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フラミミス タイプ1:ひこう タイプ2:ほのお あしながポケモン たかさ おもさ ずかん アルカリせいのつよいみずうみなどにせいそくする ながいあしであるくすがたはとてもうつくしい 進化経路 フラミミス⇒フラミセス
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きみがいたきせつ【登録タグ き ぴぼ 曲 滲音かこい】 作詞:ぴぼ 作曲:ぴぼ 編曲:ぴぼ 唄:滲音かこい 曲紹介 11月は秋 #わかる ぴぼと申します。秋の曲を作ってみました。寒くなってきて人肌恋しくなりますよね。(動画コメントより引用) 絵:志筑のま 歌詞 (Piaproより転載) だいたい全部君のせいだ 最愛の秋はもう来ない 大概の思い出には 毎回君がいるから どれくらい経ったのかな いつから数えなくなった? 焦がれていた、見つめ合った、それだけ― 君がいた季節を 嫌う事が出来たら 君がいた記憶を 思い出さず生きていける気がした 紅葉した落ち葉溜まり 身体を埋めてももう 君の温度は無い 仰向けになって見えた 葉が落ち切りかけた木に 責を向けて、自棄になって、それから― 君がいた季節を 忘れたくてこう言う 「君がいた記憶をこの一葉が落ちた時に捨てよう」 涙が落ちないように堪えて 寂しくはないよ、と意地を張った 最後の葉が散るまで コメント 名前 コメント
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逃げたり諦めることは誰にも ◆KpW6w58KSs 戦闘音も、大分小さくなってきた。 それだけ離れているという証拠だろう。 予め言っておくと、あの化け物と対峙しているであろう高校生と男を見捨てたのではなく、 また断じて恐怖から逃げているわけでもない。 今、私も介入したところで戦局は対して傾かぬことだろう。僅かに気をそらして、何らかの 不意打ちで傷を負わせることは出来るかもしれないが、あの化け物にそれが通じるとは思えない。 ましてや、失敗して私に狙いが定まれば確実に破壊されると見て間違いあるまい。 あいつが私という存在に何の興味も持たなかったのが幸いだ。 何とかして、あの化け物に打ち勝てるような『もの』を探す。支給品でも参加者でもいい。 支給品だったら回収し、あれを地に伏せられる物さえあればそれを拝借する。 それでもやはり、私一人では── そして参加者。 こんな状況なのに、笑いがこぼれた。それはあの男と同じ自嘲の笑み。 最初に仲間以外のものを信じられないと言ったはずなのに、今更私は何をしているのだろう。 それでも、今だけは塵ほどの可能性でも縋るしかない。 会う人物がただの一般人の可能性もある。あの化け物のようなマーダーの可能性もある。 一時は力を貸したとしても、事が終われば裏切るような人物である可能性も── それでもあの化け物をあのままにするべきではない。あれがこの領域に潜む限り、仮面の男の野望を 破壊できる可能性は低くなっていく。 そしてあれは片っ端から『餞別』とやらを渡し、次々と参加者の頭数を減らしていくのだろう。 もし、その中に姉妹が──ジュンが含まれていたら。 不思議な感情が沸いてくる。恐らく、これは『悔しさ』というものだ。 しかし、それは誇りを捨て誰かに頼るしかなくなったからではない。 それ以前に、私は薔薇乙女としての誇りを捨てた覚えなどない。 力を集めよう。今私が選べる道はこれしかない。 完全に信じきることなど、きっと無理だろうけれど。 (……あれは……) 暫く南に向かっていると、三人分の小さい人影を見つけた。 遠くからで顔立ちは分かりにくいが、二人は子供でもう一人はギガゾンビと面識があるとおぼしき青ダヌキのようだ。 迷っている暇はない。すぐさま行動に移る。 もしも時のため、レヴァンティンをいつでも引き出せるように準備する。 そして、接近を──しようと足を踏み出したその刹那。 少年の悲鳴があがった。肩から血が噴出している。銃で撃ちぬかれたか矢で射られたかしたらしい。 