約 1,050,056 件
https://w.atwiki.jp/pazdra/pages/19998.html
図鑑のトップページへ戻る No. 通常入手系 レアガチャ限定系 コラボ系 期間限定D系 レーダー その他 タグ検索 覚醒 スキル No.001-No.051-No.101-No.151-No.201-No.251-No.301-No.351-No.401-No.451- No.501-No.551-No.601-No.651-No.701-No.751-No.801-No.851-No.901-No.951- No.1001-No.1051-No.1101-No.1151-No.1201-No.1251-No.1301-No.1351-No.1401-No.1451- No.1501-No.1551-No.1601-No.1651-No.1701-No.1751-No.1801-No.1851-No.1901-No.1951- No.2001-No.2051-No.2101-No.2151-No.2201-No.2251-No.2301-No.2351-No.2401-No.2451- No.2501-No.2551-No.2601-No.2651-No.2701-No.2751-No.2801-No.2851-No.2901-No.2951- No.3001-No.3051-No.3101-No.3151-No.3201-No.3251-No.3301-No.3351-No.3401-No.3451- No.3501-No.3551-No.3601-No.3651-No.3701-No.3751-No.3801-No.3851-No.3901-No.3951- No.4001-No.4051-No.4101-No.4151-No.4201-No.4251-No.4301-No.4351-No.4401-No.4451- No.4501-No.4551-No.4601-No.4651-No.4701-No.4751-No.4801-No.4851-No.4901-No.4951- No.5001-No.5051-No.5101-No.5151-No.5201-No.5251-No.5301-No.5351-No.5401-No.5451- No.5501-No.5551-No.5601-No.5651-No.5701-No.5751-No.5801-No.5851-No.5901-No.5951- 御三家カラードラゴン○○りんカーバンクルゴブリンオーガ・修験鬼ファイター・ナイトデビルキメラ忍び精霊ゴーレム魔剣士女の子(回復娘)玩具龍攻撃態勢(英雄)スキルLvアップ用モンスター幻獣枠メタドラペンドラムギドラノエルドラゴン進化用たまドラ潜在たまドラ○○ピィぷれドラ○○タン元スペダン龍魔石龍ナンバードラゴン常設Dボス降臨ボス晩成型ドラゴン精霊族フルーツドラゴン童話龍剣士旧特典モンスター分類不能希石レア希石:火レア希石:水レア希石:木レア希石:光レア希石:闇 ゴッドフェス限定・元ゴッドフェス限定 一覧 オーディンメタトロンソニアカーリー時女神龍契士獣魔和龍喚士鋼星神フェンリル龍神魔爵アテン日本由来クトゥルフ系ネイコットン争女神大魔女フェス限化降臨モンスター龍刀士クロノマギアメノア シリーズ神 西洋神新西洋神西洋神第3弾和神新和神インド神新インド神北欧神話エジプト神話新エジプト神天使新天使悪魔四獣の神英雄神三国の神新三国の神戦国の神新戦国の神戦国の神第3弾星機の神新星機神明王の神ケルトの神メソポタミアの神 その他 ドラゴンライダー忍者色違いヴァルキリーパズドラZマジシャン鎧騎士魔導書勇士新勇士幻獣ライダー機導龍機導獣パズバトコラボ大賢龍宝石姫伝説の英雄元フェス限定 コラボガチャあり CDコラボ神羅万象チョココラボエヴァコラボアイルーコラボバットマンコラボHUNTER×HUNTERコラボハローキティコラボパズバトコラボドラゴンボールコラボ聖闘士星矢コラボビックリマンコラボDCコミックスコラボぷぎゅコレコラボ北斗の拳コラボB-side Labelコラボファイナルファンタジーコラボデュエル・マスターズコラボ進撃の巨人コラボサンデーオールスターズコラボクローズコラボBLEACHコラボるろうに剣心コラボキン肉マンコラボマガジンオールスターズコラボモンスターハンターコラボ鋼の錬金術師コラボKOFコラボ幽☆遊☆白書コラボペルソナコラボマジック:ザ・ギャザリングコラボパワプロコラボガンホーコラボガチャ銀魂コラボソードアート・オンラインコラボ仮面ライダーコラボ妖怪ウォッチWコラボFate/stay night[HF]コラボストリートファイターV AEコラボシャーマンキングコラボサンリオキャラクターズコラボチャンピオンオールスターズコラボサムライスピリッツコラボ コラボガチャなし ROコラボ太鼓の達人コラボECOコラボぐんまコラボケリ姫コラボガンホーコラボカピバラさんコラボCoCコラボグルーヴコースターコラボラグオデAコラボドラゴンズドグマコラボ高岡市コラボサーティワンコラボアングリーバードコラボパズドラZコラボ三国テンカトリガーコラボパズドラクロスコラボ逆転裁判6コラボPepperコラボマクドナルドコラボ 季節もの+α お正月バレンタインパズドラ学園ジューンブライド夏休みハロウィンクリスマスフェス限ヒロイン龍契士 龍喚士龍楽士神器龍物語 降臨イベント 一覧 15MP級20MP級25MP級50MP級99MP級 スペダン龍 元スペダン龍 華龍蟲龍丼龍猫龍機甲龍犬龍古代龍鉄星龍契約龍転界龍護神龍宝珠龍戦武龍伴神龍 その他 プレゼント モンスターメダル ヌエ・双角トロール古老色違いガチャキャラ色違い降臨キャラその他 トレジャー レーダードラゴンレーダー龍喚士精霊王オルファリオンパーツその他 ステッカーコレクション書籍特典イラストコンテストモンスター購入専用パズドラレーダー連動モンスター交換所専用 リーダースキル:【7×6マス】リーダースキル:【追い打ち】リーダースキル:【コンボ加算】リーダースキル:【覚醒無効状態】 モンスター名で検索 して、 「図鑑/×××」の部分をクリック すると個別ページに飛べます。 タグ検索 ※リンク先は【覚醒スキル】を持つモンスターの一覧です HP強化攻撃強化回復強化火ダメージ軽減水ダメージ軽減木ダメージ軽減光ダメージ軽減闇ダメージ軽減自動回復バインド耐性暗闇耐性お邪魔耐性毒耐性火ドロップ強化水ドロップ強化木ドロップ強化光ドロップ強化闇ドロップ強化回復ドロップ強化操作時間延長バインド回復スキルブースト火属性強化水属性強化木属性強化光属性強化闇属性強化2体攻撃スキル封印耐性マルチブースト神キラーマシンキラー悪魔キラードラゴンキラー回復キラー攻撃キラー体力キラーコンボ強化ガードブレイク追加攻撃チームHP強化チーム回復強化ダメージ無効貫通覚醒アシスト超追加攻撃スキルチャージバインド耐性+操作時間延長+雲耐性操作不可耐性スキルブースト+HP80%以上強化HP50%以下強化L字消し軽減L字消し攻撃超コンボ強化コンボドロップスキルボイスダンジョンボーナス ■攻撃系 ダメージダメージ+吸収ダメージ+自傷割合ダメージ固定ダメージ ■回復系 体力回復バインド回復覚醒無効状態回復 ■デバフ系 ターン遅延防御減少毒属性変化 ■盤面変化系 目覚めドロップロックドロップロック解除 ■強化系 ドロップ強化全体攻撃コンボ加算 ■ギミック無効化系 ダメージ吸収無効化属性吸収無効化ダメージ無効貫通消せないドロップ回復 ■パラメータ強化系 