約 2,894,250 件
https://w.atwiki.jp/loli-syota-rowa/pages/564.html
僕はあなたを殺します ◆IEYD9V7.46 歪な月が暗碧の波間を漂っている。 水上に時折生まれては消える波は、夜闇の中でも不思議と白く見えていて、 海面に映りこんだ月と共に暗い世界に彩りを添えていた。 その光景を、茫洋とした目つきで無気力に眺めている人影がある。魔技師の少年、トマだ。 人気のない路上に立ち尽くしていたトマは、舞うように揺れる虚像の月から目を離し、空を見上げた。 そこには、冷たく、青白い光を放つ本物の月がある。だが、 ――あれもこれも、偽物だ。 トマは二つの月を見比べて、両者ともバサリと斬り捨てた。 夜になって、一人になって、ようやく気付いたのだ、この世界の冷たさに。 ここで殺し合いが行われているから、というだけではない。 根本的に自分のいた世界とは質が違うと感じてしまうのである。 月も海も、草も木も、大地も大気も、何もかもが冷たい。 離れてみて初めて思い知った。自分のいた世界は、とても賑やかな場所だったのだと。 どんなところにも妖精がいたし、月も太陽も生きているかのように気さくな存在だった。 賑やかすぎることのほうが多く、やかましいと思ったことも一度や二度ではなかったが、今はそれさえひどく恋しい。 無味乾燥とした、ただ無感情に光っているだけの月は、トマの知っているそれから遠くかけ離れている。 空に浮かんだ月から目を離し、傍らの地面を見やる。 そこには、血まみれの縫いぐるみと一緒に血まみれの女の子が倒れていた。 トマは顔を見ただけで、その女の子の名前が分かった。分かってしまうのが、どうしようもなく悲しかった。 倒れている少女の名前はジュジュ・クー・シュナムル。 もう言葉を交わすことのできない、トマの仲間だった。 記憶にない蒼白の顔が、記憶にある名前と一致した瞬間、 トマの脳髄に重たいものが容赦なく抉りこんできた。 これはきっと罰に違いない。 あの放送は出鱈目なのだと、中身の伴わない慰めの言葉を“青”に贈った、自分に対しての。 跳ね返ってきた罰は、放送内容の確固たる裏づけとして、痛いほど鮮烈に目の前に現れた。 もう、どこにも否定する材料はない。 ジュジュは死んだ。はやても死んだ。“青”の親友も死んだ。 そんなこと、とっくに分かりきっていた。 論理的に思考を重ねて、ありえないと断じたはずの、か細い希望が完全に潰えただけのことだ。 覚悟なら、それこそ放送を聴いた直後には済ませていた。 それなのに。 ないと分かっていたものを改めて確認しただけだというのに、トマの狭窄した視界は、夜の闇より更に暗い。 削り取られた視野でありながら、トマはその中に二つのものを収め続け、行き場のない視線を交互に彷徨わせていた。 視線を縛っているものの一つは、血の気の抜けた物言わぬジュジュの死に顔。 もう一つは、その首で月光を白く反射させている……忌まわしい、首輪だった。 トマはファクトリアルタウンの“白”と情報交換したときのことを回想する。 『せめて現物が手に入れば良いんですが、手に入れる方法が……』 あのとき、自分は最後の言葉を濁した。 その先にあるものの意味を、理解していたから。 首輪を手に入れるには、誰かを殺すか、死体から剥ぐしかないのだと、理解していたから。 選択肢は二つあったが、片方は最初からあってないようなものだ。トマにとって、前者の選択は論外なのだから。 ならば、残された後者を選ぶほかない。 何れどこかで遭遇するだろう、見知らぬ誰かの死体から剥ぎ取るしかなかったのだ。 トマはこれまでに漫然とそう考え、来るべき時を予期さえしていた。 『ごめんなさい、あなたの死は無駄にはしません、きっとみんなを助けますから』 などという上辺だけの美しい言葉を、名前も知らない誰かに掛けながら、 哀悼の意を示しつつ泣きながら首を切り落とす。 そうして全て終わったあと、首輪を外しジェダを倒して元の世界に帰るときにこう追想するのだ、 『ありがとう、あなたのおかげでみんな助かりました』と。 そんな卑しい未来を、心の片隅に浮かべていたのだ。“みんなを助ける”という名目の下に。 果たして、少年の望みどおり、首輪をつけた死体がたった今ここに現れた。 ならば、やることは一つしかない。だというのに、トマは熱に浮かされた表情のまま、動こうとはしない。 ――まさか、この期に及んで、知り合いの首を落とすことができないなどとは言い出さないだろうな? 知らない人間の首は切るつもりだったのに、顔見知りの人間にはできないとでも? 「……そんなことは、ない、です」 心中の“合理的な正義”が突きつけてくる自問を、声に出して否定する。 同時に、視界を狭めていた黒いものがさあっと晴れた。 ぶれていた視線は、蒼白のジュジュの顔に固定される。 「……悪く思わないで下さいね、ジュジュさん」 重いものを押し出すように、許しを請う。 返事はない。 「この世界から脱出するためには、首輪を調べなければいけないんです」 届かない言い訳に意味があるものか。 「だから、あなたの首輪、僕にください」 もし意味があるとすれば、それはジュジュに作用するものではない。 「脱出の鍵を得るためなら、僕はあなたを殺します」 崩れそうな自分を支えるもの、それ以上の意味はない。 「死んでしまって、もう動くこともできないあなたの首を刎ねて、もう一度殺すことができるんです」 膝がネジでも外れたようにガクガクと笑う。 「ジュジュさんもそのほうがいいでしょう? 死んでしまったあなたが犠牲になってくれれば、 まだ生きている人たちを助けられるかもしれません」 言葉が何かに急きたてられる。 「勇者さんやククリさんの手伝いができるんです。いいですよね?」 卑怯だ。ここであの二人の名前を出すなんて。 「みんなのために」 こう言えば、赦してもらえると思っているのか。 「僕と一緒に、頑張りましょう」 不自然なほどの満面の笑みを浮かべ、握手を求めるようにすっと手を差し出す。 答えは返ってこない。返って、こない。 死者には肯定も否定も、慰労も糾弾もできないのだから。 そのことを理解していながら、トマはその手を引こうとしない。 風が吹いた。 どこか遠くから草の擦れる音が聴こえてきて、すぐに夜気に紛れて消え去った。 いつしか、ジュジュに向かって差し出していた手は堅い握り拳を作り。 わなわなと震えるその拳を、耐え切れなくなったように振り上げて、トマは叫んだ。 「怖いんですっ!!!」 声と一緒に、握った拳を地面に思い切り叩きつける。 コンクリートの地面は、トマを拒絶しているかのようにひたすら冷たく、堅い。 「僕は……怖いんですよ、ジュジュさん……。 みんなのためだなんて嘘です、……僕はそんなに強くありません……。 僕は、自分が死ぬのが、怖くて仕方がないんです……」 きつく目を閉じて、一心不乱に懺悔を続ける。 「僕はここで何度も死に掛けました……。でも、そのたびに何とかできてきたんです。 この島に来る前と同じように、他の人の力を借りて、どんな困難でも乗り越えてこれたんです。 だから、……だから、これからもずっと大丈夫だって! 勇者さんもククリさんもジュジュさんも負けるはずない、死ぬはずないって思っていたんです!」 地面に突き立てた拳に、あらんばかりの力が加わり、小刻みに震える。 「本当は分かっていました……。あの人形の女の子が、ジュジュさんの名前を告げていったときから。 きっと、もうジュジュさんはいないんだって……それでも、信じたく……なかった……」 いつからなのか。熱い涙が溢れ出し、頬を伝っていた。 