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【TOP】【←prev】【GAMEBOY ADVANCE】【next→】 機動劇団はろ一座 ハロのぷよぷよ タイトル 機動劇団はろ一座 ハロのぷよぷよ 機種 ゲームボーイアドバンス 型番 AGB-P-BH6J ジャンル パズル 発売元 バンダイ 発売日 2005-7-21 価格 5040円(税込) - ぷよぷよ 関連 ぷよぷよ 関連 Console Game FDS ファミマガDisk Vol.5 ぷよぷよ FC ぷよぷよ MD ぷよぷよ ぷよぷよ通 SFC すーぱーぷよぷよ すーぱーぷよぷよ通 すーぱーぷよぷよ通 REMIX SCD-R ぷよぷよCD ぷよぷよCD通 SS ぷよぷよ通 ぷよぷよSUN ぷよぷよSUN FOR SEGANET わくわくぷよぷよダンジョン PS ぷよぷよ通 決定盤 ぷよぷよSUN 決定盤 わくぷよダンジョン 決定盤 ぷよぷよーん カーくんといっしょ ぷよぷよBOX N64 ぷよぷよSUN 64 ぷよぷよーん パーティ DC ぷよぷよーん ぷよぷよDA ! ぷよぷよフィーバー GC ぷよぷよフィーバー Wii ぷよぷよ ! Puyopuyo 15th anniversary ぷよぷよ 7 ぷよぷよ !! Puyopuyo 20th anniversary WiiU ぷよぷよ TETRIS Handheld Game GG ぷよぷよ ぷよぷよ通 GB ぷよぷよ ぽけっと ぷよぷよ通 ぽけっと ぷよぷよSUN ぷよぷよ外伝 ぷよウォーズ ぽけっと ぷよぷよーん WS ぷよぷよ通 NGP ぷよぷよ通 GBA みんなでぷよぷよ ぷよぷよフィーバー 機動劇団はろ一座 ハロのぷよぷよ + なぞぷよ 関連 なぞぷよ 関連 Console Game SFC すーぱーなぞぷよ すーぱーなぞぷよ通 Handheld Game GG なぞぷよ なぞぷよ 2 なぞぷよ アルルのルー 駿河屋で購入 ゲームボーイアドバンス
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登録日:2011/06/26 (日) 10 45 52 更新日:2023/08/13 Sun 08 20 10NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 SEGA ぷよぷよ ゲーム コンパイル シリーズ項目 セガ パズル パズルゲーム 早すぎた完成 繁栄と滅亡 落ちもの 魔導物語 \ばっよえ~ん/ 『ぷよぷよ』はコンパイルから発売された落ち物パズルゲーム。および、そのシリーズ作品。 諸事情によりシリーズの権利がコンパイルからセガに移り(後述)、現在はセガがシリーズの展開を行っている。 ★概要 落ちモノパズルゲームの定番タイトルのひとつ。略して「ぷよ」。 海外でも販売されており、当初は『Puyo Pop(ぷよぽっぷ)』というシリーズ名だった。 のちに発売された海外版『ぷよぷよテトリス』のタイトルが『Puyo Puyo tetris』という名称になり、 海外の公式シリーズ名は『Puyo Puyo(ぷよぷよ)』となったようだ。 ★シリーズの経緯 元々は違うパズルゲームを作っており、それを実際に遊んでみたらおもしろくなかったという。 その後『魔導物語』のスタッフが関わり、落ちてくるブロックを『魔導物語』に登場する「ぷよ」に置き換え、 ゲームのルールを新しく作り替えたものが『ぷよぷよ』となった。 余談だが、コンパイルは、「ぷよぷよ」が売れに売れたのをいいことに、経営を拡大した。 しかし、これがポシャり、経営再建の一環として「ぷよぷよ」の版権をセガに売った。 その後、コンパイルは解散。コンパイルの「ぷよぷよ」以外の版権はアイキへ移った。 さらにその後、アイキが解散し、D4エンタープライズへと版権が移った。 「魔導物語」シリーズと「ぷよぷよ」シリーズはもともと同一の世界観の作品なのだが、上記の事情により、 両方に登場したキャラクターと「魔導物語」にしか登場していないキャラクターとでは、現在の権利者が異なっている。 『みんなでぷよぷよ』および『ぷよぷよフィーバー』以降の「ぷよぷよ」シリーズはセガが開発しており、 パズルゲームとしての「ぷよぷよ」作品に一度でも登場したキャラは、セガが権利を持っているようだ。 2018年4月に開催されたセガの公式イベント「セガフェス2018」にて、 「ぷよぷよ」の公式eスポーツ大会「ぷよぷよチャンピオンシップ in セガフェス2018」が開催。 PS4版『ぷよぷよテトリス』(「ぷよぷよ」のみの「VS」モード)を使用して、優勝賞金付きの大会が行われた。 その後も定期的に一般プレイヤーやプロ選手が参加できる賞金付きのeスポーツ大会が開催されている。 ■世界観 「魔導物語」を含めたコンパイル版の「ぷよぷよ」シリーズは作品によって世界観が微妙に異なっている。 『ぷよぷよ通』の説明書のアルルの項にて(アルルは)“ゲームによって、微妙に違う人生を送っている”と書かれている事から、 「魔導物語」にしてもそうだが、一部を除いて「作品ごとにパラレルワールドになっている一話完結もの」になっているようで、 「魔導物語」の卒園試験が何度もリメイクされたり、キャラの具体的な性格や世界観が作品ごとに若干変わったりしている。 セガ版の「ぷよぷよ」シリーズでは、現時点では『ぷよぷよフィーバー』以降の作品はストーリーが繋がっているようである。 また、『ぷよぷよフィーバー』から世界観や登場キャラなどが一新されたが、セガのスタッフによると、 「ぷよぷよ」プレイヤーの年齢層が高くなったため、年齢層を広げるためにゲームデザインを一新させたとのこと。 ■ゲームのルール 基本ルール 横6マス×縦12マスのフィールドに、上から「ぷよ」が2つ1組(作品、ルールによっては最大4つ1組)で降ってくる。 この「組ぷよ」を移動・回転させてフィールドに設置し、同じ色のぷよを4つ以上つなげると消える。 フィールド外には、つぎにふってくる組ぷよを示す「NEXTぷよ」が表示されている。 ぷよを消すと、その上に乗っていたぷよが下に落下する。 その落下したぷよが同色のぷよとくっついて消えることを「連鎖」という。 ぷよぷよでは、1回目のぷよ消しを便宜上「1連鎖」と呼び、2回連続で消えると「2連鎖」、3回なら「3連鎖」となる。 連鎖数が大きくなるほど得点もアップ。この「連鎖」こそがぷよぷよ最大のキモ。上手にぷよを積み上げ、大連鎖をねらおう。 また2色以上のぷよを同時に消した場合も得点がアップする。このような消し方を「同時消し」という。 左から3列目がいちばん上までつみあがると「ばたんきゅ~」……つまり、ゲームオーバーとなる。 「ぷよぷよフィーバー」など、一部ルールやモードでは中央2列のどちらか一方でもつみあがると「ばたんきゅ~」となるので要注意。 なお『ぷよぷよフィーバー』以降は、ぷよがつみあがるとゲームオーバーになる位置に「×」のマークが表示されている。 対戦のルール 「ふたりでぷよぷよ」などの対戦モードでは、相手全員をゲームオーバーにすれば勝ち。 対戦モードでは一部ルールをのぞき、ぷよを消すと相手のフィールドに「おじゃまぷよ」という透明なぷよを送ることができる。 「連鎖」や「同時消し」でぷよを消すとより多くおじゃまぷよを送ることができ、 連鎖数が大きくなるほど相手に送れるおじゃまぷよの数も大きくアップする。 相手から送られたおじゃまぷよは、自分のフィールドの上に「予告おじゃまぷよ(予告ぷよ)」となって表示される。 自分側におじゃまぷよが予告されているときにぷよを消すことで、 こちらが送ったぶんのおじゃまぷよと同じ数だけ予告おじゃまぷよを減らすことができる。 これを「相殺(そうさい)」といい、一部のルールでは「相殺」ができないこともある。 なお、ふってきたおじゃまぷよは何匹ならんでも消えないが、隣で色ぷよを消すといっしょに消える。 対戦は基本的には1対1でプレイするが、作品やモードによっては3~8人での同時対戦も可能。 そのほか ぷよの色は、●、●、●、●、●と、 透明なおじゃまぷよの6種類存在する。 対戦モードでは試合前に5段階のレベルでハンデの設定をするが、えらんだレベルによって出てくる色の数が変化する。 現在の「ぷよぷよ」シリーズでは通常最大5色だが、初期の作品では6色目となる●もあったらしい。 ★ナンバリングのシリーズ 旧世代『ぷよぷよ(MSX・FC版)』『ぷよぷよ』(AC以降) いわゆるプロトタイプの「ぷよぷよ」と、「初代ぷよぷよ」。 無印のぷよぷよでは「相殺」ができず、「NEXTぷよ」も1手先までしか見えない、 タテ1列分のすきまに入れた組ぷよは向きを変えられないなどの特徴がある。 対戦ではいかに早く相手にじゅうぶんな量のおじゃまぷよを送れるかがポイント。 『ぷよぷよ通(つう)』 家庭用ゲーム機やアーケード版など多機種で発売されたシリーズ2作目。 本作から「相殺」が出来るようになり、「NEXTぷよ」が2手先まで見えるようになった。 また、タテ1列分のすきまに組ぷよを入れても向きを変えられる「クイックターン」や、「全消し」によるボーナス、 消すと得点となるおじゃまぷよ「得点ぷよ」や2回隣で色ぷよを消さないと消えない「固ぷよ」で対戦するモードなど新要素が本作で多数追加され、 相手のフィールドに注意しながらいかにより強い連鎖を組むか、またいつ連鎖をしかけるかなど、戦略性が大きくアップした。 また、一部機種では最大4人対戦も可能(ぷよのグラフィックがちょっと小さくなっちゃうけど)。 基本的なゲームシステムは本作で完成されたと言っても過言ではなく、現在もファンの間では人気の高いルールとなっている。 以降の「ぷよぷよ」は『ぷよぷよ通』のシステムがベースとなっているものが多い。 『ぷよぷよSUN(さん)』 相殺すると、双方のフィールドに「太陽ぷよ」が落下。 太陽ぷよを消すと、相手に送れるおじゃまぷよの数がアップ。太陽ぷよの消し方はおじゃまぷよと同じ。 太陽ぷよがふってくる位置しだいでは連鎖の邪魔になる場合もある……が、そこはご愛嬌。 本作から「ふたりでぷよぷよ」でプレイヤーが使用するキャラクターをえらべるようになったり、 連鎖数に応じてフィールドにキャラクターのアニメが表示される「連鎖アニメ」など、演出面が強化されより楽しくあそべるようになった。 ちなみにゲーム内容とは関係ないが、一部機種の説明書に載っている漫画がどういうわけか一部の間で有名(?)である。 『ぷよぷよ~ん』 本作では、キャラクター毎に異なる「特技」が使えるようになった。 また、対戦モードではステージごとに異なるギミックが登場。 