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エアバイク ブルマが乗っていたタイヤの無いバイクだ。 エネルギー吸引機 魔人ブウ復活の為に使われたもの。 エネルギーメーター 相手の戦闘力を測る。単位はキリ。 閻魔帳 この世での行いが書かれてあり、天国と地獄行きを決める資料になる。 大型貨物機 カッチン鋼 全宇宙で一番固い物質。 亀仙流の道着 背中に亀の文字が入った胴着。 亀の甲羅 亀仙人がいつも背負っている甲羅。 ギャルのパンティー ウーロンが神龍への願いで手に入れたパンティー。 緊急停止コントローラー 人造人間の動力停止装置。 筋斗雲 人を乗せて飛ぶことが出来る雲。 ゲームポーイ Mr.サタンが魔人ブウに渡したゲーム機。爆発する。 悟空の宇宙船悟空がナメック星に行く為に、ブリーフ博士が作った。 栽培マンセット 種を土に埋めると栽培マンが生まれる。 サイヤ人の宇宙船 一人乗りの丸型宇宙船。 ジェットモモンガ ヤムチャが乗っていた乗り物。 手裏剣 ムラサキ軍曹が使った武器。 人工重力装置 人工的に重力を増加させる装置。 心臓病の特効薬 トランクスが未来から持ってきた薬。 水晶玉 占いババが占うときに使う水晶。 スカウター 相手の戦闘力や位置を測ることができる装置。 ゼットソード 老界王神が封印されていた剣。 ゼニー ドラゴンボールの世界での通貨。 潜水飛行艇 水陸空全対応の乗り物。 仙豆 食べると体力が全回復してお腹がいっぱいになる不思議な豆。 戦闘服 サイヤ人たちが着ている、丈夫でしなやかな服。 小型ジェット機 少人数で乗ることができる飛行機。 タイムマシン 時間を行き来することが出来る乗り物。未来のブルマが発明した。 チャンピオンベルト Mr.サタンがつけているベルト。 超神水 猛毒だが、耐え切るとパワーアップする水。 超聖水 ただの水。 鶴仙流の道着 背中に鶴の文字が入った胴着。 天下一武道会出場者名簿 天下一武道会の出場者の写真と名前が載っている名簿。 電子ジャー 魔封波をかけた相手を封じ込める為に使う電子ジャー。 (サタンの)特注自動車 サタンの名前が入った特注自動車。 毒入りチョコレート サタンが魔人ブウを倒す為に渡した毒入りチョコ。 ドラゴンボール 7つ集めると願いが叶う不思議な玉。 ドラゴンレーダー ドラゴンボールから出る微弱な電波で位置を表示する機械。 トランクスの剣 未来のトランクスが使っていた剣。 ナメック人の宇宙船 神様が地球にやってくるときに乗っていた宇宙船。 如意棒 自由自在に伸び縮みする不思議な棒。 芭蕉扇 扇ぐと大きな風を巻き起こし、大火事も消す。 バトルジャケット ブラック大佐が使った人型のロボット。 パワードガン 強力銃。 反重力ベビーカー タイヤが無く、浮いているベビーカー。 パンチングマシーン パンチ力を計測する機械。 パンツァーファスト ロケット弾のようなものを発射する武器。 PPキャンディー 食べた人は「ピー」と言う声を聞くとお腹が痛くなる。 ビーム銃 ビームを発射して攻撃する銃。 ピッコロのターバン 修行用にとても重くしてあるターバン。 ピッコロ封じの印 ピッコロ大魔王を封じ込める為の印。 ピラフマシン ピラフ一味が開発したロボット。 封印の玉 魔人ブウが封じ込めてある玉。 ブーメラン手裏剣 ブーメランのように戻ってくる手裏剣。 変身スーツ&バンド 悟飯がスーパーサイヤマンに変身する為の装置。 ホイポイカプセル どんなものでもしまい、投げると元に戻すことが出来るカプセル。 ポタラ 二人の人がそれぞれ左右の耳に付けると合体できるピアス。 マイティ・マウス号 ヤムチャとプーアルが荒野を移動するために使っていた自動車。 まきびし ムラサキ軍曹が使った武器。踏んだら痛い。 マシンガン 金ランチが変身した時に乱射。 魔法の絨毯 ミスターポポの絨毯。瞬間移動が出来る。 ミクロバンド 腕につけてスイッチを押すと小さくなれる。 名刀笹錦 ムラサキ曹長の愛刀。 メディカルマシーン 液体に浸かって体力や傷を回復させる治療器。 モーターボート ガソリンエンジンを積んだボート。 冷蔵庫 カプセルコーポレーション製の冷蔵庫。トランクスが未来から持ってきた。
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無論手堅く実直な考えで出会いサービスを営んでいる実績が豊富な出会い系サイトも少なくありません。そういう優良でレベルの高いサイトについては、恋愛マッチングサイト等区別された名前を使用していると聞いています。 世の中の女性に好まれている女性週刊誌などに宣伝や広告がある誰でも知っている出会い系サイトは、会員になってくれる女の人を探していることが明らかなので、詐欺まがいのサクラを雇用している可能性はかなり低いと思います。 まさかわかっていないだけかも?どんなチャンスに、どんなふうに動き始めるのか誰にもわからないのが恋愛でしょう。あなたが恋愛を始めるのに求められるのは、純粋さと恐れない気持ちです。 恋愛相談の相手になってもらう時は、相手の考えや助言を受け入れる姿勢を持たなければいけません。忠告が的を射ている場合や嫌なことを忠告された際に、逆らって指摘されたことや助言を完全無視するというのは許されません。 無料で利用できる出会いチャット用のアプリが多くの人に利用されている理由というのは、その機能があるアプリをダウンロードすると、付き合ってもらえる異性を探すことが可能だからだと聞かされました。 話題の出会いチャット用のアプリというのは、この2、3年の高い機能を備えたスマホの利用者の拡大と同じくして、DL件数が猛烈に伸びてきている完全無料のアプリだから心配ありません。 出会いを成功させるには、出来るだけ多くのサイトで会員登録をするのもいいでしょう。個々のサイトのシステムに沿って、完全無料のポイントももちろん使えるのでうまく出会える確率アップにつながるのです。 一律に「18歳未満の方ですか?」という問いかけがあるだけではなく、本当の年齢や生年月日を証明可能な証明書などにより認証をしているというところも、安心・信頼の面で信頼できる出会い系サイトということになります。 恋愛の成功を望むなら、外見を磨くばかりでは決して十分ではありません。心理学を効率的に取り入れると、手が届かないような相手の感情を動かすことも不可能ではありません。 学生じゃなくなって社会に出て、いつもの暮らしのリズムがそこそこ定まってきたら、勤める会社以外での出会いも、より面倒になってくるわけです。 完全無料の出会い系サイトを効果的に役立てていただくことが出来さえすれば、あなたの素敵な出会いの可能性をかなり引き上げることができるようになるわけです。 ズキンと感じる恋愛が可能なら、とっくにビリビリっと感じる対象がいるということ。むろん、一目見たとたんに始まる恋もあるけど、そうそうはないってことを覚えておきましょう。 男と女、大人同士の恋愛っていうのは、お互いの心を探りながら、時間をかけて進めていくものです。気にならなかった人が気になる存在に心が変化していくのです。愛するという感情は、熟れ育っていくものであるということを忘れずに。 出会いがないなんて悲観している場合でも、男女の出会いの好機は転がっていますよ。出会いを求めるなら、最優先で行動する必要があります。積極的なアクションで、理想的な出会いをGETしましょう。 完璧な異性との出会いを手にしてみたいという望みを持っているのは、全ての人に共通です。ところが「出会いがない!」と思い込んでいる人は、「素敵な出会い」ばかり追い求めるのです。結果はしばらく経ってからわかるものです。
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必要なApplicationToken総数はすべて9(上から1,2,2,4) ApplicationTokenは各マップ各難易度ごとに1度ずつ取得? 最終的には全アップグレード分は貯まる DAMAGE LINK短時間チーム全員の攻撃力アップ 効果時間延長 与えるダメージ5%アップ 与えるダメージ10%アップ チーム全員のDARTオーバーレイゲージをフルにする SHIELDINGチーム全員にシールドを張りダメージを防ぐ 受けるダメージ10%軽減 受けるダメージ15%軽減 受けるダメージ25%軽減 シールド終了時に範囲5mのEMPを発生 REBOOT移動ダウン時に体力50%で復帰できる 復帰時の体力20%アップ 復帰時の体力30%アップ 復帰時すべてのアプリケーションゲージを50%増やす 復帰時5秒間シールドが付く FOCUS BREACH5秒間ブリーチ速度アップ 効果時間が10秒間に延長 ブリーチ速度10%アップ ブリーチ速度15%アップ チーム全員のブリーチ速度10%アップ BACKFIRE敵の銃を暴発させダメージとノックバック効果を与える ダメージ25%アップ ダメージ25%アップ ダメージ50%アップ ターゲットを1つ追加 EMPスペクターの光学迷彩を無効化。背中のパックを爆破してスタンさせる。砲台を一時的に停止させる。敵のグレネードとロケットの起爆装置解除 ダメージ40%アップ。効果持続時間2秒間増加 ダメージ60%アップ。効果持続時間2秒間増加 効果範囲30%アップ リキッド/リアクティブのアーマーを停止させる事も可能に SQUAD HEALチーム全員の体力を50%回復 回復量20%アップ 回復量30%アップ スタンを解除し10秒間スタンを防ぐ 起動時間50%短縮 VIRUSアーマーを貫通し持続ダメージを与える ダメージ10%アップ 持続ダメージの効果速度を速める ダメージ15%アップ 基本持続ダメージをターベット近くの2体に感染させる C2C PULSE範囲内の味方を体力15%/パルス回復する 回復量15%/パルスアップ 効果範囲30%アップ パルス周期25%アップ、持続時間は同じ チーム全員に基本量を直接回復する E-DRAIN敵にダメージを与え、ダメージ量の50%を体力に変換する ダメージ33%アップ 体力変換量15%アップ 体力変換量25%アップ ダメージの10%をチーム全員の体力に変換する BATTERYチーム全員のアプリケーションパワーを50%増やす(他のバッテリーは除外) パワー増加量10%アップ パワー増加量15%アップ パワー増加量20%アップ チーム全員のDARTオーバーレイゲージをフルにする? FOCUS TARGETターゲットをハイライト表示、ブリーチ速度10%アップ 効果時間延長 ターゲットへのダメージ10%アップ ターゲットへのダメージ15%アップ ターゲットが30%遅くなる
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269 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 39 22.49 ID i6qCzY5k0 [3/19] 付き合い始めて2週間ちょい。 今現在、俺と黒猫の仲は早くもギクシャクしている。 早すぎる? 気にしてるんだから言わないでくれ。 これでも結構仲良くやってたんだぜ!? ほんの数日前までは― 『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』 正直、最初の原因はよく覚えてないんだ。 きっと相当ちっぽけなことだったに違いない。 まあ、俺の視点から経緯を説明させてもらうとこういうことだ。 ことが起こったのは先週の金曜日の帰り道だった。 普通の高校生なら、1週間の学業から解放される喜びを噛み締められる至福の帰り道・・・・・・なのになぁ。 とりあえずアイツがいつもの厨二調子で俺をからかってきたんだよ。 普段なら俺がほどよくツッコんで受け流して談笑になるはず、だった。 でもあの時は・・・・・・なんかさ、途中で感じたんだよね。 いつもと風向き違うなぁ・・・ってさ。 しかも俺自身もその変な風に乗っかっちゃってるんじゃないか、ってさ。 ん?俺らっていつもこんなに言い合ってたっけ?こっからどうやって丸く収めりゃいいんだ? なーんてことをもう少し早くに考えてればよかったのかもしれないが、少し遅かった。 疑問に思った時には、すでに俺の家に行く道とアイツの家に行く道の分岐点に来ていたんだ。 アイツは最強に不機嫌な様子で、 「声も聞きたくないから着いて来ないで頂戴」とか何とか言って怒って一人で帰っちまったってわけさ。 いつもはアイツの家まで送って帰ってたんだけどな。 まあ・・・・・・追いかけようと思えば追いかけられたし、止めようと思えば止められたかもしれない。 でもあの時は俺も何となくムシャクシャしてたから、 「おい!ちょっと待てよ!」っていうありきたりなことを叫んだだけで、すぐ反対方向に歩き出しちゃったんだ。 もちろんその後、家に帰ってからすごく後悔した。 だから次の日の土曜日、 俺は昼過ぎに自転車を飛ばしてアイツの家まで行った。 本当は朝早くから行こうかとも思ったけど、休みの日だし。ほら、下のおチビちゃんを起こしても悪いだろ? ・・・まあ、結果はありきたりな展開だったけどな。 「ルリ姉なら朝早くからアキバに行くってメモが・・・・・・あれ?高坂くんと一緒じゃなかったの?」 俺だって薄々わかってたよ?いじけたアイツが俺を避けて出かけることくらい予想してたよ? でもさ、ここまで教科書通りにやるこたぁねえだろ。 俺は家に帰ってからも時間を空けて何度か電話をかけた。 ・・・ああそうだよ!お察しの通り、1回も出てもらえなかったよ! でも・・・着拒されてなかっただけマシ、かな? って違うだろ!何で俺はこんなに下手に出てるんだ!? 