約 1,868,834 件
https://w.atwiki.jp/pkmnbw_m/pages/42.html
できること 備考 フィーリングチェック すれ違い調査隊調査依頼リスト Cギアスキン できること 赤外線通信(IR)ポケモン対戦 ポケモン交換 フィーリングチェック ともだちコードの交換 Wi-Fi通信(Wi-Fi)ゲームシンクポケモンを眠らせたり起こしたりできる。PGLと連動 ワイヤレス通信(WIRELESS)ライブキャスターともだちコードを交換した人やWi-Fiクラブで一緒に遊んだ人とできる ハイリンクイッシュ地方の中央にある島「ハイリンク」へワープする すれ違い(C-GEARの電源を入れるだけで始まる)すれ違いログ周囲の人の状況をリアルタイムで知ることが出来る 相手の詳細を見たり、発言することもできる すれ違い調査調査したいことを決めてからすれ違うとその内容について調査できる すれ違い調査隊に入って調査をすると報酬を貰える すれ違った人の● ●○ ○ ○ のような表示は、すれ違い調査のランクを現す 自分のアンケートの答えは調査隊本部のお姉さんに話しかければ変更できる(全てのアンケートに答えている必要有り) 一定の条件を満たすと特殊デルパワーが発動する1日に30人すれ違う(すれ違いログを全部埋める)とけいけんちパワー S これまでの合計人数が100の倍数になるとやすうりパワー S これまでの合計人数がゾロ目(?)になるとほかくパワー S(2222人で確認) すれ違い調査で何らかの調査の合計人数が100人になると(?)なつきパワー S カスタムボタンの色や配置を変えられる ボタンの形は上部の「C-GEAR」の部分をタッチすると変わる W-Fi、IRの文字表示や「Cギア」は漢字モードだと英語表記になる 備考 ゲーム中にC-GEARの電源のON/OFFをする際は、ボタン操作ができない。タッチパネルを使うこと DSのフタを閉じた状態で、DS本体の電源ランプが赤になるまで電池残量が減ると、C-GEARの電源はOFFになり通信が止まる電源ランプが赤になってからフタを閉じたときも同様に通信は止まり、スリープモードに移行する 充電池の寿命が近付いている場合は、長時間のすれ違いは困難。任天堂などから充電池を購入して交換すると良い フタを閉じた状態なら、すれ違い通信を9時間以上続けることが出来る機種:DSi、購入日:2008/11/1、調査日:2010/9/22 すれ違った人数(ゲームを始めてからの合計)はすれ違いログで確認したタイミングで増えるログ画面で確認せずにリセットしたり電源を切ったりすると、レポートをしたとしても人数は増えない すれ違い調査の人数は確認しなくても増える デルパワーが発動するのはログ画面で確認した瞬間日中に貰ったデルパワーを、帰宅後にログ画面を開いて使用することもできる 1度に記憶される人数や、すれ違い調査で数えられる人数には限界があるログで表示されるのは30人。31人目以降は古い人から消えていく ログに表示されていない(これから表示される)人は30人まで記憶されるつまり、最後にログを確認してから増えるすれ違い人数は30人(途中でデルパワーが発動しても、その時点から30人) 本日のすれ違い調査で記録できる1項目あたりの人数は99人 合計のすれ違い調査で記録できる1項目あたりの人数は256人(本日分が99人でも関係なくカウントされる)例 「ブラックとホワイト どっち?」の場合なら、本日の調査は、「ブラック」「ホワイト」がそれぞれ99人(総計198人)、全体の調査は、「ブラック」「ホワイト」がそれぞれ256人(総計512人)となり、それぞれ同数として認識される 1人でも多くすれ違い人数の合計を増やしたい場合、すれ違いログを表示させた状態でDSを閉じておくとよい途中でデルパワーが発動するとその時点から30人が限界なので人の多い場所ではこまめに確認した方がよい 既にすれ違った人でも、リセットする、もしくは他の人と30人すれ違えば再度すれ違い調査が可能ログ画面で表示される30人の中に同じ人がいなければよい 調査→レポート→ソフトリセットを根気よく繰り返せば調査数は増やせる フィーリングチェック 他人との相性を確かめることが出来る。相性はスコアとして表示される 1日1人につき1回ハートスイーツをもらうことができる ハートスイーツはランクによってもらえる個数が変わる何らかの条件で多くもらえることがある ランク スコア ハートスイーツの数 ランクA 90~100 ? ランクB 80~89 2 ランクC 70~79 1 ランクD 60~69 ランクE 50~59 ランクF 40~49 ランクG 30~39 ランクH 20~29 ランクI 10~19 ランクJ 0~9 すれ違い調査隊 人数調査と時間調査がある人数調査は人数が足りてればいいので、わざわざ調査依頼を受けてから調査を始める必要はない(依頼を受けないで調査した分もカウントされる) 時間調査は調査依頼を受けてから、指定された時間を経過する必要がある調査依頼を受けた後、最低でも1人はすれ違う必要がある 通信し続ける必要はない。