約 3,917,821 件
https://w.atwiki.jp/p_ss/pages/2472.html
A−said 珍しく外での撮影だった。ドラマでよく出てきそうな川原とか土手とかある場所。 最近の気候はよくコロコロと変わる。 やっと暖かくなったと思ったらまた急に寒くなったりして、全然安定しそうにない。 昨日の暖かさと比べれば今日はまた一段と寒くなったけど、太陽は暖かな光りを放っていた。 ロケなんてもうずいぶんと久しぶりな気がするけど、それでもここ2、3年くらいの話。 スタジオでの撮影は、それはそれで楽しいし、やりがいもあるけど、こんな風に「世間」に触れながら仕事をするのも新鮮でいい。 「見てー、あれ本物?」 「なーんか思ったより普通じゃない?」 「いや、テレビで見るよりは可愛いじゃん」 通り過ぎる人もいれば、立ち止まって携帯構える人もいる。 「こっちみてー」 「あ、みたみた」 呼ばれれば手を振ってみたりもする。 「写メはやめてくださいねー」 ぶっきらぼうに止めに入るスタッフさんがいたりもする。 「んだよー、別にいいじゃん」 「ちょっと売れたからって調子のんなよなー」 色んな人の色んな声が冷たい空気に響く。 吹きつける風はもしかしたら「世間」の評価なのかもしれない。 こうやってちゃんと「声」を感じるのはきっといいこと。 冷たい風なんて吹かない場所で、ぬくぬくと過ごしていたら大事なことを見過ごしてしまうから。 痛みを感じなくなってしまうから。それだけは絶対にしたくないから。 元々は何も持ってなかったんだもん。 手に入れたものが多すぎて、たまにどうしていいのかわからなくなるけど、何も持ってなかったあの頃と変わらない気持ちで、ただただずっとこの3人で一緒にいられたら。それだけで十分。 地位も名誉も評価も、結局は誰かに与えられたもの。 私が私自身の手で掴んだのは、他でもない大切な2人。 どんなに傷ついても、どんなに責められても、絶対に守りたい大切な2人。 それだけ。 「はい、もっと近寄ってみてー」 「そう、そんな感じ」 カメラマンさんの指示に従って色々と動いてみる。 笑顔は得意な方。私の象徴だなんて言う人もいる。 だけど、さっきの「声」を聞いた後でも、こんな風に笑えるのは、きっと両サイドにいる2人のお陰。 「寒くない?」 目線はカメラに向いたまま、小声でのっちが訪ねてくる。 「ちょっとねー」 「んじゃぁもっとくっついちゃえ」 「ちょ、のっち!くっつきすぎじゃ」 のっちが伸ばした腕は私を包んで、それも通り越してかしゆかまで巻き込んだ。 「ほら、かっしーも!」 「あ〜ちゃん、これであったかいよー」 便乗したかしゆかが私に抱きつく。 のっちとかしゆかに挟まれて、思わず顔もくしゃってなる。 「「あ〜ちゃぁーん」」 「んー・・・ぐるじぃよぉー」 「・・・くっくっ・・・ぷわはははー」 ほどかれた2人腕。それと同時に3人で笑った。 「はい、15分休憩はいりまーす」 ストールを羽織って、スタッフさんが用意してくれたホットコーヒーを飲む。 両手で包みこむ紙コップは冷え切った手に直に伝わって、あったかいを通り越して少し痛かった。 「あちち・・・」 斜め後ろで同じようにコーヒーを飲むのっちの声。 ちょっと離れた所でかしゆかがカメラを借りて空を撮っている。 さっきみたいにベッタリくっついてる訳じゃないのに、3人バラバラな位置にいても、こんなにも穏やかで安心できるのは、のっちとかしゆかだから。 何年も一緒にいる仕事仲間だから当たり前なんじゃない。 のっちとかしゆかだから。 ひとりでも欠けたら成り立たない。絶対に崩れないバランスだから。 トライアングルってきっとそういう意味。 言葉じゃうまく言えないけど、きっとそういう意味。 ちょうど飲みやすい温度になったコーヒーを見つめて、一口飲んだ。 昔はあんまり得意じゃなかったこの味も、最近じゃこの苦みも趣だと感じるようになった。 大人になったとかじゃない。コーヒーは出される機会が多いから、いい加減慣れてしまったんだ。 この体にどんだけのカフェインが蓄積されてるんだろうね。 きっとあんまり体にはよくないと思うんよ。健康オタクの私に言わせてもらったらね。 そう、例えば来週死ぬとしよう。縁起でもない話だけど、ありえない話じゃない。 まぁ理由はカフェインのせいなんかじゃないとしても、交通事故とかでさ。 そしたら、この限られた時間の中で、どれだけの事ができるんだろう。 今でこそ自分たちの望んだ活動ができてるとは言え、その一つ一つに感謝しているとは言え、 終わりがくるなんて思えないこの時間の中で、あとどれくらいの夢が叶えられるんだろう。 もっと大きい会場でライブしたいとか? ドラマの主題歌とか?レコ大受賞とか?ミリオン突破とか? どれも夢のようだけど現実に起こり得る事。それが実現できる自分たちになり得ている事。 それは喜ぶことなんだろうけど、少し怖かったりもする。心が追い付いていかない。 ゆっくり歩みを進めてきた私たちにとっては、どれも高価すぎて不釣り合いな気がするから。 一気に駆け抜けるのはカッコいいと思う。それこそ、ありふれたスピードを超えて〜くらいに。 でも、それで「ありがとう」の意味を見失ってしまうのが怖い。大切な何かを見失ってしまうのが怖い。 そして何より、2人を失ってしまうのが怖い。ただ、怖いんよ。 だから例え、誰に何を言われたって独りででも絶対に2人守るんよ。 「あ〜ちゃん」 急に話しかけられて肩がビクっとなる。 コーヒーが少し揺れた。 「なん?」 のっちがドサッと隣に座ったかと思うと、首に巻きつけていたストールをするすると外して私の膝にかけてくれた。 「いらんよ別に」 「いーからいーから」 ニヘって笑った瞳の優しさに、心が少しあったかくなった。 N−said 「いらんよ別に」 なんて言う彼女のぶっきらぼうな口調には、ちゃんと「ありがとう」がこもってる。 もう何年一緒にいると思ってんの。気づかないわけがないよ。 すべての物事を真正面から受け止める彼女は、人一倍笑うし、人一倍泣く。 人一倍喜びを感じるし、人一倍傷つく。 そんな感じだから、いつだって矢面に立って色んな「評価」を受けるのは彼女が多かったりする。 それは、いい事でもあり悪い事でもある。 もちろん、喜びも苦しみもいつだって3人で分け合って共有してきた。乗り越えてきた。 だけど、何かにつけて彼女に集まる「声」は決して温かなものばかりではないから。 きっと、さっきの事だってかしゆかとのっちしか気づかないような些細なもの。 彼女の変化は顔色や態度だけでわかるものじゃない。 昔はわかりやすかったよ。すっごくね。すぐ顔にでるから。 でも人前に出る事が極端に多くなった今では、ほとんど見せなくなった。 成長したとか大人になったとか、そういうのじゃない。 見せなくなったのは、見せちゃいけないから。 見せなくなったのは、見られたくないから。 でもさ、それをちゃんと感じ取れちゃうのが、かしゆかとのっちなんよ?わかってる?あ〜ちゃん。 別にさ、昔みたいにいちいち聞きだしたりしないよ。わざわざ問い詰めたりしないよ。 説明する言葉も、無理して笑う必要もないからさ。 だた、いつでも頼ってほしいんだよ。 疲れた時は支えるじゃん。肩くらい貸すからさ、もたれればいいよ。 どんなに強がってもため息ついちゃう事なんて数えきれないくらいあるじゃん。 でもさ、うちらは3人なんよ?いつだって、これからもずっと3人なんよ? つまずいたって転んだって、一緒に立ち上がれば、また動き出せるじゃん。今までもそうだったじゃん。 だから独りだなんて思わんでよ。 かしゆかとのっちであ〜ちゃんの事、絶対に守るからさ。 あ〜ちゃんの笑う顔が見たいんよ。あ〜ちゃんの最高の笑顔をさ。 K−said 2人から少し離れた場所で、カメラマンさんに借りたカメラで写真を撮っていた。 何枚かパシャパシャと撮った後、ファインダーを下げて彼女の方を見た。 黒い四角に縁取られた視界に写る彼女の顔は、想像していた感じと同じだった。 そのすぐ後ろにいるのっちの顔もやっぱり想像していた感じと同じで少し笑ってしまった。 2人の顔の理由はわかる。さっきの事だよね。 まったく「世間の声」ってのは容赦ないよね。もうちょっとさ、温かな目で見てくれたっていいのに。 でもまぁ、こんな日常になる前のうちらはどこに行ったってアウェーだったし。 それに今じゃ、批判よりも応援の声の方が多い気もするし。 何より、そっちの方が心がこもってるから、ちゃんと真っ直ぐ伝わる。 でも、彼女にとってはそうじゃないのかもしれない。 言葉は凶器になるから。 どんなに小さなトゲでも、彼女の柔らかくて繊細な心には大きな傷になる。 見上げた空はまだ冬の顔をしているけど、もうすぐ訪れる春を隠しきれないみたいに、日差しはとても暖かい。 こうやって一日一日が確実に過ぎていく。 ついこの間まで炎天下でライブしてたと思ったら、今はコートにマフラーだ。 風は毎日吹いている。 今日はたまたま冷たかっただけ。 ねぇ、あ〜ちゃん。 幸せな事ばっかりじゃないけどさ、こうやって仕事できてるうちは、こういうのってなくならんよ? 誰かに傷つけられたり、誰かを傷つけたりするけど、そうやって歩いていくんだよ。 同じもの見てさ、同じ事したって、感じ方なんて人それぞれで、染まる色も人それぞれ。 だったらさ、痛みを知ってる方がいいじゃん。そしたら優しくなれるじゃん。 そうやって自分の人生を生きていくんだよ。 いつだって、のっちとゆかがそばにいるから。一緒に生きていくから。 独りで背負わないで。苦しみを隠さないで。自分だけが傷つけばいいなんて思わないで。 幸せになる事を諦めないで。 雲の切れ間から太陽の光。 天使の梯子ってやつ?いいの撮れた。 カメラを下げて、ふと落とした視線の先に小さな幸せを見つけた。 A−said 「いい写真撮れた?」 コーヒー片手に私の隣に座ったかしゆかにのっちが聞いた。 「まぁぼちぼち」 コーヒーをすすりながら少し満足げなかしゆか。 「あ〜ちゃん」 「ん?」 「あげる」 かしゆかの大きな掌の上に、ちょこんと乗ったもの。 四葉のクローバーだった。 「さっき見つけた」 「空ばっかり撮ってたんじゃなかったん」 「へへー」 得意げに笑ってみせて、寒さで少し赤くなった鼻をとても愛おしく思った。 すっかり冷たくなったコーヒーを一口飲む。 さっきはあまり感じなかった苦味に胸が苦しくなった。 やっぱり、のっちとかしゆかで良かった。 何も言わなくても、顔に出さなくても、こうやって守ってくれる。 独りじゃないって気づかせてくれる。そう、3人なんだよ。って教えてくれる。 だから私は強くなれる。どんな「声」にも泣いたりしない。 ねぇ、この言葉にならない想いを2人にどれだけ伝えられるかな。 だけどね、自分の中に閉じ込めて隠してきた痛みや苦しみに気付いて消してくれたのは2人で。 今、私がこんな風に笑えるのは、路頭に迷って未来って何?夢って何?って傷ついた時に、一緒に泣いた2人がいるから。いつでも守ってくれる2人がいるから。 だから、私はずっと笑えるんだよ。 これからもずっと3人でいられたらって思う。 でもその為に歩む速度が想像よりも早くなってしまっても、きっと大丈夫だよね。 例え傷ついても3人でいられたら、きっと3人でいる時間がなだめてくれる。痛みと共に流れてくれる。 のっちとかしゆかがいつもそばにいてくれる。だからもう何も怖くないよ。 「ではそろそろ再開しまーす」 「じゃ、行きますか」 「行きますかー」 両隣りから差し出された手。 何度となく救われてきた、ウインナーみたいな指をした手と、すらっと長くきれいな指をした手を、ぎゅっと握りしめて立ち上がる。 伝わる温もりがちゃんと教えてくれている。 私はひとりじゃない。 手を繋いで歩きだした3人の上。 雲の切れ間から射す暖かな光が眩しくて、そっと瞳を閉じた。 END