「……また、なのね」 やはり、悲劇の連鎖というものは止められないものなのだろうか。 きっと自分が行ったこともないような場所でさえ、今なお戦闘が行われているのかもしれない。 地を踏みしめる足が、少し重くなった気がしていた。 ある程度の距離をとって観察するうちに、二人の人間が対峙していた。 いつのまに出たか──どうやら私とそう遠くない位置にいたらしい──攻撃を仕掛けたと思われる騎士と、 三人組の方にいた少女。青ダルマは蹲る少年の傍についている。 このままであれば戦闘は避けられまい。 「……いえ、何とかしてみせるのだわ」 対峙する二人に気付かれぬよう、少年と青ダヌキの方へと迂回する。 ただ傍観しているだけでは終わらない。終わらせるつもりはない。 「そこの人間共」 放送を告げる主催者の顔が上空に浮かび上がったのは、私が少年と青ダルマの前に歩み出たのと同時のことで。 そしてまた、新たな戦いも同時に始まりを告げていた。 【E-2 1日目 F-2の橋付近 昼】 【真紅@ローゼンメイデン】 [状態]:健康、焦燥、人間不信気味? [装備]:なし [道具]:支給品一式、レヴァンティン@魔法少女リリカルなのはA s、くんくんの人形@ローゼンメイデン [思考・状況] 1:少年と青ダルマから情報か道具を手に入れたい。 2:出来る限りで『戦い』を止める。危険なマーダーは動きを止める 3:あの高校生(長門)と男(アーチャー)の生死が心配。 4:戦闘や対主催に有益そうな人物がいれば交渉に出る。 (装備や協力が得られてもあまり信用するつもりはない。常に警戒) 5:化け物(アーカード)を常に警戒。現時点では敵わないと認識 6:自分の能力が『魔力』に通ずるものがあるかを確かめたい 基本:ジュンや姉妹達を捜し、対策を練る ゲームの破壊、及びそれの障害となりうる危険人物の動きを止める。最悪一人でも行動に出る 時系列順で読む Back 黒い死神、赤いあくま、そして銀の殺人人形 Next 「あはははは!」 投下順で読む Back 黒い死神、赤いあくま、そして銀の殺人人形 Next 「あはははは!」 137 正義の味方 真紅 170 ――は貴方の/あたしの中にいる
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おばけキャンドル ランク F HP 27 71 特性 なし タイプ 魔法タイプ MP 16 34 転生先1 なし 系統 物質系 攻撃力 10 61 転生先2 なし 最大レベル 20 防御力 10 57 とくぎ メラ(2) 素早さ 12 63 リーダー特性 なし 賢さ 16 34 わらいぶくろ ランク E HP 21 99 特性 なし タイプ 魔法タイプ MP 20 21 転生先1 おどるほうせき 系統 物質系 攻撃力 11 67 転生先2 なし 最大レベル 30 防御力 10 74 とくぎ メダパニ(5) 素早さ 12 97 リーダー特性 なし 賢さ 26 90 ブリザード ランク E HP 27 84 特性 なし タイプ 魔法タイプ MP 20 40 転生先1 フレイム 系統 物質系 攻撃力 15 78 転生先2 なし 最大レベル 30 防御力 13 61 とくぎ つめたい息(3) 素早さ 13 62 リーダー特性 なし 賢さ 21 77 フレイム ランク D HP 24 130 特性 なし タイプ 攻撃タイプ MP 20 70 転生先1 なし 系統 物質系 攻撃力 11 128 転生先2 なし 最大レベル 40 防御力 12 149 とくぎ 火炎斬り(7),火の息(3) 素早さ 24 155 リーダー特性 息耐性1アップ 賢さ 11 106 おどるほうせき ランク D HP 19 61 特性 なし タイプ 魔法タイプ MP 19 89 転生先1 なし 系統 物質系 攻撃力 12 80 転生先2 なし 最大レベル 40 防御力 24 161 とくぎ ルカナン(16),メダパニ(5) 素早さ 12 108 リーダー特性 物質系の最大MP5%アップ 賢さ 21 133 ひとくい箱 ランク D HP 24 79 特性 ひん死で会心 タイプ 攻撃タイプ MP 20 34 転生先1 ミミック 系統 物質系 攻撃力 15 179 転生先2 なし 最大レベル 40 防御力 13 113 とくぎ あまい息(5) 素早さ 13 125 リーダー特性 物質系の会心率3%アップ 賢さ 21 122 ゴールドマン ランク E HP 30 122 特性 タイプ 特殊タイプ MP 16 20 転生先1 なし 系統 物質系 攻撃力 15 85 転生先2 なし 最大レベル 30 防御力 16 88 とくぎ なし 素早さ 7 27 リーダー特性 なし 賢さ 16 36 ギズモ ランク C HP 20 206 特性 タイプ 魔法タイプ MP 25 112 転生先1 なし 系統 物質系 攻撃力 15 202 転生先2 なし 最大レベル 50 防御力 19 187 とくぎ ドラゴン斬り(1),こおりの息(18) 素早さ 18 192 リーダー特性 息耐性1アップ 賢さ 23 207 あくまの書 ランク D HP 23 120 特性 みかわしアップ タイプ 魔法タイプ MP 20 82 転生先1 だいあくまの書 系統 物質系 攻撃力 13 108 転生先2 なし 最大レベル 40 防御力 14 119 とくぎ イオ(4),ザキ(18) 素早さ 17 152 リーダー特性 物質系の賢さ5%アップ 賢さ 17 174 くもの大王 ランク B HP 23 328 特性 タイプ 補助タイプ MP 19 203 転生先1 系統 物質系 攻撃力 13 211 転生先2 なし 最大レベル 60 防御力 15 242 とくぎ ライディン(7),マホカンタ(11) 素早さ 9 169 リーダー特性 物質系の最大MP8%アップ 賢さ 20 297 メタルハンター ランク B HP 25 275 特性 タイプ 攻撃タイプ MP 15 150 転生先1 系統 物質系 攻撃力 20 295 転生先2 なし 最大レベル 60 防御力 20 282 とくぎ メタル斬り(7),ピオリム(11) 素早さ 20 295 リーダー特性 物質系の斬撃8%アップ 賢さ 15 110 ゴーレム ランク F HP 34 234 特性 なし タイプ 防御タイプ MP 19 64 転生先1 なし 系統 物質系 攻撃力 21 143 転生先2 なし 最大レベル 40 防御力 17 155 とくぎ めいそう(16) 素早さ 9 65 リーダー特性 物質系の防御5%アップ 賢さ 8 56 ひとくいサーベル ランク D HP 24 143 特性 会心出やすい タイプ 攻撃タイプ MP 20 48 転生先1 系統 物質系 攻撃力 11 150 転生先2 なし 最大レベル 40 防御力 12 96 とくぎ 魔神斬り(13),あくま斬り(2) 素早さ 11 206 リーダー特性 物質系の攻撃力5%アップ 賢さ 22 110 ミミック ランク C HP 22 197 特性 みかわしアップ タイプ 魔法タイプ MP 20 53 転生先1 系統 物質系 攻撃力 20 243 転生先2 なし 最大レベル 40 防御力 9 166 とくぎ ザラキ(26),メラミ(6) 素早さ 10 112 リーダー特性 物質系の会心率3%アップ 賢さ 20 118 だいあくまの書 ランク C HP 24 177 特性 自動MP回復 タイプ 魔法タイプ MP 26 122 転生先1 魔王の書 系統 物質系 攻撃力 15 157 転生先2 なし 最大レベル 50 防御力 14 157 とくぎ ザラキ(26),メラミ(6) 素早さ 14 223 リーダー特性 物質系の賢さ5%アップ 賢さ 27 187 魔王の書 ランク B HP 21 253 特性 みかわしアップ タイプ 魔法タイプ MP 19 192 転生先1 なし 系統 物質系 攻撃力 13 201 転生先2 なし 最大レベル 60 防御力 18 216 とくぎ ザラキ(12),ドルクマ(16) 素早さ 12 272 リーダー特性 物質系の賢さ8%アップ 賢さ 32 212 キラーマシン ランク A HP 35 375 特性 2回行動 タイプ 防御タイプ MP 15 115 転生先1 