約 1,304,982 件
https://w.atwiki.jp/allrowa/pages/169.html
喜怒哀楽 ◆.pKwLKR4oQ 鈴木イチロウが抱いている感情は『喜』だ。 このような訳も分からないような場所に来て早々に息子と再会する事ができたからだ。 それなのに息子の万吉は自分を見るなり一目散に逃げ出してしまった。 なぜという疑問がイチロウの胸の中で渦巻く。 だがそんな事はどうでもよかった。 再会できた喜びは微かに胸をよぎった疑問を押し流し、イチロウに息子を追いかけるという行動を取らせた。 ◆ 鈴木万吉が抱いている感情は『怒』だ。 恋愛フラグと脱出フラグ支給品を探そうとした矢先に、いきなり親父と再会したからだ。 これでは早々に自分は同作品早期再会の死亡フラグよろしく死んでしまう。 まだ恋愛フラグの「レ」の字も無いうちから死んでたまるか。 そんな理不尽な怒りを覚えて、万吉はイチロウから逃げるべく全力で走りだした。 一方、イチロウと万吉が向かった先にも理不尽な怒りを覚える人がいた。 ◆ カズマ改めカズヤの抱いている感情は『怒』だ。 いきなり見知らぬ人物から「これからお前の名前はカズヤじゃ」と言われたら、抱く感情は怒りしかない。 しかもぶん殴ろうにもマリナンはひょいひょいと避けて一向に拳は掠りもしない。 カズヤの怒りのフラストレーションは上昇する一方だった。 おまけにシェルブリッドでさえ当たらない、何様と尋ねたら神様と答えられる。 カズヤの怒りはさらにヒートアップする一方だった。 ◆ ハオが抱いている感情は『哀』だ。 いや、本当に『哀』かどうか定かではない。 幾度となく繰り返してきた死と転生。 そしてそれに付き従ってきたスピリット・オブ・ファイア。 そのS.O.F.が目の前の訳の分からない奴の力で消滅させられてしまった。 別にS.O.F.はグレート・スピリッツに辿り着くまでの持ち霊、不要になれば捨てるつもりだった。 それなのにこの胸に巣食った空洞はなんだろうか。 そこだけぽっかりと穴が空いたような感じがするのは気のせいだろうか。 ハオはマリナンに殴りかかっているカズヤを横目に見つつデイパックに手を入れた。 取りだしたのは刀身が波紋のように波打っている180cm程もあるフランベルジェ。 とある宗教の教皇代理が愛用している刀だが、そんな事などハオは知らないし、興味もなかった。 ハオはフランベルジェの感触を確かめると、ゆらりとマリナンとカズヤの元へ接近し始めた。 ◆ マリナンが抱いている感情は『楽』だ。 はっきりとそうだとは断言できないが、あえて言うならぐらいの感情だ。 出会った人物の名前を変えて、その人物の様子を見る。 幾度となく繰り返してきた行為だが、場所も変われば抱く感情も変わってくるのだろう。 今まで名前を変えた者は二人。 一人は怒り心頭に殴りかかり、もう一人は一瞬動揺した後は物静かにしている。 そろそろ別の誰かに命名しようか。 そんな事をマリナンが考え始めていた。 ◆ 不意にマリナンはゼロのハオがゆっくりとこちらに近づいてきているのに気が付いた。 一瞬の後ハオはフランベルジェを構え、マリナンの背後に一気に接近した。 そして天上高く掲げたフランベルジェをマリナンにぶつけるべく振り下ろした。 だがそこでマリナンは自身の身体をすっと横に移動させた。 カズヤの乱打を避け続けた要領でマリナンはハオのフランベルジェも軽く―― 「ちっちぇな」 ――避けられなかった。 ハオのフランベルジェはその軌道を途中で横に変え、マリナンの身体を真一文字に斬り裂いていた。 「――ッ!!」 マリナンは自身の身体を支える事ができずに無様に地面へと倒れこんだ。 少し離れたところではカズヤが意外な結末に驚いていた。 説明すれば簡単な事だ。 ハオはマリナンの心を読んで刃の起動を修正した。 唯それだけの事だ。 S.O.F.がなくなっても未だハオの牙は健在だった。 「これで借りは返せたかな。面白い力だったよ」 「お、のれ……よかろう、お前は今からプリンセス・ハオだ! どう――」 「それがどうした」 ハオは何の感情も抱かずに躊躇いなくフランベルジェをマリナンの胸に刺した。 もうそこにあるのはマリナンではなく『血に塗れたマリナンだったもの』である。 マリナンが最後に抱いた感情、それは誰にも分からない。 ◆ 「ひぃっ」 鈴木万吉は目の前で行われた所業に思わず声を上げてしまった。 父であるイチロウを何とか振り切ろうとして我武者羅に走ってきて目に飛び込んできたのがハオによる殺人光景。 いたって普通の高校生の万吉がその光景を見て声を上げるのは至極当然の事だった。 そしてそれをハオは聞き逃さなかった。 「君も死んでくれ」 ハオは瞬く間に万吉との距離を詰めると、その凶刃を再び振るった。 一方の万吉はあまりの突然の事態に身体が動かなかった。 万吉は自身の身体に迫るフランベルジェがゆっくりと見えたが、身体はついに動く事はなかった。 そしてハオのフランベルジェが目の前の人物の身体を無慈悲に斬り裂いた。 しかし、それは万吉ではなく――万吉の父、鈴木イチロウだった。 「親父!? な、なんで」 「……親が、息子を守るのは当然だろ」 イチロウは当たり前のようにそう言ってのけた。 万吉を追いかけてきたイチロウは息子の危機を見るや否や自分の事は一切顧みなかった。 そしてギリギリのところで何の迷いもなくハオと万吉の間に身を割り込ませたのだった。 命の危機にある息子を守る。 イチロウは父親として当然の事をしただけだった。 「おい、そこの奴。万吉を連れて逃げてくれ。頼む!」 「ちっ、分かったよ。行くぞ!」 「――待てって。くそっ」 イチロウの意向を汲み取るとカズヤは渋る万吉の手を強引に引いて走り出した。 ハオはその様子を目に入れつつも敢えて動こうとはしなかった。 ここで自分が殺さなくても別の誰かに殺されるか、或いは時を置いて再会する可能性もある。 そう思ったからこそハオは別段二人を追いかけようとはしなかった。 ハオの目的はここにいる全ての人の皆殺し。 ここに来てもハオのする事に変わりはない。 ハオの周りにはただ二つの死体が転がるだけ。 今のハオは血染めのプリンセス・ハオだった。 【命名神マリナン@ドラクエⅥ 死亡確認】 【鈴木イチロウ@オリジナルキャラ・バトルロワイアル 死亡確認】 【1日目 黎明/I-10】 【プリンセス・ハオ(ハオ)@シャーマンキング】 【服装】普段着(古びたマントを羽織っている) 【状態】健康、S.O.F.喪失 【装備】建宮斎字のフランベルジェ@とある魔術の禁書目録 【道具】支給品一式×3、不明支給品(ハオ:0~2、マリナン:1~3) 【思考】 基本方針:皆殺し。 1:この地にいる者を全て殺す。 【備考】 ※本来の名前はハオです。 ※改名による影響はまだ見られません。 【1日目 黎明/H-9】 【カズヤ@スクライド】 【服装】普段着(くすんだ色の革のジャケット) 【状態】健康 【装備】なし 【道具】支給品一式、不明支給品1~3 【思考】 基本方針:殺し合いに反逆する。 1:とりあえず万吉を連れて離脱。 2:ぶん殴りたい奴をぶん殴る。 【備考】 ※本来の名前はカズマです。 【鈴木万吉@オリジナルキャラ・バトルロワイアル】 【服装】ニート専用パジャマ 【状態】健康、父を失った悲しみ 【装備】なし 【道具】支給品一式 【思考】 基本方針:フラグ重視。 1:お、親父ィィィ!!! 2:恋愛フラグと脱出フラグ支給品を探すが、死亡フラグからは何があっても逃げる。 3:何ロワイヤルなのかを考察する。 4:なんか似た体験をした記憶があるような、ないような? 時系列順で読む Back こんなに近くで…… Next 生還? だが断る! 投下順で読む Back むしゃくしゃしてやった。今は反省している。 Next DARK・IMPACT Returns ゼロ一人追加 プリンセス・ハオ 『これからの身の上』 ゼロ一人追加 カズヤ 湖のほとりで休憩 ゼロ一人追加 命名神マリナン GAME OVER 鈴木家の人々 鈴木万吉 湖のほとりで休憩 鈴木家の人々 鈴木イチロウ GAME OVER
https://w.atwiki.jp/works_petrowka/pages/82.html
UN Womenの謎ツイートを追って こんなこと書いても世界の半分は喜ばないと思うのだが(予防線)、日本語で指摘している人が誰もいないのでおれが断じて書く。2018年、UN Womenの 公式アカウントがTwitterにこんな投稿をしていた。 すべての女性ジャーナリストだからジャーナリストだから
https://w.atwiki.jp/alfupedia/pages/20.html
とある人とは人間である。 どうやら年は厨房らしい・・・ 糞おソロシ人間正体 ドナルドさまが見た様子によると、14歳だったらしい・・・ 名前は一応はやってるとある人
https://w.atwiki.jp/kakiterowa/pages/16.html
「殺し合い……か……」 殺し合い…… 現代の日本、いや全世界…… あらゆる場合でも認められない行為。 それを…… ただ趣味に近い形でバトルロワイヤルを書いていた面々で集めてやれと……? ふざけている…… 馬鹿げている…… 誰がこんなものに乗るか…… 普通の考えを持つ人間ならこう思うだろう。 があくまでそれは普通の考えを持つもののみに限られる。 「クク…… どうして俺みたいな…… たいして書いて無い奴も参加されちまうかな……」 彼の名は『ダイナマイトアンデッド』 または死者スレで多く書くことからの『死者スレの番人』と名乗っていた。 「名簿を見る限る、誰が誰だかまったくわからねえな…… まあ…… 名前がわかっても結局全員初対面ってことになるから…知ってても意味が無いのだがな……」 彼はそう呟き名簿を閉じた。 実際問題そうである。同じバトルロワイヤルから参戦している 人間の名前を知っていたところで、容姿や特徴、癖などを知らないため、 名前を知ったところで何にも意味を成さない。 少なくともダイナマイトアンデッドという人間はそう考えている。 「さて…… 支給品を確かめるとしますか…………………… クク…… ククク…… おいおい俺は敵役か……?」 彼は少し笑いながら一つ目の支給品を取り出した。 彼の一つ目の支給品はAK-74、突撃銃─つまりアサルトライフルであった。 この突撃銃という武器は通常のパロロワでは、 強力である代わりに結構な重さがあって器用貧乏な立ち位置なり易く、一般人のみのバトルロワイヤルでは、 おもに主催者、またはその部下たちが持っていることが多い。 またバトルロワイヤルと言うジャンルに限らなければ、 主人公の敵のしょぼい一般兵が常時装備していたり、 ゾンビを殺すために雇われていた傭兵が持っていたりする。 「強力だが…… そのぶん扱いにくい…… が…… 結構……!」 「さて…… 二つ目は…… ククク…… ククククク…… ハハハハッ………!」 彼は二つ目の支給品を取り出したとき思わず大きく笑ってしまった。 「おいおい…… こいつは笑いがとまらねえ。 なんたって……クク…… ヤバイ奴が少ないあのアニメの…… 唯一のヤバイ奴の武器だからな……!」 二個目の支給品は『涼宮ハルヒの憂鬱』に登場した、 『朝倉涼子が使っていたアーミーナイフ』だった。 「クク…… これは俺に…… マーダーになれってことだ…… 天が……! 俺に……! 優勝しろと……! 言っている……!」 悪人が良く使っている武器とやばい奴が使っていた武器…… 彼はこれを偶然と思わず、天が自分に与えたメッセージだと感じとった。 『その武器を使い参加者を殺し、そして優勝しろ』と…… 「もともと主催者を倒してみんなで帰還なんて…… クク…… 俺からしてみれば…… くだらないことさ…… 最後の一人まで戦っていたほうが俺は気分がいいからな…… なんたって…… 俺は…… 死者スレの番人だからな……!」 最後の支給品は確かめないことにした、 なぜならこんなにテンションが昂っているときに、 外れアイテムが出てきたらまいってしまう。 またいつか自分が危機に陥った時、もしそれが的を一撃で倒せる有効アイテムだったら……と 危機のときの自分の運を調べたかったからという博打精神もあったからだ。 「さて…… 行くか死線に…… クク…… そういえば……赤木しげるの体のせいだか何だかはわからねえが…… さっきからまるで恐れてねえや……死ぬことを……!」 彼は完全に死という感情に恐れは無かった。 死んだらそれは天が選んだことだと思い 何も思わず何も感じず……ただまっすぐに死んでいけるだろう。 「クク……狂気の沙汰ほど……面白い……!」 今ここに一人の死を恐れない狂気のマーダーが登場した……! その名はダイナマイトアンデッド……! 【深夜】【D-8 町】 【ダイナマイトアンデッド@漫画ロワ】 【装備:AK-74(残り100発)】 【所持品:基本支給品一式、朝倉涼子のアーミーナイフ、 AK-74の予備弾(残り200発)、不明ランダム支給品1個】 【状態:健康】 【思考・行動】 基本行動方針:殺し合いに乗る。 1:出来るだけ多くの人を殺す。そして優勝。 2:死んじまったら…… ま、いいか…… ※容姿や性格はアカギに近い感じです。(あごが若干長く、白髪です。) ※死を恐れていません。よって致命傷を受けても反撃してくる可能性があります。 002 エース見参! 投下順に読む 004 体は鉄槌でできている。 002 エース見参! 時系列順に読む 004 体は鉄槌でできている。 ダイナマイトアンデッド 095 前門の虎。後門の狼。そして……
