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│漢│獣部│ http //www10.plala.or.jp/cotton-candy/momomi2/maki-1917.htm
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DQⅧ 【ダンビラムーチョ】の【スカウトモンスター】。 バイキルトが使用可能であり、能力はなかなかのもの。 通り名・出現位置等 通り名 破壊神だんきち 種族 ダンビラムーチョ 出現位置 サザンビーク南東の川岸 出現条件 最初から出現 出現時間 いつでも 所持アイテム モンスター銅貨 ステータス 攻撃力 素早さ 守備力 最大HP 最大MP 戦闘参加ターン MIN 168 81 86 403 24 0.9 MAX 216 125 193 620 解説 船を手に入れた直後に【サザンビーク】へ川側から上陸すると戦うはめになるが、その場合勝つのは厳しい。 スカウトモンスターとの戦闘は「にげる」が必ず成功するので、勝てないと思ったら大人しく逃げるのも手の一つ。 逆にコイツを探したい場合は、サザンビークへルーラへ移動した後に船へまっすぐ向かうと分かりやすい。 バイキルトが使え、 能力値も高いのでドルマゲス戦前までは一線級のモンスター。 また、普通のダンビラムーチョと違い痛恨の一撃を繰り出すこともある。 普通に戦わせても良いが、剣を持ったモンスターと組み合わせて【トリプルソード】を使わせるのも一考。 なお、某RPG作成ゲームとは無関係。
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【用語名】 右舷一番艦・"浅草" 【読み方】 さげんいちばんかん・あさくさ 【詳細】 武蔵を構成する八つの船艦の一つ。輸送艦。 艦長は 浅草 。 大型帆走デリックが4本設置されている他、大型ガントリークレーンが装備されている。 青空市場等が行われる場所でもあり、品川問屋やオリオトライが以前住んでいた場所を地上げし後に報復されたヤクザ事務所も存在。
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→てんきカウント!
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【検索用 しはんき 登録タグ 作し 作しは 作り手】 + 目次 目次 特徴 リンク 曲 CD 動画 関連タグ内の更新履歴 コメント 【ニコニコ動画】%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89 特徴 作り手名:『じはんき』 2016年3月、「鈍色クラウダー」にてボカロPデビュー。 使用合成音声はKAITO、IA、Fukase、VY1、鏡音リン、鏡音レン。最近は鏡音リン・レンを使うことが多い。 過去に改名を何度か行っており、「マレステラ」→「アルペジア」→「自動販売機」→「じはんき」と名義を変更している。 歌い手としても活動していた。 リンク YouTube piapro Twitter 曲 シャーロック 春なんて フラチナノイド CD まだCDが登録されていません。 動画 関連タグ内の更新履歴 + 関連タグ内の更新履歴 関連タグ内の更新履歴 ※「じはんき」「じはんきCD」タグ内で最近編集やコメントのあった記事を新しい方から10件表示しています。 シャーロック フラチナノイド 春なんて コメント 名前 コメント
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一番合戦 翔利(いちまかせ しょうり) 性別:男性 所持武器:具現化するほどの密度を持った侠気 能力タイプ:ノーマル 攻撃力:7億 防御力:19億 体力:3億 精神力:0 FS「対面(タイメン)」:1億 特殊能力 『一番合戦一家戦闘美学の奥「侠気」』 [発動率:87% 成功率:100%] 任侠の血脈に受け継がれた喧嘩の美学の結晶。 全身から侠気をスパークさせることで、太陽のプロミネンスがごときサイズと勢いの雄羅(おーら)をまとう。 侠気が物理的にあふれるその姿が敵すらも感化し、正面から立ち向かう以外の方法で一番合戦に干渉しようとすると無意識にその侠気からそれるように能力を使用してしまう。 これは宇宙の共通無意識レベルで作用する圧倒であり、どれほど冷酷な魔人・邪神・機械であっても影響を逃れえない。 一番合戦にとって雄羅は特攻服のようなものであるので、戦闘開始したらすぐに使用するし失敗したり解除されたら敗北を認めて潔く自害する。 同マス自分にのみ有効。 発動後永続で「雄羅」を自分に付与する。 「雄羅」が付与されている限り一番合戦は「同マス以外で発動した特殊能力無効」を持つ。 この能力は1ターン目にしか使えず、必ず1ターン目に使用する。 この能力が失敗・解除された場合このキャラクターは死亡する。 