約 114,171 件
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/99.html
587 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/16(水) 10 32 39 ID Vxzs8j1h 白沢龍彦 全く現実感が沸かなかった。 凛としたいつも手の届かない場所にいた理想の女性。 いつも落ち着いた優しい眼で見守っていてくれたその人は、涙を流しながら 自分の胸を明かし、今は僕の唇を情熱的に貪っている。 抱きしめられているのを感じながら自由な両手で自分も抱きしめる。 柔らかい…そして華奢だ。肌は暗い部屋でも分かるくらい艶やか。 こんな小さな体の人だっただろうか。 僕はこの小さな人に守られてきた。 だけど、僕は今その恩人を滅茶苦茶にしたい衝動に駆られている。 「龍ちゃん…龍彦、正直にいいなさい。私でオナニーしたことある?」 みゃー姉が熱に浮かれたような瞳で、口は少し微笑みながら聞いてくる。 僕も頭が熱すぎて思考がまとまらない。口が勝手に開いていた。 「ある…。想像よりずっと綺麗だ。」 「私もあるの…ずっと昔から。ずっとこうやって抱きしめてもらって… そして抱いてもらうのを想像しながら。」 理性をかき集めて冷静になろうとする。その試みも全てを吸い付くすようなキスで 霧散していく。気がつけば自分もみゃー姉の口を犯している。義姉の手は既に 僕の下半身に伸びている。 頭が眩むような快感と…義姉に欲情している自分への罪悪感。 義姉は艶然と微笑む 「ごめんね…。あまり体には自信がないから貴方を満足させてあげれないかも しれないけど…苦しいの。私を楽にして…。」 「僕は…」 最後の理性が抵抗する。しかし、それも耳元の囁きで打ち砕かれる。 「…犯して。貴方の好きなように…」 そして、僕は獣になった。 「ごめん!」 上に乗っていた義姉と位置を入れ替え、押し倒し、今度は自分から唇を 合わせる。そして口の中に入っていく。それだけでさらに頭が灼熱したように 欲情で燃え上がる。名残惜しそうに舌を絡め、唇を離すと白い肌を下に向かって 唇を這わせていく。体に唇が触れるたびに義姉の体が敏感に反応する。 588 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/16(水) 10 33 52 ID Vxzs8j1h そして、乳房にまで到達する。 「…ぁ…ん……胸は…小さいから…ゃ…」 「気持ちよさそう…だね。その顔…もっと見せて…。」 義姉の反応を見ながら乳首を愛撫する。熱くたぎっているのに思考は冷たく、 鋭く、快感を求めている。普段の冷静さの微塵もない義姉の蕩けるような顔を 見るとさらに興奮するのを感じる。自由になっている手は下…よく見たこともない 秘部に伸ばし下着の上から快感を感じる場所を探す。 「う…龍彦…うまい…気持ち…いいよ…。下着脱がせて…もっとっ 指も入れて…いい…そ、そう。ああっ!」 「痛かったらいってくれよ。」 いいながら下着を脱がし指を入れる。 「…っん!くっ!!」 「濡れてる…。」 「恥ずかしいから言わないで…もう…いいよ。キスしながら…お願い。」 「恥ずかしがってる美弥子は可愛いよ。…いいの?」 「初めての人は決めてたから…龍彦のも貰う。」 「なるべく優しくする。」 微かな震えを感じると、大事にしたい気持ちと…荒く蹂躙したい征服欲が 湧き上がってくる。そして、自分のものを大事な場所にあてがう。 2度、場所が分からず、三度目…。 「…くうっ!!いっ…いたっ…ぅぅ…」 「ごめん…ゆっくりしようか?」 「ううん。大丈夫…最後までお願い。」 「いくよ…。初めて貰うね。」 何かが破れるような感触を感じながら奥まで貫く。熱く締めるような快感。 それだけでいきそうなきつさ。奥に突き入れたまま暫くじっとする。 涙を零す義姉に優しくキス。いたわるように。 「義姉と弟の一線越えちゃったね…。我侭してごめんね。」 「こういうのは男が悪いと思う。魅力的過ぎて我慢できなかった…」 「初めてなのに優しくしてくれただけでも嬉しいの。後は貴方が気持ちいいように してくれていいから…。幸せな痛さをもっと感じさせて。」 「わかった。」 そして少し腰を引き、奥に突く。ゆっくりな動きで義姉を傷つけないように 意識をするがどんどん、そのスピードが速くなる。 「あっ…くっ……んっ…ふぁっ!」 「ごめん、我慢できない!」 激しく自分の全てを打ち付けるように腰を動かす。義姉は痛みを堪えるような 顔をしているがその顔がさらに劣情に火をつけ、ひたすら膣内を貪る。 589 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/16(水) 10 35 50 ID Vxzs8j1h 「いっ!…龍…彦…ぅ…ああっ…痛い…けど…気持ち…いいよ」 「美弥子!もうそろそろ限界…出る!」 義姉は足を腰に巻きつける。離れないように。 危ないとわかっていても腰はまるでそこだけが生きてるかのように動く。 「えっ!ま、まずい。我慢…でき…」 「あ…う…私もっ…私もイケそう!…そのまま中で!お願い!」 「う、ああああああ」 「……ああああっ!…いい……はっ…ふぁあああっ!!!」 最後に、突き破るくらいの強さで奥まで突きいれ、白濁液を放出した。 同時に搾り取るかのように膣内が締め付ける。 力尽きるように義姉に覆いかぶさり、余韻を楽しむようにキスを交わした。 「はぁ…はぁ…。大丈夫?ごめん中で…」 「うん…初めてなのに…いけたよ。痛かったけど気持ちよかった…。 龍ちゃん上手だね。子供できたら…絶対産むから責任とってね。」 「みゃー姉…まさか、勢いじゃなくて全部初めから計算尽くか…」 「ふふ…女は男を手玉にとって初めて一人前なのよ。」 いたずらっぽく笑う義姉。なるほど、今まで綺麗な面しか見てなかった。 しかし、嫌悪感は感じない。確かにみゃー姉は狡猾で邪悪のようだ。 でも…義姉の計算はどうにも自分を中心にしているようだから。 それより、この先どうするのか。付き合ってる彼女がいながら、 他の女性を抱いた。立派な二股だ。けじめはつけなければならない。 次の日の朝、僕は相沢さんに別れを告げた。 彼女は心ここにあらずという状態でそう…とだけ呟いた。 590 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/16(水) 10 36 35 ID Vxzs8j1h 相沢祥子 昨日は一睡も眠れなかった。 完全に嵌められた。自分の嫉妬心を利用し、理解不能な行動で 思考力を殺ぎ、あの先輩は不利な状況を覆した。 だけど手は読めた。もう動揺はしない… From 黒崎美弥子 To 相沢祥子 おはよう。気持ちのいい朝ですね。 昨日は龍彦君がたくさん私を可愛がってくれました。 私から襲いました。