約 2,567,932 件
https://w.atwiki.jp/jewelry/pages/32.html
ダイヤモンド(Diamond、金剛石)とは、結晶構造を持つ炭素の同素体の一つであり、天然で最も硬い物質である。結晶構造は多くが8面体で、12面体や6面体もある。宝石や研磨剤として利用されている。ダイヤモンドの結晶の原子に不対電子が存在しないため、電気を通さない。 地球内部の非常に高温高圧な環境で生成されるダイヤモンドは定まった形で産出されず、また、角ばっているわけではないが、そのカットされた宝飾品の形から、菱形、トランプの絵柄(スート)、野球の内野、記号(◇)を指してダイヤモンドとも言われている。 ダイヤモンドという名前は、ギリシア語の adamas (征服できない、懐かない)に由来する。イタリア語・スペイン語では diamante (ディヤマンテ)、フランス語では diamant (ディヤマン)、ポーランド語では diament (ディヤメント)という。ロシア語では Template lang (ヂヤマーント)というよりは Template lang (アルマース)という方が普通であるが、これは特に磨かれていないダイヤモンド原石のことを指す場合がある。磨かれたものについては Template lang (ブリリヤーント)で総称されるのが普通。 4月の誕生石である。石言葉は「永遠の絆・純潔」。 産出量 right|250px|thumb|ロシア連邦[[サハ共和国ウダチナヤ鉱山]] ダイヤモンドはマントル起源の火成岩であるキンバーライトに含まれる。キンバーライトの貫入とともにマントルにおける高温・高圧状態の炭素(ダイヤモンド)が地表近くまで一気に移動することでグラファイトへの相変化を起こさなかったと考えられている。このため、ダイヤモンドの産出地はキンバーライトの認められる地域、すなわち安定陸塊に偏っている。2004年時点の総産出量は15600万カラット(以下、USGS Minerals Yearbook 2004)であった。国別の生産量(単位カラット)を以下に示す。 ロシア 3560万 ボツワナ 3110万 コンゴ民主共和国 2800万 オーストラリア 2062万 南アフリカ共和国 1445万 カナダ 1262万 アンゴラ 600万 ナミビア 200万 中華人民共和国 121万 ガーナ 100万 上位6カ国、すなわちロシア (22.8%)、ボツワナ (19.9%)、コンゴ民主共和国 (18.0%)、オーストラリア (13.2%)、南アフリカ共和国 (9.3%)、カナダ (8.1%) だけで、世界シェアの90%を占める。 ダイヤモンドの母岩であるキンバーライトは古い地質構造が保存されている場所にしか存在せず、地質構造の新しい日本においてダイヤモンドは産出されないというのが定説とされてきた。しかし近年、1マイクロメートル程度の極めて微小な結晶が愛媛県四国中央市産出のカンラン石から発見された。Asahi.com 見えないほど小さくても… 日本初の天然ダイヤモンド 性質 屈折 ダイヤモンドの屈折率は2.42と高く、外部からダイヤモンドに入った光は内部全反射して外に出て行く。この光は シンチレーション - チカチカとした輝き、表面反射によるもの。 ブリリアンシー - 白く強いきらめき、ダイヤモンド内部に入った光が全反射して戻ったもの。 ディスパーション - 虹色の輝き、ダイヤモンド内部に入った光が内部で反射を繰り返し、プリズム効果によって虹色となったもの。 の3種類の輝きとなってあらわれ、それらの相乗効果によって美しく見える。 硬度・靭性・安定性 ダイヤモンドの硬さは古くからよく知られ、工業的にも研磨や切削など多くの用途に利用されている。 ダイヤモンドは最高のモース硬度(摩擦やひっかき傷に対する強さ)10、ヌープ硬度でも飛び抜けて硬いことが知られている。理論的には、ダイヤモンドの炭素原子が一部窒素原子に置換された立方晶窒化炭素はダイヤモンド以上の硬度を持つ可能性があると予測されている藤原修三・古賀義紀 「ダイヤモンドの硬さを凌ぐか-立方晶窒化炭素の世界初の合成-」(工業技術院物質工学工業技術研究所)。 宝石の耐久性の表し方は他にも靭性という割れや欠けに対する抵抗力などがある。靭性は水晶と同じ7.5であり、ルビーやサファイアの8よりも低い。よくダイヤモンドは耐衝撃性に優れているような印象があるが、鉱物としては靭性は大きくないので瞬時に与えられる力に対しては弱く、かなづちで上から叩けば粉々に割れてしまう。 安定性は薬品や光線などによる変化に対する強さ。ダイヤモンドは硫酸や塩酸などにも変化せず、日光に長年さらされても変化はおきない。 硬い理由 ダイヤモンドの硬さは、炭素原子同士が作る共有結合に由来する。ダイヤモンドでは1つの炭素が正四面体の中心にあるとすると、最近接の炭素原子はその四面体の頂点上に存在し、それそれが sp3 混成軌道によって結合しており、幾何的に理想的な角度であるため全く歪みが無い。その結合長は1.54Åである。この結晶構造を持つダイヤを立方晶ダイヤとよぶ。一方で、炭素の同素体であるグラファイト(石墨)は、層状の六方晶構造で、層内の炭素同士の結合は sp2 混成軌道を形成している。この層内では共有結合を有し結合力は比較的強いが、層間はファンデルワールス結合であるため弱い。六方晶の構造を持つダイヤも存在するが、不安定で地球上には隕石痕など非常に限られた場所でしかみつかっておらず、0.1 mm を超える大きさの単結晶は存在しない。よってその性質はまだ分かっていないことも多い。 劈開性 ダイヤモンドには一定の面に沿って割れやすい性質(へき開性)がある(4方向に完全)。ダイヤモンドは、普通の物質や道具では傷つけられないと思われているが、決して無敵の鉱物ではない。「結晶方向に対する角度を考慮し、瞬間的に大きな力を加える」、「燃焼などの化学反応を人為的に促進する」などの方法で壊すことができる。 熱伝導 ダイヤモンドは熱伝導性が非常に高い。これは原子の熱振動が伝わりやすいことによる。触ると冷たく感じるのはこのためである。ダイヤモンドテスターはこの性質を利用して考案され、ダイヤモンドの類似石から識別できる道具だが、合成モアッサナイトだけは識別できない。 CVD人工ダイヤモンドの薄板を手で持って氷を切るとすぱすぱと切れる。それほどダイヤモンドが熱伝導性に優れるという ref name = ダイヤモンドの科学 / 。 伝導率 バンドギャップは室温で5.47eVであり、真性半導体として絶縁体だが、不純物を添加することによる不純物半導体化の試みがなされ、ホウ素添加によりp形、リン添加によりn形が得られている。その物性により、現在よりもはるかに高周波・高出力で動作する半導体素子や、バンドギャップを反映した深紫外線LEDが実現できるのではないかと期待されてきた。現在、自由励起子による波長235nmの発光がダイヤモンドpn接合LEDにより、物質材料機構と産業技術総合研究所から報告されている。バンドギャップの温度依存性については報告があるが、半経験則による計算式で用いられているデバイ温度については、負の値があてがわれたり、式自体を意味のあるデバイ温度を用いるために修正したりして報告されており、未解決になっている。 p形半導体ダイヤモンドでは、ホウ素添加濃度が1021cm-3以上で極低温で超伝導となることが報告され、半導体による超伝導現象として現在盛んに研究されている。また、1019cm-3以上では電気伝導がバンド伝導からホッピング伝導、そして濃度の上昇とともに活性化エネルギーがほとんどない金属的伝導になることが知られている。この不純物濃度と不純物準位との相関についても、不純物バンドやモットの金属・非金属転移と絡めて研究が進んでいる。このような半導体としての基礎的な議論が可能となってきた現在のダイヤモンドの半導体としての品質はシリコンと互角であると言えるが、制御性は今後の研究開発がさらに必要である。 親油性 ダイヤモンドは油になじみやすい性質があり、この性質を利用してダイヤモンド原石とそうでないものを分ける作業もある。ジュエリーとして身に着けているうちに皮脂などの汚れがつくと、油の膜によって光がダイヤモンド内部に入らなくなり輝きが鈍くなる。中性洗剤や洗顔料などで洗うと油が取れて輝きが戻る。逆に水には全くなじまず、はじいてしまう ref name = ダイヤモンドの科学 / 。 カラーダイヤモンド ダイヤモンドは無色透明のものよりも、黄色みを帯びたものや褐色の場合が多い。結晶構造の歪みや、窒素(N)、ホウ素(B)などの元素によって着色する場合もある。無色透明のものほど価値が高く、黄色や茶色など色のついたものは価値が落ちるとされるが、ブルーやピンク、グリーンなどは稀少であり、無色のものよりも高価で取引される。また、低級とされるイエロー・ダイヤモンドでも、綺麗な黄色(カナリー・イエローと呼ばれる物など)であれば価値が高い。20世紀末頃から、内包するグラファイトなどにより黒色不透明となったブラック・ダイヤモンド(ボルツ・ダイヤモンドとも呼ばれる)がアクセサリーとして評価され、高級宝飾店ティファニーなどの宝飾品に使用されている。 放射線処理により青や黒い色をつけた処理石も多い。最近ではアップルグリーン色のダイヤもあるがこれも高温高圧によって着色された処理石である。また、無色の(目立った色のない)ダイヤモンドに別の物質を蒸着することでコーティング処理した、安価な処理石もある。 宝飾としてのダイヤモンド 4C ダイヤモンドの品質を知るための指標としてGIA(アメリカ宝石学協会)が考案したもの。色(カラー)、透明度(クラリティ)、カラット(重さ)、カット(研磨)によって品質を評価する。ラウンドブリリアントカット(58面体)に対してカット評価がされるので、他のカットの場合、カットの種類しか鑑定書に記載されない。 メレダイヤモンド 0.1カラット以下の小粒なダイヤモンド。宝飾品においては中石を引き立てるために周囲に散りばめられるなどの利用をされる。 有名なダイヤモンド 「カリナン」は1905年に南アフリカで発見され、カット前の原石は3106カラットもあり、これをカットすることで合計1063カラットの105個の宝石が得られた。これらは当時のイギリス国王であるエドワード7世に献上されている。105個のなかでも「ザ・グレート・スター・オブ・アフリカ(偉大なアフリカの星)」は530.20カラットで、カットされたダイヤモンドとしては長らく世界最大の大きさを誇っていた。「ザ・グレート・スター・オブ・アフリカ」はロンドン塔内に展示されており、見学することができる。 現在、世界最大の研磨済みダイヤモンドは、「ザ・ゴールデン・ジュビリー」である。この石は545.67カラットあり、プミポン国王の治世50周年を記念して1997年にタイ王室に献上された。 模造ダイヤモンド 宝飾用のダイヤモンドの代用品(イミテーション)としては、ジルコニア(二酸化ジルコニウムの結晶)やガラスが用いられる。ダイヤモンドと模造ダイヤモンドの見分け方として、油性ペンで結晶の上に線を書くというものがある。ダイヤモンドは親油性の物体であり、油脂を弾かない。一方、ジルコニアなどの模造ダイヤモンドは油を弾く性質を持っている。したがって、油性フェルトペンの筆跡が残らなければ偽物だと見分けることができる。 その他の方法としてはラインテストがある。 黒い線の上にダイヤモンドをテーブル面を下にして乗せると、下の黒い線は見えないが、キュービックジルコニアでは下の黒い線が透けて見える。 人工ダイヤモンド 19世紀末のアンリ・モアッサンの実験など、ダイヤモンドを人工的に作ることは古くから試みられてきたが、実際に成功したのは20世紀後半になってからのことである。1955年3月に米国のゼネラルエレクトリック社(現ダイヤモンド・イノベーションズ社)が高温高圧合成により人類初のダイヤモンド合成に成功したことを発表した。上述の発表後に、スウェーデンのASEA社がゼネラル・エレクトリック社よりも数年前にダイヤモンド合成に成功していたという発表がされた。