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―――――――前回までのあらすじ! 常盤台のバカルテットと共に行動を共にしていた私、罪木瞳。 訪れた向日葵だらけの植物園!しかしその地下には曰くつきのお金の山が埋まっている事が判明! 植物園を守るため!…あと出来ればお金をちょろまかす為。 人それぞれの意思と思索が交錯するとき、物語が始まる―――! ~~~~~~~~とある猫娘達の日常 向日葵の上でぐだる~~~~~~~~~~ 「………………………………………(さて…勢い余って飛び出して来たは良いけど…)」 こちらの目的は向日葵畑を守る事。 あんな見事な風景を無粋な事情の犠牲にする訳にはいかない。 お金の噂を聞きつけてやってきた賊みたいだし、精々スキルアウトとか性質の悪い研究者風情だろう。 そう思って私一人でも十分と高をくくって出てきたわけだが… しかし、どうにも予想と違う人達を相手にしなくてはならないらしい。 こちらへ向かってきている二人は…どうみても子どもではない。 大人って事は、スキルアウトや能力者集団とかじゃない…?研究者って風情でもないし…。 しかしこちらへ向かってくる二人の更に後方にはさらに何人もの気配が控えているようだ。 学園都市の大人でアレほどの規模を持つものと言えば… 「………………………………………(警備員…?いや、それにしちゃあ物々しい)」 それに今回の件は別段警備員が動くような物では無いはず。少なくとも今の時点ではだ。 仮に学園都市側がこの件を把握していたとして動き出すには早すぎる。 こういう案件は秘密裏に潰すのが上のお家芸だし、警備員を動かすのは最悪の手だろう。 つまりあれは事情が表に出る前に事態を収めに来た刺客って事だろう。 そういえば視歩から聞いたことがあったっけ?確か… 『警備員の中には秘密裏に事件を解決する部署があってね。まぁ、解決と言う名の口封じなんだけど…』 記憶の海を探り、情報を引き出そうと試みる。 まだ二人だけのデバッカーだった頃、いろいろな事を教えてくれた視歩との話の中で聞いた筈。 そして思い出す。―――まるでドラマか何かみたいだけど、そう前置いて得意げに話してくれた知識。 「………………………………………(COU…だったかな。警備員の中でも特殊な案件を扱う部署)」 思い描いた情報を基にあちらから向かってくる二人を視れば、その情報は正しい物であると証明できた。 迷いの無い歩みでこの植物園を目指す彼らの心を探れば任務だの情報統制だの口封じだの物騒な言葉が乱れ飛んでいた。 …あんな連中が直々に回収に来るだなんて…職員の心を読んでもお金の出所までは分からなかったけど。 様子を鑑みるにどうやら相当マズイお金みたいね、これは。 そしてこちらへ向かう二人は目当ての植物園の入り口に立ち塞がるように立つ私に気付くのだ。 …逃げ場は無い。私だけでも彼らをどうにかやり過ごさなければならない。 いや、どちらかと言えば今回は私がどうこうするって訳でもなさそうだ。 文字通り私はやり過ごすまでが仕事。解決に関しては相応しい役どころが居る。 (何だかんだとあそこであの四人に出会ったのはこれの為だったのかもね。…メタ過ぎる視点だけどさ) いよいよ以ってシュマゴラス的なサムシングじみてきた私の思考だ。 まぁあれはあれでかわいいから大歓迎である。…かわいいよね?シュマちゃんかわいいよね? 「あっれれぇ?何か情報に無い子が居るみたいなんだけど?」 雑多な思考回路を纏め上げて、視線をゆっくりと上げ相手を見据える。 ―――視界を繋げ。瞳を合わせろ。この二人だけでは無く、後ろに控える全ての人間の心を読め。 能力の使用に際して視神経とそれに連なる脳が微かに火花を散らす錯覚に陥る。 他人が見るならば今の私の目が普段以上に青白く澄んでいる様子が分かるだろう。 …この植物園へと向かってきたであろう全ての人間と視界を接続した。 正直十人以上繋ぐと頭が痛いんだけど四の五の言ってられない状況下の為、我慢をする事にしよう。 目を向けるまでも無く伝わってきた情報を頭の中で反芻する。 先頭を歩き、私の姿におどけた様な感嘆の声を浮かべる男はカラフルな蝶ネクタイの目立つ灰色のスーツの男だった。 …名前は『尾振仔猫』か。もう一人は… 「目撃者って事ですね。どうしますか、隊長?」 『葛木実鼬』と。残りの気配は全員後ろの方に控えている。 この二人が隊長格か…。というか、今隊長って言ってたし。 でも心を読む限り、後ろに控えているのはCOUのメンバーでは無いようだ。 あくまで情報統制の為の人手として臨時で任務に借り出された一般の警備員なのだろう。 その証拠に後ろの連中はどんな任務かも知らされていない様ではないか。 この調子なら先頭の二人さえ抑えてしまえば事は済みそうである。 「こんな子どもに手を下すのはかわいそうだよねぇ。…まぁ、いつも通り貴女が処理しちゃってよ」 改めて意識の分量を目の前の二人の方に偏らせる。 後ろに動きがあったときの為に最低限の演算力はそれぞれの相手に割り振った上でだが。 そして今の発言からして命を奪う気は無い、と捉えてよいらしい。 しかしどうやら口を封じる為に私に危害を加える気はある様だ。 証拠とばかりに、了解ですと葛木の方が歩み寄ってくる。おっと、私を取り押さえる気か…。 彼女の動きをよく観察する。あ、よく見たら飴玉加えてる。甘いもの好きらしい あまりに場違いな能天気過ぎる着眼点かもしれないが能天気なのは生まれつきである。 という訳でトレースオン!舐めてるのはチュパ○ャップスのソーダ味か…。 私としてはプリン味が好きだったりする。ちなみに前に焔がどこからか持ってきたか分からないキャンディ。 その名も『焼き鳥味』!はい、二度と来るなといいたくなる味だった事は言うまでもない。 というか、仮にも朱雀と呼ばれる能力者がもってきて良い味ではないだろ、これ。 あ、朱雀だからこそ焼き鳥なのか。そんな洒落はいらんのですよ。屁のツッパリじゃなくてさ。 更に能天気な思考が頭を駆け巡るが、そんな場合でもなかった。 最も、能天気であろうと完全にこちらをタダの子どもと見くびっている相手の動きなんて、見て無くても当たる筈も無いけど。 慢心とも取れる思考を振り払いもせずに私は足に力を込める。 動かない私を見て葛木は疑いもせずに手を伸ばし… …そして、私を取り押さえんと伸ばされた手は空を切った。 既にそこに私の姿は無く、間合いは先程と変わらないほどに離されていた。 完全に予想外という顔で私を見やる葛木の表情は中々に気分が良い物だ。 目論見や策略がうまくいくと気持ちがいいのと似たような心理だな、等と自己分析をしてみる。 混乱から素早く立ち直った葛木は、ふんっと鼻を鳴らすように笑うと再始動する。 油断のパーセンテージが減ったその動きも、次に狙うところが分かっていれば大した脅威でもない。 「…ふぅん。ちょ~っと子どもらしくない動き…ねっ!」 どこをみている!貴女の太ももです! …これ言わせるなら視歩の方がいいか。属性的にも太もも的にも。 そろそろデバッカーのメンバーにデミ○リを加えるべきだという直訴文を考えながら身構える。 そして再び伸ばされた手も難なくかわし、再び間合いを取る。 動きを見る限り訓練は受けているのだろうが、超人的な動きが出来る風でもない。 こちとら日々命懸けで生きるのに必死なのだ。潜ってきた死線の数は年の差を凌駕してもまだ余りある。 心を読むどころかそもそも動きが目で捉えられないような敵と相対しなければならない日常。 そんな経験を思い出せば、その動きでは捕まる道理は無い。 捕獲しようとする手を繰り返し回避し、身を翻すと同時に不適に笑って見せた。 相手を追い詰めるのに直接手を出す必要など無い。 自らの目論見がうまくいかない、それだけの事で人は余裕を無くす生き物なのだ。 そして逆にこちらの目論見は順調に達成されつつある。 何度繰り返しても捕まらない私に業を煮やしてか、舌打ちを鳴らされた。 もう少し、もう少しだけ追い詰めれば催眠術を捻じ込む隙が出来そうだ、と意気込む。 「こいつ…!いいかg「子どもと鬼ごっこをするのも結構だけど…少し待ってもらえるかい?」 しかしその目論見はもう一人によって邪魔される事になる。 追い詰められていた葛木を嗜めるように尾振が口を挟んだ。 (ちっ…あと少しで戦闘不能に出来たのに。それに…どうにもこの男…) なかなかどうして鋭いらしい。流石は一つの組織の頭と言うべきか、この場合組織と言うより部隊なのかもしれないけれど。 葛木と追いかけっこをしている私を見て、どうやら私の素性を少し察したらしい。 そもそも隠す気も無いし、どうせばれたとしても表の身分だけだ。問題は無いだろう。 恐らく見咎められたのは腕輪…もとい、腕輪にあしらわれた『CD』という意匠だろう。 これは私達の組織、チャイルドデバッカーの証。 最もこれ自体は非合法組織ではない『表側』のメンバーも付けている物で、裏メンバーに限った物では無い。 私達も表向きの身分はチャイルドデバッカーと言う『置き去り出身の子ども達を社会復帰させる団体』のメンバーと言う事になっている。 籍を置いていると言うだけで、リーダーとして視察へ向かう事のある視歩を除けば他のメンバーはその団体へと参加する事は無いのだが。 しかしこの身分は私達を守る隠れ蓑となっているのもまた事実。 相手が誤解してくれる分には存分にしてもらおう。 どれだけ探ろうと見つかるのは表側に残された書類上だけの名前、と言った次第である。 「チャイルドデバッカー、確かその腕輪の意匠はその証だったね」 その事実に気付き面白くも無さそうに嘆息する尾振。 つまらなそうな表情の意味は心を読まずとも推測できる。要するに同類ゆえにやり辛いという事だろう。 中々どうしてよく考えてるようで対峙するこちらからすれば厄介極まりない。 何も考えない相手って言うのもそれはそれで厄介なのだけれど、それはそれだ。 そしてその厄介な敵を改めて見やる。つま先から頭の先までしっかりと観察して、思う事は一つ。 (…それにしてもこの男…随分冴えないな。見た目だけならダメなおっさんの典型例なんだけど…) わーお、マダオだねマダオ。まるでダメなファッションセンスのおじさん。 何かって服のセンスと言うか、チョイスとか色々と残念なのだ。 本人は気に入っている様だが、周りはお察しと言った具合だ。 (こういうまともじゃない連中ほど、何故か気が抜けるようなズレ方をしてるんだよねぇ) 人の事言えないだろうという様々な方向からの声無き声を受けている気がする。 お前ら全員サトラレか!あ、私がサトリだったわ。元ネタ的にもさとりでしたわ。 …あぁいや、そんな個人的なところまで言う必要も何も無いんだけどさ。 どうにもこういう時に限ってどうでもいい所に目がつくのは悪癖だ。 「チャイルドデバッカーって…確か置き去りの保護とかをしている集団じゃありませんでした?」 葛木が言葉を挟む。言葉の意味は、なぜそんな集団のメンバーがこんな所で私達と対峙しているのか? そういう類の発言だったようだ。事情を知らない人からすれば当然の疑問ではある。 しかし言葉だけを受け取るなら、その通り。表であろうと裏であろうとそれは変わらない。 最も、裏のメンバーの仕事は警備員や風紀委員におおっぴらに話せない内容であるが。 表側の活動は学園都市からの正式な認証を受けた公式グループである、という後ろ盾を有している事もあり 外敵からの危害と言うのはシャットダウン出来ている。 加えて朱点ら表側のメンバーも最低限の戦闘技能を有しており、視歩が雇ってきた砕華や華石と言った用心棒も居る。 特にこの二人の実力は折り紙つきだ。その辺の雑魚では傷一つ付けられはしないだろう。 もちろん裏側には裏側のコネがある。そこらへんの外交を取り持っているのは全て視歩であるけれど。 いや、最近はメアリがその位置に就く事も多いか。あのメイド、更に出来るようになったな…!じゃなくて。 我が組織で一番の歪みを抱えていたメアリではあるけど、その歪みが解消された今彼女はかなり有能な存在として重宝されている。 その歪みが解消される際には、一騒動どころではない騒ぎになった物だけど。それはまた別の場所で語るとしよう。 「所謂、僕達と同じ秩序側の人間って事だ。下手に手荒にしないのが身の為って訳よ」 そう、どちらもまともでは無いとは言え秩序を守る側であるのは変わりない。 もっともそれはあちらからの視点。私達からみれば同類でも何でもない訳だけど。 裏デバッカーに限っては秩序を壊す側である訳だけど、それが知れればさらに敵対を煽るのは必至。 わざわざ知らせる事もないし、そもそも私には伝える手段が無いからそれ以前の問題か。 「って言っても、捕まりませんよ?後ろの連中呼んで大勢で捕まえたほうが早くないですか?」 おっと、思わぬところでピンチが…なんて冗談だ。 むしろ大勢で来てもらった方がとても都合が良い理由がある。 「………………………………………(来い……一網打尽にしてやる)」 これから訪れるであろう一瞬の攻勢に緊張を覚えた。 否、これは正常な緊張であり有益な緊張だ。適度の緊張はパフォーマンスを向上させる。 唯でさえ私の持つ最大の攻撃手段である催眠術は私自身の精神状態にも大きく左右される。 そしてそれ故に、今の私の状態はベストだ。程よい緊張と、適度の昂ぶり。 能力の精度も強度も申し分ない。この調子なら後ろに控える有象無象など一秒で全員行動不能に出来る。 それほどに後ろの連中は平和な心を持つ人物達の様だし。 心を、それも人の最も醜く弱い心を覗き見る私の力は催眠術と相性が良い。 そしてそれは心の綺麗な人物こそが標的となり易いのは言うまでもない。 …これは聞いた話だが、私の力で心を覗かれた人物には心理的圧迫が生じるらしい。 この圧迫感は私が心を覗く強度に比例し増していく。 これらの要素を組み合わせる事で私は催眠術を行える。 その威力は折り紙付き、精神の弱い人間であれば一瞬で行動不能に陥る。 という訳で来るならこい!対空技の準備はばっちりである。 飛び道具で煽って近寄ってきた相手に昇竜、基本だよね! 「いや、それはやめておいた方がいいね。何となく嫌な予感がする」 …ガンガード戦法ですかそうですか。 しかし、どうにもうまくいかないことに遺憾を禁じえない。 むしろこっちの心を読まれたんじゃないかというピッタリのタイミングでの静止に少し肩透かしを食らう。 しかし大した勘だと思う。やっぱり何かしらの長という物は危機察知能力も問われるのだろうか? 視歩も視歩でとんでもなく勘が働くタイプだし、案外的を射ているのかもしれない。 「でも、そしたらどうするって言うんですか?」 慎重を貫く隊長に業を煮やしたのか指示を仰ぐ葛木。 確かにもう少し何か動きを見せてくれたほうがこっちも嬉しいのだけど…。 心を読むまでもなく慎重な行動を信条とするタイプなのが伺える。 リスク回避と言う奴だろう。