約 1,091,326 件
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/8698.html
ペリカン目トキ科、トキよ。 音痴だと言われるけど、歌うことが好き。 そんな私の歌で誰かを助けられるから、私はあなたについていくわ。 でも、綺麗な歌声を諦めたわけじゃない。 練習に付き合っ……どうしたの? ソーシャルゲームを始めとしたメディアミックス作品『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が擬人化されたキャラクター)である。 + 原作(現実)のトキについて 漢字表記は「朱鷺」あるいは「鴇」。学名「Nipponia nippon(ニッポニア・ニッポン)」。 ペリカン目トキ科トキ属で、体長約75センチ、翼開長は約130センチ。 全身は白っぽく、顔は赤い皮膚が露出しており、脚も同様に赤い。嘴は黒で、先端が赤。 春から夏にかけての翼の下面は朱色がかった濃いピンク色になり、これを日本では朱鷺色(鴇色)という。 繁殖期になると首の皮膚が分泌液によって黒くなり、その剥がれ落ちた皮膚を身体にこすりつけて黒灰色になる(一時はこの黒灰色トキは別種とされていた)。 嘴の感覚が鋭く、嘴を泥などに突き刺して蟹や蛙、虫などを探り当て捕食する。 鳴き声は「カラスに似た濁った声」「鼻声」と言われ、群れで鳴くと大変うるさかったらしく、この鳴き声を題材にした民話が伝わっている程。 また、トキの羽毛クズを餌として寄生するその名も「トキウモウダニ」というダニもいる。 肉は美味なようだが、大変生臭く、煮ると煮汁が赤くなる上に赤い油が浮いてきてとても不気味だったとか。 かつては中国、ロシア、朝鮮半島、台湾、そして日本に数多く生息しており、 江戸時代には数が多過ぎて「田畑を踏み荒らす」という理由で駆除の申請があったという記録も残っている程だったが、 開発による餌場の減少や農薬などによる汚染、羽毛を狙った乱獲などにより急激に個体数を減らしていき、 1981年、5羽が捕獲された事で日本での野生個体は絶滅。 ロシア、朝鮮半島、台湾の野生個体も絶滅し、2003年に最後の日本産トキ「キン」が死亡した事で、 現在生き残っているのは中国産のトキとその子孫達のみである。 「佐渡トキ保護センター」で飼育と放鳥が行われており、自然環境下での繁殖も確認されているが、問題も多い。 2010年にはテンがケージに侵入して大暴れした結果、9羽が死亡した事が話題になった。 髪型はパッツン前髪のロングヘアーで、頭の両脇に羽が生えている。 髪色は白を基調としているが、前述の羽の先は淡い赤(朱鷺色)、 また両耳脇の長い部分はトキの頭部(および嘴)を表すように赤→黒のグラデーションがかかっている。 衣装も前述のカラーリングで統一されており、袖口の大きな白いブラウスと朱鷺色のプリーツスカート、赤いストッキングを着用している。 瞳の色は金。 トキは世界的には絶滅危惧種、日本では野生絶滅種と二通りの扱いがあるため、 目のハイライトの有無に迷うが、キャラクターデザインの吉崎観音氏曰くどちらでもよいとの事。 初期3作品の媒体全てに登場しているが、いずれも「音痴な歌好き」というキャラクター性は共通している。 原作での活躍 アプリ版(ネクソン版) メインストーリー第二章で登場。目のハイライトはない。CVは 照井春佳 女史。 クール属性(青)のレアリティレベル3のフレンズとして登場。コストは300・攻撃タイプは回復・サイズはM。 特定のグループには所属していないが、実装されないまま終わった「渡り鳥系グループ」に加入する予定だったのかもしれない。 固有スキル「魅惑の大激震ボイス」は20秒の間味方全員の攻撃速度が10%上昇する効果。 メインシナリオでは2章から登場。森林エリアで主人公一行が謎の歌(?)を聞いた事で出会う事になる。しかし、 「地獄の釜が開いて漏れ出した亡者たちの歯ぎしり」 「不気味な怪物のうめき声」 という評価を初っ端から受けており(サーバルに至っては悲鳴を上げながらのたうち回る有様)、 さらには(背筋を引っ掻き回すような音)(世界中の人のイビキを煮詰めたような音)という説明まで入り、流れるSEも怪獣のそれ。 最早音響兵器なのではないだろうか。 しかしそんな中でも主人公だけがちゃんと「歌」と評価している。 そんなトキの歌声には「セルリアンを引き付ける」特性があり、思うままに歌えず苦しむトキを助けるために森林エリアを探索するのが2章の物語である。 そしてそのオチは、「トキの歌声はセルリアンにとっても脅威であるため、力づくで歌を止めようとしていた」というもの。 やっぱり音響兵器だった。 その後、主人公の持つ《けもののお守り》の効力で歌に治癒効果が生じたのをきっかけに、主人公一行に同行する事を決めた。 サーバル達は歓迎しているのでご安心を。空が得意な回復役は貴重なため、レア度3だがある程度までは活躍出来る。 3章以降では主に飛行キャラ要員・冷静なツッコミ役として定着し、時に心の声でプレイヤーの気持ちを代弁する。 また、かなり勘が鋭く、心の声での考察と言う形で物語の鍵をプレイヤーに伝える狂言回しのような役割も担っている。 リョコウバトのストーリークエストでは、ある日ボロボロのジャパリパーク地図を発見。 この地図を元に出会ったリョコウバトを旅行ガイド役にしてのチホーガイドを受ける。 破損個所のために全チホーの案内は出来なかったが旅の楽しさを知り未知の世界へ思いを馳せた。 トキは今まで拠点である森林エリアから外に出た事が無かったが、 この事が切っ掛けとなって外の世界に興味を持ち、プレイヤー一行の旅に同行する一因となった。 漫画版 「私 やっぱり歌がうまくなりたいです」 第4話から登場するが、メイン回は第6話と第17話。目のハイライトがある。 おっとりしているが明るく、歌を歌う際には笑顔で歌っている。 例に漏れず音痴。評価は「耳がもげる(キタキツネ談)」「人生が不幸になる(お客さん談)」とこちらでも辛辣な感想が述べられている。 本作ではその音痴を利用して、マナーの悪い客に彼女の歌を聴かせてジャパリパークのマナー向上に役立てられているが、 本人はあくまでも「誰かを幸せにする歌」を歌いたいようで、拷問じみた扱いに不本意な様子だった。 しかし、偶然出会ったツチノコに歌を聞かせた所、「個性的でいい歌」と好評価を貰い、自信を取り戻す。 17話ではPPP(ペパプ)のイワビー(イワトビペンギン、漫画版では「イワトビ」)からのアドバイスで ショウジョウトキ(漫画版ではこちらも非常な音痴)とデュエットした際には歌声がうまく調和され、普段とは異なった綺麗な歌声になる。 