約 1,487,989 件
https://w.atwiki.jp/magichappy/pages/1092.html
▼ Fistful of Fury 依頼者: ボラ(Vola) / ジュノ下層・天晶堂 依頼内容: モンクの装備「茶帯」がほしければ 「ヌエの牙」、「モルボルガーのつる」、 「ドードーの皮」をそろえなくてはならない。 それが格闘家としての腕を試すことに なるらしい。 ジュノ下層 通常時 + ... Vola わたしは天晶堂の面々に護身術を 教えるために招かれているものだ。 ここの連中はいろいろとトラブルに巻き込まれる ことが多いようだからな。 Vola 貴様もここへ下手に顔を出して トラブルに巻き込まれないよう、気をつけるんだな。 Vola わたしは天晶堂の面々に護身術を 教えるために招かれているものだ。 ここの連中はいろいろとトラブルに巻き込まれる ことが多いようだからな。 Vola それはそうと、貴様は紫帯までは 手にしたことがあるようだな。 が、無論そんなものではまだまだ修行の道は終わらん。 その上には茶帯が存在する。 Vola もし貴様が望むなら、わたしがその腕を 確かめ、腰に巻くにふさわしい実力を持っていれば 茶帯を与えよう。どうだ、やってみるか? 選択肢:どうしよう? 今はいい Vola フン、怖気づいたか? そんなことでは一流の格闘家にはなれんぞ。 やってみる Vola そうだ、格闘家は常に上を目指さなくては ならない。今からいうモンスターを倒し、その証を 持ってくるがいい。 Vola Nueを倒しヌエの牙を、 Morbolgerを倒しモルボルガーのつるを、 Deadly Dodoを倒しドードーの皮を手に入れ 持ってくるがいい。 Vola それが貴様の腕を見極めることとなるだろう。 健闘を祈る。 ボスディン氷河 [Your Name]は、Nueを倒した。 ヌエの牙を手にいれた! ヌエの牙 Rare Ex 伝説の妖獣「ヌエ」の犬歯。 オルデール鍾乳洞 [Your Name]は、Morbolgerを倒した。 モルボルガーのつるを手にいれた! モルボルガーのつる Rare Ex 突然変異の巨大モルボルから切り取ったつる。 称号:モルボル ベーン ソロムグ原野 [Your Name]は、Deadly Dodoを倒した。 ドードーの皮を手にいれた! ドードーの皮 Rare Ex 幻の鳥「ドードー」から剥ぎ取った皮。 ジュノ下層 (Volaに指定のアイテムをトレード) Vola フン……。 少々貴様を見くびっていたらしいな。 よかろう、茶帯を与える。これを腰に 巻くときにはこの度の試練を思い出すがいい。 茶帯を手にいれた! 茶帯 防3 STR+5 ヘイスト+8% Lv40~ モ 称号:茶帯の有段者 Vola いつかどこかで貴様と拳を交える時が あったら、お互い遠慮なくやりたいものだ。 そう思わんか? ▲ 猛き獣の拳を 腕におぼえあり! 武に賭けた想い ■関連項目 ジュノ下層 Copyright (C) 2002-2013 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
https://w.atwiki.jp/gone0106/pages/177.html
第九十二話 それが俺の役目だ! 投稿者:兄貴 投稿日:09/08/13-18 21 No.4122 「いや~~、すっかりメンバーが華やかになったね~」 「ったく、・・・まさか、こんな状況になっていたとはな・・・私も昨日の拳闘大会を見たが、シモンの周りは騒がしそうだな・・・」 飛行機を操縦しながら、瀬田は後部座席に座る三人を見ながらおかしそうに笑った。 後部座席にはシモンを真ん中にして、右に木乃香、左にエミリィが並んで座り、そして飛行船の直ぐ真横ではサラがメカタマから目を光らせて中の様子を見張っていた。 すると瀬田の笑いに、エミリィがムッとして食いかかった。 「いい加減になさい犯罪者! 大人しく自首して、シモンさんを解放しなさい!」 「だから、エミリィ誤解だって! 俺は最初から瀬田さんたちが賞金首だって分かってて行動している」 「ですが!? だからといって、あなたがここにいる必要はありませんわ! このままではあなたまで、犯罪者になってしまいますわ!」 「エミリィちゃん・・・ちょ、落ち着いてな・・・」 「木乃香さん! あなたこそ、黙ってシモンさんから離れなさい! まさか・・・昨日は気づきませんでしたけど、あなたが・・・・いえ、あなたたちがゲートポートを襲った犯人だとは思ってもいませんでしたわ!」 エミリィは賞金首である瀬田や木乃香に明らかな嫌悪感を示した。それはただシモンが絡んでいるからではなく、彼女自身の正義感からの行動だった。 「シモンさんがあなたたちの知り合いというのも、信用できなくなりましたわ! 美空さんのこともそうです! お二人のような方が、犯罪者の仲間であるはずがありませんわ!」 「せ、せやから・・・・それは誤解で・・・・」 「誤解なものですか!!」 エミリィの言葉が機内に響き渡る。その言葉に瀬田は苦笑し、そしてハルカは「ヤレヤレ」といった感じで溜息をし、そして木乃香は困った表情でオロオロしていた。 しかしエミリィがそれ以上何かを言う前に、シモンが先に止めた。 「それまでだ、エミリィ」 「なっ、・・・シモンさん!? あなたは・・・・この人達を信用するのですか!?」 「ああ、そうだ・・・俺は少なくとも信じてるよ?」 シモンの当たり前のように言う言葉にエミリィはショックを受けている様子である。 「犯罪者か・・・そうでないか・・・この世の道理が未だに分からない俺にはどっちでもいいよ。グラニクスでは俺も・・・奴隷制度に逆らったからな・・・・」 「シ・・・・シモンさん・・・・」 「でも・・・瀬田さんも、ハルカさんも、そしてサラも俺は信用している。そして・・・・木乃香の気持ちも本物だ。俺には分かる。だからそれ以上は言わないでくれよ。俺は何も問題ないからさ!」 「で、ですが・・・・」 「それに事実が真実とは限らないさ。真実は・・・みんなの本当の姿はお前のその目で確かめろ!」 そこまで言われてエミリィは少し俯きながらこれ以上言わずに黙ってしまった。 そしてシモンの言葉に木乃香はパアっとうれしそうに笑顔になり、瀬田とハルカも上機嫌だった。 「ふふ~ん、シモン君もやるね~」 「いきなり、この機体に体当たりして中に進入してきたジャジャ馬を相手に大した手綱捌きだな」 どうやら二人も満更でもないようだった。 するとしばらく俯いていたエミリィも顔を上げて、シモンの言葉に頷いた。 「・・・・・分かりましたわ・・・・私は彼等ではなく、シモンさんの言葉を信じます・・・・」 「本当か!?」 「エミリィちゃん!」 「ただし!!」 「「「「?」」」」 「ただし・・・少しでも妙なマネをしましたら、アリアドネーの警備隊の意地にかけて、あなた方を逮捕します! シモンさん・・・今はそれでよろしいですか?」 「ああ、十分だ」 エミリィの譲歩にシモンが頷くと、ホッとしたように瀬田たちも笑顔になった。 「はっはっは、それじゃあ改めてよろしくだね~、エミリィちゃん♪」 「まっ、裏切らないように気をつけるさ」 「よろしくな~、エミリィちゃん!!」 「あまり馴れ馴れしくしないで下さい!!」 少し照れながらも、最低限の壁を作るエミリィだった。 「それで・・・あなた方はどこに向っているのですか?」 「そういえば、俺も知らなかったな・・・」 「ウチもや・・・」 途中行き先が分からない、エミリィが聞くとシモンも知らなかったらしく、エミリィは呆れた表情をした。 すると瀬田が変わりに答えた。 「ふっふっふ、・・・この世界で未だに謎が解き明かされていない・・・顔神遺跡と呼ばれているところさ!!」 「「「顔神遺跡?」」」 シモンたちがその珍妙な名前に首を傾げてしまった。