https://w.atwiki.jp/jojoson/pages/785.html
もっと 教えて果てなく 記憶の奥まで 心の扉を開く 能力で ヘブンズ・ドアー ヘブンズ・ドアー ヘブンズ・ドアー ヘブンズ・ドアー ヘブンズ・ドアー 「だが断る」 もっと 教えて果てなく 記憶の奥まで 心の扉を開く 能力で ヘブンズ・ドアー 僕が体験したのと 同じリアリティ 君だけのアイデア 提供してくれ この岸辺露伴が 金や名誉のために マンガを描いていると 思っていたのかァーッ! 『読んでもらうため』だけに マンガを描いているんだ 体験を集めよう 簡単なんだぜ?そんなの 康一くん 最高のネタだ 絶対君は放さない 面白いマンガを 描くために必要なのは 『リアリティ』なのさ 味もみておこう ああ~どうしよう 仗助キレて メッタうち でもスゴイ体験ができた メモとスケッチ しとこう 「有す川」「ドラッグのキサラ」コンビニ「オーソン」 「有す川」「ドラッグのキサラ」…「オーソン」 「有す川」「ドラッグのキサラ」…で、左が「オーソン」 この街に潜んでる 十五年前から待っている 幽霊の少女に導かれ 『誇り』と『平和』取り戻す 『犯人』追いながら 取材するのも いいかもな! 速攻スタンド発動ッ!『ヘブンズ・ドアー』 「わあああああああ」 振り向いてはいけない小道で 効果発動 だまされてうっかり振り向いてしまった 康一くんに書き込むことによって、彼は助かることができる! 『君は何も見えなくなってふっ飛ぶ』 ぼくと一緒でよかったな 康一くん 今こそ立ち上がれ 事件の裏とって 十五年前悲劇の日 ぼくはそこにいた ぼくの「スタンド」『ヘブンズ・ドアー』 自分の『遠い過去』と… 『「運命」は読めない』……か 今はわからないことばかりだけど サラリーマンの写真とりまくるさ アメリカ人はセンスがダサいから ぼくの作品のことは 理解できない あのクソガキ やたらとインネンつけてくる ヘブンズ・ドアーで読んでみても スタンド能力者じゃない ムカつくから全力でじゃんけん ガキを負かすのは 気持ちいい だけどスタンド能力奪われ なんだと!「岸辺露伴を攻撃でき『る』」 右腕 下半身 奪われていくスタンド 『悪運のグー』ではないらしいな ジャンケンほい あいこでほい いいかい最も難しいことは 『自分を乗り越えること』さ! ジャンケンほい あいこでほい ぼくはいまから自分の運を 乗り越える『透明の赤ちゃん』で 消えゆく魂 何人も見送った 訴えるために ずっと待っていた あの日から 変わらず いつまでも変わらずに 平和な街で あり続けてほしいのに… きみは今どんなことを考えているんだろう 今日もまだあの小道にいるのかな 正義漢ぶるわけじゃあないけれど この街守るためにぼくも犯人さがす… キライ キライ 仗助 (チンチロ チンチロリン) なんで君とゲームしなきゃいけない? どうして 何故なんだ(チンチロリン) Why,why,why,why,I cannot find out a fraud! ぼくんちの サイコロなのに 虫眼鏡でみてもわからない イカサマが 見破れないから 家が燃えてるとか そんなのどうでもいい! 子供の頃 会ったことあるよ 両親 急用で出かけ あずけられた 家で… 「十五年前、ぼくはそこにいたッ!?」 子どもの頃 遠く見えない記憶 ひとりだけ生き残り 保護された警察で 「鈴美おねえちゃんが逃がしてくれた」 でもいまじゃそんなことも忘れて 吉良を追いながら 毎日過ごしてる 隠し撮りした写真 億千万 場合によっちゃあ『面接』してもいい 引かれあった仲間は 億千万 この街の平和を取り戻す ぼくは若くないっていうのかい? バス会社は座ってもらうために イスをつけているんだぜ トンネルの中に 部屋があった 信じないというのならいいさ ぼくひとりで 調べてやる ちょっと待て!この部屋に入ってくるのは危険 敵スタンドの罠です←ハイウェイ・スター 忠告したのに 入ってくるのどうするよ? これだから仗助は←ム?カ!つくv あいつを引き込めば あいつを差し出せば ほんとにぼくの『命』は助けてくれるのか? 「 だ が 断 る 」 この岸辺露伴の最もすきなことは 強いと思ってるヤツに「NO」と断ってやることだ 仗助 ヤツはお前の臭いを記憶した 本体たたけ お前は時速70キロで背後へふっとぶ ぴったん たんた チープトリック (ねっ!ねっ!おんぶして…) ぴったん たんた チープトリック (ねっ!ねっ!写真焼いてッ!) ぺったん ぺったん 交差点 (乙雅三には『ヘブンズ・ドアー』はいなかったッ!) 振り向いてはいけない小道 (描いといてやるよ『地獄に行く』) 『川尻浩作』『川尻早人』 なぜビデオで父親を撮影してる? 【警告】けい↑こ↓く↑ この先は 読んでは いけない オヤジが通った→ クシャミ、ちくしょーといった→ 女の人が笑った→ 雨が降った→ ペプシに雷落ちた ヤツの最期は『事故死』でも これでいいんだ… あいつは法律では 決して裁くことは出来ない これが 一番いいんだ バカ言えどうしてぼくが さびしがらなきゃいけないんだ 君はすでに 死んでいるんだぜ? さっさといけよ! 最後だから本心を 言ってやるッ! 本当は さびしいよ! 行ってほしくない! We followed this town すぐに行きましょ 次の取材! 原曲【組曲『ニコニコ動画』(sm500873)】 元動画URL【http //www.nicovideo.jp/watch/nm3368089】
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/2221.html
雑談室へ 雑談室過去ログに戻る 過去ログ10ロック完了。 -- 管理人 (2007-02-24 19 35 40) またまた2げっとずささささー。 -- 名無しさん (2007-02-24 19 52 20) 一桁ゲト -- 名無しさん (2007-02-24 20 09 07) 過去ログ10の最後の人ありがとう。 -- 名無しさん (2007-02-25 00 01 44) マジレスするとアレは正解ではないぞ 2xhのBBQ規制と言うのは荒らし対策のひとつで 「公開プロクシからの投稿を禁止」すること プロクシ→串になりBBQと言う名称になった より詳しくはhttp //info.2ch.net/wiki/pukiwiki.php?BBQ-- 名無しさん (2007-02-25 00 06 48) ありがとうだなんてそんなヽ(´▽`)ノ 当然のことをしたまでですわ -- バーベキュー書いた人 (2007-02-25 00 45 24) つーか、英語でもBBQって言わね?w -- 名無しさん (2007-02-25 03 37 31) 言う言うw -- 名無しさん (2007-02-25 04 05 17) 書き込めません。一気に投下しすぎたようです。 一番上は長男 -- 名無しさん (2007-02-25 19 02 34) 大童の喜緑さんがかわいすぎる -- ん (2007-02-25 21 20 45) 最近スレ過疎ってるなぁ。ちょいと心配。 -- 名無しさん (2007-02-25 23 00 10) アニメ2期が始まるか新刊が発売されればまた人が集まると思う -- 名無しさん (2007-02-25 23 07 21) 新刊は三月末発売だっけ? -- 名無しさん (2007-02-26 01 18 38) 「分裂」だっけか?一部では「奔走」という話もあるが -- 名無しさん (2007-02-26 08 01 42) 「分裂」で確定みたい。 今日あたりからザスニ先行掲載のバレが出回る可能性あるから避けたい人は覚悟した方がいいかも。 -- 名無しさん (2007-02-26 09 38 08) バレが怖くてネットやってられっかよ -- 名無しさん (2007-02-26 09 55 45) 俺はもうアニメ二期やろうが、新刊が出ようが、関係ない状態になりつつある。 なんか「……もういいかな」って感じ。 -- 名無しさん (2007-02-26 13 46 47) 何がどうもういいのかwww -- 名無しさん (2007-02-26 14 04 36) 1年振りくらいか……すっかり他のラノベに手出してます(´・ω・` ) -- 名無しさん (2007-02-26 14 56 40) そんな僕は次男坊… -- 名無しさん (2007-02-26 15 02 17) 未完をなんとかするんで精一杯だorz すっかり楽しめなくなっちまった・・・ だから「もういいかな」には自分勝手に同意してみたりする -- 名無しさん (2007-02-26 15 36 38) 新刊バレがやっぱり来たね。 上下巻なのに三ヶ月空けるとかおm -- 名無しさん (2007-02-26 16 25 30) 赤い絲読みオワタ 長門の糸の先が気になるなw -- 名無しさん (2007-02-27 02 28 37) 進学してもハルヒとキョンがまた一緒でよかったw もし違ったらまたSSの構想変えないといけなかったし -- 名無しさん (2007-02-27 17 45 14) それはネタバレ? -- 名無しさん (2007-02-27 18 04 45) 新刊出たら、またSSについてけなるな… -- 名無しさん (2007-02-27 18 18 27) バレの部類になるっちゃなるけど、正直SSスレでのボーダーが分からない。 -- 名無しさん (2007-02-27 18 33 34) そもそもボーダーは存在するのかな?さっきのはただ単に気になったから聞いてみただけだし -- 名無しさん (2007-02-27 18 44 49) 本スレでハルヒとキョンが同じクラスだって言ってる人がいたな でもこのぐらいのネタバレだったらむしろありがたいな SSも書きやすくなるし -- 名無しさん (2007-02-27 19 08 24) まだ読んでないんだけどかなり重要な新キャラが出てくるらしい。 -- 名無しさん (2007-02-27 19 17 29) 全部可にしたほうが手っ取り早いだろうなぁ。 とりあえず先行100枚の内容使ったSSは一ヶ月以内に登場するでしょw -- 名無しさん (2007-02-27 20 30 07) イキナリで申し訳ございません。投票小説の「涼宮ハルヒの微笑」を拝見させていただいたのですが、原作の伏線に上手く則ったストーリー構成等様々な工夫に感動しました。それで、「二度目の情報爆発」等の単語を見る限り「微笑」の前の作品があると思われるのですが、どなたかご存知でしたらタイトルを教えていただきませんでしょうか? -- 名無しさん (2007-02-28 00 57 41) 3年前(r -- 名無しさん (2007-02-28 01 06 56) なんだ投票小説って? -- 名無しさん (2007-02-28 01 44 22) はっきりいってないといっておく。 二度目の情報爆発についてはプロローグで語られている話だけ。 あとは空想に頼るしかない -- 名無しさん (2007-02-28 02 37 48) そうですか。ありがとうございます。「投票小説」っていうのは、掲載されている小説のことを勝手にそう呼びました。気になさらないでください -- 名無しさん (2007-02-28 04 11 17) そういう場合は『投稿小説』と呼ぶんじゃないだろうか。 まあ、いいけど -- 名無しさん (2007-02-28 05 51 51) ようするに漢字ミスです… -- 名無しさん (2007-02-28 13 24 22) 喜緑さん再登場らしいな -- ん (2007-02-28 18 32 28) ハルキョンでいいのってないー? -- 名無しさん (2007-02-28 19 31 21) ハルヒとキョンはクラスが別になると予想してたんだがな。 それをまた駆けずり回って同じクラスになってめでたしめでたしと。 理由も展開も全く思いつかないが。 -- 名無しさん (2007-02-28 20 59 54) ハルキョン>敬愛のキスとかかな -- 名無しさん (2007-02-28 23 39 56) 確かにイチャつくハルキョンモノが大好きだw 最近甘ったるいの読んでないなww -- 名無しさん (2007-03-01 05 35 27) 進学しても同じとか言っていたから大学も同じなのかよ!とか思ったけど 進級しても同じクラスっていう意味でFA? -- 名無しさん (2007-03-01 07 17 29) そのまま全員学年上がっただけ。