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169 :軽音部員♪:2011/09/19(月) 02 45 55 ID Q8jtBif60 ある意味、シュチュエーション的には王道なんだけどね 最初の出会いは最悪でした。 梓「あの人はパス」→「ドラム走りすぎなところもありましたけど、大好きでした」 桜高時代の気のおけない先輩後輩部長コンビもいいんだけれど 本番は大学時代じゃないかと勝手に思っている 律「ェ〜そんなこともあったけ?あずさ〜」 梓「まったくそうやって、いい加減なんですから、りつ先輩」 律「なんだと〜中野〜」 梓「苦しいですw やめてくださいw っぷ」 律「まだ言うか〜w」 梓「律先輩・・・・」 律「梓?」 梓「先輩・・・・いえ、なんでもないです。」 律「梓・・・・」「あずさはさ・・・・」 170 :軽音部員♪:2011/09/19(月) 02 50 36 ID .4QKU1dw0 いいよ、続けて 171 :軽音部員♪:2011/09/19(月) 03 01 15 ID 8BI54CQw0 169 続きは? 172 :軽音部員♪:2011/09/19(月) 06 04 49 ID Q8jtBif60 はじめてなので、文法とかわからないけれど、数レス借ります 最初の出会いは最悪でした 「確保〜!」とか「にゅあーって言ってみて」って訳が分からないです。 だいたい、いつもふざけてばかりで、いい加減だし、なんであんな人が部長なんか 澪先輩の方がよっぽど部長らしいし・・・・弱み握られているのかな? でも、合宿のとき見てしまったのです。 澪先輩に向ける律先輩のあの優しい眼差しを・・・・ なんだろう、律先輩が澪先輩や唯先輩に時折見せるあの優しい眼差しは・・・ そう言えば、よくよく見てみれば面倒見は良いし、みんなを引っ張っていってくれるし 成績だって・・・・イヤそれは勘違いか でも、なんだか居心地いいんだよね 律「あずさ」 梓「!」 律「どうしたの?ぼーっとしちゃって」「学祭終わって気が抜けちゃったのかな #12316;」 梓「何言っているんですか、先輩こそお茶ばっかり飲んで、練習しましょうよ」 『あの目だ、澪先輩や唯先輩に時々見せるあの眼差し、なんで私に』 ―練習― 澪「おっ、今のなかなかよかったんじゃないか」 唯「あずにゃん〜」 梓「やめてくださいよ」チラ 紬「あらあらあら」 梓『まただ、律先輩いつも後ろからあんなふうに私のこと見ていたのかな、でもどうして』 律「梓も唯も息ぴったしだな」 梓『なんだろ、律先輩が呼んでいる、』 『いつからだろう、律先輩に名前を呼ばれるのが嫌じゃなくなったのは』 律「梓?あ〜ずさ、あずさちゅあ〜ん」 梓「へっ!」 律「梓、つかれちゃったのかな」「よし、タイミングバッチしだし、今日の練習はここ・・」 梓「なっ、何言っているんですか、せっかくいい感じなんですから、これからでしょ」 「練習続けますよ」 澪「そうだな」 紬「そうね」 律唯「え〜いけず〜」 梓『なんだろう、律先輩に見つめられるとドキドキする。怖いとか嫌な感じじゃなくて、なんだか心地よくて』 『こそばゆくて、この気持ちはなんだろう』 紬「うふふ、梓ちゃんたら」 梓「!」 律「?」 ―一年後の放課後― 律「・・・っと言うわけで、部長引継ぎ終了〜」 梓「終了って、タスキかけられただけじゃないですか」 律「いいの、これからは梓が部長なんだから、梓の思う通りにやればいいんだから」 「あんまり、色々言ったらやりにくいだろ」 梓「色々って、まるで律先輩がなんでもやっていたみたいじゃないですか」 律「うっ」 梓「書類は出し忘れるし、部長会議には出ないし、胸張らないでください」 「あっ、胸ないんでしたっけ」ぷっ 律「中野〜」「そんなこと言うのはこの口か、この口か、だいたいお前だって人のこと言えるのかよ〜」 梓「先輩〜、やめてくださいw 痛いですよ〜 胸あたってw」ぷっ 律「まだ言うか〜中野〜」 梓「・・・っう」ぽろ 律「梓?」 梓「・・・・できないですよ」ぽろぽろ 律「あずさ?」 梓「できないです・・・律先輩みたいに・・・」ぐす 「ずっと見ていたんですよ、先輩のこと、いい加減で、遊んでばかりで、練習しないで」 律「・・・・」 梓「いつも明るくて、みんなのこといつも見ていて、やさしくて・・・・」 「それなのに私はいつも怒ってばかりで・・・・」 律「あずさ・・・」 梓「律先輩、先輩はなんでせんぱいなんですか」 「せんぱい、なんで、私はもう少し早く生まれなかったんですか」 「律先輩と一緒に軽音部に入って、合宿にいって、先輩と一緒の大学目指して、いっしょに・・・」 律「あ〜ずさ」ぎゅ 「私ね、嬉しかったんだ」 「最初はね、澪と二人でバンドやりたかったの」 「高校入ったら楽しいことたくさんやりたくて」 「軽音部入って、毎日おしゃべりして、ドラムたたいて」 「ムギが入って、毎日お茶をして、唯が入ってくれて始まった私たちの軽音部に梓が来て」 「放課後ティータイムになって」 梓「はい・・・・」ズズっ 律「HTTはさ、いつでも放課後にね」なでなで 「あえるけど、私たちの軽音部はね、桜高だけでしょ」 梓「・・・・」 律「結婚式のさわちゃんおぼえている?」 梓「はい」 律「さわちゃんの背中かっこよかったよね」 梓「・・・」コクり 律「さわちゃん達の軽音部とさ、私たちの軽音部がつながってさ、私たちの軽音部をさ、梓がつなげてね。」 「私たちが卒業してもね、軽音部が続いていくの、それってさ、うまく言えないけど」 梓「素敵です!」 律「梓」 梓「先輩たちと演奏して楽しかったです」 「律先輩のドラムは走り気味だし、唯先輩はコード忘れるのに、みんなで奏でるミュージックは輝いていて」 梓「だから」ふんす 「先輩たちに負けない軽音部にしてやるです!」 律「梓」にやり 「あ〜ら、そんなこと言って大丈夫かしら〜」 梓「やってやるです!」 バタン 唯「あずりゃん〜」 紬「梓ちゃん〜」 梓「唯先輩、ムギ先輩」/// 律「あっ!お前らこら〜!」 唯紬「りっちゃん〜」 律「こら、やめろ!唯〜、ムギ〜」 ―あの日の放課後― 律『ドラム走りすぎなところもありましたけど、大好きでした。か・・・』 澪「律、よかったのか?梓のこと」 律「よかったの」 澪「律」 律「だってさ、私たち卒業しちゃったんだよ」 「梓がさ、困ってもすぐに駆けつけられないし、毎日あえないだろ」 「それに、梓はひとりじゃないし、さわちゃんも、憂ちゃんも、佐藤さんもいるだろ」 澪「鈴木さん」 律「それにね、梓は大丈夫だから」 澪「そっか」 律「そうなの」 唯「やけますな〜田井中殿〜」 律「あ〜、こんにゃろう〜」 紬「あらあらあら」 ―部室― 純「いっちゃったね」 梓「うん・・・」 純「いいの?」 梓「いいの」 「それより、新歓ライブのことを考えないと」 「メンバーそろえて、練習して、合宿して、学祭で演奏!一年なんてあっという間なんだから」 純「ああ、そう言うことね」 梓『律先輩』 ―?年度― 律「ェ〜そんなこともあったけ?あずさ〜」 梓「まったくそうやって、いい加減なんですから、りつ先輩」 律「なんだと〜中野〜」 梓「苦しいですw やめてくださいw っぷ」 律「まだ言うか〜w」 梓「律先輩・・・・」 律「梓?」 梓「先輩・・・・いえ、なんでもないです。」 律「梓・・・・」「あずさはさ・・・・後悔しない」 「インディーズだし、売れるかわからないだろ」 梓「目指せ!武道館ライブ」 律「!」 梓「でしょ」 律「梓」 梓「それに、もうおいていかれるのは嫌だから・・・・」ごにょごにょ 律「へっ、あずさ?」 梓「・・・・う〜だから、バンドデビューしようって言ったの律先輩でしょ!」 律「・・・・」こくこく 梓「まったく、いい加減です。その気にさせといて、後悔させないでください」/// 律「???中野さん?・・・・・!」/// 梓「・・・・・」/// 律「・・・・・」/// 「梓さん」 梓「・・・」/// 律「梓」 「あーずさ」 梓「はい」 律「私も、もう待つのは嫌だから」 「梓が知らないところで、困ったり泣いたりするのは嫌だから、だからいっしょにね」 梓「・・・」ぎゅ 律「あずさ?」 梓「確保です」ぎゅ 律「・・・」ぎゅ 「確保」 おわれ 名前 コメント すべてのコメントを見る 素晴らしい。 -- (名無しさん) 2012-01-17 15 45 43 心がぽかぽかした 良かったよー -- (律梓時代) 2011-12-16 09 00 51