計算式 【効果】能力無効化:-50 【範囲】同マス:0 【対象】自分のみ:0 【時間】永続:-35 【制約1】1ターン目にしか使えない:+30 【制約2】1ターン目に必ず使う。:+5 【制約3】同マスで発動された能力は食らう:+5 【制約4】発動失敗で死亡:+20 【制約5】能力解除で死亡:+10 【FS】 1 【ボーナス】シンプルボーナス:5 【ボーナス】一発ボーナス:10 キャラクター説明 星間戦闘、旧支配者たちの襲撃、そして第一次異次元間戦争……スケールアップしていく戦いの中で、もっとも重要視されたのは最新の兵器でも策略でも、強大な特殊能力でもない。 未知に立ち向かい、決して折れない男道。 原始的ともいえる精神論こそが、希望崎学園を宇宙の覇者へと押し上げた一因であることは、今日の希望崎史研究家の定説となっている。 一番合戦はそんな侠客の一人である。 470cm 5tと喧嘩士にしては小柄だが、圧倒的ともいえる男気、1対1のタイマン(対man)を発展させた1対多戦闘術対面(タイメン・対men)そして雄羅を操り、20000戦無敗を誇る期待のルーキーである。 彗星の日には仲間とはぐれたオールドワンに傘を差し出すような情にあふれる一面もある。
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「重機兵 劒愧(けんき)」 [解説] 自由都市同盟軍制式採用重機兵フォッシュを鋼魔獣の部品とカナドの技術で改造した重機兵。 機体の各部に付いた赤い染みは斃した魔獣の血である。 脚部の展開刃等の攻撃方法を持ち、見かけによらぬトリッキーな戦い方も可能とする。 操手は暗殺者カナラ。 「重機兵 フォッシュ・カナラ仕様機」(参考) [解説] 改造前のカナラ仕様フォッシュの姿がこれである。
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このページはこちらに移転しました おてんとさま 作詞/わたし 1 あしたは いいてんき あさっても いいてんき しあさっても いいてんき きのうは きりさめ おとといは ゆうだち きょうのてんきは わからない あめが ふってもいいの あおぞらが みえなくてもいいの ひざしが つよくてもいいの たのしければ それでいいの 2 あしたは ゆうえんち あさっては みんなであそんで しあさっては おすしをたべて きのうは ながあめ おとといは ごうう あしたこそは きっとね ゆきが ふってもいいの かみなりが なってもいいの きたかぜが つよくてもいいの げんきだったら それでいいの ないたりなんて しないから いうことは ちゃんときくから あしたは いいてんきにしてね きっとね あめが ふってもいいの あおぞらが みえなくてもいいの ひざしが つよくてもいいの たのしければ それでいいの ゆきが ふってもいいの かみなりが なってもいいの きたかぜが つよくてもいいの げんきだったら それでいいの わらっていれば いつかきっと
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開け、細き一条の血路(前編) ◆IVe4KztJwQ 『D-5政庁跡』 其処に響き渡る絶叫。 悲痛な想いを込めたソレを聞き、衛宮士郎は政庁跡地へひた走り、 無鉄砲に飛び出していった士郎を一歩遅れて白井黒子が追っていく。 唐突に雷鳴が鳴り響き、絶叫を掻き消すように、 まるでこれから起こる事態を暗示しているかのように暗澹とした空気が場を包み、 政庁跡に茫然自失で佇む福路美穂子の虚ろな瞳が此方に駆け寄ってくる青年の姿を捉えた。 「おい、大丈夫なのか。何があったんだ」 窪地の中心地、福路美穂子の下へ辿り着いた士郎は 荒々しく抉られた地面に足を捕らわれながらも必死に彼女へ駆け寄ろうとした。 『何があったんだ』 美穂子の中で士郎が発した一言が呪いのように反響していく。 「何が…あったのか…?」 人が死んだ。数え切れない程、大勢の人が死んだ。 片■小■郎が死んだ。■田■菜が死んだ。竹■久(■埜)さんが死んだ。 ■井■次が死んだ。■吹■が死んだ。ト■ー■・ク■シ■ナ■ダが死んだ。 明■光■が死んだ。伊■政■が死んだ。ヴ■ンさんが死んだ。■ーサ■カーが死んだ。 そして、平■唯が死んだ。 美穂子が出会った人々は皆死んだ。敵味方関係なく皆死んでいく。 それら無数の名が一体何を意味するのか。 それら無数の名さえ、今の美穂子にはもう判らない。 「うぁあ…あぁ…あああぁぁああああああああ!!」 最後、美穂子の中に残った物は多くの死という不条理に対する純粋な怒りと狂気のみ。 彼女の異形の片目、それが黒く染まり本来の瞳色を失うと、 穢れた涙が堕ちた聖母の頬をゆっくりと流れていく。 「どうしたんだ、何処か怪我をしているのか」 悲痛な声を聞いた士郎は未だ美穂子の異様な気配に気付けないでいた。 目の前の女の子はきっと悲惨な戦地に一人取り残され、 その辛さや痛さで泣いているのかもしれないと、 悲鳴を上げた美穂子の姿に士郎はそんな事を考えていたのだが 目の前の少女の胸の内はそのどれでもない。 