約 4,242,487 件
https://w.atwiki.jp/yougosq/pages/3211.html
■火幕の幻想曲 / 氷幕の幻想曲 / 雷幕の幻想曲(ひまく-の-げんそうきょく / こおりまく-の-げんそうきょく / らいまく-の-げんそうきょく) 1・2に登場したバードの歌スキル。味方全員の任意(炎・氷・雷)の属性耐性を強化し、敵全体の属性耐性を下げるスキル。 10振りで3割強こちらの耐性が上がり相手の耐性を下げることが出来る。三色属性を起点にしたパーティーであれば猛戦歌よりも効果が見込める。 強化スキルであるとともに、バードでは珍しい弱体化スキルでもある。耐性アップ効果は2ではちょっと微妙だが、1ならレベル10で3分の1程度まで軽減できるので3竜ブレス対策にこれを用いる手もある。 歌スキル故味方の耐性強化効果はターン数経過で解除されないが、敵への弱体化効果はきっちり5ターンで切れる。かけなおし忘れのないようにしよう。 チェイスとはもの凄く相性が良い のちの聖印である にも関わらず聖印と違って影が薄いのは消費SPの多さである。全部マスターするのに2だと43ポイント消費する。バードの歌はほとんどLv10マスターなのでここで半分以上持っていかれるのは厳しく、実質1種類を選択する場合が多い。 SQ1での習得はなかなか頭を悩ませる。必要に応じて休養を挿めばよいのだが初代のレベルダウンは痛い。三竜を見越して習得を一色に絞るとしても、炎→咆哮対策に強化枠を使いたい!、氷→絶対零度!、雷→強化打消し!…と何かしらの問題が生じてしまう。 始原の幼子(モンスター)項の参考例のような「枠」と敵の行動パターンをうまく利用した隠れた運用法もある。 新においては4の導き+聖印コンボ同様、これによって耐性が標準以下になれば定量分析が乗るようになる。三色に弱点はないが耐性もないようなFOEとの戦いの際は地味に役立つ…かも 新では消費SPが若干抑えられた上に、グリモアのおかげで習得しやすくはなった。が、味方に対する永続が無くなった分使い勝手はかなり異る。 新でも定量分析と組み合わせれば4で猛威を奮ったアレが可能 アクトブーストやブレスがある分4より強力となっている 一応、2の3竜はこいつで対処可能。パラよりバードのほうが戦略の幅が広いので、3色ガードをこいつで代用するのも手ある。まあ、し上記の問題点もあるけど。 新2でこれを使ってブレスを耐えるというのは可能なんだろうか 新シリーズだと敵の数が多い時に使うとエラーで強制的にホーム画面に戻されることがある。敵が6体以上の場合は幻想曲系は控えた方がいいかもしれない ↑3DS「そう…今までの冒険、そして戦いは全て幻想だったのだよ……」プツン 新2だと味方の耐性上昇より敵の属性耐性弱体の方が重要な局面もあったりするのでホワイトノーブルで味方のぶんだけすっぱり消して別の強化を入れる、ということをやる人が自分以外にもいてほしい 防御が不安なメンバー多いと軽業とか入れたいのよ…… グリモア重ねて☆☆にしても味方の軽減率はさほど伸びないので敵の相性弱体を目的とせず防御策として使う時には☆運用もアリかもしれない。尤も、防御策として使う人の方が少なそうだが 耐性〇なら弱点化できるのもgood 耐性に影響するバフなのでヤドカリも属性でイチコロできるので6層探索に持っていって損はない。 属性攻撃限定かつ加算とはいえバフ減衰のきつい新2において減衰無しで最大+40%の補正は凄まじい。属性攻撃が主力のパーティなら最強のデバフと言っても過言ではないだろう。 ↑いや、大体弱点を大弱点にするために使うから1.9/1.5でもう少し下がるんじゃない?それでも1.2倍強あるが ↑属性倍率は図鑑表記が同じでも敵によって細かく違うから相手次第だね。三竜やヘカトンは150%なので1.27倍、一般的なFOE・ボスは125%なので1.32倍、非弱点なら100%なので1.4倍 ↑へー敵によって倍率が違うんだ。これってやっぱり使い方1ターン目に使った後蛮族や攻撃バフで追い出す感じ? 4の聖印にも言える事だが一属性ばかり使う奴はその属性に耐性を持っている事が多いのが弱点、敵味方どっちかの効果を諦めることになる 本家バードは強化枠がカツカツ 完璧な強化状態を長く保つのが基本でそれと再び弱体をかけるたびに強化押し出しが発生して扱いが難しい 消費がそんなに重くないという事から強化を使わないパーティやプリンセスにグリモアとして渡した方がいい気がしてきた ↑って自分で書いていて消費30が重くないってどういう事だ 他作品と比べても仕方ないが聖印がいかにイカれているかが分かるスキル これ類似のスキルってXにあるのかな?ないと少し、というかかなり困る(個人の見解です) 先見術は単体にしか使えない、三色ガードは一人一回しか防いでくれない、シールドマテリアは残像無しだとやや不安な防御力、頼みの綱のミストは強力バフアームズと競合する……属性防御にクセがある感じなのでXにはこれが本気で欲しかった…… Xに類似スキルがあれば耐性変更でゾディアックリンクソードマンが特に輝いたはず……聖印幻想曲が強いからといって弱体化付与だけのスキルがあればねえ。相手の属性弱体化スキルを外したXのバトルチームは無能 Xに幻想曲に連なるスキルが無かったのはとっても寂しかった あれ…新2で幻想曲を属性防御用(主にビキニペットと合わせて)使ってるんだけど、それの話題が全然ない……。ランダム多段も安定して受けられるから便利なのに。 ↑ 減衰なしで火力上げる目的で使う人多い印象。あとペットは自衛の本能が優秀な性能だから幻想曲じゃなくてそっち使う人の方が多数派なのかもしれん 旧Ⅱで三竜に同族性の幻想曲を使用したことがあるのだが、無効から変動しなかった。Ⅳ以降は加減算で耐性が決定されるがⅡまでは対象の耐性に対し乗算して最終的な耐性として算出されるようだ 幻想曲+ビキニ 守り装備のペットには三竜戦でお世話になったよ。みがわりを★★にするとブレスと共鳴をまとめて受けてくれるのでコアを放置して戦えた。ギルド長にはお帰りいただくことになったが。 バフ枠を抑えられるor短期戦のパーティなら非常に扱いやすい。減衰の仕様もあって、バフを3つ乗せる必要のないビルドは珍しくないと思われる コメント
