約 2,593,880 件
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/68.html
「お姉さま~」 突然黒子が話しかけてきた。 (……一応返事しておこうかな) 「何よ黒子?」 「今日が何の日かわかりますの?」 初春さんと佐天さんもいる。 (……二人に訊くか) 「ねぇ、今日って何の日かわかる?」 先に答えたのが初春さんだった。 「し、知りませんよ。普通の日じゃ」 そこで佐天さんが答える。 「ずいぶん前にも訊かなかったっけ」 (ん?どういう意味なの?) 「私たちが出会って1週間たった日。」 (ってまさかっ) 「とある美琴の他寮生活<アウトドア>」 「今日でその日から5ヶ月くらい経ったんじゃない」 「そうですわよ、お姉さま。お忘れになられたのですか」 「い、い、いやー、そんなわけ……」 「お顔が赤いですわよ」 「さーお姉さま。今日こそこのわたくしと決着を……」 ズドーーーーン!!と電撃が。 「黒子の愛を受け入れていただけないのでしたらわたくしと戦ってくださいまし」 「黒子ーーーっ、うっ」 (……寮監っ) 「どうしましたの、お姉さ……」 「寮則第9条、寮内での能力の使用は、これを固く禁ずる。よもや忘れたわけではあるまい白井、ん」 「ここここれはご機嫌麗しゅう、寮監様。これには深ーい理由が」 「なーるほど。よんどころない事情というやつか。」 「そ、そうなんですの」 「だが、」 黒子の首から、グキリッ!!という音がする。 「ひっ」 としか言えない美琴。 「そんな事情を詮索していては寮の規律を守ることはできん。規則破りには罰が必要だ。そうは思わんか、御坂」 「は、はい」 「これで何度目だ。何度ドアを壊した」 後ろを見る美琴。そこには木っ端微塵にされた上、電撃で丸焦げになった灰の塊しかない。 「そ、それは」 「寮を出て行ってもらおうか」 「そ、それだけは」 (いやに決まってる。だって、行くところが……、ないわけでもないか。) 「調べさせてもらったぞ、御坂。お前はとある高校生によく会ってるらしいじゃないか」 「それはそれで」 「事前に連絡はしている。早く荷物を片付けな、御坂」 「す、すぐにっ」 (何でこうなるのよ? よりにもよってアイツの部屋かよ) 「何を思っている、御坂」 「な、何でもありませんっ」 「引越し屋が来ているんだ、早く頼むぞ、御坂」 こうして、上条と御坂の不幸な生活が始まる。
https://w.atwiki.jp/seisoku-index/pages/1101.html
8月22日午後2時10分、第1学区の合同庁舎ビル15階 予想だにしない展開に、闇咲は沈黙した。 今回の捜査は、2年前の“文科省職員焼死事件”に関するものだとあらかじめ伝えてある。 その会合に焼死した当の本人が出てくるなどと、予想できるはずがない。 (何のつもりだ……?) (捜査零課の名を出した以上、間違いなく木原数多が手を出してくると思っていたのだが) (……いや、むしろコレが木原数多の意図だとすれば) 闇咲が1つの可能性に思い至ると同時。 彼以上に唖然としていたヴェーラが、焦燥も露わに立ち上がる。 否、立ち上がろうとしてステイルに阻まれた。 ヴェーラは咄嗟に振り払おうとするが、ステイルがそれを一喝する。 「落ち着け。君がここにいるのも“あの男”の人選なんだろう?」 「けど……私の事がバレてるなんて……!」 「だから落ち着けと言っている。大人しく座ってればいい」 それだけ言い捨てると、ステイルは闇咲へ向き直って不敵な笑みを浮かべた。 「さて、とりあえず事情を説明してほしいな。何せ僕達は、上司からこの会合の目的すら聞かされていないからね」 非常識極まりない要請を、彼は堂々と口にする。 だがそもそもこうなったのは、リーダーである木原が情報を伏せていた所為であって不可抗力だ。 その開き直った態度に一瞬面食らった闇咲だが、彼はやがて、ふむ、と頭を掻いて説明を始めた。 「私が学園都市に来たのは、2年前のとある事件の再捜査の為で――」 こうして、ステイル達はヴェーラが過去に巻き込まれた事件を知ることになる。 大方の概要を説明した闇咲に、ステイルはフンと鼻を鳴らした。 この話を聞いて、彼は木原の目的を理解したからだ。 「話は分かった。そこの彼女が焼死したとされる事件について、調べに来たわけだ」 「ああ」 「だったら、話はこれでオシマイだね。見ての通り、彼女はそこで生きている。以上」 「……ふざけているのかね?」 「いいや、大真面目さ」 並の人間なら耐えられそうもない闇咲の威圧感を、ステイルは気にも留めない。 むしろそれを楽しむかのように一呼吸おいて、彼はゆっくり会話を続ける。 「真面目に、本題に入れと言っているんだよ」 それを聞いて、隣にいたヴェーラもようやく理解した。 自分がここにいる意味と、ステイルが選ばれた訳を。 「あの男が彼女をここに寄越したのは、下らない“建前”をさっさと終わらせるためだ」 「ほう」 「捜査零課が、たかが1人の行方不明者の為に動くはずがない」 「そうだろう? 神道系魔術師を統括し、この国における魔術関連事件を一手に引き受けている君達はそこまで暇じゃないからね」 「ふ、詳しいな」 闇咲の純粋な賞賛が、ステイルに贈られる。 