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「はぁ、はぁ、はぁ」 薄暗い回廊をひたすら走る。辺りを見渡しても電灯の光が窓から入ってくるだけで、どこにも人影らしい物 は何も見えない。同じような扉はどこもかしこも口を閉ざし僕の求めている物を教えてくれない。 「マリア!」 僕は大声で彼女の名前を呼ぶが当然のように返事がない。聞こえてくるのは風の音だけだった。 「どこへ行ったんだ?」 辺りを見渡し、彼女がいるかもしないと希望を載せて手短な部屋の扉を開けてみる。 しかし彼女の姿はどこにも見えなかった。 再び別の部屋の扉を開くがどこにも彼女の姿は見えない。 「マリア!」 再び彼女の名前を呼ぶ。聞こえてくるのは僕が叫んだ言葉だけだった。 あのとき、学園祭で彼女が最後に言った言葉を思い出す。 「さよなら、セイヤ」 その顔がとても悲しくて、とても辛くて、とても切ない。 「くっ、どうすればいいんだ?」 壁を思いっきり殴る。壁が大きな音をたて、拳から痛みが走るが今の心に比べれば些細な物だ。 その時、頭の中にある光景が思い浮かんだ。 「うぇーん」 泣いている彼女が居た。遠い昔、小さい頃の彼女だ。そう、マリアは――。 「あそこしかない……」 僕は全速力で走った。床にけたたましい足音が響くがそんなの関係ない。僕は今、彼女に会いたい。 階段を駆け上がり、屋根裏部屋を目指す。昔、泣いている彼女をあそこで見かけたんだ。 呼吸を整えてドアノブに手をかけると冷たい感触が広がってくる。僕には分かる、彼女は間違いなくこの扉 の向こう側にいる。言いようの無い不安と緊張を抑えながら目の前の扉を開けた。 「来てしまったのか」 扉を開けると彼女が、マリアがそこに居た。あの時と同じように。悲しいことがあるとこの部屋に篭るのが 彼女の癖だった。だから僕は窓から手紙を書いた石を放り込む。うっかり窓ガラスを割ってしまったこともあ ったがそれ以上にマリアの悲しみが辛かった。 「マリア、どうして……」 僕の問いに対し、彼女は俯いたままだった。 「教えてくれ、どうして、彼女を撃った! 確かに悪魔に取り付かれて――」 そう、僕の主であるエリウシュケーを何のためらいも無く彼女は撃った。後で分かった事だが彼女は悪魔に 取り付かれていたのだ。悪魔を殺す聖貫弾である事をあえて言わずに僕は撃った理由を問いただした。あれを 持っているのは――。 その答えは彼女の後ろにいる存在が教えてくれた。 「どうして……」 後ろには白の翼を持った天使がいた。人ならざるものの赤の瞳と蒼の髪、透き通るような白い肌。 普通の人間なら畏怖を感じるんだろうけど僕は知っている、あの天使は……アイツは僕の、敵だ。 「セイヤ、この世界は腐敗しているとお前に言ったな」 「う、うん」 そう、僕がここに来る前、学校の屋上で二人で話した。 この世界は腐っている、貴族は驕り高ぶり、民衆もそれに対し不平不満を口にしながらなんら反乱も起こさ ない。あまりにも怠惰で、あまりにも卑怯で、あまりにも低俗だ。そうマリアは言った。でも僕は腐っている なら人の心は何も感じなくなると言った。その中から何かを取り出したい。腐っているならなおさらだ。未来 に続く種を僕は捜し求めていた。 「それで……この世界に何か希望は見出せたか?」 「それは……」 僕は答えが出せなかった。彼女が言った通り、僕はまだ希望を見出せなかった。 腐敗した貴族、絶望に彩られた民衆。みんなそれが当たり前になっていて変えようとは一回も思わない。 「見出せないのも無理はない、みな疲れきっているからな」 彼女は窓の所に座ると僕を観察するかのように見始めた。 疲れ切っている。そうかもしれない、何に、といわれれば”普通”であることだと僕は思っている。 努力はするものだがそれをしても報われない。強者に権利を言えば義務を果たしていないなど難癖をつけられる。 そして、心の奥に絶望が刻まれる。 「そしてそれを変えるには圧倒的な力だ!」 「違う! 力で世界は変えられない! 変わったとしてもせいぜい支配者が変わるだけだ!」 「例え変わるだけでもそれは変革だろう?」 「違う! それは自分で考えるのが嫌なだけだ!」 僕は真っ直ぐ前に見据えながらそう答えるとマリアは諦めた表情をした。 「そうか、セイヤ、私の手が取れない以上、君とは私は敵同士だ!」 そう言って彼女は仮面を付けた。悪魔の王を自称したテロリストの仮面を。 「まっ――」 僕の静止も聞かず、彼女は僕に背を向けると天使と共に飛び上がっていった。 怒ってて寂しくて、そして悲しい瞳で見つめながら。 僕は、僕は……。 「どうしてなんだぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 ただ月に向かって、ただ吼えるしかなかった。 森宮祐一が重いまぶたをあげて最初に目にしたのは蛍光灯を備えた天井だった。 「ここは? うっ……!」 身体に力を入れて起き上がろうとする、しかし身体の節々に痛みを感じた。 自分の体を見ると手から始まり胸、足、腹、顔。全てといっても過言ではないくらい包帯が巻かれている。 痛みが大分引いた後、ゆっくりと辺りを見渡した。 白い天井と青いカーテンが辺りの物と遮断をしており、机の上には古い型のテレビと肌着が置いてあった。 ベッドの隣には酸素吸入器と点滴のパックをぶら下げてあり、ここが病院であることを教えてくれた。 何でここに? 「そうだ!」 先日の光景を思い出す。 「GOOD BYE、ユウイチ」 そう言って彼女は僕に向かって発砲したんだ。 事実を再認識すると身体が震えだし、疑問と悲しみが一気に噴出してきた。 目の前にある事実がどうしても信じられなかった。メアリーが自分を撃ったという事実に対して。 記憶の中のメアリーを思い出すとどれをとっても普通の女の子だった。 デートに強引に誘ってきたりもした、一緒に帰ったり、遊びに行ったりもした。流石にキスは出来なかったが……。 その時、病室のドアが開いた。 「気分はどうかね?」 「あ、あなたは!?」 入ってきた人物はハワードであった。バイラムとの戦いが終わり、世界は一時的な休息を得たのだ。 ハワードは事後処理に追われる形で雑務をこなしていたが祐一が撃たれたという事実を知り急遽訪問を決行したのだ。 「あの……すみませんが今日は?」 「君が倒れてから既に一週間が経過した」 バイラムが破壊されてから一週間、国連は各国に対し平和宣言を発表。バイラムによる脅威は無くなったことを 全世界に報告した。だが、戦いが終わっていないことは祐一が一番良く知っていた。 ネオ・バイラム。あれは恐らく……。 そんな祐一を見ながらハワードは冷たい口調で言葉を出した。 「真に勝手ながら君の家にあったデータは勝手に処分させてもらった。無論、君が考察した物も全て」 「そうですか、こんなお願いをするのはなんですけど調べて欲しい物があるんです」 「調べて欲しいもの?」 祐一の突然の願いにハワードは首を傾げるしかなかった。 ボルスは目の前の光景に対し、ただ呆然とするしかなかった。 バイラムを倒したらその時はワインをあけよう。 MPの鑑識が忙しなく動いている。指紋の採取、現場の確保、関係者の聞き込み。 目の前で担架に運ばれていく遺体を見る。 「すみません、一応確認をさせてもらいます」 ボルスはそういうと目の前にある布をそっとめくる。 そこには自分の親友がいた。その死に顔は穏やかだった。 エースと呼ばれたのも彼がいたからだ。新しい戦法を組み上げられたのは彼が徹夜をしてくれたからだ。 女にフラレた時も上司にいびられた時もお互い酒を奢ったり奢らされたりした、共に強敵に対し立ち向かった。 そして後で飲み交わそうと約束をした、親友。 「ケント、です。間違いありません」 ボルスが搾り出すかのように言うとケントの遺体は再び布に覆われ、運ばれていった。 「隊長……」 アルもレイも何もいえなかった。 強いと思っていた隊長が弱り果てている光景を見て、みんな無力さを噛み締めている。 「ふふ、笑ってしまうな」 「隊長?」 ふら付く足取りで部屋を出るとそのまま近くの階段に座り込んだ。 笑いが止まらないらしく体が震えていた。それを制すように手に力を入れて両腕を掴む。 「ふふふ、それがまさか、こんな事になるとは。現実は物語のようではないと言うがその斜め上を行くことに なるとはな、はっはっはっはっ!」 そう言うとボルスは狂ったかのように高らかと笑った。普通ならばこの手のお約束事はパイロットであるボ ルスの役目だと思っていた。だが、今目の前にあることはあまりにもジョークにしか見えない。 「隊長」 軽く引き気味な声でアルが声をかけると彼は笑うのをやめて二人の方を向いた。 その顔は痛々しさはなくむしろ憑き物が落ちたかのようなすっきりとした顔だった。 「二人とも、私に着いてきてくれるか?」 今度は戦場で見せるような真顔になった。二人は彼が情緒不安定に見えたらしくお互いの顔を見合わせた。 「別に構いませんが……でも隊長はお休みなられた方が……」 言葉に詰まりながらレイが言うとボルスは手でそれを制す。 「いや、休むつもりは無いさ。それよりも――」 ケントの部屋の方に視線を向ける。 「犯人の存在を探し当てる方が重要だ」 「……了解です!」 アルが大声で叫ぶ。この陰湿な空気を吹き飛ばすかのような豪快な叫びだった。 「……了解です」 一方のレイは少しトーンを落として答えた。その顔は少し曇り気味であった。 「では、行くぞ」 「ってどちらへ?」 ボルスが立ち上がり歩こうとすると後ろからアルが聞いてきた。 「決まっている、研究室の入室記録だ。ここから犯人の目星をつける」 この答えを聞いた二人は笑顔を見せた。お互いに顔を見合わせ、二人に明るい気持ちが戻ってきたようだ。 ケント、お前を殺した犯人を必ず捕まえて見せる! 決意を新にボルスは管理室へと向かった。 所変わってAUAの重慶基地。バイラムとの戦いが終わり、季節は秋の真ん中と言ったところだった。 部屋の中にはもうベット以外の物は何も無く、ただ白い壁が広がっているだけである。ほとんどの中身は昨 日のうちに送ってしまった。後は目の前にある鞄のみ。 奈央は鞄を手に取り、部屋の扉を開けた。そしてそのまま廊下を伝って階段を下りた。 長いようで短かった日々、もし”普通の戦争”ならここを離れる事はあっただろうか? そんな疑問を振り払うかのように宿舎の前に立つと頭を下げた。 ゆっくりとした歩調で基地の入り口にいくと自動車とリーシェンがそこに立っていた。 「いくのか?」 「はい……」 自分はしなくてはいけないこと、それはバイラムの事を祐一君に伝える。 それが奈央にとってやらなければいけない仕事だ。それから先は後で考えることにしてある。 「……乗れ、ここから町へ行くのは骨が折れるだろうからな」 そう言って車のドアを開けると奈央は頭を下げた。 「すみません」 「別にかまわん、黄龍を改修してくれた礼だと思ってくれればいい」 奈央が助手席に乗り込んだ事を確認するとリーシェンは運転席に座った。 軽いモーター音とともに車はゆっくりと速度を上げていった。 周りの景色が速い速度で風景が流れていく。 奈央は窓の外を見つめたままひたすら呆然としており、リーシェンはずっと運転に集中している。 お互いに言葉をかわすことなくひたすらそればかりをしていた。顔を見合わせるなんて事は一切しなかった。 そろそろ重慶の都市部に入ろうかというときに備え付けの通信機がなった。 リーシェンは少し顔をしかめると通信機の受話器を取る。 「こちらリーシェン、応答を願います」 「こちらヨウシン、悪いのですが今現在の行動を報告してください」 話の相手にリーシェンの眉が少し動いたがそのまま言った。 「今は水原を空港へ送っている最中です、その後真っ直ぐ帰還する予定ですが……」 「そうですか、すみませんがリーシェン少尉、悪いのですが水原元伍長と一緒に軽くドライブをお願いします」 ヨウシンの言葉にリーシェンは眉を動かした。 「ドライブですか?」 「ええ、このまま終わりというのも寂しいでしょうしね」 ヨウシンの言葉にリーシェンは眉をひそめる。奈央の方に視線を向けるとなおもまた大きく頷いた。 二人ともこういうときの司令は何かを考えている事は大体理解できた。 その何かはまだ分からないがこのまま空港へ向かうのは避けた方がいいようだ。 . 285 名前:創る名無しに見る名無し[sage] 投稿日:2011/08/13(土) 22 56 43.62 ID wWm+rbgB [5/13] 「了解しました。水原、どこか行きたいところはあるか?」 「じゃあ上海!」 「ここから上海だと!?」 奈央の言葉にリーシェンは思わずハンドルを切りそこない、道路に黒いゴムの跡が付いてしまった。 「いいではありませんか、リーシェン少尉。一緒に上海へ行ってさし上げなさい」 聞こえていたのかヨウシンの声にかすかな笑い声が混じった。 「了解……」 不満そうな顔で受話器を置くと隣にいる奈央のほうへと視線を送った。 「上海とは良く言ったものだ」 「行きたい所はあるかと聞いてきたのはリーシェン少尉です。私はそれに答えただけですよ」 先ほどまでしていた暗い顔と打って変わって明るい声で言ってきた。 そんな奈央に軽くため息を付くと再びハンドルを握りなおした。 「全く……折角だ、美味い春巻きがある店にでも行くか……」 「さすがリーシェン少尉! 太っ腹!」 「だが割り勘だぞ」 「ええ!? 奢ってくれるんじゃないんですか?」 「私がいつ奢ると言った!」 「え? だって――」 二人を乗せた車は一路、上海へと向かっていった。 「こちら、M608ポイント、現在の所、異常なし」 ファルはビスマルクのカメラで周囲を見渡す。漂っているのは一週間前の戦闘で破壊されたPMや戦艦の破片だけだ。 正直に言えばビスマルク隊もかなりダメージを受けた。バイラムとの戦闘後、残ったビスマルクの数は半分。 修理にしろなんにしろてんてこ舞いな状況であるがそれでも彼女達は軍人である。 動ける以上やる事はやっておきたいのだった。 「了解、そろそろ交代の時間だから戻って来ていいよ」 通信機の向こうからマールの声が聞こえてくる。軽巡航艦シュペール。これが今のファルたちの母屋だ。 「はいはい、にしてもなんでうちがパトロールなんてやんなきゃいけないわけ?」 文句を言いながら操縦桿を傾けるとビスマルクの顔がきょろきょろと動いた。 「仕方ないよ、ユニオンにしてみれば慌しい中買って出れば国際的な地位が向上すると思ってるんじゃないの?」 「うわ、打算的」 ファルは軽く深呼吸をした。特に敵らしい敵もいない。ゆっくり行っても問題はないだろう。 だが、そんな時、レーダーに反応を知らせる音が響いた。 「!?」 レーダーを見ると無数の反応が幾つもあった。その数は総勢十を超え、二十、三十と増えていく。 「こちら、ファル! 敵機が接近! 数は三十を超えています!」 「こちら、シュペール。了解しました、機種の確認をお願いします!」 ファルは敵機の方に向かっていった。宇宙に浮んでいる破片に身を隠しながらゆっくりと察知される限界ま で近付き、機種を確認する。 「う、嘘でしょ!?」 蒼ざめた顔で力が抜けていくのを感じた。 「どうしたの? ファルちゃん!」 力の無い声を聞いてマイクの先から怒鳴りつけるかのように叫ぶマール。 「バ、バイラムが……」 「バイラム? バイラムの亡霊でも居たの?」 冗談を混じらせながら言ってやったが彼女の声は決して明るくはならなかった。 「バイラムが、三十機いる……」 絶望を含んだ彼女の言葉にブリッジが凍りついた。マールは深呼吸をしてもう一度確認するために声をかける。 「ファルちゃん、もう一度確認をお願い」 「……画像データ送るわね……」 言葉の後に画像データが送られてくるとオペレーターは素早くキーを叩いた。 メインモニターに画像が映し出すと宇宙の陰になって見えづらいが黒い悪魔が三十機、どこかに向かって突 き進んでいた。しかもきちんとした編成飛行し、いつも剣と銃しか持っていないバイラムが槍や大砲といった それぞれ独自の武器を持っていた。以前のような強化されたわけでもない、いつものように銃と剣でもない。 完全なプロダクションモデル、完成品と言った雰囲気であった。 「あ、悪夢だ……」 誰かがそう呟いた。ブリッジにいる全ての人間、そしてそれを間近で見ているファルの気持ちを代弁してるかのように。 「どうします? 艦長」 オペレーターが振り絞るかのように言うとマールもまた搾り出すかのように答えた。 「一応上官に報告をしておきましょう。あとの事は……それからよ。ファルちゃんにも撤退命令を出して」 「了解」 オペレーターは素早くキーを叩いた。マールは軽くため息を付いて今後の備えについて考え始めた。 「残念だがメアリーという少女はいなかった」 祐一の要望通り、メアリーという少女について調べてみた。 結果は先ほどハワードが言った通り何も無かった。 彼女の部屋は既にもぬけの殻であり、彼女の経歴は全て嘘であり、彼女の名前すら嘘であった。 「そう、ですか……」 この報告を聞いた祐一はうな垂れると声をあげて泣き始めた。 「一体何があったか、教えてくれないか?」 「すみません……」 祐一は涙を拭くと一週間前の出来事を話し始めた。 バイラムとの戦いが始り、ちょうど奈央とリーシェンが対峙した時刻、祐一は小さなリビングで星海図を開 いてみた。そしてノートを取り出すとゆっくりと状況を整理し始める。それを元にコピーした星海図にマーキ ングをし始めた。 「えっと、出発してから……」 出発してから一日目、ここで月との軌道に入る。 出発してから四日目、月と火星の間に入る。 出発してから八日目、火星に到達。 出発してから十日目、火星とと木星の間に入る。 出発してから十五日目、木星に到達、そのまま観察に入った。 出発してから二十日目、観察終了、土星へと向かう。 出発してから二十七日目、土星の観察を開始。 出発してから三十二日目、土星の観察を終了、天王星へを向かう。 出発してから三十七日目、天王星の観察を開始。 出発してから四十日目、帰還開始。 出発してから五十日、ADAM、地球へと帰還。 これが祐一が知っているADAMの航行日程である。火星へは寄ることなく木星以降の星を巡る計画であった。 だが、実際はどうかというと――。 出発してから一日、ここで月との軌道に入った。 出発してから四日、月と火星の間に入る。 出発してから八日、火星に到達。だがエンジントラブルの為、一旦、火星基地へと寄航する。 出発してから十三日、無事出発、そのまま木星へと向かう。 出発してから十八日、木星へと到達、が、またもエンジントラブル。軽度であったため問題は無し。 出発してから十九日、木星の観察開始。 出発してから二十四日、木星の観察終了、土星へと向かう。 出発してから三十二日、土星へと到達、観察開始。 出発してから三十七日、土星の観察終了、天王星へを向かう。 出発してから四十日、ADAM、墜落。 祐一は再び父のレポートに目を通す。 おかしい、日付が合っていない……。それだけじゃない火星のレポートなんて必要ないのに……。 そう、何故か予定調和のようなレポートが入っていた。 父だけではく全員分、火星のレポートを書いているのだ。火星には火星開拓委員会がある。レポートは常に 彼らからもたらされる物だ。ADAMの宇宙飛行士が書く理由はまったく無い そして木星のデータだ。明らかに何かがおかしい。 そう思って木星に関するデータをひっくり返すと……。 「あれ?」 表記されている大気成分にコペルニシウムの文字があった。 コペルニシウムは決して木星には無い物質である。あるとすれば木星に何らかの実験を施した場合のみだ。 その実験とは核実験である。さらに正確に言えば――。 「木星で核弾頭の実験なんて質量を知っている人が居たら確実に反対されるのに」 人間の核などたかが知れている物ではあるがもし、何らかの作用によって木星が太陽となる場合は否定でき ない。その為、木星での核実験は国家レベルの国際犯罪と認定されているのだ。最悪の場合国連を脱退させかねない。 火星のレポート、木星の成分調査表。この二つの矛盾は何を意味するのか? そんなときだった。 「!?」 突然、玄関のチャイムが鳴り響いた。祐一の額に脂汗が湧き出してくる。 「ユウイチ、いないのー?」 メアリーだ。声を聴いた瞬間、憑き物が落ちたかのようにホッとした。 椅子から立ち上がるとすぐさま玄関の扉を開ける。そこに居たのは――。 「何だ、メアリーか」 「何だとは失礼な」 メアリーはツンと口を尖らせていた。そんな彼女を見てつい苦笑をしてしまう。 「それで今日は何しに来たの?」 「そんなの決まってるじゃない、祐一を誘いに来たんだよ」 胸を張って答える彼女に少し呆れた顔をしてしまう。 「誘いって何?」 「勿論無軌道デート! 予定も予算も全く決めない超テキトーなデート、どうですか、お兄さん……安くしときますよ」 そう言ってニヤニヤしながら祐一の腕を掴む。だが祐一は片手を挙げて少し残念そうな顔をした。 「ゴメン今日はちょっと用事があるんだ」 「用事? 重要なこと?」 「うん、今大詰めを迎えているんだ」 祐一は部屋の奥へと視線を向けるとメアリーは少し首をかしげた。 「もしかして、ゲームとか?」 「ちょっと似てるかな……」 「じゃあ終わるまで一緒に居させてよ」 上目遣いで祐一の顔を覗き込む。そんなメアリーを見ながら軽くため息を付くと部屋の奥へと案内し始めた。 「いいけど……土足厳禁だよ」 「了解、それじゃ、お邪魔しまーす」 そう言って部屋の奥へと入っていく。メアリーには珍しく靴下を履いていないのか裸足であった。 「へぇ、祐一の部屋って結構広いんだね」 メアリーのいう通り今はかなり広かった。二十畳以上ある広いリビングは誇り一つ無く奇麗な物であった。 そういえばメアリーを部屋に入れたのは初めてだったな。 いつも外でデートをしていたが今日に限って中で話をするというのは珍しかった。 「せっかくだからなんか作ってあげようか?」 「メアリーが?」 頭の中でバレンタインのときの思い出が蘇る。クロレラやら何やらが入ったチョコ、嫌、あれをチョコを呼 ぶのは祐一としては避けたかった。あれはチョコの形をした別の何かだと思っている。 「どうしたの? 顔真っ青だよ」 「大丈夫だよ、でも一人で作るのも大変だと思うから二人でつくろう」 そう言ってキッチンの戸棚から二枚のエプロンを取り出すと一つをメアリーに手渡した。 「じゃあ、何を作る?」 「勿論、コロッケ!」 エプロンを身につけたメアリーの言葉に思わず苦笑してしまった。 彼女は意外にもコロッケをよく食べていた。以前、好きなのかどうかを聞いてみたが、本人は否定をしていた。 「ハイハイ、それじゃお湯を沸かそうか」 「ハーイ」 祐一は鍋に水を入れるとコンロの火をつけた。た。 「さてと、ひき肉はあったかな?」 「え? ひき肉って?」 冷蔵庫を漁ろうとする祐一の言葉に首をかしげた。 「本当に無軌道だね……仕方が無い、ジャガイモを茹でてる間にお使い頼める?」 メアリーに千円札とメモを手渡した。 「うん、で、何を買って来ればいいの?」 「ひき肉と固形ブイヨン。あとパン粉だね」 「それだけいいの?」 「うん、後の材料はうちにあるから。でも余計な物は買わないでよ」 「分かってるって、それじゃ、いってきまーす」 「行ってらっしゃい」 元気よく玄関から飛び出して行くメアリーを見送ると祐一は奥の部屋と向かった。 「さて、一応片付けておかないと……あれ?」 祐一はあるものに気がついた、それは――。 「ADAMのスペック表か……それにこの時季は……あれ?」 おかしいことに気がつく。それに公転距離算出の表記が少し間違っていた。 太陽系の惑星は、太陽、水星、金星、地球、火星、木星――となっている。 そしてこれらの惑星は太陽に対し周りを回る公転軌道を描いている。 地球を出発点とした場合、火星から出発した物が金星を通って木星にたどり着く場合もあるのだ。 ゆっくりと現在の星の位置を確認する。そして木星と火星を一直線に結ぶとある事実に気が付いた。 「ちょっと待って!?」 それなら火星と木星の間に金星が入るって事!? ADAMが火星と木星の間を予定通りに進むならそうなるのが普通だ。しかし五日間という日数で木星まで行 くなら少し誤差が生じるはずである。ADAMのスペックならいつかという日付はおかしすぎる。 よほどいいブースターでも積んでおかない限りいつかで木星にたどり着くのはあまりにもおかしい。ただで さえ、エンジントラブルというリスクを抱えているというのに……。 「金星に一体何があるんだ?」 嫌な汗が止まらなかった。 父は、嫌、ADAMは金星に行ったということである。 だが、そんな事実はどこにも無い。あるのは火星と木星、土星へと行ったという事実のみだ。 後で計算し直してみよう。 そう決意すると祐一は身近なラックに資料一式をそっとしまった。 