福路美穂子の獣の獣皮に包まれた異形の片腕は 偶然にも士郎の視界から隠れていた。 唐突に士郎の頭上へ黒い塊が迫る。 「士郎さん!!」 直後、士郎は横からの衝撃に体ごと弾き飛ばされた。 士郎の後を必死に追って駆け出した黒子は同性ゆえか、 眼前の少女の異様な気配にいち早く気付き、 士郎に向かって振り上げられる異形の腕を眼にした瞬間に 無我夢中で能力を使い、士郎の体を横から弾き飛ばし 自らも体ごと反対方向へ転がるように飛び退いた。 美穂子の腕から放たれた凶悪無比な力が二人の真横を襲い、 地を打ち崩す衝撃と共にすり鉢状の周囲がさらに陥没する。 「なっ、なんで」 視界に入った左腕と突然襲われた事実に士郎はようやく美穂子の危うい雰囲気に気付く。 「士郎さん、気をつけてくださいまし」 彼の隣へ素早く瞬間移動をした黒子が警戒体制を取りながら叫ぶ。 ■ ■ 士郎、黒子、美穂子の三人が政庁跡地中心部で対峙するよりわずかに刻は戻る。 彼らよりも後方、そこに居たゼクス・マーキスは日本人に反応した ユーフェミア・リ・ブリタニアの両腕を後ろから掴み、 羽交い絞めにしているところだった。 「落ち着けユフィ。彼らは日本人じゃあない、私の友人の"中国人"達なんだ」 その場凌ぎでしかない苦しい言い訳を吐くゼクスだったが、 それでも彼の言葉を聞いたユフィの瞳を覆う赤い燐光が薄れていく。 「わたしは…」 ゼクスに押さえ付けられながらも本来の意識を取り戻したユフィは 自分の記憶が一瞬途切れている事に気付き、恐れを抱きながら両手を見やると そこには真っ赤な血で濡れた掌の幻影が映る。 はっとした表情で恐怖に震えるユフィ。 ゼクスがその両肩を力強く掴むと彼女の瞳を見据えて言った。 「大丈夫だユフィ、何も心配することはない」 微かに記憶の残滓として残るモニターで見た二人の人影を指差しながら、 ゼクスが諭すように話しかけていく。 「いいかいユフィ、私の話をよく聞いてくれ。 あの三人のうち、二人は私の友人で中華系のハーフなんだ。 今から私は彼らを保護しにいかなくちゃならない。 だからユフィは安全な場所で待っていてくれ」 ユフィの両手を握り、ラブ・デラックスのキーを渡すと いつでも発車できる準備をしておいてくれと、そう念を押す。 ゼクスの強い言葉に微かにこくりと頷きながら、 ユフィは彼らが元いた場所へと足早に駆けていった。 「さて、これからが大変だな」 ユフィの後ろ姿を見送りながら、ゼクスは腰のホルスターから 拳銃を抜き放ち、残弾を確認すると三人の下へ急行すべく走りだした。 ■ ■ 「なっ、なんで」 無造作に振るわれた彼女のたった一振りによって、一瞬で陥没した地面を見つめる。 そこはまるで強酸で溶かしたかのように、悪臭と煙がしゅうしゅうと漂っていた。 「士郎さん、気をつけてくださいですの」 「いや、だけど。それでもあの女の子を放っておくことなんて」 何か訳があるのかもしれない。気が動転しているだけなのかもしれない。 今しがた、目の前の異形の少女に殺されそうになりながらも 士郎はそんな言葉を張り上げた。黒子は思わず抗議の声をかけようとするが。 「二人とも無事か!!」 そこへ、隙のない様子で銃を構えながら駆け寄ってきた男の声が響く。 「「ゼクスさん」」 エスポワール号で約6時間前に別れたゼクスの姿を見た士郎と黒子の声が重なる。 「話は後だ、彼女はどうみても普通じゃない。今はこの場を離れるぞ」 「いや、でも」 なおも食い下がろうとする士郎を黒子が叱咤する。 「士郎さん。そんなことを言ってる場合じゃあないですの」 二人を脇目に悪魔の左腕が作り出した地面の傷跡を見ても 何の感慨も浮かばず、美穂子は未だ無為に立ち尽くしていたのだが その瞳が新たに駆け寄ってきたゼクスの姿を捕らえながら。 「うぅぅあああああああああああああああああああああ!!」 両腕で頭を抱え、悶え苦しみながら再び絶叫をあげた。 その声に呼応するかの如く、美穂子の足元からは夜の闇よりも濃い 無数の黒い帯が沸き立ち、その先端は人の指のようにびくんびくんと蠢いていた。 「なっ、なんなんだ一体」 その光景の気持ち悪さに驚愕の声をあげる士郎。 それらが一斉に解き放たれた。 迫る漆黒の手を銃で応戦しながら身をひるがえすゼクス。 瞬時に力を使って後方へと避ける黒子。 迫ってきたそれらを薙ぎ払おうと士郎は咄嗟に投影した日本刀を振るう。 しかし漆黒の指先に刃が触れた瞬間、その刀身が中心から融解した。 「あはははははははははあああああああ!!」 今まで微動だにしなかった美穂子が高笑いをあげながら一歩を踏み出した。 触れただけで全てを溶かす危険な力。 それはまるで某宇宙生物の血のように、美穂子の体中を巡る アンリ・マユの瘴気と魔力によってその血や体液が変貌したものだった。 「士郎さん、今はとても話が通じるような状況ではないですの」 逃げますわよ。と黒子が士郎の右手を無理やり掴み、ゼクスが示す方向へと走り出す。 その三人の後姿を見つめていた漆黒の瞳が、 突如不条理な怒りに揺れて、呪いの言葉を紡ぎだす。 お前たちが生きているのが許せない。 