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だんだん仕事にも慣れて、由美ちゃんともちょっとずつ仲良くなっていった。 由美「洗い物お願いします」 米村「おう、任せとけい」 由美ちゃんにならドッサリと食器を持ってこられても平気だ。 というよりもこうやって言葉を交わせるからどんどん来てほしい。 佐倉「はい食器、急いで」 相変わらずこの人は苦手だ。目つきも性格もキツイし、なんか嫌だなあ。 佐倉「急いでよ」 米村「へーい」 まあ、単純作業だからいいけどね。 しかし・・・ 「おい、4番オーダーとってないだろ!?」 「8番席、注文したのと違うってー!」 「店長、クレームの電話入ってまーす!」 「お客さん待ってるよ!」 「厨房間に合いませーん!」 おいおい、かなり混んできたなぁおい。 「米村くん、ちょっと手伝って!」 米村「はい、何を?」 「オーブンからグラタン出してほしいんだ」 米村「はい、オーブンどれですか?」 「そこそこ、今通り過ぎたとこ」 米村「あ、これ!?」 家庭用のオーブンを想像していたのだが、やっぱり違った。 非常に大きくて、ずっしりしてるっていうかなんていうかだった。 とりあえず開けるか・・・固いな ボンッ!! ふう、この俺が結構力を使ってしまった。 お、グラタンがあるやんあれを出せばいいんだな。 「あかんあかん!!手でやるな!!トングを使うんだよ!!」 米村「あ、はい」 やっぱりそうか・・・トングをもって・・・ カスッ、カスッ なかなかうまくつかめない。 カスッ、カスッ・・・ちょん 手の甲がオーブンにちょっとついた。 米村「熱ちー!!」 「大丈夫!?」 米村「はい、まあ」 結局グラタンはその人が出してくれた。 思ったより熱くなかった・・・のはそのときだけで、後になってすごかった。 風呂のお湯とかでもすごいしみたし、こんがり風に変色してきてる。 ふざけんな。
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「田井中と巨人小笠原がドバイに来る……だと……? ……ならば、こちらもこうしてはいられない………!」 その頃、タクアンは地味に田井中さんと巨人小笠原が生き返ったのを悟っていた。 そして、タクアンが地味に二人を迎撃するための準備をしている時であった。 「僕と契約して魔法少女になってよ!」 「………?」 インキュベーターに地味に契約を迫られた。 「君だったら、この宇宙史上最強の魔法少女に……!?」 だが、次の瞬間、インキュベーターの身体に地味にドバイが突き刺さった。 そして、そのまま田井中さんのいる方向……いや、地球の方向にぶっ飛んでいった。 「今の力は……まさか、ゲッター線の影響か?」 ゲッター線は人類以外を滅ぼそうとする存在だ。 故に人類ではないインキュベーターを徹底的に攻撃したのだ。 そして、この時にタクアンは自分が地味にゲッター線に選ばれた者だということ地味に気付いた。 【一日目・5時30分/外宇宙】 【ノイ・ドヴァイ(第六形態)@???】 【状態】測定不能な程の大きさ、DG細胞に感染、ゲッター線を吸収、自己進化超加速中、球体に手足とタクアンが生えた 【装備】太陽系サイズのエターナルソード、太陽系サイズのゴルディオン・クラッシャー 【道具】支給品一式、ドバイ×∞個 【思考】 基本:生き残る! 1:友の分まで生きる! 2:奪還屋達に澪本を買ってきて貰う 3:田井中さんと巨人小笠原を迎え撃つ準備を整える。 ※完全にタクアンの意識です。 【キュゥべえ@魔法少女まどか☆マギカ】 【状態】気絶、ドバイが突き刺さっている、全身にモザイクが掛かっている 【装備】無し 【道具】支給品一式、その他不明 【思考】 基本:タクアンさんと契約したい…… ※地球に向かって超スピードで移動中です。午前11時前後に到着する模様。
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佐々木さん、「俺の嫁」禁止令の巻 キ「どうした佐々木、寝不足か。夏休みだってのに塾とか色々大変そうだな」 佐「いや、そうじゃないんだ。確かに塾はあるんだが、最近毎晩、変な夢にうなされて寝不足でね」 キ「ほう、まさか淡色の閉鎖空間の夢でも見るんじゃあるまいな」 佐「そういうものではないんだ。特に情景はみないのだが、眠り込むと、色々な人の声が聞こえるんだよ。 声はそれぞれ違うのだが、皆同じセリフを繰り返すのが流石に少々不気味でね」 キ「ちょっとホラーがかってるなそれ」 佐「うむ、実際いい気持ちはしないよ。想像してみたまえよ。 一晩中「佐々木は俺の嫁。佐々木は俺の嫁」と繰り返されるんだ。 僕もこう見えてか弱い女子高校生だからね。ちょっと精神的に辛いところではあるんだ」 キ「変な夢だなそれ。ってか、近所にお前のストーカーがいて、夜半にお前の家の近くで叫んでるんじゃないか」 佐「やめてくれないか、おぞましい。帰り道は暗い所も多いんだ。あまり脅かさないでくれたまえよ」 キ「ああ、スマンスマン。しかし実際、なにかできることがあったら協力はおしまんぞ。できる範囲で」 佐「……そうだね、根本的ではないが即効性のものと、根本的だが君が18歳になるまで使えない方法があるかな」 キ「なんだそりゃ」 佐「要は、僕が誰かの嫁、ないしそれに近い状態になってしまえば「佐々木は俺の嫁」という言説は、 僕にとってかかわりがなくなるわけだよ。 まあ表面的には、僕が誰かと交際をするなどするというカモフラージュがある。抜本的な解決ではないが。 それとまあ、根本的な解決方法としては、僕が「佐々木」でなくなればいいのさ。 二つ目は、僕は可能だが、君は18歳になるまで日本の法律上不可能なので、まずは 前者から協力を願おうかね、キョン?」