https://w.atwiki.jp/souhatsu-aa/pages/58.html
キャラ名 きょうと 京都 おけーさん 説明 関連スレ 都道府県擬人化スレ 1 目次の編集 _ γべ ヽ、 (ソノハヾ冫 ム` ´丿ソ √冫~ミヽ ヽソ_く ノヾゝ ∥ ̄Υ ノL__|  ̄  ̄ ちびキャラ / .| ト、 ,.-‐''"´ ̄ ̄`゙''ー-、/ / ', .ヽ/ ___ / /`、 / .ヽ \,.-''"´ ̄ ̄`゙''ー‐-、/ ヽ / / /\/ .... ∧ `ヽ ', ./ / /,イ / ./ ... / / ヽ ヽ i / / /// ! ./ .../... / __ ', .! l ./ / .∥ | / / / ̄___ ! | | / / | | ,.-‐''" ,/凶/ .} | | / / | |ゝ―、 ... ´^ ̄ / | | / / | |;;;`ヾシ .| | ト / / | |; ; ; ; ;ヽ ! .| | |//レ' /.../ | |; ; ; ; ; ; ; ゝ、 = , イ | ト、.. /.../ | // >r-< レレレ' .`、 /.../ レ'/´~~~~~~~フ/^i || /i ∥ /ゝ / ,.-‐''/ i! / ∥,.-''" \ //./ // / ^ヽ, / / /,.‐''"´i ̄`゙'' 、/! .... / ,イ / / / |\ ,ノ ,イ、 ,.-'^ / ヽ、 ∧\ ∥ / `゙''‐-、 }// ヽ / /\_ / ∧ {/ .._,.-‐, 〕 ト、 / /| ∠ ∨ル/oノ1k, / / i! _/ _i!__.〈 /乂o~フ∧^~ ))\/ | / ̄ ̄ | ((、 ~ i〉 , ャ, |\.\――‐--、_ヽ / _,.-‐一'''|__∥\ 、< v`_,ノノ-|、_//――-、_ { // | ̄ ∥ ̄\\yw/ ̄ ̄ ̄`゙''‐-、 `ヽ i! / _,.-‐一''"´1| ∥ </, \\ \ . . // /| ∥ `〈〈/_,.-‐一‐-、 \\ \ .. ──┐|| ──┐|| ──┐|| ──┐|| ──┐|| ──┐|| ──┐|| ──┐|| | . | .| .| .| .| . | . | ___| ___| ___| .___| ___| .___| ___| . ___| 鬼子? コスプレ
https://w.atwiki.jp/bowawan/pages/14.html
東京駅の八重洲温泉にいってみたい。 前から気になっている温泉があります。 それは東京駅にある八重洲温泉です。 ここの温泉に一度はいってみたい。 ただ、午後8時くらいまでだったら割引コースがあるのですが、夜になるとありません。 宿泊までする人の為の値段設定ですから、なかなか高い。 これでは、もったいないと思い、そのあたりでは新橋のアスティとかいうサウナにいきます。 でも、ここはサウナがぬるい上にテレビもなし。 なかなか自分にピッタリなサウナはないものです。 外為オンラインのスプレッドと評判 フリーランスの業務委託案件 外為オンラインで元リーマンブラザーズ社員がFX 外為オンラインの実際のスプレッド 外為オンラインの評判
https://w.atwiki.jp/anison-rap/pages/920.html
http //www.nicovideo.jp/watch/sm18724044 【曲名】 きょうふのかいきょうラップ 【アーティスト】 フィッシュマート (CV 木内秀信) 【歌詞】 【作詞】 【作曲】 【編曲】 【作品】 エリアス ちいさなレスキューせん 【メディア】 TVアニメ 【テーマ】 劇中歌 【初出】 2009年 【備考】 第2話「ものしりビッグ・ブリンキー」から、ラップが趣味の魚屋フィッシュマートがエリアスに“きょうふのかいきょう”の恐怖っぷりを伝える名人芸。フックのコーラスは3軒のボートハウス・センチメンタル(CV 甲斐田ゆき)。
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/11018.html
このページはこちらに移転しました トイレにいっといれ 作詞/430スレ68 あ、もう限界 トイレいってくるわ そう言って彼は戻ってこなかった あれから二年と三ヶ月 今では私もすっかりお爺さん あの事件を目撃して以来 恐ろしくてトイレにいけない トイレにいっといれなんて聞くと ゾゾゾッとする それは寒いからではなく 純粋なる恐怖からなのだ 完
https://w.atwiki.jp/bemanilyrics/pages/1862.html
やばいつよくてあたまいいあたいのうた / Shiron feat. Kuroa* Vocal Kuroa* Lyrics Shiron+あま猫 Arranged Shiron Original Title おてんば恋娘 みんなーーーー!!きょうは、げんそうきょういちのびしょうじょの ちるのちゃんのために あつまってくれてありがとーーー!! \ワー/ きょうは、あたいが、きさまらのために、うたをうたってくださるよーーー!! かんしゃしろボケナスどもーーーー!!! \ワー/ じゃあ、いっくよーーー! ワン! ツー! ワン!ツー!