約 4,412,105 件
https://w.atwiki.jp/stgtukuru/pages/18.html
【キャラ設定】 魔術師(主人公/自機 人間 一人称 ボク 二人称 君 年齢 15 ボーイッシュな性格。箒を使用して空を飛ぶ事は無く、生身で飛ぶ。(箒は飛べない人と一緒に飛ぶときに使用) 魔術学校に通わず、自営業として小さな情報屋営んでいる。 仕事が舞い込んだとしても迷子の母親探しや重い荷物の持ち運びの手伝い程度。 本業とは程遠い仕事だが、報酬として対象の人物から何かの情報を仕入れる。 従業員は自分一名。 王都内をぶらぶらとしていた所、魔王の娘が襲撃を仕掛けてくる噂を知った。 深く探っていく内に嘘では無い事を確信し、止めるために古城へと向かう。 ※大神殺しの長槍の持ち主 大神殺しの長槍→自らの特殊な魔力を凝縮させ、其れを槍と化して投擲する技。 悪魔にも神にも通ずる槍であり、有らゆる生命にダメージを与える。 ※北欧神話にある“ミストルティン”の槍からの連想 アビリティ:神にも通ずる魔力 デザイン:160(絵) ◆SMFBQZMFzI 様 科学者 人間 一人称 私 二人称 君、貴方 年齢 16 他人に対しては、少し冷めた対応を取る。要は慎重な性格。 魔術師とはとても仲が良く、遊びに行くことも屡々。 その幼さとは裏腹に王都内でも上位に入る科学者でもある。 だが、身体能力が高いわけでは無く、特別な能力がある訳でも無い。 自宅はまるまる1つ研究所として利用している。 眼鏡を掛けていて、常に白衣姿。 余談ではあるが、視力は両眼共にDである為、眼鏡が無ければ殆ど何も見えない。 【容姿】 眼鏡と白衣。短く切られた髪。髪の色は青。 アビリティ:特になし デザイン:160(絵) ◆SMFBQZMFzI 様 魔術師(自称ライバル/ステージ1ボス) フェアリー 一人称 アタシ 二人称 アンタ 猪突猛進。思い込みが激しい性格。通っている魔術学校の成績は常に上位。 過去に魔術師との勝負に敗れたため、ずっとライバル視しているが、相手は特に何も思っていない。 箒を使用しなければ空を飛べることが出来ない。 何かにつけて魔術師の邪魔をしようと立ちはだかるが、何時も負けてしまう。 冷たい鉄が苦手。地肌で触れてしまうと力が出なくなり、魔法を扱えなくなる。 羽は生えているのだが、空を飛ぶほどの力は無く飾り程度。 【容姿】 魔術学校の制服。ツインテール。髪の色は赤。手には愛用の箒。 アビリティ:様々な属性の魔術を扱える デザイン:1ぼす 様 騎士団長(ステージ2ボス エルフ 一人称 私 二人称 貴方 年齢 20 王都直轄の騎士団の団長を務めている。生真面目な性格で、どんな場所でも騎士団の正装。 王都から抜け出し、魔王の娘の居城まで行こうとする魔術師を実力行使で止める事に。 何らかの能力がある訳では無いが、それを補うに十分な身体能力を得ている。 使用する武器は剣で、衝撃波等も扱える。空を飛ぶ際には、特注の何か(靴?)を身につけて飛ぶ。 直接会ったことは無いのだが、追放された剣士に対してはあまり良い感情を抱いていないらしい。 【容姿】 ポニーテール。緑色の髪。騎士団の正装(鎧?)。手には剣 アビリティ:非常に高い身体能力 王都内一、二を争う剣術 デザイン:神北枠照 ◆Uo6OOJ2/hl8t 様 追放された剣士(ステージ3ボス ペガサス亜人 一人称 私 二人称 お前 年齢 21 前騎士団長。とある問題を起こした為に裁判を掛けられ、王都を追放されて森に住むことに。 異例の早さで団長になった事もあり、実力は現騎士団長よりも上。 元より感情の起伏が乏しく、自ら喋ることも少ない。 ペガサスの血を引いていて、背中から生えている白銀の翼で空を飛ぶことが出来る。 ランスを所持していて、鉄の胸当て等の軽装。回避を主とした戦法をとる。 魔王の娘の居城に向かう途中の魔術師と出会う。 魔術師が王都騎士団が捕まえに来たと勘違いした為、そのまま戦闘に。 ランスに魔力を込めて空間や次元を切断或いは貫くことが出来る。これを用いれば、どんなに硬い兵器であっても切断又は貫通が可能。 また、刃の届く範囲であれば壁などの障害物を傷付ける事無く、その後ろに居る対象を傷付ける事が出来る。 【容姿】 乱雑に切られた髪。銀髪。胸当て等、軽装な装備。手にはランスを持つ。 アビリティ:次元/空間の切断 白銀の翼による飛行 デザイン:3面さん 様 侍女(ステージ4ボス 魔族 一人称 私 二人称 貴方 年齢 ??? 魔王の娘唯一の侍女。王都の人物達には敵意も好意も抱いていない。要は無関心。ただ、魔王が守っていたのを知っているから手を出さない。 魔王の娘の事を「主様」と呼ぶ。 黒いローブを身につけていて、何時もフードを目深に被っている為、素顔は確認できない。(素顔は凛としている感じ) 侍女に内緒で王都を襲撃しようとしていた魔王の娘に気付かず、古城に乗り込んできた魔術師の話を聞くこと無く排除するために戦闘へ。 戦闘後、魔術師の話を聞いて魔王の娘の居場所を魔術師に教え襲撃を止めようとする。 有機物や無機物問わず加速/減速魔法や自身や相手の影を使役する事を得意とする。 速度を限界まで遅くすれば、相手はほぼ止まったも同然となり、また速度を限界まで速めれば相手の身体に限界以上の力を発揮させて自壊させる事が出来る。 その他、様々な事に応用可 【容姿】 顔をスッポリと覆うフードが付いたローブ。ロングヘア。髪の色はマゼンタ。 アビリティ:対象の影の使役 対象の速度を操る デザイン:たま 様 魔王の娘(ステージ5ボス 魔族 一人称 妾 二人称 貴様 年齢 ??? ~のじゃ。口調 ロリばばあ 王都の宝として扱われている剣に封印された魔王(父)を解き放つ為に王都を襲おうと計画。 また、魔王軍の再建も目的の1つとして入っている。 王都から離れた山中の古城に侍女と2人暮らし。 お気に入りの扇子を所持していて、何らかの能力が秘められている。 時が経つにつれ、忠誠を誓っていた魔物達が離れて行ってしまい、自分と侍女だけになってしまった。 魔王は勇者に封印されたと勘違いしているが、実際は王都の為に自ら封印された。 力や魔力など、総合的な面で侍女に劣るも、覚醒した後は遙かに上回り、特殊な物を除き一切の傷を負わされる事は無い。 尚、覚醒時は世の中の理を捻変える程の力をも発揮できるが、未熟故にそれを上手く使いこなすことは出来ない。 頭(額辺り)には角が生えており、魔族の長の象徴でもある。 【容姿】 貴族が着るような服。頭に2本の捻れ角。背中から黒い翼。姫カットで、髪は金色。 アビリティ 上位魔術の無詠唱/使い魔の召喚 理を捻変える力 デザイン:えんじ 様 ;-------------------------------------------------------------------------- 設定だけ(?)の人達 差分無しの一枚だけでお願い致します! 絵師さん募集中! 魔王 魔王 一人称 ??? 二人称 ??? 密かに人間に好意を持っていた。 建前として王都を襲うことは度々あったが、魔物達には傷付ける事無く自分の元に連れてくるように命令していた。 その後は攫った人間達の記憶を消してこっそりと王都に帰していた。 ある年、王都を守る魔力が著しく低下した事を知り、自らの魔力を使って王都を守る事を決意。 魔王軍に説明すること無く、侍女に娘を託し、王都に襲撃を仕掛けたと見せかけて勇者との一騎打ちへ持ち込む。 わざと負ける事によって剣に封印されたが、目論見通り王都を守るに十分な魔力供給が可能となった。 ※魔王だけは立ち絵無しです ユニコーンの子供(2面道中の中ボスを倒した後、自機増加役として起用? ユニコーン亜人 一人称 私 二人称 ○○さん 年齢 10 人見知りが激しい少女。泣き虫。 過去に魔術師に助けて貰ったことも有り、唯一魔術師にだけ懐く。 知らない人と会ったときは、親しい人の背の後ろに隠れてしまう。 戦闘能力自体は皆無に近いが、重度の病気や怪我すら癒やす力がある。 しかし、癒やす際は怪我や病気の度合いによって魔力の消費も異なり、瀕死の相手を癒やしたならば魔力が底を尽き、自分が瀕死になりかねない。 額からは黄金の角が生えていて、周期によって生え替わるらしい。折れた角は最良の魔法薬の素材となる。 【容姿】 白いワンピース。額には黄金の角。姫カットの銀髪。 デザイン: 様 女王 (場合によっては裏ボスとして使用 神族 一人称 私 二人称 貴方 年齢 ??? 王都を造り、以降ずっと王都を治めていた人物。 歳、出身は一切不明。何千歳か何万歳か、或いは更に遡るのか。 本人曰く、王都を作り上げたのは最近の事。 飄々として掴めない性格で有り、その考えも常人では理解しがたい。 ぶらりと王宮から出て、一般人に扮装しつつ王都内の屋台食べ歩きが趣味。 強力な念力と万物を見通す瞳を持っている。 念力は有りと有らゆる物を動かすことが出来、空気・空間・時すらも動かすことが出来る。 それぞれを圧縮する事により、小規模なブラックホールや異次元の創造も容易く出来るとのこと。 万物の瞳によって例え世界の裏側であっても見通すことが可能。隠し事すら通じず、全ての真実を見抜く。 魔王の思考も見通していたため、建前として襲撃を防ぐことはあっても本気で争う事は無かった。 【容姿】 簡素に創り上げられたドレス。金色のストレートヘア。 庶民に化ける際は、麻布で作られた服。 デザイン: 様 翼人(2面道中強キャラとして使用?会話文は無し ハヤブサ亜人 一人称 ○○(自分の名前) 二人称 そっち 年齢 17 大手宅急便の配達員。それなりに偉い役職。 仕事の時と遊びの時では気性のギャップが激しく、仕事の邪魔をしたら相手に大けがを負わせる事もある程激しく怒る。 羽を飛ばして切り傷を負わせたり、物凄いスピードでの体当たり等が主。 大技としてソニックブームを作り出せるが、自らも怪我をしかねないので多様される事は無い。 鳥の言葉を理解出来、同時に鳥とコミュニケーションを取ることが出来る。 【容姿】 背中には大きなハヤブサの翼。髪の色は茶色。ショートヘア。 飛行帽に、風から目を守る為のゴーグル ホットパンツ デザイン:わたし ◆WyBptmMs5o 様 魔物達のリーダー(3面道中 中ボスとして使用/カットインのみ使用 猫獣人 一人称 うち 二人称 お前 年齢 11 ~なのだ。と語尾に付ける特徴的なしゃべり方。 鉤爪による引っ掻きと噛み付き、後は仲間(魔獣)を呼んで攻撃する事が主。 先祖返りを行って完全な獣となる事が出来るが、この獣人は特異であり、様々な獣へと姿を変える事が出来る。 其れが大型であればある程、体力と気力の消耗が激しい。 非常に仲間思いであり、魔物を倒していく魔術師を倒そうとするが、返り討ちに遭う。 実は魔物から主人公に襲いかかっているから正当防衛……なんていう事は微塵も考えて居ない。 【容姿】 獣型(虎の様な生き物?)の魔獣に乗っている。 ぶかぶかの兜に、これまたぶかぶかの服装。手には古びた鉤爪 ざんばら髪で、エメラルド色。 頭にネコミミがあり、色合いは髪よりも少し濃い程度。鋭い犬歯がある。 肌は小麦色
https://w.atwiki.jp/hanatoma95/pages/114.html
ダイヤモンド殺人事件 短編集でした。なんか読んでいくうちに眉間に皺が寄っていくのがわかりました。脱力感を感じる本でしたね。あまり良くない感想なので、ファンの人は見ないでください。気を悪くさせてしまうかもしれません。 内容は短編がいくつかで、ミステリのようなホラーのような、なんかようわからん感じ。割と出版数が多い人で、昔ホラー系を何冊か読んだんですが、ここまでうんざりしなかったような気がするんですけど、なぜこれはこんなに嫌なんだろう。 短編一つ一つの前に、著者から前書きのようなものがありました。それがねー、言い訳とか、いかにして自分がこの話を思いついたかを延々と語っているのです。なんか自画自賛入っているように感じるんですよ。「よくこんな題名の本があるけど、内容は似たり寄ったり。自分だったらどう描くか、と思ってできた本がこれです。」せめて後書きやらエッセイやらでそういう話はしてよ、黙って本編で語ってくれと思いました。私はこの作者に興味はないので、著者にこんこんと解説されても嬉しくないのです。それも本編前に。 「我ながら良いでき」と聞かされて読んだら、期待するじゃないですか。だから余計に拍子抜けしたのかもしれません。こういった「本編前に著者説明」が功を奏する本もあるかもしれませんが、ことこの本に関しては裏目に出ているように思います。 それから「オチ」に酔って、それ以外のところが付け足しのように感じました。「オチ」に持っていくまでに綺麗に持って行ってこそ結末が映えるのに、無理やり感がある。「ナルシストが鏡を見てうっとりしているところを見ている」のは楽しくても、「ナルシストに自分の写真を次々見せられて感想を求められる」のは鬱陶しいのです。 ここから先はネタバレ及び愚痴になります。 双子が殺しに来ても「だから何よ」って思っちゃいました。 一重を二重にしたくらいで、別人にそっくりな顔になるんか。鼻と口と輪郭は別人なんやろ。 昔の悪事で脅されてあたふたするような成功者なんて説得力ないんじゃ。男ならどーんと「証拠はあるのかね」くらい言え。百歩譲って脅されたいなら、そりゃしょうがないよねと思えるような描写をしてくれ。 犯した殺人にビクビクして更に罪を重ねるなら、もっと狂気じみた描写でもしてくれんことには納得できへんわい。 つまり先にネタありき、トリックありき、オチありきではなくて、犯罪がおきてもおかしくない土台作りに力を入れてください。って感じかな。少なくとも私はそう思いました。感想長すぎたか。 (2007/08/05) 名前 コメント [カウンタ: - ]
https://w.atwiki.jp/okaraji/pages/27.html
○旧まとめサイトからの移行について 旧「オカルトラジオしませんか?まとめサイト(ここ)」はリスナーの好意により設置された経緯もあり、現在サイト管理者が不在となっております。このような状況では記事のメンテナンスや荒らしに対応できません。 そこで新たに、DJたちで管理するまとめサイトを立ち上げました。 新まとめサイト「オカルトラジオしませんか?wiki」 ttp //www31.atwiki.jp/occultladio/ また、旧まとめサイトは管理者不在のため削除することができませんので、このまま保存することとします。 移転は2010.1.23を予定しております。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1104.html
でもそれって根本的な解決にはなりませんよね? ◆mist32RAEs 一方通行と呼ばれる彼にも、かつてはれっきとした日本人らしい名前があった。 苗字は二文字で、下は三文字だった。どこにでもある、いたって普通の名前だったように思う。 それを失くしたのは彼がこの世に生を受けてから十年を過ぎたあたりか。 彼は最初から最強だったわけではないが、それでも周りと比べて図抜けていたのは確かだ。 突っかかってきた同年代の子供たちは触れただけで骨を折った。 さらにそれを止めようとした大人たちも同様だった。 取り囲んで一斉に飛び掛かり、捕まえようとしたが結果は同じ。 彼とその周囲の人間にとって不幸だったのは、この時点で彼を宥めることが誰もできなかったことだった。 それどころかほかの人間たちは皆、彼の強大な力に怯え、恐れおののいた。 しまいには警察、軍隊に等しい武装集団まで駆り出されての大捕り物となったらしい。 だが誰より怯えていたのは彼――当時は小学生にすぎない未熟に過ぎる精神の持ち主に他ならない。 彼はとにかく怖かった。 彼は拳を振り上げられるのが怖くて抵抗しただけだ。 大人たちに大勢で取り囲まれ、さらには彼らが恐ろしい形相で飛び掛ってきたので必死で腕を振っただけだ。 小さな子供にとっては当然の反応といえる。 だがそんな純粋な防衛本能を、その特異な力が災害クラスの破壊力に変えてしまった。 ヘリが、戦車が、武装した大勢の武装勢力が、怯えに任せて力を振るう少年を取り囲むという、一見して奇妙な構図。 そのときの彼はまるでテレビに出てくる醜い怪獣のようだった。 誰もが恐れ、怯え、必死の形相で睨んでくる。 彼がほんのわずかな力を行使するだけで、大勢の人間が傷ついていく。 少年だった彼には、そのとき世界はどう見えたことだろう。 まるで自分が世界の全てから『お前は悪だ』と告げられたような、そんな気持ちではなかったか。 その後の彼は、まるで自ら望んで悪になろうとするようだった。 誰にも望まれず、誰にも関ろうとされず、だがそれでも誰かに認められたいというように。 それが例え万人に忌み嫌われる道であっても、それでも絶対の力を持つ悪としてならば、皆は自分を認めてくれるのではないかというように。 そんな彼にある少年による一つの敗北と、ある少女の一つの理解と、一つの救いを求める心が芽生えるまでは。 ◇ ◇ ◇ 地が無い。 天が無い。 光が無い。 闇だけが在る。 そして目の前には一人の少女。 「超電磁砲 レールガン ……!?」 栗色のショートヘアに整った顔立ち。 白のブラウス、サマーセーター、プリーツスカート。 年相応に学生らしい制服姿の少女――学園都市第三位のレベル5。 超電磁砲の御坂美琴が闇の中に立っていた。 立っていた、というのはふさわしい表現ではないかもしれない。 ここでは地面すらあやふやで、もしかしたら浮いているのかもしれないし、沈んでいるのかもしれない。 だがそんなことはどうでもいいことだ。 「なンでてめェがいやがる……」 死んだはずだ。 あの放送が本当ならばもう12時間以上も前に。 「別にいいじゃない。さ、早く願いを言いなさい。それがあんたの力の容(カタチ)になるわ」 「何?」 「守りたいんでしょう?」 「……てめェは誰だ。クローンどもか?」 こいつが打ち止めの一件を知っているはずはない。 いやもしそれを知っているからといって、この少女に自分の胸の内まで吐露した覚えはないのだ。 一万人を殺して、殺して、殺して、その果てに待ち受けた敗北を経て、そして初めて己が所業の罪を思い知った。 そしてそこでようやく己の本当の願いと、そして成すべきことを悟った。 それを知るものはほんの一握り。少なくともこの少女でないことは明らかだ。 そもそもこの状況は一体なんだ。 これは現実なのか。 「仕方ないなぁ。まあ確かに私は超電磁砲じゃないし、アンタが殺しまくったクローンのシスターズでもない。 私はアンタの心が映し出した罪業のシンボルってとこかしらね」 「…………ぁ?」 「よーするにアンタが今までで一番悪いことしたなって思ってることに関連付けて私の姿は形作られてるわけよ。 あんだけ派手にブチ殺しまくっておいて実は罪の意識がありましたー、なんてどんだけよって思うけどね」 「……」 正確ではない。 自分の心の根底に気づいたのが全て終わった後であったというのが本当のところだ。 が、だからといって殺されたシスターズ一万余りと、生き残った一万弱に向かってそれを言ってどうなるというのか。 一方通行によって殺されたという事実は何も変わることはないのだ。 押し黙るしかない。何も言えなかった。 それを知ってか知らずか、眼前の少女はひらひらと手を振りながら軽い口調で語りかける。 「まあいいわ。本題に戻るけど、どうするの? 望むならアンタに力を授けてやれる。ほら、あれ――」 「……! なンだ、ありゃァ……!」 息を呑む。 少女が指差した先には黒い太陽が在った。 いや――あれは孔だ。 底抜けに深い闇を湛えた巨大な孔がぽっかりと頭上に開いている。 見ているだけでわけのわからない怖気が走る。 あそこから声が聞こえてくる。 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 超質量の瘴気。 怨念の海。 正確にはどう言い表して良いのかわからない。 だがアレがどういうものかは本能的に理解した。 織田信長が纏っていたものと同種の、いわゆる良くないモノ、悪と呼ばれるべきモノ。 「アレが力だってのかよ……」 「そう」 「ふざけんじゃねェ!! あんなんで俺の望みが叶うわけねェだろうがァ!!」 力いっぱいの拒絶の叫びだった。 あんなものが自分が望む救いであるはずがない。 あんなものを手に入れたところでそれが自分と、自分を唯一理解してくれたあまりにもか弱く純粋な彼女に救いをもたらすなどと――、 「何言ってんのよ?」 そこで少女は心底不思議そうに小首を傾げてみせた。 その質問があまりに意外だったというように。 「そんなことは……ねえ、アンタなら誰よりもよくわかってるんじゃないの?」 「……あァ?」 「ここで嘘は通じないわ。だってここはアンタの心の中だもの。私もアンタの心が写し出した超電磁砲のイメージ。 ここの全てはアンタの心の内そのものであって、私が嘘をつくってことは自分で自分に嘘をつくことになるの。 そんなのできるわけないでしょう?」 「心の、内……?」 何がどうなったのかわからない。まるで夢を見ているようだ。 いや、本当に夢なのだろうか。自分のことだというのにまるでそういった感覚がない。 自動的に流れていくテレビの映像のように進行していく会話を、もう一人の自分が脇で見ているような感じだった。 超電磁砲の少女と会話を交わしているのは確かに自分だ。 だがそこに関与して物事の流れを変えることができない――と、いうより思考できない。 不自然なポイントはそれこそ数え切れないほどあるというのに、だ。 少女の言葉はさらに続いていく。 「これがアンタのやり方に一番合ってると思うけど? そしてアンタの心の内の一欠けらである私がそう思うってことは、自分でも認めてるってことよ。 アンタ自身の意識として気づいてないってだけでね」 「うるせェ! だったら教えやがれ!! あんなモンでどうやったら――どうやったら守れるってんだよ! どうやったら救いを得られるのか答えてみやがれ、あァ!?」 つかみ掛からんとするほどの勢いで少女に詰め寄る。 するとどこか噛み合わない問答にいい加減に嫌気がさしたのか、少女は大きなため息をついてこういった。 「仕方ないわね……じゃあ実際にやってみればわかって貰えるかな?」 少女のしなやかな指先が眼前に突きつけられて――世界はそこで暗転した。 ◇ ◇ ◇ 大洋に二隻の船。 片方には200人、もう片方には300人の乗客と一方通行。 さて一方通行に問題だ。 嵐に遭遇して両方の船が沈みそうになった。 お前の力は触れたものしかベクトル操作できないので、つまり片方しか助けられない。 その間にもう片方は沈没するだろう。 さて、どっちを救う? 「……300人の船だ」 すると選ばれなかった200人の船の連中がお前を取り囲んでこう言い出した。 『こちらの船を先に救え』と。さあ、どうする? 「それは――」 一方通行の能力が炸裂した。 200人が乗った船が胴体の真ん中から真っ二つになり、壁も窓ガラスも打ち砕かれた。 乗客はその崩壊に巻き込まれ、ゴミのように海中へと沈んでいく。 正解――。 「な……」 次の問題だ。 生き残った300人はまたしても危機に襲われる。 50人を見捨てれば残りの250人は助かる。 ならばどうする? 「おい……」 一方通行は50人を助け、250人を見捨てた。 見捨てられた人間たちはこちらを救えと、力ずくでも言うことを聞かせようとしたが、全て殲滅完了。 正解――。 「はァ!? おい、ちょっと待てよ! さっきは人数多いほう助けといて、何ッだァそりゃァ!?」 いいや、まちがってはいない。 君は絶対にこの選択肢を選ぶ。 では次の問題だ――。 ◇ ◇ ◇ 一方通行がいくらわめいても問題はお構いなしで進行していく。 50人は30人に、30人は10人に、10人は4人に。 殺した。殺した。殺して。殺した。 裂いて。割って。潰して。曲げて。 斬って。砕いて。刺して。刻んで。 剥いて。破って。壊して。貫いて。 回して。彫って。抉って。捌いて。 屠って。弄って。葬って。除いて。 刈って。塞いで。掃って。薙いで。 晒して。消して。畳んで。捩って。 巻いて。注いで。繋いで。研いで。 殺して。殺して。殺して。死んだ。 そのうちにわかってきた。 一方通行がなぜこの選択肢を選ぶのか。 その理由は彼が救うと選択した集団に必ず一人の少女が混ざっていたから。 水色の古ぼけた毛布に身を包んでちぢこまっている少女。 彼女こそが、初めて一方通行という存在を理解してくれた唯一無二の聖域だった。 血塗られたこの手でも、傷つけ破壊することしか知らない自分に対して、そうではない――と言ってくれた。 彼女の笑顔を、同じ目線で接して自分を認めてくれたことを失いたくないと思った。 そしてそう思えた自分自身もまた、失いたくないと願った。 例えどんなことをしてでも――、 「……そういうことかよ」 残るは四人。 その全てが自身にとってかけがえのない存在だった。 だがそれでも二人と二人のうちどちらかを選べと言われた。 本名を捨ててから記憶の隅に追いやっていた両親が、ベクトル操作の威力で木っ端微塵に砕け散った。 「結局……壊すことしか、殺すことしかできねェってことかよ」 残るは二人。 その中からたった一人の打ち止めを救うために、一方通行は残りの一人を殺す。 壊すことしかできずとも、殺すことしかできずとも、それでもそれが彼女を助ける方法になるのなら――、 「上等だァ……例えこの世全ての悪になろうが知ったことかァ!! こっちの一方的な都合で消えてもらおうかァ!!!!」 立ちはだかる人影があった。 その最後の一人に向かって哄笑をぶつけた。 己が悪であると誇示する、絶対強者の凶暴性を示す威勢。 「いいぜ……てめえがそんな方法でしか大事なものを守れないと思ってるなら……!」 それに対して一歩も引かず。 幻想殺しの上条当麻。 一方通行をまっすぐに見据えるその眼。 己が正しいと信じて疑わない。 おそらくこいつは愛されている。 それに何の疑問もなく、己が正しいと。 そしてそれを確信としてわかっている。 欲しくて欲しくて欲しくて、でもどうにもならなくて、決して手に入らないと悟って――、 とっくの昔に諦めて、冷たい心の底に封じ込めておくしかなかったもの全てを、こいつは当たり前のように持っている。 ちくしょう。 ちくしょう。 ちくしょう。 「まずは、その幻想を――!!」 ――愉快に、素敵に、ビビらせて、 ――ブ ッ 殺 し て や る 。 ◇ ◇ ◇ これは夢だ。 放送前にわずかな睡眠をとった時間で見た、起きてから本人が覚えているかどうかすら怪しい、うたかたの夢。 だが、そこに写っていた一方通行と呼ばれる彼の心は真実だ。 彼の心がその結果として具体的にどのように狂ったのか、そしてそれが今後の行動にどのような影響を与えるかはまだわからない。 一つ言えるのは、今の彼は殺意に満ち溢れているということだ。 彼の目的は打ち止めの救出、そして自分を拉致拘束した帝愛の打倒だ。 しかしそのために合理的な判断ができるのか。それもいまだ不明。 彼はかつて、自分がどんなにクソッタレでもそれで誰かが死んでいい理由にはならない、と言った。 だが今の彼ならばこう言うのだろう。 「どいつもこいつもよォォ!! ウゼェ奴や邪魔クセェ奴がいたら、殺さなくていい理由なんてねェよなァ!! ――ヒャッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!!」 【E-7/学校/一日目/夜】 【一方通行@とある魔術の禁書目録】 [状態]:精神汚染(完成) [服装]:私服 [装備]:なし [道具]:基本支給品一式、缶コーヒー×12、ランダム支給品×1(確認済み)、パチンコ玉@現実×多量、缶コーヒー各種@現実×多数 [思考] 基本:どいつもこいつもブチ殺して打ち止めを守る。 0:どいつもこいつもブチ殺す。上条当麻は絶対にブチ殺す。 1:打ち止めを守る(※打ち止めはゲームに参加していません) 2:このゲームをぶっ壊す! [備考] ※飛行船で首輪・制限の制御を行っている・主催側で制限を調節できるのではないかと仮説を立てました。 ※ゼクス、政宗、神原、プリシラ、スザク、レイと情報を交換しました。 ※ライダーの石化能力と藤乃の念動力の制限を分析しました。 ※式の力で、首輪の制限をどうにかできる可能性があると判断しています。 ※織田信長の瘴気の影響で精神に異常が出ました。 時系列順で読む Back 街の灯り潤んで揺れる Next 試練~New Translation~ 投下順で読む Back 街の灯り潤んで揺れる Next 試練~New Translation~ 223 隣合わせの灰と青春 一方通行 244 我が骨子は捻じれ狂う/相克する螺旋で君を待つ
https://w.atwiki.jp/himatubusi_game/pages/14.html
仮入学というのは アリスの能力を 見きわめるための期間のことで その期間内で ボクが出す 試験に合格して 初めて 入学おめでとう となるんだ もちろん合格できなければ 入学は できないわけだけど ま 仮入学できている時点で 素質アリってことだから 自信を持っていいと思うよ 次の選択肢へ
https://w.atwiki.jp/astonishingscience/pages/279.html
302 :名無しより愛をこめて:2012/01/08(日) 11 51 24.56 ID nEiBHpNH0 今日の予告で新戦隊解禁になったよね。 ナレーターが言ってた新西暦2012年というのが気になったな。 307 :名無しより愛をこめて:2012/01/08(日) 15 15 55.22 ID r9nG6uNp0 302 スーパーヒーロー作戦の世界ということか? そうだとしたら随分未来の話という事になるが 309 :名無しより愛をこめて:2012/01/08(日) 16 23 15.89 ID QlhGH0fB0 この新西暦導入のお陰で2回有った1999年、年号とレジェンド大戦のズレ、W・オーズ・フォーゼの開始終了時期の関係、レスキュー三部作の時系列等諸々が上手く説明できるようになるんだよ! …多分 310 :名無しより愛をこめて:2012/01/08(日) 18 12 29.16 ID ZxO6Rps70 まあネジレジアの一件をなんとかするためのものだって事は容易に想像つくな たぶん数年後には『新』が消えて普通に『西暦』って呼ばれるようになるだろうw 749 :名無しより愛をこめて:2012/02/26(日) 09 07 43.27 ID N7eZlnPX0 ゴーバスターズ 新暦2012年で「13年前 」になんかあって力を得たらしい。 1999年に何かあった余波か? しかし、あのおねぇさん散々人が襲われてる状況見ても弟保護か 先週まで一般市民がザンギャックと戦っていた状況なのに (つーか映画描写からするとまだ戦ってる)あの考えはあの世界で通るのかな? 下手すると海賊より先にゴーバスターズの結成の可能性あるんだよな。 (バスコに「36番目」っていってるんで、2人時代は海賊より先って意味) 西暦でないあたり、ネジレジア騒乱の影響補正してるのかも 750 :名無しより愛をこめて:2012/02/26(日) 09 28 51.99 ID r6lKCZdc0 「作中描写を最優先」っていう、すごかがルールを遵守するなら、 今でてる情報だけだと、基本的にはゴーバスターズはゴーカイまでとは地続きではない世界… ってことにするしか仕方ない気がするなぁ。 (問題は、VSギャバンとかヒーロー大戦の辻褄をどう合わせるかだがw) 751 :名無しより愛をこめて:2012/02/26(日) 09 41 01.29 ID U9WTZOfh0 ゴーバスターズで13年前というと 1年前=ゴーカイジャー、6年前=ボウケンジャー、11年前=ガオレンジャー 12年前=タイムレンジャー、13年前=ゴーゴーファイブ ってことで、ゴーゴーファイブに助けられた、たくさんの「一つの命」の内の3人なんじゃなかろうか? 752 :名無しより愛をこめて:2012/02/26(日) 10 10 44.30 ID 0tpOyDCo0 13年前の1999年と言えばオーレンジャーなんかも有りますが そういえば今回の敵は機械生命体ぽいですよね… 754 :名無しより愛をこめて:2012/02/26(日) 13 16 52.95 ID lQAnDqTtP 敵首領がどうもジャビウス一世っぽいのが気になるね。 あれも何者かが作ったジャビウスハートという機械に自我が宿った存在だったし 755 :名無しより愛をこめて:2012/02/26(日) 13 29 53.47 ID ZYWIJ/aB0 749- 754 そんなに慌てて考察しなくても、もうちょっと材料が集まってからでいいんじゃないの? とりあえずは気がついたことや気になることを挙げていく程度のほうが。 750の辻褄合わせもそのうち本編に出てくるかも知れないし。 個人的に気になったのは、変身や転送の速度が目に見えて遅くなったことかな。 変身アイテムもいくぶん大型化してるような気がするし。 758 :名無しより愛をこめて:2012/02/26(日) 17 32 21.84 ID 8j9LZomS0 GBをレジェンド大戦に参戦させなかった理由はまァ流石に準備不足であった ということなんだろうが、ゴーカイ関連の戦いに投入しなかった理由はなんだろな? ギンガ、シンケンみたいに特定の敵へのカウンター戦隊だから温存したのかな。 新西暦2012年ってことだが、13年前は誰が活動していた13年前なんだ?? オーレン、ゴーゴファイブ?? それとも、レジェンド大戦からの数年を考慮してハリケン?? 思うに今回の敵は異空間にいるみたいだし、また次元混乱起こしたっぽい。 災害関係っぽいことも合わせたら55V辺りかな。 759 :名無しより愛をこめて:2012/02/26(日) 17 44 50.42 ID MPi9+Wm90 まあ本編でこれから設定が開示されるであろう部分については焦らないようにしようぜ。 「設定上はっきりとパラレルワールドである作品」についてはパラレルワールドとして扱うべきだし 考察すべきは「ゴーバスターズは’何’の13年後か?」ではなく 「世界が異なるはずのゴーバスターズが、なぜあの時バスコと遭遇したのか」かも知れないし。 760 :名無しより愛をこめて:2012/02/26(日) 18 16 58.96 ID 8j9LZomS0 異なる世界といっても、自分たちをはっきりと 「36番目のスーパー戦隊だ」と認識してんだよな、奴ら。 おまけに今日の新聞の見出しには「浅見グループ」の話題が。 761 :名無しより愛をこめて:2012/02/26(日) 18 56 32.22 ID Fm8YU90fO ゴーバスターズを見て思ったのは チダ・ニックとオートバジン、リクシンキの技術的繋がりかな 四肢や頭部の変形レイアウトが同じ アメリカの方にはサイバトロン星から来たバイクTFがいたけど あまり日本には情報が来てないのか模倣が難しいのかメリットがないのか 人魚型バイクロボは作られそうにないのか 762 :名無しより愛をこめて:2012/02/26(日) 19 18 32.56 ID lQAnDqTtP そこらへんどうも平行世界の壁が薄くなって 平行世界を行き来する人間がいるのではないかと 763 :名無しより愛をこめて:2012/02/26(日) 19 30 24.31 ID zc2j6jEX0 760 そこはアバレピンクと同じ自称かもな。 「ふーん、この世界には35のスーパー戦隊がいるのか。なら俺達は36番 目ってとこかな?」って感じで。 パラレルワールドに浅見グループがあってもおかしくないし。 764 :名無しより愛をこめて:2012/02/26(日) 20 28 40.53 ID 8j9LZomS0 まぁね。ただあの装備群とか観るに戦いが初めてではないらしい。 あの回の過去にも戦いがあったのは間違いないっぽいんだよね。 技術体系や名称的に36番目は素直にゴーカイ後と捉えてはいる。 まぁ、今後次第だけど。 765 :名無しより愛をこめて:2012/02/26(日) 20 51 46.91 ID lOzVF3120 >755 隠密性や確実性を上げる為に、敢えて速度を落としたって可能性は? 特命と銘打ってるし、敵が高エネルギー体を狙ってるって事は転送の精度が落ちててもおかしくないし。 チーター・ゴリラ・ウサギって陸地に偏り過ぎな編成を見ると、クル文化圏系の技術を 転送系が苦手なのを推してでも出力を上げたかったのかも。 ・・・ってバスターエースの見た目的にゃ炎神やヘッダーに近いから寧ろ転送は得意なのか? ピースが少な過ぎてわかんねーや。 766 :名無しより愛をこめて:2012/02/26(日) 23 46 47.91 ID gx3XxMU10 755 携帯電話型変身ツールのサイズから考えたら妥当なサイズじゃない?<モーフィンブレス ブレスレット型に回帰したけど、日常での隠匿能力よりも、紛失する危険性の回避を優先した結果だろう。 ゆっくり転送は、思うにエネトロン絡みの問題じゃないかと。エネトロンもだいぶ情報が無いんでどうとも言いがたいけど。 769 :名無しより愛をこめて:2012/02/27(月) 10 16 44.10 ID 16B9fvY30 新西暦と聞いて実は凄い未来の世界なのでは、と考えてしまった。 770 :名無しより愛をこめて:2012/02/27(月) 10 19 39.85 ID abondBDx0 769 クリン星の物語か。 772 :名無しより愛をこめて:2012/02/27(月) 19 54 30.79 ID knBeC2RO0 鎧が下手に三角錐を壊しちゃったせいで 「34のスーパー戦隊が存在していた世界」と「しなかった世界」に分裂し、 後者がゴーバスターズの世界になったというのはどうでしょうか? 773 :名無しより愛をこめて:2012/02/27(月) 20 09 36.21 ID FHmp/Nh/0 771 マトリンティスはいかれた一人の科学者が~だから新帝国ギアとかボルトに近い。 牧野先生が求めていたのがマトリンティスなら悲しい限りだが、アトランティスは別に存在してるのかな? ヴァグラスはジャビウス亡き後の仮想空間を利用して封印したと予測してるんだが。無の空間が広がってるし、使っても文句でないだろw というか流刑地以外の使い道がなさそうだ。 774 :名無しより愛をこめて:2012/02/27(月) 20 35 12.16 ID K5MsFSbm0 すごかが的にはゴーカイジャー以前の世界と同じだと考えるのを前提にするとして… 1999年エネトロンをモンド博士が発見 ヴァグラスを55V達が追い返す 2005年モンド博士は引退して水の民の村で隠居。後任の牧野博士がエネトロンを元にパラレルエンジンを制作 2011年レジェンド大戦 201X年にゴーカイジャーが地球に来て、ザンギャック倒す 201X+10年頃、ネジレ次元のせいで時間が五年ぐらい巻き戻っていた事が公になり、新西暦2012に統一される みたいな 775 :名無しより愛をこめて:2012/02/27(月) 20 50 01.24 ID FHmp/Nh/0 いつも思うんだが、ねじれ現象の際の肉体的な加齢や そもそもの年齢把握はどうしてんだろ? 被ってる分も別にカウントするのかな?? 776 :名無しより愛をこめて:2012/02/27(月) 20 54 04.27 ID nSfV/l8f0 一般市民は「気が付かない」んじゃないか? と、いうかネジレ現象は『世界の時間』が進んだだけで、 人体に影響してるのか怪しい。 何ぼ何でも、いきなり赤ん坊が二歳児になったりでもしたら異常事態だしなぁ… マジでスタンド能力『メイドインヘブン』みたいなことが起きるとは思えんし。 777 :名無しより愛をこめて:2012/02/27(月) 21 01 27.36 ID jSGNOxsl0 777 778 :名無しより愛をこめて:2012/02/27(月) 21 02 00.49 ID UU1IqHdB0 774 2度目の1999年といえばウインスペクターもだな。 電脳テロなんかも起こっていたりするから、そりゃ広大なネットワーク上で 悪意を持ったバグも発生するわけだ。 779 :名無しより愛をこめて:2012/02/27(月) 21 13 21.72 ID nSfV/l8f0 そういや『グリッドマン』は何時だっけか? 782 :名無しより愛をこめて:2012/02/29(水) 00 32 08.90 ID nKLy6dpg0 774で年表書いてみたは良いが、この年表だとvsギャバンでゴーバスが出てきた事が説明できなくなるんだよなw タイムレンジャーがガレオン破壊を阻止する為にゴーバスターズに依頼した、とか苦しいかな? 783 :名無しより愛をこめて:2012/02/29(水) 02 31 05.35 ID IZk7SggMP とりあえず、ゴーバスターズ世界の本格的な考察や議論は 5月のスーパーヒーロー大戦ネタ解禁までおあずけだな。 しかし、新たな情報が更新される度にこのスレ住人には 刺激が強すぎる映画だな。 784 :名無しより愛をこめて:2012/02/29(水) 20 21 42.90 ID KCwTQTX20 スーパーヒーロー大戦は4月21日公開ですよ。 785 :名無しより愛をこめて:2012/02/29(水) 20 23 31.43 ID qXjFLb1h0 ネタバレになるから公開から1ヶ月ぐらい間を置くというルールがある、とかじゃないのか。 786 :名無しより愛をこめて:2012/03/01(木) 03 02 53.76 ID jW8jhgbr0 あのソウガンブレードとかイチガンバスターとか、何となくスマートブレインの匂いがするんだよなぁ。 「日常にありそうなブツに擬態する武器」ってコンセプトだけならともかく、イチガンバスターの横の赤い線とか、何となくフォトンブラッド技術の応用のように見える。 787 :名無しより愛をこめて:2012/03/01(木) 07 21 49.88 ID yZYiSlsr0 783-785 今回のスレは10日後から解禁( 2)だから、4月31日からOKですね 788 :名無しより愛をこめて:2012/03/01(木) 07 22 20.81 ID yZYiSlsr0 って、4月31日ってなんだ、俺。5月1日解禁じゃねえか。 790 :名無しより愛をこめて:2012/03/01(木) 11 49 28.15 ID z5WK5/la0 774 ゴーカイジャーは2013年に地球にやってきたというのがもっとも正しい説。 822 :名無しより愛をこめて:2012/03/03(土) 22 30 43.11 ID 4TeIA4sx0 レジェンド大戦が2011年、ゴーバスターズが2012年、ゴーカイジャーが2013年 やはり明確に「2012年」と劇中の年代設定がなされているから自然に ゴーバスターズはゴーカイジャーよりも前の話と考えないと辻褄が合わないんだよね。 ただゴーカイ世界ではエネトロンをエネルギーにしているようすが無いから ゴーバスターズの一年間の戦いの中で何かエネトロンが消滅するような大事件があったと思いたい。 ヒロムの夢のあの都市壊滅が終盤へのフラグなんだろうな。それこそ ディケイドの夏海が見たライダー大戦の夢が正夢だったように 824 :名無しより愛をこめて:2012/03/03(土) 22 35 04.16 ID 4TeIA4sx0 もう、ヒーロー大戦が公開された辺りで長谷川に新作を執筆してほしいな。 825 :名無しより愛をこめて:2012/03/03(土) 22 36 39.04 ID 4TeIA4sx0 俺の 822の説は結構、真実に近い。 826 :名無しより愛をこめて:2012/03/03(土) 22 37 19.85 ID VOwEotfWO 822 素直に受け取るなら単純に13年前の回想だろあれは それに、その問題はスーパーヒーロー大戦で明らかになるだろう 830 :名無しより愛をこめて:2012/03/03(土) 22 43 35.78 ID WnHlZeCs0 ゴーバスターは「新西暦2012年」なんで、ゴーカイジャーなど「西暦」の世界とどう関わるかはまだ不明。 これから開示される設定もあるだろうし、変な思い込みで頭を固めない方がいいと思う。 831 :名無しより愛をこめて:2012/03/03(土) 22 45 11.15 ID 4TeIA4sx0 ゴーカイジャーって劇中で「西暦」だと明言された事ってあったっけ? 