だから。 「決して逃がさない…」 黒き涙に汚染され、美穂子の瞳は狂気と狂喜に染まる。 ■ ■ 「こっちだ」 ゼクスは士郎と黒子を導きながら、車を隠してある車庫へと向かい遁走する。 「どうして象の像へと向かったはずの君たちがこんな所に居るんだ?」 「それは…」 ゼクスは二人の姿の遠めに確認していたものの、 件のユフィが同行している為に士郎達を避けていた。 しかし、女の絶叫により飛び出さざるえなかった事情を話し。 士郎に代わり、此処までの簡単な経緯を黒子が説明する。 「二人は秋山澪を助ける為に 陸路を取っていたというわけか」 若さゆえか、この少年は自身の無鉄砲さを止められなかったのだろう。 それでも今は隣に並ぶ少女が彼の手綱を引いているようだ。 「私やユフィとはまるで逆だな」 「何か言いまして?」 「いや、なんでもないさ」 三人がユフィの待つ車庫まで到着する。 しかしその背後には瘴気を纏った福路美穂子が迫っていた。 そして、士郎達を残す訳にはいかない、とゼクスは一つの賭けに出た。 「ユフィ」 「ゼクスさん」 「彼らがそうなんですか?」 「ああそうだ、彼らが”中国人”私の友人達だ」 ゼクスは不安の入り混じった表情で、ユーフェミアの様子を見守る。 「そうですか、わたしの名前はユーフェミアと言います」 「挨拶は後だユフィ今は出来るだけ早くここから離れるぞ」 ユフィの瞳は赤い燐光を放っていない。 そのことを確認したゼクスは安堵の溜息を付きながら 急いで車へ乗り込むように士郎と黒子を催促する。 ユフィ、ゼクス、黒子、士郎の順に滑り込み、 左右のドアがほとんど同時に閉まる。 直後、車庫を襲った衝撃に、壁の一部が爆散した。 ■ 天井の証明が揺れ動き、上から降り注ぐ破片と埃にまみれながら、 破れた窓や壁の隙間から這い出してくる闇を確認し、ゼクスは叫ぶ。 「三人とも車にしっかり掴まっていろ」 本来は二人乗りの車体であるラブ・デラックス。 運転席と助手席が一体化したソファ型の座席のが功を奏したのか、 無理やり四人が詰め乗り、鋼鉄の鉄騎が緊急発進する。 先の衝撃により、すでに半壊しており、 木製の扉を突き破って赤い車体が夕闇の下へ一気に飛び出すが、 その眼前に美穂子の身体が立ち塞がった。 「しまった!!」 回避行動を取る間もなく『ズドンッ』と広がる鈍い衝撃に、 ゼクスは溜まらず微かに眼を瞑る。 視界の隅で車体に跳ね飛ばされながら宙を舞う美穂子の背中が見えたが、 その体から飛び散る泥のような黒い飛沫が四人を襲う。 「きゃっ」 「ぐあぁっ」 じゅっという音と共に肌を焼く悪臭が鼻を突き。 咄嗟、黒子を庇った士郎の背中が衣服ごと焼けただれる。 「士郎さん!」 「俺は大丈夫だ…、それよりもみんなは」 「こちらも心配ない。ユフィも無事だ」 苦痛に身を歪めながらも平気だと強がる士郎の額に冷たい汗が流れる。 しかし、彼らよりもラブ・デラックスが相当の損傷を受けてしまう。 車体の前方にあるサーモンピンクのボンネット、それは無残に融解し、 耳を突く不快な音と黒煙がエンジンから噴き出していた。 「ちぃ、この様子では長く走れそうもない」 悪態を付きながら、ゼクスはサイドミラーで後方の様子を確認する。 そこには何事も無かったかのようにむくりと立ち上がり、 高らかな哄笑をあげている美穂子の姿が映っていた。 「あはっ。皆死んじゃえばいいんだ」 そうすれば、いつか私もあの子と一緒になれるでしょ。 「……でも、あの子って誰だろう」 顔と名前が浮かばない。 脳裏に浮かんだ疑問を、疑問と思うことさえも、 想いを忘却した今の美穂子には出来ずにいた。 それでも、きっと皆死ねば関係なくなるんだから。 体から漆黒の触手が再び湧き上がり、 無数のそれらは彼女の笑い声に呼応するかの如く、 まるで蛇の四肢のように空中でのた打ち回っていた。 ■ ■ 『E-3象の像』 「やはりおかしい」 エスポワール出発後、此処までさしたる障害も無く 目的地である象の像へと到着をした四人。 グラハム・エーカー、天江衣、ヒイロ・ユイ、ファサリナ。 ゼクスのプランで此処に集まる予定の対主催者集団達。 まだ見ぬ彼らとの接触を求め、それらを狙うであろう殺し合いに乗った 襲撃者の可能性をも含めながらグラハムらは周辺の様子を探っていたのだが。 「こうも人っ子一人いる気配が無いとはな」 一体どういう事なのか。グラハムが後部座席のヒイロに呼びかける。 「わからない。だが一つの仮説は立てられる。 俺達はここまで安全な海路を取って移動してきた。 その間に島の何処かで大規模な戦闘などが起きたと過程する。 その結果、疲弊した対主催者集団は此処に到達できなかった」 「そう考えるのが自然ですね」 ヒイロの言葉にファサリナが賛同する。 「二人も私と同じ回答か」 腰に手を当てながら思案するグラハム。 その手を握り、天江衣が不安げな表情で顔をあげる。 「なあグラハム、順調であれば士郎達ともここで合流できていたのだろう」 「ああ。如何に陸路とはいえ、衛宮少年は 秋山澪の所在を把握して行動しているはずだからな」 一切のトラブルさえ無く秋山らと合流していれば もう少し近くまで来ていてもおかしくはない。 