属性エンハンスタイプエンハンス回復力エンハンス覚醒数エンハンス ■防御系 ダメージ軽減 ■操作補助系 操作時間延長時間停止 ■ドロップ変化系 シングル変換ダブル変換列変換ランダム変換全ドロップ変換ドロップリフレッシュ特定型ドロップ生成 ■変換先ドロップ 火ドロップ水ドロップ木ドロップ光ドロップ闇ドロップ回復ドロップお邪魔ドロップ毒ドロップ ■その他 4ターン以下のスキル反撃ランダム効果ヘイストリーダーチェンジ落ちコン無効ルート表示 ↑カテゴリを選んでください モンスター図鑑 No.5226 ハッピーゴールドドラゴン ハッピーゴールドドラゴン No.5226 レア度 5 レベル 1 最大Lv1 スキル 無し 進化素材 コスト 1 HP 250 ターン(最短) タイプ 強化合成用 攻撃力 30 Lスキル モンスター経験値アップ 主属性 光 回復力 10 進化元 なし 編集 副属性 なし EXP 進化先 なし 生息地・入手方法 スペシャルダンジョンマクドナルド×ガチャドラ降臨!:道中ドロップ 進化・合成情報 スキル・Lスキル スキル:無し Lスキル:モンスター経験値アップ合税素材にすると、モンスター経験値をたくさんもらえる。 備考 合成経験値:100,000EXP(同属性150,000EXP) 売却ゴールド:150,000 売却MP:1 来歴 2019年4月17日実装。( 公式告知 ) コメント たかだか10万expをたくさんっていうなら6000万とか必要なやつはなんて言うんだろうか… -- 2019-04-20 09 29 21 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/yuiui/pages/261.html
56 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2010/09/20(月) 04 48 08 ID sMaSmGzXO [3/4] 梓「あったかあったかってしてもらったよ」 憂「そ、そうなんだ…」 梓「飴を唯先輩に貰ったんだ、チョコのお返しが飴というの唯先輩らしいね」 憂「…」 梓「?…憂?」 憂「…へ?な、何?」 梓「顔色悪いよ?大丈夫?」 憂「あ…えっと、ちょっと保健室行くね?先生に言っておいて、ごめんね?」 梓「あっ、憂」 ~~~保健室のベッド~~~ 憂「私何にも貰ってないよ…っ…ひっく…」 憂「…駄目だよね、見返りなんて求めたら…」 憂「でもホワイトデー期待してても…いいよね…」 ~~~ホワイトデー~~~ 憂「あっ、雪…ホワイトデーに雪っていいなぁ…」 憂「お姉ちゃんクッキーくれたりして♪」 ~~~自宅~~~ 唯「それでねーりっちゃんがねー」 唯「あっ皆でクッキー出し合って食べたんだ、美味しかったよー」 憂「!…そうなんだ、良かったねお姉ちゃん」 憂「ごめん、気分が良くないからもう寝るね、お休み」 ~~~翌日~~~ 唯「ういー?」 憂「まだ気分良くならないんだ今日は休むから…」 唯「分かったよー…何かあったら電話してね?」 憂「うん…」 憂「…雪なんて大っ嫌い…」 昨日と変わらず降り続けける雪に私はそう言った…雪も誰も悪くないのにね…それは言葉にしないまま静かに目を閉じた 感想をどうぞ 名前 コメント すべてのコメントを見る 最後ハッピーエンドがよかった・・・ -- (唯憂は素晴らしいとは思わんかね?) 2010-10-18 21 03 26 え、なにこの寝とられた感じ -- (名無しさん) 2010-09-21 17 45 23
https://w.atwiki.jp/gspink/pages/156.html
いつしか千尋の両足からは緊張の糸が切れたのか力が抜けていて、最初の頃よりもその全貌を見せていた。 神乃木は親指で微かにいじっていた突起物を、本格的に親指に当て、ぐりりと弄んだ。 「いっ、あ、あはあぁぁあぁっ!!」 がくがくと身体を震わせ、千尋の嬌声が部屋中に響き渡る。 「はあはあ……は、ぁ…」 とろけてしまいそうなほど潤んだ瞳で、千尋は目の前にいる彼に甘い吐息を掛ける。喘ぎの混じったその息は、神乃木の事をまるで求めているかのようである。 「う……荘龍さん…」 神乃木はゆっくりと千尋の膣内から指を引き抜いた。粘液が神乃木の指にまとわりつき、てらてらと淡く光に反射していた。 先ほどと変わらずくたりとした格好のまま、それでも千尋はこれ以上に無いくらい頬を高潮させて、神乃木の事を愛しそうに、そして妖艶に見詰めてきている。 その表情に、高まる鼓動が抑えきれない。そうなってしまうと、理性よりも身体が動き始めてしまった。 神乃木は千尋の唇に、今一度己の唇を重ねる。 「ん………」 熱い。 顔だけでなく、千尋が、唇も、頬も、手も、指先も……全てが熱い。 漏れる声すら、神乃木を求めているとしか思えない。 そっと、影が離れる。 「………千尋…」 神乃木は千尋の事を呼ぶ。そしてそのまま、横たわっている身体に覆い被さった。神乃木はモノを取り出すと、濡れそぼり、ひくひくと震えている千尋の聖域へとあてがった。 「ふ、うく…っ…」 部分的にこすれ、千尋はうめき声を上げる。その声も、妖艶に感じられるほどだ。 (…早く……千尋の膣内へ…) 高ぶる感情に身を任せ、神乃木はあてがったモノを内部へと進入させ始めた。 にじゅりっ、ぐじゅっ、ぷちゅんっ……卑猥な音は続く。 「あっあっ、くふぅんっ…あう、っは…あはああぁぁぁっ」 断続的に響く千尋の甘い声。 粘液にまみれぬめりを伴っている肉壁が、神乃木のモノを狭いながらも受け入れ、官能を刺激する締め付けを送る。太く、血液もそこに集まってしまった今の神乃木のモノでは、進めるのが困難である。 だが、神乃木は半ば強引に千尋の最奥までモノを突き進めた。 ずくんっ! 何かを突き破るような感覚。それと同時に皮膜が裂かれ、痛みに赤い涙を流したものが、千尋の白い太股の間から流れ出した。 処女喪失。 千尋の妖艶さに、神乃木はすっかり千尋がこうした行為をした事が無い事を忘れてしまっていた。だが今となってはアフターカーニバル…後の祭りだ。 「う、うぅっ……!」 千尋の方はと言うと、やはり喪失の痛みに顔をしかめていた。痺れた思考には、今は快楽と痛みしか浮かばない。だが、やがてそれも快楽に押し潰される。 「やうっ……んんっ、あ……うくぅっ……」 息が詰まりそうな苦しさを確かに感じているはずなのに、千尋にはそれ以上の快楽しか頭に残らなかった。 白くしなやかな腕が、神乃木の首に巻きつく。そのまま離さぬようにと、千尋はしっかりと神乃木に抱きついてくる。 下半身はすでに、雄と雌の絡みつきによる滴り落ちる雫が寝床にしみわたり、軋む寝床の音と互いの性器の接触による淫猥な音で、満ち溢れていた。 「かは…ぅ…んんっ…」 (もっともっと高まらせて…そして、膣内に……) 思ったのはどちらの方であろうか。 目の前の男が動くたび、千尋には堪えがたいほどの快楽が走った。 目の前の女が喘ぐたび、神乃木には気の遠くなりそうな締めつけが起こった。 快楽に任せて千尋は腰をいつの間にやら揺らし、神乃木の動きに合わせてくる。淫らに開いた肢体は、快楽の揺れにびくびくと震え、その快楽を逃さないように決して閉じようとはしない。 神乃木は激しい動きに揺れ動く乳房に舌を這わせ、艶やかな桜色をしたその先端を口に含み、舌先でざらりと刺激を与える。 「いっ、ああんっ!」 生温かい舌の体温。 決して堅くないものの、決して柔らかくも無い、まるで軟骨のような堅さの舌。 その舌が、千尋の乳首の窪みまで舐め回す。 「ふぅっ、うんっ……ぁっ…」 目を閉じ、まるで苦痛に耐えるかのような表情をする千尋。 