「結局、僕は事態を深刻に捉えていなかったんです! ここは危険だって口で言っているだけで、誰かが死ぬことを真剣に考えていなかった……っ! だから、はやてさんとアリサさんを平気な顔で見送ってしまったんですよ! これが幸せへの近道だと思ったから! みんなにとって、一番いい道だと思ったから! でも、間違いだった!!」 ぽたぽたと。暗い路上に、更に暗い斑点が生まれていく。 「僕は死にたくありません! 誰かを殺すのも嫌です! これ以上間違えたくもない! だから!」 貪るように肺に空気を送り、語りかけるように告げる。 「……だから、僕はあなたの首だって切り落とせるんです。ジュジュさんはもう助からないから、 あなたの首輪を取っても、状況が今より悪くなることなんて、ないから……」 トマは涙も拭わずに立ち上がり、ジュジュを見下ろし、首輪を見つめる。 本当なら、今すぐにでも首輪を剥ぎ取りたい。 だが、あいにく刃物を何も持っていない。 シェルターに包丁を取りに戻ろうか? とも考えたが、 「……青さんを待たせるわけにもいかない……ですよね」 電話越しに聴いた“青”の声からは、今の自分なんかとは比べ物にならないほどの焦りと混乱がありありと読み取れた。 彼女の中で、いつ、何が爆発するのか分かったものではない。 先に病院に言って青を落ち着かせたのち、そこで刃物を手に入れてからここに戻ったほうがいいだろう。 決して。 結論を出すことを、躊躇しているわけではない。先延ばしにしたいわけでもない。 だから、決意はここに置いていく。 「……ジュジュさん、僕は行きます。弱くて嘘しかつけない僕でも……、 いた方がいいと思ってくれる人がいるみたいですから」 言葉を一度切って、更に続ける。 「けど、必ず戻ってきます……あなたの首を落とすために。 そのときが、本当のお別れです。……だから、どうか」 喉にこみ上げてきた熱いものを飲み下して。 最後に告げるのは、どうしようもなく卑俗で、最低の願い。 「どうか……逃げていてください。 次に僕がここに来るときまでに、どこかに去っていてください。 でないと僕は、死んでしまったジュジュさんをまだ苦しめてしまいますから……」 勝手な想いを吐き捨て、来るはずのない返事を待つことなく、トマは道路沿いに真南に向かって歩き出した。 歩き始めて数分。 既にジュジュの姿は夜に呑まれて、ここから振り返ったとしても見えないという位置まで来た。 歩いている最中に、一際大きな波音に誘われ、トマは東の海と空を見る。 何を見るでもなく視線を遊ばせたあと、海上の夜空に張り付いた月を改めて一瞥して。 諦めるように、息を吐いた。 歩き出す前と同じ、ジュジュの前で途方に暮れていたときと何もかも同じだった。 やっぱり、冷たい月の印象はずっと変わらない。 気味が悪いほどに丸くて鮮明な、絵皿みたいな満月。 トマはそんな感想を抱き、しかしそれが綺麗だとは少しも思わない。 殴れば粉微塵に割れそうな、贋物の月だった。 少なくとも、涙で滲んだトマの瞳には、そうとしか映っていなかった。 【H-6/路上/1日目/夜】 【トマ@魔法陣グルグル】 [状態]:健康 [装備]:麻酔銃(残弾6)@サモンナイト3、アズュール@灼眼のシャナ [道具]:基本支給品、ハズレセット(アビシオン人形、割り箸鉄砲、便座カバーなど)、 参號夷腕坊@るろうに剣心(口のあたりが少し焼けている・修理未完) はやて特製チキンカレー入りタッパー [思考]:行かないと……。 第一行動方針:「病院」にいる“青”に会いに行く。 第二行動方針:機を見計らって病院で刃物を手に入れ、ジュジュの死体から首輪を回収する。 第二行動方針:他の参加者と情報と物の交換を進める。必要ならその場で道具の作成も行う。 第三行動方針:『首輪の解除』『島からの脱出』『能力制限の解除』を考える。そのための情報と物を集める。 第四行動方針:できればトリエラと再び会いたい。それまでは死ぬわけには行かない。 基本行動方針:アリサとニケたちとの合流。及び、全員が脱出できる方法を探す。 ※ハズレセットのうち、豆腐セット、もずくセット、トイレの消臭剤、根性はちまきを使用しました。 割り箸鉄砲の輪ゴムは、まだ残りがあります。 ※「工場」にいる自称“白”の正体は「白レン」、「病院」にいる自称“青”は「ブルー」、と誤った推測をしています。 ≪199 友情×絆=復讐? 時系列順に読む 202 彼女の意思を継いで僕は……≫ ≪199 友情×絆=復讐? 投下順に読む 201 星は届かぬ空から堕ちる -Artificial magician-≫ ≪197 夜の帳と跳ぶ為の言葉ならびにキャーッ!名無しさんのエッチ! トマの登場SSを読む 204 伸ばしたその手は拒まれて≫
https://w.atwiki.jp/pam-hokkaido/pages/945.html
東前温泉 しんわの湯 2つの泉質はともに100%の天然温泉。 9種類のお風呂と露天風呂で身体も心も癒される。 アルカリ泉とナトリウム泉の2種類の温泉は、ともに源泉100%。肌にやさしく、豊富な湯量で、温泉は循環させず常に新しい湯で温泉を楽しんでいただます。 また、温泉で暖まった後には、新鮮な素材を使ったおいしい料理とお酒はいかがですか?豊富なメニューをご用意してお待ちしております。 〈東前温泉 しんわの湯公式サイトより引用〉 東前温泉 しんわの湯 〒041−1214 北海道北斗市字東前85−5 TEL:0138−77−8000 FAX: パンフレット ※画像をクリックするとパンフレットが開きます。 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 ホームページ http //www.shinwanoyu.com/ 〈ブログ〉 函館旅行−観光編−No1 http //blogs.yahoo.co.jp/llmarimoll21/16565383.html 温泉に行こう 北斗市 東前温泉しんわの湯 http //blogs.yahoo.co.jp/kqdty048/16972201.html 函館Ⅱ-③☆お風呂で休息〜しんわの湯☆ http //blogs.yahoo.co.jp/f1kun/25322139.html 「しんわの湯」 http //blogs.yahoo.co.jp/mtwdx953/42284580.html 寒い季節は、温泉ですね♪2 http //blogs.yahoo.co.jp/puribonn_pinnku_mama/32831199.html 携帯サイト 最新のチラシ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 《周辺情報》 〈ブログ2〉 #blogsearch /
https://w.atwiki.jp/virginia8428/pages/47.html
「上手くなりたいけど何をしていいのかわからない」、「練習だけで終わるなら練習しなくても大丈夫」とかい う考えを持つ奴はいつまでたっても上達しない。縛るものが無いから気持ちが緩んでしまうのだ。 だから、どんなときでも揺らぐことのない決意が必要とされ、それが自分ルールである。 自分ルールは、広く言えば「こだわり」ともとれる。こだわりならば誰もが1つは持っているのだと思うし、そ れをAVAにも1つ取り入れてほしい。例えば、僕の自分ルールは「練習しない日を作らない!!」である。どんな に忙しい日でも、絶対に1時間以上は練習するという誓約をかけることで敢えて自分を苦境に立たせ、それを打開 することを真意としていて、この困難を乗り越えることの積み重ねが土壇場で生きてくる。自分ルールで差がでる のだ。 もし、今自分が伸び悩んでいると感じているなら是非自分ルールを作ってもらいたい。
https://w.atwiki.jp/haputea/pages/157.html