しかし士郎の現在地はE-5政庁付近から未だ動く様子がない。 「これはひょっとすると不味いのかもしれんな」 船に戻らなかった秋山澪や明智光秀の死亡。 彼らが外周探索に出ている間に起きたエスポワールでの惨劇を 思い浮かべ、グラハムは士郎にそれらの姿を重ねてしまう。 「こちらから少年の下に向かうことにしよう。 それでヒイロ達にも異存はないだろうか?」 「問題ない。ここで待機していても何かが得られるとは思えない」 誰一人として象の像に現れない状況に肩透かしを食らった 彼らは士郎達を迎えにいくと決める。 その四人が無人のE-3エリアを出発して約10分が経過した頃だった。 「グラハム、これを見てくれ」 ハンドルを握るグラハムに、ヒイロが後部座席から身を乗り出しながら 手元のデバイスに映る衛宮士郎の位置情報をグラハムに見せる。 「これは、少年に動きがあったようだな」 衛宮士郎、その現在地を示す光点が徒歩とは思えない速さで 西に向かい移動しているのが判る。しかもその動きが少しおかしい。 「まるで蛇行運転をしているかのようだな」 「何者かに襲撃、あるいは追われている?」 「そのように考えるのが一番打倒ですわね」 神妙な表情のヒイロにファサリナが相槌を打ち、 グラハムらはお互いの顔を見合って頷く。 「くっ、ならば急ぐぞ。衣は私にしっかり捕まっていろ」 ハンドルを握ったグラハムの二本の腕の間に 天江衣の小さな体が滑り込み、細腕を胴にきつくまわす。 「グラハム、士郎や黒子を助けてくれ」 「もちろんだ。無事でいてくれよ、少年ッ」 ■ ■ 『D-5政庁跡』 「くっ、あの少女は完全に人を逸脱しているのか」 四人が乗るラブ・デラックスは六輪走行の体躯を蛇行させ 土煙を撒き散らしながら、背後に迫る闇の触手を何とか振り払っていた。 美穂子の姿をサイドミラー越しに捉えたゼクスは嫌な汗を拭う。 いくら蛇行運転とはいえ、毎時八十キロ近い速度で走行するそれに 遅れることなく追いすがってくる少女の姿など一体誰が想像できようものか。 異様なものはそれだけではない。 美穂子の痩躯は走っておらず、濃い闇が足元で郡を成し うじゃうじゃと蠢めきながら這いずり回っていた。 哄笑を浮かべながら身体ごと迫る美穂子。 その様子はもはや恐怖以外の何者でもない。 「何だよっ、あれ…」 「ううっ…」 生理的、本能的な嫌悪感が士郎と黒子の体を震え上がらせる。 ゼクスが再び呻く。エンジンから聞こえる機械の駆動音。 それが少しずつ、だが確実に弱まっていき、走行速度が緩やかに落ちている。 このままでは、十中八九追いつかれるのも時間の問題だろう。 「ユフィ、すまないが私と運転を変わってくれ」 「えっ。あ、はい」 突然の言葉に慌てふためくユフィにゼクスは落ち着いた様子で ゆっくりとハンドルを渡すと、素早くその席を入れかえた。 「ゼクスさん、一体どうするつもりなんだ」 何かの覚悟を決めたように手元の短機関銃を構えながら 後方に迫る美穂子を見やるゼクス。その口元に笑みが浮かぶ。 「…まさか!」 その表情に、嫌な予感を感じた士郎が声を荒げる。 「ああ、どちらにしてもこのままでは追いつかれる。 誰かがここで残り、あの女を喰い止めるなければ全滅は必至だろう」 「だったら、俺も一緒に」 「それは駄目だ」 士郎の肩と叩きながらゼクスが諭すように話しかけた。 ゼクスと一緒に士郎まで残れば。この先、女性二人を一体誰が守るのだと。 真剣な表情で語るゼクス、その言葉に士郎は肯かざるえない。 「お前たちは一直線に西へ向かえ。 一刻も早くグラハム達と合流するんだ」 なあに、足止めさえ出来れば 私も後から必ず向かう。だから心配するな。 そう話すゼクスの迫力に士郎は思わず了解してしまう。 「いいかいユフィ。君はこんな所で死んでいい人間じゃない。必ず生き延びるんだ」 その言葉に鎮痛な面持ちで頷くユフィは、最後にゼクスの手を一度しっかりと握る。 「女性二人のエスコートは少年に任せたぞ」 叫びながら、車体から飛び降り地面を転がること数度、 受身を取り、体を起こしたゼクスの姿を異形の闇を纏った女が睥睨していた。 「生憎だが、ここから先は通行止めだ。 王を守る騎士として、敵の女王は此処で止めさせてもらう」 美穂子へと相対したゼクスが吼える。 「火消しの風ウィンド。いや、此処がゼクス・マーキスの死地と知れッ」 ■ ■ 「足止めとはいえ、たった一人で本当に大丈夫なのでしょうか…」 「彼の行動を無為にしない為にも。 今は急いで西に向かうしかありませんの」 単身で敵の下に残ったゼクスの身を案じるユフィと黒子。 そんな二人を尻目に、安全だと思える場所まで 彼女らを連れていく事ができたならば、 一目散にゼクスの下へ戻ろうと士郎は考えていた。 (ごめんゼクス、俺はあんたの事を置いてはいけない) 士郎の表情を横目で見た黒子は胸中で思う。 また無茶なことを考えているだろう。 士郎さんの事はわたくしが全力で止めなければいけないと。 「もうすぐ島の西側へと渡る橋が見えてくる頃ですね」 ゼクスに託されたハンドルをユフィは必死に握ると 黒煙の隙間を拭いながらも前方を見つめやる。 