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杉江 敏治 【すぎえ としはる】 1969年生まれ。現在はフリーランス。 パースを効かせたパワフルなアクションを得意としている。 『FAIRY TAIL』第一期ではメインアニメーターともいえる大立ち回りを見せ、アクションシーンの大半を担当していた。 スタジオを問わず、短期間に様々な作品で活躍していることなどからコアなファンも多い。 近年のサテライト元請作品のアクション作画における中核を担っている。 ■ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日(1992) 動画 2話 3話 4話 ■MEMORIES EPISODE1 MAGNETIC ROSE 彼女の想いで(劇場/1995) 動画 ■MEMORIES EPISODE3 CANNON FODDER 大砲の街(劇場/1995) 動画 ■X-劇場版-(劇場/1996) 動画 ■機動戦艦ナデシコ(1996) 原画 16話 ■B T X(1996) 原画 7話 14話 ■EAT-MAN(1997) 原画 3話 8話 ■はれときどきぶた(1997) 原画 7話 ■名探偵コナン(1997~) 原画 51話 ■こちら葛飾区亀有公園前派出所 (1996~2004) 原画 123話 186話 192話 204話 ■火魅子伝(1999) 作画監督 1話 ■THE ビッグオー(1999) 原画 19話 24話 ■幻想魔伝 最遊記(2000) 原画 6話 ■サクラ大戦3(DC/2001) イベント原画 ■格闘料理伝説ビストロレシピ(2001) 原画 7話 ■サイボーグ009 THE CTBORG SOLDIER(2001) 原画 3話 7話 8話 ■地球防衛家族(2001) 総作画監督補 13話 作画監督 8話 原画 1話 10話 13話 ■劇場版とっとこハム太郎 ハムハムランド大冒険(劇場/2001) 原画 ■奴隷市場(18禁OVA/2002) 原画 1話 2話 3話 ■猫の恩返し(劇場/2002) 原画 ■ラーゼフォン Rahxephon(2002) 原画 6話 20話 21話 22話 25話 ■爆闘宣言ダイガンダー(2002) 原画 21話 ■ASTRO BOY 鉄腕アトム(2003~2004) 原画 31話 47話 ■一騎当千(2003) 原画 6話 ■WOLF S RAIN(2003) 原画 4話 ■鋼の錬金術師(2003~2004) 原画 1話 7話 18話 25話 31話 50話 ■こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE2 UFO襲来!トルネ~ド大作戦!!(劇場/2003) 原画 ■犬夜叉 天下覇道の剣(劇場/2003) 原画 ■DEAD LEAVES(劇場/2004) 原画 山下パート後のレトロvs777のゼロ距離撃ち合い、パンディvs666の決着シーン (DEADLEAVES 原画集コメントより) ■ドラえもん のび太のワンニャン時空伝(劇場/2004) 原画 ■Re キューティーハニー(2004) 原画 1話 3話 ■蒼穹のファフナー Dead Aggressor (2004) 原画 24話 ■劇場版 NARUTO -ナルト- 大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!(劇場/2004) 原画 ■MONSTER(2004~2005) 原画 62話 71話 ■xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢(劇場/2005) 原画 ■劇場版 NARUTO-ナルト-大激突!幻の地底遺跡だってばよ!!(劇場/2005) 原画 ■バジリスク~甲賀忍法帖~(2005) 原画 5話 ■絶対少年(2005) 原画 18話 ■ギャラリーフェイク GALLERY FAKE(2005) 原画 33話 ■苺ましまろ(2005) 原画 9話 ■風人物語(2005~2006) 原画 OP 1話 2話 3話 6話 7話 8話 11話 ■ゾイドジェネシス(2005) 原画 20話 27話 33話 38話 44話 ■交響詩篇エウレカセブン(2005~2006) 原画 2話 23話 27話 37話 ■NAMCO x CAPCOM(PS2/2005) 原画 OP ■鴉-KARAS-(2005) 原画 3話 ■イリヤの空、UFOの夏(2005) 原画 4話 ■時をかける少女(劇場/2006) 原画 ベッドの上をゴロゴロするところ ■劇場版 NARUTO 大興奮!みかづき島のアニマル騒動だってばよ!!(劇場/2006) 原画 ■大ヤマト零号 vol.1(2006) 原画 ■まじめにふまじめかいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん(劇場/2006) 原画 ■BLOOD+(2006) 原画 OP1 11話 ■xxxHOLiC(2006) 原画 3話 16話 23話 ■マジカノ(2006) 原画 OP ED 1話 3話 9話 ■おとぎ銃士 赤ずきん(2006) 原画 OP2 2話 8話 14話 20話 27話 34話 ■夜明け前より瑠璃色な(2006) 原画 7話 ■つよきす(2006) 原画 2話 ■働きマン(2006) 原画 OP ED ■吉永さん家のガーゴイル(2006) 原画 2話 5話 10話 ■すもももももも ~地上最強のヨメ~(2006) 原画 14話 20話 ■はぴねす!(2006) 原画 3話 8話 ■ネギま!?(2006) 原画 15話 ■天保異聞 妖奇士(2006) 原画 7話 ■桜蘭高校ホスト部(2006) 原画 24話 ■シュヴァリエ(2006) 原画 13話 ■永遠の法(劇場/2006) 原画 ■史上最強の弟子ケンイチ(2006) 原画 49話 ■HELLSING(OVA/2006~2012) 原画 2話 ■ピアノの森(劇場/2007) 原画 ■DARKER THAN BLACK -黒の契約者-(2007) 原画 1話 7話 23話 ■D.Gray-man ディー・グレイマン(2007) 原画 OP4 50話 ■ぼくらの(2007) 原画 1話 ■しゅごキャラ!(2007) 原画 19話 38話 ■電脳コイル(2007) 原画 23話 26話 ■天元突破グレンラガン(2007) 原画 1話 10話 14話 27話 ■REIDEEN(2007) 原画 17話 ■鉄子の旅(2007) 原画 12話 ■AYAKASHI(2007) 原画 OP 3話 10話 ■神霊狩/GHOST HOUND(2007) 原画 OP 3話 13話 22話 ■バッカーノ!(2007) 原画 9話 ■爆丸バトルブローラーズ(2007) 原画 50話 ■ケロロ軍曹(2004~2011) 原画 210話 220話 238話 246話 263話 268話 278話 289話 299話 309話 317話 328話 210:Bパートのサッカー? 246:Aパート、閉じ込められたギロロが怒り、目が光るあたりからヴァイパーを倒すまで? ■BAMBOO BLADE(2007~2008) 原画 8話 ■ONE PIECE ロマンスドーンストーリー(2008) 原画 ■遊☆戯☆王5D s(2008~2011) 原画 OP1 OP2 OPED4 OP5 1話 154話 スクラップ・フィスト(シンフォギアGトークイベントより) ■劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 絆(劇場/2008) 原画 ■World Destruction -ワールド・デストラクション(2008) 原画 ■RD潜脳調査室(2008) 原画 5話 13話 ■ゴルゴ13(2008) 原画 15話 ■ソウルイーター(2008~2009) 原画 1話 28話 36話 46話 1 28 36 魔神狩り(推測) 46 ■鉄のラインバレル(2008) 原画 1話 ■亡念のザムド(2008~2009) 原画 3話 ■キャシャーン Sins(2008) 原画 10話 ■屍姫赫(2008) 原画 1話 7話 11話 ■劇場版BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ(劇場/2008) 原画 ■プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!(劇場/2009) 原画 ■はじめの一歩 New Challenger(2009) 原画 5話 ■RIDEBACK(2009) 原画 5話 ■屍姫玄(2009) 原画 24話 ■ヒゲぴよ(2009~2010) 原画 1話 2話 3話 5話 6話 8話 9話 17話 18話 21話 37話 38話 ■グイン・サーガ(2009) 原画 1話 2話 7話 10話 15話 21話 25話 26話 1:目覚めたグインの立ち廻り? 10:敵兵をふっとばす一連のアクション? 15:グイン合流? 25:正体を現した敵とのバトル? 26:イシュトヴァーンを殴るところ? ■真マジンガー 衝撃! Z編 on television(2009) 原画 3話 4話 7話 11話 21話 ■交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい(劇場/2009) キャラクター原画 ■戦場のヴァルキュリア(2009) 原画 9話 17話 25話 ■戦国BASARA(2009) 原画 11話 ■GA 芸術科アートデザインクラス(2009) 原画 OP ■劇場版NARUTO-ナルト-疾風伝 火の意志を継ぐ者(劇場/2009) 原画 ■テイルズ オブ バーサス(PSP/2009) 原画 ■東京マグニチュード8.0(2009) 原画 8話 11話 ■FAIRY TAIL(2009~2013) 原画 OP1 OP3 OP4 OP5 OP6 OP7 OP8 OP9 OP10 OP11 OP12 OP13 OP14 1話 3話 4話 10話 13話 16話 22話 28話 39話 41話 48話 55話 61話 66話 78話 80話 86話 90話 97話 102話 107話 112話 114話 122話 131話 135話 168話 175話 ■こばと。(2009) 原画 8話 ■鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009~2010) 原画 38話 61話 ■おおかみかくし(2010) 原画 OP ■はなまる幼稚園(2010) 原画 2話B ■10thアニバーサリー 劇場版 遊☆戯☆王 〜超融合!時空を越えた絆〜(劇場/2010) 原画 ■魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st(劇場/2010) 原画 ■映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!(劇場/2010) 原画 ピーチの着地失敗の後のアクション(黒柳賢治、薮本陽輔と共同/アニメージュ10年5月号大塚隆史インタビュー) ■劇場版BLEACH 地獄篇(劇場/2010) 原画 ■ポケットモンスターDP 幻影の覇者 ゾロアーク (劇場/2010) 原画 ■閃光のナイトレイド(2010) 原画 3話 ■文学少女(2010) 原画 ■四畳半神話大系(2010) 原画 5話 11話 ■HEROMAN(2010) 原画 9話 19話 24話 26話 ■ぬらりひょんの孫(2010) 原画 1話 17話 ■あそびにいくヨ!(2010) 原画 2話 9話 12話 ■黒執事(2010) 原画 9話 ■世紀末オカルト学院(2010) 原画 12話 ■戦国BASARA弐(2010) 原画 12話 ■STAR DRIVER 輝きのタクト(2010) 原画 2話 12話 17話 #17C-293、294 タウミサイル(『スタードライバー 輝きのタクト 原画集』より) ■Panty Stocking with Garterbelt(2010) 原画 5話A ■クイーンズブレイド美しき闘士たち(OVA/2010) 原画 4話 ■デジモンクロスウォーズ(2010) 原画 16話 44話 47話 ■ドラゴンボール 超サイヤ人絶滅計画(OVA/2010) 原画 ■.hack//Quantum(OVA/2011) 原画 1話 ■昭和物語(2011) 原画 5話 12話 ■GOSICK―ゴシック―(2011) 原画 3話 ■プリキュアオールスターズDX3 未来に届け!世界をつなぐ☆虹色の花(劇場/2011) 原画 ■忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段(2011) 原画 ■X-MEN(2011) 原画 2話 6話 ■よんでますよ、アザゼルさん。(2011) 原画 3話 12話 ■トリコ(2011~2014) 原画 5話 12話 17話 34話 67話 ■戦国乙女~桃色パラドックス~(2011) 原画 12話 ■劇場版 戦国BASARA -The Last Party-(劇場/2011) 原画 ■手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-(劇場/2011) 原画 ■鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星(劇場/2011) 原画 ■猫神やおよろず(2011) 原画 1話 ■NO.6(2011) 原画 9話 ■BLOOD-C(2011) 原画 9話 ■青の祓魔師(2011) 原画 24話 ■武装神姫 MOON ANGEL(WEB配信/2011~2012) 原画 ■デジモンクロスウォーズ 時を駆ける少年ハンターたち(2011~2012) 原画 55話 59話 68話 74話 ■ぬらりひょんの孫 ~千年魔京~(2011) 原画 14話 OAD ■劇場版テニスの王子様 英国式庭球城決戦!(劇場/2011) 原画 ■ベン・トー(2011) 原画 3話 ■スイートプリキュア♪ とりもどせ! 心がつなぐ奇跡のメロディ♪(映画/2011) 原画 ■べるぜバブ(2011) 原画 43話 ■ブラック・ジャックFINAL(OVA/2011) 原画 11話 ■宇宙戦艦ヤマト2199(劇場・TV/2012~2013) 原画 3話 16話 17話 24話 ■戦姫絶唱シンフォギア(2012) 原画 1話 13話 ■モーレツ宇宙海賊(2012) 原画 1話 ■アクエリオンEVOL(2012) 原画 3話 ■男子高校生の日常(2012) 原画 2話 ■妖狐×僕SS(2012) 原画 ED4 ■ZETMAN(2012) 原画 1話 10話 13話 ■聖闘士星矢Ω(2012) 原画 2話 10話 16話 22話 23話 32話 35話 46話 51話 65話 78話 97話 ■スマイルプリキュア!(2012~2013) 原画 11話 35話 40話 48話 ■プリキュアオールスターズNew Stage 未来のともだち (劇場/2012) 原画 ■LUPIN the Third 峰不二子という女(2012) 原画 3話 ■戦国コレクション(2012) 原画 4話 8話 ■あっちこっち(2012) 原画 4話 ■エウレカセブンAO(2012) 原画 3話 17話 20話 ■ヨルムンガンド(2012) 原画 6話 ■カードファイト!! ヴァンガード アジアサーキット編(2012) 原画 77話 101話 ■トータル・イクリプス(2012) 原画 OP OP2 1話 3話 7話 12話 16話 24話 ■探検ドリランド(2012) 原画 1話 7話 ■貧乏神が!(2012) 原画 3話 ■劇場版 FAIRY TAIL -鳳凰の巫女-(劇場/2012) 原画 ■エウレカセブンAO ユングフラウの花々たち(OVA/2012) 原画 ■新世界より(2012~2013) 原画 2話 11話 19話 23話 ■CODE:BREAKER-コード・ブレイカー-(2012) 原画 1話 4話 ■超速変形ジャイロゼッター(2012) 原画 2話 ■絶園のテンペスト(2012~2013) 原画 3話 23話 ■生徒会の一存 LV.2(2012) 原画 OP ■アニメ おしりかじり虫(第1シリーズ)(2012~2013) 作画 2話 ■宇宙兄弟(2012~2014) 原画 32話 40話 ■レイトン教授VS逆転裁判(3DS/2012) 原画 ■劇場版イナズマイレブンGO VS ダンボール戦機W(劇場/2012) 原画 ■ねらわれた学園(劇場/2012) 原画 ■劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(劇場/2013) 原画 ■しろくまカフェ(2012~2013) 原画 44話 ■ラブライブ!