Cギアの電源をOFFにしても時間は経過する 依頼内容が同じなら報酬はどちらも同じものが貰える 一定数依頼を達成するとランクが上がる(下記表参照)ランクが上がると選べる調査依頼が増える 本部内にいる隊員の数も増える 調査内容はすれ違い調査隊本部のアンケートに答えることで増やせる 最終ランク(SS)に達しても、これといった特典がある訳ではない全ての依頼を達成するとふしぎなアメが貰える ランク 依頼達成数 C 0~3 B 4~9 A 10~15 S 16~20 SS 21~ 調査依頼リスト ランク 調査内容 調査人数 調査時間 報酬 C ブラックと ホワイト 多いのは? 5人以上 2時間以上 スーパーボール 選んだ 最初の ポケモンは? 5人以上 2時間以上 ネットボール 1番 多い プレイ時間は? 10人以上 4時間以上 タイマーボール 男と 女 多いのは? 10人以上 4時間以上 ダークボール B 1番 多い 仕事は? 10人以上 4時間以上 ヒールボール 1番 多い 趣味は? 10人以上 4時間以上 クイックボール 対戦と 交換 人気なのは? 20人以上 8時間以上 すごいキズぐすり 好きな ポケモンは? 20人以上 8時間以上 げんきのかけら 好きな ポケモンの タイプは? 20人以上 8時間以上 しんじゅ 都会と 田舎 住みたいのは? 20人以上 8時間以上 ほしのすな A 大事に しているものに ついて(時間とお金・大事に思っているもの) 30人以上 12時間以上 ハートのウロコ 人の 魅力に ついて(頭がいいと運動ができる・外見と中身・人気のある人間のタイプ) 30人以上 12時間以上 おおきなキノコ 季節に ついて(好きな季節・好きな食べ物) 30人以上 12時間以上 おおきなしんじゅ 芸術に ついて(好きな色・好きな音楽) 30人以上 12時間以上 ほしのかけら 1番 好きな 音楽は? 40人以上 16時間以上 ポイントアップ 映像に ついて(好きなTV番組・好きな映画) 40人以上 16時間以上 マックスアップ S 1番 好きな 学校の 時間は? 40人以上 16時間以上 インドメタシン 勉強に ついて(好きな勉強・苦手な勉強) 40人以上 16時間以上 ブロムヘキシン 1番 人気の スポーツは? 50人以上 20時間以上 タウリン 休日に ついて(休日の過ごし方・遊び場) 50人以上 20時間以上 キトサン 1番 なりたいものは? 50人以上 20時間以上 リゾチウム SS 1番 人気の ジムリーダーは? 100人以上 24時間以上 きちょうなホネ ポケモンの 面白い ところは? 100人以上 24時間以上 きんのたま Cギアスキン ポケモングローバルリンクで変更することが出来る。 詳しくはポケモングローバルリンク・概要へ。
https://w.atwiki.jp/asuka-ch/pages/61.html
ギタンの下一桁の個数アイテム廃棄させる 縛り詳細 この縛りを引かれた時点で、 引かれたチームの皆さんは各自の所持ギタンの下一桁の数だけ アイテムを廃棄してもらいます。 定義は 『アイテム欄を開いてそこに見える(2ページ分)アイテムの中から下一桁の数のアイテムを捨てる』 です。 なお、壺系のアイテムは中に入ってるアイテムも含めて1つと数えます。 例えば保存の壺(困った時・弟・おにぎり・枝) これを捨てたからといってアイテムを5個捨てたことにはなりません。 例えば深層で下一桁が9でアイテム欄が武器盾以外全て保存の壺で埋まっていた場合 武器盾を捨てたくなければ保存9個を捨ててください。 その際に壺の中に入ってるアイテムを持っていく・壺の中身をいじるなどの行為は禁止です。 間違い等ある場合は、修正をお願いします
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/8844.html
135 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/04(火) 14 50 44.34 ID 6af5hS6g0 脳内当てで思い出した とあるファンタジー系のシステムをやった時に 「不思議な島」に行くシナリオを単発でやった 島に到着した時にGMから「君たちは何かを忘れてしまった…だが何を忘れたのかは思い出せない…」とナレーションが入り ミッションとしては忘れた何かを取り戻す系のウィルダネスシナリオみたいだった 色々と島を調査するうちに原因不明の死体が島にいくつもある事が分かる そのうちにPCも「何日も滞在して調べるうちに奇妙な脱力感に襲われるようになった」と言われる 「皆が忘れた何か」を思い出さずに島から出ようとすると確実に死ぬと言うのが直感で分かると告げられる 色々探るが収穫はなく、むしろ「どんどん体調が悪くなる。変な音も聞こえるし目もまわってくる」とかの危機感を煽る描写が増えてくる 毒かどうか判定で分かるか聞くも「毒ではないね」との回答 さらに数日経った所で「君たちは体に力が入らなくなってしまった…もう動けず、死を待つだけだろう…ここでゲームオーバー」と言われてセッション終了 「忘れてたものって何だったの?」的な質問はその後当然出たが「思いつかなかったからって答えを直接聞くのはマナー違反」とか 「正解が出るまでやる?」