この時点で車の時速は約四十キロ、すでに当初の半分まで落ち込んでおり、 橋を目前にした三人の姿を南から捕らえる一対の眼が在った。 紫の衣装に同様の色をした長髪をたなびかせる騎兵の英霊ライダー。 浅上藤乃の姿をひたすらに求め、E-6エリアの海岸線を越えた彼女は 島の内陸部へと続くE-5エリアの川沿いを北上してきた所だった。 その進行方向に、政庁崩落跡から走行してくる派手な車体が 空へと黒煙を撒き散らしていれば、嫌でも眼に止まろうというものだろう。 「政庁崩落の生存者でしょうか?」 もしそうであれば、車の状況から見ても 乗っている相手が疲弊している可能性が高い。 接触するべきなのか、やり過ごすべきかを考えていると 車上の人間の顔が判別できる距離まで車が近づいてくる。 「あれは衛宮士郎、それに他は女が二人だけですか」 ライダーが参加者詳細名簿を懐から素早く取り出して、 衛宮士郎以外の二人を詳細と照らし合わせてざっと確認していく。 『白井黒子』 学園都市所属、常盤台中学1年生 風紀委員(ジャッジメント)に所属している大能力者(レベル4) 空間移動能力(テレポート)を保有。 『ユーフェミア・リ・ブリタニア』 神聖ブリタニア帝国第3皇女(エリア11の副総督) 日本人に対してのみ殺意を抱く。 「なるほど」 日本人に対して殺意を抱くという女が衛宮士郎と一緒に行動している事は 腑に落ちないが、セイバーのいない衛宮士郎などは所詮たかが知れている。 となれば、多少気をつけるべき相手は白井黒子という女だけだろう。 どちらにしても大した脅威とは思えない。 思わぬ得物に出会えた事にライダーは舌なめずりをした。 「この首輪三つ、私が頂きますよ」 騎兵の英霊は天の鎖を右手に構え、彼らが乗る車へと駆け出して行った。 ■ ■ 瓦礫溢れる道なき道を駆け抜けるラブ・デラックス。 車の前方に積まれたエンジンからは火花が飛び散り、 エンジンオイルと金属の焼け爛れるような異臭が鼻を突く。 車体は最早オーバーヒート寸前だった。 「士郎さん、まずい状況ですわよ」 「ああわかってる、もう少しだけ持ってくれ!」 最悪このままではエンジンが焼き切れてオイルに引火、 車体ごと誘爆という可能性も有るだろう。 三人の表情が緊迫感で張り詰めていくが不意にユフィが叫ぶ。 「みなさん、前方に橋が見えてきました」 「本当ですの!?」 ユフィの声で不安に色取られていた状況に光明が浮かぶ。 「よし、あそこを乗り越えれば」 顔にかかる噴煙を片手で振り払い、士郎は前方を指差す。 その時だ。 ひゅっという、空を切り裂く鋭い音が響き渡った。 直後、三人を乗せた車体が予期せぬ衝撃に見舞われてゆき、 鋼鉄の鉄騎が地面を抉りながら、コンマ数秒の世界で転倒していった。 「きゃぁっ」 「うわあっ」 何が起きたのか、それすら理解できないままに 三人はその身を空中へと投げ出され、地に叩き付けられた。 衝撃に煽られながら、無様に地を転がり身体中を強打した士郎。 痛みに震える膝を無理やり叱咤させ、ふらつく頭を抱えながら立ち上がろうとする。 「うぁ…、いったい…何が起きたんだ」 傍で重なるように倒れている黒子とユフィも似たような有様だ。 そのすぐ傍で斜めに転倒したラブ・デラックスが火炎に包まれていき、 此処までひた走ってきたそれは、最後に炎を噴き上げながら一瞬で鉄屑と化した。 闇夜を照らす炎の脇で、紫の髪をたなびかせた女が悠然と立つ。 「お久しぶり、といったところですかね」 聞き覚えのあるその声に、一瞬ぎくりと体を硬直させながら士郎は頭を上げる。 ■ 「お前は…、ライダー…!!」 以前に見た眼帯を外してはいるが、 紫色で統一された衣装は見間違えようがない。 「ふふっ、こんな場所に来てまでも 私の顔など見たくなかったのでしょうが」 地に片膝を付きながら呼吸を荒げる士郎へと、 彼を見下ろすライダーの視線が突き刺さる。 「セイバーの事は残念でしたね。 まあ、貴方も此処で死ぬ事になるのですから どちらにしても結果は同じでしたね」 殺し合いの優勝も、冬木の聖杯も私のものだ。 そう言わんばかりの笑みを浮かべる。 「そんな事は…させない。俺がお前を止めてみせる」 カリバーン 素早く「選定の宝剣」を取り出した士郎は剣の切っ先を 地に突き立てながら、未だ震える両腕と両膝に力を込めて起き上がる。 「士郎さん!!」 背後から投げかけられた士郎を呼ぶ黒子の声。 「黒子は早く、ユーフェミアさんを連れて逃げろ!!」 「でも、わたくしは士郎さんを置いて…」 「早くしろ!!こいつの相手は俺がする。だから今のうちに逃げるんだ!!」 必死の形相で叫ぶ士郎の声に気圧された黒子は、 自分達が二人だけではないのだと再確認する。 先に残ったゼクスの連れであるユフィを安全な場所まで連れて行かなければならない。 「…わかりましたわ」 その言葉に、納得してくれた黒子の様子に士郎は安堵する。 そして、両手で握る選定の宝剣の柄に力を込めて。 真正面に相対するライダーへと向き直る。 「セイバー、俺に力をかしてくれ!!」 