https://w.atwiki.jp/tsundereidayon/pages/13.html
1 :本当にあった怖い名無し:2005/11/05(土) 20 42 36 ID lMLJyVn10 ある有名な心霊スポットへ、深夜に車で行ってみたんです。 トンネルを抜けると、そこが有名な心霊スポット。 と、そこに目の前にふっと女の人の白い影が。 あ! と思って、慌ててブレーキを踏んで降りてみたところ、そこに人影はなく、目の前は崖。 ガードレールが壊れていて、ブレーキを踏んでなかったら落ちてしまっていたかもしれない。 「あの幽霊は助けてくれたんだ」 そう思って、そこで手を合わせ、お祈りして帰路についた。 トンネルを引き返す途中、ふとミラーを見ると、後部座席に先ほど目の前を横切った女の人の姿が……。 その女の人は、こう呟いた。 「死ねばよかったのに」 「いや、でもホント助かったよ。ありがと」 「ば……ばかっ、あんたなんか死んじゃえばよかったのよ!」 「お礼しないとな。また来週きてもいいかな」 「ダ、ダメっ! また落ちそうになったら危ないわゎ!!!」 翌週、なんか弁当用意して待っててくれました。 作りすぎただけで、決して僕のために用意したんじゃないそうです。
https://w.atwiki.jp/45kssos/pages/201.html
「まったく馬鹿馬鹿しいな……」 B-3と4を繋ぐ橋を渡りコソコソと行動していた直井と直斗。 しかしルルーシュと奏と出会ってからは参加者の遭遇は0。 彼らはこのロワイアルの中でも参加者と出会った数は少ない方である。 とりあえず出会う参加者が居ないのにコソコソとする自分。 プライドの高い彼はそれが情けなく思い直井は呟いた。 「参加者と出会わない事は良い事なんじゃないかな直井君」 「一概には言えんな。仲間を増やせないという事もある」 「まぁそうだけど。ただたくさんの仲間は集めたいところだね」 「いや、仲間はそんなにはいらん」 仲間が増やせないと言ってからの否定。 直井の意図がわからなく直斗は考えた。 しかし直井の言った意味に辿り着けなかった。 それを察してか直井が直斗に解説を語り出した。 「さっきルルーシュと会ったがあいつも同じ考えなんじゃないかと思っている」 ギアスにかけられた記憶はない。 だが直斗から聞いたルルーシュの話で本質は自分と似ていると感じた。 「どういう事?」 頭の回る直斗だが今回だけはわからない。 仲間と危険な戦いをしていた自分は鳴上悠、花村陽介、里中千枝、天城雪子、巽完二、久慈川りせ、クマそして自分。 8人という大人数で戦っているのを彼は否定しているし、直井の言う死んだ世界戦線メンバーも大人数居る事をも否定したのだから。 「ルルーシュは僕達と一緒に行動しなかったという事さ」 「あれは僕達と2つにわけて枢木スザクさんを探す為で――」 直斗が言いかけた事を直井の声が遮った。 「信頼してないんだよ、僕達の事」 「は……?」 「元々僕だってあんなシャルルとかいう奴と関わりがある奴を信頼してないが……、協力だけは出来ると思ったんだろう 利用し合うって事だろう」 「……」 本当にそうなのか? ではどうやって天使――立華奏――は彼の側に居る信頼を得たのか? 自分はよく天使は知らないが直井は彼女の事や考えなどわかる気はするが。 だが整理する事が出来なくて口にはしなかった。 「あと仲間が多すぎると本当に信頼出来る奴なのかわからない。本当は殺人者の演技かもしれん。お前は信頼しているがな、しかし隠し事は辞めて欲しいな」 「え……?」 隠し事。 それは直斗に自覚はあるし隠している事。 自分の性別の事だ。 男に成りきった自分を女だと知られているというのか。 「ち、違うんだよ直井君」 変態とかじゃないんだと言おうとしたが、直井は聞いてはいないみたいだ。 「そんなにそれは慌てる事なのか知らんがお前あの時何をしようとした」 「……ん?」 あの時。 直井は直斗がルルーシュ相手にペルソナを出そうとしていたのを目撃していた。 結局天使の介入で不発に終わった事だが……。 ―――――――――― 「ほぅ、ペルソナ……仮面か」 ただの人間だと思っていた直斗を特別な力を持つ人間の部類と知り、感心に近い感情が直井に沸き上がらせる。 「ただの少女だと思っていたがまさか本当に仮面なる力を持っているとは」 「ど、どうして?」 何気なくさらりと言われた言葉には自分の根本的な事を言い当てられていた。 いつからわかっていたのか。 もしかしたら最初から気付いていたのかもしれない。 直井文人。 彼の鋭さはまるでナイフの様に感じていた。 いや、ただのナイフではない。 コンバットナイフとでも言うのか。 直斗は彼が敵では無かった事に安心感を覚えていた。 自分を助けた鳴上悠達に頼もしさを感じていたとしたら、直井文人に対しては心強さを感じた。 「ふん。隠せているとでも?僕は神だ。それくらい見通せない神など紙でしかない」 「……」 よくわからない。 まるで空気を掴む様な不確かさ。 それもまた直井文人という人柄に思えた。 ―――――――――― 「でも直井君、脱出なんて出来るのかなって思うんだ……」 「さぁな、もしかしたら脱出なんて不可能かもしれないが、音無さんだけは死なせない」 音無結弦。 彼を動かす動力源になっている。 しかし、その動力源を失った場合彼は何をしでかすか。 まだ失われていない動力源。 しかし直斗の頼れる仲間の死を知らせる放送が橋で休めていた2人の耳に届く。 ―――――――――― 花村陽介。 巽完二。 他、自分は全く知らない12人の人間。 本来は100人全員と顔合わせているがそんなに覚えていられるわけがない。 微かに覚えているのだって数人くらいだ。 1人シャルルと因縁のあるルルーシュ・ヴィ・ブリアニア。 頭が少しトゲトゲした高校生らしき少年。 金髪の羽根が映えた(付けた?)少女。 青髪の少し人柄が悪そうな片腕を失った男。 覚えているのは少し印象が強かった人達で名前などは全員知るはずがなく、今挙げたルルーシュさん以外の3人は既に亡くなっているかも知れない。 1人1人の人生を歩んできた自分は主人公だと言える。 ただこの殺し合いでは自分は主人公(脇役)に過ぎない。 そんな事を考えてしまう。 「僕は……」 胸が締め付けられる。 僕なんかよりも強い2人は見事に6時間以内に亡くなったのだから。 「なんで僕は生き長らえて先輩達は……」 「白鐘に教えてやる、このゲームで生き残っている奴の特徴を」 彼は知り合いを失ってはいないはずなのに特徴なんかあるのだろうか? 落ち着く為の薬になればと半ば半信半疑で直井君の言葉を拾う。 「生き残った奴ら全員はただ――――」 運が良かったに過ぎないんだよ。 ―――――――――― 「運……、なんですかそれ……」 まるで今生きている事を否定されたみたいではないか。 「実力とかデイパックの中身とか……もっとたくさんあるでしょう!」 「……やはり運だよ白鐘」 見透かした、神の様な事を言う。 「実力があったって複数に負けたかもな、実力があったって更に上の実力者が居たかもな、実力があったって支給品が最悪だった。これは白鐘の言うデイパックの中身にも繋がるな。全て運じゃないか 僕と白鐘が近くがスタート地点だったのも運だな」 生きている事を否定された。 だって彼は既に死んでいるから。 ―――――――――― 「ただ僕はその運に抗う、運命にもゲームにも屈しない!」 生きている事を肯定された気がした。 だって彼は神なのだから。 自称でしかないとしても、彼にとっては神らしいから。 「音無さん、待っていて下さい」 最後の一言が無ければもっと格好良く決められただろうに。 ―――――――――― 「そろそろ行こうか白鐘、休憩は充分取っただろうからな」 直斗が落ち着いた表情から約5分。 直井なりの配慮であった。 自分も尊敬する音無を失ったらと考えたら同じ、いや立ち直れないかもしれない。 「うん、ありがとう直井君」 全てをさらけ出された気がした。 直井を理解出来た気がした直斗は好感に近い気持ちが上がっていた。 だが、結局は気がしただけ。 直井の1つの事だけはまだ晒して居なかった。 (白鐘は僕は殺しをしないと思っているみたいだが、相手が相手なら僕は殺しは止むを得ないと最初から思っているよ……) 【B-4 橋/朝】 【直井文人@Angel Beats!】 【装備:なし】 【所持品:支給品一式、ランダム支給品×3】 【状態:健康、ギアス】 【思考・行動】 1:音無さんと合流したい。 2:音無さん以外の世界戦線メンバー、直斗の仲間。 3:島からの脱出。この島に不吉を感じている。 4:とりあえず、ルルーシュに言われた通りに行動してやる。 5:止むを得ない場合殺しに躊躇いはない。 【備考】 ※ユイが消える少し前からの参戦です。 ※現在『枢木スザクを守れ』のギアスにかかっています。 ギアスの効果は、枢木スザクを見つけたときに発動します。 【白鐘直斗@ペルソナ4】 【装備:球磨川禊の螺子@めだかボックス】 【所持品:支給品一式、ランダム支給品×2】 【状態:健康、ギアス】 【思考・行動】 1:先輩方または戦線メンバーとの合流。 2:打倒主催者、多くの人を集めて島からの脱出。 3:直井と共に地図を端から探索していく。 4:今はルルーシュに言われた通りに行動する。 【備考】 ※自称特別捜査隊に加わった後からの参戦です。 ※枢木スザクの容姿を教えられました。 ※現在『枢木スザクを守れ』のギアスにかかっています。 ギアスの効果は、枢木スザクを見つけたときに発動します。 例外の方が多い法則 時系列 光と絶望の境目 ブラッドチューン 投下順 シャングリラ 魔神が 目覚める 日 直井文人 イキキル(非)日常編 白鐘直斗