と言った事も言われたがノーサンキュー さんざん聞いてようやくGMが「しょうがないなぁ…」と言いながらドヤ顔で発表した内容が 「島にかかっている不思議な力でPC達は『食事をとる』と言う行為と必要性を忘れてしまった」と言うもの 脱力感の描写は空腹の事 変な音、はPCの腹の虫 最終的にはPCは全員餓死してしまったと言う 忘れたまま島の外に出ても「食べる」という事を忘れたPCは絶対に餓死するしかないとの事で 裏話だけどと言われたのが「この島で忘れたまま外に出ると何があっても思い出せなくなる」と言うもの 呪いを解く魔法などのゲーム的な解決方法はなかったと言う事 思い出せるかどうかは「PLの誰かが正解(忘れた内容)を思いつくかどうか」のみ 当然疑問点は噴出する 「保存食減らして」と言われたのに餓死? → 「食べる事」を忘れてるので「数字的に消費しただけ」 消費ってどうしたのか描写もないのかよ → 「食べておいて」と言ってないのがヒント そんな根源的なものを忘れるものか? → この島の不思議な力です「そういう舞台だったから」としか言いようがない このシナリオで得られるものって何かあったの? → 単発シナリオなんだから何も得られなくても何も問題はないじゃない 何が面白いの? → GMの限られたヒントからPCの死と言う時間制限前にシナリオを読み解く事が面白いだろ すげー疲れた 136 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/04(火) 14 55 24.82 ID 11vhQTsv0 [5/8] 報告乙です。 >「食べる事」を忘れてるので「数字的に消費しただけ」 ここがぜんぜんわからなかったw 向こうにもわからせられないだろうし、ただバイバイするしかないね 137 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/04(火) 15 08 06.92 ID UtscTMPU0 136 忘れたまま島の外に出ても「食べる」という事を忘れたPCは絶対に餓死するしかないとの事で 他の人間がいるところに行けば食事してるところ位見るだろうし、餓死する前に倒れて医者に運ばれるとかすりゃ死にはしないと思うんだが・・・ 138 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/04(火) 15 10 12.42 ID 11vhQTsv0 [6/8] ただPLを騙すためだけに、まったく無意味に「保存食減らして」って言ってたんだろうねえ。 リアルにこだわる系の困とぶつけて、「その食料はどこに行ったんだよ!」と延々やらせたいなw 139 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/04(火) 15 13 28.19 ID LAzTCbgF0 [2/3] そうそう、脳内当て困ってこう言うのだよ シナリオギミックとしては面白そうだと思ったけど、マスタリングが最低だなw 保存食のくだりとか意味わからねぇw ゲーム内日数を進める指示をしても、保存食を一度も減らせと言わないとかならまだしもな 140 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/04(火) 15 17 49.93 ID fy9g9HSC0 「保存食減らして」とかでハメるような真似せずに、 ちゃんとヒント用意してくれれば楽しめそうだとは思った 141 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/04(火) 15 18 14.92 ID /sMOV4BD0 [2/4] 卓に着いたのが間違いでしたね、か。 142 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/04(火) 15 20 03.04 ID /sMOV4BD0 [3/4] ていうか、GMは答えを知っているからヒントから読み取る事が可能だが 答えを知らない場合、GMの言うヒントとやらをGM自ら完全に潰しちゃってルンダよなぁ 143 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/04(火) 15 24 03.08 ID fHNFr1KG0 報告乙。 もしかしたら何より恐ろしいのはPLが「食べることを忘れている」事に気付いても、PCは忘れているから どうしようもないってことなんじゃ……。 なんという「島に入ったのがしっぱいでしたね」。本当乙でした。 183 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/05(水) 00 55 49.46 ID En/hQ93AO 135 上遠野浩平の「紫禁城事件」が元ネタと見た。かなり劣化している感じだが。 184 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/05(水) 01 27 10.49 ID o3C6pK9QO ああ、何かデジャヴだと思ったらそれか。 185 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/02/05(水) 01 47 22.37 ID s+pD6+u0P それをいうなら紫骸城事件だw スレ373
https://w.atwiki.jp/momase-portal/pages/23.html
