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◆ミュール行方不明事件ミュールとは依頼猫ピコの「母猫」 6日前の晩、ピット・フォール内でピコと一緒にいるところを、黒くて長いなにかに襲 われて以来行方不明 同じ晩、ピット・フォールに「重量級」侵入者の跡あり 侵入者は劇場地下の隠し扉から下水臭漂う地下に降りていった ◎数日以上先になるが、劇場には謎生物が出現する可能性あり ◇ミュールの体色を思わせる、黒と白の髪の女の目撃談がある (彼女はラピスラズリに元人間だと打ち明けた際、元に戻ることはできないと言って いたようだが) ▼謎生物出現現場から逃げ出した黒衣の少女はピコの名を耳にして足を止めた △「鎧大女」がギルド内にあったピット・フォールの地図を横流しさせていた ・スピカとセネカが「あの方」に頼まれ“ミュールと一緒に居た子猫”の居所の手が かりを探していた◎謎生物12号事件オラン西側→南側と謎の「怪物」に猫が喰われる事件が続いている 下位古代語を喋る鼠がアンデッドな海洋生物を使って猫を集めているらしい 10年前滅ぼされた魔術師ファイルーズにからむ儀式? ◆数日以上先になるが、ピット・フォールに謎生物の出現可能性あり ●ハーン邸の儀式参加名簿(?)に、ファイルーズの末弟と同名のじんぶつ有 ▲オラン中心部での「猫さらい」は鼠を使って猫を招き寄せていた ▼黒衣素足の少女が謎の生物が出現した後の路地に、しゃがみ込んでいた ・学院の謎生物の元になったらしいサンプル閲覧記録に「ライグ」とも「レイギ」と も読める署名があったが自称「レイジ」との関連は不明 ・ブッチは謎生物に関し「化け物使い」「もうすぐおわり」という言葉を発した●ハーン邸殺人事件「赤の未亡人の屋敷」で、黒ミサもどきの儀式に参加した8名の女性が惨殺 犯人は強酸をばらまく手段を持っている 犯人はおそらく二刀流 現場にアンデッドの気配があったという ◎儀式の参加名簿(?)に、ファイルーズの末弟と同名のじんぶつ有 ▽赤鎧の少年が館を調べていた ・ミンツェと名乗る女が写本を回収しに侵入、下手人やアンデッドについて知ってい るそぶりだった▲猫さらい馬車事件オラン中心部で馬車にのった「伊達男」が猫をさらう ポートマン家の家臣が、かくまっている「高貴な女性」の為にさらっているらしい ◎「伊達男」は鼠を使って猫を招き寄せていた □「伊達男」は猫をさらった後、仔猫の夜伽亭に入っていった■スラム猫虐殺事件スラム街にてブルーギル・ファミリーが「外からきた魔法猫」のせいで壊滅 現場を直接目撃したものはいないので、下手人が本当に猫かどうかは不明 続いてカシーノとマラクレッティのところが潰された まだ目も開いてないようなのまで、ひとりのこらず殺している□仔猫の夜伽亭少女を使って運営されている娼館(ギルド公認) ▲猫さらいの「伊達男」は猫をさらった後、この館に入っていった◇黒と白の髪の女 下のほうだけ白くなった黒髪を持った二十代後半(三十前後)の女 一昨年ピットフォールで中庭で目撃され、不意に姿が消えた 劇場近くのパン屋が何年か前から蒼い目、黒と白の髪の女に頼まれ事をしていた 2日おきにパンを置いていたが、1週間くらいパンがそのままになっている パンを置いている場所は劇場からちょっと離れたサマーズ男爵お屋敷の菜園 頼んだ女性は額に太いバンダナみたいなのを巻いていた ◆髪と目の色はミュールを連想させる (ラピスラズリに元人間だと打ち明けた際、元に戻ることはできないと言っていたよ うだが) ▼簡素なフード付きのローブを着ていたが、黒衣素足の少女の衣装と関係があるかは 不明▼黒衣素足の少女素足、金色の瞳で少女っぽい外見をした存在 枝を踏む音を聞いただけで逃げ出した 暗視があり、シェイドには気がつかなかったようだ 簡素なフード付きの黒いローブを着ていた ◎謎の生物が出現した後の路地に、しゃがみ込んでいた ◆「ピコさん」という呼びかけに足を止めたが振り向きはしなかった ◇簡素なフード付きの黒いローブを着ていたが、黒と白の髪の女の衣装と関係がある かは不明△猫と大女5日位前、肩に乗せた猫と話をしている大女を見たという話 大女のほうは、赤毛、赤眼、赤鎧で猫を「マスター」と呼ぶ 猫も女に横柄な口調だった ◆ピット・フォールの地図をギルドから横流しさせた「代理人」は「鎧大女」という 話▽赤鎧の少年赤毛、赤眼、赤鎧の少年 鎖を巻いたモーニングスターのような奇妙な武器を持っている 猫好き? オランの南東部のほうにある過疎化してる地区でも目撃された 2~3日前、無礼な酔客を叩きのめしたという話あり ●ハーン邸内部を調べていた模様 ・同時間に近くにいたミンツェと組んでいたのかは不明・ミンツェ猫に変化できる18歳の女 ネコミミ付きカチューシャ装備 “『蛮族』に「知性」を与える研究”本の写本を「元の正当な持ち主に頼まれて」 回収していた ●写本を回収するためハーン邸に侵入、下手人やアンデッドについて知っているそぶ りだった ▽同じ時間に邸にいた赤鎧の少年と組んでいたのか不明・レイジ昨晩~早朝、魔法学院周辺で無礼な酔客を叩きのめした謎の男 白銀の髪に、白い肌、深紅の瞳 レールのついた奇妙な脚甲、両腰には拳を覆い隠すような護拳の長剣二本 1年前、同じような外見の存在が東地区に出現した記録有り 過去に、西方でレイジという名に関する微かな噂有り ◎学院の謎生物の元になったらしいサンプル閲覧記録に「ライグ」とも「レイギ」と も読める署名があったが、関連は不明・スピカ&セネカ「ピットフォール」周辺にいた茶色の猫と灰色の猫 ◆「あの方」に頼まれミュールと一緒に居た子猫の居所の手がかりを探していた・ブッチラーダ神殿の近くに住むゴシップ屋 「あの方」の威を借りた発言有り ◎謎生物に関して「化け物使い」「もうすぐおわり」と発言・モノクル秘密結社から逃げてきてかくまわれている、知性が進化した猫 「レンキンキカンガク」のケンキュウを炉を用いて行っている 昨日、昨晩と存在を偵察されている・あるでぃーば学院にいた赤い宝石 目が赤く、体毛が赤い存在に変化できる
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ハルヒ「ああ、ちょうどいいところに居たわね。いいかしら」 宗介「む、涼宮か。問題無い、用件は何だ」 ハルヒ「ちょっと聞きたいことがあってね――」 A「……なんか最近あいつら仲いいな。いや、無論変な意味合いは無く」 B「そういや、クラスが違うのに『仲間意識』つーか『同族意識』みたいなのを感じるよな」 C「なんでも聞いた話によると、二人とも全く同種の『ちょっとした幸運』に巡り合ったそうだぜ」 A「ふぅん。どおりで二人とも表情が明るいわけだ」 B「それにひきかえ……」 チラリ オーフェン「チクショウ、あいつら……! 俺だってなあ、俺だってっ……!!」 キース「――今日はとことん飲みましょう、黒魔術師殿。今回ばかりは満足するまでつきあいます」 オーフェン「クッ、キースのくせに……畜生っ……!」 A「あのキースに慰められてるなんて何事なんだ……」 C「――人には『触れられたく無い歴史』というものが存在するんだ。そっとしておいてやれ」 CAST 涼宮ハルヒシリーズ(京アニ) 涼宮ハルヒ フルメタル・パニック(京アニ) 相良宗介 魔術士オーフェン(アニメ化なんてしてません) オーフェン キース
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「よーし、腹減ったから『超暴君ハバネロ』でも食うか」 【俺@現実 死亡】 死因:一袋丸々食ったら心臓破裂して死亡 【超暴君ハバネロ@現実】 ※一袋食ったら実際心臓がバクバク言います
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このページはこちらに移転しました つながり 作詞/387スレ103-104 もう少しだね 別れの時間まで もう会えなくなるね 毎日会えなくなるね いつも隣にいたから それほど考えなかった でも今日はさびしい いつもよりさびしい 僕には夢がある 君にも夢があるだろう その夢を持たせてくれて 君に感謝してるんだ だからお願い これからもそばにいてよ 僕のことを忘れないで 僕も忘れないから そう つながって いつまでもつながって 消せぬことない友情が ここにはいつまでもあるから そう 離れないで 心は離れないで 僕は皆のこと いつまでも信じているから 今ここを旅立ちます