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律「私はどんなんだったんだ?」 紬「激しかったわ…」 梓「変なこと言わないでください!」 澪「まあほっといても大丈夫だろ?私たちは帰ろう」 唯「ねえ和ちゃん」 和「なに?」 唯「手つないでいい?」 和「は?」 唯「ねえいいでしょいいでしょ?久しぶりに」 和「わ、わかったわよ…」 唯「えへへ~あったかいね~」 和「ちょ、ちょっと恥ずかし…」 唯「えーそうかなー?」 和「もう…高校生なんだから…」 唯「でもあったかいよ~」 和(もう…調子狂うわね…悪くはないけど…) 唯「和ちゃん、たまには夕飯食べに来ない?」 和「でもそんな…」 唯「いいでしょ?憂も喜ぶよ!」 和「まあ…最近行ってなかったし…別にいいけど…」 唯「わーい♪今日は夕飯なにかな?」 和(たまには…いっか…) 和「ごめんなさいね憂ちゃん…」 憂「いえいいんですよ!昨日の今日なので…」 和「昨日?」 唯「このポークステーおいしいよ!和ちゃんも食べなよ!」 和「あ、ありがとう…」 憂「後で紬さんにはお話しとかなきゃ…」 唯「それじゃ和ちゃん!また明日ね!」 和「うん…また明日」 和(はぁ…なんか久しぶりな感じね…最近唯は軽音部のことばかりだったし…) 唯「あ!和ちゃん!」 和「な、なに?」 唯「明日一緒に学校行こうね!」 和「…うん」 唯「おっはよー和ちゃん!」 和「おはよう…」(まだ薬の効き目残ってるのかしら?) 唯「今日は一緒にお昼食べよ?」 和「いいわよ?久しぶりにお弁当分けてあげるわ」 唯「わーいありがと!澪ちゃんも一緒でいいよね!」 和「え…」 唯「どしたの?」 和「ううん、別に…」 律「おーい唯!和!おいっすー!」 唯「りっちゃんおいっすー!」 和(唯だって軽音部のみんながいるんだし…二人きりなわけないわよね…私ったら変なの) 昼休み 澪「ところで昨日はどうだった?唯」 和「なんかあまり変わらなかったわね…まあでも」 唯「おーい和ちゃん!」 和「あ、来た…」 律「私らもいいか?」 紬「りっちゃん…空気を…」 和「…うん」 唯「それで和ちゃんにお願いしたんだよねー」 律「お前昔から変わんないなあ!」 澪「和も大変だっただろ?」 和「そうね…」 紬「和ちゃん?」 律「まあ唯は私たちが面倒見るから任せとけ!」 澪「あれ?そういえば薬の効き目もう切れたんじゃ?」 唯「ん?薬?」 紬「ちょっとみんな…」 和「…じゃあもう私はいいわよね唯」 唯「え?」 和「私これから次の時間の準備あるから…じゃ」 澪「え、次は教室で数学じゃ?」 唯「和ちゃん?」 唯「和ちゃ~ん」 和「…なによ」 唯「今日、音楽室で一緒にお菓子食べようよ!」 和「…もう薬の効き目切れたんじゃないの?」 唯「薬?なんのこと?」 和「いいわよもう…みんなの邪魔しちゃ悪いしお断りしとくわ」 唯「え~おいでよ!」 和「いいってば!」 唯「え…」 和「もういいから…」 唯「和ちゃん…わかったよ、ごめんね?でもよかったら来てね?」 和「……」 和(私…最低だ…) 律「なんで出ていったんだろうな和」 澪「律がうるさかったからじゃないのか?」 紬「鈍感ねえ…」 梓「ところで唯先輩、薬は?」 唯「……」 梓「先輩?」 唯「ふえ?」 澪「どうした?ぼーっとして」 唯「ううん?薬は一口くらいしか飲んでないからもう切れたんじゃないかなあ」 律「え?じゃあ…」 澪「じゃああとの中身はどうしたんだ?」 唯「さわちゃんが飲んでたよ?」 梓「道理で今日学校休んでるわけですね…」 紬「それはいいとして…唯ちゃん、和ちゃん呼んできたら?」 唯「でも…和ちゃん用事あるみたいだし…」 澪「いいから行け!」 唯「は、はい!」 和「じゃあ今日はこれで…」 会長「あ、真鍋さん、これからみんなでハンバーガー食べに行くんだけど…どう?」 和「あ…はい、行きます」 ドッターン! 会長「なんの音?」 和「ゆ、唯!大丈夫?」 唯「うう…」 唯「の、和ちゃん…お菓子、食べない?」 和「ていうか、鼻血出てる…」ゴシゴシ 唯「あ…ごべん」 和「…会長、すみません、今日は友達と約束が…」 会長「そう…わかったわ」 唯「和ちゃん…いいの?」 和「うん…」 唯「和ちゃん連れてきたよー」 和「…どうも」 律「あー…今日は悪かったな」 和「いいのよ、私が…」 澪「私が?」 和「…なんでもない」(みんなに妬いてたとか言えない…) 紬「さあ、ケーキ食べましょう?」 唯「わーい!」 梓「きゃあ!先輩鼻血が!」 唯「うえ…」 和「もう…ティッシュ詰めときなさい」ギュウギュウ 唯「ふが…ありがどう和ぢゃん」 律「やっぱり唯の面倒は和が一番手慣れてるな…」 澪「まあこれで一件落着…」 バン 会長「部長の田井中さん!」 律「は、はい!」 澪「お前また書類を?」 律「い、いやそんなはずは…」 和「どうかしたんですか?」 会長「実は今山中先生が警察署にいるらしいんだけど…」 唯「さ、さわちゃんが!?」 梓「つ、ついに警察のご厄介に…もう軽音部は終わりです…」 会長「そうじゃなくて…道で倒れてた所を保護されてて… 軽音部員に迎えに来て欲しいんだって」 律「なんだよもう…どうせ酒に酔ってたんだろうなあ」 澪「多分…ムギの薬だろうな…」 紬「と、とにかく行ってみましょう!」 唯「和ちゃん、明日一緒に帰ろうね!」 和「うん…ていうか先生大丈夫かしら…」 律「せんせー…」 さわ子「……」 唯「大丈夫ですかあ?」 さわ子「……」 紬「お菓子食べます?」 さわ子「いただきます!」 澪「食べ物には釣られるのか…」 さわ子「澪ちゃん…」 澪「は、はい?」 さわ子「相変わらず…えっちいバディしてるわねえ…」 澪「ちょ、ちょっと…先生?」 さわ子「揉ませなさあい!ちくしょおおおお!」 澪「きっ…きゃああああああああああ!」 紬「す、すごい…」 唯「さわちゃん、泣きながら揉んでるよ…」 律「まんま野獣だな…」 梓「見てないで止めてください!澪せんぱーい!」 澪「グスン…それで、何があったんですか?」 さわ子「昨日、唯ちゃんが持ってた飲み物を飲んでしばらくしたら妙にムラムラきちゃって…」 律「ムラムラって…」 さわ子「それで、ちょっと…無性に美男子を見たくなって…気付いたらホストに…」 紬「あらあら…」 さわ子「ホストで…XXX触ろうとしたり、XXしようとしたら追い出され… そのまま気付いたら警察にいたのよ」 唯「澪ちゃん、XXXってなあに?」 澪「………」 律「要するに、惚れ薬飲みすぎて変態になったってことか」 さわ子「へ、変態とは何よ?だいたい何なのあの飲み物!今もなんか変な感じだし!」 澪「と、とりあえずいいじゃないですか無事だったんだし」 さわ子「まあ…ていうか学校無断欠勤しちゃったわ…なんて言い訳しようかしら」 紬「まあまあまあまあまあまあ、今日はみんなでハンバーガーでも食べに行きましょ?」 律「そうだなーじゃあ行くか!」 さわ子「ちくしょおおおお!」 梓「怖い…」 唯「ねえねえ澪ちゃんXXXってなあに?」 澪「………」 紬「あ、もしもし…ええ、実験は成功です!ただ…飲みすぎはいけないみたいです」 終わり 戻る
