約 1,192,639 件
https://w.atwiki.jp/konanrekishi/pages/45.html
でいだらぼっち(野庭) 現在は、団地や家が建ちならび、昔のおもかげはありませんが、天谷大橋のふきんは、四、五十年前までは、田んぼや畑でした。 ふつう田んぼは、川を中心にして、一面に続くのですが、野庭の田んぼは、ところどころに、ポツンポツンとあったので、めずらしい「飛び田」と呼ばれていました。どうして、こんな飛び田ができたのかというと。 むかし、むかし、まだ、でいだらぼっちという人のいたころのこと。 ある時、このでいだらぼっちが野庭へ遊びに来たんだと。 でいだらぼっちは、力持ちの大きな男なんだが、とても気持ちのやさしい男でのー。村の家々をふまないようにと、つま先で立って歩いていたんだと。 馬洗川の近くまで来た時のことだ。川で水を飲んでいた馬が、でいだらぼっちに驚いてとつぜんあばれだしたものだから、静かに静かに歩いていたでいだらぼっちも驚いた。 思わずつま先立ちの指に力がはいって、土の中に指がめり込んだんだと。そのくぼんだ所に、水がたまつてできたのが「飛び田」なんだと。 まだまだ話のつづきがあるんだ。でいだらぼっちに驚いた馬というのは、北条政子という信心深い人が、鎌倉から、弘明寺観音へ、馬に乗っておまいりに通われたそうだが、その時の馬でのー。ちょうど天谷あたりの川原で馬に水を飲ませるために、一休みなさっていたんだと。 この人はエライ人でのー、「尼将軍」と呼ばれた人だけれどね。 でいだらぼっちは驚いて飛び田を作ってしまったけど、たまげた馬は、かわいそうに、川におっこって、ついでに顔を洗ったのでこの川は、「馬洗川」と呼ばれるようになってね、「馬洗橋」の前の山を“糞山”というんだ。 それで、後の人たちが、いつとはなく、田んぼに出て仕事をしながら、こんな唄をうたうようになったんだと。 野庭はよいとこ 雨あがり 美人はいないか ぬき足 さし足 尼さんの馬に追われて でいだらぼっちが “ふん”をした
https://w.atwiki.jp/konanrekishi/pages/52.html
でいだらぼっち(野庭) 現在は、団地や家が建ちならび、昔のおもかげはありませんが、天谷大橋のふきんは、四、五十年前までは、田んぼや畑でした。 ふつう田んぼは、川を中心にして、一面に続くのですが、野庭の田んぼは、ところどころに、ポツンポツンとあったので、めずらしい「飛び田」と呼ばれていました。どうして、こんな飛び田ができたのかというと。 むかし、むかし、まだ、でいだらぼっちという人のいたころのこと。 ある時、このでいだらぼっちが野庭へ遊びに来たんだと。 でいだらぼっちは、力持ちの大きな男なんだが、とても気持ちのやさしい男でのー。村の家々をふまないようにと、つま先で立って歩いていたんだと。 馬洗川の近くまで来た時のことだ。川で水を飲んでいた馬が、でいだらぼっちに驚いてとつぜんあばれだしたものだから、静かに静かに歩いていたでいだらぼっちも驚いた。 思わずつま先立ちの指に力がはいって、土の中に指がめり込んだんだと。そのくぼんだ所に、水がたまつてできたのが「飛び田」なんだと。 まだまだ話のつづきがあるんだ。でいだらぼっちに驚いた馬というのは、北条政子という信心深い人が、鎌倉から、弘明寺観音へ、馬に乗っておまいりに通われたそうだが、その時の馬でのー。ちょうど天谷あたりの川原で馬に水を飲ませるために、一休みなさっていたんだと。 この人はエライ人でのー、「尼将軍」と呼ばれた人だけれどね。 でいだらぼっちは驚いて飛び田を作ってしまったけど、たまげた馬は、かわいそうに、川におっこって、ついでに顔を洗ったのでこの川は、「馬洗川」と呼ばれるようになってね、「馬洗橋」の前の山を“糞山”というんだ。 それで、後の人たちが、いつとはなく、田んぼに出て仕事をしながら、こんな唄をうたうようになったんだと。 野庭はよいとこ 雨あがり 美人はいないか ぬき足 さし足 尼さんの馬に追われて でいだらぼっちが “ふん”をした----