系統 物質系 攻撃力 20 335 転生先2 なし 最大レベル 80 防御力 20 345 とくぎ あくま斬り(2),ゾンビ斬り(7) 素早さ 15 350 リーダー特性 斬撃8%アップ 賢さ 15 195 あくまのつぼ ランク D HP 24 190 特性 タイプ 攻撃タイプ MP 29 62 転生先1 系統 物質系 攻撃力 9 169 転生先2 なし 最大レベル 40 防御力 9 129 とくぎ ザキ(8) 素早さ 6 59 リーダー特性 物質系の息効果5%アップ 賢さ 22 170 チョコゴーレム ランク C HP 36 275 特性 なし タイプ 魔法タイプ MP 20 90 転生先1 系統 物質系 攻撃力 21 194 転生先2 なし 最大レベル 40 防御力 22 218 とくぎ かぶとわり(7),ばくれつけん(17) 素早さ 10 91 リーダー特性 物質系の防御力を5%アップ 賢さ 9 120 チョコマドハンド ランク E HP 20 88 特性 タイプ 特殊タイプ MP 18 48 転生先1 なし 系統 物質系 攻撃力 29 87 転生先2 なし 最大レベル 30 防御力 13 66 とくぎ ねむり攻撃(3) 素早さ 11 60 リーダー特性 なし 賢さ 10 52 エビルチャリオット ランク D HP 25 156 特性 なし タイプ 攻撃タイプ MP 18 65 転生先1 系統 物質系 攻撃力 17 151 転生先2 なし 最大レベル 40 防御力 16 150 とくぎ ぶっしつ斬り(1),スクルト(17) 素早さ 12 110 リーダー特性 物質系の素早さ5%アップ 賢さ 15 97 うごくせきぞう ランク A HP 41 488 特性 なし タイプ 防御タイプ MP 10 186 転生先1 系統 物質系 攻撃力 25 357 転生先2 なし 最大レベル 80 防御力 16 355 とくぎ だいぼうぎょ(12) 素早さ 15 87 リーダー特性 物質系の防御力10%アップ 賢さ 10 254 名前
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「あーずにゃん、何読んでるの?」 「ぅにゃあ!?」 私は、何か読んでいるのであろうあずにゃんの背中に抱きついた。 よっぽどビックリしたのだろう、小動物のようにあずにゃんは、座ったまま跳ねた。 「な、な、何するんですか唯先輩!!心臓に悪いです!!」 「えへへ、ごめんねー」 放課後。私、平沢唯と、中野梓ことあずにゃんは、いつもいる部室ではなく、学校近くにある広い公園に来ていた。 それというのも、部室に皆が集まるとムギちゃんが、「今日は家の用事が……」と申し訳なさそうに話し始めたのがそもそものきっかけな訳で。 それを聞いたりっちゃん隊長が、「じゃあ今日はもう解散するかー」と言ったのが第二の始まりな訳でして。 ムギちゃんはお菓子を食べる時間もないそうなので、そのお菓子を持ってきてくれたムギちゃんがいないなか、ティータイムするのは申し訳ない、 と多分りっちゃんは思ったのだろう、と澪ちゃんが後で言っていた。 解散に同意した私達は、やっぱり申し訳なさそうにするムギちゃんをなだめて、やれ解散、となった。 お菓子は残念だけど明日があるさ~、となっていた私は、ふと同じ帰り道で隣にいるあずにゃんの顔を見る。 ……そのあずにゃんは、なんだか不満げだ。何が?多分今日の部活のことだろうけど……、ひょっとして、お菓子の事? 「唯先輩と一緒にしないでください!」 「ひどい。でもしょうがないよ。皆が皆、いつでも空いてるってわけでもないし。明日もあるじゃん」 「それは、分かってますけど……。昨日の練習、覚えてます?」 確か昨日の練習は、珍しく調子がよかった気がする。 りっちゃんのドラムも、澪ちゃんのベースも、ムギちゃんのキーボードも、そしてあずにゃんと私のツインギターも、全部が全部融合し、 溶け合って、壮大なひとつの世界になっていた。 その世界ができたとき、そりゃあもう皆驚いて、喜んでいたっけ。 「昨日の練習は、もう練習にしては勿体ないぐらいでしたよ。録っとけばよかったです」 「そうだね。