約 1,205,865 件
https://w.atwiki.jp/rakdeadsfe/pages/58.html
#setlinebreak ひぐらしの な く頃に wiki ここは同人ゲーム 「ひぐらしのなく頃に」に関する、2ch同人ゲーム板内の、ひぐらしスレのテンプレや 考察、ネタ、既出情報等のまとめサイトです。よくある推理上の疑問は本スレループ推理へどうぞ。 ネタバレ満載につき、未クリアな人は要注意! PS2版「ひぐらしのなく頃に祭」に関する情報は原作と混同しないように、一括して祭推理考察まとめへお願いします。 出題編を編集する人は注意してください。その当時の意見なので今とは違うこともあります。 現行スレ ひぐらしのなく頃に part461 http //game11.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1177332509/ ひぐらしのなく頃に 過去ログ置き場 part75まで: http //accept.hopto.org/higurashi/ part76以降: http //accept.hopto.org/higurashi_/ 決まり事 なるべく簡潔に書く。内容によって長くなるのはやむなし。 なりきり禁止。気持ち悪い口調禁止。個性を主張する必要なし。 既にある記述を変更、削除するときは慎重に。 確証のない説には「?」を付けると良いかも。強制ではないです。 メニュー テンプレ 謎と考察 キャラクタ別 前原家 / 竜宮家 / 園崎家 / 古手家 / 北条家 / その他 ストーリー別 全編共通 鬼隠し編 / 綿流し編 / 祟殺し編 / 暇潰し編 目明し編 / 罪滅し編 / 皆殺し編 / 祭囃し編 ( TIPS検証 / TIPS検証解 / カケラ紡ぎ ) 賽殺し編 / 昼壊し編 ひぐらしのなく頃に祭加筆部 盥回し編 / 憑落し編 / 澪尽し編 祭推理考察まとめ 綿流しの夜別 1年目 / 2年目 / 3年目 / 4年目 / 5年目 マルチ展開 その他ひぐらし / 怪談と踊ろう、そしてあなたは階段で踊る / アニメ版ひぐらしのなく頃に その他 ネタ / 本スレループ推理 / 画像テキスト / 用語集 / 誤字脱字 / サイト保守 / ひぐらしのなく頃に祭 ルート分岐 更新履歴 取得中です。 caution † にぱ〜☆ , -―‐-、_ ,/ . , ヽ `ヽ、 , -―‐-、_ / .,i iヽ/i ィ , 、 お、お姉・・・ ,/ `ヽ、 /イ ハl l/ l/i |彡3 __/V / , iヽ/i , 、ヽ i/.i .l -‐ ‐‐- l l リミ人 / .iミl .l ,ハl l/l/i l .| i { r┐ ".リノイ | !ミ| レ -‐‐ ‐- l .ハ/ .トゝ、 _ , イ | |.| | トi、{" 3 }/ ハ7`゚◎゚´マヽ l.| | | ヘ|ゝ、__ _.,イレ |( ).| !| | | ./`, `━ `ヽ、 | 〉____〈 |八 / / ̄ ̄ ̄ ̄/ // ゚| | | __ (__ニつ / 園崎 /__// ゚| | |___ \ / / (u ⊃ このページ内における「ひぐらしのなく頃に」から引用・転載された全てのコンテンツの著作権については、 制作者である竜騎士07氏に帰属します。 ちなみに「ひぐらしのなく頃に祭」からの引用はALCHEMISTです。 添付ファイル test.bmp 144件 [詳細] test.txt 93件 [詳細] 新規テキスト ドキュメント (5).txt 402件 [詳細] Last-modified 2007-04-28 (土) 12 08 05 (2d) Site admin WikiHouse PukiWiki 1.4.7 Copyright copy 2001-2006 PukiWiki Developers Team. License is GPL. Based on "PukiWiki" 1.3 by yu-ji. Powered by PHP 4.3.9. HTML convert time 0.051 sec. エラー等で表示されないページがありましたら、URLを support@wikiroom.com_NOSPAM まで通知願います。
https://w.atwiki.jp/mydata/pages/138.html
ひぐらしのなく頃に (全26話終了) 【鬼隠し編】 其ノ壱(1) ハジマリ 其ノ弐(2) 隠しごと 其ノ参(3) 疑心 其ノ四(4) 歪 【綿流し編】 其ノ壱(5) 嫉妬 其ノ弐(6) タカノ 其ノ参(7) 嘘 其ノ四(8) 願い 【祟殺し編】 其ノ壱( 9) 兄 其ノ弐(10) キズナ 其ノ参(11) 境界 其ノ四(12) 失くしモノ 其ノ伍(13) 謝罪 【暇つぶし編】 其ノ壱(14) ヒナミザワ 其ノ弐(15) 兆し 【目明し編】 其ノ壱(16) 初恋 其ノ弐(17) ケジメ 其ノ参(18) 鬼の血脈 其ノ四(19) 仕返し 其ノ伍(20) 冷たい手 其ノ六(21) 断罪 【罪滅ぼし編】 其ノ壱(22) 幸せ 其ノ弐(23) 還る所 其ノ参(24) 34号文書 其ノ四(25) 地球侵略 其ノ伍(26) リテイク
https://w.atwiki.jp/when_they_cry/pages/343.html
ひ ぐ ら し のなく 頃 に ~ 言 訳 し 編 ~ 私と圭一くんは最高のコンビ。近距離は私、遠距離は圭一くん……本当は逆が理想だけどなぁ……ううん、でもいいの。私が圭一くんを守ってあげるんだよ☆だよ☆ ……そして、他の誰でもなく私が最後に圭一くんをお持ち帰りするの。 すると『レナ……ありがとうな』って圭一くんは言って、私をお姫様みたいに抱きかかえてくれるの……あれ?これじゃぁ私じゃなくて圭一くんが私をお持ち帰りだね……くすくす! 圭一くん、圭一くん、けいいちくん……頭から圭一くんが離れないよ……はぅ……。やっぱり、この赤いオットセイ☆さんのせいなのかな……かな? 圭一くんと、せーので分けっこしたつがいのオットセイ☆さん……このオットセイ☆さんを持ってると、白いオットセイ☆さんを持ってる相手に夢中になっちゃうらしい……うん、確かに今、私は圭一くんに夢中になっちゃってるんだよ、だよ…… 圭一くん。 詩ぃちゃんのスタンガンから庇ってくれた圭一くん。 富竹さんと睨み合う圭一くん。 沙都子ちゃんのトラップに真正面から挑んだ圭一くん。 大石さん達に勝って、ニコッと私に笑いかけて、『ケガとかしてないか?』と気遣ってくれる圭一くん。 圭一くん。圭一くん。けいいちくん。けいいち……くん…… ……はぅ……ダメ……圭一くんのこと、考えるほど……お腹の下がムズムズしてくる……いけないのに……はしたない……のに……は……ぁ…… ……はぁ……は……ぁ……止まんないよぅ……私……こんなにえっちだったのかな……かな……これじゃ……はぁぅ……圭一くん……びっくり……しちゃうかな……ぁ………… ……ううん!違うの!確かに……圭一くんのことは大好き……でも、今は……この赤いオットセイ☆さんがある……から…… ぁん……うん……そう、そうなんだ……よ……だよ……ぁっ……だから……仕方ないから…… ……もっと激しくても……いいよね? ぁ!ぁ!ぁあっ!?気持ちい……ぃよぅ……凄い……もし……私の指が圭一くんのだったら…… あぁん!ぁっあん!ひゃぁぁ……け、圭一くん……がっつかなくても……レナは逃げないんだよ?……うふふ……ふぁ!?……っやぁ!あ!ああ!だめだめダメダメだめぇっ!!イっ……イく!……イっちゃう!!圭一くんッ!!イっちゃうよぉッ!? ふゃぁあああん!!? 「ちょっと……レナ。昨日あの後なにかあったの……?」 「え?」 「すっごいくまができてるよ?」 「!」 「確かに……レナさん、大丈夫ですの?」 「えっ!?……あはは、だい、じょうぶ!大丈夫だよ☆」 (……言えない……朝までずっと独りでシてたなんて……はぅ……) 「おいおいレナ、大丈夫かよ……?昨日は二人で勝ったんだし、もっと元気に行こうぜ?」 「けっ、けいいちくん!?」 (……ぁ……また思い出してきちゃった……しっかりしなさい竜宮レナ!冷静に……冷静に…………はぅ……オットセイ☆さん効果……スゴすぎ……) 「みぃ……レナ、実はあのオットセイ☆は偽物なのですよ」 「そう……あのオットセイ☆さん……え?!」 イマナンテリカチャンハイッタノカナ?カナ? 「に……せ……もの……?」 (じゃあ、昨日の私は……) 「?レナは何か残念なのですか?(・∀・)ニヤニヤ」 「……っ!……」 (梨花ちゃんが感づいてる?!どうしようどうしよう私ははしたないことしちゃってたけどでもオットセイ☆さんは偽物で??つまり私は本当にハシタナイ??) 「レ……レナさん?どうしましたの?」 「みぃ☆レナはとっても乙女なのですよ。にぱー☆」 (恥ずかしいはずかしいハズカシイリカチャンを『 』せばいいかもしれない) 「……ひゃあああ!!あた「コラ!梨花ちゃん!」ま……かち割っ……あれ?」 ポコ 「みぃ!?」 「何だか分からないけど、あんまりレナを苛めないでくれよな?」 「圭一……くん?」 「レナは俺の大事なパートナーなんだからな」 「はぅ?!」 「みぃ……圭一、痛いのです」 「おーおー言うじゃない圭ちゃん!鈍感が少し治っておじさん感動だよ」 「?何がだよ?レナはパートナーだぜ。当たり前だろ?」 「『俺の』……『俺のパートナー』……」 「……あれ?レナどうかしたか?」 「……ぉ」 「?」 「お持ち帰りぃぃぃぃいいっ!!今すぐ迅速に1000秒で圭一くんお持ち帰りぃ!!!」 「うぉぁああああああああ?!!………」 「?今日のレナさんはとっても変ですわね?……そろそろ学校が始まってしまいますけど……」 「ありゃあ今日は戻ってこないだろうねぇ!くっくっく!!青い春、って感じぃ?」 「何ですのそれ?」 「魅ぃは少しおっさん過ぎるのです。沙都子にもその内分かるのですよ☆」 「??……今日はみなさんおかしいですわ?」 「……おいおいレナ!どこまで俺をお持ち帰りする気だよ?」 「はぅ~!ずっとなんだよぅ!!」 「はぁ!?……『ずっと』って……」 「もーぅ!圭一くんは鈍過ぎるんだよ、だよ!女の子にここまで言わせちゃダメなんだよ!?」 スパーン! 「ぐぇ!?……きゅう……」 (でも……私には圭一くん以外なんて考えられないから絶対見捨てないでね……?) 「はぅ~っ!!!」 スパパパパパパパパパパパパーン!!! ――道にはレナの愛の証(陥没)が無数に出来ていた―― HAPPY END?