リボンズ「いや~まだまだ夜は冷えるねぇ~~」つおみやげのお高級ケーキ(留美の貢物) リジェネ「あ~疲れたぁ~」 刹那「またきやがって…じいさん」 マリナ「お疲れ様です。ケーキいつもありがとうございます。」 リボンズ「さっそくだけどお茶を入れてもらおうかな~どくだみ茶で。」 リジェネ「チョコモカね。」 マリナ「はい、みんなもお茶にするわよ~~」 「「「「「「は~~~~~~い」」」」」」」 サジ「これ」つモンブラン ポニオ 「これ」つモンブラン サジポニ「「!!!!!」」 サジ「これはぼくのだよ…てをどけてよキモいよクソポニ。」ゴゴゴゴゴg ポニ「ボクだってモンブランは譲れないよ!!! 栗は魔法使いにとってかかせないアイテムなんだよ!!」ゴゴゴゴg サジ「なんだぁ…ああ??今日一応誕生日なんだけど」 ゴゴゴゴゴゴg ポニテ「穏やかじゃないねぇさっきマリリンの筑前煮ケーキたべただろ!!もう関係ないよ!」ゴゴゴゴg 眼鏡「おおおお…呪い師と魔法使いが戦闘状態に!!!!」 ポニオはせんせいした! ポニオ の もほう! しかし、DPが足りない! さじ は のろいをかけた! しんじゃえよ、くそぽに。カンカン ポニオ は しんでしまった! さじ は もんぶらんけーき をかくとく! ぶしど「おお、かたぎりよ!しんでしまうとはなさけない! そなたにこのもんぶらんをあたえよう」 びりい「ぐっ… このうらみはらさでおくべか…」 ぐふっ!! さじ「へっくちほどにもねぇ…モンブランはいただいてくぜぇ!!」 おせつな「これじゃだめだ。もほうつかいをふういんしたほうがいいんじゃないか?」 めがね「このでんせつのぶき、ロトのポニテでふういんだ!!」 ぶしどー「くらえええええええ!!!カタギリ!!!!!!」 びりい「ぎょええええええええええええ」(ムーンブルクの王様風に) そして… 勇気ある呪い師によってふういんされた「喪法使い、びりい」。 彼はふういんされた闇の中で喪の力を増幅させていくのだった… マリナ「みんなあそんでないで、お茶いれたわよ~~」 「「「「「は~~~~い」」」」」 びりい「きゅう」 ヤエル「サジお兄ちゃん、みんなでサジお兄ちゃんの為に歌を歌うよ」 バロ太「みんな、せーので歌うんだからな。せーの!」 子供達「I love you♪I trust you♪君のケーキを分けてほしい♪ I love you♪I trust you♪喪男でもリア充でも♪ 筑前煮だからご飯に合うの♪ 誕生日おめでとう♪」 サジ「ありがとう、凄く嬉しいよ… (喪男やリア充なんて言葉、どこで覚えたんだ…)」 おれマリリンとつきあいてぇぇぇぇぇ。 マリリン、俺なら鼻血も出ないし問題ないよ。 あんた、ひょっとして合コンスレのお刹那さんかい? ???「ち、違う!俺はイケメンのお刹那さんなんかじゃないぞ!……そう、俺はせっ様だ!」 合コンお刹那「マ、マリリン!俺はマリリンを愛してるよ!」 せっ様「マリナ……愛している」 刹那くん「お母さん、だーーいすきっ!」 お刹那さん「マリリン!!俺はマリリンを宇宙一愛しているぞーーーーーっ!!!!!!」 リボンズ「同じ人間なのにこうも違う……ふふっ、面白いね」 リジェネ「合コン町のお刹那と、ここの刹那は同一人物じゃないの?」 リボンズ「全く違うよ。……いや、始めは同一人物だったのさ。 しかし、彼は変革し始めた……マリナだけを純粋に愛し、護るような人間にね」 リジェネ「確かに…向こうのお刹那は節操がないみたいだしね」 リボンズ「しかし…せっ様はやはり良い……刹那君にも少し見習わせたいね」 マリナ「私は刹那が一番好きだわ」 刹那「…マ、マリリン…お、俺もマリリンが好きだ。あ、あああ愛してる…」 マリナ「私もよ。刹那…」 眼鏡(フフッ、覚醒したか二人とも) マリナ「刹那、耳掃除してあげる」 刹那「まりり~~~ん!」スリスリ マリナ「うふふ…」 膝枕でナデナデ 刹那「まりり~ん」 マリナ「あれ?鼻血は?刹那?なんか違う…?」 リボンズ『サァァァァァッシェェェェェェス!!!!!』 アリー「OK、OK。簀巻きにして追放しておくぜ」 刹那?「離せー離せー!」 ヨハン「煩い。(ペタペタ」 刹那?「俺はマリリンと――ムガムガ」 ミハエル「縛り、縛り」 アリー「よし、棄てに行くか」 リジェネ「やれやれ…お刹那だったとはね……よく見抜けたね?」 リボンズ「簡単さ。刹那君はあの子と触れ合ったら鼻血を噴かずにいられない体質だからね」 リジェネ「まるで中学生の男子だね」 リボンズ「彼は純情なのさ」 リジェネ「言いかえたらお子様」 リボンズ「こやつめ、ハハハ!」 リジェネ「ハハハ!」 刹那「お前らは俺をなんだと思ってやがる!」 ポニテ「うわぁ~今日も風がスゴいねぇ。自慢のポニテに埃が付いちゃうよ」 ??「だ~れだ?」 (突如ポニテの視界が真っ暗になる) ポニテ「…く、クジョウ…悪ふざけはよs…」 模型子「……さ、さよなら!」ダッ ポニテ「…しまった…」 模型子「……と言うことがあったんです…クスン」 アニュー「でもいきなりされても分からないと思うわよ」 模型子「クスン」 アニュー「それに、ポニテさんにとってはスメラキさんの方が付き合いが長いからね。 そういうイタズラもする間って事よ。あなたはまだ会って一週間もしてないでしょ?」 模型子「もう二ヶ月くらい過ぎてる気がするんですけど……」 アニュー「深い事気にしないの。 とにかく、ポニテさんにとって貴女はまだ『知り合い以上友達以下』なんじゃない?」 模型子「そう…でしょうか。シュン」 アニュー「ま、これから次第よ?頑張ってあの人を振り向かせちゃいなさい」 模型子「先輩……私、頑張ります!(目から炎」 アレルヤ「こんにちは、こちらの皆さんがモンブランが好きだと聞いて持って来ました。 僕の手作りなんでお口に合うかどうか…」 マリナ「ありがとう。アレルヤさんのお菓子はいつも美味しいから楽しみだわ」 刹那「アレルヤ、相変わらずのオトメン振りだな」 アレルヤ「あとこれ、秋に作っておいた栗の渋皮煮です。 あとこれ、この間仕込んでおいた手作り味噌が食べ頃になったのでおすそわけ。 あとこれ、3年前に仕込んでおいた梅酒。 あとこれ、白菜漬けとたくあんです」 眼鏡「オトメン通り越してお母メンじゃないか?」 ポニテ「フフフ…せっかくのモンブランも僕の傷心を癒してくれないよ…クスン」 アリー「畜生め、人気でも出番でも活躍度でもラッセコムに負けちまうのかよ」 ヨハン「もうミスドを本職にしませんか?」 刹那「マリリス……」キュ抱きしめ ハムドー「私も抱っこしてほしい!してほしいと言った!(頭の上にピョン」 ティエラビット「万死!万死!(背中にピョン」 セツニャ「ふぁ~……ゴロゴロ(あぐらをかいていた足に座り込む」 マリリス「ぱぱ…何かあったの…?元気だして……クシクシ」 刹那「お前ら……ありがとう(別に凹んでる訳じゃないんだけど」 ブシドー「動物に懐かれて羨ましいぞ青年。ちょっと真似してみるか…」 ブシドー「マスラオ…」ギュッ抱きしめ カミーユ「ぶもー♪(頭の上にドサッ」 スサノオ「もぉーん♪(背中にドシッ」 ハマーン「しゃああああ(首にグルグル」 マスラオ「もぉ?(正座していた膝に座り込む」 ブシドー「うおおおおお愛が、愛が重すぎるぅぅぅ!だが何のこれしき受け止めてみせる!」 マリナ「刹那、ブシドー見なかった?さっきから探しているのだけど」 刹那「さあ?屋上で牛が寄り集まってるのは見たが」 マリナ「おかしいわねぇ…」 刹那「マリリス…キュ、いつか俺もマリリンをこんな風に抱きしめて 抱きしめて、その先は…はっ」《◎◎》 金目刹那「俺は…変わる!その果てに何があろうと…… 何があるんだろう……マリリンのスカートの中…ボタボタ」 リボンズ<◎◎>「うんうん、伝わってくるよ君の思いボタ」 ハムドー《◎◎》「何かが…(頭の上にピョン」 ティエラビット《◎◎》「万死!