数分後、メアリーが帰ってきた。走ってきたのかかなり息を切らせていた。 「ただいまー! ひき肉とブイヨン、パン粉を買ってきたよ」 「ありがとう、じゃあやろうか」 祐一は下の開き戸からボールを取り出すと先ほど茹でていたジャガイモを入れた。 「芋が固かったらもう一度茹で直すからね。後、熱いから気をつけて」 「うん」 真剣な表情でグニグニと芋を潰して行くメアリー。手元がややふら付いているが危なげなく進んでいく。 「じゃあ、僕は今のうちにお肉の方をやって置くよ」 まな板に玉ねぎなどを置くと素早い手つきで次々とみじん切りにしていく。 「おお! すごい!」 キラキラと興味深そうに見るメアリー。 「じゃあ、これをジャガイモと一緒にしてっと……」 一通り切り終わるとそのままボウルへと放り込んだ。そしてメアリーがジャガイモを混ぜ始めた。 「うう、凄く重い……」 木べらで混ぜながら顔をしかめる。野菜の量もさることながらジャガイモの量もかなり多い。 混ぜるのはかなりの難易度だろう。 「上手く混ぜるには切るように混ぜるといいよ」 祐一が言った通りにするとまるで流れるように混ぜられるようになった。 「あっ、本当!」 ジャガイモと先ほど切った肉と野菜が混ざると戸棚と冷蔵庫から小麦粉と卵とパン粉を取り出した。 「後は、分かるね」 「うん」 二人はコロッケの種をそれぞれ好きな形にしていった。 「ご馳走様!」 空のお皿を前に明るい声で両手を合わせた。作ったコロッケのほとんどはメアリーのお腹の中へと消え去った。 「お粗末さまでした」 「じゃあ、次は……」 なにやらごそごそとポケット探り始めた。 「まだやるの?」 「終わるまで居て良いって言ったのは祐一だよ」 「それならテレビでも見ててよ、僕は隣の部屋に居るから」 お盆にお皿を載せて席を立つと流しに置くと少しため息を付いた。 身体がまるで錘をつけたかのように重く感じる。足はそうでもないが肩や背中から少し違和感が感じ取れた。 「ユウイチ、大丈夫?」 「うん、大丈夫だよ」 言葉ではそういうが頭はかなりほーっとしている。だけどまだやらなきゃいけないことがたくさんあった。 「じゃあ、後でね」 「うん」 そのまま寝そべりながらテレビを見ているメアリーを尻目に祐一は奥の部屋へと向かった。 そして奥の部屋から資料一式と携帯型端末を取り出すと椅子に座った。 「ええっと……」 携帯型端末に資料の日付を入力していく。すると、祐一の読み通り火星と木星の間に金星が入っていた。 「やっぱりそうだ! 火星と木星を一直線にすると間に金星が入る!」 だが、ますます分からない。この事実が意味することとは……。 しかし――。 「ない!? 金星のデータが全くない!」 火星、金星、木星。この間に一体何があったのだろうか? 折角の金星のデータを取るチャンスなのにそれをやらないという疑問が出てきた。 金星は火星に比べて得れるデータが豊富である。金星のテラフォーミング計画は幾度と無く企画されたが そのほとんどはデータ不足のせいで頓挫してしまった。太陽に近いというのもデータが得られない理由の一 つでもあるがそれ以上に金星の公転速度は速いのだ。一日のズレれば探査機を飛ばすことは不可能になってしまう。 例え、命令書に無くても惑星の事に関しては調査をする、そう父から聞いていた。 「祐一、何叫んでるの?」 突然メアリーがドアをノックしてきた。 「ご、ごめん」 扉を開けるとそこにはメアリーが居た。テレビを見てるのも飽きたのか妙にだるそうな顔をしている。 「別にいいよ、祐一の家なんだし」 「でも、さ」 少し困ったかのような顔をすると彼女は飛びっきりの笑顔を見せた。 「ほら、そんな顔をしてると幸せが逃げちゃうよ」 「う、うん」 だが、上手く笑えない。ハワードから渡された資料がほとんど予定調和的な資料であったことに戸惑いを隠 せなかった。仮にもプロフェッショナルがこの文章を書いたとするならあまりにもお粗末過ぎる。 これは本当に父さんたちが書いたのか? だがこれが偽物であるという決定的な証拠がは何一つ無い。それが一番いやなものだ。 だが、メアリーはそんな祐一の考えを看破したかのようになだめるように言った。 「ねえ、祐一。祐一が思ってること全部言っちゃっていいよ」 「で、でも……」 メアリーに話して分かるのか? そこから何か事実が分かるのか? 「いいから、とりあえず話せばさ、物事が分かると思うよ」 少なくとも聞いてくれる人が目の前にいる。その事実が祐一の心に温かさが沸き起こった。 「わかったよ。じゃあ一言だけ。父さんは、ADAMの報告書や計画書は全部デタラメだ!」 「どうして?」 「理由はいっぱいある。一つ目は火星の報告書、二つめADAMスペックと航行予定表。そして……」 「そして?」 「金星のデータが無いことだ!」 そう、金星のデータが無いこと派あまりにもおかしすぎる。仮にも進むべき道の情報が送られてこないのはおかしい。 細かい部分は筆跡鑑定をすれば分かるだろう。だが今必要なのはこの矛盾が何を意味するかが問題である。 と、勢いに任せて言ってみたがなんだか恥ずかしくなってきた。だからどうした、と言われればそれまでなのだが。 そう思うとなんだかおかしくなって来てしまった。祐一は苦笑をしながら――。 「まあ、メアリーには――」 「あーあ、知っちゃったんだ」 この一言が祐一を凍らせた。 「え?」 彼女は懐から何かを取り出すと思い切り横に振った。目の前に赤い液体が飛び散る。 「うわっ!」 鼻の頭から痛みが走った。触れるとそこから血が流れ出ているのが分かった。 彼女の方を見ると手にはナイフを持っていた。そしてそのまま祐一に飛び掛ってくる。 「ひぃ!」 素早く床を転がって逃げると勢い良く玄関とを飛び出していった。 「ちぃ!」 軽く舌打ちをするとすかさず彼女も祐一の後を追いかけていった。 「はぁ……はぁ……」 近くの公園まで来るとベンチに転がるように座った。 空は既に暗くなっており、街行く人々はどこにも見えなかった。 一体なんだったんだ? 知っちゃったってどういうことなんだ? 「どうして……?」 「教えてあげようか?」 耳元で誰かがそっと囁いた。振り向くとそこに居たのは――。 「メア――!」 全てをいう前に首を腕で回された。ぎりぎりと音をたてて首を締め上げてくる。 「ぐぅぅぅぅ……」 腕を掴んで振りほどこうとするが首が動かない。とても女の子とは思えないかなり強い力だった。 腕を掴んで振りほどこうとするが首が動かない。とても女の子とは思えないかなり強い力だった。 苦しい……息が……。 「うぐぐぐ……」 手に力を入れてもビクともしない。酸欠で頭が割れるほど痛くなってきた。 そしてそのまま首の骨が折られそうになった瞬間、祐一の中で何かがはじけた。 「うあわぁぁぁ!」 「へ?」 メアリーの身体を持ち上げるとそのまま前転するかのように地面にたたきつけた。 「ぐげ!?」 蛙を潰したような声をあげるメアリーを無視して彼は走り続けた。 走るたびに血が襟元を汚していく。しかし、そんなものに構っていられない。 後ろから何か足音が聞こえてきた。軽快な音から恐らく彼女だろう。 しかし、振り向くことなくただひたすら前を向いて走っていった。 だが、肩に手が置かれると目の前が一回転した。 「ぐぅぁ!」 そのまま地面へと叩きつけられる。受身をとらなかったせいか、背中全体から激痛が走る。 「うぐぐぐ……」 そして懐から何かを取り出そうとした。その何かは暗いせいで良く分からない。 「何をしているんだ!?」 突然後ろから声をかけられた。振り向くとそこには一人の警官が居た。 彼はゆっくりとした歩調で祐一たちに近付いてくる。 「一体、何が――」 全てをいう前にその場に倒れた。警官から赤い水溜りがアスファルトを覆い、排水溝へと流れ込む。生臭い 臭いが辺りに広がりなんとも言えない嘔吐感が全身から立ち上った。 メアリーの方を見ると彼女の手には拳銃が握られていた。 「!?」 もはや声が出ない、そう感知した祐一は立ち上がると一斉に走り出した。 「あっ、待って!」 以前ならそう言われたら止まっただろう。でも今は逃げる事を優先する。 何の躊躇いもなく警官を殺したという事実が足をさらに加速させていく。 街頭を照らすだけの道には誰の姿も見えなかった。犬の鳴き声も聞こえなければテレビの声も家族の談笑も聞こえない。 まるで、時が止まったかのようだった。 「うぐぅ!」 思わず足がもつれ地面を転がる。既に二時間以上も全速力で走ってきたせいか足が完全にくたびれていた。 体力には自信があった。誰に言われた訳ではないが毎日ランニングやストレッチを欠かした事は無かった。 だが、何度も走り続けてきたせいか、足は限界を迎えてしまった。もう考える余裕すら祐一から消え去っている。 「ユウイチ~」 声をした方を向くと彼女が居た。そしてその後ろに居たのは……。 「バイラム……!?」 そう、あの黒き修羅だった。いや、正確にはかなり違う。 右腕部には剣が備え付けられてはいないし左手にはビームガンも持っていない。 脚部のスラスターはかなりシャープでコンパクトであった。あれだけの巨体が飛んでいるのに音すらしなかったのだ。 胸部に動力炉と思われる所も星型では無く台形だ。頭部にはアンテナが3つ、角の様に生えていた。 そして何より漆黒のバイラムとは違い、彼女の機体は鮮血を思わせる赤だった 「もう鬼ごっこはお終い?」 少し残念そうな顔をしながら祐一を見つめる。まるでこれでお終いと言わんばかりの冷たい瞳が矢の様に彼 を捉えていた。殺意のような物は何一つ感じず、声のトーンから終わりへの未練しか感じ取れなかった。 遠くから何かが聞こえてきた。そう、ニュースだった。 「本日未明、各国で破壊行為を続けてきた国際テロリスト、バイラムが――」 バイラムだって!? メアリーの後ろに居る物を見る。そう、ニュースで良くやっていた黒の機体。そして、今目の前にいる赤い鬼。 一体どういうことなんだ? 「へぇ、結局やられちゃったんだ。残念」 這って逃げようとするが目の前を銃弾が飛んでいった。 「駄目だよ、ここでユウイチを殺しておかないと後で怒られちゃう」 「い、いったいどうして?」 「だから言ったじゃない。知っちゃったからって」 知っちゃったって……金星の事? いや、そうじゃない。メアリーが言っているのはもっと――。 混乱する頭で必死に彼女が言いたい事を考えるが塔の彼女は愕然としている祐一を見ながら大声で笑い始めた。 「あはははは! 本当に変なの!? あんな量産機を倒して喜ぶなんて!」 量産機!? バイラムが!? 「それにあれは――の――を使ってるのに……可哀相、ユウイチ」 メアリーは何かを言ったが肝心な部分が分からない。 耳を傾ける前にユウイチは自分の状況に気が付いた。 逃げなきゃ、そう思い足に力を入れる。だが、足は痙攣をしており、上手く動かなかった。 動け、動いてくれ、動かないと……。 「ユウイチ、GOODBYE」 彼女が引き金を引くと乾いた音が夜空に響き渡った。 「あぅ……」 そのまま仰向けに倒れた。貫かれた痛みは思ったほどではなかったがそれよりも倒れた衝撃の痛みの方が辛 かった。胸のあたりに手をやるとぬるっとした感触が広がった。 指先には赤い血がべっとりとついていた。起き上がろうと力を入れるが起きられず、身動きが取れない。 もう……だめなの? 薄れ行く意識の中、突然電子音が鳴り響いた。メアリーが耳元に手をやるとなにやら大声で会話をし始めた。 「別の――? 裏切り――! ちょっとどういうことなの!?」 苦い顔をしながら祐一の方を軽く一瞥するとメアリーはネオ・バイラムとともに夜空へと消えていった。 それを呆然を見送ると彼はそのまままぶたを閉じた。遠くからサイレンの音が鳴り響いていた。 「僕が知っているのはここまでです」 祐一の話を聞いたハワードは席を立った。 「ありがとう、これで奴らの正体が大体分かったよ」 そして廊下に向かうと携帯電話の電源を入れた。 「私だ、至急ADAM乗組員の家族周辺を徹底的に調べろ。一つも見逃すな。それとそこに最近越してきた人 間の近辺調査をしろ、いいか、裏づけは絶対にしておけ!」 マイクに向かって怒鳴り散らすと電源を切った。そして苦々しい顔をしながら低い声を出す。 「見事な物だな、アンギュロス」 そう小さく呟くとエレベーターに乗り込んだ。 中東、サウジアラビア南部のカミーラの家では荷物を背負ったアジャムが玄関の先にいた。 カミーラは畑仕事をやめてアジャムを出迎えた。 