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パル / PAL 【パル】 ポップンミュージック4で初登場したキャラクター。 パル / PAL 誕生日 担当曲 ポップン4 アクション(pm4) ポップン12 アクション(pm12) キャラクターポップ 台詞 ネット対戦 タウンモード 関連リンク 出身地 趣味など すきなもの きらいなもの UFOの墜落によって地球に流れ着いた宇宙人。 故障したUFOが直るまでの間、偶然通りかかったサイバーにいい人光線銃とヒーローとしての使命を託したというバックストーリーがポッパー図ラウンジのサイバー回で語られている。 本人もこう見えて正義の味方であり、普段はサイバーの実家に居候している。 一人称も自身の名前であるため容姿と相まって性別のないキャラクターに見えるが、男性キャラとして扱われている。 帽子のようなものを被っているが、頭部を保護するためのものである。 誕生日 6月24日 UFO記念日に由来。 担当曲 アナログテクノ UFOテクノ ポップン4 アクション(pm4) NEUTRAL GOOD GREAT FEVER MISS UFOが墜落しかけてパルが×をジェスチャーする。 JAM DANCE WIN FEVER WIN LOSE MISSと同じ。 ポップン12 アクション(pm12) NEUTRAL GOOD GREAT FEVER サイバーが登場。 MISS UFOから雷を食らう。ただしLOSEはこの後黒焦げになるパターンではない。 JAM DANCE WIN UFOに乗って宇宙の旅をする。(故郷に帰る途中?) FEVER WIN WINと同様。 LOSE UFOが墜落してパルが星(故郷?)を思い浮かべている。 キャラクターポップ 台詞 ネット対戦 攻撃 ダメージ GOOD BAD WIN LOSE タウンモード 関連リンク サイバー このキャラクターが描かれているレアカード 【見上げた夜空に】 【ズキューン★VISITOR FROM SPACE!】 【あつまれ!村井聖夜ファミリー!】 【□■ if pop n building □■】 【FULL OF SMILE ぼくらの世界】 キャラクター一覧/ポップンミュージック4 キャラクター一覧/ポップンミュージック12 いろは
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もこけーね 軍団変遷へ戻る 旗揚げ当初から選手登録があり 正統派プロレスユニットとして固い絆で結ばれている二人のユニット。 常に二人一緒に行動しており『絶対にパートナーを変えないタッグ』としても 『王道正等でクリーンな試合を行うタッグ』としても人気で 正規軍や主流派には帯同せず独自の路線で東プロリングに上がっていた。 リングに上がらない時も寺子屋上白沢塾での教育支援に尽力をしている 団体きっての有識者ユニットである。 メンバーは 上白沢慧音 藤原妹紅 意外なジンクスをもっているユニットとしても知られている。詳しくは別項で。 +正統派タッグユニット 結成~第21回大会まで 正統派タッグユニット 結成~第21回大会まで 当時破綻していた紅魔館のレミリア フランの初代LTW王者組を打ち崩し 二代目LTW王者に戴冠。絆の深さを見せ付けた。 その後第12回大会に紅魔館が分裂。スキをみた二人は 破壊王者フランの持つLSWベルトへも挑戦したがそれぞれ敗北。 それ以降はシングル戦線からは離れ、タッグベルトのLTW防衛に専念する。 強豪ゆかゆゆを倒すが次の博麗神社の霊夢 萃香組に破れ陥落。 以降はあまり表立った活動がなかった。 +流転と苦悩、そして転換 第22回大会~第32回大会 流転と苦悩、そして転換 第22回大会~第32回大会 その後、表立ったタイトルへの挑戦も無くまた積極的なカード編成にも組み込まれなかった二人。 何分『タッグパートナーを変えない』という方針のためマッチメイクしにくく、 またU3級のレスラー達が活躍の場を拡大させたために煽りを喰った形で 積極的な起用を見送られていたというのがその理由だったが、 リングに上がれないことが、上白沢塾運営資金に影響を及ぼし、 何より積極的にタイトルを狙いたいという姿勢が運営本部に汲み取られなかったことに 悩み続けた末に、GM天子に買収され、第27回大会からGM軍に参入。 『寺子屋支援』と『積極的マッチメイク権』に堕ちたかつての有識者タッグは その攻撃の矛先を団体へと向けた。 第31回大会ではLTWタイトルを強奪。 GM天子に買収された王者霊夢の裏切りを利用した形となり 王座に再び返りついた形となったが、かつての正統派姿勢はもはやどこにもなく ファンからは大ブーイングが起こった。 しかしその実力は本物であることを即座に行われた防衛戦で示し、 また第32回大会では元博麗神社メンバーを返り討ち。 GM天子への忠誠心、そして 権力と力こそが東プロにおける正統であると知らしめてしまった。 +凶悪な筆頭守護 第33回大会~第38回大会 凶悪な筆頭守護 第33回大会~第38回大会 充電期間後の初登場ではついにもこけーねとしての出場ではなく 妹紅,慧音がそれぞれ別々にタッグで登場する。 妹紅はシスターズと、慧音は霊夢と合流し対戦相手を跳ね除けた。 またその顛末から第34回大会では霊夢と妹紅が紫 藍とのコントラ戦が決定し 個々の実力の高さからも当面はLTW王者としての活動よりも GM軍主力としての要職が主戦場となると考えてられている。 もっともLTWタイトル自体が東プロの歴史上抗争のエサであり、タイトル保持者への毒にもなっていたことから 今後の展開を読むことは容易ではない。 東プロが歴史を創るのではない、慧音が歴史を創り、妹紅がその歴史をファンの目に焼き付けている それが今日のもこけーねの存在感の強さでもある。 +新たな展開へ 第39回大会~ 新たな展開へ 第39回大会~ 第37回大会にて、あやこま、スカーレット姉妹の2組がLTWへ名乗りを上げた。 ファンの下馬評も、もこけーね自身も、かつての初代LTW王者であり、それぞれが至高のLSWを巻いた こともあるスカーレット姉妹がコンテンダーとして名乗りを上げるものと予想していた。 