約 1,435,699 件
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/2673.html
【TOP】【←prev】【FAMILY COMPUTER】【next→】 Chack n Pop タイトル Chack n Pop ちゃっくんぽっぷ 機種 ファミリーコンピュータ 型番 TF-4500 ジャンル アクション 発売元 タイトー 発売日 1985-5-24 価格 4500円 【TOP】【←prev】【MY CARD】【next→】 チャックン ポップ タイトル Chack n Pop チャックンポップ 機種 SG-1000 (マイカード) 型番 C-52 ジャンル アクション 発売元 セガ・エンタープライゼス 発売日 1985年 価格 4300円 ちゃっくんぽっぷ 関連 SG (MC) チャックン ポップ FC Chack'n Pop 駿河屋で購入 ファミコン(箱説あり) SG-1000 (マイカード)
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4506.html
ちゃっくんぽっぷ 【ちゃっくんぽっぷ】 ジャンル アクション ※画像はFC版パッケージ 対応機種 アーケード、PC-6001mkII、PC-8801、X1、FM-7、MZ-2000/2200、MSX、SG-1000、ファミリーコンピュータ 発売・開発元(または発売元) 【AC/MSX/FC/Wii(VC)】タイトー【SG-1000】セガ・エンタープライゼス【PC】ニデコムキャリー【3DS(VC)】スクウェア・エニックス 開発元 【FC】トーセ【PC】キャリーラボ 稼動開始日【AC】 1984年4月(*1) 配信 バーチャルコンソール【Wii】2008年7月8日/514Wiiポイント【3DS】2013年11月20日/514円(税込)アーケードアーカイブス【Switch】2022年7月21日/838円(税10%込)【PS4】2022年7月21日/837円(税10%込) 判定 良作 概要 特徴とシステム 評価点 問題点 総評 移植 余談 概要 「ちゃっくん」を操り、時限式の爆弾を使って、モンスターのいる迷路に囚われたハートを逃がしていくゲーム。 日立ベーシックマスター LevelIII用に作った『Chack’n Chack』というゲームが元と言われ、アクションゲームながらパズル要素も濃いゲーム。 実はタイトー初のキャラクターゲームであるとともに、本作で作られたキャラクター達は、その後のタイトー作品に多く出る事となる。 特徴とシステム サイドビューのアクションゲーム。 ステージは簡単な迷路となっており、そこに二つの檻にハートが囚われている。このハートを逃がすとステージクリア。 「ちゃっくん」は四方向に動ける。また天井に張り付くことができ、移動もできる。「ちゃっくん」は身長程足が延ばせ、高さが身長の二倍程度の天井なら、床から直接天井に張り付く事ができる。 床に両足か片足が付いているかで飛び上がる高さが変わる。両足ならちゃっくん2キャラ分で、片足なら半キャラ分になる。 時限式爆弾を左右に出せる。出すとすぐに重力に引かれて落ちていく。この爆弾をどこに仕掛けるのかがプレイのコツ。爆弾は爆発すると周囲に煙をまき散らす。これが爆発の攻撃範囲。この煙に飲み込まれたモンスターを倒すことができる。但し、自分も巻き込まれるとミスになる。 ステージの一番上に、出口に蓋をしようとするモンスター「まいた」(*2)がいる。これが各面の制限時間を示しており、出口を塞がれてしまうとタイムオーバー。 「もんすた」は天井に卵の形でぶら下がっており、時間が経つと孵化していく。 「もんすた」の動きは三種類。周辺をうろついているだけのもの。ひたすら追っかけてくるもの。そして、爆弾を仕掛けると逃げ出すもの。この内最後のタイプは倒すのに手間がかかる。 一発の爆弾で複数の「もんすた」を倒すとボーナスアイテムが現れ、取ると得点となる。 時折、「スーパーハート」(*3)が出てくるがこれを取ると、一定時間無敵状態の「すーぱーちゃっくん」となる。この間は移動速度アップと床に片足しか付いてなくとも両足飛び、もんすたに触れるだけで倒すことができ、設置した爆弾の爆風に巻き込まれてもミスにはならない(*4)。 ステージを特徴づける様々なギミック。 アイスブロック。爆弾で破壊でき、通れるようになる。だが、破壊し過ぎて足場がなくなってしまう事もあるので、注意が必要。 ウォーターボトル。壊すと水が出てきて、床にたまっていく。