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問題解決のためのザ・バイブル⑤ 渉外弁護士 佐々木 満男 ■本稿は東大新報1999年9月25日号の原稿です。 愛による解決 「天には星、地には花、人には愛が不可欠である」とゲーテは言った。「力による解決」、「知恵による解決」に次いで、問題解決の第三の方法は、「愛による解決」である。この「愛による解決」こそが、最も有効な解決方法である。 人間関係にまつわる問題の原因のほとんどは、「愛の欠如」にある。友人関係のトラブル、家庭の不和、職場の問題、ビジネスの問題、教育の問題、政治の問題、国際間の紛争のもとをたどれば、常にそこに「愛の欠如」を見いだすであろう。お互いに思いやり、愛し合うことができるならば、そもそも問題は生じない。万一問題が生じても、すぐに解決していくのである。 神の限りない愛 天地万物の創造主の属性の一つは、その限りない愛である。聖書には「神は愛である」と繰り返し書かれている。愛こそは神の最も重要な性質(本質)である。いわば神の性質の中核である。神の限りない愛は、神の偉大な力よりも、神の偉大な英知よりも、はるかにまさる。なぜなら、神に愛がなければ、神の力も神の知恵もむなしいものであるからである。広大な宇宙も、美しく咲く花も、ただ存在しているだけであれば、「ああ、大きいなあ」「ああ、きれいだなあ」で終わってしまう。自分とは本質的な関係はない。 神は人間を愛するがゆえに、人のために天地万物を創ってくださったと、聖書に書かれている。自分が神にそのように愛されていることがわかれば、何もかもがすばらしい意味を持つようになる。それら被造物を通して、人は神の恵みを受け、神を讃え、神に感謝し、神を愛することができるようになるのである。たまたま道に落ちていたダイヤモンドの指輪を拾ったのと、愛する婚約者からそれをもらったのでは、その意味が全く異なるのと同じである。そこに愛があるから、心の深い所で結ばれる生き生きとした関係が生み出されるのである。 そもそも神が人を創ったのは、神と人が相思相愛の関係を持つためである。単にいろいろなものを創ってオモチャのように並べたり動かしたりして楽しむためではない。神は人に、「わたしは限りない愛をもってあなたを愛している」と語りつづけている。(エレミヤ書三一章三節) 人間の愛 愛のない人間関係は本質的にむなしいことは誰でも知っている。愛のない夫婦関係、親子関係は、そこにどんな力と知恵があったとしても、決して深い満足と喜びを生み出さない。主従関係、師弟関係、友人関係もみな同じである。 ところが、熱烈な恋愛によって結婚した夫婦が、ちょっとしたことが原因で別れていく。仲の良かった兄弟が、遺産相続をめぐって骨肉の争いをする。長年にわたって築き上げてきた仲間同士の信頼関係が、ささいな誤解で崩れて訴訟にまで発展してしまう。人の愛はその程度のものである。 人の愛をどこまで高らかに歌ってみても、どこまで切々と書いてみても、そこにはむなしさが残る。実際はそれほどのものではないことを、誰もが知っているからである。 それではどうしたら良いのか。どうしたら神のような無限の愛を持つことができるのであろうか。聖書によれば、それはイエス・キリストを信じることによってのみ可能である。キリストを信じるとは、聖書のことばを信じることによって、心の深い所で神であるキリストと現実に出会い、お互いに結ばれるという体験をすることである。単に頭でキリストの教えを信じて、これを実行しようとすることではない。また、形式的にキリスト教の洗礼を受け、毎週日曜日に教会に通うということでもない。心の深い所すなわち霊の次元において神のいのち(愛)と結ばれるということである。 神の律法 「天地万物の創造主が人(イエス・キリスト)となってこの世に現れてくださった」というのが、聖書に書かれている驚くべき真理である。これはまさに聖書全体の中心テーマである。 それは一体何のためか。罪によって壊された人と神の相思相愛の関係を回復するためである。神の律法に対する人の罪を許すために、律法の創設者たる神が、自らを罰するためである。 神の律法は、「汝唯一の神のみを崇めよ、汝の父母を敬え、汝殺すなかれ…」というモーセの十戒に要約される。(出エジプト記二十章三~一七節)ひとことで言えば、「神を愛し、人を愛しなさい」ということである。世界各国の道徳や法律の根底には、神の律法すなわちモーセの十戒の精神が貫かれている。神の律法は、神と人、人と人、とを律する神の絶対的秩序である。その律法の一部にでも違反する者は、神の前に立つことはできない。すなわち神とともに永遠に神の国に生きることはできない。これを「永遠の滅び」と言う。 人間はその罪の性質のために誰一人として生涯にわたって神の律法を守り通すことができない。しかし、神はそのご性質から神の絶対的秩序である神の律法を曲げることができない。それゆえに、人を永遠の滅びから救い、人に永遠の命を与えるためには、律法の創設者たる神ご自身が犠牲になって罪なる人の身代わりにならなければならなかったのである。 こうしていわば超法規的救済をしてくださったのである。完全な比喩ではないが、重罪を犯して死刑囚となっている愛する息子を救うために、罪のない父親が身代わりになって死刑に処せられたということである。 十字架の愛(最高の愛) これがキリストが十字架に架かって死なれた真の意義である。「人が友のために命を捨てること、これよりも大きな愛はない」と語り、自らそれを実行したのである。これは神の究極の愛の現実化である。キリストの愛は、あまりにも高く、深く、広く、熱いために、人の頭脳(知性・感性)ではとうてい理解することができない。心の最も深い所(霊性)において、その真理(愛)のいく分かをとらえることができるのみである。 キリストを信じてはじめて、人は神の無限の愛を知り、これを受けることができるようになる。そうすると、その人の心から神の無限の愛があふれ出てきて、他の人をも愛することができるようになる。 汝の敵を愛せ 朝鮮動乱のときに韓国の孫良源牧師は、最愛の息子二人を殺された。けれども孫牧師は息子を殺して捕まった犯人を直ちに許したばかりか、その釈放を当局に嘆願して特別に聞き入れられた。さらに死刑になるはずの犯人を心から愛して自分の養子(孫載善)として自宅に迎え入れ、立派に養育した。 第二次世界大戦によって日本から最も甚大な被害を受けたのは、中華民国である。しかし敗戦国日本に対して、戦勝国中華民国の蒋介石総統は、世界の歴史上まれにみる寛大な措置をとった。 それは、天文学的数字にのぼる巨額の戦争賠償金の対日請求権の全面破棄、戦勝連合国による日本四分割占領の阻止、中国大陸の二百万人を越える残留日本軍民の安全帰国の早期実現、天皇制の存在を日本人の考え方にゆだねること等である。 なぜ蒋介石はこのような寛大な措置をとったのか。それは熱心にキリストを信じていた蒋介石が、「汝の敵を愛せ」(マタイの福音書五章四四節)、「怨みに報いるに徳をもってせよ」(ローマ書一二章二一節)の聖書のことばに従って、これを実行したからである。戦後日本の平和維持と経済発展は、蒋介石による隣人愛の実行なくしてはありえなかったと、言っても過言ではない。キリストを信じて神の無限の愛を受けなければ、誰がこのような愛を実行できるであろうか。ここに復讐を美化し、「忠臣蔵」を讃える日本文化の大きな限界を見るような気がする。 このように、「敵を愛し、迫害する者のために祈れ」「右の頬を打たれたら、左の頬を出せ」と言い、それを自ら実践したキリストの愛こそが、問題解決の最も強い要素である。キリストの愛すなわち神の愛は、他人のために自分を犠牲にする愛であり、どこかの宗教家のように自分のために他人を犠牲にするようなものでは全くない。 Total Hits - Today Hits -
