約 148,927 件
https://w.atwiki.jp/dq9kumap/pages/380.html
残された夢の地図Lv43(B9Fはぐメタオンリー) 地図名:残された夢の坑道Lv43 発見者:けい 場所:西ナザム地方(6F) ボス:B10F イデアラゴン 内容:B9F はぐれメタルオンリー RANK,SEED=65 0B7B(101 2939) 残された夢の坑道LV43 BOSS=イデアラゴン 階層=9 敵RANK=5 maptype=2 遺跡 敵無フロア=B9(2BD4) 宝箱=D2 E6 F3 G1 H3(15個) 即開け:B5F(E)まてきの杖 http //dq9maps.com/5/250816.htm
https://w.atwiki.jp/forever_world/pages/134.html
ロンデバルト(草) スコルビア(森) デルバド(砂) ザリアス(窟) ロングバリヤード(山) レッゾソルス(洞) アルヘイスト(塔) ジークムント(禁) ゾークアデア(城) スピリットブルー(遺) カオスレギン(神) クエスト(ク) 転職アイテム名: 魔道の書 入手法 【ドロップ】 はぐれ魔道(森),山賊騎兵(砂),遺跡魔道(遺1),ハイスネイクマン(塔30~) 【工房作成】 無し 物理攻撃補正 0% 魔力攻撃補正 10% 物理防御補正 0% 魔力防御補正 10% レベル―4 腕 力―7 魔 力―19 技 能―11 素早さ―10 ファイアボール (HP0 MP1 Lv1) [魔力を消費して放つ初心魔法] サイコキネシス (HP0 MP4 Lv6) [魔力を物理波動攻撃にする[耐魔モンスター有効]] フリーズ (HP0 MP10 Lv8) [強化冷凍魔法] エクスプロージョン (HP0 MP35 Lv11) [大爆発魔法ターゲット以外にも範囲攻撃] ライジングスピア (HP0 MP28 Lv13) [雷槍を放つ強力魔法] エレクトロスパーク (HP0 MP40 Lv16) [敵全体をほとばしる電撃を放つ] フレアレイン (HP0 MP50 Lv18) [強力な熱融合の雨を複数降らせる[ターゲット不可能]]
https://w.atwiki.jp/dharmagedon3pre/pages/29.html
メトロ 性別:女 所有武器:透明な球体 攻撃力:0 防御力:0 体力:5 精神力:5 次元:20 特殊能力:『対照転位』 自分を中心にして、魔人の位置を、対照となるマスに入れ替える能力。 敵味方は問わない 効果範囲 前後2マス目のみ 効果対象 任意の1名 [発動率80%、成功率100%] 基本発動率:80% 効果範囲(前後2マス):-20% 効果対象(任意):0% 最大4マス強制移動:-40% FS:+60% キャラクターの説明 次元を操る一族の末裔。はぐれ魔人。 産まれてまもない内に捨てられた生き別れの兄(後の転校生)を探している。 面識もないが、『お兄様』と呼び崇拝している。 『お兄様は、強くてかっこよくて賢くて美形で、もしもこの学園にいたら、 番長グループだろうが、生徒会メンバーだろうが、足元にも及ばない 無敵のヒーローに違いないわ!』 また、自身の能力の系統(次元)に絶対の誇りを持っていて、 それ以外の能力者を見下している。 仲間に対しても差別意識を持っているが、 ハルマゲドン前哨戦には力を貸すというツンデレ(笑)
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2857.html
『はぐれまりさとながれみょん』 39KB 愛で いじめ 思いやり 戦闘 飼いゆ 野良ゆ 子ゆ れいぱー 愛護人間 十……えーっと?作目ましてこんばんは、キャンセルあきです。 ■1、金バッジ試験 ~面接~ 「金バッジになったまりさちゃんは、迷子になってしまいました。気付いた時には金バッジもありません。 飼い主のお姉さんとはぐれた時に身体が汚れてしまって、見た目も野良ゆっくりみたいです。 人間さんに助けて貰わないとダメよね? 人間さんになんて言って助けて貰えばいいか、それを私に答えてね、ゆっくりでいいわ」 「ゆーん……むずかしいよう。まりさ、ゆっくりかんがえるよ。 そうだよ! まりさが人間さんに言わないといけないのは――」 はぐれまりさとながれみょん キャンセルあき ■2、まりさはきんばっじにな……ゆわあああっ! 「まりさ、金バッジおめでとう!」 「ゆゆーん、それもこれも、お姉さんのおかげだよ!」 金バッジ試験会場からの帰り道、子まりさは祝辞をお姉さんのハンドバックから聞いていた。 ソフトボール大の子まりさは、お姉さんのハンカチにくるまっている。 「帰ったらお祝いしましょうね、何か食べたいものはある?」 「ゆん! お姉さんがくれるごはんさんなら何でもむーしゃむーしゃするよ!」 「もう……定期的に金バッジの更新試験があるんだから、油断はダメよ?」 「ゆっくりりかいしたよ!」 ブリーダーの下で生まれ、赤ゆ言葉が抜けると同時に銀バッジを得た子まりさは、 ペットショップの店頭に並ぶやいなや、飼い主のお姉さんに引き取られた。 ――まりさ、始めまして。早速だけれど、金バッジのお勉強をしましょう。 ――ゆーん? きんばっじさんをもらうのはむずかしいんだよ。 ――大丈夫、お姉さんが一生懸命教えてあげるから、ゆっくり勉強していってね! ――ゆううぅぅ……もうちょっとゆっくりしたいよぅ。 いきなり金バッジの試験勉強が始まったおかげで、子まりさはゆっくり出来なかった。 だが、机の上に伏せられた誰かの写真立てや、壁に飾られたまりさ種のお帽子を見て、 お姉さんがおくびにも出さない寂しさを感じ取った子まりさは、受け継いだ餡子にかけて、 この寂しげなおねえさんにゆっくりしてもらおうと、お帽子に誓ったのである。 以来、まりさは長い年月――三週間――をお勉強に費やした結果、初受験にして見事、 金バッジ試験に合格したのであった。 「お姉さん!」 「なあに、まりさ?」 まりさはお姉さんに心配などして欲しくなかったから、お姉さんを安心させるために、 渾身の「ゆっくりしていってね」を送ろうとしたのだ。 「お姉さん……ゆっくりして――『ばっ』――ゆわああっ!」 とその時だった、ハンドバッグが、二人乗りのスクーターに引ったくられたのは。 「っきゃああっ! まりさ、まりさを返してええぇぇ!」 絹を裂くような悲鳴がどんどん遠ざかってゆく。 「ゆえええっ。はなしてね、まりさをお姉さんの所にかえしてねええっ!」 ハンドバッグから見える景色が、ゆっくり出来ない速さで流れてゆく。 これは、人間さんのすぃーだ! まりさの餡子が恐怖に震えた。 叫ぶまりさを、ヘルメット越しに男が見つける。 「アニキ、中にゆっくりが入ってますぜ。へー、金バッジだ」 「やめてね! まりさのばっじさん、とっちゃやだよ!」 まりさの金バッジを掴まれ、取り上げられそうな三角お帽子の縁を噛み、必死に抵抗する子まりさ。 「あぁん? 金バッジなら売り払ってしまえばいいだろうが!」 「そうっすね……ってアニキ、前を見て!」 「ん……うわああっ!」 急ブレーキの音――スクーターの前に、野良まりさが飛び出したのだ。 「このはしわたるべからずなのぜ! わたりたかったら"つうこうりょう"として――ぶべっ!」 前輪がまりさを粉砕――残骸で後輪がスリップ。 横倒しになるスクーターから、慣性の手が子まりさを投げ飛ばす。 「まりさ――お空をとんでるみたい! ――ゆべっ!」 激しい衝撃が子まりさを襲った。植え込みに突っ込んだ勢いでごろごろと転がり、 コンクリートとちゅっちゅして動けなくなる。折れた歯が口の中でコロコロして気持ち悪い。 外の音だけが良く聞こえた。 「これ……この餡子と金バッジはまりさ、まりさなの? 嫌、そんなのいやああっ!」 そんな、お姉さんの泣く声が聞こえた気もする。 その側に行ってすーりすーりしてあげたい。 お姉さんを泣かせるゆっくり出来ない奴は、まりさがぷくーで追い払ってやる。 ゆっくりしてほしい! ――でもいまは、すーやすーやしたくって、しかたがないよ。 抵抗しがたい暗黒の手に引き寄せられて、まりさはゆっくりと気絶した。 なお、ひったくり犯二人は、頑張る街の仲間達――ガードレールさん――の手で病院に 送られたが、それはまた別のお話。 ■3,まりさはみょんとであったよ! しばらく経った。 ぽつぽつと冷たいしずくが口に入り、子まりさはまどろみから目を覚ます。 「……お姉さん?」 「しらないゆっくりをおねえちゃんよばわりは、ゆっくりできないみょん。 おかあさんにきかなかったみょんか?」 開けた視界に映ったのは、縦横に擦り傷が走った、あまりにゆっくりしていないみょんだった。 「ゆ……ゆわああっ!」 