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/6474.html
851 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 15 44 30.23 ID ??? 旧版ソードワールドで思い出したので投下。 大学のサークルで大学院進学に伴ってやってきた先輩だけどよく知らないGM。 ソードワールドの単発シナリオで、まぁ平凡なシナリオ、平凡なパーティで楽しくやってた。 最終戦まで特に戦闘がないのも、その当時はそんなシナリオも多かったように思う。 ただ、その最終戦が結構つらくて、レイスかなにか、通常攻撃が通用しない魔術師一人が相手だった。 当然魔術師は範囲攻撃とかしてきて、魔晶石も持ってて大変に手こずった。 俺はファイタープリーストだったからやることあったけど、 専業ファイターは結構かわいそうで、 当然スペルキャスターはファイアウェポンとかをかけてあげる暇もなかった。 それでも、専業ファイターは文句言わなかったんだが、プレイ後にGMが一言 「今回の壁は柔らかかったなー(笑)」 と言った。 俺はどうなる事かとはらはらしたが、専業ファイターは何も言わなかった。 ただ、それ以来サークル全体の誰もその先輩の卓を成立させる事は無かった。 困GMの体験であるとともに、サークルでどんな奴を怒らせてはいけないのかよく判った体験だった。 ちなみに俺にとって女性GM初体験で、その後長らく「女性GMはルールを読む力がない」という偏見を残した。 852 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 15 48 39.57 ID ??? >当然スペルキャスターはファイアウェポンとかをかけてあげる暇もなかった。 そこはかけてやれよw 853 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 15 54 23.10 ID ??? 852 うん、今思えばな。 でも、スペルキャスター二人でダメージを短期間で与えないと、 相手の範囲攻撃で全滅という状況で、 一手番とMP使って打撃力10追加ダメージなしを増やすだけの余裕がなかったんだ。 855 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 15 56 19.25 ID ??? 853 え? 856 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 16 02 45.08 ID ??? なんかこう、バランス取るのがド下手なGMに限って一言多いよな いや無神経だからバランス取りできないわけだが 857 名前:851=853[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 16 27 12.26 ID ??? 855 あれ?おれ変なこと言った? 魔法分の打撃力しか与えられないんじゃなかった? 記憶があいまいだわ。 少なくともその時のルーリングでその暇がないと皆で判断したのは覚えてる。 858 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 16 28 37.56 ID ??? 853 打撃力10追加ダメージなしを つーかエンチャント・ウェポンかけたら 通常攻撃+がそのまま当たるようになるんじゃないの? もしくはホーリーウエポン 859 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 16 30 27.72 ID ??? 打撃力はファイアウェポンの10を使うけど、 追加ダメージ(ファイター技能+筋力)はそのまま使える 普通の武器と比べてちょっと弱体化するだけで、十分戦力になるはずなんだが・・… 860 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 16 30 28.63 ID ??? ソーサラーが忙しいなら ファイタープリーストのお前がホーリーウェポンをかければ良かったのに・・・ 861 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 16 34 20.40 ID ??? 状況が良くわからんな 範囲攻撃が怖いなら分散できなかったのだろうか 高レベル帯では短期決戦で最大火力をぶつけるしかない状況はままある 862 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 16 39 26.86 ID ??? 861 範囲攻撃とかしてきて、魔晶石も持ってて この魔晶石で○倍がけ範囲攻撃とかやってないかぎり 思いっきり長期戦になってるんじゃね? 863 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 16 39 28.19 ID ??? 報告見る限りじゃPL側の戦術ミスが多々あるようにしか見えん まあ、プレイ後のGMの一言は余計で反感買ってしまったのは分かるが、 「こいつは困GMで、ルールを読む力が無い」ってのはさすがに身びいきが過ぎる ルールを読む力が無いのは報告者側だろう 864 名前:取鳥族ジャーヘッド[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 16 40 19.90 ID ??? 861 SWだから範囲つーか対象数拡大で複数人に飛ばしてくるとかじゃねーかしら 865 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 16 40 44.70 ID ??? PL→ルール、戦況を読む力が無い GM→空気を読む力が無い こういう事だな 866 名前:851=853[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 16 45 04.52 ID ??? 858-861 まず、おれの記憶違いで 859が正しかったように思うが、そんな暇なかったと思う。 ホーリーウェポンはもっと暇がない。プリーストは毎ターンキュアウーンズ5倍がけ 範囲攻撃を避けるには部屋の外に出なきゃならんかった。 867 名前:851=853[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 16 50 32.18 ID ??? 864 それは記憶があいまい。すまん。 868 名前:851=853[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 16 55 39.27 ID ??? ……今考えると、もし俺が言うとおりエンチャントのヒマがなかったんだったら、ファイターは「部屋の外に出る」が正着だな。 869 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 16 58 16.86 ID ??? キュアウーンズが4倍拡大になる分、神官の負担が減るしな。 870 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 16 58 48.84 ID ??? ファイター スペルキャスター×2 ファイタープリースト(プリーストメイン?) 最後はシーフか? キュア5倍がけって事は全員部屋にいたのか スペキャとプリースト以外はやる事ないんだったら 部屋の外に退散しといたらよかったのに 871 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 01 00.72 ID ??? コモンルーンして殴るんじゃ駄目なのか? 872 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 02 40.72 ID ??? 専業ファイターに行動遅延してもらって ファイアウェポンしてやって1R目から殴ったほうが早く倒せるだろ多分 873 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 03 21.35 ID ??? 旧ソード、もうルールどっかやっちゃって確認取れないけど、 そもそもレイスって生命力あったっけ? 精神だけで魔法の武器だろうが生命にダメージ与える魔法だろうが無効なのって、 ファントムだけだっけ? 874 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 07 30.00 ID ??? >精神ダメージのみ有効 スペクターがそうだね、確かレイスも同様だったと思う ただ、ソーサラーの魔法攻撃が通用するんだから、 エンチャントした攻撃も通用するはず 875 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 09 47.09 ID ??? 物理攻撃効かない非実体なのに 魔性席もてるの? 876 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 10 03.51 ID ??? 少なくともLv5以上でコモンルーンとか銀武器とか+1とか持って無いのが悪い気がする 877 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 11 10.27 ID ??? 銀武器がゴースト系に効くってルールあったっけ? ワーなんとかさんに効くだけじゃなかった? 