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夕焼けのマージナル ゆうやけのまあしなる【登録タグ:Angel Note Riryka たいせつなきみのために、ぼくにできるいちばんのこと/作品 アダルトゲーム 曲 曲ゆ 曲ゆう 森まもる 玉沢円】 曲情報 作詞:玉沢円? 作曲:森まもる?(Angel Note) 編曲:森まもる?(Angel Note) 唄:Riryka ジャンル・作品:アダルトゲーム たいせつなきみのために、ぼくにできるいちばんのこと/作品 カラオケ動画情報 オンボーカルワイプあり コメント 名前 コメント
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その心は闇を払う銀の剣 絶望と悲しみの海から生まれでて 戦友達の作った血の池で 涙で編んだ鎖を引き 悲しみで鍛えられた軍刀を振るう どこかの誰かの未来のために 地に希望を 天に夢を取り戻そう われらは そう 戦うために生まれてきた エピローグ 「果てのない闘い ~どこかの誰かの未来のために~」 ――13が失踪してから、2ヶ月後… ここは上空1万メートル…何者にも縛られない音速の世界… 俺の名は「パトリック・コーラサワー」AMS空軍のエースで、通称不死身の男だ。 しかし、そんなエース様でも、当番制の哨戒任務は免除されない… まったく、戦闘機のエースパイロットと言えば、もっと敬われるべきだろう。 そもそも… 戦闘機を操縦しているというのに、思考の海に埋没するパイロット。 通常ならば、墜落してもおかしくないが、外から見る分にはそんな危険性はまったくない。 彼はたしかに、エースと名乗れる腕前はあるが、良くも悪くもバカであった。 ふとレーダーを確認すると、光点がある。 シグナルを確認するが、身元不明…所属不明機である。 ―こんな、AMS基地の間近まで接近するとは命が惜しくねぇのか?― そんな疑問が出てくるが、まずは確認しないと後々問題になる… オープンチャンネルで、相手に呼びかける。 「こちら、AMS航空戦闘軍、第7戦闘航空団所属、パトリック・コーラサワー少尉だ 貴官のフライトスケジュールの目的を教えてもらいたい」 定型文を送ってみるが、返事は一切なし。それどころかより一層こちらに、つまりは 基地に近づいてくる。 無反応ならば、打ち落としても問題ねぇよな…そもそも、それが今の俺の任務だ。 そう考え、管制室に連絡を入れる。 「こちらパトリック、所属不明機を発見、広域回線で呼びかけるも返答なし 撃墜行動に移る。許可を求めたい」 「こちら管制室、不明機を確認できました。撃墜を許可します。」 よし、許可が出た。その言葉を聞いた瞬間に、エンジン出力を上げ、不明機に接近する。 しかし、肉眼で確認できるほど近づいたとき、パトリックは自身の目を疑った。 そのとき彼の眼に映った飛行体は… 待て待て待てッ!何だありぁあ? UFOなのか? あまりの衝撃にファーストアタックで攻撃するのも忘れている。 が、そこは歴戦の軍人である。目標が何であれ、撃墜指示が出ている。 撃墜した後は、もっと偉い人が考えるだろう… そう思い、大きく旋回し目標にロックオンする。次いで、ミサイルを発射 見事、一発で命中しUFOは煙を上げて墜落していく。 その後、基地に戻ったパトリックは知合いにUFOを撃墜したと話たが、 だれ一人として信じず、脳のバカさ加減が危険域に到達したか…と呆れられるだけであった。 「おお~~!!地球の重力にココロ惹かれるぅ~!!」 墜落するUFOを器用に操りながら、叫んでみる。うん、状況は変わらない… もはや、墜落するのは時間の問題…耐ショック体勢でも取っていたほうが良いのだが… 墜落予想地点に軍の部隊が展開している。しかもAMSには見えないときた。 そんな訳で、無理やり制御しているのだが、ミサイルの当たり所が良かったのか まったくもってUFOは言うことを聞かない。 ダメだ…墜落する ドーーーーーーーン グゥゥゥゥ なんとか、意識を失わずにすんだようだ。それというのも新しい着ぐるみのおかげだろう。 今度のは丈夫である。 などと思いつつ、体調チェックをする。胸にはまだ新しい大きな銃創が出来ている。 あの銃弾で撃たれた後、レールガンの衝撃で壁際まで吹き飛ばされた。 そのまま、死を待つだけであったが、飛ばされた位置が良かったため 我輩は最後の賭けに出ることができた… 飛ばされた場所には、最初にはじき飛ばされたアンプル銃が落ちていた。 中身は青い薬…体内のナノマシンを狂わせる効果がある。 赤い薬にも、補助としてナノマシンが入っているので、うまくいけば、助かると判断したが うまくいってよかった。おそらく、胸に受けた銃撃で、血が少なくなった分 薬の効能が弱まっていたのだろう。貧血で死ぬ前に意識が戻ったのも運が良かった。 しかし、この状況、墜落のショックで宇宙船の外装が壊れ 我輩の体に乗っているため身動きが取れない… まあ、地上に居た見知らぬ部隊がここに来るだろう。 初めて墜落した時も、いきなり殺されることはなかったから、今は救助を待つとしよう。 ―――――……… 外が騒がしくなってきたな…ガチャガチャと何か移動させる音も聞こえる。 ようやく回収作業が始まったか。さて、いつごろ助かるか… そう考えていると、その時は案外早くきた。 「なッ!なんだコイツは!?」 銃を構えている男がそう、叫んだ。ヒドイな、新しい着ぐるみは もふもふの可愛らしい首輪付きだというのに… その軍服を確認すると…RHSという文字が入っている。 …聞いたことのない部隊だな、さて、どうすべきか… と後方に見知った顔を見つけた…ッが、その表情はこちらは見て興奮している。 何か嫌な予感がするが、あちらは眼が合ったことに気づいたようだ。 恐ろしい勢いでこちらに向かってきた。そしてそのまま無言でダイブして抱きついてきた。 「結城ッ!!コイツをRHSで飼うぞッ!!」 飼うって…未確認生物をいきなり飼う気ですか?ガルシア中尉… 「う~ん、それは良いけど、伝染病に注意しないといけないな」 我が友が答えるが…注意すべきところはそこなのか…? 仕方ない、ここは一つ、我輩がビシッと一発ツッコンでやろう。 「私を飼うならば…ご飯はコシヒカリを要求するッ!!」 ここから先の物語は…今も何処かで続いている。 どこかの誰かの未来のために それは子供の頃に信じた夢 誰もが笑う夢の話 でも私は笑わない 私は信じられる あなたの言葉を覚えているから あなたの差し出す手を取って わたしも一緒に駆けあがろう 幾千万の私とあなたで あの戦争に打ち勝とう どこかの誰かの未来のために Fin