水中は自由に泳げ、高さの都合などで届かないような場所もいける。しかし爆弾が出せなくなる。また水中で爆発した場合は煙が広がらない。 ムービングブロック。左右に動く床状のブロック。うまく利用し移動に使う。ただし壁とこのブロックに挟まれるとミスとなる(*5)。動きはやや不規則なものもあり、見極めなければならない。 もんすたを全滅させてクリアか、逆に1匹も倒さずクリアでボーナスがもらえる。 もんすた全滅の場合は5000点のボーナスだが(*6)、1匹も倒さずクリアした場合は20000点に加え残機が1機追加される 全14ステージのループ制。 評価点 パズル性のあるパターン攻略を考える楽しみがある。 各ステージでは、モンスターの卵の位置、孵化するタイミング、三種類の動きのモンスターがどこに配置されているかが決まっている。さらにステージ特有のギミックもある。 このため「ちゃっくん」がどう動き、どこで爆弾を仕掛け、どこで一旦待機し…といったパズル的なパターン攻略が可能。これを見出すのが本作の面白さ。 簡単な説明が表示された練習用の1面がある。1面が簡単なゲームというのは当時もあったが、トレーニング面と銘打っているのは珍しかった。 中間デモが豊富。 3ステージ毎にコミカルなデモが挟まれる。物語的になっており、最後の14面をクリアするとエンディングらしいデモもある。もっともループ制なのでまた戻るのだが。 問題点 パズルアクションゲームとしてはボリュームに乏しい。 アーケードゲームでは、このタイプのゲームでは30面~200面あるのが一般的だった。 パズルゲームは解法が見つかれば「終わり」であるため、当然ながら飽きも早く、現場でも早期撤去する店舗が多かった。 『フェアリーランドストーリー』『バブルボブル』では、この反省を生かしてアクション性を向上させ、約100面のボリュームになっている。 総評 アクションゲームでありながら、攻略がパズル的と独特の味があるゲーム。ただACではそれほどヒットしなかった。PC移植で再評価を受けた当時としては珍しいゲーム。 移植 ACではあまり出回らず、知名度をそれほど獲得できなかったが、PCでは移植度が非常に高いものが多く、当時の代表的なアクションゲームの一つとなった。 PC-8801版、X1版、FM-7版はPC特有のちらつきはあるものの、デモも含め移植レベルはかなり高い。ただ音源に関しては、スペック上完全な移植ではない。 一方その他の同時期の移植版は、マシンスペックの関係で様々な部分で劣化移植に留まっている(*7)。 『タイトーメモリーズ 下巻』(PS2、発売日:2005年8月25日)、『タイトーメモリーズ ポケット』(PSP、発売日:2006年1月5日) オムニバスソフト。『ちゃっくんぽっぷ』を収録。タイトーメモリーズ下巻はSG-1000版(1985年9月)以来約20年ぶりの家庭用ゲーム機への移植。 『タイトーマイルストーン』(Switch 開発協力:ハムスター 発売日:2022年2月24日) オムニバスソフト。『ちゃっくんぽっぷ』を収録。「アーケードアーカイブス」と同じフォーマットで開発されており、同年7月21日には単品でのDL販売が開始される事も発表され、同日にPS4版も配信開始となった。 アーケードアーカイブス版 上記の通りアーケードアーカイブスの1作品として、2022年7月21日にNintendo SwitchとPS4にて配信。日本語版のほか英語版も収録してある。 その他、2022年3月2日発売のミニアーケード筐体型ゲーム機『イーグレットツーミニ』に本作が収録されている他、マスコットキャラとしてちゃっくんをベースに頭のトサカをジョイスティックにした「スティックン」(*8)が登場している。 余談 タイトルの日本語表記は『ちゃっくんぽっぷ』『チャックンポップ』の両方が確認されている。 アーケード版の時点で、インストカードは英字の『Chack n Pop』に読み仮名『ちゃっくんぽっぷ』だが主人公の名前はカタカナの「チャックン」、しかしフライヤーでは『ちゃっくんぽっぷ』で主人公の名前は「ちゃっくん」、さらにライセンスシール表記は『チャックンポップ』、と表記ゆれが激しかった。 初期の移植作ではSG-1000版のみカタカナ、それ以外はひらがな表記を採用していた。 イーグレットツー ミニの開発時に再確認が行われた所、広報のえがっPより「どちらでもOK」ということだが、同ツイートにて「タイメモでひらがなにして怒られた」と話していた。 