https://w.atwiki.jp/smithkeion/pages/198.html
でいだらぼっち 概要 ACIDMANをコピーするバンド。 当初バンド名をミスタが提案した「でいだらぼっち」か団長が提案した「地方妖怪マグロ」で争ったが、結果「でいだらぼっち」になった。団長は今でも悔やんでいるという。 OBバンドのOut doorをリスペクトしている。 リスペクトしすぎて曲が被りまくっている。 メンバー VO.Gtミスタ Ba.AM Dr.団長 出演ライブ 学祭 新年ライブ 持ち曲 オールドサンセット/ACIDMAN FREE STAR/ACIDMAN River/ACIDMAN Dawn Chorus(inst)/ACIDMAN 式日/ACIDMAN
https://w.atwiki.jp/hijinrui/pages/167.html
【作品名】 もののけ姫 【ジャンル】 劇場アニメ 【名前】 でいだらぼっち 【属性】 鹿(しし)神様の真の姿 【大きさ】 50mぐらいはありそう・首が無い状態で参戦 【攻撃力】 特殊能力参照 【防御力】 大きさ相応+特殊能力参照 【素早さ】 大きさ相応、反応速度は無いようなもの 【特殊能力】 どろどろ 「でいだらぼっち」の肉体からあふれ出る通称「どろどろ」は触れると生物・生命(動物・植物問わず)の 命・魂を吸い取ってしまう。吸い取られたものはそのまま死んでしまう。形は粘度のある水のような物で 物理的な攻撃は貫通してしまうし、松明や溶けた鉄(1万度以上)に触れても消えたりしない。 デイダラボッチの身体はこの「どろどろ」で出来ている。 「どろどろ」は「でいだらぼっち」からあふれ出てきて一晩で山野(規模不明だがかなり広い)を 覆いつくした。意思のようなものは無いと思うが時速30kmぐらいで広がっていく。 描写上の最大範囲は、普通の山を覆い尽くしたり、湖の中にある村または街を囲い込んだりしてるので 半径70kmほどと推測される。 ちなみに、描写上は一度だけだが全方位にこの「どろどろ」を撒き散らす(拡散させる)行為も行っていた。 撒き散らした距離は半径200mぐらい。距離があれば人でも避けられるので速度はそれほどでもない。 その後は「どろどろ」が集まって「でいだらぼっち」となった。 首を飛ばされても死なない。もって行かれた首を求めて彷徨った。 【長所】 近距離攻撃しかない相手は攻撃した瞬間に死亡 【短所】 太陽の光で消滅 【戦法】 相手を追いかけつつ「どろどろ」を広げる 133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/24(土) 14 14 12 ID vu7W+odV 128 つまり参戦空間に無限体現われるんじゃなく 参戦空間には一人しか現われず他のやつらは 別の宇宙にいる扱いになるってこととね。了解 129 無限に溢れ出す根拠がないなら 無限という表現は使うべきじゃない 最強スレだと世界観規模まで広がる扱いになるぞ。それ あと、「どろどろ」ってこだまとかタタリガミに効果あったっけ? あったならそれを書いておいたほうがいい 魂攻撃の扱いがどうなるかはよくしらんけど 現状だと妖怪とかそういう類の人外に「どろどろ」がきかない可能性あるし 134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/25(日) 23 10 12 ID l3WiyFHP 133 こだまについては宿ってる木が死んだら、落ちるように消えていく描写がある からたぶん殺せる。たたり神になった「おっことぬし」も鹿神に命吸われて 死んだのでたぶん可能。 279 :格無しさん:2010/09/03(金) 21 13 41 ID XEhOuReU でいだらぼっち 考察 どろどろの効果で格闘攻撃しかできないキャラは機械でもない限り その時点で負ける。 ○ 白面の者 火炎が効かない場合、格闘を仕掛けてくるので勝ち △ ミラーアクエリオン 自律起動型のロボっぽいので倒せないが倒されない ○ リバイアサン 相手のほうからさわりに来てくれるので勝ち △ アマクサ 倒せない倒されない × バラガン 不老かは不明なため死の息吹負け × ラヴォス 広い範囲の攻撃で負け × ディー 目視による消滅効果で消滅させられて負け △ 白鯨 機械なので倒せないが倒されない × メルビー 死の踊り負け、仮に不死でも魔法が多彩なため負ける × シーザー 灼熱の息に耐えられても輝く息に凍らされる バラガン>アマクサ=でいだらぼっち>リヴァイアサン 283 :格無しさん:2010/09/03(金) 23 14 13 ID XEhOuReU でいだらぼっち、したも見てみる ○ ゴ・ガドル・バ 触りにきてくれるのでどろどろ勝ち ○ ワイトキング どろどろはバラバラにされてもくっつくようなので バギクロスには耐える、直接攻撃を待って勝ち × デスピサロ 輝く息で凍らされて負け ○ スライバ どろどろ勝ち △ スーパースライム 戦法を実行する倒せなくなるがどろどろが広がるため 相手も後手に回って倒されなくなる △ メカ 魂刈り取り耐性があるので倒せないが倒されない △ 龍神 倒せない倒されない ○ 水神様 どろどろ勝ち
https://w.atwiki.jp/jingai/pages/323.html
【作品名】 もののけ姫 【ジャンル】 劇場アニメ 【名前】 でいだらぼっち 【属性】 鹿(しし)神様の真の姿 【大きさ】 50mぐらいはありそう・首が無い状態で参戦 【攻撃力】 特殊能力参照 【防御力】 大きさ相応+特殊能力参照 【素早さ】 大きさ相応、反応速度は無いようなもの 【特殊能力】 どろどろ 「でいだらぼっち」の肉体からあふれ出る通称「どろどろ」は触れると生物・生命(動物・植物問わず)の 命・魂を吸い取ってしまう。吸い取られたものはそのまま死んでしまう。形は粘度のある水のような物で 物理的な攻撃は貫通してしまうし、松明や溶けた鉄(1万度以上)に触れても消えたりしない。 デイダラボッチの身体はこの「どろどろ」で出来ている。 「どろどろ」は「でいだらぼっち」からあふれ出てきて一晩で山野(規模不明だがかなり広い)を 覆いつくした。意思のようなものは無いと思うが時速30kmぐらいで広がっていく。 描写上の最大範囲は、普通の山を覆い尽くしたり、湖の中にある村または街を囲い込んだりしてるので 半径70kmほどと推測される。 ちなみに、描写上は一度だけだが全方位にこの「どろどろ」を撒き散らす(拡散させる)行為も行っていた。 撒き散らした距離は半径200mぐらい。距離があれば人でも避けられるので速度はそれほどでもない。 その後は「どろどろ」が集まって「でいだらぼっち」となった。 首を飛ばされても死なない。もって行かれた首を求めて彷徨った。 【長所】 近距離攻撃しかない相手は攻撃した瞬間に死亡 【短所】 太陽の光で消滅 【戦法】 相手を追いかけつつ「どろどろ」を広げる 133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/24(土) 14 14 12 ID vu7W+odV 128 つまり参戦空間に無限体現われるんじゃなく 参戦空間には一人しか現われず他のやつらは 別の宇宙にいる扱いになるってこととね。了解 129 無限に溢れ出す根拠がないなら 無限という表現は使うべきじゃない 最強スレだと世界観規模まで広がる扱いになるぞ。それ あと、「どろどろ」ってこだまとかタタリガミに効果あったっけ? あったならそれを書いておいたほうがいい 魂攻撃の扱いがどうなるかはよくしらんけど 現状だと妖怪とかそういう類の人外に「どろどろ」がきかない可能性あるし 134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/25(日) 23 10 12 ID l3WiyFHP 133 こだまについては宿ってる木が死んだら、落ちるように消えていく描写がある からたぶん殺せる。たたり神になった「おっことぬし」も鹿神に命吸われて 死んだのでたぶん可能。 