約 555,100 件
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1650.html
※注意!このSSには少量のHENTAI成分が含まれています。 ※注意!このSSには少量のHENTAIさんが出演しています。 それでも読まれる方は自己責任でお任せします。 なお、※印が出たらHENTAIゾーンです。 飛ばす方は次の※印まで飛ばしてください。 「おねがいでずぅぅぅ!!れいむだぢをかいゆっぐりにしでくだざいぃぃぃぃ!!」 「おねがいしましゅぅぅぅ!!れーみゅ、ゆっくちしちゃいんでしゅぅぅぅ!!」 「まりちゃをひろっちぇねぇぇぇ!おねがいしましゅぅぅぅぅ!!」 道端で必死に叫び声を上げている、ゆっくりの親子。 汚らしい体から、どうやら野良のようだ。 涙を流し必死に体をくねらせ、通行人に呼びかける。 行きかう人々は無視を決め込んで通り過ぎていく。 「ゆ?!にんげんざんんん!!おねがいでずぅぅぅぅ!れいむをかってくだざいぃぃぃぃ!!」 親れいむが私の元に駆け寄ってきた。 どうやら私が親子を見ていたのに気がついたらしい。 汚らしい液体を撒き散らして、足元に擦り寄って来ようとする親れいむ。 ズボンを汚されては堪らないので、私は靴の裏でそれを制止する。 「ゆぅぅ?!にんげんしゃん、れーみゅたちをかってくりぇるのぉぉぉぉ?!」 「ゆわぁぁぁい!まりちゃ、かいゆっくりなのじぇぇぇぇ?!」 親に続いて子ゆっくり達がやってくる。 こうなっては手に負えない。 仕方ないので問いかけてみる事にする。 「あなた達、どうして飼いゆっくりになりたいの?」 「ゆう?!きまってるでしょぉぉぉ?!かいゆっくりは、ゆっくりできるんだよぉぉぉ!!」 「かいゆっくりになったら、れーみゅはあまあまいっぱいたべりゅんだよぉぉぉ!」 「まりちゃは、ふかふかのべっとしゃんでねむるんだじぇぇぇ!!」 なるほど、なるほど。 やはり飼いゆっくりに甘い幻想を抱いている、野良ならではのアホだという事か。 「飼いゆっくりって、そんなに良い事ばかりじゃないわよ?って言っても解らないでしょうね」 「なにいってるの?!にんげんさんはあたまがわるいの?ばかなの?」 「どーしちぇかいゆっくりは、いいこちょばかりじゃないにょ?」 「そーだじぇ!かいゆっくりは、さいこうにゆっくちできるんだじぇー!」 お気楽な饅頭達は、私を馬鹿にするような目で見つめている。 仕方ないので、私は現実を見せてあげる事にした。 私は持っていた透明なビニール袋二枚に、親と子を分けて居れ知り合いの飼いゆっくりを見せて回る事にした。 中のゆっくり親子は当然のように騒ぎ立てるが、正直どうでもいい。 まずは一軒目。 「こんにちはー」 「こんにちは。ひさしぶりね、話は聞いているわ。さあ、上がっていって」 私は予め何名かの友人にメールをしておいた。 みんなゆっくりを愛好する者達ばかりで、快く私に協力してくれると返信してくれた。 「ゆわぁぁぁぁ!!なんなのこれはぁぁぁぁ?!」 「「ゆっひぃぃぃぃ?!!」」 案内された部屋に入ったとたん、野良親子が叫び声を上げた。 部屋には固定された二匹のゆっくり。 それぞれまりさ種とありす種だ。 まりさは苦悶の表情を浮かべながら、ありすにすっきりさせられていた。 「んほぉぉぉ?!まりざぁぁぁぁ!いいわぁぁぁぁ!!もっとぉぉぉ!もっとよぉぉぉぉ!!」 「やべでぇぇぇぇ!もうやだぁぁぁぁ!!すっぃりじだぐないぃぃぃぃ!!」 まりさはすっきりされる度に、額から茎を生やした。 実ゆっくりはあっという間に成長して、茎から落ちていく。 「ゆっくちうまりぇるよ!…ゆぅ~~…ゆぴぃぃぃ!!いちゃいぃぃぃ!!もっどゆっくり…」 生れ落ちた先は2つの回転ローラー。 ローラーは赤ゆっくりを飲み込むようにすり潰していった。 「相変わらずね、このまりさ何日目?」 「昨日拾ってきたばかりよ。なんだか沢山すっきりしたくて町にやってきたとか言ってたわ」 「願いがなかったって事ね、良かったじゃない」 「よぐないぃぃぃぃ!!はやぐ、ここからだぜぇぇぇぇ!!」 まりさは必死に身をよじったが、もちろんその程度で抜け出せる程、この機械は甘くはなかった。 まりさとありすのあにゃるには特殊なチューブが刺さっていて、これと拘束具のせいで脱出は不可能になっていた。 これは擬似加工所気分を味わえる体験キット。 動力は家庭用電源か電池式を選べるようになっている。 加工所のように、赤ゆを大量生産して、赤ゆは生まれたら即加工、ペースト状に潰されて母体に戻って行くという仕組みだ。 定期的に砂糖水等を母体に注射すれば、母体が赤ゆを生産出来なくなるまで母体は働き続けるという代物。 元々、子供の科学用教材玩具として作られたものだが、あまり評判が良くなかった物である。 だが、一部のゆっくり愛好家には評判がよく、売れ行きも上場だという。 「どう?こいつらも飼いゆっくりだけど、ゆっくり出来ているかな?」 「「「ゆっひぃぃぃぃぃ!!」」」 私と友人は、悲鳴を上げる野良親子を堪能した。 二軒目 「うー!まてまてー!おぜうまにつままるんだとー!」 「やめでぇぇぇ!!こっちにこないでぇぇぇぇ!!」 「「「れみりゃだぁぁぁぁぁぁ!!!」」」 必死に逃げ回るれいむと、それを追うれみりゃ。 余裕のないれいむに対して、れみりゃは遊び半分といった感じだ。 「つかまえたんだどー!!」 「やめでぇぇぇ!れいむをかまないでぇぇぇぇ!!ゆっぎぃぃぃぃ!!」 あっさりと捕まり、れみりゃに噛み付かれるれいむ。 だが、皮は食い破られる事がなく、餡も流出していなかった。 それもそのはず、こいつは加工所で偶然生まれた皮の厚いゆっくり。 「頑丈れいむ」と「タフまりさ」のれいむなのだ。 用途としては、主に捕食種の運動やストレス解消。 要するに犬用の骨のおもちゃと同じようなものだ。 皮が厚いせいで簡単に死なない上に、それ以外は普通のゆっくりと変わらないので、捕食種も大喜びで追い掛け回す。 もちろん人間の玩具やストレス解消にも一役買っているらしい。 そんな事はこの親子には教えるつもりは無い。 「どう?あのれいむも飼いゆっくりよ。ゆっくりしてる?」 野良親子は恐ろしーしーを漏らしていた。 三軒目 「こんにちはー」 「やあ、ひさしぶり!」 案内されてついた部屋には、大きな水槽が一つ。 中には十数匹の子ゆっくりがいた。 「ゆっぎゃぁぁぁ!!やべでぇぇぇぇ!!れいむをたべないでぇぇぇ!!」 「うめぇ!これめっちゃうめぇ!」 「ぐるなぁぁぁ!こっちへぐるなぁぁぁ!まりざはおいしくにゃいんだじぇぇぇぇ!!」 水槽の中では、彼方此方から悲鳴が聞こえてくる。 旨そうに子ゆっくりを食べるゆっくり。 逃げ回るゆっくり。 囲まれて命乞いをするゆっくり。 だが、この水槽には捕食種は入っていない。 全部基本種、それもれいむ種、まりさ種、ありす種ばかりだ。 この水槽の中のゆっくりには餌は与えられていない。 飢えたゆっくりはそのまま死ぬか、共食いを始めるのだ。 共食いが嫌で、多種のうんうんを食べて生き永らえている者もいる。 だが、これは最後の一匹になるまで続けられるのだ。 「面白いだろ?こいつ等は、赤ゆから飼っているんだ。赤ゆだったのがここまで育ったんだよ」 袋の野良達に笑顔で語る友人。 野良親子は青ざめた顔で震え上がっていた。 「これ、最後の一匹になったらどうするの?」 私はどうなるかは知っているが、あえて野良達に聞かせる為に問いかける。 友人もそれを承知した顔で答える。 「これで最後の一匹になったら、潰して捨てるよ。たまに暇つぶしに野生の群れに放してみたりもするけど、 それも結構面白いよ。この前のまりさは野生のゆっくり五匹を食い殺したところで、群れのやつらに殺されたね。 あれは面白かったなぁ。もっと強くて凶暴なやつが出たら、また野生に放してみるつもりだよ」 友人は楽しそうにそう語った。 ※四軒目 「こんにちはー」 「はっはっは!ひさしぶり!!」 「しろぉぉぉ!しろぉぉぉ!!」 「?!あんた、なんでそんな恰好なのよ…」 玄関から出てきた男は一糸まとわず、というか股間にえーきをぶら下げて現れた。 えーきは火照った顔で、快感に身を震わせていた。 「はっはっは!気にするな!何もこの格好で外出するわけじゃないんだ!それに俺とえーきはいつでも愛し合っているからな!!」 「しろぉぉぉぉ!!しろぉぉぉぉ!!」 「少しは私に気を使えぇぇぇ!!女の前でその格好は不味いでしょぉぉぉ?!」 「えぇぇぇ?!でも、大事な所はえーきで隠れているし、問題無くない?!」 「問題大ありだぁぁl!!」 そう、彼はHENTAIで有名なゆっくり愛好家だ。 彼は主に希少種を愛でているのだが、同なし、同付に関らず、性的に愛でているのだ。 「ん~~えーき!ちゅっちゅ!」 「ちゅっちゅ!」 「ところで、その野良、どうするんだ?俺は野良は相手にしない事にしているんだが、病気が怖いしな…」 「ゆっひぃぃぃぃぃ!ごべんなざいぃぃぃ!ごべんなざいぃぃぃぃ!!」 親れいむはそう叫びながら気絶した。 というか、この男、どうしてこんなのが普通に暮らしているんだか。 ※ そのほか、数軒を回って歩いたが、どの人物も自分なりの方法で飼いゆっくりを愛でていた。 飼いゆっくりが幸せかどうかは別としてだ。 「どう?これでもまだ飼いゆっくりになりたいの?」 「なりだぐありまぜんんんんん!!れいむはのらのままでいいですぅぅぅ!!」 「かいゆっくりはきょわいよぉぉぉぉ!!れーみゅ、おうちかえるぅぅぅぅ!!」 「かいゆっくりはもういいのじぇぇぇぇ!まりちゃはじゆうにいきるのじぇぇぇぇ!!」 どうやら解ってもらえたようだ。 無論、ゆっくりを普通に可愛がる人もいるだろう。 だが、飼いゆっくりは幸せになれるばかりではない。 飼いゆっくりをペットではなく、おもちゃとして扱う人間も少なくないのだ。 私は袋に入ったゆっくり親子を地面に下ろし、家に帰ることにする。 「にんげんさん、さようならぁぁ!れいむたちもおうちにかえるよ!………ゆぅぅぅ?!どぼしてでられないのぉぉぉ!」 「ふくろしゃん、いじわるしにゃいでねぇぇぇ!!」 「ゆびぇぇぇん!でられないのじぇぇぇぇ!!どぼしちぇぇぇぇ?!」 出られないのは当然だろう。 このビニール袋は野良ゆ対策に作られた丈夫なやつだ。 ゆっくりごときでは、穴も開けられないだろう。 私は親子の悲鳴を背に、ゴミ捨て場を後にした。 完 ゴミはゴミ捨て場に。 徒然あき
https://w.atwiki.jp/hutaba_ranking/pages/217.html
※注意!このSSには少量のHENTAI成分が含まれています。 ※注意!このSSには少量のHENTAIさんが出演しています。 それでも読まれる方は自己責任でお任せします。 なお、※印が出たらHENTAIゾーンです。 飛ばす方は次の※印まで飛ばしてください。 「おねがいでずぅぅぅ!!れいむだぢをかいゆっぐりにしでくだざいぃぃぃぃ!!」 「おねがいしましゅぅぅぅ!!れーみゅ、ゆっくちしちゃいんでしゅぅぅぅ!!」 「まりちゃをひろっちぇねぇぇぇ!おねがいしましゅぅぅぅぅ!!」 道端で必死に叫び声を上げている、ゆっくりの親子。 汚らしい体から、どうやら野良のようだ。 涙を流し必死に体をくねらせ、通行人に呼びかける。 行きかう人々は無視を決め込んで通り過ぎていく。 「ゆ?!にんげんざんんん!!おねがいでずぅぅぅぅ!れいむをかってくだざいぃぃぃぃ!!」 親れいむが私の元に駆け寄ってきた。 どうやら私が親子を見ていたのに気がついたらしい。 汚らしい液体を撒き散らして、足元に擦り寄って来ようとする親れいむ。 ズボンを汚されては堪らないので、私は靴の裏でそれを制止する。 「ゆぅぅ?!にんげんしゃん、れーみゅたちをかってくりぇるのぉぉぉぉ?!」 「ゆわぁぁぁい!まりちゃ、かいゆっくりなのじぇぇぇぇ?!」 親に続いて子ゆっくり達がやってくる。 こうなっては手に負えない。 仕方ないので問いかけてみる事にする。 「あなた達、どうして飼いゆっくりになりたいの?」 「ゆう?!きまってるでしょぉぉぉ?!かいゆっくりは、ゆっくりできるんだよぉぉぉ!!」 「かいゆっくりになったら、れーみゅはあまあまいっぱいたべりゅんだよぉぉぉ!」 「まりちゃは、ふかふかのべっとしゃんでねむるんだじぇぇぇ!!」 なるほど、なるほど。 やはり飼いゆっくりに甘い幻想を抱いている、野良ならではのアホだという事か。 「飼いゆっくりって、そんなに良い事ばかりじゃないわよ?って言っても解らないでしょうね」 「なにいってるの?!にんげんさんはあたまがわるいの?ばかなの?」 「どーしちぇかいゆっくりは、いいこちょばかりじゃないにょ?」 「そーだじぇ!かいゆっくりは、さいこうにゆっくちできるんだじぇー!」 お気楽な饅頭達は、私を馬鹿にするような目で見つめている。 仕方ないので、私は現実を見せてあげる事にした。 私は持っていた透明なビニール袋二枚に、親と子を分けて居れ知り合いの飼いゆっくりを見せて回る事にした。 中のゆっくり親子は当然のように騒ぎ立てるが、正直どうでもいい。 まずは一軒目。 「こんにちはー」 「こんにちは。ひさしぶりね、話は聞いているわ。さあ、上がっていって」 私は予め何名かの友人にメールをしておいた。 みんなゆっくりを愛好する者達ばかりで、快く私に協力してくれると返信してくれた。 「ゆわぁぁぁぁ!!なんなのこれはぁぁぁぁ?!」 「「ゆっひぃぃぃぃ?!!」」 案内された部屋に入ったとたん、野良親子が叫び声を上げた。 部屋には固定された二匹のゆっくり。 それぞれまりさ種とありす種だ。 まりさは苦悶の表情を浮かべながら、ありすにすっきりさせられていた。 「んほぉぉぉ?!まりざぁぁぁぁ!いいわぁぁぁぁ!!もっとぉぉぉ!もっとよぉぉぉぉ!!」 「やべでぇぇぇぇ!もうやだぁぁぁぁ!!すっぃりじだぐないぃぃぃぃ!!」 まりさはすっきりされる度に、額から茎を生やした。 実ゆっくりはあっという間に成長して、茎から落ちていく。 「ゆっくちうまりぇるよ!…ゆぅ~~…ゆぴぃぃぃ!!いちゃいぃぃぃ!!もっどゆっくり…」 生れ落ちた先は2つの回転ローラー。 ローラーは赤ゆっくりを飲み込むようにすり潰していった。 「相変わらずね、このまりさ何日目?」 「昨日拾ってきたばかりよ。なんだか沢山すっきりしたくて町にやってきたとか言ってたわ」 「願いがなかったって事ね、良かったじゃない」 「よぐないぃぃぃぃ!!はやぐ、ここからだぜぇぇぇぇ!!」 まりさは必死に身をよじったが、もちろんその程度で抜け出せる程、この機械は甘くはなかった。 まりさとありすのあにゃるには特殊なチューブが刺さっていて、これと拘束具のせいで脱出は不可能になっていた。 これは擬似加工所気分を味わえる体験キット。 動力は家庭用電源か電池式を選べるようになっている。 加工所のように、赤ゆを大量生産して、赤ゆは生まれたら即加工、ペースト状に潰されて母体に戻って行くという仕組みだ。 定期的に砂糖水等を母体に注射すれば、母体が赤ゆを生産出来なくなるまで母体は働き続けるという代物。 元々、子供の科学用教材玩具として作られたものだが、あまり評判が良くなかった物である。 だが、一部のゆっくり愛好家には評判がよく、売れ行きも上場だという。 「どう?こいつらも飼いゆっくりだけど、ゆっくり出来ているかな?」 「「「ゆっひぃぃぃぃぃ!!」」」 私と友人は、悲鳴を上げる野良親子を堪能した。 二軒目 「うー!まてまてー!おぜうまにつままるんだとー!」 「やめでぇぇぇ!!こっちにこないでぇぇぇぇ!!」 「「「れみりゃだぁぁぁぁぁぁ!!!」」」 必死に逃げ回るれいむと、それを追うれみりゃ。 余裕のないれいむに対して、れみりゃは遊び半分といった感じだ。 「つかまえたんだどー!!」 「やめでぇぇぇ!れいむをかまないでぇぇぇぇ!!ゆっぎぃぃぃぃ!!」 あっさりと捕まり、れみりゃに噛み付かれるれいむ。 だが、皮は食い破られる事がなく、餡も流出していなかった。 それもそのはず、こいつは加工所で偶然生まれた皮の厚いゆっくり。 「頑丈れいむ」と「タフまりさ」のれいむなのだ。 用途としては、主に捕食種の運動やストレス解消。 要するに犬用の骨のおもちゃと同じようなものだ。 皮が厚いせいで簡単に死なない上に、それ以外は普通のゆっくりと変わらないので、捕食種も大喜びで追い掛け回す。 もちろん人間の玩具やストレス解消にも一役買っているらしい。 そんな事はこの親子には教えるつもりは無い。 「どう?あのれいむも飼いゆっくりよ。ゆっくりしてる?」 野良親子は恐ろしーしーを漏らしていた。 三軒目 「こんにちはー」 「やあ、ひさしぶり!」 案内されてついた部屋には、大きな水槽が一つ。 中には十数匹の子ゆっくりがいた。 「ゆっぎゃぁぁぁ!!やべでぇぇぇぇ!!れいむをたべないでぇぇぇ!!」 「うめぇ!これめっちゃうめぇ!」 「ぐるなぁぁぁ!こっちへぐるなぁぁぁ!まりざはおいしくにゃいんだじぇぇぇぇ!!」 水槽の中では、彼方此方から悲鳴が聞こえてくる。 旨そうに子ゆっくりを食べるゆっくり。 逃げ回るゆっくり。 