恨むなら彼じゃなくて私を恨んでね ………私は何を勘違いしていたのだろう。 あの女がいる限り、彼はあたしのものにはならない。 心を読むような人には絶対に勝てない。 あれは化け物…きっと人間じゃない。 殺しても…いいはずだ。 このメールが本当なら彼は無理やり汚されたってこと… それ相応の報いを与えてあげないと。 登校すると龍彦君が挨拶に来てくれた。 内容がよく理解できなかったけど、きっと恋人のあたしを慰めてくれたんだろう。 待っててね。龍彦君…すぐ自由にしてあげるから。 あたしが絶対に助けてあげる。 From 相沢祥子 To 黒崎美弥子 お話があります。 放課後屋上でお待ちしてます。 591 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/16(水) 10 37 23 ID Vxzs8j1h 黒崎美弥子 生きててよかった…と思えたのは初めてのことで、隣で裸で眠っている 義弟を見るとその思いはさらに強くなってくる。 ついにしちゃった。 想像以上の痛さ、快感、幸せ…。 浸ってばかりもいられない。本番はこれからなのだから。 軽く伸びをして、シャワーを浴び、普段どおり朝の準備をする。 部屋の机の上に以前書いた手紙を置く。 使ってあげるつもりだったけど…これ、使いたくなくなったな…。 いつもと違うギクシャクした龍ちゃんの態度に笑ったりしながら学校へと登校する。 放課後屋上で待つ…か。まるで、告白みたい。 後輩を踏み台にして幸せになった私としては、受けざるを得ないわね。 神様から罰を受けるのか受けないのか。 受けるならそれもまたよし。龍ちゃんを一人にしちゃうのは辛いけど。 計画は自分の思い通り、計算どおりに動いた。 そして、人をどうしょうもなく傷つけた。 誰も傷つけたくない…それはそうだ。誰だってそうだ。 そんなのは奇麗事だ。自分と他人の欲しいものが重なったとき、絶対に どちらかが傷つくのだ。 その責任から逃れるつもりはない。責任は全て私が負う。 放課後、龍ちゃんにメールを送り…。 そして、屋上の扉を開く。 相沢さんは屋上のフェンスから、空を見ていた。 手には…包丁が握られている。 「ごきげんよう。随分久しぶりね。右手のものは流行のアクセサリーかしら?」 距離を開けつつ、相手に対して半身になる。 「お久しぶりです…黒崎先輩。これは猫を殺すためのものですよ。他人の恋人を 寝取る…泥棒猫を。」 「酷いことをする人もいたものね。」 「どの口で…どの口でそんなことを!どうして…どうしてっ!!」 憎しみに満ちた目で私を見つめる彼女。目をそらさず見つめ返す。 592 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/16(水) 10 38 05 ID Vxzs8j1h 私は冷静に答えを返す。 「彼に恋人なんていなかったわ。だって好きって言ってもらったことないんでしょ。 それなら片思いじゃない?」 「そんなこと詭弁です!あたしたちは付き合ってたんです!あたしの大事な恋人です。」 向こうはじりじりと距離を詰めてくる。 「私はね…貴女が龍彦君を幸せにしてくれそうなら姉でいようと思っていたの。 嫉妬して、怒りをぶつけるようには誘導したけどね。でも、それに貴女は乗った。」 「あたしは彼が好き!絶対に幸せにできた!それを邪魔する貴女に説教される 覚えはない!」 私はため息をついた。刃物への恐怖で流石に冷や汗が流れる。 「二週間で…しかも彼の生い立ちを知っている貴女がどうして何も気づかないのか。 彼を超人とか思ってない?彼は強い。そして優しい。でも完璧な人なんていないのに。」 「何を…」 「彼は弱いのよ。何故、付き合ってる時でもどうして私を優先したと思う? 私が好きだからじゃない。家族だからよ。自分が不在のときに両親を失い、 無意識で家族を一人にすることを拒んでるの。貴女が大切じゃなかったわけじゃない。」 「う、うるさい!それ以上しゃべるな!」 「聞きなさい!!彼はあなたが悩むから私に相談した。私はヒントを彼にたくさん与えた。 でも、結局無駄になった。彼に何も相談しなかったんでしょう。今日のことは自業自得。 独りよがりの貴女が自滅したのよ。」 「うるさいうるさいうるさい!もう邪魔しないで!死んで!」 包丁を腰に構えて突き出してくる。私はそれを半身のまま横によけ… わざと左手の甲に包丁を突き刺させた。 痛い…。我慢できるかと思ったけどこれは無理かも…。馬鹿だったかな。 それでも歯を食いしばって笑いかける。気が遠くなりそうだ。 「気は…少しは済んだ?なんだかんだいって私が元凶なのは間違いないからね。 偉そうにいったけど、本当は嫉妬して私が好きで渡したくないだけなの。ごめんね。」 「う、おかしいよ!狂ってるよ…先輩…なんで…」 「…かもね。恋に狂ったの。女の子らしい理由でしょう。私らしくないかな?」 「うううう、うわあぁ!」 包丁を引き抜き、もう一度私に向かってくる。そこに龍ちゃんが割り込んできた。 前に立ちはだかった彼に刺さると思われた包丁は前に流され、腕がつかまれる。 そして、崩れを利用して思いっきり投げた。小手返しって技。私は飛ぶ方向に走り、 投げられる彼女を庇った。受身も取れず、左手を突いてしまう。 腕に二人分の体重がかかり…ぽっきり折れた。 「あ、みゃー姉!!」 「…こら…龍ちゃん。女の子に暴力振るったらだめでしょ…。ごめんね。祥子。 本当は今日、貴女に殺されてあげるつもりで遺書も用意したんだけど命が惜しく なっちゃった。私のこともう顔も見たくないだろうけど、龍ちゃんが絡まなければ 嫌いなわけじゃないのよ。真直ぐな貴女は。」 右手で彼女を抱きしめる。こんなことするのはいつ以来だか。 「…っ…先輩…賢い人だと思ってましたが…ほんっとブラコン馬鹿ですね…っ。」 彼女は静かに泣いていた。 593 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/16(水) 10 38 58 ID Vxzs8j1h 白沢龍彦 屋上で包丁を持った祥子さんとみゃー姉が口論している。 なんだこれは…。なんでこんなことに。 メールには、私の一番悪いところをを見せるから、屋上に来て隠れて全て話を 聞くことと書かれていた。 会話の内容に止めなければいけないはずなのに足が動かない。 しかし、みゃー姉が刺されたとき、思考がはじけとんだ。 二回目の刃物での凶行に対し、手加減なしに投げてしまった。 そして、みゃー姉はそれを庇った。庇われなければ下はコンクリートだ。 最悪頭を打って死んでいたかもしれない。 「みゃー姉。大丈夫か!」 「大丈夫…っていいたいけど無理。全然大丈夫じゃないわ。死ぬほど痛いって こういうことをいうのかもしれないわね。でも先にこの子を。」 手の中にいる相沢は泣いていた。 「祥子さん…すまない。全部僕の責任だ。殺すなら僕を殺してほしい。」 「そんなこと…できるわけない…でしょ。それよりはっきりして。」 僕は深呼吸して言った。 「本当に嫉妬深くて計算高くて性悪で不器用で抱え込みたがりで真正の馬鹿だけど… 俺は姉としてじゃなく、女として美弥子が好きだ。」 学校からの帰り道。あれから保健室で応急処置をした後、病院に向かって 歩いていた。後ろに軽い荷物を載せながら。 「この年でおんぶなんて恥ずかしい。」 「みゃー姉。それじゃお姫様抱っこのほうがいいかな?」 「……ごめんね。」 「何が?」 「龍ちゃんの初恋滅茶苦茶にしちゃって。」 「確かにどっかの誰かのせいで恋愛はこれ以上ないくらいに滅茶苦茶にされたけど…」 「けど?」 僕は少し間をあけて苦笑しながら言った。 「初恋は実ったよ。」