(2013) 原画 7話 ■ジョジョの奇妙な冒険 THE ANIMATION(2012~2013) 原画 20話 24話 ■AKB0048 Next Stage(2013) 原画 8話 ■アラタカンガタリ ~革神語~(2013) レイアウト・原画 1話 ■DEVIL SURVIVOR2 the ANIMATION(2013) 原画 3話 13話 ■翠星のガルガンティア(2013) 原画 3話 ■デート・ア・ライブ(2013) 原画 5話 ■革命機ヴァルヴレイヴ(2013) 原画 9話 ■遊☆戯☆王ZEXAL II(2012~2014) 原画 109話 ■戦姫絶唱シンフォギアG(2013) 原画 OP 1話 4話 5話 8話 9話 10話 11話 13話 OP:C010~C011 イチイバル~ガングニール、C027 マリアVS翼(シンフォギアG原画集より) 1:変身後からノイズを倒しまくるところ(光田史亮氏のTwitterより*) 4:マリアの歌あたりから(光田史亮氏のTwitterより*) 10:クリスと翼がロケットから出てくるところ(トークイベントより) ■ゴクジョッ。~極楽院女子高寮物語~(2012・2013) 作画監督 13話(共同) ■劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ「神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」(劇場/2013) 原画 ■探検ドリランド -1000年の真宝-(TV/2013~2014) 原画 16話 33話 42話 ■ONE PIECE(TV/1999~) 原画 607話 616話 726話 ■劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(劇場/2013) 原画 ■ドキドキ!プリキュア(TV/2013~2014) 原画 30話 ■ポケットモンスター THE ORIGIN(TV/2013) 原画 4話 ■キルラキル -KILL la KILL-(TV/2013~2014) 原画 3話 5話 8話 14話 ■弱虫ペダル(TV/2013~2014) 原画 3話 9話 22話 ■劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語(劇場/2013) 原画 ■ルパン三世 princess of the breeze~隠された空中都市~(TVSP/2013) 原画 ■WHITE ALBUM2(2013) 原画 7話 ■ログ・ホライズン(2013~2014) 原画 12話 25話 ■熱風海陸ブシロード(TVSP/2013) 原画 ■ノラガミ(TV/2014) 原画 2話 5話 ■ノブナガ・ザ・フール(TV/2014) 原画 OP1 OP2 14話 21話 23話 24話 ■ハマトラ THE ANIMATION(TV/2014) 原画 2話 ■世界征服~謀略のズヴィズダー~(TV/2014) 原画 2話 12話 ■モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵-(劇場/2014) 原画 ■キルラキル -KILL la KILL-(TV/2013~2014) 原画 20話 24話 ■ガンダムビルドファイターズ(TV/2013~2014) 原画 21話 ■ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース(TV/2014~2015) 原画 1話 2話 12話 17話 20話 ■遊☆戯☆王ARC-V(TV/2014~2017) 原画 OP1 44話 52話(NC) OP1:カバートークン3体の召喚 52:爆走天女 突攻麗泥棲の召喚シーン3カット(山本隆太氏のTwitterより*) ■ブラック・ブレット(TV/2014) 原画 1話 2話 3話 4話 8話 11話 ■龍ヶ嬢七々々の埋蔵金(TV/2014) 原画 2話 8話 10話 ■M3~ソノ黑キ鋼~(TV/2014) 原画 1話 13話 24話 第二原画 21話 ■キャプテン・アース(TV/2014) 原画 6話 ■ディスク・ウォーズ アベンジャーズ(TV/2014) 原画 6話 ■FAIRY TAIL 第2シリーズ(TV/2014~2016) 原画 184話 193話 197話 ■極黒のブリュンヒルデ(TV/2014) 原画 OP2 ■戦国BASARA-judgeEnd-(TV/2014) 原画 9話 ■スペース☆ダンディ シーズン2(TV/2014) 原画 24話 ■ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー(劇場/2014) 原画 ■TERRA FORMARS アネックス1号編(TV/2014) 原画 2話 5話 9話 12話 ■まじっく快斗1412(TV/2014) 原画 1話 23話 ■魔弾の王と戦姫(TV/2014) 原画 OP ED 1話 2話 6話 8話 10話 11話 13話 ■ワールドトリガー(TV/2014~2016) 原画 OP1(杉江敏浩表記) OP2(杉江敏浩表記) 14話(杉江敏浩表記) 44話(杉江敏浩表記) ■PSYCHO-PASS サイコパス 2(TV/2014) 原画 3話 ■カードファイト!! ヴァンガードG(TV/2014) 原画 1話(杉江利直表記?) ■棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE(TV/2014) 原画 5話 7話 ■怪盗ジョーカー(TV/2014) 原画 4話 ■寄生獣 セイの格率(TV/2014) 原画 12話 ■神撃のバハムート GENESIS(TV/2014) 原画 12話 ■ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ(劇場/2014) 原画 ■ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド(ゲーム/2014) 原画 ■劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(劇場/2015) 原画 ■東京喰種-トーキョーグール-√A(TV/2015) 原画 2話 8話 11話 ■純潔のマリア(TV/2015) 原画 2話 12話 ■聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク>(TV/2015) 原画 OP ■テンカイナイト(TV/2014~2015) 原画 41話 ■デュラララ!!×2 承(TV/2015) 原画 7話 ■ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編(TV/2015) 原画 36話 ■長門有希ちゃんの消失(TV/2015) 原画 1話 5話 ■ポケットモンスター XY(TV/2013~2015) 原画 67話 ■マギ シンドバッドの冒険(OVA/2014) 原画 3話 ■Classroom☆Crisis(TV/2015) 原画 ED 1話 13話 ■六花の勇者(TV/2015) 原画 3話 ■GANGSTA.(TV/2015) 原画 5話 ■ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン(Web配信/2015) 原画 8話 ■VALKYRIE DRIVE -MERMAID-(TV/2015) 原画 10話 ■終わりのセラフ(TV/2015) 原画 24話 ■ルパン三世 PART Ⅳ(TV/2015~2016) 原画 13話 18話 ■都市伝説シリーズ 其の壱トイレのHanakoさん(18禁OVA/2016) 原画 ■Noblesse Awakening(WEB配信/2016) KEY ANIMATORS 公式動画 ■ノルン+ノネット(TV/2016) 原画 10話 ■宇宙パトロールルル子(TV/2016) 原画 1話 8話 8:杉江敏文と誤記 ■マクロスΔ(TV/2016) 原画 OP 10話 ■美少女戦士セーラームーンCrystal デス・バスターズ編(TV/2016) 原画 2話 7話 12話 ■マギ シンドバッドの冒険(TV/2016) 原画 OP 4話 5話 10話 ■ビッグオーダー(TV/2016) 原画 OP ■聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ(TV/2016) 原画 5話 ■文豪ストレイドッグス(TV/2016) 原画 7話 ■ラグナストライクエンジェルズ(TV/2016) 原画 スタッフクレジットがあるのは、最終話のWEB配信版のみ(TV放映版は、最終話にもスタッフクレジットなし)。全話のスタッフを一括して掲載したものと思われ、話数単位の表記となっていないため、参加話数は不明。 ■バッテリー(TV/2016) 原画 OP ■美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!(TV/2016) 原画 9話 ■ヘボット(TV/2016) 原画 OP ■タイムボカン24(TV/2016) 原画 OP2 ED ED:一人原画 ■終末のイゼッタ(TV/2016) 原画 1話 2話 ■ViVid Strike!(TV/2016) 原画 OP ■Cannon Busters(PV/2016) 原画 ■ナンバカ(TV/2016~2017) メインアニメーター(OP共同) 原画 ED 1話 3話 6話 11話 13話 19話 21話 24話 25話 ■小女ラムネ(18禁OVA/2016) 原画 1話 ■パズドラ クロス(TV/2016~2018) 原画 16話 36話 ■タイガーマスクW(TV/2016~2017) 原画 5話 24話 27話 ■3月のライオン(TV/2016~2017) 原画 5話 ■灼熱の卓球娘(TV/2016) 原画 7話 ■文豪ストレイドッグス セカンドシーズン(TV/2016) 原画 21話 ■劇場版 艦隊これくしょん-艦これ-(劇場/2016) 原画 ■ジョジョの奇妙な冒険4部 ダイヤモンドは砕けない(TV/2016) 原画 37話 ■ポッピンQ(劇場/2016) 原画 ■アイドル事変(TV/2017) 原画 OP ■チェインクロニクル~ヘクセイタスの閃~(TV/2017) 原画 5話 ■南鎌倉高校女子自転車部(TV/2017) 第二原画 6話 ■TALES OF THE RAYS オープニングアニメーション(iOS・Android/2017) 原画 ■モンスターハンターストーリーズ RIDE ON(TV/2016~2018) 原画 26話 30話 ■モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ(劇場/2016) 原画 ■つぐもも(TV/2017) 原画 OP ■神撃のバハムート VIRGIN SOUL(TV/2017) 原画 1話 8話 22話 ■劇場版 FAIRY TAIL -DRAGON CRY-(劇場/2017) 原画 ■戦姫絶唱シンフォギアAXZ(TV/2017) アクションディレクター(共同表記) アクションディレクター 2話(共同) 4話(共同) 6話(共同) 8話(共同) 10話(共同) 12話(共同) 13話(共同) 原画 OP 1話 2話 4話 6話 7話 8話 9話 10話 13話 1:Bパートから子供を助けるまで(アクションディレクター 光田史亮氏のTwitterより) ■魔法陣グルグル(TV/2017) 原画 1話 5話 ■いぬやしき(TV/2017) 原画 8話 11話 ■エウレカセブンAO ロード・ドント・スロー・ミー・ダウン(パチスロ内OVA/2017) 原画 ■伊藤潤二『コレクション』(TV/2018) 原画 OP ■博多豚骨ラーメンズ(TV/2018) 原画 OP 6話 12話 ■Fate/EXTRA Last Encore(TV/2018) 原画 7話 ■東京喰種-トーキョーグール-:re(TV/2018) 原画 OP ■メガロボクス(TV/2018) 原画 OP ■僕のヒーローアカデミア サードシーズン(TV/2018) 原画 39話 40話 45話 54話 57話 60話 ■Caligula -カリギュラ-(TV/2018) 原画 OP 1話 2話 3話 4話 6話 7話 9話 10話 11話 12話 ■重神機パンドーラ(TV/2018) 原画 6話 7話 8話 13話 ■Cutie Honey Universe(TV/2018) 原画 5話 9話 12話 ■イナズマイレブン アレスの天秤(TV/2018) 原画 6話 ■銀河英雄伝説 Die Neue Thes(TV/2018) 原画 7話 ■ルパン三世 PART5(TV/2018) 原画 12話 14話 19話 21話 23話 ■魔法少女サイト(TV/2018) 原画 12話 ■バキ(TV/2018) 原画 1話 17話 26話 ■レイトン ミステリー探偵社 ~カトリーのナゾトキファイル~(TV/2018) 原画 22話 ■Phantom in the Twilight(TV/2018) 原画 12話 ■少女☆歌劇 レヴュースタァライト(TV/2018) 原画 12話 ■ブラッククローバー(TV/2017~2021) 原画 OP6 52話 ■BANANA FISH(TV/2018) 原画 13話 ■幽☆遊☆白書 TWO SHOT(OVA/2018) 原画 ■劇場版 マクロスΔ 激情のワルキューレ(劇場/2018) 原画 ■ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風(TV/2018~2019) 原画 6話 19話 ■ゾンビランドサガ(TV/2018) 原画 9話 10話 ■火ノ丸相撲(TV/2018~2019) 原画 10話 18話 ■ウマ娘 プリティーダービー BNWの誓い(OVA/2018) 原画 2話 ■東京喰種-トーキョーグール-:re セカンドシーズン(TV/2018) 原画 24話 ■RELEASE THE SPYCE(TV/2018) 原画 12話 ■ガーリー・エアフォース(TV/2019) 原画 1話 ■盾の勇者の成り上がり(TV/2019) 原画 2話 ■スター☆トゥインクルプリキュア(TV/2019~2020) 原画 1話 ■歌舞伎町シャーロック(TV/2019~2020) 原画 5話 ■ルパン三世 プリズン・オブ・ザ・パスト(TVSP/2019) 原画 ■僕のヒーローアカデミア(4期)(TV/2019~2020) 原画 71話 ■GRANBLUE FANTASY The Animation Season 2(TV/2019) 原画 12話 ■キャサリン・フルボディ(ゲーム/2019) 原画 ■ハイキュー!! TO THE TOP(TV/2020) 原画 6話 ■映像研には手を出すな!(TV/2020) 原画 8話 ■BNA ビー・エヌ・エー(TV/2020) 原画 5話 9話 ■BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-(TV/2017~2023) 原画 175話 ■ウマ娘 プリティーダービー Season 2(TV/2021) 原画 OP 2話 5話 13話 ■バクテン!!