878 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 11 36.66 ID ??? 874 ああ、報告者の読み直したらレイスじゃなくて、「レイスかなにか」なのね。 レイスが範囲魔法やらバンバン撃ってきてるなら、 シェイドでワンパンまで耐えるしか無いはずなのにって悶々としてた ありがと納得。 879 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 12 01.86 ID ??? 875 持てない気はするが、GMが持てると言えば持てるんじゃないか 880 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 12 49.06 ID ??? 871 あれ高いから持ってないことも多い 881 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 13 51.34 ID ??? 877 魔法攻撃が効くなら銀も効く。 882 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 13 56.98 ID ??? 旧SWの魔法の武器って基本非売品だおね? GMが出さない限り何レベルになっても持てなかったような気がする 883 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 14 28.52 ID ??? 876 そりゃマスターがより悪いわ 884 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 14 34.31 ID ??? 881 そうだっけ? 大分ルール忘れてるな・・・ 885 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 14 49.08 ID ??? 877 他にもアンデッドナイトとか、吸血鬼とか、 狂った精霊とか、一部の幻・魔獣にも。 通常武器無効の相手=銀か魔法の武器有効だよ。 886 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 14 58.94 ID ??? ゴースト→スペクター→ファントムで HPあり→HPなし→MPもなし(互いにほぼ干渉できないが未練解決でしか成仏しない) とかだったような気がする。 レイスは古代語魔法レイスフォームで作る(なる)人工アンデッドで MP尽きれば消滅するから魔法食らいつつシェイドで削る、とかじゃないかな。 ブレードネットかライトニングバインド(LV怪しい)食らって大概惨事になった気がする… 887 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 15 45.29 ID ??? 882 +1程度なら市場に出ることもおおいが(もちろんマスターしだい)、初期キャラじゃ買えない値段 888 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 16 18.49 ID ??? 銀の短剣はサブ武器の基本、懐かしいな 889 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 16 22.83 ID ??? +1程度なら普通に買えた記憶があるが・・・ 銀なら尚更だな 884 そりゃ無いわ。Lv5にもなれば通常武器無効くらい普通は出る 890 名前:889[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 17 55.83 ID ??? 883だった 891 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 19 27.33 ID ??? 875 銀や魔法の武器などが効かない【通常武器無効】 物理的な攻撃は一切効かない【物理攻撃無効】 ソードワールドでは前者にも後者にも物理的な実体があるものとないものがいるんで 今回の報告では気にしなくても良い。つーかGMが持てるっていったらそれでいいよね 892 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 19 35.70 ID ??? 報告を見る限りじゃ攻撃魔法は通用するからレイスじゃなくて「レイスっぽい何か」だろう 通常武器は無効だが、銀製か魔法の武器は通用する 高レベルなら少なくとも銀武器は自発的に購入すべきだし、 低レベルでもエンチャント・ウェポンやファイア・ウェポンでファイターやシーフを戦力にすることができる (というか低レベル帯なら攻撃魔法なんて数発しか打てないから切り札として役に立たん) 893 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 20 11.59 ID ??? 889 ルールには無かったと思うよ GMが売ってるよって言わない限り店頭には並ばない 銀武器は通常武器にいくら上乗せって感じで買えたはずだけど。 894 名前:891[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 20 20.13 ID ??? すまん、銀や魔法の武器じゃないと効かない【通常武器無効】だからな スマンスマン 895 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 23 14.62 ID ??? レイスもどきが物理無効じゃなくて、通常武器無効なら、 攻撃魔法叩き込んでる暇あったら、 1ターン目、拡大でエンチャントかファイアウエポン2ターン目、カンタマ 必須だね。 フツウに攻撃魔法叩きこんでて勝てるボスなら、 GMの口はともかくバランスはおかしくない、むしろぬるい。 報告者、なにかをいろいろ記憶違いしてるんじゃないか? 896 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 26 40.26 ID ??? 「今回の壁は柔らかかったなー(笑)」 #160; これってつまり戦士が沈んだって事? 全員平等に範囲攻撃が飛んできてて スペルキャスターが生き残ってるのに戦士が先に沈むって状況がよく判らん 精神力が尽きて戦士に回復飛ばなくなったりしたのかな 897 名前:851=853[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 28 26.89 ID ??? 872 あー、それはファイターが1ターン目に空振ったのを覚えてる。 (通常攻撃無効がそこで判明) 2ターン目に同様の作戦を立ててたら、4ターン目から得? 多分それまでプリーストがもたない 901 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 37 02.47 ID ??? ファイターに見せ場をやらなかったキャスター共が困に1票 902 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 38 48.92 ID ??? 897 2ターン目から同様の作戦なら3ターン目から得なんじゃね ソーサラーの魔法二発か 専業ファイターの攻撃二発+ソーサラーの魔法一発になる 魔法使いの一発が専業ファイター2発分に相当するなら話は別だが 903 名前:851=853[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 44 14.67 ID ??? 875 ……ソレダ!! お前、頭いいな。 891 895 うーん、すまん、どっちだったか覚えていない。 ただ、どう考えてもファイターが活躍できない状態だったと思う。 カンタマは意味がなさそうではあった。 平均2程度の減少だったら、 毎回プリーストの5倍がけは変わらないと考えたと思う。 思う、思うばかりですまんね。 896 いや、沈まなかったよ。そもそも壁になんてなれないだろ? おれも意味わからなかった。 905 名前:851=853[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 52 10.12 ID ??? 902 そりゃ無いだろう。当たるかどうか怪しいんだから。 モンスター表記だったし。 スペルは毎回余裕で抵抗されてた。 908 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 57 26.34 ID ??? 905 良いからPT構成と敵のデータよーく思い出して推敲してから投稿しろよ 当たるかどうか怪しいつっても1ターン目は当たったんだろ? それで通常武器無効て分かったんだから あと抵抗余裕の魔法でごり押し出来るって弱いだろそいつ 909 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 17 57 56.21 ID ??? 毎回抵抗される攻撃魔法を(精神力って限界あるのに)打ち続ける状況と、 1ターン目当たっている(無効だけど)戦士の攻撃が不確実って判断する動機と状況が全然わかんないよ。 910 名前:851=853[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 18 00 30.94 ID ??? このままサンドバック状態になるのもつらいんで、退散。 もし俺が叩いてる方でも、「覚えてないけど俺は間違ってなかった!!」なんて言うやつは叩くしな。 最後に 582に一票。コレやられるとコワイ。 938 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/15(火) 23 40 53.26 ID ??? 普通に武器が効く場合→武器の打撃力+魔法の分+能力、技能による基本ダメージ 通常の武器を無効→魔法の分+能力、技能による基本ダメージ。銀武器の場合武器の打撃力+能力技能分が有効。 一切の物理的な攻撃無効→魔法の武器だろうがなんだろうが効かない。魔法にも制限あったりダメージ魔法全般有効だったり。 敵の特殊能力で武器が有効かどうか、魔法による強化の処理もちらほら差があったりする。 つかSWスレでやるべきか。 スレ293