しかしコンテンダーマッチを勝利したのは誰もが目を疑うあやこま。 もこけーねも、その展開をまったく予想していなかったことは、コンテンダーマッチ後のマイクを見ても明らかだった。 そして行われた第39回大会のタイトルマッチでは、終始押し気味に試合を進めるも、 まさに一瞬の隙を突いた文の前に慧音が押さえ込まれ、ベルトを失ってしまう。 試合後、GM軍の行為についに切れた慧音がGM軍離脱を宣言。最初は残留するかに見られた 妹紅も、結局は慧音と共にGM軍から去ることとなった。 この2人の行為に対し、今やGM軍筆頭となった霊夢が即座に制裁を宣言。 また、これまで2人とは対立していた輝夜や、慧音の説教に辟易していたというてゐが これまで一応は仲間だったことで自粛していた分を、これからはおおっぴらにぶつけてくるのは 間違いない。 しかし、これまでのもこけーねの行為を忘れたわけではない他選手が、即座に助けの手を伸ばすとも 考えにくく、未だ強大なGM軍相手にいろいろな意味で苦戦を強いられそうな今後である。 このページを編集
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あんまり熱いので川辺で涼しんでいたら、やたら甲高いカエルの声が聞こえてきた。 「ケローっ! ケローっ!」 なんだか泣いているらしい、生えた草を踏みつぶしながらこっちに向かっていく。 よく見ると、その後ろから水色のゆっくりが追いかけていた。 「アタイったらゆっくりね!」 どう見てもゆっくりだね。 どうやらゆっくりカエルはあのゆっくりに追いかけられているらしい。 ゆっくりカエルはぴょんぴょん跳ねて逃げ回るが、水色のゆっくりは上下に動かず、そのまま平行に動いて追いかけてる。どうやって移動してるんだ、こいつ? 「アタイったらゆっくりね!」 「ケローっ!」 突然、水色のゆっくりが一回り大きく膨らむと。 口から冷気を吐いて逃げてたカエルを凍らせてしまった。 ……おぉっ、そんなこと出来るのか。 「やっぱりアタイったらゆっくりね!」 「……あ、あ~う~……」 体が冷凍されてカエルの動きが止まっている。水色のゆっくりはそのままカエルに近づいていって……。 あ、食べた。 「あぁあああぁぁあぁあぁあっ!」 「ガジガジ」 「やめっ……たずっ……」 カエルシャーベットはあっという間に水色のお腹に収まっていった。水色の大きさは大体30センチぐらい、カエルも同じぐらいだったんだが……スゲェ喰うな。 「アタイゆっくりだよっ! ゆっくりしてるよ!」 食べ終わると高らかに周りに宣言し始める水色ゆっくり。周りには誰もいないのに誰に言ってるんだ。 水色の体は宙に浮き、その辺を行ったり来たりしている。 こいつ、飛べるのか。 飛べるゆっくりなんて肉まんかあんまんぐらいかと思ったが、他にもいるんだな。 ……。 暴れ回っている水色を見て思う。 こいつがいたら、部屋も涼しくなるんじゃね? ……。 取りあえず話しかけてみた。 「ゆっくりしていってねっ!」 「ゆっ? アタイゆっくりだよっ!」 ……それが挨拶なのか? 「ああ、見てたよ。見事にゆっくりしていたな」 「そうだよ! アタイったらゆっくりだからねっ!」 おまえの言ってることはよくわからん。 「なるほど。でもやっぱりゆっくりなら、よりゆっくり出来る場所に行きたいものじゃないか?」 「ゆっ? アタイゆっくりしてるよ?」 「ここもゆっくり出来るけど、俺はもっとゆっくり出来る所を知っているんだ。興味ないか?」 俺の言葉に、水色は眉間に皺を寄せて考えている。よくわかってないらしい。 ……ゆっくりは馬鹿だ馬鹿だと思っていたが。 こいつは、輪をかけて馬鹿だな。 あまりに話が通じないので、掴んで持っていくことにした。 「ゆっ! アタイに何するのっ!」 「冷てっ!」 水色に触った瞬間、手に走る冷たさ。手がくっつくかと思った。こいつ氷で出来ているのか? 急に触れて機嫌を損ねたらしい。冷気を出した時のように顔が膨らんでいた。 「おじさんはゆっくりじゃないね! どっか行ってね!」 いつ俺がゆっくりだって言ったんだよっ! ……ちょっと腹立ってきたぞ。 「お前だって、ゆっくりじゃねぇよ」 その言葉は心外だったらしい。凄い形相でこちらを睨みつけてきた。 「アタイはゆっくりだよっ! ゆっくりしているよ!」 「どこがだよ! 全身氷のゆっくりなんて聞いたことねぇよ! あんこ吐けあんこっ!」 「ムッキーっ! ゆっくりったらゆっくりだよ!」 「だったら付いてきて証明してくれよ。お前がゆっくりだって」 「いいよ! ゆっくりしにいくよ!」 売り言葉に買い言葉。 気づいたら、水色が家へ来る流れになっていた。 俺にとっては願ったり叶ったり……なのか? なんだか間違えた気が……。 家に連れてきて3時間もすれば、自分がどれだけ間違えていたかがよくわかった。 畳の上を歩いたら畳が凍りつく、冷気を吐かせて涼しくしようと思ったら「アタイやすうりはしないよっ!」と言われる始末。それじゃ西瓜でも冷やすかと水色の上に置いたら凍りつき、後々「なにするのさっ!」と怒られる始末。 そして何よりも。 「アタイったらゆっくりねっ! アタイったらゆっくりねっ!」 意味もなく騒いでいるのが最高に鬱陶しかった。 こんなに使えないなんて……。 俺は頭を抱える。正直とっとと放り出したいところだが、体が冷たすぎて触れない。それじゃ勝手に帰るのを待とうと思ったら、どうも家が気に入ったらしく、まるで帰る気配がない。 他のゆっくりなら食べれば済む話だが、正直、30センチの氷を食べるなんて考えたくもなかった。 まさか力ずくで相手に出来ないゆっくりがこんなに扱いづらいなんて……どうしたものか。 ……ん? 「アタイったらゆっくりねっ!」 相変わらず叫ぶゆっくりは放っておいて、俺は思考を走らせ始めた。 そういえば……。 立ち上がり、押し入れを漁り始める。ここに確か……お、あった。 俺は鉄のかたまりを持ち上げると、水色の目の前に置いた。 「ゆっ?」 鉄のかたまりを指さして、水色に言う。 