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/100.html
631 名前:龍とみゃー姉エピローグ ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/17(木) 10 11 39 ID 7Btrd6CD 白沢龍彦 あれから一ヶ月が過ぎた。 付き合うようになってすぐに叔父さんと叔母さんにこれから正式に 交際することを報告した。呆れていたが認めてくれた。 今日は仕事先から二人が帰ってくるのでパーティだ。 みゃー姉は、病院を退院した後かぶっていた猫を脱いだ。 以前のような完璧さは見る影もなく、結構意地悪だったりもするが 無理をしなくなった自然なみゃー姉は本当に魅力的である。 お互いの気持ちを確認した後の二人きりの生活… 毎日二人とも倒れそうになるまでえっちしまくっている。 腕まだ完全に治ってないのに。 叔父さんたちが帰ってきた後自制できるかそれが目下の心配である。 「みゃー姉。この料理でラスト。後は…クラッカーでも用意しようか。」 「わかった。じゃあ帰ってくるまでえっちなことでもする?ふふ…あのとき 性格変わるわよね。強気に…サドなのかしら…後ろから…」 「だー!叔父さんもうすぐ帰ってくるからだめだって!」 ぴんぽーん 「「おかえりなさい!!」」 僕は大事な人と一緒に、大好きな両親になるかもしれない人たちを迎える。 632 名前:龍とみゃー姉エピローグ ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/17(木) 10 12 52 ID 7Btrd6CD 黒崎美弥子 腕は全治二ヶ月。刺されたお陰で神経がおかしくなり、左中指が麻痺。 重症である。傷跡も残った。龍ちゃんにはかなり怒られた。初めてだ。 敵がいないうちに処置をせず、他人を巻き込んで傷つけた罰ね…。 他にも戻らないものもある。 一ヶ月が経った。 文芸部の部室には未だ、常勤の部員が一名欠けている。 「二度と許してはくれないわよね。流石に…。」 肩を落とし、仕事と今日の授業の復習を片付けていく。 そろそろ帰ろうかと思ったときノックが鳴った。 「どうぞー。」 そこにいたのは、二度と関わることがないと思っていた人だった。 「あ、お久しぶりです。久しぶりに入るのって勇気入りますね。」 「……相沢さん……。」 「落ち着いたので復部します。お世話おかけしました。」 私は思わず泣きそうになった。次の言葉がなければ。 彼女は人を食ったような笑顔で言った。 「えー。どんな方法を使っても勝てばいいというのはうちの部長の名言です。 そういうわけで明日龍彦君とデートの約束を取り付けました。 以前のお詫びに買い物に付き合ってもらうってことですが、実質デートです。 後輩としては先輩を見習って頑張りますね。色々。」 私は苦笑して言った。 「祥子ちゃんもいい性格になったわね。でも絶対彼は渡さないわ。」 633 名前:龍とみゃー姉エピローグ ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/17(木) 10 14 17 ID 7Btrd6CD 相沢祥子 あたしは何をやっていたのか…。 何も理解せず、利用されて手のひらの上で踊り、逆上して人を傷つけた。 お陰で先輩は重傷。あたしは失恋した。 恋の戦いは苛烈だ。 あれから龍彦君とはかなりぎこちなくなった。 初めは無視して避けていた。それでも彼はめげずに話しかけてきた。 彼は空気が読めないのかもしれない。だけども、徐々に昔の冗談を 言い合えた関係に戻っていった。傷も癒されていった。 関係が修復してきたある日、あたしは彼に相談した。 どうも、最近見られてる気配がして気になっていたのだ。 そのことについて、あの事件の最中に彼は既に先輩からアドバイスと対処法を 貰っていたのだという。 当時に相談していれば…あたしが先輩の嫉妬も受け流して、大人な対応をしていれば 結果も変わっていたのかもしれないと、この時初めて思った。 そして一ヶ月… 「そうだ。龍彦君。一ヶ月前のあれ。デートの変わりに荷物もち付き合って 欲しいんだけど。」 「ええええー。なんで!」 「だってあの時、美弥子先輩のせいで何もできなかったわけじゃない? あれは反則だよ。後輩まで利用して邪魔するなんて。」 何でも後輩にストーキングさせて、自分は連絡受けて先回りしていたらしい。 「それは姉さんに言ってもらわないと…。」 あたしは笑顔で言い切った。 「だめっ!はい決定ね。今度の日曜日。」 「う…わかりました。」 「叔父さん達帰ってきたのなら晩も大丈夫だよね。」 よく考えたら暗く生きるなんて格好悪い。 取られたら取り返す。やられたらやり返す。彼はともかくあたしはまだ 恋の途中なんだから。彼のことも理解して、美弥子先輩より強くなって いい女になって今度こそ手に入れてみせる。 よし、早速宣戦布告だ! そしてあたしは、…部室の扉を開けた。
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/98.html
566 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/15(火) 16 28 36 ID XBXgRYHh 相沢祥子 顔を合わせるべきじゃなかった。心底そう思う。 一緒に料理を楽しそうにしていた先輩に嫉妬し、敵意の視線を送っても あの人は普段どおりを崩さず、あたしに気配りすらしたのだ。 そして…最後… 今は焦らずとも最後には自分のものにするといったのだ。 どうすれば…いいのかな。 それから、追い討ちのようにおかしな出来事が増えてきた。 龍彦君の下駄箱にラブレターが頻繁に入っている。 龍彦君の机と周りがゴミだらけになっている。 龍彦君の机にカッターの刃を折ったものが大量に入っている。 龍彦君の机に下品な落書きがされてある。 「なんでだろ、急にもてるようになったみたいだね。」 「おかしいね。不思議…。どうするの?」 「名前があるものは読んで断りの返事は書くよ。時間指定のものは行って 断らないとね…。一応の礼儀として。」 