https://w.atwiki.jp/litenovel/pages/25.html
痛いなんてもんじゃない。 こんな重い打撃は十発も食らったら死んでしまう! 草原に敷かれた街道を俺は必死に駆けていく。後ろにはゴブリンが一匹。 普通ならゴブリン一匹ぐらい片手で倒せる。いや、十匹を相手にしても倒せる自信がある。 しかし、今、俺の後ろにいるゴブリンは違う。気が付かなかった俺も馬鹿だが、奴は紫色の服を着ている。昔から紫は高貴な人の衣装だと言われているが、ゴブリンの世界でも同じらしい。 つまり、奴はキングってことだ。ゴブリン・キング。 噂には聞いていたがあの場所にいるとは思っても見なかった。 俺は気が付いたと同時に逃げ出して今に至る。 必死に駆け抜ていくと、街道から少し外れた場所で剣や杖を持った三人組が休んでいるのが見えた。きっと剣士や魔道士に違いない。 やった。助かった。 彼らと力を合わせればゴブリン・キングと言えども、なんとか倒せるかもしれない。 「助けて!」 俺は叫んだ。もう、あらん限りの声で叫んだ。 三人組は気が付いたようで、すぐに立ち上がる。 そしてこう言った。 「馬鹿か。そんなもの連れて来るな」 「こっち来るな! ひとりで死ね!」 ひとりで死ね、だと! お前らはそれでも人間か! ゴブリン・キングに追いかけられることで引いていた血が一気に頭に昇ってくるのを感じた。 「助けて!」 もう一度叫んで三人の方へ向かっていく。しかし、三人は俺から離れるように三方へ逃げ出した。 駄目か。俺の足では三人に追いつくことはできないし、ばらばらに逃げてしまったから力を合わせて撃退するなんてことはできない。 すでに三撃を受け止めて熱くなり始める背中三人に向けると街道に戻り始めた。もしかしたら、別の誰かに助けてもらえるかもしれない。 そんなことは稀だと分かっているが、まだ俺は生きているのだから希望を見出せずにはいられない。 街道に戻るまでに再び背中に打撃を受ける。さっきまでと段違いの一撃だった。 衝撃でしびれた足がもたつく。 だが、止まるわけには行かない。俺は気力を絞って足を動かす。 街道に戻ると前方には剣や鎧で身を固めた人たちがばらばらに座っていた。俺が助けを求めようと走りよっていくと、俺の後ろにみんなの視線が行くのがわかる。その途端、何も言わずに立ち上がり、逃げ去っていくのだ。 なんだよ。どうして、みんながみんな、ゴブリン・キングって分かるんだよ。 もしかしたら単なるゴブリンかもしれないじゃないか。 俺が弱いからゴブリンに追われているのかもしれないじゃないか。 心の中で呟いてみても虚しいだけだ。それに今はそんなことを考えている暇はない。 周りは見渡す限り草原で隠れられるところがあるようには見えない。ゴブリン・キングの足の速さは俺と同じぐらいだ。 こうなったら街まで逃げ切るしかない。街の中までは流石に入って来れないだろう。 俺は覚悟を決めて街道を走り始めた。 しかし、街までは遠い。 ただでさえ重い一撃を何回も食らって血が不足しているのだ。全力で走るにも限界がある。 横目で一瞬後ろを見ると、着かず離れずだったゴブリン・キングとの距離も段々と近くなっている気がした。 少し走ると遠くに街の城壁と門が見えた。でも、すでに足はふらふらだ。ゴブリン・キングの打撃をあと何回も耐えることが出来そうになかった。 もう駄目だ。 俺はここで死ぬのかもしれない。だけど、死にたくない。それになんで俺が死ぬのかわからない。 俺は人助けをしただけじゃないか! ゴブリンに襲われている人を助けただけだ。 切りつけた後になって俺じゃ倒せないゴブリン・キングだと気づいただけだ。 あぁ、人助けなんてしなきゃ良かった。 そうしたら死なないで済んだのに。 沸いて出てくるのは後悔の念だけだった。足だけは動かしていたが、もう心は折れかけていた。 涙が出てきた。ゴブリン・キングに追いかけられて怖い思いをした。情けなく逃げる姿をみんなに見られた。誰も助けてくれなくて、挙句の果てには「ひとりで死ね!」と言われた。 あぁ、このまま死んだほうが楽なのかもしれない。 そう思い始めると、自然と走る速度が緩む。 近づいたゴブリン・キングの重い棍棒が俺の左肩に当たると、痛みが全身を稲妻のように駆け抜けて、微かに残っていた生存本能を呼び覚ます。 やっぱり、生きたい! そう思って顔を前に向けると、白いローブを身にまとった少女が薬草を傷口に当てていた。格好を見ると回復魔法が使える白魔道士だ。でも、薬草なんか使っているところを見ると、魔法も使えないぐらい疲れてしまっているらしい。 それに遠くからでも分かるほど傷は深い。 多分、相当無理をして何かと戦ったのだろう。持っている杖も簡易的なもので階級も低そうだ。 あの少女を巻き込むわけにはいかない。俺は少女から離れるようにして街道を外れる。 いくら助かりたいからって言っても、他人まで殺してしまうのはごめんだ。俺は覚悟を決めた。もう誰もいないところで死のうと。 だが、街道を外れたとき少女が立ち上がるのが視界に入る。そして、何かを唱えながらこちらに向かってきた。 何をする気なんだ? 俺は自分の置かれた状況を忘れて少女に集中した。 次の瞬間、少女の杖が俺を指し示す。そして、俺の視界は緑色の光に包まれた。 背中の傷が治っていくのが感じられる。回復魔法だ。まだ使えたのか! 「逃げて!」 少女の声で俺は我に返る。 しかし、逃げられるわけがない。俺が逃げたら少女はゴブリン・キングの犠牲になってしまう。 「逃げて!」 繰り返し叫んだ彼女にゴブリン・キングが目を向けた。たぶん彼女が纏う聖なる気に反応してしまったのだ。 彼女はもう一度杖を俺に向けた。もう一度緑色の光が俺を包む。 なぜだ!? 回復魔法が使えるなら、どうして俺に使うんだ! 俺は立ち止まってしまう。しかし、ゴブリン・キングの興味は回復魔法を使った白いローブの少女に移ったようで、俺を殴ろうとしなかった。 ゆっくりと少女のほうへ歩みを進める。 少女は疲れたのか動きが鈍い。もしかしたら恐怖で動けないのかもしれない。 だが俺はもう一度ゴブリン・キングに剣を振るうことができなかった。恐怖がもう一度剣を振るうことを拒否させたのだ。 短い間隔で鳴り響く俺の鼓動と反対に、ゆっくりと目の前の光景が流れる。 白いローブの少女は最後に「逃げて!」と叫ぶと同時にゴブリン・キングの一撃が彼女を地面に押しつぶした。 たった一撃で彼女は倒れてしまった。 俺は最後まで見ることができなかった。 もうゴブリン・キングに殴られるのは嫌だった。死の恐怖が俺をその場から遠ざけた。俺は少女を見捨てて街へ逃げたのだ。 少女の姿を思い出す。 ゴブリン・キングに太刀打ちできるとは思えない華奢な体だった。でも必死で俺を逃がしてくれた。少女より強い俺も逃げ出したのに、俺より強そうな三人組だって逃げ出したのに、誰もが見捨ててるんだから助ける必要なんてなかったのに、助けてくれたのだ。 自分が恥ずかしかった。 彼女に助けられて、おめおめと逃げてきた自分が恥ずかしかった。 本来ならあそこで死ぬべきは俺だったのだ。 少女はどうして俺なんか助けてくれたんだ。 誰も助けてくれなかったときは惨めだった。でも、助けられても惨めじゃないか。 少しした後、どうしても気になって、少女がいた場所に向かった。もう一度ゴブリン・キングに合ってしまうんじゃないかと心配したが、周りにゴブリン・キングどころかゴブリンの姿も見えなかった。 当然、倒れているはずの少女の姿も見えなかった。 「大丈夫でしたか?」 急に声をかけられて後ろを振り向くと、そこには俺を助けてくれた少女が立っていた。 怪我もしていないし、疲れている様子もない。 「すみません。俺が殺したようなものです」 俺は深々とお辞儀をした。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。 「いえ、気にしないでください。あなたが助かったんだから良かったんです」 少女は笑っていった。 俺は殺されても笑顔を保つ少女が不思議だった。それにどうして俺を助けてくれたのかも疑問だった。 「どうして俺を助けてくれたんですか?」 思い切って聞いた俺の質問に彼女は少し考えていた。首をかしげている。 そして、何かに気が付いたのか手を叩いた。 「私は白魔道士なんですから人の命を救うのは当たり前なんです。あそこであなたを見殺しにしたら何のために白魔道士になったのか分からないじゃないですか」 少女に理由らしい理由はなかった。白魔道士としての使命を全うしただけなのだ。 そこには自分の命すら無条件に投げ出す覚悟があった。 俺が心に受けた衝撃は痛いなんてもんじゃなかった。 少女の純粋さに涙した。 「ゴブリンに追いかけられるなんて、始めて早々大変な思いをしましたね。良かったら私と一緒に遊びませんか?」 少女の問いかけに俺はうなずくと、「パーティー参加希望」のコマンドをクリックした。
https://w.atwiki.jp/terrachaosgaiden/pages/137.html