最終的には2021年6月に議論の末に「商標は『Chack n Pop』と英字表記で登録しているため、ひらがな・カタカナのどちらでも間違いではない」という公式方針で固まり、同時期のタイトーマイルストーンでは『ちゃっくんぽっぷ』表記、イーグレットツー ミニでは『チャックンポップ』表記をそれぞれ採用することになった。 この辺りは2022年7月のYouTube・第370回 アーケードアーカイバー ちゃっくんぽっぷスペシャル!でもこの問題に触れている。 2023年にはえがっPがツイートで「私達は先輩をリスペクトしているのでカタカナなんです」「正解はChack n Popという英語表記で登録してるので読みはカタカナ」と語っている。 販促用ポスターでネタバレ。エンディングまで載っている(悪い意味での)ご丁寧さ。 こちらも『フェアリーランドストーリー』『バブルボブル』では終盤面が「?」で隠されている。 本作の「ちゃっくん」「もんすた」「まいた」はその後、『バブルボブル』や『パズルボブル』にも登場し、これらのシリーズの人気から、以降は事実上は同シリーズのキャラクターとして扱われている。ちゃっくんは『バブルシンフォニー』のゲストキャラや、PS版『ぽっぷんぽっぷ』の隠しキャラ(2Pにミスちゃっくんも参戦)として出てくる他、中には『メガブラスト』で「金ピカのちゃっくんが中ボスとして登場する」というものまである。これら客演の多さからタイトーのマスコットキャラの代表格として扱われていたとも言えよう。 タイトーが自社のゲームキャラクターをマスコットとする画策はこのちゃっくんから本格的に始まり、ちゃっくん自身は後に『バブルボブル』及び『パズルボブル』の「バブルン」にその立ち位置を取って代わられた(*9)。後の2000年代にはマスコットの概念は消滅しかけていたが、最終的には2008年頃に『スペースインベーダー』がブランドロゴとなり、バブルンは着ぐるみやVTuberでの宣伝活動メインという扱いで落ち着くこととなる。 後に『フルスロットル』『チェイスH.Q.』『サイドバイサイド』『バトルギア』シリーズなどタイトーの歴代のレースゲームの大半を手がけた酒匂弘幸氏がタイトーに入社して最初に関わった作品である(*10)。
https://w.atwiki.jp/koumeifcall/pages/71.html
打開 ゲーム名 打開日 打開した人 ちゃっくんぽっぷ 打開条件
https://w.atwiki.jp/tasdouga/pages/1458.html
タイトル(コピペ用) ちゃっくんぽっぷ ジャンル ACT このページを編集 海外タイトル 発売日 1985/05/24 動画を追加 シリーズ TASVideosForum 現行最速 -表示 国内版 ここを編集 記録 5 43 23 追記回数 5690 Player でぃ~ TASVideosページ - TASVideosStatus - 転載元 - 分割リンク - マイリスト mylist/15369342 備考 Movieファイル 解説 その他 -表示 過去最速 +表示
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/4930.html
今日 - 合計 - ちゃっくんぽっぷの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 15時47分34秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/famicomall/pages/973.html
前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:9面クリア(以降ループ) 開始時間:2007/11/26(月) 06 30 21.01 終了時間:2007/11/26(月) 14 20 02.09 アーケードでヒットし、多機種に移植されたタイトークラシック 敵キャラのもんすた、まいたは「バブルボブル(DISK)」に引き継がれた また、ゼンマイのおもちゃみたいなぜんちゃんという敵キャラがいたが、開発途中に何らかの理由で没になった 爆弾で檻を壊し囚われているハートを開放し、時間内にゴールに向かえばおk ちゃっくんの操作感が独特であるうえ、もんすたが殺す気まんまんで襲い掛かってくるので 9面とはいえ一般的にはかなり難しいと思われる 9面クリアし、10面でループを確認しました。 1面です 10面です
https://w.atwiki.jp/taimemocomp/pages/52.html