「ここに平べったくて乗れそうな所があるだろう」 「アタイゆっくりだよっ!」 ……まぁ理解したってことだろう。 「お前ここに乗れるか? 無理かなぁ、狭いかなぁ?」 「ゆっ! アタイゆっくりだもん! のれるよっ!」 案の定、挑発に乗って移動する水色。普通のゆっくりなら苦戦しそうだが、空を飛べる水色はあっさりと上に乗ってみせた。 「ほらねっ! アタイったらゆっくりでしょっ!」 「はいはい、そうだね」 乗るのはすげぇ速かったけどな。 俺は鉄のかたまりの頭についているレバーを回していく。 ほどなくして、水色が上から押さえつけられた。 「ゆっ!」 さてと。 用意しておいた器を下に置く。 「何するのおじさん、アタイゆっくりだよっ!」 はいはい。 横のレバーを回し、かき氷を作り始めた。 「あ、ああ゛あ゛あ゛ぁあ゛あ゛ぁっ!」 水色が回転し、器に削られた氷が乗せられていく。 「あ゛がががががっ!」 シャリシャリと音が鳴りながら、あっという間にかき氷が出来上がった。 「あっ……あっ……」 おおっ、普通に食えそうだな。えーと……。 出来上がったかき氷を手に俺はふと気づく。 そういえばシロップがなかった……。 俺はかき氷を一端置くと、そのまま外へと出る。 どうせその辺に……お、いたっ! 「みんなゆっくりしてねっ!」 「ゆっ!」 「うん、ゆっくりするよっ!」 そこにいたのは、ちょうど手のひらサイズの子供達3匹を遊ばせようとしていたゆっくりれいむの家族だった。 取り合えず親れいむを蹴り飛ばす。 「ゆ゛ぐっ!?」 変な叫び声を上げて飛んでいく親れいむ。こいつらってよく歪むから、あまり遠くまで飛ばないんだよなぁ。 「お、おかあさんっ!?」 「なにするのおじ──」 有無を言わせず、その場にいた子供れいむをかっさらっていく。 「うわあ゛あ゛ぁあ゛ぁぁっ!」 「なにずるのっ! ゆっぐりざぜでっ!」 「おがあざーんっ!」 子供の声に活性化されたのか、いきなり親れいむが起き上がってくた。元気だなこいつ。 「れいむのあがじゃんがえじでぇえぇぇぇっ!」 シュートッ! 「めぎゃっ!?」 ゴーーーールッ! 綺麗な放物線を描いて、親れいむが飛んでいく。……我ながら綺麗に飛んだな、体歪んでるのにぜんぜん減速してねぇや。 あ、誰かの家に飛び込んだ。 「いやぁあ゛ぁぁあ゛ぁあ゛ぁぁぁあ゛あ゛っ!」 「おがあ゛ざあぁぁあぁあぁぁんっ!」 邪魔者を排除して、俺は家へと戻ってきた。 「あっ! どこ行ってたの! アタイをむしするなんておじさんゆっくり──」 煩いのでレバーを回す。 「あぎゃぎゃぎゃぎゃっ!!」 水色を黙らせて、俺はかき氷を確認する。よかった、まだ溶けてないな。 「おじさん! 早くれいむたちをかえしてね!」 「おじさんとはゆっくりできないよっ!」 「ゆっくりしねっ!」 手に抱えていた子供れいむたちを、そのまま手のひらで丸めていく。 「うぎゃぁあ゛ぁぁあ゛っ!」 「うぷぷぷぴゅっぷぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅっ!」 「やめでうぶあおじあぶげまぜうぎゃっ!!」 しっかり混ざったあんこを、そのままかき氷の上に乗せた。 氷宇治あずきの出来上がりと……。 一口食べてみる。 ……うーん。 普通の氷宇治あずきより喰いづらいが、そのまま氷を食べるよりマシか……なにより甘いしなっ! 「ここか」 「ここだよ! ここに入っていったよ!」 「これで嘘やったらタダじゃすまさへんど」 あん? 玄関の方で声がした瞬間、大きな音を立てて扉が開かれた。 「ゆっくりっ!」 なんだ、さっきの親れいむじゃないか。……あれ? 「ちょっと失礼しますよ」 親れいむの後ろには男が付いてきていた。何だ? 「なんか用ですか?」 「いや、さっきこのゆっくりが窓から飛び込んで来てな。ふざけるなと怒鳴ったら、吹き飛ばしたのは兄ちゃんやって言うんで話聞きにきたんや」 ガラ悪っ! つーかこのゆっくり、あれだけけっ飛ばしたのになんで生きてるんだよ……。 「そう言われても、俺今日ここから出てないですし……」 「なにいってるのさ、さっき──」 レバーを回す。 「あぎゃがぎゃがっ! も、もうやめでよ゛っ!」 余計なことを言うからだ。 「それにゆっくりをけっ飛ばすなんて誰だってやるでしょ、俺だっていう証拠がないじゃないですか」 「まぁそうなんやけどな……」 俺の言葉に面倒くさそうに頭を掻く男。どうも泣きつかせて儲けようという考えだったらしいが、引く様子がないので迷っている。 そもそもガラス代も、この親れいむを加工所に連れていけばちょっとは金になるし、大きな騒ぎにしたくないのが本音だろう。 「ゆっ! そんなことないよっ! れいむを蹴ったのはおじさんだよっ!」 ……煩いのがまだいたか。 「だから証拠がないだろう。何かあるのかよ」 「れいむの子供どこにやったのっ! あの子たちがいる筈だよ!」 「この部屋のどこに子ゆっくりがいるんだ?」 周りを見渡す男と親れいむ。もちろん子ゆっくりなんて影も形も見あたらない。あるのはかき氷に乗ったあんこだけだ。 「ゆっ! そ、そんなはずないよ! どこにいるのぉっ!」 呼び掛ければ返事をしてくれると、親れいむが叫び始める。 その間に、男と目があった。 「……」 手に持っていたかき氷を見せる。 「……」 男は頷くと、そのまま親れいむを片手で鷲づかみにした。どうやら伝わったらしい。 「ゆっ!? な、なにするのお兄さん!!」 「どうやら嘘だったみたいだな……」 その言葉に、親れいむは饅頭肌を青くして震えた。 ……どうやって色変えてるんだ、この不思議生物。 「ち、ちがうよ、れいむうそなんて」 「それじゃ約束通り、加工所いこか」 「いや゛ぁぁぁあ゛ぁぁあ゛あ゛ぁぁっ! かごうじょばい゛や゛だぁぁぁあ゛あ゛ぁっ!!」 暴れ回るが、ゆっくりが人の力に逆らえるわけがない。 食い込む親指の感覚に震えながら親れいむは連れて行かれる。 ……。 出て行く瞬間、俺は親れいむが見えるようにかき氷を食べ始めた。 「あ゛あ゛っ!!」 扉が閉められる。 親れいむの暴れている声が聞こえていくが、もう俺には関係ない。 ……やれやれ。 ため息をついてその場に座る。予想してなかった騒ぎに疲れがたまった。 ……。 俺は最後の光景を思い出し、思わず顔がにやけてしまう。 あの絶望で満ちた顔に、俺は溜飲が下がる思いだった。 さて。 業務用かき氷機の方を見る。 「おじさんゆっくりじゃないねっ! 早く外してねっ!」 さっきは喋らなかったので、ちょっとは学習したかと思いきや、時間が経つとまた水色は喚き始めた。 ……やっぱり、馬鹿だから数分で忘れたんだな。 それだけ忘れられたら、人だと幸せに生きられるんだろうが、水色が忘れても鬱陶しいだけだ。 しかし、どうするか。 全部削って食べるのは流石に辛い。 いっそ、削ってそのまま流しに捨てるか。 水色を処分する方法を考えながら、取りあえず腹が減ったので俺は洗い場の方へ向かう。 「ちょっとむししないでよっ! アタイはむしたべるんだからねっ!」 ……。 一瞬、無視なんて知っていたのかと思ったが、やっぱり馬鹿は馬鹿だった。 何かないかと食材を探し始める。 えーと、何か食えるものが……。 ……あ。 「だからむししないでっ! アタイたべちゃうよっ!」 ……うん、面白そうだな。 俺はその場から離れると、今度はかき氷機に近づいていった。 「ゆっ?」 「わかったわかった助けてやるよ」 頭についたレバーをゆるめ、水色を動けるようにする。 途端、水色は俊敏な動きで逃げ出していた。 「ゆっ! ようやくアタイがゆっくりだってわかったみたいね!」 だから、その速さのどこがゆっくりなのかと。 「でもおじさんはゆっくりじゃないねっ! アタイそろそろかえるよっ!」 「ああ、帰るのか?」 「ええ! ゆっくりじゃないおじさんはとっととれいとうはそんされてね!」 破損してどうする。 「残念だな。せっかくエサを用意してたんだが……」 言った瞬間、水色がこっちを見ていた。凄い食いつきだな……。 「エサっ? アタイしたにはうるさいよっ!」 「ああ、ゆっくりには美味しいって絶賛されているものがあってね。それなら満足できると思ったんだ」 ゆっくりに絶賛と聞いて興味が惹かれたらしい、さっきまでとは打って変わって瞳が輝いている。 「いいよっ! ゆっくりたべてあげるねっ!」 「そうかい、それじゃちょっと待ってな」 俺はまた洗い場へ引き返す。 水色に与える食材を手に取り、そのまま引き返してきた。 「それじゃ今から目の前に置くから、ちゃんと凍らせろよ」 「もちろんだよ! アタイに任せておいて!」 顔を張って自信満々に言う。 俺は手を開き、素早く食材を置いた。 水色の顔が膨らみ、瞬間冷凍しようと冷気を吐く。 しかし、食材が凍ることはなかった。 「ゆっ?」 「なんだ、凍らないみたいだな」 食材は水色よりも小さいながら同じゆっくりだ。しかしゆっくりカエルを食べていた水色には特に疑問はないらしい。特に気にせず、どうして凍らなかったのかを考えている。ああ、馬鹿でよかった。 「まぁいいじゃないか。そのまま食べてみたらどうだ?」 「もちろんアタイそのつもりだよっ! おじさんはだまってて!」 はいはい。 言われた通り黙っておくと、水色は躊躇せず大きく口を開けて、そのゆっくりを飲み込んだ。 「もぐもぐ」 「……」 「もぐもぐ……っ!?」 突然、口を開いたまま水色が痙攣し始めた。 「どうした? 美味しくないかっ?」 「ちがうよっ! アタイゆっくりだよっ!」 なんか慣れたな。 「お、おじさんっ!」 「なんだ?」 「あ、熱いよっ! すっごくあつじっ!?」 水色が最後までいい終わらないうちに、食べたゆっくりは水色の頭を通って中からはい出てきた。 「もこーっ!」 それは、ゆっくりもこうだった。 やっぱり、中で燃えると溶けるもんなんだな。 「あ、あああああああああっ!」 水色の痙攣は止まらない。もこうはそのまま水色の頭に乗って燃え続けている。 「もっこもこにしてやるよっ!」 「とける、アタイとけちゃうっ!」 もう頭の上部分は完全に溶けて、俺の家の床を水浸しにしていた。あとで掃除しないとな……。 「おじさんっ! 水っ! 水ちょうだいっ!」 「水ならそこの壺に入ってるぞ」 言い終わった途端、壺に向かって飛んでいく。 しばらくして、水色の大きな声が聞こえてきた。 「なかからっぽだよぉおおぉおおおぉおおぉっ!」 そりゃな。もったいないじゃないか、水が。 俺は両手でしっかり抱え、そのまま壺に向かっていく。 中を覗き込むと、もう半分近く溶けきった水色がそこにいた。 「お……おじさ……アタイ……」 「何だかさっきよりゆっくりしてるなっ!」 「……ち、ちが……」 「そんなお前にプレゼントだ。受け取ってくれっ!」 水色の上へ抱えていたものを落としていく。 抱えていたのは大量のゆっくりもこうだった。 「あ……」 「もこたんいんしたおっ!」 全員が一斉に炎を纏う。 「……あた……」 あっという間に、水色は溶けきって水に変わっていた。放っておけば蒸発し、跡形もなくなくなるだろう。 俺は安心と落胆でため息をついた。 やれやれ、もうちょっと使えると思ったんだがなぁ……。 もこうは一定時間炎を纏う。出せる時間に制限があるものの、物を燃やす時はかなり便利だ。 俺は使えるゆっくりはちゃんと使っていくが、使えないゆっくりほど邪魔なものはない。 いいゆっくりは、使えるゆっくりだけだ。 さて……。 改めて飯を食おうと、洗い場へ近づいていく。 「もこーっ」 そこに残っていたゆっくりもこうが、元気な声を上げていた。 End ゆっくりちるのをゆっくりもこたんで溶かしたかった。 すっきりー。 by 762 このSSに感想を付ける