囲まれて命乞いをするゆっくり。 だが、この水槽には捕食種は入っていない。 全部基本種、それもれいむ種、まりさ種、ありす種ばかりだ。 この水槽の中のゆっくりには餌は与えられていない。 飢えたゆっくりはそのまま死ぬか、共食いを始めるのだ。 共食いが嫌で、多種のうんうんを食べて生き永らえている者もいる。 だが、これは最後の一匹になるまで続けられるのだ。 「面白いだろ?こいつ等は、赤ゆから飼っているんだ。赤ゆだったのがここまで育ったんだよ」 袋の野良達に笑顔で語る友人。 野良親子は青ざめた顔で震え上がっていた。 「これ、最後の一匹になったらどうするの?」 私はどうなるかは知っているが、あえて野良達に聞かせる為に問いかける。 友人もそれを承知した顔で答える。 「これで最後の一匹になったら、潰して捨てるよ。たまに暇つぶしに野生の群れに放してみたりもするけど、 それも結構面白いよ。この前のまりさは野生のゆっくり五匹を食い殺したところで、群れのやつらに殺されたね。 あれは面白かったなぁ。もっと強くて凶暴なやつが出たら、また野生に放してみるつもりだよ」 友人は楽しそうにそう語った。 ※四軒目 「こんにちはー」 「はっはっは!ひさしぶり!!」 「しろぉぉぉ!しろぉぉぉ!!」 「?!あんた、なんでそんな恰好なのよ…」 玄関から出てきた男は一糸まとわず、というか股間にえーきをぶら下げて現れた。 えーきは火照った顔で、快感に身を震わせていた。 「はっはっは!気にするな!何もこの格好で外出するわけじゃないんだ!それに俺とえーきはいつでも愛し合っているからな!!」 「しろぉぉぉぉ!!しろぉぉぉぉ!!」 「少しは私に気を使えぇぇぇ!!女の前でその格好は不味いでしょぉぉぉ?!」 「えぇぇぇ?!でも、大事な所はえーきで隠れているし、問題無くない?!」 「問題大ありだぁぁl!!」 そう、彼はHENTAIで有名なゆっくり愛好家だ。 彼は主に希少種を愛でているのだが、同なし、同付に関らず、性的に愛でているのだ。 「ん~~えーき!ちゅっちゅ!」 「ちゅっちゅ!」 「ところで、その野良、どうするんだ?俺は野良は相手にしない事にしているんだが、病気が怖いしな…」 「ゆっひぃぃぃぃぃ!ごべんなざいぃぃぃ!ごべんなざいぃぃぃぃ!!」 親れいむはそう叫びながら気絶した。 というか、この男、どうしてこんなのが普通に暮らしているんだか。 ※ そのほか、数軒を回って歩いたが、どの人物も自分なりの方法で飼いゆっくりを愛でていた。 飼いゆっくりが幸せかどうかは別としてだ。 「どう?これでもまだ飼いゆっくりになりたいの?」 「なりだぐありまぜんんんんん!!れいむはのらのままでいいですぅぅぅ!!」 「かいゆっくりはきょわいよぉぉぉぉ!!れーみゅ、おうちかえるぅぅぅぅ!!」 「かいゆっくりはもういいのじぇぇぇぇ!まりちゃはじゆうにいきるのじぇぇぇぇ!!」 どうやら解ってもらえたようだ。 無論、ゆっくりを普通に可愛がる人もいるだろう。 だが、飼いゆっくりは幸せになれるばかりではない。 飼いゆっくりをペットではなく、おもちゃとして扱う人間も少なくないのだ。 私は袋に入ったゆっくり親子を地面に下ろし、家に帰ることにする。 「にんげんさん、さようならぁぁ!れいむたちもおうちにかえるよ!………ゆぅぅぅ?!どぼしてでられないのぉぉぉ!」 「ふくろしゃん、いじわるしにゃいでねぇぇぇ!!」 「ゆびぇぇぇん!でられないのじぇぇぇぇ!!どぼしちぇぇぇぇ?!」 出られないのは当然だろう。 このビニール袋は野良ゆ対策に作られた丈夫なやつだ。 ゆっくりごときでは、穴も開けられないだろう。 私は親子の悲鳴を背に、ゴミ捨て場を後にした。 完 ゴミはゴミ捨て場に。 徒然あき
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/566.html
・思いついた小ネタ ・かぶってたらすいません ・書いたのは取り立てあきです。 ・よろしくおねがいします! とある夏の暑い日。 「おかーさん!つかまえてきたよー!」 「おかえりー。どれどれ」 少年が捕まえてきたのはまりさ。 「ゆん!まりさはまりさなのぜ!ついにまりさもかいゆなのぜ!!!」 まりさはゆっへんと胸をはったようなポーズをした。 「おかーさん。はやくやろーよー!!」 「はいはい。じゃあ・・まりさちゃんよろしくね」 「ゆっくりよろしくなのぜ!・・・ゆわぁぁああ!!!! まりさのくろびかりするおぼうしがぁあああ!?ゆっくりかえせなのぜぇ!!!」 おかーさんは素早くまりさの帽子を取り上げた。 ぽんぽんと永遠に届かない距離を跳ねて帽子を取り返そうと懸命なまりさ。 「ちょっとまっててねー。まりさの帽子をステキにしてあげるからね♪」 「・・・ゆん??まりさのおぼうしかっこよくなるのぜ・・?」 きょとんとしたまりさをリビングに残しおかーさんは台所へ帽子を持って行った。 ガスコンロには蝋燭を溶かした鍋がある。 その鍋に静かに帽子を浸していった。 低温でも溶けるロウを使用しているので帽子が溶けてなくなることは無い。 しっかりロウに浸ったことを確認すると帽子を引き上げ網の上に置いた。 「しんごー!まりさもってきてー!」 「はーい!!」 少年はまりさを台所へ持って行った。 「ゆー?なんなのぜ???よくわからないのぜ??? ゆん!まりさのおぼうしさん!!なんだかひかってるのぜ!!!」 ロウが乾いていない帽子はまりさには光り輝いて見えた。 「まりさをこっちによこしてー」 おかーさんはすでに熱くなっているフライパンにまりさを置く。 「・・ゆ・・!!!!ゆぎゃぁぁあああ!!!!あついのぜぇぇー!!!!?」 あっというまにまりさのあんよは黒く焼かれてしまった。 「大丈夫だよまりさ!これからまりさはきれいになるからね!!」 少年はまりさにキラキラした目で話しかけている。 「ゆぐぅ・・!!なにをいっているのぜ!?しゅんそくあんよさんがだいなしなのぜぇぇえ!!!!」 まりさは泣きながら少年に訴えていた。 そのあいだにおかーさんは帽子のてっぺんのとんがり部分に針で穴をあけた。 穴から太めの紐を通し、すっかり固まった帽子を上下逆さまにした。 狩りの際にご飯を詰める部分に冷ました蝋燭をゆっくりそそぐ。 まりさの頭の丸みを考えて無駄な蝋燭をスプーンで削ってゆく。 最後にまりさと接する部分に接着剤をぬって完成した。 「まりさのおぼうしさんっ!!!!かえってくるのぜぇえ!!!!」 出来上がった帽子をまりさにかぶせて出来上がり。 「ゆぅぅ・・???なんだかおぼうしさんがおもたいのぜ・・・?」 「みんなー!もってきたー?」 その日の夜、この町にある運河の広場に子供たちとその親、そして見物客が集まっていた。 「お!しんごー!そっちはまりさかー」 「うん!つよしはぱちゅりーなんだねー!」 つよしと呼ばれた少年のぱちゅりーは口が縫われていた。 「ゆぅぅ??なんなのぜぇ??ここはどこなのぜ!?」 「あ!やべ!!口縫うのわすれてた!!!」 「ばかだなーwそんなことだとおもって・・・ほらホチキス!」 しんごは素早くホチキスでまりさの口を閉じた。 「んーんー!!んんんんー!!!!」 運河沿いに並べられたゆっくりたち。 100メートル以上にはなっているゆっくりたちの列に合図で一斉に点火された。 「うわー!すげーきれー!!!!」 「やっぱりすごいなー!!!」 そこかしこで歓声が聞こえた。 「んんんー!!!!」 「んんー!!!んーっ!!!んーっ!!」 苦悶の表情でゆっくりたちは声にならない声をあげていた。 もちろんだれもそこには注目していない。 まれにヒャッハーな鬼居惨がうっとりしながらみていることはあるが。 この地域では数年前からゆっくりの被害に悩んでいた。 駆除してもキリがないゆっくりたち。 頭を悩ませた行政がゆっくりを利用してなにかできないか考えた末にうまれたのがこのイベント。 「第5回・ゆっくりナイト★~ゆっくりかがやいていってね!!!」 だった。 手軽なゆっくりたちを利用できるため経費はほとんどかからない。 市民も気軽に参加でき、その時期は駆除費用も軽減されるというオマケもついてくる。 しかも観光客まで呼べるとあってなかなか好評のイベントになっていた。 その様子を近くの林から見つめるゆっくりの群れがある。 「むっきゅー!!!おそろしすぎるわ・・!!!」 「だからおさもゆっくりみんなにちゅういしてたのぜ!なのにわかいゆっくりたちは はなしをきかなかったからわるいのぜ!」 馬鹿なゆっくりほど街にいきたがる。 毎年の恒例行事となりつつあるため、群れの長は口を酸っぱくして注意しているのだが、 若いゆっくり達のなかにはたかをくくって街にいってしまうやつらが絶えなかった。 教訓もかねてこの群れはゆっくりナイトを見物しているのだった。 しかし 「ゆぅぅ~!すごくきれいにゃにぇ!!!」 よくわかっていない赤ゆ。 きっとこういうやつらがまた街にいってしまうのであろう。 なにはともあれ、今年のイベントも大成功に終わった。 来年も、ゆっくりかがやいていってね!!!! アトガキ 小樽運河の冬のキャンドルナイトをイメージしながら書きました。 運河の水はきたないけどキャンドルはきれいです。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/4432.html
『飼いゆっくりになった子まりさ』 32KB 観察 思いやり 愛情 日常模様 野良ゆ 現代 野良が頑張ります かすがあきです。 注意 「」はゆっくりの発言です。 『』は人間の発言です。 ぬるいです。 善良なゆっくりが酷い目にあいます。 飼いゆっくりになった子まりさ 人気の無い河川敷に、1つの汚いダンボールがある。 ダンボールの中で、1匹の子まりさがタオルにくるまっている。 「ゆぴぃ~……ゆぴぃ~……ゆぴぃ~……」 子まりさは気持ちよさそうに、そして幸せそうに眠っている。 この寝顔を見れば、虐待派・愛護派ともに意味は違えど笑顔になるだろう。 「ただいまだよ。かわいい おちびちゃん。」 ゆっくりとした足取りで、母親である れいむがダンボールハウスの中にはいってきた。 外の冷たい空気と、大好きな母親の声で子まりさは目を醒ます。 「ゆっくり おかえりなさいなのぜ!おかーさん!」 「おちびちゃん、あいたかったよ。ごめんね、ひとりにさせて。 ぺーろぺーろ……すーりすーり……」 れいむは惜しみない愛情をもって子まりさの顔を舐め、頬擦りをする。 「ゆっきゃぁ……おかーさんん、く、くすぐったいのぜ…… や、やめるのぜ、まりさはもう、あかちゃんじゃないのぜ!?」 止める様に言う子まりさだが、その顔は笑顔で、内心この行為を喜んでいることがわかる。 幼児語が抜けたばかりで、まだまだ母親に甘えたい年頃である。 「だめだよ。おちびちゃんが いやでも おかーさんが したいんだよ! だって、おかーさんは おちびちゃんが だいだいだいっすきだからね!!」 れいむは笑顔でそう言うと、子まりさに ぺーろぺーろと すーりすーりを続ける。 厳しい野良生活で、母娘が ゆっくりできる貴重な一時である。 「さぁ、おちびちゃん、ごはんさんに しよーね。きょうは ごちそうさんだよ。」 れいむは頭に載せたプラスチックトレーを降ろし、蓋をあける。 トレーの中には、雑草と道で拾うことがでたアンパンの欠片が入っている。 「あ、あんぱんさんなのぜ!すっごいのぜ!すっごい ごちそうさんなのぜ!」 「ゆぷぷ。さ、この あんぱんさんは おちびちゃんが たべてね。」 喜ぶ子まりさを見て、微笑むれいむである。 「ありがとうなのぜ!でもそのまえに、おかーさん これを みてほしいのぜ!」 まりさは帽子をとり、中を見せる。 「ゆ?お、おちびちゃん!?こ、これは!?この おはなさん、どうしたの?」 帽子の中には、コバルトブルーの小さな花-大犬陰嚢(別名 星の瞳)-が沢山入っている。 「ゆっへん!きょう、まりさは ひとりで かりを したのぜ! かせんじきさんを ゆっくりあるいていると、たべれそうな おはなさんを みつけたのぜ! おかーさん、まりさの はじめての かりの せいっか なのぜ!おかーさんに たべてもらいたいのぜ!」 胸(?)をはり、子まりさは狩りの成果を自慢する。 「ゆーん!さっすが、れいむと まりさの おちびちゃんだね! おちびちゃんは すっごいよ!おとーさんににて かりの てんっさいだね! おそらの ゆっくりぷれいすにいる おとーさんも よろこんでるよ!」 「ゆへへ。それほどでも あるのぜ!」 2月中旬の河川敷を歩けば、誰でも見つけることができる花だが、 子まりさにとって初めての狩りの成果だけあって、2匹は大喜びだ。 「でもね、おちびちゃん。よく きいてね。」 笑顔だった れいむが、真剣な顔に変わる。 「おそとは あぶないんだよ。 こわい にんげんさんに みつかったら えいえいんに ゆっくりさせられちゃうから きを つけるんだよ。 おそとで あそぶときは、ゆっくり ちゅうい してね。おかーさんとの やくっそくさん だよ。 それと、かせんじきさんの なかなら たぶん だいじょうぶ だけど、 かだんさんや にんげんさんの おうちに ある おはなさんは ぜったいに とったら だめ だからね。 おかーさんが がんばるから、むりして かりを しなくても いいからね。ゆっくりりかいしてね。」 「ゆっくりりかいしたよ…… でも、まりさは おかーさんに すこしでも ゆっくりして もらいたかったんだよ……」 「おかーさんは おちびちゃんが いてくれるだけで ゆっくりできるよ。 でも ありがとうだよ。おかーさん、とっても うれしいよ。 さ、いっしょに ごはんさんを たべようね。 おかーさんは、おちびちゃんが とってきてくれた おはなさんを たべるよ。」 れいむは舌で花をとり、床に置く。 「ゆっくり いただきますよだ。おちびちゃん。」 微笑む れいむに、子まりさも笑顔になって元気よく言う。 「ゆっくり いただきますなのぜ!」 「むーしゃむーしゃ……ごっくん……しあわせー!」×2 「ゆーん!さっすが おちびちゃんだよ!ちゃんと のみこんでから しあわせーを いえたね! これなら きっと、やさしい にんげんさんと であえて、りっぱな かいゆっくりに なれるよ! がんばって かいゆっくりに なってね!やくそくだよ! おちびちゃんが かいゆっくりに なれる ひまで、おかーさんは がんっばるよ!」 「ゆへへ。まりさ、がんばるのぜ! がんばって かいゆっくりに なるのぜ!」 2匹は行儀良く、そして幸せな食事を続ける。 この2匹、食事のマナーを知っているが、生粋の野良である。 れいむはかつて、近くの公園に存在した群れに所属していた。(一斉駆除で群れは崩壊している。) 群れにいた元金バッチのぱちゅりーから、飼いゆっくりの生活を聞いており、その存在に憧れている。 偶々恋人(恋ゆ?)の まりさとピクニックに出かけ、一斉駆除を逃れることができた。 その後、まりさの勧めもあって河川敷で結婚し、暮らすようになった。 子供もたくさん生まれたが、残ったのは子まりさ1匹だけ。 そして、番であった まりさも、狩りに行ったきり、帰らなくなった。 恐らく、人間に潰されたのだろうと れいむは考えている。 れいむは、残った子まりさを何としても飼いゆっくりにしたかった。 飼いゆっくりになれば、食住は保証され、人間からの脅威もなくなるのだから。 そのため、子まりさに将来飼いゆっくりになるよう言い聞かせている。 そして、かつて ぱちゅりーから聞いた話から、飼いゆっくりになるために必要なことを、自分流に解釈し、教育を施している。 つまり、身なりが綺麗で、食事のマナーとトイレを守れること、決して喚かないことである。 「さ、おちびちゃん。ばんごはんさんが おわったから、おかーさんが おうたを うたって あげるね。」 「やったのぜ!おかーさんの おうたは とっても ゆっくりできるのぜ!!」 「ゆふふ。 まったりのひ~♪ゆっくりのひ~♪すっきりのひ~♪♪」 れいむの歌声を聞きながら、子まりさは目を閉じる。 「ゆぅ……おきゃーしゃんの……おうたは とっても ゆっくりできるのじぇ………」 やがて、子まりさは眠ってしまった。 「ゆぷぷ。おちびちゃんの ねがおさんは とっても ゆっくりできるよ。 ほんっとうに えんじぇるさんだね。ぺーろぺーろ……ぺーろぺーろ……」 れいむは子まりさに ぺーろぺーろをした後、慈愛に満ちた笑顔から真剣な顔になった。 「おちびちゃん、ゆっくり ねんねしていね。すぐに もどってくるからね。」 れいむは小さな声でそう言うと、ダンボールハウスから外にでる。 外は暗く、捕食種に襲われる危険が高い時間だ。 れいむは怖いという感情を必死に抑え、歩き始める。 ------ れいむは人通りの少ない小さな路地を急いで歩く。 「……ゆ!…よかった まだいたよ。」 れいむの視線の先には、一匹の ゆっくりが、亜成体の ありすがいる。 ありすは街頭の下でポツンと1匹でおり、時々左右に首をふっている。 れいむが昼頃この道を通った時も あの ありすは、全く同じ場所にいた。 