832 :名無しより愛をこめて:2012/03/03(土) 22 50 52.25 ID VOwEotfWO 831 34のスーパー戦隊が西暦ベースの世界観だから、必然的にそうなるだろうな 『西暦3000年』とかあるしさ 833 :名無しより愛をこめて:2012/03/03(土) 23 50 29.11 ID wNu6kcU/0 ドラえもんとプリキュアがレジェンド大戦で大活躍した事は案外知られていない 834 :名無しより愛をこめて:2012/03/04(日) 01 32 30.70 ID cDHZFMXP0 そうか!ジャミラは新西暦1993年に倒されたんだ!(思いつき) 835 :名無しより愛をこめて:2012/03/04(日) 03 46 20.13 ID vG/QIBol0 わざわざ冒頭で「新西暦」なんて言ってるんだし むしろスムーズにゴーカイ(西暦2013)→ゴーバス(新西暦2012)に繋げられるんじゃねーの? って俺なんかは思うんだが 836 :名無しより愛をこめて:2012/03/04(日) 04 25 01.23 ID GftYRDdsO 835 13年前が西暦1999年なら可能性はあるが、新西暦1999年ならアウトだな 837 :名無しより愛をこめて:2012/03/04(日) 04 35 52.62 ID VZQ4QTEt0 ゴーバス一話で赤が青黄と初顔合わせなのにVSギャバンですでに三人揃ってる 一話がレジェンド大戦からゴーカイ一話との間の話で 大いなる力の流出を防ぐためにワザと戦隊のフォーマットから外した人員構成にしている 838 :名無しより愛をこめて:2012/03/04(日) 04 54 27.01 ID GftYRDdsO 837 そこは、ゴーカイよろしく過去に行く話が出るかもわからんし、一概になんとも…… 時系列順に並べるのもすごかがのルールだし、スーパーヒーロー大戦の扱いも判明してな いこの時期に仮説だらけにしても仕方ないだろう 839 :名無しより愛をこめて:2012/03/04(日) 10 43 20.61 ID WjAK+LyK0 ネジレジア混乱によって発生したズレを修正した年号である新西暦と、ズレをそのまま残した西暦が並行して使われている世界観である・・・って説も考えてみたけど、そうなるとやっぱり新西暦2012は西暦2013よりも過去になっちゃうんだよなぁ。 840 :名無しより愛をこめて:2012/03/04(日) 12 17 16.13 ID UT3RE/yU0 タイムレンジャーの大消滅によって発生(復興)した新世界の2012年という説は? 841 :名無しより愛をこめて:2012/03/04(日) 12 21 26.26 ID UT3RE/yU0 言葉足らずだったので補足 大消滅に飲み込まれた少数の人々がその先で文明(新西暦)を復興させて2012年って意味 現代+約2000年の蓄積があるとすれば脅威の科学力で西暦に来たりするのもできなくはないかも 842 :名無しより愛をこめて:2012/03/04(日) 14 16 52.78 ID ovMe/fq10 例のCMのおかげで、ドラえもんも考察対象なんだよな 838 そうかもしれないし、「新暦」が西暦のどのくらい後かもよくわからんしな 845 :名無しより愛をこめて:2012/03/04(日) 18 27 36.59 ID S47cgmcO0 836 西暦と平成に2つの紀年法が平行して使われてたとしたら別に問題なくね 855 :名無しより愛をこめて:2012/03/07(水) 01 59 18.07 ID y8IdaOIK0 風都にみたいに風力エネルギー中心のところもあるから、 都市ごとにエネルギー源が違うとか? あるいは国が違うのかもしれない。 ゴーバスターズが「われわれの知る日本」の戦隊とは限らないからなぁ 856 :名無しより愛をこめて:2012/03/07(水) 03 45 21.53 ID NxiBr25ZO 風都がことさらに風を強調してるのは街興しみたいな感じなんじゃないかなあ エネルギー問題とかじゃなくて、もっとイメージ重視の都市計画。 それ以前にライダー世界と戦隊世界はもともとは同じ世界だったものの ディケイド&シンケンジャーのあたりまでに切り離されてるから エネトロン都市と風都は今のところ関係なさそう そういえばナビィは電池で動く?って話があったんだから ゴーカイの時代までは戦隊世界でも主要エネルギーが通常電力だったんじゃないかな? ゴーカイダイレン回でも店に「節電中」の張り紙があるし。 レジェンド大戦で発電所とか壊れたのかもしれない。 で、エネトロン自体はゴーバス開始時の13年前にはあったけど 普及したのはレジェンド大戦からの復興の過程で ライフラインの再整備を行ってからだと推察する。 857 :名無しより愛をこめて:2012/03/07(水) 07 58 52.40 ID gtYsStyU0 855 2行目あたりはありそうだよなぁ。街中に出動用通路が張り巡らされている ことからして、ゴーバスターズの活動範囲は最初からあの都市内だけ、 すなわちヴァグラスがエネトロンを狙って出現する場所もあの都市内 だけと想定されているはず。エネトロン発電所みたいな所は他の地域にも あるかもしれないけど、各家庭やオフィスにまで直接エネトロンを供給 しているのはあそこだけなんでしょう。 858 :名無しより愛をこめて:2012/03/07(水) 09 17 57.36 ID +NUFWdNk0 857 エネトロン特区とかが現実的かねぇ。全国規模の インフラのリプレースは数年じゃ無理っぽいし。 859 :名無しより愛をこめて:2012/03/07(水) 11 00 54.31 ID PwzmpH0w0 あのシューターとか見ると サイバーコップとの関係を想像してしまう 860 :名無しより愛をこめて:2012/03/07(水) 16 04 38.76 ID Z5d/9Up10 なんかいろいろ・・・ http //www.cow-spot.co.uk/tokusatsu/16/src/1331044150390.jpg 862 :名無しより愛をこめて:2012/03/07(水) 20 02 50.30 ID 0FMQcFio0 853 そういえば宇宙を自在に飛び回るような文明でも、剣が普遍的に使われているのは 現実の軍隊が剣を持たなくなって久しいのと比べると、興味深いかも 858 逆にエネトロン関連施設の近所に集中的にシューターを配置してるのかも。 それ以外の所は普通にバイクとかで行く。 864 :名無しより愛をこめて:2012/03/07(水) 20 47 02.03 ID G4zwYt2e0 855-856 実は風都の風力発電は風神エネルギーのことで、実際に莫大な発電量を誇る。 とか思いついた。発展性はないが。 865 :名無しより愛をこめて:2012/03/07(水) 22 03 56.54 ID oDElaodm0 鍛えてドーピング的にアギトの力に目覚めた者が鬼なんじゃないかな。 音撃戦士の姿が禍々しいのは白い青年の影響を受けていなかったらとか。 867 :名無しより愛をこめて:2012/03/07(水) 22 55 43.69 ID PwzmpH0w0 860 歴代戦隊や仮面ライダー、サイボーグ009、 石ノ森章太郎の名前も出てるな 868 :名無しより愛をこめて:2012/03/07(水) 23 11 06.46 ID 3MI0hDQ80 ディケイド以前に切り離されているとはいえ、 左が子供の頃から「ふうとくん」は居たわけだし、 風都が完成した時点では同じ世界だった可能性は十分にあるぞ 871 :名無しより愛をこめて:2012/03/08(木) 02 04 51.71 ID ADukAtSC0 ユイ・イブキが「地球のアースフォースだけがバズーを倒せる可能性がある」と考えたように 地球は全宇宙の中でも特別な惑星で、それ故に風力や地下資源も他の星とは違う性質を帯びるのでは。 アースフォースが「星のオーラ」なら、古代からいろんな善悪の戦いによって鍛えられた地球のオーラは 「鍛えれば鍛えるほど無限の力を発揮する」ようになったのかも知れない。 890 :名無しより愛をこめて:2012/03/09(金) 13 35 34.04 ID rzGT8W8A0 ゴーバスターズとゴーカイまでのスーパー戦隊の時間軸の問題だが、実はゴーバスターズの世界はパラレルワールドで、アキバレンジャーの世界こそがそれまでの戦隊と地続きだったということもありえるな。 891 :名無しより愛をこめて:2012/03/09(金) 15 47 01.85 ID 4eVeyqqm0 890 ゴーバスターズがゴーカイVSギャバンに出ていることと 次のスーパーヒーロー大戦に出ることが決まってる以上 特殊な時間軸にあるとしても、因果律的にはスーパー戦隊の歴史に連なる36番目のスーパー戦隊だろう
https://w.atwiki.jp/astonishingscience/pages/114.html
104 :名無しより愛をこめて:03/01/27 03 05 ID W4fpiLMt シュリケンジャーの正体は人間だったか… 10年前というと、1993年。 カクレンジャーの放送開始(=妖怪軍団の活動開始)が1994年2月。 彼はハリケンジャーになる予定だったのを御前様にスカウトされたということの様だが、 そりゃあ突然失踪されたらカクレンジャーに協力はできないよなあ。とオモタ 想像するに、前もって妖怪の復活を予測していた(実際はサスケとサイゾウのせいだが。笑)鶴姫家は、 復活の時に向けてそれぞれの流派から援護を要請していて、 その際に現在のシュリケンジャーも「ニンジャグリーン」として向かうはずだったのではないか? 105 :104:03/01/27 18 56 ID c0V8nOhw スマン。 よく考えたらオーレンジャー(放送は1995だが設定では1999)の前に4年の空白があるのか。 すご科ではネジレジアのせいになっているが、 それでも俺達の世界に対して4年増えてるんだよね。 それともこの4年は消失したのか? だれか上手くまとめてー 106 :104:03/01/27 19 03 ID c0V8nOhw 一応まとめとく。 旧1994(カクレンジャー) 旧1995 旧1996 旧1997 旧1998 旧1999(オーレンジャー) 旧2000(カーレンジャー) 新1997(メガレンジャー) 新1998(ギンガマン) 新1999(ゴーゴーファイブ) 107 :名無しより愛をこめて:03/01/27 19 27 ID c0V8nOhw オーレVSカクレンジャーを見るに、 4年も経っているようには見えない。 同様の疑問はクウガ(放送は2000だが、アギトの2年前とされる。1999?)→アギト(2001) の時間がずれていることにも言える。 とすると、ポイントはタイムレンジャーか? 108 :名無しより愛をこめて:03/01/28 00 21 ID SXOPJuzQ ちなみにクウガの物語り自体の時間は2000年ね。 114 :名無しより愛をこめて:03/02/02 17 56 ID 2tEyBWYL 今日のハリケンの「アレ」 はビッグクランンチ(宇宙が重力に押しつぶされる)を おこすためのものだったのね。 115 :名無しより愛をこめて:03/02/02 18 51 ID 9mcIJcIJ 大消滅とかアレの影響で4年分の時空の歪みがほぐれてくれねーかなw 896 :名無しより愛をこめて:03/11/17 18 36 ID KoMALqbY 長谷川氏は、1999年が二度来たのはネジレジアの影響と言ってたが、 実はGゾードの影響ってことはないか? んで、タイムレンジャーがGゾードを破壊したことによって、本来の時間軸に 戻った。 だからガオ・ハリケン・アバレンは、本来の時空軸。 カー・メガ・ギンガ・55Ⅴは、本来の時間軸に入ってはいるんだけど、 年代が数年ずれている。 ユウリら4人が来た2000年は、本来の時間軸(オーレンの翌年)だが、 Gゾードの破壊により、55Ⅴの翌年とも時間が繋がった。 よし、完璧だ!! …龍騎?何それ?(w 899 :名無しより愛をこめて:03/11/17 20 06 ID GxhLOg4s 時間軸的が混迷している事はネジレジア襲来が直接原因だが、過去に異空間との接続が頻繁に行なわれた事も関係しているだろう。 マクー・マドー・フーマによる異空間や、クライシス帝国・バイラム襲来、古くはヤプールなど。そういった事により、時空が不安定な状況で限界を迎えた時とネジレジア襲来と重なってこの事態を招いた。 900 :名無しより愛をこめて:03/11/17 23 11 ID gi/mp+MM 前にも言われてたが、クウガ→アギト間の時空もおかしくなってるんだよね。 クウガ(2000) ↓ ↓(4年後) ↓ アギト(2001) 901 :名無しより愛をこめて:03/11/18 13 06 ID L75GGvPr 900 頑張って平成ライダーのみで解決してみる。 クウガからアギトは4年経過したのではなく 「龍騎が3回巻き戻し4回目に試みた世界」という意味ではないでしょうか? 並列世界を考えるとき、そこには分岐の違う世界があるわけで 例えばまずAorB、次にCorDという歴史の選択があるとすれば 可能性としてはA-C、A-D、B-C、B-Dがあります。 恐らく神崎は自らの願いを叶える前提として クウガがグロンギを破る事で人類が存続し アギトがアンノウンを倒す事でミラーワールドへの介入を避ける必要があり その為にクウガとアギトがあのストーリーをとる歴史を確定するのに 4回繰り返す事が必要だったのでしょう。 それを歴史の傍観者たる存在が見ていれば そして神崎のように時間軸を超える方法を知っていれば クウガの『4年後』がアギト、と認識出来るのです。 警視庁がV-1システムしか作れない時点でG-3、G-4を作れる技術をもたらしたり スマートブレインが明らかに文明レベルを超える品を所持していたり…… 彼らは(あるいはひとりかもしれません)、恐らく神崎同様 時を遡るないし並列世界に移動しても記憶を持ち続ける事が出来る為 クウガ-アギトを確定させる『4年間』に警視庁や周囲を超える技術を開発したのでは? ……いや、555も終わってないのに何とも言えないんだがなw 902 :名無しより愛をこめて:03/11/18 17 15 ID 1s/0To4C 4年でなく2年だよね。クウガ→アギト間。 903 :名無しより愛をこめて:03/11/18 18 35 ID PSoLuMQM 896 僕はむしろ、1995年から1999年まで戦隊が出動するレベルの侵略がなかった事に 着目したい。バラノイアが自分たちの侵略準備が整うまでの間、他の組織に地球が 侵略されてしまわないよう牽制していたという事も考えられるが、そうするとS.U.P.側 にも戦力を整備する時間を与えてしまう。もしや1999年以降の数年間が二度あった のとは逆の時空混乱が起きて、その間の時間はスキップしてしまったのではないか? つまり本来こうだったのが 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 こうなってしまったと。 1993 ダイレンジャー 1994 カクレンジャー 1999 オーレンジャー 2000 ~ 2001 ~ 2002 カーレンジャー 2003 メガレンジャー 2004 ギンガマン 1999 ゴーゴーV 2000 タイムレンジャー 2001 ガオレンジャー 904 :名無しより愛をこめて:03/11/19 11 20 ID +SEWWqN+ すごかがでのネジレジアによる時空改変のくだりだけど、 あれは1冊の本としてあの時点で無理矢理説明を完結させるための方便だったと捉えたい。 実際メガシップ100人問題のように、後になってから説明が書き直されたもののある。 だから俺としては1999二度来る問題は 896のGゾード説を支持したいな。 まさか長谷川先生もタイムパラドックスそのものをネタにした作品が戦隊で来るとは 思ってなかったんだろうな・・・(笑 905 :名無しより愛をこめて:03/11/19 12 53 ID j8KKBiV7 899 いや、異次元からの侵略や影響が多いのは 6500万年前に落下した隕石のせいでダイノアースとアナザーアースに分かれたため、 地球が次元的に不安定な状態にあるせいではないだろうか? 922 :名無しより愛をこめて:03/11/21 02 13 ID wFkPGEQC そう言えば、タイムレンジャーのスペシャルでオーレンジャーの年代が1995年の事になっていたけど。 923 :名無しより愛をこめて:03/11/21 12 19 ID NKquDjtD 30世紀までには現状の時空間混乱がまとめられていて改編されているんじゃないか?だから彼らの時代から見たら1995年。 924 :名無しより愛をこめて:03/11/21 20 09 ID 246Zauix なんか、よ~く考えたら 彼らの時代までにあと996種類のスーパー戦隊が登場するんだな…。 925 :名無しより愛をこめて:03/11/21 20 17 ID NKquDjtD ダイレンジャー2は確定だがな。 926 :名無しより愛をこめて:03/11/21 20 19 ID 246Zauix ダイレンジャー2で思い出したけど、やっぱり「亮=榊原」は無理だな。 本編にせよSPにせよ、榊原は死んでしまう。 だとしたらダイレンジャー最終回の、亮じいさんは誰なんだ…。 ってことになるから。 927 :名無しより愛をこめて:03/11/21 22 11 ID rxf1pKMs リュウガの様にミラーワールドの亮=榊原ってのは無理がありすぎるか… 928 :名無しより愛をこめて:03/11/21 22 27 ID NKquDjtD それやると烈=曙=青梅やサスケ=ヒュウガって事になるぞ。風見~三浦参謀長は同一人物だろうけどな。 まとめきれなくなるから素直に他人の空似でスルーした方が…。 929 :名無しより愛をこめて:03/11/21 23 01 ID X5g90O74 1999年に国際空軍の三浦参謀長と特警の正木本部長が同時に存在してるのは他人の空似? 930 :ギルノイズ ◆olKbglHkuQ :03/11/21 23 09 ID hiTe59x+ 929 どっかの同人誌で、三浦参謀長が特警本部のある晴海客船ターミナルに出張とか、 カレンダーの2月2日に印がつけてあるとかw 931 :名無しより愛をこめて:03/11/21 23 21 ID NKquDjtD 「ゴレンジャー対ジャッカー」みたいに同時に登場していないから、三浦参謀長と正木本部長が同一人物である可能性は捨てきれない訳だ。 932 :名無しより愛をこめて:03/11/21 23 30 ID 4nqQlIQ/ 既出だと思うけどガオvsスーパー戦隊を見る限り、新命、三浦の両名も別人だと判断すべきでしょうね。 番場壮吉は登場が「同時」ではないので何とも言えない。どちらか(参謀長?)が番場の変名、 あるいはその逆で「あれは早着替え」とか言われたらそれもそうかと納得……しないか。 933 :名無しより愛をこめて:03/11/21 23 53 ID N8jcVZpf しかし早川なんかは正体は風見にしといた方が納得できる描写が多い、 銃弾を浴びてガケから落ちるがすぐにズバッカーで飛んでくるとか、 最終回のタイムアップ寸前でズバットスーツと同じ素材のスーツの 三兄弟を倒したのはV3にでも変身しなければ不可能。 934 :名無しより愛をこめて:03/11/22 00 29 ID XYaKHcFf エクシードラフトが当初つながりの無い世界で、技術的にもウインスペクターや ソルブレインとは無関係に見えていたのに、終盤でいきなり三浦本部長と 関わったのも、ひょっとした1999年が二度来た事と関連してるのかもな。 935 :名無しより愛をこめて:03/11/22 11 53 ID Swn2ykeh それはただ単にテコ入r うわなにをするやm 「この男、厨房」 936 :名無しより愛をこめて:03/11/22 12 37 ID OlVvDAyI スーパーヒーロー作戦のCMでは風見と早川が競演してたね 937 :名無しより愛をこめて:03/11/22 13 23 ID zDD3NdXl セーラームーンとか混ぜるなよキモイ。 お前もキモイヲタですか? チンコこすってるタイプ? マジで消えて。 不愉快だし荒れるから。 938 :名無しより愛をこめて:03/11/22 13 58 ID tJ97Dyy5 937 文句たれる前にすごい科学で語れ。 同一人物関係で行くと神仮面ファラオンはライオン丸の子孫なのか、 大文字部長は一文字隼人なのかも気になるな。 939 :ギルノイズ ◆olKbglHkuQ :03/11/22 16 17 ID 5FRxEfLt 936 すごかがとSHOでは世界観が違う。 すごかがは『同じ役者は同一人物』SHOは『同じ役者は良く似た別人』 ギルノイズ的には『風見=早川=番場=三浦』で『新命=正木』でアランは別人。 ……みずほ先生のお父さん?聞こえない聞こえない。 940 :銀河連邦警察地域課:03/11/22 20 33 ID e7u9YQia 全員親戚。母方の。 超古代、バード星からテンガロンハットを被った異星人が地球に移住。(あ!太古のバード星は戦乱に明け暮れていた、ああ!戦乱を終わらせた魔人兜を地球に持ってきた! )彼らの血は、やがて伊賀の忍びに受け継がれ、8代将軍のお庭番を務めた者、抜け忍となって仕事人をしていた者もいる。 現代、地球守備隊や警察関係者を多く輩出している。そして、法事で大集合。 そのルーツは明らかにされておらず、それがきっかけで考古学者になった早乙女博士はキトラの秘宝を発見する。 という事は、ヨーヨーの得意なあのお嬢さんにもバード星人の血が!東映ユニバースに左利きの女性が出てきたら要チェック! 彼らの身体的特徴として、ダメージを受けると目の周りや唇が青くなる事が挙げられるが、あのお嬢さんには遺伝していないと思われる。 他の所でも云ってるんで通り名を明かしておきます。 宇宙刑事ボイサーは、地球の犯罪組織と戦う時は、七色仮面と名乗っていた!