ごー なな せーのっ! あたいあたいあたいあたい(ヘイヘイ) YABAIYABAIYABAIYABAI(ワッホイ) あたいあたいあたいあたい(ドッコイ) YABAIYABAIYABAIYABAI(フゥーーーーーーーッ!!!) あたいは めっちゃ凄いよ やばいよ ぶちのめすよ かえるも 叩きつぶすよ グチャグチャのドロドロだよ☆ そのうえ 頭もいいし ワイルド&クールの… …ンーフーフフーラララララー(適当) あたいの妖艶ぼでぃーにひれ伏しなっ! あたいはめっちゃすごいよ もやしなんか目じゃないよ 魔女っ娘も巫女も蹴散らせるけど うどんが食べたいこの頃 夢も希望も無くても 人は抗い続く L( 'ω' )┘Ξ└( 'ω' )」もう何もかも全て滅びろ☆ あたいの力、見せてあげるよ! あたいったらXXXXすぎて XXXXがXXXXになるくらい XXXXすぎてそれを体中でXXXX していたらXXXXがXXXXしてきて XXXXからXXXXがあふれ出して XXXXがXXXXでXXXXをXXXX!!!!!!!! みーつま回してボタンを叩いて エフェクトガンガン最強ね! ふぇぇそんなとこいじったらXXXXがXXXX あたいったらマジでいんふぃにっとね☆ 光と闇の狭間 虚空を歌い続く 許されるならば消え去りたい 底知れぬ深き淵へ あたいめっちゃ強いから あたいめっちゃすごいから あたいものすごいあたまいいから あたいメチャメチャやばいの(せーのっ!) あたい最強あたい最高 あたい頑強あおい閃光 あたり一面こおり永年 まさに天災あたい天才 あたい最強あたい最高 あたい頑強あおい閃光 あたり一面こおり永年 まさに天災あたい天才っ! 歌詞出典 SOUND VOLTEX ULTIMATE TRACKS - 東方紅魔郷REMIX -
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/4215.html
『ゆっくりそだっていってね!(前編)』 24KB いじめ 制裁 愛情 日常模様 群れ 野良ゆ ゲス 現代 超おひさしぶりです 『ゆっくりそだっていってね!』前編 作/カルマあき 「まりちゃちゃまはしゃいっきょうっなのじぇ!! きちゃないのらをしぇいっしゃいしちぇやりゅのじぇ!!ぷっきゅー!!」 「きゃわいいれいみゅはあいどるにゃんだよ!! れいみゅのきゃわいいきゃわいいすがちゃをみちゃいにゃら、あみゃあみゃもってきちぇねっ!! あみゃあみゃがくりゅまで、れいみゅのゆっくちできりゅおうちゃはおあじゅけっ!!だよっ!!」 「…………」 「あ~あ~。こりゃ、ひどいもんなのぜ」 ――――――――――――――― まりちゃとれいみゅは飼いゆっくりだった。 のーびのーびしても見渡せないほど広い家の中で、生まれた時から大事に大事に育てられていた。 連日あまあまを持ってきてうんうんを片付ける奴隷、暖かくて柔らかい寝床とお洋服、適度な空調と照明、 朝から晩まで自分たちを褒めそやしてくれる両親に囲まれて、幸せ一杯に育ってきた。 何一つ不自由のない生活、それでも二人はまだまだ足りないとばかりに毎日ゆっくりを貪ってきた。 やがて家族は捨てられた。 理由は教えられなかったのでよくわからない。 奴隷たちと両親がやかましくわめき合っていたが、お腹もすいていたし、興味もなかったので聞いていなかった。 「躾け」「約束」「ゲス」「去勢」などという単語を何度も聞いたような気もする。 とにかく、気がつくと家族四匹は篭に入れられたまま「おそらをとんでるみたい!」と叫んでおり、 その後路地裏に放置され、奴隷は背中を向けると振り返りもせずに去っていった。 それ以来あまあまが運ばれてくることはなかったし、汚いうんうんはいつまでたっても消えてくれなくなった。 甘やかされて増長しきった飼いゆっくりの家族が捨てられた、そのこと自体は、 人間社会ではごくごくありふれた日常茶飯事だったが、 何が起こったのか知るよしもない二匹の子ゆっくりには納得できるはずもない。 年のわりに拙い口調で、連日の不満、空腹や寒さや悪臭を両親に訴え、泣きわめいた。 両親は必死に何かを諭してきたが、二匹には両親の言っていることは理解できなかったし、 自分たちがゆっくりできていないというこの状況に妥当性があるなどということは考えられなかった。 「しかたがないんだよ」「がまんしてね」「いいこだからゆっくりしてね」 どれもこれも意味がわからない。このウドの大木どもは何をわめいてるんだ? 話をしたいなら、まずは自分たちをゆっくりさせてからだろう?それが順序というものだ。 口を開けば「げす」「しね」を連呼するようになった子供達を前に、 両親はついに野良の群れに入ることを決心した。 飼いゆっくり生活の中で、ずっと見下し、蔑んできた野良ゆっくり。 そんな連中に助けを求めることを、両親のプライドはこれまで是としなかったが、 愛する我が子からの悪罵耐え難く、両親は近所の公園に赴き、群れの首領に頭を下げた。 「むれにはいるのはかまわないけど、じょうっけんっがあるわ。むきゅっ」 「ゆゆっ?なんでもいってね!! まりさはかんっだいっだから、のらのおねがいでもきいてあげるよっ!!」 「……そのおちびちゃんたちは、わたしたちにあずけてちょうだい」 育ち盛りの子供を親から引き離すという不当な要求に両親は抗ったが、 公園内での寝床と狩り場使用権の提供をちらつかされ、生活のために涙とかなしーしーを呑んで屈服せざるをえなかった。 かくて、まりちゃとれいみゅの姉妹は、公園の群れ内で運営される「がっこうさん」に預けられることとなった。 学校では、教師役の大人たちに引率されて沢山の子供がいた。 まりちゃ達と同じくらいのもいれば、もっと年上の子たち、年下の子たち、大勢いたが、 まりちゃとれいみゅは気後れすることなく、子供達に向かって元気な挨拶をした。 「ゆぷぷぷっ!!どいちゅもこいちゅも、あちゃまのわるしょうなおきゃおしゃんなのじぇ!! やい、まりちゃちゃまのどりぇいになりちゃかったらどげじゃをすりゅんだじぇっ!! こうきっなまりちゃちゃまのしーしーをのまちぇてやるのじぇ~♪ありがちゃくいただきゅのじぇえ~♪」 「ゆゆーんっ!!