担任も岡T。 ただ八組が新たに理数クラス化して各クラスちょこちょこ人員変わってるそうな。 -- 名無しさん (2007-03-01 10 52 51) キョンの本名が確定してないから二期のこともあるし下手にクラスを弄れないのかもなw -- 名無しさん (2007-03-01 11 47 31) キョンの苗字は確定してるな。 -- 名無しさん (2007-03-01 12 28 54) そこまで材料揃ってるっけ? 明かすとしたら最終巻前には使うらしいね。 -- 名無しさん (2007-03-01 12 44 31) 分裂の先行分に普通に出てるぞ? -- 名無しさん (2007-03-01 13 41 18) 出てないってw須藤は別の人 -- 名無しさん (2007-03-01 13 49 15) 多分勘違いじゃね? -- 名無しさん (2007-03-01 13 51 11) 新刊でまた投下が増えるといいけど…つーかある程度人が増えれば初心者も投下しやすいのかな? バカップル日記シリーズが結構な甘々でいいなー。ああいうの大好き。 -- 名無しさん (2007-03-02 23 44 00) 甘すぎて幸せっぽい鳥が見つからねぇ! -- 名無しさん (2007-03-02 23 55 23) 『罪と罰』の続編はないんかな? 凄く続きが気になる作品ですので‥ もしかしてリアル執筆中ですか? -- 名無しさん (2007-03-03 18 16 30) 俺も罪と罰気になる -- 名無しさん (2007-03-03 19 35 00) 罪と罰は最高。 続きをお願いします -- 名無しさん (2007-03-03 19 55 52) 此処じゃなくてスレ行って書いてこいよ。 -- 名無しさん (2007-03-03 20 12 48) ジュニア -- 真由 (2007-03-03 20 24 01) 新刊のキョンデレ過ぎだろw かわいくて掘ってやりたくなった -- 名無しさん (2007-03-05 14 29 55) アーッ!! -- 名無しさん (2007-03-06 12 32 02) 1日お兄ちゃんが読みにくすぎ -- 名無しさん (2007-03-06 16 10 09) 確かに「と、」が多すぎるし、状況説明が偏りすぎてて話がまとまってない -- 名無しさん (2007-03-06 16 23 31) 二次創作のSSなんて8~9割は作者のオナニーレベルの作品だから仕方ない。 それを覚悟で残り1~2割の良作品を期待するもんだろ。 単なる否定の発言は控えるべきじゃないか? -- 名無しさん (2007-03-06 17 10 03) 朝比奈みくるの思惑っていつもなんで編集してるわけ? 差分見てみても何も変わってないし何やってんの? -- 名無しさん (2007-03-06 17 37 41) 俺もそれ思ったわ -- 名無しさん (2007-03-06 17 49 00) 俺もれも。しかもちょっと前の作品だよね? -- 名無しさん (2007-03-06 19 16 56) 本人がやってるんじゃない。熱狂的なファンか荒らしがやってるんだと思おう。 見損ないたくないし -- 名無しさん (2007-03-06 19 44 08) すいません 初めてでいきなり質問なんですが、 気に入っていたSSが消えているのですが、こういうことってありえるんですか? -- 名無しさん (2007-03-06 20 18 19) ある。ちなみにどれのこと? -- 名無しさん (2007-03-06 20 25 11) 朝倉涼子の世界というSSなのですが、朝倉ファンな私にとってはとても良作のもでした -- 名無しさん (2007-03-06 20 27 49) 聞いたらそれ俺の書いたやつじゃん! 続きを書ける時間がないのと、だいぶ前の作品で、分裂の内容と矛盾が生じるから、 消してもらったんだが…… まだ待ってる人がいたとは…… -- 名無しさん (2007-03-06 20 30 42) ちょww なんとか再連載していただけませんか? 今現在全ハルヒSS中最も続きを楽しみにしていたので。 お願いします。 -- 名無しさん (2007-03-06 20 33 41) だが断る -- 名無しさん (2007-03-06 20 36 56) 左様ですか。残念ですが、仕方ありませんね^^; -- 名無しさん (2007-03-06 20 39 38) いや、だが断るって書いたの俺じゃねえし。 また時間があったらね・・・ -- オッパイ (2007-03-06 20 41 36) うおっマジですかっ!? いや、まことにありがとうございます!(喜 楽しみを失わずに済みましたw(ややこしいのでこちらも名前記載しておきます -- クタン (2007-03-06 20 47 40) もし投下中、サルオチしたらどうすればいい? -- 名無しさん (2007-03-06 21 22 04) 時間置くしかないような……また変なスレ建てる気かい? -- 名無しさん (2007-03-07 00 00 35) またあれが上がっててワラタw -- 名無しさん (2007-03-07 15 55 07) そんなに読ませたいのかw -- 名無しさん (2007-03-07 18 38 59) しかも上がってコメントしたらまた上がってたっていうw -- 名無しさん (2007-03-07 20 21 35) 光学的には観測できない情報が少しずつ付け足されていっているとか? -- 名無しさん (2007-03-07 21 31 44) IPを見てみると変わっていたりもするので同一の人ではなくて複数犯なのかもしれないですね。 あんま気にしないのが一番かと -- 管理人 (2007-03-07 22 20 55) …………誰ですか、君は? まあ、IPが変わってるってのは本当みたいだけど -- 管理人 (2007-03-07 22 45 42) 『管理人の分裂』? -- 名無しさん (2007-03-07 23 10 46) 今夏、『管理人の驚愕』 -- 名無しさん (2007-03-07 23 15 46) 避難所で超展開ってw -- 名無しさん (2007-03-07 23 30 10) なんていうか本当に…… -- 名無しさん (2007-03-08 15 14 17) 崩壊はどうしたんだ?私的には鬱物はあまり上げてほしくないんだが -- 名無しさん (2007-03-08 16 19 18) 『管理人の分裂』、やっぱり冒頭100枚分を先行投稿? -- 名無しさん (2007-03-08 16 44 28) 飛び降りるところで終わってたと思うんだけど追記されてる? -- 名無しさん (2007-03-08 18 59 25) 夢オチになってる。 -- 名無しさん (2007-03-08 19 27 33) 崩壊は追記されてるがみくるの思惑はどこが変わってるんだw 何回も読んだのにワカンネ -- 名無しさん (2007-03-08 21 22 18) 更新箇所なんて飾りです。偉い人にはそれが解らんのですよ。 -- 名無しさん (2007-03-08 21 37 05) 気のせいかも知れんけどさ、この雑談室に書き込むたびに 『思惑』があがってない? いつも更新履歴には雑談室とセットになってるキガス -- 名無しさん (2007-03-08 21 39 07) ここはトリップとかつけらんないんだっけ -- 名無しさん (2007-03-09 02 18 19) つけられんよ -- 名無しさん (2007-03-09 09 55 28) 名前欄にトリ書けばすむこったろ。 -- 名無しさん (2007-03-09 12 23 41) 偽者はどうやって見分ける? -- 名無しさん (2007-03-09 12 43 36) 魂の震えで -- 名無しさん (2007-03-09 13 02 13) また『思惑』あがってるな、変更点なしで。 つかさっき俺が差分見たから・・・かな? -- 名無しさん (2007-03-09 13 33 01) いやいつも変わってない。 -- 名無しさん (2007-03-09 16 21 19) ということはアレか?厨なのか? 憶測は良くないとは思うが -- 名無しさん (2007-03-09 19 07 11) まぁ自分でやってるかそういうイメージ抱かせるために他の誰かがやってるかだけどトリップ別には載ってないよねあれ? -- 名無しさん (2007-03-09 20 01 40) うはwwwww -- #11111 (2007-03-09 23 39 20) 思惑なんなの いい加減ムカついてきたwww -- 名無しさん (2007-03-09 23 44 21) つーかこの二日思惑ばっかりで他の作品が更新されてなくて寂しいにょろーん -- 名無しさん (2007-03-10 00 09 52) またあがってるよ… -- 名無しさん (2007-03-10 15 06 46) ここは神経質な人の多いインターネットですね -- 名無しさん (2007-03-10 18 09 16) 一日に何回も上がってるんだもんw -- 名無しさん (2007-03-10 20 34 35) また思惑ktkrwwwwwwwwwwwwww -- 名無しさん (2007-03-10 20 38 16) まあとりあえず今のところ実害はない罠。これが中身が改竄されたり、同じように空揚げされるページばかりになったりすると問題だけど。 -- 名無しさん (2007-03-10 20 56 44) 短篇見れないのは俺だけか -- 名無しさん (2007-03-10 22 32 14) 見れない。というか少し壊れてないか? ページに飛ぼうとしても戻っちゃう。 でも検索してだしたらなんとか見れたよ。 -- 名無しさん (2007-03-10 22 54 29) 崩壊荒されてね? -- 名無しさん (2007-03-10 23 32 14) 短編を読み終える ↓ リストに戻って違う短編作品をクリック ↓ 同じページに戻ってしまい、「あれ?」ってなってスクロール ↓ 全部同じURL ↓ \(^o^)/ 要するに、荒しの現場に立ち会った俺/(^o^)\ -- 名無しさん (2007-03-10 23 47 16) 短編のリンクがおかしいのは管理にさんに バックアップから復元してもらったほうが簡単かな? 外部リンクからは普通に行けるから一つ一つ直すのも可能だけど。 -- 名無しさん (2007-03-10 23 59 41) 一つ一つ直すと時間がかかりすぎると思。 管理人さんに頼むのが一番速くて確実なんじゃなかろうか。 てか、崩壊がえらく改竄されてるな。 なんだゴリラってw -- 名無しさん (2007-03-11 00 40 02) 短編のリンクと崩壊の文章を修正。 漏れがあるかもしれないので発見した人はここや雑談所にでも書き込んで教えてもらえると助かります -- 管理人 (2007-03-11 00 49 05) お疲れ様です。 -- 名無しさん (2007-03-11 00 53 30) 崩壊って改竄されてたのか・・・・・ 普通に読んで面白いと思っちまった・・・・・ -- 名無しさん (2007-03-11 02 37 35) 崩壊、夢オチじゃなくなったのね -- 名無しさん (2007-03-11 02 53 48) 怪談って同じ題名のなかったっけ?更新じゃないよね似てるけど -- 名無しさん (2007-03-11 03 04 21) 崩壊、夢オチver持ってるけど修正しとく? -- 名無しさん (2007-03-11 07 44 23) 崩壊、夢オチのほうがいい -- 名無しさん (2007-03-11 09 00 32) 問題は最初の作者さんがどこまでいじったのかってことで。 作者さん以外の改竄は問題でしょ。 -- 名無しさん (2007-03-11 14 57 32) 夢オチ見てみたいwwww 別verとして入れちゃってOKです -- 崩壊作者 (2007-03-11 20 20 34) なんだ、夢オチは作者のじゃなかったのかw -- 名無しさん (2007-03-11 20 27 31) 管理人さんが修正したんだからちゃんとわかってて直したんでしょ -- 名無しさん (2007-03-11 20 46 58) 長門有希の報告が関西弁なのが気にくわないのは俺だけですか?wwwww -- 名無しさん (2007-03-11 22 56 43) いつから此処は本音スレになったんだ? -- 名無しさん (2007-03-11 23 13 18) 報告のその話はもう何べんも言われてるし、 標準語バージョンもあるからそっちを読め。 今回の話も標準語にしてくれるだろ。 そして二度とそういう書き込みをするな。 -- 名無しさん (2007-03-11 23 32 02) 確かにこんな書き込みも問題だがそこまで言わんでおk いま自治がエスカレートしてることも問題なんだから -- 名無しさん (2007-03-12 00 15 41) べ、別にあたしはそんなつもりで言ったんじゃないんだからね! 