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ミシェル【みしぇる】 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ミシェル.png) 「もしもニンニンが」にて初登場。 バートンの恋人でリリアの母。バートンが行方不明に なったあとも待ち続けており、ついに再会できた。 登場初期は一般1-6のグラフィックが使われていた。 関連キャラ バートン:恋人、夫 リリア:娘 キャロル:娘だったり カテゴリ:王国・勇者軍
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ホットライン。レベル23 『もしもしー』 憧「はいはい、もしもしー? ごめん、ちょっと帰り遅くなってシャワー浴びてたー」 『おー、つっても別に約束してる訳じゃないし、時間も決めてないだろ?』 憧「今更でしょ。だいたい同じ時間に電話してるじゃない」 『まあなあ…ところで電話しといてなんだけどさ、別に用は無いんだよ』 憧「今更でしょ、だいたい適当に話してるだけじゃない?」 『それもそーだな。じゃあ今日は何にしますかね』 憧「んー…何がいい?」 『いや、俺もそれ聞いてるんだけど』 憧「そう言われてもねー、男らしくビシッとリードしてよ」 『じゃあ今日の天気の話。雨降ってたよなあ』 憧「うわ…それって汎用性高すぎて逆に引くんだけど」 『なんだこの言われよう…んじゃ、何を話すか話そうぜ』 憧「不毛な事するわねー。それじゃあ晩御飯のこととか?」 『それ昨日しただろ? チェンジ』 憧「じゃあ何がいいのよー」 『だからそれを決めるんだろ。テレビとかはどうよ』 憧「うーん、なんか違うのよね。それじゃあさ――」
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168 1 ◆3GcCm7z.d2 2006/10/01(日) 18 45 12.21 ID T8BkERgS0 1「もしもし」 どうりょう「しらべもの おわりました? しょるい こっちに おくれます?」 1「て も つけてへんよ」 どうりょう「きょう は もう なにもしないん ですか?」 1「わからん それより だい5ぶ の アイデア が うかばんくてさあ」 どうりょう「だい5ぶ?」 1「うん」 どうりょう「だい5ぶ?」 1「しつこいねん」 どうりょう「なんですか それ?」 1「しょうせつ かいてとんねん」 どうりょう「せかいいち にあわねえ~wwww」 1「うっさい しね きるぞ」 ツー ツー 172 1 ◆3GcCm7z.d2 2006/10/01(日) 18 49 26.55 ID T8BkERgS0 1 は いやいや しごと に むかった 177 1 ◆3GcCm7z.d2 2006/10/01(日) 19 02 52.97 ID T8BkERgS0 あめ が ふって います 1「・・・・・。」 ぷるるるる どうりょう「はい。」 1「オレ キョウ ヤスム。 オレ アメ キライ。 ウホウホ。」 どうりょう「www きのう たいへん だったでしょ? きょう は ゆっくり やすんでください。」 1「わるいな・・・・。 おまえ しごと してんのに・・・。」 どうりょう「いいですよ。 わたし は らく な しごと ですもん。」 1「おれら が やすめるんは おまえらの おかげや。 ありがとうな。」 どうりょう「うわ きもちわるい やめてww」 1「って しょちょう が ゆうてたよ。」 どうりょう「それ は もっと きもちわるいwww」 181 1 ◆3GcCm7z.d2 2006/10/01(日) 19 06 19.70 ID T8BkERgS0 だいかいじゅう カイテトンネン が あらわれた ・・・・・。 なんか ちがった 203 1 ◆3GcCm7z.d2 2006/10/01(日) 21 08 39.51 ID T8BkERgS0 そうかんず http //www.uploda.org/uporg534535.jpg 215 1 ◆3GcCm7z.d2 2006/10/01(日) 21 40 04.47 ID T8BkERgS0 1「はい もしもし」 きょうかん「いま なにしてんの」 1「そうかんず つくってます」 きょうかん「なんじゃそりゃ」 1「さあ」 きょうかん「けいこ つきあって」 1「いやです」 きょうかん「むり じゃなくて いや か。」 1「よわすぎて けいこ に なりませんし」 きょうかん「だれ に いってんの?」 1「いや あの すいません」 きょうかん「もう おそい」 1「とか いうわけ ないやろ ボケ」 きょうかん「コロス」