日付 2009/09/03 名前 るび スコア 197900 (14面打開+1周ボーナス加算時点で) 機種 PS2 投入クレジット数 1 設定変更の有無 無し 感想 もんすたのアルゴリズムを書いた人は謝罪すべき 画像
https://w.atwiki.jp/gball/pages/951.html
前へ | 次へ? クリア条件:ストーリーモードクリア 開始時間: 終了時間: 参加人数: 発売はジョルダンだがタイトーのアーケードゲームの移植で、 バブルボブルやちゃっくんぽっぷ、奇々怪界にドンドコドンなどタイトーの名作たちのキャラが登場する。 内容は「パズルボブル」+「スペースインベーダー」という感じのゲームで、 下から風船を打ち出して、同じ色の風船を3つ以上くっつけると消える。 風船は時間経過ごとにどんどん下がってきて、画面下部のラインを超えるとミスになる。 その前に全消しすればステージクリア。
https://w.atwiki.jp/tasdouga/pages/1459.html
国内版 ここを編集 記録 5 43 23 追記回数 5690 Player でぃ~ TASVideosページ - TASVideosStatus - 転載元 - 分割リンク - マイリスト mylist/15369342 備考 Movieファイル 解説
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2780.html
ここではアーケード版とPS移植版を共に紹介します。判定はどちらも「なし」。 Windows移植版とGBC移植版は参考記述扱いで後述。 ぽっぷんぽっぷ 概要 ルール 登場キャラクター 評価点 問題点 総評 ぽっぷんぽっぷ(PS) 概要(PS) 変更点(PS) ストーリー 追加キャラクター 評価点(PS) 賛否両論点 (PS) 問題点(PS) 総評 (PS) その他 (PS) その他の移植作 余談 ぽっぷんぽっぷ 【ぽっぷんぽっぷ】 ジャンル アクションパズル 対応機種 アーケード(F3システム) 発売・開発元 タイトー 稼動開始日 1998年2月(*1) 判定 なし ポイント パズルとシューティングの融合ポップな世界観とハードな難易度妙にマニアックなキャラクター 概要 1998年にタイトーがリリースしたアクションパズルゲーム。同社の作品である『パズルボブル』や『ランドメーカー』と同様、打ち上げ型のパズルゲームとなっている。 ゲームモードとして一人、もしくは二人で協力してステージをクリアしていく「ぱずる」モードの他、CPUまたは人間相手の「対戦」モードもある点は上記作品と同様。 操作キャラクターは全て同社の作品の主人公キャラクターとなっており、同社作品では珍しい一種のオールスターゲームとなっている(*2)。 ルール 雲に色付きの風船の群れがぶら下がるようにくっついており、そこへ下から2個組の風船を打ち上げる。同じ色を3つ繋げると消える。 消えた風船の下にあった風船はそのまま真上へ浮かぶ。これにより更に同じ色が3つ繋がると連鎖が発生する。 連鎖を行なうとアイテムが出やすくなったり、ボスキャラの動きを止めたりできる為、連鎖の重要度は高い。 画面上にある全ての風船を消すとクリア。ラインの下まで風船を積んでしまうとゲームオーバー。 雲は常に左右に動いており、端まで行くと下へ下がる。 その雲と風船の動きはさながら『スペースインベーダー』のようである。端から消していくと若干時間に余裕ができるのも同じ。 キャラクター別に巻き込んで消すと効果が発動する「アイテム風船」が設定されている。 登場キャラクター 操作できるキャラクターは以下の4名+色違いの2Pキャラである。 各キャラクターごとに移動・ショット速度や使用できるアイテム風船、対戦時の攻撃パターンが異なる。 バビー 『レインボーアイランド』の主人公。虹魔法使いの少年。 2Pは原作でも2Pキャラである双子の弟「ボビー」。 小夜ちゃん 『奇々怪界』の主人公。妖怪軍団と戦う巫女の少女。 2PはFDS版『奇々怪界 怒涛編』に登場した2Pキャラでもある妹分の「美紀ちゃん」。 ボブ 『ドンドコドン』の主人公。魔法のハンマーを振るう木こりの老人。 2Pは原作でも2Pキャラである弟の「ジム」。 ティキ 『ニュージーランドストーリー』の主人公。ニュージーランドに住むキウイバード。 2Pは同作でティキに救出されたガールフレンドの「ピューピュー」。 と、かなり人選がマニアックである。オールスターゲームでありながら小夜ちゃん以外はマイナーと言ってよい。 当時タイトーでマスコットキャラを務めていたちゃっくんやバブルンすら登場しない。 