だが神乃木には分かっている。 これは千尋にとって決して苦痛ではないと言う事を。 それが証拠に、美しい裸体にはいつしか、上がった体温のためか透明な汗の雫がじんわりと浮かび上がっていた。 神乃木は唇を千尋の胸から離すと、じっと千尋の表情を見詰めた。 千尋の息は荒い。 「はっ、は…ぁ……ぁぁっ」 いやいやと首を横に振り、襲い来る快楽に飲み込まれすぎまいとする千尋。だが、その行為とは裏腹に、胎内も、肢体も何もかもが快楽に溺れ、蜜で潤った雌の花は、今か今かと実を結ぶ時期を求めているかのよう。 神乃木の肉棒も、もはや膣にその熱いたけをたっぷり注ぎこみたいと要求している。 神乃木の痺れた理性では、その本能を抑えきれない。 「中、膣に…出すぞ……っ!!」 その言葉の意味を、理性が止められるはずも無く。 千尋の返事も待たずに、神乃木はたぎった欲望を自身のモノから千尋の膣へと勢い良く放出した。 「い…ぁ、ひぃんっ!」 びゅるっ、ぐぢゅっ、ぢゅぱっ!! どぷどぷと弾け跳ぶような勢いで、『彼』の先端から出た精液が彼女の膣内を犯す。 千尋の腰が、注がれる液の脈動に合わせてがくがくと震える。 そんな彼女の腰を、神乃木は手で引き寄せて自分の腰に、モノに打ち付けさせる。決して彼女がたったの一滴もこの欲望を取りこぼさないように。 「あう、ああぁっ」 虚ろな瞳で、自身の秘部に目を向ける千尋。 今こうしている間にも、千尋の膣に叩き込まれた精液中の精子が、結びつく事が出来るのであればとまるで野獣のごとく、(時期的に危険日周辺であれば)千尋の最奥にたたずんでいるであろう卵子を探しているだろう。 そして卵子を見つけ、その中に入ろうと必死に外壁を突き破ろうとする精子。まるで処女膜を突き破ろうとする肉棒のごとく。 何とも淫猥な想像である。 だが、これだけしても先ほどから高揚した鼓動は落ち着きを取り戻せない。それどころか、更に性器が硬く熱くなっていく。 (クッ…こりゃあ、最高の『器』だぜ) そんな器と出会えたことに歓喜し、神乃木は再び千尋の腰をつかみかかる。 「きゃっ…あ、んっ。荘竜、さぁんっ……!」 その荒々しさに、千尋は先ほどの慈愛の表情から妖艶な、そして淫猥な表情へと変わっていく。 堕天使、と言う言葉がぴったりだった。 パンッ、パンッ、パンッ! 先ほどよりももっと荒く、もっと性急に神乃木は腰を打ち付ける。耐え切れず接合部分からは精液がぐちょぐちょと流れ出てきた。 その液体が、女性器の窪みを伝い、やがて菊門にまでたどり着く。 「あンっ、あ、つい……っ、ふ、はぁああっ!」 千尋は目を閉じ、体をこわばらせる。その様子を見て、神乃木が腰の動作を止めた。 「何だ千尋、感じてんのか? しかも後ろの穴で」 「っっっ!」 神乃木からの言葉に、千尋は赤面する。 「そんなに後ろで感じてるんなら……っ!!」 一気に接合部分からぬ゙ぶっと自身を引き抜いた。たまらず、そこからは白濁色のゲル状のものが溢れてくる。 そして、千尋の腰に当てていた手を、神乃木は動かして千尋を仰向けからうつぶせにさせる。 「ちょっ、荘龍さんっ!!」 静止の言葉も聴かず、神乃木は棚から避妊具を取り出すとパチンと装着した。そしてそのまま不浄の穴に性器をあてがう。 避妊具特有のぬめりに、千尋の臀部がぴくりと痙攣する。 「だ、駄目……そんな…」 いやいやと顔を振る千尋を見ないふりをし、神乃木はその穴に性器の先端をうずめる。 息が詰まりそうな圧迫感と異物感。 「いっ、いやぁっ……そんな所、無理……あぅんっ!!」 必死に身をよじらせて逃げようとするのを、神乃木は腰に当てていた手でがっちりとつかみ、逃がさない。 (やっ……お、お尻に、荘龍さんが……あぁっ) その背徳感。たかだか前の穴から後ろへと変わっただけでも、ここまで感じ方が変わるものなのか、と思った。 <スレにて連載中>
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/51293.html
登録日:2022/06/08 Wed 23 02 57 更新日:2022/06/22 Wed 15 36 44 所要時間:約 6 分で読めるバイ ▽タグ一覧 MtG TCG エルドラージ クリーチャー ゼンディカー ドローン ネタカード ハヤバイ ヤバイ 再生 戦乱のゼンディカー 欠色 無色 珍訳 翻訳 言語 迷訳 黒 ヤバイ。ハヤバイはヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。 ハヤバイはヤバイ。 まず名前がわからない。もうわけわからないなんてもんじゃない。超わけわからない。 わけわからないとかっても 「ぐるぐる(*1)とかふにゃふにゃ(*2)とかぼんやり(*3)くらい?」 とか、もう、そういうレベルじゃない。 何しろハヤバイ。スゲェ!なんか考えるとっかかりとかないの。形容とか説明とかを超越してる。カタカナ4文字だしインパクト超でかい。 しかも速く這うらしい。ヤバイよ、ハヤバイだよ。 だって普通は速く這うとか強調しないじゃん。だって自分の相棒がカサカサ動く虫みたいな怪物だったら困るじゃん。しかも名前のわりに速攻もないとか困るっしょ。 ファンタジーの世界で、炎や稲妻の魔法やドラゴンでカッコよく勝負を決めたいのに、出せるクリーチャーが巨大ゴキブリの親戚みたいのしかないとか泣くっしょ。 だからドラゴンとかウィザードは這いまわって攻撃しない。話のわかるヤツだ。 けどハヤバイはヤバイ。そんなの気にしない。蹂躙しまくり。戦闘になったら小型クリーチャーを跳ね飛ばして致命傷を負っても再生するくらい強い。ヤバすぎ。 這うっていったけど、もしかしたら違う意味かもしんない。でも違う意味って事にすると 「じゃあ、ハヤバイのバイってナニよ?」 って事になるし、それは誰もわからない。ヤバイ。誰にも分からないなんて凄すぎる。 あと超前のめり。ブロック不可。再生があっても壁役に使えない。ヤバイ。攻めっ気強すぎ。対戦相手の大型クリーチャーが攻撃してきたら時間稼ぐ暇もなく死ぬ。怖い。 それに超色がない。超無色。それなのに黒マナが要る。欠色とか平気で出てくる。欠色て。ニュースでも欠食児童なんて言わねぇよ、最近。 なんつってもハヤバイはワードパワーが凄い。意味合いとか不明だし。 うちらなんて和訳とかたかだか英語の授業で出てきただけで上手くできないから辞書ひいたり、前後の文脈に合わせたり、当てずっぽうで答えたりするのに、 ハヤバイは全然平気。ハヤバイをハヤバイのまま扱ってる。凄い。ヤバイ。 とにかく貴様ら、ハヤバイのヤバさをもっと知るべきだと思います。 そんなヤバイハヤバイをこの世に送り出した翻訳チームとか超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。 《ハヤバイ/Skitterskin》は、マジック:ザ・ギャザリングのカードのひとつである。 性能 ハヤバイ/Skitterskin (3)(黒) クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi) ドローン(Drone) 欠色(このカードは無色である。) ハヤバイではブロックできない。 (1)(黒):ハヤバイを再生する。あなたが他の無色のクリーチャーをコントロールしているときにのみ起動できる。 4/3 戦乱のゼンディカー・エキスパンションに登場したアンコモンのクリーチャー。 同ブロックにおいてエルドラージであるクリーチャーはすべて無色であり、ハヤバイも欠色の能力により無色となっている。 