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「先生さようならー!」 「はいさようなら~」 私ももう「先生」なんて呼ばれるようになっちゃったか… この廊下も、 この階段も、 あの頃と一緒だね ギシギシ ちょっとおじいちゃんになっちゃったみたいだけど ガラガラガラ 「おじゃましまーす」 生徒A「あ!平沢先生!」 生徒B「違うよ!『ゆい先生』って呼ぼうって決めたじゃんか!」 生徒A「あははそうだっけ?」 唯「またお茶会?ちょっとはちゃんと練習したら?」 生徒B「いいじゃーんたまにわ~」 唯「もっと軽音楽部らしいことやりなよお!」 生徒C「まあまあ」 唯「んもう…」 変わらないなあ…本当 生徒A「ゆい先生も座ってくださいよ!」 生徒B「あ!そうだ!前言ってたゆい先生が軽音部だった時の話してよ!1番面白いやつ!」 唯「まったく…じゃあ話してあげるから終わったらちゃんと練習するんだよ?」 生徒「はーい!」 唯「私が高校3年生の時の話なんだけどね――――――――――――、 憂「お姉ちゃん!早く起きないと学校遅刻しちゃうよ! 唯「うぅ…」ムクッ 唯「眠い…」バタッ 憂「もう!お姉ちゃん遅刻しちゃうよ?」 憂「…って……あれ?お姉ちゃん昨日朝に部活あるって言ってなかったっけ?」 唯「あ、そうだっけ?」ムクッ 唯「行ってきばふ」モグモグ 憂「転ばないようにねーっ!」 唯(もう完全遅刻だよぉ!) 唯「もう夏だなあ」 唯(…………) 唯(あーあ、明日で1学期も終わりか…) 唯(夏休みはたくさん勉強しなきゃな…) 唯(…………) 唯(早いな~三年間…) 唯(いつの間にか…高校生活も終わって…) 唯(皆それぞれの道に進んで) 唯(……もっと……もっと皆といたいのになあ……) 唯(一緒にバンドしてたいよ) 唯(もっと……) タッタッタ 唯(もっ――――――――――、 キキー 梓「唯先輩遅いですね」 律「ったく、あいつが『りっちゃん!明日の朝ちょっと練習しようよ』とか言ったくせにい!」プンスカ 澪「唯……まさか事故にでも……」 紬「唯ちゃんのことだから寝坊じゃない?すぐ来るわよ」 澪「それならいいんだけど…」 律「!」 律「唯からメール来てるぞ!」 澪「なんだって?」 律「『ごめん!寝坊しました!』だってさ。」 澪「ったく…」 梓「本当に唯先輩らしいというか」 律「まー時間ももったいないし、唯が来るまで合わせてようぜぃ!」 澪「そうだな」 律「1・2・3・4!」 唯(私最初は不安だったんだよ?) 唯(ギターも弾けないし、歌もうたえないし) 唯(私なんかがここにいていいのかなあ、なんて) 唯(でもいつの間にかギターも弾けるようになって歌もうたえるようになって) 唯(大切な友達もできて) 唯(いつの間にかこんな時間がいつまでも続けばいいな~なんて) 唯(本当だよ?) 唯(でも神様はいじわるだよ) 唯(いつもいつも楽しい時だけ時間を早めちゃう) 唯(あーあ…これからどんな未来が待ってるんだろう…) 唯(でも皆と一緒なら大丈夫だよね…) 唯(きっと…) 唯(そう考えるとちょっと楽しいかも!) 唯(あ!そうだ!) 唯(ねえ!) 唯(澪ちゃん、りっちゃん、むぎちゃん、あずにゃん!) 唯(次は…) 唯(次はどんな歌にしよっか!) 女「きゃあああああああ!」 男「おい!大丈夫か!?誰か!救急車だ!救急車を呼んでくれ!早く!」 …… 律「遅い!」 澪「確かに遅い」 紬「もうHRの時間なのに…」 梓「そうですね……」 澪「にしても遅くないか?律にメール届いてから結構経ってるぞ」 律「むー、まあ教室にいるかもしれないし、とりあえず戻ろうか!」 澪「そうだな…」 梓「………」 教室 律「あれっ……ここにもまだ来てないのか…」 澪「まさか…本当に事故にあったんじゃ…」 律「縁起でもないこと言うなっ!」バシッ 澪「でも……」 紬「澪ちゃんは心配し過ぎよ!」 澪「うん…………」 キーンコーンカーンコーン 純「梓、元気ないよ?」 梓「え?そう?」 純「なんかあった?」 梓「いや……ていうか憂まだ来てないね」 純「あー本当だ!」 純「むー、これは事件だ!憂が遅刻するなんて事件しかない!」 梓「」バシッ 純「いっ…たぁ~い!」 梓「そんな訳ないよ!」 梓(……憂まで……) …… 律「さわちゃんも遅刻かよぉ」 澪「職員会議が長引いてんだろ?」 和「それにしても唯…来ないわね」 律「ったく!人に心配ばっかかけやがってえ!」プンスカ 紬「まぁまぁ」 ガラガラガラ 律「もうさわちゃん遅いぞ!」 山中「ごめんごめん」 澪「先生、唯は?」 山中「…………」 紬「先生?」 山中「ちょっと話があるわ。HR終わったら廊下に出てくれる?」 律(おい!唯お前何しでかしたんだ) 澪(唯どうしたんだろ…) 紬(唯ちゃん…) 和(唯…どうしたのかしら…) ガラガラガラ 律「先生!」 山中「ちょっと来てくれる?」 会議室 山中「実はね…今電話がかかってきたの」 澪「電話?」 山中「平沢さん……………交通事故にあったって………………………」 紬「……そんな」 澪「……え?」 律「さ、さわちゃん冗談キツいぜ~ははは…」 山中「私だって冗談だと思いたいわよ!」 律「…………」 澪「…本当に唯なんですか?」 山中「間違いないわ…平沢さんの妹さんがそう言ったそうだから」 紬「憂ちゃんが!?」 山中「私は今から病院に行くけど、あなた達は心配だろうけど学校が終わるまでは病院に行っちゃだめよ?」 律「そんな…先生!」 山中「信じなさい」 澪「でも…」 山中「あなた達の知ってる唯ちゃんはそんな弱い子だったかしら?」 澪「ヒグッ………でも…」 山中「大丈夫よ……だいたいあなた達が泣いてどうするの?もう授業も始まるし涙拭いて教室行きなさい!」 律「先生!」ガシッ 山中「え?」 澪「私も!」ガシッ 紬「私も!」ガシッ 和「私のも」ガシッ 山中「わかった。あなた達のパワーは十分受け取ったわ!任せなさい!」 律「先生お願いします!」 澪(唯のばか…) 紬(大丈夫かしら…) キーンコーンカーンコーン 梓(憂…今日休みなのかなぁ) 梓(それならなんで何も言ってこないんだろう…) 梓(……) ガラガラガラ 梓「う…………どうしたんですか律先輩?」 律「ちょっと話があるから来い!」 梓(なんだろ…) 澪「梓…実はな、唯…学校来る途中に交通事故にあったらしいんだ」 梓「へ…………?」 梓「そんな!嘘です!嘘に決まってます!唯先輩ドジだけどそこまでバカじゃありませんよ!」 澪「あ……梓…こ、これは…」 梓「皆して嘘つくなんて最低です!」ポロポロ 紬「梓ちゃん…」 律「そりゃこっちも一緒だ……」 律「みんな冗談であって欲しいって思ってるはずだ!」 梓「……グス」 律「学校終わったらすぐに病院行くから、玄関に来てくれ」 梓「…………」 澪「梓……」 梓「わかりました…」 救急車 憂「目を覚ましてよ!