視歩も度々言葉にするワードであり、耳に馴染んでいる。 私は基本的に受け身な戦法しか取れないので、攻めて来てくれないと手の出しようが無い。 言葉での説得や揺さぶりも私には無理な話だし。 「…どうやら子どもながらに話し合いは出来そうと見るよ、僕は」 話し合い、と来たか。一応言葉に偽りはなく、互いの利害によっては取引も出来そうである。 そしてあちらの要求は予想通り向日葵畑の地下に眠る大金の様だ。 しかし要求通り大金を差し出したとしても、こちらの目的は向日葵を守る事であるからして素直にハイと頷くわけにもいかない。 …どちらにせよ話し合いは出来ないけれど。私は交渉をする言葉を持たないし、譲る気も無い。 (でも、私一人でどうにかって言ってもな…手札が少なすぎてどうしようも) 話し合い(物理)と言うわけにもいかないし、そもそもそうするのなら最初からしている。 こんにちは、死ね!をやるのは私には合わないキャラだろう。 ふと後ろを振り返る。―――ま、一人じゃあ何にも出来ないのは最初から分かってた事だし。 時間は私が稼ぐから、あとはみんなに任せるとしよう。 他のデバッカーのメンバーがいるなら兎も角、非戦闘員の私しかいない今の状況でこの連中に戦いを挑むのは拙い。 できれば皆には戦い以外の平和な解決を考え出して欲しいところだけど…。 私みたいなのは普段が殺伐としすぎていてそういう発想があんまり浮かびにくいんだよね。 ん?普段散々能天気な事をみんなでしておきながら何を言ってるんだって? …それはそれ、これはこれ。別にいい案思いつかなかっただけとかじゃないよ! …もし仮に、戦いが避けられない状況になったら私が頑張らなければならない。 そう考えると私が先行して時間を稼ぎつつ、敵情を分析するべきとの判断で私が出てきたわけだ。 面倒なことにそんな意思を他のみんなに伝える手段がまるで無いことが私の短所である。 電話とか持ってても話しようが無いしねぇ。言葉がないと不便な物である。 幸いなことに私が植物園を飛び出す際、察してくれている様子を見せた人物が一人いた。 金束、特に主人公オーラの強い彼女なら何とかしてくれるだろう。 金束、そして銀鈴、銅街、鉄鞘。彼女らが何かの解決策を示せるよう、時間を作るのが今回の私の役目。 どうやらそういう事らしいので、解決役は素直に譲る事にしよう。 最も、手札が無いのはあの四人も同じなんだけどね。…心配は要らないだろう。 こういう場面で流れを引き寄せられるのが主人公の条件って奴だしね。 ~~~~~~~~~~~~~~~ 繋いだ視界に文字が浮かぶ。実のところ文字が浮かぶって言うのはイメージにしか過ぎないんだけど。 私の能力はその殆どが視覚に順ずるものだ。とは言うものの実際に目で見ている訳では無く、脳で見ているらしい。 よって目隠しをされたり真っ暗な場所でも能力は何の影響も無く使うことが出来る。 そしてここからが私の能力の最も分かりにくいシステムと言うか、仕様なのだが… …まるで無駄に視点変更システムとかつけてしまったADVゲームの様な仕様。 いや、意味なんて無いよ?単に言いたかっただけで私の半分は構成されている。 『って、気付いたら罪木が居ないんだけど…まぁ、あの子の事だし放っておいてもいいか』 はい、この文章。これは今現在植物園内の一角に居る金束が思考していることだ。 しかし今、金束は私の視界内に存在していない。 通常私が能力を発揮するには対象を視界内に捉えておく必要があるのだが、例外が存在する。 視界内に居る対象へと集中し、その対象を見る事へと演算能力の内の数%を割り振ることで対象を『凝視』することが出来る。 さて、この凝視状態になった対象に対してなのだが…この状態だと私は対象と視界を繋げることが出来るのだ。 視界を繋ぐ、と言ってもピンとこないだろうが要するにだ。 自分が見ている視覚情報に加えて対象が見ている視覚情報、この二つを平行して情報として脳で処理できるのだ。 これはあくまで私の私的感覚に過ぎないが、複数の視界を持つと言うのはマルチモニタを見ている感覚だ。 『何だか妙な話になってきたのう…。ひとみも無事ならいいんじゃけど』 はい、これは金束と一緒に居る銅街の思考である。 これも金束と同じく視界内に存在しない人物であるが、凝視によって視る事を可能としている。 言ったとおり、私に出来るのは視界の接続であるので、それはつまり凝視している対象の思考自体は読むことが出来ない。 今回の場合思考を読めているのは金束、銅街、銀鈴の三人。 つまり今視界を貸していただいているのは、鉄鞘である。私は彼女を通して三人の思考を読んでいる。 『ともかく、お金を取りに来たお馬鹿さん達を追い返しちゃえばいいのかなぁ』 おいおーい、銀鈴さん。いきなり物騒な手段に頼ろうとする手段はどうかと思うぞー? …人の事いえないけど、私。ちなみに私が最初に閃いたのは視歩に何とか連絡を取って丸投げ、である。 我ながらトンデモな無責任さだが迷惑なんて掛けてなんぼである。 『確かにきさめの言う通り、それが一番手っ取り早い気はするなぁ』 あっ、銀鈴が思ったままの事を口にしたらしい。 このままではいきなり戦闘行為が結論として出かねない!これだから喧嘩っ早い奴は! …ちなみに心を読む限りあの四人の中で一番危ない性格をしているのは銀鈴である、 次点で鉄鞘かな。常識人である鉄鞘と、駄々をこねる子どもの鉄鞘が共存する性格…。 うーん、今度女たらしの視歩にでも紹介して口説かせてみるべきかもしれない。 どちらかと言えばデバッカーの人に多い独特の精神構造をしているし、鉄鞘。 二重人格三重人格当たり前!そしてその負担は全て視歩に向かう!なむさん! 『正直戦闘行為は避けたかったけど…私達素人だし。でも四の五の言ってられる場合じゃないか…!』 次は金束の思考。こっちはこっちで戦闘を避ける意思はあるようだけど、状況に押されて揺らいでいるようだ。 というか、そんなに切羽詰った状況だと思われているのだろうか? …なになに?ああ、なるほど。 どうやら鉄鞘が私の匂いを追った結果、知らない二人組みと対峙していると知ったと。 そんでもって丁度植物園に届いた手紙―――貴女の植物園に埋まる物を頂に上がります―――の話題が直前に上がったこともあり… 『早く向かわないと…!罪木の奴が危ないかも…!』 私が決死の覚悟で時間稼ぎをしていると思っちゃった訳ですね、はい。 実際はそんなことも無かったりする。一度向こうが話し合う気になってくれたならこちらもそれに乗ずるだけ。 互いが話し合いをする気があるならお互いに危害を加える気もあるはずが無く。 それはともかく出来ればこちらに来て欲しくない所だ。 尾振達には存在がまだ知られていない四人だ。このまま手札として伏せておきたいし、出来れば四人で平和的解決方法を考え付いて欲しい。 『……………………!』 そんな私の願いが届いたのかどうかは分からないが、もう一つの視界内に映る三人の動きが止まる。 どうやら鉄鞘が何か発言したらしい。三人の心を読む限り制止を掛けたようだ。 『あー…確かになぁ。なんや真面目な話やったから柄にもなく物騒な事考えとったかも知らんわ』 ふむ…。鉄鞘の発言はどうやら『そんなやり方は私達らしくないのです!』とかそこ等辺だろうか。 多分そう遠くない物であろう事は想像がつく。あの鉄鞘の事だし、それくらいは言ってのけるだろう。 …出会ったばかりの身の発言では到底無いだろうが、そこはそれ。 私は能力の都合上、他人に対する理解が異常に早いのだ。 それ故かそもそもの私の性格上の問題なのか、他人との距離感を量りかねる事も多々ある。 踏み込むのを躊躇してしまうとかじゃなくその逆。他人に踏み込み過ぎて引かれる事とか日常茶飯事だ。 『…そうね。危ないからこそ焦ってちゃダメだわ。戦わずに済むならそれが一番なんだから』 何にせよ、鉄鞘の発言のお陰で皆が思い留まってくれたのは何よりだ。 やっぱり学生たる物、平和的に争いとは無縁の性格をするべきだよね~。 …はいそこ!どの口が言うとか言わないの! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ さて、恐らくいつも通りの雰囲気に戻ったであろうバカルテットの様子を伺いながら、私はうんうんと頷いていた。 鉄鞘のファインプレーのお陰でどうやら事はそれなりに予想通りに運びそうである。 「………………………………………(そうそう、殺伐とした雰囲気じゃ物騒な案しか浮かばない)」 そういう訳でも雰囲気改善をしてくれた鉄鞘と金束にはお礼を言いたい。 平和的な案が浮かぶまでは何とかして私が時間を稼ぎますので。 「罪木さん?どうかしましたか?」 おっと、余所見をし過ぎてて声を掛けられてしまった。 ちなみに今私は背後の植物園にいる皆と視界を繋いで会話を把握している。 こういう時便利なのは言うまでもない。気持ち的にはラジオを聴きながらのながら作業。 ……我ながらいいご身分だよねぇ、これ。 「………………………………………(なんでもないよ。続けるね?)」カキカキ そして二つ目のちなみに、目の前の尾振たちとの交渉に当たって使用している手段は… 『わたしたちのもくてきとしゅちょうについて』 ――――筆談である。言葉を話せない以上、こういう手段に頼るしかないのである。 「というか、何故に全部ひらがな?」 抑揚の無い、とても印象に残りづらい喋り方で突っ込まれる。 仕方ないのである。何を隠そうこの私、漢字書けません! ……いや、冗談でもなんでもなくだ。そもそもひらがなですら覚えたのは割と最近だったりするのである。 施設時代は読み書きなんて教えてくれなかったし、視歩に連れられ外に出た後も結局学ぼうとしなかったからだ。 最も、普通に暮らしていれば読みの方は多少なり覚えていく物だが、書きは今までさっぱりだったのである。 まぁまぁと葛木を諌めつつ説明を続行する。 私達の主張は唯一つである。向日葵を守ること、それだけだ。 …あくまでそれは私達の主張であり『私』個人としてはお金をちょろまかすことが出来れば万々歳だが。 それを口に、もとい文字に出したところで反感しか買うまい。自粛! 『しょくぶつえんのひまわりをまもりたい。おかねをごういんにほりかえされてはこまる』 という訳でこれが主張の全てである。 このくらいなら聞いてくれてもいいじゃない、と視線に込めてみた。 ―――――笑顔で返される。いやいや、もう少し考えてくれてもいいじゃないの? 「なるほどなるほど。子どもらしくない子だとは思ったけれど、中々どうして子どもらしい主張じゃないか」 馬鹿にされてるなぁ、と思いつつも仕方ないとも思う。 私自身、あんまりに子どもらしい馬鹿な主張だと思うけど… 残念ながら妥協する気は無い。私の人生は妥協だらけだからこそ、妥協はしない。 自分の意思で決めれるうちは、妥協などしてはいられまい。 『あいにくこどもなんでね。わがままのためにはだきょうしない』 「ひらがななのに使ってる言葉は普通に大人と同じなのね…なんかシュールだわ」 うるさい、かっこよく決めてるところに真っ当なツッコミを入れられても困る。 そういう正論を言われるとさらにボケ返すくらいしか選択肢が無いではないか。 「まぁまぁ。しかし罪木さん?こちらとしてもあのお金は回収しないと不味いんだ」 何故かは、賢い君なら分かるよね?と問いかけられる。 如何にも。先ほど銀鈴は彼らを追い返せばいいのでは無いかと言ったが、それでは一時的な解決にしかならないのだ。 ここで彼らを追い返し、向日葵を守ったところでだ。 この植物園にお金が埋まっていることがもし外に漏れれば、どうなるか。 想像に難くない。こいつら以上に粗暴で強引な連中がお金を問答無用で回収しに来るだろう。 …平和的解決を望むとは、そういう意味も含んでいたのだ。 「ですから、早い所回収させてもらいたいんですよ―――と言っても聞く気は無さそうですね」 その通りです!諦めるのは最後の手段ですらない、存在しない選択肢だ。 ならば最後まであらゆる手段で時間を稼がせてもらおう。 『そのとおり。どうやってでもあなたちをひきとめさせてもらう』 ふむ、中々どうして私らしくなくかっこよく啖呵を切ったものだ。 普段では中々出ないような言葉だぞーこれは。自分の意思を出すことの少ない私にとって新鮮な文句の羅列。 少なくとも後ろの四人が、あの主人公達が道を拓くまで私が先に諦めるわけにはいくまい。 なに、あの四人の事だ。私がそこまで頑張らなくたってすぐに最高の結末を持ってくるだろう。 それを信じたからこそ、私は彼女らに視歩と同じモノを視たのだ。 彼女らを信じる心と、視歩を信じる心は同じモノ。だからこそ―――何とかしてくれるさ、彼女らなら。 「ふむ…そういわれると手を出すのを躊躇せざるを得ないけど…」 何か、僕達を引き止める方法でもあるのかい?と問いかけられる。 …うーむ、脱いで引き止められるならそうしてやりたい位だが、如何せんこの二人にロリコンの気は無いようで。 となれば面白い話の一つや二つ、いや無理じゃん。 言いながら私が服を脱いだら誰かが飛んできそうだなと思った。 主に紅い人と朱雀さんとか視歩とか。最後の一人だけ理由が違うけど。 しかし実行に移すわけにもいかない。都条例に逆らうほどの度胸は無いのである。 CERO:CかDくらいでとどめておかねばならない。 となれば、仕方がない。約束を守りつつ彼らを止めるには――― 「………………………………………(さて、取り出したるは秘密のお薬~!じゃなくて、この愛用ペンダント)」 私が常に身に着けているペンダント―――ファンシーな目玉の意匠が施されている―――を胸元から取り出した。 見た目のイメージ的にはミレニア○アイである。全然ファンシーじゃないって? いやほら、ペガ○スが使ってたモンスターはファンシーだったじゃない。 とまぁ、周りからはあんまり好評でないこの瞳ペンダント(仮)だが、ただのペンダントではない。 中には様々なギミックが隠された素敵道具なのだ!…はい、嘘です。 ただ、ペンダントの中身にライトが内蔵されていて、光の強さとか色とか調節できる代物である。 さて、これを何に使うかと言うと… 『くずき、このぺんだんとをみてて?』 どっちに試すか迷った末に葛木の方にした。 ………葛木!キミに決めたっ!………はい、特に意味は無いです。 ほら、ポ○モンもリメイクとか次々作られてるし、盛んな様だからここらで捻じ込んでおこうかと。 「ナチュラルに呼び捨てなのはスルーした方がいいんですかね、これ」 「子どものすることだからね。気にしたら負けだよ」 そう、子どものする事は多目に見てあげるのが大人の甲斐性ですよ。 というか、基本的に私は誰であろうと呼び捨てだし。粉原クンは何だかそっちのが響きがいいからである。 声は平坦だが、目線が胡乱になりつつあるのを見ると案外人間性はちゃんと備えている様に見える。 あと彼女が密かに抱えている悩みを覗き見るとすごく親近感を得られるのは私だけでは無いだろう。 