「どうも。で、学園都市に目を付けた本当の目的は?」 彼はそれを軽くあしらいつつ、さらに鋭く切り込んだ。 「……」 「……」 両者の沈黙を破ったのは、言葉ではない。 キリキリ……という何かを引き絞るような音。 「!」 闇咲の右腕に装着された、梓弓の絡繰りが動いた音だった。 同時刻、『猟犬部隊』32番待機所の地下研究所 ロシア成教や捜査零課といった新たなファクターを迎え、目まぐるしく変化する周囲の状況。 そんな中、テレスティーナは1人研究に没頭していた。 何しろ“敵”は幾らでもいる。兵器開発の手を休ませるわけにはいかない。 「あら、ここでエラー?」 とはいえ、そんな理由は後付けだと言える。 ただ単純に彼女は研究や実験が大好きなのだ。 ましてや、とびっきりのモルモットが手に入ったとなれば尚の事。 「じゃあこれでどうかしら?」 キーボードの上に這っている手が、高速でコマンドを修正して打ち直す。 その度に真横で痙攣する物体など、テレスティーナは見向きもしない。 その物体こそ、眼球・声帯・四肢を切り取られた五和である。 しかし、彼女を知る人物は誰も彼女を五和だと認識出来ないだろう。 頭髪は抜けきり、顔面は歪に変形してしまっている。 止まらない涙と涎、そして汗で皮膚はかぶれてボロボロ。 さらに苦痛のあまり力みすぎて、各部の毛細血管が破裂して全身が真っ赤に染まっていた。 だがそれより重症なのは、彼女の内面だった。 五和を認識出来ないのは知り合いだけではない。 “本人”ですら、もはや自分が誰だか分かっていないのだ。 何日も絶え間なく続く実験。 それはテレスティーナによって脳を弄られていた事を意味する。 「……っ」 「……!」 肉体的には死なないように調整された上、その叫びはモニターに表示される数値のみ。 学園都市製の悪趣味な機械装置を大量に取り付けられた今の彼女は、呼吸するだけの肉塊と成り果てていた。 ――エラー:変換エネルギー、目標数値に届かず。4,574,164/69,882,735 ――エラー:想定された物理現象を計測せず。 ――エラー:原因の分析。失敗。入力した理論式を確認してください。 「おかしいわね。魔力変換コードに異常はないはず」 「これが能力者なら、脳内回路を精査するだけでいいんだけど……」 現在テレスティーナが行っているのは、外部からの刺激による魔術の発動実験だ。 もしもこれが成功すれば、クローン部隊を使って魔術を扱うことが出来る。 いずれは、禁書目録の知識を利用した大規模魔術だって展開可能になるかもしれない。 だが、その分析は難しく困難を極めた。 「やっぱり、比較サンプルが必要よね」 モルモットが1匹だけでは、自ずと研究にも限界がやってくる。 彼女は残念そうに嘆いて、『歩く教会』の開発ブースへ出かけて行った。 同時刻(日本時間)、ランベス宮のとある一室 選ばれた3名の女性魔術師が、部屋の清掃や魔術の構築を行っている。 構築された魔術は、いずれも精神系の回復術式だ。 その対象となるのは、部屋の中央、馬車を象った大理石の上で倒れ伏す1人の女性。 3週間前に、学園都市で木原とテレスティーナに敗北したゴーレム使い。 暗号解読のスペシャリスト、シェリー・クロムウェルである。 「これで本日は終了ですね」 「はい」 「では退室しましょう」 いつも通りの日課をこなした魔術師達は、速やかに部屋を出ていく。 彼女らが退室した直後。 「…………」 静寂が支配するこの部屋で、ゆっくりと人影が起き上がった。 「…………」 暗闇の中、血走った眼を爛々と光らせながら。 同時刻、天草式十字凄教のとある拠点 学園都市から逃げた建宮達25名は、これからの策を話し合っていた。 だが、相手の圧倒的な索敵能力に対抗する方法は存在しない。 「一番確実なのは、木原数多を学園都市の外へ誘き出す事よな」 「確かに。だが向こうも、そう易々と出てきたりはしないだろう」 建宮の言葉を、諫早が首を振って否定する。 先の戦いで仲間の半分を失ったのだから、消極的になるのも当然だ。 「ん?」 その時、建宮の携帯から場にそぐわぬ明るいメロディが流れた。 警戒しつつ彼が応答すると、電話相手は感情が全く読めない声色でこう述べる。 『天草式の方々ですね。木原数多を抹殺する方法、お教えしましょうか?』
https://w.atwiki.jp/gensouiri/pages/2588.html
とあるマスターとその従者が幻想入り。 動画リンク コメント・レビュー とあるマスターとその従者が幻想入り。 何人目の幻想入りか 作者 ひとこと 主人公 動画リンク 新作 一話 コメント・レビュー 名前 コメント すべてのコメントを見る ※この作品のレビューを募集しています。レビューについては、こちらをご覧下さい。
https://w.atwiki.jp/goronka/pages/2078.html