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「はぁ……」 しきみは悩んでいた。 温泉での一件以来、あざみの顔がまともに見れず、会話もままならなくなってしまったからだ。 自分の馬鹿な勘違いが元なので素直に謝りたいと思ってはいるが、あざみの顔を見ると、どうしてもあの時の感触と表情が脳裏をよぎり、何も言えなくなってしまっていた。 「悩んでいてもしょうがないか……」 考えるだけでは何も変わりはしない。自分が照れを捨てればいいだけの話で、そうすれば、あざみならいつものように接してくれる。それは理解している。 (でも……そんな簡単に意識を変えられるものなら、最初から悩みなんてしない。ナナフシの時だってそうだ) ともかく考え込んでいても気が滅入るだけなので、しきみは自室を出て、山へと向かった。 こういう時は学園でじっとしているよりも、外で何かをしていた方が、余計なことを考えないで済むと思ったからだ。 学園周辺の山々は、しきみにとって勝手知ったる、いわば庭のようなものなので、何処がどんな薬草の生育条件を満たしているのかは、概ね熟知している。 だから手持ちの薬草が切れそうになれば、何処に行けば何が補充できるのかは分かっているし、貴重な薬草が生えていそうな場所も把握していて、今回は後者を目的とした。 自室にある薬草等のストック管理は、普段から怠っていないので、特に補充が必要なものはないが、貴重な薬草やキノコなら、いくらあっても困ることはない。 そういったものは、意図的にストック量を操作することが難しいということもあるが、何より薬師としての探究心が欲しているのだ。 しきみは、貴重な薬草が生えている可能性のあるエリアを、次々とあたっていく。だが、まるで収穫がない。 特別に期待をしていた訳ではないので、それで落胆するようなことはないが、何も無いと流れ作業的になりがちで、気が抜けてつい余計な思考が顔を出し初めてしまう。 それでは山に出た意味がない。余計な思考を振り切り集中しようと、散策に精を出す。そして気がつけば、見覚えのある景色に囲まれていた。 見覚えのある場所なんてここに限った話ではないが、この場所にしきみは、単なる既視感とは違った感覚を覚えていた。 そこは岩壁に挟まれた、所々に岩石の転がる渓谷で、奥には緑も見受けられる。かつて星屑草を見つけ、ナナフシと初めて出逢った、しきみにとって特別な場所だ。 星屑草を見つけた場所だけあって、しきみはあれ以来もここに何度か足を運んでいた。 いつも収穫など何も無かったが、ここに来ると心が温まるような、何か不思議な感覚になれるのが心地よく、何も無いと分かっていながらも、つい何度も訪れてしまっていたのだ。 その所為で習慣化してしまっていたのか、無意識の内に足が向いていたようだ。 やはり今回も星屑草は生えていないだろうが、折角来たのだからと、しきみは奥へと進む。 奥へ行くに従って通路が拡がり、幾つかでこぼことした岩が点在している。その隙間や表面からは逞しく緑が育っており、薬草として使えるものも多少見受けられた。 ナナフシの居た縦穴付近まで到達すると、しきみの脳裏にあの時の記憶が鮮明に蘇えり、胸の奥が熱くなって、顔が火照っていくのが感じられた。 (ここに来る度にいつもこんな気持ちになって……未練がましいったら無い……) そう思いながらも、穴の前で立ち止まり中を覗くしきみ。深さ4メートル程度。当たり前だがナナフシの姿などない。 (馬鹿馬鹿しい……。何やってんだろ、私……) ひょいと穴を飛び越え、薬草狩りを再開しようとする。だが着地した瞬間、足場が崩れ、しきみの身体は後方の穴へと投げ出されてしまう。 (なっ!?) 気を抜きすぎていたのか、穴の淵、しかもヒビの入ったところへ着地してしまったようで、虚を衝かれる形となったしきみは、反応できずに背中から落下していく。 それでも滞空中に何とかしようと、鉤縄を近くの岩石へと絡ませる。しかし天はしきみに味方せず。岩石は脆くも崩れ落ち、しきみの身体を一瞬繋ぎ止めるだけに終る。 「くッ……!」 さほど深い穴ではないので、もう落下中に体勢を立て直す余裕などない。衝突に備えて受身を構える。 「――!」 途中、鉤縄がワンクッションになったとは言え、背中から落ちて、何ともないような高さではない。 しかも、衝突のタイミングが思っていたよりも早かったために、受身のタイミングも逸してしまった。 にも拘らず、痛みはなかった。 (いったいどうなっ……) そう思いしきみは、いつの間にか瞑っていた目を開ける。 「大丈夫か?」 そこには、先程まで思い浮かべていた顔があった。 「な、ナナフシ……!」 驚いて目を見開くしきみ。 「どうして……?」 「それは拙者のほうが聞きたいくらいだ。お前らしくないのではないか?」 落下したことを言っているのだろう。いつものしきみならば、このようなヘマはまずしない。それは本人も十分に理解している。 だが今のしきみには、そんなことはどうでも良かった。 「私にだって、こんな時もあるわ……。それよりなぜここに?」 ナナフシが目の前に居ることが信じられないしきみは、改めて訪ねる。 「たまたま通りかかったのだ。そしたらお前の姿が見えてな……。いきなり落下したから驚いたぞ」 「そう……。ごめんなさい……」 微笑を浮かべながらナナフシが答えると、迷惑を掛けたと思い、しきみが俯いて謝る。 「謝る必要などない。お前は何も悪くはない」 冷静な口調の中にも優しさの篭った声で、ナナフシが諭す。 「……ありがとう」 しきみは俯いたまま視線を逸らし、照れながら一言、感謝の意を述べた。 「折角こうして逢えたのだ。少し話でもしないか? この中なら、まず人目につかないだろう」 確かにこの縦穴の中を窺うには、淵に立って覗くしかなく、余程の術者でもない限り、他に覗く術はなさそうであった。 そんなことが出来る術者が、こんな穴をわざわざ覗く理由もないだろうということで、しきみはナナフシの提案を受けることにした。 「そうね。それじゃあまずは、降ろしてくれない?」 ナナフシは衝突寸前のしきみを抱き止めた。だからしきみは、いわゆるお姫様抱っこされている状態になっていた。 好きな相手に抱かれて嬉しくない訳はないが、久しぶりに会ったせいか、気恥ずかしさのほうが大きく、しきみは降ろすように催促してしまう。 「ああ」 ナナフシがしきみを腕から降ろす。そしておもむろに地面へ腰掛けた。 しきみも地面に腰を下ろし、岩壁を背もたれにして、ナナフシの右隣に座る。 「元気にしていたか?」 ナナフシが先に口を開いた。 「ええ、まあ。貴方は?」 本当は体調を崩したこともあったし、今も悩み事はあるが、心配を掛けさせまいと、しきみは曖昧な返事を返した。 「見ての通りだ。そういえば、お前の方こそどうしてここに?」 ナナフシは、しきみが以前体調を崩していたことを、あざみから聞いて知っていた。 本心としては、なんとか聴き出したいところではあるが、しきみの気持ちも解るし、あざみの正体がバレてはいけない。 そう考えたナナフシは、あえて話題を変えた。 「多分、貴方と同じよ。星屑草があった場所だもの。来てみたくもなるわ」 先程ナナフシは「たまたま」と答えてはいたが、同じ趣味を持つしきみには、ナナフシがここに来た理由など、本当は聞かずとも解っていた。 「俺は……それだけの理由ではないのだがな」 「? どういう……?」 「……こういうことだ」 不意にナナフシがしきみを抱き締める。 「え、ナナフシ?」 (え? ええ?! いったい何が?! え? どうして?!) ナナフシの突然の行動に、しきみの思考は激しく混乱する。 「俺は、しきみに逢いたかった。またお前の顔が見たかった、声が聞きたかった。……だからここに来た。また逢えるのではと思ったから」 絞り出すように、囁くようにして、しきみの耳元で、ナナフシがその想いを吐き出した。 ナナフシにこのような感情を、初めて直接的な行動と台詞でぶつけられたしきみは、胸が締め付けられるような感覚に囚われる。 「実は……私も……」 しきみはナナフシの背中に腕を回し、自分も同じ気持ちであったことを、行動で示す。 「……しきみ……」 ナナフシがしきみから身体を少し離し、その瞳をじっと見つめる。しきみもまた、視線を泳がせながらも、なんとか見つめ返していた。 ゆっくりとナナフシの、その整った顔を近づく。 意図を察したしきみは、戸惑いながらも瞼を閉じる。次第に互いの吐息が感じられる距離にまで達し、ナナフシも瞼を閉じた。 ―― 初めての接吻。どうしたらよいのか分からないしきみは、唇を固く閉じ、緊張の余り少し震えていた。 それは互いの唇を重ね合うだけの、文字通りの"口付け"であったが、気持ちを確認しあうには十分過ぎるほどの温もりが篭っていた。 唇を離し、再び見つめ合う二人。しきみは相変わらず、気恥ずかしさから、真っ直ぐには相手の目を見られない。 