なんかもう、ライブの時みたいな感じだったね」 「だから、今日は昨日と同じくらいか、それ以上の演奏ができるのかなぁって、朝からわくわくしてたのに……」 「すごいねあずにゃん。私なんて今日のお弁当はなんだろうとかぐらいしか考えてなかったよ、朝」 「唯先輩は感覚が異常なんです」 今さらりとひどい事言われた。 「とにかく、今日の練習はとっても楽しみだったんですよ!」 「うーん、でも、しょうがないよコレばっかりは」 「うううう……。わかってますけど……」 そういうと、あずにゃんは頭を垂れた。かわいい。言ったら殴られるだろうけど。 でも、うーん。後輩が、あずにゃんが残念がってる。これはなんとかしてあげたい。このままでもかわいいけど。 ……あ。 「じゃあさ、あずにゃん」 「はい?」 やや涙目のあずにゃんと目が合って、死にそうになるが理性を保ち、 「二人で、一緒に練習しよう」 最高の笑顔で、あずにゃんに笑いかけた。 ――― それが、ちょっと前の出来事。 その後近くにある公園で、人工芝が敷いてある場所に座って演奏しよう、となったが私がお花を摘みに行くことになってしまい、 あずにゃんに待ってもらうことと相成った。 トイレから帰った私は、あずにゃんのかわいい背中を見つけ、いつも通り抱きついた―――というわけです。 「まったく、もう。唯先輩は、もうちょっと場所を考えるべきです」 「まぁいいじゃん。今日は人も少ないから、演奏しても誰にも迷惑にならないよ」 「抱きつく行為について言ったんです!」 怒った顔のあずにゃんもかわいい。 「でも……、その、ごめんなさい。付き合ってもらっちゃって」 「ふぇ?いいって、そんなこと。私も、ギー太と愛を語り合いたかったし~」 「……やっぱり、唯先輩は異常です」 「さっきから思ってたけど、ひどいよあずにゃん」 まぁこれも愛の証という事にしておこう。 「さって、それじゃあギー太を~と」 私がケースからギー太を出すのを見て、あずにゃんも自分のギターを出してあげる。 そんなあずにゃんのそばには、さっきまで読んでいたカバー付きの本が置いてあった。 「あずにゃん、本」 「へ?あ、すいません」 「何読んでるのー?」 本をしまうあずにゃんに、さっき抱きついた時に答えてもらえなかった質問を、もう一度投げかける。 「これですか?えーと、恋愛小説ですよ。憂達に勧められたんです」 「ほほぉ、恋愛……。難しい?」 「いいえ。この作家さんの小説は、結構若い子達にも読めるようになっていて。新聞にも載るくらいなんですよ」 「ふぇー、すごいね。わかんないけど」 「ははは。でしょうね」 良い笑顔で言われた。 でも、小説か。それも恋愛。うーん、私には分からない世界だなぁ。 「唯先輩も、読んでみたらどうですか。憂が持っているでしょうし」 「んんー……。どんな話なの?」 「私もまだ、読んでる途中ですけど……。 えっと、舞台は大学のサークルなんです」 「うん」 「そこに新しく入ってきた女の子に、男の先輩が恋しちゃうんです。一目ぼれってやつですね」 「ほほぉ」 「でも、最初の女の子の印象は最悪。むしろ男の先輩を馬鹿にするような態度をとるんです」 「あらら」 「それにも負けない先輩は、長い時間をかけて、でも確実に女の子との仲を深めていくんです」 「おお、やるねー」 「で、お互い良い雰囲気になったところに、ライバル登場、ってなるんですけど……。 まぁ、私が読んでる中では、ここまでですかね」 あずにゃんは立てていた人差し指を、元の位置に戻して言った。 「へぇぇ。なんか、面白そうだねぇ」 「でしょう?しかもこのライバルが嫌な奴で―――」 「でもさ」 少し興奮気味に話すあずにゃんを遮り、私は単純に思った事を投げかける。 「なんか、私達と似てるよね?」 「…………………………はい?」 三点リーダ祭りを終えて、あずにゃんはようやく口を開けた。 「だって、舞台は大学だけど、先輩と後輩じゃん? あと、一目ぼれかは分かんないけど、私が後輩であるあずにゃんに恋したのは間違いないし。 あずにゃんはあずにゃんで、最初私に対する想いもアレだったらしいけど、今ではもう愛に変わってるし。 ライバルもいないけど、でも、なんか私達に似てない?」 