お姉ちゃん!」 唯「…………」 憂「早く起きなきゃ学校遅刻しちゃうよ!」ポロポロ 唯「………」 憂「みんな待ってるの……お姉ちゃんのことみんな待ってるんだよ?」 憂「お姉ちゃん!」 唯『私けいおん部入ることにしたんだあ』ニコニコ 憂『スゴい!』 唯『でねーギター買いたいんだけどさー……』 唯『うふふ~♪可愛いいね~』 唯『ギー太!寝るよ!』 唯『一緒にお布団入ろうね~』 憂『お姉ちゃん…フフフ』 唯『あ!私お風呂まだだった!』 唯『ギー太も一緒に入ろうね~』 憂(それはダメだよ!お姉ちゃん!) 憂「死んじゃったら…もうみんなと二度とバンドできなくなっちゃうんだよ……?」 憂「みんなにもう会えないんだよ……?」 唯『合宿に行ってきます!』 憂『お姉ちゃん…頑張ってきてね!』 唯『じゃあ!行ってきます!』 憂『いってらっしゃ……あ!お姉ちゃん荷物忘れてる!』 唯『あっ!』ビクッ 唯『明日の文化祭大丈夫かなぁ……』 憂『大丈夫だよ!きっと!』 唯『緊張して眠れないよお~』 憂『お姉ちゃんなら大丈夫だよ!』 憂「いっつも心配かけて……」 唯「………」 憂「本当ドジなんだから…」 憂「お姉ちゃんのばかぁ……」ポロポロ …… 律(嘘だろ…唯……) 澪(………唯…) 紬「行きましょう……………!」 律「お、おい!マジかよ?さわちゃん言ってたろ?授業終わるまではダメだって」 澪「私も我慢できないよ」 和「私がなんとかしてあげるからみんな行ってきなよ!」 律「そんなことできるのか?」 和「私これでも生徒会長なのよ?いまのうちに行って!」 律「………」 律「悪い!」ガタッ 紬「ありがとう!」 澪「私梓呼んでくる!」 タッタッタ 和(唯……頑張って……) ガラガラガラ 先生「起立!ん?そこの三人はどこ行ったんですか?」 和「三人とも早退しましたよ?」 先生「三人も………?」 和「はい」 先生「…………」 先生「あなたがそう言うならそうなんでしょう……じゃあ授業始めます」 2
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46 :ぽんじゅーす ◆v88/Arvq1E :2009/11/02(月) 22 24 52.43 ID KRsp.Fg0 「そこ・・・マイナーじゃなくてメジャーだよ」 しまった。 そう思った時にはすでに遅くて、僕の前でギターの試し弾きをしている少女はこちらを不思議そうに見ていた。 彼女が弾いていたのは、今流行のポップス。最後の決めを彼女は間違えた。 ただそれだけなのに、何故か口が出てしまった。 「あ・・・えへへ、間違えちゃいました・・・」 彼女は気恥ずかしそうに頭をポリポリとかく。 彼女が弾いていたランディVもその動きにあわせてゆらゆらと揺れている。 ・・・こんな娘がメタル? こんな人畜無害そうな女の子が? そんなことを考えていると、後ろから誰かに肩をたたかれた。 47 :ぽんじゅーす ◆v88/Arvq1E :2009/11/02(月) 22 30 30.80 ID KRsp.Fg0 振り返ると、そこにはカチューシャで髪をまとめている女の子がいた。 ギターを弾いていた女の子と同じ制服なので、二人は友達か何かなのだろう。 「お客さん。その子をご指名で?」 「・・・は?」 「いや、だから、ご指名?」 なんだか、この人とっても怪しい人なんかじゃないのかしら。 軽く身の危険を感じた僕は、そのままこの場所から離脱しようと店の出口に・・・ 「ああもう冗談じゃん! そんな露骨な反応しなくてもいいじゃんかよ!」 カチューシャの女の子が必死に僕を逃がすまいとしてくる。 なにこれ? キャッチ? でもこんな楽器屋でキャッチなんて誰が引っかかるのだろう。あ、僕みたいなやつか。 48 :ぽんじゅーす ◆v88/Arvq1E :2009/11/02(月) 22 36 37.17 ID KRsp.Fg0 「も、もう~。りっちゃんやめてよ~」 先ほどの女の子がVをスタンドに立てかけてこっちに来る。 こら、Vの足擦ってるぞ。ちゃんとハーキュレスを使えよ。店側としても。 「ご、ごめんなさい。私の友達が変なことしちゃって」 女の子・・・ああもうめんどくさい。こっちA子。カチューシャはBでいいや。 A子が丁寧に頭を下げて謝罪をしてくる。・・・やっぱりメタルをやっているような感じじゃない。 ・・・若干偏見も混ざってるけど。 「いや、いいよ。別に気にしてないし」 そっけなく言葉を返す。まあ、ぶっちゃけ女の子と絡むが久々、というのもあったけど。 ごまかしても仕方ない。率直に言おう。このA子、 僕のストライクゾーン直撃だった。 49 :ぽんじゅーす ◆v88/Arvq1E :2009/11/02(月) 22 43 28.90 ID KRsp.Fg0 「そうだぞ唯! 気にしてないって言ってるんだから、気にするな!」 Bがなにやら言ってるが、もうスルーすることにした。 こういう人種はかまっているだけ無駄だ。正直めんどくさい。 「もうりっちゃん! あの、本当に・・・」 「ああうん。ほんとに気にしてないから。でも、ギター上手だね。どれくらいやってるの?」 「え、本当ですか? えっと、ギター歴は一年とちょっとぐらいです」 「へぇ、一年とちょっとかぁ・・・ちょっと待って、本当にそれぐらいしかやってないの?」 「はい! ギブソンのレスポール買って、それからずっとやってます!」 ・・・なんだか、とても不思議な単語が聞こえてきたような気がした。 「ぎ、ぎぶそんのれすぽーる?」 「そうですよ! ギー太っていうんです! でもさわちゃんがレスポール以外も買えって・・・ 乙女ならメタルだろ! って言って聞かないんです」 ・・・どんなブルジョアなんだろうかこの子。 あとランディVとか買わせようとするさわちゃんとは・・・
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このSSは【けいおん×春合宿】 第1話「合宿決定」 ギー助の続きです。 579 :ギー助 ◆CvdBdYFR7. :2009/08/10(月) 22 26 19.44 ID yHTP8dDI0 第2話 「ハワイ?グアム?春合宿はリゾート気分!?」 次の日 終業式が終わり、5人はまたいつもと同じように音楽室に集まっていた 「春合宿、どこに行こうか」 「夏は海だったから、今度は山にしようぜっ!」 律は元気まんまんだ 「りっちゃん、どうせならハワイに行かないっ?」 「唯先輩っ、話が飛躍しすぎですっ!」 梓は唯のボケに真面目に突っ込んだ 「あら、ちょうどハワイの別荘が空いてるのよ。よかったら行きましょうよ」 「ムギ・・・マジなのか?」 「えぇ、あそこなら一年中温かいですから、海で遊べますし」 「ありがとムギっ!よしっ、そこで決定だっ!」 律の頭の中はもうハワイでいっぱいのようだ 580 :ギー助 ◆CvdBdYFR7. :2009/08/10(月) 22 27 11.37 ID yHTP8dDI0 だが、それを澪が制した 「落ち着け律。海外に行くとなると手続きがいろいろと面倒だろ」 「え~」 「ただでさえ短い春休みなんだ、もっと手近なところのほうがいいだろ」 「やっぱり、山にしませんか」 「山も空いてますよ。この近くなら・・・ほら、あそこのふもとの!」 そう言ってムギは窓の外を指差した 「ムギちゃん!どのへん?どのへんっ?」 唯が窓を覗き込む 「ほら、あそこですわ」 「わかんないよ~」 唯は窓から身を乗り出している 「危ないですっ!