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#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (fアレックス.png) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (are.png) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (RTP2000arekkusuf.png) アレックス【あれっくす】 (アレクサンダー・レクサス・クルセイダー・スミス) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (アレックス.png) 能力のバランスがよく、強力な装備を扱うことができ 回復魔法や神聖攻撃魔法を操るオールマイティーな勇者。 ksgでは、正義の味方よりもネタキャラや駄目人間として多く登場し 適当に魔王軍を吹っ飛ばしたり、ニート生活を満喫している。 王様には魔王討伐以外の用事(主に非常にくだらない雑用)でも頻繁に呼ばれる苦労人でもある。 また、悪役や外道を演じることもでき、そんな意味でもオールマイティー。 場合によっては正当派勇者だったり性欲塗れの変態だったり、作者次第でその役割は千変万化で、 そしてそれに違和感を生じさせないという主人公格に恥じない活躍を見せる。 ksgを初めとした短編作品ではもしもの力を最大限に活用しており、 ほぼ全ての存在を触れただけで画面外に吹っ飛ばすチートそのものの強さを持つ。 魔王軍に単身で突っ込んで一瞬で全滅させたあと、 ゴメスが発射されてくるのはもはやksgのテンプレのひとつと化している。 一方で、戦闘バランスが重要なやるゲーではそのあたりの設定を適用すると色々破綻してしまうので、 ごく普通の強さの勇者になっていることが多い。 あるいは強大なもしもの力を持ったまま、最強クラスの敵役として登場することもある。 作品によってはリリア・ヘレン・塩沢妹・エロリアといった女性キャラと交際していることがある。 さらに、上記二名もしくは三名と同時に交際を行っている場合もある。 関連キャラ ブライアン:定番パーティ仲間(B)・駄弁り相手 キャロル:定番パーティ仲間(C) デイジー:定番パーティ仲間(D) 王様:王様 魔王:宿敵 ゴメス:天敵 クレアス:ダーク版・好敵手? リリア:交際相手・妻 ヘレン:交際相手 塩沢妹:交際相手 エロリア:交際相手 リナックス:妹 レナックス:姉 ロレックス:弟 レオックス:父 ソフィア:母 リリックス:娘 スターライトⅢ:魔法具現化 ロングソード:装備品 クロースアーマー:装備品 カテゴリ:王国・勇者軍
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モーニングエース モイ モイスティーヌ 萌え木 もしもしピエロ モスバーガー モダグループ もち吉 モチベーションアカデミア モチベーションアップ モテコ出版 モテコス モトハラ モニクル モニック 物語コーポレーション ものつくり大学 モノリス秀建 モノレールエージェンシー モバイルテレビジョン モブキャストホールディングス 桃谷順天館 モランボン 森エンジニアリング 森尾電機 モリ工業 森下仁丹 森造形センター モリタ モリダイラ楽器 モリト 森陶菅 モリトク 森長組 森永製菓 森ノ宮医療大学 森宮電機 森村金属 森本倉庫 森山ナポリ モリリン 森六ホールディングス モルテン モルフォ モロゾフ 諸田葬祭 モンスターラボグループ モンテール モンテローザ モンブラン モンマルシェ
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#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (fバハムート.png)バハムート【ばはむーと】 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (バハムート.png) 2003のモンスターで、時空を操るという設定を持つことが多いドラゴン。 大抵神龍と一緒に登場する。 見た目はかっこいいが実は魚類。 カテゴリ:もしもの神々