『胸が小さい人だって需要あるからだいじょ「おっと手が滑ったー」 尾振の目に触れる前に紙を破られてしまった。触れてはいけない話題だったらしい。 いや、知ってたけどね?そういうところをあえて狙っていく冒険心溢れる私の話術であって決して私の趣味とかではない。 「瞳ちゃんとやら。お姉さんをからかうと痛い目を見るよ?」 はいごめんなさい。そんな目で見ながら平坦な声で怒らないでくれ。 胸が小さいのは私だって同じなのだからそこまで言わなくてもいいじゃない。 「…ちょっと待ちなさい。瞳ちゃん、あなたは幾つ?」 相も変わらずの平坦さで尋ねられる。 隠す理由も無いので正直に答えるとする。―――12歳、ぴちぴちの小学生ですよ~ 「…………………………ふむ」 な、なんだが舐めるように視られてるな。 どこを見てるのか心を読まずとも分かるあたり隠す気はなさそうである。 「…確かに、幼いとは言えその年頃なら普通は膨らみ始めてるでしょうね…」 ―――何が?ん、胸か?胸の事なのか?……思い返してみる。 私の周りの女の子はどうだ?視歩は普通にでかいし、血晶赤はもっとでかい。 焔は論外だし、芙由子もスレンダーではあるけれど小さくは無い。 そして香も実はああ見えて成長が著しい。…あれ、これ詰んでね? 「…あ、いや…そうよね。まだ先はあるわよね…」 平坦な声は変わらずも何だか慰められたでござる。 わっ、私は先があるけど貴女はもう成長終わってるでしょ! 「むっ、そもそも私はそれを気にしてなんか…」 そんな不毛な話(自分で不毛って言わせるなと誰かに声を大にして言いたい)を続けていると横槍が入った。 横で先ほどから黙っていた尾振からである。 「君達何だかんだで相性良いんじゃないかい?初対面とは思えぬ通じ愛ぶりだけど」 おい、その誤字は洒落にならないからやめい。 横を見ると私と同じ非難の眼差しを向ける葛木の姿が。 案外ホントに気は合うのかも知れない。事が終わったらそれとなくメアドを聞いておこう。 「…で?そのペンダントが何か?」 ああ、そうだった。 とりあえず面白そうな見世物で足を止めてやろうと言う魂胆だった。 そういう訳でこちらのペンダントにご注目。 こちらのライト内蔵型ペンダントのスイッチを入れ、チカチカと点滅させると… 「………………………………………(いっせーの、それっ!)」 ―――そして、その心の隙を突く。 微かながらも平和的に話し、気を緩めたことで生まれた隙。 もちろんをこれを突き、意識を奪う事も出来なくは無いが、今はそれをする場面ではない。 となればその心の隙間をどう利用した物か。―――あ、思いついた。直前の話題に即しようではないか。 「んっ…!眩暈が―――――えっ」 …絶句、と言うのが相応しいリアクションか。 とりあえず分かりやすく幻覚的なサムシングを見せてみる事にした。 今彼女の目に映っているのは先ほどと変わらぬ光景、ではなく。 ある一点だけ現実と異なる光景である。有り体に言うと私の体の一部分が大きく見えているのである。 …ん?何処の事かって?察してくださいお願いします。 「な…なっ…。た、確かにそこに膨らみが…」 ふらふらと私に近付いてくる葛木。少し青ざめた顔に何だか優越感。 すぅ、と自然な感じで伸ばされた手が向かう先は私の胸。目に見えて大きくなったそれに手を伸ばし… ―――――すかっ 「あっ…………」 「………………………………………(……………)」 そして、当然の事ながら触れるはずもなし。 だって幻だし。実際には無いし、実際には無いし、実際には無いし! 「………………………………………(自分でやったことで自分でダメージ負うとか何やってんだ私…) 二人揃って膝を落として絶望したのポーズ。 やっぱり胸の話題は禁止!誰も得してない上に二人揃って瀕死になってるから! 「あ、元に戻りましたね。……ごほんっ、今のは一体?」 今更平常心な感じに戻っても手遅れだと思いますよ、葛木さん。 とまぁ、興味を惹くという目的は達成できた上に自分の想像以上に時間と無駄な傷を稼げた。 その証拠と言うべきか、となりで尾振の方が怪訝な表情で私達二人を眺めていた。 理由は明白、今のやり取りは尾振からすれば葛木と私が勝手に落ち込んだようにしか見えなかっただろうしね。 「いま、何があったんだい?僕にはさっぱりなんだけど…」 「え、今彼女のむn……いえ、身体の一部分が肥大化していたのですが、お気づきにならなかったのですか?」 わざわざそんな風に言い直さなくたっていいじゃない。 あ、いや一応男の人相手だから気を遣ったのか。そこらへん大人の対応である。 「僕の目にはそんな事実は無かったけどね…胸の大きさなら正直大差はな 「セクハラですか?セクハラですね?訴えますよ?」 「…過剰反応しすぎじゃないかい?罪木さんもそうおも…ああいや、何でもない」 わざわざそんな余計な批評を付け加えなくてもいいのだよこの男め。 いや、大差ないのであれば未来に可能性のある私の勝だ!…何かすごく空しいんですが。 『さいみんじゅつってやつだよ。てじながわりにはなったでしょ?』 「なるほど、見世物としては十分だったし、まんまと時間を稼がれてしまった訳だ」 何だかんだと最後まで見ていってくれた辺り付き合いは良い様で何よりだ。 気付いてみればかなりの時間を稼げている。具体的には約一万文字程度の時間である。 「………………………………………(というか、まだ金束たちの話は進んでないのか!早くキテー、早くキテー!)」 これ以上時間を稼ぐネタなんて思いつかないんですけど! 虎の子の催眠術まで疲労しちゃった上に無駄に精神的ダメージ負ったんですけど! …というかさっきから思ってるんだけど、これ何時まで私の視点で続くの、ねえ? 普通こういう時、視点が金束達に移って進むモンじゃないの? わざわざ他の主人公にゲスト出演してもらってるんだからあちら主観で進まなきゃダメじゃん! …え?基本的にこの私主役のお話は全編私の視点だって? いやいやいや、なんでさ。『心読めるんだからそれ使ってゲストにセリフを使わせなさい』? それは何か?私がわざわざあの四人から離れてこっちに来ちゃったのが悪いと申すか。 そもそも私の能力ってそんなに万能な読心能力じゃないって言ってるでしょ! 負の感情が絡んでないと効果が無いって言ってるのに酷使しすぎぃ! …わかったわかった。ちゃんと最後までモノローグしますよ! さぁて、ここからが私のモノローグの真骨頂…あれ、何かカンペ(天の声)が。 なになに…『今回はもう時間十分なので続きは次回に続く』? まさかの尺切れ!?考え付く限り夢オチに続く最悪のオチのつけかただろこれ! いやいやせめて何かうまいシメの言葉とか考える時間をくだs ~~~~~~~~~~~次回 恐らくは単純な結末(仮)に続く~~~~~~~~~~~ 次回予告のような何か 「えっ、地下に眠ったお金を掘り起こす!?」 「そう、私達が守るべきは向日葵であってお金じゃないわ。なら…」 「お金を掘り起こして渡してしまえば良い、そういう事ですね~」 「じゃが、それをすると向日葵が…って話じゃなかったんか?」 「ええ。普通の手段なら、ね。でもここは普通じゃない街。普通じゃない手段だってあるって事よ」 「普通じゃない?」「手段?」 「そうよ、私達は能力者。なら、能力者らしい平和的解決をしてやろうじゃないの!」 ―――――無駄にいろんな事に顔を突っ込んできた私達だからこその、コネを使ってね――― ~~~~~~~~~~一方、裏側では~~~~~~~~~ 「…てめぇ、何者だ。てめぇも連中の仲間か?」 奮闘?する瞳達の裏で、事態は静かに動いていた。 裏路地の一角、そこを一人の女性が歩いていた。眼帯を着け、ぼさぼさの髪を無造作に放った様な風貌だ。 「いいや。残念ながらその逆、今に限っちゃ君の味方かな」 その女性に声を掛ける人物が一人。 そちらも女、それも少女と呼べるような幼げな声だった。 「味方…?………あぁ、そういやその首輪どっかで…」 首につけられた黒い首輪は、幼い少女の見た目には似つかわしく無い禁忌的な香りを漂わせる。 その首輪の上をみれば超えに違わぬ幼げな顔。そう、それはまぐれも無く少女だった。 「そうそう。今回の件、私達の仕事が絡んでるみたいだからね。無関係って訳にはいかないのさ」 女性と少女の視線が交錯する。眼帯に隠された義眼と、猫の様な瞳が絡み合う。 殺気はあれど敵意は無い女性と、殺気も敵意も感じられない少女の二人。 「チャイルドデバッカー、だったか。そういや、今回の件には置き去りが絡んでやがったなぁ」 決して交わりそうに無い二人、されど二人は出会うべくして出会う。 最速の黒猫と最即のトリガーハッピーの二人が結託することになるのは、あくまで必然だった。 「ああ。私としても見過ごせない事でね。…貴女の噂は良く知ってるよ。子ども達ごと射殺られちゃあ堪らないからね」 片や事件の首謀者を皆殺しにするために。 「なるほどなぁ!そりゃあ道理だ。私は殺すしか能が無いからな。正直助かるさ、関係ない子どもを射殺ったらどやされちまうしな」 片や囚われの子供たちを助けるために。 「そういう事。子ども達を守るって意味でも協力させてもらうよ。狼森さん?」 目的も在り方も何もかもが違う二人が交わる時―――物語の真実が動き出す
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ノォオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!! それこそ学校中が震えるほどの絶叫が3年のクラスから聞こえた。 「な、なんだ!?」 「3年のほうからすさまじい声がしたぜい。」 「もしかして全員2年生やり直しとか?」 「「「「「「上条だって上がれたのにそれは無い!」」」」」」 「全員一致かよ!?」 「…さーて、そろそろ静かにしないと全員『すけすけみるみる』100回連続ですよー。」 「「「「「「「ひぃ!」」」」」」 さりげなくパワーアップしている罰に授業が開始されたのは言うまでもない 「ちょっと待ってください!まだ転校生君の席が決まってません!!」 「「「「「「「「「「「「あ」」」」」」」」」」」」 騒ぎのせいで吹寄以外本人含めて全員が失念していた。 翔太の保護欲を否応無く掻き立てられる容姿にクラスの女子達が名乗りを上げようとするが、 「先生。翔太君は。私の隣の席で。居候させてもらってた。小萌先生への恩。甥の翔太君で返したい」 「ちなみに姫神ちゃん、本音を言ってもらえます? 大丈夫、先生は怒ったりしないのでー」 「出番が。出番が欲しいんです」 「予想通りの回答なので怒りはしませんが姫神ちゃんの隣だけは却下です♪ ここは無難に吹寄ちゃんの隣で行きましょー」 結局、クラスの中でも安心できる吹寄の隣ということで落ち着き、誰もその意見に反対はしなかった。 「じゃあ次はクラス委員でもパパッと決めちゃいましょうか。女子は吹寄ちゃんでいいとして問題は男子ですねー(服部ちゃんか真夜ちゃん辺りが妥当でしょうけど二人の恋人が何て言うか……)」 男子のクラス委員を誰にするか迷っている所に真夜が誰も予想しなかった人物を推薦する。 ちなみに吹寄は勝手に選ばれたのに反対しなかったのは、彼女の強いリーダーシップがそれを望んでいたからに他ならない。 「小萌先生、俺は上条がいいと思います。何だかんだでクラスの中心ですし、頼りがいもあって、何より強いですから。それにいざとなったら誰も逆らえないですし」 「なあっ! ちょ、ちょっと待て真夜! 上条さんがクラス委員だなんて大役、本気で務まると仰るのでせうか!」 「務まらないって思ってたら推薦なんてしないぞ、俺。大丈夫、上条ほどこのクラスを纏めるのに適した奴はいないって信じてるからさ」 当麻は真夜の自分を信じきった視線を受けて、それ以上何も言えなくなった。 しかしクラス委員など、ましてや吹寄という苦手人物と一緒というのはかなりキツイ上に、美琴がやきもちを間違いなく焼くので何とかしようと苦肉の策に出る。 「はいはーい! 小萌先生、わたくし上条当麻は土御門をクラス委員に推薦します! 影の暗躍、それにリーダーの資質は俺よりも高いですから!」 「カミやんてめぇ! じゃあ俺は青ピを推薦するにゃー♪ 青ピは『嫉妬ファミリー』の長だぜい。多人数を纏める経験者ぜよ」 「何ゆうてんのつっちー! せやったらボクは……あかん、誰も思いつかへん!」 「じゃあ上条ちゃん、土御門ちゃん、青髪ちゃんの三人から男子のクラス委員を選ぶことにしましょうか♪」 何の因果か、デルタフォースの三人でクラス委員の座を争う……もとい、争わされることに。 そして運命の多数決が取られることになる。 数分後。 「何でうちなんや!」 「だってほら、後の二人は学校来なかったり病院にいることが多いし。」 「土御門君なんて本当のこと言ってるかどうか信用できないし。」 「くっ、否定できねえ…不幸だ」 「確かに人を騙すことが多いけどそこまで言われると傷つくぜい…」 青ピが委員となることに。 ちなみに二人をけちょんけちょんに言ってるのは吹寄である。 「確かに性格 もとい性癖に問題アリだけど、来なかったり嘘つく奴よりはましだわ。」 「「……反論の余地もございません」」 うなだれる二人。 「それに青ピだったら実質私の下でバリバリ仕事させられるし。」 「…え?どいうことや??」 「馬鹿、気づけよ。あとの二人がなったら吹寄が仕切れないじゃんか色んな意味で。」 「その点君だったら吹寄がクラスを完全に掌握できるというわけさ。」 浜面と半蔵が青ピに教えてやる。 「そ、そういう事やったんか…」 男子は全員、今頃気がついたのかこの馬鹿は。と思っていた。 そんなあきれてる男子を吹き飛ばすように小萌はバンバンと机を叩き、ホームルームを再開する。 「委員長が決まったので今日の予定をお話ししますね。今日は基本的に始業式だけなので、話すことは始業式で話します。 しかしですね、明日は新しい一年生が来るのでイスやらなんやらは二,三年生で準備しますからね。」 「「「「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」」」」 こうして、意外にもあっさり朝のホームルームが終わり、教師達の眠くなる話を聞きに体育館へと歩いていった。 だが一方通行と土御門も驚くようなことになるとは知らずに……。 「にゃー、眠いったらありゃしないぜい」 「……退屈だな、ナンかアッと驚くよォな事は無いンですかァ?」 安心しろ、後数分でオマエラは頭を悩ませる事になるなだから。 「あァァァああああああああああああああああああああああああ!!!!!!さらしの女の子とかが来るんやったらこんなん苦でもあらへんのに!!!!!!」 「そんな事考えたくもねェな」 「アクセラに一票だにゃー」 「何でやツッチー!?ロリさらしとか最高やん!!」 「青ピに百票だにゃー!!」 「「「「オイッ!!」」」」 