【作品名】 とある魔術の禁書目録SS 【ジャンル】アニメ『とある科学の超電磁砲』のBD/DVDに収録されている小説 【先鋒】海洋牢獄 【次鋒】女性 【中堅】少女 【副将】神裂火織 【大将】ブリュンヒルド=エイクトベル 【参考】クワガタ:黒い革と銀の鎧で作られ、ハサミの部分には太いスプリングや金具がゴテゴテと付けられた5m以上の金属製クワガタ アップヒル島:一周17km、南北に2km程の大きさの島 見えない砲撃:対象の体に着弾すると、強制的に生命力を魔力に変換して、勝手に体内で暴走させる砲撃 全身の血管がランダムに破れ、神経系に多大なダメージをくらってしまう 対象の扱っている魔術、対象から立ち上る魔力の匂いのようなもので解析するので、十数秒に一発の速度で発射する 【名前】海洋牢獄 【属性】魔術の潜水艦 【大きさ】潜水艦並み 【攻撃力】潜水艦並み 【防御力】防弾樹脂で出来た潜水艦並み 【素早さ】潜水艦並み 【長所】潜水艦 【短所】武装無し、ナグルファル化の影響で海に潜れない 【備考】中に500-数人の常人が乗っている 【備考】本来は遠隔操作されて動く潜水艦だが 囚人の何人かが死んで、ナグルファル化されたおかげで中の囚人に制御権が移っている 【備考】ナグルファル:死者の爪を素材とし、『神々の敵対者』が乗るという船ナグルファルの伝承に基づいた魔術 巨大な船とそこに乗る罪人、そして死者の爪という魔術的記号を用いることで船の制御を奪う 伝承におけるナグルファルに潜行機能は無いので、海面に浮かんで航行する 【名前】女性 【属性】人間、白人、女性、魔術師の女性 【大きさ】背中にリュックを付けた成人女性並み 【攻撃力】打撃:周囲の風の力、波の反発力で上乗せする蹴りや殴りの一撃 直撃すれば、的確に防御しないと副将が骨格レベルで破壊され行動不能になる威力 波:海面に浮かぶヴィーダルの靴を強く踏みしめて発動 全方位へ海水が凄まじい速度で飛ぶ 副将にダメージを与え、副将が避けられない速度 【防御力】副将に全力で蹴られて無傷 【素早さ】副将と同等、10mぐらい跳べる ヴィーダルの靴を海面にばら撒けば、その上を踏んで海を走れる 【特殊能力】ヴィーダルの靴:背中のリュックの中にある一片が数cm程度の革 使用者に身体強化の特性を付与し、バラ撒けば周囲の環境を武器にする 移動する最中や、戦闘してる最中に景気良くばらまいても無くなる様子が無いので数千単位でリュックの中に収められている様子 【短所】ヴィーダルの靴の三角形を(一辺を曲線に切られたりして)三角形じゃなくならせたりしたら力を失うし ヴィーダルの靴を増やしたら(0.数mmの物を数万単位)、力が爆発的に上昇して自滅する 名無し 【名前】少女 【属性】人間、白人、女性。魔術師の少女 【大きさ】10歳ぐらいの白人の少女+アップヒル島の1/3を水没させる量の海水 【攻撃力】鉄骨を両断できる切れ味のワイヤーを左右に手を伸ばして引き千切る腕力 ユミルの洪水:奇妙に赤く粘性を持った不自然な海水。 、塩分濃度が調節され、通常では有り得ない粘性が与えられ、人間は脱出できずに海底に沈むしかない 大型船舶であっても海の藻屑に変え、そこらの軍艦程度ならひっくり返せる 十数m後ろからやられたのを副将が察知しても、そこから行動が不可能な速度で津波が体を襲い、3km程を押し流される速度 一発でアップヒル島の1/3、全力ならアップヒル島の全てを洗い流せる範囲で行える 塩の柱:ユミルの洪水を操作し、塩の結晶を凝縮させた巨大な杭を海水から出現させる事が出来る 塩の柱は太さ3m、長さ20m 副将が避けないといけないので、最低でも副将に当たら傷つけられる威力 一瞬に、海面が白色でびっしり埋まるぐらいの本数の杭を突き出せる(数百本ぐらいだろう) 突き上げる他にも、相手めがけて勢いよく飛ばせる、弓矢並みの速度だろう 【防御力】少女並み 両手の掌が半ばまでパックリ割れても平気 ユミルの洪水の操作で、自分に向けて洪水を放っても平気、自分の周囲だけを器用に避けられるように操作できる 【素早さ】少女並み 【特殊能力】ユミルの洪水:自分の血中の塩分濃度を操り、海水のそれと均質化する事によって大量の海水へ魔術的にアクセスして操る魔術 【長所】大規模破壊 【短所】海水と同濃度の塩水は体内器官を致命的に傷つける ので、魔術の使用中は見えないロープで手首を強く縛って血流を止めている 長時間もすると細胞が壊死する 名前が出てこなかった 【備考】背後が海の環境+操っている海水を武器とした状態で参戦 【名前】神裂火織 【属性】人間、女性、魔術師、聖人 【大きさ】成人女性並み 【攻撃力】自分の周囲数十mに渡って散った0.数mmの三角形の革の一辺を正確に曲線状に切り取れる攻撃精度、それを一瞬で数十個の革に対して出来る 蹴り一発で、分厚いコンクリ壁が粉々に吹っ飛び、左右50mに渡って伸びる壁が全て津波のように雪崩れ込む威力 唯閃:2mを超える長さの日本刀から放たれる斬撃 クワガタを一刀両断できる 自分の蹴りにも耐えられる奴を一撃で両断できる威力 刀と剣の隙間が数cm開けば鋭角的に超音速の斬撃で攻撃可能 七閃:ワイヤーを使って一度に七つの斬撃を放つ 射程数十m、速度超音速 鉄骨を軽く両断できる切れ味 【防御力】自分の蹴り並みの打撃をくらっても戦闘続行可能 自分の魔力を、十字教、神道、仏教と様々な術式の物に変化させる事で、見えない砲撃が直撃しても無傷にさせられる 