約 2,995,845 件
https://w.atwiki.jp/holy-knight/pages/14.html
ajen 紹介 【よくプレイしてるとこ】 アルテイル2 【好きな色】 白と黒と赤と青 【役職】 宴会部長 【今までの伝説】 奇跡の21連勝 【年齢】 今年18になります、高校三年生です 【好きなタイプ】 年下で顔はかわいい系で兎に角私のことを慕ってくれるかた、募集中です その他 あじぇんと言います 呼び方は好きなように呼んでください ただし私が嫌がるような呼び方はやめてください 私のハートはガラスで出来てます ボカロと東方とドナ様に頭をやられたニコ厨です あじぇんは2から5までいます 2から5を見つけたときはそっとしといてやってください 俺だって一人になりたいときくらいあるんじゃないかな? 最近本棚に漫画が入らなくなってきました 夜行性です昼は適度に接してあげてください 接してあげないと寂しくて死んでしまいます 彼女はいたことねぇよ喧嘩うってんの? 勉強なんてたいしてできねえよ喧嘩うってんの? ついでに顔も不細工だよ喧嘩うってんの? 悪口とか言われると夜も眠れねえよ喧嘩うってんの? 最近ポケモンのダイヤモンドをやりこんでるよ喧嘩うってんの? ニコ動で音楽聴きながらアルテイルやってるよ喧嘩うってんの? ちなみに東方ではアリスが好きだよ喧嘩うってんの? この前風邪ひいたよ喧嘩うってんの? コメント 喧嘩に労力を注ぎすぎDA!! -- どくだみ (2009-03-23 00 11 27) 勉強がんばれw -- プロット (2009-03-23 00 15 46) ガラスのハートってあれでしょ すりガラスとか、曇ってるのでしょ(ぁ -- 杏 (2009-03-25 06 10 54) 宣戦布告だ! 次の大会は勝つ! -- プロット (2009-03-29 16 32 10) お誕生日おめでと~^^ 18歳の誕生日に1800達成です♪ -- メルヴィア (2009-04-08 14 20 46) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dfteem/pages/152.html
ss2-01 導入──蠢ク悪魔── 惑星シャーオック・ドルグ基地 静かに怒りを醸し出しながら、男が部下であるデルザイルの報告を聞いていた。 「で、なんだって?」 「で、ですから……回収した夜鴉が、再び奪取された、と……」 「見張りは何やってたんだ? タダで雇ってんじゃねえぞ」 「見張り人によると、侵入者は無し……夜鴉が単騎で離脱し、迎撃部隊を振りきったそうです」 「そうです、じゃねぇ。情報の精度は確かなんだろうな?」 「は、はいィッ」 全身から緊張という二文字の札を垂らしながら、デルザイルは震え続ける。 「チッ……あの試験機が逃げ出したってことは…まぁた厄介なことになりやがった」 「ヴァンガード様」 唐突に、後ろから女の声が聞こえた。 「アルテミスか。何の用だ」 声が幾分か落ち付いたのを見て、部下であるデルザイルが心の中で安堵のため息を吐く。 同時に、頬を僅かに染めながら、アルテミスが口を開いた。 「その……似合いますか、これ」 (……似合うも何も、飛行ユニットを取り付けただけだろ。しかも正面からじゃ見えねえ) だが、こうなっては面倒くさい。 「あー、似合う似合う。さっさと持ち場に戻れ」 その言葉を聞いて、安堵と恥ずかしさで急いで飛び去って行ってしまった。 (…やれやれだ) 「とりあえず、この件はなんとかする。探せ」 「は、い…? 何をですか?」 「ナイトレーヴェンに決まってんだろ。あれが敵に回ると面倒なんだよ。見つけられなかったら…解ってるな?」 目を細めながら追い詰めるように問うヴァンガード。デルザイルは再び震えだし、「はいィィッ」と言いながら部屋を出て行った。 「さて……」 玉座のような大きな椅子に座るヴァンガード、背もたれに頭を預けながら、斜め上に備えられたモニタに目を向け、独り言をつぶやいた。 「本当に、やれやれだな…」 「失礼、ヴァンガード様」 そこで、後ろから声が聞こえる。 先程とは別のデルザイルが、こちらに声をかけた。 「そろそろ会議の時間ですので、ここはお任せ下さい」 「おう、変なとこ触って不祥事起こすんじゃねえぞ」 「了解です」 DF部隊会議。 惑星ポイーンでのアブストラクトの一件と、惑星デゴでの敗走から、惑星シャーオックへの本格攻撃が噂されている中、精鋭部隊であるDF隊が、ドルグ基地の会議室に集合していた。 一部欠席している者もいるが、大体の面々が顔を出している。 「───以上が現状だ。そこで、我々DF部隊は、集結を始める天使軍の動きを妨害・排除する」 お菓子に夢中な総帥・ヴァージニアに代わり、隊長であるダイムラーが説明を終える。 「連中の狙いはアビアティックなんだろう?むざむざやられるような奴でもないし、誘って潰せばいいんじゃねえのか?」 