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「…あ…長政様に…そんな…」 「遠慮するでない…」 「ん…市…初めて…なの…」「だが心地良かろう?」 「…市ばっかり…気持ちいいなんて…長政様…にもしてあげる…」 「たまには市もこうされたいであろう?」 「…はぁあ…すごく…気持ちいい…の…」 「市…力をもう少し抜け…」 襖の向こうで興奮する幸村… (まっままままさかこんな真昼からとは長政公も大胆過ぎでござる…! やはりお市殿の魔性にっ) 「…今度は…市が、してあげる…ね?」 「気遣うでない…おおっいつもながらこの痛みがたまらぬ!」 「…長政様…こんなに硬くなってる…」 「このところ溜まっておったから…な…市…いいぞ…」 (お市殿がなっ長政殿に?!大胆過ぎでござるっしかも痛いのが良いなどと長政殿は責められるのがまさか趣味で在られるのかっ!そっ某もう我慢の限界!) 「長政殿!某も仲間にっ」 「幸村殿もこの足ツボ捺しに参加されたいのか?」 そこには長政の足の裏を揉んでいるお市がきょとんとして見ている。 「…長政様はね、市の肩凝りをほぐしてくれたの…」 「市にもたまにはお返ししてやらねば悪いからな」 「…長政様…幸村殿が…勘違いしてるよ?」 股間モッコリで鼻血を出している幸村。 「幸村殿…何を想像しておられたのだ!破廉恥なっ」 「おおおおお館様には内密にぃいっ!」 「…幸村殿も…早くお嫁様…もらえばいいのに、ね?長政様?」 「全くだな…夫婦というものは善きものぞ?」 「…は…はぁ…某失礼致す…」 パタン 「幸村殿…何の用だったのかしら?」 「皆目見当も付かぬが…まあ落ち着きの無さはいつもの事だ、気にするな市」 「幸村殿が誤解してたの…こんな事?」 急に長政に口づける市。 「市は甘えん坊だな…おいで、今は抱きしめるだけぞ?…まあ勘違いしていたのは…そういう事であろうな…」 「…むっつりすけべ?」 「何処でそんな言葉を?!」「…この前みんなで…お風呂に浸かってた時にね、義姉様やおまつ様が言ってたの…」 「…市…お風呂はこの部屋の温泉にしなさい…」 「…藁人形と一緒に入ってもいい?」 「一緒に入ってあげるから藁人形はやめるんだ、市」 「嬉しい…長政様とお風呂…」 市の天然っぷりに困りながらも微笑む姿にまあいいかと思う長政であった…
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(=ω =.)「シン~(べたべた)」 シン 「こなた……くっつくのは構わないんだが……背中に当たってるぞ(ぷにぷに)」 (=ω =.*)「……当ててるんだよ(ぽっ)」 シン 「……こなた、信頼してくれてるのは嬉しいんだが、オレも男なんだぞ」 こなた 「シンなら……ううん、シンに襲ってもらいたいんだよ(ぷにっ)」 シン 「こなた!!(がばっ)」 (=ω =.)「(どさっ)……シン(ドキドキ)」 シン 「こなた……(←右手のシャイングパルマを押し倒したこなたの胸へと伸ばす)」 (=ω =.)「……シン(ドキドキ)」 シン 「こなた……(あと10センチ)」 (=ω =.)「シン……(あと3センチ)」 シン 「――っ、煩悩退散!!(ぐちゃっ)」 Σ(=ω =.)「シ、シン!?」 シン 「……おぉぉぉをををぉぉぉ(青い顔で)」 (=ω =.)「シ、シン~、なんで自分のあそこを殴るの!?」 シン 「……衝動じゃ駄目なんだ……ちゃんと、ちゃんと腹を決めてからじゃないと……(脂汗をかきながら)」 (=ω =.)「なにを決めるの、シン?」 シン 「向こうでの生活を捨てて、全部捨てて、こっちにずっと……ずっと居るって心に誓って…… そうじろうさんとかなたさんに、こなたを絶対しあわせにするって誓えるようになってからじゃないと……(息も絶え絶えに)」 こなた 「……シン、そこまで私のこと……真剣に考えててくれたの?」 シン 「こなた……女の子に恥をかかせて悪いけど……もうちょっと待ってくれ……(床に突っ伏しながら)」 こなた 「うん……私待つから……ずっと待つから……ゴメンね、シン。私が先走っちゃたから……」 シン 「気に……するな……(←手加減を忘れたために気絶)」 こなた 「シン……膝枕ぐらいはしても……いいよね?(シンの頬をいとおしげに撫でながら)」 そうじろう「……必殺技『父の魂』で乱入しようかと思ったけど、まあ……今回は見逃すか…… かなた……こなたもこうやって女の子らしくなっていくんだな……」 前 戻る 次
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Ⅰ(クラーダ) 受注時 つ、次から次にすみません…… あの、先輩、迷惑だったら 言ってくださいね。 えっと、今度は 砂漠のエネミーについて 取り上げてみようと思っているんです。 惑星リリーパの砂漠は、乾燥した 過酷な環境だって習いました。 気をつけて行ってください。 報告時 あ、ありがとうございます。 これがブーストエネミーになった クラーダのデータですね。 それにしても、ダーカーもこうなるん ですね。わたし、原生種や龍族だけが なるものかと思っていたんですけど…… 勉強になりました。 先輩、どうもありがとうございます。 Ⅱ(シグノガン) 受注時 こ、こういうの 機甲種っていうんですか? す、すみません、わたし勉強不足で。 えっと、その機甲種ってすごく硬そうに 見えたんですが、原生種と同じように ブーストエネミーになるんでしょうか。 先輩、また今回も 教えてもらっていいですか? 報告時 あ、ありがとうございます。 これがブーストエネミーになった シグノガンのデータですね。 機甲種も、やっぱり ブーストエネミーになるんですね。 体の硬度は関係ないのかなぁ…… あっ、す、すみません。 わたし、一人で ぶつぶつ言い始めちゃって…… どうもありがとうございました。 先輩、それじゃまた。 Ⅲ(グワナーダ) 受注時 あ、ありがとうございます。 わたし、いつも協力してもらうばかりで すみません…… グワナーダは、砂の中から襲ってくる 危険なダーカーだって聞きました。 あの、気をつけて行ってくださいね。 わたし、先輩が戻るまで 待ってますから…… 報告時 お、お帰りなさい! ちょっと、心配しちゃいました。 無事に戻ってきてくれてよかったです。 ……先輩、あの、わたしがどうして アークスになろうと思ったのか この前、言いませんでしたよね。 わたし、アークスの兄がいるんです。 それで、兄のお仕事の話を聞くうちに アークスにあこがれるようになって。 わたしでも、アークスになれば 人のためになれるんじゃないかって ……ば、漠然とした動機ですみません。 だから、アークスになるためにも もっといろいろ教わりたいです。 またお願いしますね。