どう考えてもおかしい名前だ。 しかしエミリィは違った。 「それって・・・・顔神と呼ばれる御神体のある遺跡のことですか?」 「おや、エミリィちゃんは知っているのかい?」 「ええ、・・・・だって・・・そこ・・・私の家が保護下に置いている土地ですもの・・・・」 「「「「へっ?」」」」 瀬田ですら本気で驚いて首を傾げてしまった。 「え、・・・それじゃあ・・・・え~っと・・・たしかその遺跡を所有している家はセブンシープとかいう名家で・・・」 「ええ、私の名前はエミリィ・セブンシープですわ。所有しているのは遺跡ではなくその土地と、森林の抜けた先にある村ですけど・・・」 「「「「ええええーーーーーーッ!?」」」」 あまりにも意外な偶然に、瀬田とハルカも素で驚きの声を上げたのだった。 その頃、オスティアからシモンたちが一旦離れた頃、二人の少女が囚われの身の中、苦しんでいた。 彼女たちは時間の感覚が分からなくなっていた。 あれから一体どれほどの時間が経ったのか、頭の中で整理できないで居た。 痛みの取れぬ肉体。 鎖で繋がれた四肢。 少なくとも自由を奪われた自分たちの状況だけは理解できた。 「・・・ココネ・・・・・起きてる・・・?」 美空は薄暗い部屋で体を鎖で繋がれたまま、自分と同じように体に傷があり、自由を奪われているココネに視線を送る。 するとココネも俯いてはいるものの、声に反応して小さく頷いた。 「うん・・・・大丈夫・・・」 声に元気は無いが、少なくとも無事であることは理解して美空は少しホッとしたような表情になる。 「そっか・・・・しっかし・・・・まいったね~、どうも・・・・」 「ウン・・・・また、負ケタ・・・・」 お互い深く溜息をついて、数日前の出来事を再び思い出す。 しかし、途中でやめた。 体が震え、思い出すのも恐ろしくなるぐらいだった。 「かっ~~、まいったね~、・・・・まさか、あのおっさんが、あんなに強かったとはね~・・・それに・・・マジで・・・死ぬかと思ったしね・・・」 美空も能天気な口調であるものの、僅かに体が震えていた。 冒険王を探すために走り出した彼女たちが途中で出会った賞金稼ぎたち。成り行きで戦うことになったが、それでも最初は優勢だった。自分たちの修行の成果が感じ取れた瞬間だった。 しかし状況は一変した。 隊長と呼ばれた男が真剣な顔つきになった瞬間に、突如姿を変貌させて、自分たちを完膚なきまでに叩きのめした。 その瞬間は今でも覚えている。 ココネも僅かに体が震えている。 しかし後一歩で自分たちを始末しようとした瞬間に、彼の仲間の三人が挙って隊長の男を宥め、自分たちは一命を取り留めた。 しかしそれ以来、こうしてどこかも分からぬ牢獄の中で繋ぎ止められ、今日まで過ごしてきたのである。 すると不意に自分たちの居る牢獄に気配が近づいてきた。そこには食事を二人分持ってきた小さな亜人の少女が居た。 「うむ、まだ生きているようネ」 「・・・パイオ・ツゥ・・・・」 パイオ・ツゥと呼ばれた少女。それは美空たちの命を救い、今日まで監禁された彼女たちを世話してくれた少女である。 「まっ、もう少し生きていてもらうネ。隊長もちょっと企みがあるようだから、それが解決すれば・・・・」 悪名高い賞金稼ぎたちとは思えぬほど、砕けた少女だった。いや、彼女だけでなくあの日戦った者たちは、何だかんだで、どこか憎めない者たちばかりだった。 しかしパイオ・ツゥが隊長と言った瞬間、美空も顔つきが変わった。 「・・・・・アイツ・・・・あんたたちの隊長さんって何者? あれ・・・マジで半端なないんだけど・・・・」 「モフフフ、虎の尻尾を踏んで怯えたか? まあ・・・分からないでもないが、隊長は怒るとああなるよ」 ニヤリと笑みを浮かべてパイオ・ツゥ自身もあの日に見た隊長、即ちチコ☆タンのことを思い出す。 「私も部長から聞いた話しなんだが隊長は・・・大戦記の頃は、怒り任せの暴れる魔人だとか鬼だとか恐れられていた」 「・・・・・怒り?・・・・」 「沸点が非常に低く、僅かな衝撃だけでブチ切れて触れるもの全てを破壊しつくす手の付けられない暴れ者だった・・・・紅き翼に負けるまでは・・・」 「・・・ほ~、そりゃあスゴイ・・・・あんな化け物を倒したか・・・・・さすがっすね・・・・」 「うむ・・・それ以来隊長は歴史の表に出る事無く、人の姿で身を隠し細々と生きてきた・・・・。唯一の弱点である沸点の低さも、人の姿で居るうちはなんとか押さえられていた・・・もっとも、怒り任せの暴力が封じられてしまった所為で、力は格段に落ちたが・・・・」 「へっ・・・・それを私たちが破っちまった・・・ってことか・・・・無理なことするもんじゃないね~~~」 美空はチコ☆タンと戦う時、突然彼から禍々しいほどの空気を醸し出した後、姿形を変え、変貌した姿と荒々しい力で自分たちを叩きのめした時を思い出す。 余りの力差に寒気が出た瞬間だった。 すると再び足音が聞こえてきた。 パイオ・ツゥも含めて振り返ると、そこにはチコ☆タンがいた。 急な出来事に美空もココネも体を震わせる。すると仲間であるはずのパイオ・ツゥも少しビクビクしているぐらいである。 そして一歩一歩近づいてくるチコ☆タン。その姿はいつもと変わらない・・・わけではない。 明らかに異変が起こっていた。 チコ☆タンは人の姿のままだが、一点だけ違う部分があった。それは額から表皮を突き破り、太く尖った角が一本伸びていたのである。 そして心なしかチコ☆タンの体はかなり震えている。 明らかに普通ではなかった。 「すす・・・すまない・・小娘よ・・くっ・・・くっく・・このようなじょ、状態・・・です・・・済まないな・・・一度変身をすると、しょ・・・少々落ち着かなくてね・・・」 口を開いたチコ☆タンは喋ることもままならないほどである。自分の頭を押さえながら、紳士的に振舞おうとするが、どうしても不自然さが抜け出せない。 「本来なら・・・仕事を邪魔した君には極刑もやむなしだが・・・くく、君は実についている・・・とんでもない大物と繋がってるのだからな・・・・だから安心したまえ・・・君はエサだ・・・それまでは殺さない・・・」 美空とココネは恐怖を感じながらも、勇気を出して近づいてくるチコ☆タンの顔を見上げた。すると初めて会ったときの印象は欠片も無く、角が皮膚を突き破り伸び縮みしながら、口を三日月のように広げていた。 「そうだ、私は冷静だ。・・・はは・・・ここ、殺したりなどせんさ!!」 まったく安心できない言葉に美空は背筋が震えた。 (ぜ、全然冷静じゃねえ!?・・・・・人型だから耐えてるんだろうけど、角が隠せていない・・・あれが完全に伸びきったら・・・・また・・・ドカンだ・・・) 美空とココネはゾクリとしながらも後僅かな刺激でブチ切れる寸前のチコ☆タンを刺激しないように心がけながら、口を開く。 「エサって・・・・誰をおびき寄せる気っすか? たった数人の冒険王一家を呼び寄せるには・・・最近助っ人が出入りしているみたいだけど・・・・・」 美空はここ数日、チコ☆タンたちの下へ訪れる拳闘家、もしくは賞金稼ぎのような姿をした見知らぬ者たちを何人も目撃した。それだけの助っ人を使って何をする気なのかと、美空が尋ねると、チコ☆タンは不気味な笑みを浮かべながら、一枚の手配書を美空に見せた。 「これだ・・・・、ゲートポートのテロリストの一味もおびき寄せる」 「こ、これは・・・ネギ君!?」 チコ☆タンの見せた紙に美空は度肝を抜かれた。そこにはネギだけではない。アスナや刹那を初め、自分のクラスメートたちがそこにいた。 「き、君の素性を調べたよ・・・・まさか君が、サウザンドマスターの息子の生徒だとはな・・・」 「えっ!? ちょっ、ちょっと待ってよ! 何でこの手配書の子供がサウザンドマスターの息子って分かるの?」 ゲートポートでの事件の事は、美空も知っていた。