高い位置で消すと高得点になったり、おじゃまぷよが一度に最大6コずつしかふらない、組ぷよのちぎれる速度が遅くなるなど、 ステージによって異なる特徴がある。 ストーリーモードでは、本作から「漫才デモ」が立ち絵で会話する画面構成に。また、一部機種の対戦モードでは4人対戦も可能。 ナンバリングでは、最後のコンパイル作品となった。 『ぷよぷよフィーバー』 ナンバリング作品としては、ここからセガ開発となる。 本作から前作までとは異なる世界が物語の舞台となり、登場キャラクターや画面のデザインなど、ゲーム全体のデザインが一新された。 さらに、「フィーバーモード」や「3個ぷよ」「4個ぷよ」など、さまざまな新要素が追加。 また、ニンテンドーDS版では上下2画面を使用した8人対戦も可能。 ちなみにセガのスタッフのインタビュー記事によると、本作より前に発売された『みんなでぷよぷよ』や、 それ以降のセガ製「ぷよぷよ」でも、一部作品で元コンパイルスタッフが制作に参加しているとのこと。 【フィーバーモード】 本作の新ルール。 相手からの予告おじゃまぷよを相殺するたびに「フィーバーゲージ」がふえ、満タンになると「フィーバーモード」に突入。 フィーバーモード中は専用のフィールドに切り替わり「連鎖のタネ」とよばれるあらかじめ連鎖が組まれているぷよが出現する。 連鎖の開始位置のぷよを消すと大連鎖でき、連鎖が止まると次の連鎖のタネが出現。 「フィーバータイム(フィーバーモードの制限時間)」がなくなるまでフィーバーモードは継続し、うまくいけば相手に大量のおじゃまぷよを送ることが可能。 また、本作から新たに3個組や4個組の「組ぷよ」が出現するようになり、 キャラクターごとに「組ぷよ」の出現パターンや攻撃力の特徴などの基本性能が異なるようになった。 そのため、自分のプレイスタイルにあったキャラを見つけることが対戦では重要となる。 もちろん、推しキャラをとことんきわめるのも一興。 『ぷよぷよフィーバー2【チュー!】』 上記『ぷよぷよフィーバー』の続編。 基本的なゲームシステムは前作と同じだが、新キャラクターややりこみ要素の強いモードやおまけモードが多数追加。 『ぷよぷよフィーバー』の世界観やキャラ、ストーリーをより深く楽しめるゲームとなっている。 『ぷよぷよ7(セブン)』 再び新主人公が登場し、ストーリーの舞台も新たな現実世界に近い別の世界が登場。 キャラクターは新キャラにくわえ実質的な前作にあたる『ぷよぷよ! 15th』までに登場したキャラクターが引き続き登場。 (ちなみに主人公やその主人公に関わるキャラクターの名前の頭文字はどのシリーズも「A・R・S」となっている) ゲームシステムでは「だいへんしん」ルールや、 連鎖の基本をまなべる「がっこう」モード、連鎖のシミュレートができる「れんしゅうノート」等の新モードが追加された。 DS版、Wii版、PSP版が発売。 DS版とWii版のみ、ニンテンドーWi-Fiコネクションによるオンライン対戦が可能だった。 【だいへんしん】 対戦前に「でか」「ちび」「おまかせ」からへんしんモードを選ぶ。 上記の「フィーバーモード」に近い形式で、予告おじゃまぷよを相殺するかフィールド上のおじゃまぷよを消すと「へんしんゲージ」が溜まる。 ゲージを満タンにすると、一定時間「だいへんしんモード」となり、通常とはちがう大きさのぷよで大連鎖を起こせるようになる。 「おまかせ」を選んだときは、変身直前に消したぷよの色によって「でか」か「ちび」どちらにへんしんするかが決まる。 また、へんしん中はおじゃまぷよが一切ふらなくなり、×の位置までぷよがつみあがってもゲームオーバーにならない。 さらに、「だいへんしん」ルールのみ十字ボタンを上に押すと組ぷよを瞬時に設置する「クイックドロップ」機能を使用できる。 【でかぷよラッシュ】 「でか」をえらんでゲージを満タンにするとキャラクターがオトナに変身し「でかぷよラッシュ」モードに。 フィールドが横3マス×縦6マスになり、落ちてくるぷよが●、●、●の3色のみ(*1)となる。 このモードでは、同じ色のぷよを3つ以上繋げると消えるようになり、 さらに、ぷよを消してから一定時間内にふたたびぷよを消すと連鎖数がうわのせされる。これを「うわのせれんさ」という。 なお、連鎖数の表示が画面から消える前にぷよを消さないと、うわのせれんさがリセットされてしまい、1連鎖目からやり直しとなる。 ただし、うわのせれんさ継続中にへんしんモードが終了した場合は、 つぎの「でかぷよラッシュ」モード開始時に前回のうわのせれんさ数が引き継がれる。 【ちびぷよフィーバー】 「ちび」をえらんでゲージを満タンにすると「ちびぷよフィーバー」モードとなり、キャラクターがコドモに変身。 フィールドが横10マス×縦18マスとなり、大量の小さいぷよで組まれた「連鎖のタネ」が出現する。 あとは『ぷよぷよフィーバー』の「フィーバーモード」と仕様はほぼ同じ。 連鎖のタネを消して大連鎖をねらおう。 ★記念作品などのシリーズ 『ぷよぷよBOX』 初代から『ぷよぷよ~ん』までのルールで対戦する「ごちゃまぜぷよぷよ」や、 のちの「ぷよぷよ」シリーズで収録された「はっくつ」ルールの元ネタである「ほりあてぷよぷよ」、RPG風のモード「ぷよぷよクエスト」など、 色々なモードが収録された、後の「ぷよぷよ」シリーズのアニバーサリー系作品の先駆けとも言えるゲーム。 一部モードでは最大4人対戦も可能。 本作がパズルゲームとしては最後のコンパイル製「ぷよぷよ」となった。 『ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary』 「ぷよぷよ」15周年記念作品。初代「ぷよぷよ」や「ぷよぷよ通」をはじめとした12種類の新旧ルールのほか、 連鎖の組み方を学べる「じゅぎょう」など、モードを多数収録。 また、本作から『フィーバー』以前の旧作のキャラクター(魔導キャラ)もプレイヤーキャラとして再登場。 本作のストーリーは『フィーバー2』の後の話だが、この作品でのイベントや面識は『ぷよぷよ7』では無かった事にされている。 DS版、Wii版、PS2版、PSP版が発売。 DS版のみ、ニンテンドーWi-Fiコネクションによるオンライン対戦が可能(現在はサービス終了)。 オンライン対戦対応ルールは「ぷよぷよ(フレンドとの対戦でのみプレイ可能)」「ぷよぷよ通」「ぷよぷよフィーバー」の3つ。 『ぷよぷよ!! Puyopuyo 20th anniversary』 「ぷよぷよ」20周年記念作品。15種類以上の新旧ルールにくわえ、 連鎖の基本を学べる「がっこう」や「れんしゅうノート」、難しい問題や手強いCPUとの対戦に挑戦できる「チャレンジ」、 2対2で対戦する「ペアでぷよぷよ」等の多数のゲームモードを収録。ストーリーは『ぷよぷよ7』よりも後の話。 DS版、Wii版、3DS版、PSP版が発売。 DS版とWii版はニンテンドーWi-Fiコネクション、3DS版は、ニンテンドーネットワークによるオンライン対戦が可能だった。 オンライン対戦対応ルールは「ぷよぷよ通」「ぷよぷよSUN」「ぷよぷよフィーバー」の3つ。 『ぷよぷよテトリス』 「ぷよぷよ」と「テトリス」のコラボ作品。その名の通り「ぷよぷよ」と「テトリス」を合体させたゲームデザインが特徴。 5つの対戦ルールや1人用の「アドベンチャー」「とことん」、 全国のプレイヤーと5つの対戦ルールでインターネット対戦ができる「インターネット」など、色々なモードを収録。 3DS版、Wii U版、PSVita版、PS3版が発売。 後にゲームバランスが再調整されたPS4版とXboxOne版が発売され、2017年3月3日にNintendo Switch版『ぷよぷよテトリスS』が発売。 また、海外向けにNintendo Switch版、PS4版、steam版(PC)が発売された。 本作では、全機種全ての対戦ルールでオンライン対戦が可能。 また、3DS版はWii U版と、PSVita版はPS3版とのユーザーともオンライン対戦が可能。それ以外の機種では他機種とのオンライン対戦は不可能。 ストーリーは『ぷよぷよ7』『ぷよぷよ!! Puyopuyo 20th anniversary』よりも後の話。 余談だが、お笑い芸人の陣内智則のぷよぷよネタで、本作より一足早くテトリスとコラボしていた。 『ぷよぷよテトリス2』 『ぷよぷよテトリス』の続編。 前作『ぷよぷよテトリス』に収録されていたすべてのルールに加え、キャラクターを育成してチームを組み相手チームと対戦する新ルール「スキルバトル」を搭載。 Nintendo Switch版、PS4版、PS5版、Xbox Series X版、Xbox One版が発売。ただしXbox Series X版、Xbox One版はダウンロード販売のみ。 Xbox Series X版はXbox One版とのユーザーともオンライン対戦が可能。それ以外の機種では他機種とのオンライン対戦は不可能(後に無料アップデート第3弾により、PS4版とPS5版とのオンライン対戦も可能になった)。 また、発売後の無料アップデートで、「みんなでボス戦」や「とことん」ルールでの対戦モード、キャラクターなど、さまざまなコンテンツが追加された。 ストーリーは『ぷよぷよクロニクル』よりも後の話。 『ぷよぷよクロニクル』 「ぷよぷよ」シリーズ25周年記念作品。 対応機種は3DSで、ジャンルは「アクションパズルRPG」。 本作は主人公のアルルとカーバンクルが異世界を冒険する「RPGモード」を収録。 キャラクターやマップが3Dで描かれ、モンスターとのバトルでは連鎖や同時消しをしたり、 キャラクターが持つ「スキル」を駆使したりしてダメージを与えていく。 また「ぷよぷよ通」「ぷよぷよフィーバー」など新旧18種類の対戦ルールでこれまでの「ぷよぷよ」と同様にぷよ勝負が楽しめるほか、 1人用の「とことん」「レッスン」などさまざまなモードが搭載されている。 全国のプレイヤーとオンライン対戦も可能で、対応ルールは「スキルバトル」「ぷよぷよ通」「ぷよぷよフィーバー」の3つ。 『ぷよぷよeスポーツ』 NintendoSwitch、PS4、Steam(PC版)、アーケード版の4機種が発売。 本作は「ぷよぷよ」の対戦プレイや大会向けに特化した内容となっており、 「ぷよぷよ通」「ぷよぷよフィーバー」2つのルールを収録。また、全機種インターネット対戦に対応。 このほか「リプレイ」や「レッスン」モード、「チャレンジ」モードなど、さまざまなモードや機能が搭載されている。 なお、これまでの「ぷよぷよ」シリーズでおなじみのストーリーを楽しめるモードは収録されていない。 ★『なぞぷよ』シリーズ 『なぞぷよ』 詰め将棋のようなルールで問題をクリアしていく、1人用の作品。 「×連鎖せよ」、「●色を×個消せ」、「×個同時消し」等、出題される指示に従ってぷよを消していく。 オリジナル版はゲームギアでのみ発売(ただしゲームギア本体とのセット販売のみ)。 後に、携帯電話アプリやニンテンドー3DSのバーチャルコンソールでも配信された。 『なぞぷよ2』 収録されている問題数が2倍になり、セーブの保存がパスワード式からバッテリーバックアップ式に変更。 オリジナル版はゲームギアでのみ発売。後に携帯電話アプリやニンテンドー3DSのバーチャルコンソールでも配信された。 『なぞぷよ アルルのルー』 ストーリーモードが搭載された『なぞぷよ』。 オリジナル版はゲームギアでのみ発売。後にニンテンドー3DSのバーチャルコンソールで配信。 『なぞぷよ』 PC-9821で発売。上記のゲームギア版とは別物で、ストーリーモードも存在する。 『す〜ぱ〜なぞぷよ ルルーのルー』 スーパーファミコンで発売。上記の『アルルのルー』のリメイクに新シナリオ『ルルーのルー』を搭載。 『す〜ぱ〜なぞぷよ通 ルルーの鉄腕繁盛記』 スーパーファミコンで発売。主役はルルーのみ。 『なぞぷよvol.1』、『vol.2』 Windows95で発売。Windows95版の『ディスクステーション』12号・13号に収録された『なぞぷよ』の再録。 本家DS収録版では、その後も20号までシリーズが続いていた。 ★そのほかの『ぷよぷよ』シリーズ 『Kirby’s Avalanche』 海外版『ぷよぷよ』。 基本的なゲーム内容はSFC版『ぷよぷよ』がベース(相殺・クイックターン機能がない初代ぷよぷよルール)だが、 「ぷよ」以外の登場するキャラクターが魔導キャラではなく、任天堂のゲーム『星のカービィ』のキャラクターに差し替えられている。 主人公の「カービィ」が『星のカービィ』で登場する色々な敵キャラとぷよ勝負を繰り広げていく。 『みんなでぷよぷよ』 「ぷよぷよ」の版権がセガに移動後、初めて発売されたセガ製「ぷよぷよ」。GBA用ソフトとして発売された。 ゲームシステムは『ぷよぷよ通』がベースとなっているが、 ゲーム中に流れるキャラクターのボイスは主に『SUN(64版、決定盤のもの)』から流用されている。 セガのスタッフのインタビューによると本作は元コンパイルスタッフが製作したとのこと。 『ぷよぷよ!!クエスト』、『ぷよぷよ!!クエストアーケード』 『ぷよぷよ』キャラクターが多数登場するパズルゲーム。どちらも基本プレイ無料でアイテム課金あり。 『ぷよぷよ!!クエスト』はスマホ用のアプリで配信中。DMM(PC版)でも配信されていたが、こちらは2019年6月にサービスが終了した。 『アーケード』は全国のゲームセンターで稼働していたが、2017年3月31日にサービスが終了。 どちらのゲームも基本ルールがいつものぷよぷよとはかなり異なっており、 『ぷよぷよ!!クエスト』ではぷよを「なぞり消し」して連鎖することで攻撃力をため、「クエスト」で出現する敵を倒していく。 『アーケード』では、ぷよを一定時間内にならびかえて連鎖させて攻撃力をため、同様に敵を倒していく。 ひとりプレイだけでなく、全国のプレイヤーとインターネット通信でマルチプレイも可能。 『ぷよぷよ!!タッチ』 スマホ用のパズルゲーム。基本プレイ無料。 決められた手数で、フィールド上にならんだぷよをタッチしてなぞって、 色を変える「ぬりけし」という操作でぷよを消していき、各ステージごとに設定されたお題をクリアしていく。 2016年11月30日にサービス終了。 ★アクションパズル以外の『ぷよぷよ』関連シリーズ 『ぷよぷよDA! -featuring ELLENA System-』 コンパイルが制作した、『ぷよぷよ』キャラが登場するリズムゲーム。 『わくわくぷよぷよダンジョン』 コンパイルが制作した、ダンジョン探索型ローグライクゲーム。 アルル、ルルー、シェゾの3名の主人公を操作して、「わくわくぷよぷよランド」のアトラクションを攻略していく。 ちなみに、本作の権利表記を見るかぎりでは、本作に登場するキャラクターはセガが権利を、 このゲーム自体の権利はD4エンタープライズが持っている……という感じらしい。 「魔導物語」シリーズと同様、権利関係がかなりややこしい状態となっているようだ。 ここでまとめたもの以外にも、様々なタイトルや関連商品がある。 興味があれば、調べてみよう。 「追記・修正、いっきまーす!」 「ぐっぐぐー!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ぷよぷよ通の所、『ぷよ通こそ至高』が『ぷよ痛こそ至高』になっています。 -- 名無しさん (2014-07-23 10 13 37) 「ぷよぷよクエスト」は・・・? -- 名無しさん (2015-01-29 13 03 59) ぷよぷよは魔導物語のキャラの方が好きだ。 -- 名無しさん (2015-02-17 21 59 59) 連鎖を作る技術もそうだが、いかにして相手を自分のペースに巻き込めるかも勝つ為には必要になるから奥が深い。 -- 名無しさん (2015-10-22 22 09 37) ぷよクロは24(ぷよ)周年に出して25周年はアニバーサリーを出してほしかった -- 名無しさん (2018-04-17 11 39 34) 今年はぷよぷよ30周年だからこれを機に温故知新の波に乗ってコンパイル時代寄りのぷよぷよを作ってくれると嬉しいな。任天堂ゲームの多くとクラッシュバンディクーや魔界村も温故知新の波に乗ってくれたわけだし。 -- 名無しさん (2021-02-25 12 06 07) スピンオフ元である『魔導物語』そのものの記事は無いのね -- 名無しさん (2023-04-11 18 52 29) 名前 コメント
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外伝を除けばぷよぷよシリーズ7作目。含めば10は越える。 今回大変身や連鎖ノート等を搭載。 そのためロリコンやショタコンには歓喜の嵐が吹いたであろう。ただしぷよファンだけだが。 さらになぞぷよや初代ぷよぷよ等を搭載。 これだけ見れば一見至れり尽くせりのゲームである。 が、ぷよぷよ7は何とキャラ同士の試合の表情がなくなっているのだ。 さらにずっとフィーバーなど名ルールの試合が出来なくなっており、モーションが被るというゲームファンにとって最悪の事態。 これだけなら心の広い人には許せる。が、なんとさらに15thよりストーリーが減少。 さらにほとんどが人型のキャラであり、それ以外のキャラは5体ぐらいしかいないのである。 多分でか変身とちび変身が思いつかなかったのであろう。ゲーム会社なのに想像力が低いというのは何事だ。 その上、学校のドリルが消滅。これでは心の広い人でも耐え難い状況にあるゲーム。 「容量の問題だから仕方がない」という者もいるであろう。 だが4G-ROMを使っていれば以上の問題を全て解決できたはずだ。全てでなくてもほとんどは解決が出来るハズだ。 宣伝大使を雇ったため予算が足りなかったのであろう。だって世の中金だもん。 そのため楽しめるのといえば変身やWI━FIであろう。 そのため日本のぷよらーと戦うのが勝ち組というイメージも出来上がるハズである。 これでは懐古厨がSEGAへの侮辱がさらに高まる。 これも鳩山のせい。
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【TOP】【←prev】【SUPER Famicom】【next→】 すーぱーなぞぷよ通 タイトル すーぱーなぞぷよ通 ルルーの鉄腕繁盛記 機種 スーパーファミコン 型番 SHVC-A8PJ ジャンル パズル 発売元 コンパイル 発売日 1996-6-28 価格 9800円(税別) - なぞぷよ 関連 なぞぷよ 関連 Console Game SFC すーぱーなぞぷよ すーぱーなぞぷよ通 Handheld Game GG なぞぷよ なぞぷよ 2 なぞぷよ アルルのルー + ぷよぷよ 関連 ぷよぷよ 関連 Console Game FDS ファミマガDisk Vol.5 ぷよぷよ FC ぷよぷよ MD ぷよぷよ ぷよぷよ通 SFC すーぱーぷよぷよ すーぱーぷよぷよ通 すーぱーぷよぷよ通 REMIX SCD-R ぷよぷよCD ぷよぷよCD通 SS ぷよぷよ通 ぷよぷよSUN ぷよぷよSUN FOR SEGANET わくわくぷよぷよダンジョン PS ぷよぷよ通 決定盤 ぷよぷよSUN 決定盤 わくぷよダンジョン 決定盤 ぷよぷよーん カーくんといっしょ ぷよぷよBOX N64 ぷよぷよSUN 64 ぷよぷよーん パーティ DC ぷよぷよーん ぷよぷよDA ! ぷよぷよフィーバー GC ぷよぷよフィーバー Wii ぷよぷよ ! Puyopuyo 15th anniversary ぷよぷよ 7 ぷよぷよ !! Puyopuyo 20th anniversary WiiU ぷよぷよ TETRIS Handheld Game GG ぷよぷよ ぷよぷよ通 GB ぷよぷよ ぽけっと ぷよぷよ通 ぽけっと ぷよぷよSUN ぷよぷよ外伝 ぷよウォーズ ぽけっと ぷよぷよーん WS ぷよぷよ通 NGP ぷよぷよ通 GBA みんなでぷよぷよ ぷよぷよフィーバー 機動劇団はろ一座 ハロのぷよぷよ 駿河屋で購入 スーパーファミコン
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ぷよぷよフィーバー 機種:AC, PS2, DC, GC, Xbox, GBA, NDS, PSP, PC など 作曲者:安倍栄基 開発元:セガ、ソニックチーム 発売元:セガ 発売年:2003年(AC) 概要 ぷよぷよ5作目。 前作までを制作していたコンパイルが倒産した為、セガが制作担当。 主人公の交代など大胆な変更をしたが結果的に大成功した。 音楽は作曲陣が一変しセガ所属の安倍栄基氏が全曲作曲。 サウンドの方向性も新しい路線を目指した形になっている。 収録曲 曲名 補足 順位 ぷよぷよフィーバー! スタート! メニューだよ 先生の授業ですよ いつかの時代…どこかの世界… ぷよフィ漫才~おっとり系~ ぷよぷよ勝負、いっきまーす! たのしいぷよぷよ地獄! 第12回862位 や・ば・い・で・す LOSE(ばたんきゅ~!) ぷよフィ漫才~ドタバタ系~ みんなで対戦!朝までぷよぷよ 『ぷよぷよ通』"魔導の塔で対戦だよ「ぷよぷよ通」~さいしょのおんがく" のアレンジ 我輩は魔王だニャ へっぽこ魔王最強伝説 ラスボス戦 第4回329位第5回157位第6回281位第7回397位第8回346位第9回544位第10回817位第11回752位第13回811位ラストバトル94位第2回ラストバトル347位セガ17位第2回アーケード142位NDS208位 フィーバーモード突入! WIN(やったー!) アミティと飛翔の杖 のんびりとこぷよ とことんフィーバー! コンティニューする? ゲームオーバー! たいへんよくできました ラフィーナと先生のごほうび STAFF CREDITS OF PUYOPUYO FEVER チャイム! サウンドトラック ぷよぷよフィーバー1 2 サウンドトラック セガストア専売。現在CDは品薄で入手困難。 2014年からiTunes storeとAmazon MP3でのDL配信が開始。