きたにゃいのりゃのくしぇに、かっちぇにきゃわいいれいみゅをみにゃいでにぇっ!! れいみゅのきゃわいいきゃわいいすがちゃをみてゆっくちしゅるのは、のりゃにはもっちゃいにゃいよっ!!」 「やれやれなのぜ……」 子供達に向かってイニシャル入りの洋服に包まれた尻をぶりんぶりんと振ってみせる姉妹の前に、 一際大きくて精悍なまりさが立ちはだかった。 「まりさはまりさなのぜ、このがっこうさんのこうっちょうっなのぜ。 わかってないようだからさいしょにはっきりいっておくのぜ、おまえたちはここでべんっきょうっするんだぜ」 「ゆはあああぁぁぁ~~~~ん?にゃに?げしぇんなのりゃがにゃにかいっちぇるのじぇええぇぇ~~~? しゃいっきょうっのまりちゃちゃまのこうきっなおみみしゃんには、おこえがきちゃなしゅぎてきこえにゃいのじぇぇぇ~~♪」 「ゆきゃきゃきゃきゃっ!!のりゃゆっくち~♪のりゃゆっくち~~♪ きゃいゆっくちであいどりゅのれいみゅとおはなちちたいんでちゅか~~? やじゃよ~~ん♪く~~じゅ♪く~~じゅ♪」 「ちっちっちっ…………」 なにかの音がする。 まりちゃとれいみゅを感情のない目で見下ろしながら、校長のまりさが口に咥えた串を鳴らしていた。 「ま、まりさ……おんびんにね、むきゅ」 「おんびんなこそだてのけっかはたくさんみてきたのぜ、おさ? おんびんじゃだめだからがっこうさんをつくったんだぜ」 「ゆああぁぁ~~~~ん?のりゃどもがにゃにこしょこしょくっちゃべっちぇるのじぇえぇ~~? おい!!まりちゃちゃまのめーれーなのじぇ、しょこでちーちーもらしにゃがらどげじゃしゅるのじぇっ!!」 「いやなのぜ」 言いながら、串を咥えたまりさが舌を振るい、まりちゃの側頭部を強打した。 視界が反転し、雲が足元を走り、土が頭上を飛び過ぎていく。 ごろごろと転がった末にまりちゃは地面に横たわった。 「…………………ゆ?」 生まれてから一度もなかった初めての経験、殴打の鈍痛をようやく知覚、認識し、 その性質をたっぷり時間をかけて咀嚼した後、まりちゃはぶるぶるぶるぶると震えだした。 口元が震えながらぱくぱくと開閉し、表情のない目元にみるみるうちに涙が溜まってゆき――やがて爆発する。 「ゆっぴゃあああああああああああああん!! いっちゃああああああああああい!!いっちゃい!!いっちゃい!!いちゃいよおおおぉぉぉ!! おきゃーしゃっ!!おきゃーしゃああああん!!ぺーりょぺーりょ!!ぺーりょぺーりょしちぇよおぉぉぉ!! ゆぎゃあああああああ!!おうちきゃえるうぅぅゆびゃああああーーーーーーっ!!」 帽子が脱げていることにも気付かず、涙と涎と糞便を撒き散らしながらびたびたと悶え回るまりちゃに、 串まりさが歩み寄ってきて言った。 「で、だれがどげざするのぜ?」 「ゆびゃああああん!!ゆっびゃあああああーーーーーん!!ゆぅああーーーーーーーん!!」 「おまえはさいっきょうっなんだぜ?まりさをせいっさいっするんだぜ?はやくするのぜ」 「ゆんやあああああ!!ゆっぐぢいいぃぃ………ゆびぇえええ!!」 「うるさいのぜ」 串まりさが、舌でまりちゃの頬を再び打った。 先ほどよりは弱かったが、まりちゃにはそれこそ天地のひっくり返る激痛である。 顔中を涙と涎でぐじゃぐじゃにしながらさらに泣き喚く。 「ゆぶああああああ!!いぢゃいよぉぉ!!いぢゃいよぉおぉぉぉ!!!」 「だまるのぜ」 言いながら串まりさはまた殴りつける。 「あびゃあああああ!!ゆぶぎゅっ」 「うるさいのぜ」 「いぢべるううう!!ぐじょばりじゃが、ばりじゃをいじべ……びょっ」 「だまるのぜ」 「おぢょーじゃああああん!!だじゅげ………ぎょっ」 「なきやむのぜ」 泣き喚くまりちゃを、黙るように言いながら串まりさは殴り続けた。 殴られ続けて顔中を紫色に腫らしたまりちゃは、涙と涎としーしーを吸って湿りきった服をびちゃびちゃと地面に引きずりながら、 他の子供たちの元に這いずろうとする。 「だじゅっ……だじゅげりょぉ………ぐぞのりゃ……ばりじゃじゃまをだじゅげろぉぉ………!」 「まりさのはなしをきくのぜ」 あくまで淡々とした口調ながら、串まりさはまりちゃの頭をもみあげで掴んで荒々しく引き寄せ、自分の目の前にぶら下げた。 「おまえはさいっきょうっなのぜ?なんでたたかわないのぜ?」 「ゆぐっ………ゆぐっ…………やべろぉ………ぐじょのりゃ……ぎょべ!!」 「しつもんにこたえたらやめるのぜ」 言いながら、串まりさは手加減しつつもまりちゃを地面に叩きつけ、また吊り上げる。 「さいっきょうっなのになんでたたかわないのぜ?」 「ゆぶぇえええぇぇえぇ………ゆぶっええええええぇぇん………びょ!!」 「さいっきょうっなのになんでたたかわないのぜ?」 「ゆびゃああん!!おぢょーじゃ………ぎゃば!!」 「さいっきょうっなのになんでたたかわないのぜ?なんでおとーさんをよぶのぜ?」 「ゆぎっ………ゆびゅっ………ゆぐ……ゆぐ………」 ひっくひっくとしゃくりあげながらまりちゃは黙りこむ。 返答が返ってくるまでしばらく待った後に再び地面に叩きつけ、串まりさは執拗に繰り返す。 「さいっきょうっなのになんでたたかわないのぜ?」 何度も何度も質問と打擲が繰り返され、その過程でまりちゃはひとつずつゆっくりと学習していった。 自分が質問をされていること。 質問と関係ないことを喋れば殴られること。 黙っていれば、相手が返答を待っている間は殴られないが、長引けば結局殴られること。 両親も周囲の野良も、誰も助けてくれないらしいこと。 自分が答えるまで終わらないらしいこと。 山ほど殴られてようやくひとつを理解し、次のひとつを理解するまでにまた山ほど殴られる必要があった。 歯や目など、赤ゆっくりのもろい身体器官がひとつも壊れていないのは串まりさの訓練された技術のゆえだったが、 それでもまりちゃの顔はぱんぱんに腫れあがり、ただの歪んだ筋になった目からつたう大量の涙が、 でこぼこになった顔面の凹凸に沿ってぐねぐねと蛇行して流れを作り、着ている服に染みてゆく。 