万死!(背中にピョン」 セツニャ《◎◎》「伝わる!伝わるニャ(あぐらをかいていた足に座り込む」 マリリス《◎◎》「ぱぱ…ついに変わるんだね?……クシクシ」 刹那《◎◎》「動物にまで変革…ゴロゴロしたいと言う事か!」 マリナ「刹那…」 刹那「ハアハア」 マリナ「刹…那」 刹那「ハア…、昼だ」 アレルヤ「今日も大変だね、お弁当食べてもう一踏ん張りしよう」 刹那「ああ。いただきます」ガサッ アレルヤ「…刹那、それお昼?」 刹那「そうだ。何か問題か?」 アレルヤ「そんなに沢山…しかも全部ドーナツ」 刹那「モクモク」 アレルヤ「肉とかもお腹入れないと力出ないよ?何でそんなドーナツだけ…」 刹那「ポイント…」 アレルヤ「ポ…?」 刹那「ポイントためると景品が貰える。多分マリリンが欲しそうな景品だから」 アレルヤ「…そっか。喜ぶよマリナさん」 刹那「喜ぶ…?」 アレルヤ「うん。景品よりも刹那のその不器用な想いにね」 刹那「マリリン…」 マリナ「刹那…」 刹那「マリ…ナ…」 刹那「ただいまーマリリ~ン」 マリナ「お帰りなさい刹那…っ、今日ね食後のデザートはミスドよ…!」 刹那「グフッ…、う…嬉しいよマリリン…」 ラッセ「あ~寒ぃなぁ。早く帰って熱燗熱燗っと。…うん?」 セツニャ「…ニャア~」 ラッセ「よぅ、セツニャ。今から一杯やるんだが、お前さんもやるか?」 セツニャ「ニャ~」 ラッセ「ヘヘッ、可愛い奴だぜ。よしよし、お~、お前は暖けぇなぁ」スリスリ セツニャ「ニャウ~ウ~(くすぐったいにゃ)」 マリナ「…あら?セツニャが居ないわ。何処に行ったのかしら」 眼鏡「デートにでも行ったのではないか?」 匙・ポニテ「「デ、デート・・・」」 マリナ「心配だわ。風も強いし…」 ラッセ「ホレ、タラバガニが焼けたぞ。食うか?ん?」 セツニャ「ニャニャ~!」 ラッセ「相変わらずいい食いっぷりだぜ。おいおい、殻は食えねぇよ。出しな」 セツニャ「ナ~」 マリナ「セツニャったら何処に行ったのかしら。キョロキョロ」 ブシドー「マリナ、サーカスだ。 空中ブランコ師になったのでかわいい衣装をつくってくれ。うんとカワイイのをな」 マリナ「まあすごいわ!ブシドーえ?カミーユ達も出るの??たのしみねぇ。 まかせて!かわいいのをつくるわね!」 ブシドー「たのしみだなあ!わくわく!」 刹那「ほんとになんでもするやつだ…」 ポニテ「最近の僕ってさ……空気じゃない?」 アレルヤ「ビクッ」 マリナ「ダメでしょ!めっ!ギャラクティカマグナム!!!」 ポニテ「はぷっ!」 マリナ「アレルヤさんが電池とか、空気とか… 本当の事でも人を傷つけるような事は言っちゃダメでしょ!」 刹那「あ、あの……マリリン……」 マリナ「…………あ…」 アレルヤ「ビクンビクン!!」 ポニテ「ビクンビクン!!」 マリナ「……ごめんなさい、てへ(はぁと」 刹那「全くマリリンはドジっ娘だなぁ~~こいつぅ~」 匙「駄目だ、こいつら……何とかしないと……」 マリナ「でも、よく考えると空気がないと人間は生きていけないのよね。 だからアレルヤさんもポニテさんも、なくてはならない存在ってことじゃないかしら?」 アレルヤ「……!!」 ポニテ「……!!」 ブシドー「おい、テッシュがないぞ」 匙「ストック分は?」 ポニテ ゴソゴソ「ストックも使っちゃったみたいだねえ」 匙「さすが魔法使いは使いが荒いね」 ポニテ「な、何を言い出すんだ君は!き、君だって同じ様な…ウッウッ」 匙「聞きたかったんだけどさ、面倒見てた時のおかずどうしてたのさ?」 ポニテ「う、う、うわ~ん」 マリナ「何のお話?」 匙「なんでもないです。テッシュの買い置きが無くなったってだけで」 マリナ「あら、困ったわね。と…(商店街のチラシ)今日、お一人様一個限定で テッシュ安売りしているお店があるわ。行ってくるわね」 リボンズ「まてぃ!その件僕に是非ともまかせてくれたまえ」 マリナ「まあ、リボンズさん」 リボンズ「すたっふ~!」 マリナ「それでね、うちのティッシュが底をついちゃったのよ。」 模型子「へぇ~。でも私もティッシュはいっぱい使いますよ。ね、師匠?」 ブシドー「うむ。確かにお前の部屋ゴミの八割はティッシュだな。」 刹那(…ティ、ティッシュ…いっぱい…) ポニテ匙「「…!!!…ハァハァ…ハァハァ…」」 眼鏡「花粉症なのか?」 模型子「いいえ。プラモ作ってると何かと使うんですよ。綿棒とかティッシュは。」 ブシドー「しかし消耗品をケチっていては良い作品はできんからな。」 マリナ「大変ねぇ。」 マリナ「ティッシュは刹那の鼻血だけで60%使ってるわね」 刹那「ごめんなさい」 マリナ「後の39%は何かしら……」 ブシドー「(5%は私がガンプラの塗料をふくのに使った…」 眼鏡「(30%は匙とポニオが半分ずつ……」 刹那「(眼鏡と俺が2%ずつ[はぷてぃ!]に使ってる……///」 匙「(あれ?残りの1%は誰が何に使ったんだろう……?」 マリナ「とにかく…皆がよく使うものだから大切に使ってね。一回の使用で2枚までよ」 ブシドー「ぬ…4枚!Sガンダム等のデカブツになると2枚では……」 マリナ「ダ~メ。頑張って2枚ですませなさいね」 ブシドー「くっ……承知」 眼鏡「刹那、[はぷてぃ]にテッシュを使うとは何の事だ?」 刹那「いや、男だったらあるだろう、その…」 眼鏡「僕はエア彼女だ、問題ない。眼鏡をふく時に使うくらいだ」 刹那「……う~む」 眼鏡「君こそこんな人口密度の多い場所でよく[はぷてぃ]出来るな。 そうそうガンダムで[ハプティ]するだろう、君は」 刹那「そ、それはハァハァ」 眼鏡「ガンダムで前屈みになるな」 眼鏡「そもそも僕は湿ったりネバネバしたり臭い物は嫌いだ」 刹那「マリリンは太陽みたいに暖かくていい匂いがしてしかも奇麗だ、だから!」 眼鏡「テッシュを使う様な事を考えられないというのだな。 ではこれではどうだ?Oガンダム!」 刹那「何っ!?」 眼鏡「エクシア!」 刹那「お、俺は…」 眼鏡「どうした?挙動不審だぞ?00ガンダム!」 刹那「うううっ」 眼鏡「冷や汗が出てきたな。Oライザードッキングモード!」 刹那「ドッキング、モード!?だ、ダメだ、それ以上は…」前屈み 眼鏡「しぶといな、素直になれ。トランザムライザー!」 刹那「ウッ…ビクビク…ハァハァ」 眼鏡「んふ、くくくく」 刹那「ティエリア、恐ろしい奴!」 眼鏡 つテッシュ ルイス「日用品も馬鹿にならないなあ。えっと大安売りのお店はっと…」 ( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)( ´_ゝ`) 「………」 ( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)( ´_ゝ`) 「………」 ( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)( ´_ゝ`) 「………」 ルイス「あのう、並んでるんですか?」 ( ´_ゝ`)「……そうだ、君が最後尾になった」つ 最後尾の看板 ルイス「沢山並んでいるんですね、一番前が見えないくらい」 ( ´_ゝ`)「…私達だけでも108人はいるだろう。ちなみに私はブリング54、私の前がデヴァイン54だ」 ルイス「ああ、108人…」 リボンズ「ふふふ、これがイノベイターの実力だ。 これでお刹那家は十年は戦える」(テッシュで)」 アレルヤ「…皆酷いや。僕を電池だとか空気だとか…気分転換に散歩でもしようかな」 ミレイナ「パパー!リモコンの電池が切れたですぅ。買い置きもないですぅー!」 イアン「なぁにぃ~仕方ない。コンビニで買ってくるわい」 リンダ「あなたー!空気洗浄機が直ったわよ。