私が弁論を終えると、あずにゃんがすかさず異議を申し立ててきた。 「そ、そ、そんなことないです!!」 「えー、なんでー?」 「だって、まず、ここ高校ですし!!」 「だから、舞台は大学だけど、って言ったじゃん」 「それは、そうですけど……。でもっ、わ、私はこの女の子みたいに可愛くはありませんし!!」 「私は、その小説の女の子がどんな子かは知らないけど、でもあずにゃんはかわいいよ?」 「あ……、ふ、くぅ…………」 何に照れているのだろう。あずにゃんはかわいい顔を真っ赤に染めている。 こんな公共の場で、あずにゃんのこんなかわいい顔を見せるのは忍びないが、それを間近で見れるのは私一人だし、まぁ良しとしよう。 「だ、第一私は、別に愛してるって訳じゃ……」 「えっ!!?愛じゃなかったの!?」 そんな!じゃあなんであずにゃんは今まで私と一緒にいたんだ!? 夕日の中での告白も、初めてのデートも、初めてのちゅっちゅもにゃんにゃんも、全て私の妄想ということにあわわわわわあわにゃん。 「あ、ち、違います!い、今のは、その、言葉のあやというか……。その、」 「じゃあ、私のこと愛してる?」 「えっ」と呟いたあずにゃんの顔は、間違いなく「今ここで言うんですか?」と言いたいような顔だった。 ええ言わせますとも。放課後の練習に付き合い、あずにゃんのひどいツッコミにも耐え、何よりまさかの『愛してない』発言(多分照れ隠しだと思うけど)による 精神的ショックにも耐えた私なのだから、それぐらいのご褒美は貰えないと納得いきません。 普段あまり愛の言葉を言わないあずにゃんのことだ。今頃真っ赤な顔で困っているに違いない。 「……っ。…………うう」 ほら。やっぱりね。 その頬はあずにゃんの持っているギターのように真っ赤で、子猫のように潤んだ目は、間違いなくこの私を見ており、 その目に含んでいる言葉も間違いなく「許してください」なのだろう。 だめだよあずにゃん。私はすごく傷ついたよ。「愛してない」なんて傷ついたよ。それが例え照れ隠しでも。 だから欲しいな、あずにゃんの言葉。あずにゃんの想い。あずにゃんの、ホントの気持ち。 「…………、唯、先輩……」 「んぅ?」 私は、わざとらしくトボけた風に装った。 あずにゃんのくりくりした目に、私の姿が映っている。その顔はどうしようもなく笑顔で、かつ何かを期待しているような表情だ。 「あ、の。私、唯先輩が……。唯先輩のことを…………」 「うんっ」 あずにゃんは軽く息を吸うと、決心して私をまっすぐ見据える。 「あ、あい、あい愛してます!!」 つと、その言葉が耳に入った瞬間、私は決して不快ではない身震いを催し、あずにゃんの表情しぐさ息づかい匂いその他諸々全てが私の理性を攻め立てた。 パタタ、と名も知らない小鳥が、空を飛んだ。 それを合図に私の理性もプッツリと息絶え、残ったのは「あずにゃん好き好きかわいい」という煩悩だけだった。 「私も愛してるよあずにゃああああああん!!」 「う、わああああ!?」 抱きつきタックルをくらわせた私と、それを受けたあずにゃんは人工芝の床に大きく横たわった。 「あずにゃんあずにゃあああん!かわいいよ大好きだよあずにゃああああん!!」 「ちょ、だ、だから先輩!もっと場所を考え―――む!?むー!んんーー!!」 ぎゃいぎゃい抗議するあずにゃんの口を、私は自分の口で強引に塞いだ。 あずにゃんの足はばたばたと抗議を続けているが、それもいつしか止んでいた。 間にいるギー太とあずにゃんギターも、ゼロ距離で愛し合っていた。 ごめんねギー太。でもあともうちょっと、そのままでいてね。 もうなんか、我慢出来そうにないから。 おわり たしかに我慢できん。 -- (あずにゃんラブ) 2013-01-04 03 49 01 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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登録日:2021/09/01 Wed 23 25 24 更新日:2024/05/02 Thu 19 51 44NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 がいとうさん それいけ!