「ひとのかおをみていきなりさけぶのは、しつれいだみょんが……まあいなれてるみょん」 みょんの咥えた、黒光りする木の棒の先端からは水が滴り降りている。 口を潤したのは、このみょんだったのだ。 「みょ……みょん! まりさはまりさだよ、ゆっくりしていってね!」 「みょんはみょんだみょん、ゆっくりしていくちーんぽ。 ときにこんなところで、なにをきんばくほうちぷれいだみょん?」 「……そ、そうだよ! まりさはお姉さんの所にかえらなきゃいけないんだよ! お姉さん……お姉さんはどこなのぉ!?」 二体は、道路の排水を流す側溝の底に居た。 子まりさは幸運にも、お帽子に包まれる形で、側溝の下まで転がり落ちて来たのだった。 打撲や抜けた歯の痛みにも負けず、お姉さんを呼ぶまりさの叫びは、 側溝の外から聞こえる大きな喧噪に紛れて、みょん以外には届かなかい。 みょんは冷めた目でまりさをねめつけながら、木の枝を銀髪の中に片付けた。 「なんだみょん……そとのやつらとおんなじ、"かいゆっくり"にしてほしい"きんばっじ"みょんか」 『助けて損した』と、傷だらけの顔に書いてある。 「……ゆ?」 ――外のやつら? 「みょん? じょうきょうがわかっていないみょん? そとをみてみるみょん」 「そういえばお外がすこしうるさいね! ゆん、のーびのーび、するよ!」 みょんの言葉に剣呑な雰囲気を感じ取った子まりさは、側溝の中から騒がしい外を見た。 「な、なな……何これええぇっ!?」 そして、子まりさが見たものは。 「まりさはきんばっじのかいゆっくりだったのぜ!」「まりさをかいゆっくりにしてね!」 「まりさはまりさだよ、かわいくってごめんねー!」「おねえさんのさがしてるのはまりさだよ!」 「まりさこそがほんとうのまりさなのぜ!」「はやくあまあまもってこい、このくそばばぁ!」 「むーしゃむーしゃさせてくれるんじゃないのおおっ!?」「まりさはしんぐるまざーのきんばっじだよ!」 「そんなことよりおうどんたべたい」「きんばっじのまりさはここにいるよ! よくみてね!」 「おねえさんならわかるよね、まりさこそがかいゆっくりだよ!」「まりさだよ、まりさのほうをみてね!」 「このおめめをみれば、まりさがきんばっじだってわかるでしょ!」「かいゆっくりにするのぜ! ぐずぐずするな!」 「ちぇんがきんばっじのまりさなんだよー、わかってねー!」「おまえはちぇんでしょおおおおっ!」 「まりさのーびのーびするよ! これみてゆっくりできたらかいゆっくりにしてね!」 「このながれならいえる、わちきゆるされ――「ぜったいゆるさなえ!」――さでずむ~~!」 「あ、ありのままにおこったことをはなすよ、"まりさはのらかとおもったらきんばっじだった"!」 「ひょっとしてそのきんばっじはまりさのげんそうなんじゃないかぜ?」 「まりさはまりさとはちがうんだぜ、じぶんをきゃっかんしできるんだぜ!」 「こんなのーびのーびはみるにたえないよ! いっしゅうかんごまたきてね、ほんとうののーびのーびをみせてあげるよ!」 「そんなきんばっじでだいじょうぶかのぜ?」「いちばんいいきんばっじをちょうだいね! たくさんでいいよ!」 「このうんうんをひりだしたのはだれだああ!」「やれやれ、たいしたやつだぜ」「なん……だぜ?」 「それじゃあ、ほんもののきんばっじでかいゆっくりなまりさはおうたをうたうよ! ゆっくりーのひ~」 「しんのでりしゃすですぱいしーなきんばっじまりさが、うんうんだんすでかいゆっくりになるよ!」 まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、 まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、 まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、ちぇん、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、 まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、 まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、こがさ、さなえ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、 まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、 まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ、まりさ! 「まりさをかいゆっくりにしてね!」×多数 「まりさはきんばっじだよ!」×多数 太陽が傾き始めた空の下、事故現場には、二車線道路を埋める大漁のまりさ(他極少数)が、 我こそは金の飼いゆであると主張してたむろしていたのだ。 「わかったら、すこしあたまをさげるみょん」 硬直した子まりさのお下げを、みょんが引く。 「……きのうどこかのかいゆっくりが"まいご"になったらしいみょん」 「それまりさのことだよ……って、それでどぼじでこうなるのおぉ!?」 「しらねーみょん」無愛想な目が子まりさを見下ろした。 「ゆぅぅ……」 「ただ、あのまりさたちといっしょに、うるさくのはやめておくみょん」 子まりさは、野良にしては綺麗で健康的だし、お帽子には何かが千切れた跡があったが、 本物の飼いゆである証拠もないので、みょんは短く適切な忠告を入れるだけだ。 「あんなにしていたら、"かこうじょ"がとんできて"いっせいくじょ"だみょん」 「……そのとおりだよ。まりさはのーびのーびでようすをうかがうよ」 「みょんも、みてみるみょん」 「「のーびのーび」」 交通封鎖を起こすまりさ達の様子を伺ってみれば、まりさ達が必死に訴えかけているのは、 白黒の巨大なすぃーで、かなり小さめのお姉さんが、メガホン片手に仁王立ちしていた。 「皆さーん! 飼い主さんが探してのは、金バッジです! 子ゆっくりですよ! 大人じゃありませんよ~? 赤ちゃんまりさも違いますよ~! ……成体や赤ゆは今すぐ自爆しろ、アタシが許す」 パトカーが有って警官が居ないのは、ゆっくりが百も居れば、転んだ拍子に数十体から乗られて、 二階級特進する危険があるからだ。饅頭に殺されては末代までの恥と、ゆっくり対策課のお姉さんに 処理を一任しているのである。 そもそも、なぜまりさ種が大集合しているかと言えば、飼い主の探し方が悪かったのである。 まりさを呼びながら、町内を探し回ったまでは良かった。 精々、出てきた野良ゆが「おねえさん、まりさをかいゆっくりにしてね!」とほざいた挙句、 通りすがった鬼威惨にヒャッハーされる程度だ。 しかし、探しあぐねて途方に暮れた飼い主さんは、ゆっくり対策課より先に、 公園にいた"地域ゆっくり"に相談してしまったのである。 「私の飼っていたまりさがいなくなったの。金バッジの子よ」 「おお、まいごまいご」ヒュンヒュン 「できるだけ早く保護したいわ、おねがい、まりさを探して!」 「おお、りょうかいりょうかい」ヒュンヒュン 「おお、きんばっじきんばっじ」ヒュンヒュン 「おお、まりさまりさ」ヒュンヒュン 「おお、かいゆっくりかいゆっくり」ヒュンヒュン かくして、きめぇ丸達によって行方不明になった子まりさの噂は確かに、町中に広がった。 『まりさに金バッジを与えて飼いゆにしてくれる』という、クジラ並みの尾ひれを付けて――。 たった1日で、と言うなかれ。ゆっくりの思い込みの強さは、無駄に凄いのである。 「人間の話を少しは――」 「まりさはもはやきんばっじいがいのなにものでもないよ! かいゆっくりになるべきそんざいなんだよ!」 声を枯らして呼びかけても、壊れたレコードの頑固さで『金バッジ』、『飼いゆっくり』と 連呼するまりさ達は、お姉さんの言葉など右から左に抜けていた。 「私たちゆっくり対策課が用があるのはですね――」 「くそばばぁはゆっくりしないで、はやくまりさをゆっくりさせてね」 「昨日、金バッジの子まりさですよ――」 「さっさとあまあまもってきてね、たくさんでいいよ!」 「もう一回いいますね、昨日行方不明になった、子まりさですよ――」 「まりさのおちびちゃんをみせてあげるよ! ゆっくりできたらまりさをきんばっじにしてね!」 「それ以外は、まりさの皆さんが"たくさん"居るので、人間さんに迷惑がかかってます――」 「はやくしないと、まりさぷくーするよ! ぷくうっ!」 「もう、いい加減にしないと、加工所を――」 「はん、"ちび"なばばぁはだまるのぜ!」 ――"ビキィっ"―― その一言が放たれた瞬間、大気の組成が、一変した。 「分かった。