして、自分が取るべき行動を変更できる余裕はない。 変にそれを伝えれば、自分が無駄死にした上に、それを聞いた参加者も爆死されかねないのだ。 絶望的な思考に陥りそうになる自分を鼓舞しつつ、ロックは更に頭を働かせる。 「…………!」 ギガゾンビやエルルゥの発言。 もし彼らの言ってることが本当なら。 奴の目的は、復讐とゲームの観戦だけではない……。 ロックは顔を上げた。 遠くから複数の足音が聞こえたのは、それから間もなくの事だった。 ★★★ 今、キョン達は君島と行動を共にしている。 互いに疑心がまったく無い訳ではない。 ただ君島は武器を持ってなかったし、どこか切羽詰まってる様子もあり、 気になったトウカが声をかけたのが、同行のきっかけだった。 互いに軽く情報交換をした後、キョン達から図書館の状態を知った君島は、 病院の方を先に捜索することに決めた。 「あまり長居したくねぇよな……」 情報交換の最中、君島が軽口のようなものをたたいた。 キョンはそれを不謹慎とは思えなかった。 言葉とは裏腹に表情が真剣だったから。 「エルルゥ殿ー!アルルゥ殿ー!」 「ト、トウカさん!声がおおき……」 「ま、また……。そ、某としたことが」 「おい……待て……」 かつ……かつ…… 足音だ。 キョンとトウカは慌てて口をつぐむ。 君島は物陰に身を隠し、キョンとトウカもそれに倣った。 足音の主は不用心と気づいたのか、さっきより音を小さくして彼らに近づく。 階段から降り、姿を現したのは二十代半ばの青年、ロックだった。 彼は耳に何かをつけていた。 三人は警戒体勢を続行する。 しばし後、ロックは両手を上げた自分を晒け出した。 ★★★ 室内に緊張が漂う。 ロックは両手を後ろに回した状態で、三人に情報を伝えていた。 レヴィとロベルタとグレーテルの事、遭遇した吸血鬼の事、エルルゥの事。 留守電の事、ヘンゼルという少年を自分が殺めてしまった事を。 話を聞き終えた三人の顔には、トウカは少し様子が違っていたが、 恐怖と疑念が少なからず表情に表れていた。 当然だろう。こんな事言って、警戒しない方がどうかしているとロックは思った。 情報の真偽を探るべく君島が電話を取る。 君島はメッセージを聴き、顔をキョン達に向けて頷いた。 「あんた……本当に鶴屋さんやハクオロさんには会ってないんだよな?」 キョンが念を押すように問い詰める。これで二度目だ。 ロックはそれを受けて強く頷く。 君島はため息をつくや、受話器を置きキョンの側へと座った。 「ロック……殿。エルルゥ殿はここより南の方に居たのだな」 「ああ……」 トウカは気を引き締め、顔をキョンの方へ向けた。 その表情が不意に曇る。 「?」 その理由がキョンには一瞬理解できなかったが、トウカの意図を悟り、口を開いた。 「次はトウカさんの番だから、一緒に探そう」 「……かたじけない!」 本当は朝比奈さん達を探したかったが、手がかりがないのでは仕方がないなと、 キョンは自分に言い聞かせる。 君島は机に置いてあった、ヘンゼルが所持していた銃を手にして、言った。 「ロックさん……本当に俺が貰ってもいいんだな?」 「ああ……」 ロック以外の三人は席を立つ。 それぞれの探し人を見つける為に。 しんのすけを連れて行くために。 「南のうどん屋には俺の支給品がまだあるかも知れない、余裕があれば持っていけよ。 ……頼むぞ」 ロックの頼みにトウカは頷く。 君島はロックに尋ねた。 「あんた……本当の事を話さなくていいのか?」 「俺の与太話なんか信じるものか……」 君島はキョンとトウカに目を向けた。 二人はその意図を理解し、この場を後にしようとする。 「おい……」 「ガキは俺がおぶってやるよ。あんたは俺と一緒に……」 「馬鹿か?一緒に行けるはずがないだろう」 「行くんだよ。あんたの力が必要なんだ」 「………………」 ロックは君島の意図を理解できなかった。 一方の君島は直感ではあるが、ロックの力が必要と思っていた。 あえて彼が喋ってない情報があるとの確信もあった。 何より彼としんのすけの溝を少しでも埋めたかったのだ。 「行こうぜ……」 すぐに返事はできなかった。 ロックは机の上にあるメモを見ながら言った。 