https://w.atwiki.jp/naianakikaku/pages/877.html
企画されたキャラを小説化してみませんか? 1 :サイコロ:2008/04/19(土) 08 47 37 男擬人ムリ香さんが立ち上げた「キャラ企画つれっど」で企画されたキャラを ショートショートストーリー化(短編のアナザーストーリー化)してみませんか? age sage構いません。 それと、できるだけ自分の企画したキャラを搭乗させましょう。 ナイアナのキャラは、性格を変えないように。 気に入らなければ消してください、(有)さん… 651 :びすた:2011/03/03(木) 21 40 22 しらにゅいさんっ 私だっていっぱいミスしたことありますよ! 比較すると良し悪しとかそれ以前に 半年もしらにゅいさんがいないとか耐えられないですよぉぉぉっ!!! すぐにとまで要求はしませんが早めに復帰する事を切に切にっ お待ちしてますっ(このすぐ後でもいいのよっ 652 :しらにゅい:2011/03/03(木) 21 41 11 なんか皆さんにすっごい心配された・・・申し訳ないですorz そして、ありがとうございます・・・!皆さんの優しさでリアルに泣きそうです(ブワッ akiyakanさん、スゴロクさん、コメントありがとうございました。 今後はこのような事がないよう、レスには十分気をつけたいと思います・・・! よし、とりあえずレスを流すことに専念しよう・・・(;´ω`) 653 :スゴロク:2011/03/03(木) 21 48 47 一安心した所で、今回はこんなお話です。 ――――姉様。 姉様がいなくなってから、15年が経ちました。 気付けばわたくしも17。あの時は2歳の幼子でしたけれど、あの時以来の寂しさは今でも残っております。手掛かりはひとつ。「火波 綾音」という、姉様の名前だけ。 それだけではどうにもならず、父様も母様も、もうおりません。 会いたくて、会いたくて、でもどうしようもない日々。埋まらない寂しさを抱えたまま、わたくしは毎日を過ごしておりました。今どこにいるのか、どうしていらっしゃるの か。不安で不安で、仕方が在りませんでした。 そんな折に飛び込んで来た、姉様の無事の知らせ。 齎してくれたのは、夜を纏った、不思議な女の子。それを聞いた時、どれほど心が躍ったことか! そして、望外の幸運が飛び込んできました。泊まりがけで旅行に行った時、同じ宿で姉様とお会いできたのです。姉様はわたくしの事を忘れておりましたけど、とても嬉しか ったです。忘れられているのは仕方がありません、15年ぶりですもの。 ――――本当を言うと、鳳凰の眷族達のせいでもある、ともわかっておりました。あの女の子から、すべて聞いておりましたから。 ああ、姉様。どうして、あなたにばかり不幸が襲いかかるのですか? 叶う事ならば、わたくしがその全てを背負って差し上げたい。 でも、懊悩はもう終わり。姉様。姉様。わたくしの綾音姉様。今、会いに参ります。 「―――いかん。連絡を忘れていたな、そう言えば」 某所。ホウオウに出くわした数日後、俺は失敗に気付いていた。ノルン・ノアの処理を一任された事を、他の面子にまだ伝えていなかったのだ。それを、この間起こった戦闘 騒ぎで思い出したのだ。 「だが……」 正直、伝えなくても同じようなことの気がする。実際、自分だけではどうしようもないのは確かだし。 「とはいえ、連絡しない理由にもならんな」 思い、携帯を取り出してかける。番号を打つのが面倒だったので、一番新しい履歴にかける。何回かのコール音の後、通話が繋がった。 『何ですか、クロウ』 相手はゼアだ。この間、俺に任務を振って来た本人である。 「ノルンとノアの件だが」 『相変わらず耳が速いですね。ええ、失敗しましたが何か?』 妙に苛立っている。だが、あいにく自分の用事はそこではない。 「いや、任務の件だ」 『ほう? 蹴ったのはあなたではありませんか』 「そうだが、あの後総帥にお会いしてな」 総帥の名を出した途端、向こうの空気が変わるのがわかった。やはり、グループにとって総帥は別格だ。 『……ホウオウ様は何と?』 「ノルンとノアの件、俺に一任された」 『………あなたにですか? グループ一の暇人であるあなたに?』 「信じられんかも知れんが事実だ。確認しても構わん」 『……いえ、信じましょう。それで? 一任された以上あなたがこの件の責任者です。指示は何か?』 グループの一員としての顔が表に出、きびきびと動きだしているのが理解できた。まったく、良くも悪くも、奴もホウオウグループか。 「目撃情報は基本的に信用するな。偽情報の可能性が高い。現状奴らはアースセイバーの保護下にいる、手出しは難しいと言わざるを得ない。それは、先の一件でわかってい るだろう」 『ふむ』 「そこで、だ。連中の件、基本的に俺に任せてはくれんか? 直接手を出しても勝機は薄いが、任された以上仕事はする。人員が必要なら連絡する」 『……了解しました。ですが、こちらも静観ばかりではありません。機あらば、こちらも動きます』 「了解した。ではな」 654 :スゴロク:2011/03/03(木) 21 49 19 通話を切り、さて、と息をつく。「イントルーダー」の防御が効かないノルンと、致命打を与えられないノア。しかも、アースセイバーの強者が近くにいる。 これは、俺個人ではいかんともしがたい。とはいえ、ゼアや狂夜、スキュアロウなどを動かしては、アースセイバーの思うつぼだ。というか、そもそも抹殺の目的はアースセ イバーへの合流阻止。合流された今から手を出してもリスクの方が大き過ぎる。 「ムムムムムムム…………ッ」 さて、どうしたものか。我らが「合理化」のためならば、犠牲などいくら払ってもかまわんが……今はさすがに時期が早い。 看過するわけにもいかんが、ファスネイやジルのような事例もある。ノルンとノアの場合も、それと同じと考えた方がよいだろう。決して、奴らから助けた借りを返してもら っていないから、それを返してもらうまで死なれては困るわけではない。 (……しばらくは様子見か。まったく、世の中ままならんな) 心中でため息をつき、踵を返す。 「あら……初めまして、鴉さん」 「ッ!?」 突然背後から声をかけられ、振り向く。その先にいたのは、 「火波 スザク………!?」 いかせのごれ高校の制服を着た、白い髪の少女。だが、 「……違うな。誰だ?」 「スザク……? そう。姉様は、今はそう名乗ってらっしゃるのですね」 「姉様、だと? 何者だ」 そうですわね、と少女は言い。 「それに倣って……わたくしのことは、『火波 アオイ』と呼んでくださいな」 「倣ってと言う事はつまり『梧桐』……中国の思想において、瑞兆である四霊のひとつ『鳳凰』……その止まり木か。総帥の下にいるということか?」 「ふふっ、ご冗談を。誰があのような外道に」 「っ!!」 怒りのままに懐から拳銃を抜き、発砲する。が、 「あら、怖い」 弾丸が消えた。どこにもない。跳弾したわけでも、外したわけでも、防がれたわけでもない。少女が何かの能力を使った様子もなかった。 何が起きた? 「何をした……!? なぜ弾が消えた!」 「あらあら、見当違いの質問ですわね。あなた、銃など持っていらっしゃらないでしょう?」 「!?」 言われて手を見て――――凍りついた。持っていたはずの拳銃が―――ない。 「な…………!?」 「ふふふ……」 可笑しげに、少女が嗤う。俺は怒るよりも、ただ凍りついていた。言葉が出ない。なんだ。なにが起きた。 「眼力を鍛えて出直してらっしゃいな。それでは、ごきげんよう」 言って少女が会釈するとともに、その姿が風景に溶けるように消えた。 残された俺は、ただ呆然とするしかなかった。 655 :スゴロク:2011/03/03(木) 21 49 49 「……転校生? こんな時期に?」 「らしい。どこからかは聞いてないけどな」 とある日。いつものように遅刻しそうになりながら登校した僕は、シスイからそんな話を聞いていた。何でも、今日転校生がこのクラスに来るらしい。どうしてもこのクラス がいい、と無理を通したらしいが、何か理由が在るのだろうか? 「1組は個性的だからな、色々と」 「いや……こっちもこっちで、相当にカオスな気がするんだけど」 口には出せないが、ホウオウグループにアースセイバー、未登録の能力者に一般人。これだけ混在している空間も珍しい気がする。 「違いないな。さておき、どんな人だろうな、スザク」 「さあな……っと、来たぞ」 聞きなれたチャイムと共に、担任が入って来る。ガタガタと席につく僕達の前で、教壇に立った担任が言う。 「えー、おはよう。既に聞いている人もいると思うが、転校生がいる」 にわかにざわつく教室。やはり、学生にとっては気になる話題だろう。 「入ってくれ」 その言葉とともに、入口が開いて、「転校生」が入って来る。が、その姿を見て僕は凍りついた。いや、僕だけではない、クラス全員が呆気に取られていた。 「な……」 「あ、あれは……」 そして、「転校生」が口を開く。 「皆様、初めまして。『火波 アオイ』と申します。よろしくお願い致しますわ」 僕と同じ姿の少女―――アオイは、顔を上げて僕を見つけると、 「お久し振りです、綾……いえ、スザク姉様」 そう言って、とても嬉しそうに微笑んだ。 656 :闇音流:2011/03/03(木) 22 04 13 うちのキャラのミオの過去話ですん 長いですがしばしのお付き合いをば 出来事という出来事は 必然か偶然かなどということはどうでもいいと思っている。起きてしまったら、もう変えることはできないからだ。 起きてしまうことに必然や偶然などつける必要がないとおもっていた。 いまのいままでずっとそうおもって生きていたのに いかせのごれ高校の放課後のチャイムが鳴る やっと終わったかといわんばかりに眠そうに目を擦る、瞼がまだ重たい、まだ寝たりない。重たい体を起こしながらゆっくりと席を立つ すると後ろからゆらりと近寄ってくる女性はその起き上がったばかりのミオの首辺りに腕を回し思いっきり抱きついた 「っ…!」 「ミーオーちゃんっ!この私がじきじきに会いにきてやったのだ!感謝したまへ どうだい? 元気してたかい!」 「……苦しいよ、ユキ」 抱きつかれ若干首を絞められているような格好になったミオはユキと呼ばれた女性の手をゆっくりとどかしながら小さく苦笑を浮かべながら呟いた。 それを聞いたユキは「おっと」といいながらよっかかっていた体を起こすように後ろへ後ずさり首から手をどかした そして苦笑を浮かべ後頭部に手を回しユキは申し訳なさそうにしながらも相変わらずのテンションの高さで声をあげた 「申し訳ないねぇ!ついキミを抱きしめる時に力がはいっちゃうみたいでさ! テンションがあがっちゃうんだよねー」 「…………そう、そりゃ、嬉しいね」 ミオは相変わらずの低いテンションで答えても笑顔でいてくれるユキ。ミオはその対応に安堵を覚えていた。それと同時に、楽だったのだ。 この人物との付き合いに、遠慮しあうこともない、と。 ユキはミオを見据えると目を細めながらも笑顔で相手に近寄る 「後ミオ、今日なんだけどさ」 「…ん」 「ごめん!先に帰っててくれる?今日アタシ補習になっちゃって残らされちゃうんだよねー! しかも体育でめんどいから!」 両手をあわせて頭の上にもってくると頭を勢いよく下げて謝った彼女を驚いたように見据える。 目をぱちくりと瞬きをさせるとミオは小さく口元に笑みを浮かべてやわらかく笑った 「……あぁ、そう、わかった。……がんばれよ」 「うん!じゃあねー!」 657 :闇音流:2011/03/03(木) 22 08 10 学校帰り、一人で夕方の道を歩いている。 いつもユキ、他のクラスの自分の友と帰っていたからなんだか変な感じがする。そんな違和感を感じながら帰りの道を歩いている ――……補修か、そういや明日俺も補修だったか……クソたりぃ…………。確か数学だったか? 数字の羅列を見るのはごめんこうむりたいんだがな……。 …… 「……ん?」 ふと地面に目を落とすと赤い液体のようなものが地面にあるのに気づく。しゃがみこんで眺めると、鉄のような匂いが鼻にツンときた 「………これは、血……か?」 赤く、まだ新しい血はひきずられた跡のように生々しく残っている。その跡を目で追うと、血は路地裏のほうへ続いているのがわかった。 眉間に皺を寄せながらも、立ち上がり、その血をおそるおそる追うようにして歩いていく。 暗い路地裏の中にゆっくりと入っていくとそこには、多くの血が流れている、だけれどもそれは人の血だけではなかった。 引き裂かれた人の死骸だけではない、犬の残骸までもがそこに落ちていた。その血生臭さと異常な光景に顔を青ざめさせた 「ひぃっ…!」 後ろに下がった途端、足から力がぬけたのか尻もちをつく。 気持ちが悪い、それ以上に何故こんな状況に自分はでくわしてしまったのか、考えるうちに脳内がごちゃごちゃとなっていくのが手にとるようにわかる 「…ッ……な、なんだよコレ……」 ――こんなの、あっていいのかよ、こんな、こんなこと……!! 「…っ…?」 後ろから人の足音が聞こえる。暗がりから聞こえる見えない何かの足音に怯えるように立ち上がる そしてその足音が止まったのと同時におそるおそるミオは顔をあげる。路地裏の入り口のほうに人影が見える、だけども、暗く、逆光で人相が全くわからない 「…………だ、……だれだよ、アンタ……ッ!」 上ずった声、震える体を押さえつけながら声を上げる 冷静になりたくてもなれない自分の事を呪いたくてもそこまでの余裕がなく、がたがたと震えるだけ。 路地裏の入り口にいる人影は何も答えずこちらに手を向けた。そこから明るい水色の光が集まるのが見える。そして、その光は光線となってこちらに放たれた。 右頬を掠り、後ろの死体もろとも吹っ飛ばした。 「…ッ!?……は……っ?」 ――なんだよ今の!?冗談だろ……ッ!? 目の前で起きた状況に信じられず目を見開く。右頬から感じる痛み、熱く、血が冷たい。現実だ、夢じゃない。そう再認識させられた瞬間更なる恐怖が身を貫くような そんな気分に襲われて、両腕をぐっと自らを抱きしめるように握り締めた 658 :闇音流:2011/03/03(木) 22 09 58 そんな時に二発目の光線が飛んでくるのに気づいた 「…え? うわああっ!」 必死にその光線を避ける、その光線が壁にあたって崩れ煙がたつのを感じる。あんなのくらったら跡形も無く吹き飛んでしまう 早く起き上がろうと地面に手をついて体を起こしたときにパイプ管のようなものが目の前に転がってるのをみて、無意識に拾い上げると立ち上がっていた 「こ、こんのッ……!!」 走り出し人影に向かって無我夢中になりながらもパイプ管を振りかぶり思い切り振り下ろした 「うらぁあああああああああああ!」 その人影はパイプ管を頭に直撃した瞬間霧のような煙になってしまった。その光景を目の前にしてミオは更に訳がわからなくなり、呆然と地面に付いたパイプ管を見た さっきまで此処に確かに居たのに、自分を殺そうとしていたのにそいつは… 「…は!? …どういうことだよ…? ……なんだよソレ、なんだよソレ…ッ! んなのありかよ!!」 そう叫んだ途端に、突如後ろから首を絞められる感覚に襲われる。凄い力で首を締められ息ができない 「…ぁっ!?…ぐ、…くぅぁ……ッ…は…ッ」 バタバタと暴れるがその人影は脱走を許さないといわんばかりに首を絞める腕に更に力をこめてきた。 暴れる度に空気がすえなくなる、苦しくなる。声にならない声が喉からあがるのを聞いていた 「……ぁっ、が……ぅ………ぁぅぐ……」 ――痛い、…痛い…ッ 「…ぁ゛っ…!!ぁ…あ……」 意識が薄れていく中、腹部に強烈な痛みが走った。 ミオは腹部をあの水色の光線に貫かれていた。その光線は剣のような形状でミオの腹部に数本刺さっている。 人影はミオを締めている腕をゆるめミオを地面に落とした。地面に叩きつけられた体は痛さを感じない。 冷たい地面、痛い腹部、だけども痛みさえもだんだんわからなくなっていくのを感じる。体を動かそうとも動かない。色々な思い出が頭の中を走馬灯のように走る ――…何も、感じなくなってきた…。 ああ……俺、ここで死ぬんだ ……ユキ…… … 人影はどこか満足したように踵を返した。 だが、後ろからジャリ、と足音が聞こえ勢いよく振り返った。 そこには、今殺したはずの女が水色に怪しく目を光らせ、手に水色の光を集めていた。その光はいくつもの光の針となり、人影を襲った それは全て避けきれず体に突き刺さり人影は地面に膝をついた。痛みに耐えながらも起き上がろうとしたその人影の腹部を、光線が貫いた。 倒れたその人物の顔が明るみにでてミオは初めて気がついた 友達というものは、ただの空想の産物でしかなかったってこと。 「…ユ、キ…」 確かにそこで貫いた人物、確かに自分を攻撃した人影は自分の唯一の友だと自負していた人で それを見た瞬間に自分の空想が砕かれた音がしたような気がした。 ふらりと体が揺れ、ミオは意識を手放した いつもいつも あの時の出来事は全てただの悪夢だったんじゃないか。 そう思っていたけどそれは必然に起きたこと。偶然ではなかったあの出来事。必然に起きた出来事を始めて憎んだ俺は 許されなくていい ユキという女性の墓の前に、小さな花束を置いて、しばらく、立ち尽くした 659 :びすた:2011/03/03(木) 23 58 42 長文駄文失礼しますっまず感想から・・・ 642 これはっwまさかのタカ誕生日SS!によによせざるえませんでしたww 643 玉置先生キターッ 頼れる存在かと思いきや苦労人に見えてきちゃいましたw頑張れせんせーっ 交流いつでも上等ですよ!コノカを使っていただきありがとうございます! 646 星さんが能力を得た過程がここにっ 653 名前がついに明らかにっ!しかも強そうっ・・素敵なお姉さまですねw この後どんな交流になるのか楽しみですっ 656 なんというシリアス・・っミオにこんな過去があったんですね・・切ない・・っ ↓ここからは小説になります!↓ 643の派生のようなものを書きましたっ 砂糖人形さんの「ミユカ」としらにゅいさんの「玉置静流」お借りしましたっ 駄文で失礼しますっ 廊下の隅で一人体操座りしてうずくまる少女がいた。 「うぅぅ、どうしよう・・でも気になるしなぁ」 彼女の名前は野原コノカ、茨の悪夢を持つナイアナ能力者である。 つい先程、憧れの学校に勤務している者を一目見ようとしたものの、 なぜか彼女の苦手な野良犬が近くにいた為にその場から逃げてきたばかりであった。 一人落ち込んでいるコノカの後ろからこっそり忍び足で近づく者がいた。 「コーノカちゃん!」 アースセイバーの一人、蛇の悪夢を持つミユカである。 「はひぃぃぃぃぃぃいいいいいいいっ!!??」 「わっわ!いつも以上にすごい花びら!!コノカちゃん落ち着いてってば!私だよ私!」 ミユカに後ろから抱きつかれたコノカが素っ頓狂な声を上げた刹那、 彼女の能力が発動して白い花びらが彼女等の周りを取り巻くように舞い上がったのだ。 「み、ミユカさん!?・・・・っ びっくりしたよぉ~ 」 「それはこっちの台詞だってば!こんなに驚くなんて珍しいじゃない。何かあったの?」 「えっとその・・てっきり犬が追いかけて来たのかと思って。。。」 「へ?なんで犬?」 「実は・・」 ー間ー 「あ~、タマちゃんかぁ」 「タマ・・ちゃん?」 「あ、先に言っておくけれどあざらしの方じゃないよ?保健室の先生のあだ名。 まーったく、セラピストなのに怖がらせてどうするんだか・・・明日保健室に何か仕掛けようかしら?キシシシ」 「そ、それはだめ!」 にやりといたずらっぽく笑みを浮かべるミユカに対し、コノカが制する。 「ぇー、なんでよ?」 「その、克服できていない自分が悪いんだし・・」 「・・・」 「それにちょっとは大丈夫かなって思ってた所もあるの。でも駄目だったみたい」 「・・・・・・私もさ」 ミユカが真剣な眼差しでコノカに話し始める。 「私も、蛇苦手だからさ。その怖いって気持ちすっごくわかる。」 「・・・」 「でもさ、コノカちゃんの場合獣系全部だめじゃない? それでも克服しようって頑張ってるコノカちゃんが凄いなぁって、私は思うわけ。」 「ミユカさん・・・」 「よって、そんなコノカちゃんを怖がらせたタマちゃんには制裁を与えなきゃ私は納得いかないわけだ! というわけで、今から保健室に仕掛けてくるっ!キシシシシ!!」 「え、ええぇぇぇ!!??ちょっと待ってミユカさ・・・」 コノカがミユカをとめようとしたものの 高速ダッシュで走り去る彼女に触れる事ができるはずがなく、差し出した手は宙を切るだけだった。 「これ、ゴミ袋一枚で足りるかなぁ・・・はぁ」 660 :びすた:2011/03/04(金) 00 02 11 一人取り残され、ため息をついたコノカ。 その足元には白い花びらの絨毯が広がっていた。 その翌朝、保健室から玉置先生の断末魔が聞こえたとか聞こえなかったとか。 中途半端に切れてしまったOTZ以上です。 661 :鶯色:2011/03/04(金) 01 25 19 うちのユウトとびすたさんのコノカちゃんのお話です バラトネズミと初めてのお話 日曜日、学校は勿論アースセイバーとしての任務も今日はお休みだ 久々にのんびりしようかなと思って、買っておいた本を読むことにした ウスワイヤロビーのソファーに座ってその本を開いた しばらく読み進めていると不意に声が落ちて来た 「ユウト、くん」 「ん?」 