「そりゃあ俺も悪かったかもしれないけどさ・・・・・・でも、アイツだって・・・・・・」 一回そんなことを考えると、何か俺にも変な意地っつーか対抗心が芽生えてきて。 日曜日? 日曜日は特に連絡をとろうとはしなかった。 朝からずーっと学生の本分に打ち込んでたよ。俺も一応受験生のはしくれだぜ? まあ、その・・・・・・変な意地があったってのも否定はしないけどよ・・・・・・・・・・・・。 270 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 40 37.49 ID i6qCzY5k0 [4/19] こうして迎えた今日は月曜日。 普通は月曜の朝ってのは何となく元気がない。 休み明けってのはテンションがどうも上がらん。 ・・・・・・特に、あんな土日を過ごした今日の俺は尚更な。 いやー。それにしてもいい日差しだ。最近雨が多かったから余計にすがすがしい。 『雲ひとつない青空』ってこういう日のことを言うんだろうな。 この天気のおかげでテンションも若干晴れたところで、俺は校門をくぐった。 月曜がダルいっていうのは俺だけじゃなくてみんな共通のことらしく、 普段の月曜の朝は何となく眠そうな雰囲気が漂っているもんだ。 だが、ここ最近はその法則が崩れている。 理由は・・・・・・おっと、今日も早朝の校庭から楽しそうな声がしてるな。 おーおー。朝早くから元気だねえ。 今は体育祭の丁度2日前だ。 1・2年生はもちろん、受験を控えた俺ら3年生も、体育祭1週間前くらいからは休み時間に練習で汗を流している。 さすがに身分をわきまえてるから、学校終わってから集まったりはしないけど。 俺のクラスも例外ではない。多少男女間で温度差はあるが。 あの校庭にいる人たちは朝練してんのか?随分とやる気あるな~。 うちのクラスも今日の休み時間は運動系部活のメンバーを中心に練習すんのかなぁ。 でも、みんなには悪いが今日はパスだ。 そろそろ俺も決着つけねえと。 昼休み。 俺はサッカーの誘いを断って、怒れる夜魔の女王が待ち受ける教室へと向かった。 いくら下級生の教室だからと言って、やっぱり他のクラスの教室に一人で行くのは少し緊張する。 しかもそれが、自分の彼女がいるクラスの教室となると尚更だ。 教室の前まで着くと、俺はちょっとだけ気合を入れて、開けっ放しになっている扉からやや遠慮がちに教室を覗く。 ・・・だが、アイツは教室にはいなかった。 というか殆ど人がいなかった。 いるのはいかにもぼんやりしてておとなしそうな女子が数人。あ、一人だけ居眠りしてる男子がいるな。 もしかして・・・アイツ、体育祭の練習しに行ったのか? アイツの性格上、絶対参加なんてしてるわけないと思ったのに・・・。 まあ、それほどアイツもクラスに馴染んできたってことなのかね? しょうがねえ。放課後にでも待ち伏せするか。 そんなことを考えながら1年生のフロアを歩いていると、突然聞き慣れた声に呼び止められた。 「あっ!高坂先輩っ!こ、こんにちはっ!あの、ちょっと・・・・・・」 声の主は俺の後輩・赤城瀬菜だった。なにやら俯きながら、誰もいない階段の方へ俺を手招きしている。 「おう。どした?何か用か?」 今日の瀬菜はなんだか顔が赤い。そしてやけに周りの人目を気にしている。 うーん、なんつーかその、不覚にも・・・・・・・・・ちょっと可愛い。 べ、別に瀬菜が巨乳+眼鏡だったからじゃねえぞ!?ホントだぞ!? 「先輩。今日はウチの部が休みだってこと、知ってますよね?」 「え!?そうなのか?なんで?」 ・・・・・・せっかく、アイツと話すチャンスだと思ったのに。 「なんでって・・・・・・先週部長が言ってたじゃないですか」 へ?部長が? ああ、言われてみれば・・・・・・ 271 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 41 19.77 ID i6qCzY5k0 [5/19] 『どうしてだ!?どうして俺が体育祭の練習なんかに駆り出されなきゃならんのだ!』 『そうですね。部長が練習したって絶対戦力になんかならないのに』 『たとえ一時でも、ファナたんに会う時間を削られるなんて耐えられん・・・・・・・・・』 『まあまあ部長。部長なんかが練習に誘ってもらえただけ奇跡じゃないですか。諦めて参加してきたらどうです?』 『誘われたんじゃない!ありゃ強制だ!徴兵令だ!』 『なに訳のわからないこと言ってるんですか。何にせよ僕らには関係ないんで。とりあえず、ご愁傷様です』 『こうなったらお前らも道連れにしてやる!月曜と火曜は休みだ!更に各々、家に帰ってからもPCでお気に入りのキャラに会う事は禁止する!』 ・・・こんな感じの部長と真壁君のやり取りがあったような気がしなくもないな。 部長・・・。そういうの八つ当たりって言うんですよ?わかってます? 「それで・・・あのう・・・・・・先輩にお話したいことがあってですね・・・。放課後、部室に来ていただけませんか? そんなに長くはお時間いただきませんから・・・・・・」 おどおどした瀬菜の言葉で俺はハッと我に返った。 瀬菜が俺に話? しかもこのシチュエーション、二人きりでってことか? でも、放課後は―- 「ああ、えーと、放課後は―-」 いや・・・待てよ。 こう言いかけてから俺は考えた。 1年生のほとんどのクラスは校庭に放課後集まって、ドッヂボールだのソフトボールだのを練習している。 そんでもって今は本番間近だ。 アイツのクラスの女子が練習してるのも見かけたことあるし、きっと今日の放課後も練習するに違いない。 アイツも今日の昼休みは練習に参加したみたいだし、だとしたら普通は流れ的に放課後練にも出るだろう。 それを俺が会いに行って邪魔するのも・・・・・・なんかねえ。 それにそんなに時間かからないって言ってるし・・・・・・ぶっちゃけ、瀬菜が俺に話したい内容も若干気になる。 よーし、整理しよう。 放課後は瀬菜の話を聞いてから、アイツの練習が終わるのを待つ。 そして今度こそ、面と向かって誠意を込めて謝る。 これで決まりだ。 アイツが帰ってきたら「お疲れ」とでも声をかけてやろう。 なんか飲み物でも買って待っててやろうかな。 「・・・わかった。放課後に部室、だな。」 「あ、ありがとうございます!じゃあそういうことで宜しくお願いします!」 俺は瀬菜の頼みを快く了承した。 だがこの時の俺はまだ知らない。 この後、過酷な試練が待ち受けていることを・・・。 272 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 42 01.15 ID i6qCzY5k0 [6/19] ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・・・・・・少し、言い過ぎてしまったかしら? で、でも、元はと言えば先輩がいけないのよ!? 素人のくせにマスケラのことで私に意見するなんて。 それに・・・・・・・・・それに、あの程度であんなにムキになることないじゃない! 確かに、私の口が悪かったということもあるのだけれど。 土曜日の早朝。 私はまだ寝ている妹たちにメモを残して一人で秋葉原に行った。 最近はテスト期間だったり、あの子や沙織と予定が合わなかったりしたから、私にとっては久しぶりの秋葉原。 勿論、思う存分堪能してきたわ。 今回の一番の掘り出し物は、限定デザインの漆黒の仮面かしら。その再現度はまさに素晴らしいの一言。 ・・・・・・・・・彼がつけたら、とてもよく似合いそうね。 どうして急に秋葉原に行ったのか、ですって? 愚問ね。私は常闇の住人・夜魔の女王よ? 私は私の本能が赴くままに行動するだけ。理由なんて必要ない。 やがて私の魔力によって天は暗黒に染め上げられ、私の忠実な隷属である闇の獣たちによって地上は・・・・・・・・・今日はこの辺でやめておこうかしら。 でも、否定は出来ないわ。 変な意地を張っていて彼に会いたくなかった、という理由もね。 ただ・・・・・・・・・電話に出なかったのは少しやりすぎてしまった。 昼の13時から23時まで、計12回もかけてくれたというのに。 妹の話だとやっぱり家にも来てくれたみたいだし・・・・・・。 それを避けてしまったのは他でもない私自身だけど。 ―-明日は、ちゃんと話をしよう。 そう思って私は、深くて高貴なる眠りについた。 しかし日曜日、彼から連絡は来なかった。 こ、こちらから電話をかけてみようかしら? でも・・・出てもらえなかったら・・・・・・。 もしかして、昨日のことで怒っているのかな・・・? いいえ、違うわ。きっと勉強しているのね。きっとそうよ。 勿論、私に一切の連絡がないのは残念なことだけれど・・・・・・仕方がないことだわ。彼は受験生だもの。 邪魔をしてはいけない。 一瞬不安に落ち込みそうになった心のバランスを保って、 私はその日、ずっと創作活動に力を入れた。 今日は月曜日。 とても日差しが強い日・・・・・・。永遠の暗闇を寝床とする私にとってはあまりよくない天気だわ。 私達夜の貴族は光に力を吸い取られてしまうのよ。 ・・・心なしか身体がだるいような気もするわね。 学校に着くと、校庭からは体育祭の朝練をしている人たちの声が聞こえてくる。 朝早くから御苦労なことだわ。 今日こそは彼と話をしなくては。 土曜日は私のつまらない意地で彼には多大な手間をかけさせてしまったわけだし。 だからその・・・・・・今日はわ、私から会いに行ってあげようかしら? 夜魔の女王である私自らが出向くなんて、こんなことはもう二度としないわ。と、特別よ? 273 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 42 50.25 ID i6qCzY5k0 [7/19] 昼休み。 勇気を出して、3年生の彼の教室に行ってみた。 上級生の教室には独特の威圧感のようなものがあるから、本当はあまり気が進まなかったのだけれど。 私は開け放たれたままになっている扉からおそるおそる中を覗いて、彼の姿を探す。 でも、案の定教室に彼の姿はなかった。 教室にいるのはいかにもぼんやりしていておとなしそうな女子生徒数人と、一人だけ居眠りしてる男子生徒一人。 確か私の教室も同じような風景だった気がするわ・・・。どこのクラスにも似たようなタイプの人間はいるものね。 教室にいないとなると、彼はどこに・・・・・・・・・。 その時、目の前を彼と同じクラスの人たちがサッカーボールを持って通っていった。 ・・・読めたわよ。おそらく彼も体育祭の練習に連れ出されたのね? まったく・・・・・・さすがヘタレ先輩だわ。一時の感情に任せて遊びに行くなんて。 貴方は受験を控えているのでしょう?もう少し強い意志を持ちなさいな。 大勢でスポーツをしている場で先輩の名前を呼ぶなんて私には絶対出来ない。 でも・・・彼のことだから・・・・・・。きっと、私の姿を認めたら駆け寄ってきてくれるわよね? 早速校庭に出て先輩を探した。 この学校の校庭はまあまあの広さだ。 ソフトボール、ドッヂボール、サッカー、・・・・・・。色々な人が色々な種目に勤しんでいる。 あら?あそこで大縄に引っかかったのは田村先輩かしら? でも、こんなに大勢の人がいるのに、先輩だけが見当たらない。 先輩のクラスの集団の中にも彼はいない。 一体あの人は、私を放っておいてどこをほっつき歩いているの? そして放課後。 彼が来やしないかと少し教室で待ってみた。 でも、とっくに帰り時間を過ぎているのに彼は来ない。 しびれを切らして彼の教室に行ってみた。 やっぱりいない。 もしかして・・・・・・私を置いて帰っちゃったの・・・・・・・・・? ・・・そうだわ。 あの人のことだから、今日はゲー研が休みだということを聞き逃しているのかもしれない。 先輩はいつも連絡事項を全然聞いていないんだもの。彼は本当にヌケているんだから。 受験生である彼が部室で一人待ちぼうけているなんて滑稽・・・いえ、時間の無駄だわ。 そ、そうね・・・・・・・・・同じ部員として教えてあげるのは、し、自然なことでしょう? 一旦折れそうになった心を再び繋ぎとめて教室を出ようとした時、突然クラスメイトに声をかけられた。 「五更さん。今日の放課後、ウチのクラスの女子でソフトボールの練習しようと思うんだけど、一緒にどう?」 「・・・ごめんなさい。今日は少し頭が重くて・・・・・・。足元がふらふらしているから貴女たちに迷惑をかけてしまうかもしれないわ」 我ながら何の捻りもない、下手すぎる言い訳だったわね。 でも今はそれどころじゃないの。悪く思わないで頂戴。 274 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 44 36.80 ID i6qCzY5k0 [8/19] 部室のドアの近くに行くと、案の定誰もいないはずの部室から声が聞こえてきた。 「・・・かぎ・・・れは・・・・・・えを・・・」 部室の中から聞こえてくるのは間違いなく先輩の声だ。 ようやく見つけたわよ、先輩。やっぱりここにいたのね。 使い魔の分際で主である私にここまで手間をかけさせるなんて、あとで裁きを受けてもらうからそのつもりでいて頂戴。 それにしても、この人は何訳のわからないことを言っているの!? それと・・・・・・一緒に話しているのは誰かしら? 「高坂先輩、もう少し大きな声ではっきりとお願いします」 瀬菜? まったく・・・・・・。 いくら連絡がとれないからって、仮にもか、彼女である私を放っておいて他の女と談笑しているなんて・・・・・・。 あの人はどういう神経をしているの? 先輩にはキツいお仕置きが必要のようね。 ・・・また少し、からかってみようかしら? 悪戯心半分、話すきっかけを見つけた嬉しさ半分。 私は、彼に対する軽めのからかい文句を考えながら部室のドアノブに手をかけた。 「赤城。俺は・・・俺は・・・・・・・・・俺はお前を愛してる!」 「きゃあああああああああああああ!!!