【素早さ】超至近距離で放たれる(挿絵を見る限り30cm、40cmぐらい)マシンガンより短い間隔の超音速の斬撃を七天七刀で弾き続けられる反応速度 超音速で走れる 20m近い上空まで跳躍できる 空き缶、ペットボトル、流木、海藻の切れ端、設置された仕掛け網ぐらい流れていれば海の上を走って渡れる 【特殊能力】発信機:七閃のワイヤーを相手の首に一周巻き付ける すると単純な位置情報と、魔力の使用状況を追跡できるようになる 視力は両目ともに8.0 【長所】本編と違って特に時間制限は書かれてない 【名前】ブリュンヒルド=エイクトベル 【属性】人間、女性、魔術師、聖人、ワルキューレ 【大きさ】成人女性並み 【攻撃力】主神の槍:トネリコの樹の柄を中心に、何枚もの鋼の板が組み合わさって出来ている3mサイズの槍 刃の部分を当てれば副将を両断できる 武器破壊:鋼の板が歯車のように複雑に噛み合いながら槍の表面を蛇のように這いずる 直前で刀を引かなければ、副将の七天七刀が万力で押し潰すように折られる威力 気象操作:主神の槍は落雷、洪水、震災、竜巻、噴火などのありとあらゆる自然災害を起こせる 上空3500mから雷を落とす 地面から溶岩を噴出させ、槍の動きに合わせ、液状のハンマーのような動きをさせる 地面から大量の水を真上に噴き出す 地面を埋めて土壌を変える量の塩を床一面に広がらせる 半壊した廃工場が内側から爆発(おそらく溶岩の噴出) 一つ一つが5mを越える数十の岩を降り注がせる 槍の一撃一撃に暴風の刃や純白の爆炎の災害を宿らせる ブリュンヒルドの起こした災害は、その全てが神罰となる 雷なら紫電じゃなく純白の聖なる光になり、溶岩なら眩く白い神々しきマグマとなり、水なら内部から聖なる光を放つ破壊の水となる 物理的な他にも魔術的な威力も合わせ持っているだろう 最後のルーン:掌サイズの板に描かれた一文字。たった一文字で原典に匹敵する『汚染』を起こす ほんの一瞬、視界に入れただけでも頭蓋骨の内側から外へと杭を打ち込むかのような激痛が炸裂する 知的生命体としての本能が目を瞑って全力の逃走を選ばせていなければ、副将がその場で廃人になっていたかもしれない程 【防御力】副将並み 【素早さ】副将並み 【長所】最後のルーンの効果 【短所】三ヶ月の間の数日間だけ聖人の力とワルキューレの力が拮抗して完全に常人並みになる 参戦 vol.99 286-289
https://w.atwiki.jp/thecircleofdaybreak/pages/205.html
とある遊園地の一日 風杜神奈 こんばんは~ 風杜神奈 【予約者の名前】38-00262-02:風杜神奈:暁の円卓 【実施予定日時】2008年7月28日/21 00~22 00 【ゲームの種別】生活ゲーム 【ゲーム時間:消費マイル】 ・1時間:20マイル×1時間 【予約の有無】予約 有り(10マイル) 【召喚ACE】 ・秋津隼人(神奈版):個人ACE:0マイル ・トラナ・クイーンハート2:個人ACE:0マイル ・風杜神奈2: PLACE:0マイル 【参加プレイヤーの食糧消費】3マイル×1人 【合計消費マイル】計33マイル 【参加者:負担するマイル】 ・38-00262-02:風杜神奈:暁の円卓:入学済:33マイル 風杜神奈 ゲームをしに来ました~ 芝村 はい。 芝村 イベントは? 風杜神奈 秋津さんが遊園地のお金を貯めてるそうなのでそのあたりでいけますか? 芝村 2分待ってね。 /*/ 芝村 ここは、巨大な遊園地だ。 芝村 秋津はサングラスをかけてにやりと笑ったが、場所的に似合ってないこと、この上ない。 芝村 おりしも戦勝に沸き立ってるね。遊園地も例外でなく、安くなっていた 風杜神奈 「……こういうところ、実はあんまり来たことないんです。」 秋津:「まかせろ。俺は0だ」 トラナ:「トラナも」 芝村 全滅だった。 風杜神奈 「……だよね、うん。楽しんだらいいんだよね。たぶん。」 芝村 見れば巨大な絶叫系マシンがうごいていて。ぎゃーとか、うおーとか声が聞こえる。 風杜神奈 「トラナ、秋津さん、まず、何から行きます?」 秋津:「・・・・」 秋津:「楽しむのか。ほんとに楽しむのか?」 トラナ:「・・・・」 風杜神奈 「……えーっと、たぶん」 芝村 秋津はトラナをみたあと、あなたを見た。 秋津:「あんまり危なくないので」 風杜神奈 「……うん。秋津さん、何から行きます?」 芝村 秋津はコーヒーカップが回ってるの見ている。 秋津:「あれは?」 風杜神奈 「……乗ってみようかな。」 芝村 3人でのれるよ?年齢制限もなしだ。 芝村 3人でならんでのって、シートベルトをつけました。 風杜神奈 では3人で乗ります。 秋津:「よしいくぞ」 芝村 秋津サングラスを指で押した。 風杜神奈 「……はい!」 芝村 くるくる回りだした。 風杜神奈 トラナと秋津を見ながら返事します。 芝村 トラナがくすくす笑い出した。回転速度が遅い 風杜神奈 Q:何か回すものとかありますか? 芝村 赤いボタンがあるね。 風杜神奈 「これなんでしょうね」押してみます。 芝村 Hi-mode 芝村 だんだんカップが傾いてきた。 秋津:「ん?」 風杜神奈 「ん……?」 風杜神奈 「え、傾いてる?」 芝村 速度がだんだん速くなってきた。 