このデュエットを引っ提げて「秋のジャパリパーク音楽会(フェス)」に参加し皆を魅了するが、 自身だけの実力だと勘違いしたショウジョウトキが「これからはソロで」と一人で勝手に歌いだした為に、命の危機を感じて皆逃げてしまった。 アニメ版 「はじめまして、私はトキ。私の歌どうだった?」 第3話「こうざん」にて登場(ただし、シルエットだけなら第2話「じゃんぐるちほー」のラストから登場している)。CVは 金田朋子 女史。*1 ロープウェーを使えず立ち往生していたかばんちゃんとサーバルの前に現れてゲリラライブを敢行した事で知り合い、 歌を拍手で喜んでくれたかばんちゃんに感激して山頂にあるジャパリカフェまでかばんちゃんとラッキービーストを連れて飛んで行ってくれた。 件の歌唱力だが、歌声を聞いたサーバルは失神寸前、ラッキービーストはダウンしてしまったが、 かばんちゃんは拍手して喜んでおりダメージも無かった。 ちみなにこの時、歌の感想を求められたかばんちゃんは「羽根がふさふさしてて、とっても綺麗でした!」などと返している。 歌の感想になっていないのだが、トキは気にしていなかった。 歌の実力を貶されるとショックで放心状態になってしまう。 動物からサンドスターの力でフレンズ化したようで、動物と人の格好との違いにまだ慣れていない様子。 ただ、空を飛ぶのはフレンズになってからの方が便利らしい。 人の姿での歌唱方法をかばんちゃんを見て学習した事*2とアルパカ・スリお手製紅茶の影響で、 多少は歌が上手くなった(致命的な音痴からまだ聞けるレベルの音痴へとランクアップ)。 ジャパリカフェに常駐していたアルパカ・スリが淹れた紅茶に感動し馴染みの客となり、カフェのPR活動(看板代わりの地上絵製作)にも協力。 地上絵と自慢の歌声でショウジョウトキを呼び寄せる事に成功した。 この時ショウジョウトキの簡易的プロフィールが紹介されるが、同じペリカン目なのに何故かコウノトリ目になっていたのは割と有名な話 なお音痴さに圧倒されて印象に残りにくいが、登場時に歌っている歌の歌詞は、 「わたしはトキ 仲間をさがしてる どこにいるの 仲間たち わたしの仲間 さがしてください ああ仲間……」 というもので、動物のトキが絶滅危惧種である事を踏まえるとなかなか重い内容である。 特に最後の「ああ仲間……」とフェードアウトするように締め括られる所は切ない。 一方、柱の上でかばんちゃんとジャパリまんを食べた時に歌ったもう一つの歌は、 いつもと違う場所で食べるジャパリまんのおいしさへの讃頌であって明るい内容である。 なお、これらの歌には「トキのうた~なかま~」や「トキのうた~はしらとじゃぱりまん~」とタイトルが付けられた上で、 『TVアニメ「けものフレンズ」ドラマ&キャラクターソングアルバム「Japari Cafe」』というCDにボーナストラックとして収録されている。 ちなみに歌は金田朋子女史のアドリブであるそうで、アニメ監督のたつき氏がインタビューで語った所によると、 「あの歌は歌詞も曲もなくその場で歌ってもらいましたが」 「トキが絶滅しているっていう匂いを必ず出してもらわなくてはいけない。ですから、「仲間を探している」っていうフレーズを入れてもらった」 との事。また、アルパカ・スリ役の藤井ゆきよ女史も「台本に「(歌)」ってしか書いてなかった」と証言している。 ちなみに金田女史はトキがどういう動物なのかよく知らなかったそうな。 + その後の活躍 第5話「こはん」でも、かばんちゃんを追跡するアライさんとフェネックらを描いたパートで少しだけ再登場。 カフェを訪れたアライさん達に「一曲どうかしら」と持ち掛け、歌を聞かせている。 やはり音痴ではあるものの、アライグマとフェネックは楽しんでいる様子。 第12話「ゆうえんち」での最終決戦にて援軍として参戦。 近くに居たラッキービーストのかばんちゃん救援要請を受けて、他のフレンズと共に駆け付けた。 空を飛べるという長所を活かして、アリツカゲラと共に他ちほーからちほーへとフレンズ達を運び、ライオンを上空へ運搬し、 強烈な一撃に繋げる活躍をした。 戦闘後のセルリアン撃退&かばんちゃんが何のフレンズか判明記念パーティーにも参加。 新曲を引っ提げて、マーゲイの取り成しでショウジョウトキ・PPPメンバーとの夢の共演を果たしている。 その後、ごこくちほーへ向かうべく船出するかばんちゃんを仲間と共に見送っている。 『2』では6話以降に登場。 音痴は相変わらずだが、アルパカ・スリへの態度に加え、ライブに参加した動機がジャパリマン目当てだったりと、 前作までの彼女とはかけ離れた言動をしており、続投してる他のフレンズ同様「別個体(死亡)説」が浮上している。 アニメ版は音痴が災いしてオーディションに落選、コミカライズではセルリアンの襲撃によってライブそのものが中止となった。 けものフレンズぱびりおん 目のハイライトが更新で追加された。 リリース初期から登場している第?世代のトキは歌うと画面が揺れるが、ラッキービーストはダウンせず、 フレンズからも歌の実力を貶される事は無い(上手いとも言われないが)。 ラッキービーストもトキの観察を続けた結果、歌うのが好きだからとお立ち台を作成している。 更新で追加されたネクソン版時代の個体と思われる第2世代のトキは、 「歌を聞くのに覚悟を決める必要がある」「聞かされたフレンズが次々と気絶していく」と音痴だという描写が強調されている。 こちらのトキは観察中に放送設備を稼働させて自分の歌をエリア中に流そうと試みるが、そこにパークガイドから歌声に注意が必要と警告が入り、 最後は歌声でラッキービーストがエラーを起こして再起動する。 けものフレンズ3 ネクソン版と同一個体だが、CVはアニメ版と同じ金田朋子女史。 また、事前登録15万件達成記念で配布されたフレンズで、ゲームを開始するとプレゼントとして全員が受け取る事ができる。 けものミラクル「開演☆トキリサイタル」は、敵全体にダメージを与え中確率でくらくら状態にする。 名前と効果から分かる通り歌声による攻撃で、最後はカメラにヒビが入る。 自身のフレンズストーリーではファン達の協力を得てリサイタルを開催するが、 音痴が改善されたわけではなく、ファンは音に耐性のあるフレンズだったため、歌い終わるとファンを除いて誰も居なくなっていた。 ミーアキャットのフレンズストーリーでは彼女から歌の指導を受けて気持ち良く歌えるようになるが、音痴は治らなかった。 こういった経験があるからか、本作のトキは自分が音痴だとは思わなくなった。 ただし前述のファンの他にもイワビーやオカピもトキの歌を個性的と評価している。 