せんぱぁぁぁぁぁぁい!!!!!」 急に中から聞こえてきた大声にビクッとして、思わず手を離してしまう。 勿論わかっている。 私が驚いたのは、声の大きさなんかじゃなくて・・・・・・・・・ 「お、おい!声を落とせ!誰か来たら色んな意味で二人ともヤバいだろ!」 色んな意味で?貴方達は男女二人っきりで何をしているの? 「・・・す、すみません。私としたことが取り乱しちゃいました・・・・・・・・・・・・・・・。」 この後瀬菜は声をひそめ始めたから全部は聞き取れなかったけれど、私ははっきり聞いてしまった。 「こ・・・の後・・・・・・じゃな・・・・・・・・・“京介”。・・・・・・が・・・・・・・・・えへへ・・・」 彼女が、『京介』と先輩を名前で呼んでいたのを。 それもかなり熱のこもった口調で。 あの子は、BLのカップリングの話をしている時でさえあんなに色っぽい声色は使わないのに。 そ、それに、わ、私だってまだ彼のことを名前で呼んだことはないのに! 275 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 45 30.58 ID i6qCzY5k0 [9/19] その後も二人は話し続けている。 小声で内容は全然わからないけれど、心なしか先輩の声も熱を帯びているような・・・。 一体二人は誰もいないはずの部室で何を話しているの? それにさっきの会話は・・・・・・・・・? 先輩、瀬菜に向かって『愛してる』ってどういうこと? ドアを開ければわかるのかもしれないけれど、そんな勇気は私にはない。 いつもは平然と出入りしている部室のドアを開けるのが、怖い。 「あっ、あのさぁ~。えーと、お、俺さ!そろそろ、勉強するから帰るわ!わりぃな!」 「ええ~、もう帰っちゃうんですか~?じゃあ、続きは明日にしましょう。明日もよろしくお願いしますね。高坂先輩」 まずい。足音がこっちに向かってくる。 このまま二人と鉢合わせなんて気まず過ぎるわ。 私が慌ててドアから離れようとしたその時- 「な、なあ。このことはさ、その・・・アイツには内密に・・・・・・」 「アイツって・・・・・・五更さんですか?」 不意に自分の名前が聞こえてきて、思わずまた聞き耳を立ててしまう。 「そうだ。お前も知ってると思うが・・・・・・俺とアイツは、つ、付き合ってるんだ」 「ああ・・・・・・・・・ええ、そうでしたね。そんなことは知っています」 今の先輩の発言で、明らかに彼女は機嫌を損ねた様子だ。 どうして?私と先輩が付き合っていると何か不都合なことがあるの? 「だからさ、その・・・俺が・・・・・・その・・・こんなことをやってるってアイツが知ったら・・・・・・・・・」 「・・・わかりました。この件は五更さんには『まだ』内緒にしておきます」 どうして私には内緒にしようとするの? 仲間外れにするつもり? それとも・・・私には言えないの・・・・・・・・・? 「おい!『まだ』って何だよ!?いずれはバラすってことか!?」 「ええもちろん。五更さんには、二人の禁断の愛の完成版を見せ付けちゃおうかなぁなんて思ってまして。うへへへへ・・・」 もう嫌だ。これ以上二人の会話を聞きたくない。 「わかってねえ!お前全然わかってねえだろ!」 最後に聞いた先輩のこの言葉の直後に、ガチャッと音が聞こえた。 ドアノブに内側から手がかけられたのがわかって、私は急いで駆け出した。 後ろから焦った様子の先輩の声が聞こえたような気がしたけど、そのまま走った。 校門を出るまで、後ろは振り返らなかった。 276 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 46 21.10 ID i6qCzY5k0 [10/19] ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「・・・かぎ・・・れは・・・・・・えを・・・」 「高坂先輩、もう少し大きな声ではっきりとお願いします」 んなこと言ったってな、俺にだって恥じらいってもんがな・・・ 「あ、かぎ、お、れは・・・お、お、おまっ」 「先輩!」 怒るなよ!人の気も知らないで! えーい!!!こ、こうなりゃヤケクソだ! 「赤城。俺は・・・俺は・・・・・・・・・俺はお前を愛してる!」 「きゃあああああああああああああ!!!せんぱぁぁぁぁぁぁい!!!!!」 ぐぁああああああ~!!!!!恥ずかしすぎる~!!!!!! 「お、おい!声を落とせ!誰か来たら色んな意味で二人ともヤバいだろ!」 「・・・す、すみません。私としたことが取り乱しちゃいました・・・・・・・・・・・・・・・。」 慌てて瀬菜は声のトーンを落としたが、その口調からは興奮が一切拭いきれていなかった。 「こ、この後、『“赤城”じゃなくて・・・“浩平”だろ?“京介”。』っていうお兄ちゃんのセリフが入ります。 えへへ・・・ですから次の高坂先輩のセリフは・・・・・・」 なあ瀬菜、頼むから赤城のセリフをそんなにエロティックに言わないでくれ・・・さすがに気持ちわ(ry ってだあぁぁぁ!!!何なんだこの羞恥プレイは!!!!! 277 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 48 02.28 ID i6qCzY5k0 [11/19] ――話は30分前くらいに遡る。 授業が終わってから、俺は瀬菜との約束通りまっすぐゲー研の部室に行った。 ん?俺に放課後練なんてないぜ? さっきも言った通り、さすがに3年で放課後練習してるようなクラスはほんの一部だけだ。 「赤城~?いるか?」 「あっ、高坂先輩!わざわざ来ていただいてありがとうございます!」 瀬菜は部室のPCで何かのゲームを起動している。 ・・・ってなんだ。またBLゲーか。男二人が半裸で抱き合ってるよ・・・。 あれ?でもなんかこの二人のキャラ、どっかで見たことあるような・・・・・・・・・? これってまさか・・・・・・・・・・・・・・・いや、どう見ても。 「俺と赤城・・・・・・だよな!?」 確か瀬菜は以前にもゲー研部員をモチーフにしたガチホモゲーを作っていたが、なんか前よりもリアルになってるんだが。 「やっぱりわかりますか?そうです。このキャラは高坂先輩とお兄ちゃんをイメージして作りました。ちなみに、お兄ちゃん×高坂先輩です」 もうなんか嫌な予感しかしねえ。 でも、一応聞かなきゃダメか? 「それで・・・俺に話っていうのは・・・・・・・・・」 「あ、それは・・・・・・その・・・・・・お話っていうかお願いで・・・」 なんかモジモジしてるお前を見てると益々いやな予感がしてきたな。 そしてその予感は見事に的中することとなった。 「そ、その、高坂先輩に、先輩モチーフのキャラの声優をやって欲しいん・・・・・・です」 「ええええええええええ!?」 ちょっと待ってくれ。いつもと雰囲気の違う後輩に呼び出されたと思ったら、 『ガチホモゲーの声優をやってください』だとぉぉぉぉぉぉ!? とんでもねえ飛び道具だろ! いや、だがむしろ相手が瀬菜って時点で俺も予測しておくべきだったのかもしれないが・・・。 278 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 48 39.28 ID i6qCzY5k0 [12/19] 「これはサンプルみたいなものなんですけど・・・・・・。 うまくいったら部長と真壁先輩にも協力してもらって・・・本格的に作ってみようかな、なんて考えてまして・・・・・・うへへへ・・・」 完成版計画まであるのか! しかもお前、腐女子だってことは隠しておきたいんじゃなかったのかよ!? 完全に自滅に向かってるぞ!それともアレか、ついに欲望に負けちまったのか!? 「えっ!?いや、ま、待て待て待て待て!俺にも一応メンツっていうか世間体っていうもんがだな!」 だいたいにして俺が声をあてるってことは赤城もってことだろ? 赤城だってこんなのOKするわけが・・・・・・・・・ 「お願いします!お兄ちゃんはいいって言ってくれたから、あとは高坂先輩の声だけなんです!」 ですよねー。赤城が妹からの頼みを断るわけがないか・・・。 「あ・・・・・・いや・・・・・・あ~・・・・・・」 まずい!なんとかして、なんとかして言い訳を探すんだ!俺! 「そ、それにお前さ!今朝、『そんなに長くはお時間いただきませんから』って言ってただろ! これメチャクチャ時間かかるんじゃないのか!?」 「安心してください。フルボイスにするつもりはありません。重要なシーンだけちょこちょこっと生ボイスを・・・・・・」 瀬菜が慌てて補足を付け加える。 そうか。フルボイスじゃないのか。それなら少しは安心だな。 ・・・ってそういう問題じゃねえ! 「いや・・・・・・でも・・・・・・それはさすがにさ・・・・・・」 明らかに戸惑っている(というか嫌がっている)俺の様子を感じ取ったのか、 瀬菜の顔が段々と曇ってきた。 すると突然、 「やっぱりダメ・・・・・・ですか?・・・・・・ううっ・・・・・・・・・ふえっ・・・・・・ひぐっ・・・・・・・・・」 「うおっ!ちょ、待てっ!」 ・・・瀬菜の天気予報は曇りのち雨だったようだ。 「お兄ちゃんがぁ・・・せっかく・・・・・・ぅえっ・・・応援ッ・・・してくれたのにッ・・・・・・ううう・・・」 「泣くなって赤城!泣かないでくれ!」 女の子の涙ってなんかズルいよな。 なんかこう、言うこと聞いてあげたくなっちゃうだろ? 瀬菜が相当気合を入れて作ったであろうBLゲー。 自分が協力したのに俺が断ったなんて赤城が知ったら・・・・・・。 しかもそのせいで瀬菜を泣かせたなんて知られたら・・・・・・俺が赤城にガチで殺されかねん! たとえ命が助かったとしても修羅場は避けられないだろう。 ・・・よし、俺も男だ。ココは覚悟を決めるしかねえ!・・・・・・・・・のかよ!?誰か他に方法があるなら教えてくれ!頼むから! 男だからこそやりたくねえんだよ!!! 「わ、わ、わ、わかった!や、やる!やらせてください!だからもう泣き止んでくれ!」 結局、俺は折れた。心の中で一筋の涙が流れたような気がしたのは気のせいじゃないはずだ。 「ほ、ホントですか高坂先輩!?ありがとうございます!!えへへ・・・よかった~」 瀬菜はさっきまでの泣き顔が嘘のようにパッと目を輝かせている。 お前、まさか本当に嘘泣きしてたんじゃねえだろうな? 279 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 50 13.37 ID i6qCzY5k0 [13/19] ・・・とまあ、こうして俺は人生初となるBLゲーのアテレコに挑戦することになったわけだが・・・・・・・・・ 「先輩、次はちょっとエッチなシーンのセリフなんですけど・・・・・・うへへ・・・」 瀬菜・・・・・・・・・。耳元でハアハアすんのやめてくれないか? もうヤだ!とりあえず今日はもうムリ! よし、どうにかしてこの場から逃げ出さねえと・・・・・・・・・。 「あっ!お、俺さ!そろそろ、勉強するから帰るわ!」 「ええ~、もう帰っちゃうんですか~?じゃあ、続きは明日にしましょう。明日もよろしくお願いしますね。高坂先輩」 はあ~。ようやく解放されたぜ。 ってまた明日だと!? うう。とりあえず今夜は全力で明日の対策を練ろう。 ・・・・・・アイツ、もう練習終わったかな? ・・・・・・・・・ん? って待った待った! 帰る前にこれだけは絶対言っておかないとダメだろ!? 「な、なあ。このことはさ、その・・・アイツには内密に・・・・・・」 「アイツって・・・・・・五更さんですか?」 「お前も知ってると思うが・・・・・・俺とアイツは、つ、付き合ってるんだ」 「ああ・・・・・・・・・ええ、そうでしたね。そんなことは知っています」 急にそんな機嫌悪そうにすんなよ・・・ 悪かったな!俺と赤城のイチャイチャを妄想してる最中に現実に引き戻すようなこと言っちゃってさ! 「だからさ、その・・・俺が・・・・・・その・・・こんなことをやってるってアイツが知ったら・・・・・・・・・」 「・・・わかりました。この件は五更さんにはまだ内緒にしておきます」 ふう・・・・・・。瀬菜、空気読んでくれてありがとよ。・・・って『まだ』だと!? 「おい!『まだ』って何だよ!?いずれはバラすってことか!?」 「ええもちろん。五更さんには、二人の禁断の愛の完成版を見せ付けちゃおうかなぁなんて思ってまして。うへへへへ・・・」 だ、ダメだこの腐女子・・・・・・・・・・・・・・・。 「わかってねえ!お前全然わかってねえだろ!」 もういい!こうなったら何としてでもこのBLゲーの完全版は阻止してやる! ま、まずはコイツの兄を何とかして味方にしねえと・・・・・・・・・。 悲壮な決意を胸に、俺は部室のドアノブに手をかけた。 すると、それとほぼ同時に、ドアの向こう側で誰かがスタートダッシュした音が聞こえた。 俺は一瞬で自分が冷や汗かき始めたのがわかったね。 どこのどいつだよ!?聞き耳なんて立ててやがったのは!? お前相当な悪趣味だぞ!?・・・・・・・・今の俺が言えた義理じゃないけどよ・・・orz 俺は急いでドアを開けて、足音が遠ざかっていく方に目を向けた。 盗聴犯はこっちを振り返りもしないで逃げていく。 ・・・・・・ってあれ?あの後ろ姿って― 「アレって・・・・・・五更さんですよね?もしかして・・・・・・全部聞かれちゃってたんでしょうか・・・?」 あー。なんかもう冷や汗も引いちゃったよ。うん。 280 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 51 48.93 ID i6qCzY5k0 [14/19] 瀬菜は黒猫に聞かれていたことを気にかけてくれたが、俺は強がって平静を装い一人で帰路についた。 辺りはすっかり夕方。 朝はちょっとだけすがすがしく思った道も、今は全然魅力を感じない。 