風杜神奈 「ん、……トラナ、大丈夫?」 芝村 もはや横倒しになって回転しながら全体がターンテールとかしてぐるぐる回ってる。 芝村 トラナは帽子を押さえてるが楽しそう。 芝村 秋津はがくりと首がたれている 風杜神奈 「秋津さん……?」手を伸ばします。 芝村 すでに意識はどこかいってる 風杜神奈 ちょっとゆすってみます。 芝村 がく 芝村 トラナも反対側からおした。ゆさゆさ 芝村 がくがく 風杜神奈 トラナに苦笑いして、回転を楽しみます。 芝村 トラナも笑った。 /*/ 芝村 20分後 秋津:「あまりにもちょろくて寝てたよ」 芝村 トラナは半眼 風杜神奈 「ねぇ、トラナ?」と、とりあえず、ちょっとさっきシーンを思い出しながら笑いかけます。 風杜神奈 「秋津さんはあんなこと言ってるけど、トラナは次何乗りたい?」 芝村 トラナは背伸びして超絶やばそうなジェットコースターを指差した。 風杜神奈 「うん。秋津さん……?」指さしてるのを見つつ秋津さんの反応をうかがいます。 秋津:「……ん。あー」 秋津:「あー。まあ、二人でいってこいよ。うん」 風杜神奈 「じゃあ、トラナ、行こうか?」 秋津:「俺はまた寝るといけないしな」 トラナ:「うん」 芝村 二人で歩いている。 芝村 秋津は後ろからついてきてるよ。 芝村 汗ふいてる 芝村 ふー 風杜神奈 「ん?」 秋津:「どうした?」(にこやかに) 風杜神奈 「いえ、秋津さんこそ?」(微笑みながら) 秋津:「いや、はぐれるとあれだしな。みておいてやろうかと」 風杜神奈 「ありがとうございます」 芝村 がシェイクを送信しました。 風杜神奈 「ん」 芝村 秋津はサングラスを指でおした。 芝村 トラナはにこーと笑ってる 芝村 ついたよ?どうする? 風杜神奈 「せっかくですから、秋津さんもどうですか?」 芝村 トラナは秋津の左側に移動して抱きついた。 秋津:「ん。いやだから」 風杜神奈 じゃあ右側から。 芝村 二人で挟んだ。 秋津:「いや、おい。まて、冷静になれ」 トラナ:「いこ。パパ」 芝村 トラナにっこり 秋津:「あ、いや。あのな」 風杜神奈 「秋津さん?」右腕に寄り添いながら顔を見ます。 芝村 サングラスの中でどんなドラマがあるかともかく、あ、眼は踊ってるな。 秋津:「……いっ、一回だけなら」 風杜神奈 トラナとアイコンタクトしてうまくいったねとつたえます。 芝村 トラナ、嬉しそう。 芝村 秋津は死刑台に上がる死刑囚の顔だ。 芝村 そのまま3人並んで最前列にいる。 芝村 たったまま乗る形式だ。 芝村 ガードがおりた。 風杜神奈 「大丈夫ですよ、秋津さん。私たちがついていますから」 秋津:「ははは。何をい」 芝村 がたんがたん 芝村 がたんがたん 風杜神奈 Q:どんなタイプですか? 芝村 もはや80度ちかい上がり方してる時点で秋津は言葉を続けられなくなった。 芝村 木製のルール8連続ジェットコースターだ。 芝村 8回ひねりとループ複合だね。すごいよ 風杜神奈 それは凄そうですね。 芝村 ええ。 芝村 そしてほぼ垂直の最初の降下が始まった瞬間。 芝村 秋津のサングラスにヒビが入った。 芝村 ぎゃー! トラナ:「ぎゃー?」 風杜神奈 「ぎゃー?」 芝村 秋津は口を隠している 芝村 あ、ループした。 芝村 トラナがわーと喜んだ。2連ループ 風杜神奈 「ん、すごい……」 芝村 ぐえー! トラナ:「ぐえー?」 風杜神奈 「ぐえー?」 芝村 秋津は口をおさえている。 芝村 さらなるループ。 芝村 速度も乗っていい感じ。 風杜神奈 速度を精一杯楽しみます。 芝村 ・・・・ 芝村 トラナもわーと言って喜んでいる。 芝村 4週目5週目 風杜神奈 ちょっと秋津さんの方を見てみます。 芝村 手をぶらりとして倒れている。 風杜神奈 「あ、秋津さん~」 風杜神奈 ちょっとゆすってみます。 芝村 トラナはつんつんしている /*/ 芝村 20分後 芝村 秋津はベンチにすわってがっくりしている 風杜神奈 とりあえず、飲み物を買ってきます。 風杜神奈 「……秋津さん、大丈夫ですか?」 トラナ:「大丈夫?」 風杜神奈 心配そうにのぞきこみます。 秋津:「……いつから気づいてた・・・」 芝村 トラナは目が踊ってる。 芝村 笑ってる。 風杜神奈 「ん」 風杜神奈 「それより、観覧車乗りませんか?」 秋津:「・・・」 芝村 秋津、たちあがって警戒している。 芝村 トラナは笑ってる。 風杜神奈 「大丈夫ですよ、あのゆっくり大きく回ってるのです」 秋津:「・・・・ほんとだな」 芝村 トラナ、大笑い中 風杜神奈 「……うん、大丈夫。」 風杜神奈 「行こ?」 秋津:「わかった」 芝村 #このパターンで何度でも罠にかかりそうだ 芝村 トラナはくすくす笑った後で秋津に抱きついた。そういうところが好きらしかった。 風杜神奈 右からそっと寄り添って歩きます。 芝村 3人はゆっくり観覧車に歩いて行きました。笑いながら /*/ 芝村 はい。お疲れ様でした。 風杜神奈 お疲れ様でした 風杜神奈 秋津いいなぁ。 芝村 主に人が 風杜神奈 ええw 芝村 まあでも、3次元まったく経験ない人がいきなりやるとやばいね(笑) 風杜神奈 確かにそうですよねぇ 風杜神奈 初めはAIの動きでもしばらく見てようかなと思ってたんですけども忘れてましたw 芝村 ははは 芝村 そだね。 芝村 評価は+1+1でした。 芝村 秘宝館には1、1で依頼できます。 風杜神奈 ありがとうございます。 風杜神奈 現在99と77ですかね。 芝村 そだね 芝村 では解散しましょう。おつかれさまでしたー 風杜神奈 お疲れ様でした~ 風杜神奈 では失礼します。