4マナでP/Tが4/3あり、さらに再生も使えるため戦闘では有利を取りやすく、破壊やダメージによる除去にも耐性を持つが、ブロッカーとして使うことはできない。 環境での活躍 構築環境で幅を利かせるほどではなかったが、リミテッドでは4マナ4/3の悪くないマナレシオに加え、再生でアドバンテージ損を防げる頼れるアタッカー。 他の無色のクリーチャーを展開して再生を構えながら攻め立てるのが理想の動きなので、欠色持ちやエルドラージ・末裔クリーチャー・トークンを生成できるカードを集めておきたい。 とくに《空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner》はカード1枚から無色のクリーチャーを2体展開でき、本体が飛行持ちで気軽に攻撃できるため好相性である。 ハヤバイは普通に使うぶんには本体を唱えるにも能力の起動にも黒マナが1点出ればよいので、他の色の欠色カードを採用しやすいのも美点。 翻訳考察 実際のところハヤバイをヤバイカードたらしめているのは、ひとえに日本語版のカード名によるものである。 英語版のカード名"Skitterskin"は普通の辞書に載っているような単語ではなく複合語と考えられるのだが、いかにして「ハヤバイ」というヤバイ名前になったのかがよくわからない。 それでもいくつかの筋道は考えられるので、考察の一助として掲載しておきたい。 Skitter説 英単語の"skitter"だけで「速やかに進む、走る」という意味があるので、そこから「速這い」になったという説。 戦乱のゼンディカー以前でカード名に含まれる"skitter"の語は「走り回る」と訳されることが多かった。 それだけなら前例を踏襲して訳せばよいと思われるのだが、そこにハヤバイの虫のような姿を加味して「速這い」とした、という説である。 しかし、この場合"skin"の部分がカード名にまったく反映されていないという難点がある。 Skitter - skin説 では"skitter"と"skin"の組み合わせである、とするとどうだろうか。 "skin"は名詞としては皮膚や表面、他動詞としては皮を剥ぐ、すり傷をつける、ひどい目に遭わせるといった意味がある。 また、自動詞としては"skin over"の使い方で「皮で覆う」、"skin through"の使い方で「(狭い所を)すり抜ける」、などの意味がある。 このうち「(狭い所を)すり抜ける」の意味を採用し、虫が這うイメージも加えてハヤバイになった、と考えることができなくもない。 Skitters - kin説 もうひとつ、"skitters"と"kin"の組み合わせである可能性についても述べておきたい。 "skitters"についてはskitterの三人称単数、"kin"は血縁や親族といった意味がある。 MTGのカード名では"kin"は「血族」と訳されることが多いのだが、ここでは虫の這うイメージと重ね合わせて朋輩(ほうばい)のような語句を選んだとする考え方である。 以上、いくつか説を出してみたが、どの説にしろ決め手に欠けるというのが正直なところである。 ハヤバイはなぜハヤバイなのかはやっぱりわからない。ヤバイ。 珍訳仲間 じつはハヤバイ以前にも、珍妙な日本語の名前を持つカードが存在する。 その偉大な(?)先達こそが、ギルド門侵犯・エキスパンション初出のクリーチャー、《シュラバザメ/Shambleshark》である。 ただしシュラバザメの場合、どのようにして英語の"Shambleshark"から日本語の「シュラバザメ」になったのか、という点は解明されている。 "Shambleshark"を"shamble"と"shark"に区切った場合、「よろよろ歩く」と「サメ」の意味になる。 ところが"shamble"の代わりに"shambles"とすると「流血の場面もしくは大混乱の場面、すなわち修羅場」という意味にとることができ、日本語カード名ではこちらを採用しているのだ。 また、シュラバザメはサメとカニとが合体した姿をしているため、シュモクザメやタラバガニともかけているネーミングだと解釈できるのである。 一方でハヤバイは珍訳の精神性(?)を引き継ぎつつも命名の経緯は明らかではなく、なんかもうエルドラージの異質さがそのまんま名前に顕れたかのようなヤバさを感じさせる。凄い。ヤバイ。 追記・修正は、ハヤバイのヤバイ命名の謎を解明してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] >ドラゴンとかウィザードは這いまわって攻撃しない 竜亀「せやろか」首席議長ヴァニファール「せやろか」 -- 名無しさん (2022-06-09 00 16 35) 宇宙ヤバイコピペで草 -- 名無しさん (2022-06-09 00 23 16) 翻訳考察の部分は独自研究とか主観に該当するんじゃないの -- 名無しさん (2022-06-09 00 29 23) ↑3 甲鱗様もワームっていうニュルニュルしたドラゴンだからな。恐らく5ch当たりのコピペ改変なんだろうけど。 -- 名無しさん (2022-06-09 00 32 34) とぐろ巻きブリキクサリヘビも先輩かな -- 名無しさん (2022-06-09 00 38 29) シュラバザメはむしろ名訳まである -- 名無しさん (2022-06-09 01 08 07) ワームとぐろエンジンとか定型だけで訳した結果変な響きになるのもあるけどハヤバイは異次元すぎる -- 名無しさん (2022-06-09 01 09 43) 当時の公式HPで四コマ漫画のオチに使われてた記憶。それも天丼で。 -- 名無しさん (2022-06-09 08 42 54) 裂け目翼の雲間を泳ぐもの「オレみたいな直訳よりいいじゃん」 -- 名無しさん (2022-06-10 06 20 54) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tsvip/pages/1412.html
「ふう……」 俺は今、花坂高校の食堂にいる。 すでにトイレで用は済ませたが、色々な事がいっぺんに起きて疲れたため、座れる場所で休憩をとっている。 しばらく休んで、だいぶ楽になってきた。 「もう大丈夫そうですわね」 春風さんが、俺の顔を覗き込み笑顔で言った。 「あ、はい。すいません、ご心配をおかけして……」 「気にしなくてもよろしいですわ。治ったなら行きますわよ、野球部を見学するのでしょう?」 「はい!」 春風さんには『俺が野球部を見学する』と説明しておいた。 春風さんは野球部に所属している上に、多分だが顔を覚えられた。なら、むしろ『見学』と称して堂々と見に行けばいい。 皮肉な事に、コンプレックスに思っていた高校生に見えない低身長が、今回に限っては俺を『高校見学に来た中学生』に見せるという状況にしてくれた。俺としては不本意な方法ではあったけど。 と、そんな訳で今、俺は野球部へと『案内』してもらってる。 しばらく無言で歩いてたが、春風さんが口を開いた。 「ところで、あなた」 「なんですか?」 「ポジションはどこですの?」 この場合の『ポジション』と言うのは、野球の守備位置の事だろう。 「キャッチャーです」 嘘だらけだと、ボロが出やすくなるだろうから、嘘はできるだけ少なめに。それ以外は本当の事を答える。 「女性でキャッチャーとは……珍しいですわね」 春風さんは、ジロジロと物珍しそうに俺を眺めている。 まあ、しかし実際珍しいかもしれない。 うちの先輩女子は二人とも内野だし、クラスメイトの女子は色んな面で捕手向きじゃない。