もう終わりだね こうして会うのも だから笑えなくなるね ふざけたりもできなくなるね 君はいつもいたから 友達だったから やっぱ今日は辛い いつもより辛いよ 僕は今思い出す 君とケンカしたことを でもその方がマシだった 君と毎日会えたからね だから会おうよ いつでも 離れていても 僕は君を 君のことを 友達だと思ってるから そう つながって 今日もつながって 別れは悲しいことだけど またいつでも会えるだろ? だってつながって 心はつながって 僕は皆のこと 一番に信じているから 今皆と別れます だからお願い 僕の夢を聞いてよ 僕のことを信じて 僕も皆信じるよ そう つながって いつまでもつながって 消せぬことない友情が ここにはいつまでもあるから そう 信じよう 互いに信じあおう! 僕は皆のこと好きだから 一番大好きだから 僕は皆のこと 一番に信じているから いつまでも つながって 今ここを旅立ちます
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Side K 図書館から帰った日、あ〜ちゃんは久しぶりに単身赴任してるお父さんが帰ってきてるとかで実家に帰った。 あ、ちなみに私とあ〜ちゃんは、今一緒に生活している。 大学に入ってから、二人とも一人暮らしをしていたんだけど。 あの人が亡くなって、あ〜ちゃんが病院から退院した後から、あ〜ちゃんのご両親も心配されていて。 でも、あ〜ちゃんはちゃんと自立したいからって、家には戻らないって言ってて。 だから、私と一緒ならどう?って提案してみたら、あ〜ちゃんちもそれなら良いって言ってくれたから、今は二人一緒。 少し久しぶりに一人で何してようって考えてたら、のっちのことを思い出した。 そういえば、のっちと会ったのっていつ振りだろ? 良く考えたら、あの人と会ってからのっちとは会う機会がなかった気がする。 ん〜、だから似てるって気付かなかったんだ…。 今日のお詫びを含めて、久しぶりにのっちに電話してみた。 「今日は、追い返しちゃってごめんね?」 『え?あw別に気にしてないよ。』 「そう?なら良いけど。」 『あ〜ちゃんの為に言ったんでしょ?なんかマジで嫌われてるみたいだしw』 そう言っても笑っていて、実際はそこまで気にしてはいないみたい。 「別に嫌ってるんじゃないと思うけど。」 『ははwそうだと嬉しいけど。』 「まぁ、あ〜ちゃんも色々あるんだよ。」 のっちが似てるから 『たぶん、似てるからでしょ?』 は? 「似てるって?」 まさか…。 『あ〜ちゃんの亡くなった恋人に。』 私は自分の耳を疑った。 なんでのっちがあの人のこと知ってるの? 私が、返せないでいると、のっちが説明を加えてくれる。 『あwごめんごめん。実はあたし、あそこの図書館でバイトしててさ。三人の事、結構見てたんだ。』 …なんだ、そういうことか。もう、ビックリさせないでよ。 でも、なんで亡くなったって知ってんの?のっち、あの人とどういう関係? 『それに…。』 それに続く言葉は、私の疑問をすべて解決してくれるもので…。 『従兄弟だからさ。その人と。苗字…同じでしょ?』 あの人とのっちが似ている事を納得させるものだった。 —つづく—
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おくれてきたもの つながりあうもの 1 2 おまけ*おまけは律澪 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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759 通常の名無しさんの3倍2016/09/21(水) 23 18 34.24 ID KwUE447w0 756 オルガ団長と一緒に酒との付き合い方をリディは学ぶべき にしてもシローの階級って安定しないな・・・ 警部だったり巡査部長だったり 760 通常の名無しさんの3倍2016/09/21(水) 23 24 53.91 ID hap5LxY60 昇進したり降格したりが激しいんじゃない? 761 通常の名無しさんの3倍2016/09/21(水) 23 40 33.42 ID s0OvuH1d0 758 どこかの公園前派出所勤務のN川か!? 