すかさず突っ込まれた土御門は冗談ぜよ、と言っていたが、さらしの転校生が来るのは本当に来ることになるのだ。 …………………………………巨乳だが。 体育館に着いた当麻達は驚いた、誰一人としてパイプ椅子の設置をしておらず、そのパイプ椅子が折り畳まれたまま平積みにされていたのだから。 他の生徒は当麻達が来たことに沸き立つが、当然ながら当の本人達は何のことか分からない、土御門以外は。 「さー皆さんお待ちかねだぜい井ノ原弟、いやさMr・ご奉仕。お前さん一人でパイプ椅子の設置というショーの始まりにゃー♪」 「……どうりで俺一人にだけパイプ椅子の設置場所を熱心に教えたわけだ。分かった、やるよ」 「さっすがだにゃー♪ じゃあ早速だがチャチャッとゲフッ! ぐえっ!」 校内でも当麻達ほどでは無いにしろ、それなりに『Mr・ご奉仕』のあだ名で知られるようになった真夜、お人好しな彼は土御門の頼みごとでも聞き入れる。 しかしそんな真夜を利用する土御門に真昼の脇腹への容赦ない貫手、赤音の衝撃波の制裁が加えられる。 「またてめぇは俺の真夜を利用しやがって! それとそのあだ名は止めろっつったろうが! あいつの優しさは俺と赤音に一番向けられてんだぞ!」 「月夜ちゃんの恋人の土御門君にこんなことするのは雀の涙ほどだけど心苦しいんだよ~。で・も、真夜君を私達の許可もなく使うのは許せないな♪」 「まあまあ二人とも。俺なら大丈夫だから。怒ってくれたその気持ちだけで嬉しいよ。白雪さん、土御門のこと頼むね」 自分のお礼の言葉に真昼と赤音の二人が顔を真っ赤にさせてることにも気付かず、真夜は【瞬間超人(リーンフォースセレクション)】で全強化、つまり五箇所を90で設定する。 ちなみに真夜、バレンタイン以降も訓練は怠らず、能力の方も数値を上げていた。 そして驚きの速度でパイプ椅子を組み立て始め、片っ端から丁寧かつ迅速にパイプ椅子を設置し始める。 「ええええええええっ! 何? 何が起きてるの? い、井ノ原くんが速くなって、椅子が見る見るうちに置かれ始めてて……」 「翔太は初めてだから驚くのも無理ないよな。あれが真夜の能力、分かりやすく言うと肉体組織の強化だ。うちのクラスの隠れた化け物だ」 「化け物筆頭のお前が言うなよ、上条。でも真夜の凄い所はな、強化した肉体のポテンシャルをフルに使え、能力に振り回されない為の訓練を怠らない所だけどな」 (まあ、ダメな所を挙げるとするなら土御門のような奴の頼みでもよっぽどのことでも無い限り断らないお人好しな所か……) “ガガガガガガガガガガガガッ!”という音を立てながら順調に椅子の設置を進める真夜を見ている当麻、半蔵、翔太。 能力に振り回されず、動きに無駄が全く無駄を感じさせない真夜を翔太がどのような思いで見ていたのか、それは本人にしか分からないことだった。 「ところで元春。一体いくらで椅子の設置を請け負ったの? 正直に答えないと始業式の間、ずーっと氷の中だよ♪」 「……食券1ヶ月分」 「井ノ原くん達は毎日お弁当だから使い道、全く無いね……。本当なら半分渡せって言おうと思ったけど、謝るだけで許してあげる。その代わり」 「わーってるにゃー。井ノ原弟にはいずれ別の形で謝礼を渡すぜよ」 真夜が全体の七割の椅子の設置を終えた所にさらしの転校生こと結標が体育館に到着した。 目の前で起こってる面白そうなことに興味を覚えた結標は動いてる真夜に声をかける。 「ねぇ、一人で頑張ってるそこのアンタ。悪いけど残りの椅子を組み立てたら全部上空に放り投げてくれる? 私が手伝ってあげるからさ」 「は、はい、分かりました。じゃあ行きますよ……はあっ!」 結標が何者か分からない真夜だったが、目の前の女性は信じられそうだったので言う通りに残っていたパイプ椅子を全て組み立てた後で上空へと投げる。 手伝いを買って出た結標は今までの並べられた椅子の並びを記憶し、『座標移動』を使って宙に待った椅子を完璧に並べ、始業式の準備を終えた。 「なかなか面白い能力者ね、アンタ。翔太だけかと思ったけど、他にも面白い能力者って居るの?」 「ええ、まあ。あ、自己紹介が遅れてすみません。俺は井ノ原真夜っていいます。ところで翔太のこと、知ってるんですか?」 「翔太は私の彼氏。ちなみに私は結標淡希、3年生よ。アンタ翔太のこと知って……な、なんで、あ、あいつ等が……」 真夜と自己紹介をしていた結標だが、とある二人を見つけてしまい言葉を失ってしまう。 そのとある二人こと土御門と一方通行もまた、結標と同じリアクションを取っていた。 「「「「「「「「「「巨乳さらしキターーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」」」」」」」」」」」 何も知らぬ男達は巨乳さらしで喜んでハイになっている、どうやら翔太の彼氏発言は聞こえてなかったらしい。 だが事情の知ってる男達はハッキリいって驚いている。 何も知らぬ女達は巨乳さらしをものすごい勢いでにらんでいる。だが女達でにらんでいない者が二人、吹寄と白雪である。 吹寄は胸に関心無し、白雪は友人だからである。 「あれ?なんで淡希ちゃんがここにいるの?」 「えっと……、この学校に転校しにきたんだけど……」 「えっ!?そうなの!!やっほー!!」 白雪も男達に混ざってわーいわーいと喜んでいたが(混ざる必要がどこにあるもだろう?)、だが他の面々は違う。 (ナンで露出狂ババァがこんな所にいるんですかァ!?) (にゃー!!聞いてないぜい!!どうしてコイツがこんな所にいるんだにゃー!?) (しまったー!!コイツらがいるの完全に忘れてたー!!) グループ(-エツァリ)の面々は、頭を悩ませていた。 「……ナンでオマエがココにイルンですかァ?」 「いや、本当になんでぜよ?」 「翔太がいるから……」 ピキィンッ!!その場の空気が一瞬で凍った。それは能力によってでは無かった。 小萌先生の甥っ子の月詠翔太を下の名前で呼んだ? ここで上条のクラスメイト達は、ここで翔太の言葉をを思い出していた。 ――ぼ、僕、付き合ってる女性がいるから ――巨乳です ――ちゃんと年上です!! そしてグットタイミングな所に、翔太が入ってきた。 「淡希!!」 淡希?はてなんだろう?一同そこで考えて一つの可能性が思い当たった。 まさか……、まさか、まさか!? 「翔太!!」 座標移動で翔太を飛ばし、自分の胸で抱き締める結標。 「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「うそだァァァああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」 男女例外無く、全員その場で叫んでいた。 「まっ、まままっまままっまま、マジで手を出したのかにゃにゃー!?」 「て、ててっててってててって、テメェ!!マジでガキに手を出したのかよォ!?」 「……いや、僕あなた達と同じ歳なんだけど」 翔太の突っ込みはみんな華麗にスルーしてどんどん話を進めていく。 「うらやましい!!あんなかわいい男の子抱けるなんてうらやましい!!」 「うう!!かわいい!!胸にうずくまってふにゃけてる顔がかわいいよ!!」 「あうあうー!!なんで巨乳はこう得するの!?」 「さらしか!?さらしがそんなにエロくていいのか!?」 「胸が、胸がァァァああああああああああああああああああああああ!!!!」 「うらやましい!!あの胸にうずくまりたいです!!」 「ああ!!母性の固まりが恋しいィィィいいいいいいいいいいいいいい!!!」 「お願いです!!その母性の塊に顔をうずくませてください!!」 ……変な方向に。 「ったく、これだから女がいない奴らは困るよな」 「ああ、騒がしいったらありゃしない」 彼女のいる浜面と半蔵は体育館の角でのろけ話をしていた。負け犬の戯言には付き合ってられないらしく、かなり余裕である。 「勝ち組までとは言わないが、かなり恵まれた環境にいるよな」 「だな、滝壺なんか積極的で最初にキスしてきたの滝壺だぜ?」 追記しておくと、二人がなぜ体育館の角でのろけ話をしているかと言うのは、太だ単に騒いでる男達の餌食になりたくないからである。 「そういや最近仲がいいヤツラの中で付き合い始めが長いのって上条らしいな」 「ああ、アイツらもうすっげえ仲いいよな。上条は絶対他の女に羨ましがることなんてないよな。 そうだろ?上条!!」 上条を呼んで見るが来る気配は無く、騒ぎの中で、 ぶつぶつ何かを呟いていた。 「「なっ!?」」 上条に限ってそんな事はないはずだが、ものスゴく気になったので近づいて聞いてみることにした。 上条は浜面と半蔵が近づいているのは気づいていないらしく、まだぶつぶつ何かを呟いていた。 何を言ってるかと言うと……。 「ううっ……、美琴の胸が恋しい……」 それは思い付かなかった。 浜面と半蔵は素直にそう思った。 しかしその事を土御門に聞かれたらしく、 「カミやん、美琴ちゃんはそんなに胸はないぜぶでびっ!?」 からかった瞬間に上条に殴られた。 土御門が立ち直ると、上条は大きな声でのろけ話を始めた。 「いいか!!美琴は胸はちゃんとある!!ちっちゃくてプルプルして、谷間だってあってかわいいんだぞ!!」 その言葉を聞いた瞬間、火種と鼻血がまかれた。 「「「「「「「「「「「「上条ォォォおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」」」」」」」」」」」」 「ギャー!!不幸だー!!」 と言って逃げ出す上条だが、最近初春の黒い部分の黒が移ってしまったらしい。 「一人で地獄に落ちる上条さんじゃありません!! アクセラは最近打ち止めて正式なお付き合いを発表!! 浜面は縄で縛ると言う大人の世界に突入!! 土御門と青髪ピアスなんか彼女といっしょに混浴に入ったらしい!! 半蔵は郭に、普段はエロイ格好をさせてる!! さあ全員やってやれ!!」 「「「「「「「「「「「「モテる男は削除ォォォおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」」」」」」」」」」」」 「「「「「不幸だー!!」」」」」 実際には少し違う部分もあるが、男達はそれを含めて信じてしまった。 上条がなぜ道連れを選択したかと言うと、人数を割くためである。 上条達の日常が始まった。
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365 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/01(土) 23 38 35.60 ID 1BvjJxey0 ノストとスタンが前ってことで良いのかな。 それじゃ進んでいこう。もしダメなら入れ替わっておいて。 洞窟は自然のものらしく、しばらくはうねうねと道が続くが 進んでいると、道が二手に分かれているようだ。 366 :スタンHP22/22 ◆lGlfFt.s76 :2008/03/01(土) 23 39 12.50 ID tbtIhiVr0 右はファリス 左はゲイツ 367 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/01(土) 23 39 15.53 ID 1BvjJxey0 とりあえずここで全員、聞き耳(盗賊+知力)で判定してみよう。 スキルがない場合は平目でどうぞ。 368 :レステHP12/12MP14/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/01(土) 23 39 45.30 ID Qt4fI0wk0 一応罠感知判定 できれば両方、両方ができないなら左に 「ごぶごぶりんりんごぶりんりん♪」 369 :ノストHP18/18MP10/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/01(土) 23 39 52.75 ID iDNcdCK+0 「どーちーらーにーしーよーうーかーな・・・右だ!」 右を提案 370 :ノストHP18/18MP10/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/01(土) 23 40 07.24 ID iDNcdCK+0 おっと聞き耳判定 371 :スタンHP22/22 ◆lGlfFt.s76 :2008/03/01(土) 23 40 10.14 ID tbtIhiVr0 平目だが知力がマイナスなので-25ですねー・・・ そもそも金属鎧着てるからできねーや 372 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/01(土) 23 40 15.67 ID WbQ2Nws2O D+15で判定 373 :レステHP12/12MP14/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/01(土) 23 40 22.01 ID Qt4fI0wk0 Re367 把握 +15で判定 374 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/01(土) 23 40 52.24 ID 1BvjJxey0 Reレステ このあたりには罠はないだろうと思った。 どちらかの通路を更に先へと進んだ場合は分からないが。 375 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/01(土) 23 41 47.62 ID 1BvjJxey0 レステは耳鳴りがする。 ノストには何も聞こえないが、スコッティは右側の通路の奥から いびきのような音が聞こえてくることが分かった。 スタンはがしゃがしゃしている。 376 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/01(土) 23 42 52.27 ID WbQ2Nws2O 「ん…なんだ?いびきっぽいような音が?ぐごごーって聞こえてくるぞ」 377 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/01(土) 23 43 09.08 ID 1BvjJxey0 「グオゴゴゴ・・・」 378 :ノストHP18/18MP10/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/01(土) 23 43 12.97 ID iDNcdCK+0 「何にも聞こえねーな・・・スコッティはどっちに行きたい?」 