アルバトロスが意見を言う。 指名されたアビアティックは、終始無言で、目を閉じたままだ。居眠りではないようだが。 アルバトロスの言葉に、ダイムラーは首を横に振りながら答えた。 「今のところは保留だ。大まかな作戦はローランド、お前に一任する。」 「解りました」 「まだ時間はある、次の会議で、実際の作戦を決めて行こうと思う。以上だ。…マスター」 「よし、かいさーん!」 高い声が会議室にこだまし、隊員たちがせっせと退室していく。 「…? なにやってんだ、ヴァンガード」 既に殆どの隊員が退室した中、ヴァンガードは椅子に座ったまま端末を弄っている。そこに、ティーガが声をかけた。 「ん、見て解らないか? メール見てんだよ」 「手前、今がどんな状況なのか解ってんのか?」 「わーってるよ。そして、“今”俺が動いてもどうにもならないってこともな。だからこそ、俺に出来る仕事をやってんのさ」 「なんだ。女とじゃないのか」 挑発的に言うティーガだが、クカカッ、と笑い顔を歪めながら、ヴァンガードは楽しそうに言葉を続ける。 「面白いよなァ。こんな薄汚れた三流の悪党でも、名前変えて変装するだけで天使軍の一員になれるんだからよぉ」 「あぁ?」 意味が解らない、とティーガが首をかしげるが、そのまま言葉を紡ぎ続ける。 「先輩面して天使軍の下位グループを誑かしてやったら、要らねえ情報までベラベラ吐きやがってさぁ」 「何言ってんだ?」 「俺が、昔ガルドで潰した裏切り者共、覚えてっか?」 「…ああ、アビアティックを潰そうとしてた連中…」 「そ。そいつらの残党が、俺が誑かした天使軍共と手ェ組んで、率先してこっちを潰そうとしてるんだとよ」 「へぇ?」 そして、目を細めながら、最後の言葉を口にする。 「───本格的に俺らを…否。アビアティックを狙ってくるようなら…そんときは、俺やあんたの出番って訳だよ、ティーガさんや」 ドルグ基地内、アビアティック・個室。 その中に、一人の男が入ってきた。 「ヴァンガードか」 部屋に入るなり、モニタを睨めつけているアビアティックが、こちらに振り向かずに言った。 「……。どうするつもりだ?アビアティック」 「どうするもこうするも、何とかするしかねェだろうがよ。よりにもよってこんな時期になァ」 「俺が掴んだ情報がある」 「あぁ?」 「取引しないか?アビアティック」 「…なに?」 アビアティックが振り返ると、ニヤリと笑ったヴァンガードが、ドルグ部隊旗を背中に取り付けていた。 戻る NEXT
https://w.atwiki.jp/hisounori/pages/15.html
交流戦予定 日時:10/3(日) 20 30~点呼 21 00~開始 形式:3勝制限勝ち抜き。(大将例外) 相手:もふもふ勢 会場:未定 配信:罪袋少佐 備考: 参加者:ふわりふわりと、ヴァルハラ、童歌、びりみあ、スラシン・ザ・スカーレット、一番いい諏訪子を頼む、かえるのにく、八連荘、ねこちやさん、アンバーマリーチ、hanabishi、景清、野田ミキ、おーしゃ、テト、まいちんぐ小町(16/17) 【プロファイル名】【使用キャラ】【ホスト】【希望順番】【一言】 【プロファイル名】かえるのにく【使用キャラ】かわいい子鬼【ホスト】可【希望順番】幼女と戯れれる順番【一言】(´・ω・`)上の参加登録ミスです、すみません。 幼稚園って最高だよな・・・・・・天国は現実にあったんだ - frog-n 2010-10-02 02 17 28 【プロファイル名】八連荘【使用キャラ】咲夜さん【ホスト】可(重い)【希望順番】中堅~後半【一言】もふもふペンギン抱いて画面端ぃ!! - E_T 2010-10-02 12 45 00 【プロファイル名】ねこちやさん【使用キャラ】早苗さん【ホスト】可【希望順番】どこでも【一言】 回線が死なないことを祈って・・・もふもふ - 神風 2010-10-02 13 16 30 【プロファイル名】アンバーマリーチ【使用キャラ】レミリア【ホスト】可【希望順番】どこでもいいです【一言】 裏切り者 - 戦国陸上天則支部 2010-10-02 16 42 30 【プロファイル名】hanabishi【使用キャラ】ケロちゃん【ホスト】可【希望順番】前の方【一言】 もふもふの毛を鉄輪で刈る…!(キリッ - hanabishi 2010-10-02 23 49 56 【プロファイル名】景清【使用キャラ】美鈴【ホスト】可【希望順番】前の方【一言】| ω ) - 景清 2010-10-03 12 13 15 【プロファイル名】野田ミキ【使用キャラ】パチュリー【ホスト】可【希望順番】どこでも【一言】さあ褒め日和!! - mizunoe 2010-10-03 12 26 29 【プロファイル名】おーしゃ【使用キャラ】レミリア【ホスト】したい【希望順番】早い方【一言】がんばりる - ocea 2010-10-03 12 41 06 【プロファイル名】テト【使用キャラ】フランちゃん【ホスト】可能【希望順番】大将以外【一言】フランちゃん撫で撫で - teto 2010-10-03 12 41 40 【プロファイル名】まいちんぐ小町【使用キャラ】小町【ホスト】可【希望順番】早めでー【一言】大鎌ブンブンお^q^ - maiching 2010-10-03 13 16 47 名前 交流戦結果 vsじすお窓 vs緋の鳥チャンネル vsいかんげ会 vsながしそうめん vs空気王社交所 vsネ実勢 vs白身勢