しかし、ネギたちの写真は公開されたものの、正体不明のテロリストとして、名前は公開されていなかったはずだ。美空が疑問に思い、尋ねた。 すると、チコ☆タンの顔つきが少し変わり、角が少し伸び、顔の皮膚に徐々にヒビが広がっていった。 「待て・・・・だと?」 「・・・へっ?」 「わ、分かるの・・・だと?・・・・き、君は・・・ふふ・・・き、きみ・・・は・・・」 そして顔から笑みと震えが消え去り、チコ☆タンはもの凄い形相で美空の顎を片手で掴んだ。 「き、きみ・・は・・・て、てめえは・・・・テメエは誰に・・・・、誰に向ってタメ口聞いてやがるんだ、ゴルアアア!!!」 「――――ッ!?」 「まだ、立場が分かってねえんじゃねえかァ? 小娘がァァ!!! それともそのクソッタレた脳みそ掻き出して詰め替えなきゃ理解出来ねえほど、腐ってやがんのかァァ!!!」 チコ☆タンは変貌した。 その姿はまるで凶暴な獣のごとく美空を睨みつけ、今にも美空を殴り飛ばそうとしている。 しかし、その姿に震えながらも、パイオ・ツゥ、そして騒ぎを聞きつけたモルボルグランたちが一斉に止めに入った。 「隊長、落ち着いて! 今エサを殺したらダメだよ!」 「そうだぜ! せっかくの大捕り物で、名のある連中も来てるんだ! ここで、おびき寄せるエサを殺しちゃあ意味ないぜ!!」 必死にモルボルグランたちはチコ☆タンを止めに入り、美空に攻撃が及ぶことは無かった。 「はあ・・・・はあ・・・・はあ・・・・、ふう・・・・すまないな娘よ。昔の乱暴者のイメージは消したはずなのだが、少し大人気なかった」 そしてチコ☆タンは少し大声で怒鳴ったためか、怒りをほんの少しだけ静めることに成功し、伸びた角が少しだけ縮み、激しく呼吸をした後、少し冷静さを取り戻した口調で続きを口にする。 「ふう・・・・さて、中断してしまったな。では、この小僧共をなぜ知っているか・・・だったな? それは簡単だ。君とは関係なく、彼らは大物だから目をつけていた。そして素性を調べるために、あの日に、ゲートポートを使用した入国者を首都の記録から割り出しただけさ、・・・調べ終えた時はたまげたがな」 「・・・・・・・・・・・・・・・・」 少し冷静になったチコ☆タンだが美空は声を出せずに震えていた。今まさに、数日前に敗れた時の恐怖が蘇ってきたのだ。しかしチコ☆タンは構わずに続ける。 「そして君は冒険王の仲間に兄が居ると言ってたね?・・・少し君の素性を調べたら、君の兄とやらは分からないが、サウザンドマスターの息子たちとの繋がりを知ったというわけだよ」 「・・・・・・・・」 「へ・・・・返事をしないのかい?」 「ッ!? ・・・・は・・・はい・・・」 僅かでも、もう怒らせてはならないと判断したのか、美空は慌てて返事をした。そのためどうにかチコ☆タンの機嫌を損ねるようなことはならなかった。 「つまり・・・君は・・・・冒険王・・・そして白き翼とやらたちをおびき寄せるためのエサなのだよ。そして・・・あの男の息子を・・・くく、・・・ズタズタに・・・おおっと・・・それでは賞金が減るな・・・だが・・・」 またもや不気味な笑みを浮かべて震えだすチコ☆タン。 それは過去の敗北を思い出してなのか、再び角がスクスクと伸び始め、皮膚に亀裂が走っていく。 だが、美空は軽く微笑んだ。 それは、恐怖で頭がおかしくなったからではない。 僅かな勇気が湧き上がったのである。 それはチコ☆タンが冒険王をおびき寄せると言ったからだ。 まだ確認したわけではないが、もし冒険王の傍に自分の言っている男が居るのだとしたらと思うと、先ほどまで失っていた気力が湧き上がってきた。 「アンタに・・・・勝てるんすか? 仲間をいっぱい呼んでるみたいだけど・・・・」 ―――ッ!? 再びチコ☆タンは頭を抱えて震えだした。 「ア、 アンタに・・・だと? こ、小娘風情が・・・この私に・・・むか・・・向って・・・」 「隊長落ち着けって!?」 「君も挑発するようなこと言っちゃダメだって!? 庇いきれないよ!?」 慌てて止めに入るモルボルグランたち。しかし美空は目の色を変えた。ココネも同じである。 そこには力強さと希望が目に宿っていた。 「だって、そうじゃん!! サウザンドマスターの息子だよ? それに・・・それにアンタたちは本当に厄介な男を知らないんだ!!」 「君ィ、ダメだってば!?」 焦って美空を止めようとするモルボルグランだが、美空の目は変わらない。無謀な意地かもしれないが、美空も言わずには居られなかった。 しかし、意外なことにチコ☆タンはキレるどころか、むしろ笑った。 「くっくっく・・・いかにあの男の息子とはいえ、鷹の息子が鷹とは限らない・・・・何よりまだ小僧だ・・・・それに・・・君は少し勘違いしている」 「・・・・何?」 美空が表情を変えると、チコ☆タンは不気味な笑みを浮かべて笑った。 「知らないのなら覚えておくことだ。紅き翼共に勝てなかったというだけで、名を残せなかった伝説候補は山ほどいるんだぞ? この・・・世界にはな・・・」 その言葉だけを言い残し、チコ☆タンは美空たちに背を向け、この場から姿を消した。 完全に居なくなったのを確認した後、パイオ・ツゥたちは激しく溜息をついた。 「ああ~~~、怖かった~、隊長があれほど怖いなんて・・・・君も無理しない方がいいネ」 「ああ、隊長が人型から真の姿に変身したのは久しぶりだそうだ・・・・そして一度変身してから、人の姿に戻っても、しばらくは精神不安定な状態のために、動く爆弾とされているそうだからな・・・」 「まあ、だからあまり本気の力を使わないように僕たちは、いつも罠や作戦で相手を捕らえるようにしてるけど、この間君と戦った時、隊長の中の何かを刺激したらしいね・・・・怒りというより、自分の意思であの時は変身したらしいからね」 「といっても、一度変身すれば、蚊に刺さる程度の攻撃でも、ブチキレルからたまったもんじゃないよ。まあ、サウザンドマスターの息子を倒せば、ちゃんと怒りが収まるはずネ」 仲間である三人も、少し安堵の息を漏らしながら話し合っていた。 「だからって・・・・いくらアンタたちが強いからって、ネギ君たちが・・・・」 美空は悔しそうに歯軋りしながら睨み付けるが、状況は変わらない。 「うう~~ん、残念だけど、こちらも戦力を補強しているよ。隊長が一声掛ければサウザンドマスターに恨みを持つ連中や、名のある拳闘家たちも集結しているからね~~・・・・」 「それに、本気になった隊長は容赦しねえ・・・本部から大戦期に使われた巨大兵器や鬼神兵を取り寄せている・・・・正に最強級戦力で、たかが十人程度の相手を蹂躙するつもりだ」 「そ・・・・そんな・・・・」 その言葉を聞いて、美空は激しい絶望に落とされて肩を落とした。 全ては自分たちの身勝手な行動で、友や家族を危険に晒してしまったのだと後悔した。 (やばっ・・・私の所為だ・・・私が・・・・バカなことしなければ・・・・・・みんな・・・・・・・兄貴・・・・・・) 美空はこの状況をどうすればいいのかと懸命に頭を働かせるが、どうしようもなかった。 ただ、後悔しきれず、涙だけを流した。 しかしその涙も心の中の言葉も、届くことは無かった。 そしてその頃・・・ ヘラス帝国とアリアドネーの両国の近くに広がる森林と近くにある村。その村はセブンシープ家が治めている村の一つらしく、エミリィも何度か訪問したことがあったそうだ。 そのため謎に包まれていると言われている遺跡とやらもイマイチ要領が得ず、瀬田の話を聞くよりも、とりあえずエミリィの話を聞くことにした。 「なんで顔神なんだ?」 「その遺跡の祠に大きな顔の御神体のようなものがあるからです」 「・・・・ようなもの?」 よく分からず全員が首を傾げてしまった。 「ええ・・・実はその遺跡はそれほど歴史が古いわけではないのですけど、かつてその遺跡を利用していた民がその御神体を崇めて暮らしていたそうです」 「魔法世界の人々が掲げる神・・・・果たしてどんな神様なんだい?」 