(TV/2021) 夢シーン原画 10話 ■SSSS.DYNAZENON(TV/2021) 原画 8話 11話 ■劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(劇場/2021) 原画 ■ヴァニタスの手配(TV/2021) 原画 1話 9話 ■範馬刃牙(Netflix・TV/2021~2022) 原画 2話 7話 11話 ■サクガン(TV/2021) メインアニメーター 原画 OP 1話 2話 5話 8話 10話 11話 12話 ■EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション(劇場/2021) 原画 ■ドラゴンクエスト ダイの大冒険(TV/2020~2022) 原画 69話 ■SPY×FAMILY(TV/2022) 原画 1話 ■五等分の花嫁(劇場/2022) 原画 ■黒の召喚士(TV/2022) 原画 OP 1話 7話 12話 ■シャインポスト(TV/2022) 原画 3話 ■Engage Kiss(TV/2022) 原画 7話 ■カードファイト!! ヴァンガード will+Dress(TV/2022) 原画 8話 ■メイドインアビス 烈日の黄金郷(TV/2022) 原画 9話 ■転生したら剣でした(TV/2022) 原画 5話 7話 ■トモちゃんは女の子!(TV/2023) 原画 1話 ■文豪ストレイドッグス 第4シーズン(TV/2023) 原画 39話 44話 ■REVENGER(TV/2023) 原画 3話 ■らくだい魔女 フウカと闇の魔女(劇場/2023) 原画 ■魔法少女マジカルデストロイヤーズ(TV/2023) 原画 6話 ■てんぷる(TV/2023) 原画 OP ■Helck(TV/2023) アクションアニメーター 1話~4話 6話 10話~12話 15話~19話 21話~24話 原画 OP1 OP2 1話 2話 6話 16話 18話 22話 24話 ■範馬刃牙 シーズン2(Netflix・TV/2023~2024) 原画 2話 6話 9話 12話 18話 20話 23話 26話 ■はたらく魔王さま!! 2nd Season(TV/2023) 原画 19話 ■映画 プリキュアオールスターズF(劇場/2023) 原画 ■るろうに剣心 ―明治剣客浪漫譚―(TV/2023) 原画 11話 24話 ■七つの大罪 黙示録の四騎士(TV/2023~2024) 原画 1話 2話 5話 7話 8話 ■魔法使いの嫁 SEASON2(TV/2023) 原画 19話 ■アンデッドアンラック(TV/2023~2024) 原画 8話 9話 15話 18話 第二原画 8話 ■はめつのおうこく(TV/2023) 原画 11話 ■異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。(TV/2024) 原画 OP 6話 ■30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(TV/2024) 原画 OP 3話 12話 ■ダンジョン飯(TV/2024) 原画 2話 13話 ■メタリックルージュ(TV/2024) 原画 2話 12話 13話 ■異修羅(TV/2024) 原画 5話 7話 10話 11話 ■わんだふるぷりきゅあ!(TV/2024~2025) 原画 1話 ■ザ・ファブル(TV/2024) 原画 1話 4話 ■戦隊大失格(TV/2024) 原画 1話 4話 ■終末トレインどこへいく?(TV/2024) 原画 8話
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ZYXのデビューシングル 2003年8月6日発売 収録曲 行くZe!祈禱戦士ワンバム(作詞・作曲:バミューダ整腸怪鳥 編曲:井脇佛農太郎) ピンチ!ワンバム(強烈尿意ver.)(作詞・作曲:バミューダ整腸怪鳥 編曲:井脇佛農太郎) 行くZe!祈禱戦士ワンバム(Instrumental) RCV等 PV通常版 PV Dance Version (カット数が極端に少ない長回しが特徴) Guteよみうりランド版 菅乃谷総帥代役版(尿路結石治療欠席のため) 2024-02-18 08 20 10 (Sun)編集 タグ ZYX 名前 コメント
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緑に彩られた日光が木々の隙間に差し込み、人の足に汚されていない苔むした地面に恵みを与える。 鬱蒼とした森に風が吹き、隣り合う葉が擦れ合い、ざわざわと喧騒の音を立てる 暗い大気に柱の如く天上から貫く光が間隙を縫う。森が立てる声に釣られるように、 地から無数の影が姿を見せ、日光を浴びて木々と共に騒ぎ出した。 「「「「「ゆっくりしていってね!」」」」 ゆっくり姫 ここはもはや忘れ去られた地。幻想の彼方の、そのさらに奥に、余人を立ち入れずひっそりと暮らす小さな集落があった。 かつて人の世に起きた争いに敗れ、安寧を求めて旅立った人間の子孫が暮らしている。 村の男たちは狩猟により糧を得、女たちは男たちの居らぬ間に家と村を守る。 村を囲む森に住み着いたゆっくりと呼ばれる饅頭 -貿易のために諸国を旅する商人が立ち寄った際にその正体を聞かされた謎の生き物- は、町の近傍に棲むものと違い、無闇と村に近づかず、森で狩人に出会っても声一つ立てずに姿を藪の中に消す。 人とゆっくりの違いを知り、また人の力を知るがゆえに、森のゆっくりは野生に生きることを選んだのだ。 当然それまでに数年の月日と幾万の殺戮があったわけだが。 ゆっくりが現れてから村は少しだけ活気を増した。 獣を狩る術に長けた男達は容易くゆっくりを捕らえ,行商人に売りつけたり 乾燥させたゆっくりを得がたい甘味の補充に充て,または樹液に浸して固め女達の 身を飾る装飾品とするのだ(ゆっくりイヤリング・ゆっくり数珠etc)。 そんな村に起こる難事など、年に片手で数えうる小さな問題でしかなかった。 まして、ゆっくりが人に被害を成す話など、赤子の寝物語に等しいものだった。 そんな村に、この日、考えもしない大事件が起こった。 ゆっくり達の声が異常に騒いでいる。捕食種とされるれみりゃやふらんに襲われたときよりもずっと。それは群れへの警告ではなく,純然とした恐怖による叫びだ。餡子の詰まった中身でも本能は雄弁に,それがどれだけ恐ろしいものかを告げるのだろうか。 森の奥深くから,白靄を払い,押しのけ,それは強引に進んできた。 黒い何かうじゅるうじゅると身を這っている。地に落ち,草花を腐らせ黒い沁みを残してそれはゆっくりと村に近づいていた。 森に棲むゆっくりの殆どはそれに踏み潰されていた。それの速度はゆっくりのその名に等しい歩みなど比にもならず,逃げ惑い絶叫するゆっくりどもをぶちゅり,ぶちゅりと物言わぬ黒ずんだ餡子の屑へと変えた。 しかし,それだけでは済まなかった。潰され,黒い触手のようなものに触れたゆっくりは融けるように短い声を発し,『それ』の身体を覆う得体の知れぬ何かに混じっていく。 『それ』はゆっくりの餡子を身に纏っているのだ。 いつの間にか,絶叫は消えた。ただ這いずる『それ』だけが木々をなぎ倒し村へと走り去っていった。 その村の中を,トナカイのような獣に跨り森の方へと駆けゆく男の姿。 目鼻立ち良く、背もすらりと伸びた姿はなかなかの美丈夫であるが、 長老たち老人一同からは好ましくは思われていなかった。 彼こそは、都に生まれたならば必ずや後世に名を遺しただろう、 いわゆる虐待お兄さん,である。 都ならば珍しくもないが,自然に隔離された集落ではその存在は稀有である。 生まれながらにしてゆっくりの死骸を両手に握りつぶしたまま産声を上げたと云われる 虐待の権化とさえ呼ばれることもあった。 ゆっくりを獣とみなし、森と自然の一部として畏敬する村の習慣を破り、森に出ては人知れずゆっくり知れず、 ゆっくりを狩り殺している。大人たちは所詮ゆっくりのこと故,声を荒げるようなこともない。また,青年の弓の腕前は村随一であった。およそ三町(300m)の距離にあるゆっくりを一打ちで7匹,すべて眼球を撃ち抜いたほどのものである。 青年の名はアシタカ。いづれは村長(むらおさ)の嫡子として長の座に着かねばならぬ身だが、そんな自覚などどこ吹く風で 今日も物置のゆっくりを補充すべく、厩舎に繋ぐヤックルと呼ぶ赤獅子にまたがって森へと駆けていった。 その姿を乙女たちがやや頬を赤らめて見送る。 いつの世もどこにいっても,イケメンは得をする。 垣根を伝い,ヤックルを駆る内にアシタカの前方から籠を背負う乙女の一団に向き合った。 「あにさま!」 一人の乙女が声をかけた。アシタカの妹である。 「ちょうどよかった。ひぃ様が皆村にもどれと。」 アシタカは村を出る前に司祭を務める老婆からの伝言を伝えた。 「じぃじもそう言うの。」 「じぃじが?」 村の重鎮である老人がそういうのならば,何かしら異変が起きようとしているのではないか? ゆっくり狩りに懸想していたアシタカの楽しみは打ち切られたが,異変ならば仕方もあるまい。 「山がおかしいって。」 「鳥達が居ないの」 「獣達も」 「ゆっくりも!」 ゆっくりが居ない?例え姿を隠したとしてもあの騒々しい声が消えるとは…? 「そうか…じぃじの元へ行ってみよう。みなは村に帰りなさい。」 アシタカは乙女達を村に急がせ,自分はヤックルを森の方角へと急がせた。 村より離れ,森の入り口に立つ見張り台。その上にいるじぃじの元へアシタカは向かった。 じぃじは異様な気配を森から感じ,近づいている悪寒に注目していた。 アシタカが見張り台を駆け上がるとき,既に『それ』の気配は入り口にまで達していた。「じぃじ,あれはなんだろう?」 「わからん。人ではない。」 「村ではひぃ様が皆を呼び戻している…」 「きおった!!」 じぃじが鋭く叫んだ。同時にアシタカは背の弓を構え弓をつがえる。 森の入り口が暗く曇った。その光景はなんともおぞましいものであった。 樹が瞬く間に枯れ落ち,黒い触手がうねうねと這い回りながら飛び出てきた。 巨大な,まん丸なものが光る一対の瞳を村へと向け,森から這い出てきた。 それが通り過ぎた後は抉る様に草が枯れ果ててていた。 「タタリガミだ!!!!」 じぃじが絶叫した。 タタリガミと呼ばれたそれが森の影から這い出んとしたとき,黒い触手が日の光を嫌うようにそれの身体から剥がれた。 その姿にアシタカは息を呑む。 見たことのある.いや彼には日常に馴染みあるその形。帽子を無くしているも,泥と餡子に塗れようと,金色の髪を逆立て,憤怒の相で突き進む姿は,ゆっくりのものであった。都の辺りに住まうという,ゆっくりまりさの巨大種,ドスまりさの姿である。 一度は剥がれた黒い触手は,再びドスまりさの身体を包み込み,黒い塊となって村への直進を止めようとはしない。その方向には見張り台があり,下にはヤックルがいた。 ヤックルはあまりの恐怖に身が竦んでしまい,アシタカの声も聞こえない。 アシタカはつがえた矢をドスまりさではなくヤックルの足元へ放った。 風を切る感触に正気を取り戻したヤックルがすんでのところで触手から逃れた。 ドスまりさは全力で見張り台に体当たりし,崩れ落ちる台の上であやうくアシタカはじぃじを抱きかかえて飛び移った。 怯むことなくさらなる直進を続けるドスまりさは真紅に鈍く光る眼をただ村にのみ向けている。 このままでは村が危ない。アシタカはじぃじを置いて自分も駆け出した。 「アシタカー!タタリガミには手を出すな!呪いをもらうぞ!」 じぃじの呼びかけを無視し,ヤックルに飛び乗ってドスまりさを追う。 ドスまりさの進行を遮るように前に出たアシタカはドスまりさを鎮めようとした。 「鎮まりたまえ!鎮まりたまえ!名のあるゆっくりの主と見受けたが,何故そのように荒ぶるのか!」 まさか自分が虐待したゆっくりの仇討ちにでも来たのか?とアシタカは邪推したが,ドスはお構いなしに走り続ける。鬼気迫る,を通り越して凄まじい悪意を込めてドスは村を目指している。 そこに,先程アシタカが出会った乙女達が居た。ドスまりさは乙女達に気づき,進行を変えた。 これはいけない,と乙女達は逃げ出し,アシタカはさらに呼びかけを続けるもまったく通用しない。そのうち,乙女の一人が足がもつれて転んでしまった。覚悟を決め,短刀を抜き払うが,そこに,併走してヤックルの上から,アシタカは弓を引き絞った。 瞬間。放たれた矢は正確に眼と思しき部位に命中した。 跳ね回る触手。暫しドスまりさの動きが止まった。その隙に乙女達は体制を整えた。 触手は天を仰ぐように暴れ回り,いくつかの奔流と化してアシタカの方に伸びてきた。 一部が,アシタカの右腕に絡みつき,力いっぱいアシタカはそれをちぎり取った。 第二の弓をつがえ,触手が剥がれて剥き出したドスまりさの脳天に,矢が突き立たる。 もはやドスまりさに力は潰えた。奔流はべたりと落ち,大地に穢れた澱みを残した。 ドスまりさの身体がぐらりと傾ぎ,横転する。 アシタカは,掴まれた右腕に燃やされるような激痛を覚えていた。濃硫酸を浴びせられたように煙を立てて蒸発する触手の一部に腕をどうにかされたのあろうか。 と,そこに村の一団が迫ってきた。火を焚き襲撃に備えていた彼らはドスまりさが倒れたことを確認するとアシタカに元に駆け寄った。 ヤックルから降りたアシタカは激痛にうめきながら,皆が近づくのを拒んだ。 「触れるな…!これはただの傷ではない!」 一人の村人におぶさり,祭司たるひぃ様がやってきた。 「みんな,それ以上近づくでないよ!」 ひぃ様は瓢箪から水を注ぎ,アシタカに腕にかけた。さらに激痛が走り,必死に耐えるアシタカ。 ひぃ様は倒れたままぴくりともしないドスまりさに近づいた。深く一礼し,語りかける。「いづこよりいまし荒ぶるゆっくりとは存ぜぬも,かしこみかしこみ申す…。 この地に塚を築き,貴方の御霊を御祭りします。恨みを忘れ,鎮まり給え…。」 しかし,ドスまりさは光を無くした虚ろな瞳を向けて呪詛を吐いた。 「うぎぎぎぎぎぃぃ…ぎぎ…汚らわしい人間どもめ…!!我が苦しみと憎しみを知るがいい…!」 ドスまりさの身体は,途端に腐敗を始め,皮だけになり餡子をぶちまけて死んだ。 餡子の臭気が辺りに拡がる。凄まじい悪臭である。 その晩のこと。 貴重な灯油に明かりを燈し,村の重鎮たる者が合議の間に残らず集結した。 居並ぶ姿には沈黙のみ。老人達の視線は,中央に座すアシタカとひぃ様に向けられている。 ひぃ様は,占いを執り行っている。余人には知れぬ不思議な文様の布に,幾つかの石と,木切れ,獣の骨,凄まじい形相で凝り固まった琥珀ゆっくりの欠片を無造作に投げ, その吉兆を何やら伺っていた。 ぱちぱちと空気に弾ける火の粉の音に,やがてひぃ様の口が重く開いた。 「さて,困ったことになった。これは厄介なことだよ。かのゆっくりは,遥か西の国からやってきた。村より遠く,西の都からだよ。 深手の毒に気が触れ,身体は腐り,ゆっくりにあるまじき走りに走り,呪いを集め, タタリガミになってしまったんだ。 それほどの強い憎悪に支えられ,1頭のドスまりさが棲んでいた森を離れてここまでやってきたんだ。」 「アシタカヒコや。皆に,右腕を見せてやりなさい。」 頷いて,沈黙を保ったままアシタカは包帯を巻いた右腕を,ゆっくりと布を解き,居並ぶ老人の視線に差し出した。老人達はわずかに身を乗り出し,くぐもった苦鳴をもらした。 握りしめられた拳からやや上,黒ずんだドスまりさに咬まれた付近から,赤茶色の痣が 拡がっていた。 ゆっくりと吐き出された餡子がこびり付き,拭こうとも洗おうとも取れないのだ。 「ひい様…!これは…!」 「アシタカヒコや。お前には自分の運命を見定める覚悟があるかい。」 「はい。あのゆっくりに矢を射るとき,覚悟を決めました。」 「その餡子はそなたの肉に食い込み,骨まで腐らせる。やがてそなたを殺すだろう。」 ひぃ様のすべてをぶち壊すような宣言に,たまらず一人が叫んだ。 「どうにかならぬのですか!?このような,村をまとめる若者が」 「アシタカは村を守り,乙女達を守ったのですぞ!」 「ただ死を待つしかないのは…」 老人達の嘆きは次々と叫びとなった。かつて村にゆっくりが現れた当初,畑や森を荒らされ苦しめられた記憶を思い出していた。やがて静まるまでにどれだけ被害が出たか。 今,村長を継ぐべき青年がゆっくりの呪いに取り殺されようとは。 悔しさが怒涛のように渦巻いてゆく。 「誰にも定めを変えることはできない。 ただ,待つか自ら赴くかは決められる。見なさい。」 ひぃ様が何かを取り出し,ごろりと転がした。 鉄のようなそれは,丸い塊で,占いに用いる琥珀のゆっくりに劣らぬ苦痛の表情を浮かべていた。確かにそれはゆっくりである。しかし,その表皮のみならず中身までもが異常な硬度と重量を備えている。 「あのゆっくりの身体に食い込んでいたものだよ。骨を砕き,はらわた(餡子)を引き裂き,むごい苦しみを与えたのだ。」 アシタカの顔面に少しだけ興味の色が浮かんだ。虐待お兄さんとしては当然の反応かも知れぬが,明らかに場にそぐわなかった。誰も突っ込まないが。 「さもなくばゆっくりがタタリガミなぞになろうか。 西の国で何か不吉なことが起こっているんだよ。その地に赴き,曇りのない眼で物事を見定めるなら,あるいはその呪いを絶つ道が見つかるかもしれん。」 老人の一人が口を開いた。 「ゆっくりの戦に破れ,この地に潜んでから500猶予年。今やゆっくりにかつての勢いはない。(虐待の)将軍どものやる気も折れたと聞く…。だが我が一族の血も衰えた。 このようなときに,虐待の長となるべき若者が西へ旅立つのは定めかもしれん。」 アシタカは,短刀を取り出すと己の髪に当て,すぱりと髷を落とした。 老人が瞼を押さえる。色々と情けなくて泣き出したのだ。 「掟に従い見送らん。健やかにあれ。」 アシタカは一礼し,旅の準備を整えるべく祭殿を離れた。 ヤックルと共に,静まり返った村を横ぎるアシタカの元に,一人の少女が駆け寄った. 「あにさま!」 「カヤ!見送りは禁じられている!」 「お仕置きは受けます!どうか,これを私の代わりにお供させてください!」 少女が差し出したのは,光る石より作られた小さな小さな小刀であった。ゆっくりの形相が描かれている。否,ゆっくりが埋め込まれているのだ。 「大切な玉の小刀じゃないか!」 「お守りするようゆっくりを埋め込みました!いつもいつも,カヤはあにさまを想っています!きっと…!きっと!」 「私もだ。いつもカヤを想おう。」 アシタカはヤックルを駆り,真っ直ぐ村を離れた。 壮大な森の景色に,やがて朝日が光を撒く。 道なき道を駆け,餌を取りに降りてきたゆっくりを叫ぶ間もなく踏み潰し,餡子溜まりの中を西へと急ぐ。 ゆっくり姫 第一 続く こんにちは あるいはこんばんは もしくはおはようございます ごめんなさい。 VXの人です。 もののけ姫のパロともなんともいえないものを書いてみました。 虐待?でしょうか?なんでしょうか。 僕は疲れています。 このSSに感想を付ける