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参考動画を加えて紹介し合いましょう。 ソフトバンク版の対戦ぷよぷよ通の対戦動画です。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm4588971 http //www.nicovideo.jp/watch/sm4588971
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【TOP】【←prev】【Wii】【next→】 ぷよぷよ ! Puyopuyo 15th anniversary タイトル ぷよぷよ ! Puyopuyo 15th anniversary ぷよぷよ ! 15th アニバーサリー 機種 Wii 型番 RVL-P-RPUJ ジャンル パズル 発売元 セガ 発売日 2007-7-26 価格 5040円(税込) タイトル ぷよぷよ ! Puyopuyo 15th anniversary スペシャルプライス 機種 Wii 型番 RVL-P-RPUJ ジャンル パズル 発売元 セガ 発売日 2008-6-19 価格 2940円(税込) - ぷよぷよ 関連 ぷよぷよ 関連 Console Game FDS ファミマガDisk Vol.5 ぷよぷよ FC ぷよぷよ MD ぷよぷよ ぷよぷよ通 SFC すーぱーぷよぷよ すーぱーぷよぷよ通 すーぱーぷよぷよ通 REMIX SCD-R ぷよぷよCD ぷよぷよCD通 SS ぷよぷよ通 ぷよぷよSUN ぷよぷよSUN FOR SEGANET わくわくぷよぷよダンジョン PS ぷよぷよ通 決定盤 ぷよぷよSUN 決定盤 わくぷよダンジョン 決定盤 ぷよぷよーん カーくんといっしょ ぷよぷよBOX N64 ぷよぷよSUN 64 ぷよぷよーん パーティ DC ぷよぷよーん ぷよぷよDA ! ぷよぷよフィーバー GC ぷよぷよフィーバー Wii ぷよぷよ ! Puyopuyo 15th anniversary ぷよぷよ 7 ぷよぷよ !! Puyopuyo 20th anniversary WiiU ぷよぷよ TETRIS Handheld Game GG ぷよぷよ ぷよぷよ通 GB ぷよぷよ ぽけっと ぷよぷよ通 ぽけっと ぷよぷよSUN ぷよぷよ外伝 ぷよウォーズ ぽけっと ぷよぷよーん WS ぷよぷよ通 NGP ぷよぷよ通 GBA みんなでぷよぷよ ぷよぷよフィーバー 機動劇団はろ一座 ハロのぷよぷよ + なぞぷよ 関連 なぞぷよ 関連 Console Game SFC すーぱーなぞぷよ すーぱーなぞぷよ通 Handheld Game GG なぞぷよ なぞぷよ 2 なぞぷよ アルルのルー 駿河屋で購入 Wii
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※ 本作は数多くの機種に移植(*1)されているが、ここでは以下に準拠して説明する(「旧ぷよ」「新ぷよ」という名称の出典は『ALL ABOUT ぷよぷよ』に拠った)。 旧ぷよ 初出となった、CPUとの対戦がないファミリーコンピュータ ディスクシステム版(書き換え専用)とMSX2/2+版 新ぷよ CPUとの対戦が初登場となったアーケード版、およびその移植作品 また、このページでは「旧世代版」「アーケード版以降」「ゲームボーイ版」をそれぞれ分けて評価する。 判定は前者2つが 良作 、GB版が 劣化 。 ぷよぷよ(旧世代版) 概要 システム 旧ぷよの仕様 評価点 問題点 ファミコンロムカートリッジ版の変更点 その他 総評 余談(旧ぷよ) ぷよぷよ(アーケード版以降) 旧版からの変更点 評価点(新ぷよ) 問題点(新ぷよ) 総評(新ぷよ) 大ヒットに至った理由 余談 ぷよぷよ (ゲームボーイ) 概要 (GB) 問題点 (GB) 評価点 (GB) 総評 (GB) 余談 (GB) ぷよぷよ(旧世代版) 【ぷよぷよ】 ジャンル 落ち物パズルゲーム(初出時の公称はアクションパズル) 対応機種 MSX2ファミリーコンピュータ ディスクシステムファミリーコンピュータ メディア 【MSX】3.5インチ 2DDフロッピーディスク×1【FCD】ディスクカード両面(書換)【FC】1MbitROMカートリッジ 開発元(共通)発売元【MSX】 コンパイル 発売元【FCD/FC】 徳間書店インターメディア 発売日 【MSX/FCD】1991年10月25日【FC】1993年7月23日 価格 【FCD】600円→500円【MSX】6800円【FC】5900円 プレイ人数 1~2人 配信 プロジェクトEGG【MSX2版】 2024年3月26日【FC版】 2024年4月16日【FCD版】 2024年6月11日 判定 良作 ポイント アーケード版以前のぷよぷよこの頃は1人プレイメイン&ぷよ6色対戦時の面白さはこの頃から既にあり 魔導物語・ぷよぷよシリーズ関連作品リンクファミマガディスクシリーズ 概要 『テトリス』とアーケード格闘ゲームがブームになっている時に登場した落ち物パズルゲーム。 第一作はMSX2用ソフトとしてコンパイルから発売され、同日にファミコンディスクシステム用にディスクライター書き換え専用ソフトとして徳間書店から配信された。 ディスクシステム版は雑誌『ファミリーコンピュータMagazine』とのタイアップで「ファミマガディスク」シリーズのVol.5として発売された。 それまで「ファミマガディスク」は読者からのゲームアイデアを募集した「ファミマガディスク大賞」の受賞作品を多くゲーム化していたため、『ぷよぷよ』も一般投稿作品と勘違いされることもあったが、本作は一般投稿ではなくコンパイルとのタイアップ企画物である。 当時コンパイル社長だった仁井谷氏によれば、『ドクターマリオ』に似た企画が上がってきてOKを出したものの、任天堂からパクリだと訴えられることを恐れ、いっそ任天堂側から正式に許可を貰って出そうということでディスクシステムでの発売に踏み切ったという。(参考) システム 基本的なルール(便宜上、新ぷよ以降のルールも併せて記載) 縦12マス横6マスのフィールドがあり、最上部の左から3列目より2個1組のぷよぷよ(略 ぷよ)が降ってくる。 ぷよは同色のものを4個以上繋げる事で消滅し得点が入る。 ぷよが消滅すると、上に積まれていたぷよは重力法則に従って落下する。落下したぷよがさらに4個以上繋がるとそのぷよは消滅して、飛躍的な高得点を得る(連鎖)。 1手で連続して消した回数が2回なら2連鎖、3回なら3連鎖と表現される。 フィールド上部の画面外にもぷよを一マス分、置く事ができる。下のぷよが消えれば落下する。 ぷよの落下口である左から3列目に天井までぷよが積み上がると「窒息」となり、ゲームオーバー。 対戦時は、相手より先に窒息した側が敗北となる。左から3列目以外は天井まで積み上げても問題ない。 対戦時は、ぷよを消すと得点に応じて相手のフィールドに透明なおじゃまぷよを降らすことができる。入手した得点に比例しておじゃまぷよの数も多くなる。 おじゃまぷよ(MSX版での名称は「白ぷよ」)は4個以上繋げても消えないが、ぷよを消滅させた時に密接させておくと、そのぷよと共に巻き込んで消滅する。これによる得点などは入らず、反撃に利用することは出来ない。 一度に送り込めるおじゃまぷよは30個(5段)まで。さらに、旧ぷよ時点では最大30個までしかストックされず、それ以上溢れた分は切り捨てられる。 新ぷよ以降では、30個以上フィールドに降る予定のおじゃまぷよ(予告ぷよ)がある場合は複数回に分けて送り込まれる。 新ぷよ以降は、相手から送り込まれたおじゃまぷよの数を示す予告ぷよ表示が導入された。これは数値で具体的には表示されず、小ぷよ(1個)、大ぷよ(6個)、岩ぷよ(30個)というようにアイコンによって表示される。 新ぷよ以降は、時間が過ぎると送り込めるおじゃまぷよの量が増大する(マージンタイム)。 第2作の『ぷよぷよ通』以降では、自分のフィールドに予告ぷよがある状態でぷよを消すと予告ぷよの数を減らすことができるようになった(相殺)。 旧ぷよの仕様 1人でひたすらぷよを消すモード(ENDLESS/とことんぷよぷよ)、詰め将棋のように問題を解いていくモード(MISSION/なぞなぞぷよぷよ)、2プレイヤーとの対人戦専用モード(2PLAYER/ふたりでぷよぷよ)が収録されている。 旧ぷよでは、CPUとの対戦は搭載されていない。 オプションでぷよの見た目を人型(ヒューマン)にできる。人型は縦に並べると肩車した状態に、横に並べると肩を組んだ状態になる。 MSX2版では黄ぷよをカーバンクルの形にすることも可能。並べると溶けてくっついた状態になって少々グロい。 プレイ中のBGMと効果音を3種類の中から選択できる。OFFにする事も可能。 このうちの1曲「魔導物語音頭」はMSX2の『魔導物語1-2-3』が初出であり(*2)、後の新ぷよでも使われた。 ENDLESSではお助けアイテムとして縦2列分のぷよを押しつぶして消せる「ビックぷよ」または積まれたぷよの上をランダムに歩くと色かわってぷよを消す「カーバンクル」が使用可能。オプションでどちらか、もしくはOFFを選択できる。 評価点 非常にわかりやすいゲーム性 ルールも見ているだけでゲームをやった事が無い人でもすんなり入れる。 2~3連鎖までなら難易度は低く、うまく積み上げる事自体にコツが要る『テトリス』ほど精密な動作や思考は要求されない。これによって比較的簡単に火力を送ることができるし、ミスや軽傷からのリカバリーもそこそこ容易である。 パズルゲームでは珍しい、対戦メインの設計。 