そこまできてようやく、まりちゃは相手の質問を理解し、答えようと努力しはじめた。 「ゆ゛っ………え゛っ………おば、おばえ………が………」 「まりさが?なんだぜ?」 「おば、えが………ひぎょう、な、て………を………」 「ひきょうなてをつかったっていうのぜ? じゃあきくのぜ、まりさとおまえのけんかにどんなるーるさんがあるのぜ。 ひきょうってことはるーるさんをやぶるってことなのぜ、るーるさんをおしえてくれなきゃまもれないのぜ?」 「ゆ゛…………」 「どんなるーるさんなのぜ?」 「………うるじゃいいぃ!!へりくちゅをいうにゃあああぁぁ!! おまえがひきょっ………ぎゅぶっ!?」 また叩きつけられ、そして串まりさが同じ質問を繰り返した。 「どんなるーるさんなのぜ?」 餡子混じりの涎を垂らしながら串まりさの目を見つめてぶるぶる震え、まりちゃはぷしゃっ、とおそろしーしーを吹き出した。 さすがに学習していた、きちんと答えなければまた延々と叩きつけられる。 逆ギレして叫んでもなんの解決にもならない。まりちゃは必死に餡子脳を回転させる。 「しょ、れは…………」 「どんなるーるさんなのぜ?」 「ど、どうぎゅを………ちゅかっちゃいけにゃい、のじぇ……しょうなのじぇ!! おまえはぷーしゅぷーしゅしゃんをもっちぇるのじぇっ!!ひきょうなのじぇえ!!」 「これはくわえてるだけでべつにつかってないのぜ。 ま、じゃあこれはすてるのぜ、これでいいのぜ?さいっかいっするのぜ」 串を投げ捨て、まりちゃを地面に下ろすと串まりさは再びまりちゃの前に立ちはだかる。 まりちゃは再びおそろしーしーを漏らし、別のことを言い出した。 「ち、ちがうのじぇっ!!ふいっ、ふいうちっだっちゃのじぇ!! まりちゃがまだはじめっていっちぇにゃかったのじぇ!!ひきょうなのじぇっ!!」 「けんかにはじめのあいずなんかないのぜ。 ま、じゃあはじめのあいずをするのぜ、それでしきりなおしなのぜ。ほれ」 「!!…………………」 まりちゃはがたがたぶるぶると震える。 これまで、まりちゃにとっての大人ゆっくりは、自分たちの体当たりになすすべなく無抵抗で涙を浮かべる両親のみだった。 大人どもはただ図体ばかり大きいウドの大木で、自分こそが「さいっきょうっのえいっゆん」だと信じていた。 今、はるか高みから見下ろしてくる大人ゆっくりの姿は、 ウドの大木どころか、暴力的な猛獣の圧力を帯びて迫ってきている。 おそろしーしーはさっきからノンストップで流れ続け、着ている服はすっかり濡れ雑巾になっていた。 赤ゆっくりの餡子脳では他の言いがかりも思いつかず、激痛で這いずることもままならない身体では喧嘩など思いもよらない。 悔しかったが、まりちゃは言わざるをえなかった。 「にゃ、にゃ、にゃ、にゃにがしししししきりにゃおしなのじぇえぇ!! おま、おまえのひきょうなてでこんにゃにけがしちゃったのじぇ!! こんにゃんじゃもうたたかえにゃいのじぇえ!!あんふぇあーなのじぇええ!!」 「おっと、ごもっともなのぜ。うっかりしてたのぜ~~」 意外にも、串まりさはあっさりと引き下がった。 「たしかにそんなじょうったいじゃけんかはできないのぜ。 じゃ、しょうぶはおあずけにするんだぜ。そのけががなおったらけっちゃくをつけるんだぜ」 言いながら串まりさは串を咥え直し、落ちていた帽子をまりちゃの頭に戻す。 「そういうことだからまりさはまだどげざはしないんだぜ。 けっちゃくがついておまえがさいっきょうっだとわかったらどげざしてやるのぜ。 きょうはもういいのぜ、そこでやすんでるのぜ」 「………………」 まりちゃは泣きながら震え、ただ黙っていた。 とにかく、もう殴られないですむんだという安堵感だけが今のまりちゃを支配していた。 串まりさは背を向け、他のゆっくりに向かって言った。 「さ、しんいりのあいっさつはおわりなのぜ。 きょうのじゅぎょうさんをはじめるのぜ!」 学校のゆっくり達が背を向けて離れていく。 満身創痍で震えるまりちゃの傍らで、れいみゅが一人ぐねぐねと踊り、笑い、わめいていた。 「ゆっきゃきゃきゃっ!!よわよわまりちゃ~~♪よわむちまりちゃ~~♪ しゅっごくかっきょわるかっちゃよっ!!こんにゃのがおにぇーちゃんだにゃんてれいみゅはじゅかちいよ!! ゆっぷぷぷぷっ♪しーしーくちゃいきちゃないまりちゃはちかじゅかにゃいでにぇっ!!おお、あわりぇあわりぇ!! ………くちょどりぇい!!あみゃあみゃはまだこにゃいのかああぁぁっ!?」 ――――――――――――――― 「むきゅ……だいじょうぶかしら……」 「さーしらないのぜ、だいじょうぶじゃなきゃのたれじぬだけなのぜ。 どのみちやくたたずをおいておくよゆうはないんだぜ、ついてこれなきゃえいえんにゆっくりしてもらったほうがいいのぜ」 ちっちっ、と口にくわえた串を鳴らし、串まりさは地面と睨みあっている。 ぱちゅりーは広場の隅に取り残されたまりちゃとれいみゅを遠目に眺めながら呟いた。 「それはそうなんだけど……きびしすぎるんじゃないかしら? ほかのおちびちゃんにはあんなにしないでしょう?」 「ゆん、しょうじきまりさもよくわかんないんだぜ。やりすぎかもしれないのぜ」 「むきゅう、それなら……」 「でも、あんなげすがはいってきたのははじめてなんだぜ。 のらにもげすはおおいけど、にんげんがそだてたげすってのはやっぱりひとあじちがうのぜ~」 「そうねえ……」 「かいゆっくり、のらゆっくり、おとなからおちび、きしょうしゅまで、 まりさもたくっさんのゆっくりとかかわってきたのぜ。 でも、あそこまでひどいげすがこうっせいするのはみたことないし、できるともおもえないのぜ。 ふつうにそだてたらぜったいむりだから、とりあえずびっしびしやってみたんだぜ。 それとも、おさにはこうっせいさせるあてがあるのぜ?」 「……そういわれるとだわね。やっぱりまりさにまかせるわ。 でも、これいじょうむれのみんなにこわがられるとやりにくいんじゃないかしら?」 「ゆっへっへっへっへ!