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【ゲーム】幻想水滸伝II(PSP) 【作者名】Fees(ふぇす) 【完成度】更新中(09/03/04~) 【動画数】 【part1へのリンク】 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/11352262 【備考】 名前 コメント
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農作業を終えた青年が、自宅に向かって、ゆっくりと歩いていた 不思議な事に、青年の後ろを二匹のゆっくりが、跳ねながら追いかけている その二匹は、ゆっくりまりさと、ゆっくりれいむなのだが、それぞれ帽子とリボンがない 「まつんだぜ!まりさのぼうしをかえすんだぜ!」 「ゆー!れいむのりぼんをかえしてね!」 二匹の飾りは、青年が左手に持っていた 青年の耳には、二匹のゆっくりの叫び声が、はっきりと聞こえているはずだが、青年はそれに答えず、一定の速度で歩いていく 「ゆー!まりさのぼうしをかえすんだぜ!」 「ゆ!ゆ!れいむのりぼんをかえしてね!」 いくらゆっくりが叫ぼうとも、青年はひたすらに無視を続ける ゆっくり達は、なぜ自慢の髪飾りを奪われ、無視されるのか分からなかった 二匹は、滅多に人の近付かない、森の奥深くで、豊富な昆虫や木の実などを食べて、ゆっくりと生活していたのだが ゆっくりぱちゅりーに、人間という生き物が、畑という場所で、美味しいゆっくりできる食べ物を作っている、という話を聞いたため 周囲のゆっくり達が止めるのも聞かず、一度、人間の食べ物を食べに行こうと、人里まで降りてきたのだった 二匹は人里まで降りると、いつも暮らしている森と、全く違う景色に、大喜びではしゃぎまわった 「なんだかすごいばしょなんだぜ!」 「もりにとじこもっててそんしたね!」 そんな会話をしている二匹は、棒を持った、二本足で歩いている生物、すなわち人間を発見した 「ゆゆ!なんかへんなのがいるよまりさ!」 「ゆ!あれがぱちゅりがいってたにんげんだとおもうんだぜ!さっそくごはんをもらうんだぜ!」 ゆっくり二匹は、ぱちゅりーから得た、人間の情報を自分の都合のよいように、歪曲、修正して解釈したため 人間は、美味しい食べ物をゆっくりにくれる生き物、と考えていた 二匹は、青年の前に飛び出すと、元気にあいさつをした、自分達に、美味しいものをくれる相手には、元気よく挨拶してやろうと思ったからだ 「「ゆっくりしていってね!!」」 「さっそくだけどはたけのごはんがほしいんだぜ!」 「おいしいごはんをちょうだいね!」 二匹は、すぐにこの男が美味しいものをくれるだろうと、思っていた しかし、青年は、二匹から飾りを素早く奪い取ると、そのまま歩きだした そして、現在にいたる、れいむとまりさの訴えは、すべて無視され続けている れいむも、まりさも、すぐにでも森に帰りたかったが、髪飾りを奪われている以上、そのまま帰ることはできない 「ゆっくりしてないおじさん!ぼうしをかえすんだぜ!」 「ゆっくりなおにいさん!はやくりぼんをかえしてね!」 悪口を言っても、褒めても男は無視を続ける ゆっくりが喋る、男は何の反応も示さず歩き続ける、そんな状況が十分は続いただろうか、自宅に着いた男は家の中に消えていった ゆっくりは、飾りを奪われたことも忘れて、初めて目にした、人間の家に驚き、感激していた 「でっかいおうちなんだぜ!とってもでっかいんだぜ!」 「ゆゆゆゆ!ここならとってもゆっくりできそうだね!」 そんな会話をしていると、家の中から出てきた人間に髪の毛を掴まれ、強引に家の中へ引きづり込まれた 「いいたいんだぜ!ひっぱらないでほしいんだぜ!」 「ゆぅぅぅ!いたいよ!ゆっくりやめてね!」 若者は、れいむを玄関に落とすと、殺さない程度に踏みつけた 「ぎゅびゅ!!!」 「れいむ!おじさんやめるんだぜ!れいむをいびゅ!!」 まりさが最後まで言わないうちに、男はその頬を平手で打っていた 「い…いたいんだぜ!やめう゛ぅ!」 男は再び、先ほどより少し力をこめて、まりさの頬を平手で打つ 男はそのまま、まりさの頬を叩き続ける、見ようによっては愛嬌のある顔は、平手打ちを喰らうたびに左右に揺れる 「いだい!びゅごめゆ゛っごめんなびゅびゅ!!!」 必死に許しを乞うまりさを無視して、男はまりさの頬を叩き続ける 「うぅぅ!!うぅ!!!!!!」 一方、男の足元ではれいむが、まりさとは比べ物にならない、苦痛を味わっていた 男はゆっくりと、しかし、確実に足に掛ける力を強め続けている 「うぅ…う…ぅぅ」 男から逃れようと、もがけばもがくほど、男から受ける圧力は高まっている 「ゆ!びゅ!!…ぅう…う!!!!」 自分の皮が伸びていく、体内の餡子が押しつぶされていく、抗い様のない苦痛 非力な、れいむの出来ることは、顔を真赤にして、耐えようのない痛みを受けながら、うめき声をあげることだけだった 男は、実に五分間の間、二匹のゆっくりを叩き、踏みつけ続けた 男は、顔を真っ赤にはらしたまりさと、頭が少々へこんだれいむを竹でできた、虫籠ならぬ、自家製のゆっくりかごに入れると、家の中に入って行った 男は食事に風呂を済ませると、二匹のゆっくりの前に、彼らの髪飾りをもって現れた 「ゆ!ぼうしをかえしてだぜ!」 「れいむのりぼんをかえしてね!」 男は、籠の中で騒ぐ彼らの前で、帽子とリボンを玄関に落とすと、それらを思い切り、踏みにじった 「やややめるんだぜ!!!はやくやめるんだぜ!!!!!」 「れいむのりぼんをふまないでね!!!!ゆっくりせずにやめてね!!! しかし、男の感情のない、冷たい瞳で見つめられると、眼の前で大事な帽子を踏みつけられているにもかかわらず、ゆっくり達は、なにも言えなくなった 自分達の、目の前にいる生物が、決してゆっくりの力では、敵わない事は、さすがのゆっくりブレインでも、理解できた 二匹は、震えながら、自分達の髪飾りが、蹂躙されるのを見ているしかなかった 男は、そんなゆっくり達に見せつけるように、何度も何度も飾りを踏みつける 男が足を退かす頃には、二匹にとって大事な、大切な髪飾りはボロボロになっていった 「れいむのれいむのりぼん…」 「いやなんだぜ…かえりたいんだぜ」 男は、滅茶苦茶に踏みつけた髪飾りをそのままに、自分の部屋に戻って行った 二匹は、しばらくの間、己の不幸を呪い、汚され、傷つけられた髪飾りに、涙を流し、人間にすさまじい恐怖を覚えた 二匹は、また男が来るのではないかと、びくびくしながら過ごした 「ゆ…もしももりにかえれたらにどとひとざとにはおりないんだぜ…」 「ゆぅ…にんげんはゆっくりゃよりつよくて…ゆふらんよりもいじわるだよもりにかえりたいよ」 二匹はそのうち眠ってしまった、極度の疲労と恐怖、髪飾りを滅茶苦茶にされた、精神的なショック、空腹などが、彼らを眠りの世界にいざなった れいむは夢を見ていた、子供のころ、姉妹たちと楽しく遊んでいた頃の夢だった 鬼ごっこや、かけっこ、かくれんぼなどをみんなと一緒に、やっている夢 「いたい!いたいよ!!!」 れいむは、髪を引っ張られる痛みで、目を覚ました 男の目線まで釣りあげられると、昨日のまりさが受けていた平手打ちを食らった 「いだ!やびゅ!ゆびゅ!いだいいだいぃぃ!!!!」 何度となく、男に平手打ちを喰らう、下では昨日のれいむの様に、まりさが男に踏みつけられている 「っづう〜…うぅう!!」 まりさの、綺麗な金髪を男の足が踏みにじっている、まりさも、昨日の自分の様に、皮の伸びる痛みと、餡子を押しつぶされる激痛を味わっているのだろう 男は、昨日のより多めに十分間ゆっくり達を痛めつけた ボロボロになったゆっくりを籠に入れると、男はゆっくりの入った籠を持って、昨日二匹に出会った場所に連れて行った 二匹を籠から放り出すと、昨日自分の手で滅茶苦茶にした、二匹の髪飾りを投げ渡した 二匹は、それぞれの髪飾りを咥えると、跳ねることはせず、地べたを這いずりながら、森へ向かって逃げて行った 二匹は、男に背を向けていたため気付かなかったが、男は去っていく二匹をまるで、卒業生を送り出す、担任教師の様な目で、見つめていた 「ふー、彼等もこれに懲りて、二度と人里に下りて来る事は、危険だということを学んだでしょう」 そんなことを言うと、青年は首にかけていた手拭いで、目からあふれ出る、心の汗を拭いとった 彼は自称、愛のゆっくり熱血教師、通称、ゆっくり体罰教師と呼ばれていた ゆっくりに口で言っても駄目だ、彼らに物を教える、最も効果的な方法は肉体言語だ、というのが彼の考え方だった 殴って、蹴って、人間がどれほど恐ろしいか教えてやれば、彼らは金輪際、人里へは下りてこない これで、人間の恐ろしさを知ったゆっくり達は、虐待お兄さんに捕まって虐待されたり、畑のトラップで死ぬ事もなくなる 教育の力で、あの可愛い生徒達は、大自然の中、のびのびと暮らしていく事ができるのだ 「可愛いゆっくりの未来を守るためには、体と体、心と心の、ぶつかり合いが大切なのです」 晴れ渡った青空に向かって、そう呟くと、男は家に帰っていった ちなみに、男から愛のこもった教育を受けた、生徒達はというと、結果的には男の言うとおり、二度と、人里には近づかなかった しかし、大自然の中、のびのびとは暮らしていくことはできなかった れいむは、長く頬を張られ続けたせいで、頬の皮が、柔らかく、破けやすくなっていた ゆっくり体罰教師に、地面に投げつけられたせいで、右頬には大きな穴があき、這いずるたびに、餡子が漏れ出した れいむは自分の体から、命の元が、徐々に流れ出ていくのを感じながら、二度と覚めることのない眠りについた まりさは、柔らかい饅頭の体で、人ひとり分の体重を長い間、かけ続けられたせいか、跳ねることができない体になってしまっていた ミミズのような遅さで、這いまわることしかできない身体では、敵から逃げることも、獲物を追う事も出来ない そんなゆっくりが、厳しい自然界で、生き延びることができるはずがなかった その日のうちに、まりさはれみりゃに食い殺されてしまったそうだ 作:ゆっくりな人 以前書いた虐待 ゆっくりカーニバル 臭い付きゆっくり(上) 臭い付きゆっくり(下) ゆっくり移植 きらーうーぱっく このSSに感想を付ける
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しばらくして男が部屋に戻ってきた。 「どぼじでええええええええぇぇぇぇぇぇ!!!どぼじでごんなごどずるのおおおおおおおお!!!!」 男の姿を見てまりさがまた叫びだした。 男はまりさの呼びかけに答えずに箱の中に何かを投げ入れた。 「まりざあああああああ!!!まだありずどすっきりじまじょおおおおお!!!!!!」 それは昨日の発情ありすだった。汚いのも臭いのも全然変わってない。 「どぼぢ・・・で・・・・・・・・・ゆううええええええ!?ありずぅうううううう!!!?」 叫んでいたまりさはありすの姿を確認し、慄いた(おののいた)。 昨日のおぞましい記憶が脳裏に甦り、まりさは昨日よりは広くなった箱の中で逃げ出そうとする。 「おい、せっかくまりさとの間に赤ちゃんのいない所にありすを置いてやったのに まりさが逃げまわったら赤ちゃん踏み潰してしまうぞ。」 「ゆぐっ!!!?」 男の忠告にまりさの体が固まった。と、同時に猛烈な勢いで突進してきたありすに圧し掛かられ組み敷かれてしまった。 「まりざあああああ、まりざああああああ、まだすでぎなよるをずごじまじょおおおおおお!!!!!!」 「いやああああああ!!!!!!すっきりじだくないいいいい!!!!ぎぼじゅわるいいいいい!!!!!!!」 「今は朝だろ。」 男の空気の読めてないツッコミ以外昨日と同じだった。 「お゛に゛い゛い゛ざん゛ん゛ん゛!!!!な゛ん゛で゛あ゛り゛ず づ れ゛で ぐ る゛の゛お゛お゛!!!!」 「いやぁ、ついうっかり赤ちゃんのお目目潰しちゃったからさ、 まりさの赤ちゃん“台無し”にしちゃったお詫びに、また元気な赤ちゃん作ってもらおうと思ったんだ。 何、俺とまりさの仲だ。お礼は い・ら・な・い・よ。」 「だい゛な゛じな゛ん゛がじゃ゛な゛い゛よ゛お゛お゛!!!!おべべびえなぐでもまりざのがわいいあがぢゃんだよおおお!!!」 まりさの抗議の声が男に届くことなく、まりさは昨日と同じように犯されていった。 全身のありとあらゆるところをありすの肌と舌で責められ、唇はもちろん口内も蹂躙された。 そしてすっきりした。まりさの頭からまたも蔓がニョキッと生えた。 「ぶふふうううううぅぅぅぅ・・・・・・なかなかとかいてきなまりさだったわぁぁぁぁ。またこんどすっきりしてあげるわねぇ~。」 「ゆぐっ・・・・・・うべぇ・・・・・・もうやだぁ・・・ありずど・・・ずっぎりじだぐないよおおおぉぉぉ・・・・・・」 満足していたありすとは対照的にまりさは泣いて震えていた。 「ありす、ちょっと待て。」 男がまりさから離れて自分に近寄ってきたありすを口で制した。 「ゆぅ?な、なぁに・・・おにいさん?もう、きょうのすっきりはおわりでしょ?」 「今日は特別にもう一度やっていいぞ。」 「ゆ?ゆうぅ?ほんとおぉぉぉ?もういちどすっきりしていいのおおお?」 男の許しがない限り相手を殺さないように一日一回まで言われてるすっきりをもう一度許可されたことにありすは喜ぶ。 「ああ。ただし今度はお前のぺにぺにを使うんだ。もちろんまりさはまむまむをな。」 「ゆうう~?ぺにぺにで・・・・・・?」 だが男の出した条件に顔をしかめる。それもそのはず。 ほとんどの発情ありすはぺにぺにでのすっきりをあまり好まない。 性感帯として使える面積の多いすりすり型のすっきりに比べ、動物型のすっきりは相手と触れ合う部分が少ないために 快楽の速効性に欠け、すっきりまで時間がかかるからだ。 それに加えて動物型の場合、相手がちょっと動いて逃げようとするだけで ぺにぺにがまむまむから抜けてしまうので相手の同意がなければ難しい。 だから俗にレイパーと言われる発情ありすの大半は、動物型よりすりすり型のすっきりを好む。 自分から動物型のすっきりを選ぶのはたくさんの無理やりすっきりを経験した玄人レイパーありすくらいである。 「ゆふぅ~、しがだないわねぇ~、とがいはのありずはせづなでぎなすっきりでもいいけど じっくりおどなのすっきりもたんのうじであげるわ~。」 もっとも動物型じゃなければすっきりが許可されないのであれば、たとえ動物型でもすっきり出来る方を選ぶのは言うまでもないが。 ムクムクとありすの腹から小さな突起物、ぺにぺにが生えてきた。 「ゆううううううう!!!!!もういやあああああ!!!!!ありずとずっぎりしたぐないいいい!!!!」 男が泣き叫ぶまりさを両手で掴んで押さえつける。 「ありす、動物型じゃお前一匹では難しいだろう。手伝ってやる。前からと後ろからとどっちがいい?」 「ゆうぅ・・・ぞうねぇぇぇええ~、やぜいてきとがいはのありずは、わいるどにばっくからがいいわ~。」 「OK。」 