約 1,499,231 件
https://w.atwiki.jp/83452/pages/12190.html
放課後 澪「今日帰りに楽器屋行かない?ベースをメンテナンス出したいんだけど」 律「ごめん、今日両親出かけるから私が夕飯作らなくちゃ行けないんだよ」 澪「そっか」 唯「私大丈夫だよ」 紬「ごめんなさい、私もちょっと用事あって」 律「梓は?」 梓「あ、私大丈夫ですけど」 澪「じゃ、私と唯と梓と3人だな」 楽器屋へ向かう途中、唯の携帯が鳴る 唯「あ、憂からだ」 唯『もしもし』 憂『あ、お姉ちゃん?今日お父さんとお母さん帰って来るから、なるべく早く帰って来てね』 唯『そうなんだ、うん分かった』 唯「ごめん、私も用事出来ちゃった」 澪「そうか」 残された澪と梓 澪(梓と二人きりか、1年の頃は私を慕ってくれてたみたいだけど) 澪(最近じゃ梓は唯と絡んでばっかりで二人で話す事もほとんど無くなったな) 澪(これも梓と二人で話す良い機会だな) 梓(澪先輩と二人きり…) 梓(二人きり何ていつ以来だろう?) 梓(私が澪先輩と二人で話さなくなったのは…) 澪「どうしたんだ梓?」 梓の顔を覗き込む澪。 梓「な、何でもないです」 澪「じゃ、行こっか梓」 梓「は、はい」 歩き出す二人。 楽器屋 澪「すいませーん。ベースのメンテナンスお願いします」 店員「今、ちょっと込んでまして2時間近く掛かってしまいますけど」 澪「2時間か、明日の部活までには使いたいし、どうしよう。一回帰るのも」 梓「2時間くらいなら、待ってましょうよ」 澪「そうか、じゃあお願いします」 店員「かしこまりました」 澪(エリザベス、良い子にしてるんだぞ…) 澪「付き合わせちゃって悪いな、梓」 梓「いえ」 澪「でも2時間、店内で暇潰すのもな」 梓「楽器見たりとかしてます?」 澪「先週、律とここ来たばっかりなんだよ」 梓「そうなんですか……」 澪「そうだ。じゃあさ、待つ間デートしない?」 澪がそう尋ねると、梓の顔はみるみる真っ赤になる。 梓「デ、デートって///」 澪「あ、デートって言っても周りの店覗いたり、カフェでお茶したりとかだけど。イヤ?」 梓「そ、そんなことは……」 澪「じゃあ、行こっか」 梓「は、はい」 澪が梓の手を取ると、梓はちょっぴり動揺しながらも、嬉しそうに澪の手を握り返す。 澪「さ、行こう」 私達は歩き出す。手を繋いだまま。 梓「澪先輩……、ちょっと恥ずかしい///」 澪「でも、こうしていると梓の温もりが気持ちいいから……」 梓「は、はい……」 梓は小さく頷くと、照れくさそうな笑顔で私に微笑んでくれた。 ふふ、今だったら唯の気持ちも分かるな…… 可愛い梓を抱きしめたいって気持ち…… 本屋 澪「あ、そういえばこの雑誌発売日だったんだっけ」 梓「あれ?澪先輩もこの雑誌読んでたんですか?」 澪「ああ、梓も?」 梓「はい、音楽特集とか読みやすくて好きなんです」 澪「そうなんだよな」 楽しそうに語る澪。 ぎゅうっ その顔を見ると梓の胸が苦しくなる。 澪先輩は律先輩が好きなんだ。 そんな事は分かっている。 澪先輩には律先輩が居る。 私じゃない。 私が澪先輩とあまり話さなくなったのは… 私が澪先輩を好きって気付かれたら困るから。 あなたには律先輩がいるから。 CDショップ 澪「このバンド新譜出すんだよな、予約しなくちゃ」 梓「澪先輩、結構色んなの聴きますね」 澪「詩とか参考になるしな」 梓「あ、そうですよね」 澪「格好良い歌詞とか書いてみたいけど中々…」 梓「澪先輩の歌詞、私好きですよ」 澪「ありがとう」 澪「いつか、HTTのCDもここに並べられると良いな」 梓「そうですね」 やっぱり音楽の事を語る澪先輩は格好良い。 思わず見とれてしまう。 ぎゅうっ 梓の胸がまた苦しくなる。 カフェ 澪「私のおごりだから、好きなの注文して」 梓「良いんですか?」 澪「私の用事に付き合わせちゃったからな」 カフェでは梓と色んな事を話した。 軽音部の事、音楽の事、2年生達の事。 梓は実に楽しそうに話してくれた。 時間は瞬く間に過ぎていく。 気付けばもう、メンテが終わる時間になっていた。 楽器屋 店員「お待たせしました。こちらです」 澪「ありがとうございます」 澪「やっぱり、メンテ出すと違うな。頬ずりしたい」 梓「唯先輩みたいですね」 澪「ハッ!い、今のは聞かなかった事にしてくれ///」 梓「大丈夫ですよ。私もむったんに、たまにしてますから」 エリザベスを受け取り、店を出る二人。 澪「もうこんな時間だし、そろそろ帰ろうか」 そう言い、歩き始める澪の制服の裾を梓が掴んだ。 制服が引っ張られた感覚を感じて澪が立ち止まる。 そしてゆっくりと振り向くと 梓が少し悲しそうな表情でこちらを見上げていた。 澪「何?」 梓(今日一緒に居て、改めて自分の気持ちに気付いた) 梓(私は澪先輩が好きだ) 梓(今まで好きだって言えなかった) 梓(言う勇気もなかった) 梓(誰にも言わず、私は我慢してきた) 梓(私はずっと…ずっと) 梓(でも、もう我慢出来ない……) 梓「み、澪先輩に話したい事があって……」 澪「話?」 梓「澪先輩は軽音部に入ったばかりの私をずっと気に掛けてくれて」 梓「軽音部に馴染めなかった私に、色々気をつかってくれて」 梓「澪先輩が居なかったら私、軽音部を辞めてました」 澪「梓…」 梓「いつも澪先輩が隣で励ましてくれた。だから私は澪先輩に憧れてたんです」 梓「私も澪先輩みたいになりたいって」 梓「最初は、澪先輩と一緒に軽音部で活動できるだけで満足でした」 梓「でも、それがいつしか憧れから別の感情になって……」 梓「私、私っ……もう澪先輩への気持ちを抑える事が出来ません」 澪は黙って梓の告白を聴いている。 脚が震えている。顔が真っ赤になってるのが自分でも分かる。 気を抜いたら涙がこぼれ落ちそうだ。 とても澪を直視出来る状態では無い。 けれど、梓は緊張に押し潰されそうになりながらも、懸命に澪を見た。 梓「…………」 言葉にならない。伝えたいのに。 ずっとずっと我慢してきた気持ちを…… そんな梓を、澪はふわりと抱きしめた。 澪「ありがとう。梓の気持ち、ちゃんと伝わったよ……」 澪「大好きだよ、梓」 思わぬ言葉に、梓はすっかり固まっている。 澪「もう少しこのままで……」 澪の温もりを感じながら、梓は幸せに包まれていく。 そして、ずっと伝えたかった言葉を紡ぎ出した。 梓「私も…澪先輩が好きです。ずっとずっと前から大好きでした」 澪「梓…」 そっと梓の顔に手を掛け、澪はそのまま唇を重ねた。 しばらくして、唇が離れると澪はそっと梓の頭を撫でる。 すると梓は澪に甘えるのであった。 見上げてくる梓が、堪らなく愛しい。 そして、もう一度キスを交わす。 梓「てっきり澪先輩は律先輩の事が好きなんだと思ってました」 澪「り、律はただの親友だ。そんな風に思われてたのか///」 梓「誰だって思いますよ」 澪「梓だって、唯とべったりだったじゃないか」 梓「あ、あれは唯先輩が一方的に抱きついてくるだけで」 澪「そうだったのか。お互いすれ違いだったんだな」 梓「澪先輩と恋人になれたのが、未だに信じられないです……」 そう語る梓に、澪の胸はきゅん、ときめいてしまう。 梓「私、すごく嬉しいです……」 自分の心境を語る梓に澪は自然に笑みがこぼれる。 澪「私もだよ……」 恥ずかしいのを堪えつつ、澪も自分の気持ちを打ち明ける。 梓「澪先輩は私のどういう所が好きなんですか?」 澪「恥ずかしい事聞くなよ///」 思わぬ問いに、澪は真っ赤になってしまう。 梓「聞きたいです」 澪「……そうだな、何事にも一生懸命頑張る所とか、可愛い笑顔。それに……」 澪は自分の胸に梓を抱き寄せた。 澪「ほら、ドキドキしているだろ?梓を見てるとハートドキドキだよ」 梓はくすり、と笑った。 梓「私も、澪先輩と居るとドキドキしてます」 お返しにと、梓は澪の顔を自分の胸に抱き寄せた。 身長差のせいで澪は随分、前傾姿勢になってしまったが。 澪「本当だ、梓のハートがドキドキしてる」 澪は上目遣いに見つめてくる。 梓は微笑み、澪の顔をそっと抱き寄せキスをした。 お終い 戻る
https://w.atwiki.jp/miiplaza/pages/34.html
千葉 千葉市 「政令指定都市」中央区千葉駅 (中央区) ヨドバシカメラ千葉店(中央区) 千葉そごう(中央区) アリオ蘇我(中央区) 若葉区都賀駅 (若葉区) 千葉市動物公園(若葉区) 美浜区海浜幕張駅(美浜区) 幕張メッセ (美浜区) イオンモール幕張新都心 (美浜区) 緑区鎌取駅 (緑区) ゆみ~る鎌取ショッピングセンター 「イオンスタイル鎌取」 (緑区) 花見川区幕張本郷駅・京成幕張本郷駅 (花見川区) 稲毛区稲毛駅 (稲毛区) ワンズモール (稲毛区) フレスポ稲毛 (稲毛区) 船橋市 「中核市」船橋駅 京成船橋駅前 西船橋駅 ららぽーとTOKYO-BAY イオンモール船橋 中山競馬場 ふなばしアンデルセン公園 柏市 「中核市」柏駅 南柏駅 ビックカメラ柏店 イトーヨーカドー柏店 柏二番街 柏高島屋ステーションモール ららぽーと柏の葉 イオンモール柏 モラージュ柏 セブンパークアリオ柏 松戸市 (40万人以上都市)松戸駅 アニメイト松戸 ブックオフ・スーパーバザール松戸 プラーレ松戸 ダイエー新松戸店 イオン北小金店 西友常盤平店 イトーヨーカドー八柱店 市川市 (40万人以上都市)市川駅 本八幡駅 ニッケコルトンプラザ 市原市 (20万人以上都市)五井駅 ユニモちはら台 イトーヨーカドー姉ヶ崎店 八千代市 (10万人以上都市)イオンモール八千代緑ヶ丘 流山市 (10万人以上都市)南流山駅 流山おおたかの森駅 流山おおたかの森S・C イトーヨーカ堂 流山店 習志野市 (10万人以上都市)津田沼駅 新津田沼駅 京成津田沼駅 イオンモール津田沼 コナミスポーツクラブ津田沼 モリシア津田沼 佐倉市 (10万人以上都市)佐倉駅 ユーカリが丘駅 浦安市 (10万人以上都市)新浦安駅 舞浜駅 浦安駅 ショッパーズプラザ新浦安 (イオンスタイル新浦安店) イトーヨーカドー食品館新浦安店 (旧:新浦安店) 西友浦安店 東京ディズニーリゾート 東京ディズニーランド入園ゲート周辺 モンスターズインク、アストロブラスター周辺 スター・ツアーズ ファンタジーランド ミッキーのフィルハーマジック シンデレラ城内部の通路 トゥーンタウン 東京ディズニーシー入園ゲート周辺 アクアスフィア周辺 メディテレーニアンハーバー ラグーン周辺 トイストーリー・マニア!周辺 ミステリアスアイランド~マーメイドラグーン間の通路 マーメイドラグーン アラビアンコースト 広場 イクスピアリザ・コートヤード セレブレーションプラザ(中心部の広場) ディズニーストア ディズニーリゾートライン改札付近 野田市 (10万人以上都市)清水公園 イオンノア店 木更津市 (10万人以上都市)木更津駅 イオンモール木更津 スパークルシティ木更津 イオンタウン木更津朝日店(旧木更津グリーンシティ) 三井アウトレットパーク木更津 海ほたるPA 成田市 (10万人以上都市)成田駅 京成成田駅 成田山新勝寺 成田山表参道エリア イオンモール成田 ボンベルタ百貨店 成田空港成田空港駅 空港第2ビル駅 ポケモンストア成田空港店 第三ターミナル ユアエルム成田 イオンタウン成田 華の湯 成田店 我孫子市 (10万人以上都市)我孫子駅 あびこショッピングプラザ エスパ 鎌ケ谷市 (10万人以上都市)鎌ヶ谷駅 新鎌ヶ谷駅 イオン鎌ヶ谷ショッピングセンター 印西市ジョイフル本田 千葉ニュータウン店 イオンモール千葉ニュータウン 四街道市四街道駅 イトーヨーカドー四街道店 茂原市茂原駅 WonderGOO 茂原店 君津市君津駅 アピタ君津店 ダイエー君津店 香取市香取神宮 サワラシティ 八街市イオン八街店 旭市サンモール(イオン旭店) 白井市白井駅 西白井駅 銚子市銚子駅 イオンモール銚子 袖ケ浦市イオン長浦店 「旧:ダイエー長浦店」 東金市東金駅 東金ショッピングセンター サンピア (イオン東金店) WonderGOO東金店 山武市成東駅 MEGAドンキホーテ成東店 WonderGOO成東店 富里市ヤマダ電機 テックランド冨里インター店 ワンダーグー富里店 ゲオ富里店 ヤオコー成田駅前店 大網白里市大網駅 アミリィ大網白里ショッピングセンター (イオン大網白里店) 館山市イオンタウン館山 富津市イオンモール富津 南房総市道の駅ローズマリー公園 いすみ市大原駅 匝瑳市八日市場駅 鴨川市鴨川シーワールド イオン鴨川店 勝浦市 山武郡横芝光町ショッピングモール サビア 横芝 山武郡九十九里町海の駅 九十九里 山武郡芝山町航空科学博物館 長生郡長柄町ロングウッドステーション 千葉 パネル当地…ピクミン、スーパーマリオ3Dランド 隣接…マリオ クッパ、スーパーマリオ3Dランド (東京) 隣接…NewスーパーマリオブラザーズWii、スーパーマリオ3Dランド (埼玉) 隣接…スーパーマリオギャラクシー2、スーパーマリオ3Dランド (茨城) ※概要 人口が多い順(市→町→村)に並んでいます 最新データ 2014年10月1日より (政令指定都市・中核市は別です 政令指定都市→千葉市 中核市→船橋市 柏市に並んでいます ○○郡○○町もしくは村は、郡に分けて、人口が多い順に並んでいます) ※人口 千葉県総人口(2010年国税調査)6,216,289人 千葉の行政の中心都市として担っており東京都のベッドタウンである 「幕張メッセ」・「イオンモール幕張新都心」がある関東地方の大都市で県庁所在地かつ政令指定都市「千葉市」、 非公認ゆるキャラ「ふなっしー」で人気である、そして「船橋名物ソースラーメン」がある中核市の中では一番人口が多い県下人口第2の都市「船橋市」、 「千葉の渋谷」とも呼ばれサッカーの「柏レイソル」の本拠地である、中核市「柏市」 日本の音風景100選としてなっており、細川たかしさんの名曲である「矢切の渡し」として有名な県下人口第3の都市「松戸市」、 「足を踏み入れると二度と出てこられなくなる」という神隠しの伝承で有名な「八幡の藪知らず」がある県下人口第4の都市「市川市」、 「成田山新勝寺」・「成田空港」がある国際都市「成田市」そして、「東京ディズニーリゾート」がある観光都市、「浦安市」、 郷土料理は「太巻き祭り寿司」や「落花生」などといった人気の観光地が沢山ある関東の中で4番目で、全国の人口では6位の「千葉県」 すれちがいも簡単な地域であるので、主要駅や観光地に行けば来る確率はあります 千葉市 「政令指定都市」 中央区 千葉駅 (中央区) 最寄の交通機関JR東日本 (総武本線・外房線)・千葉都市モノレール (1号線・2号線) 千葉県のターミナル駅のひとつであるが、船橋市・柏市ほどすれ違いの回数は少ない。 千葉県下最大の人口である千葉市だが、千葉駅は柏駅や船橋駅より乗降客数が少ない。 それに伴い休日になればまずまずのすれ違いに期待できるが、平日はあまり来ない。(ただラッシュは格別) 千葉駅は現在も、工事中でホームや駅構内はとても狭く迷路みたいになっているが、もう少し我慢しよう。 ただ、狭い方もすれ違いのメリットもあるので有効利用ですれ違いをしよう。 ヨドバシカメラ千葉店(中央区) 最寄駅JR総武本線・外房線・千葉都市モノレール1号線・2号線 千葉駅 京成千葉線 千葉中央駅 1階の携帯電話関連コーナーで買い物をしただけでも6~7名すれ違った。ゲームソフト売り場(B1F)はもっと行けるかも。 ニンテンドーゾーンは地下。 千葉そごう(中央区) 最寄駅JR総武本線・外房線・千葉都市モノレール1号線・2号線 千葉駅 京成千葉線 京成千葉駅 ニンテンドーゾーンはセブンスポットとして各フロアに散在。 アリオ蘇我(中央区) 最寄駅JR京葉線 蘇我駅 ニンテンドーゾーンはセブンスポットとして各所に散在。 若葉区 都賀駅 (若葉区) 最寄駅JR総武本線・成田線直通・千葉都市モノレール 2号線 「都賀駅」 千葉市動物公園(若葉区) 最寄駅千葉都市モノレール2号線 動物公園駅 美浜区 海浜幕張駅(美浜区) 最寄りの交通機関JR東日本 (京葉線) 京葉線の快速も止まる大きな駅。 幕張メッセでイベントがあるときは、多くの人が下車するため多くの人とすれちがえる。 あまりの人の数でホームに落ちないように気をつけよう。 幕張メッセ (美浜区) 最寄駅JR京葉線 海浜幕張駅 JR総武本線 幕張本郷駅からは十分すぎる本数のバス路線もあります 東京ゲームショウや次世代ワールドホビーフェアなど各種大型イベントが開催される。全国の人とすれ違える可能性がある。 すれちがいが期待できる主なイベント(過去実績含む) 1月・6月:次世代ワールドホビーフェア→http //www.whobby.com/ 9月(年によって違う場合あり):東京ゲームショウ 12月:ジャンプフェスタ→http //www.jumpfesta.com/ イオンモール幕張新都心 (美浜区) JR京葉線 海浜幕張駅 JR総武本線 幕張本郷駅やJR京葉線 新習志野駅からのバス路線も 2013年の年末にオープンしたイオンモール東日本エリアの旗艦店舗。大型SCだけに人は集まりやすいはず。 幕張メッセでイベントの日にこちらでもイベント客を見かけた。 ニンテンドーゾーンはグランドモール3Fのナムコとファミリーモール1Fのトイザらス。 緑区 鎌取駅 (緑区) 最寄駅JR外房線 「鎌取駅」 ラッシュ時に3人ほどすれ違うことができ、 時々、県外からのすれ違いもある。 近くにも、ショッピングモールがあるので緑区ではおすすめする。 ゆみ~る鎌取ショッピングセンター 「イオンスタイル鎌取」 (緑区) 最寄駅JR外房線 「鎌取駅」 (南口から徒歩3分ほど) 緑区のショッピングモール モール内は、かなり広くすれ違う場所も多い 休日が特におすすめで一日平均、30~50人くらいはすれ違うことが出来る。 ニンテンドー3DSステーション設置店でもある。 花見川区 幕張本郷駅・京成幕張本郷駅 (花見川区) 最寄駅JR総務本線(各駅停車) 「幕張本郷駅」 京成電鉄千葉線 「京成幕張本郷駅」 幕張新都心方面へのバスが発着しているので、幕張メッセでイベントがある場合ちょっとだけ期待できる。 稲毛区 稲毛駅 (稲毛区) 最寄駅JR総武本線(快速・各駅停車) 「稲毛駅」 2014年の乗降客数は49,489人/日である。 ワンズモール (稲毛区) 最寄駅千葉都市モノレール2号線 「動物公園駅」 (徒歩30分ほど) ニンテンドーゾーンは1Fのトイザらス。 フレスポ稲毛 (稲毛区) 最寄駅千葉都市モノレール2号線 「動物公園駅」 (徒歩30分ほど) 船橋市 「中核市」 船橋駅 最寄の交通機関JR東日本 (総武本線)・東武鉄道 (野田線) 京成電鉄本線 京成船橋駅 千葉県下人口第2の都市、船橋市の中心駅。 JR中央改札前にいると通勤通学ラッシュ時30分で4~5人とすれ違える。 野田線船橋駅と京成本線京成船橋駅に人の流れが分かれるので、その間くらいにいると良いかも。 野田線改札前はあまりすれ違えない。 ちなみにニンテンドーゾーンはフェイス4Fビックカメラと西武百貨店およびイトーヨーカドー内のセブンスポット。 京成船橋駅前 最寄の交通機関京成電鉄 (京成本線) JR総武本線・東武野田線 船橋駅 ここから東京方面が所要時間も運賃もJR優位であるため、乗り換え客が多いのが特徴。 西船橋駅 最寄の交通機関JR東日本 (総武本線・武蔵野線・京葉線)・東京メトロ (東西線)・東葉高速鉄道 駅構内の地下鉄東西線とJR乗換え口付近。 幕張でゲームショウ等のイベントがある時は、幕張方面行きのプラットホームでかなりすれ違える。 プラットホームでは、あまりにも人が多いので、落ちないよう気をつけてください。 ららぽーとTOKYO-BAY 最寄駅JR京葉線 南船橋駅より徒歩5分(無料送迎バスあり) 京成電鉄本線 船橋競馬場駅より徒歩10分(無料送迎バスあり) JR総武本線・東武野田線 船橋駅南口・京成電鉄本線 京成船橋駅より京成バス船71系統でららぽーと停留所下車 JR総武本線 津田沼駅南口からもバスがあります かねてからの広いショッピングモールなので人が集まりやすい。休日の昼時、食事待ちの列がねらいめ。北館2Fボークス前のソファーも押さえよう。 西館にはポケモンセンタートウキョーベイがある。(ただし、ニンテンドーゾーンがあるため多くはすれちがえないかも) イオンモール幕張新都心と同じで、遠いにも関わらずこちらも幕張メッセのイベント客を見かけた。 ニンテンドーゾーンは西館2Fのトイザらスとポケモンセンター。 イオンモール船橋 最寄駅東武野田線 新船橋駅 3階ナムコ前ワンパクフォレストのソファがよいのではないかと ニンテンドーゾーンは3Fのナムコと2Fイオンのゲームソフト売場。 中山競馬場 最寄駅JR武蔵野線 船橋法典駅より専用地下道で10分 京成電鉄本線 東中山駅より徒歩20分、バスで10分 競馬開催は毎年1・3・4・9・12月。それ以外は他場場外発売を実施。 毎週土・日曜には大勢の観客が集まる。コメントでレース予想や応援メッセージを書く人も多い。 場所柄、未成年者は成人と一緒に入場を。 ふなばしアンデルセン公園 アクセスhttp //www.park-funabashi.or.jp/and/access.htm トリップアドバイザーが選ぶ「トラベラーズチョイス 世界の人気観光スポット2015」のテーマパーク部門では、 大阪のUSJを上回り、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーに次ぐ日本国内3位、 また、「2015年アジアの人気テーマパーク」でも10位にランクされた公園 県外からのすれ違いも期待出来る。 柏市 「中核市」 柏駅 最寄駅JR常磐線・東武鉄道野田線 「柏駅」 「千葉の渋谷」の異名を持つ東葛地域の中心都市の一つである商業都市、柏市の中心駅。 駅前には百貨店(高島屋)、家電量販店(ビックカメラ)、大型スーパー(イトーヨーカ堂)、商店街(柏二番街)、ファッションビル(丸井・VAT)と様々な客層に対応できる施設が存在する。 また、柏駅自体も千葉県内でのJR駅では利用者の数がランキング上位に入っている駅でもあるので、(もちろん、邪魔にならないように立ち回った上で)駅前に居るだけでもかなりの数のすれ違いを達成できる可能性がある。 千葉県内のすれ違い回数としては、船橋市>柏市>千葉市といった感じであるのですれ違いスピードのバランスも良いのが特徴。 また、7月の第四土曜日・日曜日には駅前で柏まつりが開催されるため、狙い目である。 但し、柏駅の(特に東武鉄道改札付近は)風通しが若干悪く、気温が上昇しやすいので、特に夏場は自分の体調とも相談しながら行動しよう。 地域も、関東地方の中心であるが、たまに遠方からのすれ違いも期待できる。 南柏駅 最寄駅JR常磐線 「南柏駅」 駅構内でもすれ違うことが出来るが、駅周辺では再開発のショッピングセンターもある。 ビックカメラ柏店 そごう1Fのアトリウムや、ビックカメラが狙い目。 ビックカメラ4Fのゲームソフト売り場は説明不要。 ※そごう柏店は2016年9月末に閉店予定します。 イトーヨーカドー柏店 6Fにブックオフがある。B1Fの食品売り場もそれなりに人がいる。 ニンテンドーゾーンはセブンスポットとして各フロアに散在。 柏二番街 新星堂やドンキホーテなどが軒を連ねる商店街。人通りが多く、すれ違える可能性が高い。 途中にマクドナルドもあり。 ニンテンドーゾーンは新星堂地下のTSUTAYA。 柏高島屋ステーションモール 柏の実質的な駅ビル。ステーションモール棟6F辺りが店舗や売り場の性質上、すれ違える可能性が高いと思われる。 7・8Fの東急ハンズも行ける。 