ただし、『レインボーアイランド』は『バブルボブル』の続編であり、『レインボーアイランド』自体も人気作ではあった。そしてバビーとボビーはバブルンとボブルンの正体であり、AC版では試合開始時に泡吐きドラゴンの姿で一瞬現れる登場デモもある(*3)。と言ってもバビーとボビーの単体で出されたら「誰?」状態なのも確かだが。 他にもボスキャラとして『バブルボブル』のぜんちゃんや『奇々怪界』の魔奴化など多数登場する。やはりマイナー気味。 なお、タイトーオールスター出演ゲームとしては本作以前にも『バブルシンフォニー』等があった。 評価点 シューティングとパズルゲームを合体させたかのようなゲーム性は斬新。 雲からぶら下がる風船は『スペースインベーダー』のような動きであり、同作を知っていればとっつきやすい。 「放って消す」というルールも、『パズルボブル』などとは少し違った形ながらいたって単純・かつハマりやすく、中毒性がある。 数ステージに一度ボスと戦うステージがあるが、ボスが雲の高さを強引に下げたり自機への直接攻撃を行なったりしてくるなど、緊張感もなかなか。 ぱずるモードには『パズルボブル2』等と同様の形式のルート選択も用意されており、ステージ数も豊富でやりごたえは充分。 個性的でかわいらしいキャラクター達。 デモ画面だけでもポップな世界観が十分に伝わってくる為、キャラ達の元ネタを知らなくてもついコインを入れたくなる。 『パズルボブル』と同様に、キャラたちはゲーム中でもとにかくよく動く。風船を打ち上げると上を見る仕草をしたり、ピンチの時に慌てたりと芸も細かい。 申し訳程度だが連鎖ボイスも存在する。スタッフロールに声優の表記が無いので社員だろうか。 問題点 発射する風船を反時計回りに回すことができない。 筐体のボタンが足りないのが原因だと思われる。 フィールドが常に左右に動き続ける為、狙いが逸れて思った場所へ風船を飛ばすのが難しく、連鎖を組み立てにくい。 あらかじめ連鎖が行ないやすい形状に風船が積まれたステージもあるのだが、そうでないステージは大変苦しくなる。 「ぱずる」「一人で対戦」の両モード共に一切のストーリーデモが存在しない。 せっかく色んなキャラクターを呼んでいるのにこれでは勿体なさすぎる。 総評 パズルゲームにシューティングの要素を強く取り入れた結果、肝心のパズル部分があまり機能せず、パッとしない作品になってしまった。 しかしこのゲームはプレイヤーの腕前が上達し、発射の精度が上がって来た時にその真価を見る。ストレスなくプレイできるようになると、パズルゲームらしい中毒性を味わえるようになるだろう。 腕に自信が無くても、かわいらしいキャラクター達を眺めているだけでも結構楽しいので、ゲームセンターで見かけたら一度はコインを入れてみてほしい。 ぽっぷんぽっぷ(PS) ジャンル アクションパズル 対応機種 プレイステーション 発売・開発元 タイトー 発売日 1998年10月22日 定価 4,800円 廉価版 2000年3月9日/2,800円 配信 ゲームアーカイブス 2009年1月14日/600円 判定 なし ポイント AC版からシステム変更で連鎖の楽しさアップマニアックなタイトーオールスターがさらに増加ストーリー追加でモードも充実 概要(PS) ただの移植に留まらず、システムに手が加えられたことで爽快感がプラスされたほか、ストーリーモードの追加なども行われている。 変更点(PS) 風船の発射ルールの大きな変更。 AC版では一度風船を発射すると連鎖が終わるまで次の風船を発射できなかったが、PS版ではその制限がなくなり、どんどん風船を追加発射できるようになった。 連鎖を後付け可能になり、連鎖を組むことの難しさが大幅に減少した。やろうと思えばアドリブだけで10連鎖以上撃つこともできる。 AC版のキャラクターは全員続投され、キャラクターボイスが新調された。 一部を除き、プロの声優が改めてキャスティングされている。ボイスの種類そのものもかなり増量。 BGMもAC版のものをベースに全曲アレンジされている他、ピンチ時にはAC版の汎用のピンチBGMではなく各曲のテンポアップバージョンが流れるようになった。 さらにAC版に居なかったタイトーキャラクターが増加し、隠しキャラクターも追加された。 追加キャラクターの面々はメジャーどころからかなりマニアックな選出まで様々。 これに伴い、オープニングムービーも一新されている。 家庭用オリジナルモードの充実や、お祭りタイトルならではのキャラクター演出面も増強。 AC版での「ぱずる」モードが「ストーリー」モードとして生まれ変わり、使用キャラクター別にボイス付きのストーリーデモが追加された。 