「えええー。ほっといたらいいじゃない!」 律儀にもほどがある…そこがいいんだけど、他の人に向けて欲しくはない。 何故、龍彦君にだけこんな嫌がらせが増えたのか理由がわからない。 もし、あの人の仕業なら…あたしを狙うはず。 「なんか…怖いね。」 「中学三年以来かな。昔はこういうことはよくあったし、気にしていないよ。」 そういわれても不安は消えない。 何か見落としている…そんな落ち着かない気持ち。 そして、もうひとつの不安。彼は絶対に夕方6時までには帰宅する。 家族の一員として、自分の仕事はきちんとするというのがその理由。 朝は毎朝先輩と登校…。 「それじゃ、明日、日曜日昼1時。楽しみにしてる。」 デートの約束をし、付き合いは順調。 幸せなはずなのに心は晴れない。 571 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/15(火) 16 34 44 ID XBXgRYHh 黒崎美弥子 この先必要になるかもしれない手紙を書きながら考える。 部屋にペンがノートに当たるコツコツという音だけが響く。最近家にいるのが辛い。 夕食をとりながら龍ちゃんとしゃべるのは嬉しいのだけど、あの女の話題が良く 上がるのは涙がでそうなくらい悔しい。 きっとあの女の顔を滅茶苦茶にすれば楽しいに違いない。 血の華にしてしまうのもいいわね…。 私は早朝に学校へと向かっていた習慣をやめた。 龍ちゃんと並んで向かう学校は本当に新鮮で嫌なことを全部忘れられる。 これがなければ耐えられなかったかもしれない。 龍ちゃんは実はもてる。物腰の優しい態度に細やかな気遣い。外見も悪くなく、 特に歩き方は修練の年月を感じさせ美しい。それでいて年上の庇護欲を誘う。 なのに、今まで一枚もラブレターやチョコをもらえなかった理由…。 簡単だ。私が毎朝きちんとチェックして捨ててたのだ。勿論、龍ちゃんに気がある 雌猫の名前のチェックは忘れない。 どうやら、あの後輩も誰かに好かれているのかもしれない。いつ頃からか龍ちゃんの机に いたずらがされているようになった。それまで、龍ちゃんの体操服のにおいを嗅いで 幸福に浸っていた時間は龍ちゃんが気持ちよく過ごせるように机を片付ける時間に なってしまった。 初めは手紙になんの返事も返さない女の逆恨みかと思った。だけど、よく考えると それなら狙うのは相手の女のような気がする。 龍ちゃんが理由もなしに他人から恨まれるとは思えない。今のようなごたごたが なければとっくに犯人を特定して縊り殺しているのだが利用させてもらうとしよう。 しかし、まだ弱い。 あの女を崩壊させる決め手が…。 チャイムが鳴った。 「ただいまー。みゃー姉。明日さ…」 ふふふ…来たわね。大きなチャンスが。 私は携帯電話を取ると、私に忠実な少女に連絡をいれた。 567 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/15(火) 16 29 22 ID XBXgRYHh 白沢龍彦 今日は生まれて初めてのデートだ。そう思うと緊張して、準備に手間取ってしまった。 手には二人分のお弁当と映画の券。待ち合わせ場所には30分前に到着。 つきあうようになってから昔みたいな気軽な関係じゃなくなってぎこちなくなってる し、今日は何とか楽しんでもらいたい。 「おまたせー。龍彦君。」 「祥子さん、こんにちは。今日の服装すごく似合ってるよ。」 「またまたー。おだてちゃって。でもありがとっ!じゃお弁当食べに公園にいこっ!」 祥子さんが15分前に来た。今日はどうやらご機嫌のようだ。 うちの近所にある公園はジョギングコースなどもある本格的な綺麗な公園で 散歩を楽しんでいる人、僕たちみたいなカップル、運動をする人など様々な人が 利用している。 「……………えっ」 「どうかした?祥子さんさっきからぼーっとして。」 「ううん。な、なんでもないの。」 食事が終わり、散歩を始めたころからまた祥子さんの様子がおかしくなり始めた。 街でのショッピング、喫茶店での軽い食事…会話がぎこちなく、気が僕にむかってない ような雰囲気を感じる。体調が良くないのかもしれない。 「祥子さん疲れてるんじゃない?今日はゆっくりしたほうがいいよ。」 「えっ大丈夫だよ!」 「風邪は引き始めが大事なんだから。ほら、送っていくから。」 「うん…あたしから誘ってるのにごめんね。」 「仕方ないよ。また今度日を改めて遊ぼう。」 うーん、上手く行かない。僕が悪いんだろう。 どうすれば楽しんでもらえるんだろうか。そんなことを考えながら帰宅した。 「あれ。早いね。映画どうだったの?あれ私も興味あるから聞きたいな。」 「うん…祥子さんの気分がよくなかったみたいで、行かずに切り上げてきたんだ。」 「じゃあ、券もったいないね。うーん、折角だし一緒に行こうか。 たまには外食もいいでしょ。顔色良くないし…愚痴くらい聞いてあげる。」 悩んでいるのがばれたらしい。僕はそれほど顔に出安いのか。 姉との映画と外食は楽しく、憂鬱な気分が晴れたのは恋人のいる男としては どうなのだろうか。僕は不実な人間なのかもしれない。 568 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/15(火) 16 30 15 ID XBXgRYHh 相沢祥子 判らない…理解できない…何もしてこない。ただ、微笑んで見てるだけ… 判りやすく嫌われているほうがまし! 「なんなのあれ…」 付けていたわけでは無さそう。後ろは結構気にしてたし、あの人は 美人だから目立つ。時間や待ち合わせ場所は龍彦君から聞いていたのかも しれない。だけど… 何故行く先々で<前から>現れるのか。 公園でもそう。ショッピングに入った店でもそう。喫茶店も… そして、何をするでも監視するでもなく私にだけ微笑んで去っていく。 どうやって正確に先回りしているのか判らない。店まで正確に。 結局、龍彦君に心配をかけてしまった。あの人の思い通りに。 きっと彼は気にしているはずだ。優しいから自分のせいだと考えて。 暗い部屋で私はひざを抱えて呟く。 「どうすればいいんだろう…。」 楽しいデートのはずだったのに残ったのは、邪魔された怒りじゃなく恐怖だけ。 このままじゃだめ!こんな調子じゃ折角恋人になれたのに…あたしは 絶対彼を放したくない。彼とちゃんと付き合える方法を考えなきゃ。 そう決意を新たにしたとき写真添付メールが届いた。写真には腕を組んでいる 龍彦君と先輩が写っていた。 From 黒崎美弥子 To 相沢祥子 こんばんは。途中で体調崩しちゃったんだってね。 映画の券を龍彦君用意してたみたいだけど、勿体無いからこれから二人で 楽しんでくるわ。風邪か何かわからないけど体には気をつけて。 あたしは本当に怒るということがどんなものなのか初めて知った。 