ららぽーと柏の葉 最寄駅つくばエクスプレス 柏の葉キャンパス駅西口前すぐ 休日に2時間うろうろして4~5人とすれ違いできました。 イオンモール柏 最寄駅JR常磐線 南柏駅 徒歩15分 ニンテンドーゾーンは3F。 モラージュ柏 最寄駅JR常磐線・東武野田線 柏駅 バス10分 (無料) 大型SC。多くの人とのすれちがいが期待できる。 セブンパークアリオ柏 最寄駅JR常磐線(快速・各駅停車)・成田線(我孫子支線) 「我孫子駅」 (無料シャトルバス) 2016年4月25日にオープンした。イトーヨーカドーを核としたショッピングモールである。 柏市民の新たなすれ違い場所として期待出来るほか、首都圏を中心としたすれ違いも出来る。 言うまでも無いがニンテンドーゾーンは館内各所。 松戸市 (40万人以上都市) 松戸駅 最寄駅JR常磐線・新京成電鉄新京成線 「松戸駅」 何かとイメージが悪いとされるが、マツキヨのお膝元で知られる東葛地域の中心都市、松戸市の中心駅。 JR線と新京成線の接続駅であり、また周辺の企業へ通勤する従業員とのすれ違いが期待できる。 連絡通路~ペデストリアンデッキがオススメか。 ただ、休日に向いていないのが松戸駅の欠点。午前中は良いとしても、午後はスピードが愕然となる。 休日は、おとなりの柏市の柏駅に行けば人数も地域もバランスが良いかも知れない。 アニメイト松戸 最寄駅JR常磐線・新京成電鉄 松戸駅 徒歩1分(地下1階) 入り口が多少目立ちにくい上、ゲームセンターの奥にあるので多少わかりづらい。 ブックオフ・スーパーバザール松戸 最寄駅JR常磐線・新京成電鉄 松戸駅 徒歩1分 開業したばかりのブックオフの大型店。 古着フロアの方が人口密度が高いか。 プラーレ松戸 最寄駅JR常磐線・新京成電鉄 松戸駅 松戸駅とペデストリアンデッキで接続されている2階の入り口が狙い目。 食品売場も悪くはないだろう。 ニンテンドーゾーンはセブンスポットとして各フロアに散在。 ダイエー新松戸店 最寄駅JR常磐線・武蔵野線 新松戸駅 徒歩8分 流鉄 幸谷駅 隣に私立大学が建っており(というよりダイエーの旧駐車場の敷地に建てられている)、昼休み時間帯に学生とのすれ違いが出来る可能性アリ。 イオン北小金店 最寄駅JR常磐線 北小金駅 西友常盤平店 最寄駅新京成電鉄 常盤平駅 徒歩3分 食料品だけでなく衣料品・日用品・各種テナント・ゲームセンター・無印良品とひと通り揃っている。 そのためか、規模の割に結構すれ違う(2Fエスカレーター脇のベンチで入れ食い状態になったこともあり)。 エスカレーター周辺か、3Fのゲームソフト売り場辺りを回ってみればそこそこすれ違えるかも。 無印良品の売り場はそれほど人が居ない。 イトーヨーカドー八柱店 最寄駅JR武蔵野線 新八柱駅 徒歩5分 新京成電鉄 八柱駅 徒歩5分 ニンテンドーゾーンはセブンスポットとして各フロアに散在。 市川市 (40万人以上都市) 市川駅 最寄駅JR総武本線(快速・各駅停車) 市川市の中心駅。 東京都心部にも近いので東京都民のすれ違いも多い。 数としても2時間で20~40人くらいは来るのでバランスが良いが、遠方からのすれ違いはちょっと難しいかも? 本八幡駅 最寄駅JR総武本線(各駅停車)・東京都交通局新宿線 「本八幡駅」 市川市の中でも最も乗降客数が多い駅。 市川市の中心街になっており人通りも多い。最盛期よりは劣るものの市川駅と同じくらいすれ違う事ができる。 JRで行く方は快速停車駅ではないので要注意。 ニッケコルトンプラザ 最寄駅JR総武本線・都営地下鉄新宿線 本八幡駅より徒歩約10分駅北口よりコルトンプラザ行きの無料シャトルバスが発車している。 京成電鉄本線 京成八幡駅より徒歩約15分 JR総武本線 下総中山駅より徒歩約10分 京成電鉄本線 鬼越駅より徒歩約5分 ダイエーの店舗内や、2Fのトイザらスやパロ(ゲームセンター) などがおすすめ。 ニンテンドーゾーンは2Fのトイザらス。 市原市 (20万人以上都市) 五井駅 最寄駅JR内房線・小湊鐵道小湊鉄道線 「五井駅」 チバニアンで一世風靡した千葉屈指の工業都市、市原市の中心駅。 千葉市や東京のベッドタウンでもあるが、通勤・通学時間帯でもそんなに多くもないので過度な期待はしないほうが良い。 ただ内房線内の、中核となる駅で小湊鐵道というローカル線があるのでそれなりにすれ違える。 ユニモちはら台 最寄駅京成電鉄千葉線 ちはら台駅 徒歩10分 1Fの食品スーパー「ヤオコー」や、吹き抜けとなっている2本のメインの通路などですれ違える。 30分で6名ほどのすれ違いを確認。 イトーヨーカドー姉ヶ崎店 最寄駅JR内房線 姉ヶ崎駅 徒歩5分 3Fのゲームセンター及びおもちゃ売り場周辺、1Fの食料品売り場など。 ニンテンドーゾーンはセブンスポットとして各フロアに散在。 八千代市 (10万人以上都市) イオンモール八千代緑ヶ丘 最寄駅東葉高速鉄道 八千代緑ヶ丘駅南口 客層のせいか食品レジの周りをうろつくだけでたくさんすれ違える。 ニンテンドーゾーンはナムコとゲームソフト売場、共に4F。 流山市 (10万人以上都市) 南流山駅 最寄駅JR武蔵野線・首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス 「南流山駅」 流山おおたかの森駅 最寄駅首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス・東武鉄道野田線 「流山おおたかの森駅」 流山おおたかの森S・C 最寄駅東武野田線・つくばエクスプレス 流山おおたかの森駅より歩いてすぐ ニンテンドーゾーンは3Fのナムコとつくばエクスプレスの駅構内。 イトーヨーカ堂 流山店 最寄駅流鉄(旧・総武流山電鉄)平和台駅より歩いてすぐ ニンテンドーゾーンはセブンスポットとして各フロアに散在。 習志野市 (10万人以上都市) 津田沼駅 最寄駅JR総武本線(快速線・中央・総武緩行線) 昔は軍都であった街であり、谷津干潟で知られる東京と千葉のベッドタウンである都市、習志野市の中心駅。 乗降客数約10万人以上が利用し、駅構内は多くの人で行き交う。 朝と夕のラッシュ時には期待しよう。 新津田沼駅 最寄駅新京成電鉄新京成線 「新津田沼駅」 JRの津田沼駅より若干劣るが、こちらもおすすめできる。 ラッシュになれば大漁だ。 京成津田沼駅 最寄駅京成電鉄本線・千葉線・新京成電鉄新京成線 「京成津田沼駅」 二つの京成がある駅。 こっちもJRより劣るが、ラッシュや休日でもかなりのすれ違いが期待できる。 イオンモール津田沼 最寄駅新京成電鉄 新津田沼駅 フードコート辺りが良いかも。 ニンテンドーゾーンは3F。 コナミスポーツクラブ津田沼 平日19~22時頃、習慣的にすれちがうユーザーが複数存在する。水泳、体操スクールの生徒や職員等が主なユーザーだと思われる。 付近のヨーカドー津田沼orイオン津田沼、モリシアではあまりすれちがえず、駐車場やジム内部での遭遇が主なので敷居は高め。 モリシア津田沼 最寄駅JR総武本線 津田沼駅南口 エントランス広場やマクドナルドですれちがえる。 ニンテンドーゾーンは3Fヤマダ電機。 佐倉市 (10万人以上都市) 佐倉駅 最寄駅JR総武本線・成田線 「佐倉駅」 ユーカリが丘駅 最寄駅京成電鉄本線・山万ユーカリが丘線 「ユーカリが丘駅」 浦安市 (10万人以上都市) 新浦安駅 最寄駅JR京葉線 「新浦安駅」 言わずと知れた東京ディズニーリゾートがある観光都市、浦安市の中心駅。 駅前は、ショッピングセンターが多く立地している。 ただ、舞浜駅よりは来ないが、千葉県民とのすれ違いをじっくりと集めたい方にはおすすめといえよう。 舞浜駅 最寄駅JR京葉線 「舞浜駅」 東京ディズニーリゾートに行く方が大勢居る。 県外からのすれ違いも期待できるが、海外からのすれ違いも期待できる。 浦安市の駅の中では一番おすすめだ。 浦安駅 最寄駅東京メトロ東西線 「浦安駅」 市の北部に位置しており、浦安市の中心市街地になっている。 舞浜や新浦安に負けているが、それなりに期待はできる。 ショッパーズプラザ新浦安 (イオンスタイル新浦安店) 最寄駅JR京葉線 新浦安駅 徒歩1分 新浦安地区の地元民と、明海大の学生、駅前のホテルに宿泊するTDR客の物資調達で入り乱れて(いい意味で)カオスなスポット。 イトーヨーカドー食品館新浦安店 (旧:新浦安店) 最寄駅JR京葉線 新浦安駅 バス5分 現在、食品フロアしかないため 最盛期と比べると哥人程度しか来なくなりセブンスポットもなくなった。 西友浦安店 最寄駅東京メトロ東西線 浦安駅 徒歩3分 東京ディズニーリゾート 最寄駅JR京葉線 舞浜駅 最早説明不要。全国を通り越して全世界から人が集まるスポット。 それほど混雑していない時期でも100人近くとすれちがえることは珍しくなく、(午前中だけで50人を超えることもある) 繁忙期(夏休み期間、ハロウィン期間、クリスマス期間)なら相当な数のすれちがいを達成できる可能性もあるので、 行く予定がある際はぜひとも3DSを持って行こう。 但し、一部のアトラクションは無線LAN(Wi-Fi)の電波がトラブルの原因となる可能性もあるので、 パーク内のアトラクションではスタンバイの列と待合室以外では基本的にワイヤレススイッチを切っておこう。 ヨドバシカメラマルチメディアAkibaと同じく、ここで50人以上すれ違えなければ本体設定の不備か故障を疑うレベル。 東京ディズニーランド 最寄駅ディズニーリゾートライン 東京ディズニーランド・ステーション 入園ゲート周辺 開園までの時間にかなりすれ違える。 モンスターズインク、アストロブラスター周辺 どちらもファストパスが瞬殺される人気アトラクションであり、人が非常に多い。 スタンバイ(FP無しの場合の列)付近を通過するだけでも、少なくとも4~5人とすれ違える。待合室内は言わずもがな。 スター・ツアーズ 「スターウォーズ」の新作公開の影響からか客数が増えている。 待合室内でかなりすれ違えるが、搭乗前にはWi-FiはOFFにしておこう。 ファンタジーランド キャラグリを目当てに来る人が多く、十哥分おきにすれちがいが発生することも珍しくない。 キャッスルカルーセル周辺などが狙い目。 ミッキーのフィルハーマジック 待合室の中でかなりすれ違える。 もちろん、Wi-Fiの電波によるトラブルを防ぐため、シアター内に入ったら絶対に無線スイッチは一時的に切っておこう。 シンデレラ城内部の通路 元々人の行き来が激しい上に通路の幅が狭まっており、さらには「シンデレラのフェアリーテイルホール」のスタンバイの列も兼ねているため、 凄まじいペースでのすれ違いが発生。 トゥーンタウン 性格上子供連れが集まりやすい。すれ違い頻度はかなり高め。 東京ディズニーシー 最寄駅ディズニーリゾートライン 東京ディズニーシー・ステーション 入園ゲート周辺 こちらも開園までの時間にかなりすれ違える。 アクアスフィア周辺 パークに入ってすぐにある巨大な地球儀。記念撮影の場所として人気の場所であるので、記念撮影の序にすれちがいも確保しよう。 メディテレーニアンハーバー ラグーン周辺 ショーの時間になると一気に人が押し寄せる。 トイストーリー・マニア!周辺 2012年7月にオープンした「トイストーリー・マニア!」周辺は人気アトラクションなのでかなり混雑している。広場はこまめに確認しておこう。 ミステリアスアイランド~マーメイドラグーン間の通路 「センター・オブ・ジ・アース」の地底車のルートとの立体交差となるこの通路は、人の往来が激しいことに加え道幅も狭まるので凄まじい数のすれ違いが発生する。 哥十秒に一回という猛烈なペースのこともある。 マーメイドラグーン 気候の厳しい真夏や真冬には空調の効いている屋内に人が集まりやすいため、狙い目。 アラビアンコースト 広場 「マジックランプシアター」目当ての客とロストリバーデルタ方面からの客が合流するためかなりのすれ違いが発生する。 イクスピアリ ザ・コートヤード イクスピアリ1Fの飲食店が集まる区域。 昼間は飲食店を利用する人が多いので狙ってみよう。 セレブレーションプラザ(中心部の広場) 場所2F中心部 様々なイベントが開かれる広場。 何かしらのイベントが行われている際は、近くを通ってみよう。 ディズニーストア 場所シアターフロント区域(2F) イクスピアリ内に出店しているディズニーストアの大型店。 人の量が半端ない。 ディズニーリゾートライン改札付近 場所西側入り口隣り、トレイル&トラック(共に2F) 野田市 (10万人以上都市) 清水公園 最寄駅東武野田線 清水公園駅 西口より徒歩10分 大規模の公園で、アスレチック付近や釣堀付近がいけそう。 イオンノア店 最寄駅東武野田線 野田市駅 野田市にあるイオン系の商業施設。 小規模な遊園地(レジャーパーク)も併設しており、家族連れとのすれ違いが期待できるかも。 ニンテンドーゾーンは別館のトイザらス。 木更津市 (10万人以上都市) 木更津駅 最寄駅JR内房線・久留里線 「木更津駅」 人気バンド氣志團の結成地、上総地方の中心都市のひとつである木更津市の中心駅。 それなりに駅に人はいるものの、アクアラインの影響で車社会になっている。 そのため、思ったよりすれ違うことができない。 イオンモール木更津 最寄駅JR内房線・久留里線 木更津駅 (徒歩40分) スパークルシティ木更津 最寄駅JR内房線・久留里線 「木更津駅」 (徒歩すぐ) イオンタウン木更津朝日店(旧木更津グリーンシティ) 最寄駅JR内房線・久留里線 木更津駅(無料送迎バス発着) 三井アウトレットパーク木更津 最寄駅JR内房線 袖ヶ浦駅から路線バスで約10分 JR内房線 木更津駅から路線バスで約20分 休日はそこそこすれ違える。フードコート、ポップコーン屋辺りがすれ違いやすい。 平日は期待薄。 海ほたるPA アクセスhttp //www.umihotaru.com/traffic/ 成田市 (10万人以上都市) 成田駅 最寄駅JR成田線(本線・空港支線・我孫子支線) 日本を代表をする空の玄関口成田空港。鰻が名産で知られる国際都市。成田市の中心駅。 鉄道の分岐点でもあり、多くの利用客で賑わう。新勝寺に向かう観光客もおり 海外とのすれ違いも出来る駅でもある。 京成成田駅 最寄駅京成電鉄本線・東成田線 「京成成田駅」 成田山新勝寺 最寄駅JR成田線(本線・空港支線・我孫子支線) 「成田駅」 京成電鉄本線・東成田線 「京成成田駅」 成田市の代表スポット 正月や豆まき開催時には大勢の参拝客で賑わう。 成田山表参道エリア 最寄駅JR成田線(本線・空港支線・我孫子支線) 「成田駅」 京成電鉄本線・東成田線 「京成成田駅」 イオンモール成田 最寄駅京成電鉄本線 京成成田駅よりシャトルバス発着 (206円)(JR成田線から来た場合、徒歩で京成側のバスターミナルに行けばよい) 成田市の土屋地区にある大型商業施設。 休日などはトイレですれ違い消化中でも次が来るくらい盛況。特に2階のゲーセン付近、1階の無印あたりは盛大にすれ違えます。 その土地柄、海外の人もかなり来るため外国人の人とのすれ違いも期待できる。(※) (※近隣住人の追記:外国人とのすれ違いですが、週末にでかける程度では外国人とすれ違うことはほとんどありません。普段歩いている外国人は中国人、韓国人の日本のブランド好きがほとんどで3DSを持って歩いているような外国人はいません。) ニンテンドーゾーンはゲームソフト売場。 ボンベルタ百貨店 最寄駅JR成田線 成田駅 京成成田線 京成成田駅 成田ニュータウン地区にあるイオン系の百貨店。 1階のスターバックス付近や、本館と専門店館の間の広場が狙い目と思われる。 成田空港 最寄駅JR成田線・京成電鉄本線・成田空港線 成田空港駅・空港第2ビル駅 京成東成田線・芝山鉄道 東成田駅 日本の東の空の玄関、成田空港。 その特性から海外の人とすれ違える可能性がとても高い。すれ違いフィッシングをプレイしている人はぜひ行ってみてほしい。 空港内の施設を利用するつもりで行ってみるのもよいかと。ただし身分を証明するものは忘れずに。 成田空港駅 最寄駅JR成田線(空港支線)・京成電鉄本線・京成成田空港線 「成田空港駅」 空港第2ビル駅 最寄駅JR成田線(空港支線)・京成電鉄本線・京成成田空港線 「空港第2ビル駅」 ポケモンストア成田空港店 場所第2ターミナル本館4F 空港内のポケモンストア。ポケモン好きな外国人のすれちがいも期待できる。 第三ターミナル LCC専門のターミナルビル。国内のプレイヤーとのすれ違いを狙うならこちらのほうがいいかもしれない。 第二ターミナルからの移動用の通路でも行けるかも。 ユアエルム成田 最寄駅京成本線 公津の杜(こうづのもり)駅 成田市の住宅地にあるイトーヨーカ堂の入ったショッピングセンター。 成田だけど、すれ違うのはほぼ日本人。 3階のゲームコーナー、1階のポッポあたりを狙おう。 中央広場でイベントをやっていたら念のため近くへ。 まわりにあるのは住宅地のため、平日はあまり期待できないので休日狙いがよい。 ニンテンドーゾーンはセブンスポットとして各フロアに散在。 イオンタウン成田 最寄駅京成本線 京成成田駅 旧ジャスコ成田店の跡地に開業したイオン系の商業施設。 1Fノジマやマックスバリュなどで狙ってみよう。 華の湯 成田店 最寄駅京成本線 公津の杜駅より徒歩8分 成田ニュータウンの中にあるスーパー銭湯。 休日の夕方はかなり人が多く(おそらく地元民多数)、そこそこすれ違いを狙えるかも。 我孫子市 (10万人以上都市) 我孫子駅 最寄駅JR常磐線(快速・各駅停車)・成田線(我孫子支線) 我孫子市の中心駅、1時間ぐらい待てば10人来る あびこショッピングプラザ エスパ 最寄駅JR常磐線・成田線 我孫子駅 徒歩6分 1Fのフードコート、3Fのナムコランド辺りを狙おう。 ニンテンドーゾーンはセブンスポットとして各フロアに散在。 鎌ケ谷市 (10万人以上都市) 鎌ヶ谷駅 最寄駅東武鉄道野田線 「鎌ヶ谷駅」 新鎌ヶ谷駅 最寄駅東武鉄道野田線・北総鉄道北総線・京成電鉄京成成田空港線・新京成電鉄新京成線 「新鎌ヶ谷駅」 イオン鎌ヶ谷ショッピングセンター 最寄駅東武野田線・京成成田空港線・新京成電鉄・北総鉄道 新鎌ヶ谷駅 ニンテンドーゾーンは2F。 印西市 ジョイフル本田 千葉ニュータウン店 最寄駅北総鉄道 印西牧の原駅 ちばらき県民にとっては生活の要となっている大型ホームセンター。 店舗中央部宝くじ売り場前のベンチが狙い目。 イオンモール千葉ニュータウン 最寄駅北総鉄道 千葉ニュータウン中央駅 休日にイオンモールの通路で5~10人/時の割合ですれ違い可能。 イオンモール棟3Fのフードコートが狙い目か。 ニンテンドーゾーンはイオン棟のゲームソフト売場。 四街道市 四街道駅 最寄駅JR総武本線 「四街道駅」 イトーヨーカドー四街道店 最寄駅JR総武本線 「四街道駅」 (徒歩8分) ニンテンドー3DSステーション設置店 茂原市 茂原駅 最寄駅JR外房線 「茂原駅」 WonderGOO 茂原店 最寄駅JR外房線 茂原駅東口より徒歩12分 3DSのソフトの発売日などは、一時間に5人ほどすれ違える。 ニンテンドーゾーンあります。 君津市 君津駅 最寄駅JR内房線 「君津駅」 アピタ君津店 最寄駅JR内房線 「君津駅」 (徒歩5分) ダイエー君津店 最寄駅JR内房線 「君津駅」 (徒歩15分) 香取市 香取神宮 最寄駅JR成田線・香取線 「香取駅」 (徒歩約30分) サワラシティ 最寄駅JR成田線・香取線 「香取駅」 (徒歩15分) 八街市 イオン八街店 最寄駅JR総武本線 「八街駅」 (徒歩34分) 旭市 サンモール(イオン旭店) 最寄駅JR総武本線 「旭駅」 (徒歩7分) 白井市 白井駅 最寄駅北総鉄道北総線 「白井駅」 西白井駅 最寄駅北総鉄道北総線 「西白井駅」 銚子市 銚子駅 最寄の交通機関JR東日本 (総武本線)・銚子電気鉄道 実は銚子市内で最もすれ違いのヒット率が高いんじゃないか?と思われるのが銚子駅。 はっきり言って先述のイオンM銚子や、或いは魚市場(うおっせ21含む)よりも効率のよいすれ違いが可能かもしれない。 朝夕の通勤通学ラッシュ時間や、房総特急の到着時刻(観光客とのすれ違いを見込める)が狙い目。 イオンモール銚子 最寄駅JR総武本線・銚子電気鉄道 銚子駅よりバス約10分 銚子ドーバーラインの終点に位置するイオン系の商業施設。 休日昼間なら一時間で4~5人とすれ違うことは可能。 2階フードコート、2階映画館・ゲームコーナー前、1階ドルフィン広場あたりが狙い目。 1階ドルフィン広場でのイベントの内容次第では10人瞬殺もあるかも。 袖ケ浦市 イオン長浦店 「旧:ダイエー長浦店」 最寄駅JR内房線 長浦駅より徒歩3分 1Fのフードコートで3DSを使用している人を多数確認。 東金市 東金駅 最寄駅JR東金線 「東金駅」 東金ショッピングセンター サンピア (イオン東金店) 最寄駅東金線 東金駅 さびれた田舎で30年以上続いているショッピングセンター。 半分はイオン。 2階のおもちゃ屋、本屋、映画館、ゲームセンターあたりが狙い目。 休日でもまったくダメなときもあれば、平日でも10人近くたまることも。 動向が読めないので、一応3DS持っていくか。程度の気持ちで。 WonderGOO東金店 最寄駅東金線 東金駅 ゲームコーナー、本屋あたりを狙おう。 ここも平日、休日問わず。当たり外れが激しい。 確率的には夕方~夜のほうが当たりが多い。 ニンテンドーゾーンあります。 山武市 成東駅 最寄駅JR総武本線・東金線 「成東駅」 MEGAドンキホーテ成東店 最寄駅JR総武本線・東金線 成東駅 田舎で貴重なメガドンキホーテ。 2階のおもちゃコーナー、ゲームコーナーが狙い目。 平日は期待薄。 WonderGOO成東店 最寄駅総武本線 成東駅 ゲームコーナーのレジ前、裏の試遊機、中央のカードコーナーを まんべんなく歩くのがいい。 人がたくさんいてもハズレの日があったりするので根気よく。 それとは逆に入れ食いのときもあり謎。 ニンテンドーゾーンあります。 富里市 ヤマダ電機 テックランド冨里インター店 最寄駅京成電鉄京成本線 「公津の杜駅」 (徒歩30分) ニンテンドー3DSステーション設置店 ワンダーグー富里店 最寄駅京成電鉄京成本線 「公津の杜駅」 (徒歩30分) ニンテンドー3DSステーション設置店 ゲオ富里店 最寄駅京成電鉄京成本線 「公津の杜駅」 (徒歩42分) ニンテンドー3DSステーション設置店 ヤオコー成田駅前店 最寄駅京成電鉄京成本線「京成成田駅」 店名は「成田駅前」だが所在地は富里町という一風変わった場所にある。 どちらかというと地元民とのすれ違いのほうが多そう。 但し同居しているマツモトキヨシでは、日本メーカー製の化粧品を求める海外組とのすれ違いも若干見込めるか? 大網白里市 大網駅 最寄駅JR外房線・東金線 「大網駅」 大網白里市の中心駅 2014年の乗降客数は(10,565人)※降車人数含まず じっと待てば10人は来る。 アミリィ大網白里ショッピングセンター (イオン大網白里店) 最寄駅JR外房線・東金線 「大網駅」 (徒歩9分) 館山市 イオンタウン館山 最寄駅JR内房線 「館山駅」 (徒歩20分) 富津市 イオンモール富津 最寄駅JR内房線 青堀駅 徒歩20分 JR内房線 君津駅(送迎バス発着) 2階のプラザカプコン(ゲームセンター)とその周辺ですれ違える。 南房総市 道の駅ローズマリー公園 最寄駅JR内房線 「南三原駅」 (徒歩28分ほど) いすみ市 大原駅 最寄駅JR外房線・いすみ鉄道いすみ線 「大原駅」 匝瑳市 八日市場駅 最寄駅JR総武本線 「八日市場駅」 匝瑳市はここしかない 駅から少し歩けば、カインズホームがあるが すれ違うかどうかは微妙である。一応1人は来た。 鴨川市 鴨川シーワールド 最寄駅JR内房線・外房線 「安房鴨川駅」 (徒歩23分) 鴨川の大人気スポット 夏休みシーズンになれば県外からのすれ違いが期待できる イオン鴨川店 最寄駅JR内房線・外房線 「安房鴨川駅」 (徒歩2分) 勝浦市 山武郡横芝光町 ショッピングモール サビア 横芝 最寄駅JR総武本線 「横芝駅」 (徒歩5分) 山武郡九十九里町 海の駅 九十九里 アクセスhttp //www.kujyukuri.or.jp/topics/468.html 山武郡芝山町 航空科学博物館 最寄駅芝山鉄道 芝山千代田駅よりバス10分 JR成田線・京成電鉄本線・成田空港線 成田空港駅よりバス15分 成田空港の滑走路の端にある、飛行機の博物館。 子供連れとのすれ違いが期待できる。 3階のデッキ、4階の展望台で成田空港から発着する飛行機を撮影するのもいいだろう。 長生郡長柄町 ロングウッドステーション 最寄駅JR内房線 浜野駅よりバスで約30分 JR外房線 茂原駅よりバスで約40分 普段は閑散としているものの、毎月第一日曜にはフリーマーケットやチバテレビの番組のロケが開催されるため一気に人が増える。 2~3人程のすれ違いを確認。 気候が厳しい日は屋内(白い建物)でロケを行うが、そのような場合は建物内の人口密度が跳ね上がるのですれ違える可能性も高まる。