あとはエアコンだけね」 イアン「お、すまんなぁリンダ。もう今日は休んでいいぞ」 アレルヤ「…ぐ、偶然だよね。悪気があったわけじゃないさ…」 ラッセ「あぁ~空気が乾燥しやがる!今更だけど除湿器買うかなぁ」 アレルヤ「…た、偶々さ…偶々…ハハ…」 ライル「空気嫁なんて冗談じゃねぇかよアニュー…ブツブツ」 アレルヤ「…く、空気読めって…ぼ、僕が一体何をしたっていうんだぁー!」 ライル「ちょ!何勝手に入って!…ギャアアアアア…」 ポニテ「ねえ…僕って空気?空気?」 模型子「食う気?…なんですかそれ?ポニテさんはポニテさんですよ」 ポニテ「!!…そ、そうだよねぇ。僕は僕だよねぇ!」(匙をチラ見) 匙「ムカッ」 ポニテ「模型子ちゃん、明後日は二人でディナーなんてどう?綺麗な夜景でも眺めながら、さ」 模型子「明後日はアニュー先輩と用事があって…ごめんなさい」 ポニテ「…あ、ははは…気にしないでよ。あははは…ふぅ…」 匙「ニヤニヤwww」 刹那「俺が、ガンダムだ」 眼鏡「フッ、僕なんてガンダムそのものさ」 刹那「…グヌヌ!」 リヴァイヴ「僕を忘れてもらっては困りますね。この翼の騎士を」 イアン「ワシも若い頃はナイトガンダムだったんだぞ」 小物「私色に染め上げた世界を見たまえ!そしてこの黄金神を崇めよ!」 刹那「…ヌヌ……ガックシ」 マリナ「刹那!?しっかりして刹那ーッ!」 マリナ「鼻血が出てこそ刹那ね… そんなところがすき…」 刹那「ま、まりりーーーん!!!ブシャアアアアアアアアーーーーーーー」 眼鏡「しかし初期はまだ吹いてなかったと思うが。いつから鼻血病になったんだか」 サジ「ひからびちまえよ」 ※初鼻血は多分これ
https://w.atwiki.jp/dmmshinken/pages/27.html
可愛らしい笑顔に誰もが思わず微笑んでしまう マシュマロ系真剣少女ですが、意外と押しが強い一面も。 美味しいものには目がないけれどダイエット法にも興味津々。
https://w.atwiki.jp/bakeyashiki/pages/179.html
(画像:全身) 名前 瑠琉 (るる) 種族 猫又 (純粋) 年齢 16歳 身長 158cm 一人称: 私二人称: 呼び捨て、~ちゃん(男の子でも)、~さん 口調: 能力: 性格: 周に対してはかなり優しい、馬鹿、明るい 性別: 女 制作者: ゆーり こくばんリンク: http //kokuban.in/skeb/view/1374589031 設定(過去など): 昔、友達が自分を庇って死んでしまった。その事から友達を作ったらまた友達が死んでしまうと思い込み、森で自殺をはかろうとした。その時偶然その辺にいた周ちゃん(のぼろたんちの)に止められる。それから少しして、化屋敷に誘われついて行った。 腕の白いのは手袋。ウエディングドレス着てる人とかしてるあの白いやつみたいな! 交流関係: 颯月はお菓子仲間、周が他の人と話してるだけでも嫉妬してしまうほど周馬鹿。いっくんの事は敵対視している。 人間時の姿: (画像)
https://w.atwiki.jp/mhd2ch/pages/211.html
投稿日 2012年7月27日 23 47 メンバー(使用武器) ○Nobutuna(太刀)、SEVEN(ランス)、ミスター(片手剣)、Ash(スラッシュアックス) クエスト 月夜の渓流に、双雷は轟く モンスター ジンオウガ×2 主な登録タグ ※ミスターです 毒ったよ~ コマンドー 孤独な堕天使 前 【MHP3】第56回 モンハンどうでしょう2ndS ~おや?誰か来たようだ・・・~ 次 【MHP3】第58回 モンハンどうでしょう2ndS ~スーパーヒーロー~ 概要 音声がかなり小さく、聞き取りづらくなった。 As「FaltのキャラがMからホモになっていくw」「いっそのことオカマになっちゃえばよかったのに」 As「ジンオウガ?場所は?」No・SE「ケイリュー(*´∀`)*・◇・)」 2ndS第56回以来モンハンを触ってなかったらしいNobutunaたち。 No「なんで炎に油注ごうとしてるんだw」SE「ホモに油(・◇・)」 Ashを待つ一同。 Nobutuna、ガーグァを蹴る。 いきなり1体のジンオウガと対峙するNobutuna。 3人が合流し戦う中、Ash、ソロでもう1体のジンオウガに挑んでいる。完全にビリーダムである。 かなり久々なのか、やたら被弾するNobutuna。 No「毒になってる」ミ「毒ったよ~(・x・)」 ジンオウガが体当たりする前に、SEVENがNobutunaを突いたため、ダメージを受けずに済んだ。 12 26、ソロで戦っていたAshの元に、もう1体が合流し慌てるAsh。 Ash、超帯電状態のジンオウガを追う。 SE「ミスターみたいな人間が・・・」ミ「ミスターだよ~」※ミスターです ジンオウガの尻尾を斬ったNobutuna。 捕食されたSEVENを上から眺めるNobutuna。 斬り下がりでエリア移動したNobutuna。その先にはAshがいた。 戻った時にはジンオウガがSEVENとミスターに倒されていた。 SE「お、マッシュ!」 Ashが戦っていたもう1体はでかかった。 ミ「俺は優しいよお(・x・)」No「ぜってえ嘘だ(´∀`;)」 18 46、狩猟完了。 SEVENに突かれエリア移動した3人。 閃光に襲われるNobutuna。 Ashのお便りは次回になった。 お便り 読んで欲しい人 ハンドル名 内容 SEVEN 僕(しもべ)(女性) Q.私は昨日6月2日誕生日でした。片思いしていた部活の友達からおめでとうと言われて舞い上がってました。しかし同じ部活にいる私の親友と、私の好きな人が両思いだと知ってしまいました。内心凄く悲しかったのですが、「いいなリア充め」と気にかけないようにしています。すると後輩が、「先輩があの人の事をずっと見ていたのは薄々気がついてました。図星でしょ?でも、ずっとあきらめなかったんです。俺はあなたの事が好きです、付き合ってください」と言われました。いきなり信じられない話を二つも聞かされて混乱していたのもあり、中途半端な気持ちで付き合ったら失礼だろうと思い、私はその話を断ったのですが、「生意気かもしれませんが、私はあなたの事が本当に好きなんです!」といわれてしまいました。「決意が固まるまで1ヶ月でも2ヶ月でも待つ」と言われましたが、何をどうしていいのか分かりません。決して嫌ではないのです。でも、片思いしている人の事を考えると、僻んでしまいます。何か解決策を助言してください。 (・´◇`・)図星でしょ? 6月2日に対し、撮影日は7月。 A. No「本当かどうか分からないなら、信じて後輩と付き合う」 No「友達も実は、しもべさんが好きなこと知ってて尚且つ付き合って」 As「昼ドラじゃないかw」 ミ「親友だったら知らないわけないと思う」「後輩はなかったことにしちゃっていいんじゃないか?」 SEVENが変な動きをしていたらしい。 No「ただの痴漢じゃねえか!w」「jackの流れくんでるんじゃないのかw」 SE「痴漢キャラ」 いつの間にか不憫な扱いされていた社長であった。 結論 No「後輩と付き合うか、片思いの人にアタックするか」 ミ「告白しちゃえばいい。ただ後輩が嘘ついてる可能性がある。まず自分で確かめる」 後輩は保留にという意見が大半だった。 提供 CR下綱物語 パンツレスリング協会 狩猟法人 槍の会 関連項目 「モンハンどうでしょう2ndS」シリーズ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mbmr/pages/158.html