279 :格無しさん:2010/09/03(金) 21 13 41 ID XEhOuReU でいだらぼっち 考察 どろどろの効果で格闘攻撃しかできないキャラは機械でもない限り その時点で負ける。 ○ 白面の者 火炎が効かない場合、格闘を仕掛けてくるので勝ち △ ミラーアクエリオン 自律起動型のロボっぽいので倒せないが倒されない ○ リバイアサン 相手のほうからさわりに来てくれるので勝ち △ アマクサ 倒せない倒されない × バラガン 不老かは不明なため死の息吹負け × ラヴォス 広い範囲の攻撃で負け × ディー 目視による消滅効果で消滅させられて負け △ 白鯨 機械なので倒せないが倒されない × メルビー 死の踊り負け、仮に不死でも魔法が多彩なため負ける × シーザー 灼熱の息に耐えられても輝く息に凍らされる バラガン>アマクサ=でいだらぼっち>リヴァイアサン 283 :格無しさん:2010/09/03(金) 23 14 13 ID XEhOuReU でいだらぼっち、したも見てみる ○ ゴ・ガドル・バ 触りにきてくれるのでどろどろ勝ち ○ ワイトキング どろどろはバラバラにされてもくっつくようなので バギクロスには耐える、直接攻撃を待って勝ち × デスピサロ 輝く息で凍らされて負け ○ スライバ どろどろ勝ち △ スーパースライム 戦法を実行する倒せなくなるがどろどろが広がるため 相手も後手に回って倒されなくなる △ メカ 魂刈り取り耐性があるので倒せないが倒されない △ 龍神 倒せない倒されない ○ 水神様 どろどろ勝ち
https://w.atwiki.jp/zakuaku/pages/131.html
*でいだらぼっち 泥とコケを組み合わせて作った杖(魔法/攻+19/魔+30/MP+15) 見た感じは悪いが、自然の加護に包まれている 017:*でいだらぼっち タイプ:魔法装備 価格:250G 攻撃力:19 防御力:0 魔法力:30 魔法防御:0 敏捷性:0 運:0 最大HP:0 最大MP:15 攻撃時属性近接物理 特徴 使い勝手・希少性などを記入してください。 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/konanrekishi/pages/95.html
でいだらぼっち (野庭) bgsound(deidarabochi.wma) 現在は、団地や家が建ちならび、昔のおもかげはありませんが、天谷大橋のふきんは、四、五十年前までは、田んぼや畑でした。 ふつう田んぼは、川を中心にして、一面に続くのですが、野庭の田んぼは、ところどころに、ポツンポツンとあったので、めずらしい「飛び田」と呼ばれていました。どうして、こんな飛び田ができたのかというと。 むかし、むかし、まだ、でいだらぼっちという人のいたころのこと。 ある時、このでいだらぼっちが野庭へ遊びに来たんだと。 でいだらぼっちは、力持ちの大きな男なんだが、とても気持ちのやさしい男でのー。村の家々をふまないようにと、つま先で立って歩いていたんだと。 馬洗川の近くまで来た時のことだ。川で水を飲んでいた馬が、でいだらぼっちに驚いてとつぜんあばれだしたものだから、静かに静かに歩いていたでいだらぼっちも驚いた。 思わずつま先立ちの指に力がはいって、土の中に指がめり込んだんだと。そのくぼんだ所に、水がたまつてできたのが「飛び田」なんだと。 まだまだ話のつづきがあるんだ。でいだらぼっちに驚いた馬というのは、北条政子という信心深い人が、鎌倉から、弘明寺観音へ、馬に乗っておまいりに通われたそうだが、その時の馬でのー。ちょうど天谷あたりの川原で馬に水を飲ませるために、一休みなさっていたんだと。 この人はエライ人でのー、「尼将軍」と呼ばれた人だけれどね。 でいだらぼっちは驚いて飛び田を作ってしまったけど、たまげた馬は、かわいそうに、川におっこって、ついでに顔を洗ったのでこの川は、「馬洗川」と呼ばれるようになってね、「馬洗橋」の前の山を“糞山”というんだ。 それで、後の人たちが、いつとはなく、田んぼに出て仕事をしながら、こんな唄をうたうようになったんだと。
https://w.atwiki.jp/kwskp4/pages/286.html