英雄なんかじゃない ◆e9ZFC0cEimgS 「ああ、なぜ私がこんな目に遭わねばならぬ・・・・・・」 赤い鉄骨に囲まれた巨大な鳥篭の中で、時代ががった服装をした男がひとりごちていた。 この町の風景とは不釣合いな旧時代の衣服とはいえ、高価なものだと一目でわかるそれは男の身分の高さを示していた。 頭髪は服装に合わせて髷を結っているが、髷といっても時代劇でよく目にするような江戸時代のそれではなく戦国時代の形式のものであり、それは彼の出自を物語るものであった。 「ああ、私の身にふりかかるのはこのようなことばかり!! いくら戦をこなそうとも一向に風向きは良くはならず、戦をやめられる目処すら立たぬ。 私を戦場に送り込んだ者どもは勝手にさっさとくたばり、無理難題を私にばかり押し付ける!! おまけに此度のことは一体何たることか!!」 そして彼が赤い鉄骨に腰掛けてひとり誰にとも無く語っていることこそ、彼の在り方を示すものに他ならなかった。 そもそも地方の一弱小大名家に生まれた彼は、どうせ自分もしがない一大名として終わるのだろうと、ややヤケクソ気味ながらも家柄にはばかることなく 奇抜な格好をしたり身分に関係なく民と遊ぶなど好き勝手に生きてきた。 しかし彼の父親は、もともと主家に仕える分家の一つの当主に過ぎなかったためにやたら頑張ったため、父の死後に成り行きで彼が当主の座を継いだ頃には 家の中でも外でも人間関係がのっぴきならないことになってしまっていた。 さすがに黙って粛清されるのはイヤだったので、周りの家臣に祭り上げられたこともあって兵を挙げた彼は結果的に主家を滅ぼし、さらに兄弟や親族の命まで奪うはめになってしまった。 出した犠牲の大きさに心を痛めた彼だったが、その後は今度は自国の領土を狙う他国の大名と争わねばならなかった。 彼自身は自国の領土を防衛できればそれでいいと思っていたが、回りの重臣たちはそのような軟弱外交を承知しない。 戦を重ねることで民に犠牲を強いるのは忍びないといくら彼が説得しようとしたところで、周りの者は聞く耳を持たなかった。 そこへ来て、近隣の有力大名が自ら兵を率いて彼の領土を脅かしに来た。もはや自分もこれまでと思いつつも、どうせなら華々しく戦って散ってやろうと思って出陣した彼の軍は 本当に偶然・たまたま・まぐれによって全国に名を知られたその大名を野戦にて討ち取ってしまった。 一番びっくりして腰を抜かしたのは彼自身なのだが、彼の兵や重臣たちは喜びに沸いて彼を称え、この偶然の辛勝に気をよくして「もっとじゃんじゃん戦って領土を増やしましょう!!」と口々に言った。 他国の武将たちも「なんかあいつヤバイ」ということで一気に彼をマークし始めるし、武家以外の者にだってその名はいやでも轟く。 こうなるといくら彼本人が「戦なんかしたくないです」と言い張ってもどうにもならず、あれよあれよと言う間に「戦国の風雲児」として祭り上げられてしまった。 その後も、彼としては自分の民や領土を守るために敵と戦ったり、戦いに巻き込まれている民がかわいそうなので他国の戦に介入したりしているだけだったのに いつの間にやら日本一の権力者になってしまっていた。 それも敵側からは「魔王」などと恐れられ、生き残るために必死に戦った上での行為について「悪魔の所業」などと罵られる。 何度も停戦・立ち退き勧告をした上で従わなかったために仕方なく武装していた寺院を攻めたら(しかも朝廷の依頼でやったことだったのに)「宗教施設を攻めるとかマジ鬼畜」とか言われたりした。 加えて彼自身が柔軟な頭脳に恵まれた現実主義者だったこともこれらの世論にマイナスに響いた。 「神とか仏とか言ったって本当にいるかわかんないしそんな拘んなくてもいいじゃん、実際南蛮には全然別の神を信じる人たちだっているんだよ? ちょっと面白いからこいつらの話も聞いてみなよ」 みたいなことを言ったせいで「神仏をも畏れぬ不遜な男」ということにされてしまった。 何度全てを投げ出して故郷に帰ってのんびり余生を送りたいと思ったかわからないが、配下に多くの大名を抱える身でそんなことが出来るわけもない。 それが彼、織田信長のこれまでの生涯だった。 「先ほどの場には、明らかに兵では無い者たちも居たな・・・・・・大納言信長がその場に居合わせたにも関わらず彼らを見す見す死なせたとあっては、世の人に何を言われるかわからないな」 もともと信長が最も恐れていたのは、「今だけではなく後世の人にまで魔王とか言われたらどうしよう」ということだった。 これ以上マイナス評価を重ねてはたまらない。加えてもともと民と交わることが好きな性分である。 「一人でも多くの民を助ければ、あるいは今までの悪評が消えることもあるかもしれん」 こうしている間にも命の危険にさらされている者がいるかもしれない。出来ればすぐにでも助けに行きたい。 ・・・・・・だが。 「ええい、一体ここからはどう降りればいいのだ!!」 展望台よりもさらに高い東京タワーの鉄骨の上で、怒号とも悲鳴ともつかない声が響きわたった。 【港区・東京タワーの鉄骨の上/一日目・日中】 【織田信長@歴史上の人物】 [状態]健康 [装備]なし [道具]支給品一式、ランダム支給品1~3(未確認) [思考] 基本:後世に悪名を残さないようにするため、参加者を助ける 1:ここから降りたい 023 戦う理由は十人十色 投下順に読む 025 最強のボディvs最凶の支給品 023 戦う理由は十人十色 時系列順に読む 025 最強のボディvs最凶の支給品 初登場! 織田信長 046 ショーグン・プリンセス・オールイーター
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/1313.html
323 名前: NPCさん 2005/09/29(木) 17 13 58 ID ??? こないだ、明らかにトンチンカンな理由で俺の好きなシステムが嫌いとか のたまってたヤツなら居たなぁ。ちとカチンときたので、大人気ない対応しちゃった。 327 名前: NPCさん 2005/09/29(木) 17 30 51 ID ??? 323 昔ローズトゥロードを、「薔薇道とかホモくせぇ」と言われた時はカチンときたというよりは、本気なのか冗談なのか悩んで微妙な反応しか返せなかったが、それくらいトンチンカンな理由ですか? 331 名前: NPCさん 2005/09/29(木) 17 51 28 ID ??? 「ソードワールドじゃないから嫌い」と言われた事ならある カチンとくるよりはむしろスガスガしさを感じたよ 332 名前: NPCさん 2005/09/29(木) 17 59 06 ID ??? 331 やべぇ、俺もそれは経験ある。 ドラゴンハーフのGM紹介で「SWに似たシステム」と説明してて、そこに集まったPLの一人がルール説明聞いて「SWじゃないじゃないか!」って、そりゃおめぇ当たり前だろうと。 結局ごねまくった結果SWをやる事になった覚えが。 334 名前: NPCさん 2005/09/29(木) 18 11 56 ID ??? 俺は昔、ベルファール魔法学園をやろうとしたんだが 「SWに似たシステムですよ」と紹介したんだ。 そのときに来たPLの一人がやっぱり「SWじゃないじゃないか!」と 怒ったことを思い出した。 まぁ、結局ベルファール魔法学園をやったがな。 343 名前: 332 2005/09/29(木) 18 30 22 ID ??? 338 俺の時のはGMが切れて、「似たものって言ったけど、SWとは言ってない。SWやりたきゃ自分がGMやれ、俺はやらん!」っつったら他のPLの一人が険悪な雰囲気を弱めようと「じゃあ俺がSWのGMしますよ」と… GM、ひくに引けなくてそのままドラゴンハーフをやめたっぽいけど悔しかったろうなぁ。 ちなみに件のSWしかしないPLは普通にただの俺TUEEE!キャラだったのでネタにはならなくてすまん。 352 名前: NPCさん 2005/09/29(木) 19 22 16 ID ??? 俺は昔、エンゼルギアをやろうとしたんだが 「天羅に似たシステムですよ」と紹介したんだ。 そのときに来たPLの一人がやっぱり「天羅じゃないじゃないか!」と 怒ったことを思い出した。 スレ82
https://w.atwiki.jp/83452/pages/8908.html
「お姉ちゃーん、朝だよー!早く起きないと遅刻しちゃうよー!」 いつもの朝です。 私は朝の弱いお姉ちゃんに、声を掛けます。 それでも起きてこないお姉ちゃんの部屋を覗くと、お姉ちゃんはギー太をぎゅっと しながら気持ち良さそうに抱いて眠っていました。 私はそっとお姉ちゃんの腕からギー太を抜き取ると、それをギターケースに 仕舞って、言います。 「唯ちゃん、愛してるよ」 私からじゃない。ギー太からの愛のコトバ。 それでもいい。私は言いたかった。お姉ちゃんに、愛してるって。 そしてお姉ちゃんは、ギー太の「コトバ」を聞くと、「ふおお!?」と目を覚まし、 私を見て、私の大好きな笑顔でこう言うのです。 「憂、おはよう」と。 「ねえ、お姉ちゃん」 「なあに、憂?」 お姉ちゃんは、私を見ると首を傾げました。 私はそんなお姉ちゃんを見て心臓が高鳴るのを隠すため、顔を逸らして 「ううん、なんでもないよ」と答えました。 本当は、私の片手をお姉ちゃんの片手で温めて欲しかった。 いつかの朝のように。 けど、そんなのわがままだってわかっているから、私は何も言いませんでした。 お姉ちゃんと一緒にいること自体が幸せなんだから、と自分に言い聞かせます。 「そ?今日は一段と寒いねえ、憂」 お姉ちゃんは、私の気持ちも知らずにふわりと笑うと、手をすり合わせて歩き始め ました。せめて学校に行く間だけでも誰よりもお姉ちゃんの近くにいたくて、 私はお姉ちゃんを追いかけると隣に並んで「うん、そうだね、お姉ちゃん」と笑いました。 学校に着くとすぐ、どんより雲っていた空から雪が降り始めました。 そういえば今日、傘持って来てたかな。 念のためにカバンの中を探ってみたけど、傘は見付かりませんでした。 お姉ちゃん、傘持って来てるかな。 私はそう思って三年生の下駄箱のほうを見たけど、もうお姉ちゃんの姿はなく、 諦めて自分の教室へ歩き出しました。 . 空が暗いと自分の心まで暗くなるような気がして、私は雨や雪の日が嫌いでした。 だけど、お姉ちゃんがある年のクリスマス、私に「ホワイトクリスマス」をプレゼントして くれたあの日から、雪の日が好きになりました。 思えば、あの頃から私はお姉ちゃんに、家族や姉妹としてじゃなく、一人の人間として、 好きになり始めていたんだと思います。 好きな人は異性ではなく、同性。しかも同じ家族。 私はこの気持ちに気付いてしまったときから、ずっとこの気持ちを隠そうと頑張ってきました。 けど、こんな雪の日には、あの日のことを思い出してしまい、私のこの気持ちを 煽ってしまいます。 窓の外の世界は降り続く雪でだんだん白く染まっていきます。 おかしいな。 さっき別れたばっかりなのに、もうお姉ちゃんと会いたいなんて。 お姉ちゃんの温かい手で私に触れてほしいなんて。 想っちゃいけないとわかっているのに。 「苦しいよ……」 私は呟きました。 心が、苦しい。すごくすごく、苦しかった。 お姉ちゃんのことを想うと、いつもこう。 そして雪の日は尚更、私の心は潰れそうになってしまうんです。 . 珍しく、あまり集中できなかった午前の授業を終え、私は少し頭を冷やしたくて 教室を出ると、冷たい風の吹いている廊下の窓から身を乗り出しました。 「何してるの、憂?」 「わ、あ、梓ちゃん!」 突然声を掛けられて、私は思わず落っこちそうになってしまいました。 