メインストーリーではショウジョウトキ、クロトキの3人で一緒に歌っている。 この他、セルリアンを誘導するためにトキの歌声をラジカセに録音したが、そのラジカセがセルリアンに奪われて模倣された事がある。 被害者曰く、「トキの歌は歌が大好きっていう気持ちは伝わってくるけど、そんなの全然ない、聞いてるだけで苦しくなる歌」との事。 「こんなおぞましい歌を世界に生み出したのは、いったい誰なの!?」 「元はおまえの歌です」 そしてラジカセセルリアンとトキの歌合戦が発生し、トキの歌を普段から聞いていて耐性があるフレンズ側が辛くも勝利を収めた。 二次創作などでは 当然というか、やはりというか、世紀末病人の方のトキとクロスオーバーさせるネタが続出。 トキ(病人)にトキ(けもフレ)の衣装を着せてみたり、トキ(けもフレ)にトキ(病人)の技を使わせてみたり……。 そのせいでショウジョウトキがアミバ扱いされる事もあるのだが。 サムネバイバイ ミツナリコウと夢の対決 0 58頃 CV トキ(病人)アミバもいるよ! StudioS製作の格闘ゲーム『けもフレふぁいと!』でも、やっぱり全体的にトキのパロディ。台詞含めて 野生解放技として音響兵器歌はもちろん、例のあぐらビームもしっかり搭載されている。朱の鷺さんありがとう。 1 04頃から、この動き…トキ!? 10割ルートまであるコンボ集 CVはmega女史。トキの他にかばんちゃんやアルパカ・スリ等も兼任。 『けもフレファイト!』以前にもアルパカの物マネをしている(キャラ崩壊と音量に注意) 北斗ネタ以外では頭から翼が生えているデザインのせいか、一部の世代から『デビルマン』の妖鳥シレーヌを連想した人も多く、 シレーヌで画像検索するとトキやハシビロコウなど鳥のフレンズ達の画像が引っ掛かる。 ニコニコ静画では永井豪氏の作画に似せて描かれたイラストもいくつか投稿されている。 MUGENにおけるトキ(けものフレンズ) barai氏によって『けもフレふぁいと!』のスプライトを使用して製作されたトキが公開されている。 原作再現を目指しているとの事だが、やはりと言うか名前繋がりで北斗の拳風アレンジ仕様も選択可能。 内部ネームは学名で「Nipponia_nippon」、フォルダ名も「Toki(Nipponia_nippon)」となっているが、 これは同名別人に上書きしたり、特殊イントロなど特定キャラ専用の演出が暴発しないための配慮だろう。 AIは未搭載。かつてAir氏による外部AIも存在していたが、現在は入手不可。 上記の他に、mu氏が死の灰アミバを改変した「ADTOKI_KF_SS」が存在する。 こちらは改変元同様空中浮遊しながら一撃技を放ってくるため狂以下で扱う場合は注意が必要。 高カラーになると撃破挑戦キャラに変化する。 出場大会 三位一体 狂上位チームトーナメント 「もしかして、私のファン?」 *1 金田女史は「本来人間には出せないし聞き取れない音域の超音波を出せる」声優として有名で、 旦那さんがこの超音波で頭痛を患っている、母親と口喧嘩すると共鳴現象で周囲に影響が出る、 ゲームの収録で金田女史の声を機械がノイズと認識した、といった逸話もあり、 ある意味必然というべきキャスティングであった。 また、金田女史はアニメ版『けものフレンズ』放映中に第一子を出産しており、「トキの繁殖に成功した」とネタにされた事も。 *2 トキなどの鳥類は声帯が無く、「鳴管」という器官を使って発声する。 また、鳥類には横隔膜も存在しないので、腹式呼吸という概念は無い。
https://w.atwiki.jp/myownwords/pages/324.html
つけ麺 隅田(つけ麺) 虎ノ門と内幸町の間あたりで研修中、午前の講義が早めに終わったので、11:45くらいに入店。 その時はまだ客は数人だったが、みるみる客が増え、食べてる最中には10人待ちとか言う声が聞こえた。 新橋のお昼は激戦だ。 さて、最近つけ麺屋をよく見かける。が、正直私はあまりつけ麺は好まない。 だって、つけ麺の基本はひやもりで、どうしてもスープが冷めてしまうではないか。 とかいいながらも、たまにはよいかと普通のつけ麺を注文。 濃いめのスープに太い麺。美味しい。最初は。 やっぱり途中からは冷めたスープに気持ちも冷める…… 最後は割りスープで温まって完了。 味は、美味しかったです。 記: 2010/06/26
https://w.atwiki.jp/wiki9_ra-men/pages/374.html
西條もちや2006/1/28 先週休みで行けなかった津山の西條もちやに行ってきました。 前から中華そばを出すもち屋があるのはわかっていましたが、いつか新しく建て替えになっていました。 ということで、どんなもんかと中華そばを。 鰹出汁が香るスープです。麺は平打ちストレート。中華麺とは感じが違います、のびにくい作りなのかな。出前が多いのかもしれません。 餅はショーケースにはありませんでした。予約注文のみ? いい意味での普通においしい中華そばでした。 住所 宮城県登米市津山町柳津字本町119 電話 0225-68-2211 by JIJI(14杯目) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ryouhouji/pages/1665.html
壱 弐 参 極 名前 [もちもち♪]吉祥天みさ (もちもち きっしょうてんみさ) セリフ 壱 「このもち肌、触ってみる?」 弐 参 極 解説 とろ弁天の親友。繁栄と幸福の神様といわれている。 レアリティ 必要法力 攻 防 知 壱 UR 32 10800 7400 11400 弐 11560 7920 12200 参 12370 8480 13060 極 術式名 属性 MAX Lv 効果 専:もっちもちよ♪ 水 10 自分自身の攻防アップ お邪魔戦術式 発動率 攻撃力アップ 高 備考: illust. とろ美
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/1040.html