https://w.atwiki.jp/hoyoworkswiki/pages/1045.html
スキンの基本情報 彼女を支えるすべて、さらにはあなたに関する記憶が消えたとしても、あなたに対する想いだけは——— 使命も救いも関係ない。あなたに対する想い、あなたへの愛だけは永遠に消えない。 世界が滅びる最後の瞬間まで、決して消えることはない。 装着可能キャラ キアナ・カスラナ 親ページ キアナ・カスラナ スキン演出 勝利時 敗北時 出撃時 拳銃使用時 近接武器使用時 散弾銃・ロケット砲使用時 自動ライフル使用時 従魔奥義使用時 本国版ボイス CV:陶典 ゲームスタート miHoYo,一起去玩! 衣装変更1 欸嘿嘿,好痒哦~ 衣装変更2 (模仿凶恶猫叫)呀!你在摸哪里! ショップから離れる 好吧……呜…… チャージ完了 谢谢你,欸嘿嘿! 水晶の残高不足 唉(叹气),要我把零花钱借给你吗? ショップに入る 你要给我零花钱?!哼,哼~我才不想要呢。 祈りでアイテム1を獲得 有新玩具! 祈りでアイテム2を獲得 好厉害的玩具! ステージに進む1 去玩?好耶! ステージに進む2 要本小姐陪你玩吗?真是贪玩的大人呀~ ステージに進む3 我才不是猫猫,是狮子!喵哦! 敵に遭遇1 不许踩花花,知道吗? 敵に遭遇2 痛击队友!保护敌人……不对! 敵に遭遇3 加油加油! 大量の敵に遭遇1 一,一点都不可怕…… 大量の敵に遭遇2 是变态先生吗……? 大量の敵に遭遇3 我,我要报警啦! 敵に襲撃される1 呜啊?!你干什么! 敵に襲撃される2 嗷呜……芽衣,他们欺负我…… 敵に襲撃される3 对不起对不起! 敵に襲撃される4 我不好吃,请不要吃我…… 敵を連続撃破1 打你!打你! 敵を連続撃破2 把你埋土里! 敵を連続撃破3 尝尝这个! 敵を連続撃破4 哇哈哈!真好玩! 弾薬が空になる 不妙惹! 弾薬回復 得救惹…… HP回復・緊急 痛痛飞走! HP回復 不痛不痛! コインを獲得 是金色闪闪! 武器変更 锵锵~ 戦闘勝利1 今天过得好充实呀~ 戦闘勝利2 我们赢啦~哦——!! 戦闘勝利3 领奖励~领奖励!欸嘿嘿嘿~ 戦闘失敗 外面好可怕……芽衣,陪我回家…… 本国版ボイス日本語訳 ゲームスタート miHoYo、一緒に遊ぼうよ! 衣装変更1 えへへ、くすぐったいよ~ 衣装変更2 (凶悪な猫の真似をする)あっ、どこ触ってるの! ショップから離れる わかった……うう…… チャージ完了 ありがとう、えへへ! 水晶の残高が足りません はあ(ため息)、おこづかい貸してあげよっか? ショップに入る時 おこづかいをくれるの!?ふ、ふん~いらないもん。 祈りでアイテム1を獲得 新しいおもちゃだ! 祈りでアイテム2を獲得 これはすごくいいおもちゃだね! ステージに進む1 遊びに行く?やったー! ステージに進む2 一緒に遊んでほしいの?大人なのに遊んでばかりだね~ ステージに入る3 私は猫じゃなくて、ライオンだよ!ニャー! 敵との遭遇1 花を踏んじゃダメだよ、知ってた? 敵との遭遇2 仲間を倒して!敵を守る……ち、違うの! 敵との遭遇3 ファイトファイト! 大量の敵に遭遇1 ち、ちっとも怖くないよ…… 大量の敵に遭遇2 へ、変態紳士……? 大量の敵に遭遇3 わ、わたし通報するよ! 敵に襲撃される1 うわ!?何してるの! 敵に襲撃される2 うわーん……芽衣、あの人たちがいじめる…… 敵に襲撃される3 ごめんごめん! 敵に襲撃される4 わたしはおいしくないよ、わたしを食べないで…… 敵を連続撃破1 ボコボコにするよ! 敵を連続撃破2 地面に埋めてあげる! 敵を連続撃破3 これを味わってみなさい! 敵を連続撃破4 あはは!とっても楽しい! 弾薬が空になる まずいよ! 弾薬回復 助かった…… HP回復・緊急 痛いの痛いのとんでけ! HP回復 痛くないよ。 コインを獲得 金色に光ってるよ! 武器を変更 じゃじゃーん! 戦闘勝利1 今日はとても充実してたね~ 戦闘勝利2 わたしたちの勝ち!お——!! 戦闘勝利3 報酬ゲット~報酬ゲット!えへへへ~ 戦闘失敗 外は怖いよ……芽衣、一緒に家に帰ろう……
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1487.html