見上げると、白くて長いきれいな髪の女の子がそこに立っていた 強張った顔で躊躇いがちにこっちを見つめてるけど、僕は何かしたんだろうか? たしか野原コノカちゃん、だったよね 「あの、隣座ってもいい?」 「え、ああうん」 そう言うとコノカちゃんは僕の座っているソファーに腰を下ろした 意外だった。怯えたような顔をしているから怒られるのかと思ったのに でも隣にいる子はずっとその顔で、膝に乗せてる手をぎゅっと握ったりしてる お世辞にも居心地がいいとは言えなさそうなのに、どうしたんだろう 罰ゲームか何かかと思ってまわりを見渡してみるけど、それっぽい人は誰もいない 嫌われてるのかな なんだか気まずくなって、本に集中しようと思った <植物には敵が多く、虫やネズミなどに食べられてしまうことも多い> <そのため植物はその外敵から身を守るため進化してきた…> 唐突にそんな文章が出て来て、なんだかそれが気になった これを自分たちに結びつけるのもなんだか皮肉な気はするけど、 僕はある意味でネズミのクオーターで、コノカちゃんは茨のナイアナを持っている …もしかして? そう思って記憶をひっくり返して探してみた。 662 :鶯色:2011/03/04(金) 01 25 55 僕はナイアナによって2m近くある化け物に変身することができて、 出来ればなりたくないけど戦闘訓練でやむなく変身する事が何度かあったんだ その時に、見学者がいると言われたような気がするけど もしや、その見学者の中にコノカちゃんがいた事もあったのかな だとするとコノカちゃんは僕が化け物の時の姿を見た事あるのかも… コノカちゃんの四肢には茨が絡んでいて、あれはコノカちゃんから生えていると誰かに聞いた事がある となるとこの子自身が植物に似た意識を持っているのかもしれない <植物には敵が多く、虫やネズミなどに食べられてしまうことも多い> もう一度この文を見てみる、考えてみれば薔薇が2mの大ネズミを恐がるのは普通の事だよね そうでなくても僕のあの姿は誰が見ても恐いものだろうし -あれ、それじゃあなんで… そう思いいたった時、あのっとコノカちゃんの声で思考は遮られた 「えっと、私、もう行くねっ」 そう言って返事も待たずにすっと立ちあがって、逃げるように走って行ってしまった 「え?あっ…」 僕はそんなコノカちゃんに何か言おうとしたのだけど、その言葉がまとまる前にその背中は見えなくなった 恐い人が相手ならこの反応は普通なんだろうけど、僕はなんだかすっきりとしなかった 嫌われたから、とかそういう事じゃなくて、わからない事があったから -なんでコノカちゃんは、恐いであろう僕の所に来たんだろう? また座りなおして本を読もうとしたんだけど、そのことが頭から離れなくて その後僕は、結局本の事に集中することは出来なかった ----- という訳で、びすたさんの「野原 コノカ」ちゃんをお借りしました! コノカちゃんの設定の中にユウトの名前があったので、これは書かなければ!と思いまして(笑) といっても大体ユウトが考え事をしているだけの文になってしまって申し訳ない; そしてファーストコンタクトのお話にしちゃいましたが大丈夫でしたか? びすたさん、ありがとうございました! 663 :しらにゅい:2011/03/04(金) 19 12 43 *ナイアナの音声ドラマスレッドに投稿されたスイネとトキコのお話です。 蹴り上げた彼女の身体は、ふわりと宙を舞った。 「あぐっ!!」 鈍い音を立てて地面へと落ちれば、苦しそうな声をあげて何度か転がった。 彼女からもそんな声が出るのだと、そう思ったらなんだか変におかしくて笑えた。 だって、まるで天女を思わせるような美しい女が、人間の下卑た呻き声をあげるだなんて、変だよね。 「・・・っげほ、げほっ・・・」 それでも、私に向ける眼から光がなくなることはなかった。 身体を数回痛めつけたにも関わらず、命乞いもせずに未だに刃向かおうとするその姿勢は、 アースセイバーとしては正しい反応かな。 でも、私は知ってるよ。貴方の本当の姿。 「・・・スーイネちゃんはさぁ、元々ホウオウグループだったんだよねぇ?」 「っ・・・」 かつてファスネイ・アイズと呼ばれ、今はスイネと名乗っているその子の表情は、強張った。 そして私に向けるその眼は、驚愕の色で染まっていた。 「サイナから聞いたんだ、むかーしむかし、人工神同士の交配実験で生み出された、『奇跡の子』がいるって。 ホウオウさまにすごーく愛されてて、ちょーあいを受けていたんだって。」 「・・・・・・・・・」 「なのにホウオウさまを裏切って、ウスワイヤに逃げたんだって?その上、好きな人がいるケイくんに恋しちゃったんだって?」 ケタケタと笑えば、スイネちゃんは俯いた。違うって言わないから肯定してるってことでいいんだよね。 「ケイくんはマオちゃんのことが好きなのに、それでもスイネちゃんはケイくんのことを想い続けてるんだー。 へぇー・・・報われないのにねぇ?」 「・・・っ・・・」 あぁ、辛そう。でも、当然の報いだよ。だってホウオウさまを裏切ったんだから! 私の口から、スイネちゃんを「壊したい」言葉がどんどん溢れ出てくる。 「ホウオウさまは貴方を愛していたんだよ?貴方だって、ホウオウさまがすべてだって思ってたじゃない。 それなのに裏切った、ホウオウさまに楯突くあいつに恋をした。思い続けたって、絶対報われないのに。 ばっかみたい、愛されてるのも分からないで、いつか気付いて貰えると思って、勘違いだけの恋をして! スイネちゃんは馬鹿だよ!最っ高に馬鹿だよ!!ッアハハハハ!!!」 「・・・・・・・・・」 スイネちゃんはただ俯いたまま、何も言ってこなかった。 …もしかして、死んだ? 664 :しらにゅい:2011/03/04(金) 19 13 35 「ねぇ、」 前髪を掴んで、無理矢理視線を合わせる。 スイネちゃんはそれでも下を向いたままで、表情は分からなかった。 「なんか言ってみてよ。それとも何、言い返せなくて泣いちゃう?」 クスクス笑いながら、言葉で追い詰める。 どうせ泣きそうな気持ちなんだろう、そう思っていた。 けれど、やっと顔を上げた彼女の表情は、私の予想と反して、初めに見た時のままだった。 あんなこと言ったのに、たくさん心を壊したと思ってたのに、スイネちゃんの眼から光は消え失せていなかったのだ。 「・・・・・・あなたは、」 ゆっくりと、彼女が口を動かす。 「あなたは、哀れね・・・」 「・・・・・・・・・」 アナタハ、アワレネ 「・・・っ・・・!!」 「っうぐ!!」 掴んだまま、スイネちゃんを向こうへ投げ飛ばした。 ぶち、と少しだけ彼女の綺麗な青い髪が、私の力で少しだけ抜けてしまった。 それに触れることすら、今は気持ち悪い。 スイネちゃんが、・・・あんな女が、あんなスイネちゃんが・・・!! 「っスイネちゃんは・・・」 投げ飛ばした、玩具に近付く。 「スイネちゃんは、もう、いないのに」 一歩、一歩。 「なんで、まだ、いるの」 追い詰めてるのは私なはずなのに、息が苦しい。 「今は、あたしのほうが、そばにいるのに」 傷付いている彼女の身体以上に、心が痛い。 「スイネちゃんは、っいつも、そうやって、いつも・・・いいところ、ばかりもっていって・・・!!」 彼女の細い首を掴む。母の時以上に細く、柔らかく、そして弱い首。 けれども、へし折れる自信は、なかった。 「スイネちゃんなんて、っスイネちゃんなんて・・・!!」 「っトキ・・・!!」 「うわああぁぁあああぁぁああああ!!!!!!」 朱鷺と青の奇跡 (叫びにかき消された) (だいっきらいという最大の拒絶) 665 :砂糖人形:2011/03/04(金) 19 51 11 マナコとショウタ 「なあ」 「お、マナコどうした?」 「ショウタがネイロのこと好きって本当?」 「ぐわあああああああ!何でお前知って・・・!」 「結構有名」 「それ、ユウトも言ってたなあ・・・。」 「で、本当なの?」 「お、おう!本当だとも!」 「ふーん」 「ふーんってなんだよ?!」 「なんでもない」 「なんだよ、お前は変な奴だなあ」 「好きになるってどういう感じなんだ?」 「えっ?うーん、なんか、こう、そいつを見てると、胸のあたりがきゅーんとなるような」 「・・・」 「・・・もしかして誰か気になってる奴とかいるのか?」 「・・・別に」 「ふーん」 (最近、アイツを見てるとショウタが言っていたようになる気がする、なんでだろう・・・) (・・・ユウム) 666 :十字メシア:2011/03/04(金) 22 58 30 >びすたさん ミユカを出してくれてありがとうございます! ミユカ…お前一体何をしたんだww 玉置先生が哀れだ…www でもコノカちゃんの能力素敵ですね! 驚いたら白い花が咲くなんて和むなあww 667 :びすた:2011/03/04(金) 23 53 45 あれっあれ!!?? 十字メシアさんのキャラなのに なんで砂糖人形さんって書いたんだ私のばかあああ ごめんなさいほんとにこれはROMry うぅ・・レスが流れていく事を祈りまする・・っOTZ 666 暖かい感想に涙目です!和んで頂けて光栄です!うれしいなぁw ミユカちゃんのいたずらっこな性格に一目ぼれして書きましたっ 661 ユウト君かわいいな・・w ファーストコンタクトありがとうございます! このくすぶる感じがたまらないですっ 663 おぉ・・なんというキャットファイト!そして切ないっ トキコちゃん・・・ぶわっ 665 なんというスンマロっ おぉ若いねぇ・・/// 今後どうなるのか期待ですw 反省文&感想のみで失礼しましたっ 668 :びすた:2011/03/05(土) 01 21 17 「close」の看板がぶら下がるドアを背にロゼは悩んでいた。 彼女は普段はホウオウグループの下級幹部だが、 休暇の際にはこの隠れ家ともいえるバーで一般人同様に経営をし、 一般の人間から彼女の能力、アイコンタクトを使い、 目が合った人間からあらゆる情報を盗み、手に入れる。 それは敵対するウスワイヤに関する物から ホウオウグループのメンバー一人一人の忠誠心までと幅広い。 その為、それらを正確に、忠実にまとめて不定期にホウオウ様に伝える。 それが裏側での彼女の役目だ。 だが今日はいつもと異なり、 疑問をあの方にぶつけてしまったのである。 火波アオイに関する情報を伝える際に 「なぜ始末せずに今でも泳がせ続けているのです?」 という率直な言葉を問いかけたのだ。 それに対し、あのお方は 「あいつはこれと同じということだ」 そう言い放ち、いつものように立ち去ったのだ。 これ、というのはカウンターの隅に 今も置かれたままの「ブルーアイズブルー」 ホウオウ様がこちらでよくオーダーするカクテルだ。 しかし手に取る事はなく、ただ眺めるだけ。 そして一切口にする事なくそのまま立ち去るのがあの方の主流だ。 今まではその行動に疑問を感じる事がなかった・・が。 何か意味があるというのだろうか? 放置は単なる余興だというのか? ホウオウ様はいったい何を・・・いや、これ以上はよそう。 あのお方からの謎かけとはいえ、 考えを完全に理解しようとするとは何という傲慢。 それに、そうだ。 火波アオイには私の能力は効かないのだった。 ロゼは無表情のまま自問自答を続けた。 私が忠誠心の薄いクロウや裏切り者のノア、ノルンよりも 先に彼女を注視したのはなぜ? ・・・まさか。 私は自らの能力に溺れ、無意識に能力の効かない彼女を恐れていたというのか? そして早期排除をあの方に委ねていたというのかっ・・・! あぁ!私とした事が何ておろかなことをっ!!! 結局、私の今回の行動一つで ホウオウ様の一時の安らぎを台無しにしてしまったのだ。 今後気をつけなくては・・っ 悔しそうに眉間に一つしわを寄せたロゼは慣れた手つきでグラスを手に取り、 透き通ったその青い液体を流しに捨てた。 それと同時に「にわとこ」の独特な花の香りがカウンターに漂う。 そういえば、とふと気づく。 この花の由来は確か・・・・ ・・・・・・あぁ。 そういう事だったのか。 相手は牙をむいているというのに 同情しているとは何てお心の広いお方なのだろう。 しかし・・・何ということだ。 あのお方はまだ、 「あの裏切り者」を思い続けているというのか・・っ。 ロゼは思いを振り切るように勢いよく蛇口を回した。 そして流れる大量の水が、あの憎き瞳と髪の色に良く似た青色を 排水溝という闇へと流れていく様を睨み付けるのだった。 タイトル「鶏の止まり木」 ※スゴロクさんの「火波 アオイ」と「クロウ」、 間接的ですが大黒屋さんの「ノア」と「ノルン」、 サトさんの「スイネ」、 そしてご本家様から「ホウオウ」お借りしました! 669 :akiyakan:2011/03/05(土) 09 43 25 しらにゅいさん> 642 タカさんの誕生日に合わせてスイネがプレゼント! それを総勢で出歯亀もとい、見守るという何ともお約束な展開w と言うか、そんな大勢で見守ってたらどうやったってバレますってw 643 そしておめでたい事の後に訪れた悲劇・・・・・・コヨリが「一人一人の都合が必ず合う事なんてないからね」と言っていましたが、それが思わぬ形で現実に・・・・・・こ、これは悲劇というしかない(苦笑) 663 人生最高の日と最悪の日を同時に迎える人、スイネ・・・・・・この日は忙しかったなぁ、彼女。 しらにゅいさんとサトさんのコラボレイション! サトさんの音源聞きながら読むと、また印象が変わってきますね。 >スゴロクさん 653-655 何やら、新たな動きが出てきましたね。スザクの妹の登場で一体どうなってゆくのか・・・・・・ >闇音流さん 656-658 能力者の多くは、悲しい過去を背負っているもの。それがその特性上、人殺しをしてしまう「ナイトメアアナボライザー」な尚の事ですね・・・・・・ >びすたさん 659-660 トラウマを克服しようとするコノカ。うむ、その根性をミツ、君も見習いたまえ! 見た目は華奢なようで、その実芯が強いタイプのキャラですね。今後の彼女の動向に期待です。 >鶯色さん 661-662 そして連鎖するように鶯色さんの話が! まるでユウトサイドのお話のようですね。彼もまた難儀な事情を抱えた能力者です。図鑑に書かれた説明が良い感じですね! >砂糖人形さん 665 何気無い日常の一ページですね。学生間だから出来る恋愛イベント! 最近、陰謀とか策謀の話ばかり書いているので、それと無縁な話を見ると落ち着くなぁ。 一人で書く小説と異なり、複数人で作っていく「企画」だから起きる感情や想い、思想の交錯。これからも多くの人が絡んでいくんだろうな、と思いました。 670 :akiyakan:2011/03/05(土) 09 44 53 そして感想直後に、小説投下ッ!! 昨日挙げられなかった分、二本一気に行きます! ※スゴロクさんの「蒼井 聖」、十字メシアさんの「シノ」をお借りしました! セッション:ジングウからの問いかけ 「あ、ジングウさん」 私がゼアの部屋から出てくると、廊下で待っていたサヨリさんとレリックが駆け寄ってきました。 「どうでした?」 「十中八九の九でした。都シスイの勧誘は却下です」 「ああ、やっぱりですか?」 「ええ。私の予想通り、『ホウオウ様が絶対者であるのは真理なのであり、神ごときに定められる謂れは無い』だそうで」 「はぁ……ジングウさんって案外、人を見ていないようで見ているんですね」 「……なんだか、引っかかりを覚える言い方ですね、それ」 まぁ、ある意味予想通りと言いますか。彼の人格を考えれば、それと対極に存在する我々に引き込むのは一苦労ですから。その苦労をしてまで都シスイを味方に引き入れる事で得られるメリットがリスクに見合うものかと言えば、それは無い。ホウオウグループ的に言えば「合理的ではない」。ならば、却下されても当然と言うもの。 ――まぁ私としては、予想を裏切ってくれた方が暇潰しになって良かったのですが。 「はぁ、実につまらない」 「まぁまぁ……私も都シスイのパーソナリティを見させてもらいましたけど、あれをグループに引き入れるのは大変ですよ。ゼアさんは多分、その事についてもホウオウ様に進言なさったんじゃないですか?」 「ですが、つまらない。せっかく余興が一つ出来ると思ったんですがねぇ」 「ジングウさん……」 「……なので、再び一石を投じさせて頂きました」 「え゛」 私の言葉が予想外だったらしく、サヨリさんがその場で固まる。いやぁ、彼女の反応は見ていて本当に飽きませんねぇ。 私は、一枚のディスクケースを彼女に見せました。ケースには、「BD」と書かれています。 「実は、こう言う物を設計していました」 「私が四六時中監視しているのに、何時の間にそんな物を……」 「まぁ、気付かなくて当然ですよ。貴方の目の前では、常に暗号化してやってましたから」 「あ、暗号……」 「暗号を作るのは、昔から得意なんですよ。この身体になる前からの特技なので」 「は、はぁ……」 サヨリさんは呆れているのでしょうか、それとも感心してくれているのでしょうか。まぁ、どっちにせよ、私には関係ありませんが。 「それで、それには一体何が入っているんです?」 「まぁ、まぁ。それは完成品を見てからでも遅くは無いのではありませんか? ゼアも、珍しく私の提案に賛成の意を表してくれましたから」 「え、そうなんですか?」 これに関しては、私にとっての利益とホウオウグループにとっての利益が一致した結果なのでしょうね。あの男が、私の提案に異を唱える事無く了解を示したのは、実に珍しい出来事でした。 (さてさて……これで、少しは楽しめそうですね……) ――セッション・スタート 671 :akiyakan:2011/03/05(土) 09 45 58 数日後、いかせのごれ中央市内。深夜。 街中を、爆音を上げながら走る五台のバイクの姿があった。所謂暴走族であるが、こんな街中を走るような暴走族は今までにはいなかった。当然近隣住人が迷惑がり、間も無く警察が暴走族への注意喚起を行った。 しかし、暴走族は警察からの警告を悉く無視。それどころか、停止を行おうとするパトカーへ挑発行為や暴力行為を行ってきた。その為止む得ず、警察は強硬手段による停止を試みた。 だが、暴走族を止める事は出来なかった。 後に応援に駆け付けた警官は、横転したパトカーと、それに乗車していた警官二名を発見。二人とも、意識不明の重体だった。 横転していたパトカーは、まるで重機でも使って薙ぎ倒したかのような状態だった。人五人がかりでやったにしては、あまりにも度を過ぎている。その為警察は、暴走族五名の内に能力者が含まれていると推測。アースセイバーへの協力要請を行った。 「……来たか」 そう呟くと、蒼井聖は顔を上げた。 現在の彼は、フルフェイスのヘルメットを被り、ライダースーツの上からコートを羽織ると言う出で立ちだった。バイザーを下ろし、それ越しに鋭い眼差しで前方を見据える。 爆音と共に、前方から五台のバイクが走ってくる。連絡のあった、「現行犯」達だ。 「既に警察に手を出しているんだ……悪く思うなよ」 聖が虚空に手を広げると、そこに二本の機関銃が姿を現した。見た目は物騒だが、中身は暴徒鎮圧用のゴム弾が装填されている。 けたたましい銃撃音と共に、機銃が火を噴いた。数十発のゴム弾が、向かってくる暴走族達目掛けて突き進む。 だが、 「――何!?」 聖は思わず顔を顰めた。 ゴム弾は、五台のバイクの内四人を撃ち落した。しかしその中で一人だけ、戦闘を走っている男だけがゴム弾をものともせず、聖の方へと向かってきたのだ。 聖は、暴走族の進行方向にいる。だが、彼は全く意に介していないのか、その進路を変える気配は無い。 「チィッ!」 聖は機銃を投げ捨てると、自分のすぐ傍に止めてあったバイクに跨った。アクセルを全開にし、向かってくるバイクへと自分も突っ込んでいく。 「搭乗者を倒せないなら、車体を破壊するまで……!」 今度聖の手に握られていたのは、機銃ではなく巨大なリボルバーマグナムだった。それを相手との擦れ違い様、それが乗っているバイク目掛けて数発撃ち込む。 だが、それも通用しなかった。キィン、と言う金属同士がぶつかり合う音、そして火花が散っただけで、銃弾を撃ち込まれたバイクは平然と走り続けている。 「……マグナム食らって無事って……ただのバイクじゃないな、あれは」 聖はバイクを反転させ、疾走する暴走族を追跡する形で追う。しかし暴走族のバイクは聖が乗るバイクよりも早く、彼らの距離は一向に詰まらない。 「く……こっちはとっくに300キロ出てるってのに……!」 高加速力に加えて、マグナムにさえ耐える程の強度。そんなバイクを所有している時点で、聖は自分が追っている暴走族が、決して「堅気」の人間ではない事を感じ取っていた。 と、その時だった。 「何?」 目の前を走っていたバイクが突然機首を反転させ、聖の方を向いた。そこでバイクを止めると、相手は路上に立ったのだ。 672 :akiyakan:2011/03/05(土) 09 47 05 「かかって来い……ってか? 舐めやがって……」 聖もバイクから降り、両手に銃を握る。 二人の距離は、目測十メートル。