41 :ぽけもん 黒 激戦! 桔梗ジム! ◆wzYAo8XQT. [sage] :2009/01/12(月) 09 50 38 ID hgEnhONI しばらくポポの頭を撫でた後、もういい時間だったので一度ポケモンセンターに戻って昼食をとった。二人に尋ねたところ、二人とも体力はまだまだ余裕とのことだったので、フラッシュを部屋に置くと僕はジム戦に挑むことに決めた。 この城都地方には八つのポケモンジムという施設があり、その施設でジムリーダーと呼ばれる国から任命されたプロのトレーナーにバトルで勝って、 勝った証であるバッジを八つ集めないと石英高原へと続く唯一の道であるチャンヒオンロードには入れないようになっている。 当然、石英高原に行けなければチャンピオンリーグに参加は出来ないわけであって、となれば当然チャンピオンとなって殿堂入りすることもできないわけである。よって、トレーナーはまずこの城都地方の八つのジムを制覇しなければならないわけだ。 ポケモンセンターを出発した僕たちは、程なくしてこの街のジムに着いた。白塗りの大きな体育館みたいな形をしていた。体育館と歴然と違う点は、壁面に大きく赤い文字で「ポケモンジム」と書かれている点か。 分かりやすいな。僕たちがジムに入ろうとすると、ちょうど二人の人間がとぼとぼと出てきた。うち一人は腕に包帯を巻いて、首から吊るようにしている。大方、ジムリーダーに挑戦して返り討ちにあったのだろう。 さすがジム戦、といったところか。やはり一筋縄ではいかないだろう。気を引き締めないと。 ドアを開けた僕の目に映ったジムの内観は、外観とは異なり異質なものだった。 床は土で出来ていて、白線が大きな長方形を作るように引かれていた。さらに白線の内側の地面は、低部と高部を比べると僕の背丈の半分はあるだろうと思われるほどの大きな凹凸がなだらかにあり、平らな場所がほとんどない。 確か桔梗市のジムリーダーであるハヤトさんは鳥ポケモンをパートナーにしていたはずだ。それにあわせて、飛べる者に有利に働くようにジムを作ってあるのだろう。自分に有利な環境で戦うってことは戦術的には正しいことなんだろうけど、なんだか卑怯な気がする。 「お、君も挑戦者?」 入り口の向かい側、正面の壁のすぐ傍に片目を覆い隠すほどの長い前髪を持った男と、ポポに似た見た目のポケモンが二人いた。つまり相手もポポと同じ種族ということだろう。 ジムリーダーの使うポケモンはある程度規制されていて、序盤のジムではジムリーダーはそんなに高い経験を積んだポケモンは使えないようになっている。 しかしポケモンの年齢や経験自体は低くてもジムリーダーによって鍛え抜かれている上に、ジムリーダーの的確な指示と道具の使用があるから、決して侮れはしない。 「はい、そうです」 僕はその男の呼びかけに答えた。 「じゃあ、早速始めようか。ハタ、クウ、大丈夫だね?」 彼は脇に控える二人のポケモンに指示を出している。この様子からすると、彼がジムリーダーのハヤトさんみたいだ。 「大丈夫です」 「はい、行けます」 そう答えて二人の少女が進み出た。年齢の低いほうでもポポよりは年上に見える。なにより、二人ともうちのポポより大分賢そうな顔つきをしている。いや、賢そうな顔つきをしているから年上に見えるだけなのかな。 42 :ぽけもん 黒 激戦! 桔梗ジム! ◆wzYAo8XQT. [sage] :2009/01/12(月) 09 51 30 ID hgEnhONI 「いいんですか? 先ほどバトルがあったみたいですけど」 「構わないさ。先ほどの彼、気絶してしまって、しばらくここで休ませていたんだよ。だから僕らは十分に体力を回復している。それに、最初から相手にもならなかったしね」 随分と自信があるようだ。そしてこの自信は実力による裏づけのないものではないだろう。 「僕はハヤト。見てのとおり、ここ桔梗市でジムリーダーをしている。知ってのとおり、鳥ポケモンをこよなく愛する、鳥ポケモン使いさ」 愛するって、この人は何で自分のフェチを告白しているんだろう。それ以前に、一夫多妻制を公言してはばからないような人だな、この人は。そりゃあ、ジムリーダーだから多くの女性を養えるような財力は持っているんだろうけど……。 そういえば、ジムリーダーという人種は皆パートナーとするポケモンにかなりの偏りがあるんだっけ。そう考えると、なんだか変態集団みたいだ。 ……いやいや、僕は何を考えているんだ。目の前の人のせいで、一瞬パートナーイコール恋愛対象、みたいなおかしな錯覚を覚えてしまった。そ、それはおかしいぞ! そしたら僕だってそういうことになってしまうじゃないか! ハヤトさんは僕の葛藤など知る由も無く、話を進める。 「それに、僕のパートナーで今回君達の相手をする、ハタとクウだ」 「ハタです」 そう言って、年下のほうの子が軽く会釈した。こっちがハタさんか。すると年上に見えるほうがクウさんだな。 「クウです。よろしく」 「僕はゴールドです。よろしくお願いします。こっちが僕のパートナーの香草さんと、ポポです」 僕が紹介するのにあわせて、二人も軽く会釈した。 「ほう、君も中々話の分かる人間みたいだね。いい趣味をしている。しかし、そっちの草ポケモンはないんじゃないかい? 草ポケモンなんて所詮は鳥ポケモンに踏みにじられる存在、それ以外に価値はないね」 「き、聞き捨てならないわね。何か言った? 鳥なんて劣等種族好きの変態」 ハヤトさんの変態的かつ挑発的な発言に香草さんが噛み付いた。 香草さん、それブーメランだよ。身内にもダメージだよ。劣等種族って、それじゃあポポの立場はどうなるのさ。 「劣等種族ってなんですか?」 そう思っていたらポポが僕に小声で尋ねてきた。よかった、無知は罪って言うけど、時には身を助けることもあるんだね。 ハヤトさんはやれやれ、といった様子で、香草さんの発言を意に介していないようだ。 「とにかく、誰が戦うか決めようよ」 「私がいく!」 「ポポがいくです!」 僕が言うと、二人同時に名乗りを上げた。はあ、予想通りとはいえ、困った。 「何よ、アンタみたいなバカじゃ相手にならないわよ!」 「香草サンのほうがバカです! あいしょうを考えてないです!」 「な、アンタだけにはバカって言われたくないわよ! このバカ!」 「バカじゃないです! バカは香草サンです!」 「そもそも、アンタ、サンまで含めて私の名前だと思ってるでしょ! 私の名前は香草チコなんだから!」 「で、でもゴールドは香草サンって呼ぶですよ?」 「さんは敬称だよ。ええっと、敬称っていうのは、丁寧な言い方っていうか……」 「分かったです。じゃあチコって呼ぶです」 「……アンタに呼び捨てにされるのもなんか癪ね」 「あー、二人ともやめようよ」 「ハハハハハ、随分と愉快な子供たちだね。まだ僕に挑むには色々と早いんじゃないかな?」 ハヤトさんが野次を飛ばしてきたが、いちいち構っていては話が進まないので無視する。 「じゃ、じゃあじゃんけんで決めよう! じゃんけんで! それで、勝ったほうが先に戦う、負けても勝っても一回交代。これなら文句ないでしょ?」 「あるわよ!」 「あるです!」 予想通りの二人の返答に、僕は額を抑えた。 43 :ぽけもん 黒 激戦! 