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2318.html
本稿ではPS2版『ひぐらしのなく頃に祭』について紹介します。 『ひぐらしのなく頃に絆』(DS)、『ひぐらしのなく頃に粋』(PS3/PSV)、『ひぐらしのなく頃に奉』(Switch/PS4)は別ページを参照。 ひぐらしのなく頃に祭 【ひぐらしのなくころにまつり】 ジャンル サスペンスアドベンチャーノベル 通常版限定版 通常版アペンド版 対応機種 プレイステーション2 メディア DVD-ROM 1枚 販売・開発元 アルケミスト 発売元 デジタル・ゲイン 発売日 2007年2月22日カケラ遊び 2007年12月20日 定価 通常版 6,980円限定版 9,500円カケラ遊び・通常版 6,980円カケラ遊び・アペンド版 3,979円(すべて税別) レーティング CERO D(17才以上対象) 判定 劣化ゲー ポイント TIPSがプレイ中に見れない序盤のオリジナルストーリーで重大なネタバレシナリオライターによる一部キャラの贔屓スタッフ「ひぐらしはわしが育てた」 なく頃にシリーズ 概要 原作『ひぐらしのなく頃に』について ストーリー カケラ遊び追加要素 賛否両論点 問題点 評価点 総評 余談 移植 惨劇に、挑め。 概要 人気同人ゲーム、『ひぐらしのなく頃に』のCS版リメイク作品。 フルボイス化されていたり、原作では賛否両論だったキャラクターの絵が万人向けになったりしている。 2005年に発売が発表された際は初の同人ゲーム移植作品として注目を集めた(発売が延期になったため、同人ゲームの初移植作品としては『MELTY BLOOD』などに先を越されることになったが)。 原作をプレイした人からはレーティングの区分が難しいのではないかと指摘され、実際にそのせいで一度発売が延期になったことがある。 危惧されていた18禁は回避され、CERO D(17歳以上対象)に区分される。 後に、システム面などが色々調整されて追加要素を加えた『ひぐらしのなく頃に祭 カケラ遊び』(単品版・アペンド版)が発売されている。 原作『ひぐらしのなく頃に』について 『ひぐらしのなく頃に』は同人サークル「07th Expansion」より、2002年夏のコミックマーケットにて一話目「鬼隠し編」が販売された(*1)。 口コミや2ちゃんねるなどで話題になり、原作の総売り上げは10万枚に達し、漫画化・アニメ化などのメディア展開も行われた。 萌えキャラ風の可愛いヒロインと都会からの転校生である前原圭一との日常パートから、村の秘密・閉鎖的な社会・暗躍する長老・オヤシロ様という地元神・毎年起こる連続怪死事件など不穏なワードが溢れ、雰囲気は一転し、猟奇的な結末へと至る。 名探偵コナンシリーズのような現実寄りな推理物よりも、萌えアニメ的なキャラ設定に特化されており、そう言った萌えとサスペンスの融合は当時としては非常に斬新であった。 原作版で見られる一般的なサウンドノベルとの違いは、下記にも記すように選択肢が一切ないことである。 プレイヤーができることは物語を読み進め、その惨劇がなぜ引き起こされたのか、どうすれば回避できるのかを考察することにある。つまり一般的な推理小説に近い。 その一方で一般的な推理小説と異なる点として、主人公が絶対的な探偵ではないことも挙げられる。主観的な表現が疑わしいものである一方で、幕間として入手できるTIPSより客観的な情報を断片的に得られる。 各話は「同時間軸の別の話」であり、いわゆるパラレルワールドに近いものになっていることから、「別世界で起こった惨劇がこの世界では起こらなかったきっかけ」を考察することも謎を解く鍵となり得る。 またこの物語の構造を利用することで二次創作が活発に行われ、「語咄し編」を筆頭にそれらをまとめたアンソロジーも多く刊行された。 作者・竜騎士07の次作『うみねこのなく頃に』でも見られる特徴として、「ホワイダニット(なぜ事件が起こったか)」を解き明かすことを意識している様子がうかがえる。 当時は多くのファンが考察に夢中になり、多くの考察サイトが賑わった。 「閉鎖的な村」を舞台に、陰謀と各キャラクターの思惑から巧みなミスリードで多くの読者を騙し、真相では驚愕の伏線と真相に当時のユーザーは舌を巻いた。 「鬼隠し編」ではその真相を見破ったプレイヤーが1%(*2)であったことから、そのことを鬼隠し編のキャッチコピーとするほどであった。誤解されがちだが、この作品そのもののキャッチコピーではない。 その一方で「ハウダニット(どうやって事件を起こしたか)」などは蔑ろにされがちで、話が進むにつれ超常現象的な事実などが判明することがあり、一般的な推理ものを期待していたプレイヤーからは非難の声が噴出した。 特に最終部は無理矢理ハッピーエンドにするために、大半が素人の中学生・小学生の主人公達が殺傷武器を持った特殊部隊を圧倒するなどの荒唐無稽な展開には賛否が分かれた(*3)。 また、「鬼隠し編の注射器の行方&手紙を一部破いたのは何者か」「祟殺し編での死体の行方&圭一が何故綿流し祭に参加していたのか」など、それまでに提示した謎に関しても全てにおいて答えが明示されている訳ではない。今現在のシリーズ展開に於いても真相が言及されていないものが少なからずある。 ネット上で悪い意味で有名である「ひぐらしコピペ」のなどの、竜騎士氏特有文章の痛々しさも賛否が分かれている。 原作は出題編の「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」「暇潰し編」の4編を収録した『ひぐらしのなく頃に』と、解答編の「目明し編」「罪滅し編」「皆殺し編」「祭囃し編」の4編を収録した『ひぐらしのなく頃に解』に加え、ファンディスクの『ひぐらしのなく頃に礼』の3つが存在している。 その後これらのエピソードと追加エピソードを独自にまとめた作品『ひぐらしのなく頃に奉』も同人作品として出ているが、本ページでは詳細は割愛する。 後にSwitch/PS4にて『ひぐらしのなく頃に粋』に追加シナリオ4本を交えた同名のタイトル作品が発売。 現在、原作の頒布は取り扱い終了しているが代わりにSteamでの配信が開始された。そちらは原作の立ち絵の他、新規立ち絵も収録されている。 ドラマCD化を皮切りに漫画・アニメ・小説・実写映画化など多岐に渡るメディアミックスも行われており、アニメに至ってはOVA含めた5期まで展開し、2020年10月からは新アニメ版である「業」の放送も開始された。 ストーリー 昭和58年初夏。例年よりも暑さの訪れの早い今年の6月は、昼にはセミの、夕暮れにはひぐらしの合唱を楽しませてくれた。××県鹿骨市。県境にある寒村、雛見沢村。人口2千に満たないこの村で。それは毎年起こる。雛見沢村連続怪死事件(1979年~1983年)毎年6月の決まった日に、1人が死に、1人が消える怪奇。巨大ダム計画を巡る闘争から紡がれる死の連鎖。昭和中期に隠蔽された怪事件が、蘇る。陰謀か。偶然か。それとも祟りか。いるはずの人間が、いない。いないはずの人間が、いる。昨夜出会った人間が、生きていない。そして今いる人間が、生きていない。惨劇は不可避か。屈する他ないのか。でも屈するな。君にしか、立ち向かえない。(原作版公式サイト作品紹介より抜粋) + 主要登場人物 前原 圭一 本作の多くの編にて主人公を務める少年。昭和58年に雛見沢村に引っ越してきた。そのためこの村の風習や過去について何も知らず、そこに踏み入れたことで惨劇は幕を開ける。 竜宮 レナ 本作のメインヒロインと呼べる人物。本名は「礼奈(れいな)」だが、家庭環境が拗れたことなどをきっかけに「レナ」を名乗っている。独自の基準で「かぁいい」と判断したものには目がなく、見つけ次第「お持ち帰り」しようとする。粗大ゴミ置き場を宝の山と呼び、度々訪れている。 園崎 魅音 雛見沢御三家の1つ、「園崎家」の次期当主。圭一たちが行っている「部活」の部長も務めている。「詩音」という双子の妹が居るらしい。飽くまでヒロインの1人に過ぎず、メインヒロインは上述の通りレナであるのだが…(後述の賛否両論点の項を参照)。 北条 沙都子 圭一たちとは少し年が離れたおてんばな少女。両親がかつてダム計画賛成派だったため多くの村人たちに冷遇されており、現在は両親が居ない同士の梨花と同居している。「悟史」という兄が居たが、現在は「転校」したらしい。 古手 梨花 雛見沢御三家の1つ、「古手家」の当主にして、綿流しの巫女を務める少女。「にぱー」が口癖。 + 舞台設定 雛見沢村 本作の舞台となる架空の村。現在はダム計画は凍結されているも昭和54年以前は反対運動が活発に行われた。寒村で人も少なく、学校は小さな分校が1つあるばかりで、主人公たちはそこに通っている。 御三家 雛見沢村に古くから関わる旧家一族。「園崎家」「公由家」「古手家」の三家を指す。 オヤシロさま 雛見沢村の守り神。かつて明治時代に奇病に罹った人々を救った存在とされる。