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/1670.html
すれ違い タグ一覧 ほのぼのヤンデレ ハッピーエンド 結婚 霊夢 結婚は人生の墓場……などとはよく言ったもので。 一度結婚してしまえば、金も時間も家族のために使わなくてはいけなくなる。また貧乏な家では女房も子も苦労する。 一方独り身は独り身でまた大変なもので、とかく世間体が悪くなる。閉じた社会では世間からの評判というのは大変貴重なものであって、このためにとりあえず結婚するという手合いもそうそう少なくない。 さてこの男、〇〇というが、この男は未婚であった。 妻と子供とに囲まれて、穏やかな余生を過ごす……というのは彼の頭にちらつく理想の一つではあったが、いかんせん金が足りなかった。貧乏で後ろ盾も、これといった長所もない男と積極的に関係を結びたがるものもおらず、こうして彼は今日も独身を託っていた。 「で、まだ結婚相手は見つからないの?」 酒を注ぎながら霊夢が言う。 「ああ。今年も結局、ここで年を越しそうだ」 「そう。ならお蕎麦の準備をしなくちゃね。あーあ、出費が痛いわ」 ため息が徳利の中の水面を揺らす。その波が静まらないうちに、彼女は酒を呷ってしまった。 「おいおい、まだまだ潰れてもらっちゃ困る」 「ぷはっ…………あら、どうして?」 空になった徳利を畳の上に投げ捨てて、霊夢は男に倒れ込んできた。 いつものことだ。 男は身じろぎもせずに彼女を受け止める。 「一人が淋しいからここに来てんだぜ。お前がすぐに黙っちまったら、俺は虚しいだけだろう」 「いいじゃない。別に言葉なんていらないわよ……ほら、なんて言ったかしら。何とかっていう哲学者が、『本当の友人とは、気兼ねなく沈黙できる友人のことを指す』……だとか、こんなことを言ってたじゃない。そういうことよ、きっと」 そういうなり、霊夢は男の体に顔を埋めた。 そうして母に甘える赤子のようにもぞもぞとして抱きついていた。 「はぁ。まあ、一理あるがね」 男は霊夢の頭を撫でてやった。前に酔った勢いでついやってしまったのが始まりだったが、霊夢の反応がまんざらでもなかったため、こうしてたまに撫でてやるのだ。 ただ奇妙なことに、二人にそれ以上の関係はなかった。 ここまで来ればあとは本番をやるだけというのが、ほかに娯楽もないような辺鄙な土地の常道なのだが、一体全体どうしたことか、二人はここで足踏みしていた。 すぅ……すぅ……。 今にも消え入ってしまいそうなか細いが寝息が、まさに目と鼻の先と言う他のない懐から聴こえた。 「なんだ霊夢、寝ちまったのか」 声で呼びかける。無理して揺さぶろうとはしない。 「寝ちまったか…………」 しんとした冷たい夜の空気が、部屋の外から流れ込んでくる。扉は閉めているはずなのに、囲炉裏の炎は燃えているのに、寒くて凍えそうで仕方なかった。 男は霊夢の顔を見ようとした。 しかし男に顔を埋めて眠っていた霊夢は、その表情を男に見せてはくれなかった。 「はあ…………やっぱり、淋しいや」 ふわふわと浮ついた馴れ合いの関係。 楽園の巫女にふさわしい、一時の退屈しのぎ。 「違うんだねえ、やっぱり……俺たちは…………」 男と女との恋愛観が違うというのはよくあること。ただ力も地位も何もかもが一方的な関係では、愛情の天秤が傾いてしまう。人が獣を愛でる如きの愛情となる。 そこには確かに愛情はある。ある筈だ。しかし理解と共感はない。端から見れば実に収まりのいい二人に見えれど、当の片割れはけして満足を得られない。 霊夢をそっと身体から離して座布団の上に寝かせると、男は筆を手に取った。 翌朝霊夢が目を覚ますと、そこに男の姿はなかった。 代わりに一通の手紙が卓袱台の上に置かれていた。 『そろそろ身持ちを固めようと思う。これ以上霊夢にも迷惑をかけていられない。これまで世話になった』 とても短い書き置きだった。 しかし霊夢が事情を察するには充分過ぎる言葉だった。 力のなくなった手から手紙がはらりとこぼれ落ち、足は身体を支えきれずに崩れ落ちた。 倒れ込んだ拍子に、昨晩使った徳利を割ってしまった。破片が白い柔肌に食い込んで、赤く鮮やかな血が走ったが、それは彼女の関心を惹かなかった。 最後にあてどない視線が虚空に漂い、色を失った目が一筋の涙をつうと流した。 「ねえ……あたしの何が、いけなかったの…………?もっと綺麗な女がよかった?もっと優しい女がよかった?」 こんなあばら屋が気に食わなかった?美味しいご飯が食べたかった?ごめんね、贅沢させたげられなくて。 「もしあたしの手の届くことなら。……言ってくれれば、あなたの好みに合わせたのになあ…………」 もっとお洒落をすれば好かったのかしら。それとも、気軽な女の方が好かったのかしら。真面目に働く女の方が、好かったのかしら。 「ごめんね、〇〇」 巡らせど巡らせど、答えは一向に見つからず。 流した血と涙が乾くまで、霊夢はずっと、虚空に向かって許しを請うた。 神社を後にした男は、しばらく浮ついたような生活をしていた。 霊夢の元では寂しさを埋めることはできない。かといって、平凡な男をそう都合良く好いてくれる女がいる訳でもない。ましてや都合の良い縁談話が転がっている訳でもない。 思い切って飛び出してきたものの、結局孤独のままだった。 「はあ。……別に寂しさが紛れた訳でもねえなあ」 男は長屋の自室でごろりと寝っ転がった。 何も聞こえない部屋の中で、ふとこれまでのことを思い返す。 異性としての好意を自覚したのは、もうだいぶ前になる。 先の見えない恋だった。 いつ自分の中の強がりが崩れて、ただの何もできない自分を彼女の前に晒してしまうのか。そればかりが怖かった。 「…………そういえば、霊夢のやつは、どうしてこんな男と一緒にいてくれたんだろうなあ」 無条件の無償の愛、そんなものはあり得ないのだ。 愛には理由がある。 「そもそも、いつから……あいつと逢うようになったんだっけか」 どうにも思い出せない。平凡な過去があったと漫然と覚えているばかり。 これが戯曲なら壮絶な過去の一つ二つあって、とある事件で記憶をなくしていた……という展開にでもなるのだろうが。そんな都合の良い話はない。替えの利くような人生しか送ってこなかったはずだ。 特別なことなどなく、偶然の積み重ねが怠惰に続いてここまできただけ。そもそもああいう立場の人と親しくなれただけでも奇跡だ。 だからどうにもならない。せめて今なお好意を抱いてる女の幸福を祈り続けるばかり。 「幸せになれよ、霊夢。俺には……無理だ。お前といるたびに、勝手に思い詰めてふさぎ込んぢまうんだからよ」 ーーお前は俺を、同じ土俵に立って、同じものを見ている存在だと勘違いしていたんだろう。だけど本当の俺は、そういう風を装って、これまでやせ我慢を続けていただけ。 「これまで勘違いさせて、悪かったなあ」 陰気な天井を見つめる男の目は虚ろで、やがて怠状な疲れとともに閉じられていった。 「おーい、〇〇さん」 往来を歩いていた〇〇は、酒屋の店主に呼び止められた。 「どうも、ご無沙汰しとります」 「急な用事で悪いんだがよ、博麗神社に酒を届けてくれねえか」 博麗神社。 今更掘り返したくもないものであった。しかし、こんな簡単に噂の出回る閉じた世界で、下手な発言は出来やしない。 「ほら、お前さんは仲良いからよ。あの偏屈巫女様と」 「分かりました。ただ届けるだけで構わないんで?」 「ああ。頼むよ」 「焼酎の一本でも取っといて下さいよ」 そう捨て台詞を残し、男は仕事を引き受けた。一度引き受けてしまったからには、最後までやり遂げなければどうしようもない。ここでぶん投げるくらいなら、勘ぐられるのを覚悟で断った方がまだましだ。 「ああ……嫌だねえ」 道すがら、誰に言う訳でもなく呟いた。呟かざるを得なかった。何か気を紛らわしながらでないと、とても足は進まなかった。 ーー霊夢と俺とじゃ、俺が全面的に悪いんだ。どうしてひどい目に遭わせた奴の前に、のこのこと姿を見せにいけるんだか……。 それに。 一度捨てた未練を思い返してしまうかもしれない。 真綿で首を締め付けられるような寂しさを。あの愛しくも辛い感覚を。もう一度思い出してしまうかもしれない。 男は博麗神社に到着した。 「あれから……だいたい三日か。もう割り切ってくれてるといいが」 酒瓶を担いで鳥居をくぐり、荒れ果てた境内を進んで巫女が起居をする奥の間に向かう。 縁側に臨する襖はぴたりと閉じられている。 隙間がなくては、様子をうかがうこともできない。仕方がないので男は大声で呼ぶことにした。 「こんにちは、酒屋です」 返事がない。 しばらく待ったが、返事がない。 「霊夢さあん。いらっしゃいますかあ」 またしても返事はなかった。 まさか酒瓶を庭に置いて帰るという訳にもいかないだろう。風の一吹きで瓶が倒れて、土の肥やしになるだけだ。いくら霊夢が変わり者でも、そんな注文をする訳ではない。 「仕方ねえな。留守にするお前が悪いんだぜ」 男は襖を開けた。 そして幾日ぶりかに見る部屋の内装を見回していると、 「霊夢!」 仰向けになってぼうっとしている、生気のない霊夢の姿があった。 「どうしたんだ!」 「…………〇〇?」 「ああ、俺だよ。いったい何が……」 「〇〇なの?本当に?…………戻ってきてくれんだあ」 ーーよりを戻しにきた訳ではなく、単に酒の配達にきただけだ。 しかしとてもそんなことを言える訳がなかった。 傷つき今にも息絶えてしまいそうな霊夢を目の前にして、男は否応なしに腹を決めた。 「すっかり痩せこけちまって……食ってねえな。今、何か作ってやる」 男は厨房に立った。戸棚を探ると、そこには蕎麦が二人前あった。他の食材は痛んでいるか調理の難しそうなものばかりだったので、蕎麦を茹でることにした。 「出来たぞ。無理しないで食えよ」 「あ……大晦日のために取っておいた、お蕎麦……」 「また俺が買ってきてやる。食えるか?」 「…………うん」 そう言って、霊夢は上体を起こそうとした。 しかし弱り切った体は支えきれずに崩れ落ちた。 「あっ……ごめんなさい……」 「仕方ねえな」 男は霊夢を後ろから抱きかかえた。それから右手で箸を持って蕎麦を口元まで運んでやった。 「いただきます」 ぎこちない動きで少しずつ、霊夢は蕎麦を啜っていった。 ひびの入った瀬戸物をそっと扱うように、男は丁寧に箸を動かした。それに呼応したように、女も唇を動かす。 やがて二人の営みは終わった。 「ねえ……〇〇……」 「うん?」 「ごめんね……迷惑かけて……」 「まったく。霊夢がこんなに手のかかるやつだとは思わなかったよ」 「ごめんね……ごめんね…………」 霊夢はただただ謝り続ける。口の動く限り、言葉の届く限り。もうすれ違いなど起きて仕舞わぬようにと祈りながら。 力のないその哀願を前に、男のわだかまりはすっかり消えてしまっていた。 「いや、いいんだよ」 「えっ……?」 「俺が面倒を見てやらないといけないみたいだから」 「〇〇…………?」 霊夢はきょとんとして見返してくる。 「ああ、ちくしょう。はっきり言わねえと分からねえかな。お前が独り立ちできるようになるまで、俺はずっとここにいるとも」 「〇〇……嬉しい…………」 そのまま二人はしばらく黙ってじっとしていた。 霊夢は体を包み込まれて支えられているだけで十分だったし、男は霊夢を抱きしめて支えていることが何よりの喜びだった。 「これ、お礼ね。わかってるとは思うけど、他言無用よ」 「それはもう当然のことで。ありがとうごぜえやす」 場所は博麗神社から離れて、人里の酒屋。 その店奥の客間にて、酒屋の主人と八雲紫とが密談をしていた。 「しかし〇〇の奴に配達を任せるだけで、こんなに貰えるなんて……いったいどういう了見で?」 「詮索も不要よ。すべて忘れなさい、美味しい思いをしていたかったら」 「これは失礼いたしました」 それから間も置かずに単簡な挨拶を交わした後、女は闇の中へと消えていった。 闇の中で女が呟く。 「まったく、一時はどうなることかと思ったわ」 「あんまり純情なのも考えものね……まあ、それが長所なのかしら」 行動的でないヤンデレって難しいですね 自分はヤンデレと言えば猟奇性より情の深さが好きなのですが、それだと普通のイチャイチャと区別がつかなくなるかもしれない 感想 すれ違った二人だけど、最後に幸せになって良かった -- 名無しさん (2019-01-27 15 15 56) ヤンデレではないな、うん。 -- 名無しさん (2019-08-21 04 05 30) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/akitobr/pages/127.html
千葉紀梨乃と坊屋春道の二人は、氷川村を目指して歩いていた。 「トイレって言ってたんで、またお腹痛くなったのかと思っちゃいましたよ~」 「ああ、腹はもう大丈夫だ。キリノちゃんのくれた薬のおかげだな」 口の端を「んっ」と持ち上げ、猫の口のような形にさせながらそう言う紀梨乃に対し、 春道は腹をポンポンと叩いて答え、「はっはっはっ」と笑う。 正午に行われた放送の内容は二人に大きな動揺を与えたが、 春道がトイレだと言って紀梨乃と離れていた間に二人とも持ち直したようで、 今では、そんな風に他愛の無いやり取りが出来るようになっていた。 「…………」 それでも、ふと会話が途切れると紀梨乃の頭には剣道部の仲間達のことが浮かんできて、 言いようの無い不安が心を支配する。 (サヤ、タマちゃん、ミヤミヤ、ダンくん) 今回のプログラム、室江高校からは明らかに剣道部のメンバーが選ばれている。 そして、今回室江高から選ばれた全員の入部届けを書いた、又は書かせたのは紀梨乃だった。 (……サヤ、あたし、どうすればいいのかな?) 中でも、サヤこと桑原鞘子と紀梨乃は小学校以来の親友だ。 紀梨乃は心の中で親友に語りかけ、彼女ならどう返すか想像してみた。 (当たって砕けろだって、やるっきゃないよ!キリノ) そんな抽象的な、勢い任せの一言が返ってくる気がした。 「お、村が見えてきたぜ」 春道が、いつの間にかうつむいて黙り込んでしまった紀梨乃の気を紛らわせようと、 努めて明るい口調で、村が近い事を告げた。 「あそこにキリノちゃんの友達がいるといーな」 「ん~、そうですねぇ。早くみんなに会いたいっす」 笑顔を作って春道に答える紀梨乃だったが、心の中では先ほどの続き。 鞘子に言われた(気がする)言葉への返答を考えていた。 (そうだよね、やるっきゃないよね!) 一つ決心をして、紀梨乃は顔を上げた。その目に迷いは無い。 紀梨乃は「すぅぅ」と大きく息を吸い込み、剣道のかけ声の要領で大声を出した。 「サヤー! タマちゃーん!」 「おお!?」 突然の大声に驚く春道をよそに、紀梨乃は声を出し続ける。 「ミヤミヤー! ダンくーん! 聞こえたら返事してー!」 ■ ■ ■ 川田章吾の眠りは、本当につかの間のものとなった。 周防美琴が出て行ってからそれほどしない内に、女の声によって起こされたのだ。 「うっ……何だ?」 頭の痛みを堪えて、川田は耳を澄ます。 「ミヤミヤー! ダンくーん! 聞こえたら返事してー!」 聞こえてきた声は、周防美琴のものではない。 そしてその声は、段々大きくなってきている。 どうやら、川田のいる診療所に近付いて来るようだ。 (くっ、どうする?) 川田は、つかの間の睡眠によってほんの少しだけ戻って来た冷静な部分をフルに使って考えた。 (今はプログラムの最中、こいつは間違いない) 記憶が混乱していて前後がハッキリとは思い出せないが、 ここがプログラムの会場、殺し合いの舞台であることには違いない。 (近づいて来ているのは、女か。誰かを探しているみたいだが……) 近づいて来ているのは女の声だ。 声の様子から誰かを探しているようだが、殺し合いに乗っているかどうかは不明。 (くっ、頭が……こんな状態では……もし女が殺し合いに乗っていたら) 頭の痛みが強まった気がした。 今の自分はおそらく脳震盪を起こしている。本来なら、数日は安静が必要な状態だろう。 もし、声の主が殺し合いに乗っていた場合、今の自分では大した抵抗も出来ずに殺されてしまう。 (せ、接触は……避けるべき、か) 川田は、痛む頭で何とかそう判断するとデイバッグ他、荷物をまとめて裏口から診療所を出た。 「ぐっ……」 しかし、川田は診療所を出たところですぐに尻餅をついてしまい、裏口のドア付近の壁に寄り掛かって動けなくなってしまった。 安全を期すならもっと離れなければと思うのだが、もう体が言う事を聞かない。 やはり、安静にしていなければ駄目のようだ。 「みんなー、いないのー?」 そうしている内に、声の女が診療所に入って来た。 川田は何とかやり過ごそうと、壁に寄り掛かった状態で息をひそめる。 「あれ~?誰もいないの?」 女の足音が診療所内を移動する。 それに続いてもう一つ、別の足音が診療所内に入って来た。 「誰もいねーのか?」 「う~ん、こんな風に地図に載ってる場所だし、誰かいると思ったんですけどねぇ」 どうやら、男女の二人組だったようだ。 その後しばらく、二つの足音が探し人を求めて診療所内を動いていたが、 やがて、誰もいない事が分かったのだろう。足音が出入り口の方へ移動し始めた。 「やっぱ、ここには誰もいねーみてーだな」 「ですねぇ」 (そうだ、このままどっかに行っちまえ) しかし、そのまま立ち去るかに思えた足音の一つが、川田の思いに反して診療所を出る前に止まった。 「あ~、でも一応、裏の方も確認しときますね」 「そーか」 (な、なに?) 例の男女がそんなやり取りをしたかと思うと、足音(多分、女の方だ)がどんどん川田のいる裏口へ迫って来た。 (くっ、くそ……) 運を天に任せるのは川田の趣味ではないが、こうなってしまうと川田には足音の主が殺し合いに乗っていない事を祈る他なかった。 女がドアノブに手をかけたのだろう、裏口のドアがカチャリと音を立てた。 「おーい、紀梨乃ちゃん」 その瞬間、川田とは反対側、診療所の出入り口付近から男の声がした。 「ん? はーい、なんですか~」 開きかけた裏口のドアが戻され、パタパタと足音が遠ざかっていく。 そして、バタンと出入り口のドアが閉まる音がしたのを最後に診療所内から人の気配が消えた。 (……行ったか) 川田は大きくため息をついた。 ■ ■ ■ 「なんすか~?」 「なーキリノちゃん。あれ、使えそうじゃねーか?」 紀梨乃が診療所から出てくると、春道がやや興奮気味に診療所の向かいにある民家を指していたが、しかし紀梨乃にはそれが普通の民家にしか見えなかった。 「ん~?」 「向こうから来た時は気がつかなかったぜ」 どう反応していいか分からない様子の紀梨乃をだったが、春道はそんな事を言って民家へ駆けて行った。 「ちょっ…………ああ」 春道はその民家の前へ駆け寄ると、家の前に停まっていた原付スクーターをいじり始めた。 どうやら、春道が指差していたのはこちらだったようだ。 (そっか、乗り物があれば……でも、やっぱりカギが無いと動かないよねぇ。 あ、春道くんが家のドアの方に……そっか、家の中ならバイクのカギあるかな? でもドアの鍵が閉まってるみたいだねぇ。って、ドアを蹴破った!?) 春道のそんな行動を見た紀梨乃が唖然としていると、春道はすぐに民家の中から出てきた。 どうやら原付のキーは、玄関を入ってすぐの所にあったようだ。 そして春道が原付に差し込んだキーを捻ると、ブロロロと原付のエンジンが回り始めた 「おし! キリノちゃん、これに乗っていこーぜ!」 「え~、でも……」 原付に跨り、紀梨乃にも後ろに乗るように勧める春道だったが、紀梨乃は躊躇していた。 人の原付、ノーヘル、二人乗りなどに関しては、灯台で色々と物色した物を持ってきている時点で今更だが……。 「荷物も多いし、二人乗りは危なくないですか?」 もう少し荷物が少なければ問題ないだろうが、紀梨乃の言う通り、今は荷物が多く二人乗りは危険そうだ。 「ムムッ、そーか」 紀梨乃との二人乗りを断られた春道は少し残念そうだったが、 すぐに顔を上げてキョロキョロと辺りを見渡すと、エンジンのかかった原付をそのままに、 他の家の方へ走り出した。 「あ、また……ん~、まさか」 その家の横にも原付が止まっているのが見えた時点で、春道が何を考えているのか察しのついた紀梨乃はその場で待つ事にした。 案の定、しばらく待っていると春道が原付をもう一台調達して紀梨乃の所へ戻って来た。 「紀梨乃ちゃんの分、持って来たぜ」 「は、はぁ」 意気揚々と戻って来た春道の気持ちはありがたい紀梨乃だったが、一つ問題がある。 「でも、あたしスクーターとか乗ったことないですよ~」 無免許などはこの際置いておくとして、紀梨乃は今まで原付を運転したことが無かった。 「大丈夫だって、チャリと全然変わらねーからよ。チャリには乗れるだろ?」 「まあ、いつも通学で乗ってますけど」 「ならへーきだって。ちょっと乗ってみよーぜ」 「ん~分かりました、乗ってみるっす!」 軽いノリで勧めて来る春道に、紀梨乃の方が折れた。 それに、紀梨乃の方もまんざら興味が無いわけではない。 「ブレーキはチャリと同じな。で、右のグリップが……」 簡単に原付の乗り方を春道から教えてもらい、いよいよ紀梨乃は原付に跨った。 「それじゃ、行きますよ~……っとと、お、おおぉぉぉ」 紀梨乃が原付のスロットルを捻るとエンジン音が高まり、紀梨乃を乗せた原付が走りだした。 走り出すときだけ少しふらついた紀梨乃だったが、スピードが上がってくるとバランスを取り戻し、そのまま50メートルほど走った後Uターンして春道の所へ戻って来た。 「ウマイウマイ。な、簡単だろー」 「あはは、これなら何とか乗れそうですね」 少し走っただけだが、紀梨乃は春道に笑顔でそう答えた。 「それじゃ、紀梨乃ちゃんの友達探しに行こーか。まずは村ん中探してみるんだろ?」 「そうですね~。あ、でも南側はもうすぐ禁止エリアになるんで、探すなら北側ですね」 「よし」 そうして、二人は原付に乗って村の中を探索するのだった。 (二人乗りは駄目だったが、女の子とツーリングってのも悪くねーな。ムフフ) などと春道が考えていたかどうかは、神のみぞ知る。 十数分後。 「結局、誰も見つかりませんでしたねぇ」 村の北側を一通り回った紀梨乃と春道だったが、収穫はゼロ。 紀梨乃の室江高メンバーはもちろん、春道の鈴蘭高校の生徒も、他の学校の参加者とも、 誰とも出会わなかった。 「この村には誰もいねーのかもな」 「むぅ、仕方ないですね。