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子供向けのパンフではなく、大人向け、という感じで書いています。子供向けは地味に、というかかなり難しい……。 『ゆっくり』を飼う時に気をつけるべきこと 『ゆっくり』という生物なのか、妖精なのか、はたまた他の何者かすら分からない存在がいる。 まあ、あのエキセントリックな形状や、ふてぶてしい造形、ふとみせるかわいらしさに魅了されているのは確かであるが 飼い方を理解しないうちに買ってしまい、大変なことになってしまう例も増えているので、このような文章を執筆する事に相成った。 基本的に、このパンフレットでは彼ら(オスやメスといった区別が無意味であるが)の選び方、飼い方、躾の方法 ゆっくりと人間とのよりよい関係の構築を図るためには、どうすればよいのか、を述べていく。 まあ、有り体に言えば、どうやったらお互いゆっくりできるのか、という事だ。 実は、これが簡単なようでいて、非常に難しい。 ゆっくりは種類にもよるが、概ねゆっくりしたい欲求というものがあり、これを満たすことが野生では難しい。 対して、飼育環境下では、普通の飼い主であれば飢えで苦しむ事も無いし、雨の対策で一苦労という事も無い。 人間とは言葉が通じるため、自分のやってほしいことを人に伝える事が簡単である。 という点も、ゆっくりしたい欲求を満たすハードルをさらに下げる。我侭になりやすいのだ。 そうなってからでは遅い。では、どうすればよいのか、を簡単ながら、説明していきたいと思う。 1.ゆっくりの選び方 a.品種 家庭で飼育する動物としては異例なほど大きくなる品種や、または極端に小さい品種など、大きさに非常に幅があるため、これは重要な部分である。 小さいアパートなのに、れてぃなどの大きくなる品種のゆっくりを購入することなどは避けるべきであるし、 極端に小さい品種(大きくなっても、ゴールデンハムスター程度)の場合はケージを購入していなければまずい。 多頭飼いをする場合は、なるべく相性がいい種族同士で組み合わせてやる事が重要である。 例えば、もこうとちるのや、れてぃ、あるいはかぐやなどを一緒の環境で飼育する事は、お互いの為にならないので止めておくべきだろう。 要は『ゆっくりできない』為に飼い主にもゆっくり同士にもストレスが蓄積するからだ。 逆に、らんや、ちぇん、或いはまりさとれいむ、ありすとまりさ、まりさとぱちゅりー、れてぃとチルノ もこうとけーねなどの組み合わせは相性がよく、非常に『ゆっくりできる』組み合わせである。 この中では、まりさとれいむ、ありすとまりさ、まりさとぱちゅりーなどなどが、多頭飼いをする際に比較的容易な組み合わせだろう。 b.外見 他の生物と同じで、基本的には毛並みや色艶を見る事が大事である。 体表にひびが入っていたり、髪がパサついていたりした場合、ストレスに弱い固体か、極度のストレスを受けているという事になるので、そういった個体を飼う事は避けたほうが無難。 また、リボンや帽子などが破れていたりした場合も、同様である。 同時に、ゆっくりを買うにあたっていい店かどうか、という判断材料にもなるため、しっかりと見ておくことをお勧めする。 また、特に変わった個体を買う事もお勧めしない。 そういった個体は気性が荒かったり、ゆっくりというカテゴリーの中から見ても行動や性格が変であったりする場合も多い。 初めて飼う場合は、避けたほうが良いだろう。 c.血統 基本的にペットショップなどで購入する場合は、親がはっきりしているケースも多いのだが、これは重要である。 友人などから貰う際も、最低限親の代の話を聞いておくべきだろう。 というのも、親の繁殖方法と、子の繁殖方法は同じである事が多いためだ。 多頭飼いをしないから安心かと思いきや、単為生殖が可能な品種も存在する為、気がつけば大変なことに、という事態が発生する事もある。 最低限調べておくべき事だ。 また、大型化する種族でも、片方の親が小型品種、ないし標準的な大きさの品種と掛け合わされたケースがあり あまり大きくならないように調整されていることもあるので、どうしても大型の種族がほしい。 という場合には、そういった調整された子を購入するという手もある。 ただし、値は張るうえ、遺伝的に問題を抱えているケースがあるため、どうしても、というケースでもなければ避けるべきだ。 2.ゆっくりの飼育環境 a.用意すべきもの 実は、この項目ほど書くことにこまるものはない。多種多様すぎるのだ。 基本的に小さい品種は、ハムスター用の金網ケージやガラスケースを用意し、ゆっくり出来る家などを置いてやればよく、下は砂を敷いてやる事をお勧めする。 砂利などはゆっくりの体を傷つけるので、使うのは避けるべきだ。 金網ケージには下に置く金網がついていることも多いが、ゆっくりの体を傷つける為、外しておくべきだろう。 水はハムスター用の給水機でよいが、ハムスターを飼う際と同様に水はお皿に入れて置いてはいけない。 ゆっくりは水を必要とするが、同時に水に大変弱い。さらには不衛生だ。 食事はゆっくり用のペレットがあり、それを低めの平たいお皿に入れてやればよい。 病気の際には、それらのペレットを噛む力がなくなることもすくなからずあるため、練り餌なども用意して置いて損は無いが、これは下地を汚しやすい為、常食には向かない。むろん排泄物などは無いが、ゆっくりは食事の際に散らかしやすいために、下地を汚しやすいのだが、練り餌の場合は顕著である。 ゆっくりできるように、定期的な掃除を心がけよう。 おやつだが、基本的に人間用のお菓子を与えても問題は無い。 ただし、喜ぶからと言って与えすぎると、肥満になって、獣医のお世話になる羽目になる。