https://w.atwiki.jp/45kssos/pages/149.html
学園都市には7人の超能力者(レベル5)が存在する。 その超能力者の集う学園都市内にて最強である超能力者。 未だ存在していない絶対能力(レベル6)に到達出来る者は1人。 その唯一絶対能力に辿り着ける者を『一方通行』と呼ぶ。 「くだらねェ」 漆黒の暗闇を染める建物、どうやら学校らしき施設で目を覚ました細身で髪は全てを白に染まった青年の一言であった。 「殺し合いねェ。まさか連中がこんな最終手段を使うなんてなァ」 妹達。 一方通行が虐殺を続けて自分が無敵(レベル6)になる為の進化実験が続けられていた。 だが彼は今年の夏、最弱(レベル0)である上条当麻との戦いにて負けたのである。 やがて一方通行の敗北により絶対能力進化実験は凍結したのであった。 彼自身、もう実験が進められる事はないだろうと思った矢先にこの殺し合いに参加をさせられた。 強制的にである。 「参加者は100人なァ」 一方通行の握る薄っぺらい紙の参加者名簿。 『超電磁砲』と『最弱』の名前が刻まれていた。 「これなら確かに有り得ない話じゃねェなァ……」 一方通行は1つの推測をたてていた。 この殺し合いは『絶対能力進化実験の再開』なのではないかと。 考えられない話ではない。 見せしめとして殺された少女は決め手に欠けるが3番目に殺された青年の事であった。 彼には肉体変化の能力があった。 それなりに強そうな能力であったし、最低でも妹達よりは強かったであろう。 それで彼は思ったのだ。 もしかしたらここのバトルロワイアルは別世界の強い能力者達を集めさせ、最終的に無敵に進化させる為のバトルロワイアル実験なのではないのかと。 その絶対能力に進化出来る者を判断したのは自分だけか、もしくは別に判断したのかはわからない。 もしかしたら御坂美琴、上条当麻も絶対能力に成れる見込みがあるから呼ばれたのかもしれないし、他何十人も集めたのかもしれない。 「能力制限とやらでデフォにしている反射は無くなっているしなァ」 銃の弾丸すら跳ね返す『向き』変換も多用出来なくなっている。 この制限も彼にとって、力を大幅に下げる事による経験の向上として100人殺すだけで絶対能力に成れる計算結果だと思い至った。 「まァ、それは連中が絡んだらの話。一般人のみのバトルロワイアルなら俺は進化なんか出来ねぇだろうしなァ」 だから一方通行は参加者を待つ。 もし能力者集いのバトルロワイアルなら自分はその実験に従う。 もし一般人集いのバトルロワイアルならむかつく主催者共を叩きのめす。 やがて、一方通行の前に参加者が現れる。 左肩を銃かなにかで撃たれた様な怪我をしていて、つらそうに顔を歪める青年。 その青年の名前は古泉一樹である。 ●●● 「なんですか、あなた……?僕の邪魔をしないで、いただきたい」 古泉は一方通行に話かける。 が、一方通行はなんの反応を見せない。 互いと互いが睨み合う。 一方通行は出方を伺う為。 古泉は今はあまり戦いたくない為。 無言のままただ時間が流れる。 「(このままじゃ拉致があかねェなァ)」 一方通行が先に見せた退屈の表情が始まった。 その表情の変化に古泉が一層警戒心を強める。 「お前、……能力者か?」 はじめて古泉に発した言葉であった。 古泉は顔を強張る。 Noという強張りか? Yesという強張りか? 「さっき僕は青年と少女と争いました。その戦いをあなたは見ていましたか?」 「見てねェ」 古泉は普段通りの丁寧語のままその答えを一方通行に見せた。 「ならあなたもその類の人間なのですね」 彼の所属する機関にこの様な男は居ない。 おそらく涼宮ハルヒを狙う勢力だろうと古泉は敵と判断する。 「涼宮さんに手は出させませんよ」 古泉の手に光球が浮かび上がる。 本来は閉鎖空間内でしか扱えない超能力。 疑問を持っていた古泉であったがその能力を古泉は使用する。 「はぁっ!」 一方通行に向かう光球。 先ほどの2人は逃がしたが今回は命中させられる。 逃げようともしない相手に古泉は勝ちを確信していた。 「確かにつえェ能力かもしれんがレベル4止まりだろォが!」 演算能力をほぼ一瞬で終えた一方通行は命中の寸前光球を反射させた。 その反射された光球は当然古泉に跳ね返ってくる。 「なにぃ!?」 このまま何もしないと命中する。 だが逃げる瞬間に命中にするかもしれない。 古泉もほぼ反射的にもう一発の光球を右手から放って相殺させた。 辺りに煙が上がる。 古泉と一方通行の視界が見えなくなり、その間にお互いがこのバトルロワイアルの考察をするのであった。 「(涼宮さんを狙う奴らまでバトルロワイアルに参加しているのかっ!?)」 「(やっぱりこいつは絶対能力進化実験!?)」 