春風さんも口ぶりからして捕手ではないだろう。 それにプロ・アマ問わず大体のチームでは男が正捕手やってるから、女性キャッチャーは確かに珍しい。 「昔からずっと捕手やってて、他の守備位置を経験した事ないんです」 だから、今となっては捕手をやっているというより、捕手しか出来ない状態に近い。 「そうでしたの」 春風さんの言葉を最後に、またしばらく無言の状態が続く。 「貴女、ここに見学に来たと言う事は受験するつもりですの?」 春風さんが、唐突に聞いてきた。 他に適当な言い訳が思いつかないし、ここは受験するつもりだと答えておいた方がいいだろう。 「はい、そのつもりです。入学できたら、もちろん野球部にも入るつもりです」 「そう……でも、ここの野球部はレベルが高いですわよ」 「それくらい承知の上です。むしろ望むところです」 言ってから少し後悔した。 たかだか中学生なのに、ちょっと発言が強気すぎただろうか。 生意気だとか思われたらどうしよう……悪いイメージはできるだけ与えたくないのに。 「自信満々ですわね。ま、それくらい自分に自信を持っていたほうがよろしいのですけど」 あれ? 意外と悪く思われてないっぽい。 とりあえず悪いイメージはないようで助かった。 そんな話をしているうちに玄関まで戻ってきていた。 「それじゃ、私は向こうの玄関から入ってきたので……」 「わかってますの。待ってますから早く靴を履き変えてきなさいな」 「はいっ!」 急いで来客用玄関まで戻って、靴を履き変えた。 そして、外から生徒用玄関に戻る途中で携帯電話に着信が入った。 「おっと、電話か……あ」 画面に表示されているのは【山吹陽助】の四文字だ。 トイレに行くって言ったきり、三十分以上も戻ってないからな……怒ってるだろうな。 恐る恐る通話ボタンを押し、電話口に出る。 「も、もしm」 「遅い!」 「うわっ!?」 いきなり怒鳴られた。 陽助は普段あまり怒ったりしないから、こういう時は怖い。普段怒らない人が怒ったりすると特段怖く思うアレな感じだ。 「今どこだよ」 「い、今は玄関にいるけど……」 「オレ、野球部が使っているグラウンドの近くのベンチにいるから、急いで来い。話はそれからだ」 それだけ告げられて、通話を切られた。 通話時間は三十秒にも満たなかったけど、かなり怒っている事は感じとれた。 トイレから出た後に、連絡の一つでも入れておいた方がよかったかもしれない。 「ヤバいかなぁ……」 「何がヤバいんですの?」 「うひぃ!?」 ビックリした! 凄くビックリした! 「きゃっ!? ど、どうしましたの? 『うひぃ』なんて変な声出して」 いきなり、後ろから声かけられたからだよ! なんで、春風さんが俺の後ろにいるんだよ! 「ちょっと、聞いてますの?」 春風さんが俺の前で手をヒラヒラと振る。 「……あ、はい」 まだ少しビックリした時のショックが残っているが、なんとか気持ちを落ち着かせ、返事する。 「驚かせてしまったようですわね、ごめんなさい」 「いえっ、大丈夫ですから」 頭を下げ謝る春風さんに、恐縮してしまう。 「大丈夫ならよろしいんですが……ところで何がヤバいのか話して下さいません?」 もしかして、陽助との話を聞かれていた? 一瞬、背筋に寒いものを感じたが、さっきの会話をよくよく思い出してみたら、別に全部聞かれても正体がばれるような内容でもなかったと思い、野球部近くのベンチに向かいながら春風さんに話す事にした。 話す、とはいっても事実をそのまま話す事はなく、大筋はそのままに俺の仮の立場を考慮した話にアレンジした。 「なるほど。つまり、貴女は見学する前に用を足す事にした。だけど時間をかけすぎて貴女のお兄様はご立腹だと」 「まあ、そんな感じです」 アレンジを加えた結果、陽助は何故か『俺の兄』という事になった。どうしてこうなったんだろう。 ま、いいか。 「わかりました、私の方から貴女のお兄様に説明いたしますわ。野球部の二人が貴女に迷惑かけた事が原因の一つでもありますし」 ……いい人だ。 「あ、ありがとうございます!」 キレ気味な陽助と対峙するのに、一人じゃ何かと心細い。なので、この願ってもない申し出をありがたく受けさせてもらう。 そうこう話しているうちに野球部が使用しているグラウンドが見えてきた。 「近くのベンチって言ってたから、ここら辺にあるはずなんですけど……」 辺りを見渡してみるが、ベンチらしき物は見当たらない。 「こっちですわ」 春風さんが、俺の手首を掴み歩き始めた。 「あ、はいっ!」 俺は慌てて春風さんに着いていきながら、気づかれないように携帯電話を取り出し、陽助にこっそりと一通のメールを送った。 送ったメールにはこう書いておいた。 『もう少しでそっちに着く。それと、お前は俺の兄になったから。説明は後でするから、それまでそういう事にしておいてくれ』 陽介は、俺が陽介の事を兄に仕立てあげた事を知らないので、伝えておく。 これを陽助が読んで兄のフリをしてくれれば、春風さんに怪しまれる事はないだろう。 「居ましたわ」 春風さんが囁くように呟き、俺の手首から手を離した。 春風さんの視線の先には、携帯電話の画面を覗きこんでいる陽助がいた。 送ったメールを読んでくれただろうか。 ふと、陽助がこっちを向いた。 俺の存在に気づいた途端、不機嫌そうな顔つきになった。 「遅いぞ」 顔つきと同じ不機嫌そうな声だった。 うわ、やっぱり怒ってるよ。 俺が怯んでいると、春風さんが一歩前に出た。 「失礼ですが、貴方は…………」 そこまで言い、言葉を切る。そして俺の方を向いた。 「そういえば、まだ貴女の名前を聞いてませんでしたわね」 このタイミングで聞くの!? まあ、黙っている訳にもいかないので答えるけど。 「青や……っ」 つい本当の名前を言いそうになったが、ギリギリで気づいて言葉を止めた。危ない危ない。 「青や?」 春風さんは、中途半端な俺の言葉に首を傾げていた。 「あ、青……青谷翔子です」 とりあえず偽名を名乗っておいた。 考える時間が無かったのと、本当の名前を一部晒してしまったせいで、本名の名残が少し残ってしまっているが問題はないだろう。 「青谷翔子さんね」 小さく頷くと、春風さんは陽助の方に向き直った。 「お待たせして申し訳ありません。貴方は、ここにいる青谷翔子さんのお兄様で間違いありませんか?」 ここは、この偵察をバレずに済ませるか、否か、の重要な質問である。 ここで『いいえ』なんて答えようものなら、生徒でもないのに休日にここにいる陽助は、多分かなり不審がられるだろう。 それは陽助も承知しているはず。 加えて、さっきメールも送っておいたから大丈夫だ。 多分大丈夫なはずだ。 「ああ、そこにいるのはオレの妹だよ」 陽助の答えを聞き、内心で安堵のため息をついた。 よし……もしかしたら、メールを読んでいないんではないかと思ったが、無用な心配だったようだ。 「それではお兄様、貴方の妹さんが予想以上に時間を浪費してしまった事についてですが」 春風さんの言葉に、陽助が表情を変えた。 「その件については、私達の側に非がありますの」 そう前置きし、春風さんはさっき校舎の四階で起こった事について全て話した。 「……と言う訳です。うちの部員が貴方の妹さんに迷惑をかけてましたの。本当に申し訳ありませんでした」 「あ、いや、別にいいよ。あんたは妹を助けてくれたんだから、謝らなくてもいいと思うんだけど。それに結果的に妹は無事だったんだし」 頭を下げた春風さんに対して、陽助はやや焦りながらも謝らなくていいと答えた。 「しかし、部員のせいで迷惑をかけたのは事実ですし、誰かが頭を下げないと……」 「だから、あんたが下げなくても、ナンパした奴らに謝らせれば……」 謝る、謝らなくていい、と両者互いに一歩も譲らない。 このままだと時間が無駄になるので、別の事で気を逸らすしかないな。 春風さんの服を袖を軽く引っ張り、春風さんの注意を自分に向けてから、考えついた台詞を言う。 「春風さん、野球部の練習に戻らなくていいんですか……?」 「あ……そうでしたわ。結構長い時間抜けていたから早く戻らないと……できるならば、ゆっくりと見学していってほしいですわ」 春風さんはそう言い、急いでグラウンドに戻っていった。 春風さんの姿が見えなくなってから、陽助がポツリと呟いた。 「あの人、マネージャーじゃなかったのか……」 【目指せ、甲子園-16 おわり】