そんな仕草を微笑ましく感じながら、ナナフシは両手でしきみの右手を取った。そして、自らの胸、心臓の辺りにその手を当てる。 「聞こえるか? 俺の心音が……。お前に再会できたことで、速まっている鼓動が……」 そう言われてしきみは、手先に伝わる僅かな振動に集中する。確かに、トクトクと短いリズムで、脈打つ鼓動が聴こえる。 「ええ、聴こえるわ。見かけによらず、緊張でもしているのかしら?」 自分も緊張しているにも拘らず、ワザとらしく皮肉っぽい口調で尋ねる。 「ああ。こういう経験は乏しいからな。お前と同じで」 対してナナフシもまた、やや皮肉っぽく、からかうようにして答えた。 「私はっ、こういうことに、興味がなかったからっ……!」 別に隠していた訳ではないが、しっかりと見抜かれていたことが妙に恥ずかしく感じ、しきみは必死に言い訳をしようとする。 「とは言え、お前よりは知識を持っているつもりだ。俺がリードをしなくてはな」 「り、リードって……」 何の? と聞きたいところだが、聞くまでもない。それに聞いたら恥ずかしさの余り、余計に動揺してしまうだけだと分かっていた。 「……」 ナナフシが手を放し、瞳を見つめたまま、右手をしきみの腰へと回す。そして左手を右頬に添えた。 しきみは顔を紅潮させ、潤んだ瞳で、今度はしっかりと見つめ返し、やがて目を瞑る。 ナナフシはしきみの腰を引き寄せ、覆いかぶさるようにして、再び口付ける。 「……ん……」 しかし今度は先程のものとは違う。 緊張が解けてきたのか、緩んだしきみの唇を押し分け、ナナフシが舌を挿入する。 「……ン、んん……」 口内に入り込んだ異物の存在に戸惑いながらも、しきみは何とかしようと、稚拙に舌を動かす。 しかし、先程の言葉とは裏腹に、ナナフシは巧みに舌を動かし、しきみに自由を与えない。 うねうねと舌に絡みつき、口内で蠢く軟体に快感を覚えたしきみは、夢中でしゃぶりつき始める。 「ん、ん、ンン……ん、んはぁ……ン……」 狭い空洞に湿った音を響かせながら、口の端から雫が零れるのも気にせず、互いの唇を、舌を求め合った。 「ん……んん……ン……?!」 もはやキスだけでは飽き足らなくなったナナフシは、唇を交わらせたまま、左手をしきみの胸に当てた。 「あ……ン……」 そして軽く指を動かす。しきみの乳房はすっぽりと掌に収まるサイズで、薄い下着を着けているのか、弾力がはっきりと伝わってきた。 その触感に心地よさを覚え、段々と指を動かすペースを上げていく。 「ン……ああ……はぁ……はぁ……」 乳房を揉まれ、しきみの呼吸が次第に荒くなる。 しきみの装束についたぼんぼりが邪魔になったのか、ナナフシはキスを止め、装束を脱がせようとする。 「しきみ……もっとお前の温もりを感じたい……」 「……」 無言で頷くと、しきみは上着を脱ぎ捨てた。忍具が入っているため、地に着くと、ドサリと重量感のある音を立てる。 しきみは抹茶色をした上着の下に薄い白装束を着用しており、ナナフシに弄られたせいで少しはだけ、白い鎖骨が顔を見せていた。 ナナフシはしきみを押し倒し、その鎖骨に軽く口付ける。そして徐々に首筋を上がっていく。 「あ……」 焦らされるような感覚に、しきみが身体を震わせる。 耳元まで到達すると唇を離し、三度ナナフシが、しきみの唇を奪う。 「ン! んんん……!」 今までよりも強引なキスに、しきみは驚きを禁じえなかったが、すぐに先程同様ナナフシの舌を求めだした。 ナナフシは改めてしきみの乳房に手をやった。より直接的になった弾力に夢中になって指を動かし、掌でこねる。 すると掌に、上着越しでは感じられなかった感触を覚えた。 その部分に掌を押し当て、円を描くようにして撫で回す。 「ア……! ん……あ、あっ……!」 そこが徐々に膨らみ、硬さを増していく。 「……あぁ……はぁ……はぁ……ひぁ!」 耳まで真っ赤にして息を荒げるしきみを尻目に、ナナフシはそこを人差し指の先で軽く転がした。その刺激に思わずしきみが声を上げる。 「どうした……?」 キスを止め、目を見ながらナナフシが声を掛ける。 「そ……そこ……だ……ダメ……」 息も絶え絶えにしきみが答える。しかし、 「そうか……ここがいいんだな」 「……え? ん……! ああああァっ!」 ナナフシは指先を素早く動かし、断続的に刺激を与えた。 「だ、ダメだって……ハァ……言ってるのに……」 涙目になるしきみの顔を悪戯っぽい表情で見つめながら、言葉を無視してナナフシは白装束に手を掛け、ぐいと肩まで脱がす。 露わになったのは歳相応の下着ではなく、古風な晒し木綿であった。小振りだがふっくらとした膨らみの中に一部分、小さな突起が見える。 あまりきつく巻いていなかったようで、少し緩んでしまっている。ならばと、ナナフシは晒しを上から下へとずらした。 しきみの白くて形の良い美しい乳房と、薄い桃色をした先端部が剥き出しとなる。 「……ぁ……」 しきみは恥ずかしさあまり声が出ない。 構わずナナフシは乳房を掴み、その先端を口に含んだ。 「……はぅんッ!」 舌先を回転させながら、乳首を弄ぶ。両手で両の乳房を揉みほぐすことも忘れない。 「……はぁ……う……ンン……!」 そして、片方では先端に口をつけながらも、もう一方は、指先で乳輪の淵をなぞりつつ先端を転がす。 「ん……く……ふぅん……あぁ……」 次にナナフシは、左手をしきみの股間へと運ぶ。 「!? な、ナナフシ……そこはっ……!」 しきみはまだそこまでの覚悟が出来ておらず、触れる寸前でナナフシの左腕を掴んだ。 胸から口を離し、ナナフシが目を見て言う。 「大丈夫だ。俺だって、何もこんな場所で最後までしようなどとは思わない。ただ触るだけだ」 「で、でも……!」 ナナフシの言葉を疑っている訳ではないが、恥ずかしさもあってしきみは抵抗しようとする。 「俺を信じてくれ。こんなことを言うのも何だが……俺はお前の身体に触れたいんだ」 「……分かったわ……。また会えるとも限らないものね……」 今回はたまたま遭遇したが、毎回そう都合良く会えるものではないだろうし、誰かに見つかれば、今度こそ重い罰が待っているであろう。 ならば今この時に、相手が望むことをさせてあげるべきだ。しきみはそう考えた。 しきみがナナフシの左腕から手を放す。 「ありがとう、しきみ」 「こ、こんなことで礼を言わないでっ」 照れるしきみをよそに、ナナフシは改めてしきみの股座に手を触れた。 そこは既に、触れているだけで手を湿らせそうなほどに熱を持っていた。 しきみの秘部があると思しき箇所に人差し指を押し当て、上下に擦る。 「あっ! ん……! ん、んんん……んはぁ……!」 胸だけでも相当感じていたのであろう。徐々に湿り気を帯びてきていた。 しかし、やや厚手のズボンに阻まれているため、さすがに愛液が染み出ることはなさそうである。 ナナフシは下も脱がしたいという衝動に駆られながらも、そこまですると歯止めが利かなくなってしまうため、それを何とか静める。 しきみの身体を弄ることで、自らの快楽を満たそうと考えた。 ナナフシは、右の乳首に喰らいついて、右手で左の乳房を揉みしだきながら、左手で股間をまさぐる。 「……そ、そんな……いっぺんにされたらっ……!」 一度に三箇所を攻められて、しきみが激しく悶えた。 ナナフシは更なる快感を与えるために、人差し指と中指でスリットをなぞりながら、親指の先でクリトリスを刺激する。 「ふぁ……! そ、ソコ……! ダメっ……! か、カラダがっ……へ、ヘンに……なるッ……!」 しきみの身体に電気のようなものが走り、無意識の内に腰が浮いてしまう。 それでもナナフシは指を止めようとしない。それどころか不規則に速度と圧力を変化させて、反応を愉しんでいた。 「……あ、あふ……ダメ……! わたしっ……ほんとうに……!」 ナナフシがトドメとばかりに親指の先で、しきみの陰核を一掻きする。 「ひぁんッ!!」 しきみの腰が大きく浮き上がり、小刻みに痙攣を起こす。 ―― 「……ん……はぁ……はぁ……はぁ……」 初めての愛撫であるにも拘らず、しきみは果てた。 ぐったりと、意識を朦朧とさせて、短く熱い息を吐き、余韻に浸っていた。 ある程度回復して服を着直したしきみは、ナナフシの肩に寄りかかっていた。 「晒しがないと、何だか変な感じだわ」 晒しだけは巻き直すのが面倒なので、折り畳んで懐にしまっていた。 「お前らしいな、今時晒しとは」 笑いながらナナフシが言う。 「い、いいじゃない! この方がしっくり来るんだからっ!」 顔を赤らめながら、しきみが小さく怒鳴る。 「いや、しきみらしくていいなと思ったんだ」 ナナフシは、思ったとおりの反応を見せるしきみを愛おしく感じながら、可笑しそうに返す。 「う……」 そのように言われると、なんて返してよいか分からない。 「と、ところで、恋愛経験がないと言っていた割に随分と手馴れていたように思えるのだけど?」 しきみは誤魔化すために、自分に考え得る最大限の皮肉を言ってみた。 「"ない"とは言っていない。"乏しい"と言ったのだ。それに知識によるところが大きかった」 「そ、それって……ほ、他にも……」 ナナフシの言葉に対し、自分が疑問に思ったことを口にしようとしてやめる。 ナナフシが自分よりも遥かに冷静であることを考えれば、聞かずとも分かることであるし、出来れば知りたくない。 しかし、しきみのそんな思いとは裏腹に、ナナフシは答えを返した。 「確かにお前が最初ではない。だが、女ではお前が初めてだ」 「くちゅんっ!」 その頃あざみはクシャミをしていた……。
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こちらは、機械系のための質問ページです、お間違えの内容にお願いいたします。 1 打鍵トレーナーの編集のやり方を教えてください、お願いします!! -- バカボンさん (2011-08-23 17 45 09) 名前 コメント 戻る
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仲間のための最高の贈り物 遂行地域 サルファン - 亀裂調査団の前哨基地 適正レベル 取得 58 / 遂行 58 報酬 経験値 4,060,013 / 74,304 ギーナカルンの証(1) 関連クエスト --- 進行順序 1.NPCプティアと会ってクエスト獲得2.静寂の墓地をさまよう忘れられた戦士の魂と忘れられた法士の魂に安息を与えよう-忘れられた戦士の魂か忘れられた法士の魂(11)3.NPCプティアと会ってクエスト完了
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『みんなの幸せのために』 タイポあき 以前投稿したanko299の『ゆっくりの幸せのために』のリメイクです。 と言ってもこれに関しては整合性をとるための細部の変更と、誤植の修正だけですが。 続きを書いたので、ついでにこっちも修正しました。 あとあまりに誤植が多かったので、タイポあきとでも名乗ります。 ※この話の属性 現代、虐待、実験、れいぱー、ユニークキャラクター登場(固有名詞持ち) *** 「ゆっくりしてね! ゆっくりしてね!!」 ケージの中のまりさが、大きな声で叫んでいる。 このまりさは飢えと怪我で死に掛けているところを、数日前に前に拾われた。 何度も生死の境を彷徨ったものの、看病の甲斐もあって今では元気満点だ。 お風呂と栄養満点の食事のおかげで、お肌はつやつやのもちもち。 キレイに洗濯してもらったおかげで、お帽子はピカピカに輝いている。 ケージの底には、冷気と固さから大事なあんよを保護するために、やわらかい布が敷き詰めてある。 ゆっくり風に言えば、なんともゆっくりできる環境である。 元野良のまりさからすれば、天国と言っても言い過ぎではない。 そんなにゆっくりできる条件が整いながら、その声は切羽詰っている。 悲壮感すら漂わせている。 僕がまりさの前で作業を始めてから、ずっとこの調子である。 正直うるさくて仕方がないが、この手の騒音には仕事柄慣れている。 そんなことでは仕事にならないからだ。 まりさを不安にさせている作業が何かといえば、これから使う道具の調整作業である。 電気エネルギーを熱に変換する先のとがった金属棒――簡単に言えば半田ごてである。 といってもただの半田ごてではない。 金属棒の大きさは通常のサイズから、針のようなものまで様々な種類が揃っていおり、その温度は微調節が可能になっている。 個体に応じて使い分けるためだ。 まりさにあわせてそのうちの一本を選び出した僕は、まりさの前に置いてある饅頭に突き刺しては、その加熱具合を指で触って確認する。 そんな作業を、温度メモリをいじりながら繰り返しているのだ。 まあこんなことをしていては、饅頭で構成されるゆっくりが恐怖するのも無理はないかもしれない。 加えて半田ごてを突き刺すたびに「ゆ゛ぎっ」と音がして、その箇所を指でほじくり返すとまた「ゆぐっ」だのといった音が響くのも恐怖を助長するのだろう。 そんなことをしているうちに、望みの温度に設定できたようだ。 半田ごてに加熱された箇所は黒こげに焼かれて硬くなっているが、その付近にはまったく焦げ目がない。 うん、これなら上手くいきそうだ。 「ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ」という爽やかなメロディーを、もう少し楽しみたいところだが、まりさを待たせるのも可愛そうだ。 いらなくなった、黒い水玉模様の饅頭をゴミ箱に投げ捨てると、まりさに向き直って声をかける。 「じゃあ準備もできたし、はじめようか。」 「はじめるっておにーさん、そんなゆっくりできないもので、なっなっなにをするつもりなのぉっ!!!」 実際に作業に移るより前から、既に恐怖の絶頂にあるようだ。 半田ごてそのものだけでなく、ゴミ箱から響いたぐしゃりというやわらかい物がつぶれる音と、その後に続いた「もっとゆ゛っぐりしだがった……」という音も恐怖の対象らしい。 必要以上に不安にさせるのも本位ではないので、何をするか教えて恐怖を取り除いてあげることにしよう。 「大丈夫安心して! まりさにゆっくりできない事はしないよ。 ただ単に、この半田ごてでまりさのまむまむをこんがりー! ってするだけだから。」 「ゆんやー! どおちてそんなことするの! まりさが気にいらないことしたなら、あやまります! あやまりますから、それだけはやめてください、おねがいします! だから元のやさしいお兄さんにもどってー!」 そういってケージの端でゆんゆん泣きながら、ぶるぶると震えている。 どうやらこの処置は、お気に召さないらしい。 ついでにその原因は、僕の機嫌を損ねた制裁だと思っているようで。 元野良にしては、なかなか純粋な個体だ。 だからこそ怪我で死に掛けるなんでことになったのだろうが。 しかし僕には、まりさの意向など取り入れる気はさらさらない。 かまわず手を伸ばしてとりだそうとする。 だがまりさも必死でケージにへばりつくので、まりさ自身の重さとケージの狭さも手伝って簡単には引き出せそうにない。 まあ、まりさが傷つくのを気にしなければどうとでもなるんだけどね。 とは言え、必要以上に傷をつけるのはよろしくない。 なので、押しても駄目なら引いてみることにした。 「じゃあ、何でなのか分かったらやめてあげよう。」 「ゆ!ホントに! ありがどうございまず。」 よっぽど安心したのが、顔をゲージの底にへばりつけて感謝の言葉を述べる。 そのまま、ゆーゆーうなりながら理由を考え始める。 もちろん、本当にやめるわけがない。 まりさが力を抜いた隙に、さっさとケージの外にだすと、用意しておいた剣山の上にまりさのあんよを突きさした。 