よし、全部分かった」 メガホンを捨てた右手に、魔法の手際で有刺鉄線の束が握られた。 「オーケイ……全てにおいて了解だ」 そして左手に、成体ゆっくりが丁度一体入る大きさの、革の鞄が現れる。 「飼いゆは生かす、害ゆは潰す。"両方"やらなくちゃいけないのが"ゆっくり対策課"のつらい所だな。 覚悟は良いか? アタシは出来てる」 「ゆ……!」 「まずいみょん」 この場のゆっくりで変化に気付いたのは、みょんと子まりさ、そして野次馬の希少種だけ。 『よく聞け、十の間に消滅しない饅頭には、"然るべき処置"をお見舞いしてやる。 餡子が惜しいまりさから去ねや。そんで、"本物は明日来い"!』 「みょんおねえちゃん、にげるよ!」 「まつみょん!」 みょんは、跳ね出した子まりさを鋭く一喝し、長い舌で絡め取ると銀髪に載せた。 「おかざりをでぃーぷすろーとするみょん!」 子まりさが黒い髪飾りに噛みつくや否や、みょんは側溝の中を滑るように走り抜けた。 壁との距離が近いため、すぃーもかくやという速さに感じられる。 『いーち、にーい、さーん……面倒クセェ……"たくさん"!』 「ちゃんと"じゅう"までかぞえてよおおおっ!」 「いいからだまってつかまってろみょん!」 そのとき、みょんの頭上で子まりさは見た。 空中に螺旋を描いて広がり、たむろしたまりさ種達を囲うトゲ付の鉄線を。 そして見た。 「おまえたちぜんぶ、こんてにゅーできないよ!」 「「「「「「「ふ、ふらんだああっ」」」」」」 風を切って縦横無尽に飛び回るゆっくりの死神――捕食種ふらんの威容を。 「うー。おねえさんをばかにするやつらは……死ね!」 「うわらば!」「ひでぶ!」「あべし!」「たわば!」「あぶ!」「えろば!」「ぐわし!」 死神が鎌を一振りすれば、頭を下げぬ饅頭は、"不運"と"踊"って散華。 饅頭皮と白玉が、餡に塗れて降りつのる。 「ゆっくりしてないふらんは……みんなぁ!!」 「「せいっさいっ! してやるのぜ! えい、えい、ゆー!」」 お姉さんに投げられ、高速で飛翔するふらんに対して、40体近いまりさが立ちはだかる。 まりさ種40体の戦力は恐らく、まりさ単体の20倍ほどにはなるだろう。足を引っ張るから。 「ふらん、狩れっ!」 「うー……死ね!」 「「「ゆげっ!?」」」 だが、お姉さんとふらんは足を引っ張り合ったりしない。彼女達にとって、1+1は2じゃない。 お姉さんとふらんは1+1で200だ! 十倍だぞ、十倍! 「まりさはにげるよ! ……どぼじでちくちくさんがあるのおぉっ!?」 逃げ遅れ、ゆー死鉄線の檻に刺さって急停止したまりさを、後続のまりさ達が押し付け、 ゆで卵のスライスみたいに平滑させる。 「ふらんがきてるよおぉ!」 「どぼじでにげられないのおぉ!?」 「しらなかったの? おねえさんからはにげられない……」 残りのまりさ達もまた、平等にふらんの牙にかかってゆく。 身を挺してゆー死鉄線の隙間を広げるまりさが居ない以上、死の鉄槌が下るのを待つしかないのだ。 「ゆええっ! まりさはあんまりおいしくないよ! たべるならあっちにしてね!」 「はあああっ!? なにをいってるんだぜええっ! まりさこそおとりに」 「うー、りょうほう死ね!」 『ブシャァッ』『グシャリ』 互いを囮にしようと押し合うまりさ達は、仲良く一握の餡塊と化した。 彼女達が、直前まで「えいっえんになかよしのゆっくりでいようね!」と誓い合っていた等、 誰が信じられるだろう? ちなみにそんな事実はない。 「おちびちゃんたち! いそいでおとーさんのおくちにはいるのぜ!」 「ゆっくちりきゃいしちゃよ!」「おくちにゃらあんじぇんだにぇ!」「ふらんのばーきゃばーきゃ!」 「おとーしゃんはゆっきゅりしちぇるのじぇ!」「すぐにふらんをせいっさいっしてね!」 「ゆん! おちびちゃんはおとーさんがまも『スパっ!』――」 赤ゆっくりをお口にいれた父まりさは、上あごから上をふらんの羽で斬り飛ばされた。 「「「「「どぼじでおとうしゃんがいにゃいのおおっ!」」」」」 「知らない……知るひつようもない!」 「ぱっ!」「ぴっ!」「ぷっ!」「ぺっ!」「ぽおっ!」 「ぺっ……あんまりおいしくないよ」 残った舌半分の上でおちびちゃん×5は、ふらんに食べられることもなく吐き捨てられ、 その一部始終を落下しながら目にした父まりさ(上半分)は、絶望の涙を流しながら墜死した。 「ふらんにねらわれたら、もうだめだぜ。まりさはらくになるのぜ」 自殺を試みた賢明なまりさも居た。 「さあ、おたべな『シュパン』ひゃい! ……ひゅ!? おひゃへなひゃい――おひゃへなひゃいいっ!」 だが、ふらんと擦れ違いざまに顔の右側面を大きく削がれ、発音が出来ない。 「どほひひぇ、おひゃへなひゃいはでひないのひぇええぇっ!」 ふらんの牙が中枢餡を掠めたため、全身を切り刻まれるような激痛を感じながら、 漏れゆく自分の餡子を見守る羽目になったまりさ。 その餡子が致死量流れるまでには、まりさが全ての希望を二回捨てるほどの時間が掛かった。 「ゆわあっ! ふらんはこっちにこないで『ヒュンッ!』……ゆゆ?」 とある鈍重なまりさは、顔の中心を滑らかな感触が通過したことしか分からなかった。 「ゆ? ぜんぜんいたくないよ」「ゆ? ぜんぜんいたくないよ」 「よし、まりさはゆっくりにげるよ!」「よし、まりさはゆっくりにげるよ!」 「ゆ?」「ゆ?」 「「どぼじでまりさがはんぶんだけになってるのおおっ!?」」 そして、ステレオで悲鳴を上げる自分が、唐竹割りされている事実をようやく理解して、 お食べなさいを思わせる姿で永遠にゆっくりした。 「ふらんだよ! みつかったらたいっへんっだよおおっ!」 「いわれなくてもすたこらさっさだみょん!」 ふらんの餌食となったまりさ種の帽子が、目玉が、歯が、舌が、饅頭皮が、髪が、お下げが、 涙がうんうんが、秋の大地に降り注ぎ、みょんの走る側溝にまで落ちてくる。 「くううっ! ししゅうがきついみょん!」 「(ゆううぅぅ……みょんおねーちゃんのあたまにのってこんなにゆらされるなんて、 ぺにぺにがふっとーしそうだよおっ!)」 みょんの頭上でロデオ状態のまりさは、ぎんぎんのぺにぺにから何かがあふれ出そうだ。 「もしもみょんに"がんしゃっ"したら、みょんの"ろーかんけん"でおちびのぺにぺにを "きょせいっ"してやるみょん。いーんぽてーんつ!」 「(ゆうっ! ゆっくりがまんするよ!)」 みょん達がその場から姿を消す頃には、側溝が餡子で埋まり、道路は黒々とした まりさ種の粒あんによって覆われる。 後始末について、お姉さんが上司から説教される珍事件があったが、それはまた別のお話。 ■4、まりさとみょんはこうえんについたよ! 一時間後。 「"くじょ"にまきこまれるなんて、ゆっくりできなかったね」 「みょーん、みずばさんをかりられて、ゆっくりありがたかったみょん」 「ゆっくりしたれいむおねえちゃんありがとう!」 ここはゆっくりの生存が黙認された、町内の小さな公園。 ふらんの牙から命からがら逃げ延びた子まりさ達は、死臭と餡子汚れを落とすため、 公園のれいむから水場=トイレを借りたのであった。 「きょうはゆっくりした"きねんび"だからいいんだよ!」 「ゆ、きねんびさんなの?」 「れいむのだーりんが、きんばっじのかいゆっくりにしてもらえるんだよ。 そうしたら、おくさんのれいむもかいゆっくりになれるでしょ? ゆっくりしてるよお……」 「れいむのだーりんは、まりさかみょん?」 「そうだよ!」 「……ゆぅ」 「……みょん」 公園の周囲を見渡してみれば、子連れのれいむ、ありす、ぱちゅりー、ちぇんなどが、 『金バッジで飼いゆになった番のまりさ』を自慢し合っている。 「きんばっじをもらえるってきいて、ここのまりさは、おとなもこどももおねーちゃんも、 みーんなでかけたよ! まりさもいけばよかったのにね!」 「ゆっ!? ソ……ソウダネ! マリサトッテモザンネンダヨ」 まぶしい笑顔を直視出来ない子まりさは、限りなく棒読みで答えた。 「やまからきたみょんは、これからどうするつもりなの?」 「みょーん……このおちびをおねえさんとやらのところまでつれてゆくみょん」 「ゆ……いいの、みょんおねーちゃん!?」 「かんちがいするなみょん、おちびのおねえさんからの、おれいめあてだみょん」 ぶっきらぼうなみょんの姿は、まりさにとても頼もしい。 「きょうはもうおそいみょん。いどうするのはあしたにするみょん。 じゃましたついでにれいむ、このちかくに、にんげんさんのあきやはないみょんか?」 みょんは、紅く染まる空模様を見上げながら聞いた。日没後は捕食種達の時間。 みょん単騎ならばともかく、子まりさを抱えての行動は自殺行為だ。 