570 :annular eclipse【SS】前編:2012/05/21(月) 01 53 31.15 ID qJX9lVZp0 ……なにやら気配を感じて、俺は目を覚ました。まあ、こんな早朝に俺の間近に近づいてくるのは決まってるけどな。 「チッ、もうちょっとだったのに」 わけのわからんことを言う桐乃。なに唇尖らせてんだか? 「おはよう」 「ああ、おはよう………天気は?」 桐乃が黙ってカーテンを開けると、願いもむなしく、そこには一面雲に覆われた空があった。 「京介の日頃の行いが悪いから、こんな天気になってんじゃないの?」 「俺がいつ悪いことをしたんだよ」 「胸に手を当てて聞いてみろってーの」 「そうか、わかった」 むにゅっ 「ば、ば、バカ! アンタなんであたしの胸に触ってくんの?? マジ信じられないんですけド!!」 「だって胸に手を当てろって言ったのは桐乃だろ」 「バカじゃん。寝言は寝てるときに言って!」 「そんなことよりだな」 「なに話を誤魔化そうとしてるわけ?」 「桐乃のおっぱい、前より大きくなったな」 「!!!」 「俺はお前の尻も好きだが、おっぱいも好きだぜ」 「おまわりさんこいつです!!!」 ……幸い、親父は仕事で留守だった…… 『♪指輪をくれる? ひとつだけ 2012年の金環食まで待ってるから とびきりのやつを忘れないでね♪』 「懐かしいわねえ」 テレビから流れる曲を聞きながらお袋がつぶやく。なんでも20年も前の曲らしい。 「そろそろ行こう、京介」 「この天気じゃ無駄足かも知れないけど、もし見えたら教えてね♪」 お袋の言葉を背にして、俺たちは庭に向かう。 「なんだよそのグラスw」 「うっさい、コメントは受け付けておりません!」 桐乃が取り出したのは、メルルのお面……正確にはメルルのお面に遮光グラスを組み込んだ代物だった。 「それ、売ってんの?」 「こんなの売ってるわけないじゃん。オタなめんな」 「キモオタをなめるのは勘弁だが、桐乃ならむしろペロペロしてやりたいわけだが」 「!!!」 絶句する桐乃の後ろからなにやら「うへぇ」という声が聞こえてきたような気がした。 571 :annular eclipse【SS】後編:2012/05/21(月) 01 54 00.65 ID sXsvbClk0 「しかし、雲は消えないな……何やってんのお前」 空に向かって手を広げる桐乃。おまえは異邦人かよ? 「祈ってるの。こうして手をかざして、祈れば、きっと雲は消えるから」 「あのなあ、そんなのインチキ宗教の……」 「お願い、京介も一緒に祈って!!!」 「桐乃………」 「せっかくのチャンスだから、見たいじゃん。金冠日食……あたしは見たいの。京介と一緒に見たい!!! だから、一緒に祈って。お願い!!!」 「わかった、祈ってやるよ」 「神様仏様気象庁様お願いします。なんとか雲を退かしてください。桐乃の願いをかなえてやって下さい」 「……て、なんであんた土下座してるの???」 「これが俺のスタイルだからさ(ドヤァ」 「ま、まあ…祈りのスタイルは京介にまかせる…」 「ちょ、京介、頭を上げて、ほら!」 「…嘘だろ、おい…」 ……後の世に「千葉の奇跡」とも「ジャンピング土下座効果」とも伝えられた瞬間は、確かに訪れたのだった。 「綺麗……」 「ああ、そうだな」 それはほんの僅かなひとときに過ぎなかったが、確かに俺たちは、金冠日食をこの目にしたのだった。 「なんか、あっけなかったね」 そりゃそうだ。再びすぐに雲が空を被い隠したのだからな。 「京介、予定入れといて」 「ん、次の休みの日か?」 「決まってんじゃん。2030年の6月1日、北海道で金冠日食を見るの」 「あのなあ」 「京介……あたしと見にいくの、イヤ???」 「……イヤなわけないだろ、ただ……」 「ただ、なに?」 「加奈子、頼むからちょっと目をつぶっててくれよ」 「ケチくせーな、減るもんじゃないだろ? まっ、金冠日食っていいモン見せてもらったから今回だけは特別に目をつぶってやんよ!」 え、ナニをしたって? まあ、目をつぶりながらも、加奈子がこれまでにないくらいのうへぇを連発したことから察してくれw ----------
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2520.html
前ページ次ページSTEALTH Aegis STEALTH & Aegis :2-2 ストレンジャーズ(2) 「…ですから混合比の変化によって燃焼速度を調節し…」 「なるほどなるほど、そうして機関の回転速度が上がって、それに応じて出力も……」 ここ最近のエディの日課は、魔法学院の教師であるミスタ・コルベールとのお喋りが日が昇っている時間帯の日課となっていた。 もっともただのお喋りではなく、れっきとした情報、ならびに技術交換である。 このコルベール、エディが周辺の地図作成から帰還したその夜から引っ切り無しにエディの元へ顔を出す様になっていた。 根っからの研究者肌に多いタイプで、未知の物はとことん調べない時がすまない性分らしい。 