な~にをいまさらなのぜ。 いつもいってるのぜ、こわがられるのがまりさのしごとなんだぜ」 それにしても程度というものがあるのではないかと思いつつ、ぱちゅりーは息をついて口をつぐむ。 まりちゃが心配というのももちろんだが、 むしろ赤ゆっくりを打ち殺すことで串まりさと群れの間に取り返しのつかない軋轢が生まれるのではという懸念が大きかった。 そんなぱちゅりーを尻目に、串まりさは地面の小石を舌で動かす。 「ちぇんとありすのおうちはここでいいのぜ?」 「そうね、もうすこしみぎにしてちょうだい。ここのすきまさんがあそんでるわ」 「じゃあついでだから、れいむもずらすのぜ。かだんさんにおうちがはみでてたんだぜ」 地面には公園の見取り図が串で描かれている。 公園に住む野良ゆっくりを個別に表す小石を動かし、二人は住宅調整の談合をしていた。 住民推移の激しい群れの中では、人に迷惑をかけず、群れを管理しやすい状態を保つために頻繁な場所替えが必要になる。 ぱちゅりーは公園に住みつく野良ゆっくりの群れを統括する長である。 串まりさはその幹部であり、実質的にナンバー2の位置にいた。 その腕っ節においては右に出るものがなく、立ち居振る舞いも荒っぽいもので、群れの皆には恐れられ、疎まれている。 しかし、群れの中でぱちゅりーには解決しきれないトラブルを腕ずくで片付けてくれる事件屋のような存在であり、 その威圧感で群れ内の治安に目を光らせている、大変に有能な幹部であった。 仲間内にはほとんど知られていないが、腕だけでなく頭のほうも相当に切れ者で、 群れ内の煩雑な諸事の相談ができる、ぱちゅりーにとってはほとんど唯一の相手である。 「で、おさ」 「むきゅ?」 「あのしんいりどもはどうしてるのぜ?」 「ああ、まりさとれいむ?だんぼーるさんをしきゅうしておいたし、かりばもおしえたんだけど。 やっぱりうまくいかないみたいね、もんくばかりいっているみたい」 「ゆっへっへ。きちょうなだんぼーるさんを、しんいりにゆうせんしてあたえるほうしんでむれのみんなにもんくをいわれ、 だんぼーるさんをあげたしんいりにもまだたりないってもんくをいわれる。 まったくおさもたいへんなのぜ~、まりさはきらくなかんぶでよかったのぜ。ゆへへへ」 「むきゅ」 わかったわかった、というようにぱちゅりーはもみあげを上げてみせる。 串まりさはときどきこういう物言いをするが、 それは折にふれ、自分に代わって長になってはどうかと勧めてくるぱちゅりーへの牽制だった。 ぱちゅりーは自分よりもこの串まりさのほうが有能だと考えていたが、串まりさには長になる気はないようだった。 「おさのわたしより、いまのあなたのほうがたいへんだとおもうけど」 「ちっちっちっ……ばかいってんじゃないのぜ。 そんなことよりそのまりさとれいむなのぜ。くれぐれも、がっこうさんにはちかづけないようにたのむのぜ。 おやがいるとおちびはたよろうとするし、おやのほうもおちびばなれできないのぜ。 がっこうさんは、おやのほうをきょうっいくするためでもあるのぜ」 「そうね、おやのほうはわたしたちでしっかりみておくわ。 まりさはおちびちゃんのほうにしゅうちゅうしてちょうだい」 「りょうっかいなのぜ」 この群れは、人間の街の中にある大きな公園に住みついている。 人里に住みつく野良ゆっくりは、個々は弱いが、駆除しても駆除してもどこからともなく湧いてくる。 いちいち駆除するよりは、適度に住みつかせていたほうがゆっくり間での個体調整も働きコスト的に合理的なので、 この街では、目に余らないかぎりは野良ゆっくりは黙認のスタンスとなっていた。 とくに、この公園の群れは長のぱちゅりーが人間との折衝に心を砕き、 群れを抑制することで他に類を見ないほどの規模を実現している。 自制心の薄いゆっくり達の動向を管理するにあたって、串まりさの示威も大いに寄与していた。 そんな群れの中で、最近になって新しい制度が導入された。 「がっこうさん」がそれであり、 赤ゆっくり期を脱した子ゆっくり達を一旦親元から引き離し、群れの幹部の元で集団行動をとらせ、 狩りの仕方や群れの掟、人間相手の振舞い方などの諸事を教えるというものだった。 発案はぱちゅりーである。 常々、群れの中で発生するトラブルの中でも上位にくる「こそだて」問題に頭を悩ませていた。 ゆっくりはまず例外なく親バカと言ってよく、 親バカに褒めそやされて育つ子ゆっくりは、大なり小なり増長し、ゲス気質を持つことも珍しくない。 おおむね群れの中で育つうちになんとか社会との折り合いをつけていくものだが、 どうしてもひどいのは出てくるし、また、子供を溺愛するあまり常軌を逸する親のほうも無視できない問題だった。 抜本的な改革に踏み切ったのには、特にひどいケースを目の当たりにしたことがきっかけだった。 かつて群れに入ってきたその親子も、やはり以前人間に飼われていたのだが、 ゆっくり基準で見ても度を越した子煩悩であり、すべてを子供の意のままにまかせ、従い、周囲にもそれを要求した。 そうして育てられていた子供は糞尿を垂れ流し白痴じみて、親子ともども恐ろしく無能で醜悪だった。 その家族は結局我が子を最優先したゆえのトラブルを起こして群れを追放されたが、極端な事例を目にしたぱちゅりーは、 ゆっくりにとって数少ない、そして麻薬的な娯楽である「こそだて」を群れで管理することにしたのである。 そのアイデアを相談された串まりさは、それを群れに発表するに際し、 自分の発案ということにして話すことを、口論の末半ば強引にぱちゅりーに約束させた。 串まりさが予想していたとおり、猛烈な反発に遭った。 自分達なりの教育方針で、子供を自分好みに育てたいと望む親達にとって、 教育という心躍る遊戯を他人に奪われるなど考えられないことだった。 群れからのブーイングを一身に受けながら、串まりさが一喝することでひとまず収まったが、 群れの串まりさへの確執はさらに深いものとなる。 