「ふんすいさんのむこうに、いまはにんげんさんがいないゆっくりぷれいすがあるよ! ゆゆ……でも……」 「わかったみょん、きょうはそこにとまるみょん」 「まりさ、おとまりははじめてだよ」 「きのうはいちにち、そっこうさんのなかですーやすーやしてたみょんか……」 早速噴水の方を向くみょんを、れいむは慌てて呼び止める。 「まってね……さいきん、ひどいれいぱーありすがすみついていて、はいっていったゆっくりが ひとりもかえってきてないってうわさがあるんだよ」 「「うわさなんてあてにならないよ(みょん)」」 みょんと子まりさは、異口同音に返事して去った。 なお、狩りの主力であるまりさを一斉に失ったこの群れは、翌週までに9割ほどが 餓死の憂き目に遭うこととなるが、それはまた別のお話。 ■5、まりさとみょんはれいぱーをたいじしたよ! 「ついたみょん」 「ここがそのれいぱーのはうすだね!」 「ごはんさんをとるのに、だいぶゆっくりしてしまったみょん」 「ゆぅぅぅ……くささんはやっぱりにーがにーがだったよ」 子まりさとみょんが到着したのは、壁も崩れかかった、元は二階建ての木造アパートだ。 のーびのーびとずーりずーりをくりかえして、みょんと子まりさは床に空いた大穴から、 腐った畳の上に登った。 「さて、ここをみょんのゆっくりぷれいすに……」 「にんげんさんのおうちでおうちせんげんは、ゆっくりできなくなるよ!」 「ゆ……たしかにそのとおりだみょんが……」 おうち宣言はゆっくりの本能。 ゆっくりぷれいすに着いたら、まずおうち宣言をするというのが、ぷれいすへの礼儀というもの。 「しかたないみょん、ここをゆっくりやどにするみょん。 おちびがいるから、ここは"つれこみやど"だみょん――らーぶほ!」 「そのいいかただと、なんだかまりさがゆっくりできないよ!」 みょんが自分を納得させることに成功した、その瞬間だ。 「みょーん……なにかゆっくりできないけはいが。 ――おちび! あぶないみょん!」 どん。 殺気を感じたみょんの体当たりによって、驚くほど容易く子まりさの体は転がった。 直後、子まりさの居た位置に鋭く尖った木の棒が突き刺さる。 「ゆゆううううぅっ!? なにこれえええっ!」 「ゆーん、まちがっちゃったみたいだね!」 子まりさに向って木の枝を突き立てようとしたゆっくりは、柔和な笑顔を浮かべた。 ビニール袋を背負った、紅いリボンのゆっくりだ。 「れいむ――なにごとだみょん!?」 みょんは、警告無しに攻撃してきた事をとがめようと睨み付けたが、 「れみりゃかとおもったよ! ゆっくりごめんね! れいむはれいむだよ、ゆっくりしていってね!」 ビニール袋を背負った"れいむ"の笑顔に、どうしても気勢を削がれてしまう。 そう、"れいむ"は笑顔だった。 直前まで、子まりさに明らかな殺意を向けていたというのには、朗らかすぎる。 「ゆっくりしていってね! ……なんだみょん? ここはれいぱーじゃなくって、れいむのゆっくりぷれいすだみょんか?」 「みょんおねーちゃん、よくみてね! このゆっくり、れいむじゃないよ!」 みょんが警戒を解こうとしたまさにその時、まりさの警告が両者の間に響く。 「みょん?」「んほぉっ!?」 みょんと"れいむ"の行動は同時だった。 「ふいっうちっするわ!」 ビニール袋から"れいむ"が木の枝を取り出すと同時に、 「いあいっ! だみょん!」 みょんは背負った木の棒を舌に巻き取って枝を弾く。 ぱしっ! 乾いた音を立てて、みょんの棒が"れいむ"の棒をへし折った。 くるくると宙を舞う木の棒が畳の上に落ちた時には、既に"れいむ"は姿を消している。 「みょんおねーちゃん、すごーい!」 「みょんのろーかんけん――おれないぼうさんはあんまりないみょん。 ……みょんなはなしだみょん。おちび、いまの"れいむ"はいったいナニモノだみょん?」 「まりさにもわからないよ……でも、れいむじゃなかったのはたしかだよ……」 子まりさが、お飾りに依らずに他のゆっくりを識別する能力はそう高くは無かった。 例えばれいむがまりさの帽子を被っているのは識別できるが、れいむが別のれいむの リボンを付けていても分からないというレベルだ。 金バッジゆっくりとしては及第点ぎりぎりだが、野良ゆっくりと比較しては格段に高い その認識能力が告げていた――あれはれいむではないと。 「とにかく、ふぁっきんなびっちがいることはたしかだみょん……。 にげるか、たおすかしないといけないようだみょん」 「むきゅ!? ここのおうちにはだれかいるの?」 その時だ。床下から新たなゆっくりの声がしてきた。 「だれだみょん!? ゆっくりしないでこたえるみょん!」 「むきゅ、ぱちゅはぱちゅよ……ゆっくりかおをだしてもいいかしら?」 「……みょーん」 みょんの返答を待たず、"ぱちゅりー"が床下からひとっ飛びに上がってきた。 「むきゅん、ゆっくりしていってね!」 "ぱちゅりー"が挨拶する。挨拶を返すのがゆっくりの道理だ。 「ゆっくり――「おねーちゃん!」――しないでしょうたいを『ろしゅつぷれいっ』だみょん!」 みょんは挨拶のために床に置きかけた"ろーかんけん"を途中で再び拾うと、 驚くべき速さで体当たりを放ってきた"ぱちゅりー"に向って振り払った。 "ゆっくりしていってね"と言っていれば直撃したであろう体当たりに、 見事なカウンターをとって、"ぱちゅりー"のお飾りを奪い取る。 「このゆっくり、ありすだよ! みょんおねーちゃん!」 ぱちゅりー種のお帽子の下から表れたのは、ありす種のかちゅーしゃだった。 「んほ! なかなか"わいるど"なみょんと、"とかいは"なまりさちゃんだわああっ!」 「ゆかさんのしたからここまでぴょんぴょんできるぱちゅりーなんてそういないみょん。 みょんの"しんっがんっ!"でしかんするまでもなかったみょんが、やはり、れいぱーだったみょんか!」 子まりさの警告よりも早く、みょんは"ぱちゅりー"に強い違和感を覚えていたのだ。 「おかざりでゆだんさせて、はいったゆっくりをれいぽぅしてきたみょん!?」 「よくありすのとかいはな"へんっそうっ"をみやぶったわねええっ! でもねええっ! ここは、ありすの、とかいはなすっきりぷれいすなのよおおぉぉっ!」 正体を現したありすは、みょんが側溝の中で見せた以上のスピードで身を隠した。 「みょーん……」 「みょんおねーちゃん、これはあぶないよ」 子まりさも、この時に至って気付いていた。 お飾りを使った非道な変装を見破ってなお、地の利はれいぱーありすの側にあるという事に! 「んほおおおっっ!」 「とかいはなありすがどこかわかるかしらあぁぁ!?」 「みぎからくるわよおおおっ!」 「きをつけてねええっ!」 壁の向こうに足音が響いたかとおもいきや、床の下から声がする。 みょんと子まりさのこめかみを、冷たい砂糖水が流れた。 「こうなったら、おちびにもきょうりょくしてもらうみょん」 「ゆぅ!?」 「さくっせんっをつたえるみょん……かーくかーく」 「しーかじーか……ゆえぇっ! そんなぁ!」 「わかったら、とっととさくっせんっかいしだみょん!」 みょんが作戦開始を告げた。 すると、 「む……むりですうっ! まりさ、ばとるてんかいとかむりですから!」 子まりさは、逃げた。 「まりさは、ゆっくりにげるよ! みょんおねーちゃんはゆっくりしないでがんばってね!」 「ゆがーん! おちび、いったいどこにいきやがるみょん!」 あまりに重要な"作戦"を告げられた子まりさは、そう言い捨てて一目散に逃げてしまった。 床に空いた穴から一気に土台のある床下へ。 子まりさにしか通れないような穴を抜けた時、引っかけたお帽子を取り落としてしまっても走り抜け、 床下の換気穴から一気に外へ。 早く、早く、早く。れいぱーに襲われないよう、とにかくおうちの外に出るのだ。 「ゆん……ぷはあっ! はぁ……はぁ……。まりさはたたかえないんだよ……。 みょん……おねーちゃん!」 既に陽が沈みかかった外――捕食種に見つからぬよう、物陰に身を潜め、 子まりさは木造のボロアパートを眺めた。 薄暗い部屋の中に一匹取り残されたみょんは、"ろーかんけん"を口にしっかりと咥え直した。 「みょーん……おちびはでていったみょんか……」 子まりさが出て行った廃屋はひっそりと静まりかえり、塵の落ちる音すら聞こえた。 「しかたねーみょん。ちいさいおちびなら、せまいすきまさんもくぐられるみょん」 地の利はれいぱーにある。みょんが入ってきた場所から出ようとすれば、狭い空間で襲われる 危険があったがゆえの"作戦"。"ろーかんけん"を構えたみょんの、緊迫した時間が続く。 ――がたん。 みょんが物音に振り返ると、壁際に積まれたゴミ山が動き、「そろーり、そろーり」と、 見慣れたお飾りが目に入った。 「みょんおねーちゃん……こうえんからたすけをよんできたよ!」 