569 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/15(火) 16 31 34 ID XBXgRYHh 黒崎美弥子 龍ちゃんから色々相談を受けた。義姉としては誠実に答えたと思う。例え相手に 塩を送ることになろうとも、私は彼を裏切らない。自分の気持ちに対しては誠実 とはとてもいえないだろう。 だけど、それも今日までだ。もう後戻りできないところまで足を踏み込んだ。 一気に決着を…つける。そう決意し、彼の部屋へと入った。 「龍ちゃん。夕食のとき、悩んでるなら断っても理由は聞かなきゃいけない。 相手のこと本当に理解するなら悪い部分も分かってあげないといけない… っていったけど、龍ちゃんは私のことは分かってくれてる?」 今日も恥ずかしいのかベッドで背中を向けている彼に話しかける。 彼は少し悩んでから答えた。 「強くて賢くて綺麗で優しくて時には厳しい…自慢の姉だよ。」 「そう思われるように努力してきたし、それを後悔はしてないわ。 ね…大事な話だからこちらを向いてくれないかしら。」 そういうとこちらに顔を向けてくれた。間近で見た彼の顔は昔のまるで 少女のような面影はなく、男らしい精悍な顔つきになっている。それを見るだけで 顔が火照るのを感じる。 「本当の私を知ると貴方は私を嫌うかもしれない。それでも聞いてほしいの。いいかな?」 彼の瞳を見つめる。正直に怖い。私は怯えている。 「どんなことがあっても僕がみゃー姉を嫌うことはないよ。むしろ嬉しい。」 その言葉が続ける勇気をくれる。 「私は優しい人じゃないの。目的のためなら手段を選ばない。大切な人を守るためなら それ以外の人は不幸にすることも厭わない残酷な女。」 「そう…。でも、僕は何度も助けてもらった。」 「父さんも母さんも優秀で優しい人。だけど、家にいないことが多くて寂しかった。 だから、龍ちゃんが着てくれて嬉しかったし助けられた。家族になりたいと思った。 年上の私は義姉として貴方を守ることを決意した。」 心底感じている本心。彼も真剣に聞いてくれている。 この先を言えば今までが全部無くなるかもしれない。でもいい。例えなくなったとしても 一から作り直せばいいのだから。私はもう恐れない。右手を彼の頬に伸ばして続ける。 570 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/15(火) 16 32 51 ID XBXgRYHh 「でもね…。いつからか貴方を一人の男として見るようになってしまった。」 龍ちゃんは驚いてるみたいだ。当然…。 「みゃー姉…」 「だめなお姉ちゃんだよね。女としての私は嫉妬深くて独占欲が強くて…自分でも思う 醜い人間なの。だけど、嫌われるのが怖くて。関係がなくなるのが怖くて…臆病なの。 おかしくなってたのは相沢さんだけじゃない。私も内心は狂いそうだった。 でも、恋人ができても貴方の姉であろうと頑張ってた。けれど辛いの。 そしていまさらこんな風に縋って…ごめんね。」 「謝らなくていいよ。気づかない僕が馬鹿なんだ。弱いところを見せてくれて嬉しい。」 「ね…相沢さんに好きっていったことはある?」 彼は暫く考えてから答えた。 「言ったことはない…な。」 「よかった。じゃあまだ大丈夫ね。はっきりいうわ。私は姉としてだけじゃなく、 一人の女として貴方が好き。愛してる。」 言ってしまった。胸がどきどきしてとまらない。明るいところで見れば顔はもう 真っ赤だろう。それでもしっかり、相手の目を見つめている。 「…僕は…まだわからない。でもありがとうみゃー…いや、美弥子。」 「ふふ…。初めて呼び捨てにしてくれたね。嬉しい。 返事は急がなくていい。でも、ちゃんと最後には決めてね。その前に… 私がどれくらい本気なのか証明してあげる…。嫌なら力で引き離しなさい。」 私は彼の上に体を乗せ、頭を抱え込むように抱きしめてキスをした。 そのまま舌を差し込む。 「…ん…ちゅ……ん……ぁ…」 寝巻きの上は背を向いているときに脱いでいる。 裸の胸を押し付け、抱きしめ、ずっと求めていた唇を貪り続ける。 私の覚悟は既に決まっている。今日だけは弟の気持ちさえも利用する。 絶対に逃がさない。
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/94.html
399 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/10(木) 11 50 12 ID y3TlBdEU 白沢龍彦 理想の女性はどんな人? この質問をされたときの僕の答えは決まっている。 義姉と。 神は決して公平ではなく一人に二物も三物も与えることを僕は知っている。 身近にいるからだ。 腰まで伸ばした最上級の漆のような艶やかな黒髪、冷たい知性を感じさせる美しい瞳。 そして、平均より多少劣る身長と胸…これは口に出すのは死を意味する… を除いて完璧な体型。運動も学業も万能であり、家事も出来る。 それを鼻にかけるわけでもない穏やかな人格。冷たいような雰囲気があるけど本当に優しい人だ。 勿論、もてるようだが彼氏はいないらしい。 それが僕の義姉、みゃー姉こと黒崎美弥子(くろさきみやこ)だ。 僕の両親は9歳のときに強盗殺人事件に巻き込まれた。 学校行事で宿泊していたお陰で僕は助かった。 最高の両親だったと胸を張っていえるけど、親戚からは結婚を大反対されていたらしく僕を引き取ってくれる親戚はいなかった。 そこで唯一の父の味方かつ親友であり、母の兄だった俊之叔父さんと街叔母さんが半ば強引に僕を引き取ってくれた。 法律家である叔父さんは必要な処理を全てし、財産を管理してくれているだけでなく、実の息子のように良くしてくれている。 そして、連れられた家で出会ったのが義姉だ。おどおどしている気の弱い僕に顔を近づけて義姉は微笑んだ。 あのときに感じた眩しさは時が流れた今でも色あせることがない。 「よろしく。龍彦君。私のことは本当のお姉さんと思って頼ってくれていいからね。」 400 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/10(木) 11 52 09 ID y3TlBdEU 黒崎美弥子 義弟の龍ちゃんこと白沢龍彦(しらさわたつひこ)は気が優しい。優しすぎる。 出会ってから数年がたった今、私は理解していた。 辛い思いを抱えた彼を支えるつもりだった私は今ではすっかり彼に甘えているように思える。 彼は幼いころから10年近く道場で武道を学んでいる。 師範によると、習っている年月に見合った強さはあるらしい。 才能がある上に努力家で後輩からの信望も厚いらしい。 だけど、そんなことを誰も知らない学校ではみんなの玩具扱いだ。 強いからこそ誰にも手をあげない。 殴られても蹴られてもからかわれても騙されても困ったように笑うだけ。 私はそんなゴミ共に殺意すら抱いているというのに… そして、どれほど自分を邪険に扱った相手でも龍ちゃんは困っていたら自然に助ける。 