その光景はまるで、西部のガンマンの決闘の光景であるかのようだった。 「――ふっ!」 先に動いたのは聖だった。銃口を相手に向け、躊躇無く引き金をひく。ドガガガガ、と、銃声が繋がって一つの音のように響いた。 常人ならば、ものの数秒で蜂の巣にされてしまうような機銃の掃射。ところが、相手にその攻撃は全く通用しておらず、それどころか、銃撃の嵐の中を聖目掛けて突き進んでくる。 「野郎!」 聖は距離を離すべく、後ろに下がりながら銃を撃ち続ける。しかし相手の方が早く、気が付くと聖の目の前にいた。 (こいつ、早い!?) 聖の手から、敵は素早く銃を叩き落とした。すぐさま聖は新しい武器を呼ぼうとする。だが、相手がそれを許さない。 「ぐ――!?」 一瞬、内臓が引っくり返ったような錯覚を覚えた。そして腹部に激痛。聖の身体は吹っ飛ばされ、彼の身体はアスファルトの地面に叩きつけられていた。 「が――は!」 一瞬、聖は何が起きたのか理解出来なかった。無理も無い。敵は、片手で放った拳一つで聖の身体を吹っ飛ばしたのだ。 「がふ……う……」 うつ伏せになり、口から血を吐き出す。内臓がやられたらしい。腹から鈍い痛みが伝わってくる。何とか聖は身を起こすと、敵の方を見た。 相手は急ぐ様子は無く、悠然とした足取りで聖に近付いてくる。自分の優位を信じて疑わないのだろう、余裕がありありと見て取る事が出来た。 (これ程の膂力があるって事は、身体強化系能力者か……? まずいな、自分が一番会いたくないタイプの手合いじゃねぇか……) 近接型の身体強化系能力者は、言わば蒼井聖にとっては天敵だ。距離を離し、火力によって圧倒的出来る状況ならまだ勝機はある。しかし、ここは街中だ。こんな場所でミサイルやグレネードランチャーを使う訳にはいかない。 しかも現在、聖は敵の射程距離内に踏み込んでしまっている。先日ミツと戦闘した時もそうだったが、聖の能力は「武器を転送する」能力である。その為戦闘手段を武器に大きく依存し、それ故に武器の使用を封じられると大きく戦闘能力が低下してしまう。 今回もそうだった。聖が武器を呼び寄せても、それが火を噴くより先に相手の攻撃によって武器を破壊され、或いは使用を封じられる。何とか距離を離そうとするが敵の身体能力の方が高く、どうやっても距離を詰められる。 「がはっ!」 一体何度目の攻撃だろうか。聖の体が倒れ、その衣服はボロボロになっていた。 「ぜぇ……ぜぇ……」 牙と爪を完全に封じられた。並大抵の人間なら、この時点で既に勝負を投げているだろう。 しかし、聖は勝利を諦めていなかった。 (こいつは――) 相手の攻撃を受けながら、聖は考えていた。これだけの力があれば、とっくに自分は殺されていてもおかしくはない。しかし実際は、まだ息をしている。それはなぜか。自分が頑丈だから? 否、手加減をしているからだ。 相手は、自分の力に酔っている。自分の力を楽しみたくて、あえて聖が壊れない範囲の力で彼をなぶっているのだ。 確かに、相手と自分とでは相性が悪過ぎる……だが、その慢心に付け入る隙がある。 聖が立ち上がったのを見て、相手が突っ込んでくる。ここで武器を出して構えたところで、弾き落とされるのが関の山だ。仮に構えられたとしても、あの防護服のようなバイクスーツには傷一つつけられない。 だから、 「――!?」 「……捕まえたぞ」 聖は、「ワンテンポずらして」武器を出現させた。 673 :akiyakan:2011/03/05(土) 09 47 35 聖の手の中には銃があり、弾き落とされていない。それどころか、その銃口はぴったりと相手の腹部に押し付けられている。 至近距離で武器を出されては、振り落とす暇など無い。 そして―― 「その防護服、大した性能だが……ゼロ距離からの衝撃をすべて受け止めきれるか?」 傷だらけになった顔で、ヒニルな笑みを浮かべる。そして聖は、躊躇無く引き金を引いた。 ドガガガガガガガガガガガッ!!!!!!! 耳を劈く凄まじい銃声。あまりの高速連射に、音が繋がって一つの音になってしまっている。 「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」 その銃声にも負けない、聖の咆哮。まるで獣の雄叫びだ。銃声を相手に競り合っているようにも聞こえる。聖は銃倉が空になるまで、引き金から指を離す事は無かった。 「おい、貴様」 自分に倒れ、もはや意識も無いであろう相手に向かって、聖は声をかけた。 「貴様、自分が特殊能力を与えられて、特別な存在だとでも思っていたんだろ……生憎だがそれは見当違いだ。特殊能力なんてのはな、俺達がこの世界にとってのバグである証明でしかないんだよ」 私利私欲のままに能力を使う。自らの力に酔って能力を行使する。そういう輩は、聖にとってもっとも忌むべき存在だった。 「……こちら蒼井、能力者確保。ただちに回収班を寄越してくれ」 そう仲間に連絡を送るのが、精一杯だった。聖は力を使い果たすように、その場に倒れるのだった。 普通ならば、ここで事件は終わり。そう思う人が多いだろう。 だが、事件は完全に終わっていなかった。 「……何? 能力者じゃなかった?」 夜が開け、朝になってからその報告を受けた聖は、思わず己が耳を疑った。全身に巻かれている包帯が痛々しい。 「そうなんすよ」 「お前は馬鹿か!? あんな馬鹿力を出す人間がどこにいるって言うんだよ! 能力者じゃないならなんだって言うんだ!」 目の前にいるシノと言う女性が、こんな時に冗談を言うような人間ではないという事は分かっている。しかし聖は、その言葉がどうしても信じる事が出来なかった。 「こんな時嘘を言っても仕方が無いっす。とりあえず全員検査してみたんすけど、不良である事を除けばみんな、どこにでもいるただの高校生でした」 「あいつは!? 俺と戦った奴は!?」 「その子も、っす。その子も、身体のどこにも異常が無い、普通の子供っす」 「そんな……馬鹿な……」 聖は、全身から思わず力が抜けていくのが分かった。 能力者じゃないとしたら、あの力は一体…… 「……おそらく、スーツのせいっす」 「何?」 「聖さんと戦っていた子が着ていたバイクスーツを調べて見たんすけど……そのバイクスーツだけ、明らかに他のバイクスーツと違っていたんす」 「そりゃそうだろ。ゴム弾はともかく、実弾まで防ぐようなスーツだぞ? ただのスーツの訳が――」 「防護服どころの話じゃないっす。あれ、パワードスーツっすよ」 「……何?」 再び聖は、思わず自分の聞き違いに思ってしまった。 「パワードスーツ……だと?」 「そうっす。バイクスーツと同じ薄さしか無いのに、防護服としての機能とパワーアシストの機能を兼ね備えためちゃくちゃ高性能なスーツっす。ウスワイヤの技術力でも造れるかどうか、それ位ハイスペックなパワードスーツだったんすよ」 「……まさか、ホウオウグループか?」 「その疑いは強いんすけど……スーツの背中の部分に、こんなマークがあったんす」 そう言うと、シノは一枚の写真を差し出した。そこには、神社の鳥居を思わせるようなマークが描かれていた。 「なんだ、これは?」 「分からないっす……ただ、もしかしたらかもしれないんすけど」 「……?」 「この一件。もしかしたら、ホウオウグループじゃない組織の仕業かもしれないっす」 「ホウオウグループじゃない、って……おいおい。あいつら以外にも、あんな組織があるって言いたいのかよ?」 それこそ悪い冗談だ、と聖は思う。だが、 「……ジングウ」 「!」 「奴の名前を漢字で書けば「神宮」。神の宮、つまり神社になるっす。もしかしたら、この鳥居のマークは……」 「だが、あいつはシスイ達が倒したんじゃないのか?」 「油断出来ないっすよ。何せ、あのホウオウだって何度倒されても蘇っているんすから……」 ただでさえ、ホウオウグループだけでも厄介なのに――強敵再来の予感に、二人は嫌な汗を拭う事が出来なかった。 674 :akiyakan:2011/03/05(土) 09 48 16 「どうでしたか、ゼア?」 「あのスーツ、中々の性能だな。ただの素人に使わせてあの通りだ。もし訓練を受けた者が着れば、それこそかなりの戦闘能力を発揮するだろう」 「お褒め頂き、光栄です」 ……ま、この私が設計したのです。当然の結果ですけどね。 「しかし、一つ疑問がある」 「はい、なんでしょう?」 「なぜホウオウグループ製なのに、あのスーツには我々のエンブレムが入っていないんだ? 代わりに、お前の悪趣味なマークが入っていたが……」 「悪趣味って……」 失敬な。HとOを組み合わせたグループのシンボルだって、どっこいどっこいではありませんか。 「答えは簡単ですよ。我々の仕業でないと思わせるためです」 「ほう?」 「知っての通り、私は以前ホウオウグループに造反すると言った身です……従って、アースセイバーの側からはホウオウグループに戻ったとは到底思われていない。そんな状況で、私のマークが入ったパワードスーツが発見された……彼らは一体、何を思うでしょうね?」 「なるほど……お前が新しい組織を立ち上げた、と向こうは思い込み、我々の仕業ではないと思い込む」 「そう、その通り……これは私が設計したパワードスーツ「BD」の実験もかねた陽動作戦です」 ……まぁ、どちらかと言うと、今回の一件は私からアースセイバーへの警告文みたいなものですけどね。 装着すれば、常人でありながら超能力者すら圧倒する力。これは、ナイトメアアナボリズムにも通じる。先天性の能力者と異なり、あれはそれまで能力を持っていなかった人間が能力を、つまり力を得る現象ですからね。 私が何を言いたいかと言えば――能力者と無能力者に違いなんてのは存在しないのですよ。 どんな人間であれ、力を得れば「変わらざる」えない。ただの人間でさえ、銃という力を手に入れれば犯罪に走る。「銃」も「能力」も、突き詰めていけばどちらも同じ「力」でしかない。なれば、能力者と無能力者を分け隔てるものとは、一体何なのか。 (さぁ、無い頭絞ってせいぜい考えなさい、地球の守護者達) 果たして、能力者と無能力者を分ける今の世界が、正しいか否かを…… 675 :akiyakan:2011/03/05(土) 09 51 38 ※続けて二本目 新たな布石 「ぬぅ……」 「どうしたんです、ジングウさん。そんなに眉間に皺を寄せるなんて、珍しいですね?」 「暇です……実に暇です……」 「はぁ、そんな事ですか……」 まるで聞き飽きたかのように、サヨリさんはため息をつく。まぁ実際、私でも自覚する位口にしてますね。 「研究がしたい……遺伝子弄ってなんか作りたい……基盤弄って何か作りたい……」 「そんな事言ってー……知ってますよ、私の「分からない」形で何かやってるのは」 「あら、気付いていました?」 ええ全く、彼女の言うとおりです。私は日夜、サヨリさんに監視されている身ですからねぇ。彼女に見られても構わない形で、あれこれやるしかないのです。 そこで私が行ったのは、文章や図面の暗号化でした。 「だから余計な疑いかけられないように、貴方には暗号の解読方法を教えてあるじゃないですか」 「それはそうですが、ジングウさんの暗号物凄く複雑で……解読方法あっても、訳分からないですし」 「そりゃ、凡人の脳みそで理解出来ちゃうような暗号では意味がありませんからねぇ」 今はしがない「怪人:木乃伊冥土」ですが、一応これでも天才科学者ですからね。簡単な暗号を使うようでは、示しがつきませんので。 「まぁ、それも暇潰しの一環ではあるんですが……ほら、設計図作っても実物作れないんじゃねぇ……?」 「まだラボの使用禁止が解けてませんからね」 「モチベーション、ガタ落ちですよ……」 分かり易く言うなら、私の状態は「プラモデルのキットがあるのに、それをランナーから切り離すニッパーを渡して貰えていない」ようなものです。ニッパー無しには、プラモデルは作れませんからねぇ。 ……え? ニッパーが無いなら手でパーツを千切り取ればいいじゃないか、って? ……バリが、バリバリ付いちゃうじゃないですか! デコボコの完成体なんて認めませんよ、私は! 「ともかく、作りたくても作れない状況で……とにかく技術を持て余しているんです」 「そうは言っても、ジングウさん本当に組織内のウケ、悪いですからねぇ……」 「まぁ、ホウオウに対してまともな忠誠心がありませんからね。嫌われても当然ですよ」 「組織内の繋がりは、即ち信頼の絆である」。ホウオウグループと言う組織は目的の為になら手段は選ばないというのに、仲間同士の結び付きは極めて強い。階級は存在していますが事実上、上下関係は無きに等しく、あえて組織図を表すなら「ホウオウ」と「それ以外」と言う、極めて大雑把なものです。それ故に世間一般で言うところの「悪の組織」でありながらその内容は極めてフレンドリーであり、最上位幹部であるサイナと下級幹部であるバツがタメ語で喋りあうような場所です。縦割り社会に疲れた現代人には、居心地の良い場所なんじゃないですか? まぁ、その一方で一度信頼を失えばアウトですね。その結果は私を見てくだされば一目瞭然です。信用されなければ仲間にあらず、は言い過ぎにしても、仲間として信用出来ない私はほとんど部外者も同然の状態です。いや、これは村八分の方が正しいですかねぇ? (どうにもこの組織、合理化を掲げていながら、私から見ると非合理的な部分が目立つんですよねぇ……) まぁ、ホウオウにそう疑問を投げかけたところで、あの男は「それを理解出来ないのは貴様が凡人だからだ」とでも言いそうですが。 「大体ね。私ある一点において、この組織の連中ほとんど嫌いなんですよ」 「ある一点と言いますと?」 「自分の理想をホウオウ一人に押し付けている辺りですよ。まぁ理想を押し付けるというより、ホウオウという偶像に縋っていると言った方が正しいんでしょうかね。それを見ているとイライラするんですよ。どいつもこいつも、自分一人立たせる事位、自分の力だけで出来ないのか、と」 まぁ、それでも我慢出来るのですよ。少なくとも彼らには、それによって「ホウオウグループにいる意味」が明確にあり、そして自分で考えて行動する確かな自我が存在しますからね。一方我慢ならないのがあの烏男ですよ。「何でお前、ここにいんの?」と言ってやりたいですよ、全く。グループに仕える理由が無いのに仕えている、その意味が訳分からないですよ。 676 :akiyakan:2011/03/05(土) 09 52 14 「こう言ったらクロウさんに怒られそうですけどね、正直ジングウさんは立派な人だと思いますよ」 「……はい? 何を突然言い出すんですか、貴方は?」 「だって……ジングウさんは何かに頼ったり、縋ったりして生きていませんもん。いい加減で出鱈目に見えますけど、でも実際は背筋がしっかり張っていると言うか。何かに流されたりせず、確たる己の価値観に従って生きているところが立派だなぁ、と。ほら、最近の人ってそう言う部分が欠如しているじゃありませんか」 「……止しなさい、こそばかゆい。私を褒めたって何も出ませんよ」 「あれ? ジングウさんでも照れる事あるんですね?」 「……人に褒められる事に慣れていないだけですよ」 全く、こんな姿をサヨリさんに晒す事になろうとは……ああもう、そんな顔で笑うんじゃありませんよ。 不意打ちですよ、本当に……心から出た賛美など、一体何時振りですかね。この程度で動揺するとは、全く……私もまだまだ人間、って事ですか。 「ところで、さっきからミツさんは何をやっているんです?」 「見ての通り、レリックのお相手ですよ」 さて、今私達がいるのは施設内にある模擬戦闘訓練場です。ちょっとやそっとの能力では壊れたりしないので多少暴れても問題は無く、ちょっとした体育館並みの広さがあります。その中央に、二人の姿はありました。 「お相手と言うか……あれはどう見ても……」 そう言って、サヨリさんは苦い表情を浮かべる。ええ、ご覧の通り。 「はい、実戦に他ならないですよ」 二人は現在、模擬戦闘の真っ最中です。と言っても、戦闘経験において未熟であるレリックに対し、ミツさんが合わせてあげている状態ですがね。 「おー! みつ、つよいつよい!」 レリックの方は、実に楽しげだ。模擬戦闘と堅苦しく言っても、彼女にとってこれは遊びとなんら変わらないのでしょう。活き活きとしていて、表情は常に笑顔を形作っている。 しかしその一方、ミツさんは何だか辛そうに見えます。その様子に、サヨリさんもどうやら気付いているようでした。 「ミツさん、どうしたんでしょうか?」 「おそらく、レリックに合わせるのがしんどいのでしょう」 「え? それはどう言う――」 問いかけるサヨリさんを制し、私は二人に「そこまで!」と言いました。二人は私の指示に従ってくれましたが、レリックは物足りないようで、少し不満げな表情を見せています。 「ぜぇ……ぜぇ……」 「お疲れ様です、ミツさん」 「うわ、大丈夫ですか!? 息上がってるじゃないですか!」 肩で息をしながら帰ってきたミツさんの姿に、慌ててサヨリさんは用意しておいたドリンクのボトルを差し出しました。ミツさんは会釈をして礼を言うと、何も言わずにそのボトルに口をつけました。 「……如何ですか、腹違いの妹の実力は?」 「……恐ろしいです」 そう一言だけ、ミツさんは返しました。 ミツさんを造ったのも、レリックを生み出したのも、同じかつての私の部下達です。しかし、二人を生み出す為に投入された予算には圧倒的な差が存在する。ミツさんはグループで行われた正式なプランの下で造られていますが、レリックは破棄処分が決定された二十三体の生物兵器の、それも生体融合の暴走に耐えられた選りすぐりの細胞から造られています。二人を例えるなら、ミツさんは未開発の分野を切り開く為に生み出された「試作機」、レリックは一級品のパーツを寄せ集めてエースパイロット用に生み出した「特機」です。 現状は、ミツさんの戦闘経験がレリックを上回っているから二人が互角に相対出来ているに過ぎません。レリックが成長すれば二人の差は大きく開く事でしょう。 「でも想像出来ませんねぇ……あのりーちゃんが戦っているところなんて」 「馬鹿になりませんよ、彼女の戦闘能力は。完全体になれば、アースセイバーを単騎で殲滅も夢ではありません」 「……そんなにですか?」 サヨリさんが訝しげな表情を浮かべる。まぁ、あちらには「龍儀真精」の使い手が二人もいますからね、確かにそれは言い過ぎかもしれませんが、欲目無しでもレリックが持つ潜在的な能力は計り知れません。 677 :akiyakan:2011/03/05(土) 09 52 44 「私は……出来れば、りーちゃんには戦いなんてしてほしくないです」 「……甘ちゃんですね、貴方は。レリックの性能を、宝の持ち腐れにしろと言うんですか?」 「いくら強いとは言ったって、りーちゃんはまだ子供なんですよ? それなのに……」 「いくら人間にそっくりな形をしているとは言え、レリックは生物兵器ですよ」 私がそう言うと、サヨリさんは黙り込んだ。それでも、その表情には不快感が露になっている。 彼女自身、分かっているでしょうに……ミツさんがそうであるように、組織にとって有益でない存在は排除されるのみ。無用の長物に用は無い。レリックの存在意義が「生物兵器」であるならば、その存在価値を証明しなければここにいる価値は無い。だから私は、彼女をこうやってちまちま育てていると言うのに…… 「……む。そう言えば」 レリックの事を考えていたら、一つ思い出しました。どうせ暇なのだし、調査する価値がありそうです。 「ミツさん、一つお願いがあるのですが」 私がそう言うと、ミツさんは不思議そうに首を傾げた。 「書類はこちらで揃えますので、貴方にはいかせのごれ高等学校へ潜入していただきたい」 「いかせのごれ高校? なんでそんな場所へ……」 「表向きの名目は、貴方を擬人兵の代替品として使えるか、その実験として」 「お、表向きって……今度は何を企んでいるんです?」 サヨリさんがそう言って、眉を吊り上げる。まぁまぁ、そんな顔をしないで。 「表向きの名目はともかくとして、裏向きは――」 私が裏の目的を口にすると、サヨリさんもミツさんも首を傾げました。一体何でそんな事を? と、私の目的が見えないようです。 「まぁ、ホウオウグループにとって不利益にはならない筈です……やってくれますか、ミツさん?」 「……ミツは、問題無いです……でも……」 そう言って、ミツさんはレリックの方を見る。彼女は、私達から離れて一人で遊んでいるところでした。 「ああ、彼女ですか? 大丈夫ですよ、貴方がいない間は私がレリックの相手をして経験値稼ぎをしますので」 「ジングウさんが? 大丈夫なんです?」 「この間、「天獄の門」を発動させてみましたが、八割方機能は復帰しているようですので……まぁ、私自身のリハビリもかねて、です」 それではお願いしますよ、ミツさん。私がそう言うと、「彼」は首肯してくれました。 ――かくて、ホウオウグループ製合成人間、BD-32「ミツ」は、いかせのごれ高校二年三組として潜入する事となった。 678 :(六x・):2011/03/05(土) 10 43 39 またしても誤爆orz あたしって ほんとバカ(Sやかちゃん風に しらにゅいさん 妖怪ドS姫・・・人の精神や身体に軽度の傷を負わせるだけ負わせて去っていく妖怪。普通に考えれば結構迷惑だが一部にはご褒美。 