「いえ・・・それがよくは・・・ただ帝国や他の冒険者たちの調査の結果・・・その遺跡に住んでいた方々は昔井戸を掘るために地中を深くまで掘っていたら発見されたもの・・・ということだけしか分かりませんでした」 「ほう・・・地中から? 昔の人間も僕たちのように穴を掘っていたんだね~」 瀬田とシモンが少しシンパシーを見たことも無い先住民とやらに感じた。 「はい・・・そして今まで見たことの無いその発掘されたものに、かつての方々はこの世界の創生の頃からの神ではないかと思い、大事にされていたそうですよ」 「でも、おかしくあらへん? 何でいきなり掘り起こしたヘンテコなもんを神様にしたん?」 木乃香が訳の分からないといった表情でエミリィに尋ねた。しかしエミリィもよく分かっている様子ではなかったらしく困った表情になった。 「さ、さあ・・・私も一度見ましたけど大して興味が沸かなかったもので・・・ですが昔は新しき民と古き民との諍いもありましたし・・・・古き民が何か希望にすがりたかったのかもしれませんわ・・・・」 「なるほど・・・まあ、そういう状況下で見たことも無いものを発見したら、そこに何か意味を見出したくなるものかもしれないね・・・・つまり謎というのは・・・・」 「はい、特にその御神体以外見るもののない遺跡でしたから、調査隊も冒険者も訪れなくなったのです・・・それに辺境ですから・・・」 「えっ!? それじゃあ、解明されていない遺跡って言うのは、ダンジョンが困難とか、途中のモンスターが手強いとかじゃなくて・・・・」 「はい・・・その顔神以外、特に調べる価値がないから・・・・だそうです・・・その顔神も別に宝石がついているとか、マジックアイテムだとかそういうものでもないらしいので・・・・」 エミリィの言葉に一同が絶句してしまった。 未だ解明されていない遺跡の謎というのは、只単純に地中から掘り起こされた訳の分からないものに、冒険者たちは興味を示さなかったというだけだったのである。 魔法世界の冒険者たちでも解明できないということに、何か重要な事を予想していた瀬田は少し顔が引きつっていた。 「こ、この分じゃ・・・俺のドリルは要らないかもな・・・」 「ウ・・・ウチは・・・シモンさんと居れればええからな~」 木乃香もシモンも、相当大騒ぎをして危ない目にあった結果にしては随分と予想とは違う展開に少し肩を落としていた。 しかし瀬田は直ぐに慌てて笑顔になり、前向きになる。 「ま、まあ魔法世界の方々が分からない物でも、ひょっとしたら僕たちが分かるものかもしれない!! せっかく来たんだからこの際行ってみよー!」 瀬田のポジティブな言葉にハルカが溜息をついた。 「スマンな、お前たち。こんなアホ亭主で・・・・」 一同を乗せたセスナ機は真っ直ぐ目的の遺跡へと向っていた。 そして瀬田たちが空へと消えたオスティアでは、朝早くにネギが彼等の飛んだ方角を見ながら黄昏ていた。 「はあ~~、木乃香さん大丈夫かな~? いくらシモンさんが居るとはいえ、シモンさんも記憶喪失らしいし・・・・」 だが、そんな考えをネギは一瞬で捨てた。それは何も心配要らないからだ。記憶があっても無くても、シモンが一体誰なのかを良く知っているからだ。 「すごいな~、シモンさんは。そこに居るだけでいろんな事も何とかなる気がしてくる。・・・木乃香さんだけじゃない、刹那さんも、アスナさんも、楓さんも、口では認めないけど、千雨さんだってきっとそうだ。それに・・・」 「ネギ先生」 「えっ? あっ・・・のどかさん」 「おはようございます、ネギ先生。こんなに朝早くにどうしたんですか?」 ネギが振り向いた先に居たのは、昨晩ようやく自分たちと合流した、のどかだった。 「のどかさんも、大丈夫なんですか? 長旅だったんでしょう?」 「いえ! グレイグさんやアイシャさんたちに助けてもらい、そして途中で特に賞金稼ぎたちに襲われることも無かったので、全然へっちゃらです!」 ニッコリと微笑むのどか。その表情は以前と変わらないのだが、どこか少し逞しさを感じた。 それは恐らく彼女もまた、アスナ達同様に突如襲い掛かった不運にめげる事無く、オスティアにたどり着くまでに幾多の試練を乗り越えて、一段と逞しくなったのだろうと想像出来た。 そして逞しくなったのは彼女だけではない。 「いや~、何だかんだで私のほうも才能を開花させちゃったからね~」 「ウム、自分自身が日に日に強くなることを感じ、私も修行が楽しいアル」 「何はともあれ、皆無事で何よりだよね~」 「本当です! 皆さん、ホントに凄いです~」 朝早くに起きたネギの下には僅か一ヶ月、しかしとても懐かしく思える顔が揃っていた。 のどかも含めて、アスナ、刹那、楓、千雨、茶々丸、古菲、朝倉、ハルナ、さよ、小太郎。この世界に最初に来たネギま部メンバーの大半が揃っていた。ここに居ないのは木乃香、そしてまだ見つかっていない夕映とアーニャのみである。 まだ全員集合とは言いがたいが、よくぞこのオスティアまで全員無事だったとネギは心の中で深く安堵していた。 「私たちだけじゃないわよ?」 そんなネギの心中を理解し、更なる朗報をアスナは告げる。 「さっき裕奈とまき絵と会えたわ! 今頃、亜子たちと一緒にいるんじゃない?」 「えっ!? まき絵さんたちも!?」 「そうよ~、自分たちの所為でアンタに迷惑掛けたんじゃないかって気にしてたわよ~? 後でちゃんと会ってあげなさいよ?」 ネギは本当にうれしそうに目じりに涙を浮かべた。 一ヶ月前は、皆を信じると心の中で強がっていても、やはり心配であることには変わりなかった。だからこそ、アスナの言葉はネギの懸念を一気に拭い取ったとも言えた。 肝心な夕映とアーニャはまだだが、裕奈たちと比べれば、この世界に来る前から訓練を積んでいた二人なだけに、ネギも少し安心しているところがあった。 だから今はただ、この再会を喜ぶことと、自分たちの成すべき事を全力ですると決めた。 必ず皆と一緒に帰る。その気持ちで一杯だった。 「ところでネギ先生、シモンさんは木乃香さんとまだ帰ってこないのですか?」 茶々丸が話の内容をシモンに変えた。 「そうそう! 私たちもシモンさんが来てくれて、そりゃ~うれしかったけどさ~、あのテレビ中継の後半では茶々丸さんが怖くってさ~」 「そうですよ~、茶々丸さんが急に無表情で手にドリルを装着させて、回してはキレイに拭いて、回してはキレイに拭いて、まるで包丁を研いでいる殺人鬼ですよ~」 「うん、ありゃ~、やばかったね~。しっかしシモンさんラブ組じゃない茶々丸が何で怒るんだろ~ね~?」 シモンのテレビ中継を見た時の茶々丸の様子を思い出して、ハルナ、さよ、朝倉は少し肩を振るわせた。すると茶々丸は目をキラリと光らせた、 「私がナンバーワンドリラーと認めるシモンさんが、マスターをほったらかしにして間違った方向へ穴を掘るからです」 「「「「「「(ド・・・ドリラー???)」」」」」」 茶々丸のさも「当然です」といった態度に、全員が少し茶々丸の変化にツッコミを入れたくなった。 「はい、シモンさんはちゃんと居ます。でも・・・皆さんにはお伝えしなければならないこともあります・・・・その・・・今シモンさんは・・・少し厄介な問題がありまして・・・」 どんな形にせよ、皆シモンの存在を知り、今まで以上に気持ちが楽になっている部分が見られる。しかしそこでネギがまず初めにシモンに関して説明しておかねばならない部分があり、ネギが少し間を置いてシモンの現状を説明しようとした・・・その時だった。 「そうか・・・・シモンと会ったのかい?」 「「「「「「「!?」」」」」」」 「まだ・・・僕の知っている彼にはなっていないようだが・・・・まあ、今は別にいいだろう」 「き、君は・・・」 「キサマ・・・」 「アンタ・・・・」 「テメエ!?」 この声を、忘れるはずも無い。 ネギは一瞬で汗を噴出し、急に痛み出した古傷を押さえた。 