https://w.atwiki.jp/loveuntouchable/pages/222.html
投下直前に規制され投下できなかったネタ投下。 最近ダークエロが続いたらエロなし爽やかネタをやりたくなってしまいました。 エロなしごめんなさいの鷹遼です。 遼子メイドCM「食べちゃうもん」から出来た鷹藤話ですw カメラ カメラ カメラ by103さん 投稿日2011/12/13(火) もうすぐ冬になる。 透き通り冷たく冴える風が吹く中、オレンジ色の夕日が照らす時間はほんの束の間で、空はあっという間に濃紺一色に染め上げられる。 その空の下、張りこみ帰りの鷹藤が自動販売機で自分と相棒の缶コーヒーを買っていた。 硬貨を自動販売機に入れながら鷹藤は大きなくしゃみをした。 「やべえ。薄着だったかな」 鷹藤は寒さに身をすくませ、早く暖かな車内に入ろうと小走りで自分の車に戻った。 車のドアを開けた瞬間、強い光で眼を打たれた。 「うわっ」 驚いて助手席の相棒に眼を遣る。相棒――-鳴海遼子がコンパクトカメラをこちらに向けて構えていた。 カメラの下からのぞく彼女の口元は楽しげな笑みを浮かべている。 「なんだよいきなり!コーヒー落とすところだったぜ」 口を尖らせながら鷹藤は車に乗り込みドアを閉めると、ドリンクホルダーに缶コーヒーを置いた。 「あんたそんなの持ってたっけ?」 この数カ月間、相棒と行動を共にしていたがこうして写真を撮られるのは初めてのことだった。 「ネットで買ったカメラが昨日届いたの。使い方憶えようと思って持ってきてたんだけど仕事中は出せな かったから、今から試し撮りしようと思って」 悪戯っぽく首を傾げて遼子が照れ笑いをした。 「あっそ。今度から撮るときは断ってからにしろよな。でもあんたカメラなんか買って何撮る気だよ」 不機嫌そうに答えながら、鷹藤は遼子の笑顔で心臓が高鳴っていた。 数カ月間共に働き、何度も二人で修羅場をくぐり事件を追い続けているうちに、最初は空気が読めない面倒 な女と思っていた遼子を鷹藤はただの相棒と見られなくなり始めていた。 「何って、二人の想い出作りに…」 「誰とだよ。あんた彼氏いないだろうが」 ほのかな期待を抱きつつ鷹藤は聞いた。 「史郎ちゃんとヨリが戻った時の為に今から備えているのよ。」 「遠山さんなら美鈴さんと…」 鷹藤が半笑いで答える。 「男と女の間は何があるかわからないでしょ!美鈴さんとうまくいかなくなって、史郎ちゃんがバーで飲んだ くれるようになるのよ。で、その時に私のことを思い出して電話してくれたら、私が史郎ちゃんを優しく慰め て、 そしてそれをきっかけにして二人は…」 遼子はあくまで現実から眼を逸らし、自分の妄想の中で想像力の翼を無限に広げるつもりのようだ。 遠山はいま美鈴と付き合っているはずだし、遼子の事を完全にストーカー扱いしているのを鷹藤も良く知っている。 途中から遼子の妄想を聞くのが馬鹿らしくなった鷹藤は、相棒の手にあるコンパクトカメラを取った。 「ちょっと貸してみろって」 「壊さないでよ」 「俺を誰だと思ってんだよ。あんたよりはカメラの扱いに慣れてるって」 鷹藤はコンパクトカメラを構えた。 カメラの背面部分は大きな液晶画面になっており、眼をつけてファインダーをのぞく必要が無い初心者向けの 機種だった。 「あんたも雑誌記者なら、カメラぐらいもうちょっといいものにすればいいだろ」 「だって安いし、彼氏と撮る写真ならこれくらいでいいと思ったのよ」 いきなりカメラを遼子に向けて鷹藤がシャッターボタンを押した。 むくれ顔の相棒が液晶画面に大写しになる。 「ちょっといきなり撮ることないでしょ!」 「おあいこだろ」 鷹藤が画面で写り具合を確認してみると、安物のカメラの割に意外と悪くなかった。 「へえ。いいじゃん」 「モデルがいいのよ」 遼子がふざけてい言った。 「かもな」 液晶画面に映る遼子を見つめながら、鷹藤は思わず本音を言ってしまった。 「えっ?」 驚いた遼子が鷹藤を見る。 「あ、いや、その…あれだ、このカメラのモデルがな、この機種の中で一番いいモデルなんだよ。仕事で使える かチェックしたいから、あんたちょっとモデルになってくれよ」 遼子が驚いて眼を瞬かせた。 誰が聞いてもわかりやすい嘘。苦し紛れの口からでまかせだ。 鷹藤の全身から汗が吹き出し、カメラが手から滑り落ちそうになっている。 「ほんっとカメラが好きねえ。カメラばっかり見てるから彼女が出来ないのよ」 遼子が自分の事は棚に上げて呆れたように言う。 「ま、まあな。プロだから仕事道具には詳しくないとさ」 実は今日初めて知った機種だったが、どうにか誤魔化せたらしい。鷹藤は胸を撫で下ろしていた。 「私に使い方を教えてくれるなら、しばらくそのカメラ好きにいじっていいわよ」 遼子が缶コーヒーを開け、口をつけた。 「おいしい。鷹藤君ありがとう」 遼子の口元が緩んだ。缶コーヒーにつけられた遼子の桃色の唇を見ながら、鷹藤はまたシャッターを押していた。 「えっ?」 「好きにいじっていいんだろ。ちょっとあんたをモデル代わりにして撮らせてくれよ」 「どうして私なのよ」 「ここにあんたしかいないからに決まってるだろ」 またシャッターを押す。遼子の困り顔が液晶画面に映る。 いつも困らされている相棒の困り顔を見るのが楽しかった。 見なれた遼子の顔も、静止画となると眼や唇といったパーツの魅力が際立って見える。 普段は妄想やら自分の理想やら他人への的外れな恨みを語る遼子の唇が、写真の中だと艶めかしく見えていた。 「そういやあんた、お菓子持ってなかった?」 「あるけど…」 「ちょっと食べてみろよ」 「なんでよ」 「写真撮るから。かわいく撮れそうな気がするんだよな。上手く撮れたら遠山さんに見せたらいいだろ。 もしかしたら惚れ直してくれるかもしれないぜ」 またしても口からでまかせだ。可愛く撮れたとしても、自分の写真を見せつけるような女など遠山も願い下げだろう。 単に鷹藤の為だけの写真だ。 自分に振り向かない相手を、せめて写真の中だけでも自分のものに、自分好みのものにして置いておきたかった。 「し、史郎ちゃんが…。そうね。じゃあ…」 遼子はかばんをゴソゴソと探ると、黄色いパッケージのお菓子を取り出した。 遼子が最近よく食べているお気に入りのチョコビスケットだ。 「いっただっきまーす」 遼子が大きく口を開けた。 「違うな」 鷹藤がすぐに制した。 「何がよ」 「『食べちゃうもん』って言ってみろって」 「はぁ?気持ち悪い事いわないでよ!」 遼子が声を上げる。 「大口開けて食べてるところなんて、色気ねえんだって。食べちゃうもん、だと口も閉じられるし口角も上がるだろ。 食い物のコマーシャル用写真撮る時、モデルにそうやって指示するんだよ」 今日3度目の口から出まかせだった。 カメラマンの鷹藤にそう言われてその辺の知識に自信がない遼子は首をかしげつつも納得したようだった。 「じゃあ言うわよ。食べちゃうぞ」 遼子がはにかみながら言った。 