「あの ありす、きっと にんげんさんに すてられちゃったんだね。 こんな くらい じかんさんまで いるってことは まちがいないよ。」 れいむは自分の考えを口にした。 そして、れいむの考えは当たっている。 ありすは飼い主に捨てられた ゆっくりである。 「ゆぅー……それにしても さむく なってきたわ…… おねえさんの とかいはな ごようじは まだおわらないのかしら?」 現在、すでに9時を回っている。立春とはいえ、夜はまだ寒く、ありすは夜風に震えている。 自分が捨てられたことに気が付いていない ありすは、飼い主の『ちょっとまっててね』という指示を律儀に守っている。 「ちょこばっとさんも あと2ほんだけだし………」 幸いお姉さんから渡されたチョコバット(ビニール袋に入っている)があるので、空腹ではない。 しかし、これほどの長時間を外で1匹でいることが初めての ありすは不安な顔をしている。 「ありす……」 声をかけられた ありすは笑顔で声のほうを向く。 飼い主であるお姉さんが帰ってきたと ありすは考えたのだ。 「おねえさ……ゆべっ!!」 振り向いた ありすに衝撃が襲う。れいむが体当たりをしたのだ。 弾き飛ばされた ありすは街灯に叩きつけられる。 「……ゆぐ?な、なんなの??」 痛みに耐えながら辺りを見る ありす。ありすの瞳に、怖い顔をした れいむが映る。 「ありす、ごめんね!おちびちゃんの ために その ばっちさんを ちょうだね!! なにも ころそうだなんて おもってないよ! もし、すなおに わたして くれたら、これいじょう なにも しないから、 さっさと わたしてね!すぐで いいよ!」 「な、なにを いっているのっぉおおおおお!!?? この きんばっちさんは ありすが いっしょうけんめい おべんきょうを して、てに いれたものよ!! のらの いなかものに あげる はずが ない じゃないぃいいいいいいい!!!」 バッチをよこせという れいむの要求は、ありすにとって飲むことができない要求である。 「ゆぅ……。わかったよ。とっても ざんねんさんだよ。 でも、おちびちゃんの ために れいむは ばっちさんを あきらめるわけには いかないんだよ! っゆっおぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!!! おちびちゃんの ために じっねぇええええええええええええええええええええええ!!!」 れいむは ありすに向かって体当たりをする。 「っゆっべぇえええええ!!! い!!いじゃぁあああああああああああああああああああああ!!! やべ、やべなざ!!ごの いながぼのぉおおおおおおおおおおおおおおお!!! やべでぇえええええええええええええええええええええええ!!!!」 ペットショップ育ちの ありすにとって、誰かから本気の攻撃を受けるというのは初めての経験である。 ケンカの経験がない、ありすは何もできずに泣き叫ぶだけである。 「うっるさいよぉおおおおおおおおおおおおお!!! おちびちゃんは ゆっくりした ゆっくりなんだぁああああああああああああ!!! ばっちさんさえ あれば!!ばっちさんさぇえええええええええええええええ!!!!」 れいむは ありすのカチューシャに噛り付き、金バッチをカチューシャごと奪い取る。 「ゆっばぁあああああああああああああああああああああああ!!! ああああ ありずの どがいばな かぢゅーじゃざんっがぁああああああああああ!!!! がえじでぇえええええええええええええええ!!! かぢゅーじゃざんど ばっじざんを がえじでぇえええええええええええええええええ!!!」 命よりも大事なお飾りを奪われたとあって、流石に ありすも抵抗を始める。 れいむに向かって大きく跳ね、体当たりをしようとする。 が、先程までの れいむの体当たりによる外傷によって、上手く跳ねることができず、ありすの攻撃は大きく外れた。 「っゆっべぇぇええええぇえええええええ!!! い!いっじゃぁああああああああああああああああああああああ!!!」 顔面から地面に落ちた ありすが痛みを訴える。 「ふん!さっさと ばっちさんを わたさないからだよ!ありすが わるいんだからね!」 れいむは泣叫ぶ ありすを一瞥し、カチューシャから金バッチを千切り取る。 「あ゛ぁああああああああああああああああああああああああああああ!!! っが!!がぢゅーじゃざんっがぁあああああああああああああああああああああ!!!」 金バッチを千切り取る際、カチューシャが破け、ありすが絶叫をあげる。 「こんな きたない おかざりなんて いらないよ!かえして あげるから かんしゃしてね! あと、この ちょこばっとさんは もらっていくよ!」 れいむは金バッチと、チョコバットを袋ごと持って、急いで ありすから離れていく。 「ようやく ばっちさんが てに はいったよ。それも、きんばっちさん。 これで おちびちゃんが かいゆっくりに なれるよ。しあわせーに なれるよ。 おちびちゃん、もうすこしだけ まっててね。 おかーさんは おちびちゃんを ぜったいに かいゆっくりに してあげるよ。」 れいむは跳ねながら、自分の決意を口にする。 この奪った金バッチで子まりさを飼いゆっくりにすると。 「ば!ばっでぇえええええええええええええええ!!! きんばっじざんを がえじでぇえええええええええええええええええええ!!!」 ありすは破れたカチューシャを咥えながら叫び、れいむの後を追う。 が、温室育ちのため、長距離を速く跳ねることはできず、れいむを見失った。 「あ゛あぁあああああああああああああああああああああああああああ!!! どがいばな ありずの きんばっじざんっがぁああああああああああああああああ!!! なんで ありずが ごんな いながぼのの め゛に あうのぉおおおおおおおおおおおおおおお!!?? ああぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!! ありずは どっでぼ どがいばな ゆっぐりなのにぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」 ありすは叫ぶ。身に降りかかった不幸を嘆いて。 そして、その叫びが、更なる不幸を招くとも知らずに。 「う゛ーー。おいしそうな かすたーど まんじゅうが いるんだどーー。」 「っれ!!!れみりゃだぁあああああああああああああああああああああああ!!!! っだ!!だずげでぇえええええええええええええええええええ!!! おでぇえざぁああああああああああああああああああああああああああああん!!!!」 ありすは飼い主に助けを求めるがその声は届かない。 ありす自信は気が付いていないが、すでに捨てられた身である。 もはや ありすを助けてくれる存在はどこにもない。 ------ 翌日。 「おちびちゃん、ゆっくりおきてね。あさだよ。」 「ゆ?ゆぅ……あさ……?」 れいむに起こされ、子まりさが重たい瞼を開ける。 「おかーさん?どうしたの?なんだかねむそうだよ?」 子まりさの指摘の通り、れいむの目にはクマができていた。 「ゆ?しんぱい してくれて ありがとうだよ。 ちょっと ねむれなかっただけ だから きに しなくていいよ。 そんなことよりも、おちびちゃん。きょうの ごはんさんは ごちそうだよ。」 れいむは笑顔で昨晩ありすから奪い取ったチョコバットを見せる。 「ゆ!!ゆわぁーーー!!ちょこばっとさんなのぜ! ちょこばっとさんは あまあまで とっても とっても ゆっくりできるのぜ!!」 チョコバットなど見たことも食べたこともない子まりさだが、何故かチョコバットを甘い菓子と認識している。 「そうだよ。ちょこばっとさんだよ。 とっても とっても しあわせーな あじのする ちょこばっとさんだよ。 2ほんあるから、1ほんずつ なかよく いっしょに ゆっくり たべよーね。」 「ゆっくりりかいしたよ!」 れいむは笑顔でビニール袋からチョコバットを取り出す。 「ゆっくりいただきます。 むーしゃむーしゃ……ごっくん……っしっあっわっせーーー!!」×2 2匹は初めて食べるチョコバットに感激の涙を流す。 「とっても おいしいね!おかーさん!ゆっくりできるよ!!」 「そうだね。とっても おいしーね! でも おちびちゃん、おかーさんは もう ぽんぽんが いっぱいだから、あとは おちびちゃんが たべてね。 よくばって いいよ。」 れいむは一口だけチョコバットを食べた後、残りを子まりさに渡す。 「ほんとうに?ほんっとうに いいのかぜ??」 子まりさは驚きの表情で れいむに尋ねる。 「もっちろんだよ。たべものさんは だいじだからね。 のこしたら もったいない おばけさんが でてくるよ。さ、おちびちゃん。いっぱい たべてね。」 「ゆっくりりかいしたのぜ!! むーしゃむーしゃ……ごっくん……っしっあっわっせーーー!!」 チョコバットを笑顔で食べる子まりさを、れいむは笑顔で見つめる。 子まりさの笑顔があれば、れいむは自分の空腹など忘れることができるのだ。 「ゆっくり ごちそうさまなのぜ。おかーさん、すっごく おいしかったのぜ! それに、ぽんぽんも いっぱいに なれて、まりさ すっごく しあわせーなのぜ!ゆっくりできるのぜ!」 「ゆぷぷ。それは よかったよ。さ、おちびちゃん。きょうは だいっじな ひ だから からだを きれーきれーしよーね。」 「ゆっくりりかいしたのぜ!でも だいじな ひって なんなのぜ?」 「それは あとで おしえて あげるよ。」 れいむは子まりさをつれて川に行く。そして、子まりさが川に落ちないようにお下げをしっかりと咥え、水浴びをさせる。 綺麗になった子まりさに、れいむは金バッチを見せた。 「ゆわぁーー。すっごく きれーなのぜ。きんいろさんで ぴかぴかしてるのぜ。」 「おちびちゃん。これはね、きんばっちさんと いって かいゆっくりの あかし なんだよ。」 れいむが真剣な顔で言う。 「かいゆっくりの!?」 「そう、かいゆっくり。 おちびちゃんも しっていると おもうけど、 かいゆっくりはね、やさしい にんげんさんに まもられて、まいにち ふーどさんや あまあま、さっき たべた ちょこばっとさんよりも ずっと ずっと おいしいものを まいにち たべれるんだよ。 とっても ゆっくり できるんだよ。」 「っゆ!?ちょこばっとさんよりも!? すっごいのぜ!!まりさも この きんばっちさんで かいゆっくりに なるのぜ!!」 「でもね、おちびちゃん。かいゆっくりはね、ぎょうぎよく いいゆっくりに してないと、すてられちゃうんだよ。 すてられて のらに なっちゃうんだよ。でも おちびちゃんは だいっじょうぶだよ。 だって おかーさんが ごはんさんの たべかたや、うんうんの しかたを おしえたからね。 かなしいとこが あっても、すぐに おおごえで なかない とっても えらい ゆっくり だもんね。 でも きを つけてね、かいゆっくりに なったら、ちゃんと にんげんさんの いうことを きいて いいゆっくりで いるんだよ。」 「ゆっくりりかいしたのぜ!まかせるのぜ!!」 「ゆーん。さっすが れいむの かわいい かわいい おちびちゃんだよ。いいゆっくりだね。 すーりすーり……すーりすーり……」 れいむは笑顔で子まりさに すーりすーりをした後、再び真剣な顔になって言う。 「さ、おちびちゃん。かいゆっくりに なりにいくよ。 かいゆっくりに なったら、あとで おかーさんを むかえにきてね。 やくっそくだよ!ゆっくり たのむよ。」 「ゆっくりりかいしたよ!」 れいむは子まりさを連れて大通りの路地裏に来た。 そして、子まりさのお下げに金バッチを持たせる。 「いい、おちびちゃん。きんばっちさんは ほんっとうは おかざりに つける もの なんだよ。 でもね、おかーさんじゃ、きんばっちんを おちびちゃんの おぼうしさんに つけて あげれないんだよ。 だから、ぜったいに きんばっちさんを てばなしたら だめ だよ。 にんげんさんに いわれるまで、ぜったいに てばなしたら だめ だよ。ゆっくりりかいしてね。」 「ゆっくりりかいしたのぜ! ゆ?おかあさん??どこか いたいのかぜ??」 子まりさは、れいむの目に涙が溜まっていることに気が付き、心配をする。 「だ、だいっじょうぶだよ。ぞ、ぞれより、おちびちゃん。 ごご、ごれがら、がいゆっぐりどじで、ゆっぐりじでいっでね。 ぺーろぺーろ……ぺーろぺーろ……」 れいむは子まりさの頬を目を閉じながら、泣きながら舐める。 そして、大きく目を見開き、子まりさが大通りに飛び出るように体当たりをした。 子まりさが大怪我をしない程度に手加減をして。 「っゆっがぁあああああああああああああああああああああああああああ!!!」 「っゆっべぇええええええええ!!?? い、いじゃぁあああああああああああああああああああああああああ!!!??」 手加減をされているとはいえ、突然の れいむの凶行に理解が追いつかない子まりさが身体を襲う痛みに泣く。 「ごの ぐぞぢびがぁあああああああああああああああああ!!! よごぜぇええええええええええええええええええええええええええ!!! ぞの きんばっぢざんを よごぜぇええええええええええええええええええ!!!」 泣いている子まりさに対し、れいむは心配することもなく、更に体当たりをする。 「や!!やべじぇぇええええええええええええ!!! だじゅげ!だ!!だじゅげ!!だじゅげじぇ、おぎゃぁじゃぁあああああああん!!」 子まりさは れいむに助けを求めるが、れいむはその声を無視して体当たりを繰り返す。 「れいぶは!!!がいゆっぐりになるんだあぁああああああああああああ!!! ごの げずぢびを ごろっじでぇえええええええええええ!!! ばいにぢ あばあばを たべるんだぁあああああああああああああああああああああ!!!」 れいむは涙を流しながら子まりさを押さえつけて叫ぶ。 「やべじぇぇえええええええええええええええええええ!!!! ぢゅ!!ぢゅびゅれびゅぅうううううううううううううううううう!!! っげっぼぉおおおおおお!!! おがあじぁ!!っゆっべぇえええええええええええええ!!!」 餡子を少し吐き出しながらも、 れいむに助けを求めようと【お母さん】と言いかけた子まりさを、れいむはもう片方の揉み上げで叩いた。 「っゆっがぁああああああああああああああ!!!! いいがらざっざど、ぞの おかざりざんを よごぜぇええええええええええ!!!」 -ッ ホ゛ ッ コ ー ン !! 叫ぶ れいむは突然の衝撃に襲われ、飛ばされた。 大通りを歩いていた青年が れいむを蹴り飛ばしたのだ。 「っゆっっべぇえええええ!!!! い!!いざいぃいいいいいいいいいいいいいいい!!! お、おぼに がんべんが いざいぃいいいいい!! っぎゅっべぇええええ!!!やべ、ちゅぶれ……やべでぇええええ!!! ぐりぐり じないでぇええええええええええええええええええええええ!!!」 れいむを蹴り飛ばした青年は れいむの頭をグリグリと踏みつける。 『汚い野良がなに飼いゆっくりからバッチを奪おうとしてるんだよ! ああ!!?このゲスが!!』 「ばなぜぇえええええええええええええええええええ!!! れいぶはぁあああああああ!!! れいぶは まいごの ちびがら ばっちざんを うばっで がいゆっぐりになるんだぁあああああああ!!!」 れいむは大きな声で、自分が他人(他ゆん?)の子まりさを襲っていたと叫ぶ。 嘘をつくことが苦手な ゆっくりなので、全身から汗をかいているが、 青年に踏まれ、痛がっていることから、誰も嘘だとは気がついていない。 「おかぁざ……おそら とんでるみたい!」 『大丈夫?まりさ。可哀想に、迷子になって野良に襲われたのね。 金バッチも帽子から外れちゃって。ちょっとまっててね。すぐに保健所に連れて行ってあげるから。』 子まりさを優しく抱きかかえた女性が優しい口調で言う。 『あ、すいません。その まりさのこと、お願いします。 このゲスは俺が責任をもって潰しておきますんで。』 れいむを踏みつけている青年が、子まりさを抱きかかえた女性に言う。 『はい。わかりました。そちらのことはお願いしますね。』 女性はそういうと、子まりさを抱きかかえたまま保健所に向かって歩き出す。 「おがぁじゃん!!おがぁあああじゃぁあああああああああああああ!!!」 子まりさは涙を流しながら叫ぶ。 『大丈夫よ、怖かったのね。もう少しでお母さんと飼い主さんに会えるから安心してね。』 子まりさの涙を勘違いした女性は、歩く速度を速め、保健所に向かった。 ------ 保健所に連れてこられた子まりさは、オレンジジュースによる治療を受け、傷を治す。 『やぁ、まりさ。災難だったね。悪いけど、ちょっとバッチを見せてね。』 職員に言われ、子まりさは元気なく、金バッチを渡す。 『はい、ありがとう。すぐに飼い主さんがくるから、フードさんでも食べて待っててね。』 金バッチのシリアルナンバーを携帯端末で読み込んだ職員は、まりさに金バッチを返しながら言う。 そして、まりさを残して、別室へと移動した。 