唯先輩。落っこちちゃいますよ」 「落ち着け唯。まぁ、とりあえず場所は決まりだな」 「え~、やっぱり海外がいいなぁ」 律はまだまだ納得していなさそうだった 581 :ギー助 ◆CvdBdYFR7. :2009/08/10(月) 22 27 52.25 ID yHTP8dDI0 「おい律。まだ武道館ライブも実現しないうちに海外進出か?YMOじゃあるまいし笑わせるなよ」 「げ、さわちゃん・・・」 「い、いつのまにっ」 5人は全く気づかなかったが、さわ子は確かに音楽室の中にいた それにしても恐ろしいほどの素早さである 「わいえむおーってなに~?」 唯はさわ子が現れたことなど気にもとめていない 「テクノポップってジャンルをはやらせたグループよ」 「テクノポップってPerfumeみたいな?」 「ん~、まぁそんな感じかな」 「日本のポップス界に大きな影響を与えたんですよ」 梓が付け加えた 「あずにゃん、詳しいんだねっ」 「お父さんがファンだったんで」 「なるほど~」 584 :ギー助 ◆CvdBdYFR7. :2009/08/10(月) 22 37 33.94 ID iSl3DN99O どすん、とさわ子はソファーに腰を下ろした 「とにかく、合宿で海外に行こうなんていくらなんでも無理があるわ」 「お、さわちゃんが先生らしいこと言ってる」 「・・・・・・・ブチ」 「あ、いや、わかりました~っ!」 「それに・・・近いところじゃないと私も行けないし」 「あ・・・やっぱり来るんだ」 律はため息をもらした 「あたしがあんたたちに特訓してあげるから、覚悟しなさい!」 ビシッと音がしたような気がした。さわ子は決めポーズをとっている 「じゃ、お仕事があるから。バイバ~イ」 そう言ってさわ子は音楽室から出ていった 585 :ギー助 ◆CvdBdYFR7. :2009/08/10(月) 22 46 04.97 ID iSl3DN99O 音楽室にご無沙汰の静寂が訪れると、梓が口を開いた 「ふぅ・・そういえば、最近楽器屋さんに行ってませんでしたよね。 今日で学校も終わりですし、よかったらみんなで行きませんか?」 「確かにっ!ギー太も最近見てもらってなかったし」 唯はケースの上からギー太をなでていた 「そうだな。もしかしたら新しい楽器とか楽譜が入荷してるかも」 「じゃあ、行きましょうか」 5人は音楽室を後にした 第3話 「決戦!10GIA」 ギー助 へ続く
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戻る 鬱系 鬱という程でもないが………しかし……… -- (名無しさん) 2010-06-06 00 34 24 会わせてあげてやってくれよ… -- (名無しさん) 2010-06-06 00 39 47 スレタイから既に鬱臭がプンプンするぜ‥ -- (名無しさん) 2010-06-06 01 37 53 軽音部のみんなに会えたら立ち直れるだろうに -- (名無しさん) 2010-06-07 09 30 13 久々のムギSSかと思ったら注意書きで追い出されたぜ・・・ -- (名無しさん) 2010-06-07 14 40 35 自分を置いて先に進んでる友達に会ったらもっと悲しくなるだろ -- (名無しさん) 2010-06-08 09 12 06 スレタイ見てヤンデレ唯だと思ったら…。 -- (名無しさん) 2010-06-08 13 46 10 本物のみんなが会いに行ってもきっと「あなた達は偽物」と拒絶するだろう… -- (名無しさん) 2010-12-31 23 02 09 紬さん・・・・・・どうすればいいんでしょうな。 -- (通りすがり) 2010-12-31 23 26 02 本物唯のたちに会ったら会ったで、さらに状況は悪化しそうだなあ。 なんで新年早々に自分はこんな微鬱話読んでんのやら… -- (名無しさん) 2011-01-01 00 26 27 ↓同じくwww -- (名無しさん) 2011-01-01 01 20 18 嫌いじゃないかもw -- (生粋のツムギスト) 2011-01-01 01 55 17 救いねーのかよw -- (名無しさん) 2011-01-30 19 36 49 ムギ…… -- (名無しさん) 2011-01-30 21 36 49 斎藤「お願いします。お嬢様の力になってやってください」 さわちゃん「どうやら私の出番のようね!」 -- (名無しさん) 2011-01-30 22 22 10 かわいそうだけど、アッヒャッヒャーのムギちゃんもかわいい -- (名無しさん) 2011-02-03 07 21 07 何か複雑だな……… -- (名無しさん) 2011-02-07 08 22 06 どうしてこうなった -- (名無しさん) 2011-03-26 05 31 42 壊れたムギが切なかった。 唯達と一緒にいる事って言う願いは、他の人から見れば大した価値も無いけど、ムギにとっては、言葉では表せないくらいの物凄い価値のある願いなんだと、読んでいて思いました。 -- (ディゴッド) 2011-04-13 15 15 27 さわちゃんヘルプで問題なし -- (行き止まり) 2011-05-23 09 31 30 なんかいろいろと考えさせられえるな -- (名無しさん) 2011-08-31 22 10 19 なんか暮野球ゲームの「野球 ガ デキテ タノシイナ」を思い出しちまったよ……。 鬱度で言えば正直、それに勝るとも劣らないな。ぐはぁ……。 -- (名無しさん) 2011-08-31 22 58 01 久しぶりに読んだが、何時見ても切ない…。 -- (名無しさん) 2012-01-01 16 38 10 精神病に理解のない親だと困るな。 -- (名無しさん) 2012-01-01 19 12 01 壽さん どうした? -- (名無しさん) 2012-05-17 05 01 26 ムギ好きだけど、言うほどキツいもんでもなかったぞ? むしろ、少し考えさせるSSだった… -- (あずキャット) 2012-05-17 08 41 04 スレタイで唯が壊れた話かと思ったらムギが壊れた話だった -- (名無しさん) 2014-01-07 23 34 39 ムギは菫がいるからこんなことにはならない、はず -- (名無しさん) 2014-04-10 15 28 36