その固い感じもまた胸をときめかせるものだったが、鷹藤は相棒の間違いを瞬時に訂正した。 「食べちゃうもん、だよ。あとな、ここのラインがきれいに見えるようにもうちょっとこっち側向いてくれよ」 遼子の頬に手を伸ばし、鷹藤は角度を調整した。 意識は遼子の頬に触れる指先へと集中していく。あまりにも柔らかで吸いつくような感触の肌だった。 「鷹藤君…」 たかだかチョコを食べる写真を撮るのに、本格的なポーズの指示が出るので遼子も眼を白黒させている。 「遠山さんに見せられる写真欲しくないのかよ」 「う…。じゃあやるわよ。食べちゃうもん」 少し首をかしげ、恥じらいながら言った遼子は美しかった。 鷹藤が息を飲む。 大人の色気と清らかな乙女が同居した微笑みは鷹藤の呼吸が止まりかけるほど魅力的だった。 カメラマンとしてあるまじきことながら、鷹藤はシャッターを押すのを忘れていた。 「ちょっと!せっかく人がポーズ取ったのに、なんで撮らないのよ」 遼子がむくれた表情を浮かべ、遼子を見つめたまま固まる鷹藤を睨んだ。 「あ、ああ悪い」 正気に戻った鷹藤がまたカメラを構える。 可愛らしくむくれた遼子の横顔を捉えた。 鷹藤の頬が緩む。 そしてシャッターを押した。 「何で今の顔撮るのよ!もう!」 遼子が更にむくれる。 「悪かったって。じゃ、もう一回『食べちゃうもん』よろしく」 どうしてシャッターを押しているか言えるはずもない鷹藤が必死で誤魔化そうとする。 その必死さが遼子の猜疑心を煽ったのか、遼子が鷹藤に不審の眼を向けた。 「さっきから鷹藤君、何か変よ。わかったわ…。私の変な写真ばかりとって、編集部で笑いものにしようっていうのね」 「違うって!」 「もうカメラ返してよ」 遼子がカメラを取ろうとして鷹藤の腕を掴んだ。 「まだ撮り終わってないから、もうちょっと貸してくれよ」 鷹藤も取られまいと腕を伸ばし抵抗する。 「きゃあ!」 バランスを崩した遼子が鷹藤の膝の上に倒れ込んだ。 遼子が持っていたビスケットの箱が宙を舞い、中身が運転席にばらまかれた。 太股の上に倒れ込む遼子の温もりがデニム越しに鷹藤に伝わった。 鷹藤の心臓が耳奥まで鼓動が響くほど強く拍動する。 「ん、もう~!」 遼子が鷹藤の膝から顔を上げた。 二人の眼が合う。鷹藤の瞳の奥に何かを感じたのか、遼子は動きを止めた。 鷹藤の手が吸い寄せられるように動くと、遼子の頬をそっと包んだ。 次へ
https://w.atwiki.jp/wakan-momomikan/pages/6402.html
夏大霧│漢│天部│ http //wakanmomomikan.yu-nagi.com/momomi3/maki-6275.htm
https://w.atwiki.jp/kuniodb/pages/2008.html
きほん じょうほう しゅーとタイプ いろかえ しゅーと印 あ POW/SPINタイプ ふつう/ふつう くわしく あかく まるいたま ひっさつボールと たいさ なし らんく POW数値 SPIN数値 にゅうしゅ ばしょ SSS 115 +32~41 115 +32~41 SS 115 +28~36 115 +28~36 S 115 +24~31 115 +24~31 No.01ふくびき A 115 +20~26 115 +20~26 しゅーとおばば B 115 +16~21 115 +16~21 しゅーとおばば C 115 +12~16 115 +12~16 しゅーとおばば ・ ワールドリーグ-1 D 115 +8~11 115 +8~11 しゅーとおばば ・ ログインボーナス ※POW,SPIN数値は暫定値 そのた じょうほう このページを編集 コメント 名前 すべてのコメントをみる タグ:'いろかえ' 'しゅーと' '頭文字あ'
https://w.atwiki.jp/legends/pages/4292.html
悪の秘密結社 03 からからと音を立てて、ガラス引き戸が開けられる 白衣を着て銀髪をさらりと流したその姿は、どこかドクターに似た印象を漂わせている 「あの……診察ですか? それとも、ドクターの関係者の方ですか?」 受付で訝しげに尋ねてくるミツキに、客人は屈託のない笑顔を浮かべる 「面識もアポイントも全くありません。ですがエルフリーデ・マイツェン女史にお会いするために来ました」 「そ、そうですか……今は診療時間中なので、お時間を改めていただくか、しばらくお待ちいただく事になると思いますが」 「待つ事は問題ありません。時間は充分ありますので」 「そうですか、ではお名前を伺ってもよろしいですか?」 「ヴィクトリアです。仲間からは親しみを込めてヴィッキー、もしくはプロフェッサーと呼ばれています」 その笑顔に胡散臭いものを感じながら、ミツキは来客を伝えるために診察室へ向かう ヴィッキーは笑顔のまま玄関口に立っていたが 「そこ、暑い、です。中、どうぞ」 夏もそろそろ終わりを告げる頃合とはいえ、日差しはまだまだ強い 奥にあるキッチンから麦茶を入れたグラスを持ってきたメイが、待合室のソファの前でにっこりと微笑んだ 「あら可愛い。エルフリーデ女史の娘さんですか?」 「娘、違う、です。たまに、お手伝い、です」 ぺこりと頭を下げて、お盆を手にぱたぱたと引っ込んでいくその後ろ姿を ヴィッキーはとても楽しそうに、楽しそうに見詰めていた ――― 待合室の賑わいも陰り、夕日の射し込む寂しげな空間に、溶け込むように佇むヴィッキーの姿 目の前の小さなテーブルには麦茶が入っていたグラスと、塩気のあるおかきがお茶請けに置かれていた 「お待たせして申し訳ない、今日は少々混んでいたものでな」 この町を訪れた頃から比べるとやや伸びた、綺麗な銀髪を掻き上げて ドクターは気さくに待合室のソファに腰を下ろす 「診療以外の目的で私に会いに来る客人というのも珍しいな。『総統』閣下の関係者かな?」 まず疑われるのは、都市伝説関係者 ドイツ系の面立ちからしても、『第三帝国』の関係者を連想させる 「いえ、全く関係性の無い赤の他人です。はじめまして!」 「……よろしく」 笑顔で差し出される右手を、遠慮がちに握り返す 相手が女性だというのに、ドクターのテンションが一向に上がる気配が無いのを見て、受付で待機していたメアリーは傍らに居たミツキに目配せをする 「それで……君は、ボクに一体何の用があるのかね?」 「はい、単刀直入に言いますと、あなたの研究成果を丸ごといただきたいと思いまして」 その言葉と同時に、登場までの経過がコマ落ちでもしたかのように、突然ドクターの背後に数人の黒いボディスーツ姿の戦闘員がざわりと現れる 「ぐっ!?」 即座に腕を捻り上げ、ソファに押し倒されるドクター 戦闘員達が何処からともなく取り出したのは手錠や猿轡、そして人間がすっぽり一人は入りそうなトランクケース 「最初は襲撃して研究資料を強奪しようと思ったのですが、記録媒体を損壊する可能性が高いと思いまして。その点、研究者本人なら多少手荒にしても頭部が無事ならどうとでもなりますから」 押さえつけられたドクターに、ヴィッキーは先程までと全く変わらない笑顔を向ける 「私、脳改造とか得意ですから。気にせず恨んでいただいてて結構ですので」 「そうか、ならば遠慮なく」 そうドクターが呟くと ドクターを押さえつけていた戦闘員達の肉体が、妙な腐臭を漂わせながらぐずぐずと崩れ落ちていく ボディスーツは下半身に泥でも流し込んだかのように膨らみ、力と質感を失った上半身がべとりと床に垂れ下がり、転げ落ちた仮面をどろりと汚す そして、しばしの時間経過と共に、残ったボディスーツも汚泥のような腐肉も、しゅうしゅうと煙を立てて消滅していく 「他の皆は?」 