応援してもらえてよかったな! 二人まとめてお持ち帰りありがとうございますw優しく扱ってね! びすたさん 応援ありがとうございます。冬也は純情ボーイ、凪は恋愛に興味なしなので「じれったいなこいつら」と思うかもしれませんが、ニヨニヨ見守ってやってくださいw 本編いきます。鶯色さんのハヤト君をお借りしました。 俺のナイトがかっこよすぎてつらい 「凪姉、一緒に帰r」 「こうか?」 ハヤト先輩だ。凪姉と何話してるんだろ? 「・・・・できた!」 「うん、正解だ。やればできるじゃないか。」 勉強教えてもらってたのか。凪姉は頭いいもんね。ん?胸のあたりに違和感が 「凪も数学苦手なのに頼んでごめんな。」 「いや、これならまだできる範囲だから…」 「ノートも見やすくてわかりやすいから頼りにしてるぜ。」 「人にばっかり頼るな…せめて私のノートを借りなくて済むくらいにはなれ。私だって暇じゃないのだよ。」 迷惑そうに言ったけど、ほっぺを赤らめて嬉しそう。どうして? 「そうだな。じゃ帰るわ。サンキュ。」 「ああ、またな。」 壁│-・) 爪リ・v・)~♪ 思わず隠れてしまった。 「凪姉、ハヤト先輩にいつも勉強教えてるの?」 「いつもじゃないな。ナオちゃんが教えることもある。」 「迷惑?」 「全然。人に教えたら自分の勉強にもなるって言うし。」 「ハヤト先輩には何もされてないよね?」 「されてたら仲良くしないし勉強も教えないって。お前なんか誤解してないか?ハヤトはいい奴だぞ。」 胸が痛い。前に凪姉と喧嘩して「お前の顔なんざ見たくないわ!」って言われたのと同じくらい痛い。ハヤト先輩がいい人ってことは俺だってわかってるのにどうしてこんなに痛いんだろう。 679 :(六x・):2011/03/05(土) 10 56 13 「・・・・」 「冬也、具合悪そうだけど大丈夫か?この後バイトあるなら今日は休んで家で寝ろ。」 「今日はないです…」 「そうか。んーと、歩ける?」 「はい。なんとか…」 「でも心配だから家まで送ってやるよ。」 「そんな、悪いですよ」 「遠慮すんな、私はお前のナイトだぞ?w」 『私がお前のナイトになってやる!』 そういえば、昔もそんなこと言われたっけ。当時の俺はいじめられっこで、女の子に守られるなんて情けないなぁとは思いながらも、その言葉にすごく救われた。凪姉はいじめっこを返り討ちにして、本当のナイトみたいにかっこよかった。俺がいじめられなくなってからもいろいろ助けてくれたりして、今の俺があるのは凪姉のおかげといってもいい。それくらい、大切な人なんだ。 「ありがとう。それじゃお願いします。」 「お任せください、王子様。」 「え?王子?」 「姫がいい?w」 「いえ、そういうわけではwwってか姫ってボク男ですよw」 「ん、元気になったみたいだな。よかった(ニコ」 「…ッ!!///」 凪姉、クールな笑顔は反則です。照れちゃって顔見れないじゃないですか。 こんなにかっこいい騎士だと王子様も惚れてしまいますよ。…もう惚れてるけど はい。どこの少女マンガだよこれ。どっちが男だかwwww 凪姉が剣士な理由も明らかにしてみたり。いじめっこは肉塊にされました(でも死んでません)。 680 :スゴロク:2011/03/05(土) 14 28 24 今更ながら感想をば。 >大黒屋さん 何やら事態が動きだしてますね。星さんに何が……。 >しらにゅいさん サトさん作のボイスドラマのやつですね。確かに素性が割れたらこうなりますね、ほぼ。しかし、何やらスイネの設定が……? さて、この話はどう扱えばよろしいのでしょうか……(汗 そしてタカさんの誕生日ネタ! やると思いましたよ、誰かが(待て 次から次へと観覧者が現れて……気持ちはわかります、すごく。 >闇音流さん ミオの過去話……いつもそうですけど、アナボライザーの過去は重いですね。ものがものだけに……。 >鶯色さん 何と言うか、二人とも初々しい感じですね。ユウトも考えて見ればアナボライザーでしたね、そういえば。描写が上手くて光景が目の前に出て来ましたよ、実際。 >akiyakanさん ミツ、再び。何だか悲しい存在ですね、考えて見れば。そしてジングウが至極まともな人間に見えると言う。いや、言ってることは正しいんですけど。 聖さんがカッコイイ……ありがとうございました。ここまで完璧に使ってもらえると、作者冥利に尽きるってもんです。 他にも書きたかったんですが追いつきません……掲示板には毎日通ってるんですけど、その都度良作が出てきていていい意味で困ってます。 681 :しらにゅい:2011/03/05(土) 17 43 51 私信のみ失礼します! >スゴロクさん ぬぁ!?また自分はやってしまいましたか…!?(;´Д`) スイネちゃんのキャラ壊してる箇所がありましたら、 指摘してくださるとありがたいです><; 何度見返しても気付けていない自分がここにいるので(ry 682 :スゴロク:2011/03/05(土) 17 57 08 >しらにゅいさん 壊したというか、この部分が気になりまして。 「なのにホウオウさまを裏切って、ウスワイヤに逃げたんだって?その上、好きな人がいるケイくんに恋しちゃったんだって?」 ケタケタと笑えば、スイネちゃんは俯いた。違うって言わないから肯定してるってことでいいんだよね。 「ケイくんはマオちゃんのことが好きなのに、それでもスイネちゃんはケイくんのことを想い続けてるんだー。 へぇー・・・報われないのにねぇ?」 「・・・っ・・・」 ここなんですが、「ケイくん」はケイイチですよね? 確かスイネが好きなのはタカさんだったような。 実は元ネタのボイスドラマを環境の問題で聞けてないので、私が言えた義理じゃないんですけど。 ちょっと気になっただけですので。 ではまた。 ちなみに、タカユキ←スイネ←KEA だそうです。 683 :akiyakan:2011/03/05(土) 18 23 09 〉スゴロクさん しらにゅいさんの文面はそれであっていますよ。サトさんの元音源がそうなっているんです。おそらくサトさんは、スイネ(ケイイチ側)とトキコ(ホウオウ側)の対極図を演出したくて、そのようにしたのだと思います。 684 :スゴロク:2011/03/05(土) 18 24 52 >akiyakanさん なるほど、そうでしたか。ボイスドラマが聞けてれば……とほほ。 しらにゅいさん、お騒がせしました。 685 :しらにゅい:2011/03/05(土) 19 26 13 ご指摘有り難うございます! いえいえ、こちらこそお騒がせしてしまい申し訳ありませんでした・・・ しかしこうやって指摘を受けないと、間違いがそのまま流されてしまいますからね、 そういった意味ではこうしたご指摘は有り難いものでございます! 元々は企画キャラ絵板に投稿されたサト様のイラストから始まった合作みたいなものでして、 私達の間ではアナザーとはまた違う別個の物として扱っていました、が説明不足のまま投稿してしまった為に、 混乱を招いてしまったようで・・・申し訳ないですorz 作品自体はifの話として取り扱ってくだされば有り難いです! ボイスドラマ→小話の形で楽しんで貰いたかったのですが、スゴロクさんのように 聞けない方もいますからね・・・うーん、これは迂闊・・・! いやぁ本当に申し訳ないです(;´Д`)ノ 一応wikiの方に注意書きを載せておきたいので、編集者様、 *ボイスドラマスレッドに投稿されたスイネとトキコのバトルをSS化したものです。 でお願いしますorz 686 :大黒屋:2011/03/05(土) 19 27 21 スゴロクさんと話題がかぶってしまいそうで恐れ多いとは思いつつ投下。 導入だけですが先に謝ります。すみませんでしたoyz 自キャラオンリーです。 店長の提案 星にいわれ、しばらくレストランのバイトをすることになった月光。 その仕事の僅かな休憩時間に、店長が出してくれた緑茶をすすっていた。 「…で、星ちゃんの様子はどうなの?」 「案の定毎晩うなされとるぜよ。記憶が全て戻ってきてたら、多分暇あるごとに頭抱えてそうじゃ。」 そう言いながら、月光は星の苦痛に歪む顔を思い出し、顔をしかめた。 「でも、少しずつ冷静にはなって来たぜよ。記憶から証拠を少しずつつかみつつあるけ、何もないことを祈るだけじゃ。」 「星ちゃんのことだから、大事故は起こさないだろうけどね。」 「…それで、ノア殿とノルン殿のことじゃけど、やっぱり殺処分が下されたそうじゃ。」 それを聞き、店長はため息を吐いた。 「しばらくは気を抜けないわけだ…。」 「まぁ、二人とも腕の立つ能力者じゃし、大丈夫じゃないんがか?」 「例えそうでもやっぱり姉としては気になるじゃない?弟の無事のことなんだし。」 「まぁ、確かに…。」 店長はカウンターに座り、頬杖をついた。 「…それにしても、このところ働きづめで、由衣達に休みあげてないなぁ…。」 「ああ、確か年中無休じゃもんな、ここ…。」 月光は表の看板を見ながら言った。 あ、勿論年中無休とはいえお盆と正月は休みますよ、ええ。 「たまには休みあげるか。店はもともと一人でやってきてたんだし。」 「あしも手伝うぜよw」 「ありがとw…でもどうせ休むんだったら…。」 店長は何処からか大量のパンフレットを取り出した。 「思いっきり遊んでもらうか!ね、月光君、何処がいいと思う?」 「用意周到…;ていうか何時それ持ってきたがか…;」 「上の自分の部屋にあったからちょろっと持ってきたw」 「…便利じゃねぇ、その能力;」 このとき、店長にはもう2つ考えがあった。 一つは、星のリフレッシュ。記憶と戦い続けている星に、少しでも気分を楽にする手助けをするのだ。 もう一つは、噂に聞いていた氏型環を、多くの人に触れ合わせて、学校に行けるように促進すること。 そしてあわよくば、皆の絆が深まってくれればいいなと思っていた。 皆の笑った顔が見たいから。 店長…いや、亜音にはそれだけで十分だった。 687 :スゴロク:2011/03/05(土) 19 41 06 >大黒屋さん いえいえ、私の方が「大丈夫かな?」と思ってましたから。 こっちで上手く合わせて見ます。 688 :大黒屋:2011/03/05(土) 19 50 43 >スゴロクさん いえいえ、ついこの間旅行の話で16スレという大作をあげてくださったのにすみません; 旅行当日までにはしばらく別の話などで間を開けるつもりですのでどうぞいじってくださいw メンバーどうしようか悩んでもいたので; 689 :スゴロク:2011/03/05(土) 19 54 55 >大黒屋さん ん? すみませんが、「3年前の決別」以降の話、時系列はいつごろですか? 「旅行と鴉と青い鳥と」より前ですか? そうだとすると、いつより後になりますかね。設定混乱を防ぐためにも、お教え願いたいです。 690 :大黒屋:2011/03/05(土) 20 12 01 >スゴロクさん 「旅行と鴉と青い鳥と」より後になりますね。 ノア&ノルンの殺処分が決定した後になりますから。 ですのでこの時の旅行とはまた別になりますね。 お手数掛けます; 691 :スゴロク:2011/03/05(土) 20 24 57 >大黒屋さん 了解しました。 692 :しらにゅい:2011/03/05(土) 23 56 41 久しぶりに溜まりに溜まりまくった感想を投下しますぞー! いつもの如く乱文ですがお許しくださいませ(´・ω・`) あと拾えてない小説もあるかもしれませぬ・・・!;; 633-640 何この綺麗なジングウ・・・いつも外道が出てないだと!?いや出てるかもしれないけど!w しかし言ってることはもっともな気もします。 確かにミツは作られた人ではあるものの、道具ではなく意思を持った人間ですから、 自分がどうあるかを決めるのは自分次第であって、開発者にそれを委ね文句をつけるのはナンセンス。 そしてミツの証明を本当にする為、ジングウはあえてアースセイバーの有力勢である聖とゲンブと戦わせた。 結果、彼はあきらめることなく自身の存在を証明し、そして生まれ変わった。 リンカーネション・・・転生、再生を意味する。まさしく今日という日が、ミツくんの生まれ変わった日であると。 それをひそかにジングウが祝ったわけです。要するにジングウが綺麗な回だったということです(ぇ 670-674 ジングウがついに表舞台に出てきたぞー!ヒイイ(;´Д`) 一般の人さえも強化してしまうとは・・・しかしアンチ能力者の聖さんはやっぱり強かった! それでこそ聖さんだ!(*´∀`)イヤッフゥゥゥイ← うーん、その通りというかなんというか・・・えぇいジングウからの警告だと考えるとどうもww いや、キャラは好きですよ、これは良い外道(ぇ 675-677 他者から見たホウオウグループの評価、まさしくそのものですね。しかし・・・ クロウさんを烏男と称した上に「何でお前、ここにいんの?」・・・不覚にも吹いてしまったwww 本当に仲が悪いんですねぇこの2人は・・・いいぞもっとやれ!(ぇ あれ、ジングウが照れてる?やめて、外道なのに人間らしくキュンときてしまうじゃないか!w そしてりーちゃん強ぇええ!!成長して外に出た時のことを考えれば・・・恐ろしいですね。 これだけ楽しそうに遊ぶ、ではなく戦っていると、なんだかうちのトキコとも手合わせさせたくなってきました・・・ 戦いを楽しむという点では共通ですからね!二人で楽しくキャッキャ(血みどろ合戦)させてみたい(*´∀`)w おぉ!ミツくんが入学!?これからのスクールライフが楽しみですw 646 星さん・・・!記憶が戻るとそんな症状に・・・!うぅ、いくら左目を返す為だからといってあまりにも辛いですよ・・・! これから悪夢が付きまとう・・・うーん、不穏な気配が・・・ 686 店長の心遣いが優しすぎて私の心が痛い← これで少しでも良くなればいいのですがね・・・(´・ω・`) 653-655 これは素敵な妹様!あの外道発言で怒るクロウさんにちょっと感動してしまいましたw これは、眼力でどうにかなる問題なのか・・・!?相手の認識を錯乱する力ですからねぇ・・・ 693 :遊び盛りの学生 Lv15:2011/03/06(日) 01 18 02 akiyakanさん 楽しく小説を読ませていただきました~ ううむ、有さんも指摘していましたが、やはりもともと科学者であるゼアには戦闘は厳しいのかっ? せっかくの龍の悪夢もこれでは宝の持ち腐れ…よしゼア、まずは筋トレからだっ(笑) 694 :砂糖人形:2011/03/06(日) 16 49 38 放課後の戦い 「ネーちゃーん!一緒に帰ろー!」 フウコのふわふわした声が、ネイロの耳へ入っていった。 「うん、今行くよー」 鞄へ教科書をしまい終え、机に忘れ物がないかチェックをした。 すると、カサっと音がした。 「何これ、紙・・・?」 丁寧に折りたたんである紙には、丸い文字で「ネーちゃんへ」と書かれてあった 「この字、ユウムからだわ。伝えることがあるなら話せば良かったんじゃ・・・」 中をあけると、丸い文字でこう書かれていた。 『放課後に屋上に来てもらえないかな?フウコも一緒に連れてきてね!待ってるよー!』 「いったい何のようなのかしら・・・」 その手紙を読み終えた後、フウコを呼び事情を説明して、ネイロは屋上へ向かった。 「よいしょ、ユウム居るー?」 屋上の重い扉を開けると、そこには茶髪のくせっ毛な髪の少女がいた 「居るよー。来てくれたんだねー!」 「勿論、今日は特に用事もなかったからだけどね」 「そっかー」 「で、何の用なの?」 「はっ!も、もももももしかして、ユウムちゃんネーちゃんに告白・・・?!」 「そんなわけ無いでしょ!」 「あははは、相変わらず二人はおもしろいねえ」 「おもしろくないわよ!で、用事は何なのよ・・・」 ネイロは、フウコの天然ボケに呆れながら、ユウムへ質問を繰り返した 「二人はさ、能力者だよね?」 「「!」」 今までの和やかな雰囲気は一変し、重い空気が三人を襲った 「ネイロはハヤト君と同じ、音の悪夢で、フウコはリーダーの能力に少し似てる、台風の悪夢」 「ホウオウ様の邪魔になる奴は処分しないと・・・ね!」 と、もしユウムがネイロとフウコに戦いを挑んだら、という話です。 多分続きます。 名前だけ、鶯色さんから「ハヤト」君、本家から「マサカズ」をお借りしましたー。 695 :大黒屋:2011/03/06(日) 16 53 57 過去編を少し組み込んで 自キャラオンリーです。最近こればっかりですね; 戦うための提案 月光が菓子を持って部屋に入ると、星は布団をかぶってうずくまっていた。 「…星殿、大丈夫がか?」 「…ああ、月光か。」 星は月光を見ると、かぶっていた布団をはらった。 「まだ、うなされるがか?」 「幾分ましにはなった。だが、まだやっぱりきつくてよ…;」 「…収穫はあったんがか?」 「ああ。過去の記憶があったから分かったこともあるしな。」 星は月光の持ってきた菓子をつまむ。 今でこそ笑顔を見せる余裕が出てきたが、記憶を返してもらった当時は、周りも気にできないほど苦しんでいた。 「記憶の「半分」でそのくらいなんじゃろ?もう半分は流石に危ないぜよ…。」 「それも考えてたんだ。返してもらった分で十分いけるなら、まだいいんだが…。」 証拠を探すどころではない、と星は言い、頭を抱えた。 「…なぁ、店長からの提案なんじゃが。」 月光はあずかったパンフレットを取り出した。 「気分転換、せんがか?何人か呼んで、休息がてら旅行に行くそうじゃ。星殿もこもりきりで記憶と戦っとるんじゃし、せめてもの息抜きにどうがか?」 「…旅行ねぇ…。」 星はパンフレットを受け取ると、一通り眺めた。 「レストランの方からも、夏香姉妹あたりがくるそうじゃし。その期間、あしが店長の手伝いに行くぜよ。」 「それは要するに、私は保護者役兼ねろってことだな?」 「…まぁ、そうなるぜよ;」 はは、と力なく月光は笑った。 「…そうだな。いこっかな。」 星はもう一度笑うと、パンフレットを月光に返した。 「お前らの気遣いを無駄にはできないし、放ってたら私の頭が本気で狂いそうだ。」 「星殿…。」 「腹いっぱい楽しんでくるさwそして、絶対左目を奪った主犯を見つけてやる!」 そう宣言し、力強く立ち上がった。 追記 「でも確か、入れ替える作業をしたのはクランケ殿なんじゃろ?」 「ああ。で、あいつに命令を下したのがこの前「狩った」やつ。」 「ということは、その上が更にいるってことがか?」 「…どういうつもりで、私の左目奪ったんだろうな。「重力操作」を与えてまで…。」 (星殿、あしは「重力操作」、先天性の能力じゃないとは思わんぜよ…。) 696 :akiyakan:2011/03/07(月) 17 17 21 >砂糖人形さん 694 これは・・・・・・ついにユウムが活動開始か!? 「ホウオウの邪魔になる奴は」と言っているあたり、もしやネイロやフウコ以外にも牙を剥く事になるのか!? >大黒屋さん 695 これはスゴロクさんと話していた、「息抜き」の前日談と言う事になるのでしょうか。星に失われた左目が戻る時、果たしてどうなるのか・・・・・・ 697 :akiyakan:2011/03/07(月) 17 22 15 ミツ潜入 「すいません。ここ、よろしいでしょうか?」 「え?」 スイネが図書室で本を読んでいると、突然そう声がかけられた。一体誰だろうと思って顔を上げ、彼女は思わず硬直する。 背中の中ほどまで伸ばされた長い黒髪。自分とは異なった色を持つ青い瞳。 何より印象的だったのが、その顔立ちだった。「どちらなのか判断できない」。男にも女にも見えるその容姿は本当に中性的で、性別の中間に位置していると言うべきなのだろうか。男子用の制服を着ているので男寄りではあるものの、それでも「彼」の印象は「中心」からブレていない。 今まで見た事が無い人だった。それだけに、スイネの印象として深く焼きついた。 「あの……?」 「あ、は、はい! どうぞ……」 スイネが言うと、「ありがとう」と言って「彼」は笑みを見せる。その笑みもまた中間的なものであり、男にも女にも見えた。 スイネの前の席に座り、「彼」は本を読み始めた。スイネは変に緊張してしまい、本を読むどころではなくなってしまっていた。 本を読む振りをして、チラ、と彼女は「彼」の方を盗み見た。その時、「彼」が読んでいる本のタイトルを見てあっと思った。 「その本……」 「……? 知っているんですか?」 「彼」が驚いたような表情を見せる。スイネは「彼」に向かって頷いてみせた。 それは、ある人造人間の話だった。彼は心優しかったが醜く、それ故に失敗作として創造主から捨てられてしまう。彼は嘆き悲しみ、山奥へと逃げていった。 そんなある日、巷で怪物騒ぎが起きていた。人々は怪物の正体はその人造人間だと思い、彼を殺そうと山へと向かう。銃や剣を持ち、戦車を走らせて人々は山へと向かった。 しかしその道中で、人々は今まで見た事の無いような生き物に襲われた。人造人間が犯人なのではなく、本当に怪物がいて人々を襲っていたのだ。 荒れ狂う怪物に、逃げ惑う人々。その時人々を庇うようにして、大きな影が立ちはだかった。あの人造人間だ。 彼は戦った。怪物を相手にがっしりと組み合い、血まみれになりながら、それでも怪物を相手に果敢に立ち向かっていった。 ついに怪物が倒れ、人造人間が勝った。