762 通常の名無しさんの3倍2016/09/22(木) 00 57 52.05 ID yZhlBhx30 ハロ長官「ティターンズとかギャラルホルンとかと合同捜査の時階級が物を言う場合があるからね。それ以上に彼が始末書騒ぎ起こして降格するのが多いのもあるんだけど」 763 通常の名無しさんの3倍2016/09/22(木) 03 00 27.61 ID pXI+phC20 761 ガラッ ラル「いらっしゃい」 アムロ「こんばんは、大将。 今日はちょっと珍しいお客さんをお招きしたんだ」 ???「へぇ・・・いい雰囲気の店知ってんだな」 ラル「あ、あんたは!!」 アムロ「僕だっていろいろありましたからね」 ???「そういやこないだ35周年だったんだって? 40年もすぐじゃねぇか」 アムロ「こっちは僕だけじゃないですから。 たった一人で40年を支え続けたあなたにはとても・・・」 ???「それを言うなら俺だってN川やR子が居てくれたから、だがな」 ラル「・・・お二人とも、お話しはこちらでどうぞ」 ???「おっとそれもそうだ。 大将、おすすめはなんだい?」ガタッ ラル「へい、今日はいいサンマが入りやして」 ???「いいねぇ」 アムロ「ハモンさん、お銚子お願いします」 ハモン「わかったわ。 とっておきを出さないとね」 ???「うほぉ~、女将さんも別嬪さんだ! やるね、大将」コノコノ ラル「は、いや、俺にはもったいないと思ってるんですがね」つ【突き出し】 ハモン「はい、お酒お待たせ」 ???「来た来た来た、来ましたよ~」 アムロ「・・・40年、お疲れ様でした」 ???「おう!」 チンッ! 764 通常の名無しさんの3倍2016/09/22(木) 09 47 19.59 ID 45uvTcl30 763 今年は何かとアニバーサリーなんだよね… こち亀・スーパー戦隊40周年、カップヌードル・仮面ライダー45周年… ギニアス「職場での階級が不安定な男にアイナはやれん!!」 765 通常の名無しさんの3倍2016/09/22(木) 19 55 43.52 ID CdHxrLnI0 764 シロー「アイナは」 アイナ「私はお兄様のものではありません! そもそもお兄様にそんな親代わりの権限はありません! 私としてはお兄様こそさっさと早く早急にお相手見つけて下さい」 シロー「あの…俺のせりふ」 アイナ「でなければノリスに頼んでお見合いの相手でも探してもらいますから! 家や財産権については私とノリスがどうにかしますから安心して下さい お兄様には一文もやりませんから」 ギニアス「そうか、それなら納得 出来るか!?そもそも私はその男を認めぬ!いや誰連れて来ようとも認めないから!」 766 通常の名無しさんの3倍2016/09/22(木) 20 02 47.40 ID 53QKS5bV0 764で「最後の発言は妹魂に対する最大の裏切りじゃね?」って思ってたけど、765で一安心した 考えてみたらその妹に一番嫌われてる兄って妹魂の中でもこの人位じゃね? 767 通常の名無しさんの3倍2016/09/22(木) 20 56 39.87 ID 78eUgl/d0 766 スティング「・・・ここだけの話だが、その件について妹魂でも問題になった事がある」 ミハエル「『妹に嫌われるのは流石にまずい』という話が出たんだが、 『そうなるとあの男を認める事になるぞ』と言われてしまっては、それ以上何もできん・・・」
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戻る (律澪的なおまけ) 駆け去って行った唯を見送って、その後姿が見えなくなったところでようやく、私は大きくため息をついた。 「まったく……最後に余計なこと言いやがって――あんなこと言われたら、泣くこともできないだろ」 だから、その代わりに私はため息を付く。 まあ、それでよかったとも思う。そういう湿っぽいのは苦手だったし、そうしなくてすんだってことに感謝しないといけないのかもしれない。 それにま、私にはまだやることが残ってるわけだし。 「澪、いるんだろ?いつまでそこに突っ立ってるつもりだよ」 扉の向こうに呼びかける。姿は見えなかったけど、私はそいつがそこにいるってことはわかっていた。 