男はまりさを回転させてありすに背を向けさせると、前に押し倒した。そしてまりさを上下反転の「への字」状態に逸らす。 すると底面に近い腹の部分、ありすが今ぺにぺにを生やしてるあたりに注意して見なければ気付かないほどの小さな閉じた穴を発見する。 まむまむと呼ばれる動物型すっきり用の器官である。ぺにぺにじゃない時はまむまむとして体内に収まっている。 「ほい、準備OK。」 男がそう言った。 まりさのまむまむを目にして、ありすの興奮が絶頂まで達する。 「まりざのまむまむ、どっでもぎれいででかわいいわああああ!!!!ありずのぶとくでがだいのうげどめでええええええ!!!!」 聞くに堪えない台詞を発しながら、ありすはぴょんとまりさの真後ろに向かって跳躍する。 そしてその勢いのまま着地するより前に空中でいきり立ったぺにぺにをまりさのまむまむへと差し込んだ。 「ナ~イスショット♪」 男がありすの何の役にも立たない妙技を誉めた。 ありすはぺにぺにが抜けないように、上手く体をくねらせて着地する。 「ゆ゛ぎ ぐ が あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!」 絶叫をあげたのはまりさだった。 動物型すっきりといえど、最初はすりすり型みたいに肌をこすり合わせる前戯から行う。 まむまむは基本閉じているために相手から分泌される体液では外側しか濡らすことは出来ない。 自分自身でまむまむの中に体液を分泌しないとまむまむの中は濡れないのだ。 そうやって自分の体液でまむまむの中を十分に濡らすことによって、まむまむは相手のぺにぺにをスムーズに受け入れる準備を整える。 しかし、それは受け側のゆっくりが相手のゆっくりを愛している場合である。 ありすを全く愛していないまりさが、まむまむの中に自らの体液を分泌することは無かった。 まったく準備の整っていないまりさのまむまむは、ありすのぺにぺにを入れられたことにより激しく接触部分をこすられ、 まりさは体の内側から鋭い痛みに襲われる。 「ゆぎいいいいいいいいい!!!!!いだいいいいいい!!!!!ぬいでえええええええええ!!!!!!!!」 「ゆほおおおおおおおおおおお!!!!まりざのながどっでもずでぎよおおおお!!!ずっごいじめづげでぐるうううう!!!!」 まりさは体の内側からの激痛に悲鳴をあげ、ありすはそんなまりさの悲鳴を喘ぎ声と受け取りヒートアップする。 体に襲い掛かる危険信号にまりさのまむまむは異物を排除しようと締め付けるがそれがまりさに更なる地獄をもたらす。 まりさのまむまむの内部が、ぺにぺにとより激しくこすれ合うようになって、まりさの苦痛は更に増していった。 「あげっ・・・・・・!!!!ぐぎぃいいい!!!ひぎゃああああ・・・・・・!!!!!おぐぅえええええ・・・!!!!!」 視点も定まらないまま、まりさは獣のような悲鳴を上げてまむまむを犯され続けた。 (挿絵08) 「んふぅおおおおおおおおおおお!!!すっきりいいいいいいいいい!!!!!!!」 「ぐぎいいいいいいいいいいいい・・・・・・すっきりー・・・・・・・・・」 ありすのすっきりと共にぺにぺにからカスタードが放出され、それをまむまむで受け取ったまりさも絶頂に達した。 ここらへんはすりすり型のすっきりと変わらなかった。 結局ありすはそれから男の許可の元、動物型すっきりで三回絶頂に達した。 なんだかんだいいながらも動物型すりすりも結構気に入ったようだ。 最後は男にまりさを仰向けにしてもらって、まりさの顔を見下ろしながら行為を楽しむ余裕が出来たくらいである。 (挿絵09) まりさは体の中に小さな異物が形成される感覚を覚えた。にんっしんである。しかしこれは今までのにんっしんとはちょっと違う。 頭に生えた蔓から一日で産まれた植物型にんっしんと違い、今度の赤ちゃんはまりさの腹の中から数日した後に生まれてくる。 更に植物型で生まれたプチトマトサイズの赤ちゃんよりも一回り大きいミカン程度のサイズで生まれてくるの。 生まれる数も一度に何匹も生まれる植物型に比べて、一回の動物型すっきりで生まれるのは1、2匹くらいである。 これがすりすり型すっきりの植物型にんっしん(出産)に対するゆっくりのもう一つの繁殖方法、 動物型すっきりの胎生型にんっしん(出産)である。 ありすが動物型で三度すっきりしたので最低でも三匹は生まれてくることになる。 男はまりさの頭に最初に生まれた赤ちゃんの蔓がくっついたままだったのを見て引きちぎって持ってった。 まりさにはそれを見て何かする元気は無かった。 その日の夕方、生まれてから半日近く何も食べていなかった赤ちゃん達に初めての食事が与えられた。 その餌は普段発情ありすに与えていた生ゴミだった。 とてもお腹を減らしてた赤ちゃん達は本能的にそれが食べ物の匂いだと気付くと 目の見えない体でずりずりと生ゴミの元まで這いずって行って箱の中に投げ捨てられた生ゴミを貪り喰った。 生まれて初めての食事に赤ちゃんみんなで「むーちゃむちゃ、ちあわちぇ~♪」と喜んだ。 まりさはそれを見て悲鳴をあげた。 「あ・・・あがぢゃんんんん!!? な゛に゛だ べ で ん゛の゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!!!!」 元々人間と同じ食事をしてて、クズ野菜でさえもためらうゆっくりが、自分の子供のそんな姿を見れば当然の反応だろう。 男はそれを見て笑っていた。このために赤ちゃんの生まれ落ちた後の蔓を食べさせる前に処分したのだ。 赤ちゃんの舌を肥えさせなかったおかげで目の前の光景があるのだ。 男は生ゴミを貪る光を失った赤ちゃんゆっくりと、それを見て食べるのをやめるように泣きながら説得するまりさを満足するまで眺めた。 新しく植物型の子供と胎生型の子供を身篭ったまりさが、生ゴミを拒否して衰弱死しては面白くないので 男はまりさに無理やりクズ野菜を口に詰め込んで食べさせると部屋を出て行った。 男は部屋を出ると独り言を漏らした。 「ふうううう、やっぱり子供を愛してるゆっくりとその赤ちゃんを甚振るのは最高だなぁ。気持ち良過ぎるぜ~。 ・・・・・・と、子供を愛してるゆっくりといえば、その逆のあいつらどうなったかな。」 そういって別の部屋に入っていった。そこは別のゆっくりの家族を虐待している部屋だった。 部屋の中にいるのは親れいむと子ありす、子れいむ。 子ありすと子れいむは成体ゆっくり四匹分ほどの透明な箱の中にいた。 箱の中で食べ切れなかったお菓子を残して、悠々と姉妹と遊ぶなり食休みを取るなりしていた。 同じ箱の隅にはぽっかりと円形の穴が開いていて、同じ大きさの円形の透明な筒に通じていた。 成体ゆっくりよりちょっと大きいくらいのサイズである。 穴の出口は金網で閉じられていて、脱出することは出来ない。 そこに閉じ込められているゆっくりが一匹、成体のれいむであった。この子ありすと子れいむの親である。 「おねがいいいい、れいむのあがぢゃんだぢいいいい、おがあざんんにもごはんぢょうだいいいいいい、おながずいでるのよおおおお・・・」 情けない声で穴の外の子供達に食料を分けてくれるように頼んでいる。 しかしそんな哀れな母親への子供達の反応は冷ややかだった。 「ゆっ!おきゃーさんに、あげりゅおきゃちは、なにもにゃいよ。そきょでゆっきゅり、がちちてね!」 「おきゃーしゃんは、ありしゅたちに、なにもくれなかっちゃくちぇに、じゅうじゅうしいよ!」 「ゆっきゅちちね!こにょ、ぶちゃ!!」 子ゆっくり達の誰も母親に助けを差し伸べようとはしなかった。なぜならそれは自分達がされたことだからである。 この親れいむ、元はつがいの成体まりさと、そのまりさと自分の間に生まれた子供達と一緒にここに連れてこられた。 山で自分達の巣にいたところを男に捕獲されたのだ。 男が巣を覗いた時、親れいむが子供達に歌を歌ったり、親まりさが自分の髪の毛や帽子で他の子供達を遊ばせていた。 姉妹同士ですりすりしている個体もいたし、親とすりすりしている固体もいた。 地面には食べ残しと思われる山菜や虫など食いちぎられた欠片が落ちていた。 食後の幸せなひと時といったところだろうか。 「ゆゆゆ~ゆゆ~♪ゆ~ゆ~ゆ~♪」 「ゆっ♪ゆっ♪」「きゃっ♪きゃっ♪」 「しゅりしゅり~♪おねーちゃんとしゅりしゅり~♪」 実に幸せそうだった。 (挿絵10) 男はこのゆっくり一家を自宅に連れ帰ると、家族を箱に閉じ込め、そこに発情ありすを放り込んだ。 あっという間につがいのまりさ、子供達共々すっきりさせられ、れいむ自身もありすとの子を宿してしまう。 まりさと子供達は、にんっしんの蔓に栄養を吸い取られ、黒ずんでこの世を去った。 男がありすにれいむ以外は好きに犯していいと許可したために、ありすが本能のまま、まりさと子供達ですっきりしまくったからである。 (挿絵11) れいむは生まれたありすとの子供達を自分の子供とは認めなかった。 厳しい自然を生き抜いて、やっと手に入れた愛する家族、幸せだった日々は一瞬でこの世から無くなってしまった。 代わりにれいむの前に現れたのが汚くて臭いありすとの間に生まれた赤ゆっくり達。 欲望に身をまかせることしか頭に無い醜悪なありす。自分の大切な家族を犯し殺したゆっくり。 そんなありすと自分の間に生まれた子供。望まれず生まれた呪われた子。れいむにとっては愛せる存在ではなかった。 発情ありすと同種の赤ありすはもちろんのこと、その赤ありす達に「いもうと」「おねえちゃん」と呼ばれる赤れいむ達も例外ではなかった。 れいむは自分とありすとの間に生まれた子供達を徹底的に迫害した。 男から与えられる餌は一切分けてやらずに自分だけで食べ、必死に懐いてくる赤ちゃん達を死なない程度の体当たりで弾き飛ばした。 弾き飛ばされて痛みで泣いている赤ちゃんを見て、「クズ」だの「ゴミ」だの「いきてるかちがない」だの罵った。 それでも赤ちゃん達は本能的に親への愛情を訴えた。しかしれいむがそんな子供達に情けをかけることは一切無かった。 (挿絵12) 赤ちゃん達は餓死寸前になると男から直接餌を食べさせてもらった。そしてまた餓死寸前になるまで母と一緒の生活に戻される。 そんな環境の中で一週間すごした。 その後全員れいむから隔離され、しばらくの間、男から食事をもらってすごした。 そして次に親子が再開したのが先ほどのシチュエーションである。 母と隔離されてる間に赤ゆっくりから子ゆっくりにまで成長した子供達は男からたくさんのお菓子をもらい、 れいむは子供達から食料を分けてもらうことでしか食事をする術はない。 「ゆっ!おまえたち、そのおかしをれいむによこしてね!!ゆっくりしないではやくしてね!!! さもないとそのおかしたべるのはゆるさないからね!!!」 最初は隔離前と同じ威勢の良さで、子供達に食料を分けるように命令した。 おどおど自分に媚びへつらっていた子供達なら、自分の命令を聞くと確信していたのであろう。 しかし、子供達にれいむの命令が届くことはなかった。 親から隔離されて男から餌をもらうことにより、親への依存心を無くした子ども達。 依存心を無くしたことにより、依存心のために持っていた実の親への愛情も無くなった。 残っているのは生まれてからずっと自分達を迫害し続けてきた親への憎しみのみである。 れいむは何度も言うことを聞かない子供達に声を荒げ命令したが、 恐れる必要も媚びる必要もない今、子供達は一切耳を貸さなかった。 そして今に至る。極度の空腹状態で一日一日と死に近づいていたれいむはプライドを捨て、憎いありすの子供達に「お願い」をしていた。 だが、それについても、すぐに態度を改めたわけではない。 子供達に懸命にお願いするようになったのは昨日の夜からだったが、その前に二日間、お願いも命令もしなかった期間がある。 終始ブツブツと言っていた。おそらく自身の命とプライドをずっと天秤にかけ、葛藤していたのだろう。 そして今、安っぽいプライドを捨て、最愛のつがいと最愛の子ども達を奪ったありすとの間に生まれた子供達に、懸命に命乞いをしているのだった。 最初の強気な態度はどこへやら、立場が逆転し、自分のやったことのツケを払うことになったれいむ。 男はそんなれいむが余りに面白くて笑い、なじった。それに対するれいむの反応が更に滑稽だった。 そのうちれいむが精神的ショックのあまりに餡子を吐いて気絶したので男はその部屋を出て行った。 (挿絵13) 男にはありすに犯されたゆっくりが、生まれる子供達をどう扱おうと、それに相応しい虐待のプランがあったのだ。 だからこそ、あのまりさが子供達を愛してくれたのは素直に嬉しかった。 既に見てるのと同じパターン、同じ虐待では面白くないから。 もっとも、あのまりさの言動から、あいつは自分の子供達を見捨てないと半分確信してたのだが。 おかげで今日はそれなりに満足のいく虐待が出来た。 その日の夜、男は気分良くぐっすりと寝た。目を閉じるとその日の虐待の光景が思い出された。 九割がまりさ親子の方の光景だった。 中編 4につづく
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前編 ゆっくり一家と俺の冬 後編 次の日の朝、俺は台所で朝食の用意をしていた。俺一人、食べるだけの分を。台所の窓から差し込む光に、眩しそうに 目を細める。他人が見たら、今の俺はとても清々しい顔をしているように見えただろう。昨日の夜、あのような惨劇を楽しげに 見ていた奴などと思うまい。 あのあと、俺はゆっくり達を丁度いい大きさの籠に閉じ込めると、残りの夕食を一人で食べ、布団を敷いてさっさと寝てしまった。 次の仕置きまでには時間をおくことが必要だったからだ。寝ている最中、時々親ゆっくりの呻き声が聞こえてはいたが、 それでもすぐに寝付けたのは、鬱憤を多少なりとも晴らしたからだろう。おかげで、久しぶりに目覚めのいい朝を迎えることが出来た。 起きた後、倉の中へ食料を取りに行くと、相変わらず、食い荒らされた様子が目に入った。見ていると、昨日の怒りがまた湧き上がってくる。 俺は忌々しげに鼻を鳴らすと、散らかった食べ残しを拾い集めると、いくつか食材を抱えて家に戻り、朝食の準備に取り掛かった。 台所でにいる俺を見て、ゆっくり達がこちらを怯えた様子で見つめてきた。昨日あんな目に合わせたのだから、まぁ無理も無いか。 親のゆっくりまりさの方は相変わらず調子が悪そうだ。まぁ、子供が3匹も体内に入っているのだから仕方ないか。 仔のちびゆっくり達はそんな親を気遣うように、ぴったりと親ゆっくりに体を寄せていた。 忌々しい奴ら。じきに、ゆっくりしていられないようにしてやろう。 俺は包丁を握ると、まな板の上に載った野菜に勢いよく突き立てた。 朝食を作り終え、居間に戻ると、ゆっくり達が期待を込めた目で俺を見つめていた。どうやら、飯を与えてもらえるなどという 甘い期待を抱いているらしい。俺は自分の分の朝食を床に置くと、ゆっくり達に近づく。すると、怯えた様子をみせながらも、 仔ゆっくりは俺に喋りかけてきた。 「ゆっ…おなかへったよ…」「なにかたべさせてね…。」 精一杯の媚びた表情で俺に愛想を振りまく仔ゆっくり。俺は籠を開けると、仔ゆっくり達の目の前に持っていたものを放り投げてやった。 倉の中にあった、ゆっくり達が食い散らかしたゴミだ。 「自分達で食い散らかしたものは、自分達で片付けな。」 仔ゆっくりはそれを見て悲しそうな顔をすると、口々に文句を言い始めた。俺は返事の代わりに地面を勢いよく踏みつけてゆっくり達を黙らせると、朝食を食べようと振り向いた。 だが、その時俺の視界に入ったのは、なんと一匹の仔ゆっくりが俺の朝食に向かってにじり寄って行く光景だった。 こいつっ!! 俺は素早くその仔ゆっくりを捕まえると、怒りのままに手の中で強めに圧迫してやった。握りつぶす一歩手前だ。 「ゆ゛ぶっ、ゆ゛ぶう゛う゛う゛う゛う゛…!!!」 握られたゆっくりは顔が大きくひしゃげる。その目は大きく見開かれ、口から餡子をわずかに吹き出し始めている。 その様子を見た仔ゆっくり達と親が悲しげな絶叫を上げた。 「や゛め゛でえ゛ぇぇ!!」「ばな゛じであ゛げでぇぇ!!!」 俺は手の中に仔ゆっくりを握ったまま、親ゆっくりの元へ荒々しく近づいていき、手の中のゆっくりを突きつけた。 「人の物を勝手に横取りするということはどういう事か!まだ判っていない奴がいるようだな!!」 既に親も仔も、完全にガタガタと震え、涙を流して怯えきっていた。俺はゆっくり達に手の中がよく見えるようにし、言い放った。 「よく見ていろよ…!!」 そしてそのまま、手の中にいる仔ゆっくりに勢いよく齧りついてやった。 「びゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」 齧られた仔ゆっくりが凄まじい断末魔の叫びを上げた。まだ生まれて間もない仔ゆっくりの餡はかなり甘く、しっとりとしていた。