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406 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/11/12(木) 23 24 40 ID jMvk+7Xv 小池3「華菜!ちょっとこの番号に電話してみろし!」 池田「いきなりなんだし。誰の番号だし?」 小池3「ふふふ~!かけてみてのお楽しみだし!ほら、早くかけるし!」 池田「わ、分かったから携帯を顔に押し付けるのはやめるし!え~っと……」 ピッピッピッ プルルルル……プルルルル…… 池田「……誰も出ないし」 小池3「え~?おかしいし。京ちゃん何やってるんだし」 池田「!?!?!? お、お前どこにかけさせてるんだし!」 ピッ! 池田「あ……(お、驚いてつい切っちゃったし)」 池田(そっか、この番号あの人のなんだし……) 池田(登録しちゃうし///) 咲「ねぇ、京ちゃん」 京「なんだ、咲」 咲「今日ね、京ちゃんがトイレ行った時に携帯鳴ってたよ」 京「え?そうなのか?別に着信のお知らせランプとか光ってなかったけど……」 咲「ちょっとうるさくてね、切ろうと思ったら勝手に切れちゃったよ」 京「は?……おいおい咲、いくらなんでも人の携帯を勝手に……」 咲「大丈夫だよ、名前も表示されてなかったからイタズラかなんかじゃない?」 京「いや、それにしたってだな」 咲「大丈夫だよ」 京「いや、だから」 咲「大丈夫だよ」 京「……はい」 京「ったく、咲のやつは……でもなんかすげぇ怖いオーラ出してんだもんなぁ……それで何も言えなくなっちゃう俺もダメダメか……そーいや照さんも……ブルブル」 京「でも誰からだったんだろ?着信履歴には……お、残ってる。確かに見覚えの無い番号だなぁ…………かけてみるか、暇だし」 ピッ プルルル……プルルル…… 上げってんの~Wow! Wow!♪ 上げってんぞ~Yeah! Yeah!♪ 小池1「ね~ちゃ~ん。携帯鳴ってるし!」 小池2「着うたうるさいし!」 池田「何言ってるし!この歌は姉ちゃんのお気に入りだし!」 小池3「いいから早く出るし!」 池田「なんでこの歌の良さが分からないし……あ!」 小池2「どうしたし?」 池田「なななな、なんでもないし!(え!?な、なんであの人からかかってくるし!?)」 ピッ 池田「もももももっもももしもしし!?」 京『んぁ!?え?あ……も、もしもし?』 池田「はははははい!ここここ、こちら池田の携帯でございますし!」 京『え?は?い、池田さん?あれ?この番号池田さんのなの?』 池田「そ、そうみたいだし!」 京『あれ?池田さんって俺の携帯の番号知ってましたっけ?なんか着信があったみたいなんですけど……』 池田「あ、そ、それは……今日ウチのチビがいきなりこの番号にかけてみろとか言い出して……」 京『あ~、そーいやこの前遊びに行った時やたら熱心に人の携帯いじってたなぁ……』 池田「ご、ごめんだし」 京『あはは、いいんですよ。おかげで池田さんの番号ゲットできちゃいましたんで、な~んて』 池田「え、あ///」 小池1「姉ちゃん、電話誰からだし?」 小池2「なんかさっきから挙動不審だし」 小池3「もしかして……京ちゃんからだし!」 池田「お、お前らうるさいし!ちょっと向こう行ってるし!」 京『え?』 池田「あ、ち、違うし。ちょっとチビどもが……」 小池3「私も京ちゃんとお話ししたいしー!」 小池1「姉ちゃん電話よこすしー!」 池田「あ、ちょ」 ピッ 小池2「あ、切れちゃったし」 池田「ああぁあぁあぁあぁああぁあぁああぁあぁああぁぁ!!!!!」 小池3「そ、そんながっかりしなくてもいいし。かけ直せばいいし」 池田「かけ直す……?いや、でもそんな大したこと話してたわけじゃないし……」 小池1「姉ちゃんじれったいし!私がかけ直すからいいし!」 池田「ちょ、ま」 プープープー 小池1「あれ~?繋がらないし。話し中だし」 小池3「さっきまで繋がってたのに……おかしいし!」 池田「ほ、ほらほら!もう電話返すし!お前らそろそろ寝ろし!」 京「あれ?急に切れちまった。どうしたんだろ?」 ピリリリ!ピリリリ! 京「お?池田さんがかけ直してきたのかな?……もしもし?池田さん?」 咲『……京ちゃん?私だよ』 京「さ、咲!?」 咲『どうしたの、京ちゃん。さっきからずっとかけてたのになかなか繋がらなかったよ?』 京「あ、あぁ。ち、ちょっと野暮用で電話しててさ」 咲『ふ~ん…………池田さんにどんな用があったの?』 京「!?」 咲『池田さんってあの人だよね。風越の大将だった……なんであの人に用があるの?』 京「べ、別に咲には関係ないだろ!」 