彼女達の物語 ◆MmI69YO1U6 人が、死んだ。 こうやって口に出してしまえば、不思議と空気に溶けてしまう。 ただの言葉な筈のそれは、空へ溶けてしまってもずっと、心を縛り付けるくらい、重たい。 想像してしまうだけで、ずぶずぶと暗い何かに意識が沈んでしまうようで。 背後から迫ってくるような恐怖感をふるりと体を揺すって考えないようにする。 本当の本当に当たり前のお話で、今更言うようなことじゃないけれど。 命は尊くて、大切なモノだ。 何にも変えられない、大切なモノ。 失うなんて出来ない、大切なモノ。 アイドルとか、プロデューサーとか、そんな立場なんて関係なく。 お金持ちも、貧乏な人も、そんな付加価値なんて関係ない。 誰もみんな命が大切で――死んでしまうのは、怖い。 死ぬ、ということは命が消えてしまうということ。 命が消えてしまったら、もう何も、ない。 死んでしまったら、命が失われてしまったら、全部が終わり。 誰かと喜んで、笑顔になることも出来ない。 誰かに怒って、喧嘩をすることも出来ない。 誰かを哀しんで、涙を流すことも出来ない。 誰かで楽しんで、怒られることも出来ない。 死んでしまったら全部全部、おしまい。 思い出や、絆、或いは血縁関係や、そんなものを超えた感情。 後に残されるであろう誰かには、そんな、自分が生きていた証が刻まれるのかもしれない。 でも、死んでしまった人には何も残らない。 これまで誰かと共に創り上げた笑顔も。 これから誰かと共に上っていく舞台も。 過去と未来が別け隔てなく、失われてしまう。 だから、死ぬのは、怖い。 無くなってしまうのは、怖い。 無かったことになってしまうのは、怖い。 言葉にしなくても、心の底ではそんな当たり前が存在していて。 他の皆にも、当たり前が確かにあるんだって思っていて。 『……う……そ……なんで……なんで……死ななきゃならないのよぉ!?!?』 けれど、その命は呆気無く、いとも簡単に、容易く失われてしまった。 お腹が空いたからご飯を食べるくらいの気軽さで、人が、死んだ。 目の前で、当たり前は当たり前じゃなくなった。 ――認めたくなんて、ない。 それを認めてしまったら、 それが当たり前になってしまったら、 そしたら、きっと―――― ☆ 星一つない真っ暗な夜空も、星々の光に照らされてきらきらと輝くように。 完全に消灯されて明かり一つない漆黒の空間を、小さな円形の光がぴょこぴょこと跳ね回る。 「にゃーん♪にゃにゃにゃにゃーん♪」 光源である懐中電灯の持ち主は、自身の置かれた状況にはとてもそぐわないような。 およそ場違いと言っても過言ではない軽い声音で、呑気に鼻歌を辺りに響かせる。 殺し合いを強制された『イベント』とは思えない、軽やかな声音。 「あっかり、あっかり、あかりチャンはどっこに隠れてるのかにゃー☆」 自らの目の前ですら把握することが困難な、重苦しい暗闇。 その中をぱたぱたと、せわしなく歩き回る足音と同時に聞こえる彼女の声だけが、しんとした静寂を破る。 どうやら電灯のスイッチを探しているらしい、警戒なんて言葉は欠片も感じることが出来ない物音。 わたわたと紡がれるそれは、時折何かがぶつかる音と重なりつつもやがて乾いた音と共に静まることになる。 「あ、いたたた……やぁっと発見にゃ!」 同時。 天井に設置された電球に淡い光が灯り、空間が眩く照らされ暖かな光に包まれる。 漸く周りを視認することが出来るようになった彼女――前川みくは、にゃうぅ、と目尻に大粒の雫を浮かべて恨めしそうな視線をどこへやら送っていた。 「どうせなら、電気も点けといてくれたら良かったのににゃあ」 四苦八苦している時にでもぶつけたに違いない、恐らくたんこぶが出来ているであろう頭を片手で撫でつつ、ポツリ。 ジトリと、しかし深刻さを余り感じさせないそれをこれ以上重ねることはない。 すぐに気を取り直したような、いつも通りの無邪気な笑顔を浮かべて明瞭になった視界を確認する。 暗闇の中周りが見えないというのは、想像以上にストレスが溜まるものである。 何かにぶつかったり、うっかり物を落としてしまったり、或いは言いようのない恐怖を感じたり。 そんな様々な不安を掻き立てる何かが心の奥底に潜んでいたからだろうか。 いくつも並ぶ電灯のスイッチを発見した彼女は、特に意識することもなくスイッチを全てオンにしていた。 故に、一般的にフロントと呼ばれる位置に立っていた彼女は電灯に照らされる周囲の状況を用意に把握し、明かりを求めてなんとはなく飛び越えて進入した其処を、今度は正式な出入り口から脱出する。 若しかしたらスカートの中が見えてNG? などと、腕を組んでうにゃうにゃ思案しながらも、背負っていた鞄をぎゅっと背負いなおして暗闇に阻まれた目的地であるエレベーターへと歩き出す。 「よーし、いっくにゃー!!」 咆哮一閃。 彼女の物語はここから始まる。 ☆ 目を覚ました時、最初に感じたのは強い、強い、恐怖。 妙に重たい瞼も、身体を襲う倦怠感も、不思議と気にはならなかった。 心の中心にあるのはたった一つ。 「なんで、なんで、なんで、にゃあ……」 かたかた、と理由もわからず小柄な身体が震えている。 ――否、理由を理解しているから、震えは止まらない。 意識が途切れる寸前まで彼女の視界を占めていた光景。 無論、今は瞳に映る筈もないソレが、瞼を閉じると鮮明に浮かび上がる。 鈍いあかいろ。 錆びたにおい。 訪れたおわり。 考えると同時に喉下まで昇ってくる不快感を、必死に堪えて唾液を飲み込んだ。 ぽたぽたと、両の瞳からは涙が流れ落ち視界がぼやける。 飲み込んでも飲み込んでも、押さえた口から嗚咽が零れる。 じわり、じわり。 お気に入りの衣装の胸元が滲む。 無理だ、と。 心の中で何かが悲鳴をあげている。 無理だ、と。 心の外で何かが悲鳴を上げている。 なのに、そんな意志に反して身体はむくりと起き上がり、両足で地面を踏ん張り立ち上がる。 ちひろさんは言っていた――これは殺し合うイベントだと。 無意識に首元へと手が伸びていた。 触れるとひんやり冷たい首輪は、文字通りの意味を与えていて。 逆らったら死んでしまうと、言葉なく伝えてきていて。 だとしたら、こんな所で寝転んで泣きじゃくっている自分も若しかしたらあの人みたいに―― そこが、限界だった。 「う、え、ぇ……! えほっ、えほっ……ッ、ひっ、ぐ……ふ、う」 すっぱい液体がとめどなく地面に零れ落ちた。 でも、そんなことを気にしている余裕なんてあるわけがない。 怖くて、怖くて、怖くて、怖くて、怖くて、怖いから、怖かった。 他のことなんてなにも考えられない。 たった一つの感情だけが全部を支配して、他のものは壊れてしまう。 恐怖に震えて、涙を流すことしか出来ない。 そう、思っていたのに。 意識も、身体も、止まってはくれない。 いつの間にか背負っていた鞄の紐を、落とさないようにしっかり握り締める。 寝転んでいた道は舗装されていて、周りからは丸見え。 せめて誰にも見付からない所へ行こうと、ゆっくり歩き出した。 忍び足のつもりの足取りには震えが幾分も混ざり、押さえようもなく地面を踏みしめる音が聞こえる。 静寂に包まれ、月の光が辺り照らす光景は何処か幻想的だと場違いなことを思うけれど。 いまはその静寂が、どうしようもなく嫌だった。 一歩踏み出す度、鼓膜を震わす音に、心臓はばくばくと脈打っている。 口から漏れる吐息は不規則で、上手く呼吸ができているのかわからない。 握った拳がじんわりと汗ばんで、きもちわるい。 涙と、汗と、体液で全身はぐしょぐしょだ。 けれど、そんな状態でも歩き続けていれば、なんとか人気のない路地裏へと辿り着くことが出来た。 誰にも見付からなかったことに対する安堵と、いつまでも終わらない恐怖に対する不安。 膨大な感情に靄がかかる思考は、何も考えたくないという意思とは裏腹に目まぐるしく脳裏を駆け巡る。 プロデューサーが死ぬのは、絶対嫌だ。 