それは急に蒸し暑くなった気温のせいだけじゃねえ。 やっちまった・・・・・・最悪だ・・・・・・・・・・・・・・・。 ただでさえ喧嘩して向こうは俺を拒否してんのに、人生初となるホモゲーの声優デビューを聞かれちまった・・・・・・・・・・・・・・・。 おまけにわりとガチなテンションの時に。 しかもアイツはBLに結構抵抗あるみたいだし。 こりゃもう全速力で逃げられたのも全然納得できるレベルだ・・・・・・・・・・・・。 家に着いて自分の部屋で寝転んでからも考えることは同じ。 はあ~。 俺は何度目かの大きな溜息をついた。 いや、溜息というよりは唸っていると言ったほうがいいのかもしれない大きさだ。 まさかよりによってこんな形で彼女に愛想つかされるなんて、俺はこれからどうすればいいんだろう? それによくよく思い出してみれば、そもそもアイツが機嫌悪くなった原因も、俺がマスケラのことで出しゃばったからだったような・・・。 アイツに勧められてDVD漁りだして、ちょっと詳しくなったからって得意げに話合わせようとしたから・・・。 だいたい何で俺は怒って帰っていくアイツを止めなかったんだよ!? つまんない意地張ってねえで追いかければよかっただろ!!! 結局、こうなったのも全部俺のせいか。もう自分が嫌になってくるな。 ドッドッドッドッド・・・・・・ ん?足音か? バタン! 「うっさい!何でさっきから溜息ばっかりついてるワケ!?部屋の外まで聞こえてるっつーの!」 突然部屋のドアが開いて妹様が攻め込んできた。 だから毎回毎回ノックくらいしろってんだよ。 それにしても、ドア一枚挟んだくらいじゃ溜息まで聞かれちまうのか。 じゃあやっぱりさっきのも部室の外まで聞こえてる・・・よな・・・・・・ 「な・・・何の用だよ?」 「別に。あんたのデカすぎる溜息がうるさかったから文句言いに来ただけ」 「ああ、そうか。そいつは悪かったな」 普段とは違う俺の様子に気がついたのか、意外なことにあの桐乃が食いついてきた。 「それにしてもあんた・・・・・・どうしたのよ?なんか尋常じゃないくらいテンション低いじゃない」 俺はひたすら黙りこくっていた。 こいつに相談しても盛大に爆笑されて終わるだけだ。 「わかった。この間の模試の結果サイアクだったんでしょ?」 「それとも・・・お父さんに殴られるようなことやらかしたとか?」 突然『俺のテンションが低い理由当てクイズ』を始める桐乃。 桐乃よ、確かにその二つは幾度となく経験したことあるけど間違いだぜ。 「黙ってないで何とか言いなさいよ!せ、せっかくこのあたしが話しかけてやってんのよ!? じゃあ・・・黒いのと喧嘩でもしちゃったとかぁ?」 桐乃がイタズラっぽくにやけながらモロに俺の心の傷口に踏み込んできた。 ああそうだよ!その通りだよ! おまけに状況は更に悪化しちまったよ!(泣) 281 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 53 01.92 ID i6qCzY5k0 [15/19] 明らかに動揺した俺を見て察したのか、桐乃の表情も少しだけ変わったような気がする。 「えっ・・・もしかして・・・・・・図星・・・なワケ?」 「・・・・・・ああそうだよ。ご名答だ」 「なっ、何で!?も、もしかしてエロ本!?ベッドの下のエロ本がバレたの!?ねえそうなの!?」 コイツ何でこんなにエロ本に食いつくんだ? 「ちげーよ」 そう言うと桐乃は若干安心したかのような素振りを見せた。 一体なんだってんだよ? 「あ、あっそ・・・。そ、それじゃあ、あの邪気眼厨二病に愛想つかされるとかどんだけイタいことしたのよ?」 「・・・・・・・・・・・・。」 そうだよなぁ・・・・・・。 付き合いたての彼氏がホモゲーの吹き替えなんてしてたら、さすがにヒクよなぁ・・・・・・・・・。 「な、何よまた黙り込んじゃって!・・・・・・心当たりあるんだ。キモッ」 「結局お前は何が言いたいんだ?他に用がないなら出てってくれよ」 別にカッコつけるわけじゃないけど、今は一人にして欲しい。 しかし、俺の願いとは裏腹に、桐乃はいきなり中で何かが爆発したかのように一気にまくしたててきた。 「あーもうウザい! そんなに黒いのと仲直りしたいんだったらウジウジしてないで電話するだの家に行くだの、何でもすりゃいいでしょ!? と、隣の部屋にそんな死人みたいなのがいたらこっちまでテンション下がってくんのよ!」 ・・・そうだ。 あれ以来、俺はまだ黒猫と一回もちゃんと話してない。 ましてや喧嘩のことを謝ってすらいねえ。 例のことだってちゃんと説明すれば・・・・・・・・・。 どんよりするのは面と向かってフラれてからでも遅くはないはずだ。 「桐乃・・・・・・・・・あ、ありがと・・・な。」 「は、はあ?な、何であんたから礼なんて言われなくちゃならないのよ?キモッ!ウザッ!」 妹様はその後もかなりひどい罵声を俺に浴びせながら俺の部屋から出て行った。 どうやら、愛すべき妹達が待っている自室へと帰っていったようだ。 ・・・あいつって、何だかんだでいいとこあるよな。 桐乃、ホントにありがとよ。今度なんか奢ってやるからな。 心の中で桐乃への礼を済ませた後、俺は少し緊張しながら携帯電話を取り出した。 今度こそ、黒猫にちゃんと伝えよう。 282 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 54 25.28 ID i6qCzY5k0 [16/19] ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 自然と急ぎ足で家に着いた頃には周りはもう薄暗くなっていた。 少し息切れして帰ってきた私を心配してくれた妹達には、 「体育祭の練習に付き合わされていたの。それに、今日は特別日差しが強かったから魔翌力の消耗が激しかっただけよ」 と、半ば無理にごまかした。 信じてもらえたかどうかはわからないけれど。 そして私は自分の部屋に入って机の椅子に腰掛けると、少しずつさっきの出来事を思い出してみた。 でもあれだけじゃ・・・その・・・・・・だ、断定は出来ないわ!何かの間違いかもしれないじゃない! そ、そうよ。そんなこと有り得ない。 だって先輩と瀬菜がそんな・・・・・・・・・・・・・・・。 『ねえねえ。リア充になったあんたに、兄貴の秘密教えてあげよっか?』 その時不意に、頭の中にニヤッした彼の妹の声が響いた。 ・・・そういえばあの子が言っていた。 先輩のベッドの下にある“お宝”には、『巨乳で眼鏡をかけた女性』ばかりが写っていると。 『両方ともあんたには無縁じゃんww大丈夫なの?wwwwww』 なんてからかわれたことを思い出す。 眼鏡はともかく、きょ、巨乳・・・・・・・・・ ここで私は、頭の中で自分の裸体を思い描いて小さな溜息をつく。 ・・・残念ながら、どちらの要素もやはり私にはないものね。 今までは田村先輩にばかり嫉妬していて、瀬菜も条件に十分合致しているということを忘れかけていたわ・・・。 それに・・・・・・。今までの行動から見ても、彼はどうも年下を好んでいる傾向があるような・・・・・・。 私の中で状況がどんどん悪い方に進んでいく。 思い返してみれば、彼は妹の影響で今でこそオタク文化を理解し始めているけれど元々そういうものとは無縁な人間。 その・・・・・・恋人ととまではそんな話はしたくないのかもしれないし、恋人が重度の厨二病だったら嫌悪感を抱くかもしれない。 もしかしたら、私のアニメの話題やアニメキャラの口調にだって今まで無理をして付き合ってくれていたのかもしれない・・・・・・・・・。 で、でも、それを言うなら瀬菜だって― 彼女だって・・・・・・・・・彼女も・・・・・・・・・・・・・・・。 ――いいえ、彼女は一応腐っていることを周りには知られないように努力しているのよね・・・。 283 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 56 04.78 ID i6qCzY5k0 [17/19] ~♪♪♪ 急に机の上の自分の携帯が鳴り出して、私はビクッと一瞬身を固めた。 この音楽は漆黒のテーマ。 私のお気に入りのBGMの一つ。 そして・・・。 着信:『高坂京介』 そして、彼専用の着信音。 早く出なければ。 これはチャンスよ。 彼から直接聞いてみるのが一番早いはずだわ。 ぐずぐずしていたらまた話す機会を失ってしまうわよ。 ・・・でも、電話に出るのが怖い。 勿論、彼がそんな不誠実な真似をするとは思っていない。 彼はただでさえ嘘が下手だし、ましてや悪意のある嘘をつくような人ではないもの。 私は彼を信じたい。いいえ、信じてる。 でも・・・ もしもアレが私の勘違いなんかじゃなかったら? もしも本当に彼に嫌われてしまっていたら? もしも私の不安を彼の口から決定付けられてしまったら? そんなの絶対に厭だ。 これ以上、彼との関係を崩したくない。 新しい情報が入ってくるのが怖い。 私が躊躇しているうちに、漆黒のテーマはぷつりと鳴り止んでしまった。 今度は大きな溜息をついた。 いつもはあれだけ強がれるくせに、自分は肝心な時になんて臆病なんだろう。 しばらくの間机から動く気にはなれなかった。 「ルリ姉ぇ~。ご飯まだぁ?お腹空いちゃったよ~」 妹の声にハッとして時計を見た。 いけない、もうこんな時間― 私は気を持ち直し、慌てて夕食の支度をするために台所へ向かった。 夕食の準備は上の妹も手伝ってくれたので無難に済ませることが出来た。 ありあわせで急遽作った食事だったのだけれど、わりと好評のようね。 下の妹は「ねえさま、とってもおいしいです」なんて言ってお代わりもしてくれた。 慰める、という意味でも自分を少し褒めてあげたいわ。 食事が終わって一気に睡魔に襲われたのか、下の妹がウトウトし始めている。 完全に眠ってしまう前にこの子をお風呂に入れようかと考えたその時、 ピ~ンポ~ン。 突然インターホンが鳴った。 両親が帰ってくる時間にしては早すぎる。 こんな時間に誰かしら? 夜の来客は何となくドキドキするものね。 「・・・・・・はい。」 しかし相手の声を聞くと、私のドキドキは一気に加速した。 「高坂・・・です。」 先・・・・・・輩・・・・・・・・・? 284 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 58 15.78 ID i6qCzY5k0 [18/19] ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 俺は今、五更家の前に来ている。 決死の思いでかけた電話はまたまたスルーされちまって正直へこんだが、俺はさっき決めたんだ。 黒猫にちゃんと伝えよう、ってな。 そう思って気持ちに任せて家を飛び出した。 こんな時間に親に断りもせず勝手に家を出たわけだから、帰ったらパンチを覚悟しなけりゃならんかもしれんが。 とてもいい感じの風が吹いている。 夕方は蒸し暑く感じた気温も、今はむしろ半袖の俺には涼しすぎるくらいだ。 こんな好条件も手伝ってか、自転車をすっ飛ばすと普段は歩いて30分くらいのところを10分くらいで着くことが出来た。 勇気付ける、っていう意味でも自分をちょい褒めてやりたい。 俺は軽く深呼吸した後、インターホンを押した。 初めてこの家に遊びに行った時より緊張してるかもしれない。 ―今度は、ちゃんと出てもらえるかな? ピ~ンポ~ン。 「・・・・・・はい。」 少々の間があった後、応対してきたのは間違いなくアイツの声。 「高坂・・・です。」 自分の中では精一杯無難な感じを装ったつもり。しかし向こうは何も言ってこない。 また応対拒否されるんだろうか? そう思って俺が若干不安に駆られたその時― 「何の・・・御用かしら」 ようやくだ。ようやく会ってくれた。 見慣れた五更家の玄関から、若干俯きながら黒猫が出てきた。 月明かりに照らされたこいつの黒髪と真っ白な肌はとても綺麗だ。 思わずここに来た目的を忘れて見とれちまってたくらいだよ。 「それで?何の御用かしら、と聞いているのだけれど」 こいつなんか疲れてるのかな?いつもより覇気がなくて声が小さいような・・・。 それとも怒ってるんだろうか・・・? 「お前に・・・・・・話があるんだ」 「・・・だからと言ってこんな遅くに訪ねてくるなんて、私の都合も考えてほしいものだわ」 「いや・・・・・・それは・・・すまん」 こころなしかお得意の嫌味にも勢いがない気がする。 「そ、それで?早く用件を話して頂戴。私だって暇じゃな・・・」 「ごめんっ!」 黒猫の言葉を遮り、俺は勢いよく深々と頭を下げた。 地面しか見えないから相手がどんな顔をしてるのかはわからない。でも続けた。 「全部俺が悪かった!つまんねえ意地張ってお前のこと怒らせて、しかもほったらかしたりしてホントにごめん!」 まだ黒猫は何も言わない。 「でも・・・あれは・・・・・・その・・・き、昨日のは、瀬菜に泣きながら頼まれたから仕方なくっ」 「・・・・・・・・・グスッ」 いきなりすすり泣きが聞こえてきて、今度は俺が言葉を遮られた。 おそるおそる顔を上げて黒猫の方を見ると、なんと涙目になってこっちを見ている。 ・・・俺、なんかまずいこと言っちゃったか? 285 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/07(月) 23 59 37.22 ID i6qCzY5k0 [19/19] その時、黒猫が戸惑っている俺の胸に飛び込んできた。 俺の服をギュッと掴みながら完全に泣いてしまっている。 震えている声が何とも切ない。 「・・・・・・・・・私は厭・・・」 「・・・黒猫?」 「あなたが私の元を離れていくのが厭・・・・・・」 俺がお前から離れる? 