「……おちびみょんか」 「そうだよ! そとにみょんや、ちぇんやまりさをたくさんよんできたよ! こっちにぬけあなをみつけたから、れいぱーにみつからずにでられるよ!」 と、子まりさは、ゴミの隙間から半身を出してみょんを招いた。 みょんは子まりさに背を向けて、部屋の中を警戒しつつじりじりと後退する。 「おちび、ほんとうによくやったみょん」 「ゆふふ、それほどでもないよぅ」 「ああ、おまえにいったんじゃねーみょん」 みょんは、"ろーかんけん"を咥えたままゆっくりと退がり、子まりさを間合に収めた瞬間、 振り返り様の一太刀を浴びせた。 「ゆ――『スバッ』…………ゆうっ!?」 "ろーかんけん"は"子まりさ"の腹を深々と切り裂き、柔い腹からどぼどぼと流れ出すのは、 粒あんではなく濃厚なクリーム。崩れるようによろめいた"子まりさ"が三角帽子を落とすと、 色の褪せたありす種のかちゅーしゃが現れた。 「んほお……! よく……わかったわねえぇぇ」 「いま、こうえんにまりさはほとんどいねーみょん」 流れ出すクリームの速さは、ありすの腹に開いた穴が明らかな致命傷だと告げている。 「それに、みょんは『おぼうしをおいてにげてかくれていろ』といったんだみょん」 子まりさがおぼうしを落として逃げれば、れいぱーありすがそれを使って変装する。 みょんは、来るはずのない子まりさを待ち伏せ、切り伏せれば良いだけだったのだ。 「とかいはな……まりさちゃんが……あぶなかったわよぉ……」 傷口から流れるクリームと共に、れいぱーの目から徐々に光が失われてゆき、 『ゆっ……ゆっ……』という特有の痙攣が始まった。 「おちびがにげなかったら、みょんもえいえんにゆっくりしてたってだけだみょん」 「ゆっ……まったく……とかいはな、ゆっ……まりさちゃんとみょんだったわぁ。 ゆっ……ゆっ……もっと……――り、したか……」 子まりさのお帽子に死臭が付かないよう取り、"ろーかんけん"を収めた時には、 既にれいぱーは永遠にゆっくりしていた。 「さいごのせりふは、"ゆっくりしたかった"みょんか? "すっきり"みょんか? ……まあ、どっちでもいいみょん。ゆんごくでゆっくりするがいいみょん」 みょんは、頭に子まりさのお帽子を乗せた。 子まりさがあの場に居てくれなかったら、れいぱーに騙されて永遠にゆっくりしていたが、 かといって留まられては、足手まといな子まりさ諸共永遠にゆっくりした事だろう。 作戦を理解し、ゆー気ある逃走に転じてくれた子まりさを迎えに、みょんは床下に降りた。 「ないたりしたら、なんだかこまるみょんが……」 予想は違わず、子まりさはみょんを見るなり泣き出してしまったので、すーりすーりで なだめつつ、子まりさをアパートの中に引きずり込む羽目になったのだった。 ――夜。 盛り上げられた土の下に、一体のれいぱーありすが眠っている。 ビニール袋に入れられていたお飾りを幾つか床に敷いて、みょんは即席のベッドを作っていた。 「みょんおねーちゃん、どうしてあのれいぱーをまいっそうっ! してあげたの?」 「みょんは、えいえんにゆっくりしたゆっくりを"しかん"するねくろふぃりあじゃないみょん」 「じゃあ、このありすのおかざりは何なの?」 「……このおかざりだけ、びにーるぶくろさんのなかにだいじだいじされていたみょん」 「だいぶ、小さいね。まりさより小さいありすのおかざりさんだね」 「みょーん……ぎんいろのばっじさんもあったみょん」 「ゆぅ……かいゆっくりだったのかな?」 「しらないみょん」 「ありすのおちびちゃんがいたのかな?」 「わからないみょん」 「どうして、れいぱーになっちゃったのかな?」 「……わかるのは、あのれいぱーが、おちびとみょんをえいえんにゆっくりさせるつもりだった。 ただそれだけだみょん」 「なんだか、それって、ゆっくり……して……ないよ」 「そんなもんだみょん」 「…………」 「おちび、ねたみょんか?」 「…………」 「みょんも、すーやすーやするみょん」 不思議饅頭はお姉さんの夢を見るか? 時折身を震わせながら涙をこぼす子まりさに、すーりすーりするみょんは呟いた。 「れいぱーがまりさをたべたり、ちぇんがでいぶをたべてえっとうっ! する。 そんなの、ありふれたはなしなんだみょんよ?」 ゆっくりの命は軽い。親殺しも同族喰いも、野生ではありふれている。 みょんがかつて出会った、母を喰らって冬を越したちぇんの物語――これは本当に別のお話。 ■6、まりさとみょんはまちのなかをあるいていったよ! 翌朝。 「おちび、ほんとうにもどるみょんか?」 「そうだよ、きのうのお姉さんは、"ほんもののまりさはまたあしたおいで"って、いってたんだよ」 子まりさが、昨日の事故現場に戻るといって聞かないので、みょんはその道すがら、 残った死臭だけでも非ゆっくち症にかかる可能性があると、翻意を促した。 「しんようできるとはおもえねーみょん。まりさたちをふらんにおそわせていたみょんよ?」 「ゆっくりは、どうろに"たくさん"あつまったらせいっさいされる、きまりがあるんだよ」 「みょーん……せいっさいというよりは、ぎゃくっさつ! だったみょん」 飼いゆが学んだ人間のルールと、自然に覚えた野生の掟だ。会話が噛み合うはずもない。 「かいゆっくり、そんなにいいものだとはおもえないみょんが……」 「お姉さんのところにかえりたいだけだよ……」 といって、野良ゆのみょんが、子まりさに付き合って無事に済む保証も無い。 「みょんおねーちゃん。あぶないから、まりさだけでも……」 子まりさが台詞を続けるより早く、みょんは子まりさの前に進み出た。 「……おれいはちゃんとはずむみょんよ?」 「みょんおねえちゃん……ゆわーい!」 子まりさとみょんは、敢えて人通りの多い道を進んでいた。 殆どの人間さんたちは、ゆっくりに対して驚くほど無関心で、大勢で道の真ん中を闊歩したり、 こちらから話しかけることが無ければ、近づかれることすらも殆どなかったのだ。 「やあ、まりさにみょん。ゆっくりしていかないかい?」 「おにいさん、まりさはまりさだよ、ゆっくりしていってね」 「ゆっくりしていってね。みょーん」 時折、肩パッドを付けたモヒカンの鬼威惨が話しかけてきたものの、挨拶だけして頭を下げ、 視線を合わせずに去れば、危害を加えられることはほとんど無い。 「……チッ」 後ろ暗い『虐待』の趣味を抱える鬼威惨達は、目立つ真似をしないためだ。 騒ぐ公害饅頭なら、ゴミ掃除の大義名分も成り立つが、路上の片隅で暮らすゆっくりに声を掛け、 人間への関心を煽るのは、顔をしかめられる行為なのだ。 「みょんおねーちゃんは、どうしてたびをしているの? ゆっくりぷれいすをみつけられなかったの?」 道中、子まりさは聞いてみた。 「ちがうみょん。みょんは、ゆっくりようむになりたいんだみょん」 「ゆっくりようむ? きいたことないよ」 「れみりゃやふらんをもいちげきでたおせるという、でんせつのゆっくりだみょん」 「ふらんやれみりゃを――! すごぉい! それってゆっくりしてるよ!」 「みょーん」 二体は、遠い目をして"ようむ"に心を馳せる。 捕食種は強い――餡に刻まれた記憶を覆し、捕食種に勝てるゆっくりというその幻想は、 子まりさをもゆっくりさせた。 「やまにもかわにもまちにもいったみょんが、ようむをしってるゆっくりはいなかったみょん」 「まりさのお姉さんが、その"ようむ"についておしえてくれると、いいね!」 「じつは、おちびのおねえさんとやらには、ちょっときたいしてるみょん」 そうこうしているうちに、子まりさとみょんの肌を、風に漂う死臭がくすぐり始めた。 「みょんおねーちゃん……」 「ちかづいてきたみょん」 角を曲がれば、そこは昨日の事故現場。如何に掃除した物か、粒あん一つ落ちては居ない。 漂う濃密な死臭は隠しようもないが、そこにはかなりの数のまりさ種が居た。 「おねーちゃん、これまでありがとう。まりさ、いってくるよ!」 「みょーん。あとはおちびしだいだみょん。がんばるみょんよ?」 出る幕のないみょんは物陰に留まり、子まりさは、ゆっくりの輪の中心――放置された パトカーを守るように立っている、作業服姿のお兄さんに近づいていった。 ■7、その台詞は言わせない ~まりさはきんばっじのかいゆっくりだよ! 編~ 「はーい、一列になーらんで頂戴ねー」 妙に間延びした口調の彼お兄さんは、まりさ達を整列させていた。 ゆうかにゃんが描かれたスコップを背負うその隣には、「かいゆっくりまりさよう」と書かれた、 小型のドス程もある麻袋が鎮座しているのが見えた。 彼――土木お兄さんが虐待派かは分からないので、悪目立ちしないよう、 「そろーり……そろーり……」と近づいていく 「ゆゆぅ……あんなにおおきなふくろさんにいれられたら、まりさ、つぶされちゃいそうだよう」 他のまりさ種と一緒に袋に入れられた場合を想像して、餡子を震わせるが、先頭のまりさが 「ゆっくりしていってね!」