ASEA社では宝飾用ダイヤモンドの合成を狙っていたため、ダイヤモンドの小さな粒子が合成されていたことに気づいていなかった。現在では、ダイヤモンドを人工的に作成する方法は複数が存在する。従来通り炭素に 1,200–2,400 ℃、55,000–100,000 気圧をかける高温高圧法 (High Pressure High Temperature, HPHT。静的高温高圧法と動的高圧高温法とがある)や、それに対して大気圧近傍で合成が可能な化学気相成長法 (Chemical Vapor Deposition, CVD。熱CVD法、プラズマCVD法、光CVD法、燃焼炎法などがある)によりプラズマ状にしたガス(例えば、メタンと水素を混合させたもの、その他にメタン-酸素やアセチレン-酸素などがある)から結晶を基板上で成長させる方法などが知られている。難波義捷「日本におけるダイヤモンド状薄膜の開発経過」 人工ダイヤモンドは上述の静的高温高圧法においては鉄、ニッケル、マンガン、コバルトなどの金属(これらは触媒として合成時に用いられる)や窒素などの不純物の混入などで黄、緑、黒やこれらの混合した色等の結晶として生成されるのが一般的で、宝飾用途には利用されず、主に工業用ダイヤモンドとして研磨や切削加工(ルータービットやヤスリ、ガラス切り)に利用されている。 しかしながら、宝飾品レベルのダイヤモンドは人工的に合成可能で、技術的な面では何も問題は無い。これが普及しないのは、供給側(鉱山会社)の圧力があるためであるとされている。一方、人工ダイヤモンドと天然ダイヤモンドを区別する様々な評価方法の開発・改良が進められている。特に、カラーダイヤモンド(上述)は現在様々な方法で作製可能であるが、その鑑定書を作成する公的機関では、決められた手順に沿って評価され、その過程で天然・人工の区別も行われている。評価方法は、目視・顕微鏡観察から、赤外線および紫外線の吸収・反射・透過による測定、レーザによるフォトルミネッセンス、ラマン分光法、電気伝導度測定などあらゆる角度で進められる。 CVD法によって0.1μm-10μm/hourという低速度での人工ダイヤモンド合成が1990年代に行なわれていたが、1999年頃に米カーネギー研究所が開発した、窒素を加える方法で150μm/hourの速度になってからは、ボストンのアポロ社で宝飾用のダイヤモンドを製造して販売している。紫外線によるオレンジ色の発光や、レーザーを使用したフォトルミネッセンスによるCVD独特の吸収線、カソードルミネッセンスにおける成長模様などによってCVDと天然ダイヤモンドの違いが検出できるようになってきている ref name = ダイヤモンドの科学 / 。 工業用途 上述の高温高圧合成などによって合成された工業用ダイヤモンドはもはや高価な材料ではない。工業用ダイヤモンドにも多種あるが、金の10分の1程度の価格で取引されているものが多い。ダイヤモンドを工業用途として使用する最大の特徴はその硬さである。工業用ダイヤモンドや宝飾用途に適さない色の天然の結晶を用いることで、電子材料、超硬合金、セラミック・アルミニウム系合金・ガラスなどの高硬度材料・難削材料の研削(ダイヤモンドカッター)・研磨をはじめとして、切削用バイト、木材加工などオールラウンドな加工が可能である。 工業用ダイヤモンドには用途により、数ナノメートルから数ミリメートルまでの粒径、形状、破砕性、表面状態などによる多くの品種がある。また、前述のバイトは超硬合金を基板にダイヤモンドをコバルトなどと共に焼結することによって得られるダイヤモンド焼結体を指すこともある。しかしながら、ダイヤモンドは高温下で鉄 (Fe)、コバルト (Co)、ニッケル (Ni) と容易に化学反応を起こす、などの性質のために、鋼など鉄基合金や耐熱合金の切削には適さない。ダイヤモンドが使用できない分野では、代わりに立方晶窒化ホウ素 (cubic Boron Nitride, cBN) の焼結体(「ボラゾン™」)を用いる。 プラズマCVDなどの気相合成法によりダイヤモンドのコーティングは可能であり、一部のドリルなどでは既に実用化されている。 半導体 大部分のダイヤモンドは不導体であるが、ホウ素が微量含まれたIIb型のダイヤモンド結晶はP型半導体の特性を持ち、燐が微量含まれるとN型半導体となる。これらを使用したMES(金属-半導体結合)型やMIS(金属-半導体の間に絶縁体を挟む結合)型のFET(電界効果トランジスタ)半導体素子が研究されている。 窒化ケイ素の基板上に微量ホウ素を含むP型半導体のダイヤモンドを作ると、-70~600℃の広い温度範囲に対して直線的に抵抗値が変化する高精度の温度センサーができる。これは圧力センサーとしての利用も検討されている ref name = ダイヤモンドの科学 松原聡著 BLUE BACKS 『ダイヤモンドの科学』 2006年5月20日第1版発行 ISBN 4-06-257517-5。 ダイヤモンド・アンビルセル ダイヤモンド・アンビルセル (diamond anvil cell, DAC) は、天然または人工合成のダイヤモンドを使って超高圧を実現するための機械。小さなダイヤモンドを2つ用意し、その間に試料を挟み込んで圧縮する。小型(手のひらサイズ)で透明(リアルタイムで光学的な観測が可能)であり、サブテラパスカル(数百万気圧、数百GPa)までの加圧が可能である。鉱物学や物性物理学などで用いられる。一方、ダイヤモンドそのものが大型化できないので、試料は大変小さなものにしなければならない。ダイヤモンド以外に、サファイヤ、炭化ケイ素を使ったアンビルセルもあるが、加圧できる圧力はダイヤモンドよりも劣る。なお、アンビルとは金床のことである。 比喩 ダイヤモンドは、貴重なもの・高価なもの・お金になるものの比喩としてよく使われる。また、色を冠して特定の商品を表すこともある。 黒いダイヤ - 石炭、トリュフ、オオクワガタ 赤いダイヤ - アズキ 白いダイヤ - シラスウナギ(ウナギの稚魚)、吉野葛(本葛) 黄色いダイヤ - 数の子、硫黄 目次 トップページ アクセサリー スタイル アクセサリー ジュエリー リング 指輪 ピアス イヤリング ネックレス ペンダント ブレスレット ブローチ メンズジュエリー 誕生石 ペアリング 婚約指輪 結婚指輪 マリッジリング エンゲージリング ピンキーリング ダイヤモンド ダイアモンド ダイヤ ダイア ジルコニア キュービックジルコニア シルバー ゴールド ホワイトゴールド ピンクゴールド プラチナ 加藤夏希 平山あや 外部ウィキ アクセサリー ジュエリー リング 指輪 イヤリング ピアス ネックレス ペンダント ブレスレット ブローチ 誕生石 ペアリング 婚約指輪 結婚指輪 マリッジリング エンゲージリング ピンキーリング ダイヤモンド ダイアモンド ダイヤ ダイア ジルコニア キュービックジルコニア シルバー ゴールド ホワイトゴールド ピンクゴールド プラチナ 加藤夏希 平山あや アクセサリー通販ショップ ダイヤモンドのリング・ピアス・ペンダント・ネックレスなら、セール価格のジュエリー通販ショップ 「アクセサリースタイル」 リング 指輪 イヤリング ピアス ペンダント ネックレス ダイヤモンド 誕生石 メンズジュエリー 加藤夏希 me. 平山あや with me. メンズジュエリー L&Co 婚約指輪 結婚指輪 マリッジリング エンゲージリング ピンキーリング ダイヤモンド ダイアモンド ダイヤ ダイア ジルコニア キュービックジルコニア 引用元サイト このページの情報の一部は、wikipedia 2008/07/22 から引用しています。
https://w.atwiki.jp/pierce/pages/30.html
ダイヤモンド(Diamond、金剛石)とは、結晶構造を持つ炭素の同素体の一つであり、天然で最も硬い物質である。結晶構造は多くが8面体で、12面体や6面体もある。宝石や研磨剤として利用されている。ダイヤモンドの結晶の原子に不対電子が存在しないため、電気を通さない。 地球内部の非常に高温高圧な環境で生成されるダイヤモンドは定まった形で産出されず、また、角ばっているわけではないが、そのカットされた宝飾品の形から、菱形、トランプの絵柄(スート)、野球の内野、記号(◇)を指してダイヤモンドとも言われている。 ダイヤモンドという名前は、ギリシア語の adamas (征服できない、懐かない)に由来する。イタリア語・スペイン語では diamante (ディヤマンテ)、フランス語では diamant (ディヤマン)、ポーランド語では diament (ディヤメント)という。ロシア語では Template lang (ヂヤマーント)というよりは Template lang (アルマース)という方が普通であるが、これは特に磨かれていないダイヤモンド原石のことを指す場合がある。磨かれたものについては Template lang (ブリリヤーント)で総称されるのが普通。 4月の誕生石である。石言葉は「永遠の絆・純潔」。 産出量 right|250px|thumb|ロシア連邦[[サハ共和国ウダチナヤ鉱山]] ダイヤモンドはマントル起源の火成岩であるキンバーライトに含まれる。キンバーライトの貫入とともにマントルにおける高温・高圧状態の炭素(ダイヤモンド)が地表近くまで一気に移動することでグラファイトへの相変化を起こさなかったと考えられている。このため、ダイヤモンドの産出地はキンバーライトの認められる地域、すなわち安定陸塊に偏っている。2004年時点の総産出量は15600万カラット(以下、USGS Minerals Yearbook 2004)であった。国別の生産量(単位カラット)を以下に示す。 ロシア 3560万 ボツワナ 3110万 コンゴ民主共和国 2800万 オーストラリア 2062万 南アフリカ共和国 1445万 カナダ 1262万 アンゴラ 600万 ナミビア 200万 中華人民共和国 121万 ガーナ 100万 上位6カ国、すなわちロシア (22.8%)、ボツワナ (19.9%)、コンゴ民主共和国 (18.0%)、オーストラリア (13.2%)、南アフリカ共和国 (9.3%)、カナダ (8.1%) だけで、世界シェアの90%を占める。 ダイヤモンドの母岩であるキンバーライトは古い地質構造が保存されている場所にしか存在せず、地質構造の新しい日本においてダイヤモンドは産出されないというのが定説とされてきた。しかし近年、1マイクロメートル程度の極めて微小な結晶が愛媛県四国中央市産出のカンラン石から発見された。Asahi.com 見えないほど小さくても… 日本初の天然ダイヤモンド 性質 屈折 ダイヤモンドの屈折率は2.42と高く、外部からダイヤモンドに入った光は内部全反射して外に出て行く。この光は シンチレーション - チカチカとした輝き、表面反射によるもの。 ブリリアンシー - 白く強いきらめき、ダイヤモンド内部に入った光が全反射して戻ったもの。 ディスパーション - 虹色の輝き、ダイヤモンド内部に入った光が内部で反射を繰り返し、プリズム効果によって虹色となったもの。 の3種類の輝きとなってあらわれ、それらの相乗効果によって美しく見える。 硬度・靭性・安定性 ダイヤモンドの硬さは古くからよく知られ、工業的にも研磨や切削など多くの用途に利用されている。 ダイヤモンドは最高のモース硬度(摩擦やひっかき傷に対する強さ)10、ヌープ硬度でも飛び抜けて硬いことが知られている。理論的には、ダイヤモンドの炭素原子が一部窒素原子に置換された立方晶窒化炭素はダイヤモンド以上の硬度を持つ可能性があると予測されている藤原修三・古賀義紀 「ダイヤモンドの硬さを凌ぐか-立方晶窒化炭素の世界初の合成-」(工業技術院物質工学工業技術研究所)。 宝石の耐久性の表し方は他にも靭性という割れや欠けに対する抵抗力などがある。靭性は水晶と同じ7.5であり、ルビーやサファイアの8よりも低い。