訪れた時は夜遅くて双月が雲に隠れていたにも関わらず、どういう訳か彼の頭がえらく光り輝いていたのが、未だにエディは不思議でならない。 人間の頭という物は、勝手に発光するものだっただろうか? それはともかく、コルベールはどこか奇妙な部分もあったが、曲がりなりにも魔法学院の教師である。 この世界についての知識量は、生徒であるルイズよりもかなり豊富だろう。 そう判断し、エディはコルベールに取引を持ちかけたのだった。 エディは自分が居た、魔法が存在しない世界の科学技術についての知識の提供を。 コルベールはこのハルケギニアの国際状況や魔法などといった、この世界特有のエディの知らない情報を。 当初からエディにプログラムされていたデータの中には陸海空、各種軍用兵器についての詳細な一覧表があった。 近未来になっても第2次世界大戦中に採用された兵器を未だに現役採用している国家も存在している。 その為データの中には電子機器が殆ど使用されていない、骨董品とも言えるレベルの軍用車両などの詳細なスペックもしっかりとエディの知識に含まれていた。 その頃の戦場は荒地や密林、極寒の平野など兵士にも兵器にも厳しい場所が多く存在している。 よってそこで使用された軍用兵器の大半は厳しい戦場で長く使用できるよう整備性と頑丈さを追求し、動力機構をシンプルにした物が多かったのだ。 それでも魔法の存在によって科学技術が足踏み状態なハルケギニアでは、その程度の技術であっても驚愕に値するレベルだ。 もっともこの世界で魔法を使わないその技術の凄さを理解できているのは、自分の独力で燃焼機関の雛形をでっち上げた事のあるコルベールのみなのだが。 話を終えたコルベールは、意気揚々と自分の研究室へと戻っていった。 新しくエディから教えてもらった技術でもって自作の燃焼機関『愉快な蛇くん』の改良でも行うのだろう。 何だか目の下に大きな隈を作って、えらくハイに笑い声を上げていたのが気になったが。 …コルベールの身体をスキャンしてみた結果、重度の寝不足と軽い栄養失調と判明。 恐らく食事も睡眠もせず研究に打ち込んでいるのだろうが――ちょっと後悔。倒れられたら色々と困る。 入れ違いにルイズとサイトがやって来た。 ルイズはあれから何度かエディの元に顔を見せた事があるが、サイトはかれこれ1週間ぶりにエディの元にやってきた事になる。エディの方は中庭の片隅で何度もサイトの姿を見かけていたが。 どうやらルイズにあれこれ雑用をやらされていて忙しかったらしい。 「どうしましたか、ミス・ルイズ?」 「城下町へ行くわよ。こいつの剣を買いにね」 「授業はいいのですか?」 「今日は虚無の曜日よ。授業はお休み」 「そうですか。ではどうぞ」 既に前回の空からの探索とコルベールからのこの国周辺の地図を見せてもらい、収集したデータと比較済みなので大体の地理や街は把握済みだ。 ところで、総じて戦闘機の操縦席という物は狭い。 2人乗りの戦闘機もあるにはあるが、その場合席の前後に座席が並んだ複座型である。 縦はともかく、横幅はかなり狭い。各種電子機器も搭載しているため尚更に。 ましてや元々無人戦闘機であるエディの場合、人が乗らないのが前提だ。 大柄な男性1人乗るスペースは何とかあったものの、比較的小柄な人物でも流石に2人分乗る余裕は殆ど無い訳で。 サイトとルイズの場合、どうやって乗っているのかというと。 「どこ触ってんのよ、変態!」 「仕方ないだろ狭いんだからって、うわ、暴れんな!」 「すいません。私のセンサー球体は案外デリケートに出来ていますので傷つけないようお願いします」 まずサイトが座席(?)に腰かけて、その膝の上にルイズが座る。 こうする事で狭い空間に何とか乗り込めたサイトとルイズだが、お互い異性とここまで密着するのは殆ど経験が無いせいか、あれやこれやと騒ぎ立てる。 実際にはこうやって乗り込むのは2回目なのだが、最初の時はサイトは見た事も無い戦闘機に初めて乗るのに。 ルイズの方は幻といわれる韻竜かもしれないそれに乗る興奮で、その時は殆ど気にも留めていなかったようだ。 ともあれ2度目ともなると幾分冷静にもなる訳で。 さっきもいったが、ルイズもサイトも異性とここまで密着した経験など殆どない。 サイトは太ももから胸元に、ルイズは背中に感じるお互いの熱と身体の感触に、思わず頬を赤くする。勝手に緊張してどちらも口を閉じてしまった。 そんな2人の変化を、エディはしっかりばっちり観測していた。 そして、こう思った。 ――――――これがいわゆる、初々しいティーンのカップルという物ですか。 少し違う。 城下町へと着くまでの間、エディは アイム・レディ・フォー・ラブ を流し続けた。 2人とも歌詞の意味は分からなかったが、囁くような歌声のお陰で尚更気まずい雰囲気が流れっぱなしだった。 前ページ次ページSTEALTH Aegis
https://w.atwiki.jp/vipfishing/pages/15.html