少しの後、その想像が全くのハズレであると思い知った。 「それーじゃあひーとりずつ、金バーッジの飼いゆっくりかどうか。見ていーくからね」 「おにいさんはゆっくりしてるね! まりさはきんばっじのかいまり――おそらをとんでるみたい!」 「金バーッジの飼いゆっくり、一名さーま、ごしょーたーい」 お兄さんが自己紹介を終えたまりさをひっつかみ、麻袋に放り込んだ時、聞こえたのだ。 「こーぼね!」と鳴く声が。 「ゆ……?」 誰の声だろう?と疑問に思う暇も無く、並んだまりさ達は続々とお兄さんに話しかける。 「はーい、お次のまりさはー?」 「よくみてね! まりさ、かいゆっくりでしょ? きんばっじで――おそらをとんでるみたい!」 「こーぼねー!」 「はい、つーぎーのーかーたー。まりさはどんなまりさかなー?」 「きんばっじでかいゆっく――おそらをとんでるみたい!――なまりさをはやくゆっくりさせ」 「こぼねー!」 声の主は、あの袋だ。 自己紹介を終えたまりさ達を、お兄さんが次々と『飼いゆっくり袋』に入れる度に、 袋が「こぼね!」と鳴いている。 飼いゆの幻想を抱くまりさ達は、土木お兄さんの質問に嘘を答え、そして何の疑いもなく 麻袋に吸い込まれてゆくのだが――「こぼねー!」また袋が鳴いた。 「ゆぅ……まりさ、なんだかふあんになってきたよう」 列を進みながらちらりと後を振り向くと、銀髪のみょんがこちらの様子を伺っている。 鳴く袋の恐怖に負けて逃げ出せば、みょんは子まりさを野良に受け入れてはくれるだろう。 だがそれは同時に、子まりさが飼い主のお姉さんから離別する事を意味した。 「まりさ……がんばるよ!」 危険はあるが、なんとしてもあのお姉さんにゆっくりして欲しいと、子まりさは誓ったのだ。 そして、とうとう子まりさの順番が回って来た。 「お兄さん。まりさはまりさだよ、ゆっくりしていってね!」 「つーぎの、金バーッジ飼いまりさちゃんどーうぞ」 「ゆっくりよくきいてね! まりさは"ぎんばっじじゃない"んだよ!」 「はーい、金バッジ一名様……む?」 「もういっかいいうね。まりさは"ぎんばっじじゃない"んだよ! かいぬしのお姉さんは、いまどこにいるかわからないよ!」 「君は、"銀バッジのゆっくりじゃない"んだーね? "飼い主の場所も分からない"のかい?」 土木お兄さんが顔色を変えて、そう聞いたので、子まりさは覚えていた通りに。 金バッジになるのならば必須の知識として、お姉さんから教えられた通りに、 「そうだよ! まりさはぎんばっじのゆっくりじゃないよ!」 そう答えた。 「ゆっぷぷ! あのおちびはばかなゆっくりなのぜ。 じぶんからばっじゆっくりじゃないなんていって、あのおちびの"ゆんめい"はきまったもどうぜんなのぜ! あ、ちなみにまりさはきんばっじの――おそらをとんでるみたい!」 「わらったらかわいそうでしょぉ! でも……ぷぷ! まりさみたいにちゃーんとこたえたら、きんばっじのかいゆっく――おそらをとんでるみたい!」 子まりさの後に並んでいたまりさ二体は、土木お兄さんが適当に麻袋に放り込んだ。 麻袋が二回、「こぼねー!」と鳴いた。 「ちょっと、"銀バッジじゃない"まりさちゃんはこっちの箱に入っていようか」 子まりさは、持ち手の付いたペットケージに入れられた。 "かこうじょ"と走り書きされた毒々しい原色のペットケージだったが、内部は清潔で、 ふかふかの綿が敷き詰められていて、あんよを傷めることなくゆっくり出来る。 「これでよかったのかな? お姉さん。みょんおねーちゃん……」 不安に目を閉じる子まりさは、疲れもあって、段々と眠りの奧に沈んでいった。 「ゆぷぷ……これでまりさはのらせいかつとおさらばなんだね!」 ペットケージの外では、列に並んだ最後のまりさが、土木お兄さんの手に掴まれていた。 「うーん、確かーに……そうなるねー。でも君ー達は、飼ーいゆっくりにはーなれないよ?」 「ゆ……?」 「飼ーいゆに戻れるのは、先刻のおちびちゃーんだけさ」 土木お兄さんが麻袋をめくると、ドスサイズのゆっくりゆゆこが大きくお口を開けていた。 「こーぼね! (あらあ、さいごまでまりさなの? まったく、このゆっくりかいずいいちのぐるめたるわたし、 ゆっくりゆゆこに、のらのまりさばっかりむーしゃむーしゃさせるなんて、どぼくのおにいさんも ゆくりづかいがあらいことね! なまごみさんのふうみで、のらだってわかっちゃうんだから!)」 餡に染まった口の中、一面に貼り付いたまりさ達のデスマスクが、最後のまりさを迎え入れる。 「ゆゆ?」 「君達はーほら……ゆゆこさんのお腹の中、だね」 「ど……どぼじでぞうなるのおおっ!? まりさ、ちゃんとこたえたでしょおっ! まりさはきんばっじのかいゆ――おそらをとんでるみたい!」 「さーどーしてかなー?」 「こーぼね! (きまっているでしょう、おにいさん。きんばっじゆっくりをさがしているのに、ほんゆんがじぶんを、 きんばっじのかいゆっくりですといってしまったら、のらのゆっくりと、くべつがつけられないじゃない。 だからきんばっじでは、にんげんさんにたいして"ほのめかす"ことをおしえているのよ!)」 「へーそーなのかー」 野良に堕ちた金馬鹿ゆっくり等も、やはり人間に対する口の利き方を忘れ、往来のど真ん中で 『金バッジの飼いゆっくりでした!』と叫ぶが、それは既に、野良ゆのやり方なのだ。 "保護すべき金バッジ"を区別するために、金バッジのゆっくりには、絶対に自分で自分を 「金バッジの飼いゆっくりである」と言わないように教育する。 なので、金バッジを付けたゆっくりが、道ばたで「金バッジのまりさにあまあまをちょうだいね!」 等と言い始めたなら、携帯で録画しておこう。即座に潰しても賠償の責任は無い。 「……というわーけでー。みごと金バッジっぽーいまりさちゃんをみつけたわけだけど。 ボーナスなんて、出ーないんだろうなー」 「こぼーねー! (わかっていることとはいえ、ゆっくりたいさくかのよさんへんせいにはふまんがあるわ。 けれど、ばいとのおにいさんがそのうちかぐやなりゆかりなり、おいしいきしょうしゅを ふるまってくれるとしんじて、ゆゆこはがんばっておそうじをつづけるわ!)」 「はいはい」 土木お兄さんは、携帯電話を取りだした。 ペットケージで眠る子まりさと、飼い主さんとの感動の再開――それはまた、別のお話である。 ■8、まりさは、みょんとばいばいしたよ! 数日後、子まりさはお姉さんに連れられて、町外れの公園まで散歩に来ていた。 新品のすぃーに乗ったまりさは、金バッジ試験を受ける前よりも格段に逞しくなっているように見える。 公園の入った子まりさは、野良ゆ達がたむろする茂みをじっと見つめるが、 期待した姿が見当たらないので、がっくりと肩を落とした。 と、振り返った子まりさは、公園の出口、別の町に抜ける方向に、銀髪のゆっくりの姿を見つけた。 傷だらけの精悍な顔立ち、膨れた防水風呂敷を担いだゆっくりは、にやりと笑うと、 咥えたステンレスのステーキナイフを掲げて見せた。 まるで、子まりさのお陰で手に入った、とでも言うように。 そしてくるりと出口に向うと、振り返ることもなく公園から出て行ってしまう。 「みょんおねーちゃん……」 「どうしたの、まりさ?」 「ううん、何でもないよ……お姉さん!」 「なーに、まりさ?」 「お姉さん……ゆっくりしていってね!」 ひょんな事から出会い別れた、はぐれまりさとながれみょん。 彼女達がこれから辿るゆん生――それはまた、別のお話である。 挿絵:
https://w.atwiki.jp/mtgflavortext/pages/5347.html
「こいつがどう感じているかわかるよ」とウルザは言った。「他のカヴーとは違うだろ。その違いによって、のけ者にされているんだよ」 "I know how this one feels," said Urza. "It s not like others of its kind and has been shunned for its differences." インベイジョン どんなカヴーの子供の中にも、群れの狩りに参加しないものが一匹はいる。 Every litter of kavu yields one cub that refuses to hunt with the pack. 第9版 【M TG Wiki】 名前
https://w.atwiki.jp/wildfire/pages/12.html