その来歴から縁結びの神とされているが…。 綿流し 雛見沢村の古手神社で毎年6月に行われる、オヤシロさまを祭る祭事。その名の通り、布団などの綿を川に流す。 雛見沢村連続怪死事件 昭和54年より雛見沢村にて続く事件。毎年必ず綿流しの日に起こり、犠牲者は決まってダム計画の関係者や賛成派、或いは非協力者であることから、村人からは「オヤシロさまの祟り」と噂される。昭和54年、ダム工事現場監督が従業員に殺害され、主犯である従業員の1人が行方不明となる。昭和55年、ダム計画賛成派の筆頭だった北条夫妻(沙都子の両親)が白川展望台より転落、夫は遺体が発見されるも、妻は行方不明となる。昭和56年、穏健派だった古手神社の神主(梨花の父)が突如怪死を遂げ、その妻である古手家当主(梨花の母)は遺書を残して鬼ヶ淵沼に入水したとされるが遺体は発見されていない。昭和57年、北条家の弟夫婦だった女性が撲殺死体として発見され、彼女が面倒を見ていた長男、北条悟史が行方不明となる。そして昭和58年。誰が死んで、誰が消えるのか。 本作『ひぐらしのなく頃に祭』は『礼』を除く2作品より「祭囃し編」以外の7つのシナリオと、新たな3つのシナリオが収録されている。 最終話である「祭囃し編」が収録されず、代わりに「澪尽し編」がオリジナルの最終話として収録されたのは、本作製作開始が原作最終話の執筆前であり、原作とCS版がほぼ同時進行であったことが理由として挙げられる。なお「澪尽し編」は「祭囃し編」の初期案を元に書かれている。 + 各話あらすじ・出題編 鬼隠し編 雛見沢村に引っ越してきたばかりの圭一は、村で起きた連続怪死事件を知り、好奇心から深入りしたことをきっかけに、周囲の人々の行動に違和感を感じるようになる。楽しかったはずの日常は歪に姿を変え、圭一は次第に恐怖に追い詰められていく。原作では第1話として発表された、レナをメインに据えたシナリオ。 綿流し編 ある日、圭一は魅音の双子の妹だと名乗る女性・詩音と出会う。やがて圭一は、魅音と詩音を巡る惨劇に巻き込まれていくこととなる。魅音をメインに据えたシナリオ。 祟殺し編 圭一は、かつてのダム計画を巡る諍いから沙都子が村で冷遇されていることを知り、彼女に親身に接するようになる。しかし、乱暴者の叔父・鉄平の帰還で心身共に追い詰められていく沙都子の姿を目にした圭一の心に、不安が芽生えていく。沙都子をメインに据えたシナリオ。 暇潰し編 圭一が雛見沢村にやってくる前の昭和53年、建設大臣の孫が誘拐された事件の捜査で村を訪れた刑事・赤坂衛は、不思議な雰囲気を漂わせた少女・古手梨花と出会い「東京へ帰れ」という警告を受ける。梨花をメインに据えたシナリオ。刑事・赤坂衛の視点から、圭一が転校してくる前の昭和53年の村の様子が描かれる。 + 各話あらすじ・解答編(中程度のネタバレ注意) 目明し編 昭和57年、ある事情により園崎家から遠く離れて暮らしていた魅音の双子の妹・詩音は、雛見沢村の隣町、興宮まで戻ってくる。ある日、沙都子の兄・悟史に出会った詩音は、心優しい彼に惹かれていく。しかしその恋は思わぬ形で終わりを告げ、一年後の惨劇へと繋がっていく…。「綿流し編」の解答編とも言えるシナリオ。詩音の視点で、圭一の知らないところで魅音と詩音の姉妹に何があったのかが語られていく。 罪滅し編 妻に捨てられて以来無気力状態が続いていたレナの父が、キャバレーで出会った間宮リナという女性と付き合い始める。しかし、リナが父を騙し大金をせしめようとしていることを知ったレナは精神的に追い詰められていき、事態は最悪の方向へと転がり始める…。主人公はレナ。「鬼隠し編」の解答編の要素を含んでおり、同編で圭一を追い詰めた恐怖の正体が明かされる。 皆殺し編 沙都子の叔父・鉄平が村に帰還し、圭一たちは鉄平の虐待から沙都子を救い出すために奔走する。しかしその先には、更なる惨劇が待ち構えていた…。「祟殺し編」の解答編の要素を含んでおり、ある人物が抱える本作を通して最大の秘密と、「祟殺し編」のラストで描かれたとある出来事の真相が語られる。 + 各話あらすじ・本作オリジナルシナリオ(中程度のネタバレ注意) 盥回し編 もしも圭一が、「鬼隠し編」のように怪死事件を知り興味を示すことがなかったら。圭一が全ての惨劇の予兆から目を逸らし、目の前の平穏な日常に逃げ込んだその時、一体何が起こるのか。本作の第一章として作成されたシナリオだが、大きな問題点も抱えている(詳細は後述)。 憑落し編 叔父・鉄平の帰還により追い詰められていく沙都子。圭一はレナや詩音と協力し、沙都子を救うために一計を案じるが…。「祟殺し編」のIF展開を描くシナリオ。 澪尽し編 雛見沢村で起こる全ての惨劇の手がかりは出揃った。果たして昭和58年の雛見沢で起こり得る最大の惨劇を、回避することはできるのか。原作最終話である「祭囃し編」に代わる本作オリジナルの最終話。 カケラ遊び追加要素 システム周りが変更され、テキストが読みやすくなったほか、シーンジャンプが可能となった。 原作罪滅し編にあったテキストの変化による感情の表現(*4)が表示されるようになった。 TIPSにボイスが追加されたほか、一部真相に関わるTIPSが追加された。 また、序盤から中盤にかけて圭一のボイスが追加された。 「お疲れ様会(*5)」が追加された。 賛否両論点 追加シナリオにおける特定キャラクターの贔屓 CS版移植に伴って追加されたシナリオは3つあるのだが、どれも特定のキャラを贔屓している。 具体的に言うと、ヒロインの1人である園崎魅音がどのシナリオでもメインヒロインのような扱いになっており、しかも最終話である「澪尽し編(*6)」で「主人公である前原圭一が魅音と婚約すると村中から勘違いされる」という展開が挟まれている。 なお、原作では圭一が誰かとくっつくような展開はなく、圭一も色恋沙汰に関しては非常に鈍感である。また本来のメインヒロインは魅音ではなく竜宮レナ。 鬼隠し編にてレナが皆の分の大量の弁当を持ってくる場面があるのだが、原作では「圭一に腕を褒められたから」となっているのに対し、本作では「魅音に褒められたから」という旨に変わっていたり、CS版のオリジナル話に於いて、鬼隠し編の冒頭で圭一がレナに宛てたものと思われる独白を、魅音に宛てたものであるかのように扱っていたり、細かい部分まで探していくと枚挙に暇がない。 シナリオを担当した叶希一は過去にも似たような行為をしており、またひぐらしの外伝である『ひぐらしデイブレイク ポータブル』(PSP)という作品のシナリオモードも担当したのだが、やはり魅音が贔屓されているような内容であった。 最終話の「澪尽し編」という名前から皮肉で「魅音尽し編」とまで一部で揶揄されているほどである。もっとも、魅音は元々原作では扱いが良くなく、救済を求める声も多かったので、魅音ファンからは好評が多く一概に批判ばかりされているという訳でもない。 元々『ひぐらし』は主人公のカップリング論争がファンの間でも激しい作品であり、公式BBSも何度か荒れたことがある話題の1つである。 そこにこのような火種となるシナリオを書いた叶に対して、「無用に煽った」「火種を増やすな」という批判もある。 それだけでなく、最終話では原作で死ななかったメインキャラが死ぬ。このことは原作のファンから特に賛否が分かれる部分である。 「澪尽し編」は原作最終話の「祭囃し編」で採用されなかった初期案を元にしたものであり、シナリオのレベルも決して低くはないのだが、サブキャラクターである大人達の活躍を主に描いた祭囃し編に比べ、圭一とその仲間達をメインとして描いている、何より本編中で数人の犠牲を生み出している内容に「祭囃し編」と対極に位置する(*7)ような表現が多いため、原作者執筆のシナリオでないことも含めて余計に原作ファンの間で賛否両論を呼び起こす要因となっている。 そのキャラが撃たれた瞬間とその死は、時間の止まった世界で一部の人間のみが目撃した、ということになっているのだが、銃撃直後の大人達が銃撃した人間しか気にしていない(*8)ため、大人キャラが異常事態をスルーしているようにも見えてしまっているという批判がある。 キャラクターデザインの変更 原作はいわゆる「ヘタウマ」な癖の強い絵であり受け入れられない人も多かったが、馴染みやすい絵になった。 しかし竜宮レナの特徴的な髪型が大人しめに変更されシルエットからして別人になってしまったことや、表情のパターンが原作に比べると少ないことなどに、原作者のデザインを好むファンからは批判の声も多かった。 表情の差分の少なさに関しては当初から指摘され、アペンドでも特に追加はなかった。 立ち絵に関してはわりと安定しているがイベントCGではあまり作画が上手いとはいいがたく、絵によっては立ち絵とほとんど別人のようになっているものもある。 問題点 第一章と称し、最初にPVが作られた「盥回し編」では、ありえないことに以降の展開の重大なネタバレをしてしまっている。 盥回し編は位置づけとしてはバッドエンドであり、またPVが最初に公開されたシナリオだけあって、最初に見ようとするプレイヤーも少なくなかった(*9)。 