それじゃあ、次の村に行ってみましょうか」 そう言って紀梨乃が地図を広げ、春道もその地図を覗き込んだ。 「次っつーと、この平瀬村か」 「はい。あ、でもここ、H-3が禁止エリアになるんですね。時間はまだありますけど」 今、紀梨乃達がいる氷川村と平瀬村とを最短距離でつなぐ道は、これから約二時間後に禁止エリアになる。 時間的には余裕があるが、もしもその場で何かあって動けなくなったらと考えると、その道を通るのは危険かもしれない。 「……ちょっと怖いし、まずこっちの鷹野神社に行って、それから回り込みませんか?」 「フム、紀梨乃ちゃんがそう言うなら、オレは構わねーぞ」 こうして二人は、鷹野神社を目指して原付を走らせるのだった。 【I-5 道/1日目 午後】 【千葉紀梨乃 @BAMBOO BLADE】 [状態]: 健康 [装備]: 短刀 、原付スクーター [道具]:デイバッグ、支給品一式、チャッカマンなどの雑貨数点、常備薬 [思考] 基本:殺し合いはしない。 1:室江高校のみんなを探す 2:そのために島を一周する。次は鷹野神社経由で平瀬村へ 3:春道は、信用できそうだと思っている [備考] ※春道から、加東秀吉以外の鈴蘭高校出身者の特徴を聞きました。 【坊屋春道@クローズ】 [状態]:健康 [装備]: ワルサーPPK、改造ライター(燃料:90%)、原付スクーター [道具]:デイバッグ、支給品一式、救急箱、缶詰、私物のタバコ、ワルサーPPKのマガジン [思考] 基本:キリノと仲を深める 1:キリノを守る 2:電話番号をもらう 3:できれば、その先も…… [備考] ※紀梨乃から、室江高校出身者の特徴を聞きました。 ■ ■ ■ 原付に乗って走り去る二人を、物陰から見ている男がいた。 彼の名は花澤三郎。 鈴蘭高校一年生で、春道の後輩だ。 「坊屋さん……」 花澤は春道が他の学校の生徒と行動を共にしているのを見て、やっぱりなと思った。 そんな気はしていた。 春道の性格なら、こんな殺し合いに乗ったりはしないだろうと、分かっていた。 だから、出来れば殺し合いに乗っている自分を見られたくなかった。 そして花澤は、春道に話しかける事も出来ず物陰に隠れてしまったのだ。 (また、殺せなかった……) せっかく伊藤真司を禁止エリアに置き去りにして覚悟を決めた花澤だったが、 あこがれの先輩である春道の連れを殺すことは出来なかった。 (……坊屋さん、オレはあなたとは別の道を行きます) 春道達が見えなくなると、花澤は春道が走り去った道をあえて反対側へ歩き出した。 (次こそは、次こそは殺す!) 心の中で自らを叱咤し、花澤は歩き続けた。 【H-7 焼場付近/1日目 午後】 【花澤三郎@クローズ】 [状態]:喧嘩のダメージ(中度) 疲労 [装備]:ショットガン(SPAS12) アーミーナイフ [道具]: デイパック・支給品一式、単車のキー、ランダムアイテム1(武器ではない) 結束バンドの束 [思考] 基本:仲間を生かして帰す 1:次こそは殺す、殺せる、ころせる……! 2:最低の男になってでも、仲間と生き残る 3:坊屋さん…… ■ ■ ■ 「くぅ、取れない!」 氷川村、J-6エリア。 木の根元で、周防美琴は伊藤真司の指に巻き付いた拘束を何とか解こうと悪戦苦闘していた。 この場所が禁止エリアになるまで残り数分。 しかし、伊藤をこの場に拘束している結束バンドは一向に外れない。 焦りばかりが募っていく、そんな時だった。 「なあ周防、何か聞こえないか?」 「何かって?……あ!」 バイクのエンジン音のような音が聞こえた気がして、伊藤が発した言葉に美琴が顔を上げ、そして気がついた。 確かにエンジン音は美琴も聞こえたが、今はそれどころではない。 美琴が気付いたのは、すぐ近くに民家が一軒建っているということだった。 「ちょっと待ってろ!すぐ戻る!!」 「あ、ああ」 そう言い残し、その民家へダッシュする美琴。 そして民家にたどり着くと、すぐさま中を物色した。 「何か、何か無いか!?……あった!」 そして美琴はごく普通のハサミを見つけると、すぐにそれを持って伊藤のもとに戻った。 ハサミを入れると、素手ではあれだけ苦労しても外れなかった悪魔の拘束がパチンと音を立ててあっけなく外れた。 「よし、伊藤、走れ!」 「え?」 伊藤の拘束を解いた美琴は、伊藤に肩を貸して立ち上がらせると、 戸惑う伊藤に、今まであえて言わずにいた事実を告げた。 「いいから走れ!ここはもうすぐ禁止エリアになるんだよ!」 「なに!?」 そうして二人は全力で走った。 「はぁ、はぁ、はぁ……」 「ハァ、ハァ、ハァ……」 花澤三郎と殴り合った伊藤はもちろん、美琴も水を持って走ったりして疲れていたが、 二人とも、悲鳴を上げる体に鞭打って走った。 途中、美琴が一度見た口の開いたデイバッグが落ちていたが、 その場所がJ-6の外である保証は無かったため、それには構わず走った。 やがて、氷川村のもっとも南側にある道にたどり着くと、二人はそこに倒れ込んだ。 「はぁ、はぁ……、よし……ここまで来れば、大丈夫だ」 地図にあるエリアの境界には、実際に線が引いてあるわけではないので、 どこからが禁止エリアになるのか参加者には分からない。 しかし、美琴の記憶では道路にさえ出れば、そこはJ-6エリアではなかったはずだ。 「ハァ、ハァ、周防……俺を助けるために、危険を……」 禁止エリアの中に拘束されていた自分を、周防は命がけで助けてくれた。 伊藤はその事に感動し、尊敬の念を込めた視線を美琴に送っていた。 「そ、そんな、改まって言われると……照れるじゃねーか! ま、まあ気にすんな!!」 美琴は、照れ隠しに伊藤の背中をバンバンと叩いた。 「イテテテ」 それが花澤にやられた傷に触り、顔をしかめた伊藤を見て美琴は診療所へ伊藤を連れていくことにした。 残してきた川田の事も気がかりだ。 「悪い、大丈夫か?この先に診療所があるから、とにかくそこへ」 「ああ、分かった」 美琴は立ちあがると、再び伊藤に肩を貸して診療所へ向け歩き出した。 あのエンジン音はもう聞こえなくなっていた。 「ところで、さ。一体、誰にやられたんだ?」 少し歩いたところで、美琴がそれまで聞き辛かった話を切り出した。 美琴も遠目には犯人を見ている。伊藤を引きずっていたあの男。 伊藤とあの男は戦い、そして伊藤が敗れたのであろう事は、美琴にも想像がつく。 そのことで、伊藤のプライドは少なからず傷ついたはず。 しかし、今後の事も考えると聞かないわけにはいかない。 そして、聞くなら早い方がいい。 「……花澤とか言ったな」 「…そいつ、殺し合いに乗ってるんだよな」 「……だろうな。やり合ってた時には、そんな風に思えなかったんだが」 負けた喧嘩の事を女に話すのは気が引けた伊藤だが、美琴は命の恩人だし、 相手が殺し合いに乗っているとなれば、知っている情報は話しておくべきだろう。 そう考えた伊藤は、自分が分かる限りの事を美琴に話した。 「でも、なんで禁止エリアに置いて行くなんで方法を……」 「分からねーけど、大方、直接手を汚すのを嫌ったんじゃねーか?」 「くっそ……と、あそこだ、診療所」 花澤についての話が一通り終わったところで、二人は診療所にたどり着いた。 「あれ?川田?」 中に入ると、川田章吾の寝ていたはずのベッドが空だった。 「川田って?」 「ああ、話してなかったな。川田ってヤツをここに寝かせておいたんだ。 そいつ、怪我しててさ。動ける状態じゃなかったはずなんだけど……」 そう言って、美琴達が診療所の中を見渡していると、裏手の方から声がした。 「こ、こっちだ……」 「……川田?」 美琴が診療所の裏口を開けると、外に川田がデイバッグを抱えて座り込んでいた 「川田、どうして?」 「……他の、誰かが、来て……隠れた」 「そうか、分かった。とにかくベッドへ行こうな。これからはアタシが見張ってるから」 「ぐっ」 美琴は川田に肩を貸して元のベッドへ連れて行くと、まだ調子の悪そうな川田を寝かせた。 ベッドに横になると川田は目を閉じ、間もなく寝息をたて始めた。 やはり、まだ起きていられる状態ではなかったようだ。 「そいつが川田か」 「ああ、頭を強く打ってるみたいなんだ」 「そうか、可哀相に」 まさか、自分の投げたバットが命中したとは露ほどにも思わない伊藤がそんな事を言う。 「さてと、伊藤の方も手当てしないとな。ここなら包帯とかもあるし」 そんな伊藤に対し、診療所内にある薬などを確かめながら美琴が言った。 「それじゃあ伊藤、服脱いでくれ」 「え?」 【I-7 診療所/1日目 午後】 【川田章吾@バトル・ロワイアル】 【状態】後頭部に強い打撲 発熱 眠っている 【装備】金属バット 【道具】デイパック、支給品一式 タバコ コンドーム一箱 鍋のふた 【思考】 基本:自分の記憶の破綻に気づき、混乱している 1:頭が痛い痛い痛い 2:おれはだれなんだ 3:けいこ 補足: 川田は放送のため、自分の記憶の破綻に気づきました。そのため、自分が何者なのか、 ここがどこなのか、わからなくなっていますが、少なくともプログラムに参加している事は理解しています。 今は若干落ち着いて眠っていますが、次に目覚めたときに元の川田に戻れるかどうかは わかりません。 【周防美琴@スクールランブル】 【装備】: 【所持品】 支給品一式、ロープ 【状態】:拳に軽症、疲労 【思考・行動】 基本:仲間を探す。襲ってくるものに容赦はしないが殺しはしない 1:伊藤の手当てをする 2:川田の様子が気になる 3:同じ学校の仲間を全員探したい 【伊藤真司@今日から俺は!】 【装備】: 【所持品】 【状態】:全身打撲(右腕の打撲は特に重傷)、拳に軽傷 【思考・行動】 基本:全員助ける。手段等は人を探しつつ考える。 1:脱ぐの……? 2:人は絶対に殺さない 3:マーダーに会っても根性で説得
https://w.atwiki.jp/yuiazu/pages/768.html
卒業式。彼女は、思い切り泣いた。 泣きはらして、泣きはらして、笑顔になって。 別れを惜しみながら、それでも強く笑って。 そして、中野梓は、高校三年生になった。 「…やっぱり、似合ってないなぁ」 携帯を眺めながら、改めて梓は苦笑した。 先日執り行われた、先輩たちの入学式の画像が添付されていた。慣れないスーツ姿で、4人は思い思いに写っている。 澪は、緊張のあまり固すぎる顔。紬はさらりと着こなしている。律は……窮屈そうだ。 そしてもう一人は、致命的に似合ってない。ミスマッチにも程がある。 これが卒業アルバムの予行練習のような済ました顔だったら、まだ格好もついただろうに、いつもどおりの奔放な表情で写っていて、それがおかしくてたまらない。 「ぷっ、くく…」 抑えた笑いが、がらんとした部室に響く。 と、きぃ、という音がして、音楽室のドアが開かれた。 「…あの、中野先輩、どうかしたんですか?」 「ううん、なんでもないよ。入って入って」 はぁ、と怪訝そうな声を漏らしつつ、彼女は後ろ手にドアを閉めた。今年から軽音部に入部した、正真正銘の後輩である。まだ整っている皺の少ないブレザーが初々しい。胸元にアクセントとして彩られたリボンの色は、青色だ。梓にとってそれは先輩の色だけれど、むしろ彼女たちからすれば、赤こそが先輩の色なんだろう。そんなところで、時がめぐったことを実感してしまう。 「すいません、HRが長引いちゃって」 「大丈夫。それじゃ、練習はじめよっか」 幸いにも、新歓ライブでの梓の演奏は新入生の心を捉え、4人の新入部員を迎えることで今年も軽音部は継続されている。放課後ティータイムではないけれど、学園祭でもまた演奏することになるだろう。順風満帆と言ってもよかった。今ではジャズ研を引っ張るメンバーである純に、「あー残念、あたしが入れば百人力だったろうに」だなんて茶化されたけど。 その後輩の一人は、梓と同じギターの担当だ。どこかの先輩とは違って、入学前から音楽に触れていたようで、教えるにしてもやりやすい。フェルマータやフォルテッシモといって、そうですね、と素直に相槌が返ってくるのはなかなか新鮮だった。 まぁ、流石に腕前はまだまだだけれど。きっと上手になるだろう。 しばらく練習をして、少しの間長椅子に座って休憩をする。言葉少なだ。 そりゃ、センパイたちとのようにとは言わないまでも、もう少し賑やかでもいいんじゃないかなとは思うのだけれど、2年の年齢差は高校生にとってそこそこ大きい。互いになかなかきっかけがつかめないで休憩時間が終わってしまうのが常だ。それが梓の目下の悩みである。 けれど、今日は珍しく彼女のほうから話しかけてきた。 「あ、あの」 「……どうしたの?」 嬉しそうに返す梓に安心したのか、彼女は微笑んで言った。 「中野先輩って、ギター教えるの上手ですよね」 「そうかな。だったらいいんだけど」 「こう、すーって入ってくるんです。音と指とが離れてなくて」 「ありがと。…昔ね、」 手のかかる先輩がいたんだよ。先輩なのに、私に教えてって頼んできて、 ――そう言おうとして、やめた。 いきなり黙りこくってしまった梓を彼女は不思議そうに伺っている。私もそこでよく躓いたから、と梓はごまかした。結局その後会話はあまり弾まなかったけれど、いつもより少しだけ和やかな雰囲気になった休憩の後、再びギターをかき鳴らして、その日の部活は終わった。 校門で、彼女に向かって手を振る。いずれの後輩とも梓は別方面だ。部活の後、たいてい彼女は一人で帰路につく。 先輩らしく振舞えているだろうか。もしやめるなんて言われたらどうしよう。不安は常に付きまとっている。特に、今日は来ていない3人の後輩たち。塾や都合などで、毎日部室に来るというわけにはいかないようなので、尚更がんばらないと。 後輩と別れた帰り道、梓はいつもそう考える。 だけど今回ばかりは、少し余計なことまで浮かんでしまった。 意外なことに、卒業してから一番メールを送ってきたのは律だった。澪や紬との写真を 添えて、律らしい冗談と絵文字が踊る明るい文面に隠された後輩への気配りを、梓は十分 に感じ取っていた。次いで澪、紬である。どれもこれも、自分への思いやりがこもってい て、それだけで梓は胸が一杯になる。 部室に寄っていいか、なんて提案も度々あったけれど、せっかくの練習を邪魔しないで ください、なんて断ってしまった。律や澪や紬だって、新たな環境で忙しいはずだ。ただ でさえこれだけ気にかけてもらっているのだから、これ以上煩わせてしまっては申し訳な い。……あの人はまじめすぎると笑うだろうか。梓は苦笑する。 ……あの人。 あの人からの、最初は頻繁だったメールが稀になったのはいつからだろう。唐突にかか ってきた電話が来なくなったのはいつからだろう。寂しいと思う心とは別に、どこかで納 得している梓がいた。 新しい場で、これまでの親友と、これからの親友と、精一杯楽しむことに忙しいのだろ う。きっと、4人のうちで、一番。彼女はそういう人だから、と、すとんと飲み込めた。意 外なことに。 それは、梓が3年生になってから、理解したものだった。梓にとって、学校とは軽音部で あり、放課後ティータイムのことだった。そのことでいっぱいいっぱいだった。 けれど、それだけではない。受験もある。毎日は、放課後だけではないのだ。時間が、 生活が迫ってくる。それを身をもって実感したから、梓はあの人のことを責めようとは思 わなかった。むしろ感謝すら覚えた。こんな日々の中で、去年の先輩達は、あの人、あれ だけ時間を割いてくれたのだと。 別に、二度と会えないわけじゃない。憂に訊けば、喜んで近況を話してくれるだろう。 だけど、いやだからこそ、梓はあえてその話をしないことに決めた。 もう、いっぱいもらったのだ。抱きしめてもらって、名前を呼んでもらって。卒業式で は、泣きじゃくった自分を受け止めてもらって。 もう十分だ、と。そう思えてしまうことも含めて、満足していたから。 だから、今日の後輩からの話題は、不意打ちだった。 ○ 翌日。運悪く、後輩は全員来れないとのことだった。こういう日もある、どうしようか と悩み始めたときには、すでに梓の足は鍵を借りに向かっていた。一度習慣になってしま うとなかなか抜けないものだ。たとえ一人であっても。 きぃ。ドアを開けるときの音がいつもより遠くまで音が響いた気がした。閉めるときの 音も。がらんとした部室。ホワイトボードでは、…まだ隅っこのほうに残っている独創的 なセンスの落書きが消えかかっていた。本当にあのセンスはわからない。書きなおそうに も再現しようがない。 一息ついて、長椅子に座る。いざ来てみたはいいものの、やはり一人だけとなると何を する気も起きない。黒板に引かれた五線譜を眺めながら、ただ座っている。 ――広い。この部屋は、こんなに広かっただろうか。 かつて感じたその感覚を、しばらくぶりに梓は味わっていた。このごろは後輩がいたお かげで心の底に沈んでいたそれは、やっぱり痛切で、今すぐにでも誰かにすがりたくなる ものだった。 頭を振る。自分で決めたことだ。頼ってばかりもいられない、もう最上級生で部長なの だから。頼られる立場なのだから。繰り返し繰り返し唱えてきたその言葉を、寂寥感を押 し流すように梓は繰り返す。ブレザーの袖を握り締めながら。ごくり、と飲み込んで、梓 はようやく顔を上げた。 トンちゃんの水槽の掃除でもしようか。ようやく意識に上ってきたことに梓は申し訳な くなった。「でも」ってなんだ、でもって。ごめんね、と小声でつぶやきながら、慣れた 手つきでバケツに水を注ぐ。洗面台。鏡。隅に貼ってある剥がれかけのハートのシール。 反射的に目を逸らした。遅かった。 『中野先輩って、ギター教えるの上手ですよね』 『あずにゃん、ギター教えて!』 ……ほら。 『かわいいでしょー、最近はまってるんだー』 『いっぱい食べて大きくおなり』 ……ほら。 『あずにゃんは難しいことを考えるんだねー』 『だって、あずにゃんはあずにゃんだもん』 ……ほら。 『私はいっつもあずにゃんのことばっかり考えてるよ』 ……うそつき。 いつの間にかバケツから水が溢れていた。慌てて蛇口を閉める。水浸しだ。拭かないといけない。 ○ どうしてここまで弱いんだろう。 どうしてここまで脆いんだろう。 部長なのに。三年生なのに。もう、後輩じゃないのに。 最近、「梓」と同じくらい、「中野先輩」と呼ばれるのに。 もう、「あずにゃん」なんて、呼ばれないのに。 ○ 家に帰ると、梓は自室に逃げ込んだ。 制服のまま天井を眺める。 どうして、と問いかけても、答えは一向に出てこない。どうすればいいのかわからない。 自分の中で、整理をつけたつもりだった。割り切って、しっかりと固めていたはずだった のに。些細なきっかけで決壊してしまった、この気持ちはなんなのだろう。 一通り泣きはらして、表面上は落ち着いてはいる。しかし疲れ果てていた。 手元にある携帯電話を操作する。受信メール。先輩達の、似合わないスーツ姿。もう笑え ない。呆けながら、ただその画像を見つめている。 ……わがままな子、なんだろうな。 なにも、無視されたわけじゃない。忘れられたわけじゃない。ただ、近頃連絡が減ってき ただけ、なのに。それだけで勝手に遠く感じて、自分で納得したふうを装って。挙句の果て に、ちょっとしたきっかけですぐ決壊してしまった。 ……そんなの、卒業式のときと、何も変わらないじゃない。 あの時の絶望とは、違うのだ。まるで広い世界に自分ひとりだけが取り残されてしまうよ うな、切羽詰った状態ではない。繋がっている。だから、余計にわからない。 無機質な画面に映る、不恰好なあの人の姿を見て、こんなにも弱ってしまう。文字じゃな くて、画像じゃなくて、声を聞いて、抱きしめて欲しくて。 ……会いたくて。 会いたい。心の中で言葉にして、それは明確なものとなった。会いたい。会いたい。あの 人に会いたい。名前を呼んで欲しい。梓でもなくて、中野先輩でもなくて、あずにゃんと呼 んで欲しい。あの人がつけてくれた名前で、あの人の声で、……唯センパイの声で。 唯セ ンパイ。 受信ボックスを遡る。まだログに残っているかどうか不安だったけれど、過去になるにつ れ、名前欄は「唯センパイ」で埋まっていった。あの人らしい、どこからもってくるのかわ からないのにしっかり刺さってくることば。並ぶ「あずにゃん」の文字。 ……思えば、いつも、センパイとは、こうだった。 合宿のときも。学祭のときも。修学旅行のおみやげも。園芸大会のときも。夏祭りのとき も。シールのときも。最後のライブのときも。卒業式のときも。 こうやって、自分で考え込んで、袋小路に陥って、取り乱して。そんな時、いつも手を引 いてくれたのは、あの人だった。 手のひらの感触を思い出す。少し自分より大きくて、暖かくて、こっちのことなんかお構 いなしの、あの手。引いてもらってばっかり。 ……思い出すにつれ段々癪になってきた。どうしてこうも毎回毎回振り回されてばかりなの か。茫漠とした悲しみの水面に、会いたいという石が投げ込まれて、波紋を形作っていく。 置き捨てたスクールバッグに目をやる。まだしっかり繋がっている、「ぶ」のキーホルダー。 裏に張ってある、「なかのあずにゃん」のシール。 今回ばかりは。 梓は体を起こす。ふう、と一息。先ほどとは違った、意思の篭った一息。 もう三年生になったのだから、いつまでも手を引かれているわけにも、いかない。 だけどそれは、手をつないではいけないということではなくて。 手を引っ張っていってもいいんじゃないかと。 携帯電話のボタンを3回押した。 「……」 『あ、もしもし?あずにゃん?』 「――っ、私以外の、誰だと思ったんですか」 『あー、あずにゃんだぁ!』 「……そうです。あずにゃんです。唯センパイ、最近どうしてメールも電話もしてくれないんで すか。私、寂しくて、」 『わたしもさみしかったよ!』 「じゃ、じゃあ、どうして、」 『あずにゃんがメールも電話もくれないんだもん』 「……それは唯センパイが、」 『だって、あずにゃんもう三年生だから、部長だから』 「……っ」 『迷惑になっちゃいけないかなって、それでね、我慢してみたら、』 「……」 『全然メールも電話も来ないんだもん……』 「そ、その……」 『だから!すっごくさみしかったよ、あずにゃん!』 「わ、私もすっごく寂しかったんですよっ、なのになんですか、そんな理由、」 『あずにゃんずーるーいー、お互い様だよーこれはー』 「うっ……それは」 『ごめんなさい』 「……ごめんなさい、です」 『じゃあ、いまからあずにゃんの家に行っていい?』 「……いいですよ」 『わーい!待ってて、すぐ行くから!』 「はいっ」 ○ 結局事が終わってみれば、互い違いのすれ違いで。 やっぱり、唯センパイは唯センパイだった。 ○ 「中野先輩、ギター教えるのやっぱり上手ですよ。秘訣とかあるんですか?」 「えへへ。昔ね、先輩のクセに私よりギターが…あ、電話」 『もしもしー、あずにゃん?』 「今、部活真っ最中なんですけど」 『えー、だって電話しないとあずにゃん怒るじゃーん』 「だからあれは唯センパイが、……っ」 なるほどね、という視線を感じて恥ずかしいけれど。 「……あと五分だけですよ」 このくらいは、いいじゃない? こういうのいいな、素晴らしい -- (名無しさん) 2010-08-31 05 47 33 唯先輩が変わってなくて本当によかったー -- (名無しさん) 2010-08-31 23 44 29 「互い違いのすれ違い」っていうタイトルにセンスを感じた。いい。 -- (名無しさん) 2010-09-03 21 37 33 いいね -- (名無しさん) 2015-02-06 21 33 46 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/miiplaza/pages/77.html