らいつべ個室記録所 どなたでも利用OKです 配信の個室であそぼ! って時でも、普通に打ちたいだけの時でもどうぞご利用下さい 7月6日より、7月11日24時までのルールです 順位速報 ルール設定by かのんさんとかいろんな方々 沈みウマ設定by こあじさんとか 2着も3着もラスも価値は同じです ただ25000点を持ってゲーム終了させられるかどうかがカギとなります ※25000点無いと-30ポイントとなり、原点ある方で等分されます。 トップオカの20ポイントはあります。 また1人だけ25000点無く終了した場合は-60ポイントとなります。 ※例外処理として、全員原点割った状態で終わった場合、素点とオカのみでの計算となります 会場URL 公開用URL http //tenhou.net/0/?75312400 ルールURL : http //www5.atwiki.jp/momase-portal/pages/23.html 天鳳ログ : http //tenhou.net/sc/raw/ 集計ツール : http //tenhou.net/ranking_tool.html 対戦人数4人 局数 東風戦 喰い断 あり 赤 あり 持ち時間5+10 秒 ツモ切り暗転なし 祝儀あり(5pt) 流し満貫あり 切り上げ満貫あり※30符4飜/60符3飜 飛び あり 槓ドラ即乗りあり 四風連打流局なし 四槓散了流局なし 四家立直流局なし 九種九牌流局なし 三家和了流局 なし (三人分支払い) 頭はね なし 和了止め あり 聴牌止め あり 和了連荘あり 聴牌連荘あり 四捨五入あり 一発 あり ダブル場風あり※東西/南北場 サドンデスなし 積み棒 1500点 順位・沈みウマ2位3位4位 1人沈み+20+20-60 2人沈み+30-30-30 3人沈み-30-30-30 例・1人沈み 1位 2位 3位 4位 35000 25000 25000 15000 +45 +15 +15 -75 例・2人沈み 1位 2位 3位 4位 40000 25000 20000 15000 +60 +25 -40 -45 例・3人沈み 1位 2位 3位 4位 45000 20000 20000 15000 +125 -40 -40 -45
https://w.atwiki.jp/tomoweb/pages/43.html
ページによって背景を移動表示させる
https://w.atwiki.jp/tnmrtnmr/pages/32.html
8月15日 雪村氏は以下の発言をしている。 終戦記念日ですね。 今回の件での動向を気になさってのフォロワーさんがあまりに増えてしまい、さすがにネット上での発言などの影響力について深く考えず行動しすぎたことをお詫びいたします。 動向を気になさっている方には、オチが着かずに流局というのは、さぞ腑に落ちないことかと存じます。 ですが、これ以上お待ち申し上げるのはなんの意味もない無駄なことと思いますので、 私からの発言は本日をもって終了させていただきます。 動向を気になさっている方に申し訳ない為、 オンラインでもオフラインでも今後一切私からアクションは起こすつもりがないこと だけ、説明させていただきました。 何も産まない、荒んだ状況を遺しただけの、という自戒を込めて。お騒がせ、ご迷惑、ご心配、申し訳ありませんでした。 …というのも書くな、て電話で言ってくれたけど、書いちゃったーごめんなさい。 オチが無い状態ってどうしても苦手で。でもウザイ愚痴を仕事で疲れてるのに聴いてくれた友人に感謝。 頭の切れる男友達っていいなあ。ほんっとに友達でいてくれてよかった。ちゃんと犬のご飯買いに行ったよあのあとすぐ! 種村氏がこの後、雪村氏に返信。 突然のブロック、本当に申し訳ありませんでした。 ブロックの理由については、公開の場所で言うのは私はやっぱり良しと思わないです。着信拒否をといてメールで通知いただければ、そのむね返信させていただきます。 原稿制作期間のため、ツイッターは細かくチェックできません。 よろしくお願いします。 この種村氏の発言に対し、twitter内では状況を静観し続けた読者/ファンからの非難が種村氏に殺到する。 17分後、種村氏から雪村氏に返信。 入れ違いになってしまいましたね。タイミング悪くてごめんなさい。 続き .
https://w.atwiki.jp/yaruosurerowa/pages/97.html
猫にイカを食べさせると耳が落ちる ◆NIKUcB1AGw まだ暗い島を、弾丸のごとき速さで一体の異形が駆ける。 ネフェルピトーは、ある地点を目指して走っていた。 やがて彼の視界に、とある建造物が入ってくる。 彼が「円」で探知した生物の反応は、その中にあった。 ◇ ◇ ◇ 「はぁ……。私はどうすればいいんでゲソ……」 神社の中で、イカ娘は膝を抱えてうずくまっていた。 とりあえず神社の中に入ってから落ち着いてこれからのことを考えようと思っていた彼女であったが、いっこうに考えはまとまらなかった。 銃という武器を手にしたことで理解してしまった、殺し合いという状況がもたらす恐怖。 それが彼女の思考を鈍らせていた。 「気がついたら、こんなに時間が経ってるじゃなイカ……。時間を浪費してしまったでゲソ……。 どう行動するにせよ、とにかく方針をさっさと決めてしまわないと……」 脳を無理にでも動かし、思考を進めようとするイカ娘。 