士郎の右手に輝く魔力の本流、それ呼応した選定の剣が微弱な光を帯びていく。 「ふっ、相変わらずの騎士気取りですか」 反吐がでますね、と一言呟き。 それならば士郎を殺し、すぐにでもその後を追わせてやろうと叫ぶ。 明確な殺意が炎を撒き散らし、天の鎖を駆るライダーが宙を舞った。 ■ ■ 「舐めるな、ライダァーー!!」 空中から飛来するライダーを迎え撃つ士郎。 手にした宝剣の刃を上段に振りかぶり、右足で地を踏みしめながら、 裂帛の気合と共に、眼前の空間へと一気に振り抜いた。 鋼が交差し、金属同士がぶつかり合う不協音が響き、火花が散る。 「何っ!!」 驚愕の声を漏らしたのはライダー。 「うおおおおおおおおおぉ」 ライダーの初撃を力強く弾き返した士郎は そのままの勢いで剣先を翻し、地に着地したライダーの胴を薙ぐ二撃目を放った。 たまらずライダーは天の鎖を両手で引き伸ばすと、 その刃を鎖の中心で受け止めながら、自ら後方へと跳び跳ねる。 更に踏み込む士郎はライダーを追い、水平に滑らせた刃を前方へと 高速で突き入れた三撃目を繰り出していく。 「がぁっ!!」 ライダーが咆哮。着地した足を屈折させて体を後方へ倒し、寸での処で刃先を避ける。 躱しざま、そのまま腰を捻り、凄まじい勢いで回転。眼前にある剣の腹を蹴り飛ばした。 強靭な蹴りを受け、宝剣の刃が右上方へと跳ね上げられた。 刃先から両腕に伝わる衝撃に、剣を落とすまいと体勢を崩す士郎。 その開いた腹を目掛け、握り締めた拳をライダーが打ち込んでくる。 咄嗟、士郎は刃筋を空へ掲げて衝撃を逃がし、其を一気に打ち下ろした。 刹那、ガッっという鈍い音と共に、 空を切り裂く左拳と宝剣の柄頭が穿ち合い、 激突の衝撃で両者の体が弾き飛ばされる。 大地を踏み抜き堪える士郎。 片手を地に着き、腰を屈めながら地面を這うような姿勢を取るライダー。 再び開く両者の間合い。切り結ぶ数はたった三合。されど三合。 相手の実力を把握するには十分すぎる手数だろう。 勇猛果敢な勢いで剣を振るう衛宮士郎。その太刀筋に剣の英霊の姿が重なった。 「はぁっ!!」 所詮は私の敵でない、そう侮っていた相手の思わぬ反撃に驚愕したライダーが 宝剣と打ち合いになった拳を擦りながら鋭く眼を細める。 「ちぃっ」 横一文字に虚空を切り裂く刃が一閃、 後方へ飛び退き、間合いを取り直す事で刃をやり過ごす。 「黒子達は…俺が守る」 宝剣を構える士郎の瞳に決意が宿る。 ■ ■ 「凄いですの…」 人智を超え、人の世界に現界した神話や伝説上の存在が姿を成した者。 恐らく士郎の相手は彼が以前に話していた英霊の一人だろう。 その実力は今見た限り、しかしライダーと互角に戦う士郎の姿は かつて黒子にあっさりとのされた様子など微塵も感じさせずにいた。 思わず黒子は驚きを隠せない。 「っと、いけないですわ」 士郎の戦いぶりに感心している場合ではない状況を思い出して気を引き締める。 宙に放り出された際の打ち所が悪かったのか、未だ意識が朦朧としている様子の ユフィを抱えながら、少しでも早くこの場から離れようとする。 「うぅっ…」 「しっかりしてくださいですの」 ジャッジメントとして荒事に慣れている黒子とは違い、 苦しそうな表情を見せるユフィの姿はどう贔屓目に見ても こんな戦いの場に慣れていないのだとわかる。 「ごめんなさい、わたしが足手まといなばかりに…」 「いいんですのよ、わたくしが一般人を守る事は当然の務めですの」 「ありがとうございます」 ユフィは自身よりもいくばか若いだろう黒子の言葉に 己の不甲斐なさを噛み締め、黒子に肩を貸してもらい、 必死にこの場所から離れようと歩く。 そのとき、不意に足元へとこぼれ落ちた物がユフィの目に止まる。 「白井さん。今、何かを落とされたみたいですよ」 拾い上げたソレをユフィが目をみやり、小声で呟く。 「あなた…本当は…本人だった…ですね」 「えっ…」 肩口から覘くユフィの瞳が赤い輪郭を帯ており。 黒子がしまった、と思った時にはすべてが遅かった。 気付いた時には、既に引き金は引かれていた。 ■ ■ 「黒子達は…俺が守る」 完全に雑魚としか認識していなかった士郎の思わぬ反撃に、 柳眉を立てて掌を握るライダー、その手が魔眼殺しの眼鏡に伸びる。 「衛宮士郎、一体いつの間にそのような実力を身に着けたのですか」 数時間前、阿良々木暦に不覚を取った記憶が蘇り、 魔力消費は多少激しいが此処は魔眼で一気に 勝負をつけるべきかとライダーが考える。 その時。乾いた破裂音が響き渡り。 咄嗟に、後ろを振り返ってしまった士郎は その眼に飛び込んできた光景に絶叫する。 映画の1シーンのように、血を噴き上げながら、 ゆっくりと崩れ落ちる黒子。 黒子に向かい銃口を向けたユフィは更に 二度、三度と、乾いた音を響かせる。 片膝を付きながらも残った力で空間移動、銃撃をかわす黒子の姿が目に入る。 何が起きたのか理解出来ない。理解したくない。 目の前のライダーの存在さえ忘れたかのように絶叫をあげながら、 黒子の元へ駆け寄ろうと士郎が走る。 士郎の連れが仲間の女を突然撃った、その光景には 戦っていたライダーも困惑を隠せず追撃の手を緩めてしまう。 