音楽リスト BGMごとに設定されている条件を満たすと、このモードでいつでも再生可能になる。「お祝いリスト」でお祝いを5つ達成すると選べるようになる。 基本的には一度流れた時点で解禁だが、「すれちがい伝説」シリーズはクリアしないと解禁されないBGMがある。 追加のあそびを購入するとこのモードも拡張され、その追加のあそびの曲リストが???の状態でまとめて現れる。 「すれちがいMii広場プレミアム(514円)」を購入すると、スリープモードにしてもBGMが聞ける(イヤホンが挿さっている状態のみ)。さらに、広場のメインテーマをVer.1~Ver.7から好きなBGMに変更できる。(未解禁のBGMは変更不可) 曲名 使用箇所 解禁条件 すれちがいMii広場 入り口 Miiと挨拶 初めからある メインテーマ Ver.1 広場初期状態 初めからある メインテーマ Ver.2 広場20人以上 広場のMiiが20人以上になる メインテーマ Ver.3 広場50人以上 広場のMiiが50人以上になる メインテーマ Ver.4 広場100人以上 広場のMiiが100人以上になる メインテーマ Ver.5 広場300人以上 広場のMiiが300人以上になる メインテーマ Ver.6 広場500人以上 広場のMiiが500人以上になる メインテーマ Ver.7 広場1000人以上 広場のMiiが1000人以上になる ウサギの売り子 追加機能 追加機能の説明画面を見る すれちがい誕生日 すれちがい誕生日 すれちがいMii広場プレミアムを購入し当該項目を起動 VIPルーム VIPルーム ピースあつめの旅 タイトル タイトル画面 初めからある? 集めたピース 集めたピースを見る ピース集めの旅を一度でもプレイ パネル完成 パネル完成 初めてパネルが完成 全てのパネル完成 同時期のパネル全て完成 初期の7種類のパネルが全て完成 すれちがい伝説 タイトル タイトル画面 初めからある? 王宮のテーマ プロローグ さらわれた! とらわれのMii 出撃 冒険に出る 戦え!勇者よ! 前半ステージ 今回の成果 冒険終了 もっと戦え!勇者よ! 後半ステージ げんえいの塔 入り口を突破後 やみの部屋 げんえいの塔4階 すれちがい伝説クリア よろいまおう VSよろいまおう ラストゴースト VSラストゴースト エンディング 伝説の勇者たち すれちがい伝説Ⅱ タイトル タイトル画面 すれちがい伝説Ⅱ解禁 出撃 Ver.1 冒険に出る 出撃 Ver.2 冒険に出る(王子のいる部屋に突入) すれちがい伝説Ⅱ表伝説クリア 出撃 Ver.3 冒険に出る(王子救出後) 出撃 Ver.4 冒険に出る(姫救出後) すれちがい伝説Ⅱ裏伝説クリア さらに戦え!勇者よ! 前半ステージ すれちがい伝説Ⅱ解禁 今回の成果 冒険終了 世界を救え!勇者よ! 後半ステージ 王子救出後のエリア突破後 よろいだいまおう VSよろいだいまおう すれちがい伝説Ⅱ表伝説クリア やみの王 VSやみの王系 エンディング 伝説の勇者たち すれちがいシューティング タイトル タイトル画面 初回プレイ プラチナムビーチ 1-1 1-1を一度でもプレイ ブルジョアキャッスル 1-2 1-2を一度でもプレイ セレブリアンタワー 1-3 1-3を一度でもプレイ ドロック遺跡 2-1 2-1を一度でもプレイ まもれ!Miiフォース 2-2・4-2 2-2を一度でもプレイ ニョロック遺跡 2-3 2-3を一度でもプレイ ボーンズパレード 3-1 3-1を一度でもプレイ ボーンズコースター 3-2 3-2を一度でもプレイ ボーンズホイール 3-3 3-3を一度でもプレイ ノーチラの巣 4-1 4-1を一度でもプレイ ユデン海溝 4-3 4-3を一度でもプレイ G・ボーンステーション1 5-1 5-1を一度でもプレイ G・ボーンステーション2 5-2 5-2を一度でもプレイ 宇宙戦艦G・ボーン7世号 5-3 5-3を一度でもプレイ とおせんぼ! スカル・ボーン戦 スカル・ボーン戦を一度でもプレイ かかってこい!! ボス戦 コボーン戦を一度でもプレイ ゴールド・ボーンロボ ゴールド・ボーンロボ戦 ゴールド・ボーンロボ戦を一度でもプレイ パトロール ステージセレクト 初回プレイ 全員集合!? プロローグ よくぞあつまってくれた 艦長との会話 艦長のまめちしき ミス時のアドバイス 全滅する すれちがい銀河へようこそ プロローグ 初回プレイ 出動!Miiフォース 出撃デモ ゴールド・ボーンのテーマ ゴールド・ボーン登場時 初回プレイ えへへのあいあいさー ゴールド・ボーンとコボーンの会話 1-3クリア ハエに後悔 ゴールド・ボーンロボ戦前座 ゴールド・ボーンロボ戦を一度でもプレイ ボス登場 敵との会話 1-1クリア エンディング スタッフロール 5-3クリア すれちがいガーデン タイトル タイトル画面 初回プレイ フラワータウン プロローグ 花のアトリエ 花のアトリエ タネ箱 タネ箱画面 花てちょう 花てちょう画面 花のお世話 イントロ 花のお世話開始 花のお世話 開花前 水やり 花のお世話 開花後 受粉 エントランス エントランス みんなの庭 来客の庭 ガーデン購入者の庭を一度でも見る 庭選び 庭選択画面 はじまりの庭 はじまりの庭閲覧時 はじまりの庭に行く シンプルな庭 シンプルな庭閲覧時 シンプルな庭に行く シンプルな庭 茶 シンプルな庭 茶閲覧時 シンプルな庭 茶に行く モザイクな庭 モザイクな庭閲覧時 モザイクな庭に行く ナチュラルな庭 ナチュラルな庭閲覧時 ナチュラルな庭に行く テラスな庭 テラスな庭閲覧時 テラスな庭に行く ヨーロピアンな庭 ヨーロピアンな庭閲覧時 ヨーロピアンな庭に行く サンルームな庭 サンルームな庭閲覧時 サンルームな庭に行く フラワーセンター フラワーセンター内 フラワーセンターに行く おしごとカウンター おしごとカウンター内 おしごとカウンターに行く タネカウンター タネカウンター内 タネカウンターに行く 鉢カウンター 鉢カウンター内 鉢カウンターに行く 雑貨カウンター 雑貨カウンター内 雑貨カウンターに行く 庭相談カウンター 庭相談カウンター内 庭相談カウンターに行く 今回のレポート 今回のレポート 今回の招待終了後 まぼろしの花 まぼろしの花について 咲きほこる まぼろしの花 まぼろしの花が咲いた まぼろしの花を咲かせる 咲きほこる 新しい花 新しい種類の花が咲いた 新しい種類の花を咲かせる 咲きほこる はじめての色の花 初めての色の花が咲いた 初めての色の花を咲かせる 咲きほこる花 上記以外のの花が咲いた 色・種類共に既に持っている花を咲かせる 花マイスターのぼうし エンディング 花マイスターになる 花マイスター 花マイスターになる エンディング スタッフロール 花マイスターになる すれちがい合戦 タイトル タイトル画面 初回プレイ きょうから国王 プロローグ そりゃないよ めざせ!天下統一! 待っておったぞ 城門 初回プレイ オヌシノデバン 自国のターン 敵国と初合戦時 国とりのテーマ1 天下統一マップ 国とりのテーマ2 国とりのテーマ3 さいごの国とりのテーマ 19国制覇してから天下統一を選択 テキの挑発 敵国王デモ 敵国と初合戦時 決戦 サイゴキング戦前座 初めてサイゴキング軍と合戦(勝利or敗北) サイゴキングのテーマ 五連戦の四戦目まで 初めてサイゴキング軍と合戦(勝利or敗北) サイゴキングのさいごのテーマ 五連戦のラスト一戦 初めてサイゴキング軍と合戦(勝利or敗北) じいからの贈り物 プロローグ 初回プレイ いざ合戦! 合戦時BGM 初めて合戦する ランクアップ! 城ランクアップ時 初めて城を増築 達成! 兵士数のお祝い 1000人達成 ソナエアレバウレイナシ 兵を分けてもらった 初めて別世界の国王から兵を分けてもらう 勝ち 合戦の戦闘で勝利 初めて勝利(合戦の戦闘で3戦のうち1戦でも勝利) 負け 合戦の戦闘で敗北 初めて敗北(合戦の戦闘で3戦のうち1戦でも敗北) 勝どきをあげよ 合戦勝利時 初めて合戦で勝利(天下統一、別世界問わず) 降参 合戦敗北時 初めて合戦で敗北(天下統一、別世界問わず) 攻略 天下統一で勝利後マップに戻った時 初めて天下統一の合戦で勝利 まいりました 天下統一で敗北後マップに戻った時 初めて天下統一の合戦で敗北 忍者参上 VS忍者 初めてハゲシーゾ軍と対峙 豪傑登場 VS豪傑 初めてイバール軍と対峙 絶不調... 絶不調時 初めて絶不調状態を経験 帝王降臨 VSサイゴキング 初めてサイゴキング軍と対峙 帝王をたおしたぞ! サイゴキング撃破 初めてサイゴキング軍に勝利 天下統一 エピローグ みんなの国王 エンディング スタッフロール すれちがい迷宮 タイトル Ver.1 タイトル画面初期 初起動 タイトル Ver.2 タイトル画面 初回プレイ タイトル Ver.3 タイトル画面(真エンド後) 50Fボス撃破 洋館へつづく道 プロローグ 初回プレイ せまるなぞの手 きけんがいっぱい! すけっと登場?! 調査員を呼び出す時 5Fボス撃破 アドバイス 調査開始時 初回プレイ あつまるMiiたち 初回プレイ ようふうの部屋 1F~5F・21F~25F 初回プレイ もくぞうの部屋 6F~10F・31F~35F 5Fボス撃破 石づくりの部屋 11F~15F・36F~40F 10Fボス撃破 きぞくたちの部屋 16F~20F・41F~45F 15Fボス撃破 おそろしの部屋 26F~30F・46F~50F 25Fボス撃破 イベント発生 部屋の中 初期? お宝発見! アイテム入手 初期? レベルアップ! 武器レベルアップ時 初期? 共に行く者 コンビ結成時 5Fボス撃破 最大レベルアップ! 武器の最大レベルアップ時 10Fボス撃破 ピースをあわせよう1 パズルボックス パズルボックス挑戦 ピースをあわせよう2 難しいパズルボックス(★4以上)挑戦 ミニゲームスタート パズルボックス挑戦 ミニゲームクリア! パズルボックスクリア フロアクリア フロアクリア時 1Fクリア フロアパーフェクト フロアパーフェクト時 30Fボス撃破 今回の成果 結果画面 初プレイで探索終了 せんとうだ! お化けと戦闘 初めて通常戦闘を経験 対決! ボスと戦闘 5Fで初めてボス戦を経験 さいごの戦い! 30Fボスと戦闘 30Fで初めてデーモンキング戦を経験? 勝利 敵に勝利 初めて戦闘? 敗北 敵に敗北 初めて戦闘?(敗北経験なくても解禁) エンディング ききいっぱつ 30Fクリア後のイベント 30Fボス撃破 エンディング 晴れた洋館 50Fクリア後のイベント 50Fボス撃破 エンディング スタッフロール 50Fボス撃破 すれちがいフィッシング タイトル(昼) タイトル画面(昼) すれちがっている時に起動 タイトル(夜) タイトル画面(夜) すれちがっていない時に起動 さすらいの釣り人 釣り人を呼ぶ 初めて 釣り日誌 釣り日誌 初めて釣り日誌を見る スレチガ諸島にようこそ プロローグ 初回プレイ 初めての釣り いっしょに釣りに行こう 船上のおしゃべり コペラのお父さん 釣りへ出発! その1 ノーマルエリア・ポセイ島・オケアノ島出発時、人数によって変化 釣りへ出発! その2 釣りへ出発! その3 遠くの島へ出発! その1 レジェン島・プレミアムエリア出発時、人数によって変化 遠くの島へ出発! その2 遠くの島へ出発! その3 新しい釣り場 初めて訪れた釣り場 ショッパーナ岩場でもくひょう達成する 魚を釣ろう! 魚・ハズレHIT時 初めて魚がHIT 大物を釣ろう! 大物HIT時 初めて大物がHIT 超大物を釣ろう! 超大物・さまよいの魚HIT時 初めて超大物がHIT まぼろしの魚を釣ろう! まぼろしの魚HIT時 初めてまぼろしの魚がHIT フィーバータイム! フィーバータイム 初めてフィーバータイムを起こす 大漁!! ハズレが釣れた… 初めてハズレを釣る 魚が釣れた! 初めて魚を釣る 大物が釣れた! 初めて大物を釣る 超大物が釣れた! 初めて超大物を釣る まぼろしの魚が釣れた! 初めてまぼろしの魚を釣る 本日の成果 結果画面 初めて釣りを終える コペラのクラブハウス クラブハウス 初めてクラブハウスに行く 宇宙からの客人 すべての島のまぼろしの魚全9種類を釣り上げる エンディング ノーマルエリアのまぼろしの魚全5種類を釣り上げる ショッパーナ岩場 プレリュー島 初めてショッパーナ岩場に行く セセーラ川 初めてセセーラ川に行く コウリーヨ湖 初めてコウリーヨ湖に行く コーンペッキー海クルーズ 初めてコーンペッキー海クルーズに行く イリエーナ・ビーチ ジョバンナ島 初めてイリエーナ・ビーチに行く コモーレ池 初めてコモーレ池に行く クッターヴィレ桟橋 初めてクッターヴィレ桟橋に行く ノドカナ湖 初めてノドカナ湖に行く オヴォーロ川 初めてオヴォーロ川に行く キーガン海岸 メメン島 初めてキーガン海岸に行く ドンテン沼 初めてドンテン沼に行く シグレー川 初めてシグレー川に行く ムツノハ桟橋 初めてムツノハ桟橋に行く コーリー海クルーズ 初めてコーリー海クルーズに行く サザナミーナ海辺 マーメイ島 初めてサザナミーナ海辺に行く シトシト岩場 初めてシトシト岩場に行く パラツーク湖 初めてパラツーク湖に行く シッチータ沼 初めてシッチータ沼に行く コーヨミゴーロ川 初めてコーヨミゴーロ川に行く スミキリー・レイク 初めてスミキリー・レイクに行く アッサーモ桟橋 アトラン島 初めてアッサーモ桟橋に行く ユーフォード池 初めてユーフォード池に行く エンムー湖 初めてエンムー湖に行く ケリュー川 初めてケリュー川に行く ギリギリ・レイク 初めてギリギリ・レイクに行く カスミーナ沼 初めてカスミーナ沼に行く リユヒ海クルーズ 初めてリユヒ海クルーズに行く エンジェラーダ桟橋 ポセイ島 初めてエンジェラーダ桟橋に行く コハーン・レイク 初めてコハーン・レイクに行く ユーコック川 初めてユーコック川に行く ニッティーボ岩場 初めてニッティーボ岩場に行く ヒーロ海クルーズ 初めてヒーロ海クルーズに行く ユヤミー湖 初めてユヤミー湖に行く ユナギ海辺 オケアノ島 初めてユナギ海辺に行く オーマガット湖 初めてオーマガット湖に行く エグレッタ海岸 初めてエグレッタ海岸に行く ヒーグレット海クルーズ 初めてヒーグレット海クルーズに行く マジクワナ・ビーチ 初めてマジクワナ・ビーチに行く タソガーレ川 初めてタソガーレ川に行く オロラー海クルーズ 初めてオロラー海クルーズに行く ニジーロ海クルーズ レジェン島 初めてニジーロ海クルーズに行く ケズーリ海岸洞窟 初めてケズーリ海岸洞窟に行く バックーフー・リバー 初めてバックーフー・リバーに行く シーゲイル・ジャングル 初めてシーゲイル・ジャングルに行く トッドーロック海クルーズ 初めてトッドーロック海クルーズに行く ヒースイー海クルーズ シークレー島 初めてヒースイー海クルーズに行く シノートゥク川 初めてシノートゥク川に行く ミットゥーリ・ジャングル 初めてミットゥーリ・ジャングルに行く スイレーン・リバー 初めてスイレーン・リバーに行く ひみつの洞窟 初めてひみつの洞窟に行く シンプルな水そう シンプルな水そう 初めて水そうを見る ディープブルーな水そう ディープブルーな水そう ディープブルーな水そうのデザインを買う パラダイスな水そう パラダイスな水そう パラダイスな水そうのデザインを買う グリーンな水そう グリーンな水そう グリーンな水そうのデザインを買う トレジャーな水そう トレジャーな水そう トレジャーな水そうのデザインを買う アトランティスな水そう アトランティスな水そう アトランティスな水そうのデザインを買う ギャラクシーな水そう ギャラクシーな水そう ギャラクシーな水そうのデザインを買う すれちがいゾンビ ゾンビ退治だ! ゾンビ掃討ミッション 駅をプレイ せまりくるゾンビ 防衛ミッション 病院をプレイ 探しものはどこに 探し物ミッション パーキングをプレイ つれてにげるよ 護衛ミッション 裏通りをプレイ いざ、対決!! ボス対決ミッション スタジアムをプレイ ゾンビだらけの日常 タイトル画面 初回プレイ で、出たーっ! プロローグ たおしても たおしても バトルミッション バトルステージをプレイ ごくろうさま 結果画面 初プレイ終了 ナビってナビられて ゾンビナビ画面 初めてゾンビナビを見る カーテンコール スタッフロール 屋上をクリア サイマッド博士登場 サイマッド博士登場 貯水湖をプレイ セカイノオワリノハジマリ スーパーサイマッド登場 屋上をプレイ アー ユー ゾンビ? プロローグ 初回プレイ はじめてのゾンビ 立ち向かって! ミッション失敗 平和な日常 タイトル画面(初回orクリア後) マキシマムドリンクM 無敵状態 マキシマムドリンクM入手 マキシマムドリンクZ サイマッド博士戦 屋上をプレイ みんなでダンス ミラーボールのチャージ技使用時 ミラーボールのチャージ技を使用する 世界ゾンビ化計画 スーパーサイマッド戦 屋上をプレイ ゾンビさわぎは一件落着 エンディング 屋上をクリア サクッと!スロットカー 準備はいいかい? タイトル画面 初回プレイ はじまりの予感 まずはやってみよう! 昨日の敵は、今日の友 目指せ!チャンピオン! 調子はどうだい? たったひとつを求めて チャンピオンへの道のり エンジョイサーキット エンジョイサーキット 初めてエンジョイサーキットをプレイ メルヘンの森 メルヘンの森 初めてメルヘンの森をプレイ アップダウンマウンテン アップダウンマウンテン 初めてアップダウンマウンテンをプレイ くるっとデザート ブランチストリート 疾走!ジャンクフード ぴょんぴょんスカイロード 道のりは遠く レース下位時リザルト? レースで下位になる? まずまずかな? レース中位時リザルト? レースで中位になる? 優勝は頂いた! レース上位時リザルト? レースで上位になる? 激突!世界チャンピオン 縦横無尽!うちゅうコース 戦いは終わり・・・ エンディング エンディングを見る 新たなチャンピオン誕生 エンディング エンディングを見る サクッと!株トレーダー 目指せ!一流トレーダー! タイトル画面(すれちがっている時) ひとりでもお仕事 タイトル画面(すれちがっていない時) 株取引ってなあに? デイトレ体験会 デイトレ体験会を行う ずばり、当てちゃいます 「取引する」メニュー デイトレード開始! デイトレード中 教えて、カブチーノ 用語集 用語集を見る どれにしようかな? ショップ ちょっとひと息 成績報告 張り切っていきましょう! アナリストをよぶ 気になる結果は? デイトレード結果 道のりは長く ボーナスリスト たくさんあつめて コレクションルーム 持ち株はありませんかぁ~? 破産時 破産するか、総資産1億円達成で解禁 きみは最高の株トレーダー 総資産100億円達成時 一流トレーダーは今日も行く エンディング? サクッと!勇者食堂 朝のタイトル画面 オープニング 調理開始 レシピ帳 勇者新聞 食材をどうぞ! おいしく食事! たのしく食事! う~んな食事… 料理完成 夜のタイトル画面 料理研究 料理研究中その1 料理研究中その2 パーティ! エンディング エンディングを見る スタッフロール エンディング エンディングを見る サクッと!大砲忍者 タイトル 妖怪軍団の復活 秘伝の大砲 いざ妖怪退治へ 忍びの里 第1幕 戦闘 1-1をプレイ 第2幕 戦闘 2-1をプレイ 第3幕 戦闘 3-1をプレイ 第4幕 戦闘 4-1をプレイ 第5幕 戦闘 5-1をプレイ 第6幕 戦闘 6-1をプレイ 強敵あらわる 戦闘 1-5をプレイ カラクリ将軍 戦闘 6-5をプレイ いざ本番!! ステージクリア 戦闘 敵を倒した 一時てったい 戦闘 敵を倒しきれなかった 任務完了 エンディング エンディングを見る 里に帰ろう エンディング エンディングを見る エンディング エンディング エンディングを見る サクッと!探検隊 タイトル オープニング 探検エリアの選択 ミッション ジャングルのテーマ 古代遺跡のテーマ 雪山のテーマ おつかれさま 秘宝の獲得 ゴール 今回の結果 探検の記録 新エリアの解放 スタッフロール エンディング エンディングを見る エンディング エンディング 2周目のエンディングを見る
https://w.atwiki.jp/miiplaza/pages/50.html