お互いが大きな誤解をしながら、煙はゆっくりと晴れていくのであった。 ●●● 「はァン!」 一方通行は廊下に設置されていた消火器を手にし、それを下に落として地面落下の直前に蹴り出し、古泉目掛けて消火器が変に曲がりながら襲う。 「その程度まだまだですっ!」 光球を放ち消火器を破壊する。 すると辺り一面に消火器の粉が散らばる。 「はははははァァァァ!」 一方通行は狙っていたとばかりにその粉が散らばったところに駆けつける。 あとは彼に触れて血の向きを逆流させればそれで終わりであった。 「ァン?消えただァ?」 だがそこには人影らしき人影がない。 そんな一方通行の目をすり抜ける様に一粒の光球がこの場を離れていた。 ●●● 「上手くいきましたね……」 古泉の予想通り一方通行は粉が舞い散った瞬間攻撃を仕掛けてきた。 古泉はその間に自ら光球となり逃げ出したのだった。 「まさか神人を倒す為に使われる能力が逃走用に使われるとは皮肉ですね」 古泉は目的地の保健室に辿り着く。 そこで自分の怪我やこれからの怪我の事を考えてたくさんの量の薬や包帯をデイパックに仕舞い込む。 「ここでは敵が多すぎます。この学校から逃げましょう」 棗恭介、伊吹風子、一方通行。 名も知らない3人と既に敵対しては逃がしてばかりいるのだから。 古泉はこの学校から逃げ出す為、そして誰も居ない民家に隠れる為、また自ら光球になって窓から飛び出したのであった。 【G-5 中学校、保健室付近/黎明】 【古泉一樹@涼宮ハルヒの憂鬱】 【装備:なし】 【所持品:支給品一式、ランダム支給品×2】 【状態:疲労(小)、左肩に銃創】 【思考・行動】 1:涼宮さんを優勝させる。 2:対主催思想持ちの強者は上手く利用していきたい。 3:民家に逃げる。 【備考】 ※『涼宮ハルヒの暴走』終了後からの参加です。 ※超能力は使えますが、威力が抑えられています。 「ちィッ、まァつまんねェ間引きだがしゃァねェなぁ……」 頭をボリボリと掻きながらつまらなそうに呟く最強。 まるでいつだって殺せるという様な余裕が彼からは見える。 「まずは、この建物を出てから参加者を殺していくか」 自らが最強のレベル5から無敵のレベル6になる為。 一方通行は実験を続けるのであった。 【一方通行@とある魔術の禁書目録】 【装備:なし】 【所持品:支給品一式、ランダム支給品×3】 【状態:健康】 【思考・行動】 1:不本意だがこの実験に付き合う。 2:レベル6になる? 【備考】 ※このバトルロワイアルを絶対能力進化実験だと思い込んでおります。 ※能力は制限されています。反射はデフォルトは出来ません。また向きの変化能力も制限されていますが、どのくらい制限されているかは次以降の書き手さんにお任せします。 終わりのクロニクル 時系列 ぼくらの 悠久の旅人〜Dear boys 投下順 1人の逃走劇/暴走劇/復讐劇 LIttle Busters! 一方通行 白色 の 最強 LIttle Busters! 古泉一樹 [[]]
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/1680.html
御坂美琴(とある科学の超電磁砲)〔みさか みこと〕 作品名:とある科学の超電磁砲 作者名:[[]] 投稿日:2009年10月7日 画像情報:640×480px サイズ:151,441 byte ジャンル:左向き キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2009年10月7日 とある科学の超電磁砲 個別み 左向き
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/863.html
前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある宣伝の超電磁砲 「皆さんお疲れ様でしたー!」 とあるスタジオで、とある撮影がようやく終わったところだ。 この物語の主役である御坂美琴は撮影が終わり、その開放感でいっぱいだった。そこへ「御坂さーん」と二人の少女が合流する。 「ほんっっとすごかったですよね~!」 目をキラキラさせ、もぉ~御坂さんカッコよすぎですよー!と熱く語るのは佐天涙子。 波動、プラズマ、超常現象、そういったものに目がない少女は、今回の撮影にかなりシビレたらしい。 「お、落ち着いてください、佐天さん!」 とわたわた慌てて熱くなりすぎた佐天さんを静めているのは、花飾りが特徴的な少女、初春飾利である。 美琴はなんだか忙しないなーと思いながら、二人の後輩を見つめる。 不意にそんな二人の様子が、とある少年と自分の姿に重なり切なくなる。 (あいつ、何してんのかしら…ったく連絡ぐらいくれたっていいのに) 禁書目録 インデックス の時は、よく会ったのに今は自分が主役を務める物語のため 向こうの出番が少ない、考えたところでどうしようもないのだが、それでも寂しいという思いは消せない。 それなら自分から会いに行けばいいだけのこと、と思うがどうしてもできない。 それに用も無いのに連絡も取りずらい。以前は用がなくても連絡できたし、会いに行けたはずだ…。 何だろう?