咲『…………そうだね。ごめんね、京ちゃん。変なこと言って』 京「あ、いや、俺も怒鳴っちまって……スマン」 咲『ううん、いいんだよ。京ちゃんは何も悪くないよ。うん、な~んにも悪くない』 京「あ、あぁ……で、そっちはどうしたんだよ。何か用なのか?」 咲『あ、うん。今日出た宿題のことでさ……』 咲「うん、うん、ありがとう。じゃあまた明日学校でね」 ピッ 咲「………………池田華菜……ね……」 京「はぁ、びっくりした。咲のやつ、何か最近変だよなぁ……どうしたんだろ?」 京「あ、池田さんの方は……もう遅いし今からかけ直すのは迷惑かな……メアドも聞いとけば良かったかも……」 京「……明日また電話してみようかな」 池田「はぁ~……」 美穂子「どうしたの?華菜。溜め息なんてついて」 池田「あ、キャ、キャプテン!べ、別になんでもないし!」 美穂子「……また1人で背負い込もうとしてない?言ったでしょ?私ができることならなんでも話してって」 池田「あ、いや、そんな大それたことでは……ホントに大丈夫だし!」 美穂子「そう?私で良ければいつでも相談にのるからね」 池田「キャプテン……ありがとうだし!」 貴子「池田ァ!なにふぬけた顔してんだ!ちょっとこっち来い!」 池田「ひぃ!コーチ!」 池田「はぁ……疲れたし。コーチのしごきは相変わらずきついし……あれ?携帯に着信履歴が……あ!」 池田「ま、またあの人からだし!この時間は……コーチにしごかれてたし。で、でもなんで……こっちからかけ直した方がいいのかな……」ドキドキ ピッ! プルルル……プルルル……ガチャ 池田「あ、ああああああの!もしもし!」 『…………もしもし?』 池田「え?あれ?(お、女の人の声?)」 『もしもし?』 池田「あ、あの、それ、あの人……きょ、京太郎の携帯じゃ」 『馴れ馴れしく呼び捨てにしないで!!!』 池田「ひっ!?」 『あなた、池田さんでしょ?もう電話してこないでくれる?』 池田「な、なんで私のこと知って……そ、それよりなんでお前にそんなこと言われなくちゃいけないし!それにその声……もしかして清澄の……」 咲『宮永咲です。池田さん、もう1度言います。もう電話してこないでください。京ちゃんも迷惑してるんです』 池田「え?」 咲『京ちゃんは私といる方が幸せなんです。あなたなんていらない』 池田「な、なに言って」 咲『じゃ、そういうことで』 池田「ちょ、ちょっと待っ」 ブツッ! プープープー…… 池田「な、なんなんだし……でも……迷惑って……ホントなのかな……もう電話しない方がいいのかな……」 咲「…………」 ピッ ピッピッ 京「おーい!咲ー!」 咲「あ、京ちゃん」 京「おっす。悪いな、わざわざ外に出てもらって。俺がお前んちまで行っても良かったのに」 咲「ううん、大丈夫だよ。ちょっと散歩もしたかったし。」 京「いやー、携帯どこいったのかと思ったら咲の荷物に紛れ込んじゃってんだなぁ。どうりでいくら家を探しても見つからない訳だよ」 咲「ふふっ、京ちゃんったらそそっかしいんだから」 京「悪い悪い。あ、誰かから連絡あったりしなかったか?」 咲「……池田さんから電話があったよ」 京「え!い、池田さんから!?」 咲「うん、無視するのも悪いと思ったから出ちゃったんだけどね……その……」 京「? どうした?」 咲「うん、あのね、池田さんから伝言を頼まれてさ……」 京「伝言?」 咲「…………『もう電話とかしてこないでください』って」 京「……え?」 咲「『迷惑だから』って……言ってたよ」 京「は、ははっ……そ、そうか……」 咲「……京ちゃん、大丈夫?」 京「な、なにがだ?別に俺は何ともないぞ?じゃ、じゃあ咲、携帯ありがとな。じゃあな!」ダッ! 咲「あ、京ちゃん!」 咲「クスッ」
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都心の郊外にある古めかしいアパートで1人の青年が寝返りをうった。彼の名は法臥修兵(ほうが しゅうへい)。 薄暗く散らかった狭い部屋に電子音が響いた。 「ウゥ、ウルサイ。」 青年はそう呟くと枕元で耳障りな音を発している時計を掴むとスイッチを切った。 「なぜに毎朝こんなにも苦しく起きなきゃならないんだ。」 青年はブツブツと呟きながらのそりと体を起こすと身支度を始めた。彼の住んでいるアパートはお世辞にも綺麗とは言い難く、失礼ながら『オンボロアパート』という名前が一番当てはまりそうだ。 「今月の生活費がヤバいなぁ、最近仕事してないしなぁ。」 彼の言う仕事とは飲食店やコンビニなどのバイトなどではない。 彼は国際的な傭兵企業A.L.Oのエージェントだった、A.L.Oは傭兵企業として名高いが、変人の集まりとも言われていた。 