「おかえりなさい」 「ただいまってか?」 ややおどけた顔でカミーラに挨拶すると荷物を床に放り投げた。重そうな音を立てたことから銃器や電子機 器と言った仕事道具が主なのだろう。 「ご苦労様です」 「じゃあ、早速で悪いだがビールを頼むわ」 そう言いながら奥へと向かっていく。上着を脱ぐと汗の臭いが辺りに広がった。 「ビールは体に悪いですよ」 「いいんだよ、このクソ熱いのにビールぐらい飲まなきゃやってらんねぇだよ」 近くの椅子にドカッと座るとそのまま天井を見上げてため息を付く。口調からしてかなり不機嫌そうだった。 「何かあったのですか?」 「どうもこうもねえよ。金は払えないってさ!」 以前のバイラムとの戦いでアジャムはグライドアを使用した、そしてバイラムとの死闘の最中グライドアを 失ったのだ。当然連合軍の司令官のウィルスから厳しい叱咤を受けた。さらに止めとばかりに任務失敗を理由 に賃金を払うことが無かった。当然抗議はしたが……まともに取り合うことはしなかった。 「そうですか」 「やれやれ、こんな事ならもうちょっと搾り取るべきだったな」 アジャムにとってしてみれば命があるだけ儲け物らしい。宇宙での戦闘において戦死しなかったのは作戦に 参加した人間の三割だけだった。 「それで新しいPMを買うおつもりで?」 「ああ。そうだな。でもあのグライドアはいい機体だったからなぁ……AUAの機体もユニオンの機体もステ イツの機体もどうも肌が合わねえんだ」 アジャムには肌に合う機体がほとんど存在しなかった。一応各陣営のPMは一通り乗りこなしたのだがいま いちしっくり来なかった。別にアジャムの技量が悪いというわけではない。逆に機体の方に不満があるのかと 言われればそうでもない。だが圧倒的に何かが足りなかった。 「ならば、私の機体を使いますか?」 「私の? どういうことだ?」 「こちらへ来てください」 奥へと案内をしようとする、が――。 「……ビールを飲んでからじゃ駄目か?」 「……まあ、焦ることでもないですし良いですよ」 カミーラたちは奥の部屋と引っ込んでいった。 食事を一通り終えると二人は地下の階段を下りて行った。 薄暗い中、狭い階段はまるで無限に続くかのように続いていた。 「まさか、こんな所があるとはな」 「知らなかったんですか?」 意外、と言わんばかりの口調でカミーラが呟くとアジャムは軽く鼻で笑った。 「流石にひとんちに土足で踏み荒らすのは無くてね」 「そうですか」 そんなやり取りをしているうちに巨大な扉が現れた。 「アジャム、あれを持っていますね?」 「ああ、肌身離さずにな…」 「なら、この扉を開けてください」 アジャムが扉についている鍵穴に差し込むと軽い音をたてて鍵が開いた。 カミーラは横にある機械のスイッチを入れると扉が思い音を立てて開いていく。 「こいつは……」 目の前にあるものに対し驚くだけだった。 そう、彼女が渡してくれた物、それは……。 「バイラムじゃねぇか!?」 「いえ、正確にはバイラムではありません」 彼女がいうとおり姿形はバイラムに似ているが細部が違っていた。 ユニコーンのような見事な一本角。腕にはバックラーを思わせる楕円形の物が付いていた。 背中のスラスターは翼を思わせるような形をしており、顔つきもどこと無く威圧感ではなく英雄的な優しさを感じられた。 色は目が覚めるようなスカイブルー、胸部には正五角形を思わせるマークがついている。 横の壁についている武器は剣ではなく槍だった。銃剣一体型の槍だ。 宇宙にて戦闘を行ったバイラムともAUAに現れた新たなバイラムとも違う。 「こいつは一体なんだ?」 「そうですね、あえて言うならバイラム・Ⅱ(セカンド)と言った所でしょうか?」 カミーラの言葉にアジャムは顔をしかめた。 「はぁ? バイラムⅡ? ゲームの続編じゃねぇんだぞ」 「先ほど倒したのをバイラムとするならAUAに現れたのはネオ・バイラムです」 アジャムの言葉を無視して続けるカミーラに苛立ちをぶつけた。 「ちょっと待て! 一体どういうことなんだよ!!」 「冗談半分に聞いてください」 バイラムⅡを背に彼女は大声で宣言した。 「私は、異星人です」 この一言にアジャムは目を見開いた。 後半に続く
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N・納豆の香り揚げ。 しその葉(みどりの)に納豆をのせる。納豆は乗せすぎない。 葉もう一枚で挟む。 天麩羅みたいに小麦粉卵の衣付けて揚げる 塩かけてホクホクをいただく。 春雨 業務スーパーだったら100g60円弱?乾燥食材だから膨らむし。小麦粉ほど腹は膨れないが 春雨サラダにしてよく食っている。キュウリ(高いな、今)、にんじん、 たまねぎスライスを突っ込んで、マヨネーズ・酢であえる。 マーボー春雨、中華スープに春雨もおいしいな。繊維質も多いし、1品増やしたいときにお勧めですなぁ マカロニ 安くてたんぱく質も取れてお手軽だよ。1Kg100~200円。 サラダっぽく出来るし、何でも合うよ。 1.マカロニ(200g/20円)ゆでる。 2.卵(1個/15円)+ツナ缶半分(50円)と炒める。(塩コショウも忘れずに) 3.あれば、最後にごま油を少々。 トッピングはオクラ(1本/15円)がおすすめ。 粘り気があり、栄養価も高いく、普通に保存しても1週間は持つ。 おまけに、星型なのでリッチな気分に。 オクラを塩もみして、醤油と鰹節をかけると、とろろご飯みたくもなるよ。 (↑毛がついているから、必ず塩もみ!) 安い&本格的グラタン(バタールウ) 1.大さじ1杯のバターで1カップの小麦粉を焦がさないように炒める。(とろ火&時々火から下ろして、香ばしくなるまで=約30分+) 密閉ビンに入れて、冷蔵(冷凍ならなお可)すれば2ヶ月は保つ。 2.水、牛乳&コンソメを合わせ(*)人肌に温めてから、 フライパンで軽く温めたバタールウに少量づつまぜながら錬りあげる(かなりシャバシャバ)。 3.ダマにならないように混ぜたら、塩胡椒、味@素を加えとろ火にかける(トロ味が付く、ここで味見)。 4.茹でたマカロニか、少量のバター、塩、胡椒、ガーリックパウダーを混ぜた 米飯or*に浸したパン(耳でもウマイ!)にソースを混ぜて、チーズとパン粉を掛けてオーブントースターへ。 電子レンジの場合はパン粉に油を掛ければ焦げ目ができます。 ベーコンやハムの切り落とし&ミックスベジタブルを加えればウマ 揚げる前のコロッケをレンジで温めて マヨネーズなんかかけて溶けるチーズを乗せて トースト機能で焼くと美味しいし油いらないよ。 オーブンなければ魚焼きグリルでもいいしレンジ加熱だけでもOK。 なんにもないならフライパンでも。 ほうれん丼 材料:ほうれん草(適量)・塩・コショウ・バター(少々)・とろけるチーズ(適量)・ご飯(一合) 作り方:熱したフライパンにバターを落とし、ほうれん草を炒める。 塩・コショーを振り味を調える。火を止めとろけるチーズを乗せ蓋を閉め 余熱でチーズを溶かす。炊き立てのご飯の上にに乗せて出来上がり 納豆卵丼。 玉葱をタレ(市販でも良いし ほんだしに醤油あれば味醂なければ砂糖の簡易でも可。) で煮立たせてあらかじめかき混ぜた納豆+卵(1or2)を回しがけ 蓋して蒸らせばふんわり感が、そのまま一煮たちさせればドロドロ感が楽しめまつ。 丼ものって具を工夫すれば安くて美味いから重宝するよ 白菜は洗ってテキトーにちぎって鍋に敷き詰め、豚肉(こま・バラ肉・挽肉等)を載せる。 再び白菜→肉…を繰り返し、水・酒・塩・胡椒・固形スープを入れて弱火で煮る。モヤシを加えてもウマ チーズオムレツ 卵x2をといて、粉チーズをたっぷりと少しの牛乳を入れてさらにとく。 小さい鍋にオリーブオイルを多めに敷いて、ニンニクをスライスして投入。 といた卵をすこし入れ、軽く火を通す。 鍋を振って卵が鍋に張り付かないようにして、卵を追加投入。 カロリー高いがウマ ピザ用のミックスチーズを使って、普通のオムレツっぽく包んで焼く。これもウマー オムレツスフレ 卵を白身と黄味に分けて、白身を泡立て器でメレンゲ状にする。 泡立てた白身に黄味と有れば牛乳を適量投入、良く混ざるまでかき混ぜる。 後は普通にフライパンでオムレツ風に焼く。 スフレみたいなもんだけど、量が倍近くになって得した気分になる。 フワトロで美味しいし。 ゆるめたチョコクリームやジャムを乗せてもウマ クリームシチューを作る。具材:肉(鶏、豚ミンチで良い。 量は予算に応じて)・にんじん1本(5本/¥100=20円) タマネギ一個(5個/¥100=20円)・ジャガイモ1~2個(やっぱり5個/¥100位のやつ) 可能ならオプション(予算に応じて、コーン、ブロッコリー、セロリetc...) それと、クリームシチューの素。ホワイトソースの原料が家にあれば・・・ 小麦粉=バター、同量を焦がさず炒め、牛乳、コンソメ(ブイヨンでも)を入れる。 これが単価的には安上がりだが、原料が無かったり面倒だったら市販ルゥ(特価148円くらい)でも。 1日目:本来の姿(シチュー)として食す。 2日目~なくなるまで:煮詰めて、パスタと和えてカルボナーラ。 炒めたご飯(玉ねぎ入りならなお可。)にかけて、オーブントースターでドリア風。 煮詰めるのは、ブールマニエ(小麦粉とバター同量混ぜ混ぜしたもの。 マーガリンだと味は落ちるがこの際入れ、一気に濃縮って手段もアリ。) 2日目以降は、冷凍しておいて忘れた頃に出して食すってのも効果的。 ゴージャスそうに見えるけど、1食単価100円いかない。(米、パスタ等、主食類除く@デフォルトの場合)を、 5食ほどに分けて食べる。 カロリーばっちり。栄養面もほぼ完璧、足らないのはVCくらいか。 んで、見た目、味はウマ。予算があるなら、カルボナーラ時、パルメザンチーズ、生クリーム(高価!)を加えても。 米が無ければ、ドリア時、炒めたじゃがいもでも。 奇跡的に、家に、タイム、セイジなどのハーブがあれば、それを加えて一気にリストランテの味ー つくね鍋。 挽肉を大量に使うと高くつくから、カサが増える様な物を入れる。 裏ごしした豆腐、おろした里芋や山芋(食感がつるつるになって良い)、 野菜の切れ端のみじん切り、出汁を取った椎茸等などを入れて、卵を加え混ぜ合わせる。 手で形を整えられない位柔らかい方が、フワッとした口当たりで美味しい。 混ぜ物が多い時は、下味をしっかりめに付けた方がいいかも。味付けは好みで。 出来たつくねは、一度半分くらい下茹でしておいた方が勝手が良い。 その時の茹で汁はもちろん出汁に加える。 一緒に煮る材料を含めて、300円もあれば1人前出来る。 肉を入れて食べるより、ボリュームが出るよ。 簡単なひじきの食べ方。 炊飯器でご飯を炊くときにスイッチを入れる前にスプーン一杯ほどの ひじき(出来るだけ細かい物)を入れてご飯を炊く。(米3合で一杯くらい) なんなら、みりん、酒、塩を少し入れても良いよ(塩だけでもウマ) ・簡単ひじきの煮物 材料 ひじき、(人参、油揚げ、ちくわ等好きな物を) 1.ひじきをボールに入れて水を入れて5分ほど放置(ひじきが膨らんだら戻った証拠) 2.ザルでも手でもいいからひじきの水を軽くきる 3油をひいて、.ひじき以外の材料を炒めて、ひじき投入 4.軽く炒めて 水、醤油、みりんを入れる(無ければ、酒、砂糖 酒は省略可) 5.中火で(ぐらぐら煮立たせちゃ駄目だよ)5分程煮れば完成 (水気を少なめにして炒め煮にしてもいいよ) 出来たてよりも翌日の方がうまけれど、この時期腐らないよう注意 卵焼きを焼くときに入れたり、炊いたご飯に混ぜてもウマ ・ひじきの煮つけは飯炊く時一緒に炊きこんで炊きこみご飯にもなる。 ・ひじきのかき揚げ作ってみ。ダマされたと思って。マヨネーズが合うー。 ・豆腐とひき肉と一緒に混ぜて焼けば和風ハンバーグだな>ヒジキ 下ごしらえの時の味付けは塩コショウと醤油少々。 洋風にしたければソースちょっと入れてもいいし。 煮付け使うんなら味付けいらないかも。 自分は食べるときはポン酢で食う事が多い。 つなぎは片栗粉入れてる。 卵は好みでどっちでも(やわらかくなる) 青唐辛子をみじんにして(種をとるかはお好みで)ごま油で炒める。 そこに味噌を入れ焦げないようによーく混ぜる。砂糖も多めに入れ みりん、酒、ダシ汁でお好みの粘度に仕上げ、さめたら密閉できる ビンに入れて冷蔵庫に。かなり保存がきくし、そのまま熱々のご飯にかけて食べる。みそ御握りにも。 