Qどこでつれるの? A あなたの近所に、釣りが出来る、海、川、湖、池はありますか? そのすべてが釣りの”フィールド”です。 Q具体的にどこよ それを 左メニューの 場所別の釣り方 で紹介します
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4424.html
時間は、京太郎達が故郷長野に向けう新幹線に乗り込んだ頃まで遡る。 洋榎「よっしゃー、今日もみんな喜ぶ太陽さんさん朝日さんの力こぶバシバシ打ってくでー!」 姫松部員『はい、主将!』 恭子「…………ハァ、今頃帰りの新幹線中かな」(ぼー 漫「末原先輩、朝からずーっと上の空ですね。なんやプリクラのシートとか見てましたし」 由子「昨日の用事がなんだったのか、手に取るよーに分かるのよー」 恭子「――あ、メールや。『これから長野に帰ります。全国で待っててください!』……か、フフ」(苦笑 漫「なんでしょーか、嬉しそうでありながら反応に困ってもいる複雑な表情を浮かべてますよ」 由子「あれは――――『須賀君、えらい大きなこと言って。気ぃ抜いて足元すくわれても知らんよ?でも、頑張ってね……待ってるから』みたいな、心配と期待がない混ぜになった乙女の笑顔なのよー」(エヘン 漫「おおー、すごいです真瀬先輩、まるで雷電みたいですよ!」(パチパチ 由子「それはあまり嬉しくないのよー」 郁乃「うーふーふーふーふー♪」(ふららー 漫由「あっ」 郁乃「末原ちゃーん、どーしたのー?」(抱きー 恭子「ヒャアアッ!?」 洋榎「な、なんやなんや、どないしたんや!?」(ワタワタ 絹恵「なんか末原先輩が監督に捕まってゆで、お姉ちゃん!」(アタフタ 郁乃「昨日ー、部活サボってどこ行ってたんー?私にも教えてー♪」(ゴソゴソ 恭子「ひぁ、ちょ、ちょっと……ぁぅ、ど、どこ触って…………って、あ、ダメですそれは……!」 郁乃「――――うふふー、めっけたー、末原ちゃんのデートの証拠品ー♪」(プリクラシート掲げ 恭子「ぁ、あぁぁ……!?」 由子「……漫ちゃん、耳塞ぐのよー」 漫「え――――!?」 洋絹「――えええええええええええええええええええええええっ!?」(ざわ…… 姫松部員『――すすすすす、末原先輩がデデデデデートォォォォッ!?』(ざわ……ざわ…… 恭子「はぅ、はわぁぁぁぁぁぁっ……!」(頭抱え 漫「…………あーぁ」(合掌 由子「終わった……のよー」(南無 洋榎「なんやなんや、いつの間に男なんかこさえたんや恭子ー!?水臭いなー、そーいうんは誰よりも先に洋榎さんに教えてくれんとー」 絹恵「あ、相手どんな人なんですか……」(覗き覗き 郁乃「えっとなー、この子ー。須賀君いうてなー、どこやったかなー、地方の学校の一年生ー♪」 絹恵「おお、ちょあと軽そうやけど……まあまあですね!」 恭子「む、むわぁー、わぁぁーーー!?」(ジタバタ 郁乃「もー、暴れたら危ないよー、末原ちゃーん?てゆーか、いい加減スパッツやめてスカート履いたらー?そっちのが誘惑するとき楽…………んー、スパッツはスパッツでマニアックかなー?」(サワサワ…… 恭子「ヒンッ……!?ぁ、ん……は、ちょ、て、手つき……!?」(プルプル 姫松部員「え、遠距離……しししかも、と、年下……だと!?」(ざわ…… 姫松部員「なんかこの子、なんでも言うこと聞いてくれそーな顔してんなー」(ざわ……ざわ…… 姫松部員「…………金髪のせいでパッと見、チンピラやけど――ちょっと童顔っぽいとこ……ええねぇ」(ジュルリ 恭子「いいやゃゃぁぁー!もう見んといてぇぇぇっ!!ちゅうか、もう返してよぉ……!?」(真っ赤 洋榎「照れるな、照れるなー!前々からそのスパッツには男誘惑する魔力がある思ってたんよ……ついに、ついにやったんやな……。とりあえず恭子が大人になるまでの詳しい話、聞かせてもらおうやないの。なあ、みんなー!?」 姫松部員『その通りです主将!!あとスパッツ姿、地味にエロいです末原先輩!!』 恭子「あんたら……心の底から私をいじり倒す気やろっ……!ス、スパッツ……そんな目で見られたら恥ずかしいよ……」(モジモジ 洋榎「クックックッ、心配しいなって。うちと絹と……せやな、適当に一人と打って恭子が跳ばずに済んだら、この話はここで終わりにしたるって。まあ、恭子にできればの話やけどなー」(ニヤニヤ 恭子「じょ、上等やよ、誰でも相手したげふから……!須賀君のお陰で麻雀楽しめるようになったんや……そう簡単に私をハコにできるとか思わんといてよ……!」(ゴッ……!! 洋榎「ヒッ、ゴメンナサイ!?」(ビョクッ 絹恵「ぇ……か、監督?なんか末原先輩がいつもの三倍ぐらい気合い入ってんですけど……」(はわわ…… 郁乃「うふふー、やっぱり乙女は片手で竜を捻れるようになってからが勝負やでなー♪」 恭子「な、なんで……なんでみんなに須賀君と一緒にたこ焼き食べたとか、ゲームセンターで遊んだとか教えたらなあかんのよ、答えてみて……!!」(真っ赤 洋榎「ヒッ……え、あの、ごめんやで恭子……っていうか、もうほとんど自分で言うてるよーな…………ヒッグ、グスッ……」(半泣き 漫「す、末原先輩……恥ずかしすぎてネジが飛んだっぽいですね」 由子「まあ、私も同じことされたら監督を殴り倒すぐらいはする……ていうか主将、打たれ弱すぎなのよー」 恭子「うぅぅぅぅ……もぉーーーー!全員相手したげるから掛かってきいよーーー!!」(ゴオッ……! ――――恭子、覚醒……! 由子「単純にヤケクソになっただけなのよー」(糸目 漫「ですねー」(遠い目 郁乃「うーふーふーふー、早く全国で須賀君と再会させたげたいなー♪」 終われ