次から気をつけること!いいわね! -- 名無しさん (2007-03-12 01 33 53) これはいいツンデレですねwww -- 名無しさん (2007-03-12 11 37 57) ツンデレに見せかけて実はヤンデレ -- 名無しさん (2007-03-12 12 27 54) 最近『ただいまEZweb情報サービスが接続しづらい……』とかばかりだw -- 名無しさん (2007-03-12 16 42 36) EZweb 確かによくなる 投下してる人いる時とかになると…… -- 名無しさん (2007-03-12 17 15 48) サルより質が悪いw ちなみに俺は今それでスレも避難所もみれねw -- 名無しさん (2007-03-12 18 37 46) ブラウザ履歴クリアすれば治る時もある 兎も角うざったいことこの上なし -- 名無しさん (2007-03-12 19 48 12) EZwebだと「書き込みが許可されてません」となるのは俺だけ? -- 名無しさん (2007-03-12 20 16 06) W45Tの俺もだからEZwebではできないっぽい? 鬱モノおすすめキボンヌ -- 名無しさん (2007-03-13 20 29 33) W43Kだがそれは出たことないな -- 名無しさん (2007-03-13 20 36 15) すいませんキョンの選択というやつをキョンのところに移したいん ですけどやり方がわかりません。どなたかやってもらえませんか -- 名無しさん (2007-03-13 21 07 30) ↑やってみたけどあれ(長編・キョン3にリンク貼る) でよかった? ところでHTMLみると、フォントでややページ重くなってるよ。 意図してるんだったら別に構わないけど。 -- 名無しさん (2007-03-13 21 27 21) ↑どうもありがとうございました -- 名無しさん (2007-03-13 21 31 56) 「崩壊」がまた改竄どころか消されてるような状態になってるが・・・ -- 名無しさん (2007-03-14 16 12 05) まさに崩壊してるな。 こうなったら荒らし防止用に編集制限つけてもらうしかないな -- 名無しさん (2007-03-14 16 35 38) 止まらんな -- 名無しさん (2007-03-14 17 11 55) 3/14の更新履歴にあるSS、全部消えてないか? -- 名無しさん (2007-03-14 18 01 34) 全部読めないな……… -- 名無しさん (2007-03-14 18 09 12) 確かに読めない。中身が空だね -- 名無しさん (2007-03-14 18 21 37) 消されていた分を修正しました -- 管理人 (2007-03-14 19 10 12) 乙っすー ここも粘着が現れたのかな? -- 名無しさん (2007-03-14 19 17 04) あ -- 名無しさん (2007-03-14 21 56 58) 管理人素早い対応乙。 -- 名無しさん (2007-03-14 23 00 47) 今日はよく人多杉になるな -- 名無しさん (2007-03-14 23 40 21) 崩壊にも「暇」って書いてたし、春休みで暇なんだろう。うらやましいね。 -- 名無しさん (2007-03-14 23 49 16) 仕事がなくて暇なんだろ -- 名無しさん (2007-03-15 00 27 09) ここのSS全部読み尽くしたから暇とか? -- 名無しさん (2007-03-15 12 49 05) アナルスレってどうなったの? -- 名無しさん (2007-03-15 20 26 06) どうもなってない。普通にあるけど? -- 名無しさん (2007-03-15 21 57 13)
https://w.atwiki.jp/anepare/pages/215.html
▼下へジャンプ ( ゚Д゚)y-~~ 676 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 06/12/17 00 46 14 ID WlGLi8F6 いい変態と 悪い変態の違いって何ですか 677 勇者王F.F.M ◆GGGcLs7FFM 06/12/17 00 52 56 ID 9GqjRIqr 675 フヒヒヒwwwサーセンwwwww 676 いい変態→俺 悪い変態→ニンチン 678 人参王 ◆WxL5xKzvvQ 06/12/17 00 57 39 ID WlhVpQxa 677 ___ ./ \ .| ^ ^ | | . ノ(、_, )ヽ、.| <あまり私を怒らせない方がいい __! ! -=ニ=- ノ!___ /´ ̄ ̄ .|\`ニニ´/ `ヽ { .|__  ̄ ̄ヾ } i;; ,,, r---イ /|,、_,, , ,; ,i .l; ; ,;,, } /;\ / ヽ / ,;,;; ,;l .|;; ,;, } ./;;;,, \ / ;;;;;;ヽ ,,;; , i i; ,, / /;;, , ;; ノ--, , ,;; , ,゙i ,, ; ;i i;, ; /./, , , ;; / \ , , ,;;, i ,; ,i / / i 、 / ヽ ,; 、| \ ヽヽヽヾ丿 〈 ヽ {//// ```` ト, i | 、 i´´´ | , ,;; } ! , ,;;i |, , 、 / ヽ , , , | !;; , / !, ,;,; | 679 勇者王F.F.M ◆GGGcLs7FFM 06/12/17 00 59 59 ID 9GqjRIqr 678 だが断る 680 和製 ◆A9bR.sXi42 06/12/17 01 00 00 ID tn9NiRLw 今日はダチとユイとブリーチ見てきた みんな泣いた。 てか千の夜をこえてって名曲じゃね? 682 人参王 ◆WxL5xKzvvQ 06/12/17 01 06 06 ID WlhVpQxa 679 ___ ./ \ | ^ ^ | ,..、どうしても私を本気にさせたいようだな… | . ノ(、_, )ヽ、.|′ _,,r, -ュヽ ビ リ ! ! -=ニ=- ノ! ,イ彡く,-‐ ゙i, __,,, -―,ァ \`ニニ´/゙ア´ ̄`ゝニ ィ,〉 , f^三ヲ,r一 ^ニ´、、__ l ! ィ彡,ャァ ,,..,,、 /lトィヘ ノ ニ、゙リ ,..,, `` ヽ,,, ´ ゙ ヾミ,r/ .l . し′ ,ィテ J´,,.. ;;゙i, ,;,, ;;; ,,;; ,frア .l . ヾ リ . . .{ ,ィト. ;;;;;;;;;;; ,!;V . .ノ . . . . l . . .ヾ= . . l ;;;;; ,;;/;; . / ノ .j . . . . l .ミ . .∨ . . . ヽ、 人__,,,;;;;;ノ/N/ / .ィ . . . . ト .トミ . ヽ . . . . ト-―テ ⌒ `ヾj ;;;;}/ . . . / / ヽ . . ト、 . . . . ヽ . . .l - 十 ‐ ゙l, 〃 . . / .リ ゙i . . l . ヽ . . . . ヽ . .l t,,__,災_,ノl f .リ . ./ .j ,イ ヾ . l、 . ヾ . . . . 〉 . l l, ,;, ,ィレ j . . ./ ./ V . l、 . ヾ . . . . 〉 . l l, ,;, ,ィレ j . . ./ ./ V 683 勇者王F.F.M ◆GGGcLs7FFM 06/12/17 01 10 55 ID 9GqjRIqr 682 キメェwwwwwwwwwwwwwww 687 和製 ◆A9bR.sXi42 06/12/17 01 17 40 ID tn9NiRLw やれやれ・・・。 アホな争いしてる暇あるなら女つくれよお前らwwwwww 689 童貞神 ◆7bB2N4Vsqk sage 06/12/17 01 19 18 ID rZyXlwQr 687 言っちゃ駄目だってwwwww 俺もなんだよな・・・( A`) 690 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 06/12/17 01 22 18 ID WlGLi8F6 687 子供までつくれとは言ってないんだがwwww 801 アホの子 ◆AQ5p3uIpXQ 06/12/17 19 39 55 ID fgRaX5+F 800 フヒヒwwwアザスwwwww 勇者王には敵わないっスよwww 803 勇者王F.F.M ◆GGGcLs7FFM 06/12/17 19 42 01 ID bJVwEXVo 801 いやいや、俺なんて変態の中ではまだまだ下っ端っスからwwwwww 806 和製 ◆A9bR.sXi42 06/12/17 19 44 39 ID tn9NiRLw 803 ワールドクラスの変態乙 さて、今日はゴキブリさんが出た。 そして苦手なくせに向かっていって やっぱ怖くて泣き出すユイに萌えてた そしてオレは思ったんだ 「ユイの覚悟が!「言葉」でなく「心」で理解できた!」 808 勇者王F.F.M ◆GGGcLs7FFM 06/12/17 19 45 26 ID bJVwEXVo 806 助けろ変態wwwwwwwwwwww 809 アホの子 ◆AQ5p3uIpXQ 06/12/17 19 46 20 ID fgRaX5+F 806 惚気乙www 807 ちょwwwねーよwwwwwwww 824 アホの子 ◆AQ5p3uIpXQ 06/12/17 20 03 48 ID fgRaX5+F 822 実際、私がもし女だったらしてもよかったんスけどねwwwww 826 勇者王F.F.M ◆GGGcLs7FFM 06/12/17 20 05 25 ID bJVwEXVo 824 それは残念(´・ω・`) 825 サーセンwww自分シャイなんでwwwww 828 和製 ◆A9bR.sXi42 06/12/17 20 06 16 ID tn9NiRLw 826 オレは女だとしてもやってあげないけどね 829 アホの子 ◆AQ5p3uIpXQ 06/12/17 20 07 10 ID fgRaX5+F 822 いとこに、女っぽいね、とはよく言われるっスけどねwwww 831 勇者王F.F.M ◆GGGcLs7FFM 06/12/17 20 09 31 ID bJVwEXVo 827 じゃあ、俺と 828 ( ゚д゚)、ペッ 829 YOU、女になっちゃいなYO 833 和製 ◆A9bR.sXi42 06/12/17 20 11 35 ID tn9NiRLw ゆーしゃ・・・おまえってホント節操ねーなwwwwwww 834 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/17 20 12 19 ID yC6/e3B3 828 やらないか? 831 だが断るw 必死過ぎてキモいw 835 勇者王F.F.M ◆GGGcLs7FFM 06/12/17 20 13 02 ID bJVwEXVo 832 切実っスねwww 833 それが俺のアイデンティティー 836 勇者王F.F.M ◆GGGcLs7FFM 06/12/17 20 13 43 ID bJVwEXVo 834 (´・ω・`)ショボーン それが俺のアイデンティティー 838 アホの子 ◆AQ5p3uIpXQ 06/12/17 20 15 25 ID fgRaX5+F 835 いとこ全員が女で、かつ姪っ子まで女なハーレム状況なのにDTな時点で私は女にうm(ry 840 和製 ◆A9bR.sXi42 06/12/17 20 16 11 ID tn9NiRLw 834 高くつくぜwwww? 842 和製 ◆A9bR.sXi42 06/12/17 20 16 47 ID tn9NiRLw 835-836 ____ / \ /\ キリッ . / (ー) (ー)\ / ⌒(__人__)⌒ \ <それが俺のアイデンティティー | |r┬-| | \ `ー ´ / ノ \ /´ ヽ | l \ ヽ -一 ~~`` ー--、 -一 ー-、. ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒)) ____ /_ノ ヽ、_\ ミ ミ ミ o゚((●)) ((●))゚o ミ ミ ミ /⌒)⌒)⌒. ⌒(__人__)⌒ \ /⌒)⌒)⌒) | / / / |r┬-| | (⌒)/ / / // <だっておwwwwwwwwwwwwwwwwwww | (⌒) | | | / ゝ / | ノ | | | \ / ) / ヽ / `ー ´ ヽ / / バ | | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l バ ン ヽ -一 ~~`` ー--、 -一 ー-、 ン ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒)) 847 勇者王F.F.M ◆GGGcLs7FFM 06/12/17 20 18 49 ID bJVwEXVo サーチ&デストロイ _ ,,, -─-- 、 ,´、⌒、⌒、⌒, ヽ, ヽ_ , - ´⌒` - 、ヽ ─ = ≡ ⊂[==- ⊂[==- イノi ノ_ヽ 人/_ヽゝ iゝ ´Y,i ヽi ´ヽノ リゝイヽ __ノ` , ─ = ≡ ⊂[==- Λ ∧ ., . .