これは旨い。普通の饅頭とは比べ物にならない味だ。里の連中はよくゆっくりを捕まえて食べているらしいが、わかる気がする。 久々の甘味に植えていた俺は、手の中で白目を剥いている仔ゆっくりを貪り食った。 「や゛め゛でえ゛ぇ!!どうじで、どうじでぞん゛な゛ごどずる゛の゛お゛お゛ぉぉ!!!」 親ゆっくりはこれ以上ないというくらいに体を怒りに震わせ、涙ながらに俺に突進してきた。俺が親ゆっくりの前に足を差し出してやると、 勢いづいた親は自分から俺の足に突っ込み、もんどりうった。苦痛の表情を浮かべる親ゆっくりの目の前に、俺は既に帽子と一部の皮だけになってしまった仔ゆっくりの残骸を置いてやった。 「あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ……」 最早見る影も無くなってしまったわが子に、親ゆっくりはただ俯いて涙を流していた。俺はそんな親ゆっくりを見て満足すると、ゆっくり達に背を向けて囲炉裏の傍に戻った。そして少し冷めてしまった朝食を口に運んだ。 昼時になり、また俺は食べかけのゴミをゆっくり達に差し出した。また同じ食事を出された仔ゆっくり達はひどく落ち込んだようだが、先ほどの見せしめが効いたのか、文句一つ言わずにゆっくり食べ始めた。親ゆっくりは身動き一つせず、ただ仔ゆっくり達がゴミを食べ漁るのを呆然と見つめているだけだった。時折、短く「ゆっ、ゆっ」と呻いていた。 もしこの場に他の誰かがいたら、親ゆっくりは目の前でわが子を食べられてしまったショックで、おかしくなってしまったと思い込んだだろう。 だが、そんなことより遥かに異常な事態が親ゆっくりの体に起きていることを俺は知っていた。 「ゆ゛!ゆ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ!!」 丁度俺が、自分の昼飯を半分程食べた頃だろうか。突然親ゆっくりが跳ね起き、半開きの口から涎を垂らしながら体を痙攣させ始めた。 「ゆ、ゆっくり!?」「だいじょうぶおかあさん!?」「ゆ、ゆっくりして!!」 親の奇妙な行動に驚いた仔ゆっくりは、成す術なくおろおろするばかりだった。その間にも親ゆっくりはのたうち回り、口から泡と餡子を撒き散らす。よく見ると、親ゆっくりの顔の中で、何かが蠢いている。そしてその度に、親ゆっくりがもがき苦しんでいた。 異物の正体は、昨日親ゆっくりの体内に閉じ込めた仔ゆっくりだった。身を焦がす熱から何とか逃れたものの、昨日の夜から今日の昼まで、 当然何も食べていなかった。いつこの狭い空間から出られるかもわからない。空腹と絶望にあえぐ仔ゆっくりの目の前にあるのは、 親ゆっくりの体内の餡子だった。 生き延びるために、必死で餡を貪る仔ゆっくり達。そしてそれが親ゆっくりに、体内からじわじわと食われていく激痛として伝わっているのだ。 「ひぎい゛い゛い゛い゛い゛!!!!」 「お゛があ゛ざん゛ん゛ん゛!!」 俺は手に持っていた茶碗を床に置くと、親ゆっくりに近づいていった。そして、暴れないように押さえつけると、親ゆっくりに一つ選択をさせてやった。 「このままだとお前は死ぬぞ?子供か自分か…どちらか残しておきたいほうを選びな。」 その言葉を聞いて、しばらく親ゆっくりは悶えるのを止め、大人しくなった。目からは大量の涙が溢れ、 口はこみ上げてくる悲鳴を押し殺すかのように堅く閉じられていた。だが、しばらく時間が経つにつれ、体が震えだし、口の端から泡が漏れ出す。 子供を潰したりして殺すまいと必死に耐えているのだろうが、いつまで続くものか、見物だな。 俺は昼食の残りを頬張りながら、その様子を見守っていた。 しかし、幕切れは意外に呆気ないものだった。数分もしないうちに、親ゆっくりが何かに弾かれたように飛び上がり、奇声を上げながら物に、床に、壁に体を叩きつけ始めた。 「ぎい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!」 顔が潰れて歪もうが、口から餡子が漏れ出そうが、親ゆっくりは止まらなかった。仔ゆっくり達は暴れる親に押しつぶされないように、部屋の隅で固まって泣いていた。 ようやく親ゆっくりの暴走が収まる頃には、部屋の中は散々な状態になっていた。そこら中に餡子が飛び散り、物は倒れ、囲炉裏の灰は撒き散らされていた。壊れ易い壷のようなものが無かったのが幸いだ。 部屋の中央では親ゆっくりが憔悴しきった様子で動かなくなっていた。その体はあちこちが凹み、破れ、襤褸雑巾のようになっていた。かろうじて体を上下させているところを見ると、死んではいないようだ。 子供より自分をとったか。まだ犬や猫の方がましだな。 部屋の中の惨状を、笑いを浮かべながら見回していると、餡子に混じっていたあるものが目に入った。 それは最早原型を留めぬまでにひき潰された仔ゆっくりの死骸だった。一匹分しかないところを見ると、残りは体内で死んでいるのだろう。 俺はその残骸を親ゆっくりに投げつけて、一言言ってやった。 「生還おめでとう。」 親ゆっくりからは、何の反応も返ってはこなかった。 俺はそれからというもの、ゆっくり達に一切食事を与えなくなった。ゆっくり達は、何日かの間、食べ残したわずかな野菜の切れ端、 肉の破片などを家族同士で分け合い、必死に飢えを凌いでいた。 親ゆっくりは、何とか気力で生きているという有様だった。弾力のあった皮膚がひびわれ、顔からは生気を失っている。 ほとんど動くことをせず、仔ゆっくりが食べかけを持っていったものを弱弱しく食べるだけであった。 ゆっくり達は、確実に衰弱していった。 そんなある時、一匹の仔ゆっくりが空腹に耐え切れず、食べ残しを全て食べてしまうことがあった。 「ゆっ…ず、ずるい!!」「はやく吐き出してね!!」 他のゆっくり達が、一匹の仔ゆっくりを責め始める。 だが、口の中に入れた食べ物をなかなか吐き出さない一匹に、仔ゆっくり達の怒りと疲労がついに限界に達した。 「ゆっくりできないやつは、ゆっくりしね!!」 仔ゆっくりの一匹が体当たりをしかけたのを皮切りに、他のゆっくり達が一匹を取り囲んで攻撃し始めた。 「ゆ゛ぎゃっ!!ゆ゛っぐり、ゆ゛っぐりやべでぇぇ!!」 攻撃されている一匹が涙を流しながら必死に助けを乞うが、他のゆっくり達は攻撃を止めない。 「ゆ゛ぶぇっ!!!」 そしてついに、体の大きめの仔ゆっくりが上から踏みつけた時、下敷きにされた仔ゆっくりは口から餡子を吹き出して動かなくなった。 動かなくなった一匹を見て他の仔ゆっくり達は、逃げるようにその場から離れていった。潰れた一匹は、飛び出た餡子もそのままに放置された。 憐れだな、と俺は思った。こいつらは自分の身が危なくなると、あっさりと仲間を捨てる。それが家族という絆でつながれていても、だ。 所詮こいつらにとって家族というものは、その程度のものなのだろう。 部屋の隅に打ち捨てられた自分達の仲間だったものに、最早目を向ける奴もいなくなった。 やがて夜になり、仔ゆっくり達は体を動かしたことの疲れからかすぐに眠ってしまった。 もっとも、その体力は仲間の命を奪うために消費されたものであったが。 俺も布団を敷いて、眠ろうと目を閉じる。 すると、部屋の中を何かが這いずる音が微かに俺の耳に聞こえてきた。薄目を開けて辺りを伺うと、親ゆっくりが憔悴しきった体を引きずって動いているのがみえた。親ゆっくりはそのまま、昼間死んだ仔ゆっくりの元へと向かう。そして、辿り着いたと同時に親ゆっくりは仔ゆっくりに顔を近づけた。 俺は笑みを浮かべながら再び目を閉じ、眠りについた。暗闇の中、仔ゆっくりの寝息と何かを咀嚼するような音だけが聞こえていた。 そして次の日の朝。目を覚ますと、昨日潰れゆっくりが放置されていた場所には何も無かった。 いよいよ仕置きも大詰めだな…。 俺はいつものように朝食を作り、居間で食べ始めた。勿論、ゆっくり達には与えない。一人で黙々と箸を進めていると、数匹の仔ゆっくり達が朝食をじっと見つめていることに気がついた。俺はそれを無視し、ゆっくり達から食器を遠ざける。泣きそうな顔をする仔ゆっくり達。 そのとき、親ゆっくりが一匹の仔ゆっくりの後ろに近づいた。その姿は、異様な雰囲気を放っている。 仔ゆっくりが何事かと振り向く間も無く、 そのまま親ゆっくりは仔ゆっくりの頭を喰いちぎった。 「ぴぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」 一拍遅れて響く凄まじい悲鳴。頭の半分を喰いちぎられた仔ゆっくりは、白目を剥いて激しく痙攣し始めた。 親ゆっくりは、そんな様子を意に介さず、仔ゆっくりの餡子を味わって食べていた。 「ハァハァ…めっちゃうめぇ…めっちゃうめぇコレ…」 残っていた仔ゆっくり達は、何が起こったのか理解できていなかったらしい。皆それぞれ目を見開き、絶句している。 しばらくして、親ゆっくりが仔ゆっくりを食べ終えたようだ。その目は、妖しく狂気の光を宿していた。 自分達の方を振り向いた親ゆっくりを見て、緊張の糸が切れたかのように仔ゆっくり達が逃げ惑い始める。 「いやあああああああ!!!」「お゛があざん゛だべな゛い゛でぇぇ!!」「ゆ゛っぐりぃぃぃぃ!!」 蜘蛛の子を散らすように仔ゆっくり達が逃げる。しかし、空腹のあまり長い距離を跳ねることができないのか、仔ゆっくりの逃げる速度は遅い。親ゆっくりはゆっくり這いずりながらも、確実に仔ゆっくりを追い詰めていった。 仔ゆっくりはそれでも、少しでも親から逃げようと姉妹同士で押し合って逃げる。そのとき、一匹の仔ゆっくりが他のゆっくりに潰され、その場に取り残された。 「ゆ゛、ゆ゛っぐり゛じでぇぇ………!」 どうやら、潰されたにも拘らずまだ息があるようだ。しかし、もう跳ねて逃げる気力も残っていないらしい。 壁際に追い詰められた仔ゆっくりが涙を流しながら必死に助けを嘆願するも、その声は飢えで理性のタガが外れた親ゆっくりにはもはや届いていないようだ。 そのままじりじりと隅に追いやられ、成す術なく親ゆっくりの餌食となる。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」 仔ゆっくりの餡子が、皮が、悲鳴が、親ゆっくりの口の中へと飲み込まれていく。残りの仔ゆっくり達は、その一部始終を見ていた。 力尽きた者から、食べられる。 それを悟った仔ゆっくり達は、ついに仲間内で争いを始めた。自分の代わりに、誰かを犠牲にして生き延びようと考えたのだ。 地獄絵図が、始まった。 仔ゆっくり達はお互いを攻撃しあい、弱った個体から集団で袋叩きにしていく。親ゆっくりは弱った子供から容赦なく喰らい、 また仔ゆっくり達を追う。 固く結ばれた家族の絆は、跡形も無くなってしまった。そこにあるのは、絶望と憎悪と恐怖。 仲睦まじい親子の光景は、もう見られない。見ることが出来るのは、自分だけが生き残ろうとする者達の、醜い争い。 一つ、また一つと、悲鳴とともに仔ゆっくりの命が消えていく。たくさんいた兄弟は、もう既に親ゆっくりに食べられてしまい、 残っているのは二匹だけになっていた。 二匹は、最後の生き残りになろうとくんずほぐれつ争っていたが、親ゆっくりが静かに近づいてきたことに気づくと互いに正反対の方向に逃げ出した。 親ゆっくりは、二手に分かれた子供のうち、そのうち一匹に狙いを付けて追い詰めていく。 「い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ!!ごな゛い゛でぇぇ!!!」 必死に逃げる仔ゆっくりは、近づいてくるそれを最早親ではなく、敵としか見ていなかった。それは親ゆっくりも同じことで、 目の前で逃げる仔ゆっくりは、親にとって単なる餌でしかなくなっていたのだ。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」 絶叫とともに仔ゆっくりが親ゆっくりに食べられ、ついに立った一匹の仔ゆっくりだけが残された。仲間を蹴落とし、 家族の絆を捨てて、ようやく自分一人が生き残ったのだ。 緊張の糸が切れたのか、その場でぺったりと床に伏せて脱力する仔ゆっくり。 しかし、親ゆっくりは止まらない。最後に残った仔ゆっくりを狙って、じわじわと距離を詰めていく。 「ゆゆゆゆっ!?」 自分に危機が迫っていることを感じ取った仔ゆっくりは、迫り来る親から少しでも遠ざかろうと、懸命に跳ねようとしていた。 だが、極度の空腹と疲労で這うことしかできない。後を追う親ゆっくりも這うことしか出来ないが、いかんせん体格が違いすぎる。 小柄で移動できる距離も小さい仔ゆっくりは、どんどん差を縮められていく。 そしてついに、親ゆっくりが仔ゆっくりに追いついた。背後から近づく巨大な気配を感じ、顔を絶望に歪め泣き出す仔ゆっくり。 「い゛や゛あ゛……」 もう仔ゆっくりの体は親ゆっくりの届くところにある。ちょっと本気を出して跳躍すれば、仔ゆっくりの命が散らされるのは明白だった。 だが親ゆっくりが、仔ゆっくりに飛び掛ることは無かった。苦しそうな顔をしてげっぷを一つ吐くと、そのままゆっくりし始めたのだ。 そりゃあ一度に5,6匹も仔ゆっくりを食べたんだ、体も重くなるだろうな…。 ここまでずっと囲炉裏の傍で見守っていたが、最後の仕上げをするため、俺はゆっくり達に近づいていった。 仔ゆっくりは、親ゆっくりが動かなくなったことをいいことに、少し離れた場所で親ゆっくりを罵倒していた。 「ずっとそこでゆっくりしていってね!そのままゆっくりしね!!」 さっきまで命の危機に晒されていたというのに、もう顔には余裕の色を見せている。大した度胸の持ち主か、そうでなければ命知らずの莫迦である。 俺は手を伸ばすと、暢気に背後を見せている莫迦を苦も無く捕らえた。 「ゆっ!ゆっくりはなしてね!!」 俺の手の中で必死にもがく仔ゆっくりだったが、親ゆっくりの元に連れて行かれていることに気づくと、再び恐怖に身を震わせ始めた。 「は゛な゛じでえ゛え゛!!だべら゛れ゛だぐな゛い゛よ゛お゛お゛お゛お゛!!」 親ゆっくりは満腹のためか、しばらく苦しそうな顔でゆっくりしていたが、仔ゆっくりを連れた俺が近づくと再び獲物を狙う狩人の目をみせる。 「ほおら、感動の親子ご対面だ。」 そういって、俺は手の中の仔ゆっくりを、親ゆっくりに向かって放り投げた。 「や゛だあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」 絶叫と共に綺麗な放物線を描いて飛んだ仔ゆっくりは、そのまま着地点となる親ゆっくりの口の中に吸い込まれ、消えていった。 最後の仔ゆっくりを食べ終えると、親ゆっくりは俯いて体を奮わせ始めた。 子供を食べてしまった事を後悔して、泣いているのか…? そう思って近づいてみるが、親ゆっくりの顔には濡れた後すら無く、 「うふ、うふふ…うふふふふ……」 ただ生気の無くなった虚ろな目をして、笑い続けていただけだった。 親ゆっくりは、完全に壊れてしまった。もう自分の子供と餌を区別することすらできないほどに。 さて、そろそろ仕上げだ。 俺は台所に向かうと、まな板の上に乗せてあった包丁を手に取って戻る。そしてゆっくりの背後に静かに立った。 「どうだ?旨かったか?自分の子供の味は?」 親ゆっくりは答えない。 「味わったか?餓死一歩手前の絶望と恐怖の味を?」 親ゆっくりは答えない。 「ゆっくりした結果が、これだ…。」 俺は、吐き捨てるように言った。そのまま、親ゆっくりに近づく。手には包丁を構えて。 「今度生まれてくるときには、もう少しゆっくりすることの意味を考えてみるといい…。もしかしたら、もうちょっとマシな生き方ができるかもしれないな…。」 そして、俺は狙いを定め、包丁を高々と振り上げる。その時親ゆっくりが振り向いたが、その目にはもう恐怖の色は浮かんでいない。 自分の目の前に存在している死を前に、ただうっすらと壊れた笑みを浮かべた。 俺はその表情を見届けると、まっすぐに包丁を振り下ろした。 「ゆっくりしね」 それが、親ゆっくりが聞く最後の言葉になった。 あれから、既に一ヶ月が経った。心配していた食料も、何とかもっている。今回、倉を荒らされた俺が餓死せずに生き延びていられるのは、二つの幸運があったからだ。 一つは、倉を荒らしたのがゆっくりだった事。ゆっくりだったおかげで、上の食料が無事だった上に、栄養価の高い饅頭で食いつなぐことが出来た。 もし鼠に食料をやられていたら、今頃俺は冷え切った家の中で冷たい骸になっていただろう。 もう一つの幸運は、ゆっくりが親子連れだったこと。体が大きく食べる部分も沢山ある親ゆっくりに、生まれて間もなく、皮も中身も新鮮な仔ゆっくり。 もし通常のゆっくりだったら、一ヶ月近くももたせることができたかどうか。 とにかく、今年の冬は、災難もあったが思わぬ収穫も手に入った。ゆっくり達はかなり優秀な食料になることがわかったし、捕まえる方法も簡単だ。 来年は、二体を捕まえて仔作りさせて、新鮮な仔ゆっくりを腹いっぱい食べるのも悪くは無いな。 そんなことを考えながら、俺は額から上を切り取られた親ゆっくりから、もう大分湿気てしまった餡子を掻き出して口に運ぶのだった。 END