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/2385.html
第2話「ホモでもドア」 キョン「ただいまぁ~、ふぅ~疲れた・・・えっ?何母さん?お使い!? なんで俺が!?・・・はいはい、わかったよ・・・」 ・ ・ ・ ●「おかえりなさい!キョンたん!」 キョン「あぁ・・・」 ●「おや、どうしたのですか?元気がないようですが」 キョン「あぁ、ちょっとこれからお使いなんだ。だけど疲れていく気がしなくてな・・・」 ●「それでは僕の道具の出番ですね。(ガサゴソ・・・)」 キョン「なぁその道具をブリーフの中から出すの止めてくれないか?」 ●「このブリーフは4次元空間と繋がっていてどんな大きさの物も出し入れ自由なんで すよ。もちろん僕のアナルもどんなモノでも出し入れ自由ですよ♪」 キョン「うるせぇ!だまってさっさと出しやがれ!!!」 ●「そんなに照れなくても・・・これです!」 たららたったた~♪ ●『ホモでもドア』 キョン「なんだこりゃ?普通のドアに見えるけど?」 ●「これはですね。ドアを開けるとあ~ら不思議。別の場所と繋がるのですよ。ですか らお使いにもすぐいけると思いますよ」 キョン「そりゃいいな!よし、まずは八百屋だ」 ガチャ キョン「!?」 長門「・・・何?」 キョン「あれ!?なんで長門のうちに来たんだ!?っていうか長門その本は・・・」 長門「(サッ)なんでもない・・・」 キョン「そうか・・・悪い、邪魔したな」 ガチャ ●「おやおやもうお帰りですか?ずいぶんとお早いですね」 キョン「どういうことだ!?長門のうちに出ちまったぞ!?」 ●「長門さんは何をしていらっしゃいましたか?」 キョン「えっ?・・・えーと・・B、BLの本を読んでた・・・」 ●「やはりですか、こういうことですよ、わかりましたか?」 キョン「全然わかんねぇよ!!なんだこのドアは!八百屋はどうした!?」 ●「ですから、ホモでもドアですよ。ゲイに関する場所に出てしまうのですよ。ただどこ に出るかはわかりませんが・・・」 キョン「ふざけんな!!こんなもん使うよりだったら俺は歩いていく!!」 ドンドンドン キョンの妹「キョン君?何一人で騒いでるのぉ?お使いに行ったんじゃないのぉ?」 キョン「!?やばい・・・ちくしょう!このドアを使うしかねぇっ!おい!お前は早く隠れ ろ!!あと俺が入ったらこのドアは片づけろ!わかったな?」 ●「わかっていますよ。ではどうぞ・・・」 キョン「頼む、長門のうちでいいから・・・」 ガチャ キョン「!!??」 谷口「アッー!アッー!wawawawawa・・・・・」 国木田「ほらほらもっと良い声で鳴かなきゃ・・・」 谷口「アッー!!」 国木田「あれ?キョンどうしたの?いきなりどこから入ってきたんだい?」 キョン「いや・・・その・・悪い邪魔した!!!・・・あっドアがない!? そうだ、あいつに片づけさせたんだ!」 国木田「何を言っているんだかよくわからないけどキョンも仲間に入りたいんだね? さぁこっちにおいで・・谷口もいるんだよフフ・・・」 キョン「!?よりによってこんな所に!! すまん!国木田見なかったことにするから・・・」 国木田「何言ってるんだい?もう遅いよ、いけ谷口!」 谷口「wawawa~」 キョン「うわっ!バカ、谷口!目を覚ませ、俺だよッ!!」 国木田「何を言っても無駄だよ・・・さぁ谷口、新しいおもちゃだ、 僕を楽しませておくれ・・・」 谷口「wawawa~」 キョン「おい止めろ!どこ触ってるんだ! やめっ、やめろーーーー!!!!!!!?????アッー!アッー!」 谷口「wawawa~wawawa~」 国木田「フフフ、これで奴隷がまた一人・・・」 ●「wwwwキョンたんもなかなか良い声で鳴きますねぇww僕も仲間に入りたいですよwww」 キョンの妹「あれぇ~?キョン君はぁ~?」 第3話「ソノうほホント」
https://w.atwiki.jp/hyon/pages/561.html