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○ ――金曜日 今日は澪が私の家に泊まりに来ていた。 いやいや、別に友達以上恋人未満として、色んな事をしようと思ったわけじゃないぞ。 澪が私とパジャマフェスティバルをしたいと言ってきたからってだけだ。 ムギ達との話をした時には平静を装ってたけど、 本当は澪も参加したくてしょうがなくなってたらしい。 そういや、前に私がムギと二人で遊んだ時も、 「私もムギと遊びたかった」って、誘ってたのに文句を言われたな。 今も昨日、ムギとどうやって過ごしたのかとか訊いて来てるし……。 澪の奴……、ひょっとして、私よりムギの事を好きだったりするんじゃないか? ちょっとだけそんな考えが私の頭の中に浮かぶ。 ……はっ、いかんいかん。 それじゃ、何だか私が澪にやきもち妬いてるみたいじゃないか……。 私はそんな照れ臭い気持ちを隠すために、立ち上がってラジカセのスイッチを入れる。 幸い、そろそろ紀美さんのラジオの時間だ。 軽快な音楽が流れる。 「胸に残る音楽をお前らに。本当の意味でも、ある意味でも、とにかく名曲をお前らに。 今日もラジオ『DEATH DEVIL』の時間がやって来た。 この番組も、今回入れて残り二回。 日曜休みだから、土曜が最後の放送って事になるわね。 勿論、お付き合いするのは、いつもの通り、このアタシ、クリスティーナ。 終末まではお前らと一緒! 後二回、ラストまで突っ走ってくから、お前らも最後までお付き合いヨロシク! ……いやあ、にしても、思えば遠くに来たもんだ。 飽きたら早々に打ち切ってもらおうと思ってたのは内緒の話だけど、 これまたやってみると中々コクがあって、濃厚なのに、不思議と飽きが来なかった。 って、料理番組の感想みたいだけど、でも本当にそんな感じ。 一ヵ月半って短い間だったけど、この番組もリスナーのお前らもアタシの宝物。 残り二回の放送が心底名残惜しいわよ。 でも、勘違いしないでよね、お前ら。 終わるのはラジオ『DEATH DEVIL』の終末記念企画だからさ。 来週からはラジオ『DEATH DEVIL』の終末後記念企画が始まる予定なのよ。 超絶パワーアップ予定でさ。 そんなわけで、来週月曜から新装開店なんで、引き続き本番組をヨロシク。 あ、ディレクターがそんなの聞いてないって顔してる。 そりゃそうよね、言ったの今が初めてだもん。 いいじゃんか、ディレクター。 言ったもん勝ちだし、まだこの番組続けたいじゃん? リスナーの皆も望んでると思うし、誰も損しない素敵企画だと思うけど? ……お。 苦笑いしてるけど、ディレクターからオーケーサインが出たわよ、お前ら。 おっし、これで本決まり。 ラジオ『DEATH DEVIL』破界篇は次回で終了。 来週からラジオ『DEATH DEVIL』再世篇にパワーアップして再開予定って事で。 ちなみに破界篇の『かい』は世界の『界』で、 再世篇の『せい』は世界の『世』って書くからお前らもよく覚えといてね。 何でかって? いや、あんのよ、そういうゲームが。 深い意味は無いから、それ以上はお前らも気にしないで。 分かってるって。 別に終末の事を忘れてるわけじゃないよ。 日曜日の陽が落ちる前には、終末が……、世界の終わりがやって来る。 誰も望んじゃいないけど、とにかく足音響かせて、まっしぐらに終わりがやって来る。 でもさ、未来の事は誰にも分かんないじゃない? 九分九厘世界が終わるらしいけど、それは確定した未来じゃない。 『未来』ってのは、『今』になるまで永久に『未来』なんだから、 それがどうなるか不安に推論してたって無意味でしょ? 日曜日に世界がどうなるかは、結局は日曜になってみるまで分からない。 だったら、別に来週の事を予定してても、悪くないんじゃない? 馬鹿みたいだって自分でも分かっちゃいるけどさ。 え? どしたの、ディレクター? 九分九厘じゃ全然決まってないも同然だって? 九分九厘……、あ、ホントだ。 九分九厘じゃ一割にもなってないじゃん。 こりゃ失礼。 いや、アタシの友達がさ、99%の事を九分九厘って言うのよ。 ついその口癖が感染しちゃったみたいね。 馬鹿みたいと言うか、ホントに馬鹿で申し訳ない。 正確には九割九分九厘終末がやって来るって話だけど、 それにしたって確定してないのは確かなんだし、確率の話をしててもしょうがないわよ。 ……確率を思いっ切り間違えてたアタシが言うのもなんだけどさ。 あははっ、まあ、勘弁してちょうだい。 話はちょっと変わるけど、お前らパンドラの箱の話って知ってる? 有名な話だから知らない人は少ないと思うけど、 その箱を開けたら、世界にあらゆる災厄が飛び出して来たって話ね。 箱を開けたら、艱難辛苦、病別離苦、そんな感じの四苦八苦が世界に蔓延しちゃった。 四苦八苦は仏教用語だけど、それは今は置いといて。 それだけ災厄が一気に飛び出たけど、 一つだけパンドラの箱の中に残ってた物があったらしいのよ。 それは『希望』……、なーんて言い古された話をしたいわけじゃない。 箱の中に残ってた物が何なのか色んな説があるみたいだけど、 一説によると残ってた物は『予知能力』なんだって説もあるらしいのよね。 確かに人が『予知能力』なんて手に入れちゃったら、最高の災厄だと思わない? 先の事が分かんないから、人生ってやつは面白いし、人は生きていけるんでしょ? 馬鹿みたいって言うか馬鹿だけど、 アタシ達は先の事が分かんないから、どうにかながらでも生きて来られた。 終末が近付いてても、馬鹿話どころか来ないはずの来週の話までできる。 未来の事が分からないから……、そういう事ができるのよね。 人間って、そういう馬鹿な生き物でいいんじゃないかって、アタシは思うのよ。 だから、思う存分、未来の話をしようじゃない? 例え存在しない未来でも、『現在』を生きられるならそれもアリでしょ? ……しまった。 やけに真面目な話になってしまった。 ひょうきんクリスティーナと呼ばれるくらい、 ひょうきんに定評のあるアタシとした事が……。 ま、アタシはそう思うってだけの個人的な意見よ。 お前らはお前らの思うように生きてくれれば、それでオーケー。 自由を求めて、自由に生きてくのがロックってやつだしね。 さってと、そろそろ今日の一曲目といきますか。 今日の一曲目も終末っぽいって言ったら、終末っぽいのか? 歌詞を見る限り、内容が全然理解できないけど、 もしかしたら終末の曲なのかもしれない……と思わなくもない曲。 そんな変わり種の今日の一曲目、愛知県のジャガー・ニャンピョウのリクエストで、 サイキックラバーの『いつも手の中に』――」 ○ 「りっちゃんが着たがってたあの高校の制服、お友達から借りられたのー」 それなりの楽器の練習の後、お茶の準備をしながら、 いつもと変わらないほんわかとした柔らかい表情でムギが微笑んだ。 「えっ? マジで? ホントに?」 少し大袈裟に私はムギに尋ねてみる。 勿論、疑ってるわけじゃない。 確かあの高校の制服の話をしたのは、確か『終末宣言』前の約一ヵ月半前の事だ。 言い出しっぺの私ですら半分忘れ掛けてたのに、 ムギがその約束をずっと覚えてくれれたって事に私は驚いていた。 それもただの一ヵ月半じゃない。 世界の終わりまで残り少ない時間の中で、 ムギは私との約束を果たそうとしてくれてたんだ。 「ありがとな、ムギ!」 申し訳ないんだか、嬉しいんだか、 何とも言えない気持ちになって、私はお茶の準備をするムギに後ろから軽く抱き着いた。 「ちょっと……、危ないよ、りっちゃん」 叱るような口振りだったけど、口の端を笑顔にしながらムギが言った。 お盆にお茶を乗せたムギに抱き着くのが危ないのは分かってる。 でも、抱き着きたかったんだ。 それくらい私の胸は色んな気持ちでいっぱいだった。 ムギはいい子だな、本当に……。 「おい律……、危ないぞ?」 「わーってるって、み……」 その言葉に返事しようと顔を向けた私は、一瞬言葉を失った。 そこには嫉妬に燃えてるってほどじゃないけど、若干不機嫌そうな顔の澪が居たからだ。 昨日友達以上恋人未満になっておいて、 よりにもよってそいつの前で他の子に抱き着くのは、確かにあんまり褒められた事じゃないよな……。 別の意味でも危なかったか……。 「ごめんごめん、ちょっと危なかったな」 「気を付けろよ、律」 「ああ、分かってるって」 言いながら私がムギから離れた直後くらいに、 澪が不機嫌そうな顔から軽い苦笑に表情を変えていた。 少しは嫌だったんだろうけど、不機嫌な表情は半分演技だったらしい。 