作業中まりさが暴れて余計な傷をつけないよう、まりさを固定するためである。 「ゆぎゃぁっ! まりさのえれがんとな、あんよさんがぁっ!」 その痛みにのた打ち回る不思議まんじゅう。 僕はそれにかまわずまりさに問う。 「で、答えは出たかな。」 もちろん痛みに耐えるまりさに、答えられるわけがない。 答えないとさらにまずいことになるのは分かっているようで、何か言おうとしているようには見える。 しかし、思考がまとまらないようだ。 もっともそれがなくとも、あの短い間に答えを出すことは不可能なのだが。 いや、どんなに時間があっても無理かな。 「はい、時間切れ。」 僕はそう宣言すると、一片の迷いもなく加熱された金属棒を不思議まんじゅうのまむまむにつっこんだ。 「ゆんぎゃぁああああああっ!!!」 金属棒がまむまむの内壁を焼くと、まんじゅうがひときわ大きな苦痛の声をあげる。 もはや意味のある言葉ではない。 まあ、そりゃ痛いだろう。 人間だったら内臓を焼かれているようなものだしね。 苦痛のためにおめめは裏返り、全身から油汗のようなぬらぬらとした粘液があふれだす。 正直に言ってそのつらは気持ち悪くて仕方がないが、それに反して餡子袋から漂うのは食欲を誘う香ばしい匂いなのが笑いを誘われる。 そのうち、香ばしい匂いは焦げ臭い臭いへと成り果てた。 まむまむの内部も、均一に黒く塗り潰されている。 そろそろ頃合だろう。 僕は目の前の餡子袋から、痛みの根源を引き抜いてあげると、オレンジジュースをかけてあげた。 とくにまむまむ周辺と内部には念入りにだ。 オレンジージュースは即座に吸収され、みるみるうちにお肌は元のもちもちのつやつやに戻る。 あんよにも穴の痕はなく、まむまむ周辺にも焦げ目などは残ってない。 しかし、念入りに焼かれたまむまむの内部だけは真っ黒に炭化している。 オレンジジュースでも駄目なら、もはや自然治癒はしないだろう。 うん、なかなか上手くいったみたいだ。 「まりさのきゅーとなまむまむが……」などと虚空を見つめてつぶやいているが、こちらは問題なし。 すべての最底辺をはいずる糞饅頭どもは、精神的にはとても強いナマモノなのだ。 このまま放置していれば問題ないだろう。 *** ここで僕がいったい何者で、このクソッタレの餡子袋――じゃなくて、きゅーとなまりさが何なのか種明かしをするとしよう。 僕の名前は雄偉(ゆうい)といって、ゆっくりのお医者さんなんだ。 それは外に掲げてある「雄偉(ゆうい)ゆっくりクリニック」の看板を見てもらえば、納得してもらえると思う。 念のために断っておくが、僕は虐待お兄さんではない。 さっきまでの所業はすべて仕事のためであって、暗い愉しみによるものではない。 雄偉という苗字が『憂畏』という「ゆっくりに憂いを与え畏れられる」というゆ虐名に由来しているせいか、よく間違われるんだけど、そんなことはない。 断じて違う。 ホントだよ……。 そりゃあ、ゆっくりの悲鳴を存分に聞いた日は普段よりぐっすり眠れるけど、それはあの悲鳴の中に人間をゆっくりさせてくれる領域の音が含まれているからで、僕自身とは関係ないはずだ。 加工所の研究員であり僕の友人でもある、夕霧(ゆうぎり)という虐待お兄さんが教えてくれたのだから、間違いない。 間違いはないはずだ――たぶん。 ちなみに彼の苗字の『夕霧』もゆ虐名の一つで、『ゆ切り』という「ゆっくりを切り刻み、調べるもの」という意味を持っていたりする。 だからゆっくりを解体して調べつくす加工所の研究員は、彼にとって天職なんだろう。 おおっと、話がそれそうになった。 話を戻そう。 で、まりさの方は死に掛けていたところを、愛でお兄さんに拾われて、治療のついでに去勢を依頼されたとっても幸運なまりさ――かと思いきや、実はそうではない。 その正体は、新しい治療法開発や僕のスキルアップの為の実験台。 世紀末の天才の流に表現すれば、木人形(デク)である。 デクまりさって言ったほうが語呂が良いかもね。 なんかドスまりさみたいでカッコいいし。 こう言うと、そんなこと加工所や研究所にでも任せておけ、という意見もでるかもしれない。 確かに世にあるゆっくり製品を扱う施設・企業では、その管理の為にゆっくりの性質が研究されている。 その一環としてゆっくりの治療法――彼ら流に表現すれば修復法――も研究されている。 しかし、それらはあくまで企業秘密。 外に漏れることはまずない。 加えて、彼らはゆっくりの治療には熱心ではない。 何故なら現時点での彼らの産業は、製品の売り上げによって成り立っており、売り上げにつながらないことなどしたくないからだ。 アフターサービスとして一定期間は簡単な診察をしてくれるが、単に補償期限内に問題が起これば交換してくれるというだけの話でしかない。 なので、ゆっくりの病気が治療されるということはありえない。 そうなると、飼いゆっくりの治療に対するインフラは揺らいでくる。 僕たちゆっくりのお医者さんたちも互いに情報交換をして、なんとかゆっくり医療を充実しようとがんばってはいるが、どうしても質的に不足がちになる。 ゆっくりのお医者さんよりも、普段からゆっくりを解体している虐待お兄さんのほうが治療に詳しい、ないんて笑えない実話すらある。 そんな中、打開策として持ち出されたのが、あのテグまりさというわけだ。 要は普段からゆっくりを解体して詳しくなれるなら、僕たちも虐待お兄さんにならいましょう、という発想なわけ。 このアイデアが提示されて以降、僕自身も沢山の野良ゆっくりを「保護」して、「ゆっくり」させてあげてきた。 ただ最近になって、この近辺の野良がほとんどいなってしまったんだ。 どうしてだろうね? まさか仕事を放り出して山まで遠征に行くわけにいかないので、ストックでやりくりしていたんだけど、とうとう実験に使うためのまりさを切らしてしまったんだ。 ただ渡りに船というものはあるもので、つい先日近所の女の子がまりさを持ってきてくれたんだ。 その子は藍川(あいかわ)さんという、この付近では有名な愛で派の家のお嬢ちゃんで、家の前で死に掛けていたまりさを見つけて運んできたんだ。 子供なので治療費は期待できなかったけど、子供からお金を取ったり親御さんに請求するのも大人気ないので、大怪我の治療の練習も兼ねて治してあげることにした。 ゆっくりは、物理的には驚くほど脆いので、大怪我なんて日常茶飯事だから練習しすぎということはないからね。 しかも最近では飼いゆ以外にも、怪我の治療の需要は多い。 「家に入り込んできたゆっくりに制裁したのは良いけれど、やりすぎてしまった。 しかしそんな楽に死なせるなど生易しい。」 などといった、新米の虐待お兄さんが主な客層である。 確か「手厚い看護をうけて助かったと思った後で、もう一度地獄を見せてやる」とか言ってたっけ。 まあそういう訳で、あのまりさはきっちり治療してあげた。 ただ直った後が問題で、そのようじ――じゃなくて藍川さんの家では飼えないらしい。 何でも親御さんが小麦アレルギーだとか。 いくら『愛可愛』という「ゆっくりを愛し、可愛がる」という意味の愛で名をもってしても、アレルギーにはかなわないようだ。 そのために、藍川さんの家で飼っているゆっくりは饅頭タイプではなく、大福タイプらしい。 こちらはもち粉だからアレルギーには引っかからない。 もしまりさが饅頭じゃなくて大福だったら、しあわせーな飼いゆ生活が遅れたのにねえ。 残念だったね、まりさ。 で、結局うちで引き取り手を捜すことになったわけだ。 本当は路地裏にでも捨てて――じゃ無くてまりさの故郷に返してあげようとでも思っていたんだけど、その段になってふと思ったんだ。 せっかくお金と時間を掛けたのに、それを回収しないのはなんか癪だと。 なので、ちょうど実験用まりさが足りないこともあって、まりさには新しい治療法の実験台として役に立ってもらうことにした。 