桔梗ジム! ◆wzYAo8XQT. [sage] :2009/01/12(月) 09 52 12 ID hgEnhONI 「二人とも、自分一人で十分だって言いたいのは分かるけど、相手はジムリーダーなんだよ? こんなことでもめてる場合じゃないよ」 「ふん、あんな変態、私の敵じゃないわ!」 「おお、頼もしいね。せめて彼女達のウォームアップになればいいけど」 ハヤトさんはこっちの発言が聞き捨てならないのか、単純に暇なのか、さっきからいちいち口を挟んでくる。 もうハヤトさんうっとうしいんでしばらく黙っててください。 「分かったから、はい、ジャンケン――」 と、ここまで言って気づいた。 「そもそも、ポポはジャンケンできないね」 翼だしね。手ないしね。 「ジャンケンってなんです?」 ポポは不思議そうに小首をかしげている。尋ねてくるのが遅いよ……。 「このバカ!」 香草さんはポポに向かって怒鳴る。このままだとまた口げんかになるのは目に見えていた。だから僕は再び喧嘩になる前に慌てて打開案を打ち出した。 「じゃ、じゃあクジで決めよう! 赤い色がついていたほうが先に戦う、それ以外のルールはさっきと同じで」 というわけで、僕はティッシュを使い急遽即席のクジを作った。 「はい、じゃあ同時に引いて――」 と、ここまで言って気づいた。 「そもそも、ポポはクジを引けないね」 翼だしね。手ないしね。 「クジってなんです!」 今度は抗議するように翼をバサバサと震わせる。どの道遅いよ……。 「……もう黙ってなさい」 香草さんも、もう馬鹿にする気力もないらしい。 「しょうがない、香草さんがクジ引いて、あまったのがポポのってことにしよう」 「ホントに……しょうがないわね」 香草さんは手で半眼を覆いながら、クジに手を伸ばした。引かれたティッシュの先には、赤いインクがしみこんでいた。 「赤ね」 「赤だね」 「赤です」 「じゃあ香草さんが先行だね」 ようやく順番が決まった。 まさかバトルじゃなくてバトルの順番を決めるだけでこんなに疲れることになるなんて。 僕は安堵の息を吐きながら香草さんの肩に手を置いた。 「やった! さあ来なさいでかいほう! ギッタギタにしてやるわ」 香草さんはとても嬉しそうに白線の内側に入る。 「おいおい、鳥ポケモンに対して草ポケモンを出してくるとは。この僕も随分と舐められたものだね」 ハヤトさんは前髪を掻き揚げながら言った。 「うっさい! 早くしなさい!」 「君みたいな品のない子供相手に本気を出すのは大人げないってものだね。いっておいで、ハタ」 ハヤトさんの言葉を受けて、ハタさんも白線の内に進み出た。 「では、これより若葉町出身ゴールド対桔梗市ジムリーダーハヤト、試合を開始します。」 突然、そんな言葉がアナウンスされた。驚いてあたりを見回せば、ちょうど両者の中間あたりの端に、審判と思しき、赤と白の二つの手旗を持った男が立っていた。胸にはピンマイクと思しきものが付けられている。さすがジム、なんだか本格的だ。 彼は続けて、試合のルールを説明した。ルールと言っても、普通のバトルのものと特に変わらないものだった。 違うところといえば、白線の外に出てしまったら負けになってしまうことくらいだ。同意を求められたので、僕、ハヤトさん共に同意した。僕達の同意を受けて、審判は赤い旗と白い旗を高く掲げ、一気に振り下ろした。 「試合、開始!」 そのアナウンスがなされるやいなや、ハタさんはすぐに上空へ飛び上がった。 「香草さん、蔦で相手の足を掴んでそのまま地面に引き摺り下ろすんだ!」 「言われなくても!」 44 :ぽけもん 黒 激戦! 桔梗ジム! ◆wzYAo8XQT. [sage] :2009/01/12(月) 09 53 06 ID hgEnhONI 「ハハハ、ハタはそんな蔓なんかにつかまるほど遅くは……」 ハヤトさんが言い終わらないうちに、ハタさんは蔦につかまりそのまま地面に強烈に叩きつけられていた。 地面に叩きつけられたハタさんは小さく痙攣するのみで、ハヤトさんの呼びかけにも、審判のカウントにもまったく反応しない。 「ふん、目障りな小鳥ごときが、この私に勝てるとでも思ったわけ? 生物として格が違うのよ、格が」 香草さんはハタさんを見下ろすと、そう吐き捨てた。 「は、ハタ戦闘不能!」 審判がテンカウントを終え、そう宣言すると、救護班と思しき人たちが慌ててハタさんを担架に載せてフィールドの脇に運び出した。 「やりすぎだよ香草さん! 引き摺り下ろすだけだって言ったじゃないか」 僕は思わず香草さんに怒鳴る。ハタさんの様子はただ事ではなかった。気絶くらいで済んでいればいいけど、もし命に関わるようなことがあったら一体僕はどうすればいいんだ。 「アンタはいちいちやり方が消極的過ぎんのよ! 敵に容赦なんていらないわ! それに、殺すほど強くはやってないわよ」 その自信は一体どこから来るのだろうか。でも、ポケモンは人間と違って丈夫だし、香草さんがそういうのなら大丈夫なのかな……。 僕は白線の外でハタさんに応急処置なのか治療なのかを施している救護班の人を見やる。救護班の人はスプレーのようなものをハタさんに浴びせている。 傷薬の類だろうか。スプレーを浴びせられること数十秒、どういう原理かは分からないけどハタさんは意識を取り戻した。僕はほっと胸を撫で下ろす。 「ほら。言ったとおりでしょ。さあ! 早く来なさい次の鳥!」 香草さんは語気荒くハヤトさんに呼びかける。なんと好戦的なのだろうか。 「約束が違うです!」 もう香草さんは誰にも止められない。僕にはそう思われたが、そう思ったのは僕だけだったのかもしれない。自分に代わらず再び対戦しようとしている香草さんにポポが食って掛かった。 「知らないわよそんなの!」 見事な否定だ。めちゃくちゃなことを言っているというのに、ここまでくるといっそ清々しくすらある。でもあっさりその清々しさに従うわけにはいかない。 「香草さん、ルールは守らないと」 「……分かったわよ」 香草さんは僕の予想に反してあっさりと引き下がった。絶対にまた一騒動起こすかと思ったのに。 「クウ、早く相手を倒してあの女をフィールドに引きずり出してやれ。敵討ちだ」 ハヤトさんは心中穏やかではないらしい。口調はまだ冷静だけど、雰囲気からは怒りの感情が透けて見える。自分の自慢のパートナーがあっさりと一撃昏倒させられたことにプライドが傷つけられたのか、それとも自分の愛するものが酷く痛めつけられたことに対して怒ったのか。 「はい、マスター」 クウさんは凛とした表情で、フィールドに足を踏み入れた。 両者がフィールドに出揃うと、再び審判によって戦闘開始が宣言された。 今回は間違いなく空中戦になるだろう。それなら先に後ろをとったほうが有利になる。 45 :ぽけもん 黒 激戦! 