それなら言われるがままに、誰かを殺すのか。 それとも殺されないように、何処かへ隠れるのか。 どうすれば皆と離れずに、また一緒に帰ることが出来るか。 家に帰ることが出来たとしても、またトップアイドルを目指せるのか。 形にならない乱雑な思考は次々湧き上がる、が。 ――このまま死んでしまうのは、嫌だ。 結局、彼女の答えは一つ。 「死にたく、ないにゃあ……」 死んでしまったら、大好きなプロデューサーといられなくなる。 死んでしまったら、彼の傍を誰かに獲られてしまうかもしれない。 死んでしまったら、一緒に頑張ってきた日々がなかったことになるかもしれない。 死んでしまったら、二人で描いてきた夢は別の誰かと叶える夢にすり替わるかもしれない。 死んでしまったら、心から忘れ去られてしまうかもしれない。 そんなのは、絶対に、嫌だ、 でも、だからといって他の誰かを殺すなんて、出来ない。 このイベントに集められたのは、皆アイドルである仲間だ。 頂点を目指して頑張る仲間を、ライバルを殺すなんて出来るワケがない。 この手は、誰かの笑顔を作るもので。 この目は、誰かの笑顔を見るもので。 この身は、誰かの笑顔を守るもので。 誰かの笑顔を壊す為にあるんじゃないから。 でも、殺さなければ殺されてしまう。 死ぬのも殺すのも、怖い。 だったら、どうすれば、 と。 そこまで考えたところでふと、今更のように自身が背負った鞄の存在を思い出す。 ずるりと肩から滑り落ちる紐を、勢いに任せて下へと引っ張る。 さして抵抗もなく地面に落ちたソレを、縋るような手つきで検分していく。 何を求めているのか理解しないまま、一心不乱に。 そうして暫く、懐中電灯や名簿といった品々を指先で掴み取るのだが、その次に触れた物が中々取り出せない。 震えた指先では上手く掴むことが出来ず、それに苛立って強引に引っ張り出そうとしても引っかかって顔を出さない。 プラスチックのような、チャチな材質の何かをカリカリと爪先で引っ掻いている状況にやがて痺れを切らすと、鞄をさかさまにして上下に振りたくる。 一瞬遅れて聞こえる、荷物がばら撒かれる音。 そして、漸く何かの正体が瞳に映る。 苦労して取り出した、何か。 蛍光色で塗られており、薄暗い路地裏でも容易く目に入る何か。 ソレが何であるかを確認した瞬間、全身から力が抜けペタンとお尻から崩れ落ちる。 「はぁぁぁあ……プロデューサーチャンも冗談キッツいにゃあ ……ドッキリならドッキリって言ってくれなきゃ、困る、にゃ」 彼の名前は呼ばない、公私混同は駄目なことくらい理解している。 ごしごしと、充血して真っ赤になった目元を拭って涙を隠す。 近くにあった紙でちーん、と鼻をかんで小さく咳払い……そのまま投げ捨てるのはご愛嬌だ。 そして、改めて取り出したプラカードを確認する。 『ドッキリ大成功』 テレビでもよく見掛ける小道具を前にして、やっと彼女に小さな笑顔が戻る。 そう、よくよく考えてみれば可笑しい話だ。 誰かを集めて殺し合わせるイベントなんて、そんなの誰も認めるわけがない。 警察が、そんな大掛かりな事件を見過ごす筈がない。 それ以前に、自分達は『アイドル』なのだから、殺し合わせる理由なんてあるわけがない。 ちょっと考えれば、こんなにも当たり前なことだったのに。 簡単に騙されて、アイドルらしからぬ醜態を晒した自分が急速に恥ずかしくなってくる。 頬が熱くなるのを感じつつ、さり気なくを装って周りを見渡すが、どこにもカメラは見当たらなかった。 きっと、見付からないように此方の反応を窺っているのだろう。 だが、ドッキリの醍醐味ともいえる、リアクションを浮かべた表情を撮り逃す筈がない。 今度こそアイドルらしい自分を表現しなくてはと、満開の笑顔を咲かせようとするが、どうにも表情が強張って仕方がなかった。 「でも……なんで、みくにコレが……?」 ふと、脳裏を過ぎる疑問も、最早敵ではない。 きっと、ドッキリの種明かしをする立場――所謂仕掛け人に選ばれたのだ。 きっと、これまでの努力が実を結んで自分はその立場に選ばれたに違いない。 「うーん? あっちの方に、みくのセンサーがビンビンでギンギンなのにゃ☆」 そう、いつも通りに声を張った視線の先には、豪勢なホテルの一室が映っていた。 建物全体が消灯している中に一室だけポツンと明かりが灯る様子は、暗い恐怖の中で芽生えた一つの希望のようで。 ホテルを介して自らの希望を再度認識しながら、あそこにいる誰かにも希望を早く分けてあげようと即座に立ち上がる。 不安も、恐怖も、もう終わりだと何度も心の中で呟いて。 この震えは嬉しいからだと身体に言い聞かせて。 そして彼女は建物に灯る希望へと歩き始める。 「怖いのは、ぜーんぶおしまいっ! 後はみくチャンにまっかせっにゃさぁーい!!」 咆哮一閃。 彼女の物語はここから始まった。 ☆ 大きく息を吸って、大きく息を吐く。 その度に胸がたゆんと上下に大きく揺れるが、彼女にとっては今更なことであり気にする素振りはない。 吸って、吐いて、吸って、吐いて、吸って、吸って、吸って、思い出したように吐いて。 いくら落ち着こうと意識してはみても、流石に恐怖は拭い去ることが出来ないのだろう。 深呼吸を何度も繰り返した結果、余計に心拍数は上昇し頭に血が上るのを自覚する。 「これからどうしましょうかー」 先程から奇妙な行為を至極真面目な表情で行っていた及川雫は小さく呟きを漏らすと、部屋に備え付けられたベッドに寝転んでぎしりと身体を沈める。 雫が目を覚ましてから既に一時間は経過しており、自分の置かれた状況は嫌という程理解させられていた。 理解はしていても、そう簡単に答えが出るような甘い状況に雫はいなかった。 勿論、雫の思考速度が些か以上に緩慢なのも原因の一端ではあるだろうが。 「誰かを殺すなんて、そんなの絶対駄目ですー」 何をどうするか答えは出なくともその一点だけは、雫の中の確固たる意志として答えが存在していた。 目の前で人が殺されて、死へ誘う首輪を嵌められ殺し合いを強制されて猶、その選択肢を選ぶことだけは絶対に、ない。 「私達はアイドルですからー、誰かを悲しませるようなことはしちゃ駄目なんですよねー?」 人を殺してはいけない。 そんなのは小学生でも理解している、当たり前の事実だ。 殺人を犯せば罪になり、罰を与えられる。 例えそれ抜きにしても、倫理観という感性が人間には備わっていて、忌避感が働く。 法であり倫理であり、あらゆる理屈を以って殺人は罪とされる。 とかなんとか。 そんな上辺だけの論理以上に、及川雫はアイドルだった。 彼女の中のアイドルとは、誰かに夢を与え、誰かを癒すことの出来る存在で。 自分自身がそう在れていると、断言出来るような自信と実績は未だないが。 それでもそう在ろうと、アイドルでい続けることは今の彼女にだって出来る。 きっと、雫が誰かを殺したと知ったら――さんの笑顔が曇ってしまう。 今まで応援して来てくれたファンの方々も、家族の皆も笑ってはくれない。 そうなってしまったら、もう、雫はアイドルでなくなってしまう。 誰かの笑顔を奪うアイドルなんて、アイドルである筈がない。 こんなことを考えていて、人質になった――さんが死ぬのは怖い。 誰かの命を、こんな所で終わらせてしまうのは怖い。 ゆっくりと、一歩ずつ歩いてきた道が途切れてしまうのは、怖い。 どれ程決意していても、その感情は常にじくじくと彼女の身体を蝕んでいく。 けれど。 こんな怖さ、とっくの昔に乗り越えてきていた。 目を瞑り、恐れに震える手できゅっとシーツを握り締めて、心に仕舞った大切な思い出を頭に浮かべる。 ――さんと出逢ったあの日、アイドルにならないかと言われたあの日、確かに雫の胸には恐怖が在った。 男の人に可愛いと言われたのは初めてで、こんなにも胸がどきどきするのは初めてで、嬉しいのに震えてしまうのも初めてで、風邪でもないのに顔がぽかぽかするのも初めてで。 