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■ゆっくりボールのあそびかた なんとなく暇だったので外をぶらぶら歩いていたら一匹のゆっくりが居た。 ちょっと小ぶりだな……まだまだ遊び盛りの子れいむかな? 「ゆっくりしていってね!!」 「はいはい、ゆっくりね~」 適当に返事を返したその時、俺の脳裏に電流走る……ッ!! 「おーい、ゆっくりー」 「ゆゆ?れいむはゆっくりじゃなくてれいむだよ?」 「お前で遊ぶわ」 そう言いながら片手でれいむのおさげを掴んで吊るし、家まで連れて帰ることにした。 「かみのけをひっぱるとゆっくりできないよ!!ゆっくりやめてね!!」だの 「ゆっくりはこんでね!!いそいではこばれるとゆっくりできないよ!!」だのと 微妙なニヤケ顔で文句を言っていたが、家に帰って居間に置くと 「ゆわ~、とてもゆっくりしたおうちだね!!おじさんはゆっくりできるひとなんだね!!」 「ゆっゆ~♪ゆっくりいっしょにあそぼうね!!ゆっくりんぼであそぶ!?それともゆっくりぽん!?」 などと、とても嬉しそうにはしゃいでいた。 俺は押入れから工具箱を取り出し、その中の目的の物を探しながら 「おー、ゆっくり待っててくれよー。今遊んでやるからな~」 「ゆっくりまってるよ!!ゆっくりじゅんびしてね!!」 などと他愛の無い会話をしつつ、道具の準備をした。 「じゃあゆっくり、ちょっと目を閉じてじっとしててな~」 「おめめをぎゅー、だね!!ゆっくりりかいしたよ!!」 思いっきり目を閉じたれいむの目の上から、ガムテープの端をペタリと貼る。 「ゆゅん!!ひんやり~♪」 「おお、そーかそーか。んじゃじっとしててくれよ~」 いきなり拒絶される事は無かったようだ。 そのままガムテープでグルグルをれいむの全身を巻いていく。 髪はなるべくデコボコにならないように、もみあげやおさげも軽くバラして…っと。 リボンと口は最後の仕上げにまだ巻かないで…… 「ゆっふっふ~、おにいさんくすぐったいよ!!」 「ゆっくりひんやりしてるよ!!とってもゆっくりできるね!!」 何やらご満悦な様子なのでそーっと床に置く。 今のれいむの姿はガムテープでぐるぐる巻きにされた茶色い球体そのものだ。 口の所が大きく開き、頭のリボンがわずかな隙間からぴょこんと飛び出している。 底の部分もガムテープで巻かれて補強されている為、まだ俺が持ち上げていると思っているのか 「うわぁ~、おそらをとんでるみたい!!」 「れいむ、ゆっくりふわふわするよ~ゆらゆら~」 などと楽しそうだ。 じゃあ、そろそろ本番に入るか。れいむを部屋の端から端まで転がしてみるとしよう。 「そーれ、こっちからごろごろー」 「ゆっ!?ゆっ!?ゆっ!?お、おにいさん!!なんだかぐるぐるするよ!!」 「ほーら、あっちからごーろごろー」 「ぐるぐるするよ!!せかいがまわるよ!!れいむ、おほしさまになったみみみみたたたたいいいい!!」 おー、段々加速する度に反応が微妙に変わっていくな~ よし、じゃあ今度は急停止、と。 「ゆぎゅえ!!いまぐわんってした!!ぎゅるんって!!ゆえっぷ」 「ゆえぇ……しゅっごいぎゅるぎゅるしゅるよ……ゆっぎゅりゆえぇ……」 いきなり回転を止められた事で中身の餡子がズルッと滑ったらしい。 呂律の回らない口調で苦痛を訴えるものの、伴った吐き気のせいでままならないようだ。 とりあえずれいむが落ち着くのを待ってから庭に運び、今度は上に投げてそーっと受け止めてみる。 「そーら、たかいたかーい」 「ゆゆっ!!からだがまんぷくだよ!!ずっしりー!!」 「ほーら、ひくいひくーい」 「ゆぅ~ん、ゆっくりふ~わふわ~!!」 ご満悦のようだ。それじゃ、徐々に高く、更に高く。天まで届けー!! 「うおおおおお!!貫けええええええええええ!!!」 「ゆっっびゅうううう!!からださんがゆっくりしすぎだよおおおおおお!!!!」 ヒュウウウウウウウウウウウウ…… あ、落ちてきた。 「ふわああ~、ヘブンじょうたい~。とってもゆっくりしたきもちだよー」 「あー、無重力だしね。よっと……」 ベチィッ!! 「ぴぎゅるっ!!」 あ、しくじった。 「ゆっぱあああ!!ぱぴぷぺぽおおおおお!!」 ブピュッ!ブババババ!!ベチャベチャベチャッ!!エレエレエレ…… 落下時の圧量で餡子が口から垂直に吹き上げられた。 まるでスイーツの間欠泉やー!! おっと、現実逃避してる場合じゃないな。 急いで巻き散らかされた餡子を綺麗なとこだけ回収して口の上に盛り、 緊急用の餡子パックの分も上乗せして、思いっきり腕を突っ込んで餡子を全部押し込んでから急いでガムテープで封をした。 餡子こそ戻したものの、ビクビクと痙攣する様は痛々しい。 「ゆぶっ!!ゆびゅっ!!ごくん、ゆびゅる!!ゆびゅっ!!」 「ゆばぁ!!ゆべぇ!!ごくり、ゆぶぇっ!!ゆぎゅっ!!」 あー、口塞いだから吐いてるけど吐ききれずに圧力で飲み込んでるのか。 餡子が流出こそしないから死にはしないだろうけど……こりゃ地獄の苦しみだろうなぁ。 口の上辺りのガムテープの隙間から砂糖水ダラダラ流れてるし。ビクンビクン痙攣してまるでマッサージ機みたいだ。 なんとなく誘惑に負けた俺の取った行動は…… 「よっこらしょっと」 「ゆびゅぶきゅるびゅっくん!!ごぶぁっ!!ゆぎゅるぐぱぁっ!!」 ブブブブブブブブブブブブ…… おー、凄まじい振動が腰に~。ダイエットに最適だなー。 振動が徐々にゆっくりに……って大丈夫か?これ? 「ゆばっ……がばっ……ごびゅんっ……ごくっ……」 「…………………………………………………げぷっ」 うん、振動止まっちゃったな。口元のガムテープを剥がしてっと。 いくらかの餡子がまだ残っていたものの、噴出現象は止まってるな。よかったよかった。 ぺちんぺちん。ぺちんぺちん。 「おーい、ゆっくりー。いきてるか~?」 「ゆっ……ゆっくり……ゆっくりさせてね……」 「返事が出来るって事は大分落ち着いたな、これなら助かるかもしれないぞ」 「お、おにいさんたすけてくれてありがとね……もうすこしでゆっくりしすぎるところだったよ……」 「そーかそーか、それじゃ落ち着いたら仲間の所に返してやろうな~」 とりあえずは大丈夫なようだ。様子が落ち着くまでゆっくり待つとしよう。 「ゆぅ……?ゆっ?ゆゆっ!?おにいさん!!たいへんだよ!!まえがみえないよ!!はやくあかりをつけてね!!」 「それにうごけないよ!!あしさん、ゆっくりしてないではたらいてね!!うごいてよぉおお!!」 ああ、今頃になって拘束されてる事に気付いたのか。気付くの遅すぎだろ……さすがゆっくり。 「よーし元気になったなー、それじゃ帰ろうか~」 「お、おにいさん!!おめめもあんよもおかしいよ!!ゆっくりたすけ 「はーい、ちゃんとキレイキレイしましょうねー」 「んー!!んーんー!!んんんー!!!」 口と飾りも完全にガムテープで塞いでっと。んじゃお帰りになってもらいますかね。 お、いいところにゆっくりが二匹居るな。大き目のれいむとまりさ……夫婦かな? 「やあ、ゆっくりしていってね!!」 「「ゆっくりしていってね!!」って」 「おにいさん、ゆっくりしてるばあいじゃないんだぜ!!まりさとれいむのこどもがいなくなっちゃったんだぜ!!」 「もうおやつのじかんなのにかえってこないよ……おにいさん、このへんでゆっくりしたこどものれいむをみなかった?」 「いーや、見てないよ。そっかー、君達には子供が居るのか~」 「とてもゆっくりしたじまんのこどもなんだぜ!!きっとおにいさんもきにいるとおもうんだぜ!!」 「れいむとまりさのこどもだもん、ゆっくりしてるのはとうぜんだよぉ~!!」 「そーかそーか、お兄さんは子供探しには協力して上げられないけど変わりにいいものをあげよう」 「ゆっ?なんなんだぜ?」 「ほーら、ボールだよ。子供が居るなら玩具にするといい。よくはずむよー」 「ゆゆっ!!とてもゆっくりできるおもちゃなんだぜ!!こどもたちもよろこぶんだぜ!!」 「ほら、帽子の中に入れておいてあげるよ。これなら落とさないだろう?」 「ありがとうなんだぜ!!それじゃおにいさん、ゆっくりしていってね!!」 「いろいろとありがとうね!!ゆっくりしていってね!!」 「気にしなくていいよ、じゃあねー」 ふぅ、これであの子ゆっくりも両親の所に帰れるだろう。 今日はよく遊んだ充実した日だったな、めでたしめでたし。
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かなりの俺設定や表現有りマス。軽い気持ちで読むと残酷な結末が!想像以上に酷い 悪乗りが生み出したぶっ飛んだ一品。胸焼け注意 一部に優遇ゆっくり。たまには良いよね 僕はゆっくりが大好きだっ! どれ位好きかだって? そんな事を聞かれたらこう答える。 愛しているとっ!!! その証拠に僕の家にはゆっくり専用の個室を完備。 高級なジュースとお菓子、新しい遊び道具も常時提供! とってもゆっくり出来るプレイスだよ〜っ☆ こんな極楽空間を嫌いなゆっくりが居るのだろうか? 嫌!そんなゆっくりちゃんは存在しない!!! 自信を持って言い切れる。 今日も可愛くて仕方が無いゆっくりに会う為に、お菓子を持参して部屋に向かう。 気に入ってくれるかな?ドキドキだよっ! 「れいむ〜。元気にしてたかいっ!」 「ゆぎゃぁあぁぁぁぁぁぁぁっ゛!!? 」 ドアを開けたら咆哮で自己主張。 元気に挨拶をしてくれたのは、我が家自慢のれいむちゃん! 「あまあま持ってきたよっ!さぁ、お腹一杯食べてねっ!」 「ぢがずくなぁあぁっ!ぐずにんげんがぁあぁぁぁぁっ!!! 」 れいむは何故かご機嫌斜め。 ぼぶんとした体形。昨日の美味しいお菓子は気に入ってくれたようだけど…。 でも怒ってる。反抗期?…はは〜んっ!ツンデレ? かわゆい奴め☆ ゆぐゆぐ泣くれいむの頭を鷲掴みしてロックした。 プリプリ体を揺すって可愛さアピール。もみあげが歌舞伎みたいに乱れ舞う。 そんな必死に主張しなくてもれいむは素敵だよっ!ゆっくりしていってねっ! 「れいむ!今日は君の番だねっ!」 「いやじゃあぁぁぁぁぁっ゛!?」 「大丈夫!全然痛く無いよっ? ズコってするだけ!!! 」 「そのひびきですでにゆっぐじでぎないぃいぃぃぃぃぃっ゛!?」 「案ずるより産むが易しさっ!」 「やめでぇえぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ゛!? ……うっ゛!!!?? 」 ズコッ!と、れいむの頭にプラ製容器が突き刺さる。 第二段も遠慮なく特攻む。「ゆじっ゛!? 」呻き声が漏れた。 これは痛い!でも自信満々にボクっ子は主張する。 「大丈夫!急所は避けてるから。これが愛の成せる技っ!」 ボクっ子(性別男)の右手には残り一本になったプラ容器。 親指で、リポビタン宜しく蓋を回し飛ばす。 そのラベルには、「10秒で赤ゆっくり!」の文字が。 人工にんっしんっ!させる為の、薬品配合餡子入りパラダイス製品。 「これの難点は一杯刺さないダメな所かな〜っ。」 最後の一本も頭頂部に投入。 薬品がれいむに、ズッコンズッコン吸い込まれて行く。 茎が生えて、実ゆが急速に成長。赤ゆがあっという間に出来上がり! だけど、その赤ゆは茎一本に対し、2体前後しか生えていない。 植物性繁殖は、数優先で鈴なりに出来るのが一般的。 この商品は赤ゆの生産数を犠牲にして、速さを追求した商品。 明日の朝、数時間後なんぞ待っていられない人にとっては、手放せないヒット作だ。 みっつの空容器が聳え立つれいむから、合計三本の茎が生えた。 赤ゆの総数は7体。ちょっと少ないかな?運が悪かった。 「ゆ…?ゆ〜ん!とってもあかちゃんゆっくりしているよ〜〜〜っ!」 ツイン.トライデントれいむは、赤ちゃんを緩んだ顔で見上げた。 ぼぶってた体形は、あっという間に急速ダイエット完了。頬がこけている。 かなりの養分を持っていかれたらしい。だが、それも赤ちゃんの為っ! 「ゆっくりあまあまもってきてねっ!おなかがすいたよっ!!! 」 ゆっくりした赤ちゃんはそれだけで無敵! れいむは支配者の頂点にいる感覚で命令を下す。 遠くにあるお菓子まで歩くのが億劫なのだ。 この人間にゆっくり取りに行かせるよっ! すると、眼前の人間は手を合わせてお辞儀した。 れいむは服従に成功したと思い込み、胸を張ってご主人様気取りになる。 でも、んな事になる訳がない。れいむは馬鹿なの?死ぬの? 「頂きまーす。」 礼儀正しいボクっ子は、食べる前の挨拶を欠かさない。 ブチっ!と茎を2本一気に千切り、赤ゆをお口へ。 噛む度に震える体、フワフワとほどけて行く皮の感触。 徐々に甘くなる餡子、お飾りのパリパリとした程よいアクセント。 最高に美味しいです! 「あがぢゃんがぁあぁぁぁぁぁっ!?」 「茎は入らないや。ぽ〜いっ!」 「あ゛ぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ゛!?」 赤ゆは最高だが茎はマズイ!苦味があるのだ。 これもこの薬の欠点だね。改善を要求する。 辺りは豪華な食事が入ったお皿。それと山のようにあるおもちゃ。 そして、黒い塊となって朽ち果てたゆっくりだった物。 どれもこれも茎を途中まで生やして息絶えていた。 もうお分かりだろう。 僕はゆっくり[食べる事]が大好きだっ! どれ位好きかだって? そんな事を聞かれたらこう答える。 [腹痛を及ぼす位(食べる事を)] 愛しているとっ!!! セイ○丸は手放せないねっ! 最後の茎の赤ゆを手でこねくり回しながら、 れいむに声を掛ける。 「食べたり無いから第2弾よろしくっ!」 「いやぁあぁぁぁぁっ!?もううびだぐないぃいぃぃぃぃっ!!! 」 虚空からズラッと左手に容器を取り出す。マジシャンも顔負けだ! 更なる幸せを求めて繁殖させようとしたその時、部屋のテレビからCMが流れる。 それは一般的なお菓子の宣伝。ゆっくりの。いや、元となる物の亜種。 ゆっくりよりフワフワでモチモチの歯ごたえ。 餡子入りは変わらないが、外皮を包む材質が違うお菓子。 ボクっ子はそのCMに釘付けになった後、思慮を深めて赤ゆを口にした。 モムモム頬を動かしてジックリかみ締める。 「あがじゃんがぁ……。」 「ちがうっ!!!」 「ゆぐっ!?」 NOと言える日本人!租借途中の赤ゆをれいむの口に放り込んで両手で挟む。 そのままムニムニ波打つれいむは、赤ゆの味をじっくり味わった。 「ばばじゃんばぁあぁぁぁぁっ!?でぼぶっじゃぶべぇっ!!!] 「ぱくりっ!」 「ぶべべっ!?」 赤ゆを貪りムッチャウメェ!とほざく、ゆっくりでなしのれいむが叫ぶ。 目の前にはモグモグしている飼い主。無くなったのは自分のホッペ。 れいむの口が自然に開いて、赤ゆだった餡子が歯の隙間から床に流れ落ちた。 甲高い悲鳴が部屋に響きわたる。超痛えぇぇっ!? う〜ん。 唾液を吸って、しつこく歯に纏わり付くカサカサの皮。 舌にザラザラと主張する、粉っぽくてコクが無く甘味も皆無な最低な餡子。 最高にマズイ!!! 毒霧殺法でれいむの顔面に噴射! 「めがぁ!めがぁあぁっ!」と悶えているが無視。 思慮を深めて集中する。 (改良すればあの食感になるかも…。) 「かいぬしさんっ!ゆっくりあやばってねっ゛!?」 (よし!やってみよう!) 「きいてるのっ!れいむががわいぐないのっ!みずてるのっ!?」 「いよーっし!早速行動だーーーーーっ!」 「ゆっぐりぎいでぐべぁらぼっぎゃぁあぁぁぁぁぁぁっ゛!?」 駆け出す足に潰されたれいむ。 クリーンヒットした素晴らしい一撃!ボクっ子は弾力を利用して空へと舞う。 時をかけるボクっ子。 悪夢に見そうな、この煌く空間に全米が泣いた。 「もっぢょ…ゆっぎゅり………。」 れいむは時世の句を唱えてゆっくりしてしまった。 さようなられいむ。飼い主は気にも掛けていないけど。 「ゆっくり着いたよっ!」 息を切らし肩を上下させて、ショップにゆっくり到着したボクっ子。 入る早々獲物を狩るハンターの眼差しで、店内を俊敏にチェックする。 その姿にゆっくり達はストレスが限界突破!目を向けられるだけで失神する。 流石に店員が止め…もとい、接客に入る。 クレーマでは無いが、営業妨害に変わりない。 マニュアルに従って話しかける。 「どのようなゆっくりをお探しですか?」 「どのような…ゆっくりだぁあぁぁぁぁぁぁあっ!?」 ヤ○ザもビックリの悪鬼羅漢の表情だ!何がこの人をここまで熱くさせたのだろうか? そっち系のお人なのかっ!?俺大ピンチっ! 店員は心の中で十字を切った。