アスナや刹那を初め、小太郎や楓たちも、突如現れたその男に動揺しながらも力いっぱい睨みつけて身構える。 「フェイト・・・アーウェルンクス・・・なぜここに!?」 無表情で自分たちに近づいてくる少年の名をネギが告げると、フェイトは動揺するネギやアスナ達を見て鼻で笑った。 「それだけ大人数なのに僕一人が怖いのかい? それともゲートポートの時みたいに大好きなお兄さんが居ないと何も出来ないのかい?」 フェイトの言葉にアスナはハッとなった。 「ちょっと!? 何でアンタがシモンさんが居るのを知ってんのよ!?」 「簡単なことだ、僕は数週間前に彼と一度会っている。記憶に関しては驚いたけどね」 その言葉に事情を知らない、のどかたちが尋ねる。 「(ネギ先生・・・・シモンさんの・・・・記憶って?)」 「それに関しては・・・あとで説明します・・・。今は・・・とにかく」 ネギは拳をギュッと握り締め、のどか、そしてハルナたち非戦闘員たちの前へ出て、いつでも飛び出せるように拳を握り締める。 しかし・・・ 「やめておいた方がいい」 「!?」 一瞬で距離をつめられ、目の前で制するフェイト。 まったく反応を出来なかったことに刹那、アスナ、そして小太郎も楓も古も背筋を震わせ、これまで魔法世界で多くの実戦やモンスターと戦って来たものの、目の前のフェイトは明らかに別格である事を改めて気づいた。 「今日は君たちと戦いに来たわけじゃない。平和的に話し合いをしに来ただけだ」 「「「「「「「!?」」」」」」」
https://w.atwiki.jp/twitter_neta/pages/135.html
魔王「クックック……ここまで私を追い詰めたのは貴様が初めてだぞ!この形態に変身すれば自分でもパワーの制御が効かず、どうなるかは私にも分からん!……だ、だから、すごく不安なの。手、握っててもいい?」 勇者「いいよ」 魔王「ぜ、絶対離しちゃイヤだよ!」 勇者「大丈夫、俺はここにいる」 https //twitter.com/1219hr/status/160019284892983297 基本情報 テンプレ名:魔王 テンプレジャンル:D 概要・使い方 魔王と勇者が対峙したときに交わす会話をネタにしたもの。また、シューベルトが1815年頃作曲した歌曲『魔王』をもじったものも。 流行った時期 2012年1月~ 元ネタ 上記以外の使用例 魔王「ククク・・・ようやくきたか・・・遅かったな勇者よ!」 佐川急便「佐川急便でーーす」 魔王「それが貴様の名前か・・・」 佐川急便「サインお願いしまーーす」 魔王「んんっ?貴様、ワシのファンか!クク・・・照れるのぅ」 佐川急便「あざっしたァ!」 魔王「えっ、帰るの」 https //twitter.com/__koyoyo__/status/167195303445929986 魔王「クク・・さっきの威勢はどうした?もう立ち上がることも出来んか。ここが貴様の墓場になる。何か思い残すことはないか?ククク」 勇者「そういえば家の鍵開けたままだったかもしれん」 魔王「えっ」 勇者「微妙…テレビも点けっぱなしかも」 魔王「大丈夫?電話してみたら?」 勇者「うん」 https //twitter.com/fuwafuwa_Fuaru/status/220027830900244480 勇者「これで……これで最後だぁーーーッ!!!!」 魔王「グ、グワァァァァーー……あれちょっとまってUNOって言った?」 勇者「あ!!忘れてた!!!アーーーーーーー!!!!UNO!!UNO!!」 魔王「はいだめでーす復活しまーす」 https //twitter.com/Zagan_chan/status/218676750685700096 勇者「トドメだ!」ザクッ 魔王「…勇者よ…強くなったな…」 勇者「まさか…親父…の友達の姉貴の元彼がギターやってたバンドのドラムの奴!?お前だったのか!」 魔王「違う!親父の友達の姉貴の元彼がギターやってたバンドのベースだ!ドラムは農家を継いでる!」 勇者「すまん…昔の事で…」 https //twitter.com/ShoutedSteel/status/215069868263874560 「よく来たな勇者よ、ちょっと見ない間にこんなに大きくなって、それでまたちょっと男前になったんと違う?魔王がもう少し若かったらお父さん選ぶより勇者えらんでたわ~。そうそう、あんた少しも家帰ってないんやろ?お母さん心配してたで!あ~ちょっと待って。帰るなら世界の半分もって帰り。な?」 https //twitter.com/Hiro_Koyanagi/status/225875910891544576 魔王「グフッ……この私を倒したといえどいい気になるなよ……この世に闇がある限り、いずれ第二第三の私が現れるだろう……!」 勇者「それどういう理屈だよ」 魔王「ラーメン屋の跡地にまたラーメン屋が出来るのと同じだ」 勇者「なるほど」 https //twitter.com/km170/status/221551495299084288 魔王「クク…待ちわびたぞ勇者よ」 勇者「お前は魔王…!?てか何その服wだっさww」 魔王「こ、これは母さんがイオンで勝手に買ってきて…//」 勇者「黄色のパーカーにピンクの半ズボンwクソワロタwww」 魔王「(´;ω;`)」 勇者「ご、ごめんって!今度一緒に服買いに行こ!な?」 https //twitter.com/xmiy8x/status/187122499459366912 その他
https://w.atwiki.jp/sousakujojis/pages/63.html
EX1. 或いは、それが夢として カタカタ。 カタカタカタ。 カタカタカタカタ。 ッターン!! 「ふ、ふふふっ、ふふふふっ!! さぁさぁ、完成だ。ようやくお披露目の時が来た!あぁ、この時をどれだけ待ちわびた事か!!」 「さぁ、始めよう。 私は!!世界に!!宣戦布告する!!!」 ブォン!! 完成したシステムを起動する。 規定されたコードに従い、次々にプログラムが書き換えられて行く。 画面が、赤く染まる。 それはまるで、これからの世界の行く末を 示しているかのようで。 私は、これを見るだけで、 とてもとても興奮するのだ。 世界が、変わる。 私が変えるのだ。 こんな無価値で無意味で無情な世界は。 全て消え去る。 誰も私を止める事はできない。 否、否、否!! 止められるものなら止めてみろ!! 止めてみるがいい、うら若き少女たちよ!! 世界は、この時を中心に、裏返る。 第3章へ
https://w.atwiki.jp/zatukura/pages/47.html
編集したい場合は懐かしのウパソルジャーに情報を~ ここではいろいろな質問に俺が答えようと思います! 基本的にどんな質問でもおk!ただし、下のことを守ること! ~ルール~ 荒らしとエロい奴は無視&禁止! 最初にググってからくる! 個人情報や遠すぎる海外のことはお断り。 ときどき分からないかもしれないので、その時はご了承を! です。
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/1606.html