きんぞくざいく だいだら.(ぼっち) 公式 稲羽市中央通り商店街南側にある「アート」を扱っている店。厳めしい顔つきの親父がアートと称した武器・防具を作っている。異聞録で言うコンビニ。2罪、罰で言う食料品店。3で言う交番に当たる場所。 テレビの世界に居るシャドウを倒して、素材を得て一定数を売りさばくと新しい防具・武器を作ってくれる。 主人公や花村陽介は里中千枝に紹介された。 「.」までが店名であり、「だいだらぼっち」と読むらしいが、アニメ版やドラマCDでは単に「だいだら」と読んでいる。 しかしアートとはいえ、使いようによっては人を殺せそうな武器をあっさり売っていて稲羽警察は何も言わないあたり…… 実際アートというものが「言った者勝ち」な面があるとはいえ、毒付き武器や拳銃はさすがにやり過ぎである。アートとして何を表現したいのか不明な物も多いが理解者はいるらしく、八十神高校にも職人見習いの男子生徒や弟子入り志願の女生徒がいたりする。 骨董屋的な事もやっているらしく(むしろ本業かもしれない)、蔵出し品を引き取ったりしている。そういった関係でか鑑定眼もあり、マリーの櫛の古さ・特異さを見抜いた。 アニメ版では主人公たちが武器を使わないため出番がなかったが(警察署に連行された後、準備を経ることなく『雪子姫の城』に直行している)、夏祭りのシーンで花火師として登場した。曰く「花火もアート」。主人公たちが来ない店でアートを作り続けているのかもしれない。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2778.html
むかしむかしのお話です。 日本には「だいだらぼっち」という大きな大きな男が住んでいました。 甲州の土を集めて山を作ったのが富士山で、そのため甲州は盆地になったとか、 ある時びっくりして涙を流したら浜名湖になったとか、 羽黒山に腰掛けて、鬼怒川で足を洗ったなど、とにかく大きな巨人であったようなのです。 その上巨大なだけではなく、鉄を扱う方法を人々に教えてあげたり、 日本という国の形を今のようにしたりと、とても賢くて強かったと言います。 なにより、だいだらぼっちは子供達と仲の良い、優しくて気のいい男なのでした。 けれど、いつの頃からかだいだらぼっちの姿はこの国から消えてしまいました。 いったい、何処に行ってしまったんでしょうね? <トリステインの踏鞴法師> ルイズが呼び出した使い魔は、とにかく大きな使い魔でした。 それは「天を突くほど」というのが比喩では無い程の巨大な黒い男。 右手を伸ばせばゲルマニア領まで届き、一歩二歩と踏み出せば火竜山脈に到着する。 契約するためにタバサの竜に乗せてもらって、半日飛び続けてやっと頭までたどり着く。 立っているだけで日が翳り、脚にぶつかった雲が雨を降らせるので、時々移動しないと農作物に被害が出てしまってルイズも困る。 そんな、大山脈も膝丈までしか届かないような巨人だったのです。 けれどその大男は、見た目に反して賢くて優しい巨人でした。 巨人は目の前に飛んでいたちいさな竜と二人の女の子に向かって、自分の事を「だいだらぼっち」だとそっと名乗ります。 名乗った時に口から飛び出た突風に飛ばされたルイズ達を慌てて手の平でそっと掴んで、 おそるおそる地面に降ろす姿など、こっけいにすら見えたと言います。 その時女の子達が無事で良かったとおんおん泣いたせいで、トリステイン魔法学院の隣には大きな湖が出来たのでした。 だいだらぼっちは人の世界の仕組みもよく理解していて、 海でクジラをひょういと捕まえてメザシのようにバリバリ食べたり、火竜山脈の火竜をペロリとたいらげてしまう事はあっても、 人が飼っている牛や馬、騎士の竜やメイジの使い魔に手を出すような事は決してしなかったと言います。 そんなこんなで、だいだらぼっちと魔法学院の人々は仲良く暮らす事ができていたのでした。 そんなある日、幼馴染がすごく大きな使い魔を召喚したと聞いて、トリステインの王女さまが学校へやってきました。 アルビオン浮遊大陸にある、昔好きだった人に渡した恋文を貰ってきて欲しいと言うのです。 