どんな嫌な相手でもだ。 龍ちゃんの優しさをそんな奴らに見せる必要はないのに… いつからだろうか、こんな風に考えてしまうようになったのは。 いつからだろうか、つい目で追ってしまうようになったのは。 いつからだろうか、彼を独り占めしたいと思うようになってしまったのは。 龍ちゃんは私を優しいという。 でもそれは違う。本当に優しいのは彼だ。 どれ程怯えても守ってくれる。どれ程悲しくても優しさを忘れない。家事をしていても勉強をしていてもこちらを向いてなくても気配りを忘れない。 そして、みんなに優しくあろうと努力している。 私は龍ちゃんの義姉。何故私は義姉になってしまったのだろう。 いつか彼に恋人が出来たとき、私は祝福できるのだろうか。 でも彼が本当に幸せになるなら認めてみせる。 そんな日は永遠に来なければいいのに…。 401 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/10(木) 11 54 43 ID y3TlBdEU 相沢祥子 あたしは本当の彼の顔を知ってしまった。 高等部に進学して暫くたった5月のことだ。 彼…白沢龍彦は気弱そうでいつも何されてもへらへら 笑っているような男だった。 初等部からの腐れ縁で彼がクラスメイトに玩具にされたときに あたしが怒鳴って助ける、というのがいつもの日常だった。 「本当にほんとーに白沢君はしょうがないんだから。」 「ありがとう。相沢さん。助かったよ。」 毎日のように繰り返されるやり取り。へらっとした笑顔。 いらいらもするけどなんだか落ち着く、そんな不思議な笑顔。 あたしは呆れた振りをして肩をすくめる。 彼はあたしがいないとだめなんだ。だからあたしが助けなきゃ。そんな風に思ってた。 祥子は世話女房だねっと冷やかされるのも正直いい気分で嬉しかった。 ある日、校舎裏で彼が三人の不良たちに殴られているのを見たあたしは 助けるために声をあげようとしていた。でも、今日は先客がいた。 「…おやめなさい。」 凛とした声、白沢君の前に立って三人の男を睨んでいるのは部活の憧れの人、黒崎先輩だ。 口論を暫くした後不良たちは先輩の顔をはたいて無理矢理どかせた。 「おいおい、俺たちのストレス発散の邪魔す…。」 最後まで言い終えることなく、黒崎先輩の顔をはたいた男は殴り倒されていた。 そこにはあたしの知らない白沢君がいた。 いつもの優しそうな顔じゃない大事な人を守るための顔。相手を射抜くような目。残る二人もあっさりと倒していく。 なに…あれ… あたしだけのものと思っていたのに。 あんな必死な目みたことない… 黒崎先輩に向ける笑顔…あんな本当に労るような笑顔みたことないっ! あたしは何も知らなかった。彼にはあたししかいないって自惚れてた。悔しかった。 あれはあたしのモノなのに…モノのはずなのに… 同時にどろどろと煮え滾るような想いが生まれたのを感じた。 その正体が何かは解らなかったがあたしはその想いを何とか抑えて、 二人に近づいていった。 402 名前:龍とみゃー姉 ◆x/Dvsm4nBI [sage] 投稿日:2007/05/10(木) 11 57 17 ID y3TlBdEU 黒崎美弥子 「ご、ごめん。みゃー姉大丈夫?」 「こーらー?違うでしょ。学校じゃ美弥子先輩っ」 慌てて龍ちゃんが駆け寄ってきてくれた。他の人には絶対呼ばせない、二人だけの名前を呼ばれて内心、小躍りしたくなるくらい嬉しかったのだが頬を指で突っついて訂正する。 「白沢君、黒崎先輩っ!大丈夫ですか?」 部活の後輩の祥子ちゃんが駆け寄ってきた。ショートカット、勝気で活発そうな雰囲気の女の子。美人って言うよりはかわいい感じかな。胸は悔しいけど私より大きい。龍ちゃんのクラスメイト…クラスメイト… 「私は大丈夫。格好悪いところ見せちゃったわね。」 心配してくれた後輩に微笑んだとき、彼女の目を見て私は驚いた。視線が龍ちゃんに固定されている。 そこにあるのは…怒り?嫉妬?独占欲? 表面上はいたずらっぽく笑っているけど…。 「相沢さん。心配してくれてありがとう。」 「白沢君があんなに強かったなんて思わなかったよ。」 「暴力は嫌い。でも、美弥子先輩叩かれたら自分を見失ってね。情けないよ。」 「どうする?この人たち。今のうちに埋める?」 「ちょ、ちょっとそれはやりすぎだよ。」 彼女は龍ちゃんと楽しそうに話している。ようにみえる。 でも、私は確信した。 この後輩は…違う。大嫌いな親戚と同じ目。人を人と思わない目。 幸せにするんじゃないのに私から龍ちゃんを奪おうとしている。敵だ。 こんな女には絶対に渡さない。認めない。 「それじゃ、そろそろ帰りましょうか。龍彦君。」 「わかりました。今日はありがとうございます。美弥子先輩。」 「く、黒崎先輩。どうして白沢君と名前で呼び合ってるんですかっ」 私達が名前で呼び合っているのを聞いて、嫉妬が強くなっているのを感じる。 「えーと。それはね。むぐっ」 いらないことを話そうとした龍ちゃんの口を塞いでいたずらっぽく笑い、 「祥子ちゃんのご想像にお任せします。 屋上でいつも一緒にお弁当食べてるからよかったらいらしてね。」 「ちょ、ちょっと美弥子先輩っ?ご、誤解が!あああ、引っ張らないで!服が伸びる!」 敵とはいえ、かわいい後輩。穏便に済むに越したことはない。 これで諦めてくれればいいのだけど。 念のために龍ちゃんとはどんな関係なのか探って作戦を立てないと。 敵を知り、己を知ればってね。
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/95.html
龍とみゃー姉(その1) 2007/05/10 龍とみゃー姉(その2) 2007/05/11 龍とみゃー姉(その3) 2007/05/14 龍とみゃー姉(その4) 2007/05/15 龍とみゃー姉(その5) 2007/05/16 龍とみゃー姉(その6) 2007/05/17 祥子とみゃー姉の部活日誌 2007/05/12
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/51356.html
【検索用 ひゃーん 登録タグ 2021年 VOCALOID ひ ニコニコ外公開曲 初音ミク 曲 曲は 黒うさぎ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:黒うさぎ 作曲:黒うさぎ 編曲:黒うさぎ 唄:初音ミク 曲紹介 カワ(・∀・)イイ!! 曲名:『ぴゃーん』 歌詞 (動画より書き起こし) みゃーっぱ らっぱっぱ らっぱらーり らったった らーりー らったっ たっぱやっぱ やっぴゃー なっぱーん みゃったー てってーれ ぱっぱらっぱ らーった らったっ ぴゃーぱっ ぱっぱ みゃーっぱ らっぱっぱ らっぱらーり らったった らーりー らったっ たっぱやっぱ やっぴゃー なっぱーん みゃったー てってーれ てっぱーら ぱっぺっ ぴっぽっ ぴゃーん にゃ! コメント もうほんとただただ癒やされる、可愛い、まじで、あ”ー可愛い(語彙力) -- 名無しさん (2023-10-31 14 55 29) テンポ良い! -- 名無しさん (2023-12-30 17 26 01) かわいいそして最後のにゃ!可愛いすぎん???????? -- アイスマン (2023-12-30 21 14 47) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/bjkurobutasaba/pages/555.html