梓ちゃんが慌てたように私を助けてくれます。 「ちょ、憂、危ないよ」 「う、うん、ありがとう……」 「で、何してたのよ憂?こんな寒いとこで。早くお弁当食べようよ」 「うん、そうだね……」 梓ちゃんは私の様子を見ると、「何かあったの?」と少し心配そうに訊ねてきました。 私は何でもないよ、と答えようとして、別の言葉を並べていました。 「梓ちゃんは、好きな人が女の人、ってどう思う?」 聞いてから、しまった!と思って慌てて誤魔化そうとしたけど、梓ちゃんは別に 引いたような顔でも、変な顔でもなく、「え?」と少し驚いたものの、「いいと思うよ」と 答えてくれました。 「ムギ先輩の受け売りだけどね、相手のことが本気で好きなら性別なんて関係ないって」 「……もし、それが家族でも?」 さすがの梓ちゃんも、動揺を隠せないようで、「ごめん、何て?」と 聞き返してきました。 「やっぱり、おかしいよね……」 「憂……」 「ごめんね、梓ちゃん!変なこと言って。昼休み終わっちゃうし、お弁当食べよ!」 何か言いたそうな梓ちゃんに気付かないふりをして、私は話を逸らしました。 ちょうど純ちゃんが待ちきれなくなったのか教室から顔だけ出してカレーパンを 食べながら「二人とも何してんのよー?」と私たちを呼びました。 午後の授業が始まっても私は何となく上の空で、お姉ちゃん、何してるかなとか、 お姉ちゃん、寝ないでちゃんと授業受けてるかな、とか、そんなことばかり考えていました。 気が付くと今日の授業は全部終わってしまい、いつのまにか帰りのHRが行われていました。 「今日は天候の関係もあって、外の部も中の部も部活動は無しだ」 担任の先生の声に、私は思わず顔を上げました。 今日はどの部活もないんだ。久しぶりにお姉ちゃんと帰れるかも知れない。 そう思うと、少しだけ嬉しくなりました。 外ではまだ雪が降っています。 もしお姉ちゃんも傘を持っていなかったら、二人で走って帰ろう。 きっとお姉ちゃんとなら、どれだけ走ったって冷たかったって平気だから。 解散になると、私は急いで荷物を纏めて教室を出ました。 お姉ちゃんが帰らないうちに早く下駄箱に行きたくて、私は何度も廊下を走り そうになりました。 下駄箱では1年生と2年生の姿しかなく、3年生はどのクラスもまだのようでした。 私は靴を履き替えると、3年生の下駄箱の前でお姉ちゃんが来るのを待っていました。 「あ、憂!先に帰ったかと思った!」 3年生の廊下からぞろぞろと先輩たちが歩いてくるのが見え始め、もうすぐかなと 思っていたら案の定、お姉ちゃんはすぐに私の元へ走ってきました。 「ういー、私、傘忘れちゃって」 「ごめんねお姉ちゃん。私も持ってこなかった」 「そっかー……」 しょんぼりとするお姉ちゃんに、「走って帰ろっか」と声を掛けようとした時、 突然お姉ちゃんが「あ!」と声を上げました。 「あずにゃんだ!」 「わっ、唯先輩!?」 お姉ちゃんは、2年生の下駄箱で多分一緒に帰る人を探していたんであろう梓ちゃんの 姿を見つけると、嬉しそうに駆け寄っていくと抱き付きました。 ずきん。 少し、胸が疼きました。 おかしいな、いつも見慣れてる光景なのに。 何でだろう、今日は凄く、嫌な気持ちになってしまいました。 きっと、雪の日だから、こんな気分になるだけ。 そう自分に言い訳してみたけど、その気持ちは消えることはなく、私はもやもやと したものを抱えてお姉ちゃんが自分の元へ戻ってくるのを待っていました。 「ごめんねー、憂、帰ろ」 お姉ちゃんは、梓ちゃんの待ち人が来たのをきっかけに、梓ちゃんから離れると 私の元へと戻ってきました。 私はいつものように「大丈夫だよ」と言えなくて、ただ「うん」と言ってお姉ちゃんより 先に歩き出しました。 「うい?どうしたの?」 「ううん、何でもない」 「だって憂、怒ってる」 「怒ってない!」 つい声を荒げてしまいました。 校門を出たところで私たちは立ち止まりました。 「うい……?」 お姉ちゃんはずるい。 私のことなんでもお見通しのくせに、肝心のことは何も知らない。 知ってくれない。 知らないほうがいい。だけど知って欲しい。 今、私がどんな気持ちでいるのか。 私がどんなにお姉ちゃんのことが好きなのか。 「……バカ」 「え?」 「お姉ちゃんのバカ、大嫌い!」 あぁ、どうしてだろう。 どうしてこんなこと言っちゃったんだろう。 「憂……」 「ごめん、なさい……!」 私はお姉ちゃんに目を合わすことも出来なくて、ただ小さな声で謝ると、 その場から走り出しました。 「憂!」とお姉ちゃんの声が聞こえた気がしたけど、私は立ち止まりませんでした。 全部雪のせいにできたらいいのに。 走りながら、私は本気でそう思いました。 気が付くと、昔よくお姉ちゃんや和ちゃんと遊んだ公園へ来ていました。 私は頭に積もってしまった雪を振り払うこともせずに、公園の真ん中に来ると その場に座り込んでしまいました。 私は今まで我慢してた涙が次々と溢れ出てきて、それを拭おうと必死に目を こすりました。 それでも涙は止まってくれません。 涙を拭いながら、私はただ、自分が嫌で嫌でたまらなくなりました。 どこかへ行ってしまいたい、お姉ちゃんのいない場所へ、どこでもいいから。 「ごめんね、ごめんね、お姉ちゃん……」 もう、どうすればいいかわからないよ。 こういうとき、お姉ちゃんはなんて言ってくれたかなあ。 思い出せないよ。 このまま、ここで凍え死ねればいいのに……。 お姉ちゃん、私のこと、どう思ったかな。 面倒な妹?うるさい妹?それともいらない妹? 雪がだんだん強くなってきました。 横殴りの風が、私のスカートを捲り上げました。 慌ててスカートを直すと、微かに何かの音が聞こえました。 誰かの、歩く音。 「うい……っ」 顔を上げると、お姉ちゃんがいました。 お姉ちゃんは息を切らせながら私に近付いてくると、突然私に梓ちゃんにして いたようにぎゅっと抱きついてきました。 「お姉ちゃん……?」 「憂、よくわからないけど、ごめんね……?」 「……うん」 「だから、私のこと嫌わないで」 「嫌わないよ」 嫌うわけない。嫌えるわけない。 たぶん、私はずっと、お姉ちゃんに依存したまま。 「私、憂のこと、大好きだよ。大切な大切な家族だって思ってる」 うん、わかってるよ、お姉ちゃん。 だけど私は―― 「だからね、憂のこと、傷付けたくない」 「本当に?」 「うん、本当に本当。憂のこと、大好きだもん、愛してるもん」 ずきん。 また、胸が疼いた。 私は、愛して欲しかったわけじゃない。 私が求めていたのは、そんなに軽い「愛してる」じゃない。 嫌いだって。 大嫌いだって。 そう言ってくれたほうが、私はこんなにも苦しまなくていいのに。 「私も、愛してるよ」 お姉ちゃんに囁き返した虚しい告白は、真っ暗な夜空に溶けて消えていった。 . 「お姉ちゃーん、朝だよー!早く起きないと遅刻しちゃうよー!」 いつもの朝です。 私は朝の弱いお姉ちゃんに、声を掛けます。 それでも起きてこないお姉ちゃんの部屋を覗くと、お姉ちゃんはギー太をぎゅっと しながら気持ち良さそうに抱いて眠っていました。 私はそっとお姉ちゃんの腕からギー太を抜き取ると、それをギターケースに 仕舞って、言います。 「お姉ちゃん、愛してるよ」 ギー太からじゃない。私からの愛のコトバ。 けれどきっと、お姉ちゃんには伝わらない。伝わらなくていい。 お姉ちゃんは、私がしばらくお姉ちゃんの寝顔を見つめていると目を覚まし、 私を見て、私の大好きな笑顔でこう言うのです。 「憂、おはよう」と。 終わり。 戻る
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/28014.html
【登録タグ Nice 積雪.P か 初音ミク 曲】 作詞:Nice 積雪.P 作曲:Nice 積雪.P 編曲:Nice 積雪.P 唄:初音ミク 曲紹介 ちびミクがとても眠そうです。うとうと、うとうと。 イラスト担当は豆柴氏。 これからもちびミクシリーズをよろしくお願いします。(動画説明文より転載) 歌詞 (PIAPROより転載) かっくんかっくん ねぶそくで かっくんかっくん ねむたいの かっくんかっくん いまならね ねづらいばしょでもねれちゃうよ かっくんかっくん ほんとはね かっくんかっくん おふとんに かっくんかっくん くるまって あすまでねてたいの いつも「はやくねなさい」って おこられるけどなぜか そういわれるとよけいに おそくまでおきちゃうの かっくんかっくん ぽかぽかの かっくんかっくん ひだまりで かっくんかっくん ねむくなる もうふはどこかしら? コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/9331.html
516 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/11(水) 10 56 55.61 ID u1lgnnvS0 [1/2] もしかしたら俺が困ったちゃん?と思ってカキコしてみる 俺が入ったキャンペーン卓で、事前に告知は無かったけど、初心者対策と名を打って公式設定の大幅改変を行った世界観を使うと言うのを キャラ作の段階になってGMに言い出された 内容としては世界観的に敵か味方か分からないような物や、敵と明確には断じられないような勢力も、悪の勢力という形で一纏めにされており 公式NPCも悪の秘密結社の幹部みたいな扱いをされている 初心者対策という事で丸めるのは良いんだけど、もっと他にやりようがあったのでは?とか このスレで前に挙がってたけどそういうのは事前に言っておくべきだったんじゃないか?とか 初心者対応って言うけどこれで初心者が世界観勘違いしたらどうすんの?とか 実際には初心者は一人しかいなくて、しかも別ゲー経験はあるんだから公式設定を初心者PLに勉強して貰えば良かっただけじゃね?とか 組織間の対立を煽ったりするのが面白い設定あるのに丸で生かす気がないのはどうなの?