その二人、否、士郎に向かってくすくすと笑いながら銃口を向けるユフィ。 「あなたも日本人なんですよね、そうなんでしょう?」 再び響く銃声。放たれた弾丸が士郎の頬を掠めて流れ弾がライダーを襲う。 「ちぃ、あの女は結局無差別という事ですか」 その場から逃げるように、笑いながら銃を撃つユフィ。 流れ弾をかわしながら跳躍したライダーがその頭上より天の鎖を放ち。 空中で蛇の軌跡を描いたソレはユフィの銃をあっさりと叩き落とす。 「きゃあっ」 その一撃を受け、地面を転がるユフィ。 唯一の武器を失くしたユフィはその場から逃げようと駆け出した。 がしかし、背後からその右肩を貫く天の鎖、たちまち地面に引き倒された。 「あぐぅ…」 か細い呻き声をあげて崩れるユフィ。 「暫くそこで這い蹲っていなさい」 動けない彼女を尻目にライダーは再び士郎へと向きなおる。 「しっかりしろ、黒子ッ」 「ごめんなさい…士郎さん」 人は銃で撃たれれば死ぬ。 たったそれだけの事で当たり前のように命を散らしてしまった かつての仲間、伊藤カイジを思い返す。 初撃で脇腹に銃弾を受けた黒子の顔が みるみる蒼ざめてゆき、彼女の小さな体が小刻みに震えていた。 黒子を抱き寄せる士郎。その無防備な背中にライダーが迫る。 「衛宮士郎、ここでお別れですね」 「くっ、ライダー」 黒子を守ろうと士郎は必死にその体を抱える。 その様子に、天の鎖を使うまでもないとライダーが拳を振りかぶった。 時系列順で読む Back 夢と復讐 Next 開け、細き一条の血路(後編) 投下順で読む Back 夢と復讐 Next 開け、細き一条の血路(後編) 233 街の灯り潤んで揺れる ライダー 243 開け、細き一条の血路(後編) 235 試練~New Translation~ ヒイロ・ユイ 243 開け、細き一条の血路(後編) 235 試練~New Translation~ ファサリナ 243 開け、細き一条の血路(後編) 235 試練~New Translation~ 天江衣 243 開け、細き一条の血路(後編) 235 試練~New Translation~ グラハム・エーカー 243 開け、細き一条の血路(後編) 238 世界の中心で愛を叫んだモノ 福路美穂子 243 開け、細き一条の血路(後編) 238 世界の中心で愛を叫んだモノ ユーフェミア・リ・ブリタニア 243 開け、細き一条の血路(後編) 238 世界の中心で愛を叫んだモノ ゼクス・マーキス 243 開け、細き一条の血路(後編) 238 世界の中心で愛を叫んだモノ 衛宮士郎 243 開け、細き一条の血路(後編) 238 世界の中心で愛を叫んだモノ 白井黒子 243 開け、細き一条の血路(後編) 238 世界の中心で愛を叫んだモノ 言峰綺礼 243 開け、細き一条の血路(後編)
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ジグザグマはげんきのかけら持ってくるようだね -- (名無しさん) 2014-11-25 11 53 39 サーチに限らずアイテム持っている場合があるもよう。(群れプラスルにじゅうでんち持ちがいた) -- (名無しさん) 2014-11-25 13 13 43 載ってない確率小ぽいの ジグザグマげんきのかけら、マッスグマげんきのかたまり、ソルロックたいようのいし、クサイハナきゅうこん 後ロコンもくたん、ココドラかたいいし、ズルッグきれいなぬけがらも確認してるけど回数が少ない為大小判別ついてません -- (名無しさん) 2014-11-25 19 12 14 サーチで!マークがあるのが確率小のアイテムかな? -- (名無しさん) 2014-11-25 19 24 58 orasからの所持品変更なのかサーチ限定の所持品なのか判別つけづらいな。とりあえず過去作でも確認できる所持品は除外してもいいかも。 -- (名無しさん) 2014-11-25 22 05 11 攻略本見たけどサーチ限定アイテムがあるとは書いてなかった おそらくアイテムを所持してると表示されるだけかと -- (名無しさん) 2014-11-25 23 36 04 じゃあサーチなしでこれらのアイテム持ってた場合が報告されるかな -- (名無しさん) 2014-11-25 23 55 51 サーチなしでもじゅうでんち持ちマイナンとげんきのかけら持ちジグザグマ居たから サーチ限定では無いかと。遭遇する確率は変わるかもしれないけど。 -- (名無しさん) 2014-11-27 21 09 31 サーチなしで砂漠のサボネアからくっつきバリ、サンドからねばりのかぎづめ回収。確率もサーチの有無じゃ変わらない気がする -- (名無しさん) 2014-11-28 20 54 56 113ばんどうろにてエアームドがメタルコート所持 -- (名無しさん) 2014-12-08 17 00 37 ワンリキーがサーチできあいのハチマキもってた まさかBP品まで持っているとは -- (名無しさん) 2014-12-11 10 19 05