しかし人造人間も虫の息でその場に倒れてしまう。倒れた人造人間に、人々は駆け寄った。 『何でお前は、私達を助けてくれたんだ? 私達は、あんなにお前の事を嫌ったのに……』 そんな人々に向かって、人造人間は言った。確かに自分はお前達が憎い。だけど、怪物に襲われている姿を黙ってみていられなかった。気が付くと体が勝手に動いていて、怪物に向かっていったのだと。 やがて人造人間は力尽き、人々は己の愚かさを嘆いた。人造人間は手厚く葬られ、彼は人々にとっての英雄として祀り上げられた。 悲しい話だと、スイネは思っていた。人々から理由も無くただ醜いと言う理由だけで忌み嫌われていたのに、人造人間はその人間達を憎みきれず、目の前で怪物に襲われている姿を見て見ぬフリする事が出来なかった。その人造人間は、自分の優しさ故に命を落とす事になってしまったのだ。 「……スイネさんは、可哀想だと思いますか?」 スイネの様子からその心情を察したのだろう。そう「彼」は言ってきた。 「はい……」 「そうですか……「僕」は、そうは思いません」 「え?」 それは意外な答えだった。思わずスイネは、「彼」の方をまじまじと見てしまう。 698 :akiyakan:2011/03/07(月) 17 22 46 「彼は……確かに憎んでいたのでしょう」 彼が、人造人間が、何か人間達に酷い事をしたわけじゃない。ただ、醜いという理由だけで忌み嫌われた。自分は望んで生み出されたのに、それなのに捨てられた事は、彼の心を傷付けたに違いない。 「でもきっと……彼の本音はそうではなく、ただ寂しかったのだと思います」 「寂し……かった?」 「だって彼、生まれてからずっと一人ぼっちだったんですよ?」 仲間が欲しいのに、誰も人造人間とは仲良くなろうとはしてくれない。捨てられた事実よりも彼を苦しめていたのは、彼の傍に誰もいてくれなかった事だったのだろう。 「でも最終的に、彼はみんなから受け入れられた……その人造人間は死んでしまったけれども、最後の最後で自分の欲しかったものを手に入れられたんです……だからミ――僕は、彼が可哀想だとは思いません」 「…………」 スイネは「彼」の話を聞いて、今まで思っても見なかった見方に驚きを覚えずにはいられなかった。彼女は今まで、その本はただの悲しい話、バッドエンドの話だとばかり思い込んでいた。しかし見方を一つ変えただけで、完全にハッピーエンドではないにしても、それでも全く報われていないと思った人造人間の望みが実は叶っていたのだから。 「あ、あの……貴方は一体?」 「ああ――これは失礼、まだ自己紹介が遅れていました。僕は九條光、つい先日、この学校に転入してきた者です」 そう言って「彼」――ミツはスイネに名乗った。 (やれやれ、数日かかってようやく第一段階クリアか……) 校内を歩きながら、ミツはぼんやりとそんな事を考えていた。 「彼」がいかせのごれ高校に潜入したのは数日前の事。丁度同じ日、偶然にも隣のクラスに火波アオイが転入してきたのであるが、今のところミツにとっては無関係な話だろう。 「彼」に与えられた「表向き」の任務は、「彼が擬人兵の代替品として使えるか」という事。今まで浮浪者も当然の放浪生活を続けてきたので、高校に入ってからは毎日が未体験の連続でなかなか落ち着かなかった。しかし数日もすれば落ち着いてきて、この生活を楽しむ余裕すら出てきた。 (……思えば、ミツは本来こんな生活をする事は許されない存在です) ホウオウグループ製合成人間ミツ。「彼」はあくまで、ホウオウグループによって生み出されたグループの所有物だ。所有物である以上、人並みの生活を行う事は許されない。グループの為に生き、グループの為に死ぬ。ただ、それだけの存在になる筈だった。 しかし現在、任務とは言え、「彼」は人並みの生活を送る事を許されている。一度は失敗作の烙印を押され、破棄処分されかけたにも関わらずだ。かくも人の運命とは数奇なものだと、ミツは思わずにはいられなかった。 (学校とは、実に面白いところです) ホウオウグループはグループで面白い場所なのだが、ミツにとっては学校の方がずっと面白い場所だった。多種多様な男女が一箇所に集まり、時に学び、時に遊び、時に語らい、時に笑い、時に怒り、時に泣き、そして時に恋などして――と言った具合に、ホウオウグループ以上に様々な感情や想い、思想が交錯している。凡人がいれば非凡な者もいる。人懐っこい人間がいればクセのある人間もいる。見る度に表情を変えるこの場所が、まるで万華鏡のようだとミツは思っていた。 『学校での経験は、貴方にとってきっと有益なものとなる事でしょう』 最初の登校日前、ジングウからかけられた言葉がミツの頭を過ぎる。その言葉の真意が、ミツにはまだ分からない。 だが―― (こう言う生活も……悪くない) 悪く無い。むしろ、心地良い。ミツは、陽だまりの中で生きる事へ確実に順応していた。 699 :akiyakan:2011/03/07(月) 17 23 24 (って、いけないいけない……ミツの本来の任務は、ただ平和を貪る事ではない) 「日常に溶け込み、擬人兵として使えるかテストする」。それが「表向き」の任務であるが、当然「表向き」と言うからには「裏」があり、そちらが「彼」にとっての本来の任務と言う事になる。 しかし、任務内容にミツは首を傾げずにはいられなかった。 (彼女……スイネさんを調べて、あの人は一体何がしたいのだろう……?) 先程、図書室で会った少女――スイネの事が浮かんだ。 予備情報はほとんど無し。ただ一つあるのは、「彼女がかつてホウオウグループに所属していた」と言う事。むしろ、それだけだと言える。今までずっと組織から放置されている彼女を今更なぜ調べるのか、その意図が全くミツには理解出来ない。 また、他にもおかしな点はある。 『ちなみに、スイネさんがかつてホウオウグループに所属していた、という情報は他言無用で……特にトキコさんに話すのはNGです。どれだけ脅されようが、腕の一本や二本は捨てる勢いで黙秘をお願いします』 これまた、奇怪な話だ。スイネと言う少女が元々ホウオウグループの所属だったと言うのなら、何故それを仲間に隠す必要があるのか。既に知っている者も多いのではないか、とミツは思う。しかし、ジングウが意味の無い指示を出すとも到底思えない。なのでミツは、大人しくジングウの支持に従っていた。 (腕の一本や二本、って……いくらなんでも大げさですよ、博士) ジングウがあまりにも念を押すので、ミツは思わずトキコがどんな人物なのか確認しに行っていた。「どれだけ脅されても」と聞かされていたので、てっきり強面の凶漢でも出てくるかと思えば、現れたのが小柄で華奢な少女だった時は思わず目が点になってしまった。あの少女がそんな乱暴な事をするとは、到底ミツには思えない。 ちなみにその時、ミツはトキコに会うついでに、いずれ敵になる可能性があるという事で二組の面子に一通り顔を合わせていた。 特に要注意したのが、火波スザク、その妹を自称する火波アオイ。そして都シスイの三人だった。 スザクの事は、既にミツの記憶の中にあった。ミツの能力である「ドラゴンズスキル」、そのオリジナルと似て非なる「偽型」の力を持つ能力者。四聖獣の一つ、「朱雀」の名を名乗る少女。 彼女とミツは、かつて一線を交えている。外見を変えているのでバレてはいないようだったが、それでも何だか違和感を覚えているようだった。 二人目は、火波アオイ。能力に関しては一切が不明だが、ジングウ曰く、どうやら人の認識を操る、或いは惑わすタイプの能力者らしい。クロウが彼女にいっぱい食わされたらしく、その事を(本人は隠しているつもりなのだろうが)実に上機嫌に語ってくれていた。 どう言う訳かミツと同様に、彼女は突然いかせのごれ高等学校に転入し、二組に居着いたらしい。もちろん何かしらの目的があるに違いないのだろうが、現状ではそれを把握する手段が無く、それだけに彼女という不確定な存在は警戒するに値する存在だった。 そして三人目、都シスイ。 麒麟の力を持ち、アースセイバーにも身を置く少年。戦闘能力が飛び抜けて高いわけではないが、今までホウオウグループが敗れてきたミッションのいくつかには、彼の存在が深く結びついている。何よりシスイは、あのジングウを打ち破った者の一人であるのだ。警戒していて損と言う事は無い。 ただ―― (……あの少年に、あれ程の力がある事が信じられないのですが……) 「生物兵器騒動」の折、シスイを始めとする五人の能力者がジングウと戦った。その時の映像をミツは一度確認していた。万物を強化すると言う麒麟の力により、ありえない程巨大なエネルギーにまで増幅されていく光景は、「彼」の記憶にはっきりと焼き付いている。 しかしいざ会ってみれば、都シスイと言う少年はそれ程の力を有しているとは思えない程、ごくごく普通の少年だった。とても彼が、映像で起きていた出来事の要因だとは、ミツには思えなかったのだ。 (……いやいや、侮っちゃいけない) 今までホウオウグループの作戦を何度も妨害し、その首領であるホウオウを打ち滅ぼしてきた男、ケイイチもそうだった。おそらくは能力の性質もあるのだろうが、少なくともミツの目から見て彼もまたどこにでもいる普通の少年にしか見えなかった。 能ある鷹は爪を隠す。すなわち皆、日常に溶け込めるように完全に己の「異常性」を隠してしまっているのだ。 (なるほど、博士が言った言葉の意味はそう言う事だったのですね……) 日常に溶け込むからには、まず己の非日常性を見えないようにしなければいけない。ミツはそれを深く肝に命じる事にした。 700 :akiyakan:2011/03/07(月) 17 25 38 続けて二本目! 這い回る悪意と危機 「えーっと……」 スイネは、その状況に困惑していた。 その日、彼女は家に帰ろうと昇降口にやって来た。そして下駄箱を開いた際、中に手紙が入っている事に気が付いたのだ。 これが初めての経験ではない。今までにも何度かラブレターを貰った事がある。なのでスイネは、今回も同じ手合いだと思っていた。 相手には悪いと思いつつも、自分には想い人がいる。なので無視したりせず、はっきりとその事を伝えた方がいい……と言うのが友人からのアドバイスであり、スイネは今までその通りにし続けていた。 手紙には、「体育館裏で待っています」と簡潔に、それでいてベタな文面があった。それに従い、体育館で待つ事数分。 彼女の前に現れたのは――頭にヘルメット、全身をライダースーツに包んだ、男なのか女なのかはっきりとしない人物だった。 「え、えー……」 なぜ、どうして、なんで。予想斜め上の事態に、スイネの頭は完全に混乱してしまっていた。 「スイネさん……ですね」 「は、はいっ!?」 スイネの状態を知ってか知らずか、その人物は彼女に話しかけてきた。くぐもった声であり、ボイスチェンジャーを使用している事が分かる。 「貴方が、アースセイバーに所属し、何かしらの能力を持っている事は知っています」 スッと、その人の手がスイネへと向けられる。 「それを、私に見せてください」 次の瞬間、ライダースーツの人物の全身が光の球体に包まれ、それと同時に無数の光弾がスイネ目掛けて飛んできた。 「え――きゃ、きゃあっ!?」 思わず頭を押さえ、スイネはその場にしゃがみ込んだ。光弾は彼女を避けながら飛び、そのすぐ傍へと命中した。 「…………」 スイネを襲う人物は数瞬動きを止めたが、再び光弾を放つ。あえてスイネを外しているようだが、それでも光弾は彼女に当たるか当たらないか、ギリギリの位置に当たっていく。 「いやっ……きゃっ!」 光弾に弾かれ、地面が抉れて破片が飛び散る。スイネはその場から、身動きをする事が出来ない。 「……なぜ能力を使わない?」 少しすると、ライダースーツの人物は攻撃の手を止め、そう問いかけてきた。 「ハァ、ハァ……?」 スイネは恐る恐る顔を上げる。彼女の周りは、ライダースーツの人物のせいですっかり形を変えてしまっており、あちこちが抉れてなくなっている。これがもし自分に当たっていたらと思い、スイネはゾッとした。 「次は当てますよ」 再びライダースーツの人物が、光の球体に包まれた。そしてその周囲に、数発の光弾が浮かび上がる。 「――!」 あれが命中したら――そう考えたら後に退く事は出来ず、スイネは目を閉じて意識を集中させた。 彼女の能力は、己の頭の中で描いたイメージを実体化させる事。しかしそれには、それを形にするだけの強い集中力、そしてそれを生み出す為の体力を要する。今から能力を使ったところで間に合うとも思えないが、しかし背に腹は変えられない。何かしなければ、このまま大人しくやられてしまうだけなのだから。 「ん――!」 外部から来る情報をすべてカットし、頭の中に必要なイメージだけを形作る作業に入る。もしかしたら、今まさに目の前に光弾が迫っているかもしれない。そう思うと恐怖で肌が粟立ちそうになるが、それも無理やり押さえ込んで想像力へと転化する。 とにかく、今必要なのはこの場を逃げ切る事。その為に必要なカタチをイメージしようとしたところで―― なぜか、スイネの背後で爆発音が聞こえた。
https://w.atwiki.jp/imas/pages/985.html
もうしわけありませっくす!P ちゃんとあやまりなさい 代表作 Ver1.1Ver1.01Ver1.0 ニコ動一覧 タグ タグ一覧:P名 P名_も デビュー2007.8上旬
https://w.atwiki.jp/astonishingscience/pages/177.html
915 名無しより愛をこめて 04/05/18 23 01 ID mykZsSV1 [1/2回発言] そういえばジャスピオンとかの宇宙刑事と同等の装備をもつ、 フリーの戦士ってどこであんな大仰な装備調達してるんだろうな。 闇ルートに型落ち品が流れてるんだろうか(w 916 名無しより愛をこめて 04/05/18 23 15 ID EqQ1p+JV [1/1回発言] 915 スピルバンは現在より未来の装備だから一般に流通するまでになってるとして ジャスピオンは実はエジンが銀河警察に顔が利くととk? 917 名無しより愛をこめて 04/05/18 23 26 ID x0s5E3r7 [1/1回発言] ダイレオンやグランナスカはバビロスやグランドバースとは 設計思想違うっぽい。 特にダイレオンは対巨獣格闘戦をかなり意識しているから、 ジャスピオンの使命に合わせてエジンが用意したんだろうね。 むしろ問題は戦車だと思う。 バイク型ビークルは個人の機動性確保を考えれば自然だけど、 基本的に戦闘要員がひとり(アシスタントはいるけど)なのに 空陸分離型の戦車というのは、どういう発想なんだろうか? 918 名無しより愛をこめて 04/05/18 23 48 ID mykZsSV1 [2/2回発言] 考えてみた、実はエジン、元宇宙刑事とか。 ジャスピオンの装備は現役時代にエジンが使ってたものって感じで。 919 名無しより愛をこめて 04/05/19 08 42 ID vl8oXexq [1/1回発言] エジン元宇宙刑事説はナイスだけど、あえて別の説を唱えてみる。 オフィシャル設定だとジャスピオンの装備一式は、エジンが作ったことになってる。 しかし作れるような機械設備が見当たらないことや、エジンの宇宙仙人なる怪しげな称号から考えるに、 あれはエジンが気力で一発生成したとか(気伝獣みたいに)。 920 名無しより愛をこめて 04/05/19 12 06 ID trg5ilVB [1/3回発言] 917 空陸両用戦車の戦闘機の部分は、大気圏内での敵戦闘機隊との空戦用、戦車の部分は敵アジトへの突入用でしょう。 921 名無しより愛をこめて 04/05/19 12 07 ID trg5ilVB [2/3回発言] 917 空陸両用戦車の戦闘機の部分は、大気圏内での敵戦闘機隊との空戦用、戦車の部分は敵アジトへの突入用でしょう。 922 名無しより愛をこめて 04/05/19 12 11 ID trg5ilVB [3/3回発言] 二重になってしまいました。すみません。 924 名無しより愛をこめて 04/05/19 12 50 ID oapTSWlQ [1/1回発言] 918 ただ、それだと刑事が退職後に警察の備品の拳銃を持ち逃げするようなもんだから、 エジンは本部の間になにかいざこざがあって飛び出してきたのかも知れない 925 名無しより愛をこめて 04/05/19 14 28 ID klNV8Tvy [1/1回発言] でもさ、警察や軍の装備だってその組織内で開発している例は稀でしょ? G-3とかのような特殊装備はともかく、 パトカーや装甲車のような一般の装備品は大抵民間企業に発注しているんじゃないかな。 あるいは(V-1システムみたいに)そういったものを専門で扱っている研究組織に任せてるとか。 思うに、宇宙刑事の装備も、そういった民間企業なり研究組織が作ったものなんじゃないかと。 それで、エジンは以前その手の企業とか研究組織の技術者だった、とか。 926 名無しより愛をこめて 04/05/19 14 40 ID 1Wr4riu0 [1/1回発言] ちょっと話はズレるがサタンゴースはバルガイヤーの同族、 もしくは近縁種ではないだろうか? ・メカニカルな形態から脱皮によって真の姿である有翼の巨大生物になる。 ・特定の生物(シドンの花、黄金の不死鳥)が弱点。アレルギーか? ・サタンゴースの息子はマッドギャラン、バルガイヤーはメドーに求婚。 どちらも人間型生物と交配可能と思われる。 結構共通点が多い。 銀河戦隊ギンガマンの一件を考えると、巨獣と星獣にも何か関係があるのかも知れない。 エジンが解読したのは「銀河聖書」だし、地球は宇宙でも有数の巨獣が多い惑星。 同時にさまざまな聖獣やパワーアニマルが大量発生する星でもあるし。 927 名無しより愛をこめて 04/05/19 19 01 ID SCM2HhPI [1/1回発言] なるほどね。 宇宙刑事の装備はもともとエジンが作ってる、ってわけか。 銀河パトロール隊にレンズを支給するアリシア人みたいなものだね (例えがレンズマンなのがアレだが) 928 名無しより愛をこめて 04/05/19 19 09 ID RiDiVyjD [1/1回発言] 宇宙では、星獣や巨獣、その他巨大生物との接触が一般的である、というのはどうだろう。 だとすれば、そうした巨大生物との接触手段、すなわち巨大ロボが一般的に手に入ることも説明がつかないだろうか。 929 ギルノイズ ◆olKbglHkuQ 04/05/19 21 40 ID sSdGsVw8 [1/1回発言] 928 うわ、今ふと思いついてしまった…… ウルトラマンの背中のチャックを開けると中身は等身大のウルトラマンが動かすロボット……某ブラックシルバーかよ…… ……そうか、金属製だからあんなに比重が大きいのか。 919,927 つまり、ドルギランのギランをエジンが一発生成?んなわけない。 あれはギャバンとドルが一発生成に決まって…………ごめん、間違えた。 宇宙刑事のあのコンバットスーツは各自が一発生成、それが宇宙刑事になる条件。 930 名無しより愛をこめて 04/05/19 23 38 ID wVbqyIcZ [1/1回発言] 各自が一発生成 それ、凄く嫌だ。 やっぱコンバットスーツはちゃんとしたメカニックだろ。 931 名無しより愛をこめて 04/05/19 23 50 ID kpc5jK2A [1/1回発言] 電送ができる技術力があれば、超能力や魔術に頼らなくても一発生成 できるんじゃないかな。 素晴らしく高性能なコンピューターで設計図を作って、クリック一発で 小惑星かなんかが巨大ロボに化ける。 932 名無しより愛をこめて 04/05/19 23 54 ID Oczv8iD1 [1/1回発言] シャリバンのコンバットスーツなんか、劇中で 「太陽エネルギー」を「グランドバースの増幅システム」で「ソーラーメタルに変換」 といってるから、一発生成といえなくもないかも。 933 名無しより愛をこめて 04/05/20 00 19 ID uNh0hnsP [1/1回発言] エジンが開発した科学的一発生成パワードスーツ=コンバットスーツ? ジャスピオンの装備はコンバットスーツのプロトタイプっていうのも面白いかな 934 名無しより愛をこめて 04/05/20 01 14 ID H5JqstgU [1/1回発言] スピルバンとジャスピオンのデザインが、 異様に似てるのは何か因果関係あるのだろうか。 940 名無しより愛をこめて 04/05/21 19 58 ID msEA9jD1 [1/1回発言] 931-933 科学的一発生成って…… 解釈広げすぎてわけわかんなくなってないか? 無理に他作品とリンクしなくても 劇中で説明されてる通りでいいじゃん。 941 名無しより愛をこめて 04/05/21 22 30 ID g9CZ2uNg [1/1回発言] 940 確かに。 一発生成はエジンだからこそ可能な奥義というか反則技ではないかと。 942 名無しより愛をこめて 04/05/21 22 58 ID uvHY+C4e [1/1回発言] 科学的一発生成というと、 疾風流、雷流のからくりシステムとかがそうといえるんじゃないか?