よくダイヤモンドは耐衝撃性に優れているような印象があるが、鉱物としては靭性は大きくないので瞬時に与えられる力に対しては弱く、かなづちで上から叩けば粉々に割れてしまう。 安定性は薬品や光線などによる変化に対する強さ。ダイヤモンドは硫酸や塩酸などにも変化せず、日光に長年さらされても変化はおきない。 硬い理由 ダイヤモンドの硬さは、炭素原子同士が作る共有結合に由来する。ダイヤモンドでは1つの炭素が正四面体の中心にあるとすると、最近接の炭素原子はその四面体の頂点上に存在し、それそれが sp3 混成軌道によって結合しており、幾何的に理想的な角度であるため全く歪みが無い。その結合長は1.54Åである。この結晶構造を持つダイヤを立方晶ダイヤとよぶ。一方で、炭素の同素体であるグラファイト(石墨)は、層状の六方晶構造で、層内の炭素同士の結合は sp2 混成軌道を形成している。この層内では共有結合を有し結合力は比較的強いが、層間はファンデルワールス結合であるため弱い。六方晶の構造を持つダイヤも存在するが、不安定で地球上には隕石痕など非常に限られた場所でしかみつかっておらず、0.1 mm を超える大きさの単結晶は存在しない。よってその性質はまだ分かっていないことも多い。 劈開性 ダイヤモンドには一定の面に沿って割れやすい性質(へき開性)がある(4方向に完全)。ダイヤモンドは、普通の物質や道具では傷つけられないと思われているが、決して無敵の鉱物ではない。「結晶方向に対する角度を考慮し、瞬間的に大きな力を加える」、「燃焼などの化学反応を人為的に促進する」などの方法で壊すことができる。 熱伝導 ダイヤモンドは熱伝導性が非常に高い。これは原子の熱振動が伝わりやすいことによる。触ると冷たく感じるのはこのためである。ダイヤモンドテスターはこの性質を利用して考案され、ダイヤモンドの類似石から識別できる道具だが、合成モアッサナイトだけは識別できない。 CVD人工ダイヤモンドの薄板を手で持って氷を切るとすぱすぱと切れる。それほどダイヤモンドが熱伝導性に優れるという ref name = ダイヤモンドの科学 / 。 伝導率 バンドギャップは室温で5.47eVであり、真性半導体として絶縁体だが、不純物を添加することによる不純物半導体化の試みがなされ、ホウ素添加によりp形、リン添加によりn形が得られている。その物性により、現在よりもはるかに高周波・高出力で動作する半導体素子や、バンドギャップを反映した深紫外線LEDが実現できるのではないかと期待されてきた。現在、自由励起子による波長235nmの発光がダイヤモンドpn接合LEDにより、物質材料機構と産業技術総合研究所から報告されている。バンドギャップの温度依存性については報告があるが、半経験則による計算式で用いられているデバイ温度については、負の値があてがわれたり、式自体を意味のあるデバイ温度を用いるために修正したりして報告されており、未解決になっている。 p形半導体ダイヤモンドでは、ホウ素添加濃度が1021cm-3以上で極低温で超伝導となることが報告され、半導体による超伝導現象として現在盛んに研究されている。また、1019cm-3以上では電気伝導がバンド伝導からホッピング伝導、そして濃度の上昇とともに活性化エネルギーがほとんどない金属的伝導になることが知られている。この不純物濃度と不純物準位との相関についても、不純物バンドやモットの金属・非金属転移と絡めて研究が進んでいる。このような半導体としての基礎的な議論が可能となってきた現在のダイヤモンドの半導体としての品質はシリコンと互角であると言えるが、制御性は今後の研究開発がさらに必要である。 親油性 ダイヤモンドは油になじみやすい性質があり、この性質を利用してダイヤモンド原石とそうでないものを分ける作業もある。ジュエリーとして身に着けているうちに皮脂などの汚れがつくと、油の膜によって光がダイヤモンド内部に入らなくなり輝きが鈍くなる。中性洗剤や洗顔料などで洗うと油が取れて輝きが戻る。逆に水には全くなじまず、はじいてしまう ref name = ダイヤモンドの科学 / 。 カラーダイヤモンド ダイヤモンドは無色透明のものよりも、黄色みを帯びたものや褐色の場合が多い。結晶構造の歪みや、窒素(N)、ホウ素(B)などの元素によって着色する場合もある。無色透明のものほど価値が高く、黄色や茶色など色のついたものは価値が落ちるとされるが、ブルーやピンク、グリーンなどは稀少であり、無色のものよりも高価で取引される。また、低級とされるイエロー・ダイヤモンドでも、綺麗な黄色(カナリー・イエローと呼ばれる物など)であれば価値が高い。20世紀末頃から、内包するグラファイトなどにより黒色不透明となったブラック・ダイヤモンド(ボルツ・ダイヤモンドとも呼ばれる)がアクセサリーとして評価され、高級宝飾店ティファニーなどの宝飾品に使用されている。 放射線処理により青や黒い色をつけた処理石も多い。最近ではアップルグリーン色のダイヤもあるがこれも高温高圧によって着色された処理石である。また、無色の(目立った色のない)ダイヤモンドに別の物質を蒸着することでコーティング処理した、安価な処理石もある。 宝飾としてのダイヤモンド 4C ダイヤモンドの品質を知るための指標としてGIA(アメリカ宝石学協会)が考案したもの。色(カラー)、透明度(クラリティ)、カラット(重さ)、カット(研磨)によって品質を評価する。ラウンドブリリアントカット(58面体)に対してカット評価がされるので、他のカットの場合、カットの種類しか鑑定書に記載されない。 メレダイヤモンド 0.1カラット以下の小粒なダイヤモンド。宝飾品においては中石を引き立てるために周囲に散りばめられるなどの利用をされる。 有名なダイヤモンド 「カリナン」は1905年に南アフリカで発見され、カット前の原石は3106カラットもあり、これをカットすることで合計1063カラットの105個の宝石が得られた。これらは当時のイギリス国王であるエドワード7世に献上されている。105個のなかでも「ザ・グレート・スター・オブ・アフリカ(偉大なアフリカの星)」は530.20カラットで、カットされたダイヤモンドとしては長らく世界最大の大きさを誇っていた。「ザ・グレート・スター・オブ・アフリカ」はロンドン塔内に展示されており、見学することができる。 現在、世界最大の研磨済みダイヤモンドは、「ザ・ゴールデン・ジュビリー」である。この石は545.67カラットあり、プミポン国王の治世50周年を記念して1997年にタイ王室に献上された。 模造ダイヤモンド 宝飾用のダイヤモンドの代用品(イミテーション)としては、ジルコニア(二酸化ジルコニウムの結晶)やガラスが用いられる。ダイヤモンドと模造ダイヤモンドの見分け方として、油性ペンで結晶の上に線を書くというものがある。ダイヤモンドは親油性の物体であり、油脂を弾かない。一方、ジルコニアなどの模造ダイヤモンドは油を弾く性質を持っている。したがって、油性フェルトペンの筆跡が残らなければ偽物だと見分けることができる。 その他の方法としてはラインテストがある。 黒い線の上にダイヤモンドをテーブル面を下にして乗せると、下の黒い線は見えないが、キュービックジルコニアでは下の黒い線が透けて見える。 人工ダイヤモンド 19世紀末のアンリ・モアッサンの実験など、ダイヤモンドを人工的に作ることは古くから試みられてきたが、実際に成功したのは20世紀後半になってからのことである。1955年3月に米国のゼネラルエレクトリック社(現ダイヤモンド・イノベーションズ社)が高温高圧合成により人類初のダイヤモンド合成に成功したことを発表した。上述の発表後に、スウェーデンのASEA社がゼネラル・エレクトリック社よりも数年前にダイヤモンド合成に成功していたという発表がされた。ASEA社では宝飾用ダイヤモンドの合成を狙っていたため、ダイヤモンドの小さな粒子が合成されていたことに気づいていなかった。現在では、ダイヤモンドを人工的に作成する方法は複数が存在する。従来通り炭素に 1,200–2,400 ℃、55,000–100,000 気圧をかける高温高圧法 (High Pressure High Temperature, HPHT。静的高温高圧法と動的高圧高温法とがある)や、それに対して大気圧近傍で合成が可能な化学気相成長法 (Chemical Vapor Deposition, CVD。熱CVD法、プラズマCVD法、光CVD法、燃焼炎法などがある)によりプラズマ状にしたガス(例えば、メタンと水素を混合させたもの、その他にメタン-酸素やアセチレン-酸素などがある)から結晶を基板上で成長させる方法などが知られている。難波義捷「日本におけるダイヤモンド状薄膜の開発経過」 人工ダイヤモンドは上述の静的高温高圧法においては鉄、ニッケル、マンガン、コバルトなどの金属(これらは触媒として合成時に用いられる)や窒素などの不純物の混入などで黄、緑、黒やこれらの混合した色等の結晶として生成されるのが一般的で、宝飾用途には利用されず、主に工業用ダイヤモンドとして研磨や切削加工(ルータービットやヤスリ、ガラス切り)に利用されている。 しかしながら、宝飾品レベルのダイヤモンドは人工的に合成可能で、技術的な面では何も問題は無い。これが普及しないのは、供給側(鉱山会社)の圧力があるためであるとされている。一方、人工ダイヤモンドと天然ダイヤモンドを区別する様々な評価方法の開発・改良が進められている。特に、カラーダイヤモンド(上述)は現在様々な方法で作製可能であるが、その鑑定書を作成する公的機関では、決められた手順に沿って評価され、その過程で天然・人工の区別も行われている。評価方法は、目視・顕微鏡観察から、赤外線および紫外線の吸収・反射・透過による測定、レーザによるフォトルミネッセンス、ラマン分光法、電気伝導度測定などあらゆる角度で進められる。 CVD法によって0.1μm-10μm/hourという低速度での人工ダイヤモンド合成が1990年代に行なわれていたが、1999年頃に米カーネギー研究所が開発した、窒素を加える方法で150μm/hourの速度になってからは、ボストンのアポロ社で宝飾用のダイヤモンドを製造して販売している。紫外線によるオレンジ色の発光や、レーザーを使用したフォトルミネッセンスによるCVD独特の吸収線、カソードルミネッセンスにおける成長模様などによってCVDと天然ダイヤモンドの違いが検出できるようになってきている ref name = ダイヤモンドの科学 / 。 工業用途 上述の高温高圧合成などによって合成された工業用ダイヤモンドはもはや高価な材料ではない。工業用ダイヤモンドにも多種あるが、金の10分の1程度の価格で取引されているものが多い。ダイヤモンドを工業用途として使用する最大の特徴はその硬さである。工業用ダイヤモンドや宝飾用途に適さない色の天然の結晶を用いることで、電子材料、超硬合金、セラミック・アルミニウム系合金・ガラスなどの高硬度材料・難削材料の研削(ダイヤモンドカッター)・研磨をはじめとして、切削用バイト、木材加工などオールラウンドな加工が可能である。 工業用ダイヤモンドには用途により、数ナノメートルから数ミリメートルまでの粒径、形状、破砕性、表面状態などによる多くの品種がある。また、前述のバイトは超硬合金を基板にダイヤモンドをコバルトなどと共に焼結することによって得られるダイヤモンド焼結体を指すこともある。しかしながら、ダイヤモンドは高温下で鉄 (Fe)、コバルト (Co)、ニッケル (Ni) と容易に化学反応を起こす、などの性質のために、鋼など鉄基合金や耐熱合金の切削には適さない。ダイヤモンドが使用できない分野では、代わりに立方晶窒化ホウ素 (cubic Boron Nitride, cBN) の焼結体(「ボラゾン™」)を用いる。 プラズマCVDなどの気相合成法によりダイヤモンドのコーティングは可能であり、一部のドリルなどでは既に実用化されている。 半導体 大部分のダイヤモンドは不導体であるが、ホウ素が微量含まれたIIb型のダイヤモンド結晶はP型半導体の特性を持ち、燐が微量含まれるとN型半導体となる。