それを聞いていただいだらぼっちは、ひょういと平地を一跨ぎして、アルビオンを掴み取りました。 そのままぐいっと引っ張って、アルビオンを王女さまの所に持ってきます。 王女さまは突然現われた王子さまと再会を喜びわんわん泣きましたが、また別れないといけないと言います。 なんでもアルビオンにはレコンキスタという人達がいて、アルビオンを自分の物にするために王子さまを殺そうとしていると言うのです。 そこでだいだらぼっちはアルビオンの端と端を持って、ペキリと二つに折ってしまいました。 その片方を王子さま達が、もう片方をレコンキスタ達が取って、半分ずつにすれば良いと言うのです。 王子さま達はすっかり感心してしまいましたが、納まらないのはレコンキスタです。 アルビオンの半分どころか、世界の全部を欲しがっていたレコンキスタは、船団を組んでもう半分のアルビオンに攻めてきます。 大きな船が100隻、ちいさな船まで数えれば500隻という大軍です。 その着になればトリステインの端から端までをひと月で燃やしてしまえる大艦隊です。 しかし、だいだらぼっちは慌てず大きく息を吸い込み唇をすぼめて、ひゅうい!と思い切り息を吹きかけます。 途端にどんな台風よりも強くて恐ろしい風がまきおこり、大艦隊をそらの彼方に飛ばしてしまいました。 レコンキスタが居なくなったので平和になったアルビオンの人達は、だいだらぼっちにお礼をしたいと言いました。 そこで、だいだらぼっちは国中のお米を貰う事にします。 あつめたお米を、ラグドリアン湖から掬った水と一緒に火竜山脈の火山に入れて、だいだらぼっちはお米を炊きました。 炊き上がったご飯を丁寧に潰して、とてもたくさんの「のり」を造って、それを使って二つに割ったアルビオンをくっつけたのです。 アルビオンの人達はとても喜び、王子さまとトリステインの王女さまは、それを記念して結婚したそうです。 それからしばらく平和に暮らしていただいだらぼっちとルイズでしたが、ガリアという隣の国の王様がルイズを攫おうとしました。 しかもなんと、お母さんに酷い事をするぞとタバサを脅して、誘拐させようとしたのです。 子供が大好きなだいだらぼっちは、これには怒りました。 だいだらぼっちはひょういと一跨ぎでガリアの首都リュティスまで行くと、街を跨いで踏ん張ります。 そうして、大きな身体に見合った、大きな大きなウ○コをお城の上から落としたのです。 悪い王様は困ってしまって、やがてゴメンなさいもうしませんと泣き出しました。 おかげでタバサのお母さんは助けられたので、だいだらぼっちはウ○コを海に流したそうです。 そんなだいだらぼっちの活躍で、やっと平和がきたと思ったのですが、またまた問題が起こってしまいます。 サハラの砂漠に住むエルフという人達が、だいだらぼっちを攻撃しに来たのです。 でもだいだらぼっちは大きいし、なにより大地の化身であったので、エルフの魔法はちっとも効きませんでした。 それでも彼等はだいだらぼっちを虚無の使い魔と呼び、悪魔である虚無の担い手と使い魔をやっつけると息巻いています。 よくよく聞けば、サハラには悪魔の門というものがあって、そこから何か困った物が出てくると言っていました。 しかもその門は、だいだらぼっちやルイズが居ると開いてしまうかもしれないのでした。 そこでだいだらぼっちは、またもサハラをひょういと一跨ぎ。 シャイターンの門を引っこ抜いて、手の平でコネて潰してしまうと、ウ○コと同じように海へポイっと捨ててしまいました。 こうして今度こそ平和になったハルケギニアで、だいだらぼっちはずっと皆と仲良く暮らしたそうです。 ゼロのルイズと呼ばれていた女の子も、おおきな使い魔を召喚したちいさな魔法使いとして、 「ちびのルイズ」と呼ばれながら、だいだらぼっちと共に皆と仲良く暮らしましたとさ。 めでたしめでたし。
https://w.atwiki.jp/wakan-momomikan/pages/7626.html
│和│人部│ http //wakanmomomikan.yu-nagi.com/momomi3/maki-7490.htm 山田野理夫