返された金バッチと、フードを何粒か帽子の中に仕舞い、子まりさは涙を流す。 子まりさには理解できなかった。あの優しかった母が、何故自分を襲ったのかを。 どうしたら、再び優しい母親と会えるのかを泣きながら考える。 そして、強く心に誓う。なんとしても飼いゆっくりとなり、母を迎えにいくことを。 飼いゆっくりになれば、母親をゆっくりさせることができる。 そうすれば、きっとまた優しい母親に戻るに違いないと子まりさは考えた。 そのためには、良いゆっくりでいなければならないことを思い出す。 子まりさは大声で泣き叫びたいのを我慢し、静かに涙を流す。 自分は 良いゆっくりなのだから。飼いゆっくりになる 良いゆっくりなのだから。 静かに泣いていると、戻ってきた職員が子まりさに話しかける。 『やぁ、まりさ。どうやら そのバッチは君のものではないようだね。』 「っち、ちがうよ!これは まりさのなのぜ!!」 『嘘は関心できないな。 確認をしたところ、この金バッチの持ち主はありす種のようだけど。 ……このバッチ、いったい誰にもらったんだい?』 「お、おかーさんからもらったのぜ……だから、きんばっちさんは まりさの なのぜ!」 職員の質問に子まりさは素直に答える。 ゆっくりは基本的に嘘をつくことができない生物(なまもの)だ。 嘘をつくには強いストレスが発生するため、嘘をつくにはかなりの決意がいる。 『君のお母さんは れいむだね?』 「そうなのぜ。」 この職員は子まりさを保健所につれてきた女性から事情を聞いていたため、察しがついた。 母親であるれいむが、ありすから金バッチを奪い取り、 子まりさを飼いゆっくりにするために芝居をうったことを。 れいむは、バッチを持っているだけでは飼いゆっくりになれないことを知っていた。 街中で、バッチを揉み上げやお下げ、口に持った野良ゆっくりが自分は飼いゆっくりだと叫び、 人間に『嘘をつくな!!』と一喝され潰される光景を何度か見たことがあるからだ。 れいむは餡子脳で考えた。なぜ、バッチをもっているだけではダメなのかを。 そして気がついた。飼いゆっくりは、バッチをお飾りにつけていることに。 そして、実際に金バッチを手(揉み上げ?)にして、バッチを自分の力では、お飾りにつけることはできないことを知った。 ありすから金バッチを奪った夜、なんとかバッチを子まりさの帽子につけようとしたが、一晩かかっても無理だったのだ。 そこで、バッチがお飾りから外れてもおかしくない状況、野良に襲われている飼いゆっくりの状況を芝居でしたのだ。 実際に飼いゆっくりが野良ゆっくりに襲われ、バッチを奪われたところ、人間に飼いゆっくりが保護される状況を見たことがあるのだ。 そして、野良ゆっくりが人間に殺されるところも見た。 れいむは、自分の死を予想した。 それでも れいむは芝居をうった。 こうすることで、自分が死ぬことで、子まりさが人間に保護され、飼いゆっくりになれると信じたのだ。 子まりさには、安全で清潔な生活を送ってもらいたい。 野良のような常に餓えに襲われ、いつ死ぬかもわからない不安定な生活を送らせたくない。 飼いゆっくりになって、幸せになってもらいたい。 自分よりも他者を、子供の幸せを願う れいむは、真の母性ある ゆっくりであった。 『やれやれ。野良も生きるために巧妙になるのかな? それとも、れいむ種にしては珍しく本当の母性があったのかな?』 「に、にんげんさん。』 『ん?』 「ま、まりさは かいゆっくりだよ。 だって、この きんばっちさんは まりさの だから。 だから おねがいなのぜ。きんばっちさんを まりさの おぼうしに つけてほしいのぜ。」 子まりさは金ばっちをお下げで持ちながら言う。 『ああ、そうだな。その金バッチはお前のだよ。今つけてやるから、大事にしろ。』 子まりさを哀れに思った職員は まりさに金バッチをつける。 「にんげんさん。ゆっくり ありがとうなのぜ。おそら とんでるみたい!」 そして、子まりさを持ち上げながら、電話でのやり取りを思い出す。 金バッチから得た情報から、職員は飼い主と登録された女性に電話をした。 女性は飼いゆっくりを保護していることを聞くと、酷く驚いていたことから、 職員は女性が ゆっくりを捨てたことを察した。 『まりさを捨てられるのでしたら、廃棄料金をお支払いください。 お支払いになるまでの間、ご希望でしたら、まりさをこちらで保護しますが、 その場合、飼育料を頂きます。どうなさいますか?』 職員の言葉に、女性がさらに驚く。 『え?まりさ??あたしが飼ってたのって ありすよ?』 職員が情報を確認すると、たしかに固体種族はありす種となっていた。 『あ!ああ、そうだ!! 家の ありすったら昨日からいなくなったのよ。 きっと、野良まりさに襲われて金バッチを盗られたのね。可哀想に。 きっともう、生きていないわ。というわけだから、その まりさの処分は保健所でしておいてね。 ありすの処分代じゃないから、あたしは払わなくてもいいでしょ?』 都合のよいことを言う女性だと職員は思ったが、女性がありすを捨てた証拠はないので、信じるしかない。 『そのようですね。ありすのことは、ご愁傷様です。それでは、まりさはこちらで処分をしておきます。 バッチの情報はそちら様で抹消しておいてください。 今後、新しいゆっくりを飼われることがありましたが、 行方不明になられても、野良に襲われる前に保護できるよう、 GPS付きのバッチをご利用されることをお勧めします。』 『ああ、もうゆっくりなんてかわないから安心して。それじゃぁね。』 最後にそう言って、女性は電話を切った。 通常保健所に破棄された ゆっくりは次の月曜日までの保護期間設けられる。(最長1週間) その期間に、飼い主が考えなおし、引取りに来たり、 ゆっくりが欲しい人間が保健所に訪れて再び飼いゆっくりになることができる。 しかし、子まりさは野良であるため、保護対象ではない。即処分されることが決定している。 「にんげんさん。ま、まりさは かいゆっくりなのぜ。 だ、だから いたいことは しないよね?」 職員からの不穏な空気を感じた子まりさは汗を流しながら、作り笑顔で尋ねるが、職員は返事をせずに歩き出した。 ------ 路地裏で れいむは青年に暴行を受けている。 左眼は潰れ、左右の揉み上げは千切れ、歯は殆ど失われた。 「ゆ゛……ゆ゛ゆ゛……」 『ふぅ。すっきりした。さて、まだ生きているけど、まぁ、いいか。』 この青年、虐待派でもなければ、制裁派でもない。 偶々イラついている時に、芝居をうっていたれいむを見つけ、、 飼いゆっくりを苛める野良ゆっくりを制裁するという大義名分の元、ストレス解消に れいむに暴行を加えただけだ。 (とはいえ、人に見られると恥ずかしいので、路地裏で暴行をしていた。) 『このまま ここに放置しておいてもいいけど、さすがにゴミを捨てたままってのはな…』 そう呟いて、青年は れいむを持ち上げる。 消耗しきっている れいむは、お決まりのフレーズを言うこともなく、身体を震わすだけだ。 青年は近くの公園に設置されている ゆっくり専用のゴミ箱に れいむを捨てた。 「ぐ、ぐざぃ………ご、ごごはゆっぐりの しだいを ずでる ばじょ? ゆ゛……ゆぷぷ。れ、れいぶは ぼうずぐ じぬんだね…… で、でぼ、でぼ よがっだよ。 お、おちびぢゃんを がいゆっぐりに でぎだんだがら、まんっぞくだよ………… ……ばりざぁ………れぃぶ がんばっだよ…… おぞらの ゆっぐりぶれいずで、いっばい いっばい ぼめでね……… ぼがの おぢびじゃんだぢぼ まっででね。ぼうずぐ おがーざんぼ ぞっぢに いぐがら…… おぞらの ゆっぐりぷれいずで、いっばい いっばい ゆっぐりじようね…… ………おぢびじゃん。ごべんね、さいごに ひどいごどじで…… でぼ、じがだが ながっだんだよ。ああじながっだら、がいゆっぐりに なれながっだんだよ…… おぢびじゃんは いいご だがら、ゆっぐり わがっでぐれるよね…… ごれがらは いっばい あまあまを たべで、いっばい いっばい ゆっぐりじでいっでね…… ……………ありず・・・……ひどいごどじで ごべんね……… でぼ、でぼ ありずの おがげで、おぢびじゃんが じあわぜに なれだんだよ……… ありがどうだよ…………ゆっぐり ありがどうだよ……… ………………おぢびじゃん……れいぶ…の がわい…い がわ……いいおぢびじゃん……… ゆっぐ……りじで…い……でね……………もっどゆっぐり……じだがっだ……」 ゴミ箱の中で、れいむは息を引き取った。その顔は満足しきった笑顔である。 数時間後、れいむが入ったゴミ箱を加工所の収集車が回収していった。 ------ 保健所の職員によって、子まりさは ゆっくりが たくさん入ったゲージに入れられた。 ゲージの中では、お飾りにバッチがついていた ゆっくりたちが沢山いる。 彼女たちは捨てられ、廃棄処分が決定している飼いゆっくりである。 「ゆわぁ……かいゆっくりが いっぱいだよ…… ねぇ、れいむ。ゆっくりしていってね!!!」 「………」 まりさが側にいた れいむに声をかけるが、れいむは返事をしない。 「まりさは まりさだよ。ありす、ゆっくりしていってね!!!」 「………」 「みんな なんで おへんじを してくれないんだろう? まりさなら わかる?」 「………」 子まりさはゲージの中にいる ゆっくりたちに声をかけるが返事はない。 どの ゆっくりも、目から生気が消えている。 彼女たちは自分達が捨てられたこと。そして、今日処分されることを知っている。 静かなのは、昨晩死にたくないと ひたすら叫んでいたため、もはや騒ぐ元気が失っているだけだ。 「むきゅ。まりさは げんきなのね。」 死んだ魚のような目をした、金バッチぱちゅりーが まりさに声をかける。 「ぱちゅりー!ゆっくりしていってね!!!!!」 声をかけられたのが嬉しい子まりさは、これまでで一番元気良く挨拶をする。 「………ゆっくりできないわ。だって、ぱちぇたちは すてられた かいゆっくりですもの。」 「ゆ?」 「はぁ……じょうきょうを りかいしてないみたね。いい?ぱちぇたちは すてられたの。 そして、きょうは しょうきゃくしょぶんの ひ。つまり、ぱちぇたちは かこうじょで ころされるのよ。」 「っぞ!!ぞんなぁあああああああああああ!!!?? っば!!ばりざは かいゆっくりだよぉおおおおおおおおおおおおおおお!!! どぼじで ぞんな うぞを いうのぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!??」 「むきゅ。うそなら どれだけ よかったこと でしょうね。 まぁ、あきらめなさい。もう ぱちぇたちは たすからないから。 こんな ところで しょうがいを おえるぐらいなら、のらにでも なればよかったわ……」 「のら?」 「ええ、そうよ。のらの せいかつ はくるしいでしょうけど、いきのこる かのせいは あった でしょうから。」 ぱちゅりーの言葉から、子まりさは、自分が野良ではなく、飼いゆっくりになったと思い込んだ。 子まりさが自分が飼いゆっくりだと自覚した瞬間、ゲージが大きく揺れた。 ゲージを運び出す時間がきたのだ。 「っやっじゃあぁあああああああああああああ!!じにだぐないぃいいいい!!」×たくさん どこに元気があったのか、ゆっくりたいは死にたくないと騒ぎ出す。 自分は良い ゆっくりだ。ご飯の文句は言わない。トイレもちゃんとできる。人間をゆっくりさせれる。 どのゆっくりも、自分が優秀だと叫ぶ。だが、その声は人間には届いていない。 また、届いた所で、もはや彼女達が助かることはない。 やがて、ゲージが加工所につき、廃棄処分決定の飼いゆっくりたちは焼却炉に入れられた。 「っゆっべぇえええ!!?? っゆ?ぐ!!ぐざいぃいいいいいいいいいいいい!!!??」×たくさん 焼却炉の中は、街のゆっくり専用ゴミ箱から回収された ゆっくりの死骸で埋まっていた。 子まりさと、生気のない ゆっくりたちは、悲鳴をあげる。 悲鳴をあげながら、子まりさは自分の足元にある死骸を見て叫ぶ。 「ゆ?おおおおおおおかあざん!!?? ど!どぼじでぇええええええええええええええええ!! どぼじで おがぁざんぎゃ じんでるのぉおおおおおおおおおおお!!!??」 そして、焼却が始まった。 「っあっぢゅいぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」×たくさん 上昇する温度にまだ生きている ゆっくりたちが騒ぐ。 「まだ じにだぐ ないぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」×たくさん 「のらでぼ いいがら だずげで ぐだざいぃいいいいいいいいいいい!!!」×たくさん 「ごんな いながぼの びだいな じにざまは いやぁああああああああ!!!」×たくさん ゆっくりの悲鳴を聞きながら、まりさは笑顔になる。 自分が死ぬことを理解しているが、まりさは満足なのだ。 飼いゆっくりになれたのだから。 母の願いどおり、飼いゆっくりになれたのだから。 「おがぁじゃん……… ま、まりざね、がいゆっぐりになっだんだよ。 びで、きんばっちざんだよ。ちゃんど おぼうじに づいでるよ。」 まりさは れいむのに金バッチがついている帽子を自慢気に見せる。 れいむは笑顔だ。 「ぼら、ふーどざんだって、にんげんざんがら ぼらえだんだよ。」 子まりさは、帽子から ゆっくりフードを取り出し、れいむの口内に押し込む。 れいむは笑顔だ。 「どう?おいじいのかぜ? ば、ばりざぼ たべるのぜ。むーじゃむーじゃ……じあわっぜー!! どっでぼ どっでぼ ゆっぐりできるのぜ。ぞうだよね?おがーじゃん?」 子まりさが笑顔で言う。 れいむは笑顔だ。 「おがあざん。ばりざはね、がいゆっぐりになっだ ばりざは、おがあざんを むがえに きだんだぜ。 やぐぞぐざん だがら、おがあざんを ぶがえに ぎだんだぜ。 やっばり、やっばり ばりざは おがぁざんど いっじょなのが いっぢばん ゆっぐりでぎるのぜ。 だがら、だがら、いっじょに いっじょに ゆっぐりじようね……すーりすーり……すーりすーり……」 燃え盛る炎の中、飼いゆっくりとなった まりさは、大好きな母親と一緒に その短い生涯を終える。 焼却炉の中で生きている ゆっくり達が苦しみながら死んでいく中、 母の願いを叶え、約束を果たした子まりさだけは満足した顔で逝くことができた。 あとがき 母性あふれる れいむは好きです。 過去作品 http //www26.atwiki.jp/ankoss/pages/3986.html
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/762.html