桔梗ジム! ◆wzYAo8XQT. [sage] :2009/01/12(月) 09 53 50 ID hgEnhONI 僕の予想通り、二人ともバトル開始直後に宙に浮いた。 「ポポ、電光石火で相手の後ろに回りこめ!」 「クウ、電光石火で回避」 ハヤトさんが僕の仕掛けるのを待っていたのか分からないけど、僕たちが初手を取ることができた。ポポは素早くクウさんの背中側に回り込む。しかし相手も高速で回避した。だが、電光石火のキレはクウさんよりポポのほうが上に思える。 「ポポ、追いつけるぞ! 追いついたらそのまま背中に飛び掛るんだ!」 僕はこのまま一気に押し切れると踏んで、ポポにそう指示を出した。 僕はこの時点ではまだ気づいていなかった。ハヤトさんの戦略にまんまと乗せられていたことに。 クウさんは素早く、上下左右、縦横無尽に、自然界に比べれば圧倒的に狭いジムの内部を器用に飛び回る。最高速度はポポのほうが上なのだが、急な方向転換の所為で中々追いつけない。 しかし僕は彼女の動きを見ているうちに、急な方向転換をとる前にはある程度減速することに気づいた。これでクウさんの行動を少しだけど先読みできる。僕はそれを踏まえてポポに指示を出す。 僕の指示のお陰か、クウさんに攻撃がかすり始めた。後一歩。後一歩で相手に大きなダメージを与え、地面に落とすことができる。 何度目か、再び壁が迫ったときだった。このまま進んでいけば確実に壁に激突する。しかもクウさんの飛んでいる角度からして、彼女は急な方向転換をせざるを得ないと思われた。 これはチャンスだ、と思った。クウさんが減速したところに突っ込んでいけばいいだけだ。実際、ポポにはそれができるだけの速さがあった。 「ポポ、速度を上げるんだ!」 だから僕はこんな指示を出した。 いよいよ壁が迫ったとき。クウさんは今までと違い、まったく減速することなしにV字に曲がって壁を回避した。僕は勝ちを確信して、完全に油断していた。 嵌められた。そう気づいたときには、もはやポポはすぐに止まれるような速度ではなかった。しかもポポはクウさんと違い、急カーブの類の技術を持っていない。 ぶつかる! 僕は怖くて目をつぶった。しかし、衝突音は聞こえてこない。僕は恐る恐る目を開けると、ポポは壁の手前でかろうじて止まっていた。僕はホッと胸を撫で下ろす。 「ポポ、場外! 勝者クウ!」 が、レフェリーの声によって僕はすぐに現実へと引き戻された。なんとか壁にはぶつからなかったものの、白線からは明らかにはみ出していたのだ。 「ゴールド、ごめんなさいです……」 ポポは明らかに肩を落として、ふらふらと戻ってきた。目の端には涙の粒が浮かんでいる。 「謝るのは僕のほうだよ……あんな見え見えの策略にまんまと乗せられて……。周りが見えていなかった。ポポは良くやったよ。お疲れ様」 そう労いの言葉をかけたものの、ポポは相変わらず落ち込んだままだった。 今回の敗北の責任は明らかに僕にある。慰めとかそんなのじゃなくて、本当にポポが落ち込む必要は無いのに。 溜息を吐きそうになるのを寸でのところで堪えた。今溜息をついたりなんてしてしまったら、ポポが負けたことでポポに落胆しているのだと誤解されかねない。 「ハハハ、バトルは単純な強さばかりでやるものでないことが分かってもらえたかな。特に、そちらの凶暴なお嬢ちゃんには」 勝ったハヤトさん上機嫌だ。 その挑発を受けて、香草さんは目を細めてハヤトさんを睨みつける。 「殺……」 「殺しちゃダメだよ香草さん!」 物騒な単語を吐きながら、ゆらりと体を相手のほうに向けた香草さんをすぐさま宥める。 彼女なら、本当にやりかねない。 「だってあいつら卑怯じゃない!」 香草さんは僕の制止を振り切ろうと僕に食って掛かる。 「ハハハ、卑怯でもなんでもない、ただの戦略さ。まあ君みたいな野蛮な子には分からないかもしれないけどな」 またこの人は余計なことを……。 「殺……」 もうすぐさま飛び掛らんばかりの香草さんの進路を塞ぐようにして香草さんを抑える。 「だからダメだって香草さん! アレは僕が迂闊だったのもいけなかったんだ」 ハヤトさんの言うとおりだ。バトルは単純な強さばかりでやるものではない。もしそうなら、トレーナーなんて何の価値もない。 46 :ぽけもん 黒 激戦! 桔梗ジム! ◆wzYAo8XQT. [sage] :2009/01/12(月) 09 55 13 ID hgEnhONI 相手の種族、性格、相手トレーナーの傾向、そして自分のパートナーの種族、性格、自身の傾向、そして持っている道具、地形、天候、他諸々。 それらを考慮し、最善と思われる作戦を考え、パートナーに分かりやすく指示を与え、パートナーが自分一人で戦うよりも有利に戦えるようにする。 それこそトレーナーの役割だ。僕は、ポポや香草さんの強さに甘えていたのかもしれない。なにせ二人ともとても強いから、僕が特に何も考えず、何も指示を与えなくても彼女達は結果を出せてしまった。 そのことが僕自身の怠慢を生んだのかもしれない。しかし、同じ失敗は二度は繰り返さない。 クウさんの能力、ハヤトさんの考え、香草さんの能力と性格、それらを考慮し――それをすべて考えられていたというのは僕の思い上がりかもしれないけど――、僕は作戦を考えた。 「だから今度は……」 僕は作戦を伝えようと香草さんに顔を寄せる。一瞬、香草さんが驚いた顔をしたかと思うと、次の瞬間には僕の腹部に香草さんのボディーブローが突き刺さっていた。 こうかは ばつぐんだ! 「ご、ゴールド!?」 体中からいろんな体液を噴き出しながら地面に倒れた僕に、目線を合わせるように彼女も屈みこむ。 体重の乗ったいいパンチだった。格闘技のことは良く知らないから、本当のところどうなのかは分からないけど。 僕の属性は間違いなくノーマルだな。一撃で瀕死になりそうだ。 「ち……違うんだよ。ちょっと……耳打ちをしようかと思って……」 僕は自分の目に浮かんだ涙を拭いながら、誤解を解こうと説明する。 香草さんは僕にあまりいい感情を持っていないのを忘れていた。でも、さすがにこんな力で思いっきり殴られるのは想定外だったな。 「大丈夫!? で、でも、急にあんなことしたアンタがいけないんだからね!」 彼女はツンと僕から視線逸らす。 そうだよね、好きでもない相手にいきなりにじり寄られれば、そりゃあボディーブローだって出ちゃうよね。しょうがないよ、うん。 「うん……そのとおりだよ。昼ご飯が喉の辺りまで上がってきたけど、もう大丈夫だよ……。それでさ、ちゃんと耳打ちするから、香草さんには絶対に指一本触れたりしないから、だからちょっと耳を貸してください」 僕はそう言いながら起き上がると、荒い呼吸を整える。 「だ、だからそういうつもりじゃなくて……」 香草さんの弁明は嬉しいけど、今はそんなフォローを長々と聞くつもりはなかった。 