そのとき、何の前触れもなく神社の天井が崩れた。 「へ……?」 あっけにとられるイカ娘の前に、天井を構成してた木材と共に一つの影が落ちてくる。 それは猫と人の特徴を併せ持った異形……ネフェルピトーであった。 「な、ななな……。なんでゲソか、お前は!」 「ん? 君、イカのキメラアント? いたかニャー、そんなの。 タコのキメラアントはいたと思うけど」 「キ、キメラアント? 私はそんなものじゃないでゲソ! 私は海からの使者、イカ娘じゃなイカ!」 「イカ娘……。キメラアントとは別の生物なのかにゃ?」 イカ娘の名乗りを受けて、ネフェルピトーは不思議そうに首をひねる。 「うーん、でも君には、何となく親近感が湧くなあ。君は殺さないでおいてあげるよ」 「……ッ!? お、お前は殺し合いに乗り気なのでゲソか?」 「乗り気ってほど積極的じゃあないけどね。まあ、殺しておいて損はなさそうだったし」 「な……なんでそんな軽い口調で、そんなことが言えるのでゲソか! 他人の命を奪うというのがどれほど重いことなのか、わかっているのでゲソか?」 平然と他者への殺意を口にするネフェルピトーに対し、イカ娘は顔を青ざめさせながら叫んだ。 だが、その言葉がピトーの心を揺らすことはない。 「君は海の生き物みたいだけど……。たとえば魚を食べるとき、いちいち罪悪感を抱くの?」 「そ、それは……」 「それと同じだよ。僕たちから見たら、人間は自分たちとは全然違う生き物だ。 別に殺しても、何とも思わないさ」 「っ!!」 ピトーの言葉は、イカ娘に大きな衝撃を与えた。 そう、目の前の存在は人間ではない存在なのだ。 思考が人間と同じでない方が自然なのである。 だがイカ娘は自分が人間とコミュニケーションを取れていたが故に、その考えにいたらなかった。 そしてそれに気づかされたとたん、彼女には目の前の生物がとたんにひどくおぞましいものに見えてきた。 理解できないものに対して恐怖を抱くのは、当然のことである。イカ娘の顔から、みるみるうちに血の気がひいていく。 「どうしたんだい、そんなに怯えだして」 「あ、ああ……」 「心配しなくても、君は殺さないよ。キメラアントじゃないみたいだけど、君は僕に近い生き物みたいだからね。 最終的には殺すことになるかもしれないけど、今はまだ殺さない。なんなら、一緒に行こうか?」 微笑を浮かべて、ネフェルピトーはイカ娘に向かって手を差し出す。 それはピトーにとって、友好を示す行為である。 だが今のイカ娘には、ピトーの振る舞いは忌まわしい怪物からの誘いに見えていた。 「や、やめるでゲソ……。私は……」 「何をそんなに怯えているのかなあ。殺さないって言ってるじゃないか」 事実、ネフェルピトーにはイカ娘に危害を加えようとする意志は全くない。 だがイカ娘は、それを信じられなかった。ピトーを、自分とは違う生き物だと強く意識してしまったが故に。 まったく考えがわからない生物が、しかも他者に危害を加える意志を持っている生物がそばにいるなど、恐怖以外の何物でもない。 だから、彼女は。 「うわああああああ!!」 叫び声を上げ、涙をあふれさせながらその場から逃げ出した。 「うーん、なんであんなに怯えさせちゃったんだろう。まあ、いいか。 別に、どうしても仲間にしたかったわけじゃないしね」 残されたピトーはしばらく呆然としていたが、やがて気持ちを切り替えて動き出す。 「さて……。次はどうするかニャー」 【D-2/神社の近く/初日/黎明】 【イカ娘@侵略!イカ娘】 [状態]錯乱 [装備]ワルサー P99(15/16)@現実 [道具]基本支給品一式、予備弾倉×2 [思考・状況] 基本方針:殺し合いをしたくない 1.ネフェルピトーから逃げる 2.栄子達に会いたい 【ネフェルピトー@HUNTER×HUNTER】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:支給品一式、不明支給品(1~3) [思考・状況] 1:他の参加者を適当に間引きしつつ情報収集 [備考] ※時期は死亡後。 36:できない子は結構腹黒なようです 時系列順に読む 42:検事と妖怪とセーラー服と二丁拳銃と時々騎士王 36:できない子は結構腹黒なようです 投下順に読む 38:弓と水晶と誤解フラグ 02 猫物語FES ネフェルピトー [[]] 04 荷物確認しなイカ? イカ娘 [[]]
https://w.atwiki.jp/duelrowa/pages/42.html
神代凌牙ことシャークは悲劇的な運命を辿っていたが、九十九遊馬とアストラルが未来を切り拓いたことで彼も宿命から解放された。 ようやく手に入れた平穏。命を懸けたデュエルの行われない平和な世界。 だがそんな日々も長くは続かずシャークはこうして殺し合い――いや、命を賭した決闘に再び巻き込まれている。 『これより決闘(デュエル)のルールを説明する』 サングラスの男がそう話した時――シャークにはなんとなくこの計画の趣旨が理解出来た。 それもそうだ。彼は何度も命を賭して、大切なものを賭して決闘をしてきた。 だからいきなり連れ去られて決闘を強制されようが、そこまで極端に動じることはない。もちろんイラッとはするのだが。 『大丈夫だ、遊戯。今すぐオレがこいつをなんとかするから任せと――』 人が死んだ。人が死ぬ光景を見るのは初めてじゃないが――やはり気分が良いものじゃない。 