このような制度を考え出し、力ずくで押し通す串まりさは群れの害悪だと考える者は多く、 長をないがしろにして横暴に振舞う串まりさの追放を要求してくる群れの仲間達を、ぱちゅりーは苦労して追い返したものだ。 「ま、がっこうさんのほうもおもったよりはうまくいっててよかったのぜ」 「そうね、おかげさまでね。 もうなんにんも、まりさのもとでおちびちゃんがおとなになったけれど、 どのこもゆうのうで、むれのたすけになってくれてるわ」 「ふーん、あのぼんくらどももおさからみればちょっとはつかいでがあるのぜ?」 「もう……そんなことだから、そのゆうのうなせいとたちからもきらわれちゃうのよ」 「ちっちっ。きらわれてるからゆうのうにそだてられるんだぜ」 実際に、学校の運営はおおむね順調といえた。 子供を奪われる親側からの反発は根強かったが、 むしろ生徒達の側からの支持を受け、学校は大きなトラブルもなくやってきていた。 しかし今、初めて大きなトラブル、少なくともその種になりそうなものが飛び込んできている。 「でも、まりさ。あのおちびちゃんたちがはいってきて、 がっこうさんは、いまがしょうねんばだとおもうわ」 「そうなのぜ?」 「そうよ。がっこうさんをやめさせたいなかまはおおいの。 あのおちびちゃんをちゃんとそだてられなかったら、せんせいがむのうだってせめられるし、 まんがいちえいえんにゆっくりさせてしまったら、ゆっくりごろしのがっこうだってせめられるわ。 むれのみんなが、あのおちびちゃんたちにちゅうもくしてるとおもう。 そだてられないならまだしも、えいえんにゆっくりさせたりしたら……あなたをかばいきれないかもしれないわ」 「ちっちっちっちっ………」 満を持して学校に飛び込んできた、常々危惧されてきた極端なケース。 人間の元でストレスを知らず育ち、甘やかされて自意識を肥大させきったゲスのサラブレッド。 人間ゆっくりを問わず、誰もが挑みながらも膝を屈してきた「ゲスの更生」という大難題に、 知ってか知らずか、この串まりさは挑もうとしているのだった。 「ま、たぶんえいえんにゆっくりしておわりだとおもうのぜ~」 「まりさ!」 「ゆっへっへっへっへ!」 ――――――――――――――― 「ゆんやぁああああっ!!ゆっぴゃああああぁぁ!!」 れいみゅが泣き喚いている。 あちこちに涎を飛ばし、びたびたと尻で地面を叩いて暴れていた。 「おにゃがああぁぁ!!おにゃがじゅいだあああぁぁぁ!! じゃっじゃどあばあばぼっでごいいいぃぃ!! ぎゃわいいぎゃわいいれいみゅがおにゃがぺーこぺーこにゃんだぞおおぉぉ!!? じにぇええぇぇぇ!!ぐじょどれいはじにぇええぇぇぇ!!」 空腹のために、もうずっと泣き続けていた。 その隣のまりちゃも同じように暴れたいのは山々だったが、全身が痛すぎてじっとしているしかなかった。 その前に、大人のありすが立ちはだかる。 まりちゃはびくりと身をすくませたが、れいみゅは全く怖じる様子もなく悪罵と唾を飛ばした。 「おじょいぞくじょのりゃどれいいいぃぃ!! じゃっじゃどあばあばをおげええぇ!!あばあばおいであやばりぇ!!どげじゃじでじにぇええぇ!!」 「そんないなかものなことばづかいはゆっくりできないわ、れいむちゃん。とかいはじゃないわよ」 「っっっっっはあああああぁぁぁ!!? くしょきったにゃいのりゃのくしぇに、 こにょこうきできゃわいいきゃわいいあいどりゅれいみゅににゃにいっちぇるにょおおお!? ばきゃなにょ!?ちぬにょ!?しゃべるにゃ!!ぎょみくじゅ!!」 ふう、と息を吐き、ありすは頭の上に載せていた葉っぱを地面に下ろす。 葉っぱの上には木の実や虫を細かく砕いた食糧が載せられていた。 それを舌ですくうと、ありすは口うつしでまりちゃの口元に運ぶ。 「さ、むーしゃむーしゃしてね。 ほんとはじぶんでむーしゃむーしゃしなきゃいけないんだけど、いまはいたいいたいだからね。とくべつよ」 「ゆ゛………どりぇい………」 「せんせいはあなたのどれいじゃないわよ?」 「うるじゃいぃ……ぐじょ、のりゃぁ………むーじゃ、むーじゃ……げりょまじゅぅぅ」 「ゆっくりでいいわ。がんばってむーしゃむーしゃしてね」 「ぐじょどりぇいいいぃぃぃぃ!! そんにゃよわよわまりちゃなんかいいかられいみゅにけんっじょうしりょおおぉぉぉ!!」 「あなたはうごけるでしょ、じぶんでむーしゃむーしゃしにいらっしゃい」 食糧の載った葉っぱまでは子ゆっくりが歩いて数歩の距離である。 しかし少しでも動くのが嫌だったのと、死んでも従ってやるものかという意地がれいみゅを固辞させる。 「くしょのりゃがこうきなあいどりゅれいみゅにめーれーしゅるにゃああああぁぁぁ!! ちにぇ!!くじゅ!!れいみゅがめーれーしちぇるんだかりゃもっちぇくるのがすじだろおおおぉぉぉ!!? ゆっぎゃああああぁぁぁ!!」 れいみゅは泣き叫び暴れ続けたが、ありすは無視を決め込み、黙々とまりちゃの口に口うつしを続ける。 ちょうど半分、葉っぱの食糧をまりちゃに与えたところで、ありすは葉っぱを移動させた。 まりちゃの反対側、しかし依然としてれいみゅからは数歩離れた位置である。 「ここにおいておくからね、ちゃんとむーしゃむーしゃするのよ」 「ぐじょどりぇいいいいぃぃ!!」 「おお、こわいこわい」 ありすは頭を振り、ぽんぽんと跳ねて去っていく。 れいみゅはそれからも長いこと叫び続けていたが、数分もすると空腹に耐えかね、 ぶちぶちと悪態をつきながらずーりずーりと葉っぱに這いずっていった。 れいみゅが食糧を平らげた直後に、今度はちぇんが跳ねてきた。 「はじめましてなんだねー、ちぇんはちぇんだよ。 れいむとまりさのせんせいなんだよ、わかってねー」 「っっっっっっはあああああ「はいはいわかるよー、ここにはいってねー」 ちぇんが持ってきたのは小さな二つのボール箱だった。 それぞれ頭に載せ、口に咥えてきたのを地面に置く。 そしてまりちゃを咥え上げてボール箱の中に入れ、もう一方の箱にはれいみゅを入れた。 