香草さんの耳に口を近づけると、僕は今回の作戦を説明する。 香草さんに近付くと、彼女の頭の葉っぱから漂ってくる甘い香りがことさらに強調されて感じる。 それに、ただ耳打ちしているだけなのに、香草さんは「ひゃ!」とか、「はうっ!」とか、悩ましい声をあげてくる。耳が弱いのかな。でも、こう、僕の精神衛生上あまりよろしくないから、できれば抑えてもらえると嬉しいんだけどな……。 「焼き付け刃の作戦が俺に通用するかな?」 「やってみなくちゃ、分かりませんよ」 不敵に微笑んでくるハヤトさんに対して、僕も笑みを返してやった。 香草さんとクウさんはフィールド上で互いに睨みあっている。 「挑戦者ゴールド、チコ対ジムリーターハヤト、クウ……バトル開始!」 今度も、審判のバトル開始の宣言と共にクウさんは空中へと飛び上がった。 「香草さん、蔦で捕まえて!」 僕の命令に答えて、香草さんは無数の蔦をクウさんに向けて伸ばす。が、クウさんの速度はポポよりは遅いとはいえハタさんより上、しかもハタさんのときのように油断してないときた。 クウさんは先ほどのポポとのバトルでの疲労もあるはずなのに、まったくそれを感じさせない。先ほどのように何もせずに捕まえることは難しそうだ。とはいえ、ここまでは予想通りだ。 「香草さん、眠り粉!」 僕が指示を出すと、香草さんの頭の葉っぱと袖口から、無色の粒子が噴出した。 細かい粒子に太陽の光が乱反射して、香草さんの周りがキラキラと輝く。 それは、とても戦闘中とは思えないような幻想的な光景だった。 「フフ、自分の周りを眠り粉で覆ってしまえば攻撃されないと考えたのかい? 甘いね! クウ、風起こしで彼女の周りの眠り粉を吹き飛ばせ!」 47 :ぽけもん 黒 激戦! 桔梗ジム! ◆wzYAo8XQT. [sage] :2009/01/12(月) 09 56 26 ID hgEnhONI クウさんは空中で激しく羽を羽ばたかせることによって香草さんの周りに立ち込めていた眠り粉を吹き飛ばした。しかし、これこそ僕の狙いだった。風を起こすために羽ばたいている間は、彼女の移動は制限される。 「香草さん!」 「分かってるわよ!」 香草さんは強風の中で瞬時に数本の蔦を束ね、クウさんに向けて勢いよく伸ばす。 「風起こしで身動きがとり難くなっている内に蔦で捕らえる作戦か。甘いね! そんな柔な蔦ごとき、この風で容易に切り裂ける!」 「この私を、その辺の柔なのと一緒にしないでよねぇ!」 確かに、一本じゃこの風に耐えるのは難しいだろう。でも、何本も束ねた蔦ならば、多少の風じゃ容易には切り裂けないはずだ! 僕の予想通り、蔦は見事にクウさんを捕らえた。 「何!」 「おおおおおおおおおおおおおおお!!」 ハヤトさんは慌てるが、もうすでに勝負はついていた。香草さんは雄叫びと共に、クウさんをブンブンと振り回し、勢いをつけて壁に向かって投げつけた。壁にしたたかに叩きつけられたクウさんは、そのままずるずると地面へと落下した。 「ク、クウ場外! 勝者チコ! よって挑戦者ゴールドの勝利!」 審判によって、僕の勝利が高らかに宣言された。 「今度はちゃんと加減したわよ?」 またやりすぎだよ、と諌めようとする僕を制するように彼女は言う。 加減したといっても、相手は今度も気絶してるみたいだけどね……。 戦いを終えた僕とハヤトさんは、フィールドの中央で向かい合った。 「クソッ、俺の負けだ。草ポケモンだからといって、甘く見ていたようだ……。だが、彼女達の実力はまだまだこんなものじゃない。それを誤解しないで欲しい。 それと、これがこのジムのバッジ、ウイングバッジだ。それにこれも持っていくといい。これは技マシン31、泥かけだ。君のパートナーに覚えさせるといい」 「ありがとうごさいます」 僕はハヤトさんからバッジを小包を受け取った。 「ウイングバッジ、ゲットだぜ!」 僕はバッチを高く掲げると、天井に向かって大きな声でそう言ってみた。 「どうしたの突然」 香草さんに怪訝そうに見られた。僕は慌てて弁明する。 「い、いや、なんだかこう言わなきゃいけない気がしてさ」 「ふーん。変なの」 そう言って、香草さんは上機嫌にクスクスと笑った。
https://w.atwiki.jp/ce00582/pages/5534.html
package zero; import javafx.application.Application; import javafx.event.ActionEvent; import javafx.event.EventHandler; import javafx.scene.Scene; import javafx.scene.control.Button; import javafx.scene.layout.StackPane; import javafx.stage.Stage; import javafx.scene.Group; import javafx.scene.shape.*; import javafx.animation.AnimationTimer; import javafx.scene.paint.Color; public class pro extends Application { Rectangle pm; int time,px,py; public static void main(String[] args) { launch(args); } @Override public void start(Stage primaryStage) { Group root = new Group(); Scene scene = new Scene(root, 700, 700); time=0; px=5; py=5; pm=new Rectangle(50,50,Color.RED); pm.setLayoutX(50+50*px); pm.setLayoutY(50+50*py); root.getChildren().add(pm); primaryStage.setTitle("Packman"); primaryStage.setScene(scene); primaryStage.show(); new AnimationTimer() { @Override public void handle(long now) { time=time+1; if(time 10){ px=px+10; py=py+10; if(px 500)px=0; if(py 500)py=0; pm.setLayoutX(50+px); pm.setLayoutY(50+py); time=0; } } }.start(); } }