ピャー 一度引退したのにあっという間に討伐ランキング1位まで上り詰めた廃人こわい みゃー -- 名無しさん (2013-04-16 22 47 20) 黒豚鯖トップクラスの討伐廃人、よく499万賽銭をやっていた。彼曰く金はカンストするもの -- 名無しさん (2013-04-18 00 05 52) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dbrpalpha/pages/2478.html
その595始まるよ (2021年07月27日19時28分):静かなオーケストラが4連勝しました! (2021年07月27日19時24分):静かなオーケストラが3連勝しました! (2021年07月27日19時24分):柏木美亜は未勝利で敗退しました… 2021年07月27日19時24分のバトル キャラ名 作者 体力 TYPE LIFE 勝利数 静かなオーケストラ Donald-2nd-R 30 スピード 4 11 柏木美亜 八宝菜 25 速攻重視 1 0 柏木咲姫 八宝菜 24 スピード 4 4 結城莉玖 Donald-2nd-R 15 守備重視 11 0 前回のバトルを勝ち抜いたのは静かなオーケストラで、2連勝しています。 勝利数は11です。 第1623シーズン・第170回目のバトルがスタートです! 柏木咲姫の攻撃!(命中率95%/会心率5%) 柏木咲姫 「清く、凛々しく、美しく!正々堂々と戦いましょう!」 静かなオーケストラに3のダメージをあたえた!! 残り体力( 静かなオーケストラ 27 , 柏木美亜 25 , 柏木咲姫 24 , 結城莉玖 15 ) 静かなオーケストラの攻撃!(命中率80%/会心率5%) 静かなオーケストラ 「(静かなオーケストラの5人は演奏をしている。)」 柏木咲姫に5のダメージをあたえた!! 柏木咲姫 「しまった!忘れてた!悪いけど、速攻で決めるわ!」 残り体力( 静かなオーケストラ 27 , 柏木美亜 25 , 柏木咲姫 19 , 結城莉玖 15 ) 柏木美亜の攻撃!(命中率95%/会心率5%) 柏木美亜 「にゃふふふふ♪やさしくにゃふにゃふしてあ・げ・る♪」 結城莉玖に1のダメージをあたえた!! 結城莉玖 「いったた...」 残り体力( 静かなオーケストラ 27 , 柏木美亜 25 , 柏木咲姫 19 , 結城莉玖 14 ) 結城莉玖の攻撃!(命中率73%/会心率5%) 結城莉玖 「オレの全力ロック!お前に響かせてやるぜ!」 柏木咲姫に2のダメージをあたえた!! 柏木咲姫 「しまった!忘れてた!悪いけど、速攻で決めるわ!」 残り体力( 静かなオーケストラ 27 , 柏木美亜 25 , 柏木咲姫 17 , 結城莉玖 14 ) 柏木咲姫の攻撃!(命中率95%/会心率5%) 柏木咲姫 「清く、凛々しく、美しく!正々堂々と戦いましょう!」 結城莉玖に2のダメージをあたえた!! 結城莉玖 「いったた...」 残り体力( 静かなオーケストラ 27 , 柏木美亜 25 , 柏木咲姫 17 , 結城莉玖 12 ) 静かなオーケストラの攻撃!(命中率95%/会心率6%) 静かなオーケストラ、会心の一撃!!! 静かなオーケストラ 「~ Finale ~」 結城莉玖に32のダメージをあたえた!! 残り体力( 静かなオーケストラ 27 , 柏木美亜 25 , 柏木咲姫 17 , 結城莉玖 -20 ) 結城莉玖は逃げ出した! 結城莉玖 「んぐっ...まだこれからだ!」 結城莉玖のLIFEは残り10になった! 柏木美亜の攻撃!(命中率95%/会心率7%) 柏木美亜 「にゃふふふふ♪やさしくにゃふにゃふしてあ・げ・る♪」 静かなオーケストラに9のダメージをあたえた!! 残り体力( 静かなオーケストラ 18 , 柏木美亜 25 , 柏木咲姫 17 ) 柏木咲姫の攻撃!(命中率95%/会心率8%) 柏木咲姫 「清く、凛々しく、美しく!正々堂々と戦いましょう!」 柏木美亜に5のダメージをあたえた!! 柏木美亜 「ちっちっち、甘く見てると火傷しちゃうよ!」 残り体力( 静かなオーケストラ 18 , 柏木美亜 20 , 柏木咲姫 17 ) 静かなオーケストラの攻撃!(命中率87%/会心率9%) 静かなオーケストラ 「(静かなオーケストラの5人は演奏をしている。)」 柏木咲姫に4のダメージをあたえた!! 柏木咲姫 「しまった!忘れてた!悪いけど、速攻で決めるわ!」 残り体力( 静かなオーケストラ 18 , 柏木美亜 20 , 柏木咲姫 13 ) 柏木美亜の攻撃!(命中率88%/会心率10%) 柏木美亜 「にゃふふふふ♪やさしくにゃふにゃふしてあ・げ・る♪」 柏木咲姫に7のダメージをあたえた!! 柏木咲姫 「しまった!忘れてた!悪いけど、速攻で決めるわ!」 残り体力( 静かなオーケストラ 18 , 柏木美亜 20 , 柏木咲姫 6 ) 柏木咲姫の攻撃!(命中率95%/会心率22%) 柏木咲姫 「清く、凛々しく、美しく!正々堂々と戦いましょう!」 柏木美亜に6のダメージをあたえた!! 柏木美亜 「ちっちっち、甘く見てると火傷しちゃうよ!」 残り体力( 静かなオーケストラ 18 , 柏木美亜 14 , 柏木咲姫 6 ) 静かなオーケストラの攻撃!(命中率95%/会心率12%) 静かなオーケストラ 「(静かなオーケストラの5人は演奏をしている。)」 柏木美亜に8のダメージをあたえた!! 柏木美亜 「ちっちっち、甘く見てると火傷しちゃうよ!」 残り体力( 静かなオーケストラ 18 , 柏木美亜 6 , 柏木咲姫 6 ) 柏木美亜の攻撃!(命中率91%/会心率26%) 柏木美亜、会心の一撃!!! 柏木美亜 「美亜ちゃん準備オッケー!もう後悔しても遅いよ?」 柏木咲姫に41のダメージをあたえた!! 残り体力( 静かなオーケストラ 18 , 柏木美亜 6 , 柏木咲姫 -35 ) 柏木咲姫は逃げ出した! 柏木咲姫 「まだやれるわ!」 柏木咲姫のLIFEは残り3になった! 静かなオーケストラの攻撃!(命中率95%/会心率14%) 静かなオーケストラ、会心の一撃!!! 静かなオーケストラ 「~ Finale ~」 柏木美亜に31のダメージをあたえた!! 残り体力( 静かなオーケストラ 18 , 柏木美亜 -25 ) 柏木美亜のLIFEは0になった! 