1人用もしくは2人協力プレイで同じコンビを選んだ場合はコンビ別の専用デモ、2人がそれぞれ別のキャラクターを選んだ場合は共通の汎用デモになる。 勝ち抜き形式の「一人で対戦」モードにはストーリーデモが無いままだが、こちらには「二人で対戦」モードも含めて各キャラクターのボイス付きの勝利メッセージ画面が追加されている。 構成もAC版からリニューアルされており、AC版では自キャラクターを除く1Pカラー→2Pカラー全員との全7戦だったが、PS版では同キャラクター含む通常キャラクター6体→どらんくとの全7戦(*4)となっている(*5)。 「ストーリー」「一人で対戦」共に、キャラクター選択画面もしくはソロプレイ中にもう片方のコントローラーでスタートボタンを押すことで、AC版と同様の途中乱入も可能。 その他、1人専用モードとして、バブルンとちゃっくんの漫才のような掛け合いを見ながらゲームのルール説明や練習ができる「ファミリー」モード(*6)、左右のフィールドの風船を消し続けてプレイヤーの腕前を測定する「チャレンジ」モード、用意された風船のみでステージクリアする全100面の「つめぽっぷん」モードが追加。 何故か『Gダライアス』と『電車でGO!』の特典ムービー、当時発売前だった『電車でGO!2』の体験版(*7)が収録されている。 スクウェア・エニックスよりゲームアーカイブスで配信中。入手は家庭用で最も容易。 ストーリー かつて、いろんなゲームワールドで主人公たちに敗れ続けてきた悪玉たち。 そんな彼らがある時、「暗黒大魔王」の元に集結し、すべてのゲームワールドを征服するために動きだしました。 魔法の風船で空に浮かぶ「ポップンワールド」。悪の軍団は、この平和な世界を最初の標的としました。 軍団の圧倒的な強さの前に、ポップンワールドはたちまち征服されてしまい、王女・リーナ姫が囚われの身となってしまいました。 リーナ姫はこの危機を各ワールドの勇士たちに伝えるべく、ひそかに魔法の風船を飛ばしました。 「勇士たちよ、どうかポップンワールドの危機を救い、暗黒大魔王の野望をくいとめてください!」 暗黒大魔王とは『レインボーアイランド』等に登場したラスボスである。本作でも『バブルメモリーズ』と同様のスーパーダークグレートドラゴン→メカニカルもんすたの姿となってストーリーラスボスとして現れる。 リーナ姫は本作オリジナルのキャラクター。 追加キャラクター バブルン 『バブルボブル』『パズルボブル』の主人公。上記のバビーが魔法で緑のバブルドラゴンに変身した姿。 2Pはもちろん原作の2Pキャラであるボビーが変身した水色の「ボブルン」。 なお、今回のバブルン達は呪いを受けた訳ではなく、『パズルボブル』シリーズ同様に自らの魔法で変身している模様。性能もストーリーもバビー ボビーとほぼ同じだが、『パズルボブル2』以降のように鳴き声のような謎言語を喋る。 本作の2か月前に移植版が発売された『パズルボブル4』とは違い、本作ではそれぞれの声優がタイトーの女性スタッフ(*8)だと公表されている。 トレミー 『フェアリーランドストーリー』の主人公。お菓子の魔法を使うアルファルファ王国のおてんば王女。 2Pは彼女の親友のドラゴンの「ロドミー」だが、今回は呪いでトレミーそっくりの少女の姿に変身させられてしまった(*9)。 ヒポポ 『ミズバク大冒険』の主人公。隠しキャラ。水使いの末裔であるカバのような謎の生き物。 2Pは彼の幼なじみでガールフレンドの「タマスン」。 ちゃっくん 『ちゃっくんぽっぷ』の主人公。隠しキャラ。愛に生きる謎の黄色い生き物。 2Pは彼の恋人の「ミスちゃっくん」。 どらんく 『バブルボブル』『パズルボブル』に登場した悪役。隠しキャラ。緑色のローブの酔いどれウィザードで、コーラが大好物。 2Pもどらんくのままだが、服装が赤になる。一人で対戦モードのラスボス。 バブルンなど有名なキャラも増えたが、AC版の4人以上にマイナーなキャラクターも追加されている。 ボスもAC版より倍増し、追加の面々も『パズルボブル2』の びるがん や『フェアリーランドストーリー』のドラコリスクなどやはり渋い選出。これに伴い、ルート分岐で道中に登場するボスが変わるようになった。 評価点(PS) 遊びやすさやボリュームの向上。 風船発射の大幅仕様変更は特に大きく、初心者でもスムーズにプレイしやすくなったほか、「コンボを作り出していく爽快感」も新たに付与された。 可愛いらしい世界観や各キャラクターの個性を生かしたボイス付きのストーリーと各個別エンディングの追加、家庭用オリジナルモードの充実も、やり込み甲斐の向上に繋がっている。 