あの本田とかいうリーゼント頭とそいつに声を掛けた男はきっと友人同士だ。シャークに彼らの関係性を深く知ることは出来ないが、それくらいあのやり取りだけでわかる。 だからこそ本田は遊戯と呼ばれた友人達のために刃向かった。違反行為と言われても、諦めずに立ち向かった。 彼を見て無様だとか、滑稽と笑う者もいるだろう。本田の行為はシャークから見ても馬鹿そのものだった。 ――そうだ。あいつは間違いなく馬鹿だ。それもどっかの誰かみたいなタイプのお人好しときた。 シャークは本田の死に様に一人の少年を重ねた。友達思いで、どんな強敵にも立ち向かう折れないハートの持ち主――九十九遊馬。 「イラッとくるぜ……!」 悲劇はもう何度も見てきた。この手で好敵手を屠ったこともあった。 それでも――何度見ても決して見慣れるものじゃない。 『この世には無数の世界がある。カードの種類だけデッキがあるように、だ。このデュエルでも様々な世界から決闘者を呼び寄せてある。楽しむが良い』 無数の世界。アストラル世界やバリアン世界を知るシャークにとっては何も驚くことじゃない。冥界の王という存在は初耳だが、そういう存在が居ても何ら不思議ではない。シャークは苛立ちを募らせながらも、頭は冷静に現実を受け入れている。 「全世界の決闘者か。これは思った以上にまずいかもしれねえ……」 全世界の決闘者――その言葉に偽りはないだろう。自分もいつの間にか連れ去られていたのだ、他の決闘者が同じように巻き込まれても不思議じゃない。 そして全世界の決闘者ということは、おそらく遊馬も巻き込まれている。カイトやIVやベクターやミザエルも巻き込まれているだろうが、あいつらは良い。あいつらなら今回の決闘でも乗り越えられる。 ――だが遊馬はダメだ。説明書を読む限りこの決闘はルール無用の殺し合い。自分達が命を賭してやっていた決闘とも違う、本当の意味で殺し合いだ。 まあベクターのような悪辣な輩も遊馬はなんとかしてきた。それはシャークもよく知っている。 だがベクターのような奴が何人、何十人も居たらどうだ? きっと遊馬のように純粋で優しい人間はロクな目に遭わない。都合良く利用されるに違いない。 これが自分達の知る決闘なら遊馬のことを心配する必要もそれほどなかっただろう。むしろ彼が未来を切り開くと信じる事が出来た。 だがルール無用の殺し合いを決闘と言うのなら、話は別だ。卑怯も騙し討ちも、なんでもありの殺し合いで生き抜くには遊馬はあまりにも優しすぎる。それにあいつは何かと無茶をし過ぎだ。 「フッ……。俺がなんとかするしかねえか」 九十九遊馬を死なせない。それがシャークが真っ先に決めた目標だった。 遊馬だけじゃない。カイトも、IVも……一応ベクターも。そして璃緒も。誰も死なせる気はない。 せっかく遊馬が導いた希望の未来だ。それをわけもわからない冥界の魔王に奪われてたまるか。 冥界の魔王だろうがなんだろうが、真っ向からぶっ倒す。全世界から決闘者が集まってるならカイトやIVのような共に戦うことの出来る決闘者がいるはずだ。もしかしたらアストラルも――。 だからそれまで―― 「絶対に死ぬんじゃねえぞ、遊馬!」 最高の決闘が出来た生涯の友――九十九遊馬。 どんな逆境も人を信じる力と諦めない心で――かっとビングを胸に戦い続けた親友。 彼を意地でも殺させないために、神代凌牙はデュエルディスクからカードの剣を抜く。 「バレてねえと思ってたのか?」 シャークの言葉に反応して、周りからモンスターの群れが現れる。彼らは皆、シャークを狙っていたモンスター達だ。 どうやって獲物を痛め付けるか考えつつ、機を窺っていたようだが――その存在はとっくに知られていた。 「俺は手札からビッグジョーズを召喚!」 シャークが《ビッグジョーズ》をデュエルディスクにセットすると、大型の鮫のモンスターが召喚された。目の前の存在がモンスターを駆使するタイプの参加者――決闘者だと知ってNPCのモンスター達が警戒態勢に入る。 「更に俺は魔法カード《アクア・ジェット》を発動! 水属性モンスター1体の攻撃力を、このターンのエンドフェイズまで1000ポイントアップする!」 シャークのマジックコンボが華麗に決まり、攻撃力2800となったビッグジョーズがNPC達を一気に破壊。一掃してしまう。 所詮NPCはNPCだ。参加者同士の殺し合いの妨害にならない程度に強さを留められている。攻撃力2800のビッグジョーズに攻撃宣言をされてしまえば為す術なくやられるのは必然だった。 「なるほど。ここだとデュエルディスクでモンスターが実体化するってのは本当みてえだな」 デュエルディスクの調子を試すついでの初陣を終え、シャークは遊馬を探すために突き進んだ 【神代凌牙@遊☆戯☆王ZEXAL】 [状態]:健康 [装備]:デュエルディスクとデッキ(神代凌牙)@遊☆戯☆王ZEXAL [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~2 [思考・状況]基本方針:遊馬の導いた希望の未来のために主催者を倒す 1:遊馬を探す 2:カイトやIVが居たら協力するか……? [備考] 参戦時期は最終回後 『支給品紹介』 【デュエルディスクとデッキ(神代凌牙)@遊☆戯☆王ZEXAL】 神代凌牙に支給。神代凌牙ことシャークが愛用しているデッキ。 リアルでは激弱のエアロシャークもアニメ効果だとバッチリ使えるエースモンスターに!