原価はほぼ生の青唐辛子の値段のみ。これで1ヶ月は食えるかも。 飽きてきたらお好みの野菜を豚バラ肉と炒めて唐辛子味噌炒め。 にんにくをゴマ油で炒めてから作るともっとうまいという噂だ。 塩をタッパーとかにタップリ入れて、 くぼみを作ったら、黄身だけを乗せる。 上からも塩をかぶせて、冷蔵庫に2.3日置いておくと、からすみ風に変化。 1個分の卵の黄身で、何食分ものおかずになるぞ。 お味噌でやってもいいみたいっすね。 味噌で作る場合は、黄身が割れてしまいやすく、味噌もすぐに腐ってしまう。 チャーハン(ピラフ?)の作り方 1.ご飯は前もってレンジで十分加熱しておく 焼くときにスムーズに飯粒がほぐれるようにするため。 2.フライパンも煙が出るまで熱しておく ピラフ作りはともかく始まったら速攻勝負。準備を怠る愚図に明日は無い。 3.かき混ぜは木のしゃもじで これが一番ご飯粒をつぶさずにほぐせる。 天津丼 たまご2個、ねぎorタマネギ少々、カニカマ1個、100円ショップのしいたけや小エビその他何でも ガラスープのもと、コショウ、あればオイスターソースで味付け。 あんかけはそばつゆ等を片栗でOK。仕上げに酢を少々入れると味が引き締まります。 キーマ風?カレーが簡単で失敗しにくいよ。 材料は、タマネギ1個、人参中半分、ホールトマト(無い時はケチャップやジュース)、 ヨーグルト(プレーン無い時は砂糖入りでも可)、リンゴ(無い時はジュースやジャムでも可)、 挽肉(100~150グラム位)、にんにく、しょうが、油(有ればバターも)、 カレー粉、鶏ガラスープ(ガラスープの素でも可、無い時はコンソメでも可)、 これで2~3人分くらいかな。 みじん切りにしたタマネギを油30cc位で良く炒めて(きつね色以上に)、 そこにおろしたにんにくとしょうが(合わせて大さじ1位)を入れて更に炒めて、 更に挽肉とカレー粉(大さじ2~3位)を入れて、焦がさない様に良く炒める。 香りが出たら、おろしたニンジンとりんご(4分の1個~半分位)とトマト(100グラム位)と ヨーグルト(100グラム位)を入れて良くまぜる。 そこへ300CC位のスープを入れて、弱火で30~1時間弱位煮込む。 全体の味が馴染んだら、塩で味を整えて完成。 隠し味で煮込む前にコーヒーやチョコ、醤油やソースなんかを入れても良い。 粗熱を取って、冷蔵庫で一晩寝かせると、旨味がぐっと増す。 そのまま容器に入れて冷凍庫にいれてもOK。 代わりの材料にジャムやケチャップを入れる時は、甘味に気を付けて。 汁気が少なく、肉や野菜の旨味がストレートに伝わるキーマタイプは、手軽で美味しい。 スープや水をたっぷり使う普通のタイプのカレーは、 出汁がかなりしっかりしてないと物足りない味になりやすいよ。 賽の目に切ったジャガイモ入れたり、ミックスベジタブルを入れるとボリュームが増す。 安売りのブロック状のバラ肉なんかを5ミリ角位に切って挽肉の代わりに使うと、また食感が違って美味しい。 余ったカレーかインスタントのカレーを使った簡単安晩ご飯です。 1.タマネギを出汁で煮る。 2.そこにインスタントカレーか余ったカレーをぶちこむ。 3.煮込んだそこに溶いた卵(一人前2個くらい)を半分流し入れる。 4.蓋をして煮込み、最後に残りの卵を入れ混ぜてご飯にのっけて完成。 親子丼風カレー。めんどくさければタマネギと出汁を省いてもいけるかも。 タマネギは煮る前に軽く炒めるとコクが増すよ。 そばツユを加えると昔懐かしい蕎麦屋のカレー風になりそう。 レトルトカレー一袋を暖める前に中の具をつぶして 少量の醤油&みりんで炒めた牛豚混合の挽肉のそぼろに混ぜて フライパンでレトルトカレーの水気が半分ぐらいに減るまで火を通す。 で、平たい皿に盛りつけた白飯の真ん中にお玉でひとすくい乗っける。 挽肉が安いときにつくる簡易ドライカレー。辛口のカレーの方が上手くいく。 忙しい人向けカレー 1日目:休日に、ジャガイモ、人参、玉葱、キャベツ、ベーコン でポトフを沢山作り、食う。 2日目:ホワイトソース缶を加えて温め、クリームシチューにして食う。 3日目:カレー粉を加えて温め、(マイルドな)カレーライスにして食う。 3日目は同時にサラダ用スパゲッティか素麺冷や麦を茹でて、カレー鍋掃除をすればベスト。 1日目のポトフは材料を(おでんのように)大きめに切ってコンソメでじっくり煮るべし。 2日目以降は煮くずれていくが、 シチュー→カレーならばそれがまたいい感じなのだ。 簡易カレー まず豚肉を油でいためてます。 火が通ったら、鍋から取り出します。 次に豚肉をいためた鍋に油を足して、タマネギの薄切りをいためます。 弱火でじっくりと根気よく焦げ付かないようにいためます。 タマネギがきつね色になるまでいたまったら、皮をむいて4分の1くらいに切った ジャガイモをその鍋に投入します。 ジャガイモの表面に軽く火が通る程度まで、いためます。 ここで鍋に豚肉を戻し、さっと再加熱した後、水をひたひた程度に入れます。 そして弱火でことことと煮ます。 ジャガイモに軽く箸が差せるようになったら、カレー粉(ルーでないです)を適量、 お好みで投入し、かき混ぜ、さらに味がなじむまで煮て、簡便カレーのできあがりです。 最初に豚肉をいためた後で野菜をいためましたので、コクは出ているかと思いますが、 今ひとつならブイヨンキューブなどを利用してください。 なお、野菜はジャガイモのほか、ニンジンでもキャベツでもお好きなのをどうぞ。 タマネギだけは必ず使用してください。 トマトを入れると、もっとコクが出て美味しくなります。 簡易カレー 小鍋にサラダオイルをひいてタマネギのスライスを炒める。 豚コマ少々も炒める。 ニンジン、ジャガイモを小さく切って一緒に炒める。 カレー粉少々をふりかけて、こねくりまわして、熱湯をどぼどぼと入れる。 塩少々で味付け。 スープカレーあるいは豚汁カレー味の出来上がり。 いんちきミネストローネです。 タマネギ・ニンジン・ジャガイモを各1個、さいのめに切ります。 ブロッコリー・カリフラワー・ピーマン・セロリなどが、もしあったら、同じように切ります。 なーに、なくてもかまいませんし、他のありあわせの野菜でも十分です。 まず、タマネギを鍋でいためます。弱火でじっくりと、きつね色になるまで。 ニンニクがあったら包丁でつぶして、一緒に。 辛いのが好きな人は、唐辛子の種を抜いて、輪切りにして同じく一緒に入れます。 種がもったいなかったら、抜かなくてもいいけど。 タマネギがいたまったら、ジャガイモ・ニンジンを順に入れて、さらにいためます。 他の野菜も適宜、投入して軽くいためておきます。 すべてがいたまったら、トマトジュースを1缶、注ぎます。 注ぎ終わったら缶に水を入れて、缶内に張り付いたジュースを残さず利用することを忘れずに。 ジュースだけでひたひたにならなかったら、水を加えます。 あとは弱火でゆっくりと煮込みます。 この時点で、超高級食材の月桂樹の葉(ローリエ)が、もしももしもありましたら入れてください。 風味が増します。私はそんな余裕はないのでいれません。 さて、沸騰したら、パスタ(安物のマカロニでもいいし、100円ショップのスパゲッティでもいい、 手でパキパキ折って短くしておきます)を加えます。 塩・コショウは、お好きなように。 パスタが軟らかくなったら、出来上がり。 パンにあうおかずになりますが、もちろんご飯でも大丈夫です。 独り者でしたら、上記の材料で、3回分のおかずにはなります。 ブイヨンキューブがあったら入れたほうが、当然おいしくなります。 また、キノコ類(しいたけ・シメジ・マッシュルーム)もだしが出るし、歯ごたえも楽しめます。 でもカロリー0のキノコは、相当な高級食材です。手が出ません。 それから、豆類もあった方がいいんですが、ゆでて冷凍した物があったときしか入れていません。 大正金時とか大豆とか白花豆とか、いいんですけどね。 最後に、このレシピで一番高価な材料は、トマトジュースです。 缶ジュースでない、パック入りの1リッターなんかだともっと安くあがります。 なお、トマトを安く手に入れた人は、ジュースを使わずにトマトを小さく切って、手でつぶしてご利用ください。 余った餅で 1.解凍し、サイコロ状に切る。 2.醤油に砂糖、おろし生姜(おいらはチューブのもの。大蒜でも可)を混ぜる。 3.フライパンにサラダ油を薄く引き、弱火で餅を転がしながら焼く。 餅同士が引っ付かないように注意 4.外側が焼けてきたら2.を加え、じっくり味を染みさせる。 5.あさつきなんかを散らす。 餅を鍋にぶち込んで、お茶漬けのもとを入れて煮込むと旨いよ。 八ツ橋!! 白玉粉80g 水120cc 砂糖70g あんこ適宜 シナモン(ニッキ)適宜 1 パイレックスのボウルに、白玉粉、シナモンを入れ、水を加えます。 白玉粉のかたまりがなくなるまで、よくかき混ぜます。 2 砂糖を加えて、またよく混ぜます。 3 ラップをかぶせて、電子レンジに2分かけます。 一旦ラップをはずして、しゃもじでよく!混ぜ合わせます。 4 またラップをかぶせて、ふたたび電子レンジに2分かけます。 またまた、しゃもじで力一杯!混ぜ合わせます。 5 またまたラップをして、2分電子レンジにかけます。 しゃもじでよく、混ぜ合わせます。 これでお餅が出来上がりました。 6 お皿に、シナモンをひろげておきます。 そこへ、お餅をあけます。 ボウルもお餅もとても熱いので気をつけてくださいね。 7 少しさめたら、好みの大きさにちぎって、 あんこをつつんでまるめます。 餃子 ・皮作り 粉100:熱湯50:塩1程度 粉の配合は、強力粉10割~強力薄力半分ずつ位まで好みで。 粉200グラムで25枚位は作れます。 粉と塩をボールに入れて熱湯を注いで、かき混ぜながらまとめつつこねて行きます。 (ある程度こねても柔らかすぎる時は随時粉を足して調整。) 耳たぶ位の固さ、かつ表面がシルクの様に滑らかになったら、第一段階完成。 丸めてラップにでも包んで30分位放置(半日とか一晩放置しても問題なかった)。 後は塊を棒状に延ばして、好きなサイズと厚さになるように切り分けてのしていく。 強力粉多め、厚めの皮の時は、餡にしっかり味が付いていた方がよさげです。 ・餃子の皮だけど、うちでは塩は使わない。 あと、熱湯でなく水。何か使い分ける理由があったはずだけど忘れました 最初は水(熱湯)は少なめにしておいた方がいいかも。 で、様子を見つつ水を追加していくと。 水の分量が適切になると手につかなくなるので、それも目安に。 こねても手についたままの場合は水多すぎ。 ・強力粉は買うのはけちったので 薄力粉オンリーを1カップ、塩小さじ半分、熱湯100mlくらいまぜてコネコネしたあと、 1時間程冷蔵庫に置いて片栗粉を打ち粉に延ばしたらのびるのびる 中身は豚は高いので鶏胸を叩いてミンチにして、 半額セールしてたタケノコ、キャベツ、にんにく、しょうが、調味料各種。 ・おから餃子なら良く作る。 おからと油揚げ、椎茸、ネギの青いところなど入れて、 先にこれらを少量のダシ醤油で10分くらい煮込んで味を付けた上で具に使う。 その他にも椎茸ぎょうざ、パン餃子、めし餃子などいろいろ餃子なら作れる。 ・餃子はほんと、皮から作れー。皮が旨いと、具は何でも良くなる。 鳥胸を茹でて細く細くほぐしたものと細切りにした木耳とキュウリとながねぎを、 味噌、唐辛子、ニンニク、ごま油等で和えて餡を作り、包んで茹でて酢醤油で食べた。 15粒位食べたけど、材料費は皮含めて100円ちょいだと思う。 餃子もシュウマイも下味はきっちりめに付けた方が美味しいよ。 N・材料は、豚挽き肉、ニラ、しょうが、にんにく、 キャベツ(白菜派もいるが、季節外れなので)及び餃子の皮。 野菜類は全部みじん切り。 キャベツは塩少々をふり、しばし放置してから水気を絞ると、 中身が水っぽくならないで良い。 材料を全部混ぜて、酒、醤油、ごま油を各少々。良く練る。 後は皮で適当に包めば良い。皮のふちに糊代わりに水を少々つけるの忘れずに。 油を引いたフライパンで、軽く焼き目をつけたら、 水を入れて蓋をし蒸し焼き。最後に蓋を開け、水気を飛ばす。 材料の配分は好みだ。手作りは面倒だけど、すげえうまいよな。 後、時間があれば、干し椎茸を水で戻す。 冷蔵庫で一晩、水につけて放置が一番うまみが引き出されるらしい。 椎茸はみじん切り。戻し汁は捨てないで、焼く時の水に混ぜる。 こうすると旨みが増加して、良いぞ。 