「盥回し編」は「主人公が惨劇の予兆をことごとくスルーしたらどうなるのか」という追加シナリオとしてはありがちなものなのだが、その結果が完全に祟殺し編までのネタバレになってしまっており、それ以降を知ってるプレイヤーにとっても祟殺し編までのおさらい程度の内容で新鮮味が薄い。その上選択肢や分岐の関係上プレイヤーの多くが最初に到達するエンディングであったため大きな批判を受けた。 こういった経緯もあってか、以後の移植である『絆』『奉』では第一章扱いでは無くなっている。 「皆殺し編」終盤のあるレナの台詞の解釈が原作とは全く異なるものとなっている。 『絆』において原作通りの解釈に修正されている。 先述の通り、原作の最終話「祭囃し編」が収録されていない。 これに関しては批判の声が多いが、それはまだ理由で示された通り仕方のないことである。問題は犯人の動機に深く関わる過去の物語が澪尽し編では一切語られていないことにある。 そのため、CS版では犯人の動機・行動原理が非常に理解しにくくなっており、それでいて狂気的な面は強まっているので単純に不可解なキャラになってしまっている。 『カケラ遊び』では、「祭囃し編」の該当部分を抜き出し改変した犯人の過去がTIPSとして追加されているが、『カケラ紡ぎ(*10)』がないため雛見沢連続怪死事件の謎が完全に解明されない。 なお祭囃し編の本編は『カケラ遊び』でも収録されなかった。 原作は選択肢が存在しない(*11)作品だったのだが、移植に際して共通パートから選択肢によってルート分岐する形に変更された。 オフィシャルガイドブックでは原作者が「(立ち絵の変更や選択肢などは)原作とCS版ではメディアもアピールする層も違うのだから変わって当然、むしろ変えてくださいと意見を出した」と語っている。 選択肢がないと絵と声がついただけの小説と変わらない(実際小説として販売されている)、という意見もあるのでむしろ追加して当然と言えるのだが、この選択肢がかなりややこしい。 出題編の一部(「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」の3編)の前半部分を共通パートとして無理矢理1つにまとめているため、日付の設定や描写などが矛盾だらけになってしまっている(*12)。曲がりなりにも謎解きの要素を含んでいる本作においてはこれは致命的である。 特定のキャラ寄りにしないと盥回し編に行ってしまう(つまりバッドエンド)。一応、出題編各話がそれぞれ「鬼隠し編」がレナ、「綿流し編」が魅音、「祟殺し編」が沙都子、「暇潰し編」が梨花をメインに据えたシナリオとなっているというヒントはある。 ある程度シナリオをクリアしていないと、特定のキャラ寄りにしても同じく盥回し編に。何よりそもそも、暇潰し編は盥回し編をクリアしなければ解放されない。 追加シナリオ「憑落し編」に入るための選択肢は特に煩雑。 最終話「澪尽し編」では多数選択肢があるが、間違えると速攻バッドエンド(キャラが死んで終わる)。 そもそも原作で選択肢がない理由は「わずらわしいフラグ管理やルート分岐の要素を廃してより物語に没入していけるようにするため」であり、作中の選択肢はその長所を削ってまで入れるほど物語の魅力を引き出せていない。 ゲームとしても、ロードが遅い、TIPSという劇中のヒントを見るためにはタイトルに戻らないといけない(プレイ中は見られない)、オートモードで音声を最後まで再生しないでそのまま進むことがあるなどの問題点がある。なお、『カケラ遊び』ではこれは修正されている。 テキスト・グラフィック・SEが合致しないシーンが多い。 たとえば主人公・圭一の部屋は電話が引かれておらず、電話をかけるためには茶の間まで行かなくてはならないという設定になっているのだが肝心の圭一の部屋のCGではなぜか部屋の中に電話がある。 ちなみに、漫画版ではこのシーンは「コードレス電話を自室まで持っていった」という風に描かれており、矛盾は無い。 一方、2006年のアニメ版では圭一の部屋に固定電話がありそれで通話しているため、それに合わせた可能性がある…とフォローしたい所だが、劇中においても「子機に持ち替え~」といった表現があるので、わざわざ自室に固定電話を置く必要が無く明らかにミス。 なお、2020年放送のアニメシリーズ『ひぐらしのなく頃に業』でも電話線が引かれている描写となっており、このあたりの扱いはかなりちぐはぐで設定の統一および連携が上手くいっていないことが窺える。 また、部屋の扉は木の引き戸のはずなのだが、扉をあける際には「ガラガラガラ」というアルミサッシのような音が流れる。 物語中盤のある重要な場面では、明かり1つない真っ暗闇な場所という説明がされているが、表示されているCGでは水銀灯が煌々と照らされていて明るい場所になっている。 これらの矛盾点はプレイすれば普通に気がつく(というか気になる)部分なので、おそらくは外注に丸投げでろくにチェックをしなかったのだと思われる。 実質的な完全版である『カケラ遊び』の発売に関する問題 本作の価格を見ると、限定版で1万円近く、通常版も7,350円となかなか高額である。安価であるアペンド版(通常版のディスクを認証するとプレイできる)も出すだけまだましな方だと言えるが、その値段も3,980円(税抜。税込4,179円)。本体と合計すると、通常版でも1万円を軽く超えてしまう。 セーブデータも通常版と共有できず、追加要素を見るためにはわざわざ最初からプレイし直さなければならないという劣悪さ。 規制による描写の削除・改変 拷問シーンや殺害シーンなどの残虐なシーンは背景一枚絵や黒背景などで説明されるだけだったり、その説明すら明らかに原作から大幅に簡略化されて呆気なく終わってしまうものが少なくない。特に目明し編、皆殺し編終盤の場面が顕著。 同じく、原作ではかなりクリティカルなパロネタが多くそれをまくし立てる「固有結界」「メイド・イン・ヘヴン」も魅力だったが、こちらも商品として流通する以上権利問題に発展しかねないためか悉く無難な表現に変えられてしまっている。これらも原作の代替に足りうるインパクトのある表現とは言い難く、不満は大きい(*13)。 評価点 原作の魅力を引き出している。 本作の魅力である萌えギャグ色が強いながらも心温まる日常パートから、徐々に不穏な村の怪死事件とオヤシロ様の祟り、閉鎖的な村社会、暗躍する村の有力者の思惑などといった暗雲が立ち込め、やがて凄惨な惨劇などに至るまでの巧みな情景の使い分け。 そしてかつての失敗を教訓に力を合わせて惨劇に立ち向かい、未来を掴むために攻防を重ねる王道的な反転劇…など本作の魅力が充分に再現されている。 声優の演技、演出、BGMグラフィック等で不気味な雰囲気は充分に再現・進化している。 ヤンデレなキャラクターの魅力 原作通りの可愛い萌えキャラの女の子が暴走し、暴力や殺害を起こすいわゆる「ヤンデレ(*14)」の魅力も再現進化できている。 アニメ調のイラストで万人に受け入れやすくなった。キャラデザは賛否あるが、背景などのイラストがキレイなったことは多くのプレイヤーに受け入れられた。 声優陣の熱演。原作の文章に声がプラスされたことで更なる魅力を生み出している。 上述の通り魅音贔屓のテキストなどに賛否が分かれる事を除けば追加シナリオ自体は概ね歓迎されている。 特に「憑落し編」に関しては、本作屈指と言っても良い高い完成度のシナリオである。 「澪尽し編」にも評価の高いシーンが数多くあり、「祭囃し編」とは違う視点から作中の問題にメスを入れる意欲的な趣向を歓迎する声も多い。冒頭で述べた通り全体を通したシナリオのレベルが低いというわけでは無い。 BGMは良い。またOP、ED曲ともに好評。 権利関係などの問題で、雰囲気を似せたCS版オリジナルものに差し替えられてはいる。 総評 評価点自体は寧ろ多い方で夫々も充分光っているのだが、問題点が更に大きく原作ファンから少なからぬ批判意見が寄せられる結果となってしまった。 一方、原作は出題編及び解答編両方合わせても3,000円で買えてしまう。 PCゲーム、それも入手方法が限られている同人ゲームであり、癖の強い絵ではあるがDL販売も行われ、2020年にはSteamでも買えるようになったため、現在では入手はかなり容易になっている。 もっとも本作を含めた各種CS版は声優の熱演や原作には無い多くのオリジナルストーリーもあるので、それにどう価値を見出し更にお金を出すかどうかは人によるだろう。 しかし、2015年に本作のシナリオを全て収録した完全版の『粋』が発売、2018年に一部仕様も緩和し追加DLCによって原作に限りなく近い環境を構築できる『奉』が発売されたことにより、コンシューマーとしても本作の価値は相対的に薄れてしまった。 余談 本コンテンツは同人ゲーとしてじわじわと人気が出て、アニメ化により爆発的な人気となった。 特に二次創作の人気は凄まじくニコニコ動画で一時人気コンテンツとなった。特に猟奇的なヒロインは人気が出て、『School Days』と並びヤンデレという言葉をメジャーにした。 