勝利条件を満たした方が勝つのではなく、先に相手をゲームオーバーにさせたほうが勝つゲーム性はゲームボーイ『テトリス』にも存在していたが、 本作はより「相手への攻撃」を主体・前提としたシステムが組まれており、当時ゲームセンターのトレンドだった対戦格闘を彷彿とさせる斬新なプレイ感を持っていた。 問題点 ぷよが最大6色のため色数が多くぷよを消しづらい。旧ぷよでは緑・赤・黄・灰色・黄緑・青の6色が登場する。 一応、低い難易度では4色にまで減少する。 後のシリーズでは黄緑ぷよが紫ぷよに変更され、灰色ぷよは廃止されて最大5色になった。 MISSIONモードで降るぷよはランダム・速度変化有で初期配置のぷよ以外はENDLESSと同様になっている。 特定の色を消すミッションなのにその色がめったに降ってこないことがある。 3連鎖すべし、といった連鎖のお題はその連鎖数ぴったりでなくても、連鎖数以上であればクリア扱いになってしまう。また、初期配置で連鎖を思いつかなくても、降るぷよが無限ということもあり、初期配置のぷよを一旦消してから自分で連鎖を組んでクリアできてしまう。 MSX2版・FCディスク版の時点では、一部システムの練り込みが足りない部分もある。 2人対戦モードは1P側と2P側でフィールドに降る組ぷよの色が違う。そのため、ツモ運次第で両者の積みに格差が出てしまう。 何連鎖しても一度に発生するおじゃまぷよの数は最大30個(5段分)まで。 ただし裏を返せば「一度の攻撃では致死量を送れない」ということであり、後述の新ぷよとはまた違ったバランスになっている。 相手から送られたおじゃまぷよの予告数(予告ぷよ)が表示されない。最大30個とは言え、相手側が起こした連鎖の度合いを見て目分量で判断するしかない。 ファミコンロムカートリッジ版の変更点 後に1993年に発売されたファミコンロムカートリッジ版は、基本的に旧ぷよであるディスクシステム版の移植ではあるが、逆輸入で2人対戦時に新ぷよに準拠したシステムが一部搭載されている。 1P側と2P側に配られる組ぷよの配列が一致するようになった。 相手に送れる予告おじゃまぷよの最大リミット数を18個、24個、30個、42個、60個、255個から変更できる。 新ぷよと同様に一度に降る量は最大30個のままで、余ったお釣りが次の手番で分割して降る。リミット255個にすれば実質的に新ぷよに近いルールになる。 対戦時の予告ぷよの数値表示が追加。両フィールドの画面下に、相手から送られた予告おじゃまぷよの数が数値で表示される。 対戦の通算勝利数カウント表示も追加。 バッテリーバックアップを搭載していないため、ミッションモードの進行状況はパスワード方式に変更されている。 タイトルロゴの『ぷよぷよ』の文字の配色が、ディスク版の青色から、アーケード版と同様の赤色に変更されている。 パッケージ上のロゴデザインもアーケード版以降のものに合わせられている。 その他 MSX2版では各色毎にぷよの形状が異なるが、FC版(ディスク・ロム共通)では容量の関係ですべて同じ饅頭型になっている。 FC版ではフィールドの縦幅が13段目まで見えるようになっている。 パッケージに描かれている『魔導物語』の主人公(アルル、当時は名無し)は、MSX2版のタイトル画面に登場するのみで、ゲーム中には一切登場しない。 総評 ルールがシンプルで一人でも二人でも遊べるパズルゲーム。 後に登場する新ぷよでは対戦要素が大きく持ち上げられる事となる。 余談(旧ぷよ) あまり知られていないが本作のディスク版は当時の価格(書換料)は600円だった。 これは1991年7月以降のソフトのみが対象としたものであるため、結果的にその対象となったのは本作以外では『タイムツイスト 歴史のかたすみで…』(前後編)、『クルクルランド』『じゃんけんディスク城』と計5本のみである。 1993年3月、ディスクライターが全国の小売店から撤収され、以降は任天堂サービスセンターで書き換え対応していた。これに合わせてこれらも500円に統一された。なお、書き換え対応は2003年9月をもって終了した。 2023年4月7日に発売の期間限定Windows用パッケージソフト『魔導物語 超きゅ〜きょく大全 ぷよぷよ入り』にて、これまでの『魔導物語』シリーズの復刻と共に、上記のMSX/FCD/FC版『ぷよぷよ』が全て復刻収録。さらに当時のマニュアルや付属物も物理的に復刻され、旧ぷよの音源が収録された初のサントラCDまで付属している。 本作には後述のPC-98版『ぷよぷよ』や『なぞぷよ』も同時収録。2023年12月までの限定販売となっている。 プロジェクトEGGで2024年3月26日よりMSX2版が、同年4月16日よりFC版が、更に同年6月11日よりFCD版が配信開始。 ぷよぷよ(アーケード版以降) 【ぷよぷよ】 ジャンル 落ち物パズルゲーム 高解像度で見る裏を見る 対応機種 (多数機種にて発売) メディア 【MD】4MbitROMカートリッジ【GG】2MbitROMカートリッジ【SFC】8MbitROMカートリッジ【PC98/X68/Win3.1FD】フロッピーディスク【FMT/PCE/Win3.1/95】CD-ROM 発売元【PC98】開発元【AC/MD/GG/SFC】 コンパイル 発売元(上記以外) 【AC/MD/GG】セガ・エンタープライゼス【SFC】バンプレスト【PCE】NECアベニュー【X68k】SPS 開発元(上記以外) 【PCE】Goo! 発売日 【MD】1992年12月08日【PC98/GG】1993年3月19日【SFC】1993年12月10日【PCE】1994年4月22日【X68k】1994年7月29日【Win3.1】1995年5月28日【CX-100】1995年【U1】1995年7月【Win95】1996年8月2日【Mac】1996年12月28日【WinCE】1998年5月 稼働開始日【AC】 1992年10月 プレイ人数 1~2人 配信 バーチャルコンソール【Wii MD版】 2006年12月2日/600円【Wii AC版】 2011年4月12日/800円【3DS】GG版 2013年1月30日/300円プロジェクトEGG【PC-9801版】 2023年10月17日 書換 ニンテンドウパワー【SFC】1997年12月1日/1,000円/F×2・B×0 別タイトル 【SFC】「す~ぱ~ぷよぷよ」【PCE】「ぷよぷよCD」【Win】「ぷよぷよ for Windows」【Mac】「ぷよぷよ for Macintosh」 判定 良作 ポイント 対戦メインに変更して大ブームに『魔導物語』由来のキャラ要素や漫才デモも大好評先に5連鎖した方が勝つゲームバランス 旧版からの変更点 1人用モード「ひとりでぷよぷよ」がストーリーに従ったCPUキャラクターとの対戦になった。 当時のパズルゲームは1人用エンドレスがメインであり、この頃では非常に珍しい「対戦ゲーム」としての面を強く押し出していた。 その一方で、アーケード版では旧ぷよの1人用メインモードであった「ENDLESS(とことんぷよぷよ)」と「MISSION(なぞなぞぷよぷよ)」がカットされた。 このため、アーケード版以降は必然的により対戦プレイを主眼に置いた作品となっている。 「とこぷよ」と「なぞぷよ」については後の移植版の一部で復活収録されているものもある(後者はごく一部のみ)。 ストーリーとして『魔導物語1-2-3』の世界観が本格導入。アルル・ナジャが主人公になり、同作からのキャラが対戦相手として多数登場する。 話の流れとしては『魔導物語3』のエピソードより後となっており、一部のキャラは既に顔見知りだったり、「あんた、まだそんなことやってんの!?」「やっぱりあんたが仕掛けた罠だったのね!」など、会話にもそれを踏まえたような台詞がある。 もっとも本作のストーリー自体はあって無いようなものなので、『魔導』を未プレイでも全く問題ない。 「連鎖ボイス」が導入された。ぷよを消していくと、2連鎖目で「ファイヤー」、3連鎖すると「アイスストーム」と言った具合に、連鎖に応じてボイスが鳴るようになり、今、何連鎖しているのかが分かりやすくなった。 連鎖ボイスは1P側がアルルの魔法ボイス、2P側(一人用時は左右に関わらずCPU側)がやられ声である。 PCエンジン版のみ全キャラに声優陣による連鎖ボイスがあり、おじゃまぷよ投下時にやられボイスが出る仕様。このため、対戦時には好きな使用キャラクターを選択可能。 ぷよの色数は、最大5色(緑・赤・青・黄・紫)になった。さらに難易度を変更する事により、3色にまで減らす事ができる。 フィールドに降る組ぷよが1P側と2P側で同じ色になり、おじゃまぷよが30個以上発生するようになった。 一度にフィールドに降る量は30個(5段)までなのは旧作と変わらないが、降りきれなかった分のお釣りが残るようになり、組ぷよを設置すると再び残りが降ってくる。この変更に伴い、相手から送られたおじゃまぷよの量を示す「予告ぷよ」が導入された。 評価点(新ぷよ) 一人用モードで、CPUの操る敵キャラクターとの対戦ができるようになった。 各敵の思考ルーチンも、スケルトンTはぷよを絶対に回転させない、ハーピーは両端の列にぷよを一番上まで積み上げる等、個性的な内容となっている。 CPU対戦が追加されたので実戦練習に他のプレイヤーを用意する必要が無くなった。 キャラクターが追加され、旧ぷよよりも華やかになった。 ストーリーでのキャラクター同士の会話デモは魔導物語と同じく、可愛らしいSDキャラで表現される。ストーリーも魔導物語を知らなくても楽しめるようになっている。 なお、この時の掛け合いデモがまるで漫才のようなボケとツッコミの多いものだったため、後に「漫才デモ」と呼ばれるようになり、その後のシリーズでもこの呼称が引き継がれた。 問題点(新ぷよ) 先に5連鎖したほうが勝つ先手必勝のゲームバランス。 予告ぷよを減らす方法が無い。 旧ぷよの「30個」を超えるお邪魔ぷよがストックされるようになった結果、72個程のおじゃまぷよを送り込めるスコアを先に叩き出したプレイヤーが即勝利という非常に大味なバランスになっている。 一応、5連鎖以外にもヘルファイア(2連鎖目で3組以上の色ぷよを大量に同時消しする)や潰し(早期におじゃまぷよを送り込み相手の連鎖を妨害する)等、5連鎖以外の勝ち方もあるが、あくまで変則的な選択肢であり、5連鎖が鉄板と見られている。 今でこそ4連鎖Wやデスタワー(発展型2連鎖)といった複雑な連鎖の開発に伴って5連鎖は"弱い"戦法とわかり、対戦ツールとしての駆け引き・奥深さが見いだされているが、当時としては両者が一斉に階段済みをして5連鎖を打ち合う味気ないゲームとなることが多かった(パズルの特性上、連鎖を伸ばすという方向に思考がいきがちであるが、厳密には5連鎖相当のスコアをより短時間で成立させるという少しずれた発想が必要なため) 両者がほぼ同時に致死量を送りあった場合、落ちてくるぷよを設置させないように回転させる事で時間稼ぎができるのだが、勿論相手も同じ事が可能なので、こうなるとただの連打勝負と化してしまう。 