焼く時に肉汁が漏れ出さないよう、しっかり包む。 後は肉汁の豊富そうな良い肉をたっぷり使う。 一番良いのは、豚コマで良いので、 使う直前に挽肉にする。フード・プロセッサーでも良いし、 根性があれば、包丁を2本持って、叩きまくって挽肉にする(笑) 旨みと歯ごたえが違うよ。疲れたら粗引き状態で辞めても、それはそれでうまい。 もしくは肉屋で、挽いてもらう。 挽肉買えよと言われるかもしれないので、 部位を指定して挽いてもらうとうまい。 まあ、このスレなので、豚コマで良いかと。 挽肉は、表面積が大きい上に、細胞壁が壊れているので、 そもそも肉汁が出てしまっていたり、乾燥しやすいのではないかと。 なんでも餃子 豚ひき肉・白菜・オイスターソース・ニラ・しょうゆ・酒・塩・コショウ (他に好みでにんにく・しめじ・キャベツ・ねぎ・合い挽き肉など)と皮で餃子を作る。 タネを作ってあとはテレビでも見ながら包むだけなので楽。 できた餃子は重ねやすいタッパーなどに6~8個ごと小分けして冷凍。 そのまま焼いてもいいし、スープと一緒に水餃子にしてもいい。 よくやるのはそこらで売っているラーメンスープと3袋100円のソフト麺で水餃子ラーメン。 錦糸玉子の作り方 1..なべに油をひき、温めます。加減は卵を菜箸ですこしのせて、さっと固まる程度。 または、なべを顔に近づけ、温かみが感じる程度。 2. 卵をなべに流し、全体に伸ばした残りはボールにあけます。 3. 卵が固まる程度に焦げないように焼き、菜箸で抑えて裏に返します。 4. 焼き上がったら、まな板等の上に置き冷まします。 ※ 錦糸玉子は、卵の個数に対して黄身だけを2コ入れることによって黄色美がまし焼き上がりが良くなります。 また、お酒を入れることによって艶がでて、片栗粉(水でといたもの)を入れるとコシができ、丈夫な仕上がりになります。 錦糸玉子もっと簡単に! 20cmくらいの平皿の上にラップでフタをする わずかに緩く張るのがコツ ラップの上にとき卵を入れレンジで1~2分加熱するとよい 安チョコケーキレシピ 材料(2個分:120円相当) 板チョコ×1枚(75g位) 玉子×2個 砂糖×50g 薄力粉×30~50g 1、チョコとバターを湯煎かレンチンで一緒に溶かす。 2、玉子と砂糖を合わせてかき混ぜる。 3、薄力粉+1+2をかき混ぜる。 4、バターを薄く塗った耐熱皿に流して、180℃のオーブンで10分焼く。 5、外はカリカリ、中はトローリチョコケーキ禿げしく(゚д゚)ウマー 熱いうちに食うも良し、冷やして食うも良し。 分量は適当でok ドレッシング ・味ポン+ごま油+七味+砂糖少々 簡単なんちゃって中華ドレッシング。 ・ドレッシングはマヨネーズに醤油を混ぜたものが旨い。 ホットケーキ ・ホットケーキ作るときに タマゴと牛乳の代わりにマヨネーズ入れて作れるってのをやってたんで、さっき作ってみた。 分量はまったくのカン。タマゴの代理くらいの量。 驚いた~。しっとり美味しく酢の味も全く感じられない。 ハチミツとシナモンかけて食べました。いやびっくりしました。面白い ・ホットケーキは卵白をしっかり泡立てて、黄身も塩少々と砂糖と混ぜて出来るだけ泡立てて、 そこに振るった小麦粉とベーキングパウダー入れて、サラダオイル混ぜて焼くのが定番。 あれば、植物性のカップミルクなんか入れて。 予算20円前後で立派にふかふかなパンケーキが出来るよ。 こんどこれにマヨネーズ合わせてみる。 目玉焼き丼 最近の主食は目玉焼き丼なんだけどさ 大体同じ味でさ、飽きるかもしれないのよ なんか変化をつける方法はないかな? 調味料はさしすせそ揃ってる ↓ ・カレー粉。もしくはカレールー。ちょっとルーを割って水に溶かしたものを目玉焼きに ・たまねぎ入れる ・わさび醤油をすすめてみたりとか ・目玉焼きを温泉卵に変えてみたりとか ・さしすせそにこだわらないなら、最近100均でも売ってるスイートチリソース買ってみ。 目玉焼きに合うよ チーズ小松菜 ・味噌煮込みうどんを食ったあと、適当につまみ作ろうとした。 適当に煮込みうどんの残り汁に小松菜つっこんだ。 ふと思い立って、そこにチーズ入れてみた。 めちゃくちゃうめー!! 味噌と小松菜とチーズってあうよ。栄養もばっちりだし。
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977 名前: NPCさん 04/08/24 16 50 ID ??? 困ったちゃん未遂が・・・ 458 :NPCさん :04/08/24 16 49 ID ??? 書くところを間違えたぜ^^; 焼肉は無理だった。もちこもうとしたが、入り口で見られてNG。 サンドイッチとかの軽食程度なら可だったらしい。 仕方ないからセッションだけ中でやって 会場の駐車場の近くの階段を椅子代わりにして焼肉しました。 とちゅうウイスキーの水割りつくろうとしたら水が無いのに気づいて 中にくみにいったら管理のじじいに嫌味言われた。 水くらいケチケチすんない(笑) 以上報告でした。 978 名前: NPCさん 04/08/24 17 01 ID ??? それは未遂じゃなくて立派なバカだろう 978 名前: NPCさん 04/08/24 17 01 ID ??? それは未遂じゃなくて立派なバカだろう 980 名前: NPCさん 04/08/24 17 51 ID ??? 978 未遂だった(やっていいか、件のスレに相談に来た前科がある)のが…実行に及んでしまった、という意味だと思われ。 982 名前: NPCさん 04/08/24 18 06 ID ??? 釣りだと思いたいが、同レベルの阿呆(ゼミ室で焼肉パーティやって重要書類をことごとくにんにく臭くしたDQN)見たことあるからなぁ…… スレ29
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90年代後半に、度重なる犯罪から世間でもひきこもりという言葉が使われるようになりました。その定義は、 6ヶ月以上自宅にひきこもって社会参加しない状態が持続しており、ほかの精神障害がその第一の原因とは考えにくいもの というのが一般的です。つまり、精神科に通わず6ヶ月仕事や学校へ行っていない人のことをいいます。ひきこもりの原因は、不登校からというのが一番多いようですが、コンプレックスや人間関係など原因は多種多様にわたっています。 しかし最近、定義上はひきこもりになってしまうけれども、ひきこもりに入れていいものか?という若者が急増しています。そこで、ニートというイギリスで生まれた言葉を当てはめるようになりました。ただ、ひきこもりとニートの違いはよくわかりません。ま、定義にこだわってもしかたありませんけれど、ニートについても見ていきたいと思います。 ニートは「NotinEducation,EmploymentorTraining」の頭文字(NEET)からの造語で、非労働力人口のうち、15~34歳の未婚で、職業訓練も含め、学校に通わず、家事や家業の手伝いもしていない者と定義されます。そしてさらに、4つに分類されます。 Ⅰヤンキー型 反社会的で享楽的。「今が楽しければいい」というタイプ Ⅱひきこもり型 社会との関係を築けず、こもってしまうタイプ Ⅲ立ちすくみ型 就職を前に考え込んでしまい、行き詰ってしまうタイプ Ⅳつまずき型 いったんは就職したものの早々に辞め、自信を喪失したタイプ この分類は4つにわけているようで、私が思うに実質2つにしか分けていません。下3つは環境によって変わってくるだけで、性質は同じだからです。学校で自信をなくすか、面接で自信をなくすか、会社で自信をなくすかの違いだけで、3つとも自信喪失型には変わりありません。ヤンキー型の人は友達も多く人間関係はうまくでき、面接も無難にこなしますから選ばなければ就職はできます。食うに困れば仕方なく働きだすはずですから生きていくことには問題ありません。困ったのはそれ以外のニートで、最近急増しているのがこの自信喪失型です。就職しないのではなく、できない人たちですからこれからの行く末がとても不安です。このサイトではこの自信喪失型のニートについて考えていこうと思います。
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作業者:ダーム 名前:学校要塞(akiharu国版) スケール:5 能力:C 種別:学校 用途:教育施設、研究施設 HP:0 設定:正式名称、akiharu国総合学園都市。akiharu国を象徴する施設のひとつである。 下は保育所、幼稚園から、上は大学院まで、幅広く取り揃えられ、年齢、種別の壁を超えて学びを得ることができる。 知識はもちろん、それを扱うための倫理、道徳教育に力を入れており、何のために学ぶのか、という根本的な部分を大切にしている。 akiharu国荒廃により一度は破壊されていたが、文明圏再興の礎となるべく再建された。 需要:スケール5なので、7.59375×10万≒約76万人 akiharu国現人口444万人につきクラフト可能 必要日数:スケール5なので、7.59375×100日≒759日 消費額:スケール5なので、76(基本価格)÷2(設定自作)÷2(データ自作)=19点 akiharu国:-19 /*/ 名前:中央市場(屋台村) スケール:4 能力:C 種別:市場 用途:商業施設 教育施設 HP:0 設定:貨幣経済から遠のいていた国民に、通貨の使用法や店の経営法の学びの場として誕生した。 初期は行政が運用管理を行うが、登録した国民に店舗経営を実践させ、成長後は独立できるようにした。 狩猟成果物や農作物を買い取って換金を行い、そのお金で、他の品物や日用雑貨、屋台村での食事を買うことができる。 商品は高額にならないよう設定しているため、学生にも優しい。 全ての店は定期的に抜き打ちで行政(吏族・法官)から指導が入り、違法物の取引の禁止や衛生面の管理を行う。 知類の取引(奴隷、食肉やパーツ等)は禁止されている。 必要ニーズ:10万人 * 1.5 ^ 4 = 50万6250人 必要成長点:10点 * 1.5 ^ 4 = 51点/設定あり:10 * 1.5 ^ 4 / 4 = 12.66 → 13点 必要日数:100日 * 1.5 ^ 4 = 506日(1年141日) akiharu国:-13 /*/ 名前:akiharuうどん スケール:-3 能力:C 種別:料理 用途:食事 HP:0 設定:向坂明日見の友人である九条イズミがうどん職人であり、444がうどん好きなことからakiharu国でもうどんを作ろうと計画し導入された。 九条イズミから指導されたakiharu国民が、うどん職人として屋台村で店を出している。 玄霧藩で食べられている本格的な手打ちうどんをベースに、akiharu国民好みのだしの濃さに調整し、味の調節用にスパイスなども用意されている。 必要ニーズ:10万人 * 1.5 ^ -3 = 3万人(ニーズ枠消費なし) 必要成長点:10点 * 1.5 ^ -3 = 3点/設定・データあり:10 * 1.5 ^ -3 / 4 = 0.7407 → 1点 必要日数:100日 * 1.5 ^ -3 = 30日 akiharu国:-1 /*/ 名前:タコス(akiharu国) スケール:-3 能力:C 種別:料理 用途:食事 HP:0 設定:トウモロコシの粉の薄焼きパンであるトルティーヤに具を挟んでソースをかけた食べ物。 具材は、焼いたり茹でた肉・エビ・魚、レタスやトマト・玉ねぎなどの野菜、チーズなど様々なものを組み合わせる。ソースはトマトを使ったサルサソース、ワカモレというアボカドのソース、唐辛子の入った辛いチリソースなどがある。 暑い日に薄いビールとタコスを食べるととても美味い。akiharu国内の屋台村でも食べられる 必要ニーズ:10万人 * 1.5 ^ -3 = 3万人(ニーズ枠消費なし) 必要成長点:10点 * 1.5 ^ -3 = 3点/設定・データあり:10 * 1.5 ^ -3 / 4 = 0.7407 → 1点 必要日数:100日 * 1.5 ^ -3 = 30日 akiharu国:-1 /*/ 名前:ナチョス(akiharu国) スケール:-3 能力:C 種別:料理 用途:食事 HP:0 設定:トルティーヤをくさび型にカットして揚げたトルティーヤチップスに、具材とソースをかけた食べ物。 