ノ(ヽ、 _ ,イ-´⌒i, ̄.____つ ⊂[=( ゚д゚) . ; ∴ ←和製 [ Yノ `,─ イ[ ]´ ノ ̄ 〉 つ つ / 人入ン ノ, ̄ ─=≡ ⊂[⊂、 =-ノ . ; ∴ i イ ⌒ ゝノ/i し `i⌒ゝ イ <、 i i`= ̄イヽ、ノ⌒ヽ、_ /i .i イ´ i  ̄ ⌒ , -/_,_,_i i、_ノ_,_,_,_,/,-, (____ 、 ノ 、,i__ゝ、_ノ,_ノ..................... 848 和製 ◆A9bR.sXi42 06/12/17 20 18 49 ID tn9NiRLw 838 オレも年プラマイ5の親族全員女だなー 851 揉乙女 ◆6DctQcrFWc 06/12/17 20 20 08 ID E+OAP1G4 848 ナカーマ 853 アホの子 ◆AQ5p3uIpXQ 06/12/17 20 20 45 ID fgRaX5+F 848 あの状況は生殺しかとwwwww 855 和製 ◆A9bR.sXi42 06/12/17 20 21 52 ID tn9NiRLw 851,853 あとさ、 従兄弟とか親兄弟の子供の幼女とかもいるいるwwww 860 ミオ ◆q6m/xAK01k 06/12/17 20 25 31 ID LCPjMDBB 私は、いとこ全員男だよ。 みんな4才以上も年下で、やっぱり痴漢行為される事はどうしても経験しちゃう! スカートとかおっぱいとか色々。 861 和製 ◆A9bR.sXi42 06/12/17 20 26 11 ID tn9NiRLw 860 や ら な い か 862 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/17 20 26 38 ID 9mkixs/F 860 (゚д゚) 865 勇者王F.F.M ◆GGGcLs7FFM 06/12/17 20 27 46 ID bJVwEXVo 860 って劇場じゃねーかボケwwwwwwwwwwwwww 867 変態劇場 ◆hgPLA6XcyA 06/12/17 20 28 22 ID LCPjMDBB あっはっはwww釣られてやがる!!!!1 871 変態劇場 ◆hgPLA6XcyA 06/12/17 20 31 10 ID LCPjMDBB 860は全部俺がやった事なんだけどねwwww 872 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/17 20 32 17 ID 9mkixs/F 871 ちょっとサツ行こうか 882 和製 ◆A9bR.sXi42 06/12/17 20 42 59 ID tn9NiRLw ん?尻触る? 甘いな オレは高校入るまで一緒に風呂はいってたぜ 884 勇者王F.F.M ◆GGGcLs7FFM 06/12/17 20 44 18 ID bJVwEXVo 882 やっぱ、俺は下っ端だと確信したwwwwwwwこのド変態めwwwwwwwwwwwww 923 和製 ◆A9bR.sXi42 06/12/17 21 20 02 ID tn9NiRLw ・小防時代 修学旅行で女子更衣室に侵入するもバレない さすがに風呂にはいってない ・厨房時代 修学旅行で女子更衣室に侵入するもバレない さすがに風呂にはいってない 着替えをばっちり撮影 それを男子に高値で売る ・高校時代~現在 ここからセクロスとかしだす ついには親父になる そして現在に至る 925 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 06/12/17 21 22 00 ID rg24OUR3 「 ̄ ̄了 l h「¬丨 < はーい 923が通るからどいて / ̄ ̄\__,ト、Д/____ / / ̄Yi. / jテ、 f ̄ヨ / /∧ / / /.i l iー――‐u  ̄ ./ / Д` / / / / l l i / l ヽ../ レ l l . / _/ \ !、 lヽ____」 l . !、/ \. \ \l ト./ ト、__\/ト、/ト、 y l l  ̄( )y ) /l i l l Y /ー / .l l !、 l l./ / l l / / l/ ,/ i l /_ ./l l`ー‐〈 ト.__」 L_``^yト._」、ー `ヽ_」 `ー `ヽ_」 928 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/17 21 23 09 ID 9mkixs/F ↓ 923 _/ ,-ヽ / / || | / | .|-|、 ,,,,,,,,,,,,,, / __,-- ~ ヽ_ / ヽ_ / _,.- / / / l `-、_,-- --、_,-- ~ --、 /___lヽ/ 、-/ / _ヽ;;;;;ヽ // ヽ _,..- ~ |ヽ` _、_l ヽ(_/ヽ;;;) ); ,-、_/、 ,- ~ ヽヽ-、- ` l____ ( / __,. .| _,-- .| | | | /,--、ヽ--);(-, ;; ー l { ,..- ~ ,- ~~| |//,l | /| ヽ~/\、- /~/ _,- ~ _,..--,- ~~ |/ | / | | /ヽ \--,--- ` 、 ._,- ~ / ,- ~ヽ| | ヽ / ヽ ヽヽ\~彡ー- / 三_ノ~ /`--~ / `-、 \ヽ,|`ー, ,....) / 、lヽ 929 アホの子 ◆AQ5p3uIpXQ 06/12/17 21 23 27 ID fgRaX5+F 923 これはヒドいwww 936 和製 ◆A9bR.sXi42 06/12/17 21 32 45 ID tn9NiRLw 視線がいてぇww あれ?こんな時間に客だ・・・ INDEX 和製-インデックス PREV 和製-040 NEXT 和製-042 ▲上へジャンプ
https://w.atwiki.jp/minkama/pages/98.html
攻略/嘘をつく人が2人いる事件 ★3で2人以上が嘘をつく事件で遊ぶ人のための説明です。 ★2嘘つきなしをクリアして★3に上がった人は、この前の嘘つきのいる事件もご覧ください。 嘘をつく人(犯人または嘘つき)の見つけ方 嘘つきと犯人の区別 クリア後 嘘をつく人(犯人または嘘つき)の見つけ方 嘘をつく人の見つけ方は、基本的には★2の嘘つきのいる事件と同じです。 ★2では「2人が矛盾したら残りは全員嘘をつかない」と判断することができましたが、★3は嘘をつく人が2人いるので、「矛盾した人たちが何者であるか」のパターンが増えて、なかなか確定しません。 詳しくは攻略/確定条件/★3をご覧ください。 お互いに矛盾した証言をする嘘つき候補が2人×2組、または3人がそれぞれ矛盾するような人たちが見つかったら、その候補以外の人たちは全員正直者です。 嘘をつく人が判明したら、その人の証言と逆の内容をマトリックスに記入していきましょう。 嘘からの確定参照 嘘つきと犯人の区別 ★3は、嘘つきと犯人が必ず嘘をつくため、自分が犯人だと示すような証言をする人がいたら、その人は嘘つきと確定します。 また、「○○は犯人ではありません」という証言をした人は犯人ではなく、「○○は犯人に脅されていません」という証言をした人は嘘つきではありません。 (証言した人が犯人だったら、100%嘘をつく→証言の内容は嘘→○○が犯人 となってしまい、破綻するため) あとは、正直者の証言や、嘘をつくと判明した人の証言の逆の内容から判断していきましょう。 クリア後 ★3をクリアすると探偵ランクが3になり、次は★4に挑戦できるようになります。 ★4は容疑者も12人に増え、これまでより大分難しくなってきます。 ★4については犯人がたまに嘘をつく事件をご覧ください。 名前
https://w.atwiki.jp/hshorizonl/pages/75.html
日は落ち、登った月は雲に隠れて見えない。 外は一面、土砂降りの雨。 校庭のグラウンドに運動部の姿は無い。 雨音がざあざあと鳴る校内の一室。 赤い絨毯にピアノが一台置いてある。音楽室だ。 「きらきらひかる おそらのほしよ まばたきしては みんなをみてる きらきらひかる おそらのほしよ」 音楽室で一人の少女が「きらきら星」を歌っている。 指1本での単調なピアノの演奏。歌声は艶やかなアルトの透明な響き。 黒い基調の制服に身を包んだ、栗毛色の長髪の少女が一人で歌う。 それだけで、まるでその一室はさながら神殿のような趣となっている。 信じた道に身を捧げ、理想を抱き歌うその姿は、殉教者と重なるが故に。 少女の名前は「ファルシータ・フォーセット」。イタリアからの留学生であり、国では音楽学校に通っていた歌手の卵である。 「ファルさん。合唱部が終わった後、いままで自主練やってたんですか?」 歌い終えたファルに、一人の少女から声がかけられる。 「一人で掃除なんて大変だったでしょ。何かファルさんって、そういう嫌な仕事進んで引き受けたがるよね」 もう一人の少女は、気づかうような口調で話しかけた。 「そんな嫌な事ないわよ。掃除を申し込んでおけば、一人で音楽室を使えるから。 全部自分の為にやってるの。歌の練習も含めてね」 そう言うファルの声は、さわやかととれる音色だった。 「ファルさんって将来はプロの歌手志望なんでしょ?」 「だから練習してるんだよね?」 「そう、最高の舞台で最高の歌を歌うのが私の『夢』」 ファルの目は遥か遠く、だが強い意志を込め、天を眺めた。 「ファルさんならなれますよ、きっと! すごい才能で、努力もたくさんしているんだから」 「うん、そうだよ、きっと。あ~あ、わたしもファルさんみたいな素敵な人になりたいな」 ファルはそう言った少女に微笑み返した。 ――私はそんな人間じゃない。私には何かが欠けている―― その思いを押し殺しながら。 「ファルさん、良ければ一緒に帰りませんか? カラオケにいって歌いましょうよ」 「御免なさいね。ファルさんとは私と先に約束してたの」 何時からその人は音楽室の中にいたのか。横から割り込んだのは、清流の様に澄んだ声。それなのにその言葉は強く、遠くまでよく届いた。 声の主は、ファルシータと同時期に転校してきた少女「比良坂初音」である。 黒く艶やかな長い髪、古風なセーラー服。ファルと共に所属する高校とは異なる制服、同じ黒を基調とした制服だ。 その身に宿す赤い瞳は心を見通されるような深さがある。 「……ええ、悪いけど初音さんと先約があってね。ごめんなさい」 ファルは、出来うる限りの申し訳ないという感情に満ちた表情を浮かべて言った。 「仕方ないですね。じゃあ、また今度という事で」 ファルは孤高さがあっても親しみやすさがあるが、初音は高貴でどこか気押されてしまう雰囲気がある。 そのためか、二人ともあっさりと納得した。 「ごきげんよう。二人ともお気をつけてお帰りなさい。近頃は物騒な噂が流れているのだから」 初音は穏やかに笑いかけた。 「はい、そちらもお気をつけて」 「さようなら。また明日」 「ところでさ、噂っていったら、ここでも――」 話しながら音楽室から二人は出て行き、遠く声が離れていく。 校内のどこか、夕刻に現れ、男を誘い、犯す淫乱な女。 正体は男を食べる魔物。 既に何人かの男子生徒を連れ去り、どこかで骨も残さず食べてしまったという。 そんな噂話をしながら、二人は去っていった。 「で、要件は何? 『キャスター』」 初音に尋ねるファルの表情は一変し、冷たい目で初音を見据える。彼女は「聖杯戦争のマスター」としてのファルシータ・フォーセットになった。 ファルにとって笑顔とは、対人関係を良好に保つため、使い慣れた仮面だ。 「聖杯戦争について、貴女がまだ理解していない事についてよ」 初音もまた「キャスターのサーヴァント」である比良坂初音として答える。 「前にも言ったでしょう? 私は聖杯なんてどうでもいいの。私の夢にとって何の関係も無い事だわ」 それはファルの本音。だが、ファルにはもう一つの思いがある。 世界を、都合の良い奇跡を望む境遇にまで自分を陥れた世界を憎み、そんな自分を変えたい、叶えたい願いがあるのなら。 ――聖杯を望めばいい。例え人殺しが避けられないとしても。 ファルはピアノの椅子から立ち上がり、出入り口に向かう。 「でも、それでは済まないのがこの聖杯戦争なのよ、ファル」 初音はファルと共に音楽室の外に出ながら、ファルの内心を知ってか知らずか、微笑んだ。 「この聖杯戦争には脱落したマスターを保護する人間はいないわ。