https://w.atwiki.jp/ecovip/pages/340.html
https://w.atwiki.jp/shinsen/pages/1049.html
安倍川もち 販売地域 駿府 詳細 価値 重量 買値/売値 7 0.3 8文/1.6文 備考 レベル 消費数 〜19 1個 〜27 2個 〜33 3個 解説 徳川家康が名付け親といわれるお菓子。 もち米の餅にきな粉をまぶしたものが有名。
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/6601.html
名無っしん氏が手描きで製作したオリジナルキャラクター。んもぅとは関係無い。 氏がノート上の落描きからふと思い付いて生まれたキャラのため、設定などはほとんど存在しない。 最終更新日は2015年12月12日。 2019年のYahoo!ジオシティーズ終了によりサイトが消滅し、残念ながら現在は入手不可。 自身の毛を操る能力を使って戦うキャラ。毛の密度を変えることで、硬さも重さも自在に操作可能。 その応用力は高く、イス型やプロペラに変形させて移動に使ったり、ソニックブームや大砲の弾に見立てて射出したりもできる。 常に微笑を浮かべており、やられ中であっても表情を全く崩さない恐るべきメンタルの持ち主。 全裸だが性別は不明なので問題ない(?)。 ののワさんとは全裸繋がりで頭身も似ており、髪型が金髪のボサボサヘアー+あほ毛であるためか、 初見の視聴者からは星井美希の派生キャラと間違われることも多いが、アイマスキャラ扱いは控えてほしいとのこと。 また、アイマスキャラ扱いの他には「髪型だけ見るとアホ毛の生えたオルステッドみたいだ」なんてコメントもある。 参考(17 50~) また、『ダライアス』ファンの方はうにゅほとの特殊イントロは必見である。 格ゲーキャラとしては「そにっく」を撃ってから飛び込んで、めくりなどを狙っていくのが基本となる。 ちびキャラのようだが食らい判定はアホ毛の上まで詰まっているので、相手の飛び道具などはガードポイントのある飛び込みなどで対処しよう。 ダッシュに癖があり、始まりと終わりはコントロールを受け付けず、空中判定になってしまう。 リーチが短い、ダウンを取れる技が少ない、画面端で切り返し辛いといった弱点もあるが、使っていて面白いキャラとなっている。 カサイ氏及びくねくね氏が外部AIを製作しているが、カサイ氏のものは最新版未対応のため注意。 カサイ氏AI くねくね氏AI(動画が古いです) プレイヤー操作(17 50~) + 技説明 ~基本システム~ XY 体を使った攻撃(2Bを除く)。Xが弱、Yが強 AB 毛を使った攻撃。Aが弱、Bが強 ZC 超必殺技簡略ボタン S 挑発。ゲージ増加効果あり 地上で66 ステップ 地上で66(長押し) ダッシュ 地上で44 バックステップ 空中受身可能時にXorYorAorB 空中受身。6、4と組み合わせ可能 地上でXA 投げ ガード中に6+YB ガードキャンセル。0.5ゲージ消費。この技ではKOできない 地上必殺技発動中に超必殺技発動 スーパーキャンセル ~特殊技~ 飛び込み 3+Y 5X、5Y、2X、2Yから派生可。ガードポイントあり 空襲 空中で1or2or3+B JA、JBから派生可。高さが一定以上でないと発動できない ~必殺技~ そにっく 236+AorB にーどる 22+AorB ぐるぐる 63214+AorB ぷろぺら 空中で214+AorB プロペラ部分に判定 ~超必殺技~ ほうだい(1ゲージ) 236+ABorZ 暗転時のみ無敵。弾発射後の硬直が物凄い はんまー(1ゲージ) 214+ABorC 暗転時のみ無敵。コンボに組み込むと大幅にダメージが落ちる 出場大会 手書きキャラonlyトーナメント 2012年公開キャラ&AIでタッグチーム大会 黒髪ちゃんと金髪マン 目指せ最強!強キャラベストタッグ決定戦 MUGEN祭 並盛りシングルトーナメント MUGEN祭 並盛りタッグトーナメント ポケモン風タッグトーナメント 四神陣取り外伝【廻り双六】 TAG TEAM WARS プレイヤー操作 単発!良キャラ発掘絵巻(part139) その他 私の好きなキャラ達
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/4784.html
もちーべぴー【登録タグ 作も 作り手】 【ニコニコ動画】初音ミク自作曲 特徴 2008年12月『時間がもどせるなら…』でVOCALOIDデビュー。 ニコニコ動画を見ていたら自分でもミク曲を作りたくなったのがDAW始めたきっかけ by zoome 『ギターが下手ですが好きです。』というコメント通り、ロック、バンドサウンドの曲を発表している 作品のギターは本人が演奏しておりエレキギターとアコースティックギターを使用している。 アーティスト名は『TEN丸』 代表作に殿堂入りを果たした『トカレフと少女』。 リンク 作者ブログ PIAPRO zoome 曲 Catcher FOr U Fallen Down Lonesome cat Lonesome cat 2 Lonesome cat 3 心ノ扉 コズミック ガール 時間がもどせるなら… タイムリープ トカレフと少女 ねぇ/もちーべP はらり 秘密基地/もちーべP CD LIVE HOUSE Tennessee Tunes Tennessee Tunes 2 チェンジ\(^o^)/ ロマンワークス/CD 動画 コメント 誰かLonesome cat 2を!! -- 名無しさん (2009-04-30 05 10 59) Catcher FOr U はまだかな -- 名無しさん (2009-08-07 00 17 29) ↑私もこれ待ってます>< -- Side (2009-08-08 12 47 41) 皆待っててワロタw 私も待ってます -- 名無しさん (2009-08-09 00 32 54) まだかな って書いた僕が追加してしまった -- 名無しさん (2009-08-11 01 34 49) ↑追加有り難うございます。 -- Side (2009-08-26 00 50 52) トカレフ系、待ってます!ファイト!! -- 黒姫 (2010-01-10 11 25 36) もちーべさんかっこいい。 -- 名無しさん (2010-03-24 02 55 45) トカレフと基地が好き過ぎる -- 名無しさん (2012-02-12 13 57 42) 名前 コメント