ムギ相手にやった事だし、澪自身もそんなに心が狭い奴ってわけじゃない。 軽い警告の意味で不機嫌そうな演技をしたんだろう。 澪自身が嫌だからと言うより、 将来的に深い仲になる誰かの前でそういう事をするなって事を、私に教えてくれたみたいだ。 やれやれ。 澪は私の母さんかよ……。 そう思わなくもないけど、私を心配してやってくれた事だし、悪い気はしなかった。 まあ、将来的にそんな深い仲になる予定があるのは、今は澪しかいないんだけどな。 「でも、あの高校の制服が着られるのは嬉しいよな。 ありがとう、ムギ」 澪がムギに軽く微笑み掛ける。 「いえいえ」とお盆に置いたお茶をそれぞれの机に置きながら、ムギが会釈した。 その二人の様子はとても仲の良い友達そのもので、 澪がムギに対して嫉妬してるって事もやっぱりなさそうだ。 心なしかムギが私達を見る目も、いつもより生温かく見える。 ひょっとして……、私と澪の関係、気付かれてる……? いや、別に隠す事じゃないんだけどさ……。 「遂に私達があの高校の制服に袖を通す時が来たか……」 「何を大袈裟に言ってるんですか、唯先輩」 「えー……。 あずにゃんはあの高校の制服を着るの楽しみじゃないの?」 「楽しみですけど、そんな大袈裟に言うほどじゃないです」 「もー。あずにゃんのいけずぅ」 「何がいけずですか……」 不意に顔を向けると、唯と梓がこれまた仲が良さそうに会話していた。 先輩と後輩としては少しどうかと思うが、 それでも久しぶりにそんな唯と梓の姿を見るのは純粋に嬉しかった。 私がボケて、澪が注意して、ムギが皆を思いやって、唯と梓が子供みたいにじゃれ合う。 そんな時間を取り戻せた事が、今は本当に嬉しい。 「ところで、その制服は何処にあるんだ? 明日持って来てくれるのか?」 笑顔になりながら、私は目の前のムギに訊ねてみる。 お茶の準備を終えたムギも軽く微笑みながら返す。 「ううん、あの高校の制服はもう持って来てあるの。 さわ子先生の衣装と一緒に、ハンガーで掛けてあるんだ。 本当は制服を着るのは明日がいいかなとは思ってたんだけど、 今日の方がいいかもって思い直したんだ。 多分、明日はさわ子先生の衣装をたくさん着る事になると思うし……」 「だろうなー……」 少し呆れながら、私は小さく呟いた。 昨日、土曜日にライブを開催する事を皆に伝えると、 即座に部員全員が手を上げて快くライブへの参加を決めてくれた。 皆ならそうしてくれるだろうと思ってはいたけど、やっぱり嬉しかった。 その時、少し泣き出しそうになってたのは、誰にも内緒だ。 ついでに言えば、昨日家に帰った後、 広辞苑で『役不足』の意味を調べた時の私の表情も誰にも内緒だ。 とにかく、ライブに部員が全員参加する事が決まった後、 私達は信代やいちご、聡や憂ちゃんとか、そんな思う限りの知人に連絡を取った。 観に来てはくれなくてもいい。 ただ私達が最後にライブを開催する事だけは、皆に知っておいてほしかったから。 でも、全員とは言わないけど、 多くのクラスメイトや友達が私達のライブを観に来てくれると言ってくれた。 こんな時期なのに、私達の最後のライブを観てくれる……、そんな皆に心から感謝したい。 勿論、さわちゃんも私達のライブを観に来てくれると言っていた。 「最後のライブに相応しい、素敵な衣装を持ってくわよ!」と余計な言葉まで添えて。 いや、余計な言葉って言ったら、すごく失礼だとは思うんだけど……。 思いはするだけど……さ。 それでも、澪と梓が珍しくそのさわちゃんの衣装を着る事を反対しなかった。 むしろ自分から進んでその衣装を着たいって言い出したくらいだ。 当然、そのさわちゃんの衣装を心から着たいわけじゃなくて、 その衣装を着る事で、これまでさわちゃんにお世話になった感謝の気持ちを示したいからだ。 その気持ちは私だって同じだった。 澪と梓が反対しないんなら、 私だって最後の……高校最後のライブくらいは、さわちゃんの好きにさせてあげたいんだ。 そんなわけで、ムギの言葉は本当に正しい。 確かに今日の内に着ておかないと、 明日あの高校の制服を着るどころか、目にできるかどうかすら危うい。 早めに、今すぐにでも着ておかないと、 折角のムギの努力を全部水の泡にしちゃう事になる。 「じゃあ、お茶飲んだらすぐにあの高校の制服に着替えようぜ、皆。 練習もあの高校の制服でやろう。 急がないと、衣装合わせとか言って、さわちゃんが来るかもしれないしな」 少し焦って私が言うと、皆が非常に神妙そうな表情で頷いた。 私達の心は今こうして一つになった。 一つになり方が、非常に微妙だが。 34
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戻る 純ちゃんwwwww -- (名無しさん) 2011-12-24 19 37 26 さわ子「・・・」 -- (名無しさん) 2011-12-24 19 58 15 うーむ…前半であそこまでやられると唯憂だけで良かっ たとひねくれてみる -- (名無しさん) 2011-12-24 20 08 05 メリークリスマス!良いね。 -- (通りすがり) 2011-12-24 21 55 42 …作者さんが純隊員なのはよく分かった…しかし、さわちゃんが仲間はずれになってるぜ? -- (あずキャット) 2011-12-25 00 48 20 後半無いぞ… -- (名無しさん) 2011-12-25 01 02 06 ↓×3の者です。↓の人、前半というのは唯がHTTのみんなにキャンセル食らいまくってたパートのことです。 どうも、サプライズパーティー的な展開って、あんまり好きになれないもので。 -- (名無しさん) 2011-12-25 02 11 44 和「…………」 純「…………」 さわ「…………」 和とか、誕生日も近いのにww一人暮らしの設定なのかな。 -- (ごはんはおかず) 2011-12-25 07 13 39 なかなか良い -- (名無しさん) 2013-12-17 19 03 34 ↓2に思わず吹く。 あとがきでちゃんとフォローされてるが、和は最初に唯から声かけられてないんだよな。 和っちゃん好きとしては複雑です。 あと、憂も純に声かければいいのに… -- (名無しさん) 2016-01-05 22 49 58
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39 名前:SS「タルタルソース」1:2009/08/25(火) 22 08 34 ID KurzTMP6 学食でお昼ごはん 唯「……ねぇりっちゃん、バンドやってて楽しい?」 律「あん?」 唯「私、なかなかうまくならないしさ、覚えたことすぐ忘れちゃうしさ、最近あんまり面白くないんだよね……」 律「うーん……」 唯「りっちゃんはバンドやってて……楽しいの?」 律「あー……んー……なぁ唯、ここにチキン南蛮があるだろ」 唯「えっ?う、うん……でも今はバンドのはな」 律「いいから聞け。で、ここにかかってるのはタルタルソースだ。美味いよな」 唯「うん。」 律「ウチの学食のチキン南蛮が人気なのは、このタルタルソースのおかげなんだ」 唯「ふぇ?」 律「市販のタルタルソースでも美味いけど、やっぱりおばちゃんが手作りしてくれたほうが美味い」 唯「それはわかるね」 律「で、だ。唯、お前はたまごだ」 唯「私は人間だよ?」 律「そうじゃない!……お前が卵で、澪はたまねぎで、あたしがオイルで、梓が酢、そんでムギはピクルスだ」 唯「お漬物つながり?