状況証拠ってだけじゃない。まあなんというか、あいつの気配は例え目隠しされていたって感じ取れる自信はあるからな。 「……なんだよ、律」 そして予想通りの涙声。そりゃま、そうなってるよな。 「いいから入ってこいって」 続けてそう言うと、瞬き二つ分の時間を置いて、ようやく澪は音楽室入り口へと姿を現した。 一度こちらに視線をやった後、澪は今唯が走り去っていった方へと目を向けた。 ちがうか、正しくは唯じゃなくて、梓がと言った方が正しいよな。 「梓のやつ、一度も私を見ずに行ったよ。あの瞬間、もう梓の頭には私のことなんて少しも残ってなかったんだろうな」 「だな。でも、それはお前もよくわかってたことだろ?」 それに澪は押し黙る。そしてゆっくりとまた、こちらへ向き直った。 「……お前が余計なことをするからだ」 ほんの少し、恨みがましさをこめた声。だけどその表情は裏腹で、自嘲気味の苦笑を浮かべていた。 遅かれ早かれ、その瞬間が来てしまうことは、澪にもよくわかっていたはずだから。 「それは認めるよ」 私の答えに澪は力なく息をつくと、後ろ手に扉を閉め、ゆっくりと歩み寄ってきた。 そしてさっきまで唯が座っていた椅子へ、私の向かい側の席へと腰を下ろす。 いつも姿勢正しくを信条としているとしか思えないこいつにしては珍しく、どこか気だるそうに頬杖をついて、澪は虚空へと視線を向けた。 「唯には、悪いことをしたと思ってるよ」 「そーだな」 「梓にも悪いことをしたと思ってる」 「そうかもな」 ぼそぼそと、私に聞こえるか聞こえないかの声量で、澪は呟く。 私はあえてそっけなく、それに対応してみせた。普段の澪なら私がそうするとちゃんと聞けって拳骨の一つでも飛ばすところだけど。 さすがに今はそうしては来ない。その対応こそが自分にはふさわしいと、自覚しているのかもしれない。 まあだからといって、それを責める気なんて少しも無いわけだけど。 だってそれは今更なことだ。そうしたって、何かが変わるわけじゃいし、何かに繋がるわけでもない。 そもそも私にそんなことをできる資格なんて無い。 「律に振られてさ、それでどうかしちゃってたんだと思う」 まあ、つまりはそういうことだ。だから、その原因は私にもある。 振り返れば数ヶ月前。私は澪から思いの丈を告げられた。 そのときの私は、それに応えることができなかった。 何故ならまあ、私もまたその思いの丈とかいう言葉にふさわしい感情をもてあましている最中だったから。 だから、私は受け入れられないと澪に告げた。 馬鹿正直にまあ自分の想いを告げちゃって、それが精一杯の勇気を振り絞った澪への誠意になると思って、それを理由にして澪の告白を断ったってわけだ。 だけど、正直それは澪にとって理由にはできなかったのだと思う。 何故なら、私はその思いが届かないことを知っていたから。 私が思いを向けるそいつが――唯が好きなのは梓だってこと。 梓も、そんな唯のことを憎からず思っていること。 その当人同士は全く気が付いていなかったけど、それは確かに相思相愛とでも言うべき関係だった。 そのことを私はよく知っていたから。そして澪もまた、そのことに気付いていた。 届かなくていい、ただ好きでいられればいい、その傍にいられればいい。 私は一人前に傷ついたつもりでいながら、そんな立ち位置をずっと選んでいた。 そして澪の告白を断ってからも、それを変わることなく続けていた。 それを、澪は許せなかったんだと思う。そんな状況に甘んじている私を。私をそんな状況に追いやって、だけどそんなことなんて知らないよと笑う唯のことを。 だから―― 「私は、梓が私を慕ってくれているのも知っていた。だから、私のほうから近付いてやれば、喜んで寄ってくるだろうってこともわかってた」 澪は続ける。まるで、懺悔のように。実際澪はそのつもりだったのだろう。私は神父でもなんでもないんだけどな。 だけどま、それを聞くのは私しかいないだろう。 さらに言えば、私以外のやつにこれを聞かせたくもない。 それはいわば、私たちの罪だ。他の誰にだって背負うことはできないし、背負わせたくも無い。そんなこと、できるはずがない。 「私は唯が梓のことを好きだってことに気付いていたし、そして梓もそれを悪からず思っていたことを知っていた」 「まあ、気付いてないのは本人たちだけ、って感じだったよな」 「律の想いにも、唯は気付いてなかっただろ」 「それは主に私のせいだ。