ただ偶発的に誕生した界聖杯がマスターを呼び込んだだけの世界。 そんな状況で戦う事を諦めたますたぁがどんな目に遭うか……お分かり?」 ファルもそれは理解している。おそらく聖杯を求めるマスターに利用されるだけ利用され、最後は命まで奪われる事だろう。 「脱出の手段はまだ見つからないの?」 廊下を初音と並んで歩きながら、ファルは尋ねる。 「今のところはね。糸を外に伸ばそうとしたり、人を操って調べてみたりしたけど、この都市から出る手がかりもないわ。何らかの結界があるのかもしれない。 結界がどういうものか、私を使う貴女なら分かるでしょうけど」 聞き覚えのない結界という言葉だが、どのような効果かは、ファルは初音の作った陣地を見て納得している。 「私は、聖杯なんていらないけど、あなたに願いがあるなら戦いに協力するわよ。その前にまず情報収集が先決だけど。 マスターのスタンスを大雑把に分類すると、戦いに乗ったマスター。乗らないで脱出を目指すマスター。今の状況がわからず準備もしない半端なマスター。 私は脱出派だから同じ脱出派と上手く手を結んで情報を集める事から始めて、後は半端なマスターを利用して乗ったマスターの盾にするか。または情報を売って乗ったマスターを利用できないか……」 「貴女は、人を利用するかどうか、できるかどうかで動くつもりなのね」 「急に連れてこられて、いきなり殺し合いをしろ、だなんてこんな状況で信頼関係がすぐできるわけないじゃない。もっとも、私は誰も信用しないけどね。 それは私達も同じでしょう? でも、あなたは聖杯を捕るのに私が作った優等生という仮面と人脈を利用して、その代り、私はあなたに命を守ってもらう。 そういうお互い利用し合う関係だけで、私たちは十分得でしょ?」 ファルのその考えは、この特殊な状況だけではなかった。ファルが信用するのは、自分の歌の才能だけだ。聖杯戦争に連れてこられる以前から、ファルはそうして生きてきた。 二人は校内にある「茶道室」の前についた。 ここは初音が能力で製作した陣地で、二人の借り宿でもある。 暗示により、初音は高校でただ一人の茶道部の所属となっている。ここは所属した学生が全員卒業した後、そのまま未使用になっていた茶室……という設定の暗示がやはりかけられている。 実体は、入り口も、畳も、白い土壁も、障子も、年期を感じさせる柱も、床の間も、押入れも、全て初音が糸で紡いで造り上げた物である。 ここは初音の『巣』だ。空き教室を使って、そこに造り上げた『巣』だ。 近くにある給湯室、洗面所などやそこに繋がる通路もまた、初音の陣地となっており、普段は生徒たちに影響はないが、初音が少し魔力を通せば人払いの暗示、認識できなくなる暗示が発動できる。 さらに、高校の全敷地は初音の結界に覆われ、内部外部の人間の精神に働きかけ、記憶を操作されている。 例えば、人が一人消失した程度では、誰も違和感を感じないように。 二人は扉を引き、靴を脱いで茶室に入った。 中には一人の少女が、囚われの身となっていた。 両方の手足が蜘蛛の糸で畳に縫い止められ、口は猿轡のように糸で覆われている。 その姿を見て、ファルは唐突に思い出した。 さっき会った二人組は、本当はいつも三人組で行動していたはずだ。 なぜ今まで忘れていたのか? 「気づかなかったでしょう? 私の『巣』に捕らわれた人間は、誰からも忘れられる。 主の貴女も例外ではなくてよ」 振り向いたファルに対し、初音は赤い瞳を向けた。 「実を言うとね。私も聖杯なんて興味ないのよ。召喚されたのはほんの気まぐれ、気の迷いよ」 初音は一つ嘘をついた。初音には気の迷いなどとは言えない、確かな願いがある。だがそれは聖杯に叶えてもらうまでの事ではなかった。 あるいは――叶えたくないと言い換えるべきか。 「だけど、私は仮初の生でも、自ら死を選ぶことはしない。負けるつもりで戦うつもりなんてないわ」 初音の赤い瞳が強い光を灯す。 「だから、主である貴女には、この戦で絶対生き延びるという覚悟を見せてほしい」 「そこで、ファル。貴女に――この子を殺してもらえないかしら?」 ファルは意味が分からず呆然としたが、言葉を正確に咀嚼した瞬間、脊椎に氷柱が入るような戦慄が走った。 初音は懐から匕首を取り出し、刃を掴みファルに柄を向けた。 「何を棄てても、誰を犠牲にしても、生き延びたいという覚悟を見せてほしいのよ。 勿論貴女には断る自由があるわ。もっとも、そうしたら私は貴女を見捨ててしまうけど」 脅迫そのものといえる言葉を、初音は微笑んで口にした。 ファルは初音について、いやサーヴァントという存在について、与えられた知識だけで判断していた。 人類の歴史を進ませた偉人、戦場で猛威を振るった英傑、あるいは暴虐で汚名を得た悪党。そういった善悪問わず偉業を為した者達。その写し身がサーヴァント。 マスターは本来現世に存在できないはずのサーヴァントを繋ぎとめる楔となり、提供する魔力と絶対遵守の効力を持つ令呪でコントロールする。 もっとも、ファルは初めから行動を縛るつもりがなく、初音に自由な行動を許し、願いがあるのなら戦いのために協力し、聖杯も渡す気でいた。 その代り、自分を守り、元の世界に戻す事。これを絶対の条件とした利害関係。そのつもりでいた。この時までは。 「もう一つ言っておくと、先程二人が噂していた話。あれは本当よ。 私が作り出した半妖、贄が男から精を奪い、昇華して私に与えているの。命が失われた死骸は私が喰べたわ。 私は『貴女達』と違って人を殺すのに何の躊躇いも罪の意識も感じないわ。貴女と主従の誓いを結んだのは、そういう『バケモノ』なのよ」 ようやくファルは理解した。目の前で微笑んでいるモノは人ではない。英傑でも、悪党ですらない『バケモノ』だ。 そして利用する、戦いに協力するなどと言った自分に対し、その本当の意味を突きつけ、嬲り、貶めようとしている。 それは、この聖杯戦争がつまるところ殺し合いであるという事。それに積極的に関わる事は、己の意志で人を殺すという事。 サーヴァントという存在も、仮初とはいえ生を得ている故、例えサーヴァントだけを殺させるように指示しても、それを操るマスターもまた殺人を犯すという事。 その上、この『バケモノ』は、既に人殺しをしており、そのマスターである自分もその加害者の側であるという事だ。 衝撃から落ち着いたファルは、初音の言葉とこの状況について考える。 初音とは利用し合う関係だと自分から言った以上、見捨てるという言葉は本当だろう。 では、私は直接自分の手で人を殺せるのか? 聖杯戦争と何の関係も無い、ただの少女を。 これがもし敵のマスターの話なら――私は殺せる。きっと何の躊躇いもなく。 殺さなければ殺される、という理屈ではない。他人の命が自分が戻るため、『夢』のために必要なら、迷わずに奪える。私はそういう人間だ。 そう、私は結局行動を自分の損得でしか判断できず、選択の天秤の片側に載せるのは常に『夢』だ。 しかし、無関係の人間を殺すというのは、リスクや損の方が大きいのではないだろうか。 それでも、サーヴァントが殺さなければ見捨てる、とまでいうのなら、私はこの子を―― ファルは捕らわれた少女を見、少女はファルの瞳を見返した。 その時、ファルは少女の瞳に込められた思いを見た。 二人が何の話をしているのか分からないけど、きっと彼女なら、誰にでも優しく親切なファルさんなら自分を救ってくれる。そんな純粋な瞳。 当たり前の豊かさを何の苦労もなく当然に享受し、幸せに暮らしてきた証拠の無垢な瞳。 ――その瞳は、ファルの心を苛立たせた。 だから、ファルは初音からナイフを受け取った。 思い出したからだ。ファルは死にもの狂いで何かをしなければ、何もできない人間だという事を。 ファルが少女に対し、馬乗りの体勢になり、初音は二人の横に回り込んだ。 初音が手をかざすと、少女を拘束する糸が解れ、口はそのままに片腕が自由になった。 少女はファルに馬乗りにされて、自分が見捨てられたと思ったのだろう。 片腕でファルの服を掴み、引っ張り、突き放し、懇願するような唸り声をあげ、否、実際命乞いをしているのだろう。涙を流し、必死になって細腕に見合わない力でファルを引きつけ、また引き離す。 少女が振り回す腕で、ファルの制服のボタンが胸から引きちぎられ、同時に首から下げていた銀製の羽のアクセサリーが畳に落ちる。 ファルはその銀の羽を見つめた。初めは自分の『夢』の様に光り輝いていた二枚の羽。いつのまにか錆びて薄汚れてしまった羽。 ――この羽は私だ。 「誰もが夢を見る権利があるって聞いたことがあるわ」 ファルは少女に顔を向けながらも、誰を見ることもなく自身の過去に意識を飛ばし、言葉を紡いだ。 それは綺麗な言葉だ。でもそんな現実はどこにも存在しない。ファルはそう確信している。 「でも夢を叶えるにはそれを支える生活や環境がいるのよ。それに、夢を見る事さえできない人間も沢山いるの」 ファルシータ・フォーセットには『夢』がある。一人前のプロの、国一番の歌手として生きていくという『夢』が。 だが、ファルは『夢』のために『夢』とは関係ない過酷な努力をしなければならなかった。 「だって、この世界は残酷だから」 再び、ファルは自分の過去を思い出す。赤子の頃、親に捨てられた自分を。 引き取られた孤児院の中、過酷な労働、僅かな豚の餌にも劣る食事、冬の寒さを防ぐ毛布さえ与えられぬ眠りを。 そんなファルに残酷な世界が、薄情な神が唯一授けてくれた祝福が、歌の才能だった。 孤児院を抜け出て歌の芸で小金を稼いでいた時、たまたま居合わせた貴族に才を見込まれて音楽学校に推薦入学できたのだ。 でも、孤児であるファルには支えてくれる人がいない。夢破れても帰る場所も無い。小学校に通えなかったため、読み書きが満足にできないハンディもある。 学校の学費は無料だが生活費は別に必要だし、歌詞や歌を勉強する本に費やす金も自力で稼がなくてはならない。 プロの歌手という『人並みの夢』を追うためだけでも、いや『人並みの生活』だけでもファルは『人並み』を遥かに超えた努力をし、それ以上に人を利用しなくてはならなかった。 良好な人間関係を持つ優等生という地位を築くために人の嫌がる頼まれ仕事も笑顔で引き受け、寸暇を惜しんで歌の練習に励み、アルバイトで金を稼ぎ、基本的な読み書きや詩集のような音楽に必要な他の教養を習得してきた。 一方で、裏では必要と思った人間を自分に取り込み依存させるため、その人物の悪い噂を流し、講師にさりげなく、恩着せがましくならないよう慎重に取り入り、利用できる男なら誰とでも――醜聞が表沙汰にならないよう――寝た。 ファルは蜘蛛糸にとらわれた少女の恐怖におびえた瞳を見、再び銀の羽に目を移した。 ファルを捨てた親が、彼女へ歌の才能と共に与えてくれたもの。 ファルが『夢』のために多くの者を利用し、裏切り、捨てていく度に。 残酷な世界を憎み、裕福な人間を妬み、純粋無垢な人間を疎み、人と人との関係は、利用し合うだけのものと確認する度に。 無意識に手でまさぐって、薄汚れていった銀の羽。 ――この羽は私だ。私の心の羽だ。 ――いつか錆び果てて『夢』に向かい飛ぶ力を失うかもしれない羽だ。 ――それでも、私はこの薄汚れた銀の羽で、何処までも高く遠く羽ばたき続ける。 ファルシータ・フォーセットは、歌を歌って生きていく。 その『夢』のためなら、何でもできる。 ――例え、人殺しだって。 「ごめんなさい。私は、自分の夢の為なら何でもできるひどい女なの」 その言葉で自分の命運が断たれた事を悟った少女は、絶望の淵でもがき、狂えるように叫ぶ。 ファルはそんな少女を冷たく見据えた。一度決意を固めたら、自身が驚くほどに冷静だった。 そして片手で少女の暴れる腕を押さえ、片手で、ナイフを振り降ろした。 畳に赤い血が飛び散った。 少女の首は、胴と分かれた。 糸によって。初音が手から放った鋼糸によって。 ファルがナイフを少女の喉に突き立てる寸前に。 「…………どうして?」 返り血を浴びたファルが、初音に向かい問いかける。 「……あなたの望みでしょう? こんなことするくらいなら、どうして私に殺させようとしたのよ……」 無言で近づく初音に、ファルは力が入りすぎて震える体で、今にも泣きだしそうな顔で、声で、問いかける。 なぜ震えるのか、なぜ初音に問いただすのか。ファルは自分自身が分からず、涙が出そうになっていた。つい直前まで少女を本気で殺す気でいたというのに。 「さぞ怖かったでしょう、ファル? まるで冬の寒さで凍えているようよ」 全身が固まったファルを、初音はやさしく、ファルの血まみれの手に銀の羽を乗せ、花びらを潰さず摘み取るような柔らかさで両手で覆った。 ファルは一瞬身震いしたが、初音の手のぬくもりに、匂い袋の様な香気に、柔らかな笑顔に包まれ、硬直した躰が解れていった。 「気が変わったのよ。バケモノは気まぐれな生き物なの」 初音は、ファルの掌の上にある、銀の羽についた血を優しく、滑らかに指で拭った。 「貴女の銀の翼は、汚れても尚空を目指すから貴女に似合っている。でも鮮烈な血の赤はそぐわないわ。覚悟を見せてもらえて、私はそれで十分満足よ」 指についた血を初音はなめとり、片方の手で、ファルの髪を撫でる。 