アムロ「シャア! みかんの渋皮を残すとはそれが貴様のやり方か!」 シャア「ええい! 人が人のみかんの食べ方を示すなどと……!」 アムロ「この白い部分は栄養なんだ。それが分かるんだよシャア!」 シャア「栄養ならば皮が一番多いのだ。ならば貴様はみかんの皮ごと食べなくてはならん!」 アムロ「それはエゴだよ!」 リボンズ「そんな風だから器用が小さいのさ、未来の僕」 デュランダル「デスティニープランに従えば人にあったみかんの食べ方も示されるぞ、パイロットの私」 アムロ・シャア「「帰れ!!」」 アムロ「シャア! ここは俺の家だ! 貴様が帰れなどという資格はない!」 シャア「家という重力に惹かれたか、アムロ! 嫁さんの一人も貰えん貴様が家を語るなどと!」 アムロ「俺には養うべき弟達がいるんだ! こんなに嬉しいことはない」 リボンズ「いつも兄弟に結婚とか身を固めろとか言っているくせに、それがホンネなのかい? 未来の僕」 デュランダル「少年はいつか大人になって家を出ていくものだからな。そして一人には広すぎる家だけが残る……」 ララア『それはとても苦しいことなのよ』 アムロ「やめろ、ララア! 僕はそんなことは考えてはいない!」 シャギア「ふ……ファーストニュータイプといえど所詮は人間だな」 オルバ「老いて孤独死かい? ユニコーンも老いては乙女も寄らないということだね」 アムロ「チェーンやベルはそんな薄情な娘じゃない!」 キャプテン「……最低の発言だ、アムロ」 コマンビー「結婚もせずに老後の面倒を彼女達にみさせようというのか……」 キャプテン「絶望した! 人の道を踏み外した畜生のマスターに絶望した!」 アムロ「そういう意味で言ったんじゃない!」 シャア「ならばアムロ、この婚姻届けに判子を押すのだ! アルテイシアも喜ぶ……」 シャギア「まあ冷静に考えてみれば、ファーストニュータイプの弟の彼女の中には嫁にくる女性もいるだろう」 オルバ「ティファとかそんな感じだね」 シャギア「弟嫁達が老後の面倒をみてくれるのだから安心して独身でいるがいい! ははははは!!」 オルバ「このニュータイプすごいよ! 流石はガンダム家のお父さん!」 リボンズ「そうか、だから未来の僕は弟達に結婚を迫らせているんだね」 デュランダル「人生計画とは二手三手先を読んでやるものなのだな」 シャア「いやな大人になったのだな、アムロ……」 コマンビー「マスターに言われるとは、おしまいだなアムロ=レイ」 キャプテン「私はシュウトが独立するときの為に備えて積み立て貯金をすることにしよう」 アムロ「お前ら……!!」 ララア『アムロは一人じゃないわ。ここの人たちが十年も二十年もこうして居てくれるから、寂しくないでしょう?』 アムロ「……それは地獄だよ」
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/6942.html
187 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/26(木) 15 13 41.49 ID ??? 吸血鬼の弱点と言えば、以前吸血鬼をボスとして出したら、即座に反転して近くの民家にPCが逃げ込んだ 逃げるとは思わなかったんで、追いかけたんだが、民家に入ろうとした際に 「吸血鬼は招かれた事の無い家には門戸を越えて立ち入る事が出来ないはずだ」 と言われて、手の届かない民家の奥から射撃と魔法でぶち殺された苦い経験があるなw それ以来モンスターの弱点はちゃんと調べるようになったが 189 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/26(木) 15 15 19.40 ID ??? データに書いてない で普通に入るな、それは 書いてあったとしたらまあ読み込めよGMとしか言えないが 190 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/26(木) 15 21 58.96 ID ??? キリスト教起源の弱点だしなぁ……>招かれないと入れない 191 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/26(木) 15 23 57.56 ID ??? 187 ルルブに書かれていないなら「そういえばそんな弱点がある吸血鬼の話も聞いたことがあるな」とか言わせつつ 普通に追っかけていって殴ってやればよかったんじゃないか? ルルブに書かれているのならご愁傷様だがw 192 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/26(木) 15 29 54.06 ID ??? 189-191 ルルブには書いてなかったけど、システムがTORGだったもんでさ 大体今知られてる伝承通りの能力持ちだろって俺も解釈出したから仕方ない まあ、笑ったし良い経験になった 193 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/26(木) 15 41 05.54 ID ??? つーかなんでその吸血鬼もわざわざ民家の奥から射線通る位置で死ぬまで立ってるんだ? どこのアホAIだよw うわー入れないやぁ困った困った(棒読み) とか言いながら家に火つけるでおk 194 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/26(木) 15 41 44.30 ID ??? 前ににたような事があったけどその時は一時撤退した上で 後日に別の場所で一般市民を襲うという情報を流してそこで戦う事にしたな 195 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/26(木) 15 44 47.72 ID ??? 193 初めてのGMでそこまで頭回らなかったんだよw ずっと家人起こそうと奮闘してた俺が馬鹿なだけだw 196 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/26(木) 15 45 49.69 ID ??? 俺伯爵でこの辺俺の領地なんだわ その家も貸してるだけで所有者は俺なんだ 吸:入っていいでしょうか? 血;どうぞお入りください 鬼:ありがとう で、正面から入れ。 201 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/26(木) 16 10 53.78 ID ??? しかしそういう口プロレスを認めてくれる 187みたいなGMっていいGMだよなぁ…… いや口プロレスするほうが困なのはわかってるけど 昔百鬼で弱点を調べても伝説を調べても元になった創作を調べても何一つ関係なく 昼歩くわ水は渡るわ白木の杭は効かないわ豆をこぼしても数えないわ 聖餅は効かないわニンニクは効果が無いわ墓所の土とか携行しないわっていう 原作まったく関係ねえ吸血鬼ドラキュラさん @調査したところによると後世の創作には影響されていないはずを出されて全滅した覚えがあるわ 元話どおりっていったじゃんって言われてもそれが利点だけだなんて思わなかったよ! 202 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/26(木) 16 12 46.35 ID ??? その元話ってのがブラム・ストーカーじゃないなら、 ドラキュラじゃなくて「ヴラド・ツェペシュ」にすべきだった。 203 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/26(木) 16 23 55.47 ID ??? そういう観点からいうと原点の辺りから有効は弱点は炎ぐらいか スレ309
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/3079.html