初SSです。ゆっくり新参です。 そのため、お見苦しい点は多々あるかと思いますが 寛大なお心持で読んでいただければ幸いです。 たぶんゆ虐はあっけないです。ひょっとしたら人間成分が多いかもしれませんが、 一応「ゆ虐」で書いたのでこちらに投稿しました。 名前はまだありません。 それでは ● ● ● 僕の住む街には野良ゆっくりが多い。愛で派の町民が多いからだ。 さらに、「ゆっくりは好きだけど家で飼えない」「でも、あまあまをあげたい」 という中途半端な奴が多数いるため、ゲス化したゆっくりも多い。 僕は、ゆっくりという生物が嫌いだった。 存在していいものだと思っていなかった。 親が愛で派なのが辛かった。 しかし、親が金バッジのちぇんを飼い始め、ゆっくりが嫌いなのではなく「ゲス」が嫌いだと気付いた。 ゲスの多い街で育ったために長年勘違いしていたようだった。 僕はきちんと躾されているちぇんを可愛がったし、ちぇんも僕に懐いてくれた。 だが、家でちぇんを可愛がっていたので、必然的に僕は親の目には「ゆっくり愛で派」だと映ってしまった。 そのため、公にゲス共を虐待できないのが辛かった。 今夜も親の目を盗み、友人と共に夜の「狩り」に出かける…… ● ● ● 「ちくしょう、最近また知恵をつけてきたからなかなかつかまらないぜ」 友人のひとりがぼやく。 ここは住宅街から少し離れた山の中。山といっても「丘」と称していいような可愛いものだ。 おうちに手ごろな木の生えた、人間の手の届かない場所。逆に言えば、 少々騒いでも他人にばれない様な絶好の狩り場。昼は街を我が物顔で闊歩するゲス共が夜にはここに帰ってくる。 ここのところ毎日「狩って」いたので、あまあまを罠にしたり、「ゆっくりしていってね!!」と あいさつしたりしたくらいでは警戒したゆっくりは出てこなくなってしまっていた (時々、馬鹿な赤ゆ子ゆ、餓死寸前のゆっくりは出てきた)。 「しょうがない。狐、呼ぼうぜ」 「狐」とは、同じクラスの女子のあだ名だ。切れ長の吊り目に少し上がった口角からそう呼ばれていたが、 ゆっくりを誘い出す際の狡猾さ、「ゆっくりできるおねえさん」への変化っぷりこそ、彼女の「狐」たる所以であった。 しばらくすると、自転車に乗って彼女がやってきた。 「今夜もよろしくな」 「うん。もう策は練ってあるわ。みんな、これを見て」 そう言って彼女は懐から輝く小さなモノを取り出した。 「あっ、金バッジ……」 「ええ。さすがに本物を用意するのは無理だったけど……。どう??ゆっくりくらいなら騙せそうな出来栄えじゃない??」 「でも金バッジ偽造は……」 「ばれなければ、いいの。じゃ、ちょっと隠れててね」 彼女は一方的に話を切り歩みだした。色々と言いたいことはあったが、しかたなしに茂みに身をひそめた。 ● ● ● 「みんな、警戒しないでゆっくり聞いてね。おねーさんは今、飼いゆが欲しいの。 気に入ったゆっくりにだったらこの金バッジをすぐにでもあげるわ。番や子連れでも家族みーんな引き受けてあげる。 あまあまは好き放題むーしゃむーしゃさせてあげるし、奴隷も沢山あてがってあげるわよ。 もし飼いゆになりたかったら私の前に出てきてパフォーマンスしてみせて」 彼女は所々にゆっくり特有の言い回しを使いつつ、そう言った。 なんてことはない、ただ「簡単な嘘をついただけ」。 しかし、金バッジ効果はかなりのものだったようだ。警戒しながらもゆっくりが数匹近寄ってきた。 「おねえさん、ほんとうにかいゆにしてくれるの?」 「きんバッジさんをみせてくれたらしんじてやるのぜ。」 「わかるよー、このきんバッジさんはほんものだよー。」 「むきゅ、どうやらこのにんげんさんはほんとうにかいゆにしてくれるようね。」 本物そっくりの偽金バッジと彼女の微笑みで、ゆっくり達は信じきっているようだった。 「おい、狐、もう行ってもいいか!?」 待ちきれない様子の友人が小声で聞いたが、 「まだ。単体しか出てきてないし、逃げ道を断ってない。もう少し待って。」 と、至極迷惑そうな顔でこう返されてしまった。 僕としてもゲスが出てこないことには始まらない。彼女の作戦が終わるのを待った。 ● ● ● 「れいみゅはおうたがじょうじゅだよ♪ゆ~ゆゆ~♪」 「まりさのかっこいいおかおでおねえさんはいちころなのぜ!」 「とかいはなありすがおねえさんのおへやをこーでぃねーとしてあげるわ。」 「おねーさんはあしがはやいちぇんをかってくれるんだよねー、わかるよー。」 しばらく待つと、番やらシングルマザーやら子ゆやら色々と出てきた。そして、 「ちょっとぉぉぉ!!おちびちゃんがあぴーるするんだからそこをどきなさいよぉぉぉ!! このくそねこ!!」 ドンッッ!! 「わがらないよーーーーー!!」「えれえれ」 期待通りゲスが出てきた。れいむとまりさの番で、赤れいむと子まりさを連れている。 ちぇんを突き飛ばして狐の前にやってきた。(ぱちゅりーが巻き添えを食らっていた。) 「うちのかわいいおちびちゃんをみてね!よそみしたらせいっさいっするよ!!」 「まりさはつよいんだぜ!せいっさいっされたくなかったら、れいむとまりさとおちびちゃんたちを かいゆにするんだぜ!」 「くちょばばぁ!はやきゅれいみゅにあみゃあみゃもってきょい!」 あんなゴミのどこが「かわいい」んだか。感性を疑う。まあ、餡子脳だからしかたないか。 気がつくと、いつの間にかゆっくり達がやってきた小道をネットが塞いでいた。 「OKよ、みんな。」 狐の声と同時に、ヒャッハータイムが始まった。 ● ● ● ごぶちゅっ 水っぽい破裂音があたりに響く。 友人の足元には踏みつぶされたありすがカスタードを撒き散らして息絶えていた。 「「「ヒャッハー!!!」」」 「「「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!!!にんげんさんだぁぁぁぁぁ!!!」」」 後はもうめちゃくちゃだった。 殴る、蹴る、潰す、投げる…… 次々とゆっくりの死骸が出来上がってゆく。 「どぼじでがえれないのぉぉぉぉぉ!!!」 「あみさんどいてねー!!わがらないよーー!!わがりだぐないよーーー!!」 道は他にもあるだろうに……。自分たちが来た道でないと帰れないとでも思っているのだろうか。 その間にも友人たちは殺戮を繰り返している。相当ストレスが溜まっていたようだ。 「くそばばぁぁ!!ゆっくりわらってみてないではやくれいむをたすけろぉぉぉ!!」 「とっととここからひなんさせるんだぜ!!きんバッジよこさないばばぁはゆっくりしないでしね!!」 「ぎょわいよぉぉぉぉ!!おぎゃあしゃぁぁぁぁん!!ゆっきゅりちにゃいでちゃしゅけりょぉぉぉ!!!」 「じにだぐないんだじぇぇぇぇぇ!!!」 ゲスの家族を発見した。狐に対して暴言を吐いたうえに、自分のことしか考えていないようだ。 しかもこんなときにまで金バッジを要求しているとはなんと愚かなのだろう。友人に殺害される前に制裁しなければ。 僕はゲス家族を狩り場から隔離し、茂みにあらかじめ用意してあったごみ袋の中にぞんざいに放り投げた。 ごみは然るべき場所に。 「ゆべっ」 「おちょらを」 「ちょっとぉぉぉ!!!もっとていねいにあつかいなさいよぉぉぉ!!れいむをころすきなの!?ばかなのしぬの!?」 「もっとはやくたすけろ、くそじじい!!」 うんうん、そういう言葉を待っていた。それでこそ虐殺のしがいがあるってもんだ。 子供二匹はとじこめたまま、まず、逃げ回られると面倒なので親の足をライターで焼く。 「ゆぎゃあぁぁぁぁ!!!!あづいよぉぉぉぉぉ!!!」 「ばりざのがっごいいあんよがぁぁぁぁぁ!!!」 じりじりという音とともに香ばしい香りが辺りに漂う。足焼きゆっくりの出来上がりだ。 僕をあらゆる言葉を使って罵倒してくる半泣きの親を無視し、子まりさ、赤れいむを取り出す。 「きたないてでおちびちゃんにさわるな!!」 「はなちぇ!」「やめるんだじぇ!げす!!おかあしゃん、とっととたしゅけろお!!」 どっちがゲスだ。親のあのざまを見てまだそこに助けを求めるか。突発的に子まりさの帽子に火を放ってしまった。 「ばりざのがっごいいおぼうじざんがぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!ひさんはゆっぐりしないでぎえろぉぉぉ!!!」 帽子についた火を消そうとのたうち回る子まりさ。その間にも帽子を脱ごうとしないのだから、よほど大切なんだろう。 「おちびちゃぁぁぁぁん!!おぼうしをぬいでぇぇぇぇぇ!!」 「おぼうしをぬがないと、えいえんにゆっくりしてしまうのぜぇぇぇぇ!!」 脱いだら自分の子供だと分からなくなるくせに。 「ゆぐ……お……ぼお…ぢ…」 あっ……。ちくしょう、もう少し考えていじめればよかった。もう焦げて死にかけだ。 「も゛っ……ゆ゛っ…ぐじ…『ぐちゃっ!』びゅびゅらっ」 「「おぢびぢゃぁぁぁぁぁぁん!!!」」 勝手に死なれても困るので、しかたなく踏み潰してあげた。焼け焦げた皮から餡子が飛び散り、靴にこびり付いた。 汚い。最悪だ。オレンジジュースを持ってきていればよかった……。 いたしかたない。赤れいむで遊ぶとする。 「じじい!はなちぇぇぇ!!」 体をぷるぷると震わせ抵抗する饅頭。「ぷくーっ」とやっているつもりなのか、時々輪郭が歪む。 見ているといらつくので握る力を強める。 「ちゅびゅれりゅぅぅぅぅぅ!!だじゅげりょぉぉ……」 みるみるうちに顔(?)が真っ赤になり、口から尻から少量の餡子が漏れ出している。 もうそろそろ目も飛び出そうだ。 「やめるんだぜじじい!まりさをおこらせるとこわいのぜ!とっととおちびちゃんをはなせぇぇぇ!!」 下手に出るということを知らないのだろうか。 まりさの目の前に赤れいむを持って行き、さらに強く握る。 ぽろん あっけなく両目が地面に落ちた。 口からはダムが決壊したかのように餡子が流れ、しーしーが細切れに出て、もう皮が黒ずんできている。 そのまま一気に爪をたて、握りつぶした。饅頭をつぶした「ぷぢゅっ」という感覚は、気持ち悪くて嫌になった。 勢いよく飛び出した餡子がまりさに降りかかる。 「おぢびぢゃんのあんこがぁ゛ぁ゛ぁ゛えれえれえれえれえれ」 わが子の体液から滲みだす死臭に耐え切れず、まりさは餡子を吐きだした。 追い打ちをかけるように、手にこびり付いた赤ゆの残骸をまりさの口に突っ込む。 「むぐろ゛っっえ゛れ゛え゛れ゛」 「ばでぃざぁぁぁぁ!!ゆっぐじじでぇぇぇぇぇ!!!」 もう半分は餡子を吐きだしてしまったようで、まりさの体は醜く凋んでいた。 「ほら、もう餡子が出ないように蓋してやるよ」 まりさの帽子をはぎ取り、カッターで引き裂いて口にねじ込んだ。 「ばりざのおぼうしがあぁぁぁ!!!ゆっぐじでぎなぃぃぃいい!!!」 「もがもが」 そして、ガムテープでまりさの口を固定した。 「おい、泥饅頭」 「でいぶは泥饅頭じゃないよぉぉ!!」 「おまえのリボンをよこせばまりさは助けてやる。よこさなければ踏み潰す。どうする?」 「でいぶがおりぼんさんをあげるわけないでしょぉぉぉぉ!!! はやくそのてーぷさんをはあがしてあげなさいよぉぉぉ!!しんじゃうでしょぉぉぉ!!」 即答だった。その上なんて身勝手な回答だろう。 「わかったわかった。ほら。」 ガムテープを乱暴に引っ張ると、皮も一緒についてきた。 当然、口内からはボロキレと化した帽子と多量の餡子が流れ出し、 砂糖水を眼やシモから垂れ流し、まりさは絶命した。 「ばでぃざぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!」 「手前の願いどおりにしたら永遠にゆっくりしちゃったな。夫を殺すとはひでぇ饅頭だ。」 「でいぶはわるくないでしょぉぉぉ!!!ゆっくりごろしのじじいはしねぇぇぇ!!!」 家族を皆殺されてもまだ毒づく。これだからゲスは…………殺し甲斐がある。 とりあえず、リボンを奪う。喚いても無視。先程と同様に目の前で切り刻む。絶望。 続いて揉み上げ。黒髪。刈っていくと、禿げ饅頭が出来上がった。恥辱に顔が歪んでいる。気持ち悪い。 こちらを睨んできたので、片目をくり抜いた。 「どぼじでかたほうまっくらなのぉぉ!!?」 くり抜いたからだ。 「どぼじで……こんなめに……」 ゲスだからだ。 「がわいいでいぶがどぼじで…………がわいぐっで、ごべんね……」 意味不明の「かわいいアピール」をするな。 もうこれ以上我慢できなかった。右半分を踏み潰し半殺しにし、近くのため池に放り込んで、 溶けて無くなるまで苦しむ様をじっくりと鑑賞した。 ● ● ● 「ふう……」 一息ついた。 今日はいつもよりいらついていたせいか、ゆっくりを早く殺してしまった。 それにオレンジジュースも忘れてくるし……少々消化不良だ。 それでも、ゲス一家を虐殺できて満足した。 「終わった?」 狐がこちらにやってくる。 「うん。みんなは?」 「もう先に帰っちゃったわ。あれだけハイペースに殺してたらすぐに終わっちゃうもの」 「そっか。……薄情だなあ……」 「私がいるし、いいじゃない」 「ん。後から呼ばれて来たのにね」 「ねえ」 「なに?」 「お願いがあるんだけど……いい?」 「うん。わざわざ夜中に呼び出しちゃったし。なに?」 「としあき君ちのちぇん殺させて」 「……………は?」 「としあき君ちのちぇん殺させてよ」 「……なんで」 「私ね、可愛がられて育てられたゆっくりとか金バッジとか善良とか殺したいの。育てた奴の前で殺したいの。 殴って叩いて蹴って投げて潰して打って抉って刺して切って捻って千切って噛んで 絞って弾いて焼いて溶かして吊るして削って挟んで奪って嬲って嘲笑って苦しませたいの。 そのゆっくりを見せつけて絶望させたいの。としあき君にはわからないよね。だってとしあき君は 「ゲスなゆっくりが嫌いで殺してる」んじゃなくて「ゲスな態度をとってくる殺せる奴がゆっくり」だから 殺してるんだもんね。人間や動物じゃどんなにゲスな態度とられていらついても殺せないんだもん。 としあき君は「ストレス発散でゆっくり殺してる奴らとは違う」と思ってるかもしれないけど、同じだよ。 その場でストレス作ってその場で発散してるだけ。私は違う。趣味なの。良いゆっくり殺すのにこの上なく 快感を感じてるの。ストレス発散みたいに「飽きたから他の方法で」っていうのができないの。これだけなの。 最近全然殺せてない。街はゲスが多くて。ゲスとかただのゆっくりとか殺す気すら起きない。つまんない。 なのにとしあき君たちはそれを私の前で楽しそうに殺すの。ずるい。私だって楽しみたい。だからお願い。 ちぇん殺させて。それ見てて。いつも協力してあげたじゃない。いいでしょ。 …………………………わかった。今日は帰るね。でも、考えといてね。楽しみにしてるから。ばいばい。」 ● ● ● 僕は家に帰った。 ちぇんが寝てた。 起こした。 「むにゃ……おにーさん、どーし 僕は尻尾を持っ 「おそらをとん ちぇんは床 「わがらな 僕はちぇんを掴ん あ゛ あ゛ あ゛あ゛ あ゛ あ゛ あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ ―end―
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3829.html
『しあわせーの味』 5KB 小ネタ 自業自得 嫉妬 日常模様 子ゆ 現代 マダオの小ネタです ※俺設定注意 ※作、長月です 今まで書いた作品はこちらに http //www26.atwiki.jp/ankoss/pages/393.html ご意見、ご感想、ご要望は感想用掲示板(長月用スレ)でおねがいします。URLは下にある通りです。 ふたば系ゆっくりSS感想用掲示板(長月用スレ) http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1274852907/ しあわせーの味 「さぁにんげんさんゆっくりしないでどこかいってね!!おちびちゃんにはゆびいっぽんふれさせないよ!!」 路地裏にれいむの叫びがこだました。 生ゴミ臭いシミだらけの体を風船のように膨らませ、もみ上げをわさわさ動かして俺を威嚇している。 「あのなぁ・・・」 俺は呆れ顔でれいむを見下ろす。 言っておくが俺は虐待趣味もなればこいつの子供をどうこうするつもりもない。 この人気のない路地裏に入ってきたのだってここを抜ければ商店街へ近道になるからだ。 「どっかいくまえにおちびちゃんをなかせたいしゃりょうとしてあまあまちょうだいね!!たくさんでいいよ!!!」 俺が何も言わないので調子に乗ったのか、れいむはさらに子れいむへの慰謝料までを要求してきた。 確かにこいつの子供を蹴飛ばして泣かしたのは俺だ。 しかしそれはあの子れいむが「きょきょをとおりたかったらつーこーりょうにあみゃあみゃちょーらいね!!たくしゃんでいいよ!!」とか言って薄汚い体で俺の足にまとわりついてきたから思わず足が出ただけという話。こちらに非はない。 それなのに子れいむの泣き声を聞きつけた母れいむが俺を虐待お兄さんと決め付け、因縁ふっかけてきたのだ。 「さぁさぁ、だいじなおちびちゃんをきずつけたつみはおもいんだよ!!さっさとれいむにあまあまちょうだいね!!」 したり顔であまあまを要求するれいむに俺はピキィっときた。 そんなにガキが大事なら金庫にでも詰めて二度と出すな、と言ってやりたい。 「おいれいむ・・・そんなにおちびちゃんのことが大事か?」 「ゆゆっ!?もちろんだよ!!おちびちゃんはゆっくりできるんだよ!!」 よくぞ聞いてくれましたとばかりにれいむはふんぞり返る。 「おちびちゃんをつくることこそゆっくりのすべて!!ゆんっせいでいちばんだいじなことなんだよ!!おちびちゃんがいればあまあまもふーかふかのべっどさんもいらないんだから!! ゆっくりのなかにはにんげんさんのどれいになってまであまあまやおおきなおうちをほしがるやつらもいるけどおばかさんとしかいいようがないね!!だってかいゆになったらおちびちゃんがつくれなくなるのにね。 おちびちゃんのいるれいむこそしんのゆっくり。まったくかいゆっくりってやつはおお、あわれ、あわれなやつらだよ。」 得意そうに自説をべらべらと語るれいむ。 しかしそんな薄汚いなりじゃ何言ったところで負け犬の遠吠えにしか聞こえない。 もっとも野良ゆが飼いゆに勝てる要素なんて子供を自由に作れる点ぐらいしかないのかもしれないが。 きっとれいむもそれにうすうす気づいているが必死に「自分こそ真のゆっくり」と思い込むことでなんとか自我を保っているのだろう。 全く「おお、あわれ、あわれ」な奴である。 「ああ、そうかい・・・じゃあそんなゆっくりしたれいむにあまあまさんをあげよう。」 俺はカバンから食べかけのメロンパンを出す。昼食用に買っていた奴の食べ残しだ。 「ゆ?あまあま!!」 メロンパンを見た瞬間れいむの目の色が変わる。その視線は俺の手にあるあまあまに釘付けだ。 「あまあま!!あまあま!!はやくちょーだいね!!かわいいれいむにちょーだいね!!」 涎をたらしながられいむはまくしたてる。もうあまあま以外の事は考えられないようだ。 おいおい。おちびちゃんがこの世で一番大事、おちびちゃんがいればあまあまなんていらないんじゃなかったのかよ。 俺は苦笑しながられいむにメロンパンを放り投げる。 「はふっはふぅう!!うめっ、これめっちゃうめっ!!!」 メロンパンが地面に落ちるやいなやれいむは喰らいついた。食べかすをボロボロこぼしながら、興奮の為か、もみ上げをわさわさ動かしがっついている。 「うわぁ・・・」 野良犬の方がまだ上品な餌の食い方をしているだろう。あまりに下品な食べ方に俺は眉をひそめた。 このれいむ、野良ゆだから必然的にこんな下品な食べ方になったのだろうか。 それともこんな食い方しかできないできないアホだから野良ゆになったのか。 そもそもなんで物食べるのにケツをぶりぶり振る必要があるんだろう。あにゃるにうんうんこびりついてるし。 そんなこと考えている間にメロンパンは全てれいむの腹の中に納まった。時間にして1分足らずだろうか。 「しあわせぇえええええええ!!!!」 食べ終わるとれいむは大通りにまで聞こえそうな大声で「しあわせー」をした。 コンビニで買ったメロンパンにこれほど感動できるとはなんとも安上がりな奴だ。 まあ隠し味が効いたのかもしれないが。 「しあわせー・・か。そりゃ良かったな。それじゃここ通らせてもらうぞ。」 「ゆゆ!!こんどはもっとたくさんあまあまさんもってやってきてね!!あしたでいいよ!!」 どこまでもずうずうしい奴だ。こっちはもう2度とお前の顔なんか見たくない。 だがこれぐらいゲスなほうが俺も良心が痛まなくてすむ。 俺はニヤリと口元をゆがめる。 「じゃーなーれいむ。お口の中のおちびちゃんとゆっくりしてけよ!!!」 「!!?・・・ゆ・・・・」 れいむのふてぶてしい顔が見る見るうちに青ざめていく。何か大事なことでも思い出したように。 ああ、やっぱりこいつ忘れてやがったな。 自分が子れいむを口の中に入れているのを。 ちなみにさっきこいつがあまあまをむさぼってる時、「ゆんやぁああああ!!」とか「たしゅけてぇえええ!!!」と言う声が口の中から聞こえてきたがあまあまに夢中のれいむは全く気づいていなかった。 今頃れいむの腹の中は子れいむととメロンパンがシェイク状態だろう。「おちびちゃんはままのおくちにはいってね!!ここならてっぺきっであんっぜんっだよ!!」とかほざいていたが、自分で食い殺してりゃ世話はない。 「おじびじゃああああんんんん・・・ゆげぇえええええええええ!!!!」 噴水のごとく餡子を吐き出すれいむを背に向け、俺は路地裏を後にした。 挿絵:
https://w.atwiki.jp/zooo2ndunofficial/pages/161.html
[#VASPオーディション] 基本情報 ルーム https //www.showroom-live.com/VCHETVASP_0091 名前 いゆな 番号 91 ニックネーム ファンネーム ルーム挨拶(入室) ルーム挨拶(退出) Twitter https //twitter.com/orange_mikan09 マシュマロ https //marshmallow-qa.com/orange_mikan09 YouTube 配信タグ ファンアートタグ Twitter以外のSNSなど項目も適宜追加してください 目次 詳細情報自己紹介 配信タイムテーブル 活動の記録スタートダッシュ期間 予選イベント期間 決勝イベント期間 本選後の消息 用語・名言集 ファンのブログやnote、togetterまとめ 詳細情報 自己紹介 みかん、オレンジ大好きいゆなです! 遊びに来てくれてありがとう!! 「みかんちゃん」って間違われちゃうけど「いゆな」です! 是非覚えて帰ってね!!! カワボ系Vライバー目指してます✨ Vライバーに本気でなりたいと思ってるのでVASPに参加させて頂きました! イベント予選 3/4 18 00~ 3/13 21 59まで! 配信時間はバラバラだからTwitterかSHOWROOMのどっちかをフォローして通知設定しといてね!! 枠内ルールはとりあえず不快な思いさせることはしないこと!!! あとお願い事は TwitterのRTと配信のコメントをなるべくする!! できない子は無理してじゃなくて大丈夫だよ! 無理せず推してくれたら嬉しいです✨ 配信タイムテーブル 日付 配信開始 配信終了 星集め 星捨て 備考 活動の記録 スタートダッシュ期間 予選イベント期間 決勝イベント期間 本選後の消息 用語・名言集 ファンのブログやnote、togetterまとめ Twitter用画像です。本画像はページ最下部に配置してください。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3147.html
『雨』 4KB 小ネタ 思いつき 音もなく、冷たい雨が降る。 私は傘をさして一人で外を歩いていた。 目的があるわけじゃない、散歩、というほどでもない。 ただそういう気分だったのだ、雨に浸りたいとふと思い、足に任せて進んでいた。 「にんげんさん!」 ふと、声をかけられる。 声のした方を向くと、私のふくらはぎくらいまでの体長の、大きめのゆっくりだった。 そのゆっくりは、長い間雨にあてられていたのだろう、全身びしょぬれで、雨に弱いゆっくりは所々皮がはげて、形が崩れてきていた。 予想でしかないが、おそらくこのゆっくりは今すぐ雨が上がったとしても、そう長くは生きれないだろう。 私が無言でゆっくりを見下ろしていると、ゆっくりが口をかぱりと開いて、そのまま声を出した。 「おねがいします!れいむはもうだめです!おちびちゃんをどうかゆっくりさせてあげてください!」 ゆっくりの言うとおり、空けた口の中には小さな子ゆっくりが一匹入っていた。 私が返事をせずに黙っていると、ゆっくりは瞳を潤ませて、お願いしますお願いしますと何度も何度も懇願してくる。 「しかたないな…でも一つ条件があるよ」 「なんもします!だからおねがいします!」 私が言った瞬間ゆっくりは足に擦り寄るほど近くによってきた。 一歩引いて、私はその条件を口にした。 「貴方の生い立ちを聞かせて頂戴」 ゆっくりは一瞬戸惑っていたが、少しうつむくとぽつりぽつりと離し始める。 ちいさなころれいむは、ここからはなれたところにある、こうえんでうまれました。 おかあさんとおとうさんはとってもやさしくて、れいむはとてもしあわせでした。 あるときおかあさんもおとうさんもしんじゃって、れいむはひとりぼっちになりました。 だけどれいむはがんばっていきて、まりさとであって、かわいいあかちゃんもできました。 でも、みんなみんなしんじゃって、れいむにはもうこのおちびちゃんしかのこっていません。 れいむももうしんじゃうけど、ほんとうはもっとずっといっしょにゆっくりしていたかったけど… どうか、おちびちゃんを…よろしく…おねが… 「ねぇ、貴方の一生は、素敵なものだった?」 雨でどろどろになったゆっくりに、私は話しかける。 その顔は、わが子の明るい未来を願う母の顔で、何処か満ち足りたような表情を浮かべていた。 私は一つこのゆっくりに言っていなかったことがある。 それは、私達が出会ったときには既に口の中の子供は、唾液で溶けて死んでしまっていたという事実だ。 けれどその子も、母の温もりの中で死に、何処か安らかな表情を浮かべていた。 それぞれの思いは、私には分からない。 私はその母子に背を向けてやまない雨の中をゆっくりと歩き出す。 雨は、悲しみも思い出も、全てを溶かして流しながら、いつまでもいつまでも降り続いていた。 おわり --------------------------------------------- 愛でばかりが続いたので何か別のものを、と思ったのですが 愛ででもない虐待でもないものが出来上がってしまいました。 自分はこういうのも嫌いじゃあないんですが、どうでしょう。 でもリアル話雨さんは大嫌いだよ!肺のあたりがずーんってするからだよ! ん~、まとまった時間があるときに、長いお話を書いてみたい気分になってきました。 次回作で会いましょう。 ばや汁でした。 いつも多数のご意見ご感想ありがとうございます! この作品へのご意見ご感想も、どうぞお気軽にお寄せください。 個人用感想スレ http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1278473059/ 今までの作品 anko1748 かみさま anko1830-1831 とくべつ anko1837 ぼくのかわいいれいむちゃん anko1847 しろくろ anko1869 ぬくもり anko1896 いぢめて anko1906 どうぐ・おかえし anko1911 さくや・いぢめて おまけ anko1915 ゆなほ anko1939 たなばた anko1943 わけあり anko1959 続ゆなほ anko1965 わたしは anko1983 はこ anko2001 でぃーおー anko2007 ゆんりつせん anko2023 あるむれ anko2068 おしかけ anko2110 とおりま anko2111 おもちゃ anko2112 ぼくとペット anko2223 まちかどで anko2241 かいゆ anko2304 ぼうけん anko2332 とかいは anko2349 たたかい anko2369 ゆっくぢ anko2413 せんたく anko2427 ぶろてん anko2489 あこがれ 前編 anko2588 ひとりぼっちのまりさ anko2807 母の音 anko2887 僕とれいむと秘密基地 anko2949 野良れいむ anko3047 ぶろてん おまけ anko3058 実験01 クッキーボタン anko3067 わけあり おまけ anko3078 げすまりさ anko3090 てのりれいむ 餡小話では消えてしまった作品も多数ありますので、過去作を読みたいと思っていただけた方は ふたば ゆっくりいじめSS保管庫ミラー-ばや汁ページ- http //www26.atwiki.jp/ankoss/pages/395.html をご活用ください。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2367.html
とかいは 19KB いじめ 小ネタ 変態 妊娠 お家宣言 番い 飼いゆ 野良ゆ 赤ゆ 独自設定 うんしー ぺにまむ 小ネタです まえがき この作品には、若干のHENTAI的表現、うんしーぺにまむ表現が含まれております。 苦手な方はバックしていただくか、不快な思いをする可能性があることを了解したうえでお楽しみください。 ---------------------------------- それは、天気のいいとってもゆっくりした一日のこと。 厳しい街の環境を、野良として立派に生き抜き、そして愛を育みあったまりさとれいむ。 そして二匹のかわいいかわいいおちびちゃん達は、今日も理想のゆっくりぷれいすを求めて、お外を練り歩いていました。 「ゆへへ、きょうはどこでゆっくりしようかまようんだぜ!」 まりさは自信家で、自称野良一番の力持ちでした。 「ゆゆ~ん、まりさはきょうもゆっくりすてきだね!」 れいむは自称野良一番の子育て上手、頭の上におちびちゃんを乗せて、まりさの少し後ろをぴったりくっついて歩きます。 「ゆっきゅちゆっきゅち!」 「まりちゃのいもーちょ、とってもゆっくちちてるのじぇ!」 れいむの頭の上でゆっくりしてる二匹のおちびちゃん。 おちびちゃんのれいむは、まだ生まれたばかりでうまく言葉を喋れません。 おちびちゃんのまりさは、れいむよりすこしお姉さんで、小さいながらも勇敢で元気一杯のとってもいい子です。 しばらくお外を歩いていると、お父さんまりさが何かを見つけたようです。 「ゆゆっ!?ちょうどいいところにとってもゆっくりできそうなところがあるんだぜ!」 そういってまりさは、人間さんのお家の庭に、ひょいと入っていきました。 「ゆっ!まりさ!ゆっくりがんばってね!」 れいむはそれを少し離れて見守ります。 「まりささまにまかせるんだぜ!」 まりさはれいむの方をちらりと振り返り、ウィンクすると、そのまま人間さんのお家に近付いていきます。 まりさが見つけたのは、お家のある窓でした。 その窓の下には、コンクリートの縁側がついていてゆっくりでも簡単に窓ガラスに近付いていくことができました。 まりさ達家族には幸運なことに、その窓は空気を入れ替えるために空いていて、虫除け用の薄い網戸が張ってあるだけでした。 「こんなちょろいの、まりささまにかかればいちころなんだぜ!」 まりさは庭に転がっている少し鋭い石を選んで口に含み、勢いをつけて網戸に向って吐き出しました。 それを2・3回繰り返すと、網戸に小さな穴を開けることに成功します。 そしてまりさは、そこに近寄り、歯をつかって器用に穴を広げていきます。 まりさが通るより少し大きめの穴を開けたところで、まりさは一旦単独で中に入り、中の様子を確かめました。 これまた幸運なことに、人間さんの気配は家の中からは感じられませんでした。 といっても、まりさは本気で人間さんになんか負けないと思っているので、人間さんがいた所で奴隷にでもしてしまおうと思っていたのでした。 「ふぅん、だれもいないんだぜ、らっくしょーなんだぜ」 そしてまりさは、れいむ達を呼ぶためにもと来た道をゆっくりと戻っていきました。 れいむを連れてお家の中に戻ったまりさは、今度は二匹そろってお家の中に侵入しました。 「ゆゆ~ん!すっごいよぉ!さすがまりさだね!」 「ゆちぃ~~~!!」 「おとーしゃんはさいっきょうっなのじぇ!」 れいむとおちびちゃんたちは、大声でまりさをたたえました。 「あったりまえだよっ!まりさはつよいんだからね!」 まりさは、ゆへんっ!と体を仰け反らせて褒められた喜びをかみしめました。 そしてみんなですぅと息を吸い込み、とびきりの大声で宣言をします。 『ここをみんなのゆっくりぷれいすにするよっ!!!』 あまりの大声に、お家のリビングに4匹の声が木霊します。 おちびちゃんたちがれいむの頭から飛び降りて、ぴょんぴょんと跳ねまわりました。 「たんっけんっするのじぇ!れいみゅもついてくるのじぇ!」 「ゆっ!ゆゆぅっ!」 元気に跳ねまわる二匹を見て、親の二匹も顔をほころばせます。 「おちびちゃんたち、とってもゆっくりしてるね!」 「そりゃあれいむとまりさのおちびだから、とうぜんなんだぜ…それよりれいむ こんなゆっくりしたゆっくりぷれいすをみつけたんだぜ、さんにんめ…いっちゃおうぜ…」 突然のまりさからの求愛に、れいむが顔を真赤にして、もみあげで目を隠して身体をくねくねとくねらせました。 「ゆゆ~ん!まりさったら、まだおひさまがみてるよぉ」 「おひさまなんて、まりさたちにしっとさせておけばいいんだぜ…」 れいむとまりさがいちゃついていると、リビングに続くドアの足元にある、四角い窓から、突然一匹のゆっくりが現れました。 「おひるねをしていたのに、なんだかうるさいわね、とかいはじゃないわ…」 現れたのは一匹のありす、このありすは、この家の飼いゆっくりでした。 「ゆ?ここはまりさたちのゆっくりぷれいすだぜ、よそものはでていくんだぜ!」 まりさはれいむ達を守るように前に出て、ありすを威嚇します。 しかしありすはまりさに、にっこりとほほ笑みを返しました。 「あら、おきゃくさまかしら、ゆっくりしていってね」 『ゆっくりしていってね!』 ありすから突然発せられた挨拶に、四匹は思わず挨拶を返してしまいます。 緊張した空気が和み、辺りに沈黙が訪れました。 「ゆっ!れーみゅうんうんちたい!ゆーんっゆーんっ!ちゅっきりー!」 静寂を破って、末っ子のれいむがリビングの床にうんうんをしてしまいます。 ありすはそれを見ると、近くに備え付けてあったティッシュを取り出して、うんうんを片づけ、れいむのあにゃるをふいてあげました。 「あらあら、おちびちゃんはげんきなうんうんをするのね、とってもとかいはだわ」 「ゆわーい!おねーちゃんありがちょー」 末っ子のれいむはそれですっかりとありすに懐いてしまい、ありすにすりすりと頬ずりをしてじゃれつきます。 「お…おねーしゃんすっごくきれいなのじぇ、まりさのおよめさんになってほしいのじぇ」 お姉ちゃんまりさも、飼いゆっくりの綺麗に整った顔のありすに一目ぼれをしてしまったらしく、微妙な距離を保ってありすのそばを離れませんでした。 「あらあら、おませさんね、ゆっくりいらっしゃい」 それを見たありすが優しく微笑みかけると、ゆっくりとそばに近付き、やがて末っ子れいむとともにきゃっきゃと遊び出してしまいます。 一方、その光景にすっかり呆気にとられてしまっていたのが、二匹の親ゆっくり達でした。 「ゆゆぅ…れいむのおちびちゃんがぁ…」 れいむは、いつもれいむによくなついてくれていた二匹のおちびちゃんがとられてしまったようで、ゆっくりできない様子です。 「れいむ、きにしたらだめなんだぜ、あいつをまりさたちのどれいにしたらいいんだぜ そしたらこそだてはあいつにまかせて、まりさとれいむはずっとらくしてゆっくりできるんだぜ かりもあいつにやらせて、おちびだってつくりほうだいなんだぜ」 「ゆゆ~ん!