379 :スタンHP22/22 ◆lGlfFt.s76 :2008/03/01(土) 23 43 55.76 ID tbtIhiVr0 では右だ!!! 380 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/01(土) 23 44 07.83 ID WbQ2Nws2O 「右に何かいるが、行ってみる?何だろなぁ」 381 :レステHP12/12MP14/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/01(土) 23 44 14.76 ID Qt4fI0wk0 変な歌歌っててわからなかったな、この子 ノストからシェイド引き戻して遊んでますねー。 382 :ノストHP18/18MP10/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/01(土) 23 44 43.11 ID iDNcdCK+0 「何かいるなら行ってみよーぜ!おもしろそーだ!」 変わらず右意見 383 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 23 45 15.80 ID Qt4fI0wk0 「んー?右いくのー?」 何やら松明をなんか黒い物が追いかけるという変な光景を作りつつ 384 :ノストHP18/18MP10/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/01(土) 23 45 36.25 ID iDNcdCK+0 「ん?レステ気をつけろよ、洞窟はいきなり暗くなるからな!」 とレステを見て言っておきましょう 385 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/01(土) 23 45 59.41 ID 1BvjJxey0 では、右側に進むということで良いのかな。 良い場合は、全員が盗賊+敏捷で判定。 スキルがない場合は平目、ただしマイナスのみ適用で。 386 :レステHP12/12MP14/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/01(土) 23 46 22.89 ID Qt4fI0wk0 、+15で判定ー 387 :ノストHP18/18MP10/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/01(土) 23 46 29.25 ID iDNcdCK+0 スキルなしの敏捷-5で判定! 388 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/01(土) 23 46 57.10 ID WbQ2Nws2O D+20で判定するよ 389 :ノストHP18/18MP10/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/01(土) 23 47 14.04 ID iDNcdCK+0 このキャラだと出目がおかしいwwwwwwwwwww 390 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/01(土) 23 49 16.41 ID 1BvjJxey0 む、スタンはどうしたかな。 391 :ノストHP18/18MP10/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/01(土) 23 51 00.84 ID iDNcdCK+0 いないのう 392 :スタンHP22/22 ◆lGlfFt.s76 :2008/03/01(土) 23 52 21.56 ID tbtIhiVr0 ごめんごめん 、-30で 393 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/01(土) 23 53 26.03 ID 1BvjJxey0 OK、では進んだ。スコッティはずっこけた疑いありだが。 そしてレステは静かに移動できたが、他の連中の騒々しいこと。 気付いたら、先ほどまで聞こえていた声は聞こえなくなった。 前に進むか?(Y/N) 394 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/01(土) 23 53 56.22 ID 1BvjJxey0 おっと、Y/Nって書いたけど 何か策があるならやってもいいんだぜ。 395 :ノストHP18/18MP10/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/01(土) 23 54 21.14 ID iDNcdCK+0 Y 「スコッティこけたのか?だらしないなーあっはっは」 396 :ノストHP18/18MP10/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/01(土) 23 54 51.03 ID iDNcdCK+0 策か あるけどやめとこう 397 :スタンHP22/22 ◆lGlfFt.s76 :2008/03/01(土) 23 55 27.39 ID tbtIhiVr0 うわーはははっは!!突撃じゃ!突撃じゃ! ゴブリンなんぞ首を切り落として糞の山にしてくれるわ!! 398 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/01(土) 23 55 33.35 ID WbQ2Nws2O ごっ「いててて……あれ?いびきが聞こえなくなったなあ。まあ進むか」Y 399 :レステHP12/12MP14/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/01(土) 23 56 37.77 ID Qt4fI0wk0 大声でできれば声変えて(判定いるなら判定含む) 「我は鹿の使い、鹿男なり!」と言って置きます。 そして、ノストの下半身にシェイドをまとわりつかせておきます。 400 :ノストHP18/18MP10/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/01(土) 23 57 17.24 ID iDNcdCK+0 「うへえまた暗くなった・・・」 レステは何してんだよwwwwwww 401 :レステHP12/12MP14/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/01(土) 23 57 56.12 ID Qt4fI0wk0 Re400 レステ君、なんとなく、思いつきで、面白そうだったから。 402 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/01(土) 23 58 11.92 ID WbQ2Nws2O 「そういえば実家に馬のマスクがあったなあ、まだあるかな」 403 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/01(土) 23 58 13.27 ID 1BvjJxey0 Re399 おおっと、言ってしまった。 そして一行が、少しずつ折れ曲がる道を前に進んでいくと 程なくして、ゴブリンよりちょっとデカい奴が武器を持って待ち構えているのが見えてきた。 怪物判定どうぞ。 404 :レステHP12/12MP14/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/01(土) 23 58 42.73 ID Qt4fI0wk0 ああ、変える声は勿論、神の使いっぽく厳かに威厳のある感じで。 で、ノストを前にして進む。 405 :ノストHP18/18MP10/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/01(土) 23 58 45.52 ID iDNcdCK+0 うはwwwwwおkwwwwwww しかし、いびきか・・・口と鼻があるのは確かのようだ 406 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/01(土) 23 59 08.59 ID WbQ2Nws2O 知力+経験15で 407 :スタンHP22/22 ◆lGlfFt.s76 :2008/03/01(土) 23 59 16.80 ID tbtIhiVr0 、-15%で怪物判定だ! 408 :ノストHP18/18MP10/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/01(土) 23 59 19.23 ID iDNcdCK+0 ゴブリンよりちょっとデカいwwwwwww 知力-10知識Lv1で判定ー 409 :レステHP12/12MP14/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/01(土) 23 59 21.23 ID Qt4fI0wk0 知力+経験、合わせて15 410 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 00 35.83 ID AVYsdt9L0 スコッティとスタンは知っている、奴はホブゴブリンだ。 ゴブリンよりちょっと強いぞ!ということくらいしか分からないが。 相手も思いっきりやる気らしいが、四人もいたのを見て尻込みしている。 では戦闘に入ろう。 411 :レステHP12/12MP14/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 01 23.70 ID 2g/SyvTr0 Re410 腰辺りから下が真っ黒の、頭が鹿の男に対しての反応なし? 412 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/02(日) 00 01 50.10 ID sUFRzz87O 「ホフゴブリンだ!名前しか覚えてないけどなー」 413 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 00 02 20.21 ID qUKes+GX0 あれはホモゴブリンじゃ! 414 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 02 40.36 ID AVYsdt9L0 10 レステ、スコッティ 0 ホブゴブリン 、-5 ノスト 、-30 スタン 隊列はさっきと変わらない、と。 Re411 そもそもこいつ、さっきの言葉すら全く理解できてないんだぜ・・・ 415 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 00 02 43.13 ID USC1wuU20 あれはホルゴブリンじゃ! 417 :ノストHP18/18MP10/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/02(日) 00 03 17.51 ID Ya69azdG0 「こいつもゴブリンなのか!」 初期装備はマジックスタッフ 行動宣言は、自分のグレートソードにエンチャント・社員・ウェポン 418 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 03 56.68 ID AVYsdt9L0 ホブゴブリンは不気味なシカ男を、その棍棒でぶん殴るぞ。 では宣言を。 419 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/02(日) 00 03 57.22 ID sUFRzz87O 【ショートボウ】命中=20 攻撃=6 CL=8で通常攻撃宣言 420 :レステHP12/12MP14/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 04 00.79 ID 2g/SyvTr0 Re414 うーん、ふざけがいのない相手だねぇ・・・ 宣言、スネア 421 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/02(日) 00 04 44.43 ID sUFRzz87O 直し忘れてた、命中30ね 422 :ノストHP18/18MP10/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/02(日) 00 04 48.50 ID Ya69azdG0 どうして俺ばっかり狙うんだよ!! 423 :レステHP12/12MP14/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 05 11.50 ID 2g/SyvTr0 Re422 どうみても不気味だから。 424 :ノストHP18/18MP10/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/02(日) 00 05 48.67 ID Ya69azdG0 でwwwすwwwwよwwwwwねーwwwwwwwwwwwwwwwww 425 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/02(日) 00 06 31.08 ID sUFRzz87O Reノスト 「大丈夫、似合ってるぜ!」 426 :スタンHP22/22 ◆lGlfFt.s76 :2008/03/02(日) 00 06 40.66 ID qUKes+GX0 全力命中+10% 427 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 06 59.40 ID AVYsdt9L0 Re420 しかも暗視あるから、下半身も見えてるはずだしなぁ。 ではレステとスコッティからどうぞ。 428 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/02(日) 00 07 15.29 ID sUFRzz87O D+30で命中判定 429 :レステHP12/12MP14/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 07 43.52 ID 2g/SyvTr0 【精霊魔術】=15% 【精霊魔力】=2 スネア魔術判定ー 430 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 08 20.63 ID AVYsdt9L0 おーっと、スコッティの矢はギリギリ回避されたようだ。 