――ったく、自分のことを棚に上げて、よく唯にあんなえらそうなこと言えたもんだよ」 私は自嘲気味に笑う。澪はそれには応えずに、少しだけ俯いた。 「唯には本当に、悪いことをしたと思う」 「そうすれば、唯がどんな思いをするかもわかっていた。それをわかった上で、私はそうしたんだ」 梓との距離を縮め、仲むつまじく振舞い、それを唯に見せ付ける。 もともと梓は澪に好意を向けていることを公言していた。唯もそれを知っていた。 唯と梓は確かにお互い好き合っていたけど、矢印は確かに向け合っているけど、それは重なり合ってはいなかった。 澪のつまり、それを乱す絶好のポジションにいたということになる。 そしてそれを澪は最大限に利用した。梓に近付き、その思いが自分に向けられていると唯に錯覚させ、そしてその思いを自覚させた。 その上で、その振る舞いをし続けた。 つまり、それまでの私と全く同じ状況に唯を追い込んだと言うわけだ。 もちろん、私はそれに気付いていた。だけど、それを止めることはできなかった。 やめるように言っても、澪はそれを聞き入れてはくれなかった。 それに私もまた、もしこれがうまくいけば、ひょっとしたら梓をあきらめざるを得なくなった唯が私の元に来てくれないかと、そんな期待を抱いてしまっていたから。 はっきりと口にはしなかったものの、おそらく澪にもその算段はあったのだろう。 だから私は澪にあまり強く言うこともできず、ただそれを見守る日々を過ごしていた。 つまりは私は傍観者ではなく、もちろん救済者なんかではなく、ただの共犯者と言うことになる。 だからこそ、結局は一番いいと思える方向に、あいつを導くことができたんだけど。 そしてもう一つ、その日々の中で澪には、それをやめられない理由ができていた。 「気付いていたはずだったんだ。だけど、梓に近付けば近付くほど、表向きは私を慕うその目が、本当は誰に向けられているのか思い知らされてた」 「無理やりにでも私のものにしてしまうこともできたけど、私にはそれはできなかった」 その理由とはつまり、そういうことだ。 「――本気になってしまったから、だろ」 慣れない真似をするからだよ、と思った。 それに気付いた瞬間、そう思った。もともとそういうことができるやつじゃないんだ。 だからそういう振りを続けていれば、本当にそうなってしまうかもしれないなんてことは、私が気付いて言ってやるべきだったんだ。 「本当に律は何でも知ってるな」 「何でもじゃねーって。……気付いたことだけだよ」 当たり前の台詞を口にして、私はじっと澪を見る。 そうだ、本当に。気付けなかったことにもし、私が気付けていたとすれば、きっともっとスマートにことは運んでいたかもしれないのにと思ってしまう。 まあ、言えば後悔だ。 すれば、いれば――れば、れば、だ。そんな仮定の話に意味なんて無いってわかってはいるけれど。 「らしくなかったな」 「ああ、本当にらしくなかったよ。律のおかげで振られて、なんかさっぱりした」 「まあ、私も振られたんだけどな。でもさ、そうできたってことに感謝してるよ」 「……そっか、私もだ」 そう、意味なんて無い。つまりは、これが私たちにとって必要なプロセスだったんだろう。 傷つくのも、傷つけるのも、傷つけあったのも、全部きっと必要なことだったんだと思う。 もちろん正しいなんて口が裂けてもいえない。その辛さも痛みも苦しさも、私は知っているから。 だけど、澪が口にしたこの懺悔告白も、言ってみればただの事後報告だ。 この件に関して、あの二人にこれ以上私たちができることは無い。 それをしてしまえば余計でしかなく、まさに蛇足としか言うほかはないから。 それ私たちの罪で、私たちだけで背負わないといけないものだから。 そして、ここしばらくの出来事はとりあえず結末を迎えたということになる。 梓は自分の想いに気が付き、唯はそんな梓の元へと向かった。 そして一人になった澪は今私の傍にいる。 一人になった私は、今澪の傍にいる。 そして私は、それでいいと確かにそう思っていた。 だから、この瞬間になってようやく腑に落ちたものを、そっと拾い上げてみた。 