アンパンマン アンパンマン アンパンマンキャラクター項目 光 哀愁 外套 夜 田原アルノ 街灯 暗い街…… どうやら、私を必要としている街が見つかったようだ…… 出典:それいけ!アンパンマン/トムス・エンタテインメント/第1200話B「がいとうさんと約束のあかり」/2013年/12月13日放送 がいとうさんとは、『それいけ!アンパンマン』の登場人物。 声:田原アルノ 【概要】 フードの付いたコートを着た、街灯の男性。まとっているのは"街灯"だけに"外套"ということだろう。 街灯らしく、背が高くスマートな姿をしている。 暗く寂しい街に灯りを灯し、暗闇で困っている人々を助けるために旅をしている。 性格は穏やかで争いを好まず、暗闇で困っている人を見つければ迷わず手を差しのべる。 優しく善良ではあるが、どこか影のある人物でもある。 昼間や困っている人がいない時は頭にフードを被っているが、その下の照明は強く優しい光を放っている。 その光は普通の照明ではどうにもできない、やみるんるんが作った闇も吹き飛ばして無効化する。 また、夜の闇だけではなく人の心の闇も照らし、心を浄化する事ができる。 がいとうさんの光を浴びた人は戦う意欲を無くしてしまうほか、顔が歪んでしまったアンパンマンに力を与えた事もある。 がいとうさんの光は、がいとうさんがその場を離れてもその場に留まり、辺りを照らし続ける。 街や人々の心に灯りを灯し、明るさが戻ると人知れず去っていく。 【活躍】 初登場は2002年で、それから合わせて三回のお話に登場している。 ある冬の日、ばいきんまんはどこからかやって来た、暗く寂しい街を探しているという見慣れないコートの人物と出会う。 出典:それいけ!アンパンマン/トムス・エンタテインメント/第646話B「アンパンマンとがいとうさん」/2002年/2月12日放送 どこかこの辺に、暗く寂しい街はないかね……? 私は、暗い所に行きたいんだ…… すると、何かを思い付いたばいきんまんはその人物に街の場所を教えると、やみるんるんを街に放って暗闇で包んでしまう。 暗い街を探しているなら、作ってやろうというのである。 人々は街灯を付けて明るくしようとするが、やみるんるんの作った闇は普通の照明ではどうにもできない。 その頃、森の中でお腹を空かせて困っていた子供の前にあのコートの人物がやって来て声をかけていた。 どうしたんだい?何を泣いているんだい? お腹が空いて、歩けなくなっちゃったの…… それで泣いていたのかい…… 出典:同上 私に任せなさい…… コートのフードを上げると、その下の顔からは優しい光が溢れ、辺りを照らし始めた。 この人物こそ、暗闇で困っている人を守り助けるために旅をしている「がいとうさん」だったのだ。 しばらくすると、光をアンパンマンが見つけて顔を分けてもらい、子供は助かる事ができた。 本当にこの街は真っ暗だ…… 私が役にたつ時が来たみたいだね…… 出典:同上 さらに、がいとうさんは暗闇で帽子を無くして困っていたクリームパンダ達を助け、街を包むやみるんるんを吹き飛ばして街に灯りを灯していく。 それを見ていたばいきんまんが阻止しようと現れ、子供を街に送り届けようとしていたアンパンマンもやって来て戦いになってしまう。 出典:同上 争い事は止めるんです……! すると、がいとうさんが一際明るい光を放ってやみるんるんを全て吹き飛ばし、街はすっかり元の明るさを取り戻す。 出典:同上 な、何だか俺様、戦うのが嫌になって来た…!変な感じ……! 私も…!ばいきんまん、帰りましょう…… バイバイキ~ン! バイバイキ~ン! 何と、がいとうさんの光はばいきんまんとドキンちゃんの心の闇も消してしまい、戦う気を無くした二人は引き上げていった。 街はすっかり元に戻り、ジャムおじさんとバタコさんもやって来た。 出典:同上 あれ?がいとうさんは? しかし、気が付くともうそこにはがいとうさんの姿はなかった。 出典:同上 私はまた、暗くて寂しい街に灯りをつけにいく…… 出典:同上 明るくなれば、みんな私の事を忘れてしまう。