『祭』発売後のアルケミスト(通称アルケ)スタッフのインタビューにおける受け答えが原作ファンの神経を逆なでした、「ひぐらしはワシが育てた」と言わんばかりのものだった、という声も非常に多い。 当時の状況が状況(*15)だったため、そう言わざるを得なかったのかもしれないが。 共通パートで主人公である圭一にボイスがないことについてインタビューで「容量の関係でどうしても入れられなかった」と説明しつつ、その後のアペンド版では(圧縮技術の向上もあるかもしれないとはいえ)共通パートの圭一がフルボイスになったことで余計にスタッフへの心象が悪化することとなった。 さらに『カケラ遊び』について「元々後から出す予定だった」とまで答えている。当然「未完成の状態で出したのか」という批判が相次いだ(俗に言う完全版商法)。 メインキャストについては「スタッフから段ボールの荷物が送られてきたので、お中元かと思って開けたら台本(というより台詞の書かれた紙の束)だった」「枚数が多すぎるので自分で綴じるための穴を開けて台本にする必要があったのだが、穴を開けようとしたら錐が折れた」と冗談めかして語られるほどの台詞量であった。 同作者による同人作品『うみねこのなく頃に』のCS版リメイク作品の『うみねこのなく頃に ~魔女と推理の輪舞曲~』が同じくアルケミストから発売された。 こちらはシナリオの追加は無く、ボイスの追加と演出の強化のみに留まっている。 移植 2008年からDSで『ひぐらしのなく頃に絆』が4分割で発売された。 ちなみに『絆』からメインキャラとして登場する南井巴は元々本作のTIPSが初出のモブキャラだった。同TIPSを収録した後述の『粋』『奉』では立ち絵が設定されている。 2015年に完全版の『粋』が、2018年にはさらにシナリオを加えた『奉』が発売された。 詳細はリンク先を参照。
https://w.atwiki.jp/when_they_cry/pages/27.html
初秋、雨上がりの境内にひとつ、月を眺めている影。 表情はおぼろげで、彼女が何を考えているのかは読み取れない。 「…………」 ただ眺めているだけなのだろうか… それとも何か想う事があるのか…… たったったったっ…… 軽やかに階段を昇ってくる音がする。 こんな時間に誰?と思ったが、身を隠す間もなくその人は現れた。 「…ったく、この俺が忘れ物をするとは…これも全部あの夕立のせいだな」 「……圭一ですか?」 「ん?あ、あれ?羽入?なんでこんな所にいるんだ?」 「あぅ、それはこっちの台詞なのですよ」 「ああ、今日の放課後、ここにみんなで集まっただろ? ほら、来週十五夜も兼ねた秋祭りの打ち合わせで、って、 んでそのときに弁当箱の入ったバッグをうっかり忘れちゃってさ、 別に明日でもいいかなとか思ったんだけど、母さんこういうのにうるさいんだよ」 「あぅ、そうだったのですか…」 「たぶんどっかにあると思うんだけどなぁ……」 「あぅあぅ、圭一の探してるのはこれですか?」 実はさっき、境内を軽く散歩した時に見つけていた。 知らないふりをしてそのままにしておこうかと思ったが、 良く見たら圭一のかばんだったので、明日にでも学校で渡してあげようと思い持っていた。 「あ!そ、それそれ!うおぉ!ありがとうな羽入!もし見つからなかったら どうしようかと思ってたぜ」 「あぅあぅ、圭一は結構うっかりさんなのですね」 「いやぁ、ははは……うん、そうかもな、でもほんとにありがとな」 ふっ と、圭一の手が伸びて僕の頭をわしゃわしゃとなでた。 されるがままに身を任せていると、圭一の小指が僕の角に軽く…ふれる。 すりっ 「あぅっ!」 「ん?」 「あ、あぅ、ご、ごめんなさいです、変な…声出して…」 圭一たちはコレをアクセサリーだと思ってくれてる。 …もし、コレが角だってばれたら…みんなはどんな顔をするんだろ…… ひょっとしたらもうみんな分かってくれてるのかも知れないけど……けど、 それはみんなが僕に気を遣ってくれてるだけかも……でももし違ったら? 僕はいったいどうしたらいいのかわからない。 でもたぶん…すっごく悲しくなると思う。それだけはわかってる。 120 :名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 22 59 36 ID V2nRt42z おもわず月を見上げた。 こんなものなければいいのに みんなにはないのにぼくだけ じゃああそこにかえればいい いいえそんなのはもういやよ 「…羽入?」 「…なんでもないのですよ…あぅ…」 鳴き虫たちの声がやけに大きく聞こえる。 「……圭一、もし圭一が僕を赦してくれるのなら、僕は話します」 「?」 「僕は圭一にひどいことをした事があったのです…でも圭一はその事を 知りません、だけど…もし圭一が僕を赦してくれるのなら……僕は話します」 「……なんだかよくわからないけど、許すもなにも、羽入が転校してきてから、 一緒に部活をして、楽しく遊んで、…そしてあの戦いをみんなの力で超えた、 そんな仲間の1人の羽入の事を信じないわけがないじゃねぇか。羽入だってそうだろ?」 「あぅ…そうでした……僕もみんなと初めて出会えてからずっと…信じてきました」 「はは…なら簡単な事じゃねぇか」 「あぅ…そうですね…簡単な事なのでした……聞いてくれますか?僕の話…」 「ああ、何でも受け止めてやるよ」 賽銭箱の前にふたりで並んで座る。 圭一は僕の方を向いて、そして僕は上を向いて。 独り言のように話しを始めた。 121 :名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 23 00 13 ID V2nRt42z 「実は…僕は……あぅ…何から話し始めたらいいかわからないです…」 「あはは、あるある、そうゆうのって良くあるよな」 「……じゃあまずは…僕の正体です」 「ん?」 「僕は…ヒトではありません」 「…………」 「ずっと…ずぅっと昔にこの雛見沢に来ました」 「ちょ、ちょっと待て羽入!…それってどういう……」 構わず続ける。 僕が実際に過ごしてきた年月、過去の出来事、記憶。 楽しかった事、嬉しかった事、悲しかった事、つらかった事…… 僕のせいで圭一の身に起こった惨劇の事………… 圭一の声に構わずただ喋り続けた。その間もただ上だけを見続けていた。 「…そして、今までこの村を1人で見守ってきたのです……実は転校してくる前から みんなのことは知ってたのですよ、あぅあぅ、だまっててごめんなさい」 「……そうだったのか」 「…赦してくれますですか…僕のこと……」 「許す!」 「あぅ…」 即答だった。 「んー、っつうか許すもなにも最初に言ったろ?『信じる』って、それに 俺は、仲間の事はちゃんとまじめに聞くし、何でも受け止めるぜ!」 歯を見せて笑う圭一。あぅあぅあぅ、かわいい……どきどき… …実はさっき、圭一に角を触られたときにちょっとした身体の変化が起きていた。 もうすいぶんと長い間、他の人に触られた事などなかったから……その…… なんか……おなかの…奥が……へんな感じ…あぅ…… 122 :名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 23 00 50 ID V2nRt42z 「あぅ…ありがとうなのです…圭一に赦してもらえてなんだか安心しましたのです」 「そうか、羽入が安心してれたんなら、俺も少しは役に立ったって事かな?」 「もちろんなのです!……でも……まだ圭一にお願いしたい事があるのです……あぅ…」 「おう!もちろんいいぜ!何でも言ってくれ!」 「……いて……ください…………」 「え?!い、今…なんて……?」 「あぅ…抱いて…欲しいのです、僕を」 「えぇえぇえええ!!!!!!」 「あぅあぅいやなのですか?…やっぱり僕がヒトじゃないから……あぅ…そうなのですか?」 「い、いやそうじゃねぇ!おまえ…抱くって事、意味分かって言ってんのか? 羽入が人間じゃないとか、そういう事でもねぇ!それに理由がねぇよ!」 「理由ですか?」 「ああ!俺が羽入を抱く事の意味だ!」 「……僕の……ヒトへの憧れ……僕が……此処にいても良いという……証」 「……あ…」 「……それだけじゃ……だめですか?」 するり 袴の紐をゆるめる。 するすると音を立てて解かれていく。 ぱさり と、地面に落ちる。 誰もいない境内で下半身を露わにしたままの羽入がいる。 月明かりで照らされた、真っ白な下部の秘裂が、てらてらと、輝いている。 「…それに…さっき圭一に触れられたときから…ずっと…こんな状態なのですよ…」 圭一の視線が一点に釘付けにされる。 つばを飲み込む音まで聞こえてきそうな静寂の後 「……やっぱり……俺……」 すっ 「…んん…ちゅ……んふぁ……」 「おわ!」 いつの間に目の前に来ていたのか、羽入がキスをした。 「あぅあぅ……隙だらけなのですよ圭一……あう……」 「羽入……」 「あぅ…お願いします…あんまり僕に恥をかかせないで欲しいのです…それに……」 羽入の手が圭一の股間に触る。