「なあ、澪」 「何だよ、律」 俯いていた顔を上げ、ぽろぽろと落ちる涙を隠すこともしない澪に、私はそれを告げる。 すると、澪は小さく目を見開いて、驚いて見せた。 私としては、一世一代のものなんだから、もっと派手に驚いてくれてもいいのにな。 だけどまあ、それくらいが私たちらしいのかも、とも思う。 そんなことより、早く返事をくれってやつだ。じゃないと、私の頬はどんどん熱くなって、それこそらしくない表情を見せてしまうことになるんだから。 だけど、澪は意地悪なことにそれをじっくりと観察しやがって、結局は私がそれに屈してから、ようやく口を開いてくれた。 「……もっと早く言えよ。バカ律」 そして、ようやくいつもの笑顔を、私に向けてくれた。 そう、そんな結末。 だからまあ結局のところこれはつまりハッピーエンドだったと、そんな言葉で締めるべきだと思った。 (おまけ終わり) 最高でした・・すごく綺麗な文章でした! -- (///) 2010-02-07 10 15 15 良かった…唯梓も律澪も幸せになれて本当によかった… -- (通りがかりの百合スキー) 2011-01-06 12 39 46 これでテストがんばれる -- (名無しさん) 2011-01-15 01 34 57 よかった -- (名無しさん) 2012-09-22 12 59 44 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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カミーユ→アムロ:ブライトキャプテン(元高校球児)のサイン待ち カミーユ「兄さん、早く頼むよ。」 アムロ「お前、よくブライトが甲子園優勝校のキャプテンだったなんて知ってたな・・」 カミーユ「兄さんがエースだったじゃないか、魔球投げたりして。」 アムロ「昔の話だ・・」 ヒイロ→ドモン:銃弾素手で掴む方法教えてくれ ドモン「なぜそんなことを知りたいんだ?」 ヒイロ「・・今だリリーナは狙われることがある」 ドモン「護衛のためか、まあいいだろうついて来い」 近所の公園、面白そうだったのでシーブックが見学に来ていた。 ドモン「銃弾なんぞは所詮ちょっと速く飛ぶ鉄の塊だ、お前ほどの動体視力があれば捉えられんことはない」 シーブック(無茶言うなあ・・) ヒイロ「・・・(こくっ)」 ドモン「後はどう掴むかだ、さすがに真正面から掴んでは怪我するからな」 シーブック(怪我ですむんだ・・) ヒイロ「・・・(こくっ)」 ドモン「そこで、少し身体をずらし横から(シュッ)掴む・・とりあえず石を投げるからやってみろ」 シーブック(言う事はめちゃくちゃだけど意外と普通なことするんだ・・) ヒイロ「・・了解」 ドモン「いくぞ・・はっ・・」 ヒイロ「・・(パシッ)」 ドモン「だんだん早くするぞ・・はっ」 ヒイロ「・・(パシッ)」 略・・・ ドモン「・・・はああっ、はぁっ!!」 ヒイロ「・・(パシッ)」 シーブック(兄貴だんだんムキになってきてるな・・) ドモン「・・・(ムカっ)・・はあああっでぃやぁぁっ!!」 ヒイロ「・・(パシッ)」 ドモン「・・・・(プチッ)」 シーブック(あ、キレた)」 ドモン「はああああ!!流派ッ!当方不敗が最終ぅ奥義ぃぃっ石破ぁっ天驚ぉーいしぃぃッ!!!」 ゴウっという音は後から聞こえてきました(シーブック後日談) ヒイロ「・・・い、命なんて・・安いモノだ・・特に・・お、おれの・・は(ゴフッッ)」 シーブック「ヒ、ヒイローーっ」 ドモン「・・・あ、ごめん」 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ ドモン・カッシュ ヒイロ・ユイ
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山崎拓巳やてんつくマンなどのマルチビジネス界の大物と講演会を開催している。→おもな講演会一覧、おもな関係者一覧 公式サイトにはマルチ業界からの応援メッセージが多数届いている。 栗城の秘書はアムウェイ山崎拓巳の秘書と共通(同一人物)。→おもな関係者一覧 2010年前半までのメインスポンサーはバナH。→スポンサー 栗城の講演会は、個人情報を連絡しないと入場券を買えないことが多い(理由は不明)。