追加キャラクターの存在も、世界観にマッチしたキャラクターばかりであり、かつタイトーファンならばニヤリとするような人選でもある。特に新規参戦のバブルンをパッケージ等の各所で前面に押し出したことにより、同じパズルゲームの『パズルボブル』シリーズのファンもとっつきやすくなっている。 2Pコントローラーから開始すれば2Pキャラクターを1人用で使うことも可能。 賛否両論点 (PS) アーケード版からのシステムや挙動変更により、ゲーム性が変貌している。 上記の後付連鎖の仕様の他、「不要な風船を雲の外に捨てた場合の雲の加速がAC版より緩やかになっている(*10)」「風船発射の際に制限時間が無い」など、全体的に初心者向けに優しくなった点が多く見られる。 一方で細かいシステムの変更点が多く、例えば「NEXT表示位置がAC版では左右端で次のツモの初期位置が縦向きに出現するが、PS版では画面下に表示されて横向きで出現する」「AC版に登場した単発の野良風船(*11)が出てこない」「風船のくっつき方の法則が変更(*12)」「最初の風船のツモにフィールドの初期配置に無い色が出現することがある」「対戦時に相手のフィールドの雲が自陣にはみ出してこないため、風船のダイレクト押し付けが不可能」「既存アイテムの効果が一部異なる他、新アイテムも追加」など、ゲーム性に関わる違いも多い。 PS版からプレイする分には全く問題がないが、AC版の方をやり込んだプレイヤーからすれば似て非なる内容となっており、少々違和感を覚えるものとなっている。 画面デザインやイラストなどのグラフィック周りもAC版から色々とリニューアルされている。 例えば風船はAC版では縁取りがくっきりして少々暗めの配色だったが、PS版では鮮やかなパステルカラーでややのっぺりしたデザインに変わっている。アイテム風船のデザインも少し違っている。 キャラクターの立ち絵イラストも全て一新。中には美紀ちゃんのようにAC版からカラーリングまで大きく変わっているキャラクターもいる。 これに関しては好みの問題であり、どちらのデザインが良し悪しというものでもないだろう。 問題点(PS) 風船発射の大幅仕様変更の割に、相変わらず発射する風船を反時計回りに回すことができない。 キーコンフィグで設定できるのは「○ボタン 発射/×ボタン 回転」(デフォルト)⇔「○ボタン 回転/×ボタン 発射」の選択のみ。他のボタンに割り当てることすらも不可能。 同時期の各パズルゲームではAC版よりもボタンが多い家庭用移植版で機能追加をすることが多かったため、少々残念な点である。 隠しキャラクターの出現条件に絡む各モードの難易度が高め。 それぞれ「ストーリー」クリア→ちゃっくん、「一人で対戦」クリア→ヒポポ、「つめぽっぷん」全100面クリア→どらんく、に対応している。 AC版ではスタート時に3段階の難易度選択があったのだが、PS版ではオプション設定で難易度を「ふつう」「むずかしい」の2段階から選択するのみとなり、最低ランクの難易度が実質廃止されてしまった。 「ストーリー」の方はチュートリアルに相当する「れんしゅう」が実質ファミリーモードに移った形のため難易度選択の影響自体は無いのだが、PS版では後付連鎖の仕様変更を考慮したためか、特に最終盤ステージになると「ふつう」の段階でも初期配置がAC版より複雑で、雲が低くなりやすく難易度が上がっている。特にラスボスの暗黒大魔王の2連戦がかなり強め。 「1人で対戦」は最低難易度の「やさしい」が無くなり、デフォルトがPS版では3本設定になっている上にAC版に居なかったラスボスのどらんくが性能・挙動共に強めになっているため、オプションでAC版と同様の1本設定にした方がむしろゴリ押しで突破しやすくなっている。 「つめぽっぷん」は全100面の長丁場。幸い、好きなステージを最初から自由選択できるが、終盤の問題になるほどかなり高難度になってくる。通常のモードと同じく放置していれば雲が下がっていくため、長考が不可能なシステムなのも厳しい。さらに、何故か使用キャラクターがバビーのみに固定(*13)。 やりごたえがあるという点では良いのだが、隠しキャラクターの出現条件がこれらの各モードクリアとなっているため、該当キャラクター目当ての場合は敷居が高い。 一応、どらんくに限り前2人を出した状態でコマンド入力による救済措置がある(*14)が、そこに到達するまでが大変。 セーブデータのオートロードが無い。 上記の隠しキャラクターを解禁済の場合でも、起動の度にいちいちオプション画面からロードを選択する必要があり、手間がかかる。 