「わ、わたしは、眼鏡もかけてないし、巨乳でもないけど」 「おい、お前どうしたんだよ?」 「あなたと一緒にいたいの!だから捨てないで!」 「俺がお前を捨てるわけねえだろっ!」 「あなたが気に食わないって言うならコスプレもやめる。アニメの話し方も直すわ。だから・・・。」 「そんなこと俺は思ったことねえよ!俺だってお前とアニメの話すんの何だかんだで結構楽しいし!だからそんな風に言うな!」 俺は思わず大声を出していた。 正直こいつが何でいきなりこんなことを言い出したのかはわからない。 でも、こんなことはもう言ってほしくなかった。 「本・・・当・・・・・・?」 涙を浮かべた顔でおそるおそるこっちの様子を伺う黒猫。 それを見て俺は我慢出来なくなり、黒猫を強く抱きしめて叫んだ。 近所迷惑?知るかそんなもん! 「俺は・・・俺はありのままのお前が好きだ! すげえ厨二病でイタいことばっか言うし、言い方もキツいけど・・・・・・ でもホントは誰よりも素直で優しくて頑張り屋で!俺や、桐乃のこともめちゃくちゃ大切に思ってくれてる! 俺は!そんなお前が大好きだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 黒猫は一瞬驚いたように固まっていたが、すぐに最高の返事を返してくれた。 「わ、私も・・・・・・・・・。へタレで鈍感でデリカシーの欠片もないけど・・・・・・そんな先輩のことが好き。大好き!」 286 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 00 01 15.94 ID gs4qd4nG0 [1/5] 街灯に照らされた五更家の真ん前で、俺達はしばらくの間抱き合っていた。 黒猫の体はとても温かくて心地いい。 こいつを抱いてるとすげえ安心出来る。 トータルたった3日くらいとはいえ、空白の時間があったから尚更なんだろうか。 ・・・どのくらい時間が経ったんだろう? なんか1時間くらいこのままでいる気がするけど、こういう時って案外そんなに経ってないんだよな。 我に返って見るとこの状況が急に恥ずかしくなってきた。 後々これは、『思い返すと死ぬほど恥ずかしくなる思い出ベスト3』に入るんじゃないだろうか? 俺は照れ隠しの意味も込めてさっきさり気なく感じた疑問をぶつけてみることにした。 「な、なあ・・・。お、お前さぁ、さっき・・・その・・・巨乳だの眼鏡だの言ってたけど・・・・・・」 いきなり話しかけられてビクッとしていたが、黒猫は俺の胸に埋めていた顔を上げて恥ずかしそうに答える。 「だって・・・あ、貴方の妹が・・・・・・。」 「なっ!?桐乃が!?」 あの野郎・・・・・・。 だからさっきベッドの下のエロ本に異常に食いついてたのか! もしかしてアイツ、自分のせいで俺らが喧嘩したんじゃないかって気にしてたんじゃ・・・? ってそりゃねーよな。いやいや、アイツに限ってそんな・・・・・・。 ちなみに同時刻、何故か桐乃が盛大なクシャミをしていたということを俺は知らない。 それからまた俺たちはずっとそのままの体勢から動かずにいたが、しばらくして、 「ね、ねえ先輩・・・。その・・・瀬菜のことは・・・・・・」 何故か少し思いつめた様子で黒猫がこう切り出してきた。 そうだった!そのことすっかり忘れてたぜ。 だがこうなった以上、瀬菜には悪いが・・・・・・。 「あ、ああ。悪かったな。嫌な思いさせちゃって・・・。 俺、アイツにちゃんと言うよ。『やっぱあの約束なかったことにしてくれ』ってさ」 「わ、私も!私も一緒に行くわ!」 「え゛!?な、なんで!?」 何でお前そんなに必死なんだ? 黒猫は消え入りそうな、そしてどこか寂しそうな口調で言った。 「その・・・・・・貴方が彼女とか、関係を持ってしまった責任の一端は、私にもあるのだから・・・・・・」 「い、いやいやいやいや!お前は来なくていいよ!ホモゲーの吹き替えごときでそんな大袈裟な・・・・・・・・・って、え!?関係!?」 「ホ、ホモゲーですって!?」 「・・・・・・・・・え?」 「・・・・・・・・・え?」 287 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 00 04 13.67 ID gs4qd4nG0 [2/5] ・・・こうして無事に黒猫の多大な勘違いが明らかになった。 全てが上手く繋がって、そのあまりにベタすぎる勘違いに俺は思わず吹き出してしまった。 「えっ、お前そんな風に思ってたのかよ?あっはははははははは・・・」 「な、何が可笑しいというの!?少しはこっちの苦労も考えて頂戴!」 だってさ・・・ホモゲーのアテレコと浮気現場を勘違いしてたなんて、なあ? 「でもよ・・・。だいたいにして真っ先に浮気を疑われるなんて、俺ってそんなに信用がないのか?」 「あ、あれは状況が状況だったし!そ、それに貴方だって!」 必死になって言い訳してるお前も可愛いな。 ニヤニヤしている俺に気がついたのか、黒猫は怪訝そうな顔でこっちを睨んだ。 「先輩。何を余裕ぶっているのかしら?話がこれで落ち着いたと思っているなら、それは大きな過ちだわ。」 「えっ?それってどういう・・・・・・」 「私と正式に主従関係を取り戻したいと願っているなら、条件があるわ。」 なっ、なに!?これでハッピーエンドじゃねえのかよ!? しかもあえてツッコまんが主従関係だと!? 「目に見えてうろたえているようね。さすが人間風情は甘いわ。それでよく18年もの間生きてこられたものね・・・・・・。」 俺は確かにさっき言ったぜ?『ありのままのお前が好きだ』ってさ。 でもこれは開き直りすぎだろ!? 「条件は・・・・・・。」 「お、おう」 またコイツのことだからとんでもないこと要求してくるんじゃ・・・。 「も、もう絶対に私に隠し事はしないで頂戴。隷属である貴方が、主人である私に隠し事なんて絶対に許さないわ。 これはその・・・・・・“契約”じゃなくて“約束”よ。」 か、か、可愛い・・・・・・。 こいつ・・・その気になりゃあこんなに素直になれるんだな。 よし、そんなら俺だって。 「ああ、わかった。約束する。もうお前に隠し事はしない。じゃあさ・・・俺からも一つお願いしていいか?」 「なっ、何を言っているの!?じ、条件を出しているのは私の方なのに、貴方からなんてっ」 お前こそ『目に見えてうろたえているようね』なんて人のこと言えた義理かよ。 「だって“俺たち”が関係を戻すんだから俺ばっかり言うこと聞くのは不公平だろ?」 「そ、それは・・・・・・そうだけど・・・。」 黒猫は少し悔しそうで、かつ心配そうな表情をしている。 そんな顔しなくても雰囲気ぶち壊すようなことは言わねえって! 「まあまあ落ち着けって。まずは聞くだけ聞いてくれよ。 えーっとさ・・・・・・あ、明日からは毎朝迎えに来てもいいかな?一緒に学校行こうぜ。」 「えっ!?」 俯いていても、こいつの顔が真っ赤になっているのがわかる。 ・・・まあ、俺も人のことは言えないんだけどな。 「それで?聞き入れてもらえるのか?女王様?」 「え、ええ・・・・・・・・・いいわ。これで、交渉は成立よ。それじゃあ・・・。」 そう言うと黒猫は、ピンクに染まった頬をしながらゆっくり目を閉じた。 「“約束”の・・・・・・証を示して頂戴・・・・・・」 これは・・・そういうことでいいんだよな? 俺も静かに目を閉じた。 もっとも、心臓の鼓動はかなりうるさかったけどよ。 そうして俺たちは、長い長い“約束の証”を交わした。 288 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 00 06 07.97 ID gs4qd4nG0 [3/5] ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 昨夜、先輩が家に訪ねて来た時は正直とても驚いた。 同時にとても怖かった。 だから先輩に応対するのは、私の中では勇気を振り絞った行動だった。 心の準備なんて何も出来ていなかったから。 彼の口から私が恐れていた言葉が出てくるんじゃないかって不安だったから。 あの時の私は、事態を最悪な方向にしか考えられなくてネガティブな感情に押し潰されそうになってしまっていた。 そして、気付いたら自分の気持ちを抑えきれなくなっていた。 でも・・・・・・そんな私を彼は優しく抱きしめてくれた。 昨日は改めて彼の気持ちと自分の気持ちを確認することが出来て、とっても安心出来た気がする。 ・・・少し、気恥ずかしさもあったのだけれどね。 家に帰った後の妹達のニヤニヤ顔といったら! それに絶対にあれは近所に丸聞こえだわ・・・・・・・・・。 そして今私は、昨夜の約束通り先輩と一緒に登校している。 その・・・・・・ふ、二人で手を繋ぎながら・・・・・・・・・。 ご、誤解しないで頂戴っ。彼から私に頼んできたのよ。 も、勿論、最初は私は断るつもりだったわ? 公衆の面前でそんなことっ、は、ははは恥ずかしいじゃない!? でも・・・・・・今の私はとても幸せだ。 顔が緩んでいくのを止めるのに精一杯なくらい。 ・・・結局、すべてが私の取り越し苦労だったのよね。 そう考えると何だかドッと疲れてくるし、何だか屈辱的だわ・・・。 だ、だってあんなの完全に単なる私の被害妄想じゃない! あんなにくだらないことであんなに取り乱していたなんて!は、恥ずかしい・・・。 ・・・それにしてもあの魔眼遣い。無邪気で私をここまで狼狽させるなんて恐ろしい相手だわ。 この借りは大きいわよ?覚悟することね。いつか必ず貴女に不幸の星を落としてあげるわ・・・。フフフ・・・。 「高坂せんぱ~い!五更さぁ~ん!」 「げっ!?赤城!?」 丁度その時、瀬菜がこっちに元気よく走ってきた。 先輩、友人の妹相手にビビりすぎよ? それにしてもなんという絶好のタイミングで現れるのかしら。 「・・・高坂先輩。この間のこと、五更さんは・・・・・・」 「ん?ああ・・・それならもう完璧に大丈夫だぜ!」 私の方をチラチラ見ながら遠慮がちに先輩に耳打ちする彼女に、彼はこっちを振り返ってから心底嬉しそうに答える。 「なーんだ。よかった!それだったら・・・・・・・・・。五更さん。ちょっと高坂先輩をお借りしても?」 「え、ええ。」 この子は本当にまったく無意識のうちに私達二人をあそこまで翻弄したのね。 さすがは魔眼遣い、油断のならない存在・・・・・・・・・。 「って何で逃げようとしてるんですか高坂先輩!今日も収録手伝ってくれるって約束したじゃないですか!?」 「あのなぁ・・・赤城・・・そのことなんだけどよ。悪いんだけど・・・・・・・・・」 先輩は申し訳ないようなホッとしたような調子で、なんとか彼女の御機嫌をとろうとしている。 「あら?手伝ってあげたら?先輩」 「へ?いや、でも」 先輩がさも意外そうな顔でこっちを見た。 「例えどんなに邪な“契約”でも、それを途中で破棄しようとするなんて、貴方のポリシーに反するのではなくて?」 「いや、まあそれはそうだが・・・・・・・・・」 『呆れるほどのお人好し』。 それが彼のいいところでもあるのだから、私に遠慮なんてしてほしくない。 本当は、私だけを見てほしい、という独占欲の塊のような気持ちも少しあるのだけれど。 289 名前:『俺たちのすれ違いがこんなにベタなわけがない』[sage] 投稿日:2011/03/08(火) 00 07 15.09 ID gs4qd4nG0 [4/5] 「ふふ・・・。これで五更さん公認ですね。さあ、高坂先輩!今日はたっっっくさん喘いでもらいますからね!うへへへ・・・・・・」 「うげえっ!?そんなシーンまで録るのかよ・・・・・・」 ・・・でも、この場合は逆効果だったかしら?悪いことをしちゃったわね、先輩。 「先輩、やっぱり私も一緒に行くわ」 「んなっ!?何でお前が来るんだよ!?そのことはもう誤解が解けただろ!?」 「随分とつまらないことを訊くのね先輩。そんなこと決まっているでしょう?」 何故って―― 「も、もしかして・・・五更さんもお兄ちゃん×高坂先輩が好きに・・・」 「そ、そんなわけないじゃない!莫迦なことを言うのはそのくらいにしておいて頂戴!」 何故って―― 「・・・追い込まれた先輩の醜態に興味があるからよ。ねえ先輩?せいぜい四苦八苦して私を楽しませて頂戴」 「!?五更さんって・・・かなりのSですね・・・・・・・・・」 「クソッ・・・彼氏のホモボイス収録風景見て何が楽しいってんだ!?この、ドS猫!!!」 私の方をいかにも恨めしそうな目つきで見る先輩。 それを見ると思わず自然と笑みがこぼれてしまう。 ねえ、先輩。本当はね。 何故って―― ほんの少しでも、貴方ともっと一緒にいたいからよ。 ・・・なんてこと、今の私じゃ絶対に面と向かっては言えないわ。 や、闇の眷属である私は・・・その・・・・・・あ、あまり火照ると影に帰らなければならなくなってしまうのよ。 でも、もう少しだけ待っていて頂戴。 私が、あと少しだけ素直になれるまで・・・。 (終)