https://w.atwiki.jp/thshinkour/pages/341.html
名称 対応キャラ 効果 リモート可否※ Bad Apple!! 九十九姉妹×プリズムリバー三姉妹×雷鼓×響子×ミスティア Lv10で1700万再生 - ※○:問題なく成立し効果発動 △:成立はするが一部効果は使えない ×:成立するが効果は使えない -:成立しない 九十九姉妹とプリズムリバー三姉妹と雷鼓と響子?とミスティア?という音楽系のキャラクターの絆 この絆はサンダーボルト?と同じく、絆Lv10以上の時のみ発動し、発動時に絆Lvを10消費する。 戦闘開始前に発動する効果で、効果は襲撃時と被襲撃時で異なる。 襲撃時の効果は、 Bad apple!!の歌詞のとともに相手から信仰を全て奪ったあと戦闘を終了させる効果。 この効果は、星の守り、ルミスチは宵闇鳥で防ぐことができないが、鋼鉄の賽銭箱で 防ぐことができる。 被襲撃時の効果は Bad apple!!の歌詞のとともに相手から1700万の信仰を奪ったあと戦闘を終了させる効果。 相手の信仰が1700万以下の場合、相手を赤字にしてでも1700万を奪う。 検証していないが、この効果は鋼鉄の賽銭箱で防げない可能性がある。(星の守りの前例があるため) 恐ろしい絆なので、Lv10以上のこの絆を成立させた相手には襲撃しないように気をつけたいところだが、 ミスティア?のせいでメンバーがわからないのが困りもの。襲撃する側にしれみれば、 この絆を使っているのか、それともルミスチは宵闇鳥や、とりさんトリオ等の他のミスティア?を使った布陣なのかわからない また雷鼓のビールジョッキと呪法の付喪神楽団の効果で戦闘を先制で終了させてくるので、 絆Lv10になる前に叩く作戦も通じない。これ以外にもプリズムローレライプリズムリバー三姉妹の騒音 鳥獣戯楽?と戦闘開始前行動が次々と襲いかかってくる。 この絆を対策するには紅魔館デッキや、布都におかませ?を使うといいだろう。
https://w.atwiki.jp/legends/pages/682.html
とある組織の通話録1 ―――やあ、元気だったかな? む、何故無反応なのか…あぁ、私が誰かって? 私だよ私、君の担当者さ。 今何時だと思っているのか? そんなことは知らないよ、私はただ電話をかけているだけだからね。 まあ、もし君がこの電話によって睡眠でも妨害されたというのなら…ざまぁwwwとでも言わせて貰おうか……ってぬぉぅうああああ!! こ、コンクリートを爪で引っ掻くのは止めてくれたまえ、私はそれが大の苦手なんだ! …まあ、今の失言については謝罪しよう。 流石にレディ相手にあの態度は失礼だったからね。 さて、本題に入ろうか。 君が私達に敗北してから早三ヶ月、今回は君の初仕事について伝達するよ。 それでは、命令する。 ―――『日本の学校町という地にて、現在当該地域に在住している同士と共に、人に仇為す都市伝説達を殲滅せよ』。 ―――まあ簡単な仕事だよ、適当にぶらついて、襲ってきた都市伝説を返り討ちにすればいいだけだから。 ああ、家をどうするのかって? 新しい家を用意するのは無理だから、今学校町にいる同士―――まあ、これは私の息子なんだがね―――と同居してもらうことになる―――そう、かつて君が敗北した、あの少年だよ。 ほう、嫌だ、と。 成る程成る程、つまり働く気など無い、と。 おやおや、まあまあ。 いや、いいんだよ? それが君の意思ならば、私はそれを尊重しよう―――ただしこれまでしてきた援助の分は、利子付きでたっぷりと取り立てさせてもらうがね。 …そうか、やる気になってくれたか。 おじさんとっても嬉しいよ。 まあそれでだ、チケット等はこちらで用意するから、出来るだけ早く日本へ向かって欲しい。 何々、あいつなら大概の都市伝説は大丈夫だろうって? ふむ、そこまで息子のことを評価してくれるのは嬉しいが…そんなことはないよ。 確かにあいつの能力は物理的な戦闘力ならばかなりのものだ…だが、そのかわりに実体の無いものに対しては何の力も持たない。 それに、物理的な力という単純なものに特化しているからこそ、自らを遥かに越える力―――今回ならば数か、には対抗しづらいということもあるしね。 うん? 今回とはなんの話だ? ああ言ってなかったかな。 どうやら《夢の国》にこっぴどくやられたらしいよ。 まあその状況を聞いたら、負けるのも仕方が無いとは思ったけれどね。 …と、そういうことで、君の初任務、楽しい楽しいお仕事の始まりだ。 ―――それでは、グッドラック………ってなんだね、まだ聞きたいことがあるのかね? ……ふむふむ、成る程。 ―――私達の、目的が知りたい、と。 聞いていないのかい、息子から? む、説明しておくようにとあれほど言ったのに…あのドジッ娘め。 …なぜ息子なのにドジッ娘なのか、だと? よくぞ、よくぞ聞いてくれた! 私の息子は、とても女装が似合うのだよ! まずものぐさなせいで髪が長いし、体質なのか毛が生えん! その上同居人達と同じ風呂を使っているから匂いも甘い感じだし、声も高く家事万能! ついでに化粧水なんぞを作っているせいか、肌もスベスベだ! 更には―――むしろ私はこれこそが、凡百の女装と息子との差だと思考しているのだが―――微乳だ。 