先立つ不幸をお許しください…。 でも、ボクっ子は困った表情をしただけだった。 その顔が魔王の様な形相になる迷惑使用。 ゆっくり落ち着いてください。 多少落ち着きを取り戻して、胸の内で考える。 どう切り出したら良いのだろうか?要望をとりあえず言ってみるか? 怪しく揺れる吐息が漏れる口が開いて、言葉を店員に伝える。 「味見をさせてくださいっ!」 衝撃の発言がそこに放たれた。 場が静まり返る…。 客もゆっくりも完全に沈黙した。 そして…、声を揃えてゆっくり達は絶叫する。 店がグラグラ振動するくらいの叫び。ちなみに建物の耐震性はバッチリです! でも、安いゆっくりが入っているケースがガラガラと崩れる!もう大パニックです!!! 逃げ惑うゆっくり。混乱する客。頭を抱える店員。 ゆっくり達は恐怖に怯える。 これが噂の虐待鬼威惨! (ゆっくりできないぃぃぃっ!こわいよっ!) あちらこちらを、散らかしながら疾走するゆっくり達。 店の中は凄惨たる状況になってしまった。 事務所の一角。 店長が話しを聞く。別に責任を追及してる訳ではない。 こちらの設備にも不備があったのだ。 どんなニーズのお客が来るか分から無いのだから、対処すべきは店側。 お客を責めてはいけない。 出来る店長は、ゆっくりと事情を聞き出した。 ある目的があってゆっくりを改良したいと。 それには一口食べて確かめたいと。 店長は熱意ある若者を優しく見つめてアドバイスを送る。 そして、暫らく時間を過ごした後、お兄さんは宅配業者の伝票に記入した。 「ありがとうございました!」感謝の言葉を残して帰宅する。 頑張れ!青年! 未来は君達が作り出すのだっ!!! ダンディ店長は男の背中を見送りながら、激励を心の中で叫んだ。 ちなみに、この教訓を生かしてゆっくり達のケースは防音になったとか。 「がふがふがふがふっ!めっちゃうめっ!!! ゆげーーー〜っぷっ!」 汚く食べながら、甘くて狂おしい程の長いゲップを響かせる最悪コンボ。 この品の無い離れ業を披露しているのは、頬の傷後が痛々しいゆっくり。 「ごーくっ!ごーくっ!ゆ〜ん。ゆっくりできるよ〜! 」 ジュースも飲み干し中回復したれいむ。 なんとまだ生きていた。 すげーしぶとい。 頬の欠けた部分は、ケーキを利用して塞いだらしい。 相変わらず何でも有りな饅頭だぜっ! 噛まれて踏まれた後は、流石にずっとゆっくりするのかと思ったよっ! でもれいむは賢いからジュースとあまあまでゆっくり完治したよっ! 人間さんはおしおきだねっ!今更ゆっくり後悔しても遅いよっ! 超高速で復讐の念を、ゆっくりせずに放出する。 部屋の中は暗い気で溢れかえった。 だからと言って、脅威は塵1つも感じない。 流石ゆっくり。そのスペックの低さに脱帽だぜっ! ドアが開くのを待つれいむ。 先程、遠い所から物音がしたから、ここに来るのは間違いない。 可愛いれいむが、ゆっくり制裁するよっ! 「ゆっくりくたばってねっ!!! 」 人影に向かって跳躍するれいむ! 入り口を開けた人間の顔が引きつる。 れいむは勝利を確信して突進した! 「ゆぶぅっ!?ゆぼらぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ゛!!! 」 そして、反対方向に吹っ飛ぶれいむ! 折角治った右頬に拳がスマッシュヒット! そのまま壁に激突して、ズルズル滑り落ちる。 「やっべ。つい殴っちゃった。」 「あ〜あ。でも大丈夫じゃね?この要望内容だと。」 「ん〜…。セーフかな?良かった!安心したよ。給料天引きはマジ勘弁…。」 「早速チャッチャと片付けるか。」 床に散らばった黒い塊を、手際よくゴミ箱に収める。 その際に、床磨きも同時にして食いカスを拭き取って行く。 この方達は俗に言う何でも屋。 掃除を依頼されて、ポストに入っていた玄関の鍵を使い、家にお邪魔した。 「ゆっ…?ぐぢっ゛……??? 」 痛む体で、部屋が綺麗になっていく所を見つめる。 れいむの為に部屋を片付け………! 「ゆっ?」 バタンとゴミ箱に入れられた。 周りはゆっくりの死体だらけ。 こいつぁーたまらない! 「ゆがぁぁぁぁっ゛!?ごごからだじでねっ!!! 」 「それは無理。」 ガタガタ暴れ狂うれいむで箱が超振動。 蓋をしっかりとロックして、ガッチリ補足。 部屋に死臭を打ち消す消臭剤を撒いてお仕事終了! 「さて。帰るか。」 「そのゆっくりどうするんだ?潰さないの?」 「殴った時にすげー気持ち良かったから、事務所でもう一回楽しもうかと。」 「いいね。俺にもやらせてよ。どちらがゆっくりさせれるか競ってみたいな。」 「今夜の飲み代でも賭けるか?」 「おっ!燃えてきた。後悔するなよ?」 「ゆんやぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ゛!? おうちがえるぅうぅぅっ゛!?だずげでおにいざんっ゛!!! 」 今度こそ、本当にさようなら。お幸せにねっ! …それから、数時間過ぎた綺麗な部屋の中。 帰宅したボクっ子と、購入した多数のゆっくり達が話しをしている。 「これから君達にはある目標を持ってもらう!」 『『ゆゆっ!?ゆっくりしていってねっ!』』 「一杯赤ちゃんを作ってもらいたい!」 『『ゆんっ!あかちゃんはゆっくりできるよー〜!』』 「そして、それを僕が食べる!」 『『ゆ〜ん!それはとってもゆっくりでき……。』』 『『『 ゆっぐじでぎないぃいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ゛!?』』』 驚愕の表情で叫ぶゆっくり達。 正論である。 「これには訳が有るんだっ!」 「あがぢゃんをだべるのはゆっぐりできないぃいぃぃっ゛!?」 「しねっ!?やばんなにんげんはしねっ!!! 」 「ここに有る資料の通りに……。」 「せいさいをゆっくりするよっ!」 「はんけつはしけいだよっ!ゆっぐぢじねぇえぇぇぇぇっ!」 「うっさい!!!!! 」 『『ゆげべぼっおぉっ゛!?』』 始める前からゆっくり達の三割がご臨終。 カオスな状況の中、淡々と説明を続けていく。 「君達のお肌を、もっとモチモチにした赤ゆを作って貰いたい! 目安は、グニ〜ッ。と伸びるのが理想的! これを達成した暁には、素晴らしいプレゼントを用意している!」 『『 ゆっ!? 』』 「一生ゆっくり出来る、最高のゆっくりプレイス御招待券。を贈呈だっ!」 『『 ゆうぅうぅぅーーーーー〜ん!?』』 そこには、ゆっくりしたイラストが書かれている数枚の券が、指に摘まれていた。 凄く幸せそうだよっ!こんな死体だらけ所じゃゆっくり出来ない! 勢い余って潰した饅頭達の死体が、偶然にも良い方へ流れる。 環境って大事だねっ! そこからは男の説明を、ゆっくり達は熱心に聴いた。 あの最高のゆっくりプレイスを得るために! 「……と説明した通りにして欲しい。わかりましたかっ!」 『『 ゆっくりりかいしたよっ!!』』 最高のゆっくりを求める為、最高にゆっくりしてない環境を受け入れたゆっくり達。 おぉ。おろか おろか。 ゆっくり達はその日から大乱交で子供を作りまくる! 餌は最高のゆっくりフード。栄養価は満点! 幾らでも腰が振れちゃうよっ!ありすはれいぱーの1歩手前だっ! 恐ろしい所に来ちまったもんだぜっ!!! 赤ゆ満載のゆっくり達。 そして、判定をして貰う日がやって来た! 「モグモグ…。違う!これはお前が全部食えっ!」 「ゆげごぼっ!?げぼがぁあぁぁぁぁっ゛!?」 「パクパク…。遊びでやってるんじゃないんだぞっ!?」 「ゆびゃぁっ!いだいぃいぃぃぃぃっ゛!!! 」 「赤ゆが可愛そうだから食べないで欲しい? 甘ったれんなっ!全部寄こせっ!!! むーしゃ!むーしゃ!」 「がわいいあがぢゃんがぁぁぁぁっ゛!?」 「うほっ!ゲロマズっ!」 「とかいはなあかちゃんはどう…『油ッ苦理市ネッ!』ゆべぼばぁあぁっ゛!?」 どれもこれも問題外! 最後のは、なんか違う味がしたっ! …って、中身はカスタードか。興奮し過ぎたみたいだ。 改めて食うと美味い。 ありすは…、うん。手遅れ。 ゆっくり諦めるよっ! 全然進歩しない状況。減っていくゆっくり達。 そんな最悪の環境に、ボクっ子は疲れ果てていた。 僕は、飲めもしない麦茶を煽る。 飲まなきゃやってられないのだ! 机に伏せ、水っ腹になった下腹部を摩りながら、苦しげに呻く。 「むきゅ〜。おにいさん…。」 突っ込みどころ満載の、哀愁漂う男を見つめる影。 ちょっと、お高め価格のぱちゅりーが心配そうにしていた。 ゆっくり達を束ねる伝達役の為に購入したのだが、 阿鼻叫喚となっているあの部屋では、とても耐えられない! と、申告して来たぱちゅりーを保護。 そのまま家をフリーパスで歩く事が出来る、唯一のゆっくりとなった。 あれ?ぱちゅは最高のゆっくりプレイス手にいれんじゃね? と思ったあなたは大正解! 流石森の賢者様、ぱちゅりーだぜっ! まぁ、偶然で寵愛される事になったんだけど。 運も実力の内って言うし。 「げんきだしてねっ!おにいさんっ!」 「…ぱちぇか。僕はもう疲れたよ。パト…。」 「むきゅっ!?そこまでよっ!それいじょういってはいけないわっ!!! 」 「そう?わかったよ…。でもどうしたら良いんだろ?もう打つ手が無いよ…。」 「だいふくさんみたいになる けいかくだったわよねっ?」 「そう。僕は、赤ゆがモチモチで伸び伸びになった奴が食べたいんだ。」 赤ユ大福化計画。 CMを見て、衝動的にモチノビの赤ゆが食べたくなったボクっ子。 それから駆け足で進んできたが、一向に食感が近づかない。 何が悪いのだろう?わからない…。 「むきゅ〜。おにいさんにしつもんがあるんだけど…。」 「なんだい?ぱちぇ?」 「そのだいふくさんって…。どんなものなの?」 「何を言ってるんだい?こう丸い形の、モチモチで伸びる甘い…。あっ!!! 」 ぱちぇの一言で気付く。 資料を見せたが、実際に実物を口にさせていなかった! そりゃぁ、何も反映されないよっ! イメージが視覚からしか得て無いんだものっ! 「ありがとうぱちぇっ!君は最高のパートナーだよっ!」 「むきゅっ!おにいさんっ!?」 外にお兄さんが駆け出していく。 ぱちぇは真っ赤になりながら、幸せそうに微笑む。 「むきゅ〜っ。おにいさんったら。こまるわっ!」 まんざらでも無い様子で悪態をつく。 散らかったテーブルを片付けながら、愛しいお兄さんを待つ事にした。 ぱちぇの未来は明るい。 一方、その頃ある部屋の中…。 「ゆっへっへっ!まりさのぺに…!」 「ゆんやぁ!もうあがぢゃんうみだぐ…!」 「んっほぉおっ!まりさのまむ…!」 「やめるんだぜっ!やめでぇえぇ…!」 「れいぱーはゆっくりできない!ちかずいてこな…!」 「つんでれなのねぇえぇっ!?とかいはな…!」 「もういやぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ゛!?」 途中で扉を閉めましたが、まさに天と地の待遇と状況。 見るに耐えない凄惨な部屋模様を、ほんの少しお送り致しました。 駆け出したお兄さんは、お菓子屋へと向かった。 大福を大量に購入して来た後、ゆっくり達にたらふく食べさせる。 味はともかく、皮である餅の感触を餡子脳に叩き込む! 現在まで頭に付いていた赤ゆは、全て美味しく頂きました。 これからが勝負!気合を入れて再教育。 部屋の隅でゆんゆん泣くゆっくりがいたが、気にしない! と言うか、あいつ等の赤ゆが一番美味かった。 親が絶望で宿す赤ゆは、他より味が深いのだろうか? 今度じっくり試す事にしよう。 「ゆっくり子作りに励んでねっ!」 言葉と同時にゆっくり達が重なりだす。 上へ下への大騒ぎだっ! れいぱーした後ろかられいぱーされて、またれいぱーされる地獄絵図! 『だずげでぇえぇっ゛!?ゆっぐりでぎないぃいぃぃぃっ゛!!! 』 一部のゆっくりが助けを求める。 ボクっ子はゆっくりと扉を閉めた。 この部屋は防音加工で、ぱちぇが醜い声を聞かなくてすむ安心使用! 「やっぱり設備はだいじだよね〜。」 スキップで愛するぱちぇの元へと向かった。 そして、それから数日が経過。 頑固職人のように暴れるボクっ子の所業で、ゆっくりは壊滅に近い状況に。 少ないゆっくり達の頭から生える赤ゆを、そっと茎から摘み取る。 モチモチした感触。一層ムニムニした弾力。 それを、じっと下から見上げてくるれいむとまりさ。 その目は自信に溢れていた。 僕は、そっと口へと運ぶ。 「ゆっ…?くぢっ!?」と呻き声が口の隙間から漏れてきた。 コロコロ舌で転がした後、奥歯の上に乗せて軽く噛む。 素晴らしい弾力! これだけ圧力を掛けても、その姿と命を維持し続ける。 そのままゆっくりと噛み締めていくと、ムリムリと皮が口の中で千切れた。 歯に伝わる、モチモチの食感が素晴らしい。 飲み込んだ後に、再度赤ゆを手摘みする。 今の行為を見ていたショックなのだろうか? 目元からハラハラ涙が毀れている。 指で感蝕を確かめた後、前歯で赤ゆを噛み、掴んでいる手を動かす。 赤ゆが悲鳴と同時に自分の顔から離れていく。 口にしている赤ゆの頬の一部と、離れている赤ゆの本体が一筋の線で繋がる。 餅のように伸びて宙に逆アーチがかかる。 僕は満足気に微笑んだ後、ズッ!と凄まじい吸引力で、赤ゆ本体と逆アーチを完食! 「素晴らしいよ!君達!」 「ゆっふっふっ!ゆっくりあじわってねっ!」 「あじみをしたからじしんがあったよっ!」 なんと言う知恵。 ゆっくりプレイスを手に入れる為、このゆっくり達は鬼となった。 「さぁ!ゆっくりぷれいすをゆっくりよういしてねっ!」 「ぐずはきらいだよっ!ゆっくりしないでよういしてねっ!」 どっち優先なんだよっ!?ゆっくり出来ない! などの突っ込みはしないで、クールに曇りガラスのケースを持って来たボクッ子。 ここに入れば、プレイスに連れて行ってあげるとの事だ。 迷わずまりさ達は飛び込む。 「ゆっんゆーっ!とってもたのしみだよ〜っ!」 「いっぱいゆっくりしようねっ!まりさっ!」 うきうき気分で向かったその先は…。 ゆっくりの悲鳴溢れる加工所でした。 「きゅうてんかいすぎるでしょぉおぉぉぉぉぉっ゛!?」 「かこうじょはゆっくりできないぃいぃぃぃぃっ゛!?」 「加工所じゃ無いよ?研究所だよ?」 『『むずかしいはなしはゆっくりできないぃいぃぃぃぃl?』』 僕は、あの店長さんに相談と経過を話す位、親密になっていた。 成功が手の届く所まで迫った時、ある話を持ち掛けられる。 「国の特許申請と、知り合いの研究所に検体を提供してみないか?」 乗り気ではなかったが、「大福赤ゆ食べ放題になるかも?」 の言葉で、契約書にサインを記入する自分が! 署名する手がっ!止まらないぃいぃっ!? 僕が飼ってても、間違いなく[増やす] 事が出来ず、[食い尽くす]と思うから、 今となっては、意外と良い選択をしたんじゃないかと自分で思う。 「じゃぁ元気でねっ!君たちの事は忘れないよっ!」 「ゆんやぁあぁぁぁっ゛!?おうちかえるぅうぅぅぅっ゛!」 「みすてないでえぇぇぇっ゛!?おにいざぁあぁぁぁぁぁんっ゛!!! 」 爽やかに笑顔で去るボクッ子。 涙でグシャグシャなまりさ達。 景品の最高ゆっくりプレイス招待券は、譲渡される事無く忘れ去られた。 ご機嫌で帰宅。 帰り際に、研究所と加工所の見学をして行きませんか?との提案が。 両手一杯に試作品を貰いホクホクのボクッ子。 「ただいまぱちぇ。ゆっくり帰ったよ!」 「むきゅ!ゆっくりおかえりなさい!おにいさん!」 荷物をテーブルに置き、 ぱちぇをやさしく抱き上げて、その場でキャッキャ,ウフフとクルクル回る。 幸せそうな二人。 というか。バカップル。 その後、研究所から大福赤ゆ試作品が届いた。 僕は舌鼓を打ち、太鼓判を押す。 自分が作った時より美味くなってる! 研究所の新しい考案は、大福赤ゆを成体にして、殴り応えの有る虐用ゆっくりを作るとか 食べられないなら興味が無いので、試作品を丁重にお断りした。 ある日、その話をしたら「俺が欲しかった!ボクッ子のバカぁっ!」と友人に怒られる。 とりあえず再申請しておくよ。 今日も帰宅した後、リビングでクルクル回る。 「むきゅ〜。めがまわってしまうわっ。おにいさん。」 「あはは。ゴメンゴメン。」 食べる事は今でも好きだが、ぱちぇも好きになってしまった。 抱きしめながらゆっくりと囁く。 「一生ゆっくりしていってねっ。」 こんなご都合主義で終わるSSに、全米が大泣きした。 終 「れいむとまほうのいた」「朝ゆっくり」 「金バッチ品質保障証」 「合わせ鏡の奥」 「まりさは優秀な劇団員」 「ぬし」 「スィーらいせんす」 選択肢 投票 しあわせー! (17) それなりー (11) つぎにきたいするよ! (17) 名前 コメント すべてのコメントを見る
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