xv■ゲームシステム:ワイルドアームズTRPG ■GGM:十夜 ■開催頻度:それなり ■突発有無:有 ■制限人数:無し ■新規参加:有り ■キャンペーン方針:ワイルドアームズ1と2、XFにその他を混ぜこんだファルガイア。詳細は各GM次第 ■エロ方針(を):GMとPLにおまかせ ■禁止事項:他者を不快にする行為 ■使用チャンネル:#つかちゃん #エロマサガ ■ワイルドアームズE~舞台説明~ ■ワイルドアームズE~モンスター投稿所~ ■ワイルドアームズE~ファーストシーズンあらすじ~ ■キャラクター 名前 Lv ワークス PL名 クロウ=リィンフォース 8 渡り鳥 Zin サーティン・アップルシード 7 傭兵 kawamen マーニス・ハティ 5 半分魔狼の渡り鳥 LizardMen ルーク・ローランド 5 ハンターで変身ヒーロー Tukasa アルレイア=クールウィル 1 ブランシュネージュ Cyphiss ディルフレーナ=ケイトス=ケイオニス 5 アームマイスター tuka-neko エルダ=コクマトレント 6 医者 nyanshiro フィオ・ハイランド 3 渡り鳥 Demonomania リューン=ジェラース 1 渡り鳥 渾沌 アール 1 はぐれ魔族純情派 midknight レネスティア 5 アーデルハイド第二王女 十夜 ヴァレンティーン=ブレア 1 中学生 い~ぐる アスター=ブランフォード 1 渡り鳥 りばーす
https://w.atwiki.jp/verita/pages/38.html
武器別最小消費フレーム 錬成・成長ボーナス 経験値・お金・熟練度稼ぎ 熟練度 小ネタ コメント欄 武器別最小消費フレーム 通常攻撃時の消費フレーム カテゴリ 種類 起動 硬直 総消費フレーム なし 素手 5 5 10 小型武器 杖 9 3 12 短剣 4 4 8 投石 9 3 12 中型武器 突剣 56 53 109 剣 7 3 10 爪 3 5 8 大型武器 連接剣 7 3 10 連接剣(鞭) 2 8 10 双剣 5 6 11 大剣 6 8 14 槍 4 8 12 槍(箒) 2 8 10 弓 5 3 8 錬成・成長ボーナス 一部の錬成・成長可能な装備品を最大限まで強化すると、追加でアイテムが貰える。 序盤で入手できる「魔法鎧プルーレ」は破格の性能。 錬成 種類 錬成アイテム 錬成数 費用 追加アイテム 武器 E ロイレイピア 4 7500 E ドレスレイピア 武器 C グランファリス 5 93000 B 剛剣シーグレア 武器 C パールティール 4 22500 A ベスグレニテイル 防具 コルシノ・イルテ 3 21000 魔法鎧プルーレ 防具 室内用メイド服 4 30000 ルーンテルパ 防具 薄地のメイド服 5 62000 ルーンテルパ 防具 青き月女神の衣 4 45000 神秘の衣 防具 聖王女の衣 6 189000 神域の衣 盾 バックラー 4 2000 強化盾 盾 強化盾 5 5000 騎士の盾 盾 戦乙女の聖盾 4 72000 エリュアの時盤 成長 種類 成長アイテム 成長数 追加アイテム 武器 E 消沈の投石紐 5 D 戦意喪失の投石紐 武器 E くろねこグローブ 6 D しろねこグローブ 武器 D しろねこグローブ 7 C みけねこグローブ 武器 D ライチェルミルバ 6 C レティアミルバ 武器 C 王女様の鞭 2 B 女王様の鞭 武器 C 衰退の投石紐 5 M 喪意の投石紐 武器 B 毒石の投石紐 5 S 断命の投石紐 武器 A ガルフスピア 6 A 勇嚇の騎兵槍 経験値・お金・熟練度稼ぎ 連射機能付のパッドを持っている場合、自動で連続戦闘が可能です。(フリーの連打ソフトでも可能) 回復の羽の上でCTRLとスペースを押しっぱなしにしながらマウスのカーソルをオート戦闘に合わせて左クリックを連打します 熟練度を効率よく上げるため、MAXになっている術・技等はあらかじめ使用しないように設定しておきましょう。 また環境設定で「選択肢への自動カーソル移動」をオフにしておけば、はぐれ魔神が出てきた時に勝手に戦闘に突入しないので便利。 熟練度 キャラLVが上がれば熟練度の上昇量も増える、あまり頑張って熟練度だけ上げても効率は悪い。 また高ランクになるほど戦速不足の硬直が長いので低LVはやはり効率が悪い。 技毎の熟練度(○/100)は熟練度ランクと同一なら1回で1上がる、熟練度ランクが上がる毎に+1される。(熟練度CランクでEランク技を使えば+3される) 基本ほっといても大丈夫な雑魚相手に「手加減の腕輪」装備でオート戦闘しておけば良い。 戦意に影響は無い為そのうち戦意喪失で終わる。 MP/TPが少なくてなかなか上がらない場合、再生持ちを入れて技魔代謝のみ使わせてオートすれば良い。 ↓それ以外の方法、及び面倒なもの 回復:非戦闘時でもカウントされる。 オートでは上げにくいので、非戦闘でHPが減る&回復の羽がある場所でひたすら回復すると良い。 例:ケテ海峡(昼) 浄化:状態異常を消さないとカウントされない。 釣りアイテムのコンプを狙った人なら、沢山の突進イワシ(使用で麻痺)があまってるはずなので、使うと戦闘せずサクサク上げられる。 状態異常を使う敵相手に手加減放置しつつ手動で使用(オートだと使ってくれない) 例:濃霧の生霊(ケテ海峡、霞の祠)など もしくはリフィア(魅了)・テトリ(高揚)など戦闘開始時にバッドステータス付加のキャラを配置し付加されしだい手動で浄化 リウイのディアーネ招聘は全員に高揚3がかかるため、ディアーネ招聘→浄化→別キャラを招聘→ディアーネ招聘→浄化・・・でサクサク上げれる。 蘇生:誰か死んでないと使えない、弱いメンバーが居るうちに上げておこう。APPENDあるならリリィLv8がいるのでテトリ・ルナは 早めにリリィを利用してあげるのが良い。 死亡担当を前衛配置して、適度な強さの敵相手にオート放置。 レベルを上げすぎた場合、死亡役は高揚や衰弱をつけ初期称号などにすると良い。 ナベリウスに再会後称号(ソロモンの冥門候)+大胆な水着+セリカなしで、 高揚3衰弱1挑発状態になるため中盤以降の大抵の場所で簡単に死ぬことが出来る。 吸収:魅了・即死などは不発だとカウントされない、敵の属性に注意 即死:手加減で、即死発動してもHP1残りかつ戦意減少がないので序盤の敵相手にオート放置 戦意:手加減でも戦意喪失はしてしまう、戦意が効かない属性相手に手動で(オートだと使ってくれない) ボスは戦意喪失しないかつオートで使用できるのでボスが十分弱い場合はボスが効率がいい。 熟練度だけ考える場合は戦意喪失技よりも戦意回復技を多用したほうが早い(戦意MAX状態でかかっても問題なし) 強化:5段階まで強化されていると使用してもカウントされない、そのため高ランク技で上げにくくなる。 切れるまでオート放置→手動、または使用後即戦闘を終わらせてマップ出入りで地道に。 2周目以降クローンモードONなら熟練度上げたいキャラ+適当キャラの2人メンバーで バックメンバーにまで効果が及ばないことを利用し使っては交代を繰り返し全員掛かるまでやってから戦闘終了マップ出入りすると効率がよい 砲撃要請:1戦闘で1回なので先に熟練度を上げておくと良い。 小ネタ 2位楔魔はリウイ側霞の祠20Fに出てくる「深凌の封魔神」と思われる(敵情報の位置や説明から) リリィ(小)が死んだときに血で「やす」の文字。(犯人はヤス。ポートピア?) アナスタシア「ナスとか言っちゃだめですよ~」。装備欄は「ナス専用」 イスト村のイベントでツェニドが戦女神2に登場するレンスト王妃と思われる女性を助けるシーンがある 支援キャラのスキルON/OFFは戦闘中の戦術でも変更可。捕縛の時に便利。 リフィアの好奇心はアイテムのドロップ確率を上げる効果をもっている。雑魚敵のドロップを狙うときは是非ptにいれよう。 HP回復する杖で攻撃 他全員防御でオートにしておくとカウンターやらで倒さない限り小型の熟練度がMAXまであがる コメント欄 リリィ(小)が死んだときに血で「やくり」って書いてるよね -- 名無しさん (2010-04-29 21 39 12) 「やくり」じゃなくて「やす」じゃないの -- 名無しさん (2010-04-29 22 04 15) 犯人はヤス。ポートピア? -- 名無しさん (2010-04-30 00 23 59) 全体範囲の強化の熟練度は5段階まで上げると上書きされないことを利用して、まず上げたいタイプの強化を5まで一人ずつ順番にかける。 5人目まで終わったら(5人目は全体範囲でもおk)しばらくすると1人目の強化が切れるので全体範囲の強化をかける。 その後上書きされていないので2人目3人目と切れてくるからそこを強化していくとあげやすい。 -- 名無しさん (2010-05-02 05 43 27) ↑むしろダンジョンに出入して掛けまくった方が速いよ 特に一気に5段階上昇する系 -- 名無しさん (2010-05-02 07 37 24) ちなみに蘇生系統は、蘇生アイテム禁止にして槍塔いけばさくっとカンストするよ 1F~20Fの間に、ルナ・クリアとテトリ両方カンストした -- 名無しさん (2010-05-02 08 52 33) 回復系スキルのランクと熟練度は羽のあるとこで称号の付け替え→回復の繰り返しで上げれる。ゲテとか行けないときにどうぞ。 -- 名無しさん (2010-05-02 13 00 52) 癒しの風はHP全開でも戦闘中なら使用可能だから、魔力回復の指輪をつけて連続使用がおすすめ -- 名無しさん (2010-05-03 21 14 57) 初めのモナルカの滝だっけ?あそこの羽の近くにダメージくらう地面がある。 HP1にして回復かけまくったら一瞬。 -- 名無しさん (2010-05-03 22 56 26) バグだと思うけど槍塔11Fの沈黙罠の判定が消えないので浄化の熟練度上げができる -- 名無しさん (2010-05-07 15 12 12) レアドロップのページが新設されたので、その解説項目は移行しました。 -- 名無しさん (2010-05-11 11 27 25) 小ねた欄作りました。いらなかったら削除っちゃてください -- 名無しさん (2010-05-11 15 55 54) セリカサイドでの浄化の熟練度上げは、 「突進イワシを食べる→浄化」の繰り返しが良さそう。 -- 名無しさん (2010-05-29 12 16 36) 水竜の仔「クー」は景山民夫の「遠い海から来たCOO」が元ネタか? -- 名無しさん (2010-06-15 23 47 07) 罠の宝箱→2名PTにして浄化→交代→浄化→交代で浄化の風を人数分(クローンON、2週目序盤で10数回)回数稼げました -- 名無しさん (2010-06-23 23 13 38) ↑メニュー画面で浄化普通に出来るけど… -- 名無しさん (2010-06-25 13 51 46) ↑追記 浄化の熟練度上げ手っ取り早くやりたいなら、光ルート終章でディアーネ招聘→他の招聘→ディアーネ招聘でオケ 次のディアーネ招聘する前に浄化すればMPが尽きるまでできるけど・・・ -- 名無しさん (2010-06-25 13 56 19) ↑ 既出ですね。 このページに既に同じことが書いてあります。 -- 名無しさん (2010-06-25 19 37 39) 経験値かせぎのとこのCTRLとスペースを押しっぱなし、ってどうやるの? -- 名無しさん (2010-07-08 19 35 50) てかオート戦闘連打するようにしたら索敵連打にならなくね? -- 名無しさん (2010-07-10 16 12 40) MAPでスペース押すと索敵 -- 名無しさん (2010-07-11 13 42 40) 必殺・盗賊の狙いすまし系ってオート行動ランダム攻撃だと使わなくて全力攻撃だと使うって既出? ずっと気づかなくて手動で上げてたわ。 -- 名無しさん (2010-07-14 23 39 44) 秘密の店とかで買うドーピングアイテムは2週目には引き継がれないんだなー・・・ 何週かしたら肉体戦速とか100超えるかと思ったら無理ゲーだった -- 名無しさん (2010-07-23 12 05 00) 引き継がれてたよ? セリカをこれぞ神殺しってくらいにしたくて入手したの全部与え続けてたら戦速113までとりあえずいってた。 一番最近の終章とその引き継ぎ比べてもステータス変わって無かったから多分間違いない。 -- 名無しさん (2010-08-02 18 07 51) すこし面倒くさいが巨人の手などの体力が増える装備を はずす→装備→回復魔法で熟練度あげられる -- 名無しさん (2010-10-19 22 58 48) イスト村でツェニドが助けたのってシュリじゃないん? -- 名無しさん (2010-12-22 22 18 04) 商神の指輪(ドロップ金額2倍)は効果が重複する。 但し、控えでは効果がない。5人つけると32倍。 集めるのに苦労するが、バランスが崩れるので注意。 既出だったかな。 -- 名無しさん (2011-01-14 00 09 42) 今更っぽいけど熟練稼ぎを3つ↑を補助スキル(再生など装飾品に効果があるもの全て)に応用。 一人で耐えられる場所(ヘタレスなど)で補助→該当する装飾品を付け外し。 この装飾品付け外しによって上限の5-装飾品効果分になるのでMPが続く限り補助回数が稼げる。 5段階上昇系補助(強化 覚醒・聖賢以上)でも1段階分強化のヘタレスの指輪があれば1戦闘で何度でも可能。 この方法をする場合に便利な装飾 巨神の手:肉体抵抗・精神抵抗 ヘタレスの指輪:物攻防・魔攻防 ヒールリング系:再生 この他ステータス上昇や○○効果となる物は代用可。 -- 名無しさん (2011-06-02 03 09 28) 爪の武器別最小消費フレーム が間違ってない? -- 名無しさん (2013-11-04 04 22 17) 小ネタの「支援キャラのスキルON/OFFは戦闘中の戦術でも変更可。」って できないと思うんだが。 -- 名無しさん (2015-01-01 12 27 12) ↑今さらだが陣形変更からいける -- 名無しさん (2015-07-05 16 08 57) モナルカorケテ行けない場合 猛毒の宝箱を残しておいて回復稼ぎに使うと楽 ただし魔力石は大量に必要 -- 名無しさん (2015-10-29 05 47 48) 猛毒の宝箱=日陰B1F、粛鎖B3F、フォルマ、雷嵐x2 等 -- 名無しさん (2015-10-29 05 57 07) ふむ -- 名無しさん (2016-09-06 16 28 13) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/16861.html
登場人物とだけ書かれた荒らしコメントを削除 -- (名無しさん) 2019-10-21 19 31 47
https://w.atwiki.jp/followers_war/pages/26.html
概要 大陸北部に位置する広大な森。その広さは大陸の半分を占める。 国名は無い。中心に聳える樹齢数万年の巨大な『世界樹』と、その周囲の森を総称した地域名である。国境も国家も国民もなく、獣使いや獣人、精霊使いやはぐれ魔導士も住んでいるというが詳細は不明である。 天然のマナの源泉。大陸は世界樹の排出する天然のマナの影響を少なからず享受している。故に建国が古い国ほど、魔導士として才能を開花させる人間が増加する。また、世界樹の森から産出する鉱石は一グラム当たり石炭一トン分の化石燃料として利用することが出来、蒸気機関にも欠かせないエネルギー源である。 東軍と西軍。緑社は長く対立関係にありながら、『世界樹の森は不可侵とする』という絶対の掟を忠実に守ってきた。しかし開戦から五十年、突如世界樹から原因不明の発火が確認される。動揺した両軍は、発火を互いに敵国の戦略と断定。どちらからともなく最終総力戦を開始した。 原因不明の発火から、世界樹が燃え尽きるまでの十年間は『終末の十年間』と呼ばれる。世界樹の森を含め大陸の七割が焦土と化し、人口は九割が喪われた。 世界樹の発火の原因は、今なお不明なままである。
https://w.atwiki.jp/houseofhero/pages/219.html
ベアトリス はぐれ魔族で、ペガサス族の雌馬。 傷付いたところを幼きエレインに保護され、 一緒にいたフローレンスの真摯な姿に 心打たれ、生涯の友となる事を決める。 普段は『ひひんば』としか言っていないように聞こえるが、 インタープレットで翻訳した際には、 割と大人の女性の、というより母親のような 言動ばかりが目立っていた。フローレンスが原因であろう。 ユーフェミア=エルデナントの勇者軍参入に至って、 随行する事になるが、正直バツが悪い思いをしており、 戦闘中以外は部隊から少し離れて動いている。 もちろん出撃サイドにユーフェミアがいない時は、 更に遠くに離れているのである。 そんな彼女だったが、精霊王戦線を機に、 多少なりとも彼女の近くで行動するようになっていった。 そんな彼女は最後の最後で見せ場を作り、おいしい所を 飼い主ユーフェミアと共にさらった。 マキナ戦役ではフローベール=エルデナントの愛馬。 相変わらずのコンビ芸で飼い主の無茶な動きにしっかり答える。 呪術師に対するカウンターとなる策を味方に授けた。 母性溢れるペガサスであるが、同時に気位が高く、 乗る人間を選ぶ。その背に乗せるのを許す人間は、 フローレンスとその娘、それと彼女を大事に扱う エレイン、ケルヴィンぐらいしか確認されていない。 意外と手先が器用でルービックキューブが出来る。