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ウィルコムJAVAアプリ(MIDlet)についてウィルコムJAVAアプリはMIDP2.0準拠 フリーでオープンなMIDP MIDletが使える端末(携帯電話) WILLCOM端末で使えるJAVAアプリ一覧一覧 ウィルコムJAVAアプリ(MIDlet)について ウィルコムJAVAアプリはMIDP2.0準拠 携帯電話で動くアプリケーション(アプレット)は、ドコモのiアプリやauのEZアプリの方が日本国内では通りがいいかもしれません。 ウィルコムの端末に採用されているのはMIDP2.0という規格に準拠したJavaVM(アプレットを実行するためのソフト)です。 MIDP2.0もiアプリもSunMicrosystemsが開発したJAVAというプラットフォームの携帯機器向けのバージョンの仲間ですが、iアプリはドコモが主導で規格を決めているのに対し、MIDPはSunが規格を決めているので世界中の多くの携帯電話で利用することができます。 逆に言うと、MIDPが使えないのは日本の携帯電話くらい、ということになります。 MIDPに準拠したアプレットを普通"MIDlet(みどれっと)"と呼びます。 友達とウィルコム用アプレットの話をするときは「~のみどれっとが...」みたいに言いましょう。 フリーでオープンなMIDP MIDPのアプレット(MIDletと言う)はiアプリのような厳しい制限がありません。 そのため、世界中のたくさんの人がアプレットを自由に作ることができます。 頭がいい暇人の中には(時には頭が悪くても暇が無くても)、ソフトを作りたがる人がいます。 そのうちの何割かはMIDletを作りたがるかもしれません。 そういった人々は自分を作ったソフトを売ってお金を儲けようとはせず、大抵無料でみんなに配ります。 そういった人たちが作ったフリーMIDlet(無料で使えるMIDlet)が世界中にあふれています。 だからゲームや、その他実用的なMIDletなど、ほとんど無料で使うことができます。 (お金がかかるMIDletは何やらすごいことができるものが多い) 作られたアプリを携帯電話にインストールするのもユーザーが自由に行えます。 例えばパソコンでダウンロードしてメールで送ってインストールすることも可能です。 miniSDカードに保存しておくこともできます。 MIDletが使える端末(携帯電話) 海外製の携帯電話の多くは対応しています。 残念ながら、国内で発売されている機種で対応しているものはごく僅かです。 WILLCOM WX310SA WILLCOM WX310J WILLCOM WS003SH WILLCOM WS004SH WILLCOM WS007SH Vodafone 702NK (Nokia 6630) Vodafone 702NKⅡ(Nokia 6680) Vodafone 802SE DoCoMo NM850iG (Nokia 6630) DoCoMo M1000 702NKとNM850iGは中身は一緒のNokia6630です。 回線を提供している会社が違うだけ。 その他、Nokiaが販売している端末(スタンダードモデル)をVodafoneなどで契約して使うこともできます。 WILLCOM端末で使えるJAVAアプリ一覧 一覧 GetJarなどからダウンロードできます。 動作確認とれたものをここに挙げていきます。 動作確認はZERO3でやってるので310シリーズでは動かないのもあるかもしれません。 (310シリーズとZERO3ではJavaVMがちょっと違うから) Opera Mini 携帯電話向けのフルブラウザです。 Opera使ってみたい人向け。 ZERO3はそもそもネイティブアプリとしてあるので必要ないですね。 DL Bomber ボンバーマンのパクりゲーです。 もちろんハド○ンにお金を払う必要はありません...。(笑 DL Tobi-Tris ただのテトリス。 この他にもテトリスが遊べるMIDletはたくさんあります。 DL
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メニュー>サポートクラス>ダンサー>アプリケイション [mA,-,U,-,-,5/MP+;SLx10(1/Sr)] ☆ まずハイMPポーションを、それから《リラクゼーション》を検討したい。その頃にはこのスキルの有用性について十分な知見が得られているはずだ。 マイナー程度の時間で心を安定させられるのは大したものだが。 -- 灯 (2011-12-22 20 34 10) SKGにて、回復量がCL*5点に変化。だいぶ強化された。 枠あたり回復量はリラクゼーションをCL5で追い越す。CL10なら50。緊急回復用に持っておくのは有効だ。 -- 名無しさん (2014-07-03 19 50 09) イケイケ☆ポンポンをたくさん持ち歩けばMPは無尽蔵となるが……? -- 名無しさん (2018-10-28 05 24 54) 名前 コメント
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今日は、お姉ちゃんたちがロンドンから帰ってくる日です。 純ちゃんと和ちゃんと3人で、空港までお迎えに来ました。 お姉ちゃんがいない日が、やっと終わります。 たった5日間だけど、待ち遠しかったなぁ。 4月からお姉ちゃんが大学の寮に入ってしまうと こんな日が毎日続くのかな。・・・今は、考えないようにしよう。 和「あ、出てきたわよ、憂」 純「おおう、皆さんさすがにお疲れ・・・って、はしゃいでらっしゃる!」 憂「あ、お姉ちゃんだ、梓ちゃんも!」 純「・・・近い」 憂「え?」 純「あの2人、近いわ。梓と、憂のお姉ちゃん」 憂「そ、そっかな? 元々仲良しだよ?」 和「・・・ほら、行きましょう、2人とも」 唯「えへへー、帰ってきたねあずにゃーん」 梓「はい! 何だか落ち着きますね」 律「おお我が祖国よ!! 私は今戻ったのだー」 澪「たった5日旅行しただけだろ」 律「なんだよー澪ちゅわんがいちばん喜んでるくせにー」 紬「うふふふふ」 律「律ぅ、見ろよ日本だ! 日本に帰ってきたんだぁぁ!」 澪「ば、何言ってんだ、恥ずかしいだろ!」ゴンッ 律「あいたっ! ったく、日本でもロンドンでも変わらねーな」 唯「ねぇねぇあずにゃん! お土産一緒に整理しようよぉ、あずにゃんちで!」 梓「自分でやってくださいよ、それくらい・・・」 唯「えぇー、あずにゃんのいーけーずー。沢山買ったんだよ、大変なんだよぉ」 梓「買ったのは唯先輩じゃないですか・・・仕方ないですね。手伝ってあげますよ」 唯「ほんと!? わーい、ありがとう、あずにゃーん」ダキッ 梓「きゃっ// もう、やめてくださいよ、唯先輩」 律「おおう・・・おまえらももう、ところ構わずだな」 梓「そ、そんなんじゃありませんっ//」 唯「あれえー、あずにゃんったら照れちゃってかわいー。むちゅちゅー」 紬「いいわぁ、旅が2人の絆をより強く深く結んだのね・・・」 澪「なんだそれは・・・あ、おい、和たち迎えにきてくれてるぞ」 憂「おねえちゃーん!」フリフリ 唯「あ、ういー、のどかちゃん、純ちゃん、ただいまぁ」フリフリ 純「あずさー、おかえり! 皆さんも、お帰りなさい」タタタッ 梓「わざわざ迎えにきてくれたんだ、ありがとう純」 和「おかえりなさい、みんな」 律「たっだいまー! お迎えご苦労であーる!」 澪「ただいま。和、悪いな。純ちゃんもありがとう」 純「い、いえっ。澪先輩、なんだか一段とかっこよくなりましたね」 澪「えっ!? そ、そんなことないけど//」 律「澪ちゅわんはぁ、ロンドンでぇ、オトナになったもんなぁ」 純「ええぇ!? お、オトナって」 澪「この馬鹿りつっ! ち、ちがうんだ純ちゃん何にもないよっ」 純「で、ですよね・・・」 唯「えー何にもないことないよ、たくさんあったよねーあずにゃん!」 梓「はい! すごく楽しかったです!」 純「おぉ・・・梓がハイテンション」 紬「ふふふ、楽しい5日間だったわぁ」 唯「いっぇーい! ロンドンで野外ライブしちゃいましたっ!」 純「そうそう、私たちのコスプレ、見てもらえました?」 梓「あ・・・あれか、くノ一」 和「まったく、さわ子先生にうまいこと乗せられたわ」 憂「えへへ・・でもちょっと楽しかったかなー」 唯「うい、すっごく似合ってたよー!」 憂「ほんとう? ありがとうお姉ちゃん」 紬「和ちゃんも、とってもかっこよかったわぁ」 和「あらありがとう、悪い気はしないわね」 純「・・・わ、私は?」 律「鈴木さんもノリノリだったな」 純「すずきです!って、合ってる!・・・覚えてもらえてた!?」ジーン 和「そうなんだ、あの衣装結局使わなかったのね」 紬「ごめんなさいね。私は着たかったんだけど」 唯「だよねー」 和「まぁ、みんな元気そうでなりよりね」 唯「えへへ、和ちゃんありがとねー」 憂「お姉ちゃん、荷物持つよ」 唯「あ、じゃあ、こっちの鞄お願い」 憂「うん!」 唯「それでね?悪いけど、先帰ってもらってていいかな?」 憂「え?」 唯「あずにゃんちに寄って、お土産の仕分けしたいんだよー」 梓「唯先輩。一度、家に帰ったほうが・・・」 唯「うーん、家に帰ると疲れがでちゃうかもだし」 梓「うちで疲れが出ても困ります!」 唯「あずにゃんは心の癒やしなんだよ、疲れが消えるんだよぉ」 梓「もう・・・唯先輩は我が儘過ぎます」 唯「ね、憂からも言ってよぉー」 憂「う、うん。梓ちゃん、お姉ちゃんああ言ってるし、迷惑じゃなかったら・・・」 和「ちょっと、憂・・・」 憂「いいよ、和ちゃん」 梓「もう。お土産の整理だけですよ?」 唯「わーい、ありがとーあずにゃーん」ダキッ ー平沢家ー 和「憂、あなた唯を甘やかせ過ぎよ?」 憂「でも、お姉ちゃんロンドンでもきっと、頑張ってきたから!」 和「頑張るって何を?」 憂「うーん・・・とにかく、お姉ちゃんは今、頑張ってるんだよ」 和(唯が頑張るって・・・きっと梓ちゃんのことね) 憂「さて、私ももうひとがんばり!」フンス! 和「唯のためのご馳走?」 憂「うん、きっとお姉ちゃん、日本食が恋しいと思うんだ」 憂「ね、和ちゃんも食べて行くでしょ?」 和「うーん・・今晩は、家で食べるわ。弟妹たちも、待ってるから」 憂「そ、そっか・・・残念」シュン 和「はいはい。唯が帰ってくるまでは居てあげるわよ」ナデナデ 憂「和ちゃん」ウルウル 和「まったく、こんな寂しがりな妹を置いて、唯ったら」 ー中野家ー 唯「でー、こっちが姫子ちゃんで、こっちが苺ちゃん」 梓「」ジィー 唯「うーん、やっぱこっちが苺ちゃんかな。そしたら、これはエリちゃん」 梓「クラス全員に、別々のお土産買ったんですか・・・」 唯「うん、そーだよぉ。ブローチだけどね」 唯「でも、みんなのイメージに合わせて選ぶのが大変だよぉ・・・」 梓「はぁ・・・唯先輩らしいです」 梓「なんにも考えてないように見えて、そのくせ、誰よりも真剣に相手のことを考えてて」クスッ 唯「わーん、笑ってないであずにゃんも助けてよおお」 梓「知りませんよ、先輩のクラスメイトじゃないですか」 唯「うううっ」グスッ 梓「はぁ・・・そうだ先輩。うちでご飯食べていきませんか?」 唯「え? ごはん!?」パァア 梓「うちの両親、公演中で、明日まで帰って来ないんです」 唯「・・・おや、あずにゃんや。寂しいのかい?」 梓「そ、そんなことないですよ!」 梓「ただ、お世話になったお返しをと思って・・もういいです!」 唯「あああ、分かった、ごめんなさい謝ります! 食べたい、あずにゃんとごはん食べたいですっ」 梓「憂みたいに美味しいお料理はできないですから、期待しないでくださいね?」 唯「ううん、あずにゃんが作ってくれるなら、なんだっておいしいに決まってるよ~」 ー平沢家ー 憂「・・・よしっと。あとは、お姉ちゃんの帰りを待つだけ♪」 和「ずいぶん沢山作ったわねえ・・・」 和「ハンバーグ、オムライス、スパゲティ、唐揚げ、マカロニサラダ、コーンポタージュ」 和「唯の好きなものばっかりね」クスッ 憂「えへへ、デザートにアイスシャーベットもあるんだよ? 頑張っちゃった!」 ケータイ「ブブブブブブ」 憂「あ、お姉ちゃんからだ!」 憂「もしもし、お姉ちゃん?」 唯『あ、ういー。あのね、晩ご飯、あずにゃんちで食べて帰るからー』 憂「え?・・・あ・・・」 唯『和ちゃんもいるんでしょー? 悪いけど、2人で食べちゃってよ』 憂「あ、うん、わかった・・・あまり遅くならないd」和「ちょっと、唯!」 唯『あ、和ちゃんー。憂がお世話かけちゃってごめんねー』 和「唯! あなたね、ムグッ」 唯『へ? 和ちゃん、どうかした?』 憂「和ちゃん、だめ、怒らないで」ボソ 和「・・・憂に変わるね」 憂「お姉ちゃん、こっちは心配いらないよ。梓ちゃんのこと、励ましてあげないとね」 唯『悪いねういー。さすが、自慢の憂だよぉ』 憂「あはは・・・うん。それじゃ、梓ちゃんにもよろしくね」 ガチャ 和「・・・料理、無駄になっちゃったわね」 憂「えへへ、だいじょうぶ。私1人でぜんぶ食べちゃうよ、おなか減ってるから」 憂「こう見えても私、大食い自信あるんだぁ」 和「・・・」ピッ 和「あ、もしもしお母さん。ごめん、今日は唯の家でご飯食べるから、よろしくね」ピッ 憂「えっ、そんなの駄目だよ」 和「あら、それじゃ私、晩ご飯抜きなのかしら」 憂「そ、そんな・・・ずるいよ和ちゃん」 和「おなか空いちゃったのよ。こんなご馳走目の前にして、おめおめ退散できないわ」 憂「和ちゃん・・・うん!ありがとう」ニコッ 和「ふう、おなかいっぱい」 憂「うーん、食べ過ぎたぁ・・・」 和「唯はホントよく食べるわよね。あれで太らないっていうんだから、まったく」 和「けっこう、余っちゃったわね」 憂「ん、大丈夫だよ、残ったおかずで、サンドイッチにしちゃうから」 憂「お姉ちゃんがお夜食ほしくなっても平気だし」 和「憂・・・あなた、唯がいなくなっても大丈夫なの?」 憂「い、いなくなるって!?」 和「あ、ごめん、そういうのじゃなくて、ほら、唯は学生寮に入るんでしょう」 憂「あ、うん・・・平気だよ?」 和「あなたたち、憂が生まれてからずっと一緒で・・・初めてよね、こんなの」 憂「うん・・・でもね、ずっと会えなくなる訳じゃないし」 憂「電話でもお話できるし・・・時々は帰ってきてくれると思うし」 憂「お姉ちゃんにとっても、私にとっても、きっと必要な時間だと思うんだ」 和「・・・唯は、憂の気持ちがわかってるのかしらね」 憂「和ちゃん、そんな事言っちゃだめ! めっだよ!」 和「憂・・・」 憂「お姉ちゃんね、今、すっごく頑張ってるんだよ」 和「・・・梓ちゃんのことよね?」 憂「・・・うん。