「ミツキが注意を促しに行きました。既に診療所の外へ一時避難しているかと」 ソファからゆっくりと起き上がるドクターと、すぐに傍らに駆け寄ってくるメアリー そして 「ああ、この能力も素晴らしい。たかだか『エイズ・メアリー』がここまで強力な、空気感染すらする感染症を操れるなんて」 「……効いて、ない?」 メアリーのばら撒いた、都市伝説上の『エイズ・ウイルス』の影響を全く受けた様子もなく、その場に悠然と立っているヴィッキー 「ですが戦闘員もあなたの前では無力なようで。千日手には興味がないので、今日のところはお暇しましょうぶっ!?」 余裕綽々の態度で診療所を出て行こうとするヴィッキーの頭部を、朱塗りの棍の先端が殴打した 「いきなり仕掛けてきて、ただで帰れると思うなよ」 診療所の玄関口で待ち構えていた有羽の、如意棒・レプリカの一撃 並みの人間なら頭蓋を粉砕して脳漿を撒き散らすような一撃を喰らい、ヴィッキーは文字通りの有様となってその場に崩れ落ちた 「おやおや、酷いですね。私もこの身体は気に入っていたのに」 頭部が砕けぐずぐずと溢れ出した状態のまま、眼球がはみ出し鼻血と血反吐を垂れ流したまま、何ら調子を変える事無く言葉を紡ぐヴィッキー 「死なないなら、死ぬまで殺すまでだ」 「『死体洗いのアルバイト』の能力で、ですか?」 ねちゃりと床に糸を引きながら、砕けた頭を持ち上げるヴィッキー 「あなたも私のものになってくれれば、とてもとても研究も捗るんですが」 「言いたいことはそれだけか?」 どう見ても死んでいる有様で、平然と動いて話すヴィッキー 対する有羽も全く怯んだ様子も無く、その身体をホルマリンプールへと突き落とした 「あの……この身体は、とか言ってましたし、他人の身体を乗っ取ったりしてたんじゃないですか、彼女は」 おずおずと尋ねるメアリーに、ドクターが軽く首を振る 「乗っ取るタイプの能力だとしても、乗っ取られた側の心配は要らないだろう」 「でしょうね。あれは死体でしたから」 「メアリーのウイルスが効かなかったのもそのせいだろう。死体に免疫力も代謝機能もへったくれも無いからな」 医者と、元医大生の二人があっさりと言い放つ 「握手をするまで判らなかったがね。嫌な雰囲気はしていたが」 「俺の場合は、ドクターが手加減しない時点で、まともな女性じゃないと判断した結果ですけどね。殴った時の手応えと傷口の様子で大体わかりましたよ」 「では私の存在がご理解いただけたところで」 つん、と辺りに漂うホルマリン臭 有羽の『死体洗いのアルバイト』は、ホルマリンで溺れさせるかその毒性でとどめを刺す 逆に言えば、それで死ななければ 浮いてくるものを沈めようとしてくるアルバイト達さえ掻い潜れば 容易に脱出が可能なのである 「ウイルスも毒も効かないって訳か」 「まあ念の為言っておきますが、粉々になったり焼いて灰になったところで、私は平気ですから」 頭部が砕けたヴィッキーは、指先でぐじぐじと傷口を弄り回し 崩れた脳を整え、砕けた骨を繋ぎ、千切れた肉を縫い合わせ、あっという間に綺麗に整えられていく 「ところで……味方が居ると、無差別攻撃っぽい『エイズ・メアリー』のウイルスは使えないんじゃないですか?」 ざわりと浮かび上がる数人の戦闘員 だがそれらはあっという間に、有羽の如意棒・レプリカで殴り飛ばされ、ホルマリンプールに沈められていく 「何のために俺が居ると思ってやがる」 「なるほどなるほど。これは色々考える必要がありそうです」 そう言って頷くヴィッキーとドクター達を遮るように、ぞわりと溢れ出す視界を埋め尽くすほどの戦闘員 ほぼ棒立ちだったそれらを薙ぎ払う頃には、ヴィッキーの姿は既にそこには存在していなかった 「最初に数で攻めて来なかった事を考えると、数が多いと制御が杜撰になるのだろうな」 「そうでしょうね、今の連中はろくに動きすらしませんでしたから」 崩れ落ち塵になっていく戦闘員達を見下ろしながら、有羽は溜息を吐く 「この手の連中は、死体が消えてくれるので助かりますよ、本当に」 「だが君は掃除しなきゃいけないところがあるだろう?」 「……あ」 その言葉に、有羽は診療所の玄関口に視線を向ける そこにはヴィッキーを殴打した際の血と脳漿がべっとりとこびり付いており 「早急に片付けます」 「じゃあ私はミツキのところへ行ってきますね」 清掃用具を取りに駆け出す有羽 診療所の裏手へと歩いていくメアリー それを見送ってから、ドクターは柄にもなく大きな溜息を吐く 「ヴィクトリア、だったか……一体何者なのだか」 一人になったドクターは、夕暮れ時の空を見上げながら、奇妙な不安を感じていたのだった ――― 「ふんふふ~ん、ふんふふ~ん♪」 とあるマンションの一室の、浴室にて 頭部の修復を完全に終え、鼻歌混じりにシャワーを浴び身体を洗うヴィッキー その頭を洗い血を流しているのは、ヴィッキーとよく似た別の女の身体 ヴィッキーの見た目の年齢が20歳そこそこだとしたら、そちらの女はまだ15、6といったところだろうか その他に12歳ほどの見た目をしたヴィッキーに良く似た少女が二人ほどで、ボディソープで泡立ったスポンジで丁寧に身体を洗っている 「あんまりこだわってやらないで、さくっと研究成果だけをいただくつもりだったけど」 とすんとバスチェアーに腰を下ろし、少女達に足を洗わせながらヴィッキーは笑う 「やっぱり調子出ないものね。もっとこう……呪い殺されるんじゃないかってぐらいに恨まれる手を使わないと」 診療所で出会った面々の顔を思い出し、何をしようかと妄想に耽り悦に入り 「もしかしたら、あの人達が私達が求める『正義の味方』になるのかしら。ああそうだとしたら念入りに、念入りにやらないと」 バスタブに逆さに沈み、足だけをだらりと出したこの部屋本来の住人の姿を眺めながら 悪意は、狙いを定める 前ページ / 表紙へ戻る / 次ページ
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/4494.html
【検索用 たから 登録タグ 2009年 VOCALOID た 初音ミク 曲 曲た 青幇P】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:青幇P 作曲:青幇P 編曲:青幇P 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『だから』 春の暖かさを、気持ちよい空気を感じるかわいい歌 まだ寒い3月、卒業シーズンに似合う曲 冷たく、狭い気持ちが広がっていく様な歌詞とメロディ 歌詞 (ピアプロより転載) いま光さす道を 優しい風をつれて 振り返らずに歩く 遠くへ遠くへ 未だ見ぬ土地まで来て 疲れてひと休み ふと気付けば独りぼっちで 膝を抱えて 空を見上げようとして ねえ だけどその時 私は見たんだよ! 世界が宝石みたいに輝くのを そう私は一人 けれども独りじゃない そんなこと思えて 再び歩きだせた ステップのリズム 乱れないように もうどれくらい歩いたかな ゴールはまだ遠いのかな? 独りの夜 少し寒くて 膝を抱えて 空を見上げようとして ねえ そしてその時 私は見たんだよ! 夜空が宝石みたいに輝くのを そう私は一人 けれども独りじゃない そんなこと思えて 少し暖かくなれた そしてまた朝が来て 私も歩きだす いつかこの旅の果てに 君に出会えた時に すれ違った沢山の 宝石たちの事 聞かせてあげられるように コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。