それもその筈でA.L.Oには普通の人間はほとんど所属していなく、特殊な技能を持った人間だけが所属を許されていた。 法臥修兵はA.L.Oの中でも特に珍しい能力を持っているエージェントで、彼はわずかではあるが時間を停止させたり遅延させる事が可能だった。 法臥が歯を磨き終わり着替えようとしてクローゼットを開けようとした時に彼の携帯電話が振動し始めた。 「はい、もしもし。」 「朝早くにスマンな、俺だ。」 「あっ!神月さん…………もしかして……仕事ですか?」 「なんだ、察しがいいな。なら話が早い、これから支社に来てくれ。」 「あの〜、俺、今日はバイトが入ってて……」 「それじゃ!待ってるからな!」 電話が切れると法臥が溜め息をついて携帯電話をしまい、急いで服を着替え始めた。 「良く来てくれたな。」 「そりゃあ、神月さんが一方的に切っちゃったから……」 法臥の前には上等なスーツを着こなしている中年男が椅子に体を沈めていた。 彼の名は神月大輝(こうづき たいき)。法臥の上司でA.L.O東京支社の支社長である。 「それで……仕事ってなんです?」 「今回は潜入任務だ、お前にうってつけだろう?内容はK国の海洋研究センターへ潜入し、あるデータを持ち出すことだ。」 「任務は俺1人だけですか?」 「いいや、お前だけじゃ不安なんでもう1人ついてもらう。オイ、入れ!」 神月がそう言うと法臥の背後にあるドアからスーツを着た欧米人らしき男が入って来た。 「彼の名前はジャック・バンガード。様々な火器について熟知している。まぁ、戦闘のエキスパートだな。よろしくやってくれ。」 「はぁ、エキスパートですか。」 法臥は自分の左に立っている男を見た、スーツを着こなして見た目ではやり手のビジネスマンにしか見えない。 「あ、あの、宜しくお願いします。っていうか日本語通じるんですかね?」 法臥が戸惑っているとジャックが流暢な日本語で喋り始めた。 「日本語は大丈夫ですよ、こちらこそ宜しく。」 ジャックは手を差し出した、法臥はためらいながらも手を差し握手した。 「ふむ、神月サン。彼は本当にエージェントなのですか?私にはそうは見えないが。」 法臥と握手をし終わったジャックは法臥に体を向け、横目で神月を見ながら尋ねた。 「あまり人を見た目で判断すると痛い目を見るぞ、ジャック。法臥、ちょっと見せてやれ。」 神月は法臥へ目配せをしながらそう言った。 次の瞬間、法臥はジャックの背後に立っていた。 「ほぅ、これは変わった能力ですね。先程の非礼を詫びます。法臥、宜しくお願いします」 ジャックは満足そうにまた手を差し出した。 2人はその後、K国へ飛び立った。 K国 「さて……法臥。機内で資料は見ましたね?」 「ま、まぁ読みましたけど。」 「なら大丈夫だ。おそらく施設はそれほど強固な警備態勢ではないと考えられます。さっそく今夜、実行しよう。」 「今は昼ですよね?夜までは何をするんです?」 「市内のホテルで休もうか、我々には休息が必要だ。」 p.m23 30 海洋研究センターは鉄条網が巻かれたフェンスの中にあった。 2人は既に施設の内部への潜入に成功していた。 「またセンサーがあるようだ、ここは通れないな。どこかにこれらを管理している部屋があるはずだ、それを捜そう。」 2人は身を低くしながら通路を進んでいった。 突き当たりの通路の右側から所員らしき人間が現れた。 法臥はジャックが行動を起こすより早く時間を止め、所員の元に駆け出した。走りながら法臥はスティックタイプの麻酔銃を取り出した。 それを所員の首へ当て上部を押し込んだ。圧縮空気が抜ける音と同時に麻酔針が所員に撃ち込まれた。 時間が動き出したと同時に所員は膝をついて倒れた、法臥は所員が頭を床にうつ前に抱きかかえた。 「っと!危ない危ない。」 「彼はその辺の壁にもたれかけさせておこう。」 追い付いたジャックが法臥に言った。 2人はそれからも幾人の所員に遭遇したがジャックの麻酔銃や法臥の麻酔針で次々と眠らせていった。 「ここのようだな。」 ドアの上方のプレートを見ながらジャックは法臥に目配せをした。 法臥はジャックと目を合わせてから時間を止め、ドアを開けて中へ入った。中には3人の警備員がいた、2人は談笑をしている状態で停止し、1人はコーヒーを飲んでいる状態で停止していた。 法臥は談笑をしている2人に麻酔針を注射した、そして、警備員が持っているカップを奪ってから注射をした。 最後の警備員を眠らせてからジャックが後ろ手で鍵を閉めて部屋へ入って来た。 「さぁ、ここからが僕の仕事だ。」 