「あの子に放送の事は伝えるなよ」 これも二度目の問い。 君島は強く頷いた。 ★★★ しんのすけは眠りから覚めた。 まだ頭の方がはっきりしない、そして猛烈な睡魔が程なくして襲いかかる。 どうやらここが外であることはかろうじて理解できた。 視界では見知らぬお兄さんが穴を掘っている。 その横顔は真剣で、目元が少し腫れていた。 ヘンゼル……父ちゃん…… 今のしんのすけには、その名前を思い浮かべるのが精一杯だった。 しんのすけは再び、深い眠りに落ちた。 【C-3・北部/1日目/午前】 【ロック@BLACK LAGOON】 [状態]:疲労。精神的疲労大。後悔。 [装備]:ルイズの杖@ゼロの使い魔 、マイクロ補聴器@ドラえもん [道具]:支給品三人分(他武器以外のアイテム1品) 黒い篭手?@ベルセルク? どんな病気にも効く薬@ドラえもん、現金数千円 [思考・状況]1:ギガゾンビの監視の方法と、ゲームの目的を探る。 2:君島達と同行。 戦闘は避け、温泉がある方角に向かう。 休憩しながら、情報を集め推理する。 3:しんのすけに謝る 4:しんのすけ、君島、キョン、トウカの知り合いを探す。 5:しんのすけに第一回放送のことは話さない。 【君島邦彦@スクライド】 [状態]:軽度の疲労、軽い打ち身 、深い悲しみ、自分への怒り、ギガゾンビへの激しい怒り [装備]:コルトM1917(残り6発) [道具]:電話番号のメモ(E-6駅、F-1駅) 、コルトM1917の弾丸(残り6発)、スコップ iPod(電池満タン、中身は不明、使い方が分からない) [思考・状況] 1:冷静さを保ちつつ、さらなる情報収集と分析に努める。 2:しんのすけを背負いつつ、休憩場所を求めて移動。 3:鳳凰寺風としんのすけ、キョン、トウカの知り合いを探す。 4:カズマ、劉鳳と合流。 5:車が欲しい。 6:しんのすけには第一回放送のことは話さない。 【野原しんのすけ@クレヨンしんちゃん】 [状態] 睡眠、全身にかすり傷、頭にふたつのたんこぶ。 腹部に軽傷。精神的ショック大。深い悲しみ。 [装備] ニューナンブ(残弾4) 、ひらりマント@ドラえもん [道具] 支給品一式 、空のプラボトル×2 [思考・状況]1:みさえとひろし、ヘンゼルのお姉さんと合流する。 2:ゲームから脱出して春日部に帰る。 3:ヘンゼルを弔う 【D-2/1日日/午前】 【キョン@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:普通 [装備]:バールのようなもの、わすれろ草@ドラえもん [道具]:支給品一式、キートンの大学の名刺 、ロープ、円硬貨数枚 [思考・状況] 基本:殺し合いをする気はない 1:F-3うどん屋跡に向かう。可能であれば転ばし屋を回収する 2:トウカと共にトウカ、君島、しんのすけの知り合いの捜索 3:ハルヒ達との合流 4:朝倉涼子とアーカードとロベルタを警戒する 【トウカ@うたわれるもの】 [状態]:左手に切り傷 [装備]:物干し竿@Fate/stay night [道具]:支給品一式、出刃包丁(折れた状態)@ひぐらしのなく頃に [思考・状況] 基本:無用な殺生はしない 1:F-3うどん屋跡に向かう。可能であれば転ばし屋を回収する 2:キョンと共にトウカ、君島、しんのすけの知り合いの捜索 3:エヴェンクルガの誇りにかけ、キョンを守り通す 4:ハクオロへの忠義を貫き通すべく、エルルゥとアルルゥを見つけ次第守り通す [備考] ヘンゼルの遺体は病院の外に埋葬しました。 銭形警部ら3人の遺体には布が掛けられてます。 しんのすけを除く、4人はそれぞれの知り合いの情報を共有しています。 ロックは監視の可能性に気づきました。 時系列順で読む Back 歩みの果てには Next 白雪姫 投下順で読む Back 歩みの果てには Next 白雪姫 114 「永遠に(ネバー・ダイ)」 ロック 151 君島邦彦. 102 峰不二子の憂鬱Ⅱ/君島邦彦の溜息 君島邦彦 151 君島邦彦. 114 「永遠に(ネバー・ダイ)」 野原しんのすけ 151 君島邦彦. 107 武人の本懐 キョン 156 すくわれるもの 107 武人の本懐 トウカ 156 すくわれるもの