これらを使用したMES(金属-半導体結合)型やMIS(金属-半導体の間に絶縁体を挟む結合)型のFET(電界効果トランジスタ)半導体素子が研究されている。 窒化ケイ素の基板上に微量ホウ素を含むP型半導体のダイヤモンドを作ると、-70~600℃の広い温度範囲に対して直線的に抵抗値が変化する高精度の温度センサーができる。これは圧力センサーとしての利用も検討されている ref name = ダイヤモンドの科学 松原聡著 BLUE BACKS 『ダイヤモンドの科学』 2006年5月20日第1版発行 ISBN 4-06-257517-5。 ダイヤモンド・アンビルセル ダイヤモンド・アンビルセル (diamond anvil cell, DAC) は、天然または人工合成のダイヤモンドを使って超高圧を実現するための機械。小さなダイヤモンドを2つ用意し、その間に試料を挟み込んで圧縮する。小型(手のひらサイズ)で透明(リアルタイムで光学的な観測が可能)であり、サブテラパスカル(数百万気圧、数百GPa)までの加圧が可能である。鉱物学や物性物理学などで用いられる。一方、ダイヤモンドそのものが大型化できないので、試料は大変小さなものにしなければならない。ダイヤモンド以外に、サファイヤ、炭化ケイ素を使ったアンビルセルもあるが、加圧できる圧力はダイヤモンドよりも劣る。なお、アンビルとは金床のことである。 比喩 ダイヤモンドは、貴重なもの・高価なもの・お金になるものの比喩としてよく使われる。また、色を冠して特定の商品を表すこともある。 黒いダイヤ - 石炭、トリュフ、オオクワガタ 赤いダイヤ - アズキ 白いダイヤ - シラスウナギ(ウナギの稚魚)、吉野葛(本葛) 黄色いダイヤ - 数の子、硫黄 目次 トップページ アクセサリー スタイル アクセサリー ジュエリー リング 指輪 ピアス イヤリング ネックレス ペンダント ブレスレット ブローチ メンズジュエリー 誕生石 ペアリング 婚約指輪 結婚指輪 マリッジリング エンゲージリング ピンキーリング ダイヤモンド ダイアモンド ダイヤ ダイア ジルコニア キュービックジルコニア シルバー ゴールド ホワイトゴールド ピンクゴールド プラチナ 加藤夏希 平山あや 外部ウィキ アクセサリー ジュエリー リング 指輪 イヤリング ピアス ネックレス ペンダント ブレスレット ブローチ 誕生石 ペアリング 婚約指輪 結婚指輪 マリッジリング エンゲージリング ピンキーリング ダイヤモンド ダイアモンド ダイヤ ダイア ジルコニア キュービックジルコニア シルバー ゴールド ホワイトゴールド ピンクゴールド プラチナ 加藤夏希 平山あや アクセサリー通販ショップ ダイヤモンドのリング・ピアス・ペンダント・ネックレスなら、セール価格のジュエリー通販ショップ 「アクセサリースタイル」 リング 指輪 イヤリング ピアス ペンダント ネックレス ダイヤモンド 誕生石 メンズジュエリー 加藤夏希 me. 平山あや with me. メンズジュエリー L&Co 婚約指輪 結婚指輪 マリッジリング エンゲージリング ピンキーリング ダイヤモンド ダイアモンド ダイヤ ダイア ジルコニア キュービックジルコニア 引用元サイト このページの情報の一部は、wikipedia 2008/07/22 から引用しています。
https://w.atwiki.jp/sinnerei/pages/364.html
【作品名】ポケットモンスターSPECIAL 【ジャンル】漫画 【名前】ダイヤモンド 【属性】図鑑所有者 【年齢】12歳と7ヶ月以上 【長所】図鑑所有者の中で唯一、伝説ポケモンが手持ちにいる 【短所】マイペースかつ超スローモーション、実はパールのツッコミに不満を持っている 【備考】第7章の途中でプラチナが12歳になっている。ダイヤモンドは第7章の最初から12歳。 ダイヤモンドの誕生日は4月4日でプラチナの誕生日が10月27日。 つまり第7章ではダイヤモンドは12歳になってから6ヶ月と3週間以上は経っている。 それから2週間以上経ったのが第8章なので12歳と7ヶ月以上。 vol.1
https://w.atwiki.jp/boombeachwikistyle/pages/59.html
ブームビーチ攻略@wiki>資源>ダイヤモンド ブームビーチ内であらゆるものに使用できるダイヤモンド。使用用途は多種多様の高機能でゲーム課金での購入も可能だが、課金しなくても簡単入手出来ます。課金のメリットは少額で多くのダイヤモンドを入手できる為に購入癖がつきやすいので注意! ダイヤモンド入手方法 ●ゲーム内課金 ●チャレンジ項目クリア※Android未確認 詳細 ●ゲーム内の地図にランダムに出現する宝箱 詳細 ●司令部防衛成功報酬 詳細 ●勝利ポイントによるデイリーボーナス ●タスクフォース所属によるオペレーション報酬 ●深海探査艇の潜水探査報酬 ダイヤモンド消費内容 ●司令部、資源施設、防衛施設、支援施設の建設、アップグレード時の不足資源を補填時 ※不足資源多い=ダイヤモンド必要量多い ●司令部、資源施設、防衛施設、支援施設のアップグレード時の完成時間短縮 ●ゴールド必要箇所でのゴールド補填時 ●軍隊の補充時間の短縮 ●彫刻工房で像作成時間の短縮 ※パワーストーンが足りない、深海探査艇の潜水探査の時間短縮などはダイヤモンド使用できません。 チャレンジ項目内容 ※そこのけ自然の情報求む! チャレンジタイトル (上段)チャレンジ内容(下段)ダイヤモンドの数 指揮系統 司令部レベル3へアップグレード 司令部レベル10へアップグレード 司令部レベル20へアップグレード 10 20 30 軍資金 金庫をレベル2へアップグレード 金庫をレベル5へアップグレード 金庫をレベル10へアップグレード 10 20 30 そこのけ自然 木や岩を5個除去 木や岩を50個除去 木や岩を100個除去 10 20 30 征服者 敵プレイヤーの基地を5ヶ所破壊 敵プレイヤーの基地を100ヶ所破壊 敵プレイヤーの基地を1000ヶ所破壊 10 20 30 戦略家 司令部を5回防衛 司令部を80回防衛 司令部を800回防衛 10 20 30 逆襲 ハンメルマン中尉に勝利する ハンメルマン中尉に累計5回勝利 ハンメルマン中尉に累計10回勝利 25 50 100 軍神 勝利ポイントを50得る 勝利ポイントを200得る 勝利ポイントを600得る 25 300 1000 軍需生産 資源基地を3個所有 資源基地を10個所有 資源基地を35個所有 20 30 40 戦利品 ゴールドを2万略奪する ゴールドを100万略奪する ゴールドを4000万略奪する 10 20 30 材木泥棒 木材を2万略奪する 木材を100万略奪する 木材を4000万略奪する 10 20 30 採石場の死闘 石材を2万略奪する 石材を100万略奪する 石材を4000万略奪する 10 20 30 鋼鉄の意志 鉄鋼を2万略奪する 鉄鋼を100万略奪する 鉄鋼を4000万略奪する 10 20 30 スチームローラー 敵レベルが10以上でユニット損失なしで勝利 敵レベルが25以上でユニット損失なしで勝利 敵レベルが50以上でユニット損失なしで勝利 20 30 40 恐怖による支配 テラー博士の製造基地を5ヶ所破壊 テラー博士の製造基地を100ヶ所破壊 テラー博士の製造基地を1000ヶ所破壊 30 80 200 深海探索班 深海探索5回 深海探索50回 深海探索500回 10 20 30 地図上の宝物 上の画像の宝箱を発見したら必ずタップしてください。 2個以上のダイヤモンドを獲得できます。 ランダム発生で特定の場所へは出現しませんが、地図拡大時に出現する事はあります。 司令部防衛成功報酬表 ダイヤモンド以外にインテルの獲得確率も参考にしてください。 相手軍隊の撃退数(ユニットサイズの合計) ダイヤモンドの報酬 一つ目のインテル 二つ目のインテル 0~9 0 0% 0% 10~24 1 100% 25~44 2 5% 45~69 3 10% 70~99 4 25% 100~134 5 50% 135~174 6 75% 175~192 7 100% 他のやり方でのダイヤモンドの稼ぎ方 ※このやり方は管理人のやり方なので参考程度にお考えください。 私、管理人は正直、課金が嫌いな人です。課金している人が嫌いというわけではありません。 ただ誰もが一度は課金したくないけど、課金アイテム欲しいって事ありませんか? ここだけ私が個人的にしていて、他の人に教えても問題ないやり方を教えます。 お小遣いサイトをご存知ですか? 私はそれでポイントを貯め、itunesカードなどに交換しています。ゲーム以外にLINEのスタンプなどにも使用できますし、多種多様に使えるので本当にオススメできます。 地道に広告をクリックして貯めることが出来るサイトを教えますので良かったら利用してみてください♪ ■モッピー■業界最大手のサイトで努力次第で本当に貯まります!ポイントの貯め方などは 【モッピー 稼ぎ方】で検索してみてください。それさえも面倒と思っている私でも既に1万円分の換金はしました。 ■げん玉■ここも評判良くて登録したことがきっかけでした。実は結構な数のお小遣いサイト登録歴があるので良心的か悪意のある所か判断できますが、もちろんここは前者です。モッピーと同じで検索すると出てきますので参考にしてみてください。私は面倒なのでやっていませんが、地道にコツコツ貯めてモッピーと同じくらい換金はしました♪ ※このやり方は管理人のやり方なので参考程度にお考えください。 他のページを見るならコチラ 【司令部】 【軍隊】 【ライフル兵】【ヘビー】【バズーカ兵】【ウォーリア】【戦車】【衛生兵】【グレネーディア】【火炎放射戦車】 【ハンメルマン中尉とテラー博士】 【ハンメルマン中尉】【テラー博士】 【資源施設】 【住居】【製材所】【採石場】【鉱山】【金庫】【木材集積所】【石材集積所】【鉄鋼集積所】【シェルター】 【防衛施設】 【スナイパー塔】【マシンガン】【迫撃砲】【野砲】【火炎放射器】【ブームキャノン】【ロケットランチャー】【ショックランチャー】【地雷】【ブームマイン】 【支援施設】 【上陸艇】【ガンボート】【彫刻工房】【レーダー】【武器庫】【深海探査艇】 【ガンボートの武器】 【砲撃】【フレア】【治療キット】【ショックボム】【一斉砲撃】【煙幕】 【資源】 【ゴールド】【ダイヤモンド】【木材】【石材】【鉄鋼】【パワーストーン】【パワーパウダー】【彫像】 【タスクフォース】 【タスクフォース】【インテル】【ブラックガードの基地】 【雑談ページ】 【【タスクフォース】チームメンバー募集専用ページ】 あなただけが知っている情報を提供してサイトにご協力お願いします。 情報提供ページ
https://w.atwiki.jp/nenrei/pages/539.html
【作品名】ポケットモンスターSPECIAL 【ジャンル】漫画 【名前】ダイヤモンド 【属性】図鑑所有者 【年齢】12歳と7ヶ月以上 【長所】図鑑所有者の中で唯一、伝説ポケモンが手持ちにいる 【短所】マイペースかつ超スローモーション、実はパールのツッコミに不満を持っている 【備考】第7章の途中でプラチナが12歳になっている。ダイヤモンドは第7章の最初から12歳。 ダイヤモンドの誕生日は4月4日でプラチナの誕生日が10月27日。 つまり第7章ではダイヤモンドは12歳になってから6ヶ月と3週間以上は経っている。 それから2週間以上経ったのが第8章なので12歳と7ヶ月以上。 vol.1
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/4176.html
ゴールドゴーレム とは、【すれちがい伝説Ⅱ】?のキャラクター。 プロフィール 作品別 コメント プロフィール ゴールドゴーレム 他言語 種族 ゴーレム 初登場 【すれちがいMii広場】?(【すれちがい伝説Ⅱ】?) 金色の石人形のモンスター。 作品別 【すれちがい伝説Ⅱ】? ふきつなほこらにいる。黒の魔法で辺りを暗くすると大ダメージを与えられる。 コメント 名前 全てのコメントを見る?