そこはもうすでに固く張り詰めていた。 「…ほら、圭一も……いいよって、言ってるのですよ…あぅ」 123 :名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 23 01 21 ID V2nRt42z ジ…、ジジ……、ジーー ズボンのチャックを下ろしていく羽入。 やがて屹立した股間が表に出される。 圭一の股間は夜気にあてられ、ひんやりと感じた。 それを慈しむように羽入は手に取り…口へと運んだ。 「あむっ……ぺろ……ちゅっ…ちゅちゅ…ぺろ…ちゅ……」 「お、おい…羽入……くあ……」 「はいほょうふ……ちゅぱっ…ふぅ…男の子の喜ばせ方は知ってますですよ……あく」 圭一にとってフェラチオは初めての行為だった、というか女の子とこういう事をした経験が 無いのだから何でも初めてという事になる。 羽入に股間を口淫され圭一の脳髄に衝撃が走る。 「あ、ああぁ…くぅ…わかっ……わかったから……」 「はひ?はんでふか?ちゅぷっ…ちゅ…ずっずずっずっ……ちろ…」 「も、もういいから…今度は…俺から……」 「あぅ?……ひゃっ?!」 ぬりゅ…ちゅく…… 圭一の指が羽入の秘裂にやさしく…そっと…触れる。 もうそこはすでに十分に濡れそぼっていた。 ゆっくりと割れ目に指を縦に繰り返し往復させる。 つぷ…ぴちゅ…ぴちゃ…ちゅくっ…ちゅくっ…… 淫靡な音を立てて羽入の割れ目から止まることなく雫が垂れてくる。 「あぅっ!…あぅ…はぅ…はぁ…あうぅ……い、いや、は、恥ずかしいのです…」 すりっ…ぴちゃっ… 「そうか?……でも…………気持ちいいんだろ?」 ちゃぷ…… 「あぅあぅ…あうぅ…っはぁ…は、はい……」 「なら、良かった…俺…こういう事、その…初めてで……」 「あぅあぅ…圭一はとっても上手なのですよ…あ、はあぁあ…あぅぅ…あぅっ!」 「……ありがとな」 124 :名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 23 01 51 ID V2nRt42z 羽入が脱ぎ捨てた袴の上にそっと横たわらせ、すっ、と、圭一は顔を下部に近づけていく。 ぺろっ 「け、圭一?!…な、何をするのですか!……だ、だめなのですだめなのです! そんなとこ……き、汚いから……あうぅっ!!はぁっ…はぅっ……あぅあぅあぅ……」 ぺろ…ぴちゃ…ぺろ…ちゅく……ぴちゃ…ぴちゃ……くちゅ… 滾々と湧き出る雫を掬い取るように圭一は舌で舐め取っていく。 れろっ…じゅぷ…… 「あ、あぁああ!あぅぁぅ…はぁあぁ…うっく…うぁ…あぁっ!!」 ぴちゃ…ずずっ…ぴちゃ…ちゅぅっ…ちゅっ…ちゅちゅっ…ずっ…… 舌の動きはより激しくなり、時たま割れ目の上部に生えている突起にも触れる。 それに気付いた圭一は、一番敏感な突起をいやらしく音を立てて吸った。 ちゅぅ……ちゅちゅ…ちゅっ…ずちゅ……ずっずっ……ずるぅっ…… 「ひゃあぁあああ!も、もう……だ、だめ……あぅぁああぁーーーっ!!!!」 圭一に舐めまわされて達した羽入はぐったりとしたまま圭一を見つめる。 「はぁっ、はぁっ……圭一、も、もういいから……来て…ください……」 圭一は目で頷き、先ほどから衰えていなかったモノを ぴとっ と、羽入の割れ目に添え、ゆっくりと、ゆっくりと、埋没させていく。 ぬぷっ…ぷっ…ずずずっ……にゅぷっ…ずず……ずっ あまり発達していない身体のせいなのか入り口が、きつい。 「んくっ…つっ…はぁああぁ……はぁっ…ぁぅ…」 「はぁっ、はぁっ…羽入…入ってる?」 ずぷっ…にゅぷ、にゅぷ、ずりっずりっ……ぬぷっ 最初はきつかったが中程まで進入すると、圭一のモノをすんなりと受け入れた。 「あぅ…はい…全部…圭一のが全部…入ってるのです……」 「平気か?」 「あぅ…だ、大丈夫ですよ……んはぁっ…はぁ……だから動いても…いいのですよ」 「わかった……つらくなったら言ってくれよ?」 125 :名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 23 03 28 ID V2nRt42z すっぽりと収まったモノを、そぉっと引き抜いて、そしてまた埋め込んでいく。 にゅぷっ…ぬぷぷっ…ぬりゅっ…ずぷ…ずずっ…ずぷぷっ…… 「あぅぁ…んはぁっ…はぁっはぁ…あ、あ、あ、あぁ……」 「…はぁっ……はぁっ……」 ずぷっ…づゅちょ…づゅちゅっ…ぷちゅ…ずちょっ…… 「あぅ!あ、あぅぅぁ、あぁ、はぅ…あぅ、あぅ、あぅぅ!」 「…あぁっ…つっ、は、羽入……もう、お、俺……」 ず、ずずっ、じゅぷっ、ずずっ、ずずず、ずぷぷっ…… 「あ、い、いいのですよ…んはぁっ…な、膣内にっ…膣内に出していいのですぅっ!!」 「くぁっ!!」 ぶぴゅっ!!びゅくっ、びゅくっ、びゅくっ、 「あぁぅ!あっ、あっ、あぁぅあぁあぁあーーーっ!!」 睾丸の中の精子が全て出尽くし、なおも搾り取られるような物凄い射精感のなか、 圭一はその余韻を楽しむ暇もなく、ただぐったりと羽入に覆いかぶさっていた。 ずるぅ…………とろぉ………… 「はぁっ、はぁっ、はぁっ」 「ふぅっ、ふぅっ、ふぅ…あぅ……」 汗まみれになった圭一の顔を横目で見ながら、羽入はぼんやりと思い出そうとする。 (あぁ…そういえば……何年振りだっけ?……) 126 :名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 23 04 11 ID V2nRt42z 見上げた先には蒼深の月、暗い夜の中に光っていた。 その月明かりの下、ふたつの影が重なっている。 ひとりの表情はおぼろげで、何を考えているかは、読み取れない。 ふと、もうひとりが気付いた。 「…どうかしたのか?」 仰向けのまま、夜の空を見つめ、ぼんやりと、呟いた。 「……月を…見ているのですよ……」 「月?」 「あぅ…たまにですけど、なんだか月が……いとおしくなるのです」 「ふぅん……」 「心の奥の方では…あの月が欲しいと、思っているのかも知れないのです」 「じゃあ、やるよ」 「あぅ?」 突然の言葉に、わけがわからない。 今なんて言ったの? ……月を……くれる? 「ほら、見てみろよ」 「…………え?」 指を差す先には水溜り。 見ればそこには綺麗に映し出された月があった。 「な!」 だからその笑顔は反則よ……もぅ…… ……まったく、少し本気にしちゃったじゃない。 ……でも……そんな圭一が好き。 なんていうか……安心感のような…… 圭一に赦して貰えて、おまけに月も貰っちゃった。 今は、これ以上は望まないわ。 あ!そういえば……また、子供できちゃうかな? くすっ…それもいいかも…… あなたとの子供だったら……きっと楽しい事が起こりそうな気がするわ。 「あぅあぅあぅ、圭一はやっぱりすごいのでした。あぅあぅ」 「ははは、うん、そうかもな」 そう言って、また頭をなでてくれた。 水溜りに映る月。 ちょっと触ってみたら、 ゆらゆらと揺れていた。 でも消える事はなく、 しばらくしたら、 また元の姿で輝いていた。 (了)
https://w.atwiki.jp/location_j/pages/53.html
作品概要 舞台は鹿骨市にある雛見沢村(ひなみざわむら)と呼ばれる人口2,000人に満たない寂れた村である。 過去にこの村はダム建設による村の水没を、村民の団結した行動で阻止しており、村の連帯感は今も強固である。 ダム建設計画の無期限凍結から5年後の昭和58年、前原圭一はこの村に引っ越してくる。 彼は持ち前の性格と明るさで新たな学校や友人に打ち解けていく。 しかし、そのまま楽しく平和に過ぎていくと思われた日常は、綿流し祭という祭りの日から様相を変えていくことになる。 過去4年連続で綿流し祭の日に起きたという猟奇殺人事件。 そもそも雛見沢村にはどんな秘密があるのか… (wikiより) 舞台 岐阜県白川郷 •白川郷と公にされている •原作の綿流し編では気候について述べる部分では岐阜県と同じ気候に一致する 関連リンク ひぐらしのなく頃に聖地巡礼
https://w.atwiki.jp/anime_impression/pages/264.html
ひぐらしのなく頃に解 レビュー (ジャンル:ファンタジー、サスペンス) 全24話 監督:今千秋 アニメーション制作:スタジオディーン 評価 ストーリー キャラクター 声優 映像・作画 3点 4点 16点 15点 合計38/100点 感想 ストーリーは「ふーん。」という感想しか出てこないほどに、 ただ坦々と第1期で分からなかった部分、語られていなかった部分が明らかになるだけでした。 鷹野の過去は想像を絶するもので、かなり過酷な人生を歩んできた事が一回だけでも分かります。 幼少時だからこそという事もあると思いますが。 ただ、今現在の彼女には同情出来る材料が一切無いんです。 沢山の人を殺して良い理由には、全くなりませんからね。 だから最後に、幼少時の鷹野を梨花が(?)救う(?)シーンがあるのかもしれませんが、 私は散々酷い目にあった圭一達のその後を描く方が重要だったと思います。構成が下手。 キャラは、このテーマを描くにしては無駄なキャラが多いと思いました。 話が進めば進むほど、単なるギャグ作品になっていく気がします。 わざとかもしれませんが、だとしたら最初のお話が変ですよね。 最初に謎を提示し、それを追わせる手法の場合はよっぽど話が面白くないと成立しません。 声優の演技は、可もなく不可もなく。 これといって凄いものもありません。 作画に関しても、特にこれと言ってないです。 一期に比べると安定していたとは思います。 映像的にも平凡。 「ひぐらしのなく頃に解」アニメ公式サイト