うまいこと言うねりっちゃん!」 律「他意はないよ。ムギに怒られそうだから言うなよ。ただ音楽聴きたいだけならCDショップ行って買ってくればいい。これは市販のタルタルソースだ。もちろんこれかけても美味い」 唯「うん」 律「でもやっぱり手作りしたほうが美味い。玉ねぎやピクルスを増やせば食感をより感じられるし、オイルや酢を調節して味も変えられるし、卵の量だって自由自在だ」 唯「私ピクルス苦手……あ、ムギちゃんは大好きだよ!」 律「はいはい。で、バンドも同じだと思うんだよな。プロが作る音楽ってのは一流レストランで出てくるもんだ」 唯「ビルのたかいところにあるお店だね!」 律「で、CDってのはそれを真似したレトルト食品だ」 唯「予約がとれない店の~とか行列ができるラーメン屋さんの~とかだね!」 律「いいたとえだ。で、あたしたちのバンドっていうのは家で作るタルタルソースだ」 唯「ふみゅ?」 律「味が一定の市販のソースとは違う、あたしたちのあたしたちによる、あたしたちのためのソースだ。じゃなかった音楽だ」 唯「……」 律「あたしは家でちょっとは料理とかやるからさ、大変さがわかる」 唯「りっちゃんも憂も偉いね。いいこいいこ」 律「今唯が感じてるのはそういう大変さと同じだ。できた料理が美味かったらすごく嬉しい。それを喜んで食べてくれる人がいたら嬉しい」 唯「喜んで食べてくれる人……ライブ……」 律「だな。ライブが成功したらすごく嬉しいだろ?」 唯「うん!」 律「だから今は下ごしらえだ。忘れたらそれを覚えて、ダメなところ直して、美味しいりょうr……最高のライブを完成させよう」 唯「りっちゃん……うぅ……」グス 律「お、感動したか?ハハハ」 唯「りっちゃんが部長でいいのかと思ってたけど、やっぱりりっちゃんが部長でないとダメだよ!」 律「あたしの評価そんなに低かったのか?ひっでぇ」 唯「こうしちゃいられない!皆に言ってくるよ!」ダッシュ 律「あ、ちょ……行っちゃった……」 40 名前:SS「タルタルソース」2:2009/08/25(火) 22 09 41 ID KurzTMP6 ~教室~ 唯「ムギちゃんムギちゃん!」 紬「あら唯ちゃん。ご飯美味しかった?」 唯「うん!でね、りっちゃんが言ってたんだけどね、けいおん部はタルタルソースなんだって!」 紬「けいおん部がソース?」 唯「ムギちゃんはピクルスなの!私が卵で澪ちゃんが玉ねぎでりっちゃんが油で梓ちゃんがお酢なの!」 紬「……唯ちゃんが卵で澪ちゃんが玉ねぎでりっちゃんが油で梓ちゃんがお酢で私がピクルス?え?」 唯「それでね、混ざってね、いい料理ができるの!」 紬「混ざる?……くんずほぐれつ!?あんなことこんなこと!けいおん部が!?けいおん部で!きゃー!りっちゃんたら大胆!でもアリ!アリアリ!」 唯「あれ?……あ、あれ?」 澪「私と律が……くんずほぐれつ……はわわわわ」ボシューン 和「……私はお箸だもん。律が私に申請書出さないとライブできないんだから、私がいなきゃダメだもん。仲間はずれじゃないもん……」イジイジ 唯「二人ともいたの?」 ~食堂~ 律「まったく、食器片付けもしないで」ブツブツ さわ子「りっちゃんりっちゃん、私は何?」ヒョッコリ 律「え?あれ、さわちゃんいたの?」 さわ子「私はタルタルソースの何?ねぇねぇ」 律「……さぁ唯、ご飯食べたし授業行こうぜ!」 律「了解でありますりっちゃん隊員ー!」コエマネ さわ子「あ、ちょ、りっちゃん!唯ちゃんなんていないじゃない!待って!何か言ってよー!」 出展 【けいおん!】田井中律は疾走 Stick77【ドラム】 このSSの感想をどうぞ 名前 コメント すべてのコメントを見る りっちゃんマジイケメン -- (名無しさん) 2010-08-04 01 33 13 和ちゃんwwww -- (名無しさん) 2010-05-24 16 06 22 この和ちゃん可愛い -- (名無しさん) 2010-03-06 03 34 32 グ~ルメ~な律ちゃん素敵~。 -- (紅玉国光) 2009-09-30 20 04 29
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律「おーい、澪ー、明日の恩那組との対決ライブの事で話が…」 澪「あっ、も、もしもし。夜分すいません、私です」 律「…おっと、電話中か」 澪「今お時間大丈夫ですか? 少し相談がありまして…」 律(澪が敬語で喋ってるな…相手は先輩なのか?) 澪「あ、はい、ありがとうございます。そんなに時間はかからないと思うので、はい」 律(私の声にも気付かないくらい緊張してるようだし確実か。相手は誰だろう、部長とかか?) 澪「はい、こっちでもうまくやってます。はい、元気です」 律(こっちでも、ということは知り合ったのは向こう、地元の先輩か? 少なくともこっちにいる部長達じゃないのか…) (っていうか、あまり盗み聞きするのも良くないか。ボチボチ退散しますかね) 澪「律もいますしね。え? はい、律はいつも通りですよ」 律(えっ、私の事も知ってるのか? 私と澪の共通の先輩…誰だ? 帰るつもりだったけど気になってきたぞ…) 澪「ふふっ、大丈夫ですよ。律もちゃんとやってます」 律(うーん、共通の先輩ってーと曽我部先輩くらいしか思いつかないけど…あの人は違うよなぁ、こっちに居るし) (ということは小中学時代の先輩か? 唯やムギの名前は出てないし、その可能性も…) 澪「で…その、実はもうすぐライブがありまして。ええ、軽音部の」 律(あれっ、違うな。小中学時代は二人だけでやってたし、軽音部の事を知ってるのはやっぱり高校以降の知り合いってことになるはず…誰だ?) 澪「大学で正式な舞台で演奏する初めてのライブなんですけど…高校時代の初めてのライブを思い出してしまって」 律(何だ何だ、まーた緊張してんのか? いつになっても澪のやつは…って、電話の相手もこんな気持ちなのかねー) 澪「…はい、そうです、パンツ見られた事件を。今回もこんなアクシデントがあったら嫌だなぁって…」 律(そっちかよ! あんなのそうそう起きないと思うけど…一応気をつけて見ておいてやるか。って、まるで保護者だね私) (…ん? そっか、澪がこんな相談をするくらいだ、相手も保護者みたいな存在…さわちゃんとかの可能性も? っていうかさわちゃんなんじゃ? いや、きっとそうに違いない) 澪「すいません、こんな事を相談してしまって。えっ? ふふ、そうですね、【パンツ見られた同盟】ですもんね、私達は」 律「相手もパンツ見られた人!? 誰!? 誰なんだ相手!?」 澪「なっ、り、律!? いつからそこに!? すいません律がいたので切ります!」ブチッ 律「しまったつい声が。いや、でも私は最初にちゃんと声かけたぞ! 澪は電話してて気付かなかったけど!」 澪「だからって盗み聞きするなよ!」 律「それは謝る! 私の名前が出たから止め時がわからなくてつい!」 澪「一応気付かなかった私も悪いけど盗み聞きは良くない!」 律「ごめんて! でも相手がすっげー気になるんだけど!」 澪「律には関係ない!」 律「そうかもしれないけど!」 澪「あ、でも相手は律には関係あるな。だって律んちのおじさんだし、相手」 律「……………は?」 澪「いや、律のお父さん」 律「…親父かよおおおおおおパンツ見られた同盟の相手っていい歳こいたウチの親父かよおおおおおおオマエそれ全然状況が違うだろうがああああああ!!!!!」 澪「な、なんかゴメン…」 おわれ 戻る