ストーリーの難易度「むずかしい」は単に難易度「ふつう」の4ステージ目から始まるだけなのであまり違いは無い。単純に総ステージ数が減らされるだけのため、エンディングを速く見たい時など以外のメリットはない。 『ぷよぷよSUN』では下位難易度の終盤ステージの相手からスタートという似た構成があるが、こちらはプレイヤーキャラを含むストーリーが各コースで異なる等で明白に差別化されている。 総評(新ぷよ) 『テトリス』や『コラムス』等の落ち物パズルゲームは既に普及していたが、『ぷよぷよ』はそのジャンルに新たな風を巻き起こしただけでなく、対戦要素や奥深い戦略性等を新たに導入した一大エポックとして位置付けることができる。 対戦要素そのものは先にGB版以降のテトリスで導入されていたが、そちらは主に対人戦のみであったため、一人用モードも対CPU戦をメインにして対戦を盛り上げたアーケード版以降の本作は画期的であった。 本作の時点ではルールに練り込みが足らない点もあったが、このヒットを受けて制作された続編『ぷよぷよ通』にてシステムは一応の完成を見せることになる。 大ヒットに至った理由 旧ぷよがファミコンディスクシステムの書き換え専用ソフトとMSX2で出た時、それほど話題を呼ぶことは無かった。『マイコンBASICマガジン』で手塚一郎などの一部ライターが紹介し絶賛するのみだった。 その手塚一郎も最初は「『ドクターマリオ』と『洗脳ゲーム テキパキ』をかけ合わせたような、オリジナリティのかけらもないゲーム」と評していた。(*3) しかし、1992年10月にアーケードで新ぷよが登場するや、たちまち大きな反響を呼び、空前のぷよぷよブームを巻き起こすことになった。その理由はいくつかあげられる。 当時、『ストリートファイターII』等の対戦格闘ゲームが大ヒットしている最中だったが、このアーケード版ぷよぷよも同様に、(当時のパズルゲームとしては異色な)人間やCPUとの「対戦」の要素が強く、対人戦が盛り上がった。 シンプルながら奥の深い戦略性を持っており、対戦ゲームとして完成されていた。 プレイヤー同士の対戦が嵩じて、全国大会などの大掛かりなイベントが各地で開催された。 ただ、初代『ぷよぷよ』は相手の攻撃を防ぐ手段がほぼ無く、先に5連鎖したほうが勝ち確定という詰めの甘い点もあった(5連鎖以外にも勝つ方法はいくつかあり、そこに到達する方法もいろいろあるので奥が浅い訳ではない)。この弱点は続編の『ぷよぷよ通』の相殺システムで解決される。 ダンジョンRPG『魔導物語1-2-3』から輸入した、主人公のアルルやどことなくゆるい雰囲気の敵キャラ、連鎖ボイス、音楽などが親しみやすく多くのプレイヤーに受け入れられた。 特にアルルはこのぷよぷよを機に一気に知名度を高め、コンパイルを代表する名ヒロインとなった。ディスクステーション(*4)の表紙でもほとんどが彼女で飾られた。 それ故に本家の魔導物語が影に隠れてしまったのが悲しいところだが…(詳しくは余談にて)。 1993年12月10日にスーパーファミコン(当時最もメジャーだった機種)へ『す~ぱ~ぷよぷよ』としてバンプレスト発売で移植され、多方面への広告宣伝の多さがゲームとは縁の無い幅広い世代への認知度を増やした。 この『す~ぱ~ぷよぷよ』が大ヒットしたため、当時「ぷよぷよはバンプレストのゲーム」と誤解されることも(ry 他にもメガドライブ(セガ)・PCエンジン(NECアベニュー)・パソコンなどの数え切れないほどの機種に移植された他、雑誌やテレビ等のCMも大々的に打っていた。 メガドライブ版は最初に家庭用移植された機種であり、ボイスが非常に少ない(2連鎖目の声のみ収録)事を除けばアーケード版をほぼ忠実に移植していた(*5)。後に発売されたPS版『ぷよぷよBOX』や、かつて配信されていたWiiバーチャルコンソール版『ぷよぷよ』も、このメガドライブ版の移植である。 後にバーチャルコンソールではアーケード版の移植も配信された。 PCエンジン版『ぷよぷよCD』はボイスを三石琴乃氏や塩沢兼人氏、井上和彦氏などの有名声優が声を担当しており、CD媒体の強味を生かして漫才デモがフルボイス&別バージョンの漫才デモも追加、さらに対戦では好きなキャラクターを選べる、とボイス面では豪華だったが、CD-ROMメディアの特性上ロード時間の長さは避けられず、当然ROMカートリッジを採用した他機種版とのテンポの良さからは多少劣ってしまう点があるのは否めない。 ただ、こうした放漫な販売戦略は過剰なコストも相まって、後にコンパイル倒産の原因の一つとなる。 余談 最初、コンパイルはドミノをテトリスのブロックに見立てて、同じ数字を横に揃えれば消せるという『どーみのす』という落ち物パズルゲームを開発していた。だが、全然面白くなかったということで作り直したものがぷよぷよになった(『ALL ABOUT ぷよぷよ』より)。 プロトタイプとなるMSX2/FCD版旧ぷよの翌年に登場したアーケード版はセガ発売ということもあり、セガからコンパイルに『コラムス』のソースコードを提供したりといろいろな協力があったとのことで、セガとコンパイルが組んだ形で作った最初の『ぷよぷよ』だったということが2020年にSEGA AGES発売の際のインタビューで語られている。 最初の旧ぷよにセガは関わっていないため元祖とは言えないものの、コンピュータ戦や漫才デモ等が追加されシステムが洗練されたセガ協力による新ぷよがその後も引き継がれるスタンダードとなったため、こちらもシリーズの礎を築いた源流と言えるだろう。 海外では当初ヨーロッパでアーケードの翻訳版が発売されたが、出回りが悪かった上にこのリリースに関する公式からの情報がほぼ皆無に近く、『ALL ABOUT ぷよぷよ通』のインタビューで軽く触れられていた程度だったため、海外では長年「非公式の海賊版ではないか」「いや公式だろう」と議論が絶えなかった。 海賊版説が広まった原因として、上記のように実物を見た人がほとんど居なかったことや、アーケードエミュレーターのMAMEで動くROMとして違法コピー基板から吸い出されたバージョンが「Puyo Puyo (World, bootleg)」(ワールド版、海賊版)という名称でネット上に出回ったからではないかという説がある(*6)。 2019年にNintendo Switchの『SEGA AGES ぷよぷよ』で英語版が初移植され、この翻訳版は公式のものであるとひとまず議論に決着が付いた。 なお、アーケード以外の初代の海外移植版は本来の魔導キャラではなく別のキャラへ差し替えたバージョンで発売されている(カービィキャラの『Kirby s Avalanche/Kirby s Ghost Trap』、ソニックキャラの『DR.ROBOTNIK S MEAN BEAN MACHINE』、テトリスの作者が監修した『Qwirks』など)。これは文化の違いにより、二頭身で描かれる女の子メインの魔導キャラたちが受け入れられなかったためとされる(『ALL ABOUT ぷよぷよ通』より)。 この内、ソフト自体は英語のままながら『DR.ROBOTNIK S MEAN BEAN MACHINE(ドクターエッグマンのミーンビーンマシーン)』は日本国内でも『ソニックメガコレクション』や『メガドライブTV』などの収録作品の1つとしてプレイ可能で、『Qwirks』も和訳取説付きで国内で発売されたが、『Kirby s Avalanche/Kirby s Ghost Trap』の方は残念ながら国内では公式発売されていない。 大ブームを起こした日本と対照的に、当時の海外ゲーム雑誌では「既に同じようなゲームが多くある」と冷たい意見が多かったようだ。 この点はゲームセンター進出前の日本での評価に近い。欧米市場でAC版が浸透していなかった点も併せると、ブームには対戦環境の充実が不可欠だった事がうかがえる。 後にセガがぷよぷよの版権を継承して以降、『Puyo Pop』というタイトルで海外でも魔導キャラのぷよぷよが登場するようになった。 2019年発売の復刻ゲーム機「メガドライブミニ」の日本版には収録されなかったものの、アジア版・北米版・EU版には収録されている。 名目上は、アジア版では『ぷよぷよ』、北米版とEU版では『Dr. Robotnik s Mean Bean Machine』を収録となっているが、なんと言語切替でこの2本が切り替わり、両方遊ぶことができる。 2021年10月26日に『セガ メガドライブ for Nintendo Switch Online』初期収録作品の一つとしてメガドライブ版が国内版のみで配信された。 海外版では代わりに『Dr. Robotnik s Mean Bean Machine』が配信されている。 さらに、2022年7月22日には海外版『Super NES for Nintendo Switch Online』にて『Kirby s Avalanche』が追加配信。日本版では名目上は未配信であるものの、少し手をかけて海外アカウントを取得することで国内で遊ぶことも可能になった。 あくまでぷよぷよの世界観やキャラは魔導物語からの輸入にすぎなかったが、原作である魔導物語が主にパソコンで展開しておりマイナーだった影響もあり、ぷよぷよの知名度が独り歩きした結果、本家の魔導物語を「ぷよぷよのキャラが出てくるRPG」と勘違いする人が現れた。そのため後の魔導物語シリーズの中にはぷよぷよでの設定を逆輸入したり、「ぷよぷよRPG」というキャッチコピーで出されたものもある。 似たような事例が他社でも起きており、例としてハドソンの『桃太郎伝説』→『桃太郎電鉄』、タイトーの『バブルボブル』→『パズルボブル』等が挙げられる。 本作のヒットを受けてコンシューマでも魔導物語のリメイクや関連作品がリリースされるようになった。 4体以上並んだ同色の魔物「ぷよぷよ」が消えるのは、時の女神の力を借りて異界に転送する魔法「オワニモ」でぷよを消しているというバックストーリー設定が存在する。 オワニモの設定は機種ごとに少しずつ異なる。また、あくまでも単なるフレーバーテキストで、ぷよが何故消えるかの理由付けに過ぎず、本作のゲーム中に「時の女神」なる存在は一切登場しない。 この設定を受け、アルルがオワニモの封印を解くまでを描いたRPG『魔導物語 道草異聞』、オワニモが「逆召喚」の魔法の一種であるとして時の女神もストーリーに絡めた角川文庫の小説魔導物語シリーズなども作られた。 