広島 広島市 「政令指定都市」南区広島駅 (南区) 福屋広島駅前店【エールエール併設】 (南区) MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島 (南区) フタバ図書GIGA広島駅前店 (南区) ゆめタウン広島 (南区) 西区横川駅 (西区) 西広島駅・広電西広島駅 (西区) 東区フォレオ広島東 (東区) 中区広島平和記念碑・原爆ドーム (中区) 紙屋町周辺 (中区) 安佐北区フタバ図書 GIGA高陽店 (安佐北区) 安佐南区大町駅 (安佐南区) イオンモール広島祇園 (安佐南区) 佐伯区五日市駅 (佐伯区) 安芸区矢野駅 (安芸区) 福山市 「中核市」福山駅 鞆の浦 フタバ図書アルティ福山本店 フジグラン神辺店 ゆめタウン蔵王 イトーヨーカドー福山店・天満屋ポートプラザ店 呉市 「中核市」呉駅 ゆめタウン呉 海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館) 呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム) イオン広店 東広島市 (10万人以上都市)西条駅 ゆめタウン東広島 ミスターマックス八本松店 フジグラン東広島 尾道市 (10万人以上都市)尾道駅 イオン尾道店 廿日市市 (10万人以上都市)廿日市駅 宮島口駅 厳島神社 ゆめタウン廿日市 三原市三原駅 イオン三原店 フジグラン三原 三次市フタバ図書三次店 府中市府中天満屋 庄原市ザ・ビッグ庄原店 安芸高田市ゆめタウン吉田 大竹市大竹駅 ゆめタウン大竹 竹原市ゆめタウン竹原 江田島市ゆめタウン江田島 安芸郡府中町イオンモール広島府中 安芸郡海田町海田市駅 広島 パネル当地…ピクミン、マリオカート7 隣接…【陸上】NewスーパーマリオブラザーズWii、マリオカート7 (岡山) ゼルダの伝説、マリオカート7 (鳥取) 星のカービィ、マリオカート7 (島根) メトロイド アザーエム、マリオカート7 (山口) 【海上】ゼルダの伝説、みんなのリズム天国 (愛媛) ※概要 人口が多い順(市→町→村)に並んでいます 最新データ 2014年10月1日より (政令指定都市・中核市は別です 政令指定都市→広島市 中核市→福山市 呉市に並んでいます ○○郡○○町もしくは村は、郡に分けて、人口が多い順に並んでいます) ※人口 広島県総人口(2010年国税調査)2,860,750人 昭和20年8月6日に広島に原爆が投下された、その日に、原爆慰霊の日として行われる原爆ドーム、 そして食べ物としては広島風お好み焼きが有名な大都市かつ政令指定都市と県庁所在地の「広島市」 日本三大絣の一つ、備後絣と生産量日本一の下駄、そして国の名勝、鞆の浦が有名な、広島県第2の都市かつ中核市「福山市」 昔は東洋一の軍港・日本一の工廠と呼ばれ戦艦大和などで有名な、広島県第3の都市かつ中核市の「呉市」 文学の街として知られる「尾道市」、宮島として知られ世界遺産「厳島神社」がある「廿日市市」といった中国地方最大の人口を誇る日本の大都市広島県 中国地方の中で一番簡単な地域です。 全国各地どこでもすれちがえるチャンスはあります。 広島市 「政令指定都市」 南区 広島駅 (南区) 最寄駅JR山陽新幹線・山陽本線・芸備線 「広島駅」 広島電鉄本線 広島駅電停 中国地方最大都市である、広島市の中心駅。 野球がある日は観戦客・弁当売り・警備等、人が多いので通行に注意。 その分、すれ違いも活発。遠征組とすれ違う可能性が高い。 福屋広島駅前店【エールエール併設】 (南区) 最寄駅JR山陽新幹線・山陽本線・芸備線 「広島駅」 広島電鉄本線 広島駅電停 広島駅近くにある大型百貨店 エールエール A館10Fジュンク堂書店がおすすめだ。 MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島 (南区) 最寄駅JR山陽新幹線・山陽本線・芸備線 「広島駅」 広島電鉄本線 広島駅電停 フタバ図書GIGA広島駅前店 (南区) 最寄駅JR山陽新幹線・山陽本線・芸備線 「広島駅」 広島電鉄本線 広島駅電停 ゆめタウン広島 (南区) 最寄の交通機関広島電鉄 (宇品線・皆実線)皆実町6丁目電停 2階レストラン街(食事時間帯)、3階フードコート~ナムコランドですれ違い多数確認。 2013/9の日曜昼1時台、1階入り口からレストラン街へ移動、入店から10分で10人確認。 西区 横川駅 (西区) 最寄駅JR山陽本線・可部線 「横川駅」 広島電鉄横川線 「横川駅駅」 西広島駅・広電西広島駅 (西区) 最寄駅JR山陽本線 「西広島駅」 広島電鉄本線・宮島線 「広電西広島駅」 東区 フォレオ広島東 (東区) 最寄駅JR芸備線 「矢賀駅」 (徒歩20分ほど) 中区 広島平和記念碑・原爆ドーム (中区) アクセス最寄り電停・駅は広島電鉄(路面電車)だと、原爆ドーム前電停(原爆ドーム最寄)・本通電停(原爆の子の像・レストハウス最寄)・袋町電停及び中電前電停(広島平和記念資記念資料館最寄)。アストラムラインは本通駅。 世界文化遺産であり、負の遺産として知られる名所。 世界各国からも訪れるので、海外とのすれ違いも期待ができます。 昼でも、夜でもすれ違いが出来る。 あくまでも平和記念公園なので、マナーを守ってください。 紙屋町周辺 (中区) 最寄の交通機関広島電鉄 (本線・宇品線・白島線)・広島新交通 (1号線) 八丁堀~本通り~紙屋町 広島そごうからゲームセンター、フタバ、ネバーランド、本通り付近が狙い目。 シャレオ中央広場も人通りは多い。 ネバーランドゲーム階ではエディてんちょうMiiとすれ違うこともある。 そごうには既にすれちがい中継所があるが、今年の6月26日にポケモンセンターが開店したので多くの人とにすれちがいが期待できるだろう。 2月の平日 17 30~18 00で 本通りだけで10人枠オーバー //何年の? 安佐北区 フタバ図書 GIGA高陽店 (安佐北区) 最寄駅JR芸備線 「玖村駅」 (徒歩25分) ニンテンドー3DSステーション設置店 安佐南区 大町駅 (安佐南区) 最寄駅JR可部線・広島高速交通アストラムライン 「大町駅」 イオンモール広島祇園 (安佐南区) 最寄駅 JR可部線 下祇園駅 3月 日曜 13時-18時で45人すれちがい確認 佐伯区 五日市駅 (佐伯区) 最寄駅JR山陽本線 「五日市駅」 広島電鉄宮島線 「広電五日市駅」 安芸区 矢野駅 (安芸区) 最寄駅JR呉線 「矢野駅」 福山市 「中核市」 福山駅 最寄駅JR山陽新幹線・山陽本線・福塩線 「福山駅」 備後地方最大都市で鞆の浦で知られる福山市の中心駅 乗降客数はまずまずと思われるが実際に行ってみると、多く感じる。 岡山県・広島県中心に中国地方のすれ違いが多いのが特徴だ。 鞆の浦 アクセスhttp //www.tomonoura.co.jp/map.html 福山市の観光名所 ジブリ映画の一つ、崖の上のポニョの舞台でもある。 若年層の観光客は少なく、すれ違いにはあまり向いていないが、 県外からのすれ違いの発生率は高めだと思う。 フタバ図書アルティ福山本店 最寄駅JR山陽本線 東福山駅 2階 ゲームコーナー、1階 タリーズコーヒー フジグラン神辺店 最寄駅JR福塩線 道上駅 2階 ゲームコーナー・映画館前 ゆめタウン蔵王 最寄駅JR山陽本線 「東福山駅」 (徒歩21分) イトーヨーカドー福山店・天満屋ポートプラザ店 ヨーカドー側は、2階ゲームセンター、1階フードコート、食料品売り場 、 天満屋側は2階フードコート が狙い目。 ヨカードーと天満屋を結ぶ2階のブリッジ辺り(ヨカドー側のハニーズがある辺り)もオススメ。 ヨカードー天満屋問わずベンチがある周辺では、子供が3DSを構えて座っていることが多い。 休日であれば当てもなくぶらぶらしているだけで1時間につき10人くらいとすれ違い可能。 呉市 「中核市」 呉駅 最寄駅JR呉線 「呉駅」 戦艦大和誕生の地軍港都市として発展した工業都市である呉市の中心駅 数々の舞台や作品にもなっている場所でも知られるため、 広島市・廿日市市に次ぐ、県外からのすれ違い率が高いのが特徴。 呉市民のすれ違いも来るため、バランスが良い。 ゆめタウン呉 最寄駅JR呉線 「呉駅」 (徒歩5分) 海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館) 最寄駅JR呉線 「呉駅」 (徒歩8分) 呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム) 最寄駅JR呉線 「呉駅」 (徒歩10分) イオン広店 最寄駅JR呉線 「広駅」 (徒歩12分) JR呉線 「新広駅」 (徒歩13分) 東広島市 (10万人以上都市) 西条駅 最寄駅JR山陽本線 「西条駅」 ゆめタウン東広島 最寄駅JR山陽本線 「西条駅」 (徒歩15分) ミスターマックス八本松店 最寄駅JR山陽本線 八本松駅 フジグラン東広島 最寄駅JR山陽本線 西条駅 バス20分『フジグラン前』下車 平日でも映画上映作品や上演時間などにより、 人すれ違い可能です。 あとは2階をぶらつけば、10人前後は可能です。 尾道市 (10万人以上都市) 尾道駅 最寄駅JR山陽本線 「尾道駅」 文学都市で知られる箱庭的都市、尾道市の中心駅 数々の作品や舞台として使われているため、多くの観光客で賑わう。 尾道市民の3DSユーザーは少ないが、県外観光客とのすれ違いは多い。 お盆や長期休業シーズンがおすすめだ。 イオン尾道店 最寄駅JR山陽本線 「尾道駅」 (徒歩5分) 廿日市市 (10万人以上都市) 廿日市駅 最寄駅JR山陽本線 「廿日市駅」 日本三景安芸の宮島で知られる観光都市、廿日市市の中心駅 しかし、中心駅ではあるが各駅停車しか止まらない。 利用者数もそこまで、あまり多くないので宮島口駅ですれ違いをした方が良い。 宮島口駅 最寄駅JR山陽本線 「宮島口駅」 厳島神社(宮島)の最寄り駅 毎年、多くの国内外問わずの観光客で賑わう。 厳島神社 アクセスJR西日本宮島フェリー 宮島航路 (乗船時間約10分) 宮島松大汽船 宮島航路 (乗船時間約10分) JR西日本山陽本線 宮島口駅 (徒歩5分) 広島電鉄宮島線 広電宮島口駅 (徒歩すぐ) 広島の名所でもあり、世界遺産に登録している厳島神社。 外国人もいるので、海外とのすれ違いが出来そうです。 ゆめタウン廿日市 最寄駅広島電鉄 廿日市市役所前駅 (徒歩8分) 土休日は3Fゲームセンター~フードコート~本屋を往復するだけで 10~20人/時 位ですれ違い可能(15年10月) 三原市 三原駅 最寄駅JR山陽新幹線・山陽本線・呉線 「三原駅」 イオン三原店 最寄駅JR山陽新幹線・山陽本線・呉線 「三原駅」 (徒歩5分ほど) フジグラン三原 最寄駅JR山陽新幹線・山陽本線・呉線 三原駅 2階 ゲームセンター(ナムコランド)入り口付近のベンチ 土日祝祭日、 午前2時間ぐらいで10人程 午後2時間半で20人ぐらいです。 平日はさっぱり。 三次市 フタバ図書三次店 最寄駅JR芸備線 「八次駅」 (徒歩2分) 休日の昼に数名だがすれ違い可 府中市 府中天満屋 最寄駅JR福塩線 「府中駅」 (徒歩6分ほど) 庄原市 ザ・ビッグ庄原店 最寄駅JR芸備線 「備後庄原駅」 (徒歩25分ほど) 休日の昼に30分で10人程度 現在は、昔程すれ違うことが出来ない。 休日、平均3~5人ほど来る。 安芸高田市 ゆめタウン吉田 アクセスhttp //www.izumi.jp/tenpo/yoshida.html 大竹市 大竹駅 最寄駅JR山陽本線 「大竹駅」 広島県の最も西に位置する大竹市の中心駅。 広島県民とのすれ違いじゃなくて山口県民とのすれ違いが多いです。 ゆめタウン大竹 最寄駅JR山陽本線 「玖波駅」 (徒歩24分) 竹原市 ゆめタウン竹原 最寄駅JR呉線 「竹原駅」 (徒歩8分) 江田島市 ゆめタウン江田島 アクセス高田港より車で約10分 能美中町港より車で約5分 バスで10分 安芸郡府中町 イオンモール広島府中 最寄駅JR山陽本線 天神川駅 徒歩5分 広島でのすれ違いはここで決まりなご様子。 特にどの場所じゃないとすれ違えないということは無いが、フードコート、ゲームセンター(NAMCO LAND)、フタバ図書は立ち寄った方が良いだろう。 うまくいけば30人以上すれ違える。(2011年) 1月 日曜の12時-15時で50人オーバー 3Fフタバ図書入口付近のエスカレーター周辺ですれちがい多数確認。(2012年) 2月の土日で1時間あたり30人すれ違いできた。12時~16時で100人達成(2012年) 1Fマクドナルド、モスド付近もすれ違える。 2013/9、フタバ図書~ゲームセンター(NAMCO LAND)~フードコート(軽食)の往復で20人以上確認。 安芸郡海田町 海田市駅 最寄駅JR山陽本線・呉線 「海田市駅」 山陽本線と呉線を乗り換え客で賑わう駅 ホームで人すれ違うが、改札口付近ではなかなかすれ違えない。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/691.html
~キョン視点~ 本日は晴天なり。今は午後の市内探索だ。 俺はハルヒと二人きりで街を練り歩いている。 今日のハルヒはやけにご機嫌のようだ。草むらの中、河原、住宅街辺りをくまなく歩き回り俺の足を棒へと変えようとしている。 だが、俺はこいつといるそんな日常が大好きだ。 「キョン。少し休むわよ、そこに公園あるし!」 やれやれ、やっと休めるぜ……。 「あたしは先に休んでるからあんたは何か飲み物買って来なさいよ!」 ……こんな事を言ってくるが、俺はそんな傍若無人なハルヒが好きだった。 「おっそいわよ!あたしはこっちね!!」 と言って、俺の手にあるウーロン茶を奪った。 「おいおい、そりゃ俺のだ。お前のはこっち……」 言い終わる前に栓を開けて、口を付けていた。 「うんっ!冷たくておいしっ!……なんか言った?」 俺はしょうがなく、手に残ったオレンジジュースの栓を開けて、飲むことにした。 冷たいが、渇いた喉には少ししつこい100%オレンジだ。 「ねぇ、キョン。…少し交換しよっか?」 なんだ?いきなり。……まぁ、俺としてはそっちを飲みたかったわけで助かるのだが。 俺はハルヒからウーロン茶を受け取り、口を付けた。 「あんた……間接キスよ、それ。」 ブフッ!! 「あはははは!動揺して噴いちゃった?あんた気にしすぎよっ!!」 ハルヒはそう言うと、けらけらと笑いながらもオレンジジュースを口に含んだ。 「んっ!おいし!」 まったく……今日のこいつのテンションはやたらと高すぎるぞ。 ハルヒはベンチの上に立ち上がって、遠くを見始めた。 ちなみにこの公園は高台になっていて、上から街を見下ろせる良い風景になっている。 「ん~っ!風が気持ちいいわ!!……ねぇ、キョン。あたしね、こんななんでもないけど楽しい時間が続くことがうれしいかも。」 ハルヒは遠くを眺めながらそんなことを言いだした。いつも不思議な事、怪しい事とか言っているハルヒらしくない物言いだ。 「じゃあ、あれか?もう不思議やら宇宙人やらは用無しか?」 こっちを振り向き、俺に指を差してきた。 「それとこれとは別よっ!…だけどねあんた達とならこんなのも悪くないなって思ったの!」 そう言うとまたハルヒは遠くを見始めた。 その横顔は綺麗で、見ている俺は不思議と目を離せなかった。 「まぁ俺はどんな状態のお前でも好きだけどな。」 小声で呟く。 「え?今……なんてったの?」 ハルヒが顔を無駄に近付けて聞いてきた。こりゃ近すぎるぞ、唾が当たってる。 「な、なんでもねーよ。ほら、時間だ、戻るぞ。」 恥ずかしさに赤らむ顔を背けて、俺はベンチから立ち上がって歩きだした。 「こら、逃げるなっ!待ちなさいよ!!」 後ろから走って追いかけて来るハルヒの足音を聞きながら、俺は『こんな時間を続けれたら幸せだな…』とか思いつつ、喫茶店へと向かった。 次の日、授業中に窓からの素晴らしい陽射しを浴び俺はウトウトと言うより、熟睡に近い状態で3限から4限を消化していた。 「……痛っ!」 反射的に声をだしたが、授業中だったのでそのまま軽く寝たフリ。 しばらく経ったあと、原因の後ろの席を振り向いた。 「まったく…なんなんだよ、今度は。」 ハルヒは悪びれもせずに答えた。 「ちょっと用事があるからさ、昼ご飯食べたら屋上に来てくんない?……てゆーか来なさい、絶対だからね。」 ほんとになんなんだ?こいつが俺を呼び出して話なんて珍しすぎるにも程がある。 俺は4限の残りの授業を窓の外を眺めて過ごし、谷口と国木田と一緒に飯を食べ、屋上へと向かった。 屋上へ向かう前に、俺はウーロン茶とブラックのコーヒーを買った。 ……そういえば、昨日のあれ聞こえてたのか?聞こえてたらメチャクチャ恥ずいな。 まぁ、いいか。 なんなら今からでももう一度言ってやるさ。 俺は3階から屋上へ向かう階段を登った。 人の気配がする……ハルヒか、待たせたら死刑だよな。 俺が少し駆け足気味で階段を登ると……そこには顔を赤らめて古泉に抱かれているハルヒがいた。 ~ハルヒ視点~ もうキョンは来てるかな? 昨日あたしは公園でキョンが言った言葉を思い出して、ウキウキしていた。 『まぁ俺はどんな状態のお前でも好きだけどな。』って言ったはず、たぶん聞き間違いじゃない。 ほんとにキョンがあたしの事好きなら付き合ってくれるわよね? もう精神病にかかってもいいわ。……キョンと一緒ならそれで構わない。 そんなことを考えつつも、あたしは階段を登って行った。……誰か、いる?もうキョンが来たのかな……不覚を取ったわ。 そこに居たのは、我がSOS団、副団長の古泉くんだった。 「こ、古泉くん!?なんでこんな所に!?」 「おや、涼宮さん。奇遇ですね。」 あたしは階段を登り、古泉くんに近付いた。古泉くんはあくまでも笑顔で続けた。 「実はですね、此処の景色はとても良いのでたまにですが息抜きに来るんですよ。」 そうなんだ。 ……じゃあ、あたし達が邪魔しちゃ悪いわね。 「じゃあ、あたしは邪魔しちゃ悪いから行くわ。」 「それは残念ですね。それより、涼宮さんも何か此処に用事があったのでは?」 ま、マズい。キョンを呼び出したなんてバレたらなんかマズい気がする。 「な、なんでもないわ!そ、それじゃっ、古泉くんまた……キャッ!」 あたしは階段から足を踏み外した。ヤバい、落ちる! ……………って、あれ? 「危ない所でしたね、気をつけてくださいよ。」 古泉くんの声が耳のすぐそばから聞こえてきた。どうやら、古泉くんに抱き留められて助かったみたい。 「あ、ご、ごめんね?」 古泉くんはニッコリと微笑んで「良いですよ。」と答えた。 その顔は、とてもかっこよくてあたしの顔が赤くなるのがわかった。 カンッカンッ! ……なんの音かしら、何かが落ちた音? あたしが目を向けると、そこにはキョンがいつも飲んでいるコーヒーと、あたしが昨日飲んだウーロン茶が落ちていた。 嫌な予感がした。…まさか、キョンが来てた? 「ごめん!古泉くん、また放課後ねっ!!」 あたしはジュースを拾い上げ階段を駆け降りて行った。 しかし、何処にもキョンの姿を見つける事が出来なかった。 …別の人だったのかな。うん、たぶんそうだわ。 予鈴がなり、あたしが教室に戻るとキョンは自分の席に居た。 「あ、悪いな、ハルヒ。岡部に呼び出しくらって行けなかったんだ。」 よかった…やっぱり、キョンじゃなかったんだ。 「まったく…しょうがないわね!また、部活の後でいいわ!!」 心の中の心配を悟られないようにいつものあたしの声で答えた。 「……あぁ、わかったよ。ハルヒ、それ……?」 キョンが指をさした先には、コーヒーとウーロン茶を持っているあたしの手があった。 「あ、こ、これっ?これはね……「俺が来た時用に準備しててくれたのか。…まぁ飲まないのは勿体ないから貰っとくよ。」 と言って、あたしの手からコーヒーを取り机の端っこに置いた。 「……二倍がえしを期待してるわよ。」 そう言うと、自分の席に座って窓の外を見る事にした。 放課後、あたしは掃除当番だった。キョンは先に部室に行っている。 部活の後、キョンにどんな言葉で告白しようかな…。 そんなことを考えながらも素早く掃除を終わらせ、早足で部室へと向かった。 静かな旧校舎なある部室。 あたしは一目散にSOS団の部室に行き、ドアを勢いよく開けた。 「みんなっ!げん…き……」 あたしは目を疑った。 ドアを開けたあたしの見た物。それは、俯いて頭を抱えて座っているキョンと、後ろから何かを言いながらキョンを抱いていたみくるちゃんの姿だった。 「は、ハル…ヒ?」 「す、すす涼宮さん!?」 そんな二人の声を背中に受けながら、あたしは部室のドアを閉めて出ていった。 ~キョン視点2~ あ~、なんだってんだ畜生。ハルヒに呼び出し食らったと思ったら、あんなシーンを見せられるとはな。 正直、精神的に効いた。朝倉に刺された時より効いたかもしれん。 まぁ、俺が一人で舞い上がって勘違いしてたんだろうな。……恥ずい。 でも、あんなのを見せられた後でもまだハルヒの事を想っている俺がいた。 なんらかの拍子にあの状態になったとか……実は古泉が無理矢理抱いたとか……。 その辺はハルヒの態度を見れば分かるよな。 予鈴が鳴る。 ハルヒが俺が買ったコーヒーとウーロン茶を持って教室に入ってきた。 そういえば、あまりのショックに落としたのも気付かなかったのか。 「あ、悪いな、ハルヒ。岡部に呼び出し食らって行けなかったんだ。」 こんな感じなら不自然はないだろう。顔も引きつってない、たぶんいつもの顔が出来てるはず。 「まったく…しょうがないわね!また、部活の後でいいわ!!」 ハルヒは普段通りの顔で返事をしてきた。 見られた事に気付いてないのか?……それより、隠そうとしてるんじゃないか? 俺の頭の中に、不信感が渦巻いてくる。しかし、このまま普段通りの自分を演じなければいけない。 「……あぁ、わかったよ。ハルヒ、それ……?」 俺はハルヒの持っている飲み物に強引に話題を変えた。……そうでもしないと自分が保てそうになかった。 「あ、こ、これっ?これはね……「俺が来た時用に準備しててくれたのか。…まぁ飲まないのは勿体ないから貰っとくよ。」 ハルヒの口から出る言葉を遮り、コーヒーを取った。 何故なら、ハルヒが嘘をつくであろう事が何故かわかったからだ。 「……二倍がえしを期待してるわよ。」 もともと俺が買ってきたやつだ。やっぱり、こいつは古泉と抱き合ってたのを俺に見られてないと押し通そうとしてる。 何でだ、何でだよ。 やっぱり俺は一人で舞い上がってただけなのか? そこからは、午後の授業にまったく身も入らず、淡々と放課後になるのを待った。 部室の前、俺は一人で来ていた。いつもは横にいるハルヒは今日は掃除当番らしい。 ノックをする……返事は無い。どうやら長門だけか。 長門なら、話聞いてくれるよな……。 「うぃ~す。」 俺がドアを開けて中に入ると、長門は本を閉じた。 「おいおい、まさかもう帰るのか?」 俺が尋ねると、長門は少し頷いた後答えた。 「そう。あなたは、いま精神がとても昂っている。何かのいざこざを誰かに聞いてもらいたがっている。」 お見通しかよ。 「わたしが聞いてもろくに返事を出来ない、あなたを怒らせるだけ。」 俺は心の中を全て読まれたことに逆上したのか、少し声を荒げて言った。 「長門、今日は少し口数が多いな。俺を避けたいのか?」 「その態度、それがあなたらしくない。……わたしは帰る。」 そう言うと長門はドアに向かい歩き出した。 それを俺は壁に押しつけて止めた。 「何でだよ!話くらい聞いてくれたって……「……苦しい、離して。」 長門のあくまでも平坦で、冷静な表情と声。 瞬間、俺は正気を取り戻した。 「あ……、長門…悪い…。」 「……いい。また、明日。」 そのまま、長門は出て行った。俺は一人椅子に腰掛け頭を抱えた。 俺は最低だ。一人で勘違いして舞い上がって、八つ当たりまでしちまった。 誰かに殴られたいくらいの気持ちだ。 「キョンくん?どうしたんですか?」 気がつくと、朝比奈さんが目の前に居た。どうやら俺は入って来たのにも気付かなかったらしい。 「俺…ダメな人間ですよね。心は狭いし…長門にも八つ当たりなんてしちまったんです……。」 そこまで言うと、俺は再び顔を手で覆いうなだれた。 すると、暗闇の中で後ろから暖かい感触。 「大丈夫です。……何があったのかはわからないけど、きっとみんなわかってくれますから。」 バンッ!!! 「みんなっ!げん…き……」 「は、ハル…ヒ?」 「す、すす涼宮さん!?」 ハルヒは何も言わずにそのまま出て行った。 「ごめんなさい、朝比奈さんっ!!」 俺はすぐに追いかけて、ハルヒの肩を掴まえた。 「……何よ。」 俺は何て声をかければいい?勢いだけで飛び出したから言葉なんて考えてなかった。 「ち……違うんだ!」 こんな稚拙な言葉しか出ない自分の頭がうらめしい。 「何が違うのよ。あたしはあんた達が何してようと知らないわ。……昼休みだって、来てくれなかったし。」 「あ、あれはなっ!……」 先に言葉が続かない。しかし、このままハルヒを諦めたくない。 「あれは何よ。あんたなんか……あんたなんかみくるちゃんとベタベタひっついてデレデレしてればいいのよ、バカキョン!」 さすがにそこまで言われて黙っていれる程、俺はヘタレじゃなかったらしい。 思考を経由せずに口が勝手に動き出した。 「なんだよ…それ。お前だって……俺を呼び出しといて古泉と抱き合ってたじゃねーか!!」 「っ!!あんた……見てたの?」 ハルヒはかなり動揺した顔をしていた。しかし、俺はそのままの勢いで言葉を継いだ。 「その後も何もなかった様に振る舞いやがって……お前はあのシーンを俺に見せたかったが為に俺を呼び出したのか!?ふざけるな!!俺が……俺がどんだけお前の事を……。」 俺は言い終わらない内に、走って部室棟から出て行った。 ~ハルヒ視点2~ キョンには、全部バレていた。 あたしが古泉くんに抱き留められた事、その後のキョンに嘘をついて隠していたこと……。 それでも、キョンは我慢して昼休みまではあたしに変わらず接してくれていた。 みくるちゃんとキョンがイチャついていないのだってわかっていた。あれは多分落ち込んでたキョンをみくるちゃんが励ましてたんだと思う。 それを…キョンの優しさをあたしがほんの少しの嫉妬と苛立ちで台無しにした。 ……一番悪いのはあたしじゃない。キョンも、みくるちゃんも、古泉くんも何も悪くない。 全部あたしが悪いのに…。 部室から無言で去ったあたしをキョンは追いかけてくれた。あたしは……あたしはキョンを追いかけて良いのかな? そんな資格……ないかな。 部室棟の廊下の真ん中に立ち尽くしていると、みくるちゃんが目の前に来た。 「あ、あの…涼宮さん。話だけでも……聞いてくれませんか?」 頷いて、二人で並んで部室に入った。 団長席ではなく、さっきまでキョンがうなだれていた椅子に座っていると、みくるちゃんがお茶を持って来てくれた。 「ありがと…。」 声に元気が出ない、キョンにキツく言われて参ってるみたい。…自業自得だけどさ。 「涼宮さん、よかったら先に何があったかだけでも……聞かせてもらえませんか?」 