お姉ちゃんたちが卒業すると、梓ちゃん1人になっちゃうから」 憂「梓ちゃんに、ずっと変わらない、消えることのない何かをあげようと頑張ってる」 和「・・・」 憂「それが何なのかは分からないけど・・・応援したいの、お姉ちゃんのこと」 和「・・・幸せ者ね、梓ちゃんも・・・唯も」 憂「ううん。私のほうが、いっぱいいろんなもの貰ってきたんだよ? お姉ちゃんに」 和「そっか・・・」 和(唯も憂も、いつの間にか成長してるのね・・・嬉しいような、寂しいような) 憂「ご、ごめんね和ちゃん!」 和「? どうして私に謝るの?」 憂「和ちゃんだって卒業なのに、私・・・」 和「もう。優しすぎるわよ、憂」ナデナデ 憂「うう・・・のどかちゃーん」ギュウウ 和「わわっ・・・憂」ギュッ 憂「えへへ、和ちゃんもあったかいねー」 和「はあ。あんたたちって結局、似たもの姉妹よね」ナデナデ 和(似たもの姉妹か・・・私も、唯を信じてあげなきゃね)ナデナデ 和(卒業で1人になるのは・・・梓ちゃんだけじゃないわ) 和(分かってるわよね・・・) 憂「ん・・・むにゃ」スヤスヤ 和「憂? ・・・寝ちゃった?」 和(ひとつのことに夢中になると、他のことをすべて忘れちゃうあなただけど) 憂「・・・んん・・・お、ねえちゃ・・・」ムニャムニャ 和(忘れちゃいけないものもある) 憂「んっ・・・ふぇぇん・・・」 和(憂・・・)ナデナデ 憂「ひっく・・・ひっく・・・うぇっ」グス 和(・・・)ギュッ 和「憂、寂しい?」 憂「・・・うん」グスッ 和「よしよし」ナデナデ 憂「・・・おねえちゃんが、いないからぁ」 和「どこにも行かないよ」 和「憂のそばにいるからね」 憂「・・・ほんと?」 和「いざと言うときは、頼りになるおねえちゃん、でしょ?」 憂「うん。えへへ、おねえちゃ・・」 和「だいじょうぶ。憂のこと大事に考えてるよ」 憂「・・・あずさちゃんばっかじゃ、やだよ」グスッ 和「憂・・・」 憂「ごめんね、だめな妹で、ごめんね・・・」 和「・・・」ギュッ 憂「ふわ・・・ううん」 和「目が覚めた? 憂。よく寝てたわね」 憂「はわわ、和ちゃん、私すっかり」 和「たまにはいいじゃない、長い人生、サボることも必要よ」クスッ 憂「ずっと膝枕してくれてたんだ・・・ごめんなさい!」 和「謝らないの。憂に甘えられて悪い気なんてしないわよ」 憂「あまえ・・・はっ?」 憂「・・・ねっ、和ちゃん、私、変な寝言、言ってないよね??」 和「変な寝言・・・あー、「お姉ちゃん愛してるよー」?」クスクス 憂「えええっ、言ってない、言ってないよお!? 言ってないよね!?」 ピンポーン ガチャ 唯「たっだいまぁー!」 和「ほら、唯が帰ってきたわよ? 行ってきなさい」トン 憂「う、うんっ」パタパタ 唯「ロンドンアイっ! 平沢唯、帰還いたしましたーっ!」 憂「おかえりなさい、おねえちゃん!」トトトトトッ 唯「おぉ、うい! 会いたかったよー!」 憂「えへへ、私もだよ、お姉ちゃん」ピョンピョン 唯「はぁー、やっぱ我が家は落ち着くね!」 憂「アイスシャーベットあるけど、おなかどうかな? 食べられそう?」 唯「ふおおおお、あいすっ!食べる、いくらでも食べられるよっ」 憂「ふふっ、良かった。あとでいっしょに食べようね」 唯「憂、寂しかった? ごめんね? 何か、お姉ちゃんにしてほしいことある?」 憂「してほしいことかぁ・・・えっと」 唯「ええい、待ってられないよ。憂分補給なりー!」ギュウウ 【おしまい】 戻る あとがき 映画は良かったけど、某スレ見てて、唯ちゃんに憂ちゃんをもうちょっと大切にしてあげてほしいな、と。 でもまぁ唯ちゃんは最後はやっぱり何事もなかったように平常運転なんだろうな、と思ってこんな落ちに なりました。 見てくれてありがとうございました。
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セミドライアプリコット 2008年10月07日 (火) Canon EOS Kiss Digital 2008/10/07 14 47 37 (※編集者注:他から引用部分を青で表示してあります 又、原文の単語を入れ替えて再編成したと思われる部分は赤で示し、 原文を下記に表記しております。) フランス・ドライフルーツ業界でリーダー的存在の メートル・プルニーユ社のセミドライアプリコットです。 砂糖を一切加えることなく水分を30%前後に保つという水分補給技術は、 フレッシュフルーツでは味わうことのできない深い味覚と穏やかな甘み、 そしてふくよかな歯ざわりを生み出しています。 メートル・プルニーユ社のセミドライアプリコットは、 食べたときの歯ざわりと酸味と甘みのバランスが非常に取れています。 パウンドケーキなどの焼き菓子に混ぜ込んだり、 私はシェーブルや青カビチーズと一緒に食べるのがお気に入りです。 杏は、生で食べるよりセミドライやジャムに加工したほうが美味しい果物だと思います。 セミドライフルーツは、ちょっと空腹感を抑えたい時、おやつにもぴったりですよ。 このアプリコットを甘く煮ると、峠の釜めしや崎陽軒のシウマイ弁当や、 あんみつなどに入っている杏(あんず)になります。 おいしいもの かなえキッチン : ごはん日記 2008年10月 ※赤の原文 「パウンドなどに焼きこむとおいしいんだろうな~と思いつつ、」 パクリ元 http //www.cuoca.com/item/16142.html 魚拓 http //megalodon.jp/fp2007qi/1593730/449x360
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1 ガッチモン 好奇心旺盛で調べることが大好きなアプモン。生活の知識から相手の弱点までネットの海を探って何でも検索してくれる。 2 コールモン 一度に何人もの相手と電話を繋げることができる電話のプロフェッショナル。彼からの電話は決して着信拒否ができない。 3 メールモン ネットを駆け巡る頼もしいメールの配達人。彼が投げるメールに乗れば宛先に指定された場所まで一息に飛んでいくこともできる。 4 ツブモン フォローした相手の情報をなんでも話してしまうおしゃべりなアプモン。面白いと思ったことは拡散せずにはいられない。 5 ゲンゴーモン 世界中の言語を知り尽くす凄腕の翻訳家。相手の喋る言葉を強制的に翻訳して会話を妨害する能力を持っている。 6 アドモン 顔のアドレス帳にこれまで出会った相手の住所や連絡先を記録しているアプモン。胸の鍵は機密情報の暗号化と解除に使用する。 7 レビューモン あらゆる物事を見極め評価をしてくれる辛口レビュアー。彼がほめた商品や店は必ず大人気になると言われている。 8 セットモン 扱いの難しい精密機器でもすぐに使えるよう設定をしてくれるアプモン。彼の作るマニュアルは初心者にも非常にわかりやすい。 9 メッセモン メッセージの受信・発信の能力を持つアプモン。三つの体を有するが1つの思考回路を共有して活動している。 10 コソモン いつも誰かとコソコソしている少しあやしいアプモン。「裏事情通」を自称しており話しかけると秘密の情報を教えてくれる。 11 ロケットモン 高性能のロケットエンジンを持ち凄まじい速さで飛ぶことができるアプモン。その爆発的なスピードは音速にも到達する。 12 ナビモン 目的地までの近道を調べ道案内をしてくれるアプモン。両手の矢印同様まっすぐな性格で寄り道・回り道を徹底的に嫌っている。 13 ジェットモン 管制塔やレーダーサイトにアクセスする能力を持つ航空事情に詳しいアプモン。背中に荷物や人を乗せて飛ぶことができる。 14 レッシャモン 電車の運行状況に詳しいアプモン。より良い乗換情報を教えてくれる他急ぎの時は自らを快速列車として特別運行してくれる。 15 ウェザーモン 大気の流れを読み天気予報をしてくれるアプモン。そのときの感情や言動に合わせごく周辺の天気を変えることができる。 16 コンパスモン 正確無比な方位磁針を持つアプモン。近頃は活躍の機会が少なく中でも特にナビモンには強いライバル心を燃やしている。 17 ヤドモン 条件に応じた宿泊施設を紹介してくれるアプモン。彼が背負うホテルはセレブアプモン御用達の宿として広く知られている。 18 ニュースモン 特ダネニュースを世界に広めることが生き甲斐の報道マン。先見の明があるらしく未来のことを書いたニュースもよく当たる。 19 チュートモン 解説が大好きな物知りアプモン。体が小さいためなかなか姿を見つけてもらえず周囲からは実体のない「謎の声」と思われている。 20 エムシーモン 実況に魂を注ぐ喋りの天才。彼の熱い実況を受けるとどんなにやる気のない対象も普段以上のパワーを発揮できる。 21 キャメラモン 全身のレンズで死角なくターゲットを捉える凄腕のカメラマン。監視カメラにアクセスし密かに町中を監視する能力を持つ。 22 レコモン 対象の出す音や言葉を記録する能力を持つアプモン。非常にマメな性質で特に重要ではない会話でもすぐに録音してしまう。 23 カリキュモン 計算が得意なアプモン。どんなに難しい計算式に対しても体の計算機を操って一瞬で答えを出してしまう。 24 ゴミモン 不要なデータを消去してくれる処分が大好きなアプモン。放っておくと必要なデータまで捨ててしまうため扱いには注意が必要。 25 ミラーモン 体に真実を映す鏡を持つアプモン。一切の歪みを持たない美しい鏡面は時に敵の攻撃を反射するほどに磨きあげられている。 26 ライトモン 周囲を照らし出す能力を持つアプモン。光の輝きと体力が密に連動しているため点滅時には早めに電球を交換してやるのが吉。 27 ウォッチモン 体内に正確な時計を持っているアプモン。すべての予定を秒刻みで行うなど時間の話には非常にうるさい性格をしている。 28 ダイアリモン 顔の日記帳に対象の生活や行動をすべて記録しているアプモン。内容を書き換えることで対象の記憶を改ざんする能力を持つ。 29 カレンダモン あらゆる予定を管理しているアプモン。把握している情報は大事な会議の日程からスーパーのタイムサービスのことまでさまざま。 30 オンパモン 頭上のラッパから特殊な音波を放出することができるアプモン。音波の反射を読み取ることで見えない敵の位置を探すことも可能。 31 ジャミングモン 妨害電波を放つ能力を持つアプモン。通信を妨げる以外にもアプモンにとって非常に不快な音を出して苦しませることができる。 32 プロテクモン 防御に長けた屈強なガードマン。両腕の堅牢な盾を使い日々迫りくるウィルスから大切なデータを守っている。 33 ハックモン 使い方次第で世界に危機を招く危うい能力の持ち主。プログラムの弱点を一目で見抜き強固なロックも即刻解除してしまう。 34 バッテリモン 体に大量のエネルギーを蓄えているアプモン。体力と引き換えに電子機器を充電したりアプモンの力を回復させることができる。 35 ペコモン データを圧縮する能力を持つアプモン。彼のハンマーで叩かれたアプモンはもれなくかわいらしいミニサイズになってしまう。 36 ポコモン 圧縮されたデータを解凍する能力を持つアプモン。頭のドライヤーから出る熱風はカチカチに凝縮したデータを優しく溶かす。 37 コピペモン 対象のデータを複製することができるアプモン。論文や絵画果てはアプモンまで簡単に本物そっくりのコピーを作ってしまう。 38 セーブモン データのバックアップをつくり保存する能力を持つアプモン。このバックアップがあれば対象の状態を当時に戻すこともできる。 39 カベモン 壁に投影した光景を実際に具現化する能力を持つアプモン。投影する範囲が広ければ広いほど変化する環境も大きくなる。 40 エコモン エネルギーの消費を抑える能力を持つアプモン。頭部の葉っぱから太陽エネルギーを変換して自らの活動源としている。 41 ピーポモン 周囲の危険を感知する能力を持つアプモン。彼の小型偵察機が不審物を発見すると頭のパトランプが光りサイレンが鳴り響く。 42 デンパモン 特殊な電波を放ち近くにいるアプモンの位置や数を感知できるアプモン。対アプモンのかくれんぼでは無敗の実績を誇る。 43 オンモン パチッとスイッチを入れるように対象のやる気をいきなりマックスにする能力を持つアプモン。能力同様本人も常にやる気満々。 44 オフモン パチッとスイッチを切るように対象のやる気をいきなりゼロにする能力を持つアプモン。能力のせいか本人もいつも気だるげ。 45 ドカモン 強い相手と戦うほどに燃え上がる根っからの暴れん坊。高い身体能力と頑丈な拳を持ち常に自分の力を試す機会を求めている。 46 ショットモン 遠距離射撃を得意とする一流の狙撃手。自慢のリボルバーは特別製で時に気配も音もなく標的をしとめる。 47 カードモン 体に描かれたカードのような絵柄を入れ替えることでさまざまな能力を発動するアプモン。絵柄によって性格まで変わってしまう。 48 ロープレモン 聖剣を武器に持つ勇者。不思議なカリスマ性があり他人の家に勝手に上がり込んで物色をしてもなぜか誰にもとがめられない。 49 パズルモン 3つの体がそれぞれ異なる個性を持つ少し特殊なアプモン。互いの位置を入れ替えることでタイプの違う攻撃を放つことができる。 50 ダンスモン 音楽を聞けば踊りださずにはいられない生粋のダンサー。「ノればノるほど強くなる」ミュージッ拳を用い戦闘さえ踊りこなす。 51 レースモン 操縦できない乗り物はないという凄腕のドライバー。三輪車から宇宙船まで乗り物の性能を最大限に引き出す能力を持つ。 52 ドローモン 絵の具のようにドロドロの体を持つ色塗りが得意なアプモン。アートをこよなく愛しているが本人の描く絵は少しヘタクソ。 53 テラーモン ミステリアスな予言者でありアプモンに人気の占い師。