「オワニモ」という呪文名は、初期の『魔導物語』や『ぷよぷよ』の企画者である米光一成氏の苗字「yonemitsu」を強引にアナグラムした「uyenimo(tとsは不使用)」が由来になっているという。 当時、ぷよぷよ人気で御当地広島に「ぷよまん」(もみじ饅頭のぷよぷよ形のもの)のショップが現れた(*7)。他にも「カーバンクルまん」や変わり餡のぷよまん等が販売されていた。 コンパイルの経営破綻後も2002年ごろまでは販売が続けられていたが、コンパイルの解散により販売終了。その後、2023年に当時のコンパイルスタッフが発見した木型を元にセガのライセンスを得て復刻された「ぷよぷよまんじゅう」が販売されている(参考リンク) バンプレストのクレーンゲーム用ぬいぐるみで「ぷよぷよ」が発売されたが、100個入り中カーバンクルはなんと1個。レア中のレアだが、オークション等がまだ普及する前であり、最近ほど「取りやすい様に動かして」というプレイヤーもいなかったので問題にはならなかった。 前述した本作の原型になった「全然面白くなかったパズルゲーム『どーみのす』」については、後にMSX版の開発データが発掘され、コンパイル◯より2017年6月8日にプロジェクトEGGにて『どみのん』と改題・完成されて配信開始された。 500本限定・1100円で発売(+別途EGG月額会員登録が必要)となっており、ゲームを進めて行くと『ぷよぷよ』まで至る制作秘話が読めるようになっている。 2021年12月27日にテレビ朝日系列で放送された『テレビゲーム総選挙』において、本作品が38位にランクインした。 元々は他社タイトルだが、現在におけるセガのタイトルで唯一ランクインした作品である。セガ傘下のタイトルまで範疇を広げるとアトラスの『ペルソナ』シリーズもランクインしている。 2023年には上述の『魔導物語 超きゅ〜きょく大全 ぷよぷよ入り』にPC-98版が復刻収録。付属物の同時復刻やサントラCD化されているのも同様。 さらにこの復刻版が登場したのもあってか、同年10月17日にはプロジェクトEGGにてPC-98版『ぷよぷよ』が配信開始されることになった。紹介ページではPC-98版に対戦中のボイスや敵キャラクター固有の思考ルーチンがない反面、他機種版と比較して高解像度であることや、予告ぷよが画面左右端に縦に並んで表示されることから見やすい点が売りに上げられている。 ゲームに罪はないのだが、なまじ大ヒットしたがために、のちのコンパイル倒産のきっかけを作った作品として複雑な思いを抱くファンもいる。 ぷよぷよ (ゲームボーイ) 【ぷよぷよ】 ジャンル 落ち物パズルゲーム 対応機種 ゲームボーイ メディア 2MbitROMカートリッジ 発売元 バンプレスト 開発元 ウィンキーソフト 発売日 1994年7月31日 定価 3,980円(税別) プレイ人数 1~2人 周辺機器 スーパーゲームボーイ/同2対応 判定 劣化ゲー ポイント 白黒のため、ぷよの見分けが困難極端に変わる落下スピード・利きづらい回転ボタンSGBではカラーになるが、SFC版と比べ大幅劣化 概要 (GB) 色々な機種で発売されたぷよぷよ。もちろんゲームボーイでも発売された。 移植のベースはアーケード版以降の新ぷよ。収録モードはSFC版同様「ひとりでぷよぷよ」「とことんぷよぷよ」「ふたりでぷよぷよ」。 しかし本作のみ移植力が足りなかったのか、色々と残念な内容になってしまった。 問題点 (GB) GB版は他と違い、GB本体で遊ぶ場合はカラーではなくぷよの判別は形と白黒で判断するためにやりにくい。 ぷよの形状や白黒の濃淡は微妙に違うものの、GBの小さな画面ではとっさに判別しにくい(*8)。 操作感が他機種と比べておかしい。 下ボタンでの高速落下が固定のスピードではなく、現在の落下スピードの2倍くらいのスピードで落ちる。 そのため序盤のステージでは高速落下でも遅い。相手側も同じなので、序盤のゲームスピードは非常に遅くテンポが削がれる。 ぷよが接地した状態で下ボタンを押しても、ぷよがすぐに固定されない。 それどころか、接地した状態で下ボタンを押している間、これ以上落下しないのに余分な落下ボーナス (最大10点程度) が入り続ける。 ボタンの反応がややもっさりしており、回転操作をたまに受け付けないことがある。 回転直後に回転操作を受け付けない間があるのが主な原因。 横に押しっぱなししたときのぷよの移動速度、ぷよを接地したあと次のぷよが出るまでの時間、ぷよをちぎったときの速度など色々遅い。 後半ステージでは落下速度が上がり、とくに回転の操作を受け付けにくくなる事が多い。 演出が貧弱。 4つ並んだぷよは点滅してただ消えるだけで、効果音も手抜きっぽい音に変更されている。 連鎖ボイスや、連鎖で魔法が飛んでいく演出もカットされている。 おじゃまぷよが大量に降っても、揺れないし効果音もない。 ぷよの横移動音や、ゲームオーバーでのぷよ落下音など、いくつかの効果音が金属音のような謎のノイズに変更されており、ところどころ耳障りである。 COMの思考ルーチンが原作と異なってやや難易度が上がっており、スケルトンTに至ってはぷよを回してくる有り様。 当然、それぞれ倒すのも難しく、中級者でも持久戦になって簡単なレベルでのクリアは他よりハードルが上がる。 すけとうだらやハーピーなど一部キャラの特徴的な積み方も無くなり、普通に積んでくる。 ただし、このような思考ルーチンの画一化は先に発売された同じ携帯機のゲームギア版等でも同様である。 評価点 (GB) 容量が少ないGBでもボイスはなくとも漫才デモは健在。キャラも削られることなくきちんと全員登場している。 同じ携帯機のGG版ではデモがばっさり削られていたため、デモをほぼ完全収録していることは評価できる。 ただし、容量の関係でBGMが削減・差し替えられている部分や、演出や台詞が一部変更・簡略化されている箇所もある。 また、他機種ではアルルの一人称が「あたし」となっていた箇所が「ぼく」に修正されているなどの改善点もある。 とことんぷよぷよにタイムアタックが追加。 制限時間が来ると自動でゲームオーバーになるため、そこまでのスコアを競うという方式。 総評 (GB) 白黒画面のゲームボーイに『ぷよぷよ』は向いていなかった。 遊べないわけではないが、多数のハードに移植されているため、本作を選ぶ理由は薄い。 どうしても「ゲームボーイでぷよぷよをやりたい」という場合も、本作ではなく後述する『通』以降の方を選ぶ方が良いだろう。 余談 (GB) SFC用周辺機器「スーパーゲームボーイ」に対応しており、これで遊ぶとソフト1本で2人対戦が可能。 画面が大きくなり、SGBのカラー表示にも対応しているので、ぷよにきちんと色が付くため遊びやすくなる。 なお使用色数の関係か、本来の緑ぷよが青ぷよに、そして青ぷよが水色ぷよになっている。 だが、SGBで改善されるのはグラフィック周りの部分だけであり、操作性の妙なもっさり感に関してはSGBを使っても依然悪いまま。 そしてSFC本体が用意できる環境があるのならばGB版より先に発売されているSFC版を遊んだ方が圧倒的に良い。この点ではGB版ストリートファイターII等にも共通するものがある。 + 参考:スーパーゲームボーイでのプレイ動画 http //www.nicovideo.jp/watch/sm814250 なおGC用周辺機器「ゲームボーイプレイヤー」ではゲームボーイカラーでのプレイ時と同等の仕様になるので上記SGBのような特典はない。 板鼻利幸氏曰く猛スピードで落ちてきても見分けられるようにドット打ちしたとのこと。確かに慣れれば見分けられなくもないが……。(リンク)(リンク2) 裏技としてステージセレクト機能や、いきなりエンディングを見られるというものがある。 ただし、SFC版にもそれと同様の裏技が搭載されている……上に、SFC版の方がもっと出来ることが色々多い。 本作で問題点として挙げられたぷよの判別・落下の仕様・操作性は、次回作以降のGB移植版である『ぽけっとぷよぷよ通』『ぽけっとぷよぷよSUN』で大きく改善されている。 GB本体でのプレイ時は同じくモノクロではあるのだが、こちらはぷよに模様をつけて判別がしやすくなっている他、おじゃまぷよの落下速度が他機種とほぼ同じ速度になり、ボタン操作の反応も上々。
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登録日:2009/07/16(木) 11 52 07 更新日:2023/07/28 Fri 23 11 20NEW! 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 DS PSP SEGA Wii ぷよぷよ ぷよぷよ7 ゲーム セガ ニンテンドーDS フィーバー ぷよぷよシリーズのナンバリングタイトル。タイトルの読み方は「ぷよぷよセブン」。 2009年7月30日にDS・Wii・PSP版の3機種で発売され、同年11月26日に廉価版が発売。 概要 本作では新ルール「だいへんしん」が追加。 また、「ぷよぷよ」「ぷよぷよ通」「ぷよぷよフィーバー」「なぞぷよ」といった過去作のルールも実装。 旧来のユーザーも楽しめるよう配慮がなされている。 ゲームの基本システムは、実質的な前作にあたる『ぷよぷよ!15th』がベース。 また、DS版・Wii版はニンテンドーWi-Fiコネクションをつかったオンライン対戦に対応しており、 DS版・Wii版ともに同じサーバーでの対戦が可能(現在はサービスが終了している)。 さらに、ぷよぷよの基本ルールや連鎖のテクニックを教えてもらえる「がっこう」モードや、 ぷよを自由に配置して連鎖のシミュレートができる「れんしゅうノート」が搭載。 1人用の「ストーリー」モードでは、新主人公の「あんどうりんご」が登場。 「プリンプタウン」とは別の世界である「地球」が主な舞台としてストーリーが展開するが、 『ぷよぷよ!15th』までに登場している旧キャラクターも引き続き登場している。 ルール 「だいへんしん」ルール 本作の新ルール。 相手から送られた予告おじゃまぷよを相殺するか、フィールドにあるおじゃまぷよを消すことで「へんしんゲージ」が1つ貯まる。 へんしんゲージが満タンになると一定時間「へんしんモード」となり、キャラクターがオトナもしくはコドモに変身。 それに合わせてぷよの大きさも変化する(どちらにへんしんするかは選択可能)。 また、このルールでは十字ボタン(方向ボタン)の↑を押すと、組ぷよを即座に設置することができる「クイックドロップ」が搭載。 慣れると高速で連鎖を組めるようになり、爽快なプレイを楽しめる。 