総評 (PS) AC版からシステムを改善して爽快感をアップし、家庭用オリジナル要素の追加によってキャラクター要素やゲームのボリュームを充実させている。 一方でAC版の移植として見ると似て非なる内容となっているが、概ねお祭りパズルゲームとして申し分ない出来に仕上がっていると言えるだろう。 その他 (PS) AC版から変わらず、ゲームオーバー時・ゲームクリア時共通で「GAME OVER」の文字が出る(*15)のだが、PS版では何故かこの際に妙に絶望感溢れるBGMが流れるようになっている。 + バグ PS版限定で、「ストーリー」の2人協力プレイのどらんく使用時に一部バグがある。 どらんくのオープニングデモは「世界征服を夢見るどらんくが、同じく全世界征服を企む暗黒大魔王を邪魔しに行く」というもので、他のキャラクターと違いリーナ姫の呼びかけパートが無い特殊な始まりになっている。 しかしこのデモはどらんく1人だけのプレイを想定しているためか、2人協力プレイでどらんく どらんくの同キャラクターの組み合わせにすると通常の公園のシーンからの開始(何故か相方がミスちゃっくん)になってしまい、どらんくのセリフだけ上記のものが流れる結果、本来リーナ姫が登場するはずのパートでメッセージが異常をきたし、ゲーム内のキャラクターのグラフィックがセリフウィンドウに流れ続けるバグった状態になってしまう。 途中でメッセージをスキップすればそのまま通常通り開始できるため実害は無いが、どらんく同士の組み合わせのみで発生する珍妙なバグとなっている。 その他の移植作 2000年7月28日にサイバーフロントよりWindows版が発売。2004年3月5日にはメディアカイトより廉価版も発売。 基本的にAC版ではなくPS版の方をベースとしているが、機能が一部制限されている。 PS版で追加されたバブルンとトレミーは登場するが、隠しだった3体が選択画面のシルエットごと削除されている。このため一人で対戦モードはラスボス不在の全6戦で終了。 チャレンジモードが削除され、ファミリーモードは会話デモのないシンプルな操作説明のみの簡略化された「れんしゅう」モードに差し替え(*16)。 BGMはPS版と同様だが、音質がやや低下している。 キャラクター数の減少によりオープニングムービーも再び差し替えられ、3DCGで描かれたバブルンをメインにしたものになっている。 一方でようやく発射する風船を反時計回りに回せるようになり、操作性は大幅に向上した。 2001年2月16日にはジョルダンよりゲームボーイカラー版が発売。開発はねこぐみ。 制約の多いGBCへの移植のためか、モードが大幅削減。ボイスもタイトルコールしかない。ルールは後付け連鎖や反時計回しができないAC版準拠となっている。 スコアやセーブの機能はない。その代わりとしてか、キャラクターはPS版に登場した隠し含む全員を全てデフォルトで使用可能。ただし、2Pキャラクターは通信プレイ時限定となっている。 ストーリーモードは存在するが、容量の都合上、デモが全員共通の汎用のみに変更。「2人協力プレイ」も通信ケーブルによって可能になっている。 従来はあった1人で対戦モードが存在せず、対戦形式のモードは対人専用の「通信対戦モード」のみとなっている。そのためCPUとの対戦プレイはできない。 GBC独自の新要素としてオリジナルのステージを作れる「エディット」モードが追加。パスワードを使って他の人にプレイさせることも可能。 余談だが、北米版では前年に『Yogi Bear Great Balloon Blast』としてアニメ『ヨギ・ベア』(邦題『クマゴロー』)のキャラゲーに差し替えられて発売。 こちらはキャラクターが3体しか使えずエディットモードもないため実質劣化である。 上記の他、2003年にはJ-スカイ(後のYahoo!ケータイ)向けガラケーアプリ版も存在した(配信終了済)。こちらはバビーしか使用できず、モードも少ない。 2006年には欧米限定でWindows/Xboxのオムニバスソフト『Taito Legends 2』にアーケード版の移植が収録されている。PS2版の方には入っていない。 日本国内で展開された『タイトーメモリーズ』シリーズの方には残念ながら未収録。 余談 2023年5月24日発売の『パズルボブル エブリバブル!』には、『スペースインベーダー』とのコラボモードとして『パズルボブルvsインベーダー』が収録。 「バブルがインベーダーのように左右に動いて迫ってくる」「真上にしか投げられないが左右に動ける」等、本作に近いゲーム性になっており、本作から時を経て正式に「『パズルボブル』×『スペースインベーダー』」が実現した形になる。