お嬢ちゃんはまりさが治って幸せだし、僕は実験用のゆっくりの調達の手間が省ける。 みんなが幸せになる方法があったわけだ。 それで、冒頭のアレにつながるわけなんだけど、あれは外見を損ねずに去勢する方法を試していたんだ。 ちなみに、従来は鉄の棒をつっこんでそれをバーナで加熱していた。 ゆっくりの驚異的な再生能力を駄目にするためなんだけど、それだとどうしてもまわりに焦げ痕が残ってしまう。 それが常識だったんだけど、それが原因でつい最近問題があったんだ。 *** あれは確か、ひと仕事終えた疲れを癒すためのおやつを作ろうと、ハサミを動かしていたときだった。 飛び込みの患者が来たんだ。 僕のクリニックは予約制なので、こういう空いた時間にはおやつをつくったり、新しい治療法の練習をしたりするんだけど、飛び込みも受け付けてはいる。 それは野良のれいむをつれたお兄さんだった。 そのお兄さんの話はこうだった。 家に帰ったところ、野良のれいむが飼いまりさといっしょお昼寝していた。 まりさに事情を聞くと「そろそろ家族が欲しいからこのれいむと番になりたい、だから家にいれてあげた」と言ったそうだ。 薄汚いれいむを勝手に家に上げたことには眉をひそめたものの、勝手にすっきりしなかったことに関心したお兄さんは、れいむを飼ってあげることにしたのだとか。 でも本音を言えば、まりさ以外は飼いたくないし、ぽんぽん増えられてはなお困る。 その一方で一匹で飼うのは、仕事の間にまりさが寂しがってゆんゆん泣くから可哀想だ。 かと言ってすっきり禁止も可哀想だし、そもそも守れるとも思えない。 だかられいむを去勢したいのだとか。 そんなやり取りのあと、僕はいつものようにれいむを剣山の上に固定して、鉄の棒をつっこみそれをバーナにセットした。 お兄さんはそれをだまって見ていたんだけど、焦げ臭い臭いが漂い始め、まむまむ周辺が真っ黒に炭化し始めるのを見ると文句を言ってきた。 焦げ目がついていては困るというのだ。 元野良のれいむに焦げ目がついていては、近所の事情を知らない人に虐待を疑われて困る、というのだ。 なんでもすぐ隣に虐待お兄さんがいて、近所の人から生暖かい目で見られているらしい。 同類に思われてはたまらないとか。 加えて、まりさに「『こんなにすっきりしても全くにんっしんっしない、ゆっくりしてないれいむなんて捨てちゃおうよ』と愛想をつかさせるように誘導して、れいむを捨てることもできないじゃないか」とも言っていた。 それに関しては、何とかしてあげたいとは思ったんだけど、どうしようもないので、その時はお兄さんを説得して妥協してもらうことにした。 最終的には、お兄さんも納得してくれた。 近所の非難の目を避けるために、治療の証明書をそれっぽい形式ででっちあげて、達筆すぎて読めない字でサインしたのも効果があったのだと思う。 もっとも説得の間じゅう、火に掛けた鉄の棒をまむまむにつっこまれっぱなしだったれいむは、ひどい有様だったけど。 体中の餡子という餡子が沸騰したために、おめめやあにゃるといった穴という穴から餡子を噴出して苦悶の表情で絶命していたのである。 ゆっくり特有の「もっとゆっくりしたかった……」の断末魔もなかったから、最後まで気が付かなかったのだ。 餡子を吐かないようにガムテープで口をふさいでいたため、喋れなかったらしい。 まあこっちのほうの解決は、比較的楽だった。 苦悶の表情をうかべる汚物から飾りをとりはずし、すぐ横の机の上においてあるれいむに取り付けたのだ。 このれいむ、僕がさっきまで食べようと思っていたれいむである。 剣山に固定した上で、目の前で飾りをばらばらにして、精神的に苦しめて味にコクを出していたのだ。 その上で、ゆっくりは飾りで個体識別をするのでまりさは気がつかない、ということを説明するとお兄さんはすぐに納得してくれた。 とはいえ、このれいむに同じ処置をしている間中、必死になって助けてくれだのなんのとうるさいのには参った。 「別に殺しはしないよ。あのれいむと同じことをするだけだから。」といっても全然聞きやしない。 やっぱりゆっくりに道理を説くのは無駄なのだろうか。 それでも僕の提案通り、代わりとしてお兄さんが連れて帰ったけど、あんなに聞き分けがないんじゃすぐに潰されてしまうんじゃないかと思う。 とまあ、その時はこんな風に上手く解決したんだけど、それでもお兄さんの望みどおりの結果にならなかったのは僕の心にしこりとなって残った。 加えて、極上の饅頭を食べ損ねたのも残念だった。 とってもコクと甘みがましていて、おいしそうだったのに……。 だから、それを解決する方法の模索に力を入れたわけだ。 *** 「ゆっ、ゆう」 ケージに戻していたまりさが、弱々しい声を上げた。 「ごめんなさい! ごめんなさい! もうこれ以上ひどい事しないでください!! おでがいじまずー!!」 僕が様子を見るために近づくと、別にまりさ自身が悪いことをしたわけでもないのに、許しを請いながらガタガタと震えている。 どうやら、まりさが正気をとり戻したようだ。 さて、あとは上手くいっているかの確認作業を残すのみだ。 僕はまりさの言葉を無視して、他のケージから一匹のありすを取り出した。 このありす、元は飼いゆだったのだが、突然れいぱー化して散歩中の飼いまりさ数匹を犯し殺したらしい。 それが原因で処分を頼まれたのである。 なんでも自分で潰すのは気が引けるとかなんとか。 野良だけではまかないきれないので、こういうゆっくりたちも実験台に使うわけだ。 ありすはケージの中のまりさを見るや否や、ぺにぺにをそそり立てて臨戦態勢である。 お肌はつやつやのもちもちと、見かけだけは美ゆっくりなのだから無理もない。 まむまむが使い物にならないとはいえ、それは見かけではわからないし。 「ゆんやー! やめてね、やめてね! そのありすをはなしてね!!」 それを見たまりさは、必死の叫びを上げている。 そのままでもいいのだが、万全を期すことにしよう。 ありすにマムシドリンクを注射することにした。。 そのとたんありすの目は血走り、全身からぬらぬらとした液体が滴り落ちる。 これだけの量を注射すれば、後はありすの中身が無くなるまでとまらないだろう こんな汚物をいつまでも待っているのも気持ち悪いので、さっさとまりさと同じケージ放り込んだ。 「分かった、分かった。じゃあまりさの言うとおり『放して』あげよう。」 まりさの言った「はなして」が平仮名なのを良い事に、わざと誤読する。 「ゆー! そういう意味じゃないでしょう! やめてね、ありす! こっちこないでね!」 僕への文句もそこそこに逃げ回るまりさだが、狭いケージの中でれいぱーから逃げられるわけがない。 あっという間に組み敷かれ、ぺにぺにを打ち付けられる。 「いだい、いだい、いだい! ありず、やめで! すっぎりはじだぐないー! ばりざじにだぐないーー!!」 焼け焦げたばかりのまむまむでは、痛いばかりのようだ。 れいぱーに犯されることが、死につながることも理解しているようだ。 叫んで許しを請うまりさだが、れいぱーにとってそれはやって下さいという意味だ。 「んほぉおおおっ! そんなにさそうなんて、まりさはつんでれさんねぇ! 言われなくても、ごくじょうの愛をあげるから、安心してねえぇぇっ!!!」 案の定ありすに火をつけてしまった。 さて、後はありすが中身を出し切って事切れるまでの間に、まりさがにんっしんっしなければ成功だ。 結果が気になるところだが、そろそろ診療の予約時間も近い。 最後まで見ているわけにもいかないだろう。 「頑張ってくれよ、まりさ。お前にみんなの幸せが掛かっているんだから。頑張っておくれ。」 もっともその「みんな」にまりさは入っていないが。 まりさが他のケージに転がっている、蔦のまみれの黒ずんだ失敗作の仲間入りをしないことを祈りつつ、僕はその部屋を後にした。 -fin- 冒頭にも書いたけど、投稿したanko299の『ゆっくりの幸せのために』の修正版になります。 無駄な説明が長いとか、色々と為になる指摘もありましたが、ここはあえて誤字や整合性の修正にとどめてあります。 何故ならSS書いた経験が無いせいか、そこ直すだけでもう一本分の時間が掛かりそうだからです。 その辺は続編に反映されている――はず。 指摘をくれた方、ありがとうございます。