おちびちゃんたくさんは、とってもゆっくりできるよー!」 れいむはまりさの提案に目をキラキラと輝かせました。 一方まりさは、いやらしい笑みを浮かべてゆっくりとありすに近付きます。 「ゆへへ、そこのありす、おまえもしかして、にんげんさんのどれいなのぜ?」 「どれい?なんのことかしら、ありすはおにいさんのかいゆっくりよ」 ありすはおちびちゃんたちをあやしながら、笑顔を崩さずに答えます。 「ゆっひゃっひゃ!かいゆっくりなんて、にんげんさんにこびをうるどれいなんだぜ! まりさはとってもつよいから、にんげんさんなんかすぐにどれいにできるんだぜ つまり、にげんさんのどれいはまりさのどれい、おまえ、まりさのどれいになるんだぜ」 「あら、それはとかいはじゃないていあんね」 まりさの穏やかではない持ちかけに、ありすは眉をひそめます。 「とかいはとか、どーでもいいんだぜ、ていこうするきなら、こっちもようしゃしないんだぜ」 まりさがメンチを切りながらにじり寄っていくとありすにじゃれついていた二匹のおちびちゃんが、ありすとまりさの間に割り込みました。 「おにぇーちゃんをいぢめりゅにゃ!」 「ありすおねーさんをいじめるならぷくーするのぜ!」 二匹は小さな体を精一杯ふくらませて、ぷくーをしました。 「どぼちでそんなごどいうのぉおお!?おとーさんはみんなのためにやってるんだよぉぉおお!?」 まりさはそんなのちっとも怖くありませんでしたが、自分のかわいいおちびちゃん達にぷくーをされた精神的ショックはとても大きなものでした。 「ゆゆっ!?だ、だめだよおちびちゃん!おとーさんのじゃましないでね!」 それをみたれいむが、さっともみあげで二匹を回収して、抑えつけました。 「ごめんねまりさ、もう、おちびちゃんたち、ちょっとあっちでおかあさんとゆっくりしてようね」 そういってれいむは二匹を抱えたまま、部屋の隅っこの方に移動して、まりさ達に背を向けました。 「ゆ…ゆふふ、じゃまがはいったけれど、これでこうしょうのつづきができるんだぜ」 「あら、おちびちゃんたちはいやだっていってなかったかしら」 「ちびたちはじょうっきょうっがわかってないだけなんだぜ!」 まりさはありすの冷静な態度に、顔を赤くして詰め寄ります。 「さぁ、これいじょうていっこうっするなら、わかってるのぜ…」 「わたしをどうするきなのかしら、きょうみがあるわね」 「ふふんっ、あとでこうっかいっしてもしらないんだぜ!」 ありすの挑発に、ついにまりさがありすに襲いかかります。 まりさはさっとありすの後ろに回り込み、ありすを体当たりでどんと押し倒しました。 ありすは抵抗なく板の間に倒れこみ、背後からまりさがありすのあんよめがけてからだをおしつけます。 「まりささまのたくましいぺにぺにで、くっぷくっ!させてやるんだぜっ!」 そしてまりさは、ありすのまむまむにぺにぺにをむりやりねじ込み、パンパンと音を立てて挿入を繰り返しました。 「あわわわ…まりさったら、れいむいがいと…で、でもあいかわらず、たくましいよぅ…」 れいむはおちびちゃんたちをもみあげで覆い隠しながら、まりさをちらちらと見やります。 その雄々しいすっきりに、れいむはすっかり顔を上気させてしまいました。 しかしありすは、声一つ上げずにまりさのぺにぺにをただただ受け止めていました。 「ゆへへっ、きもちよすぎてよがりごえもあげれないんだぜ!さぁいくぜ!す…す…す…すっきりーーー!!!」 まりさの掛声とともに、ありすの中にどくどくとまりさの精子餡が注ぎ込まれていきました。 その後抜かずに3発すっきりを繰り返したまりさが、ありすのまむまむからすっかり萎えたぺにぺにを抜き、ぽてんと尻もちをつきました。 「ふぅっ、つかれたのぜ…どうだぜ、これでまりささまのみりょくがわかったんだぜ、きょうからおまえはどれいなんだぜ!」 体力を消耗しきり、大きく息を繰り返すまりさ。 突然、今まで無抵抗ですっきりを受け止めていたありすが、むくりと体を起こしました。 そしてにっこりとした表情を張り付けたまま、くるりとまりさの方に振り返ります。 「なあんだ、きたいしていたのに、このていどなのね」 『ゆっ!?』 すっきり疲れでへたり込んでいたまりさと、遠くから見ていたれいむが、同時に驚きの声をあげます。 それもそのはず、まりさが消耗しきるはずの激しいすっきりをしたというのに、ありすは少しも息が上がった様子すらなかったのです。 「ぜんぜん、とかいはじゃないわ」 「ば…ばかにするんじゃないのぜ!もういっか…ゆゆっ!?」 気力を振り絞ってもう一度組み伏せてやろうと立ち上がるまりさの目の前で、信じられないことが起こりました。 「おにいさんのすっきりは、こんなものじゃないわよ…」 ありすのまむまむから、まりさが先ほど放った大量の静止餡が、ぶりゅぶりゅと音を立てて吹き出してきていたのです。 「い…いみわかんないんだぜ、にんげんさんと、すっきり…?」 「そうね、あなたにもわかりやすいようにいってあげると、わたしはにんげんさんとすっきりをするためにうまれたゆっくりなのよ」 「どういうことなんだぜ」 「ありすは、ゆっくりおなほーるありすちゃん、にんげんさんとすっきりをするためにうみだされた、あなたとはちがうゆっくり だからにんげんさんがすっきりできるまむまむじゃ、あなたのぺにぺになんてしょせん”そぺに”なのよ」 「ゆがーーーん!!!!」 今まで最強だと思っていたぺにぺにを見下されて、まりさは大きなショックを受けてしまいました。 しかしそれよりももっと大変な出来事が、今まさにゆっくりと進行していたのです。 まりさの静止餡が噴出するありすのまむまむの内側から、ぴょこんと小さな突起が現れました。 「そして、そんなおおきなぺにぺにをうけとめるまむまむ、それがぺにぺにになったら…あとは、わかるわね」 ありすの口がぱかりと開き、異様に細長い舌がずるずると中から現れました。 ありすはその長い舌を器用に使って、自身のまむまむをゆっくりとかき混ぜました。 すると、ずるりと音を立てて、人間のモノと同等かそれ以上のたくましいぺにぺにが、ありすのまむまむがあった位置にそそり立ちました。 「これをみて、あなたはどうおもうかしら…」 「すごく……おおきいよぉ……」 遠くから見守るれいむが、その問いにつぶやきで返しました。 まりさは、自分のぺにぺにの何倍もあるぺにぺにの出現に、声もなくただただ愕然としていました。 「さぁ、おたのしみはこれからよ、いっぱいすっきりさせてあげたんですもの、こんどはわたしのばん、そうでしょう」 「く…くるなぁぁあああ!!」 「だいじょうぶよ、わたしにゆっくりをにんっしんっさせることはできないから、あんしんしていいわ」 まりさはもうすっかり我を忘れて、ありすに背を向けて駆け出しました。 しかし全力で繰り返したすっきりのおかげで足腰が立たず、ありすの目の前でぷりんぷりんとおしりを振る形になってしまいます。 「あら、さそってるのね…とってもとかいはだわ…」 ありすはそれをみて、舌舐めずりをしながらゆっくりとまりさの背後に近付いていきました、そして… ZUN! 「あっーーーーーー!!!!!!」 「んほぉ、しまるわぁ、イクわよぉおおお!!!」 それからたっぷりと時間をかけて、まりさはありすのぺにぺにで貫かれ続けました。 ありすの精子餡を注ぎ込まれても、確かにまりさは妊娠しませんでしたが、その代りありすのぺにぺににこびり付いていた、 まりさ自身の精子餡のせいで、結局まりさはにんっしんっしてしまいます。 「もう…すっきり…したく………」 ありすがぺにぺにを引き抜くと、まりさのまむまむにはすっかり大きな穴があき、元に戻る様子はありませんでした。 頭からは茎が何本も生え、まりさ種の赤ちゃんが何匹も寝息を立てていました。 「ふぅ、あなたまむまむはなかなかよかったわよ、さて…」 「ひっ!」 ありすがぺにぺにをひっこめて、ちらりとれいむを見ると、れいむはおそろしーしーを垂れ流して、ガクガクと震えてしまいます。 「あんしんして、べつにたべたりしないわよ」 「うっ…うるさいよっ!ゆっくりできないゆっくりはあっちにいってね!」 「あっちにいってっていわれても、ここはわたしとおにいさんのおうちですもの」 「ここはれいむのゆっくりぷれいすだよ!」 れいむはありすに恐怖しながらも、大声でここは自分のものだと主張します。 「そう…じゃあ、あなたもわたしとすっきり、する?」 ありすが長い舌をぺろりと出して舌舐めずりをすると、れいむは変な悲鳴をあげておちびちゃんを抱えたまま網戸の穴から外に飛び出していきました。 「れ…れい…む…まってほしいんだぜ……」 まりさはまむまむに大きな穴を開けたまま、ずーりずーりと這ってれいむの後を追いました。 ありすはそれを追うこと無く、もう興味を失ったように見送ってしまいます。 「あら、ここよごれてるわ、おにいさんにおこられちゃう」 野良達が去った後、ありすはゆっくりと時間をかけて部屋に飛び散った粘液やしーしーを掃除していきました。 「こ…ここまできたらあんっしんっだね!」 家の外の道路まで来たところで、れいむが安心したように息を吐き出します。 「ゆぅ…おねーしゃんはー?」 「ここは…おそとなのじぇ…?」 れいむのもみあげの中で眠ってしまっていたおちびちゃんたちが、ぷるぷると身体を震わせて目を覚ましました。 「ゆゆっ、もうおねえさんとはばいばいしたよ、つぎのゆっくりぷれいすをさがしにいこうね!」 れいむはおちびちゃん二匹を頭に乗せて、その場から逃げるようにぽんぽんと駆けていきました。 「れーむーーー」 粘液にまみれ消耗しきったまりさが、れいむの背後から声をかけます。 しかし、れいむはそれをちらりと見て、再びくるりと背を向けてしまいました。 「よわいまりさなんかいらないよっ!そこでずっとゆっくりしていってね!」 「そ…そんな……」 まりさをしり目に、れいむはぽんぽんと跳ねて、まりさの目の届かない所に行ってしまいました。 「そんなのって…ないんだぜ……」 まりさが家の前でぐすぐすとベソをかいていると、まりさの背後の道路の曲がり角から、ひょっこりと一匹のゆっくりが現れました。 「んほぉ…とってもとかいはなまりさのにおいがするわぁ…」 すっかり発情しきって、れいぱー状態になった一匹の野良ありすが、まりさの背後からにじり寄っていきます。 まりさもすぐにそれに気づき、逃げようと必死に体を動かしました。 「うっ!うわっ、くるな!こっちくるなだぜ!」 けれど消耗しきったまりさの体では、逃げきることなど夢のまた夢でした。 「んほぉおぉお!つんでれなのねぇ!!!」 すぐにまりさはつかまってしまい、再びまむまむの中にぺにぺにが力強く潜り込んでくる感触を味わうこととなってしまいました。 「もうずっぎりじだぐないいぃいいいい!!!」 「んほぉぉおお!ゆるまむのまりさもとかいはだわぁああああああ!!!!!」 その後近所の人間さんが駆除依頼を出し、駆除係が駆け付けるまで、二匹のすっきりの声がいつまでもいつまでも道路に響いていましたとさ。 「どぼぢでごはんさんどこにもないのぉおおお!!?」 「ゆえーーん!ゆええーーーーん!!」 「おにゃかがへっちぇゆっくちできにゃいいぃいい!!」 泣き叫ぶわが子を頭に乗せたまま、れいむ自身も泣き叫びながらぽんぽんと道路のど真ん中を跳ねまわっています。 あれからしばらく、ゆっくりぷれいすを探して進んでいたれいむでしたが、おなかが減ったのでいつものように 「ゆっ!おなかがへったよ!れいむはおなかいっぱいむーしゃむーしゃしたいよ!」 と、ご飯を要求しました。 しかし、それに応える声はありませんでした。 それもそのはず、番のまりさはあの場所に置いてきてしまったのです。 「つかえないまりさだね!しかたないかられいむがゆっくりかりをするよ!」 愚痴をこぼしながらご飯を探して彷徨うれいむでしたが、一向に御飯が見つかる様子はありませんでした。 何故なられいむは、今まで一度も狩りなどしたことがなかったのです。 常に今まで、巣の中でおちびちゃんをあやしているうちに、まりさが狩りにいってとってきてくれたごはんをむーしゃむーしゃする日々だったのです。 そして消耗しきったれいむは、ついにおちびちゃんに噛みついてしまいます。 「ゆぎゃああぁぁあああ!!!」 おねえちゃんまりさが、顔を半分無くしたまま、泣き叫び逃げようとします。 「ゆふふ、おちびはゆっくりれいむにたべられてね!」 れいむはもう一度ばくりとおちびちゃんに噛みつき、まりさは全てれいむのおなかの中に消えていってしまいました。 「ゆんにゃぁぁあああ!!!」 その光景に恐怖し、おそろちーちーを流しながらただただ身体を震わせている末っ子れいむも、 お母さんれいむがぺろりと舌を伸ばすと、一口で口の中におさまってしまいます。 「ゆっ、つぎはいつごはんがたべられるかわからないからね、ゆっくりたべるよ」 哀れ末っ子れいむは、そのままお母さんれいむの口の中でぺろぺろと、飴玉のように転がされてゆっくりと溶けてゆん生を終えました。 そしてこのれいむがこのまま狩りが出来ずに飢えて永遠にゆっくりしてしまうのも、もはや時間の問題でしょう。 「ただいまー」 まりさとれいむが侵入したお家に、ありすの飼い主のお兄さんがお仕事から帰ってきました。 「ゆっくりおかえりなさい!」 ありすは玄関先で、笑顔でお兄さんを迎えました。 そして昼間あったことをお兄さんに話しました。 お兄さんはありすを叱ることはなく、笑って網戸を引きあげて窓を閉めます。 「あー、窓あけっぱなしにしてた俺が悪いよな、撃退してくれてありがとう」 「ごめんなさい、ついちょうしにのってしまったわ、まりさのまむまむはなかなかよかったわよ」 「そうかそうか、って、今お前を使ったらその野良の体液がくっついてるってことか、きったねぇなぁ」 「あ…そこまでかんがえていなかったわ、ごめんなさい」 しゅんとしてしまうありすの頭を、お兄さんはくしゃくしゃと撫でてやりした。 「まあいいさ、洗えば済む話だ、後で一緒にお風呂に入ろう そしたら今夜も、いつものお願いするよ」 「もう…おにいさんったらすきものね」 ありすはお兄さんとのめくるめく熱い夜を想像し、まむまむがきゅんとなるのを感じました。 そして何事も起こらなかったようにお兄さんとありすの夜は更けていきました。 「あんっ!おにいさんったら、こんやもとってもとかいはだわっ!あぁっ!」 おしまい。 ----------------------------- 最後まで読んでいただき、ありがとうございます! どうも、ばや汁です。 スレでネタをクレクレしてみての即興でした。 ちなみに今回採用させていただいたのは 10/09/09(木)02 17 18 No.68373 PSDかゆなほで小ネタ 野良におうち宣言された家にゆなほがいたよ! とか のとしあきさんでした、ゆっくりありがとうございます。 その他の意見を頂いた方も、これからの参考にさせていただきます。 レスを頂きありがとうございました。 レスを頂いてから書き始めたので、練りとタイピング合わせて所要時間約2時間といったところでしょうか。 お口に合ったかどうかはわかりませんが、楽しんでいただけたなら幸いです。 いつも多数のご意見ご感想ありがとうございます! この作品へのご意見ご感想も、どうぞお気軽にお寄せください。 個人用感想スレ http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1278473059/ 今までの作品 anko1748 かみさま anko1830-1831 とくべつ anko1837 ぼくのかわいいれいむちゃん anko1847 しろくろ anko1869 ぬくもり anko1896 いぢめて anko1906 どうぐ・おかえし anko1911 さくや・いぢめて おまけ anko1915 ゆなほ anko1939 たなばた anko1943 わけあり anko1959 続ゆなほ anko1965 わたしは anko1983 はこ anko2001 でぃーおー anko2007 ゆんりつせん anko2023 あるむれ anko2068 おしかけ anko2110 とおりま anko2111 おもちゃ anko2112 ぼくとペット anko2223 まちかどで anko2241 かいゆ anko2304 ぼうけん 餡小話では消されてしまった作品も多数ありますので、過去作を読みたいなと思っていただけた方は ふたば ゆっくりいじめSS保管庫ミラー http //www26.atwiki.jp/ankoss/ をご活用ください。
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2460.html