データでできた水晶玉を通して対象の少し未来の姿を見ることができる。 54 ミュージモン 「音楽は世界を変える」がモットーのミュージシャン。彼の生み出す音楽は聞く相手の心を激しく動かす。 55 ペロリモン 食事の時間を何より愛する食いしん坊。普段はとてものんびり屋だが空腹時には食べ物を求めて凶暴な性格になる。 56 ドーガモン 世界中の映像作品や配信動画を熟知するアプモン。腕のリモコンを操作することで顔の画面に映像を映すことができる。 57 ドレスモン 画面上に表示された服をデータの切れ端で縫い上げ具現化する能力を持つアプモン。その早縫いの技には誰も敵わない。 58 ブックモン 世の電子書籍を網羅したとても物知りなアプモン。彼のページの中では本の内容が現実の世界として存在している。 59 ガシャモン コイン1枚ごとにカプセルを1つくれるガシャポン型のアプモン。何が出てくるかはガシャモン本人にもわからない。 60 ラックモン 3つの絵柄が揃うとコインを吐き出すスロットマシン型のアプモン。彼の前にはいつも一攫千金を狙うアプモンで列ができている。 61 トリックモン カードからイリュージョンまで多くの奇術を使いこなす稀代のマジシャン。簡単なデータは消失マジックでパッと消してしまう。 62 ダイスモン サイコロ型の四角いアプモン。ギャンブルが大好きで日常の行動から攻撃方法まですべての結果を運任せで決めてしまう。 63 クックモン どんな食通もうならせる料理の鉄人。心身ともに非常にたくましく時には食材のみならず敵アプモンすら料理してしまう。 64 バイラモン 体内でオリジナルのウィルスを精製することができる非常に危険な存在。扱う毒は即効性のものから遅行性のものまでさまざま。 65 スリープモン 他人を眠りに誘う能力を持つアプモン。普段は眠ったまま行動しているが無理に起こすと恐ろしい姿に豹変すると言われている。 66 マッスルモン プロのアプモントレーナー。他人の筋力データを無理やり活性化させる能力を持ち意志に関わらず体をビルドアップさせてしまう。 67 エイドモン 全身の包帯で相手を治療する能力を持つアプモンたちの白衣の天使。治療を拒む悪い患者は包帯で縛って拘束してしまう。 68 マネーモン 対象の所持金を引き出す能力を持つアプモン。彼に借金をお願いすれば一時的に所持金を超えた額を手に入れることもできる。 69 スパモン 大きな岩風呂を背負っているアプモン。中身は万病に効くと評判の温泉でアプモンの間ではなかなか入れない秘湯として有名。 70 サプリモン 効果バツグンの予防薬を処方してくれるアプモン。サプリモンのくれるサプリを飲むとその季節は風邪を引かないと言われている。 71 ドープモン 少し不気味な薬剤師アプモン。劇的な効果をもたらす薬を扱うが時に危険な副作用があらわれると噂されている。 72 オクショモン 美術界に通じるオークションマスター。いつでもどこでも扱う商品が何であってもその場ですぐにオークションを開いてくれる。 73 カケイモン お得な買い物と話術に長けたアプモン。商品を可能な限り安く購入することにかけてはアプモンの中で右に出る者はいない。 74 カイモン カゴの中の商品をいつでもお得な値段で売ってくれるアプモン。一度目を付けたお客は商品を買うまで決して逃がさない。 75 ジショモン 分厚い辞書の姿をしたアプモン。誰が発信したかわからないネットの情報を嫌いどんなときも自分の持つ知識だけを信じている。 76 ロギモン 出没自在の熱血アプモン。正々堂々が信条で他人のシステムに侵入する時はIDとパスを使用。必ず正面から乗り込んでくる。 77 ロガモン 対象をシステムから締め出す能力を持つアプモン。ロガモンはこの能力を使い自分専用の別荘空間を多数所有している。 78 ドガッチモン 超強化された検索能力を持つアプモン。ネットの海の深層に潜り込み通常の検索では知りえない情報を掴むことができる。 79 ソーシャモン 世界中のSNSを24時間監視しているアプモン。普段は非常に寡黙だがSNS内では打って変わっておしゃべりでフランクになる。 80 ゴシップモン 嘘も真に仕立て上げるゴシップ専門のライター。自分の広めた記事や噂でターゲットが困惑するのが楽しくて仕方がない。 81 スカシモン 何の能力も持たないがどこか愛嬌のあるアプモン。スカシモンのそばにいると不思議と体の力が抜けてしまう。 82 トリップモン 旅を愛する気ままなさすらい人。自分のカバンから他人のカバンの中にワープする能力を持ち日々世界中を巡っている。 83 ウェザドラモン 天候を自在に操る能力を持つアプモン。彼が環境に与える影響は計り知れずその気になればいつでも大災害を起こすことができる。 84 タイムモン 時の流れや空間を超越した稀有な移動能力を持つアプモン。自分の時間以外に拳で殴った相手の時間にも干渉することができる。 85 ロアモン 世界中の音声データを収集しているアプモン。他人の声を完璧にコピーしたり対象の声をまったく別物に変換する能力を持つ。 86 スコープモン 世界中のカメラを自分の目とすることのできる現代の千里眼の持ち主。一度能力を発動すればスコープモンに死角はない。 87 クラフトモン 何もない状態からひとつのモノを作り上げる能力を持つアプモン。設計図さえ記憶していれば家さえもその場で建ててしまう。 88 ライドラモン 完全防備のセキュリティすら一瞬で破壊してしまう非常に危険な存在。主導権を乗っ取ったデータを意のままに操る能力を持つ。 89 デジップモン 全身がファスナーで構成されているアプモン。自らの体を介しデータの圧縮と解凍を自在に行う能力を持つ。 90 ミエーヌモン 諜報活動が得意なアプモン。対象の姿を風景に同化させる能力を持ちどんなときでも物音ひとつ立てずに行動することができる。 91 ワープモン 神出鬼没の発明家アプモン。背中の機械は転送装置で複数の対象を一瞬で指定した場所に移動させることができる。 92 サクシモン この世の名だたる兵法を修めた優れた戦術家。綿密に練られた策略で相手の虚をつき狙った者を確実に追い詰める。 93 ドスコモン 武術を極めた無類のファイター。正々堂々の一騎打ちのみが認められた神聖な空間ドヒョウフィールドを展開する能力を持つ。 94 ブレモン 巨大な脳を持つ頭脳明晰なアプモン。彼のコードを送りこまれた対象は通常時の何倍もの能力を発揮することができる。 95 コーチモン 妥協を許さぬ鬼コーチ。彼の教えを受けた者は礼儀や戦い方料理の腕前までもすべて依頼人の理想通りに叩き直されてしまう。 96 ウラテクモン 裏技やバグ技に精通したアプモン。どんなゲームも彼が操作をすることで通常ではありえないコマンドを発動させることができる。 97 エフェクモン 描いたものを具現化する能力を持つアプモン。気に入らない外見のものは自慢の絵筆でまったくの別物に描き変えてしまう。 98 タロットモン あらゆる占術を極めたアプモン。不思議なカードを用いることで対象の過去から未来をすべて覗き見る能力を持つ。 99 コーデモン 世界中の服飾データを熟知している敏腕コーディネーター。対象の状況に応じて用意される服は戦闘時にも機能性バツグン。 100 メディアモン 音と映像を巧みに操る能力を持つアプモン。ホログラム映像と音声を組み合わせることでないものもあるように錯覚させてしまう。 101 ベガスモン イカサマ嫌いのディーラーアプモン。中でも得意なルーレット勝負には金歯から命まで幅広いものをベットさせてくれる。 102 ドリーモン 夢を操る能力を持つバクのような姿をしたアプモン。対象の精神を強制的に夢の世界に落とし空っぽになった体を操ってしまう。 103 メディックモン 身に着けた医療機器でバッチリ健康管理をしてくれるアプモン。能力を引き出す薬品を調合するほか万病に効く特効薬で仲間を癒す。 104 ドクモン どんなケガでも奇抜な手術で治すマッドドクター。腕は確かだがその手術はケガそのものより痛いともっぱらの評判。 105 コンサルモン やり手の経済アドバイザー。対象の能力を見極め求められた結果に対して最も効率の良い方法を導き出してくれる。 106 ライブラモン 巨大な書庫の管理人であり珍しい書籍のコレクター。気になるアプモンを文字データ化して本に変えてしまう能力を持つ。 107 グローブモン 情報を立体的に捉え分析する能力を持つアプモン。優れた解析能力を持ち予知に近いスピードで対象の行動を察知できる。 108 カリスモン 他人に暗示をかけることを得意とするアプモン。巧みな話術で対象を洗脳し意のままに操る能力を持つ。 109 ダメダモン 何をやってもうまくできない少しかわいそうなアプモン。ため息をつくことで周囲に不運を伝染させる恐ろしい能力を持つ。 110 サテラモン GPS衛星にアクセスする能力を持つアプモン。対象の詳細な位置情報を取得することで必中の攻撃を繰り出すことができる。 111 コメットモン 天体事情に詳しいアプモン。重力に干渉する能力を持っており惑星に作用することでいつでも隕石を生み出すことができる。 112 ブートモン 周囲のアプモンの機能を高め溢れたエネルギーを自分の力にすることができるアプモン。自分の限界を超えるのが大好き。 113 シャットモン ハサミで斬った物の活動を強制的に終了させる能力を持つアプモン。斬りつけられた部位は機能が止まりすべての感覚を失う。 114 フェイクモン 偽りを生みだしては世間を惑わす悪の道化師。なりすましの腕は一級品で普段は自分の姿より他人の姿でいることの方が多い。 115 リバイヴモン 復元の能力を持つアプモン。完全に破壊されてしまったデータでも一粒の欠片さえ残っていれば元通りに復活させてしまう。 116 ワルダモン 完璧主義の策略家。詐術や姦計に通じており作戦を成功させるためならどんな手段もいとわず行使する。 117 オウジャモン 闘争に生きる孤高の戦士。強きをくじき弱きを助ける正義の心を持ち会得した数多の武術で強敵を討ち果たすのが生き甲斐。 118 エンタモン エンターテインメントの具現者。エンタモンが生み出す魔法のように楽しい空間は対象の目を現実世界からそらさせてしまう。 119 バイオモン 「バイオモンに治せない患者はいない」と言われる至上の名医。生物のすべてを知り尽くした彼にとって手術などは児戯に等しい。 120 ビューティモン この世の美を極めたアプモン。容姿のみならず声や振る舞いもたいへん麗しくその一挙一動はあらゆる者の心を魅了して離さない。 121 リブートモン 終わりと始まりを司る革命の神。受けたダメージごと対象を初期化する再起動の能力を持つためほぼ不死身の存在である。 122 ガイアモン 世界の英知を得た創世の神。ネットの知識と人の心から多くを学んだ彼の能力は時に無機物だけでなく命さえも創りあげる。 123 ハデスモン 破壊と再生を司る冥界の王。物質やデータを思い通りに変化させる能力を持ち広大な空間すら意のままに改竄・支配する。 124 ポセイドモン 荒ぶる大海の覇者。彼が生み出す渦潮は鉄壁の防御を誇り彼がゆるしたもの以外を一切通さない。 125 ウラノスモン 自由へと導く天空の大帝。彼が放つ眩い後光は見る者の真の能力を覚醒させる。雲のように掴みどころがない。 126 デウスモン 終焉をもたらす最恐の機械神。すべてのアプリ生命体の意思を奪い破壊し尽くし自らの一部として取り込む能力を持つ。 127 タップモン ぴょんぴょん跳ねるのが得意なアプモン。体が柔らかくよく溶ける。 128 タップモン ぴょんぴょん跳ねるのが得意なアプモン。体が柔らかくよく溶ける。 129 タップモン ぴょんぴょん跳ねるのが得意なアプモン。体が柔らかくよく溶ける。 130 タップモン ぴょんぴょん跳ねるのが得意なアプモン。体が柔らかくよく溶ける。 131 タップモン ぴょんぴょん跳ねるのが得意なアプモン。体が柔らかくよく溶ける。 132 タップモン ぴょんぴょん跳ねるのが得意なアプモン。体が柔らかくよく溶ける。 133 タップモン ぴょんぴょん跳ねるのが得意なアプモン。体が柔らかくよく溶ける。 134 フリックモン 耳をぱたぱたさせるのが得意なアプモン。実は口の中にびっしりと鋭い牙を持っている。 135 フリックモン 耳をぱたぱたさせるのが得意なアプモン。実は口の中にびっしりと鋭い牙を持っている。 136 フリックモン 耳をぱたぱたさせるのが得意なアプモン。実は口の中にびっしりと鋭い牙を持っている。 137 フリックモン 耳をぱたぱたさせるのが得意なアプモン。実は口の中にびっしりと鋭い牙を持っている。 138 フリックモン 耳をぱたぱたさせるのが得意なアプモン。実は口の中にびっしりと鋭い牙を持っている。 139 フリックモン 耳をぱたぱたさせるのが得意なアプモン。実は口の中にびっしりと鋭い牙を持っている。 140 フリックモン 耳をぱたぱたさせるのが得意なアプモン。実は口の中にびっしりと鋭い牙を持っている。 141 スワイプモン 左右に素早く動くのが得意なアプモン。本気の高速反復横跳びは分身が見えるほどに速い。 142 スワイプモン 左右に素早く動くのが得意なアプモン。本気の高速反復横跳びは分身が見えるほどに速い。 143 スワイプモン 左右に素早く動くのが得意なアプモン。本気の高速反復横跳びは分身が見えるほどに速い。 144 スワイプモン 左右に素早く動くのが得意なアプモン。本気の高速反復横跳びは分身が見えるほどに速い。 145 スワイプモン 左右に素早く動くのが得意なアプモン。本気の高速反復横跳びは分身が見えるほどに速い。 146 スワイプモン 左右に素早く動くのが得意なアプモン。本気の高速反復横跳びは分身が見えるほどに速い。 147 スワイプモン 左右に素早く動くのが得意なアプモン。本気の高速反復横跳びは分身が見えるほどに速い。