https://w.atwiki.jp/rakdeadsfe/pages/61.html
一応気になる方がいるとのことでの転載です。発売して内容が分かった時にでもこのページを削除してください。 収録内容 「賽殺し編」 「祭囃し編」の裏エンディングの続きを描いたオリジナルストーリー。主人公は梨花。 「昼壊し編」 「ひぐらしデイブレイク」にある設定を基に描いたオリジナルストーリー。主人公は梨花? 「罰恋し編」 “2004年冬コミ版限定お疲れ様会”(通称、目明し編お疲れ様会)の内容を再録。主人公は圭一? 当時の製作日記 「賽殺し編」は、「祭囃し編」後の昭和58年夏の話です。第9話としてくれぐれも読まないように気をつけてください。あくまでも時間軸が「祭囃し編」の直後、というだけですので念のため…。 「昼壊し編」は、つまりアレですね、英語読みすると「デイブレイク」なわけです。黄昏フロンティアさんの「ひぐらしデイブレイク」に書いた世界観を、読み物としてリメイクしたものです。つまり、フワラズの勾玉が降って来て、色々起こるというお話。デイブレイクをご存知の方は、アクションゲームでなく、サウンドノベルになるとこういう味付けになるんだなーという辺りを楽しんでいただけると嬉しいです。 もちろんシナリオは新規ですのでご安心を。また、「ひぐらしデイブレイク」を未プレイの方でもわかる話作りになってますのでご安心を…。 今回はあくまでも本編外のオマケ編ですので、プレス数を悩んでいます。あくまでもファン感謝のシナリオ集なので、そんなに焼かなくていいんじゃないかな…。 ご存知の通り、プレスというのは同じ枚数であっても、1回にまとめて発注した方が安上がりなんですよね。 かといって、焼きすぎれば悲劇が待ってますのでその塩梅にはいつも悩まされます…。 >>ひぐらしのなく頃に 製作日記より2006/11/13(Mon) 06 56分 個人的に、ひぐらしのなく頃に礼の昼壊し編で何曲かやっています。 曲自体はデイブレイクで使っていた物で新しい曲ではないのですが、音声が被る動画シーンで使っていた物が多いので、割と新曲ぽく聞けるかもしれません。 一応、サウンドノベル用に曲を伸ばしたりとか地味に編集してあります。 >>黄昏大根日記より2006/12/16(Sat)
https://w.atwiki.jp/when_they_cry/pages/335.html
ひ ぐ ら し のなく 頃 に ~ 足 攻 し 編 ~ 「分かったよ!『屋上』『薬物』『詩音』だよ!」 「分かったぜ!『地下室』『鈍器』『悟史』だ!」 我が部は神聖かつ不可侵なる部活動……もといゲームの真っ最中。今日は最早定番となりつつある推理カードで対戦だ。 ちなみに、色んな人と出会う度にいつの間にかカードが増えている。 「『駐車場』『拳銃』『大石刑事』なのです☆」 ……そのまんま過ぎて逆に怖いな。 「『メイド喫茶』『鈍器』『入江監督』ですわね!」 「あぅ。違うのです。『鈍器』じゃなくて『刃物』なのですよ、沙都子」 「沙都子ちゃん脱落~♪ペナルティでカボチャ尽くしの刑ですよ☆」 「ひぃやあああああああああああああああああっ?!」 どっちにしろ入江監督には最高の墓標だろうなぁ……あー詩音、沙都子本気で泡吹いてるぞ…… 人数が多いので、今日は特別ルールで推理失敗=脱落方式だ。ペナルティもそれぞれ違う。 最初に脱落した悟史は、部活終了まで大量のブロッコリーとカリフラワーの選別。ひよこの雌雄判定みたいな状態だ。緑と白の野菜に埋もれてあいつの姿は見えないが、時折『むぅ』という声は聞こえてくる……南無。 沙都子は泡を吹いたまま気絶。そこまで野菜が嫌いか北条兄妹…… 次は意外にも魅音が脱落した。「あるぇー?!」とか言ってるがペナルティはきっちりやってもらおう。 どさどさっ! 「……まじで?」 「魅ぃちゃん、1カ月も宿題ためちゃだめだよ、だよ?」 「いやいやおじさんはね?こういうことより大事な勉強が世の中にはもっと沢山……」 「お姉、文句言っちゃいけませんよ?」 「ぅへーぃ……ちぇっ……」 渋々たまった宿題にとりかかり始めた魅音を尻目にゲーム再開。 次は詩音が脱落する。ペナルティ『今日1日悟史に触れない』 「ひどい……うっく……うっうっ……ぐげげげげげげげげげげげげげげげげ……」 相当堪えるのか発狂しかけてる。まぁいつものことだ。 続いて梨花ちゃん。ペナルティ『今日1日羽入を苛めてはいけない』 「みぃ……ぼくはかわいそかわいそなのですよ……」 「あぅあぅ!助かるのです!平和万歳なのです!あぅ☆」 梨花ちゃんは一体普段羽入にどんな扱いをしてるんだ…… 最後の脱落者は羽入。ペナルティ『ハ〇ネロ強制食べ放題』 「……」 ……食べる前から気絶しやがった……梨花ちゃんは『にぱー☆』っと良い笑顔。……怖っ! さて、ここで問題が一つ。そう、まだ俺とレナは残っている。もう『脱落者』は出ない……つまり、ここからは『勝者』か『敗者』を決めるのだ。ここから本番だ。 「おじさんはレナが勝つと思うなー」 「みぃ、圭一は圧倒的に不利なのです」 「むぅ、圭一どんまい」 分かってる。最近のレナはこのゲームに関しては最強だ。正に名探偵レナン。 「真実はいつも一つ、だよ!だよ!!」 だがここまで来たら俺だって負けらないっ!さしずめ俺はK田一少年だ! 「この勝負……勝つ!!ソウルブラザーの名に懸けて!!!!」 それは正に死闘……ベストバウトだった。互いを喰らうような、全力のぶつかりあい。手は見せ切った。いつの間にかみんなも固唾を飲んで俺達を見つめていた。 ……そして、遂に…… 「『路上』、『トミー』……『木材』だああああああああああああああああああああああああっ!!!」 「………………はぅ……負けちゃった……」 その時にわかに教室がどよめいた。大方の予想を覆した俺の大勝利。 「やりますわね……圭一さん」 「むぅ……圭一を見習わないとなぁ」 「くっくっく!次はぶちのめしてあげます☆」 やっぱり勝つのは気持ち良いなぁ!!……でも、この清々しい勝利はレナン……もといレナの存在も大きい。健闘を称えて握手を交わす……はにかみやがって可愛いぞ畜生!頭をわしわしと撫でてやる。「はぅ~」とレナが恥ずかしそうな声を出すと、みんなが一斉に笑い出した。 「ところで圭ちゃん、レナの罰ゲームは?」 ふと場が静まる。まぁ今日の罰ゲームは最後に負けたレナが受けるべきなのかもしれないが……魅音……頼むからもうちょっと 「魅ぃ、空気を読むようにするのですよ……」 そうそう、空気を……って、梨花ちゃんが実際に注意し始めた。 「ぇ?何のことぉ(・3・)?」 ……天然め……まぁ、それがなきゃ魅音っぽくないか、うん。みんなも分かっているのだろう、生暖かく苦笑している。 「はぅ……罰ゲーム……なんだろ、だろ?」 確かに罰ゲームは必要、か。 「そういえば罰ゲームをくじ引きで決めた時のがまだ残ってましたわ」 「俺も特に考えつかないしなぁ……それ使うか」 くじ引きの箱を引っ張りだす。おいしい罰ゲームだったなあれ……レナの疑似フェ……いかんいかん!オットセイ☆が暴れだしそうだ! 自主規制『朝まで大石さんと……』 ……よし、オットセイ☆が通常よりも萎縮してきた。これ以上の規制は精神崩壊も有り得るから止めとこう…… おもむろに手を突っ込んで紙を引く。 『 をする』……はい? ……俺は思わず固まってしまった。みんなが不審そうにこっちを見る。 「どうしたんですの?何が書かれて……る……」 見せまいと隠そうと思った時には遅過ぎた。覗き込んだ沙都子も固まって、みるみる真っ赤になっていく。 「へ……変態いいいい!!変態ですわああああああああああああああああ!?」 「ちょっ!沙都子、俺が狙って引いたわけでも、書いたわけでもねーんだぞ?!」 「きいいいいいいい!!そんなの引く時点で鬼畜認定ですわー!!」 「結局どんな罰ゲームなんですか、圭ちゃん?」 「はいはい部長命令だよぉ!さっさと公開する!」 「おっ、おい待て!」 魅音が俺から紙をひったくって机の上に置く。覗き込んだみんなの時間が止まった……一人を除いて。詩音だ。『やらかしちゃった』と顔が語っている……やっぱり悟史狙いとかでお前が書いたんだな…… 『電気あんまをする』 ……つまりは、レナが俺からあんまをかけられるということ。俺と悟史、沙都子と魅音とかならまだ何とかなろう……でも男と女でしかもあのオットセイ☆アイスから日も浅い俺とレナだぞ!?