あたしは、昨日の探索から、今日の昼休み、そして今の会話まで全てをみくるちゃんに打ち明けた。 「ごめんなさい……、わたしがあんな事しちゃったせいで……。」 「ううん、みくるちゃんは悪くないわ。あたしが勝手に勘違いして、イライラしてあんな態度取っちゃったんだもん。……でも、よかったらキョンに抱きついてた理由、教えてくれない?」 そこであたしが聞いた事は少なかった。 みくるちゃんが来た時にはキョンはあの状態で、有希に八つ当たりした事で凄く自己嫌悪をしていたという話だった。 「だから…ちょっとだけ、支えてあげようと思ったんです…。」 みくるちゃんはキョンの心配をしていた。もちろん、あたしが原因であんな風になったキョンを。 話を聞き、全てを頭で整理するとあたしの頭を渦巻く自己嫌悪。 何でこんな風になっちゃったんだろ。 あたしはキョンが好きで、キョンもあたしが好き。……いや、キョンはあたしを好き《だった》になったかもしれない。 まだ……取り戻せるかな?いや、取り戻したい。キョンとの楽しい時間を、あたしが最高の笑顔を見せることが出来る時間を。 「みくるちゃん、ありがと。……あたし、キョンと仲直りしてくる。たまにはあたしから謝るのもありよねっ?」 あたしの問い掛けにみくるちゃんは頭をブンブンと振って反応した。 「は、はいっ!素直が一番ですっ!」 そんなみくるちゃんに笑顔で別れを告げて、あたしは駅前公園に向かった。 キョンを呼ぶためにメールを打つ。 《よかったら、話を聞いて。駅前公園で待ってる。……ずっと、待ってるから。》 あたしは送信ボタンを押すと、携帯をポケットにしまい、早足で駅前公園に向かった。 午後22時、駅前公園。 あたしの座っているベンチは、一人あたしだけしかいない。 何で来てくれないの?もう、元には戻れないの? 目からは、涙が滲んできた。制服の袖でそれを拭い、あたしは呟いた。 「早く……来なさいよ、バカ。」 「…バカで悪かったな。」 後ろを振り向くと、そこにはコーヒーとウーロン茶を持ったキョンがいた。 ~キョン視点3~ 我ながらマヌケだ。 勢いに任せて走って行ったのはいいが、完全に鞄の存在を忘れていた。 夜19時半の旧校舎。 さすがに誰もいないし、野球部ですら片付けを始めていた。俺は誰もいない部室に入り鞄を取り、すぐに外へ出た。 校門を出て、ハイキングコースの様な道を歩いて下る。今日あった出来事が頭の中で反芻され、肉体的にも、精神的にも辛くなる。 ふと、大きめの石を見つけ蹴ってみた。坂道をコロコロと転がり、勢いを緩め、止まった。 だからと言って何かがあるわけでもないが、俺はそれを見て早歩きで下りだした。 ……腹が減ったからな。 歩きから、自転車へ。 脇目も振らずに俺は家へ向かった。 知り合いとすれ違ったかもしれん。だが、今は一刻も早く休みたい。 そんな思いが通じたか、信号待ちをすることもなく素早く家に着いた。 まず、食事。次に、走り過ぎてかいた汗を流すために風呂。そのようなプロセスを経て、俺はようやくベッドに寝転がった。 今日はいろいろあったな……。ハルヒに呼び出され、嫌なシーンを目撃して、長門に……長門!! 謝らなくちゃいかん、だいぶ落ち着いた今なら話してくれるはずだ。 そう思い携帯を開くと、新着メールが一件あった。 From《涼宮ハルヒ》 本文《よかったら、話を聞いて。駅前公園で待ってる。……ずっと、待ってるから。》 時間は……18時15分。 今は、21時40分……まさか、な。 俺はすぐさま着替えて外に出て、自転車を飛ばして行った。 午後22時。 駅前公園の近くに自転車を置き、公園の外から中を眺めた。いない…いない、よな。 俺の位置から一番遠いベンチに座っている、肩くらいまでの髪の女。 …間違いない、ハルヒだ。俺は一呼吸置き、自販機でコーヒーとウーロン茶を買った。 そして、ハルヒの後ろ側からゆっくりと近付いた。 肩を震わせて、袖で目を拭っているようだ。……まさか、泣いてるのか? 「早く……来なさいよ、バカ。」 ずっと…待ってたのか。 「…バカで悪かったな。」 驚いて振り向いた顔には、少しだけ泣いたあとが残っていた。 俺は手にもっていたウーロン茶をハルヒに渡して、横に腰掛けた。 「…そい…よ……。」 「ん?なんだって?」 「遅いのよ…バカァ…。」 ハルヒは俺の胸に顔を埋めて泣き出した。 「もう……来ないと思った。…話も、聞いてくれないと思ったんだからぁっ…!」 ハルヒの涙を見たのは、これが初めてじゃないだろうか。俺はなす術も無く、ハルヒの頭を抱き、しばらく泣きやむまでそのままでいた。 「落ち着いたか?」 頭を上げたハルヒに俺は問い掛けた。 「うん、もう大丈夫。」 そう言うと、ハルヒは立ち上がって、歩きだした。 俺もそれを追うように歩いた。 黙って歩き、ちょっとした階段を登った所でハルヒは止まった。 「いろいろ……ごめんね?キョン。勝手に誤解して…嘘ついて…あたしの事、許してとは言わない。ただ……嫌いにならないで…。」 そう言うと、ハルヒは体を後ろ向きに倒し始めた。 ……って、此処は階段だろうが! 「何やってやがる!!!」 俺はハルヒを抱き留めて、そのまま尻餅をつくように階段とは逆に倒れ込んだ。 「バカかお前は!!死ぬ気か!?」 俺達の呼吸は、早くなっていた。恐さで呼吸が荒くなったと言い換えた方が正しいか。 「……今の、今日の屋上であったこと。」 ハッとした。だが、それだけの為にこいつは自分の身を投げたのか。……真性のバカだ、こいつは。 「わかった、信じる!だからって実演することはないだろう!?」 「こうでもしなきゃ、信じてくれないじゃない。それに……キョンが助けてくれるって、信じてた。」 確かに、どんな言葉で説得されるより効果はあったな。昼休みの出来事が事故だと言うのがきっちりと把握出来た。 「まったく…お前の方がバカだよ。ほら、立てよ。ベンチに戻ろうぜ。」 俺はハルヒを引き起こして、ベンチへと歩いた。 《嫌いにならないで》か。 俺は嫌いになるどころか、まだずっと好きだった。あんなシーンを見せられても、怒鳴りあっても、それだけは変わらなかった。 俺が求めているのは好きになり合うこと、ハルヒが求めているのは嫌われないこと。 俺はあくまでも好きでも嫌いでもない存在か?友達止まりなのか? 考えながら、コーヒーを一口啜る。ブラックだから苦い、当たり前だ。 「みくるちゃんから、いろいろ聞いたわ。」 先に口を開いたのはハルヒだった。 「ごめんね?あたしのせいで嫌な思いさせて、有希にも迷惑かけちゃったのもあたしのせい。」俯きながら話していた。 「そんなことないさ。もともとはお前の話を聞く前に勝手に誤解したうえに、教室で嘘までついた俺が悪いんだ。」 さらに、沈黙。気まずい空気が流れだす。 次は俺から口を開いた。 「……二人とも、同じようなことやってんだ。おあいこにしようぜ。」 少し驚いた表情をこっちに向けてきた。 「ほんとに……許してくれるの?」 「だからおあいこだって言ってるだろ。」 驚きの表情が安堵に変わる。少し弱い感じだが、いつものハルヒに似た笑顔だ。 その顔を見た時、俺は感じた。やっぱり、今まで通りの関係なんて嫌だ。ハルヒと付き合いたい……と。 ~ハルヒ視点3~ キョンがおあいこって言ってくれた。あんなに勘違いして、一人で不機嫌になっていたあたしを許してくれた。 自然と笑みが出る。泣いた後だから上手く笑えない、でもうれしいから笑っちゃう。 キョンが優しい、この時間をずっと続けたい。 もう夜も遅いけどずっと一緒にいたい。離れたくない。 あたしは、やっぱりキョンが好きだ。 さっき階段であたしが身を投げた時、《嫌いにならないで》と言った。だけど、もうそれだけじゃ満足出来ない。 「ねぇ、キョン。」 キョンがこっちを向く、鼓動が早くなるのがわかる。 言葉が出ない、なんて言えばいいんだろ。 「ほ、星がきれいね。」 違う、違う。あたしはバカだ!こんな事が言いたいわけじゃない!いつものあたしならサラッと言えるのに、キョンに弱い所を見られて臆病になってる! 「あぁ、そうだな。」 キョンは笑顔で言葉を返してきた。そんな顔されたら、好きな気持ちが止まんないじゃない…。 あたしは、星を見るキョンの横顔に見とれていた。 「どうした?」 目が合った。うわ、今顔がメチャクチャ赤い。あたしは目を逸らしながら言った。 「な、なんでもないわよ。」 キョンは告白(未遂)を2回もしてくれた。あたしはキョンの気持ちを聞くだけ聞いて、返事はしてない。 じゃあ、答えは簡単。怖いけど……あたしの気持ちを伝えよう。 キョンにとって、あたしはもう恋愛対象に無いかもしれない。だけど、はっきりさせよう。 もう、あたしの精神病は止まらない。 「キョン。あたしにはこんな事を言う資格なんてない。あんたの気持ちも変わったかもしれない、だけど……聞いてくれる?」 キョンは黙って頷いた。 「あたしは、あんたが好きだった。それこそ、いつ好きになったかわからないくらい。……もし、あんたの気持ちが変わってないなら…付き合って…欲しい。」 あ~言っちゃったわ。後悔は無いけどドキドキする。 でも、もしダメでもキョンとは今まで通りに出来る気がする。ちゃんと本音を伝えることが出来たから……。 「俺で……いいのか?」 キョンが尋ねてきた。…どうやらキョンもまだ好きでいてくれたみたい。 「あんたじゃなきゃ……ダメなのよ。」 と答えると、キョンがあたしを抱き締めてきた。 ダメ、いきなり過ぎて心臓のドキドキが止まらない。しかも体がくっついてるからキョンにも聞こえちゃってる、恥ずかしい…。 ベンチに座り抱き合った状態で5分程経った時、キョンが口を開いた。 「あ~、すまん、ハルヒ。…ドキドキするから何か言ってくれ。」 ………ほんと、あんたって男は…。 「あんたね、雰囲気台無しじゃない。……せっかく幸せな気分に浸ってたのに。」 「はははっ、悪いな。」 いつもの会話が出来るようになった。あたしはこの雰囲気が一番好きだ。 「もう…しょうがないわね。お詫びに……キス、してよ。」 あたしはそっと目を閉じた。自分でもとんでもない事を言った気がするけど、関係ない。もう、やりたいようにするわ。 「き、キス……か。わかった…い、行くぞ。」 目を瞑ってるから何も見えない。だけど、キョンの存在が少しずつ近付いてくるのが分かる。……あんまりゆっくりしたら、あたし、ドキドキしすぎて倒れそう。 「お、お願いだから早くして?あたし、ずっとドキドキしてるんだけど……。」 「あぁ…悪い。」 そう言ったキョンはあたしにキスをしてきた。 瞬間的に唇を重ねただけのキス。現実でのあたしのファーストキス。 日付が変わった午前0時の駅前公園、あたしにとって、一番大事な時と場所になった。 「じゃあ……帰ろうぜ。お前の両親も心配してるだろ?」 優しいキョンの声、心が少しずつ落ち着いてくる。 「もちろん、あんたが送ってくれるのよね?」 キョンがあたしの手を引きながら答えた。 「何をいまさら、当たり前だろ?ほら、乗れよ。」 いつの間にかキョンの自転車がある場所まで来ていた。すでにキョンは自転車に跨がっている。 あたしはキョンの後ろに座り、強く、強くキョンの体を抱き締めた。 「キョン、……大好き。」 「俺もだよ、ハルヒ。」 そのまま、あたしは家へと続く道をキョンの温もりに幸せを感じながら帰って行った。 終わり
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/670.html
~キョン視点~ 本日は晴天なり。今は午後の市内探索だ。 俺はハルヒと二人きりで街を練り歩いている。 今日のハルヒはやけにご機嫌のようだ。草むらの中、河原、住宅街辺りをくまなく歩き回り俺の足を棒へと変えようとしている。 だが、俺はこいつといるそんな日常が大好きだ。 「キョン。少し休むわよ、そこに公園あるし!」 やれやれ、やっと休めるぜ……。 「あたしは先に休んでるからあんたは何か飲み物買って来なさいよ!」 ……こんな事を言ってくるが、俺はそんな傍若無人なハルヒが好きだった。 「おっそいわよ!あたしはこっちね!!」 と言って、俺の手にあるウーロン茶を奪った。 「おいおい、そりゃ俺のだ。お前のはこっち……」 言い終わる前に栓を開けて、口を付けていた。 「うんっ!冷たくておいしっ!……なんか言った?」 俺はしょうがなく、手に残ったオレンジジュースの栓を開けて、飲むことにした。 冷たいが、渇いた喉には少ししつこい100%オレンジだ。 「ねぇ、キョン。…少し交換しよっか?」 なんだ?いきなり。……まぁ、俺としてはそっちを飲みたかったわけで助かるのだが。 俺はハルヒからウーロン茶を受け取り、口を付けた。 「あんた……間接キスよ、それ。」 ブフッ!! 「あはははは!動揺して噴いちゃった?あんた気にしすぎよっ!!」 ハルヒはそう言うと、けらけらと笑いながらもオレンジジュースを口に含んだ。 「んっ!おいし!」 まったく……今日のこいつのテンションはやたらと高すぎるぞ。 ハルヒはベンチの上に立ち上がって、遠くを見始めた。 ちなみにこの公園は高台になっていて、上から街を見下ろせる良い風景になっている。 「ん~っ!風が気持ちいいわ!!……ねぇ、キョン。あたしね、こんななんでもないけど楽しい時間が続くことがうれしいかも。」 ハルヒは遠くを眺めながらそんなことを言いだした。いつも不思議な事、怪しい事とか言っているハルヒらしくない物言いだ。 「じゃあ、あれか?もう不思議やら宇宙人やらは用無しか?」 こっちを振り向き、俺に指を差してきた。 「それとこれとは別よっ!…だけどねあんた達とならこんなのも悪くないなって思ったの!」 そう言うとまたハルヒは遠くを見始めた。 その横顔は綺麗で、見ている俺は不思議と目を離せなかった。 「まぁ俺はどんな状態のお前でも好きだけどな。」 小声で呟く。 「え?今……なんてったの?」 ハルヒが顔を無駄に近付けて聞いてきた。こりゃ近すぎるぞ、唾が当たってる。 「な、なんでもねーよ。ほら、時間だ、戻るぞ。」 恥ずかしさに赤らむ顔を背けて、俺はベンチから立ち上がって歩きだした。 「こら、逃げるなっ!待ちなさいよ!!」 後ろから走って追いかけて来るハルヒの足音を聞きながら、俺は『こんな時間を続けれたら幸せだな…』とか思いつつ、喫茶店へと向かった。 次の日、授業中に窓からの素晴らしい陽射しを浴び俺はウトウトと言うより、熟睡に近い状態で3限から4限を消化していた。 「……痛っ!」 反射的に声をだしたが、授業中だったのでそのまま軽く寝たフリ。 しばらく経ったあと、原因の後ろの席を振り向いた。 「まったく…なんなんだよ、今度は。」 ハルヒは悪びれもせずに答えた。 「ちょっと用事があるからさ、昼ご飯食べたら屋上に来てくんない?……てゆーか来なさい、絶対だからね。」 ほんとになんなんだ?こいつが俺を呼び出して話なんて珍しすぎるにも程がある。 俺は4限の残りの授業を窓の外を眺めて過ごし、谷口と国木田と一緒に飯を食べ、屋上へと向かった。 屋上へ向かう前に、俺はウーロン茶とブラックのコーヒーを買った。 ……そういえば、昨日のあれ聞こえてたのか?聞こえてたらメチャクチャ恥ずいな。 まぁ、いいか。 なんなら今からでももう一度言ってやるさ。 俺は3階から屋上へ向かう階段を登った。 人の気配がする……ハルヒか、待たせたら死刑だよな。 俺が少し駆け足気味で階段を登ると……そこには顔を赤らめて古泉に抱かれているハルヒがいた。 ~ハルヒ視点~ もうキョンは来てるかな? 昨日あたしは公園でキョンが言った言葉を思い出して、ウキウキしていた。 『まぁ俺はどんな状態のお前でも好きだけどな。』って言ったはず、たぶん聞き間違いじゃない。 ほんとにキョンがあたしの事好きなら付き合ってくれるわよね? もう精神病にかかってもいいわ。……キョンと一緒ならそれで構わない。 そんなことを考えつつも、あたしは階段を登って行った。……誰か、いる?もうキョンが来たのかな……不覚を取ったわ。 そこに居たのは、我がSOS団、副団長の古泉くんだった。 「こ、古泉くん!?なんでこんな所に!?」 「おや、涼宮さん。奇遇ですね。」 あたしは階段を登り、古泉くんに近付いた。古泉くんはあくまでも笑顔で続けた。 「実はですね、此処の景色はとても良いのでたまにですが息抜きに来るんですよ。」 そうなんだ。 ……じゃあ、あたし達が邪魔しちゃ悪いわね。 「じゃあ、あたしは邪魔しちゃ悪いから行くわ。」 「それは残念ですね。それより、涼宮さんも何か此処に用事があったのでは?」 ま、マズい。キョンを呼び出したなんてバレたらなんかマズい気がする。 「な、なんでもないわ!そ、それじゃっ、古泉くんまた……キャッ!」 あたしは階段から足を踏み外した。ヤバい、落ちる! ……………って、あれ? 「危ない所でしたね、気をつけてくださいよ。」 古泉くんの声が耳のすぐそばから聞こえてきた。どうやら、古泉くんに抱き留められて助かったみたい。 「あ、ご、ごめんね?」 古泉くんはニッコリと微笑んで「良いですよ。」と答えた。 その顔は、とてもかっこよくてあたしの顔が赤くなるのがわかった。 カンッカンッ! ……なんの音かしら、何かが落ちた音? あたしが目を向けると、そこにはキョンがいつも飲んでいるコーヒーと、あたしが昨日飲んだウーロン茶が落ちていた。 嫌な予感がした。…まさか、キョンが来てた? 「ごめん!古泉くん、また放課後ねっ!!」 あたしはジュースを拾い上げ階段を駆け降りて行った。 しかし、何処にもキョンの姿を見つける事が出来なかった。 …別の人だったのかな。うん、たぶんそうだわ。 予鈴がなり、あたしが教室に戻るとキョンは自分の席に居た。 「あ、悪いな、ハルヒ。岡部に呼び出しくらって行けなかったんだ。」 よかった…やっぱり、キョンじゃなかったんだ。 「まったく…しょうがないわね!また、部活の後でいいわ!!」 心の中の心配を悟られないようにいつものあたしの声で答えた。 「……あぁ、わかったよ。ハルヒ、それ……?」 キョンが指をさした先には、コーヒーとウーロン茶を持っているあたしの手があった。 「あ、こ、これっ?これはね……「俺が来た時用に準備しててくれたのか。…まぁ飲まないのは勿体ないから貰っとくよ。」 と言って、あたしの手からコーヒーを取り机の端っこに置いた。 「……二倍がえしを期待してるわよ。」 そう言うと、自分の席に座って窓の外を見る事にした。 放課後、あたしは掃除当番だった。キョンは先に部室に行っている。 部活の後、キョンにどんな言葉で告白しようかな…。 そんなことを考えながらも素早く掃除を終わらせ、早足で部室へと向かった。 静かな旧校舎なある部室。 あたしは一目散にSOS団の部室に行き、ドアを勢いよく開けた。 「みんなっ!げん…き……」 あたしは目を疑った。 ドアを開けたあたしの見た物。それは、俯いて頭を抱えて座っているキョンと、後ろから何かを言いながらキョンを抱いていたみくるちゃんの姿だった。 「は、ハル…ヒ?」 「す、すす涼宮さん!?」 そんな二人の声を背中に受けながら、あたしは部室のドアを閉めて出ていった。 ~キョン視点2~ あ~、なんだってんだ畜生。ハルヒに呼び出し食らったと思ったら、あんなシーンを見せられるとはな。 正直、精神的に効いた。朝倉に刺された時より効いたかもしれん。 まぁ、俺が一人で舞い上がって勘違いしてたんだろうな。……恥ずい。 でも、あんなのを見せられた後でもまだハルヒの事を想っている俺がいた。 なんらかの拍子にあの状態になったとか……実は古泉が無理矢理抱いたとか……。 その辺はハルヒの態度を見れば分かるよな。 予鈴が鳴る。 ハルヒが俺が買ったコーヒーとウーロン茶を持って教室に入ってきた。 そういえば、あまりのショックに落としたのも気付かなかったのか。 「あ、悪いな、ハルヒ。岡部に呼び出し食らって行けなかったんだ。」 こんな感じなら不自然はないだろう。顔も引きつってない、たぶんいつもの顔が出来てるはず。 「まったく…しょうがないわね!また、部活の後でいいわ!!」 ハルヒは普段通りの顔で返事をしてきた。 見られた事に気付いてないのか?……それより、隠そうとしてるんじゃないか? 俺の頭の中に、不信感が渦巻いてくる。しかし、このまま普段通りの自分を演じなければいけない。 「……あぁ、わかったよ。ハルヒ、それ……?」 俺はハルヒの持っている飲み物に強引に話題を変えた。……そうでもしないと自分が保てそうになかった。 「あ、こ、これっ?これはね……「俺が来た時用に準備しててくれたのか。…まぁ飲まないのは勿体ないから貰っとくよ。」 ハルヒの口から出る言葉を遮り、コーヒーを取った。 何故なら、ハルヒが嘘をつくであろう事が何故かわかったからだ。 「……二倍がえしを期待してるわよ。」 もともと俺が買ってきたやつだ。やっぱり、こいつは古泉と抱き合ってたのを俺に見られてないと押し通そうとしてる。 何でだ、何でだよ。 やっぱり俺は一人で舞い上がってただけなのか? そこからは、午後の授業にまったく身も入らず、淡々と放課後になるのを待った。 部室の前、俺は一人で来ていた。いつもは横にいるハルヒは今日は掃除当番らしい。 ノックをする……返事は無い。どうやら長門だけか。 長門なら、話聞いてくれるよな……。 「うぃ~す。」 俺がドアを開けて中に入ると、長門は本を閉じた。 「おいおい、まさかもう帰るのか?」 俺が尋ねると、長門は少し頷いた後答えた。 「そう。あなたは、いま精神がとても昂っている。何かのいざこざを誰かに聞いてもらいたがっている。」 お見通しかよ。 「わたしが聞いてもろくに返事を出来ない、あなたを怒らせるだけ。」 俺は心の中を全て読まれたことに逆上したのか、少し声を荒げて言った。 「長門、今日は少し口数が多いな。俺を避けたいのか?」 「その態度、それがあなたらしくない。……わたしは帰る。」 そう言うと長門はドアに向かい歩き出した。 それを俺は壁に押しつけて止めた。 「何でだよ!話くらい聞いてくれたって……「……苦しい、離して。」 長門のあくまでも平坦で、冷静な表情と声。 瞬間、俺は正気を取り戻した。 「あ……、長門…悪い…。」 「……いい。また、明日。」 そのまま、長門は出て行った。俺は一人椅子に腰掛け頭を抱えた。 俺は最低だ。一人で勘違いして舞い上がって、八つ当たりまでしちまった。 誰かに殴られたいくらいの気持ちだ。 「キョンくん?どうしたんですか?」 気がつくと、朝比奈さんが目の前に居た。どうやら俺は入って来たのにも気付かなかったらしい。 「俺…ダメな人間ですよね。心は狭いし…長門にも八つ当たりなんてしちまったんです……。」 そこまで言うと、俺は再び顔を手で覆いうなだれた。 すると、暗闇の中で後ろから暖かい感触。 「大丈夫です。……何があったのかはわからないけど、きっとみんなわかってくれますから。」 バンッ!!! 「みんなっ!げん…き……」 「は、ハル…ヒ?」 「す、すす涼宮さん!?」 ハルヒは何も言わずにそのまま出て行った。 「ごめんなさい、朝比奈さんっ!!」 俺はすぐに追いかけて、ハルヒの肩を掴まえた。 「……何よ。」 俺は何て声をかければいい?勢いだけで飛び出したから言葉なんて考えてなかった。 「ち……違うんだ!」 こんな稚拙な言葉しか出ない自分の頭がうらめしい。 「何が違うのよ。あたしはあんた達が何してようと知らないわ。……昼休みだって、来てくれなかったし。」 「あ、あれはなっ!……」 先に言葉が続かない。しかし、このままハルヒを諦めたくない。 「あれは何よ。あんたなんか……あんたなんかみくるちゃんとベタベタひっついてデレデレしてればいいのよ、バカキョン!」 さすがにそこまで言われて黙っていれる程、俺はヘタレじゃなかったらしい。 思考を経由せずに口が勝手に動き出した。 「なんだよ…それ。お前だって……俺を呼び出しといて古泉と抱き合ってたじゃねーか!!」 「っ!!あんた……見てたの?」 ハルヒはかなり動揺した顔をしていた。しかし、俺はそのままの勢いで言葉を継いだ。 