とか 諸々が何というか、これ困GMなんじゃないの臭がすごい それともPLはGMの世界観を全面的に受け入れるのが正しくて、それに文句を考えてる俺が困になるのか? ちなみに俺が所属してるサークルの関係で各卓でキャンペーンをやるから、今抜けたとしたら数か月TRPGできなくなるのと サークル自体には愛着あるので抜けるのも嫌だという現状 517 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/11(水) 11 12 14.92 ID WrbEg2c50 [1/2] 初心者と経験者のメタ知識をならそうって試みか ステージ制のあるルールならアリで 518 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/11(水) 11 17 25.87 ID 7/h2/oKW0 516 とにかく君には「遅えーよそんな大事なこと今言うな最初に言え」と文句を言う権利がある。 そこからどう転がるかで話は変わってくるので追加報告を待ってるぜ! 519 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/11(水) 11 17 42.28 ID tKTFA944O 516 ある程度はGMに相談した方が良いと思う。まだオリジナル設定などを修正出来る段階だから。 変な風にこじれる可能性があるから上手くアドバイス出来ないけれど。 520 名前:ゲーム好き名無しさん[] 投稿日:2014/06/11(水) 11 31 05.04 ID /PzLWOIf0 [2/3] 516 報告者は困ではないと思うがGMや環境と相性的に合ってないっぽい ただ鳥取抜けたくないって言うならGMをやり込める方向じゃなくて、まず卓面子全体で話し合うことで 落とし所を見つけた方が建設的だと思うよ。 ただそのGMも初心者対応というのとは違った、勘違いした大きなお世話を行ってる感はあるな 全体的に一緒くたにして「構造を解かり易く」するよりは、キャンペーンのストーリー中で取り上げる勢力の数を限定するとかして 「まず覚えてもらうのはこっち方面!」っていって少しづつ覚えていってもらう方向のがスマートだとは思う 「ウチでの解釈はこう!ただしあくまでローカル設定だけど」って限定する方法もちゃんとその旨を伝えてあるなら やり方的に間違いではないけど 521 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/11(水) 11 33 24.18 ID /0IX5rM/0 [1/4] 516 報告乙 公式設定改変などという重要なレギュを事前説明しないのは困GMの兆候だな というか初心者相手に改変設定レギュでやること自体が頭がおかしいとしか ゲスパーすると初心者を自分色に染め上げて奴隷化しようと目論んでいるか 公式設定が大嫌いだから初心者をダシに公式NPCsageしようとしているか はたまたその両方かと想像しちまうな ともかく腹を割って話し合って妥協点を見出だせることを祈っとくぜ 522 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/11(水) 11 53 16.23 ID BWqhCDaf0 初心者対策になるかなあそれ。絶対別のとこに目的があるだろそれ。 俺だったら、公式設定をそんな理由で曲げられるとモチベーションただ下がりだわ。それを数ヶ月付き合うとかやってられんなあ。 523 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/11(水) 11 56 43.15 ID /a7vHYO70 516 事前に言っておくべき:まったくもってその通り 世界観:大幅改変してると告知してるので間違えようがない 問題点は事前に言って置かなかったとこだけやで 1.普通に別ゲー卓に入ったと思ってそれでお終い 2.「いや、初心者一人なら他全員でフォローできるがな」と言って普通設定を頼む 3.「事前告知がなかったのでお前が全部悪い、ポストが赤いの電信柱が高いのももお前のせいだ」 と言ってゲーム参加中も別ゲーだと思わず、元ネタをグチグチ言い続けてキチガイに 524 名前:ゲーム好き名無しさん[] 投稿日:2014/06/11(水) 11 57 16.77 ID u9OiGgtD0 オリジナル世界観はあまり効果的でないことが多いよな 素人が引っかき回して良くなったケースを見たことがないので、 そう言うこと言い出されると構えざるを得ない 525 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/11(水) 12 21 25.75 ID u1lgnnvS0 [2/2] すまん、ちょっと記載漏れと言うか端折ったら誤解っぽくなった部分があったので追記する 世界観大幅改変はGMがキャラ作成時に「これはこういう組織です」とGMから説明されたんだけど 改変してあるとかは何も言わず、ルルブの世界観本来の扱いも言わず、「こういう扱い」とも言わず 確定事項のように言い切る形で説明されたのが最初で 経験者で「ちょっとまって、それは○○じゃないの?」と突っ込んだら GMから「その辺分かりにくいかと思って纏めました」と言われた 他にも言い切り型で世界観改変が見られたので「え、じゃあこれは?」と 経験者で色々根掘り葉掘りしてようやく全体的に改変されている事が分かったというもの 俺らで「つまり今キャンペーンはGM独自の世界観みたいになってるって事?」と聞いたら なお悪い事にGMは「聞かれなきゃ答えなかったけど、まあそういう事です」と返してきた 根掘り葉掘り聞いてる間に初心者放置になってしまった所は自分でも困だと自省してる 初心者PLのためと銘打ってたけど肝心の初心者PLからも「ちょっとの扱いの差とかは背景が分からないんで気にしないですけど」 とは言われてるものの「別に公式設定と変に変えなくて良いですよ」と言う事は言われているのに GMは「もうこれでシナリオ組んじゃったし良いじゃないですか」と返してきた 最初に言えよって思ったけどそれ言ったら空気悪くなるかなと思って堪えてたけど言っちゃった方が良かったね まだセッション始まってないから相談持ちかけてみる事にする 526 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/11(水) 12 27 39.75 ID 8KFWx6x30 それはもう「何故ダマで世界観改変したのか」と問い質しても良い気がしてきた 527 名前:ゲーム好き名無しさん[] 投稿日:2014/06/11(水) 12 28 08.07 ID /PzLWOIf0 [3/3] 525 一気に困度倍化する後出しはアウトやでぇw これで報告者困になったわ てのはともかく GM明らかに有罪だった 駄目だわこれは 528 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/11(水) 12 34 50.38 ID TkRSngYu0 世界観を改変している、というのをその場で言うのもアレなのに 聞かれなければ言うつもり無かったとかマジ困じゃん まあ改変内容自体は別にどうでもいいけどね それが本来のものと違うとさえ分かっていれば気にしてもしょうがない 529 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/11(水) 12 36 31.12 ID AC6lfNV60 なぜそんな大事なところを端折るのか >「聞かれなきゃ答えなかったけど、まあそういう事です」 これ公式NPC関係でトラップ組んで経験者ハメるつもりだったとしか思えないわ 530 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/11(水) 12 37 38.80 ID UNKPwz7D0 [1/2] 他の参加者も疑問を感じているというのなら 結託して話まとめて複数で談判しに行った方がいいと思う 532 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/11(水) 12 51 23.43 ID WrbEg2c50 [2/2] 529 完全に同意 これはGMアカンわ 534 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/11(水) 13 02 07.48 ID lKFb75J00 明らかに「初心者のため」の対応じゃなく、自分のつまらない世界観を使うためだな。 こざかしい言い訳がアウトすぎる。 535 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/11(水) 13 05 17.06 ID /0IX5rM/0 [2/4] こりゃアカンGMだ 純粋におつむが足りないのかPLを騙そうという魂胆があるのかは判断つきかねるが 突然ハウスルール出してきて聞かれなかったから言ってませんでしたもありえるで このGMとは卓を囲むのをやめたほうがいいレベルだ こういう手合いとは遭遇したことあるが話が通じなかったもんだ 説明しても何が問題なのかまったく理解せず自分が正しいの一点張りでな 相談するなら他のPLを抱き込んでからのほうが安全ではあるな 場を荒れさせないように日和ってしまったのはしかたないが 問題提起するなら中途半端はやめたほうがいい 妥協したまま始めたら数ヶ月間は納得のいかない卓に拘束されてしまう だったら徹底的に話し合うか逃げ出すかの二択だな 根掘り葉掘り聞くことになったのは全てGMのせいなので報告者には落ち度はなかろう てか初心者以外の他のPLの反応が気になるんだが 536 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/11(水) 13 12 16.39 ID 3juoXtI2O 聞かれなかったので答えませんでしたor直前になって言い出すアホは 今までの人生でそうやってわがままを通しても周囲に咎められずに成長できてしまった奴なんで 矯正は極めて難しいと言わざるを得ない そして社会に出ても同じようにやらかして消えていくんだよな 538 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/11(水) 13 21 12.50 ID DvXgiEfQ0 設定改変をあわよくば隠しておこうとした部分が駄目なのであって 公式設定と違う設定そのものには基本罪は無いってとこには注意してね 設定の面白いと感じる部分が人によって異なるのはしょうがないんだからさ スレ385