「手と顔、それと翼を洗っていらっしゃい。匂いが染み付いてしまうわ」 「ひとつの夢のため あきらめなきゃならないこと たとえば 今 それが……」 ファルは手と顔、そして翼を洗いながら、未完成な新曲の歌詞を唱える。 どんな惨劇があっても、どんなに心乱れても、歌えばファルは自分というものを取り戻せる。その点でファルは非凡な努力と才能の持ち主だった。 放課後の夜、しかも初音の陣地内には最早誰もいない。返り血に汚れた服を人に咎められる心配をする必要も無く、ファルは歌詞を紡ぎ続ける。 「居場所はどこだろう? 私の役割はなに? ずっとずっと思ってた そしてみつけた気がしたの……」 居場所。役割。それはプロの歌手。それも最高の実力と栄誉を得た上での。それがファルの目指す居場所で役割で『夢』だ。 だが、ファルは最近それを思う時、不安が心をよぎる。 ファルが歌を歌い続けるという『夢』を目指すのは、生きる為だけではない。幸せのためだ。 歌のレッスンで、アンサンブルが上手く調和したときは楽しい。演奏会で賞賛されるのは、生きている実感が湧いてきて嬉しい。その時は演技ではない、ありのままの、本心からの笑顔が出るのが心地よい。 だからこそ、生活の全ては歌の修練に集中するためのものだった。さらに上の実力を身に付け、より多くの人々を魅了し、より大きな舞台で歌うのがファルの『夢』であり幸せなのだから。 そうして高みを目指し努力している途中で、ファルは何時しか気づいてしまった。 自分の歌には、歌声には何かが足りない、欠けているモノがある、と。それを自覚してしまった。 自分の歌の才能は裏切らない。努力に応えて力が上がっていく。この歌の才能が有れば、自分一人の力で生きていける。自分の歌だけで『夢』を、全てを手に入れる。それがファルの精神を支える原点。 だが、本当に人間一人では生きてはいけない。だからファルは対人関係では笑顔の仮面を被り、礼儀正しく振舞い、人の信用を勝ち取ってきた。 それでもファルは「全ては自分の為」「自分は人を利用している」「人は互いを利用し合っている」「夢の為には必要な事」と思えばこそ、強く自分という存在を保つ事が出来たのだ。 それを、歌の才能そのものに疑いを抱いてしまっては、ファルシータ・フォーセットという『夢』に向かい飛び続ける生き物は、一瞬で地に墜ちてしまうだろう。 この不安を抱いた時、ファルが想起するのは二人の奏者の顔だ。ファルに足りないモノを支え、実力を高めてくれるであろう音を奏でる二人。 あの二人のうち、どちらかを手に入れれば、私はさらなる上の領域へと到達出来る。 だから私は、二人を利用するために人を傷つけ、人を騙し、朗らかな笑顔で取り入り……。 ふと、ファルは鏡で自分の顔を見かえした。そこに映るのは暗く澱んだ瞳だ。あの少女の無垢な瞳に比べて、自分はなんて薄汚れてしまった事だろう。 だけど後悔なんてしていない。もし、してしまったなら、今まで利用し、裏切ってきた人達全てにどんな顔を向ければいいのか。謝ることさえできない。そんなのは御免だ。 今までの境遇と努力と、利用してきた人たちの顔を思いだし、ファルの瞳は精彩を取り戻してゆく。 「やがて 覚悟が芽ばえていた この夢のためならば 他を捨ててかまわない……」 ファルが部屋から出たのを確認した初音は、畳の上に座り込んだ。膝を両手で抱え、体を小さく折りたたんでみる。 初音のスカートの中から子蜘蛛が大量に産みだされ、少女の死骸に覆い群り埋め尽くした。子蜘蛛は死骸の血を啜り、肉を食み、骨を齧る。 生きている人間の精を直接吸うのに比べれば、死体を、それも間接的な形での摂取は劣るが、それでも若い生娘の肉体は初音に上質な精を提供してくれる。 力が漲る感覚を味わいながらも初音に歓喜の気持ちは無く、かつて経験した事のない感情に戸惑っていた。途方に暮れていたのである。 鬱々として気が晴れない。退屈とは違うこんな気分は初めてだ。 先程、己の主を試そうとしたのは、ファルに人殺しを経験させるのは、心変わりする寸前まで本気だった。 それがなぜ、直前でそれをやめて私自ら殺したのだろうか。残酷で嗜虐的な私がなぜ。 廻々、狂々と頭が茹だるほど悩んでも答えは出ない。元々初音は気まぐれな生き物だ。 「銀……貴方がここに来ることができたなら、一体どうしたのかしら?」 別の事を考えようと、初音は宿敵の名を口にする。その言葉には愛憎が、敬愛と侮蔑と友情と殺意が交錯し、混ざり合っている。 だが、それもサーヴァントとして別世界に召喚された初音には、最早思っても詮無い事だった。 無意味さに気づいた初音は、再び自分の主人となったファルシータと己の事を思い見る。 妖としてあって数百年。人は生まれ、死んでゆき、花は咲き、そして散る。時が移ろう中、私はいつしか瑞々しい感情を失い、ヒトの籠絡と凌辱、それらによって人間が外道へと堕ちてゆく過程に愉悦を見出していた。 今はヒトを籠絡し、感情や道徳を引き裂き踏みにじるのは楽しいし、身も心も凌辱し、快楽と絶望の虜に墜とすのも面白い。化物と恐れられるのも心地良い。 そんな私が、心変わりしたのは――そう、恐らくあの主人を堕としたくないと思ったからだ。直接その手を血で汚させたくないと思ってしまったからだ。なぜだろう。私は狂ってしまったのだろうか。 「なんであの子がこんなに気にかかるのかしら。……かなこ、貴女とは全然違うのにね」 深山奏子。銀との戦いによる傷を癒すため、入り込んだ学校。そこで偶然見つけた倉庫で輪姦されていた少女。 この手の下衆共が嫌いな初音は男達を皆殺しにし、奏子だけは気まぐれで殺さずにしておいたが、彼女は化物の初音を怖がるどころか逆に初音の内側に踏み込んできた。 初音は初め、奏子を遊び相手としか思わず、弄び、嬲っていたが、それでも初音を慕う奏子によって、初音は少しづつ奏子を妹の様に思うようになっていった。 いや、もしかしたらそれ以上、それ以外に思う様に。だから、初音の願いは「元の世界での自身と奏子の行く末を知りたい」である。 奏子のおかげなのだろう。化物の私が、ほんの少しだけヒトの心を持つようになったのは。 でも、それは変わるのと、狂うのとどれほどの違いがあるのだろう? 『やがて 覚悟が芽ばえていた この夢のためならば 他を捨ててかまわない……』 初音の耳にファルの作った歌の歌詞が聞こえてきた。初音は陣地内で糸を通じ、全ての気配、音を感じ取れる。その歌詞を聞いた時、初音は自身の中に芽生えたヒトの心が、未知の思い、そして既知の感情を揺り動かすのが分かった。 この思いは何? 銀への思いとも、奏子への思いとも違うこの思いは何? 全く分からない。だけどファルの歌を聴く度、実感できることがある。それは、私が生を歩み始めたあの頃の……。 思案に暮れる初音に、ファルが部屋へと戻る足音が聞こえてくる。 初音は子蜘蛛を元に戻して立ち上がり、スカートを払って足の甲を床につけ、両膝から畳に腰を据えた。 そこにいるのはいつも通りの女郎蜘蛛の化物「比良坂初音」だった。 ファルが部屋に戻ると、初音は畳の上に鎮座していた。 部屋を見ると、有るべきはずのモノがない。畳に染みひとつ無い。 「あの子の……死体は、どこへやったの?」 「喰べたわよ。骨も残さずにね。貴女には本来魔力を生む資質がありませんもの。 足りないものを他で補うのは、この聖杯戦争では当たり前の事よ」 ファルに魔力の素養が無いことは、ファル自身も知っている。ファルの世界には、演奏者に魔力が無ければ音を鳴らす事も出来ない「フォルテール」という鍵盤楽器があるからだ。 そのフォルテールが見滝原に、この世界に存在しないことが、ファルに記憶を取り戻させる切欠となったのだ。 「確か、あなたは戦いの防具用に、私の服を織るって言ってたわよね。制服の着替えはある?」 ファルは冷静に話題を変える。 「そこの押入れの中よ」 初音は襖を指差した。 「服は多少の魔術や刃物、銃弾程度なら跳ね返すくらいの力を持っているわ。 そして蜘蛛は潜んで獲物を待つ者よ。魔力を隠蔽して、普通の服と全く変わらないよう仕立ててあるわ。 大抵のますたぁやさぁばんとには気づかれない自信はあるけど、私より探るのが上手の敵なら感付かれるから注意なさい」 ファルが着替える為、押入れに向かおうとした時、初音の声が足を止めた。 「着替える前に貴女の歌を聞かせて頂戴。貴女が、貴女自身のために作った歌を」 「それって……『雨のmusique』の事?」 作詞、作曲ファルシータ・フォーセット「雨のmusique」。それは元居た世界で通っているピオーヴァ音楽学校の卒業課題のために作った歌だ。 ピオーヴァ音楽学校の卒業課題は、自分で作詞、作曲し、独唱か演奏者のパートナーを選び、演奏会でその歌を歌うというものだ。 演奏会には講師の他にも、楽団に所属するOBもいる。成果次第では即プロへの道も開ける。 「そんなの、着替えてからでも」 「お願い」 初音の声は穏やかではあるが、有無を言わせない圧迫感があった。 ファルは数秒ほど惑ったが、結局歌う事に決めた。 グレイの空 雨の糸 街中 霧に煙る こんな日は 少しだけ やさしい気持ちになれそうよ 歌えばファルは、いつも通り真摯に歌へ集中する。『夢』の高みへと羽ばたく純粋で誠実な思いを込める。 だが、ファルの歌声は、素人の初音にも分かるほどいつもとは違う。 重く、締め付けるような、まるで逃げ出したくなるような……。 それでも、終わってほしくないような、いつまでも聞いていたくなるような……。 そんな不思議な音色だった。 Look at me Listen to me だれかを愛して 君が必要と言われたなら どんなに… 「必要と言われたなら」。その歌詞で、初音の脳裏に奏子の顔が浮かぶ。『バケモノ』の初音を受け入れ、慕った奏子。 初音は歌うファルに目を向ける。こんな歌を作りながら、人は利用し合うものだと言い切ったファル。 歌うファルを見る初音には、得たヒトの心からまた新たな未知の思いが浮かんでいくのを感じた。 Look at me Listen to me アタシヲアイシテ だれも知らない心 見抜いてくれたら… ファルは歌いながらも、初音の変化した表情に驚いた。 初音から、いや他の誰からも向けられたことのない、全く理解できない表情。瞳の光。 それを見た時からのファルの歌は、ファル自身も知らない全く新しい音色に変化していた。 Look at me Listen to me アタシヲアイシテ だれも知らない私が ここにいるのよ 歌を終えたファルは、顔から一切の表情が消え、呆然としていた。 心臓の音が聞こえる。芯が冷えた頭に、空白な意識に強く、鳴り響いている。 歌声に欠けているモノが埋まった。ファルはそんな確信を得た。 歌がさらなる高みへと指を掛けたというのに、ファルの心には高揚も、感慨も、何も無かった。 あったのは、疑念と、絶望に近い空虚。 私が作ったこの「雨のmusique」は恋の歌。曲調も歌詞も、誰に対しても受け入れられるよう計算して作った愛の歌。 だけど、曲の最後で自分をさらけ出す部分の歌詞は、私の密かな願いが込められている。 優しく親切で、誰からも好かれる『私』じゃない。多くのものを捨て去り、多くの人を利用し、裏切り、薄汚れてしまった『私』。 そんな穢れた『本当の私』を知って、それでも尚受け入れてくれる人がいたのならどんなに……。 あの表情は「私は貴女の全てを受け入れる」という意味だったのだろうか。だとしたら――なんて皮肉。 私が『本当の自分』をさらけ出しても、それを受け入れてくれるのが他の誰でもない、人ですらないこの『バケモノ』だなんて。 それが私の歌に欠けていたモノを埋めてくれるだなんて。 まるで私の心も『バケモノ』同然と言われているようじゃないか。 ――私は、本当に本物の歌手になれるのだろうか。私の歌に価値はあるのだろうか。 急に、ファルは人恋しくなった。『あの二人』に会いたいと思った。 ファルの歌に足りない、欠けているモノを埋めてくれると思えた二人のフォルテール奏者に。 魔力で演奏するフォルテールは奏者の資質、特に強い感情によって音が聞き手の心を揺さぶるほど大きく変化する。 一人は美しくも悲しい、そして受け入れてくれるような音色と朧げな表情に深く惹かれ、もう一人は誰よりも憎く、妬ましいが儚くも強く抱きしめられるような音色に魅了された。 正負の違いはあるが、人との関係を「有用」か「無用」かだけで判断してきたファルにとって「利用価値」以外の強い感情を抱くその二人は、特別な存在だった。 「……着替えるわ」 虚ろな表情で微かな声を発し、ファルは辿々しい足取りで押入れに向かう。 襖を開け、血に濡れた制服を脱いだ。白い肌が外気に晒される。 「ファル」 足音も気配もなく、いつの間にか初音はファルの側まで近づき、肩を掴んだ。 制服がファルの手からすとんと落ちる。 「まだ聖杯戦争について、私について説明が終わってなかったわ」 ファルの耳元で、優しく、甘く囁く。 「私はバケモノだけど、化物退治の英雄達に比べれば弱いのよ」 事実である。宿敵である銀との実力差は圧倒的で、初音が本性を現してもようやく勝算が1、2割程度あるかどうかだった。 「それでも、補う方法はあるの」 初音は薄く、妖しく微笑んだ。 「一つは、人を喰らう事。