しかしスネアに足を取られてホブゴブリンは転倒した。 行動はキャンセルされる。 ではノストどうぞ、終わったら続いてスタンも。 431 :ノストHP18/18MP10/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/02(日) 00 08 56.22 ID Ya69azdG0 オッケーイ エンチャント成功判定 432 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 09 06.74 ID AVYsdt9L0 エンチャントをちゃんとした。 433 :ノストHP18/18MP10/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/02(日) 00 09 55.95 ID Ya69azdG0 鹿マスクが魔法の輝きに照らされる・・・! 434 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 10 52.70 ID AVYsdt9L0 そっちじゃないだろwww 435 :スタンHP22/22 ◆lGlfFt.s76 :2008/03/02(日) 00 11 14.45 ID qUKes+GX0 では命中判定 25% 436 :ノストHP18/18MP10/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/02(日) 00 11 24.13 ID Ya69azdG0 武器の輝きにって意味なwwwwwww 437 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 11 28.30 ID AVYsdt9L0 当たってる、ダメージどうぞ。 438 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 11 49.45 ID AVYsdt9L0 Re436 そういう意味かwww 439 :スタンHP22/22 ◆lGlfFt.s76 :2008/03/02(日) 00 12 30.43 ID qUKes+GX0 D+13じゃあ!!! 勝った!しねい!!! 440 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 13 18.78 ID AVYsdt9L0 ではホブゴブリンに9点のダメージだ。 ホブ「ホブブゥ!!」 効いてる。でも何とか立ち上がろうとするぞ。 次ラウンドの宣言どうぞ。 441 :ノストHP18/18MP6/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/02(日) 00 13 41.64 ID Ya69azdG0 グレートソードに持ち替え! 442 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/02(日) 00 14 08.89 ID sUFRzz87O 【ショートボウ】命中=30 攻撃=6 CL=8 またまた通常攻撃 443 :スタンHP22/22 ◆lGlfFt.s76 :2008/03/02(日) 00 14 35.28 ID qUKes+GX0 命中+10%で全力攻撃 444 :レステHP12/12MP12/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 14 43.86 ID 2g/SyvTr0 宣言ー、10秒で足元に光り輝く武器を持つ鹿男の絵を、足で描きます。 445 :ノストHP18/18MP6/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/02(日) 00 15 39.65 ID Ya69azdG0 どんな宣言だよwwwwwwwwwwwwwww 446 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 15 43.61 ID AVYsdt9L0 では行動だ。スコッティどうぞ。 スコッティが終わったらホブゴブリンは起きあがり、 ノストが武器を持ち替えるので、いきなりスタンの手番だ。 そしてレステ、洞窟の岩肌には無理だ。 447 :レステHP12/12MP12/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 16 11.26 ID 2g/SyvTr0 「うーん、ここの壁硬くて絵がかけないよう・・・」 448 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/02(日) 00 16 11.31 ID sUFRzz87O 命中判定D+30 449 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 17 35.88 ID AVYsdt9L0 今度は命中した、ダメージを。 450 :レステHP12/12MP12/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 17 41.23 ID 2g/SyvTr0 壁じゃなくて岩肌ですね。 「まーいいやー、みんなー頑張れー」 451 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/02(日) 00 17 43.42 ID sUFRzz87O よしっ!ダメージ判定D+6 452 :スタンHP22/22 ◆lGlfFt.s76 :2008/03/02(日) 00 18 15.58 ID qUKes+GX0 命中判定 25% 453 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 18 30.11 ID AVYsdt9L0 ちくりと通った、1点だ。 そしてノストは武器を持ち替えた。 次はスタンどうぞ。 454 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 18 40.44 ID AVYsdt9L0 っと、当たってるのでダメージGO。 455 :スタンHP22/22 ◆lGlfFt.s76 :2008/03/02(日) 00 19 18.72 ID qUKes+GX0 フーヒヒヒヒヒ!!!! ゴブリンもホブゴブリンもかわりゃーせん! 逃げる奴は塵だ!逃げない奴は訓練された塵だだ!フーヒヒヒイヒh!!! 死にさらせ!ファック!ファーーーーック!!!! D+13 456 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/02(日) 00 19 49.31 ID sUFRzz87O さっきからスタンwwwwww 457 :レステHP12/12MP12/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 20 09.18 ID 2g/SyvTr0 このドワーフ、完全に逝ってるwwwwwwwww 458 :ノストHP18/18MP6/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/02(日) 00 20 26.42 ID Ya69azdG0 このPTなんだかいいなwwwwwwww 459 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 20 42.35 ID AVYsdt9L0 スタンの攻撃によって、よく訓練された塵は物言わぬ骸と化した。 戦闘終了です。 どうやらこの通路は、ここで行き止まりのようだ。 ホブゴブリンの死体が転がっており、手に持っていた木の棍棒が落ちている。 460 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 21 03.88 ID AVYsdt9L0 あ、ちなみにダメージは8点でしたぜ旦那。 461 :ノストHP18/18MP6/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/02(日) 00 21 32.85 ID Ya69azdG0 「よおっし!行くぜゴブリンやろ・・・あれ?」 また何もしてねえwwwwwwwwwwww 462 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/02(日) 00 22 08.01 ID sUFRzz87O 「やったー!でもスタンは落ち着け!さて、引き返すかー」 463 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 22 12.65 ID AVYsdt9L0 ノストのエンチャント・シャイン・ウェポンはまだ効果が残っている。 今すぐに新たな犠牲者を捜して走り回れば、その哀れな奴に 光り輝くブレードをぶちこめるかもしれない。 464 :スタンHP22/22 ◆lGlfFt.s76 :2008/03/02(日) 00 22 27.21 ID qUKes+GX0 アーン!死んだのか?本当に死んだのか!!? このボケ!畜生が!簡単に死んでるんじゃないわ!! 立て!立つんだよマンモーニ!!! ママのおっぱいがしゃぶりたいだろ!? え!?この可愛いプッシーが!!!ワシの斧をそのはらわたに食らってみるんじゃな!! フーヒヒヒヒヒヒ!!!!! ガン!ガン!ガン! 465 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/02(日) 00 22 45.15 ID sUFRzz87O おいwwwwwwwwwwww 466 :レステHP12/12MP12/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 22 47.27 ID 2g/SyvTr0 イア木の棍棒を回収。 イア他に何か面白そうな物がないか探す。 467 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 23 02.98 ID AVYsdt9L0 Re464 きが くるっとる 骸は抵抗しません。ミンチにされました。 468 :ノストHP18/18MP6/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/02(日) 00 23 35.44 ID Ya69azdG0 「さっきの道もいこーか」 ちょっとばかりしょげてます 469 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 23 37.20 ID AVYsdt9L0 Re466 探すならば捜索してみよう。盗賊+知力だ。 470 :レステHP12/12MP12/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 23 57.87 ID 2g/SyvTr0 Re469 把握 、+15で判定 471 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/02(日) 00 24 28.33 ID sUFRzz87O 「おーう…どろどろぐちゃぐちゃ…血生臭せっ」 472 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 24 28.62 ID AVYsdt9L0 ちなみに棍棒は結構重いよ。 さっきの剣も持ってるし、あんまり持つとペナルティを入れざるを得ない。 473 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 25 18.02 ID AVYsdt9L0 Reレステ 周囲を捜索してみたものの、特に何も見つからなかった。 よく見れば、ここは割と床面が平坦で、寝転がりやすいのかもしれない。 474 :レステHP12/12MP12/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 25 27.47 ID 2g/SyvTr0 魔術値以外のペナルティなら入れられてもとりあえず持つよ。 後で捨てるかもだけど。 475 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 27 33.70 ID AVYsdt9L0 では捜索も終わったし、戻るってことでいいのかな? 476 :ノストHP18/18MP6/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/02(日) 00 27 49.57 ID Ya69azdG0 Yes 477 :スタンHP22/22 ◆lGlfFt.s76 :2008/03/02(日) 00 27 58.53 ID qUKes+GX0 いいよーん 478 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/02(日) 00 28 07.28 ID sUFRzz87O おk 479 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 28 07.97 ID AVYsdt9L0 捜索する間に待っていたなら、もうノストの剣の輝きは消えている。 もし待たずに獲物を探し求めたなら、別処理せざるを得ない。 480 :レステHP12/12MP12/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 28 14.89 ID 2g/SyvTr0 戻るOK 木の棍棒はずるずる引きずって行きます。 481 :ノストHP18/18MP6/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/02(日) 00 28 31.25 ID Ya69azdG0 待ってたことにするよ 482 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 28 55.13 ID AVYsdt9L0 では、そのまま戻ってきたものとして。 元の道に戻ってきたが、特に変化は見受けられない。 