「きちゃにゃいてでしゃわるにゃああああぁぁ!!ぐじょのりゃあああぁぁぁ!! のりゃのくちぇにこのあいどりゅにこんにゃあちゅかいしちぇいいちょおもっちぇるのきゃああああ!!? じぇんこくじゅうおきゅにんのれいみゅにょふぁんがだまっちぇにゃいじょおおおおおぉ!!」 「ひとりもいないんだよー、わかってねー。 きょうはここでゆっくりやすんでねー。あしたからじゅぎょうだからねー、いっしょにがんばろうねー」 「にゃににゃれにゃれしいくちをきいちぇるにょおおぉおぉぉ!? れいみゅのみみがくしゃるだりょおおおおお!!きちゃにゃいくちをとじりょおおぉぉ!!」 「とじるよー」 口ではなく、箱の蓋を閉じてしまうちぇん。 れいみゅの喚きは意に介されることなく、そのあと夜明けまで、時々食糧を放りこまれるほかは放っておかれた。 二人を別々にしたのは、ゲス気質を持つ子ゆっくりはふとしたはずみで、 例えば食事の奪い合いなどで姉妹で殺し合うことも珍しくないという串まりさの指示による措置であった。 「ゆぐっ………ゆぐっ…………どぼぢちぇ…………どぼぢちぇきゃわいいれいみゅがこんにゃめにぃ………… れいみゅ、にゃにもわるいこちょしちぇにゃいにょに………… くしょのりゃがれいみゅのきゃわいさにしっちょしちぇいじめりゅよぉぉ………… ゆぐっ……れいみゅは、きゃわいしょうなしんでれりゃしゃん………えっぐ…………」 「ゆるしゃにゃいのじぇ………じぇったいにゆるしゃにゃいのじぇぇ……… あにょ、のりゃまりしゃだけはじぇったいにゆるしゃにゃいのじぇ………… きじゅがかいふきゅしちゃら、ほんきっをだしちぇ、ぼっきょぼきょにしちぇ、ちーちーもらさせちぇやるのじぇ。 そのあちょでいのちぎょいしちぇも、じぇったいゆるしちぇやらにゃいのじぇ…… ちーちーのましちぇ、うんうんくわしちぇ、なぶりぎょろしにしちぇやるのじぇ……… しゃいっきょうっのまりしゃしゃまにさからっちゃこちょを、たっぷりきょうかいしゅるんだじぇぇぇ………!」 夜明けとともに、二人の学校生活が始まる。 〔続〕
https://w.atwiki.jp/ukyo1217/pages/11.html
コメントプラグイン @wikiのwikiモードでは #comment() と入力することでコメントフォームを簡単に作成することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_60_ja.html たとえば、#comment() と入力すると以下のように表示されます。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ukyo1217/pages/12.html
人気商品一覧 @wikiのwikiモードでは #price_list(カテゴリ名) と入力することで、あるカテゴリの売れ筋商品のリストを表示することができます。 カテゴリには以下のキーワードがご利用できます。 キーワード 表示される内容 ps3 PlayStation3 ps2 PlayStation3 psp PSP wii Wii xbox XBOX nds Nintendo DS desctop-pc デスクトップパソコン note-pc ノートパソコン mp3player デジタルオーディオプレイヤー kaden 家電 aircon エアコン camera カメラ game-toy ゲーム・おもちゃ全般 all 指定無し 空白の場合はランダムな商品が表示されます。 ※このプラグインは価格比較サイト@PRICEのデータを利用しています。 たとえば、 #price_list(game-toy) と入力すると以下のように表示されます。 ゲーム・おもちゃ全般の売れ筋商品 #price_list ノートパソコンの売れ筋商品 #price_list 人気商品リスト #price_list
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/3017.html
【TOP】【←prev】【DISK SYSTEM】【next→】 帰ってきたマリオブラザーズ タイトル 帰ってきたマリオブラザーズ 機種 ディスクシステム 型番 FMC-KMAR ジャンル アクション 発売元 任天堂 発売日 1988-11-30 価格 400円(書き換え専用) マリオブラザーズ 関連 Console Game FC マリオブラザーズ スーパーマリオブラザーズ SUPER MARIO USA SUPER MARIO BROS.3 FDS 帰ってきたマリオブラザーズ スーパーマリオブラザーズ スーパーマリオブラザーズ 2 SFC SUPER MARIO WORLD スーパーマリオ コレクション スーパーマリオ ヨッシーアイランド N64 SUPER MARIO 64 GC スーパーマリオ サンシャイン Wii SUPER MARIO GALAXY New SUPER MARIO BROS.Wii SUPER MARIO GALAXY 2 スーパーマリオコレクション スペシャルパック WiiU New SUPER MARIO BROS.U New SUPER LUIGI.U SUPER MARIO 3D WORLD SUPER MARIO MAKER Handheld Game GB SUPER MARIO LAND スーパーマリオランド 2 6つの金貨 スーパーマリオランド 3 WARIOLAND SUPER MARIO BROS. Deluxe GBA スーパーマリオアドバンス スーパーマリオアドバンス 2 スーパーマリオアドバンス 3 スーパーマリオアドバンス 4 FAMICOM MINI 01 スーパーマリオブラザーズ FAMICOM MINI 11 マリオブラザーズ FAMICOM MINI 21 スーパーマリオブラザーズ 2 駿河屋で購入 ファミコン(ディスクシステム)