このもやもやした気持ち…掴めない感情が、ぐるぐると思考を支配する。 「はぁ…」 「御坂さん、もしかして上条さんの事考えてました?」 と佐天さんはそれはもうズバっと美琴の物思いを言い当てた。 「えっ?ってか…な、なんで私があいつの事を考えなきゃならないのよ!」 佐天と初春は顔を見合わせると 「「皆知ってますよ?」」 「ふぇ?なっ何を?」 「御坂さんと上条さんって付き合ってるんですよね?」 「………………つ、付き合ってないわよ」 そもそも、彼氏彼女の関係、いわゆる恋人とかそういうのではない。 一体、何をどうしたら二人の少女の口から「付き合ってる」との言葉出るのか美琴には理解できなかった。 「「えっ、えええええ…付き合ってないんですか!!!!」」 あんなに仲がいいのにですか?!うそです、あれはどう見ても付き合ってる雰囲気ですよ!?と捲くし立てる。 それほどまでに美琴の発言は、佐天と初春に衝撃を与えた。 「…その、私とあいつって、つっ付き合ってる様に見えるの?」 この際だから、美琴は聞いてみる事にした。 「そりゃもう!」 と初春は力強く、力の限り頷いて答えた。 「えっと…「御坂さん!」」 「さ、佐天さん?」 「御坂さんは、上条さんのこと嫌いですか?」 「きっ…嫌いなわけないじゃない」 「じゃあ、御坂さんは、上条さんのこと好きですか?」 「…………………わからないの」 「………御坂さん?」 「その、わからないの……いっぱい、ごちゃごちゃしちゃって…」 ぽつりぽつりと、美琴は感じたままに話しだす。 それはたった一つの思いを掬い上げる作業だった。 あいつといると何だかとても楽しい、時間があっという間に過ぎる。 けれど禁書目録から超電磁砲に物語が移ってから、会う機会が少なくなった。 最初は、ただ禁書目録の物語が終わったことに、寂しさを感じているだけだと思っていた。 でも、違った…私は超電磁砲にあいつが出る話があると、嬉しくなった。寂しくなくなった。 「あいつの事をさ…考えると、自分が自分じゃなくなるっていうのかな…もやもやして」 苦しい。 自分自身のことなのに制御できない感情は、理屈では説明できなくて。 この感情をどうしていいかわからなくて、ただ会いたいと思うようになった…でもどんな顔をして会えばいい? 出会った頃のように接するなんて無理だ。 会いたい、けれど会いたくない。矛盾する思考回路。 「私は…どうすればいいかな?」 ふるふるふるふる…ガシっ!思わず二人の少女は美琴の手を取った。 「「御坂さん、それって、それって!!」」 ――ヒュン 遅れあそばせながら、ツインテールの少女、白井黒子が三人の前に現れた。 「そこまでですの!」 「本日の黒子は、出番が少ない上に、あの類人猿のお話で気が立っておりますの、それに時間もありませんことですし」 さてそろそろ時間ですわよ、準備はよろしくて? 「それじゃあ、宣伝行くわよー!」 「はいですの!」 「行きましょう!」 「行っくよ~!」 『せーーーーーのっ!』 「みんなお待たせ!今回は電撃ビリビリアクションでお届けします!」 「はっ!お姉さまのお御髪が乱れて…しかもぐちょぐちょの濡れ「なに、言ってんのよ!」」 ゴン! 「とある科学の超電磁砲 レールガン 第4巻、4月28日、DVD&ブルーレイで発売よ!」 「もちろん初回限定版は豪華特典付ですの!買わなきゃ損ですわよ?」 「笑いあり、涙ありの感動スペクタルです!皆さん、スポーツタオルを用意してくださいね!」 「…本当に大切なものに気付かされます、ねっ初春!」「はい、佐天さん!」 「ってまだ発売まで一週間もあるわよ!」 「待ち遠しいですの!」 つづく! 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある宣伝の超電磁砲
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/2690.html
とある二人は反逆者 【本文】 第一部 序章 ◆ 第1章 ①二人の出会いと別れ ◆ ②家族と絆と… ◆ ③罪を背負いし者と最後の妹 ◆ 第2章 ①安らぎの時 ◆ ②科学と魔術 ◆ ③決断と信頼と… ◆ 第3章 ①シスターと天草式 ◆ ②本質が呼ぶ戦いと残された謎 ◆ ③入院とこれから… ◆ 第4章 ①大覇星祭開幕 ◆ ②未来を見据えて ◆ ③大覇星祭を終えて ◆ 第5章 ①潮風の香り ◆ ②恋と少女と生き方 ◆ ③神の右席 ◆ 第6章 ①衣替えの季節 ◆ ②ヒーローの敗北 ◆ 第二部 序章 ◆ 第1章 ①魔術師の誘い ◆ ②一端覧祭を終えて ◆ ③幸せとは… ◆ 第2章 ①これから先の目的 ◆ ②英国三派閥との接触 ◆ ③裏切り者 ◆ 【著者】 幻影(23-724)氏 【初出】 2013/03/16 初投稿 【最終スレ投下日】 2013/03/28
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/1271.html
とあるラジオのいちゃいちゃSS 【本文】 第 1回 ◆ 第 2回 ◆ 第 3回 ◆ 第 4回 ◆ 【著者】 11-391氏 【初出】 2010/07/17 初投稿 【最終スレ投下日】 2010/08/10