「その後も何もなかった様に振る舞いやがって……お前はあのシーンを俺に見せたかったが為に俺を呼び出したのか!?ふざけるな!!俺が……俺がどんだけお前の事を……。」 俺は言い終わらない内に、走って部室棟から出て行った。 ~ハルヒ視点2~ キョンには、全部バレていた。 あたしが古泉くんに抱き留められた事、その後のキョンに嘘をついて隠していたこと……。 それでも、キョンは我慢して昼休みまではあたしに変わらず接してくれていた。 みくるちゃんとキョンがイチャついていないのだってわかっていた。あれは多分落ち込んでたキョンをみくるちゃんが励ましてたんだと思う。 それを…キョンの優しさをあたしがほんの少しの嫉妬と苛立ちで台無しにした。 ……一番悪いのはあたしじゃない。キョンも、みくるちゃんも、古泉くんも何も悪くない。 全部あたしが悪いのに…。 部室から無言で去ったあたしをキョンは追いかけてくれた。あたしは……あたしはキョンを追いかけて良いのかな? そんな資格……ないかな。 部室棟の廊下の真ん中に立ち尽くしていると、みくるちゃんが目の前に来た。 「あ、あの…涼宮さん。話だけでも……聞いてくれませんか?」 頷いて、二人で並んで部室に入った。 団長席ではなく、さっきまでキョンがうなだれていた椅子に座っていると、みくるちゃんがお茶を持って来てくれた。 「ありがと…。」 声に元気が出ない、キョンにキツく言われて参ってるみたい。…自業自得だけどさ。 「涼宮さん、よかったら先に何があったかだけでも……聞かせてもらえませんか?」 あたしは、昨日の探索から、今日の昼休み、そして今の会話まで全てをみくるちゃんに打ち明けた。 「ごめんなさい……、わたしがあんな事しちゃったせいで……。」 「ううん、みくるちゃんは悪くないわ。あたしが勝手に勘違いして、イライラしてあんな態度取っちゃったんだもん。……でも、よかったらキョンに抱きついてた理由、教えてくれない?」 そこであたしが聞いた事は少なかった。 みくるちゃんが来た時にはキョンはあの状態で、有希に八つ当たりした事で凄く自己嫌悪をしていたという話だった。 「だから…ちょっとだけ、支えてあげようと思ったんです…。」 みくるちゃんはキョンの心配をしていた。もちろん、あたしが原因であんな風になったキョンを。 話を聞き、全てを頭で整理するとあたしの頭を渦巻く自己嫌悪。 何でこんな風になっちゃったんだろ。 あたしはキョンが好きで、キョンもあたしが好き。……いや、キョンはあたしを好き《だった》になったかもしれない。 まだ……取り戻せるかな?いや、取り戻したい。キョンとの楽しい時間を、あたしが最高の笑顔を見せることが出来る時間を。 「みくるちゃん、ありがと。……あたし、キョンと仲直りしてくる。たまにはあたしから謝るのもありよねっ?」 あたしの問い掛けにみくるちゃんは頭をブンブンと振って反応した。 「は、はいっ!素直が一番ですっ!」 そんなみくるちゃんに笑顔で別れを告げて、あたしは駅前公園に向かった。 キョンを呼ぶためにメールを打つ。 《よかったら、話を聞いて。駅前公園で待ってる。……ずっと、待ってるから。》 あたしは送信ボタンを押すと、携帯をポケットにしまい、早足で駅前公園に向かった。 午後22時、駅前公園。 あたしの座っているベンチは、一人あたしだけしかいない。 何で来てくれないの?もう、元には戻れないの? 目からは、涙が滲んできた。制服の袖でそれを拭い、あたしは呟いた。 「早く……来なさいよ、バカ。」 「…バカで悪かったな。」 後ろを振り向くと、そこにはコーヒーとウーロン茶を持ったキョンがいた。 ~キョン視点3~ 我ながらマヌケだ。 勢いに任せて走って行ったのはいいが、完全に鞄の存在を忘れていた。 夜19時半の旧校舎。 さすがに誰もいないし、野球部ですら片付けを始めていた。俺は誰もいない部室に入り鞄を取り、すぐに外へ出た。 校門を出て、ハイキングコースの様な道を歩いて下る。今日あった出来事が頭の中で反芻され、肉体的にも、精神的にも辛くなる。 ふと、大きめの石を見つけ蹴ってみた。坂道をコロコロと転がり、勢いを緩め、止まった。 だからと言って何かがあるわけでもないが、俺はそれを見て早歩きで下りだした。 ……腹が減ったからな。 歩きから、自転車へ。 脇目も振らずに俺は家へ向かった。 知り合いとすれ違ったかもしれん。だが、今は一刻も早く休みたい。 そんな思いが通じたか、信号待ちをすることもなく素早く家に着いた。 まず、食事。次に、走り過ぎてかいた汗を流すために風呂。そのようなプロセスを経て、俺はようやくベッドに寝転がった。 今日はいろいろあったな……。ハルヒに呼び出され、嫌なシーンを目撃して、長門に……長門!! 謝らなくちゃいかん、だいぶ落ち着いた今なら話してくれるはずだ。 そう思い携帯を開くと、新着メールが一件あった。 From《涼宮ハルヒ》 本文《よかったら、話を聞いて。駅前公園で待ってる。……ずっと、待ってるから。》 時間は……18時15分。 今は、21時40分……まさか、な。 俺はすぐさま着替えて外に出て、自転車を飛ばして行った。 午後22時。 駅前公園の近くに自転車を置き、公園の外から中を眺めた。いない…いない、よな。 俺の位置から一番遠いベンチに座っている、肩くらいまでの髪の女。 …間違いない、ハルヒだ。俺は一呼吸置き、自販機でコーヒーとウーロン茶を買った。 そして、ハルヒの後ろ側からゆっくりと近付いた。 肩を震わせて、袖で目を拭っているようだ。……まさか、泣いてるのか? 「早く……来なさいよ、バカ。」 ずっと…待ってたのか。 「…バカで悪かったな。」 驚いて振り向いた顔には、少しだけ泣いたあとが残っていた。 俺は手にもっていたウーロン茶をハルヒに渡して、横に腰掛けた。 「…そい…よ……。」 「ん?なんだって?」 「遅いのよ…バカァ…。」 ハルヒは俺の胸に顔を埋めて泣き出した。 「もう……来ないと思った。…話も、聞いてくれないと思ったんだからぁっ…!」 ハルヒの涙を見たのは、これが初めてじゃないだろうか。俺はなす術も無く、ハルヒの頭を抱き、しばらく泣きやむまでそのままでいた。 「落ち着いたか?」 頭を上げたハルヒに俺は問い掛けた。 「うん、もう大丈夫。」 そう言うと、ハルヒは立ち上がって、歩きだした。 俺もそれを追うように歩いた。 黙って歩き、ちょっとした階段を登った所でハルヒは止まった。 「いろいろ……ごめんね?キョン。勝手に誤解して…嘘ついて…あたしの事、許してとは言わない。ただ……嫌いにならないで…。」 そう言うと、ハルヒは体を後ろ向きに倒し始めた。 ……って、此処は階段だろうが! 「何やってやがる!!!」 俺はハルヒを抱き留めて、そのまま尻餅をつくように階段とは逆に倒れ込んだ。 「バカかお前は!!死ぬ気か!?」 俺達の呼吸は、早くなっていた。恐さで呼吸が荒くなったと言い換えた方が正しいか。 「……今の、今日の屋上であったこと。」 ハッとした。だが、それだけの為にこいつは自分の身を投げたのか。……真性のバカだ、こいつは。 「わかった、信じる!だからって実演することはないだろう!?」 「こうでもしなきゃ、信じてくれないじゃない。それに……キョンが助けてくれるって、信じてた。」 確かに、どんな言葉で説得されるより効果はあったな。昼休みの出来事が事故だと言うのがきっちりと把握出来た。 「まったく…お前の方がバカだよ。ほら、立てよ。ベンチに戻ろうぜ。」 俺はハルヒを引き起こして、ベンチへと歩いた。 《嫌いにならないで》か。 俺は嫌いになるどころか、まだずっと好きだった。あんなシーンを見せられても、怒鳴りあっても、それだけは変わらなかった。 俺が求めているのは好きになり合うこと、ハルヒが求めているのは嫌われないこと。 俺はあくまでも好きでも嫌いでもない存在か?友達止まりなのか? 考えながら、コーヒーを一口啜る。ブラックだから苦い、当たり前だ。 「みくるちゃんから、いろいろ聞いたわ。」 先に口を開いたのはハルヒだった。 「ごめんね?あたしのせいで嫌な思いさせて、有希にも迷惑かけちゃったのもあたしのせい。」俯きながら話していた。 「そんなことないさ。もともとはお前の話を聞く前に勝手に誤解したうえに、教室で嘘までついた俺が悪いんだ。」 さらに、沈黙。気まずい空気が流れだす。 次は俺から口を開いた。 「……二人とも、同じようなことやってんだ。おあいこにしようぜ。」 少し驚いた表情をこっちに向けてきた。 「ほんとに……許してくれるの?」 「だからおあいこだって言ってるだろ。」 驚きの表情が安堵に変わる。少し弱い感じだが、いつものハルヒに似た笑顔だ。 その顔を見た時、俺は感じた。やっぱり、今まで通りの関係なんて嫌だ。ハルヒと付き合いたい……と。 ~ハルヒ視点3~ キョンがおあいこって言ってくれた。あんなに勘違いして、一人で不機嫌になっていたあたしを許してくれた。 自然と笑みが出る。泣いた後だから上手く笑えない、でもうれしいから笑っちゃう。 キョンが優しい、この時間をずっと続けたい。 もう夜も遅いけどずっと一緒にいたい。離れたくない。 あたしは、やっぱりキョンが好きだ。 さっき階段であたしが身を投げた時、《嫌いにならないで》と言った。だけど、もうそれだけじゃ満足出来ない。 「ねぇ、キョン。」 キョンがこっちを向く、鼓動が早くなるのがわかる。 言葉が出ない、なんて言えばいいんだろ。 「ほ、星がきれいね。」 違う、違う。あたしはバカだ!こんな事が言いたいわけじゃない!いつものあたしならサラッと言えるのに、キョンに弱い所を見られて臆病になってる! 「あぁ、そうだな。」 キョンは笑顔で言葉を返してきた。そんな顔されたら、好きな気持ちが止まんないじゃない…。 あたしは、星を見るキョンの横顔に見とれていた。 「どうした?」 目が合った。うわ、今顔がメチャクチャ赤い。あたしは目を逸らしながら言った。 「な、なんでもないわよ。」 キョンは告白(未遂)を2回もしてくれた。あたしはキョンの気持ちを聞くだけ聞いて、返事はしてない。 じゃあ、答えは簡単。怖いけど……あたしの気持ちを伝えよう。 キョンにとって、あたしはもう恋愛対象に無いかもしれない。だけど、はっきりさせよう。 もう、あたしの精神病は止まらない。 「キョン。あたしにはこんな事を言う資格なんてない。あんたの気持ちも変わったかもしれない、だけど……聞いてくれる?」 キョンは黙って頷いた。 「あたしは、あんたが好きだった。それこそ、いつ好きになったかわからないくらい。……もし、あんたの気持ちが変わってないなら…付き合って…欲しい。」 あ~言っちゃったわ。後悔は無いけどドキドキする。 でも、もしダメでもキョンとは今まで通りに出来る気がする。ちゃんと本音を伝えることが出来たから……。 「俺で……いいのか?」 キョンが尋ねてきた。…どうやらキョンもまだ好きでいてくれたみたい。 「あんたじゃなきゃ……ダメなのよ。」 と答えると、キョンがあたしを抱き締めてきた。 ダメ、いきなり過ぎて心臓のドキドキが止まらない。しかも体がくっついてるからキョンにも聞こえちゃってる、恥ずかしい…。 ベンチに座り抱き合った状態で5分程経った時、キョンが口を開いた。 「あ~、すまん、ハルヒ。…ドキドキするから何か言ってくれ。」 ………ほんと、あんたって男は…。 「あんたね、雰囲気台無しじゃない。……せっかく幸せな気分に浸ってたのに。」 「はははっ、悪いな。」 いつもの会話が出来るようになった。あたしはこの雰囲気が一番好きだ。 「もう…しょうがないわね。お詫びに……キス、してよ。」 あたしはそっと目を閉じた。自分でもとんでもない事を言った気がするけど、関係ない。もう、やりたいようにするわ。 「き、キス……か。わかった…い、行くぞ。」 目を瞑ってるから何も見えない。だけど、キョンの存在が少しずつ近付いてくるのが分かる。……あんまりゆっくりしたら、あたし、ドキドキしすぎて倒れそう。 「お、お願いだから早くして?あたし、ずっとドキドキしてるんだけど……。」 「あぁ…悪い。」 そう言ったキョンはあたしにキスをしてきた。 瞬間的に唇を重ねただけのキス。現実でのあたしのファーストキス。 日付が変わった午前0時の駅前公園、あたしにとって、一番大事な時と場所になった。 「じゃあ……帰ろうぜ。お前の両親も心配してるだろ?」 優しいキョンの声、心が少しずつ落ち着いてくる。 「もちろん、あんたが送ってくれるのよね?」 キョンがあたしの手を引きながら答えた。 「何をいまさら、当たり前だろ?ほら、乗れよ。」 いつの間にかキョンの自転車がある場所まで来ていた。すでにキョンは自転車に跨がっている。 あたしはキョンの後ろに座り、強く、強くキョンの体を抱き締めた。 「キョン、……大好き。」 「俺もだよ、ハルヒ。」 そのまま、あたしは家へと続く道をキョンの温もりに幸せを感じながら帰って行った。 終わり
https://w.atwiki.jp/miiplaza/pages/32.html
群馬 高崎市 「中核市」高崎駅 イオンモール高崎 LABI1高崎 万代書店 高崎店 アニメイト高崎店 WonderGOO 高崎店 前橋市 「中核市」 (県庁所在地)前橋駅 けやきウォーク前橋 前橋リリカ ヤマダ電機 PC マルチメディア館 前橋本店 コストコ 前橋店 パワーモール前橋みなみ 太田市 「施行時特例市」太田駅 イオンモール太田 ドン・キホーテ太田 伊勢崎市 「施行時特例市」伊勢崎駅 華蔵寺公園 スマーク伊勢崎 桐生市 (10万人以上都市)桐生駅 桐生が岡遊園地 マーケットシティ桐生 MEGAドン・キホーテ桐生 渋川市渋川駅 伊香保温泉 館林市館林駅 館林つつじの里ショッピングセンター 「アゼリアモール・アピタ館林店」 藤岡市ららん藤岡 安中市ヤマダ電機 テックランド安中店 碓氷峠鉄道文化むら みどり市ゲオ笠懸店 富岡市富岡製糸場 沼田市沼田駅 ヤマダ電機 リングス沼田店 吾妻郡草津町草津温泉 群馬 パネル当地…星のカービィ、スーパーマリオ3Dランド 隣接…NewスーパーマリオブラザーズWii、スーパーマリオ3Dランド (埼玉・長野) 隣接…ゼルダの伝説、スーパーマリオ3Dランド (栃木) 隣接…マリオ クッパ、スターフォックス64 3D (福島) 隣接…ピクミン、スーパーマリオ3Dランド (新潟) ※概要 人口が多い順(市→町→村)に並んでいます 最新データ 2014年10月1日より (中核市・施行時特例市は別です 中核市→高崎市 前橋市(県庁所在地) 施行時特例市→太田市 伊勢崎市に並んでいます ○○郡○○町もしくは村は、郡に分けて、人口が多い順に並んでいます) ※人口 群馬県総人口(2010年国税調査)2,008,068人 【ダルマの産地】で、【高崎観音】や【パスタの街】で知られる人口県下最大の都市かつ中核市「高崎市」 【群馬の県庁所在地】で日本一懐かしい遊園地【るなぱあく】がある、県下第2の都市で高崎市と同じ中核市 「前橋市」 関東屈指の工業都市であり、日本の自動車メーカー【SUBARU】のお膝元である、県下第3の都市で施行時特例市になっている「太田市」 【ペヤングソースやきそば】でお馴染みの県下第4の都市で太田市と同じの施行時特例市「伊勢崎市」 絹織物産業として発展した都市「桐生市」などがある、関東地方の中では一番難しい県でありながら、 草津温泉や焼きまんじゅう、ゆるキャラ「ぐんまちゃん」として有名な群馬県 少し難しいと思いますが、全国各地簡単に来るのかもしれません 特に北海道地方から近畿地方の方なら簡単かも? 高崎市 「中核市」 高崎駅 最寄駅JR北陸新幹線・上越新幹線・信越本線・高崎線・上越線・上信電鉄上信線 「高崎駅」 群馬最大の都市、西毛地域の中心都市高崎市の中心駅。 JR在来線改札口が1ヶ所に集約されているため、休日の在来線改札口付近では相当数のすれ違いが期待できる。 イオンモール高崎 公式アクセスマップ 最寄駅JR上越新幹線・長野新幹線・信越本線・上越線・高崎線・上信電鉄 高崎駅 西口よりバス25分『イオンモール高崎前』下車 モール側2Fのゲームセンター『ユーズランド』を中心に、休日の午後なら10人超のすれ違いが可能。 また、サティ側3Fの室内遊園地『ファンタジーアイランド』は玩具売り場と隣接しているため、若干名のすれ違いが可能。 その他、モール側3Fのフードコートや、同じくモール側1Fのレストラン街などで、3DSを使用している子供を確認できる。 LABI1高崎 公式アクセス案内 最寄駅JR上越新幹線・長野新幹線・信越本線・上越線・高崎線・上信電鉄 高崎駅 4Fゲームコーナーで、主にすれ違い可能。 3DSを使用している子供も多く見られます。 休日なら人が沢山居るので駐車場辺りから、すれ違いが発生します。 万代書店 高崎店 公式アクセスマップ 最寄駅JR上越新幹線・長野新幹線・信越本線・上越線・高崎線・上信電鉄 高崎駅 本館2Fと3Fですれ違い可能。 アニメイト高崎店 最寄駅JR北陸新幹線・上越新幹線・信越本線・高崎線・上越線・上信電鉄上信線 「高崎駅」 (徒歩5分) WonderGOO 高崎店 公式店舗詳細 最寄駅JR上越線・吾妻線・両毛線 高崎問屋町駅 店内出入り口付近に3DSのゲームコーナーがあり、すれ違い環境は良好。 休日はもちろん、平日でも割りと安定してすれ違い可能。 前橋市 「中核市」 (県庁所在地) 前橋駅 最寄駅JR両毛線 「前橋駅」 群馬県の県庁所在地、中毛地域の中心都市である県下人口第2の都市、前橋市の中心駅 前橋市内の中では乗降客数が一番多いが、思ったより行かない。 原因としては、乗り入れるのが1路線しかないのがまず一つ もう一つは、高崎市の高崎駅にやられているのもポイント。 けやきウォーク前橋 公式アクセスマップ 最寄駅JR両毛線 前橋駅 客層が少し若い(子供が多い)。 前橋リリカ 公式アクセスマップ 最寄駅JR両毛線 前橋駅北口からバス7分『敷島学校入口』下車から徒歩3分 3Fブックオフスーパーバザーですれちがえた報告あり。 (↑の編集者ではありませんが、実際にすれちがえました。) ヤマダ電機 PC マルチメディア館 前橋本店 公式店舗案内 最寄駅JR両毛線 前橋駅より車で35分 上毛電鉄 中央前橋駅 2Fのゲーム販売コーナーにてすれ違いが可能。 そこまで高確率ではないが、意外とすれ違う。 コストコ 前橋店 公式店舗案内 最寄駅JR両毛線 前橋駅 北口よりバス『新堀町』下車から徒歩数分 会員制なので店内に入るには入会が必要だが、休日は人が多いので10人以上のすれちがいが可能。 県外からの来客もあるので、他県の人とのすれちがいも期待できる。 入り口近辺の駐車スペースでもすれちがい可能かも? パワーモール前橋みなみ 『Go!伊勢崎』 内 紹介ページ 最寄駅JR両毛線 前橋駅 北口よりバス『新堀町』下車から徒歩数分 複合型商業施設のため幅広い客層が特徴。 休日が狙い目。 太田市 「施行時特例市」 太田駅 最寄駅東武鉄道伊勢崎線・桐生線・小泉線 「太田駅」 北関東の工業都市、県東部で東毛地域の中心都市、県下人口第3の都市太田市の中心駅 駅周辺にドン・キホーテがあるが、客足が少ないのが欠点。 南口周辺はあんまり歩かない方が良い。広範囲の歓楽街があるため 太田駅でのすれ違いはおすすめすることはないだろう。 イオンモール太田 公式アクセスマップ 最寄駅東武伊勢崎・桐生・小泉線 太田駅(送迎バス有) ドン・キホーテ太田 公式店舗案内 最寄駅東武伊勢崎・桐生・小泉線 太田駅よりすぐ 伊勢崎市 「施行時特例市」 伊勢崎駅 最寄駅JR両毛線・東武鉄道伊勢崎線 「伊勢崎駅」 県東部に位置し前橋市と同じ中毛地域の中心都市、県下人口第4の都市伊勢崎市の中心駅。 駅構内は大きいが、かなり閑散としている。周辺には少し大きいスーパーがあるくらい。 JRと東部の本数の差が大きく、JRでは本数が1時間に2本程度しかないので、東武線のホームがマシかもしれない。 時間帯によるが、乗り換え客で小規模のラッシュ時には平均3人はすれ違える。 華蔵寺公園 最寄駅JR両毛線・東武鉄道伊勢崎線 「伊勢崎駅」 (北口より徒歩約20分) 伊勢崎市の小さな遊園地。 マイナーな遊園地で大型遊園地には敵わないが、休日は家族連れで賑わうことがある。 スマーク伊勢崎 公式アクセスマップ 最寄駅JR両毛線・東武伊勢崎線 伊勢崎駅 バス15分 (無料) 休日のすれちがい頻度が高い。 桐生市 (10万人以上都市) 桐生駅 最寄駅JR上毛線・わたらせ渓谷鐵道 わたらせ渓谷線 「桐生駅」 織都という名で知られる産業都市、桐生市の中心駅。 中心駅ではあるが、駅構内周辺は乏しく、電車の本数も少なくあまりすれ違えない。 たまに観光客が居るものの若者の観光客はあまり見ない。 桐生が岡遊園地 公式アクセス案内 最寄駅JR両毛線・わたらせ渓谷鉄道 桐生駅 東武桐生線 新桐生駅(要コミュニティバス) 上毛電気鉄道 西桐生駅 休日なら半日も入れば少なくとも4~5人程度とすれ違うことが可能。 マーケットシティ桐生 公式店舗案内 最寄駅JR両毛線・わたらせ渓谷鉄道 桐生駅(北口よりコミュニティバス利用) 東武桐生線 新桐生駅(コミュニティバス利用) わたらせ渓谷鉄道 下新田駅より徒歩5分 桐生市街地の大型商業施設。 休日の夕方に一時間辺り5~6人とのすれ違いが可能。 スーパーマーケット「ヤオコー」周辺や、銀だこの出店している広場が狙い目か。 MEGAドン・キホーテ桐生 公式店舗案内 最寄駅JR両毛線 桐生駅より徒歩3分 上毛電気鉄道 西桐生駅より徒歩3分 上記マーケットシティ桐生ほどではないがそれなりにすれ違える。 2Fのゲーム売り場か、東側入口にあるTCGショップの周辺を狙ってみよう。 渋川市 渋川駅 最寄駅JR上越線・吾妻線 「渋川駅」 伊香保温泉で知られる、渋川市の中心駅。 渋川観光の拠点駅でありSLの停車駅でもある。 駅構内ともに少ないが、たまに県外からのすれ違いが起こる。 伊香保温泉 最寄駅JR上越線・吾妻線 渋川駅よりバス20分 有名な温泉。温泉街が特におすすめ。 館林市 館林駅 最寄駅東武鉄道伊勢崎線・佐野線・小泉線「館林駅」 ツル舞う形の群馬で頭に位置する街、館林市の中心駅。 3つの路線が乗り入れるため、他県民からのすれ違いもたまにある。 夏はやばいくらいに暑いので、特に要注意。 館林つつじの里ショッピングセンター 「アゼリアモール・アピタ館林店」 最寄駅東武鉄道伊勢崎線・佐野線・小泉線「館林駅」 (徒歩55分ほど) 藤岡市 ららん藤岡 最寄駅JR八高線 「北藤岡駅」 (徒歩20分ほど) 安中市 ヤマダ電機 テックランド安中店 最寄駅JR信越本線 「安中駅」 (徒歩34分) ニンテンドー3DSステーション設置店 碓氷峠鉄道文化むら 最寄駅JR信越本線「横川駅」隣接 ホームページ→http //www.usuitouge.com/bunkamura/index.php みどり市 ゲオ笠懸店 最寄駅東武鉄道桐生線 「阿左美駅」 (徒歩7分) ニンテンドー3DSステーション設置店 富岡市 富岡製糸場 交通アクセスhttp //www.tomioka-silk.jp/hp/access_new/index.html 世界文化遺産に登録され、連日多くの人が訪れる。 外国人観光客のすれちがいもあるかも。 沼田市 沼田駅 最寄駅JR上越線 「沼田駅」 老神温泉や尾瀬の玄関口、真田の里である街、沼田市の中心駅。 普段はあまり来ないが、行楽シーズンになれば多くの観光客で賑わう。 ヤマダ電機 リングス沼田店 最寄駅JR上越線 「沼田駅」 (徒歩48分) ニンテンドー3DSステーション設置店 吾妻郡草津町 草津温泉 アクセスhttp //www.kusatsu-onsen.ne.jp/access/index.php 群馬の代表する温泉郷 観光シーズンになれば県外からのすれ違いもある。 極めて難しいが、運が良ければ海外とのすれ違いもあるかも知れない。