衛宮切嗣は駆ける。 殺し合いに乗った人物『我妻由乃』を殺害する為に。 何故少女に固執するのか。それは単に、由乃が『手慣れていた』からである。 気配を消し、迷いを捨てて殺害を行うのは非常に難しいことだ。どうしても僅かな迷いが隙となり、犯行を完璧なもので無くしてしまう可能性が高い。 事実、切嗣のようなプロの暗殺者でさえ、指先と心を切り離すのは数年かかる。 ――――尤も衛宮切嗣は特異な例で、最初からその技術を持っていた『異端』なのだが。 それを、あの若さで克服している。あの若さで、あんなに『冷静に狂える』。 単刀直入に切嗣は考えた。我妻由乃を生かしておけば、必ず多くの犠牲が出ると。 が、自分になら殺すことが出来る。その自信は彼の持つ『魔術』から来る。 固有時制御。肉体に大きく負荷を掛ける代わりに、自分の移動速度を調整できる魔術。 間違いなく、只の人間相手になら最高の相性である。 我妻由乃。彼女は確かに切嗣には厄介な存在と見なされた。 ――――あくまで『厄介』なだけだが。 『危険』な人物。衛宮切嗣が危険と称する相手は本当に危険な、最悪の相手を指す。 殺し合いに呼ばれているのは自分や舞弥だけではない。 例えば、切嗣が聖杯戦争の中で見てきた英霊たち。彼らも非常に厄介な存在だ。 騎士王のセイバーは敵対こそせずとも、切嗣から協力を求めるなど御免だった。 ランサー・ディルムッドにバーサーカー・ランスロット。ライダー・イスカンダル。 どれもかなりの強者で、各個が優勝候補だ。 しかし、彼が『危険』と見なしたのは英霊や化物などではない。 あくまで只の人間―――切嗣と同じ人間を、彼は『危険』と断じる。 その人物の名は、言峰綺礼。 第四次聖杯戦争の『代行者』であり、アーチャー・ギルガメッシュのマスター。 切嗣の妻と、相棒的存在の久宇舞弥が束になっても敵わない相手、まさに怪物。 八極拳の達人にして異端を狩る黒鍵の使い手を、衛宮切嗣は最も警戒していた。 そして綺礼は間違いなく殺し合いに乗るという確信もある。 殺さなければならない。切嗣の生涯最悪の敵に、鉛弾を撃ち込まなければならない。 衛宮切嗣の着く先はC-2の病院。入らなければならないと思ったのは何かの因果か。 右腕にデザートイーグルを握り、彼は建物に入っていく。 ■ 「……どうして、ですか」 高校生の割には小柄な体格の少女・伊吹風子は呆然と呟いた。 その『どうして』は、殺し合いに呼ばれた事に対する『どうして』ではない。 伊吹風子という少女は、『まだ』自分の肉体で動き回ることができない。 交通事故に遭い、現在は昏睡中―――ということになっている。 彼女を形容するなら『幽霊』という単語が一番似合うであろう存在。 風子は最愛の姉のために、結婚式に客を招待するために努力し続けていた。 そして、明らかになる現実。 忘れられていく存在。 消えていく思い出。 全てが叶って、一区切り。 ―――風子が知らないだけで、『魔法』にとってはそれぐらい造作も無いことだ。 昏睡中の病人が目を覚ますという『奇跡』さえ、起こせてしまうのだから。 だからこれは当たり前。風子もまた、困惑はしたものの理解することは出来た。 違う。違う。これらの名前だけはあってはいけない。 参加させられるのは自分一人で十分だから。 希望とはかくも裏切られるもの。無情にも、『彼らの名』が記されていた。 岡崎朋也。 藤林杏。 春原陽平。 短い間だったが、友達になってくれたかけがえのない大切な人たちである。 何故、あの人たちが殺し合いなんてしなければならないのか。理解できなかった。 残念ながら、現実的に見て漫画のように『努力が才を越える』など有りはしない。 もし岡崎たちが手を取り合ったところで、最初の少女と同じようになってしまう。 主催者の力が強大だということは理解しているつもりだった。 「―――――――――本当に。どうして、ですか」 伊吹風子は気付いていない。彼女の様子を窺う一体の『兵器』の存在に。 死んだ魚のような濁った目。まるで『死体』が歩いているような風貌をした少女の姿をした兵器。かつてとある殺し合いにて暗躍した彼女の名は―――――、 ――――――――――――小神さくら、と言った。 手にはコルトバイソン銃を握り、無機質な瞳が風子の姿を捉えている。 死体から兵器を作り出す技術。軍の超極秘事項であり、切り札のようなもの。 生体兵器ながら、超人的な身体能力を持つ兵士を作り出す計画である。 紅い髪の妖狐獣人・小神さくらもまた、生体兵器。 『俺オリロワ2nd』と称される殺し合いでトップの殺害数を見せ有能性が実証された。 彼女が行うことは変わらない。 無感情に、無目的に、無関係に参加者を殺し続けていく、それだけだ。 風子の頭に銃口を向ける。後は引き金を引けば、儚い命はあっさりと散るだろう。 しかし。前回ほど順風満帆にはいかなかった。 小神の視界が一人の男を捉え、男が発砲した。そこには微塵の迷いも無く、あるのは冷たい殺意だけだ。小神と同じように、殺戮マシーンのような存在。 かつて正義の味方を目指し、その過程で歪んでしまった一人の男。 『魔術師殺し』――――――衛宮切嗣が、『殺し』を行う。 切嗣は懐のデザートイーグルを持ったまま、小神から僅かに距離を取る。 自販機が遮蔽物となり、小神の射撃を妨害できるかを確かめるための行動だった。 風子を守りながら戦うなど切嗣には出来ない。 まずは風子を遮蔽物の陰に移動させ、そこからが殺し合いのスタートだ。 相手の武器はマシンガンの類ではない。切嗣の魔術を用いれば安全に風子を守れる筈。 固有時制御 二倍速 「Time alter―――double accel!」 衛宮切嗣が加速する。反動の痛みが体を駆け巡るが、気にしてはいられない。 セイバーの宝具・『全て遠き理想郷』があれば話は別だが、今はその補助が無い。 肉体にかかる負荷を考慮して、暫くは使うべきではないと判断する。 が。切嗣は暗殺者だ。 ―――感情を持たない相手はせいぜい『厄介な相手』でしかない。 ―――恐怖の無い相手ほど卸しやすく、仕事は結果的に楽になる。 生体兵器・小神さくらと衛宮切嗣の相性は致命的に悪かった。 小神の射撃。しかし、二倍の速度に弾丸など恐れるに足らず。 全ての弾を避け、風子の体を抱える。 肉体に激痛。行使する時間が長すぎた。 言葉すら発さずに、淡々と安全な遮蔽物の陰に風子を隠す。 「君は此処で待っていてくれ。僕が、全て終わらせる」 そうとだけ言い残して、衛宮切嗣は小神さくらとの殺し合いに赴いた。 ■ 両者無言。 音の無い空間に、二人の銃が放つ鋭い破裂音だけが連続した。 どちらの身体能力も常人の域では無いが、やや小神の方が高いといえただろう。 格闘などは存在しない。如何に上手く、場所を確保しながら戦うかが課題だった。 両者まさに一歩も譲らぬ戦い―――というには、少々空気が無機質だったか。 硝煙の臭いが立ちこめる中、切嗣は勝機を見い出す。 デイバックに入っている、制圧力が非常に高い銃・イングラムM12。 フロアの構造はあらかた把握したし、作戦が成功しやすいポイントも既に見つけた。 後は、詰め将棋のようなもの。 一手のミスが生死を分ける、ミスの許されない慎重な戦いが求められる。 尤も、両者にとってそんなことは問題にすらならなかったのかもしれないが。 固有時制御 二倍速 「Time alter――――double accel!」 激痛。本当に発動は無理をしたものだったが、これが最善手であった。 目指すのは小神さくらからの逃走。風子と離れた場所に、小神を引き付けるため。 激痛に耐えながらも、駆ける。背後から響く銃声は無い。弾切れだろう。 切嗣が辿り着いたのは、病院の中でも古い―――タイルの剥げた床のある場所だ。 イングラムの銃口を向けて、跳弾も気にせずに弾丸を放つ。床は崩れない。 それで良かった。後は切嗣の腕にかかっている。 失敗しなければ勝つ、詰みの段階。 小神さくらが近付いてくる。片手に弾を込めた銃を持ちながら。 床の損傷から、切嗣の意図を理解した小神は、その場で銃を切嗣に向ける。 ダァン! という破裂音の後、弾丸が衛宮切嗣の右肩口を浅く裂く。 直後、切嗣が掃射した。床一面に無数の弾を蒔き散らせる。 後退の暇など与えない。小神が体勢を立て直す前に、その背後に回る。 デザートイーグルの射撃を二発背中に叩き込み、崩壊した床に突き落とす。 「………」 何も感じない。 