僕はゲスが嫌いだ 12KB 虐待-普通 理不尽 変態 家族崩壊 駆除 ツガイ 赤ゆ 子ゆ ゲス 都会 現代 虐待人間 独自設定 初SSなので非常に読みにくいかと思います……。ご指導よろしくおねがいします。あと、名前いただけたら嬉しいです。 初SSです。ゆっくり新参です。 そのため、お見苦しい点は多々あるかと思いますが 寛大なお心持で読んでいただければ幸いです。 たぶんゆ虐はあっけないです。ひょっとしたら人間成分が多いかもしれませんが、 一応「ゆ虐」で書いたのでこちらに投稿しました。 名前はまだありません。 それでは ● ● ● 僕の住む街には野良ゆっくりが多い。愛で派の町民が多いからだ。 さらに、「ゆっくりは好きだけど家で飼えない」「でも、あまあまをあげたい」 という中途半端な奴が多数いるため、ゲス化したゆっくりも多い。 僕は、ゆっくりという生物が嫌いだった。 存在していいものだと思っていなかった。 親が愛で派なのが辛かった。 しかし、親が金バッジのちぇんを飼い始め、ゆっくりが嫌いなのではなく「ゲス」が嫌いだと気付いた。 ゲスの多い街で育ったために長年勘違いしていたようだった。 僕はきちんと躾されているちぇんを可愛がったし、ちぇんも僕に懐いてくれた。 だが、家でちぇんを可愛がっていたので、必然的に僕は親の目には「ゆっくり愛で派」だと映ってしまった。 そのため、公にゲス共を虐待できないのが辛かった。 今夜も親の目を盗み、友人と共に夜の「狩り」に出かける…… ● ● ● 「ちくしょう、最近また知恵をつけてきたからなかなかつかまらないぜ」 友人のひとりがぼやく。 ここは住宅街から少し離れた山の中。山といっても「丘」と称していいような可愛いものだ。 おうちに手ごろな木の生えた、人間の手の届かない場所。逆に言えば、 少々騒いでも他人にばれない様な絶好の狩り場。昼は街を我が物顔で闊歩するゲス共が夜にはここに帰ってくる。 ここのところ毎日「狩って」いたので、あまあまを罠にしたり、「ゆっくりしていってね!!」と あいさつしたりしたくらいでは警戒したゆっくりは出てこなくなってしまっていた (時々、馬鹿な赤ゆ子ゆ、餓死寸前のゆっくりは出てきた)。 「しょうがない。狐、呼ぼうぜ」 「狐」とは、同じクラスの女子のあだ名だ。切れ長の吊り目に少し上がった口角からそう呼ばれていたが、 ゆっくりを誘い出す際の狡猾さ、「ゆっくりできるおねえさん」への変化っぷりこそ、彼女の「狐」たる所以であった。 しばらくすると、自転車に乗って彼女がやってきた。 「今夜もよろしくな」 「うん。もう策は練ってあるわ。みんな、これを見て」 そう言って彼女は懐から輝く小さなモノを取り出した。 「あっ、金バッジ……」 「ええ。さすがに本物を用意するのは無理だったけど……。どう??ゆっくりくらいなら騙せそうな出来栄えじゃない??」 「でも金バッジ偽造は……」 「ばれなければ、いいの。じゃ、ちょっと隠れててね」 彼女は一方的に話を切り歩みだした。色々と言いたいことはあったが、しかたなしに茂みに身をひそめた。 ● ● ● 「みんな、警戒しないでゆっくり聞いてね。おねーさんは今、飼いゆが欲しいの。 気に入ったゆっくりにだったらこの金バッジをすぐにでもあげるわ。番や子連れでも家族みーんな引き受けてあげる。 あまあまは好き放題むーしゃむーしゃさせてあげるし、奴隷も沢山あてがってあげるわよ。 もし飼いゆになりたかったら私の前に出てきてパフォーマンスしてみせて」 彼女は所々にゆっくり特有の言い回しを使いつつ、そう言った。 なんてことはない、ただ「簡単な嘘をついただけ」。 しかし、金バッジ効果はかなりのものだったようだ。警戒しながらもゆっくりが数匹近寄ってきた。 「おねえさん、ほんとうにかいゆにしてくれるの?」 「きんバッジさんをみせてくれたらしんじてやるのぜ。」 「わかるよー、このきんバッジさんはほんものだよー。」 「むきゅ、どうやらこのにんげんさんはほんとうにかいゆにしてくれるようね。」 本物そっくりの偽金バッジと彼女の微笑みで、ゆっくり達は信じきっているようだった。 「おい、狐、もう行ってもいいか!?」 待ちきれない様子の友人が小声で聞いたが、 「まだ。単体しか出てきてないし、逃げ道を断ってない。もう少し待って。」 と、至極迷惑そうな顔でこう返されてしまった。 僕としてもゲスが出てこないことには始まらない。彼女の作戦が終わるのを待った。 ● ● ● 「れいみゅはおうたがじょうじゅだよ♪ゆ~ゆゆ~♪」 「まりさのかっこいいおかおでおねえさんはいちころなのぜ!」 「とかいはなありすがおねえさんのおへやをこーでぃねーとしてあげるわ。」 「おねーさんはあしがはやいちぇんをかってくれるんだよねー、わかるよー。」 しばらく待つと、番やらシングルマザーやら子ゆやら色々と出てきた。そして、 「ちょっとぉぉぉ!!おちびちゃんがあぴーるするんだからそこをどきなさいよぉぉぉ!! このくそねこ!!」 ドンッッ!! 「わがらないよーーーーー!!」「えれえれ」 期待通りゲスが出てきた。れいむとまりさの番で、赤れいむと子まりさを連れている。 ちぇんを突き飛ばして狐の前にやってきた。(ぱちゅりーが巻き添えを食らっていた。) 「うちのかわいいおちびちゃんをみてね!よそみしたらせいっさいっするよ!!」 「まりさはつよいんだぜ!せいっさいっされたくなかったら、れいむとまりさとおちびちゃんたちを かいゆにするんだぜ!」 「くちょばばぁ!はやきゅれいみゅにあみゃあみゃもってきょい!」 あんなゴミのどこが「かわいい」んだか。感性を疑う。まあ、餡子脳だからしかたないか。 気がつくと、いつの間にかゆっくり達がやってきた小道をネットが塞いでいた。 「OKよ、みんな。」 狐の声と同時に、ヒャッハータイムが始まった。 ● ● ● ごぶちゅっ 水っぽい破裂音があたりに響く。 友人の足元には踏みつぶされたありすがカスタードを撒き散らして息絶えていた。 「「「ヒャッハー!!!」」」 「「「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!!!にんげんさんだぁぁぁぁぁ!!!」」」 後はもうめちゃくちゃだった。 殴る、蹴る、潰す、投げる…… 次々とゆっくりの死骸が出来上がってゆく。 「どぼじでがえれないのぉぉぉぉぉ!!!」 「あみさんどいてねー!!わがらないよーー!!わがりだぐないよーーー!!」 道は他にもあるだろうに……。自分たちが来た道でないと帰れないとでも思っているのだろうか。 その間にも友人たちは殺戮を繰り返している。相当ストレスが溜まっていたようだ。 「くそばばぁぁ!!ゆっくりわらってみてないではやくれいむをたすけろぉぉぉ!!」 「とっととここからひなんさせるんだぜ!!きんバッジよこさないばばぁはゆっくりしないでしね!!」 「ぎょわいよぉぉぉぉ!!おぎゃあしゃぁぁぁぁん!!ゆっきゅりちにゃいでちゃしゅけりょぉぉぉ!!!」 「じにだぐないんだじぇぇぇぇぇ!!!」 ゲスの家族を発見した。狐に対して暴言を吐いたうえに、自分のことしか考えていないようだ。 しかもこんなときにまで金バッジを要求しているとはなんと愚かなのだろう。友人に殺害される前に制裁しなければ。 僕はゲス家族を狩り場から隔離し、茂みにあらかじめ用意してあったごみ袋の中にぞんざいに放り投げた。 ごみは然るべき場所に。 「ゆべっ」 「おちょらを」 「ちょっとぉぉぉ!!!もっとていねいにあつかいなさいよぉぉぉ!!れいむをころすきなの!?ばかなのしぬの!?」 「もっとはやくたすけろ、くそじじい!!」 うんうん、そういう言葉を待っていた。それでこそ虐殺のしがいがあるってもんだ。 子供二匹はとじこめたまま、まず、逃げ回られると面倒なので親の足をライターで焼く。 「ゆぎゃあぁぁぁぁ!!!!あづいよぉぉぉぉぉ!!!」 「ばりざのがっごいいあんよがぁぁぁぁぁ!!!」 じりじりという音とともに香ばしい香りが辺りに漂う。足焼きゆっくりの出来上がりだ。 僕をあらゆる言葉を使って罵倒してくる半泣きの親を無視し、子まりさ、赤れいむを取り出す。 「きたないてでおちびちゃんにさわるな!!」 「はなちぇ!」「やめるんだじぇ!げす!!おかあしゃん、とっととたしゅけろお!!」 どっちがゲスだ。親のあのざまを見てまだそこに助けを求めるか。突発的に子まりさの帽子に火を放ってしまった。 「ばりざのがっごいいおぼうじざんがぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!ひさんはゆっぐりしないでぎえろぉぉぉ!!!」 帽子についた火を消そうとのたうち回る子まりさ。その間にも帽子を脱ごうとしないのだから、よほど大切なんだろう。 「おちびちゃぁぁぁぁん!!おぼうしをぬいでぇぇぇぇぇ!!」 「おぼうしをぬがないと、えいえんにゆっくりしてしまうのぜぇぇぇぇ!!」 脱いだら自分の子供だと分からなくなるくせに。 「ゆぐ……お……ぼお…ぢ…」 あっ……。ちくしょう、もう少し考えていじめればよかった。もう焦げて死にかけだ。 「も゛っ……ゆ゛っ…ぐじ…『ぐちゃっ!』びゅびゅらっ」 「「おぢびぢゃぁぁぁぁぁぁん!!!」」 勝手に死なれても困るので、しかたなく踏み潰してあげた。焼け焦げた皮から餡子が飛び散り、靴にこびり付いた。 汚い。最悪だ。オレンジジュースを持ってきていればよかった……。 いたしかたない。赤れいむで遊ぶとする。 「じじい!はなちぇぇぇ!!」 体をぷるぷると震わせ抵抗する饅頭。「ぷくーっ」とやっているつもりなのか、時々輪郭が歪む。 見ているといらつくので握る力を強める。 「ちゅびゅれりゅぅぅぅぅぅ!!だじゅげりょぉぉ……」 みるみるうちに顔(?)が真っ赤になり、口から尻から少量の餡子が漏れ出している。 もうそろそろ目も飛び出そうだ。 「やめるんだぜじじい!まりさをおこらせるとこわいのぜ!とっととおちびちゃんをはなせぇぇぇ!!」 下手に出るということを知らないのだろうか。 まりさの目の前に赤れいむを持って行き、さらに強く握る。 ぽろん あっけなく両目が地面に落ちた。 口からはダムが決壊したかのように餡子が流れ、しーしーが細切れに出て、もう皮が黒ずんできている。 そのまま一気に爪をたて、握りつぶした。饅頭をつぶした「ぷぢゅっ」という感覚は、気持ち悪くて嫌になった。 勢いよく飛び出した餡子がまりさに降りかかる。 「おぢびぢゃんのあんこがぁ゛ぁ゛ぁ゛えれえれえれえれえれ」 わが子の体液から滲みだす死臭に耐え切れず、まりさは餡子を吐きだした。 追い打ちをかけるように、手にこびり付いた赤ゆの残骸をまりさの口に突っ込む。 「むぐろ゛っっえ゛れ゛え゛れ゛」 「ばでぃざぁぁぁぁ!!ゆっぐじじでぇぇぇぇぇ!!!」 もう半分は餡子を吐きだしてしまったようで、まりさの体は醜く凋んでいた。 「ほら、もう餡子が出ないように蓋してやるよ」 まりさの帽子をはぎ取り、カッターで引き裂いて口にねじ込んだ。 「ばりざのおぼうしがあぁぁぁ!!!ゆっぐじでぎなぃぃぃいい!!!」 「もがもが」 そして、ガムテープでまりさの口を固定した。 「おい、泥饅頭」 「でいぶは泥饅頭じゃないよぉぉ!!」 「おまえのリボンをよこせばまりさは助けてやる。よこさなければ踏み潰す。どうする?」 「でいぶがおりぼんさんをあげるわけないでしょぉぉぉぉ!!! はやくそのてーぷさんをはあがしてあげなさいよぉぉぉ!!しんじゃうでしょぉぉぉ!!」 即答だった。その上なんて身勝手な回答だろう。 「わかったわかった。ほら。」 ガムテープを乱暴に引っ張ると、皮も一緒についてきた。 当然、口内からはボロキレと化した帽子と多量の餡子が流れ出し、 砂糖水を眼やシモから垂れ流し、まりさは絶命した。 「ばでぃざぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!」 「手前の願いどおりにしたら永遠にゆっくりしちゃったな。夫を殺すとはひでぇ饅頭だ。」 「でいぶはわるくないでしょぉぉぉ!!!ゆっくりごろしのじじいはしねぇぇぇ!!!」 家族を皆殺されてもまだ毒づく。これだからゲスは…………殺し甲斐がある。 とりあえず、リボンを奪う。喚いても無視。先程と同様に目の前で切り刻む。絶望。 続いて揉み上げ。黒髪。刈っていくと、禿げ饅頭が出来上がった。恥辱に顔が歪んでいる。気持ち悪い。 こちらを睨んできたので、片目をくり抜いた。 「どぼじでかたほうまっくらなのぉぉ!!?」 くり抜いたからだ。 「どぼじで……こんなめに……」 ゲスだからだ。 「がわいいでいぶがどぼじで…………がわいぐっで、ごべんね……」 意味不明の「かわいいアピール」をするな。 もうこれ以上我慢できなかった。右半分を踏み潰し半殺しにし、近くのため池に放り込んで、 溶けて無くなるまで苦しむ様をじっくりと鑑賞した。 ● ● ● 「ふう……」 一息ついた。 今日はいつもよりいらついていたせいか、ゆっくりを早く殺してしまった。 それにオレンジジュースも忘れてくるし……少々消化不良だ。 それでも、ゲス一家を虐殺できて満足した。 「終わった?」 狐がこちらにやってくる。 「うん。みんなは?」 「もう先に帰っちゃったわ。あれだけハイペースに殺してたらすぐに終わっちゃうもの」 「そっか。……薄情だなあ……」 「私がいるし、いいじゃない」 「ん。後から呼ばれて来たのにね」 「ねえ」 「なに?」 「お願いがあるんだけど……いい?」 「うん。わざわざ夜中に呼び出しちゃったし。なに?」 「としあき君ちのちぇん殺させて」 「……………は?」 「としあき君ちのちぇん殺させてよ」 「……なんで」 「私ね、可愛がられて育てられたゆっくりとか金バッジとか善良とか殺したいの。育てた奴の前で殺したいの。 殴って叩いて蹴って投げて潰して打って抉って刺して切って捻って千切って噛んで 絞って弾いて焼いて溶かして吊るして削って挟んで奪って嬲って嘲笑って苦しませたいの。 そのゆっくりを見せつけて絶望させたいの。としあき君にはわからないよね。だってとしあき君は 「ゲスなゆっくりが嫌いで殺してる」んじゃなくて「ゲスな態度をとってくる殺せる奴がゆっくり」だから 殺してるんだもんね。人間や動物じゃどんなにゲスな態度とられていらついても殺せないんだもん。 としあき君は「ストレス発散でゆっくり殺してる奴らとは違う」と思ってるかもしれないけど、同じだよ。 その場でストレス作ってその場で発散してるだけ。私は違う。趣味なの。良いゆっくり殺すのにこの上なく 快感を感じてるの。ストレス発散みたいに「飽きたから他の方法で」っていうのができないの。これだけなの。 最近全然殺せてない。街はゲスが多くて。ゲスとかただのゆっくりとか殺す気すら起きない。つまんない。 なのにとしあき君たちはそれを私の前で楽しそうに殺すの。ずるい。私だって楽しみたい。だからお願い。 ちぇん殺させて。それ見てて。いつも協力してあげたじゃない。いいでしょ。 …………………………わかった。今日は帰るね。でも、考えといてね。楽しみにしてるから。ばいばい。」 ● ● ● 僕は家に帰った。 ちぇんが寝てた。 起こした。 「むにゃ……おにーさん、どーし 僕は尻尾を持っ 「おそらをとん ちぇんは床 「わがらな 僕はちぇんを掴ん あ゛ あ゛ あ゛あ゛ あ゛ あ゛ あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ ―end― トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る このあとどうなったかきになるよ! -- 2021-08-30 21 48 43 さいごいがいはよかったよー -- 2017-02-21 20 19 57 ちぇんをいじめるSSさんは、ゆっくりしんでね! -- 2014-11-24 17 15 04 そういうお歳頃なんだよ・・・ あとゆっくりを虐待するなとかやめてとか可愛そうとかいうならSS 見るなキモい -- 2012-07-27 19 36 34 やだ狐ちゃんそれ飼い主いじめ -- 2012-02-11 14 42 45 大丈夫か!?ナノマシンの故障じゃないのか? -- 2011-10-08 23 42 31 ↓↓↓今さらちぇんだけはやめろとか、ちぇん虐SSもう既にいっぱいあるでしょ?あなた以外に読みたい人いるでしょ?ばかなの?読むSSは自分で選ぼうね。 -- 2011-02-13 00 51 21 オチしょーもなw -- 2010-11-20 05 07 24 テンポ良く楽しく読めたのにオチがひどい。 -- 2010-10-01 21 09 10 頼むからちぇんだけは止めてくれ本当に心が痛む -- 2010-09-26 22 54 44 オチがとってつけたような感じ -- 2010-07-19 20 01 14 思春期なんだろう。精神が不安定なんだよ。 -- 2010-07-12 03 08 02 自分のドス黒い感情の本質を指摘されたぐらいで動転するなんて 主人公ずいぶんとナイーブだな -- 2010-07-10 03 41 15 人に見せる文章じゃないな。 -- 2010-06-19 21 58 53 微妙 -- 2010-06-16 18 59 43 結をしっかりさせて。 -- 2010-06-07 01 34 27 オチが・・・途中まではいいのに・・・ -- 2010-05-17 04 29 49