「へんしんモード」では、へんしんタイムがゼロになるまでのあいだ、 独自の連鎖システムでぷよを消して強力な攻撃をすることができる。 さらに、へんしん中はおじゃまぷよは一切降ってこず、 ×の位置までぷよが埋まっても残り時間が減るだけで負けにはならない「無敵」の状態となる。 へんしんタイムはとにかくぷよを消すとそのたびに1秒増える(フィーバー成功や全消し等でさらに多く加算される)。 へんしんモードは以下の2種類あり、試合開始前に選択することができる。 ☆でかぷよラッシュ キャラとぷよが大きくへんしん。キャラクターのグラフィックとボイスも専用の物に切り替わる。 大抵のキャラは声と姿が大人に変化というパターンだが、何故か若返ったり、ツノが伸びるだけだったり、 全く変化なしのキャラもいるが気にしてはいけない。 とはいえ、各キャラのファンは必見。 「でかぷよラッシュ」では同色のぷよを3個以上つなげると消えるようになる。 さらに、連鎖数の表示が無くなるまでにつづけてぷよを消すことで、連鎖数をうわのせすることができる。 これを「うわのせれんさ」といい、最高で99連鎖分までカウントされる。 また、「うわのせれんさ」の継続中に時間切れでへんしんモードが終了した場合、次のへんしんモード開始時に連鎖数が引き継がれる。 「れんさ」ではあるが単発消しの扱いとなっているため、長期戦になると、 1発の連鎖ですさまじい量のおじゃまぷよを相手フィールドにすぐに落下させることが可能。 ただひたすらすばやく消せばよいので、連鎖を組んだり、「フィーバーモード」がニガテな人にも最適。 ★ちびぷよフィーバー キャラとぷよが小さくへんしんする。グラフィックとボイスも専用の物に(ry 大抵のキャラは姿と声が幼児化。ロリコン歓喜である。 上記の「でかぷよラッシュ」同様、あまり見た目は変わらない方々もいるものの、 殆どのキャラは小さく、より可愛らしくなるので、ファンならずとも必見。 こちらは小さいぷよで連鎖が組まれた「連鎖のタネ」が出現。 「ぷよぷよフィーバー」の「フィーバーモード」とほぼ同様のルールで連鎖のタネを消していく。 正しい発火点を消すことで、連鎖のタネがどんどん大きくなっていく…… と、ここまでは「ぷよぷよフィーバー」の「フィーバーモード」と同じだが、 こちらはぷよが小さいため、これまでは考えられなかった大連鎖が可能となっている。 出現する連鎖のタネの大きさは初期は8連鎖、最大は30連鎖だが、自力で連鎖を組めば最高で47連鎖が可能。 その他のルール ぷよぷよ いわゆる初代『ぷよぷよ』のルール。 このルールのみ表示されるNEXTぷよは1手先までで、相殺やクイックターンはできない。 ぷよぷよ通 シリーズ2作目『ぷよぷよ通』のルール。相殺とクイックターンが実装されている。 ぷよぷよフィーバー シリーズ5作目『ぷよぷよフィーバー』のルール。 基本的な仕様は『ぷよぷよ!15th』の「ぷよぷよフィーバー」ルールと同じで、 「フィーバーモード」で出現する「連鎖のタネ」のパターンも『15th』のもの。 なぞぷよ 『ぷよぷよ!15th』にあった同名のルールと同じ内容のルール。 出題される問題のとおりにぷよを相手よりすばやく消し、ノルマの数だけ先に問題をクリアすると勝ち。 ストーリー 突如として町中に「ぷよ」が降ってきた。 「このままだと、学校が埋もれちゃう!」 主人公・あんどうりんごは居合わせたアルルに「ぷよを4つ揃えて消す力」を与えられ、乗り掛かった船ということで事態の収拾に動くことになる。 これまでと異なり「ちきゅう」を舞台として、前々作「フィーバー2」で好評だった、伏線なども絡めたストーリーが展開されるが、基本は『よ~ん』と同様に一本道。 ストーリーで倒した相手が仲間になるのも『よ~ん』と同じだが、こちらは一つの章につき様々な面々が入れ替わりで仲間となる。 主な舞台となる「すずらん商店街」は一見すると普通の町に見えるが、その実世界各所の名所に直通で繋がる電車が出ていたり、後にCDドラマなどで描写される自然に妙な設定が出て来る鱗片を見せている。 キャラクター 【『ぷよぷよ7』からの新キャラクター】 あんどうりんご CV 今井麻美 すずらん中学校に通う中学生。 アルルに与えられた力で事態の収束に勤しむが、行く先々のマイペースな人物に翻弄されるなど、後の作品よりも現代っ子といったイメージが強い。 友達・顔見知りの事を呼ぶときは身の上や称号を名前の先に付ける癖も当時からのもの。 ささきまぐろ CV 石狩勇気 りんごの幼馴染。 本作では敵から逃げまどったり操られるなど、初登場でありながらお世辞にも活躍しているとは言い難い。 りすくませんぱい CV 小野健一 りんごとまぐろの先輩で、二人の所属する物理部を間借りしている(*1)。 まぐろ同様に操られたりと、あまり出番はない。 ダークアルル CV 園崎未恵 何者かに意識を乗っ取られたアルル。 クルークに「世界を元に戻す方法」について入れ知恵するなど、何か企んでいる様子。 その後ストーンヘンジでのぷよ勝負の後に、自らの目的を明かす。 エコロ CV 石田彰 ダークアルルに憑りついていた「何者か」の正体。 楽しい事を探しており、「世界を優しくする」という建前の元地球をぷよで埋め尽くさんとする。 【『ぷよぷよフィーバー』シリーズより登場】 アミティ CV:菊池志穂 本作から赤ぷよ帽がニットキャップに。 彼女に限った話ではないが、本作に出演した魔導学校の生徒はほぼ全員すずらん中学校の制服に着替えている。 そして本作から、そのヘンタイ的思考が露わになっていく。 ラフィーナ CV 並木のり子 本作ではフェーリと笑い声のみで会話する珍現象を見せた。 シグ CV 渕崎ゆり子 彼だけ詰襟の色が明るい灰色。 学校でもムシを探しており相変わらずのマイペースでもある。 クルーク CV 園崎未恵 相変わらずレムレスに憧れている、そして胸の時計も外していない。 何故かでかへんしんであやしいクルークになる為、「未来において完全に魔物に身体を乗っ取られる」と噂されたことも。 フェーリ CV 前田ゆきえ 相変わらずの電波。 とはいえ、占いでアドバイスをくれたりと全く協力してくれないわけでもない。 レムレス CV 山崎たくみ 一応学生だが、一人だけいつもの緑装束。 このナリでいつも通りお菓子を配っていたため、りんごに不審者扱いされてしまう。 【『魔導物語』およびコンパイル時代の『ぷよぷよ』シリーズより登場】 アルル CV 園崎未恵 冒頭でりんごに力を託してそのまま去ってしまう。 その後はダークアルルとして以下の面々に指示を出していた模様。 カーバンクル CV 仲西環 本作から単独プレイアブルとして復活、以降アルルとのセットの扱いを行ったり来たりする事となる。 ダークアルルの指示でバミューダトライアングルにてりんご達を待ち受ける。 ダークアルル本人にも凶悪そうな表情で突き従っているが、我に返ったアルル曰く「ノリ」とのこと。 ルルー CV 近藤佳奈子 セガ版のナンバリングタイトルにおいては初の復活。 本作から性格が『SUN』のそれに近くなった。 イースター島で修行をしていたところをりんご達と鉢合わせし、ぷよ勝負に発展する。 シェゾ CV 森田成一 ルルー同様本編では初の復活。 エジプトのピラミッドで遭難していたところをりんご達と鉢合わせし、空腹に耐えかね二人がカルボナーラを持っていると勘違いし襲い掛かる。 お馴染みの言い間違い芸も前作から健在。 サタン CV 逢坂力 ルルーと同様(ry アルルに頼まれてエリア51でりんご達を待ち構えるが、ダークアルルが正体を現すとりんご達に協力する。 エコロがアルルに乗り移っていた時に変なことをしてないか聞いておくなど、明確に彼女に危険が迫っていたこともあるが、婚約者として扱っているだけに従来より過保護に描かれている。 すけとうだら CV 菅沼久義 ルルーと(ry 皆とはぐれてしまいヒマラヤで遭難しており、とても雪男とは言い難い風貌に驚かれる。 ドラコケンタウロス CV 名塚佳織 上記の面々と違い、本作が正真正銘初の復活。 アルルにネス湖で美少女コンテストがあると騙され、行った先でりんご達をライバルと勘違いし蹴落とそうとする。 スケルトン-T CV 小野健一 何故か三人に増えた。 赤いマフラーを巻いている標準体型のリーダー格、青いマフラーを巻いた細身の男。黄色いマフラーを着た肥満体型のとぼけた男の三人で、だいへんしんルール時はそれぞれが主導権を入れ替える。 【キャラクターの性能について】 「だいへんしん」「ぷよぷよフィーバー」などの一部ルールでは、キャラクターごとに組ぷよパターンや攻撃力に違いがある。 本作で新登場もしくは復活したキャラクターの性能は、基本的には『ぷよぷよ!』のキャラクターのうち、本作では不参加のキャラクターの性能をそのまま引き継いでいる(*2)。 なお、次回作の『ぷよぷよ!!20th』では、それらのキャラクターにも新規の組ぷよパターンが設定されている。 その他・余談 今作の「ストーリー」モードはロード時間が若干長めな上、毎度セーブ確認をしてくるので、少々快適性に欠ける(最もシナリオ自体は長くは無いが)。また旧作のルールも実装されているが、「ストーリー」では、ほとんどのステージを「だいへんしん」ルールでプレイすることとなる。 ウィッチとハーピーはそれぞれ『20th』と『クロニクル』で復活しているが、アミティ操作時でドラコとのまんざいデモでモブ程度の出番で出演している。かわいい。 スケルトンTの組ぷよパターンは先述した通りおしゃれコウベの流用だが、『15th』でぷよを回転させるようになったそちらと違いぷよは回転させない。同様にドラコも『通』時代を意識してかぷよを高速落下させてこない。 本作のメインテーマ『ぷよぷよのうた』は中々の電波ソング。一見の価値あり。 「追記・修正は!」 「地球の平和を!!」 「守れる方々に!!!」 「お願いします!!!!」 「みんなでしたほうがきもちいいよね~!」 『ギャアアァどっから出た――――――――っ!!』 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 魔導物語からウィッチとハーピーもプレイヤーになればよかったのに立ち絵だけは寂しかったな。 -- 名無しさん (2015-02-13 00 38 45) 収録ルールの数は歴代で見ても多い方なんだが、記念作品と挟まれて比較されてしまってる不憫なナンバリング作品。記念作ってある意味諸刃の剣だな -- 名無しさん (2015-11-16 02 10 37) 名前 コメント
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