詳しく調査したいなら判定が必要だが。 左側の通路の先には、やはり何も見えない。 483 :レステHP12/12MP12/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 30 03.23 ID 2g/SyvTr0 当然再調査しますぜ、GM ちなみに、このY字路?に木の棍棒はとりあえず置いておきます。 その後、判定用出目 484 :ノストHP18/18MP6/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/02(日) 00 30 15.14 ID Ya69azdG0 「いこーぜいこーぜ」 せっかくだから、と行く気 485 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 30 30.86 ID AVYsdt9L0 では、木の棍棒を置いた。 そしてレステは、特に変化はないと思った。 486 :レステHP12/12MP12/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 30 32.59 ID 2g/SyvTr0 何もわからない把握。 487 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/02(日) 00 31 32.69 ID sUFRzz87O 盗賊+知力15で捜索判定してみる 488 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 32 12.87 ID AVYsdt9L0 Reスコッティ こちらも、特に変化はないと思った。 木の棍棒が置かれたことくらいか。 489 :レステHP12/12MP12/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 32 47.23 ID 2g/SyvTr0 「いこー、ノストー。」 490 :ノストHP18/18MP6/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/02(日) 00 33 08.08 ID Ya69azdG0 「皆ゆくぞー!」 ちょっと眠くなってきた 491 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/02(日) 00 33 19.52 ID sUFRzz87O 「おーけー、左いってみよー」 492 :レステHP12/12MP12/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 33 39.43 ID 2g/SyvTr0 493 :スタンHP22/22 ◆lGlfFt.s76 :2008/03/02(日) 00 34 17.60 ID qUKes+GX0 突撃じゃぁ! すすまにゃなにも得られん! 住んだ先に栄光があるんじゃ! なーに!勇気を出して進めばあとは神様がケツに加護をつっこんでくれるわい! 494 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 34 18.89 ID AVYsdt9L0 では左に前進していこう。 前進中に何か気を遣うことがあれば判定をどうぞ。 できることは捜索か聞き耳くらいだろうけど。 495 :レステHP12/12MP12/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 34 57.26 ID 2g/SyvTr0 捜索、目標は面白そうな物(罠含む)。判定ー 496 :ノストHP18/18MP6/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/02(日) 00 34 57.80 ID Ya69azdG0 気を遣う・・・武器をグレートソードとしておきます 497 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/02(日) 00 35 15.43 ID sUFRzz87O 聞き耳D+15 498 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 00 35 20.30 ID USC1wuU20 499 :レステHP12/12MP12/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 35 44.56 ID 2g/SyvTr0 値がダメっぽい。 折角トラップあったらお持ち帰りしようと思ってたのに。 500 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 36 29.82 ID AVYsdt9L0 Reレステ ただの穴みたいなシケた洞窟に、面白いものは見当たらないようだ。 Reノスト ではグレートソードを装備した。 Reスコッティ しばらく折れ曲がりながら道を進むと、話し声のようなものが聞こえてきた。 どうやらゴブリンのものらしいが、数はよく分からない。 501 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/02(日) 00 36 31.94 ID sUFRzz87O レステの収拾癖も相当だなぁ 502 :ノストHP18/18MP6/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/02(日) 00 37 30.74 ID Ya69azdG0 このPTの良心=スコッティ 503 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 00 37 30.66 ID WlORSjlu0 504 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/02(日) 00 37 49.22 ID sUFRzz87O 「おっと、この先にゴブリンがいるみたいだ。いっぱいいたらどーしよう」 505 :ノストHP18/18MP6/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/02(日) 00 38 30.61 ID Ya69azdG0 「じゃー俺が見てくるから、ちょっと待ってろー」 おとりさくせんだ! 506 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/02(日) 00 38 49.23 ID sUFRzz87O また鹿男wwwwww 507 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 39 14.89 ID AVYsdt9L0 Reノスト 本当に一人で先行しますか?(Y/N) 508 :レステHP12/12MP12/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 39 15.51 ID 2g/SyvTr0 注 鹿男の下半身には以前シェイドがまとわりついてます。 509 :ノストHP18/18MP6/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/02(日) 00 39 38.49 ID Ya69azdG0 Y 510 :スタンHP22/22 ◆lGlfFt.s76 :2008/03/02(日) 00 39 43.43 ID qUKes+GX0 おおう!おう!いおるいおる!腐ったらしい臭いがここまでするわい! 不快じゃ!不快じゃ! こういった者はぶった切るのが一番じゃ 頭蓋を叩き割って、胴体をズンバラリン! 後は血まみれの床のブラッディマリーをお散歩じゃ! おう、死体でいいならいくらでもファックして構わんぞ! 元気なのはいいことじゃからな!ヒャーハハハッハハ!!!! 511 :レステHP12/12MP12/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 40 32.36 ID 2g/SyvTr0 GMー一応前方にウインドボイス仕掛けるよ。 音が分かるように。 OKならこの出目で発動判定。 512 :スタンHP22/22 ◆lGlfFt.s76 :2008/03/02(日) 00 41 14.45 ID qUKes+GX0 という訳でスタンも突撃します つっぱしります ノスト?弾いたかもしれんね! ウゥゥゥゥゥウゥラァァァァァアアアアアアア!!!! 513 :レステHP12/12MP12/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 41 43.90 ID 2g/SyvTr0 ってシルフいないか。なしで 514 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 42 17.00 ID AVYsdt9L0 ではノストは一人で先行して声のする方へ・・・ と思ったらスタンも突っ込んできた! そしてノストは絶望した。あかりがない!まっくらだ!! スタンのみ怪物判定どうぞ。 Re511 シルフがーって言うの遅かった。 515 :ノストHP18/18MP6/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/02(日) 00 43 17.81 ID Ya69azdG0 「ひぃ!こ、こういうときは・・・助けのポーズだ! ヘ○ヘ |∧ きゅるるー! / 」 516 :スタンHP22/22 ◆lGlfFt.s76 :2008/03/02(日) 00 43 45.76 ID qUKes+GX0 15で判定じゃ!!! 517 :レステHP12/12MP12/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 43 47.78 ID 2g/SyvTr0 きゅるるー聞けたかな?、判定いるならこの出目で 518 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 43 54.21 ID AVYsdt9L0 Reレステ、スコッティ 「きゅるるー!」 なんだこの声は? 519 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/02(日) 00 44 28.13 ID sUFRzz87O 「きゅるるーって聞こえたから行ってみるか」行ってみますよ 520 :レステHP12/12MP12/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 44 59.08 ID 2g/SyvTr0 行ってみましょう。 音を立てないように。判定いるならやはりこの出目え 521 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 45 06.70 ID AVYsdt9L0 スタンは知っている、奥にいるゴブリンの偉そうな奴は ゴブリンシャーマンとかいうファッキン野郎だ。 ゴブリンシャーマンは4匹のゴブリンを従えている! しかしこのラウンド、ノストにはその姿が全く見えない! というわけで戦闘が始まってしまいます。 522 :レステHP12/12MP12/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 45 38.20 ID 2g/SyvTr0 バタバタ次のターンにかけてきますよー。 523 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/02(日) 00 45 48.11 ID sUFRzz87O 「鹿男やーい、鹿男ぉー…」 524 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 46 23.41 ID AVYsdt9L0 スコッティとレステは、次のターンから参戦し レステが参戦することで、ノストも敵を確認できます。 10 レステ、スコッティ 5 ゴブシャーマン 0 ゴブリンABCD 、-5 ノスト 、-30 スタン 頭がアレな二人では、敵の戦略が読み取れない! 宣言をどうぞ。 525 :ノストHP18/18MP6/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/02(日) 00 46 53.31 ID Ya69azdG0 攻撃ができない、ということはこのターンは元の道の二人と合流する行動を取るよ 526 :レステHP12/12MP12/14 ◆7RLCSxdqeI :2008/03/02(日) 00 47 33.59 ID 2g/SyvTr0 Re525 自分の剣光らせればよいんじゃ? 527 :スタンHP22/22 ◆lGlfFt.s76 :2008/03/02(日) 00 47 58.19 ID qUKes+GX0 ゴブリンの癖にエルフの糞ったれの真似をしてるとは、なかなか骨のあるファッキンな野郎だ! まずはゴブリンを糞の山にした後に、ワシのケツにキスさせてやるわい!! さぁ、いくぞい!このファッキンマザー! ゴブリンAに全力攻撃ダメージ+3 528 :ノストHP18/18MP6/10 ◆/YXXSTAWNA :2008/03/02(日) 00 48 05.70 ID Ya69azdG0 現在の装備がグレートソードなもんで、持ち替えに1ターンかかる 529 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 48 53.07 ID AVYsdt9L0 Re526 光らせるための武器持ち替え云々 そしてノストが下がったことで、全ての攻撃はスタンに向く! まずスタンにシェイドが飛ぶぞ、抵抗してくれ。 530 :スコッティHP15/15MP11/11 ◆a/tW8MMSD. :2008/03/02(日) 00 50 23.85 ID sUFRzz87O 「おっ!この先からスタンの異様なバリぞーごんが!待ってろ、今行くぞー」 531 :スタンHP22/22 ◆lGlfFt.s76 :2008/03/02(日) 00 50 27.68 ID qUKes+GX0 ヒャーハハハッハハハ!ゴブリンに善も糞もないわい! ただの糞の詰まった皮袋じゃ!この世で最も劣った生物じゃ! 逃げろ逃げろ可愛いプッシー! ママのおっぱいをしゃぶる夢を見て逃げるんじゃ! その突き出したケツの穴にワシのアックスをキスさせてやるわい! ハyハハハハッハハハッハハアアアヒイヒヒヒ!!! 532 :スタンHP22/22 ◆lGlfFt.s76 :2008/03/02(日) 00 50 58.26 ID qUKes+GX0 20%で抵抗じゃ!! 533 :緑色のGM ◆tenwrAQ7L6 :2008/03/02(日) 00 52 11.48 ID AVYsdt9L0 Re532 抵抗できてない、シェイドを食らってウゲーな気分だ。MPに6点ダメージ。 そしてゴブリンどもが次々攻撃してくるぞ、四発回避してくれ。 さるさん支援。 以下広告