やはり、『魔術師殺し』は異端だった。 後味の『無い』殺し合いを終え、切嗣は再び道を引き返す―――――。 慣れた殺しに、味は無かった。 ■ 衛宮切嗣。と男は名乗った。 伊吹風子。と少女も名乗った。 小神さくらの殺害を終えた切嗣は風子の元へと再び戻ってきていた。 情報の交換などの目的もあったが、やはり心配だったというのもある。 切嗣と風子は自己紹介を軽く済ませると、早速互いの情報の交換を始めた。 ――――――――――危険人物。 サー・ランスロット、言峰綺礼、雨生龍之介、我妻由乃。 ――――――――――信頼できる相手。 岡崎朋也、藤林杏、春原陽平、久宇舞弥。 切嗣は単調に、ありふれたメモ用紙にそう書き綴る。 風子の情報も合わせると、新たに信頼できる相手の名前も明らかになった。 これは大きな収穫だ。もし次に彼らと会えたなら、更なる情報も期待できるだろう。 『魔術師殺し』の顔に戻った切嗣は不思議と、煙草が欲しいと思った。 そんな他愛もないことを考えている最中に、目の前に木製の『何か』が差し出された。 「――――ヒトデかい?それとも星かな」 「おおっ、いきなりヒトデと見抜ける人は珍しいですっ」 嬉しそうにする風子を見て、置き去りにしてしまった娘を思い出してしまう。早く、帰ってやらなければならない。 感傷に浸るのは僅か。次にはこれを何の為に渡したか、という疑問が浮かび上がる。 まさか代金を求められるのではあるまいな、と思っていると、答えは向こうから来た。 「衛宮さん。それの代わりに、一つだけ、お願いしてもいいですか」 「……いいよ。僕に出来ることなら、何なりと」 一呼吸。 一呼吸。 一呼吸。 一呼吸。 一呼吸。 「風子のお友達を、―――岡崎さんたちを、助けてあげて下さい」 他人を助ける。 そんなことを頼まれたのは一体何年ぶりだったろうか。 『魔術師殺し』となってからは、久しく正義の味方より、悪の行動をしていた。 ―――そうだ。僕は、正義の味方になりたかったんだ――― 「―――――分かったよ。風子ちゃんの友達は、僕が必ず救ってみせる」 どんな手を使ってでも。 やはり、彼は歪んでいた。 正義の味方に戻った悪の暗殺者は、正義と悪を右往左往する。 ―――――衛宮切嗣と伊吹風子。二人の行き着く先は如何に? 【深夜/C-2】 【衛宮切嗣@Fate/Zero】 [状態]魔術の反動、決意 [所持品]デザートイーグル@現実、イングラムM12@現実、木製のヒトデ@CLANNAD [思考・行動] 0 殺し合いを潰し、主催者を殺す。 1 伊吹風子の『友達』を助ける。 2 殺し合いに乗る者は殺す。 【伊吹風子@CLANNAD】 [状態]健康 [所持品]不明支給品1 [思考・行動] 0 友達を守りたい。 1 衛宮さんと行動する。 ※風子ルート終了後からの参加です ■ 衛宮切嗣は一つ失策していた。 小神さくらを落とした部屋がシーツや毛布を管理する部屋とは知らなかったのだ。 濁りきった瞳で天井を見つめる小神は一言呟く。 「衛宮、切嗣―――――――――――――――。」 その言葉に何の意図があったのかは分からない。 だが。衛宮切嗣という人物が、僅かな興味を抱かせたのは事実であった。 【小神さくら@非リレー型バトルロワイアル・リピーター】 [状態]背中に二発の銃創(行動に支障なし) [所持品]コルトバイソン@現実 [思考・行動] 0 参加者を殺す。 1 衛宮切嗣に僅かな興味 ※死亡後からの参加です。 殺し合い『卒業生』『新入生』 投下順 益荒男の武闘会 GAME START 衛宮切嗣 [[]] GAME START 伊吹風子 [[]] GAME START 小神さくら [[]]
https://w.atwiki.jp/kemotar/pages/853.html
Raubahn ヒューム♂、5b(茶入墨)、アトルガン白門J-10 アトルガン皇室直属準軍事組織・不滅隊隊長。 関連イベント アトルガンミッション 青魔道士AFクエスト アサルト「不滅隊・魔滅隊合同演習」「脱走兵」 クエスト「渇望」「不滅」「水和ぐ盾」 等 代表セリフ集 「おめでとう、<PC Name>。これで今日から貴様も「青魔道士」だ。……だが、今のままでは、貴様は「空の器」。並の人間にさえ劣る、卑しき存在に過ぎん。なぜなら、青魔道士の力「青魔法」とは、敵を喰らい、奪い取って己が血肉としていくしか道はないからだ。貴様の飽くなき力への「渇望」を見せてみろ!私から贈れる言葉は以上だ。」 「青魔法は、熟練するにつれ、肉体を蝕みながら、馴染んでいくだろう。だが、貴様が己の器を越えた力を得ようとしたとき、自身が破滅に導かれることを覚えておくがいい……。「過ぎたる力は身を滅ぼす」……ということだ。どうすればいいか、だと?くくっ……簡単なことだ。それに耐えうる肉体と力を身に付けるだけ……。器を作り替えるとは、そういうことだ。」 「時は戻らぬ。安心しろ。いずれ、嘆くことすら忘れよう。だが、その前に標を立てるのが、私の役目。」 「……よかろう。貴様を資格あるモノと認識する。器が崩壊し、貴様自身がどうなろうが、私の知るところではない……。それが貴様の限界であったというだけのこと。」 「忘れるな。聖皇様を守護するのが、我らが使命……。それ以上でもそれ以下でもない。我ら青魔道士は、聖皇様の命によりその存在を許された「魔」だということを……。」 「そう、私でさえも、この血肉に、そして心に「魔」は深く根ざし、日々「人」の上に立たんと葛藤しているのだ。……だが、私は絶望しない。分かるか?力への純粋な渇望がある限り、私は人であり続けることができるのだよ。」 「それには及ばん。皇宮には、我が不滅隊の警備網が十重二十重に張り巡らされている。たとえ、東方の高名なニンジャといえども侵入することは不可能だ。」 関連事項(補足) 名前の発音は「ラウバーン」。 不滅隊隊長として、アトルガン関連イベントで登場する重要人物。 アトルガン皇国には絶対の忠誠を誓っており、聖皇、及びRazfahd宰相の右腕として君臨。 ミッションでは、その意志の強さ、人間離れした力と生命力、そして非情さを垣間見る。 冒険者(プレイヤー)が青魔道士として生きていく決心をした場合、その上官、そして先輩として厳しいながらも道を示す役割となる。 アトルガンミッション、青魔道士限界突破クエスト等で冒険者の前に立ちはだかる。 「慧眼」という特殊な力を持っているようで、青魔道士として圧倒的な力を誇る。 その強さの正体に関しては数々の諸説が飛び交っているようだが……? 通常時はWaoudとして、自ら青魔道士の素質がありそうな者を厳選しているようだ。 関連事項(補足) Waoud Razfahd Razfahd(詳細・ネタバレ編) Amnaf Rishfee Nareema
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/4616.html
373 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/09/11(土) 00 09 28 ID ??? 確かフロスト兄弟ってガロードにおごらせようとした金欠キャラだったんじゃw 379 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/09/11(土) 01 38 42 ID ??? 373 シャギア「失敬な。金ならあるのだ。ライバルに払わせる事こそが重要なのだよ」 オルバ「従業員に給料を払わない事もね、兄さん」 シャギア「その通りだオルバ。ところで財布を忘れたらしいが、どこに置き忘れたのだろう」 オルバ「僕も気が付いたら財布を持ってないんだよ、兄さん」 シャギア「少し前までどこで何をしてたかな…… よく思い出せない」 オルバ「僕もだよ、兄さん…… なんだか後頭部がずきずきするんだけど……」