具材はひき肉やトマト、チーズ、豆や玉ねぎをチリソース風味に煮たチリコンカンなど組み合わせる。 ソースはサルサソース、ワカモレ、チーズソースなど。具材を乗せた後にオーブンで焼いても美味しい。 暑い日に薄いビールとナチョス食べるととても美味い。akiharu国内の屋台村でも食べられる。 必要ニーズ:10万人 * 1.5 ^ -3 = 3万人(ニーズ枠消費なし) 必要成長点:10点 * 1.5 ^ -3 = 3点/設定・データあり:10 * 1.5 ^ -3 / 4 = 0.7407 → 1点 必要日数:100日 * 1.5 ^ -3 = 30日 akiharu国:-1 /*/ 02-00027-01:涼原秋春 名前:藩王邸(akiharu国) スケール:4 能力:C 種別:自宅 用途:自宅 HP:0 設定:涼原秋春の家。akiharu国文明圏基準での標準的な住居機能、 居住者全員分の私室完備の他、来客者を迎えるための応接室も存在する。 政庁での公的な会談ではない、私的な相談などはこちらで行われることもある。 設計時の想定居住者は秋春、士季ちゃん、養女ちなつ、王猫ふしゃ、個人猫士もしゃこ。 対象項目:建築物 必要ニーズ:0人(自宅) 必要成長点:0点(自宅) 必要日数:100日 * 1.5 ^ 4 = 506日 名前:涼風神社(整備社寺) スケール:3 能力:C 種別:付属建築(自宅用) 用途:宗教施設、整備施設 HP:0 設定:akiharu国藩王邸に併設された整備社寺。騎機・涼風の居住施設である。 一般参拝用エリアと関係者以外立ち入り禁止エリアに分かれており、 後者は一般公開不可技術であるシステム260の整備機材が配置されている他、 模倣体の居室、昔取った杵柄で秋春の養女ちなつの家庭教師を行うための教室などがある。 対象項目:建築物 必要ニーズ:0人(自宅付属施設) 必要成長点:10点 * 1.5 ^ 3 = 34点/設定・データあり:10 * 1.5 ^ 3 / 4 = 8.4375 → 8点 必要日数:100日 * 1.5 ^ 3 = 338日 /*/ 02-00028-01:444 名前:444の自宅 スケール:4 能力:C 種別:自宅 用途:自宅(兼整備寺社) HP:0 444の自宅。南国の風土に合わせて洪水対策がされている。 娘のなごみと住んでおり、岩崎もたまにやってくる。 台所や居間、仕事用の書斎。そして444、なごみと岩崎にはそれぞれ個室がある。 食料はよく食べる岩崎と食べ盛りのなごみのために多めに準備されている。 摂政の自宅ということで防犯対策もされている。 騎機である皐月用の整備寺社には、皐月の心が安らぐように、こころなし鎌倉時代を思い出せるような内装にしてあり、よく花がそなえられる。 整備寺社は一般参拝用エリアと関係者以外立ち入り禁止エリアに分かれており、 後者は一般公開不可技術であるシステム260の整備機材が配置されている。 対象項目:建築物 必要ニーズ:0人(自宅) 必要成長点:0点(自宅) 必要日数:100日 * 1.5 ^ 4 = 506日 /*/ 02-00034-01:向坂明日見 名前:ひだまりの家 スケール:4 能力:C 種別:自宅 用途:自宅 HP:0 向坂明日見とその家族が住む家。akiharu国の新文明圏の海が見える場所に建てられている。 南国の気候に対応しある程度の洪水に耐えられ、防犯設備も強化している。 1階は玄関、リビング、キッチン、お風呂、トイレ。2階は夫婦の寝室と子供部屋。 リビングの上は吹き抜けで天窓があり、昼は日差しが差し込み、夜は夜空を見ながらソファでくつろげる。 宰相府在住時代の家電製品を持ってきて使えそうなら使っている。国の復興度合いによって買い替える予定。 子供たちがのびのび遊べる芝生の庭があり、バトルマンティスをとめるスペースもある。 対象項目:建築物 必要ニーズ:0人(自宅) 必要成長点:0点(自宅) 必要日数:100日 * 1.5 ^ 4 = 506日 名前:向坂神社 スケール:3 能力:C 種別:付属施設(自宅) 用途:宗教施設(狼) HP:0 日向の高千穂に住まう神々のうち、向坂玄乃丈(日向玄乃丈)の先祖である大神(狼)を祀っている。 向坂家の関係者(向坂玄乃丈と向坂夕斗、向坂夕希、ホワイトウルフ)への加護と健康を願って建てられた。 向坂明日見の友人である退魔の剣士の鷺坂祐介から助言をもらい、小規模ながら正式な神社として機能し、悪意から守られるように建造した。 向坂家で管理しており、お供え物や祈りを捧げている。 対象項目:建築物 必要ニーズ:0人(自宅付属施設) 必要成長点:10点 * 1.5 ^ 3 = 34点/設定・データあり:10 * 1.5 ^ 3 / 4 = 8.4375 → 8点 必要日数:100日 * 1.5 ^ 3 = 338日 名前:春雷神社(整備社寺) スケール:3 能力:C 種別:付属建築(自宅用) 用途:宗教施設、整備施設 HP:0 設定: 向坂家に併設された騎機・春雷の整備社寺。 向坂家の庭から直接中に入れ、すぐに春雷に会いに行けるようになっている。 一般参拝用エリアと関係者以外立ち入り禁止エリアに分かれており、 後者は一般公開不可技術であるシステム260の整備機材が配置されている。 季節ごとに別の花が咲くように周囲を整えている。 対象項目:建築物 必要ニーズ:0人(自宅付属施設) 必要成長点:10点 * 1.5 ^ 3 = 34点/設定・データあり:10 * 1.5 ^ 3 / 4 = 8.4375 → 8点 必要日数:100日 * 1.5 ^ 3 = 338日 /*/ 阪さんから、個人ACE開示申請です。 02-00034-01:向坂明日見 向坂明日見:向坂玄乃丈:40
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甥君2歳のお誕生日・焼き肉屋さんにて 2009年4月14日 (火) 今日は甥クン2歳のお誕生日。 学校から帰宅し、三女に今日作ったケーキを届け、一緒に焼き肉屋さんでお祝いを。 甥クンのママ、次女に伝えると「でたなっ便乗姉妹!」と言われてしまいましたが。 三女はせっせと、焼けた牛タン塩にネギの千切りを乗せてくるくるしています。 今さら黒烏龍茶飲んだからどうなるってことはない体型ですが、一応こういうお食事のときは黒烏龍茶を(気休めに)飲んでおります。 おいしい出来事 かなえキッチン : ごはん日記 2009年04月
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・・・ 澪「夜に、走るのも、いいな!」タッタッタッ 律「雨があがって、涼しいしな」 律「てか、走りじゃないか?」ハァハァ 澪「・・・ちょっと、休憩にするか」 律「賛成。さすがに飛ばしすぎだ・・・」 澪「たしかこのあたりに公園あったよな?ベンチで少し休むか・・・」 律「そうしよう・・・」 律「ふいー、汗かいた」フキフキ 澪「ベンチベンチ・・・」キョロキョロ 澪「あった」 澪「・・・あれ?律は?」 律「ほれ」ピトッ 澪「!?」ビクッ 澪「な、なにするんだ律!」ドキドキ 律「へへっ、自販機でスポーツドリンク買ってきた」カシュッ 律「・・・んー、うまい!」 律「はいよ。澪も飲んでおいたほうがいいぞ」スッ 澪「・・・いい、砂糖いっぱい入ってるし」 律「でも喉渇いてるだろ?汗もかいたし」 澪「そうだけど・・・」 澪「・・・口移し」 律「はい?」 澪「口移しなら飲んであげる」 律「」 律「じゃあ私が全部飲んじゃおう」ゴクゴク 澪「あぁー!冗談!冗談だって!」 律「お前の冗談は冗談に聞こえないんだよ」 澪「まぁ半分本気だったしな」 律「」 澪「・・・んく、んく」ゴクゴク 澪「はぁ、おいしい」 律「一汗かいた後だから余計うまく感じるよな」 澪「そうだな」 澪「・・・なぁ、本当にしないか?口移し」 律「・・・だからしないって」 澪「じゃあ質問を変えよう」 澪「ここで本番するのと口移しだけするの、どっちがいい?」 律「」 律「な、なに言ってんだ。こんな人の多いところで・・・」 澪「人なんてどこにもいないじゃないか」 律「あ・・・」 律「そ、そもそもこのまま普通に帰るって選択肢はないのか!?」 澪「残念ながらないな!」キッパリ 律「」 律「・・・じゃあ一人で帰る」クルッ 澪「」ガシッ 澪「このまま律を押し倒して草むらに行ってもいいんだぞ?」 律「・・・」 律「・・・あーもー」 律「一回、一回だからな!」 澪「どっちを?」 律「く、口移しのほうに決まってるだろ・・・」 澪「ふふっ、そうか」 律「にしてもそのうちお前は逮捕されそうだな」 澪「その時は律も一緒だぞ」 律「なんでやねん」 澪「どっちからする?」 律「・・・じゃあ、澪からで」 澪「うっ、そうか・・・」 律「(ほ、本当に誰もいないよな・・・?)」キョロキョロ 澪「・・・いくぞ」 律「・・・あぁ」ドキドキ 澪「・・・どれくらい口に含むものなんだ?」 律「・・・一口分?」 澪「そうか、・・・じゃあ」グッ 澪「・・・」スッ 律「・・・んっ」 律「ん゙っ!」ゴクン 律「げほっ、げほっ・・・」 律「・・・変なところに入った」ゼェゼェ 澪「私も・・・」ハァハァ 澪「慣れない事はするものじゃないな・・・」 律「まったくだ・・・」 澪「にしても以外と難しいんだな」 律「澪が一気に流してきたからだぞ!」 澪「なっ!律が欲しそうに顔してたからそうしたんだ!」 律「そんな顔してねぇ!」 澪「・・・」 律「・・・」 澪「・・・帰るか」 律「そうだな」 ・・・ 律「・・・はぁ、一汗かいたあとの風呂は格別だな!」 澪「まったくだ。・・・でも、もう一汗かくがな」 律「・・・今日はもうやめとこうぜ、疲れた」 澪「なっ、約束が違うぞ!」 律「だって疲れたし、明日は朝雨降らないから走るだろ?」 澪「・・・むぅ」 律「さて、なにかいいバイトはないかなー」ゴロン 澪「・・・しょうがない」 律「澪の事を考えるとそんなに選択肢ないんだよなー」ペラッ 律「・・・ティッシュ配り、スーパーのレジ、ファミレスのウェイトレス」 澪「・・・」 律「もうこの前のムギの知り合いの喫茶店でいいんじゃね?」 律「あそこなら怖い人滅多に来ないだろうし」 澪「・・・」 律「澪さーん?」 澪「バイトするのやめようかな・・・」 律「早っ!」 澪「・・・でも、怖い人来ないのはポイント高いかも」 律「だろー」 澪「だけどあの格好は・・・」 律「今まで散々着てたじゃん」 澪「うぅ・・・」 律「まぁ候補の一つには入れておこうな」 澪「他にいい場所がありますように・・・」 律「(正直これ以上にいい場所ってない気がする)」 律「今日はここまでにして寝るか」 澪「唯達は結局するのかな?」 律「うーん、しないんじゃないか?バイトより大事なことがあるし」 澪「・・・それもそうだな」 律「よし、さっさと寝るぞ。明日は早いぞ」 澪「はいはい」パチッ 澪「・・・寝る前におやすみのキスくらいはいいだろ?」 律「・・・まぁ、それくらいなら」 チュッ 澪「ぜひこの先も」 律「おやすみ」 澪「・・・やれやれ」 律澪「」スゥスゥ ・・・ 唯「アルバイトかぁ・・・」テクテク 唯「・・・」 澪『梓と憂ちゃんは受験生だし、一緒にいて支えてあげたほうがいいかもな』 唯「んー・・・」 唯「一応憂に相談したほうがいいのかな?」 唯「でもきっと、私の事は大丈夫だから。って言うよね」 唯「憂はやさしいから・・・」 唯「そこがいいんだけどね」テレテレ 唯「・・・決めた!」 唯「今年はアルバイトしないで憂の受験を応援する!」 唯「するとしたら来年、憂と一緒にだね」 唯「そうと決まれば早く帰ろう!」 唯「早く帰ってご飯の準備とお掃除だ!」 唯「今日は私のほうが早いからがんばっちゃうよー!」フンス ・・・ 唯「ただいまー」ガチャ 唯「・・・うん。憂はまだ帰ってきてないね」 唯「まずはお掃除!きれいにして憂をお迎えしよう!」 唯「~♪」フキフキ ・・・ 憂「また明日ね」フリフリ 梓「うん、じゃーねー」 純「ばいばーい」 憂「ちょっと遅くなっちゃった。早く帰ろう」テクテク 憂「・・・お姉ちゃん、心配してないかな?」 憂「メールしておこう。もう少しでお家だよ・・・っと」ピッ 唯「~♪」サッサッ ピロリロリン 唯「お、憂からだ」パカッ 唯「・・・た、大変!もう帰ってきちゃう!」 