柏木美亜はやられた・・・ 柏木美亜 「うっ...食べ過ぎたかも~...」 柏木美亜は一度も勝つことが できなかった・・・ 勝ち残ったのは静かなオーケストラです! 現在3連勝しています。 トータル12勝になりました! 静かなオーケストラ 「(演奏を中断し、長森はスカートを広げた)」 みゃーちゃん...情けない 黒星したくらいで食べすぎだなんて by.Donald-2nd-R(結城莉玖と静かなオーケストラの人) その596始まるよ 2021年07月27日19時28分のバトル キャラ名 作者 体力 TYPE LIFE 勝利数 静かなオーケストラ Donald-2nd-R 30 スピード 4 12 佐藤 sato 5 速攻重視 10 0 伊藤 ito 5 速攻重視 10 0 柏木咲姫 八宝菜 24 スピード 3 4 前回のバトルを勝ち抜いたのは静かなオーケストラで、3連勝しています。 勝利数は12です。 第1623シーズン・第171回目のバトルがスタートです! 佐藤の攻撃!(命中率90%/会心率5%) 佐藤 「よし、佐藤緊急出動だ!!」 伊藤に27のダメージをあたえた!! 残り体力( 静かなオーケストラ 30 , 佐藤 5 , 伊藤 -22 , 柏木咲姫 24 ) 伊藤は逃げ出した! 伊藤 「今日はちょっと用事を思い出した」 伊藤のLIFEは残り9になった! 柏木咲姫の攻撃!(命中率65%/会心率5%) 柏木咲姫 「清く、凛々しく、美しく!正々堂々と戦いましょう!」 佐藤はギリギリかわした。 佐藤 「ここまで来ると偶然ではない… もはや『必然』―!!」 残り体力( 静かなオーケストラ 30 , 佐藤 5 , 柏木咲姫 24 ) 静かなオーケストラの攻撃!(命中率81%/会心率5%) 静かなオーケストラ 「(静かなオーケストラの5人は演奏をしている。)」 柏木咲姫に3のダメージをあたえた!! 柏木咲姫 「しまった!忘れてた!悪いけど、速攻で決めるわ!」 残り体力( 静かなオーケストラ 30 , 佐藤 5 , 柏木咲姫 21 ) 佐藤の攻撃!(命中率95%/会心率8%) 佐藤 「よし、佐藤緊急出動だ!!」 静かなオーケストラに17のダメージをあたえた!! 残り体力( 静かなオーケストラ 13 , 佐藤 5 , 柏木咲姫 21 ) 柏木咲姫の攻撃!(命中率95%/会心率5%) 柏木咲姫 「清く、凛々しく、美しく!正々堂々と戦いましょう!」 静かなオーケストラに5のダメージをあたえた!! 残り体力( 静かなオーケストラ 8 , 佐藤 5 , 柏木咲姫 21 ) 静かなオーケストラの攻撃!(命中率84%/会心率12%) 静かなオーケストラ 「(静かなオーケストラの5人は演奏をしている。)」 柏木咲姫に2のダメージをあたえた!! 柏木咲姫 「しまった!忘れてた!悪いけど、速攻で決めるわ!」 残り体力( 静かなオーケストラ 8 , 佐藤 5 , 柏木咲姫 19 ) 佐藤の攻撃!(命中率95%/会心率14%) 佐藤 「よし、佐藤緊急出動だ!!」 柏木咲姫に13のダメージをあたえた!! 柏木咲姫 「しまった!忘れてた!悪いけど、速攻で決めるわ!」 残り体力( 静かなオーケストラ 8 , 佐藤 5 , 柏木咲姫 6 ) 柏木咲姫の攻撃!(命中率71%/会心率16%) 柏木咲姫 「清く、凛々しく、美しく!正々堂々と戦いましょう!」 佐藤に8のダメージをあたえた!! 残り体力( 静かなオーケストラ 8 , 佐藤 -3 , 柏木咲姫 6 ) 佐藤は逃げ出した! 佐藤 「オレはとんでもない考え違いをしていたんだ!」 佐藤のLIFEは残り9になった! 静かなオーケストラの攻撃!(命中率87%/会心率18%) 静かなオーケストラ 「(静かなオーケストラの5人は演奏をしている。)」 柏木咲姫に4のダメージをあたえた!! 柏木咲姫 「しまった!忘れてた!悪いけど、速攻で決めるわ!」 残り体力( 静かなオーケストラ 8 , 柏木咲姫 2 ) 柏木咲姫の攻撃!(命中率95%/会心率30%) 柏木咲姫 「清く、凛々しく、美しく!正々堂々と戦いましょう!」 静かなオーケストラはギリギリかわした。 残り体力( 静かなオーケストラ 8 , 柏木咲姫 2 ) 静かなオーケストラの攻撃!(命中率84%/会心率22%) 静かなオーケストラ 「(静かなオーケストラの5人は演奏をしている。)」 柏木咲姫は素早くかわした。 柏木咲姫 「努力は裏切らないわ!私の実力、見せてあげる!」 残り体力( 静かなオーケストラ 8 , 柏木咲姫 2 ) 柏木咲姫の攻撃!(命中率95%/会心率36%) 柏木咲姫 「清く、凛々しく、美しく!正々堂々と戦いましょう!」 静かなオーケストラに4のダメージをあたえた!! 残り体力( 静かなオーケストラ 4 , 柏木咲姫 2 ) 静かなオーケストラの攻撃!(命中率91%/会心率39%) 静かなオーケストラ、会心の一撃!!! 静かなオーケストラ 「~ Finale ~」 柏木咲姫に32のダメージをあたえた!! 残り体力( 静かなオーケストラ 4 , 柏木咲姫 -30 ) 柏木咲姫は逃げ出した! 柏木咲姫 「まだやれるわ!」 柏木咲姫のLIFEは残り2になった! 勝ち残ったのは静かなオーケストラです! 現在4連勝しています。 トータル13勝になりました! 静かなオーケストラのLIFEは1回復しました! 静かなオーケストラ 「(演奏を中断し、長森はスカートを広げた)」 やべー魔剤飲みだ つよすぎしずおけ by.Donald-2nd-R(結城莉玖と静かなオーケストラの人)
https://w.atwiki.jp/gust44/pages/5.html
元魔王 紳士 特技はぶった切り 愛刀は村正 吉宗の上司 SE ラジオにゲストとしてスカイプ使って参加 渋い 早口は大の苦手 名声もカッコイイ、カッコよすぎてガストンの影が薄くなr(ry 吉宗に生電話☆ どS 部下は一人もいない、しもべだらけ バイ おみゃーおみゃーおみゃーおみゃー 会話中にEBSの話をしてぶった切り 剣聖のルール、ひとぉぉつ!! 地味に廃プレイ復活ちう 色々な意味でアダルト 伝説の人 城をHP1に調整するCROSSさん空気読みすぎ 非魔人 地味に米所持
https://w.atwiki.jp/pmms/pages/398.html
猫斑・弥耶(ねこぶち・みや)みゃー! ぷろふぃいる 「(みゃーはみゃーにゃ。みゃーであるからみゃーなのにゃ」 猫斑・弥耶(ねこぶち・みや) パーソナルデータ 名前 猫斑・弥耶 称号 吾輩はみゃーである。名前はみゃだ無い。いやある? 性別 女 種族 ウェアキャット ジョブ-01 傾奇武者 ジョブ-02 バウンサー クラス 赤 部活 まだ入ってないにゃ 生年月日 3月8日 年齢 13歳(2023年3月25日時点) 身長 153.3cm(2023年3月25日時点) 体重 知りたい?へんにゃの。