https://w.atwiki.jp/cyandiamond/pages/28.html
シアンダイヤモンド最新パッチ 2013年3月8日パッチ 詳しくはトップページと付属のテキストをご覧ください。 合計来客数… - 名様 昨日来客数… - 名様 今日来客数… - 名様
https://w.atwiki.jp/miiplaza/pages/114.html
魔法 すれちがい伝説2でモンスターが使ってくる魔法や雲などの詳細は、モンスターが使う魔法を参照。 色 単体魔法(伝説1 2) 合体魔法(伝説2のみ) 打ち消し 特効 無効 赤 敵全体にレベル×2ダメージ赤弱点の敵にはレベル×3ダメージブルーゴースト対策として効果的 敵全体にレベル×3ダメージ赤弱点の敵にはレベル×4ダメージ氷の部屋解除 - ブルーゴーストミイラ系全般 ブラッドゴーストミニスライム オレンジ 後続の剣攻撃回数+1 後続の剣攻撃回数+2 桃、黄 - ラストゴースト※1 黄 後続の剣攻撃回数をランダムで増やすが、剣命中率が下がる黄弱点の敵にのみレベル×3ダメージ 剣攻撃回数増加率が上昇黄弱点の敵にのみレベル×4ダメージ毒の部屋解除 桃、橙 スライム系※2 ラストゴースト※1 黄緑 敵を眠らせ、直後の剣攻撃回数を増やす眠っている敵はカウンター魔法を使わない解除は確率で判定されていると思われる。二回三回と連続で攻撃できることもあるが、一回で起きてしまうことも多い(水色魔法も同様)直後の攻撃役が攻撃系の魔法を使うと無駄になる「あとで」による交代や強化系の魔法、薬の購入では解除されない より深い眠りに落とし、続く勇者の剣攻撃回数を単体で眠らせたときよりも増やす 水色 - やみの王全てのやみの王 緑 直後に控えた勇者のレベルを2倍にする(上限レベル7)「あとで」を選んだり、部屋を突破すると 解除 される。 直後に控えた勇者をレベル7にする「あとで」を選んだり、部屋を突破すると解除 - - ラストゴースト※1 青 敵全体にレベル×2ダメージ。青弱点の敵にはレベル×3ダメージ 敵全体にレベル×3ダメージ青弱点の敵にはレベル×4ダメージ炎の部屋解除 - ブラッドゴースト ブルーゴーストミニスライム 水色 敵を凍らせ、直後の剣攻撃回数を増やす黄緑の魔法と同じ効果 カチカチに凍らせて、続く勇者の剣攻撃回数を単体で凍らせたときよりも増やす 黄緑 - やみの王全てのやみの王 ピンク 後続の剣攻撃が3倍ダメージか空振りだけになる命中率が激減するので(3分の1)普通は使わない方が良い防御力の高い敵にダメージを通したい時には使える コンビ攻撃でもクリティカルが発生するようになる命中率の減少度が単体より低い(3分の2)単体の時と違い、強力な補助魔法。HPや防御力の高い敵が多い2裏では役に立つ場面も多い。 橙、黄 - ラストゴースト※1 紫 敵全体に毒を与える後続勇者が行動を起こすごとに防御無視1ダメージ紫の勇者は必ず一番手に繰り上げて魔法を使わせよう。当人を含む残り人数×1ダメージが確定するただし紫勇者のレベルが高かったり、敵の残りHPが低いときには殴らせた方がいい場合もあるコンビを組める伝説2での有効性はやや落ちる 敵全体に猛毒を与える後続勇者が行動を起こすごとに防御無視2ダメージ - - ミニスライムやみの王全てのやみの王 茶 さすらいの勇者を呼び出す色はランダム。レベルは使用者のレベル±1の範囲(レベル1で使った場合、レベル1またはレベル2を呼び出す) コンビレベル±1の範囲のさすらいの勇者を呼び出すただし、最大レベルは通常通り7 - - 白 黒魔法の効果およびやみの部屋を解除する白弱点の敵にのみレベル×3ダメージ 解除の効果は単体時と変わらない白弱点の敵にのみレベル×4ダメージ 黒 しにがみ系全般 - 黒 後続の剣攻撃回数をランダムで増やすが、剣命中率が下がる黒弱点の敵にのみレベル×3ダメージまぶしい部屋解除 剣攻撃回数増加率が上昇黒弱点の敵にのみレベル×4ダメージゴールドゴーレム・ダイヤモンドゴーレムの防御力を0にするただし同時に命中率が下がるため、オレンジや合体ピンク魔法の方が良い場合もある 橙、桃、白 ゴールドゴーレムダイヤモンドゴーレム ラストゴースト※1 ※1すれちがい伝説2のみ。耐性こそないが、これらの魔法効果を解除してしまう。 眠るか凍っていれば解除行動がとれないので、黄緑もしくは水色の魔法を先に使っておけば一回だけなら効果が得られる。 緑の効果は元々一回きりで終わるため、眠りか凍りの仕込みもあるなら使えなくはない。 オレンジ黄ピンク黒は、水色や黄緑のみを併用しても割に合わない可能性が大。緑も重ねられるなら橙や、合体魔法の桃は一考の余地あり。オレンジが有利になるのは、緑の後ろの勇者のレベルが元からオレンジ勇者の3倍あるときだけ。基本的にはオレンジ魔法も相性悪いと思った方がいい。 単体掛けのピンクでもダメージ増加する可能性はあるが、これだけ支援を重ねた上での効果としてはかなり分の悪いギャンブルとなる。 ※2ただし、ミニスライムには効かない。
https://w.atwiki.jp/battleprecure/pages/56.html
キュアダイヤモンド 圧倒的魔法火力!そして相手は凍結地獄! スキル 名称 タイプ 範囲 属性 効果 消費 CT 特殊効果 備考 チャージショット 必殺技 敵単体 弓 r300 MP12/ST25 1 必中 出が遅い ラッキーボーナスが大きい ダイヤモンドキック 必殺技 敵2体 脚 r100*2 MP6/ST10 1 なし ダイヤモンドフロー 魔法 敵全体 なし 回避率低下 80 MP15/ST9 1 なし トゥインクルダイヤモンド 魔法 敵単体 氷 r300 MP37/ST15 1 凍結 40% ダイヤモンドスペース 魔法 敵味方全 なし 凍結耐性低下、氷耐性低下 MP30/ST18 1 なし フィールド魔法 ダイヤモンドエッジ 必殺技 敵単体 氷 r300 MP21/ST35 1 凍結 60% 必中 ダイヤモンドシャワー 魔法 敵全体 氷 r120 MP45/ST18 1 凍結 16% ダイヤモンドスワークル 魔法 敵全体 氷 r200 MP67/ST27 1 すばやさ低下 80% ダイヤモンドブリザード 魔法 敵全体 氷 r640 MP225/ST15 3 凍結 12% ダイヤモンドブリザードレイジ 魔法 敵全体 氷 r700 MP275/ST25 4? 凍結 100% 自身はレイジブリザード状態になる 特性 名称 効果 備考 英知の結晶 [MP増加 中][魔法力増加 中][精神力増加 中][ラッキー増加 中][HP減少 大][攻撃力減少 大][防御力減少 大][すばやさ減少 大] 究極の頭脳 [魔法に会心発動][魔法消費MP増加 中] ブリザードオーラ [攻撃属性 氷][状態異常攻撃 凍結][状態異常攻撃 凍結] レビュー メインウェポンとなり得る、トゥインクルダイヤモンド、ダイヤモンドスワークル、共に微妙にコストが高く、ST対策をしないと連発はできない。 また、コスト120相応にステータスが低いので、やらせたいことをはっきりさせて、パーティ単位でビルドを考えないとどっちつかずのステータスになってしまう。 技に関してはダイヤモンドスペースの効果が高いため、凍結を狙う運用がおすすめ。その場合、他の氷属性持ちキュアとパーティを組むことによりシナジーが生まれて強い。 追加特性も強力なので取るべし。 オススメ育成論 物理型 コメントお待ちしております。 魔法型 コメントお待ちしております。 両刀型 コメントお待ちしております。 補助型 コメントお待ちしております。 オリジナル コメントお待ちしております。 レビュー・コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/justicerowa/pages/151.html
ダイヤモンドvsダイヤモンド◆KKid85tGwY 「…………おい、訳が分かんねーぞ……。ちょっと待てよ……今、頭の中整理してみっからよ~」 人気の無い深夜の街中、リーゼントヘアに学ランと言う出で立ちの少年が一人ごちていた。 少年の名は東方仗助。日本のM県S市杜王町に住むぶどうが丘高校の1年生である。 仗助が住む杜王町にはある大きな特徴がある。それは『スタンド使い』の過密都市であると言うことだ。 その中には欲望のために他者を傷つけるスタンド使いも存在する。 そして仗助はそれらの悪しきスタンド使いから、街の人々を守るために戦ってきた。 自身も強力なスタンド使いであり、そのジョースターの血統に受け継がれている正義の魂故に。 仗助には様々なスタンド使いとの戦闘経験が有る。その中で常識を無視した奇妙な体験をしたことも、1度や2度では無い。 だが、これほど異常な体験は初めてだ。 大勢の人間と一緒に見覚えの無い場所に移動させられて、意味の分からない殺し合いをさせられる。 その上いつの間にか、逆らえないように首輪まで嵌められていた。 「……この首輪も見たこともねー町並みもよー、スタンドや幻覚なんてもんじゃねー…………全部モノホンだ。 『グレート』。こいつは、とんでもなく厄介なことに巻き込まれちまったみてーだぜ……」 状況から判断して、恐らく本当に殺し合いに参加させられたのだ。 ここはその殺し合いのために用意された場所なのだろう。 だからかなりの規模の市街地なのに、全く人の気配がしない 紹介された参加者は50人か60人は居ただろうか。 その中にはあの空条承太郎も居たような気がする。 まだ年端もいかない子供も居た。 それらの参加者達も皆、今の状況に困惑している仗助同様 望んでもいないのに、無理やり 連行されたに違いない。 そして殺し合い、ほとんどが死ぬことになる――。 そこまで理解した瞬間、仗助のリーゼントに固められた髪が天を衝くように逆立った。 怒りによって。本人の言葉を借りれば『プッツンした』と言われる状態である。 そして仗助の身体から人間型のヴィジョンが姿を現す。 『クレイジー・ダイヤモンド』。仗助のスタンドである。 「ドラララララララララララッ!!!」 クレイジー・ダイヤモンドは拳を固め、足元のアスファルトで出来た道路に繰り出す。 時速約300kmの速さで繰り出された拳は、いとも容易くアスファルトを破壊した。 しかもそれは1発や2発に留まらない。 数え切れないほどのパンチを息も付かせず連続で繰り出す、拳の『ラッシュ』。 ラッシュによる破壊の規模はアスファルトに留まらず、近くにあった電柱やポストにまで及んだ。 やがてクレイジー・ダイヤモンドのラッシュが収まると、周囲の景色はさながら惨状と言った体を為していた。 アスファルトで固められていた道路は一面荒野と化し ポストは砕け散って中の郵便物が散乱し 電柱は側面を大きく削り取られ、今にも倒れそうである。 当の破壊を行った本人である仗助は、先ほどより落ち着いた様子で自分の髪を櫛で整える。 「フー……俺は別にきれちゃあいないぜ。チコッと頭に血がのぼっただけで冷静だ……。 