嬉しいと思う反面、その言葉を自分自身で汚してしまうのが怖かった。 自分の性格をわかっているからこそ、アイドルなんて無理なんじゃないかと弱音が零れた。 人前に出て、何かをするのは緊張して無理だと、彼の言葉を否定した。 期待を裏切るのが怖いと、諦めようとした。 そんな自分に“大丈夫”だと言ってくれたのは――さんだ。 大好きな牛さんのように、ゆっくりでも一歩ずつ前進していけば良いと。 自分は雫のそんな姿に癒されていて、きっとファンになるであろう皆を癒す存在になれると。 雫のソレは、コンプレックスでもマイナスでもないんだと。 皆恐怖を感じてる……でも、それを乗り越えられるのがアイドルだと。 諦めずに頑張れば、どんな夢だって叶えられる――それがアイドルなんだと。 語っても語り尽せない言葉の数々に励まされたから、雫は此処まで辿り着くことが出来た。 他人から見れば小さな一歩でも、雫にとっては大きな百歩だから。 アイドルになったあの日、雫の胸にあったのは夢に対する希望だ。 そんな、自分を助けてくれた全部を裏切るわけにはいかないから、この場所でもそれを貫こうと決意する。 雫がプロデューサーを通して、癒しを感じていたように。 今度は雫を通して、皆に癒しを与えられるようここで頑張るのだ。 「アイドルは、誰にも負けませんからー 大丈夫、どんな夢だって叶えてみせますー」 大丈夫、は魔法の言葉。 いつの間にか震えの止まった手を、今度はぎゅっと力強く握り締める。 今は何をどうして良いかわからないけれど、諦めずに一歩ずつ歩いていけばきっと道は開ける。 一人じゃ駄目なら二人で、二人じゃ駄目なら三人で、三人で駄目なら皆で。 叶えられない夢はなく――不可能なことなんて何もない。 きっと皆が笑って、またトップアイドルを目指す生活に帰ることが出来る。 何の恐れも躊躇なくその意志を、その想いを、アイドルの皆を信じる。 及川雫というアイドルの生き方を、ここでも歩き続ける。 「まずは衣装から、ですー」 アイドルは衣装も大事、それも雫の心に刻まれた大切な教えだ。 何故だか――さんが顔を赤らめていたのは不思議だけれど、きっとその言葉には間違いない。 うんうん、と頷きながらゆっくりと起き上がって、ベッドの傍に置いてある鞄を開ける。 迷いない手つきで取り出されたのは、雫が良く着ていた衣装の一つ。 ――さんがデザインしてくれたらしいオリジナルの衣装で、大好きな牛さんをイメージした可愛らしい衣装。 大好きと大好きが合わさって、もっともっと大好きになった、雫を象徴するような衣装。 これでもっと頑張れる、と満開の笑顔を咲かせると緩慢な速度で脱衣を始める。 衣擦れの音共に晒される肢体。 ゆっくりとしたペースであるが故に見るものの心を惹きつけて止まない絶妙な速度。 徐々に晒される少女の柔肌は、微かに日に焼けて健康的な色を醸し出し、思わず指先で触れたくなるような瑞々しい張りと潤いを、瞳に映すだけで理解させられる。 ほっそりとした鎖骨から胸元まで均等に魅力は配分され、童顔であることも合わさり年齢相応の幼さを存分に放ち少女の価値を引き立てている。 だが、その未成熟な果実が少しずつ成長していく様を見守るような微笑ましい感情は、視線がずれる度に少しずつ削り取られていく。 牛が好きだからか、はたまたこう在るから牛が好きなのか。 胸元で柔らかく揺れながらも、破壊的な凶器としか表現しようのない二つの果実は、圧倒的な質量と存在感を以って立ち塞がるあらゆるものを崩壊させんとしている。 熟した果実のように濃厚な旨みを保ちつつ、驚くなかれ未成熟な果実のように成長する余地すら残している。 未完成であるが故に完成しているそのアンバランスな破壊力を余すことなく引き継ぐのは、程よい肉付きながら決して下品にはなりえない臀部のまるみ。 低いものを用意するのではなく、高いものを超える高いものを用意することで産み出されるギャップは、天性の財であると言わざるを得ないだろう。 そんな、アイドルになる為に生まれたと言っても過言ではない肢体を惜しげもなく晒しながら雫は丁寧に脱衣した服を畳んでいく。 窮屈だと訴えるかの様に胸元のロゴはくたびれ、はちきれそうな身体を包んでいたシャツはもう汗に濡れていて気持ちが悪い。 下着まで濡れてしまっていて、出来るなら洗濯したい程だが、いくら雫とはいえそこまで愚かではない。 用意されている衣装には下着もちゃんと付いているのだと、プロデューサーの準備の良さを誰にでもなく胸を張って誇っていると、不意に足音が聞こえる。 その迷いない足取りはこの部屋の前で止まり、一瞬の間の後にドアノブが動く。 早速一人目に出逢えたんだと無邪気に喜ぶと同時、雫の意識から自らの格好は消えていた。 そして扉は開かれる。 「~~~~~っ!!? ……!?!?」 「いらっしゃいませー! 及川雫ですー」 「――――――――――お」 「お?」 「おっぱいはいくらなんでも駄目にゃーーーー!!」 咆哮一閃。 彼女達の物語は、ここから始まる。 【A-3 ホテル内部/一日目 深夜】 【及川雫】 【装備:なし】 【所持品:基本支給品一式、牛さん衣装、不明支給品0~1】 【状態:健康】 【思考・行動】 基本方針:何をしていいかわからないけど一歩ずつ前に進んで、アイドルとしてこんなイベントに負けない。 【前川みく】 【装備:『ドッキリ大成功』と書かれたプラカード】 【所持品:基本支給品一式、不明支給品0~1】 【状態:健康】 【思考・行動】 基本方針:ドッキリの仕掛け人として皆を驚かせる。 前:真夜中の太陽 投下順に読む 次:さあ、演じよう、この哀しくも愛おしい劇を 前:真夜中の太陽 時系列順に読む 次:さあ、演じよう、この哀しくも愛おしい劇を 前:~~さんといっしょ 及川雫 次:完全感覚Dreamer 前川みく ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/political_activity/pages/26.html
デモンストレーション行進。略してデモ。 特定の主張を提示しながら行進する行為。 効果1 直接的主張の提示 デモを見た人に対して主張を伝えることが出切ます。 ただし、行進しながらであるため、主張の詳細を伝える事は難しいでしょう。 効果2 間接的主張の提示 マスコミなどに取り上げられる事で、より多数の人に主張を伝える事が出切ます。 ただしニュースになるかどうかは、主張や規模よりも、話題性、メディアの論調 コネなどが関わってくるためなかなか難しいと思われます。 効果3 政治家へのアピール デモによって、そのテーマに有権者がどれだけ興味を持っているかを伝えることが出来ます。 もちろん、あまりにも人数が少ないとその問題に力を費やしても票にならないと思われてしまうわけですが。 効果4 同じ目的を持った人へのアピール あるテーマについてデモを行い、それが同じテーマについて活動する人に伝われば、 直接の繋がりは無くても、同じ目的に向かって活動する仲間が居ると知り、励みになると思います。 効果5 象徴的イベントとして あらゆる活動は地味に毎日こつこつやる事がもっとも重要です。 しかし、ただこつこつ遣っているだけだとモチベーションが保てない事もあります。 そこで象徴的活動、イベントとして行う事で、組織や参加者のモチベーション維持ができると思われます。 ただし、この効果は諸刃の剣で、デモの達成感を求めてデモを行うようになってしまうと 政治活動として意味の無いものになってしまいます。
https://w.atwiki.jp/fromg/pages/230.html
TOP われらヤングポリス! NEXT 間違った交通取締りを自身満々に処理してしまう警察官