いや、息子は小さい頃はポッチャリしていてね…痩せたときに、何故か胸の脂肪だけ残ったのだよ。 ―――ああ、母さんとなんか離婚しても良いから女装した息子と結婚したい! あの甘~い声で「お父さんと結婚するー」なんて言われたい! ついさっき、母さんから息子に罰ゲームで女装をさせることにしたと連絡があってね…その写真が届くのが今から楽しみで楽しみで……ハァハァ。 …ハハハ、変態変態とそう誉めてくれるな、照れるじゃあないか。 それはそうと、私達の目的だったね。 まあ……一言で言うとするのならば、そう―――『世界を護るため』、そのために私達は存在しているのだよ。 む、なぜそんな嘘っぽいーだなんて言うのかね…ロマンが感じられないのかい、世界を護るだなんて? ふーむ…いまじド下手な詐欺師でもそんな陳腐なことは言わない、ねえ。 しかし、全ては本当のことなのだよ。 ……まあ、疑問を持ったままではお仕事の効率も悪くなるだろうし―――かるーく教授してやろうではないか。 ―――まずは、だ。 私達が戦っているものは何だね? そう、都市伝説だ。 ならば、都市伝説とは何か―――詰まる所、それは単なる人の噂話にしか過ぎないのだよ。 人のある所何処にでも現れ、そして忘れ去られて消えていく…そんな噂話にね。 ―――何を以て噂話が都市伝説と成り、それが現実と為るのか、それは解らない。 しかしそれは、確かに実現しているんだ。 ……例えば、日本のプロ野球界にはア○ロンという選手がいる。 この選手にはとある噂があってね…《アー○ンは空間を歪めている》というものだ。 本来はただの偶然だったのだよ。 少し他人より相手のエラーが多く、少し他人よりフォアボールが多かった、ただそれだけだ。 しかしそれが今となっては都市伝説となり、実際に彼に力を貸している…。 これは何を意味するか―――それはだね、『都市伝説は現実を上書きする』ということだよ。 さて、そのことを頭に入れた上で聞いてくれたまえ。 今この世にはどれだけの都市伝説と契約者がいるのか…それは分からない。 だがその中には色々な者がいるというのは、説明するまでもないことだ。 当然悪事を働く者もいるし、更にはそれを一般人に目撃されて何とも思わない者もいるだろう。 ならば、こういう噂が拡がることも、無いとは言い切れないだろう? ―――《都市伝説は確かに現実に存在する》という、噂がね。 そして噂は何らかの要因によって都市伝説へと変化し、実体化する―――。 ―――ほうら、これだけ…たったこれだけのことで、世界の危機の出来上がりだ。 …ふむ、それだけで世界が崩壊するものか、か。 ……《南米に潜むナチスの総統》の話を知っているかい? この世に最も大きな混乱をもたらす都市伝説の一つだよ。 それが何故表に出てこないのか…それは、数多くの人に認識された時、その存在は都市伝説でなく、ただの現実に成り下がるからだ。 そしてただの現実と成り下がった都市伝説は力を失い、消えていく……。 しかし、もし《都市伝説は確かに現実に存在する》という都市伝説が生まれ、実体化したら…そんな制約は気にすることではなくなる。 歴史は変わり、陰謀は全て実際に起こったこと、起こることとなり、そして人智を越えた怪物達が我が物顔でのし歩く―――。 ―――そんな世界が壊れていないと……君は本気で、そう思えるかい? ―――まあ、そういうことだ。 だから、私達…『メンバー』の目的が『世界を護ること』だというのも、 あながち間違いでは無いのだよ。 その為の手段として、人に危害を加える都市伝説や凶悪な犯罪を起こす契約者達を狩っているわけだ。 納得してくれたかね? ……そうか、良かった。 学校町に着いたら、また連絡してくれたまえ。 ―――ではまた、いずれ。 プッ、ツー、ツー、ツー………… 電 話を切った私は独りごちる。 「―――まあそれは『メンバー』の目的であって、"私達"の目的ではないのだがね」 そう。 先程少女に話したことは決して嘘ではない。嘘ではないが―――同時に真実でもない。 だが、その真実に辿り着く為のピースは与えたつもりだ。 あの聡明な少女は、きっと辿り着くだろう。 だが。 「…まあ、どうでもいいか」 そう、どうでもいい。 例え相手が何であろうと、"私達"には止まる気などないのだから。 くくく、と口から押し殺した笑い声が漏れる。 「―――それにしても、『組織』に『首塚』、『怪奇同盟』、『機関』。更に『薔薇十字団』にかの『第三帝国』、そして我らが『メンバー』か……学校町という地は、本当に異常なまでに都市伝説を引き寄せるな」 実際、それにフリーの者達が加われば…本当に、異常な都市伝説の密度だ。 確かに都市伝説が集まりやすい土地というのは世界中に存在するが―――流石にここまでのものは稀だ。 何らかの理由が存在するのだろう。 一人の探求者としては非常に興味をそそられるのだが―――"私達"にしてみれば、何の意味も無いものだ。 ―――"私達"は、多くの都市伝説が生まれ、そして消えて逝くのを、ただ観察できればそれで良いのだから。 「―――さあ、見せてくれ学校町。更なる戦いを、更なる死を、更なる生を! それを観てこそ、"私達"の目的は達成されるのだから!」 ―――その叫びを聞く者は誰も居らず、ただ、薄暗い部屋の闇へと溶けていく。 前ページ次ページ連載 - 女装少年と愉快な都市伝説