その証拠に、ブチ壊した物もちゃんと直してるからな……」 仗助の言葉が終わった途端、アスファルトの破片は宙を飛んで元に有った場所に嵌り ポストは郵便物を巻き込んで箱に戻り 倒れかけていた電柱も、元の太さの戻り電線を支える機能を取り戻した。 これがクレイジー・ダイヤモンドの能力。『破壊された物を直す』ことができる。 もっとも道路は何故か波打っているし、ポストは球形だし、電柱は途中で捻じ曲がって円を描いていた。 元通りに戻すだけではなく、変形して直すこともできるのだ。 今のは狙って変形させたわけではないが。 「頭にのぼった血も降りたことだし、これでようやく考えに整理も付いた。 そして頭の血が降りても、俺の怒りはまだ冷めていねーぜ! HorだのSetだの殺し合いだの関係ねー! この殺し合いを仕組んだ奴をブチのめすっ!!」 仗助は愚鈍では無いが、あまり物事を複雑に考える人間ではない。 そして、それ以上に正義感の強い人間である。 だから仗助は単純に、そして自分の怒りに正直に決意する。 この殺し合いを仕掛けた卑劣な主催者を倒す、と。 決意も新たにした仗助は地面に座り込み、まだ確認していなかったバックパックを開ける。 目的が定まったとは言え、具体的な方策がある訳ではない。 そこでとりあえず、支給品の内容を確認することにしたのだ。 「やっぱり承太郎さんが居たよー! こんな所に知り合いが居るのを喜ぶのも不謹慎な話かもしんねーけどよー。 無敵の『スタープラチナ』を持つ承太郎さんなら、ホーレン草を食べたポパイより頼り甲斐があるぜーっ!!」 名簿を確認すると、やはり空条承太郎の名前があった。 仗助の甥に当たるが年上の人物。 スピード、パワー、精密性を兼ね備え時を止められるスタンド『スタープラチナ』を持つ男。 仗助にとっては最も頼りになる人物と言えよう。 「ほう、そいつは面白そうな話だな」 不意に声が掛かる。 まるで重く圧し掛かるような声が。 仗助が顔を上げると、声の主と思しき人物を確認できた。 いや、それは人間であるかどうかすら分からない。 仗助より二回りも大きい全身が金属の鎧で覆われたその姿は、威圧感にあふれている。 外見の厳しさからだけではなく、その存在そのものが放つ強烈な威圧感に。 仗助はその姿を見るや否や、名簿をバックパックに仕舞い バックパックをそこに置いたまま、立ち上がって警戒態勢を取る。 「は、はじめまして。……いやぁ~、お互い大変っスね。妙なことに巻き込まれちゃって。 それで初対面の人に、いきなりこんなこと言うのも何ですけど……そこで止まってくれません?」 出で立ちはさながら一昔前の不良と言った風情の仗助だが、彼は元来温厚で人との不要な衝突は避ける人間だ。 だから警戒はすれど、話をする上では可能な限り穏当に運ぼうとする。 『鎧』は先ほどから、何食わぬ調子で仗助に向かって歩を進めているが それでも仗助は、何とか穏便に立ち止まって貰うように説得の言葉を掛けた。 しかし『鎧』の歩みは止まらない。 「いや、こんな状況じゃないっスか。初対面の人をいきなり疑いたくは無いんですけど そうズカズカ近寄られると、こっちも怖いじゃないっスか。……マジ止まってくんねースか。 日本語分かりますよね? さっき、自分で喋ってたんだし……」 重ねての制止の要求も無視して近付いてくる『鎧』に、仗助の直感が告げる。 こいつは危険だと。 仗助は直感力に優れる。 虹村億泰のスタンド能力を知る前から、『ザ・ハンド』の右手の危険性を直感で見抜いた。 鼠のスタンド『ラット』の針の危険性も直感で見抜いた。 その直感が、最大級の警報を鳴らす。 「だからですねー……近寄るなっつってんだてめー!! それ以上近付くと、問答無用で攻撃するぞコラァー!!」 激昂した仗助は、自分の右手――と重なるように発現させたクレイジー・ダイヤモンドの右手――で コンクリートの壁を殴って、その一部を崩す。 それを見て『鎧』はやっと立ち止まり、口を利いた。 「クッククククク、何故それほどわたしを恐れる?」 「…………」 「わたしがまるで悪魔にでも見えるのか? 近付くだけで災厄をもたらされるような悪魔に? だとすれば……………………正解だ!」 (! は、速い!) 『鎧』は地を蹴り、タックルをするように仗助に飛び掛る。 その速さは人間のそれを遥かに超えるもの。 仗助はクレイジー・ダイヤモンドを、自分の前方に顕現して受け止めた。 が、『鎧』の力を受け止めきれずスタンドごと吹き飛ばされた。 仗助は数m道路を転がった後、『鎧』を睨みつけながら立ち上がる。 「……なんつう、グレートなパワーだ」 「何だあいつは!? どうやって突然現れた?」 「! てめー、クレイジー・ダイヤモンドが見えるってことはスタンド使いか!?」 「見える? なるほど、その口ぶりからしてそいつはおまえの能力で生み出した物か。 フッ。ただの人間だと思っていたが、少しは楽しめそうだな」 『鎧』からの威圧感が更に増す。 クレイジー・ダイヤモンドが見えたことで、仗助は一瞬『鎧』がスタンド使いだと推測した。 しかし『鎧』の言動と気配から、仗助の直感が別の可能性を告げる。 「…………てめー、もしかして人間じゃねーっつうんじゃねーだろーな?」 「ククク、このわたしを矮小な人間ごときと一緒にするな。 わたしは超人。その中でも悪魔超人の頂点に立つ者、悪魔将軍だ!!」 「……『グレート』。マジで人間じゃねーのかよ…………」 仗助の直感は当たった。 悪魔将軍の言葉は嘘ではないだろう。 超人と言う概念はよく分からないが、人間以上の能力を持っているのは間違いない。 そして別の直感も当たっていたことになる。 こいつは途轍もなく危険で、そして邪悪な存在だった。 「おまえにこのわたし……悪魔将軍と戦う栄誉を与えよう」 .............. 「超人の悪魔将軍ね、なるほど……………………そいつは良いことを聞いたぜ」 今度は仗助から悪魔将軍に向かっていく。 顕現したクレイジー・ダイヤモンドが、悪魔将軍にラッシュを仕掛けた。 「てめーが人間じゃねーってんならよォー……遠慮無くブチのめせるってことじゃねーかっ!!」 数々のスタンド使いを倒して来た、クレイジー・ダイヤモンドのラッシュは 1発1発が時速約300kmで打ち出される拳の、正に弾幕。 しかし、それらは全て空を切るに終わる。 悪魔将軍はクレイジー・ダイヤモンドの左側面に回り込んでいた。 「プラネットマンのスピード!!」 (こいつ、クレイジー・ダイヤモンドと同等かそれ以上のスピード!) そこから、クレイジー・ダイヤモンドは更に追撃する。 クレイジー・ダイヤモンドは右拳をフック状に振るって、悪事魔将軍の顔に殴りかかった。 しかし、岩をも砕くもクレイジー・ダイヤモンドのパンチは悪魔将軍に片手で受け止められる。 そしてそのまま、右拳を握りこまれる。 クレイジー・ダイヤモンドは力負けし、膝から崩れ落ちる。 スタンドと連動している仗助も、痛みに呻きながら膝をついた。 「サンシャインのパワー!!」 (パワーじゃ完全に向こうが上か!) クレイジー・ダイヤモンドは悪魔将軍の足を掬い取るように、足下に横薙ぎの蹴りを放った。 悪魔将軍は跳躍して回避。 そしてまだ握っていたクレイジー・ダイヤモンドの右拳を両手で持ち、捻りを加える。 クレイジー・ダイヤモンドは右腕から捻り上げられ、立ち上がる。 悪魔将軍は、きれいに直立するクレイジー・ダイヤモンドの背後に着地。 クレイジー・ダイヤモンドの両手足を、自分の両手足に絡め 悪魔将軍はロメロ・スペシャルの体勢に、クレイジー・ダイヤモンドを持ち上げる。 そのロメロ・スペシャルの体勢のまま、車輪状に転がった。 「ザ・ニンジャのテクニック」 (ど、どんだけ器用なんだおめーはよォーっ!) 数m道路を転がった後、クレイジー・ダイヤモンドは路上駐車している乗用車に投げ飛ばされた。 乗用車は側面からクレイジー・ダイヤモンドを叩きつけられ、部品を撒き散らし大破。 仗助も連動して叩きつけられる。 仗助は自分の肋骨が折れるのを感じ取りながら、口から血を流した。 「悪魔六騎士のパワーをすばらしい戦闘頭脳で統率する、完全無欠のキングオブデビル。それがこの悪魔将軍だ!」 (つ、強過ぎるぞこいつはよー……) 悪魔将軍の戦闘能力は、仗助のこれまでの経験を絶するものだった。 近距離パワー型のスタンドであるクレイジー・ダイヤモンドが、接近戦で圧倒されるほどに。 戦闘能力ならばスタープラチナに匹敵するかもしれない。 それでも、仗助の戦意は未だ折れてはいない。 (単純な強さならてめーが上でもよー……クレイジー・ダイヤモンドの能力は、まだ見せていねーぜ!) 再び立ち上がったクレイジー・ダイヤモンドは、乗用車の屋根を引きちぎって 悪魔将軍めがけ、投げ付けた。 回転しながら飛んでくる屋根を、悪魔将軍は邪魔臭そうに片手で軽々と払い除けた。 そこへ更に、車のボンネットが飛んで来る。 それも悪魔将軍は軽く払い除ける。 しかしタイヤ、ガラス、バンパーと車の部品が次々とクレイジー・ダイヤモンドに投げ付けられる。 だが、その尽くが悪魔将軍に払い飛ばされていた。 「下らん。無駄な足掻きは止せ」 引き千切られて、先の尖ったフレームが悪魔将軍の顔に投げ付けられる。 悪魔将軍はそれを、頭を傾けただけで避けた。 もはや仗助の周囲には、細かい物以外は車の部品は無くなっていた。 悪魔将軍は、仗助へ詰め寄ろうとする。 「よーく避けたぜ、悪魔将軍よー。ところでてめー、さっき投げたフレームに俺のシャツの一部を巻きつけてたのに気付いたか? 高いシャツだから、破るのはさすがに勿体無いと持ったけどよ~。ま、別に良いか……すぐに直るんだからな。 クレイジー・ダイヤモンド!!」 クレイジー・ダイヤモンドが胸元で破れた仗助のシャツに、拳で触る。 その瞬間、クレイジー・ダイヤモンドの能力が発現。 巻き付けられたシャツに引っ張られ、フレームが戻る。 それはちょうどフレームと仗助の中間に位置する悪魔将軍の背中に目掛け、飛び掛る形になった。 しかし悪魔将軍は後ろ手で、フレームを掴んで止めた。 「遠隔操作か? どうやったかは知らんが、意表を衝かれたぞ。だが、このわたしには背後であろうと死角は無い。 何故ならわたしの体は悪魔六騎士の集合体。つまりわたしのふたつの目の他に、12の目が存在するのだ」 悪魔将軍は、6人の悪魔超人そのものを身体にしているも同然の存在である。 だから視覚・嗅覚・聴覚も、通常の超人の7倍なのだ。 しかも五体そのものとして融合しているのだから、視覚であろうと方向は関係ない。 「呆れたぜ。つくづく隙のねー野郎っスね、おめーはよー。けどよー、『そいつを掴んだ』ってことは……」 仗助は懐に隠し持っていた車の部品、サイドミラーを取り出し それを空中に放って、クレイジー・ダイヤモンドで悪魔将軍へ向け殴り飛ばした。 「おめーの負けだぜ、悪魔将軍!!」 殴り飛ばされたサイドミラーも、悪魔将軍にもう片方の手で受け止められる。 すでにクレイジー・ダイヤモンドの能力が使われているサイドミラーを。 つまり車が直るということ。 先ほどの戦いで悪魔将軍の周囲には、車の部品が散乱していた。 それらもクレイジー・ダイヤモンドの能力で、当然直っていく。 悪魔将軍の四方八方から、車の部品が元の一個に直るべく殺到する。 (俺のクレイジー・ダイヤモンドのパワーとスピードは、直す能力でこそ真価を発揮する。 逃場はねー。てめーで散らかした車の部品に押し潰されちまいな!) 「硬度10 ダイヤモンド・パワー!」 そう叫ぶと同時に、悪魔将軍の身体に宝石の輝きが宿る。 殺到する車の部品は、悪魔将軍の五体に突き立った。 しかし全身が車の部品で埋め尽くされても、悪魔将軍の身体には傷一つ付いていなかった。 「フッ、修復する能力と言うことか。しかしダイヤモンドの硬度を誇る私の身体を破壊するパワーは、無いようだな」 「……体がダイヤの硬さだとォー!? 俺のスタンドがクレイジー・ダイヤモンドだってのに対する皮肉かよォ~……」 押し寄せる車の部品を物ともせず、悪魔将軍は前に進む。 群がっていた部品は悪魔将軍の体表滑るようにして、その後ろに集まっていく。 悪魔将軍が持っていたフレームとサイドミラーを後ろに放ると、背後で乗用車が完成した。 悪魔将軍はすでに仗助の間近まで迫っていた。 「てめー、俺を舐めてるだろ悪魔将軍……。不用意に近付きやがって………… そこはとっくにクレイジー・ダイヤモンドの射程内だぜっ!」 クレイジー・ダイヤモンドが悪魔将軍の腹にパンチを打ち込んだ。 途端、仗助の手に激痛が走る。 手の甲に負傷が出来ている。 見ればクレイジー・ダイヤモンドの拳にも傷が付いていた。 しかし悪魔将軍の体には、傷一つ無い。 悪魔将軍の肉体にクレイジー・ダイヤモンドの拳は負けていた。 (マジでダイヤの硬さかよォー…そんなもん、スタープラチナでもなけりゃぶっ壊せねーぞ) 悪魔将軍はクレイジー・ダイヤモンドの脇から手を差し入れ、背後で手を組む。 ダブルアームといわれる体勢。 そこから悪魔将軍は自分の体を軸に、竜巻のごとくに回リはじめた。 それはすぐにクレイジー・ダイヤモンドの身体が遠心力で水平になるほどの、強烈な回転(スピン)と化す。 「光栄に思え。人間が、わたしのフィニッシュホールドを喰らってあの世に行けることをな」 遠心力を利用され、クレイジー・ダイヤモンドは天高く放り投げられる。 悪魔将軍もそれを追うように跳躍。 クレイジー・ダイヤモンドの顎に、悪魔将軍が圧し掛かるように折り畳んだ右の脛を当てる。 「地獄の断頭台!!」 そのまま地面に落下。 悪魔のギロチンはクレイジー・ダイヤモンドの首に下りた。 クレイジー・ダイヤモンドも仗助も、地に倒れ伏した。 ◇ 悪魔将軍には元より、この殺し合いにおけるグループ分け つまりHorもSetもIsiも、全く関係の無い話であった。 悪魔将軍は通常の超人とは違う、それどころか悪魔超人の中でも特異な存在。 その実体は、言わば悪の思念そのものと言った存在である。 だから悪魔将軍が悪を為すこと、それは人間の暴力性や殺人衝動などの問題とは次元が違う。 悪魔超人の中の悪魔超人である、キングオブデビルの存在理念(レゾンデートル)なのだ。 しかも無始にして無終の存在である今の肉体が滅んでも、決して消滅することは無い。 何度でも蘇ることができる。 人間ならば自分がHorである可能性を考えれば、保身のために殺人を躊躇いもするだろう。 しかし悪魔将軍にそんな躊躇は存在しない。 人間が己の欲望のために悪を為すのとも、また次元が違う。 悪魔将軍にとって、悪を為すために己の存在があるのだ。 だから悪魔将軍はこの殺し合いも、喜びを持って迎えられた。 無論、キングオブデビルたる自分に首輪を掛けた主催者を許すつもりなど無い。 ことが終われば、必ず相応しい罰を与える。 しかし殺し合い自体は楽しめそうに思える。 恐らく殺し合いの参加者は、人間であろうと超人であろうと恐怖と混乱の中で醜く足掻き争うのだろう。 ならば自分はそれを助長してやってもいい。 己は殺しを楽しみ、興が乗れば恐怖と不和を広げ殺し合いを加速させる。 悪魔が最も心地よい地獄を作り出すのだ。 名簿に正義超人であるロビンマスクの名前があったが、あの程度が雑魚の存在など全く問題では無い。 いや、あのアイドル超人を殺してやれば、より他の参加者に絶望を与えてやれるかもしれない。 何れにしろ悪魔将軍が居るということは、他の殺し合いの参加者は全て彼の玩具でしかないのだ。 それが悪魔将軍の殺し合いに対する認識であり方針であった。 そして悪魔将軍が最初に発見したのが仗助である。 悪魔には悪魔の直感がある。 仗助を僅かにでも観察して、すぐにはっきりと分かったことが殺し合いの邪魔者であることだ。 こいつは殺し合いを是としない、むしろ反目して止めようとする 正義超人共と同じ種類の人間だと。 ならば塵を片付ける。殺すまで。 どうせ、ただの人間では楽しむ間もあるまい。 そう高を括って仕掛けてみたが、仗助は未知の能力を有しており存外に手間取る。 もっとも、人間如きが多少の力を持っていた所で悪魔将軍が脅かされるわけも無く 地獄の断頭台を喰らわせて、確実なトドメを刺した。 筈だったのだが――。 「まだ息があるな」 仗助はまだかろうじて生きていた。 意識は朦朧として指1本動かせないようだが、それでも生きているのだ。 ただの人間が悪魔将軍の必殺技である地獄の断頭台を喰らって、生きているはずが無いのだが。 その超人界でも最高峰にある戦闘頭脳で。悪魔将軍は原因を思案する。 やがて何かに気付き悪魔将軍は、道路に転がるクレイジー・ダイヤモンドを蹴り飛ばす。 その下ではアスファルトが、小石などの混ざった石油になっている。 それで仗助が助かった理由が分かった。 理由の1つ目。 それは地獄の断頭台が決まる直前、クレイジー・ダイヤモンドが着地点に拳で触れ アスファルトを原材料まで戻して、僅かにでもクッションにしていたのだ。 そして理由の2つ目。 それはスタンドの方に技を掛けたため。 悪魔将軍はスタンドを知らないが、クレイジー・ダイヤモンドと仗助の受けるダメージが連動しているのは分かっている。 しかしクレイジー・ダイヤモンドは人間より、はるかに強靭な肉体を持っている。 つまり、クレイジー・ダイヤモンドは仗助より耐久力が高いのだ。 だから人間が同じ技を喰らえば確実に死ぬところを、スタンドで受けたから耐えられたのである。 もっとも、地獄の断頭台を生き延びたからと言っても、ほんの僅かに死期が伸びただけに過ぎないが。 「フッ、ならば今度は人間の方に確実なトドメを刺してやろう」 悪魔将軍は息も絶え絶え、意識も虚ろと言った様子の仗助のもとに行き 技を掛けるべく、仗助の頭髪を乱暴に掴んで身体ごと引っ張り上げようとする。 「クク、妙な髪形だが掴むのには便利だな」 僅かに仗助の瞳に光が戻るが、悪魔将軍は気にも留めない。 そして掴んだ手の中で髪の毛が千切れ、仗助の頭を滑り落とす。 「フン、人間の髪は脆すぎる」 次の瞬間、悪魔将軍の視界が回転した。 不意の異常事態。悪魔将軍は六騎士の目も駆使して、状況を確認する。 異常の原因が判明。 それは悪魔将軍の身体が、空中を回転しながら飛んでいたのだ。 空中で体勢を整え、からくも着地。 その腹にクレイジー・ダイヤモンドの拳が入った。 ダイヤモンドパワーのボディに凄まじい衝撃が走る。 (あいつの能力!? さっきのも、これに殴られたのか?) クレイジー・ダイヤモンドの背後では、仗助も立ち上がっていた。 先ほどまで虫の息だったはずが、その瞳には意思の光が宿っていた。 いや、それどころか全身から凄まじい怒気を放っている。 「てめー、今……………………俺の髪に何しやがったああああああああああっ!!!!!!」 クレイジー・ダイヤモンドの拳が左胸に突き刺さり、ダイヤモンドパワーのボディが砕ける。 今度は右胸に刺さり、ダイヤが弾けた。 悪魔将軍の全身に次々とクレイジー・ダイヤモンドの拳が叩き込まれ その度にダイヤが砕け散っていく。 (バカな! さっきまでよりパンチが遥かに速くなっている! わたしが回避できないほどに!! しかも超人界最高の硬度を誇る、わたしのダイヤモンドパワーのボディを破壊するほどのパワー!!) 「ドラララララララララララララララララッ!!!!!」 クレイジー・ダイヤモンドの、ダイヤモンドを破壊する威力のラッシュ。 それが悪魔将軍の身体を粉々にしていきながら吹き飛ばした。 悪魔将軍はコンクリート壁に叩き付けられた。 ◇ 東方仗助には、幼い頃から心の底に焼きついているヒーローが居る。 まだ仗助が4歳の頃、高熱に倒れ生死の境をさまよい 母親に病院に運ばれる途中、積雪に車のタイヤを取られて立ち往生したことがある。 その時、居合わせた学ランを着たリーゼントヘアの男が自分の学ラン犠牲にして仗助を助けた。 以来、その名前も知らない男が仗助のヒーローであり憧れであり生き方の手本となった。 リーゼントの髪形も、その男に憧れて同じ物にしている。 そしてその髪形を侮辱されることは、その男を侮辱されることと心の底で同じなのだ。 その怒りは途轍もなく、少しけなされただけで鼻の形が変わる位の攻撃を加えるほど。 リーゼントの髪形は、仗助の決して犯してはならない聖域なのだ。 だから朧な意識の中でも、はっきりと捉えられた。 悪魔将軍のヒーローを侮辱する言葉を。 悪魔将軍の憧れを侮辱する行為を。 怒りは仗助を覚醒に導いただけではなく、かつてない力を与えた。 スピード・パワー共に悪魔将軍を凌駕する、クレイジー・ダイヤモンドのラッシュ。 それが悪魔将軍の肉体を粉砕した。 胸や腹には大きく穴が開き、肩や腰が削れている。 破壊の痕は、悪魔将軍の鎧の中を露出していた。 それは虚無。 悪魔将軍の鎧の中は空洞になっていた。 「わたしのダイヤモンドパワーのボディを砕くとはな……。だが、わたしの身体は六騎士の集合体にすぎん。 だから、幾らでも再生できる」 周囲に散乱していたダイヤが、悪魔将軍に戻っていく。 それがパズルのように身体に嵌っていき 悪魔将軍は再び、ダイヤモンドの輝きを持つ自分の身体を完全に取り戻した。 それでも、まだ怒りの覚めやらぬ仗助は向かっていく。 「再生するってんならよー……もう一度ブッ壊して、今度は原型無いくれーグレートに変形させてやるぜぇー!! 俺のクレイジー・ダイヤモンドの能力でよォーっ!!!」 再度クレイジー・ダイヤモンドのラッシュを放つ。 その直前に、悪魔将軍は叫んでいた。 「超人硬度ゼロ スネーク・ボディ!!」 クレイジー・ダイヤモンドの拳が悪魔将軍の胸に刺さり、歪ませる。 クレイジー・ダイヤモンドの拳が悪魔将軍の腹に刺さり、背後まで威力が伝わっていく。 悪魔将軍の身体を次々と変形させていく、クレイジー・ダイヤモンドのラッシュ。 しかし悪魔将軍にダメージは無い。 ラッシュの威力は全て、背後のコンクリート壁につき抜け コンクリート壁は全面粉々に壊された。 先ほどまでダイヤの堅さだったのが嘘のように、軟体動物のごとく柔軟な悪魔将軍の身体。 それがラッシュの威力を全て通過させてしまった。 「ククク。硬度ゼロ。故に打撃では絶対に破壊できん」 「硬度ゼロだ~!? だがよー……一箇所だけ堅さを保ってる場所があるぜ、悪魔将軍さんよォー」 クレイジー・ダイヤモンドが、今度は悪魔将軍の顔を目掛けパンチを放つ。 しかし悪魔将軍は頭を傾け、それを回避。 そして拳が伸び切って無防備になったクレイジー・ダイヤモンドの頭を掴んだ。 