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H23.5.23 21 45 5月19日、休みだったので下の娘と2人でお出かけしてきました。 行き先は「姫路セントラルパーク」です。 小さいときに行った事があるようだが、記憶には残っておりませんのでおいらも楽しみです。 ではどうぞ。 12時過ぎ到着 平日なのでほとんど人いませんでした やはり子供はテンション上がってました 良かった良かった^^ お気に入りのアンパンマンの汽車に乗ってご機嫌の図 これもお決まりの乗り物、じわじわと小銭が削られていく~>< サファリバスに乗って猛獣ゾーンへ 子供は喜んでおりました お次は歩いて動物とふれ合えるゾーンへ ウサギの様な生き物だが何か違う・・。 お次は鳥ゾーン、色んな種類の鳥がいました こんな感じで4時間ほど満喫して帰りのバスへ あー楽しかったと^^ 上の子も連れて行きたかったのですが、なにぶん平日なのでダメでしたのです。 次回は夏休みにでも連れて行ってあげるかな。 こうやって子供とお出かけは、ほんと仕事とか忘れて楽しめるので良いですね~。 あー次はどこ行こうかなっと。 いいですね~私も早く色々と連れまわしたいです。夏休みよかったら合流しますか~www - やすり 2011-05-23 23 56 10 合流いいすね~^^ですがおいら平日しか休みがないんですよね>< - ナオ 2011-05-24 07 53 51 たしか土日でもこんぐらいやったような・・・・。しかし、いいパパさんしてますなー - レオp 2011-05-24 22 01 31 そんなに少ないの・・、がんばってんなセントラルw - ナオ 2011-05-24 22 52 14 名前
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作詞:デッドボールP 作曲:デッドボールP 編曲:デッドボールP 歌:初音ミク、鏡音リン 翻譯:pumyau 某個娼婦的戀情 為了討生活 每天讓男人擁抱 裝做很有感覺的樣子詐取他們 視線前方的妳也是個娼婦 張開雙腿 讓人弄濕臉頰 總是爬滿蝨子的黃色床單 還有蒼蠅聚集 渴求黑色的血 化了膿的這裡 將梅之毒發散出去 虐殺男人們 世界上所有的星星啊 請放過這罪行吧 抱過我的客人啊 就等著長滿紅疹全身潰爛吧 從房間的帳子中傳出的那聲音也是演技吧 好想逃出這跟豬圈沒兩樣的地方 在瘋掉之前 一次兩枚 直接來的話三枚 用嘴巴清乾淨的話要四枚 每天五個人 這樣做一個月 得到的卻只有六枚 兩人牽著手翻過山頭吧 乘上列車 往海邊的街道去吧 雖然說被黑色的鎖及白色的粉束縛住 除了夢想之外什麼都做不到 世界上所有的風啊 帶來海潮的芬芳吧 在栗子花盛開的這房間中 長出來的果實也是歪七扭八 在賽河原上忽然想到 這條河會流到哪兒去呢 今天也是堆著石頭 祈求著總有一天會流出海 翻譯:yanao 每天為了生活 而被男人擁抱 裝做很有感覺似地搾取著 視線前方的妳 同樣也是娼婦 雙腿大張、面頰濕透 總是滿是跳蚤的 黃色床單 成群的蒼蠅 渴求著穢黑的血 就從發膿的「這裡」 潑灑出梅之毒 將男人們凌虐致死吧 在這世上所有的星星啊 請當作沒看見這份罪吧 讓全部抱過我的客人們啊 往那充滿紅色膿皰的腐敗盡頭走去吧 在房間簾幕深處中響起的 那個聲音是妳在演戲對吧 好想從這像是豬圈般的地方逃出去 在發狂之前 一個晚上的話兩枚 直接來的話三枚 如果要用嘴巴清乾淨的話就要四枚 每天要五個人 這樣要做一個月 得到的是僅僅的六枚 兩人手牽著手 越過了山丘 坐上火車 朝海邊的城鎮出發吧 ---雖然是被黑色鎖鏈與白色粉末所束縛著 除了作夢之外什麼事情都不能做就是了 在這世上所有的風啊 請把海潮的氣息遞送過來吧 在栗子花怒放盛開的房間 從中而生的果實也是歪扭不堪 在賽之河原之上突然想到 這條河究竟會流向何處呢? 盼望著有一天能夠流入大海 今天也在此處推疊著石塊
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H22.11.27 2 00 本日はネタもあまり無く、息子の釣り風景でもどうぞ。 おいらの息子は4歳です。 当然俺の血を引いているんだが、釣りが好きみたいです。 手作りの竿を作ってもらって、上機嫌で釣っているの図 いきなり大きなメバルをゲット!! 結局3匹ゲットにて、家で煮付けに。 こんな感じに出来上がりましたとさ^^ 俺の好きな事に、子供が興味を持ってくれるのはとてもありがたい事です。 明日も釣りにいこうかな~♪ うわ~めっちゃ憧れる!その場で取った魚食べたりしたい - バブル 2010-11-28 19 16 32 みんなで蛮・・・いや、○島行きましょう! - バブル 2010-11-28 19 17 09 この辺は都会には負けれんね^^ - ナオ 2010-11-28 20 31 28 バブちゃん行こうかw 我が家は土曜日のエコー検査で息子と確定しました!楽しみですwww - やすり 2010-11-28 23 18 33 カマーンww男の子おめです^^楽しいですよ子供。 - ナオ 2010-11-29 00 38 10 名前
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ア行 有冨春樹(ありとみはるき) カ行 学園都市研究発表会 甘味栄華(かんみえいが) 草壁優美(くさかべゆみ) ケミカロイド計画 サ行 桜井純(さくらいじゅん)(未編集) ジャーニー スタディコーポレーション(未編集) タ行 幽体拡散(ディフュージョンゴースト) ハ行 フェブリ マ行 斑目健治(まだらめけんじ)(未編集)
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ア行 オーバー オリーブ=ホリデイ カ行 学芸都市(がくげいとし) 経営陣 広域社会見学 サ行 サーモンレッド 太陽の蛇(シウコアトル) ショチトル タ行 翼ある者の帰還 テクパトル トチトリ ハ行 巨乳御手(バストアッパー) ビバリー=シースルー フレーヴ マ行 雲海の蛇(ミシュコアトル) ラ行 ラージランチャー ラヴィーゼ飛行隊 A~Z HsB-02
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1289713269/675-679 ふと時計を見ると3時を少し過ぎたところだった。 さっきから俺達は、とある店の前で順番待ちをしている。 落ち着いた佇まいの外観と、お嬢様然とした内装。そして外にいても微かに匂ってくる甘い香り―――。 忘れるはずもない。前回の偽装デートの時にも行った、あのスイーツショップだ。 別に来る予定は無かったんだが、少しばかり小腹が空いちゃってさ。そん時にたまたま近くにあったから寄ったって訳だぜ。 なにも桐乃が行きたそうにしてたからだとか、そんな理由では断じてない。 まあそんな事はさて置いて、まだ呼ばれるまで時間がかかりそうなので、俺は改めて周囲へと意識を向けてみる。 この前とは少し違い、今日は大勢のカップル達で賑わっている。確かあの時はカップルなんかほとんど居なかったんだが、 何かのイベントでもやってるのだろうか? ともあれ、そんなカップル達は仲睦まじく言葉を交わし、またはお互いにじゃれあったりして、あまーい空気が場に充満している。 もっとも、俺達も傍目には同じように見えているんだろうけどな。へへ。 そんなくすぐったい思いで桐乃を見ると、向こうも俺を見ていて、がっつりと目があった。 「な、なに?」 桐乃の顔が見る間に赤く染まっていく。と、 「もっとこっち来いよ」 「は?」 「いいから」 ぐいっと強引に桐乃の体を引き寄せる。 「あ、あんた…?」 「嫌か?」 「別にそういうんじゃないケド…」 少し俯きながら桐乃が身を寄せてくる。 甘い空気にあてられたのか、それとも何か別の事なのか…。ともかく桐乃の顔を見た瞬間、こうすること以外の選択肢は消えていた。 どうしてだかは自分でも良く分からねーんだ。まるでバカップルみたいだが、それでもいいさ。 むしろ、そう見ろってなもんだぜ。ただし、誰でもって言うわけにはいかないが。 「…ところで今回は大丈夫だろうな?」 「なにが?」 「この前の加奈子みたいに、俺達の事知ってる奴に会っちまわないかって事だよ。あいつはアホだったから良かったけどよ」 これだよ。こんな状況を知り合いに見られるのは非常にまずい。 一応は、この関係ってのは極一握りを除いては秘密のままなのである。 だけど 「あーそれなら平気」 俺の心配をよそに、ひらひらと手を振って桐乃が即答する。 「加奈子以外であんたの事知ってるのなんてあやせとランちんくらいだから。あやせは仕事だし、ランちんは予定があるって 言ってたし、だから大丈夫」 と言う事だった。 なるほど。確かにそれなら「そこら辺」はそんなに警戒する必要もないのかもしれない。 俺の方にしても、桐乃の事を知っているのなんて麻奈実やゲー研の連中以外にゃいないし、こっちも特に問題は無いはずだ。 麻奈実が一人でこんな店にくるとも思えないし、野郎どもならなおさらだしな。 まあ、部長ならラブタッチの「彼女」と一緒に来たりする可能性も無きにしも非ずだが、いくらなんでもさすがに無いだろう。…と信じたい。 「だけどさあ」 だが俺は、それでも一抹の不安を言葉にする。 そこまでの知り合いじゃなくても、学校の奴らや近所の誰かに見られたりしたらどうする? 前回だってそういうのでかなりビビってたよな、お前。 もし誰かに見られて、そっから話が広がって、それでバレたりでもしたら―――。 「別にいいよ」 俺の心をあたかも見抜いたかように制して、桐乃が言った。 「そりゃ見つからないに越した事はないけど、もしバレたらそれはそん時だから。そんなの最初から覚悟してる事だし」 「お前…」 その言葉に胸が熱くなった。 まったく、お前って奴は本当に凄いよ。それに引き換え、いつまでたっても俺は情けねえ。 後悔はしないとか言っておきながら、実のところは俺が一番ビビってたんだ。 くそったれ。本当に馬鹿だよ。いいぜ、今改めて言ってやる。例えこの先どんな――― 「それに、どうせ誰も信じないだろうしね。あんたみたいな地味面があたしの彼氏だなんてさ~。最悪、イザとなったら あんたに無理やり連れてこられたって事にすれば良いしぃ」 おいコラ!俺の感動を返せ! てかそれ言う?普通言わないよね!?今までやったどのエロゲーにだって、こんな場面でそんな落とし方するシーンなかったけど! あーいかん。やる気が一気に無くなってきた。どっかのとある主人公並みに臭い台詞吐こうと思ってた矢先だし、余計にダメージがでかいわ。 「ねえねえ、それよりもさ」 「あん?」 なに?お前まだ俺になんか言ってくんの?いっとくけど今の俺のライフはゼロよ。 「あれ、もう一回見せてよ?」 期待に満ちた桐乃の瞳だった。 はあ…仕方ねえな。 「ほらよ」 渋々手を差し出す俺。何の変哲もない手である。ただ一点、その指先を除いては。 「へへっ。おそろおそろ」 嬉しそうに桐乃が自らの手を重ねてくる。 その指先には、俺のと同じ指輪が光っていた。 ペアリング、というヤツらしい。 ここに来る前に寄ったアクセサリーショップで桐乃が選んだ物だ。 プレゼントしてやるつもりではいたにも関わらず、内心はどんな高い物買わされるかとドキドキだったんだが、 意外にも桐乃が選んだのはそう高くもないこれで随分とホッとしたもんだ。 その代わりにその場ではめる事を強制されたけどね。 はっきり言っておくが、恥ずかしいったらないんだぜ。 普段アクセサリーなんて着けない俺にしてみたら、まずこういうのを着けるって事自体になんか抵抗がある。 しかもいきなりお揃いで、さらにそれを見せっこだしな。恥ずかしいってレベルじゃねえぞ! まあ、だからって別に嫌だって訳じゃねーけどな。 俺と桐乃の関係をこれ以上ないくらいに表してる物だし、恥ずかしいけど嬉しいよ。 それに、さっきから周りの野郎どもが俺達(主に俺)を、驚きと若干の嫉妬が混じった視線で見てくるので、それが少しばかり心地良いしね。 へっ、どうだ。俺の桐乃は可愛いだろ。はっきり言って世界一だぜ。 でも変な目で見たらブッ飛ばすかんね。ペッペッ。 と、なんだかんだで復活してきた俺であったが 「イブの時もピアス買ってもらったけどあれは半分取材だったし、だからこれって初プレゼントじゃん? 超嬉しいし、ずっと大切にするから。その……ありがとね、きょうすけ」 重ねた指を絡ませながら桐乃が呟いた。 一瞬、魂が抜けてしまったかと思った。 今のそれ、お前反則だろ。場所が場所じゃなけりゃ、今すぐに抱きしめてやりたかったよ。 「あ、ほら。あたし達の番じゃない?」 名前を呼ばれたのにも気付かなかった俺を、桐乃が店内へと引っ張って行く。 落とされたり持ち上げられたり、本当にいつもいつもこいつには振り回されてばっかりだ。 でもいいさ。いつまでだって振り回されてやんよ。 * * 「結局食べきれなかったかあ」 「てかありゃ無理だろ」 店を出てプラプラと歩きながら、俺達はさっきの感想を口にする。 頼んだのはカップルセットとかいう、やたら馬鹿でかいパフェとドリンクのセットメニューだった。 どうやらカップルしか頼めないらしく、お陰さまでストローやスプーンが二本刺さってたりして、量以外にも相当な代物だったよ。 実際いろいろとあったんだが……まあ今それを話すのは止めておこう。 「完食したら記念品もらえたのにさ。なんでもっと頑張んなかったの?」 「俺を殺す気かよ」 「今日は仕方ないけど、次、次は完食だかんね?」 「…へいへい」 口の中に残る甘ったるさにウンザリしながら、俺は相槌を打つ。 でもお前、残念がってる割には随分と笑顔じゃんかよ。 相変わらず意味わかんねえけど、それなりに頑張った甲斐もあったのかもな。 「さて」 一つ背伸びをして気持ちを切り替える。 「それじゃあ最終目的地にいくか」 と――― 「…桐乃?お兄さん?」 あ、俺死んだな。