注意が必要だ。 標準的な品種の場合は、犬用の脱走防止柵やケージなどを用意し 食器として人間の子供用ビニル皿を購入、あとは自分の湯呑みを用意してやればよい。 ただし、ゆっくりの体はそうしょっちゅう傷つくようなものではないが、やはり角の有るものは、ウレタンなどを貼り付けるなどして 体を傷つけない配慮をしてやれば、お互いゆっくり出来る。 食事は人間と同じものでよく、塩分や味付けで特別な配慮は必要ない。 ただ、ゆっくりが食べられるように、魚や肉はある程度切っておくことや、味噌汁やお吸い物はすこしぬるめにしておくべきなどの配慮は必要だ。 おやつは、小型種と同様である。与えすぎてはいけない。 大型品種の場合は、室内飼いには向かず、屋外で飼う事になるが 初めは室内で飼うために、標準的な品種と同じような準備をする必要がある。 というのも、いかに大型種とはいえ、子供のころはあまり大きさに違いは無く、大人になる際に急激に成長するためである。 だんだんと外に慣らす訓練が必要なのは言うまでも無いが、野犬や鴉などにつつかれて死んでしまうこともあるので、初期は室内で飼ってあげたほうがよりゆっくりできる。 とはいえ、さすがに放し飼いにするのは近隣に迷惑である為、大型の屋根付ケージを用意する必要がある。 増水する可能性がある大雨が降っている場合は室内に入れられるようにしておくことも重要だ。 食事は人間と同じものでも問題は無いが、成長期には比較的多めに食べる為、大型種用のペレット食に慣れさせるようにするべきだろう。 食費がかさむ為である。 体つきの品種の場合は、標準型と同じものを用意してやればよい。 ただ、自分の箸を欲しがるので、それをご褒美としてやると大変喜ぶ。衣服を代える必要は無いが、中には着替えたがる子も居るので 着替えは用意しておいて損は無い。 特殊例としては、れみりゃ種や、ふらん種などは日傘を用意した方がよい。 ちるの種やれてぃ種には、夏に体を冷やす道具(アイスノンなど)を用意しておいてあげる事が重要だ。 もこう種は寒さに弱いので、防寒具を用意すれば喜ぶ。 ただし、不燃性の繊維を用いたものでなければ、もこうも防寒具も、さらには家も地獄を見る事になる。 最後に、基本的に人間にとって不快な環境はゆっくりにとっても不快であるため、なるべく部屋の掃除はまめにしておいた方がいい。 さもなければ、ゆっくりできない飼い主という烙印を押されることとなる。 b.気をつけるべきこと 基本的に、もともとゆっくりの体は野生で生きてきているだけに頑丈だが、それでも限界は存在する。 画鋲が刺されば痛いし、家具の角に強くぶつければ切れる。 猫のようにするすると移動できるわけではなく、ぴょんぴょん跳ねながら移動するので、段差などにも多少気をつけてやる必要がある。 階段を上り下りしたがっている時は、安全面を考えて、抱えて移動してやるのがベターだろう。十分に広い場合はこの限りでは無いが。 ウレタンなどで家具の角を覆ったり、十分に気をつけるように躾をすれば問題は無いが、やはり最低限飼う上で注意すべき事である。 そして、ゆっくりは比較的頭がよく、暇であるが為に悪戯を覚える事が多い。 或いは、おなかが減って、お菓子のつまみ食いなどをする事もあるため、これらの対策を怠るべきではない。 悪戯はきちんと叱り、お互いに気持ちよくすごすにはどうすればいいか、を教える事が重要である。 c.しつけについて 他の動物などと比べて、我侭になりがちであるため、子供の時に厳しくしつけをする必要がある。 悪戯をすれば口で厳しくしかるべきであり、悪戯の現場に連れて行って、どうしてこのようなことをしたのか、を聞きだし、謝るまではそのままにしておくべきだろう。 かわいい盛りであるが、だからと言って甘やかしてしまっては駄目だ。大人になってからでは、散々苦労をする羽目になる。 餌を与えない、たたくなどの体罰は推奨できないが、本当にひどい悪戯をした場合にはすべきだろう。 ただし、手や足を使っての体罰はエスカレートしがちであるため、器具を用いての罰の方がよい。 なぜなら、悪戯をされた後は、飼い主側の頭に血が上っているので、抑制を欠いた暴力の結果、死んでしまうこともあるからだ。 しつけとただの暴力は違うことを頭に入れておくべきだろう。それに、犬や猫と違い、言葉が通じる、という最大の利点があるのだから。 他にも理由があり、体罰を受けた子は、自分の子供にも同様の体罰を行い、殺してしまうケースがある。故に、体罰は推奨できない。 d.ゆっくりプレイスについて ゆっくりは、本能的にゆっくりぷれいすというものをさがす事に長けている。 たとえ親に教えられなくとも、その単語を知っているのだ。 基本的には自分で見つけるものなのだが、人間にとって重要なものの上でゆっくりされては困る事も多いので、そういった場合は注意して止めさせるべきだ。 あとがき とりあえず、中の人は書いてて疲れました。なんか基本的なことに終始した気がしますが……あ、wikiで動物の人ってなってて、なんか嬉しいな、とか思ってたり。 ……にしても……なんつーか、愛でてませんよね、これ。パンフレットっつー設定で書いてみたものの、何か違う。ちなみに、もっと続くはずでしたが、疲れたので(以下略) ゆゆっ! これはうちのゆっくりできないぱかにみせないといけないね! -- 名無しさん (2009-07-14 23 55 21) ウチに新しくゆっくりが来たてどうすれば良いのか迷っていたので非常に助かりました、これからもゆっくりとゆっくり過ごしていきたいと思います~ヽ( ー`)ノ~ -- 名無しさん (2009-07-15 14 53 34) ゆっくりしたいぜ -- 名無しさん (2010-11-29 18 05 46) ゆっくり飼いてええぇぇぇぇぇ -- ちぇんとぱちゅりーとれみりゃ飼いたい (2012-03-21 15 33 10) この設定はいろんなssに継承されていますね。 -- 名無しさん (2013-07-24 00 01 00) 名前 コメント