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ココビンのためにひと仕事 遂行地域 ハラメル - ハラメル内部 適正レベル 取得 18 / 遂行 19 報酬 経験値 39,600 / 6,680 ギーナ 関連クエスト --- 進行順序 1.NPCココルンと会ってクエスト獲得2.ハラメルのオディウム製錬所にいるブラウニーを倒せ-ドゥカキ族 雑務係(2)-ドゥカキ族 見張兵(3)-ドゥカキ族 監視屋(3)3.NPCココビンと会ってクエスト完了
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高齢者の健康づくりはどの年齢層よりも真剣によいレッスン内容が求めらます。加齢による体力低下ばかりではなく、健康づくりのために必要と考える運動が、関節痛により思うようにできないことが多くなるからです。 しかも傷みの部位数が多くなることで、からだ全体のバランスが崩れています。どの年齢層よりも、からだのゆがみや変形による動きの変化を見つけながら、痛みの原点を見つけなければなりません。単純な動きの繰り返しによる有酸素運動や見かけだけのストレッチ体操だけでは、むしろ痛みを増幅することにもつながりかねません。 元気な高齢者への運動奨励から更に一歩進んで、からだのゆがみからくる体調不良や関節痛の解消が超高齢化社会にとって重要な問題となります。 これまで、歩行と日常的な運動を正すことで、膝の手術を免れ、痛みの軽減だけではなく、生活が一変し、出来なかった旅行が海外まで足を伸ばすに至った例を筆頭に、様々な症例があります。 これらの多くは60代がそのほとんどでした。 しかし参加者の年齢も上がり、70代後半に至る年齢層までレッスンが広がっています。一人暮らしの90歳を筆頭に、長く参加してレッスンを受けてこられた方々が年齢を重ね、指導者自身も年齢を重ねてレッスン内容も磨きがかかり、病院では全て「加齢」と片づけられるという高齢者の話を耳にしながら、個々人の癖直しから、個々人の動きのチェックができるようになりました。 レッスン内容は開催場所と参加者の求めに応じて3種類のレッスンを展開していますが、各人がそれぞれがどのように生活してきたか、動き方や生活習慣などと深く観察しながらすすめることが重要となってきました。元気に運動の変化を組み込みながらのレッスン、座ったまま、寝たままのレッスン(自己整体的)、からだの芯まで響く、体幹重視とからだ全体をつなげる意識的レッスンなど年齢と参加者のニーズに合わせて行っています。その3種類全てを受けている方々は、みるみる元気になりますので、加齢と共に週3から4回の運動を心がけることが大切なようです。 他にポールウォーキングでは、準備運動で脈を上げて、真駒内公園内を45分くらい歩きます。ポールを使うことで、全身のバランスがよくなり、全身への有効な働きがあることを実感しています。 最近、真駒内公園内で、ポールを持って歩く方をよく見かけます。歩くことが不自由になってからポールを持つのではなく、上肢を有効に使うことで、下半身とのバランスがよくなり、1時間の運動も30分で同様の効果があるといわれる全身運動とするならば、是非歩き方を直し、バランスが整う良い歩き方を知ってほしいと思います。 <レッスン受講者の結果報告> 全員がこのレッスンを「良い」と認める理由は、人間のからだの動きとして自然であることと無理なく、しかしかなりきつい運動もこなせるからです。いつの間にか色々な痛みが軽減、解消しています。特に外科手術を受けている人は(股関節、腰、内科的手術など)時間がかかりますが、手術部位の癒着が徐々に取れていき、血流がよくなることが実感として分かるようです。 やせていた人が太ることも合わせて、体重の安定が見られ、姿勢がよくなり、歩き方が変化し、肩こり、膝の痛み、各関節の痛みが軽減及び解消するなど、全員によい結果が出ています。 高齢者に対する運動はなかなか成果が出にくいのですがが、ここでは全ての人が何らかの成果を感じ、超高齢化に向かう不安がいくらか軽減されています。10年後を目指した配慮の元に行うレッスンは、低体温者が体温向上することで血流の変化を感じて痛みが消えたり、上がらなかった腕が1回のレッスンで上がる、日々の生活に支障をきたしていた人の腰痛が全くなくなるなどの成果がでています。 効果を実感し自信を持てる事により、生活にはりが出て、顔つきが変化することをお互いに認めています。 来た時には足を引きずりながら来られた方が、80歳を超えても帰りは左右差のないバランスの良い歩行となりました。 布上恭子/ライフスタイル研究所 当サイトは@wikiにて作成されています Copyright(c) 2007 Kyoko Nunogami, All rights reserved. 禁無断転載
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猫のためのおしゃれチョーカー : 価格4マイル(+2マイル) こちらは「L:データのみ」の商品となります。 気に入ってくれると、にゃーと返事をしてくれるようになります。 「名前用」には、着用する猫さんのお名前が入ります。 ご注文の際に、お好きな任意要点をお選び下さいませ。 こちらのお品は、猫さん、猫士さんなどに譲渡(設置)・着用してもらうための手数料として+2マイルがかかります。 (設置申請などは店側で行わせて頂く予定ですが、生活ゲーム内で自分で渡したい、などある場合は購入時にお知らせ下さい。) ご購入は こちらからどうぞ 。 【前のページへ戻る】 < 猫のためのおしゃれチョーカー L:データ > L:猫のためのおしゃれチョーカー/名前用 = { t:名称 = 猫のためのおしゃれチョーカー/名前用(アイテム) t:要点 = ごろにゃん,安心,(シンプル/ネクタイ/きらきら/鈴/和風・・のうちより任意) t:周辺環境 = つけている猫 t:評価 = なし t:特殊 = { *猫のためのおしゃれチョーカー/名前用のアイテムカテゴリ = ,,,着用型アイテム。 *猫のためのおしゃれチョーカー/名前用の位置づけ = ,,,ショップアイテム。 *猫のためのおしゃれチョーカー/名前用の取り扱い = ,,,The distortion moon。 *猫のためのおしゃれチョーカー/名前用の販売価格 = ,,,4マイル。 *猫のためのおしゃれチョーカー/名前用の着用箇所 = ,,,首に着用するもの。 *猫のためのおしゃれチョーカー/名前用の形状1 = ,,,首輪(チョーカー)。 *猫のためのおしゃれチョーカー/名前用の形状2 = ,,,裏側に所属(住所)と名前を書くことができる。 *猫のためのおしゃれチョーカー/名前用の形状3 = ,,,一定以上の力が加わった場合には、すぐに外れる安全設計。 *猫のためのおしゃれチョーカー/名前用の使用制限 = ,,,名前の付けられた猫にしか以下の特殊能力は発揮されない。 *猫のためのおしゃれチョーカー/名前用の特殊能力1 = ,,,着用している間、行方不明や迷子になりにくい。 *猫のためのおしゃれチョーカー/名前用の特殊能力2 = ,,,贈られた側が気に入ると、名前を呼ぶとにゃーと返事をするようになる。 } t:→次のアイドレス = いっしょにおでかけ(イベント),猫のおともだち(イベント) } topへ▲