こんなのやれるか馬鹿やろおおおおおっ?! ……でも、もし……万一実現したらこんな感じだろうか…… ~~~~~ 「は……恥ずかしいんだよ……はぅ……」 そう言いつつ、俺の目の前で脚を開くレナ。均整のとれた美脚だ。太ももはブルマ着用だけにエロいっ!むっちりとしているのが見るだけで分かる。 「……あの、圭一君、その……早く」 「してもらいたいのかレナ……がっつくなよ?」 「!ちっ、違っ……」 ぺと 「ひゃっ?!」 立ったままブルマの真ん中に足を当てる。デリケートな部分だから過敏に反応するレナ。……かぁいいなぁおぃ!もっと弄ってやる! 最初は爪先でブルマと体の境目をなぞる。……まぁいきなり責め立てるなんて無粋なことはしないぜ。何事にも順序ってのがあるだろ?まずはレナの抵抗感から取り去ってやろう……ほれ……ほれ……! 「あはは……はは……くすぐったいんだよぅ」 レナの顔は真っ赤だが……違うんだよなぁ……!くすぐったさや気恥ずかしさだけじゃまだ足りないよなぁ……! 「ふっふっふ……んじゃこれはどうだ……」 爪先を今度はブルマの中央に持ってくる。そしてあくまでも……あくまでも緩慢に足の指でなぞる。 「……ぁん……だめ……だよぉ、けい……いち君……」 おーけーおーけー首尾は上々だ……恥ずかしがりながらも、少しずつ顔が蕩けている……エロいぞレナ……おっと、俺のオットセイ☆も首をもたげはじめたぜ…… ここでアクセントを入れようかな。 「はぅうぅうん!?」 足の親指の付根でぐぐぐっ、とブルマの真ん中を押し込む。さっきまでのソフトさは捨てて、ハードに『一瞬だけ』攻める。この『一瞬だけ』がポイントだ。ここから雪崩方式にぐいぐい攻め立てる……とお思いだろうか? しかしッ!それはこのシチュエーションにはそぐわないッ!今それをやってしまうような奴は、所詮は素人、一般ピープルに過ぎん!!そんな奴には再教育が必要だな!指導指導指導ッ!!あくまでこれはレナを策略にはめる布石に過ぎないっ! 「ぁっ……」 俺が足を離すとレナが名残惜しそうな声を上げた……ハマった……!俺の『一瞬だけ』戦略が見事に炸裂! ここで初めて腰を下ろして、レナと真正面に向き合う。そして俺は悪魔の微笑みでこう言うんだ……! 「もっと強くしてほしいのか?レナ……?」 随分と焦らされてきて相当不満が溜まっているレナは、例えどんなに恥ずかしかろうがこう言うだろう…… 「……はぅう……圭一君のいじわる………………して……ほしいんだよ……だょぉ……」 目に涙を溜めて、お預けを食らった子犬の如く俺を必死に求めてくるレナ……相手の降参を巧みに誘う……これが王道!最強!シンプル・イズ・ベストの極みッ!! ……ただ女の子を弄んでも、それは俺を満たすだけだ。玄人中の玄人、達人集団のソウルブラザーにそんなことは許されないっ!! 「ふふふ……しょうがないなぁ……?レナ、覚悟しろよ……!」 自分、そして何より相手を陥落せしめ、快楽を共有せずには真の変態プレイなど成り立たないのだッ!! ……いよいよ足を最もデリケートな部分があるであろう場所に照準する。両手はレナの両手をしっかり握って離さない……ふと顔を上げてレナを見る。 「………………ぁっ!」 ……くっくっく!あっはっは!!その無言が!期待を抑え切れないレナの本音を如実に物語っていたじゃないかっ!そして俺の視線に気付いて、頬を紅潮させつつ顔を背けるその様子っ!また一興よのうっ!! 「いくぞ……!」 足を遠慮無くぐいぐい押し込む。正直偉そうに色々言って来たが、ここからはそれさえ無粋だ。ひたすら容赦無く攻め、情けなどかけず責め立て、レナを『墜とす』……! 「あっ!!あううっ!!けっ、圭一く……ひゃああん?!」 「ほらほらほらほらほらああっ!!!」 「だっ、め……!うぅっ!ひぁ……ぁっぁっあああっ?!」 「気持ち良いだろ?気持ち良いんだろ!?」 「そっ……それ、わぁっ……違っ……ひぁ?!」 「嘘だ嘘だ嘘だッ!嘘付きにはもっとお仕置だあああっ!」 「ひぃゃああああああん!?あああっ?!くううんっ!」 俺の足が的確にレナを瓦解させていく……!俺の勘が正しければ……そろそろフィナーレだっ……! 「……!!?なっ……何……?!あっ……こ……怖いっ!圭一、くん!……はぁっ?!き……来ちゃう来ちゃう何か来ちゃうううっ!!」 「どんどん来いいくらでも来いっ!!ラストスパートだあっ!!」 足を絶妙な速度でレナに当て続ける。……ふふふ……!心なしか足の裏がじっとり湿って来た……!ブルマも既にびしょ濡れだ……! 「あんあっ……だめぇっ!くっ!あっ……ひゃううううううんっ!?だめだよだめだよおおっ!!」 ぴちゃ ……俺の完全勝利だ……果ててしまったレナは、呆然としてへたり込んで、自分の下半身を見つめている。……そこだけ土砂降りの雨に降られたように錯覚してしまうような、水溜まりが出来かけていた…… ~~~~~ 「うへへへへ」 「「「「「………………」」」」」 「へへへ…………あれ?」 現実に戻ってくると、妙に周りが冷た……い?!違う、冷たいなんてもんじゃない……それは刺すような、冷たく鋭利な非難と軽蔑の視線だった。 「圭ちゃん……(・3・)なおじさんでもさ……さすがに何をすべきか……分かっちゃったよ」 「くっくっく……変態は死ぬべきですよねぇ☆」 「むぅ……沙都子と梨花ちゃんには何も見せないようにね、詩音」 「にーにー、私にも加勢をさせてくださいませ!……こんなド変態は一度調教をして……!」 「ボクも調教したいのですよ☆……さぁ、圭一……楽しませて頂戴……フフフ……」 「うっ……まっ、まさかこれは……」 「あぅあぅ、圭一はとりあえずその考え方と、すぐその考えを自分で曝してしまう癖を何とかした方が良いのですよ。直せば確実に寿命が伸びるのです。あぅ☆」 「はっ、羽入……助け……」 「触るな下郎」 「キャラ違っ!?」 既に各々臨戦体制に入っている……これは……助からないな…… 「レ……レナ……は?」 「途中で真っ赤になってのびてしまったのです、みぃ☆」 はは……微妙に幸いかもな……でも……目の前の現実は…… 「一斉攻撃ぃぃぃっ!!」 ひぎゃああああああああああああああああああああああっ!!!! カナカナカナカナカナカナ………… TIPS 輿ノ宮警察報告署 昭和58年 X月X日 鹿骨市 雛見沢村にて 村内唯一の雛見沢分校の教室が大破 余りの損壊の激しさから 怪我人や犠牲者が当初心配されたが 幸運にもその類の痕跡は発見されていない 原因・犯人については今尚全く判明しておらず 迅速な追跡調査が求められている 差し当たって………… TIPS ある少女の独白 ……私が気付くと、既に教室は原形をとどめていなかった。いくつかの机はひしゃげて、天井には椅子が突き刺さっている。沙都子ちゃんの罠だろうか?大きな丸太が壁にめり込んでいる。 その丸太の下に、圭一君はいた。……うーん、あの時の圭一君を思い出すだけで恥ずかしいなぁ。はぅ。……圭一君は一見ぼろぼろだったけど、単に気絶しているだけみたいだ。 多分他のみんなで圭一君を攻撃したんだろう。まぁ結局みんな圭一君が好きだから、軽くレクリエーション的な趣向もあったと思う。 当の私は、さっきの圭一君のことを全然気にしていなかった。むしろ良かったと思う。必勝の自信があった(実際魅ぃちゃんでさえ私のブラフに引っ掛かって脱落した)あのゲームで負けちゃったのは悔しかったけれど、でも。 あの時、私じゃなくて魅ぃちゃんや、沙都子ちゃんで圭一君が妄想を展開していたら。……ふふふ。圭一君、もうこの世にいないよNE☆ 「うぅ……」 一瞬圭一君が気付いたかと思ってびっくりしたが、呻き声を上げただけで、気絶したままだった。 ……圭一君を他の人になんて渡したくない。多分圭一君は私を好いていてくれてるはずだし、その心配は杞憂に過ぎないかもしれないけど。ちゃんと介抱して、点数でも稼ごうかな、かな? 『はぅ。嘘はいけないんだよ、だよ』 ……自分の奥底の声から注意された気がした。……はぁ、何を恥ずかしがっているんだろう。私は。 それはとても簡単で明確なことだ。好きだから。圭一君が大切だから。……だから助けたい。力になりたい。それでいいじゃないか。 圭一君はけっこう変態……変人さんだけど、私もかなりの捻くれ者なのかもしれない。 ……ふふ、似た物カップルだよ、だよ?…… そう考えると、とっても嬉しかった。はぅ。 「はぅ~っ☆圭一君おっ持ち帰りぃ!!」 ……一陣の風が教室に吹いた。既にレナと圭一の姿は、無かった。 OMAKE ある少女の独白・裏 とりあえず圭一君を隠れ家に連れて来たけど……どうしようかな、かな? 「……聞いてんの前原圭一ッ!!」 ビクゥ 「……聞いてんの前原圭一ッ!!!」 ビビクゥ 「……聞いてんの前原圭一ッ!!!!」 ビビビクゥ! 「はぅ……ぴくぴくする圭一君♪……かぁいいなぁ★」 玩具圭一END?
https://w.atwiki.jp/streaming/pages/14.html
ひぐらしのなく頃に You (歌詞つき) ひぐらしのなく頃に You (歌詞つき)