純粋で穢れなき魂を墜とし、精を吸えば今以上の力を引き出す事が出来るわ」 それはサーヴァントは成長も劣化もしないという原則に反する能力、初音の生き方に由来した宝具によるものだ。 「もう一つは――」 初音はファルをかき抱き、そのまま畳の上に仰向けにして押し倒した。 「貴女と深く繋がる事」 初音はファルの首に歯を立てた。ファルはちくりと痛みを感じ、顔を歪める。 次の瞬間、ファルは動悸が激しく高鳴り、躰が燃える様に熱くなり始めた。 初音の尖った歯、牙がファルに蜘蛛の毒を注入したからだ。 「繋がりをより深く、強くすれば貴女の精を直接吸い取って、私はより強力な力を得られる」 初音はセーラー服を糸に戻して解き、その体をあらわにした。ファルのそれより滑らかで肌理細かい肌。均整の取れた身体。黒々と濡れたように輝いた髪。 同性から見ても羨望に値する肉体。だが、ファルの虚ろな瞳は一点だけに集中していた。 初音の股間には、女性に本来ない器官があったからだ。 繋がりを深くとはこういう事か。ファルはこれから自分に起きる事態を理解した。 他人事のように。無理やり引き出された快楽を、空白な意識で受け流しながら。 「……好きにしなさいよ」 ファルは何もかもどうでもよくなっていた。奈落の底まで落ちたい気持ちだった。 『夢』が見えなくなった、追えなくなった自分に価値なんてない。汚れるならどこまでも穢れてしまいたい。 この『バケモノ』が私を犯すというのなら、いっそ身も心も何もかも壊してもらいたい……。 「自分を見捨てる必要なんてなくてよ、ファル」 自身の心の内を見透かされ、ファルははっと初音を見返した。 「貴女の歌は『バケモノ』の私の心さえ震わせたわ。だったら、人の心に響かないはずがないでしょう? もっと誇りを、自信を持ってもいいのよ」 もう初音は笑っていなかった。ファルにもはっきりと伝わるほど真剣に、本気でファルの心を案じている。 「あなたは……!」 だが、その態度は、逆にファルの逆鱗に触れた。 「あなたは、一体何がしたいのよ! 私に人殺しをさせようとしたり、寸前で自分で殺したり! 無理やり歌わせて、私が歌に自信を失わせるようなまねをして、勝手に励ましたり! ふざけないでよ、私を弄んでそんなに楽しいの!?」 怒りに任せて、灼けつく喉で叫ぶ。ファルがここまで激情を露わにするのは、これまでの人生の中で初めてだった。 「……バケモノは退屈な生き物なの」 そう言って、初音は寂しげに微笑んだ。 「全てが起こり、栄え、滅び、風化して、無為に消えていって、それでも私はそのままであり続けなければならない。世界が私を置き去りにしてゆく。続くのは永遠の退屈よ」 それは木石と何の変わりがあるだろう。いや、初音は人を襲う事を考えれば、時にがけ崩れで人を飲み込む山というべきか。 「そんな私に、貴女の歌は、歌う姿は私に知れない未来の楽しさを、私が生きている事を、私の流れる時を感じさせてくれるの」 私は本来、ファルの様な女に魅惑を感じない。澄んではいない精気、傷ついた魂。それらは私の好む物ではない。 だが、私はファルに単なる欲情、昏い愉悦以外の、それ以上の何かを得たヒトの心に抱いていた。人が抱く思慕や情景とは似て異なる、何かを。 それはファルの『夢』に、歌に対してだ。ファルの真摯さ、誠実さに満ち溢れた歌、歌う姿は私に蜘蛛の妖に生まれたての頃の、世の中の全てが美しく輝いて見えた頃を思い出させてくれる。 理由は分からない。何か魂に通じるものがあるとしかいいようが無い。だが、この感情を蘇らせてくれる事実に比べれば、理由なんてどうでもいい。 まるで思春期を迎えたばかりの少女の様な新鮮な感覚を、未知で広大な世界へ踏み入る感動を、遠い遠い月日が奪い去った鮮やかな景色を。ファルの歌は私にそれらを思い出させてくれる。 歌を改めて聴いてようやく自覚した。私はファルに惹かれている。彼女の乾いてざらついた心に。それでも天上の星を目指す純粋な思いに。人の信義を裏切りながらも、ただ一つのものを求める至誠に。 思えば『夢』を見る事が出来る人間は、私の知る限りごく一部の豊かな人間だけだった。殆どの人間はその日を暮らすのに精いっぱいで、一握りの糧の為互いを利用し合い、その結び付きから外れた者は命まで奪いつくされる。それが私の知る人間だ。 だが、ファルは地を這う虫よりも生きるのに過酷な環境に置かれながら、己の才能と器量を磨き、そして人を利用し人を踏みにじり『夢』を手に掴もうとしている。 『夢』の為に泥を舐め、星を見上げ飛び続ける。この泥と星を同時に見る彼女の稀有な在り方に私は魅せられている。 「ファル。私は貴女が気に入ったのよ。貴女の穢れた心、それでも夢を純粋に追う至情、そして貴女の歌がね。 私が人を喰らい、戦うのは私が生きるためだけど、それ以外に貴女が元の世界へ戻るために力を貸してもいいと思っているわ」 初音はファルの汗ばんだ肌を掌で拭き、甘い息で喉を撫でた。ファルの身体が快感で跳ねる。 「……私の、為に……あなたが力を貸しても……。私は……感謝なんて、しないわよ……。私は……誰にも……感謝なんて、しない……」 毒が回った熱い躰が荒い息遣いで冷気と酸素を求め、思考に靄がかかる最中、それでもファルは強い語気で初音に吐き捨てる。 「……どうせ……人は、利用し合うだけの……生き物だから……」 結局ファルシータ・フォーセットは、そういう生き方しか、薄汚れた生き方以外選ぶことが出来なかった。 初音は華やかに、妖艶に、皮肉気に笑った。その笑みは、ファルには『人』は『私』の間違いじゃないか、と言っているように見えた。 そして初音は、ファルの躰を好きにした。 初音が人を喰らう本気の行為に、ファルは悶え狂い、泣き叫び、果てては蘇り、蘇っては果てる。 結局比良坂初音は、こんな形でしか、化物としてしか情愛を示せなかった。 それでも、この瞬間、まるで『飢え』を満たすかのように二人は互いを求めた。 何に『飢え』ているのか、その正体が分からないまま……。 ――二人は紡ぐ。互いを結ぶ縁の糸を―― 【マスター】 ファルシータ・フォーセット@シンフォニック=レイン 【マスターとしての願い】 聖杯なんていらない。元の世界へ戻る。 だけど、聖杯がなければ帰れないのなら、その時は……。 【weapon】 無し 【能力・技能】 夢に向かう確固たる意思。そのために努力を惜しまず、あらゆる手段を実行に移す行動力。人を裏切る行為や真意を隠す演技力。 それらを支える強靭な精神力が武器といえるかもしれない。 【人物背景】 近代イタリアに似た世界の出身。ピオーヴァ音楽学院の声楽科3年生で、元生徒会長。17歳。 優しく、おしとやかで、誰からも好かれる人物。 夢はプロの歌手で、そのための努力は惜しまず、才能も講師たちから高く評価されている。 非の打ち所が無いところがかわいげがないが、嫌味も感じさせないほど、さわやかでもある。 その裏では、平気で人を利用し、裏切り、捨てていく。 人間関係は互いを利用し合うものと考え、誰にも感謝などしない。 自分が捨てられた境遇を、世界を憎み、貧しさから必死に抜け出そうとしている。 裕福な人間を妬み、自分を孤児院から引き上げた貴族を嫌いだと言い切る。 純粋な人間を疎み、今までしてきた努力や裏の所業を知らずに無垢な瞳で憧れなどと言われると、その人物に殺意さえ覚える。 そんな彼女は、夢に対してだけは限りなく純粋で誠実なのだ。 その実現のためには、どんな努力や忌まわしい所業をも厭わないとしても。 【マスターとしての願い】 自分の『夢』の実現に聖杯など必要ない。あえて願うなら『社会的地位』と『金』だろうか。 【方針】 自分の様に巻き込まれ、脱出を目指すマスターを探し、本性を隠して手を組む。 戦うか、脱出か、自分から決められないような中途半端なマスターは徹底的に利用する。 戦いに乗ったマスターに対しては、まず情報、特に弱点を探る。 とにかく打てる手段は思いつく限りすべて打ち、自分の利用できる武器はすべて使う。 【クラス】 キャスター 【真名】 比良坂初音(ひらさか はつね)@アトラク=ナクア 【パラメーター】 筋力:C 耐久:D+ 敏捷:C 魔力:A 幸運:B 宝具:C 【属性】 混沌・悪 【クラス別能力】 陣地作成:C+ 自身に有利な陣地を作成できる。 隠蔽に特化し、気配察知に優れたサーヴァントでも探るのは困難。元の場所と違う意匠でも全く違和感を感じさせない。 道具作成:C+ 魔力を帯びた器物を作成できる。 糸で衣服や建物、生活用品などを織り上げる事が可能。やはり隠蔽に特化し、魔力の察知は困難。 【保有スキル】 堕天の魔:B 彼女は堕ち、穢れ、それでも人を魅了する女郎蜘蛛である。 真正の魔獣、魔物でしか持ちえない強い生命力や再生能力、スキルを得ている。 人ではない事で、対人用の精神干渉への耐性も持ち合わせる。 吸精:A 男女を問わず、相手の生命力、精を吸い取る事で幸運を除いたパラメーターをアップさせる。急速な傷の回復も可能。 上昇値は吸精した相手の質と量による。 変化:C+ 文字通り『変身』する。女郎蜘蛛より人間の姿へと擬態している。 サーヴァントの気配、ステータスや魔力を隠匿し、人間『比良坂初音』として認識されるようになる。 手足の一部だけを解き、蜘蛛のそれへと戻すこともできる。この場合、筋力、耐久、敏捷値が上昇する。 怪力:B 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 女郎蜘蛛の籠絡:A 男女問わず、心の隙間につけ入り、傷を広げ苛み弄び犯すための魅了の手腕。呪術、暗示も含むスキル。 気を当てられた相手は徐々に初音に魅了されてゆく。逆に気を分け与える使い方なら体調や傷を回復させられる。 他に糸で人の会話を収集したり、糸を付けた相手の記憶や意識を操作し、身体能力の限界まで操る事が出来る。 【宝具】 『他者擬態・蜘蛛乃巣(アトラク=ナクア~ゴーイング・オン)』 ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:10~40 最大補足:1000人 初音が生み出した八体の要蜘蛛を用い、糸の結界を張る。 結界は内部、外部の人間の精神に働きかけ、特定の領域を巣として人目につかないよう遮断し、記憶は初音の意図したとおりに改竄される。 巣の中で初音にとらわれた人間は初めから存在しない者として扱われ、それを誰も疑問に持つことは無い。 だが、要蜘蛛を仕留められる度結界は綻び、暗示が徐々に解けてゆく。 戦闘時は無数の糸を吐き出す矛にも、巣と網、糸柱を幾重にも張り巡らす盾や罠にもなる。 『自己変態・女郎蜘蛛(アトラク=ナクア~ヒュージ・バトル)』 ランク:C 種別:対妖(自身)宝具 レンジ:0 最大補足:1体 身の丈十尺を越える女郎蜘蛛としての本性を現す。 魔力と幸運を除いた全ステータスが1ランクアップ。後述する蜘蛛の糸や子蜘蛛の力も上昇する。 吸精によりさらに巨大化し、全ステータスに+補正が付く。 純粋無垢で最上質な魂を数十人も喰らえば、++補正が付くほど強化し、さらなる巨大化を果たすだろう。 『他者変態・妖ノ贄(アトラク=ナクア~アダプション)』 ランク:D+ 種別:対人宝具 レンジ:― 最大補足:1人 初音の網にかかった人間を、魔力を用いて不老の半妖(初音は贄と呼ぶ)へと変化させる。 自我はある程度あるが初音に服従し、自らが蓄えた精、他者から奪った精を初音に提供して数十年をかけて滅んでゆく。 本来は人間を初音の同族として造り替える能力である。 以上の宝具は、クトゥルフ神話のアトラク=ナクアとは何の関係も無いのだが、その在り方の類似性から名がつけられた。 【Weapon】 蜘蛛の糸 鋼鉄の数倍の硬度とカーボンファイバー以上の引張応力、瞬間接着剤以上の粘着力を併せ持つ。 蜘蛛の巣のいわゆる縦糸と横糸のように、粘着性が有る粘糸、無い鋼糸とを調整できる。 人間を操る起点にもなる。 子蜘蛛 初音がほぼ無限に生み出せ、人間を喰らう。 人間に仕込めば催淫剤にもなる。 【人物背景】 齢400年を数える女郎蜘蛛。 しとやかで妖艶で古風、凛々しく儚げ、そして残酷で気まぐれに優しい。 宿敵である銀との決戦の果て、重傷を負った初音は傷を癒すため、ある学校に潜伏した。 そこで凌辱されていた少女、深山奏子を気まぐれに救った事で初音の運命は廻り始める。 【サーヴァントとしての願い】 仮初といえど、生を得た以上、それを自ら放棄する気は無い。ただ生き残る。 そして、願わくば自身と奏子の行く末を……。 【把握資料】 両方とも十数年前に発売されたゲームなので、入手は少々手間取ります。 ただ、某動画サイトで全プレイ動画が投稿されているので、そちらなら把握は容易です。 二人とも小説版で過去と心情が深く掘り下げられているのですが、入手困難です。 シンフォニック=レイン HDリマスター版がSteamで販売されています。 アトラク=ナクア 廉価版がamazonで中古で販売されています。
https://w.atwiki.jp/teletext/pages/194.html
だがしかし 色 出演者 備考 黄色 枝垂ほたる(声:竹達彩奈) 水色 鹿田ココノツ(声:阿部敦) 緑色 ー