ジャックはそう言うと手近にあった椅子を引き寄せてキーボードを凄まじい速度で叩き始めた。 瞬く間に施設内の図面が引き出され、セキュリティーを解除された、更に要所要所に隔壁が降ろされた。 「これで我々を邪魔する者はいない筈だ。行こう。」 2人は画面に映し出された図面の中央に位置する金庫室を目指して走り出した。 金庫室までの廊下には警備員も所員もいなく、法臥には逆にそれが不気味に思えた。 だが、ジャックは自信満々なようで突き進んでいた。 2人が角を曲がるとそこには銀色で円形の分厚い扉がはまっており、その脇には暗証装置が備え付けられている。 「またまた僕の出番だ。」 そう言うとジャックは腰の辺りからコードを引き出すと暗唱装置の後ろにある扉を開けて繋ぎ始めた。 そして、右腕に備え付けられている端末をいじり始めた、法臥はこの間に警備員が来ないか周りを見回す。 「よし、開いたぞ。」 ジャックがコードを装置から外しながら法臥に言う。かなりの重量がある鋼鉄製の扉を開き中へ入ると、25m四方の部屋の中に所狭しとコンピューターのサーバーや書類棚が置かれている。 「うわぁ、この中から捜すのか。」 法臥が嫌悪感を示しながらジャックに尋ねる。 「いや、おそらく目的の物はサーバーの中にあるだろう。法臥が入り口を警戒しててくれ。」 ジャックはそう言うとサーバーに向かって歩を進めた。法臥は周りの書類棚に気を取られながらも金庫室の入り口とその奥の空間を見ていた。 「なぁ、ジャック。まだ見つからないのか?」 右腕の端末をいじっているジャックに法臥が尋ねた。 「なかなか見つからないものでね、何しろデータ量が大きい……っ!!」 「ん?どうした?」 「あった!あったぞ!」 ジャックが端末の画面を見て喜んでいる時、金庫室の外の廊下には武装した警備員が近付いて来ていた。 「ジャック……喜んでいる時間はなさそうだ。警備員が来た……」 「何!それじゃあ、さっさと撤収しようか。」 2人はお互いの顔を見合わせ。 フェイスマスク被り、勢いよく金庫室を飛び出し、通路の奥にいる警備員に飛びかかって行く。 突然の攻撃に驚いた警備員は発砲も出来ずに2人に当て身を喰らわされ意識を失っていく。 法臥は細切りに時間を止めたり遅れさせる事で相手のみぞおちや顎を正確に狙う 一方、ジャックは素早い身のこなしとどこから出したのか、トンファーで警備員殴打し気絶させていく。 警報も鳴らされる事なく2人は施設の外へ脱出した。 日本 「ご苦労だったな、君らが持ち帰ったデータは近海の海底の地形データだ。これで依頼人も安心するだろう。」 神月が満足そうに2人に言った。 「今回の報酬は口座に振り込んでおいた………修兵は手渡しだったな。」 神月はそう言うと法臥に封筒を手渡した 「あの………なんだか中味がとても貧相な気がするんですけど……」 「お前はジャックと違って装備品から武器まで全てがウチのもんだからな、損耗した分の経費は引かせて貰った。」 法臥は神月の無情な宣告を耳にしながらも封筒の中味を覗く。 「まぁ、何とか今月は生きていけそうです。」 法臥は嬉しいとも悲しいともとれない笑いを漏らした。 end
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#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (fトロッコ.png)トロッコ【とろっこ】 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (トロッコ.png) 矛グラはオブジェクト2-8。 牛乳や卵、その加工品を運搬する喋るトロッコ。 もしもシリーズ以外のツクール作品ではトラップとしての起用が多い。 関連キャラ 牛,鶏,安五郎,勇魚,ノックアウト:仲間 カテゴリ:牛&鶏シリーズ
https://w.atwiki.jp/moshimorpg73new/pages/268.html
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (fあわび.png)あわび【あわび】 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (あわび.png) もしもあわびファンタジー56+で初登場。 基本的にモブキャラである。娘様軍シリーズに登場。 あぜか音声で「あわ~び」と鳴く事がある。 長編では台詞も多く、女性として登場。 関連キャラ 娘様:君主 モルツ:仲間・モブ仲間 ドラゴンナス:仲間・生産者 マッシュ:仲間 ゲーフィー:仲間 鳥人間:仲間 カテゴリ:娘様軍,ゲスト