← ↑ → 114 :名無草 :2007/03/07(水) 03 09 54.43 ID zHT34biP0 授業が終わるなり、俺はまた屋上まで逃げ込んだ。 女「でも、本当に女の子になっちゃったんだねー」 言いながら俺の頬を突付いてくる“女”。 俺「なっちまったんだよなぁ。それで、突付くのやめてくんない?」 女「これからどうするの?戻る方法を探すとかさ。プニプニしてて気持ち良いんだもん、やめない」 俺「なんか国家機密レベルの事らしくてさ。人の頬を突付くと言うことは、突付かれる覚悟は出来てるんだな?」 女「そうなんだ、なんだか壮大なロマンスって感じ?良いけど、気持ちよくないと思うよ」 俺「大袈裟だな、まぁ解決策が見つかるのを待つだけだよ。それじゃぁ突付かせてもらおう」 女「やーん、えっち」 俺「うっさい、あ、気持ち良い」 女「ほんと?」 言って自分の頬を突付く“女”、 女「うーん、“私”ちゃんの方が気持ち良い」 自分の頬から手を離しながら言う。 友「でさ、何やってんの?」 俺と“女”が突付き合っていると、“友”が現れた。 俺「よう、“友”。さっきはありがとな」 友「気にすんなって。それで、何やってんだよ」 女「“私”ちゃんのほっぺ、柔らかくて気持ち良いんだよ。“友”君も触る?」 近づいてきて“友”が言う。 友「マジで?触って良い?」 俺「手の動きがキモい。それとお前が言うとなんかやらしいからダメ」 屋上の隅っこで体育座りを始める“友”。 115 :名無草 :2007/03/07(水) 03 10 31.19 ID zHT34biP0 そんな感じで昼休み。 いつもの三人の他に“女”と“大阪”を合わせた五人での食事になった。 幾度となく一緒に食べようと誘われたのだが、丁重にお断りしておいた。 友「にしても、すげぇ変わりようだな」 私「……何がですか?」 友「いいや、どこから持ってきた猫被ってんのかと思ってさ。あれか、佐賀の方?」 大阪「尻尾が多いと危ないですねぇ」 友「多分3本ぐらいじゃねぇか?油なんてなめるんじゃねぇぞ」 私「すみません、意味分かりません……」 友「そっか、まぁそれぐらいの変わり様ってことなんだけど」 全く分からない。見ると、“男”と“女”も首を傾げている。 その中で“友”と“大阪”だけがニヤニヤとしていた。 116 :名無草 :2007/03/07(水) 03 11 07.66 ID zHT34biP0 今日の授業が全て終わったことを告げる鐘の音が聞こえる。 女教師「今日はこれで解散だ。あまり夜遅くまで出歩かないように」 “男”の号令と共に形だけのお辞儀、そうして家路につく。 帰ろうとすると、五人の男子生徒が近づいてきた。 クラスメート1「お嬢、鞄をお持ちします」 大阪「結構です」 クラスメート2「しかし」 大阪「これくらいなら平気です」 クラスメート1&2「そうですか」 クラスメート3「差し出がましいぞ、お前ら」 私「えっと……、“大阪”さん。この人たちは?」 クラスメート4「自分たちは、“大阪”様の親衛隊であります」 何?ミリオタ? 大阪「“私”さんが居ない間に変な展開になりまして……」 友「そうそう、いや、さすがに俺も驚いたね」 そうして居るうちに、更にクラスメートの大半に囲まれている……。 “大阪”が、困りましたねぇ、なんてあまり困っていない様子で言う。 クラスメート改め親衛隊5(以下親)「お嬢、どうします?」 少し考えて、“大阪”が“親5”に耳打ちをする。 親衛隊五人は顔を見合わせ、 親5「うわ、Gが出た。G!」 黒板の方を指しながら叫ぶ。 俺を含めクラスメートが一斉にそちらを見て、 途端、“大阪”が俺の腕を掴んで走り出す。 俺「わ!え?」 混乱している中、校門まで到着した。 大阪「親衛隊の人たちに注意引いてもらうようお願いしときました」 俺「そっか」 何事もなかったかのように家路につく。 117 :名無草 :2007/03/07(水) 03 12 34.27 ID zHT34biP0 しばらく歩いていると、後ろから数人、走ってくる気配がした。 振り返ると“男”と“友”、それに“女”が立っていた。 そのなかで、一番体力のあるはずの“友”が息を切らしている。 俺「“友”、どうしたんだ?」 友「……いや、ちょっと、な」 何だろうと首を傾げると、“大阪”が苦笑していた。 大阪「ふふ、苦労性な人ですねぇ」 俺「え?どういうこと?」 大阪「こっちの話しです」 ほんと、なんなんだろう。 立ち話もどうかと思ったので、とりあえず俺の家に帰ることにした。 俺「ただいまー」 大阪「ただいま帰りましたー」 友「おじゃましまーす」 男「お邪魔します」 女「お、お邪魔、します」 そうして俺の部屋に向かう。 大阪「ちょっと着替えてきますね」 そう言って自室に入っていく“大阪”。 俺の部屋はその奥で、そのまま進んでドアを開ける。 と、俺のベッドには姉貴が寝そべっていた。 俺「で、何やってんのさ、人のベッドで」 姉「えー?漫画読んでただけだけど」 俺「あー、もう好きにしてくれ。で、なんで家に居んの?」 姉「私がこの家に居るのは当然じゃない」 俺「そうじゃなくて、今日学校は?」 姉「今日卒業式だったから」 俺「そっか」 見ると、“男”と“友”と“女”は部屋に入ったまま突っ立っていた。