それで、いいんだ…… がいとうさんは、再び暗く寂しい街で困っている人を助けるために旅を続けていく…… 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] まさかのがいとうさんの項目!?ほんの数回しか登場してないのに妙に哀愁が漂っていて印象に残ってる。 -- 名無しさん (2021-09-01 23 41 29) 渋いな -- 名無しさん (2021-09-02 00 00 48) 初登場回しか見たことないけど確かに味わい深くて印象に残るキャラだった。とはいえこの項目の熱量には恐れ入る -- 名無しさん (2021-09-03 07 37 05) アンパンマンとは別の形のヒーローってかんじでいいなあ -- 名無しさん (2021-09-03 14 14 18) ↑ある意味アンパンマンとは別の意味で、やなせさんが指向してた「ヒーロー」の理想形よね -- 名無しさん (2021-09-03 14 21 59) まさかのがいとうさんの項目ができる…。 -- 名無し (2021-09-05 01 37 11) アンパンマンのキャラでは結構イケメンなキャラ -- 名無しさん (2022-05-31 17 30 44) 顔が阿部寛っぽい -- 名無しさん (2023-02-21 15 08 25) 献身と哀愁にちょっと宮沢賢治作品っぽさを感じだよな -- 名無しさん (2023-09-08 12 59 05) むしろやなせ作品自体がそういうところあるか -- 名無しさん (2023-09-08 14 03 56) 名前 コメント
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ハティアス@たべのこし HS りゅうのはどう/めざめるパワーほのお/めいそう/みがわり ふえぇ・・・これいがいありえないんだよぉ・・・ きてんをつくって、ぜんぬきするためのかただよぉ・・・
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タグ 曲名ち 電波 歌 安倍ようこ 作詞 HT-SOUND 作曲 HT-SOUND 作品 ちょこっと☆ばんぱいあ!OP
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514 名前: 774RR [文才が無くて悲しいsage] 投稿日: 2007/12/25(火) 21 22 16 ID laFMG8gx 私の寿命は、整備次第。 何があっても最後まで、あなたのそばにおいてもらえますか。 私を買う前に、どうかそのことをよく考えてください。 私を洗車して下さい......それが何より嬉しいのです。 私のことをずっと雨ざらしにしたり、車庫の奥で埃まみれにしないで下さい。 あなたには仕事や楽しみもあるし、友達もいるけれど 私には....あなたしかいないのです。 時には自分で点検して下さい。 たとえ、あなたがド素人でも、OILレベルと空気圧位なら分かるのです。 私のことをいつもどんな風に扱っているか、考えてみてください。 あなたがしてくれたことを、私は決して忘れません。 私を叩く前に思い出して下さい。 私には、あなたを振り落とすだけの馬力があるけれど、 決してあなたに逆らわないようにしているということを。 エンジンの掛りが悪いとか、フケが悪いとか、、燃費が悪いとグチる前に そうさせてしまった原因が無かったか、思い起こしてください。 ちゃんとした整備をさせてもらっていたでしょうか 長雨の時期や冬場に、長い間放っておかれたことはなかったでしょうか 老いた私のバッテリーが弱っているせいで、動けないのかもしれません。 私が年老いても、どうか整備をして下さい。 私達はお互いに、同じように歳をとるのです。 最期のお別れの時には、どうか私のそばにいてください。 「もう飽きた」とか「新車の方が魅力的」とかそんなこと、言わないでほしい。 あなたがそばにいてくれるなら、私は、どんなことも安らかに受け入れます。 そして、どうか忘れないで。 私がいつまでも