「ご名答。おまえの見抜いた通りこの頭は軟体化できない、わたしの唯一の弱点だ。 だが、それゆえにそこへ来る攻撃だけは特別に警戒しているのだ。 いくらスピードが有っても、おまえのテレフォンパンチを喰らうほど愚鈍ではない。 見ての通り来ると分かっている攻撃なら、回避も反撃も容易い! 喰らえ、魔のショーグン・クロー!」 悪魔将軍はクレイジー・ダイヤモンドの頭を掴む手に力を込めていった。 しかし徐々に、クレイジー・ダイヤモンドの方が押し勝っていく。 「俺は今プッツン来てるからよ~…………てめーに力負けする訳ねーだろーがっ!!!」 「力はな。……だが、テクニックは怒りでどうにもなるまい!」 突如、頭を抑えている悪魔将軍の手から力が抜けた。 クレイジー・ダイヤモンドの押している力が相手を失くし、前につんのめった。 「わたしにはザ・ニンジャのテクニックも備わっているのだ! 地獄の超特急!!」 悪魔将軍はクレイジー・ダイヤモンドの勢いを利用し、腰から背負い投げて道路に叩きつけた。 クレイジー・ダイヤモンドは頭から落ちて、アスファルトを砕き 仗助の頭から血が噴出した。 全身から出血し幾つも骨が折れ、今や仗助は満身創痍の状態だ。 死んでいてもおかしくない負傷。 だが、強烈な怒りに支えられ仗助は未だ戦意を保ち立っている。 その戦意に呼応し、クレイジー・ダイヤモンドもまた立ち上がる。 追撃せんと、悪魔将軍はクレイジー・ダイヤモンドに右手を伸ばす。 「ドラララララララララララッ!!!」 その右腕に向け、クレイジー・ダイヤモンドはラッシュを打つ。 しかし、すでに悪魔将軍の右腕は軟体化していた。 ラッシュの威力は全て無化される。 「なるほど硬度が0なら打撃は効かねーか……なら、斬撃はどうよ!!」 クレイジー・ダイヤモンドの右手に、仗助の頭から流れ出た血液が溜まる。 それをクレイジー・ダイヤモンドのパワーで極度に圧縮。 刃物の薄さにまでなった血液を、悪魔将軍に向け投げ飛ばした。 血液による水圧カッター。 それは硬度0になっている悪魔将軍の右腕を大きく切り裂き それでも勢いは衰えず、悪魔将軍の首へと飛んで行く。 しかし、水圧カッターではクレイジー・ダイヤモンドのパンチより速度に劣る。 悪魔将軍は容易に回避した。 そして悪魔将軍の右手は、クレイジー・ダイヤモンドの頭を掴む。 「無駄だ。おまえのスピードとパワーには意表を衝かれたが、そうと分かればどうとでも対処できる」 「対処できる? いいや、手遅れだな。てめーの右腕にはよォー……すでに傷が付いちまったからな!!」 クレイジー・ダイヤモンドはいつの間にか持っていたコンクリート壁の破片を、悪魔将軍の右腕の傷に押し当て殴りつけた。 やはり硬度0でダメージは無い。 しかし、傷は治っていく。 コンクリート壁の破片と同化しながら。 「…………!?」 魔のショーグン・クローが右腕の異変に虚を衝かれ緩んだ隙に、クレイジー・ダイヤモンドの頭を引き離す。 悪魔将軍と同化したコンクリート壁の破片は、道路に散乱していた他の破片と次々に融合していく。 コンクリートが集まって悪魔将軍の右腕を覆う。それでも成長は止まらない。 やがてそれは悪魔将軍の右腕を中心に、巨大な正方形の形作る。 更にその下部の面は、破損していた道路のアスファルトとも融合。 最終的に、道路から生えた悪魔将軍の身長ほどもある正方形のオブジェが出来上がった。 そこから右腕を軟体化して抜くのは不可能。何しろ融合して、一体化しているのだから。 「味な真似を。だが、残った左腕と両脚で破壊すれば済むことだ」 「手遅れだっつってんだろ。もう俺は『この位置』まで来ちまったんだからよォー。 ここからだと、よーく見えるぜ。てめーの『後頭部』と『首輪』がな」 仗助の声は悪魔将軍の背後からした。 悪魔将軍がオブジェに気を取られているうちに、仗助はスタンドの脚力を利用して 回り込んで、悪魔将軍の背後に立っていた。 「そんだけグレートに固定されたらよー、幾らてめーでも背後からの攻撃を避けることも防ぐことも出来ねーよな? そして、てめーがどれだけ不死身でも……さすがに頭と首輪をブッ壊されたら死ぬよなぁー!! でなきゃ、殺し合いにならねーんだからよォー!」 右腕を固定されてはパワーもスピードもテクニックも、ほとんど発揮しようが無い。 さすがに頭と首輪を軟体化で防御も出来まい。 つまり今の仗助は必勝の態勢。 その必勝の態勢から――。 「ドラララララララララララララララッ!!!!」 クレイジー・ダイヤモンドで、悪魔将軍の頭部と首に目掛け渾身のラッシュを放った。 ラッシュは砂の城を崩すがごとく、容易に破壊していく。 コンクリート製のオブジェを。 「――――!!!?」 悪魔将軍が居ない。 悪魔将軍が消えて無くなっていたため、その向こうのオブジェを攻撃する形になったのだ。 仗助は混乱、と言うより思考もままならなく呆然とする。 「たとえダイヤを……いや、この世の如何なる物質を砕く能力があろうと、わたしを倒すことはできん。 なぜならわたしは――悪そのものだからだ!」 悪魔将軍の声。 発生した方向は――直下。 視線を下げる。 そこに悪魔将軍は居た。仗助の足下に。 何故そんな所に? しかしその疑問は、すぐに解決した。 悪魔将軍の左腕を見ると、そこからは剣が伸びている。 そして右腕は、根元から綺麗に無くなっていた。 悪魔将軍は自分の剣で、自分の右腕を切り落としたのだ。 背後に居た仗助には、悪魔将軍の巨躯が邪魔をしてそれが見えなかった。 そして軟体を利用し、素早く仗助の足下に滑り込む。 仗助には完全に不意を衝かれた、しかも目で追い難い上下の動き。 仗助にとっては必勝の態勢だったはずが 悪魔将軍にとって、奇襲に最適の態勢だったのだ。 「悪は不朽! 悪は不滅! この世のいかなる能力でも、わたしを滅ぼすことはできんのだ!」 クレイジー・ダイヤモンドが悪魔将軍に拳を打ち出す。 しかし足下への攻撃と言うのは、実は極めて難しい。 その拳が届く前に、悪魔将軍の剣が仗助の下腹を貫いた。 (な、なんつーグレートな野郎だ……。ま、まだ……切り札を残していたなんてよー…………) ジョースターの血統と正義を受け継ぐ、東方仗助。 悪魔超人の首領、悪魔将軍。 正義と悪の戦いは、悪の勝利で終わった。 ◇ 悪魔将軍が左腕の損傷を再生し、自分が置いていたバックパックを拾いに行っているのを 仗助は、道路に倒れたまま薄れゆく意識の中で眺めていた。 もう自分には戦う力が一片も残っていない、それどころか命の灯火すら長くないのは分かっている。 それが悔しいとは思わない。 自分は全力を尽くして戦った。 それでも悪魔将軍の底知れない強さには届かなかった。 ならば、それを認めるしかない。 自分が力尽きたことを。悪魔将軍の強さを。 それでも心残りが無いわけではない。 あの悪魔将軍は途轍もなく強く、そして途轍もなく危険だ。 放置すれば、間違いなく犠牲者は出る。 絶対に野放しには出来ない存在。 しかし、自分の力は届かなかったのだ。 悪魔将軍を倒す手段に1つだけ心当たりが有った。 いや、倒す可能性のある人物に。 しかしそれも、ここで息絶える仗助には関係ない物になってしまった。 それが何より心残りなのだ。 「そう言えば、おまえは承太郎がどうとか言っていたな」 悪魔将軍が仗助を見下ろし話し掛ける。 仗助は無言で、視線だけを向けた。 「名簿にも空条承太郎とある。こいつのことだな? 話せ。こいつはどんな奴だ? おまえのような能力を持っているのか?」 悪魔将軍が空条承太郎について聞いてきた。 上等だ。と、仗助は思った。 そんなに聞きたいなら聞かせてやる、と。 「……お、おめーは…………自分のことを悪そのものだとか……い、言ってやがったけどよー…………。 そ、それなら……おめーは……絶対に承太郎さんには……勝てねーぜ…………。 あ、あの人はよー…………お、おめーみたいな悪を必ず倒す……正義そのものだ……………………」 悪魔将軍を倒す方法を、仗助は1つしか思い浮かばなかった。 それは承太郎に倒してもらうこと。 悪魔将軍は途轍もなく強い。仗助が及ばなかったほどに。 しかし、あの承太郎なら 最強のスタンド『スタープラチナ』を持ち、冷静で的確な判断力を備え 何より、揺るがぬ正義の意思を持つ空条承太郎ならば倒すことも出来る。 だから悪魔将軍が承太郎に興味が向くように挑発した。 あわよくば、他の参加者より承太郎を優先して狙うように。 身勝手なやり方だとは思う。 自分の知り合いに危険人物を差し向けたのだ。 しかし殺し合いの中で、弱者が悪魔将軍の被害にあうのを抑えるには それが最も効果的な方法なのだ。 「つまり空条承太郎はおまえと同じような能力を持ち、わたしに敵対するような人間なんだな」 悪魔将軍はどこか楽しげな調子で言った。 どうやら、挑発は成功したらしい。 それを確認すると、仗助は今度こそ全ての力を使い果たし ゆっくりと目を閉じた。 ◇ 力を使い果たしたように瞑目した仗助。 しかしまだ微かに息があると見た悪魔将軍は、ある実験を思いついた。 右腕から剣を伸ばし、それ仗助の首輪に差し込む。 首輪は爆発。 仗助の頭は転がっていった。 これで首輪が本当に爆発するのと、生者の首輪が破損すると爆発するのは確認できた。 別に首輪を調べて、具体的にどうしたいと言うのがある訳ではない。 一応情報として、知っておきたいと思っただけだ。 首輪が厄介だとは思う。 悪魔将軍の軟体機能を使っても、頭の大きさより狭いものは通れない。 つまり首輪は外せない。 それに悪魔将軍は頭部が弱点だ。 そのすぐ下にある首輪が爆発すれば死ぬ。 首輪が無いなら無いで越したことはないのだ。 それでも結局は、首輪があろうがあるまいがすることは変わらない。 悪魔将軍は人々に恐怖を、苦痛を、死を、あらゆる災厄を与えるのみ。 それが悪魔将軍の楽しみであり生き方であり存在理由なのだから。 悪魔将軍は仗助の話に出てきた、承太郎について考える。 仗助は明らかに、承太郎へ自分をぶつけようと挑発していた。 そこから、承太郎は仗助以上の戦力を持つと推測できる。 (あの直す能力の男以上に、楽しめる相手と言うことか。面白い、あいつの挑発に乗ってやる。 まずは空条承太郎を捜し出して、殺してやる) そうすれば他の参加者にとって、より絶望的なゲームになるだろう。 悪は恐れない。 悪は迷わない。 悪は躊躇わない。 そして悪は何者よりも強い。 最強の悪は殺し合いにおいても捕食者でしか無いのだ。 【東方仗助@ジョジョの奇妙な冒険 死亡】 【I-8/市街地:深夜】 【悪魔将軍@キン肉マン】 [属性]:Set(悪) [状態]:疲労(中) [装備]:なし [道具]:基本支給品×2、不明支給品2~6 [思考・状況] 基本行動方針:悪を為す 1:空条承太郎を見つけ出して殺す 2:殺し合いを楽しみ、それが終わった後は主催者を殺す 時系列順で読む Back とあるイカ娘の侵略目録《バトルロワイアル》 Next 究極の闇 投下順で読む Back とあるイカ娘の侵略目録《バトルロワイアル》 Next 究極の闇 実験開始 悪魔将軍 BATMAN:Tales of the Devil 実験開始 東方仗助 死亡