唯「玄関のお掃除に時間かけすぎちゃったよ・・・」 唯「しょうがない、他のお掃除はまた今度だね」 唯「とりあえずここだけは完璧にしておこう!」 唯「玄関はお家の顔って言うもんねー」フキフキ 唯「・・・できた!」 唯「えへへー、ピカピカー」 唯「よし、これを片付けて終了だね!」テクテク ガチャ 憂「ただいまー」 憂「わぁ、玄関がすごいきれい」 唯「あ、憂ー!・・・えいっ!」ダキッ 唯「おかえりー」スリスリ 憂「ふふっ、ただいま。玄関、掃除してくれたの?」 唯「うん!今日はちょっと張り切ってみました!」 唯「憂先生!採点をお願いします!」 憂「100点満点です!」 唯「やったー!」 憂「ふふふっ」ナデナデ 憂「でも言ってくれれば私も手伝ったのに」 唯「いいんだよー。憂には晩御飯作るのを手伝ってもらうからね!」 憂「ふふっ。今日はなにを作りますか、唯先生?」 唯「ふむ、ひき肉が残ってたからハンバーグにしようと思うのだよ」 憂「いいと思います!」 唯「一緒にコネコネしよーねー」 憂「うん!」 ・・・ 唯「今日ね、みんなと大学の学園祭のこと話してたんだよ」コネコネ 憂「へぇ、どんなこと話したの?」 唯「憂達を入れた新生放課後ティータイムの初舞台!ババーン!!」 唯「って盛り上がったよー」 憂「ふふっ、それは楽しみだね」 唯「待ち遠しいよー」ウキウキ 憂「私達の学園祭はお姉ちゃん達出れるのかな?」 唯「どうなんだろー?聞いたことないよね・・・」 憂「やっぱり無理なのかなぁ・・・」 唯「仮に一緒にステージに立てなくても、絶対に見に行くからね!」 唯「最前列で応援応援するから!」 憂「・・・ありがとう」ウルッ 唯「えへへっ。憂達がどんな演奏するのか楽しみだよー」 憂「私達もお姉ちゃん達に負けないくらいにがんばるよ!」 唯「おっ、頼もしいねー」 ・・・ 唯「出来ましたー!」 憂「おいしそうだねー」 唯「早く食べようよっ!」ワクワク 憂「お姉ちゃんお箸忘れてる」スッ 唯「おぉ、ありがとう!」 憂「じゃあいただきます!」 唯「いただきまーす!」 唯「ん~、おいしいよ~」モグモグ ・・・ 唯憂「ごちそうさま」 唯「えへへー。憂にいっぱいあーんしてもらっちゃったー」 憂「私もお姉ちゃんにたくさんしてもらってうれしかったよ」 唯「やっぱりあーんは料理をもっとおいしくする魔法のスパイスだね!」 憂「ふふっ、本当だね」 ピロリロリン 唯「およ、りっちゃんからメールだ」パカッ 唯「・・・おー!」 唯「ふむふむ・・・」 憂「どうかした?」 唯「うん。来週の・・・なんでもないよ!」 憂「?」 唯「そ、それより片付けしちゃおうかー」アセアセ 憂「う、うん」 唯「(危ない危ない。憂に喋っちゃったら折角のサプライズが台無しだよ)」 唯「(来週は制服で集合かぁ。さわちゃん先生やるねー)」 唯「(・・・でも、制服どこに仕舞ったっけ?)」 唯「(食器片付けたら探してみよう!)」 憂「(お姉ちゃん、どうしたのかな?)」 憂「(律先輩のメール?なんだろう・・・)」 憂「(来週のことと関係あるのかな?)」 憂「(・・・誤魔化したってことは知らないふりしたほうがいいよね)」 憂「お皿洗おうか!」 唯「う、うん!」 唯「(ほっ、怪しまれてない・・・)」 13
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律「なんか…優しい味っていうか…」 澪「安心できる味っていうか…」 律「薄味なのに…すっごくおいしい…」 紬「これは…唯ちゃん?」 唯「うん、これはみんなが思っている通り、あずにゃんのスープだよ。」 澪「この味、何か秘密があるのか?」 唯「なーんも!」 律「えっ?」 唯「これはね、あずにゃんのお肉と野菜をじっくり煮込んだだけなの!」 唯「その代わりたっぷり3時間煮込んで、アクを丁寧に取ってね。」 唯「味付けは塩と、白こしょうを少しだけ」 唯「あずにゃんのお肉なら、これだけで最高のスープができるんだよ!」 澪「なるほど…」 ズズズ… 紬「どう?梓ちゃん」 梓「おいっしいです!私すごい!!」 律「おう!私梓のことみなおしたよ!」 梓「てへへー」 テレテレ 澪「…あっ、そういえば唯。このスープ、具は入ってないけど…」 唯「ふふふ、煮込んだ野菜も食べてみる?」 コト 律「へえ、キャベツか…」 ホロッ パクッ 律「…あっ」 澪「…これ、朝食に食べたいなあ」 律「それ!そうそう、そんな感じする!!」 律「もうこれ野菜スープでいいじゃん、唯!!」 唯「えへへ、まあ今回は旨みの溶け出したスープを味わってほしかったからね」 澪「ふー」 律「最高のスープで口の中も洗い落とされたことだし、後半戦だー!」 唯「と、いいたいところだけど、もう折り返し地点だからね」 律「ええっ!?そんなあ!」 唯「冷静に探ってみてさ、今のお腹の具合はどんな感じ?」 律「ぺこぺこだよ!」 紬「うん…、もう少し入りそうな感じ」 澪「あんまりガツガツといける感じじゃあ、ないかな」 律「だああ、何言ってんだよ、軟弱物どもがぁ!」 梓「ぺこぺこ…です」 唯「ということで、こういう時の締めは!?」 律「カツ丼!」 澪「…お茶漬け?」 紬「おうどんとか…」 唯「お茶漬け正解!!」 律「えー!軽すぎ!」 澪「ふふん」 紬「お茶漬けね!いいんじゃない?」 唯「さて、じゃあ準備するかな」 デン 澪「肉!?」 紬「なるほど、肉茶漬けというわけね!」 律「むほっ!!」 キラキラ 唯「じゃあステーキよりも厚めに切ったブロック肉を焼いてくよー」 ジュー ジャッ 唯「ほいできあがり」 律「えっ?あれ」 澪「早すぎ…レアすぎないか?それだと」 紬「あんまりレアだと、生臭さが…」 唯「ふふふ、まあ見てなよ」 スイー 律「あぁ…やっぱり生だよ、カツオの叩きみたい」 唯「ご飯に小口切りにした長ネギを大量にのせてー」 モサッ 唯「レアに焼いたあずにゃん肉をのせて」チョイチョイ 唯「だし汁を砂糖と塩、醤油で味を調えたものを」 唯「たーっと」 トポポポポ 唯「仕上げにおろし生姜をのっけて」 ピッ 唯「きざみ海苔をぱらぱらぱら~」 唯「わさびはお好みで取ってつけてね」 コト 唯「できあがり~!!」 4人「…ごくり」 澪「じゃあいただくよ」 スッ 律「あたしも!」 ガバッ 澪「あっ、こら!」 律「もう順番とかいいじゃん!」 シャバシャバシャバ 律「かーっ!うっめーっ!!」 紬「…へえ!これは」 澪「ショウガのおかげか、全然生臭くないな」 唯「お肉も昨日取ったやつだからねー」 律「そうか、しっかり臭み抜きしたからこんなにおいしいんだな!」 唯「それもあるけど、それだけじゃないよ!」 紬「…」 ニコニコ 澪「ん?何か知ってるって顔だな、ムギ」 紬「うーん…お肉はね、新鮮なのがいいってわけじゃないのよ」 律「ええっ?新鮮なのが良いのは当たり前だろ?」 唯「お肉はね、取ってから時間を置いたほうがおいしくなるんだよ?」 律「えー?うっそだあ」 唯「切り落とされたお肉は、時間が経つにつれてお肉の中の酵素の力でおいしくなるの!」 唯「酵素はお肉を柔らかくしたり、旨み成分のアミノ酸を作ってくれたりするんだよ!」 唯「そしてこのお肉は昨日あずにゃんから切り落としたもの…」 紬「今まさに熟成のピークを迎えているというわけね」 唯「その通り!」 澪「なるほど、だからレアでもこんなに美味しくたべられるわけかー」 ズズズ 律「よくわかんないけどうまいからいいや!」シャババ 梓「…あれ、じゃあ最初のリアリティがどうこうって……」 ズズズ… 紬「ああ、お汁に溶け出したお肉の旨みが、たまらないわ」 律「ああ…もうなぃ…もっと飲みたいのに…」 ペロペロ 澪「こら律!はしたないぞ!もう…」 ウズウズ 梓「……」 律「なあ唯!もういっぱいちょうだい!もういっぱい!」 唯「うーん、同じ料理を2回出すのは私のポリシーに反するんだよねぇ」 律「そんなあ!後生だからぁ!」 唯「仕方ないなあ」 唯「じゃあ、これでも食べてなよ」 ネト 律「え………なにこれ」 澪「ご飯の上に…」 紬「…お味噌ね。これは」 律「ちょ、唯!おまえなあ!!」 唯「まあまありっちゃん落ち着いて。こっちはさっきより薄味のおだしをかけて…」 トポポポポ… 律「うん…?」 唯「ほぐして食べてね」 律「ねこまんまじゃねえか!!」 バン 律「あたしはもっと、こうなぁ…」 ズズ… 紬「…うん、素晴らしいわね、これは」 律「む、ムギ!?」 ズッ 澪「へえ…肉味噌か」 律「に、にくみそっ!?」 ズズズッ シャバババ 律「うっ、はあぁぁぁっ!!うんまーい!!」 唯「ふふふ」 ニコニコ 唯「これは、あずにゃんのひき肉を炒めてね」 唯「お酒とみりんを加えて煮詰めて、」 唯「それに八丁味噌とコチュジャンを加えて甘辛く仕上げた特製肉味噌だよ!」 律「あぁあん、たまんなぁい!!」 ジュビドゥバー 澪「お茶漬けもいいけど、これでご飯食べたいなぁ」 シャバシャバ 律「ああん、それもいぃーん!!」 ジュルッビドゥー 律「ぷはー」 澪「さすがに満足したろ?律」 唯「肉味噌とお茶漬けは別料理ってことで、ご飯もう一杯ワシワシしたからねー」 律「わらわは満足でおぢゃりまする」 澪「どこの出だ、お前は」 紬「満足したわ。すてきな料理をありがとう、唯ちゃん」 唯「ふふふ、まだデザートが残ってるよ、ムギちゃん!!」 律澪「おおっ!!」 紬「でも梓ちゃん尽くしのフルコースで、デザートとなると…?」 澪「そうか、肉料理なんだよな。全部」 律「肉の入ったケーキとか…うへぇ」 ナエナエ 唯「こらこら、勝手な想像して食欲減退させちゃ駄目だよー」 コトッ 澪「えっ、なにこれ、えーと、カラフルようかん?」 律「…中になんか入ってる。うへ、気持ちわりぃ」 紬「へぇ、ゼリー寄せとはまた考えたわね」 澪「へえ、ゼリーなんだこれ」 律「ゼリーに肉!?正気かよ唯!!」 唯「(無視)じゃあ先にムギちゃんどうぞ」 律「ゼリーってのはな!甘いんだぞ!?それに肉とか、おまえなあ!」 澪「ちょっと黙れ」 ゴチン 律「うう…あたしは世界の平和のために…」 澪「どんなスケールだ」 律「肉入りゼリーの存在なんか許してみろ!世界の破滅だぞ!?」 紬「…じゃあいただくわ唯ちゃん」 唯「どうぞどうぞ」 パク 紬「oh」 唯「ふふ」 ニコニコ 紬「こほん。…やるわね、唯ちゃん」 唯「ふふふ」 ニコニコ 澪「ムギをうならせるゼリーか…どれどれ」 チュルン 澪「はぅ」 唯「むふふふふ」 ニコニコ 澪「これは…」 澪「……すごい。」 紬「うふふ、すごいわ唯ちゃん」 澪「なんというか、この」 唯「まあ待って、澪ちゃん」チラ 澪「……」チラ 律「…なんだよ、食べないからなあたしは」 ビクビク 律「だいたいおまえらな!おかしいんだよ肉ゼリーとか!」 律「味覚障害か!?大福にいちこ入れてミスマッチー♪とか喜んでる世代か!?」 律「だいたい」 唯「えい」 カポ 律「もがっ!?」 律「んんんんん!!」 澪「いいから、律。噛んでみ?」 律「んー!んんんー!」 ブンブン 律「……ん?甘くない…」 唯「ふふふ」 ニコニコ クチュクチュ 律「んー!これは!」 律「うわあ!少し噛んだだけで口じゅうに広がる旨み!!」 律「まるで上等なスープを極限にまで凝縮したような…」 ンム… 律「あ、肉だ…」 ンム… ンム… コクン 律「……ほぅ」 唯「どう?りっちゃん」 ニコニコ 律「おいしぃ…」 トローン 律「……」 律「……ふぅ。」 律「んもー。唯がデザートっていうから甘いと思い込んじゃったじゃないかー」 澪「…言い訳が始まった」 唯「まあ、どちらかというと前菜に出すものだけどね、これは」 唯「でもね、フルコースで疲れた胃袋を優しいゼリーで癒して」 唯「また明日への活力を誘うには、私はぴったりの料理だと思うんだ、これ。」 律「なるほど。そういうデザートの考え方もありなんだな」 紬「豪勢なケーキもいいけど、フルコースの後の胃には少し重いものね」 澪「私は好きだな、こういう締めかた」 律「うん、今日の最高は料理だったよ!ありがとう唯!」 紬「本当に素晴らしかったわ。ありがとう唯ちゃん」 澪「唯にこんな才能があるなんて知らなかったよ。ありがとうな、唯」 唯「どういたしまして」 唯「でもそれなら私よりもお肉を提供してくれたあずにゃんに…」 梓「……」 グゥ~ キュルルルル~ 4人「あっ」 fin 補足 あとトンカツにかけたソースも、すりおろした野菜や果物を大量のスパイスと一緒に煮込んで、 軽く煮詰まった所を布で漉して、さらに煮詰めて作った特製ソースだったのにうっかり説明し忘れたぜ!! 戻る